約 1,533,281 件
https://w.atwiki.jp/anime_wiki/pages/18281.html
蒼穹のファフナー Blu-ray BOX【初回限定生産版】 Blu-rayBOX発売日:11月21日 近未来の地球を舞台に、 未知の生命体の侵略から人類を守ろうと立ち上がった少年・少女の姿を描いたTVアニメ『蒼穹のファフナー』が 最新のアップコンバート技術を駆使してBlu-rayで甦る! 本編全26話に加え、 スペシャル番組「RIGHT OF LEFT」完全版などを収録。 ここを編集 2005年放送。蒼穹のファフナーのスピンオフ。劇場版に~HEAVEN AND EARTHが、新TVシリーズに~EXODUSがある。 http //fafner.jp/ 監督 羽原信義 脚本 冲方丁 絵コンテ 鈴木利正、菱川直樹、山岡信一、羽原信義 演出 鈴木利正、羽原信義 キャラクターデザイン 平井久司 キャラクター作画監督 高見明男、堀たえ子、山岡信一 メカニックデザイン 鷲尾直広 メカニック作画監督 前田明寿 動画検査 沓澤洋子、小林千鶴 文芸・設定 能戸隆 美術監督 小山俊久 美術助手 渡辺紳 色彩設計 関本美津子 撮影監督 広瀬勝利 3D監督 本間潤樹 ビジュアルエフェクツ 青木隆 スペシャルエフェクツ 見城佳世恵、桜井英朗 編集 伊藤潤一 編集助手 小野寺絵美 音響監督 三間雅文 録音 内田誠 効果 倉橋裕宗 録音助手 鳥羽瀬縁 音楽 斉藤恒芳 演出助手 高橋秀弥 アニメーション制作 XEBEC ■関連タイトル 「蒼穹のファフナー」シリーズ 究極BOX【初回生産限定版】 蒼穹のファフナー Blu-ray BOX【初回限定生産版】 蒼穹のファフナー CD-BOX 蒼穹のファフナーメモリアルブック 平井久司 画集2 ドラマCD「蒼穹のファフナー」Vol.1 STAND BY ME フィギュア・ホビー:蒼穹のファフナー 電撃文庫 冲方丁/蒼穹のファフナー 随時更新! pixivFANBOX アニメ@wiki ご支援お待ちしています! ムック本&画集新刊/個人画集新刊/新作Blu-ray単巻/新作Blu-ray DVD-BOX アニメ原画集全リスト スタッフインタビューwebリンク集 最新登録アイテム Blu-ray 魔女見習いをさがして Blu-ray「どうにかなる日々」Blu-ray Happy-Go-Lucky Edition 初回限定生産 Blu-rayDisc付き 『ラブライブ! スーパースター!!』「始まりは君の空」【みんなで叶える物語盤】 BEM~BECOME HUMAN~豪華版Blu-ray Blu-ray 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 10th Anniversary Compact Collection Blu-ray ぐらぶるっ! Blu-ray 映画クレヨンしんちゃん 激突! ラクガキングダムとほぼ四人の勇者 Blu-ray CHRONO CROSS 20th Anniversary Live Tour 2019 RADICAL DREAMERS Yasunori Mitsuda Millennial Fair FINAL at NAKANO SUNPLAZA 2020 ゴブリンスレイヤー Blu-ray BOX 初回生産限定 グリザイア ファントムトリガー THE ANIMATION 03[Blu-ray] 特装版 ラブライブ! サンシャイン!! Saint Snow 1st GIG 〜Welcome to Dazzling White Town〜 Blu-ray Memorial BOX ゾンビランドサガ Blu-ray BOX 初回生産限定盤 Blu-ray 思い、思われ、ふり、ふられ 完全生産限定版 Blu-ray Fate/Grand Carnival 1st Season 完全生産限定版 Blu-ray Fate/Grand Carnival 2nd Season 完全生産限定版 Blu-ray ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかIII OVA Blu-ray 映画プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日 BD特装版 Blu-ray アズールレーン 三笠大先輩と学ぶ世界の艦船 ぶるーれい Blu-ray 水瀬いのり Inori Minase 5th ANNIVERSARY LIVE Starry Wishes かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ 22 OVA同梱版 呪術廻戦 公式ファンブック よつばと! 15 監修 庵野秀明・樋口真嗣など 夢のかけら 東宝特撮映画篇 パラレルパラダイス 13 特装版 アイドルマスター ミリオンライブ! Blooming Clover 9 オリジナルCD付き限定版 美樹本晴彦マクロス画集 軌 わだち― 夜ノみつき 10th EUSHULLY WORKS しらこ画集 ILLUSTRATION MAKING VISUAL BOOK カズアキ画集 Kazuaki game artworks ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~ 公式ビジュアルコレクション ぼくたちは勉強ができない 第21巻 音声ドラマ ミニ画集付き同梱版 あいきょう 荻pote作品集 ヒョーゴノスケ流 イラストの描き方 TVアニメ『くまクマ熊ベアー』オフィシャルファンブック 押井守原作・総監督 西村純二監督作品 『ぶらどらぶ』 解体新書公式コンプリートガイド OCTOPATH TRAVELER Design Works THE ART OF OCTOPATH 2016-2020 おそ松さん 3rd season SPECIAL BOOK 描きたい!!を信じる 少年ジャンプがどうしても伝えたいマンガの描き方 YMO1978-2043 「小冊子・YMO全トラックリスト2021 Amazon限定表紙版」付き To LOVEる -とらぶる- ダークネス FIGURE PHOTOGRAPHY COLLECTION 斉藤朱夏 CALENDAR 2021.4-2022.3 ラブライブ! サンシャイン!! Aqours DOME TOUR COMIC ILLUSTRATION BOOK ラブライブ! サンシャイン!! Aqours COMIC ILLUSTRATION BOOK 2020 Winter イジらないで、長瀞さん 10 特装版 「はたらく細胞」公式アニメ完全ガイド リスアニ! Vol.43.2「アイドルマスター」音楽大全 永久保存版VII アイドルマスター シャイニーカラーズ 3 CD付き特装版 ウルトラマンマックス 15年目の証言録 ウルトラマンZ特写写真集 じじぃ 人生は深いな 冴えない彼女の育てかた 深崎暮人画集 上 Flat. ぷよぷよ アートワークコレクション 古谷静佳1st写真集 re START THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER COLLABORATION! Great Journey ウルトラマンゼロ Blu-ray BOX クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 Blu-ray BOX 初回生産限定版 小林さんちのメイドラゴンBlu-ray BOX ゆゆ式Blu-ray BOX スペシャルプライス版 とーとつにエジプト神 Blu-ray 直球表題ロボットアニメ 全話いっき見ブルーレイ 未来ロボ ダルタニアス 一挙見Blu-ray VOL.1 シュヴァルツェスマーケン 全話見Blu-ray ワールドトリガー一挙見Blu‐ray VOL.1 異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 魔王プレイボックス 初回生産限定 トータル・イクリプス 全話見Blu-ray Blu-ray Cutie Honey Universe Complete Edition 夜ノヤッターマン 全話いっき見ブルーレイ こみっくがーるず Blu-ray BOX 初回生産限定 Blu-ray 幼女社長 むじなカンパニーセット 初回生産限定 ログ・ホライズン 円卓崩壊 Blu-ray BOX 七つの大罪 憤怒の審判 Blu-ray BOX I Blu-ray 水樹奈々 NANA ACOUSTIC ONLINE 『Dr.STONE』2nd SEASON Blu-ray BOX【初回生産限定版】 魔術士オーフェンはぐれ旅 キムラック編 Blu‐ray BOX 今井麻美 Winter Live「Flow of time」 - 2019.12.26 at EX THEATER ROPPONGI - Blu-ray盤 Blu-ray 仮面ライダーゼロワン ショートアニメ EVERYONE'S DAILY LIFE 仮面ライダー一挙見Blu-ray 1号 2号・V3編 仮面ライダー一挙見Blu-ray X・アマゾン・ストロンガー編 スーパー戦隊一挙見Blu-ray 1975-1981 スーパー戦隊一挙見Blu-ray 1982-1986 半妖の夜叉姫 Blu-ray Disc BOX 1 完全生産限定版 裏世界ピクニック Blu-ray BOX上巻 初回生産限定 Levius レビウス Blu-ray BOX【期間限定版】 スーパー戦隊 学研の図鑑 江口寿史美人画集 彼女 アニメディスクガイド80's レコード針の音が聴こえる necomi画集 PHONOGRAPHIC フルーツバスケット アニメ2nd season 高屋奈月 Illustrations 2 彼女、お借りします TVアニメ第1期 公式設定資料集 ドラゴンボール 超戦士シールウエハースZ 超シールガイド ガンダムアーカイヴス『ガンダムビルドシリーズ』編 Angel Beats! 天使画集 Angel Diary PANZER FRAULEIN 野上武志画集 【陸編】 Angel's cage るび様画集 Sweet Dream はすね画集 画集 制服Girl's▼コレクション もりょ作品集 異世界ファンタジーのキャラクターコレクション 劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」公式ビジュアルBOOK アイドルマスター シャイニーカラーズ イラストレーション ワークス VOL.2 Blu-rayDisc付き 八十亀ちゃんかんさつにっき 10 特装版 あんさんぶるスターズ! Ready For Star 2巻 缶バッジ付 Switch エーペックスレジェンズ チャンピオンエディション New ポケモンスナップ -Switch 【PS4】BIOHAZARD VILLAGE PLAMAX 聖戦士ダンバイン サーバイン ノンスケール PS製 組み立て式プラスチックモデル スーパーミニプラ 無敵ロボ トライダーG7 3個入りBOX 魔道祖師 前塵編 完全生産限定版 HGUC 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ Ξガンダム MG 機動戦士ガンダムSEED モビルジン 1/100スケール カンチ 青 ノンスケール ABS&ダイキャスト製 塗装済み完成品 ☆赤ver 魔女の旅々17 ドラマCD付き特装版 クリストファー・ノーランの世界 メイキング・オブ・インターステラー BEYOND TIME AND SPACE 時空を超えて るるぶアズールレーン からかい上手の高木さん15からかいカレンダーカード付き特別版 「武装神姫」原案イラスト集 ALLSTARS 機動戦士ガンダム サンダーボルト 17 キャラクターブック付き限定版 とある科学の超電磁砲T OFFICIAL VISUAL BOOK Aqours 5周年記念アニメーションPV付きシングル「smile smile ship Start!」【BD付】
https://w.atwiki.jp/kaeuta-matome/pages/2682.html
元ネタ:暗夜航路(蒼穹のファフナー EXODUS angela) 作:ヤジオーディエンス 月並みな馬鹿がこっそり 小銭で戯れ合っていた 馬鹿を誘い込んで 誰にも決してばれぬように 他に 他に 他に いるのかな もっと 汚れて身を持ち崩すだけで ろくに投げられぬまま ※輝いた時を取り戻せなくて 彼はきっと全てを無くすの 晒されたことを隠す間もなくて 辞めた後の仕事を探して 活躍できないことで 不貞腐れることがあるの 価値を認めないと あっさり崩れ落ちるから 他に 他に 他に いるのかな もっと チャンスなど二度と来ないような 落後者の成れの果て ☆実力の世界に挑んだ彼らは 現実を思い知って落ちる 失意を抱えて 長居をしている そんな敗者 どれだけいるの 一握りの成功例 この先何度夢見るだろう きらめくスターのパレード 眩しく強く 時に痛ましく 嗚呼 ※繰り返し ☆繰り返し 他に 他に 他に いるのかな もっと 他に 他に 他に いるのかな もっと もっと 検索タグ その他ネタ アニメ フルコーラス ヤジオーディエンス メニュー 作者別リスト 元ネタ別リスト 内容別リスト フレーズ長別リスト
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/5513.html
登録日:2012/09/30 Sun 12 53 13 更新日:2024/02/16 Fri 14 36 07NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 L計画 RIGHT_OF_LEFT 「戻りたい場所があれば戦える」と呟いた声は誰かに届くだろうか そして誰もいなくなった そのときあなたがいてくれたから どうせみんないなくなる アルヴィス 全滅 囮計画 悲劇 悲劇の連鎖 惨劇 果て無きモノローグ 涙腺崩壊 竜宮島 蒼穹のファフナー 静かな深海の中マリンスノーに抱かれて愛しあった者達は消えていく 鬱 鬱展開 鬱展開の嵐 僕たちは常に、誰かが勝ち取った平和を譲ってもらっているんだ。 例えそれが一日限りの平和だったとしても、僕はその価値に感謝する。 『蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT』(以下ROL)劇中で発動、実行された計画。 生駒正幸が発案し、皆城公蔵が承認した危機回避プログラムで、建造されていたファフナー・ティターンモデル4機全てが投入された。参加要員は選抜されたパイロット8人、各スタッフ32人の計40人。 全員が謂わば志願兵であり、パイロット達にはL計画始動までに参加取り消しを行えば受理される事が通達されていたが、参加取り消しを行った者はいなかった。 作戦期間は60日間。作戦終了までのタイムカウントは、大ホールのモニターに表示されていた。 竜宮島海面下の左翼部L区画を切り離し、"Lボート"としてある程度潜行してから浮上、海上を自動航行しながらフェストゥムを引き付けて迎撃する。 本編終盤のNブロック分離シーンで一瞬見えるコンソールにL区画がないのはこの為。 その間、参加者達にとってはこのLボートが竜宮島となる。 フェストゥムの読心能力で作戦の全容が露見するのを防ぐため、作戦指揮官の早乙女柄鎖にすら全容は伝えられておらず、Lボートが今どこを航行しているのか、そして竜宮島の現在位置と航路すら参加者全員共通で不明。 物資はLボート各所に封印されていたフロアが時限式で解放されて補給されるが、逆に言えばそれ以外の物資補給はない。 生駒正幸も病床ながら参加する予定ではあったがその直前に死去。これが祐未のメモリージングが解放され、彼女がL計画に参加する遠因となった。 以下、RoL本編のネタバレ 初めて敵を倒し、みな、浮かれた。 喜びで、不安をかき消そうとした。 もう、後戻りは出来なかった。 島を守る為の文字通り島が危機を回避する為の計画だったが参加者、特に8人のパイロットにとっては過酷で残酷な作戦となった。 Lボートには2日に1度フェストゥムの襲撃があり、作戦開始から僅か6日で同化現象によって咲良同様昏睡状態に陥ったパイロットが出てしまい、それを皮切りに次々戦死ではなく同化現象によって脱落していくパイロットが出始める。 コード形成率の高いパイロット達でも、パイロット間のクロッシングで読心を防ぐ目的でのジークフリードシステム搭載により、ノートゥングモデルの数十倍にまで跳ね上がった同化速度は大きな負担となり、最大15分間しか戦闘時間はなかった。 しかも脱落に伴って、搭乗の頻度が高まると同化の進行は蓄積されていく。 コード形成率は「どれだけファフナーと一体化出来るか」という数字であり、「同化現象にどれだけ耐えれるか」の数値である同化耐久率はパイロット選抜においては重視されていなかったようで、更にジークフリートシステムは蒼穹作戦で取られた分割方式ではなく文字通り1機につき丸ごと1つ搭載する方式が執られていた事も、同化速度が爆発的に上がった要因だった。 しかもこの時はまだ同化現象に対する治療法が確立されておらず、同化現象を起こしたが最後、医療スタッフもただ見殺し同然に結晶化して"いなくなる"のを見守る事しか出来なかった。 だがフェストゥムはLボートを竜宮島と認識している為攻撃の手は止まないどころか激化の一途を辿っていき、いつしか非戦闘員にも死者が出始める。 大ホールモニター下には、まだ戦えるパイロット達の生きたい、死にたくない、島に帰りたいという叫びが日に日に増えていった。 その悲痛な落書きも、数を重ねる毎に前向きなものから「帰りたい」「おかあさん」と悲痛さを増していく一方で、どれだけパイロット達が精神を摩耗させていっているかを物語っていた。 そんな中、作戦終了まで残り29日時点で祐未の搭乗していたファフナーが激戦の末コックピットブロックが半ば露出するほど損傷し使用不能になる。 声のない叫びも届かず、船橋幸弘が僚に救助された直後結晶化、砕け散り"いなくなった"のを皮切りに、 末期症状を起こしたパイロット達は次々に結晶化し"いなくなって"いき、まだ戦えるパイロットにも初期症状が出始め、更に精神を追い詰めていく。 そして「自分たちの武器であるファフナーにじわじわと殺される」という絶望や恐怖を爆発させた村上剛史が「どうせみんないなくなる」と殴り書きをしてしまい、僚は激怒してそれを咎めたが、とうに恐怖と不安が臨界点を越えていた残り4人となったパイロット達は泣き崩れた。 そして残り13日時点で村上が戦死、コックピット諸共えぐられて大破した為使用できるファフナーも残り2機のみになり、追い打ちをかけるように後に生存パイロットの立木惇が負傷し、戦えるパイロットも僚と祐未のみとなってしまった。 同じ頃、総士が一騎が傷付けたことで失明していた片目が見えた事でマークアインとの同化実験に失敗。ジークフリートシステムへの搭乗が決定していた。 その決定を知らされた席で、総士は父に尋ねた。L計画参加者達の予想生存率を。 L計画を承認した公蔵、そして計画発案者の生駒だけは知っていた。 算出されていた、L計画参加者の予想生存率はあまりにも低かった事を。 同化の進行速度を考慮すれば、たとえパイロットから戦死者が出なかったとしてもヘタをすれば60日を迎える前に全滅してしまう恐れもあった。 それを聞いた総士は何故それを知っていながら承認したと激昂した。今回のように予想生存率の低い戦いとわかっていながら彼らを送り出したように、 ジークフリートシステムという後方の安全圏から仲間を、幼馴染達を死地へ赴かせろと言うのかと。 だが公蔵はあくまでも生き残るために立てられた作戦だったと諭し、一時的なものであっても竜宮島の平和維持の為、反撃の準備を整える為、 何より参加者全員の無事を信じて計画を承認した公蔵は、万一島の位置を特定されフェストゥムに島のコア=皆城乙姫を同化された時に備え、島の全武装関連施設の封印を決意。 これが自身の死に直結する事をまだ知らなかった。 そして総士は島のコアとして眠る妹に問い掛けた。 過酷な状況であっても生きようとする人の「意思」は自分に背負えるのか、と。 妹は、何も語らなかった……― そして60日目、計画終了日。 最初40人いた参加者は、度重なる襲撃により公蔵の願いも虚しくパイロット3人を含めたった12人となっていた。 計画終了時刻を迎えると大ホールモニターがせり上がり、脱出用の潜水艇プラットフォームが姿を現す。 負傷していた惇は潜水艇に乗艦、僚と祐未は残った2機のティターンモデルに搭乗しLボートを離脱した。 L計画終了を迎えると襲撃中のフェストゥムを巻き込んでLボートそのものが自爆するようプログラムされていたのだ。 生駒の「フェストゥムは海中で活動出来ない」という定義を信じて潜水艇とファフナーはLボートの爆発圏内から離脱に成功。 その時点で初めて竜宮島の現在座標を知り、まさに目と鼻の先という地点まで航行した時だった。 海中で活動できないはずのフェストゥムが、潜水艇の目の前に現れた。 これまでの定説が覆され、驚愕する潜水艇ブリッジ。応戦しようとしたものの完全包囲されており、残存2機のファフナーも潜水艇から離れており反撃も出来ず撃沈。 この時潜水艇は竜宮島が捕捉しており、潜水艇のシグナルロストが確認されAlvisの司令室にも衝撃が走る。 その時、これまで比較的平静を保っていた祐未が遂に限界を越えて泣き叫んだ。このままフェストゥムを振り切って島に帰ろう、島に帰りたいと。 僚はそれでは作戦の意味がなくなると諭し帰還を断念。 フェストゥムを巻き込んでのフェンリルによる自爆を決意する。 「父さん…褒めてくれるかな」 そして2人は海流を計算した上で「運がよければ海流に乗って残骸は島に帰れる」地点の海底に辿り着き、 マリンスノーが降る中僚は「好きだ。いや、好き"だった"」と告白する。 祐未は「好きかどうかは分からない。けど、そんなものはとっくに越えていた」と返答した。 「僚…今そばにいてくれるのが、あなたでよかった。すごく…そう想うの」 「…そっか」 「これって…好きってことなのかな。でももっと…それ以上のものを感じる…」 だが、祐未の身体はもう大部分が結晶化していた。 地点到達時点で搭乗限界時間を13分オーバーしており、同化耐久率が低い祐未にとってそれは大きすぎる負担でしかなかった。 結晶化が進んでいく中、告白は続く。 「あなたがそばにいてくれたから…わたし……―」 全てを言い終える前に、僚の機体が握っていた祐未の機体の手が抜け落ち、そして機体が崩れ落ちた。 半ばで途切れた言葉。 消えた気配。 そして、途絶えたクロッシング。 全てを察しながらも僚は声を掛け、そして泣き叫ぶ。 「祐未…?なあ…祐未…? …いなくなったのか…祐未っ…」 「―――以上が、俺たちの戦いだ」 「これを聞いてくれる奴がいる事を、祈ってる」 その後、僚は音声記録として1時間45分に及ぶ戦いの真実を吹き込み機体のブラックボックスに保存。 誰かが聞いてくれる事を信じて、徐々に結晶化が進む中接近していたフェストゥムと祐未の「いた」機体を巻き込みフェンリルで自爆した。 「お前たちが海に入れなかったのは…代謝出来ずに結晶化するからなんだってな…」 「代謝って…身体を生まれ変わらせることだよな…。お前たちも、それを手に入れた」 「それって、生命になるってことだろ…―――」 その時丁度、僚に「迎えにいく」と約束していた蔵前果林がマークツヴァイに搭乗して僚達を迎えに来ていたが、もう少しで合流出来たが目の前で自爆してしまい、総士から「マークツヴァイ、帰還しろ。そこにはもう…誰もいない…!」と帰投命令が下され、何が起きたかを察知して涙した。 その後、海流にのって自爆したティターンモデルの残骸が流れ着き、ブラックボックスも無事回収された。 その残骸のコックピットブロックに、僚の愛犬で計画中果林が面倒を見ていた老犬のプクが駆け寄り匂いを嗅ぐと大きく遠吠えをした。 (その時奇跡的に原型を留めていたコックピットに何も残っていなかった為、自爆したには時もういなかった可能性もある) 音声記録を聞いた大人たちは、計画の強行派だった大人たちですら泣いた。泣かなかった者は、聞いた者達中で1人としていなかった。 同じ頃、姿の見えなくなっていたプクを探していた蔵前は施設の倉庫に収容されたティターンモデルのコックピットブロックで眠るプクを見つける。 蔵前が不意にプクの頭に手を乗せると、既にプクは眠るように息を引き取っていたと知り、プクに寄り添って涙を流す。 そして倉庫の外からそれを聞いていた総士はそっとその場をあとにした。 「偉いわ…ちゃんと…将陸先輩のそばに…行ったんだね……」 その後、蔵前は総士と共に戦う約束を交わす。 総士は僚達から託された僅かな希望、そして、そう遠くはない未来に始まる新たな戦いに想いを馳せた…――― こうして、平和と戦いは受け継がれた。 彼らの生きる意志、前線で戦う者達の痛み。 その全てを僕に背負えるだろうか。 繰り返し、自分にそう聞いた。 答えは――――これからの戦いの中にある。 僕らの闘いの中に。 ◇余談 脱出用に用意されていた潜水艇のキャパシティは参加者の数と同じ40人。このことから公蔵が本当に全員の帰還を信じていた事が察せられる。 『ROL』が全体的に僚のモノローグ調なのは、大人達がブラックボックス内に僚が遺した音声記録を再生していた為。 この作戦により竜宮島に与えられた平穏は僅か半年で幕を閉じた。しかし、もう一刻の猶予も無かったアルヴィスに半年の準備期間を与え、またファフナーを使う上でのリスクを明らかにしたことは非常に大きな成果といえるだろう。 少なくとも彼らの存在が無ければジークフリード・システムを分離した方がいいという考えも生まれず、総士たちはもっと絶望的な戦いに放り込まれていた事は確かである。 プクの死因は老衰。当時15歳で人間の年齢に置き換えると76歳と相当の高齢であり、きっと僚が帰るのを待って彼の傍に行ったのだろう。 ブラックボックスへの音声記録保存時間を加味すると僚はティターンモデルの強烈な同化の進行に2時間近く耐えた事になり、「僚だけなら島に戻れたのでは」という声もあるが、祐未が「いなくなった」以上、クロッシングによる読心防止策は取れず竜宮島の航行座標がフェストゥムに露見する可能性が非常に高く、結局あの場での自爆しか道はなかった。 僚の自爆により、公蔵以下Alvis職員に「海底にも敵(フェストゥム)がいる」と認識させる事が出来た。潜水艇撃沈時に「消滅(シグナルロスト)」とソロモンが探知したのは、Alvis及びソロモン側がフェストゥムの存在を探知出来ていなかったからである。 ◇後の展開 いわゆる「後付け」であるROLだが、竜宮島の人々(と視聴者)に与えた「痛み」は大きく後の作品でもL計画は大きな傷跡を残している。 また、本作以前に放送された「Dead Aggressor」においても、ジークフリード・システムをファフナーに内蔵させるというプランについて「何のためにアレを分けたと思ってるの!?」と抗議する場面がある。 L計画があったから分割するプランが主流になったのであり、逆説的にその時点で「ROL」の製作は決まっていたのだろう。 □蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH 後に『蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH』(以下HAE)において、かつて無印で人類軍から切り捨てられ竜宮島に救われた元人類軍の面々が島への恩返しとしてL作戦を行うことを自発的に提案しているが真壁司令から「二度と繰り返してはならない」と突っぱねられてる。真壁司令に深い傷跡を残していることがわかる。 作戦は形を変えてRボートを用いて敵陣に斬り込みを行う長期的遊撃作戦が実施された。L計画を思い出させる作戦内容ではあったものの、こちらは参加者全員の生還を前提に立案されており、全員が生存した蒼穹作戦に倣って「第二次蒼穹作戦」と命名された。 なお、試写会で「第二次蒼穹作戦」のシーンが上映された時、それだけで会場がザワついた。 『HAE』の一騎の回想によると、一騎を始めとした後輩たちにもL計画があった事、その顛末と僚や祐未達参加者の最期が伝えられている。 また『HAE』内の灯篭流しのシーンで、放映版で死亡した咲良の父や衛・翔子・蔵前の灯篭の中に僚の灯籠が流されている事が確認されている。流した人物は定かで無いが、『EXODUS』にて登場する叔母の佐喜が流したのか、計画の全容を知った後輩達或いはAlvis職員の誰かではないかという推察がある。 □蒼穹のファフナー EXODUS 新世代パイロットの一人である鏑木彗の姉がL計画参加者。そのことで彼の母親は精神を病んでおり、L計画参加者の遺族に与えた痛みをなおも見せる。 『EXODUS』では、鏑木彗の母親をはじめL計画に参加したパイロットの親族と思しき人達が連名で「第二次L計画」を提案していることが明らかになった(最低1度は提出し、反対されている模様)。いくら無駄死にではなく貴重な時間を稼ぎきったとはいえ、L計画が関係者の心に大きな傷を残していることがうかがえる話である。 上記の第二次L計画の賛同者は柳瀬夏樹・立木正義・柴田義竜となっており、いずれもL計画で殉死したパイロット達の苗字と一致する為、全員がL計画殉死者の遺族である事が示唆されている。だが村上姓がない為、剛史の両親は反対している可能性が高い。 カノンがSDPにより見た未来によると、「第二次L計画は実行されるものの全滅、戦力が半減して島もアザゼル型ウォーカーに滅ぼされる」という第一次とは違い完全に無駄死にになる救いのない結末が示された。 しかも、L計画そのものが「フェストゥムに竜宮島の位置がバレていない」という前提で成り立つ為、フェストゥムに島の航路がバレバレのEXODUSにおいては完全な自殺行為でしかなく、危機回避プランというより「彗の両親の後追い自殺兼L計画参加者の遺族による、島を巻き込んだ盛大な自殺」でしか無かった。 しかしカノンの戦いによって未来が変わり、彗の説得によって母親が娘の死を受け入れて改心、計画は破棄された。が、大規模攻撃によりL計画に類似した通称プランデルタ「PLAN DIVISION PHASE EXODUS」が考えられている事が発覚。これは本島を放棄し水面下L・Rボートに住民を乗せて別れる戦略的撤退の面が強い。だが、島のミールによって生命をギリギリの所で繋いでいる大人達の大部分はこれにより死亡する可能性が高く、カノンが見た未来でフェストゥムが跋扈し誰もいない島となっていたのはこれが起因とも考えられる。 また、僚が住んでいた家は現在空き家となっており、後輩達のパイロット合宿の場として利用された。だがその合宿中に最悪の災厄が訪れた…… 第三次蒼穹作戦時、甲洋が帰還した際に剣司と彗が島のミールとクロッシングした時、カノンの背後に僚と祐未を含めた早乙女以下L計画参加者達がメッセンジャーとして現れている。彼らもまたオルガや広登と同じ様に島に"還って"来れたのだろう…。 □蒼穹のファフナー THE BEYOND 作中終盤、敵の包囲を突破し竜宮島へ向かうための計画として「第二次L計画」が立案される。9話のタイトルもこれであり、先んじてこのサブタイトルが判明した際には多くの島民が戦慄することに…… 内容としてはかつてとは逆で、海神島を囮にしてLボートを密かに切り離し自動操舵のLボートで竜宮島に向かうというもの。 海神島には一騎、甲洋、操という最強トリオが残り、Lボートに残りの全戦力が投入されたがいずれにせよ戦力半減は避けられない。そもそもこの時点で海神島の戦力はかなりギリギリであり、それに対して敵はほぼ全戦力を海神島に差し向けるという極めて絶望的な状況である。 敵は海神島の海路を何かしらの方法で探知しているという事が分かっており、それを逆手に取って敵を引き付けつつLボートで竜宮島へ向かう……という作戦だったのだが、実際はある理由で作戦そのものが全て敵に筒抜けであり、Lボートに大半の戦力が送り込まれる羽目になった。 この為指揮官である真壁史彦の判断で計画は中止され、即座に島に引き返すことになった。 アバンタイトルで計画を中止するのでサブタイトルが出てきた際には既に第二次L計画は中止されているまさかのタイトル詐欺である。だが勿論このサブタイトルは意図的に付けられており、島民達はその意味を知ることになる…… □シリウス版 小説版の設定逆輸入からか1巻で蔵前の出番が大量に増える。L計画を引きずっており精神的に病んでいるが総士・一騎とのかかわりも増え、一騎がマークエルフに乗り込む前に彼を支える。だが最後はアニメと同じくフェストゥムの攻撃で「いなくなる」。 ◇余談の余談 「どうせみんないなくなる」という印象的なフレーズはよく捩られる。『スーパーロボット大戦UX』のオリジナル要素に対して「どうせみんなかえってくる」「どうせえくそだすははじまらない」や、ニコニコ動画などでは、飛鳥先輩が出てくる動画のタグによく、「どうせみんないきのこる」「なんであなた(飛鳥)がそこにいるんですか?」等のタグがつけられたりもする。某艦隊ゲーで「どうせみんないずもまる」など。 私たちがこうしたこと、島のみんなに伝わるよね 追記・修正してくれる事を、祈ってる △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 考えてみたらこれだけでなく同じような戦いがいくつもあったんだろうな・・・ -- 名無し (2014-02-27 20 24 22) スパロボUXでは刹那の中の人にひっかけて僚先輩が「魂はカタチを変えながら」竜宮島に還って来たと言われたな -- 名無しさん (2014-02-27 21 02 17) 新作エグゾダスでは参加者の遺族が何人か登場 -- 名無しさん (2014-04-11 21 30 06) ァフナーが無かった頃に比べたら随分マシになったって溝口さんが言ってたね… -- 名無しさん (2014-07-17 19 09 53) 悲惨な戦いだけど希望を次世代に繋げただけ随分マシという・・・ -- 名無しさん (2014-09-12 02 29 56) HAEの一騎の回想によると、一騎を始めとした後輩たちに もL計画があった事、その顛末と僚や祐未達参加者の最期 が伝えられている。 -- 名無しさん (2015-01-11 18 59 51) ↑間違えた。そんな回想あったっけ? -- 名無しさん (2015-01-11 19 00 47) Preface of 蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTHでのことかな?映画の前日譚。 -- 名無しさん (2015-01-11 19 15 07) 第二次L計画の計画書見た瞬間「おいやめろ」と思ったわ… -- 名無しさん (2015-03-28 23 40 23) みんな誰のために戦って、帰りたがってたのに、それなのにいなくなってしまったのか・・・分かってないんだろうなぁ・・・ -- 名無しさん (2015-03-30 23 40 54) ↑「全員生きて帰る事を信じて」の計画だったからな。ただ予想外にフェストゥムが水中活動出来たから全員死ぬことになったんだよな…。あの母親の第二次L計画はそこら辺を分かって作っているのか気になる -- 名無しさん (2015-03-31 01 39 12) ↑ そもそも志願兵で構成されていたわけで、参加者は誰を守りたかったかっていうと家族や友達なんだよな。彗の母親の計画や賛同者はその想いに泥塗る行為になってる。同時にLoRで見せた僚の選択や総士の決意の美しさの対の部分だんだよね。 -- 名無し (2015-03-31 12 41 40) ↑彗曰く「姉と一緒の場所にいきたい」だからなぁ…泥を塗ると分かったからこそ、史彦ないし総士が突っぱねたんだと思う。その内佐喜と彗の両親が衝突しそうだ -- 名無しさん (2015-03-31 13 23 24) ↑そもそも鏑木一家(つか彗君の両親)の現状は早苗の想いをすべて踏みにじり続けてるのに気付いてないうのがなんとも・・・ -- 名無しさん (2015-04-03 23 23 28) ↑父親は写真で気付きかけてたけど、母親がねぇ… -- 名無しさん (2015-04-04 00 27 14) 観たあとだともうこの項目読むだけで辛いんだが… -- 名無しさん (2015-06-08 13 40 51) 現在の鏑木家で唯一の救いは彗君が姉を両親を憎んでないことかな・・・。これで「俺がこんな目にあうのは姉ちゃんのせいだ!」とか思うようになってしまったら、本当に早苗の死が無駄死になってしまう・・・ -- 名無しさん (2015-06-08 16 51 46) 飛鳥さんがいてくれたらきっと、最後、自爆を決意したところで助けに来てくれる!と信じてる。 -- 名無しさん (2015-09-06 08 35 32) カノンの未来視では第二次L計画が全滅フラグの模様・・・ -- (2015-10-18 02 09 39) 正直、まだあのおばはんL計画やる気なのかよと思ってしまった -- 名無しさん (2015-10-22 13 56 12) ↑彗の母親がやりたいのは「L計画そのもの」ではなく「早苗と同じ方法・状況での後追い自殺」のようなものだからな…いざとなったら1人でやりかねない -- 名無しさん (2015-10-22 16 37 02) 余談の部分なんだけど、ノートゥングモデル開発はL計画以前の話だし、L計画があったからジークフリードシステムと機体を分離する~ってアイデアの部分は間違いだと思うんだけど、なんかソースあったっけ? -- 名無しさん (2015-10-24 23 59 13) ↑ノートゥングが開発された時点では統括管制式ジークフリードの担当者がいなかった(総士は本来マークアインのパイロットになる予定だった)こと、後のクロッシングシステムはプロトタイプのジークフリードを分割して搭載したもの(=ノートゥングにもジークフリードを搭載可能)だったことから、L計画発動の時点ではジークフリードそのものをノートゥングに後付けで搭載する予定だったことがわかる。ゼロやティターンとの違いは内蔵式かどうかという点。 -- 名無しさん (2015-10-28 07 30 25) ↑後付搭載する可能性があったことはわかるが、ノートゥングの大きさからして分離できることを前提とした大きさである点、ノートゥングの実戦配備自体がL計画よりも前に終わっている点から、アイデア自体はノートゥング設計段階からあったようにも考えれるけど。L計画(と総士のファフナー搭乗失敗)が分離の決定打になったってなら同意できるが -- 名無しさん (2015-10-30 09 15 33) ↑2どっかのフェストゥム殲滅派の代表みたいなのが、ティターンモデルで無茶な訓練させて大量に砕け散ってるんだから、ある程度ジークフリード内臓のリスクが高いのは分かってる筈だし、1期で「何のためにその2つを分けたと思ってるの」ってセリフや、北極でのクロッシングシステムが突貫工事で付けた応急品だったこと考えれば、計画とジークフリード分離は別じゃね? -- 名無しさん (2015-11-14 19 16 34) どんな形であれ、参加者はちゃんと還って来られたんだな… -- 名無しさん (2015-11-14 21 56 41) EXODUS計画、実行したら自分たちももたないってことは大人たちも知ってるんだから、きっと、「このままこの島で死ぬくらいなら、せめて若者たちだけでも……」ってことなんだろうなぁ。 だけど、これは島のミールを裏切ることにもなるような気がするんだが……。そこまで追い詰められてるってことか……。 織姫たんなんとかして!!>< -- 名無しさん (2015-11-17 07 48 43) TV版でL区画が無いって言う伏線はちゃんとあったんだし後付というか設定が日の目を見た、って形だよね -- 名無しさん (2016-04-13 11 44 10) そういえば、プランデルタって何の略なんだろ? PLAN DIVISION PHASE EXODUSでは、どう略してもDELTAにはならない気が…… -- 名無しさん (2016-04-13 17 37 35) 略じゃなくてギリシャ文字の順番? アルファ、ベータ、ガンマ、デルタで他に三つあったとか -- 名無しさん (2016-05-15 18 20 00) 結局エクソダスラスト、プランデルタで島を脱出してから大人たちはどうなったんだろう? 確か、真壁パパは、ミールに放射線病治してもらったから大丈夫だと思うけど…… -- 名無しさん (2018-08-04 17 06 01) あの…BEYOND9話のタイトル… -- 名無しさん (2020-04-18 17 15 41) beyondのタイトルで来ているんですけど。まさか操の船使うとかじゃないよね?そういや操や甲洋、pvにうっていなかったね -- 名無しさん (2020-05-09 08 23 11) BEYONDで第二次L計画と聞いた時は一瞬とはいえひどい目眩がしたよ -- 名無しさん (2023-09-01 18 59 37) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kaeuta-matome/pages/2575.html
元ネタ:Shangri-La(蒼穹のファフナー angela) 作:ヤジオーディエンス 愚かでいいのだろう 見境なくす人 さよなら 黒き妻よ 流れに身を任せ いつも男と逢っていて 少しずつ汚れてゆくことなの? 真面目な男だけ損をして イミフな理由で やりこまれる前に 夫婦は壊れた おのずから 失望を隠しきれずに 妄想にまみれた 二人を切って捨てれば 今なら言えるだろう これでもう絶縁さ さよなら 黒き妻よ 大切な伴侶を 踏み台にしてまでも 間違いとも思わず 騙しやがった 知られてから見せる 汚い顔 奴らの理屈は 的外れだらけさ 耐え忍ぶ後の制裁は 情緒の安定になる 傷を負ったなら し返したいと願うよ 愚かでいいのだろう 見境なくす人 さよなら 黒き妻よ どこかのサレは 無能さを装い 全てを知っていた 家庭は壊れた おのずから 失望を隠しきれずに 妄想にまみれた 二人を切って捨てれば 罰を科してこそ 自分の愚かさを知る 未熟な大人は それさえわからないまま 今なら言えるだろう これでもう絶縁さ さよなら 黒き妻よ 検索タグ アニメ フルコーラス 不倫サレ ヤジオーディエンス メニュー 作者別リスト 元ネタ別リスト 内容別リスト フレーズ長別リスト
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/8799.html
登録日:2009/08/02 Sun 16 37 08 更新日:2024/05/29 Wed 08 14 06NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 2005年 L計画 angela どうせみんないなくなる ←馬鹿野郎!なんであんなこと書いた!言えっ! アニメ バッドエンド ファフナー マリンスノウに抱かれて 冲方丁 前日譚 去るものたちの権利 命をバトンにした意志のリレー 愛を超えた絆 感動 涙腺崩壊 涙腺崩壊兵器 涙腺崩壊兵器多数 犬はズルい 絶望 そして希望 羽原信義 落書き 蒼穹のファフナー 鬱アニメ 鬱展開 鬱展開の嵐 そのときあなたがいてくれたから 2005年12月29日にテレビ東京他で放映された約1時間のアニメ。 ■概要 TVアニメ『蒼穹のファフナー』の前日譚となる内容。 タイトルの『RIGHT OF LEFT』には「去りゆく者の権利」という意味が込められている。 が、このアニメを最後まで見てみると、単語に別の意味を見出せたりもする。 監督はテレビと同じく羽原信義、脚本はアニメ後半を手掛けた冲方丁が続投。 平成18年度(第10回)文化庁メディア芸術祭審査員会推薦作品を受賞。 けど、そんなの関係なしに良い作品だと思うよ! ■楽曲 イメージソング「DEAD SET」 挿入歌「果て無きモノローグ」 主題歌「Peace of mind」 これら全てをangelaが担当している。どれも良曲である。 EDの「Peace of mind」は主人公・ヒロイン両者のテーマであると言われ、視聴者の涙腺を崩壊させる。 おそらくは本作にて「ファフナーと言えばangela」が完全に確立したものと思われる。そして後にギネス世界記録へ…… ■内容 時系列的にはTVシリーズ本編から1年前の物語。 人類軍とフェストゥムから追われていた竜宮島は、フェストゥムに発見される危機に瀕していた。 戦闘準備もままならない竜宮島は危機回避プランとして「L計画」を発動させる。 「L計画」の参加者38名の中には、8人の中学生が含まれている。 それは、過酷な2か月の始まりであった――――― ■登場人物-- 将陵僚(まさおか りょう) CV 宮野真守 本作の主人公。生駒祐未とは幼なじみ。 両親は既に他界しており、家族は飼い犬のプクのみ。叔母がいるが、別々に暮らしている模様。 持病として母親由来の肝臓の病気をもっており、長時間行動することができない。遠見医院に通院しており、翔子とは顔見知りだった。 とくにこれと言った欠点のない好青年だが、病気の影響もあってやる気がないように見える。病気による死への恐怖は抱えてはいるものの、希望を常に持ち続けるという意思の強さもあって厭世的な訳ではない。 中学では生徒会長を務め、自分の居場所をくれた竜宮島に恩返しする為に「L計画」に参加する。 パイロットとしての適性は、竜宮島のパイロットの中では尋常ではない同化耐性の高さを誇る代わりにシナジェネティック・コード形成値が低い。 中の人は本作での演技力を高評価され、後に某ロボットアニメの主役に抜擢された。 生駒祐未(いこま ゆみ) CV 甲斐田裕子 本作のヒロイン。中学生だが、発育は歳不相応にイイ。まぁファフナーの女子はみんなそうだが 母親は既に他界し、家族は父親のみ。 その父親も寝たきりで、父親の世話や家事を全てを1人でこなす。 中学では生徒会副会長を務め、持病のせいでさぼりがちな僚をサポートする。 父親が突然死し葬儀が終わった後にメモリージングが解放されたため、彼女もまた「L計画」に参加する。 パイロットとしてはシナジェティック・コード形成値が高い代わりに同化耐性が低い。 皆城総士 CV 喜安浩平 蒼穹のファフナー本編の主要登場人物。 中学では義姉である蔵前果林とともに、生徒会書記をつとめ、僚や祐未と面識がある。 Alvis総司令皆城公蔵の息子であり、島の秘密と世界の現状を知る人間。 新型ファフナー・ノートゥングモデル「マークアイン」のテストパイロットであり、「L計画」には参加しない。 しかし、ファフナー搭乗時に過去に失明したはずの左目が見えてしまうことを受け入れられず、パイロットになることを断念。 本編でジークフリードシステムでサポートする役に徹する理由はこれである。 当初は「前線で戦わず、後方の安全地帯から、今回の父のように絶望的な戦いに仲間を送り出して犠牲にしろというのか」と反発するも、後述の言葉を受け止めた事でジークフリードシステムへの搭乗を決意する。 パイロットとしては一騎に次ぐポテンシャルの高さを誇るらしく、ティターンモデルへの搭乗に18時間耐えられるらしい。 そしてそのポテンシャルや変性意識は『EXODUS』で証明されることになった。 蔵前果林 CV 木村亜希子 TVシリーズに登場するも、1話で日野恵と共に死亡した可哀想な子。 (名前の由来が、蔵(格納庫)の前で果てる、ことであり名前が死亡フラグ。実は中の人が何気に変更されていたり) しかし、今作では彼女の人となりが補完されている。 皆城公蔵の養子で、総士の義姉。そのため、本作時点の一騎世代の中で島の真相を知っている数少ない人物でもある。 生徒会書記であり、僚や祐未と面識がある。特に、僚に好意を抱いている描写がある。 総士と同じく、新型ファフナー・ノートゥングモデル「マークツヴァイ」のテストパイロットであり、「L計画」には参加しない。 L計画完了後に僚たちを、総士と共にノートゥングモデルで迎えに行く約束をする。 本作では数回マークツヴァイに搭乗し、同化現象の初期症状である目の赤色化を発症(*1)。これ以降、人前では特殊偏光レンズのメガネを着用するようになる。 本編でもよく見ると眼鏡を取った後に目の色が変わっている。 RoL作中ではいかにも「シリーズの重要キャラ」的な感じで演出されており、 本編を知らないままRoLを見てその後第1話を見ると「某種でラスティでなく凸がいきなり死ぬような衝撃を味わえる」らしい。 月刊シリウス版のコミックスではRoLを前提として彼女の人となりが描写されており、多大な犠牲を裏で払っていることさえ知らず平和を謳歌する他の子供達に苦々しい想いを抱いていたことが分かる。 生駒正幸 CV 永井誠 祐未の父親。病身であり、発声障害も患っているのか基本的に機械音声で会話をしており、祐未に介護されている。 「L計画」の発案者であり、本人も「L計画」に参加するつもりだった。作中にて病死。 死の直前に「Alvisに行かなければ……!」と自ら立ち上がろうとしており、「L計画」に影響する何らかの重大な事項を察知していたことが示唆される。 村上剛史 立木惇 船橋幸弘 柳瀬徹 柴田小百合 鏑木早苗 僚と祐未の同級生で、ティターンモデルのパイロットとしてL計画へ参加した者たち。 皆、島の希望のためと信じて戦い続けたが、戦い続けるごとに進行する同化現象によって一人、また一人といなくなっていき、最後は絶望に支配されていった。 このうち、鏑木早苗は『EXODUS』以降に登場する鏑木彗の実の姉。 皆城公蔵 CV 中田譲治 Alvis総司令で、総士や果林の父親。劇中では正幸の元に見舞いに訪れており、発動が目前に迫った「L計画」の摺り合わせをしていた。 本編では(設定上)『フェストゥムとの決戦派』で、尚且つ新国連のスパイであるゆきっぺ先生とアヤシい関係(無論公蔵はゆきっぺの正体を知っていた模様)になっていたりと腹黒っぽい人物と見られていた。 だが本作では「犠牲を出さずに島を守る術」を模索する司令官と一貫して描写されており、L計画も「全員の生還を前提とする計画」だったからこそ承認し、彼ら全員の生還を心から信じていると総士に吐露している(*2)。 つまり『決戦』指向なのもあくまで犠牲を出さずに島を守る現実的な考え方であると思っているからで、史彦達の『共存』指向についても別に否定はしていない。 子供達を犠牲にすることも葛藤や苦悩を抱えており、総司令故に私情を捨てているだけであるという事であったようだ。 今作において、島のコアをフェストゥムに乗っ取られたことを考え、島にある武器をすべて封印する。 これが本編中の自身の死に繋がることに…。 本編での総士はクソ不器用なので表には出さないがほぼ公蔵と同じ考え方をしていたことが本作にて明確に描写される形となった。 プク 僚の飼っているブリタニー・スパニエルの老犬。人間年齢に換算すれば80歳頃。 幼少期から連れ添っている相棒で非常に利口だが、僚と祐末以外から餌を与えられても食べようとしない。 僚には叔母がいることが後に判明・登場もしているが、僚が不在となるL計画中は餌を食べないという事情から預けることが出来なかったのか、「飼い主としての責任は取った方がいい」という助言を受けた僚が餌に毒を盛って殺そうとする。 プクはそれを明らかに察した上で食べようとしたため、僚が餌入れごと蹴り飛ばして阻止。その後、蔵前が与えた菓子パンを食べていたため、L計画中は蔵前に預けられることとなった。 他にも本編に登場するキャラクターが少しずつ登場している。 ■L計画 「L計画」とは、Alvis左翼部L区画を島から切り離して囮にして、フェストゥムによる竜宮島の発見を遅らせるというものである。 作戦期間は2か月。作戦中に逃げ出すことはできない。 計画参加者は、オペレーターや医師等を合わせて38人。 参加者の中には将陵僚、生駒祐未をはじめとした8人の少年少女がいる。 少年たちは対フェストゥム兵器である、ファフナー「ティターンモデル」を駆り、囮となったL区画を防衛する。 フェストゥムの読心能力に対抗するため、作戦の全容は参加者に知らされておらずAlvisでもごく一部の人間しか知らなかった模様。 当時世界中で猛威を振るう、何でもできるフェストゥムが唯一「出来ない」(と言うか殆どの個体が難しい)とされていたある性質が作戦の鍵となっており、 これによって「全員の生還が現実的に可能である」とシミュレートされた計画であった。 ■評価 作中には数多の鬱シーンや涙腺崩壊シーンが散りばめられ、中にはあまりの悲しさに涙が出ずにただひたすらに胸が痛いという人もいる。 ファフナーで戦うことの現実は本編よりもキツく描かれている。というか以後の作品に継承された「描写」も多かったり…… しかし、単体での評価は決して低くない。本編はそこまで好きでもないが、RoLは好きだ、という人もいる。 最後の録音を聞き、島で涙しなかったものは誰一人としていなかった。 命のバトンと、小さな恋は繋がった――――――。 追記・修正お願いします。 静かな深海の中 マリンスノーに抱かれて 愛しあった者達は消えて行く 「以上が、俺たちの戦いだ。」 「これを聞いてくれる奴がいる事を、祈ってる。」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ティターンモデルの悲惨さはガチ -- 名無しさん (2013-06-16 13 52 58) ラストのプクのところでぽろぽろだった涙がどばーってなった…あれはズルイ… -- 名無しさん (2013-06-16 14 09 27) 僚は元から余命数年な程体悪くしてたってのも参加理由らしいな -- 名無しさん (2013-06-22 14 26 37) ↑こんな病弱な自分を覚え(支え)ていてくれた島の人達への感謝の気持ちで参加したらしい・・・。つくづく15歳とは思えない覚悟だと思うよ・・・。 -- 名無しさん (2013-06-22 14 49 26) 僚だけじゃなく、ファフナーパイロット達は15,6歳とは思えない覚悟の持ち主なんだよな…特にティターンモデルは遠回しに死んで下さいって言われてるような代物だし… -- 名無しさん (2013-06-22 14 57 19) タグの鬱アニメ、鬱展開はちょっとなぁ。し -- 名無しさん (2013-08-20 18 01 02) ↑ -- 名無しさん (2013-08-20 18 01 45) スパロボで早く救われてほしい、異論は逢えて認めない! -- 名無しさん (2013-11-09 04 02 12) ↑×4ティターンの場合は割りと直球なようなww -- 名無しさん (2013-11-11 13 00 38) つーかスパロボ再現できるのか? -- 名無しさん (2013-12-27 00 17 23) WOWOWで完全版を観たけど、涙腺が死んだ・・・ -- 名無しさん (2013-12-27 00 19 59) ↑レンタルDVDだけど、少し涙腺崩壊した -- 名無しさん (2014-01-13 21 37 28) スパロボUXでのシンとルナマリアは、『僚と祐未がもし生きていてくれたら』を体現したという意見を見て凄く納得。 -- 名無しさん (2014-01-13 22 59 59) ↑僚の声は刹那だけどね。でもクアンタの初陣が竜宮島だったり操に影響を与えたりするから、シンとセットだと更に説得力が増したね -- 名無しさん (2014-01-14 20 53 26) UXでもL作戦やってたのかな…ほんの少しでいいから語られても良かったのに -- 名無しさん (2014-01-27 21 35 37) 前日譚だから本編見てなくて1個の作品として見ても相当出来がいい -- 名無しさん (2014-01-27 21 47 25) 僚先輩の身内が新作で登場するそうな。 -- 名無しさん (2014-04-01 17 38 01) 何回見ても涙腺ヤバくなる… -- 名無しさん (2014-04-18 16 52 13) どんなもんか気になってみたけど、無理だ。涙が止まらん。こんな泣いたのいつ以来だよってぐらいだった。犬好きには見せられないかもしれない -- 名無しさん (2014-07-13 22 18 47) ↑本編は見たか?劇場版は見たか?まだなら今すぐGOだ。満足したらスパロボUXも忘れるな! -- 名無しさん (2014-07-13 22 22 57) ↑もちろん本編、劇場版も見た。UXも少しはやった。今泣いたからもう一回やって笑ってくる -- 名無しさん (2014-07-13 22 57 56) 時間ない人はこれだけ見ればいいと思う。外伝として優秀過ぎる。 -- 名無しさん (2014-07-19 02 56 03) 1時間で過不足なくまとまってる名作だよ。ベストなのは本編をある程度見てからの視聴だが、これ単体でもなかなか悪くない -- 名無しさん (2014-12-06 00 48 01) exodusでは序盤から結構話題に上がるな -- 名無しさん (2015-02-03 02 30 11) そう言えばこの作品で出てきたフェストゥム(ウーシア型)はexodusで名前が判明したな。 -- 名無しさん (2015-02-22 00 15 38) ↑3 本編観る前に観るのもお薦め。 とくに予備知識もなくファフナー自体名前しか知らない奴には本編観るきっかけにできる。 -- 名無しさん (2015-03-13 19 46 25) ↑でも本編で「ようやく対話への道を歩み始めた」からこそ僚先輩の「それって命になるってことだろ?」って台詞が輝くと俺は思うんだよなぁ・・・。 -- 名無しさん (2015-09-16 08 54 56) ファフナーの一期3話で切ったんだけど、ファフナー好きの友人から「これだけは見とけ!」って言われたから見たけど、普通に面白かったわ。ファフナーってこういうアニメだったのね -- 名無しさん (2016-01-20 22 11 43) まぁ、うん大体こういうアニメ。毎回ぎりぎりのところで希望が繋がる感じ -- 名無しさん (2016-04-13 11 30 44) Peace of mind聞く度に泣く体になってしまった。マリンスノーのシーンと犬のシーンは涙腺が耐えられん。 -- 名無しさん (2020-08-26 17 25 38) 名作過ぎて、『もう二度と見たくない』と思った作品。でも、DVDはゲットした。 -- 名無しさん (2020-08-26 18 22 41) BEYOND9話で物凄い露骨にこれのセルフオマージュ展開やったが…ギリッッッッギリの所でセーーーーーフ…本当に良かった… -- 名無しさん (2020-12-27 21 49 15) 久々に見ると今では戦闘機ですらワームを防げるのになぁ。初期はほんま悲惨だったな -- 名無しさん (2021-04-04 00 22 51) ↑僚たち先輩がデータ残してくれたからな。おかげで一騎世代にわずかな余裕ができて、そのわずかな余裕の積み重ねの結果、今はだいぶマシになった。 -- 名無しさん (2021-06-15 14 16 17) この項目読んでるだけ目が潤ってくる…。 -- 名無しさん (2022-05-09 20 19 05) スパロボUXは今年で10周年。初参戦した劇場版ガンダム00、刹那がクアンタで復活するシーンが竜宮島になっているのは、声的な意味で僚が島に還って来たと言う(パロディすれすれの)見事なオマージュだとも。 -- 名無しさん (2023-05-05 15 45 18) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kaeuta-matome/pages/2577.html
元ネタ:DEAD SET(蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT angela) 作:ヤジオーディエンス 目の前で笑っている この女信じて 同じ顔で 同じでない心情は逆さま 疑うことを知った時に 全ての事わかった気がした 暴く事に理由なんてない 今はただやらなくちゃ 嗚呼 穿って 耐え忍んで 突き止めた嫁は夢中 ※浮気したくだらない言い訳は どんなふうにサレを貶してくんだろう 思いがけない不満を 言いたてて省みずに 怒りには残酷にちらつくFlashback どんなふうにサレは堪えているんだろう せめてこれで 別れ行く者に罰を与えるために 順風で平凡な幸せに身を置いて 発覚してやり場のない感情持て余す 嗚呼 盛って 乱れ堕ちた 女は変えられない 連中に翻弄されるままだった そんなサレが勝利を得る瞬間 失いたくないと思えるプライドに気づいた時 誰よりも強くありたかった 真っ青な顔をした嫁を捨てよう せめてこれで 別れ行く者に罰を与えるために いなくなっても やり直しても 記憶として残るのなら サレは憂う サレは耐える 愛にあぶれ 嘲る者 偽っている見えない場所で 無情に ※繰り返し 検索タグ アニメ フルコーラス 不倫サレ ヤジオーディエンス メニュー 作者別リスト 元ネタ別リスト 内容別リスト フレーズ長別リスト
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/2384.html
登録日:2012/09/28(金) 04 36 09 更新日:2023/12/31 Sun 15 19 21NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 かーちゃん ネタバレ項目 フェストゥム マスター型 ミョルニア 涙腺崩壊 理解者 白衣 真壁紅音 祝福を受けた者 蒼穹のファフナー 豊口めぐみ 『蒼穹のファフナー』シリーズの登場人物(フェストゥム)。 CV 豊口めぐみ ※この項目は劇場版までのネタバレを含みます。 ■概要 数少ない(『THE BEYOND』までも含め、僅か2体しか登場していない)、『マスター型』に該当されるフェストゥム。 「ミョルニア」とはクレジットや設定等での呼び名であり、劇中では一切呼称されない(もう一体のマスター型『イドゥン』も同様)。 マスター型はフェストゥム、正確には北極ミールが生み出す群れの上位/統括個体であり、 ミールを一人の人間、フェストゥムをその人間を構成する細胞1つ1つに例えるならマスター型はより重要度の高い部位に相当する存在と言える。 同化した人間をベースとして人の姿を取ることができるが、ミョルニアは普段は真壁紅音(主人公・真壁一騎の母親)の姿をしている。 これは、過去にフェストゥムと同化した紅音がミョルニアの思考に大きな影響を与えたため。 同化された紅音の記憶を全て受け継いでいる上に酷似した姿だが、本人と同一の存在ではない。 本編中では、自分たちフェストゥムの脅威であるファフナーを研究するため人類軍に潜入し、そこで出会った日野洋治の下で働いている。 紅音の記憶を持っているためか普通の人間と変わらない言動をとることは出来るが、自身の正体を知る洋治などの前ではフェストゥムとしての無機質な振る舞いを見せる。 日野洋治は当然彼女をフェストゥムだと知って部下に迎え入れており、フェストゥムに「情報」という概念を与えるのと引き換えに彼女に大きな影響を齎すことになる。 フェストゥムとしての姿は赤い女性的なシルエットの人型フェストゥムであり、その戦闘力は非常に高い。 また、人の姿をしているのでファフナーにも搭乗することが可能。 ■本編中の活躍 《蒼穹のファフナー》 人類軍モルドヴァ基地で初登場を果たす(紅音の姿は一話から写真で登場しているといえばしているが) 同じマスター型フェストゥムであるイドゥンと共に鹵獲されたマークエルフのコアに興味を示す。 モルドヴァ基地にフェストゥムが襲来すると、洋治にザルヴァートルモデルを一騎に渡すよう頼まれるが、フェストゥムだらけの状況下で彼を一人にすることを嫌がる。 ミョルニアがフェストゥムの中でも特異的な存在であることが分かる一場面である。 その後、洋治が遠見真矢・溝口恭介と合流したのを見届けると、一騎のもとへと向かう。 一騎の乗るグノーシスモデルの窮地をマークザインで救うが、一騎にザインを託した直後「個」の存在を理解しつつあったミョルニアを疎んだイドゥンによって食われてしまう。 この時死亡したかと思われたが――――― 「なぜ…私はここにいる。なぜ…――――――?」 立て続けにパイロットを喪い、竜宮島が北極決戦に参加する意向を固めつつあった終盤に復活。 復活の理由は不明だが、直前に自身を喰らったイドゥンが一騎のマークザインと交戦しており、この戦闘が契機となった可能性が高い。 真壁紅音の齎した「祝福」とこれまでの経験からフェストゥムの大元であるミールと拮抗した(上の例えで言うなら、手や足が自身(ミール)の意思に反して勝手に動けるようになった)ことで独自の行動を開始。 竜宮島に襲来したフェストゥムを圧倒的戦闘力によって撃退し、竜宮島を守る。 その後、竜宮島首脳部に対し、 彼らはまたくる 会話がしたい 山で待つ 真壁紅音 というメッセージを送る。 皆城乙姫の立会のもと、一人山で司令官・真壁史彦と対面を果たす。 ここで、紅音がフェストゥムに与えた影響と、その影響をフェストゥム(ミール)自身がなかったことにしようとしていることが語られる。 そして史彦に、影響の根本であるミール(北極ミールから切り離されてて捕らえられた、ミョルニアの本体)の救出を依頼。 その対価として、「未来」に影響を与える「同化現象の緩和法」や「ワームスフィアからファフナーを守る方法」などの多大な情報を竜宮島に提供する。 その情報は、洋治の思想である「兵士をできる限り生き延びさせる」ということを大きく反映したものだった。 更に、攫われたジークフリードシステムと搭乗者・皆城総士の生存を伝える。 また、スレイブ型に覚醒した春日井甲洋と共に蒼穹作戦中の島の防衛も約束した。 紅音のもたらしたこれらの対価によって、一騎たちパイロットをはじめ多くの人の命が救われることとなる。 対話の最後の問いとして、史彦は「なぜ、紅音の名前を使った…?」と問う。 それに対してミョルニアは 「それが最適の方法だったからだ」 「――――いや、お前に会いたかったからかもしれない」 「そう、お前に伝えたかったからだ」 「ありがとう、史彦。一騎を育ててくれて……」 と答えてフェストゥムの迎撃に向かった。 確かにミョルニアは真壁紅音ではない。しかし、真壁紅音もまた確かに”い”たのだろう。 以下、映画版ネタバレ 《蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH》 第一次蒼穹作戦以降、どのような経緯があったかは不明だがボレアリオスのミールに捕えられていた。 大元たる北極ミールが砕け散り、世界中のフェストゥムが個を獲得しつつあるなかでミョルニアには最早元の力は無いようだが、 ボレアリオスミールは「(人と)戦うための術を知る存在」としてミョルニアを利用しようとしていたようだ。 だがメッセンジャーとして生まれたフェストゥム・来主操は「傷み」を背負うことで苦悩しており、彼に対し 「痛みは皆城総士の祝福だ。生と死は皆城乙姫の祝福だ」 「―――おまえは世界をどう祝福する?」 と問いを投げかける。 その後の第二次蒼穹作戦によって、近藤剣司のマークアハトがボレアリオスを攻撃した際、その混乱に紛れ脱出し竜宮島に向かう。 フェストゥムの襲来によって不安定になっていた新たな竜宮島のコア。立上芹による命がけの補助も限界に達していた。 ミョルニア自らが竜宮島のコアと同化することで、コアは「成長期」を乗り越えることとなる(これにより、ミールの補助装置に入っていた芹の命も助かった)。 「以前のコアに教えられたからだ」 「この島が、私の還るべき場所だと………」 そう告げたミョルニアは乙姫と共に島の大気へと融けて行ったのだった――― なお本作のクレジットではミョルニアではなく「真壁紅音」と明記されている。 ■関連人物 真壁史彦 紅音の夫。 ミョルニアを紅音とは全く別存在として扱い、彼女の名で通信を送ってきた際には怒りを隠しきれなかった。 だがフェストゥムとの対話を望んでおり、ミョルニアの主張を受け入れる。 真壁一騎 紅音の息子。 ザルヴァートルモデルを渡すその瞬間以外対話することはなかったが、一騎はミョルニアを「母さん」と呼んでいた。 この出会いによって一騎が溝口さんに「何故母さんはいなくなったのか」と尋ねる契機になり、これによって父史彦とのわだかまりが完全に解消される事になる。 また、ミョルニアのもたらした情報によって一騎の同化現象が緩和され、「総士が生きている」という彼にとって最大の希望を伝えられるなど恩恵は計り知れない。 ちなみにどうみても一騎の見た目は母親似である。作品を重ねる毎にどんどん似ていく。 日野洋治 元竜宮島、現人類軍参謀本部所属の研究者。 一人でも多く人を生き延びさせるような兵器の開発をする一方でフェストゥムの在り方そのものについても様々なアプローチで研究を行っていた。 その思想はミョルニアに大きな影響を与える。 イドゥン 劇中登場するもうひとりのマスター型。 ミョルニアとは思考が異なり、フェストゥムを「分岐」させる。 来主操(及びボレアリオスミール) 前述の通りミョルニアを捕らえていた。 彼らの群れに属する「エウロス型」フェストゥムはミョルニアのように真紅の体躯だが、これは彼女の影響を強く受けていることを示唆している。 ■余談 ミョルニアに影響を与え、自ら同化された紅音は、かつて日本消失に際し絶望の淵に立たされていた竜宮島のAlvis職員に 「生きろ」 と声と希望を投げかけたという。 その言葉と姿勢は第一次蒼穹作戦において溝口を始めとしたAlvis職員に、データの送信者が真壁紅音であると察知させるほど、 "真壁紅音"が島に「いた」ということと、ミョルニアの中に確かに"真壁紅音"が「いる」という証となった。 紅音はフェストゥムがまだ「個」や「時間」などを知り得ない無機質な存在だった頃から彼らにも「個としての存在」や「還るべき場所」があると考えており、 史彦を庇って同化された際にも他の人間と違い彼らを自ら受け容れた事でフェストゥムと強く共鳴し「時間」という概念をミョルニアに与えることになった。 (ミョルニアは「時間は巻き戻せない(いなくなった人間は戻せない)」「これから起こりうる未来なら変える事ができる」とはっきり史彦に告げている事からもそれがうかがえる) また、史彦が自他諸共に認めるほど売り物にならない位に下手くそながら陶芸を趣味としているのは、紅音の影響。 紅音はフェストゥムとの相互理解を図る第一歩として、フェストゥムを構成するケイ素を材料とする陶芸を始めたらしい。 だがミョルニアと会うまではフェストゥムへの憎しみが隠しきれず最後にぶっ壊してしまうので歪な形状になっているという笑えない理由があったりする。 (HAE以降は憎しみが払拭された影響もあって、ちゃんとした形になっている) ■スーパーロボット大戦シリーズでの活躍 ◇スーパーロボット大戦UX 原作同様の役回りを果たす。 初登場は第一部からで、モルドヴァ基地でのイドゥンとの会話を侵入したアレルヤ達に聞かれている。 第二部終盤では同化現象の緩和法をもたらす(*1)だけでなく、蒼穹作戦の前にカティにUXの支援を要請した。 なお、史彦との対話の「ありがとう、史彦。一騎を育ててくれて…」の場面は原作では背中を向けているため、表情が分からないのだが、 スパロボではこの場面のためだけに笑顔になったミョルニアの顔グラが用意されている。 ファフナー関係の顔グラはやたらとパターンが多く、スタッフの本気がうかがえるがその一端と言える。 まぁ、実際には『K』の時点でも用意されて…うっ、頭が(*2) 第三部終盤(ここから「真壁紅音」名義になる)では操の元に囚われていたが、第二次蒼穹作戦にて竜宮島に戻り、コアとの同化を試みる(BGM:「蒼穹」)。 そしてコアが「成長期」を乗り越えたのを見届けると、乙姫と共に島を包む大気となって消えていった。 「還ろう。私達の、安らぎの故郷へ………」 その後、紅音は「時空を越えた意志」の一人となり、乙姫やエンネア達と共にUXを導く。 ユガの終焉を乗り越えた後、「全ての可能性が集う世界」へと帰還する最愛の息子と、最後の会話を交わすのだった。 「ありがとう。お前が生まれてくれて、私と史彦は幸せだった」 追記・修正は憎い相手でも理解しようとする方にお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] この人(?)の項目にある劇場版の台詞に重ねて「蒼穹」を流し始めるUXはホント反則やで… -- 名無しさん (2014-01-13 15 00 14) UXはもうね、なんというか……悲しい涙と嬉し涙の両方で涙腺を幾度となく粉砕しにくるよね…… -- 名無しさん (2014-04-03 19 18 48) 忘れた頃に現れて全て持って行くチートママン。史彦さんどうやって結婚まで持ち込んだのだ。 -- 名無しさん (2015-08-17 22 38 50) もうこの人(?)の奇跡に頼ることもできないか -- 名無しさん (2015-10-15 20 18 07) ↑2 千鶴さんのことも考えると、息子のフラグ建築能力はたぶん父親からの遺伝じゃね? 若い頃の史彦さんも(今もか?)息子並みにモテてたと思われる -- 名無しさん (2015-10-15 20 27 44) 劇場版見終わってクレジットの名義に気付いた瞬間泣けた -- 名無しさん (2015-11-06 11 35 33) 19歳の一騎が超美人に成長しているので若い時の紅音さんも相当美人だったに違いない。 -- 名無しさん (2015-11-06 13 27 37) 公式サイトの、SPECIAL⇒CHARACTERのページに、ミョルニアの名前があるってことはもしかして……!? でも、イドゥンの名前もあるんだよなぁ…… -- 名無しさん (2015-11-25 17 48 37) H Eのコアを助ける時の顔、凄く優しく微笑んでるんだよな。フェストゥムでありながら母性が凄かった。 -- 名無しさん (2020-04-06 14 11 33) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/29854.html
登録日:2014/09/14 Sun 20 41 20 更新日:2024/03/28 Thu 22 52 52NEW! 所要時間:約 33 分で読めます ▽タグ一覧 UX「やり過ぎました」←EXODUS「やり返しました」 「最低だな!人類軍って!!」 やりすぎ ヒャッハー 人間の本性 人類軍 侵略者であり略奪者 全自動核ミサイル発射機 国連軍 外道 所要時間30分以上の項目 核ぶっぱ集団 泥沼 蒼穹のファフナー 血を吐きながら続ける悲しいマラソン 軍隊 過激 『蒼穹のファフナー』シリーズに登場する軍事組織。 正式名称は『新国連人類軍』(NUNHF)。 フェストゥムという未曾有の危機に対抗するため、新国連を中心に各国の軍隊を統合して2115年に結成された。 ロボットアニメおなじみの、無能や腐敗でおなじみ「主人公勢力とは異なる思惑で行動している正規軍」だが、 その中でも、良くも悪くも大半は悪い独特な個性を持った組織となっており、本作の物語を強く引き立てている存在と言ってよいだろう。 概要 設立から30年以上人類を守るため戦ってきたが、フェストゥムと人類の圧倒的すぎる戦力差の前に悉く敗戦を強いられている。 このため基本方針は「フェストゥムは外敵として殲滅するほかない」というものであり、この点に関しては新国連の方針も同様ではある。 竜宮島は対話によるフェストゥムとの相互理解で戦いを終わらせようと模索するが、1期序盤ではそんな竜宮島の中でさえ殲滅論が幅を利かせているぐらいには絶望的な状況であり無理からぬ話ではある。 人口密集地域である欧州や北米の大半、旧中国の大半の悉く撃破したフェストゥムもろとも文字通り消滅させられ、残ったユーラシア北部に壁を作って逃れるなど生存圏を大きく絞りこまれて困窮しているのが本編時点での地球であり、 また、戦争が長期化していることで、フェストゥム襲来後に生まれ育った『平和を知らない世代』が中核を担っているという点は見逃せない。 竜宮島とは少なくとも1期の時点では同じ人類ではありながら反目する関係にあり、島民の中には人類軍を嫌う者も多い。 その理由は新国連(人類軍)が彼らの故郷たる日本を滅ぼしたためである。 一方で新国連や人類軍から見ると、竜宮島はフェストゥムと互角以上に渡り合えるファフナー「ノートゥング・モデル」を開発・保有しており喉から手が出るほど欲しい存在であるが、 人類に与しない竜宮島の行動次第ではその強大な戦力が丸ごとフェストゥムに渡ってしまう(彼らがフェストゥムとの対話路線であることもそれに拍車をかける)リスクを秘めるため、どうにか口実を付けてその力を奪い取ろうと画策している。 もっともこれは対竜宮島に限った話ではなく、同じ人類でありながら自分たちに反目する勢力には軒並み容赦が無い様子(*1)。 その為か(フェストゥムを殲滅する事以外、何も考えていない)ミツヒロは真矢に「お父さんは(心を持たない)フェストゥムとどこが違うの?」と言われ、決別されている(*2)。 他者の存在を認めず、相手を消すか支配しようとするその在り方は、ある意味「人間」そのもの。 ”竜を追う者は竜になる”と言うように、フェストゥムとの戦いの結果、思考を捨て去るという共通点が出来てしまったのは皮肉といえよう。 もっとも、竜宮島の人々(特に大人たちはいずれも選抜されたプロジェクトメンバーでありいわば「プロ」である)はかつての「平和」を忘れないよう様々な大掛かりな仕掛けを講じたことで、自らを憎悪に染めることを防いだのである。 人類軍がこうなってしまったのを彼らの怠惰や無能として扱うことはできないだろう。 後述のように、劇中ではその行動の殆どが直接・間接的に主人公勢力である竜宮島の受難に関係し、 その竜宮島と相反する存在であるが故に、結果として大半の行動が裏目に出ることになるため、ともすれば「人類の破滅を導く傍迷惑な無能集団」にも見えてしまうが、 こういったジャンルによくある無能体制組織と異なるのは、あくまで人類の生存に対しては本気であること。 非道の数々はひとまず置いておいて、人類の生存圏は全面的に彼らが戦って守ってきたものなのは確かである。なにせ、竜宮島はその戦いから「逃げて」いたのだから。人類軍が隙あらば牙を剥いてくるせいでもあるが。 彼らは「フェストゥムとの共存を図る者」にとっての不倶戴天であり、「人類」の敵ではないのである。 1期では最大の軍事拠点であるモルドヴァをフェストゥムに攻撃されるなど甚大な被害を受けるが、北極と宇宙に存在するフェストゥムの中核を同時に叩く「ヘブンズドア作戦」を決行。 別の思惑で参戦した竜宮島部隊の活躍もあり作戦は成功し、中核たるミールは破壊されるがこれによって様々な群れが生まれるようになり、人類軍はありとあらゆる手を使ってこれを殲滅しようとしていたようだ。 一方で、長すぎる争いに疲れ戦い以外の選択肢を模索する人類軍部隊が現れるようになったり、フェストゥム側にも人類が放棄した土地で穏やかに暮らす群れが居たり、蒼穹の綺麗さを愛でる個体が発生している。 また、新国連と人類軍の間でも考え方に微妙な溝が生じるようになってきている。 トリプルプラン 新国連のトップである女傑へスター・ギャロップが提唱した人類救済プランであり、人類軍は基本的にこのプランに基づき動いている。 「敵を倒し味方を生存させ人類を救う」という傍から見れば素晴らしい計画だが、実際には「敵は倒せずどんどん強大化していき味方は減り続け人類の生存圏が無くなっていく」という真逆の状況である。 内容としては以下の通り。 アルファ作戦 「とにかく手段を問わずフェストゥムを殲滅する」という方針。後述の交戦規定アルファの根幹を成す作戦である。 この「フェストゥム」には「フェストゥムに同化された(かもしれない)人類」も含まれており、要するに味方諸共敵を殲滅する方針である。 実際には敵の殲滅には至らず味方ばかりがいなくなっている。 シャッター作戦 開戦初期に立案された計画。 フェストゥムの中核が北極にあるのは判明していたのでそこから人類の生存圏までの間に壁や地下トンネルを建設しフェストゥムの襲来を防ぐ、というもの。 実際は超次元現象を起こすフェストゥムにそんなものが効くわけもなく、単に人類の生存圏を減らすだけに終わった。 一方、地下深くに掘られたトンネルはフェストゥムの読心を防ぐことが可能であり、「EXODUS」で比較的安全な移動ルートとして活用されることになった。 ヘブンズドア作戦 前述の北極における最終決戦。 実は単にミールを破壊するだけでなく、宇宙でフェストゥムに奪われた人工衛星を奪還し地球の通信網を回復させるという目的もあった。 ミールの破壊には成功したものの結果的には脅威を増やすだけであり、しかも人工衛星の奪還には失敗したため、人類軍の中では公には「作戦は失敗した」とされている。 だが実際には……? 交戦規定アルファ フェストゥムに有効な手立てが核兵器くらいしかないとはいえ、やたらと核をぶっぱする連中で、わかっているだけでも、 瀬戸内ミールに侵食され子孫が生せなくなった日本にぶっぱして消滅させる(*3)。そのせいでフェストゥムの「飽和」現象に関するデータもロスト。 一時占拠した竜宮島から撤収する際、置き土産として潜水艦に仕込んだ時限式フェンリルをプレゼント。さらに多弾頭核ミサイルもおまけしてぶっぱ。 『HAE』序盤で操の属するミールに開幕ぶっぱ HAE終盤でフェストゥムとの対話を試みる竜宮島にぶっぱして共々消毒しようとする 太平洋地域最大の補給拠点に核ミサイルでバスターコール。残存戦力はおろか、未脱出の難民諸共フェストゥムを殲滅(撃ち漏らし多数)、この補給拠点が消失すれば数百万人が餓え死にするのもお構いなし(*4)。 ダッカ基地近郊での戦闘においてペルセウス中隊及び竜宮島部隊にバスターコール。真矢の訴えにも耳を貸さずぶっぱしようとした寸前で爆撃機が撃墜されたため発射されることは無かったが… アルゴス小隊・フェストゥム・竜宮島Alvis ペルセウス中隊 ボレアリオスミール属フェストゥムが入り乱れる大混戦の最中、潜水空母からこっそり多弾頭核ミサイルをバースデープレゼント(*5)。竜宮島部隊により全弾撃墜されたからいいものの、万一撃ち漏らしがあった場合難民も竜宮島も全滅である。 奪われたマークレゾンおよびダーウィン基地に取り残された不満分子(バーンズ派)目掛けてぶっぱ…しようとしたが、真矢の体を張ったOHANASHIにより、一帯に発せられた交戦規定アルファを撤回させた為不発に終わる。 竜宮島と交戦中のベイグラントにシュゥゥゥーッ!!←New!散々利用してきた挙句制御不能になれば即ぶっぱとある種清清しささえ感じるが、この一撃でベイグラントを地上に引きずり落とせたというまさかの好アシストとなった。 この異常なまでの引き金の軽さは『EXODUS』で登場した"交戦規定アルファ"に起因している。 これは同化された対象への攻撃を全面的に許可するもので、戦術的にはディアブロ型等に寄生された自軍や同化された土地に対する攻撃許可(*6)、戦略的には汚染された地域を自軍や民間人諸共核で吹き飛ばすという物騒極まりない規定である(*7)。 命令とはいえ友軍や民間人を巻き添えにする行為を顔色一つ変えずに実行する姿は、上記の思考の放棄と醜悪かつ凶暴な人間の性から来ている。 その命令は絶対であり発令した本人か、より上位からの停止命令でしか解除されない。従わなかった者は良くて降格処分、最悪排除の対象と見做されてアルゴス小隊により処理される。 もっとも、同化された人間は絶対に助けられないどころか次の瞬間自分や仲間を攻撃してくる。 奇跡でも無ければ助けられない以上、少なくとも同化された友軍機に対する交戦規定はどうしようもないものとして考えられている様子。 ちなみに本編では描写がないものの、竜宮島でも敵に同化されたら味方でも撃つという方針は存在している(小説版では実際にそれが行われている)。 それでも核で無事な味方諸共消し飛ばそうとする方の交戦規定には大体愕然とされるのだが…… そして14話での一件を踏まえると、 「ヘスター以下好戦派にそぐわない者の排除の為にアルゴス小隊を動かす大義名分として使われているのでは?」 という推察を呼んだ。 竜宮島との関係 日本政府及び自衛軍とは協力関係にあったが、上記の核攻撃以降は袂を分かっている。 前述の通りその生き残りである竜宮島の面々は人類軍に対して良い感情を持っていないが、同じ人類同士の戦闘を避け、基本的に不干渉としている。 島の位置が特定された後は、マークゼクスの引渡し要求や島自体を占領する等ひっきりなしに絡んでくる。 因みにフェストゥムの襲撃により果たされなかったゼクスの接収は、貴重なコアや関連技術獲得という意味では非常に大きなものがあるとしても、その特性上まともに運用することははほぼ不可能(*8)と思われる。 ジリ貧な状況を打開するため、自ら吹っ飛ばそうとしておきながら竜宮島にも決戦にあたり派兵を要求。 中枢たるミールを撃滅し、フェストゥム根絶を図った最終決戦として、綿密な作戦を立てても読心能力の前では無意味となるため、 ”各自が目に付いた敵を倒しつつ可能な限り前進する” という戦術もへったくれもないヘブンズ・ドア作戦を敢行する。 竜宮島の協力もあり北極ミールの撃破には成功するものの、フェストゥムが個としての存在を獲得したため根絶には至らなかった。 一応大気圏外にも展開していたようだが、北極ミール撃破後に活動停止したフェストゥム諸共燃え尽きて落ちてきている。 本編終了後は各地に残るフェストゥムを虱潰しに殲滅する泥沼の局地戦を展開。 操の群れのように積極的な敵対行動をとっていなくてもお構いなしに殲☆滅し、HAEでのフェストゥム暴走の原因となった。 これは単なる敵対存在でしかないフェストゥムがいつ活発な行動をとるか分からないゆえの先制攻撃でもあった。 『EXODUS』では長きにわたる戦闘行為から物資や人材が浪費されても尚終わりの見えない戦いに疲弊しきっている状況にあり、何と大将クラスの人材が100人以上いる (これは人材が豊富とかそういう話ではなく、指揮系統が完全に分断されてしまっており組織だった抵抗を行うための苦肉の策である)。 竜宮島以外にもフェストゥムとの共生による戦いの終結を目指す一派が現れるようになったが、これはヘスターの「真のトリプルプラン」にとって邪魔な存在であった事から、 味方撃ち専門小隊を擁し、フェストゥムに同化されたと断定して不穏分子を排除するようになった。 また時期こそ不明であるが、第3Alvis「海神島=アトランティス」を襲撃・壊滅させ(…あれ、これ普通に侵略・略奪行為じゃね?)、アトランティスミールを強奪、人類軍が回収した北極ミールの欠片へ強制的に同化させ、アザゼル型D型種『ベイグラント』の育成し(倫理的にアウト)、意のままに操れる人造人間"パペット"及びファフナー用コアの量産体制に漕ぎ着ける。 実はヘスターには20億の(※EXODUS時点でもうそれぐらいしか残っていない)人類を犠牲にしてでも真の平和に漕ぎつけるための計画が存在しておりここまでの暴虐もそれを実現するための策に過ぎなかった。 だが、長年に渡って弄ばれ、パペットを生み出しては文字通り殺し続けたベイグラントは「パペットの生誕と心の死」を以って生と死の循環を理解し、更に搾取されてきた事から支配と搾取と悪意をも学習。 ついに反旗を翻し、ジョナサンを器としてザルヴァートルモデル・マークレゾンを奪取。アトランティスの住人以下自分達を弄ばれた憎悪によってそのゴルディアス結晶を真っ赤に成長させ、憎しみのコアとなってしまった。(*9) ベイグラントは失脚したバーンズを頭に据え、多数のパペットを含めた残存兵力を纏め第3勢力として分裂。 竜宮島と海神島に牙を剥くも、竜宮島が開示した情報により自分達がこれまで葬ってきたものを理解したことで更なる離反を呼び瓦解した。 THE BEYONDでは憎しみのコアが「マレスペロ」と名を改め、人類を殲滅或いは(祝福による)支配するためのフェストゥムによる軍事勢力を結成。 離散して「群れ」となっていたフェストゥムの多くがマレスペロに支配されて一丸となって人類を攻撃する異常事態となった。 最早人類同士でいがみ合っている場合ではなく、人類軍、新国連、そして海神島Alvisはここにきてついに(直接的ではないものの)協力関係を結ぶようになった。 人類軍が海神島の航路を確保する見返りに海神島はファフナー関連の技術や、安全な通信手段を提供したりしている様子。 しかしそこから掌を返して……なんてこともなく完結し、友好は保たれることになった。とりあえず、当分は。 所属する(していた)人物 ●へスター・ギャロップ フェストゥムとの最終決戦ですら指揮は取らず、命令したあとは司令室でワインを飲むだけ(*10)の新国連事務総長であり、人類軍トップに立つアトミックBBA。 翔子がいなくなった原因を作ったのもコイツ(*11)。 フェストゥムを倒し人類を守るという信念自体は本物だが、権力志向が強く、自身の権力を磐石にしようと目論む。 そのためにも竜宮島の保有する技術や戦力を執拗に狙う。 1期では特に脅かされることもなく生存するが、漫画版ではモルドヴァ基地を脱出した後、搭乗していた飛空艇をニヒトに攻撃され死亡しているので「死んでいたらどれだけ状況が好転していたか」と歯噛みする視聴者も多い。 『EXODUS』ではタカ派の旗振り役として強硬な姿勢(*12)を更に強めており、開幕早々、竜宮島・シュリーナガル両方に交戦規定アルファを発令するなどまさに絶好調。 (因みに自身は大都市部と変わりない発展を遂げている後方の安全圏で立ったり座ったりしながら擦った揉んだしている。…いや、立場的に当然なんやけど。) 拿捕された真矢を「ミツヒロに似て冷静」と評し、真矢にかつての自分を重ねているのか他と比べても柔らかい対応を取り、25話では核攻撃で竜宮島を援護するというまさかのアシストを行い、そして当たり前のように平然と生き残った。 かつては彼女は米国大統領令嬢として暮らしていたが、対人類軍の結成にあたって父を失い、それにめげずに遺志を継ぎ、新国連を、ひいては人類軍を率いてきた「鉄の女」であることが明かされた。 まがりなりにも長期政権を築き上げる政治手腕を持っており、彼女の存在がなければ人類軍をまとめきれずに物語開始前に人類が詰んでいた可能性も否定はできない(*13)。 むしろこの世界においてはヘスターとその手下達こそが「普遍的な思考の人類」「(非道を含めて)人類の体現」であり、彼女らを否定する事は「人類の否定」に繋がるという側面を持っている。 その本当の目的は『フェストゥム因子への抗体を持つ5万人による人間主体の社会の再生』。 たとえそれが他の20億人をフェストゥムと共倒れさせるものとしても、「人類」の範囲が冷酷非情で酷薄かつ独善的というだけである(*14)。 良くも悪くも戦国時代の武将気質な女傑な人物と言える。 あの核攻撃で反旗を翻したベイグラントを竜宮島に始末させる腹積もりだったかも知れないが、『浄化の光』と称しつつも「自分は甘くなったのだろうか」と真矢に言葉を投げかけている。 アトランティスコアの言う「理由がわかったら憎しみが薄れる」という理屈を同じ話の中で実証してみせたのだ。 THE BEYONDでも健在。アルタイルミールと対話を成立させてマレスペロに対抗するというAlvisの方針を「期待せざるを得ない」と評するなど、自身のプラン以外の方針も評価するようになった模様。 ●ダッドリー・バーンズ 前線指揮を取る人類軍大佐。優秀らしいが良くも悪くも強引な面が目立つ職業軍人らしい人物で、マカベや溝口とは知己。 竜宮島占拠時は司令室の椅子に座ってドヤ顔かましたが、目覚めたコアにより三日天下だった。 最終話では総攻撃『ヘブンズドア』に参加し、潜水艦で肉薄するも、マークニヒトのワームスフィアを喰らい死亡した。 ………と思われていたが『EXODUS』13話で右目を失うも将軍に昇格し、生存確認。 いつまで経っても終わらない戦いと拡大する戦禍に違和感を覚え、ヘスターとの対立派閥を水面下で作っているようではあった。 23話で遂に反旗を翻したが、それが交渉に来たところに遺体が入ったケースと爆弾入りケースをすり替え、知己ごと爆殺して責任を押し付けというクソオブクソだったので、ヘスターに見抜かれてあっさり失敗。(*15) むしろヘスター打倒までしかビジョンのないバーンズが全権を握ろうものなら更なる混迷に突入していたのでは……とも思えてしまう。 その後、アトランティスコアに乗せられ、急拵え勢力の『世界の王(笑)』として侵攻するが、それ故に全体を掌握し切れず、マカベの情報開示で部隊の統制喪失。銃を下ろした自軍相手に交戦規定アルファを発令するが、混乱の隙を衝いたボレアリオスに自艦の制御を奪われて終わった。 バーンズはやっぱり最後までバーンズだった。 一方でこの戦闘でベイグラントの支配から(強引に)脱することができたようで、THE BEYONDでは新国連から独立する形で人類軍を率いて再び人類の生存圏をかけた戦いに身を投じるようになる。 ある意味溝口さんよりしぶとい。 ●日野洋治 元竜宮島の人間であり、道生の父。 「一人でも多くの兵士を生き延びさせる」設計思想の持ち主で、島を離れても思想は変わらず、マスター型フェストゥム・ミョルニアを身近に置き、共存を模索する人類軍の良心。 息子を島から連れ出したことで無為な戦いをさせてしまったことに負い目を感じていた。 自身の研究成果であるマークザインを一騎に託し、フェストゥムが情報を理解した事を歓びながら、だからこそ情報流出を防ぐために、道生への謝罪とともに司令室諸共自爆した。 結果的に平和に硬直化する竜宮島に、マークザインという「圧倒的な力」と、北極ミールから分化したミョルニアが持つ「情報」というブレイクスルーを送り込んだ形になった。(*16) なお、必殺鬼畜兵器ティターンモデルはミツヒロと彼の合作である。 ●ミツヒロ・バートランド ザルヴァートルモデル建造のプロジェクトリーダー。 その設計思想は「より多くの敵を倒す」こと。 元竜宮島の人間で、千鶴先生の元旦那で、弓子と真矢の父。因みに長女の弓子は千鶴先生が17歳で出産した子である(*17)。 娘である弓子からは家族を捨てたことや友人達に犠牲を強いたことなどで嫌悪されていた(*18)。 フェストゥムへの憎悪に凝り固まっており、専守防衛を掲げる島の方針に反目し人類軍に組した。 島の子供たちをファフナーの電池呼ばわりする独善的、且つ傲慢な性格をしているとことん災厄しか齎さない男である。 18話で島に再訪し、弓子・千鶴を島外追放した上で真矢を人類軍に引き込もうとしたが先述の言葉で拒否され、23話でイドゥンにコントロールを奪われたマークニヒトに司令室もろとも潰されて死亡。 漫画版ではモルドヴァ基地脱出直後、搭乗していたヘスターと共に飛空艇を攻撃され、フェストゥム殲滅という夢が否定(ニヒト)された。 + 『EXODUS』でも名前のみが登場する。 ジョナサンの「父親」で、真矢より2歳年下の為、島を出た直後ハッスルした…にしても真矢と年齢近すぎない?と思ったら、彼の技術を使用して作られたコアの端末「パペット」というオチが付いた。 パペットということで造られた存在である息子のジョナサンにすら「(人格的に)父とは思えない男」と評されており、多くの視聴者がそれに頷いたとか…… 他にもアザゼル型を誘導し、追っ払うミサイル爆撃座標を宇宙から送れるアザゼル型ベイグラントや新世代の技術に彼が持ち込んだ技術、人類軍で暖めていたアイデアを流用されている。コイツがいなければ『THE BEYOND』まで続くあの厄介な敵も生まれなかったはず フェストゥムへの憎しみに染まった彼にしてはずいぶんとフェストゥム寄りの計略だが、そもそも彼の集大成たるマークニヒト自体が「フェストゥムを殺すフェストゥム」のようなものなので利用できるものは敵でも使う、ということなのだろう。 コイツさえいなければと言いたくなることしきりだが、ミツヒロが齎したファフナーの技術発展が無ければそれはそれで人類滅亡が近づいていた可能性も否めず、あまりにも功罪デカい男。 スパロボUXでは言動を目の当たりにした者たちから非難を浴びるが、一部の者たちにはフェストゥムへの憎しみのあまり大切なものを見失った悲しい人物と評された。 ペルセウス中隊 ●ナレイン・ワイズマン・ボース シュリーナガル基地及びペルセウス中隊司令官で、階級は大将。 人類軍内部で大きな影響力を持ち、ダッカ基地のカマル司令や『ヘブンズドア』から生還したバーンズ等支持者も多い。 かつてはハワイのポリアフ輸送基地司令だったが、ロードランナーと交戦規定アルファにより壊滅。基地が友軍の爆撃を受けた際、エミリーを保護した。 エミリーを介してフェストゥムと対話できる能力を持つ人間『エスペラント』の存在を知ったことで、いつ終わるとも知れない不毛な殺し合いを続けるのではなく、対話による和解という希望を見出し、インドのシュリーナガルでミールと共存する生存圏を築き上げる。 その後、エメリーから『アルタイル』の存在と、対話に必要な人材『日野美羽』の存在を聞かされ、助力を仰ぐために竜宮島に来訪する。 この経緯から人類軍でも屈指の話の分かるおじさんであり、竜宮島とは若干考え方の違いこそあれど比較的早期に打ち解け全面的に協力する体制を確立させている。 1期・HAEまでの目線からすればあまりに良識がありすぎるので、視聴者からはエメリー共々度々黒幕扱いされたりしていた どうやら当初は自分がアルタイルと対話するつもりだったらしく、自ら同化実験を行い後天的にフェストゥム因子を移植している。 いわゆる「マカベ因子」で後天的に因子を獲得した他のファフナーパイロットと違い、その体は総士と同様、フェストゥム(シュリーナガルミール)によって保たれている状態。 対話する能力は得られなかったが、その副産物としてファフナーの搭乗が可能となった。 EXODUSのファフナーは1期までと違い(戦闘力の低下は否めないが)成人でも一応操縦可能になるぐらいにはなっているのだがそれでもナレインのような壮年男性では本来操縦不能であり、世界最高齢ファフナーパイロットを半ば自虐的に自称している。 終盤では継戦可能なパイロットがほぼいなくなってしまったため自らファフナーに搭乗。 陸戦型サンダルフォン装備で飛び回り、竜宮島ファフナー隊ですら初見でわからん殺しをされたとはいえ苦戦したディアブロ型に付け入る隙を与えず撃破してみせた。 基本的には目的(彼の場合は、シュリーナガルの民間人を安全な地へ運び、ミールを根付かせて再び生まれさせアルタイルと対話できるようにする)を達成するために自らの命を使うことに何ら躊躇がなく、 生存限界が迫る一騎に「ミールの祝福」を受けその生存限界を超えることを提案したりもしていた。 そのため視聴者からは、「全員で生き残る」という基本方針の竜宮島といずれ確執が起こるのでは……と懸念されたりもしていた。 ちなみにコア型フェストゥム……つまり人の姿と心を持つコアは流石に見たことがなかったらしく、彼が島を訪問した際にはまだ眠っていた織姫が実際に歩き喋る姿を見て驚愕していた。この時手をワキワキしていたので視聴者から不審者呼ばわりされたのは言うまでもない + 『世界最高齢のファフナーパイロット』 海神島の戦いでは命を還すまで戦い続け、還すと同時に結晶化。そのまま砕け散って「いなくなり」、機体は爆散。 エミリーを含むエスペラント達同様、再び世界樹アショーカとして成長を開始したミールに力を与え、その命はバリアを顕現させた。 視聴者の懸念と裏腹に、その最期までミールと共に在り続けた男だった。 ●ウォルター・バーゲスト 彼のいた戦場は必ず激戦区で、戦闘シーンが挟まるたびにジョナサンと交わされる「ジョナサンか?」「ウォルターか!?」というやり取りはEXODUSの定番だった。 元は爆撃機の搭乗員であり、『HAE』終盤に竜宮島とボレアリオスに核攻撃を仕掛けた爆撃機の副操縦士を務める。この当時は少佐だったが、ハワイ・ポリアフ基地における交戦規定アルファ発令に反対したことで少尉に降格。 その後はペルセウス中隊に配属されドミニオンズモデルのパイロットとなった。 広登の死を受け止めきれず、真矢と同じようになろうとして擦り切れそうになっていた暉に来歴を明かす事で敢えて憎ませ、精神を繋ぎ止める等、不器用だが気遣いの出来る好人物。 これをきっかけに暉と交流を深め、奇妙ではあるが信頼関係を築く + 驚きの生存率で第二の溝口さん化すると思われたが…… 21話で捕獲されそうになった真矢と暉を逃がすため、アルゴス小隊を相手取って奮戦。 「君達の島を見たかった」と言い遺し、ハインツ機と潜水艦数隻を道連れにして自爆した。 その後、海神島上陸作戦で「いなくなる」寸前の暉の走馬灯の中に広登・名も無き少女と共に現れ、「いつか皆がいく場所」に導いた。 ●ジョナサン・ミツヒロ・バートランド ペルセウス中隊所属のファフナーパイロット。 ミツヒロの実子であり、真矢たちの異母弟。父とは似ても似つかぬ真っ直ぐで思慮深い好青年。 ファフナーに乗れるのは一騎が提供した因子(*19)を投与したためであり、他のパイロット共々、一騎に感謝と憧れを抱く。 母を早くに亡くし、父からは実験動物のように扱われることもあったため、唯一残った親類である美羽たちを守りたいと強く思い、弓子や美羽とは良好な関係を築く。 が、千鶴からは「とても真剣で使命に燃えていて、怖いくらい若い頃のミツヒロに似ている」と 言われたり、案の定、フェストゥム(特にディアボロ型)に対し、激しい憎悪を剥き出しにして突撃したり、ザルヴァートルモデルに強い執着を見せたりと色々不穏な人物である。 + 「理由なき憎しみの器」 正体はミツヒロが自らの子という設定で造り上げた人工パイロット「パペット『ミツヒロ・バートランドタイプ7型』」であり、ベイグラントのコアが生み出したフェストゥム・グレゴリ型に寄生されていた。 脱出行の末、グレゴリ型が表層化して肉体をハッキングし、一行と敵対。 連行後、自我を抹消されるが、反逆の機会を伺っていたベイグラントのコアに同化され、その『憎しみの器』として覚醒。マークレゾンを強奪するが、ジョナサンの意志はまだ残っており、島へ帰還するジーベンとニヒトへの追撃を圧しとどめていた。 「アーカディアンプロジェクトのコアを同化」「人間の姿を乗っ取(られ)る」「ザルヴァートルモデルを強奪する」と、実質的にイドゥンと同様のポジションになったと言える。 最終戦では一騎以下フェストゥム組を含めた島のファフナー部隊を終始圧倒する力を見せ付けるも、一騎によって微かに残っていた自我を呼び覚まし、自分がアイを撃ったことを思い出したことで正気を取り戻す。(*20) 一騎に自分を撃てと懇願するがアトランティスコアのワームにザインと共に呑まれ、後には宇宙に浮かぶゴルディアス結晶とマークレゾンのみが残された…… THE BEYONDでは当初その去就は不明であるが、「バートランド総帥」という彼を間違いなく指すであろうフレーズが出てきたりしている。 ●アイシュワリア・フェイン ジョナサンの同僚で、彼と同じく一騎に憧れている。ジョナサンと恋仲だった。 シュリーナガル襲撃の際、竜宮島遠征部隊の輸送機護衛のために部隊を率いて防空を担うがディアブロ型に同化されてしまう。 真矢が取り除こうとしたが、「私が『いる』間に撃って」とドラゴントゥースの銃口をコックピットに向けさせる。 奇跡的に一騎の介入により助かったが、取り除かれた時には全身が結晶化しており、恐らく「いなくなる」寸前だった。その後、ごく短期間で戦線に復帰。 人を撃った真矢を気遣って「今度誰かを撃つ時が来たら私が撃つ」と発言した事もあるが、竜宮島との合流直後にグレゴリ型に乗っ取られたジョナサンに撃墜されて死亡(*21)した。 + はずだったが……… アトランティスコアが姿を模した人形を生成し、守るべき者としてジョナサンに与えられるが、ジョナサンを庇いフェンリルを起動して自爆。 再び「いなくなった」。 守るべきものを喪ったジョナサンは憎しみのままに暴れ回ったので、言うなれば「そのため」に造られた存在であったと考えられる。 ●ビリー・モーガン 空気の読めない発言をする女好きのお調子者。 だが一般人を殺したフェストゥムに猛攻を加える暉に対し「武器がもったいないよ」とやんわり諌め、竜宮島の「外」の過酷で人の死が一般化してしまった世界で生きてきた事を思い知らせた。 アイとジョナサンを慕い、真矢達とも良好な関係を築く好青年なのだが、実の兄であるダスティンが自分達を襲う勢力だという事に気付いてしまい苦悩する日々を送る。 21話の乱戦で拿捕され、兄の計らいでアルゴス小隊に編入。捕虜となった真矢の身を案じ、無事逃げ延びてくれることを願うも唯一の肉親だった兄を彼女に討たれてしまう。 その後再会したジョナサンやアイの変節に気づけず、流されるままに竜宮島侵攻に加わり、兄の敵として真矢に追い縋る。 キースと共に自爆しようとするが、ハッキングにより不発、さらにコックピットを抜き出されて生き残る。 + すべての終わった後……… 兄も仲間も失い、何が正しいのかも分からず涙を流しながら真矢に銃を向けるが、結局撃つことすら出来ず、溝口に側頭部を撃たれて即死した。 ある程度とは言え考えを放棄できるくらい優秀な仲間や身内に恵まれていたのもあったが、その結果は状況に振り回され、最後まで自分で選べなかった故の末路だった…。 最終的に島の人間に銃を向けた男ではあったが、「THE BEYOND」ではナレイン将軍たちと同様に「いなくなった人達」として丁重に扱われている描写がある。 アルゴス小隊 元はモーガン隊としてペルセウス中隊と共に戦っていたが、ポリアフ基地で壊滅した後に転属している。 この時の戦闘がトラウマになっている者達が多いようで、そこをヘスター達に上手く利用されてしまっているようだ。 ●ダスティン・モーガン ビリーの兄。1話では割と恰幅のいいおじさんだったのだが、味方殺しを経験した為か後に登場した際には1話とは比較にならないほどやつれた事が指摘されている。 また、自分があてがわせた後方任務にビリーが就いていると思い込んでいたが、14話で最悪の再会を果たすまでナレインの人選でペルセウス中隊に再配属された事を知らなかった。 14話で広登を殺害し、視聴者の憎悪を加速させた。 彼自身は「上からの命令は絶対」「同化された人間は次に自分や仲間を襲う(ので始末するしかない)」というポリシーを持ってはいるが、ビリーだけはどうにかして生かそうとするなどチグハグな面もあり、彼もまた「壊れた」人間と言えなくもない。 マークレゾンの強奪と真矢の脱走に伴い、マークジーベン撃墜に出撃したが、全く歯が立たずに死亡した。 ●キース・ウォーター もともと陽気な性格でムードメーカーだったが、アザゼル型の存在に心を折られた故の諦観からか同胞殺しの任務を茶化したり、任務前に酒を飲む等、擦れた雰囲気を纏っている。 一応、ダスティンのことは気に掛けているようで、弟のことで思い悩む彼に対しビリー1人助けたってバレやしないといった提案をしたりもしていた。 それ以降は悪辣な言動が目立ち、拿捕した真矢を終始あざ笑うなどしていたがその真矢に仲間を全員討たれてしまう。 最終戦ではほぼ精神崩壊に近い状態で真矢に突撃し、ビリーと共に真矢諸共フェンリルでの自爆を図るが、ハッキングにより不発。 コックピットを開放してジーベンからの接続ワイヤーを切断、それでも再起動直後に振り解かれた為、道連れは叶わず、そのまま巻き込まれる。この直後、正気に戻ったのか、それとも自身の戦いの終わりに安堵したのか、穏やかな表情を浮かべたが、直後に文字通り狂ったようにけたたましい笑い声をあげながら宙へ堕ちていった… 元人類軍 竜宮島占拠時に取り残された人類軍の一員。 彼らは上からの命令によって捨て駒にされたという経緯もあって島の面々からも特に排斥されることなく「新たな住人」として迎え入れられており、 島の「平和」という文化に戸惑ったりしながらも島の住人として定着した。また、その経験を買われてか、頭数が減った指導部の穴埋めとして作戦会議に出席している。 『HAE』でのフェストゥム来襲が人類軍の核攻撃に因るものであったことに責任を感じ、嘗てのL計画をなぞった元人類軍メンバーによる特攻作戦を立案したが「島の住人」を犠牲には出来ないと却下されている。 『EXODUS』では完全に島の人として生活しており、結婚しているメンバーもいる。 ●イアン・カンプ イアンは自分達を受け入れてくれた竜宮島に報いようとする実直な漢。 メカニックの補佐としてファフナーの整備・開発、『EXODUS』では漫画執筆を再開した保のアシスタントも務める。 「信じられない」が口癖。常識では考えられないことがしょっちゅう起こるのが竜宮島なので仕方ない。 ●ジェレミー・リー・マーシー ジェレミーはお団子ヘアが特徴の美人さんでアルヴィスではオペレーターを担当。 『EXODUS』でも続投。島に受け入れられたことに恩儀を感じており、上記の特攻を立案した際は自分達の責であることを涙ながらに訴えた。こんな美人を核で吹っ飛ばそうとする人類軍の頭がおかしいのは確定的に明らか。 『THE BEYOND』の描写からすると真壁司令に惚れているらしい。対抗馬が強すぎる。 ●陳晶晶(チン・シャオシャオ) ●ベラ・デルニョーニ ●オルガ・カティーナ・ベトレンコ 蒼穹作戦にサポートメンバーとして、また第二次蒼穹作戦にCDCオペレーターとして参加。 もともとはノートゥングモデル搭乗の為に選抜された精鋭だが、この当時の人類軍パイロットにはフェストゥム因子がない上、自力でシナジェティック・コードを形成できずシミュレーターで違和感を感じ、操縦不能に陥っている。 『EXODUS』ではすっかり島に馴染んでおり、ファフナーには乗れないが3人共CDCオペレーターを担当。 シャオはAlvis内で知り合った男性と結婚したらしく、理髪店で他の住人と親しげに会話している場面も見られた。 オルガは島外派遣メンバーとして派遣され、溝口さんの相棒として活躍するも15話で負傷。 + 遠征部隊のデータを持って帰還したが…… 竜宮島を目前にウォーカー率いるフェストゥムの襲撃を受ける。 変態機動に負傷を感じさせずに耐えながらもCDCのデータ受信完了まで時間を稼ぐが、その最中に負傷が悪化、夥しく出血。 自身を迎え入れてくれた感謝と竜宮島の美しさへの感嘆を口にした直後、特攻を仕掛けるが、彗のSDPで彼女のみゼクス改へ引き寄せられる。 しかし、彗の目前に現れたのはコックピットに放り出され、その場を血に染めて息絶えるだけのオルガであった……。 恐らくもう長くは持たない身ではあっただろうが、魂は島に迎えられ、皮肉なことに「いなくなった」中では数少ない遺体が残った住人だった。 その凄惨な死の様子は、変性意識の影響もありゲーム感覚で戦闘をしているところがあった彗にとって非常にショッキングなものであり、一時はまともに食事が取れないほどに著しく精神的に動揺させた。 + 『THE BEYOND』ではシャオに娘が生まれ、結婚に伴い「貴志シャオ」と名を改めている。 しかし、ベノン軍のCDC襲撃によって死亡。3人娘はついにベラ1人になってしまった。 また、夫である貴志承平も同じ戦いで戦闘機パイロットとして戦死してしまい、遺された娘は近藤家が引き取ることとなった。 保有するファフナー モデル名はキリスト教関連から取られることが多いが、ファフナーの由来は北欧神話なのでちょっとちぐはぐなことになっている。 『蒼穹のファフナー』第1期 ノートゥングモデルよりも1世代前の機体でなげやりでシンプルなデザインとなっているグノーシス、メガセリオン、ベイバロンの3種が登場。 ニーベルング・システムによる思考制御・体感操縦式という基本こそ変わらないが、フェストゥムコアを搭載していないので性能はノートゥング・モデルより劣る。 メガセリオンとベイバロンはパイロット次第ではノートゥング・モデルに勝るとも劣らない戦いは可能だが、基本不利なのは変わらない。 ジークフリード・システムも当時の人類軍にはなく、島のシステムとのクロッシングも不完全。 また、グノーシス・モデル以外はシナジェティック・コードを持たないパイロットは操縦できず、年齢制限もある(道夫さんはかなりギリギリの年齢)。 搭乗しても同化現象は起こらないのは利点だが、読心を防ぐ能力が不足しているためフェストゥムにやられるリスクの方が圧倒的に高いことを考えると正直どっちもどっちである。 不足している性能を数を頼んだ物量作戦で補うという戦術を取っているが、そもそも上位のノートゥングモデルですら苦戦する相手に数でかかっても結果はお察しの通り。 そのため高性能機開発が急務となっており、鹵獲したエルフや、回収したフィアーから得られたデータとコアを用いて決戦機ザルヴァートルモデルを建造した。 ▷グノーシスモデル 最もよわい(確信)一般的な量産モデル。 ギリシャ語で『知識』の名の通り、訓練をすれば誰でも操縦することが可能。 シナジェティック・コードを持たないパイロットのために疑似的にシナジェティック・コードを形成するシステムが備わっているためだが、ぶっちゃけ性能は一般兵器に毛が生えた程度しかない模様。 モルドヴァ基地では一騎が搭乗し、段違いの動きを見せたのでパイロット次第ではいい戦いができなくはないようだが…… 固定装備として右腕にガトリングガン、左腕にレールガンが取り付けられており弾幕を張るのがお仕事。見た目はさながら武器腕やデストロイドである。 ▷メガセリオンモデル エースパイロットに支給されている重装型。 重装甲故に搭乗には心理的重圧が掛かり、乗りこなすにはタフな精神力を要求される。 一般機にはグレーの塗装が施されている。また、搭乗技術に卓越し「トリプルシックス」の異名を持つ道生機は青紫を施され、「666」の登録ナンバーが機体頭部の右側面に刻印されている。 メイン武装は専用のプラズマライフル。カァオ!のような威力はない。 道生機は竜宮島に戻った後暫く戦力として運用されていたが、スカラベR型との戦闘で四肢を失い大破。修理パーツの融通がきかなかったのか、空座だったマークアインに乗り換えた。 メガセリオンとは聖書・ヨハネ黙示録に登場する大いなる獣のこと。 ▷ベイバロンモデル 近・中距離戦を主眼に置いて機動性を活かした軽量型で、特に女性と相性が良い機体とされる。カノンの前半の搭乗機。 メガセリオンよりも生産数が少ないレアな機体であり、エース限定機と察せられる。 女性パイロットの搭乗を示す赤い塗装を施されている機体が多く、ベイバロン(紅い衣の魔女)の名の由来ともなっていて、カノン機は主に赤いルガーランスを使用していた。(ザインが初めて使用したのもこれ。) メガセリオン同様、カノンが竜宮島に所属するようになってからも引き続き運用されていたが、 スカラベR型との戦闘で右腕を失い、修理が間に合わない内に襲来したマークニヒトを迎撃したが、ワームスフィアを喰らって大破した。 カノンはすんでのところで脱出したが、機体はマークアインのフェンリルに巻き込まれて消滅したと思われる。 なお、ベイバロンとは聖書・ヨハネ黙示録17章で言及される大淫婦バビロン(大いなるバビロン又はマザーハーロットとも)を指すのだが、女性搭乗機にビ○チなんて命名するセンスは如何なものか。 ▷ザルヴァートルモデル 救世主の名を冠した最終決戦用機体。人類軍では初のコア搭載機である。 『蒼穹のファフナーEXODUS』 ヘブンズドア作戦で北極ミールが「砕け散った」事でミールの欠片を入手することが出来た(ということになっている)人類軍は、コア内蔵型ファフナーの量産化に成功。 新たに3機種を主力モデルと入れ替える形で戦線に投入している。 搭乗制限に関しては一騎が人類軍に囚われた際に収集された遺伝子情報から後天的にフェストゥム因子、通称「マカベ因子」を付与する術を確立しており、 流石に壮年は無理だが2~30代ぐらいの年齢でも因子を付与すればファフナーの搭乗が可能になっている。 一方竜宮島のように遺伝子レベルで定着させている訳ではないので寿命が激減するという欠点を持っており、その余命は10年に満たないとされる。 無論コア内蔵になったことで「敵にやられる前に機体に喰われる」リスクも跳ね上がった。 それでもフェストゥムにやられるリスクを考えれば大分マシな選択肢であり、スフィンクス型のワームスフィア程度なら直撃してもほぼ無傷で済むくらいにまで性能が上昇したため生還率も多少は上がっている。 使用しているコアの出所が不明だったが、アトランティスミールが生み出したコアを使っていたことが判明している。 どうやらそれでも島のミールに比べコアの出力がかなり低いらしく、改良型ノートゥング・モデルやエインヘリヤル・モデル、そして勿論ザルヴァートル・モデルに比べると性能差は否めない。 後にエインヘリヤル・モデルのデータが提供されたことで性能や同化現象の抑制能力が更に上がったことが示唆されてはいるが、フェストゥムがそれ以上に強大になってしまった『THE BEYOND』では一瞬で消し飛ばされたりしている。 ちなみに1期からそうだが、人類軍のファフナーでは「変性意識」は発生しない。 強いて言うと島で生まれた因子移植第二世代の道夫が好戦的・或いは獰猛になったりする程度である(島に帰還してからは弓子がいるからか大分抑えられた)。 ▷トローンズモデル メガセリオンモデルの後継機であり、大隊指揮官専用機。 人類軍もジークフリード・システムを採用するようになり本機はそれを搭載している。 これによって適切な状況把握が可能になったが、シナジェティック・コード形成に伴う心理的重圧も健在。 機体自体はまだしも、ジークフリード・システムとのクロッシングや入ってくる情報の処理と言った面でパイロットへの負荷が激しい。 同化現象については他モデルよりも酷いという描写はなく、これについては経緯は不明ながら島と同様の進歩を遂げていると考えられる。 その重装甲は非常に頼もしく、ファフナーのハンドガン程度なら楽に防げる。 主武装として上下に2発ずつミサイルが装備されたライフルを装備し、手甲にはビーム砲付きの鋏が仕込まれている(ハインツが苦し紛れに使ってたアレ)。 棘型スラスターが特徴的な空戦型は『ラファエル』、肩に大型レーザー砲を装備可能な陸戦型は『サンダルフォン』と呼ばれる。 ラファエルの飛行速度はマークジーベンを上回るほど速く、真矢も感心していた。 因みにトローンズとは「座天使」を意味する。 ▷ドミニオンズモデル 中隊指揮官用機。劇中では空戦仕様の『ガブリエル』他、14話冒頭でアビエイターと対峙した『陸戦重装型(仮)』や、ダッカ基地所属の『陸戦型(仮)』が登場。 なんとザルヴァートル・モデルの量産化を目論んで開発された機体である。 しかしながらコアの出力不足が原因でザルヴァートル・モデルには及ばない。というか同化やらなんやら色々あってファフナーと言っていいかもわからない存在になった奴やら起動するだけで人類軍のパイロットを消し飛ばす化け物とかと性能がどっこいであってたまるか。 パワーズを3機率いて戦闘を行うが、元が元なだけに同化耐性が高いパイロットでないと操縦できない。しかも機体性能自体はトローンズ・モデル以下。 だがその分継戦能力が高くなっており、パイロット次第ではトローンズ・モデルどころかノートゥング・モデルとも張り合える性能を発揮できる。 主にガンドレイクの類似武装「ベヨネット」と、射出可能な大量のマインブレード?を刃にした実体剣を使用し、背部のウエポンラックに合計2本まで搭載している。陸戦型(仮)は肩部の装甲にイージスを装備しており、15話で交戦規定アルファによる味方からの銃撃を防いでいるシーンがある。繰り返すが、あのザルヴァートルモデルが原型機である。なお、ドミニオンズは「主天使」を指す。 ▷パワーズモデル 4機中隊の主力となるグノーシスモデルの後継機。搭乗可能な人員を増やす為のシステムを搭載した結果、原型機より大型化してティターンモデル並の全高になってしまった。 作中では陸戦仕様の『オリンピア・エンジェルス』が登場し、2話では空戦仕様の『アリエル』に換装(違いは両肩のユニット)。陸戦仕様に重装タイプの『エイワース』も存在する。 グノーシス・モデル同様「誰でも乗れる」事をコンセプトにしており、マカベ因子の移植さえ出来ていればシナジェティック・コードが無くても乗れる。 固定兵装として右肩にガトリング砲、左肩にミサイルポッドを装備し、エイワースは追加された肩部装甲にイージスらしき装備を搭載している(オリンピア・エンジェルスやアリエルに関しては不明)。近接戦では電熱カッターのようなヒートソードを使用する。 「最前線で悪魔と戦うので堕天しやすい」『能天使』の名の通り、同化促進剤と因子移植を用いて強引に搭乗する事も可能で、その運用方法故かパイロットが砕け散った比率が高く、最もパイロットに優しくない。嫌なネーミングセンスである。 そんな事もあってグノーシス・モデルのようにあっけなく散るシーンが最も多いファフナーだが、ビリーのように最後まで機体やフェストゥムに喰われず生き残る者もいるなどどうにもならない欠陥機という訳ではない。 適切に運用できればその高火力を発揮することができ、ビリーも好んで本機に搭乗しているのだとか。 スーパーロボット大戦シリーズでは ガンダムシリーズも参戦しており、より有名な地球規模の組織が存在するため、基本的にはそちらと統合されている。 スーパーロボット大戦K 地球連合軍に統合されている。実質的な親玉であるジブリールがあまりにも小物過ぎであり、 ヘスター自身は蒼穹作戦において最前線で陣頭指揮をとるド根性ババアに改変された上に 最終的にオーブや自軍と和解(実質的に竜宮島とも和解)するため、原作や『UX』(後述)より「悪の組織」のイメージが非常に薄い。 どうしてヘスターが性格改変されたのかというと、ライターの原作理解が足りないから……ではない。 テキスト合計3行ぐらいしか情報がないが、K世界のヘスターは50年前にビルドベースと邪魔大王国の戦いに巻き込まれており、それがきっかけで根性と「人類同士争うよりも外敵を倒すことを優先すべき」という思想が身についたと思われる。 ファフナーの扱いが散々な本作だが、その結果人類軍がまともな組織になっているのが皮肉かつやりきれないところである スーパーロボット大戦UX 「まあ、そうなるように自分で書いたわけなんですがね。改めて製品版をプレイしてみて思ったこと。ハザード外道すぎワロタw」(*22) 第1部までは地球連邦軍と統合されている。そのため人類軍のメンバーや兵器はすべて地球連邦軍所属。 特に良心である洋治は終始地球連邦軍所属であり、マークザインも地球連邦製である。 本作の連邦軍は『劇場版ガンダム00』というシリーズ通しても屈指の綺麗な連邦なので、まぁ早い話が汚れ役担当である。 『K』もそうだがフェストゥムが作中前半では表立って活動していない事もあって人類軍(担当)の方針は軍縮傾向の連邦軍と噛み合わず、割と鼻つまみ者扱いだったり。 そのため第1部終盤でフェストゥムのみならずバジュラやスクラッグを排除するためにハザードとヘスターの手により地球連邦軍とは別の特殊部隊として設立。 良い部分は全部地球連邦軍に置いていったのか、やることなすこと全てが極悪非道そのもので、 私利私欲の塊であるハザードとよりによってそのシンパに成り下がってしまうヘスターを旗頭に、 虚栄心を満たしたいだけのマッドサイエンティストであるドクターミナミ、 浄化を受けていながらも現在の宇宙の真理に到達する為には手段を選ばないショット、 平和ボケした日本の目を醒まさせると言いながら実際はただの快楽主義テロリストである朗利 金本といった どいつもこいつもロクでもない連中ばかりが所属・協力しているため、最早原作の面影をとどめておらず、 ハザードの私兵集団と言ってもいいような組織となっている。主力兵器もファフナーじゃないし(*23)。 故に大統領やカティを始めとする地球連邦軍の良識派たちからは「アロウズの再来」と見なされ、不信感を抱かれていた。最終的な所業を鑑みたらアロウズの方がマシだったかもしれない。 こんな連中の中に放り込まれた人類軍の良心ことアレックス(鈴木君の父親の方)が本当に可哀想である。 まぁ、彼が人類軍にいなければそれはそれで第一次蒼穹作戦時にUXは詰んでいたのだが…。 主な悪行についてはハザードの項にも詳しいが、最終的に ELSとの対話を前に人類を見捨てて宇宙へトンズラした挙句、フロンティア船団と結託してバジュラ本星を侵略するという暴挙をしでかしたため、遂に大統領はUXに人類軍討伐を依頼。 バジュラ本星近くにてハザードがUXに誅殺され、ヘスターのいた本隊もショット及びギャラクシー船団の黒幕である電脳貴族の裏切りにより、 別行動を執っていたノーヴル一派を除いて壊滅。その後、ノーヴル一派もUXとの戦闘で倒されたことで完全に全滅した。 地球圏にまだ残党が残っている可能性が無きにしも非ずだが、何かしでかそうものなら新生加藤機関(主要メンバー:正義の味方・本当の暴力・寺生まれのDさん・地獄コンビその他)が黙っていないだろう。 このように原作とはかけ離れた組織と成り果ててしまったUX人類軍だが、 後の『EXODUS』でのアルゴス小隊の外道ぶりはUX人類軍もかくやであった。ヘスターの掘り下げが行われたことで「ヘスターはこんなこと言わない」になっちゃったりもしてるけども。 全くの余談ながら、本作における強硬派のBBAと穏健派のBBA筆頭であるヘスターと大統領は担当声優が同じ藤田敏子女史だったりする。 追記・修正はフェストゥムに核ぶっぱしてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] もし、溝口さんがビリー撃ってなかったらどうなってたんだろう。撃てずに銃を下して真矢に抱きしめられて慰められるか、それとも、錯乱のあまり我を失って撃ってしまったか……。 たぶん前者だと思うけど。 -- 名無しさん (2016-01-22 19 27 24) 人類軍への嫌悪が増したのはウォルターさん乗ってた爆撃機が島に核撃ったからだけど、暉が答えを見つけ出せたのもそのウォルターさんとの語らいがあったからだろうな -- 名無しさん (2016-01-22 21 30 53) コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2016-01-30 20 39 40) 人間性を削ぎ落としてるとか書かれてるけど、ありとあらゆる意味において人類軍が人類でしょ。他者の存在を認めず、相手を消そうとする。私欲の為なら平気で侵略および略奪行為を行う。とか正に人間の在り方そのものだし。 -- 名無しさん (2016-02-05 21 55 56) もし、EXODUSの後にUXが作られたら(再現はHoEまで)、ヘスターの扱いもマシになってたかな……。 -- 名無しさん (2016-03-08 15 26 53) そういや広登とUXの衛は二人とも人類軍にやられたわけだが、これは岸本みゆきがマークフュンフに与えた祝福・・・? -- 名無しさん (2016-04-06 17 56 41) ナレイン一派は何人生き残ったんだろう?パイロットは全滅みたいだけど -- 名無しさん (2016-08-04 09 02 35) ゆきっぺはアルビスを自分たちの世代を実験モルモットにしたことを恨んでいるような態度だったけど(弓子と道生には仲間意識を持ち、島自体は好きな模様)、自分達を最もモルモット扱いし、仲間の仇であるはずのミツヒロ(親父の方)には心酔しているのがワケガワカラナイヨ・・・。ハッ、もしかしてゆきっぺの正体ってパペットなんじゃあ・・・? -- 名無しさん (2017-02-12 21 44 20) ↑外面を取り繕うことだけはうまかったんじゃないのミツヒロ? 再会するまで真矢は普通に父として慕っていたし、仲間を失ったゆきっぺの心の隙間を利用したのか。 -- 名無しさん (2017-03-29 21 48 35) EXODUSが不完全燃焼気味だったけど続編やるならどうなるんだろうな、流石にもう戦力残ってなさそうだが -- 名無しさん (2017-08-16 13 55 01) BeyondのPVでは、バーンズ生きとったんかワレからの核ぶっぱで草も生えぬ -- 名無しさん (2018-01-05 21 17 17) へスターが目指している計画なんだが、仮面ライダー鎧武のプロジェクト・アークに近いし -- 名無しさん (2018-01-17 14 24 34) ゆきっぺは千鶴先生を恨んでるみたいだったが、ミツヒロが口車で千鶴先生のせいに仕立て上げた可能性もある -- 名無しさん (2019-04-16 23 29 51) 島占領された時に監視してた兵士がいつの間にか咲良たちのババ抜き見に来てるのなんか和む -- 名無しさん (2019-11-05 23 39 14) ミツヒロとジョナサンの名前がごっちゃになってた(息子の方を指して「ジョナサン」表記と「ミツヒロ」表記が混在してた)箇所を修正。息子の方は全て「ジョナサン」表記で統一しました。修正漏れがあったらすみません -- 名無しさん (2019-11-14 03 49 04) ↑2ゆきっぺはハニトラスパイの側面があるからな。皆城はあくまでも情報源として付き合っていたのであって本命はミツヒロだったんだろ。つまり不倫でそのうえで明確にミツヒロは千鶴さんを嫌いになり切れてないのに気づいてたからじゃないかな。単純に前の女ってだけで嫌いな可能性もあるが。つまり娘位の女に手を出してたわけで、ミツヒロ潰されろって言いたくもなる。 -- 名無しさん (2023-06-15 09 20 43) EXO時のクロウラーの本部襲撃が実はかなりきつかったみたいね。BYONDでは完全に分裂してへスターとバーンズが仕切ってるけども零れ落ちたゲリラ連中とかがゴロゴロいそうで怖いな。今までの所業をかなぐり捨てて竜宮島と交信してるけどそんだけ余裕無いんだろうな。 -- 名無しさん (2023-06-15 09 25 16) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kaeuta-matome/pages/2679.html
元ネタ:イグジスト(蒼穹のファフナー EXODUS angela) 作:ヤジオーディエンス (モロに モロに 一瞬でさえ モロに モロに 見えてしまえば モロに モロに そんなものでも モロに モロに 風が吹いた スカートが舞った エロく穿かれたパンツ つきまとう 性欲の昂りで 目をやって 我へと返る モロに モロに 一瞬でさえ モロに モロに 見えてしまえば この血の滾りを解放して ナニをしますか? ※唐突にムンムンムラムラ 逃げ出す童貞 悶々と恐縮をして 見てるだけなの? 出会うたびに 目を逸らした 彼らはこらえた 慎みは 機を逃して 身体に溜め込んだ もうこれ以上 困窮の性欲に 飲み込まれないようにする モロに モロに わずかでさえ モロに モロに 見えてしまえば 理性の限りで遠慮して イケてないから つもりもない ないない馴れ合い 有り余った独身 真っ当に生活していく 一人生きて この時代が悪いからと 彼らは閉ざした モロに モロに 一瞬でさえ モロに モロに 見えてしまえば モロに モロに そんなものでも モロに モロに やってみれば この血の滾りを解放して ナニをしますか? ※繰り返し 君を目で追った やってない ないない馴れ合い 有り余った独身 真っ当に生活していく 一人生きて それでもまだ 彼らはこらえた モロに モロに 一瞬でさえ モロに モロに 見えてしまえば モロに モロに そんなものでも モロに モロに 検索タグ その他ネタ アニメ フルコーラス ヤジオーディエンス メニュー 作者別リスト 元ネタ別リスト 内容別リスト フレーズ長別リスト
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/47547.html
登録日:2021/03/13 Sat 00 59 45 更新日:2024/05/29 Wed 08 15 54NEW! 所要時間:約 19 分で読めます ▽タグ一覧 2019年 23年夏アニメ IGzwei OVA THE_BEYOND XEBECzwei その先へ アニメ グランドフィナーレ ファフナー ロボットアニメ 冲方丁 叫べ 存在と無の地平線の先 完結編 平井久司 感動のラスト 故郷へ 次世代 涙腺崩壊 皆城総士 絶望と希望のイリュージョン 続編 能戸隆 蒼穹のファフナー 蒼穹の彼方 鬱展開 鬱燃展開 ここにいると定められたのなら、 僕はその運命に抗う 『蒼穹(そうきゅう)のファフナー THE(ザ) BEYOND(ビヨンド)』とは、日本のオリジナルビデオアニメーション(OVA)作品。全12話。 2019年より3話ずつ全国の劇場で先行上映されDVD&Blu-rayも発売中。 2020年の新型コロナウイルス流行に伴い3部(7~9話)公開が1年延期され予定が後ろ倒しになったりはしたものの無事完結している。 2023年7月から9月までTV放送版である『蒼穹のファフナー THE BEYOND(TV Edition)』が放送された。 目次 クリックで表示 目次 概要 主題歌オープニング エンディング ストーリー 用語 登場人物主人公&ヒロイン ファフナーパイロット アルヴィススタッフ、海神島島民 ???? 新国連/人類軍 独立人類軍 ベノン ファフナーアルヴィス/ボレアリオス所属機ザルヴァートル・モデル エインヘリアル・モデル ベノン所属機 フェストゥム 概要 アニメを中心に展開されている『蒼穹のファフナーシリーズ』の一つであり、シリーズ15周年を飾る作品。 シリーズ内では2015年に放映された『蒼穹のファフナー EXODUS』の続編で、タイトル通りその「先を」描く。 製作は当初『EXO』と同じくXEBECzweiだったが、スタジオの組織再編に伴いIGzweiが引き継いでいる。 監督に能戸隆、脚本に冲方丁、キャラクターデザインに平井久司と、メインスタッフは前作から続投している。 アニメ作品だけでも初代から四作を重ねたうえでの続編であり、世界観や登場人物などの設定は過去作からがっつり引き継がれている。 当然、初見で内容を理解するのは困難。 しかし、公式もそういった面を重々承知しているようで、ソフト発売の前後にはYouTubeの公式チャンネルで劇場版を含む過去のアニメシリーズ四作品の無料公開を実施。 流石に期間限定ではあるが、それでも1~2か月くらいは見放題。随分太っ腹である。 また、ストーリー自体も過去作からの流れを引き継ぎつつ、新たな主人公の視点から新たな流れを作りこれまでとは若干異なる部分もある。 特に1話は熟練の島民ですら初見では内容を正確に理解するのが難しい(おそらくはあえて難しくしている。一通り見てから再度1話を見るとまた違う視点が得られるだろう)と称されるほど。 このため本作が初見でも案外すんなり入り込めるという意見もあったり。 もちろん、本シリーズの醍醐味である絶望の中から希望を探し続ける点は変わっていない。 TV版は元々劇場公開版がTV放送を念頭に置いた構成になっているので、劇場版と相違ないクオリティかつ内容も大きくはカットされずに放送されている。 長らく配信サイトも限定されていたが、TV版放送開始に伴って各種動画サイトでも配信がスタートしており総じて視聴しやすくなったと言えるだろう。 ただしTV Editionは一部の回でOPやEDが省略されていたり、最終話ではとあるシーンが丸ごとカットされているなど尺の犠牲になった部分もなくはない。 それを配慮してなのか、TV Editionの放送終了直後より劇場公開バージョンとして『蒼穹のファフナー THE BEYOND(Original Edition)』が各種配信サイトで全話一斉配信となった。これが公式の祝福か。 両方視聴して差異を楽しむのもアリだろう。 主題歌 オープニング 「THE BEYOND」(第一話~第七話) 「叫べ」(第八話~) エンディング 「何故に..」(第一話~第四話) 「君を許すように」(第五話~第八話) 「夜明け待ちのバラード」(第九話~) これまでのシリーズ同様angelaが楽曲提供しているが、作品の製作期間が長いため曲数も多い。 「THE BEYOND」のシングルにはシリーズのイメージソングである「私はそこにいますか」も収録されている。 TV版については、2話と11話のOPと5話、8話のEDがカットされている。 ストーリー 第四次蒼穹作戦から――竜宮島がアルタイルと共に消えてから2年。 竜宮島の面々は海神島から攫われた幼い皆城総士を救出するため独立人類軍と共に第五次蒼穹作戦を展開する。 しかし敵フェストゥムの群れを突破しきれず、衛星軌道に残されていたベイグラントのゴルディアス結晶はプロメテウスのコアに回収されてしまう。 こうして蒼穹作戦は失敗に終わった。 それから3年後。 竜宮島の少年・皆城総士は両親や妹、そして親友のマリスと共に暮らしていた。 穏やかで平和な暮らしを謳歌しつつ島の外への好奇心を抱いていた総士だったが、ある日謎の人物から外の世界に関する通信を受ける。 そして総士はお盆祭りの夜、人知れずその声の主・真壁一騎と対面する。 だが、その出会いは彼の楽園の終わりを意味していた。 用語 海神島(わだつみじま) かつての第三アルヴィス。前作『EXODUS』にて発見され、第四次蒼穹作戦において多大な犠牲を払いながらもミール・アショーカが根付きその器となった。 竜宮島から脱出したボートも接続され住人の殆ども移住を果たし、現在は彼らの拠点となっている。 竜宮島とややまた異なる趣ながら、温かな人類の営みを受け継いでいる。(移住最初期は物資不足だったらしく、その頃の苦労を忘れまいとフリーマーケットが定期的に開催されている) 防衛能力についてはアショーカの守りが非常に強力であり、基本的にはアショーカの力で敵の攻撃や侵入・探知を防いでいる(このため竜宮島に存在していたような物理防壁が海神島では確認できない)。 一方でフェストゥム探知に重要な役割を果たしていた液体コンピューター・ソロモンが海神島には存在していない、ファフナーパイロットが総じて不足しているなど不安な面も抱えている。 ちなみにモデルとなっているのは北海道函館市であると思われる。 ボレアリオスミールの群れ 『EXO』終盤竜宮島に合流したフェストゥムの群れ。 美羽との交渉条件をそのままに協力関係を維持しており、操共々大きな戦力として活躍している。 母艦たる(元)人類軍空母ボレアリオスは一騎達からは「船」と呼ばれており、彼を保護したりフェストゥムの探知を防いだりしている。 新国連/人類軍 残存した人類の大多数から成る組織。 シリーズを通してアルヴィスとは相容れない性質を見せてきたが、ベノンという脅威を前に技術協力や支援を行う程度には交流を持っている。 独立人類軍 『EXO』終盤で新国連から独立したバーンズ率いる勢力。 元々はプロメテウスの傀儡だったが、現在は人類サイドの第三勢力として活動している。 新国連人類軍との関係ははっきりしないがベノンへの対処ではアルヴィスを交え協力関係にある。 ベノン ゴルディアス結晶と共に力を取り戻したプロメテウス、もといマレスペロが率いる群れ。 従来のフェストゥムだけでなく人間を同化した「ソルダート」とそれが操るファフナーや通常兵器を戦力として行使しており、無数の群れと艦隊を構築するなどその勢力は強大。 更に空に二つ目の月のような物まで出現させ、人類を滅ぼすべくアルタイルを狙い竜宮島の場所を探している。 ソルダート ベノンが作り出した強化兵士。 捕らえた人間をベースにしており一旦同化した後ラバースーツのようなものに包まれた兵士として再生させるシーンがある。 人間がベースなので人類側の兵器、特にファフナーを操縦できるのが最大の利点。これによって人類はフェストゥムだけでなくファフナーや戦艦、大量破壊兵器を積んだ爆撃機などまで相手にする羽目になってしまった。 (このため本作ではファフナーVSファフナーのシーンが非常に多くなっている) また、前作におけるディアブロH型に同化されたパイロット達と違いこれにされた時点で「もういない」存在になってしまっておりマークザインを以てしても救い出したり人の姿(遺体)を取り戻すことはできない。 ちなみにマリスやレガートもこの姿になるが、彼らはソルダートではない。 偽竜宮島 総士を自分たちの側に引き込むためベノンが北極に建造した施設。 竜宮島を模して造られ、総士と共に人間に化けたフェストゥムたちに人間の営みを経験させることで彼らに感情を学ばせる場となっていた。 偽装鏡面が完全再現されており、総士は一騎に連れ出されるまで自分が北極に居たとは気づかず、海神島陣営も彼を発見するまで3年の月日を要することになった。 竜宮島 総士や一騎たちの故郷。 第四次蒼穹作戦の折、アルタイルを眠らせるための器として島民を逃がし海中へと消えた。 現在もその存在を隠しており、その在処を巡って人類とベノンの争いが続いている。 アルタイル 『EXO』終盤地球に到来した純粋ミール。 巨大な力を秘めておりその入手を巡り人類とフェストゥムが入り乱れ争われたが、力が巨大すぎたため、最後は竜宮島を揺り籠にする事で眠りにつかせた。 5年後も依然竜宮島と共に行方不明。ベノンにせよ人類にせよこの力を得る事で戦局を決定づける事ができるとみているが、 新国連はそのための手段を『EXO』で失ってしまったため、新国連と人類軍はアルタイルとの対話及び助力を得ることに関しては海神島陣営に一任している。 エスペラント 『EXO』から登場したミール・フェストゥムとの対話能力を持った人間を指す言葉。 ミールと共に生きてきた竜宮島の島民や、アショーカの庇護を得ながら脱出行を生き延びたシュリーナガルの民も大なり小なりこれに該当はしていると言える。 個人の資質などで能力の強さは様々で美羽やマリスは最高レベルのエスペラントであるとされる。 偽竜宮島ではベノンと敵対する勢力を「エスペラント軍」と呼んでいたが、海神島陣営からは「ありもしない軍隊」と一蹴された。 エレメント 人間とフェストゥムの狭間にある特殊な存在を指す言葉。 エスペラントから更に進んだ存在と言えるが、フロロをして「エスペラント軍よりもっと危険な存在」とフェストゥム側からも特別視されている。 一騎、甲洋、操、そして総士がこれに該当する。 登場人物 主人公&ヒロイン ◆皆城総士 CV:喜安浩平 第四次蒼穹作戦で砕け散った総士が生まれ変わった少年。 一騎たちに見守られながら成長していたがマリスによって海神島から攫われ、その後は記憶を書き換えられ偽竜宮島で普通の少年として生活していた。 一騎との再会を経て外の世界を知ると同時に妹の乙姫を目の前で消されてしまい、一騎と海神島の面々に反感を抱くようになってしまう。 しかし自分の無力さと隠されていた世界の真の姿、そして海神島の人々の在り方を見つめる中で自身の信じるモノを探し、一方で自らを手中に収めようと欺瞞と犠牲を重ねるマリスやベノンと対立することを選択。 生まれ持ったエスペラント、エレメントとしての力によって竜宮島と繋がりその道標となる。 左目の傷が無いことを除けば容姿は先代の彼そっくりだが、長い髪はポニーテールにしてまとめている。 成長速度が普通の人間とは違うようで、第二話では14歳相当の姿になっているが、実年齢は5~6歳。 頭脳明晰だが、性格の方は几帳面で極度に不器用だった先代とは正反対に大雑把で勢い任せの部分が目立ち、ややお調子者気質で子どもっぽい。 一方で自身が体験し感じたことを信じ突き進もうとする愚直ながらも強い心は持っており、一騎やマリスに対する反発心が大きな原動力にもなっている。 先代は「(自らの命を使って)島を守る」ことを存在理由として育てられたがこちらはそのような前提を持たないため、誰かの命を犠牲にする前提で行動する人々に対しては理解こそすれど自分はその道を選ばないと意気込む。 アルヴィスの面々とは少し異なるその考え方、そんな彼だからこそ持ちうる「存在と無を超えた可能性」は美羽たちにも影響を与えていく。 搭乗機は先代の総士から受け継いだマークニヒト。 初戦闘時に駄々をこねたら出てきたルガーランスを使用する他、複数の小ワームを生成して飛ばす戦法を好んで使う。 ◇皆城総士(青年) CV:喜安浩平 総士の前世、とでもいうべき存在。 総士自身はその存在を認識していなかったが、マークニヒトに遺されたデスポエム録音を聞いたことがきっかけでその存在に触れる。 あくまでも総士は他人と思っているが、認識して以降時折同じような言葉遣いになってしまうなど同一化していることが窺える。 ◆真壁一騎 CV:石井真 竜宮島のエースパイロットにして存在と無を調和させるエレメントの一人。 生まれ変わった総士を引き取り育てていたがマリスに攫われてしまう。 その後、偽竜宮島に単身潜入し総士を連れ戻すが、その際に乙姫の姿をしたフロロおよび彼の平穏を破壊したことで憎悪を向けられるようになってしまった。 以降は極力総士との接触を避けつつ、彼のもたらす未来を見据えている。 25歳で『EXO』からあまり容姿は変わっておらず、竜宮島ミールの祝福を得たことで生存限界を超越したがそれに伴って前作から一気に人間離れが進み、 なんと生身で同化能力・ワープ・読心(触れた人の記憶を読む)能力を行使するようになった。(*1) 更に戦闘時には「無限のクロッシング」という能力を使うことで味方全員の痛みを背負い同化現象の進行を防ぐことができる。 だが、エレメントとしての力を使うことで人間的感情を喪失していく同化現象が危惧され、それを防ぐため強制的に眠りに就くなどの制限が課されている。 第5次蒼穹作戦で人間的感情をかなり消耗してしまったらしく(操曰く「もう空が綺麗とは思わなくなった」)、総士に対して冷徹に接するなど人が変わってしまったかのような描写も多いが、 本質的には変わっておらず真矢や史彦達の前では以前と変わらない表情を見せる事も多い。 搭乗機はグリムリーパー。その後はアキレス→マークアレス。 ◆遠見真矢 CV:松本まりか 一騎たちの同期の中では数少ない(というかエレメント以外では唯一の)レギュラーパイロット。パイロットリーダーという役職になっている。 シュリーナガルの脱出行や第四次蒼穹作戦を経て冷静な振舞いを見せるようになり、帰還しながらも終始反抗的な総士に対してもかなりキツい態度で接する。 しかし小生意気であるが前に進もうとする総士を見る内に彼を見守る姿勢も見せ始め、一騎に対しても彼の身を案じ寄り添うなど根本的な優しさは失われていない。 やや大人びた雰囲気になり冷たさを感じさせるが、上記の通り他者を思いやる優しい表情を見せることも多い。オンオフの切り替えが上手くなったというところか。 一方で溝口たちのせいか相変わらず羞恥心に欠け、半裸で堂々と総士の前に立つなどして彼を困惑させている。 また、料理は相変わらずできないらしいことが示唆されている。 搭乗機はアズライール。 ◆日野美羽 CV:諸星すみれ 道生と弓子が遺した娘であり、世界最高のエスペラント。 ファフナーパイロットになっており、一騎たちと共に戦場に出ている。 かつて交流を持ったマリスの離反などに心を痛めており、第五次蒼穹作戦では彼と総士を撃つことを躊躇い見逃してしまった。 その後海神島に戻った総士を遠見家に迎え入れ、彼に付き添いながら島と自分のことを教えていく。 第五次蒼穹作戦では『EXO』から少し成長した姿だったが、二話時点では14歳相当の姿になり髪も伸ばし大分印象も変わった。 でも前作の急成長もあるので実年齢は9歳。(*2) 穏やかで明るく優しい少女となっている反面、幼くして母親や親友を含む多くの人々が犠牲となっていったのを目の当たりにし受け入れてきたことで、自身が犠牲になることをも許容してしまっている危うさを秘める。 そのため自他を失うことを嫌う総士と喧嘩になってしまうこともあるが、普段怒らない彼女が唯一怒る相手が総士(ついでに言うと、美羽に反対意見を述べる相手も真矢を除けば総士しかいない)なのである意味微笑ましく、過酷な話が続く本作の癒しどころとも。 搭乗機は一騎から譲り受けたマークザイン。 フェストゥムとの対話の力を行使するため最前線へ出る事から、保有する中で最強の機体に乗せる事で安全を確保するという措置らしい。 積極的には戦わず「おはなし」でフェストゥムを退けようとするがベノンの統制下におかれたフェストゥムやソルダートには通じず、総士からは「(君は強いから)怒りで敵を退ければいいのに」と苦言を呈されている。 ファフナーパイロット ◆春日井甲洋 CV:入野自由 一騎や真矢の同世代の一人で、一騎と並ぶエレメント。 フェストゥムと人間の中間の存在であることは変わらないが、肉体も人間のように成長しており、普段は眼鏡をかけて喫茶店を営む。 内面も大分人間らしさが戻ってきており、帰還した総士の心情にも理解を示す。 なにかと面倒見がいい点も変わらず、操とよく行動を共にして羽佐間家にもよく顔を出しショコラを預かってもらったりしている。 搭乗機はアバドン。 ◆来主操 CV:木村良平 ボレアリオスミールのコアでありエレメントの一人。 美羽との交渉条件を守り竜宮島との協力を維持しており、いつまで経っても(平和にならないので)美羽を食べられないとぼやきながらもパイロットの一人として戦闘に参加している。 容姿や明るく無邪気な振る舞いはそのままで、メインキャラクターの中では一番変化が少ないかもしれない。 普段はボレアリオスではなく羽佐間家で暮らしており、容子のことを「お母さん」と呼び慕っている。だが、フェストゥムであるが故の認識の違いからすれ違いを起こしてしまうことも。 搭乗機はクロノス。 ◆鏑木彗 CV:小野賢章 現状の最終世代でパイロットの一人。 第五次蒼穹作戦までは零央や美三香と共にレギュラーパイロットを務めていたが、その後剣司からジークフリードシステム担当を引き継いでいる。 総士の処遇が甘いとは考えつつも、零央たちと共に彼の指導役として面倒を見る。 また第五次蒼穹作戦以後、眠り続けている里奈を心配しよく見舞いに訪れ島のことを語り掛けている。 幼さが残っていた『EXO』の頃から一変し、鋭い眼差しのイケメンに成長。 家族関係の修復も手伝って危うさを見せることも無くなり、頼れる司令塔としてパイロットたちを支える。 搭乗機はアマテラス。 ◆御門零央 CV:島﨑信長 レギュラーパイロットの一人。 総士の無鉄砲さには苦笑しつつ、力を付けようとする彼の思いを認め剣の稽古を付ける。 長くファフナーに搭乗したこともあって同化現象の限界も見え始めているが、美三香と互いの家族公認で交際し未来に向けて歩み出している。 彗と同じくかなり成長し、高身長でワイルドな風貌のイケメンになっている。 剣の腕にも更に磨きがかかり、SDPも手伝って万能切り込み役として活躍する。 搭乗機はスサノオ。 ◆水鏡美三香 CV:石川由依 レギュラーパイロットの一人。 はねっかえりの強い総士を「男の子って感じ!」と評して好意的に捉えており、零央と共に運動面での指導に当たる。 零央との仲も進展し、彼との未来に向けて歩み出している。 天真爛漫な性格はそのままに成長し、明るいお姉さん気質なムードメーカーとなった。 搭乗機はツクヨミ。 ◆西尾里奈 CV:白石涼子 一騎たちの一つ下の世代で唯一島に残っているパイロット。 双子の弟・暉の喪失を乗り越え、皆の思いを継いで戦場に立っていた。 しかし第五次蒼穹作戦の最中セレノアのクロッシング同化を受けてしまい、彗に救出されるものの意識不明となり3年経ってもなお眠り続けている。 その意識はマリスたちの下に囚われているようだが……? 搭乗機はイザナミ。 アルヴィススタッフ、海神島島民 ◆真壁史彦 CV:田中正彦 アルヴィス司令官。一騎の父親。 亡き妻の思いを継ぎ、人類とフェストゥムの共存のため竜宮島の手がかりとなる総士を受け入れる。 過去の放射線被曝の影響や加齢のためか杖を使うようになったが、平和を目指す意思の強さは健在。 千鶴との仲は意外なほど進展しており、一騎や真矢からも応援されている。 ◆遠見千鶴 CV:篠原恵美 アルベリヒド機関研究主任。真矢の母で、美羽にとっては祖母。 長かった髪をばっさり切っており、孫持ち50代とは思えないビジュアルに。相変わらずミールは老化を理解しない模様。 美羽や真矢と共に総士を家に住まわせ彼の面倒を見るが、自身の研究に関する葛藤は未だ消えていない。 史彦への想いはしっかり通じたようで彼との再婚も秒読みのようだが……? ◆溝口恭介 CV:土師孝也 アルヴィス司令補佐。 アルヴィスの体制がやや変わったこともあって史彦とは別にボートの司令官を担うことも多くなった。 しかし有事の際には白兵戦を指揮する、相変わらずの不死身の男。 ◆近藤剣司 CV:白石稔 一騎や真矢の同世代の一人。 パイロット業は引退し第五次蒼穹作戦ではジークフリードシステム担当だったがセレノアの同化攻撃などを受け限界も来ていたため、彗と交代し千鶴の助手として医療担当に落ち着いた。 咲良との間に一人息子・衛一郎を儲け、幸せ太りかビジュアルもかなり変化した。 以前の責任感と優しさに加え父親としての懐の深さも身に付け、総士を見守る一人となる。 ◆近藤咲良 CV:新井里美 一騎や真矢の同世代の一人。 竜宮島と同じく海神島でも教職についており、総士や美羽の担任となる。 剣司への愛情は変わらず、衛一郎の他にもシャオの娘であるフェイの面倒を見たりしている。 ◆ルヴィ・カーマ CV:佐々木りお 現海神島、アショーカのコア。 かつて美羽と親友になりアショーカにその身を捧げたエメリー・アーモンドの生まれ変わりであり、総士と同じ日に生を受けた少女。 容姿はエメリーそっくりだが総士と違い成長速度は普通らしくまだ幼い。 見た目に反してかなり大人び落ち着いているが、時には悪戯っぽいことをすることもある。 ベノンとの戦いを乗り越えるべき「試練」とし、美羽や総士に「存在と無の地平線」、そしてその先にある「可能性」に到達することを説く。 ◆ディラン・バーゼル CV:勝杏里 かつてアトランティスのコアから生み出されたパペットの一人。 第四次蒼穹作戦後、プロメテウスが姿を消したことで主も無く彷徨おうとしていたところをルヴィに拾われ、彼女の側近として仕えている。 ルヴィを献身的に支えているが、生真面目さから時には彼女を注意することもある。 ???? ◆皆城朔夜/皆城輝夜 CV:松田利冴/松田颯水 総士の夢の中に度々現れる双子らしき少女。 二人とも容姿は乙姫や織姫そっくりだが、朔夜は白髪、輝夜は黒髪。 竜宮島のキールブロックらしき場所で総士に助言を与え、彼を竜宮島へ導く。 ◆??? 朔夜、輝夜と共に総士の夢に現れた女性。 アルヴィスの制服を着ており、髪が白いことを除けばその容姿は竜宮島と共に眠りについた少女に似ているが……? 新国連/人類軍 ◆ヘスター・ギャロップ CV:鳳芳野 新国連事務総長。 これまで散々アルヴィスとの間に諍いを起こしていたが、ベノンの脅威を前に海神島との協力体制を敷くなどかなり態度が軟化している。 その要因であろう真矢に対する関心もまだ強いようで、通信時は彼女によく話を振っている。 ◆アレクサンドラ・ギャロップ CV:根谷美智子 へスターの孫娘で後継者として育てられている。 独立人類軍 ◆ダッドリー・バーンズ CV:内田直哉 独立人類軍司令官。 第四次蒼穹作戦後もしぶとく生き延びており、第五次蒼穹作戦ではアルヴィスと共闘するなどベノンに対しては史彦やヘスターと協力体制を敷いている。 ベノン ◆マレスペロ CV:石川静(少年時)/櫻井孝宏(青年時) 『EXO』でも登場し暗躍した第三アルヴィス・アトランティスのコアだった存在。 旧海神島では「ワダツミノミコト」、人類軍では「プロメテウス」など様々な名で呼ばれてきたが、現在は自らを「絶望」を意味する「マレスペロ」と称している。 かつての海神島で人間たちと暮らしていたが人類軍によって島民が殺されたことで怒りと憎悪に塗りつぶされ、人類を滅ぼす絶望の存在になろうとしている。 第四次蒼穹作戦で力の依り代だったベイグラントを失ってしまったが、密かに群れを再建しマリスの協力も得て第五次蒼穹作戦でゴルディアス結晶を取り戻したことでより強大な力を獲得した。 また、以前は少年の姿の意識体で行動していたが、ベノンでは成長した青年姿の肉体で行動するようになっている。 ◆ケイオス・バートランド CV:岡本信彦 ベノンの総帥を務める男性。 マレスペロが自身の分身であるパペットの一人、ジョナサン・ミツヒロ・バートランドを進化させ生み出した新型フェストゥム。 祝福として人間を「ソルダート」という強化兵士に変異させ操る力を備えている。 容姿はジョナサンと変わらないが記憶は消されており、感情も希薄なままベノンを指揮している。 ◆マリス・エクセルシア CV:斉藤壮馬 海神島から幼い総士を攫い、偽竜宮島で彼の親友として生活していた少年。 その正体はかつてアルヴィスと行動を共にしていたエスペラント。ルヴィ曰くは人の心を掌握する術に長けていたらしい。 シュリーナガルからの脱出行で両親を亡くし「誰かが生きるために誰かが犠牲になる世界」を憎むようになり、やがてアルヴィスと思想を違え総士や幼いパイロット候補二人を攫いベノンに与した。 戦闘ではソルダートの姿になりファフナーに搭乗する。元々新世代のファフナーパイロット(或いはその候補)の一人だった様子。 偽竜宮島を破壊されたことで海神島への敵意を強め、彼らを苦しめ滅ぼそうとするようになる。 しかしかつて交流した美羽や長く生活を共にした総士に対しては執着を捨てきれておらず、彼女たちを引き入れようと試みている。 また、エスペラントとしては優れた能力を持つが、一つの事に夢中になると他が疎かになりやすいなど人間としては未熟な面も目立つ。 搭乗機は第五次蒼穹作戦で鹵獲したグリムリーパー。島を離反した際にはスペクターを奪っていった模様。 ◆フロロ CV:仲西環 偽竜宮島で総士の妹「皆城乙姫」を名乗っていた存在。 その正体はマリスが読み取った美羽の記憶にある乙姫の情報を基に擬態したフェストゥム。 フェストゥム化するとかつて竜宮島を襲ったアザゼル型ウォーカーの姿に変化する。 総士の妹という役割を演じていたが、やがて人間的な感情を獲得し島の生活を守ろうとするようになる。 そのため一騎が総士を連れ戻しに来た際も必死に止めようとしウォーカー化するも敗北。 乙姫の姿に戻るが最期は一騎の手で消滅させられ、総士はその光景を目にした事で一騎への反感を確固たるものにした。視聴者からしても割とトラウマものの光景である ◆セレノア CV:ゆかな フロロ同様、美羽の記憶を基に彼女の母・弓子の姿に擬態したフェストゥム。 周辺の群れを煽動したり、クロッシングに侵入し同化を行ったりと搦め手系の能力を用いてアルヴィスを翻弄する。 フェストゥム体はアザゼル型クロウラー。 偽竜宮島では総士の母親を演じ、島の崩壊後は総士を連れ戻そうとする。 人間的感情に目覚めたからか、マリスの「総士の心だけ連れ去ろう」という提案に「心と肉体を分離するのは良いとは思えない」と反論したりしている。 ◆レガート CV:最上嗣生 美羽を基に彼女の父・道生の姿に擬態したフェストゥム。 フロロやセレノアと違い彼だけ本物と声が違うのは、美羽が生前の道生と直接面識が無いためと思われる。 戦闘ではフェストゥム化せずソルダートの姿をとってファフナーに搭乗しており、このため彼のみ正確なフェストゥム型が不明となっている。 偽竜宮島では総士の父として島の漁師を演じており、その生活への愛着から島を破壊したAlivs陣営を敵視するが、 一方で、自らやフロロのオリジンたる存在が島(竜宮島)を守るために犠牲になったことを海神島で知り、島を守ろうとする彼らの心情も理解出来るとも語る。 一騎とはお互い(ただし一騎は気づいている節がある)知る由もないがどちらも総士を育てた父親的存在という共通点があるが、レガートは総士を取り戻すため彼と激闘を繰り広げる。 搭乗機は鹵獲したスペクター。 ファフナー アルヴィス/ボレアリオス所属機 ザルヴァートル・モデル 人類軍が開発した決戦用ファフナー。全3機が建造された。 非情に強力かつ危険な機体ばかりで、今作開始時点では2機をアルヴィスが保有している。 ◆マークニヒト 否定の名を持つ機体。 「皆城総士」の器であり、生まれ変わった総士の器として再び目覚めた。 憎しみが染み付いた危険な機体だが、総士が武器を欲しいと思うと勝手に武器を出してくれるなど何かと甘い。 本作の総士がやんちゃなのでニヒトもどことなくやんちゃな動きになっている他、本作の総士はニヒトとの一体化を嫌がらないので前作のように煽られたりはしない。 ◆マークザイン 存在の名を持つ機体。 かつての一騎の愛機だが美羽に譲られ、彼女のエスペラント能力による対話で敵を無力化するスタイルを主としている。 本作では遂にルガーランスを「シールド」呼ばわりされてしまう。どう「シールド」したのかは是非本編を見ていただきたい。誰も疑問を口にしない辺り常習的にやっている ◆マークアレス 全能の名を持つ機体。 これまでの3機とは異なり、一騎が(事前に仕込みをした)エインヘリヤル・モデルに特異現象を発生させて新生させた第4のザルヴァートル・モデル。 エインヘリアル・モデル アルヴィスの主力機種。 カノンが遺した設計図に基づきノートゥング・モデルを改装したタイプで、『EXO』時点では改装出来ていなかった機体だけでなく一部の欠番機も新造する形で建造された。 今作からナンバーとは別にやたら物騒なコードネームが付けられるようになっている。 ◆グリムリーパー マークツヴァイ改。新造されたマークツヴァイをエインヘリアル化した機体。 SDPは「敵の攻撃・能力の無効化」。その気になればミールの力すら大幅に減衰できる凶悪な性能だが、効果範囲或いは一度に無効化できる対象に限界がある。 一騎の乗機として第五次蒼穹作戦に投入されたが鹵獲され、以降はマリスの乗機となった。 ◆アバドン マークフィアー改。メデューサとガンドレイクを基本装備とする。 SDPは「毒」。原則としてコアを破壊しないと倒せないフェストゥムを触れただけで「死」に至らしめる。 中距離支援用武装だが甲洋がエレメントであるが故に積極的に最前線に出るので、バカでかい武装を装備したままバカでかいワームソードを振り回して暴れ回る光景が見られる。 ◆アズライール マークジーベン改。ドラゴントゥースと飛行装備を持つ空戦・狙撃仕様。マークゴルゴ。 SDPは「多次元視界による同時多重ロックオン、遠距離視認」。 ◆イザナミ マークノイン改。メデューサを基本装備。 SDPは「増幅」で、自機や僚機の火器やSDPを強化できる。 第五次蒼穹作戦に投入されるがセレノアの同化攻撃で操られ、里奈が自爆を選択したことで失われた。 ◆アキレス マークツェン改。暉の遺したマークツェンをエインヘリアル化した機体。 グリムリーパーを失った一騎の乗機として使用された。SDPはイザナミと同じ「増幅」。 こちらも元は中距離支援型だがパイロットが一騎なのでルガーランスによる近接戦闘を得意とする。 その後戦力増強のためザルヴァートル化の素体となることが決まり、諸々の改修を行ったうえで一騎が力を解放しマークアレスへと変化する。 ◆クロノス マークドライツェン改。かつてカノンが使用し、現在は操の乗機。外装の換装も完了した。 SDPは「外部時間を0.00000001秒単位での知覚する」というもので、周囲の動きをスローモーションのように見ることが出来る。 この時自分自身が動くと、相手からするとまるで瞬間移動したかのように見えることが本作で初めて描写された。(*3) 操の指示によってエウロス型フェストゥムを呼ぶことができ、その姿はさながらエウロス型のリーダーのよう。 ◆スサノオ マークエルフ改。レヴィンソードなどの近接武器を使用する。 SDPは空間転移「ロスト」。 ◆ツクヨミ マークフュンフ改。イージスを基本装備とし、新たに分割型の長槍を持つ。 SDPはイージスを基点に強力な障壁を発生させる「ウォール」。 ◆アマテラス マークゼクス改。ガンドレイクと飛行装備を持つ。 SDPは任意の人・物体を手元に引き寄せる「アボート」。 ベノン所属機 ◆マークレゾン 理由の名を持つ、ザイン・ニヒトに次いで開発された第3のザルヴァートル・モデル。 第四次蒼穹作戦でゴルディアス結晶と共に宇宙に放逐されたが、第五次蒼穹作戦でマレスペロが回収した。 ◆スペクター マークアイン改。欠番だったマークアインをエインヘリアル・モデルとして新造した機体。 マリスが総士らを攫う際に持ち出され、その後はレガートの乗機として使用されている。 SDPは「変身」で、機体の姿を無機物に変えてカモフラージュしたり、敵ファフナーの姿を写し取ったりできる。 しかも敵の姿だけでなく装備類やSDPなどもコピー出来るため、相手の力を相手にぶつけ続ける厄介な戦闘スタイルをとる。 ただしザルヴァートル・モデルのような強大すぎる力はコピーできないし、SDPについては相手が力を発現させていないのにそれをコピーすることもできない。 ◆グリムリーパー 上述の通り鹵獲した機体をマリスが使用している。 ◆アリエル、ガブリエルなど 独立人類軍のファフナーの同型機。鹵獲したのか自前で建造したのかは不明。 ソルダート化した人間をパイロットにしている。フェンリルもそのままであり、特攻兵器として使われることも。 フェストゥム 北極での決戦以降未だ世界各地に点在するミールから発生し続けており、その一部はべノンに併合され人類との戦いに参加している。 相変わらず多種多様で、ギガンテス型やグレンデルH型などの新種も登場。 ゴルディアス結晶を得たマレスペロの方針か、ベノンでは人間のような「感情」の獲得を目指している場合もあり、偽竜宮島で過ごしたレガートらは怒りや恐怖を学び続けている。 見ろ、 これが僕たちの祝福だ 追記・修正は存在と無の地平線の先に到達してからお願いします △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] マリスはなぁ、自分も誰かを犠牲にしてる癖に言動がダブスタでな・・・ -- 名無しさん (2021-03-13 01 12 00) 乙姫ちゃん系列を演じてた仲西さん亡くなったけど今後どうなるんだ・・・ -- 名無しさん (2021-03-13 01 54 09) 双子?の新コア?の声優は別の人では -- 名無しさん (2021-03-13 02 59 59) アマテラスとツクヨミが逆になっとるぞー -- 名無しさん (2021-03-13 08 42 59) ルヴィ様の煽りスキルが高すぎて笑ってしまう -- 名無しさん (2021-03-13 11 37 18) ディランがめっちゃいい人+有能なんだけど通信でヘスターやバーンズと話の気まずそう -- 名無しさん (2021-03-13 14 34 45) 面白いんだけど、新作出るたびにガンガン精神がやられる仕様なのは相変わらずだよ… -- 名無しさん (2021-03-13 23 08 50) 映画だが一応「先行上映」となってはいる。いるんだが、テレビ放送はできんだろこれ。 -- 名無しさん (2021-03-13 23 09 55) OVAの発売前の先行上映なので、別にテレビ放送はなくない? -- 名無しさん (2021-03-14 13 06 34) 4,5話がまだ平和だったから嫌な予感していたら6話で叩き落してエンドロールは忘れない -- 名無しさん (2021-03-14 22 53 41) 終わってみれば綺麗にまとまってよかったよ -- 名無しさん (2021-11-07 15 46 19) めちゃくちゃ良かった…芹ちゃん様ぁ… -- 名無しさん (2021-11-07 15 55 09) 自己犠牲を良しとしないながらも自己犠牲で未来をつなぐことも多いこの作品であの流れ。見事収拾がついたのはお見事。だが続編はもういらん。マジで続きが出ると胃が痛いんよ… -- 名無しさん (2021-11-07 23 55 32) 続編でるなら主要キャラがみんないなくなるくらい未来とか、思い切り過去かねえ。 -- 名無しさん (2022-02-06 11 24 23) behind the lineの先行上映も発表されたし放映前後に放送される可能性は・・・うちの県来なかったしTSUTAYAでも扱ってないんだよなあ・・・ -- 名無しさん (2022-07-05 19 28 05) 喜べ、わたしたち。7月にTHE BEYONDがテレビ版で一般放送されて順次各オンデマンドでも配信される。祝福を待て。 -- 名無しさん (2023-06-06 16 06 10) TV放送はめっちゃ熱い場面で北のミサイルの緊急テロップ出た事だけは忘れられない -- 名無しさん (2023-09-22 08 42 49) 名前 コメント