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◆ 洞木ヒカリ ~ Hikari Horaki. 第三新東京市立第壱中学校2年A組・学級委員長。シンジのクラスメートで、アスカの親友。両親は不在、若しくは死亡している可能性が高い。洞木家では家事全般の中核を担っている。姉(コダマ?と妹(ノゾミ)の3姉妹。 Birth 2002/02/18 Sex Woman Age 14 Blood Type ** Father ** Mother ** ◇ 名前の由来 苗字の洞木はこれも「愛と幻想のファシズム」に登場する「洞木紘一」より。名のヒカリは姉のコダマ、妹のノゾミに並んで、東海道新幹線の名前から。
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称号 レア度 説明 ビールテイスター ★★★★☆ カポッキオにすべての種類のビールを渡した世界銃のビールに精通した者にのみ贈られる称号 ジンテイスター ★★★☆☆ カポッキオにすべての種類のジンを渡したあらゆるジンに精通した者にのみ贈られる称号 ラムテイスター ★★☆☆☆ カポッキオにすべての種類のラムを渡したラムに関して比類なき造詣を持つ者にのみ贈られる称号 テキーラテイスター ★★★☆☆ カポッキオにすべての種類のテキーラを渡したテキーラを愛する、男の中の男にのみ贈られる称号 ウイスキーファン ★★★☆☆ カポッキオにすべての種類のウィスキーを渡したウィスキーの本当の味を知った大人の男にのみ贈られる称号 ブランデーファン ★★★★☆☆ カポッキオにすべての種類のブランデーを渡したダイダロスでもっともブランデーの似合う男にのみ贈られる称号 イタリアンソムリエ ★★★☆☆ カポッキオにすべての種類のイタリアワインを渡したワインのすべてを、己の舌で判別できる者にのみ贈られる称号 ワールドソムリエ ★☆☆☆☆ カポッキオに世界のいろいろなワインを渡した世界各地の様々なワインを、網羅した者にのみ贈られる称号 スカルプター ★★★★★ アンドレイにあらゆる種類の彫刻を手渡した彫刻に関する鑑定眼にかけては、他者の追随を許さない セラミスト ★★★★☆ アンドレイにあらゆる種類の陶磁器を手渡したどのような陶磁器に関しても、その正確な価値を判別できる クロッカー ★★★☆☆ アンドレイにあらゆる種類の時計を手渡したどの時代のどんな時計でも、機構と価値を見抜く力がある アーチスト ★★★★★ アンドレイにあらゆる種類の絵画を手渡したすべての画家のすべての作品を、鑑定できるほどの力がある グラディエイター ★★★★☆ アンドレイにあらゆる種類の刀剣を手渡した時代・材質・使用方法など、すべてを見抜くことができる マスケッター ★★★☆☆ アンドレイにあらゆる種類の銃器を手渡した古式銃から近代オートマチックまで、ガンマニアの憧れの星 メイルマスター ★★★☆☆ アンドレイにあらゆる種類の防具を手渡した古代ギリシアから現代まで、防具に関する知識は並ではない ロイヤルマスター ★★★★☆ アンドレイにあらゆる種類の財宝を手渡した金銀財宝・お宝の類に関しては、鑑識のスペシャリスト チェストマイスター ★★★★★ パゾリーニにあらゆる種類のタンスを手渡した世界の書棚・クローゼットなどに精通しているタンス博士 デスクマイスター ★★★★★ パゾリーニにあらゆる種類の机を手渡した日曜大工でもいっぱしのものが作れるだろう チェアーマイスター ★★★★★ パゾリーニにあらゆる種類のイスを手渡した折りたたみイスから社長イスまで、知らないイスはない ベッドマイスター ★★★★★ パゾリーニにあらゆる種類のベッドを手渡したベッド以外に「寝る」行為に対してもスペシャリストである ランプマイスター ★★★★☆ パゾリーニにあらゆる種類の照明を手渡した照明器具に対するたぐいまれまる知識は生活にも役に立つ 重力の征服者 ★★★☆☆ マッシモに艦載砲を見せたどんな重いものが沈んでいても、引き上げる事ができる フォトグラファー ★☆☆☆☆ マルティーニに完成したアルバムを見せた名実ともに一人前の水中カメラマンである証 ブロンズダイバー ★☆☆☆☆ ヴィオラ号で、不思議な赤色に輝く石を発見した基本的な技術を身につけたダイバーの称号 シルバーダイバー ★☆☆☆☆ 豪華客船ジュノー号で、赤紫色に輝く石を発見したすでに熟練の域に入りつつあるダイバーの称号 ゴールドダイバー ★★☆☆☆ 海賊船スパーダ号で、伝説の青紫色に輝く石を発見したトップレベルのダイバーの称号 プラチナダイバー ★★★☆☆ 豪華客船ジュノー号で、緑色に輝く不思議な石を発見した偉大なるダイバーの称号 シーカー ★☆☆☆☆ 小型フェリーヴィオラ号を発見した「到達できるダイバーは、なかなかいないんだよね」 サーチャー ★☆☆☆☆ 豪華客船ジュノー号を発見した「まだジュノー号は、誰の侵入も許していないんだ」 アドベンチャラー ★★☆☆☆ コステロの海賊線スパーダ号を発見した「海賊船を発見したのかい!大発見じゃないか!」 ディスカバラー ★★★☆☆ 深海に眠る謎の遺跡ゲネアポリスを発見した「その存在は、人類史に一大波紋を起こすかもしれない…」 浅瀬の探索者 ★☆☆☆☆ 深度40mまで潜った「へぇ、そんなに潜ったのかい。熟練ダイバーなみだよ」 大海の探索者 ★☆☆☆☆ 深度120mまで潜った「耐圧服なしにそこまで潜ったなんて…すごい才能だね」 深海の探索者 ★☆☆☆☆ 深度200mまで潜った「一度そんな深い場所まで行ってみたいもんだよ」 奈落の探索者 ★★★★☆ この海でもっとも深い場所に到達した「ダイダロスの潜水記録を大幅に塗り替えたな!」 ベストマン ★★★☆☆ テレサにベルロ博士の遺品をすべて渡した敬老精神と誠実さにあふれる、人徳者の称号 トレジャーハンター ★★★☆☆ 偉大なる海賊の宝を発見した海底に沈んだ数多くの財宝を探し求める、ロマン溢れる職業 ダイダロスの猛虎 ★★☆☆☆ 地上用スーツを装備して海に潜った(注意!)危険なので絶対にマネをしないでください アルケミスト ★★★★☆ 究極のタンクであるリブリーザー∞の合成に成功したまさに現代によみがえった最後の錬金術師である 初級収集家 ★★★☆☆ 100個以上のアイテムを一度に所得した自らコレクターとしての道を踏み出した者への称号 中級収集家 ★★★★☆ 200個以上のアイテムを一度に所得したコレクションの深みにハマってしまった者への称号 上級収集家 ★★★★★ 300個以上のアイテムを一度に所得した世界有数のコレクターとして、その道を極めた者への称号 エクスプローラー ★★★★★ 世界に7つある石碑をすべて発見したダイダロスの海を完全制覇した、偉大なる探検家の称号
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ハマーン・カーン マシュマー・セロ キャラ・スーン グレミー・トト イリア・パゾム ラカン・ダカラン デル ダニー デューン
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☆★☆UFA杯制覇!!赤坂4-2室蘭★☆★ 94勝 51敗 5分 勝率.648 最大連勝9 リーグ優勝 打率.284 防御率3.32 得点率4.8 219本塁打 80盗塁 35失策 htmlプラグインエラー このプラグインを使うにはこのページの編集権限を「管理者のみ」に設定してください。 ぺっちん(ぺっちん) .320 22本62打点20盗塁 B9 服部半蔵(まーぼう) .304 7本58打点17盗塁 B9,GG サイボーグさゆ(サイボーグさゆ) .366 47本129打点25盗塁 首位打者,HR王,打点王,盗塁王,MVP,B9 縄跳び(縄跳び) .283 38本120打点4盗塁 B9 おっさん(おっさん) .273 32本91打点4盗塁 暴力温泉芸者(暴力温泉芸者) .270 23本72打点3盗塁 B9,GG クララ(さゆ) .276 29本82打点1盗塁 杉村太蔵(料亭大好き!) .207 19本64打点1盗塁 ha(COM(弱)) .247 5本40打点5盗塁 INAX(INAX) 3.54 13勝10敗131奪三振 武留ヲタ(武留ヲタ) 4.13 10勝14敗129奪三振 石本(長嶋) 2.55 21勝5敗179奪三振 最多勝,最多奪三振,沢村賞,MVP,B9 ノゾミッシュ(N´ⅴ`)) 1.65 19勝4敗131奪三振 最優秀防御率 愛キュン(小緑) 3.83 11勝10敗103奪三振 21時までの(シンデレラ) 3.14 9勝3敗2セーブ83奪三振 新人王 キラーズ(デビット) 6.39 6勝3敗3セーブ49奪三振 ピリリッ(と行こう) 3.17 5勝1敗3セーブ54奪三振 作り直し大魔王(ラウンコ) 3.22 0勝1敗38セーブ35奪三振 最多セーブ サイボーグさゆが史上初の4冠達成 ノゾミッシュ名球会入りおめでとう ノゾミッシュ引退 通算成績:防御率2.87 265勝141敗9セーブ2500奪三振
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他のDS+ソフトでは再現できないかもしれません。その時はご容赦を。 パーティメンバー 前衛 メディックLv70(1) http //uniuni.dfz.jp/sekai/mdc.html?20HnJakAmn1J3l 幸運の杖 べっ甲の二連指輪 雷竜のコート トリトス メディックLv70(2) http //uniuni.dfz.jp/sekai/mdc.html?20HxJ1OcAqn1cAal 賢者の杖 べっ甲の二連指輪 世界樹のコート トパゾス 後衛 アルケミストLv70(3) http //uniuni.dfz.jp/sekai/alc.html?20GFqxqnaXHx2nal 幸運の杖 トパゾス 世界樹のコート トリトス アルケミストLv70(4) http //uniuni.dfz.jp/sekai/alc.html?20GFqxqnaXaXGAanal 幸運の杖 世界樹の首飾り 世界樹の首飾り ブライトサンダル アルケミストLv70(5) http //uniuni.dfz.jp/sekai/alc.html?20GFqxqnaXaXGAanal 幸運の杖 トパゾス 世界樹のコート トリトス 必要アイテム アクセラⅢ×3 テリアカβ×1 獣避けの金鈴×1 事前にやっておくこと 「獣避けの金鈴」を使い6Fの地軸でセーブしDSの電源を切る。 DS本体の時間が00 00 30になったらゲームを開始。(時間を操作すること。) ゲーム開始後の行動(この通りにならなかったらやり直し) 1.最短距離で7Fの階段へ移動。その時、D-5/3-1でエンカウント発生する。 出現する敵 メディック(1) メディック(2) アルケミスト(3) アルケミスト(4) アルケミスト(5) ベノムスパイダー ポイズンウーズ ベノムスパイダー アクセラⅢ DEF 大氷嵐の術式 大雷嵐の術式 大雷嵐の術式 2.7Fを最短距離で通過。 3.泉へ寄らずに「偉大なる赤竜」の元へ直行。 4.「偉大なる赤竜」の背後に回り込んで、(2)のメディックがエリアキュアⅡ 5.「偉大なる赤竜」と戦闘開始。 味方の行動の後の()の数字はアイテム及びキュアの対象者。 敵の行動の後の()は単体攻撃の対象、或いは特殊効果が発動した対象。 (B)はブースト。 ターン数 敵行動 メディック(1) メディック(2) アルケミスト(3) アルケミスト(4) アルケミスト(5) 1 - (B)医術防御 ヘヴィストライク 氷結の術式 氷結の術式 氷結の術式 2 とどろく咆哮(1)(5) 医術防御Ⅱ リフレッシュ 氷結の術式 氷結の術式 氷結の術式 3 ドラゴンテイル アクセラⅢ(1) ヘヴィストライク 氷結の術式 氷結の術式 氷結の術式 4 とどろく咆哮(5) エリアキュアⅡ リフレッシュ 氷結の術式 氷結の術式 氷結の術式 5 ファイアブレス (B)医術防御 エリアキュアⅡ 氷結の術式 氷結の術式 氷結の術式 6 とどろく咆哮(2)(3)(5) テリアカβ ヘヴィストライク 氷結の術式 氷結の術式 氷結の術式 7 火竜の猛攻 アクセラⅢ(1) ヘヴィストライク 氷結の術式 氷結の術式 氷結の術式 8 ドラゴンテイル エリアキュアⅡ ヘヴィストライク 氷結の術式 氷結の術式 氷結の術式 9 ファイアブレス (B)医術防御 ヘヴィストライク 氷結の術式 氷結の術式 氷結の術式 10 火竜の激震 エリアキュアⅡ ヘヴィストライク 氷結の術式 氷結の術式 氷結の術式 11 火竜の強襲(1) キュアⅡ(1) ATC 氷結の術式 氷結の術式 氷結の術式 12 とどろく咆哮(5) ATC ATC 氷結の術式 ATC 氷結の術式 今更、何の役に立つのか、博識50による逆鱗ドロップ第二弾。先制を取れるので完全に舐めきって雷竜と同じ装備で挑んでいます。 今日 - 昨日 -
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2021年8月25日 出題者:ハンカク タイトル:「超難問」 【問題】 ある問題が掲載されたサイトを求め検索をしたノゾミ。 しかし彼女が目にした問題には正解が存在しなかった。 一体、何があった? 【解説】 + ... 「社会科の問題が載ってるサイトって無いのかな?」と思い検索してみた小学生のノゾミ。 しかし、「社会 問題」という簡素なワードで検索してしまった彼女が目にしたのは、 人口・労働・格差・人権・環境汚染などといった、 大人でもいまだ解決できていない「社会問題」に関する記事だった。 キーワード そのまま(社会問題は難しいので) 配信日に戻る 前の問題 次の問題
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【作品名】プリップリン体操 【ジャンル】アニメソング 【先鋒】チェイニー 【次鋒】エディプス王 【中堅】パゾリーニ 【副将】ジグムント 【大将】ジョージ 【作品紹介】 作詞:水島努 唄:ケメコ(斎藤千和) 【共通設定・世界観】 マーベラス! 【名前】チェイニー 【属性】たぶん副大統領 【大きさ】成人男性並み 【攻撃力】【防御力】【素早さ】成人男性並み 【特殊能力】テロリズム返り討ち 【長所】正義の味方 【短所】サブプライム頭打ち 【備考】狂乱発狂して踊れ 【名前】サルコジ 【属性】たぶん大統領 【大きさ】成人男性並み 【攻撃力】【防御力】【素早さ】成人男性並み 【短所】安全保障のメタボリック 【備考】狂乱発狂して踊れ 【名前】パゾリーニ 【属性】ドMでドS 【大きさ】成人男性並み 【攻撃力】【防御力】【素早さ】成人男性並み 【特殊能力】世間を騒がせエクスタシー 【長所】命をけずってセクシャルに生きて 【短所】ドMでドS 【備考】廃人になって踊れ 【名前】ジグムント 【属性】エロおやじ 【大きさ】成人男性並み 【攻撃力】【防御力】【素早さ】成人男性並み 【特殊能力】精神分析 夢判断 【長所】エロおやじ 【短所】部屋にこもって何してる 【備考】狂ったように踊れ 【名前】ジョージ 【属性】大統領 【大きさ】成人男性並み 【攻撃力】【防御力】【素早さ】成人男性並み 【特殊能力】テロリズム返り討ち 【長所】正義の味方 【短所】世襲制 【備考】いちゃもん大好き 参戦 vol.69 705 vol.79 620 格無しさん sage 2009/01/05(月) 13 08 25 プリップリン体操考察 どう考えても成人男性の壁直上
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クエスト「古の秘術」 タブナジア地下壕 3階J-8 にいるYurimに話すとクエスト発生。 ベースアイテム+必要アイテム各種数個+チップ渡せば装備品が貰える。 必要アイテムはルミニアン組織、アーン器官、ゾミド器官、フワボ器官、ペミデ器官、ヨヴラ器官、ユブヒ器官。全てルモリアにてDrop。確立はかなりキツイです。 チップは3国のゴブリンNPCが販売してます。 サンド(北F-4)、バス(港F-6)、ウィン(石H-4) 属性ゴルケット Lv72~All Jobs Rare Ex 首装備。 各属性に対応したウェポンスキルの命中とダメージアップ。 (ダメージアップはWS係数に+0.1だそうです) ベースアイテムはゴルケット。 名 称 アーン ゾミト フワボ ペミデ ヨヴラ チップ WS属性 フレイムゴルケット 5 10 1 レッドチップ 溶解 核熱 スノーゴルケット 5 10 1 クリアチップ 硬化 湾曲 ブリーズゴルケット 10 5 1 グリーンチップ 炸裂 分解 ソイルゴルケット 5 10 1 イエローチップ 切断 重力 サンダーゴルケット 10 5 1 パープルチップ 衝撃 分解 アクアゴルケット 10 5 1 ブルーチップ 振動 湾曲 ライトゴルケット 7 3 3 2 ホワイトチップ 貫通 核熱 シャドウゴルケット 3 3 7 2 ブラックチップ 収縮 重力 属性帯 Lv72~All Jobs Rare Ex 腰装備。 各属性曜日に天候の力を常にうけられる。 ベースアイテムは銀の帯。 名 称 組 織 アーン ゾミト フワボ ペミデ チップ 火輪の帯 3 3 7 レッドチップ 氷輪の帯 3 7 3 クリアチップ 風輪の帯 3 7 3 グリーンチップ 土輪の帯 3 3 7 イエローチップ 雷輪の帯 3 7 3 パープルチップ 水輪の帯 3 3 7 ブルーチップ 光輪の帯 3 3 7 ホワイトチップ 闇輪の帯 3 7 3 ブラックチップ ヒーリングピアス Lv65~All Jobs Rare Ex 耳装備。 ベースアイテムはシルバーピアス。 名 称 組 織 ユブヒ チップ 性 能 サナティヴピアス 5 5 パープルチップ or ホワイトチップ ヒーリングHP+4 リラクシングピアス 5 5 クリアチップ or ブラックチップ ヒーリングMP+4
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ターン! 長い銃身から飛び出した一発の弾丸が青空に吸い込まれていく。 微かに聞こえた悲鳴が銃声の中に融けて、リカはビルの裏口側の角に身を隠した。 カシャン。 ボルトハンドルを操作して飛び出した薬莢。もう一度操作してカートリッジの弾丸を装填すると、所々煙が立ち昇る大通りを見据えながらライフルを構えて息を潜めた。 タラララララッ! タララララッ! サブマシンガンの銃口から小気味いい破裂音。 リカの隠れる銀行が入っていたビルの前では、置き去られた白い乗用車の陰に隠れたミキとノゾミが大通りを挟んで撃ち合っている。 ターン! リカのいる隣の建物の角からカオリがライフルの引き金を引いた。 「ぁ…!」 タタタッという音の向こうで最期の声。真正面のビルの3階にいた兵士が窓から消えた。 カシャン。 カオリのライフルから薬莢が飛び出す。 リカはふっと息を止めて引き金を引いた。 ターン! ズンと肩から広がる衝撃。 ビルの屋上からミキとノゾミを狙っていた兵士の頭からぱっと赤い血が飛んだ。 カシャンと空の薬莢を吐き出して、また装填する。 隣の方からも微かに乾いた金属音が聞こえて、カオリのライフルがすぐさま火を噴いた。 ターン! カオリが身を隠す建物の通りを挟んだ正面のビルの外階段から兵士が転がって落ちていく。踊り場で止まった彼はもう動くことはなかった。 タタタッ! タタタタタタッ! 放り投げられたように転倒した軽トラックの陰からマコトがアサルトライフルの引き金を引く。 大通りの向こうのビルの角からパチパチと火花。 タタタタタッ! ドンドンドン! 乗用車を貫く弾丸。 ミキとノゾミは銃を構えて焼けた歩道に伏せると、音が止まったのを見計らって自分の達の後ろのビルの入り口側の角に下がった。 「マコト!」 ノゾミがカートリッジを取り替えるマコトを呼ぶ。 ミキが親指で自分が身を隠しているビルの角の壁を指す。 タタタッ! その隣ではレイナが歯を食いしばってサブマシンガンの振動を身体で受けている。 軽やかな音の数だけ飛び出す薬莢。 マコトはレイナとサユミに一言声をかけると低い姿勢のまま駆け出して、同時に身を低くして走ってきたノゾミとがっと腕をあわせてミキの隣についた。 「援護頼むね」 「はぃ!」 軽トラックの方へ行く前に、真後ろ、ビルの勝手口側の角にいるリカに目をやった。 ぐっと親指を立ててみたら、同じように親指を立ててニッと笑って見せるリカ。そこにマコトも加わって、いつのまにカオリも親指をぐっ…と。 「ノッてんな。あの二人」 「うん。そーみたいですねぇ」 「負けてらんねぇ…」 ミキはポケットからロリポップを取り出すと、マガジンを取り替えるよりも早い手つきで包装を剥いで銜え、剥ぎ取ったポップなビニールをポケットに押し込んだ。 「よっしゃ」 口の中に広がるエスプレッソの苦味。 ドーン…! 少し先の方から砲弾の音が聞こえる。 ミキは低い体勢のまま一気に走り抜けて軽トラックの後ろにつけた。 タタタタタタッ! サユミのアサルトライフルが兵士の腿を貫く。 崩れるところをノゾミのサブマシンガンが上半身に3つほどの真っ赤な穴を開けた。 タタタッ! 引き金を引いたまま事切れた兵士のマシンガンが空を撃つ。 ミキはサユミにグッと親指を立ててみせると、そのまま後ろを指差した。 サユミもうなずいて後ろ、カオリが身を隠すビルの通りに面した側、マコトの向かい隣まで下がった。 タタタタッ! ドーン! タタタタタタタタタタタッ! 残り少なくなってきた敵の部隊に味方の車両による砲撃。 軽トラックをバリケード代わりにしたミキとレイナ、ノゾミの攻撃。 じりじりと頭の上から身体を焼く太陽。 長袖の無地のサンドカラーのサバイバルジャケットの下を滑っては染み込んでいく汗。 雲ひとつない青空。 通りの向こうをぼかす煙の色は重たい灰色。 キュラキュラと甲高い音が聞こえる。 レイナがくるっと後ろを向いて、なにやら指先を上に向けてくるくると回して、 「援護到着!」 ピタリとカオリから向かって左手を指し示した。 「下がれ!」 カオリが声を張る。 ミキはレイナとノゾミを先に下がらせて、背中のディパックから手榴弾を取り出すと、ピンを引き抜いて思いっきり投げつけた。 高い軌道を緩やかに描いて、カツンと大通りの4車線道路のど真ん中らへんに落ちた手榴弾が、 ドンッ! カッと閃いて炸裂した。 その隙にミキも下がると、ビルの角に身を潜めた。 カタタタタタタタ…。 キュラキュラキュラキュラ…。 近づく戦車。 ドン、ドンと地面に低い振動。 ドーン! ドーン! アスファルトが弾け飛ぶ音。 ますます数を増やして立ち上る煙に空の色が淡くなっていく。 リカはライフルを空に向かって構えたまま、自分の隣を走って戻ってきたサユミの息遣いとマコトの足音を聞いていた。 ミキがリカの真後ろに腰を下ろす。 地を這う振動に焦点がぶれてぎりと唇を噛み締める。 つーっと顎を滑り落ちた汗。 煙にかすんだ空に向かってライフルの引き金を引いた。 * 13時28分。 制圧終了。 奪い取った街の入り口を戦車で閉鎖して、掃討作戦に取り掛かる兵士達の顔は緊張していた。 しっかりとした統制と的確な判別。 両手を挙げている者には保護を。 逆らうものには死を。 それがルール。 逃げ遅れ、潜んでいた人たちはおとなしく両手を上げる。 突きつけた銃口で一箇所に集めると、安全を保障することを約束する。 敗残兵を捕虜として保護しながら、警戒して歩く街角。 無線でカオリがやりとりをしながら、そんなこんなでぴりぴりとした緊張は終わらない。 捕虜と保護した住人を巡回して回るトラックに引き渡す。 まだ太陽は張り切っていて、決して軽くない銃を手に身体はいい加減にしろと訴え始めている。 チームで歩く最後列でカオリとリカはスリングでライフルを肩にかけ、安全装置に親指をかけたままハンドガンを手に後ろを警戒する。 ミキとノゾミとレイナがサブマシンガンを手に先頭を歩き、間のマコトとサユミもハンドガンに持ち替え辺りを見回す。 足元にははっきりと鮮やかな真っ黒い小さな影。 風一つ吹かない街は夏だというのに埃っぽい。 たぶん普段でも静かであろう住宅街の午後はひどく静かで、肌を細かく突き刺すように緊張感を煽り立てる。 ガレージや庭から飛び出していったタイヤの痕跡。 進入した午前5時はすでに暑かった。 生活観が残る庭先を横目に見ながら、はぁ…とノゾミが息を吐く。 『…この街は…』 投降を促す放送が頭の上をへろへろと通り過ぎる。 掃討作戦に切り替わってからすでに3時間。もう夕方だという頃合なのにひどく暑い。 「全員静止」 カオリの声にぴたりと足を止めて振り返る。 ここは最前線に最も近い街。前々からその危険があったせいか残っていた住民よりも兵士の方が圧倒的に多い。 もう住人や敗走兵もあらかたいないだろう。 街から出ることは難しいし、抵抗しなければ撃たなくて済む。 周囲の様子を確認すると、カオリは無線でこの作戦の現場司令部と連絡を取った。 「はい。…はい。……はい」 やりとりに耳を傾けながら熱気に揺れる町並みに神経を張り巡らす。 にゃあ…と塀の上をのんきに歩いていくネコにレイナがびくりと肩を震わせて、サユミがくっくっと笑いをこらえている。 「はい。了解。わかりました」 無線を切ると、一斉に6人の真剣なまなざしがカオリに集まった。 それを一つ一つしっかり見据える。 「これから先の予定を確認します」 「はい!」 きれいに揃った6つの声。 「掃討作戦は現時点で85%完了しているとのことです。2時間後に終了。その後3つの部隊がこの街に残るようです。どの部隊が残るかはこの後正式な辞令があると思いますが、我が部隊は帰還すると考えていてください」 「はい!」 揃った返事にうなずいて、カオリは話を続ける。 「すでに司令官と統治部隊も到着しているようです。それでは、今から本営に戻ります。各自、気を抜かないように」 あと少し。 あと少しで終わる。 突入部隊が占領統治する部隊と指揮官に完全に街を引き渡して、初めてこの任務は終わりを告げる。まずはその前の第1ステップ。突入、占領。 隊列を確認して来た道を引き帰した。 朝から戦闘の緊張感と疲労、そして真っ赤に燃え上がる太陽。 あまりの暑さに鳥すら飛ばない真夏日を遥かに超した気温の日に長袖とずしりと重たい銃。 「あー。アイス食べたい…」 「のんつぁん…言わないで…」 マコトが苦しげに呟く。 ゆらゆらと立ち上る熱気。 軍用ブーツを履いても焼けるように熱い足元。 「けどさぁ…」 と言いかけたところで、 カタ…。 ノゾミはふと何かの音を聞いた。 「なにぃ!?」 キョロキョロと辺りを見回しても何かがいるという気配はない。 「ノンちゃん?」 「のの?」 カオリとリカもノゾミが目をやる方に銃口を動かしながら見渡す。 ノゾミはふーっと息を吐き出した。 「なんか…いる?」 全員がその場に立ち止まり、細い路地を背中を合わせてそれぞれに銃口を向けて気配を探る。 さして広くない道。 点々と存在する塀の向こうに何があるのかわからない。 全員が息を呑む。 カタ…。 まただ。 ノゾミははっきりと確認して、くるっと体と銃口を自分の右手に向けた。 「そこっ…!」 アルミのシャッターが開け放たれている車庫。 全員がぱっとぽっかりと開いている暗がりに銃口と身体を向けて身構える。 車の姿はなく、奥には雑然と積み上げてあるダンボールや工具の棚。 じっと目を凝らしていると、ダンボールの後ろで何かが動いたのがわかった。 カオリがそっと声をかける。 「出てきなさい。抵抗すると、撃ちます」 しかし、何の反応もない。 「出てきなさい。何もしなければ安全は保障します。出てきなさい」 凛としたカオリの声に、ダンボールの後ろの影がざわざわと動いている。 マコトは目を細めた。 「…コドモ?」 小さな影が3つ。ごそごそと動いてるのが暗がりの中にはっきりと見えてくる。 ノゾミがカオリを見ると、カオリは一つうなずいた。 「ねえ! 何にもしないから出ておいで!」 すると、ノゾミの声に安心したのか、小さな影がこちらに向かってくる。 「…あぁ」 レイナが少し痛そうに目を細めた。 出てきたのはボウズ頭の男の子と二人の女の子。まだ5歳くらいだろうか。女の子のうち一人は3歳くらいに見える。たぶんどちらかの妹なんだろう。 男の子を真ん中にして、しっかりと手を握っている。 男の子は歯を食いしばってカオリを睨みつけていた。 「…」 にらむつもりはないが、内心どうしよう…。 カオリは黙ってその瞳を見返す。 かっこいいなぁ。 なぜかヘンに誇らしい気持ちで男の子…いやいや、彼を見据える。 メンバーも、銃口を向けることへの戸惑いを隠しながら、カオリの様子をうがっている。 二人の女の子が男の子の後ろに隠れた。小さい女の子がきゅっと男の子のランニングシャツを小さな手で握り締める。 カオリはよし、と気合を入れた。 「ノゾミ、ミキ、レイナは銃を下げて。あとはそのまま」 さあ、こっからカオリは悪者だ。がんばれよ。ヒーロー君。 命令に従って銃を下げると、カオリは銃口を向けたまま冷たく言い放った。 「手を上げて。抵抗したら撃ちます」 「カオリン!?」 ぎょっとノゾミが振り返る。 「ええっ!」とマコトが目を見開いてポカーンと口を開けた。 ちらりと横目で見やって、リカがあーぁと小さくため息をついた。その目はありありと大丈夫かなぁと言っている。 「早く!」 もう一度厳しく言い放つと、ノゾミがたまらず立ち上がろうとした。 「ののっ!」 リカが慌ててノゾミのジャケットを引っ張って無理やり座らせると、ミキががしっと肩を抱いて動きを封じ込めた。 「ちょっと! リカちゃんっ! ミキティ!」 「いいから。黙って見てなって」 ドスの聞いた低い声に、ノゾミだけじゃなくサユミとレイナも震え上がる。マコトにいたっては涙目だ。 カオリは銃口をしっかりと男の子の頭に定めている。 頭なら当たれば苦しいことはない。 部隊で狙撃手であるということは、それ相応の腕であるという証拠。外すということはこんな狭いたかが3メートルにも満たない距離ならなんていうことはない。 ここまで軍規に忠実じゃなくてもいいのだろう。 でも、ルールはルール。 あくまでも、軍服を着て戦場にいる以上、軍規がすべて。 人間である前に軍人なのだ。 しかし、軍人である前に、人間なんだ。 「手を上げて」 それに、何でこの子達はここにいるの? だいたいこの子たちの親はどこ? 何で一緒じゃないの? 突入情報を何度も流して民間人の脱出をそれとなく促していたはずなのに。 考えただけで腹が立ってくる。 それがしっかりと大きな瞳にあらわれていた。 ぎょろっとにらむ大きな瞳。 ぬーんと聳え立つ長い髪の怪物。 男の子は足元の石を拾った。 「あっちいけーっ!」 ひゅんっ! 小石がカオリに向かって飛んでくる。 「あっ!」 サユミがはっと口を手で押さえて目を見開いた。 ガシッとカオリの額に当たって小石が転々と足元に転がった。 男の子はまた石を拾うと、 「やだっ! こーさんなんかするもんかっ!」 またカオリに向かって小石を投げる。 ガッ! カオリはそれを身体で受け止める。 「カオたん…」 青い空の中、衰える気配のない太陽に照らされて、カオリの作り上げた無表情の中の悲しそうな瞳が痛々しくリカに映る。 ミキも苦々しくぎりっと唇を噛み締めた。 ひゅっ! ひゅ! 「あっちいけーっ! あっちいけーっ!」 ガッ! バスッ! 投げる小石を体で受け止めても突きつけた銃口を少しも揺るがすことなく、じっと見据えるカオリ。さっき額に当たってできた傷が赤く滲んで、一筋の血がのったりと滑っていく。 マコトが口をへの字に食いしばって泣いていて、ノゾミもぎゅうっとリカにしがみついて泣いている。ミキはその背中を撫でてなだめ、リカも銃を構えた姿勢を崩さず、けれどノゾミのすきなようにさせていた。 「あっちいけってばぁ!」 ひゅっ! ガンッ! 不思議な光景だと、女の子は思った。 自分よりちょっと歳が上のお姉さんが泣いてる。 それならそれであることなんだろうけど。 でも、この人たちはテキなんだよって教えられた人が、えーんって泣いてるんだもん。 あのおっきい怪人さんも、なんかかわいそう。 だって、泣きそうなんだもん。 はぁ…と息を整えて、カオリはぐっと引き金にかけた人差し指に力を込める。 決まりは決まり。 戦意無き者は保護。 たとえ無力でも背中を見せて逃げた者、抵抗する者には……死を。 たとえ自分勝手でも、物事には決まりがある。 それがたとえコドモでも、守らなければどうなるのか…。 守ったなら、どうなるのか…。 たとえどんなことであれ、オトナが身をもって示さなければ秩序なんてゴミ。 戦場には戦場のルール。 夢見が悪くなろうが、後悔しようが、それなりの秩序は大切なもの。 「バケモノっ! ギョロ目怪人あっちいけーっ!」 ひゅっ! ガンッ! 5個目の小石は左肩に当たって落ちた。 今、自分の目の前にいるのは一人の男なのだ。 体を張って弱いものを守ろうとする、いっぱしの男の姿なんだ。 だから、だから…。 ぐっとカオリは引き金を引いた。 パンッ! オートマチックのハンドガンのスライドが下がって薬莢ぴょんと飛び出した。 乾いた音が高く高く青い空に吸い込まれていく。 男の子が固まる。 女の子も小さな女の子も固まった。 泣いていたノゾミもマコトも固まる。 サユミも固まり、カチンと凍りついたレイナの目の端からほろっと一滴。 リカとミキはぐっと息を飲み込んだ。 弾丸は男の子の足元に突き刺さっている。 コンと地面に叩きつけられた薬莢が涼やかな音を鳴らして、カオリははーっと息を吐いた。 「手を上げて」 静かな静かな昼下がり。カオリの声だけが響く。 女の子が震える手で男の子のランニングを引っ張ってにこっと微笑みかけると、ゆっくりと両手を挙げた。 それにつられて小さな女の子も手を上げる。 男の子はぐしっと鼻をすすると、手で鼻をこすってカオリをにらみつけたまま両手を挙げた。 ギョロ目怪人が笑った。 男の子は涙でにじむ目と悔しさでいっぱいの胸でそう思った。 「全員銃をしまって。すぐに保護して」 「はいっ!」 「はい゛っ!」 涙混じりの声もあったが勢いよく返事は返ってきて、驚くような速さで銃をしまうと、ノゾミとマコトがぎゅうっと子ども達を抱きしめる。 カオリはゆっくりとキモチを鎮めるように息を吐くと、がらんともぬけの殻になっている向かいの家の中に入って、塀に寄りかかるとずるずると座り込んだ。 「カオたん」 リカが心配そうにしゃがみこんで顔を覗き込む。 塀一枚隔てた向こうではほっとして泣き出した子ども達を必死になってあやす声が聞こえる。 「ゴメンね。カオたん」 「ばか。何であんたが謝んのよ」 「だって……」 リカの目にうるうると涙が溜まりはじめる。 カオリはやれやれと笑って両手を広げてリカを抱きしめた。 「リカが泣いたらカオ、泣けないじゃん」 「うそ。カオたん泣かないもん」 「…」 そう言われると何も言えないじゃん。 なんだかんだとよくわかってるね。 鼻声になっているリカの背中をよしよしとさすってやる。 リカは目を袖で拭って身体をいったん離すと、カオリをぎゅうっと抱きしめた。 「リカ?」 「ゴメンね。カオたん…。ありがと…」 きつく抱きしめたまま20秒。 リカはそっと離れると、ゆっくりと立ち上がった。 「…」 その体を後ろからミキが包み込む。 「ほらっ! 笑って! んばぁーーっ!」 「ナンダコノヤロゥ! いっち! にぃ! さんっ! ダーッ!」 「ダーッ!」 「あっ! ああっ! オガーさん! よけー泣いちゃいましたよぉ!」 「ええーっ!? 違うよ! のんつぁんの変顔のせーだよっ!」 「うぇーーーっ! なんだとぉーッ! マコトっ勝負っ!」 「おおーーーしっ!」 通り向こうから聞こえるてんやわんやした声。 リカはふふっと笑って、カオリにも泣き笑いみたいな笑顔。 「よかったね」 「うん」 ちょっと目じりを押さえると、 「さっ。ちょっと本営の人たちとお話しするね」 と無線機を動かし始めた。 リカはそっと腰に回っているミキの手に手を重ねると、少しだけ首を巡らした。 肩に顎を乗っけてやわらかく微笑むミキと、暑いけど、でもそのぬくもりにほっとする。 「ごめん」 「何が?」 「甘えてる。あたし…」 「…いいのに」 なんとなく面白くなさそうに唇を尖らすから、リカはアヒルみたいに尖った口にちゅっと口付けた。 「リカちゃん!?」 「ふふっ。甘えてほしいの」 「だから、今してんじゃん」 リカの腰を抱く腕に力が入る。 「…」 「…」 なんとなく無言で見つめあう。 そっとミキが目を伏せて、リカの右手がミキの頬を包んで、もう一度……。 「コホン」 カオリの咳払いにお決まりのようにハッとするリカとミキ。 「あのさぁ、ほっとかないでくれる? カオ、さみしくなっちゃうから」 「ゴ、ゴメンね…カオたん」 リカが情けないぐらいマユゲを目一杯下げて笑う。後ろのミキもてへへと苦笑い。 カオリはやれやれまだくっついてる…と思いつつ、 「今、この近くに来れそうな巡回のトラックに来てもらうようにお願いしたから」 そう言うと、よいしょと立ち上がった。 「さて、チビッコたちの様子でも見に行きますか」 「はーい」 「はーい」 塀の向こうに出てみれば、まだ大騒ぎな状態で、リカはやれやれとため息をついた。 「なんかさぁ、ののとマコトのにらめっこで泣いてない?」 「うん。泣いてる。っていうか、コワイ」 ミキがリカに引っ付いたまま同意する。 子ども達がカオリに気づいて、 「わーっ!」 って、また大泣き。顔をぐしゃぐしゃにして大洪水。 「あーもう! カオリィ! もーすぐ泣きやみそーだったのにぃ!」 泣きやませるのに必死なノゾミの容赦ない一言とマコトのおろおろした目。 カオリはちょっととほほという顔をして、リカとミキに苦笑いして見せた。 「えー。さっきからずっと泣いてんじゃん。もぅ。ノンちゃん、ひどい…。カオも泣きそうだよ」 「だってぇ!」 カオリは負けじと泣きそうになっているノゾミとマコトの頭をよしよしと撫でると、 「ノンちゃん。ハーモニカ持ってる?」 「ブルースハープ? うん」 ごそごそとフィールドパンツのポケットから出して見せると、 「何でも吹けるよね?」 「うん…たぶん」 難しい顔をして首をひねるノゾミの傍らにしゃがむと、ぼそぼそとナイショ話。 パーッと晴れていくノゾミを不思議そうな目で見つめるマコト、レイナ、サユミ。 「ね。どう?」 「うんっ!」 ノゾミはマコトの肩を抱くと、レイナとサユミに手招きした。 円陣を作ってなにやら秘密会議。 ノゾミはにひって笑うと、 「それじゃ、はりきってぇーいきまーっ」 「しょーいっ!」 マコト、サユミ、レイナが声をそろえた。 ノゾミは子ども達ににこっと笑って、ハープを銜えた。 パパパパッ、パッパッパ、パパパパッ。 パパパパッ、パッパッパ、パパパパッ。 陽気なイントロにリカとミキが「あぁ」と声を上げると、カオリはくすっと二人にウインクして見せた。 マコトがノリノリで踊りだすから、レイナとサユミもそれに合わせる。どうやら誰が誰というのも決まっているらしい。 子ども達の泣き声が止まって、イントロをにっこにこで踊るマコトをぽかんと見上げている。 パパパパッ、パッパッパ、パパパパッ。 パパパパッ、パッパッパ、パパパパッ。 「白あげてぇあげません~」 「じゃんけんぴょんのぉ」 「じゃんけんぴょんっ!」 「じゃけんぴょんっ!」 カオリがついつい一緒にじゃんけん。 小さな女の子がくすっと笑って、グーを出した。 飛び上がりたい気持ちをダンスに変えて、レイナが弾けるようにハープに合わせて歌う。 サユミも満開の笑顔でさっきよりも大きな動きで踊りだした。 マコトにいたっては泣いちゃって、 「おーざがべんじゃぁ」 濁点混じりになる始末。 「よかったね」 リカの呟きに、ミキがぎゅっと抱きしめる腕に力を入れて、こくりとうなずいた。 「ね。カオたん」 「よかったですね」 「うん」 カオリは目に溜まった涙を指でぬぐいながら微笑んだ。 「だって歌うのって、たのしいもん」 * パッパァーーーーッ! 巡回して保護した人たちを預かる荷台の開けたトラックが到着した。 ガランとした通りの路肩につけると、子ども達を先に乗せて、あとからノゾミ、マコト、サユミ、レイナのおこちゃま組が乗り込む。 ミキは3人の子供達に一本ずつロりポップをあげると、よしよしと頭を撫でた。 それを見ておこちゃま組が騒ぎ出すと、リカが、 「大きいおともだちは我慢しなさい」 と、腰に手を当ててめっと叱った。 しゅーんとなる大きいおともだちを見て、子供たちがケタケタと笑った。 広い2トントラックの荷台に小さな子が7人だと、なんか王様になった気分。 それだけ広々としているから、この分だとずっと歌って踊りっぱなしだろう。 運転席の兵士がはしゃぐ子ども達に目を細めて笑う。 「じゃ、いくぞーっ!」 おーって、元気のいい雄たけび。 「しゅっぱーつ!」 7人で声をそろえて進行方向を指差すと、運転手はパッパーッとクラクションを鳴らして走り出した。 「カオリィ! あとでねぇ!」 「イイダさーんっ!!」 「イイダさーんっ! またあとでぇ!」 「イーダさぁーんっ!」 ぶんぶんと手を振って、しばらくしてから夕暮れの空にブルースハープの音がなんとなく聞こえた。 カオリは振り返していた手を下ろすと、両脇に立つリカとミキの肩を抱き寄せた。 「じゃあ、カオリたちも帰ろうか」 うなずくリカとミキ。 相棒が夕焼けの赤に染められて、3人を見守るようにたたずんでいた。 * 家族のいる人たちは町の安全と住民の安全を約束して、書類に簡単な記載をして自宅へ。 家族とはぐれた子供や身寄りのない人はそれぞれ自国の施設で保護をする。 子ども達はしばらくは施設で過ごすことになるだろう。 子ども達を乗せたそのトラックのまま施設まで送り届けるように、カオリは無線で事情を話して許可を得ていた。そして、折り返しておこちゃま組をベースキャンプまで送ってもらう。駄々を捏ねられたら泊ってもいいと許可をしてあることまで付け加えていた。 そして、そのあと、おこちゃま組が歌っている間に、リカとミキに突入前、街の外につけた相棒を取りに行かせていた。 笑ってくれたとしても、自分が一緒ではどっか緊張するだろうから。 悪者は、最後まで悪者らしくしないと。 なんたって、カオはギョロ目怪人なんだから。 いつ終わるかわからない。 しばらくはこの国で過ごさなきゃいけないんだったら、少しでも楽しい想い出に残るようにしてあげたいと、カオリは思った。 充分、怖い思いをさせちゃったのだから。 相棒が沈む夕日を背に荒れた街道をひた走る。 リカはハンドルを操りながら助手席に座るカオリに言った。 「カオたん。よかったねぇ」 「うん…」 「笑ってくれたね」 「うん…」 真っ赤になった目で、だけどへへって笑って出した小さな小さなグー。 「少し休んだら?」 リカがちらりとシートに深く体を預けてまどろみつつあるカオリに声をかけると、助手席をカオリに譲って荷台へ回って運転席部分とを繋ぐ小窓にひじを乗せて寄りかかっていたミキも、 「着いたら起こしますよ」 って微笑んだ。 シートを倒して横になるとカオリはまぶたを閉じてはぁっ…とため息をついて、そういくらもたたないうちに眠りの世界へ。 リカはミラー越しにミキに話しかけた。 「ごめんね。ミキちゃん」 「リカちゃん」 「なぁに?」 ミキの不機嫌そうな声にリカがちょっと戸惑った顔をして、ミキにはそれがなんかかわいく思えてつい笑ってしまう。 「それ、今日2回目」 ポンとリカの肩に手を置くと、 「謝らなくっていいから」 今度は頭を撫でた。 「もっとミキに寄りかかってよ」 「戻ってからじゃダメ?」 「じゃ、とりあえずそれで了解してあげる」 「ありがと」 カーステレオから流れるゆったりとしたクラシックが疲れた体を夢の世界に連れて行こうとするから、リカはステレオを消すと、ハンドルをぐるぐる回してウィンドウを開けた。 夕焼けの赤い光に染め上げられて、ようやく熱が少しだけ抜けた風が心地よく髪を掻き揚げる。 「カオたん…すごかったね」 「うん…」 無表情でコドモに銃を向けて、なのにココロで歯を食いしばっていた顔は、穏やかな寝息を立ててぐったりと眠っている。 ミキは腕を伸ばしてつんとほっぺを突いた。 「かわいいね」 「うん」 今思えば不思議な光景だ。 必死になってなだめて、笑わせて。 あの子達の心には何が残るんだろう? 何をあたしたちはしてあげたんだろう。 眠っている隊長の姿にふと思う。 何をあたしたちはしているんだろう。 「ばかだよね…」 リカは自嘲気味に小さく笑った。 戦争に意味を求めても、結局のところそこに意味なんてあるんだろうか? 「ね。ミキちゃん」 「ん!?」 ミキが首を傾げる。 「うん」 一人で納得したように笑って、ムッとしたミキにポスッと頭を叩かれた。 「ふふ。なんかねぇ。意味なんてあるのかなぁって…思って」 ミラー越しに見たリカの疲れた笑顔はそれでも明るくて、どうしようもなくキスがしたい。 「意味ねぇ…」 呟いて、ミキは眠っている隊長に目をやって、ふむとため息を一つ。 あたしたちは正しいんだろうか? どれが正義で、それが悪で、そんな簡単なものじゃない。 「どこ行くんだろうね」 なんとなく呟いて、ミキは眠気をこらえて運転をするリカの横顔を見つめた。 相棒が真っ赤な夕焼け雲に背中を押されながら、ガタゴトと揺れる。 ミキはよっと小窓から身を乗り出すと、唇にしたいところをぐっとこらえて頬にキスをして、すすっとまた小窓のふちに置いて組んだ腕に顎を乗せた。 きょとんとしたリカの目が、ふーっと見開いて。 「なんか…目が覚めた」 「でしょ」 相棒がガタゴト揺れる。 ベースキャンプまではあと少し。 カラスがかぁーと鳴きながら、藍色に染まり始めた空を飛んでいった。 * 「よぉ。カオリ。お疲れさん」 兵舎の玄関の蛍光灯の明かりの下、ドアにもたれかかってユウコがいた。 「ユウちゃん!?」 カオリは立ち止まって大きな目を更に大きく見開いて立ち尽くしていたが、 「…ユウちゃん…」 むぐぅと顔を歪めると、だーっと走り出してユウコに飛びついてぎゅうっとしがみついた。 「…ユウちゃんっ!」 「ん。お疲れさん」 ポンポンと背中をあやすように叩いて、やさしい口調で労ってやると、もうカオリの瞳からぼろぼろと涙が溢れ出して止まらなかった。 ユウコがリカとミキにウインクすると、二人はぺこりと深く頭を下げて勝手口の方へと歩いていった。 『ナカザーさぁん!』 無線の向こうのリカはすでに泣き声に近かった。 しっかし、兵士輸送のトラックから本部に直接なんてまた無茶なことを…。 普通はありえない。よほどの緊急時以外は。けど、それがいかにもリカらしくて、 『よっぽどのことかいな。で、どうした?』 それなりにどころかエライ切羽詰まってるようで、けど、まぁ、後でお小言の一つもと思っていたが、 『…。そりゃ一大事やな…』 話を聞いたらそんな気もすぐに失せた。 ミキの必死な呼びかけに、 『ナカザーさんっ。お願いしますっ!』 『よっしゃ。任せとき』 二つ返事ですぐに無線を切って飛び出した。 それが3時間前。 ユウコは自分より大きいカオリをしっかりと抱いて、あやすように背中を撫で続けた。 「なんやぁ。ユウちゃんびっくりしたでぇ。あんた…オトナになったなぁ」 しかし、カオリはふるふると小さく首を振る。 「ちがぅ…もん……。カオ、カオ…ひどいことした……」 ひっく、えぐ…っと嗚咽をあげながら、カオリが少しずつ言葉を紡ぐ。 「だって…銃…向けたもん。…でも…でもね……カオ…」 「うん。わかってる。しゃーないよな。けど、生きとるやん。な?」 コクリとコドモみたいにうなずく。 ユウコはちょっとだけ体を離して顔を覗き込んだ。 「あの子達な、楽しそうやったで。みんなで歌うたって、踊って…」 「…うん…」 「ツジちゃんとか、タナカとかミチシゲとかオガーとか、とーぶん帰ってこーへんかもよ。そんぐらい、あの子ら懐かれとったで。他の子たちにも大人気や」 「…ユウちゃん?」 「持ってかないかん書類があってな、施設に寄ってんねん。カオリのこと、ツジもオガーもタナカもミチシゲも…みんな心配しとったで」 真っ赤になった目からまだまだ涙が溢れては零れ落ちるから、ユウコがそっと涙ををぬぐってやると、カオリは力無く微笑んだ。 「みんなに心配かけて…。カオ…隊長失格だね」 「アホ! なにゆぅてんの」 「…ユウちゃん?」 ユウコはさっきよりも強い力でしっかりとカオリを抱きしめた。 「あんたは、あんたが考え付く中で、最善の方法をとったんやないの」 「けど…見逃すことだってできたもんっ! カオっ…無駄に傷つけただけだもんっ!」 「せやな。けどな…。戦場や。あそこは戦場や…。見逃すことが正しいのか間違いなのか…正解なんてあらへんよ」 降伏の意思を見せないものは、結局戦場ではまだ敵なのだ。 だから、降伏させるように促した。 オトナゲない。 しかし、見逃したから、それが正しいと言えるのか? 戦場には、何があるかわからない。 だから、考えた。 「うっ…くっ……ユウちゃん…」 ずるずると崩れ落ちるカオリを支えながら、ペタンと座り込むと小さく丸まった背中を包むように抱きしめた。 軍規に沿うのは真面目過ぎるかもしれない。 けれど、だからこそ、カオリらしい。 「うちな、カオリのこと…誇りに思うで…」 「…ユゥちゃ…ん…」 ぎゅうっと袖を掴んでいた手が背中に回って…。 「うわぁぁぁぁぁぁぁんっ!」 カオリは思いっきり子供のように声を上げて泣いた。 「あーあー。こりゃツジなんかには見せられへんなぁ」 ユウコは苦笑いして、 「ギョロ目怪人は泣き虫やな」 と言ったら、カオリに無言でべしっと背中を叩かれた。 まぁ、そんだけの元気があるなら大丈夫やろ。 ほんま、あんた…えぇ仲間に恵まれたな。 ポンポンとあやして、空を見上げたら満天の星空。 「よぉ…がんばった」 ひゅうと星が流れて一つ、二つ。 きらりきらりと瞬いて消えた。 明日も晴れるだろう。 ゆっくり休めるような広やかな青い空とさわやかな風を期待して、ユウコはまた一つ流れた星にささやかな願い事をしてみるのだった。 (2004/7/5)
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REFLEC BEAT Monthly Ranking 01 Sakura Reflection / Ryu☆ (HARD 10) Rank Name Score リザルト Just Great Good Miss JustR MaxC Rate Date 1 あんちょっび 1387 リザルト 395 1 0 0 15 396 99.9% 23/4/13 2 MASIMO 1371 リザルト 380 15 1 0 15 396 98.5% 23/5/7 2 けつまろさん 1365 リザルト 373 23 0 0 15 396 98.0% 23/4/28 3 えふぁ 1222 リザルト 313 78 3 2 13 264 92.4% 23/4/24 4 カービィ改二 1135 リザルト 290 75 22 9 13 173 87.7% 23/5/21 5 ノゾミ 1134 リザルト 271 102 14 9 13 95 86.7% 23/5/1 登録者一覧 MASIMO あんちょっび えふぁ けつまろさん カービィ改二 ノゾミ 【参加方法】 ①ハッシュタグをつけてtwitterにリザルトを投稿 #REFLEC_MR ③ダイレクトメッセージでリザルトを送信