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フジオカ目線で話が進みます 登場人物のセリフ以外基本的にナレーションはありません 漫画で"みなみけ"を読むように絵をイメージしながらどうぞ…… ここは、"みなみけ" フジオカとトウマはカナとチアキにそれぞれ夕食を誘われた…… 場面は二人が"みなみけ"に上がったところから 「あら大変!!油がないわ ついでにおかずをもう一品考えましょう」 「あっ、ハルカさんお気遣いなく…」 「いやいゃ、もうすぐチアキやカナも帰ってくるから、少しだけまっててもらえる??」 「おう!!任された!! オレがフジオカの面倒をみてるよ」 「ははは…」 「そしたら、二人とも少しまっててね…」 ガチャン ───なかなか"みなみ"と進展できないなぁ… てか、まだ"みなみ"から返事きいてないよ!! どうしようかなぁ… 「おぃ!!聞いてるのか!?」 「あ…ごめんごめん で、トウマ、何だっけ??」 「まったく、最近フジオカなんか変だぞ! でっ、さっきのロングはもっと........」 ───どうやって"みなみ"の気持ちを聞こうかなぁ… いきなりもアレだしなぁ… 「おぃっ!! また聞いてないだろ!! 何だよ、オレと話すのつまんないのかよ」 「いゃ… そうじゃないけど、ちょっと考え事してて…」 ───そうだ 「なぁ、トウマって好きな女の子とかいる??」 「なッッッ!! 急にどうしたフジオカ??」 「いゃ、オレ気になるコがいるんだけど… 一応さ告白はしたんだ。でも返事を聞けてないんだよね」 ───って小学生に何聞いてんだよオレ!! 「へー… フジオカにそんなコがいたんだ。 でも、そのコは告白されたのになんで返事しないんだろうねぇ」 「それが解れば苦労しないよ」 「そうか…」 ───やっぱりトウマには難しいか… 「なぁ!! フジオカはそのコのどこが好きなんだ??」 「えッッッ!?////// いゃ、まぁ、元気で活発なところかなぁ…」 「へー、なんか思ってた通りだなぁ。フジオカは一緒に笑いあえるような人が好きそうだもんな」 ───うわ、小学校に好みばれてるよ… オレって態度にでやすいのかなぁ… 「なぁフジオカ、ときにお前は付き合ったら何をするんだ?? オレはいまいち付き合うってのが解らないぞ」 「いや…、話をしたり一緒に遊んだりしたりするんじゃない??」 「そんなのただの友達だろ!! 遊んだりするだけなら、オレとフジオカだって付き合ってるようなもんだろ!! なんか、もっとわかりやすくないのか??」 ───え…////// トウマは小学生のくせにませてんなぁ つか、オレからこんな話をしたのか… 「えっ…とだなぁ まぁ、あれだ、そうそう、付き合うとその相手の家でごはんとか食べたりしたら…」 ───いゃ、そんなんで付き合ってるなら、オレは"みなみ"と付き合ってるよ!! 「どうした??フジオカ」 「いまの、相手の家でごはんってのは無しッッッ。この基準だったら、みなみとオレは付き合えてるもん」 ───あッッッ 「は?? フジオカってカナのことが好きなの??」 「ちょ、あ… えと、ほかのひとには内緒にしてくれよ。たのむよトウマ」 「うん、別にいいよ。 てか、じゃあアレか、フジオカはカナとごはんを食べる以上の事がしたいのかぁ…。 ごはん以上て、なんだ?? 旅行とかか??」 ───うーん、じみにトウマは疎いなぁ まぁ、少しくらいのエロトークもトウマのためだろう… 「なぁ…トウマ トウマも男なら解るだろう。こうね、付き合って、ゆくゆくは女の子にエッチぃことをやりたいんだよ!!」 「なッッッ/////// ふ、ふ、フジオカ… そのエッチぃこと…というのはチアキが言ってた"おかしなこと"のことか??」 「え??チアキちゃんがそんな話してたの?? その"おかしなこと"ってのが解んないけど、たぶんあってるよ」 「そうか… でも、おれはイマイチ"おかしなこと"がわからないんだが////// なんか、チアキに負けるのはしゃくだから、フジオカ… そ、そのエッチぃことを教えてくれ//////」 ───えっ、まじかよ…トウマも負けず嫌いだなぁ まぁ、少しくらいなら 「まぁ、少しな えーと、まず相手といい感じになるんだ」 「まてまてフジオカ、どうやって、そのいい感じになるんだ??」 「オレだってしたことないんだから解らないよ」 「そうなのか、で??」 「それで、まず女の子の胸を優しく愛撫しながら、体を感じやすく優しくするのさ」 「愛撫って??」 ───愛撫って愛撫だよなぁ… 「愛撫てのは… そう、揉むの、揉みほぐす感じ…」 「ふーん でもさ、その胸が揉みほぐすほどなかったら?? カナの胸って結構小さいよね??」 「えッッッ!? トウマ、みなみとお風呂入ったことあるの??」 「うん ふつうに結構入るよ」 ───トウマって確か5年生だよなぁ… "みなみ"って意外と無防備なんだなぁ 「おいッ、フジオカ… つぎはどうなるんだ??」 「えっあぁ…つぎは......」 ガチャッ 「帰ったぞー!! なんでいきなり雨なんか降るかな!!ずぶ濡だよ。 おやっ!?トウマ!! フジオカもか、来るの早かったな」 「やぁ、みなみ」 「来てたぞ!!」 「まだ来ないと思ってケイコ達と寄り道してきたじゃぁないか。 早く来るならちゃんと言えよ!!」 「ごめん… 今度からは気を付けるよ//////」 「というか、ハルカ達は?? お客を残して外へ出るとは」 「チアキはまだ帰ってないよ。ハルカは買い物にさっき出たぞ。 カナがもう帰ってくるだろうって」 「そうだったか、悪かった」 ───濡れてる"みなみ"… なんかエロいなぁ って何考えてんだよオレ!! 「寒い!! ちょっとシャワー浴びるよ そうだ、トウマ ちょうどいいから背中を流せ!!」 「えぇぇ…またぁ?? いいけど、フジオカはどうするのさ??」 「ハルカ達がもう帰ってくるだろうし。 少しだけだからまってておくれ。 ほら、トウマおいで…」 ───いぃなぁトウマ… って、またトウマが"みなみ"と風呂入っちゃうじゃん あんな話したあとだし… ガラッ 「おっ、ハルカのヤツ… お湯をはってあるよ。心憎いねぇ… トウマー」 「はいはい そしたら、フジオカ、少し待ってて…」 テテテテ 「ちょっと…トウマ」 ガラッ 「えっ!?ふ、フジオカ!? 急に開けるなよ!!//////」 「トウマ!! みなみと入るな!!」 「なんだい!?うるさいよ!! なにやってんのさ!?」 ガチャッ ……… 「ふ、ふ、フジオカ…」 「み、みなみ…」 「見るな!!見るなぁ!!」 ───"みなみ"…裸だ… 風呂たから当然か… やばい、体が熱い…止められない… 「みなみッ」 ガバッ 「えッッッ////// ちょ、フジオカ!?」 「あッッッ あのさ、何か用思い出したから… オレ帰るわ」 ガラッ テテテテ ガチャッ ……… 「フジオカ…落ち着け!!何だよ!?」 「みなみッ!! オレ、お前のことが凄い好きなんだ!!//////」 ───よしッ言えた!! 「えッッッ あぁ、今わたしは丸腰だからな、スキだらけだな…」 「違うよ!! "スキ"じゃなくて… そう、愛してる!!オレみなみのことを愛してる!!」 「なッッッ////// そうか…そうなのか…そうか…」 ……… 「わたしもフジオカのこと…あ、愛してるよ//////」 ギュッ 「みなみ、オレもう我慢できない…」 「ちょッ…ま、まて それは、飛躍しすぎだろ」 「だめ??」 「う…ん… ここ(風呂場)はやだよ… わたしの部屋なら…ハルカ達が帰ってくるまでは//////」 「ほんとッ!?」 「あのさ… わたしはこうゆうのは初めてなんだよ//////」 「オレも初めてだよ…」 「えッッッ 意外だな、フジオカはモテてたんじゃないのか??」 「でも…こんなことは一度もないよ///」 「ふ、フジオカ、とりあえず任せたぞ/// わたしはいろいろ小さいからな…期待にそえないかもしれないが///」 「そんなことないよ!! みなみは全部可愛いもん… オレに任せて」 ───とは言ったものの、どうしようか?? とりあえず、胸なのか 「さ、触るよ」 「ん…」 フョ ───やわらけー… オレ、"みなみ"の胸触ってるよ… 「あっ、んん…」 「みなみ、すげく柔らかいよ ぜんぜん、小さくなんかないよ」 「ぅ、うるさい!!んっ…」 コリュ 「みなみ… もう、乳首が敏感になってるんだね」 「んッッッ し、仕方ないだろ 恥ずかしいょ…」 ───次は…あ…こんなことならもっと予習すればよかったばよかった… ムニュムニュ 「はぁはぁ…、フジオカ…」 「ここ、いい??」 くちゅっ ───わぁ!! これって濡れてるの!? てか、"みなみ"って下の薄いなぁ… 「んんッッッ」 「みなみ、結構濡れてるね///」 「こ、こら!! 恥ずかしいよ… あっ、あん…」 ───指入んないなぁ… 「みなみ、ここ??」 「んぁ、もう少し下ぁ」 ───おっ くちゅ 「あっ!!あぁぁ な、なんか、ん、へんなりそう…」 くちゅくちゅ… 「だめっ、フジオカぁ、ぁん」 ペロペロ… 「えッッッ////// ちょッ、フジオカそんなとこ舐めないでよ!! 汚いよぉ」 「みなみのらまったく汚くないよ」 ペロペロくちゅくちゅ… 「んんッッッ なんか来ちゃう、あ、ぁん、ぁぁあ」 プシャァ… ───すげぇ これが潮ふきなのかな なら、もういいのかな 「み、みなみ… いい??」 「ふぉ?? おお…!!始めてみたよ… これがここにはいるのか…」 くちゅ 「みなみ、入れるよ」 ズ ───きつ 「いッッッ」 「みなみ、大丈夫??痛いの??」 「大丈夫…もっときて…」 ズブ 「あぁあ!!ん、ん」 「みなみぃぃ…」 ズ、ズブ ───入ったぁ 「みなみ、動くよ」 「いっ…ゆっくり」 ずちゅ、ずちゅ… 「ぁあ、あぁ、もっと動いて大丈夫だ…」 「いくよ!!」 ズパン、ズチュ、パチュン…… 「ぁん、あん、ぁん…」 「み、みなみ… オレ…イきそう…」 「んぁ、あん、なかに…なかに、ぃいよ」 「いくよ…」 ドゥ、ドゥピュ… 「「はあ、はあ、はあ……」」 ……… ───やっちゃった "みなみ"とやっちゃった 「はぁ…まったく、温まったけど、結局シャワーは浴びなきゃだめか」 「ははは、そうだね…」 「ほら…フジオカ、行くよ」 「へ??」 「背中を流してよ…//////」 「おう!!みなみ」 「おい… アレだよ、わたしたちは一応付き合うんだぞ… なのに、名字はないだろぅ フジオカ… わたしのことは名前で呼べよ!!」 「えッッッ////// う、うん… ……… カナ…」 「なんだ??フジオカ//////… お前は用も無いのにひとを呼びつけるのか??」 「「ははは///」」 10分後… 「ただいまぁ… カナの靴ね…また散らかして。 あら、トウマ…フジオカ君は??」 「……」 「ヤバい、ハルカが帰ってきた!! フジオカ、早くでろ!!」 ガタン 「えっ!?ちょっと待ってよ… 押すなよ…」 ドタン 「痛ててて…」 「大丈夫かフジオカ!?」 「カナ…何の音?? お風呂なの??」 「「ヤバッッッ」」 ガチャ !! ……… "みなみけ"の空気が凍った…… 名前 コメント 2スレ目 たまご駆裸舞氏 保管庫
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SC0126~SC0130 SC0136~SC0140 カード一覧表 ステータス一覧表 エボ一覧表 SC0131 旅客 カイ SC0132 軍神 上杉謙信 SC0133 白拍子 静御前 SC0134 巌流 佐々木小次郎 SC0135 アザナミ ハルカ SC0131 旅客 カイ 第二幕・ガチャ キラ 京に着き、町並みを見回して喜ぶアズサを眺めていた。「そんなにはしゃいでいると転ぶよ。そうでなくても疲れが溜まっているんだ、無理しないようにね。」気遣いの中にも、アズサを大事に想う気持ちが見え隠れしていた。カイは町中を歩きながら、京の様子が変なことに気付いていた。一見普通に見えるが、殺伐とした気配を感じていた。「アズサ。・・・いや、なんでもない。」アズサに注意するように伝えようとして止めた。必要以上に警戒させる必要もない。何かあれば自分が・・・。その覚悟がアズサを不安にさせていることに気付かないカイであった。 生命力 1300 攻撃力 240 防御力 220 特殊効果 4連撃目で大ダメージ 属性初期値 体 6 心 6 技 10 術 6 機 5 エボ値 ( SC0156 / カイ 風斬双破 ) 体 15 心 13 技 20 術 12 機 8 属性最大値 体 20 心 15 技 25 術 15 機 10 備考 SC0002 / 天才剣士 カイ SC0132 軍神 上杉謙信 第二幕・ガチャ キラ 戦国時代を生き、数々の逸話から軍神とも称された上杉謙信(うえすぎけんしん)が幕末の世に甦った。「ほぉ。時代は変わったということか。おれの時代にはいなかった見慣れぬ風貌の者がおるわ。」見たことの無い異国から入ってきた文化を楽しむ余裕は大物の証だろうか。それとも何者にも負けることの無い自信が、余裕を生んでいるのだろうか。「さぁ久々の現世、楽しませてもらおうか。」戦国時代最強の武将が京の地へ降り立った。 生命力 1400 攻撃力 230 防御力 220 特殊効果 7連撃目で大ダメージ 属性初期値 体 3 心 5 技 3 術 3 機 3 エボ値 ( SC0157 / 毘沙門天 上杉謙信 ) 体 8 心 20 技 8 術 6 機 6 エボ値 ( SC0170 / 越後の龍 上杉謙信 ) 体 6 心 20 技 6 術 8 機 8 属性最大値 体 8 心 25 技 8 術 8 機 8 SC0133 白拍子 静御前 第二幕・ガチャ レア 木々が静かに風に揺れていた夜、白拍子姿の女性が現れた。「…義経様。」その女性は、平安時代を生きた源義経の妻、静御前(しずかごぜん)その人であった。生前最後を共にできなかったふたりは、黄泉で共にいることができたのだろうか。「あの人が苦しんでいる。待っていてください。…今行きます。」静御前は義経の異変を感じ、現世へとやってきた。それがどんな異変なのかはわからぬまま静御前は京の町を彷徨い、義経を捜し求めるのだった。 生命力 1100 攻撃力 210 防御力 210 特殊効果 特に無し 属性初期値 体 3 心 5 技 3 術 7 機 2 エボ値 ( SC0158 / 静御前 清浄の光 ) 体 8 心 13 技 8 術 13 機 5 エボ値 ( SC0171 / 静御前 鎮魂の舞 ) 体 8 心 15 技 8 術 25 機 4 属性最大値 体 8 心 15 技 8 術 25 機 5 SC0134 巌流 佐々木小次郎 第二幕・ガチャ レア 剣客であれば必ず聞いた事のある剣豪である。その小次郎が覇王の手の者により現世へと甦った。甦った小次郎は何者かが体の中に入ってくるような感覚に襲われた。精神を掻き乱され、意識を失いそうになる中、肌身離さず持っていた野太刀“備前長船長光”を握り、刀を交えた剣豪を思い浮かべた。「そう簡単に屈するわけにはいかない。刀を交えた者たちに誓って。」体の中に入ろうとする何者かを斬るイメージを繰り返した。そうすることで立ち向かう気力を保とうと試みた。すると幾度目だろうか、突然頭の中に叫び声が響き、呪縛から解き放たれた。「打ち破ったのか?しかし、何者の仕業?なぜ現世にいられる?」多くの疑問を残し消え去った呪縛の主を求め、小次郎は歩き始めた。 生命力 1150 攻撃力 230 防御力 180 特殊効果 2連撃目に大ダメージ 属性初期値 体 4 心 6 技 5 術 3 機 2 エボ値 ( SC0159 / 佐々木小次郎 燕の煌き ) 体 8 心 15 技 10 術 6 機 5 属性最大値 体 8 心 15 技 10 術 6 機 5 SC0135 アザナミ ハルカ 第二幕・ガチャ レア 「マツカたち元気かな。影狼には会えたのかしら。」ハルカは、京で人気の団子屋で大江戸にいる従姉妹に手紙を書いていた。「でも影狼のこと教えたのは失敗だったかな。一応、隠密集団なんだもんね。」大江戸で評判の美人3姉妹を楽しそうに思い浮かべるハルカだが、なぜ彼女は影狼のことを知っているのだろうか?「でも彼女たちが影狼に入ったら頼もしいと思うんだね。敵対してたらそれはそれで面白そうだけど。」敵対している構図を頭に浮かべたハルカは、それがすごく愉快な結果だと言わんばかりに嬉しそうに笑った。大江戸の3姉妹に劣らないほど強く、京で槍の名手として名を馳せるハルカ。彼女の欠点は悪戯が好きなこと。この欠点に気付いた時には、すでにハルカの悪巧みに嵌っているのだから手に負えない。 生命力 1100 攻撃力 200 防御力 200 特殊効果 連撃可能 属性初期値 体 3 心 5 技 7 術 2 機 4 エボ値 ( SC0160 / 影狼 ハルカ ) 体 6 心 8 技 15 術 5 機 10 属性最大値 体 8 心 15 技 10 術 6 機 5 SC0126~SC0130 SC0136~SC0140 カード一覧表 ステータス一覧表 エボ一覧表 ■更新履歴■(最終更新2009年10月14日22時48分07秒) SC0134 激流 佐々木小次郎佐々木小次郎(ささきこじろう)。剣客であれば必ず聞いた事のある剣豪である。その小次郎が覇王の手の者により現世へと甦った。甦った小次郎は何者かが体の中に入ってくるような感覚に襲われた。精神を掻き乱され、意識を失いそうになる中、肌身離さず持っていた野太刀“備前長船長光”を握り、刀を交えた剣豪を思い浮かべた。「そう簡単に屈するわけにはいかない。刀を交えた者たちに誓って。」体の中に入ろうとする何者かを斬るイメージを繰り返した。そうすることで立ち向かう気力を保とうと試みた。すると幾度目だろうか、突然頭の中に叫び声が響き、呪縛から解き放たれた。「打ち破ったのか?しかし、何者の仕業?なぜ現世にいられる?」多くの疑問を残し消え去った呪縛の主を求め、小次郎は歩き始めた。HP1150/攻230/防180( 体 4 心 6 技 5 術 3 機 2 ) -- 名無しさん (2007-03-10 00 51 38) 本日 - 昨日 - 総計 -
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【千秋の日記】 ――1月3日 午後1時…… 「おぉ、チアキ! あけましておめでとう!!」 「もうとっくに明けちゃってるよ、って言うかこれで3日連続だよバカ野郎」 「別に良いだろ! 私はまだお正月気分を味わっていたいんだ!!」 まったく……バカの相手は疲れる。 私はこれから大事なようがあると言うのに…… 「ん? なんだチアキ? 妙におしゃれしてるじゃないか。どこか行くのか?」 「べ、別にどこも行かないよ! バカ野郎!!」 「なっ……お前、今のはバカ野郎関係ない所だろ!?」 おそらくカナの事だ、 この事を知ればここぞとばかりに私を攻め立ててくるだろう それだけは避けねばならない。正月早々このバカ野郎にバカにされてたまるか! それに、私は二人きりで―――― 「チアキー? そろそろ初詣に行く時間じゃないの?」 「ハ、ハルカ姉さま!! その事はカナに内緒――――」 ハルカ姉さまに向けた視線をカナの方へ戻す…… 「へぇ~、初詣~?」 そう言いながら憎たらしい顔でニヤニヤして私のほっぺを摘むカナ。 「チアキ、お前はついさっき私のお正月気分を台無しにしてくれたな」 「ふ、ふるはいよ、ばはやほう」 「なのにお前ときたら……3日目に初詣だと?! 1日にも行ったと言うのに!! そもそもそれって初詣って言うのか!? 正月気分が抜けてないのはどっちだ!!」 ああ、確かに初詣は行った。ハルカ姉さまや内田、ついでにカナと。 でも私は今日、藤岡と二人で行く約束なんだ。 本当はこの右手に掴んだふじおかでぶん殴ってやりたい所だけどね…… 変な事して付いてくるとか言い出したら面倒だし……ここは穏便に済まそう。 「ひや、はっひほはほっひははふはっは (いや、さっきのはっちがわるかった)」 「は? 何言ってんだチアキ? もっとちゃんと喋――――」 「ほまへは……ほっぺを摘んでるからちゃんと喋れないんだ! バカ野郎!!」 ――――ばしっ!! 「うぅー……お前、私とふじおかをもっと優しく扱ったらどうだ……?」 そう言いながら顔を押さえてしゃがみこむカナ。その横で倒れこむふじおか。 「いやね、今のは私が悪いんじゃないんだ。ふじおかの意志だよ」 「その割にはふじおかもグロッキーじゃないか」 「……とにかく、そう言う事だから」 「どう言う事だよ!!」 私はカナをリビングに残し、玄関で藤岡を待つことにした。 時間は12時40分。約束は1時……ちょっと早いけどリビングはうるさいしね。 とりあえずここなら静かだし―― 「おーいチアキ、私も行くことにしたから」 「ああ、そう…………って! なんでそうなるんだよ!!」 「なんでって……そりゃお前、私には来てほしくないんだろ?」 「そうだよ、残念ながらお前は不採用だ。失格だ。来られちゃ困るんだよ」 「よし、じゃあ行こう!」 カナの奴……さっきの仕返しのつもりだな って言うか、これはやってて自分が惨めにならないのか? 「そうと決まれば早速支度してくるからな!」 「お、おいカナ! ちょっと待て!!」 ――タッタッタッ…… このままではまずい…… なんとかカナが来る前に藤岡が来―――― いや、ダメだ。ここから初詣に行く神社なんて限られている。 後から付けて来られる可能性だって十分にある。だったら、私はどうすれば…… ――ピンポーン 「あけましておめでとう、チアキちゃん」 「藤岡! あっ、えっと、実は面倒な事になって――」 「おーい、これとこれ、どっち着て行った方がいいか……な……」 「あ……えっと…………あけまして……おめでとう、南……」 カナのバカ……下着姿で玄関に来るやつがあるか…… とは言え、これがきっかけで無表情のまま部屋に戻ったカナは、 「もう正月はどこにも行く気がしない」 と言い残し、コタツの中へ消えて行った。 ともあれ、無事二人で初詣に行くことになったんだが…… 「藤岡、お前さっきカナの下着姿みて顔真っ赤にしてなかったか?」 「えぇ!? いや、俺は別にそんな……さ、さぁ! 早く行こう!!」 こうして微妙な空気が流れつつ、私たちは初詣に向かったのだった。 ↑「メルト」一覧へ 名前 コメント 8.1スレ目 この野郎氏 メルト 保管庫
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「ねえ南――」 夕焼けに染まる放課後の帰り道。 藤岡はふと、自分の隣で意気揚々と鼻歌を歌いながら歩くカナに声をかけた。 「お前さぁ、二人きりの時はカナと呼んでいいと言ったろう?」 カナは立ち止まると、キッと藤岡の顔を睨み、呆れたように口を尖らせた。 「いや、それもなんか恥ずかしくてさ……」 「じゃあやっぱり『カナちゃん』の方がいいか?」 「それだともっと恥ずかしいよ……」 藤岡とカナは、紆余曲折を経てこの度恋人同士として付き合う関係になっていた。 元々は藤岡の片思いから始まり、鈍いカナもやっとのことでその想いを受け止め、今に至る。 学校帰りの通学路を共にしたり、カナの暇つぶしに藤岡が付き合わされたり、と、 付き合いの中身自体はごくごく中学生らしいケンゼンなものではあったが、二人とも十分に満足しているのであった。 なぜなら、こうして好きな相手と同じ時間を共有できるだけでも、二人にとっては何よりの至福なのだから。 「で、どうしたんだ? 何か聞きたいことでもあったのか?」 珍しく神妙な口ぶりで話を振ってきた彼氏の様子が、カナも少しだけ気になっていた。 「うん。あのさ、南は髪型を変えたりしないの?」 「髪型ぁ?」 「そう。例えば髪を降ろしたりとか……」 藤岡はカナに心底惚れているわけであって、特段普段のカナの格好や髪型など気にしたこともなかった。 しかし、いつぞやの温泉や南家で見た、ツインテールを解き髪を降ろしたカナの姿が無性に気にかかっていたのだ。 普段のツインテールはいかにもカナらしい活発な少女のイメージ。 髪を降ろすと、歳相応の少女の持つ仄かな色気をも醸し出すような、少し洗練されたイメージ。 (正直言うとあのギャップがたまらなかったんだよね……) そんなことを言葉に出せるほど、藤岡の口は軽くなかった。 が、カナの方は突然の藤岡の問いかけに大いに驚いたようだった。 「降ろす? 髪を? 私が? 解いて? ツインテールを?」 まるでそんな自分を想像もしなかったような口ぶりである。 「そりゃ、風呂に入るときとかは髪を降ろすけど……またどうしてそんなこと聞くんだい?」 「髪を降ろした南もなんかいいなと思ってさ」 「え……」 カナは赤面した。まさかそんなことを言われるとは思っていなかった。 「お、お前! いきなり何ヘンなこと言い出すんだ!!」 懸命に取り繕うと声を張り上げるカナだが、やはり顔の高潮は隠せない。 「もしよければ今度髪を降ろして学校来てみたり……しない?」 「するかするか!! この2本の尻尾を切り離されたら、私は私でなくなってしまう!!」 そんなわけあるかとも思うが、世の愛好家からすれば頷ける意見でもある。 とりあえず藤岡はそれ以上無理強いするのを止め、微妙に気まずい雰囲気のまま、カナを家まで送ると二人は別れた。 「髪を降ろすか……。藤岡め、そんな趣味があったのか」 家に戻ると、部屋で一人悶々とするカナがいた。 物心ついたときから自分は、外に出る時はいつもツインテール。 別にこだわりがあったわけではないが、それが当たり前になっていた。 が、藤岡の頼みともなると無碍にも出来ない。寧ろ、藤岡が悦ぶなら……と思ってしまう自分もいる。 翌朝。眠気と闘いながら布団から這い出し、朝食を済ませ、部屋で制服に着替えていたカナ。 姿見に映る自分の髪を凝視し、おもむろに髪留めを外してみた。 「うーん……やっぱりコレはないよなぁ」 制服を着て髪を降ろしている自分の姿にはやはり違和感がある。このまま登校するのは考え物だ。 「でも藤岡がいいって言うんだから……いやいや、私が私でなくなったら……あ~、もうわかんないよ~」 悩みに悩んでいたその時、カナはふと、以前にトウマの兄で後輩のアキラが言っていたことを思い出した。 『僕は髪の長いストレートの女性なんか、タイプですね~』 「……!! まさか藤岡もそういう女の子の方がタイプなのか!?」 自分も髪は長い方ではあるが、ツインテールにしている限りストレートとは言えない。 「もし藤岡がそういう嗜好の持ち主だとしたら……私はストライクゾーン外れてるじゃないか!!」 思いっきり勘違いではあるが、カナの場合一度そう思い込んだら止まらない。 「すると……藤岡も実はケイコやリコのような女の子の方がタイプ……?」 一寸、カナの脳内には自分以外の女子が藤岡と仲良く通学路を共にする映像が浮かんだ。 「それは……とてつもなくイヤだな」 「ん、どうしたんだ? 今日はいつもの髪型じゃないのか?」 着替えて居間に戻ってきた姉のいつもとは違う様子にチアキが最初に気付いた。 「あら、本当。カナが髪を降ろしたまま学校に行くなんて珍しいわね。どうしたの?」 すぐにハルカも意外そうに尋ねる。 「あー、まあなんていうかイメチェンだよイメチェン。毎日朝食に白米ばっかり食べていてもいつかは飽きるだろう。 たまにはパンだって必要だ。私はそう思う。つまりはそーいうことだ」 「意味がわからないよ」 「確かに……。それにウチの朝食は毎日違うわよ? 今日は納豆に味噌汁だけど、昨日の朝食はパンだったじゃない」 二人とも、カナのわけのわからない言い分に疑問を抱いたようだ。 「たまにはいいだろう? 二人とも、新鮮な私の姿を見て何か感想はないのかい?」 「見た目だけ変えても中身がバカのままじゃ、仕方ないだろう」 チアキが毒を吐く。カナも黙ってはいない。 「チアキ……お前にはわからないのかい? 人間ってのは見た目を変えただけで、生まれ変わったような気分になれるもんなんだ。 私のような可憐なうら若き少女なら尚更だぞ? それに周りの私を見る目だって変わる!」 「それは藤岡君のことかしら?」 ハルカがにやけてそう言うと、カナは見るからに顔を赤らめた。 「う、五月蝿い!! とにかくたまにはいいだろ!! それじゃ今日はもう先に出るからな!!」 そして残された二人。 「あらあら。あんなにムキになって、きっといつもと違う自分を藤岡君に見せたくて仕方ないのね。 カナったら、すっかり恋する乙女なんだから」 「全くですね、ハルカ姉様。でもあれじゃあ、藤岡も苦労します」 既にハルカとチアキには、カナと藤岡との関係はバレバレであった。 そうして二人は真っ直ぐに伸びた長い黒髪を揺らしながら出て行くカナの姿を見送った。 次
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名称 サンシャイン農場 遭遇する人物 ハルカ・オースミ ゴルゴル 他 詳細 城門の外、徒歩で1時間ほど行った場所にある、巨大農場。 ハルカ・オースミの個人農場であり、常識の外の巨大作物や凶暴な家畜などを栽培・飼育している。 本人曰く「ガーデニングですよ?」とのことらしいが、盗人が迷い込んで半死半生で逃げ出したことが何度もある以上、鵜呑みには出来ない。というか、農業の規模としては、王都周辺で最大では、との噂もあり、どうやって管理しているのかいまいち謎。隣の山に住んでいるゴルゴルが毎日降りてきて野菜や家畜の手入れをしているのを見た、との噂もあるが、真偽の程は不明。 ここで取れた野菜は、ヤオマサでしか扱っていない。
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前 「ただい……!!」 『おじゃ……!!』 …な‥なんだ……ありゃ? 「!! た‥助けて下さい、ハルカ姉さまぁ~~~~!!」 「それそれそれぇ~~」 「抵抗なんかさせないよ♪」 「チアキちゃん‥かくご~!」 「こら! 動くんじゃねえ!!」 「…………カナ? 事情を説明して」 「えーと…私と内田達でチアキを羽交い締めして、コチョコチョの刑を執行してるとこ…」 「そんなの見ればわかるわよ! 何でそんなことしてるのって聞いてるの!!」 「ね‥姉さま…たすっ‥ふふっ! 止め‥ひひゃっ!!」 「‥おおう!? みんな! チアキが笑ったぞ? これは歴史的快挙だ!!」 「カ~ナ!! 止めなさい! チアキも嫌がってるでしょう!?」 「…はぁい…みんな聞いての通りだ。罪人を解放しろ」 「「「「「はーーーい」」」」」 「ぜぇ‥ぜぇ…まったく…ヒドい目にあった…」 「‥これに懲りたら、今度から言葉遣いに気をつけな!!」 「カナ…それ以上図に乗るとご飯抜きだからね?」 「!? そ‥そんなぁ……!」 『ハハッ…子どもっぽいなあ……がっ!』 「……暴言を吐いたのは、この口か? おい、マコちゃんよぉ?」 『…ずびばぜんべびば…』 「ったく…」 本気で引っ張りやがった…ほっぺ伸びたら泣くぞ……って!? [内田は俺を部屋の隅に引っ張り込むと、おもむろにひそひそ話を始めてきた] 「ちょっと! マコト君、何しに来てるのよ?」 『お‥おい!! 今はマコちゃんって呼べって! 吉野達がいるだろ?』 「あ…ゴホン。と‥ともかく、何で来たの?」 『いや……暇だったからハルカさんに会いに来た』 「何でこう…タイミング悪いのかなぁ…? はぁ……仕方ない。邪魔はしないでよ?」 『…邪魔? なんだよ、それ』 「いいから! ね? 約束!!」 『あ‥ああ…』 “…トン” 「…おい二人共、ジュースとコーラどっちが良い?」 「!? わ‥私はジュースで!」 『お‥あ! 私はコーラ!!』 「…何を焦っているんだ? まあいい」 今、チアキに怪しまれたな‥ゼッタイ。なんとかしてバレないようにしなきゃいけないな…。 「おい、マコちゃん。こっちこっち…」 ? …カナ姉が手招きしてら。何だろ? 「…今日は見ての通り私と内田、それにトウマの三人しかお前の正体を知らん」 …そりゃまあ、そうだ。 「もしバレたらゆゆしき事態になることうけあいだ。そこで、私たちは全力でお前をカバーする事にした」 ‥そいつはありがたい! ぜひ、よろしく! 「トウマには後で言っておくから、気をつけろよ」 『了解!』 「よし、これにて作戦会議おひらき!」 《「あの三人‥何してんだろね~~~」 「ね~~」 「…どうせ、またカナの悪知恵かなんかだろ? …ん? 今度は俺が呼ばれてるのか?」 「「いってらっしゃーーーい」」》 早速‥トウマを呼んだか…流石カナ姉、仕事が早い!! 「マッコちゃ~ん」 『…どうしたぁ?』 「トウマ抜けちゃたから、代わりにトランプしない?」 『‥するするーー!!』 ~ババ抜き中~ 「‥これかな? やったぁ! あ~がり♪」 「吉野‥強いなぁ…」 「ホントだよ…私も早く…あ!? 終わったぁ~」 「…ということは?」 「…ぐっ」 『ヤバい…』 「…カナとマコちゃんの一騎打ちだ!」 「おい……分かってるよな? 私は負けるのが、馬鹿にされるのと同じ位嫌いなんだ」 『ん、んなこと言われても…運じゃんか』 「う‥うるさい! しょ……勝負だ!!」 “シュパッ……” 「あ…」 『や‥やったあ~~~~~!! 勝った! 勝った! あっぶねぇ~!』 「く‥こら! い‥い気になるんじゃない!!」 『…だって勝ったもん!』 「……何を言っているんだ? 今のは練習だ! 本番はこれからだろ。なぁ…内田?」 “…ギロリ!” 「…え!? あ‥そう! これからが本番!!」 『なっ…ひ、卑怯くさっ!!』 「ええい、黙れ黙れ!! 私の逆鱗に触れたお前には、文句を垂れる余裕など与え無いからな?」 ……うわ。わかっちゃいるけど、超負けず嫌いだ…この人。 「‥おい、バカ野郎。盛り上がるのは勝手だが、声のトーンを落とせ」 …おっ、チアキだ。ハルカさんの手伝い済んだのかな? 「なんだと? お前は試合中の広島ファンの応援にも同じようにうるさいと言えるのか?」 「…それとこれとは話が違…」 「いいや、違わないね!!」 「…お前は論点のすり替えをしている」 「何をバカな事を…これだからお子ちゃまは困るんだ」 「………」 “…ポコン!!” 「‥ぐあっ!?」 !? ク、クマが飛んだ!! 「ふじおかが、私をこれ以上いじめるなと言っている」 「いたたたたた………」 おおっ……これが内田の言ってた『ふじおかアタック』か!! …人形は投げるもんじゃ無いけど、それはそれでアイツらしいか。ってか、なぜ『ふじおか』? 「くぅっ…2対1は卑怯だぞ!! ええい、こちらも助っ人内田を投入だ! ゆけい!」 「な、何でいつも私がっ!?」 「いいから、ほら」 [ケンカする3人+1頭を眺める俺達5人] 「…ホント、こんな時はいつもあの子だね」 「ま…大人な私たちは、静観しとこうか?」 「異議なーーし」 「…あんな感情剥き出しのチアキちゃん、初めて見た…」 …ひょっとして、本来のチアキはこんな調子なのか? 「ひゃっ!! カナ、ふじおか強いよぉ~!!」 「諦めるな! 諦めたら、そこから先には進めないんだぞ!!」 「いや、素直に諦めろよ…いい加減。私は疲れたぞ」 「内田! 聞いたか? 敵はパワーダウンしている! 今しか無い! いくぞ必殺b…」 ………?? カナ姉ったら、どうしたんだ? 急に固まって……ああ、なるほど‥。 「…カ~ナ? 暇があるなら手伝いなさい!」 「え‥あ、う…うん…」 「まったく…」 “ドタッ‥バタドタ…” ハルカさん‥殺気垂れ流してたね……怖っ。 「おーい、マコちゃん、皿運ぶの手伝ってくれぇい!」 …か…カナ姉ナイス!! 行くよ! 今すぐ飛んで行くよ!! 『は~~~~い!!!』 「マコちゃん張り切ってるね」 「アイツらしいな…」 ~食事終了後~ 「チアキ~、お風呂湧いてるからみんなと一緒に入ったら?」 「え…でも…」 「後片付けは心配しないで。私とカナ、それにマコちゃんもいるから」 「………それでは姉さま、一足先にお風呂に行ってきます」 「ごゆっくり♪」 次
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流星 ホワイトデー編 俺「ストライクウィッチーズさ!」避難所 296- 296 名前:流星 ホワイトデー[sage] 投稿日:2011/03/21(月) 13 42 54 ID 6B4ay0MY [2/22] ジュゼッピーナ「ねえ、あんた料理できる?」 俺「は?」 だんだんと暖かくなる世界。しかしそんな時期でも2ヶ月前の寒さに逆戻りしてしまう日だってある。 3月14日。今日はとてつもなく寒い。氷の国の面目躍如と言ったところか。 そんな肌に突き刺さる寒さが、俺の今いる国を思い出させてくれる空の下、 いつものように箒のメンテナンスをしていると、いつもとは違う隣人が突拍子も無い質問をぶつけてきたのであった。 ジュゼッピーナ「だから! 料理は出来るのかって聞いたの!」 俺「‥‥できないよ」 ジュゼッピーナ「でも昨日のあれはあんたが作ったんじゃないの?」 俺「あんなの誰でもできるだろ‥‥肉焼いただけだぞ。そりゃあ味付けは俺がやったけど‥‥」 昨日、つまり3月13日は、我がいらん子中隊のムードメーカーでありトラブルメーカー、 クラッシャー "壊し屋"キャサリン・オヘアの誕生日だった。 俺はその席で姉直伝のバーベキューを作ったのだった。 懐かしい故郷の味ということでキャサリンも大変喜んでいた。 俺が作ったバーベキューは姉直伝で、自慢ではないがとても美味しい。 あんな味付けで美味しくなるのは不思議でしょうがないが、なるものはしかたない。 297 自分:流星 ホワイトデー[sage] 投稿日:2011/03/21(月) 13 44 09 ID 6B4ay0MY [3/22] ジュゼッピーナ「じゃあ私の誕生日の時のは?」 俺「あれは‥‥」 ジュゼッピーナ「なによ」 俺「‥‥ハルカの手伝いをしただけだ。扶桑の料理をリベリオンの俺ができるとおもうか?」 ジュゼッピーナの誕生日はいまから半月ほど遡る2月27日。 その時は団子やらまんじゅうやらの扶桑お菓子のオンパレードだった。 ハルカは俺と二人で作ったと言っていたらしいが、実際にはほとんどハルカ一人で作ったようなものだった。 俺はほんのちょっと手伝っただけ、というか生地を練るなど、やたらと疲れる仕事ばっかりやらされた。 ようは雑用ってわけだ。‥‥頼まれると断れない自分が憎い。 ジュゼッピーナ「そっか‥‥じゃあ次はウルスラかな‥‥」 俺「なんかするのか?」 ジュゼッピーナ「秘密よ!」 若干食い気味でそう言い切ると、さっさと言ってしまった。 298 自分:流星 ホワイトデー[sage] 投稿日:2011/03/21(月) 13 45 24 ID 6B4ay0MY [4/22] ジュゼッピーナが来てから一年ちょっとが過ぎた。 第一印象から正反対の性格になった彼女は、この部隊の賑やかしのひとりとなっていた。 もうその席は空いてないと思っていたのだが‥‥というかもういらないのだが。 実力はと言えばやはり折り紙つきで、いらん子の頼もしい戦力となっている。 さらに、あの一件でハルカにも火がついたらしく、メキメキと実力を付けていた。 良いライバルは人を成長させると言うが、なるほど、目の前で実例が出れば納得せざるをえない。 動機はこの際置いておく。 キャサリンもハルカに置いて行かれると思ったのか、 しっかりと実力をつけてきていた。壊し屋と呼ばれていたのが嘘のようだ。 智子も不動のエースっぷりを発揮している。夜のほうも相変わらずなのだが。 普通の人だなんだというのも最近は聞かなくなった気がする。 ビューリングも変わらずといった様子で、 今日も朝飯を食べ終わるや否やどこかへ行ってしまった。 エルマはやっとこの隊の扱い方になれたようで、肩を落とす機会も減ったように見える。 あくまでも客観的に見た場合なのだが‥‥ 俺はと言えば、相変わらずといったところか。 特に変わったようなこともなく、着実に魔力を高めながら、 こうして箒のメンテナンスをしている。 そしてウルスラ。いつものように実験を繰り返し、新しい武器を開発している。 最近はストライカーの方にも手を出しているらしい。 ‥‥部屋を吹き飛ばしながら。 俺「まったく、どこの壊し屋の影響なんだか」 299 名前:流星 ホワイトデー[sage] 投稿日:2011/03/21(月) 13 46 34 ID 6B4ay0MY [5/22] ウルスラ「さあ?」 俺「うわっ、いたのか‥‥」 気づけば俺を温めてくれていたストーブのそばに、噂の人物が現れていた。 ウルスラ「さっき来たんです」 俺「あー、その。気に触ったならすまん」 ウルスラ「いいです。事実ですし」 以前と比べてだいぶ喋るようになったウルスラ。 俺が敬語を使わなくていいと言っても、直る気配が一向にないので俺も諦めていた。 ウルスラ「こうしてここにいるのも、そのせいですしね」 俺「‥‥なるほど」 先日も部屋を吹っ飛ばし、実験謹慎中なのであった。 これだけ騒ぎを起こしても、銃殺にならないのはひとえに功績のおかげでもあるのかもしれない。 300 自分:流星 ホワイトデー[sage] 投稿日:2011/03/21(月) 13 47 35 ID 6B4ay0MY [6/22] 俺「ああそうだ。さっきジュゼッピーナが探してたぞ」 殺しにかかってくるような冷たさの水に雑巾をぶち込み、 再び手を動かし始めるのと同時に、先程のことを思い出していた。 ウルスラ「ジュゼッピーナさんが?」 俺「ああ」 ウルスラ「‥‥なんのようでしょう」 たしかにこの組み合わせはよくは見ない。 ジュゼッピーナは大抵、智子、ハルカと共にいることが多い。 同時に聞こえてくるのは雌猿の喧嘩か、悲鳴が8割を占めるが。 一方ウルスラはキャサリンとよく一緒にいる。 ほんと、なんでこの二人が仲がいいのかわからない。 凸凹で相性がいいのかな? ‥‥‥‥凸凹に深い意味はない。 俺「なんの用かはわからんが、料理のこと聞いてきたな」 その言葉を聞いた瞬間ウルスラの動きが止まったような気がした。 いや、もともとあんまり動いていなかったのだが。 ウルスラ「‥‥‥‥――料理」 俺「‥‥なんだその間は」 ジュゼッピーナ「あ、いた!」 301 自分:流星 ホワイトデー[sage] 投稿日:2011/03/21(月) 13 48 36 ID 6B4ay0MY [7/22] ウルスラがなにか言いかけたところにカットインしてきた声。 それはまぎれもなく褐色パスタ娘だった。 ジュゼッピーナ「まさか私が去ったところにいるとはね。あんたも知らせなさいよ!」 俺「んな無茶な‥‥」 さっき去っていたよりも力強く石畳を踏みながら、こちらへ近づいてきた。 ジュゼッピーナ「とにかく借りてくわよ!」 そうとうイライラしていたようで、もはや質問もせずにウルスラの腕をとると、 来た時と同じように去っていた。 俺「やさしく使ってやれよー」 手を振りながらこちらを向くウルスラへ向けてそう言うと、 だいぶ間を置かれた箒に絞った雑巾をあてがった。 302 名前:集中読書週間開催中!詳しくはWikiトップページにて![sage] 投稿日:2011/03/21(月) 13 49 16 ID P9ql0Yoc [1/2] ロリコン!ロリコン! 303 自分:流星 ホワイトデー[sage] 投稿日:2011/03/21(月) 13 49 44 ID 6B4ay0MY [8/22] ……… …… … ビューリング「‥‥‥‥よし」 ハルカ「はい、よくできましたー!」 ひとり分の拍手が室内に響く。 ここは厨房。 この基地の人々に暖かさと活力を与えるための物を作る場所。 そんな場所に普段はいない人物がひとり。その側に教官がひとり。 二人の目の前には今しがた焼きあがったクッキーがあった。 ビューリング「‥‥意外と簡単にできたな」 ハルカ「そうですねぇ‥‥ささ、包んで持って行きましょう!」 ビューリング「ん、包むのか」 ハルカ「え? だってあげるんですよね? だったら――」 ジュゼッピーナ「あらビューリング少尉にハルカじゃない」 片手にウルスラを連れたジュゼッピーナが入ってきた。 やはりふたりともビューリングの方を見て驚いた顔をしている。 キャサリン「この匂い‥‥クッキーね!? ってビューリング?」 そのうしろから目を輝かせながらキャサリンもやってきていた。 こちらもビューリングの姿を見て驚いている。 304 名前:流星 ホワイトデー[sage] 投稿日:2011/03/21(月) 13 51 05 ID 6B4ay0MY [9/22] ジュゼッピーナ「どうしてここに?」 ビューリング「‥‥まあちょっとな」 三人から目をそらすビューリングの後ろで、ハルカは笑い声をあげないように笑顔を作っていた。 その二人の行動からなんとなく自体を察した三人もまた、ハルカと同じような笑顔を作った。 ビューリング「それよりおまえたちはどうしたんだ」 ジュゼッピーナ「ちょっと使おうと思ったんだけど‥‥先客がいるなら後にするわ」 ハルカ「大丈夫ですよ。もう終わりです」 ウルスラ「私は拉致されて‥‥」 キャサリン「そこでたまたま合流したね」 ハルカ(なにをするんだろう‥‥) ふーん、という相槌を打ちつつハルカはそんなことを思った。 ハルカ「と、それじゃあ私たちはいきましょう」 ビューリング「あ、ああ、そうだな」 二人は出来上がったクッキーを皿に移すと、小さい箱と包み紙を持って出て行った。 305 自分:流星 ホワイトデー[sage] 投稿日:2011/03/21(月) 13 52 39 ID 6B4ay0MY [10/22] キャサリン「ひとつぐらい置いてってもいいのに‥‥」 ジュゼッピーナ「それは野暮ってもんよ。さ、私たちも始めましょう!」 ウルスラ「あの‥‥」 ジュゼッピーナ「ん?」 ウルスラ「なにをするの?」 ジュゼッピーナ「ああ、お菓子を作るのよ!」 掛けてあったエプロンをつけながらジュゼッピーナは答えた。 ウルスラ「作るのよって‥‥」 ジュゼッピーナ「そのためにあんたを連れてきたんだから。 あ、キャサリン少尉も付いてきたんだから手伝ってよね!」 キャサリン「おっけー! 応援なら任せるねー!」 腕まくりをし、舌を出し、ウインクしながらそう言うキャサリン。 ジュゼッピーナ、これを華麗にスルー。 306 自分:流星 ホワイトデー[sage] 投稿日:2011/03/21(月) 13 54 14 ID 6B4ay0MY [11/22] ウルスラ「それでなんで私‥‥」 ジュゼッピーナ「あの男に頼もうとしたらできないなんて言うもんだから、 あと残ってるのがあんたぐらいだったのよ」 あの男とは彼のことだろう。そういえば先日料理してたような‥‥ ウルスラ「料理ならハルカ――」 ジュゼッピーナ「それじゃだめなのよ!」 キャサリン「なんで?」 ジュゼッピーナ「智子中尉にあげるんだもん。あの子の手をかりちゃダメでしょー?」 その言葉を聞いてふたりとも「あー‥‥」という声を漏らした。 307 自分:流星 ホワイトデー[sage] 投稿日:2011/03/21(月) 13 55 08 ID 6B4ay0MY [12/22] ウルスラ「でも私料理できない」 ジュゼッピーナ「え?」 ウルスラ「できない」 ジュゼッピーナ「‥‥‥‥」 ウルスラ「‥‥ごめんなさい」 ジュゼッピーナ「‥‥で、でもいつも実験してるじゃない。 似たようなものだし大丈夫よ!」 キャサリン「いつも失敗してるねー」 ジュゼッピーナ「‥‥‥‥」 ウルスラ「‥‥‥‥」 キャサリン「‥‥‥‥」 ジュゼッピーナ「‥‥き、気合いよ気合い!! なんとかなるわ!!」 なぜだか知らないが智子の顔が浮かんだ。 308 自分:流星 ホワイトデー[sage] 投稿日:2011/03/21(月) 13 57 05 ID 6B4ay0MY [13/22] ……… …… … 俺「ん、なにやってんだふたりとも」 俺の手を真っ赤にしてくれた張本人を流しへと捨て、食堂へ戻ろうとすると、 ビューリングとハルカという珍しいコンビが、向かってきていた。 ビューリング「リュウセイ」 ハルカ「あ、ちょうど来ましたね! では私はこれで‥‥」 俺がその場へと着く前にハルカは走り去ってしまった。 俺「? なんなんだ?」 残ったビューリングに話しかける。 その手にはプレゼントのような青色の包装をされた小箱があった。 俺の視線に気づいたらしくビューリングはその箱を体の後ろへと隠す。 ビューリング「‥‥そうだ、タバコを吸おう。付き合え」 俺「ああ、それはいいけど‥‥それいいの?」 ビューリング「いいんだ」 俺「ふーん‥‥」 いつもよりも少し早く歩くビューリングの後を、足早について行った。 309 自分:流星 ホワイトデー[sage] 投稿日:2011/03/21(月) 13 58 17 ID 6B4ay0MY [14/22] タバコを吸うといえばここ、という定位置へとやってきた俺達は、 いつものように並んで座り込む。 外へ出るとその寒さを実感させられる。 ここは厨房に近く、外にしては温かいのだが、それでも寒いことには変わりないようだ。 ここへくるといつも次の食事のことを考える。 匂いが漏れてくるのだから仕方ない。 とはいっても今の時間だとだれもいないはずなのだが‥‥ どうも聴きなれた声が聞こえる。 「で、これをこれぐらい‥‥」 「え。ちょっと多く無い?」 「計算した。問題ない」 「な、なんかすごい色になってるねー‥‥」 何をやってるんだろうか。いや、厨房にいるならやることは一つなのだろうが。 迷惑をかけないといいのだが‥‥ 310 自分:流星 ホワイトデー[sage] 投稿日:2011/03/21(月) 13 58 58 ID 6B4ay0MY [15/22] そんなことを思いながら今にも落ちてきそうな重い色をした空を眺めていると、 目の前に青い四角いものが飛び出した。 俺「‥‥どうした?」 もちろんそれは先程までビューリングが大事そうに持っていたものだ。 ビューリング「だいたい一ヶ月前にここでおまえにモノを貰っただろう」 一ヶ月前‥‥チョコレートか。 俺「それで、お返しか?」 声に出すことなく頷くビューリング。 ‥‥もしかして照れてるのか? さすがのビューリングもプレゼントは恥ずかしいのか? そんな彼女の様子を見て気持ち悪い表情になっているのは、そう、俺だ。 俺「別にいいのに‥‥」 あのとき十分いいものもらったし。 俺「ま、ありがたく受け取っておくよ。ありがとう。あけていいか?」 ビューリング「ああ、いいぞ」 包装を破き、箱を開けると、中から甘い香りが溢れてきた。 その甘い香りの奥あったのは、可愛らしいクッキーだった。 311 名前:流星 ホワイトデー[sage] 投稿日:2011/03/21(月) 14 00 18 ID 6B4ay0MY [16/22] 俺「その‥‥ずいぶんと、かわいいな」 言葉を探したがこれしか出てこなかった。 ビューリング「どうせ似合わないさ」 俺「そんなことはない」 ビューリング「ほめてもそれ以上のモノはでないぞ」 軽く笑いながら、俺はそれを口へと運ぶ。 軽快な音を発しながら小さくなるそれは少しずつ舌の上で溶けて行った。 俺「うん、うまい」 ビューリング「そうか」 その声からは先程までの緊張が抜けていたような気がした。 312 自分:流星 ホワイトデー[sage] 投稿日:2011/03/21(月) 14 02 06 ID 6B4ay0MY [17/22] 俺「ああ、食べてみればいいさ。どうせ味見してないんだろ?」 ビューリング「‥‥よくわかったな」 俺「さすがに分かってきてるさ。もう一年だぞ?」 箱の中からクッキーを一枚取るとそれを自分の口へと運ぶビューリング。 俺「うまいだろ」 ビューリング「‥‥ああ」 俺「当然だ。俺の大切な人が作ったんだからな」 ビューリング「‥‥おまえ恥ずかしくないのか?」 いつもと違う表情でこちらを睨む彼女。 俺「おまえにだけは言われたくない」 ビューリング「‥‥そうだな‥‥」 なんだ‥‥? なにかおかしい。 313 自分:流星 ホワイトデー[sage] 投稿日:2011/03/21(月) 14 03 56 ID 6B4ay0MY [18/22] いける。これはいけるぞ。なんだかわからんがチャンスだ。 今日はなんだかしおらしい。今日は主導権を握れる! 普段は翻弄されっぱなしなんだ。これを機会に立場を変えてやる! 俺「なあエリザベス」 ビューリング「! な、なんだ」 普段は呼ばない名前で呼ぶことにより、動揺を誘ってみる。 目論見通り動揺しているな。 その様子を観察しながら、箱の中のクッキーを一枚取り出す。 俺「この前の続き」 そしてそれを咥える。 この場所で「この前の続き」と言われ、口に物を咥えれば、 たとえキャサリンであってもなんのことかわかるだろう。 キャサリンよりも頭が回るであろう彼女はもちろん理解したようで、 一瞬戸惑ったようだが、俺の方へ顔を近づけて来た。 さすがにクッキーはこの前のチョコと違ってでかいので、 半分ずつ食べて軽く唇に触れた後、攻めれば‥‥ ふふふ、だめだ、まだ笑うな、いや、しかし‥‥ ‥‥と、まあここまで前置きしたのだから、この目論見は露と消えることとなる。 それが決まりというものである。 近づくクッキーと彼女の潤んだ瞳。 それを遮ったのは、大爆発だった。 314 自分:流星 ホワイトデー[sage] 投稿日:2011/03/21(月) 14 05 50 ID 6B4ay0MY [19/22] ……… …… … 爆風で吹き飛んだ三人は外へと飛んだようだった。 三人とも重なるように倒れていた。 ウルスラ「うーん‥‥また失敗‥‥ゲホッ」 まず起き上がるのがこの爆発の中心点、ウルスラ。 キャサリン「ど、どうして料理で爆発するねー!」 次に起き上がるのがキャサリン。ふたりともその場に膝をついて体を起こした。 ウルスラ「計算はあってるはずなのに‥‥」 キャサリン「そういう問題!?」 ジュゼッピーナ「う、うーん‥‥」 キャサリン「ああ、ジュゼッピーナ。大丈夫ねー?」 最後に起き上がったのがジュゼッピーナだった。 ジュゼッピーナ「‥‥もう二度とウルスラには頼まないようにするわ‥‥」 キャサリン「ところでなんか下があったかいねー」 ウルスラ「! ‥‥んっ‥‥なんか下にいる‥‥」 ジュゼッピーナ「んー? なにかしら‥‥」 315 名前:集中読書週間開催中!詳しくはWikiトップページにて![sage] 投稿日:2011/03/21(月) 14 06 09 ID ZtavNigk [3/5] 流石エーリカの双子やでえ… 316 名前:集中読書週間開催中!詳しくはWikiトップページにて![sage] 投稿日:2011/03/21(月) 14 06 46 ID P9ql0Yoc [2/2] きっとウルスラのスタンドはキラークィーン 317 自分:流星 ホワイトデー[sage] 投稿日:2011/03/21(月) 14 06 49 ID 6B4ay0MY [20/22] なんだ? 何が起きた? なんで俺は大の字で寝そべっているんだ。 痛い。後頭部を打ったようだ。 そして‥‥重い。なにかが俺の上に乗っているのか。 とにかく目を開けなければ。 痛みを堪えながら目を開けると、相変わらず灰色で埋め尽くされた空と、 白い物があった。 その白いものはどうやら俺の鼻より下に乗っているらしく、 これが重さの原因のようだ。 いやしかし重さを感じるのはそこだけではなかった。 腹のあたり、さらに足のあたりにも重みを感じる。 俺はそれをどかそうと何も載っていない両手を持ち上げた。 何かに触れる。それは大きくて柔らかくて暖かかった。 「ひゃん! ‥‥もー強引ねー? でも、そう言うの嫌いじゃないねー」 その柔らかいものをつかんだ瞬間、その手を掴まれ、抑えつけられる。 ああ、なんだか気持ちいい。 318 自分:流星 ホワイトデー[sage] 投稿日:2011/03/21(月) 14 08 18 ID 6B4ay0MY [21/22] しかしこれはなんだ。 と、口にだそうとしたが、白いものが邪魔して声に出せない。 モガモガと変な声が出た。 「あっ‥‥だ、だめ‥‥しゃべっちゃ‥‥息が‥‥」 すると、そのモガモガに連動するように白いものが動き、変な声を漏らす。 ‥‥人肌のような暖かさ‥‥布っぽい肌触り‥‥もしかしてこれって‥‥ 「きゃー!!!」 ひとつの答えが導き出されるのと同時に、俺の大事なモノに衝撃が走る。 おもいっきり殴られた、ような‥‥ 「なによこれ! 汚らしい!!」 それは‥‥殴っちゃ‥‥だめですよ‥‥ジュゼッ‥‥ 薄れ行く意識の中で俺が最後に見たのは、 口をふさぐ白と、新しく空から降ってきた白と、 ビューリング「‥‥」 軽蔑するような白い目だった。 .ホワイトデー -白い日- 完 智子「‥‥爆発音が聞こえたと思って飛んできたら‥‥なにこれ」 ハルカ「あの三人リュウセイさんの上でなにしてるんでしょうね」 エルマ「‥‥‥‥よくわかりません」 エルマは久しぶりにがっくりと肩を落とした。 319 自分:流星 ホワイトデー[sage] 投稿日:2011/03/21(月) 14 09 24 ID 6B4ay0MY [22/22] あとがき まがさしました。 すみませんでした。 これを投下してる最中も揺れました はやく日常が戻ってくるといいな 戻る
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ショップ(FAN&AP棚)1アイテム990G設定時のAPが1回に使う購入金額 名前 点数 G アユミ 1点 990 アヤ 2点 1980 ノブコ 10点 9900 ノブコ 7点 6930 マイ 2点 1980 ナオミ 1点 990 ユウコ 2点 1980 アキラ 1点 990 ワタル 2点 1980 ユキヨ 5点 4950 ヒロシ 5点 4950 アキラ 1点 990 ノゾミ 5点 4950 ミオ 1点 990 レイナ 2点 1980 マコト 2点 1980 コトエ 2点 1980 ユウキ 2点 1980 ジュンイチロウ 1点 990 ミツム 2点 1980 チエコ 1点 990 マユミ 2点 1980 ヨウコ 3点 2970 ハルカ 5点 4950 ハルカ 2点 1980 タカヒロ 1点 990 ミドリ 1点 990 ジェシー 3点 2970 ハジメ 1点 990 マリー 4点 3960 タカシ 2点 1980
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広島県出身の19歳。 チーム創設期から居るメンバーの1人。 使用デッキは【不死武士ターボ】で、遊戯王を始めて2年間このデッキを使い続けている。 そのこだわりは凄まじく、どんなに強いデッキでもこのデッキで勝とうと試行錯誤する。 新カードでも戦士族関連以外には見向きもしない。故にBFを存在くらいしか知らなかった時期がある。 このデッキで公認大会優勝もしたことがあるので、実力は十二分にあると思われる。 菊翠の将棋に対しこちらは囲碁が強く、全国大会出場経験もある。実力は4段。 野球が好きで、パワプロクンポケットにハマっている。好きな球団は広島東洋カープ。 また、アニメポケモンAGにおけるヒロインのハルカというキャラが大好きで、自身のブログ・ホームページはハルカ尽くし。 よくチーム内で愛を語っている。
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《公開済》SEV000412 シナリオガイド 公式掲示板 新しい年の始まり。幕開けには何をしよう!? 担当マスター 九道雷 主たる舞台 (空京) ジャンル 学園生活 参加者募集開始日 参加者募集締切日 アクション締切日 リアクション公開予定日 2010-01-01 2010-01-03 2010-01-07 2010-01-20 リアクション公開日 2010-01-18 サンプルアクション (シナリオ参加者の方にお願い、サンプルアクションの具体的な内容を補完していただけないでしょうか)(サンプルアクション名の下の四角をクリックするとでてくる「部分編集」をクリックすると登録できます)(もしくはサンプルアクション登録用掲示板へお願いします。) コハクと一緒に空京神社へ初詣 +... [部分編集] ▼プレイヤーの意図 ほのぼの過ごす ▼キャラクターの目的 コハクと一緒に空京神社へ初詣 ▼キャラクターの動機 NPCと関わりつつ冬休み。 ▼キャラクターの手段 世間知らずなコハクに色々教えてあげよう ハルカを誘って空京神社に初詣 +... [部分編集] ▼プレイヤーの意図 ほのぼの過ごす ▼キャラクターの目的 ハルカを誘って空京神社に初詣 ▼キャラクターの動機 NPCと関わりつつ冬休み。 ▼キャラクターの手段 ハルカと一緒に冬休みを遊ぼう コハクと一緒にニッポンのお正月 +... [部分編集] ▼プレイヤーの意図 ほのぼの過ごす ▼キャラクターの目的 コハクと一緒にニッポンのお正月 ▼キャラクターの動機 NPCと関わりつつ冬休み。 ▼キャラクターの手段 餅つきするとか、お雑煮作ってあげるとか、ニッポンの冬休みinシャンバラを満喫する。 NPCとは関わらず、独自にニッポンの冬休みinシャンバラ +... [部分編集] ▼プレイヤーの意図 ほのぼの過ごす ▼キャラクターの目的 NPCとは関わらず、独自にニッポンの冬休みinシャンバラ ▼キャラクターの動機 のんびりやりたいかな ▼キャラクターの手段 とりあえずのんびり冬休み。 その他補足等 [部分編集] 【タグ:SEV 九道雷 学園生活 正常公開済 空京】