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ナイトウィザード2nd及び各卓の設定、裏話、小ネタ、背景など。世界観を知り、ロールプレイやセッションに深みを持たせることができたらなあと思って紹介します。あと暇つぶしも兼ねて。 世界結界について① ウィリアム・レッドグレイブと言うキャラクター
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一発キャラ・敵定番キャラ ブラックウィドー 概要 黒いもやの塊が蜘蛛の形を取ったような姿。眼は二つで赤く光っている。 蜘蛛というよりは、もののけ姫のタタリ神の方が近いかもしれない。 常に大群で行動し、生き物の気配を察知しては群がって体力を奪い取る。ブラックウィドーに体力を吸い尽くされて死ぬと新たなブラックウィドーになるらしい。 大半の魔法・物理攻撃を無効にし光属性攻撃しか効かないというやっかいな能力を持つが、弱点さえつけば問題ない。 技・魔法 体力吸収 唯一の攻撃方法。しかし徐々にしか吸い取れない。 登場 2010年10月9日遺跡討伐なりチャ 遺跡に巣食う魔物として登場。ムヴァ、泰紀、ヴァルナー、ユメハと手当たり次第に群がり、攻撃をしたが、弱点属性を看破されムヴァとヴァルナーによる波状攻撃で大半が消滅。残りはセルレアに吹き飛ばされた。 由来 ブラックウィドーって毒蜘蛛のことを言うらしい(記憶曖昧)
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『マリンウォール』の玄関付近に立つ異様な集団、“ヒーロー戦隊”『ゲコ太マンと愉快なカエル達』。 学園都市内のラヴリーミトン製マスコットであるゲコ太。その派生カエル達である(一部例外)。 ちなみに、この着ぐるみは1体を除いて全てゲコ太マスクの自作である。ゲコ太好きが高じて着ぐるみまで作ってしまうとは、ゲコラー恐るべし。 その中で、1体だけ例外が居る。ラヴリーミトン製マスコットでは無い、カエルのマスコット。 “ヒーロー”の人数が多過ぎたために、ゲコ太が己のゲコ太グッズを保管している倉庫の中から引っ張り出して来た、試作型着ぐるみ。名は“カワズ”と言う。 「あれ~?このカエルさん、ラヴリーミトンシリーズじゃ無いね?」 「そうだね。何て名前なの?」 玄関前に集まっている幼稚園児や小学生達(全員ゲコラー)が、今まで見たことの無いカエルに?マークを浮かべる。 「俺?俺は“カワズ”だよ?」 「“カワズ”?何それ?見たことも聞いたことも無いよ?ねー?」 「うん」 「何々?“カワズ”って何?」 次第に子供達が“カワズ”に集まって来た。 「“カワズ”は“カワズ”さ。それ以上でもそれ以下でも無いよ?」 「ふ~ん。ところで、その名札の漢字って何て読むの?“ヒーロー”はわかるんだけど」 「“ヒーロー”か。きっと、すっごくカッコイイんだろうな」 「そうよね。あそこに居るカエルさん達も、“ケロヨン1号”以外は全員“ヒーロー”なんだって!!」 「何で“ケロヨン1号”だけが“ヒーロー”じゃ無いんだろう?」 「“ゲコ太マン”が言うには、『希少な一般人ポジョションだ』って言ってたわ」 何時の間にか、話題が“カワズ”から“ケロヨン1号”に変わっている子供達。子供の興味というのは、コロコロ変わるのである。 「これ?これは“詐欺師ヒーロー”って言うんだよ?」 「“ぺてんしヒーロー”?何それ?」 「えっとね、色んな人に嘘を付いて、騙して、利用して、結果として子供達を守っている無気力ぐーたら怠け癖の3拍子が揃った新時代の“ヒー・・・」 「こんな子供達に!!!」 「何教えてんだ!!!」 「グハッ!!!」 “カワズ”の後頭部に、焔火と閨秀の蹴りが叩き込まれる。吹っ飛ぶ“詐欺師ヒーロー”。 「“カワズ”がふっとんだー!!」 「カエルみたいに!!」 「あー、風紀委員さん達だー!!」 子供達は、冗談か本気かよくわからない言葉を叫ぶ。同時に、蹴りを叩き込んだのが風紀委員ということも理解したようだ。 一方、焔火と閨秀は“カワズ”に向かって行く。“詐欺師ヒーロー”という名札を見た瞬間から、ピンと来たのだ。 「界刺さん!!こんな所で一体何をしているんですか!?」 「オレ、カイジチガウ!オレハ“カワズ”ダヨ?」 「何カタコトになってんですかー!!」 「“詐欺師ヒーロー”って名札が付いてたから、一目瞭然だったぜ!!」 「コレ、オレガヨウイシタモノジャナイ。オレ、シカタナク・・・」 焔火と閨秀の追求に、カタコトで弁明する“カワズ”。着ぐるみのくせにコロコロ変わる表情が、焔火達のイラツキを助長させる。 そこに、一厘・鉄枷・破輩までもが割り込んで来た。 「おい、“変人”!!何で、テメェがここに居るんだ!?様子でも見に来たってか!?」 「ホワイ?オレ、ナニモシラナイ。オレ、“詐欺師ヒーロー”。“変人”チガウ」 「あなた・・・!!昨日の件に、あなたが関与していることが濃厚なのはわかっているんですからねー!!」 「ハァ?キノウノケン?オレ、ココニクルノハキョウガハジメテダヨ?」 「・・・そもそも、お前はここに何をしに来たんだ?」 「オレ、ジュウニニンイインカイノメンバートシテ、ダマサレテココニツレテコラレタ。オレ、カワイソウナ“カワズ”」 「「「十二人委員会・・・!!?」」」 “カワズ”が放ったキーワードに、焔火・一厘・破輩はある直感を抱く。抱いて、首を振り向ける。 「ハーハッハッハ!!!」 「師匠!!!」 「暗黒闘気が!!!」 「「「・・・・・・」」」 そこに居たのは、“ゲコ太マン”・“ゲコ太マスク”・“ゲコ太”の3名。彼等が発する声に聞き覚えが十二分にある焔火達は、“カワズ”の真意を理解する。 「・・・あなたでも、彼等には勝てないんですか」 「・・・あいつ等には、一応借りがあってね。それを返すために承諾したのはいいんだけど、肝心なことを何も喋らないんだモンな。後出しジャンケンってヤツ?」 「ぶっちゃけ、人のことは言えないんじゃねぇの?」 「・・・因果応報か。それは、君達にも言えることだね?」 「どういうことだ?」 「破輩・・・。お前も、ちゃんと部下の指導はしとけよ?安易に情報を口に出して・・・それを利用されるって考えないの?」 「「あっ・・・」」 「・・・ギロッ!!」 「「す、すみません!」」 “カワズ”の指摘を受け、破輩は思わず手で口を塞いだ鉄枷と一厘を睨み付ける。 「その情報が真実かどうかはさておき、捜査に携わる者ならもっと注意しないと。特に、俺のような人間相手にはさ。 俺は、君達の味方ってわけじゃ無いんだし。顔見知りだからって、油断しちゃいけないよ?まっ、我慢できなかったんだろうけど」 「・・・さっきのカタコト。まさか・・・」 「それは、買い被りだね。あれは、“カワズ”のキャラ付けのために考えていた口調の1つさ。“詐欺師ヒーロー”にカタコト会話。胡散臭さ満載だろ?」 「・・・それって“ヒーロー”って呼んでいいのか?」 「「「「う~ん・・・」」」」 閨秀のごもっともな指摘に、唸る他4名。そんな時に、蚊帳の外に居た子供達が“カワズ”に近付いて来た。 「・・・“カワズ”って、嘘付きなんだよね?」 「うん?そうだけど?」 「人を騙すの?」 「うん。騙す」 「人を利用する“ヒーロー”なんですよね?それが、“詐欺師ヒーロー“なんですよね?」 「うん。それが?」 “カワズ”の返答に、子供達は俯く。その様子に“カワズ”が訝しげな視線を送っていると・・・ 「皆!!“カワズ”をやっつけるんだ!!!!!」 「「「「「おおおおおおぉぉぉっっ!!!!!」」」」」 「へっ?」 子供達が、いきなり宣戦布告を“カワズ”に発した。この状況に目を白黒させている(着ぐるみなのに)“カワズ”を余所に、純真無垢な子供達の攻撃が始まる。 「どりゃあああぁぁぁっっ!!!」 「火の玉!!?」 「はああああぁぁぁっっ!!!」 「電撃!?」 「でいやああああぁぁぁっっ!!!」 「水流!?」 ここは、学園都市。幼稚園児だろうが小学生だろうが、その才能如何によって超能力は使用可能だ。 彼等彼女等は、今一致団結している。“詐欺師ヒーロー”である“カワズ”を、自分達の手でやっつけるために。 「“ヒーロー”が、嘘なんか付くかああああぁぁぁっっ!!!」 「ガハッ!!」 「“ヒーロー”が、人を騙すもんかあああああぁぁぁっっ!!!」 「グヘッ!!」 「“ヒーロー”が、人を利用する筈ないもん!!!」 「ドハッ!!」 幼子達は、一度は“ヒーロー”に夢見る。それは、架空の世界であったとしても、それに憧れる。『困ってる人間を助けられるヒーローになりたい』。そんな淡い願いを胸に抱く。 だが、この“詐欺師ヒーロー”は幼子達にとって“ヒーロー”と認めるわけにはいかない存在だった。 この“ヒーロー”は偽者だ。この“詐欺師ヒーロー”は“ヒーロー”なんかじゃ無い。そう、彼等彼女等は判断した。 「“ヒーロー”なんて、名乗るんじゃ無ぇよ!!!」 「“ヒーロー”失格!!」 「偽者の“ヒーロー”!!」 幼子達の苛烈極まる攻撃の嵐に、“カワズ”は巻き込まれる。幼さ故に、手加減というのを全く知らないのだ。 「自業自得にしても・・・」 「半端無ぇな・・・最近のちっさい子供は」 「ぶっちゃけ、いい気味だぜ!」 「ご愁傷様・・・」 「そうか・・・。有無を言わせずに叩き潰す。一々奴の言葉を気にせずに、速攻でカタを着ける・・・か。よ~し・・・」 焔火・閨秀・鉄枷・一厘・破輩は、誰も“カワズ”の身の安全に気を留めない。 こんなことでくたばる人間じゃ無いこともわかっているが、それ以上にムカっ腹が立っているのである。それを証明するかの如く・・・ ブオオオォォッッ!!!! 「破輩先輩!?ぶっちゃけ、何してるんすか!?」 鉄枷が驚くのも無理も無い。突如として、破輩が『疾風旋風』によって自身の頭上に強烈な風を巻き起こし始めたからである。 「そこに居る子供達。後は、私達風紀委員に任せろ!!その“詐欺師ヒーロー”には、私達が天罰を下してやろう!!」 「な、何ぃー!!?」 既にボロボロになっている“カワズ”に下された、死刑宣告にも似た響き。だが、疾風の支配者は事も無げにこう言い放つ。 「“ヒーロー”を名乗る偽者等、風紀委員である私達が見過ごせるわけが無いだろう!?」 「ちょっ、ちょっと待て!!お前等、捜査はどうしたんだ!!?」 「そんなモノ、お前が持っている情報を根こそぎ引き出せばどうとでもできる・・・かもしれん!!」 「『かも』って何だ!?『かも』って!?つーか、俺だって好き好んで“ヒーロー”を名乗ってるわけじゃあ・・・」 「だったら、尚のこと!!“詐欺師”のお前と、問答をするつもりは無い。『問答無用で叩き潰して、言いなりにさせる』!!お前への対抗策としては上々だろう!?」 「何、真刺みたいなこと言ってんだ!?」 その不動の言葉から見出した“詐欺師”への対抗策であることを、“カワズ”は知らない。 一方、今の破輩はごく自然に色んな思考を行っている。“詐欺師”の言葉に対して必要以上に考え込んだりはしない。 「それ、いいな。破輩先輩、あたしも乗ったぜ」 「・・・私の技を試す良い機会かも・・・」 「何かよくわかんねぇ流れだけど、ここらであの“変人”に対する苦手意識を克服しとくか!!」 「・・・この前ボコボコにされた借りを返すのも、悪くないな」 「お前等・・・!!取引はどうしたんだよ!?」 「今のお前は十二人委員会のメンバーなんだろう!?だったら、関係無い!!あれは、『シンボル』のお前と結んだ契約だ!!」 「(破輩の奴・・・全然動じねぇな!!・・・・・・)お、俺は“詐欺師ヒーロー”の“カワズ”だ!!それ以上でもそれ以下でも無ぇよ!!!」 そして、破輩の対抗策に乗る他4名。各々、目の前にいる“詐欺師”には色んな意味で虚仮にされているために。だが・・・ 「待って、風紀委員のお姉ちゃん達!!」 「ここは、僕達に任せて!!」 「私達の手で、あの偽者の“ヒーロー”を倒したいの!!」 破輩達を止める幼子達。その瞳には、強い意志が見て取れた。 「君達・・・」 「俺達は、お姉ちゃん達みたいに学園都市の皆を守れるような強い人間になりたいんだ!!」 「“ヒーロー”みたいに、困っている人達の力になりたい!!性懲りも無く“ヒーロー”を名乗るこんな奴に、僕達は負けない!!」 「だから、ここは私達に任せて!!私達だって力を合わせれば悪人を倒せるんだってことを、この偽者に倒して証明してやるんだから!!ねぇ、皆!!?」 「「「「「おおおおおおおぉぉぉぉっっ!!!!!」」」」」 幼子達の心に芽生えるのは、正義感。子供達の言葉に滲むのは、悪を倒すという使命感。 何時か自分も“ヒーロー”みたいに・・・そう、幼いながらも確かに心に宿す思いに、破輩達は心を打たれる。そして・・・攻撃は再開される。 「ギャアアアアアアアァァァァッッ!!!!!」 その直後、偽者の“ヒーロー”である“カワズ”の断末魔の叫びが、『マリンウォール』に響き渡った。 (ちなみに、界刺はゲコ太から『子供達がふざけても手を出さないように』ときつく言われているために、全く手が出せない。 しかも、“ヒーロー戦隊”を組むと(勝手に)決めた啄の質問に適当に答えた“詐欺師ヒーロー”を採用され、それを演じ切ることを啄自身から厳命されていた) 「勝ったぞおおおおぉぉぉっっ!!!!!」 「やったあああああぁぁぁっっ!!!!!」 「私達が“ヒーロー”よおおおぉぉっ!!!!!」 「「「「「おおおおおおぉぉぉっっ!!!!!」 「・・・・・・」 5分後、“カワズ”の丸焦げ一丁上がりが出来上がった。様々な攻撃を受けた“カワズ”の目からは涙が零れていた(着ぐるみなのに)。 その一部始終を見ていた各風紀委員の反応はと言うと・・・ 「うん。やはり、問答無用で叩き潰すのが一番効果的みたいだな。他の連中にも教えておこう」と呟くのは破輩。 「それが、いいっすね!!」と呟くのは鉄枷。 「・・・苧環達にも教えとこっと」と呟くのは一厘。 「あんなエリートの欠片も感じられない男に気圧されたのか、神谷?情けない」と呟くのは斑。 「・・・うるせぇ」と呟くのは神谷。 「鬼畜逝けメンに続き、“変人”にも天罰は下されたようね。フフフ」と呟くのは鏡星。 「両手に花以上のことをするから、罰が当たったんだね」と呟くのは一色。 「あの人って、本当によくわかんない人間よね。強いの?弱いの?」と呟くのは加賀美。 「“ヒーロー”を演じる・・・“ヒーローごっこ”?あれが・・・私がなるかもしれない姿?」と呟くのは焔火。 「・・・・・・何か不自然」と呟くのは姫空。 「あれが・・・固地と同じくらいに厄介な男?これまた、全然タイプが違う人間だな」と呟くのは浮草。 「固地先輩のような人間は、2人も要りませんって」と呟くのは真面。 「か、かわいそうですー!!よ~し、私がなでなでしてあげます!!」と呟いて突っ走って行くのは抵部。 「あれが噂の“変人”か、閨秀?」と呟くのは冠。 「はい。でも、見てくれに騙されちゃいけねぇっすよ?あんなんでも、厄介なのには変わりないんで。つっても、カエルですけど」と呟くのは閨秀。 「かい・・・あっ、違った・・・。“カワズ”さん。大丈夫です・・・」 「だああああああああぁぁぁぁぁっっっ!!!!!」 「キャッ!!?」 慰めようと駆け寄った抵部を無視し、“カワズ”は一瞬で立ち上がる。 「くそっ!!もう我慢できるか!!!こうなったら、こんなのさっさと脱ぎ去ってやる!!そして、現実の厳しさというのを思い知らせてやる!!!」 「何だと!?お前、子供達の夢に泥を塗る気か!?」 完全ブチ切れ状態の“カワズ”の愚行に、破輩が警鐘を鳴らす。ここに居る幼子達は、未だにゲコ太達の存在を信じている年頃だ。 何処かに本物のゲコ太達が居ると、本気で信じているのだ。そんな子供達の夢を、“カワズ”は打ち破ろうとしている。 例えパチモンであったとしても、着ぐるみの中の正体を現すというのは幼子達にとっては衝撃的なのだ。 「夢なんてのは、何時かは覚めるモンさ!!“詐欺師ヒーロー”の本領発揮だ!!現実の厳しさってのを、この年頃から知るってのも悪く無ぇ!!いくぜ!!!」 「テメェ!!」 鉄枷の怒声も、今の“カワズ”には届かない。早速着ぐるみを脱ごうとする・・・が・・・ 「うんっ?むっ!?ぬ、脱げない・・・!!?」 どうしてか、着ぐるみを外せないでいる“カワズ”。顔に被っている物さえ、首から引っこ抜けないでいる。 しばらく悪戦苦闘してみたものの一向に脱げないでいる“カワズ”。そんな彼に話し掛けて来るのは、同じ『ゲコ太マンと愉快なカエル達』の1人である“ゲコ太マスク”。 「うむ。やはり、脱ぐことが叶わぬか・・・」 「はぁっ!?お、おい!!どういうこった!?」 “ゲコ太マスク”の放った冷静で、しかし聞き逃せない台詞に問いを放つ“カワズ”。 「その試作型着ぐるみNo.11“カワズ”は、装着者の体に完全にフィットしてしまう学園都市の技術の粋が注ぎ込まれた着ぐるみでござる(ボソッ)」 「何で、こんな着ぐるみに無駄にすげぇ技術を注ぎ込まれているんだ?(ボソッ)」 「実は・・・あの『根焼』の店長の品でござるよ(ボソッ)」 「・・・あの店長、何でこんなモンを作ったんだ?(ボソッ)」 「拙者が、『根焼』にて食事をしていた折に愚痴を零したのでござる。『等身大のゲコ太を・・・』という言葉を。それを偶々聞いていた店長がノリノリで・・・(ボソッ)」 「・・・てことは、この“カワズ”ってゲキダサネーミングも店長が?(ボソッ)」 「その通り(ボソッ)」 「あの“変人店長”め・・・(ボソッ)」 “カワズ”は、苦虫を噛み潰す。店長(アンタ)は一体何をやってんだよ!?と突っ込みたい気持ちを抑えながら、“ゲコ太マスク”に質問を重ねる。 「じゃあ、お前等が着てるのも店長作なのかよ?(ボソッ)」 「いや、違うでござる。拙者等のは、店長のを参考に拙者自らが作った普通の着ぐるみでござる。 何分数が不足していたが故の苦肉の策でござる。拙者も、以前にそれを装着して脱ぐことができなかったでござるなぁ(ボソッ)」 「苦肉の策って何だよ!?俺って、そんな策に嵌められたのかよ!?つーか、これって何時になったら脱げるんだよ!!?」 「正確な日数はわからぬが・・・」 「日数!?何で“日”単位なの!?」 次々に明らかになる“カワズ”の秘密。 「およそ、数日は脱ぐことが叶わぬ。だが、安心するでござる!! そのスーツは、耐火・耐熱・耐水・防弾・絶縁性等が付いた特別製スーツでござる!!故に、先程の攻撃の嵐でも怪我は負わなかったでござろう?」 「何、その無駄に豪華な性能は!?というか、俺ってそれまでずっとカエル状態なの!?・・・ちなみにトイレとか風呂とかはどうすんの?」 「その点も心配ござらぬ!生理現象が発生した場合は、それを察知したスーツの該当する“部分”だけが開くようになってるでござる!!風呂は・・・諦めるでござるよ」 「それって、要するに立ちション・半ケツってことじゃねーかよおおおおぉぉっっ!!!この暑っ苦しい中、何日も風呂に入れないってふざけんじゃ無ぇよおおおぉぉっ!!!」 「後は、水分補給に気を付けるでござる。この暑さでござる。熱が内部に篭りやすいでござるから」 「お前等・・・最初からわかってたんだろう?俺がスタコラサッサしねぇように、わざと黙ってこれを俺に貸し出したんだろう!?」 「拙者等に他意はござらん!!本当でござるぞ!!」 「嘘付け!!ウソツキには罰が当たるぜ!!おらっ、本当のことを話せ!!」 「や、やめるでござる!!」 「“カワズ”さん!?さっきも何言ってるか全然聞こえなかったし、一体なんで怒ってるのー!?」 怒りを露にする(気ぐるみなのに)“カワズ”が、“ゲコ太マスク”の頬を抓り上げる。近くに居る抵部も、何が何だかサッパリ状態でオロオロしている。 「全然人のこと言えないよね?」 「えぇ。あの身勝手さ・・・やっぱりあの人は独り善がりっぽいですよね」 加賀美と焔火は、見事なまでの開き直りを見せる“カワズ”に呆れてしまう。全くもって読めない人間であることを、再認識する2人。その直後・・・ ブン!! 「・・・『拙者』?」 『閃光真剣』が“カワズ”と“ゲコ太マスク”の間に突き出される。『拙者』という言葉に心当たりがある176支部のエース、神谷稜が取った行動で物語は少しずつ動き始める。 continue!!
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ブラックウィドウ Black Widow / ナタリア・"ナターシャ"・ロマノフ Natalia Romanova 初出:Tales of Suspense #52(1964年4月) 人種:人間(人為的な強化人間)、ソビエト連邦出身 概要 マーベル・ユニバースにおける世界最高のスパイであり、変装の名人。 1959年にアイアンマンに対するヴィランとして初登場。ソ連のスパイで、このときはまさに「ウィドウ=未亡人」といったコスチュームだった。 やがてアメリカのヒーローとなり、フリーエージェントとしてS.H.I.E.L.D.やアベンジャーズの任務を助けるようになる。 (BLACK WIDOW #1 2004年) 初期の任務 初登場時の任務は、ソ連を裏切ったクリムゾン・ダイナモを暗殺し、アイアンマンことトニー・スタークが発明した兵器を盗むことだった。 続いてTales of Suspense #57に登場。今度は弓の名人・ホークアイをたぶらかし、またもトニーの発明を狙う。 1966年にはAvengers#29に登場。洗脳された上にコスチュームとハイテク兵器を与えられ、アベンジャーズに対抗する。しかし先にアベンジャーズの仲間となったホークアイへの愛情から洗脳が解けると、アメリカ合衆国に亡命しチームの協力者になった。こうしてスーパーヒロインとしての活動が始まる。 (初登場時のブラックウィドウ :Tales of Suspense #52、1964年) オリジンと経歴 ナタリア"ナターシャ”ロマノフは1928年に生まれた。家系にまつわる話では、彼女はロシア最後の皇帝ロマノフ家に連なる者という「噂」があるが、真偽は不明。残っている記録は、戦火に燃えるスターリングラードのビルで孤立していたところを、ソ連軍の兵士、イワン・ペトロビッチ・ベズクノフに救出されたことから始まっている。1930年代の終わりにはソ連諜報部すなわちKGBのスパイとして訓練を受けはじめた。 その後、設定が変更され、彼女を訓練したのはイワンだけではなく、「レッドルーム」というKGBの施設ということになった。ここでナターシャは女潜伏スパイチームを養成するブラックウィドウ・プログラムの一員となる。 このとき、バイオテクノロジーとサイコテクノロジーによって強化され、若さを保つ体となった。ここではウィンターソルジャー(キャプテン・アメリカの元相棒バッキー)のトレーニングを受け、本当の職業を隠すためバレリーナの練習生をしていた。 ナターシャはソ連では有名なテストパイロットのアレク・ショスタコフと結婚した。結婚の数年後、KGBはロケットのテストでアレクの死を偽装し、ナターシャは文字通り「未亡人」となった。実はアレクは生きていて、秘密裏にスーパーソルジャーレッドガーディアンとなった。ナターシャはレッドルームアカデミーでトレーニングを続け、最終的にブラック・ウィドウの名を受けた。 能力 訓練によって身につけた能力。諜報技術、世界レベルの体操選手並の身体能力、あらゆる格闘技、狙撃、兵器類の扱い。 バレリーナとしても一流である。 またソ連の科学者が開発した数々の武器、後にはS.H.I.E.L.D.が開発した武器類を両手首のリストバンドに仕込んでいる。 "Widow's Bite" 3万ボルトの電撃を放つ。 "Widow's line"フックつきロープ。 "Widow's Kiss"スプレー状の気絶ガス。 催涙ガスを仕込んだ小球。 ベルトにはディスク状のプラスティック爆弾を仕込んでいる。 コスチュームの指や足にはマイクロ吸盤を備え、壁や天井に張り付くことができる。 また肉体を強化されたため、老化や病気に耐性があり、人並み以上の回復力がある。ただし代償として不妊である。 その他未整理情報 2010年からはスティーブ・ロジャーズが組織した極秘任務部隊、シークレット・アベンジャーズのメンバーとなった。 S.H.I.E.L.D.のエージェントしても活躍しており、エージェント・レベルは10である(エージェント・レベルは指揮系統を決めるための階層で、その場で最も高いレベルの者が指揮をとる。マリア・ヒルとクエイクがレベル10、スパイダーウーマン(ジェシカ・ドリュー)がレベル8であるところを考えると、指揮官として有能と考えられる。) ブラックウィドウの新しい(現在の)コスチュームは、ゴールデン・エイジのヒロイン、ミス・フューリーの衣装(猫のようなマスクに、体にフィットした黒いタイツ服)を参考にした。 恋愛関係にあったのは、ホークアイ、デアデビル、バッキー、レッドガーディアン。あれ、トニーは? マーベル・シネマティック・ユニバース 実写映画では2010年公開の「アイアンマン2」に登場。スカーレット・ヨハンソンが好演した。 設定はS.H.I.E.L.D.所属のスパイでニック・フューリーの部下ということになっている。 2012年公開のアベンジャーズではチームメンバーの一人として登場。 映画ではまだ描かれていない過去を匂わせる発言もみられた。 2015年公開のアベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロンではハルクことブルース・バナーとの恋愛描写もあった。 初登場以来、単独映画の計画が噂されていたが、2018年1月に脚本の企画段階に入ったことが報じられている。 二代目ブラックウィドウ / エレーナ・ベロワ Yelena Belova ソ連崩壊後のロシアで、初代ブラックウィドウのナターシャと同じ教師が訓練した。師のピョートル・ヴァジリヴィッヒ・スタロコフスキーが死去すると、ブラック・ウィドウとして活動を始めた。 初代は赤毛で、二代目は金髪。別名「金髪の方(のブラック・ウィドウ)」。 最近では”ホワイト・ウィドウ”を名乗る。 サヴェッジランドでヴィブラニウムの盗掘をしていたところを、ソウロンに襲われ、顔を酷く火傷するなど重傷を負った。このため人格をライフ・モデム・デコイやスーパーアダプトイドに移して活動している。 セクシャリティはアセクシャル。 ちなみに、現実世界には同名の毒蜘蛛”black widow spider”が存在する。和名はクロゴケグモで、ゴケ=後家(未亡人)であり、漢字で表記するならば黒後家、つまりブラックウィドウの直訳となっている。これは一時期日本での繁殖が確認されニュースにもなったセアカゴケグモと同類で、人を殺すほど強力な毒を持っている。交尾の後、カマキリのようにメスがオスを捕食するためこのような名で呼ばれている。 キャラクターのブラックウィドウのシンボルとしてカバーアートなどに描かれることもある。 マーベル・コミックスのゴールデン・エイジに、Claire Voyantという悪魔憑きの女性ヒーローが、ブラック・ウィドウを名乗っていた。 ゴールデン・エイジに、「ブラック・ウィドウ」を名乗るキャラクターが存在していた(いずれも短命だった)。
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場に剣呑とした空気が漂う。漂わせるのは、『閃光真剣』を手に不機嫌そうな表情を浮かべている神谷その人。 「テメェ・・・あん時のゲコ太野郎か?」 「(し、しまったでござる!!まさか、この場に“剣神”が居ろうとは!!)」 ゲコ太は、着ぐるみの中で冷や汗をかく。実は、以前にゲコ太は救済委員活動の際に176支部の神谷に見付かり、『閃光真剣』片手に追い回された経験があった。 もちろん、救済委員であることはバレてはいないが、それ以降ゲコ太は一部の風紀委員から要注意人物としてマークされているのである。 「・・・どうした?何か言ってみろよ?」 「(こ、これ以上言葉を漏らせば、確実に拙者のことがバレてしまうでござる!!しかし、このままでは・・・)」 ゲコ太の言葉遣いは独特で、すぐに矯正できるような器用な真似はできない。何一つ言葉を発しない“ゲコ太マスク”に、神谷がいよいよ確信を深める・・・そんな時!! 「お~い!!“ピョン子”!!さっさと、このどチンピラを何とかしろよ!!ヒーローショーの邪魔になってんぜ!!」 すぐ傍に居た“カワズ”が、カエルの頭に赤色の髪留めがプリントされたような姿をしている“サークルヒーロー”である“ピョン子”を呼び付ける。 一方、呼ばれた張本人である“ピョン子”は、“ケロヨン2号”の背に隠れるようにこちらを覗っていた。すぐ横には“ケロヨン1号”も居る。 「(な、何で私に振ってんの!?こんな状況で神谷先輩の前に行けるわけ・・・)」 「葉原先輩・・・どうしたんですか?」 「葉原先輩~、呼んでますよ~」 「葉原・・・先輩?」 今の葉原は、事情があって“ピョン子”となっていた。しかも、風紀委員会を欠席してまで。故に、今ここで自らの正体を明かすことはできなかった。 だが、葉原の事情なんかサッパリ知らない免力と盛富士の口から、彼女の名前が零れてしまう。 ちなみに、免力が盛富士の背に隠れているのは、彼が映倫生にあるコンプレックスを抱いているために、その姿を見た途端に隠れてしまうという妙な癖があるからである。 「まさか・・・葉原か?」 「えっ・・・?ゆ、ゆかりっち!?」 「ど、どうしてこんな所に!?風紀委員会を欠席してまで・・・!?」 神谷・焔火・加賀美に感付かれた。覗う顔を思わず引っ込めてしまったために、3人の見当が正しいことを証明してしまった。 足をこちらに向ける3人。心臓バックバクの葉原。その間に割り込んだのは・・・ 「ハーハッハッハ!!!そんなもの、葉原嬢が俺達十二人委員会のメンバーであるからに決まっているだろうが!!!」 十二人委員会のリーダー啄鴉。今の名は、“ヒーロー戦隊”『ゲコ太マンと愉快なカエル達』のリーダー“ゲコ太マン”。 「・・・ゆかりっち」 「あなたまで・・・」 その意味をすぐに悟った焔火と加賀美は、葉原に怒りどころか同情の念を抱く。あの“変人”でさえ逃れられないのが啄鴉なのだ。 そんな存在に、普通の人間である葉原がどうやって対抗せよと言うのか。きっと、自分達でも無理くさい。 「あぁ?十二人委員会?何だ、そりゃ?」 「元は俺が作った組織だ。組織の概要や成り立ちを話せば長くなるが・・・そうだな、まず」 「いや、いい。興味無ぇ。つーか、俺等の仲間を妙な集団に加入させてんじゃ無ぇよ」 対して、啄とは今日が初対面の神谷はどんどん突っ込んで行く。 「妙とは失礼な!!俺にとってはかけがえの無い物だぞ!?」 「んなモン知るか。そうか・・・こんなおふざけに巻き込まれてたのか。テメェ、葉原が風紀委員ってことは知ってんのか?」 「もちろん!!」 「そうかそうか・・・。テメェ、風紀委員(おれたち)をナメてんのか・・・!!?こんなお遊びに時間を取られていい程、こちとら暇じゃ無ぇんだよ・・・!!」 神谷の眼光が鋭さを増す。葉原は、176支部における優秀なオペレーターである。 後方支援もこなす優秀な支部員を、こんなおふざけに巻き込ませた啄に対して神谷は怒っているのだ。 「ハーハッハッハ!!!おふざけ!?おふざけか!!?・・・ナメているのはお前の方だ、風紀委員!!」 「・・・どういう意味だ?」 だが、啄は全く動じない。それは、彼の信念である『弱い人間を救う』という根幹が揺ぎ無いからこそできる芸当だ。 「俺達は、何もふざけて等いない!!こうして“ヒーロー戦隊”を組んでいるのにも、ちゃんとした理由がある!!」 「・・・言ってみろ」 「俺達は、これから数日間ボランティアに赴く予定だ!!そして、この“ヒーロー戦隊”は赴く施設に居る子供達のために用意した物なのだ!!」 「ボランティア・・・?施設・・・?」 「そうだ!!これは、“ゲコ太マスク”や“1号”・“2号”達たっての頼みなのだ!!そこに居る子供達も、俺達の来訪を心待ちにしている!! 風紀委員!!俺達は、幼い子供達を笑顔にしてやりたくてこの行動を起こした!!その行動を、決意を、お前達はおふざけと断じるのか!!?」 「グッ・・・!!」 啄の熱き信念が篭った言葉に、神谷はたじろぐ。施設へのボランティアということは、何かしら不幸な境遇に居る子供達のために起こした行動だ。 『弱い』とは一口に言っても色々あるが、今回の場合は一般人に比べて『弱い』環境・・・つまり不幸な環境に身を置く子供達のことを指す。 だから、神谷は上手い反論ができない。ぶっきらぼうな彼は、この手の勝負は余り得意では無かった。 「“ゲコ太マン”の言う通りだ!!!」 「風紀委員って“ゲコ太マン”や“ゲコ太マスク”を苛めるのかー!!?」 「風紀委員ってこわーい!!!」 「うおっ!!?」 そこに、純真無垢な幼子達の容赦無い糾弾が加わる。先程の“カワズ”の件でもわかる通り、こういう時の幼子達はとても厄介である。 「神谷先輩!!こんな将来有望な少女達の言葉を、俺達が無視していい道理は無いですよ!!?」 「神谷!!こんな前途有望な少年達の思いを、アンタは踏み躙るって言うの!!?」 「何でお前等も!!?」 更に、同じ176支部の一色と鏡星がダメ押し的な抗議を行う。 「・・・・・・空気の読めない男」 「グアッ!!」 そして、最後のトドメは最年少の後輩である姫空が刺す。 「ふ~、よかった、よかった。皆、“ゲコ太マン”や“ゲコ太マスク”を助けてくれてありが・・・ブヘッ!!?」 「お前のためにやったんじゃねぇよ!!!」 「まだいたのか!!?」 「早く、私達の前から消えて!!!」 「「「「「かーえーれ!!かーえーれ!!かーえーれ!!!」」」」」 何とか神谷の魔の手からゲコ太を守れた“カワズ”が子供達にお礼を言おうとするが、逆に子供達からは「かーえーれ」コールを浴びせ掛けられる。 「・・・・・・(トボトボトボ)」 「「“カワズ”様!?(スタスタ)」」 さすがに居た堪れなくなった“カワズ”は、ションボリとして(着ぐるみなのに)どっかに去って行く。その後姿を“ゲコっち”と“ゲコゲコ”が追い掛けて行く。 「よし!!これで、“カワズ”退治完了だ!!」 「そうだ!ゲコラーの皆にもこの情報を知らせておいた方がいいよね?」 「うん!!え~と・・・『“カワズ”っていう偽者の“ヒーロー”がウロ付いているから気を付けて。見付けたら、すぐに風紀委員か警備員の人達へ通報!!』・・・と」 「・・・最近のちっさい子供って、ホントに恐ーな」 「・・・しかも、これから数日間はあのカエル姿なんだろう?災難と言うべきか、自業自得と言うべきか・・・」 「なぁ、真面?もし子供達から『街中を“カワズ”という偽者の“ヒーロー”がウロ付いてます』なんてことを通報されたら、俺達はどうしたらいいんだろうな?」 「・・・・・・不審者として職務質問するしかないんじゃないですか?したくないですけど」 幼子達は、手加減というものを知らない。徹底的に“カワズ”を叩き潰すつもりなのだ。 その姿に閨秀は少し恐怖し、冠は冷静に分析し、浮草は疑問を抱き、真面は呆れ顔で返答する。皆が思うのは、『子供って恐いね』ということである。 「・・・わ、わかったよ。だが、葉原をこのまま連れて行かれるってのはこっちも困る」 「ふむ・・・。ならば、尋常に雌雄を決しようではないか」 しばらく経ってようやく立ち直った神谷の言葉に、啄がある勝負を提案する。 「これは・・・?」 「安心しろ。唯の模造剣だ。これによる一騎打ちで、葉原嬢の占有権を争うのだ!!」 「せ、占有権って何ですか!?何で、私があなたのモノになってるんですかー!!?」 「・・・面白ぇ。いいぜ?その勝負、乗った」 「神谷先輩!?む、無視しないで下さい!!」 葉原のツッコミを無視し、2人の男は1人の少女を巡って勝負することを決めた。緊張した空気が流れ始め、周囲に居る子供達や風紀委員達も沈黙する。 「幼子達よ!!この“ゲコ太マン”の勇姿を、その瞳に焼き付けるがいい!!ハーハッハッハ!!!」 「・・・・・・」 “ゲコ太マン”の大声と神谷の無言が交錯する。そして、勝負の火蓋は切って落とされた。 ブン!!! 「なっ!?」 「へぇ・・・。結構いい反応してんじゃねぇか?」 神速。居合いの構えから抜き放たれた剣を、反射神経だけでかわした“ゲコ太マン”。神谷稜が“剣神”と謳われるのは、偏にその戦闘技術の高さにある。 「クッ!?」 「どうした!?デカい口を叩いた割には、そんな程度かよ!?」 ある人間のおかげ(せい)で、神谷は図抜けた戦闘技術を手に入れた。それに比する身体能力も同様に。 “ゲコ太マン”もそれなりに鍛えられているようだが、神谷が相手では分が悪過ぎる。それだけ、神谷の実力が高いことを示しているのだが。 「ハァ!!」 「ぐうぅ!!」 “ゲコ太マン”も何とか神谷の剣を防いでいるが、それも一時的なもの。防戦一方では、掴める勝機は存在しない。そして、吹き飛ばされる剣。 「フン!!」 「グハッ!!」 神谷が放った蹴りが“ゲコ太マン”の腹部に突き刺さる。その威力によって、地面に蹲る“ゲコ太マン”。 「もう、いいだろ?今の戦闘でわかったよな?俺とお前とじゃあ、実力差ははっきりしているってことが。これでも、大分手加減してるんだぜ?」 「ぐうぅ・・・!!」 「やっぱ、神谷先輩ってすごく強い・・・!!」 176支部最強のエース、“剣神”神谷稜。単純な戦闘能力では“ゲコ太マン”を大きく上回る彼の降伏勧告が、周囲に響き渡る。 久方振りに見る先輩の戦闘に焔火が瞠目している中、勧告を受けた“ゲコ太マン”は・・・ 「誰が諦めるものか・・・!!」 立ち上がる。唯それだけのことに、何故か心に響くモノが存在した。 「俺は負けるわけにはいかない・・・!!この子供達の笑顔を守るためにも!!俺は・・・絶対に倒れるわけにはいかないんだあああああぁぁぁっっ!!!!!」 「師匠!!!頑張って下され!!!」 「“ゲコ太マン”!!!負けるなああああぁぁぁっっ!!!」 “ゲコ太マン”の不屈の姿に、“ゲコ太マスク”と“ゲコ太”から熱い声援が送られる。 「が、頑張れえええええぇぇぇっっ!!!!!」 「風紀委員なんかに負けるなああああぁぁぁっっ!!!!!」 「私達の“ヒーロー”を!!!“ゲコ太マン”を皆で応援しましょう!!!」 「「「「「いっけええええええぇぇぇっっ!!!!!」」」」」 「(えっ?何で俺が悪者みたいになってんだ?)」 そこに、純真無垢な幼子達の熱い応援が加わる。さっきは『風紀委員のような“ヒーロー”になりたい』みたいなことを言っていた癖に、この変わり様である。 「いっけぇー、“ゲコ太マン”!!あんな恐い風紀委員なんかに負けるなあああぁぁっっ!!ちなみに俺は恐くないから安心してね、麗しき少女達!!」 「残念なイケメンにも天罰を!!!前途有望な君達には天の祝福を!!!」 「(またお前等かい!?)」 更に、同じ176支部の一色と鏡星が“ゲコ太マン”側に付く。 「お前達の熱き思い、確かに受け取った。行くぞ、風紀委員!!暗黒闘気の全てをこの一撃に込める!!」 「(マ、マズイ!!もし、俺があいつに勝ったら風紀委員に対するイメージが・・・!!)」 “ゲコ太マン”が、右拳を強く握り込む。その間に、思考をフル回転させる神谷。現状では、“ゲコ太マン”=“ヒーロー”、風紀委員(神谷)=悪者の図式である。 もしかしたら、この中に将来風紀委員になる子供達が居るかもしれない。“ヒーロー”に憧れる子供達が、その正義感をもって風紀委員として現場に立つ。 だが、もしここで風紀委員に対するイメージを悪化させてしまえばどうなるか? なる筈だった風紀委員は存在せず、風紀委員に幻滅した子供達がこれを切欠に未来では不良とかになる可能性だって否定できない。 「(それはマズイ!!幾ら俺が周囲を気にしないって言っても、さすがにそれくらいは気にする!!『神谷のせいで~』なんて、この先ずっと言われてたまるか!!)」 神谷は、基本的にぶっきらぼう・興味の無いことはスルーする人間である。そのせいか、周囲の評価等も然程気にしない性格なのだが、それにも限度はある。 こんな純真無垢な子供達が、今後『神谷のせいで~』・『神谷さんのせいで~』・『神谷先輩のせいで~』なんてことになったら、それこそいい笑い者である。 斑や鏡星辺りには、生涯に渡る汚点扱いにされかねない。そんな事態は、真っ平御免被る。そう、神谷は決意する。 「貫け!!『暗黒時空』」 「!!!」 決意した瞬間、“ゲコ太マン”が突進して来た。『暗黒時空』なるものが、唯の右ストレートなのはすぐに見破った。 見破った上で・・・神谷はその一撃を頬に掠らせる程度にかわした後に、大声で宣言した。 「や~ら~れ~た~!!!」 神谷が取った行動・・・すなわち『わざと負ける』。こんな男に負けるというのは神谷のプライド的には絶対に許し難かったが、幼子達の心を踏み躙るわけにもいかない。 風紀委員に対するイメージを保つためにも、自分のプライドへの影響も最小限に留めるためにも、この辺りが落とし所であった。 「「「「「・・・・・・」」」」」 周囲に居る風紀委員達は、神谷の取った行動に目を丸くさせていた。多くは神谷の真意を悟ったが、それにしたってもう少しマシなやり方がなかったのかと考えざるを得ない。 それ程までに、神谷の取った行動はみっともなかった。あんだけカッコイイ台詞を並べて置きながら、最後の台詞で全部台無しである。 慣れないことをしたが故に大根役者っぷりに拍車が掛かっているのが、尚タチが悪い。 「“ゲコ太マン”が勝ったあああああぁぁぁっっ!!!!!」 「やっぱり、“ゲコ太マン”は僕達の“ヒーロー”だああああぁぁぁっっ!!!!!」 「“ヒーロー”が負けるわけ無いもんね!!!!!」 「(ふぅ・・・。何とか風紀委員(おれたち)のイメージは保たれた)」 一方、神谷の真意に気付いていない幼子達は、“ゲコ太マン”の勝利に色めき立つ。神谷も子供達のはしゃぎ様に胸を撫で下ろす。だが!! 「お前・・・わざと負けたな!?」 「!!?」 1人だけ、この結果に納得していない者が居た。それは、神谷と雌雄を争った“ゲコ太マン”。 「えええええぇぇぇっっ!!?ど、どういうこと!?」 「“ゲコ太マン”!!何で、この風紀委員はわざと負けたの!!?」 「(ば、馬鹿!!折角切り抜けられたと思ったのに、何で蒸し返すようなことを言ってんだ!!?)」 子供達は、“ゲコ太マン”に神谷がわざと負けた理由を問う。その神谷は、“ゲコ太マン”の言葉に激しく動揺する。 「そうか・・・わかったぞ!!この男が何故自分から負けたのか、その理由がな!!」 「お、教えてええええぇぇっっ!!!」 「(まさか・・・!!俺が風紀委員の体裁を保つためにわざと負けたってことをバラすつもりなんじゃあ・・・!?)」 神谷は、いよいよ血の気が引く。ここで、もしそれを暴露されたら自分の努力が全て水の泡である。風紀委員に対するイメージも悪化するだろう。 だが、“ゲコ太マン”の口は止まらない。子供達の懇願を受け、“ゲコ太マン”は己が導き出した解答を言い放つ。 「この男は・・・俺に敵わないことを勝負の中で自覚したのだ!!だから、自分から勝負を放棄した!!!これ以上恥をかきたく無いがために!!! まさか、お前がそんな男だとは思わなかった!!この軟弱者め!!さっさと俺の前から失せるがいい!!!」 「ちょっと待てえええええぇぇぇっっ!!!!!」 己のプライドを傷付けてまで頑張った神谷にとって、それは余りに酷い解答であった。一体どう考えればその結論に辿り着くのか、神谷には理解できなかった。 「どう考えたら、そんな結論になるんだよ!!?テメェ、頭のどっかがイカれてんじゃねぇのか!!?」 「イカれているのはお前の方だ。もう、お前の姿など見るに耐えん。さっさと失せろ」 「テ、テメェ・・・!!」 「そうだそうだ!!早く消えろ!!!」 「うおっ!?」 一触即発状態の神谷及び“ゲコ太マン”。だが、そこに介入するのはまたしても“ヒーロー”に夢を見る子供達。 彼等彼女等は、神谷に対して侮蔑の視線を向けていた。 「“ゲコ太マン”に敵わないからって、わざと負けて同情を誘おうとするなんて卑怯だ!!!」 「やっぱり、風紀委員なんかより“ゲコ太マン”だね!!!」 「うん!!!さぁ、早く消えて!!!“ゲコ太マン”も言ったでしょ!!?」 「「「「「かーえーれ!!かーえーれ!!かーえーれ!!!」」」」」 「(な、何で俺がこんな目に合わなきゃなんないんだ!!?俺って、何か間違ったことでもしたか!!?)」 “カワズ”に浴びせ掛けられた「かーえーれ」コールが、神谷にも降り注ぐ。屈辱にも程があるコールの雨を浴び、茫然自失状態の神谷に・・・ 「・・・・・・ピエロ」 「ゴフッ!!」 最後のトドメを姫空が刺し、神谷はバタリと倒れる。後に神谷はこう零した。『子供って恐ぇよ』・・・と。 「恐ぇ・・・。子供って恐ぇよ・・・ブツブツ」 「ホラ!!しっかりしなさいよ、神谷!!」 「だらしないぞ、神谷?エリートである私なら、もう少しマシな対応をしているぞ?」 ブツブツ独り言を言っている神谷の肩を、鏡星と斑が担ぐ。 「何か、最近はスッキリすることが多いなぁ。固地先輩といい神谷先輩といい・・・」 「・・・気持ちはわかるが、余り口に出さない方がいいぞ?」 「・・・浮草先輩だって、少しは清々してるんじゃないんですか?」 「・・・・・・まぁな」 神谷の醜態に邪な感情を抱く真面と、そんな部下を注意する浮草。しかし、ツッコミ返しを喰らいつい本音を漏らしてしまう。 「あのぅ、啄さん?ゆかりっちの件なんですけど・・・」 「さて、どうしたものか。あのような軟弱者との勝負では、俺としてもスッキリせんし・・・」 「(神谷先輩・・・相手が悪かったですね)」 葉原の件で啄と交渉しようとする焔火。自身の先輩に対しては、どうしても同情心が湧いてしまう。 「葉原先輩・・・もう行っちゃうんですか?」 「免力君が寂しがるね~」 「わ、わかんない・・・。(で、でも・・・今帰ったら“あの人”と・・・)」 免力と盛富士の問いに、上手く返答できない葉原。着ぐるみで隠されたその表情には、緊張と戸惑いの色が浮き彫りになっていた。 「う~ん。正直あの“変人集団”のトップと関わりたく無いんだけどなぁ。 でも、ゆかりだって何時までもあの“変人集団”と一緒に居たくは無いだろうし。仕方無い。ここは私が・・・」 焔火や葉原の様子を観察していた加賀美が、意を決して啄と交渉することを決断する 全くもって気が進まないが、このまま葉原を連れて行かれるのはリーダーとして見過ごすわけにはいかないのである。 そう考え、焔火達に声を掛けるために加賀美が歩を進めようとした・・・その瞬間、すぐ近くに居た“ゲロゲロ”から加賀美に向けて言葉が放たれる。 言葉に含まれるのは・・・失望と憎悪の意。かつての妹の上司に向けた、それは辛辣極まる糾弾。 「加賀美(アンタ)はリーダー失格だ。部下の気持ちを量れず、部下の身も案じず、部下の悪行にも気付かない、最低最悪な人間だ」 continue!!
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←戻る ◇アークウィザード ( メイジCLv5 + PLv15 ) 成長値 命力 魂力 腕力 体力 器用 素早 魔力 抗魔 集中 +2 +5 +1 +1 +1 +2 +7 +6 +4 補正値 HP 攻撃 防御 魔攻 魔防 命中 制御 行動 回避 - - - +15% +10% - - - - ◇ソウルアビリティ 名前 Lv 種類 効果 SP AC 備考 高級魔法学 1 強化 『魔攻力アップ』専用強化アビリティ / 『魔攻力アップ』のAC+1魔攻力上昇値の25%分、さらに魔攻力が上昇するただし、魔攻力の合計上昇値分、制御力が減少する 2 0 CLv1魔攻力アップ修得 2 強化後効果:上昇値の30%分、さらに魔攻力が上昇する 1 CLv3 3 強化後効果:上昇値の35%分、さらに魔攻力が上昇する CLv5 ハイパーチャージ 1 強化 『マジックチャージ』専用強化アビリティ / 『マジックチャージ』のAC+120%でダメージ上昇率が2倍、追加待機ゲージは3倍になる 2 0 CLv1マジックチャージ修得 2 強化後効果:22%で発動する 1 CLv3 3 強化後効果:24%で発動する CLv5 マジックブースト 1 強化 『マジックカウンタ』専用強化アビリティ / 『マジックカウンタ』のAC+1受けたダメージの50%分、反撃時の魔攻力が上昇する 2 0 CLv1マジックカウンタ修得 2 強化後効果:受けたダメージの60%分、反撃時の魔攻力が上昇する 1 CLv3? 3 CLv5 スペルアームズ 1 一般 オープニング時、装備している主武器の魔攻力が25%上昇する 1 1 CLv1 2 強化後効果:主武器の魔攻力が30%上昇する 1 CLv3 3 強化後効果:主武器の魔攻力が35%上昇する CLv5 セカンドチャンス 1 一般 魔法攻撃時、制御失敗時に自身の次ダメージを20%上昇させる 2 2 CLv1 2 強化後効果:次ダメージを22%上昇させる 1 CLv3? "マジックスター" コス 『マジックスター』のコスチュームを獲得する 3 0 CLv5+PLv35 名前 Lv 種類 効果 SP AC 備考 魔攻力アップ 4 一般 強化後効果:基本魔攻力が16%上昇する 1 1 CLv1 5 強化後効果:基本魔攻力が18%上昇する CLv3 6 強化後効果:基本魔攻力が20%上昇する CLv5※強化限界 浸透力アップ 4 一般 強化後効果:攻撃対象の魔防力を16%無視する 1 1 CLv1 5 強化後効果:攻撃対象の魔防力を18%無視する CLv3 6 強化後効果:攻撃対象の魔防力を20%無視する CLv5※強化限界 マジックチャージ 4 一般 強化後効果:ダメージが13%上昇する 1 2 CLv1 5 強化後効果:ダメージが14%上昇する CLv3 6 強化後効果:ダメージが15%上昇する CLv5※強化限界 マジックカウンタ 4 ガード 強化後効果:16%で反撃する 1 2 CLv1 5 強化後効果:18%で反撃する CLv3 6 強化後効果:20%で反撃する CLv5※強化限界 名前 Lv 種類 効果 SP AC 備考 コメントフォーム 名前 コメント
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ナイト|プリースト|ウィザード|アサシン|ブラックスミス|ハンター ウィザード 経験値 -- レベル -- 種族人間属性無サイズ -- HP --Int -- Vit-- Dex--Agi -- Luk -- Atk --Ar-- Def-- Mdef -- 100%Hit --95%Flee -- Skill Map(時間) --- アインブログ2F Drop(VP有) 男女1人ずつ居る。 大魔法の連射が危険すぎる。 LPや金ゴキ盾がないなら無視することを推奨。
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ウィザードシステム ウィザードシステム ザクウォーリアのセールスポイントであるバックパック換装システム。用途の異なるウィザードを戦況や作戦目的に応じて交換する事で、ザクという単一の機種に複数の機能を持たせる事に成功している。 その特性や運用方法が地球連合軍のストライカーパックシステムと酷似しており、開発に当たってはストライクやテスタメントの開発データを参考にしたものと思われる。 インパルスのシルエットシステムは、自律飛行によって戦場に到達し現場での換装までも可能としているが、ウィザードシステムにはこの機能は無く、換装には母艦ないしは基地の専用設備が必須となる。これは、インパルスが「新開発の兵装交換システムの柔軟性を検証する」為の試験機であるのに対し、ザクは軍制式の実戦配備機であり、より容易で確実な運用方法が求められた為であろう。 ブレイズウィザード 型式番号 /M 重量 16.5t 高機動戦闘用に開発されたウィザード。大推力のスラスターやバーニアを多数備え、装備機の機動力を飛躍的に高める事が出来る。また、小型のミサイルを大量に搭載し、広範囲目標の制圧や弾幕形成による撹乱に威力を発揮する。地上部隊のザクにも多く装備されているが、単独での飛行能力は持たないはずだがアーモリー ワンでは飛べてる。劇中では主にレイ・ザ・バレル、アスラン・ザラ、ハイネ・ヴェステンフルス、ディアッカ・エルスマン等のザクが使用している。汎用性を犠牲にする事なく総合的な性能向上を実現しており、劇中でも最も多く登場している。 "ブレイズ"とは火炎、劫火の意。 AGM138 ファイヤビー誘導ミサイル ウィザード両先端部に搭載される小型ミサイル。サイズの割にはかなり高い威力を有し、通常装甲のMS相手なら充分な威力を発揮する。計28発ものミサイルを同時発射可能で、弾幕形成にも効果的。 ガナーウィザード 型式番号 /A1 重量 18.02t 遠距離砲撃用に開発されたウィザード。大出力のビーム砲と専用のエネルギータンクのみで構成されており、バックパックと言うよりはビーム砲そのものである。 劇中では主にルナマリア・ホーク、ディアッカ・エルスマンのザクウォーリアが使用しているほか、エターナルを追撃した艦隊やレクイエムの中継点を攻撃したジュール隊にもガナーウィザードを装備しているザクウォーリアが多数見られた。 ガナーウィザードを装備したザクファントムは「FINAL PLUS」においてのみ登場している。 "ガナー"とは射撃手、砲手の意。 M1500 オルトロス高エネルギー長射程ビーム砲 ウィザード右側方にマウントされる長射程狙撃用ビーム砲。砲身の全長がMSの身長を越える為収納時には砲身とストックは折り畳まれており、射撃時はザクの右肩後方から右脇の下を潜らせる形で展開される。 かつてのGAT-Xシリーズに搭載された超高インパルス砲と同等の破壊力・射程距離を有しつつ、信頼性や連射性能の点で上回る。又、射撃に要するエネルギーは全て付属の大容量エネルギータンクによって賄われる為、機体の稼働時間を圧迫する事も無く、総発射回数においても優れる。 スラッシュウィザード 型式番号 /K 重量 13.4t 近接格闘戦用に開発されたウィザード。重量は13.4t。機動性を損なわないように軽量に設計されている。 劇中では主にイザーク・ジュールが使用している他、第2・3クールOP、オーブ侵攻(オペレーション・フューリー)、レクイエム攻防戦の際にも、これを装備したザクウォーリアが数機確認されている。格闘戦に特化しており運用に熟練が必要なこと、また、コンセプトの重複するグフイグナイテッドが制式採用されたことなどから、劇中での出番は他の二つのウィザードより格段に少ない。 "スラッシュ"とは切り刻む、斬撃の意味。 MMI-M826 ハイドラガトリングビーム砲 ウィザードに2門装備されるビームガトリング砲。複数の砲口から順次ビームを発射する事で高い連射性能を実現しており、ビーム兵器による面制圧という非常に強力な攻撃が可能な反面、有効射程はそれ程長くない。 MA-MR ファルクスG7ビームアックス 長柄の斧の形状をした接近戦用兵装。高出力のビーム刃を形成し敵MSを対ビームシールドごと切り裂く。劇中でもアビスのビームランスやカオスの巡航機動防盾等、対ビームコーティングされたデバイスを難無く両断していた。収納時には柄を短縮し腰部背面にマウントされる。 ノクティルーカウィザード 型式番号 /AAL 重量 不明 ・M25 対潜爆雷×8 『ガンダムSEED DESTINY MSV』に於いて設定された強襲揚陸用ウィザード。水上スキーのプレートと肩部に装着する可動翼、水上・水中用センサー内蔵のセイルフィンがセットになっており、ウィザード装着以外にも肩部、頭部パーツの換装作業を要する為、両肩にシールドを持つザクファントムとの相性が良い。 水中から浮上して両足に装備したスキーで水面上を高速移動し、海岸線や浅水部の敵に対し強襲を敢行する。 "ノクティルーカ"とはラテン語で夜光虫の意味。 イージーウィザード ドムトルーパーが装備するウィザード。詳細はドムトルーパーの項を参照。 ナイトウィザード オリジナル仕様ドムトルーパーが装備するウィザード。 ブースターウィザード イライジャ専用ザクが装備する専用ウィザード。 ケルベロスウィザード バクゥハウンドとの連携運用を想定して開発された高機動近接格闘型専用ウィザード。
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種類:アーマー 装備可能クラス:WI AC-4 重さ:30 材質:布 特殊:MP+10、MPR+5
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ウィザード アークメイジ エレメンタルマスター ウィザード 杖を使い、魔法攻撃を得意とする下級職業です。 様々な属性魔法攻撃を覚え、常に敵の弱点を攻める存在です。 杖、軽防具を装備可能。 スキル名 種類 備考 スパークスマイト 物理 風属性攻撃 一定確率で麻痺 ブレイズスパウト 魔法 火属性攻撃 バブルボム 水属性攻撃 グランドカラップス 土属性攻撃 ヴォルトスラッグ 風属性攻撃 低確率で麻痺 マジックウォール 3ターン物理耐性アップ スペルエンハンス 5ターンINTアップ 薬学 パッシブ HP回復アイテムの回復量が増える コンバートマジック INTの1/5をATKに加算 ディバウアーエリア 覚醒・魔法 無属性攻撃 高確率でRESダウン 魔法攻撃力強化1-2 パッシブ ステータス強化 素早さ強化1-2 物理防御力強化1-5 ウィザードマスター 全ステータス強化 アークメイジ スキル名 種類 備考 ロッドインパクト 物理 無属性攻撃 マグマオーシャン 魔法 優先-2 全体火属性攻撃 ランドスライド 優先-2 全体土属性攻撃 一定確率で怯み サンダージェネレイト 優先-2 全体風属性攻撃 ハイドロラッシュ 優先-2 全体水属性攻撃 マジックミサイル 優先-2 敵ランダムに無属性攻撃 カーススモッグ 5ターン敵一体の火水土風耐性ダウン アクセルマナ パッシブ 全ての攻撃魔法の威力と消費SPが一定数アップ 高速詠唱術 すべての攻撃魔法の優先度+2 ハントゴーレム ゴーレム族のダメージアップ テンペスト 覚醒・魔法 優先-1 全体風属性攻撃 クラフトエナジー 自分の最大HPの一定数%回復 魔攻・精神強化1-5 パッシブ ステータス強化 魔法攻撃力強化3-5 エレメンタルマスター スキル名 種類 備考 サラマンダー召喚 魔法 全体火属性攻撃 数ターンATKダウン ウンディーネ召喚 全体水属性攻撃 味方全体回復 シルフィード召喚 全体風属性攻撃 優先1 ドリアード召喚 全体土属性攻撃 高確率で猛毒 ノーム召喚 魔法補助 全体土属性攻撃 3ターン自分のDEFアップ メディテーション パッシブ 毎ターン一定数SPを回復 精霊の加護 火水風土耐性を数%アップ アブソーブマナ 通常攻撃時与えたダメージの数%のSP回復 サルベージマナ 敵撃破時SP回復 ハントゴースト ゴースト族にダメージアップ セレーネ召喚 覚醒・魔法 味方全体のSP回復 ヘリオス召喚 敵一体に火属性攻撃 高威力高消費 魔攻・素早さ強化1-5 パッシブ ステータス強化 素早さ強化3-5