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『逮捕されたのは、東京都の自動車修理工、安倍孝和容疑者32歳……』 すっかり日も落ちた夜の6時――。冬のこの時間ともなれば既に辺りは暗い。 そんな中、南家の三姉妹は少し早めの夕食を迎えていた。 『安倍容疑者は○○日、午後四時頃、帰宅途中の女子小学生に声をかけ、路地裏に連れ込むと……』 食卓を囲むテーブルからはクリームシチューの甘い臭いが漂っている。 そしてそんなシチューのごとく暖かい団欒の空気とは相容れないような、冷たい機械的なニュースキャスターの声がテレビから流れてくる。 『嫌がる女子小学生に対し、無理やりに猥褻な行為を行った疑い……ピッ』 『――毎年恒例のツナギ祭りが今年も○○公園のトイレで開催され、多くの予備校生が参加し――』 「あー! 何でチャンネル変えちゃうんだよー、ハルカー!」 「一家の団欒にはやっぱりN○Kよねー」 まじまじとテレビを見ていたカナは、突然のチャンネル剥奪という制裁を下した姉に不平を述べた。 「別にいいじゃん、この私が夕方のニュースを真面目に見るだなんてそうはないぞー。もしかしたら今世紀最大の珍事かも」 相変わらず口をとがらせ続ける妹の耳に、ハルカは口を寄せて囁いた。 「(チアキの前でこんなニュースまずいじゃない……。不健全だし、まだ早いわよ……)」 「(そうかなー、逆にこういうニュースこそチアキに見せて、日頃から下校中は注意するよう促すべきじゃないかなー)」 珍しく正論を吐くカナに、ハルカは軽い驚きを覚えつつも、なんとか廻り続けるその舌を抑えこむことに成功した。 が、しかし、 (うっ……!) 当のチアキはハルカのことをまじまじと見つめているではないか。 相変わらずのいつもの眠そうな半目ではあるが、 その顔には、今流れていたニュースの詳細について尊敬する長姉に満足のいく説明をしてもらいたい旨の願望が、ありありと現れているように感じられた。 このままだと不味い――。ハルカは直感でそう悟った。 「そ、そう言えばチアキの好きな炭酸がもう切れてたわね~、あ、あと明日の朝食用の食材も買ってなかったわ~。 すぐに買いに行かなくちゃ~、というわけで行って来るわね!」 「ぇ……ハルカ姉様、今日学校帰りに買い物に寄ってきたのでは……」 「急がないとスーパーが閉まっちゃうわ~」 「……………………」 ポカンと呆けた顔をして、そそくさと出て行った姉の姿を見つめているチアキ。 「ちっ、逃げたか」 二人の様子を交互に見て、カナは吐き捨てるように言った。 そしてハルカの姿が見えなくなったことを確認すると、チアキは口を開いた。 「オイ、バカ野郎――」 「社会の流れに常にアンテナを張り巡らせるべく、夕方のニュースのチェックに余念がないこの知的好奇心の塊のような私に向かってなんだいその言い草は」 「お前が本気で社会の出来事に関心を持つようになったということならば、それはつまりお前に関心を持たれるような社会自体のレベルが著しく低下しているということだ。日本の行く末も暗いな」 いつもならこのような皮肉には黙っていないカナであったが、 「それより――『猥褻な行為』ってどういう行為だ?」 チアキの最後の台詞が耳に届くや否や、急にヌーの群れを発見した肉食獣、もといティラノサウルスの白骨模型を目の前にした範○勇次郎のような目つきになった。 「なんだいお前、『猥褻』って言葉の意味も知らないのか? これだから小学生は……」 カナが言い終わる前に、チアキは口を開いた。 「(1)いやらしいこと。みだらなこと。また、そのさま。 (2)いたずらに性欲を興奮・刺激させ、普通人の正常な羞恥心を害し、善良な性的道義観念に反すること。また、そのようなさま」 「……まるで単語をそのままgoogle検索にかけて一番上に出てきたページの内容をそのままコピペしたかのような模範的な回答だねぇ。 じゃあさ、チアキよ。具体的に猥褻な行為っていうのはどういうことかわかるかい?」 「ぇ……それは……」 チアキが言葉に詰まるのも無理はない。元々それがわからないから聞こうとしたのだ。 性に無知な小学生である上、人一倍『おりこうさん』なチアキにとってはその手の話題は一番縁遠いものだ。 クラスで下品な男子がそういったエロ話に興じているのを、侮蔑の念と共に苦々しく眺めるか、せいぜいその輪に嬉々として加わろうとするマコトをぶん殴るぐらいしかの選択肢しかないのである。 そんなチアキにまさか具体的な『行為』の概要など浮かぶべくもない。 「そうか~。頭のよろしい千秋様でもこれは知らないのか~。ふ~ん」 馬鹿にするように目を細めるカナに、チアキは真っ赤になって反論する。 「五月蝿いッ! 私はまだそんなこと知らなくてもいい歳なんだッ!」 「まあそんなカッカするなって。なんならこのカナ様が享受してあげようではないか!」 「……享受って、お前は知ってるのか? 私が知らなくてお前が知っていることなんて、 バカでも如何に平穏に日常を過ごすかの処世術ぐらいのもんだと思ってたぞ」 「当たり前じゃないか。中学生をなめるな。あと一言余計だ」 腕を組み、得意げに鼻を鳴らすカナ。そしてチアキもチアキで興味が無かったわけではなった。 だからだろうか、普段はこのバカな姉に得意げにモノを語られることなど我慢できないのではあるが、この時ばかりはその教授とやらに耳を傾けるつもりになってしまったのだった。 が、 「まずね、『猥褻な行為』っていうのはお前みたいなちんちくりんな子供が対象になるんだよ」 やはりバカはバカだったのか――。カナはわけのわからないことを言い始めた。 「私みたいな……子供??」 首を傾げるチアキにもお構いなしに、カナは捲くし立てる。 「そうだ。男っていう生き物は皆、お前みたいな幼い女の子に劣情を催すもんなんだよ。 さっきのニュースでもやってたろ? あーいうのは別に珍しいことじゃないんだ」 チアキは先程のTVのニュースを思い出す――。 確かにあのような事件が起こったことは事実であり、そういう嗜好を持つ男性が世にいることは間違いないのであろう。 だがどうしても腑に落ちない。納得できない。それはあくまでも『特別』な例であり、『一般』な例ではないのでなかろうか。 「やはりお前はバカだな。そんなわけあるか。嘘をつくんじゃないよ」 「嘘なんかじゃないさ。私はこの目で見たんだよ?」 「何をさ。まさかさっきのニュースひとつでそう決め付けたんじゃないだろうね。 だとしたらカナ、お前は早急に統計学を学んだ方がいいぞ」 「そんなことないよ。所詮ニュースなんていうのは又聞きみたいなもんだからね。 この目で見たことには叶わないよ。百聞は一見に如かずって諺、お利口なチアキなら知ってるだろう?」 チアキは自信満々な姉の様子に珍しく戦慄した。 この自信はどこから来るのだろう? いくら筋金入りのバカとはいえ、ここまで自分を過信することなんて出来ないはずだ。 「じゃあもったいぶらずに言ってみろよ。世の男たちが余さず幼女好きだって言うその根拠を!」 すると、カナは今まで散々もったいぶっていたのが嘘のようにあっさりと言い放った。 「今日な、クラスの男子がエロ本を先生に取り上げられてたんだよ。 その内容がな、まあ有り体に言えばお前の歳位の女の子ばっかり出てくるヤツだったんだよ」 「はぁ?」 「お前は知らないだろうが、中学生って言うのは一番そーいうことに貪欲な年頃らしい。 そんな歩く性欲みたいな中学生がロリのエロ本を持ってたっていうんだからコレは決まりだろう。 男ってのは皆幼女好きなんだ。お前みたいな幼女に猥褻なことをしたくてしょうがないんだ」 呆れた。いや、呆れたを通り越してこの姉が不憫にまで思えてきた。 たかがクラスの男子がそんな本を持っていただけで、その性的嗜好をこの世の男子総共通のものとして扱うにまで発展させる。 そんな超飛躍的発想の持ち主はもはやバカを通り越して一種の天才と言わざるを得ない。 チアキはこのやり取りを交わしていた数分の時間を、心底ムダだったと恥じた。 「もういいよ。お前、もう風呂はいって寝れ」 「うーん、まだ寝るには早いなー。って、なんだよー、信じてないのかー?」 「信じるわけないだろう、バカ野郎」 「そこまで言うなら、私の仮説が真実か否か、実際に男子に聞いてみようじゃないか」 と言うと、カナはチアキの顔を見つめていた視線を少し上げると、意地悪く微笑んだ。 「南……やっと僕に話を振ってくれたね」 そこにはチアキを膝の上に乗せたまま、終始無言でこの気まずいやり取りを見守っていた藤岡がいた。 「と言うか、何でお前ここにいるんだっけ? そんなマイルのGIレースで首差の2着になったみたいな顔しやがって。 お前のせいで私の馬券は外れたぞ。ダイワ○ジャーは買っていたのにだ」 「南が夕飯ご馳走してくれるって言って呼んだんじゃない……っていうか俺はスーパー○ーネットになんか騎乗してないよ?」 つっこむところはそこじゃないような気もするが藤岡は冷静にスルーし、カナの二の句をうかがった。 「それよりどうだい、藤岡? チアキみたいなストライクど真ん中の幼女とそんなに密着して興奮してるんだろ?」 「どうだいって言われても……ねえ……」 藤岡は所在無さげに視線を彷徨わせた。なんとも面倒なことになりそうな予感がしていた。 次へ→ 名前 コメント 4-106氏 4スレ目 保管庫
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《マコちゃん()/mako》 CV 森永理科 アイコン マコちゃん 性別 チアキ曰くバカサイドの住人。通称「マコト」。南家に訪れた際に、帰宅してきたハルカを見て一目惚れ。 そのことをチアキに悟られ天性のついていない性質も手伝ってその後は特別な用事がない限り、チアキに南家に呼んでもらえずにいる。 その後、カナにそそのかされ女装をしてカナの後輩として南家に顔を出すようになり「マコト」とは全く別人を振舞うことになる。 女装時の通称は「マコちゃん」。自分では男らしい容姿をしていると思っており 「あふれるワイルドさ」「生まれ持ったダンディズム」などを自称している。 しかし、実際にはほとんどの人物がマコちゃん=マコトであるとは気が付かない程の女顔の持ち主である。 また、それをきっかけとして徐々に女装の深みに嵌っていくようになってゆく。原作では姉の服を拝借している模様。 中学生という設定でマコちゃんを演じているが、(とはいえランドセルを抱えて帰ったことがある)チアキは特に敬語を使うことなく接する。 ハルカから良いお嫁さんになれるとのこと。 マコト=マコちゃんと知っているのはカナ、内田、トウマの3人でトウマとは同じような秘密を持つ仲として奇妙な連帯感を持っている。 チアキやハルカはマコちゃんをトウマの男役仲間と認識しており、彼女らの前で正体が男であることを言及してもほとんど聞き流している。 また、学校ではチアキを怒らせるたびバケツを持たされ立たされたり日常から無視されたりしている。 関連ページ 関連画像 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る キャラクター紹介 【みなみけ】へ戻る
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チで始まるタイトル ゲームタイトル ブランド 発売日 系統 年齢層 懐妊 種 超昂閃忍ハルカ Alice Soft 08/02/29 純愛・陵辱 高/大 有り P/N/E/X 23 :名無したちの午後 [sage] :2008/04/02(水) 21 53 32 ID FRjofNwp0 (子宮内射精があるエロゲって)超昂閃忍ハルカにもあったろ。 ナリカの凌辱エッチで、人質を助けるためのスイッチが子宮内まで入りこんでしまい、 それを押すために、敵に頼んでチンコを子宮内まで挿入してもらう展開の。 「子宮の中で出されたら、本当に妊娠しちゃう」というのがなかなか良かった。
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みなみけ ハルカの話 (春香)( エロあり ) 主従 (夏奈×藤岡(藤岡視点)( エロあり ) 愛雨 (藤岡×夏奈(藤岡視点) ( エロあり ) 慕情 (千秋(×春香))( エロあり ) 染 (藤岡×夏奈) 小ネタ こども (千秋×マコト) アドバイス (千秋×マコト) ゴム? (千秋×マコト) カチンコチン (千秋×マコト) お前もか (みなみけ三姉妹) 作者別 保管庫 系氏
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ケムッソ とは、ポケットモンスターシリーズのキャラクター。 プロフィール 能力値 作品別 ポケットモンスターシリーズ本編 メディアミックス 関連ポケモン 関連キャラクター コメント プロフィール ケムッソ 他言語 Wurmple(英語) 全国図鑑 0265 ホウエン図鑑 014 分類 いもむしポケモン 高さ 0.3m 重さ 3.6kg 初登場 【ポケットモンスター ルビー・サファイア】 前のポケモン 【マッスグマ】 次のポケモン 【カラサリス】 木の枝にくっついて葉っぱを食べる。口から出す糸は空気に触れるとネバネバになり敵の動きを鈍らせる。 【カラサリス】か【マユルド】に進化する。(*1) 能力値 ステータス タイプ むし タマゴ むし とくせい りんぷん 隠れ特性 にげあし HP 45 とくこう 20 こうげき 45 とくぼう 30 ぼうぎょ 35 すばやさ 20 作品別 ポケットモンスターシリーズ本編 【ポケットモンスター ルビー・サファイア】 101番道路など、序盤の各地に出現する。稀に「モモンのみ」を持っていることがある。 進化先は基本的にランダムであるが、「たいあたり」「いとをはく」「どくばり」が欲しい場合はこちらから育てるしかない。 【ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア】 原作と同じだが、稀に持っている物が「ひかりのこな」に変更された。 メディアミックス 【ポケットモンスター アドバンスジェネレーション】 【ハルカ】と【ムサシ】がそれぞれゲットする。 後にハルカのケムッソは【カラサリス】、ムサシのケムッソは【マユルド】に進化する。 【ポケットモンスター(2019)】 【ゴウ】が3匹ゲットする。 後に3匹ともマユルドに進化する。 関連ポケモン 【カラサリス】 【アゲハント】 【マユルド】 【ドクケイル】 関連キャラクター 【ハルカ】 【ムサシ】 【ゴウ】 コメント 名前 全てのコメントを見る?
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<no image...> 「内田ちゃん、言ったよなあ?サイコロの1を出した俺がいれば、6を出した俺もどっかにいるって。 なら、6を出した俺がどうなってんのか知りたいと思ってさ」 (郡山京司/TVアニメ・第12話) <リンク集> 位置づけとしては「教科書・参考書」。 Wikipediaノエイン もうひとりの君へ <作品概要> <◆基本情報> 本ページの対象作品ノエイン もうひとりの君へ(TVアニメ) <◆主要人物> 現代人ハルカとその周囲の人物上乃木ハルカ(声:工藤晴香):主人公。 後藤ユウ(声:瀧本富士子):パートナー役。 藤原イサミ(声:宮田幸季) 長谷部アイ(声:千葉紗子) 向井ミホ(声:名塚佳織) 上乃木明日香(声:岡村明美):ハルカの母 後藤美有樹(声:田中敦子):ユウの母。かつての明日香の親友 二条雪恵(声:中原麻衣):ハルカ達のクラスの担任 後藤恵美(声:前田ゆきえ):美有樹の姉で、トラウマの原因。故人 ゼツリン(絶対臨海阻止計画委員会)関係者内田涼子(声:大原さやか):量子物理学者。函館の量子ポテンシャルを調査中。 郡山京司(声:藤原啓治):内田の護衛で出向している刑事。 佐々木委員長(声:関根信昭):ゼツリン委員長。内田のかつての師。 篠原真琴(声:咲野俊介):情報通信会社社長。マジックサークルプロジェクトを熱烈に推進。 黛拓也(声:三宅健太):ハルカの父で、明日香の前夫。 ラクリマ時空人竜騎兵カラス(声:中井和哉):竜のトルク奪取の先陣を切る。/『★15年後の後藤ユウの可能性。』 フクロウ(声:喜安浩平):カラスの第一の相棒。/『★15年後の藤原イサミの可能性。』 コサギ(声:本田貴子):チームの紅一点。 アトリ(声:鈴村健一):竜のトルク奪取に執念を燃やす。 トビ(声:白石涼子):時空操作専門。アトリの相棒。 クイナ(声:小山力也):竜騎兵の司令官。秘かにコサギに思いを寄せる イスカ(声:三宅健太):大男の竜騎兵。 その他アマミク(声:千葉紗子):『★本名:アイ・アマミク・ハセベ。15年後の長谷部アイの可能性。』 リリ(声:名塚佳織):『★15年後のミホの娘。』 タイザ(声:桐井大介):十皇会の一員。指導者 エンラ(声:小野大輔):十皇会の一員。 ゴカン(声:小田芙美):十皇会の一員。女性 ???ノエイン(声:???) 時の放浪者(声:宮田光) <◆使用楽曲> OPテーマ:Idea / eufonius EDテーマ:夜明けの足音 / solua 劇中歌・挿入歌- <◆シナリオ> イベント時系列表ノエイン もうひとりの君へ イベント時系列表(まとめ中)作品全体の中で重要な出来事を抜粋。ネタバレ注意。 TVアニメ第1話 アオイユキ 第2話 イエデ 第3話 オワレテ… 第4話 トモダチ 第5話 ソレカラ… 第6話 ナミダノジクウ 第7話 タイセツナヒト 第8話 カクシゴト 第9話 トキヲコエテ 第10話 アラシノヨル 第11話 スレチガイ 第12話 タタカイ 第13話 ネガイ 第14話 キオク 第15話 シャングリラ 第16話 クリカエシ 第17話 マヨイ 第18話 ワルイユメ 第19話 オモイデ 第20話 モウイチド… 第21話 マボロシ 第22話 ミライヘ… 第23話 オワリ 第24話 ハジマリ(Fin) <関連情報、その他雑感> <◆管理人一押しポイント> ◆TVアニメ ・一押しの見どころ 第6・7話~ラクリマ転移の辺り(番外)函館の街並み ・最もお気に入りのキャラクター (男)フクロウ(女)なし(敢えて言えばアマミク) <◆鑑賞記録> 2010年5月以降に鑑賞した分。◆TVアニメ(2011/12視聴完了)
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「いいのか? それで本当に」 「うん、別にいいけど…って行きたいって言ったのチアキの方だろ?」 「それはそうだが…」 夕方、いつものように学校から帰ってきたカナの言葉を聞いて、チアキは思 わずそう言った。 この姉はどこまで鈍いのか? ちょっとは気づいているのか? それとも何 かの当てつけなのか? とにかくチアキは自分が言い出した手前もあり、怒る ことも謝ることもできない、変な状態におかれていた。 昨日の夜、カナから藤岡にデートに誘われた話を聞いたのだ。場所は近場の たなしえん。だが、デートと言ってもカナにはその自覚がないというか、藤岡 が「チケットを2枚もらちゃったから」という誘いの文句をそのまま文字通り に受け止めてしまっているらしい。 「あまっているなら、誰かが行かないともったいないもんね」 実に軽い受け止め方だ。 昨日その遊園地行きの話を聞いたときには、チアキは姉のそんな浅い考え方 には気づいておらず、つい「面白そうだな、私も行きたいな」とつぶやいてし まったのだ。 (まさかカナが本気で私も行きたいと言っている、なんて藤岡に伝えるとは 思っていなかったよ…。) 「藤岡もチアキが一緒に行った方が楽しいって言ってたよ」カナが言う。 (そんなわけないじゃないか…こぶ付きデートだよ、まるで私が空気が読めな い奴みたいだよ、それじゃ) いつものように藤岡が家に遊びに来るのなら、自分が一緒に話に加わったり するのは別にいいだろうが、今回は誘われているのはカナだけだったのである。 いくらなんでも私を連れて行きたいと思っているわけがない。 「ほら、これチケット」 カナの手には藤岡から貰ったチケットの他に、「こども」と書かれたたなし えんのチケットが握られている。 「え、も…もうチケットも買ったのか?」 「うん。学校の帰りに、コンビニで」 「あー、もう、仕方ないな」 「仕方ないって…ほんとに行きたいのか、チアキ?」 「いや、ありがとう、行きたいのは確かだよ。というか、悪かったよ。今回は 皮肉じゃなくて本心から。いたらない妹としてお前に謝るよ」 「はあ?」 いぶかしげな表情をしているカナからチケットを受け取り、部屋に引っ込っ こんだ。 今日は金曜である。遊園地行きは日曜だからもう間に一日しかない。いった いどういう顔をしていけばいいのだろうか。 (まずハルカ姉さまにことわっておかなけりゃいけないな…) これもなんだか気が進まなかった。ハルカ姉さまはカナとは違うから、当然 藤岡の意図に気づいているだろう。私が一緒に行きたいとカナに言った現場に いたら、やんわりとそうはさせないようにするはずだ。 といって、私が連れて行って欲しいと言い出したのではない、というのも嘘 になってしまうし、そんな卑怯なことはできない。このままじゃ、ハルカ姉さ まにも鈍感な妹だと思われてしまう。 やはりカナに正直に話して、ついていかないのが一番いいのだろうか? あれこれ考えていると、宿題もさっぱり進まない。 結局宿題は夕食後にやることにして、カナが夕飯を作るのを手伝うことにした。 「珍しいな、チアキから手伝ってくれるなんて言うなんて。どういう風の吹き 回しだ?」 「心配だからな。カレーしかまともに作れないお前の料理が」 「なに言ってんの? 今日のビーフシチューの成功で私の料理のバリエーショ ンを大きく広げてみせるよ」 「大して広がらないよ、仮にうまくいったとしてもさ。あ、ジャガイモはもっ と大きく切った方が食感が良くて好きだぞ。にんじんは入れなくていいって… 入れるならもっと細かくきざめ!」 「いちいちうるさい奴だなあ」 (やっぱり言い出すなら今しかない) まだ迷いがあったが、思い切って切り出した。 「なあ、カナ、せっかくチケットまで買ってもらっておいてなんだけど、やっ ぱり私は行きたくないんだ」 「へ? 何でだよ。乗り物とか嫌いか?」 「まあ、ジェットコースターはそんなに好きじゃないけど、あそこにはそんな に怖いのはないし…ってそうじゃなくてさ」 (なんだか上手く言えないな…) 「藤岡はきっとカナと二人で行きたいと思うんだ」 「は?」 「だってそうだろ、デートに誘うってそういうことだろ」 「うーん、そうなんだろうけどねえ」 カナは少し考え込むように言った。 (なんだ、分かってるじゃないか。なら私に気を使う必要なんてないのに…) 「どうもねえ、なんか間が持たない気がしてねえ。あいつと二人きりだとさ」 「え?」 「私もチアキの助けがちょっと欲しいんだな」 (ず、ずいぶん奥手だな…)。 「だからさ、今回はチアキも一緒に行ってくれよ。お願いだから」 「うん、まあ、そういうことなら」 本心なのか、私を心配させまいとする嘘なのか? カナの本心は分からないけ れど、なんかどっちも含まれているような気がした。 「それにさあ、藤岡はチアキも一緒の方が本当に楽しいと思ってるよ」 「なんで分かるんだよ?」 「別に…理由はないけど、私は藤岡の気持ちは分かるんだ」 「なんだよ、それは!」 これはのろけ話って奴なのか? 「私もそっちの方が面白そうだし、行こうよ」 「うん」 心では楽しみでしょうがないことに気づきながらも、うわべは平静を装って チアキは答えた。 ビーフシチューの良い香りがただよい始めた頃、ハルカがドアを開ける音が 聞こえてきた。 おわり 名前 コメント 7-073氏 7スレ目 保管庫
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マサト とは、【ポケットモンスター アドバンスジェネレーション】のキャラクター。 プロフィール 作品別 関連キャラクター コメント プロフィール マサト 他言語 性別 男 声優 山田ふしぎ 初登場 【ポケットモンスター アドバンスジェネレーション】 【ハルカ】の弟で【センリ】の息子の眼鏡の幼い少年。 ポケモンが大好きでポケモンの知識が豊富。 幼いのでまだポケモンをゲットできないが、仲良くなったポケモンはたくさんいる。 作品別 【ポケットモンスター アドバンスジェネレーション】 旅の仲間として登場。 ロケット団からは「コジャリボーイ」と呼ばれる。 【劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション 七夜の願い星 ジラーチ】? 【ジラーチ】と仲良くなる。 関連キャラクター 【ハルカ】 【センリ】 コメント 名前 全てのコメントを見る?
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アドルフの全身から夥しい血が流れる。 それは、無惨にも死んでいった参加者の怒り。 ――否、このゲームに殺された、人々の怒り。 全てがアドルフの身体に叩き込まれたのだ。 紅い噴出。 アドルフもただの人だった証。 「終わった……のか?」 一瞬、ドロッチェは安堵する。 「そんな事で終われば苦労はしないと思うがな。忘れたのか? 主催者は何度も代わるんだ。」 M2の言葉にドロッチェはハッと顔を上げる。 そうだ。 毎回毎回、放送の度に主催者は代わっていた。 ならばあと少しでも時間が経てば、また新たな主催者が現れるのだろうか。 「待ってよ! もしもボックスは!?」 ハルカはその電話ボックスを指差しながら、全員の注目をボックスに回す。 「…肝心のノビタがあれでは使いようがないだろうな」 ドロッチェの向いた鼻の先は母の亡きがらに佇むのび太の姿。 もう母は甦らない。 ピクリとも動かないその腕をただ、のび太は握っていた。 「ママ……ママ……」 ハルカはのび太に近づこうとしたが、ドロッチェに腕を出され、止められた。 「…誰だって大切な人を失っているさ。ほっといてやれ。」 ハルカは反論する事が出来なかった。 見ていたからだ。あの姿を。 スピンを惨たらしく殺され、憤慨するドロッチェを―― 「そもそもこっちの世界自体が変わる訳では無い。ボックスに願いを伝えたあいつだけが元の世界に帰れるんだ。」 「そんな!」 M2は分かっていた。 一応ドラえもんから聞いた話ではそうだったからだ。 この世界はのび太の世界とは違う。 のび太の世界が現実世界。 そこに別の世界の住人であるハルカ達が、存在してはいけないのだ。 「……ノビタだけでも現実世界に帰した方が良い。」 そう。 自分達の運命は既に決まっている。 だからこそまだ助かるのび太だけは助けたい。 「ノビタ、もしもボックスを使ってお前だけでも帰えるんだ。」 「え……」 のび太は虚ろにドロッチェを見つめる。 「お前の世界ではこんな卑劣なゲームなんて無い。だから、お母さんだって生きている筈だ。」 のび太はハッとするとボックスの中へ走り込み、受話器を取る。 のび太がボックスの中で叫ぶのが分かる。 「元の世界へ戻して」と言ったのだろう。 それが正しいのだ。 間違ってなどいない。 ただ自分達が巻き込まれたに過ぎないのだ。 もしもボックスは空気へ溶けていく。 「……これで、いい筈だよな、スピン……」 ドロッチェは空を見上げ、今は亡きスピンの事を頭に浮かべる。 「…見て!」 ロザンナが突然ドロッチェとは反対側の空を見ながら、呼びかける。 そこには、空を翔けるヘリコプターの姿。 「もう首輪は外れているし、……後はあのヘリコプターが降りてくるだけか。」 希望の光は突然、視界に入った。 極限状態からの脱出。 それは運命だったのか。 もしもボックスの恩恵だったのか。 ――今となってはもはや分からなかった。 2006年 12月12日 23時25分。 BR法により日本国陥落。 A国、調査の途中生存者を数名発見、これを救出。 それ以外は全国民来日客全員死亡。 史上最悪の悲劇となる。 なお、生存者は以下の通り。 ロザンナ キャプリス・ウィッシャー ジャック・バウアー ハルカ・ヘップバーン 上条当麻 アナゴ アレキサンドラ・ロイヴァス ミュウツー・ヴィ・ブリタニア ドロッチェ 神鳴 阿部高和 赤木しげる ヒビノ・ミライ アイハラ・リュウ サコミズ・シンジ クゼ・テッペイ リヴァル・カミルモンド マリア・トレイター ベア 範馬刃牙 ドネッド・ラディウユ ナナリー・ヴィ・ブリタニア 剛田武 阿久津真矢 ボストン シマリス アシュリー フグ田タラオ 白鳥隆士 支倉志乃 ジョーンズ スティーブン ガッ 前原圭一 大石蔵人 エドワード・ジェラルダイン ガチャピン マリオ・マリオ ホリエモン 東光太郎 レナ・ランフォード ガルダンディー 南光太郎 エゼル・バルビエ 先生 イリア・シルベストリ 野比玉子 あの極限状態の中で、様々な感情があっただろう。 希望も見えない闇の世界で、悲しみも怒りも関係なく人々が殺されてきた。 私は忘れない。 あの恐怖を。 あの狂気を。 そしてあの勇気を。 2056年12月12日 日本島にて BR法の犠牲者へ …敬礼。 著ハルカ・ヘップバーン 【混沌のテラ】より のび太は元の世界へと帰っていた。 友人と、母親との再会。 あの6日間は少年に何を与えたのか。 いや、のび太は恐らく変わらないだろう。 あの記憶はドラえもんによって消されたのだから。 のび太があの狂気の記憶に耐えられる筈が無い、とその現場に居たドラえもんが判断した故に。 そしてまた、いつもの退屈で平穏な日々が始まった―― 「何だろう、このノート……」 ある日、のび太は校庭に落ちていたノートを拾いあげた。 その表紙には、 「TERA CHAOS」と小さく刻まれていた。 To Be contuned and more...
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チャンピオンロード 1F画像 B1F画像 B2F画像 入手できるアイテム ポイントアップ かいふくのくすり サイコキネシス なんでもなおし ピーピーエイダー ゴールドスプレー イベントでハルカと戦闘になる。 ハルカ ポケモン タイプ Lv 技1 技2 技3 技4 持ち物 ゴンベ ノーマル 55 ゆびをふる シャドーボール サイコキネシス じしん なし シャミネ ノーマル・ほのお 55 ねこだまし きりさく だいもんじ でんこうせっか なし ロップル ゴースト・エスパー 55 サイコキネシス あくのはどう さいみんじゅつ じこさいせい なし リーフィス くさ・みず 55 エナジーボール ハイドロポンプ でんじは あまごい なし デンリュウ でんき 55 でんげきは かみなり みがわり でんじは なし -