約 588,258 件
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331: ウルトラ星人の人 :2020/12/21(月) 12 22 03 HOST UQ036011228204.au-net.ne.jp 635氏、乙です 635さんのネタ (ゲートの先は神崎島もヤルバーンも無いようですその十四参照) を見てこんなネタを思い付いた・・・ {銀河連合日本×神崎島ネタSS 小ネタ降下作戦の裏側で・・・ } 輸送機内部 オリンピック「私とタイタニックは後で降りるからブリタニックは先に降りたら病院船モードに成りなさいよ!」 タイタニック「へっ、ネェさんそれってどうゆう・・・」 ブリタニック「わっ分かりました!」 ブリタニック降下 タイタニック「ネェさんどうゆう事か説明して!」 オリンピック「機長!Uターンしたら10時の方向に200メートル進んで!!」 機長「イエス!マム!」 オリンピック「さてと・・・質問の答えなんだけど・・・私たちを狙ってるサメが1匹居るから駆除するから手伝ってね♪」 タイタニック「へっ?・・・ま、まさかネェさん・・・やめてよね?」(滝汗) 彼女は思い出した・・・自分の姉が客船でありながらとある戦績持ちであるということを・・・ オリンピック「私1隻分だと潜られて逃げられる可能性が有るから私達2隻分の重量なら・・・」 タイタニック「・・・いや・・・ネェさんやめて・・・」 オリンピック「敵に私達の『お客様』に手を出すとどうなるか教えないといけないから却下よ♪」 機長「まもなく降下地点です」 オリンピック「ではいくわよ、アイキャンフライ♪」 タイタニック「いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 こうして二人は降りていった・・・ 結果からしたら独・潜水艦の前方部をダブルライダーキックで大破させて鹵獲するという大金星を残して オランダ・イギリス両政府から勲章を貰うのだが・・・ 姉オリンピックは妹タイタニックに二ヶ月ほど口を聞いてもらえなくなったとか・・・ オリンピック「タイタニック~お姉ちゃんが悪かったから許して~」(泣) タイタニック「ふ~んだ!」 ブリタニック「あはははははは・・・」 (汗) 完 まとめに掲載はOKです
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ニュース @wikiのwikiモードでは #news(興味のある単語) と入力することで、あるキーワードに関連するニュース一覧を表示することができます 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_174_ja.html たとえば、#news(wiki)と入力すると以下のように表示されます。 【カウンターサイド】リセマラ当たりランキング - カウサイ攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) ウィキペディアを作ったiMacが箱付きで競売に登場。予想落札価格は約96万円!(ギズモード・ジャパン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【テイルズオブルミナリア】リセマラ当たりランキング - TOルミナリア攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 終末のアーカーシャ(終アカ)攻略wiki - Gamerch(ゲーマチ) メトロイド ドレッド攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【グランサガ】リセマラ当たりランキング - グランサガ攻略wiki - Gamerch(ゲーマチ) マニュアル作成に便利な「画像編集」機能を提供開始! - ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」 (2021年12月6日) - エキサイトニュース マニュアル作成に便利な「画像編集」機能を提供開始! - ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」 - PR TIMES 【アイプラ】リセマラは必要?当たりキャラランキング【IDOLY PRIDE】 - Gamerch(ゲーマチ) 【Apex Legends】ヴァルキリーの能力と評価【エーペックス】 - Gamerch(ゲーマチ) 【ウインドボーイズ】リセマラ当たりランキング(最新版) - ウインドボーイズ攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) モンハンライズ攻略Wiki|MHRise - AppMedia(アップメディア) 篠原悠希×田中芳樹が明かす「歴史ファンタジー小説ならではの悩み」(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ポケモンBDSP(ダイパリメイク)攻略wiki - AppMedia(アップメディア) SlackからWikiへ!シームレスな文章作成・共有が可能な「GROWIBot」リリース - アットプレス(プレスリリース) 【ウマ娘】チャンピオンズミーティングの攻略まとめ - Gamerch(ゲーマチ) 【ウマ娘】ナリタブライアンの育成論|URAシナリオ - Gamerch(ゲーマチ) 【ウマ娘】ヒシアケボノの育成論|URAシナリオ - Gamerch(ゲーマチ) 【ウマ娘】フジキセキの育成論|URAシナリオ - Gamerch(ゲーマチ) ドラゴンクエストけしケシ攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【スタオケ】カード一覧【金色のコルダスターライトオーケストラ】 - Gamerch(ゲーマチ) 【スマブラSP】ソラのコンボと評価【スマブラスペシャル】 - Gamerch(ゲーマチ) 【ブレフロレゾナ】リセマラ当たりランキング【ブレイブフロンティアレゾナ】 - ブレフロR攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 仲村トオル、共演者は事前に“Wiki調べ” - 沖縄タイムス 【ENDER LILIES】攻略チャートと全体マップ【エンダーリリィズ】 - Gamerch(ゲーマチ) 【ウマ娘】あんしん笹針師の選択肢はどれを選ぶべき? 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577: ホワイトベアー :2022/06/17(金) 22 30 11 HOST sp1-75-1-56.msc.spmode.ne.jp 大陸×ストパンネタ オリンピック作戦 オリンピック作戦(Operation Olympic)は第二次ネウロイ大戦においてネウロイ占領下のガリア解放とライン川までの防衛線お仕上げを目的とした国連軍主導の一大軍事作戦である。 オリンピック作線は1944年6月3日、ブリタニア本土に集結した航空戦力と大西洋上の一大空母機動艦隊からの航空攻撃と戦艦32隻、重巡洋艦48隻を主力とする水上打撃部隊によるサン=バレリ=アン=コーネストへの総攻撃(トライデント作戦)から開始された。 翌6月4日には6個空挺師団による空挺降下と1万隻以上の艦艇(揚陸艇込み)が参加した強襲上陸、ヒスパニアからのガリア南部への侵攻作戦が実施されていき、ドーバー海峡とピレネー山脈を超えてガリア本土に対しての本格的な攻勢を開始する。 この一大攻勢は前日までにガリアに存在していたネウロイの巣とそこに所属する大半の航空ネウロイを排除していたことで大した損害も受けずに国連軍はガリアに橋頭堡を築いた。 8月末までに600万近い兵力がガリア本国に投入され、小規模な被害の下にガリア国内の大多数をネウロイから奪還することに成功した。 578: ホワイトベアー :2022/06/17(金) 22 31 03 HOST sp1-75-1-56.msc.spmode.ne.jp 背景 1940年12月、パリ陥落によりガリアの政府機能が完全に麻痺したため、国連軍はガリアからの撤退を宣言し、国連軍とガリア軍は【ダイナモ作戦】をはじめとした撤退作戦によりピレネー山脈以南やブリタニア本土へと撤退した。 この一連の作戦は奇跡と呼べるほどの大成功の下に終了し、ブリタニア連邦軍を主力とする国連欧州総軍とガリア軍、ガリア難民の大多数が無事にガリアからの撤退に成功した。 その後の【BoB(Battle of Britain)】や【BoP(Battle of Pyrenees)】でネウロイの侵攻を撃破し、ブリタニア本土及びヒスパニアの防衛に成功、人類はドーバー海峡とピレネー山脈にそって防衛線を構築することができた。 しかし、この段階で国連軍地上戦力の主力を担っていたブリタニア連邦軍や各国の亡命軍は重装備の大半を喪失し、ブリタニア連邦諸国とリベリオンや日本の支援があったとしても短時間でガリアに侵攻を仕掛け、これを解放することは不可能な状態に追い込まれてしまう。 また、1941年半ばにはオラーシャ軍と国連ウラル総軍による限定反攻作戦である【タイフーン作戦(Operation Typhoon)】とスオムス、バルトランド、国連北極海方面第3軍による限定反攻作戦【トライデント・ジャンクシャー作戦(Operation Trident Juncture)】の2つの攻勢作戦と日本・リベリオン・ブリタニアの3カ国が主導するカイロ奪還作戦、【砂漠の剣作戦(Operation Desert Saber)】が控えており、国連と後方諸国は東欧、北欧、北アフリカ、中東に戦力や物資を集中していたことから短期間での西欧における地上戦力の再建は後回しにされ、以後の国連と後方諸国はブリタニア、ヒスパニア、アンゴラ、ロマーニャ、ベネツィアの防衛を第1として将来の反攻作戦に備えると言う持久戦を西欧における基本方針とする。 東欧や北欧、アフリカでの反攻作戦に成功し、スエズの解放と北欧における戦線の安定、さらにウラル方面での防衛線の西進に成功したあともこの方針は基本的には変わらず、国連軍事参謀委員会は日米武の世界戦略に基づいてインド洋と大西洋間のシーレーンの安全を確固たるものにするために地中海方面での活動を拡大して行くことを決定するなど依然として国連と後方諸国は西欧での反攻作戦には消極的であり続けた。 1942年3月には国連軍地中海方面第1軍司令部を最高司令部に日本軍・リベリオン軍・ブリタニア連邦軍・ロマーニャ軍・ヴェネチア軍・アフリカ連合軍・国連軍の7軍合同によるバルカン半島の解放を目的とした反攻作戦である【決意の証明作戦(Operation Ironclad Commitment:断固とした決意表明作戦とも表記される)】を実施、50万近い兵力を投入した大規模な攻勢を仕掛けることで貴重な上陸作戦に関するノウハウを獲得すると同時にバルカン半島全土とオストマルク、ウクライナ南部の一部の解放に成功した。 1941年のカイロの巣の撃破と1942年からのバルカン半島及びウクライナ地方の一部の解放に成功したことで地中海の安全が確保され、アジアからの物資の輸送時間も大きく短縮されたことから国連軍と後方諸国はようやく西欧における反攻作戦実施の検討を開始、国連軍事参謀委員会では正式に北ガリア侵攻作戦である【ラウンドアップ作戦(Operation Round Up)】が立案されるなど西欧反攻の気運が高まっていった。 しかし、日本とブリタニアの間で発生した外交問題とそれを起因とするブリタニア国内の政治的問題、ブリタニアとリベリオンの作戦方針の違いなどにより同作戦に必要な物資を1943年までに用意できなくなり、西欧反攻作戦の開始は1944年以降への再度延期を余儀なくされる。 579: ホワイトベアー :2022/06/17(金) 22 31 39 HOST sp1-75-1-56.msc.spmode.ne.jp それでも1943年5月に開催された国連安全保障理事会において、1944年6月に国連大西洋総軍の指揮の下に西欧における大規模な反攻作戦である【オリンピック作戦(Operation Olympic)】を実施することが決定され、国連軍と後方諸国はブリタニアやヒスパニアなどへの戦力や物資の集積やマルベリー港と呼ばれる人工港やフランスとブリタニア本土を結ぶパイプライン構築用の機材などの特殊機材の製造などを開始する。 こうした人類の動きを察知したのか、西暦1944年6月1日、国連軍による【オリンピック作戦(Operation Olympic)】の発動まで1週間を切ったこの日にネウロイの巣がパリからサン=バレリ=アン=コーに突如として移動させた。 ネウロイの突然の巣の移動。これに対して国連軍司令部は大きな衝撃と動揺をもたらした。 何せ、今まではブリタニア本土まで直線距離でも250km近い縦深が存在していたが、ネウロイの巣の移動で一気に100km程度まで縦深が縮まってしまったのだ。 さらに、第501統合戦闘航空団に所属するフランチェスカ・ルッキーニ ロマーニャ陸軍少尉が人型ネウロイを発見し、これと接触したという報告が第501統合戦闘航空団より届けられた。 この報告を受けた国連大西洋総軍司令部は1940年にスオムスで発生した【ジュゼッピーナ・チュインニ事件】、1944年4月に実施した【ミエリッキ作戦】での教訓から同日中にはルッキーニ少尉の身柄を拘束、それが不可能な場合は射殺するように第501統合戦闘航空団司令部に命令すると同時に、完全武装の1個歩兵大隊からなる部隊を第501統合戦闘航空団基地に送り込み、ルッキーニ少尉を完全に外部から切り離した。 また、国連安全保障理事会と国連軍事参謀委員会に作戦の第1段階目標をガリアにおける橋頭堡と補給線の確保からネウロイの巣の攻略と人型ネウロイの殲滅に変更した上で作戦開始日を6月3日に繰り上げることを要請。この要請は即日承認され、ブリタニアに集結している全水上戦力と航空部隊、航空ウィッチ部隊を投入してのネウロイの巣攻略作戦の実施が決定される。 580: ホワイトベアー :2022/06/17(金) 22 32 16 HOST sp1-75-1-56.msc.spmode.ne.jp 経過 西暦1944年6月2日深夜、国連軍大西洋方面第1軍司令部はガリア本土への上陸部隊を乗せた輸送船団の護衛兼上陸支援部隊としてピカデリー・サーカスに待機していた多国籍連合艦隊と大和型航空魔導戦艦を輸送船団から切り離してサン=バレリ=アン=コーに向けて出撃させた。 突然の作戦変更命令に艦隊司令部に多少の混乱が発生するも、それも最低限で抑え込むことに成功。艦隊は国連軍の夜間ウィッチによる護衛の下に攻撃開始時刻までにネウロイの巣を攻撃範囲内に捉える。 翌6月3日の早朝、艦隊がドーバー海峡を横断している一方で、国連軍はブリタニアに集結していた全ての航空戦力を投入するつもりでブリタニア本土に設営されていた100を超える飛行場や大西洋上の空母部隊から日の出と同時に通常航空戦力と航空ウィッチ達を出撃させ、先行していた艦隊と合流して共同でネウロイの巣への総攻撃を開始した。 人類側の総攻撃に対してネウロイ側は200を超える大型ネウロイを出現させて迎撃をおこなう。 コアを有した200体を超える大型ネウロイの大軍の迎撃は激しく、人類側は決して少ないとは言えない被害を負った。 それでも、BoB後からオリンピック作戦の実施まで一切使用せずに備蓄し続けていた為に余るほど用意されていた咒式魔導浸食弾頭弾や弾頭ミサイルを容赦なく放ち、SF-44A、SF-41B、SF-38Eなどのジェットストライカーを装備した航空ウィッチを大量に投入し、さらにはネウロイ化兵器である2隻の大和型航空魔導戦艦を全面に出して攻勢を仕掛けてくる人類はネウロイ側を徐々に押していき、 最終的に国連軍は400機近い航空機と8名の航空ウィッチ、戦艦6隻を含む水上打撃部隊の3割を喪失しながらも国連軍は航空優勢の確保に成功する。 ネスト周囲の航空優勢の確保を確認した国連軍はブリタニア本土にて待機していた対ネウロイ用気化爆弾を装備する日本空軍の戦闘攻撃機部隊を出撃させ、同部隊がネウロイの巣に対ネウロイ用気化爆弾を投下することでネウロイの巣を覆う漆黒の雲を霧散させる。そして、大和型航空魔導戦艦【大和】の艦首200cm砲にてむき出しになったサン=バレリ=アン=コーネスト本体にあるコアは破壊され、サン=バレリ=アン=コーネストは消滅した。 その後、国連軍はカールスラント方面に撤退を図るネウロイ残党の掃討戦を開始し、翌6月4日には国連大西洋総軍司令官であった日本海軍の坂本進太郎大将はドーバ海峡沿岸部並びにガリア南部における絶対航空優勢を宣言、作戦が国連軍の優勢の下に進んでいるとマスメディアを通して世界に公表する。 その一方でネウロイの巣の撃破とならんで最重要目標とされた人型ネウロイの殲滅は人型ネウロイを発見することができずに失敗、公式発表とは裏腹にオリンピック作戦の第1段階は完全に成功したとは言えない状態で終了してしまった。 成果としては微妙であるが、制海権と航空優勢を確保した国連軍大西洋総軍は欧州大陸への上陸作戦である【オーバーロード作戦(Operation Overlord)】とヒスパニアからのガリア南部攻勢作戦である【ドラグーン作戦(Operation Dragoon)】を開始し、【オリンピック作戦】は第2段階に移行する。 ガリアの巣の消滅と国連大西洋総軍からの命令を受けてピカデリー・サーカスに待機していた輸送船団はドーバー海峡横断を開始、6月4日にはパ・ド・カレーやダンケルク、ブルッヘなどに第1軍集団の先遣部隊を、シェルブール付近に第2軍集団の先遣部隊を上陸させると同時にヒスパニアから第3軍集団を北上させた。 581: ホワイトベアー :2022/06/17(金) 22 32 52 HOST sp1-75-1-56.msc.spmode.ne.jp 幸いなことに、巣が破壊されたことからネウロイはすでにカールスラント方面への撤退を開始しており、上陸を開始した第1軍集団と第2軍集団の先遣部隊約36万は大した損害を受けることなく欧州大陸への上陸に成功、ほぼ無傷の港湾施設を確保することに成功する。 また、ヒスパニア方面から南部への侵攻を開始した第3軍集団も同様に撤退から逸れたのだろう小規模なネウロイの群れとの戦闘こそあったものの、大した被害を受けることなくガリア南部への侵攻に成功した。 主要な港湾施設を手に入れたことで兵站線を確保した国連軍はブリタニアとヒスパニアに待機していた主力部隊を順次ガリアに進出させていき、主力部隊の増援を受けた第1軍集団は7月10日からベルギガの解放とマース川までの進出を目的とした【コブラ作戦】を開始。 退却時に逸れたのであろう小規模なネウロイ群を撃破しながら第1軍集団はブリュッセル、エイントフォーフェン、セルトーフェンボスなどのベルギカやネーデルラントの主要都市を開放していき、8月25日には先行する一部の部隊がマース川沿いに到着した。 【コブラ作戦】の開始に合わせて第2軍集団がライン川と旧マジノ線までのガリア国境地域の解放を目的とした【ブルーコート作戦】を開始、7月17日には先遣していた日本陸軍第8機甲師団がパリを解放、その後も自動車化された戦略機動性の高さを活かして素早く目標地域を制圧していき、9月1日にはガリア国境にある旧マジノ線に布陣していたネウロイの中規模集団を撃破することでガリア北部を完全に掌握する。 その後、補給と部隊の再編の為に1カ月近く国連軍の進撃は低調となるが、西暦1944年10月4日、ガリア本土の大半を解放した国連軍はライン川までの防衛線を押し上げることを目的としたトータライズ作戦を開始、補給と再編を終えた第1軍集団と第2軍集団が501JFW、502JFW、509JFW、510JFWの4個統合戦闘航空団と3個連合戦術空軍の航空支援を受けながらカールスラント国境を超えて進撃を再開した。 国連軍の電撃的なガリア解放の動きに対してネウロイ側の動きは低調であった。一応、カールスラントのネウロイの巣から散発的な大型ネウロイや中小型ネウロイの攻撃こそあったものの、それらは国連軍の航空ウィッチ部隊や航空戦力によって地上部隊よりも遥か先で撃破されていき、トータライズ作戦もまた大した犠牲を出すことなく成功した。 この作戦の成功を持って人類の西欧における防衛線はライン川沿岸部まで押し上げることに成功し、国連大西洋総軍はオリンピック作戦の成功を大々的に発表した。 582: ホワイトベアー :2022/06/17(金) 22 33 26 HOST sp1-75-1-56.msc.spmode.ne.jp その後 防衛線をライン川まで押し上げることに成功した国連軍内ではブリタニアのモントゴメリー将軍を筆頭としてライン川を超えてカールスラント領に本格的に侵攻を行うことを主張する人間も一定数いたが、日本やリベリオンを筆頭とした兵站線の確保を重視する後方諸国はこれに乗り気ではなく、最終的に道路や線路、港湾設備等の点検や補修、ガリア撤退時に破壊した橋等の再敷設、道路を塞ぐ瓦礫の撤去などや航空基地等の施設の設営などインフラや施設の整備の為に一時的に進撃を停止し、ライン川沿いに防衛線を構築していくことになる。 ガリアの解放に成功したことを受け、自由ガリア政府はガリアの正統な政府としての承認とガリア本国の返還を国連に要求、ブリタニアもこの行動を支持した。 しかし、国連安全保障理事会常任理事国である日本とリベリオンは自由ガリア政府の不安定さを理由に自由ガリア政府をガリア共和国における正当な政府と承認せず、また、ガリア本土の国連軍による統治を主張したためにガリア本土は国連軍の軍政下に置かれ続ける。 日米の姿勢に自由ガリアはもちろんブリタニアも不快感を抱いていくが、ブリタニア国内にてガリア王党派の過激派によるドゴール将軍とガリア軍政府長官に指名されたアイゼンハワー大将の暗殺未遂事件が立て続けに発生。 調査の結果、暗殺未遂計画には自由ガリア政府の高官すらも関わっていることが判明し、ブリタニアすらも自由ガリア政府への不信感を高め自由ガリア政府の承認は見送られ、 ガリア本国は第二次ネウロイ大戦の集結が宣言されるまで国連大西洋総軍の軍政下におかれることになった。 軍政の継続と合わせてガリア難民のガリア本国への立ち入りは基本的に禁止され、国連大西洋総軍隷下国連軍ガリア軍 政府の許可を得たインフラ関係に携わるごく一部の人間と国連軍の指揮下にあるガリア軍将兵、軍関係者以外の大半のガリア難民は依然として後方諸国に設置されている難民キャンプで生活していくことになる。 583: ホワイトベアー :2022/06/17(金) 22 34 50 HOST sp1-75-1-56.msc.spmode.ne.jp 以上、大陸×ストパン世界におけるストパン第一期のラストからその直後の話になります。wikiへの転載はOKです。
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87 :また君を……。:2013/10/21(月) 21 04 18 提督たちの憂鬱キャラがギアス平行世界に転生。 共通。 ルルーシュ救済。 シャーリー救済。 88 :また君を……。:2013/10/21(月) 21 05 01 また君を……。 殺戮に継ぐ殺戮。破壊に継ぐ破壊。 多くの血を流し、我が手を真っ赤に染め上げ、全ての憎しみを集め世界の敵となった悪逆皇帝ルルーシュ。 最早、虐殺皇女と名付けられたユーフェミアを思い出す者はいない。例え歴史にその名を刻んだとしても、悪逆皇帝が達成した偉業の前には、霞の如く薄れ消え行くであろう。 無論、そうなった処でユフィに殺させてしまった者達の彼女へと向けられる憎しみが消えることはない。 出来ることならば、その憎しみすらもこの身で引き受けたかった。しかし、人々の心を一つにし、ユフィが望んだ争いのない平和な世界を作る為には世界の英雄であるゼロの存在が必要なのだ。 その為にはユーフェミアをギアスで操り、罪のない日本人の虐殺を命令したのがゼロであってはならない。もし、ゼロがルルーシュと同一の存在である事が白日の下に晒されれば、ゼロレクイエムは崩壊し、世界は再び戦火に包まれてしまう。 そして、その新たな戦火を止めることは最早誰にも出来なくなり、己の全てを掛けたこの計画が水泡に帰してしまう。 何もかもの引き金を引いたのが自身である以上、計画通りに進めることその物が傲慢と言えたが、例えユフィに恨まれたとしてもこの我だけは押し通す。 それがこの俺……。 魔王――ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが成し遂げなければならない最後の仕事なのだから……。 「ル…ルルーシュっ…!」 「これは、お前にとっても罰だ…」 スザク……。いや、ゼロの剣で貫かれた胸が熱い……。 だが、これでいい。こうでなければならないのだ。 「お前は、正義の味方として……仮面を被り続ける……。枢木スザクとして生きることは……もう…ない……。人並みの幸せも…全て…世界に捧げてもらう……、永遠に」 俺の死と、そして枢木スザクの死こそが、このゼロレクイエムの総仕上げ。 俺も、お前も、共に人を殺しすぎた……。 俺は徹底した殺戮と破壊を行った悪逆皇帝として世界に憎まれながら死に、お前は悪逆皇帝の下で殺戮を実行した裏切りの騎士として死を迎える。 お前が、お前として生きることは最早無い。枢木スザクが望んだ死すらも、ゼロ――今のお前には許されない。 お前が人(スザク)として何かを望む事は、俺(魔王)が生き続ける事と同様に、これより訪れる平和な世界にとって許されざる大罪だ。 故に、人としてではなく、ただ、正義の味方という装置として、己が天寿を全うするまで生き続けろ。それがお前の罰だ……。 「そのギアスっ…! 確かに受け取った…っ!」 ああ…漸くだ……、ナナリーが望み、ユフィが望んだ世界が……俺とスザクが計画し、実行へと移したエゴ、ゼロレクイエムの果てに……。 「お兄様……」 剣が引き抜かれ、身体の支えを失い落下した先には、俺が守りたいと思っていた者の一人が居た。 ナナリー……。 「そんな……! お兄様は…今まで……っ!」 俺の手に触れたナナリーの手……直後に聞こえたのは驚愕に彩られた声だった。 ああ……そうか……。忘れていたよ……。ナナリーには、触れた者の心象風景を読み取る、不思議な力があったのを…。 ふ……だが、知られた処で、最早何も意味は成さないがな……。 「お兄様っ…! 愛しています…っ!」 涙を流し俺に縋るナナリーの声……。 だが、それも束の間だった。 『ルル……よかった……』 泣きじゃくるナナリーの声に混じって。 『最後に、話せて……』 別の声が聞こえてきたんだ……。 89 :また君を……。:2013/10/21(月) 21 05 47 * 『私ね…記憶が戻って凄く怖かった……』 これは……。 『偽物の、先生…。記憶にない…友達…。みんなが…嘘を、ついてる……。世界中は、私を見張ってるような気がして……』 シャーリー……? 『ルルは、こんな世界で一人で闘ってたんだね…。たった一人で……』 ……シャーリーとの記憶……。 永遠の別れとなった――。 『だから私は……私だけは…、ルルの本当になってあげたいって…』 あのときの――。 『私…ルルが好き……お父さんを巻き込んだって、分ってても……嫌いにはなれなかった……』 父を殺した俺を。 それでも……好きだと言ってくれた……。 『ルルが全部、忘れさせてくれたのに……。それでもまた…ルルを好きになった……』 人生で二度目に愛した……。本気だった……。本気だったからこそ、遠ざけた。 『記憶を弄られても……また好きになった……』 シャーリーと話した……。 最後の記憶……。 はは…は……なんて…ことだ……。 失礼……極まり…ないな……。 分かれを告げ……一番に思わなければならないのは……今…俺に縋り付き、泣いている……ナナリーでなければ……ならないというのに……。 死に行く…瞬間の……永遠とも言える時間が……シャーリーが残した……最後の言葉とは……。 ナナリーとの幸せな日々ではなく……彼女との別れの瞬間を思い出しているなんて……。 俺は……俺という奴は……こんなにも…薄情な兄だったのだろうか……? ずっと……ナナリーの幸せを願い……戦ってきた筈なのに……。 『何度生まれ変わっても、きっとまた…・。ルルを好きになる……』 いま…俺は……自分が愛した女の子の事だけを……思い出している……。 90 :また君を……。:2013/10/21(月) 21 06 24 ――――いいや……違う……。 何を、都合の良いように考えている。 俺は……。俺は元々……こんな奴だったじゃないか……。 ナナリーの為というのを口実にして、自分の考えを押し付け、結局は自分の思い通りにしたかっただけの。 自分勝手で我が儘な人間だ……。 『これって……運命なんだよね……』 運命……か。 そうだな……運命かも知れない。 こんな自分勝手な俺を好きになってくれる、君みたいな優しい人と巡り会えたのは。 シャーリーは、死の淵にあるその瞬間も、こんな自分勝手で傲慢な俺を好きで居続けてくれた。 こんな人との巡り会いが、運命でなければ何だというのか……? この、優しさの無い、冷たく孤独な世界で……。君の存在は、俺の救いだった……。 『だから…いいよね……ルル…。……生まれ変わってもまた……ルルを……好きになっても……』 ああ、もちろんだよシャーリー……。 こんな俺で良ければ……また……好きになって欲しい……。 きっと俺も……君を好きになるから……。 『何度も…… 何度も……』 何度も……何度も……。 『好きに……なる……か…ら……』 好きに……なるよ……。 「ああ……俺は……。世界を……壊し……。世界を……。造る……」 新しい世界……。 そこで…また……。 君を……。 『好きになるよ』 91 :また君を……。:2013/10/21(月) 21 07 02 眠りに落ちる瞬間というのは不思議な物だ。 いつ思考が途絶えたのか? それを僅かたりとも感じさせずに意識を失う。 昔、考えた事がある。眠っている時とは、死んでいる時と同じ状態なのではないのかと。 ――いっ! 眠ったまま起きないのが“死”という状態ならば、眠っているのは死を擬似的に体験していると考えられないだろうか。 ――おいっ! しっかりしろっ! 人間は――いや、恐らく人間に限った事ではないと思われるが、生物は皆本能的に死を恐れている。 にも拘わらず、意識や思考を完全に喪失した擬似的な死の状態にある眠りを恐れない。 眠たいから眠る。これを進んで行っているのがその証明。 一つ違うのは、眠りには起きられるという保証があるのに対して、死は二度と起きられないという処であろう。 死んだ者が起き上がる。生き返ることはありえない。 不死の力を持つコードの保持者でも無い限りは。 俺は死んだ。 ゼロとなったスザクに心臓を貫かれて。 ナナリーに看取られながら、シャーリーの声を聴きながら。 何度生まれ変わってもシャーリーを好きになるという誓いを立てながら。 確かに俺は死んだのだ。 つまり……この状況はおかしい。 ありえないということだ。 ――死ぬんじゃないっ! 最初は遠くから、徐々にはっきりしてきたこの声は、明らかに俺を起こそうとする声だ。 眠っているのではない。死んだ筈の俺を起こそうとする為の。 そこからはもう一瞬だった。睡眠中の人間を起こそうと身体を揺さぶれば大抵の者がそうであるように真っ暗闇だった俺の視界に光が差込む。 「う……」 永遠と思われた闇が晴れ、光の世界に帰還した俺の視界には、ホッとしたような表情で覗き込んでくる一人の男の姿があった。 「おおっ! 気が付いたかっ!」 眼鏡を掛けた中年の男性だ。見た感じはブリタニア人だが。 「ここ…は……?」 「ここはって……。君……、自分でこんな所まで入って来たんだろう?」 「自分で……?」 自分で入って来たという男性の言葉に疑問を覚えて周りを見渡してみれば、そこは死の瞬間まで居た処刑執行前のパレード会場ではなく、鬱蒼とした草木と、木々が生い茂る森の中だった。 その森の中に俺とこの男。更に数人の何かの機材を担いだ男達が居た。 92 :また君を……。:2013/10/21(月) 21 10 55 「まったく、若いのに何を考えているんだね君は!」 「えっ…? い、いや、俺は…、」 「こんな樹海の奥まで入ってきて……っ! 何があったのかは知らないが、死んでどうするっ!」 なに…? この男は一体何を言っている? 「……この辺りは携帯も使えないし、衛星電話は故障中……といって、このまま放って置くわけにもいかん……。これは一度引き返すしかないな」 「ええっ! 何考えてんすか局次長っ!? もう少しで調査ポイントだってのにっ!」 「そうっすよ! こんな自殺しに来たようなガキなんか放ってさっさと仕事終わらせましょうよっ!」 「そう言うわけにもいかんだろう。とにかく電波が届く場所まで引き返して警察に連絡だ」 自殺? 自殺だと? 俺が自殺しに此処へ来たとか言っているのか? 「君、名前は?」 名前? 何故……この男は俺の名前を知らない? 俺は……俺の顔は、世界の敵として全人類が知っている筈だ……? 何故、自分が生きているのかは分からなかったが、生きているならばもう一度死ぬ必要がある。 「我が名はルルーシュ、ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアだ」 そして、知らないのならば教えなければならない。 知らない人間が居るのならば知らしめる必要がある。 少しでも多くの憎しみをこの身に集める為にも……! 「な、なんだって…? もう一度いいかい? 私は君の名前を教えて欲しいんだよ」 「何度でも言おう、我が名は神聖ブリタニア帝国第99代皇帝ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアだ」 耳が遠いのか聞き取れていなかった様子で再度俺の名を問うた男に、もう一度告げる。 世界の敵であり、血塗られし悪逆皇帝である自身の名を。 だが、もう一度名乗ったときだった。 「このガキィ――っっ!!」 それまで特に関心を抱いて居なさそうだった男の部下らしき何かの機材を背負った男が殴りかかってきたのは。 「ぐッ…!」 男の拳を諸に受けた俺は、後方に吹っ飛ばされて地面の上に投げ出された。 流石はあれだけの機材を担いで歩くだけの事はあるな。 だがこれでいい。こうして俺の正体を知った者がまた一人、憎しみを抱いてくれたのだから。 その憎しみを背負って逝くのが俺の仕事だ。 そう、思ったとき―― 「よりによってルルーシュ殿下の御名を騙ろうとは何て恐れ多い事抜かすガキだッ! 局次長ッ! やっぱりこんなガキは放っておきましょうよッ!」 「まあ待てッ」 「けどルルーシュ殿下のッ、皇族の名を騙るなんて立派な不敬罪っすよ! それも98代帝シャルル陛下の御代で99代帝という僭称までッッ、幾らここが日本だからってッ!!」 男達が始めた話に違和感を覚えた。 呼び捨てでも陛下でもなく……殿下? それに……シャルルの御代……? 93 :また君を……。:2013/10/21(月) 21 11 36 「君もだ。幾ら自暴自棄になっているからといっても口にして良い事と悪い事がある。日本でならまだしも、そんなことをブリタニアで口にすれば皇族侮辱罪で捕まるぞ。大体そんなラフな服装の皇帝陛下が居るものか」 「局次長、日本でも特高に捕まるっす」 今は98代シャルルの時代で、俺が殿下と呼ばれている。 それにラフな服装? 「なッ!」 男の指摘を受けて自分の服装を見てみれば、死ぬ間際まで着ていた筈のブリタニア皇帝としての服装ではなかった。 茶色のジャケットにグレーのパンツ……どこからどう見ても私服だ。 何なのだいったい……。何がどうなっている……。 死んだ自分が生きていて、気が付けば森の中。服は私服に替わっていて……そして今は98代帝シャルルの時代。 男の真剣な顔。部下の男達の激情具合から判断しても、どうやら本気のように見える。 「もう一度聞く。次に同じ事を口にすれば流石の私も看過できん、場合によっては通報する事になるし、そうなれば君の御家族にまで危害が及ぶぞ」 このまま自身の主張を押し通しても良かったが、もし本当に悪逆皇帝ルルーシュ――俺が居ないというのなら、自身の主張を続けたところで意味など無い。 それに、色々と気に掛かることが多すぎた。 いったい此処は何処だと言うんだ? 悪逆皇帝を知らない者が居る土地。そんな場所は、この地球上の何処にも有りはしないというのに……。 ………此処は、話を合わせておくのが得策か……。そして名乗るなら、嘗て名乗っていた姓しかないだろう。 「す、すみません……ルルーシュ、ルルーシュ・ランペルージ……それが俺の本名です……」 妙に歯痒い感じがしたが、このままでは恐らく何も進まない。 「そうか。ルルーシュというのは本当だったのか……嘘じゃないね?」 「はい」 「ルルーシュって……よくもまあ殿下と同じ名前を付けた物だなコイツの親も……」 「よさないか」 「へ~い」 何より、シャルルが…、俺が殺したはずの父上が生きているらしいのが気になる。 死んだ筈のあの男が何かをしたのか? もしもそうだとすれば、何をどうやってこんな……。 そうやって思考の海に沈み掛けた時だった――。 「で、結局引き返すんですかフェネット局次長」 「ああ、そうなる。警察や、何よりも彼の御家族に連絡を取らなくてはならないからな」 あの忘れられない、彼女の名前を耳にしたのは……。 「フェネット……?」 「ん? ああそうだよ。私はジョセフ・フェネットという。日本の地質調査研究チームと合同で富士裾野、此処、青木ヶ原の地質調査をしているんだ。まあ、その現場に向かう途中で君が倒れているのを発見したという訳だよ」 94 :また君を……。:2013/10/21(月) 21 12 19 ジョセフ・フェネット……ナリタ連山の作戦で俺が殺した……シャーリーの父親……。 いったい、何の罰だこれは…。死んだ筈の俺が目を覚ませば、シャルルの御代だという連中に出逢い、その一人は俺が殺したシャーリーの父親。 それに……。 「日本…?」 さっきからずっと日本という国名を口にしている。彼らブリタニア人が日本という国名を使用する事は無いというのに。 まさか、日本がブリタニアの侵略を受けて、エリア11となる前の時代にタイムスリップしたとでもいうのか? 「しかし、よく見れば似てるな……」 「あ! それ、俺も思ったっす!」 「ひょっとして似てるから騙ったのか?」 ジョセフだけではなく、地質調査チームとやらの全員が俺の顔を凝視してきた。 「な、何に似てるんですか?」 「何って、君が騙ったルルーシュ殿下にだよ。歳も背格好も同じくらいだし今まで間違われた事もあったんじゃないのかい」 な…なんだと… 歳も背格好も同じで俺が殿下と呼ばれている? 馬鹿な…… その頃はもう俺は死んだ事にされていたし皇籍も失っていた……! 今までの話が本当なら2010年以前にタイムスリップしたとなる筈だが、これでは年代がッ、そもそも辻褄が合わないぞッ!? いや、それ以前にタイムスリップ自体がありえない……! 「え、ええまあ、ところでフェネットさん……いま、何年何月か分かりますか?」 混乱してきたが何とか平静であるように取り繕った俺は、確かめておかなければならない事を聞いた。 そう、年代だ。年代を聞けばはっきりする。そう思って聞いたのだが――。 「変な事を聞くね……皇歴2019年8月に決まってるじゃないか。終戦記念日がある月を忘れるとは近頃の若者は……。ま、80年近くも昔の話だから分からんでもないが、ブ日両国にとって重要な日がある月を何と考えているのやら……」 まるで年代が合わない……。それに80年前の終戦記念日? 「き、9年前の、ブリタニアが日本を侵攻した時の極東事変終結ではなく?」 「極東事変? ブリタニアが日本侵攻? ……ぷッ、わはははッ、面白いが笑えない冗談だよ。いったい何をどうすればブリタニアと日本が戦争になるんだね? 仮にそんな事になったら両国共に破滅だよ」 「き、局次長、やっぱりこのガキちょっと頭がおかしいんじゃないっすか?」 「やめろ、とにかく引き上げよう。話があるならそれからだ」 95 :また君を……。:2013/10/21(月) 21 12 56 そこから先は俄には信じがたい話ばかりだった。 確かに戦争はあったがそれは80年も昔の事であり、現在のブリタニアと日本は同盟国という間柄。 それも、共に歩むパートナーとしてあらゆる分野において共同研究と相互協力の条約を結び、最早一国二制度の連合国家と言っても過言ではない程の深い結びつきとなっていた。 更には戦前から日本に渡っていたブリタニア人の移民も多く、現在ブリタニア系日本人は人口の一割超えにまで達している。 反対に日本からブリタニアへと移り住んだ日系ブリタニア人も多く、ハワイや西海岸、特に日本と深い繋がりを持つクルシェフスキー侯爵領には相当数の邦人や帰化人がいる。 いざ、他国との戦争となった際にはブ日相互安全保障条約――一方的な同盟ではなく互いが互いを守り合う対等な同盟に基づき即時参戦する体制が整えられている。 双方の文化交流も相手の文化が根付くほどとなっている。 皇族・貴族・名家の人間は、相手国に嫁いだりする事も多く、広義の意味でブリタニアと日本は血の通い合う親族関係となっている。 ブリタニアと日本が一体化し始めている!? 想像を絶する友好関係が築かれていた。 理想……そう理想だ。悪く言えば夢想そのものが現実となっていた。 力こそが正義、弱肉強食を是とし、人は平等ではないと言い切る処までは俺の知るブリタニアと同じであったが、他者を踏みにじるのではなく、一国平和主義の果てに高福祉弱者救済の政策を行っている。 平等ではないからこそ、こぼれ落ちてしまう者には救いの手を。貴族と平民は支配する者とされる者などという単純な関係ではなく、互いに手を取り合い支え合う関係に。 その源流には、新大陸遷都後の初代皇帝リカルド・ヴァン・ブリタニアの遺訓があった。 『お前を信じろッ! 俺を信じられるお前を信じろッ!! 信頼する多くの仲間に裏切られようともッ! 父が母が兄弟姉妹がッ、血を分けし親類縁者全てがお前を欺こうともッッ! 世界の全てに裏切られようともッ! 人を信じる心を忘れるなッ! 人を信じられる自分という人間を信じ続けろッ! 人に信じられる自分という人間を信じ続けろッ! 人を信じられないというまやかしの自分を見るなッ! 人を信じられるという真実の自分を見続けろッ!! 唯一人信じられる存在が居るのならッ! 唯一人信じてくれる存在が居るのならッ!! お前はお前を信じ続けろッッ!!』 新大陸開祖リカルドが遺したとされる言葉は、裏切りと策謀渦巻くブリタニアの何かを変えたのか? そもそも、そんな遺訓が本当に遺されていたのかは今となっては分からない。 だが、基本的には他者を信じられない、疑心暗鬼の塊であった皇室出身者の幾人かには影響を与えていたのか。叔父V.V.と、シャルル――父の頑ななまでに人を信じることが出来ないでいたその心を変えた。 いや……その時、人が信じられなくなりそうだった彼らの側には、彼らを信じる、そして彼らが信じられる誰かが居たのかも知れない。 日本と同盟を結んだのも同じなのではないだろうか。 日本という国を唯一無二のパートナーとしたのは、日本が、日本人が信じられるから。 日本以外の国と歩まないのは、信じてくれる者が……そして信じられる者が居ないからではないのか? この世界、最早自身が歩んだ世界とは別の過去と捉えた俺は、この新世界のブリタニアの歴史を学んだ。 ブリタニアは嘗て三度、自国本意の戦争を起こしている。 一度目はジョージ・ワシントンの反乱後に起こった北南戦争。 二度目は北ブリタニア大陸統一の為の第一次拡張戦争。 三度目は中央ブリタニア・カリブ海・南ブリタニア・主に北太平洋諸地域・そして南ブリタニアへと食指を伸ばした第二次拡張戦争。 この内、第二次拡張戦争は南ブリタニア北部を併合した辺りで突如方針を変え進軍停止。 その後は一国平和主義政策に転換し、併合した諸地域の開発と地域住民へのブリタニア人としての市民権を与え、徹底した手厚い国民第一主義政策に舵を切った。 大規模な侵略戦争を繰り返していたブリタニアだったが、新たな領土住民には一切弾圧を加えていない。 貴族だけが世界一といっても過言ではない豊穣なブリタニアの地の恩恵を受けるのではなく、新領土を含む全ブリタニアの平民にまでその豊かさを分け与えていた。 貴族は平民を支え、平民は貴族を支える。その信頼関係の成就は永い時を掛けて国民全ての手で築き上げてきた物なのだろう。 その為に宥和・帰化政策が殊の外上手く進んでいたようだ。 96 :また君を……。:2013/10/21(月) 21 13 38 当時世界は帝国主義全盛時代。世界中何処の列強も、程度の差こそあれ侵略戦争を行っていた。 特にE.U.は酷く、植民地にしたアフリカでは酷い弾圧を繰り返している。自分のやってきたことを棚に上げて蔑むのはどうかとも思ったが、それを差し引いても無抵抗な弱者にやるべきことではないだろう。 ブリタニアという巨大な侵略国家に隠れていて見えにくかったが、彼らはとても民主主義国家とは言えないな。 一方で日本も積極的な北進政策・南進政策を行っていた。 但し、編入した地域にはまだ近代国家と呼べる構造を持つ勢力は無く、編入後に日本本土と大差ない扱いをしていたお陰で住民の反発も少なかったようだ。 1500年前後から緩やかに始めていた北進・南進政策では、長い年月を掛けて北は樺太・千島・カムチャツカ・チェコト・アリューシャンを。 南は台湾・マリアナ諸島・パラオ・マーシャル諸島・ミクロネシアと周辺地域をそれぞれ日本に編入。 後に日本に遅れながらも太平洋進出を目指した中華連邦との間には1889年に戦争が勃発し、終戦後に予てより係争中だった海南島を戦勝国となった日本が併合。 1902年には南下・東進政策を採ったユーロピア共和国連合との日欧戦争が勃発、これを軍事力で撃破、正式に日欧国境線を確定させている。 この間、欧州から始まった産業革命とは別の形で日本独自の産業革命を成し遂げている辺り、日本もまたブリタニア同様俺の知る日本とは別の存在となっていた。 そして、何故これほど短期間の内に高い技術力を身に付け、先を知るかの如き絶妙なタイミングで国家の舵を切ってこれたのかが不思議でならない。 他の列強に先駆けて産業革命を成し遂げ、近代国家のステージへと達し、予知と言っても過言ではない程の最良の選択を常時のように行ってきたこの世界の日本国――大日本帝国が、『技術の日本』と呼ばれているのは、 ほぼ全ての面で世界より早く次の段階へと進み、新技術の開発を行っているからだろう。まるで……そう、まるで魔法の国だ。 未来予知の魔法を使い先を知る事で常に世界より優位であり続ける。そんな魔法使い達がこの国を牽引してきたとでもいうのか? そんな日本とブリタニアが激突したのが1940年8月8日。 世界初のジェット戦闘機橘花に、初歩的とはいえ明らかにミサイルと思わしき技術を取り入れたロケット。 8万t級の戦艦大和級や、同じく8万tクラスの航空母艦。 どれもが当時のブリタニアには無い物で、どう贔屓目に見ても日本の科学技術力の異常性を表していた。 翌年、1941年8月15日に終戦を向かえたこの太平洋戦争、日本で最初に【一年戦争】と呼称された新聞が出回った事から、後々列強の間でも一年戦争という呼称が広まった。 戦争結果はほぼ痛み分け。技術に勝る日本ではあったが圧倒的物量のブリタニアを攻めきれず、物量に物を言わせるブリタニアも日本の高度な技術力で生み出された新兵器の数々に足踏み状態となり、 結果として互いの本土に手を掛ける事無く、終戦を迎えた最初で最後の日ブ戦争。 それまで常に勝ち続けてきたブリタニアが唯一勝てなかった戦争。 「その始まりは日本の飛鳥と、ブリタニアの星の女王号。二隻の客船が絡んだ事件……か」 97 :また君を……。:2013/10/21(月) 21 14 33 * 「ルルー、リハビリはどう?」 ブリタニアはもちろん、日本の事も詳しく書かれた【ブリタニアの歴史】なる題名の本を読みふけっていた時に聞こえた自分を呼ぶ声。 ふと視線を上げると、そこに居たのは見知った顔。 「ん? ああ、順調だよ」 「早く記憶が戻るといいね」 美人と言うより愛嬌のある可愛いとでも表現すべき顔立ちをしていて、腰まで届く艶やかな栗色の髪に薄い緑色の瞳を持つぱっちりした目の同年代の少女。 「……そうだな」 明るい性格の少女が口にした戻ればいいという記憶など端から存在しない。俺の記憶は元より全て揃っているのだから。 ――偽りの記憶喪失。 あの日、目を覚ました青木ヶ原の樹海で出逢ったジョセフ・フェネットに名前以外自分が誰なのか思い出せないと伝えた俺は、記憶が戻るまで彼の家で面倒を見ると連れてこられた。 記憶喪失ではないのにそうした理由は、歩く道々でルルーシュ・ヴィ・ブリタニアの存在を何度も聞かされたからに他ならない。 元の世界に俺という存在が居たように、この世界にも当然ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアは居る。 だから居ない筈の二人目である俺はルルーシュ・ランペルージとなる必要があったのだが、家は家族はと聞かれても答えられないのだ。 向こうで死を迎え、何の因果か平行宇宙とやらに放り出されてしまった俺には、もう、家族と呼べる存在は誰一人として居ないのだから。 故に必要だったのは、身元不明の記憶喪失者ルルーシュ・ランペルージの存在だった。 幸いにして、戸籍を調べたところで本来存在しない筈の俺という人間には行き当たらず、連絡を取るべき親類にも辿り着く事は無い幽霊のような物だから、直ぐに自分という偽りの存在を作り上げることが出来た。 素性調査が一通り終わった処でジョセフ・フェネットに引き取られた俺は、こうして自分を偽りながら平穏な日々を送っていた。 そう、平穏……ユフィが望み、ナナリーが願った、優しい世界に限りなく近い平穏な世界に俺は居る。 死の先で、世界の迷い子となってまで未だ生き続けるこの身が憎らしくはあったが、彼女達が望み、そして俺自身が希求したのと限りなく近いこの世界の優しい空気を吸い続けていたいという欲求もあった。 だからいま、俺は此処に居るんだ。 尤も、この世界の国際情勢を知るにつれ、真に平和なのはブリタニアと日本の影響圏のみであると分ってきたが……。 それに強大な軍事力を背景に平和を保ってはいても、近隣には“あの”宦官どもが建国した清という国に、何かと問題を起こす高麗という半島国家。 そして太平洋戦争中にタイミングを合わせたかのように南太平洋中立国家群である大洋州連合(バヌアツ・フィジー・サモア・トンガ・ツバル・クック諸島・南ポリネシア・ソロモン諸島)に侵攻、 小さな軍事力しか保有していない大洋州連合加盟国を短期間の内に制圧・解体、南太平洋の覇者となった事実上の鎖国体制を敷いている閉鎖的な列強国、合衆国オセアニアという不気味な影もあった。 98 :また君を……。:2013/10/21(月) 21 15 53 この内、オセアニアは太平洋戦争中に東南アジア全土への侵攻作戦と、南ブリタニア進出をも考えていたと見られる節がある。 事実、オセアニアはニューギニア島にまで兵を進め同島南部を制圧していた。しかし、北太平洋で激戦を繰り広げていた日ブが想定よりも早い段階で停戦した為に予定が大幅に狂ったのだろう。 戦争によって疲弊したとはいえ、自国よりも一段先にある技術大国日本の最新兵器の数々を目の当たりにし、また、そんな日本を物量で圧倒しようとしたブリタニアを見て、これ以上の東南アジア進出や東進は分の悪い賭だと判断したという処か。 下手をすれば総力戦体制下にあった両国の矛先が一斉に自分へと向けられる可能性すら考えられたのだからな。 当時、旧大洋州連合は栄光ある孤立を掲げて永世中立を謳っていた為に、この南太平洋での軍事行動を自国への直接的な敵対行動とは捉えなかった日ブ両国だったが、オセアニアが見せた自分たちの戦争を見越した上での用意周到さに警戒を強めた。 オセアニアも太平洋戦争が起こらなければ、日ブ両国を刺激し、場合によっては両国と戦争になりかねない大洋州侵攻などという暴挙には出なかっただろう。 若しくは、大洋州連合を構成していた国家群が日本かブリタニアのどちらかの庇護下にあったならばな。(太平洋戦争の少し前に大洋州連合を脱退し日本に庇護を求めたナウルは戦火を免れている) だが、戦争は起こり、結果として大洋州はオセアニアに制圧されてしまった。更にニューギニア侵攻から見られる東南アジアへの野心と、東へ東へと南ポリネシアまで軍を進めた経緯からも南ブリタニアを窺っていたのは明らかだ。 これらの事から、勝者の居ない太平洋戦争で敢えて勝者の名を挙げるとすれば、それは間違いなくオセアニア。 そして、オセアニアは、その後もインドネシア・ティモール・アラウカニア=パタゴニアと紛争を起こしている。 近年で一番大きかったのは1995年3月、南ニューギニアに建国されたオセアニアの傀儡国家――ニューギニア民主共和国と、北ニューギニア――パプアニューギニアの間で起こったニューギニア戦争への介入。 だがこれはソロモンに駐留していた空母メタトロンを基幹とする機動部隊に、本国から派遣した一個空母群を加えた計二個軍まで動かしての本格介入を始めた事で流れが変わる。 ブーゲンヴィル島とニュー・ブリテン島をオセアニアに占領され、マダンやウェワクといった都市部を空爆された事で、最早抗しきれないと判断したパプアニューギニア政府が事此処に至り日本へと助けを求めたのだ。 ただ、日本はその資源豊かな国土と高い技術力のせいか、昔から一国主義の気質が強く、他国の戦争には一貫して介入せずの立場を採っている。 戦争をして何かの利権を得たりしなくとも、自国内で賄えるのだから必要ないと。更に、東南アジアは基本的に中立であり、独自の外交姿勢で国際社会と付き合っていた地域。 同盟国でもない普通の関係の国の戦争に介入するのは反対だとする世論が強く、列強間の大方の予想では日本は動かないと考えられていた。 しかし、その予想を裏切って日本は動いた。万が一に備えてトラック諸島に終結させていた鳳凰級空母4隻を基幹とする艦隊を動かし、オセアニアの占領下にあったブーゲンヴィル島とニュー・ブリテン島を急襲。 ビスマーク海戦ではオセアニア艦隊の主力空母メタトロンとザフィケルを大破させ、護衛の巡洋艦や駆逐艦の6割を撃沈して撤退に追い込んでいる。 対して日本側はイージス巡洋艦六甲と生駒が大破、駆逐艦1隻が撃沈された以外は、小破・中破に留まり、鳳凰級空母4隻全艦無傷という、完勝に近い勝利。 これは、艦艇や航空機の性能は勿論、采配を採った司令官、山本五十六海軍大将の士気能力の高さを物語っていた。 99 :また君を……。:2013/10/21(月) 21 17 07 その後、オセアニア海軍の敗退を目にし、日本がパプアニューギニアの側に立ったと知った南ニューギニア軍の士気が大幅に低下、各地で戦線が崩壊し国境線まで押し返されている。 ただ、オセアニアに睨みを利かせながらニューブリテン島に駐留していた日本艦隊もそれ以上の攻勢には出なかった。 これ以上の積極的攻勢はオセアニアとの全面戦争に発展する。鎖国体制下にあり得られる情報は少なかったが高い国力を持つオセアニアとの全面戦争となれば犠牲が増える。 世論が自国と近い国力を持ったオセアニアとの限定的戦争が、全面戦争にまで発展するのを恐れたのだ。当時の国民の間にはまだ残っていたのだろう、ブリタニアとの全面戦争で流された夥しい血の記憶が。 これが同盟国か、シーランドのように庇護下に置いている国であれば、裏切りを良しとせず信頼を裏切らない国民は全面戦争になってでも守るべきと考えたであろうが、当時のパプアニューギニアは強そうな人に助けてくれと頼みにきただけの他人。 血が流れるのを良しとはしなかったのだ。 無論、オセアニアとの全面戦争ともなれば、1995年当時、既に同盟関係となっていたブリタニアも同盟に基づき即時参戦となるであろうが、それは幾ら何でも筋違いと考えたのだろう。 その結果として一時は国土の4割を占領され、マダン・ウェワクまで瓦礫に変えられたニューギニア戦争は、日本とオセアニアが互いに引いた事もあり、元の国境線より少し南まで下がった1995年7月に停戦。 戦後は南ニューギニアは当然として、二国間の戦争に介入してきたオセアニアにも賠償金を支払わせるべきだという話になったが、当初の予想通り両国共に「負けたわけではない引き分けの戦争で何故賠償金を支払う必要がある」と完全無視を決め込んでいた。 国土を侵され、都市部への空爆で罪もない民間人が犠牲になったパプアニューギニア政府は腸が煮えくりかえっていたが、日本の介入がなければ大洋州連合と同じ運命を辿り亡国となっていたという現実の前に、ただ堪え忍ぶことしか出来なかった。 一見、日本にとっては何の利益も得られない戦争に見えたが、結果としてパプアニューギニアという衛星国を手に入れ、オセアニアへの壁を強化する事に成功した処から全ては計算されていたと見るべき……。 「それにしても、鎖国体制の侵略国家か……。色々矛盾だらけだ」 勉強することが多いな、前の世界とは余りにも世の中が違いすぎている。 そして以前抱いていたブリタニアのイメージは捨てなければ……。この世界のブリタニアは全く別の国だ。 一国平和主義、日本と併せて二国間平和主義国家にして、絶大な力を持った勢力圏の守護者……。 「本当に変な感じだな……」 変だと思いながらも、悪い気はしない。 「え? 何か言った?」 「いいや、何でもないよ」 少なくとも、こちらを覗き込んでいるこの少女と……。 「――でね、ルルもアッシュフォードに編入しないかって」 「学費の宛がないよ」 「それはパパが――」 君と……平和な世界で生きていけるのだからな……。 「ルルーシュ殿下とそっくりで――」 “シャーリー” 103 :また君を……。:2013/10/21(月) 21 29 50 終わりです。 シャーリー、そして『ルルーシュ』の強引な救済として書いてみました。 ちょっとルルが世界情勢の語り部みたいになってしまって申し訳ありません。 細かい設定はありませんが、1995年時点のオセアニアの空母メタトロン、ザフィケルは現実のアメリカ空母キティホーク級の一回り小さいくらい、アングルド・デッキ採用満載排水量75000t前後。 日本の鳳凰級は現実のニミッツ級原子力空母、満載排水量102000t前後を想定しております。 ご批判ご意見および、どこか矛盾があったり、おかしかったりする処にお気づきの際は、ご教授、御指摘の程、よろしくお願いします。 改訂版を上げたり、お話し作りの参考になり、大変助けになりますので。 そして、いつも多くの感想を頂き、ありがとうございます。 大変励みになっております。 それでは失礼いたします。
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【コードギアスR2】【ロボ】【アニメ】【2008】【8】 公式 wiki any6 戦場は再びエリア11へ。黒の騎士団とブリタニア軍の最強部隊との戦いが始まろうとしていた。だが、その最中ルルーシュは独り枢木神社へと向かう。スザクと会う為に。今、ナナリーを救えるのは彼しかいない。思い出の地で邂逅した二人。だが…、どうするルルーシュ!どうするスザク! 広げた風呂敷たためるのかよ……、なんて考えてたけどなんとかなりそう。 日本の戦争に勝てれば、一気にブリタニアは孤立するわけだもんなー。 ギアスとかどうでも良いけどね!ギアス抜きでも戦争が丸く収まれば満足さ! だってCC可愛いし!(関係ない ウザクッ!ウザクッ!絶好調っ! ウザクの気持ちも分からないでもないんだけど、やはり自分勝手だよな……。 『過去に戻ってやり直せない』って言葉は何度もゼロの呼びかけに応えなかったスザクも考えるべき(キリッ ワンさん強いんだよなー。 でも敵(シンクー)が味方になった場合、超絶マイナス補正つくことが稀によくある。 だからいまいちワンが強く感じれないな。 まぁ、飛び道具マンセーのギアス2期で剣振り回されても、ってのもでかいか。 至上のルルーシュ悪人顔。 スザクはここまでブリタニアに踊らされても、未だにブリタニア側に残る意向だとは……。 もうフレイヤとナナリー持って黒の騎士団に寝返っても良いと思うわ。 中から変えていくなんてのスザクには無理だって分かったしNE! ……天さん、いやテンさんは死ぬよなぁ……。 名前 コメント
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◆SDn0xX3QT2氏 氏が手がけた作品 話数 タイトル 登場人物 036 黒紅!偶然の邂逅 真田幸村、枢木スザク 119 騎士 失格 (前編)騎士 失格 (後編) 伊達政宗、神原駿河、枢木スザク 252 Innocent Days ユーフェミア・リ・ブリタニア 264 残酷な願いの中で 平沢憂、東横桃子、ルルーシュ・ランペルージ、秋山澪、原村和 279 女 の 闘い -悪夢-女 の 闘い -覚悟-女 の 闘い -無知- 阿良々木暦、グラハム・エーカー、上条当麻、ユーフェミア・リ・ブリタニア、ファサリナ、浅上藤乃、天江衣、白井黒子、C.C.、戦場ヶ原ひたぎ、枢木スザク 登場させたキャラ 3回 枢木スザク 2回 ユーフェミア・リ・ブリタニア 1回 真田幸村、伊達政宗、神原駿河、平沢憂、東横桃子、ルルーシュ・ランペルージ、秋山澪、原村和、阿良々木暦、グラハム・エーカー、上条当麻、ファサリナ、浅上藤乃、天江衣、白井黒子、C.C.、戦場ヶ原ひたぎ 氏に寄せられた感想 名前 コメント
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前哨ノ神域+1雰囲気 基本データ イベント構成 戦闘前半戦 BOSS戦 出現称号 戦利品 備考 前哨ノ神域+1 雰囲気 / || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||ヽ /. ./|| ̄ ̄ ̄ ̄ |l l|_____|| | ./ ./ ||____;;;|| . . . . . ∨,-‐── 、 ヘ|. . . . . . . ./ . . . . . . | /, -‐── 、 /. . . . . ______.`| . . . |‐ _______/________└─| . . . |´_____ i | . . . .| | | . . . .| | | | . . .| | | . .. . . | | ___l___. | . . .| ______l___________ | . .. . . | _l_____  _____________________________________________  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┬─ | . | ┬ | / . . .| ┬ | . | ┬─┬─┬─ | . | ┬─┬─‐| . . . .| ┬─┬─| . ┴┬ | . | ___/ . .| ┴ | . | ┴┬┴┬┴┬ | . | ┴┬┴┬‐| . .. . . | ┴┬┴┬| . ┬┴ | . | __ //∧ . . .| ┬ | . ┬┴┬┴‐| . . . .| ┬┴┬┴| . ┴┬ | . | フ//∧リ . | ┴ | .  -┃  ┴┬┴┬‐| . .. . . | ┴┬┴┬| . ┬┴ | . //// / . . .| ┬ | . 地下  ┃   階層   ┬┴┬┴‐| . . . .| ┬┴┬┴| . ┴─ ;|. ,イ/// .. . .| ┴.;| .  ━┛ ┴─┴─‐| . .. . . | ┴─┴─| . l //// . . . .| l |二 ニニ. イ/イ´ - 前哨ノ神域 - / オファリー地区 . . . . | ニlニニlニニニ _ l . //イ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━──── ___ ;;` " ,//  " .、.| . . .|; . 、; ^ ` ;` " ;, ` " 、.;; . 、; ^ ` "、.| . .. . . | ;, ` " 、.; ´  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / ゛ ‐- .._/| . . . | 7l ./ ~゛ ‐- . .,_ ┌─| . . . |、 "~\ / / ゙ー---‐´/ | / ~゛ ‐-| \ ー---‐ ´ \ \ l| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| /-───< \ || ̄ ̄ ̄ ̄ |l _,,... -‐  ̄ ||_____||/ `>‐- . .,_ . \||_____;|| _,,,... -‐ "~ \ _,,,... -‐ "~ ~゛ ‐- . .,_ / ~゛ ‐- . .,_ / \ 基本データ ______________________________________________________ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ . . ! . _, "|` 、 .l / .. l, ‐ l ` 、l / .. . l l. l / .. ■ 前哨ノ神域+1 ヽ. l. l l. / . ( オファリー西区 / 第1層 ) ヽ l. ._i_ .l ./ . ;__;;. / | 、 l_ ‐ l ‐ _l ./ .. ;;.| L/ 全長 : 18マス ( 前半9 + 後半9) | 、 . l. ! ./ / .. / .| | 攻略経験点 : 1,000点 |. 、 /. / / /_. / . _」| | | | |⌒○ / _...○⌒| _「 .| | ―――――――――――――――――――――――― | | | ,.=_, ┌ . ~ | |. -‐ | |_, -‐ " ! ! | | | . ll || | ! | | | | ∥ | | 零神のレベル/基礎 : 3~4 [+1] | | | . ll || | ! | | .「| | ∥ | | 神威 : 5~6 [+1] | | | ,;ll ..|| | !,. | | !.! | ∥ | | 採取ポイント : 植物採取4、採掘2 [1-2個] | |;;」. _ `└ -.L.l、. ∥ | | |/ ‐ . , ` 、」 | 加護要求値 (7/10/12) ┘ └‐- 理性値消耗 : 30 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ イベント構成 00:【BOSS戦】 (Just:先制 3+:不意打ち) 01:鉱物採取(出目=採取数ボーナス) 02:能力値減少(Just1:レベルダウン) 03: 04:植物採取(出目=採取数ボーナス) 05:[他PTとの遭遇] - ラブリンハンター(バレッタ商店) 06:探索イベント [隠された扉] 目が大きいほど達成値up! 07: 08:能力値増加(能力値+8、Just1:神威点獲得+700) 09:【戦闘】 (Just:先制 3+:不意打ち) 10: 11: 12: 13:鉱物採取(出目=採取数ボーナス) 14: 15:フロアトラップ(出目が大きいほど被害大) 16: 17: 戦闘 前半戦 ▼【橙】(?族/?属性) 経験点 800/神威点 50/マナ 350 ini 47 HP 66 近接回避 ? 遠隔回避 ? 麻痺引っ掻き 掃討単体/2回/121%/ダメージ+【麻痺:】付与 近接攻撃 掃討単体/2回/???%/ダメージ 弾幕攻撃 掃討単体/?回/???%/ダメージ ▼【チルノ】(妖精族/?属性) 経験点 800/神威点 50/マナ 350 ini 44 HP 68 近接回避 42 遠隔回避 ? 巨大な氷剣を生成し、全力で斬りかかった 掃討単体/2回/???%/ダメージ+[敏捷力]1ダウン 嵐氷 掃討全体/1回/???%/ダメージ+[敏捷力] [反応力]1ダウン 近接攻撃 掃討単体/2回/???%/ダメージ+[敏捷力]1ダウン 弾幕攻撃 掃討単体/3回/???%/ダメージ+[敏捷力]1ダウン □【大妖精】(妖精族/?属性) 経験点 1,000/神威点 60/マナ 420 ini 38 HP 56 近接回避 ? 遠隔回避 ? 鋭いムチを取り出し、掃討者を打つ 掃討単体/1回/???%/ダメージ+【魅了 10】付与 優しい声色で不思議な歌を響かせる 掃討全体/1回/---%/【混乱 20】付与+[意志力]1ダウン、庇い不可 献身治療 零神単体/1回/---%/生命点回復 近接攻撃 掃討単体/?回/???%/ダメージ 弾幕攻撃 掃討単体/?回/???%/ダメージ 橙の麻痺や大妖精による状態異常やチルノによる[敏捷力]下げには注意。 BOSS戦 ▼【小悪魔】(悪魔族/闇属性) 経験点 ?/神威点 ?/マナ ? ini 46.11 HP 61 近接回避 ? 遠隔回避 ? ドレインアタック 掃討単体/2回/???%/ダメージ+ランダムな能力値1吸収 ドレインライフ 掃討単体/?回/???%/ダメージ+与えたダメージ値分回復 レベルドレイン 掃討単体/1回/101%/ダメージ+[基礎レベル]1吸収 近接攻撃 掃討単体/?回/???%/ダメージ 弾幕攻撃 掃討単体/?回/???%/ダメージ ▼【紅美鈴】(妖怪族/火属性) 経験点 ?/神威点 ?/マナ ? ini 43.10 HP 69 近接回避 37 遠隔回避 34 頂心肘 掃討単体/1回/???%/ダメージ+[強靭力]1ダウン、低確率で防護点を無視してダメージ カウンター 自分自身/1回/???%/最速行動、自分に近接攻撃してきた者に反撃 近接攻撃 掃討単体/2回/???%/ダメージ 弾幕攻撃 掃討単体/?回/???%/ダメージ ↓詳細 +... 《 _,.._,ィ ゙ ト-、_ 、 ヾ ,.ィ "、~ 龍 ` ー`ヽ、 ,, `ヽ, / /ィヘ r ヾ," \ L _ / ;;,ィ " ∨ ヽ, ヽ ´ i,ィ "゙ / ハ/ l l ヾヽ ゙ , / , / //ヾ ゙! / ヽ; ゙ , // i l -‐ミ //--、i i , ゙, レi l l ,ム! /,!/ /` / i ヽ, l 」, !; / i ゙l レ r 7ミz、 /i l l , -‐ 、 V ヾ7゙ l゙、l ゙! l l じ )// .ム i / ヽ. l ; l ` ゙ `ー-イi _ / ノ、 ;ノ ( l ;ゞ--ュ、 f゙ l/`/イ i ̄ ヽ _ェ、,ιノ rfi" ´ ヽ , ィ゙V゙ ,イ i / ム / `ヽ .if "] ,イ_, イl ゙ , `ー") i / "f "イ゙) , ィ ゙l ヽ l ノ }‐イ-f,ィニ---l `ヽ、 ヽ、_ , ィ ; イムィ" , ` _」  ̄ィイ l /./ , ヽ \ ,/ 〉イ"/ / ( r i 、 ヽ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【 紅美鈴 】 ( 妖怪族 / 火属性 ) - オファリー地区・1層 『前哨ノ神域』 基礎レベル : 4 / 神威レベル : 5 経験点 : 900 / 神威点 : 50 / マナ : 500-吸着量 筋力 12 [][][][][][][][][][][][] │ 知恵 7 [][][][][][][] 強靭力 12 [][][][][][][][][][][][] │ 意志力 7 [][][][][][][] 敏捷力 10 [][][][][][][][][][] │ 魅力 8 [][][][][][][][] 反応力 10 [][][][][][][][][][] │ 加護 7 [][][][][][][] 基礎攻撃力 : 20 / 弾幕攻撃力 : 15 近接命中修正 : +40 / 遠隔命中修正 : +44 物理防護点 : 16 / 魔法防護点 : 12 近接回避力 : 37 / 遠隔回避力 : 34 イニシアティブ値 : 43.10 状態異常抵抗 [頑健] 48 [運動] 48 [生命] 34 / [正気] 36 [意志] 35 [加護] 31 状態異常回復 [物理] ターン毎34% / [精神] ターン毎31% ―――――――――――――――――――――――― 《 特殊能力 》 頂心肘 : 攻撃回数1固定の近接攻撃を行い、相手の強靱力を1点以上下げる。 低確率で相手の物理防護点を無視することがある。 カウンター : ターン開始と同時に身構え、近接攻撃してきた敵に強力な反撃を1発見舞う。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □【メディスン・メランコリー】(妖怪族/土属性) 経験点 ?/神威点 ?/マナ ? ini 41.09 HP 62 近接回避 36 遠隔回避 36 毒の吐息 掃討前衛/1回/???%/ダメージ+【毒 10】付与+ランダムな能力値3つを1ダウン 毒付与(パッシブ) 自分自身/-回/---%/近接/弾幕攻撃時、中確率で【毒 10】の状態異常を付与する 近接攻撃 掃討単体/2回/???%/ダメージ 弾幕攻撃 掃討単体/?回/???%/ダメージ ↓古いデータ +... ,.-、 /,.へヽ, ,.--、 | l、-ヘ,ト,_,./, ⌒l | Σニ,=.->ヽr=Y-イ、.,_//、 Λ_ i´ ´  ̄ `ヽY´ヽ=ニン´ ___ ィ i ,! - 〈 ハ ハ ハ r } i ト., ,.イ .ハ,.r-、ハ i .!-!、`ヽ、 i __ハ!!・_・リ_ ンY .7`i_ン iハ.,ィ ー!、. Y人 , ヽ、(7ム(7 ノ./イ " ト_ソ〉iイ 〉 ハ く/__ハ.〉 〈 、 、 、 "/ノ! Λ / ノ ` ^ ´ ゝ.!ノiへ、.____,,..イ ! !ノ ハ〈 /´ !イ !_/ /イ⌒`ヽイヽi __ri_r、_r! } {イ〈 |___ __,.-へ. _Y |、ハノ /ヽr、rン〈、_7_____ r ____,,..「.,.ィ| |、_,._./ /ヽ、 ー -.、,,ヘ ,.イ _.r‐ "´/ | |ハ/ ./i ` ー 、 〈 〉/ ̄ // | | / ./ ハ ヽ、 `Y7 Y___,,,...-‐<´ / Y i/ i [] | 〈 ,へ /〈 / (_/しヘ i ハ 7 /ン `^ーY ーイ [] i- / ! ,ヘ イ> ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【 メディスン・メランコリー 】 ( 妖怪族 / 土属性 ) - オファリー地区・1層 『前哨ノ神域』 基礎レベル : 4 / 神威レベル : 6 経験点 : 1000 / 神威点 : 60 / マナ : 600-吸着量 筋力 10 [][][][][][][][][][] │ 知恵 9 [][][][][][][][][] 強靭力 10 [][][][][][][][][][] │ 意志力 9 [][][][][][][][][] 敏捷力 9 [][][][][][][][][] │ 魅力 9 [][][][][][][][][] 反応力 9 [][][][][][][][][] │ 加護 9 [][][][][][][][][] 基礎攻撃力 : 18 / 弾幕攻撃力 : 20 近接命中修正 : +36 / 遠隔命中修正 : +45 物理防護点 : 14 / 魔法防護点 : 15 近接回避力 : 36 / 遠隔回避力 : 36 イニシアティブ値 : 41.09 状態異常抵抗 [頑健] 47 [運動] 47 [生命] 36 / [正気] 45 [意志] 45 [加護] 39 状態異常回復 [物理] ターン毎35% / [精神] ターン毎36% ―――――――――――――――――――――――― 《 特殊能力 》 毒の吐息 : 敵の前衛2人に、複数の能力値をランダムに低下させる毒攻撃。 *毒付与 : (パッシブ) 近接/弾幕攻撃時、中確率で【毒:10】の状態異常を付与する。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ドレインでどんどん強化される小悪魔は可能なら早めに倒したい。 美鈴のカウンターは近接攻撃の対象にしない、1人のキャラの攻撃で倒しきるなどで対処可能。 出現称号 通常 【元気な】 050%/050%/050%[追加HP] 【勤勉少女】 050%/050%/050%[知恵+] 【生真面目】 050%/050%/050%[意思力+] 【可憐な】 050%/050%/050% 【愛され系】 050%/050%/050%[加護+] クエスト 【強力な】 200%/200%/200%[HP増幅][筋力+] 【邪悪な】 200%/200%/200%[HP増幅][クリティカル率アップ] 戦利品 植物採取 名称 レア度 売値 利益 備考 雑薬草 0 5g 回復剤10 レア取得率上昇時に削られる 良質な薬草 0 20g 回復剤20 健蛇草 0 20g 解毒アンプル1 妖精花 0 100g 開発力ロロナ+60、エリー+60 銀のアネモネ 1 300g 開発力ロロナ+40、エリー+40 輝涙花 1 1,000g 開発力ロロナ+200、エリー+200 鉱物採掘 名称 レア度 売値 利益 備考 陰鉄石 0 40g 開発力ラウラ+60、美緒+60、杏子+30、マミ+30 牙鉄鉱 0 40g 開発力ラウラ+40、美緖+40、杏子+20、マミ+20 沸騰石 0 40g 開発力ロロナ+30、エリー+30、ユーリ+30 銀抄石 1 40g (開発・鍛冶、錬金) 強化石 1 (売却不可) 防具強化に使用 小型魔晶石 1 10,000g ディプロマ1 設定確立1.10% ドロップ 名称 詳細 敵 パワータブレット 武器強化に使用 全員 付与石 エンチャント付与に使用 全員 小悪魔人形 近接武器 [追加ダイス]+2 小悪魔 中国帽 装飾品 ナックル装備時筋力+4、武器威力+10 紅美鈴 備考
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登録日:2013/10/02 (水) 15 52 00 更新日:2024/06/23 Sun 01 06 36NEW! 所要時間:約 14 分で読めます ▽タグ一覧 EU KMF R2 コードギアス ジルクスタン王国 ナイトメア ナイトメアフレーム ナイトメア・オブ・ナナリー ブリキ野郎 ロボット 中華連邦 亡国のアキト 人型ロボット 人型自在戦闘装甲騎 双貌のオズ 反逆のルルーシュ 小さい 復活のルルーシュ 悪夢× 神聖ブリタニア帝国 自在戦闘装甲騎 超合集国 黒の騎士団 ナイトメアフレーム(KnightMareFrame)とは、『コードギアスシリーズ』に登場する人型機動兵器の総称である。 略称は「KMF」。 劇中における和名は「人型自在戦闘装甲騎」。 黒の騎士団では「自在戦闘装甲騎」とも呼ばれる。 ただし劇中では単に「ナイトメア」と呼称する場合が多く、現実でも「KMF」「ナイトメア」と呼ばれる場合が多い。 【目次】 クリックで展開 【目次】 【概要】■ブリタニアでのKMFの扱い ■ブリタニア以外でのKMFの扱い 【機構面】 【世代別の分類(ブリタニア、日本系のKMF)】◇第一世代《属する機種》 《確立された技術・機構》 ◇第二世代《属する機種》 《確立された技術・機構》 ◇第三世代《属する機種》 ◇第四世代《属する機種》 《確立された技術・機構》 ◇第五世代《属する機種》 ◇第六世代 ◇未分類機《属する機種》 《確立された技術・機構》 ◇第七世代《属する・相当する機種》 《確立された技術・機構》 ◇第八世代《相当する機種》 ◇第九世代《属する機種》 《確立された技術・機構》 【他勢力のKMF】◇中華連邦 ◇EU ◇ユーロ・ブリタニア ◇ジルクスタン王国 ◇その他 【余談】 【概要】 元々は皇歴2010年前後に神聖ブリタニア帝国が開発した兵器。 同国と旧日本の間に起こった第二次太平洋戦争に実戦投入されて以降、ブリタニアの主力兵器としての地位を確固たるものとした。 その威力はブリタニアの諸外国侵略による植民地拡大に大きく貢献。 同時に諸外国もその驚異的な性能に危機感を覚え独自のKMFを開発するようになるなどしており、皇歴2017年(本編開始時点)頃には戦場の主役となっている。 また、KMFに近い技術を用いた兵器として「ナイトギガフォートレス(KGF)」というカテゴリーの機体も少数ながら存在する。 ■ブリタニアでのKMFの扱い ナイトメアとは「悪夢(Nightmare)」ではなく「騎士の馬(KnightMare)」を意味する。 欧州の貴族主義が色濃く残るブリタニアでは、KMFは戦車のような「近代兵器」であると同時に、中世の騎士が戦場に出る際纏った「鎧」と跨った「馬」、それらの延長として位置づけられた。 このためKMFの操縦者を「騎士」、操縦することを「騎乗」と呼ぶ。 戦場の花形となったKMFへの騎乗は軍事国家色が強いブリタニアの貴族にとって比較的身近な物であり、操縦技術の習得は貴族の嗜みの一環でもあった。 地位としては最上位にある皇族の中には超エース級のKMF操縦技術を持つ者もいたほどである。 一方で、KMFへの騎乗はそれだけでも貴族の特権の一つとされ、ナンバーズ出身者や平民出の一平卒が騎士になることは基本的に認められない。 特にナンバーズでは完全実力主義で選出される帝国最強の十二騎士・ナイトオブラウンズに任ぜられようと、白眼視されることは避けられないのが実情である。 ちなみに軍用KMFを転用した警察用や競技用、基礎フレームのみの民間用など、直接的な戦闘以外の用途で普及しており、そういった機体に関しては前述のような搭乗者の地位などの規制は存在していない。 ■ブリタニア以外でのKMFの扱い 上記のようにブリタニアでのKMFの扱いはブリタニア自体の貴族主義体質に起因する部分が大きいため、他国では単純な戦闘兵器として扱われる。 そのため正規軍だけでなくテロリストが使用している場合も多い。 しかし、ブリタニアと並ぶ三大勢力たる中華連邦とEUのKMFすら未だ兵器としては色んな意味で未熟であり、ブリタニア軍以外のKMFの活躍は黒の騎士団の台頭を待つこととなる。 【機構面】 殆どの機体は市街戦を想定し4~5m級(現実の乗用車の前後幅程度)のサイズで統一されており、ロボットアニメに登場するロボットとしては比較的小型(ただし流石に狭すぎるので演出上コクピット内部は広めに描かれている)。 このサイズのため寝かせたり座らせるだけでもかなりコンパクトになり、大型トラックや貨物列車の荷台などに収納可能で、輸送も比較的楽である。 作中世界では「サクラダイト」を素材とする高温超電導体を用いた電気駆動の機械が一般的であり、KMFも駆動系の多くにこのサクラダイトが使用されている。 動力源も「エナジーフィラー」というサクラダイト製の蓄電パックを使用しており、エネルギー切れの際はこれを交換する。 アニメでランスロットの背部などに挿入されているオレンジ色の四角い箱状の物体がそれ。(*1)。 作中では本家本元であるブリタニア製と、そこから枝分かれし独自発展した日本製(開発はインドだけど)の二系統が最先端の機体となっており、主に活躍するのもこれらである。 ブリタニア製の機体は総じてコクピットが背面に配置された座席型でパイロットの生存率を高め、日本製はコクピット自体背面にあるもののバイクに跨るような姿勢で搭乗し機体とパイロットの連動性を高める。 根本的な設計思想の違いから機体のプロポーションなど外観は二分されているが、基礎的な技術に関しては共通している部分も多く、コクピット内にヒッグスコントロールを行いパイロットにかかるGや外部からの衝撃を軽減する仕組みになっている。 また、腕等のパーツ毎の規格化も図られており、サイズが同程度ならブリタニア製・日本製問わず他の機種のパーツを取り付けることも容易となっている。……無論機体バランスの悪化など無視できない問題は残るが。 後述の通り元来は戦車から派生して生まれたものであるため、その本質は陸戦兵器である。 作中ではフロートシステムによる空中飛行能力を付与され空戦にも適応していったが、あくまで「空戦もできるようになった」というだけで、その本質には変わりは無い。 なお、「ナイトメア・オブ・ナナリー」におけるナイトメアは若干設定が異なっており、人工筋肉などを用いたやや有機的な外見になっている。 【世代別の分類(ブリタニア、日本系のKMF)】 ブリタニア製KMFはその開発時期や技術レベルによって世代別に分類されており、他国のKMFも同じ基準で分類されることがある。 ◇第一世代 戦車にパイロット保護を目的とした脱出艇を装備したようなもの。 更に脱出装置自体にも補助脚を設けるなど、生存率の向上が試みられた。この時点で積載スペースの都合で補助脚は二本のみに限定されていた。 しかしサクラダイト積載量の関係からくる活動限界など基礎技術が未発達で、性能は十分とは言い難い物だった。 つまるところは戦車の補助装備の一種に過ぎないものであり、世代として分類自体も後になってから定義されたもの。 まだKMFという名称すらない時期のものであり、人型兵器といった趣は無い。 《属する機種》 不明 《確立された技術・機構》 脱出装置 後のブリタニア、日本製KMFに標準的に搭載された機構。 主人公を含めこれのおかげで生き残ったキャラはたくさんいる。 ◇第二世代 アッシュフォード財団が持っていた医療サイバネティック用の義肢「フレーム」技術が取り込まれ、新たな兵器として開発が行われた世代。 この「フレーム」に先述の「ナイトメア」という意味合いが加わり、「ナイトメアフレーム」という名称が誕生したのもこの頃。 第一世代で培われた技術によって戦車の補助装備という立場から独立し、二本脚で移動する一個の兵器へと転換し始めた……のだが未だランドスピナーは急発進・停車が出来ず毎回ずっこけ、マニピュレーターの精度も低いなど、基礎技術の蓄積を要する段階だった。 《属する機種》 不明 《確立された技術・機構》 ファクトスフィア 情報収集用のカメラ。 ランドスピナー 高速移動用のホイール。日本製KMFでは「高機走駆動輪」。 初期は機体本体の脚部と一体化していたが、現行の機体の多くは独立したユニットとして外付けされており、広い可動域を持っている。 陸上走行以外にも横に広げることで建造物の間を走ったり格闘攻撃に利用されたりと様々な使われ方をした。 ◇第三世代 作戦行動を想定して開発が進められた実験的世代。 アッシュフォード財団主導で開発が進められ実戦に耐えられるだけの性能を得られたとされる。 しかし諸事情により開発競争からは外れてしまい、直接の系列機も作られておらず、開発系図から取り残されるような形となった。 なお、KMFの運用構想も現実味を帯び始め、サクラダイト確保のためのブリタニアの戦略が始まるのもこの頃。 《属する機種》 ガニメデ ◇第四世代 実戦投入を目指して開発された世代。 基本的な機体構造等が確立され、KMFの基本形が完成した段階。 日本進攻時に投入されたグラスゴーの目覚しい活躍により、KMFの有用性を世界に知らしめた。 ちなみに開発時期自体は第三世代と変わらない。 シリーズ通して活躍が描かれるのはこれ以降の世代である。 《属する機種》 グラスゴー ポートマン ポートマンⅡ 《確立された技術・機構》 スラッシュハーケン ワイヤー式のアンカー。日本系では「飛燕爪牙」。 直接の攻撃手段以外にも建造物の壁面に突き刺してよじ登るなどの移動手段として使われた。後の世代では大型化するなど攻撃力を重視したものも見られる。 ◇第五世代 第四世代で培われた技術を基に他国のKMFとの戦闘を想定し開発された世代。 主に機動力を始めとした基礎性能の向上に主眼が置かれ、コクピットの居住性なども向上。 バランスの良い兵器としてブリタニアの戦力を担うようになっている。 本編開始時点ではこの世代がブリタニアの主力機体となっている。 《属する機種》 サザーランド グロースター ◇第六世代 新機軸の技術開発を目指して研究が行われた世代。 だが、具体的な方向性や成果を得ることが出来ず、分類されるような機種も開発できなかった残念な世代。 しかし実用化には漕ぎ着けこそしなかったものの独創的なアイディアはあったらしく、後の第七世代機の一部にそれが活かされているとも言われている。 ◇未分類機 どの世代にも属さない特殊な試作機。第六世代と同一視されることもある。 《属する機種》 ガウェイン 《確立された技術・機構》 ハドロン砲 高出力の加粒子砲。赤く縁どられた黒いビームを放つ。 シリーズ中登場するKMFの装備の中でも最大級の破壊力を誇り一撃で敵部隊を薙ぎ払えるMAP兵器。 後にビームを弾丸のように連射する「ハドロン・ショット」や最高威力の「四連ハドロン砲」等が開発されている。 フロートシステム 電気熱ジェット推進装置とヒッグス場の限定中和による質量封じ込め装置とを組み合わせた飛行用装備。 浮遊航空艦にも採用されている技術で空中での上昇・下降・静止まで行える優れもの。 ブリタニアではコクピットブロックの上に一対の翼として追加装備する方法で一般の量産機にも配備された。 黒の騎士団ではX型の翼を持つ「飛翔滑走翼」として量産、配備された。 ちなみにブリタニアでは上記の追加装備タイプと高速機動用可変機構タイプとでシェアを争ったが、後者は主導していたシュタイナー・コンツェルンがテロ行為に関わったことで脱落し追加装備タイプが主流になった。 ◇第七世代 大出力のユグドラシルドライブの実装によりこれまで以上の運動性と火力を獲得した世代。 革新的かつ強力な装備が多く、後の世代に大きな影響を与えた。 正式に分類されるのはランスロットのみだが、それに相当する性能を持つ機種も生み出された。 《属する・相当する機種》 ランスロット ランスロット・グレイル ヴィンセント ヴィンセント・ウォード ガレス 紅蓮 月下(媒体によっては第五世代相当とされることも。紅蓮の量産機のため技術的には第七世代相当が正しいと思われる) 白炎 《確立された技術・機構》 ユグドラシルドライブ 大量のサクラダイトから精製し純度を高めた「コアルミナス」というキューブを高速回転させることでエネルギーを生み出し、それを機体全体のサクラダイト製の回路に伝達するシステム。 消費電力が多いものの旧世代の機種では扱えなかったような高出力武装を扱えるようになり以降の世代の高性能化を促した。 後にゲフィオン・ディスターバーの干渉を防ぐ対策も施され第八世代以降の機体にも採用されている。 メーザー・バイブレーション・ソード(MVS) 高周波振動剣。凄まじい切れ味を誇る。 ランスロットから実用化され普及し、鶴嘴型やナイフ型等のバリエーションが生まれた。 ブレイズルミナス エネルギー場で物理攻撃を防ぐシールド。 こちらもランスロットから実装され非常に高い防御力を発揮。突起状に展開し打突攻撃を行う「ルミナスコーン」等防御だけでなく攻撃にも利用できる。 輻射波動機構 マイクロ波誘導加熱ハイブリッドシステム。 高周波を連続し打ち込み対象を加熱・爆発させる装備で、遠距離に放つ「輻射波動砲弾」、防御用のシールドにする「輻射障壁」等に発展。 紅蓮弐式に実装され、後に黒の騎士団内でも広く使われるようになった。 ゲフィオン・ディスターバー 輻射波動を応用した力場によってサクラダイトに干渉・不活性化させるシステム。 効果範囲は限定されるものの、範囲に入ってしまえばKMFに限らずサクラダイトを用いている機械類は動作不能になってしまう。 ランスロットより後に開発されたKMFには干渉対策が施されるようになった。 ◇第八世代 第七世代で得られた技術を投入して開発された世代。 性能面では第七世代機との明確な差が無く定義は曖昧だが、ナイトオブラウンズや黒の騎士団のワンオフ機がこれに相当するとされている。 なお、定義の曖昧さゆえか『劇場版反逆のルルーシュ』以降は下記の相当機種が第七世代扱いになり、第八世代自体は「第六世代同様属する機種が無い」という設定になりつつある。 《相当する機種》 ランスロット・コンクエスター トリスタン モルドレッド パーシヴァル パロミデス ギャラハッド 蜃気楼 ◇第九世代 作品世界内での最新機種世代。 エナジーウィングなどの装備によってこれまでの世代とは比べ物にならない程の性能を獲得した。 《属する機種》 ランスロット・アルビオン 紅蓮聖天八極式 ランスロットsiN 紅蓮特式 《確立された技術・機構》 エナジーウィング フロートシステムを発展させた装備。 ブレイズルミナスを応用したエネルギーの翼を使うことで圧倒的な加速性能と運動性を実現した。翼による攻撃や防御まで行える。 【他勢力のKMF】 ◇中華連邦 神虎 中華連邦所属のKMF。 鋼髏 中華連邦製KMF。 ◇EU アレクサンダ 第七世代相当。 格闘戦を得意とし、高速機動用のインセクトモードへの変形機構持つ。 それ以外にも特殊なシステムが採用されているようだが……? パンツァー・フンメル EUで運用されている主力機。 火器の使用に特化しているが運動性が低く近接戦は不得手。 ガルドメア 旧式の小型機。厳密にはKMFではない。 警備用として使われているが並のKMF相手でも歯が立たない。 ◇ユーロ・ブリタニア ヴェルキンゲトリクス 聖ミカエル騎士団団長であるシン専用の黄金のKMF。 元々は先任の団長であるマンフレディが特別に発注した物。 グラックス 聖ミカエル騎士団所属の銀色のKMF。ジャン・ロウの乗機。 高い運動性を持ち、両腕が紅蓮のような展開ギミックによって伸縮する機能を有する。 アフラマズダ ユーロ・ブリタニア製の重武装KMF。ワインレッドの装甲と頭部にある牛のような二本角が特徴。 両肩に三基のガトリング砲が装着されておりブリタニア系の機体でもトップクラスの火力を誇る。 また、装甲にはブレイズルミナスを纏えるシュロッター鋼が用いられており防御力も高い。 ◇ジルクスタン王国 ナギド・シュ・メイン ジルクスタンの国王機。第十世代機とも噂される機体。 ゲド・バッカ ジルクスタンの主力量産機。 独自開発された機体であり、四脚に前後対称という特異な構造を有する。 ジャジャ・バッカ ゲド・バッカのバリエーション機。 ガン・ドゥ・グーン ジルクスタン製の試作機。 ◇その他 MR1 装甲を取っ払った内部フレームのみの状態で民間に払い下げられている簡易型ナイトメア。 武装はスラッシュハーケンくらいしかなく歩けばふらつくような有様で戦闘に向かないがボディを折り畳めるため収納しやすい。脱出装置もある。 Zi-アポロ Zi-アルテミス 『奪還のロゼ』に登場する、出自不明の新型ナイトメアフレーム。非常に高いスペックを持つ。 Zi-オルテギア Zi-アポロとZi-アルテミスが合体した姿。 高出力のエナジー・ウイングを展開し、空中での高速移動が可能なことから第9世代以上の機体と思われる。 【余談】 ブリキ野郎 作中、玉城などがよく「ブリキ野郎」等と悪態をついているが、これは「ブリタニアの鬼畜」と「ナイトメア=ブリキオモチャ」をかけた言葉である。 コンセプト デザインコンセプトは「ガレージに隠せるロボット」。 主人公がテロリストであるため、テロリストが保有・運用できるように考えられた。 『コードギアス ナイトメア・オブ・ナナリー』最終巻のラフイラストにもあるように、元々は普通のロボットアニメのようにルルーシュがナイトメアに乗ってブリタニアと戦う案もあり、それゆえ「普段は隠せるロボット」という考えがあったのである。 地上戦→空中戦へ 『R2』におけるフロートの普及に伴う空中戦の増加がよく指摘され、ガンダムなどの他作品との違いが薄れたことなどからネットでは批判点として挙げられるもとも多い。 こうした空中戦の増加は「作画的な負担の軽減」といった意味合いも多かったこと監督から言及されている。 実際一期前半においても、「人質救出」「敵の資料を損失なく入手するため」「地形の都合」「黒の騎士団側では空戦兵器の持ち合わせがないためKMFが主戦力」など、登場人物の説明という形で、空爆ではなくKMFを使う理由づけが行われており、作劇の大変さもうかがえる。 『反逆のルルーシュ』24話や『R2』6話などでは「陸戦兵器が空戦に適応することの意義」を示す演出がとられ、『R2』最終話ではあえて決戦を空戦から地上戦に移行するなど、作劇上の工夫も多々見受けられた。 追記・修正は脱出してからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] アレクサンダは第七世代相当とのこと -- 名無しさん (2013-10-02 23 27 32) ↑にしてはあまり強くないな……。EUの使い方が悪いのか? -- 名無しさん (2013-10-02 23 35 11) あの時期でランスロットと同格とか有人爆弾に使うには勿体なさすぎる。ほんとあの司令官無能だったんだな -- 名無しさん (2013-10-02 23 37 14) ↑2 ウォードが第七世代扱いされるんだぞ?革新的技術導入して量産機として確立されれば第七世代扱いでいい。 それに敵のアシュラ隊はパイロットが強い上に近接特化のグロースターだし -- 名無しさん (2013-10-02 23 46 15) ↑そう言えばウォードレベルで第七世代なんだっけ。白兜や紅蓮基準で考えてたのはマズかったわ。あの2機はパイロットがおかしいから基準にしちゃダメだ -- 名無しさん (2013-10-02 23 57 40) あの金色ケンタウロスも、空を飛んだりしだすのだろうか。いきますよ、ペガサス号!!みたいな -- 名無しさん (2013-10-09 02 15 56) スパロボで共演したボトムズとはサイズ的に大差ないのにサバイバビリティは比較にならないくらい優れてるな -- 名無しさん (2013-12-26 16 35 18) そういやガニメデってR2だとアッシュフォードに無かったっぽいけどオズだと普通にあったね。なんでだろ -- 名無しさん (2014-02-28 23 02 30) オズはR2より前の話だから、その間に撤去されたのかも -- 名無しさん (2014-02-28 23 52 43) ↑↑ピザで使っていたじゃん。 -- 名無しさん (2014-03-01 00 30 09) ↑いやあれ普通の簡易ナイトメアだったじゃん -- 名無しさん (2014-03-01 00 35 04) ごめん。見てみたらそうだった。 ここのジノの項目にガニメデと書いてあるから勘違いした。 -- 名無しさん (2014-03-01 01 00 10) 動き回る時のGがヤバいとかはヒッグスコントロール云々でカバーされてるのね -- 名無しさん (2014-10-09 22 18 06) 何かは忘れたけどマンマシンインターフェースもあるらしい -- 名無しさん (2014-11-04 17 39 34) お台場ガンダム見たとき17mはでかすぎだと思ったが、さすがに5mじゃコックピット確保できないな。 -- 名無しさん (2016-06-04 01 52 36) よく「R2ではナイトメアは飛ばない方が良かった」と言われるが飛ぶ技術が開発されて一年経過、しかも戦時中というのに量産しない方が帰って不自然なんだよな ボトムズのアーマードトルーパーやガサラキのタクティカルアーマーみたいなローラーダッシュはいいものだけど -- 名無しさん (2016-12-09 00 13 49) バトルROBOT魂でどいつもこいつもスタン付きホーミングミサイルをバカスカバカスカぶっ放してくるけど、あれなんなんだろう。調べて見た感じだとミサイル積んだ機体って少数派みたいだが… -- 名無しさん (2017-05-03 23 31 36) ミサイル装備ったらモルド・ゼッドのボマーや滑走翼の小型ミサイル、サザーやグローのザッケル、ガレスの腋・足、あとは無頼なんかがたまに使ってる手持ち式のミサイルポッドとかかな -- 名無しさん (2018-04-28 16 40 37) ミサイルをゲフィオンネットと混同して実装した為、らしい -- 名無しさん (2018-10-14 23 55 08) エナジーウィングがあるならビームサーベルだのビームガンだの作れそうだな -- 名無しさん (2020-10-02 16 50 38) 名前 コメント
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[名前]枢木スザク [出展]コードギアス 反逆のルルーシュ [声優]櫻井孝宏 [性別]男 [年齢]18 [一人称]僕・俺 [二人称]お前・貴様・君 [三人称]あいつ・彼・彼女 [各キャラの呼称] ルルーシュ・ランペルージ→ルルーシュ、ゼロ 紅月カレン→カレン 日本最後の総理大臣である枢木ゲンブの息子であり、ルルーシュ・ランペルージの親友。 ブリタニアによる日本侵攻前にルルーシュ・ナナリーと出会い親友となるが、侵攻後に離れ離れとなる。 7年前、日本をブリタニアの侵攻から守る為、ブリタニアへの徹底抗戦を唱えていたゲンブを殺害した。 しかしその結果敗戦国となった日本の惨状を目の当たりにし「間違ったやり方で得た結果に意味はない」という考えに至り、結果より過程を重んじるようになる。 その為目的のためには手段を問わず結果を最重視するルルーシュとは相容れず、対立する運命となる。 戦後は自ら名誉ブリタニア人となりブリタニア軍に入隊。 当初は一等兵だったが、最新鋭KMFであるランスロットの騎士着任に伴い准尉に、そしてユーフェミアの騎士に選任後は少佐に昇格していく。 正義に殉じて死にたいという願望を抱き、戦闘では常に自分の身を危険に晒そうとして大胆な行動を取る。 名誉ブリタニア人である為に軍内では軽視され、アッシュフォード学園では嫌がらせを受け、同じ日本人からは裏切り者と呼ばれながらも、テロ活動などではなく内部から変えていこうという想いを持ち続けた。 ユーフェミアの騎士に着任後は彼女の理想に共感、彼女と共に歩む事を決意した。 彼の在り方はユーフェミアと出会いや言葉によって救われ変わっていく事となり、その存在は騎士という立場を超えて大切な存在となった。 だが行政特区日本式典の混乱の中で、目の前でゼロに撃たれたユーフェミアが死亡。 V.V.と接触してギアスの真相を知らされたことで、ゼロへの復讐のためトウキョウ租界での先陣に乱入。 やがて戦線を離脱したゼロを追ってたどり着いた神根島で、ゼロの正体が以前から疑っていたルルーシュである事を暴く。そして彼の理念、存在すら否定した。 ここまでが第一期のあらすじである。 一人称は普段は“僕”であるが、動揺したり感情が高揚した場合“俺”になる。 [能力] ルルーシュとは対照的に体育会系で、身体能力は常人を遥かに凌駕する。 一部を取り上げるだけでもタイムラグ0.05のマシンガンを避け、壁を垂直に走り、回し蹴りで鉄の棒を両断するなどがある。 KMFの操縦技術も高いが、戦法がワンパターンで読まれやすい。 式根島での戦闘時にゼロのギアスで「生きろ」と命じられ、以降は自分の命の危機に遭った時に何があっても生きる為の行動を起こすようになる。 [性格] 普段は温厚で真面目な性格。天然気味なところもある。 幼少時代はやんちゃで少々短気だった少年だったが、父を殺してからは他人を優先するようになる。 これは罪の意識による自己不信が、必要以上に正しいこと・善良なことに向かわせたのだと思われる
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651 :日本の意思表示:2013/01/20(日) 23 02 23 日本の意思表示 高麗共和国大統領府 外国の首脳や政府高官、また財界の要人などとの会談の際に使われる大広間。 その中央に設けられた大きな丸いテーブルには、高麗・中華・EU・清・ブリタニア・日本の代表者が時計回りの順で席に着いていた。 世界の四強国が顔を連ねるこの会議は、先頃中華連邦より分離独立した新国家『大清連邦』の承認と、清と隣接する国々との諸問題について決着を付ける為に開かれた物である。 議長国は高麗共和国。 日本やブリタニアを始めとするそうそうたる顔ぶれの中、何故高麗が議長国に選ばれたのかというと、清と軋轢のない唯一の国であったからだ。 しかし一同が会したこの協議、中華連邦が清の承認を決めている以上最早結論の出た出来レースでしかない。 あとは線引きや各種の問題について話し合うだけという物になるので、どの国も『議長国はやりたい奴がやれ』という程度の考えだった。 そんな中、手を挙げた高麗にブリタニアの全権代表、第二皇子シュナイゼル・エル・ブリタニアは友好的な態度で「これで貴国も列強クラブの仲間入りですね」とリップサービスを行っていた。 基本他者へは友好的に接するシュナイゼルにとっては挨拶みたいなその言葉。 それを真に受けた高麗大統領、李・承朝は(遂に我が高麗も列強の末席に名を連ねる日が来たか)と感慨にふけっていたが誰にも相手にされていなかった。 ただ一人、日本代表の吉田茂全権特使は合間に取られた休憩時間の間に「変なことを仰って勘違いさせないように願いますよ」とシュナイゼルに釘を刺していたが・・・。 652 :日本の意思表示:2013/01/20(日) 23 02 57 * 「それでは各国共に大清連邦を国家として認める。これで宜しいですね?」 「異論はない」 議長の李の言葉に真っ先に返答したのは膝下まで伸びた長い黒髪の美丈夫。中華連邦全権特使、黎星刻(リー・シンクー)。 若くして高位の武官に上り詰め、政治手腕にも長けた彼は天子から全幅の信頼を受けこの場に臨んではいたが、やはり結果の決まり切った事柄。特に大きな発言をすることなく一言で終わらせた。 何より中華を散々荒廃させた上、領土まで奪った大宦官の一人である清の代表、高亥(ガオ・ハイ)とこれ以上同じ部屋で同じ空気を吸っていることに耐えられない。 自身や国としては承認の一言で終わりなのだから早く帰らせて欲しいと思っているくらいだ。 「我がEUとしては大筋では認めますが、清が主張する領土については納得しておりません」 次に意見を述べたのはEU代表。彼の主張も当然と言えた。 何故なら清が中華から掠め取った領土。その北方線が元の位置より北側に食い込んでいるのだ。 しかも清国内ではバイカル湖西端以東の全シベリアを自国領土とすべしという意見まで上がっている。 「ここは六カ国協議という場。議題は我が国の承認についての話し合いですぞ?」 領土の話は関係ない。裏返ったような高い声でそう言い切ったのは額に朱色の化粧を施し、黄色い民族衣装を着た男――清の代表である大宦官高亥。 協議参加国の代表者の中でこの男だけ色んな意味で異彩を放っている。 威風堂々というよりも、他者を見下したような彼の態度はEU代表を特に苛立たせていた。 「諸問題の決着の場でもあります」 そこへ横から入ったのは日本代表吉田茂。 吉田はEU側が持ち出した清の主張する領土を独立前の中華連邦に所属していた領域で確定するべきだと主張する。 本来それが正しい話であり、清の主張は全く筋が通らない物。 「それにEUだけではなく、我が大日本帝国固有の領土である樺太まで貴国の領土と主張されていますが?」 「歴史的に鑑みれば樺太は我が清・・・いや、中華民族の支配領域に極めて近く、当然支配領域であると考えておりますぞ?」 四千年の歴史の中で目と鼻の先にあった地である樺太は元より中華の領土であると高亥は主張する。 であるならば中華から譲り受けた自国領土に樺太が編入されるのは至極当然のことだと。 自分が見たから自分の物。某ガキ大将が言うような恥ずかしいことを国際会議の場で臆面もなく口にする高亥に一同は呆れかえった。 「断っておくが中華連邦は樺太を領有したことなど一度たりとも無い」 そんな無茶苦茶な意見を口にする高亥に異論を述べたのは星刻。 ふざけたことを抜かすな。そう抗議する。 高亥の意見を認めれば中華連邦は樺太を自国領土だと考えていたなどと捉えられるからだ。 そんな恥知らずな事は過去一度も考えた事など無い。ましてや誰が好き好んで超大国大日本帝国に喧嘩を売ろうと思うだろうか。 「さて、正当な実効支配国であった中華連邦の星刻氏はこう見解を述べられましたが?」 「・・・・・・」 こうなると高亥は何も言い返せない。 元の持ち主が「これは俺のじゃない」と言っている以上、清に所有権など無い事になる。 これでまだ領土主張をしようとすれば侵略的意思有りと判断されてしまうだけだ。 これに追い打ちを掛けたのはブリタニア代表シュナイゼル。 「我がブリタニアとしても独立前の所属地域のみを清の領土として認めます。それ以上を求めるならばブリタニアは今後一切の話し合いには応じません。 それと、万が一にも樺太に軍を進めるなどという選択を取られた場合、ブリタニアは日本との相互補完条約(相互防衛同盟はこの中に含まれている)の元貴国を敵国として認定し、それなりの対応を取らせて頂くことになります」 シュナイゼルの発言に追い詰められた高亥にとどめを刺すべく続いたのは無論吉田だ。 彼は冷静な語り口調で万が一の事態について日本はどう動くかを述べる。 「シュナイゼル氏の発言は些か過激でしたが、万が一にも氏の仰るような事変が発生したときは・・・・」 “誠に遺憾ですが――我が国は問題解決のため全力を持って対処させて頂く所存ですので、くれぐれもお忘れ無きよう願います” 653 :日本の意思表示:2013/01/20(日) 23 04 46 この吉田の発言に場は静まりかえった。 樺太の主張などに拘り続ければ清は日本と戦争になる。その可能性が示唆されたのだ。 如何に中華連邦から幾つかの軍管区勢力を纏めて取り込み独立した清とは言え、世界第二位の超大国と戦争など出来ない。 何年も前から北東部に秘密の兵器工場などを独自建設し、ブリタニアの汚職貴族を通じて第五世代KMFサザーランドのコピー品量産の目処が立ったとは言っても日本が相手では・・・。 国力比で表せば一目瞭然。 ブリタニアを20とした場合日本は13、中華が6、EUが3~5といった処である。 物量という点では日本はブリタニアに数倍の差を付けられているのだが、技術の日本という二つ名が示しているように科学技術を始めとする各種分野は常に世界の先を行っている。 これによって物量の差を埋め、対比20と13にまで縮めていた。 数値が示すように一国で日本と戦争が出来るのはブリタニアのみ。 そのブリタニアでも日本と全面戦争になれば再起不能なダメージを負う可能性が高く、シミュレーションの中には両者共倒れという結果を示す物まであった。 だが日本・ブリタニア間で戦争になるなど限りなくゼロに近い。正に有り得ない話だ。一部の文化が混ざり合うほど蜜月関係、家族関係にあると言っても過言ではないほど両者は深く結びついているのだから。 つまりこの対比は実質上日・ブ33と、それ以外という数値になる。 元々ここまでの差はついてなかったが、日・ブが蜜月関係になってからこの二国だけがそれ以外を大きく引き離し飛躍してしまった。それが現在の世界の国力比に繋がっているのだ。 で、肝心の清はと言えば大きく見積もって1・・・あるか? といった具合。 経済が冷え切った弱り目に祟り目状態、まだ第五世代KMFの技術が完成しきっていない今のEU相手ならまだ冒険する気概にもなるが、日本とやれば踏み潰されて終わりという答えしか出ない。 軍の一部には「日本なにするものぞ!」と気概を上げている者も居るのだが・・・。 「樺太領有発言、この場にて撤回して頂けますな?」 (日本相手の冒険は危険)そう判断した高亥は「善処致しましょう・・・」と呟いた。 吉田も顔色を悪くした高亥の様子にまず撤回するのは間違いないと悟り発言を終えたが、シュナイゼルは彼の言に一瞬(本気で潰すのか?)と思ったほどだ。 他の誰も知らないことだが今吉田がした発言はそれほど重い言葉だったのである。 “誠に遺憾” 大日本帝国が行う対外意思表示の一つで、大まかに分類される基準では二番目に重い言葉。 その意味は、大量破壊兵器以外のあらゆる手段を用いた武力による全面戦争。 公式の場で発言されるのは極めて希であり、シュナイゼル自身この言葉を耳にしたのは初の事。 それだけ領土防衛に対する思いは真剣であり、例え小島一つであろうともこれを侵す存在は全力を持って排除するという意思の表れだった。 彼が日本の発する“遺憾の意”の重大性を知っているのは長年の同盟関係であるブリタニアの皇子であり政治家だからだ。知ってて当たり前なのである。 だからこそ肝を冷やした。新興独立国家の承認会議が消滅後を想定した話し合いになる処だったのだから。 (まあ今回の吉田卿の発言は、日本が発する“遺憾の意”がどういう物かと後々各国で調べられるかも知れないな) シュナイゼルがそう考えるのも無理はない。あの発言の後、この場に居る者皆が気付いたからだ。明らかに空気が張り詰めていると。 星刻なども戦場にいるような錯覚を覚えたほどに変わったその空気。 まるで開戦前夜を思わせるような雰囲気に様変わりしていたのだ。 尤も、ただ一人高麗大統領、李・承朝だけが分かっていない様子だったが。 654 :日本の意思表示:2013/01/20(日) 23 05 16 こうして樺太領有発言を公式の場で撤回することになった清だが、EUとの係争地については諦めるつもりはなかった。 無論、この場では星刻の発言もあって取り下げざるを得なかったが、高亥の中ではEUならば何とかなるとの思いが消えていないのだ。 未だまともなKMFを持っていないEU相手なら、ジェンシーの数が揃えば大きく出て領土の拡張が出来るかも知れない。 そういう意味では中華連邦相手にも同じ事が言えるが・・・そんな良からぬ冒険心を抱いていた。 第七世代機を開発し圧倒的技術力と国力を誇る日本やブリタニアは危険だが、 ガン・ルゥやパンツァ-・フンメル程度が主力状態の中華やEUならば多少大きく出ても大丈夫だろうという慢心からくる自信。それを抱かせるのがジェンシーの存在だった。 そしてそんな彼と同じような考えを抱いている大宦官たちが牛耳る大清連邦。 彼の国が危ないゲームを始めるか否か、それはまだ誰にも分からない。 結局この日の六カ国協議は結論ありきの出来レースであった事もあり一日で終了。 清は列強よりの国家承認。 中華は厄介者の切り捨て。 日本とブリタニアは樺太領有発言の撤回。 EUは係争地の線引き確定。 そして高麗は列強クラブの仲間入り。 と、成果はあったので満足とは言わずとも上々であると考えた各国の代表者たちは、散会したのちそれぞれの宿舎へと帰っていった。