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ラストバイブルIII 20-837~838・859~862・899~901, 21-195, 26-23~32・35~44 837 ラストバイブルIII sage 2006/01/30(月) 07 00 27 ID IZ0Qjl20 じゃあ書くよ ☆オープニング 吹雪の中をひたすら歩きつづける青年。名前を「アレク」という。 「ついに一人になってしまったか」そう呟く彼の傍らには 共に旅をしてきたと思われる馬のような生き物の亡骸が横たわっていた。 吹雪の中、かつて友と過ごした日々を思いながらひたすらに歩きつづける 「この戦争は僕たちが生まれる前から続いている・・・」 「我々、人間も魔獣も幸せになる為に生まれてきたんだよ」 「あなたたちは知らないけど、私たちは幸せになるつもりよ。 こんな美人2人を世の男たちが放って置かないでしょうから!」 「俺の部下を紹介してやろうか?」 他愛も無い会話をしているワンシーンから醒めると再び吹雪の中を歩きつづける 「誰よりも真剣に生きてきた」 俯き、そう呟くと彼の前に家族の幻覚が浮かび、今度は家族と過ごした日々を振り返る 「グレンからの手紙だ!」 「何て書いてあるの?」 「子供が生まれたって!」 「あいつ結婚したのか・・・」 「パパ、その子なんて名前なの?」 「(主人公の名前・任意)って言うんだって!」 子供はおおはしゃぎで名前を叫びつづける 「パパ、その子男の子?女の子?」 尋ねられたアレクの目には涙が 「どうしたのパパ、泣いているの?」 「皆幸せにやってるんだ・・・ よかった・・・」 かつての仲間が幸せに過ごしている事に対する歓喜の涙だった。 回想から醒めると彼の前には不思議な人工物と道が。 天から彼を包み込むように光が照らされる。 「フフフ・・・ハハハ・・・魔界の門だ・・・ くそったれ!ざまあみろ、ポリスの連中め!ハハハハハ・・・」 魔界の門の内部・扉の前に佇むアレク 「ここから先は誰も追ってこれない・・・ポリスの連中も」 「これで、本当に終わりだ・・・ グレン、お前だけは生きのこれ・・・」 そう言い残すとアレクは力尽き、その場に倒れこむ 838 ラストバイブルIII sage 2006/01/30(月) 07 02 18 ID IZ0Qjl20 ☆本編 海を飛ぶ渡り鳥が陸地を見つけ、舞台はその街に。 デートでもあるのか、服を何度も着替える少女と妙な工房のような場所で右往左往する少年。 寝返りをうって頭をぶつける少年もいる。 「おにいちゃん、朝ですよー!」 弟に起こされると母が朝食の準備を終えたと呼びに来る。 父に挨拶をし、席につき食事を終えると父から今度メガロポリスに行かないかと言う提案が。 母がなぜかと尋ねると父は子供たちにも都会を見せたいし、15年ぶりにアレクにも会いたいんだと答える。 メガロポリス行きが決まると凄い大きな街なんだぞ、と大はしゃぎの弟。 ハイテンションのまま弟は皆に自慢しに出て行ってしまう。 「友達と皆で行くんでしょ!」と弟に叫ぶ母にお小遣いを貰い、 怪我をしたら見せなさいと釘をさされ遊びに行く主人公。 友達のいる道具屋へ行くと先ほどの妙な工房の少年・アロンが。 なにやら落ち込んでいる様子。 どうやら一ヶ月掛かって作ったガイアパーツが今朝パーになってしまった模様。 ※ガイアパーツとは機械のような物 落ち込みながらもわたしたい物がある、と言いモンスターノート(要するにモンスター図鑑)を手渡される。 一通りの説明を聞くとモチョワというハイセンスな名前のガールフレンドの家に行くことになる。 (行かなくてもいいが、後で彼女が怒ってしまいアイテムをくれなくなる) 迎えに行くとどうもどの服を着ていくか迷っている様子。 母親に急かされるが中々決まらない。母親に席を外してもらうと彼女は服が似合うかどうか聞いてくる。 似合う、と答えると彼女は自分で作った服と自分を誉め始める。 ダンジョンに行くのにこれかよ・・・と呆れるアロン。 いたの?と返すモチョワの反応に彼はムッとしていちゃ悪いのかと返す。 別にわるかないよ、と返されて一段落。 皆が揃ったからダンジョンのある丘へ行こうという事になる。 アロンの奴は本当に気が利かない、とモチョワが愚痴をこぼすがアロンは気にしない。 今日はここまでね。 ちょっと半端かもしれないけど。 こういうの初めて書いたから見づらいかもしれんがご愛嬌ということでw 859 ラストバイブル3 sage 2006/01/31(火) 01 01 50 ID X1Ln+YdF 839 スマナス これでおk? 続きいくよ ザマの丘~古代都市跡地 丘へ着いて地下へ入ろうとするが扉に鍵が掛かっている。 鍵はアロンが持っているらしい。 ヨナタンという少年に入られるのがいやで鍵をかけていたらしい。 少し進むとキイリネズミという動物の絵とその鳴き声が扉に書かれている。 扉には鍵穴が見当たらず、このままでは先には進めない様子。 アロンが扉をどうにかできないか考えるが主人公とモチョワは二人だけの世界にトリップしてしまっている。 怒鳴りつけて二人に話を聞かせようとするが冷やかすモチョワ。 アロンは先に進みたいが開け方が分からないのでとりあえず考える、と言って一度戻ることになる。 村に帰るとモチョワがプレゼントをくれる。迎えにこなかったらあげないつもりだったらしい。 アロンはなんとしてでも扉を開けてやると意気込み、ここで一同解散。 夕食を食べ、弟と遊んで就寝。 翌朝先生が来ているので学校へ行く。 授業を終えて二つの特技を習得し、帰宅。 帰路でアロンが扉の開け方が分かったので後で家に来てくれ、と言う。 家に着くと父親が魔獣の卵を拾ってきていて、 それを弟にプレゼントしたらしいが弟はどこかへ行ってしまったらしい。 弟を探しに渡り鳥の部屋へ行くとある鳥の様子がおかしいとのこと。 一緒にいるモチョワが馬鹿なだけだ、と言うとうるさい!と怒鳴りつける鳥、パニックになる一同。 そのままモチョワと鳥は喧嘩を始める。 落ち着いた後、どうしてこの鳥は怒ったんだろう?モチョワの言ったことが分かったのだろうかと考える弟。 それに対してモチョワはそんな賢い鳥には見えない、と返す。 そのまま自己陶酔に浸るモチョワ。弟が後で鳥に謝ると言ってそこは一段落する。 アロンの家に行くともう一度丘へ行こうという。 今度は何やら怪しいガイアパーツを持っている模様。 件の扉の前に着くとアロンが任せろと言う。 一体何をするつもりなのかと見ているとこれで扉は開くといいガイアパーツを使う。 これで見事に扉は開・・・かない。 音を変えて再度チャレンジしてもやはり開かない。 モチョワがアロンに愚痴るとその瞬間轟音がなり、燭台に炎がつく。 ビビるモチョワ、開く扉、やはり音で開くのが正解だったと歓喜のアロン。 掌を返し天才だと褒めちぎるモチョワ。だがどうして分かったのか聞く。 キイリネズミの鳴き声が扉に書いてあったのがヒントになって、 それで鳴き声と同じ高さの音を鳴らせばいいと思ったとアロンは言う。 860 ラストバイブル3 sage 2006/01/31(火) 01 03 07 ID X1Ln+YdF 扉が開いたので先へ進む一同。 その先には大昔に死滅したはずの花が残っていた。 アロンが言うには全て2万年前の古代文明の遺産らしい。 古代人は自分たちよりもずっと進んだ文明を持っていたと、 方舟という乗り物に乗って別の星にまでいけたらしいと。 モチョワは別の星から方舟で先祖が来たと言う地元の伝説と関係があるんじゃないかと言うが、 アロンは鼻で笑い古代文明は2万年前に滅び、先祖が来たと言われているのは 1000年前なのだからそれはないと言う。 モチョワは納得するがこんなに凄いこんなに凄い文明を持っていたのに どうして滅んだのだろうかと物思いにふける。 アロンはそれは僕にもわからない、というともっと先へ進めば何かあるかもしれないと言い先へ進むことになる。 さらに奥へ進むと謎の巨人が佇んでいる。。 アロンによるともう動かないその巨人はどうやらドゥーという古代文明の人造戦士らしい。 モチョワはビビリまくり、もうやめなさいというがアロンはエネルギーが無いから大丈夫だと言う。 主人公を誘い、一緒に観察しているとアロンはドゥーの強さを説明し始める。 凄く強いがフォースの力がないと動かず、フォースの力というのが何か分からないらしい。 アロンは何とかしてこれを動かして見せると言うと一度帰ろうと言うことになり、帰路につく。 村に着くと弟が大変だと騒いでいる。どうやら渡り鳥の部屋からの模様。 渡り鳥の部屋に着くと鳥たちが俺はこんな名前じゃねぇと騒いでいる。 そして、渡り鳥一同は声を揃えて自分はハリーって名前だと言う。 自分は鳥ではなくハリーという男の子で世界の全ては自分の友達らしい。 そのまま歌いだす鳥に驚く一同。どうやらハリーは色々な生き物の心の中に入れるらしい。 モチョワがどうしてそんな力を持ったのか聞くとハリーは気が付いたら持っていたと答える。 魔獣か人かと聞くがどうやらそれは秘密らしく教えてくれない。 ハリーはどうやら弟が気に入ったらしく弟とで暮らしたいと言うと家のペットに心を飛ばす。 喋りだすペットにパニックになる母親、弟は大変だと叫び家へ直行しそのまま一同解散。 家へ着くと一緒に暮らしていいと言われて大喜びの弟とハリー。 食事をするから父親を呼んで来いと言われて呼びに行くが、 3ヶ月前にアレクに送った手紙の返事がこない、 アレクは自分を忘れてしまったのではないかと父は浮かない顔。 母親のご飯だという声を聞くと立ち直り、明日にでも届くだろうと気を取り直す。 食事を終えて弟と遊ぼうとすると手紙が届く。 内容は「アレクは妻と子供を殺した罪でとらわれており、3日前病院で死んだ。 15年前の戦争で狂ってしまったためにこんなことが起きたのではないか」というもの。 差出人は元老院の議員であるベンショーハ。 可哀相だ戦争が彼を狂わせたのだろうかと沈む母を見て 父はこんな物信じない、全部嘘だ、僕はあいつのことを誰よりも知っている、 自分より仲間や家族を大事にする奴だ、あいつが自分の家族を殺すわけはないと声を荒げる。 そんな父に母は嘘かも間違いかも分からないが、人は変わる物だと言う。 もっと早くメガロポリスに行けばよかった、何もしてやれなかったと後悔する父親。 落ち込む父をそっとしてあげるように母に言われ、寝床に着く。 861名無しさん@お腹いっぱい。sage2006/01/31(火)01 04 36ID X1Ln+YdF 起きて父に話し掛けると昔自分はシャドーウォーカーという部隊にいたと昔語りを始め、 本当のことだとしてもあの手紙を信じることが出来ないんだ、 メガロポリス行きが中止になってすまない、と言う。 学校に行くと明後日から休校になると担任に言われる。 どうやら私用で故郷へ帰らなければならないらしい。 授業を終え、村に戻るとヨナタンがドラゴンの牙という所に宝がある、と言いながらどっかにすっ飛んでいく。 弟たちが嘘を教えたらしいが地上最強の男なので気にしない。 追いかけてドラゴンの牙へ、山頂へ行くとヨナタンの叫び声が。 助けてくれ!と言うと大慌てで逃げ去って行く。ドラゴンにびびった模様。 引き返し、古代都市跡へ行くと弟とそのガールフレンドのレナが。 どうやら嘘をついた仕返しが怖くて隠れてた様子。 ここの先に行くと言うと弟が行きたいと言う。レナは怖いので待っていると言う。 連れてドゥーのいる部屋へ行くと騒ぎ出す弟。そこにアロンがやってくる。 これから動かして見せると言い、準備を始める。 騒ぎついでに弟がドゥーに向かって話し掛けると心が通じ合ってしまう。 アロンは延々説明をするが、やってみたほうが早いと言うと主人公を連れて動かそうと試す。 試していると突然衝撃に襲われて皆気絶してしまう。動き出すドゥー。 目覚めたモチョワにドゥーが近づき、モチョワはパニックに。 弟がモチョワを庇い、あっちへ行け!と言うとリョウカイ・・・と言ってあっちへ行ってしまう。 全員目覚め、アロンが動いたドゥーを見て感動している酷い目にあったとモチョワが怒り出す。 エネルギー切れで止まったから良かったものの・・・と言うと弟が自分の命令を聞いたのだと言う。 んなわけねーだろ!というモチョワに命令を聞いたんだと言ってくれ、 と弟が頼むとリョウカイ、と返事をするドゥー。 わかったからどっかへ連れてけとビビリまくるモチョワ。 じゃ、レナに見せてくると言って弟は外に出て行く。 どうして弟の言うことを聞いたんだろうと不思議に思いながらも、一度帰ることになる。 都市跡を出ようとするとヨナタンの怒鳴り声が。 レナの呼び出した魔獣を蹴っ散らかし怒りながら弟に凄むが 危険を感じとって動き出したドゥーを見てビビる 「だ、だ、だれでしょうか、あああなたさまは?だ、だれなんですかあなたは・・・ぐすん」 「くそ、もういい!」 泣きながら帰っていくヨナタン。 帰宅して両親にドゥーを見せ、夕食を食べたら弟と遊んで就寝。 ペットに入っていたハリーがいなくなっている・・・ 起きて学校へ行く。今日で担任の先生ともお別れ・・・と思いきや すぐ帰ってくるから先生がやめるとか思って手を抜かないように、と言われる。 今までどおり授業を終らせて戻ると校長から発表があると言われる。 どうやら、前々から噂では言われていたが本格的に休校になるらしい。 ガイア禁止法というもののためメガロポリスからの生徒が辞めてしまう。 その抗議のために元老院へ行き、直々に話をしようと思っているとのこと。 そのため、抗議に行った先生が戻ってくるまでは休校とすることに決定した。 校長の見通しでは1週間程度と思われるが・・・ 今日はここまで。 862 ラストバイブル3 sage 2006/01/31(火) 01 15 34 ID X1Ln+YdF ここまでの登場人物 ☆主人公(デフォルトではシエル) 辺境ラガの村に住む少年。 優れたガイアを持つ ☆弟(デフォルトではルディ) 主人公の弟。 様々な生き物と心を通わせる不思議な力を持つ。 ☆モチョワ 主人公のガールフレンド。 行動力のあるお転婆。 ☆ハリー 喋る渡り鳥の中の心。 心を飛ばして乗り移る能力を持つ。 ☆アロン 主人公の友人。 頭の回転が速く、様々なガイアパーツを作る。 ☆ヨナタン 優れたガイアを持つ主人公のライバル。 腕白だが情に厚いガキ大将。要するにジャイアン。 ☆グレン 主人公の父親。 シャドーウォーカーという影の中を自由に移動できる能力を持つ部隊にいた。 オープニングの青年・アレクの親友。 ☆イリア 主人公の母親。 強いけど多分普通の人。 ☆キャルル 担任の先生 ・校長 ガイアパーツ作成の達人。 見た目キャク。名前もキャク。 899 ラストバイブル3 sage 2006/02/01(水) 00 42 15 ID olURxb7G 867 2元同時進行でおkなら書くよ。 片手間になるから大分ペース遅いけどそれでもいいかい? じゃあ、昨日の続き。 ☆ラガの村~ヴァルシップ~ヒート野村 学校から帰るとこの間父が持ってきた卵が孵るところらしい。耳を澄ますと魔獣の子供が動く音が。 母に弟を呼んで来いと言われ、呼びに行く。 戻ってくるとドラゴンのような魔獣が生まれるが、なんとドゥーが攻撃しようとする。 弟が止めに入り事無きを得るが、生まれた魔獣が刷り込みでドゥーを親だと思ってしまう。 凹む弟に母が泣いてねーで名前を付けてやれという。お兄ちゃん決めてー言う弟。 名前が決まったが暇なので外に遊びに行こうとするとヴァルシップという軍用船が近づいてくる。 父は村の皆を地下に避難させるよう母に促すと、お前達は守ってみせると言って出て行ってしまう。 船の中。隊長らしきピザが部下に愚痴っている。どうやら目当てはシャドーウォーカーのよう。 村人は全員始末すると意気込む隊長。 視点は再び村へ。弟にドゥーが何処にいるか聞く父親。 居場所を伝えるが、ただならぬ様子に何かあったのか聞く弟。 しかし父は華麗にスルー、弟にドゥーを呼んでこさせる。 母に軍隊が攻めてきたから地下に皆を避難させろと指示すると 父は主人公にドゥーが来たら私の後を追ってくるように命令して欲しい、 お母さん達を頼んだぞ、と言うと単身村から出て行ってしまう。 轟音と共に着陸するラガシップ。地下室から出ようとするとモチョワが着いてくる。 ヴァルシップに潜入すると父が戦っている。 鬼のような強さで兵隊を蹴散らす父を見てモチョワが驚きと共に主人公のガイアの強さに納得する。 900名無しさん@お腹いっぱい。sage2006/02/01(水)00 42 53ID olURxb7G 奥のほうへ進んでいくとピザが「10分ー!11分ー!」とか吠えている。 何が10分なのかと聞く兵士にピザは昔のグレンならここまで5分で来ると思っていた だが今は11分もたっている、奴が衰えている証拠だと言う。 怖くなったモチョワがもう帰ろう、と言うと後ろから父が現れる。 父は主人公にはシャドーウォーカーの自分を見て欲しくなかったらしい。 モチョワがドゥーについて尋ねるとどうやらさっき生まれた魔獣が追いかけてきたのに手間取って 仕方ないから入り口に置いてきたとのこと。 言うと父はドゥーがいないから君らに手伝ってもらうと言うと、 コクピットにある主砲のボタンを押させないために二手に分かれる必要がある。 君らはどちらから行くか?右から行けば頭の悪そうなピザがいるが・・・と聞いてくる。 (どちらから行ってもも戦う敵が違うだけ) ピザ一味を撃破するとどうしてポリスがラガの村を襲うのだろうか、と疑問を抱く父。 モチョワはさっき兵隊がシャドーウォーカーを殺すと言っていたことを伝える。 続き、シャドーウォーカーは父でどうして命を狙われているのかと聞く。 父は自分は昔シャドーウォーカーという部隊にいたこと、 シャドーウォーカーとは影の中を動き、相手を殺すという意味だ。 だが、自分たちがポリスに命を狙われる理由はない、自分たちはポリスのために戦ったのだからと言う。 そこまで言うと父は自分はこのヴァルシップを隠してくるから先に帰れと2人を帰らせる。 入り口には父の言っていた通りドゥーとドラゴンが。・・・ヨナタンも。 大人たちが村でこれからのことを話し合っているとハリーが帰ってくるがなにやら慌てている様子。 ハリーもグレンの命が狙われていることを知ったらしい。 ポリスの悪い奴らがおじさんのことを狙っているから早く逃げろと叫ぶハリー。 グレンはありがとう、ついさっき皆でやっつけた所だとハリーに言うと ハリーは僕より早くあの気持ち悪い魔獣が来たの?と言う。 グレンがそのことをハリーに聞くとハリーの回想へ。 どうやらアレクはマインドロックが外れたことで殺されたらしく、 グレンや他のシャドーウォーカーもマインドロックが外れることを懸念して狙われているとのこと。 ハリーがその事を主人公達に伝えようと会議室から出ようとすると不気味な生物と不気味な男が どうやら古代の魔獣とそのマスターらしい。 そしてこの男・バニパルがシャドーウォーカーを殺している張本人だった。 ↑を伝えるとグレンの様子がおかしい。 ハリーがどうしたのかと聞くとなにやらグレンはバニパルという名前に聞き覚えがある様子。 グレンによるとバニパルは生き物を殺してそのガイアを食らう人間・ソウルイーターだと言う。 戦争のとき自分たちが倒したはずなのに何故生きているのかと沈むグレン。 901名無しさん@お腹いっぱい。sage2006/02/01(水)00 43 36ID olURxb7G 落ち込むグレンにこうなったら作戦はひとつだと言う長老。 どうするのかとグレンが聞くと長老は今度はこっちの番だと返す。 ラガの人間をそっくり移動させてしまえばビックリするだろう、奴らが今度村に着いた時はオツカレチャーン 村はもぬけの殻でした、ということらしい。 どこへ行くのかとグレンが尋ねると相手が追ってこれない所まで逃げてしまえばいい、と言って準備を始める。 どこかの飛行船船の中。シャークという男がくしゃみをしている。 誰かがわしのウワサをしているな・・・そういうシャークにいろいろな突っ込みが入る。 田舎に帰るだの船長がシャークなのに集団名が赤い梟だの言われるが、 じゃあお前は名前がパパイヤだったらパパイヤにするのかといったやりとりをしているとラガ村が見えてくる。 どうやら長老の手引きらしい。ラガの近くに降りる。 村との別れを済ませ、飛行船に乗り込む。 長老と船長との会話を立ち聞きする。どうやら長老は船を丸々村にするつもりらしく、 船長に船を1隻取り寄せてもらえないだろうかと相談している。 そこに父が来て長老に話したいことがある、と言うと主人公に後で大事な話があるから 母のところで待っててくれと伝えると船長を含めた3人で別室へ行ってしまう。 母に話し掛けるとどうやら父は船を下りて他のシャドーウォーカーを探すつもりで それに母もついていこうと思う、危ないから主人公達は船で待っててくれと言う。 後のことはモチョワのおばさんに頼んだ、と母が今後のことを伝えていると父が戻ってくる。 明日発つことにした、子供たちを頼むと言うが母は私もついていくと言って聞かない。 父は危険だからダメだと言うが周りのご近所さんがたに押されて どうしてこいつらはこんな時だけ団結するんだ・・・と愚痴りながらも渋々連れて行くことになる。 どうやらまだ幼い弟には今回のことは伝えていない様子。 主人公は後で伝えておいてくれと頼まれる・・・と弟が戻ってきて食事を摂る。 翌日、お別れの時に弟が駄々をこねるがなんとか2人とも出発。 船に戻り船内を散策していると誰かがハッチを開けたらしい。 格納庫へ向かうとヨナタンとレナが。 どうやら弟が余りに泣き喚くためヨナタンが小型機で弟を飛ばしたらしい。 探しに行ってこいとヨナタンに強制的に小型機に乗せられるが操縦法が分からず まっ逆さま墜落していく。 墜落した所から少し歩くと人がいる。 何か今度は空から来やがったとかそんなことをしても無駄だとかお前が俺の子供を殺したとか 全く意味の分からないことを言っている。 こっちへ来いと言われてついていくと人々が口々に家族を殺したと言ってくる 「俺たちは感づいていたんだよ・・・ドルク村の奴らが犯人だとな」 「化け物の仕業にしているがアレは嘘で子供たちを殺したのはお前らドルク村民だろ?」 「仇は取ってやる・・・」 そう言っていきり立つ村の人々。 まさに一触即発の状態。 とりあえず今日はここまで。 195 ラストバイブル3 sage 2006/02/09(木) 23 49 13 ID G6sVBTRe 前スレとまってると思ったら新スレに移行してたのね。 ラング4了解。終ってとりあえず書く人いなかったら書かせてもらうことにする。 === ヒートの村~ドルクの村 もうダメだ、と思った瞬間主人公の名前を呼ぶ声が。 「・・・シエル? シエルじゃないの!」 声の主は帰省中のキャルル先生だった。 村の人々に自分の教え子だということを説明してその場を治める。 それまでのことを先生に話す主人公。 それを聞くと先生は自分たちの村でもおかしな事が起こっていると言う。 どうやら先生が学校に勤務している間に3人の子供が殺害されたらしい。 しかし無事で良かった、と主人公の無事を喜ぶと 弟の艦載機もこの辺に着陸しているだろうから一緒に探そう、と言うと 先生は村のみんなの所へ戻っていく。 先生を追って寄り合い所へ入っていくと先生が何やら怒っている。 どうやらドルク村という村の人々が犯人ではないか、 とヒートの村の住人が決め付けてしまってるのである。 証拠もないのにそんなことは言わないで、魔獣の仕業かもしれないとと先生が言うが 村民は無残な殺され方で子供を殺されたこと、 また周辺の魔獣が大人しい気性であるせいか聞く耳を持たない。 既に「トッパラ」というところに集まっているとかで そこで、主人公と先生が先行してドルク村へ行き、真実を確かめることになる。 ドルクの村に到着し、村に入ろうとすると村民に止められる。 もしかしたらお前達が子供を食う化け物なんじゃないか、と食って掛かってくるが 先生がヒートの村のものだが、聞きたいことがあると割り込む。 お前達も俺たちが化け物だと思ってるんじゃないだろうな、と村民。 先生はそれを確かめに来たと言うと村に入っていく。 村民達は引き止めると「俺たちの子供に手を出したら許さない」と息巻く。 先生は私たちがそんな事するわけがないと言うが、ドルクの村民も同じ言葉を返す。 それどころかお前達こそ2日前に俺たちの子供をさらおうとした、とまで言う。 先生は当然身に覚えがなくお前は一体何を言っているんだ、と交わすが 相手はしらばっくれるんじゃないと激昂。 子供たちがロマーニャという所に連れて行かれそうになったって言っていたんだ!と声を荒げる。 ロマーニャが何かわからず先生が訊ねるとどうやらトッパラをドルクの言葉でロマーニャというらしい。 先生がその子供に会ってみる、と言うと俺たちにはやましいことは無い好きにすればいいと道を空ける。 今日はこれで勘弁して・・・ 23 :LastBible3◆uiSZVGIywM:2006/10/01(日) 22 29 54 ID pN4/mXx20 【プロローグ】 エネルギー鉱石ラピスの占有化をめぐり勃発した5大ポリス戦争。 30年もの永きにわたり、この星の3分の2を巻き込んだ全面戦争は、 各ポリス国家の国土と人心を荒廃させ、文明の衰退を招く事となった。 希望の光など、どこにもなく、戦いは永遠に続くものと思われた。 だが奇跡は起こった。突如、戦争が終結したのである。 それは、元老院議員であり、科学者でもあった一人の男の業績であった。 ベンショーハというその男が作り出したものは、無尽蔵の エネルギーを生み出す永久機関であった。 それから15年が過ぎ去った――。 【用語説明】 ラピス:エネルギー鉱石。ある場所でしか産出されず、かつて戦争の火種となった。 永久機関フェレスト:現在利用されているエネルギー機関。ポリス市民の生命線。 ポリス:多数の市民が住む都市国家。元老院議会が政治・軍治を采配している。 シャドーウォーカー:ポリス戦争で活躍した、メガロの暗殺部隊。戦争の英雄と評価されている。 ガイア:全生物が持つ生命力・魔力のようなもの。一般には人間より魔獣の方が強い。 フォース:強いて言うなら、正しい心の持ち主のみが使いこなせる信念の力(?)。 魔界:死んだ人や魔獣の行く所。但し自ら望んで魔界の門をくぐる者もいる。 スカイシップ:空中船(飛空艇)。風を利用する小型艇・スカイウィングの格納も可能。 【登場人物・1】 シエル :主人公。ラガの村の少年。強いガイアの持ち主。 ルディ :シエルの弟。不思議と魔獣に好かれる。レナという彼女がいる。 グレン :シエルの父。元シャドーウォーカー。戦後ラガでイリアと結婚した。 モチョワ:シエルの彼女。強気な性格。プリズム魔法が得意。 アロン :インテリ少年。ガラクタからガイア・パーツ作り出す発明家。 ヨナタン:ガキ大将。シエルをライバル視している。 ドゥー :遺跡に眠っていた古代戦士。無口。ルディの命令に従い行動する。 ちび竜 :テラドラゴンの赤ちゃん。ドゥーの後をついて回る。 ハリー :他の魔獣に憑依する能力を持つ。正体は秘密。ルディと仲良し。 キャルル:優しくも厳しい、ブルトンの女教師。 アレク :元シャドーウォーカー隊長。メガロで妻子と生活していた筈だが…? 24 :LastBible3◆uiSZVGIywM:2006/10/01(日) 22 31 24 ID pN4/mXx20 【OP・簡略版】 雪原。騎獣に死なれ、たった一人で深い雪の中を歩く男性。 彼の名はアレク。やがて魔界の門という場所に辿り着くと、 「グレン、お前だけは生き残れ…」と言い残し倒れてしまう。 【ラガの村~ブルトン】 辺境の村ラガ。子供達はある程度の年齢になると ブルトンに通い、ガイアを学んでいた。主人公シエルもその一人。 授業のない時はモチョワ・アロンの三人で、ザマの丘で探険を繰り返していた。 ザマの丘の地下には古代文明ブランティカの遺跡が眠っている。 三人は遺跡の奥でエネルギー(ガイア)切れし眠っていた古代戦士を発見する。 後をつけてきたルディは彼をドゥーと名付け、心を通わせる。 アロンの発明品で起動したドゥーは、ルディの命令通りに動くようになった。 ルディに関する不思議な事件はこの他にも立て続けに起こっている。 まず大事にしていた渡り鳥が突然喋りだす。彼はハリーと名乗り、 心を飛ばす(=他の魔獣に憑依する)力があるのだ、という。 ハリーはルディを気に入り、拾ってきたホロホロ鳥の中に憑依。 「こんにちは、おばさん! ぼくハリーです!」 と元気に挨拶して母イリアを仰天させる。 またグレンが拾ってきた魔獣の卵が孵化してちび竜が誕生する。 しかしドゥーが条件反射で魔獣を攻撃しようと前に出たため 孵化したちび竜は真っ先に見たドゥーを母親と思い込み懐いてしまう。 ルディはドゥーなんてキライだと拗ねる。 さてグレンは近くメガロ・ポリスに一家で行く予定を立てていたが 戦友アレクの訃報が届き急遽中止になってしまう。 アレクは妻子を殺害して囚われた挙句、病院で死亡したという。 落ち込むグレンを心配し、ハリーはメガロ・ポリスへ様子を探りに行く。 ブルトンではキャルル先生が故郷の村に戻るため、彼女の授業が中断になる。 追い討ちをかけるように休校が発表される。 都市国家ポリスでは近年「ガイア禁止法」が制定され、ポリスの子供達が ブルトンに通えないよう圧力がかけられたのだ。校長は抗議に行くという。 急な休みを持て余す学生一同。と、空から轟音を響かせ ポリスの軍艦ヴァルシップが姿を現した。 いち早く危険を察知したグレンは、村の人々を地下室に避難させ ドゥーに自分を追わせるように、とシエルに指示する。 【ヴァルシップ~シャーク・シップ】 案の定ヴァルシップはラガの村付近に着陸する。 隊長ゴルカの任務は、グレン暗殺とラガ住民の口封じ…皆殺しだった。 シエルとモチョワは地下室を抜け出し、ヴァルシップへ。 艦内で二人はシャドー・ウォーカーに変身し 難なく敵を屠っていくグレンの姿を目の当たりにする。 ドゥーはちび竜が付いてきて戻る事になってしまったため、 代わりにシエル達とグレンで二手に別れ、司令室を急襲する。 25 :LastBible3◆uiSZVGIywM:2006/10/01(日) 22 33 42 ID pN4/mXx20 ゴルカ達を倒して外に出ると、ハリーがメガロ・ポリスから戻ってくる。 ハリーは元老院に忍び込み、バニパルという男が 魔獣をラガにけしかける事を聞き出していた。その名を聞いたグレンは驚く。 バニパルは生き物を殺し、ガイアを食らう。15年前グレン達 シャドー・ウォーカーが倒した筈だったが、まだ生きていたのだ。 村の長老はまた襲われる前にと、村の大移動を決める。 なんでも屋「赤いふくろう」の空中船シャーク・シップに 住民まるごと乗せて貰い、住み慣れたラガの土地を離れる事になった。 長老は更に、村人全員が住むラガ・シップを購入する計画を立てている。 グレンは妻イリアを連れ、他の元シャドーウォーカーを探すため下船する。 それはラガの住民達に危険を及ぼさないためでもあった。 突然の両親との別れに、ルディは激しく落ち込む。見かねたヨナタンが ルディをスカイウィングに乗せてしまう。 当然運転できないルディはすぐに行方不明に。 シエルも、弟を助ける機会は譲ってやる!と無理やりスカイウィングに乗せられ、間もなく墜落。 【ヒート村~ドルク村】 シエルが墜落した先は、湖のほとりの村・ヒートだった。 この村では幼い子供の行方不明事件が続いており、シエルは犯人と勘違いされて 危うく殺されそうになる。それを止めたのは、この村に帰省中だったキャルル先生だった。 村人達は、一連の事件はドルク村の仕業だという。 ドルク村とは15年前まで戦争で争い合っていた。その後ヒートの人々は ドルク村から土地を購入し現在のヒート村を作ったが、仲は悪いままだった。 そして一ヶ月前に湖の使用でもめた直後に行方不明事件が始まったのだ。 ドルクの村人は東の神殿に兵を集めているらしい。 キャルルは何かの間違いかも知れないと言うが村人達は聞く耳を持たない。 真相を確かめにキャルルとドルク村へ向かうと、 ルディと一緒に墜落した筈のドゥーとちび竜がいた。 この村にも東の神殿(ロマーニャ)へ攫われそうになった子供がいた。 村人は事件には関わりないと言い、兵士を集めるどころか ヒート村がいつ攻撃してくるかと怯える始末だ。 ロマーニャへ向かう途中、ドゥーとちび竜が凄い速さで追い越していく。ルディに何かあったようだ。 26 :LastBible3◆uiSZVGIywM:2006/10/01(日) 22 35 59 ID pN4/mXx20 【ロマーニャ】 神殿にはバラキ率いるポリスの部隊がいる。バラキ達は元シャドー・ウォーカーの ランディを暗殺しに来たらしい。 暗殺には成功したが、その際にバニパルから借りた怪物ズールが問題になった。 姿が消えたり現れたりするズールは、バラキ達の手に負えず、定期的に エサ(=人間)を与え続けなければならなかったのだ。 今またルディが生贄にされようとしている。キャルルは激怒し、魔界に落としてやると バラキに激しい言葉を放つ。戦闘勝利。 残ったポリス兵はルディを人質に取ろうとするが、ズールの気配に気付くと 死にたくないとパニックを起こし逃げ出してしまう。 運悪くポリス兵はズールと鉢合わせて食い殺される。ズールは沼地の奥へ姿を消した。 【ターク村~バルク村】 沼地の奥には二つの村がある。急がなければ村人の命が危ない。 キャルルはドゥーに手紙を託してヒート村に向かわせる。 シエル達自身はドルク村で舟を借り、村人にはヒート村へ避難するよう指示。 (一旦ヒート村に戻ると、早まった行動を取ろうとした事への反省や ドルク村の人々の受け入れに対する様々な気持ちを聞く事が出来る) 舟で沼地に入ると、土手の上にドルクの少年達が隠れていた。 少年達はランディから貰った宝物を取りに来たと言う。 本当はランディの仇が取りたかったと言い、遺品の武具をシエル達に渡す。 ターク村は15年前の戦争で故郷を失った人間や魔獣達が力を合わせて作った村。 ランディもここで暮らしていたが、彼がバルク村に出かけてからは 幼なじみの魔獣ボロウが門前を守っている。ポリスの連中か?と聞かれ、 うっかりはいと答えると戦闘になる。 戦闘後、慌ててキャルルが間に入り、ボロウに事情を説明。 ランディが死んだと聞かされ、激しく動揺するボロウ。 他の村人達にはランディの死を伏せるよう頼み、仲魔に加わる。 (戦闘を避けるとボロウは話を信じず、物騒だから早く帰れと言うだけ) 27 :LastBible3◆uiSZVGIywM:2006/10/01(日) 22 38 19 ID pN4/mXx20 バルク村は怪しい瘴気に覆われ無人となっている。荒れ果てた家にランディのメモがあった。 「見えないバケモノにやられてしまった。くそっ、もう駄目だ… シャドー・ウォーカーに、バニパルが生きていたと伝えてくれ…」 更に村人の日記が見つかる。バニパルは運良くバルクの村人に拾われ、 ここでシャドー・ウォーカーと戦った傷を癒していたようだ。 バニパルは村人を雇って岩山に何かを作らせていたらしい。 村の中央でズールに取り囲まれる。何とか勝利するが、一匹が岩山に逃げてしまった。 【研究所】 岩山の奥には怪しげな生命研究所があった。シエル達は先ほどのズールが 入ったカプセルを見つける。そこへ新たにズールが襲って来て戦闘になる。戦闘勝利。 不意に、シエル達の耳に「苦しい…」という声が聞こえる。 意識を集中すると、それは声ではなく、無数の残留思念だった。 「ネクロノミコン…不死の術」「奴は不死を望んでいる…」 「俺達に何をするんだ…」「助けて…」 キャルルは耐え難くなり、早く研究所を出ようとシエルを促す。 更に奥の小部屋には、古書とバニパルのメモが落ちている。 バニパルは瀕死から立ち直った後、不死の術の研究に明け暮れていたようだ。 だが術は不完全だったという苛立ちの言葉が綴られている。 洞窟から出ようとすると、勘のいいバニパルが戻って来てしまう。 キャルルはシエル達を隠し、ヒート村への手紙を託すと、 最後のレッスンと称して教訓をシエルに伝える。「強くなりなさい…」 バニパルの前に一人立ち塞がるキャルル。バニパルは一撃で彼女を 破ると、悠々と研究所へ姿を消した。駆け寄るシエルとルディ。 キャルルは構わず早く逃げなさいと急かす。最後のガイアの力で、 彼女は研究所もろとも自爆するつもりだった。 しぶしぶキャルルの元を離れる二人。 轟音が響く。 シエルとルディは、岩山の外でキャルルを待つが、誰も出て来はしない。 俯くルディ。シエルの脳裏にキャルルの姿が蘇る。 学校での思い出…ヨナタンと良く叱られたこと…厳しかったキャルル。 そして自分達を助けるために、身を挺してバニパルに挑んだキャルル。 失意の中、シエルとルディはヒート村に向かう。 28 :LastBible3◆uiSZVGIywM:2006/10/01(日) 22 42 46 ID pN4/mXx20 【ヒート村・2】 キャルルの死に人々は悄然となる。彼女の遺した手紙には、 バニパルを倒す方法が見つかるまで逃げ続けて欲しい、と書かれていた。 最後のお願いです。シエルという少年を守ってやって下さい! キャルルの姉メルウはメディロッドという杖をシエルに渡す。 シエルがヨナタンと卒業する時、キャルルが自分で手渡す筈だった杖だ。 キャルルは本当に貴方達のことが可愛かったのね、とメルウが言う。 ドルク村からの知らせで、タークの村人もヒート村に来ていた。ドゥーとちび竜が仲間に加わる。 既にほとんどの村人が小船で脱出している。次の船で最後、轟音が響く。 残留思念でシエル達のことを知り、バニパルが追ってきたのだ。 するとターク村のオーク達が席を立つ。ここに残っている者たちが 脱出する位の時間は稼げるだろう、と言うオーク達。メルウが止めようとするが、 「俺たち魔獣は、戦うために生まれてきたのさ!」 「俺たちが今まで黙ってきたのは、村人を送り届ける仕事があったからさ!」 「目の前に敵がいるんだ! 何もせず、逃げ出すのは恥ずかしくていけねえや~」 ランディチームの歌を口ずさみながら出て行くオーク達。 メルウは皆かっこばかりつけて、と涙ぐむが、彼らの行いを無駄にしないためにと脱出を急ぐ。 今日はここまで。スーパー特撮の人、途中書き込みしてゴメソ 29 :LastBible3◆uiSZVGIywM:2006/10/02(月) 18 59 21 ID uhWwUnS30 【登場人物紹介・2】 メズキ&ゴズキ:凄腕の魔獣バウンティ・ハンター。弱点は「母ちゃん」。メズキはミーナに片思い中。 イェーガー:A級バウンティ・ハンター、通称「死神イェーガー」。古代技術に詳しい。 シャーク:赤いふくろう団を率いるスカイシップの船長。義侠心に溢れ、何かと力を貸してくれる。 メルウ :キャルルの姉。バニパルを倒すためイェーガーを雇おうとしている。 ミーナ :ゴトランドの女性。北の邸宅のボブと恋愛結婚し嫁いで来た。妊娠中。 レナ :ルディの彼女。ルディのためになるよう色々挑戦しているが、やや暴走気味。 【エキンム・ポリス駐屯地~ロイの村】 シエル達が乗り込んだ小船は、ポリスの駐屯地に流れ着いた。助けてくれたのは バウンティ・ハンターのメズキとゴズキ。彼らは魔獣ロイを倒すためにこの派遣部隊に雇われている。 ロイはポリス内でならず者達と喧嘩した際、ガイアを使ってしまったため追われているという。 ロイ達は満月の日に狼人間に変身し連携攻撃を仕掛けてくる。だが派遣部隊の隊長には 秘策があるようで、折角雇ったメズキ達の攻撃を中止させてしまう。やさぐれるメズキ達。 ロイをおびき出すため駐屯地にはエルフが囚われている。 エルフはこっそり作戦の秘密を記した手紙をシエルに託す。 隊長からはロイを挑発する手紙を渡され、ロイを倒すまで ルディは人質として残り、武器屋の手伝いをさせられることに。 ロイの村に行くと、満月の日に会えると子供に言われる。実はその子供がロイ。 エルフの手紙で月を新月に変えるガイア・パーツの存在を知ったロイ達は、それを逆手に取る作戦に出る。 作戦は成功し、ポリス派遣部隊は駐屯地から撤退。ルディも無事に助け出された。 ロイは必要なら力になる、と仲魔に加わる。 (エルフの手紙を届けないと、ロイはメズキ達に破れ死んでしまう) 【エキンム・ポリス~軍艦島】 街に入ろうとするとヨナタンが現れ、喧嘩を吹っかけて来る。戦闘勝利。 二人はポリス兵にきつく叱られるが、子供だからと何とかとりなして貰えた。 ヨナタンは解放されるとふらりとどこかへ行ってしまう。 街の噂では、最近リリィと言う女性が弟を残して行方不明になったらしい。 彼女の家に行くと弟ピリポが、リリィはならず者集団バルバロイに連れ去られたんだと訴えている。 その相手は…ヨナタン。俺が何とかしてやると請け負い飛び出していく。 ルディとドゥーは心配して後を追い駆ける。 この街では赤いふくろう団と、メルウ達ヒート村の人々とも再会する。メルウはヒート村の事件を 訴えるが、誰にも信じて貰えないため「死神イェーガー」を雇おうとBARに呼び出す。 やがてフードを目深に被った怪しい男が現れる。メルウはバニパルを倒して欲しいと頼むが、 報酬のメモリーストーンが無ければ駄目だとあっさり断られる。 (メモリーストーンは遠い過去の景色を映し出す特殊な石) メルウは何としてもメモリーストーンを見つけると言い立ち去る。 入れ替わりにルディとドゥーが「ヨナタンが戻って来ない」と店に飛び込んでくる。 イェーガーはドゥーを見て驚くが、ルディに出会った経緯を聞くと落胆する。 彼はどうやらブランティカ文明の事に詳しいようだ。 そこへBARで飲んだくれていた二人の男がイチャモンをつけてくる。 イェーガーが呪文を唱えると、ドゥーが動き出し男達を吹っ飛ばした。 唖然とする一同。更にイェーガーは「この男達はバルバロイだ」と暴露する。 30 :LastBible3◆uiSZVGIywM:2006/10/02(月) 19 04 30 ID uhWwUnS30 逃げた二人の名はレッドとブラック。街の老舗ララ商会のドラ息子だった。 二人は老父を殴りつけて船の鍵を出せと脅している。ドゥーに攻撃させようとすると 当の父親自身が「母さんの店で息子達を傷つけたくない」と二人を庇う。 その隙に二人は逃げてしまうが、父親は軍艦島にいるに違いないと告げる。 シエル達はシャーク船長に頼み、シャーク・シップで軍艦島に向かう。 (ちなみに弱小エキンム・ポリス軍は、対処し切れないからと アワアワしながらメガロ本部の命令を待つだけでさっぱり役に立たない) バルバロイ達は廃棄されている古い軍艦を改造し基地にしていた。 「赤いふくろう」思わぬ急襲を受けバルバロイは身動きが取れない。 そこへヨナタンが(海路10km)泳いで軍艦島に上陸。ヨナタンに場をメチャクチャに されない内にと慌てて奥へ向かうと、牢屋に囚われたリリィ達行方不明者の姿が。 やぶれかぶれで襲い掛かってきたレッドとブラックを倒し、人々を解放する。 バルバロイは騙して集めた人々をコンテナでどこかへ運んでいたようだ。 リリィとピリポは恩返しのため「赤いふくろう」に入団する。若い女性が入団して喜ぶ団員達。 【ゴドランド】 ヨナタンからモチョワ達がゴドランドにいると聞き、シャーク・シップで送って貰う。 モチョワは急にいなくなったことを怒って初めは知らん振りをするが、 言いたい事を言ってすっきりすると元の様子に戻る。彼女は元スカイウォーカーの所在を調べていた。 北の邸宅に住む友人ミーナが頼りになりそうな人を知っているという。 北の邸宅にはミーナと夫のボブ、ボブの母親が住んでいる。 ボブの母親は気難しい性格で、何かとミーナに辛く当たっている。 (ちなみに大の魔獣嫌いなので近づくと追い出されます) ミーナは庭でメズキに「シャドー・ウォーカーの居場所を調べて欲しい」と頼んでいる。 メズキはミーナの事が好きなので断れず、引き受けてしまうが、追って宿屋に行くとゴズキと喧嘩している。 メズキ達の怖がる「母ちゃん」はシャドー・ウォーカー嫌いらしい。 メズキが調べてくれる間に、ドゥーに留守番を任せてアロンのいるトラキア・ポリスに行く事になる。 コワモテだらけになった宿屋では、店員達が怯えたり街が滅んでもこの宿屋だけは大丈夫だと妙な方向に達観したりしている。 【トラキア・ポリス】 キャク校長の家に行くが、校長はまだメガロに直訴に行ったままらしい。代わりに先客のヨナタンがいる。 以前よりガイアが強くなったことをキャルル先生に自慢したくてうずうずしている。うなだれるシエル、ルディ。 ヨナタンはキャルルの死を聞かされると、どうしてお前がいながら守れなかったんだとシエルを責める。 モチョワが止めに入る。相手は不死身、シエルにもどうしようもなかったのだ…と。 勿論それはヨナタンにも分かっていた。ショックを隠しきれず、外へ飛び出していく。 入れ替わりに現れたアロンにも伝えると、ポリスのやり方に憤慨し少々荒っぽい手を使うと言い出す。 だが話は後にして、魔獣学先生の所へ行っておいでと言う。 そこに来たのはルディの彼女・レナ。だがレナは嫌味を言ってルディを無視した挙句 「ゴドランドの北にあるブルームーンの花を取ってきてくれたら許してあげる」と言う。 早速飛び出していくルディ。モチョワは私よりキツイわね…とぼやく。 再びアロンの所に戻ると、アロンはポリスが隠している事を直接 元老院議員ベンショーハから聞き出すと言い出す。ベンショーハは今この街に滞在中で、 タワー見学会では自ら司会を務める。その時を狙えば護衛兵に邪魔される事も無い。 答えをはぐらかすつもりなら、ガイア・パーツでタワーを爆破してやると言い出す。 アロンは早速見学会へ出かける。 「アロンって昔から、肝心な所で失敗するのよね~…」 成功を祈りつつ、メズキの調査結果を聞きにゴドランドへ戻ろうとすると タワーの方角から爆発音が聞こえ、ハリーがすっ飛んでくる。アロンがタワーに閉じ込められたのだ。 31 :LastBible3◆uiSZVGIywM:2006/10/02(月) 19 14 42 ID uhWwUnS30 【トラキア・タワー】 タワーとは、永久機関フェレストから送られたエネルギーの貯蔵施設。 勿論ポリス市民の生活には欠かせないもので、扉には厳重にロックされている。 暗証番号を知らない兵士達は突入できず困り果てていた。 中からやっとベンショーハと隊長が出てくる。ベンショーハは見学者にバルバロイが紛れ込んでおり、中の人々は 全員死亡したと言う。バルバロイを倒すため魔獣隊のフェンリル100匹を連れて戻る、と隊長を引き連れメガロへ引き返して行った。 ハリーはまだ生きているかも知れないと訴え、ショックで座り込むモチョワをパンチで立ち直らせる。 物忘れの激しい隊長がどうやって暗証番号を覚えていたか…、そのヒントを見つけたシエル達は無事タワーに入る事が出来た。 奥には二匹のアースドラゴンが道を塞いで見学者を閉じ込めている。戦闘勝利。 「バルバロイに殺されちゃったかと思った…」再会を喜ぶモチョワ。 だが、その言葉にアロンは怪訝そうな様子になる。爆発の原因はアロンのガイア・パーツだった。 ベンショーハはアロンの質問をデタラメだと言い立ち去ろうとした。 そこでガイアを増幅するガイア・パーツを取り出した所、勝手にガイア・パーツが作動し爆発が起きたのだ。 …とにかくフェンリルが投入されない内にと一同はタワーを脱出。アロンは念入りに調整したガイア・パーツが 勝手に作動した事が気になるようで、しばらくキャク校長の家に留まり、一人で考えてみるという。 【ゴドランド・2~北の湖】 シエルとモチョワが戻ると、街ではミーナとボブが駆け落ちし騒ぎになっている。 事の発端はボブの婚約者イザベラが現れたことだった。彼女に二階から突き落とされた ミーナは、お腹の子を守るため本来の姿・魔獣ネコマタに変身してしまう。 正体を知ったボブの母親がミーナを追い出そうとしたため、二人は駆け落ちしたらしい。 メズキに頼み込まれ、まずはミーナを探す事に。北の邸宅へ行くと、母親がボブをネコマタから取り返してくれと言う。 モチョワが機転をきかせ、ボブが戻ったら船をくれると約束させる。 ハリーは嫌味ったらしい母親に怒り、彼女の嫌いな魔獣に憑依して母親を追い掛け回す。 仲の良かったエルフ達は、ミーナは北の湖にいるはずだと教えてくれる。 ミーナが満月の夜、初めてボブと出会った思い出の場所なのだ。 更にミーナは最初、メズキの事が好きだったとも。エルフはいつ戻らなくなるかも 分からないバウンティ・ハンターより、ボブの方がいいと勧めたのだった。 32 :LastBible3◆uiSZVGIywM:2006/10/02(月) 19 16 14 ID uhWwUnS30 満月の日に湖へ行くと、プリズム魔法を得意とするモチョワが 満月の光とミーナの好きな歌、そしてボブに対する思いが鍵になっていると閃く。 モチョワが魔法を使うと橋が現れ、湖の小島の家に行けるようになる。そこには案の定ボブとミーナが。 ボブはミーナの正体がネコマタだという話を、別れさせるための方便だと思っているようだ。 そこへボブの母親が雇ったならず者、フアン兄弟が現れ力ずくでボブを連れ去ろうとする。 抵抗してネコマタに変身するミーナ。身重のミーナに代わりモチョワが戦いを申し込む。戦闘勝利。 ボブはネコマタ姿のミーナに怯え、後ずさる。 「お、俺が愛したのは人間のミーナだ!」逃げ去ってしまうボブ。 ミーナは、迷惑をかけたとシエル達に謝り立ち去る。 橋の上でメズキとゴズキにすれ違う。ミーナの後を追いかけていくメズキに、ゴズキが呟く。 「ありゃいい人で終わるタイプだな…。」 ゴズキはボブの母親から預かってきた船の許可証をシエルに渡す。モチョワが調査はどうなったのよと突っ込むと、 ゴズキは自分達の「母ちゃん」…リンクルが元シャドーウォーカーだと渋々話す。 だがリンクルが狙われる心配は無いし、面倒事になるから居場所は話せないという。 ルディを探しにゴドランドに戻ると、地下室でレナとフロスト(ヒーホー!)が対峙している。 フロストはブルームーンの花を取ってくると嘘をつき、ルディのお小遣いを取ってしまったのだ。 だがその花は、本当はラガにしか咲いていない。レナはルディの気持ちを試したのだ。 レナは勿論ルディは合格だと言い、フロストを合体魔法でオークにしてしまう。オークは悪態をつきながら退散。 レナはモチョワに連れられ一旦ラガシップへ戻る事に。しかし移動魔法が使えるレナはいつでも抜け出せた。 「たまにはルディを連れてきて」とシエルにもこっそり移動魔法を伝授。 ハリーもヨナタンの様子が気になるからとPTから外れる。 両親はメガロ・ポリスでシエル達を待っていると言う。まずは船でノルディアへ。 【寄り道】 ネコマタの村:ミーナの故郷。メズキがミーナに告白している。 チタの村 :荒れ果てた無人の村。 ハリーの誕生記念に 植えたという木がある。 ピカテン島:魔獣ピカテントロプスが住む島。ボスにちび竜が食べられそうになるが、 倒すとボスが仲間になり、シエルが新ボスと認められる。 ※今日はここまで 35 :LastBible3◆uiSZVGIywM:2006/10/03(火) 19 49 11 ID CMcivbma0 【登場人物紹介・3】 ボック&ハンス&トーマス:メガロ街道を封鎖している三人組。砂漠の街スサの出身。 リリィ :ピリポの姉。赤いふくろうに入団後、団の新入りと婚約中。 ガーフィ :メガロ・ポリスの探偵。アレクを初めシャドー・ウォーカー達とも旧知の仲だった。 キャク校長:ブルトンの校長。ガイア・パーツ製作ではアロンの師匠。 ベンショーハ:元老院議員。永久機関フォレストの発明者で、ポリス市民を中心に人気がある。 バニパル:ガイアを得るため人間や魔獣を食らう男。死の恐怖から、完全な不死に固執している。 【ノルディア】 この街からメガロ街道を抜ければメガロポリス。リリィと新入りが結婚式の予行演習をしている。 岬にはレナが佇んでいる。ルディを待つだけなんて出来ないと脱走してきたらしい。 挙句ルディに強い魔獣が付いていれば安心だわ、とルディが止めるのも構わず仲魔探しに行ってしまう。 レナが分からないよと泣きつくルディ。…多分お兄ちゃんにも理解不能であろう。 シャーク船長はめでたい席は苦手だからと波止場に佇んでいて、新入りの兄ブライアは 幼なじみだった…と昔話を始める。二人は空に憧れて一緒に空軍に入り、月からこの星を眺めるという 夢を追いかけていた。シャークはやがて空軍のエースとなり、バーロ・ポリス侵攻にも参加。 だが激戦でシャークの船以外は全滅。別船隊を率いていたブライアも帰らぬ人になった。 現在「赤いふくろう」団は念願の宇宙旅行会社を立ち上げている。 会社名はシャークが昔、ブライアと二人で考えた名前「スペース・トラベラーズ・シップ」。 【タバスの村】 メガロ街道の入り口の村。だがボックら三人組の男達が街道を封鎖している。 ボック達は村人に、しらを切り続けるなら村を焼き払うと脅している。メガロ街道へ行くと、 村で雇った用心棒と間違われ戦闘に。戦闘後、ボック達は俺たちが何をしたんだと悔し泣きし始める。 ボック達は15年前、終戦間際のバーロ・ポリスへ出稼ぎに行き、運悪く戦争に巻き込まれてしまった。 終戦でやっと戻ったが今度は故郷スサの街が無人に。それ以来街の人々の生存を信じて 探し続けてきた三人…だが、タバスの村で再会した人々はボック達のことを覚えておらず、 自分達はこの村で育ったと信じ込んでいるのだ。 ルディが同情し、タバスの村人に事情を説明する役を買って出るが、村人は困惑するばかり。 ボック達は落胆するが、シエルとルディだけでも信じてくれて救われたと言い、涙を隠して立ち去る。 36 :LastBible3◆uiSZVGIywM:2006/10/03(火) 19 51 15 ID CMcivbma0 【メガロ・ポリス~バトル・アリーナ】 シエル一家はようやくの再会を果たし、深夜まで語り合う。翌朝シエルはブルトンを休学中の 生徒達に出会い、キャク校長は彼らポリスの子供達の復学要請に熱くなる余り、ガイア禁止法など 不要と演説したため政治犯として逮捕された、と知らされる。 アレクの家では惨状を前にグレンが立ち尽くしている。物陰からガーフィという男が 現れ、アレクは貴方達を巻き込みたくなかったのだろうと告げる。思わず身構えるグレンだが ガーフィが探偵事務所「ガーフィ・サービス」に案内し、昔はアレクと一緒に奴隷商人を騙して子供達を 解放するなど危ない事をしていた、と懐かしそうに語り出すと、少年時代のガーフィを事を思い出す。 ガーフィはアレクに「あの日の記憶を取り戻したい」と依頼され、砂漠の町スサの調査をしていた。 結果街の住民がここ15年間でそっくり入れ替わっている事実を知る。だが、メガロに戻ると アレク一家は失踪、家も見てきた通りポリスの手でメチャクチャに荒らされていた。 シエルがタバスで出会ったボック達の話を伝えると、ガーフィは考え込む。 そこへモチョワとイリアがやって来て、アロンが永久機関フェレストのエネルギーがガイアだと突き止め、 フェレストの正体は生き物だと知ったシャドー・ウォーカー達が暗殺されていると公表したという。 アロンは逮捕されてしまったが、グレンは早々何かしてくる事はないだろうと判断し、 ベンショーハに正面切って挨拶してやるため、バトル・アリーナへの参加を決める。 シエル、グレン、イリアのチームは見事優勝を果たす。勝手にベンショーハのいる壇上へ上がるグレン。 バトル・アリーナの優勝者は願いを一つ叶えて貰えるという。 グレンがアロンとキャク校長の解放を望むと、ベンショーハは今なら自分を殺せると挑発。 グレンはそれには乗らず、仲間が世話になった礼は必ずさせて貰うと啖呵を切る。 37 :LastBible3◆uiSZVGIywM:2006/10/03(火) 19 52 25 ID CMcivbma0 【メガロ・ポリス2】 「ガーフィ・サービス」に戻ると早速アロンが現れ、催眠術を外すガイア・パーツを 作ったからグレンに試して欲しいと言い出す。 戦争中シャドー・ウォーカーは永久機関フォレストの秘密を知ったため強力な催眠術をかけられ、 記憶の一部を失った。だがアレクだけが何かのきっかけでその記憶を取り戻したに違いないという。 「大丈夫なのかね…アロン…おじさんはまだ死にたくないよ…」 怯えるグレンだったが結局は兜型ガイア・パーツを頭にはめる。 「バオ流星…流れ星だ…」イリアは一瞬焦るが、グレンは正気だった。 16年前の流星の夜。シャドー・ウォーカーはバーロ・ポリス急襲作戦を遂行中、砂漠で 運転中止になった筈の地下移動船サンドローマが浮上して来るのを目撃した。 念のため船に潜入すると、船内には動かぬ人や魔獣が溢れていた。更に、敵対している筈の メガロ、エキンム、トラキアの元老院議員が現れ、生命エネルギー・ガイアを取り出す方法が 見つかったため、ラピスを巡る戦争は実は終結しているのだと告げる。そしてこの船内の人々が…。 「これで戦争が終わるのだ!」 ベンショーハがスイッチを入れるとガスが噴射され、視界が暗くなった。 グレン達シャドー・ウォーカーが死ねば市民が納得しない…、そう考えたベンショーハは、 古代ブランティカの技術で催眠術を施したらしい。 他の議員は「ゴモラの住民にした方が良いのでは?」と口にしていたという。 ガーフィはきっとゴモラもスサの街の近くにあるに違いないと探しに行く。 グレンは短期間でガイアを鍛えるため死の谷へ向かうと言い、イリアも同行。 シエルは街の広告に目を留める。『たった一人のシャドーよ、寂しくはないか… 魔界の暗闇に入って行った仲間の所へ私が案内してやろう。私は南の島、湖の眠る地で待つ バニパル』 また街中で不穏な噂が耳に入る。奇病に罹ったハリーという少年がガルフ島研究施設に送られたという。 38 :LastBible3◆uiSZVGIywM:2006/10/03(火) 19 53 52 ID CMcivbma0 【ガルフ島】 ノルディアで留守番中のピリポから、水に潜れるアイテム・アクアラングを貰う。 島ではヨナタンの子分・魔獣2号が立ち往生している。ヨナタンと一緒にハリーとバニパルを 追っていたが、はぐれてしまったらしい。水中に飛び込むと不気味な研究施設が。奥から悲鳴が聞こえる。 魔獣1号を殺され、激昂したヨナタンはバニパルに突進するが吹っ飛ばされてしまう。 側にはガラス筒のような装置に囚われたハリーの姿が。バニパルが装置のスイッチを入れると筒が液体で浸されていく。 「出して!ここから出して!心を飛ばせないの、助けて、助けて!」 筒を破壊しようとするシエルだが、バニパルに阻まれる。戦闘勝利。 バニパルは苦しみだしスライムになって溶けてしまう。だが既にハリーも… 「ルディ…ぼくは本当は人間じゃないの…木なの… ハリーって名前はぼくを大切にしてくれた子供の名前… ごめんね、黙っていて。戦争でみんな死んじゃって…とっても寂しかったの… でも…ラガに行って…楽しかった、昔みたい…ぼく、凄く楽しかった…」 ガイアが消える。動かぬハリーに呼びかけ続けるルディ。 その時、苦しみ続けていたバニパルが遂に元の姿に復活する。特攻しようとするヨナタンを引っ張り、逃げ出すシエル達。 ハリーにバニパル調査を頼んでいたヨナタンは、責任を感じて姿を消す。ルディは必ずバニパルを倒すと誓い、 バニパルを倒せると言っていたイェーガーを思い出す。まずは居場所を知っていそうなシャーク船長を探すことに。 【マゴク王国】 ノルディアにはリリィと新入りが新婚旅行から帰っている。事情を話しマゴク王国まで送って貰う。 マゴク王国はここ15年間国王が不在のまま。更にバルバロイの本拠地だと言う噂を立てられ窮地に陥っていた。 シャーク船長は国王代理のカラス天狗に箱舟購入を持ちかけている。 シエルはネルの村でイェーガーを見かけたと教えられる。脇で話を聞いていた カラス天狗はバニパルという言葉に反応し、屋上庭園の老人なら何か覚えているかもしれないという。 老人は美しい花壇を前に、このフレイヤの花は先代国王が愛する女性リンクルに贈った物だと話し始める。 終戦前、リンクルは行き場のないバーロ・ポリスの子供達を引き連れマゴクへ来た。 引き取る余裕は無いと断られると、リンクルは単身王の前に進み出、断るならこの場で 命を絶ち王宮を血で汚すと命がけで嘆願。国王は残りの財産を投げ打ち子供達を救う事を決意する。 やがてマゴク王はリンクルに屋上庭園で愛を告白し、リンクルは愛情一杯に育てなければ 枯れてしまう花、フレイヤでこの庭園を一杯にしてと答えた。 だがメガロ・ポリスの使いとしてバニパルが現れ、兵士リンクルと敵国バーロの子供達の引渡しを要求。 これを拒否した事を理由にメガロはマゴク王国に侵攻。その際、リンクルは子供を助けようとして 激しい戦火の中で消息を絶った。マゴク王も後を追うように病死したという。 39 :LastBible3◆uiSZVGIywM:2006/10/03(火) 19 55 01 ID CMcivbma0 【寄り道】 ドゥラ・エウロペ: リンクルと引き取られた子供達が暮らす村。メズキはミーナと結婚し熱々新婚生活中。 ゴズキは「メズキは死んだ…」とメズキの変貌ぶりを嘆いている。 リンクルはマゴクで行方不明になった後、この村で二年間生死の境をさまよっていた。 目覚めた時には戦争は終わり、先代マゴク王も死去した後だったと涙で声を詰まらせる。 シャドーウォーカーの事に関わりたくなかったのもそうした経緯があったためのようだ。 だが後で、久しぶりにマゴクへ戻ってみるつもりだ、と話す。 【ネルの村~北東平原~古代の都市】 メルウ達もメモリーストーンを追ってこの村に来ている。 持ち主の道具屋ランタン(ヒーホー♪)は、仲の悪いラグに石を盗まれたと言う。北東平原へ取り返しに 行くにはロープが必要、と高額で吹っかけられる。ラグの苦手な魔獣を渡せばタダで借りられるが、 北東平原で地下道に下りると後を付けて来たランタンがロープを持ち去ってしまう。奥には同じように地下に 取り残されたメルウ達が困っていた。ランタンの仲間と思い込んだラグと戦闘になるが、勝つと石を譲ってくれる。 イェーガーの住む古代の都市に向かうと、一足先に着いたメルウがバニパルの手下エジールに襲われている。 イェーガーが呪文で動きを封じ、無事メルウが逃れた後で戦闘に。戦闘勝利。 彼は話を聞くと言って遺跡の中へ。報酬のメモリーストーンを台座に乗せると、 2万年前、人間と魔獣が憎み合っていた時代の映像が映しだされる。イェーガーと戦友ベンショーハは その頃のブランティカ文明の人間だったが、戦争で集まったガイアが暴走しこの世界へ飛ばされてしまったと言う。 イェーガーはその後ブランティカがどうなったか知りたがっているが、この石にその事は 記憶されていなかった。だが約束は約束だ、とバニパルの弱点を教えてくれる。 ブランティカの時代にも不死の術に失敗した者がおり、セイスの水晶を使い南のジグラッドで 封印していた。だがバニパルに気付かれず封印するには、地下に複雑な仕掛けが必要だと言う。 ガイア・パーツに詳しいキャク校長とアロンに力を借りるため、一路メガロ・ポリスへ。 【死の山~ジグラット】 アロンは、準備が整うまでにグレンに会って来るよう勧める。 死の山で一家で一晩過ごし、翌日グレンが百魔組手を成功させ下山。一家でジグラッドへ。 アロンの説明では、バニパルを倒した時に地下のスイッチを入れれば封印が完成すると言う。 グレンはアリーナ上にバニパルを呼び出す。バニパルはシャドーウォーカー全員を殺せば 完全な不死身の身体をベンショーハに約束されているという。グレンとバニパルの一騎打ち。 グレンはシャドーウォーカーに変身して戦い、バニパルを倒す事に成功するが水晶の仕掛けが発動しない。 異変に気付いたシエル達が地下へ行くと、アロンはバニパルの手下カミーユに昏倒させられている。戦闘勝利。 アロンが仕掛けが発動させ、バニパルは水晶に封じ込められる。 もう不死の事に囚われずに済むのだから奴も幸せだろうと言い、立ち去るグレン。 ルディは「今度生まれて来る時はいい子に生まれるんだよ!」と声をかける。 40 :LastBible3◆uiSZVGIywM:2006/10/03(火) 19 56 44 ID CMcivbma0 メルウが、マゴクとメガロ・ポリスが戦争になるという知らせを持ってくる。 ベンショーハは軍隊を使って政治を掌握。魔獣王国マゴクを叩くのは 国王不在の今しかないと市民を煽動し、強引に戦争を宣言したという。 【マゴク王国~メガロ・ポリス】 レナがテラドラゴンを強引に仲魔にしようと説得中。エルの杖を持つ国王以外には 従えないとドラゴンが言うと、レナが杖を取り出した。 それは以前誕生日を忘れていたルディが、苦し紛れにレナにプレゼントした物だった。 レナは速攻で女王に就任する事になる。テラドラゴンは10日前に元老院議員が バルバロイを解散しガイア禁止法に従えと要求してきたと言い、開戦を迫る。 レナは頭のいいベンショーハの事だから何か策があるに違いないと、メガロへ謝罪しに行こうとする。 だが誇り高い魔獣王国にとって、ガイアを捨てる事は耐え難い屈辱だと説得される。 レナは徹底抗戦すると国民の前で宣言。グレンやドゥーの力を借り、シエル達はメガロへ 情報収集しに行くよう指示。…とんでもなく女王様っぷりが板についているレナなのだった。 メガロの「ガーフィ・サービス」を訪ねると、ガーフィから、スサには戦時中の大シェルターに繋がる 秘密の通路があるらしい、タバスの三人組を探して欲しいという伝言が入る。 【ドゥラ・エウロペ~スサ】 保護されていた三人組が脱走したという。シエル達が見つけると、やはりボック達だった。 ボック達はスサの話をした途端、リンクルに閉じ込められたと文句を言う。 と、村にポリス兵が現れスサの連中を出せと脅し始める。戦闘勝利。 どうして俺たちが狙われるんだと怯えるボック達。リンクルはあちこちで スサの秘密を話して回ったせいで命を狙われたのだと説明。 スサの砂漠の下には、ゴモラへ人や魔獣を運ぶサンド・ローマが走っている。 だがボック達に信じて貰えそうになかったから閉じ込めてしまったと話す。 大シェルターの話をすると、ボック達には心当たりがあるようでスサの町で落ち合う事に。 スサの町は兵隊訓練場になっているが、砂嵐の強くなる満月の日だけは全員避難する規則らしい。 満月の日に訪ねると、ボック達が昔の家で懐かしそうにしている。ハンスが暖炉に体当たりすると 歯車が転がり出てきた。その歯車を風車小屋の歯車に噛ませると、地下シェルターの扉が開く。 中では元老議員らが話をしていた。新しいゴモラの住民はサンドローマ前に集めてあると言う。 奥へ進むと、操られるようにサンドローマに乗り込んでいく人間や魔獣の姿が。 シエルとルディは止めようとするが、ガーフィを人質に取られ逆にサンドローマに乗せられてしまう。 41 :LastBible3◆uiSZVGIywM:2006/10/03(火) 19 58 08 ID CMcivbma0 【永遠なる町ソドム~スサ】 目が覚めると、側にはなぜか死んだはずのキャルルの姿があった。彼女は魔王ハデスを倒しに 行こうと言い出す。両親やモチョワ達もいるが、どこか様子がおかしくネガティブな雰囲気である。 何だか良く分からない内に魔王の城へ向かうが、ハデスを倒すとまたキャルルに起こされて…と無限ループ状態に。 この町では目に見える者だけが全てではないという。町中でハデスの幻影に話しかけると その姿がハリーに変わり、ここは夢の中だから目を覚ましてと訴える。シエルは疲れているのよと 庇うキャルル。だがシエルが目を逸らすと、短い間だけど楽しかったと言い、キャルルの幻影は消えていった。 ハリーは目覚めたらどこかにスイッチがあるから、それを切れば脱出できるという。 「僕もう行かなきゃ…まだ子供だから心は飛ばせないけど…夢の中では会えるから…」 今度こそ本当に目覚めたシエル。側には懸命にシエルを起こそうとしていたモチョワの姿があった。 シエルがスイッチを探し出して切ると、どう見てもヨナタンな「マッハはやぶさ」という男が現れる。 彼に言われた通り出口のスイッチを切ると外に出る事が出来た。 アロンが運転するサンドアームで全員で脱出する。スサに戻ると、両親が死んだという衝撃的な話を聞かされる。 実はソドムにいる間に現実世界では一ヶ月が過ぎており、その間にマゴク王国は メガロのガイア・ウェポン、アークで滅ぼされてしまっていた。上空から照射される アークのレーザー光線で、マゴクの戦士達、両親やリンクルも命を落としたと言う。 【古代の都市~ノルディア】 ガイアウェポンを作ったのはイェーガーかも知れない…、シエルとルディは話を聞きに行く事に。 イェーガーは新たに入手したメモリーストーンで、ブランティカ文明が滅んだ姿を見てしまい落胆していた。 彼は予想通りアークが古代知識で作られたものだと告げる。 だがアークは地上数万フィートの距離に浮かんでいるため、箱舟で破壊しに行くしかないという。 ノルディアの「スペース・トラベラーズ・シップ」では箱舟を整備中だった。だがグレン達が 殺された事を話すと、ピリポと新入りが箱舟を貸すよう頼み込み、シャーク船長はアーク破壊作戦を決意。 箱舟はアークに到達しないままトラブルを起こす。船員に脱出を命じ、自分は この空に借りを返しに行くという船長。 ルディは船長を見殺しに出来ないと言い、シエルと一緒に無茶な移動魔法でアークへと向かう。 固唾を呑んで空を見上げるシャーク船長。「ブライア…頼む…あの子達に力を貸してくれ…頼む」 シエル達はアークを破壊して帰還。不幸中の幸い、全員怪我も少なくて済んだ。 ただ「赤いふくろう」メンバーは箱舟が大破したことでしばらく虚脱状態に陥ってしまう。 一方ガーフィもノルディアのレジスタントの所へ来ていた。 モチョワが客人を連れてきたと言い、ベンショーハの独裁を逃れて来た元老院議員を紹介する。 彼の話では、実はシエル達がいた所以外にも、ゴモラの町(ガイア吸収施設)は多数存在するという。 そして既にポリス数十年分のエネルギーが貯蔵されており、それを使えばアークを再製造する ことも可能になってしまう。その貯蔵施設…フェレスト・タワーは海底に沈んでいるが、ベンショーハは 万が一に備えて、Z施設というタワーの制御施設を別に作っていたと言う。 42 :LastBible3◆uiSZVGIywM:2006/10/03(火) 19 59 22 ID CMcivbma0 【Z施設~マゴク王国】 Z施設は生物に危険な毒が充満している。だがルディが、ドゥーなら毒が効かないと提案。 ドゥーが一人でZ施設へ入り、無事フェレスト・タワーを浮上させることに成功した。 だがちび竜が追い駆けてZ施設に入って来てしまったため、ドゥーはちび竜を庇いながら戦うことに。 ちび竜は無事に脱出できたが、ドゥーはガイア・パーツの敵に囲まれ爆死してしまった。 「ちび竜さ…よ…な…ら……ルディさ…よ…な…ら…」 ちび竜は生まれて初めて悲しみを覚え、テラドラゴンに成長する。 だがマゴク王国に戻ると、今度は新たな問題が発生していた。 フェレスト・タワーに近づくと磁気嵐でシップの計器が狂ってしまうという。 海上も大きな渦が巻いていて近づけない。ドゥーの死が無駄になってしまうのか…そうアロンが 落ち込んでいると、キャク校長が諦めるなと一喝。渡り鳥なら近づける、とヒントを出す。 アロンは風を利用して飛ぶスカイウィングという手があったと閃く。 モチョワ、アロン、ヨナタン、イェーガーから一人仲間にしてタワーへ向かう事に。 ※今回はイェーガーを仲間にします 【フェレスト・タワー~マゴク王国】 途中「貴様らのレクイエムが出来た所だ」とか言いつつ襲いかかって来る議員エルモアをさっくり潰して 奥へ進むと、壁にメモリーストーンを埋め込んだ部屋があった。 箱舟から見た、それも2万年前まえの景色が映っている。ベンショーハは プレゼントは気に入ったかね?と言い、あの風景を見た時から ブランティカを地上に蘇らせるのが夢だったとイェーガーに話す。 「お父さん…お母さん…ドゥー…ハリー…リンクルさん…キャルル先生… もっと言ってやろうか!お前が殺したのは、まだまだいっぱいいるんだ!」 ルディの糾弾にベンショーハは、10人の命で100人の命が救われる、 同じブランティカで育ったお前なら分かるはずだとイェーガーに同意を求める。 自分は死神、貴様のような善き心など持ち合わせていないと突っ撥ねるイェーガー。 ならば古代ブランティカの時代からの法、ガイアで決着をつけようとベンショーハが戦闘を仕掛けてくる。 戦闘勝利。貴様は人間と魔獣を買い被り過ぎている、いつか後悔する…そう言い残し息絶えるベンショーハ。 「帰ろ、お兄ちゃん…ラガに帰ろう…」ルディが言い、一同は海に沈むタワーから脱出。 マゴク王国に戻ると、どこからか男達がシエルを訪ねて来た。 「これで再びラピスは人々にとって重要な石になったんだ!」 男達―戦争屋―はそう叫び、シエルを刺し殺して去った。また戦争で大稼ぎ出来る、と言い残して。 ブルトン…ヒート村…ラガシップ…ラガの村…様々な思い出の地が蘇り、シエルは最後、 魔界の門の前に立っていた。シエルは魔界の門をくぐり、魔界へと堕ちて行く。 43 :LastBible3◆uiSZVGIywM:2006/10/03(火) 20 01 29 ID CMcivbma0 【OP(完全版)】 雪原。騎獣と死に別れ、ただもう魔界の門へ進むしかなくなったアレク。 …ついに、一人になってしまった―― シャドー・ウォーカー時代の思い出が去来する。 生まれた時から続く戦争の悪夢に希望を失いかけているグレンを、アレクが励ましている。 信じることだよ! いつか、きっと平和が訪れると! 我々人間も、魔獣も、幸せになるために生まれて来たんだよ! マーヤが、私とリンクルだけは幸せになるわよ!こんな美人を世の男達が放っておく訳がないわ、と 息を巻いていると、ランディが自分の部下(オーク)を紹介してやろうかとからかう。怒ったマーヤに 隊長何とかしてよと言われ、アレクは聞こえないフリをしている。砂漠での平穏なひと時。 悪夢…夢…全てまぼろし。それでも…誰より真剣に生きてきた 深い雪の中、いつしか膝をついてしまったアレクの前に、妻子の幻影が現れる。 メガロで家族と平和に暮らしていた頃。アレクは家族に、グレンから届いた手紙を見せていた。 グレンはラガで結婚し、子供にシエルと名付けたという。 よかった…皆幸せにやっているんだ…本当に、よかった… そう涙ぐむアレク。妻が寄り添う。 妖しい光が雪原に降り注ぎ、アレクは幻想から醒める。顔を上げると不気味な人工物がそびえていた。 「フフフ…ハハハ…魔界の門だ。ざまあみろポリスの連中め! アハハハハ!!」 アレクは魔界の門の向こう側に辿り着くと、その場に手をついてしまう。 「ここから先は魔界だ、誰も追って来られない。ポリスも、誰も…」 「…本当に疲れた、これで全部終わりだ…。グレン…お前だけは生き残れ…」 アレクはその場に倒れ伏す。傍らでオルゴールの蓋が開き、メロディが流れ出す――― 【魔界】 魔界は多数の町と、それを繋ぐゲートで成り立っている。その最下部には悪しきガイアの 集まる場所があり、時空を切り裂く『ベリアルの書』が封印されていた。 アレクは多数の魔獣を集めて下の街へ向かっているという。シエルはイリア、リンクルと 協力して下の街へ行く過程で、アレクの目的が『ベリアルの書』を使い地上へ復讐しに行く事だと知る。 地上ではラピスを巡って戦争が起きており、この上アレクが魔獣を地上へ連れ出せば 大量のガイアが流出して地上も魔界も滅んでしまう。魔界を統治するベリアル、バール、ルシフェルの 三魔王はアレクを止めようとするが、隊長に味方する元シャドー・ウォーカー達に足止めされている。 結果的に元仲間のバギと戦う事になり、悲しむリンクル。彼女を置いて一足先に下の街へ向かうと グレンがいた。アレクは以前と変わってしまっていたと言い、ポリスへの怒りを露にする。 彼を止めれば良かったのだろうか?苦悩するグレン。イリアはどうすれば良かったのかは分からない、 でも決めるのは自分自身だと言い、夫に付き添うためシエルと別れる事に。 シエルは三魔王を助けて共に最下部へ向かったが、アレクは既に地上へ出た後だった。 三魔王はルディの持つフォースの力に最後の望みを託す。 一方地上では、ラピスの産出地メギドで地割れが発生し、ラピスで出来たルシフェリウムが姿を現した。 「血と叫びの記憶であった前の戦争に懲りず…お前たちは再び戦争を起こそうとしている… 力によってしか治める事ができなければこの地に力をもたらそう、魔王が必要なら私がなろう…。 これより先、ラピスは我々魔界が管理する。 ガイアによってラピスを奪いたければ…ここに来ればいい。私はルシフェリウムで待っている!」 魔族に覆い尽くされた暗黒の世界。ルディはそれでも人間と魔獣を信じると叫ぶ。 「大地よ…空よ…生きとし生ける者よ…信じることの勇気と力…フォースをここに…」 ルディからフォースの力が放たれ、シエルと両親、リンクルの4人は地上へ戻ってきた。 44 :LastBible3◆uiSZVGIywM:2006/10/03(火) 20 02 38 ID CMcivbma0 【ルシフェリウム~ED】 シエル達は争いの元凶ラピスを全て破壊しようと決める。争いは残るだろうが、ラピスがなければ 人間は一から出直すチャンスにも恵まれる。もしかしたら人間が滅びるかも知れない。 それでも私は信じる。シエルが帰ってくると信じていたのと同じ位に信じる、とモチョワ。 シエル達がルシフェリウムに戦いを終わらせに行く間、別チームが魔界の魔獣から人間達を守ることに。 レナは魔獣三身合体を完成させ、ソルレオン、ケルベロスという強大な魔獣の召喚に成功しており 愛するルディに貸してあげるという。今日はレナの誕生日。プレゼントには平和が欲しいという。 アレクはルシフェリウムの最奥に待ち構えている。例えラピスが無くなっても同じ争いが繰り返されるだけ、 もはや人間と魔獣は信用できない。復讐のために得た力もラピスも譲る気はないと戦闘に突入。 アレクは劣勢になると魔界のガイアを呼び寄せ、人間の身体を捨てて魔獣ギルグークに変身する。 ギルグークを倒すとアレクは元の姿に戻り、やっと自分の戦いが終わったと息絶える。 外へ出るとラピスの結晶が空から降り始める。あの戦争が全てを狂わせたと呟くイリア。 グレンは誰もが平和を祈っていたが争いが起きたのだと応える。だが血と剣の時代は終わり、 これからは奇跡の時代、フォースの力を持つ子供達の時代がやって来る。 暫く後。赤いふくろう団はザマの丘に眠っていた宇宙船をアロンに修理して貰い、 リンクルにオーナーになって貰って、念願の月旅行を達成していた。 レナをエスコートして、窓から自分達の生まれた惑星テラを眺めるルディ。子供達を見守るグレンとイリア。 ヨナタンは船内で子分たちにガイアの使い方を教えており、教師になる夢を持ち始めている。 その脇で宇宙船をワープ走法させようと、こっそり危ない計画を立てているアロンとキャク校長。 ちび竜はテラドラゴンの妻子と一緒に船に乗り、やさぐれるゴズキを誰か紹介するからとなだめている。 モチョワは惑星の美しさに感嘆し、今この瞬間に死が訪れてもきっと悔やまないと言う。 そしてシエルに自分より先に死なないと約束してと頼む。が、しんみりしている所に全くふいんきを読めない 魔獣合成師ジジィ達が登場。宇宙まで合成師ネットワークを広げようと理想に燃える。 ミーナとメズキは相変わらず熱々である。イェーガーの所にメルウがやって来て、掃除中に見つけたと言う ボロボロの本を渡す。イェーガーは思わず驚きの声を上げる。それはブランティカ王女の日記だった。 ブランティカの人々は生き延びて、箱舟で宇宙へ脱出していたのだ。イェーガーは知らない内に 彼らの子孫―惑星テラに箱舟で帰還した、空の民―シエル達に会っていたのだった。 画面が切り替わり、月面に画面が切り替わってスタッフロール。三角錐のバリアに覆われた街が あちこちのクレーターにぽつぽつ増えていく。最後に箱舟が加わり再びオルゴールが流れてED。
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トップ|基礎知識|会話|合体|調教|攻略|マップ|魔獣|魔法|アイテム|その他 コントローラーの操作方法  十字ボタン  主人公を上下左右に移動させます。コマンド選択の時、 カーソルを移動させます。戦闘の時のターゲットを選びます。 セレクトボタン 移動中のコマンドを開きます。選択しているコマンドを キャンセルします。 スタートボタン ゲームをスタートさせます。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (SFC-controller.png)   Aボタン   人と話す、物を調べる、宝箱を開けるなどを主人公の向い ている方向に対して行います。乗物に乗る時には乗物の前に立つか、上に乗ってAボタンを押します。   Bボタン   選択しているコマンドをキャンセルします。   Xボタン   移動中、コマンドを開きます。コマンドのオールキャンセ ル。   Yボタン   移動中に押すと歩くスピードが遅くなります。   Lボタン   コマンドを決定します。   Rボタン   メッセージのスピードを変えます。 セレクト/A/B/X/Y/L/Rの各ボタンはシステムコマンドの「せってい」で変えることができます。 【出典】 株式会社アトラス.「コントローラーの操作方法」.『ラストバイブルⅢ 取扱説明書』.株式会社アトラス.1995,p.4 上へ
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唯「だから、残しといてあげて」 律「じゃあ、ピンローも~らい」 さわ子「極太バイブ、極太バイブ♪」 紬「唯ちゃんは私と一緒にこの双頭ディルドで楽しみましょ?」 唯「いいね~♪」 澪「私は・・・自分の手でいいや・・・」 梓「・・・・・・」 唯「あずにゃんのためにこのバナナ剥いといてあげよっと」ムキムキ 澪「おい、唯。下の口で食べるんだから剥いちゃだめだろ」 唯「あっ・・・そっか」 紬「皮のままじゃないと大変なことになっちゃうわよ」 律「中で折れちゃったら取り出すのに一苦労だぞ~」 唯「だ、大丈夫だよ!あずにゃんガバガバだしっ!!」 さわ子「あ゛あ゛っ//// これいいっ////」クチュクチュ 梓「・・・・・・」 ドア「ガチャ」 梓「・・・・・・」 唯律澪紬「!?」 唯「ゴメンゴメン! すぐ新入部員勧誘のために私のビラビラ見せに行くから・・・」 さわ子「らめっ////」ビクビク・・・ 梓「ムギ先輩、私特濃ザーメンください」 唯「えっ?」 梓「あと、その剥いたバナナも」 梓「私、今年まではこの5人だけでヤリたくなりました」 唯「あずにゃん・・・」 唯「あずにゃん!」 梓「唯先輩。これからはもっと厳しくいきますからね」 唯「へっ?」 梓「はい、アナル出して」 唯「へっ!?」 澪(ガバガバ言ったの怒ってる・・・) 律(ガバガバ言ったの怒ってる・・・) 紬(ガバにゃん・・・) …… 紬「ここがアダルトショップ!」 唯「ムギちゃん?」 紬「アダルトグッズがいっぱいあるのよね!」 紬「大小様々なバイブとか、七色のアナルパールとか!」 澪「まぁ、そうだけど・・・」 律「ム~ギ、アダルトショップ来るの初めて?」 紬「うん、一度来たいって思っていたの!」 紬「イキましょう!」 唯「あはっ、私もイク~」 紬「まぁまぁまぁまぁ~、すごーい!」 紬「見て!これSM用のあんまり熱くないロウソクだって」 梓「はい」 紬「こっちは手を簡単に拘束するムートン付きの手錠」 梓「そんなに珍しいですか?」 紬「この薬を飲むと性感がビンビンに!?」 紬「本当になるのかしら?」 梓「あっ! ムギ先輩こんなのありますよ」 紬「おちんちんを勃たせることのできるバイアグラ・・・」 梓「魔法みたい」 紬「これでちゃんと勃起するのかしら?」 唯「ちょっとちょっと~」 唯「見て見て~! すごいコンドーム!」 梓「唯先輩もですか・・・」 唯「ここの棚ぜ~んぶゴムだよ」 梓「はぁ・・・」 唯「すごいパッケージ凝ってる」 唯「見て見て~!」 唯「なんかカックイ~!」 唯「ズッギュ~ン!!」ウィィィィィン 梓「なんですかそれ・・・?」 唯「電動ペニスバンド!」 唯「ズッコ~ン! バッコ~ン!」ウィィィィィン 澪「こら!うるさい!」 唯「はいっ!二人はイキました!!」 澪「いやいやいやいや・・・・・・」 澪「まったく・・・」 律「まっふぁふ・・・ゆふぃはこほもふぁふぁ~」(ギャグボール装着中) 澪「うおっ! 涎まみれ!!」 澪「外せ!バカッ!!」 律「いは~ん、おふぁふぇふぃなっふぇ~」 律「いふぁいいふぁい」 澪「店の物をかってに付けるな!」 梓「はぁ~~~・・・」 唯「あずにゃん!あずにゃん!」 梓「今度は何ですか」 唯「これセクシーだよ~」(ランジェリー) 梓「スケスケですよ」 唯「ライブの衣装にどうかな?」 唯「この辺に肉便器とか書いてさ」 梓「妄想族ですか・・・」 唯「クパァ」 梓「はぁ~」ジ~~~ッ 梓「亀・・・? 包茎?」 唯「あ~ずにゃん!」ダキッ 梓「にゃ!?」 唯「何見てるの~」 梓「やめてくださいこんな所で」 唯「あっ!」 唯「か、可愛いおちんちんだね」 梓「可愛い!? って言うかこれちゃんとしたおちんちんなんですか?」 唯「おちんちんの中でもとびきりのシャイボーイだね~」 梓「いやだから・・・おちんちんもどきですって。包茎ですよ、包茎」 唯「中に真珠埋め込んでみたくなる可愛さだよ」 梓「どんな可愛さなんですかそれ・・・」 梓「なんですこれ?」 唯「新入部員のチンちゃんだよ~」 紬「先生に頼んで買ってもらったの。梓ちゃんのセフレよ。よろしくね」 梓「へ~・・・」 唯「え・・・」 律「おいおい、なんかリアクション薄くね?」 澪「うん」 律「梓がこのチンコ好きだって言ったのは唯だぞ」 唯「だってあずにゃん欲しそうにずっと見つめていたんだもん」 梓「見つめていたのは唯先輩でしょ?」 梓「私はただ、すっごい皮余ってるなって見ていただけです」 唯「へぇ!?」 律「やっちまったな」 唯「へなへなへな~」 紬「唯ちゃん・・・」 梓「でも、なんで急に?」 律「いや~・・・」 澪「梓彼氏いなくて寂しいかなって思って」 紬「だから・・・」 唯「童貞さんなんだけど・・・」 梓「もう、こんな早とちりで飼われたら迷惑だよね」 梓「ちょんちょん」 おちんちん「ピクピク」 梓「あっ」 紬「頷いた!」 唯「可愛い~///」 梓「大丈夫、これからは私がちゃんと面倒見るからね」 唯「いやいや私もちゃんとシテあげるし~」 梓「無理でしょう、唯先輩には」 唯「そんな事ないも~ん」 おちんちん(ガバにゃん/////) …… 紬「あっ・・・あっ・・・」 紬「ああっ・・・終わっちゃった・・・」 紬「私、まだイッてないのに・・・・・・」 律「あはは、最後射精されるときってもうちょっとがんばれがんばれってなるよな~」 律「がんばれーがんばれー」パコパコ 唯「がんばれーがんばれー」パコパコ 紬「よ~し、もう一本!」 紬「がんばれっ! がんばれっ!」パコパコ 紬「ああんっ」 ドピュッ 紬「・・・また先にイかれちゃった」 唯「ああっ、りっちゃん私も先にイかれちゃったよ~」 律「よーし!そんなときは女同士で合体して気持ちよくなるんだ!!」 唯律「合体!!貝合わせマン!!」 紬「ああっ!ずるいっ!!」 ※貝合わせマンのマンはmanではなくてお〇んこのマンであることをここに明記しておく このスレを読んでくれている諸兄にはこんな説明などは不要だと思うが 戻る
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仮面ライダー龍騎サバイブ&ドラグランザーセット 商品画像 情報 登場作品:仮面ライダー龍騎 定価:16,200円 受注開始:2015年10月23日(金) 16 00 受注締切:2015年12月21日(月) 23 00 発送開始:2016年04月25日(月) 商品全高:仮面ライダー龍騎サバイブ:全高約140mm/ドラグランザー:全長約450mm S.H.Figuarts ドラグランザー 工場サンプルレビュー! 付属品 手首:×13(右×7、左×6) 武器:ドラグバイザーツバイ×1、ドラグブレード(長) その他:龍騎用ボーナスパーツ手首左右各1種、ドラグバイザーツバイ用接続パーツ、アドベントカード9枚、専用魂STAGE、シートカバー キャラクター概要 仮面ライダー龍騎サバイブ、ドラグランザー参照 商品解説 良い点 悪い点 不具合情報 関連商品 仮面ライダー龍騎サバイブ ドラグランザー コメント 名前 コメント
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12時~15時へ ――十六時 コンコン、とドアがノックされる音が鳴った。 室内から「どうぞ」と返事が返され、ドアが開けられた。 そこには足をガクガク震わせ、呼吸が荒い早川あおいが立っていた。 ようやくの思いで保健室に辿り着いたあおいは、少しだけ表情を緩めた。 「あら、どうしたの? 早川さん」 「…すみません、少し具合が悪いので……」 恋々高校野球部監督でもあり、保険の教諭でもある加藤先生は、彼女の様子を察知したのか直ぐにベッドを用意した。 あおいはベッドの方へ移動しゆっくりと上に座った。 そして加藤先生から体温計が渡され、脇に体温計を挟んだ。 「………」 あおいは窓の外を眺め、ぼんやりとしていた。 空は相変わらずの青を主張している、清々しいほどの快晴があおいの眼に飛び込んできた。 普段はあの天の元で、辛くも楽しい練習を行っていたはずなのだ。 (何でこんな事になっちゃったんだろう……) 本日、同じようなことを何度言っただろうか。 そんな事は、今のあおいには考えることは出来なかった。 六時限目終了のチャイムが鳴り、外へ学生たちが疎らになっていく。 ピピピ、と体温計が鳴り響く。 脇から体温計を取り出す。 そして片手で加藤先生に渡そうとした、その刹那―― ビィィィ… ヴヴヴッ… 「あ…く…ううっ!」 ローターとバイブが一度に振動し、彼女の中を蠢く。 あおいは思わず身体を縮めてしまった。 同時に表情は青ざめる。 二つの振動音が同時に外に漏れてしまったという事が。 勿論、その怪しげな効果音に気付かない加藤先生ではない。 加藤先生は首を傾げ、彼女の姿を凝視。 そして音が鳴っている一点に視線を集めた。 「あら、まさか早川さんにそんな趣味があるなんて」 「ちっ、違います……ッ! 今日は……っ」 「まあ良いわ、今日はは楽しい事が出来そうね」 「……?」 その次の瞬間、保健室のドアがノックされた。 あおいは素早くベッドの中に身を潜めた。 バイブとローターの音は外部に漏れている為、極力最小限に音を小さくさせる……意識が虚ろな彼女がとった行動だった。 外では男子生徒と加藤先生。 どうやら男子生徒は保健室の掃除に来たようだが。 「えっ、いいんですか?」 「ええ。 今日は病人もいるし、貴方たちも早く帰りたいんでしょ?」 「いや…そりゃぁ……」 「今日は私のサービスだから、帰っていいわよ」 「なら…加藤先生、さよならッス!」 男子生徒は元気な声で保健室から離れていた。 その瞬間、あおいは安堵した。 だがそれも束の間、次にあおいの耳に入ってきたのは保健室のドアの鍵の閉まる音だった。 続いて室内のカーテンを閉める。 これで外部より室内は見えなくなった。 そして加藤先生はあおいに近付き、スカートを捲った。 「ひゃっ……っ!」 「濡れているわね…まさか一日中付けたままだったの」 「………」 「黙ってても分からないわよ。 …まあ良いわ、私がグラウンド行くまで楽しませてよね」 「へっ…? ひやぁぁああっ!」 加藤先生がローターを一気に抜くと、あおいの我慢していた物が一気に弾けた。 膣に溜まりに溜まっていた蜜が、保健室のベッドの上に放出した。 絶頂に達したあおいは、身体を震わせ息を切らしていた。 「あら、そこまで我慢していたのね」 「……はぁ…、ぁ…はぁ…」 「うふふ……」 加藤先生は彼女の唇を二度、三度奪う。 二人の口の中に舌と唾液が絡み合い、放した時にはねっとりとした糸を光らせていた。 あおいは、混乱しながらも押し寄せる快楽の波に溺れていた。 彼女の制服を剥がした加藤先生は、人差し指で彼女の肌に触れる。 しかしそれだけでは物足りないかと言わんばかりに、彼女は下半身を震わせた。 加藤先生の指は、徐々に彼女の一番敏感な場所に下りていく。 しかし指は肝心なところには触れず、円を描くように彼女の膣の周りをめぐっていた。 「…んあっ…、……せ……せんせい…」 「早川さんは如何して欲しいのかしら?」 彼女の秘所は焦らされる事で蜜を溢れさせる。 本日、何度も絶頂を迎えている彼女だが、身体は性を求め暴れる。 指は相変わらず彼女の秘所の周りで動く。 膣の様子を楽しむかのようにいやらしく。 「う…うぅ……」 「ほら、ちゃんと言わないと分からないわよ」 「あぁ……んっ…!」 先生のもう片方の手があおいの乳首に伸び、細い指先で軽く捏ねくり回す。 「何も言わないと……これ以上は何もしないわよ」 「…ッ」 「……さぁ、如何して欲しいの?」 もう我慢できなかった。 今まで我慢していた彼女の精神力は、ついにプツリと切れた。 身体が快感を求めていたのと同じように、彼女自身も快感を求め始めた。 「ボクの中に……先生の指を挿れてください……」 「あら。 ……分かったわ、もう少し焦らそうと思ったけど」 加藤先生の表情は少し残念そうだった。 しかし、先生の指は水を得た魚のように動きを見せた。 先生は人差し指を軽く舐め、彼女の膣に侵入した。 意図も簡単に侵入を受け入れた膣は、指を求め絡みつく。 「っ……! …ああっ、くぅ……いやぁぁ!」 加藤先生は恍惚な笑みを浮かべ、更に指のピストン運動を激しくする。 数分もしない内に彼女の膣が痙攣を始める。 もう限界が近いのだろう。 先生は指の本数を増やし、彼女の蜜を掻きかぜる。 グチャ…、グチャ…、と水音が二人の間に広がった。 「ふあああっ! 先生…ボク……もう駄目…ッ!!」 「あら、早いわね。 いいわ、沢山出しちゃいなさい……」 ラストスパート。 指の動きは激しくてもう止まらない。 あおいは頭の中が真っ白になり、絶頂を迎えた。 「駄目ッ…だめだめっ、で…出ちゃう……! んあああぁぁっ!!」 「じゃあ早川さん、落ち着いたらグラウンドに出てきてね」 「………はい」 ベッドの上でぐったりと横たわっているあおいの眼に入ってきたのは、今まで彼女の中で暴れていたバイブとローターだった。 17時~22時へ
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アクションパズルCSペルソナ3 【サイト名】女神転生 【ジャンル】アクションパズル 【課金体系】従量315円 【容量】284KB 【通信機能】なし 2007/08/31 【使用機種】W41H 【プレイ時間】20分 【評価・点数】★★★★★ RPGでマゾいことで有名な女神転生のペルソナがモチーフのアクションパズル システムはズーキーパー+メテオスみたいな感じ 少々モッサリだがそれほど気にならない程度 音楽はルミネスのような心地よい感じ 音量調節は3段階 バイブのON/OFFもある 内容はNOMAL GAME、SCORE ATACK、GALLELY、RANKING、HELP NOMAL GAMEはステージクリアしていく SCORE ATACKはいわゆるとことんモード GALLELYはNOMAL GAMEで手に入れた画像をDLできる RANKINGは自分のスコアを見ることができる 【良い点】 アクティブ連鎖ができる 連鎖が簡単に出来て気持ちよい ペルソナが分からなくても演出がかっこいいのでのめり込める ステージが変わってもいきなり難しくならない 【悪い点】 モッサリしてるのでアクティブ連鎖しにくい 値段が少し高い ミッションモードみたいなのがほしかった サイト別/ま行/女神転生
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さて、まずはどうしてこうなったのかってところから説明したほうがいいかね。 最初の原因は、古泉と2週間もシテなかったってことだ。 団活やテストで忙しく、なかなか恋人として二人きりで過ごすことができなかったのが1週間。こいつが機関の用事だとかで東京方面までご出張なさっていたのが1週間。合計2週間だ。 2週間だぜ、2週間。 健全な男子高校生だったら、溜まって当り前の長期間だ。悔しいことに、古泉の身体を知ってしまってからは、そこらへんのエロビやDVDなんかじゃ満足できなくなっちまってるんだよ。 あんなもの、古泉のエロ可愛さに比べたら、月と鼻くそだね。…と、エロビを見ながら古泉の痴態を思い出して1人で抜いていたんだから、まぁビデオは本来の役割を果たしているんだがな。 そんなわけで、久しぶりに古泉に会える今日は、起きた瞬間から歩く生殖器と化してたんだ。当然だろう? 古泉の性格から考えて、会えない時間にしこしこと1人で頻繁に抜いていたとも考えがたいし。こりゃあ、今日は溜まっている者同士、2人して性欲に溺れまくってやろうと。 考えながら歩いてきていたのがまずかった。 古泉が、意外と乙女思考なのをすっかりと失念してしまい、こいつの家の玄関に入った瞬間、押し倒し、剥ぎ取り、揉みしだくという、本能のままの行動をとってしまったというわけだ。 案の定というか、俺にしたらいまさら何言ってるんだという感じなんだが、古泉のやつは「こんな場所じゃいやです…せめて寝室で」とか言いだしやがった。 冗談じゃないだって俺の愚息は着弾完了発射オーライの状態なのに(古泉を見た瞬間パブロフの何とかの如く勃ちあがった、とまではさすがに教えなかったが) だがしかし、腕の中で拗ねたようにいやいやをする古泉がひじょーに可愛らしいので、俺は泣く泣く折衷案を出したんだ。 曰く、そんなに寝室がいいんなら、アナルにバイブを突っこんだまま、一人で寝室まで来てみろよと。 玄関先から寝室まで…距離にして4・5メートルといったところか。ぶっといバイブをアナルに突っ込まれた古泉が、文字通り這いつくばっている。四つん這いだ。 自慰をするときはいじらないんだろう。アナルに、ローションを垂らしてバイブを突っこんだだけで、立っていられなくなってしまいその場にへたり込んでしまったのだ。 さらにバイブのレベルを中にすると、ひゃあああぁぁ、と情けない声をあげて崩れ落ちるしまつだ。 まったく、その時の俺の心中を誰か察してほしいね。 何が悲しくて、2週間ぶりの古泉の尻を持ち上げて、バイブなどを突っこまなければならないんだ。白くて小ぶりな可愛い尻。ちらりと覗いた蠢く秘肉。ピンク色のローションがたらりと垂れて。パティシエのババロアにも負けない美味そうなスイーツを前にして! なぜバイブを突っこむのかと!突っ込むのなら俺のペニス以外にあり得ないだろうと!声を高らかに力説したかったね!! だが天啓のように閃いた「アナルにバイブをさして四つん這いになる古泉」も見たい! さんざん俺の中のスケベAとスケベBが葛藤した結果、俺は泣く泣くゴールである寝室へと引っこんでいったのさ。 「ふぅぁ、………ぁん……」 四つん這いになった古泉は、想像をはるかに上回るかわいらしさだったと主張させていただきたいね。 守ってやりたい純粋さと、汚してやりたいエロティクさは、人の中で共存できるものだとこの時俺は初めて知ったね。たとえば、俺の古泉とか俺の古泉とか俺の古泉とかだ。 久しぶりのアナルの刺激だけで、もうすっかり蕩けてしまったようだ。雪のように白かった肌は桜色に上気してきている。春の到来だな。 四肢は小刻みに震え、生まれたてのバンビちゃんかと思うほどの頼りなさだ。熱い嬌声が漏れる半開きの口からは、ぽたりぽたりと涎までたれだして、それがカーペットにしみを作っている。 ぽたぽたとしずくを作っているものは涎だけではない。勃ちあがりきってふるふるしているフルーティーな古泉のペニスからも、我慢汁という名の果汁が滴っている。はっきり言おう。うまそうだ喰いてえしゃぶりてぇ。 二つのしずくは、牛歩のような古泉の移動に合わせて、小さな足跡を作っている。 そしてなにより、特筆されるべきは、通常の四つん這いの状態より、少し高く持ち上げられて、緩やかに振られる尻以外にない。バイブに向かって、いいところを突いてもらおうと腰を振っているようにしか見えない、そのけしからん尻は何だ! もぎたての桃みたいなみずみずしい尻が、体液とローションによっててらてら光って揺れているこのいやらしさを!俺は全世界に向かって熱弁できる自信があるね! そうだな、一人で手の届くところまで這って来たら、その先は、引っ張りこんで引きずり倒して組み敷いてやるよ。むしゃぶりついて、突っ込んで、ガンガン挿して、あんらめえ、気持ちいいですうって言わせてやるから。 だから、頑張れよ、古泉。 「ふぁ……ん…キョンく……。もぉ…」 蝸牛の歩みだった古泉だったが、気がつけば寝室の敷居を越えてきていた。ベッドまでの距離、あと2メートルといったところか。至近距離だ。 じりじりと迫ってくる古泉の痴態を網膜に焼きついけていたのだが、いやはや、悶絶という言葉をご存じだろうか。分からなかったら各自辞書で引いてくれ。 ぺろりといただいてしまいたい衝動を俺は何回抑え込んだことか。顔やしぐさ、表情。こいつの主原料はエロさであることが証明されたかのような時間だった。あぁ。突っ込みてぇ。 まったく眼福だったのだが、俺もやはり健全な一男子高校生なわけであって。そんなエロゲもはだしで逃げ出すような古泉をみせられて、股間の愚息が無事でいられるはずがない。あぁ。突っ込みてぇ。 朝から弾丸装着済みだったそこは、もはや古泉専用精子弾でパンパンに膨れ上がってしまっている。あぁ、突っ込みてぇ。もはや俺の意識の在りかは、8割ちんこ1割網膜、ほかその他といった感じだろうか。あぁ、突っ込みてぇ。 こうやって理性を保とうとしている間も、気を抜けば突っ込みてぇ突っ込みてぇとエンドレスリピートしてしまいそうだ。さすがにそれはヤバいだろうが、それにしても、突っ込みてぇなぁ。 「ふ……ぃ………やぁ…ん」 パンパンに膨れ上がってると言えば、古泉の性器も、爆発寸前にまで膨らんでいて、握っただけで新鮮な精液がぴゅうっと飛び出てしまいそうだ。 やらしい腰がゆりゆらと揺れるたび、ふるふる震える性器と、ずぶずぶとアナルに突っ込んであるバイブが、上に下に行ったり来たり見え隠れする。 卑猥な腰の動きはさっきよりもかなり激しくなっている。今の古泉に内なる声をつけるのならば「もっといいとこ突いてくらさい。前立腺はそこじゃないれすぅ。<バイブ」「僕のおちんちん……こすってくらさい。<カーペット」といったところか。 ……それはだから、全部俺のに言えと小一時間。 「助け……てぇ………。もうあめ、がまんてきません………」 ろれつの回らない真赤な舌がちらちら見える。その真赤な熱い舌が、俺の性器に絡みついてじゅぷじゅぷいうだろう近未来を想像しただけで、あろうことか俺の腰まで揺れてきてしまう。 「ほら、頑張れ古泉。あとちょっとだ」 ゴールを示すように、俺は俺自身の猛ったそれを古泉の目の前にちらつかせる。 そんな、ねこじゃらしをチラつかせられた猫のような反応をされても困る。見えない相手(俺限定)にバックからあんあん言わされているような恰好で、欲しくて欲しくてたまらない視線を性器に投げるなんて。 「ふわぁ……」 そこ!性器を見て、嬉しそうにはにかむなうつむくな!おまえは俺の理性を試しているのかあ!! 花の蜜に誘われる蝶のように、古泉の顔が俺の性器に吸い寄せられてくる。ヨガでいうところの猫のポーズというやつだ。 身体全体の桜色に加えて、ほほの部分の赤みが増したような気がするのは気のせいに違いない。そう思わないと理性がヤバイ。可愛いな畜生! 「ふひゃぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」 あまりの可愛らしさに思わずバイブのレベルを上げてしまった。 こうなったらマックスだ。俺のちんぽもマックスハートだ! 「…ャだっ……なんれぇ?」 かろうじて四つん這いを保っていた古泉だったが、衝撃に耐えられなかったのか、ぺたりと床に沈み込んでしまった。 反対に、腰だけはより一層高く突き上げられる。白い双丘を、おまえはカクテルを作っているのかと言いたくなるくらい激しくシェイクさせている。 熱を逃すために振っているんじゃないのは、誰よりも俺がいちばんよく理解している。 …なぁ、古泉。バイブの振動が大きくなったことによって、それが前立腺をかすめないことが、たまらなくイヤなんだろう?(こいつの一番感じるところは、案外奥にあるのだ)その激しい震動を、もっともっと奥に突っ込んで欲しいから振っているんだろう? しかし古泉、腰を振ってもバイブは伸びないんだ。安心しろ、後で俺がずこぼこずこぼこイイところ当てて喘がせてやるから。 本当は今すぐにでもぶっさしたいんだけどな!あの卑猥でいけない尻に俺の熱い棒を突っこんで、びゅくびゅく中だしして精液でべとべとにしてやりたいんだけどなあああああああ!! …しかし、頑張って俺の性器まで這って来ようとしている古泉のためにも、ここは耐えなければならない。これなんて拷問? 「キョンく………もぉ……」 カーペットをつかんでいた古泉の手が、ゆっくりと開いて伸びてくる。さっきまで頬ずりしていたカーペットには、古泉の涎と涙が滲んでいる。 さて、読者諸君に言っておこう。ここから先、神コンボが来るので各々ぬかりなく。 「………ひやぅ」 手を伸ばして上半身を滑らせていた古泉の身体が、一瞬ビクンと跳ねあがる。あぁ、その態勢だと隠れてしまっているので気がつかなかったが、大方、真っ赤に腫れあがったぷくぷくの乳首をカーペットでこすってしまったのだろう。 「…うゎぁ………ん」 小さくかぶりを振りながら、古泉は乳首の衝撃をなんとか逃がそうと身を捩じらす。腹をより一層床にこすりつける。さらに下半身が沈みこみ…… 「ぅああああぁぁんっ!」 上下に振っていた腰が下ろされた瞬間、先端にあるペニスをカーペットでこすってしまったようだ。パンパンに腫れあがって触っただけでもはじけ飛んでしまいそうなペニスを、ざらざらのカーペットでこする、といった衝撃に古泉は…… 「いやあああ!!らめ!まだ出ちゃらめえっ!」 もはや乳首が擦れることなど厭わずに、必死に両手をペニスに回し、射精を抑え込む。根元をぎっちりと握りしめて、襲ってくる快楽の波に、目に涙をためながら耐えている。 「らめ!らめなのぉ!まだらめぇぇええっ!!」 丸まって眠る猫の態勢になって、古泉の全神経はただいまペニスに大集合中だ。持てるすべての力を射精にあがらうことに使っている。 命じたわけでもないのに「俺が擦った時以外はイってはいけない」と当然のように考えている古泉が、もう一晩中でもベッドの上で突き刺していたいほど可愛い。どこまで最強なんだおまえは。 「……ふぁ……とまった。……キョンくん」 なんだそのけしからん顔は!ピンク色の顔でピンク色の空気を振りまきながら「止めることができました!褒めてください」みたいな顔をされてもだな! びゅく …………思わず先走りが飛び出てしまった俺を誰が攻められよう。古泉は我慢したのにとか言われても困る。こいつのエロ可愛さは次元が違う。 思いのほか飛距離が出た俺の先走りが、カーペットと古泉の顔に降りかかる。 顔にかけるのであれば、もっと思い切り振りかけたかった気もするが、ぴゅぴゅぴゅと2・3滴だけ飛んできたものが何だか分からずに、眼をぱちぱちさせている古泉も非常に可愛らしかったので良しとしよう。あぁ、もうこれ、いつになったら突っ込んでいいですか? 「……………ぁ」 しばらくぼぉっとしていたのだが、やっと何が飛んでいたのかわかったのだろう。古泉は、耳まで真っ赤に染めて、初めて恋した乙女みたいにうつむく。本当に嬉しそうに。 妙に艶めかしい赤い舌をちろりと出して、顔にかかった先走りをぺろぺろ舐めとっている。 「……ごほうび、ですか? …………うれしいです…」 あwせdrftgyふじこlp;@:「」あwせdrftgyふじこlp;@:「」!!!!!! びしゃああああああぁぁぁあぁ……。 ホースで水をまき散らすかのような開放的な射精感に、ぐっと意識を引きずり戻された。 あ~~……これはあれか、もしかしなくても、俺は今、理性がお留守になっていたのかな。うん。 ……………………………… ……………………………………… …………………うわああああああああああああああああああ 「……え? ちょっと、キョンくん…?」 射精の途中で急に悶絶し始めた俺をいぶかしんで、古泉がけげんそうな声を上げているが、正直それどころじゃないね。 だってそうだろう! 理性を失っているうちに、何度目か分からない射精を終了してしまった、ということはだ。 おいしく茹であがった古泉を押し倒して、とろとろのアナルに俺の先端を押し当て焦らしたり 「ぃや………もぉ…欲しいです」「…何が欲しい? ちゃんと言えよ…」 「きょ、……キョンくんの…おちんちん……ほしいです」とか涙目でおねだりさせてみたり 2週間ぶりで狭くなった脾肉をむさぼって、締め付けてくる感覚に酔いそうになったり 意地悪く前立腺を何度も擦って「そこらめぇ!……らぁめぇえっっ……!」とか喘がせてみたり よがり狂って、それでもいい所に当てようと腰を動かす古泉を抱きかかえて 「……淫乱」「ふわぁん……いじわるぅ」とか言ってるくせに締まりがよくなったんじゃねぇのとか思ってみたり ぐちゃぐちゃといやらしい音をわざと立てて、辱めてみたり 最奥へと何回もピストンを繰り返して「らめひゃだぁ!………こわえ…ちゃ……!」とか叫ばせてみたり 「やだじゃねぇだろ…? イきたいんだろ…?」「ひゃぁ……キョンくん……イきたいですぅ」とか やけに素直になった古泉に、畜生可愛いじゃねぇかとか思いつつ、ここぞとばかりに甘言を囁いてみたり 「ひゃぁああ……ぁ……ああん」と先にイったのを確認してから、やつの最奥に俺の精液をびゅくびゅくぶちまけたりとか!! そんな1週間前からの俺のドリームが!全部! 全部スルーされてしまったということだぞ! これがどんなに辛いことかきさまらに分かるかあああああああああああ!!!! 朝比奈さん!誰か朝比奈さんを呼べぇえ! 2週間たまった古泉に突っ込んでぎしぎしあんあんらめらめすることができるのならば、 俺はもはや恥も外聞も捨てようぞ!捨てようぞ! 「キョンくん…?しっかりしてください……?」 後悔の念に駆られて、射精の途中だというのにトリップしてしまった俺を心配してだろうか。 腕の中にいてぴくぴくと射精に耐えていた古泉が、下からそっと俺を見上げてきている。 その顔は、性液まみれのくせに、まるで生まれたての仔猫みたいに無垢だ。 ふるふるきょとんとしている。可愛い喰いてぇ。 「ふぁむ……ぅん」 ……うん。唇から精液の味はしなかったことを考えると、フェラはまだのようだな。 後でやろう。えづいてくれるよな? 体勢を整えようと古泉をいったん引き離し、息子も抜き引き抜く。 「……あの…? よくなかったですか……?」 さっきのことを気にしているんだろうか。心配そうに確認してくる古泉に、改めてばかだなぁと思う。 だってそうだろう? こいつほど突っ込んで射精をしたくなる身体の持ち主はいないというのに。 今だって、ベッドの上に投げ出されている四肢は、ほかほかと湯気が上がりそうなくらいにとろけており、 もう俺が溶かしきってやるよとばかりに突っ込んで、でろんでろんにしてやりたいこと請け合いだ。 つま先から頭のてっぺんまで、二人分の体液がまんべんなく振りかけられている全身は、 てらてらと光って視覚の犯罪以外の何物でもない。 そして特筆すべきは、やはりその下半身。 アナルからは俺がぶっ込んだ性液が、とろとろと流れ出して、小ぶりな白い山を越え、シーツに海を作っている。 なんという写実的の世界。美術館に飾ってありそうだ。 そして古泉自身の性器には、練乳のようなとろみのある精子が、べっとりとデコレーションされている。 命名『古泉一樹のポワレ・性液ソースがけ』(*ポワレ:蒸し料理) うまそうだ。いただきます。 「……ふゃぁ………もぉ……無理ですぅ」 おいおい、俺の息子は元気に弾丸製造中なのに、何が無理なんだ? そう思って、古泉の後孔に顔を近づけて(「恥ずかしいです……」なんて声が聞こえたが、無視だね、無視) 観察してみると、なるほど。 もともと卑猥な赤色をしている古泉の媚肉が、まるで何回も擦って擦って打ちつけたときのように、真っ赤になって腫れあがっている。 入口の皮など擦れているんじゃないかと思うほどだね。 「……痛いのか…?」 舌で入口をつついてやると、ぴくんと跳ねあがる。感じちゃったんだろうか? 「…ふぁぃ……ひりひりしますぅ」 もう、そのままむしゃぶりついて、舌で犯してやりたかったが!やりたかったが! (だって真赤な媚肉がぴくぴく揺れていて蠢いている様子なんて誘ってるとしかあwせdrtfgyふjkl) …まぁなんだ、こいつを痛がらせるのは俺の趣味じゃないんでな。 すまん……と言う代わりにがっちりと抱きよせて、マシュマロの唇に、むさぼるようなキスを送ってやる。 口内を舐めまわし歯列をなぞり、唇を食む。 ひとしきりキスを楽しんで、最後にお互いの唾液を送り合って飲み込んでから、唇を離す。 「……キョンくん…?」 「メンソレ○タム、取ってくる」 「……え?」 「痛いんだろ? 塗ってやるよ」 「…ありがとうございます」 はにかんだ古泉の額に、ちゅう、とキスを落とすと、俺は薬箱のありかをぼんやりと思い浮かべながらベッドをたった。 ところでみんな、メ○ソレータムに媚薬成分が含まれているのは知っているかな? ここ、テストに出るから重要だぞ! 「古泉ー。あったぞー。」 メンソ●ータムを片手に寝室へ戻ると、ベッドの上にちょこんと座って待っている古泉がいた。 自分より身長の高い男にちょこんと言う擬音もなんだが、ちょこんとしか感じられないのだから仕方がない。 「ほら、塗ってやるからケツ出せよ」 丸まっていた古泉をころんと転がすと、有無を言わさず両足を肩にかける。 「…え? や……ちょっと……」 小ぶりな尻を持ち上げて、アナルがよく見える位置を調整して覗き込むと…。 「…そうじゃなくて……恥ずかしいです……」 ……そうはいっているが古泉、おまえのアナルの中は、俺の精液でびしょぬれになった真赤な媚肉がぴくぴくと痙攣している。 もはや、おいでおいでをしているようにしか思えんのだが。 「やだ!…違います! じ、自分でやりますから。」 そうは言いつつ、内部の痙攣はさらに激しくなる。素直じゃない古泉ではなく、素直なアナルに俺は答えてやった。 待ってろよ、終わったらすぐに突っ込んでまた歓ばせてやるからな。 ちゅ、と下のお口に約束のキスをしてやる。 「ちょっと!何やってるんですか汚いですよ」 「…いやだって、お前の中、俺のザーメンでいっぱいだから。ザーメン抜かないと塗れねぇって」 今度はアナルにかぶりつくいて、ずずず、と音を立てて性液を吸いこむ。 うぅ、古泉の精液ならどれだけ飲んでも飲み足りないくらいなんだが、自分の精液なんてできれば一生飲みたくない代物だね。まずすぎる。 「じ、自分でやりますよぉ……んくっ…」 精液の流動で感じるのか、古泉は魚揚げされた魚みたいにぴくぴくとしなりながら、火照っていってる。 もう、目をつぶったほうがいいのだろうか。見てるといちいち突っ込みたくて仕方がない。 さっさと終わらせるか。 大きく息を吸いこんで、一気に中の精液を吸い込む。 「………ン!ダメっ!キョンくんのせーえき、ぬかない」 さすがの本人も全部言い終わる前に、発言に気づいて止まったみたいだが。俺も同時にフリーズする。 ……今こいつは何て言った? 俺の精液を体内から抜かないでくれと? 「いや、あのその、ですね。ご、ごめんなさい変なこと言ってなんでもな……ふぁむぅ」 ガバリと起き上がると押し倒し、唇にむしゃぶりついて、口内に残っていた自分の精液をすべて古泉に飲ませる。 この間約0.5秒(体感) 俺の意図するところが分かったのか、古泉の舌も、次第に絡みついて来ては俺の口内を侵食していく。 いつもより舌を動かして、味わっているところが、また可愛くて俺の息子はさらに成長するのさ。 体勢が崩れたのをいいことに古泉の足の間に割りいって、股間の息子を古泉の息子に擦りつける。 息子同士の無邪気な戯れ合れに耐えられなくなった古泉は、腰を揺らして、少しでも強い快感を得ようと必死になっている。 身体を懸命にゆすっているその様子は、毎度のことながら突っ込みたい。 「古泉……」 「ふぁぃ………」 わざと息を多めに吐きながら、古泉の耳に囁いてやる。 こいつが割と、情事の最中の俺の声が好きなのは分かっているんだ。 「後で飲みきれないほど熱いの注ぎこんでやるよ。ちょっと待ってな。」 「……はい……ありがとうございます」 この会話の流れで喜んでお礼を言うのか、おまえは。最強だな。 つぷ、 ロ●ト製薬産の塗り薬をたっぷりと人差し指につけて、古泉のアナルに差し込む。 冷たかったのだろうか、古泉は、ひっ…と小さく叫び声をあげて、小刻みに痙攣した。 「……冷たいか?」 「…らって……あなた、いつも熱いから……変な……」 いまいち会話がかみ合ってない気がするが、下半身にクるような返事だったので良しとしよう。 たっぷりと指につけて中に入れては、何度も何度も腸内に擦りつける。特に前立腺にはこってりと、だ。 いろいろな意味で、ここが一番薬の効いてもらわなきゃいけないところだからな。 「ふぅ……」 最初は少しだけ抵抗していた古泉も、塗っていくうちに諦めたのか、されるがままに俺にもたれかかっている。 てろんと弛緩してすべてを俺に預けてきているさまは、熱気にやられた子どもみたいだ。 たっぷりとメ●ソレータムを塗り終わった俺は、粘膜に塗ってはいけないと書かれた塗り薬にふたをして、ベッドの隅へと追いやる。 古泉を抱きかかえたまま、俺のほうからベッドに倒れ込んだ。 栗色の柔らかい髪の毛を優しく梳いてやると、気持ち良さそうに目を細める。…喉鳴りそうだよな、おまえ。 「……疲れたか?」 「えぇ…少し。」 「……そっか」 すまん。この後、もうちょっとだけ疲れさせてしまうかもしれんが。 薬用品など使ったことがないので、効果が出てくるまでにどれくらいの時間がかかるのか分からん。 それまでは、まぁ、まったりと甘ったるい時間を過ごすのもいいだろう。 男同士で気持ち悪とも思うが、存外乙女な古泉は、甘いものが大好きなのだ。本人はそれを隠しているみたいだから、甘えたな古泉が見たかったら、俺が率先してそんな雰囲気を作ってやらねばならん。やれやれ。 古泉の柔らかい頭を引き寄せると、ちゅ、ちゅ、ちゅ、とついばむキスを顔中に贈っていく。 くすぐったいです、と笑いながら、キスを返してくる古泉が愛しい。 バカップルと笑わば笑え。 「……ん…?」 さて、どのくらいたったころだろうね。 飽きもせず、ちゅくちゅくと俺とキスの送り合いをしていた古泉の身体に、変化が訪れた。 少しずつだが、熱を逃すような身じろぎが増え、なんとんくだが頬に赤みが差してきたのだ。…ついに来たのか? 「……なんだ、どうした?」 なんでもないように聞くと 「ん……なんか……変…ですぅ」 口に出して確認することで、実感に変わったのだろう。明らかに熱っぽい声を上げた古泉が抱きついてくる。 全体的にぴくぴくと震えているのが、何ともいえずまた、生まれたての小動物をイメージさせる。 「……沁みるのか?」 「沁みるのと…ちょっと……違いますけど、へん、なんで、す……」 ギュっと俺にしがみついて、迫りくる快楽を必死にやり過ごそうとしているのが分かる。 メンソレー○ムで感じてることがばれたら、はしたないって思われるかも…なんて不安がってるのだろうか。馬鹿だなぁ。 懸命に結んである真一文字の唇に、きつく吸いつくと、俺は体勢をずらして古泉のアナルを覗き込んだ。 「……ひゃ……やめ……」 さて、覗き込んだアナルの中はまさしく、腸筋大活躍だった。 塗り込んだ薬品が、なんだか普通じゃない化学反応が起こしているんだろう。 腸内の襞が、ゆさゆさぴくぴくと、真赤になって揺らめいている。 これは……うまそうだ。俺はここに突っ込むために、日々を生きていると言っても過言ではないね。あぁ、突っ込みてぇ。 「ひゃぁああ………あぁ……ンん」 いたずら心で息を吹きかけてみたところ、予想以上にいい声を出して古泉が反り返った。 「らめ……息…やめてくらさい……。すぅすぅしま、す」 使用法を守らなくても、さすがメン○レータム、すーすー効果は同じらしい。 「でもお前、沁みるんだったろ? 冷ましたほうがよくないか?」 ふーふーと定期的に息を送ると、感じていることを隠しきれなくなった古泉は、喘ぎながらばたばたとベッドの海でおぼれていた。 「ひやん……らめ……らめぇなのぉ……」 露わになった古泉の息子は、パンパンに張りつめていて、いつでもはじけて飛ばせます混ざれます状態だ。 そんな自分の状態に羞恥を感じているんだろうか、古泉は、枕を抱えて懸命に痴態をこらえている。 羽毛を詰め込んだはずの柔らかい枕は、古泉のなみだと涎でぐしゃぐしゃになっている。 特に声を出さないように懸命に口に押し当てている布地の部分は、涎がてろてろと垂れて、鈍く変色している。 「ふぁ……むぅ……ふわぁ」 快楽の熱を逃そうと、すがった枕に乳首を押しつけている姿を見せられて、さすがのおれもプッツンきた。 ふざけんな、枕。無生物のくせに生意気だ。 お互いの身体をいったん離すと、古泉は支えのなくなったマリオネットのように、ぽてりとベッドに倒れ込んだ。 枕を下敷きにして、はぁはぁと熱い息を吐いている。全体的にてろんとゆだった身体に、涙目が浮かんでいる。 あぁ、うん、もぉ、すぐにでもバックから突っ込んで、あんあん言わせたいな。 しかし、枕にしがみつかれているこの状態も非常に悔しい。 古泉の痴態を受け止めるべき相手は常に俺であるべきだ。そうだろう? 名案が思いついた俺は、ベッドサイドに置いてあったドライヤーを手にとる。 「……ぇ…?いや……だ、駄目です」 俺の手に取ったものを見て、瞳を大きく見開いた古泉は、駄々っ子のように首を振った。 「…だって、乾かさなきゃいけねぇんじゃねぇの?」 そんな根拠は全くないのだが、古泉の痴態を見るためだ。どんな嘘も許されると俺は思うね。 ベッドに乗り上げると、少し不安げな古泉をふんわりとつつみこむ。 愛しい気持ちを乗せて髪を梳いてやると、とろんとした目で、少しだけ身じろぎをしてすり寄ってきた。あぁくそ、可愛いなぁ。 「大丈夫だ……。俺がついてるから、な?」 耳たぶを食みながら言葉を落とす。耳のまわりをペロペロとなめてやる。 「古泉………」 「……ふわぁ……キョンくん」 骨抜き状態になった古泉が、真赤な顔をさらに真赤にして、俺に寄りかかってくる。 完全弛緩だ。古泉の全身の重みを、俺の全身で感じられるのが、また嬉しい。 古泉が可愛くて、耳たぶといわず、鼻先とほっぺたも軽く食んでいく。 うむ、相変わらず、ペコちゃんもはだしで逃げ出す柔らかさだ。 「古泉……」 古泉の身体を左手で抱え直すと、自分の両足を古泉の足の間に入れて、足を割らせた。 露わになった古泉のアナルの入口に、ドライヤーの口を押しあてる。 「…行くぞ……」 古泉がうなづいたかどうか確認できなかったが、多分うなづいたであろう雰囲気を察すると、弱めの冷風を古泉の身体に送り込んだ。 「ぃやぁ………っ!きたあっ……」 瞬間、ビクンと身体を跳ね上げた古泉が、慌てて俺の身体にすがりついてきた。 本人にも予想以上の衝撃だったのか、涙でぬれた眼をこぼれそうなくらいに見開いて、口をパクパクさせている。 うん、可愛いな。冷風なんかじゃなくて、俺の張りつめたちんぽをお届けしたいくらいだ。 「ひやぁ……とめ……キョンく……ふぅわぁ」 俺の肩に顔をうずめながら、突き刺してくる風から逃れようと、古泉は必死に身体を揺らしている。 なんという焦らしプレイ。正直、古泉はともかく俺が我慢できん。 欲望のままに、一気にドライヤーの風を強風にする。 「…………!!い……ぃひゃぁあああぁぁっ!!」 古泉の身体が、本気で一瞬浮きあがった。 「らめええええええ!!いや、これらめぇえええええ!!」 ばたばたと本気で逃げようとする古泉の両足をしっかりと絡め取って、ぎゅうぎゅうに押さえつける。 しばらくすると、ばたばたとシーツの海を泳いでいた両腕が、ゆっくりと俺の背中にまわされた。 そうだ、そこが定位置だろう? お前の腕はさ。 「キョンく………キョン…キョンくん…………ふわぁあぁあん。キョンくぅん」 俺の身体を使って、なんとか衝撃を逃す術を探す古泉。 抱きついて、すがりついて、体のあらゆる場所を押しつけては擦りつけてくる。 「ぼく………僕もぉ……キョンく…」 理性が半分外れかけているのだろう。無意識のうちに欲望に従う古泉は、本当にいやらしい。 腰が悩ましく揺らめいている。前立腺にダイレクトにあたるように、風の角度を調整しているように見えるのは気のせいだろうか。 セックスしているときと同じ揺れ方してるぞ? そそり立った古泉自身のちんぽも、擦ってくださいと言わんばかりに、俺の腹にきゅっきゅっと擦りつけてられてきている。 ちろちろと流れる我慢汁で、俺の腹はびしょびしょだ。 下半身とは違う速度で揺れる上半身は、もちろん乳首を弄ぶためだ。 俺の胸板にぐりぐりと押し当てられているコリコリとした感触が、もうたまあgyfyぐひjk。 「…………古泉……」 気持ち良く喘ぐ顔が見たくなった俺は、ゆっくりと、古泉の柔らかい頭をつかんで顔を上げさせた。 少しの抵抗ののち、ゆっくりと古泉の顔が上がってくる。 そこで覗き込んだ、古泉の顔の衝撃といったらなかったね。 普段はきっちりしっかり崩れることのないような美形顔が、涙と涎と汗と体液でぐしょぐしょに歪んでいる。 これ以上ないほどゆだったほっぺたと相まって、なんかもぉ、そのまま溶けてしまいそうだ。 男の顔に例えるのもあれだが、なんかショートケーキみたいだ。…このニュアンス、皆さんお分かりいただけるだろうか? とろんとした快楽にほどける瞳が、ぼんやりと俺を見ている。 その奥に、気持ちいいことへの欲望がの炎が揺らめいているのが、俺には見えた。 「……見ないで………はずかしぃ……」 焦点が俺に定まると、ぎゅうっと恥ずかしそうに目をつぶる。 どうしてお前はそんなに、行動のいちいちがヤらしいのかね。 「……古泉……可愛い……」 「ひゃぁ……ん」 いやいやをするように首を振ったが、俺の腹に当たっているお前のちんぽは、少し体積を増したよな? ぺろぺろとあごに流れている涎を舐めとってやる。 「キョンく………」 うっすらと開かれた唇を見て、こいつが何を言いたいのかわかった気がした。 ちろちろと、その隙間に俺の唾液を流し込んでやる。 自分の涎はたらたらと垂らす古泉は、俺の唾液をこくこくと、うまそうに飲みほしていった。
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ラストバイブルIII 20-837~838・859~862・899~901, 21-195, 26-23~32・35~44 837 ラストバイブルIII sage 2006/01/30(月) 07 00 27 ID IZ0Qjl20 じゃあ書くよ ☆オープニング 吹雪の中をひたすら歩きつづける青年。名前を「アレク」という。 「ついに一人になってしまったか」そう呟く彼の傍らには 共に旅をしてきたと思われる馬のような生き物の亡骸が横たわっていた。 吹雪の中、かつて友と過ごした日々を思いながらひたすらに歩きつづける 「この戦争は僕たちが生まれる前から続いている・・・」 「我々、人間も魔獣も幸せになる為に生まれてきたんだよ」 「あなたたちは知らないけど、私たちは幸せになるつもりよ。 こんな美人2人を世の男たちが放って置かないでしょうから!」 「俺の部下を紹介してやろうか?」 他愛も無い会話をしているワンシーンから醒めると再び吹雪の中を歩きつづける 「誰よりも真剣に生きてきた」 俯き、そう呟くと彼の前に家族の幻覚が浮かび、今度は家族と過ごした日々を振り返る 「グレンからの手紙だ!」 「何て書いてあるの?」 「子供が生まれたって!」 「あいつ結婚したのか・・・」 「パパ、その子なんて名前なの?」 「(主人公の名前・任意)って言うんだって!」 子供はおおはしゃぎで名前を叫びつづける 「パパ、その子男の子?女の子?」 尋ねられたアレクの目には涙が 「どうしたのパパ、泣いているの?」 「皆幸せにやってるんだ・・・ よかった・・・」 かつての仲間が幸せに過ごしている事に対する歓喜の涙だった。 回想から醒めると彼の前には不思議な人工物と道が。 天から彼を包み込むように光が照らされる。 「フフフ・・・ハハハ・・・魔界の門だ・・・ くそったれ!ざまあみろ、ポリスの連中め!ハハハハハ・・・」 魔界の門の内部・扉の前に佇むアレク 「ここから先は誰も追ってこれない・・・ポリスの連中も」 「これで、本当に終わりだ・・・ グレン、お前だけは生きのこれ・・・」 そう言い残すとアレクは力尽き、その場に倒れこむ 838 ラストバイブルIII sage 2006/01/30(月) 07 02 18 ID IZ0Qjl20 ☆本編 海を飛ぶ渡り鳥が陸地を見つけ、舞台はその街に。 デートでもあるのか、服を何度も着替える少女と妙な工房のような場所で右往左往する少年。 寝返りをうって頭をぶつける少年もいる。 「おにいちゃん、朝ですよー!」 弟に起こされると母が朝食の準備を終えたと呼びに来る。 父に挨拶をし、席につき食事を終えると父から今度メガロポリスに行かないかと言う提案が。 母がなぜかと尋ねると父は子供たちにも都会を見せたいし、15年ぶりにアレクにも会いたいんだと答える。 メガロポリス行きが決まると凄い大きな街なんだぞ、と大はしゃぎの弟。 ハイテンションのまま弟は皆に自慢しに出て行ってしまう。 「友達と皆で行くんでしょ!」と弟に叫ぶ母にお小遣いを貰い、 怪我をしたら見せなさいと釘をさされ遊びに行く主人公。 友達のいる道具屋へ行くと先ほどの妙な工房の少年・アロンが。 なにやら落ち込んでいる様子。 どうやら一ヶ月掛かって作ったガイアパーツが今朝パーになってしまった模様。 ※ガイアパーツとは機械のような物 落ち込みながらもわたしたい物がある、と言いモンスターノート(要するにモンスター図鑑)を手渡される。 一通りの説明を聞くとモチョワというハイセンスな名前のガールフレンドの家に行くことになる。 (行かなくてもいいが、後で彼女が怒ってしまいアイテムをくれなくなる) 迎えに行くとどうもどの服を着ていくか迷っている様子。 母親に急かされるが中々決まらない。母親に席を外してもらうと彼女は服が似合うかどうか聞いてくる。 似合う、と答えると彼女は自分で作った服と自分を誉め始める。 ダンジョンに行くのにこれかよ・・・と呆れるアロン。 いたの?と返すモチョワの反応に彼はムッとしていちゃ悪いのかと返す。 別にわるかないよ、と返されて一段落。 皆が揃ったからダンジョンのある丘へ行こうという事になる。 アロンの奴は本当に気が利かない、とモチョワが愚痴をこぼすがアロンは気にしない。 今日はここまでね。 ちょっと半端かもしれないけど。 こういうの初めて書いたから見づらいかもしれんがご愛嬌ということでw 859 ラストバイブル3 sage 2006/01/31(火) 01 01 50 ID X1Ln+YdF 839 スマナス これでおk? 続きいくよ ザマの丘~古代都市跡地 丘へ着いて地下へ入ろうとするが扉に鍵が掛かっている。 鍵はアロンが持っているらしい。 ヨナタンという少年に入られるのがいやで鍵をかけていたらしい。 少し進むとキイリネズミという動物の絵とその鳴き声が扉に書かれている。 扉には鍵穴が見当たらず、このままでは先には進めない様子。 アロンが扉をどうにかできないか考えるが主人公とモチョワは二人だけの世界にトリップしてしまっている。 怒鳴りつけて二人に話を聞かせようとするが冷やかすモチョワ。 アロンは先に進みたいが開け方が分からないのでとりあえず考える、と言って一度戻ることになる。 村に帰るとモチョワがプレゼントをくれる。迎えにこなかったらあげないつもりだったらしい。 アロンはなんとしてでも扉を開けてやると意気込み、ここで一同解散。 夕食を食べ、弟と遊んで就寝。 翌朝先生が来ているので学校へ行く。 授業を終えて二つの特技を習得し、帰宅。 帰路でアロンが扉の開け方が分かったので後で家に来てくれ、と言う。 家に着くと父親が魔獣の卵を拾ってきていて、 それを弟にプレゼントしたらしいが弟はどこかへ行ってしまったらしい。 弟を探しに渡り鳥の部屋へ行くとある鳥の様子がおかしいとのこと。 一緒にいるモチョワが馬鹿なだけだ、と言うとうるさい!と怒鳴りつける鳥、パニックになる一同。 そのままモチョワと鳥は喧嘩を始める。 落ち着いた後、どうしてこの鳥は怒ったんだろう?モチョワの言ったことが分かったのだろうかと考える弟。 それに対してモチョワはそんな賢い鳥には見えない、と返す。 そのまま自己陶酔に浸るモチョワ。弟が後で鳥に謝ると言ってそこは一段落する。 アロンの家に行くともう一度丘へ行こうという。 今度は何やら怪しいガイアパーツを持っている模様。 件の扉の前に着くとアロンが任せろと言う。 一体何をするつもりなのかと見ているとこれで扉は開くといいガイアパーツを使う。 これで見事に扉は開・・・かない。 音を変えて再度チャレンジしてもやはり開かない。 モチョワがアロンに愚痴るとその瞬間轟音がなり、燭台に炎がつく。 ビビるモチョワ、開く扉、やはり音で開くのが正解だったと歓喜のアロン。 掌を返し天才だと褒めちぎるモチョワ。だがどうして分かったのか聞く。 キイリネズミの鳴き声が扉に書いてあったのがヒントになって、 それで鳴き声と同じ高さの音を鳴らせばいいと思ったとアロンは言う。 860 ラストバイブル3 sage 2006/01/31(火) 01 03 07 ID X1Ln+YdF 扉が開いたので先へ進む一同。 その先には大昔に死滅したはずの花が残っていた。 アロンが言うには全て2万年前の古代文明の遺産らしい。 古代人は自分たちよりもずっと進んだ文明を持っていたと、 方舟という乗り物に乗って別の星にまでいけたらしいと。 モチョワは別の星から方舟で先祖が来たと言う地元の伝説と関係があるんじゃないかと言うが、 アロンは鼻で笑い古代文明は2万年前に滅び、先祖が来たと言われているのは 1000年前なのだからそれはないと言う。 モチョワは納得するがこんなに凄いこんなに凄い文明を持っていたのに どうして滅んだのだろうかと物思いにふける。 アロンはそれは僕にもわからない、というともっと先へ進めば何かあるかもしれないと言い先へ進むことになる。 さらに奥へ進むと謎の巨人が佇んでいる。。 アロンによるともう動かないその巨人はどうやらドゥーという古代文明の人造戦士らしい。 モチョワはビビリまくり、もうやめなさいというがアロンはエネルギーが無いから大丈夫だと言う。 主人公を誘い、一緒に観察しているとアロンはドゥーの強さを説明し始める。 凄く強いがフォースの力がないと動かず、フォースの力というのが何か分からないらしい。 アロンは何とかしてこれを動かして見せると言うと一度帰ろうと言うことになり、帰路につく。 村に着くと弟が大変だと騒いでいる。どうやら渡り鳥の部屋からの模様。 渡り鳥の部屋に着くと鳥たちが俺はこんな名前じゃねぇと騒いでいる。 そして、渡り鳥一同は声を揃えて自分はハリーって名前だと言う。 自分は鳥ではなくハリーという男の子で世界の全ては自分の友達らしい。 そのまま歌いだす鳥に驚く一同。どうやらハリーは色々な生き物の心の中に入れるらしい。 モチョワがどうしてそんな力を持ったのか聞くとハリーは気が付いたら持っていたと答える。 魔獣か人かと聞くがどうやらそれは秘密らしく教えてくれない。 ハリーはどうやら弟が気に入ったらしく弟とで暮らしたいと言うと家のペットに心を飛ばす。 喋りだすペットにパニックになる母親、弟は大変だと叫び家へ直行しそのまま一同解散。 家へ着くと一緒に暮らしていいと言われて大喜びの弟とハリー。 食事をするから父親を呼んで来いと言われて呼びに行くが、 3ヶ月前にアレクに送った手紙の返事がこない、 アレクは自分を忘れてしまったのではないかと父は浮かない顔。 母親のご飯だという声を聞くと立ち直り、明日にでも届くだろうと気を取り直す。 食事を終えて弟と遊ぼうとすると手紙が届く。 内容は「アレクは妻と子供を殺した罪でとらわれており、3日前病院で死んだ。 15年前の戦争で狂ってしまったためにこんなことが起きたのではないか」というもの。 差出人は元老院の議員であるベンショーハ。 可哀相だ戦争が彼を狂わせたのだろうかと沈む母を見て 父はこんな物信じない、全部嘘だ、僕はあいつのことを誰よりも知っている、 自分より仲間や家族を大事にする奴だ、あいつが自分の家族を殺すわけはないと声を荒げる。 そんな父に母は嘘かも間違いかも分からないが、人は変わる物だと言う。 もっと早くメガロポリスに行けばよかった、何もしてやれなかったと後悔する父親。 落ち込む父をそっとしてあげるように母に言われ、寝床に着く。 861名無しさん@お腹いっぱい。sage2006/01/31(火)01 04 36ID X1Ln+YdF 起きて父に話し掛けると昔自分はシャドーウォーカーという部隊にいたと昔語りを始め、 本当のことだとしてもあの手紙を信じることが出来ないんだ、 メガロポリス行きが中止になってすまない、と言う。 学校に行くと明後日から休校になると担任に言われる。 どうやら私用で故郷へ帰らなければならないらしい。 授業を終え、村に戻るとヨナタンがドラゴンの牙という所に宝がある、と言いながらどっかにすっ飛んでいく。 弟たちが嘘を教えたらしいが地上最強の男なので気にしない。 追いかけてドラゴンの牙へ、山頂へ行くとヨナタンの叫び声が。 助けてくれ!と言うと大慌てで逃げ去って行く。ドラゴンにびびった模様。 引き返し、古代都市跡へ行くと弟とそのガールフレンドのレナが。 どうやら嘘をついた仕返しが怖くて隠れてた様子。 ここの先に行くと言うと弟が行きたいと言う。レナは怖いので待っていると言う。 連れてドゥーのいる部屋へ行くと騒ぎ出す弟。そこにアロンがやってくる。 これから動かして見せると言い、準備を始める。 騒ぎついでに弟がドゥーに向かって話し掛けると心が通じ合ってしまう。 アロンは延々説明をするが、やってみたほうが早いと言うと主人公を連れて動かそうと試す。 試していると突然衝撃に襲われて皆気絶してしまう。動き出すドゥー。 目覚めたモチョワにドゥーが近づき、モチョワはパニックに。 弟がモチョワを庇い、あっちへ行け!と言うとリョウカイ・・・と言ってあっちへ行ってしまう。 全員目覚め、アロンが動いたドゥーを見て感動している酷い目にあったとモチョワが怒り出す。 エネルギー切れで止まったから良かったものの・・・と言うと弟が自分の命令を聞いたのだと言う。 んなわけねーだろ!というモチョワに命令を聞いたんだと言ってくれ、 と弟が頼むとリョウカイ、と返事をするドゥー。 わかったからどっかへ連れてけとビビリまくるモチョワ。 じゃ、レナに見せてくると言って弟は外に出て行く。 どうして弟の言うことを聞いたんだろうと不思議に思いながらも、一度帰ることになる。 都市跡を出ようとするとヨナタンの怒鳴り声が。 レナの呼び出した魔獣を蹴っ散らかし怒りながら弟に凄むが 危険を感じとって動き出したドゥーを見てビビる 「だ、だ、だれでしょうか、あああなたさまは?だ、だれなんですかあなたは・・・ぐすん」 「くそ、もういい!」 泣きながら帰っていくヨナタン。 帰宅して両親にドゥーを見せ、夕食を食べたら弟と遊んで就寝。 ペットに入っていたハリーがいなくなっている・・・ 起きて学校へ行く。今日で担任の先生ともお別れ・・・と思いきや すぐ帰ってくるから先生がやめるとか思って手を抜かないように、と言われる。 今までどおり授業を終らせて戻ると校長から発表があると言われる。 どうやら、前々から噂では言われていたが本格的に休校になるらしい。 ガイア禁止法というもののためメガロポリスからの生徒が辞めてしまう。 その抗議のために元老院へ行き、直々に話をしようと思っているとのこと。 そのため、抗議に行った先生が戻ってくるまでは休校とすることに決定した。 校長の見通しでは1週間程度と思われるが・・・ 今日はここまで。 862 ラストバイブル3 sage 2006/01/31(火) 01 15 34 ID X1Ln+YdF ここまでの登場人物 ☆主人公(デフォルトではシエル) 辺境ラガの村に住む少年。 優れたガイアを持つ ☆弟(デフォルトではルディ) 主人公の弟。 様々な生き物と心を通わせる不思議な力を持つ。 ☆モチョワ 主人公のガールフレンド。 行動力のあるお転婆。 ☆ハリー 喋る渡り鳥の中の心。 心を飛ばして乗り移る能力を持つ。 ☆アロン 主人公の友人。 頭の回転が速く、様々なガイアパーツを作る。 ☆ヨナタン 優れたガイアを持つ主人公のライバル。 腕白だが情に厚いガキ大将。要するにジャイアン。 ☆グレン 主人公の父親。 シャドーウォーカーという影の中を自由に移動できる能力を持つ部隊にいた。 オープニングの青年・アレクの親友。 ☆イリア 主人公の母親。 強いけど多分普通の人。 ☆キャルル 担任の先生 ・校長 ガイアパーツ作成の達人。 見た目キャク。名前もキャク。 899 ラストバイブル3 sage 2006/02/01(水) 00 42 15 ID olURxb7G 867 2元同時進行でおkなら書くよ。 片手間になるから大分ペース遅いけどそれでもいいかい? じゃあ、昨日の続き。 ☆ラガの村~ヴァルシップ~ヒート野村 学校から帰るとこの間父が持ってきた卵が孵るところらしい。耳を澄ますと魔獣の子供が動く音が。 母に弟を呼んで来いと言われ、呼びに行く。 戻ってくるとドラゴンのような魔獣が生まれるが、なんとドゥーが攻撃しようとする。 弟が止めに入り事無きを得るが、生まれた魔獣が刷り込みでドゥーを親だと思ってしまう。 凹む弟に母が泣いてねーで名前を付けてやれという。お兄ちゃん決めてー言う弟。 名前が決まったが暇なので外に遊びに行こうとするとヴァルシップという軍用船が近づいてくる。 父は村の皆を地下に避難させるよう母に促すと、お前達は守ってみせると言って出て行ってしまう。 船の中。隊長らしきピザが部下に愚痴っている。どうやら目当てはシャドーウォーカーのよう。 村人は全員始末すると意気込む隊長。 視点は再び村へ。弟にドゥーが何処にいるか聞く父親。 居場所を伝えるが、ただならぬ様子に何かあったのか聞く弟。 しかし父は華麗にスルー、弟にドゥーを呼んでこさせる。 母に軍隊が攻めてきたから地下に皆を避難させろと指示すると 父は主人公にドゥーが来たら私の後を追ってくるように命令して欲しい、 お母さん達を頼んだぞ、と言うと単身村から出て行ってしまう。 轟音と共に着陸するラガシップ。地下室から出ようとするとモチョワが着いてくる。 ヴァルシップに潜入すると父が戦っている。 鬼のような強さで兵隊を蹴散らす父を見てモチョワが驚きと共に主人公のガイアの強さに納得する。 900名無しさん@お腹いっぱい。sage2006/02/01(水)00 42 53ID olURxb7G 奥のほうへ進んでいくとピザが「10分ー!11分ー!」とか吠えている。 何が10分なのかと聞く兵士にピザは昔のグレンならここまで5分で来ると思っていた だが今は11分もたっている、奴が衰えている証拠だと言う。 怖くなったモチョワがもう帰ろう、と言うと後ろから父が現れる。 父は主人公にはシャドーウォーカーの自分を見て欲しくなかったらしい。 モチョワがドゥーについて尋ねるとどうやらさっき生まれた魔獣が追いかけてきたのに手間取って 仕方ないから入り口に置いてきたとのこと。 言うと父はドゥーがいないから君らに手伝ってもらうと言うと、 コクピットにある主砲のボタンを押させないために二手に分かれる必要がある。 君らはどちらから行くか?右から行けば頭の悪そうなピザがいるが・・・と聞いてくる。 (どちらから行ってもも戦う敵が違うだけ) ピザ一味を撃破するとどうしてポリスがラガの村を襲うのだろうか、と疑問を抱く父。 モチョワはさっき兵隊がシャドーウォーカーを殺すと言っていたことを伝える。 続き、シャドーウォーカーは父でどうして命を狙われているのかと聞く。 父は自分は昔シャドーウォーカーという部隊にいたこと、 シャドーウォーカーとは影の中を動き、相手を殺すという意味だ。 だが、自分たちがポリスに命を狙われる理由はない、自分たちはポリスのために戦ったのだからと言う。 そこまで言うと父は自分はこのヴァルシップを隠してくるから先に帰れと2人を帰らせる。 入り口には父の言っていた通りドゥーとドラゴンが。・・・ヨナタンも。 大人たちが村でこれからのことを話し合っているとハリーが帰ってくるがなにやら慌てている様子。 ハリーもグレンの命が狙われていることを知ったらしい。 ポリスの悪い奴らがおじさんのことを狙っているから早く逃げろと叫ぶハリー。 グレンはありがとう、ついさっき皆でやっつけた所だとハリーに言うと ハリーは僕より早くあの気持ち悪い魔獣が来たの?と言う。 グレンがそのことをハリーに聞くとハリーの回想へ。 どうやらアレクはマインドロックが外れたことで殺されたらしく、 グレンや他のシャドーウォーカーもマインドロックが外れることを懸念して狙われているとのこと。 ハリーがその事を主人公達に伝えようと会議室から出ようとすると不気味な生物と不気味な男が どうやら古代の魔獣とそのマスターらしい。 そしてこの男・バニパルがシャドーウォーカーを殺している張本人だった。 ↑を伝えるとグレンの様子がおかしい。 ハリーがどうしたのかと聞くとなにやらグレンはバニパルという名前に聞き覚えがある様子。 グレンによるとバニパルは生き物を殺してそのガイアを食らう人間・ソウルイーターだと言う。 戦争のとき自分たちが倒したはずなのに何故生きているのかと沈むグレン。 901名無しさん@お腹いっぱい。sage2006/02/01(水)00 43 36ID olURxb7G 落ち込むグレンにこうなったら作戦はひとつだと言う長老。 どうするのかとグレンが聞くと長老は今度はこっちの番だと返す。 ラガの人間をそっくり移動させてしまえばビックリするだろう、奴らが今度村に着いた時はオツカレチャーン 村はもぬけの殻でした、ということらしい。 どこへ行くのかとグレンが尋ねると相手が追ってこれない所まで逃げてしまえばいい、と言って準備を始める。 どこかの飛行船船の中。シャークという男がくしゃみをしている。 誰かがわしのウワサをしているな・・・そういうシャークにいろいろな突っ込みが入る。 田舎に帰るだの船長がシャークなのに集団名が赤い梟だの言われるが、 じゃあお前は名前がパパイヤだったらパパイヤにするのかといったやりとりをしているとラガ村が見えてくる。 どうやら長老の手引きらしい。ラガの近くに降りる。 村との別れを済ませ、飛行船に乗り込む。 長老と船長との会話を立ち聞きする。どうやら長老は船を丸々村にするつもりらしく、 船長に船を1隻取り寄せてもらえないだろうかと相談している。 そこに父が来て長老に話したいことがある、と言うと主人公に後で大事な話があるから 母のところで待っててくれと伝えると船長を含めた3人で別室へ行ってしまう。 母に話し掛けるとどうやら父は船を下りて他のシャドーウォーカーを探すつもりで それに母もついていこうと思う、危ないから主人公達は船で待っててくれと言う。 後のことはモチョワのおばさんに頼んだ、と母が今後のことを伝えていると父が戻ってくる。 明日発つことにした、子供たちを頼むと言うが母は私もついていくと言って聞かない。 父は危険だからダメだと言うが周りのご近所さんがたに押されて どうしてこいつらはこんな時だけ団結するんだ・・・と愚痴りながらも渋々連れて行くことになる。 どうやらまだ幼い弟には今回のことは伝えていない様子。 主人公は後で伝えておいてくれと頼まれる・・・と弟が戻ってきて食事を摂る。 翌日、お別れの時に弟が駄々をこねるがなんとか2人とも出発。 船に戻り船内を散策していると誰かがハッチを開けたらしい。 格納庫へ向かうとヨナタンとレナが。 どうやら弟が余りに泣き喚くためヨナタンが小型機で弟を飛ばしたらしい。 探しに行ってこいとヨナタンに強制的に小型機に乗せられるが操縦法が分からず まっ逆さま墜落していく。 墜落した所から少し歩くと人がいる。 何か今度は空から来やがったとかそんなことをしても無駄だとかお前が俺の子供を殺したとか 全く意味の分からないことを言っている。 こっちへ来いと言われてついていくと人々が口々に家族を殺したと言ってくる 「俺たちは感づいていたんだよ・・・ドルク村の奴らが犯人だとな」 「化け物の仕業にしているがアレは嘘で子供たちを殺したのはお前らドルク村民だろ?」 「仇は取ってやる・・・」 そう言っていきり立つ村の人々。 まさに一触即発の状態。 とりあえず今日はここまで。 195 ラストバイブル3 sage 2006/02/09(木) 23 49 13 ID G6sVBTRe 前スレとまってると思ったら新スレに移行してたのね。 ラング4了解。終ってとりあえず書く人いなかったら書かせてもらうことにする。 === ヒートの村~ドルクの村 もうダメだ、と思った瞬間主人公の名前を呼ぶ声が。 「・・・シエル? シエルじゃないの!」 声の主は帰省中のキャルル先生だった。 村の人々に自分の教え子だということを説明してその場を治める。 それまでのことを先生に話す主人公。 それを聞くと先生は自分たちの村でもおかしな事が起こっていると言う。 どうやら先生が学校に勤務している間に3人の子供が殺害されたらしい。 しかし無事で良かった、と主人公の無事を喜ぶと 弟の艦載機もこの辺に着陸しているだろうから一緒に探そう、と言うと 先生は村のみんなの所へ戻っていく。 先生を追って寄り合い所へ入っていくと先生が何やら怒っている。 どうやらドルク村という村の人々が犯人ではないか、 とヒートの村の住人が決め付けてしまってるのである。 証拠もないのにそんなことは言わないで、魔獣の仕業かもしれないとと先生が言うが 村民は無残な殺され方で子供を殺されたこと、 また周辺の魔獣が大人しい気性であるせいか聞く耳を持たない。 既に「トッパラ」というところに集まっているとかで そこで、主人公と先生が先行してドルク村へ行き、真実を確かめることになる。 ドルクの村に到着し、村に入ろうとすると村民に止められる。 もしかしたらお前達が子供を食う化け物なんじゃないか、と食って掛かってくるが 先生がヒートの村のものだが、聞きたいことがあると割り込む。 お前達も俺たちが化け物だと思ってるんじゃないだろうな、と村民。 先生はそれを確かめに来たと言うと村に入っていく。 村民達は引き止めると「俺たちの子供に手を出したら許さない」と息巻く。 先生は私たちがそんな事するわけがないと言うが、ドルクの村民も同じ言葉を返す。 それどころかお前達こそ2日前に俺たちの子供をさらおうとした、とまで言う。 先生は当然身に覚えがなくお前は一体何を言っているんだ、と交わすが 相手はしらばっくれるんじゃないと激昂。 子供たちがロマーニャという所に連れて行かれそうになったって言っていたんだ!と声を荒げる。 ロマーニャが何かわからず先生が訊ねるとどうやらトッパラをドルクの言葉でロマーニャというらしい。 先生がその子供に会ってみる、と言うと俺たちにはやましいことは無い好きにすればいいと道を空ける。 今日はこれで勘弁して・・・ 23 :LastBible3◆uiSZVGIywM:2006/10/01(日) 22 29 54 ID pN4/mXx20 【プロローグ】 エネルギー鉱石ラピスの占有化をめぐり勃発した5大ポリス戦争。 30年もの永きにわたり、この星の3分の2を巻き込んだ全面戦争は、 各ポリス国家の国土と人心を荒廃させ、文明の衰退を招く事となった。 希望の光など、どこにもなく、戦いは永遠に続くものと思われた。 だが奇跡は起こった。突如、戦争が終結したのである。 それは、元老院議員であり、科学者でもあった一人の男の業績であった。 ベンショーハというその男が作り出したものは、無尽蔵の エネルギーを生み出す永久機関であった。 それから15年が過ぎ去った――。 【用語説明】 ラピス:エネルギー鉱石。ある場所でしか産出されず、かつて戦争の火種となった。 永久機関フェレスト:現在利用されているエネルギー機関。ポリス市民の生命線。 ポリス:多数の市民が住む都市国家。元老院議会が政治・軍治を采配している。 シャドーウォーカー:ポリス戦争で活躍した、メガロの暗殺部隊。戦争の英雄と評価されている。 ガイア:全生物が持つ生命力・魔力のようなもの。一般には人間より魔獣の方が強い。 フォース:強いて言うなら、正しい心の持ち主のみが使いこなせる信念の力(?)。 魔界:死んだ人や魔獣の行く所。但し自ら望んで魔界の門をくぐる者もいる。 スカイシップ:空中船(飛空艇)。風を利用する小型艇・スカイウィングの格納も可能。 【登場人物・1】 シエル :主人公。ラガの村の少年。強いガイアの持ち主。 ルディ :シエルの弟。不思議と魔獣に好かれる。レナという彼女がいる。 グレン :シエルの父。元シャドーウォーカー。戦後ラガでイリアと結婚した。 モチョワ:シエルの彼女。強気な性格。プリズム魔法が得意。 アロン :インテリ少年。ガラクタからガイア・パーツ作り出す発明家。 ヨナタン:ガキ大将。シエルをライバル視している。 ドゥー :遺跡に眠っていた古代戦士。無口。ルディの命令に従い行動する。 ちび竜 :テラドラゴンの赤ちゃん。ドゥーの後をついて回る。 ハリー :他の魔獣に憑依する能力を持つ。正体は秘密。ルディと仲良し。 キャルル:優しくも厳しい、ブルトンの女教師。 アレク :元シャドーウォーカー隊長。メガロで妻子と生活していた筈だが…? 24 :LastBible3◆uiSZVGIywM:2006/10/01(日) 22 31 24 ID pN4/mXx20 【OP・簡略版】 雪原。騎獣に死なれ、たった一人で深い雪の中を歩く男性。 彼の名はアレク。やがて魔界の門という場所に辿り着くと、 「グレン、お前だけは生き残れ…」と言い残し倒れてしまう。 【ラガの村~ブルトン】 辺境の村ラガ。子供達はある程度の年齢になると ブルトンに通い、ガイアを学んでいた。主人公シエルもその一人。 授業のない時はモチョワ・アロンの三人で、ザマの丘で探険を繰り返していた。 ザマの丘の地下には古代文明ブランティカの遺跡が眠っている。 三人は遺跡の奥でエネルギー(ガイア)切れし眠っていた古代戦士を発見する。 後をつけてきたルディは彼をドゥーと名付け、心を通わせる。 アロンの発明品で起動したドゥーは、ルディの命令通りに動くようになった。 ルディに関する不思議な事件はこの他にも立て続けに起こっている。 まず大事にしていた渡り鳥が突然喋りだす。彼はハリーと名乗り、 心を飛ばす(=他の魔獣に憑依する)力があるのだ、という。 ハリーはルディを気に入り、拾ってきたホロホロ鳥の中に憑依。 「こんにちは、おばさん! ぼくハリーです!」 と元気に挨拶して母イリアを仰天させる。 またグレンが拾ってきた魔獣の卵が孵化してちび竜が誕生する。 しかしドゥーが条件反射で魔獣を攻撃しようと前に出たため 孵化したちび竜は真っ先に見たドゥーを母親と思い込み懐いてしまう。 ルディはドゥーなんてキライだと拗ねる。 さてグレンは近くメガロ・ポリスに一家で行く予定を立てていたが 戦友アレクの訃報が届き急遽中止になってしまう。 アレクは妻子を殺害して囚われた挙句、病院で死亡したという。 落ち込むグレンを心配し、ハリーはメガロ・ポリスへ様子を探りに行く。 ブルトンではキャルル先生が故郷の村に戻るため、彼女の授業が中断になる。 追い討ちをかけるように休校が発表される。 都市国家ポリスでは近年「ガイア禁止法」が制定され、ポリスの子供達が ブルトンに通えないよう圧力がかけられたのだ。校長は抗議に行くという。 急な休みを持て余す学生一同。と、空から轟音を響かせ ポリスの軍艦ヴァルシップが姿を現した。 いち早く危険を察知したグレンは、村の人々を地下室に避難させ ドゥーに自分を追わせるように、とシエルに指示する。 【ヴァルシップ~シャーク・シップ】 案の定ヴァルシップはラガの村付近に着陸する。 隊長ゴルカの任務は、グレン暗殺とラガ住民の口封じ…皆殺しだった。 シエルとモチョワは地下室を抜け出し、ヴァルシップへ。 艦内で二人はシャドー・ウォーカーに変身し 難なく敵を屠っていくグレンの姿を目の当たりにする。 ドゥーはちび竜が付いてきて戻る事になってしまったため、 代わりにシエル達とグレンで二手に別れ、司令室を急襲する。 25 :LastBible3◆uiSZVGIywM:2006/10/01(日) 22 33 42 ID pN4/mXx20 ゴルカ達を倒して外に出ると、ハリーがメガロ・ポリスから戻ってくる。 ハリーは元老院に忍び込み、バニパルという男が 魔獣をラガにけしかける事を聞き出していた。その名を聞いたグレンは驚く。 バニパルは生き物を殺し、ガイアを食らう。15年前グレン達 シャドー・ウォーカーが倒した筈だったが、まだ生きていたのだ。 村の長老はまた襲われる前にと、村の大移動を決める。 なんでも屋「赤いふくろう」の空中船シャーク・シップに 住民まるごと乗せて貰い、住み慣れたラガの土地を離れる事になった。 長老は更に、村人全員が住むラガ・シップを購入する計画を立てている。 グレンは妻イリアを連れ、他の元シャドーウォーカーを探すため下船する。 それはラガの住民達に危険を及ぼさないためでもあった。 突然の両親との別れに、ルディは激しく落ち込む。見かねたヨナタンが ルディをスカイウィングに乗せてしまう。 当然運転できないルディはすぐに行方不明に。 シエルも、弟を助ける機会は譲ってやる!と無理やりスカイウィングに乗せられ、間もなく墜落。 【ヒート村~ドルク村】 シエルが墜落した先は、湖のほとりの村・ヒートだった。 この村では幼い子供の行方不明事件が続いており、シエルは犯人と勘違いされて 危うく殺されそうになる。それを止めたのは、この村に帰省中だったキャルル先生だった。 村人達は、一連の事件はドルク村の仕業だという。 ドルク村とは15年前まで戦争で争い合っていた。その後ヒートの人々は ドルク村から土地を購入し現在のヒート村を作ったが、仲は悪いままだった。 そして一ヶ月前に湖の使用でもめた直後に行方不明事件が始まったのだ。 ドルクの村人は東の神殿に兵を集めているらしい。 キャルルは何かの間違いかも知れないと言うが村人達は聞く耳を持たない。 真相を確かめにキャルルとドルク村へ向かうと、 ルディと一緒に墜落した筈のドゥーとちび竜がいた。 この村にも東の神殿(ロマーニャ)へ攫われそうになった子供がいた。 村人は事件には関わりないと言い、兵士を集めるどころか ヒート村がいつ攻撃してくるかと怯える始末だ。 ロマーニャへ向かう途中、ドゥーとちび竜が凄い速さで追い越していく。ルディに何かあったようだ。 26 :LastBible3◆uiSZVGIywM:2006/10/01(日) 22 35 59 ID pN4/mXx20 【ロマーニャ】 神殿にはバラキ率いるポリスの部隊がいる。バラキ達は元シャドー・ウォーカーの ランディを暗殺しに来たらしい。 暗殺には成功したが、その際にバニパルから借りた怪物ズールが問題になった。 姿が消えたり現れたりするズールは、バラキ達の手に負えず、定期的に エサ(=人間)を与え続けなければならなかったのだ。 今またルディが生贄にされようとしている。キャルルは激怒し、魔界に落としてやると バラキに激しい言葉を放つ。戦闘勝利。 残ったポリス兵はルディを人質に取ろうとするが、ズールの気配に気付くと 死にたくないとパニックを起こし逃げ出してしまう。 運悪くポリス兵はズールと鉢合わせて食い殺される。ズールは沼地の奥へ姿を消した。 【ターク村~バルク村】 沼地の奥には二つの村がある。急がなければ村人の命が危ない。 キャルルはドゥーに手紙を託してヒート村に向かわせる。 シエル達自身はドルク村で舟を借り、村人にはヒート村へ避難するよう指示。 (一旦ヒート村に戻ると、早まった行動を取ろうとした事への反省や ドルク村の人々の受け入れに対する様々な気持ちを聞く事が出来る) 舟で沼地に入ると、土手の上にドルクの少年達が隠れていた。 少年達はランディから貰った宝物を取りに来たと言う。 本当はランディの仇が取りたかったと言い、遺品の武具をシエル達に渡す。 ターク村は15年前の戦争で故郷を失った人間や魔獣達が力を合わせて作った村。 ランディもここで暮らしていたが、彼がバルク村に出かけてからは 幼なじみの魔獣ボロウが門前を守っている。ポリスの連中か?と聞かれ、 うっかりはいと答えると戦闘になる。 戦闘後、慌ててキャルルが間に入り、ボロウに事情を説明。 ランディが死んだと聞かされ、激しく動揺するボロウ。 他の村人達にはランディの死を伏せるよう頼み、仲魔に加わる。 (戦闘を避けるとボロウは話を信じず、物騒だから早く帰れと言うだけ) 27 :LastBible3◆uiSZVGIywM:2006/10/01(日) 22 38 19 ID pN4/mXx20 バルク村は怪しい瘴気に覆われ無人となっている。荒れ果てた家にランディのメモがあった。 「見えないバケモノにやられてしまった。くそっ、もう駄目だ… シャドー・ウォーカーに、バニパルが生きていたと伝えてくれ…」 更に村人の日記が見つかる。バニパルは運良くバルクの村人に拾われ、 ここでシャドー・ウォーカーと戦った傷を癒していたようだ。 バニパルは村人を雇って岩山に何かを作らせていたらしい。 村の中央でズールに取り囲まれる。何とか勝利するが、一匹が岩山に逃げてしまった。 【研究所】 岩山の奥には怪しげな生命研究所があった。シエル達は先ほどのズールが 入ったカプセルを見つける。そこへ新たにズールが襲って来て戦闘になる。戦闘勝利。 不意に、シエル達の耳に「苦しい…」という声が聞こえる。 意識を集中すると、それは声ではなく、無数の残留思念だった。 「ネクロノミコン…不死の術」「奴は不死を望んでいる…」 「俺達に何をするんだ…」「助けて…」 キャルルは耐え難くなり、早く研究所を出ようとシエルを促す。 更に奥の小部屋には、古書とバニパルのメモが落ちている。 バニパルは瀕死から立ち直った後、不死の術の研究に明け暮れていたようだ。 だが術は不完全だったという苛立ちの言葉が綴られている。 洞窟から出ようとすると、勘のいいバニパルが戻って来てしまう。 キャルルはシエル達を隠し、ヒート村への手紙を託すと、 最後のレッスンと称して教訓をシエルに伝える。「強くなりなさい…」 バニパルの前に一人立ち塞がるキャルル。バニパルは一撃で彼女を 破ると、悠々と研究所へ姿を消した。駆け寄るシエルとルディ。 キャルルは構わず早く逃げなさいと急かす。最後のガイアの力で、 彼女は研究所もろとも自爆するつもりだった。 しぶしぶキャルルの元を離れる二人。 轟音が響く。 シエルとルディは、岩山の外でキャルルを待つが、誰も出て来はしない。 俯くルディ。シエルの脳裏にキャルルの姿が蘇る。 学校での思い出…ヨナタンと良く叱られたこと…厳しかったキャルル。 そして自分達を助けるために、身を挺してバニパルに挑んだキャルル。 失意の中、シエルとルディはヒート村に向かう。 28 :LastBible3◆uiSZVGIywM:2006/10/01(日) 22 42 46 ID pN4/mXx20 【ヒート村・2】 キャルルの死に人々は悄然となる。彼女の遺した手紙には、 バニパルを倒す方法が見つかるまで逃げ続けて欲しい、と書かれていた。 最後のお願いです。シエルという少年を守ってやって下さい! キャルルの姉メルウはメディロッドという杖をシエルに渡す。 シエルがヨナタンと卒業する時、キャルルが自分で手渡す筈だった杖だ。 キャルルは本当に貴方達のことが可愛かったのね、とメルウが言う。 ドルク村からの知らせで、タークの村人もヒート村に来ていた。ドゥーとちび竜が仲間に加わる。 既にほとんどの村人が小船で脱出している。次の船で最後、轟音が響く。 残留思念でシエル達のことを知り、バニパルが追ってきたのだ。 するとターク村のオーク達が席を立つ。ここに残っている者たちが 脱出する位の時間は稼げるだろう、と言うオーク達。メルウが止めようとするが、 「俺たち魔獣は、戦うために生まれてきたのさ!」 「俺たちが今まで黙ってきたのは、村人を送り届ける仕事があったからさ!」 「目の前に敵がいるんだ! 何もせず、逃げ出すのは恥ずかしくていけねえや~」 ランディチームの歌を口ずさみながら出て行くオーク達。 メルウは皆かっこばかりつけて、と涙ぐむが、彼らの行いを無駄にしないためにと脱出を急ぐ。 今日はここまで。スーパー特撮の人、途中書き込みしてゴメソ 29 :LastBible3◆uiSZVGIywM:2006/10/02(月) 18 59 21 ID uhWwUnS30 【登場人物紹介・2】 メズキ&ゴズキ:凄腕の魔獣バウンティ・ハンター。弱点は「母ちゃん」。メズキはミーナに片思い中。 イェーガー:A級バウンティ・ハンター、通称「死神イェーガー」。古代技術に詳しい。 シャーク:赤いふくろう団を率いるスカイシップの船長。義侠心に溢れ、何かと力を貸してくれる。 メルウ :キャルルの姉。バニパルを倒すためイェーガーを雇おうとしている。 ミーナ :ゴトランドの女性。北の邸宅のボブと恋愛結婚し嫁いで来た。妊娠中。 レナ :ルディの彼女。ルディのためになるよう色々挑戦しているが、やや暴走気味。 【エキンム・ポリス駐屯地~ロイの村】 シエル達が乗り込んだ小船は、ポリスの駐屯地に流れ着いた。助けてくれたのは バウンティ・ハンターのメズキとゴズキ。彼らは魔獣ロイを倒すためにこの派遣部隊に雇われている。 ロイはポリス内でならず者達と喧嘩した際、ガイアを使ってしまったため追われているという。 ロイ達は満月の日に狼人間に変身し連携攻撃を仕掛けてくる。だが派遣部隊の隊長には 秘策があるようで、折角雇ったメズキ達の攻撃を中止させてしまう。やさぐれるメズキ達。 ロイをおびき出すため駐屯地にはエルフが囚われている。 エルフはこっそり作戦の秘密を記した手紙をシエルに託す。 隊長からはロイを挑発する手紙を渡され、ロイを倒すまで ルディは人質として残り、武器屋の手伝いをさせられることに。 ロイの村に行くと、満月の日に会えると子供に言われる。実はその子供がロイ。 エルフの手紙で月を新月に変えるガイア・パーツの存在を知ったロイ達は、それを逆手に取る作戦に出る。 作戦は成功し、ポリス派遣部隊は駐屯地から撤退。ルディも無事に助け出された。 ロイは必要なら力になる、と仲魔に加わる。 (エルフの手紙を届けないと、ロイはメズキ達に破れ死んでしまう) 【エキンム・ポリス~軍艦島】 街に入ろうとするとヨナタンが現れ、喧嘩を吹っかけて来る。戦闘勝利。 二人はポリス兵にきつく叱られるが、子供だからと何とかとりなして貰えた。 ヨナタンは解放されるとふらりとどこかへ行ってしまう。 街の噂では、最近リリィと言う女性が弟を残して行方不明になったらしい。 彼女の家に行くと弟ピリポが、リリィはならず者集団バルバロイに連れ去られたんだと訴えている。 その相手は…ヨナタン。俺が何とかしてやると請け負い飛び出していく。 ルディとドゥーは心配して後を追い駆ける。 この街では赤いふくろう団と、メルウ達ヒート村の人々とも再会する。メルウはヒート村の事件を 訴えるが、誰にも信じて貰えないため「死神イェーガー」を雇おうとBARに呼び出す。 やがてフードを目深に被った怪しい男が現れる。メルウはバニパルを倒して欲しいと頼むが、 報酬のメモリーストーンが無ければ駄目だとあっさり断られる。 (メモリーストーンは遠い過去の景色を映し出す特殊な石) メルウは何としてもメモリーストーンを見つけると言い立ち去る。 入れ替わりにルディとドゥーが「ヨナタンが戻って来ない」と店に飛び込んでくる。 イェーガーはドゥーを見て驚くが、ルディに出会った経緯を聞くと落胆する。 彼はどうやらブランティカ文明の事に詳しいようだ。 そこへBARで飲んだくれていた二人の男がイチャモンをつけてくる。 イェーガーが呪文を唱えると、ドゥーが動き出し男達を吹っ飛ばした。 唖然とする一同。更にイェーガーは「この男達はバルバロイだ」と暴露する。 30 :LastBible3◆uiSZVGIywM:2006/10/02(月) 19 04 30 ID uhWwUnS30 逃げた二人の名はレッドとブラック。街の老舗ララ商会のドラ息子だった。 二人は老父を殴りつけて船の鍵を出せと脅している。ドゥーに攻撃させようとすると 当の父親自身が「母さんの店で息子達を傷つけたくない」と二人を庇う。 その隙に二人は逃げてしまうが、父親は軍艦島にいるに違いないと告げる。 シエル達はシャーク船長に頼み、シャーク・シップで軍艦島に向かう。 (ちなみに弱小エキンム・ポリス軍は、対処し切れないからと アワアワしながらメガロ本部の命令を待つだけでさっぱり役に立たない) バルバロイ達は廃棄されている古い軍艦を改造し基地にしていた。 「赤いふくろう」思わぬ急襲を受けバルバロイは身動きが取れない。 そこへヨナタンが(海路10km)泳いで軍艦島に上陸。ヨナタンに場をメチャクチャに されない内にと慌てて奥へ向かうと、牢屋に囚われたリリィ達行方不明者の姿が。 やぶれかぶれで襲い掛かってきたレッドとブラックを倒し、人々を解放する。 バルバロイは騙して集めた人々をコンテナでどこかへ運んでいたようだ。 リリィとピリポは恩返しのため「赤いふくろう」に入団する。若い女性が入団して喜ぶ団員達。 【ゴドランド】 ヨナタンからモチョワ達がゴドランドにいると聞き、シャーク・シップで送って貰う。 モチョワは急にいなくなったことを怒って初めは知らん振りをするが、 言いたい事を言ってすっきりすると元の様子に戻る。彼女は元スカイウォーカーの所在を調べていた。 北の邸宅に住む友人ミーナが頼りになりそうな人を知っているという。 北の邸宅にはミーナと夫のボブ、ボブの母親が住んでいる。 ボブの母親は気難しい性格で、何かとミーナに辛く当たっている。 (ちなみに大の魔獣嫌いなので近づくと追い出されます) ミーナは庭でメズキに「シャドー・ウォーカーの居場所を調べて欲しい」と頼んでいる。 メズキはミーナの事が好きなので断れず、引き受けてしまうが、追って宿屋に行くとゴズキと喧嘩している。 メズキ達の怖がる「母ちゃん」はシャドー・ウォーカー嫌いらしい。 メズキが調べてくれる間に、ドゥーに留守番を任せてアロンのいるトラキア・ポリスに行く事になる。 コワモテだらけになった宿屋では、店員達が怯えたり街が滅んでもこの宿屋だけは大丈夫だと妙な方向に達観したりしている。 【トラキア・ポリス】 キャク校長の家に行くが、校長はまだメガロに直訴に行ったままらしい。代わりに先客のヨナタンがいる。 以前よりガイアが強くなったことをキャルル先生に自慢したくてうずうずしている。うなだれるシエル、ルディ。 ヨナタンはキャルルの死を聞かされると、どうしてお前がいながら守れなかったんだとシエルを責める。 モチョワが止めに入る。相手は不死身、シエルにもどうしようもなかったのだ…と。 勿論それはヨナタンにも分かっていた。ショックを隠しきれず、外へ飛び出していく。 入れ替わりに現れたアロンにも伝えると、ポリスのやり方に憤慨し少々荒っぽい手を使うと言い出す。 だが話は後にして、魔獣学先生の所へ行っておいでと言う。 そこに来たのはルディの彼女・レナ。だがレナは嫌味を言ってルディを無視した挙句 「ゴドランドの北にあるブルームーンの花を取ってきてくれたら許してあげる」と言う。 早速飛び出していくルディ。モチョワは私よりキツイわね…とぼやく。 再びアロンの所に戻ると、アロンはポリスが隠している事を直接 元老院議員ベンショーハから聞き出すと言い出す。ベンショーハは今この街に滞在中で、 タワー見学会では自ら司会を務める。その時を狙えば護衛兵に邪魔される事も無い。 答えをはぐらかすつもりなら、ガイア・パーツでタワーを爆破してやると言い出す。 アロンは早速見学会へ出かける。 「アロンって昔から、肝心な所で失敗するのよね~…」 成功を祈りつつ、メズキの調査結果を聞きにゴドランドへ戻ろうとすると タワーの方角から爆発音が聞こえ、ハリーがすっ飛んでくる。アロンがタワーに閉じ込められたのだ。 31 :LastBible3◆uiSZVGIywM:2006/10/02(月) 19 14 42 ID uhWwUnS30 【トラキア・タワー】 タワーとは、永久機関フェレストから送られたエネルギーの貯蔵施設。 勿論ポリス市民の生活には欠かせないもので、扉には厳重にロックされている。 暗証番号を知らない兵士達は突入できず困り果てていた。 中からやっとベンショーハと隊長が出てくる。ベンショーハは見学者にバルバロイが紛れ込んでおり、中の人々は 全員死亡したと言う。バルバロイを倒すため魔獣隊のフェンリル100匹を連れて戻る、と隊長を引き連れメガロへ引き返して行った。 ハリーはまだ生きているかも知れないと訴え、ショックで座り込むモチョワをパンチで立ち直らせる。 物忘れの激しい隊長がどうやって暗証番号を覚えていたか…、そのヒントを見つけたシエル達は無事タワーに入る事が出来た。 奥には二匹のアースドラゴンが道を塞いで見学者を閉じ込めている。戦闘勝利。 「バルバロイに殺されちゃったかと思った…」再会を喜ぶモチョワ。 だが、その言葉にアロンは怪訝そうな様子になる。爆発の原因はアロンのガイア・パーツだった。 ベンショーハはアロンの質問をデタラメだと言い立ち去ろうとした。 そこでガイアを増幅するガイア・パーツを取り出した所、勝手にガイア・パーツが作動し爆発が起きたのだ。 …とにかくフェンリルが投入されない内にと一同はタワーを脱出。アロンは念入りに調整したガイア・パーツが 勝手に作動した事が気になるようで、しばらくキャク校長の家に留まり、一人で考えてみるという。 【ゴドランド・2~北の湖】 シエルとモチョワが戻ると、街ではミーナとボブが駆け落ちし騒ぎになっている。 事の発端はボブの婚約者イザベラが現れたことだった。彼女に二階から突き落とされた ミーナは、お腹の子を守るため本来の姿・魔獣ネコマタに変身してしまう。 正体を知ったボブの母親がミーナを追い出そうとしたため、二人は駆け落ちしたらしい。 メズキに頼み込まれ、まずはミーナを探す事に。北の邸宅へ行くと、母親がボブをネコマタから取り返してくれと言う。 モチョワが機転をきかせ、ボブが戻ったら船をくれると約束させる。 ハリーは嫌味ったらしい母親に怒り、彼女の嫌いな魔獣に憑依して母親を追い掛け回す。 仲の良かったエルフ達は、ミーナは北の湖にいるはずだと教えてくれる。 ミーナが満月の夜、初めてボブと出会った思い出の場所なのだ。 更にミーナは最初、メズキの事が好きだったとも。エルフはいつ戻らなくなるかも 分からないバウンティ・ハンターより、ボブの方がいいと勧めたのだった。 32 :LastBible3◆uiSZVGIywM:2006/10/02(月) 19 16 14 ID uhWwUnS30 満月の日に湖へ行くと、プリズム魔法を得意とするモチョワが 満月の光とミーナの好きな歌、そしてボブに対する思いが鍵になっていると閃く。 モチョワが魔法を使うと橋が現れ、湖の小島の家に行けるようになる。そこには案の定ボブとミーナが。 ボブはミーナの正体がネコマタだという話を、別れさせるための方便だと思っているようだ。 そこへボブの母親が雇ったならず者、フアン兄弟が現れ力ずくでボブを連れ去ろうとする。 抵抗してネコマタに変身するミーナ。身重のミーナに代わりモチョワが戦いを申し込む。戦闘勝利。 ボブはネコマタ姿のミーナに怯え、後ずさる。 「お、俺が愛したのは人間のミーナだ!」逃げ去ってしまうボブ。 ミーナは、迷惑をかけたとシエル達に謝り立ち去る。 橋の上でメズキとゴズキにすれ違う。ミーナの後を追いかけていくメズキに、ゴズキが呟く。 「ありゃいい人で終わるタイプだな…。」 ゴズキはボブの母親から預かってきた船の許可証をシエルに渡す。モチョワが調査はどうなったのよと突っ込むと、 ゴズキは自分達の「母ちゃん」…リンクルが元シャドーウォーカーだと渋々話す。 だがリンクルが狙われる心配は無いし、面倒事になるから居場所は話せないという。 ルディを探しにゴドランドに戻ると、地下室でレナとフロスト(ヒーホー!)が対峙している。 フロストはブルームーンの花を取ってくると嘘をつき、ルディのお小遣いを取ってしまったのだ。 だがその花は、本当はラガにしか咲いていない。レナはルディの気持ちを試したのだ。 レナは勿論ルディは合格だと言い、フロストを合体魔法でオークにしてしまう。オークは悪態をつきながら退散。 レナはモチョワに連れられ一旦ラガシップへ戻る事に。しかし移動魔法が使えるレナはいつでも抜け出せた。 「たまにはルディを連れてきて」とシエルにもこっそり移動魔法を伝授。 ハリーもヨナタンの様子が気になるからとPTから外れる。 両親はメガロ・ポリスでシエル達を待っていると言う。まずは船でノルディアへ。 【寄り道】 ネコマタの村:ミーナの故郷。メズキがミーナに告白している。 チタの村 :荒れ果てた無人の村。 ハリーの誕生記念に 植えたという木がある。 ピカテン島:魔獣ピカテントロプスが住む島。ボスにちび竜が食べられそうになるが、 倒すとボスが仲間になり、シエルが新ボスと認められる。 ※今日はここまで 35 :LastBible3◆uiSZVGIywM:2006/10/03(火) 19 49 11 ID CMcivbma0 【登場人物紹介・3】 ボック&ハンス&トーマス:メガロ街道を封鎖している三人組。砂漠の街スサの出身。 リリィ :ピリポの姉。赤いふくろうに入団後、団の新入りと婚約中。 ガーフィ :メガロ・ポリスの探偵。アレクを初めシャドー・ウォーカー達とも旧知の仲だった。 キャク校長:ブルトンの校長。ガイア・パーツ製作ではアロンの師匠。 ベンショーハ:元老院議員。永久機関フォレストの発明者で、ポリス市民を中心に人気がある。 バニパル:ガイアを得るため人間や魔獣を食らう男。死の恐怖から、完全な不死に固執している。 【ノルディア】 この街からメガロ街道を抜ければメガロポリス。リリィと新入りが結婚式の予行演習をしている。 岬にはレナが佇んでいる。ルディを待つだけなんて出来ないと脱走してきたらしい。 挙句ルディに強い魔獣が付いていれば安心だわ、とルディが止めるのも構わず仲魔探しに行ってしまう。 レナが分からないよと泣きつくルディ。…多分お兄ちゃんにも理解不能であろう。 シャーク船長はめでたい席は苦手だからと波止場に佇んでいて、新入りの兄ブライアは 幼なじみだった…と昔話を始める。二人は空に憧れて一緒に空軍に入り、月からこの星を眺めるという 夢を追いかけていた。シャークはやがて空軍のエースとなり、バーロ・ポリス侵攻にも参加。 だが激戦でシャークの船以外は全滅。別船隊を率いていたブライアも帰らぬ人になった。 現在「赤いふくろう」団は念願の宇宙旅行会社を立ち上げている。 会社名はシャークが昔、ブライアと二人で考えた名前「スペース・トラベラーズ・シップ」。 【タバスの村】 メガロ街道の入り口の村。だがボックら三人組の男達が街道を封鎖している。 ボック達は村人に、しらを切り続けるなら村を焼き払うと脅している。メガロ街道へ行くと、 村で雇った用心棒と間違われ戦闘に。戦闘後、ボック達は俺たちが何をしたんだと悔し泣きし始める。 ボック達は15年前、終戦間際のバーロ・ポリスへ出稼ぎに行き、運悪く戦争に巻き込まれてしまった。 終戦でやっと戻ったが今度は故郷スサの街が無人に。それ以来街の人々の生存を信じて 探し続けてきた三人…だが、タバスの村で再会した人々はボック達のことを覚えておらず、 自分達はこの村で育ったと信じ込んでいるのだ。 ルディが同情し、タバスの村人に事情を説明する役を買って出るが、村人は困惑するばかり。 ボック達は落胆するが、シエルとルディだけでも信じてくれて救われたと言い、涙を隠して立ち去る。 36 :LastBible3◆uiSZVGIywM:2006/10/03(火) 19 51 15 ID CMcivbma0 【メガロ・ポリス~バトル・アリーナ】 シエル一家はようやくの再会を果たし、深夜まで語り合う。翌朝シエルはブルトンを休学中の 生徒達に出会い、キャク校長は彼らポリスの子供達の復学要請に熱くなる余り、ガイア禁止法など 不要と演説したため政治犯として逮捕された、と知らされる。 アレクの家では惨状を前にグレンが立ち尽くしている。物陰からガーフィという男が 現れ、アレクは貴方達を巻き込みたくなかったのだろうと告げる。思わず身構えるグレンだが ガーフィが探偵事務所「ガーフィ・サービス」に案内し、昔はアレクと一緒に奴隷商人を騙して子供達を 解放するなど危ない事をしていた、と懐かしそうに語り出すと、少年時代のガーフィを事を思い出す。 ガーフィはアレクに「あの日の記憶を取り戻したい」と依頼され、砂漠の町スサの調査をしていた。 結果街の住民がここ15年間でそっくり入れ替わっている事実を知る。だが、メガロに戻ると アレク一家は失踪、家も見てきた通りポリスの手でメチャクチャに荒らされていた。 シエルがタバスで出会ったボック達の話を伝えると、ガーフィは考え込む。 そこへモチョワとイリアがやって来て、アロンが永久機関フェレストのエネルギーがガイアだと突き止め、 フェレストの正体は生き物だと知ったシャドー・ウォーカー達が暗殺されていると公表したという。 アロンは逮捕されてしまったが、グレンは早々何かしてくる事はないだろうと判断し、 ベンショーハに正面切って挨拶してやるため、バトル・アリーナへの参加を決める。 シエル、グレン、イリアのチームは見事優勝を果たす。勝手にベンショーハのいる壇上へ上がるグレン。 バトル・アリーナの優勝者は願いを一つ叶えて貰えるという。 グレンがアロンとキャク校長の解放を望むと、ベンショーハは今なら自分を殺せると挑発。 グレンはそれには乗らず、仲間が世話になった礼は必ずさせて貰うと啖呵を切る。 37 :LastBible3◆uiSZVGIywM:2006/10/03(火) 19 52 25 ID CMcivbma0 【メガロ・ポリス2】 「ガーフィ・サービス」に戻ると早速アロンが現れ、催眠術を外すガイア・パーツを 作ったからグレンに試して欲しいと言い出す。 戦争中シャドー・ウォーカーは永久機関フォレストの秘密を知ったため強力な催眠術をかけられ、 記憶の一部を失った。だがアレクだけが何かのきっかけでその記憶を取り戻したに違いないという。 「大丈夫なのかね…アロン…おじさんはまだ死にたくないよ…」 怯えるグレンだったが結局は兜型ガイア・パーツを頭にはめる。 「バオ流星…流れ星だ…」イリアは一瞬焦るが、グレンは正気だった。 16年前の流星の夜。シャドー・ウォーカーはバーロ・ポリス急襲作戦を遂行中、砂漠で 運転中止になった筈の地下移動船サンドローマが浮上して来るのを目撃した。 念のため船に潜入すると、船内には動かぬ人や魔獣が溢れていた。更に、敵対している筈の メガロ、エキンム、トラキアの元老院議員が現れ、生命エネルギー・ガイアを取り出す方法が 見つかったため、ラピスを巡る戦争は実は終結しているのだと告げる。そしてこの船内の人々が…。 「これで戦争が終わるのだ!」 ベンショーハがスイッチを入れるとガスが噴射され、視界が暗くなった。 グレン達シャドー・ウォーカーが死ねば市民が納得しない…、そう考えたベンショーハは、 古代ブランティカの技術で催眠術を施したらしい。 他の議員は「ゴモラの住民にした方が良いのでは?」と口にしていたという。 ガーフィはきっとゴモラもスサの街の近くにあるに違いないと探しに行く。 グレンは短期間でガイアを鍛えるため死の谷へ向かうと言い、イリアも同行。 シエルは街の広告に目を留める。『たった一人のシャドーよ、寂しくはないか… 魔界の暗闇に入って行った仲間の所へ私が案内してやろう。私は南の島、湖の眠る地で待つ バニパル』 また街中で不穏な噂が耳に入る。奇病に罹ったハリーという少年がガルフ島研究施設に送られたという。 38 :LastBible3◆uiSZVGIywM:2006/10/03(火) 19 53 52 ID CMcivbma0 【ガルフ島】 ノルディアで留守番中のピリポから、水に潜れるアイテム・アクアラングを貰う。 島ではヨナタンの子分・魔獣2号が立ち往生している。ヨナタンと一緒にハリーとバニパルを 追っていたが、はぐれてしまったらしい。水中に飛び込むと不気味な研究施設が。奥から悲鳴が聞こえる。 魔獣1号を殺され、激昂したヨナタンはバニパルに突進するが吹っ飛ばされてしまう。 側にはガラス筒のような装置に囚われたハリーの姿が。バニパルが装置のスイッチを入れると筒が液体で浸されていく。 「出して!ここから出して!心を飛ばせないの、助けて、助けて!」 筒を破壊しようとするシエルだが、バニパルに阻まれる。戦闘勝利。 バニパルは苦しみだしスライムになって溶けてしまう。だが既にハリーも… 「ルディ…ぼくは本当は人間じゃないの…木なの… ハリーって名前はぼくを大切にしてくれた子供の名前… ごめんね、黙っていて。戦争でみんな死んじゃって…とっても寂しかったの… でも…ラガに行って…楽しかった、昔みたい…ぼく、凄く楽しかった…」 ガイアが消える。動かぬハリーに呼びかけ続けるルディ。 その時、苦しみ続けていたバニパルが遂に元の姿に復活する。特攻しようとするヨナタンを引っ張り、逃げ出すシエル達。 ハリーにバニパル調査を頼んでいたヨナタンは、責任を感じて姿を消す。ルディは必ずバニパルを倒すと誓い、 バニパルを倒せると言っていたイェーガーを思い出す。まずは居場所を知っていそうなシャーク船長を探すことに。 【マゴク王国】 ノルディアにはリリィと新入りが新婚旅行から帰っている。事情を話しマゴク王国まで送って貰う。 マゴク王国はここ15年間国王が不在のまま。更にバルバロイの本拠地だと言う噂を立てられ窮地に陥っていた。 シャーク船長は国王代理のカラス天狗に箱舟購入を持ちかけている。 シエルはネルの村でイェーガーを見かけたと教えられる。脇で話を聞いていた カラス天狗はバニパルという言葉に反応し、屋上庭園の老人なら何か覚えているかもしれないという。 老人は美しい花壇を前に、このフレイヤの花は先代国王が愛する女性リンクルに贈った物だと話し始める。 終戦前、リンクルは行き場のないバーロ・ポリスの子供達を引き連れマゴクへ来た。 引き取る余裕は無いと断られると、リンクルは単身王の前に進み出、断るならこの場で 命を絶ち王宮を血で汚すと命がけで嘆願。国王は残りの財産を投げ打ち子供達を救う事を決意する。 やがてマゴク王はリンクルに屋上庭園で愛を告白し、リンクルは愛情一杯に育てなければ 枯れてしまう花、フレイヤでこの庭園を一杯にしてと答えた。 だがメガロ・ポリスの使いとしてバニパルが現れ、兵士リンクルと敵国バーロの子供達の引渡しを要求。 これを拒否した事を理由にメガロはマゴク王国に侵攻。その際、リンクルは子供を助けようとして 激しい戦火の中で消息を絶った。マゴク王も後を追うように病死したという。 39 :LastBible3◆uiSZVGIywM:2006/10/03(火) 19 55 01 ID CMcivbma0 【寄り道】 ドゥラ・エウロペ: リンクルと引き取られた子供達が暮らす村。メズキはミーナと結婚し熱々新婚生活中。 ゴズキは「メズキは死んだ…」とメズキの変貌ぶりを嘆いている。 リンクルはマゴクで行方不明になった後、この村で二年間生死の境をさまよっていた。 目覚めた時には戦争は終わり、先代マゴク王も死去した後だったと涙で声を詰まらせる。 シャドーウォーカーの事に関わりたくなかったのもそうした経緯があったためのようだ。 だが後で、久しぶりにマゴクへ戻ってみるつもりだ、と話す。 【ネルの村~北東平原~古代の都市】 メルウ達もメモリーストーンを追ってこの村に来ている。 持ち主の道具屋ランタン(ヒーホー♪)は、仲の悪いラグに石を盗まれたと言う。北東平原へ取り返しに 行くにはロープが必要、と高額で吹っかけられる。ラグの苦手な魔獣を渡せばタダで借りられるが、 北東平原で地下道に下りると後を付けて来たランタンがロープを持ち去ってしまう。奥には同じように地下に 取り残されたメルウ達が困っていた。ランタンの仲間と思い込んだラグと戦闘になるが、勝つと石を譲ってくれる。 イェーガーの住む古代の都市に向かうと、一足先に着いたメルウがバニパルの手下エジールに襲われている。 イェーガーが呪文で動きを封じ、無事メルウが逃れた後で戦闘に。戦闘勝利。 彼は話を聞くと言って遺跡の中へ。報酬のメモリーストーンを台座に乗せると、 2万年前、人間と魔獣が憎み合っていた時代の映像が映しだされる。イェーガーと戦友ベンショーハは その頃のブランティカ文明の人間だったが、戦争で集まったガイアが暴走しこの世界へ飛ばされてしまったと言う。 イェーガーはその後ブランティカがどうなったか知りたがっているが、この石にその事は 記憶されていなかった。だが約束は約束だ、とバニパルの弱点を教えてくれる。 ブランティカの時代にも不死の術に失敗した者がおり、セイスの水晶を使い南のジグラッドで 封印していた。だがバニパルに気付かれず封印するには、地下に複雑な仕掛けが必要だと言う。 ガイア・パーツに詳しいキャク校長とアロンに力を借りるため、一路メガロ・ポリスへ。 【死の山~ジグラット】 アロンは、準備が整うまでにグレンに会って来るよう勧める。 死の山で一家で一晩過ごし、翌日グレンが百魔組手を成功させ下山。一家でジグラッドへ。 アロンの説明では、バニパルを倒した時に地下のスイッチを入れれば封印が完成すると言う。 グレンはアリーナ上にバニパルを呼び出す。バニパルはシャドーウォーカー全員を殺せば 完全な不死身の身体をベンショーハに約束されているという。グレンとバニパルの一騎打ち。 グレンはシャドーウォーカーに変身して戦い、バニパルを倒す事に成功するが水晶の仕掛けが発動しない。 異変に気付いたシエル達が地下へ行くと、アロンはバニパルの手下カミーユに昏倒させられている。戦闘勝利。 アロンが仕掛けが発動させ、バニパルは水晶に封じ込められる。 もう不死の事に囚われずに済むのだから奴も幸せだろうと言い、立ち去るグレン。 ルディは「今度生まれて来る時はいい子に生まれるんだよ!」と声をかける。 40 :LastBible3◆uiSZVGIywM:2006/10/03(火) 19 56 44 ID CMcivbma0 メルウが、マゴクとメガロ・ポリスが戦争になるという知らせを持ってくる。 ベンショーハは軍隊を使って政治を掌握。魔獣王国マゴクを叩くのは 国王不在の今しかないと市民を煽動し、強引に戦争を宣言したという。 【マゴク王国~メガロ・ポリス】 レナがテラドラゴンを強引に仲魔にしようと説得中。エルの杖を持つ国王以外には 従えないとドラゴンが言うと、レナが杖を取り出した。 それは以前誕生日を忘れていたルディが、苦し紛れにレナにプレゼントした物だった。 レナは速攻で女王に就任する事になる。テラドラゴンは10日前に元老院議員が バルバロイを解散しガイア禁止法に従えと要求してきたと言い、開戦を迫る。 レナは頭のいいベンショーハの事だから何か策があるに違いないと、メガロへ謝罪しに行こうとする。 だが誇り高い魔獣王国にとって、ガイアを捨てる事は耐え難い屈辱だと説得される。 レナは徹底抗戦すると国民の前で宣言。グレンやドゥーの力を借り、シエル達はメガロへ 情報収集しに行くよう指示。…とんでもなく女王様っぷりが板についているレナなのだった。 メガロの「ガーフィ・サービス」を訪ねると、ガーフィから、スサには戦時中の大シェルターに繋がる 秘密の通路があるらしい、タバスの三人組を探して欲しいという伝言が入る。 【ドゥラ・エウロペ~スサ】 保護されていた三人組が脱走したという。シエル達が見つけると、やはりボック達だった。 ボック達はスサの話をした途端、リンクルに閉じ込められたと文句を言う。 と、村にポリス兵が現れスサの連中を出せと脅し始める。戦闘勝利。 どうして俺たちが狙われるんだと怯えるボック達。リンクルはあちこちで スサの秘密を話して回ったせいで命を狙われたのだと説明。 スサの砂漠の下には、ゴモラへ人や魔獣を運ぶサンド・ローマが走っている。 だがボック達に信じて貰えそうになかったから閉じ込めてしまったと話す。 大シェルターの話をすると、ボック達には心当たりがあるようでスサの町で落ち合う事に。 スサの町は兵隊訓練場になっているが、砂嵐の強くなる満月の日だけは全員避難する規則らしい。 満月の日に訪ねると、ボック達が昔の家で懐かしそうにしている。ハンスが暖炉に体当たりすると 歯車が転がり出てきた。その歯車を風車小屋の歯車に噛ませると、地下シェルターの扉が開く。 中では元老議員らが話をしていた。新しいゴモラの住民はサンドローマ前に集めてあると言う。 奥へ進むと、操られるようにサンドローマに乗り込んでいく人間や魔獣の姿が。 シエルとルディは止めようとするが、ガーフィを人質に取られ逆にサンドローマに乗せられてしまう。 41 :LastBible3◆uiSZVGIywM:2006/10/03(火) 19 58 08 ID CMcivbma0 【永遠なる町ソドム~スサ】 目が覚めると、側にはなぜか死んだはずのキャルルの姿があった。彼女は魔王ハデスを倒しに 行こうと言い出す。両親やモチョワ達もいるが、どこか様子がおかしくネガティブな雰囲気である。 何だか良く分からない内に魔王の城へ向かうが、ハデスを倒すとまたキャルルに起こされて…と無限ループ状態に。 この町では目に見える者だけが全てではないという。町中でハデスの幻影に話しかけると その姿がハリーに変わり、ここは夢の中だから目を覚ましてと訴える。シエルは疲れているのよと 庇うキャルル。だがシエルが目を逸らすと、短い間だけど楽しかったと言い、キャルルの幻影は消えていった。 ハリーは目覚めたらどこかにスイッチがあるから、それを切れば脱出できるという。 「僕もう行かなきゃ…まだ子供だから心は飛ばせないけど…夢の中では会えるから…」 今度こそ本当に目覚めたシエル。側には懸命にシエルを起こそうとしていたモチョワの姿があった。 シエルがスイッチを探し出して切ると、どう見てもヨナタンな「マッハはやぶさ」という男が現れる。 彼に言われた通り出口のスイッチを切ると外に出る事が出来た。 アロンが運転するサンドアームで全員で脱出する。スサに戻ると、両親が死んだという衝撃的な話を聞かされる。 実はソドムにいる間に現実世界では一ヶ月が過ぎており、その間にマゴク王国は メガロのガイア・ウェポン、アークで滅ぼされてしまっていた。上空から照射される アークのレーザー光線で、マゴクの戦士達、両親やリンクルも命を落としたと言う。 【古代の都市~ノルディア】 ガイアウェポンを作ったのはイェーガーかも知れない…、シエルとルディは話を聞きに行く事に。 イェーガーは新たに入手したメモリーストーンで、ブランティカ文明が滅んだ姿を見てしまい落胆していた。 彼は予想通りアークが古代知識で作られたものだと告げる。 だがアークは地上数万フィートの距離に浮かんでいるため、箱舟で破壊しに行くしかないという。 ノルディアの「スペース・トラベラーズ・シップ」では箱舟を整備中だった。だがグレン達が 殺された事を話すと、ピリポと新入りが箱舟を貸すよう頼み込み、シャーク船長はアーク破壊作戦を決意。 箱舟はアークに到達しないままトラブルを起こす。船員に脱出を命じ、自分は この空に借りを返しに行くという船長。 ルディは船長を見殺しに出来ないと言い、シエルと一緒に無茶な移動魔法でアークへと向かう。 固唾を呑んで空を見上げるシャーク船長。「ブライア…頼む…あの子達に力を貸してくれ…頼む」 シエル達はアークを破壊して帰還。不幸中の幸い、全員怪我も少なくて済んだ。 ただ「赤いふくろう」メンバーは箱舟が大破したことでしばらく虚脱状態に陥ってしまう。 一方ガーフィもノルディアのレジスタントの所へ来ていた。 モチョワが客人を連れてきたと言い、ベンショーハの独裁を逃れて来た元老院議員を紹介する。 彼の話では、実はシエル達がいた所以外にも、ゴモラの町(ガイア吸収施設)は多数存在するという。 そして既にポリス数十年分のエネルギーが貯蔵されており、それを使えばアークを再製造する ことも可能になってしまう。その貯蔵施設…フェレスト・タワーは海底に沈んでいるが、ベンショーハは 万が一に備えて、Z施設というタワーの制御施設を別に作っていたと言う。 42 :LastBible3◆uiSZVGIywM:2006/10/03(火) 19 59 22 ID CMcivbma0 【Z施設~マゴク王国】 Z施設は生物に危険な毒が充満している。だがルディが、ドゥーなら毒が効かないと提案。 ドゥーが一人でZ施設へ入り、無事フェレスト・タワーを浮上させることに成功した。 だがちび竜が追い駆けてZ施設に入って来てしまったため、ドゥーはちび竜を庇いながら戦うことに。 ちび竜は無事に脱出できたが、ドゥーはガイア・パーツの敵に囲まれ爆死してしまった。 「ちび竜さ…よ…な…ら……ルディさ…よ…な…ら…」 ちび竜は生まれて初めて悲しみを覚え、テラドラゴンに成長する。 だがマゴク王国に戻ると、今度は新たな問題が発生していた。 フェレスト・タワーに近づくと磁気嵐でシップの計器が狂ってしまうという。 海上も大きな渦が巻いていて近づけない。ドゥーの死が無駄になってしまうのか…そうアロンが 落ち込んでいると、キャク校長が諦めるなと一喝。渡り鳥なら近づける、とヒントを出す。 アロンは風を利用して飛ぶスカイウィングという手があったと閃く。 モチョワ、アロン、ヨナタン、イェーガーから一人仲間にしてタワーへ向かう事に。 ※今回はイェーガーを仲間にします 【フェレスト・タワー~マゴク王国】 途中「貴様らのレクイエムが出来た所だ」とか言いつつ襲いかかって来る議員エルモアをさっくり潰して 奥へ進むと、壁にメモリーストーンを埋め込んだ部屋があった。 箱舟から見た、それも2万年前まえの景色が映っている。ベンショーハは プレゼントは気に入ったかね?と言い、あの風景を見た時から ブランティカを地上に蘇らせるのが夢だったとイェーガーに話す。 「お父さん…お母さん…ドゥー…ハリー…リンクルさん…キャルル先生… もっと言ってやろうか!お前が殺したのは、まだまだいっぱいいるんだ!」 ルディの糾弾にベンショーハは、10人の命で100人の命が救われる、 同じブランティカで育ったお前なら分かるはずだとイェーガーに同意を求める。 自分は死神、貴様のような善き心など持ち合わせていないと突っ撥ねるイェーガー。 ならば古代ブランティカの時代からの法、ガイアで決着をつけようとベンショーハが戦闘を仕掛けてくる。 戦闘勝利。貴様は人間と魔獣を買い被り過ぎている、いつか後悔する…そう言い残し息絶えるベンショーハ。 「帰ろ、お兄ちゃん…ラガに帰ろう…」ルディが言い、一同は海に沈むタワーから脱出。 マゴク王国に戻ると、どこからか男達がシエルを訪ねて来た。 「これで再びラピスは人々にとって重要な石になったんだ!」 男達―戦争屋―はそう叫び、シエルを刺し殺して去った。また戦争で大稼ぎ出来る、と言い残して。 ブルトン…ヒート村…ラガシップ…ラガの村…様々な思い出の地が蘇り、シエルは最後、 魔界の門の前に立っていた。シエルは魔界の門をくぐり、魔界へと堕ちて行く。 43 :LastBible3◆uiSZVGIywM:2006/10/03(火) 20 01 29 ID CMcivbma0 【OP(完全版)】 雪原。騎獣と死に別れ、ただもう魔界の門へ進むしかなくなったアレク。 …ついに、一人になってしまった―― シャドー・ウォーカー時代の思い出が去来する。 生まれた時から続く戦争の悪夢に希望を失いかけているグレンを、アレクが励ましている。 信じることだよ! いつか、きっと平和が訪れると! 我々人間も、魔獣も、幸せになるために生まれて来たんだよ! マーヤが、私とリンクルだけは幸せになるわよ!こんな美人を世の男達が放っておく訳がないわ、と 息を巻いていると、ランディが自分の部下(オーク)を紹介してやろうかとからかう。怒ったマーヤに 隊長何とかしてよと言われ、アレクは聞こえないフリをしている。砂漠での平穏なひと時。 悪夢…夢…全てまぼろし。それでも…誰より真剣に生きてきた 深い雪の中、いつしか膝をついてしまったアレクの前に、妻子の幻影が現れる。 メガロで家族と平和に暮らしていた頃。アレクは家族に、グレンから届いた手紙を見せていた。 グレンはラガで結婚し、子供にシエルと名付けたという。 よかった…皆幸せにやっているんだ…本当に、よかった… そう涙ぐむアレク。妻が寄り添う。 妖しい光が雪原に降り注ぎ、アレクは幻想から醒める。顔を上げると不気味な人工物がそびえていた。 「フフフ…ハハハ…魔界の門だ。ざまあみろポリスの連中め! アハハハハ!!」 アレクは魔界の門の向こう側に辿り着くと、その場に手をついてしまう。 「ここから先は魔界だ、誰も追って来られない。ポリスも、誰も…」 「…本当に疲れた、これで全部終わりだ…。グレン…お前だけは生き残れ…」 アレクはその場に倒れ伏す。傍らでオルゴールの蓋が開き、メロディが流れ出す――― 【魔界】 魔界は多数の町と、それを繋ぐゲートで成り立っている。その最下部には悪しきガイアの 集まる場所があり、時空を切り裂く『ベリアルの書』が封印されていた。 アレクは多数の魔獣を集めて下の街へ向かっているという。シエルはイリア、リンクルと 協力して下の街へ行く過程で、アレクの目的が『ベリアルの書』を使い地上へ復讐しに行く事だと知る。 地上ではラピスを巡って戦争が起きており、この上アレクが魔獣を地上へ連れ出せば 大量のガイアが流出して地上も魔界も滅んでしまう。魔界を統治するベリアル、バール、ルシフェルの 三魔王はアレクを止めようとするが、隊長に味方する元シャドー・ウォーカー達に足止めされている。 結果的に元仲間のバギと戦う事になり、悲しむリンクル。彼女を置いて一足先に下の街へ向かうと グレンがいた。アレクは以前と変わってしまっていたと言い、ポリスへの怒りを露にする。 彼を止めれば良かったのだろうか?苦悩するグレン。イリアはどうすれば良かったのかは分からない、 でも決めるのは自分自身だと言い、夫に付き添うためシエルと別れる事に。 シエルは三魔王を助けて共に最下部へ向かったが、アレクは既に地上へ出た後だった。 三魔王はルディの持つフォースの力に最後の望みを託す。 一方地上では、ラピスの産出地メギドで地割れが発生し、ラピスで出来たルシフェリウムが姿を現した。 「血と叫びの記憶であった前の戦争に懲りず…お前たちは再び戦争を起こそうとしている… 力によってしか治める事ができなければこの地に力をもたらそう、魔王が必要なら私がなろう…。 これより先、ラピスは我々魔界が管理する。 ガイアによってラピスを奪いたければ…ここに来ればいい。私はルシフェリウムで待っている!」 魔族に覆い尽くされた暗黒の世界。ルディはそれでも人間と魔獣を信じると叫ぶ。 「大地よ…空よ…生きとし生ける者よ…信じることの勇気と力…フォースをここに…」 ルディからフォースの力が放たれ、シエルと両親、リンクルの4人は地上へ戻ってきた。 44 :LastBible3◆uiSZVGIywM:2006/10/03(火) 20 02 38 ID CMcivbma0 【ルシフェリウム~ED】 シエル達は争いの元凶ラピスを全て破壊しようと決める。争いは残るだろうが、ラピスがなければ 人間は一から出直すチャンスにも恵まれる。もしかしたら人間が滅びるかも知れない。 それでも私は信じる。シエルが帰ってくると信じていたのと同じ位に信じる、とモチョワ。 シエル達がルシフェリウムに戦いを終わらせに行く間、別チームが魔界の魔獣から人間達を守ることに。 レナは魔獣三身合体を完成させ、ソルレオン、ケルベロスという強大な魔獣の召喚に成功しており 愛するルディに貸してあげるという。今日はレナの誕生日。プレゼントには平和が欲しいという。 アレクはルシフェリウムの最奥に待ち構えている。例えラピスが無くなっても同じ争いが繰り返されるだけ、 もはや人間と魔獣は信用できない。復讐のために得た力もラピスも譲る気はないと戦闘に突入。 アレクは劣勢になると魔界のガイアを呼び寄せ、人間の身体を捨てて魔獣ギルグークに変身する。 ギルグークを倒すとアレクは元の姿に戻り、やっと自分の戦いが終わったと息絶える。 外へ出るとラピスの結晶が空から降り始める。あの戦争が全てを狂わせたと呟くイリア。 グレンは誰もが平和を祈っていたが争いが起きたのだと応える。だが血と剣の時代は終わり、 これからは奇跡の時代、フォースの力を持つ子供達の時代がやって来る。 暫く後。赤いふくろう団はザマの丘に眠っていた宇宙船をアロンに修理して貰い、 リンクルにオーナーになって貰って、念願の月旅行を達成していた。 レナをエスコートして、窓から自分達の生まれた惑星テラを眺めるルディ。子供達を見守るグレンとイリア。 ヨナタンは船内で子分たちにガイアの使い方を教えており、教師になる夢を持ち始めている。 その脇で宇宙船をワープ走法させようと、こっそり危ない計画を立てているアロンとキャク校長。 ちび竜はテラドラゴンの妻子と一緒に船に乗り、やさぐれるゴズキを誰か紹介するからとなだめている。 モチョワは惑星の美しさに感嘆し、今この瞬間に死が訪れてもきっと悔やまないと言う。 そしてシエルに自分より先に死なないと約束してと頼む。が、しんみりしている所に全くふいんきを読めない 魔獣合成師ジジィ達が登場。宇宙まで合成師ネットワークを広げようと理想に燃える。 ミーナとメズキは相変わらず熱々である。イェーガーの所にメルウがやって来て、掃除中に見つけたと言う ボロボロの本を渡す。イェーガーは思わず驚きの声を上げる。それはブランティカ王女の日記だった。 ブランティカの人々は生き延びて、箱舟で宇宙へ脱出していたのだ。イェーガーは知らない内に 彼らの子孫―惑星テラに箱舟で帰還した、空の民―シエル達に会っていたのだった。 画面が切り替わり、月面に画面が切り替わってスタッフロール。三角錐のバリアに覆われた街が あちこちのクレーターにぽつぽつ増えていく。最後に箱舟が加わり再びオルゴールが流れてED。
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教科別に書き込んで下さい。 大賢者(校長) パワーポイント(校長) 一般教師 長老(現代文・古文) ビブリオ(古文・現代文) 5点(古文) ばう~(漢文・古文) ありやなしや(漢文) 下ネタ伝道師(厨2漢文) Cube(英語1) パヤノ神(英語1) あっちゃん(英語2) イナニー(英語2) ATG(英語) ともちゃん(英語) 柴GAY(英語2) 河童(数学α・数学β) しみてつ(数学α) たわし(数学β) きべちゃん(数学βΩ) てるお(地理) ふっち~(地理) ターミネーター(公民) 無神論者(公民) いしい(倫理) なま田(地域学習) 全手動バイブ(地学) 若造(地学) 師範代(化学) Dr.和田重(生物) キノジロー(物理) ワンリキー(体育) キャッツアイ(体育) 速攻だ(体育) 海の家(体育) コーラ爆弾(保健) 鶴瓶師匠(美術) ワクワクさん(技術) できちゃった(技術) 全反射(音楽) St(英会話) Db(英会話) Vc(英会話) Ed(英会話) 研修生 ラリ岡(多教科) 残念賞(公民) パワータイプ(歴史) その他 東大僧侶(講演)
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装備系 名前 効果・備考 呪いの首輪 教団の奴隷に必ずつけられる謎の金属で出来た首輪。若干の重みと、決して摩耗することも削れることもない。この首輪を解除するには特殊な解呪の魔法をかけた対応する鍵を使う必要がある。首輪をつけている者が施設から出ると装着者の首を締め上げ窒息死させる。 首輪のリード 首輪につけるリード。紐、鎖なと形状はプレイヤーかGMが自由に決めれる。この装備は自分で外すことが出来ない。この装備を装備する際、起点となる人物、または物を選ぶ。この装備を装備している間は起点から5m以上離れることが出来ない。 ぼろぼろの奴隷服 教団の奴隷に最初に渡される服。薄いただの布。特殊な効果は何もない。ところどころ破れている。 手枷 両腕を拘束する頑丈な手枷。この装備は対応する鍵がないと外す事はできず、自分では解除できない。この装備をつける際に前につけるか後手につけるかを選ぶ。前につけた場合は手を使った判定に-20の補正がかかる。後手につけた場合は手を前にしてする行動が出来ず、手を使う行動全てにー50の補正と判定が必要ないものでも、後手で操作する場合は一律判定30で1d100を降る必要がある。この装備は耐久20の盾としても扱う。耐久が0になった時失われる。 足枷 両足を拘束する足かせ。この装備は対応する鍵がないと外す事はできない。この装備を装備している間は足を使う判定全てにー50の補正がつき、走る事と飛ぶことができなくなる。この装備は耐久20の盾としても扱う。耐久が0になった時失われる。 フェイスマスク 顎から鼻にかけて覆う鉄製のマスク。口の部分には横3cm、縦5cmの長方形の穴が3つ開けられている。この装備は対応する鍵がないと外す事はできない。この装備をしている間は口を使った判定に-20の補正がつく。この装備をつけている間は穴より大きなモノを口に入れることは出来ない。 口かせ 口を完全に塞ぐ枷。この装備は対応する鍵がないと外す事はできない。この装備を装備している間は口を使った判定を一切することが出来ず、また喋ることも出来ない。この装備を装備している間は口に何かを入れることは出来ない。 ローター いろんな形、色をした小さな振動機。形状はプレイヤーかGMが自由に決めれる。複数同時に装備することが出来る。一時間ごとにPOWで(POWー装備した数X10)を判定し、失敗した場合発情状態になる。 バイブ いろんな形、色をした棒状の振動機。形状はプレイヤーかGMが自由に決めれる。この装備を装備しているものに対してこの装備を掴む事ができない者は解除できない。一時間ごとにPOW-30で判定し、失敗した場合発情状態になる。この装備を装備している間は膣を使った性行為を行うことが出来ない。 アナルバイブ いろんな形、色をした棒状の振動機。形状はプレイヤーかGMが自由に決めれる。この装備を装備しているものに対してこの装備を掴む事ができない者は解除できない。一時間ごとにPOW-20で判定し、失敗した場合発情状態になる。この装備を装備している間はアナルを使った性行為を行うことが出来ない。 貞操帯 頑丈な貞操帯。この装備は対応する鍵がないと外す事はできない。この装備を装備している時は、バイブ、アナルバイブの装備を解除することができなくなる。 被虐の淫紋 体に刻み込む呪縛。この装備は解呪の魔法かアイテムを使わなければ解除できない。この装備を装備している間は1時間毎にHPが1d10回復するが、常時発情状態になる。 服従の淫紋 体に刻み込む呪縛。この装備は解呪の魔法かアイテムを使わなければ解除できない。この装備を装備している間はすべての判定に対して+10の補正を受けるが、淫紋を施した相手に対しての抵抗ロールは自動失敗になる 焼き印 熱した鉄で体に直接刻み込まれる紋様。この装備は高度な医術を受けない限り外す事ができない。この装備を装備時、HPに1d10のダメージを受ける。この装備をしている間は使用者の所持物として扱われる。所持者のランクより低いものは、この装備者に対して自発的に行動することが出来ない。 消費アイテム系 名前 効果・備考 黄金の淫蜜酒 黄金色をした甘い蜂蜜酒。飲んだ者の精神を鈍らせる効果がある。飲めばSANを1d6回復するが発情状態になる 半陰陽者の薬酒 紫色の薬酒。飲めばふたなり化する。その後1d6のダメージを受ける。ふたなりが飲んだ場合は変わらない。 陽者の薬酒 青色の薬酒。飲めば男体化する。その後1d6のダメージを受ける。男が飲んだ場合は変わらない。 陰者の薬酒 赤色の薬酒。飲めば女体化する。その後1d6のダメージを受ける。女が飲んだ場合は変わらない。