約 2,569,383 件
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オールド・ブルー ■一人称 私 10回 (白(10回)) ■二人称 貴女 1回 (ACES p.296) あなた 10回 (マリーとメリー p.4 白(8回)遠藤先生Twitter掲載話2022年2月16日) ■三人称 彼女 2回 (QUEENS p.302 白) ■三人称複数 彼女達 2回 (白(2回)) ■リップル リップル 2回 (ACES p.299 300) ■シャドウゲール シャドウゲール 2回 (ACES p.297 299) ■ピティ・フレデリカ 貴女 1回 (ACES p.296) ピティ・フレデリカ (白) フレデリカ 6回 (QUEENS p.303 白(5回)) ■プリンセス・デリュージ デリュージ 1回 (QUEENS p.301) ■プレミアム幸子 プレミアム幸子 2回 (ACES p.297 298) 幸子 2回 (ACES p.299 300) ■三代目ラピス・ラズリーヌ あなた 6回 (白(6回)) ■プク・プック プク・プック 1回 (ACES p.297) ■ジェリーマリー あなた 1回 (マリーとメリー p.4) ■プリンセス・ライトニング プリンセス・ライトニング 1回 (白) 彼女 1回 (白) ライトニング 1回 (白) ■ランユウィ あなた 1回 (白) ■奈落野院出ィ子 あなた 1回 (白) ■0・ルールー あなた 1回 (遠藤先生Twitter掲載話2022年2月16日)
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南十字の使徒ミスティ・レー コモン 光 7 1000 イニシエート ■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中からイニシエートをすべてバトルゾーンに出し、残りを好きな順番で山札の一番下に戻す。 (F)空を見ろ。君はイニシエートの群れに出くわした、最大の後悔をする。 作者:まじまん イニシエートデッキの高コスト枠を奪えるとは思いがたいクリーチャー。まぁ、コモンですので。 評価
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ミスティさんが入室しました ミスティ (──夕方!涼しさも無いコンクリートジャングル) ミスティ (喫茶EBの僅かな利点である空調の効いた店内にて、I★PADで遊ぶ者あり) ミスティ テラvsトマト…!こんなん笑うしかないじゃん…!(一人爆笑 ミスティ ひー、笑った笑った…今日一日でどんだけ笑ってんのあたし… ミスティ しっかし鎧ねぇ、鎧多いな(I★PADで履歴見ていく ミスティ まず白騎士グランシス…テラね、うん。重量と攻防のバランス、決殺力に優れた第一号。 ミスティ 次に…俺騎士キットルカーリット?TVの人か。鎧集結の犯人ってやつ? ミスティ これはサンガル…と、“黒騎士”ね、へぇへぇこいつねぇへぇー ミスティ 次が金騎士…ん?カネ騎士?それとポウフェナの…あ、このポウフェナの人見たことあるな ミスティ これはスクエアのか、蒸気ねぇ…テラも生身で無茶をするもんだねぇ ミスティ フォーデン…黒騎士ボッコボコやん… ミスティ お、これミソラだ。やっぱ軽装型だったか。テラと全然、歩き方違ったもんなぁ ミスティ マヤ何これ合体ロボ… ミスティ …潜水服… ミスティ ダッサ…何…この鎧ダッサ…どんな顔して着てるのか、中の奴の顔見てみたいな… ミスティ それとノーガイズ、か。そういうのもいるわけか、へぇふぅん… ミスティ レクロマ…北だっけ。鎧っぽくないなぁ ミスティ こんなところか。色々いるねぇ… ブルーさんが入室しました ブルー ね。 色々いるよねー(気付けば後ろの席から覗き込んでコンニチハ ミスティ うわ、妖怪か!? ブルー 失礼な! 列記としたヒューマンですー! ミスティ 妖怪後ろから覗き見太郎…(I★PADを胸元に ブルー 出歯亀は否めないけどー……何々、騎士にバトルに興味ありあり? ミスティ ま、武者修行だからね。それで…あんた“レイダー”? ブルー レイダー!? 残念だけど違うよー! ブルー 私はしがない風来坊……おこぼれでも奢りでも鎧がゲットできたらいいな… ブルー そんな思いを胸に秘めるブルーちゃんだよ!(シクヨロー!と ミスティ ふーん、ブルーね。あたしはミスティ。 ミスティ つまり…鎧が欲しい? ブルー YES! 鎧ほしい! ブルー まー鎧じゃなくても良いんだけど、マル秘ウルトラ宝具アイテムなら何でも? ミスティ ははぁ、さては盗人の類か ブルー でも今は鎧が旬みたいだからさ、ね? ブルー しつれーな! ちゃんと対価は払うよ! ミスティ ほんとぉ?あんたからは貧乏の匂いがするんだけど… ブルー ひ、ひどさ…! そりゃ大金持ちじゃないけどさ…!! ミスティ で、あたしから何を奪おうって?このマンドラゴラが欲しいか? ミスティ いいよこのマンドラゴラならあげるよ?ほら、マンドラゴラだよ…?(ズィー ブルー それ声聞いたらキマっちゃう植物でしょ…! いいよそんな曰く付き! ミスティ 好き嫌い激しいやつだなぁ…(ふーやれやれと ブルー (んむー、と ブルー ま。 …で、どうだった? ブルー ミスティちゃんに見定め的に。 要チェック!な人居た? ミスティ ? 全員、敵じゃないね。 ブルー ~♪(ピュゥ、と ミスティ 勝てそうにないから、胸を借りるってレベルの相手はいない。 ミスティ 強いて言えばミソラとの闘いはかなり苦戦する…か。 ブルー っへぇぇ、凄い自信じゃん? ミスティ 事実だけどぉ?(へへ、と ブルー ミソラ、ミソラ……ね。(PAD見遣りつつ ブルー ん。確かに。私も苦戦しそーかなー… 一回触れたら何とか……んー。 ミスティ 時期が来たら戦う。それだけ。 ブルー なるほど。 いいじゃん?(にっと笑って ミスティ どっちかってーとあんたが“レイダー”なら嬉しかったね ブルー ……(およ、と ブルー ――…… 戦いたかった?(わざとらしく悪い顔して ミスティ いや、なんか気にくわないので合法的に顔を殴りたかった ミスティ 戦うとかじゃなく…ほら…なんか… ブルー ぇー! ひどさ! こんな! ミスティ こう…そう…(思案した末といった感じで)法に乗っ取って顔を殴りたかった ブルー こんな可愛い顔してるのに!(指頬に当てて ミスティ 可愛いより美人を目指した方がいい歳なんじゃぁないのぉ? ブルー んなッ……!(楳図顔して ブルー 酷い……あまりに非道い……これが若さの暴力…! ミスティ …そういう歳で間違いないのね ブルー まだ成人してないんですけどー! ミスティ ほんとぉ~?サバよんでない~? ブルー よんでませんー!(舌出しベー ミスティ あざといって言われない…? ブルー いーの! こんぐらい判りやすい方が受けいいんだし。 ミスティ 受けとか言っちゃって…(じとーっと ブルー ま。そーだなー…… 変に落とすより、鎧かけてバトル、とかシンプルな方が ブルー より受けが良いかもねー…(うーん、と ミスティ 元手ないくせに。 ブルー ちゃんと生計たててますー! ミスティ …どんな? ブルー どんな、って何。収入源の話? ミスティ いや、仕事のほうだけど。 ブルー ………(ふむ、と腕組んでミスティ見て ブルー ちょーっとお子様には言い辛いかなーー? ミスティ …物乞いとか…? ブルー ちがわい!(メッと ミスティ 今のツッコミのキレはよかったね…“見切り”か…(見直した目で ミスティ あたしも見切られるようじゃまだまだか…やるじゃないブルー ブルー 変な所で見直された…… ミスティ ま、あたしがお子様なのは否定しないけどね。まだ4歳ぐらいだし(言い捨て、席を立つ ブルー 4っ……サバ読みすぎじゃないの!? ミスティ 若く読むサバはいくら安く買いたたいてもいいってことよ ブルー 上手く言った風……って何かそれ違うくない! ミスティ これが若さ…だよ(ふ、と ミスティ お姉さんのためにあたしが奢りで注文しておいたから、遠慮なく食べていきな…(颯爽と外へ ブルー 何! 人がいもりの黒焼き食ってると思ってんの!? ミスティ ふふ、そう思っておきな…(ぷはは、と謎の笑いと共に去る ミスティさんが退室しました ブルー まったく……(そしてゴトリと ブルー え、何これ ブルー 石? ブルー カロリー? ブルー …… ブルー (ガリ ブルー ブルー 堅(か っ た) っ ! ブルーさんが退室しました
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3Dキャラ +... 海賊令嬢ミスティ ★★★★★ COST:16 成長タイプ:普通 職業:魔法使い(Magician) 武器:ワンド(魔) ILLUST:Tony CV:田村ゆかり 入手場所:シャイニング・ブレイドコラボフェス LEVEL Lv1 /Lv60 /Lv80 ATK 1900 /6100 /8100 HP 1300 /3600 /5600 SKILL 紅き情熱の唄 マナ消費●●● 歌 自分以外の味方の攻撃力が増加し、さらに受けるダメージが減少する ABILITY 強気 残りHPが3分の2以上の場合、攻撃力が10%増加し、受けるダメージが5%減少する。 お宝好き(覚醒) 海賊の直感がお宝を見つけ出す。戦闘時に敵が宝箱を落とす可能性が上がる。ミスティの専用アビリティ。 QUEST 絆の物語 お宝ハンター! (覚醒クエスト/Lv30)酬:覚醒(お宝好き) PROFILE シャイニング・ブレイドで海の魔女として恐れられる女海賊。 ドラゴネレイドという竜の値を引く長命な種族 男は全部自分の下僕だと思っている女王様気質。妖艶な振る舞いを見せる一方、 種族の中では押さないほうでもあるため、けっこう子供っぽいところもある。 comment 名前 返信する際は、該当コメント左のチェックボックスを選択してから、書き込むボタンを押してください enterキーを押すと、改行ではなく「書き込み」が行われてしまうので注意してください
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ミスティ・ローラ(アニメ) ●「レプティレス」と名の付いた爬虫類族モンスター 使用カード 地縛神 Ccarayhua(アニメ) バッド・エンド・クイーン・ドラゴン(アニメ) レプティレス・ガードナー(アニメ) レプティレス・ゴルゴーン(OCG) レプティレス・サーヴァント(OCG) アタック・フェロモン(アニメ) アドバンス・フォース(OCG) 鏡の迷宮-ミラー・ラビリンス(アニメ) サッド・ストーリー ~忌むべき日~(アニメ) サッド・ストーリー ~悲しみの記憶~(アニメ) サッド・ストーリー ~揺るがない真実~(アニメ) サベージ・コロシアム(アニメ) テラ・フォーミング(OCG) フィールドバリア(OCG) モルティング・エスケープ(OCG) レプティレス・アンガー(OCG) レプティレス・スポーン(OCG) デス・ゲイザー(アニメ) バッド・エンド ~悲しみの連鎖~(アニメ)
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同名アイドル [ミスティックブルー]和久井留美(特訓前)データ プロフィール セリフ集 [ミスティックブルー]和久井留美+(特訓後)データ プロフィール セリフ集 セリフ集(第2回アイドルLIVEロワイヤル) セリフ集(第2回アイドルLIVEロワイヤル ライバルユニット) [部分編集] 同名アイドル 和久井留美 [オフスタイル]和久井留美 [ドレスアップ]和久井留美+ [麗しの花嫁]和久井留美 [静かな努力家]和久井留美 [ビーチパラダイス]和久井留美 [部分編集] [ミスティックブルー]和久井留美(特訓前) データ [ミスティックブルー]和久井留美 属性 クール レア度 Sレア Lv上限 60 親愛上限 40 Lv1攻撃値 3920(1コスト比230.6) Lv1守備値 4100(1コスト比241.2) 最大攻撃値 10290(1コスト比605.3) 最大守備値 10763(1コスト比633.1) コスト 17 移籍金 10,850マニー 特技 ヒミツのお願い(キュート・クールタイプの攻守 ランダムで大~特大アップ) 入手 第2回アイドルLIVEロワイヤル グリーンメダルチャンス [部分編集] プロフィール アイドル名 [ミスティックブルー]和久井留美 フリガナ わくいるみ 年齢 26 身長 168cm 体重 50kg B-W-H 82-60-86 誕生日 4月7日 星座 牡羊座 血液型 A型 利き手 左 出身地 広島 趣味 仕事 [部分編集] セリフ集 セリフ 内容 プロフィールコメント 「あぁぁん…♪危険よ!この子は危険だわ、○○さん…!私を猫好きと、しかも猫アレルギーと知っての所業なの!?な、涙とクシャミが…。でも抱き上げずにはいられないわ。はにゃぁん♪」 親愛度UPコメント 表示 「○○さん、猫好きに悪い人間はいないわよ」 親愛度MAXコメント 表示 「いいの、○○さんとこの子が戯れる姿を、見守ることができれば…。直接遊べなくても、それで十分…はくちゅん!」 リーダーコメント 「一緒に歌う?にゃー?」 あいさつ 「そっと寄り添っても…大丈夫?」 あいさつ 「ニャウウウン…。は、はくしゅん!」 あいさつ 「ねえ、こっちに来る?…来ない?」 あいさつ 「家に連れて帰りたい…。でも、この事務所にいる方が幸せね」 あいさつ 表示 「○○さん、この子をよろしくね。私の分も可愛がってね」 仕事終了時 「ギャラはこの子…というのは、どう?…だめね、わかってるのに」 仕事終了時 「仕事なら、多少のアレルギーぐらい」 仕事終了時 「手を貸してくれるかしら…」 仕事終了時 「あぁ、クセになりそう…」 仕事終了時 表示 「○○さん、猫アレルギーの悲しみを癒せるのは…貴方だけ」 [部分編集] [ミスティックブルー]和久井留美+(特訓後) データ [ミスティックブルー]和久井留美+ 属性 クール レア度 Sレア+ Lv上限 70 親愛上限 300 Lv1攻撃値 4704(1コスト比276.7) Lv1守備値 4920(1コスト比289.4) Lv1攻撃値(MAX特訓時) 6762(1コスト比397.8) Lv1守備値(MAX特訓時) 7074(1コスト比416.1) 最大攻撃値 15582(1コスト比916.6) 最大守備値 16299(1コスト比958.8) コスト 17 移籍金 16,275マニー 特技 ヒミツのお願い(キュート・クールタイプの攻守 ランダムで特大~極大アップ) [部分編集] プロフィール アイドル名 [ミスティックブルー]和久井留美+ フリガナ わくいるみ 年齢 26 身長 168cm 体重 50kg B-W-H 82-60-86 誕生日 4月7日 星座 牡羊座 血液型 A型 利き手 左 出身地 広島 趣味 仕事 [部分編集] セリフ集 セリフ 内容 プロフィールコメント 「うふ♪素敵な洋館ね。この優雅な舞台に負けないように、今回は攻めてみるわ。もちろん気品は失わないように…。見て、○○さん。あの三日月と私、どっちが綺麗か…」 親愛度UPコメント 表示 「厳しくされるのもいいわ。…そこに信頼関係があれば、ね」 親愛度MAXコメント 表示 「色香の下に隠れた本当の気持ち…、○○さんには見えたかしら。本当のことは、三日月だけが知っているわ…」 リーダーコメント 「月下に捧げる小夜曲よ」 あいさつ 「ねえ、こっちに来る?…来ない?」 あいさつ 「そっと寄り添っても…大丈夫?」 あいさつ 「このソファに、足を乗せて…。フフッ、調子に乗りすぎかしら」 あいさつ 「こんな新居なら素晴らしいわね」 あいさつ 表示 「瞳で語って、○○さん。今は…言葉なんていらないもの」 仕事終了時 「ファンの皆には…驚かれるかもしれないわね…なんて」 仕事終了時 「手を貸してくれるかしら…」 仕事終了時 「あぁ、クセになりそう…」 仕事終了時 「美しさを出したいわね…」 仕事終了時 表示 「○○さんに導かれたいわ。思いのままに、どこへでも」 [部分編集] セリフ集(第2回アイドルLIVEロワイヤル) ラウンドログインボーナス3日目 「気持ちを込めた…贈り物よ…」 ラウンドログインボーナス6日目 「受けとって…それが私の望み…」 [部分編集] セリフ集(第2回アイドルLIVEロワイヤル ライバルユニット) エレガントインモラリスト(3日目)(メンバー:和久井留美/東郷あい) セリフ 内容 出現時 「アイドルたちが激突する一夜だもの。せめて気品ぐらい保ちたいわ」 Live開始時 「あいさんも同意見かしら?」 勝利 「心がガツガツしていると、歌にも出るものよ。…見透かされるわ」 引き分け 「なかなかシビアな勝負ね。アツくなれて…快感だわ。フフッ」 敗北 「迫力に押されてしまったわ。キレイにまとめようとしすぎたかしら」
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【作品名】トリニティ・ブラッド OP 【曲名】ドレス 【歌手】BUCK-TICK 【ジャンル】ロック 【価格】¥200 □■iTMS■□ 【作品名】トリニティ・ブラッド ED 【曲名】Broken Wings 【歌手】種ともこ 【ジャンル】アニメ 【価格】¥200 □■iTMS■□
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2013年6月16日 姉妹ページ「南欧ミステリ邦訳一覧」も作成しました(2013年6月17日)。「ドイツ語圏ミステリ邦訳一覧」も作成しました(2013年7月22日)。 2014年8月追記:「ロシア・中東欧ミステリ邦訳一覧」、「中南米ミステリ邦訳一覧」も作成しました。 Index スウェーデン(1)戦前の邦訳 (2)1950年代の邦訳 (3)マルティン・ベック・シリーズの邦訳(1971年~1979年) (4)マルティン・ベック以後、ヴァランダー警部以前 (5)ヴァランダー警部シリーズの邦訳開始(2001年) (6)ヴァランダー警部以後、《ミレニアム》以前 (7)《ミレニアム》の邦訳(2008年・2009年) (8)《ミレニアム》以後の邦訳 デンマーク ノルウェー アイスランド フィンランド 北欧の少年少女向けミステリ スウェーデン 日本での邦訳紹介の順に並べている。「ヴァランダー警部以後、《ミレニアム》以前」などの区分を便宜的に使ったが、これも日本での邦訳紹介の時期を基準にしたものであり、作品発表時期を基準にしたものではないことにご注意ください。 (1)戦前の邦訳 S・A・ドゥーゼ(Samuel A. Duse、1873-1933)書誌は省略。小酒井不木によって日本に紹介され、私立探偵レオ・カリング・シリーズの長編『スミルノ博士の日記』『生ける宝冠』『夜の冒険』『スペードのキング』『四枚のクラブ一』などが訳されている。『スミルノ博士の日記』は1963年に宇野利泰による新訳も出ている(東都書房《世界推理小説大系》第5巻)。 邦訳状況については小酒井不木研究サイト「奈落の井戸」内「S・A・ドゥーゼ研究所」およびミステリのデータベースサイト「Aga-Search」の「S・A・ドゥーゼ」のページが詳しい。 フランク・ヘラー(Frank Heller、1886-1947)「コリン探偵」(『新青年』1924年7月号[5巻8号]、pp.198-221、浅野玄府訳、著者名表記「フランク・ヘラー」) 「エムプレス・オブ・オセアニア号」(『新青年』1931年9月号[12巻12号]、pp.264-277、浅野玄府訳、著者名表記「フランク・ヘルラア」)怪盗紳士フィリップ・コリン・シリーズの短編が2編邦訳されている。フィリップ・コリンおよび作者のフランク・ヘラーについての詳細は当サイト内の「シャーロック・ホームズの異郷のライヴァルたち(2) 北欧編」。 (2)1950年代の邦訳 マリカ・スチールンステット(Marika Stiernstedt、1875-1954)『巴里の女テロリスト』(伊東鍈太郎訳、クラルテ社、1951年) 『占領軍将校殺人事件』(道本清一郎訳、『探偵倶楽部』1953年10月号[4巻10号]、pp.234-270、著者名表記「M・スチールンステット」) 『占領軍将校殺人事件』は表紙では「特異な探偵長篇」とされている。目次では「パリの悲劇!民衆の反抗!北欧女流作家の大力作一挙に発表!!」。本文最初のページでは以下のように紹介されている。 スカンジナビヤ半島の産んだ偉大な閨秀作家として、女史の名は、既に日本にも紹介されているが、作の翻訳されたのは、これが最初である。これは、探偵小説ではないかも知れない。しかし、探偵小説以上のスリルと昂奮に充ちている深みのある心理小説として、充分に、これは、本誌読者を満足させるだろう。 (3)マルティン・ベック・シリーズの邦訳(1971年~1979年) マイ・シューヴァル(Maj Sjöwall、1935- )&ペール・ヴァールー(Per Wahlöö、1926-1975) マルティン・ベック・シリーズ(発表1965年~1975年、全10作、邦訳はすべて高見浩訳) 01 『ロゼアンナ』 角川文庫、1975年 / 【新訳】『ロセアンナ』角川文庫、2014年9月(柳沢由実子訳) 02 『蒸発した男』 角川文庫、1977年 / 【新訳】『煙に消えた男』角川文庫、2016年3月(柳沢由実子訳) 03 『バルコニーの男』 角川文庫、1971年 04 『笑う警官』 角川文庫、1972年 / 【新訳】角川文庫、2013年9月(柳沢由実子訳) 05 『消えた消防車』 角川文庫、1973年 06 『サボイ・ホテルの殺人』 角川書店、1975年 / 角川文庫、1982年5月 07 『唾棄すべき男』 角川書店、1976年 / 角川文庫、1982年11月 08 『密室』 角川書店、1976年 / 角川文庫、1983年1月 09 『警官殺し』 角川書店、1978年 / 角川文庫、1983年3月 10 『テロリスト』 角川書店、1979年 / 角川文庫、1983年4月 ※『笑う警官』は1971年、アメリカ探偵作家クラブのエドガー賞最優秀長編賞受賞 その他 ペール・ヴァールー『爆破予告』(高見浩訳、角川文庫、1982年10月) マイ・シューヴァル&トーマス・ロス『グレタ・ガルボに似た女』(木村由利子訳、角川文庫、1993年11月)トーマス・ロス(Tomas Ross、1944- )はオランダの推理作家。オランダ推理作家協会(1986年~)の創設の主導者で、会長も務めた。本名はウィレム・ホーヘンドールン(Willem Hogendoorn)。1980年ごろから政治小説やサスペンス小説を発表し始め、オランダ推理作家協会賞を1987年、1996年、2003年の3度受賞。 『グレタ・ガルボに似た女』は1990年にスウェーデンの出版社から刊行された。この作品はそれぞれが一章ずつ書き、その原稿を粗訳とともに相手に送り、送られた方がそれに自分なりに手を加えてまた翻訳をつけて送り返すという方式で執筆されたもので、完成までに3年かかったという。マイ・シューヴァルは夫のペール・ヴァールーが1975年に死去して以来創作から遠ざかっており、『グレタ・ガルボに似た女』は15年ぶりの新作となった。 (4)マルティン・ベック以後、ヴァランダー警部以前 オッレ・ヘーグストランド(Olle Högstrand、1933-1994)『マスクのかげに』(高見浩訳、TBS出版会 《北欧ミステリ・シリーズ》、1977年9月) - 1971年シャーロック賞 K・アルネ・ブルム(カール・アルネ・ブルム)(K. Arne Blom、1946- )『真実の瞬間』(吉野美恵子訳、角川書店、1979年9月) - 1974年シャーロック賞 ヤーン・エクストレム(Jan Ekström、1923-2013)『誕生パーティの17人』(後藤安彦訳、創元推理文庫、1987年1月) - 「スウェーデンのカー」と呼ばれる作家の1975年の作品 K=O・ボーネマルク(シェル=ウーロフ・ボーネマルク)(Kjell-Olof Bornemark、1924-2006)『さらば、ストックホルム』(平賀悦子、柳沢重也訳、中公文庫、1987年7月) - 1982年スウェーデン推理作家アカデミー最優秀新人賞、1982年シャーロック賞 ヤン・ギルー(Jan Guillou、1944- )『白夜の国から来たスパイ』(三木宮彦訳、ティビーエス・ブリタニカ、1995年12月) - 1986年発表開始の人気スパイ小説シリーズの第9作(1994年発表) シャスティン・エークマン(Kerstin Ekman、1933- )『白い沈黙』(澤村灌訳、講談社文庫、1998年8月) - 1993年スウェーデン推理作家アカデミー最優秀長編賞 シャーロック賞(Sherlock-priset)はスウェーデンの新聞『エクスプレッセン』が年間最優秀ミステリに授与していた賞。ちなみに『笑う警官』はこの賞の1968年の受賞作である。 K・アルネ・ブルムは国際推理作家協会の会長も務めた人物。2009年にスウェーデン推理作家アカデミーの巨匠賞を受賞している。ヤーン・エクストレムは1997年にスウェーデン推理作家アカデミーの巨匠賞を受賞している。 ヤン・ギルーの邦訳はほかに『エリックの青春』(柳沢由実子訳、扶桑社、2006年6月、著者名表記「ヤン・ギィユー」)があるが、これは自伝的青春小説。 (5)ヴァランダー警部シリーズの邦訳開始(2001年) ヘニング・マンケル(Henning Mankell、1948- ) ヴァランダー警部シリーズ(すべて創元推理文庫、柳沢由実子訳) 01 『殺人者の顔』 2001年1月 Mördare utan ansikte (1991) 1991年スウェーデン推理作家アカデミー最優秀長編賞、1992年ガラスの鍵賞 02 『リガの犬たち』 2003年4月 Hundarna i Riga (1992) 03 『白い雌ライオン』 2004年9月 Den vita lejoninnan (1993) 04 『笑う男』 2005年9月 Mannen som log (1994) 05 『目くらましの道』【上下巻】 2007年2月 Villospår (1995) 1995年スウェーデン推理作家アカデミー最優秀長編賞、2001年英国推理作家協会ゴールド・ダガー賞 06 『五番目の女』【上下巻】 2010年8月 Den femte kvinnan (1996) 07 『背後の足音』【上下巻】 2011年7月 Steget efter (1997) 08 『ファイアーウォール』【上下巻】 2012年9月 Brandvägg (1998) 09 『霜の降りる前に』【上下巻】 2016年1月 Innan frosten (2002) シリーズ外作品(ミステリ) 『タンゴステップ』【上下巻】(柳沢由実子訳、創元推理文庫、2008年5月) Danslärarens återkomst (2000) 『北京から来た男』【上下巻】(柳沢由実子訳、東京創元社、2014年7月 / 創元推理文庫、2016年8月) ヘニング・マンケルはほかに児童文学『少年のはるかな海』(菱木晃子訳、偕成社、1996年6月)、『炎の秘密』(オスターグレン晴子訳、講談社、2001年11月)(2002年、産経児童出版文化賞・大賞受賞)、『炎の謎』(オスターグレン晴子訳、講談社、2005年2月)の邦訳がある。 (6)ヴァランダー警部以後、《ミレニアム》以前 リサ・マークルンド(リザ・マークルンド)(Liza Marklund、1962- )『爆殺魔(ザ・ボンバー)』(柳沢由実子訳、講談社文庫、2002年7月、著者名表記「リサ・マークルンド」) - 1998年スウェーデン推理作家アカデミー最優秀新人賞 『ノーベルの遺志』【上下巻】(久山葉子訳、創元推理文庫、2013年11月、著者名表記「リザ・マークルンド」) - 2013年第1回ペトローナ賞受賞(イギリスで英訳出版された北欧ミステリの年間最優秀作に与えられる賞) ホーカン・ネッセル(Håkan Nesser、1950- )『終止符(ピリオド)』(中村友子訳、講談社文庫、2003年5月) - 1994年スウェーデン推理作家アカデミー最優秀長編賞 カーリン・アルヴテーゲン(Karin Alvtegen、1965- )『喪失』(柳沢由実子訳、小学館文庫、2005年1月) - 2001年ガラスの鍵賞 『罪』(柳沢由実子訳、小学館文庫、2005年6月) ←これがデビュー作 『裏切り』(柳沢由実子訳、小学館文庫、2006年9月) 『恥辱』(柳沢由実子訳、小学館文庫、2007年11月) 『影』(柳沢由実子訳、小学館文庫、2009年11月) 『満開の栗の木』(柳沢由実子訳、小学館文庫、2013年1月) 『バタフライ・エフェクト』(ヘレンハルメ美穂訳、小学館文庫、2015年5月) アンデシュ・ルースルンド(Anders Roslund、1961- )&ベリエ・ヘルストレム(Börge Hellström、1957- )『制裁』(ヘレンハルメ美穂訳、ランダムハウス講談社、2007年7月) - 2005年ガラスの鍵賞『制裁』(ヘレンハルメ美穂訳、ハヤカワ・ミステリ文庫 、2017年2月) ※「著者本人による改稿を反映した決定版」 『ボックス21』(ヘレンハルメ美穂訳、ランダムハウス講談社、2009年4月) 『死刑囚』(ヘレンハルメ美穂訳、武田ランダムハウスジャパン、2011年1月) 『三秒間の死角』【上下巻】(ヘレンハルメ美穂訳、角川文庫、2013年10月) - 2009年スウェーデン推理作家アカデミー最優秀長編賞、2011年英国推理作家協会インターナショナル・ダガー賞 アンデシュ・ルースルンド(Anders Roslund、1961- )&ステファン・トゥンベリ『熊と踊れ』【上下巻】(ヘレンハルメ美穂、羽根由訳、ハヤカワ・ミステリ文庫 、2016年9月) オーサ・ラーソン(Åsa Larsson、1966- )『オーロラの向こう側』(松下祥子訳、ハヤカワ・ミステリ文庫、2008年8月) - 2003年スウェーデン推理作家アカデミー最優秀新人賞 『赤い夏の日』(松下祥子訳、ハヤカワ・ミステリ文庫、2008年10月) - 2004年スウェーデン推理作家アカデミー最優秀長編賞 『黒い氷』(松下祥子訳、ハヤカワ・ミステリ文庫、2009年5月) (7)《ミレニアム》の邦訳(2008年・2009年) スティーグ・ラーソン(Stieg Larsson、1954-2004) 01 『ミレニアム 1 ドラゴン・タトゥーの女』【上下巻】 ヘレンハルメ美穂、岩澤雅利訳 早川書房、2008年12月 / ハヤカワ・ミステリ文庫、2011年9月 2006年ガラスの鍵賞 02 『ミレニアム 2 火と戯れる女』【上下巻】 ヘレンハルメ美穂、山田美明訳 早川書房、2009年4月 / ハヤカワ・ミステリ文庫、2011年11月 2006年スウェーデン推理作家アカデミー最優秀長編賞 03 『ミレニアム 3 眠れる女と狂卓の騎士』【上下巻】 ヘレンハルメ美穂、岩澤雅利訳 早川書房、2009年7月 / ハヤカワ・ミステリ文庫、2011年12月 2008年ガラスの鍵賞 (8)《ミレニアム》以後の邦訳 カミラ・レックバリ(Camilla Läckberg、1974- )『氷姫(こおりひめ) エリカ パトリック事件簿』(原邦史朗訳、集英社文庫、2009年8月) 『説教師 エリカ パトリック事件簿』(原邦史朗訳、集英社文庫、2010年7月) 『悪童 エリカ パトリック事件簿』(富山クラーソン陽子訳、集英社文庫、2011年3月) 『死を哭(な)く鳥 エリカ パトリック事件簿』(富山クラーソン陽子訳、集英社文庫、2012年4月) 『踊る骸(むくろ) エリカ パトリック事件簿』(富山クラーソン陽子訳、集英社文庫、2013年4月) 『人魚姫 エリカ パトリック事件簿』(富山クラーソン陽子訳、集英社文庫、2014年1月) 『霊の棲む島 エリカ パトリック事件簿』(富山クラーソン陽子訳、集英社文庫、2014年10月) 『死神遊び エリカ パトリック事件簿』(富山クラーソン陽子訳、集英社文庫、2016年6月) ラーシュ・ケプレル(Lars Kepler 夫妻作家)(Alexander Ahndoril、1967 - / Alexandra Coelho Ahndoril、1966- )『催眠』【上下巻】(ヘレンハルメ美穂訳、ハヤカワ・ミステリ文庫、2010年7月) 『契約』【上下巻】(ヘレンハルメ美穂訳、ハヤカワ・ミステリ文庫、2011年7月) 『交霊』【上下巻】(岩澤雅利、羽根由訳、ハヤカワ・ミステリ文庫、2013年12月) ヨハン・テオリン(Johan Theorin、1963- )『黄昏に眠る秋』(三角和代訳、ハヤカワ・ミステリ、2011年4月 / ハヤカワ・ミステリ文庫、2013年3月) - 2007年スウェーデン推理作家アカデミー最優秀新人賞 『冬の灯台が語るとき』(三角和代訳、ハヤカワ・ミステリ、2012年2月) - 2008年スウェーデン推理作家アカデミー最優秀長編賞、2009年ガラスの鍵賞、2010年英国推理作家協会インターナショナル・ダガー賞 『赤く微笑む春』(三角和代訳、ハヤカワ・ミステリ、2013年4月) 『夏に凍える舟』(三角和代訳、ハヤカワ・ミステリ1905、2016年3月) インゲル・フリマンソン(Inger Frimansson、1944- )『グッドナイト マイ・ダーリン 悪女ジュスティーヌ 1』(佐宗鈴夫訳、集英社文庫、2011年7月) - 1998年スウェーデン推理作家アカデミー最優秀長編賞 『シャドー・イン・ザ・ウォーター 悪女ジュスティーヌ 2』(佐宗鈴夫訳、集英社文庫、2011年8月) - 2005年スウェーデン推理作家アカデミー最優秀長編賞 アルネ・ダール(Arne Dahl、本名Jan Arnald、1963- )『靄(もや)の旋律 国家刑事警察特別捜査班』(ヘレンハルメ美穂訳、集英社文庫、2012年9月) モンス・カッレントフト(Mons Kallentoft、1968- )『冬の生贄』【上下巻】(久山葉子訳、創元推理文庫、2013年3月) 『天使の死んだ夏』【上下巻】(久山葉子訳、創元推理文庫、2013年10月) 『秋の城に死す』【上下巻】(久山葉子訳、創元推理文庫、2015年12月) カーリン・イェルハルドセン(Carin Gerhardsen、1962- )『お菓子の家』(木村由利子訳、創元推理文庫、2013年6月) 『パパ、ママ、あたし』(木村由利子訳、創元推理文庫、2014年3月) 『子守唄』(木村由利子訳、創元推理文庫、2015年6月) ヴィヴェカ・ステン(Viveca Sten、1959- )『静かな水のなかで』(三谷武司訳、ハヤカワ・ミステリ文庫、2013年11月) 『夏の陽射しのなかで』(三谷武司訳、ハヤカワ・ミステリ文庫、2014年1月) 『煌めく氷のなかで』(三谷武司訳、ハヤカワ・ミステリ文庫、2014年3月) イェンス・ラピドゥス(Jens Lapidus、1974- )『イージーマネー』(土屋晃、小林さゆり訳、講談社文庫、2013年11月) アレクサンデル・セーデルベリ(Alexander Söderberg、1970- )『アンダルシアの友』(ヘレンハルメ美穂訳、ハヤカワ・ミステリ1879、2014年1月) M・ヨート(Michael Hjorth、1963- )&H・ローセンフェルト(Hans Rosenfeldt、1964- )『犯罪心理捜査官セバスチャン』【上下巻】(ヘレンハルメ美穂訳、創元推理文庫、2014年6月) 『模倣犯 犯罪心理捜査官セバスチャン』【上下巻】(ヘレンハルメ美穂訳、創元推理文庫、2015年1月) アンデシュ・デ・ラ・モッツ(Anders de la Motte、1971- )『監視ごっこ』(真崎義博訳、ハヤカワ・ミステリ文庫、2014年7月) 『炎上投稿』(真崎義博訳、ハヤカワ・ミステリ文庫、2015年6月) アンナ・ヤンソン『消えた少年』(久山葉子訳、創元推理文庫、2014年10月) 『死を歌う孤島』(久山葉子訳、創元推理文庫、2015年3月) ヨアキム・サンデル『スパイは泳ぎつづける』(ヘレンハルメ美穂、中村有以訳、ハヤカワ文庫NV、2014年12月) クリスティーナ・オルソン『シンデレラたちの罪』(ヘレンハルメ美穂訳、創元推理文庫、2015年8月) エメリー・シェップ『Ker(ケール) 死神の刻印』(ヘレンハルメ美穂訳、集英社文庫、2015年11月) ダヴィド・ラーゲルクランツ『ミレニアム 4 蜘蛛の巣を払う女』【上下巻】(ヘレンハルメ美穂、羽根由訳、早川書房、2015年12月) カミラ・グレーベ&オーサ・トレフ『心理療法士ベリマンの孤独』(茅律子訳、ハヤカワ・ミステリ文庫、2016年3月) カタリーナ・インゲルマン=スンドベリ『犯罪は老人のたしなみ』(木村由利子訳、創元推理文庫、2016年9月) シッラ・ボリリンド&ロルフ・ボリリンド『満潮』【上下巻】(久山葉子訳、創元推理文庫、2016年10月) ステファン・アーンヘム『顔のない男 刑事ファビアン・リスク』(堤朝子訳、ハーパーコリンズ・ジャパン ハーパーBOOKS、2016年10月) ◆短編の邦訳 ※見落とし多数と思われる アンナ・ヤンソン(Anna Jansson、1958- )「あなたの肌を感じる」(久山葉子訳、『ミステリーズ!』vol.53、2012年6月) - Jag känner din hud アンナ・ヤンソンは2007年のガラスの鍵賞候補者。 ◆スウェーデン・ミステリの日本語訳がアメリカで自費オンデマンド出版されている? ヘレナ・ブリンク(Helena Brink ※ペンネーム)『ある日、死体が浮上した』(藤尾D千恵子訳、CreateSpace Independent Publishing Platform、2011年2月[amazon.co.jpのデータでは2010年]) 米国amazonの子会社「CreateSpace」の自費オンデマンド出版サービスを通じて販売されているようだ。米国amazonの商品ページで中身の一部が見られる。日本のamazonにも商品情報が登録されているが、購入不可。あらすじは読める(日本amazonの商品ページ)。 原典はスウェーデンで1998年に出版されたヘレナ・ブリンク『I Stilla Lantlig Frid』(1999年版の表紙)。2004年にはドイツでドイツ語訳『Der leiseste Verdacht』が出版されている(2004年版、2005年版)。 ヘレナ・ブリンクは2000年に第2作『Ur dunkla djup』を発表しており、こちらも『Die Ruhe vor dem Sturm』のタイトルでドイツ語訳されている。 ◆おまけ:スウェーデンのSF・ホラー小説 サム・J・ルンドヴァル(Sam J. Lundwall、1941- )『2018年 キング・コング・ブルース』(汀一弘訳、サンリオSF文庫、1981年8月) - 近未来SF P・C・ヤシルド(P.C. Jersild、1935- )『洪水のあと』(山下泰文訳、岩波書店、1986年8月) - 近未来SF 『生きている脳』(菅原邦城訳、人文書院、1991年10月) - 近未来SF ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト(John Ajvide Lindqvist、1968- )『MORSE モールス』【上下巻】(富永和子訳、ハヤカワ文庫NV、2009年12月) - 「スウェーデンのスティーヴン・キング」と呼ばれる作家のヴァンパイア・ホラー デンマーク カルロ・アンダーセン(Carlo Andersen)『遺書の誓い』(遺書の誓ひ)(吉良運平[渡辺芳夫]訳、オリエント書房 現代欧米探偵小説傑作選集1、1947年1月) アーナス・ボーデルセン(Anders Bodelsen、1937- )『轢き逃げ人生』(岩本隼訳、TBS出版会 《北欧ミステリ・シリーズ》、1979年9月、著者名表記「アネルス・ボーデルセン」) 『罪人(つみびと)は眠れない』(隅田たけ子訳、角川文庫、1981年1月) 『殺人にいたる病』(村田靖子訳、角川文庫、1981年12月) 『蒼い迷宮』(村田靖子訳、角川文庫、1988年1月) ポウル・ウロム(Poul Ørum、1919-1997)『沈黙の証言』(岡崎晋訳、講談社文庫、1981年3月) イサク・ディネセン(Isak Dinesen、本名Karen Blixen[カレン・ブリクセン]、1885-1962)『復讐には天使の優しさを』(横山貞子訳、晶文社 ディネーセン・コレクション4、1981年12月、著者名表記「アイザック・ディネーセン」) ペーター・ホゥ(Peter Høeg、1957- )『スミラの雪の感覚』(染田屋茂訳、新潮社、1996年2月) - 1993年デンマーク推理作家アカデミー パレ・ローゼンクランツ賞(国内外最優秀長編賞)、1993年ガラスの鍵賞 『ボーダーライナーズ』(今井幹晴訳、求龍堂、2002年8月) ユッシ・エーズラ・オールスン(Jussi Adler-Olsen、1950- )《特捜部Q》シリーズ『特捜部Q 檻の中の女』(吉田奈保子訳、ハヤカワ・ミステリ、2011年6月 / ハヤカワ・ミステリ文庫、2012年10月) 『特捜部Q キジ殺し』(吉田薫、福原美穂子訳、ハヤカワ・ミステリ、2011年11月 / ハヤカワ・ミステリ文庫、2013年4月) 『特捜部Q Pからのメッセージ』(吉田薫、福原美穂子訳、ハヤカワ・ミステリ、2012年6月 / ハヤカワ・ミステリ文庫【上下巻】、2013年12月) - 2010年デンマーク推理作家アカデミー ハラルド・モーゲンセン賞(最優秀長編賞)、2010年ガラスの鍵賞 『特捜部Q カルテ番号64』(吉田薫訳、ハヤカワ・ミステリ、2013年5月 / ハヤカワ・ミステリ文庫【上下巻】、2014年12月) 『特捜部Q 知りすぎたマルコ』(吉田薫訳、ハヤカワ・ミステリ、2014年7月 / ハヤカワ・ミステリ文庫【上下巻】、2016年6月) 『特捜部Q 吊された少女』(吉田奈保子訳、ハヤカワ・ミステリ1901、2015年11月) その他『アルファベット・ハウス』(鈴木恵訳、ハヤカワ・ミステリ1900、2015年10月) ロデ・ハマ(Lotte Hammer、1955- )&セーアン・ハマ(Søren Hammer、1952- )(兄妹作家)『死せる獣(けだもの) 殺人捜査課シモンスン』(松永りえ訳、ハヤカワ・ミステリ、2012年5月) A・J・カジンスキー(A. J. Kazinski)(Anders Rønnow Klarlund 1971- & Jacob Weinreich 1972- )『ラスト・グッドマン』【上下巻】(岩澤雅利訳、ハヤカワ文庫NV、2012年6月) サラ・ブレーデル(Sara Blædel、1964- )『見えない傷痕』(高山真由美訳、ハヤカワ・ミステリ文庫、2012年8月) レナ・コバブール(Lene Kaaberbøl、1960- )&アニタ・フリース(Agnete Friis)『スーツケースの中の少年』(土屋京子訳、講談社文庫、2013年7月) - 2009年デンマーク推理作家アカデミー ハラルド・モーゲンセン賞(最優秀長編賞) クリスチャン・モルク(Christian Mørk、1966- )『狼の王子』(堀川志野舞訳、ハヤカワ・ミステリ1876、2013年10月) ※英語版とデンマーク語版の両方を本人が執筆している エーリク・ヴァレア(Erik Valeur、1955- )『7人目の子』【上下巻】(長谷川圭訳、ハヤカワ・ミステリ文庫、2014年10月) - 2012年デンマーク推理作家アカデミー ハラルド・モーゲンセン賞(最優秀長編賞)、2012年ガラスの鍵賞 エルスベツ・イーホルム(Elsebeth Egholm、1960- )『赤ん坊は川を流れる』(木村由利子訳、創元推理文庫、2015年2月) 『過去を殺した女』(木村由利子訳、創元推理文庫、2016年6月) シュテフェン・ヤコブセン(Steffen Jacobsen、1956- )『氷雪のマンハント』(北野寿美枝訳、ハヤカワ文庫NV、2015年4月) トーマス・リュダール(Thomas Rydahl、1974- )『楽園の世捨て人』(木村由利子訳、ハヤカワ・ミステリ1915、2017年1月) - 2015年デンマーク推理作家アカデミー ハラルド・モーゲンセン賞(最優秀長編賞)、2015年ガラスの鍵賞 ミケール・カッツ・クレフェルト(Michael Katz Krefeld、1966- )『凍てつく街角』(長谷川圭訳、ハヤカワ・ミステリ1916、2017年2月) 関連書籍(原語は英語)デイヴィッド・ヒューソン『キリング』全4巻(山本やよい訳、ハヤカワ・ミステリ文庫、2013年1月~4月)デンマークの大ヒットミステリドラマをイギリスの作家が小説化したもの。 アーナル・ボーデルセンは2003年にデンマーク推理作家アカデミーよりパレ・ローゼンクランツ名誉賞を贈られている。(現在までに、受賞者はアーナス・ボーデルセンのみ) アイザック・ディネーセンは近年は「イサク・ディネセン」とカタカナ表記されることが多い(アイザック・ディネーセンは英語読み)。『復讐には天使の優しさを』は1944年にデンマークで出版された作品。当時は、「フランス人のピエール・アンドレゼル(Pierre Andrézel)の作品をデンマーク語訳したもの」として刊行された。なおイサク・ディネセンはそれまでは英語で創作活動をしており、『復讐には天使の優しさを』は初めてデンマーク語で書き下ろした作品だった。邦訳書巻末解説によれば原書の裏表紙には、この物語の持つ芸術的・知的雰囲気はエドガー・アラン・ポーやロバート・ルイス・スティーヴンスン、ステイン・リヴァートンらを思わせる、との紹介文が書かれていたそうだ。当時の北欧でのステイン・リヴァートン(=スヴェン・エルヴェスタ)の知名度と評価の高さが伺える。 サラ・ブレーデルはデビュー長編(未訳)で2005年のデンマーク推理作家アカデミー最優秀新人賞を受賞。 短編のみ邦訳 パレ・ローゼンクランツ(Palle Rosenkrantz、1867-1941)短編「嫉妬」(『新青年』1932年新春増刊号[13巻3号]、pp.347-355、訳者名記載なし) - ノンシリーズ作品 短編「理にかなった行動」(『ハヤカワミステリマガジン』2010年11月号、pp.24-33、服部理佳訳) - アイジル・ホルスト警部補シリーズ ターゲ・ラ・コーア(Tage la Cour、1915-1993)短編「サンタ殺し」(『エラリイ・クイーンズ・ミステリ・マガジン』1959年12月号、pp.11-16、稲葉由紀訳、著者名表記「ターゲ・ラ・クール」) パレ・ローゼンクランツはデンマーク最初のミステリ作家とされる人物。20世紀初頭から、コペンハーゲン警察のアイジル・ホルスト警部補が活躍するシリーズを発表した。詳細は「シャーロック・ホームズの異郷のライヴァルたち(2) 北欧編」。 ターゲ・ラ・コーアは『ミステリマガジン』1972年11月号~1973年12月号にハラルド・モーゲンセン(Harald Mogensen、1912-2002、ミステリ編集者)との共著の『殺人読本 絵で見るミステリ史』が翻訳連載されている。訳者は隅田たけ子。おそらく、英訳版『The Murder Book An Illustrated History of the Detective Story』(1971年)を翻訳したものだろう。原著は1969年にデンマークで出版された『Mordbogen kriminal- og detektivhistorien i billeder og tekst』である。 パレ・ローゼンクランツとハラルド・モーゲンセンはのちにデンマーク推理作家アカデミーが主催する賞の名前にもなった。 未刊に終わったデンマーク・ミステリ 《現代欧米探偵小説傑作選集》はカルロ・アンダーセン『遺書の誓い』(遺書の誓ひ)の1冊しか出なかった。全30巻が予定されており、カルロ・アンダーセンの作品はほかに『三つのジョーカー』(De tre jokere)、『荘園の秘密』(Politiet beder os efterlyse)、『決定的な証拠』(Det afgørende bevis)の刊行が予告されていた。またほかにデンマークからは、ニールス・メイン(Niels Meyn、1891-1957)の『海浜ホテルの殺人』(Mysteriet i Sandkroen)、『失われた急行列車』(Toget der forsvandt)、オットー・シュライヒ(Otto Schrayh)の『死の放送』(Midnats-Samtalerne)が刊行される予定だった。(全30巻の予定ラインナップ) ミステリ以外の作品が邦訳されているミステリ作家 早川書房から児童向けファンタジー小説2冊(『秘密が見える目の少女』『ディナの秘密の首かざり』)が刊行されているリーネ・コーバベル(Lene Kaaberbøl、1960- )は、Agnete Friisとの共著のミステリー小説『Drengen i kufferten』で2009年にデンマーク推理作家アカデミーのハラルド・モーゲンセン賞(最優秀長編賞)を受賞。この作品をリーネ・コーバベル自身が英訳した『The Boy in the Suitcase』はバリー賞最優秀新人賞、ストランド・マガジン批評家賞最優秀新人賞の候補になった。 また、児童文学『マリアからの手紙』が訳されているグレーテリース・ホルム(Gretelise Holm、1946- )は2000年にデンマーク推理作家アカデミーの最優秀新人賞を受賞しており、その後ガラスの鍵賞(北欧最優秀ミステリ賞)にも2度ノミネートされている。 関連事項 ターゲ・ラ・コーア&ハラルド・モーゲンセン『殺人読本 絵で見るミステリ史』によると、1944年のノーベル文学賞受賞者であるヨハネス・ヴィルヘルム・イェンセンが1904年に発表した『Madame d Ora』(『マダム・ドラ』、未訳)はミステリ小説だそうだ。この作家は邦訳が何作かあるが、その中に『科学小説 世界の始め』(光成信男訳、聚芳閣、1924年)という本があって少々気になる(未見)。 ノルウェー スヴェン・エルヴェスタ(Sven Elvestad、筆名Stein Riverton[ステイン・リヴァートン]、1884-1934)短編「グランド・ホテル怪事件」(『新青年』1936年夏季増刊号[17巻10号]、p.446-467、雨石矢兵訳、著者名表記「スヴェン・エルヴェシュタット」) 『怪盗』(荒井詩夢訳、新東京社、1946年12月20日発行、197ページ、著者名表記「S・エルヴェスタード」)探偵アスビョルン・クラーグ・シリーズの長短編。あらすじなどは「シャーロック・ホームズの異郷のライヴァルたち(2) 北欧編」。 ベルンハルト・ボルゲ(Bernhard Borge、本名André Bjerke、1918-1985)『夜の人』(片岡啓治訳、ハヤカワ・ミステリ、1960年) - ポケミスの最初の北欧作品。2015年2月にヨルン・リーエル・ホルスト『猟犬』が出るまで、「ポケミス唯一のノルウェー作品」であった。 ユン・ミシェレット(Jon Michelet、1944- )『北海の狩人』(大森洋子訳、二見文庫、1991年6月) アンネ・ホルト(Anne Holt、1958- )『女神の沈黙』(柳沢由実子訳、集英社文庫、1997年7月) 『土曜日の殺人者』(柳沢由実子訳、集英社文庫、1997年11月) - 1994年リヴァートンクラブ(ノルウェー推理作家協会)ゴールデンリボルバー賞(=リヴァートン賞)(最優秀ミステリ賞) 『悪魔の死』(柳沢由実子訳、集英社文庫、1999年1月) 『凍える街』(枇谷玲子訳、創元推理文庫、2014年12月) 『ホテル1222』(枇谷玲子訳、創元推理文庫、2015年9月) トム・エーゲラン(Tom Egeland、1959- )『狼の夜 TV局ハイジャック』【上下巻】(アンデルセン由美訳、扶桑社ミステリー、2008年2月) ジョー・ネスボ(Jo Nesbø、1960- )刑事ハリー・ホーレ・シリーズ『コマドリの賭け』【上下巻】(井野上悦子訳、ランダムハウス講談社、2009年2月) シリーズ第3作 『スノーマン』【上下巻】(戸田裕之訳、集英社文庫、2013年10月) シリーズ第7作 『ザ・バット 神話の殺人』(戸田裕之訳、集英社文庫、2014年8月) シリーズ第1作 - 1997年リヴァートンクラブ ゴールデンリボルバー賞(=リヴァートン賞)、1998年ガラスの鍵賞 『ネメシス 復讐の女神』【上下巻】(戸田裕之訳、集英社文庫、2015年7月) シリーズ第4作 『悪魔の星』【上下巻】(戸田裕之訳、集英社文庫、2017年2月) シリーズ第5作 その他『ヘッドハンターズ』(北澤和彦訳、講談社文庫、2013年10月) 『ザ・サン 罪の息子』【上下巻】(戸田裕之訳、集英社文庫、2016年8月) 『その雪と血を』(鈴木恵訳、ハヤカワ・ミステリ1912、2016年10月) カーリン・フォッスム(Karin Fossum、1954- )『湖のほとりで』(成川裕子訳、PHP文芸文庫、2011年5月、著者名表記「カリン・フォッスム」) - 1996年リヴァートンクラブ ゴールデンリボルバー賞(=リヴァートン賞)、1997年ガラスの鍵賞 『晴れた日の森に死す』(成川裕子訳、創元推理文庫、2016年9月) トマス・エンゲル(Thomas Enger、1973- )『瘢痕』(公手成幸訳、ハヤカワ・ミステリ文庫、2014年9月) ヨルン・リーエル・ホルスト(Jørn Lier Horst、1970- )『猟犬』(猪股和夫訳、ハヤカワ・ミステリ1892、2015年2月) - 2012年リヴァートンクラブ ゴールデンリボルバー賞(=リヴァートン賞)、2013年ガラスの鍵賞 サムエル・ビョルク(Samuel Bjørk、1969- )『オスロ警察殺人捜査課特別班 アイム・トラベリング・アローン』(中谷友紀子訳、ディスカヴァー・トゥエンティワン、2016年12月) ノルウェーの推理作家協会の名称「リヴァートンクラブ」はスヴェン・エルヴェスタの筆名のステイン・リヴァートンに由来する。 ベルンハルト・ボルゲはリヴァートンクラブがミステリ界に貢献した作家らに不定期に授与するリヴァートンクラブ名誉賞の初回(1973年)の受賞者。森英俊編著『世界ミステリ作家事典 本格派篇』(国書刊行会編、1998年)でも扱われている。 関連書籍 ヨナス・リー(Jonas Lie、1833-1908)短編集『漁師とドラウグ』(中野善夫訳、国書刊行会、1996年8月)表題作は長野きよみの訳で『ミステリマガジン』1985年8月号にも掲載、その後アンソロジー『ロアルド・ダールの幽霊物語』(ハヤカワ・ミステリ文庫、1988年12月)に収録 ノルウェーの国民的作家による幻想・怪奇小説集。なお、カルロ・アンダーセンが『遺書の誓い』で1939年の北欧ミステリコンテストのデンマークの優勝者になった際、ノルウェーの優勝者はヨナス・リー(筆名 Max Mauser、1899-1945)だったが、生没年を見れば分かる通りこれは別人である。このときのスウェーデンの優勝者はWaldemar Hammenhög、フィンランドの優勝者はミカ・ワルタリ。 アイスランド イルサ・シグルザルドッティル(Yrsa Sigurðardóttir、1963- )『魔女遊戯』(戸田裕之訳、集英社文庫、2011年2月) アーナルデュル・インドリダソン(Arnaldur Indriðason、1961- )『湿地』(柳沢由実子訳、東京創元社、2012年6月 / 創元推理文庫、2015年5月) - 2002年ガラスの鍵賞 『緑衣の女』(柳沢由実子訳、東京創元社、2013年7月 / 創元推理文庫、2016年7月) - 2003年ガラスの鍵賞、2005年英国推理作家協会ゴールド・ダガー賞 『声』(柳沢由実子訳、東京創元社、2015年7月) ヴィクトル・アルナル・インゴウルフソン(Viktor Arnar Ingólfsson、1955- )『フラテイの暗号』(北川和代訳、創元推理文庫、2013年11月) フィンランド マウリ・サリオラ(Mauri Sariola、1924-1985)『ヘルシンキ事件』(牧原宏郎訳、TBS出版会 《北欧ミステリ・シリーズ》、1979年7月) - 1969年フランス冒険小説大賞 ペンッティ・キルスティラ(Pentti Kirstilä、1948- )『過去よさらば』(篠原敏武訳、新樹社、2000年12月) レーナ・レヘトライネン(Leena Lehtolainen、1964- )『雪の女』(古市真由美訳、創元推理文庫、2013年1月) - 1997年フィンランド・ミステリ協会 推理の糸口賞(最優秀ミステリ賞) 『氷の娘』(古市真由美訳、創元推理文庫、2013年9月) 『要塞島の死』(古市真由美訳、創元推理文庫、2014年5月) マッティ・ロンカ(Matti Rönkä、1959- )『殺人者の顔をした男』(古市真由美訳、集英社文庫、2014年6月) サラ・シムッカ(Salla Simukka、1981- )『ルミッキ 1 血のように赤く』(古市真由美訳、西村書店、2015年7月) 『ルミッキ 2 雪のように白く』(古市真由美訳、西村書店、2015年10月) 『ルミッキ 3 黒檀のように黒く』(古市真由美訳、西村書店、2015年12月) ティモ・サンドベリ(Timo Sandberg、1946- )『処刑の丘』(古市真由美訳、東京創元社、2017年2月) - 2014年フィンランド・ミステリ協会 推理の糸口賞(最優秀ミステリ賞) 関連書籍(原語はフィンランド語)ソフィ・オクサネン『粛清』(上野元美訳、早川書房、2012年2月)「翻訳ミステリー大賞シンジケート」の「書評七福神の二月度ベスト発表!」(2012年3月15日)で川出正樹氏が2月のベストに挙げている。 関連書籍(原語は英語)ハンヌ・ライアニエミ(Hannu Rajaniemi、1978- )『量子怪盗』(酒井昭伸訳、新☆ハヤカワ・SF・シリーズ、2012年10月 / ハヤカワ文庫SF、2014年3月)フィンランド出身で、フィンランド語と英語でSF小説を発表している作家のSF長編。この長編ではフランス探偵小説の影響をとりいれたと作者が語っており(26to50 ワールドSF特集 アンケート ハンヌ・ライアニエミ)、青年探偵のイジドールというキャラクターが登場するなど、随所でモーリス・ルブランのアルセーヌ・ルパン・シリーズが意識されている(イジドールはルパン・シリーズの長編『奇巌城』に登場する探偵)。 『複製王子』(酒井昭伸訳、新☆ハヤカワ・SF・シリーズ、2015年8月)『量子怪盗』の続編。 ジェイムズ・トンプソン(James Thompson、1964-2014)『極夜 カーモス』(高里ひろ訳、集英社文庫、2013年2月) 『凍氷』(高里ひろ訳、集英社文庫、2014年2月) 『白の迷路』(高里ひろ訳、集英社文庫、2014年12月) 『血の極点』(高里ひろ訳、集英社文庫、2016年1月)フィンランド在住のアメリカ人ミステリ作家がフィンランドを舞台にして英語で書いたミステリ・シリーズ。作者は1998年からフィンランドで暮らし、現地の女性と結婚し、フィンランド語を流暢に話すという。2014年、急逝。 未刊に終わったフィンランド・ミステリ フィンランド・ミステリの古典としては、ミカ・ワルタリ(Mika Waltari、1908-1979)のパルム警部シリーズがある(1939年、1940年、1962年発表の全3作)。1940年の作品『パルム警部の誤算』(Komisario Palmun erehdys)は、1947年に創刊された日本の翻訳ミステリ叢書《現代欧米探偵小説傑作選集》の第19巻で『死の戯れ』として刊行の予定だったが、前述の通りこの叢書は最初の1冊しか刊行されず、パルム警部シリーズはいまだに邦訳がない(全30巻の予定ラインナップ)。 なおミカ・ワルタリの作品の邦訳には、紀元前14世紀のエジプトを舞台にした歴史小説『ミイラ医師シヌヘ』(木原悦子訳、小学館、1994年7月、抄訳)がある。この作品は飯島淳秀の訳で『エジプト人』というタイトルでも訳されており、1950年に岡倉書房より上下巻で刊行、1958年に平凡社の世界名作全集第34巻に収録され、1960年には角川文庫より上中下巻で刊行されている。 フィンランドのスウェーデン語ミステリ フィンランドではフィンランド語とともにスウェーデン語も公用語になっている(スウェーデン語の使用者は人口の数%)。『ノキア 世界最大の携帯電話メーカー』(柳沢由実子訳、日経BP社、2001年10月)の著者の1人であるスウェーデン系フィンランド人ジャーナリストのスタファン・ブルーン(Staffan Bruun、1955- )はミステリ作家でもあり、スウェーデン語でミステリを発表している(邦訳なし)。 ムーミンの作者のトーベ・ヤンソン(Tove Jansson、1914-2001)もフィンランドのスウェーデン語作家。大人向け作品も書いており、『誠実な詐欺師』(冨原眞弓訳、筑摩書房、1995年12月 / ちくま文庫、2006年7月)は広義のミステリといえる作品だそうだ。 北欧の少年少女向けミステリ スウェーデン アストリッド・リンドグレーン(Astrid Lindgren、1907-2002)の《名探偵カッレくん》シリーズ(1946年~1953年、全3作、すべて邦訳あり ※最新の出版物のみ示す)新版『名探偵カッレくん』(尾崎義訳、岩波少年文庫、2005年2月) 新版『カッレくんの冒険』(尾崎義訳、岩波少年文庫、2007年2月) 新版『名探偵カッレとスパイ団』(尾崎義訳、岩波少年文庫、2007年5月) オーケ=ホルムベリイ(Åke Holmberg、1907-1991)の《私立探偵スベントン》シリーズ(1948年~1973年、全9作、うち邦訳5作)邦訳は5冊とも、眉村卓文、ビヤネール多美子訳、講談社、1973年私立探偵スベントン1 『ストックホルムのひまなし探偵』 - Ture Sventon, privatdetektivオーケ=ホルムベルイ『迷探偵スベントン登場』(眉村卓・ビヤネール多美子竹俣 共訳、講談社、1971年9月)と同一作品 私立探偵スベントン2 『北極怪盗とさばくの怪職人』 - Ture Sventon i öknen 私立探偵スベントン3 『ねことり怪人と地下室ギャング』 - Ture Sventon i London 私立探偵スベントン4 『デパート怪人はにおいなし』 - Ture Sventon i varuhuset 私立探偵スベントン5 『おばけ屋敷と四つの怪事件』 - Ture Sventon i spökhuset ※短編集 マッティン・ビードマルク(Martin Widmark、1961- )の《ラッセとマヤのたんていじむしょ》シリーズ(2002年~、25作以上、うち邦訳6作)ラッセとマヤのたんていじむしょ 『ダイヤモンドのなぞ』(枇谷玲子訳、主婦の友社、2009年1月) ラッセとマヤのたんていじむしょ 『ミステリーホテルの怪』(枇谷玲子訳、主婦の友社、2009年1月) ラッセとマヤのたんていじむしょ 『サーカスのどろぼう』(枇谷玲子訳、主婦の友社、2009年3月) ラッセとマヤのたんていじむしょ 『カフェ強盗団』(枇谷玲子訳、主婦の友社、2009年3月) ラッセとマヤのたんていじむしょ 『恐怖のミイラ』(枇谷玲子訳、主婦の友社、2009年7月) ラッセとマヤのたんていじむしょ 『なぞの映画館』(枇谷玲子訳、主婦の友社、2009年7月) スウェーデン推理作家アカデミーでは1976年から1980年にかけて児童向けミステリーを対象とする賞を設けており、1977年にはアストリッド・リンドグレーンの《名探偵カッレくん》シリーズ、1980年にはオーケ=ホルムベリイの《私立探偵スベントン》シリーズが受賞している。ちなみに、アストリッド・リンドグレーンはカーリン・アルヴテーゲンの母方の大おば(母方の祖父の妹)に当たる。 邦訳書『迷探偵スベントン登場』は「共訳」となっているが、巻末コメントによれば、ビヤネール多美子がスウェーデン語から翻訳し、それを眉村卓が英訳本を参考にしつつ読みやすいものにしたもの。 マッティン・ビードマルクはスウェーデンで「子供たちのアガサ・クリスティー」と呼ばれる人気作家。 デンマーク イエンス・K・ホルム(Jens K. Holm、本名Bengt Janus、1921-1988)の《探偵キムと仲間たち》シリーズ(1957年~1973年、全25作、うち邦訳10作)ちょうど今月(2013年6月)、40年ぶりのシリーズ新作『Kim vender tilbage』(探偵キムの帰還)が別の作家により発表されたらしい(参照)。探偵キムシリーズ1 『探偵キムと仲間たち』(石渡利康訳、評論社、1975年 / 評論社てのり文庫、1988年12月) 探偵キムシリーズ2 『探偵キムと盗まれた宝』(石渡利康訳、評論社、1976年1月 / 評論社てのり文庫、1989年2月) 探偵キムシリーズ3 『探偵キムと消えた警官』(石渡利康訳、評論社、1976年4月 / 評論社てのり文庫、1989年4月) 探偵キムシリーズ4 『探偵キムと作られた幽霊』(石渡利康訳、評論社、1976年5月 / 評論社てのり文庫、1989年10月) 探偵キムシリーズ5 『探偵キムと崖屋敷の秘密』(石渡利康訳、評論社、1976年7月 / 評論社てのり文庫、1989年11月) 探偵キムシリーズ6 『探偵キムと海べの足跡』(石渡利康訳、評論社、1976年9月) 探偵キムシリーズ7 『探偵キムと青いオウム』(石渡利康訳、評論社、1976年10月) 探偵キムシリーズ8 『探偵キムと港祭り事件』(石渡利康訳、評論社、1977年3月) 探偵キムシリーズ9 『探偵キムと二人のスパイ』(石渡利康訳、評論社、1977年4月) 探偵キムシリーズ10 『探偵キムと宝石のありか』(石渡利康訳、評論社、1977年8月) ノルウェー レイフ・ハムレ(Leif Hamre、1914-2007)「青二号-とびだせ」(矢崎源九郎訳、『少年少女新世界文学全集』第27巻[北欧現代編]に収録、講談社、1964年) - Blå 2 – hopp ut! (1958) 『オッター32号機SOS』(山室静訳、あかね書房 国際児童文学賞全集第8巻、1965年) - Otter tre to kaller (1957) フィンランド シニッカ・ノポラ(Sinikka Nopola、1953- )、ティーナ・ノポラ(Tiina Nopola、1955- )(姉妹作家)の《ヘイナとトッスの物語》(1989年~、既刊12巻、うち4作邦訳)ヘイナとトッスの物語1 『麦わら帽子のヘイナとフェルト靴のトッス なぞのいたずら犯人』(末延弘子訳、講談社青い鳥文庫、2005年10月) ヘイナとトッスの物語2 『トルスティは名探偵』(末延弘子訳、講談社青い鳥文庫、2006年8月) ヘイナとトッスの物語3 『大きいエルサと大事件』(末延弘子訳、講談社青い鳥文庫、2007年11月) ヘイナとトッスの物語4 『ヒラメ釣り漂流記』(末延弘子訳、講談社青い鳥文庫、2008年7月) 更新履歴 2013年6月17日:スウェーデン、ヘレナ・ブリンク『ある日、死体が浮上した』追加。スウェーデンの児童向けミステリ、《ラッセとマヤのたんていじむしょ》シリーズ追加。 2013年6月20日:デンマーク、A・J・カジンスキー『ラスト・グッドマン』追加。 2013年7月28日:スウェーデン、マリカ・スチールンステットの『巴里の女テロリスト』と『占領軍将校殺人事件』追加。 2013年8月1日:ノルウェー、レイフ・ハムレの児童向け冒険小説を追加(Twitterを通じての新保博久先生のご教示による) 2013年9月19日:見落としていた《ヘイナとトッスの物語》の第4巻(邦訳2008年)を追加。 ※更新履歴は見落としていた作品を追加した場合にのみ記録しています。新刊は随時追加していますが、ここでは示しません。 関連ページ 非英語圏ミステリ2014年の邦訳出版一覧 北欧のミステリ賞 南欧ミステリ邦訳一覧 ドイツ語圏ミステリ邦訳一覧 オランダ語圏ミステリ邦訳一覧 ロシア・中東欧ミステリ邦訳一覧 中南米ミステリ邦訳一覧 東アジアミステリ邦訳一覧 東南・南アジアミステリ邦訳一覧 中東ミステリ邦訳一覧 アフリカミステリ邦訳一覧 フランスのミステリ賞受賞作の邦訳一覧 フランス・ミステリ必読30冊(『ミステリマガジン』2003年7月号) フランスミステリベスト100 ポケミス非英語圏作品一覧 創元推理文庫海外ミステリ非英語圏作品一覧 年間ミステリランキング 非英語圏作品一覧 北欧シャーロック・ホームズの異郷のライヴァルたち(2) 北欧編 北欧・バルト三国で刊行された日本の推理小説/ミステリ 非英語圏ミステリ各種リスト
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第二話 トラブルに揺れるリゾート地 第一話へ戻る 起床後、メールでアビリティHP+50/50を貰う ↓ キャリアーのバージョンアップのため、ショッピングプラウザーの2Fに居る、天地さんに会話する ↓ いいんちょうの家に行く ↓ 自宅に帰り、アカネに喋りかけ、その後パソコンを調べ、電波変換しもう一度調べる ↓ ウイルスと勝負し、勝負後プラグアウトし寝る ↓ バス停へ行く ↓ ヤエバリゾートに着いたら、ホテルのカウンターの女の人に喋りかける ↓ グルメタウンのリフトの近くの人と会話後メールが来る ↓ フロントへ行きチェックインする ↓ スウィートルームに近づくとイベント発生。イベント後電波変換してスウィートルームに行く ↓ スウィートルームについたらウェーブホールにてウェーブアウトして、ドアに近づく ↓ ルナ・ゴンタ、キザマロが入ってくるとイベント。マテリアルウェーブ「スキー」をもらう。その後、グルメタウンに行く ↓ グルメタウン内の坂道へ進むと電話がかかってくる ↓ 玄関前の噴水に近づくとイベント発生 ↓ 電波変換し、ホテルの入り口前・グルメタウンにある雪達磨を調べるとウィルスとバトル。すべての雪達磨を排除するとキザマロからメールがくる ↓ ホテルのロビーに入るとイベント。その後スウィートルームへいく。 ↓ ゴンタから電話がきて、おおぐいマシーンを探すことに。スウィートルームにいるヒゲダンディーに話した後、電波変換し、ウェーブロードを渡り2階へ ↓ ウェーブホールからウェーブアウトし、従業員に話しかけ、おおぐいマシーンを入手。その後ゴンタに話しかけた後、おおぐいマシーンをマテリアライズする ↓ VSオックスファイア オックスファイア戦情報 HP 600 難易度 ★☆☆☆☆ オススメ戦法 プラズマガンでマヒさせて、ボルテックアイやワイドソードで攻撃。パンチはブレイク性能のため、移動して避ける ↓ オックスファイア戦後、スウィートルームへいく。ルナに近づくとまた怒られる。その後ソファを調べて寝る ↓ 起床後ゲレンデ1へ行く。その後、坂道でグルメタウンまで降りる。その後イベント。 ↓ 電波変換してゲレンデ1の電波へ。途中でミニゲームが5回あります ↓ ゲレンデ1の頂上に到達するとゴンタから電話が来る ↓ ゲレンデ2の電波へ進むとイベント発生。 ↓ VSイエティ・ブリザード戦 イエティ・ブリザード戦情報 HP 700 難易度 ★★☆☆☆ オススメ戦法 プラズマガンがコイツには強いです。ビッグスタンプがブレイク性能なので気をつけてください。
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