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◆ポジション別活躍度 左フォワード D ◆総合おすすめ度:D ういんど 「優しい性格の、チームのムードメーカー。 この手のコメントが付いている選手は、基本的にキャプテンシーが高いものだが、 彼に限ってはなんと3.0。優しいだけじゃダメだとでも言いたいのか 適性7が出るポジションは多いが、本当に活躍できるのはT系ウイングだろう。 即ち、バルサのLWG辺りが適当なのではないだろうか」 <左フォワード> 期数 試合 Goal Assi Yell Red 評価点 リーグ 備考 5 30 11 6 2 0 2.40 本B 6 30 8 8 1 0 2.30 本B
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11R 福島テレビオープン 1スズノマーチ 2ウエノマルクン 3マルハチクラスター 4サイレントグリーン 5ファイトクラブ 6アサクサキニナル 7セイエイシェーン 8シャーディーナイス 9ロードフラッグ 10アンクルスーパー 11ダイワバンディット 12キーボランチ 13エトワールフルーヴ 14シェイクマイハート 15エアシェイディ 結果 115エアシェイディ 211ダイワバンディット 39ロードフラッグ 46アサクサキニナル 514シェイクマイハート <ruzeru> ◎ ○ ▲ ☆ △ △ コメント: <八重ちゃん> ◎ ○ ▲ ☆ △ △ コメント: <よしお> ◎ ○ ▲ ☆ △ △ コメント: <部長> ◎ ○ ▲ ☆ △ △ コメント: <先生> ◎ エアシェイディ ○ ダイワバンディット ▲ アサクサキニナル ☆ スズノマーチ △ キーボランチ △ シェイクマイハート コメント:このメンバーであればエアシェイディに逆らえません。 馬連◎から流し。
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◆五十音名簿◆ 【な行】 ※五十音順の名簿です。自宅の子を更新した際に親御さん本人が修正加筆お願いします ※五十音名簿はあくまで名前被りや全員のお子さんをすぐに確認できる為のものです ※必要事項は『ふりがな』『名前』『原型』『性別』『学校名』『親名』です ※部活動や絡みなど細かい設定は芽衣さんが作成される『名簿』項目でご確認ください ※検索には『Ctrl+Fキー』の文字検索を利用しますと便利です なかがわ るり / 中川 琉璃 / ワタッコ♀ / UMA / DxF なかむら かつみ / 中村 勝己 / サワムラー♂ / 真白 / きてき なかむら ちい / 中村 智衣 / ムチュール♀ / 真白 / きてき ながれ しょう / 流 ショウ / スターミー♂寄り / 創生 / 城居 なぐら えな / 穴闇 江那 / ★グラエナ♂ / 鳴常磐 / えんハ ななの なな / 七乃 七々 / キノココ♀ / UMA / はじめ終 なのはな ももよ / 菜花 もも依 / キャタピー♀ / 七ツ星 / 芽衣 なみき てつろう / 波鬼 鉄郎 / ルカリオ♂ / 鳴常磐 / 城居 なり こうへい / 奈里 公平 / カビゴン♂ / UMA / えんハ にいやま きき / 新山 季々 / キャモメ♀ / 七ツ星 / 翠子 にしき けんしろう / 錦 拳志郎 / カクレオン♂ / トルビオン / DxF にしきど えむ / 錦戸 咲 / ムクホーク♂ / 創生 / 芽衣 にしざわ ゆかり / 西沢 夕香里 / ネイティオ♀ / UMA / 和豊 にしまき るのあ / 西巻 瑠乃亜 / ニャルマー♀ / 鳴常磐 / 鹿山ユン にっぱし ともえ / 日橋 巴 / ドククラゲ♂ / 真白 / チアキ ぬえの やた / 鵺野 夜起 / クロバット♂ / トルビオン / DxF ねぎ じんた / 根木 迅太 / カモネギ♂ / 創生 / きてき ねね どなるど / 寧々=ドナルド / モココ♀ / UMA / 翠子 ねむろ みこと / 根室 尊 / リリーラ ♀/ 鳴常盤 / やまこ。 のぎ みぃな / 乃木 みぃな / ドラピオン♀ / UMA / きてき のこさき すーじー / 野古崎 スージー / ノコッチ♀ / 真白 / きてき のびたき たむろ / 野鶲 屯 / ウィンディ♂ / 創生 / チアキ のれきあ / ノレキア / パルキア♀寄り / その他 / えんハ のわたり まよい / 乃亘 真宵 / ヨノワール♀ / トルビオン / 鹿山ユン
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“我々は何も失っていない” アルビオン王国の竜騎士の一人がそう言った。 もはや帰るべき故郷もなく、王家の血筋が途絶えた今、 希望は閉ざされ未来に広がるのは果てるとも知れぬ闇ばかり。 タルブの森に集った彼等の顔には絶望の色が浮かんでいた。 ならば最期に一矢報いてやろうとニューカッスルを生き延びた者達は立ち上がった。 だが、騎士から出た言葉は否定だった。 故郷は遠く、二つの月の傍らに見上げるだけの存在。 しかし手が届かぬ訳ではない。 いつの日かアルビオンの大地を踏み締められる。 ウェールズは倒れ、アルビオンが誇る竜騎士達も戦場に散った。 だが、彼等の魂は滅びず今もこの胸にある。 アルビオン王国は今もここにある。 生き延びた者達の中に有り続けている。 “我々は何も失っていない” まるで噛み締めるように騎士は言った。 その言葉の意味を理解し、彼等は頭に上っていた血を静めた。 ここで犬死するのは彼等の犠牲を無駄にする事だ。 そして、彼等はアストン伯の元に身を寄せる事を決めた。 トリステインに伸びる魔の手を予測し、迎え撃つ準備をした。 アルビオン各地に散る王党派の人間をここタルブへと集結させた。 その命懸けの任務を『マリー・ガラント号の』船長は快く了承した。 まるで、それが自分の償いだと言わんばかりに。 “『マリー・ガラント』号と王国旗の元に集え” それが落ち延びた彼等、アルビオン王国の生き残りの合言葉だった。 息を吹き返した大砲がアルビオン軍の足を止める。 『マリー・ガラント』から運び出された火の秘薬が砲口に次々と詰められていく。 アニエスもその光景に目を疑った。 手に手に武器を取り強大なアルビオン軍に挑む民間人達。 彼女の制止する声も届かない。 無謀と知りつつも彼女に止める術はない。 その目は、現実に嘆き命を捨てる者のそれではない。 目の前の敵に立ち向かっていく強い眼差し。 メイジでも軍人でもなく、脆弱な力で彼等は戦う。 ……きっと私はこれが見たかったのだと思う。 貴族に抗する事さえ忘れた彼等が立ち上がる姿を。 きっとダングルテールの人々もそうだったのだろう。 あの事件が起きる事を知っていれば村の仲間を守る為に戦った筈だ。 「全軍、私に続け! 彼等を守るんだ!」 ならばこの一時、私の力は彼等の為に。 弱き者達の、強き想いを守る為の牙となろう。 書状に目を落としていたアンリエッタの手が震える。 その書状に施された印は間違いなくアルビオン王国の物。 傅いていた竜騎士は彼女の書状を渡すと、すぐさま戦場へと舞い戻った。 書かれていた言葉はトリステインへの感謝で満ちていた。 ニューカッスルから逃れる者達を命懸けで守ってくれた事。 凶刃に倒れたウェールズ王を丁重に葬ってくれた事。 そして行く先さえない自分達を受け入れてくれた事。 文字では書き記せないほどの恩を受けた。 だから今度は我々がトリステインを守ろう。 それが亡きウェールズ王の願いであり、アルビオン王国の民の願い。 我等が潰えたとしても、その想いは貴方達と共に。 「……あ」 アンリエッタの口から知らずに声が漏れた。 違う。私はそんな事思いもしなかった。 貴方達を守ったのはルイズ達で私じゃない。 そんな命令なんて一言も告げていない。 亡命を受け入れたのだって、 神聖アルビオン共和国を名乗る連中に従いたくなかったに過ぎない。 それどころか私は……貴方達を怨んでいた。 ウェールズ様を守れなかった無能者の貴族達に、 強い者にへつらう事しか知らない民衆だと蔑んだ。 だけど彼等は私達を守ると言った。 ……やっと気付いた。これがルイズと私の違い。 危険に身を晒しながらもルイズが守った者が今度は彼女を守る。 彼女の力は積み上げてきた人の絆。 そして、絆の深さはウェールズ様も同様。 彼が死しても尚、その志や想いは消えていない。 それは生き延びたアルビオンの民へと受け継がれた遺産。 ……なのに、私はなんと愚かだったのでしょう。 ウェールズ様から託されたのに私はそれを踏み躙ろうとした。 守らなければならない大切な物を自分の手で壊そうとしていたんだ。 零れ落ちたアンリエッタの涙が文字を滲ませる。 霧のように彼女の心を覆っていた憎悪が晴れていく。 きっと彼女は気付いていた、これは憎しみなんかじゃないと。 寂しくて、悲しくて、ぶつける先を求めて彷徨っていた弱い心なのだと。 書状を握り潰して俯く彼女にマザリーニは歩み寄る。 アンリエッタの杖を持ち、その手前で頭を下げて彼女に杖を差し出す。 「姫様、御命令を。今、何を為すべきかは分かっている筈です」 「……ですが私は」 復讐に身を委ねていた彼女はそこにはなく、 今のアンリエッタは歳相応の少女でしかない。 自分の行動に迷いを持ったまま決断など出来るはずも無い。 背負った物の大きさに、彼女は恐怖さえ感じていた。 「姫様。この世に一度も間違いを起こさぬ者などおりません。それは王族であろうとも同じ事。過ちを繰り返さなければそれでよいのです。 真に恐れるべきは決断すべき時に出来ない事です」 その声は優しく諭すようでもあり、厳しく叱るようにも聞こえた。 マザリーニの胸中にあった感情は喜びだった。 今、彼女は本当の意味で王族としての自覚に目覚めたのだ。 失敗など幾らでもすれば良い。 尻拭いや汚名など全て我々が被ればいい。 それが新たな指導者の糧となるならば安い物だ。 ……長かった。これでようやく亡き先王への誓いが果たせるのだ。 マザリーニの想いが届いたのか、アンリエッタは杖を受け取った。 そして、涙を振り払い杖を掲げて高らかに告げた。 「皆の者! 勇気ある彼等を死なせてはなりません! 全軍に突撃命令を! アルビオンの大地をあるべき者達の下に!」 姫の一言にマザリーニは大きく頷いて兵達に指示を飛ばした。 それを受けて大地を踏み鳴らしながらトリステイン本陣が敵へと向かっていく。 その光景に驚愕したのは敵ばかりではない。 敵の攻撃が散漫な右翼にあって傍観していた貴族達が唖然とした表情を浮かべる。 もはや姫殿下の護衛がどうのだのと言い逃れは出来ない。 アンリエッタ自身が前線へと飛び込んだ以上、この場にいるのは保身と見なされる。 止むを得ず、次々と右翼部隊も雄叫びを上げて敵陣へと突き進んだ。 「王国の亡霊がッ! 成仏できずに化けて出たか!?」 共和国の竜騎士の一人が吼える。 目前に迫ってくるのは滅びた国の旗の下に集う竜騎士達。 引きつけて放った火竜の息吹が虚しく空を切る。 直前で身を翻した王国の竜騎士は既に背後に回っていた。 振り返る間さえも与えずに翼に打ち込まれるエア・カッター。 制動を失って地に落ちていく竜騎士に彼は叫んだ。 「我々は生きている! 今も、そして……これからもだ!」 見上げれば山の如き巨艦に従えられた大艦隊。 それに加え、艦隊を護衛する無数の竜騎士達。 これを前にして生き延びるなどと、 我ながら大した大風呂敷を広げたと笑いながら、 彼は次なる敵を求めて空を翔る。 否。たとえ自分達が朽ちてもアルビオン王国は不滅だ。 想いを継ぐ者がいれば、決して消えたりはしない。 「交易船1隻にいつまで手間取っておる!? さっさと砲撃せぬか!」 『マリー・ガラント』号を沈めんと迫る竜騎士達が次々と落とされていく。 そんなニューカッスルの悪夢の再来を目の当たりにしてジョンストンは怒鳴った。 無理もない。地上軍はトリステイン本陣を含む三方から包囲され、 容易く決着が付くと思われた戦闘は今もアルビオンの不利で続いているのだ。 圧倒的な戦力差がありながら、この体たらく。 あるいは艦隊総司令官の地位さえ追われるかもしれない。 その恐怖からがなりたてる彼の横で冷静にボーウッドは告げる。 「ですが、あの船は地上軍の真上に着けています。 砲撃をすれば我が軍にも少なからず被害が出るでしょうな」 「構うものか! 皇帝陛下が見ておられるのだぞ!? そんなに私を無能者に仕立てたいのか! 地上軍など無くても我がアルビオン艦隊がある限り負けはせん!」 冷静を保つ彼が気に食わないのか、 ジョンストンは銃口を模した指先をボーウッドの胸に突き立てた。 それは逆らえば死を意味する脅迫行為。 しかしボーウッドの表情は揺るがず真っ直ぐに彼を見据える。 彼の気迫に圧し負けジョンストンは言葉に詰まった。 だが船員達の目がある以上、ここで退けば自分が下だと証明したに等しい。 二人の膠着状態が続く中、艦橋に誰かの靴音が響く。 彼等の視線が向かった先で、地上軍を指揮する老士官が敬礼していた。 「艦長殿と艦隊総司令殿がケンカされて喜ぶのは敵ばかりですな」 「何の用だ!? お前の任務は地上軍の指揮だろう! さっさと地上に降りて、平民も倒せぬ無能な部下どもの尻でも叩いてこい!」 「ええ。その前に御挨拶をと」 冗談めかした苦言を呈す彼にジョンストンが怒りを露にする。 もはや聞き流す余裕さえ残されていないのだろう。 まるで軍の現状をそのままにしたようなジョンストンの態度に、 苛立つ事もなく彼は苦笑いを浮かべた。 総司令を前に変わらぬ男の態度にボーウッドも苦味の混じった笑みを見せる。 二人の諍いが収まったと安堵した船員達の耳に、老士官の驚くべき言葉が響く。 「この戦、負け戦ですな」 刹那。艦橋を満たす空気が凍った。 軍規を重んじるアルビオン軍にあって敗北を口にするなど、 その場で処刑されても仕方ない重罪。 それを知らない訳がないだろうに老士官は平然と言い放った。 血管が引き千切れていく音と共にジョンストンは自分の杖に手を掛けた。 元よりやり場のない怒りに打ち震えていた彼にとって、 それは業火に投げ込まれた火の秘薬に等しい。 殺意を帯びた杖先は老士官へと向けられ、魔法が放たれる時を待っている。 「貴様ァ! 自分の無能を棚に上げ、言うべき事はそれだけかッ!? そうか、分かったぞ! 貴様等二人して私に失態を演じさせるつもりだな! 艦隊総司令の地位がそうまでして欲しいか、ボーウッド!!」 見当違いな憶測を吐き出しながら濁った瞳がボーウッドを向けられる。 視界から離れた一瞬、老士官はジョンストンの下へと踏み込んだ。 咄嗟に彼の動きに気付くも、ボーウッドの手が杖を押さえ込む。 次の瞬間、枯れ木のような腕がジョンストンの鳩尾に深々と食い込んだ。 かはっ、という苦悶を吐いてジョンストンの体が糸が切れるように崩れ落ちる。 それを支えながらボーウッドは近くで呆然としていた船員に命じた。 「どうやら艦隊総司令は頭に血を上らせすぎたらしい。 誰か医務室に運んでやってくれ。以降の艦隊指揮は私が取る」 淡々と告げるボーウッドの言葉に船員も従う。 正気を失いかけている艦隊総司令よりも艦長に従う方が得策だと、 彼等なりに現状を把握して行動に移した。 騒ぎの元凶が倒れたとはいえ、未だにざわつく艦橋の中でボーウッドは訊ねる。 「それで、どういうつもりだ?」 痛そうに手首を振るう老士官にボーウッドはちらりと視線を向ける。 いつもの悪ふざけにしても度が過ぎている。 下手をすれば殺されていてもおかしくはなかった。 だが悪びれる様子もなく彼は答えた。 「他意はない。今、戦っているのは同じアルビオンの民だ。 それに手を掛ければ少なからず兵達にも動揺が走るだろう。 そんな状況で士気に勝るトリステイン軍を相手にするとなれば死を覚悟して当然だろう」 「だが連中の頭上を抑え、予備部隊とて十分にある。 我々が負けると決まったわけではない」 ボーウッドの反論に彼は静かに首を振った。 恐らくボーウッド自身も気付いている。 それを口に出さないのは彼の優しさからだ。 「確かに、この戦いは勝てる。 だが、その後どうなるか予想は付くだろう。 姫自身が身を張って領民を守ったトリステインと、 艦隊を不意打ちで殲滅し、自国の民さえも殺すアルビオン。 両国の民がどちらを選ぶかは自明の理だろう」 誇りを持った人間は恐怖では操れない。 この一戦を勝ち得たとしてもトリステイン全土を支配するのは不可能だ。 いつ他国の介入を招くか分からぬ状況で 内情の不安を抱えたまま戦争を継続する事は出来ない。 内と外に敵を作れば如何なる強国とて滅びる他ない。 かといってここで兵を退けばアルビオンの民が納得すまい。 他国へ侵攻する意図の下、多大な税を強いて軍事強国となったのだ。 敗戦が伝えられればアルビオン軍の信頼は完全に失墜する。 失う物に比べて得る物が少なければ勝利とはいえない。 ましてや、それが致命的な損失になるのならば尚の事。 この戦の勝ち負けなど些細な物に過ぎない。 トリステインはもっと大きな……大局での勝利を掴んだのだ。 「進めど破滅、戻れど破滅。 成る程。確かに君の言うとおり、これは負け戦だ。 それでも、君は行くというのか?」 「下士官だった頃、窮地に追い込まれるといつも思ってたよ。 『どうして上官はこういう時に助けてくれないのか』とね。 やはり私は上に立つべき人間ではなかったな」 彼との約束はこの戦までの話だった。 勝とうが負けようが、彼はこれを最後に引退し老後を送る。 一人で生活するには十分すぎる退職金を手に、 仮に神聖アルビオン共和国が滅びようとも他国で暮らしていけた。 それを捨てて彼は危険な前線へと向かう。 自ら汚名を被り、この戦の責任を取る為に。 「さらばだ友よ。いずれ私もそちらへ逝く」 「ではなボーウッド。僅かとはいえ共に轡を並べられて楽しかったぞ」 もはや言葉では止められない。 だからこそボーウッドは彼を敬礼で送り出す。 それが彼を戦場へと向かわせた自分の責任であり、 アルビオン軍人としての務めであると自分に言い聞かせながら。 ボーウッドの敬礼に老士官も敬礼で応える。 互いに敬礼を交わす二人の軍人。 死に向かう老士官は笑みを、見送る艦長は悲哀を浮かべる。 「次に会うのはまだ先でいい。 それまでは部下の愚痴でも聞きながら一杯やっているさ」 カツンと音を立てながら返される踵。 艦橋から去り行く背中を見届けた後、ボーウッドは船員に告げた。 「艦の高度を下げて艦砲射撃の態勢に入れ」 「……しかしワルド子爵が」 「責任は私が取ろう。戦友の門出を祝う礼砲だ……派手にやってくれ」 それに、と小さく船員の耳元でボーウッドは呟いた。 まるで子供が秘密の話でも楽しむかのように、聞き取るのが精一杯の声で。 「私は彼が好きではない。彼の命令に従うのもな」 その口から漏れた、あまりにも艦長らしからぬ発言に、 船員の顔は唖然としたものから笑いへと変わる。 そして、それに同意するかのように船員はボーウッドの命を全艦に伝えた。 「砲撃、来ます!」 長玉で艦隊の動向を窺っていた観測班が大声で叫ぶ。 しかし、この乱戦では伝令の声も届かない。 破裂音と共に舞い上がる砂煙。 降り注ぐ鉛の雨が大地を太鼓の如く響かせる。 立ち昇る土煙に入り混じってトリステイン兵士が吹き飛ばされていく。 だが物怖じする事なく彼等は突き進む。 その眼前に映るのは魔法衛士隊を率いて先陣を切るアンリエッタの背。 それを追い越さんと彼等は必死に駆ける。 「姫殿下!」 「ダメです! 退いてはなりません! ここで退けば本陣は狙い撃ちにされます! このまま前進を! 敵陣へと踏み込むのです!」 マザリーニの諌める声を制し、アンリエッタは叫んだ。 敵味方が入り混じれば砲撃の手は必ず緩まる。 そう確信して脇目も振らずに彼女は突撃を敢行する。 周囲で聞こえる味方の悲鳴も砲声にも耳を塞ぎ、 ただ目に見えぬ道を切り開くかのように前へと突き進む。 それは本隊だけではなく左翼の義勇兵部隊も同様だった。 だが数で勝ろうとも兵の練度に劣り、 更には互いの連携が取れない彼等には限界があった。 敵を押し切れずに続く膠着状態が砲撃の犠牲者を増やしていく。 「どうした!? 砲撃を続けろ!」 「それが砲身が焼き付いて、このままでは誘爆の恐れが…」 「すぐに冷却しろ! 手空きの者は私に続け!」 アニエスの怒声に砲手が答える。 火の秘薬や砲弾があっても常に大砲が撃てるとは限らない。 歯痒さを感じながら彼女は銃を手に前線の支援に向かう。 ギーシュやニコラの奮闘があろうとも戦局を変えるには至らない。 実戦慣れしていないモット伯も自分の部下を率いるのが手一杯。 その彼等の足元に黒い影が落ちた。 頭上を見上げれば、そこには神聖アルビオン共和国の竜騎士部隊。 喉下を燻るのは灼熱の吐息。鋭い眼光が獲物を捉える。 「敵の砲台群を叩け! 運ばれてきた火薬ごと吹き飛ばしてやれ!」 「させるな! 迎撃しろ!」 舞い降りてきた脅威に兵士達は一斉に発砲する。 だが、それは火竜の羽ばたきと風系統の魔法に散らされた。 辛うじて届いた弾丸も装甲じみた鱗に傷一つ与えられない。 竜の顎が大きく開く。その口内で舌先の如くチラチラと揺れる火。 近くの竜騎士やグリフォン隊士が駆けつけるも既に遅い。 今まさに吐き出されんとする炎を遮る手段など彼等にはない。 刹那。大地から天へと逆しまに雷光が昇った。 頭上で起きた爆発が空を朱に染めていく。 誘爆に次ぐ誘爆。空を埋め尽くしていた火竜が炎に消えていく。 敵味方双方から困惑の声が上がる。 巻き起こった爆発を上空から見下ろしながらワルドは呟いた。 「……来たか」 憎悪の篭った声には僅かな喜色が入り混じっていた。 あるいは彼は待ち望んでいたのかもしれない。 決着を付けぬままこの世界から去る事は許されない。 あの日、自分の前に立ち塞がった大きな障害。 ワルドはそれを試練だと確信した。 これを乗り越えた先にこそ自分が求める物があるのだと、 そう信じて彼は全てを捨てた。 残された物はただ一つ。 『この手で“バオー”を殺す』 その情動だけが今の彼を突き動かしていた。
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ホーム 著作者データベース検索サービス チェビオP検索 50音順 ハ行 §ハ行/50音順/チェビオP検索 ■呼称の頭文字のフリガナが「ハ」から始まる作曲者 「チェビオP 頭文字ハ行ハ」をタグに含むページは1つもありません。 ■呼称の頭文字のフリガナが「ヒ」から始まる作曲者 「チェビオP 頭文字ハ行ヒ」をタグに含むページは1つもありません。 ■呼称の頭文字のフリガナが「フ」から始まる作曲者 「チェビオP 頭文字ハ行フ」をタグに含むページは1つもありません。 ■呼称の頭文字のフリガナが「ヘ」から始まる作曲者 「チェビオP 頭文字ハ行ヘ」をタグに含むページは1つもありません。 ■呼称の頭文字のフリガナが「ホ」から始まる作曲者 「チェビオP 頭文字ハ行ホ」をタグに含むページは1つもありません。
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《双喰怪人スロビオス》 双喰怪人スロビオス R 闇文明 (5) クリーチャー:デビルマスク 7000 このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の他のクリーチャーを2体選び、破壊してもよい。そうしない場合、このクリーチャーを破壊する。 リストラクチャー(このクリーチャーが破壊される時、墓地に置くかわりに自分のマナゾーンに置く。その後、このクリーチャーと同じ文明を持つクリーチャーを、自分のマナゾーンから1体選び手札に戻す。) W・ブレイカー 闇なりのマナ回収。 フレーバーテキスト DMO-42 「維新編 第2弾 時代の再生(リストラクチャー・エイジ)」 収録セット DMO-42 「維新編 第2弾 時代の再生(リストラクチャー・エイジ)」 参考 リストラクチャー
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「貴方も高血圧ですね」 能力 高い戦闘力を持ちアイスブレードと呼ばれる氷の剣で戦う。氷の剣は絶対零度であり触れたものは一瞬で凍る。ナポレオンが凍らないのは水虫族特有の衝撃波を微弱ながら常に発しているためであり触れていないからである。紫恩も衝撃波を発せられるが心臓が止まってしまうためむやみに使うことができず防げない。元祖水虫も水虫組長サンコウの水虫薬により手のひらから衝撃波を放てるようになったため発している間は凍らない。しかしアイスブレードはもともと刃物であるため斬られてしまう。ただアイスブレードは炎で溶けてしまうため相性が悪い。実はフランスの英雄ナポレオンその人であり既に他界しているが水虫錬金術師により甦っている。 ちなみに、ミズムシオンに倒されたことは1度も無いというある意味凄い敵。 性格 常に物事を冷静に考え「貴方も高血圧ですね。」が口癖。フランスの英雄ナポレオンの名言を気に入っているのか「我輩の辞書に不可能と敗北の文字はない」をたびたび使うことがある。そもそも上記のとおりナポレオンはフランスの英雄その人なのでナルシストであるとも言える。 弱点 上記のとおりアイスブレードが溶けてしまう炎が弱点。剣技はすごいがアイスブレードが溶けてからの素手での戦闘は非常に弱くドクターDにすら負けてしまう。 しかし、ドクターD最強説(ドクターD参照)が正しければ妥当だろう。
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ヒュペルビオス(2) ギリシャ神話のギガスの一。 その名は「おごりたかぶる男」の意。
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ステビア(ステビオシド)内 ステビア(ステビオシド)外
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登録日:2019/8/20(火) 23 37 00 更新日:2023/05/28 Sun 02 11 06NEW! 所要時間:約 10 分で読めます ▽タグ一覧 KMF アロンダイト エナジーウイング コードギアス シャンティ パール・パーティ フレームコート ホワイトファング ランスロット ランスロットsiN 専用機 後継機 復活のルルーシュ 枢木スザク 第九世代 罪 超合集国 黒の騎士団 ナナリーを掠め取り、平和を乱した罪…… 贖ってもらう! Z-01/S ランスロットsiN ランスロットsiN(シン)とは、『コードギアス 復活のルルーシュ』に登場するナイトメアフレーム(KMF)。 名前は「siN」は末尾のNだけが大文字表記となっている。 目次 クリックで表示 目次 緒元 概要 機体解説 武装 フレームコート「ホワイトファング」概要 武装 劇中での活躍光和2年(『復活のルルーシュ』) 関連機体ランスロット ランスロット・アルビオン ランスロット・アルビオンゼロ 紅蓮特式 立体化ROBOT魂 余談 緒元 型式番号:Z-01/S 所属:超合集国 分類:第九世代型KMF 全高:4.51m 全備重量:8.44t 動力:エナジーフィラー 推進機関:ランドスピナー エナジーウイング 武装:メーザーバイブレーションソード×2 C7-anti-materiel-V.A.R.I.S×2 スラッシュハーケン×4 ブレイズルミナス×2 コクーン 特殊装備:フレームコート「ホワイトファング」 パイロット:枢木スザク 概要 ゼロレクイエム完了後の光和2年に、超合集国体制の下で開発された新型KMF。 かつての戦乱において、神聖ブリタニア帝国のKMFの中でも圧倒的強さを誇ったランスロットシリーズの最新モデルであり、系列上はランスロット・アルビオンの後継機にあたる。 技術世代としてはアルビオン同様第九世代に属する。 ゼロレクイエム後、ゼロの正体が枢木スザクにすり替わっていることは黒の騎士団上層部をはじめとした超合集国の一部では半ば公然の秘密となっていた。 そんな中、黒の騎士団による平和維持活動に必要な戦力を整備するにあたって、シュナイゼル主導で新たな象徴としてゼロ専用機の開発計画が持ち上がり、スザクが乗り慣れたランスロットシリーズの新型機開発が進められ、先代機であるアルビオンをカスタムしたランスロット・アルビオンゼロが建造された。 だが、アルビオンは悪逆皇帝ルルーシュに仕えた騎士・ナイトオブゼロの機体……つまりは「悪の象徴」ともいえる代物であり、その名はKMF開発史から抹消すべきとの意見も挙がるほどと、評判は最悪であった。 そのため、とあるテロ事件に対処するためゼロの乗機として使われたアルビオンゼロもまた、その姿を目にした民衆に強い恐怖と拒否反応を抱かせることとなってしまった。 これに対しゼロ(スザク)当人も「ランスロットは救世主たるゼロも相応しい機体ではない」ということを痛感し、ゼロ専用機の開発は蜃気楼系の「真母衣波」へと移行していくこととなった。 しかし機体ポテンシャルの高さや今まで取得してきた戦闘データの質を鑑みれば、ランスロットシリーズは非常に優秀な機体であることは明らかであった。 そこで黒の騎士団内において進められていた戦力再編「統合打撃装甲騎計画」と並行して (事実上のスザク専用機として)アルビオンゼロに次ぐ新型ランスロットの設計開発が開始。 当初はランスロットの名を付けることが憚られ「ホワイトファング」という仮称が付けられていたが、設計完成後機体名に「sin」=「罪」の名を冠することで許可が下り、実機建造が開始され完成した。 以上のようやや面倒な経緯で完成に漕ぎ着けた本機だが、政治的に扱い難い立ち位置の機体であることは変わらず、ゼロ(スザク)は真母衣波に乗り続けていたこともあって出番は巡ってこなかった。 しかしジルクスタンの戦いにおいて乗機を失っていたスザクに届けられ、漸く実戦投入されることとなった。 機体解説 外観は頭部の構造やスマートな四肢などにオリジナルランスロットやアルビオンのラインを引き継いでおり、一目でランスロットと判別出来るデザインとなっている。 白と金を組み合わせた鮮やかなカラーリングはそのままだが、胸部装甲の一部に紺色、左肩に装着された青いコクーンなど、ナイトオブセブン時代のスザクのパーソナルカラーでもあった青系の配色が加わっている。 コクピットは背面に配置された座席型で、内装もランスロット系の物を踏襲しているが、ややゆったりとした造りになりモニター画面も若干大型になるなど改良が施されている。 しかし緊急脱出機構の有無は不明。まあランスロットらしいといえばらしいか…… 本機の開発コンセプトは「嚮導兵器としての原点回帰」。 前身であるアルビオンから大幅な武装の増加等はなされていない代わりに、進歩した技術を投入し各武装を小型化しつつ高出力化。 結果、機体全高もアルビオンよりやや小さくなり、武装の取り回しの良さとスペックの向上を両立させている。 運動性能も依然高く、新型エナジーウイングが生み出す高い機動性もあって、アルビオン以上にコンパクトかつ堅実な仕様となっている。 更に外部ユニットとして増加装甲「フレームコート」を装備することも可能になっており、単機で大規模戦闘にも対応可能。 武装 メーザーバイブレーションソード(MVS) もはやお馴染みの斬撃兵装。刀身に高周波を纏わせることで驚異的な切れ味を発揮する。 デザイン・構造が一新され、刀身の根元よりも先端部が幅広い形状になり収納時には刀身全体が伸縮する。 また鍔部分にスザクのかつての騎士章を模した装飾があしらわれている。 マウント位置が従来のコクピット横から両腕部に変更され、剣自体を籠手部分に収納出来るようになり、抜刀せずとも刃先だけを展開し貫手の要領で刺突に用いることもできるようになった。この機構はランスロットに実装されていた、スラッシュハーケンの刃のみを展開する「メッサーモード」に酷似している。 C7-anti-materiel-(シーセブン・アンチ・マテリアル)V.A.R.I.S(ヴァリス) これもランスロットシリーズお馴染みの射撃兵装、ヴァリスの最新モデル。 アルビオンのスーパーヴァリスから小型化に成功し、全体に丸みを帯びたコンパクトなフォルムになっている。 可変機構はシンプルな収納状態から、グリップと砲身を展開した通常射撃用の「ノーマル・モード」、更に砲身を拡張した最大出力の「フルバーストモード」の二段変形。ノーマル、フルバースト共に高い破壊力を誇る。 収納状態では両腰部に2丁マウント可能。 スラッシュハーケン 両腕部と両腰部に計4機装備されたワイヤーアンカー。 MVSとヴァリスのマウントラッチと隣接しているが、どちらも武装マウント状態のまま使用できるように配置されている。 ブレイズルミナス 両腕の籠手部分に装備された防御兵装。エネルギー障壁を展開し、攻撃を防ぐ。 コンクエスターやアルビオンのように、胴体や脚部にも展開できるのかは不明。 コクーン 左肩部を覆うように装着された新採用の防御兵装。 ブレイズルミナスに頼らない物理的な追加装甲としての役割を果たすと共に、内蔵されたバッテリーにより機体稼働時間の延長を図る。 重量増加による機動性の低下はあるものの機能的な恩恵も大きい。戦闘中も任意でパージ可能。 ランドスピナー 足首に装備された陸上走行用のホイール。 これまでのランスロットと違い車輪部分に金色の装甲が付くなど若干デザインが異なる。 陸上での高速走行が可能だが使用頻度は低い。 エナジーウイング アルビオンから受け継がれた空戦兵装。 コクピット横に折り畳まれた多関節フレームを展開し、内蔵された発生器から緑色のブレイズに似たエネルギーの翼を発生させる。 発生させる翼の数が6枚から12枚に増えており、一枚一枚のサイズがかなり違い個々の形状もやや複雑になっている。 機能面では大きな変化は無く、光の軌跡を描く程の高速飛行、翼部分のブレイズによる防御、翼からの刃状エネルギー弾発射機能などを引き継いでいる。 フレームコート「ホワイトファング」 型式番号:Z-01/S+MTM 全高:11.50m 重量:42.89t 概要 ランスロットsiNと紅蓮特式用に開発された増加装甲「フレームコート」の一つ。 元々はナイトギガフォートレス(KGF)となるはずだった物が、統合打撃装甲騎計画との兼ね合いで開発が凍結された後、「KMFに追加装備を施すことでKGFの役割を果たさせる」という形になり、超合集国のパール・パーティで試験的に製造された。 端的に云えば「KMF用のパワードスーツ」。 形態としてはサザーランド・ジークに近いだろうか。 ランスロット仕様の「ホワイトファング」は本体を青と金の装甲で包み、背部と下部に展開した巨大なエナジーウイングと、左右のアームに接続されたアロンダイト・マキシマを有するのが特徴。 ランスロット本体は中央部分に格納されるが、頭部を除く全身が装甲に覆われてしまっている。 その姿はKMFではなくKGFと見紛うほど。 圧倒的出力と防御力を誇り、"接近されなければ"敵部隊をその大火力で蹂躙することができる。逆に近接戦闘となるとその大振りな武器が仇となり、防戦一方になってしまうという欠点もあり、戦闘中に不要と判断すれば強制パージし本体による戦闘に移行することが出来る。 また、待騎用の接地脚はあるものの紅蓮仕様と違い陸上歩行能力はなく、完全に空戦用の装備となっている。 ちなみに名称の「ホワイトファング」は先述した本体開発時の仮称からとられている。 武装 アロンダイト・マキシマ 両肩部分から左右に伸びたアームに接続されている巨大なニードル状の武装。 単純な打撃などにも使えると思われるがその本領は先端部に内蔵された目標捕捉追尾型射撃管制エネルギー刃、プラズマニードルキャノン(PNC)。 これは予めマーキングした複数の目標に対し、ニードルから放った強力なエネルギーが魔法陣のような形をとりながら放出され攻撃を行うという物で、数十機のKMFを一撃で殲滅することが出来る。 ただし目標が高速で移動しているとPNCのマーキングが間に合わないこともあり、良くも悪くも大軍相手の装備。 名前の「アロンダイト」は円卓の騎士・ランスロット卿の剣から。 スラッシュハーケン 左右の腰部装甲内に装備されている大型のスラッシュハーケン。 普段は装甲内に収納されており、使用時に基部が回転しハーケン部分が飛び出す。 特性上、敵機の接近に対するセーフティという面が強い。 エナジーウイング 背部のフレームと下部の接地脚に内蔵された発生器から展開される。 翼は計14枚、色は本体と同じ緑。 エネルギー弾の発射機能も備わっており、弾幕を張ることも出来る。 本体程の機動力は出ないが、巨大な翼を広げた状態ではその偉容を際立たせる。 劇中での活躍 光和2年(『復活のルルーシュ』) ジルクスタンからの報告を受けたシュナイゼルにより、補給物資の一部としてジルクスタンに送られ、一時的にゼロの名をルルーシュ・ランペルージに返したスザクが搭乗する。 ナナリー奪還作戦において敵主力を引き付ける囮役として、グラルバード近くの砂漠地帯で紅蓮特式と共にフレームコートを装備した状態で登場。 ジルクスタン地上部隊のゲド・バッカを瞬時に消し飛ばし短時間で壊滅させ、その攻撃性能を見せつける。 しかしシャムナのギアスにより時間が巻き戻った結果、作戦が先読みされ逆に敵部隊の不意打ちを受けてしまう。 さらにシャリオが駆るナギド・シュ・メインの接近を許してしまいメギストスオメガによる超高速攻撃に対応しきれず防戦一方に。 遂にはフレームコートが破損、撃墜されてしまう。 しかしその間にルルーシュはシャムナのギアスを暴き、ナナリーを救出した。作戦成功の通信の後、ルルーシュは告げる。 「生きよ!それが全てである!」 と。 かつて死を求めた自分。しかし今は、生きていた友のために…守るべき世界の為に…。 「生きる…!」 フレームコートをパージし、ついに白き騎士がその姿を現したのであった。 ギアスの呪いと共にランスロットの性能をフルに発揮し始めたスザクに対し、シャリオも自身の限界まで肉体を酷使してナギド・シュ・メインを操り、両機は凄まじい高速空中戦を展開。 夜明けが迫る中、武装を破壊されながらもシャリオを追い詰め、遂に右手でナギド・シュ・メインの胴体を刺突し決定的なダメージを与える。 だが、それでもなお降伏勧告拒んだシャリオはランスロットに組み付き、心中を試みる。 「引き分けなら負けにはならない!!!」 しかしスザクは右手を犠牲にハーケンの射出で拘束に隙を作り、間髪入れず至近距離からエナジーウイングの光弾を浴びせかけナギド・シュ・メインのボディを破壊。 「強さ」に囚われた哀れな存在との決着を付けた。 関連機体 ランスロット ランスロット・アルビオン ランスロット・アルビオンゼロ 枢木スザクが搭乗したランスロット系統の先代機たち。 紅蓮特式 siNと同時期に黒の騎士団のフラッグシップとして開発された紅蓮タイプの機体。 同じくフレームコートを持つが、機体特性が大きく異なる。 立体化 ROBOT魂 作品公開後、紅蓮特式と共に一般発売。 安定した造形と共に、MVSやヴァリスの各形態を差し替えで再現。 エナジーウイングのクリアパーツも付属している。 劇中イメージと比較すると気持ちゴツくなっており、やや可動に難があるが全体の出来は悪くない。 余談 『復活のルルーシュ』の公式サイトでのデザイン発表当初は名称が発表されておらず、「ランスロットタイプ」としか表示されていなかった。 しかし画像ファイル名が「ランスロットsiN ホワイトファング」だったため紅蓮特式共々早々に名称バレしていた。 追記・編集は、世界の為に己を捧げてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 開発が許された理由なんてゼロの正体がスザクだってことが公然の秘密だからだろうな -- 名無しさん (2019-08-22 00 42 08) MVSの説明にある『アルビオン以前のランスロットのように抜刀せずとも基部から刃だけを展開し攻撃できる機能』の部分、MVSじゃなくてハーケンだろ。 MVSのメッサーモードはアルビオンからの機能でコンクエスターまではハーケンのメッサーモードだぞ。 -- 名無しさん (2019-08-22 09 54 21) 今回のヴァリスって収納・ノーマル・フルバーストだけでハドロンモード無いで -- 名無しさん (2019-08-22 22 05 29) あー、でもロボット魂の紹介文だとあるのか……んで、設定画だと無しになってる。何にしても公式から出されてる情報少ないからよく分からん部分が多い -- 名無しさん (2019-08-22 22 10 37) MVSの項目、多少修正しました。ちなみにアルビオンにメッサーモードは搭載されていなかったかと思います。 -- 名無しさん (2019-08-23 01 56 19) 第7世代以降のKMFはランスロットから得たデータが大量に使われてるし、量産型のヴィンセントもあるし存在の抹消は無理みあると思うんだ -- 名無しさん (2019-08-23 09 57 21) ランスロットのデータが量産機に使われていたとしても、見た目と名前が違うなら民衆は何も感じないでしょう。彼らが恐れたのは悪逆皇帝に仕えたあのランスロットなのですから。アルビオンゼロのようにカラーリングを変えたところで、それ以外はほぼ以前のアルビオンと変わらないわけですから、それなら非難されるのも無理はない。 もし仮にランスロットの存在が抹消されていたとしても、実戦データはもちろん残されたと思います。開発陣にとっては貴重なものでしょうから。 ランスロットsiNがあの名前と姿になったのは、ロイドやセシル等、ゼロ=スザクだと知る人間が超合衆国の中核メンバーだからだったのでしょうね。 それにどうやらアジアやEUでスザクは真母衣波を使っていたようですし、余程の事態でなければランスロットを持ち出す必要はないと考えていたのでしょう。 -- 名無しさん (2019-08-23 13 51 10) そもそもスザクはフロートはダミーだからデッドウェイトでろくな武装もない真母衣波で未来予知なしのシャリオ部隊を退けてるわけだし、化け物すぎる -- 名無しさん (2019-09-27 00 56 27) ヴァリスはハドロンモード削除。もともと1期で多用してたフルバーストのほうが威力高そうな描写だったからか? -- 名無しさん (2019-12-13 22 55 03) アルビオンゼロもだけどシュナイゼルがウキウキで送っててワロタ、アイツめちゃくちゃエンジョイしてるだろ -- 名無しさん (2021-03-05 19 36 12) 仮称のままだったらシンクー(の敵のほう)案件になってたな -- 名無しさん (2022-02-04 22 59 12) 名前 コメント