約 3,258,971 件
https://w.atwiki.jp/yaruoex/pages/25.html
手持ちのポケモン 種族 分類 説明 備考 キノ たびびとポケモン 様々な地域やポケモンに関する知識を持つ。 こう見えて腹ペコキャラ。 カピバラさん げっしるいポケモン 可愛い見た目なので一部で人気。 しかし進化すると周りに不幸をばらまく存在に… ナズーリン ねずみポケモン カピバラさんからの特殊進化体。 人型と獣型は自由に変身可能。 タブンネ ヒヤリングポケモン やる夫との【運命】のポケモン。 別名経験値。 てゐ いたずらうさぎポケモン タブンネがめざめいしで進化した姿。 う詐欺。 因幡之白兎 しろうさぎポケモン てゐが月白峠で進化した姿。 初の二段階進化 にとり かっぱポケモン 皿の化石から復元されたポケモン。 こんなこともあろうかと!。 ハク よいどれポケモン 前のPTに外され、やさぐれていた所をやる夫に拾われる。 オロロロロロロロ!! 弱音ハク よわねポケモン 元のマスター、ハルヒとの戦いで進化 そこ、あまり変わっていないって言わない マリアベル きゅうけつポケモン デリー塔の吸血姫 住人のリアルラックと安価力によって捕獲w マラカッチ サボテンポケモン 1000取りの賜物 かっちかちやぞ! アーチャー マラカッチから進化 治療(キス)魔 ゴース デリー塔で捕獲したパーティー初の♂ 進化系は■■■■ 球体紳士 ゴースより進化 トーンが多いです ルドラ こいするポケモン “恋咲く”ルドラ こいするポケモン ルドラがネームド化した姿 因幡之黒兎・A くろうさぎポケモン 月白峠で捕獲 ルサルカ まじょがりポケモン 第二期の博士ポケモン ササパンダ ココカラタウンを出て、一番最初に出会った野生ポケモン 非常食 善吉 ぜんにんポケモン やらない夫の手持ち。 女の子にはやさしい。 諏訪子 あまがえるポケモン やらない夫の手持ち。 天候操作の鬼。 真紅 ばらぞのポケモン やらない夫のエース。 晴れ×真紅の薔薇×タイプ一致ソラビ=破壊力 メタナイト きしどうポケモン ルリの手持ち。 剣技が強力な物理アタッカー。 カービィ ほしのポケモン ルリの手持ち。 タイプが変わる、トリッキーなポケモン。 シャルロッテ お菓子好きポケモン ルリの手持ち。 フォルムチェンジが凶悪 パピヨン てふてふポケモン 桃子の手持ち。 もっと愛をこめて! 東雲 なの ねじつきポケモン 桃子の手持ち。 無駄機能満載! インデックス いんなんとかポケモン 桃子の手持ち。 えーっと……お名前なんでしたっけ? ひだぎ ???(分類不明) 朝倉の手持ち。 はさみでチョキチョキ。 変態仮面 ???(分類不明) しっとマスクの手持ち。 へ、変態だー!! パルスィ ???(分類不明) しっとマスクの手持ち。 パルパル可愛いよパルパル。 ボンバーマン ばくだんポケモン 杏子の手持ち。 爆弾魔! ジャックランタン おくりびポケモン 杏子の手持ち。 ヒローホホー! 妹紅 ふしちょうポケモン 杏子の手持ち。 ところがどっこい、不死なもので! 萃香 博物館での展示のみ つるぺったん ブラボー ???(分類不明) 絹旗の手持ち 彼の正義の心はいえきで消える・・・ モコイ ???(分類不明) 絹旗の手持ち 進化補正の犠牲になったのだ・・・ バサルモス がんりゅうポケモン 絹旗の手持ち デッキーサイドと違い、こっちが普通 妖夢 ???(分類不明) 絹旗の手持ち モアイカワイイよ!モアイ! ジャックフロスト ???(分類不明) ルリ&さやかの手持ち ヒーホー! みぞれ ???(分類不明) さやかの手持ち フラグ乙 オクタヴィア ???(分類不明) さやかの手持ち 進化補正の犠牲者二人目 カズキ ???(分類不明) タクトの手持ち ごめん斗貴子さん! 魔理沙 ???(分類不明) タクトの手持ち ポケモンバトルはパワーだぜ! 植木 ???(分類不明) タクトの手持ち ゴミを木に変える力! 牙狼 ???(分類不明) タクトの手持ち 話せるなら、話せよ! クウガ・タイタン ???(分類不明) タクトの手持ち 皆の笑顔を守るために! タウバーン ???(分類不明) タクトの手持ち これは確かに盛 り 上 が る ! アリス にんぎょうつかいポケモン 佐々木の手持ち やる夫がもらう可能性があったポケモンその2 火燐 ???ポケモン 八神はやての手持ち 阿良々木火燐の進化前 エアームド よろいどりポケモン 八神はやての手持ち リストラ★ ヴィータ ???ポケモン 八神はやての手持ち ヴィータ・ヴォルケンリッターの進化前 ヴァンガード ???ポケモン チョロインさんの手持ち パワージェムを使用 野生のポケモン 種族 分類 説明 備考 でっていう ???(分類不明) 初めて野生ででてきたポケモン。 うざい はぐれメタル ???(分類不明) ノイズの森で出てきた野生のポケモン。 経験値2号 クリボー ??? ノイズの森で出てきた野生のポケモン。 『当たり屋』 クマー ???(分類不明) ノイズの森で出てきた野生のポケモン。 はちみつウマ― アオアシラ ???(分類不明) ノイズの森で出てきた野生のポケモン。 スピアーに討伐を依頼された ○ッキー ???(分類不明) カピバラさんの進化形らしい。 周囲に不幸をばらまく恐ろしいポケモン ロックマン・EXE ???(分類不明) ジャミング洞窟で出てきた野生のポケモン。そして絹旗のエースでもある。 ネットクン! ドスジャギィ ちょうりゅうポケモン クエスト≪暴れ者のドスジャギィ≫の討伐対象。 ピンチになるとジャギィを呼ぶ。 ドスバギィ ???ポケモン クエスト≪大連続狩猟!!≫ の討伐対象。 ゴアアアアアアア ≪お騒がせしましたー、さいならー≫ ギギネブラ ???ポケモン クエスト≪大連続狩猟!!≫ の討伐対象。 ギギネブラに乱暴する気でしょう! エロ同人みたいに! ジャギィ ???(分類不明) クエスト≪暴れ者のドスジャギィ≫に出てきたポケモン。 クエスト中にドスジャギィに呼ばれてきた。 リオレウス えんりゅうポケモン クエスト≪宝石採掘!≫の途中、とある山に出てきた野生のポケモン。 恐ろしく強い、空の王者。 べりおろす ??? EXイベント≪大連続狩猟!!≫の討伐対象。 にゃーん! 青鬼 ??? EXイベント≪青鬼ごっこ≫で接触。 さあ皆さん一緒にアソビマショ? フォルテ やみのポケモン サファリパークで遭遇 うるさい、失せろ ロックマンゼロ ??? サファリパークで遭遇 ・・・ ルイズ へっぽこポケモン やる夫がもらう可能性があったポケモンその1 AAなし 砕蜂 ???ポケモン ノイズイベントで遭遇 痴女? 夜一 ???ポケモン ノイズイベントで遭遇 意外にうっかり屋? ハシビロコウ ???ポケモン 砂時計の水脈で遭遇 マジ燻し銀 ルイズ(変異種) へっぽこポケモン 砂時計の水脈で遭遇+捕獲 ベルとキャラかぶってる フルフル(突然変異種) ???ポケモン 砂時計の水脈で遭遇+捕獲 性欲と食欲がすごい 電撃竜 ???ポケモン 砂時計の水脈で遭遇+捕獲 ダンジョンボスなのにこの扱い! アリアドス(突然変異種) ???ポケモン 毒沼の湿地帯で遭遇+捕獲 エロい! 既存のポケモン 種族 分類 説明 備考 ビードル けむしポケモン ノイズの森で出てきた野生のポケモン。 キャタピー☆ スピアー どくばちポケモン ノイズの森で出てきた野生のポケモン。 群れで出てくると怖い。地面に文字を描いてコミュニケーションがとれる イシツブテ がんせきポケモン イワークの手持ち。 イシツブテ合戦! イワーク いわへびポケモン イワークの手持ち。 イワアァァァァク!! ガントル こうせきポケモン 谷口の手持ち。 マントル! ドガース どくガスポケモン 谷口の手持ち。 マスタードガス! スカタンク ポケモン 朝倉の手持ち。 『ガス引火』! コマタナ スカンクポケモン 朝倉の手持ち。 ゲヒャヒャヒャ サンドパン ねずみポケモン クエスト≪宝石採掘!≫の途中、とある山に出てきた。 グラードン! ブースター ゆいいつおうポケモン 杏子の手持ち。 チート乙。 スリープ さいみんポケモン ファイアシティからデバックシティに向かう途中の道路で登場 ロリコン カモネギ けんごうポケモン カイジの手持ち。 チート乙。 ユキノオー じゅひょうポケモン さやかの手持ち。 逃げるなし。 伝説 種族 分類 説明 備考 マタムネ 決闘の末に仲間に 祝パーティー化 両儀式 遺跡で仲間になった、イベントポケモン ハオについて行って離脱
https://w.atwiki.jp/nitendo/pages/9962.html
基本情報 あらすじ キャラクター 声優 内容 コメント 基本情報 そして、おなじ月をみている! 脚本 米村正二 絵コンテ 中田誠 演出 小柴純弥 作画監督 安田周平 初回放送 2023/02/17 オープニング めざせポケモンマスター -with my friends- エンディング ひゃくごじゅういち 前回 もえよ!ゼニガメしょうぼうだん!! 次回 ラプラスにのって♪? あらすじ 旅の途中、のどかな自然の中でまどろんでいたサトシたちをロケット団が襲う。何とか撃退したものの、ロケット団と一緒にピカチュウまで空の彼方に飛んで行ってしまった!離れ離れになったサトシとピカチュウは合流しようと、お互いを捜すが…。離れていても心は1つ―。ふたりは再会することはできるのか…!? キャラクター 【サトシ】 【ピカチュウ】 【ツタージャ】 【カスミ】 【タケシ】 【ムサシ】 【ソーナンス】 【コジロウ】 【ニャース】 【キャタピー】 【ポッポ】 【コラッタ】 【オニスズメ】 【ナゾノクサ】 【ズバット】 【ギャラドス】 【ラティアス】 【フシデ】 回想のみ 【オーキド博士】? 【アイリス】 【ライチュウ】 【ゲコガシラ】 【ファイアロー】 【ルチャブル】 【ヌメラ】 【アブリボン】 【キュワワー】 声優 担当キャラ 名前 サトシ 松本梨香 ピカチュウ 大谷育江 カスミ 飯塚雅弓 タケシ うえだゆうじ ムサシ 林原めぐみ コジロウ 三木眞一郎 ニャース 犬山イヌコ キャタピー 真堂圭 ナレーション 堀内賢雄 内容 今シーズンで初めてサブタイトルに漢字が使われた。 うたた寝するサトシ達はロケット団に襲われて網で捕まってしまうが、ツタージャを出してこれを返り討ちに。が、ロケット団と一緒にピカチュウがぶっ飛んでいってしまった。 更に空中で機械が爆発し、ピカチュウとニャースはムサシ達とはぐれる。こうしてピカチュウとニャースの2匹の旅が幕を開けた。 ギャラドス、オニスズメに追いかけられながらピカチュウ達は洞窟へと入っていった。 一方、サトシ達はピカチュウを探して辺りを探索。焦げたオレンのみや、落ちているオニスズメの羽を見かけてピカチュウがここにはぐれたと確信するが、オニスズメに阻まれて探索が続かない。 ピカチュウはその間にサトシの帽子を失ってしまう。洞窟から抜け出した後、キャタピーに案内される。 サトシ達は1匹になっても襲ってくるオニスズメを介抱したり、食べ物を奪おうとしたコラッタにチーズを与えて懐かれたりと野生のポケモン達と仲良くなり、ポケモン達の力を借りてピカチュウの探索を続ける。 そんなサトシ達を後ろから見ているロケット団は、こっそりと後をつけてピカチュウを奪い取ることを決めた。 ニャースはいつまでものんびり進んでるキャタピーにイライラが募り、おんぶして連れて行くが、重すぎてバテてしまう。そこでキャタピーは糸を吐いてターザンのように動きを始め、素早く移動する事に成功。 その進んだ先の木にはサトシの帽子が引っかかっていた。ピカチュウはフシデの大群が眠っている木をこっそり登ってサトシの帽子を拾うが、落ちてきた木の葉でニャースがくしゃみをしてフシデ達が目を覚ます。ニャースはここで「どくばり」をもろに喰らうが何とか逃げ出す。 遅れてサトシ達もコラッタの案内で木にたどり着くものの、フシデに襲われる。オニスズメが仲間を呼んでこれに対抗し、その間に逃げ出した。 その日の夜、ニャースは毒にやられて寝込んでいた。サトシのくれた「モモンのみ」の存在を思い出したピカチュウはキャタピーやナゾノクサの力を借り、ニャースに実を与えて回復させた。 ピカチュウは月を見てサトシを思い出し、サトシも月を見てピカチュウを思い出す。離れていても2人は一心同体であった。そして2人は月を見て今までの冒険を思い返す。ここで「おやすみ ぼくのピカチュウ -2017 ver.-」が挿入歌として流れた。 翌日、「ヒメリのみ」を割って食べようとするサトシとピカチュウ。すると2人揃って何かに感付いたようで、同じ方向へと向かっていき、遂に再会。ピカチュウは喜びの「10まんボルト」を浴びせた。そしてそのまま谷に落ちていったが、ラティアスに助けられる。 そんな2人の前にロケット団が登場してニャースが合流。が、今日は見逃してやるとの事でそのまま帰って行った。 コメント 名前 全てのコメントを見る?
https://w.atwiki.jp/poke_ss/pages/350.html
3ページ目 ~カラクサタウン~ ゲーチス「ポケモンは解放されるべきなのです!!!!!!!」 くれない「おめでとう」 ~2番道路~ ぃょぅ「お~~~~~~いくれない~~~~~~~」 くれない「うんこ」 ぃょぅ「うんこ」 ぃょぅ「忘れ物だ」ガサガサ くれない「あ、エロ画像集だ」 くれない「ボールよこせ」 ぃょぅ「やだ」 くれない「うんこ」 次へ トップへ
https://w.atwiki.jp/83452/pages/13909.html
――トキワの森 むしとり少年「ちくしょおおお、炎タイプなんて大嫌いだあ!」 唯「へへ、やったねヒー太」 ヒトカゲ「カゲッ!!」 地面に生えていた草が少しはげていた。勝負の跡だ。 唯はすでに二人のむしとり少年と交戦したあとだった。 唯「よーし、これで2連勝だよ」 一人ゴチて、さらに奥へ進む ~~野生のポケモンが現れた 唯「あれは……」 ポケモン図鑑を取り出し、開く No.013 ビードル もりや くさちに おおく せいそく。 あたまの さきに 5センチぐらいの ちいさく するどい どくばりをもつ。 唯「ビードルかぁ。毒に気をつけなくちゃ……ってあれ」 ビードルの様子がおかしい この症状は―― 唯「この子麻痺してる……。大変!まひなおし、まひなおしっと」 ――最近あの森がおかしい 律の言葉を思い出す。 唯「これでよしっと。もう大丈夫」 ビードル「ビィーー」 体から痺れが抜けたビードルが軽く鳴いて、唯に感謝の意を伝える その時、あたりの草むらがガサガサと揺れた 唯「……なにかが……いる?でてきてリュー太!!」ボンッ ボールから1m以上の長い体が繰り出される 唯「リュー太、警戒して……なにかがいるよ」 ミニリュウ「リューー!」 ビードル「びぃぃぃ……」 はりきるミニリュウの傍らに、ビードルがふるえた。 唯「やっぱり、ビードルがふるえてる。おそらく麻痺事件の原因……」 再びガサガサとゆれた草むら。 それを唯は見逃さなかった。 唯「リュー太、あの草むらに電磁波!!」 ミニリュウ「リュウウウウ!!」ビリ 放たれた弱い電撃に反応し、草むらのポケモンが飛びだした。 ???「ピカ!ピカピカ!!」 唯「速いっ、リュー太の電磁波が効いてないの……?」 草むらからとびだしたポケモンはスピードを緩めず、ミニリュウの体を掠めて違う草むらに飛び込んだ 唯「速くて、姿があまりみえなかったよ~。リュー太、今度は出てきたところをまきついて!!」 ミニリュウ「リューーー!!」 唯「っ!くるよ!」 再び草むらがガサゴソと揺れた。 ???「ピッカーーー!!」 唯「今度は逃がさないよ、リュー太、体で進路を遮って、近づいてきたらまきつく!」 ミニリュウの体が壁をつくり、そこにポケモンは激突した。 速かったそのポケモンの姿が、はっきりと唯の目に映った 黄色の全身に、赤いほっぺ、尻尾には黒のキザキザ模様がある。 唯「!!!!」 唯の目の輝きが増し 唯「かわいいいいいいいいい!!リュー太、ポケモンゲットだよ!!あのポケモンをゲットしてモフモフするよっ!」 ポケモンの情報を見るために図鑑を開く。 No.025 ピカチュウ なんびきかが あつまっていると そこに もうれつな でんきが たまり いなずまが おちることがあるという。 唯「ピカチュウっていうんだぁ!ようし、リュー太、にらみつける!」 ミニリュウがその黄色い体をにらみつけて牽制する ピカチュウ「ピッ、ピカ!」 少しピカチュウがひるみ、その隙にミニリュウの長い体で周りを囲った まきついて締め付けようとし、ミニリュウの体がピカチュウの体に触れた時、動きが止まった 唯「……リュー太?」 ピカチュウがニヤリッとする ピカチュウ「ピッカ!!」 ミニリュウに近寄ってみると、なにが起こったのかがよくわかった。 麻痺状態になっている 唯「……もしかして、あのピカチュウの特性はせいでんきなの!?」 そしてミニリュウを退けたピカチュウがまた草むらにもぐりこもうと走り出そうとする だが、その時ピカチュウの全身に糸が巻きついた。 その糸がだされている先を視線でたどると 唯「さっきのビードル!ありがとう、これでげっと……」 ――ゴロッ 空が光り、ピカチュウのずっと背後に雷が落ちた ピカチュウ「!!」 唯「!!」 その雷を見たとき、唯は一つのことを思い出した 先ほどの図鑑の情報。そこにかかれていたのは―― 唯「……そういうことだったんだ……」 その雷をみてポツリと呟いた。 唯「ビードル、糸を解いてあげてくれないかな?たしかにこの子はみんなにイタズラしてたけど、理由があったんだよ」 いいながら、ピカチュウに近づいていき、 ビードル「ビィーー」 唯は糸が切れたことを確認し、ピカチュウを抱き上げた 唯「この子は、仲間達を守っていたんだ……おそらくあの後ろの草むらのいったいにはこの子の仲間が、もしかしたら子供もいるかもしれない」 そうだよね?と唯は抱え上げたピカチュウに微笑んだ。 ピカチュウ「ピカ」 ピカチュウがコクリと頷き そして、地面へと下ろされた 唯「逃がしてあげるから、もうイタズラしたら駄目だよ」 ピカチュウ「チュウ……」 ペコリとピカチュウが頭を下げた気がした。 そして背を向け、背後の草むらに走っていく。 唯「あ~あ、残念だけど仕方ないよね。ありがとねビードル。捕まえることはできなかったけど、助かったよ」 ビードル「ビィーー」 唯「リュー太も大丈夫?もう動ける」 声をかけたほうには、脱皮をしたミニリュウがいた。 ミニリュウ「リューーーウ!!」 唯「その様子じゃ、もう大丈夫そうだね。そろそろ行こうか、リュー太」 言ったとき、もう一度ビードルが鳴いた ビードル「ビィイーー」 唯「……もしかして、一緒に行きたいの?」 ビードル「ビー!!」 強く頷く そして、今度はビードルを抱き上げた 唯「そっか。じゃぁ、これからよろしくね。君の名前はビー太だよっ!」 ビードル「ビー!ビー!」 唯「それじゃぁ、ボールに入ってね」 そういうと、地面に下ろし 澪からもらった空のモンスターボールをビードルに投げた カタッと一度だけ揺れ、ボールに収まった。 唯「あたらしい、仲間ゲットだよっ!!」 「VSピカチュウ」〆 5
https://w.atwiki.jp/83452/pages/13922.html
――セキチクジム アンズ「アタイの完敗でござる……やはりアタイには父上の跡など……」 唯「!! そんなことないよっ!」 そういった唯の傍らにはずっと頭をよせているハクリューがいる 唯「アンズさんとの勝負楽しかったよ。最後は私もちょっと予想外だったけど」 エリカ「まぁ、そういうことらしいですし、あまりアンズさんも落ち込まないで」 アンズ「唯殿、エリカ殿……あ、そうでござる!これが勝者の証、ピンクバッチでござる」 唯「わぁ、ありがとう!!」 唯は差し出された、ピンク色のバッチを受け取る アンズ「しかし、唯殿。さっきの負けは私も悔しいでござる。なので、また今度アタイと対戦してほしいのでござるが」 「アタイもジムを守って今よりずっと強くなるでござる」 だから、とアンズが続けようとしたが、唯がその前に 唯「そうだね、また対戦しようね!でも、今度も負けないよ~!」 エリカ「あ、そうですわ。私もそろそろジムへ戻りませんと…!」 唯「あ、エリカさん本当にありがとう。いろいろお世話になっちゃって」 エリカ「いいえ、ロケット団のことはあなただけの問題ではありません。 むしろあなたはそのことで褒められることはあれ、責められることなどはもっての ほか。なので気にしないでくださいな」 言ったエリカは唯に笑顔を向け エリカ「それで、唯さんは次はどちらへ?」 唯「うーんと、グレンタウンに向かおうと思うよ」 エリカ「あらっ、それでは私からも一つお願いしてもよろしいですか?」」 唯がうなずくと エリカ「ナツメさんがムチャしているようだったら、助けてあげてくださいな。あの人は辛くなっても自分から言いませんから」 ナツメを気遣うエリカに唯はもう一度大きくうなずいた 「VSモルフォン」〆 ――セキチクシティ 唯「あはは、久しぶりだからリュー太もはりきってるねっ」 「やっぱりセキチクシティに来たら、ここに寄らないとね~」 ハクリュー「リューー」 彼女達の目の前にはセキチクシティの名物とも呼べる一つの施設がある サファリパークだ 唯「ここではじめてリュー太とあったんだよね。もうずいぶん前になるかな」 「みんなはもうポケモンを持っていたのに、私だけのろまでポケモンの一匹も捕まえられなくて、みんなでここにつれてきてもらったんだっけ。 あのときはムギちゃんも一緒だったなぁ。懐かしいなぁ~」 思い出す あれは…… ――過去 唯「うわぁ、ここがさふぁりぱーくなんだ~。すごい、すごーい!」 憂「おねえちゃん、少しおちついて」 律「わぁ、みおちゃんみてー。にどらんもいるよー」 澪「あわわ、りっちゃんもおちついて」 紬「うふふふ」 梓「はやく、行きましょう!」 …… … 唯「みんなで行ったのはいいけど、私だけはぐれちゃって大変だったんだよねぇ~」 ハクリュー「りゅー?」 今ならばあの草原のにおいもおもいだせそうだ。 唯「でも、リュー太に会えたのもそのおかげだから、良かったのかも」 ハクリュー「リュウウン」 唯「あ、でも私がはくれちゃったのもリュー太のせいだったり」 ハクリュー「?」 ――過去 すでに園内を歩き続けていた少女達 幼い足にも疲労がたまっていた 律「うーん、すこしきゅうけいしようよー」 唯「えー、うーん、もうすこしー」 紬「ゆいちゃん、むりはだめよ。そんなにあせらなくてもだいじょうぶだから」 澪と梓もコクコクと首を縦にふる しかしその時、 唯「あっ、あのくさのところにあおいしっぽみたいなのが」 憂「おねえちゃんっ?」 静止の言葉もきかずに、草むらに突っ込んでいく 幼い足で必死に走るその姿は草むらのかげに消えた 律「あ、あとをおおう!」 皆がポカーンとしていた中、律が声をあげた そして幾分か遅れて全員で後をおった 唯「うーん、このへんにまできたとおもったんだけど」 時間を忘れて後を追ってきた結果 その後ろに続く姿はない 唯「あ、いたー!!」 視線の先には、水色の蛇のようなポケモン ニョロっと這わせて移動していたため影しかみえない状態だったが、 今では全体が唯の目の中にはっきりと写る 唯「わぁかわいい~。あの子と友達になれたらなぁ」 その姿に羨望の眼差しを送るが、ポケモンは違う一点をみつめる 否、にらみつけて動かない 唯「?」 思いポケモンの視線の先に目をやると 硬そうな岩の鎧を纏った一本角の4足歩行型のポケモンがいた 唯「にらみつけられてうごけなくなっちゃってる……」 そして、岩のサイのようなモンスターが鼻息を荒くした 唯「あっ!!」 気付けば、唯は青い蛇のようなモンスターの前に両手をひろげて飛び出していた ミニリュウ「!」 サイのモンスターが後ろ足で地を蹴った 突進だ 唯は足が震えるが、逃げることはない ゆっくりとモンスターが突進をかけてくるように思えた が 「――」 どこからか聞こえた声と共に突進が強引に停止した ……止まった? そのことに気が抜け、まず小さな体から力が抜け、気を失った ――サファリパーク前(現在) 唯「あれ、そういえばあの時はなんで助かったんだろう……?」 幼さゆえにまったく気にしていなかったことが今思い出し、気にかかった 唯「あれ……まぁ、いっか」 ハクリュー「りゅー?」 唯「あのあと目覚めたら、憂と憂が捕まえたラッキーに看護されてたんだっけ」 「みんなも泣いたり、怒ってくれたりで……」 「リュー太もずっと側についててくれたんだもんね」 あれからか、と口に出したとき懐かしさと共に笑みがこみ上げてくる 唯「さぁ、サファリパークでも見学してから行こうか?ねっ、リュー太!」 うれしそうに鳴くハクリューを横に連れ 建物内に入ろうとすると 【立ち入り禁止!!パルパーク建設予定地】 ピタリと唯の足が止まった 唯「あれ、もしかして」 「なくなっちゃったのーーー!!」 セキチクシティの端で唯の声が響いた 唯「そんなぁ~~」 ハクリュー「りゅ~~」 ともにガッカリといった風なトーンを落とした声をだしたとき 老人「おやおや、ハクリューじゃないかえ。珍しいのう」 一人の老人が唯に声をかけた 老人「ここになにかようがあったのかな?」 唯「う~ん、この子の故郷のサファリパークを見学しようと思ってたんだけど、つぶれちゃってて」 そういいながらハクリューに手を当てると 老人「おやまぁ、このハクリューはサファリパークにいたポケモンかえ」 「この土地にまだハクリューやミニリュウが生息していたとは」 少し驚き気味に言うと、 老人「ほほう、ならば良いものを上げよう。ちょっとまっておれ」 老人が背を向けゆっくりとその場を離れていった ――10分後 老人「ほっほう、おまたせしたかの」 言われたとおりにその場で待っていた唯はハクリューとじゃれあっていた 唯「ううん、そんなことないよ」 老人「ならよいのじゃが。ほら、これをもっていきなさい」 差し出されたのは、透明なキラキラと光ったウロコ 老人「これは、りゅうのウロコと言ってこのサファリパークにお祀りしていたものじゃ」 唯「おおっ、きれいだね~」 そういいながら、りゅうのうろこに触れた 唯「でも、そんな大事そうなものをもらっちゃっていいの?」 老人「いいんじゃよ。もうサファリパークもなくなてしまうしのう」 「昔はミニリュウやハクリューもこの場所には極わずかじゃが、それでも生息はしていて姿を時々みることもあったんじゃ。 その時にサファリでみつけられたのが、このウロコなんじゃよ」 「だから、これをこのハクリュー様にかえしておこうかの」 そういって唯の手にウロコを手渡した 唯「ありがとうね、おじいちゃん!!」 「でも、おじいちゃんがなんでこんなものを?」 老人「ほっほう、ワシが最初の園長じゃからじゃよ」 ゆったりとした口調で老人が笑った 閑話 「VSサイホーン」〆 ――20番水道 空がある 水色の絵の具だけを溶かし込んだかのような、蒼い空だ 下を見れば海もある 地平の向こうには海の青と空の蒼が混ざり合っている 一面の青の世界に、一滴の朱を零したような炎が灯っていた リザードンとその背に乗った唯だ 唯「わぁ~~!やっぱり飛行手段があるってのはいいねー」 湿り気と塩を含んだ風が、唯の髪を揺らすが 両の手で押さえつけながら唯が言った 唯「ほら、ヒー太みえてきたよっ!あれがグレンじまだよ!」 リザードン「ガァァア!!」 返事をするように声を上げたリザードンがスピードを上げた ――グレンタウン 唯「……どういうことなの」 疑問の対象は目の前だ 唯「どうしてポケモンセンターしかなくなっちゃってるのー!?」 すでに町として機能していない、建物の残骸を見渡し唯が叫んだ ???「唯!」 叫びに反応する声があった その声は建物の残骸址から響き、やがて声の持ち主が姿をあらわした 唯「ナツメ……さん?」 ナツメ「えぇ、そうよ。あ、そういえば髪を切ってからは一度もあってなかったわね」 以前みたナツメと髪型、髪の色、共に変わっていたので途中から疑問に変わった唯 だったが ナツメがとっさにフォローを入れた 唯「わっ!!イメチェンしたんだねっ!!うんうん、これもすごく似合ってるよ~」 「私も前髪切ってみようかな~、少しのびてきたし」 ナツメ「いいえ、それはやめておいたほうがいいわ……なんとなくだけど」 唯「え~、なんでー?」 ナツメ「だってあなたが自分で髪にはさみを入れると、くしゃみとかして余計に切っちゃいそうだもの」 唯「え~、そんなことないよ~」 ブーブーと軽口を叩いた唯にナツメがクスッと笑った ………・ ナツメ「えぇー!?あなた大丈夫だったの?」 唯がシオンでおこったことを話すと、ナツメが心配そうな声をあげた 唯「う~ん、倒れちゃったんだけどエリカさんに助けてもらっちゃった」 ナツメ「……そう、エリカが……よかった」 ナツメが小さく、本当に小さな声で安堵した 唯「ナツメさんもありがとうね。エリカさんに私のことお願いしてくれて」 唯がナツメの手をとり、胸の前で握った 唯「本当にありがとう」 ナツメ「な、……うん、どういたしまして」 素直すぎたありがとうにナツメは顔を赤くし、再び声を窄めた そこへ ???「おや、ナツメ君。お友達かね?」 スキンヘッドで黒いメガネをかけた男がいた 年齢はすでに初老前といったところだろうか ナツメ「えぇ、カツラさん。少し前に話していた破壊の遺伝子を預けた子です」 カツラ「おお、ということは君が唯君か!」 そういって握手のためにカツラは右手を差し出した おずおずと唯が握手に応じる様子を見ていたナツメが ナツメ「唯、カツラさんはグレンタウンのジムリーダよ」 カツラ「ははは、といっても現在はこのとおりジム自体が亡くなってしまったけれどもね」 唯「…!!そうだ、この町はどうしてこんなになっちゃってるの?」 カツラ「おや、知らずに来たのか。ここはつい最近、あそこの山、グレン山が噴火をおこしてね……」 ナツメ「それでも、悪いことばかりじゃないわ……屋敷と一緒にあれも燃えてしまったみたいだし」 カツラ「……ミュウの研究日誌か」 顔色を変えたカツラが呟いた カツラ「……たしかに、あれは消失して正解だったかもしれんなぁ。 おそらくロケット団もあれがまだあると思えば狙いにくるだろう……」 そして カツラ「あれは我々の罪だった。二度と繰り返さぬために と戒めに置いておいたものだったが」 「すでに屋敷の残骸を捜索してみてもみつからず、だ。おそらくマグマにのまれてしまったんだろうな」 黙々と語るカツラを傍に、唯がごそごそとしはじめた なにかを取り出そうとする仕草 唯「そういえば、ナツメさんこれ……」 取り出したのは預かった破壊の遺伝子だった 唯「まだ、私が預かっておいたほうがいいのかなぁ?」 ナツメ「そうね……本当はこれも燃やしたりしてしまうのが一番いいんでしょうけど」 唯「えっ?」 そこへなにかを思いついた顔をしたカツラが介入した カツラ「さて、ここでクイズだ。君は旅の途中、これをさっさと破壊してしまえば ロケット団の計画も潰えるとおもわなかったかね?」 唯「……?」 18
https://w.atwiki.jp/poke_ss/pages/351.html
4ページ目 タケシ「うぉぉぉ」ズッチュズッチュ トウヤ「ンギモ゙ヂィィィィ」 くれない「おめでとう」タッタッタッ ~サンヨウシティ~ くれない「夢の跡地」 プラズマ団「おらっ!ゆめのけむり出せや!」ゲシゲシ ムンナ「あっあっ」バシバシ ベル「やめたげてよお!」 くれない「いやだ」 … ベル「さっきはありがとう!」 ベル「お礼にこのポケモンあげるね!」ポイ くれない「ヒヤッキーとかいらね」 ~ジム戦~ デント「さあ、貴様のターンだ!」 くれない「エクゾディア揃った」 デント「」 デント「バッチあげる」 くれない「ありがとう」 次へ トップへ
https://w.atwiki.jp/83452/pages/13926.html
▼ 梓「で、唯先輩は急にかえってきてどうしたんですか?」 テーブルにごろんと前かがみに倒れた唯の横についた梓が少し強めの口調で言った 唯「……あずにゃん、なんか怒ってない?」 梓「……怒ってないです」 二人のやりとりに唯の対面にかけた憂がははは……と苦笑いする 梓「一度帰ってきたときに、私だけ仲間はずれにされたことなんてぜんぜん怒ってませんし」 「いつのまにか澪先輩や律先輩がいなくなっちゃってることも全然怒ってません」 一度帰ってきたとき。それは3つ目のバッチを取りディグダの穴を抜けマサラに帰ってきたとき あの時はたしかイーブイを探しまわっていて、それで…… 唯「あっー!!そっか……あずにゃんごめんね。あの時は少し忙しくしてたんだよ~~」 思い出し、そして情けない声で横の梓に呼びかけた 憂「ふふふ、梓ちゃんも寂しかったんだよね~」 梓「なっ、憂!!」 顔を真っ赤にする梓に、それを暖かい目で見守る憂 唯「あずにゃ~~ん!!」 机に伏していた唯が、横の梓に襲うように抱きついた 唯「あずにゃ~~ん、ごめんねー」ナデナデ 梓「なっ、ちょ、やめてください」 唯「ここがええんかーここがええんかー」 ふざけながら首を撫でる手を止める様子のない唯に 梓「……にゃあ……」 鳴いた 憂「梓ちゃん、本当の猫みたい~」 梓「はっ!!久々だったからつい!!」 唯「いいんだよ~、もっと甘えてくれても~」 梓「もう……それで唯先輩はどうして急に?」 質問に唯が抱きつくのをやめ、 唯「ふっふっふ、とうとう私もバッチを7つ集めたのだよ」 そして、じゃーんと言う掛け声と共にテーブルの上に7つのバッチを並べた 梓「……!! 本当にバッチ集めしてたんですねっ!!すごいです」 憂「わぁ……やっぱりおねえちゃんはやるときはやる人だよっ!!」 唯「えっへん、もっとほめるがいい」 そういって胸をはるが 梓「もうっ、すぐ調子にのるんですから」 梓に少し呆れられた 憂「あれ、でも7つってことは……」 唯「うん、明日トキワのジムに挑戦するんだ~」 梓「わぁ、がんばってください!!唯先輩ならきっと勝てますよ……」 唯「……う、うん」 曖昧に濁した返事をしたことに、しまったと思う。 不安の色を気付かせないか、と心配したがどうやら気付かれた様子はなさそうだ 憂「(……おねえちゃん?)」 梓「それで、バッチ8つ集めたら唯先輩はどうするんですか?」 質問が来た 唯「うーん、そうだね。どうしよっか」 梓「どうしよっか、って……なにもきめてないんですか?」 唯「うん、全然考えてもなかったよ」 憂「ふふふ、おねえちゃんらしいね」 笑う憂と少し息巻く梓を見て、一つのことが思い浮かんだ 唯「そうだっ!!どこか3人で旅行にでも行こっか!私が好きなところに連れて行ってあげるよ!!どんな地方でもねっ!」 「ヒー太も大きくなったことだしね」 唐突の提案に憂と梓が驚きの表情を作る 唯「……だめかな?」 ありゃ、だめかな と思い二人に確認の意味も込めて尋ねると 梓「……いいんですか?」 たずね返された 唯「うん、もちろんだよっ! 憂にはずっと家で留守を任せてたから寂しい思いさせたし、 あずにゃんには前に顔出せなかったお礼ってことも兼ねて、ね?」 言うと、返ってきたのは 憂「やった、おねえちゃんとあずさちゃんと旅行か~。たのしみだな~」 梓「ふふ、期待してますよ。唯先輩!」 笑顔と喜びの言葉だった ▼ 憂「そういえば、さっきおねえちゃん、梓ちゃんが部屋の前にいた とか言ってなかった?」 唯「あっ、そうだった。あずにゃん、夕方私の部屋の前にいたよね?」 梓「さっきも言いましたけど、今日はずっと憂と一緒にいましたよ?」 梓が不思議そうな顔を作った 唯「あれ、おかしいなぁ……」 疑問は残るが、考えていても答えは出ない 唯「まっ、いっか」 憂・梓「?」 唯「それで、憂とあずにゃんはどこに行ってたの?」 その問いに、梓が少し興奮した様子で答えた 梓「そうだっ!!唯先輩、あのお月見山で見たあの妙なポケモン覚えていますか?」 お月見山?と首をかしげて思い出すと 唯「ああ!!ミュウのことだね」 梓「そうですっ!実は今朝あのポケモンがこのマサラにいたんですよ」 「それで、憂にお月見山で唯先輩と一緒に妙なポケモンを見たって言った時、 憂が見たいなぁっていってたのを思い出して、今日一日ずっと探してたんですよ」 ミュウかぁ……とその姿を唯は思い浮かべる 唯「(ん?なんか……)」 なにかが引っかかっている気がするが、なにが理由かがわからない だから、そうなんだ~と話を進めると 憂「だって、おねえちゃんと少しでも同じものが見たかったんだもん」 と、憂が少し照れくさそうに答えた ▼ 唯「ふぅ~、いいお湯だった」 日はとっくに沈み、時刻は21時を回っていた 梓はすでに帰宅し、唯もお風呂に入り自室で今に至る ベッドにバタンと倒れてしまえば、あとは思考だけが働く さきほどから、なにかひっかかているものがある 唯「あずにゃんにミュウの話を聞いたときからだよね。この引っかかった感じは」 一人呟き、考える。 ……ミュウか。思い出せば、ロケット団とはミュウにかかわる問題で対決してきたんだったよね お月見山でピッピに変身していたミュウを……とそこまで考えたとき 今まで引っかかっていたものに気付いた 唯「そうか、そうだったんだ!!」 気付いたときには、図鑑だけを持ち部屋を飛び出し階段を下っていた ▼ ――マサラタウン 唯「えっと、図鑑の分布機能で、っと……」 唯は夜のマサラタウンを走っていた 家を出るときに、憂にどこへいくの?と心配されたが、すぐに戻ると告げ走り出した 今唯が見るのはポケモン図鑑だ 調べるのは 唯「あった、ミュウのページ……」 一度遭遇したときには、読み込まなかったが 以前、マサラに戻ったとき、お月見山での読み込まなかった話をし、オーキド博士に改良してもらったため 唯「やっぱり、まだこのマサラタウンにいるんだ」 図鑑の分布機能の点滅は、マサラを指していた 唯「あっちだ……」 そういって、唯はマサラの郊外の小さな森林地帯のほうへと駆け出した ▼ 小走りで図鑑が示すほうへ走る 白い息が口から漏れるが、気にせずただ走る そして 唯「――いたっ」 森の中の小さなスペースにソレはいた 唯「……ミュウ!」 ミュウ「ミュウウウン」 空中をフラリフラリと浮翌遊しながらミュウは鳴いた 唯「夕方、あずにゃんに化けて私のところにきたのは君だね?」 言うと、ミュウがうなずくようにもう一度声を上げる 唯「私、君が変身できるってことすっかり忘れてたよ。」 「あずにゃんにマサラに君がいるって聞いた時、なにかが引っかかってたんだ」 「そのときに、直感的に夕方のは君だって気付いてたのかもしれない」 言葉が通じているかもわからないが、続ける 唯「……もしかして、お礼を言いにきてくれたのかな?」 一連の事件。すべてにミュウが関わっていた。 あのままいくとロケット団に捕らわれていたかもしれない だから、自惚れかな?とも思いながらも口にだした すると ミュウ「ミュウウウ!!」 返事ともとれる鳴き声を発しながら、唯の周りをくるくると回った 長い尾のさきからは、あとを追うようにキラキラとした光が振りまかれる 唯「ふふ、きれいだねっ♪」 何度か唯の周りをくるくると遊ぶように回ったミュウは 唯「――そっか、もういっちゃうんだね?」 その問いには答えることなく、空へと飛び去った 残されたのは No.151 ミュウ きよらかな こころと つよく あいたいという きもちを もつと すがたを あらわすらしい。 図鑑の文字と、それを眺め 唯「ふふっ、私が君に強く会いたいと思ったのかな?それとも君が私に会いたいと 強く思ってくれたのかな?」 という唯の嬉しそうな呟きだけだった 「VSミュウ」 〆 ▼ ――梓の家 ――ジリリリリッ カーテンの隙間から朝日がさす部屋に音と少女があった 音の発信源は、ベッドに眠った少女の枕元 時計だ。 目覚ましとして、機能した時計が起床時間を知らせていた ん……、と声をだした少女が目覚ましに手を伸ばす 梓「ん……今……何時……」 かすんだ視界に針とそれが指し示す文字盤が目に入る 梓「えっと……10時と……」 確認するように口にした梓がはっ、と意識を覚醒させた 梓「あわわわ、唯先輩はジム戦に9時には行くって言ってたから……」 「遅刻だあああああ!!」 慌ててベッドから飛び降りるとき、昨日の記憶がよみがえる あれは唯先輩の家でご飯をよばれ、もう帰ろうとしたとき…… ――前日 梓「えっ?先輩朝から挑戦しにいくんですか?」 夜も更けてきたので、もうそろそろ帰ろうと思った梓は唯の家の玄関をでたところ そこで声をかけられた その相手は 唯「うん、だからよかったらあずにゃんも私のジム戦みにきてよ!どれくらいつよくなったか見せてあげるっ!!」 そういうと、梓の手を握り 唯「あずにゃんにも私のがんばってきた成果みてほしいなぁ…」 梓「……そういうことなら……わかりました!!」 唯「ありがとおおお、あずにゃ~~ん!」 何度目かになる抱きつきが来た ▼ ……… …… 梓「うん、これで大丈夫だよねっ、髪の毛もはねてないし、服装も大丈夫」 鏡の前に立ち、自身と顔を会わせ よーっし、と一人ゴチり玄関へ向け歩みを進めた 梓「あっ、×××もちゃんとつれていってあげないとね」 思い出したかのように、リビングのほうへ行き モンスターボールを手に取ると 梓「今度こそいくよーー」 そうしてマサラの町へと繰り出した 目指すはトキワシティ、1番道路のその先だ ――1番道路 梓「今日はポケモンも飛び出してこなくて、いい感じ」 走りながら思う。いつもならば、コラッタやポッポが飛び出してきたりするんだけ ど と そして、今日に限ってはラッキーかな?とも思う 梓「急がないといけないもんね。――あっ、みえてきた」 視界にトキワシティをとらえるが 梓「あれっ……なんだろう……」 空に朱が二つあった。 方向としては、トキワから少し外れた上空。 郊外にあたるところだろう 梓「……ポケモン……バトル?」 だんだんとはっきり、大きくなるそれを見て 梓「2匹の赤い竜……?」 「――まさかっ!!」 思い浮かぶことは一つある。 そしてそれが確信に変わる声が来た ――ヒー太、火炎放射!! 走る方向を少しずらし、声の元へと走り出した ▼ トキワというのは森林、緑にあふれた町だ 町を少しでれば森林地帯などざらにある 梓「あっちのほうだよね」 梓は木々のあいだを抜け、さきほど声が聞こえたと思われる方へと走る そして 開けた場所に出た そこには3人の人がいる 少し離れた場所にいる一人は自分と同じ年で仲がよい少女、憂だ。 遠めに見える彼女の顔は、なにかを心配するかのように、不安そうに見えた そして、向かい合う二人がいる お互い真剣な顔をしながら、距離をあけ向かいあっていた 唯と、おそらく戦っている相手はトキワのジムリーダーだろう と予測する 梓「唯先輩……?」 唯を見れば違和感がある 表情だ いつもの、のほほんとした雰囲気はなく、苦虫をつぶしたような、どこか悔しそう な表情を作っている 唯先輩!!そう呼びかけようとしたとき 梓「ゆ――! ――ドシン 大きなポケモンが空から堕ち、大地を揺らした 梓「え……?」 22
https://w.atwiki.jp/83452/pages/13946.html
さきほどまでの乾燥した空気が少し湿りを帯びていた 北風だ 水気を含んだ風が、なでるように彼女達の髪をさらしていた 律「唯……少しいいか……?」 唯「ん……なにかなりっちゃん?」 さきほどまで熱を帯びていた戦場が時を止めていた カラカラも、アリゲイツも、そしてエンテイですらも 突然現れた来訪者に誰もが目を奪われていた No.245 スイクン いっしゅんで きたなく にごった みずも きよめる ちからをもつ。 きたかぜの うまれかわり という。 律と唯の手に持った図鑑がそれの情報を示す だが、それを気にもとめず律が言葉の続きを作った 律「悪い、唯。少しこっちを頼んでいいか。私は……あいつと向かい合わなきゃいけない気がする」 律は自分自身ですらもよくわからない感覚にとらわれていた 出た言葉の理由もなんとなく感じたからにすぎない だが、それでも 律「頼む唯」 唯「うん、りっちゃん。こっちはまかせてよ」 律「……悪い唯。行くぞアリゲイツ」 そして彼女は走り出す。 少し遠く離れた場所に見える水色のポケモンの元へ またそのポケモンも彼女を待っているかのようにただそこへ立ち尽くしていた ▼ 唯「さぁ、ごめんね。少し私につきあってもらうよ」 目の前の朱の体を持つポケモンに話しかける すると目の前のポケモンも唯と向き合った エンテイ「―――」 声にならない咆哮がまるで返事のように聞こえた ――構わない まるでそういっているかのように 唯「君は……ううん、なんでもないや」 「さてと、やっぱりここは大きいポケモンで対抗するべきかな?」 唯の手持ちには大型のポケモンも存在する だから、今目の前の力に真正面から対抗するにはポケモンを替えるという手もある ……どうしようっか そう数瞬悩んだとき、目の前のカラカラがこちらを振り向いていた カラカラ「カラっ!!」 まだいける、その鳴き声はまるでそういった意味を含んでいるかのように思えた だから 唯「そうだね、カラ太。うん、カラ太なら勝てるよ。だから――」 「やってみよう」 その言葉にカラカラも頷いた そして カラカラ「カラッ!?」 カラカラの体が眩いほどの光りに覆われる その光りの中外観が変化していく より逞しく、より機能的に ガラガラ「――!!」 No.105 ガラガラ ははおやに あえない かなしみを のりこえた カラカラが たくましく しんかした すがた。 きたえられた こころは かんたんに くじけない。 唯「カラ太も進化したっ」 ガラガラ「ガラッ!!」 唯「いけるね、カラ太?」 さきほどよりも手に持った骨にも力が入っている それがガラガラの返事 だから 唯「お待たせ、ごめんね?」 目の前のエンテイにそう言うと、ガラガラが飛び出した そしてエンテイも真正面からぶつかりに来る 唯「(あれ……お待たせ……?)」 ふと自分の言葉に疑問が生まれた ▼ ガラガラが地面を蹴った 唯「ホネこんぼう!!」 2度目の真正面からのぶつかり合い カラカラのときはすぐに吹き飛ばされてしまった だが、今は巨体と押し合うこともできるようになっている 唯「……でも、やっぱり力は向こうのほうが上みたいだね」 エンテイ「――!!」 叫びと共に押し合っていたエンテイがガラガラの懐に頭を潜らせた そしてそのまま、ガラガラを真上へと放り投げる ガラガラ「!?」 唯「大丈夫、カラ太、落ち着いて。それほど飛ばされてないよっ」 言葉にガラガラが落ち着きを取り戻し、クルリと空中で回り体勢を整えた 唯「ずつきだよ」 重力に任せ地面へとまっすぐに向かう そこには待ち構えているかのようなエンテイがいる そして ――ガンッ 大きな音が響いた ガラガラがエンテイの頭に己の頭をぶつける音 エンテイ「――!!」 当然勢いをつけた攻撃には反動もある だが、ガラガラはその反動で後ろへと着地し、また攻撃態勢を作る 唯「みねうち!」 今度はガラガラが懐に入り込む 足とその胴体の間。エンテイのそこへと滑り込んだガラガラが一気にホネを降りぬいた ―― 打撃音だけがその場に残る そんな攻撃にエンテイがぐらりと揺れた そして足を曲げ、地面に伏すような姿勢を作る ――バキッ 今度はなにかが折れる音がした 見れば、ガラガラの持つ骨が真っ二つに折れている 唯「ふぅ……痛みわけだね」 伏したエンテイへと唯が近づいていく そして自分のカバンからきずぐすりを取り出すと ――シュゥゥ エンテイの足の部分へとスプレーし始めた エンテイ「……」 唯「……君はなにかを試しに来たね?あるいは私達のことを計りにでもきたのかな? あの水色のポケモンも……」 エンテイはなにも答えない だが、唯の独り言のような言葉は続く 唯「君は炎のポケモンなのに、闘いの途中一切炎を使わなかった。そしてさっき私達の準備が整うまで待ってくれていたね」 エンテイ「……」 唯「あはは、分かるよ。だって待ってくれる相手っていうのは大抵こっちを思ってくれているってことだからね」 とあるジム戦のとき闘いの最中に待ってくれた人がいた まるでこちらの万全を出し切れるように と そして先ほどのガラガラへの進化の間、目の前のポケモンも待っていてくれた それが先ほどの自信の疑問の答え 正解かどうかなど分からないが、それが不思議と間違いではないような気がした 唯「ふぅ……よっし、とりあえず手当ても終わり。次はカラ太の番だね」 ガラガラ「ガラッ!!」 唯「君ももう行っていいよ。あ、でもりっちゃんの邪魔はしないであげてね」 「……さてと、カラ太も逞しくなっちゃって、ふふふ」 ガラガラ「ガラッ!!」 唯とガラガラがじゃれあいはじめる が、エンテイはその様子を見守ることなく立ち上がり エンテイ「……」 そのままもう一つの戦場を見つめると、朱の体が毛並みを揺らしながらまったく別 方向へと走りだす 唯たちとの距離はどんどんと離れていく だが、一度だけ足を止め遠くでガラガラとじゃれあう唯のほうを見た 唯とガラガラはそのことには気付かない エンテイ「――」 ゆっくりとエンテイが一つの動作を作る その様子はまるで唯たちに頭を下げたかのように見えるものだった 「VS ガラガラ」 〆 ▼ 律「この羽を置いていったのはお前か?」 律の目の前には青いポケモンがいた スイクンと認識されたそのモンスターは伝説とされているが、 律がそのモンスターを見るのは2度目だった そして スイクン「……」 律の質問に対するスイクンの答えは無言だった 吼えるわけでもなく、唸るわけでもなく、ただ沈黙する それがそのポケモンの答えだった 律「……私がこっちの鈴を手に入れたから、慌てて取り返しにでもきたのか?」 2度目の質問に対する答えは―― 律「バブル光線か!! アリゲイツ!」 泡による攻撃だった アリゲイツが律に呼ばれ、だされた泡をその爪で割ろうとするが ――バチン アリゲイツの攻撃を受ける前にそれが破裂する だがその泡の中からは、2つめの攻撃が仕込まれていた ……目晦まし!? まるで泡の中に強引に光りを押し込み、割れたことによって中の光りが一気に開放 されたかのようにそれが炸裂した。 それはまるで天然の閃光弾を連想させる そして律もそれに気付いたときには、思わず目を閉じてしまっていた やがて目を開けば驚くような光景がある その数瞬の間、あたりの光景はさきほどとはまったく別の世界になっていた 律「っく……しろいきりか!!」 真っ白の霧の世界 ふと頬に違和感を感じた律が己の頬に手を伸ばした 律「(……氷の粒が混ざってるのか……)」 そして スイクン「――!!」 姿の見えないスイクンの鳴き声だけが響いた 同時、突風が発生する 氷の粒を巻き上げながら、風が向かう先は ――あたりを見渡しながらその姿を探していたアリゲイツの元だった アリゲイツ「!」 無防備なアリゲイツを氷を含んだ風が襲う 小さな氷の粒とも言えど、風に乗り勢いをつけたそれはアリゲイツの身を削っていく まるで刃――あるいは弾丸のような氷だった 律「アリゲイツ、水鉄砲でこの霧を吹き飛ばせ!!」 風と氷に耐える中、アリゲイツはその声を聴いた そして、一度大きく息を吸い込んだ。 口の中に氷が入ってくるが構わない そして アリゲイツ「――アリッ!!」 水を噴射した ▼ まっすぐにアリゲイツの口から発射された水が霧の中を走っていく 霧の中を裂くように割断したそれが一本の道をつくった 律「よしっ、アリゲイツ。霧を抜けよう。そのまま水を出しながら走れ」 言いながら律が一歩を踏み出したとき、急にそれがきた水流だ アリゲイツの水流を押し返すように、真正面からその水流はきていた 律「押し合いか。負けるなよアリゲイツ!」 中空で起こるのは水と水のぶつかりあいだ そしてぶつかり合った水は弾け、少しずつだが、霧を晴らしていく 律「(……やばい、押されてるか……向こうのほうがパワーは上)」 そう考えたとき、アリゲイツに一つの動きがあった 正確には、アリゲイツにではない、アリゲイツの周りにだ 風だ 再びアリゲイツの回りを囲むように、突風が渦巻いていた そして風は中心のアリゲイツへと範囲を狭めていく。――氷の弾丸つきで 律「まずい、アリゲイツ! 回りを見るんだ」 だが遅い アリゲイツの反応は間に合わず、風の中に飲み込まれていく 律「……アリゲイツ!!」 なぜ……? 水鉄砲を撃ちながら、風による攻撃。そんなことができるのか…… そんな疑問が頭に浮かぶ 霧が晴れる 白の世界は再び緑の世界に戻ろうとしていた 律「あれは……!!」 律が見たのはさきほどまでアリゲイツが水鉄砲を撃っていた方向――真正面だ そこにスイクンがいたわけではない ただそこには 律「ミラーコート……」 草原に不自然な水で作られた鏡のようなオブジェ 特殊攻撃を倍にして返す技がそこにあった やられた…… 律はそう思う。押し負けていた理由も理解した 考えてみれば、気付けたのかも知れない わざわざ霧をはったというのに、自分の位置を知らせるような攻撃をするだろうか そんなことに思い至っていればもっと別の方法があったのだろう スイクン「―――」 律の真後ろから透き通るような鳴き声が聞こえた 風が止む。霧と風両方がなくなった今、この場にいるのは律とおそらくその真後ろ にいるであろうスイクン。 そして今攻撃を受けてなお立ち上がろうとするアリゲイツだ 律「ここまでか……アリゲイツ、戻れ」 告げた。それは己の力のなさを告げる敗北宣言 だが アリゲイツ「――」フルフル アリゲイツが首を振る それはまだ負けていないという闘うための意思だ 律「……そっか……お前も私と一緒で負けず嫌いだったんだな」 その言葉にコクリとアリゲイツが頷いた ……ならば やることは一つだ。 もう一度あの水の獣を見据え、こいつに勝たせてやる。 それだけだ だから 一歩、後ろに右足を引いた そしてその足を軸にクルリと振り返ると やはりそこにはスイクンがこちらを見つめながら待っていた 律「お前がなにをしにきたかは分からないけど、ここは勝たせてもらう……」 アリゲイツも再び律とスイクンの間に立ちふさがろうと歩み出す アリゲイツの視界に律の背中が写る 一歩踏み出した。彼女はまだ遠い 二歩目を蹴った。彼女の背中が近づいた そして己の体が光っていることを認識した これではいけないとアリゲイツも思う 自分は守られる側ではなく、守る側でなければいけない そのためには彼女より前に出なければ、それが叶わないことを知っている 少し前、自分のトレーナーが悩んでいたことも知っている それは無力さにだろうか、それは自分には分からないが自分がもう少し強ければな んとかなったのではないか そう思う 三歩目でようやく彼女に並んだ 自分の体が彼女を見下ろせるほど大きくなっていることに気付いた そして四歩目 目の前の伝説はまっすぐとこちらを見据えていた 背中越しに彼女の声が聞こえる 新しい自分の名前。 律「オーダイル!!」 ▼ 律は目の前のスイクンをじっと見つめながら考えていた ……なぜこの時間を待っているのだろう? 私を攻撃をするならば今がチャンスだろう だけど目の前の敵は、待っている まるで私を計るかのように そしてアリゲイツがもう一度自分の前に立ちふさがるのを待ち望んでいるかのように ならば、このポケモンにもなにか理由があるのかも知れない それはなにかはわからない だが、相手が私にこれ以上を望むというのならば思い知らせてやろう 私とアリゲイツはまだやれるってことを ――ザッ 背中でアリゲイツの歩みよる音を聞く それは力強く、負けないという意思による一歩 そして二歩目の歩みの音がする 振り向いて確認しなくても分かる 今、自分のアリゲイツは進化の時を迎えていると 三歩目。さきほどよりもさらに力強く大地を踏む音がした 並んだ。横を見てみればとうに自分の身長などを越してしまったかつてのアリゲイ ツの姿がある そして図鑑が開いた No.160 オーダイル おおきな からだを もっているが ちからづよい うしろあしを つかって ちじょうでも すばやく うごく。 律「(オーダイル……)」 この地方にきて初めて仲間になったパートナー。 ワニノコがアリゲイツにそして今オーダイルにまで進化した ならば、今この新しい名前でよんでやろう 精一杯の信頼を込めて 四歩目、オーダイルがとうとう私の前へと歩みでた 大きな背中はワカバを旅立ったころとはまるで違っていた 律「オーダイル!!」 42
https://w.atwiki.jp/83452/pages/2467.html
ポケモンセンター ピンピンピロリン♪ 唯「今回はみんな頑張ったね~」 梓「全滅寸前でしたからね・・・」 律「さてと・・・これからのことなんだけど」 唯「うん・・・」 律「実はさ・・・澪に元気のかけらを貰う時にこの紙を一緒に渡されたんだ」 梓「・・・これは?」 唯「・・・地図?」 律「いろいろ書きこまれてて良くわからないんだけど・・・これはロケット団の配置を表す作戦地図みたいな物みたいだ」 唯「ふむふむ」 律「これによると、シオンタウンとヤマブキシティにロケット団が集まってるらしい」 梓「この数字が人数を表すとしたら、ヤマブキにいるのはかなりの数ですね」 唯「じゃあもしかして・・・」 律「ヤマブキが封鎖してるのはロケット団の仕業っぽいな」 梓「でも一つの町を封鎖しちゃうなんて・・・」 律「サカキの異様な威圧感、感じただろ?あいつならそのくらいやりかねないと思うんだ」 律「今日、はっきりとわかった。私たちがロケット団を相手にするにはまだ早すぎる 澪1人に全滅寸前にまで追い込まれたし、ぴーたんが進化しなければ本当に全滅してた」 梓「そうですね・・・」 律「だけどもうじっくり鍛えている時間もない。もちろん訓練は必要だけど」 唯「じゃあどうするの?」 律「だからさ、ジムリーダーたちに協力を頼もう。ジムリーダーの人たちだってロケット団を良く思ってないはずだよ アジトの場所やこの地図を見せればきっと一緒に戦ってくれると思うんだ」 梓「いい考えですね」 唯「うん!頼もう!きっと助けてくれるよ!」 律「早速この町のジムに行こう!」 タマムシシティ ポケモンジム 唯「うわートレーナー女の子ばっかりだね!」 律「ムギがいたら喜びそうだな・・・」 エリカ「お待たせいたしました。ジムリーダーのエリカですわ。私にお話があるそうですね?」 律「はい!頼みたいことがあるんです!」 ……………… エリカ「なるほど。あなた方はロケット団のアジトがこの町にあるというのですね。 そして私に一緒に戦ってほしいと」 唯「お願いします!」 律「疑うんなら、一緒にゲームコーナーに来てください!アジトの入り口があります!」 エリカ「私、面倒くさいことはことは嫌いですの。あなた達の言っていることを信じるのは難しいですわ」 梓「そんな・・・」 エリカ「わかりましたわ。ならば私と勝負してあなた方が勝てばアジトとやらを見に行って差し上げますわ」 唯「ほんとう!?」 律「結局戦うのか・・・」 エリカ「さあ、どなたが戦ってくださいますの?」 唯「あずにゃんやってみなよ!まだジム戦したことないでしょ?」 梓「はい。じゃあ私が戦っていいですか?」 律「おう!がんばれよ!」 梓「がんばろうね?ぴーたん、あずさん」 あずさん「にゃー!」 ぴーたん「ぴー!」 エリカ「あら嫌だ。虫ポケモンがいますわ」 エリカ「はい、どうぞ」 梓「え?あのこれなんですか?」 エリカ「レインボーバッジですわ。私は草タイプ使いなので虫ポケモンと戦うのは面倒なんですわ。 面倒くさいことは嫌いですから貴女を不戦勝にいたしますわ」 梓「えええええ!」 エリカ「さあ、約束は約束。アジトとやらに案内していただけます?」 唯「あ、あずにゃんおめでとう」 律「なんなんだよこの人」 タマムシゲームコーナー エリカ「騒がしい場所ですわね。私ゲームコーナーなんて初めてきましたわ」 唯「こっち!この階段が!アジトへの入口だよ!」 ……………… ゲームコーナー地下 律「なんだこりゃあ!」 梓「さっきとは様子が全然違う・・・まるで廃墟みたい」 唯「めちゃめちゃになってるね」 エリカ「あら嫌だ」 律「あの、今はこんなにボロボロだけどさっきまではアジトだったんだ!信じて!」 梓「きっと私たちに場所がバレたから急いで撤収したんです!」 エリカ「信じますわ」 唯「え?信じてくれるの?」 エリカ「たくさんの毒ポケモンの匂いがいたしますわ。私は毒ポケモンと戦うのも嫌いですからわかりますの。 ロケット団はよく毒ポケモンを使いますから、本当にここにはロケット団がいたんだと思いますわ」 律「ありがとう!」 エリカ「どういたしまして。面倒ですが私も協力いたしますわ」 唯「ジムリーダーが仲間になれば百人力だね!」 律「これでサカキに対抗できるかもな!」 エリカ「・・・あの今なんと?サカキとおっしゃいませんでした?」 律「ああ、ロケット団のボスの名前だよ」 エリカ「あら嫌だ」 唯「サカキを知ってるの?」 エリカ「知ってるといいますか・・・サカキさんはカントージムリーダーの一人ですわ」 律「サカキが・・・!」 梓「ジムリーダー・・・」 エリカ「これは思ったより面倒くさい事態になってきましたわね」 唯「ジムリーダーが悪いことしていいんですか?」 エリカ「もちろん駄目ですわ。ジムリーダーは自分の職務をしっかりと全うできる高潔な人物しかなってはいけませんの。」 律「じゃあさ、この事実をばらせばいいんじゃないかな?」 エリカ「ジムリーダーを選出しているセキエイ高原に私が抗議してもいいですわ。、 ですがおそらくリーダー歴が浅い私が言っても証拠がないから聞いてくれないと思いますわ。」 唯「リーダー歴が長い人に頼めば?」 律「そうか!それに良く考えたらエリカが他のリーダーに連絡してくれれば私らがジムに行かなくても協力を頼めるじゃん!」 エリカ「申し訳ないですがそれはできませんわ」 唯「どうして?」 エリカ「私、お恥ずかしいですが他のリーダーの方たちと交友関係がありませんの」 律「そうなの?他のリーダーとは会ったりしないの?」 エリカ「リーダーが正式に集まるのは新リーダーの就任式だけですわ。 それとたまにジムコン、ジムリーダーコンパがあるのですが私、男性が苦手ですので一回も参加していませんの それに飲み会のノリというものがよくわかりませんわ」 梓「じゃあ連絡先がわかる人はいないんですか?」 エリカ「はい・・・いえ、そういえばハナダジムのカスミさんと連絡先を交換したことがありましたわ」 唯「カスミちゃんと?」 エリカ「カスミさんと私はもっとも最近就任したリーダーでして、就任時期が同じだったから就任式も合同で行いましたの。 その時カスミさんが親しく話してくださって、流れで連絡先も交換しましたわ。それ以来会ったことも連絡したこともないですが・・・」 律「じゃあカスミに連絡できるな!」 エリカ「そ、それは・・・カスミさんの連絡先が変わっているかもしれませんし・・・」 唯「そんなの連絡してみなきゃわからないよ」 エリカ「ですがいきなり連絡するなんて・・・恥ずかしいですわ」 律「勇気を出して連絡しないと始まらないよ?」 エリカ「そう言われましても、どう話していいかわかりませんわ。 私はこんな性格ですから友達もできたことありませんし・・・」 唯「私たちはもう友達だよ♪」 エリカ「え・・・?私と友達になってくださるのですか?」 唯「友達はなってあげるとかじゃないよ!私たちはもう友達なの!」 エリカ「ありがとうございます・・・とてもうれしいですわ唯さん」 唯「エリカちゃんなら大丈夫!ちゃんと話せるよ!」 エリカ「わかりました・・・私はジムに戻ってカスミさんに連絡してみますわ」 律「おー!頑張れ!」 梓「よろしくおねがいします」 エリカ「あなた達はどういたしますの?」 律「この地図が本当なら、ヤマブキとシオンにロケット団がいる。 だからとりあえずシオンに行ってみるよ」 エリカ「そうですか・・・無理はなさらないで下さいね」 律「大丈夫。あくまで調べる程度だから」 エリカ「そうだ・・・これを渡しておきますわ」 律「これは?」 エリカ「シルフスコープと書いてあります。さっきこの廃墟に入ったときに拾いましたの。きっとロケット団の忘れものですわ。ロケット団を探るなら役に立つかもしれませんわ」 律「わかった。ありがとう」 ……………… シオンタウン ヒュー 梓「また来ちゃいましたね・・・」 律「この町の雰囲気苦手なんだよなあ」 唯「ロケット団はとこかなー?」 律「街の中では全然姿を見かけないからなあ。となると怪しいのは」 梓「あのポケモンタワーですね・・・」 ポケモンタワー内部 テクテク 唯「お墓ばっかりだあ・・・」 梓「全部ポケモンのお墓なんですよね・・・」 律「ポケモンも死ぬんだな・・・当り前か」 唯「今何回かな?」 梓「けっこう上りましたよね・・・なんか霧が濃くなってきてません?」 律「そういや・・・いかにも出そうだな・・・」 唯「怖いこと言わないでよりっちゃん・・・」 タチサレ・・・ 律「ん?唯なんか言ったか?」 唯「へ?言ってないよ?」 ココカラタチサレ・・・ 梓「どこからか声が聞こえるような」 おばけ「ココカラタチサレエエエエエ!!」 唯律梓「きゃあああああ!でたああああああ!」 唯「に、にげにげ、にげ」 律「ちょっと待って!シルフスコープが反応してる!」 ピー ピー 梓「なんだかわからないけど は、はやく使ってください」 律「えっと、サングラスみたいに掛ければいいのか?」 カチャ 律「あれ?・・・こいつおばけじゃない!ポケモンだ!」 律「ほら、つけてみろ」 唯「あ、ほんとだ!」 梓「貸してください。ほんとうだ・・・」 ドガース「!」 律「このポケモンがたくさんガスを噴き出してる」 梓「ガスを使って幽霊みたいなシルエットを作ってたんですね」 律「こんな高度なことトレーナーの指示がないとできないよなあ?」 唯「ってことは近くにロケット団が?」 ランス「ばれてしまいましたか」 律「出たなロケット団!」 ランス「私はロケット団アテナ隊の副隊長、ランスです。あなた方は?」 律「そんなことどうでもいい。ここに澪はいるのか答えろ」 ランス「おやおやこちらが名乗っているのにこのお嬢さんと来たら・・・ 澪隊長はここにはいらっしゃいませんよ?」 唯「どこにいるの?」 ランス「知らないし知ってても答えません。あんなボスに贔屓されてる糞女なんか知ったこっちゃありません」 梓「糞女なんてひどい!澪先輩に何か恨みでもあるんですか!」 ランス「ありますとも・・・もともと私が新設部隊の隊長になる予定だったのに、 数か月前にふらっと現れたあの女をボスが隊長に選びやがったのです・・・! 私があの女との勝負に負けたとはいえ、ひどい贔屓です!」 律「まあ元気出せよ。っていうか贔屓じゃなくて負けたのが原因なんじゃないの?」 ランス「黙れ!そもそも私があなた達にこんなこと話す必要ありませんでした! ドガース!こらしめてやりなさい!」 梓「ぴーたん」 ぴーたん「ぴー!」 ぴーたんの念力!効果は抜群だ!ドガースは倒れた 唯「あずにゃんさすが!」 ランス「ふうう・・・!落ち着け私!」 律「澪の場所知らないなら、ロケット団がここで何やってるか教えて」 ランス「ふん!もうあなた達の質問には答えません! あんまりしつこいとあの老人みたいに監禁しますよ!」 梓「老人?」 ランス「ポケモンタワーを悪用するなと文句を言ってきたフジとかいう老人です 一般人のくせにうるさいからおとなしくなるまでここに監禁しているのです! あ!また質問に答えてしまいました」 律「一般人のおじいさんが監禁してんのか・・・ひどいやつらだな」 唯「かわいそう・・・助けてあげないと」 律「聞いちゃったからにはほっとくわけにもいかないな」 ランス「ちっ!あなた達なんかアテナ隊長にやられてしまいなさい!」ダッ 梓「あ、逃げた」 律「進むか・・・」 唯「カメ太!みずでっぽう!」 ロケット団員「ぎゃあ!」 梓「あずさん、切り裂く!」 ロケット団員「うわあ!」 律「サイクロン!つのでつく!」 ロケット団員「ひええ!」 ……………… 律「ふう・・・結構な数の団員に勝ったな」 梓「はい。私たちも結構強くなってきましたね」 唯「うん・・・おや?カメ太の様子が」 カメ太はカメールに進化した! 唯「おお!カメ太がさらに可愛くなった!」 律「今度はちゃんと進化できたかあ」 梓「ずいぶん登りましたね・・・そろそろ最上階でしょうか」 アテナ「ええ。その通りよ」 律「うわ誰だ!」 アテナ「ロケット団実行部隊隊長、アテナよ。あなた達の活躍は監視カメラで見させてもらったわ。 ふふふ・・・なかなか面白そうな子達ね」 梓「とりあえずフジって人を解放してもらえます?」 アテナ「駄目よ。あのおじいさんには私たちがここにいると知られてしまったの。 私たちの計画が終わるまで返すわけにはいかないわ。もちろんあなた達にもね」 律「だよな・・・やっぱ戦うしかないか」 アテナ「どうぞ?かかってらっしゃい」 梓「あずさんは結構弱ってるから休んでてね」 律「サイクロン!」唯「カメ太!」梓「ぴーたん!」 アテナ「行きなさい!アーボック!クサイハナ!」 ……………… 梓「ぴーたん!念力!」 ぴーたんの念力!効果は抜群だ! アーボック「シャア・・!」 アテナ「アーボック!バタフリーにへびにらみ!クサイハナ!カメールにギガドレイン!」 ぴーたん「ぴー・・・!」 カメ太「ギャウ!」 律「サイクロン穴を掘る!」 効果は抜群だ!アーボックは倒れた! アテナ「クサイハナ!」 クサイハナのギガドレイン!効果は抜群だ!サイクロンは倒れた! 律「これで1対2か・・・やっぱ強い・・」 アテナ「残るはマヒしたバタフリーと瀕死寸前のカメール・・・ ふふふ、まあまあ楽しめたわ。クサイハナ!とどめよ!」 澪「ふわ☆ふわ、破壊光線」 ドゴオン! アテナ「な、何事?」 唯「壁におっきな穴ができちゃった!」 律「外の景色がよく見えるな」 梓「うわ・・・意外とここ高いんですね」 アテナ「誰の仕業?」 8
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/8664.html
ポケモンコマスター 機種:iOS,And 作曲者:景山将太 開発元:HEROZ 発売元:株式会社ポケモン 発売年:2016 概要 『ポケモン』を題材としたボードゲームアプリ。2019年10月31日にサービスを終了。 6体のポケモンのフィギュアをコマとして対局を行うゲームで、相手より先にゴールに先に辿り着いたほうが勝ちとなる。 相手のコマと接触するとバトルとなり、お互いのコマが持つワザの優劣によって勝負を決める。 1人で楽しむストーリーモードが用意されているほか、オンライン対戦モードも実装されていた。 音楽は本家ポケモンシリーズを手掛けた元ゲームフリークの景山将太氏が担当。 南国の島が舞台のためリゾート感のあるのんびりした曲が用意されているが、バトル曲はいずれも白熱したものばかり。 バトル曲はどれもピンチになるとテンポが速くなるバージョンに変化する仕組みになっている。 収録曲(仮タイトル/1部のみ) 曲名 作・編曲者 補足 順位 オープニングムービー 景山将太 タイトル マップ ホーム画面、トレーニングセンター、クエストメニュー メインメニュー ラウンジ、デッキカウンター、ショップ トレーニングバトル トレーニングセンターでのバトル、ルームマッチ トレーニングバトル(ピンチ時) リーグマッチ オンライン対戦 リーグマッチ(ピンチ時) ウレックスバトル ホテルウレックスでのクエストバトル ウレックスバトル(ピンチ時) アトランティスバトル ホテルアトランティスでのクエストバトル アトランティスバトル(ピンチ時) VS.ロジャーファミリー ジョー、ブレンダ戦など VS.ロジャーファミリー(ピンチ時) VS.ドン・ロジャー ドン・ロジャー戦 VS.ドン・ロジャー(ピンチ時) バトル勝利