約 4,638,973 件
https://w.atwiki.jp/yaruoperformer/pages/1601.html
. /\ / __ '、. __/ 〈__l〕 '- 、. /, . -゚--. .゚ _ ` 、._ ∧ /|.// ` . 、 \/ ', -‐ / ` 、 . ∩',.、 / / \弋}.| \ / / \ \| '、 | l \ '、 / | ', Ⅳ | | '、 ', | | | |\ 斗====--Ⅳ ', i ', Ⅵ | ⊥ \ / | /__|/ ' | | i ', ', ' /Ⅳ__ ' / .x芹=ミ| | | | / i ', ', \|芹'べ | / ト._/ l》| /// / / ', ', \\ 《 ト.イ ´ ´ 込 ツ |//イ / / l ', '、 \\ 、 '、 込リ / / / | ', '、 / \` / // | l 、 / l ', / | | l ', / / ' 、 ー ‐ ´ ,′ l l |、 ', / , \ /′ / / | | | |Ⅵ | l / ` . . _ / ' / /| / /| /|/_l | '| | | 八 |\ /| _.|/l //// / | | /\ | | | ∧ \\ {  ̄ ̄ || / /-‐  ̄ ̄ |'  ̄`. Ⅵ | /` \ {] f¨l {_] |,.| // 〉_ Ⅵ|'...\‐- 、 | じ/ | Ⅵ | ` ...、 ∨|/ _ >`¨´ ∨ | ` ...、 / \ / / ̄\ ∨ | ` 、 , / [..] / { (__) _丿 [ フ Ⅵ , ,' / / └―┘ | / -‐´ =≠= '; | | / -‐ '' "¨  ̄ ̄ ̄ ¨"'' ‐- 、 '; '; | 名前:アンリエッタ・ド・トリステイン 性別:女 原作:ゼロの使い魔 AA:ゼロの使い魔/アンリエッタ・ド・トリステイン.mlt ヒロインの一人。トリステイン王女で、後に女王。水のトライアングルメイジ。 ルイズとは幼なじみで、幼少時からの友人。 美人でお淑やか、人当たりも良く、女性としては魅力的。 しかし思慮が足らず、特に色恋沙汰が絡むと王族としては論外としか言いようのない行動ばかり取るため、 読者からはロイヤルビッチという呼ばれ方をする。 キャラ紹介 やる夫Wiki Wikipedia アニヲタWiki ニコ百 ピクペ 登場作品リスト タイトル 原作 役柄 頻度 リンク 備考 ゼロの使い魔最終巻の感動に才人とルイズたち逆行物本編パートをAAでやってみる ゼロの使い魔 本人役 準 まとめ マミさんの使い魔 ゼロの使い魔 本人役。男が絡まなければまとも 準 完結 ドラクエ4コマをAA化してみる ドラゴンクエスト4コママンガ劇場 ローラ姫(DQ1)役 準 まとめ アーサー王宮廷のニホン社畜 アーサー王宮廷のコネチカット・ヤンキー ギネヴィア王妃 脇 R-18 安価あんこ 完結 ずっこけ三人組(反吐露)の異世界召喚もの オリジナル ナツ・コミハジゴ・クダ国王女 脇 まとめ 予備 あんこ エター ゼロの使い魔最終巻発売決定記念にせっかくだからゼロの使い魔のループものをAAでやってみる ゼロの使い魔 本人役。回想シーンにのみ登場 脇 まとめ 完結 誠はバッツのようです ファイナルファンタジーV サーゲイトの名家の代表、貴婦人会を纏めている 脇 まとめ やる夫Wiki エター やらない夫とエンクレイブの騎士たち スカイリム 帝国皇帝 脇 まとめ 完結 短編 タイトル 原作 役柄 リンク 備考
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/6281.html
作品名:サクラ大戦 主人公:大神さん 読み切り。ストーリーは、サクラ大戦でありがちなパターン 檄・トリステイン華劇団!!-01a/b
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/1393.html
トリステインで朝食を その① その朝、ミスタは空が明るくなる前にすでに起きあがっていた。 ルイズのほうを見ると、ベッドの脇に衣類が乱雑におかれている。下着もある。 (これを洗えっつーのかよ・・・なんだか慎みのかけらもねーぜ。ホントに貴族さんか? まーまだガキみてーだしな・・・ナランチャより年下みてーだしな。 洗濯は正直気がすすまねーが、メシの為だ。ガマンするとするぜ。) 洗濯籠に衣類をぶち込み、ドアをあけて出て行く。 (そういえば洗濯する場所をしらねーな。中世なんだから井戸水かなんかで洗うんだろう。 ん?そーいやー魔法があんのになんでわざわざオレにあらわせんだ?オレが洗濯好きの 『専業主夫さん』にでもみえた・・・ってことはねーな。やっぱり魔法使えねーんじゃねーか?) 中庭に向かう途中、メイド服を着た少女を見つけたので話しかける。 「そこのお嬢さん!ちょっとききたいことがあるんだがいいかい?」 「わ、私ですか?はいッ!なにか御用でしょうか?」 「そんなにおカタくなんなくてもいーんだが・・・洗濯できる場所ってどこかわかるか?」 「せ、洗濯ですか?あっ えーと、あなたもしかしてミス・ヴァリエールの 使い魔になったっていう平民の……」 「よく知ってるな?」 噂になってますから。初めて聞きましたよ人間の使い魔なんて。ミス・ヴァリエールは 普通の貴族の方とは違ってましたけど……やっぱりあなただったんですね?」 「ああ、グイード・ミスタってんだ。ひとつよろしく頼むぜ」 「こちらこそ。私はシエスタといいます。あ、お洗濯でしたね。こちらです」 (なんだか礼儀ただしー子だな。ルイズやトリッシュとは大違いだぜ。しかしこいつ・・・! 判定A:超スゴイ(脱いだらスゴイ的な意味で) こいつは・・・服によって目立たないが!潜在能力はヤバイ!) 「でも、大変ですねミスタさん。人間が使い魔をするなんて。」 「ああ。わけわかんねーうちにわけわかんねー奴に召喚されて、たまったもんじゃねーぜ」 話しながら歩くシエスタとミスタだが、ミスタの視線はあきらかに胸をチラ見している。 「き、貴族の方のことをそんなふうにおっしゃるなんて、勇気があるんですね・・・」 (おやおや、どうやらズイブンと封建的な制度が残ってるらしいな。どうやら中世ヨーロッパ ぐれーの世界だっていうのはどうやら正しいな。) 「シエスタは魔法とか使えねーのか?」 「と、とんでもありません!魔法が使えるのは貴族様たちだけです!」 「そーなのか」 (平民と貴族の貧富の差とかだけじゃーなく能力の差まであるとは、封建社会が残ってるはずだぜ。 魔法があるってのも産業の発達とかを邪魔してんじゃねーか?) 「着きましたよ。ここの道具はいつでも使用していいはずです」 洗濯用具置き場に着いたようだ。 「グラッツェ!世話になったな!」 「いえいえ。同じ平民同士、お互い様ですから。何かあったらおっしゃってください、普段は 厨房にいますから」 最後まで礼儀正しくシエスタは去って行った。 (やれやれ・・・それじゃあ、『お洗濯』するとすっか。まったく、ギャングのオレがなんで こんなことしなきゃ何ねーんだ・・・) 心の中でぼやき、なれない手つきで洗濯をはじめるのだった・・・
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/4681.html
ゴートゥTMC!! ゴートゥTMC!! ゴートゥTMC!! 今日も『女神の杯亭』は大盛況だ 理由はこの酒場で演奏する一団にある 「サツガイせよ!!サツガイせよ!!」 一ヶ月前のトリステイン魔法学院で、召喚された悪魔、クラウザーⅡ世の率いるバンド トリステイン・メタル・シティ(略してTMC)目当ての客で溢れている 「あばよ!!また来週 地獄の響を聞かせてくれるわ!!」 ゴートゥTMC!! ゴートゥTMC!! ゴートゥTMC!! 「はぁー、なんで異世界に来てまでクラウザーしなきゃいけないんだろう」 僕は、根岸 祟一 なんの因果か知れないけれど突如、異世界に連れて来られた そこで使い魔ってのをやれって言われたんだけど、何がどうなったのか・・・何故かまたデスメタルバンドでギター・ボーカルをしている 「ソーイチ、新曲は出来たの?」 彼女はベース・ボーカルのジャギ様ことキュルケ、 「また、SATUGAI並みのいいの頼むわよ」 (うふふふ、このままうまくいけばメジャーに・・・独立・・・) 時々、彼女は変な方向にトリップするけど、何を考えているんだろう? 何を考えてるのかわからないと言えば、もう一人、ドラムのカミュ様こと・・・・ 「・・・・・・ハシバミ草・・・・・凸・・・」 タバサちゃん、いつも何か本を読んでるんだけど 「今日は、何の本読んでるの?」 「これ・・・・(ぎぃいいい)」 【デコ王女を奴隷に落とす1000の方法~ハシバミ草編~】 .・・・・・・・・・なんだ、これは?えーっと、なんか凄い怪しい笑い方してるし・・・・・ バーキャーーーン 「ファーーーーーック!!クラウザーなんだい!!あのライヴは!!」 突然、ドアを蹴破って現れたのは、僕達のマネージャー兼社長のカリンさん、僕を召喚したルイズさんのお母さんだ 「ネギシ!!お前、甘いんだよ!!」 そういって社長はライブでは貴族社会のブタと呼ばれているマザリーニさんのお尻を高速でスパンキングし始めた 「こいつにはこれぐらいやりゃあいいんだよ!!」 「おぅおぅおぅおぅおぅ!!」 マザリーニさん気持ち良さそうだなぁ・・・・本職ストレス溜まってるのかなぁ・・・・ 「まぁいい、ブタを叩くのはコレくらいにして今日は新しいメンバーを連れてきたんだ」 新しいメンバー?いったい? 「入ってきな!!貴族社会のブタ2号!!」 そこに入って来たのは 「やぁ、諸君、宜しく頼むよ」 「「「「ジョセフ王!?」」」」 「え?私、おいてけぼり?」 強引に終われ
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/475.html
第六話「トリステインのばら」 一体なぜ『決闘』などという事態が起こったのか? その過程は説明しておかなければならない。 キュルケが立ち去った後のリンゴォ・ロードアゲインであるが、教室の掃除も終え、 この後どうすべきかを思案していた。 あの『主人』のところに戻るのも面倒だ。かといって、他に行く場所もない。 ふと、腹が減っている事に気付く。 飯でも食うか、そう思うのだが、昼食は抜きだと言われている。 別にそんな言いつけなどリンゴォには意味を持たなかったが、どの道ルイズがいなくては 食堂で飯を食べるなど出来ないであろう。 (森で野ウサギでも獲って喰うか…) が、手ぶらと言うのも少々不便だ。ナイフの一本でも借りておこう。 そうしてリンゴォは、アルヴィーズの食堂へと向かうこととなる。 「あら? リンゴォさんじゃありませんか?」 先に声をかけてきたのはシエスタ。 先に相手を見つけたのはリンゴォであるが、そのまま無視しようとしていた。 「どうかなさったんですか?」 「…ナイフを一本ほど借りたい」 「ナイフ…? 構いませんが、一体何に使うのです?」 「…少し食事にな」 そこでシエスタがはっとする。今朝食堂でルイズが怒鳴っていた事を思い出したのだ。 「あ、あの、リンゴォさん、もし賄い食でよろしければここで食べていきませんか?」 「いや、遠慮させてもらう。俺は金を持ってないしな」 正直な話、リンゴォはルイズ以上にこのメイドが嫌いだった。 勿論金のないのは本当の話だったが、それ以上にさっさと会話を終えたかったのだ。 「お金なんて結構ですよ。困った時はお互い様ですから」 先に述べたように、リンゴォはシエスタが嫌いだったが、彼はそれを表面に出すような人間ではない。 同時に、自分にとって意味の無いことについてあれこれ拘る様な人間でもなかった。 「なら、お言葉に甘えさせてもらおう。だが、借りを作りっぱなしという訳にもいくまい。 なにかやれる事があるなら手伝うぞ?」 「でしたら、食事の後にでもデザートを配――」 シエスタはリンゴォをあらためて見つめる。 目の前の男は、レディのパンティを鷲掴みにしてうろつける漢である。 デリカシーの欠片も無いことは、容易に想像がつく。 「――るのはわたしがやりますから、薪割りを手伝ってもらえると助かります」 リンゴォは厨房の隅のほうで食事を取ることになった。 これはリンゴォにとってもありがたい事である。 ルイズがいないとはいえ、貴族まみれのこの食堂では食事を取る気にもなれない。 出された賄い食を見たリンゴォの脳裏に、再び朝の疑問が沸いてきた。 賄いと言うからには、当然ここで働くものはそれを食べるのだろう。 無駄な食材を出さないためには当然の事だ。 そうすると、今朝の貧相な食事はどこから調達したのだ? わざわざルイズが自分で仕入れたのなら、それはそれで大したものだ。 そんなことを考えながら、ふと食堂の中が騒がしい事に気付く。 少しだけ覗いてみると、シエスタがなにやら怒鳴られている。 怒鳴っているのは、金髪の少年。 何か粗相でもしたのだろう。 食事中だったので無視した。そうでなくても無視するが。 食事も済み、さっさと薪割りでもしようと厨房から出る。 見ると、さっきの少年がまだネチネチとメイドに文句をたれている。 暇をもてあました貴族ほどタチの悪い生物は無い。 それでもどうにか気を収めたらしく、少年は席に戻っていく。 その途中、少年のポケットから小さな壜が転がり落ちる。 それはコロコロと転がって、リンゴォの靴にコツン、と当たり動きを止めた。 本来ならば無視するところではあるが、どういう風の吹き回しか、リンゴォはそれを拾ってやった。 「おい、落ちたぞ」 そう言って、小瓶を少年の脇においてやる。リンゴォが取った行動はそれだけである。 「何を言ってるんだ? これは僕のじゃあ――」 「おいまさか、これはモンモランシーの香水じゃあないか?」 少年の言葉は、仲間たちの声によって遮られた。 「前に見たことがある、この色は確かにモンモランシーの香水だ!」 「この『香水』が君のポケットから落ちたという事は、だ……」 「つまり君は今モンモランシーと付き合っている…。そういうことだな?」 「モンモン! モンモン!」 「違う、待ちたまえ、いいかい? 彼女の名誉のために――」 そんな喧騒になど興味がなかったリンゴォは既に歩き出していたが、 強烈な殺気の塊を感じて瞬時に振り向いた。 「ギーシュ様……? やはりミス・モンモランシーと?」 穏やかな口調ではあるが、問い詰める少女の眼輪筋は痙攣している。 ギーシュ・ド・グラモン――それが少年の名である。二つ名を『青銅』―― 彼は先の授業で、不幸にも無傷であった。 「いや、違う、誤解だ、誤解なんだケティ……。これは――」 ドグシャアッ! 「さようなら」 うずくまって痙攣するギーシュを尻目に、ケティという少女は去ってしまった。 そこへ近づいてくるド派手巻き髪、彼女が『香水』モンモランシーである。 彼女を目にした途端、ギーシュは雷に打たれたかのように立ち上がった。 痛みに耐える漢の姿に仲間たちは拍手を送るが、ギーシュにはそれどころではない。 「モ…モンモランシー……その、これはだね…………」 「ギーシュ…大丈夫? ………カワイそう、あなた…とてもおびえた目をしているわ…………」 周りの連中はモンモランシーの態度に拍子抜けするが、ギーシュの息はさらに上がっていく。 「ハアハアハアハア(ば…バレた…見つかってしまった……)」 「だがオス犬がッ! そのチンタマ噛み砕いてやるわッ! ……ギーシュ、愛していたのに」 「シエスタ、薪割りはどこでやればいい?」 「え? ああ、はい、しかし……」 リンゴォが質問するが、目の前の光景をシカトするなどシエスタには無理な話だった。 メメタァ ドグチアッ ああかわいそうなギーシュ! あの時爆発に巻き込まれていればこんなことにはならなかったかもしれないのに! モンモランシーが去った後には、何かよくわからない金髪のボロクズが残っていた。 無論リンゴォには関係のない話である。 うろたえまくるシエスタから薪割りの場所を聞き届けると、さっさとその場を離れようとした。 が、そのリンゴォに後ろから声がかけられた。 「待ちたまえ君! そこのヒゲの平民、君に言っているのだよ!」 「ギ、ギーシュ、お前大丈夫なのか!?」 リンゴォが振り向くと、先ほどのボロクズが立ち上がっていた。 「君が軽率に、香水の壜なんか拾い上げたおかげで、二人のレディの名誉が傷ついた。 どうしてくれるんだね?」 見栄である。見栄がモルヒネのようにギーシュの痛覚を麻痺させているのだ。 そしてリンゴォはその見栄のための生贄だった。 周りの貴族たちはその生贄の行動を見ていたが、やがてそれが口を開いた。 「…『どうしてくれる』と訊かれたから答えるが……答えは『どうもしない』…。 レディの名誉が傷つこうが俺の知ったことではないし…関係ない世界の話だからな」 想定外の返答に、一瞬ギーシュだけでなく周りの貴族たちも凍りついた。 用は済んだ、とばかりに立ち去るリンゴォを呼び止めるギーシュの声。 「待ちたまえ……待ちたまえと言っているんだよ君…!」 「……まだ何かあるのか?」 「平民の君が、貴族の名誉など『知った事ではない』と……?」 正直、周りの貴族たちは、因縁を吹っかけるギーシュを、無責任だし、理不尽だなと感じた。 だが、その理不尽に平民がどう反応するかというのも彼らの楽しみだった。 平民がペコペコ頭を下げるのを見るのも気分がよかったし、 平民が口答えしたならしたで、余計にギーシュの滑稽さが際立って見ものになる。 しかし、リンゴォの返答は、若くとも名誉を重んじる貴族の反感を買うのに十分だった。 そんな空気を感じ取り、ギーシュはさらに強気に吹っかける。 「君はどうやら、貴族に対する礼という物が欠けているようだな…」 ――『やってしまえ』―― 世間を味方に付けて増長したギーシュが、もう一押ししようとする。 「みっともないわねぇ。二股がばれたからって、平民に因縁吹っかけてるの? 自分ってものを客観視した事ある? 『名誉さん』が飛んでっちゃうわよ?」 リンゴォに助け舟を出してやるのは『微熱』のキュルケ。隣のタバサは我関せず。 その言葉で、場の空気が元に戻る。 『そうだ! みっともないぞ!』『二股かけるなんてサイテー』 『因縁吹っかけるのはヤクザの仕事だぞ!』『このタマナシヘナチン!』 世間の風に乗ったギーシュは、呆気なく墜落した。 「……よくもこんな恥を…………!」 退路を立たれた人間は、わけのわからない行動をとり始める。 「礼儀というものを教えてやる! 『決闘』だッ!」 「断る」 「よく言った! ヴェストリの…え?」 またも想定外の返答。 「暇ではあるがお前みたいのとかかずりあってる意味は無いんでな」 「どういう意味だッ! 言ってみろ平民!」 呆然としていたが『お前みたいの』という言葉に何とか反応する。 「もしここで今から決闘になるとしたなら………だ… 君はオレに勝てない」 あまりに想定外すぎる斜め上の衝撃発言に食堂が静まり返る。 「悪い事は言わない…君は下がれ」 「もう少しだけ話をしてやろうか……? 君は自分から攻撃を仕掛けているように見えるが… その実、その行動は『見えない何か』から自分の心を守るための防御反応の結果に過ぎない。 敵が誰かさえ自分で決める事が出来てはいない。 だから下がれ。それが理由だ」 「受身の『対応者』にオレは興味はない」 ここでついにギーシュがブチ切れる。キュルケはため息をついた。タバサは興味がない。 「もう我慢ならん! 『決闘』だッ!!!!」 「話を聞いていなかったのか? だが、どうしてもというのならいいだろう…仕事の後でな」 「ヴェストリの広場にて待つッ!」 友人たちの肩を借りながらギーシュが食堂を出て行く。 残されたリンゴォも、さっさと薪割りを済ませてしまおうと歩き出す。 ガタガタと震えながらシエスタがこちらを見つめる。 「あなた、こ、殺されちゃう……! 貴族を本気で怒らせたら………!」 そう言って逃げ出してしまった。仕事はどうしたのだ? まあ、殺されるというのなら『それはそれ』だ。何が変わるわけでもない。 薪割りをしている最中に、ルイズがやってきた。タバサとキュルケも一緒だ。 「アンタ、聞いたわよ! 何勝手に決闘なんて約束してんの!」 その他、色々な文句を浴びせかけるがリンゴォは聞いてはいなかった。 「ね、タバサ、アンタどう思う? 暇つぶしのショーぐらいにはなると思うけど」 「彼では……勝てない」 「そりゃそーよねー。いくら相手がギーシュだからって、平民とメイジじゃ、ねぇ」 薪割りを終えたリンゴォが質問する。 「ヴェストリの広場というのはどこだ?」 「…ついてきて」 キュルケたちがリンゴォを案内する。ルイズはといえば後ろのほうで「勝手にやってなさい!」 と怒鳴っているが、心配なのだろう、結局ついてくる。それを見つめるタバサ。 「正しい道」とはなんだろうと思う。 愛とか正義を願う気持ちを持つあまり、間違った道に迷い込んだらどうしようと思う。 それが正しいのか誤った道なのか、どうやって「2つ」を見分ければ良いのか? 誰か教えてくれるというのか? 愛する気持ちゆえに愛する人を傷つけてしまったら、 どうやってそこを抜け出せば良いのか? ケティもモンモランシーも、ギーシュに係わる ものは全員、その状況下にある。「決闘」しか方法はないのか?
https://w.atwiki.jp/fgthomas/pages/84.html
鋼の錬金術師『外伝』トリステイン戦記 序
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/8970.html
前ページ次ページトリステイン魔法学院Z 「おいバーニー、何が起こった?…てか重いぜ!どいてくれ」 そう言われて、地面に折り重なって倒れていた二人の内、上にいた方の男が立ち上がった。 その顔がすぐに驚愕に彩られる。そして叫んだ。 「悪い悪い…マイガッ!ペイトン、こりゃぁテレポートだよ、テレポート!」 その声にもう一人も立ち上がる。同じように辺りを見渡し、興奮した様子で捲くし立てた。 「うひょぉ、マジだよ!こりゃ凄いや!…それでバーニー、ここどこだ?」 「そりゃぁ…」 そう言いかけて、バーニーと呼ばれた方の男は言葉に詰まった。 バーニーは超能力者である。元々は少々内気な普通の高校生だったのだが、ひょんな事から超能力を得たのだ。 だから、自分の目の前に光る鏡の様なものが現れたときも、また新しい超能力が開眼したのか、と深く考えずに潜ってみたのだが… 潜った先には、まるで魔法使いでござい、といった格好をした集団がいた。 少なくとも、バーニーの常識内では、この現代アメリカでこんな格好で日常を送る人物は知らない。 「ハリウッド、かな?ハリーポッターみたいなファンタジー物の撮影中とか」 「…無理があるな。カメラが無いぜ」 「オタク達の怪しい集会」 「…じゃぁ、あいつらと一緒に居る…ええと、変な目玉のモンスターとか、ドラゴンみたいなのはなんだ?」 「ええと…特殊メイク…かな…?いやぁ、最近の技術は凄いなぁ…」 「はは…良く分からないがバーニー、今すぐ帰ろうぜ。何かヤバいぜ、ここ」 「全く同感だね、ペイトン」 背中に冷たい物が流れるのを感じながら、引きつった声でバーニーは答えた。 だが、そう上手く行くわけもなかった。 「…アンタ、誰?」 先程から呆れたように二人を眺めていた、桃色の髪をした美少女が質問してきた。 バーニーは素早く頭を巡らせた。 …目の前の少女は思いっきり不審な表情でこっちを見ている。まぁ見知らぬ男が二人もいきなり目の前に現れたんだからそれは当然だよね。 でも、これはマズい。警察を呼ばれたら面倒だ。少女にイタズラしようとしていた、なんて誤解されたらクラスメイトから村八分にされるのは間違いない。 いや、それどころかブタ箱行きかもしれないな… 「いや、これは事故なんだよ。ああ、信じてもらえないかもしれないけど、悪気はなかったんだ。迷い込んじゃってごめんね。 今すぐ立ち去るからそれで勘弁してくれないかな。それじゃ!おいペイトン、早く!」 「ああ、ちょっと待てよ!置いてくな!」 その言葉を合図にしたかのように、二人は後ろも振り返らずに脱兎のごとく逃げ出した。 後方から 「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!」 という叫び声が聞こえてきたがそんなものは当然無視した。 が、大して進まないうちに、その体がふわりと宙に浮き、その場で無様にもがく格好になってしまった。 二人は知る術も無いことであったが、レビテーションという魔法をかけられたのである。 「うわぁ、何だコレ!何なんだよ!」 「ま、まさかこいつらも超能力者…!仕方ねぇ、バーニー!やっちまえ!」 「止めて!止めて!降ろしてくれよ!降ろしてくれないと反撃するよ!…ええい、クソッ!」 次の瞬間、女生徒の黄色い悲鳴と男子生徒の歓声が交錯した。 ほぼ全ての女生徒のスカートが一斉に風も無いのに捲れあがって下着が丸見えになったり、ブラウスのボタンが弾け飛んで胸が丸出しになったり… これがバーニーの超能力、サイコキネシスであった。勿論、もうちょっと上手い使い方もあるのだろうが、半ばパニックになりながら放った超能力、無意識の内に一番馴染んだ使い方をしたようだ。 要するに、こいつらは折角の超能力でこんな事しかしてこなかった馬鹿共である。 だが、それで術者の集中が途切れたか、レビテーションが切れた。術者の精神集中が途切れれば魔法はその効力を失う。 地面に落下した二人は、すぐに立ち上がり、今後こそ、と逃げ出そうとした。だが。 再びその体が宙に浮かぶ。いち早く動揺から立ち直った真っ黒なローブに身を包んだ教師、コルベールが二人にレビテーションをかけなおしたのだ。万事休すであった。 「突然こんな所に来て動揺するのは分かりますが、落ち着いてくれませんか。さしあたって、私達は貴方達に危害を加える気はありません」 落ち着き払ったコルベールのその声で、二人は何とか平静を取り戻し、もがくのを止めた。 その二人にコルベールは淡々と状況を説明する。 ここはトリステイン魔法学院で、二人は使い魔として先程の少女、ルイズに召喚されたという事。 先程二人を浮かせたのはレビテーションという魔法である事。 魔法が存在する、という事に二人は驚愕したが、身をもって体験した以上信じるしかなかった。 そもそもバーニーも超能力という信じがたい能力を身に着けたのだから。 そして、ルイズも再召喚をコルベールに要求していたが、この二人を使い魔とする以外ない、とコルベールに却下され不承不承ながらもそれを受け入れた。 「先生、どっちとですか?両方ですか?」 「あー…両方とやっておきなさい。その方が間違いがないでしょう」 そしてルイズはすっかり観念し、大人しくなった二人に対し、呼び出した使い魔を使い魔とするための儀式…コントラクトサーヴァントを行った。 魔法使いの儀式と聞いて、おどろおどろしい事を想像し縮み上がっていた二人には幸いな事に何事かを呟いてキスされるだけで済んだ。 もっとも、バーニーは気の毒な事に手に文様が現れ、その痛みでしばし地面をのた打ち回る事になったが。 こうして二人はルイズの使い魔となったのである。だが…これで終わりではなかった。 「さて、これで、アンタ達は私の使い魔になったわけだけど…早速だけど一つ、やっておかないといけないことがあるわね」 「ルイズ!私もやるわよ!」 「当然私もね」 「私の分も残しておいて頂戴」 「…なぁバーニー、俺、物凄く嫌な予感がするんだが。俺も予知能力に目覚めたのかな?」 「ペイトン、嘘は止めようぜ。これから何をされるか良く分かってるんだろう?」 「助けてくれよ!なぁ、お前の超能力で」 「またやったら絶対に倍返し所じゃすまないよ。諦めて…その、は、半殺しで済む事を期待しようじゃないか」 「ふっふっふ…大丈夫よ、使い魔を殺すような事はしないわ。ただ、イタズラが過ぎる使い魔に躾けを施すだけよ」 ルイズのその言葉に、ほぼ全ての女生徒が殺気の篭った表情で頷いた。 コルベールは、女生徒達を止めるべきだったのだが…身の危険を感じ出来なかった。 「いやぁ、彼女達の傷ついた名誉の事を考えれば仕方ないですな。いやしかし、女性を本気で怒らせるものではありませんな、ははは」 後に彼は乾いた声でそう語ったものである。 暴虐の嵐が吹き荒れたしばらく後、ズタボロになっていた二人を男子生徒が取り囲んだ。 ああ、この上にまた制裁されるのか…と動けない体で観念した二人は、しかし、 「いや脱帽だ、先程は平民と侮って悪かった」 「教えてくれ、どうやって複数の、しかも女子だけを的確に…その、狙えたんだ?」 「君は素晴らしい!大変な功績だ!」 手放しの賞賛に包まれて困惑することとなる。 …まぁ、魔法使いといえども年頃の男子が考えることは同じらしい、と二人はしみじみ思ったのであった。 こうして、女子からは心底軽蔑され、男子からは英雄扱いされ、二人の使い魔としての受難の日々が始まったのである。 超能力学園Zよりバーニー&ペイトン召喚 前ページ次ページトリステイン魔法学院Z
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/7743.html
「相棒」より、杉下右京を召喚 ゼロの使い魔×相棒 ~トリステイン魔法学院特命係~-01 ゼロの使い魔×相棒 ~トリステイン魔法学院特命係~-02 ゼロの使い魔×相棒 ~トリステイン魔法学院特命係~-03(前編)/(後編) ゼロの使い魔×相棒 ~トリステイン魔法学院特命係~-04(前編①)/(前編②
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/1414.html
トリステインで朝食を その② 洗濯物を干し、部屋に戻る。ちなみに下着を三枚破いてしまった。 (やっぱなれないことはするもんじゃねーぜ!ま・・・破いたのが『4』枚じゃあ なかったし、よしとすっか) などと呑気に考えている間に部屋にたどり着いた。 「くー…むにゃ…、……くー…」 ズイブンと気持ちよさそうに眠っている。このままにしていたら間違いなく寝坊だ。 「おいッ起きろ。朝だぞ」 何度か声をかけるが、起きないのでベッドを蹴りつける。 「くー…ほへ?」 衝撃で目が覚めたようだ。 「あんた、誰?」 まだ寝ぼけているようだが。 「てめーが勝手に召喚したんじゃねーか!寝ぼけてんじゃねーぞ!」 「ふ、ふん!寝起きだったから頭が回らなかっただけよ!あと、てめーなんていう 呼び方は無礼だって言ったでしょ!」 「わかりしたよ、『ご主人様』」 バカにした口調で言う。 「わかったらさっさと服を持ってきて着替えさせなさい」 「はぁ?って、てめー服脱ぎ始めてるんじゃねー!!」 ミスタは叫ぶがルイズは意に介した様子も無い。 「いいから早く。タンスに服はあるわ」 「それくらい自分でやれねーのか!」 「うるさいわね!貴族は従者がいるときは一人で着替えたりしないの!早くしな いと朝ごはん抜きよ!」 (やれやれ、とんだワガママ娘だな。トリッシュの比じゃねーぜ) なれない手つきで着替えを手伝う。ちなみにミスタはロリコンではないので、 (しかし、ホントに胸がねーな・・・こいつ小学生ぐらいか?) などと考えていた。 着替えさせ終わった時、ドアが突然開き、赤い髪の扇情的な美女が入ってきた。 ・・・ (こ、こいつはッ!!!) 破壊力:A 大きさ:A 射程距離:見える範囲まで! 露出度:A 美しさ:A 成長性:完成 (こいつはけしからんッ!!!) 「ちょっと!ツェルプトー!ノックぐらいしなさいよ!」 ルイズが赤髪につっかかっている間、ミスタはゴクリ、とつばを飲み込みつつ 『それ』を見つめていた。 「べつにいいじゃない。あら、そっちは、ホントに平民を召喚したの?さすが 『ゼロ』のルイズね。」 「うるさいわね!あんたはなにを召喚したのよ!」 赤髪がふふん、と得意そうに 「この子、フレイムよ」 と言うと、彼女の後ろから尻尾に火がついた巨大なトカゲのようなものがのっ そりとした動きで現れた。 「それ、サラマンダー?」 「そう、火竜山脈のサラマンダー、好事家に見せたら値段なんかつかないわよ?」 「・・・あんた、火のメイジだもんね。」 「そうよ、『微熱』の二つ名にふさわしいじゃない?」 二人がテンプレな会話をしている間、興味が胸からフレイムにうつったミスタは ふたりがなにやら言い争っている(ルイズがつっかかっている)間に『実験』を することにした。 (『セックス・ピストルズ』) フレイムの前にかがみこみ、ピストルズでちょっかいを出してみる。 「きゅるきゅる?」 「アギャギャギャギャ」 「きゅるきゅる!」 (このトカゲ!・・・ピストルズを、目で『追っている』!見えているのか!どう やら、『スタンド』に対する考え方をこの世界では変えたほうが賢明みてーだ) と、フレイムがピストルズを捕まえようと前足を動かすが、すり抜けている。 「きゅるきゅる?」 (だが触れることはできねーみてーだな。『人間』でもためさねーとはっきりはし ねーが、警戒したほうがよさそーだな) ピストルズを解除する。 「きゅる?きゅるきゅる?きゅるきゅる!きゅるきゅる?きゅる・・・」 混乱しているようだ。 「よーしトカゲさーん、今度はオレとあそぼうぜー」 「きゅるきゅる?きゅるきゅる!」 トカゲとあそんでいると、二人の会話もひと段落したようだ。 「あら?フレイムがなつくなんて。あなた名前は?名前ぐらいあるでしょう?」 「オレはミスタ、グイード・ミスタだ。まあよろしくたのむぜ」 再び胸に注目し始める。 「私はキュルケよ。でも、まさか平民とはねー。感覚の共有とかはできるの?」 バカにしたような目線をルイズに送る。 「で、できないわよ!なんかもんくあんの!?」 「やっぱり『ゼロ』じゃあだめね」 ルイズは赤くなって屈辱に震えているが、やがて 「うるさいっ!」 「まあいいわ、せいぜいがんばってね」 まだニヤニヤしながらキュルケは去っていった。 「あ、あの女~バカにしてっ!」 しばらく怒りでブツブツ呟いていたが、 「もういい。食事に行くわよ!」 と、不機嫌そうに歩いていった。ミスタも後を追う。 しばらく歩くと巨大な食堂にたどり着いた。 (バカでけーとこだなおい!しかも朝っぱらからワインまであるぜ。食事もやけに ごーせーだし、さすが『貴族様』ってとこだな) 「感謝しなさいよね!ふつう平民はこんなとこにくることなんて一生ないんだから!」 ルイズのあとについていく。 「いすを引きなさい」 「それぐれーてめーでできねーのかよ…」 いいつつも引いてやる。もちろん飯のためだが。 ミスタも席に着こうとすると、 「ちがうちがう、あんたはこっちよ」 床を指差す。そこには! 「こ、これは!まさか・・・」 薄いスープとパン二切れがあった。 「何ィィィィィィィィィィ!!」 「平民が貴族と同じもの食べられるわけないじゃない」 「ああああんまりだあああああああ」 これでは食事ではなく『餌』だ。食事があるとおもったから言うことを聞いていたミスタは ほくそえむルイズと対照的に床にへたり込んだ。 ルイズたちが大仰な祈りをささげている間に 十秒でパンを食べ終わり、スープを飲み干すと、沈んだ顔で食堂から出て行こうとする。 「ちょっと!どこいくのよ!」 「どーせてめーは食い終わるのに時間がかかるんだろ・・・外にいるぜ・・」 「ちょっ・・・」 ルイズがそれ以上言う前に食堂から出て行き、足早に中庭へと進む。 「ちょっとひどかったかしら・・・」 落ち込んだ様子で出て行くミスタをみてルイズが呟く。 「で、でも、ちょっとなにか分けてあげようと思ってたし、すぐに行っちゃうのが悪いのよ!」 次からはちょっとふやしてやろう、と考え食事に向き直る。 「あら?なんだか少ないような・・・まあ、気のせいね。」 左右の席も見てみたが、同じくらいだ。気をとりなおし、食べ始めた。 「ヒヒヒ、成功だぜ。よくやった!ピストルズ!」 皿にのせた肉やパンをかじりつつ、ピストルズにもやる。 「アギャークレクレ!」 「メシダメシダ!」 「ウメー!」 食前の祈りで目をつぶっている間にピストルズをつかって貴族の皿から自分の皿に食事をはじき 飛ばしたのだ。周囲の全員から弾き飛ばしたので、まあまあ量がある。 「以前のおまえらならパワー不足だったが、強化すればいけるぜ!」 「デモミスタ、コノ『パワ―』の原因ハナンナンダ?」 「わからねー。銃をにぎるってのが引き金みたいだが。だが、この左手の模様、おれがルイズに キスされたときに浮かび上がったみてーだ。奴の『魔法』とみるのが妥当だが・・・聞いてみる べきだろーな」 食事をパクつきながらピストルズと話すが、食事はうまいものの量はない。まだ食い足りないし 明日からはそうそう食事をギれないだろう。 (これからどーすりゃいいのかね・・・) 「ってピストルズ!てめーら食いすぎだ!」 もうほとんどない鶏肉をピストルズと奪い合う。 「アギャギャギャ、クレクレー!」 「ミスタ、アンタハナンモヤッテネーンダカラオレラニモモットクワセロ!」 「うええーん ミンナオレニモクレヨー」 などとやっていると、 「あの・・・ミスタさん?」 座っているミスタのまえにシエスタがかがみこんでいる。 「それ・・・なんですか?」 ピストルズを指差している。 (見られたああああああ) 内心かなり焦っている。 「よ、よ」 「よ?」 「よ、よ、ようシエスタ!元気?オレは元気だぜ!」 「はい、元気です。で、それなんですか?」 (ごまかせねええええええ) 「よ、妖精さんだよ!妖精さん!オレ、実は妖精さんとお話ができるんだよ!スゴイだろ!」 「へー、すごいですね!まさか、魔法ですか?」 「い、いや違う!この妖精さんは心がキレイな奴にしか見えないんだよ!よかったなシエスタ! お前も心がキレイっつーことだぜ!」 「心がキレイですか!なんだかうれしいです」 「よ、よかったな!」 (ふー、デタラメを並べたが、どうやら信じてもらえたよーだぜ!嘘をつくのはチト心が痛むが まあ仕方ねーだろ・・・) 「ところでミスタさん、こんなところで妖精さんと何してたんですか?」 「ああ、メシがすくねーからルイズんとこから逃げてきたんだ」 「それは大変ですね。よかったら厨房で何かお出ししましょうか?」 「マジで!?グラッツェ、悪いが世話になるぜ!」 「アギャギャ、オレタチニモクレー!」 「クレクレー!」 「アギャギャギャギャギャ」 「メシ!メシ!」 「アレダケジャタリネーゼ!」 「ツギハオレニモクレヨ!」 一斉に騒ぎ始めるピストルズにシエスタは目を丸くする。 「よ、妖精さんたちも何か食べたいみたいだな!妖精さんたちも行こうか!」 そのおかしな様子にシエスタはクスっとわらいながら、 「たいしたものお出しできませんけど。こちらです」 と厨房に案内するのだった・・・
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/636.html
autolink ZM/W03-086 カード名:アンリエッタ・ド・トリステイン カテゴリ:キャラクター 色:青 レベル:3 コスト:2 トリガー:1 パワー:9000 ソウル:2 特徴:《魔法》?・《王族》? 【永】大活躍 【自】このカードがアタックした時、クライマックス置場に「風と水の誓い」があるなら、あなたは1枚引く。 【自】あなたのキャラのトリガーチェックでクライマックスがでた時、あなたは自分のクロックの上から1枚を、控え室においてよい。 ああ、ずっと会いたかった… レアリティ:U illust.ヤマグチノボル・メディアファクトリー/ゼロの使い魔製作委員会 青の大活躍持ちキャラ。 大活躍を持ったキャラはパワーが低めなのがネックだが、このカードは2/2バニラ程度の水準は維持している。 1つ目の自動能力は1ドロー。無難で使いやすいCXシナジーで、大活躍持ちのキャラの中ではかなり強い部類に入る。 そして注目すべきは2つ目の自動能力。 この能力によってレベル3からでもある程度粘ることが可能になり、終盤のチャンプアタックによって影の薄かった大活躍を活かすことができる。特に青にはデッキトップ確認・操作系のカードが多いため、それとの相性も抜群である。 もしこのカードを三体展開した場合、一度でもトリガーしたら一気に三点回復というのも夢ではない。 カードプールの増加により、ストックにCX以外のカードを大量に送りデッキ圧縮をすることは比較的容易になった。つまり、圧縮すればするほどCXをトリガーする可能性は上がる。それを利用してレベル3以降は高いキャンセル率とトリガーでの回復により長時間粘る戦法があり、「アンリエッタループ」、「姫ループ」と言われるものである。→【アンリエッタループ】? ただ、やはりパワー9000というのは心もとない。応援や助太刀などでカバーしてやる必要はあるだろう。状況によっては、後列に配置するのもありか。 《王族》?デッキにおいては、旅立つエリカの良き相棒としても活躍してくれる。 ・対応クライマックス カード名 トリガー 風と水の誓い 2