約 1,534,293 件
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/3930.html
登録日:2011/05/24(火) 12 42 15 更新日:2024/01/15 Mon 14 35 06NEW! 所要時間:約 32 分で読めます ▽タグ一覧 Dead_Aggressor EXODUS HEAVEN_AND_EARTH THE_BEYOND どうあがいても絶望 アルヴィス エインヘリアルモデル ジークフリードシステム ノートゥングモデル ロボット 同化現象 対フェストゥム兵器 所要時間30分以上の項目 歩く死亡フラグ 死装束 竜宮島 竜殺しの剣 蒼穹のファフナー 鷲尾直広 ノートゥングモデルとは『蒼穹のファフナーシリーズ』に登場するロボット兵器「ファフナー」の機種名。 主役陣営であるアルヴィスが保有するファフナーのほとんどが属する。 また、ノートゥングモデルをベースにして開発された後継型「エインヘリアルモデル」についても本項目で記述する。 その名の由来は、北欧神話を題材にした楽劇『ニーベルングの指環』に登場する竜殺しの霊剣から。 因みに、ファフナーの名の由来は宝物を守る為に竜に変身するドワーフの戦士からなのだが……命名者は随分と洒落の効いた人物のようだ。 以下、第一作から『THE BEYOND』までの内容を容赦なくネタバレしているので未見の方は注意されたし。 概要 竜宮島(アルヴィス)で開発された第三世代ファフナーに与えられた名称で、世界中が開発を断念していた幻のモデルを日本が独自に再開発した、という経緯により誕生した。 開発者は、羽佐間容子、近藤彩乃、皆城公蔵ら。 「ファフナー」とはそもそも、地球に飛来し全人類の同化を目論もうとするケイ素生命体「フェストゥム」に人類が抗うために開発された機体であり、 彼らが持つ「人の心を読む」読心を無効化することで攻撃を当てる(*1)事を究極的な目標として開発されている。 第三世代モデルであるノートゥングモデルはその意味では完成形に近いものであり、「EXODUS」作中では(本モデルを保有しない)人類軍の兵士から「伝説の機体」とまで言われている。 機体特徴としては、第一、第二世代モデルと比べても極めて小型の全長(汎用型で35mなのでガンダムなどと比べるとバカでかい)が挙げられる。 これは、近藤彩乃の提案でジークフリード・システム(読心を防ぎつつパイロット間およびパイロットと指揮官の連携を取れるシステム)を機体から分離したから。 他にも、ミールの研究を応用し、人間のあらゆる感情をデータベース化する事で、機体に人間の感情のうち、操縦関連に役に立つ事を学習させる事により、人体と機体の更なる融合による細かな動きが可能となった。 操縦に関係ない日常生活の思考からも操縦に関連する部分を拾い上げるという、ぶっちゃけガンダムの学習型コンピュータの凄い版。 操縦系統についてはファフナーは機体と一体化して乗る兵器であるが、本モデルについては上記の恩恵もあって「操縦する必要がない(つまり文字通り人機一体となる)」とハッキリ明言されるほど。 また、読心能力を封じ込めるためにメインシステムに瀬戸内海ミールを封じ込めた「コア」が使用されており、コアを内蔵していないファフナーと比較すると基礎ポテンシャルには大きな差がある。 まさに「フェストゥムから島を守る剣」と呼ぶに相応しい性能であろう。 と、いいことずくめに見えるのだが……当然、欠点も存在する。 まず、操縦するためには極めて強固なシナジェティック・コードを形成する必要があり、操縦者の適性は10万人に1人と言われるほど少ない。 そのため、人工子宮によって人為的にシナジェティック・コード形成率の高い子供が生み出される事となった。 また同時に「コア」との一体化を促進してファフナーを「操縦する必要がない」状態にもっていくための因子も定着させているのだが、この「コア」とは出自こそ違えど本質的にはフェストゥムそのものであり、 (少なくとも最初は)「無」であるフェストゥムと一体化するということはすなわちパイロットの存在さえも無に帰すことに繋がる。 1回乗ったぐらいで即死することは流石にないが、機体に乗り続ける程体内のフェストゥム因子が増大し無に近づく同化現象を加速させてしまう。 実際、同化現象の加速が原因で数名のパイロットが命を落としている。 ちなみにこの因子は一応後天的に付与することもできるのだがリスクが非常に高く、成功しても(ファフナーに乗ったら)パイロットの余命は著しく短くなってしまう。 シナジェティック・コードの問題もあり、ノートゥング・モデルに搭乗できるのは長くて20代前半が限界(10代のパイロットと比べると基礎ポテンシャルは著しく下がる)の模様。 これでも前モデルであるティターンモデルよりは遥かにマシになっているが、彼らの犠牲があったことで研究が進んでマシになったというべきだろう。 ティターンモデル同様にジークフリード・システムはファフナーに組み込むこと自体は可能だが、同化耐性の高い総士ですら48時間で「いなくなる」というシミュレーション結果が示されている。 また、パイロットとコクピットを接続する際、パイロットの身体に激痛が走る上、搭乗時は機体とパイロットがシンクロしているため、機体の受けるダメージや皮膚感覚までもパイロットにフィードバックされる等、やたらパイロットに負担が掛かる仕様(*2)。 接続する際の痛みはシナジェティック・スーツで軽減可能だがそれでも痛いことには変わりなく、パイロットスーツを着ていない場合絶叫レベルの痛みが襲う。しかも接続時に接続部位の衣服はぶっ飛んでしまう。 ……同時に、機体自体も色々ろくな目に遭っていないが(パイロットもろとも自爆したり、パーツ取りされたり)。 後、一応脱出装置も搭載されており、ジークフリード・システム側からも作動が可能。作動時は機体の腰裏にあるハッチが解放され射出されるため、万一上半身が吹き飛ばされても作動は出来る。 ……役に立った試しが無いが…… この仕様上、戦闘中に腕やら脚やらをもぎ取られた兵士が戦えなくなるのと同様にノートゥングモデルでは手足や頭の損傷は即戦闘不能に陥るリスクがある。 一応「ペインブロック」という部位と身体感覚を遮断する機能をジークフリード・システムから起動することで抑止はできるが、見てからの発動になるためよっぽど強靭な精神力が無い限りは手足をぶった切られて戦闘を継続することはできない。 そういう事情もあってなのか、ノートゥングモデルは搭載武装数が少なく利き腕のメインウェポン1つだけというケースも割と珍しくない。 更に竜宮島のファフナーにはフェストゥムの読心耐性を更に高めるために「変性意識」という、パイロットの意識を変化する(ことで心に壁を作り本来の思考をフェストゥムに読まれにくくする)システムというか仕掛けが組み込まれている。 訓練を受けた兵士でない子供が搭乗しても恐れず戦えるのはこれの恩恵だが、どのように性格が変化するかは乗ってみるまで分からない。 好戦的・獰猛・冷徹といった戦い向きの性格になるだけならともかく、臆病になったり(*3)挙句の果てには機動侍ゴウバインになったりもする。 一方この意識変化はパイロットの自己否定(THE BEYONDでは「心の壁を取り払う」と表現されている)でコントロール可能。 TV1期の一騎(*4)やカノンは意識せずこの状態になっており、「HAE」では剣司が、「EXODUS」では総士が強靭な意思で本来発現する変性意識を抑え込んでいる。 また、パイロットの心境変化によって変性意識自体が変わることもある。咲良が顕著。 装甲は外側のセラミック系、内側の金属系の間に液体金属の詰まった積層装甲。刃物に対する防御性能が高いとされるが劇中でそれを実感できるシーンは少ない。 コクピットは腹部(人間でいうと子宮部)に搭載されており、実際のパイロットの向きは機体正面に対して上下前後が反転している。 このため、ノートゥングモデルの弱点は子宮部となるが、上述の仕様により上半身を消し飛ばされると事実上行動不能に陥る。 基本の通信系統は対象の機体に通信ケーブルを繋ぐ事で音声通信が可能な有線式。有効距離は短く、これは読心能力対策の弊害。 この点はジークフリード・システムを介することによって補われており、AlvisのCDCとも通信可能。 他にも海中を行動できるサイレーンドという装備が搭載されており、水中でも基本的には問題なく戦闘可能。 フェストゥムは海中では同化能力が大幅に下がるという欠点を抱えており(水の中の物質を片っ端から同化しようとしてしまう事が理由)、それを嫌ってか水中から仕掛ける個体は少ないので水中戦の機会自体は多くないのだが。 ノートゥングモデル自体は大きく分けて3つのタイプが存在しており、定義上はマークドライツェンを除くとワンオフではなく量産機に該当する。 もっとも「コア」の絶対数やジークフリード・システムの管理可能な機体数制限の問題で、総数自体は人類軍のファフナーと比較すると圧倒的に少ないが。 因みに、機体色は機体ごとに違うが、これはパイロットの適性検査時に判明する各自の心理的識別色(*5)が塗布されるから。 ……の割には初期カラーから変更される事もあるし、パイロットの要望(より高い一体化や士気の向上を図る……という名目)が通れば塗り直されることもある。 汎用型(近接格闘型) マークエルフなどが該当する、最も多いタイプ。 一応前衛ポジションとして位置づけられており、近接格闘用のナックルガードが搭載されているが、役に立ったためしがない マークドライツェンはこれをベースに設計されたカスタムタイプとなっている。 中距離支援型 マークフィアーやマークフュンフなどが該当。 肩部が大型化しており、ハードポイントを備えることで重武装化或いは支援装備を搭載することができる。 飛行型 マークゼクスとマークジーベンが該当。巨大なフライトユニットを備えており自由に空を舞うことができる。 ただ、ファフナーは機体と一体化して乗る兵器であるため、飛行型は「空を舞う」感覚との一体化も求められる。 ノートゥングモデルではそれが顕著なため、飛行にパイロット側の特殊な適性が必要であり機体数が少なく「ゼクス(後に建造されたゼクス改も含む)」と「ジーベン」以外の飛行型ノートゥングモデルは存在しない。 数に勝るフェストゥムに対し1~4機のチームを複数組んで島を防衛するというのが本来の運用想定ではあるが、劇中では唐突なフェストゥムの襲来などもあり中々うまく機能しなかった。 また、ジークフリードシステムが同時に管理可能な機体数は12機であり、実際はそれを大きく下回る4機前後で運用されるケースが多かった。 飛行型や防御型の機体が少ないが、1チームに1機は居るぐらいのバランスなので単純に絶対数が少なすぎるという話ではある。 これについては結局『THE BEYOND』に至るまで解決することはなかった。 前述の通り基礎ポテンシャルとしては人類の保有する兵器としては最強クラスのものであるが、フェストゥムがそれを学習してさらに強くなってしまうリスクがある。 更にはこれを開発したのが人類の主勢力である新国連ではなくそれらと事実上訣別した竜宮島勢力であるため、新国連としては本機を何が何でも手に入れようとしていた。 人工子宮による遺伝子操作や、ノートゥングモデルの標準装備である「フェンリル」を国際条約違反だとして難癖を付けていたのもそのためである。 劇中の発展 TV版一期ではフェストゥムとの交戦体制が完全に整っていなかったこともあり、スフィンクスA型1個体を倒すことすら難儀していた。 また同化現象についても、ティターンモデルよりは多少はマシというレベルでの解決でしかなく、パイロット達をじわりじわりと追い詰めていく。 だが、フェストゥムのミールから拮抗し個を確立した個体であるミョルニアから、自身の解放の見返りとして 「未来」つまりファフナーの同化現象の大幅抑制と、ファフナーの防御性能の大幅な向上に繋がるデータが与えられた。 これによってノートゥングモデルの性能は飛躍的に向上し、パイロット達の同化現象もかなり抑えられるようになった。 そして、『EXODUS』ではエメリーが島のミールと対話した事で新たなコアが生成された。 その影響から従来機もコア格納ブロックに蒸気性の永劫電動回路が形成され、空気中の物質からエネルギーを抽出する事が可能となり、実質的に活動限界は無くなっている。 更に、搭乗時のパイロットは同化現象を大幅に緩和するようになった。 この「蒸気性の永劫電動回路形成」はマークザインを始めとするザルヴァートルモデルと同じものであり、まぁ一言で言えば簡易版マークザインとも呼べるレベルでの性能強化が行われたことになる。 視聴者が不穏な空気を感じ取ったことは言うまでもないが、後々語られたことによると「島が激戦に自ら脚を踏み入れる未来の選択」をしたことを島のコアが感じ取ったが故の「祝福」であったようだ。 そして7話ではノートゥングモデルに未知の現象が発生するようになる。 SDP(超次元現象) 『EXODUS』7話で島のノートゥングモデルに発生した未知の現象。 視覚的に言えば、パイロット瀕死 大破状態から結晶化して復活、武器庫から武装を転移させて装備、スカラベR型と同種のワームスフィアを展開、ワームスフィアを用いての瞬間移動など、 まるでフェストゥムやザルヴァートルモデルと同質の能力を行使することができるようになった。 このSDPはパイロットが発動トリガーになっており、適性のある機体に搭乗した時のみ十全の効果を発揮する。 ただし例外もあり、エーギルモデル(ゼロファフナー)のみは誰が搭乗したとしても十全にSDPを発動出来る他、フェストゥムやそれに近い存在が搭乗した場合はどの機体でもSDPを起動できる模様。 基本的にはフェストゥムやザルヴァートルが扱える超常現象を細分化してノートゥングモデルでも扱えるようになったという類のものが多いが、 「未来を幻視しそこで戦うことで未来を変えられる」「フェストゥムを『殺す』毒を生み出す」「そこにある存在なら何でも手元に引き寄せられる」などフェストゥムやザルヴァートルモデルが有しないものもある。 『EXODUS』の時点ではSDPは竜宮島とその影響下にあるファフナーしか発動できず、ファフナーに登場していない平常時でも本人の意志に関係なく発動することがあった。 また、結晶化の同化現象を防止している代わりに、パイロット達は「人間という形から逸脱していく」新たな同化現象を発症した。 詳細はこちらで。 ノートゥングモデルはSDPを使うことこそ可能なもののその能力は(設計時から想定されていたものではないので当然だが)十分生かしきることはできず、アザゼル型「ウォーカー」の知略の前に島は追い詰められていく。 新たな同化現象もかなりの速度で進行し、パイロット達はこれまでとは別種の負担に苛まれることになった。「滅びの未来」はすぐ傍まで迫っていたのである。 エインヘリアルモデル 19話から竜宮島残存組の機体は『エインヘリアルモデル』(*6)へと改装された。 エインヘリアルとは北欧神話において、戦死した勇者の魂、永遠に戦い続ける兵士を意味する言葉である。(エインフェリアとかと一緒) この機体はカノンがSDPから得られた情報を元に設計したものであり、そのコンセプトは「少しでも長く戦える」という、今までに無いまったく新しいファフナーとしての在り方を示している。 (日野洋治の提唱した「一人でも多くの兵士を救う」ファフナーは実質的には「パイロットの命を使って」という前提であり、そこから発展させた概念と言える) 改装した機体は頭部が新造され、胸部と肩部に増加装甲、背部にサブスタビライザーが追加。 各種追加パーツには赤く光るセンサーが備えられ、 そのシルエットは無骨かつスマートだったノートゥングモデルから一変してヒロイックになっている。 コンセプトに則し、検証中や実験段階の技術を含めたありとあらゆる同化現象の治療・抑制措置が組み込まれ、新同化現象にも抜かりなく対応。 ジークフリードとスレイプニールを同時起動した剣司が身をもって実感できる程の負荷軽減を果たした。 通常の同化現象についても激烈に抑制されており、人類軍の現行世代ファフナーの1/10ほどの負荷になっているらしい。 更にはSDP及び機体出力の増幅装置である『カノン式アクセラレーター』を搭載することで各種機体性能も底上げされている。 SDP発動時には胸部装甲下面と大腿部側面からアクセラレーターを構成するフライホイールがスライドして露出し高速回転する。 『THE BEYOND』では先輩世代の残存機体も改修されると共に欠番機も再建造され、コードネームを冠することになった。 ベノン軍の襲来時には一部除く全機にスレイプニールが搭載され、トルーパー・モデルを指揮下に置いて数的不利を補う。 基礎性能自体が上がっているかは不明だが、一部のフェストゥムは実体化(フェストゥム化)せずヒトの姿のまま奪ったエインヘリアル・モデルを使用しており、単体の性能では未だフェストゥムに対し優位に立てる存在になっている様子。 なお新同化現象は発現しなくなっているが同化現象自体が無くなったわけではない。 大幅に負荷は抑えられてはいるのだが、本来の搭乗可能年齢を大幅に超過して乗っている現役パイロット達の負担は限界寸前であった。 ちなみに人語を喋れるフェストゥムからはファフナー(主にノートゥング・モデルやザルヴァートル・モデルを指して)は「器」と呼ばれている。 フェストゥムがファフナーを同化して奪い敵になってしまうことは作中における最大の懸案事項として語られており、実際イドゥンやディアブロ型フェストゥムなどがそれをやらかしてはいるのだが、 実際のところフェストゥムがそのままファフナーを奪って戦力とすることは『BEY』の時代においても不可能であるらしく、作中で確認されたケースにおいても、 人間の姿をしたフェストゥムがファフナーに搭乗する(イドゥン、操、レガート、マレスペロ、ソルダート達)。操においては「ミールはファフナーに乗せるために俺を人の姿にした」とまで語っている。 人間を一応活かしたまま同化し、ファフナーを操縦させる(ディアブロH型、セレノア)。前者は時間が経つと中の人間は死亡してしまうが「いなくなる」訳ではない。 など、必ず人間或いは人の姿をした存在を介して奪い取っている。 唯一の例外は『HaE』のマークフィアーだが、これは元・人間である甲洋自身が機体のコアになっているため。やはりフェストゥムがコアを持つファフナーを奪ってファフナーのまま運用するには人の姿が必要なようだ。 機体一覧 マークアイン 一番機。 汎用型で、一番同型機が多い。 元々は総士が乗る予定だったが、左目の傷による一体化困難で起動実験に失敗し、適格者不在に。 後にアクティビオンを投与した日野道生が23話にて搭乗し、マークニヒトと戦ったが、最後はフェンリルを起動し、 脱出しようとしたがニヒトに脱出ポッドをキャッチされそのまま頭部にダンクシュートされぶつけられ道生は戦死し、アインも失われた。 最新作の『THE BEYOND』ではエインヘリアルモデルで再建造されたものの、物語開始時点で既に敵側に手に渡っていた。 コードネームは「スペクター」。機体色は変わらずグレー。 エスペラントのマリスが奪っていったことが示唆されているが、第5次蒼穹作戦からは一貫してフェストゥムのレガートが本機を運用している。 ルガーランスを装備して剣戟による近接戦闘を行う他、SDP『変身』を使用する。 『変身』は他のファフナーの姿と力をコピーするというもので、劇中ではクロノスやアバドン、アズライールに変身している。 クロノスやアドバンに至ってはSDPまでコピーしておりエレメント3人を苦戦させた。 相手が力(SDP)を発動させていないと写すことができないらしく、劇中ではクロノスとアバドンがSDPを発現したのを見てから『変身』してSDPを使用している他、 アキレスと対峙した際に変身やそれによる「増幅」は使わず、「力を見せろ、写し出して破壊してやる」とレガートが挑発している(もっともレガートは非常に人間臭い部分があり、一騎に力を引き出させた上で倒したかったという可能性もあるが)。 アズライールはSDPを奪われているが、変身後は人類最強と目される真矢と互角に渡り合っているので技量的な部分もコピーできるのかもしれない。 他にも、機体をエスペラント達の探知に引っ掛からないように欺瞞することも可能な模様。フェストゥム側の能力かもしれないが。 自らの存在を上回るザルヴァートル・モデルは完全コピーできないが、カノン式アクセラレータのリミッターを解除することで無理やり変身が可能。 だがその姿は元とは大きく異なる歪なものになっており、ファフナーとの一体化に関して負荷が全く生じないはずのレガートですら「命が尽きる」寸前まで追い詰められた。 マークツヴァイ 二番機。 マークアインと同型。 パイロットは蔵前果林。 果林が最序盤で出撃前にワームスフィアーに呑まれた為適格者不在になり、マークエルフの応急パーツとして利用された。 『ROL』では果林が搭乗し、L計画後に僚達を迎えに行くため出撃したが… 『THE BEYOND』ではエインヘリアルモデルとして再建造。機体色は漆黒となっている。 パイロットは真壁一騎。コードネームは「グリムリーパー」。 第五次蒼穹作戦で一騎が搭乗中に眠りに入ったためにベノンに回収され、以降はマリス・エクセルシアがパイロットに就いた。 円形シールド状のワームを展開し、敵の力を消すSDPを使用できる。 力を消すのは敵からの攻撃だけに限らずヴェル・シールドのような物理防壁を部分的、或いは全て消滅させることができ、挙句の果てにはミールの加護すらも弱体化可能。 マリスが最初に搭乗した時は連続して複数の対象の力を消すことはできず飽和攻撃に弱いという弱点があったが、彼が乗り慣れてきたからなのか第二次L計画の頃には雷撃→トルーパーモデルの連続攻撃を全て無力化するなどチートっぷりに磨きがかかっている。 一方でこのSDPがあまりに強すぎるからか、マリス自体が(パイロットとしての経験に乏しいこともあって)力に慢心してしまっている場面が少なからずある。 リミッターを解除することでマークニヒトの同化砲撃を無効化し撃退、更にマークザインの力を奪い取って美羽を昏睡させるという凄まじさを見せつけるが…… マークドライ 三番機。 マークアインと同型。 パイロットは要咲良。 ピラムとロングソードを駆使し、近接戦で活躍する。あとゴッドフィンガー。 小説版では7名ものパイロットを葬った「黄色い棺桶」の異名を戴いた。後に咲良が昏睡に陥り、カノン・メンフィスが後釜に。 劇場版ではリンドブルム(空戦用)を装備し、再び咲良が搭乗した。 『EXODUS』では咲良のパイロット引退に伴い、無人機開発のための実験機として実戦から退いていたが、13話で咲良が再び搭乗。 スレイプニールシステムを搭載し、無人機のトルーパーモデル4機を率いて前線を支え、その際はピラムとルガーランスを用いた。 SDPは『増殖』。トルーパーモデルを大量に分身させ、数による暴力を振るう。 但し、分身・増殖の弊害で咲良の意識が謂わば分裂を起こしているような状態に陥り、体温の異常上昇が起こっているとも取れる状況に陥る。 また、SDPで増殖させたトルーパーモデルともスレイプニールシステムを介したクロッシング状態にあるらしく、トルーパーモデルの受けたダメージが咲良へフィードバックされてしまう。 同化現象は体温の低下。舌下測定で29度を出しており、更に体温が下がっているのか褞袍を着て身体を温めている。 アハトと共に蒼穹作戦に皆勤している機体だったが、『THE BEYOND』では咲良が今度こそ引退したためパイロット不在により登場しない。 アハトもそうだが、マリスが連れ去った子供の一人が本来のパイロット候補だったことが示唆されている(つまり機体自体は存在している)。 マークフィアー 四番機。 中距離支援型。 パイロットは春日井甲洋。 OPでメデューサを装備していたが、本編で実際に使用したのはペイント弾とゲーグナーのみと不遇。 9話で甲洋がフェストゥムに半同化されたことで脳死状態に陥り、コックピットブロックは回収され機体は海中に没したが人類軍にサルベージされ、 残っていたコアをザルヴァートルモデル・マークニヒトに無断で転用された。 『HAE』では欠番扱いとなってたが、フェストゥムとなった甲洋自身がコアとなることで復活。危機一髪であった暉と咲良を颯爽と助け、防衛戦力として加わる。 第2次蒼穹作戦では待望のメデューサ装備で出撃し、大暴れするマークニヒトにメデューサで牽制しつつ取り付き同化しようとするが、ルガーランスで串刺しにされ、ワームスフィアでバラバラにされてしまった。 その際、甲洋はギリギリで転移して難を逃れている。 そして『EXODUS』19話、第3次蒼穹作戦発動中、ウルドの泉より新出したコアと帰還した甲洋によって再構成。嘗て護れなかった想い人の駆った機体の後継機(ゼクス改)の窮地を、恋敵の機体の後継機(エルフ改)の目の前で今度こそ救って見せた。 浮遊能力と武装からワームスフィアを展開する能力を得ており、その戦闘能力はすさまじく、ウォーカーを単機で足止めし圧倒するほど。 主武装はガンドレイクとメデューサ。但しどちらもワームスフィアを展開するための触媒として使われている節が強く、 特にガンドレイクに長大なワームスフィアを纏わせた通称「ワームソード」は、横薙ぎに振るうだけでワームスフィアを発生させつつ小型フェストゥム群を殲滅したほどである。 SDPは『毒』。発現すれば、本来コアを破壊されないと消滅しないはずのフェストゥムを「殺す」ことが可能。 佇んでいるだけで周囲のフェストゥムが黒く変色しつつ墜落するほど強力なもので、しかも描写の限りでは上述のワームソードの軌道とその周辺にも効果が及ぶようである。 甲洋曰くはフェストゥムに「痛み」を教えるための力だそうな。 また甲洋がフェストゥムに限りなく近い存在であるため、新同化現象・同化現象ともに発生せず、搭乗限界も特にない模様。 後にエインヘリアルモデルへも改装された。改修後のコードネームは「アバドン」。 甲洋が総士との約束通り前線で戦うため、でかいメデューサ(ワーム発生器)を抱えながらガンドレイクからのワームソードをぶん回す傍から見ればハチャメチャな立ち回りをする。 CGモデルの都合なのか、EXODUSの初戦を除きメデューサをずっと装備し続けている。 マークフュンフ 五番機。 防御特化型。 パイロットは小楯衛。 専用装備イージスは所謂ビームシールド。 最後はゴウバインの仮面を脱いだ衛がスカラベR型種と戦って相打ち、脱出は図られるもワームスフィア攻撃の余波を受け、脱出ポッドが捻じり潰される形で戦死。 後に小型化イージスがマークドライ&マークアハトに、修繕された機体とゴウバインの仮面は後輩の広登へと引き継がれた。 『HAE』を戦い抜き、『EXODUS』では遠征部隊に参加。イージスが改修され砲撃も可能となり、ルガーランスによる近接戦もこなす。 『EXODUS』14話にて、人類軍の味方殺し専門部隊アルゴス小隊を援軍と思い手を振っていたが、ダスティンにコクピットを狙撃され、広登は死亡。 機体は鹵獲・解体され、ザルヴァートルモデル「マークレゾン」のベースにされてしまった。不幸中の幸いは、広登の遺体の破片と魂は島に還る事が出来たことだろうか… マークゼクス 六番機。 空戦特化型。それ故に搭乗可能パイロットは「飛ぶ」ことを受け入れる事が出来る者に限られている。 新国連に引き渡されるはずだったが、6話で羽佐間翔子が搭乗。 引き渡される予定だったせいで基本武装しか備わっておらず、パイロットである翔子自身の訓練不足と暴走に近い変性意識が祟って追い込まれ、島から引き剥がしたフェストゥムを道連れに天高く飛翔し、大空に散った。 このため本来の戦闘スタイルなどは不明なままとなっている。 マークジーベン 七番機。 マークゼクスと同型。 本編中盤にてマークゴルゴこと遠見真矢が搭乗。 総士のえこひいきパイロットの適性を活かし、ドラゴントゥースでの遠距離狙撃で活躍。蒼穹作戦では奇跡的に無傷で生還している。 『HAE』では空戦可能である事を活かしリンドブルム装備のマークドライと連携する事も。 また、同作では取り回しを優先しドラゴントゥースからレールガンをメインウェポンとしている。 『EXODUS』では空中戦に適応した新型ドラゴントゥースを引っさげ安定のゴルゴっぷりを魅せつける。 同じく狙撃を得意とする暉のツェーンとは高速飛翔狙撃というところで差別化がされている。 ほぼ丸腰状態で人類軍から脱走を行った際、固定装備のみでアルゴス小隊を壊滅に追い込むという鬼神のような活躍を見せた。 ちなみに真矢は平然と行っているが、高速飛翔狙撃の難度を指して曰く「飛んでるヘリから全速力で走っている車を狙うようなもの」。 真矢が人類軍本拠地から脱出した後にエインヘリアルモデルに改装された。 発現したSDPは『多次元視界』(THE BEYONDにて公開)。海神島上陸作戦時に強襲したバーンズ指揮下の人類軍分派をドラゴントゥースによるたった1発の砲撃でマルチロック・ホーミングして飛行不能状態に陥れた。 改修後のコードネームは「アズライール」。 第5次蒼穹作戦でSDPを右目の視力ごと奪われてしまうが、真矢自体の強さも相まってまるで弱体化を感じさせない。 また、左目を使ってSDPを発動することはできる(海神島ミールのバフもあるのだろうが)らしく、超遠距離狙撃を行っている。 マークアハト 八番機。 マークフィアーと同型。 パイロットは近藤剣司。 マークドライ、マークフュンフとの三機で連携を組む事が多かった。 ガルム44等の大火力武器を装備する他、蒼穹作戦ではメデューサと小型イージスを装備した。 『EXODUS』では剣司のパイロット引退に伴い、無人機開発のための実験機として実戦から退いていたが、エインヘリアルモデルへの改装後、ジークフリードシステム・スレイプニールシステムを同時搭載し第3次蒼穹作戦に投入される。 SDPは『薬』。他の機体の損傷を再生させたり同化現象を緩和或いは回復させることができる。アハト指揮下のトルーパーモデルを介することで離れた機体を癒やす事も可能。 かつてマークザインが行った同化現象の肩代わりとやっていることは一緒だが、『薬』の名の如く再生の際の負荷はザインの時と比較しても明らかに小さい(全くないわけではないらしい)。 ただし敵のミールの力で回復能力が低下してしまうことがある。 発症した同化現象は皮膚感覚の鈍麻。進行速度こそエインヘリアルモデルへの改装が功を奏したのか緩やかだが、痛覚や温度感覚が鈍化していく。 剣司が総士以外の周囲に明かしていなかった上に、他の同化現象と異なり外見の変化が無いせいで発症しているのが全く分からない症状であった為、発覚したのは終盤だった。 剣司は自然分娩であるためファフナーの搭乗適性がカノンと同様竜宮島パイロット勢の中でも最低レベルであり、 1期終盤時点で搭乗可能時間が20時間を切っており、2期開始前にその搭乗可能時間を使い切っているにも関わらず、 さらにジークフリード・スレイプニール両システムの同時起動という無茶を行わせて、 大幅に軽減されているとはいえティターンモデル並かそれ以上の重い負担を強いるこの機体で駆け回る剣司の姿に 「一体どんな代償を払うんだ」「というか残る寿命はどうなってるんだ」という危惧を抱いた視聴者はかなり多い。 実際同化されていることに気付けなかったのかディアブロ型に同化されてしまったが、覚醒した一騎の祝福によって事無きを得た。 第四次蒼穹作戦ではマークレゾンと直接交戦しなかったこともあり唯一無傷のまま戦いを終えている。 THE BEYONDでは剣司がジークフリードシステム専任(後に引退するが…)となったので本機は登場しない。咲良もそうだが、剣司も完全に乗れなくなってしまった事が示唆されている。 マークノイン 九番機。 マークアハトと同型。 パイロットは西尾里奈。 中距離支援型で、弾をばら撒く傾向が強い里奈の変性意識を考慮してサラマンダーをメインウェポンとする。汚物は消毒だ~!! 『EXODUS』では両手首部分に一挺ずつデュランダルを装備している。 『HAE』ではほぼ大破したが、『EXODUS』では完全に修復されている。最初だけサラマンダーを装備していたがすぐにレールガン/メデューサの支援特化装備にシフトした。 SDPはマークザインと同じ同化によるエネルギーの『増幅』。その対象は武装のみならず、他者のSDPにも及ぶ。 ノルンの間違った使い方←New 発症した同化現象は昏睡。異常なまでに眠気に襲われ、長時間寝てしまう。 最初期は搭乗時のみ眠気に襲われることはなかったが第三次蒼穹作戦では搭乗中に眠りかけ、第四次蒼穹作戦では戦闘中に完全に眠ってしまい、暉が「いなくなる」遠因となってしまった。 『THE BEYOND』では新たに「イザナミ」のコードを冠された。 第五次蒼穹作戦でセレノアのクロッシング介入によりコントロールを奪われたため、フェンリルにより自爆している。なお、里奈は彗のSDPで救出された。 マークツェーン 十番機。 マークアハトと同型機。 「マークツェン」という表記になっていることも多く、どちらが正しいのかイマイチはっきりしない。 パイロットはマークホンタイさん西尾暉。 マークゴルゴ2号。絶叫に定評がある中の人の影響かよく片腕が壊されることに定評がある。 ジーベンのように動きながらの狙撃よりは、定点で構えての狙撃を得意とする。 『HAE』で海中に引きずり込まれた後フェンリルで自爆しロストしたが、自身をマークフィアーのコアとして駆けつけた甲洋によって暉とコックピットブロックごと救助され、再建造された。 『EXODUS』では島外派遣時にレヴィンソードを二本装備していたが、使う機会は無かった。 発現したSDPはノインと同じく『増幅』だが、発覚したのは里奈と共にゼロファフナーに乗り換えた後。 暉が再度乗ることなく死亡したため、SDPも使われずエインヘリアルモデルにもならずに普通のツェーンのまま出番を終えた。 『THE BEYOND』ではエインヘリアルモデルへと改装されており、「アキレス」のコードネームが付けられた。 グリムリーパーを奪われた一騎が代替機として搭乗し、ザイン同様「増幅」でルガーランスを強化して戦う。 ただしエレメントとなった一騎の能力には機体が耐えられず、逆に一騎が機体を持たせることで戦闘を可能としている。 グリムリーパーもそうだがSDPがパイロット依存ではなく機体(本機の場合はかつての乗り手)依存の能力になっており、『EXODUS』終盤で一騎が受けた「祝福」を伺わせる。 一騎やルヴィの提案で、ザルヴァートルモデルに改修されることになった……のだが、機体自体に何かしらの仕掛けを講じる改修を施したあと、 戦場のど真ん中で一騎の能力で機体を再構成するという荒業でザルヴァートルモデル「マークアレス」へと進化することになる。 マークエルフ 十一番機。マークアインと同型。 パイロットは真壁一騎。 主人公機の割に、活躍した印象が薄い。 初期カラーリングはスカイブルーだったが初陣でフェストゥムの置き土産に巻き込まれ大破、空席となってしまった同型のマークツヴァイから大部分のパーツを補ったため、それに合わせて紺色に変更された。 その際コアまで流用されており、実のところマークエルフとは名ばかりの実質マークツヴァイだった時期の方が長い。 人類軍に一騎ごと拿捕された後コアをマークザインに移植され、機体はそのままモルドヴァ基地自爆時にロストしている。 OPでは飛んでいるが実は飛べない。 余談だが小説版では最初からマークツヴァイのような濃紺(というか漆黒)色であった様子。 マークツヴォルフ 十二番機。 マークドライと同型。 パイロットは立上芹。 変性意識による影響で頭突きを繰り出した芹用に、機体の頭部保護を兼ねて新たに作られた特殊装備「ショットガンホーン」を持つ。 芹ちゃんマジカブトムシ。 『EXODUS』で発現したSDPは『同化と再生』。 コックピットを潰され大破、芹自身も瀕死の重傷ないし即死の状態(*7)から復活。圧勝していたスフィンクスB型種を逆に追い込み、緑色のワームスフィアで同化し消滅させた。 この時思いっきりスフィンクスB型に対してロックをかましているが、本来フェストゥムとの直接的な接触は同化の危険性が非常に高い危険行為。 この力を得てからは四肢をもがれたりあちこち刺されたりと散々な目に会うように。 エインヘリアルモデルへの換装後はさらに力が高まり、全長60kmにも及ぶリヴァイアサン型を単機で同化して勝利するという凄まじい領域に達した。 ……しかし、この力は全開にすれば味方をも巻き込みかねない危険なものであり、 (上記のリヴァイアサン型との戦闘では、加勢しようとしたスサノオを「来ないで、来たら君も同化しちゃう」と遠ざけている) 本来忌避されるローンドッグこそが最も適した戦術となってしまっている。 発症した同化現象は周囲の無差別な同化。平時は隔離施設に入らねばならなくなってしまった。 彼女の能力と同化現象は極めて特殊なものらしく、皆城織姫が傍で手を繋いでいれば暴走同化は防ぐことができ、織姫曰く「貴女の場合、島を出れば(新同化現象は)消える」とのこと。 『EXODUS』最終話ではプランD発動に伴い総員退避した竜宮島に戻り、島に生命を還そうとしている織姫を護った後、来るべき対話の為に竜宮島、そして芹と共に眠りについた。 このためエインヘリヤル・モデルでは唯一コードネームが設定されていない。 マークドライツェン 十三番機。 パイロットは羽佐間カノン。カラーリングはかつての愛機・ベイバロンモデルを彷彿とさせる深紅。 カノンのために開発された機体で同型機はない。お陰で流用が効かないので商品化は一際絶望的。 頭部センサーや胸部の形状が通常とは異なり、背部には飛行ユニットを装備している。 低空飛行が可能で、劇中ではルガーランスでの正しい近接、射撃戦を行い大変かっこいい雄姿を見せてくれる。 『EXODUS』で発現したSDPは『予知』。しかもファフナーの搭乗非搭乗関わらず。 咲良と共に前線を支え、陽動部隊の半数をリミッターありのザイン並みの速度でもって殲滅した。 そこまでしても勝てないザルヴァートルモデルとは一体…… 尚、視た未来のビジョンはファフナーにデータとして録画が可能だが、カノン以外は再生データを見ても映像として認識できない。 後に未来のビジョンのに直接介入し改変できる事が判明した。この際、ファフナーの内部と外部で時間の流れに差が出来る。 同化現象は質量の減少。未来予知を行うたびに体重が減少していき、そして…… 海神島(第3アルヴィス)上陸作戦以降は来主操が引き継ぎ、0.000001秒単位まで知覚できる体感時間の延長という『今をたくさん見せる』SDPを発現させた。 これはカノンと操で望むもの(願い)が異なる事から生じた差異であるという説が濃厚。 スフィンクス型B型やディアブロ型をあっさり撃破する強さを誇り、ほぼ無傷で戦い抜いた。 『EXODUS』時点ではアクセラレーターの搭載のみだったが、『THE BEYOND』で外装も改修されたが初っ端で腕を吹っ飛ばされたりしている。 コードネームは「クロノス」。 エウロス型フェストゥムを率いて戦うのだが、カラーリングも相まってエウロス型のリーダー機みたいに見える(実際彼が統括している群れなのだが)。 以下の3機は第三世代改良型ノートゥングモデルSS(ダブルエス)。 『HAE』の後新規建造された機体でナンバリング自体はドライツェンから続いているが、 従来機の改良型という立ち位置からか機体名は(ベース機)改となっている。 機体名とは別に、全機にカノンが付けた登録コードがあるのが特徴。仮登録コードはカノンの故郷であるアイルランド神話から採られていたが、 パイロット全員から駄目出しを食らったため正式なコードは日本神話から採られることになった。 マークエルフ改 スサノオ 十四番機。 パイロットは御門零央。 元の色は黒だったが、零央の希望で藍色に塗り直された。 武道全般の達人という零央の特性を生かした、近接戦メインで戦う。 初陣ではレヴィンソードとルガーランスの二刀流で出撃、スフィンクスA型とはいえ3体を同時に相手取り瞬殺する活躍を見せた。 ルガーランスの正しい使い方の継承者。 発現したSDPは、零央の「速く動け」という願いから『ロスト(消失)』を介した瞬間移動。 緑色のワームスフィアを自身に発生させ瞬間移動する他、周囲を巻き込んで集団転移を行うこともでき、戦術を一変させるレベルの能力。 また、連続的な瞬間移動により擬似的に空を飛ぶことも可能。 この移動の原理は「ゼロ次元空間を経由した転移」でありフェストゥムからすれば攻撃手段を移動手段に転用された形になる。 発症した同化現象は身体欠損。発症当初は心臓部分が丸々無くなり、戦闘の度に徐々に広がると同時に両肩や腹部、両足にも現れた。 バイタルサイン等には一切影響していない事がより一層不気味さを醸し出している。 『EXODUS』全編において目立った損傷が頭部と片腕の欠損以外になかったという地味な強運の持ち主の機体。零央の体は欠損しまくってたのに。 『THE BEYOND』ではレヴィンソードの二刀流になっており、真矢のアズライールに匹敵する凄まじい戦闘力を誇る。 真矢もそうだがSDPが直接火力に影響しないこともあって、SDPを弱体化されても全く問題ない化け物っぷりを発揮している。 マークフュンフ改 ツクヨミ 十五番機。 パイロットは水鏡美三香。 元の色は紫だったが、美三香の希望でピンクに塗り直された。 初陣となる5話ではOPにてそれまで普通だった美三香がゴウバイン化、視聴者の腹筋にダメージを与えた。 一騎並みの身体能力という美三香の特性から、フェストゥムに中段蹴りを見舞ったり、刺突を手で受け止めてカウンターで倒したりとアグレッシブ。 シールドを刃に見立てての斬撃や仲間の足場として使う等、イージスの使い方も前任者二人と比べると攻撃的。 7話では、シールドで拘束して相手を捩じるという、かつての仇敵の技を体得した。 発現したSDPはイージスを強化する『ウォール(壁)』。 この障壁はフェストゥムのそれと同じ性質を持ち、射出し捩じる事で相手を破壊する事が可能で、美三香はこの技を必殺ゴウスパークと呼んでいる。 発症した同化現象は黒球型結晶物質の発生。背部にピンポン玉サイズの結晶物質が現れ、戦闘の度に増えていく。 その後背中だけでなく腕や顔にも現れ始め、20話で限界を超えた事で体そのものが黒い球体に変貌してしまった。 だが意志は残っており、また変貌に伴い壁の強度や展開範囲が飛躍的に向上、更に飛行型ではないのに単独での浮遊が可能になっている。 彼女の同化耐久率が同世代でもトップクラスであった事でSDPの副作用がこの程度で済んだという声もあるが、年頃の美三香にとってかなり酷なものとなってしまった事は事実である。 第四次蒼穹作戦時、覚醒した一騎の祝福"存在"によって同化現象は解除され、元の姿に戻ることが出来た。 『THE BEYOND』では頭数が減った関係か、ルガーランスやプラズマの槍、ゲーグナーをベースにしたと思われるレーザー銃を装備している。 彼女が敵を阻止して零央が敵を切るという役割分担を総士は「最高のコンビ」と称している。 マークゼクス改 アマテラス 十六番機。 パイロットは鏑木彗。 ガンドレイクを投げて突き刺した上でレージングカッターを引き金に巻き付けて引いて発射したり、 そのまま振り回して中距離戦を行うなどクレバーかつ大胆な戦いで総士を驚かせた。 ジークフリードシステムの後継者と目されている彗の頭脳から、上空から戦場を俯瞰して戦況を判断、前線指揮を執る指揮官機のような役割になっている。 発現したSDPは、彗の「武器(手数)が欲しい」という願いから『アボート(引き寄せ)』。 彗が「引き寄せたい」と思った、ありとあらゆるものを引き寄せる。基本武器庫から武器を引き寄せて手数で圧倒する戦法に使う。物資の浪費ではないかとツッコんではならない。 応用すれば、味方パイロットを脱出させたり(間に合うかは別問題)、普段は海水になっているアザゼル型ウォーカーのコアを通常のフェストゥムのコアのような結晶体として実体化させた上で出現させるという芸当も可能。 この能力は作戦の要となった一方、そちらに集中する必要があるためにアマテラス自体の活躍は減るという事態も。 発症した同化現象は質量の増加。要するに戦いの度に体重が増えていく。 身体が重くなり、平時・戦闘時問わず行動に支障が出ている。最終的には自力で立つ事はおろか、ブルグへ自力で向かう事も出来ないほどに悪化した。 機体重量も増加している描写もあり、第三次蒼穹作戦ではノルンの補助が無ければ飛べず、海神島上陸作戦の際にはウォーカーのコアを二回も引き寄せた結果、地面に墜落していた。 第5次蒼穹作戦でも運用されているが、以後は彗がジークフリード・システムの担当になったので健在のまま待機となってしまう。 ベノンとの本格的な交戦に際し、本体である宇宙に存在する赤い月をSDPで引きずり下ろすプランも考案されたが、シミュレーションで失敗したため実施されなかった。 第二次L計画以降は再び前線復帰。アボートは使用しないが水中・空中を問わず高速機動戦闘で多くのフェストゥムを迎撃していく。 また劇中で最後にSDPを使い「戦った」ファフナーであった。 武装 ルガーランス レールガンを内蔵した剣。 ただしこのレールガンは一般的な射撃を目的としたものではないし、そもそも剣に見えるが相手を白兵戦で破壊するための武器でもない。 相手に突き刺したまま刀身を展開、曝露させたコアを至近距離から撃ち抜くというコンセプトの対フェストゥム専用武装である。 特徴的な外見と性能を持ち、主役機を筆頭に活躍する、ファフナーを象徴する武装と言っていいだろう。 ……ただし、有効は有効だが冷静に考えて無茶苦茶なそのコンセプトのため、その扱いは作品を通してまちまちだったりもする。 マークザインが使うとバスターライフルも真っ青な破壊力を誇る遠距離射撃兵装になってしまう為、しばしば間違った使い方とネタにされていたが 『HAE』では改良され、ザイン同様に核融合プラズマを放出する射撃武器としても活用出来るようになる。その改修の影響か劇中では刀身が折れてしまう描写もあったが、『EXODUS』では強度が増したようで普通に刀剣として使われている。 ただしガンドレイクやベヨネットという後継的な武装が登場したのもあって、普通のルガーランスの出番は少ない。 一方でザインが使用するものはルガーランス道?を極めきった結果、神の御手・奇跡の触媒的な何かに進化した。ルガーランスとは一体… 何度か破損しているがザインによって同化修復され使い倒されている。 『THE BEYOND』では「ザインのシールド」にもなった。何を言っているのか分からないと思うがちゃんとシールドになっている。 また、奪われたスペクターとグリムリーパー、アキレスにクロノス、そしてマークニヒトのメインウェポンがルガーランスになったので歴代でも屈指のルガーランス祭りになっている。 しかしスペクターとアキレスはルガーランスを斬撃メインで扱い(*8)、グリムリーパーは射撃メイン、ニヒトは斬撃と間違った使い方、ザインは言うまでもないので 本来の「射撃と斬撃も一応しつつメインは刺突→接射」という立ち回りをメインにするのはフェストゥムである操が駆るクロノスだけだったりする。 マインブレード 大腿部に内蔵されたナイフ。 折れた刃先が時限爆弾と化すが、『DA』『HaE』ではあくまで予備武器扱いでありそういう用途では使われていない。 が、『EXODUS』ではアルゴス小隊のダスティンに時限爆弾アタック(ちゃんと刃を折っている)でトドメを刺すという大役を与えられた。 小説版では一騎が愛用しているとのことで、おそらくは予備武装扱いの本編よりは通常兵装として使われているのだろう。 レージングカッター 腕部に内蔵されたワイヤー。 相手の拘束や高熱での溶断に使われる。フェンリル起動の前座として覚えている人も多いかも。 また、第一次蒼穹作戦でミョルニアからの依頼を完遂するために用いられたのもこれである。 結構細かく操作が利く上、溶断時はファフナーの装甲程度ならたやすくズタズタにする切れ味で、ほぼ丸腰のジーベンがこれでアルゴス小隊を壊滅同然に追い込んだ。 また、アマテラスはこれを使って投擲したガンドレイクを起動しつつ引き寄せるなどのトリッキーな使い方を披露している。 一応全モデル共通装備のはずだが、劇中で使っているのがマークゼクス、マークジーベン、アマテラスと空戦型ばかりである。 レールガン ルガーランスとは違う単なるレールガン。砲身が馬鹿長い分、射程と威力は優秀。 1期OPでエルフか構えているのもコレ。 かのスパロボKでは殆どのノートゥングモデルに装備されており、 各パイロットの目元カットインが挿入されたり、マークジーベンが右手を横に広げるだけで後ろから飛んできたレールガンをキャッチしたりと 演出が凝ってたのだが、スパロボUXではマークエルフとマークアハト、劇場版マークジーベン以外まとめて取り上げられてしまった。 エルフの場合はどちらの作品でも初戦闘時の再現で毎回どこからか射出されてくる。 『EXODUS』ではマークノインが火炎放射器サラマンダーからこれに乗り換えている。マークフィアーもアショーカ組を救出するための戦闘で一度だけ使用していた。 スコーピオン レールガンタイプのサブマシンガン。 薬莢を使用しないエコな兵器。 スコーピオンは投げ捨てるもの。 ROBOT魂でスルーされている… デュランダル ファフナー専用ハンドガン。マインブレードやレージングカッターと同じ固定武装。 三点バースト搭載。主にサブウェポン或いはフェイルセーフとして使われ、これだけでフェストゥムを倒しきるのは難しい。 ただし、然るべき達人が使えば必殺の武装に化ける(強化されているという説もある)ことも…… ゲーグナー マシンガンタイプのレーザー銃。 短いサイクルでの連射が可能。 作画にも優しい。 『EXODUS』では実弾マシンガンっぽく描写されていた。 『BEY』では改良型と思わしきものをツクヨミが装備している。 ガルム44 ファフナー専用ライフル。 大口径火砲、フル・セミオート、三点バーストと多機能。 マークザインが「増幅」すると1発がグレネードランチャーの如き超火力に。 ドラゴントゥース 遠距離狙撃ライフル。 レールガンと違い炸薬式なので機体のエネルギーロスが少ない。少なくとも炸薬形成弾と徹甲弾を搭載している。 シーベンとツェーンが装備。ザインが同化して北極ミールを破砕したのもこれである。 HAEではジーベンが空戦重視だった為取り回しの関係からオミットされたが、EXODUSでは新たに空戦対応型が開発されている。 ただし高速飛翔しつつの超高精度狙撃なんて芸当ができるのは真矢くらいなので、実質的に真矢専用装備となっている。 ピラム 先端に刃の付いたワイヤー兵器。 射出した先端を相手に突き刺して電撃を流したり、伸ばしたワイヤーを鞭のように使用可能。 マークドライ…というよりは咲良が愛用している。 ナックルガード 腕部袖から展開される近接打撃用ナックルガード。 全機の標準機構のようだが、近接タイプ(マークエルフ系)は前腕部のシリンダーに伸縮式のアームパンチ機構が組み込まれている。 2話の初陣で一騎がフェストゥムに殴りかかる時に使用されたが、一騎が操縦に慣れていないのもあってあっさり避けられた。 それ以降使われていない。HAEでは久方ぶりにマークザインがパンチしたが…… 斬撃系武器にも言えるが、フェストゥムに対する近接戦闘は一見自殺行為に見えてフェストゥムの防壁を突破して致命傷を与えやすいハイリスク・ハイリターンの戦法であるという設定がある。 しかしながらそれでもパンチではフェストゥムのコアを破壊できないので、コアを持たないグレンデル型を潰す以外にはやるとしても「貫手」みたいにやらないといけない。 ザルヴァートル・モデルなら殴ってそこから同化できるが、ノートゥング・モデルとエインヘリアル・モデルではこれ以降パンチはしなくなっている。 ロングソード ファフナー以上の全長を誇る大型の近接格闘武装。 収納形態からスライド伸展して攻撃形態となり、プラズマの刃を形成する。 フェストゥムを易々と切り裂く切れ味を誇る。 イージス マークフュンフに装備されている、エネルギーシールドを展開する防御用装備。 バインダーの可動によって効果範囲や角度をある程度調整でき、体当たり等の攻撃転用も可能。 EXODUSではさらにバインダーの基部に射撃兵装も追加された。 おまけにシールドをエネルギーソードに見立てての斬撃や展開面を足場に見立てての運用まで可能と判明している。 敵側の攻撃が「触れれば致命傷」がちなこの世界においてとても頼りになる防御力を誇る。というか「イージスを正攻法で破られた」ケース自体がかなり稀。 メデューサ 肩に装着する大型レーザー砲。 酸化剤タンクと燃料タンクを搭載し、燃焼ガスからレーザーを取り出す仕組み。 OPではマークフィアーが毎回使っていたのだが本編では使用されずに終わり、使ったのは蒼穹作戦でのマークアハトのみ。しかもすぐ捨てた。 その後は『HAE』でフィアー、『EXODUS』においてノインが使用している。 EXODUSでフィアーがワームショットを撃った際にはメデューサもどきっぽく肩から発射しており、本当に装備したあともやっぱり出てきたのはワームショットだった。 サラマンダー 火炎放射器。里奈の変性意識を考慮して新規に開発された。 出力は調整可能。汚物を消毒する。 フェストゥム相手に火炎放射はどうなのと思うだろうが、フェストゥムの身体組成を崩壊させる気化燃料を放出するので足止めには意外と役に立つ。 ……のだが、やっぱりそこまで有効活用できているようには見えない。『EXODUS』では最初に一度使われて以後使用されなくなった。 ノインが前衛気味のポジションから完全に中距離支援にシフトチェンジしたのも大きいのかもしれないが。 ショットガンホーン マークツヴォルフに搭載されている固定武装。 芹が演習で頭突きをぶちかましたことから、頭部の保護を兼ねて搭載された頭突き用ルガーランスというべき武装。 プラズマフィールドをまとって突撃、そこから零距離射撃を叩き込む。 またカブトムシの要領で相手を空に放り投げることも。 『EXODUS』で改良が加えられ、プラズマ砲としての機能も有しているがスフィンクスB型マッチョタイプには通じずへし折られてしまう。 SDP発現後はワームスフィア発生の基点にもなっている。 リンドブルム 支援メカのひとつ。後部にレーザーを一基装備している。 ファフナー1体と武装をマウントし、空中での戦闘を可能にする。 飛行タイプ以外のファフナーにとっては貴重な飛行手段となる。 ジークフリードシステムかファフナー経由による遠隔操作が基本だが、コクピットが用意されており単独運用も可能。ゆきっぺと一騎が脱走するときに使った。 劇中ではエルフ、ドライ、ツヴォルフ用の計三機が登場した。 レヴィンソード ロングソードを強化したプラズマ長剣。ツヴォルフとスサノオが使用。 グリップを握ることで刃部分に通電されプラズマが発生するが、手放すと徐々にプラズマが減衰を起こしてしまうので威力も下がってしまう。再通電するにはもう一度グリップを握る必要がある。 第三次蒼穹作戦ではリヴァイアサン型を内側から同化するための起点として用いられた。それ爪楊枝じゃねえから! ガンドレイク プラズマライフルを内蔵した剣。 ルガーランスと同系統の武器だが、こちらは射撃重視の武装。 ティターンモデルが使用していた武装をノートゥングモデル用に調整したもので、『EXODUS』ではアマテラスとフィアーが主武装として多用している。 ティターンモデル用とノートゥングモデル用で比べると、小型化した上に連射速度が飛躍的に向上しており彗は二挺持ちで超高速連射を度々披露、レージングカッターをトリガーに巻きつけて遠隔操作し、射程外のフェストゥムに対応するなどの応用を見せた。 フィアーが使用すればワームウェッジを発射したり長大なワームソードを発振したりできる。ガンドレイクの間違った使い方 『EXODUS』では人類軍製のファフナーにもベヨネットという、概ね似たような性能の銃剣(名前からして銃剣の意味)が採用されている。 フェンリル ノートゥングモデル及びサルヴァ―トモデルや人類軍のコア内蔵型ファフナー及び潜水艦に搭載された超強力な気化爆弾。 爆発が広範囲のため、ほぼ確実に発射した機体も巻き込む。つまり実質自爆装置。 こんなものが必要な最大の理由は、死ななければ同化されるフェストゥムとの戦い故。機体ごと敵の手先に成り下がるくらいなら自爆して被害も与えた方が遥かにマシというこの世界の過酷さを表す装備。 起爆までの時間はパイロットやシステム側から任意で設定が可能。 一応パイロットの犠牲を前提にしているわけではないので、長く時間を取ってコックピットブロックを射出(或いは摘出)すれば生存できるのだが、そもそもこれを使う時点で大概絶望的な状況なのでよっぽどの事がないと生還できない。 道生は「生きて帰るという約束」を守るためコクピットブロックを射出して生還を試みたが、大体のパイロットは自らが死ぬ前提でこれを使うので脱出シークエンス自体が実行されない。ファフナーの脱出装置が役に立たない原因。 実は1期では新国連ではこれの保有や使用は国際条約違反という(竜宮島を手中に収めるための)建前があり、人類軍のファフナーにはフェンリルが装備されていなかった。 ヘブンズドア作戦以降は建前を投げ捨てて爆弾祭りになったので人類軍のファフナーにも搭載されるようになり、システムを介して遠隔でフェンリルを起動するなどの惨状が起こっている。 ジークフリード・システム側の制御でフェンリル起動を止めることができるようだが、優先権はパイロット側にあるらしくそちらが拒絶すると止めることができない。 一方、ファフナーから直接介入すればフェンリル起動シークエンスを止められる。 劇中ではカノン(ベイバロンモデル)が潜水艦のフェンリル起爆を止めている他、EXODUSでは真矢がビリーとキース機のフェンリル起爆を止めている(後者はキースが生身の銃撃でジーベンのワイヤーを切り離し、フェンリルを再起動したため失敗) ザルヴァートルモデルは3倍のフェンリルを搭載しているらしいが、こいつらは揃いも揃ってフェンリルの直撃を受けてもピンピンしているので3倍あっても機体にダメージがあるかさえ定かではない。 ファフナー単体だと搭載量に限りがあるので影響自体はそこまで大きくはない(と言ってもクレーターができるぐらいにはデカい規模)が、潜水艦やアルヴィスのボートともなるととんでもない破壊力がある模様。 前者は起爆すれば竜宮島が確実に沈むと言われていた。 機関砲 ティターンモデルと同様、前腕部に搭載された機関砲。 『EXODUS』にてエインヘリアルモデルに改装されたマークノインが初めて使用したが、改装で搭載されたのかノートゥングモデルだった頃から搭載されていたのかは不明。 『BEY』では空戦型のアズライールも搭載している。ノートゥングモデル時代にあるならアルゴス小隊戦で使っているはずなのでエインヘリアルモデル改装に伴う追加装備(おそらくはデュランダルの代わり)なのだろう。 汎用型にも搭載されているのかは不明。 腕部ブレード エインヘリアルモデルに改修されたジーベンが使用。腕部から展開する。 『BEY』ではスサノオも使用しているので共通装備と思われるが、支援型にも搭載されているのかは不明。 槍 正式名称は今のところ不明。『THE BEYOND』でツクヨミが装備。 プラズマの刃を発振する二本の短槍。連結させて一本の槍にすることも出来る。 非使用時には分割した状態でスタビライザーにマウントされる。 本人の言からすると、ニヒトをお仕置きする際に初めて使ったらしい。 特殊装備 トルーパーモデル 新たに無人機として開発された小型ファフナー。 コンセプト的にノルンの系列機っぽい機体だが、これでもコアが搭載された立派なファフナーである。 EXODUS序盤、コア不足に陥っていたアルヴィスでは「構想はあるが実用化の可能性は低い」と見なされていたが、エメリーと対話した織姫がコアを量産することで生産可能となった。 攻撃兵装として小型のルガーランス、防御兵装として左腕内蔵型のイージス、更に単独で飛行可能と必要な物は一通り装備している。 スレイプニールシステムを搭載したノートゥングモデルを親機として複数機セットで運用される。 完全に命令通りに動く遠隔操作機ではなく、AIを搭載しており親機の指示を受けて自分でどう動くのが最適か判断して行動する自律行動機となっている。総監督曰く「格納庫の中で日常会話してそうですね」とか。 咲良が戦闘不能になって倒れたマークドライに駆け寄って護る姿が可愛いと評判。 本来はドライ随伴分とアハト随伴分を合わせて8機しか建造されていないのだが、咲良のSDPで増殖する事で消耗を恐れず数と連携でフェストゥムを圧殺する戦術が可能になった。また、剣司のSDP使用の際には治療対象の機体との間で中継機としても機能する。 何気に単機でもスフィンクスB型を瞬殺できるほどの高い性能を持っている。 反面、同化耐性が著しく低く、超小型のグレンデル型に群がられた際には、同じ目に遭ったノイン・アマテラス・ツクヨミが必死で耐える傍ら、ほんの数秒で結晶化して砕け散る姿が描かれている。 ディアブロ型に同化されツヴォルフに襲いかかったことも。 『THE BEYOND』では強襲型の新タイプが登場。 胸部にイージスを内蔵しており、複数機で陣形を組んで展開することでツクヨミに匹敵する規模の防壁が生成可能。 美羽ちゃんのスタンスの関係で、基本はザインに7機随伴している。 その後同化現象が改善されたのか、後に全機にスレイプニールシステムが搭載され、総数が50機にまで増えた。 ツクヨミと一緒に守ったりスサノオの足場になったり大忙し。 ベノンとの激戦でかなりの数を喪失してしまったらしく、その後の作戦では一応先遣部隊として何機か投入されはするがファフナーに随伴している数は極端に減っており、ツクヨミに数機随伴している程度になっている。 立体化 放送当初は深夜アニメだったためかメカニックの商品展開は特に予定されておらず、放送後もファフナーの立体モノは個人製作のガレージキットが細々と作られる程度だった。まだ現在ほど土壌が整っていなかったのもある。 デザイン上でも全身の関節は山口式可動(モノシャフトドライブ)を意識した構造になっていたのだが、それが生かされることもなかった… のだが、2010年。劇場版公開に先駆け、放送から約6年のブランクを経てバンダイの「ROBOT魂」シリーズでマークエルフが商品化された。 件の関節構造をほぼ完璧に再現しているため思い通りのポーズをとらせるには慣れが必要だが、完成度は非常に高く長年待ちわびたファンにも大満足の逸品だった。 その後、一般販売ではマークザイン、マークジーベンと続き、他の機体もWeb受注販売限定で続々発売された。 現在のラインナップは以下。 ◇一般販売 マークエルフ マークザイン マークジーベン ◇Web受注販売 マークドライ マークアハト マークフュンフ マークゼクス マークノイン&マークツェン ※製品の表記 TV版ではアイン、ツヴァイ(実質エルフだが)、フィアーが、劇場版ではツヴォルフとドライツェンが現在未発売。ドライツェン以外は参考出展済み。 劇場版でも活躍した3機は早い所製品化にこぎつけてほしいところだが… またエインヘリアル・モデルは立体化が一切成されていないが、23年1月に「MODEROID」ブランドで同モデルが立体化される計画があることは発表されている。 その後続報がなかったが、12月に「アバドン」と「クロノス」が発売予定であると発表された。珪素系男子全員集合ができるようになるぞ! 追記・修正は、同化現象で結晶化する前にお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ファフナーの立体化は難しいな当時は思ってた そしたらロボット魂で出ちゃうんだもん -- 名無しさん (2014-07-17 19 05 30) フェンリルェ・・・脱出装置が通用しない自爆装置とか悪い意味で最強の自爆装置だよな・・・いや、最恐か -- 名無しさん (2014-09-03 20 18 44) ティターンモデル「ノートゥングモデル……なんて良心的な兵器なんだ!」 -- 名無しさん (2014-10-18 19 03 33) ザルヴァートルモデル「まあ、ね、安定性はあるよ、うん」 -- 名無しさん (2015-01-07 16 44 03) ↑×1,2 ノートゥングモデル「テメェらが尖り過ぎなんだよ!」 -- 名無しさん (2015-01-17 08 35 57) フェンリルは相手に情報渡さない為には必須だからこそだ -- 名無しさん (2015-01-17 13 07 40) EXODUSでパワーアップしたけど、不安しかない機体群 -- 名無しさん (2015-01-26 07 40 12) 普通ならリスクも減ったし稼働時間もほぼ無限、やったぜ!ってなるはずなのにファフナーだと後で特大のしっぺ返しが待ってそうで -- 名無しさん (2015-01-27 21 08 54) エメリーとかいう毒婦を島に入れるべきじゃなかった -- 名無しさん (2015-02-09 14 59 20) ブキヤの初号機並みのサイズでもなきゃプラモ化は無理だな。 -- 名無しさん (2015-02-12 21 53 35) ↑3 もしかしたら、織姫の「このままでは大変なことが起こる」というのは、それが関係するのかもなぁ・・・ -- 名無しさん (2015-02-21 19 26 53) これってフェストゥムそのものに変化してるんじゃ・・この強化スンゴイ不安なんだが・・。 -- 名無しさん (2015-02-21 21 16 51) 緑色のワームスフィアを比べたけど、どちらかと言うと操が一騎を助ける際の色じゃないかな? -- 名無しさん (2015-02-21 21 55 53) マークツヴァイとエルフの関係がややこしい。 -- 名無しさん (2015-09-28 12 31 12) 初期のエルフ改(スサノオ)は1期と違って黒かったが、他の二機や小説版を見るにあれがエルフ(ツヴァイ)の本来の色なんだろうか。 -- 名無しさん (2015-09-28 12 55 58) 公式サイトでSDPの詳細がSPECIALを通ってからキャラクター紹介行かないと見れないってのはネタバレ対策なんだろうか -- 名無しさん (2015-10-21 03 46 27) フィアーも含めてエインヘリヤルモデルに改装されるみたいね -- 名無しさん (2015-10-31 10 04 01) ザインやニヒトもエインヘリヤル化すれば楽になるんだろうか? -- 名無しさん (2015-11-14 07 29 40) ↑機体がブラックボックス化してて解析不能な上に、多分改修機材も触れた先から同化しちゃうだろうから残念ながら… -- 名無しさん (2015-11-14 07 48 36) 読みはエインヘリアルモデルで確定したな -- 名無しさん (2015-11-15 14 48 18) 能戸総監督がツイッターでエインヘリアル・モデルって言ってる -- 名無しさん (2015-11-15 14 53 20) まあ、なんだ。今回の話は内蔵武器が大活躍するとは思わなんだなw -- 名無しさん (2015-12-06 11 33 05) ↑武装が無くとも無双できるゴルゴまじゴルゴ。つかマジでどうなってんだ真矢の戦闘センス。三対一(しかも内臓武器のみ)で勝つとか・・・ -- 名無しさん (2015-12-06 21 48 39) 今まで人間相手に手抜いてたかもしれないけどマジで真矢つえーわ 今度は鏑木君がいなくなっちまった・・・ -- 名無しさん (2015-12-12 03 21 43) あ、暉じゃん間違えてらすまねぇ -- 名無しさん (2015-12-12 03 25 04) 機体自体にもSDPが備わってたんだな。機体を入れ替えると満足にSDPが使えなかったのはコアの相性と言うよりSDPが揃ってなかったから…? -- 名無しさん (2015-12-12 04 07 12) 前々からパイロット気絶シーンで、コクピットが正面に対して上下前後反転してて機体仰向けなのにパイロットが背中側に重力があるかのごとく気絶するのはおかしくね?って思ってたけど、今週のみかみかの時はちゃんと前のめりになってたな -- 名無しさん (2015-12-12 12 57 43) コクピット灼かれたマークフュンフといい、ハンドガンでコクピット(普通一番頑丈に作る)が爆発四散したエイワースといい、ファフナーって超物理現象には強くても物理的には結構貧弱なんだろうか? -- 名無しさん (2016-01-06 21 00 05) ↑所詮セラミック装甲だ。 -- 名無しさん (2016-01-08 18 38 33) コアの力でフェストゥムの力による干渉を防ぐみたいな設計だから物理攻撃はあんま想定されてない印象。だからエウロス型は脅威なんじゃないかな -- 名無しさん (2016-01-10 18 28 56) そもそものファフナーの区分が対フェストゥム専用思考制御・体感操縦式有人兵器なんだから対人戦はあまり考慮されてないんでしょ 対人用に余計な装甲とかのリソースさくぐらいだったら機動性あげた方がいいってのもあるだろうし -- 名無しさん (2016-05-27 14 16 03) 元々操と戦うための機体に操が乗るってのも皮肉だな -- 名無しさん (2016-06-11 20 19 06) DVD-BOX付属ブックレットに本来は全部でノートゥングが24機開発されるはずだったって書かれてたらしいけど、HAEやEXOで修復や新造がすぐに出来た理由ってこの設定が生きてるってことなのかな? -- 名無しさん (2017-07-18 04 22 12) エインヘリアルモデルはもう完全に別個扱いのほうがいいのかな -- 名無しさん (2019-11-05 22 34 24) そういえばマークフュンフだけ新旧同時にいたんだな、一緒に戦うことは無かったけど -- 名無しさん (2020-09-29 13 59 49) Beyondにて、アズライール( -- 名無しさん (2022-06-24 22 42 58) Beyondにて、アズライール(ジーベン)の腕部機関砲とスサノオの腕部ブレードを確認。おそらく、タイプ関係なくエインヘリアル全機に搭載されているものと思われます。 -- 名無しさん (2022-06-24 22 44 46) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gogoanison/pages/412.html
オープニング 「DEAD SET」 作詞:atsuko 作曲:atsuko、KATSU 歌:angela 2chのアニソンランキング 302位(2008年05月版) エンディング 「Peace of mind」 作詞:atsuko 作曲:atsuko、KATSU 歌:angela 挿入歌 「果て無きモノローグ」 作詞:atsuko 作曲:atsuko、KATSU 歌:angela 2chのアニソンランキング 425位(2008年05月版) イメージソング・キャラクターソング 関連作品 蒼穹のファフナー Dead Aggressor (2004) 投票用テンプレ DEAD SET(蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT/OP/angela/2005) 果て無きモノローグ(蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT/IN/angela/2005) OP…オープニング曲、ED…エンディング曲、IN…挿入曲、TM…主題曲 IM…イメージソング・キャラクターソング
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/4671.html
登録日:2011/12/07(水) 15 05 27 更新日:2024/04/13 Sat 10 13 00NEW! 所要時間:約 14 分で読めます ▽タグ一覧 5秒待て! ザルヴァートルモデル ハイリスク ファフナー マークアレス マークザイン マークニヒト マークレゾン ラスボス 一騎当千 世界中がシャイニー☆ 主人公機 乗り換えシーンは最大の燃えシーン 切り札 否定 存在 後継機 必ず奪われる 機体 死亡フラグクラッシャー 理由 蒼穹のファフナー 虚無の申し子 鷲尾直広 『蒼穹のファフナー』シリーズに登場するロボット兵器「ファフナー」の機種名。 概要 各機体◆マークザイン ◆マークニヒト ◆マークレゾン ◆マークアレス 立体化ROBOT魂 MODEROID 概要 名の由来は「Salvator(救世主)」。 その名の通り人類軍が来たるべきフェストゥムとの最終決戦に備え開発した決戦兵器。 全高はノートゥングモデルより少し高い約45m。 フェストゥム……というかミール由来のコアを必要とするなど基本的な仕様はノートゥングモデルと一緒であるが、大きな違いとして自ら同化能力を行使することができるという点が挙げられる。 これによって周囲の空気中の物質を同化してエネルギーを抽出する蒸気性の永劫電動回路が形成されており、機体そのものの活動時間は無限となっている。 更にはフェストゥムを同化して「喰う」ことができ、逆にフェストゥムの同化能力は弱い個体であれば無効化どころか同化し返す事さえでき、果ては小型水爆のフェンリルが直撃しても機体に大きな損傷さえ見られない。 武器と一体化することで武装を強化する「増幅」能力や、失った手足や武器を基に戻す「再生」能力も有しているなど、その本質はロボット兵器というより敵であるフェストゥムに限りなく近い。 毒を以て毒を制すを字で行くファフナー世界における決戦兵器としてはこれ以上ないポジションではあるだろう。 その代償としてパイロットにかかる負荷は尋常ではなく、まずそもそも人類軍の兵士では機体を起動しようとした瞬間機体に同化されて砕け散ってしまう。 更にいわゆる瀬戸内海ミールからもたらされた竜宮島のコアでないと機体を稼働させることができないため、必然的に竜宮島のフェストゥム因子を持たない者では機体を運用できない。 (世代が浅く因子の定着が下の世代ほど安定していないゆきっぺは同化促進剤を致死寸前まで投与してギリギリ起動できる、というレベル)。 『EXODUS』では人類軍もフェストゥム由来のコアを手に入れてはいるが、いわゆる純正ではなく砕けたミールの破片が基礎だからなのかザルヴァートル・モデルの要求スペックは満たせない。 つまり人類軍が作っておきながら人類軍や新国連ではそもそも運用ができないという本末転倒な仕様になってしまっている。 同化耐性が高い島の子供達ですらも長時間の戦闘は厳しく、機体自体の稼働時間は無限でもパイロットがそれに耐えられない。 第一作の『DA』作中では紆余曲折の果てに島のコアを手に入れた人類軍は「マークザイン」「マークニヒト」の二機を完成させる……が、 その直後にファフナーの形をしたナニカと言えるほど存在が変質したため、「本来のザルヴァートル・モデル」の性能はよく分からないままとなっていた。 ちなみにこの二機は兄弟機、或いは対ともいえる間柄であり、それを表すかのように当初の外観や武装は瓜二つだが、設計思想は異なっており、 前者は「より多くの兵士を生かすために」、後者は「より多くの敵を撃ち倒すために」と、開発者である日野洋治とミツヒロ・バートランドの思想が反映された形となっている。 標準武装として背部に翼状のアンカーケーブルユニット6本とホーミングレーザーポッド2基を装備していた(ザインは過去形)。 約五年後が舞台となる『EXODUS』ではこの二機に加えて新たに「マークレゾン」が新造されている。 レゾンは生と死の循環を繰り返す事で発生したゴルディアス結晶のバフを得ているためこれまた本来の性能がよく分からないが、ゴルディアス結晶のバフを受ける直前に「増幅」能力は行使しており、基本機能として同化能力が搭載されている事はうかがえる。 更に「EXODUS」から約6年後が舞台となる「THE BEYOND」では、新たに第4のザルヴァートルモデル「マークアレス」が登場。 本機のみ人類軍ではなく最初からAlivs製のファフナーだが、こちらはこちらで初っ端からファフナーの形をしたナニカである。 ちなみにEXODUSではノートゥング・モデル(後にエインヘリヤル・モデルへと改修)全機に蒸気性の永劫電動回路が形成されており稼働時間が無限になった。 また、超次元現象(SDP)の発現によって部分的にザルヴァートル・モデルのような特殊な能力を行使できるようになるなど両者の立ち位置は近くなってはきているが、 THE BEYONDでの設定によると、エインヘリヤル・モデルはミールの祝福を得た一騎のエネルギー増幅能力には耐えることができず、逆に一騎が機体を持たせているらしくその点では未だ両モデルには隔世の差があると言えるだろう。 各機体 ◆マークザイン 最初に登場したザルヴァートルモデル。鹵獲したマークエルフのコアを移植している。 モルドヴァにて日野洋治の意思を聞き入れたミョルニアにより真壁一騎に託される。 その名は「sein(存在)」 を意味する。 「sein」という単語そのものは英語で言うところのbe動詞に当たり、転じて「いる(存在する)」という意味を持った。 余談だが初期案では名前がマークレクサスとなっている。 当初は緑がかかった白色の機体だったのだが、フェストゥムに飲まれた際一度全てドロドロに溶けた後にコアが単独再生。 色も光沢のある銀白色と曲線の多い細身なシルエットに生まれ変わっている。 島への帰還時にはその恐るべきスペックを存分に発揮し、攻撃を無効化する、武器との同化で(この際手首部分が結晶化する)威力を大幅に高める、本来同化をする側のフェストゥムを逆に同化し返して存在を喰うなど、 もはやファフナーの枠を超えた別の存在へと変化しており、この事をして皆城乙姫と同様に「同化現象を起こしながら個体としての存在を保ち続ける」と評されている。 これらの能力は再生時に得たものとも、最初から有していたものが再生によって最適化されたとも捉えられる。 また、腕を剣に変える程度の形状変化能力を一度だけ披露している。 ……と実にチート臭いが、実際はかなりのハイリスク ハイリターン。 その力の代償としてノートゥングモデル以上に同化現象をより加速させるうえ、搭乗者が同化に耐えられなかった場合を想定してノートゥングモデルの3倍ものフェンリルを搭載しており、 いざという時には機体ごと消し去るというとんでもない設計がなされている。もっとも、それで本当に消し飛んでくれるのかは疑問だが… その事実が判明した以降は、本気でザインが暴れると島にも被害が出かねない事と一騎への負担軽減のためにリミッターを付けて運用されるも、 それでもその代償は他のファフナーとは一線を画す重さで一騎の体を幾度となく蝕んでおり、ついには一騎は失明しかけた上、一年にも及ぶ昏睡状態に陥っている。 また従来のファフナーは「違う自分になる」ことで操縦が可能だが、この機体は「違うモノ」にならないと同化能力を発揮できない。 例えば、腕とルガーランスなどの剣を同化させて威力を高める場合、「自分の腕が剣になる」現象を受け入れられなければ操縦することすらままならない。 曰く乗ると「全身が溶けたゴムのよう」だとかで、総士病の一騎以外まともに乗りこなせない。 これは相手の為にこうありたいという上位の自己意識があって初めて成せるのである。 一騎自身、この機体の特異さと危うさを誰よりも把握しており、新しいファフナーを羨ましがる剣司らに「こんな機体に乗せるわけにはいかない」と諭したこともある。 これのどこが「より多くの兵士を生かすために」なのかと思われるかもしれないがそもそも前置きに「一人のパイロットの命を使って」と入れるべきなのだろう。 本作の世界では一人の兵士の命で生かせる命など(特に人類軍では)たかが知れており、その点ザインは一人のパイロットの負担で多くの命を救えるであろう機体なのだ。 この機体の登場を機に物語は一気に魅力を増して行く。 『EXODUS』においては、「もはや一騎を乗せるわけにはいかない」が「一騎以外に乗れる者は存在しない」という状況になったことで、 完全に戦力には数えられなくなっており、コア摘出の上での廃棄が決定済みである。 一騎は『HAE』を含めたフェストゥムとの戦いを経てザインに寿命の殆どを喰い尽くされており、『EXODUS』が始まった時点で余命は3年しか残されていなかったのだ。 だが実際には、ブラックボックス部分があまりに多すぎるために手がつけられないまま島内の一角に封印、放置されている状態だった。 その上、誰も乗っていないにも関わらず勝手にジークフリードシステムにアクセスしてクロッシングを要求するなど、機体そのものに意志めいたものまで見え隠れする始末で、 総士・カノン・真矢らを不安がらせており、竜宮島の最後の希望とも言える機体が一転して不安要素と化していたが、 島外派遣部隊が危機に陥ったことを察知した織姫の進言で、彼なりに命の使い道を見出した一騎を乗せて再び戦場を駆けることになる。 『EXODUS』では(どうせ解体するので)全リミッターを解除した状態のまま運用されており、ルガーランスから光の雨を放出してフェストゥム大群を殲滅する、 一騎の祝福「存在」によってディアブロ型に同化されたパイロット達を一斉に救出するなど、以前にも増して圧倒的な力を発揮する。 ただその力は、パイロットである一騎に遺されたたった3年ほどの余命と引き換えであり、そのことを知っていながら一騎を止められなかったカノンと、 戦場でザインの力を見てその事実を察した真矢は、時と場所こそ違えど、共に一騎を想って涙を流した。 そして、リミッター解除状態で運用し続けたツケは人類軍・フェストゥムとの大乱戦の最中に遂に襲来し、 遠征の長期間化とまともな補給を受けられなかったことから同化現象に対する拮抗剤が底をついたことと重なって、一騎の右腕が接続機器ごと結晶化を起こし砕け散ってしまった。 一騎に圧し掛かる代償はかなり重いものの、リミッターを解除されただけあって、スフィンクス型などは攻撃の余波でまとめて倒せるほどで最早相手にならず、 リヴァイアサン型は突入して通り魔よろしく体内から同化して喰い殺し、ニヒトと共にロードランナーのシールドに対し直角に突貫した余波で大量のフェストゥムを消し飛ばし、 対アザゼル型でもロードランナーを瀕死に追い込み、ロードランナーを喰って強化されたアビエイターも、一騎の右腕、自身の溶解という大きな犠牲を払いながらもロードランナー諸共に撃破するという圧倒的な強さを見せた。 アビエイター撃破後は溶岩の塊と化していたが、島の祝福を得て生死を超越した永遠の戦士として復活した一騎と、剣司のSDPによって再構成され復活。 命の枷から解き放たれ、リスクを考慮する必要がなくなった一騎によりザインはポテンシャルをさらに引き出され、ディアブロJ型に寄生され末期症状に限りなく近い状態だったであろう剣司と、 SDPの副作用で人の枠から完全に逸脱した美三香の同化を肩代わりした上でディアブロJ型をピンポイントで喰い殺し、投げつけたルガーランスから遠隔同化を繰り出す始末であった。 さらにアビエイターを同化したことでその能力を一部行使できるようになっているなど、ニヒトと比べると「存在」の祝福をまっすぐにぶつける面が目立った力の1号。アビエイターの雷撃をラーニングしていたりテクニカルな面もあったが。 武装は主にルガーランスを同化して使用。 本来は敵にぶっ刺してゼロ距離で内蔵レールガンをぶち込む兵器なのだが、前述のとおり同化により長距離砲撃(ゲロビ)できる程強化され、威力も桁外れとなっている。それそういう武器じゃねぇから! 『劇場版』では他の機体も射撃ができるよう改良された。が、やはりザインだけ出力がおかしい。 一騎のスタイルなのか機体が対応していないのかは不明だがマークニヒトと違いワームスフィアや消失(ロスト。いわゆるワープ)能力は行使していない。THE BEYONDでの描写を見るにおそらくは後者。 フェストゥムに限りなく近い機体ではありながら、比較的(あくまで比較的)ファフナーらしい戦い方をする機体になっている。 『スーパーロボット大戦K』及び『スーパーロボット大戦UX』では攻撃を当てたフェストゥムを即死させるというとんでもない能力を持っており、 特に『UX』ではフェストゥムとの交戦機会が多い(*1)事もあって「フェストゥム殺すマン」の異名を賜った。 そして『EXODUS』を見た視聴者は、その異名と『K』や『UX』における無双っぷりが誇張表現や誇大広告でないことを思い知る。 ちなみにスパロボにおいてはマークザインにリミッターがかけられているという話題が一切ない。…いやそんな、まさか。 サウンドトラックとして同名のタイトルを与えられた曲(マークザイン)があり、いわゆる処刑用BGMとして名高い存在になっている。敵味方問わないという問題を抱えているが。 困った事にスパロボでも同様。 THE BEYONDでは攫われた総士を救うためになんと日野美羽が搭乗。 総士を発見・奪還するために彼女を前線に出す必要があったが、じゃあ最も安全な器は……?となった結果ザインが抜擢されたそうな(無論Alivs関係者は全員反対したという)。 護衛のため強襲型トルーパー・モデルを7機引き連れている。本人はあまり戦わず、ルガーランスを通じて(?)フェストゥムに戦いを辞めるよう呼びかけ群れを撤退させたりしている。 3年後も(おそらくは深刻なファフナーパイロット不足を受けて)美羽が搭乗しており、ベノンとの戦闘においては当初は3年前同様にフェストゥムに呼びかけていたが、 敵意に染まった彼らを止めることができず、かつて一騎がやったようなシャイニー☆ルガーランスからの拡散ビームや遠隔大量同化などを駆使して島を護る。 余談だが美羽ちゃんの祖父こそがザインの設計者である日野洋治であり、おじいちゃんの作ったロボに乗る孫娘という構図である(そもそも対になるニヒトの設計者も彼女のおじいちゃんだったりするのだが……) ◆マークニヒト 黒い塗装がなされたザインとは対の意味を成す兄弟機にして無印のラスボス機。名の由来とする言葉は英語でいうnotに当たる「nicht(否定)」。 甲洋救出後、コックピットブロックのみをサルベージされてそのまま海中に没したマークフィアーを新国連が無断でサルベージ、コアを転用している。 ミツヒロは当初、真矢を新国連に連れ出して搭乗させようとしていたようだが、真矢がこれを拒否。 竜宮島のAlvisから新国連に戻ったゆきっぺこと狩谷先生が搭乗することとなったが、潜入していたマスター型フェストゥム・イドゥンにパイロット諸共同化され、由紀恵による操縦もままならずコントロールを完全に奪取される。 その直後格納庫と司令室を蹂躙し、生みの親とも言えるミツヒロをダブルスレッジハンマーで圧殺。 彼の夢を否定すると同時に由紀恵から「憎しみ」を学び取ってしまい、果てし無き暴走を開始する。 『UX』では憎しみで由紀恵は精神崩壊を起こしてしまい、原作では何度も何度も「やめて」と叫びながらも機体のコントロールも出来ず、愛していたミツヒロを自らの手で圧殺してしまった事に絶望した直後に完全に同化され「いなくなった」。 ザインと違い姿自体はそのままだがイドゥンによって同化されたことでワームスフィアーなどフェストゥムの能力を得たことで高耐久、ノーリスクでやりたい放題できるどうあがいても絶望な怪物となっている。 竜宮島襲撃時には一騎の大事な人を拉致し、島に決して消えない大きな傷を負わせた。 必殺技は脱出装置でタッチダウン。おいやめろ。 北極の決戦では最後の最後に一騎と総士を無へと引きずり込むも、春日井甲洋の助けを借りた一騎らにその存在を同化され消滅した。 …かに見えた 劇場版でまさかの再登場 第一次蒼穹作戦以降は一騎と総士らによってザインの中に封印されていたらしく、男二人で二年もの間必死に抑えていた。 この封印が一騎への負担となり、なかなか同化現象が改善されなかった原因となっていた模様。 封印の影響からかザインの様に変化しており、機体各部に結晶体のような装甲が追加され、 巨大化した腕部と紫となった機体カラーも相成って神々しいザインとは対照的に鋭く禍々しいものに。 またザインとは違い背部の武装のホーミングレーザー、アンカーユニットはそのまま引き継いでおり、特にアンカーユニットは8本に増設された上に同化ケーブルへと変化。突き刺した対象を同化し支配下に置く姿は正に魔王のそれである。 ちなみにこの再構成については演出的な部分が強いらしく、劇中で姿が変わったことに言及する人はいない。 劇場版での搭乗者は来主操。 封印から抜け出した早々ザインと幼女の奪い合いに発展するも、一騎共々ザインを同化することでこれを下す。 エウロス型と侵攻時には封印されていた鬱憤を晴らすように竜宮島の面々を圧倒。 カノンのルガーランスをへし折りその破損したルガーランスと同化→復元・強化し振るうなど器用なことまで行なっている。そして何より恐ろしいのはこれだけ暴れてまだ手加減していたという事実であろう。 最終的に甲洋の助け得て復活したザインと共に殴り合い蒼穹を繰り広げる。 終盤にはフェストゥムのミールに向かった操と入れ替わる形で総士が搭乗。かつての約束通り無の地平線からの帰還を果たした。 『EXODUS』では、開幕早々絶賛いらん子扱いで兄弟仲良く廃棄前提での封印中… ……だったのだが、数年ぶりに襲来したフェストゥムとの戦闘中、ザインと共にジークフリードシステムにクロッシング要請を送るという自律行動にも思える行為を突如として見せ、開始早々から不穏な空気を存分に漂わせている。 また、ニヒトが封印されている場所は状況も合わせて石棺と呼ばれ、 通路を通る間だけでも大勢の子供の声や影が見えるというより不気味な状態になっている。 4話では、普通の機材では同化される為に総士がニヒトを操縦して直接コアを摘出する計画を実行したが、ニヒトの抵抗によって失敗している。 今回の解体プランはDである事から、恐らく過去に3回の解体プランがあった模様。プランDは謂わば人間が自分で自分の心臓を抉り出すという危険極まりないものだった。 そして6話において覚醒した織姫の進言に従い、総士がニヒトのパイロットとして登場することに。 ニヒトの影響を受けるのか戦闘中の総士は怒気を孕んだ声色になり、表情も険しくなり、戦い方も元ラスボスらしく非常に苛烈なものになっている。 監督曰く、総士の変性意識は「獰猛かつ飽くなき支配欲」であり、アンカーユニットを8本同時に動かしながら周囲のフェストゥムを殲滅するのは本人の卓越した情報並列処理能力と空間把握能力の賜物である。 かつて竜宮島を絶望の底に叩き落としたニヒトの凶悪性能と総士の変性意識が噛み合った結果が「堕天使が降り立った」というのは皮肉とも取れる。 総士にとっても島に傷を負わせたニヒトは憎しみを向ける忌むべき存在として見ており、ニヒトに虚無の申し子なる称号を(勝手に)与えて搭乗中たびたび口にしては本気を出させようと尻でも叩くように煽る発破を掛けたりしている。 またファフナーは基本的に機体と一体化して戦うのでパイロットが自機の事を戦闘中に呼ぶことはないのだが、総士だけは上記の事情から一体化を拒否しているらしく度々「ニヒト」と呼ぶ。 ザイン同様リミッターを解除したフルパワー状態で運用され、紫電を発生させ広域のフェストゥムを殲滅する、フェストゥムの攻撃をコピーする、 直径300mはある超巨大ワームスフィア弾(通称虚無玉)の形成、周囲の兵器を同化して自在に操るなど凄まじい力を発揮する。 総士の天才症候群がテクニカル寄りだからか、ディアブロ型のワームカッターやクロウラーの冷凍同化などラーニングした強力な能力や、8本の同化ケーブルを自在に操る技の2号。 …と思わせながら、決め技はハートキャッチアンドデストロイという残虐ファイトも見せる。 エウロス型やエインヘリアルモデルでも辛いディアブロ型をいたぶりながら倒すほどであるが、対アザゼル型という面ではロードランナーこそザインと共同撃破したものの クロウラーには凍結同化が強烈なこともあったが歯が立たなかった。 ザインは相討ちとはいえアビエイターを単独撃破したというのに虚無の申し子ェ… しかし25話では、それまでの鬱屈を晴らすかのごとく大暴れ。 超巨大なワーム・カッターとスフィアで全長50kmクラスのリヴァイアサン型を早々に片付け、クロウラーは来主、甲洋との連携で撃破、ベイグラントに至ってはロクな攻撃手段が無かったとはいえ単機で撃破してしまった。 ……が、総士の肉体にかかる負荷もその分尋常ではなく……。 無印からの継続視聴者にとっては一騎と総士のツインドッグという夢が実現したと同時に、その代償は「生命」であるという絶望を叩き付けられた瞬間であった。 THE BEYONDでは生まれ変わった総士が搭乗する。彼が本作の主人公なので実質的にまごう事なき主人公機になった。 システムを通じて、そしてフェストゥムに囚われていた経験などから豊富な実戦経験を有していた先代と違いこちらは実戦経験ゼロのため、機体の操縦こそ問題なくこなせるが歴戦のファフナーパイロット達にはアッサリねじ伏せられてしまった。 元ラスボスとは思えないほどやんちゃなパンチやキックを繰り出し、挙句ジタバタしたりスサノオに殴られたりする5歳児ニヒトは必見である。 その後のベノンとの戦いでは師匠の影響かルガーランスをメインウェポンにして振るう他、小型のワームスフィアを大量に展開して放出するなどの戦闘スタイルをとる。 ちなみに本作の総士はニヒトを「こいつは僕のものだ」と最初から肯定的に受け入れており、最初こそ暴走するが島の人々との触れ合いで変性意識をコントロールできるようになったこともあってか、先代と違いニヒトと基本的には一体化して戦っている。 ◆マークレゾン 人類軍が鹵獲したマークフュンフのデータとコアを元に新たに建造した第三のザルヴァートルモデル。 カラーリングは赤のアクセントを添えた淀んだ黄色と、フェストゥムと憎しみに染まったゴルディアス結晶を思わす様なものとなっている。黄ばんだファミコンカラーとも言う。 機体名は「raison d'être(存在理由)」を指す哲学用語としても知られるフランス語の「raison(理由)」。 機体形状は先行の2機とは異なり、上半身を覆うポンチョのような大型装甲に多数のユニットを装備した重厚でマッシブなフォルムが特徴。 翼、肩、手甲、膝等に大小多数のイージスユニットによる鉄壁の防御力に加え、両肩にホーミングレーザーポッド、背中には大出力砲撃が可能なルガーランスを備えたことでザルヴァートルの名に連なるだけの高いポテンシャルを持つ。 もっとも、建造はできたものの人類軍にこれを扱えるだけの資質を持つ者はやはりおらず、パイロットが空席だったところを捕虜となった真矢をテストパイロットとして搭乗させることで起動に漸く成功、一旦の完成を見せていた。 しかし、反旗を翻したアトランティスミール=ベイグラントが呼び寄せたクロウラーで基地を襲撃した際の混乱に乗じてこれを奪取。 支配される側から支配する側となる為に、そして全ての憎しみを晴らす為、理由なき力をふるう傀儡となってしまったジョナサンをパイロットにして…。 変貌こそまだして無いものの、ベイグラントのバックアップとゴルディアス結晶を赤々と染める程の憎しみを一身に受けたことで上記の2機同様、武装の同化増幅に加え、 変形ワームスフィアを使った光による同化、転送フィールドの形成、ワームカッター雑巾絞り、レーザーポッドからはリング状のワームカッター、ワームエッジ弾を発生といった超常の力を発揮。 固定武装も超強化されており、イージスはツクヨミ以上に広範囲で強固な防壁を展開し、ゼロファフナーをも押し切る高出力砲撃も可能と、攻防共に怪物じみたスペックとなってしまった。 純粋な力によるゴリ押しも遠隔同化・イージス反射などテクニカルな面もハイレベルで併せ持つ、いわばV3みたいな存在である。 そのパワーは凄まじく、ニヒトが苦戦していたクロウラーの個体防壁を同化したベヨネットの1射でかき消し、ワームから放出した嵐のようなレーザーの大雨で半身を吹き飛ばし、瞬時に光に変容させて同化してしまった。 海神島侵攻作戦では竜宮島ファフナー部隊の連続攻撃をことごとく無効化し、一騎、総士、甲洋、操の4人ですらゴリ押し突破できないほどの力を見せつけた。 ◆マークアレス BEYONDにてAlvisが初めて主導で開発した、第四のザルヴァートル・モデル。 今の戦力を以てして尚、マレスペロ率いるベノンと戦うのは難しいというルヴィの見解と、「より強い器が要る」という一騎の要望によって作られることになった。 従来のザルヴァートル・モデルとの決定的な違いとして新たに建造した機体に島のファフナーのコアを移植するのではなく、 一騎の乗機となっていたマークツェン改「アキレス」を、エレメントである一騎の能力を解放してザルヴァートル・モデルに再構成(進化)するという手法が採られていることが挙げられる。 仕込みはAlivsスタッフによって事前に行われており、シミュレートでは一騎が力を解放することでザルヴァートル・モデルになる事は確認できていたようだが、 そのためには(かつてのザイン同様に)フェストゥムを大量に喰らう必要があり、ついでに余波もとんでもなく大きかったようで、ベノンとの戦いで戦況を劇的に変える一手として進化が戦略に組み込まれていた。 大気、海水を派手に巻き上げ竜巻を作り出しながら、ベノンのフェストゥム、ファフナー、果ては戦艦までも取り込むことで新生した。 名前の由来はギリシ神話の軍神・・・ではなくドイツ語で ゙全でを表す「Alles」。転じて存在と無に続く全能を表している。レゾンが華麗にスルーされているが第4次蒼穹作戦以降行方不明になっているから仕方ない。 外見は、黒のベースカラーに青とオレンジのセンサーパーツが組み込まれており、背部の翼のようなユニットも相まって「スマートになったニヒト」という印象を受ける。 勿論飛行能力も有しており、スタビライザーはザイン同様青く発行する。 武装は背部の八本の同化ケーブルと、両腕に内蔵されたルガーランス。ついに固定武装になってしまった 機体そのものと直結していることから同化無しで絶大な威力を発揮し、劇中では荒ぶる釈迦のポーズ天と地への砲撃でベノン軍を壊滅に追い込んだ。 ミールと誤認されるほどの凄まじい力を発揮する一方で一騎への負担も尋常ではなく、再構成の直後にまた存在と無の地平線へと落ちかけており、来主と甲洋の助けが無ければ戻ってこれなかった。 色彩能力の低下や体温も明らかに人間の常温を下回っているような描写もあるなどリスクの重さは変わっていない。 保ら技術スタッフにも「ついに自らの手でバケモノを生み出してしまった」と恐れられており、その実態はやはり救世主のように安心して全てを委ねられるようなものでは無い。 立体化 ROBOT魂 ザイン(新)、ニヒト(新)が発売。 ニヒトの同化ケーブルが取れやすい以外は出来もよろしく問題ないのだが、他のファフナーにも言えることだが現在お値段はプレミア価格。持っている諸君は大事にしよう。 『EXODUS』の放映を期の再販はまだですか MODEROID ROBOT魂の再販は叶わなかったものの、こちらが『THE BEYOND』の制作を期にザイン(新)が発売。 またニヒト(新)とアレスもそれぞれ発売。 いずれもパチ組でもほぼ完璧な色分けがされており、非常に高い再現度を誇る。 追記・修正の為に項目を登録する…、5秒待て! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] リセットに賛成 -- 名無しさん (2015-12-30 03 47 51) コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2016-01-10 11 58 16) マークレゾンも魂たのま -- 名無しさん (2016-01-10 18 42 02) 立体化されているとはいえ、ほとんどがプレバン限定だからな~プレバン知らない人は発売されることにすら気づかないからな~ -- 名無しさん (2016-01-19 14 26 27) レゾンは人類軍のこれまで培った(技術と -- 名無しさん (2016-01-26 16 54 45) 途中送信失礼 レゾンはこれまでの培った技術と奪った技術、それにザルヴァートルの圧倒的性能を併せたスペシャル機なんだろうな ザインニヒトの共通装備だった同化ケーブルをオミットして高出力のイージスを全身各所に装備して、背部にルガーランスを2本アタッチメントとして装備してると、スペックでごり押しするというコンセプトであろうザインニヒトに比べてより単機で防ぎ圧倒し殲滅するって感じに洗練されてる気がする -- 名無しさん (2016-01-26 17 00 53) ↑ベイグランドのブーストも相まっての結果だがな。普通のファフナーのままならあそこまで高い出力発揮できない。 -- 名無しさん (2016-03-26 13 36 31) もし続編があるなら、最終的にはレゾンもAlvisと合流かな。 -- 名無しさん (2016-04-27 23 04 20) コイツらだけ出るアニメ間違ってるよね -- 名無しさん (2016-04-28 22 24 59) ニヒトのロボ魂が中古屋で45000円だった。ザインは去年12000で手に入れたが、これは手が出ない -- 名無しさん (2016-05-13 20 28 33) ↑買ったら財布の中身が虚無になるな、さすが虚無の申し子 -- 名無しさん (2016-05-13 20 51 58) ↑↑両方とも発売当時に定価(ザインは量販店の値引きアリ)で買った俺はバンダイの申し子(ゲス顔) -- 名無しさん (2016-05-14 00 14 06) ドミニオンズ・モデルはコアの性能差でザルヴァートル・モデルとは段違いに性能低下しているけど、竜宮島まで稼働状態保ってトルーパー・モデルのコア移植とエインヘリヤル化を施したら、ザルヴァートル・モデルに近い性能になるのかな。 -- 名無しさん (2016-08-24 00 24 44) ↑多分エインヘリアルと同等レベルまでは強化されるだろうけど、ザルヴァートルにはまだまだ遠いだろうな…。某吸血鬼漫画で例えるなら覚醒後婦警と旦那ぐらいの差があると思われ -- 名無しさん (2017-01-16 10 33 46) ↑2仮にザルヴァートルモデル相当までスペックアップ出来ても人類軍に使えるパイロットいない。 -- 名無しさん (2017-02-23 10 09 32) 新作のPVでザインに美羽ちゃんが乗っているんですが…一騎と違ってルガーランスと右手が同化していない。 -- 名無しさん (2017-09-19 16 29 53) ↑ 第二弾では美羽ちゃん搭乗で同化しているみたい。一騎はグリムリーパー(Mk-Ⅱ-Re )に搭乗だし -- 名無しさん (2018-03-09 03 29 10) 新作でニヒトさんが求道玉ワームを習得したってばよ。それどころかOPで主役面かましてる -- 彗ママ (2019-06-02 13 54 32) 新たなザルヴァートルモデ出るみたいだな -- 名無しさん (2019-11-09 20 58 31) 存在、否定、理由……なら次の示す名は意味か答えだろうか…ザインの対義語である…ゾレンもありか -- 名無しさん (2020-05-17 17 51 33) アキレスがザルヴァートル化するのかな? -- 名無しさん (2020-06-23 22 31 26) 「出来るか」って訊かれて「出来る」とか……いや、まあ。ファフナー開発・運用ノウハウも、ザルヴァートル・モデル運用ノウハウも人類軍よりずっと先んじているアルヴィスだから、自分達で開発できても全くおかしくないけどさ……その苦悩は如何ばかりか。 -- 名無しさん (2020-06-28 17 05 27) 見てきた。開発とかそういうレベルのモノじゃなかったな -- 名無しさん (2020-11-14 07 47 20) まだマークアレスに関しては追加されていないのね。 -- 名無しさん (2021-03-23 12 18 23) ↑情報が少な過ぎるというか。BEYONDの次が出てからか、或いは他の所(雑誌とか諸々)で情報が出てからでも遅くはないんじゃないかな? -- 名無しさん (2021-03-23 14 27 49) 来週ザインのプラモデル発売かー。ノンスケだけど縮小率的にはほぼ1/250くらいやね。 -- 名無しさん (2021-10-22 00 09 32) アレスさんェ・・・。性能敵には凡百のフェストゥムでは太刀打ちできんが・・・。TV版に期待すんべ。 -- 名無しさん (2023-06-19 10 53 07) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/vs-wiki/pages/2251.html
SB/080 T09 C 護衛役の騎士 ファフナー/仮面の竜騎士 男性 パートナー 帝国の歌姫 ローゼリンデ/紅の戦巫女 女性 レベル 3 攻撃力 3500 防御力 7000 【その程度の力では。お前のソウルブレイドも泣いてるぞ】《ココロ》《精神》 作品 『シャイニング・ブレイド』 関連項目 《ココロ》 『シャイニング・ブレイド』 作品名に“シャイニング”を含むカード 帝国の歌姫 ローゼリンデ/紅の戦巫女
https://w.atwiki.jp/gogoanison/pages/51.html
オープニング 「Shangri-La」 作詞:atsuko 作曲:atsuko、KATSU 歌:angela ※第17話より画像は別バージョン(Mk.Sein Ver.)が使用された。 2chのアニソンランキング 19位(2007年12月版)、21位(2008年05月版) 月刊アニメージュ年間グランプリ(アニメソング部門) 3位(第27回)、13位(第28回) VIPPERが選ぶアニソンベスト100+α 57位(第1回)、96位(第4回) エンディング 1.「Separation」 作詞:atsuko 作曲:atsuko、KATSU 歌:angela 2chのアニソンランキング 293位(2007年12月版)、223位(2008年05月版) 1-2.「Separation[Pf]」 (第6・9・21~24話) ※「Separation」別アレンジ曲で、歌詞は二番が使用されている。 1-3.「Separation (Off Vocal Version)」 (第20話) ※「Separation」のインストゥルメンタルバージョン。 2.「Proof」 (第15話) 作詞:atsuko 作曲:atsuko、KATSU 編曲 KATSU 歌:angela 3.「Shangri-La」 (最終話) 作詞:atsuko 作曲:atsuko、KATSU 歌:angela 挿入歌 イメージソング・キャラクターソング 「fly me to the sky」 作詞:atsuko 作曲:atsuko、KATSU 歌:angela VIPPERが選ぶアニソンベスト100+α 51位(第3回) 関連作品 蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT (2005) 投票用テンプレ Shangri-La(蒼穹のファフナー/OP/angela/2004) Separation(蒼穹のファフナー/ED1/angela/2004) Proof(蒼穹のファフナー/ED2/angela/2004) OP…オープニング曲、ED…エンディング曲、IN…挿入曲、TM…主題曲 IM…イメージソング・キャラクターソング
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/33003.html
登録日:2015/11/05 Thu 19 05 02 更新日:2024/05/21 Tue 05 28 25NEW! 所要時間:約 9 分で読めます ▽タグ一覧 お前らとフェストゥム、どこが違う!? これがお前らのやり方かぁぁぁぁ!! てめえらの血はなに色だーっ!! みんないなくなればいいのに→そして誰もいなくなった アルゴス小隊 ド外道 ハザード以下 バスターコール ミストさん以下 世界の歪み 交戦規定アルファ 人間の本性 人類軍 因果応報 外道 小隊 心を持たないフェストゥムとどう違うの? 悪党 正義のためなら人間はどこまでも残酷になれるんです 滅ぶべき存在 蒼穹のファフナー 軍の犬 『蒼穹のファフナー EXODUS』に登場する人類軍所属の部隊。 正式名称は「新国連本部直轄・独立ファフナー大隊所属 アルゴス小隊」となっている。 【概要】 どこの艦隊にも所属しない独立部隊。フェストゥムに「同化」された同胞を始末する指令『交戦規定アルファ』の遂行を専門とした、いわゆる汚れ役である。 描写的に人類軍トップのヘスター(通称BBA)子飼いである可能性が高く、他部隊が死と隣り合わせでいつフェストゥムが来てもおかしくない状況で過ごしていることが多い反面、この小隊は人類軍本拠地でのうのうと過ごしている。この野郎 正直肩書きの時点で出来れば関わりたくない連中であるが、フェストゥムに同化された味方は基本的に助からない為、二次被害を防ぐという意味では必要な存在ではある。 しかし、例え発足当初は高い理念と覚悟をもっていた部隊だったとしても、まだ人間としての自我を失っていない同朋を、 無抵抗だろうが一方的に処刑し続ける狂気的な任務を課されただけでなく、新国連は派閥間での権力抗争が絶えない環境。 そんな修羅場に晒され続けて、真っ当な部隊として存続出来る筈も無し。 少なくとも現状において、この部隊は同化されてない人間であっても上が危険因子と判断すれば容赦なく粛清に赴く「新国連の犬」である。 また、彼らなりの義務感や使命感の元任務を遂行している一方、利己的かつ視聴者の神経を逆撫でするような行動、言動も見受けられる。 結果、視聴者から「分かりやすいヘイト集め役」とまで称される程の非道集団と認識され実際に憎まれている。 こんな連中が幅を利かせている現状が人類軍という組織の限界を表しているのかもしれない。 この先どれだけ株を上げようととそれまでに溜めたヘイトを相殺する迄には至らない気もするが、彼ら今後の動向に(色んな意味で)期待である。 というか頼むから余計なことはしないで下さいお願いしますから。 【主要隊員】 ダスティン・モーガン CV 中村悠一 小隊長。 1話のハワイ防衛戦時にモーガン隊を率いて現地部隊の応援に駆けつけるも惨敗。 以後フェストゥムに同化された同胞の危険性を覚え、交戦規定アルファを絶対視、かつその遂行に義務感を持っている…… とは言うものの、後述するように私情を捨てて任務遂行に徹しているとは言いがたい。 ハワイでの経験が相当堪えたのかそれ以降の風貌はかなりやつれた様にも見受けられる。 ペルセウス中隊のビリー・モーガンは彼の弟でビリーからは尊敬されている。 ハワイで共闘して後、ビリーは自分があてがわせた後方任務に就いていると思い込んでいたが、 再会するまでナレインの人選でペルセウス中隊に再配属された事を知らなかった。 再会してからはペルセウス中隊とのエンゲージの度にビリーを引き入れようと彼に接近している。 搭乗機:トローンズ・モデル空戦型「ラファエル」 キース・ウォーター CV 宇乃音亜季 アルゴス小隊の紅一点。 おおらかな性格でダスティンともフランクな態度で接し、味方殺しの任務を請け負う彼を気遣う素振りを見せる。 その一方でハワイ防衛戦以降は「ズルい者が勝つ」という信条の元、汚れ役の仕事を嬉々としてこなす「心の壊れた女」。 交戦規定アルファの遂行についても「自分が相手をしているのは人間ではない」と思い込んでいる(或いは思い込もうとしている)節がある。 下手すりゃダスティンより嫌われてるかも(後述)。これでも1話完全版ではフェストゥムを口説きかねないようなイけてるお姉さんだったのだが…… 搭乗機:ドミニオンズ・モデル空戦型「ガブリエル」 ハインツ・ビットナー CV 泉大智 メカニック出身で生き残る可能性の少しでも高い部隊への配属を望み、その為なら味方殺しも厭わない男。 言動がいかにもヒャッハーなチンピラで棒読み気味なのが特徴。 搭乗機:トローンズ・モデル陸戦型「サンダルフォン」 チェスター・ゲイン CV 栗原吾郎 ハワイ防衛戦時の現地部隊の唯一の生き残り。 同化された仲間の始末を己の義務としている。 …ハインツ共々顔と名前が一致しないと言う人先生怒らないから出てきなさい。 作中でも扱いは悪いというか啖呵を切った数秒後に死んだ。 搭乗機:パワーズ・モデル陸戦重装型「エイワース」 【活躍 (ネタバレ含む)】 フェストゥムとの共生を目指すナレイン一派を危険因子と見なした新国連上層部は、交戦規定アルファを発令。 アルゴス小隊にインドに基地を構えるナレイン一派の抹殺を命令する。 この時点でキースは待機中にもかかわらず酒を飲んでいたり任務を茶化したりと結構アレ。酒を呑まなきゃやってられないというのもあるのかもしれないが。 そしてダスティンはナレイン抹殺に反発したダッカ基地(ナレイン一派の行軍先)のカマル指令を殺害。 ダッカ基地目前でフェストゥムとの交戦中のナレイン一派(と竜宮島部隊)の援護に入った… と思いきや、小隊を援軍と誤認した堂馬広登をダスティンが殺害。 しかもご丁寧にコックピットのみを狙ったピンポイント狙撃によってである。 更に言うと、広登を殺害してから交戦規定アルファを宣言している。 その後広登のマークフュンフを回収し戦前を離脱する。 この時、爆撃機に組み付いた真矢の説得を無視してキャンプごとナイレン一派及び竜宮島部隊と難民達を一掃しようとするが、発射直前に爆撃機が撃墜された為、最悪の事態は避けることが出来た。 この時の名目は「移動中の難民もナイレン一派も竜宮島部隊も同化されているから(要約)」というもの。無茶苦茶にも程がある。 そしてこの襲撃以降、真矢と暉の歯車が少しずつ壊れていく事に…… なおこの時戦場でダスティンはビリーと再会した際に今の仲間を捨て自身の元に来るように促しているが、 この行いはファフナーの捕獲共々本来の交戦規定アルファの目的からすれば完全にアウト。 いかにこの指令が形骸化しているかがよくわかる。 その後捕獲したマークフュンフを解体する一方で、弟との再会を経て自らの行いに迷いを感じ出したダスティンとそれを気遣うキースの姿が描かれていた。 …が、回収された広登の遺体が詰められたクーラーボックスにキースが乗り掛かり、なおかつ邪魔な荷物程度にしか見ていないというある意味衝撃的な姿は、 多くの視聴者にショックと彼女への怒り、そして憎悪を加速させた。 母さんです。 先の戦いで竜宮島部隊の所有するザルヴァートルモデルには正攻法では勝てないと判断したダスティンは、 更なる行軍を始めたナレイン一派に対し工作員を潜入させパイロットを抹殺する方向にシフトした模様。 1回目の襲撃はエメリーと美羽により工作員の持つ悪意を察知された事で失敗に終わっており、投入された3人の工作員は1人が情報隠匿のために服毒自殺、 もう1人は一騎に肉薄するもある人物によって射殺、最後の1人も人類軍ひいてはアルゴス小隊に対し堪忍袋の緒が切れ暴徒化した難民達の投石で殺害された。 この一件でヘスター以下好戦派が竜宮島部隊及びナイレン一派をフェストゥム同様敵として認識しているのが見て取れる。 その後もナレイン一行の追跡を続行。逃げ入った地下道の入り口でトラップに引っかかり、 「本当の敵を思い出させる」という名目でアザゼルC型アビエイターをけしかけられることになるが、主要メンバーは爆撃支援で隙を作ってなんとか生存。 アビエイター仕事しろ。 部隊再編後にはナレイン一行と竜宮島の合流ポイントで奇襲を仕掛けた。 ナレイン一行に追いついた時、彼らは2体のアザゼル型とその配下の群れが入り乱れた混戦状態にあったが、 あろうことか共通の敵であるフェストゥムを完全に無視してナレイン一行のみを攻撃するという暴挙に及んでいる。 自我を失いかけたジョナサンの攻撃により航行不能となった輸送機から脱出した難民達(非戦闘員)を狙っている機体もいた。 人類軍が守る「人類」というのは自分達と例の5万人の事なのだろう。 更にはこの攻撃により真矢と暉が鹵獲されかかり、それを助けようとしたウォルターがフェンリルを起動させて自爆・戦死する結果となってしまった。 ついでにハインツと潜水母艦3隻もそのフェンリルであぼん。やったぜ。 暉は竜宮島からの救援が間に合ったものの、真矢は予想外の妨害が入った事もあってウォルターの奮戦も虚しくジーベンごと鹵獲・拉致されてしまう。 剣司が真矢の追跡に向かい、捕捉した所で最後っ屁のミサイルにより接近を阻まれ、そのまま逃亡を許してしまう。 キースは鹵獲したジーベンから降ろした真矢に対し「いつ金色に光るんだ」等とフェストゥム因子を組み込んでいる事を声高に罵り、 兵士が見ている中で着替えろ(スーツの都合上着替える場合一度は全裸にならざるを得ない)と命令するなど同性にもかかわらず真矢に対し悪辣な態度を見せているが、 ぶっちゃけ一騎由来のマカベ因子を取り込んでいる時点で「お前が言うな」の極地であり、自分自身へのブーメランになっていることに気づいていない上に只の同族嫌悪でしかない。この時のキースの言動は更に視聴者の彼女に対する嫌悪感を増幅させた。 ビリー・ジョナサンも同時に鹵獲されてしまっており、ジョナサンは暴行を受けた描写があるにもかかわらずダスティン及びキースの手引なのか、 ビリーのみ「アルゴス小隊員でありペルセウス中隊に潜伏させていた工作員」という事で処理しているようである。 しかもそのことに関して上からお咎めを食らうどころか、ビリーがアルゴス小隊に異動が認められた。軍としてどうなんだ。 同じ人間に対して、平然と殺戮を行う化物のような彼らの所業に 真矢の父親代わりをしていた溝口は皮肉にもかつて真矢がミツヒロと決別した際の言葉と似た言葉をアルゴス小隊に叩きつけた。 「お前らと(お前らから見た)フェストゥム、どこが違う!?」と…… そしてクローラー群が基地を襲来した際にはビリーを除いた面々は例のごとく交戦規定アルファに従い臨戦するが、 クローラーそっちのけでへスターの潜水艇に向かう真矢のマークジーベンのみを攻撃している。 それどころか、真矢を救出しに来た竜宮島部隊に共闘を申し込むどころか、従わなければ攻撃することを前提で武装解除を求めていた。ダメだこりゃ。 そんなアルゴス小隊もついにツケが回ってくる時が来た。 マークジーベンは長期に渡る遠征から満足に整備されてない(*1)上に最低限の内蔵武器しか残っていなかった。 だが、4年もの間フェストゥムと戦い続けた歴戦のパイロットであり、脱出行の中で人を殺す覚悟を固めた真矢は、その圧倒的不利な状況で一転攻勢に出た。 「(やれるものなら)やってみろ!」と叫んだチェスターはデュランダルでコクピットを狙撃され秒殺、 キースは「人殺し野郎!!」とこの上ないブーメラン発言を声高に叫びながら激昂してきたが、レージングカッターであえなく撃墜(憎たらしいことに生きていたが)。 ダスティンは一騎打ちに臨み、ジーベンの右腕・左脚を封じたが、リスクを厭わずに自機の右腕を切断した真矢の機転によって返り討ちに遭い、 マインブレードをコクピットにダンクされてしまい、しめやかに爆発四散したのであった。 こうして、キースを除いた隊員は戦死し、アルゴス小隊は壊滅したのであった。 尤も、ダスティンの死を見たビリーと真矢に憎しみを抱いたキースは、兄の仇だの復讐をさせてやるだのとアトランティスミールに唆され、海神島侵攻作戦に参加。 そこで再び真矢とエンゲージ。 2機がかりで組み付き呪詛を吐きながらフェンリルで道連れにしようとするが、キースは起爆プログラムのコントロールを奪われ、ビリーはコクピットブロック(*2)を抜き取られて不発。 キースはコクピットから這い出て、コントロールを奪っているケーブルを拳銃で撃ち抜くが、 起爆プログラムが復帰した瞬間に機体ごと振り払われ、狂気の笑声を上げながらフェンリルの爆発に呑まれた。 項目内容に万一間違い、勘違いなどあれば追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2017-02-15 21 29 23) お前らとフェストゥム、どこが違う!? これがお前らのやり方かぁぁぁぁ!! てめえらの血はなに色だーっ!! みんないなくなればいいのに→そして誰もいなくなった アルゴス小隊 ハザード以下 バスターコール ミストさん以下 世界の歪み 交戦規定アルファ 人間の本性 人類軍 外道 心を持たないフェストゥムとどう違うの? 正義のためなら人間はどこまでも残酷になれるんです 蒼穹のファフナー 軍の犬←このタグって全部一人で付けたのか? -- 名無しさん (2017-03-30 10 52 21) タグに「ミストさん以下」ってあるが、ミストさんは言動がアレなだけで人々の生命と平和を守るために戦いむしろ人間同士の戦いに激しい怒りをぶつける、身勝手な人殺しのこいつらとはむしろ対極的な存在なんだが -- 名無しさん (2017-03-30 11 56 56) 今思えば、キースはオルフェンズのイオクみたいな退場をしてほしかったなあ -- 名無しさん (2018-01-08 12 01 45) ↑×2 むしろ原作通りの人類軍やアルゴス小隊がKの世界にいたら、ミストさんが地球人に絶望するのも当然な世界観になってしまうんだよねえ -- 名無しさん (2018-01-17 14 35 13) キースのこの人殺し!って言葉、要するにこいつらにとって同じ価値と尊厳を持った人間ってのは「同じ痛みと罪を背負った同胞」だけなんだよね。それ以外はすべて外側っていう。感情的にはうんざりするキャラだけど、「ファフナー」っていう作品のテーマを考えれば凄い重要な立ち位置だと思う。もう少し彼らのメンタリティや立場を掘り下げた外伝とか出たら嬉しい。 -- 名無しさん (2019-11-06 12 44 08) 期間限定公開で見たけどひっでっぇ奴らだなこいつwまさしくヘイト受付役なわけだが。こういうのみるとためらうのは当然だけど三日月の死んでいいやつだわな、精神的に絶望して死んでくれたらなお良かった -- 名無しさん (2019-11-13 17 22 07) 世界観的においしい立ち位置だったのに、結局クソみたいに流されていった連中。ビリーの闇堕ちの過程をもうちょい丁寧にやっておけば、間接的にこいつらにも同情できたんだがなぁ -- 名無しさん (2019-11-23 22 15 23) 人類軍と同じく主人公陣営ageの為の犠牲になった連中 -- 名無しさん (2019-11-23 23 22 08) ageっていうのもどうかと思うけど。絡まれてただけじゃない?なんか株が上がる要素あったっけ? -- 名無しさん (2020-06-08 05 08 25) 少なくとも主人公ageでは無いと思う。紛れもなくヘイト稼ぎ役だったけど。他作品だけど~ageで本当に犠牲になったのは種死のシンやルナマリア(age対象はキラやラクス)、鉄オルのマクギリス、オルガ、三日月、クーデリア等(age対象はラスタルやガリガリ始めとしたアリアンロッド組)が該当すると思う。 -- 名無しさん (2020-08-02 14 12 44) マリスと比べると悪役としての魅力薄いよなぁ。まあ、マリスは底が見えないのもあるのに対し、こいつらは雑魚の分際でイキってただけだしなぁ -- 名無しさん (2020-08-09 00 08 10) ハワイでの敗北が彼らが荒んだ原因ではないかと思われるが、その過程が全く描かれてないんで正直よく分からん集団。ただキースの外道さは途中から製作陣もある意味ノリノリで描いてだと思う -- 名無しさん (2020-08-09 04 10 35) 理由つけてもその実上層部子飼いの殺し屋でしかない当人たちにもわかる悪だったから、これは仕方ないことなんだって自分を納得させられないとキースみたいに相手を悪扱いしないと自分の中の整合性を保てなくなっちゃうわけよね -- 名無しさん (2021-03-15 16 36 37) キースがゲームのラスボスの第二形態みたいに同化してまで真矢を倒そうとしないのが意外だった 尺の都合かもしれんけど DIOですら相手の絶対的優位に立つためだけに人間やめたのに…ミイラ取りがミイラになってまで相手を倒そうとする執念はなかったな -- 名無しさん (2021-07-09 23 26 45) そんなに嫌われてるキャラたちだったのか。いやそりゃ嫌な悪役だけど、ファフナーの作風のせいなのか、あんま嫌悪感は持たなかったな。感情移入もすることなく「こいつらは悲惨な世界が生み出した負の部分なんだな」と、世界観のパーツとして見ていた。 -- 名無しさん (2021-12-28 00 03 14) 今までこういうヘイト役いなかったし人間にも醜悪なのがいるってのも分かる -- 名無しさん (2021-12-28 01 40 30) 基本的には無抵抗の同朋か乗っ取られて大した動きのできない機体の処理を担当する部隊なので、実は練度自体は大したことなかったんだろうな -- 名無しさん (2022-09-27 14 32 20) 遠距離武装が中心なところはフェストゥム対策としてってところと、徹底して掃除屋としての表現したいからってのもあるんだろうね。最終的に残す5万人以外の虐殺をやらせる旗振り役でも有ったんだろうなあ。 -- 名無しさん (2023-06-23 13 43 31) 絶対、スパロボでたらまずヘイト役すら生ぬるい事やらかしそう、Xに出てたら配下共々ミスルギに従って侵略に加担してそうだし(無論負けそうになったらレコンギスタ軍に鞍替え図ろうとして、マスクやキア隊長から拒否食らってそう、味方まで撃ちかねない連中を引き入れるわけない)自軍に投降してもルルーシュから信用されてないだろうから、武装解除してから受け入れられてそう(キースのことなので命令無視で虐殺しようとしてダスティンに止められてそうだし、シーブックやトビアを煽って痛い目に合いそう)) -- 名無しさん (2023-09-01 00 19 14) 改めて文章で読むと人間性が終わってる死ぬべきゴミだな、悲惨な世界が生み出した負の部分(笑)だわ。難民といい同じかそれ以上に悲惨な境遇で必死に生きてる人間が山程いるんだワ、だというのに被害者ヅラだけは立派なんだから -- 名無しさん (2024-05-21 05 28 25) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/hengtouhou/pages/1178.html
モンスター/古代ドラゴン v2.0.0 [U] 竜の『ファフナー』/Fafner the Dragon (L.Green D; ) === Num 712 Lev 47 Rar 4 Spd +10 Hp 2500 Ac 100 Exp 25000 北欧神話の強大な竜であるファフナーは元々巨人だったが、自分の兄弟を殺して財宝を手に入れ、自ら竜に変身して財宝を貪欲に見張るようになった。 彼は通常地下 47 階で出現し、素早く動いている。 この混沌の勢力に属するドラゴンを倒すことは 1 レベルのキャラクタにとって 約391666.67 ポイントの経験となる。 彼は巨大で力強い。 彼は火炎や毒のブレスを吐くことがある、なおかつ魔法を使うことができ、致命傷+呪い、恐怖、混乱の呪文を唱えることがある(確率 1/3)。 彼はドアを打ち破り、弱いモンスターを押しのけることができる。 彼は光っている。 彼に乗ることができる。 彼は炎と毒の耐性を持っている。 彼は混乱しないし、眠らされない。 彼は侵入者を見過ごしがちであるが、 200 フィート先から侵入者に気付くことがある。 彼は 16 個までの上質なアイテムを持っていることがある。 彼は 4d10 のダメージでひっかいて攻撃し、 4d10 のダメージでひっかいて攻撃し、 14d6 のダメージで噛んで燃やし、 14d6 のダメージで噛んで毒をくらわす。 雑感 名前
https://w.atwiki.jp/srwux/pages/25.html
編集の前にトップページか参戦作品でガイドラインを読んでから編集してください。ガイドライン違反の内容は削除対象となります。 概要 ストーリー蒼穹のファフナー 蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH 登場人物真壁 一騎 遠見 真矢 皆城 総士 近藤 剣司 春日井 甲洋 羽佐間 翔子 要 咲良 小楯 衛 カノン・メンフィス / 羽佐間 カノン 日野 道生 堂馬 広登 立上 芹 西尾 里奈 西尾 暉 イドゥン 来主 操 皆城 乙姫(つばき) 真壁 史彦 真壁 紅音 / ミョルニア 溝口 恭介 遠見 千鶴 遠見 弓子 / 日野 弓子 日野 美羽 羽佐間 容子 要 澄美 近藤 彩乃 小楯 保 西尾 行美 皆城 公蔵 日野 洋治 ミツヒロ・バートランド 狩谷 由紀恵 ヘスター・ギャロップ 人類軍兵士 ナレーション 登場機体マークエルフ マークザイン マークアハト マークドライ マークフィアー マークフュンフ マークゼクス マークジーベン ベイバロン メガセリオン マークアイン マークノイン マークツェーン マークツヴォルフ ゼロファフナー マークドライツェン マークニヒト スフィンクス型 グレンデル型 アルヘノテルス型 エウロス型 補足 過去参戦作品蒼穹のファフナー 蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH 概要 2004年放送の深夜ロボットアニメ。 鬱屈とした環境でもがく少年少女達の心理を鮮やかに描いた。 2010年公開の『HEAVEN AND EARTH』はその続編となる劇場公開アニメであり、 TV版で死んでいった者達の、その魂を受け次ぐ者達を描いている。 ストーリー 蒼穹のファフナー 日本近海の洋上に浮かぶ孤島「竜宮島(たつみやじま)」。 そこに暮らす人々は各々の思惑で平和を生き、豊かに暮らしている様に見えた。 しかし、実態は島一つが正体不明の侵略者「フェストゥム」に対抗するための施設であり、 土地は武装化し、人間も遺伝子改造に身を染める、偽りの楽園に過ぎなかった。 蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH 竜宮島を襲うフェストゥムの一団を撃滅してから二年。 数々の犠牲を払い、本当の意味での平和を手にした島民達は安らぎの中を過ごしていた。 その日常のさ中、島に一隻の船が着岸する。 船内に居たのは、かつての戦いで犠牲となった「皆城 総士」に似た少年だった。 登場人物 真壁 一騎 島の学校に通う14歳の少年。 彼を含む島の子供達は戦闘の為に瀬戸内ミールの因子を遺伝子に加えられている。その影響で知力や運動神経が発達しているが、一騎はその中でも更に万能に近い才能を持つ。 総士曰く、「競いあい高めあう相手が居れば、オリンピックの全個人種目で金メダルをとれる」とのこと。 しかしトランプのようなゲームは超弱い。当時のファフナーパイロット全員で勝負したら5回連続最下位になってしまうくらい。 過去のとある出来事から潜在的に「ここからいなくなってしまいたい」という自己否定意識を持っており、そのためファフナーに搭乗しても変性意識が明確に現れず、また同化現象に対しても極めて高い耐性を持っている。 男所帯の真壁家の家事をしていたため、料理が上手い。劇場版では喫茶店の調理担当で「一騎カレー」「一騎ケーキ」等看板メニューも。女性客に人気。 彼が傷つけあうことになっても対話することを選んだことによりマークザインは新生する。 原作ではマークザインの危険性もあり、単機での戦闘(ローンドッグ)を望んだが真壁司令に却下されている。だが今作ではマークザインがフェストゥムに対して有効すぎるため、単独でフェストゥムを同化しまくる事に。 グラハムとの絡みはないが、一騎も9月21日生まれの乙女座である。乙女座関係の特殊台詞がないのが少々残念である。因みにアスカさんと同じ乙女座のO型である。 所謂恋のクロスドックの中心人物。とにかくモテる。そしてスパロボだと翔子が生き残って恋愛関係の図が大変な事になるのはお約束。まぁ、ヤンデレがいないだけでも浩一よりよっぽどマシかもしれないが… 「壁」を創り、「一」人で戦う存在。「一騎」当千の力でフェストゥムを倒す。 遠見 真矢 14歳の少女。友情に厚く、一騎のことを気にかけている。顔を見ただけでその人の考えが分かるほどに洞察力が高い。 他人の恋愛感情には気づかないことが多く、相手にもどかしい思いをさせる場面もある。 マークジーベンのパイロットで、搭乗すると変性意識により冷静になり口数が少なくなる。喋っても抑揚のない声で喋るため地味に怖い。特に初出撃した時。 他の一部ファフナーキャラにも言えるが、声優がデビューして間もなかったためであるが、それが逆に上記の変性意識演技に拍車をかけてたり、成長の演出が大きく感じたりでいい方向にも働いている稀な例。 淡々と戦闘をこなすその姿からファンの愛称はゴルゴ(マークゴルゴ)と呼ばれている。実はTV版の彼女は射撃を一発も外したことがなく、生身でも溝口が戯れで射的の景品で並べたライフルも一発で落としたエピソードがある。流石に劇場版では遊撃手として高速で飛行しながらの射撃故何発か外していたが、それでも高い命中率を誇っていた。 ちなみに射的の時はコルクライフルで撃ち落としている。何故それで落とせる… 遠くから狙撃を伺うスナイパーの存在を見ぬいたこともある。 「遠」い位置から皆を「見」ている語り部的な存在。戦闘時は百発百中の狙撃手。決して外さない「真」の「矢」を放つ。 皆城 総士 一騎の友人であり、フェストゥムとの戦闘の要「ジークフリードシステム」に搭乗する少年。ファフナーパイロット全員の意識・感覚を共有し指揮する役目を持つ。感覚を共有しているため、パイロット全員が戦闘によって受けている痛みも共有している。 彼は天才症候群が「並列処理能力の強化」という形で顕在化しているため、複数人と同時にクロッシングすることができる。 他の子供たちより遺伝子操作を受けているため人間よりもフェストゥムに近い。 ノートゥングモデルがフェストゥムに対して効果が高いのは性能以上に彼の操るジークフリードシステムが読心能力阻害するため。ファフナーに搭載できるが負荷が増大し、同化までの速度が尋常じゃないくらいあがる。 これの代用品が蒼穹作戦や劇場版で使っていたクロッシングシステム。 前半回や最終回、TVスペシャルなどはED前に彼のモノローグ(通称ポエム)が締めを飾る。今回はファフナー再現シナリオなどで披露する。 ファフナーへの適性自体は高いが、「左目が見えるようになる」ことに耐えられないため搭乗できない。マークアインのパイロット候補だった。 不器用な一騎に言われるほど不器用な性格をしている。 発売以前、新システム「戦術指揮」が公開された際には彼の微妙さに愕然とした人が多数。同時に紹介されたのが孔明というのもあるが。そもそも全ファフナーパイロットと意識共有しながら自軍全体の面倒も見ろというのが無茶な話である。 だが終盤にてその戦術指揮が真の力を発揮することとなる。 ファフナー達の「城」で「皆」を「総」べる存在。 近藤 剣司 一騎の同級生。お調子者の三枚目だが直感力に優れている。学校の生徒会長を務める。あまり周囲には認知されておらず、皆には総士が生徒会長だと誤解されている。 劇場版では咲良や小楯父の世話をしているため、生徒会にはほとんど顔を出していない。 天才症候群としてあらわれている直感解答力だが、過程をすっ飛ばしているためバカ扱いされることも。トランプなどには強い。 よく一騎に勝負を挑んでいるが負けてばかりである。トランプは除く。 ファフナーに乗ると変性意識で弱気になる。変性意識のおかげでヘタレかとおもいきや、銃撃をわざと外す、撃墜数の多さ、マークニヒトにダメージを与えるなどかなり凄腕。特にニヒトは剣司に斬られるまではフェンリルすらノーダメージだった。 TV版後半は咲良の同化進行、衛の死亡、母親の死亡など怒涛の鬱展開の影響をモロに受ける。 ミツヒロの電池発言がカットされた中でこちらの電池発言は残った。いつそんな発想を思いついたのだろうか?真上が同席していなかったのが幸いである。 劇場版においては、ファフナーチームの隊長として大活躍。変性意識も抑えこみ、ほぼ無い物として使いこなしている。 咲良を護るための「剣」にならんとするが、TV版では出来なかった。しかし劇場版では剣を研ぎ澄まし、咲良だけではなく皆を「司」る存在に。今作では劇場版での活躍を考慮してか、最後に「激励」を覚えるようになった。 但し残念ながら指揮技能は覚えない。 春日井 甲洋 一騎の同級生。心優しい少年だが家庭に大きな問題を抱えている。天才症候群の症例は、設定上は「優れた記憶力」。残念ながら本編で発揮されることはなかったが、その結果他人の些細なしぐさなどを後から思い出しては疑心暗鬼に悩まされることになってしまっている姿がドラマCDで描かれている。 ある事件をきっかけに一騎に辛く当たるようになっていく。 一騎との模擬戦では唯一マークエルフにペイント弾を当てていた。 里親は喫茶店を経営している夫婦。スパイ行為をしており、息子にも愛情がない。甲洋の生命維持を切ろうとした所を見つかって追放された。今作では存在そのものをハブられる。 物語の終盤から重要な立ち位置に付くことになり陰ながら仲間たちを助けていくことになる。「俺は仲間を絶対見捨てない!!」の言葉通り、仲間の危機には必ず助けに来てくれる。それは、劇場版でも変わっていなかった…。 3部では大幅に姿が変わった形ではあるが正式に参戦、もっとも姿形などもはや関係無いと言わせてくれる。 愛犬のショコラはRoLのプクと並ぶ涙腺ブレイカー。 作中、様々な関係を繋ぎ止めるための「鎹(かすがい)」となる存在。 羽佐間 翔子 一騎の同級生。真矢とは親友。一騎に好意を抱いている。肝臓を患っており、まともに学校にも通っていない。肝臓が弱いが好物は肉類。中々食べられなくて悔しい思いをしている。 マークゼクスのパイロット。本来は引っ込み思案な性格だが、ファフナー搭乗時には攻撃的な性格に変化する。精神コマンドに「祝福・愛・再動」と強力な構成。修理装置の存在も含め堂々のヒロインっぷりである。小説版ではどうみても完全にヒロインだった。 闘病経験から「痛み」に極めて強い、飛行という行為に対する適性が高いなど、実はファフナー(特に飛行型のマークゼクス)に対する適性は子供たちの中でも指折りに高かったのだが…この事を反映してかシナジェティック・コードのレベル成長速度が(途中で真矢に追い越される物の)かなり速い。というか、CコードLvが8に到達するのは9まで育つ一騎と真矢以外には翔子とカノンしかいない。 TVでの戦闘からか戦闘アニメで抜群の素人ファイトっぷりを見せ付ける。 天才症候群として発現しているのは想像力の増大だがTVでは明かされず、後に小説版で判明する事となった。 蒼穹作戦後の加入だったKと違い、復帰が原作で言うところの18話~20話ぐらいのタイミングなのでシナリオにもガンガン絡む。妹もできました。ファフナー系パイロットへの特殊援護セリフはもちろん、マークニヒト相手にも特殊セリフが発生する。汎用戦闘台詞も最早別人と思わせる堂々としたものに変わり、様々なセリフを披露してくれる。変性意識も完全に制御している。 流石に某ヤマダさんの様な劇場版顔グラは用意されなかった模様。シナジェティック・スーツも黒くならない。 中断メッセージでは何気に自身の生存フラグのヒントを示してくれる。一騎くんを活躍させてあげてね…?(切実な願い) 中の人は舞台版でも翔子を直接演じた。 原作最初の涙腺ブレイカーであり、この辺から物語が加速し始める。 空へと「翔」びたつ存在。そしてそのまま二度と戻ってこなかった。しかし今作では新たな意味が持たされている。すなわち、海と大地の「狭間」へと「翔」びたつ存在。 要 咲良 一騎の同級生。剣司と衛を従えるボーイッシュな少女。14歳。2人からは姉御と呼ばれている。 TV版終盤で同化が進行して意識不明の状態になったが、劇場版で復活を果たした。 ファザコン。父親みたいな頼りがいのある男性が好みのタイプ。父は警察官で、戦闘機部隊のパイロットでもあった。1話で死亡。小山力也氏が演じていたが撃墜後オーラロードが…だったりはしない ファフナーに乗ると変性意識で父親を殺したフェストゥムへの憎悪から好戦的な性格になるが、これはフェストゥムに対する恐怖の裏返しでもある。劇場版では体を自由に動かせることへの憧れに変化している。父親と同じ空戦をすることとなる。 天才症候群の兆候としては物体のバランスを崩す方法など、力学的効果の面で発揮する。格闘技の実技で成績がいいのはこのため。 剣司、衛との三人組の「要」となる存在。 小楯 衛 引っ込み思案な14歳の少年。漫画『機動侍ゴウバイン』の大ファン。 マークフュンフのパイロットで、手作りのゴウバインヘルメットを被ると勇敢な性格に変化する。ちなみにこれは変性意識ではないので、ファフナーを降りてもヘルメット被りっぱなしだとこの性格のまま。 ヘルメットを外すと被ってる間の事は覚えてない。最早二重人格レベルである。 ニコニコ動画の公式配信された際、動画説明文の欄に書かれるあらすじに「バビューンのヘルメット」なる珍妙な名称が登場した。なお、あらすじは公式サイトの丸写しなのでそちらでも見ることができる。ちなみにバビューンは準備稿時代のゴウバインの仮称とのこと。 今作のミスター・ブシドー要員。今作妙に侍関係が多いのはなぜだろう。サコミズとか。 天才症候群の兆候として構造理解力に優れる。彼が幼い頃に修理した通信機は、竜宮島の未来を大きく変えた。 総士からは一騎とツインドックを組まないかと持ちかけられるほど頼りにされていた。 ヘルメットの事もあって、素の状態でファフナーに乗ったのが終盤だったので変性意識も素の状態からあまり変わっていないように見える。 皆を「衛」る「盾」となる存在。 カノン・メンフィス / 羽佐間 カノン 元戦争孤児の少女。家族を失った経験から人間的な感情が希薄になってしまっている。 一騎や友人との対話の末感情を取り戻し、蒼穹作戦の後には新たな家族の姓を名乗る。今回頑張ればお姉ちゃんまでできる。 劇場版では生徒会副会長となり、顔を出せない剣司の代わりに生徒会を仕切っている。顔グラやカットインでは分かりづらいが、TV版から髪型がショートカット→セミロングに大きく変わっている。風車みたいな前髪もなくなった。 甲洋の飼い犬であるショコラの現飼い主。 実は一騎に想いを寄せているが、してあげられる事が無いと感じ自ら身を引いている。 一騎達と同じ14歳で一騎達と同クラスに転入するので勘違いしやすいが、実は2032年5月生まれで一騎達より一つ年下で芹達と同い歳。 日野 道生 父と共に島を出て人類軍に加わっていた青年。幼馴染の弓子を想い続けている。 島に戻ってきてからは一騎達の兄貴分。弓子とも男女の仲となる。平時の仕事は学校の用務員。 母親は第一話や前日譚である『RIGHT OF LEFT』に登場している。 今回頼りになる兄貴成分をガッツリアスカさんに喰われてしまった。 コードネームつながりでマスターテリオン相手に特殊セリフ有り。 弓子いわく「昔は臆病で情けなくて目立ちたがり屋で女好きの碌でなしだった」とのこと。 堂馬 広登 東京でアイドルになるのが夢な少年。乙姫らの同級生。 世界の実情を知って夢を絶たれたことで暴走して放送室を占拠。結局、アルヴィス歌謡部門担当を任されてローカルTVに出演している。 劇場版では衛から貰ったゴウバインヘルメットを着用しており、彼のことを尊敬している。しかし衛のような自己暗示までは掛からないので若干の照れが残る。 立上 芹 一騎達の後輩に当たる少女。 昆虫採集が趣味だが、標本にしたり強引な罠は残酷だからと嫌っており、捕まえた後は直ぐに逃がしている。さすがにスクラッグは気に入らなかった模様。参戦時期の都合上DLCでしか戦えないが…。 物語中盤に皆城乙姫と出会い、初めての友達になる。劇場版の終盤では島を守る乙姫に協力するために、一時的に岩戸に入り乙姫との再会を果たす。 そのため最終決戦には唯一の非参加だった。 劇場版ではマークツヴォルフのパイロットとなった。ファフナーに乗ると変性意識で衝動的になり頭突き癖が出るようになった。この癖に合わせた装備がショットガンホーンである。 相手のフェストゥムが消滅する際に、何かを言おうとしているといち早く気付き、戦いを躊躇っていた。乙姫ちゃんはそんなこと言わない! 芯の強さからか最初に覚える精神が「ド根性」である。他のキャラでは海動、張飛、ジョウなどがいる。 西尾 里奈 芹の同級生の少女。原作TV版では芹と同じく後輩として一騎達を支援していた。役職はオペレーター。 若干のレズっ気あり。真矢や乙姫に好意を示す様子を芹から「女好き」と評されている。 一見引っ込み思案の弟を引っ張っているように見えるが、実際には心の底に強い不安を抱えた年相応の複雑さが見え隠れする。 戦闘シーンでの顔芸っぷりは見事に再現されている。 TV版では暉との関係は特に語られていなかったので、色々とギャップが大きい。 乙姫の友人という割と重要なポジションだが、Kではそれをガン×ソードの面々に丸ごと取られたため、芹共々未登場だった。 劇場版では揺れる。何がとは言わないが。 西尾 暉 里奈の双子の弟。原作TV版では言葉を話せない設定のため一切の台詞が無かった。しかし、その事に言及するシーンは無いため、多くの視聴者がモブと思っていたとか。 実際、顔が大きく映るような場面もない。顔見せの為だけにテレビ版のアイコンを作って貰っている。 父母の死が原因で喋れない。但しファフナーに乗ると喋れる上やけに男前なセリフが多い。 初戦闘後、本人にはそのつもりはないが、傍から見れば戦闘を楽しんでるような発言をしてしまう。今作では危うく森次さんに「本当の暴力」を教えられるところでした…。 47話でゼロファフナーのサブパイロットになる。一応ツェーンに戻ることも可能。カイザーや飛影みたく能力を共有できるわけではないので、姉より高い射撃のステータスが活かされない…。 「ゼロファフナー搭乗時くらいドラゴントゥースを真矢に返せ」とは言ってはいけない。 イドゥン 若い外人男性の様な姿をしたフェストゥム。 本能で「無」を祝福するフェストゥムの思考に近く、破壊活動に躊躇いも無い。 狩谷由紀恵から憎しみを学び、人類と対話する分岐を完全に排除した。 総士をジークフリードシステムごと攫い、彼を利用して北極に攻めてきた人類を撃退しようとする。だがそれを逆手に取られ、北極ミールに所属するフェストゥムは「痛み」と「存在しなくなることへの恐怖」を学習してしまう。 来主 操 突如竜宮島に流れ着いた戦艦の中で眠っていた少年。 その正体はやはりフェストゥム。自分達のミールのメッセンジャーボーイとして生まれてきた。 一騎以外にも他の版権キャラから説得されたり、プトレマイオス2改に乗り込み、他作品の決戦を見届けたりとシナリオに関わり、彼の心に大きな影響を与えていく。 人の姿をとっているが、マスター型というわけではなく彼自身は只のスフィンクス型である。 皆城 乙姫(つばき) CV 仲西環 総士の妹。竜宮島のコア。 母親の胎内にいる時にフェストゥムの襲撃にあい、ワルキューレの岩戸と呼ばれる人工子宮に移され目覚めの時を待っていた。皆城兄妹は他の子供たちに比べてフェストゥムの因子を多く投与されている為、竜宮島のコアとして適合した。 立場上島民を導く立場に立つ事が多いが、無邪気な少女としての一面も伺う事が出来る。再び岩戸に入る際に今まで抑えていた「人間」としての本音を一気に吐露する。 島のコアとして、防衛システムを制御している。島そのものである為、ファフナー同様島が攻撃されると彼女も痛みを感じる。ファフナー組の特殊能力である「ノルンシステム」は彼女が制御しており、アメリカに居ようが宇宙に居ようが飛んで来てくれる。さらには次元を越えてバイストン・ウェルにまで飛んで来てくれる。飛影もビックリである。 自分を特に気遣ってくれる千鶴によくなついており、彼女のことを母親のように思っている。 アニメでは岩戸から出てきた時などに非常にけしからん恰好なため多くのロリコンが歓喜した。本作ではなんと他作品のあの人がその現場にいる。まったくけしからん 初見じゃ絶対読めない名前。今作では初出時にちゃんと振り仮名が振られているので安心。 竜宮「城」の「乙姫」となる存在。 真壁 史彦 CV 田中正彦 一騎の父で陶器店を営む。アルヴィスでは司令補佐をしており、公蔵の死後は新司令となる。彼の作る陶器は変な形になる。妻に倣ってフェストゥムを理解しようとするが、妻を奪われた事への怒りで最後には壊してしまうからである。 性格は口下手で不器用だが人情家。男手一つで息子を育て上げたが自炊を始めとした家事全般は苦手で基本一騎任せ。米を研がず炊いて一騎に怒られるシーンはちょっとした笑いどころ。 若いころはパイロットとして活躍、上司だった真壁紅音と結婚した。ちなみに婿入り。司令、主人公の父親、息子がパイロット、婿入り、不器用と某ネルフの司令を思わせる設定があるが、しっかり息子と向き合っている結果がこれである。 子供達の親は皆歳が近く、父親同士では下の名前で呼び捨て合うことも多い。 乙姫等と対話する時は自ら足を運ぶことから溝口から「腰の軽い指令」と言われる。劇場版でも芹に成長期のコアの補助を頼み込む際、30年前の人類軍の核攻撃による核汚染の後遺症が出ているにもかかわらず、芹がフェストゥム達のお墓を作っている林まで出向いている。 ファフナーシリーズで最も「戦いで生じる痛み」をよく知っている人物であり、なるべく平和的な方法で解決しようとする。もしこの人がいなかったら、竜宮島の住民はフェストゥムのみならず、人類軍との三つ巴の戦いになっており、もっと悲惨な事になっていたかもしれない…。 真壁 紅音 / ミョルニア CV 豊口めぐみ 真壁史彦の妻であり一騎の母。彼女がフェストゥムに望んで同化された事により、単一の存在でしかなかったフェストゥムは個性、存在、時間と多くの知識を持つ事となった。 結婚前は史彦の上司であり、エースパイロット。 フェストゥムを理解する手段として陶芸を行うなど一風変わった人物。理由としてはフェストゥムがケイ素生命体であるが故に土を直に触る事で何か掴めるのではないかと考えていたため。 ミョルニアは紅音の影響を強く受けているため彼女の姿をとっている。 マスター型フェストゥムであり、モルドヴァにいたのは敵であるファフナーを知るため。 普段は日野洋治の助手として振舞っていた。 戦闘の際は赤いスフィンクス型になる。 溝口 恭介 CV 土師孝也 アルヴィスの特殊工作部隊員で史彦の旧友。 喫茶店の経営者夫婦(甲洋の両親)が追放された後は後任者として働いている。 史彦が司令となってからは司令補佐的な活躍もしており、忠告や提言など相談相手として貢献している。 劇中では何かと縁がある真矢のことを可愛がっており、色々と面倒を見たりしている。 劇中数々の死亡フラグを立てるがその都度フラグを折り続け遂には最後まで生き残る。登場キャラが何時死亡してもおかしくない展開も相俟り、一部では伝説の死亡フラグクラッシャーとして語り草になっている。 脚本家の冲方丁氏をして「こいつ、どうやっても死なねぇ」と言わしめた男。 遠見 千鶴 CV 篠原恵美 遠見姉妹の母で竜宮島唯一の医師。アルヴィスではパイロットの体調管理やフェストゥムの研究と恋愛要素を担当している。 娘と並んでも違和感がない驚きの42歳(史彦より年上)。史彦に恋慕する姿はなかなか清純派。劇場版ではある事情をかかえている史彦とラブロマンスを繰り広げることに。ちなみに 弓子は千鶴が17歳の時に生まれている 。さらに言うと、 劇場版ではおばあちゃんになっている (それでも容姿は若々しいままであり、美羽からは「ママのお母さん」と呼ばれ、「おばあちゃん」とは呼ばれない)。 スパロボに参戦する度に他作品の重症者を救ってくれる。今回は刹那やシェリル、周瑜を治療してくれた。 遠見 弓子 / 日野 弓子 CV ゆかな 真矢の姉で学校の養護教諭。アルヴィスでは管制オペレーターの他、母の助手もしている。 昔は東京でアイドルになる夢を持っていたのだが……(ちなみに、この事はすっかり黒歴史と化している) 人類軍を脱走した道生とよりを戻し男女の関係となるが…… 娘の為に銃口を人に向けることも。 日野 美羽 CV 諸星すみれ 道生と弓子の間に生まれた子供で真矢の姪、千鶴の孫娘にあたる。 フェストゥム因子を持つ男女から産まれた初めての存在であり、乙姫の思念やフェストゥムと交信できる。 実年齢は2歳だが、染色体の異常のため成長が異様に早く、4、5歳に見える。本作では時間の都合で 更に早まった 。成長期恐るべし。 「みう」じゃないよ、「みわ」だよ。 羽佐間 容子 CV 葛城七穂 翔子の里親で理科の教師。アルヴィスではファフナー開発を担当している。 アルベリヒド機関に母親としての適性を評価されており、翔子の死後も里子を育ててみてはと打診があったが娘は翔子だけと断っていた。 劇中、主要人物の中で最初に子供を失った親であり、裏設定では自殺未遂を行う所まで行っている(厳密に言うと皆城司令が養女の蔵前果林を失っている。司令本人はその後の戦闘中に亡くなる)。 中盤にはある程度回復していき、カノンを引き取ってからは優しく穏やかな性分を取り戻していく。条件を満たすと翔子が生きて帰ってくるのでファフナーパイロットの親御達の中ではかなり救われている。 中の人は宝塚歌劇団出身の女優であり、舞台版ファフナーでも容子役で出演。他にも数名の声優陣がそのままの役で舞台に立っている。 要 澄美 CV 石川静 咲良の母で保健体育の教師。アルヴィスでは兵器開発担当研究員とオペレーターを担当している。 合気道の有段者で、夫より強いらしい。 彩乃とはライバルであり親友でもある。 劇場版では回復した咲良を再び戦場に送り出すこととなった。 千鶴の若々しさがよくネタに上がるが、容子やこの人も充分若々しい。 近藤 彩乃 CV 玉川紗己子 剣司の母で数学教師。ソロモンの設計に携わっており、アルヴィスでは開発担当。 早くに夫が戦死しており、女手ひとつで息子を育てた肝っ玉母ちゃん。竜宮島の人間では数少ない自然出産である。 目元にシワがあり、千鶴や澄美より老け顔だが彩乃の方が若い。 今回、シナリオの兼ね合いもあって原作とはちょっと違った展開がある。 小楯 保 CV 高瀬右光 衛の父で銭湯「竜宮城」の経営者。アルヴィスのメカニック・チーフ。 部下にはおやっさんと呼ばれている。ペンネームは大粒あんこ。息子である衛の愛読書「機動侍ゴウバイン」の作者であったことがTV版中盤で明かされる。画材とかはどこで調達していたのだろうか。TV版ではパソコン作画。12話でマンガの制作シーンが確認できる。 劇場版では酒浸りの毎日を送るが、フェストゥムの再来後は職務に復帰している。TV版で妻と子と弟子を失うというファフナー勢の中でも指折りの不幸に襲われながら、それでもファフナーの修復等やることはちゃんとやってから酒浸るというプロの矜持を見せる。 今回は3ヶ月でやってくれました。 西尾 行美 CV 京田尚子 駄菓子屋を経営する島の長老的存在で、アルヴィスの最古参の技術者。 西尾姉弟の祖母であり、娘夫婦をファフナーの起動実験で失ったことで第一線を引いている。 保には先生と呼ばれている。 竜宮島に置いていかれたカノンを除いた人類軍の人たちの教育係になり、「平和」という文化を教えた。 皆城 公蔵 総士の父でアルヴィスの旧司令。 このゲームをプレイしてプレイヤーが最初に驚くのは当然の様に竜宮島にいるカガリ この人に声が入っていた事 であろう。石神社長とティトゥスのおかげだろうか。 何気にこの人、フェストゥム好戦派だったりする。もし終盤まで生き残っていたら、物語はかなり違った展開になっていたかもしれない。ミツヒロが島に来た時とか。 日野 洋治 CV 小杉十郎太 日野道生の父である科学者。マークザインの開発者として一騎に未来を託す。 ファフナーの設計思想、フェストゥムへの考え方はミツヒロとは正反対。 元アルヴィス所属の開発者。ミツヒロ同様、考え方の不一致による出奔だが、目的とする所は大きく異なる。「一人でも多くの兵士を生き残らせる」ために活動し、敵との共存の可能性を探るための行動であり、竜宮島の面々とは別離した今でも目指す所は一緒であった。 フェストゥムに情報という概念を学習させることに成功する。 ミツヒロ・バートランド CV 森功至 新国連所属。元はアルヴィスでファフナーの開発スタッフだった。考え方の相違で島を出る。千鶴の元夫であり、真矢と弓子の父親。 紳士的な振る舞いをしているが傲慢な性格であり、フェストゥムを倒すためならたとえ実の娘でも利用する外道。具体例としては「あそこにいるのは…所詮受胎能力を失った日本人が作った遺伝子工学の産物ではないか」「彼らは結局ファフナーを動かす電池にすぎん」など。K同様今回もこの発言はカット。今回はシンやキラ以外にも真上がいるため、K以上に言いたくても言えない状況になった。 とはいえ今作では竜宮島を出たとしてもUXはおろかプラント、オーブなど亡命を受け入れるであろう相手はいくらでもいるのでこの策がうまくいくことは無かったろうが。 その目的は全てを捨ておいてもフェストゥムを殲滅するという狂気じみたものだった。何がそこまで彼を駆り立てたのかは謎。彼もまた、ロミナ姫が言うように戦争の被害者の一人なのだろうか…? その性根の所為か死んでも誰にも悼んでもらえなかった、が自業自得である。 お父さんはフェストゥムと何が違うの? 確かに外道ではあったが、彼が「ヘブンズ・ドア」を立案しなければ人類や竜宮島の住民はフェストゥムに立ち向かう切欠を見出せなかったかもしれない。そう考えると彼は人類にかなりの貢献をしたと言える。本人が望んだ形ではないだろうが。 狩谷 由紀恵 CV 沢海陽子 遠見弓子、日野道生とは幼馴染である中学校の教師。アルヴィスでは司令補佐を務めており、皆城公蔵の愛人でもある。通称ゆきっぺ。 危険の多かった初期世代のフェストゥム因子移植者であり、それを切欠にアルヴィスを恨んでいる。 ファフナーへの適性が高かったためにミツヒロに目をかけられ、彼のために働いている。 スパイであることは気づかれており、泳がされている。 一騎を騙し人類軍に寝返った後は、マークニヒトの操縦者として選ばれるも、イドゥンにより同化される。同化される際の悲鳴は必聴。声優ってすげえ。 マークニヒトの操縦者となるために薬物を投与を受けており、起動実験の最終段階の時点で何時死んでもおかしくない状態となっていた。 Kではスパロボオリジナルの展開で彼女と戦う。今回は戦えない。 仮にも最初はアルヴィスにいるのに最初から右向きの顔グラ。お陰で原作を知らなくても一発で敵対するとバレる。挙句の果てに 最初から人類軍の服を着てる 。 ヘスター・ギャロップ CV 藤田淑子 新国連事務総長。老獪な性格。 フェストゥムを倒し人類を守るという信念自体は本物。とはいえヘブンズドアー作戦(蒼穹作戦)の真っ最中に祝杯あげてるのは褒められたものではないが。 本作では「思想が過ぎた味方側の人物」として描かれている。ある意味、ハザードより「第二の三輪」に近い。わからずやではあっても無能とは描かれていないので、いつまでもハザードとつるみ続けるのが不思議。本当に不思議。フロンティア組は立ち位置が特殊、ジブリールもいないので割を食ったのかもしれない。 三輪長官、草壁(Jでクルーゼに殺された)に続く原作では死なないがスパロボで死んでしまう逆スパロボ補正を食らった人。実は漫画版で死んでたりもする。 人類軍兵士 人類軍の一般兵。 Kではグノーシス・モデルに乗ってきたが、今回は役割を連邦兵やライオットの兵士が担っているためNPC止まり。 ナレーション 次回予告担当のナレーション。ぶっちゃけ(声的には)真矢。 今回、中断メッセージでまさかの登場を果たした。真矢で良かったんじゃとか言ってはいけない。しかも、真矢版の「あなたは、そこにいますか?」も別の中断メッセージで出てくる。 登場機体 マークエルフ フェストゥムを倒す為に作られた巨大兵器「ファフナー」の一機。一騎専用。 フェストゥムに対抗する為にフェストゥムを解析した技術を使用している。その為、ファフナーに乗るパイロットはじわじわとフェストゥムの因子が変化し、いずれ実質的な死を迎える運命にある。 マークエルフを始めとする主人公たちの登場する機体は、「ノートゥングモデル」と呼ばれる特殊カテゴリ。大量生産はできない。 最初は水色だったが初陣で大破し、修復にマークツヴァイのパーツを使ったため紺色になった。今作ではしっかり再現されており、プロローグでのみ水色のマークエルフを見ることが出来る。 レールガン使用時には原作再現でミサイル型のコンテナが射出される。たとえ竜宮島じゃなかろうが脱走中だろうが。今回は地面に突き刺さるが、Kでは原作再現で敵に突き刺さっていた。 アニメOPでは飛んでいるが飛べません。 マークザイン 人類軍で開発されたザルヴァートル・モデルという種類のファフナー。マークエルフと同じく一騎専用。これは機体の核となるコアがマークエルフと同一であることと、マークザインの特殊能力が一騎にしか使いこなせないことによるもの。 フェストゥムの「同化」に近い能力を持ち、武器を大幅に強化できるため戦闘力はずば抜けて高い。しかし、搭乗者自身の同化のリスクもまたずば抜けて高い諸刃の剣でもある。本来は「搭乗者と味方を一人でも多く生き残らせる」という設計思想だった。 危険性の高さ故に竜宮島ではリミッターを付け、自爆用のフェンリルをノートゥングモデルの3倍搭載して運用されている。 今作ではその同化能力により、対フェストゥム相手には無敵に近い。どうしてこうなった。あまりに強すぎて一騎の体が心配になるレベル。リミッター付いてないんだろうか? Kでは再現されてなかったが、今作ではちゃんと空を飛べる。 劇場版ではルガーランスの数が減ったりレールガンが使えなくなったりしている。ルガーランス一本引っ掴んでの急な出撃だからしょうがない。そもそも劇場版では出番が多くない。 ツインドッグも含めて最終的には射撃寄りの機体になるので一応注意が必要。実はヒット&アウェイが必要だったのは真矢ではなく一騎だった…。なおTV版クロスドッグ及びツインドッグは2章ラストに追加されるが、その後すぐに劇場版へと移行するためあっという間に見られなくなる。 発表当初はマークレクサスという名前だった。 本来はマークニヒト同様ホーミングレーザー発振器とアンカーユニットがついていたが新生した際に両方消滅した。一騎は本編で一度だけホーミングレーザーを使ったことがあった。 全高45m。実はデモンベイン(50m)と左程サイズが変わらない。だがMサイズだ。まぁ他のモデルが30m台でMサイズなので合わせたのだろう。 マークアハト 中距離支援型のファフナー。剣司専用。大型のレーザー砲であるメドゥーサを使用できる。 実は全ノートゥングモデル中最も稼働時間の長い機体はコレ。ファフナーチームの要の一つ。 メドゥーサはもちろんルガーランスまで使用できるため、実はかなり武装のバランスが優れている。 劇場版ではルガーランス、レールガンがそれぞれマインブレード、デュランダルへと変更され、攻撃面が物足りなくなってしまう。その代わり、メドゥーサの必要気力が下がったけど。 マークドライ ピラムをはじめとする近接攻撃主体のファフナー。基本的に要咲良の乗機。時々カノン。序盤に登場しながら最後まで戦い抜いたファフナーのうちの一体。 搭乗者が変わったり、飛行ユニット(リンドブルム)を装備したりと様々な姿を見せる。リンドブルムを装備した劇場版仕様は、TV版と打って変わっての中距離砲撃型。咲良へのスキルパーツの使用は計画的に。 小説版では搭乗者の死亡率が高い為「黄色い棺桶」などという物騒なあだ名がつけられている。 マークフィアー 中距離支援用ファフナー。搭乗者は春日井甲洋。 OPでメドゥーサを装備した姿を確認できるがTV版の劇中で使用される事は無かった。しかし劇場版にて色々おいしい所をかっさらいながらついに使用される事になった。 マークフュンフ 小楯衛の搭乗するファフナー。バリアを展開するイージス装備のおかげで防御に優れる、唯一同型機がない防御型ファフナー。 ゴウバインスマッシュはきっちり再現されている。投げてるだけなのに何故爆発するのだろうか?劇中ではワームスフィアーで消滅寸前のフェストゥムを空中に投げ捨てるという形で使われた。その再現だろう。 アニメでは終盤に大破するも劇場版で整備班である衛の親父が頑張って完全修復させる。イージス装備の箇所も増え地味に強化されている。 蒼穹作戦ではイージスをフォーメーションで左右を固めるマークドライとマークアハトの肩に装備していた。 原作の都合上、衛が生還すると広登との取り合いになってしまう。逆に翔子と道生は原作で乗機が完全に爆散していたために取り合いが起きないというのが皮肉というかなんというか… マークゼクス 羽佐間翔子の搭乗したファフナー。 単独で飛行能力を持つのが特徴だが、パイロットとファフナーが一体となる仕様上、使いこなせるパイロットは少ない。 今作ではミツヒロがコレを解析して量産しようと言っていたがミールのコアをどこから調達する気だったのだろうか。 条件を満たすと復帰するが、パイロットはともかくフェンリルで自爆しているマークゼクスが無事だったのは永遠の謎。ついでに翔子はどうやってマークゼクスの整備を行ったのだろうか。自己修理連発 劇場版仕様が存在しないためいつまでもノルンが使える機体の一つ…なのだがこの機体だけ攻撃にも使える。翔子が自分で操ってるんだろうか?これもオーラ力のちょっとした応用だ マークジーベン 遠見真矢の乗機。飛行能力を持ったファフナー。 真矢の能力もあり、ドラゴントゥースを使っての狙撃手として活躍することが多い。 劇場版では遊撃手として空中での前衛を担う関係から武装が通常のレールガンに変更され、それにともない最強武器などの射程が変更されている。ヒット&アウェイを付けたプレイヤーを戸惑わせる困ったちゃん。マークゴルゴでいられるのは十話前後である。 ベイバロン 人類軍のファフナー、ベイバロンモデル。カノンが乗る。軽量級で女性専用のファフナーである。 なんとTV版のファフナーなのに ルガーランスで射撃ができる 。その使い方は二年早いのでは…なお、マークザインが射撃に使ったルガーランスはこの機体のもの。だからなのか? メガセリオン 人類軍のファフナー、メガセリオンモデル。道生が乗る。装甲が厚く重量がある為男性にしか使用できない仕様になっている。 近接用の武装がないため、接近戦では格闘で対処することになる。フェストゥム相手にそれで大丈夫なのか? 原作と違い大破はせず、マークアイン乗り換え時にそのまま消滅してしまった… ちなみにあらすじではマスターセリオンとなっている。大導師と同じ由来である。 マークアイン 本来総士が乗る予定だったファフナー。後に道生が乗ることとなる。 遠近両方こなせるメガセリオンと違いプラズマライフルを没収されてしまった為接近戦主体となる。気力不要な為地味に便利だったりする。 マークノイン 西尾里奈の乗る新型ファフナー。マークアハトなどと同型。 火炎放射機「サラマンダー」を主兵装とする。変性意識の影響で火器ばら撒き型と判断されこの装備を使用している。 ヒャッハー、フェストゥムは消毒だー。 マークツェーン 西尾暉の乗る新型ファフナー。マークアハトなどと同型。マークジーベンと同じ狙撃銃「ドラゴントゥース」を持つ。 ジーベンとは違い、狙撃に専念できるように陸戦型で設計されている。 マークツヴォルフ 劇場版から搭乗する立上芹の乗機。ベースはマークエルフなどと同型。 変性意識により頭突き癖のある芹のために専用装備ショットガンホーンが装備された。 とにかく機体が壊れまくる劇場版で大破することも無く残存した機体。芹が早々に戦線離脱したのも理由。 もっとも活躍したのは模擬戦で剣司に頭突きをかました時かもしれない。 カブトムシ。 ゼロファフナー 「エーギルモデル」と呼ばれるファフナーのプロトタイプ。事故によって大災害を引き起こし、西尾姉弟の両親の命を奪った。 普段は竜宮島の巨大水槽に入っており、時折そのシルエットを見せていた。 最大の特徴は100mにも及ぶ巨体。技術的な未熟さに加え、ジークフリードシステムを含む全システムを内蔵している。本来LLサイズでもいいくらいだが、今回はLサイズ。 動力は核融合炉と言われており、竜宮島の運行の補助システムとして使われているのではと言われている。 その性能は圧倒的の一言。全身に内蔵した無数のビーム砲から周囲の敵全てをなぎ払い、共鳴振動波によって巨大なミームコアを破壊できるほど。ただし、かなりの問題のある機体のため(更に初期での起動実験での暴走もあり)出撃は一度が限度とも言われていた。 共鳴振動波はゼロ距離だろうと射撃武器である。 マークドライツェン フェストゥムの解析が進み、新たに建造された羽佐間カノン専用ファフナー。かつての愛機ベイバロンモデルの面影がある。 容子がカノンのために開発しただけあって、パイロット特性に合わせて中近距離戦闘向けにされている。ノートゥングモデルの中ではフュンフと並んで、同型機の存在しないワンオフ仕様機。 SDでは分かりにくいが他の機体よりも機体各部に装甲が追加、更に大加速を得るための大型ブースターを二機追加されている。 マークニヒト 「否定」の名を持つ人類軍の最新鋭ファフナー。悪魔の羽のようなアンカーユニットが特徴。新生したマークザインと違い原型を残しているためホーミングレーザーを使用可能。新生前のザインはニヒトと同型。 TV版と劇場版では見た目が大きく違う。同化されたことにより色から形状まで変化しており、とても同じ機体には見えない。というか結晶状のパーツちりばめられたその外見はパッと見そもそもファフナーに見えるかも若干怪しい。 開発の際に使われたコアはマークフィアーのもの。 消えたい、無に帰りたい、居なくなりたい、という言葉を「否定」する事となった。 ついでにミツヒロの野望も「否定」した。 スフィンクス型 フェストゥムの種類の一つ。読心能力と空間を蝕む様に攻撃してくるワーム・スフィアーが脅威。 「あなたはそこにいますか?」という質問にイエスであれば「同化」を行い、ノーであれば破壊を行う。「同化」とは固体の意識が全体の意識と同期するフェストゥムに変化する事であり、つまり人間としては死ぬ。答えるとどっちにしろ全力で潰しにかかってくるので、最良の対策は総士の言うとおり何も答えずに粛々と撃墜することである。 C型、D型などいくつか派生種がおり、性能が微妙に違う。全体に敵の射程が短めな今作では珍しく、結構な長射程で攻撃してくるものもいるので少々面倒くさい。またファフナー同様、劇場版のスフィンクス型も微妙に性能が変わっている。輪切りカッターとか イドゥンや操でも習得できないイベント仕様の読心Lv4を以てシンとデスティニーを追い詰めた本作のプロローグは読心能力の恐ろしさをプレイヤーに知らしめるチュートリアルとなっていたのだが…SEED FREEDOMにて SEED発動状態のシンは読心能力が通用しない 事が判明したため、そんなシンを追い詰めた読心Lv4持ちスフィンクス級の株が本作から11年の時を経て爆上がりする事態に。「そんな寝惚けた読心が通用するか!読心はこうやるんだ!」 グレンデル型 フェストゥムの一つ。サイズは最も小さめで、建物などにも進入してくる。その分一体一体の能力は低いようで、ファフナーでなくとも普通の銃器で倒せる。 溝口さんの記念すべき初フラグクラッシュ相手。 今作ではある意味一番危険なフェストゥム。数とバリア貫通により気力をガリガリ削ってくる。スーパー系・戦艦キラー。避けられないHPの高い機体に群がり同化してくるため非常に危険。近づかれる前に撃破を。 弱すぎてマークザインの同化も発動しづらい。 アルヘノテルス型 フェストゥムの種類の一つ。グレンデル型を無数に生み出すことが出来る。 エウロス型 劇場版から登場の赤いフェストゥム。名前の由来は嵐を呼ぶ東風の女神から。 人間の戦い方を理解した結果か、エウロス型に限らずレールガンだの爆撃機だの人間側の武装や戦術を模倣して攻撃してくる。シナリオ上では強化固体として扱われ、事実スペックは上昇しているが、上記の通り武器が他のロボットたちに近くなっているためかバリア無効が消えたり切り払い・撃ち落としが可能になったりと場合によっては他のフェストゥムより楽に対処できる事もある。 劇場版の真壁史彦のセリフに「人間のように攻めてくる…ならば戦い方はいくらでもあるぞ」というものがある。まさにその通り、いくらでも対処を取れるようになってしまった。しかし読心がレベルアップして最終命中・回避率+50%ととんでもない事になっているため、面倒な事に変わりはない。 補足 キャラクターが何処か『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に似ていると思われるかもしれないが、これは原作アニメーション製作においてキャラクターデザインを担当するスタッフ・平井久司氏が二作で共通しているため。 「UXが初参戦」という、初参戦作『スーパーロボット大戦K』での扱いの酷さに対するネタが存在する。KではEDが原作無視のバッドEDな上、それを回避するには死亡、離脱するキャラ『全員』の生存フラグ(個別ではなく全員一括のフラグなので難解かつ成立困難)が必要。一部キャラの扱いが非常に悪いetc…と、散々だったため。バッドEDの原因は「ミールからのデータの情報量があまりにも多くて解析に手間取っている」というもの。それを意識してか、UXではティエリアがヴェーダで解析をサポートしている。 『スパロボ学園』にも参戦しているので本来は「スパロボ学園が初参戦」とすべきだが、学園については特に不遇だったという訳ではなく単に忘れられてるだけと思われる。スパロボ学園の参戦作品はゲームの設定上全ているだけ参戦なので、参戦していたのを忘れてられても仕方無いのかもしれないが。 今回も条件を満たしておかなければ原作通り翔子・道生・衛が離脱してしまう。改造資金は帰ってくるものの、知らずに迂闊に育てると痛い目をみかねない。とはいえ現在条件は不明ながらも翔子と衛生存の条件に撃墜数が関わっている可能性があるし、フュンフはパイロットが変わってそのまま登場するので無駄にはならない。。 劇場版シナリオ(本作の第3部)は本来TV版最終話から2年後の世界が舞台となるのだが、本作ではその期間が約3ヶ月に圧縮されている。機体や顔グラなども劇場版準拠となる他、一部の登場人物はありえないレベルで成長している。ツッコミ所満載ではあるが、スパロボではよくある話である。 Kの頃から言えることだが、ファフナーはアイコンの多さに定評があり一人最低2つ(通常時、戦闘時で2つ)あったが、今作は私服姿のものや劇場版のものがあり、更に増えている。いくつあるか、数えてみるのも一興かも。また、中断メッセージの多さも他の参戦作品に比べてダントツに多い。原作の名(迷)台詞のパロディの他に劇場版のパンフレットに掲載されていたインタビューを元にしたものまである。 過去参戦作品 蒼穹のファフナー スーパーロボット大戦K スパロボ学園 蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH 初参戦
https://w.atwiki.jp/pawapuro12/pages/836.html
蒼穹のファフナーOP 「Shangri-La」 サビ前半 あああ すかあ ぐすあ むにあ おいど うぐえ だむぎ ちでお みぞへ ごよて とはわ よじぜ ゆげは がをぶ らぼゆ んたぞ ひをげ こやて かずち けらえ ごひひ へりぐ しげみ んむが ればぎ ぎまゆ おむむ つゆじ けむま ぞぶね ねきざ くれお めきり なあゆ おぬも すとけ しやく りれや はおう へでぞ かみす ほがわ おても いいざ わお サビ後半 あああ ろくあ ぐるあ むおう なえば げるせ そよち ぶびす いまば どりけ ぜらら がうひ ごもる おさせ もぶげ ぶごぎ あがこ ぼだえ だふん ぶらぐ おゆけ こゆけ んよら ふぎひ きいま じさじ ちもふ てあな あにぐ だべば どびせ とわぼ うこつ ぐほこ ちえせ さべん にす
https://w.atwiki.jp/hengtouhou/pages/2339.html
★アンドヴァリの指輪を50%の確率でドロップする - 名無しさん (2023-11-17 20 04 43) そのせいではたてに念写されるユニーク筆頭である(当社調べ) - 名無しさん (2023-11-18 04 26 56) 変愚本家ではほとんど無意味だったノートゥングの対ファフナー特攻効果だが、幻想蛮怒ではファフナーの固定ドロップが優秀なため、ノートゥングを拾ったら少し無理してでも念写からこいつを狙ってみる価値はあるかもしれない - 名無しさん (2023-12-03 01 35 29)