約 974,692 件
https://w.atwiki.jp/dactiltoeb/pages/1459.html
2鯖の全有名人入場(2007/09/15) 濁たん「2鯖最強の男を見たいかーーーーッ」 観客「オーーーーーーーーーーーーーー!!!!」 濁たん「ワシもじゃ ワシもじゃみんな!!」 濁たん「選手入場!!!」 アナウンサー「全選手入場です!!!!」 古参の帝王は生きていた!! 更なるハンゲを積み冥府からローザリアの聖騎士が甦った!!! アイスソード!! ガラハドだァ――――!!! ジェネラル(P)はすでに私が完成している!! メルカトル図法だァ――――!!! 安価を指定しだい建国しまくってやる!! 昼は棺桶 SRTだァッ!!! スライム狩りなら古参の歴史がものを言う!! 浜盾持ちランカー ソリア!!! 真の長名を知らしめたい!! ギョロス大帝の騒音機械だァ!!! 3鯖では鬼セロードだが2鯖ではリッチだ!! 鯖を股に掛ける廃人 源左だ!!! 尻公開対策は完璧だ!! clubman01!!!! 夜の時間のベスト・ディフェンスは私の中にある!! 吸血鬼のお姉様が来たッ ぺー姉さん!!! 運のよさなら絶対に敗けん!! 初期HPの鬼セ見せたる 五月雨だ!!! 要塞埋め突撃(なんでもあり)ならこいつが怖い!! 帝だ!!! 3鯖から空気読める変態が上陸だ!! らじお!!! 対人で禁呪が使いたいからフレイルモナークになったのだ!! 巨乳のケンカを見せてやる!! ダドリー!!! めい土のトロフィーにアニヒレーションとはよく言ったもの!! 竜言語魔法が今 実戦でバクハツする!! 顔文字 (`・ω・´)だ―――!!! ロード(64)こそがTOEB最強の代名詞だ!! まさかこの男がきてくれるとはッッ スキピオ!!! 闘いたいからここまできたッ キャリア一切不明!!!! LV300超えの熟練度Fソルジャー バトルマンだ!!! オレの技は攻撃力最強ではない消費MPで最強なのだ!! 御存知エクスハラティオ ポルナレフ!!! 建国の本場は今や技売りにある!! オレを驚かせる漢はいないのか!! ぷりきゅあだ!!! 廃じぃぃぃぃぃん説明不要!! 50000人狩り!!! 所持金3億!!! GDB!!! 建国は大戦中にやってナンボのモン!!! 黒歴史連続建国!! 岩清水&毛糸の登場だ!!! MVPはオレのもの 邪魔する要塞は思いきり死んで思いきり叫ぶだけ!! 3ヶ月連続月間最多MVP 難易度はさまざま 自分を試しにTOEBへきたッ!! ロスローリアン団長 セルゲイ・タルタロス!!! 深夜戦略に更なる磨きをかけ ”ダメ人間”ゲームジャンキーが帰ってきたァ!!! 今の自分に短縮名はないッッ!! ライド・ザ・ライトニング!!! 冨樫の連載再開が今ベールを脱ぐ!! ハンター×ハンターから もたりけだ!!! VIPのスレならオレはいつでも安価で建国だ!! 南米の珍獣 クルピラ 転生前の名前で登場だ!!! wikiの管理はどーしたッ ランカーの炎 未だ消えずッ!! 編集もアク禁も思いのまま!! ヴァナ・ルー?だ!!! 特に理由はないッ 初期HPで要塞撃破は当たりまえ!! ジャギ様にはないしょだ!!! デトロイド・メタル・シティ! クラウザーさんがきてくれた―――!!! 風俗街で磨いた漢字技ジェミニ!! TOEBのデンジャラス・アラインメント LOWだ!!! 実戦だったらこの人を外せない!! 技埋めウォリアー 佐藤だ!!! 超一流ランカーの超一流の自慰だ!! 生で拝んでオドロキやがれッ オナニーブログ!! クンツァイト!!! EF狩りはこの男が完成させた!! VIPの廃人!! ラルノーガだ!!! VIPの英雄が帰ってきたッ どこへ行っていたンだッ いい男ッッ 俺達は阿部さんを待っていたッッッ乳酸菌の登場だ――――――――ッ 加えてキャラデリに備えそこから復帰してきた逞しいプレイヤーを4名御用意致しました! エイビス改め 無言!! 三河御前改め みかわこ!! ヴィンセント! ……ッッ 帰ってきて欲しい引退プレイヤーはいくらでもいますが、復帰次第ッ皆様にご紹介致しますッッ 元ネタ:グラップラー刃牙「全選手入場のガイドライン」より 勢いでやってみただけなんです 2鯖の勝手に名前使われた人、名前が乗せられなかった人、すなわち全てのプレイヤーゴメンナサイ><
https://w.atwiki.jp/bl_mansion/pages/55.html
基本プロフィール 氏名:酒井 悠麻(さかい ゆうま) 性別:男 生年月日:不詳 年齢:32 身長:178cm 職業:ホスト 一人称:俺 二人称:○○さん、○○くん 好きなもの:お酒、キウイ 嫌いなもの:面白くないこと、時間に縛られること 特技:ほめること 癖:右耳のピアスをいじる 受攻:攻めでも受けでも 一人暮らし お部屋は7階 容姿 目にかかる長さの前髪、トップが長くて後ろは短め(さらさら) ねこの口をやんわりした感じ。 左目の下に泣きぼくろ。 右耳にエメラルドのピアスをしている。 マンションでの基本服装は黒のTシャツとスウェットorGパン。 サンダルをぺたぺた鳴らして歩く。 仕事の時は長い髪を耳にかけている。 お店に着替えを用意しているので基本的にマンションでは着飾らない。 服や装飾品はほぼ貢がれもの。そのほうが女ウケがいい。 詳細 なにかあると酒を飲むダメ人間。人によっては酒臭いと感じる。 キウイも食べる。人生の幸せを極めたつもり。 二日酔いがしんどい時は神様ごめんなさいしてるけど、医者にでも止められない限り酒はやめない。 食事は三食ファミレス、健康には気を使っている(本人談) よく外に出るのでマンションで会う住人には軽い挨拶めっちゃする。 冷蔵庫には酒とキウイぐらいしか入っていない。料理をしないため食器の類がほぼない。 常に酒を飲んでいて軽くほろ酔い気味(酒豪)、おかげで毎日なんとなく楽しそう。 猫かぶりで褒め上手。褒めた相手が嬉しそうにしてくれたら尚自分も楽しい。 仕事柄話を聞くのも話すのも好き。でも基本会話はほろ酔い状態のため場合によっては忘れるし同じ話をする時もあるかもしれない。 早漏絶倫、仕事柄女性を抱く機会もあるが、手間などを考慮してその際はめっちゃ我慢してる。 みこすりはんしちゃうから女性には絶対に触らせない。自然とご奉仕が中心。 行為に対して男性相手でもたてば相手をしてきたが、後ろの経験はなかった。 過去に仕事のトラブルで女性に刺されたことがある。 そのため天候の悪い日は完治している傷が疼き、普段より酒の量が増える。 酒で疼きを誤魔化したり、休みでも店に赴いて馬鹿騒ぎして誤魔化している。 基本スケジュール 朝、昼、夕方:お酒を呑んだり寝たりご飯食べに行ったり 夜:夕食のあとそのままお店へ 深夜:帰宅、家で一休み いつ寝てるかわからないと思われてるのは常に家を出たり入ったりしているせい 他住人との関係 太田(太田くん) お気に入りの警察官。朝の出勤時に見かけたら敬礼のポーズでお見送りする。 もらったキウイのキーホルダーは小銭入れにつけてる。 休日に家に誘ってお酒を飲み交わす仲。酔った太田をベッドで寝かしつけたら一緒に寝ちゃって寝違えてしまった。 とても懐かれている自覚がある。ついかまってしまいたくなる。 あんかけ豆腐(豆腐くん) 毎日お仕事してマンションの住人とも楽しそうにやってて面白いなって思ってる人。 スーパーであってお買い物をしたときにカゴの中に酒とキウイしか入れなかったら怒られた。 いつか一緒に酒を飲み交わしたいと思っているが、どうにも時間が合わない。 横屋ぽめお(横屋くん) すれ違う度挨拶していたら面白そうな気配を察知して気に入った。 キウイと酒を補充してくれるからと合鍵を自分から渡した。 帰宅した時ゼスプリくんと並んで座ってるのを見て渡して正解だったなと思った。 ノブシ(バナナくん) 深夜に見かけることが多くて意気投合、酒飲みながら包茎だ早漏だの話になって剥いて抜きっこした。 そのせいでノブシくんからはみこすりという不名誉な名で呼ばれることがあるが、此方もノブシくんの名前を知らないのでバナナ(皮付き)と呼び返している。 全 滅来(全くん) とても色気のある団地妻(違)という印象。 もしかすると寝込みを襲われはじめて我慢しないでいいせっすすを体験させられることになるかもしれない。 …随時更新 創作者 ゆまさ(@yumasa_ab)
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/61612.html
【検索用 ちーふなふろはてぃ 登録タグ 2023年 Synthesizer V UTAU ち フロクロ 曲 曲た 重音テト】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント ホントみたいなウソver. ウソみたいなホントver. 作詞:フロクロ 作曲:フロクロ 編曲:フロクロ 絵・動画:フロクロ 唄:重音テト(UTAU)(ホントみたいなウソver.)、重音テトSV(ウソみたいなホントver.) 曲紹介 御冗談! 曲名:『チープなプロパティ』 フロクロ氏による重音テトオリジナル曲。 2023年4月5日にニコニコ動画に、UTAUの重音テトが歌唱する「ホントみたいなウソver.」が投稿された。 2024年6月4日にニコニコ動画に、6月5日にYouTubeにSynthesizer Vの重音テトが歌唱する「ウソみたいなホントver.」が投稿された。MVが投稿される以前では、2024年2月4日に開催された重音テトオンリーDJイベント「テトクラ!」にフロクロ氏が出演した際には「ウソみたいなホントver.」が披露されていた。 フロクロ氏の過去作および、重音テトオリジナル楽曲やこの曲と思われる要素が盛り込まれている。 マジ話 歌詞 (動画より書き起こし) 安っぽい設定から出た言葉は 歪な拡散系 この冗談みたいな生 悪ふざけの延長線? 人生はさながらびっくり箱…… なら出オチで完成形? (てか並べ立てたようなこんな身体でどこに行けるんだっけ?) これじゃ もう変われない変われない 振り向いても もう戻れない戻れない 取り憑いたら もう離れない離れない ねじれてく マトモなあの子の嘘くさいパロディ もう変われない変われない 振り向いても もう戻れない戻れない 取り憑いたら もう離れない離れない ならこの 箇条書きの空虚をどう埋めればいい? 鳥籠の中身の勝負は半丁 全ては偶然性? でもこれ所詮は初期設定 なら遊び場ごと鞍替えて 思いっきり斜に構えて生まれた 茶目っ気の新解釈! この畢生自体がジョーク……なら マジにふざけ倒してこうぜ これは もう変わらない変わらない 振り向いても もう戻らない戻らない 取り憑いたら もう離さない離さない 張り付いた リセット不能のバグったプロパティ もう変わらない変わらない 振り向いても もう戻らない戻らない 取り憑いたら もう離さない離さない ならここはひとつ 一緒に笑い飛ばしてくれ 始まりなんてわりかしいつでも 実に馬鹿げてるもんで そりゃ君だっておんなじです 存在しててウケますね笑 ってやつ じゃあ直進不能ダメ人間による 青春の再定義 ≫1 ばら撒いた言葉で描いた星座でも輝けるらしいぜ。 だから もう止まれない 止まれない 歌いたい 歌いたい 踊りたい 走りたい 騒ぎたい 暴れたい 存在自体が嘘みたいな 予測不能! 奇抜なオリジナリティ 重ねた 点と点の 隙間に 生まれついた 変な 形した 余白 だって とっておきの 歌で 上書きしちゃえばすべて思い通り でしょ コメント 『まともなあのこの嘘くさいパロディ』でネギ出てくるの神。 -- と (2024-06-07 15 41 25) 最初はネガティブな感じだけど、だんだん前向きになって吹っ切れてく感じが好き -- 名無しさん (2024-06-10 21 42 57) 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
https://w.atwiki.jp/anikara_member/pages/20.html
出典:『神姫に毒されてお脳が良い感じに腐っていく』 猫零(ねこぜろ、1985年10月5日~)は、求職者。小説書きが本業(仮)。色々な意味で広い。雑食。無類のフィギュア、神姫好き。 ソロモンよ! 私は帰ってきた!!CV 大塚明夫(意訳、やっとこ福岡に戻って参りました。後大塚LOVE) 基本的に圧倒的ダメ人間。一言で言い表すなら「ちゃらんぽらん」が最もしっくりくる(自薦他薦)。 MP氏から「内面と内面に最も差がある男」「変態紳士」と名誉ある二つ名を賜る。 HP:http //esoul.exblog.jp/ 小説のサイトのはずだが、最近日記しか更新していないorz 最近ツイッターはじめました。ID yamanekoreiで入ってます。よかったらどうぞ。 目次 1. 略歴2. 人物・エピソード3. 趣向4. アニメソング プロフィール 愛称 レイさん、ゼロ、その他 出生地 福岡県 血液型 0型 生年月日 1985年10月5日 年齢 24歳 身長 170cmくらい 略歴 2005年2月、ネットサーフィン中に発見、アニカラサークル(仮)に初参加。以来オタクっぷりに拍車がかかる。 その後、数多の変遷を通し、フィギュアオタクして覚醒する。 「我、天命を見つけたり」 とダメは発言を(今)思いつく。 2009年頃から、mixi出張所の管理人を拝命する。 2010年4月。徳島の地より舞い戻る。そしていつの間にか副管理人の立場に復職していた。 2010年現在は、小説を書きつつ、資格の勉強をしつつ、WF(ワンダーフェスティバル)への進出を目論む日々を送る。人物・ エピソード サークル内屈指の多趣味人間。(例:小説、フィギュア、アクションフィギュア、ビリヤード、ゲーム。その他多数) パンヤ「クー」のフィギュアを購入したことをきっかけにフィギュア魔道に墜ちる。 武装神姫「ジルダリア」を購入したことをきっかけに神姫魔道に墜ちる。 同サークル内くり★わきに「あなたのほどの変態には今まであったことがない」と言われたエピソードはあまりに有名。 同サークルMP氏より「仲良くなかった時期が存在しない」「君の我が家での寝た時間は圧倒的」と厚かましさには定評がある。 他サークルへの出向中に「絶叫の人」「若本のモノマネの人」「じまんぐのモノマネの人」などの呼び名がつく。 モノマネは大好きだが、似ているかどうかは別問題。 驚くほど夜型人間。夜になるほど元気になる夜行性。まともな生活が送れるのか大変な問題を抱える。 抜群の肉食系。肉大好き。肉を食べないことは死を意味するに近い。 昨今ダイエットをしようと試みている。 最近長時間コジマ粒子に触れたせいか、重度のコジマ汚染を受けており、色々とひどい。気がつくとthinkerを口ずさむレベルの汚染度。 Im tinker・・・・tutu tutu・・・ 専門職には及ばないものの、デジタル物にはそれなりに強い。やたらと電子機器を持ち歩いている。 趣向 中2からの小説書き。つまりそういうこと。 作風は暗いと言われる。そういうタイプの中2。近未来モノ、異世界モノ、現代モノなどを好んで書く。 フィギュア収集。最近は大物が増える。 最近買った代表的大物は 「朝倉涼子 バニーVer」1/4 という色々な意味での大物。 神姫とキャッキャウフフ。最近改造にまで手を染める。 ちなみに別ハンドルネームにて武装神姫オフを開催しているのは内緒。 服も案外大好き。ちょろちょろと服屋を巡る。 靴は特にティンバーランドを好む。過去登山部に所属していた名残か、ハーフカット 以上の靴ばかり愛用する。 アニメソング 特撮を中心に歌っているとかもだが、そうでもない。ゴシックとかも好きである。とりあえず編集中である。 最近、みのりんにハマりつつある。 ◇特撮系◇ Lord of The Speed (仮面ライダーカブト 加賀美新) Double-Action Gun from (仮面ライダー電王 リュウタロス) ウルトラマンダイナ (ウルトラマンダイナ OP) 溝の口Forever (天体戦士サンレッド 二期ED) ◇ゴシック(的なもの) 黄昏の賢者(Sound Horizon) 人生は入れ子人形(Sound Horizon) 死せる英雄達の戦い(Sound Horizon) Patriot Anthem(妖精帝國) ◇アニメ◇ rise(攻殻機動隊SIC 2ndGIG OP) XTC(ウィッチブレイド OP サイキックラバー) Clover(ソルティ・レイ OP Meg Rock) カテゴ リ 編集保護中の記事 | アニカラサークル(仮)のメンバー | XX県出身の人物 | 19XX年生
https://w.atwiki.jp/baragakuen-highschool/pages/467.html
翠「蒼星石~。待つです~。」 遥か遠くから小さくなった翠星石の叫び声がする。 蒼「翠星石。だらしないよ。」蒼星石は翠星石の方へ駆け寄る。 翠「蒼星石~。戻って来たら、また距離が伸びるですよ~。」 疲れきり上手く喋れない翠星石は、語尾が不必要に延びている。 今、体育の授業でマラソンの最中なのだ。 蒼「僕なら大丈夫だよ。鍛えているからね。」蒼星石は平然と答える。 翠「蒼星石は鍛えすぎです~。よく平気で居られるですね~。」 翠「もう3kmも走ったです~。時速に直すとマッハ3です~。」 翠星石は脳まで酸素が回っていないらしい。 蒼「全然違うよ、翠星石。」蒼星石は翠星石の傍に腰を下ろす。 翠「それにしても蒼星石は体育の時、普段着なんですね。」 少しは回復したらしく、語尾が元に戻る。 蒼「そうだよ。でも先生に許可は取ってあるから。」 蒼星石は、いつもの服にいつもの帽子。完全に普段着だ。 翠「そうなんですか。」 蒼「トレーニングになるんだよ。」 翠「言ってる意味が分からないです。」首を傾げる翠星石。 蒼「ところで、翠星石はもう限界?」ふぅと息を吐く翠星石。 翠「当然です。翠星石は普通なんです。」 蒼「だらしがないなあ。」蒼星石の言葉に翠星石がむっと膨れる。 翠星石は、おもむろに立ち上がると辺りを見回した。 自分と比較対象にするダメ人間を探しているのだ。 翠「こう見えても翠星石だってマシな方です。」ダメ人間を見つけ、急に得意げになる翠星石。 翠「あれを見るです。」 翠星石が指差す方には、雛苺と金糸雀が居る。 雛苺は地面に伏し、目を回しているようだ。 雛「うにゅ~、もうダメなのー。」 金糸雀「雛苺が、うにゅ~になってしまったのかしらー?」 倒れて丸く伸びきった雛苺の周りを、金糸雀がぐるぐると回っている。 蒼「雛苺、大丈夫かな?」 翠「雛苺では無理に決まっているです。」尚も得意げな翠星石。 蒼「ちょっと辛いかもね。」 金「この薔薇乙女一の策士が、必勝の策を閃いたかしらー。」 金「この柵を乗り越えてショートカットかしらー?」 倒れた雛苺を諦めたのか、金糸雀は露骨に柵を乗り越え近道しようとする。 それを発見した近くの教師が注意をする。 翠「相変わらず金糸雀は馬鹿です。教師に見つかってやがるです。」 蒼「微笑ましいけどね。」雛「うにゅ~が食べたいの~。」 蒼星石は楽しそうに雛苺と金糸雀のやり取りを見ている。蒼星石の様子に翠星石が更に膨れる。 翠「もっとダメな奴を探さないと、です。」 翠星石は再び辺りを見回すと、ダメ人間を探した。さながら、ダメ人間レーダーである。 翠「蒼星石、次はこっちを見るです。」 蒼星石「こっち?」 翠星石が指差す方にはJUM、水銀燈、それに真紅が居る。 水銀燈はJUMに張り付き、真紅はティーセットを広げ優雅に紅茶を啜っている。 別の教師が怒鳴りつけている様だが、三人が応じる気配はない。 諦めて去る教師。三人の前では教師とて形無しである。 紅「JUM、紅茶を淹れなさい。それとお湯を切らしてしまったのだわ。」 真紅がカップに残った最後の紅茶を啜る。 紅「沸かして、ここまで運んで頂戴。5分以内よ。」 JUM「紅茶なんか飲んでいる場合じゃないだろ!それに5分で来れる距離じゃない!」 水銀燈に纏わり着かれたJUMが、何とか顔を出して答える。 紅「全く、使えない下僕ね。」 カップを置くと、真紅は愛用のステッキを水銀燈に向ける。 紅「それから、水銀燈。私の下僕から離れなさい。」 JUM「僕はお前の下僕なんかじゃ・・・・・・。」 JUMの顔が水銀燈に包み込まれ、言葉を遮られる。 銀「JUMは私の愛の奴隷よぉ。下僕より奴隷の方が所有しているって感じがするでしょぉ。」 銀「だから、私の勝ちなのよぉ。」JUMの代わりに水銀燈が答えた。 翠「何所に行っても成長しない奴らです。」 蒼「ははは・・・・。」蒼星石が乾いた笑みを浮かべる。 もうダメ人間は居ないらしく、蒼星石の隣に腰掛ける翠星石。 翠「この時ばかりは、普段ダメ人間なベジータの方がマシに見えるです。」 蒼「そうかもね。」すると遠くから誰かが叫ぶ声が聞こえる。 ベ「俺の走りは止められないぜぇぇぇ!!」 他の生徒が休憩を取っているにも拘らず、一人で走り続けるベジータ。 翠「さすが、脳みそまで筋肉男です。」 蒼「彼も、こういう時だけは凄いね。」 これに限っては、さすがの蒼星石も一目置いている。 しかし他のことになると最低クラス、他人の参考書を古本屋に売るような男だ。 翠「蒼星石と比べたら、どっちが凄いですかね。」 蒼「どうだろうね。」 翠星石もベジータの走る、もとい暴走する姿を呆れた目で見ている。 ベ「パラリラ、パラリラーーーー!」 蒼「彼は男子だし、僕じゃ勝てないのかも。」 翠「そんなことねーです!蒼星石が勝つに決まってるです!」 蒼星石の方を見て、思わず声を荒げる翠星石。 蒼「どうかな。」いきなり翠星石は立ち上がる。 翠「分からないのなら勝負してみれば良いです!」 そして、ビシッと蒼星石に人差し指を向けると・・・・・・。 翠「闘うことは、生きることですぅ!」 突如ヒュンという空気を裂くような音が鳴る。 空気を裂くものの正体、黄色い閃光が翠星石の脳天を直撃する。 翠「あうっ。」 紅「翠星石、それは私の台詞なのだわ。」地獄耳な真紅であった。 紅「それにしても水銀燈。いい加減離れないと、私の下僕が失血死するのだわ。」 余りの失血に、JUMはもはや虫の息だった。 翠「真紅の奴、いい場面に茶々入れやがって!ですぅ!!」 気を取り直し、体勢を整えた翠星石。 ビシッと人差し指を向けたまま、蒼星石を見つめる。 蒼「これは、もう逃げられないかな。」視線を逸らす蒼星石。 翠「何を言ってるです蒼星石!はっきりとこの場で決める!ですぅ!!」 翠「生きるか、死ぬかをです!」翠星石の目は本気だ。 翠「と思ったけど、やめるです。」危うく難を逃れた蒼星石は安堵の息を漏らす。 翠「蒼星石に決めさせることは、です。」 蒼「えっ?」拳を握り締め、太陽の方を見やる翠星石。 翠「蒼星石VSベジータ、ぶっちぎりの凄い奴決定戦ですぅ!」翠星石の目が燃えている。 翠「そうと決まったら、果たし状を用意するです!」 翠「でも、どうやってベジータのヤローに渡すか難しいです。」 翠「下手に渡して、誰かにラブレターと勘違いされたら困るです。」 腕を組み首を傾げる翠星石。 蒼「携帯でメールがあるじゃないか。」こんな時でも真面目に返す蒼星石。 翠「それじゃダメです。決闘という雰囲気が出ないです。」 翠「まさにドゥエルヴァルツァ!ですぅ!!」翠星石はもう止まりそうにない。 翠「とにかく果たし状を書きに帰るです!」 蒼「ははは・・・・・・。」翠星石に手を引かれ、蒼星石は事態に流されるしかなかった。 教室。白紙の紙を前に悩む翠星石。 翠「いざ書いてみるとなると、難しいもんです。」 翠星石は、とりあえず思いつくまま書いてみた。 翠「放課後、体育館裏に来やがれ!ですぅ!と。」 蒼「体育館裏って何をするつもりなんだい?翠星石。」 蒼星石に指摘され、顔を引きつらせる翠星石。 蒼「スピードの勝負をつけるなら校庭じゃないかな。」 翠「言われなくても、気づいていたですぅ。」慌てて書き直す翠星石。 翠「放課後、校庭に来やがれ!ですぅ!!と。これで良いですか?蒼星石。」 考え込む蒼星石。 蒼「時間も指定した方がいいね。」 蒼「ベジータ君が、いつ校庭に行けば良いのか分からないよ。」淡々と答える蒼星石。 翠「律儀な奴です。蒼星石は何時にしたいですか?」 蒼「園芸部の活動前がいいかな。」 翠「それも書き込んでおくです。」 蒼「勝手に決めない方がいいよ。ベジータ君とも相談しないとね。」 翠「どこまでも律儀な奴です!ベジータとデートするんじゃないんです!!」 その声に反応し・・・・・・ ベ「呼んだか!翠嬢!!」突如翠星石の机の下から湧き出るベジータ。 蒼「ベジータ君、君って人は・・・・・。」 翠「何所から出てきやがる!ですぅ!!」翠星石は渾身の力でベジータの顔を踏みつける。 ベ「うはwwwいいもの見せてもらったぜwwww。」 踏みつけられたベジータの視線は翠星石のスカートの奥。 翠「この変態!早くどこかに消えろ!ですぅ!!」翠星石がベジータの頭を蹴り飛ばす。 べ「今日のところは俺の勝ちだな!はーっはっはっは!!」 そう叫ぶとベジータは、高笑いと共に逃げ出した。 蒼「行っちゃったね。果たし状を渡すチャンスだったのに。」 翠「そうだったです。どうせまた会うから、いつでも渡せるです。」 その時、授業開始の合図が聞こえた。 ガラガラと教室の扉が開く。梅岡が教室に入り、入れ替わりで笹塚が廊下に出る。 梅「授業を始めるぞ!みんな席に着け!」しぶしぶと皆がそれぞれの席に着く。 しかし翠星石だけは、後ろ側の扉の前に立ったままだ。 ベ「はーっはっはっは!!」翠星石の背後から、ベジータの高笑いが聞こえる。 そして背後の扉が開きかけた瞬間、翠星石は地面に倒れこむ。 翠「きゃああ!近寄るな!ですぅ!!」 扉を開けたベジータを怯えた目で見詰める翠星石。 ベ「なんだ?」状況を飲み込めないベジータ。 翠「この男、扉を開けると見せかけて翠星石の体を触った!ですぅ!!」涙目になる翠星石。 ベ「俺は何もしてないぞ?」 翠「犯罪者は全部そう言うですぅ!」 翠星石は涙を武器に教室を見回し、群衆を味方に付けようとする。 翠「梅岡!何でボーっとしてるですか!?」突然の出来事に朦朧としていた梅岡。 翠「早くこの変態を、廊下に追い出すです!!」翠星石の大声に梅岡は圧倒され、 梅「ああ・・・・・・。」頼りない返事をする。 翠「ベジータ!おめーもボーっとするなです!」 翠「梅岡の命令です!さっさと教室から出てけ!ですぅ!」 すっと立ち上がり、ベジータを教室から蹴りだす翠星石。 ベジータが居なくなると、有無を言わさず教室の扉を閉め始める。 閉め切る直前に廊下に手を出し、 翠「これ読んでおくですぅ。」こっそりとベジータに果たし状を手渡した。 べ「うはwwwフラグwwwww」ベジータの反応を無視して教室の扉を閉め切る。 そのまま何事もなかったかの様に、自分の席に着く。 翠「全部片付いたから、ぼーっとしてねーで梅岡は仕事を始めるです。」 翠「どうせ誰も聞かねーですが。」呆気に取られ状況をイマイチ掴めない梅岡は、 翠星石に指摘され授業を再開する。その後姿に教師としての威厳は欠片も無い。 状況が落ち着くと、蒼星石が翠星石に話し掛ける。 蒼「さっきのは何だったんだい?」 蒼「翠星石が一人で全部進めるから、よく分からなくて。」 翠「ベジータに果たし状を渡したです。」 蒼「それだけ?」 翠「ついでに、さっきスカートを覗かれた仕返しもしておいたです。」 両手を腰に当て得意げに話す翠星石。 蒼「それで騒ぎを起こしたんだ。」半ば呆れたような顔をする蒼星石。 翠「蒼星石は、何も気にしないでいいです。」 翠「今のうちに眠って、放課後に備えるです。翠星石も今から休むです。」 蒼「その、今は授業中なんだけど。」 翠「翠星石が許すです。」 目を閉じ、机に突っ伏す翠星石。どうやら本当に眠るつもりらしい。 蒼「やれやれ。」黒板に目を向け、真面目に授業を受ける蒼星石。 しかし、他の人間はというと。 JUM「教科書が無いのに、どうやって勉強するんだ・・・・・。」 水銀燈「忘れたのぉ。私が見せてあげるわぁ。」 真紅「私が見せるべきなのだわ。下僕の失態は、主人である私が責任を取るべきなのだわ。」 水銀燈「真紅の席は遠いわぁ。無理して来なくてもいいのよぉ。」 真紅「他人から席を奪った貴女に言われたくないわ。」 口論を始める二人にJUMが大声を上げる。 JUM「お前らが僕の教科書を隠すからこうなったんだろ!!」 授業なんか誰も聞いちゃいなかった。 放課後の校庭。花壇に水を撒きながらベジータを待つ翠星石と蒼星石。 翠「伸びやかに~健やかに~。」 翠星石が水を撒く。その姿は、さながら花と戯れる可憐な妖精である。 翠星石が水を撒き終えると。 べ「はーはっはっは!!!」何所からともなくベジータの高笑いが聞こえる。 翠「ど、どこに居やがるです。姿を現すですぅ!」 声はすれども姿は見えず。辺りを見回しベジータを探す二人。 ガラガラガラと鈍い音が鳴り。花壇の前方。 眩い光と共にマンホールの蓋がはじけ飛ぶ。その穴から、ベジータがせり上がって現れる。 何とベジータが着ている服はタキシードだ。 蒼「ベジータ君・・・・・・。」蒼星石は呆気に取られ、開いた口が塞がらない。 べ「約束通り来てやったぞ!」 翠「ベジータ!ここで会ったが100年目ですぅ!」 蒼「さっき会ったばかりだけど・・・・・・。」ベジータと翠星石の視線が交錯する。 ベジータからは好意、翠星石からは敵意と完全に食い違う視線。 蒼「僕が完全に取り残されているなぁ。」展開についていけない蒼星石。 ?「こっちらしいぞ。」 ?「早く行きましょうよぉ。」 ?「急ぐのだわ。」 不意に背後から、どこかで聞いたような声が聞こえてくる。翠星石が後ろを振り向くと、 翠「JUM!真紅!水銀燈!雛苺!おまけに金糸雀までいるですぅ。」 蒼「ベジータ君が、みんなに話したのかな・・・・・。」 翠星石「そうに決まってるですぅ!最低ですぅ!!」 べ「お前たちも、俺達を祝福してくれるのか!」 その後も人の波は続き、ついにはクラスメート全員が揃ってしまった。 蒼「・・・・・・。」蒼星石は文字通り石になっている。 翠「チビ人間!これはどういうことですぅ。誰から聞きやがったです!」 翠星石がJUMに掴みかかる。しかし、JUMから聞けたのは驚きの事実だった。 JUM「笹塚から聞いたんだ。」 翠「笹塚ですか?笹塚はずっと教室に居なかったはずですぅ。」 銀「笹塚が、翠星石がベジータにラブレターを渡した現場を見たらしいのよぉ。」 紅「それで私たちは、ベジータの後をつけてきたのだわ。」 ようやく石から立ち直った蒼星石が、何かに気が付いたようだ。 蒼「教室に居なかったんじゃなくて、授業が始まる前にはもう廊下に立ってたんだよ。」 蒼「笹塚君が梅岡先生と入れ替わりで、教室から出たのに気が付かなかったのかい?」 翠「翠星石としたことが、迂闊だったです。」がっくりと俯く翠星石。 金「マンホールに逃げ込まれた時は、もうダメかと思ったかしらー。」 雛「翠星石、絶対幸せになるのー!」 べ「さぁ皆で二人の結婚式を祝おうではないか!!」 クラスメートは勝手に騒ぎ出し、もはや収拾が付かない。 蒼「翠星石、どうする気だい?」青ざめた蒼星石が助けを求める。 翠「今どうするか考えてるですぅ。」観念した翠星石はクラスメートの方を向き直る。 翠「みんな!黙るですぅ!」翠星石の発言に皆は大人しくなる。 翠「これから蒼星石とベジータが100m走で勝負するです!」 期待を裏切られたクラスメートからブーイングが巻き起こる。 銀「つまんなぁい感じぃ。」 紅「在り来たりなのだわ。」 JUM「怖気づいたのか?」 ますます加熱するブーイング、これにはさすがの翠星石もたじろいでしまう。 蒼「翠星石、どうする気だい?」蒼星石が二度目となる質問をする。再び考え込む翠星石。 少しして、何か思いついた翠星石は自分の手のひらに軽く拳を打つ。 翠「蒼星石!絶対に勝つですよ!」両手を蒼星石の両肩に置き、怪しく光る目を向ける翠星石。 蒼「う、うん。」その剣幕に思わず肯定してしまう蒼星石。押しに弱いのかも知れない。 そして、覚悟を決めた翠星石は群集に向き直り大声を上げた。 翠「勝った方には、賞品として翠星石をあげるですぅ。」クラスメートから歓声が上がる。 蒼「これは責任重大だね・・・・・。」予想外の発言に蒼星石が引きつった笑みを浮かべる。 べ「はーはっは!!そういうことか!」ベジータが高笑いをあげる。 べ「だが、この超ベジータ様が群衆の前で勝利する!」 べ「そして翠嬢蒼嬢、纏めて頂いてやる!!」 言い終わると同時に、ベジータがタキシードを脱ぎ捨てる。 すると全身青タイツ、上半身を覆う強化服(?)の普段着に変わる。 蒼「蒼嬢って・・・・僕まで巻き込まれているんだけど。」 翠「この際気にしねーです!蒼星石が勝てば全部丸く収まるです!」 ベ「二人で何を相談しているんだ!さっさと始めようぜ!」ベジータはやる気満々だ。 一人で走り出すと、普段の体育で使う100m走用スタート地点に立つ。 ベジータの後を追うクラスメートたち。 蒼「僕たちも行こうか。」 翠「分かったです。」蒼星石と手を繋ぐ翠星石は不安げだ。 翠「万が一蒼星石が負けたら、ベジータを毒殺する!ですぅ!!」 こうして蒼星石VSベジータ、ぶっちぎりの凄い奴決定戦の幕は切って落とされた。 雛「蒼星石VSベジータ、ぶっちぎりの凄い奴決定戦の倍率はこちらなのー」 蒼星石とベジータの配当倍率を書いたプラカード。 雛苺がフラフラしながら持ち歩いている。 配当の内容は、勝った方が負けた方に当番を押し付けるという仕組みらしい。 金「券の販売はこちらかしらー。」金糸雀が担当する販売所には、人だかりができている。 金「カナは策士だから予想屋もしようかしらー?」一人で盛り上がる金糸雀。 銀「JUMはどっちに掛けるのぉ?」 JUM「悩んでるんだ。真紅はどっちにしたんだ?」JUMの質問にそっぽを向き、 紅「レディは賭け事などしないのだわ。金糸雀にでも聞きなさい。」カップの紅茶を啜る真紅。 クラスメートの待つゴール地点は、まるでお祭り騒ぎだ。 翠「あいつら、馬鹿騒ぎしやがって!ですぅ!!」 翠「こっちの気も知らねーで!ですぅ!!」不安げな翠星石。 蒼「元気出そうよ翠星石!」準備運動をしながら必死に励ます蒼星石。 翠「翠星石が言ったこととはいえ、負けたら蒼星石までベジータの物になるんですよ。」 翠「可愛い妹があんなケダモノに奪われるかと思うと、もう不安ですう。」 翠「元はと言えば、翠星石が言い出したことです。」 翠「賞品にまで巻き込んじゃってゴメンです。」 翠「翠星石がもっとしっかりしてれば、蒼星石まで賞品に含まれることはなかったです。」 翠「もし負けたら、翠星石が髪切ってカツラかぶって二人分誤魔化すです。」 翠「そしてベジータを毒殺する!ですぅ!!」冗談(?)を言って気持ちを落ち着ける翠星石。 蒼「大丈夫だよ。翠星石。僕は必ず勝つからさ。」自信に満ちた凛々しく美しい蒼星石の顔。 翠「分かったです。蒼星石。」翠星石の不安げな表情が少し晴れた。 蒼「このままでも勝てる気がするんだ。」 翠「このまま?」ゆっくりと歩き、蒼星石がスタート地点に立つ。 蒼「ベジータ君、こっちは準備できたよ。」 べ「待ちくたびれたぜ!いつでもかかって来い!」ベジータもスタート地点に立つ。 蒼「ベジータ君、1回目は練習でいいかい?」 べ「構わないぜ。それでも俺が勝つことに変わりはないがな。」 べ「はーはっは!!」 蒼「そういう事で1回目は練習だからね。翠星石。」 翠「分かったです。翠星石が合図するから、合図が鳴ったらスタートするですよ。」 蒼星石がベジータが身構える。視線の先は栄光のゴール。 翠「よーい。」 翠「ドン。です!」 翠星石の合図で二人が同時に駆け出す。 雛「二人とも速いのー。」 紅「そうね。確かに速いわ。」 JUM「二人とも、なんてスピードなんだッ!」 金「薔薇乙女一の策士、金糸雀の見解ではベジータはボケてすっころぶかしらー。」 銀「うるさいわぁ。黙って見てないさいよぉ。」 両者のスピードは全くの互角。お互い一歩も譲らない死闘。 両者はスタート地点と同じく水平線のままゴールした。 べ「やるな!蒼嬢!」 蒼「君もね。ベジータ。」地面に腰を着き呼吸を整える二人。 べ「だが、次は必ず俺が勝つ!」ベジータが立ち上がり勝利のポーズを決める。 蒼「それは僕の台詞さ。」蒼星石も立ち上がる。 蒼「実は僕、まだ本気を出していないのさ。」 べ「何ッ!」ベジータが驚愕し思わず声を上げる。 蒼「僕には、もう一段階先があるのさ。」余裕の表情でスタート地点へ歩き出す蒼星石。 べ「ハッタリだ!そうに決まってやがる!」苛立ちを隠しきれないベジータが後を追う。 蒼星石がスタート地点まで戻ると翠星石が出迎える。 翠「お帰りですぅ。蒼星石。どっちが勝ったですか?」 蒼「同着だったよ。」またも不安げ表情に戻る翠星石。 翠「次は本番です。本当に大丈夫ですか?」 蒼「僕は絶対に勝てるよ。」依然余裕の表情をみせる蒼星石。 翠「そうですか。蒼星石がそこまで言うなら信じてやるです。」 蒼「ちょっと準備をしてくるから、10分ほど休憩をいいかな?」 翠「分かったです。ベジータには翠星石から言っておくです。」 蒼「すぐ戻ってくるね。」校舎に向かい駆け出す蒼星石。 その余裕は一体どこから来るのだろうか。少し遅れてベジータがスタート地点に着く。 翠「ベジータ。蒼星石は準備で校舎に戻ったです。」 べ「ハッタリに時間稼ぎか!そうに決まってやがる!」 更にイライラして怒鳴り散らすベジータ。 翠「大人しく待つです。カッコわりーですよ。」 べ「そうか!?」急に大人しくなるベジータ、現金な奴である。 蒼「お待たせー。」そこに蒼星石が現れた。驚くべきことにその姿は・・・・・・・・・・。 体操服にブルマ、それに何故か上履きを履いたままの蒼星石。 翠「体操服ですか?」 蒼「変かな。」蒼星石は大きく膨らんだ手さげ袋を持っている。 翠「別に変じゃないですぅ。それにしても綺麗な足してるです。」 黒に透き通るような白い肌がとても際立つ。蒼星石の足に見惚れる翠星石。 蒼「そんなに見られると恥ずかしいなぁ。」翠星石の視線に恥じらいを見せる蒼星石。 蒼「ベジータ君。お待たせ。」 べ「やっと来やがったか。」蒼星石の声に振り返るベジータ。 べ「遅かったな。蒼じょ・・・・・・ぅッッッwwwww」 赤いものを撒き散らしながら逆を向くベジータ。 ベ「生足wwwいいもの見せてもらったぜwwww。」 ベ「あれが最後の手段かwwwまさか、こんな大技を出してくるとはなwwww」 一人で納得するベジータ。 翠「蒼星石。何を持っているですか?翠星石が持ってやるです。」 翠星石が蒼星石の荷物を気にする。 蒼「さっきまで着てた普段着さ。」 蒼「ここに置いておくから大丈夫だよ。」 翠「それじゃ荷物が汚れるです。翠星石が持ってやるです。」 蒼「気にしないよ。」何故か拒む蒼星石。 翠「いいから言うこと聞くです。」翠星石は強引に蒼星石の荷物をひったくる。 蒼「あっ。」 翠「きゃああっ!です!」 荷物を支えきれず地面に落とす翠星石。 手さげ袋は、大きさから想像もできない様な鈍い音を立てた。 翠「これは一体なんです!」手提げ袋を漁り始める翠星石。 翠「この服、重すぎて持てねーです!」 蒼星石の上着を取り出そうとしても、取り出せない翠星石。 蒼「それは10Kgだからね。」 翠「な、何ですか!?」再度手提げ袋を漁る翠星石。 翠「みんな重すぎるです!」 蒼「靴は片方4Kg、ベルトは2kg。」 蒼「服の下に腕用のを着けているんだけど、それは片方1Kgだよ。」平然と言う蒼星石。 翠「蒼星石、恐るべき奴です!」 蒼「これが僕の奥の手さ。」ちょぴり自慢げな蒼星石。 翠「これなら絶対勝てるです!翠星石はできる妹を持って幸せです。」 強く抱き合う姉妹。突然の抱擁に蒼星石が赤くなる。 肝心の対戦相手とは言うと。 ベ「蒼嬢の生足wwwwwうはwwwwww」足しか見ちゃいなかった。 改めてスタート地点に立つ二人。 蒼「ベジータ君、こっちは準備できたよ。」 べ「うはwwwwwww」奇声を上げるベジータ。 蒼「僕の話、聞いているのかな。」 翠「放っておけばいいです。勝負は勝ったもんの勝ちです!」 蒼星石が身構える。ベジータは怪しく身構える。 蒼星石の視線、その先はゴール。ベジータの視線・・・・その先は・・・・。 翠「よーい。」翠星石の合図の前にベジータの理性のタガが外れた。 べ「蒼嬢~~wwwww」 蒼「うわあっ。」慌てて身をかわす蒼星石。 翠「何やってるです!ベジータ!!フライングです!!」 蒼星石に身をかわされ、地面に強く頭を打つベジータ。その衝撃でベジータに意識が戻る。 べ「はっ!俺は一体何を!!」 翠「おめーはフライングしたです!もう1回やったら失格です!!」 べ「そうか!俺は蒼嬢の生足を見た後、意識を無くしたんだ!」まさに大猿、ケダモノである。 蒼「大丈夫かい?ベジータ君。様子がおかしいけど。」心配してベジータに近づく蒼星石。 べ「まずい!」慌てて目を閉じるベジータ。 翠「こいつが変なのは、いつものことです。」 翠「ベジータ、合図が鳴ってからスタートするですよ。」 べ「おう。」 翠「それじゃ二人とも位置に着くです。」 べ「落ち着け、落ち着くんだベジータ!」 べ「この勝負にさえ勝てば、蒼嬢は俺の物。生足程度目じゃないぜ!!」 べ「目を開けられないなら心眼で見ればいいんだ!」意識を集中させるベジータ。 べ「落ち着け、俺のゴールを心眼で探し出すんだ!!」更に意識を集中するベジータ。 次第にベジータのまぶたの裏。真っ暗な空間に何かがおぼろげに浮かび上がる。 次第にそれは形を成し、縦に伸びた二本の白いものになる。 べ「見えたぞ!これが俺のゴールだ!!」 翠「よーい。」 べ「でも何故、俺の真横にあるんだ?」 ベジータは不審に思ったが、その答えを導くまでの時間はなかった。 翠「どん!ですぅ!」蒼星石が駆け出す。依然とは比べ物にならないスピードだ。 雛「蒼星石の足綺麗なのー。」 JUM「蒼星石・・・・・・・うッッッ!!!」 銀「JUMぅ。見ちゃダメよぉ。」 紅「鼻血を何とかなさいJUM。」 金「生足作戦かしらー?」 突如、心眼に写る縦に伸びた物体が前に進んだ。 べ「何だ?ゴールが前に進んだ!?」 べ「逃がさんぞ!」ベジータは逃げるゴールを追いかける為、駆け出した。 べ「何故だ!何故追いつかない!!」 ベジータが必死に追い掛けるにもかかわらず、ゴールに着く気配はない。 ベジータが進むとそ音物体も前に向かって動くのだ。 競争の結果は、蒼星石の後ろにぴったりとベジータが並ぶ格好になった。 ゴールを越えれば試合は終わる。それなのに何故かゴールを過ぎても走り続ける二人。 紅「様子が変ね。」 銀「走りたい年頃なんじゃないのぉ。」 雛「JUMの様子も変なのー。」 JUM「僕は何も変じゃないぞ!」 金「鼻血垂らしながらじゃ、説得力無いかしらー。」 翠「何やっているですかー。蒼星石ー。」大声を上げながらゴールまで走ってくる翠星石。 蒼「ベジータ君が追ってくるんだよ~。」 蒼「もうやめてよ~。JUM君、助けて~。」悲鳴を上げて逃げ惑う蒼星石。 蒼星石の悲鳴も意識を心眼に集中するベジータには届かない。 べ「俺のゴール。絶対に逃がさんぞ!」夕日に向かって走る蒼星石とベジータ。 その姿は逃げ惑う女子高生と変質者だ。 翠「蒼星石ー。こっちに来るですー。」 蒼「分かったよ~。」蒼星石はもう半泣きだ。 翠「真紅たちも手伝ってほしいです。」頷く姉妹たち。横一列に並び陣形を整える。 蒼星石に引き付けられたベジータを迎え撃つ体勢だ。蒼星石が姉妹たちの間を駆け抜ける。 その瞬間ベジータの心眼に別の物が写る。ベジータがそれを読み上げる。 べ「これからが本当の地獄だ・・・・・・・・・・?」 翠「いまです!」翠星石の合図で薔薇乙女たちが一斉にベジータへ攻撃を仕掛ける。 べ「ぎゃあぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・・・。」 ボコボコにされ、鼻血を吹きながら自身も吹き飛ぶベジータ。 きりもみ状態で周囲に鼻血を撒き散らしながら地面に叩きつけられる。 翠「汚いシャワーですぅ。」幻の10回転ジャンプは失敗に終わった。 翠「蒼星石。もう安心していいですよ。」ベジータを倒した翠星石は蒼星石の様子を見る。 翠「蒼星石。何してるですか!」何と蒼星石が、JUMを押し倒しているではないか。 蒼「JUM君。僕、怖かったよ・・・・・・・。」 JUMの顔は蒼星石の胸で下敷きになっており、体操服が真っ赤に染まっている。 翠「チビ人間!そこを退くです!」 翠「そういうことして欲しいなら、二人きりのときに翠星石が・・・・・・・。」 言いかけて、周りの視線にハッとなる翠星石。 翠「とにかく、どさくさにまぎれて蒼星石を押し倒すとは不届きなヤローです!」 JUM「これは僕のせいじゃ・・・・。不可抗力だ!」 薔薇姉妹たちの抱きついた蒼星石への嫉妬はJUMへの怒りに変わる。 翠「みんなでお仕置きするです!」蒼星石を除いた薔薇乙女姉妹がJUMを取り囲む。 JUM「こういう時は何て言うんだったかな・・・・・・・。」 JUM「これからが本当の地獄だ・・・・・・・・かな。」 翠「その通りですぅ。」その言葉を合図に姉妹たちがJUMに飛び掛る。 JUM「うわあぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・・・。」校庭にJUMの悲鳴が木霊した。 エピローグ 勝負も騒ぎも収まった校庭。 べ「参った!」蒼星石への謝罪も含め土下座するベジータ。 翠「ざまーねーですぅ。」何故か得意げな翠星石。 蒼「とにかく、ベジータ君も顔を上げて。」 べ「蒼嬢は『優しい』な。」顔を上げるベジータ。 べ「そこでだ!『優しい』蒼嬢に頼みがあるんだッ!」 やたらと『優しい』の部分を強調して言うベジータ。 蒼「・・・・・何だい?」一歩引いてしまう蒼星石。 ベ「俺はもっと強くなりたいんだ!だから蒼嬢の重い服を貸して欲しい!」 蒼「どうしようかな・・・・・・。」 ベ「頼むッ!」もう一度土下座するベジータ。 蒼「仕方ないなぁ・・・・・・。」蒼星石は押しに弱いのか手提げ袋をベジータに手渡す。 べ「うはwwwwwwww」ベジータがいつもの奇声を上げる。 蒼「やっぱりやめ・・・・・・。」 べ「それじゃ俺は早速トレーニングに入るな!」蒼星石の声を遮るように大声を出すベジータ。 ベ「またな!」そう叫ぶと、いきなり駆け出しベジータはすぐに見えなくなった。 翠「どうなっても知らねーですよ。」 蒼「・・・・・・・・。」蒼星石は無言だった。 帰り道。始終ご機嫌な蒼星石。 蒼「JUM君。」JUMの腕に手を回す蒼星石。 JUM「どうしたんだ?蒼星石?」 蒼「何でもないよ。」蒼星石の笑顔は止まらない。 翠「何ニヤニヤしてるですか。さっきからずっとこの調子です。」 蒼星石があまりにJUMを独占する為、他の薔薇姉妹は先に帰ってしまったのだ。 蒼「えへへ。」 蒼「僕がベジータ君から逃げたとき、JUM君が抱きとめてくれたから。」 正確には激突され、蒼星石もろとも倒れてしまったのだが。 翠「だからってベタベタし過ぎです。」少し不機嫌になる翠星石。 翠「でも今日は蒼星石が良く頑張ったから、特別に許してやるです。」 翠「色々な意味で、蒼星石はぶっちぎりの凄い奴ですぅ。」 蒼「ありがとう。翠星石。」蒼星石は喜びの余りJUMに思いっきり抱きつく。 JUM「蒼星石・・・・・・胸が・・・・・足が・・・・・。」 シャワーのような鼻血を吹き、白目を剥いて倒れるJUM。 蒼「JUM君!」蒼星石が叫びを上げる。 翠「二人とも大馬鹿ですぅ。」 今日も薔薇学園は平和だった。 翠「それにしても、あの男は今頃何をしているですかねぇ。」 その頃のあの男、ベジータ。彼の自室。 手提げ袋から蒼星石の服を取り出すベジータ。 べ「それにしても重い服だな・・・・・・ハァハァ。」 べ「よし、ハァハァ・・・・・・早速トレーニング開始だ。」 黙々と本来鍛えるべき場所と違う部位に負荷をかけるベジータ。 べ「ハァハァ・・・・・・・うッwwwww」ベジータはトレーニングを終え、脱力する。 力の抜けたその手から蒼星石の服が落ちる。 蒼星石の服はベジータが鍛えていた部位に直撃した。 べ「ぐはあッッッッッッ!!!!」 べ「これが・・・・・・本当の地獄か・・・・・・・・・・・ガクッ。」 fin
https://w.atwiki.jp/tsukuo2net/pages/197.html
一人は麦わら帽子を被り畑仕事。一人は日傘の下で冷たいお茶を飲みながら読書中。 読書と言っても……お店の紹介案内の雑誌である。 「そういえばりゅーじってさー」 せっせと野菜をかごに詰めていく折原が、近くで優雅にお茶をしていた白百合に向かって聞く。 寮の裏側の庭の一部を折原が畑として使っており、結構いい物が出来ている。 「はい?」 「最近やつれてね?」 「……ユーも言いますか。……女禁しよっかな」 お気にの姫にも心配され、身進ちゃんにも言われ、折原にまで言われるか。 そう思うと、流石に遊び過ぎてるのかと少し考えてしまう。 懐が暖か過ぎるのもどうかというものか。ついついオプションを追加してしまったり延長したりとげふんげふん。 「そういや女性ってたらあの娘とはどうなったん?」 「あの娘?」 様々な女性をとっかえひっかえ遊んでいる白百合には誰の事かわからなくなっている。 特定の……お気にの姫とか覚えてるけども折原も知ってる女性なんて…… 「ほら、この前りゅーじの部屋で寝てた娘」 「……は?……あぁ、あの娘とはそう言う関係じゃないので。……言うなら猫みたいな?」 「なんだそれ。ぬぉ、喰われてる……」 虫に食われたトマトを手に取り、服で軽く拭くと喰われてない方を一口。 流石虫が食うほど美味しいといわれる。甘い。 「見てると……なんでしょうか、猫と同じ感覚で見てしまうんですよね」 「んぐんぐっ……愛玩動物的な視方?」 「猫は好きですけど……だからか?」 見かけたらとりあえず撫でたい。抱いてるだけで癒される存在。それは猫だ、と白百合の中で確定されている。 もちろん女性を抱くのとは違っている。……こう、ふわーっと癒される、落ち着く、絶対的な可愛さ。 それが彼女に……?……いや、絶対違うだろ。……多分違う。 「……惚れてんじゃね?」 「あれは、違う……だろ。なんなんだろうなー……」 「りゅーじ?聞いてねー……」 呆れて再度熟したトマトをもぎ取っていく。すると。 「ねぇ、それ食べれるん?」 「ぬぅぉっ!?」 いつの間にか折原の隣にナツカがちょこんと座りながらトマトを見ている。 突然の声にビックリして横に倒れ、手から離れたトマトが宙を舞い。 落下。 ぐっちゃり。 「ぬぁーっ!?トマトがーっ!?」 「もったいなぃ」 「って、嬢ちゃん何時の間に……寿命縮んでるぜ。おぃ、りゅーじー」 折原が声をかけても考え事中。さっきからページが1ページも進んでないところ、本気で考えてるようだ。 「……猫か?やっぱり……捨て猫っぽくて……ぁ?ん……なつか。何しにきた」 「近くまで来たから。で、これ食べれるん?」 「上手いぜー。もろきゅーとかにしたりさ。酒のつまみに……あぁ、美味そうじゃね?」 「おいしそうだね。食べよ?」 「集り過ぎですよ」 扇子がナツカの頭にすぱーんと。 「いたぃ……なにするんよ、りゅーじ」 「ユーは食べる事しか興味無いのですか」 「食べる事と、寝る事。あ、あと飲むこと」 「うわぁ……ダメ人間の典型じゃね?まぁ、まだネトゲとかにハマってるよかましか」 「駄目なん?」 「よく生活できるなと思います」 「要領がいいんだよ。賢いの。で、食べへんの?」 「もちろん食べるさ。クロード喜ぶぜー?昨日の見てた番組でキュウリをじーっと見てたからなぁー」 「よし、いこ」 野菜を運びながら寮へ戻る二人。 「二人とも元気ですねぇ……こんなにだる……遊び過ぎか。はぁ」 その後、頑張ってみたけど3日目にお気に入りの姫の同伴お願いでギブアップだとか
https://w.atwiki.jp/syujuu/pages/52.html
アリア キャラクター概要 本名 Aria Vanitasia 所属 Smoky Crown 使い魔 アニエル 性別 男 年齢 21 誕生日 身長 173cm 体重 62kg 種族 人間 出身地 [[]] 職業 作家 攻撃的な作風の作家。出版統制に引っかかり祖国を追われる。ぱっと見は美少女だが口が悪く、酒も煙草も薬もやる。 外見 まっすぐな艶のある黒髪を腰に届くほどまで伸ばして切り揃えている。ぱっちりした大きなつり目で瞳はごくごく薄い空色。強い感情を抱くと、感情が文字となって瞳に浮かび上がる。感情が溢れれば目はいくつもの文字がぐるぐると横溢して黒く染まり、インクのような黒い雫が流れ出す。顔立ちは整った美少女顔。体重が変化しやすい体質で、修羅場はみるみる痩せていくが食べすぎると肉になりやすい。が、少食なのでそこまで太ることはない。筋肉はほぼ無い。あまりにも女性と間違われるためにだるだるのカーディガンを着て胸元を大きく開けているが、それにも関わらずやはり女性に間違われる。 性格 皮肉屋で独特の毒舌を吐き、気分の上下が激しい。感性が鋭敏で言葉に関してやや神経質。内心は臆病で気弱で真面目なのだが、自らの才能への猜疑、世間に蔓延する物語の作者への偏見に対する嫌悪がゆえに捨て鉢で我が身を顧みない生活を送っている。本来の性質はごく弱ったときや心から信頼する人の前でしか現さない。あまりにも怒ったときには作家とは思えない語彙力の低下が起こる。言いたいことが溢れかえって逆に口がきけなくなるタイプ。薬や酒はまともな思考を残している平常時はビビって近寄りすらしないが、煮詰まってくると自制心が著しく弱まってキメてしまう。自分を侮られるのが大嫌いなのに自分に自信が持てなくて苦しんでいる。面倒くさい。普段はムスッとしていて気難しいが、心を許した人には雑に甘えにかかる。振る舞いを例えるなら大型の猫。一度なにかを嫌いになると印象が覆りにくい。その分一度懐に入れたものには誠実。ある意味すごく人間的なダメ人間。意外にも女性と間違えられることに格別の忌避感があるわけではない。しかし勿論甘受しているわけでもない。 能力 魔法名は「歌詠みは下手こそよけれ」。声に、言葉に威力が籠る。暴言なら暴力に、睦言なら媚薬に、いたわる言葉なら薬になる。洗脳のようなことも出来る。指向性はある程度制御可能。文字にも少し魔力がこもるので読んだ人が感情を揺さぶられやすい。作家として評価されているのはそのせいで、本来の実力ではないんじゃないかと恐れている。基本大声で叫ぶほど効果が大きいのでのど飴を常備している。 過去など 物心ついたときには孤児院に居た。本人は知らないが、三つ違いの弟がいる。14歳のとき手遊びに書いた物語を見初められて作家デビュー、孤児院を出る。一躍歳若い人気作家となり青少年に熱狂的な支持を得、一世を風靡するも、国家批判的表現が見咎められて手配がかかり、ノーダステラに亡命する。このとき担当編集だった鳴無も着いてくる。ノーダステラで気まぐれに立ち寄った教会で自分のファンだというアニエルに出会い、話をするうちに首筋の鬱血痕に気が付き、アニエルへの性的搾取を知って憤る。アニエルと関係を持っていたお偉いさん方を糾弾しついでに魔法でぶっ飛ばす。生来のひとの好さから見ておられなくなり、アニエルを引き取って主従契約を結び、一般常識を叩き込んでいる。 他キャラクターとの関係 アニエル 可哀想なやつだよ、俺がなにかしてもどうにもならんかもなぁ……。涙が出るほどいいやつだけど、背筋が凍るほど清廉でな、こいつを見てると悲しくなる。 鳴無 正 律儀な眼鏡。1回うっかり寝たくらいで俺なんかに惚れるなんてなぁ……。俺はお前が心配だよ、まぁ恋愛的に好きになることはたぶん無いけどな。 [[]] 今後 29歳で薬の過剰摂取で昏倒、死にかけるがアニエルが自分の天使の力をアリアに注ぎ込んで蘇生、人間の枠から外れてしまう。なんてことをするんだと怒るもアニエルが初めて見せた我儘であるため仕方なく受け入れ、力のほとんどを失って不死ではなくなったアニエルとともに長い年月を生きる。
https://w.atwiki.jp/comic8/pages/1922.html
のんきくんをお気に入りに追加 情報1課 <のんきくん> #bf 外部リンク課 <のんきくん> ウィキペディア(Wikipedia) - のんきくん Amazon.co.jp ウィジェット 保存課 <のんきくん> 使い方 サイト名 URL 情報2課 <のんきくん> #blogsearch2 成分解析課 <のんきくん> のんきくんの68%は真空で出来ています。のんきくんの19%は元気玉で出来ています。のんきくんの8%は夢で出来ています。のんきくんの3%は保存料で出来ています。のんきくんの1%は犠牲で出来ています。のんきくんの1%は歌で出来ています。 報道課 <のんきくん> 「ピングー展」がクリスマスに横浜赤レンガ倉庫へやってくる!限定フィギュア第4弾も必見 | キャラWalker - ウォーカープラス 【無料漫画】かりあげクン(269)「高級レストラン」「帽子」社長の帽子を持つよう渡されて?/植田まさし - ふたまん+ 【無料漫画】かりあげクン(268)「コーヒー」「ひげ」残業中、夜の社内で物音が聞こえる!?/植田まさし - ふたまん+ 33歳で旅立った私のパートナー - NHK NEWS WEB 【無料漫画】かりあげクン(266)「占い」「おかたい女」一生懸命ゴルフの練習をしているワケは?/植田まさし - ふたまん+ 原田剛さんの自伝的絵本「小学生のボクは、鬼のようなお母さんにナスビを売らされました。」 エグいけど、泣ける|好書好日 - 好書好日 2022年はどんな年になる? 星占い「星栞」シリーズ著者・石井ゆかりが未来を予測! - マイナビニュース なぜ「指導は軍隊式だし選手を平気で殴る」トルシエが日本代表監督に?《ベンゲルにフラれた後》の知られざる候補と就任の真相 - goo.ne.jp 吉田修一さん「横道世之介はダメ人間だけど…」 17日連載スタート - 毎日新聞 - 毎日新聞 映画『クレヨンしんちゃん』歴代作品一覧 無料で配信を視聴するには? | インタビュー・特集 - ABEMA TIMES 創業43年の老舗 焼きめし残った 総社のラーメン店が代替わり:山陽新聞デジタル|さんデジ - 山陽新聞 【無料漫画】かりあげクン(189)「読みかた」「新緑」…植田まさし - ふたまん+ 【無料試し読み】かりあげクン(162)「接待」「釣り」…植田まさし - ふたまん+ 情報3課 <のんきくん> #technorati マンガとは マンガの33%は厳しさで出来ています。マンガの30%はカルシウムで出来ています。マンガの25%は元気玉で出来ています。マンガの9%は毒物で出来ています。マンガの1%は月の光で出来ています。マンガの1%は毒電波で出来ています。マンガの1%は魂の炎で出来ています。 28589.jpg?_ex=300x300 s=2 r=1 ヨスガノソラ 春日野 穹 -すくみず 楽天売れ筋ランキング レディースファッション・靴 メンズファッション・靴 バッグ・小物・ブランド雑貨 インナー・下着・ナイトウエア ジュエリー・腕時計 食品 スイーツ 水・ソフトドリンク ビール・洋酒 日本酒・焼酎 パソコン・周辺機器 家電・AV・カメラ インテリア・寝具・収納 キッチン・日用品雑貨・文具 ダイエット・健康 医薬品・コンタクト・介護 美容・コスメ・香水 スポーツ・アウトドア 花・ガーデン・DIY おもちゃ・ホビー・ゲーム CD・DVD・楽器 車用品・バイク用品 ペット・ペットグッズ キッズ・ベビー・マタニティ 本・雑誌・コミック ゴルフ総合 ページ先頭へ のんきくん このサイトについて 当サイトは漫画のタイトル毎にインターネット上の情報を時系列に網羅したリンク集のようなものです。ページをブックマークしておけば、ほぼ毎日その漫画のタイトルに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
https://w.atwiki.jp/83452/pages/14522.html
バタン 律「……何だよ澪のやつ」 律「そんなにあたしのこと、嫌いなのかよ……」グスッ ………… ……… …… … 和「まあこんなところかしら」 紬「りっちゃんと似たような感じだわ。澪ちゃんも大変だったのね」 和「あの時は正直呆れたわ。積極性を見せなさいっていった傍からあれだもの」 紬「でも、何だかんだでりっちゃんも澪ちゃんも、ほんとに似た者同士ね」フフフ 和「そうね」クスッ 唯「のどかちゃーん♪」サワサワ 和「……いい加減離れなさい、唯。ていうか、どこ触ってるのよ」 唯「えっ?和ちゃんの立派なお胸だよー?」モミモミ 和「ちょっと、ホントにやめなさいって……ひゃん!」ビクッ! 紬「!!(こ、これは……!)」 唯「あれっ?和ちゃんもしかして今感じちゃった?」ニヤニヤ 和「バカ、ホントにやめなさいって……ひゃあん!///」ビクン! 紬(キ、キマシタワアアアアアアア!!!!)ダラッシャァ!! 梓「使用届書けましたー……って」 唯「えへへ、ちょっと先っぽ触っただけで感じちゃうなんて、和ちゃんはやらしい子だね♪」サワサワ 和「ちょ、唯これ以上はマズいって……みんなにバレちゃう……ふぁあ!」ビクッ! 梓「ちょ、何やってるんでs///……モゴモゴ」 紬「梓ちゃん、邪魔しちゃダメよ」 梓「もっ……?」 紬「あの2人は今、儀式を始めようとしているの。邪魔しちゃダメ」 梓「ふもっ……(ムギ先輩、目がマジだ……)」 唯「バレちゃう……かあ。ごめんね、実はそこの3人にはバレちゃったの」クスクス 和「えっ……?あれだけバラさないでって言ったのに……」 唯「ごめんね、私がドジっちゃったの」エヘヘ 和「唯、あんた、絶対許さないからね……あぁん!」ビクン! 唯「おお、許さないだなんて怖いねえ~。そんな怖いこと言うのはこの口かな~?」ムチュッ 和「むぐっ!むっ……ふぁ……」 唯「んちゅ……ぷはっ。えへへ」 和「ば、バカ唯!あんた皆の前でキスまで……///」 唯「……ごめんね、和ちゃん」 和「えっ?///」 唯「私、スイッチ入っちゃったや」 唯「続き、お家でしよ?」 和「……うん///」 ……… …… … 梓「そして唯先輩は和先輩にテイクアウトされました」 紬「どちらかといえばテイクアウトされたのは和ちゃんの方じゃないかしら~?」 律「澪まだー、澪ー?」 紬「それにしても、唯ちゃんが攻めだなんて意外だったわ~///まあどっちでもアリだけどね!」 梓「そして部室に残るは澪連呼マシーン一台(ポンコツ)と百合好き変態キーボーディストが一名」 律「澪ー早く来いよー」 紬「それにしても、澪ちゃんほんとに遅いわね!何をしているのかしら!!」プンプン 梓「……何でムギ先輩が怒ってるんですか?」 紬「早くりっちゃんと澪ちゃんの絡みが見たいからに決まってるじゃない!」フンス! 梓「いや、流石にみんなの前でいちゃつき始めるほどお2人は……(なにより澪先輩がいるし)」 紬「梓ちゃん、今の2人は完全にバカップル状態なのよ。出会った瞬間にそれはもう素晴らしい絡みを見せてくれるはずだわ!」 梓「あ、あはは、どうでしょうね……(やばい、ムギ先輩、さっきの唯先輩達のせいでテンションがおかしいことになってる……)」 律「……もう我慢できない」 紬・梓「えっ?」 梓「ついに、律先輩動き出すんですかね?」 紬「うふふ、楽しみだわー♪」キラキラ 律「ムギ!梓!」 紬・梓「はい!」 律「どっちか、澪になってくれ」 梓「急に何言い出すんだこいつ」 梓「ていうか、直接会いに行ったりはしないんですか?」 律「それが、今日の休み時間、全部澪に会いに行こうとしたんだけど、一回も会えなかったんだ」 梓「えっ」 紬「おそらく、澪ちゃんも同じ考えで、休み時間中ずっとお互いを探し合ってたんじゃないかしら」 梓「なにそれこわい」 律「というわけで、本物の澪を待つ間、どちらかに澪になって貰おうと思う」 梓「いや、だから他人になるとかそんな無茶な……」 紬「あら、梓ちゃんなら澪ちゃんにはなれるんじゃない?ほら」シュル 梓「あっ、髪ほどかないでくださいよもう……」 紬「さあ、りっちゃんのために一肌脱ぐのよ梓ちゃん!!」 梓「一肌脱ぐって言われても……」チラッ 律「……!」キラキラ 梓(すっごく輝いた目でこっち見てるーー!?) 律「澪だ……ちっさい澪……」キラキラ 梓(ちっさいは余計です!) 紬「さあ梓ちゃん、そのままりっちゃんに合わせて!」 梓「うぇっ !?えーっと……」 律「……」キラキラ 梓「り、りつー?」 律「!!」ダッ 梓「えっ?」 律「みおぉぉぉ!!」ダキッ 梓「ふわぁあ!!?///」 律「えへへ、みーお♪」スリスリ 梓「(えっと、澪先輩風のしゃべり方……)もう、しょうがないな律は……///」 律「……」ピタッ 梓「あれっ?(何か間違えた……?)」 律「……山がない」パッ 梓「は?」ピクッ 律「澪には山があるはずなのに、こいつは崖だった!」 律「こんなの澪じゃない!!」 梓(自分だって絶壁のくせに……)プルプル 律「ムギー、澪がちっちゃくなって崖ボディになっちゃったー!」ウワーン 梓(殴っていいかな?こいつ一発殴ってもいいよね?)ブチブチ 紬「りっちゃん、人は他人になることなんて絶対に出来ないのよ」ナデナデ 紬「だから、本物の澪ちゃんが来るのをじっと待ちましょ?」 律「……うん」 梓(あれ?じゃあ何でやらせたの!?) 律「うぁぁあぁ、澪ー、まだかぁぁぁ!!!」 タッタッタッ 紬「んっ?(外から足音……?)」 ダダダダ 梓(早い、どんどんこっちに!!) 律「この足音は……!」 ピタッ 梓「止まった……?」 バターン 澪「律!!!」 律「……!!」パァァ 紬(本日2回目のキマシタワアアアアアアア!!!)ドルゥァァア!!! 澪「律……!」ダッ 律「澪……!」ダッ 澪「るぅぅぅいぃぃいぃつぅぅううぅうぅぅ!!!!」 律「むぅぅいぃいいぃおぉぉぉおぉぉ!!!!」 ドォォン!!! 澪「律ぅぅ、会いたかったよぉー!!」ウワーン 律「澪ぉぉ!お前今日一日どこにいたんだよーー!」ウエーン 梓「今2人が抱き合う瞬間ドォォンっていいましたよね。2人とも痛くないんでしょうか」 紬「うふふ、愛の力って素晴らしいわぁ///」 澪「えへへ、りーつ♪」 律「みーお♪」 澪「りーつ♪」 律「みーお♪」 梓「うわぁ……今時あんなことやってるの吉〇新喜劇以外で初めて見ましたよ」 紬(もっと!!もっとやっちゃってぇ!!!) 澪「……ねえ律」ギュー 律「なに?」ギュー 澪「私、今日1日全然ダメだった」 律「……」 澪「律がいないから、全然なんにも集中できなかった」 澪「私、このままダメ人間になっちゃうのかなぁ……」 律「……」ナデナデ 澪「んっ……」 律「私もおんなじだよ。澪が見れないから、他のこと何にも考えられなかった」 澪「うん……」 律「だから、ちょっとずつ慣れていこ?」 澪「えっ?」 律「最初はダメダメでもいいじゃん。今の私たちはちょっと浮かれすぎてるんだよ」 律「だから、ちょっと離れるのを我慢できるようになるまで、一緒にがんばろ、澪」 澪「うん///」 律「っていっても、もう絶対に離してやんないけどな!///」ギュー 澪「……もう、ばか律///」 ……… …… … 梓「そして、ナチュラルに練習をすっぽかした律先輩と、それに付いていったダメ人間寸前の澪先輩なのであった」 梓(ていうかあの人、ホントはただ練習サボりたかっただけなんじゃ……?) 紬「うふふ、夢にまで見た2人のラブラブシーンが見られるなんて、感動的だわ~///」 梓「そうですか、それは何よりです」 紬「うふふ♪」スタスタ 梓「さ、私たちも帰りましょうか」 紬「そうね……」スタスタ 梓「ムギ先輩?荷物置いたままですよ?」 紬「……」ガチャン 梓「えっ、ムギ先輩、何で鍵かけ……?」 紬「……」スタスタ 梓「(ま、まさか!)ちょ、ムギ先輩!」 紬「うふふ♪」ダキッ 梓「うわっ、ちょ、先輩!!///」 紬「ごめんね梓ちゃん。しばらく抑えるって言ったのに……」 紬「みんながいちゃいちゃしてるのを見てたら、我慢できなくなっちゃった」アゴクイッ 梓「ふぁっ……」 紬「んちゅっ……ちゅる……」 梓「んっ……むちゅ……」 紬「ちゅる……ぷぁっ」 梓「ダメですって……ここ学校……」 紬「うふふ、私、部室で梓ちゃんをイカせるのが夢だったの~」 梓「そんなこと……むぐっ!?」チュゥ 紬「むちゅ……ぢゅ……ぷはっ」 梓「はぁ……はぁ……///」 紬「そろそろ限界みたいね♪」ニヤリ 梓「はぁ……ムギ……先輩……」 紬「なに?」 梓「もっと、いっぱい……ムギ先輩が欲しいです……///」 紬「うふふ、久し振りだから、今日はいっぱいシてあげるね、梓ちゃん」 梓「……はい///」 ………… ……… …… … ぶしつのそと! さわ子(あの2人、私が見回りに来ることを考慮に入れてないのかしら……?) さわ子(悪いことしてる訳じゃないんだろうけど、でもこれは教師として見過ごすわけにはいかないわよねぇ……) さわ子(うーん……) さわ子(このことを職員会議に出す……)ポクポク さわ子(不純同姓交遊とか言われてムギちゃん達が退学……は免れても停学は必死。つまり……)ポクポク さわ子(ムギちゃんのお茶が飲めない!?)チーン さわ子「……報告しない安定ね」スタスタ おしまい! 戻る あとがき 紬梓に関しては敬語かタメ語か迷ったけど、このカプでの梓はとことん後輩でいてほしいなー、と思ったので。 りっちゃんに澪って連呼させたかっただけのSS(しかも気がついたら他のカプに焦点当てすぎてあんまり連呼させられなかった)だったけど、こんなんばっかで良かったら他のSSもよろしくお願いします。 それでは、ここまで読んでくれてありがとうございました!!
https://w.atwiki.jp/trpgken/pages/68.html
2nd Extra Mission So Misled story うっかりと予期せぬ大打撃を受けて色々と油断のならない医師、ジャック・ホワイトのお世話になった我等がランナーズ。 その恩を盾にするかのように、にこやかにジャックがビズを引っさげてやって来た。 彼の世話になっている製薬会社であるバーバレラ・ファーマシーがランナーを必要としているらしいそうだ。 とは言っても、ジャックは詳しい事を知らされておらず(何故か会社の名前も言ってくれなかった)、実際の商談は同社の副社長である所のアラン・ダフィとの間で行われる事になった。 ビズの内容は、社内に社員として潜入し、ライバル社であるジョージ&カーマ・ファクトリーに情報を流している産業スパイを発見し、処理する事。 相場を知らないせいか最初はかなりシブったアランだったが、内縁の妻である社長、バーバレラ・フォンダに頭を下げて何とかそれなりの資金を工面してくれた。 かくして商談を成立させたランナーズ。 容疑者は 総務部:サイモン・リー ジェフ・カーティス 経理部:リオ・グランディア 製品管理部:アンディ・キャンベル ウォーレン・クック ダイアナ・コリー 営業課:ジョン・トゥルーリー ロジャー・テイト の8人。 行動面からはボロを出さなかったため、特に金を欲しがっていたり金遣いが荒かったりといった、カネの面から目をつけた連中だ。 イチロー等のコネクションに裏を取り、バーバレラ・ファーマシーがユカイな薬を作っているようなユカイな会社ではない事を確認。 かくしてラスが総務部、アレクが営業部(逆だったかも・訂正求む)、ジミーは経理部、ウェンディが製品管理部に侵入し、ニキータは外部から張るという事で意見が一致。 初日の金曜日。 製品管理部のウェンディに、唐突に容疑者の一人である黒人の陽気なエルフ、ウォーレン・クックが声をかけてきた。 早速、新人の歓迎会を俺の奢りでやろうZEというその豪快な誘いに、ウェンディは部内の様子を探る意味でもOKを出す。 妙にハイテンションな言動のウォーレンに、静かにツッコミを入れる同じく黒人の寡黙なドワーフ、アンディ。 更に、その様子をあきれた様子で見ている大人びた美女、ダイアナ・コリー。 妙にキャラの立った部署であったという。 適宜休憩でも挟みながら普通に仕事をする面々。 ジェフがドラゴン・フリークスだったという微妙に知りたくないかもしれない事実を知った彼等だが、今だ真相には近づかない。 さて、終業。 花の金曜日という事で飲み会に出かける製品管理部。 一方、ジミーは容疑者であるリオに接近しようと、飲みに行かないかと誘う。 しかし、相手は経理課のアイドル、通称リオたんである。 デートのお断りなどお手の物、ジミーの誘いは華麗にスルーされてしまう。 その態度にキナ臭い物を感じたか、ニキータはリオたんの尾行を開始する。 しかし、友人と電話したりしているだけで、特に変わった点は見られないようだ。 一方、製品管理部の飲み会。 ウォーレンが大盛り上がりしている横で静かに優雅に飲み続けるダイアナ。 しかし、ウェンディは妙な事に気が付く。 最初のうちこそワインとか優雅な感じだったダイアナだったが、酒が進むにつれビールなんかの注文がどんどん増えていく。 そして突如ダイアナは――泣き出した。 ケラケラ笑いながら説明したウォーレンによると、ダイアナは極度の泣き上戸で、ついでにダメ人間度が倍率ドンだそうだ。 そのダメ人間度と言ったら、うっかり酔った勢いで高級マンションを買ってしまった程だという。 確かにこれは金に困っているとしか言い様が無かろう。 ウェンディはダイアナが怪しいのではないかと目星をつける。 翌日土曜日は休日である。 ウェンディはソフトのコピーなどにかかるために、基本的にはお休み。 アレクはリオたんを霊視するためにリオたんに張り付く。 他のメンバーもそれぞれに他の容疑者の行動を監視するが、こちらは目立った成果は無い。 しかし、アレクは一つの発見をする。 リオたんは――イニシエーションした魔術師である。 この情報に色めき立った我等がランナーズはタリス・モンガーに聞き込みをし、彼女が高位のシャーマンでありながら、魔法を仕事にしなかった変わり者だという情報を入手。 更に、彼女が実はバーバレラ・ファーマシーが秘密裏に雇ってある魔術師である可能性を考慮し、アランに確認を取るが、結果としてアランもその事実を知らなかった。 それに加えて、ウェンディらは友人と共に買い物に行ったリオたんが買っている服が、やたらと高価である点にも気が付く。 通常なら、ボーナスで一着くらい買うようなレベルの服を平然と買っていく様が、疑念を深めさせる。 尾行には幸運にも気付かれなかったが、リオたんは巧妙であり、中々尻尾を見せない。 日曜日も、幾つかの裏取りを中心に動いた。 アレクは、リオたんがコンビニに行った隙をついてアストラル体として部屋に侵入を敢行。 全体的に豪華だとは思ったが、めぼしい確証は得られなかった。 ここでリオたんはアストラル知覚に成功し、アレクの霊紋を発見してしまう。 一方でウェンディはダイアナを飲みに誘い、潰した上でラスに思考感知してもらうという大胆な作戦を決行。 両者同時に酔い潰れるが、ダイアナの思考感知には成功。 どうやら魔法により操られていたようで、断片的な記憶であるがサンプルを隠匿した事、そして――それをサイモン・リーに渡した事が判明する。 唐突に(尺の都合ともいう)判明したもう独りの黒幕候補。 この時点で、リオとサイモンが犯人であると目星をつけ、更にダイアナが秘匿する現場を押さえるために、アランに打診し、ウェンディの配送先がなるべくダイアナに近い場所になるようにする、などの手を打つ。 翌月曜日。 リオは固着術により12ヒットしないと見破れないというガチインチキ臭い完全幻覚を、呪文維持収束具で維持する完全透明化としじまのかかった自分の上に被せた状態で出社。 出社直後にこっそりと抜け出し、ダイアナに呪文をかけ、行動に移させる。 探っていると思われる何者かをいぶり出すための行為でもある。 これにランナーズも敢えて乗り、地下駐車場での決戦に挑む。 しかし、この時点でリオと思われているのは完全幻覚であったが、誰も気が付いていない。 そして、受け渡しの舞台となっていた地下駐車場での決戦が開始された。 GMの立てた戦略はこうである。 まずはドワーフの用心棒が制圧射撃で地下駐車場の入り口を容易に通行できないようにする。 そして、伏せているランナーズにリオが集団混乱を撃ちこんだり、実はテクノマンサーであるサイモンの遠隔操作する車を吶喊させたりという素晴らしく魅力的なプランであった。 しかし、第一にパスを4つに区切られたせいで車が到達しなかった事、第二に制圧射撃のタイミングが早すぎた事、第三に(気付きようもないが)入り口から離れた位置に停車させていたウェンディのバンから伏兵のニキータ及びドローンが出現した事により、制圧射撃が遮られた事、などからドワーフが早期に倒され、戦略が崩壊。 かろうじて完全幻覚で騙しきったリオがニキータを瀕死の重傷に追い込むが、ラスの広域生命探知により居場所を確認されてしまう。 ジミーの華麗な射撃術やウェンディの直感射撃が綺麗にヒットした事もあり、ついにスパイ達は降参した。 そして、無事にランナーズは謝礼をゲットしたのであった――。 Impression GM どうも、文章に起こしたら異様に長くなってしまったGMです。 楽しんでいただけたら何よりでした。 一番の反省点は報酬回りですね。 GMとしては調査時間と時給による収入の板ばさみになったら面白いかなーと思ってみたのですが、そもそも設定が安すぎた事と土日が挟まってしまった事で、有効に動きませんでした。 残念。 (石垣) ジェイラス・ブラウン (yume) アレッサンドロ・ケストール (石崎) ヴォーパル・バニー (KBC) ウェンディ 報酬はジミーと共に吊り上げに行っておいて何だけど、交渉の席ではぼりすぎた感はあるねぇ。結果論だと(階梯3のメイジを相手取ったわけだし)むしろ安いくらいだったけど。BAZZKILL(小説の方)のフレッドみたいに上限をあらかじめ考えておくといい感じなんだろうか。 休みが挟まったのも若干ここの所為もあるので謝っておきます。コンパイルでオーバーキャストはやばい。2.03がいないから気合を入れすぎた。 セッション中の立ち回りとしては、工作員と気づかれないように行動することに全力を注いでみたつもりだった。スプライトのおかげで(テクノマンサーがいなければ)それが出来るスペックだったし、他がばれても、仕事が続けられるように。だから結局リオ側が気づいてたのかどうかはちょっと気になってたりする。どうだったんでしょうね? テクノマンサーがいた所為で電紋が残ってたり、同時に入った人たちは怪しまれてたりでばれててもおかしくはなかったと思うけど。 生命探知で完全透明状態のリオを発見したり、ダイアナの心を探査して鍵を手にしたり、こういうシナリオではやっぱジェイラスは流石って感じですねー。あと、車の下を跳弾で抜いたジミーのロールが妙にかっこよかった。 (t-jun) ジェームス・バントライン (はさ)