約 579,054 件
https://w.atwiki.jp/kkjs/pages/166.html
~小ネタ~ ククゼシ移り変わり妄想ククール編(778さん) ククゼシ移り変わり妄想2ゼシカ編(825さん) ~SS~ 6-無題1(109さん) 6-無題2(193さん) 6-無題3(213さん) 6-無題4(219さん) 母の日ネタ 6-無題5(219さん) 無題4の続編的なもの 6-無題6(322さん)ククゼシの子供が出てきます 6-無題7(343さん) ククゼシの子供が出てきます 6-無題8(401さん) サーベルト視点の話 6-無題9(691 ◆gr8ejaRkawさん) 6-無題10(835さん) 6-無題11(905さん) しんぴのビスチェ(919さん)
https://w.atwiki.jp/kkjs/pages/332.html
62名前が無い@ただの名無しのようだsage2008/11/03(月) 01 18 57 ID 2eiX4r8R0 湯上りゼシカと鉢合わせ動揺ククさんをSS化してくれる職人さんいないかなあ…w このスレとあまり関係ないかもしれないけど アルバート家室内で先頭キャラを変えてルーラし頭をぶつけた時の アローザさんの反応の違いがちょっと面白かった。 なにやってんの、このこは?!とぎょっとして見るアローザさん 知らない、私は何も見てませんとスルーを決め込むアローザさん 63名前が無い@ただの名無しのようだsage2008/11/03(月) 16 06 23 ID U3zyU9ck0 62 アローザさんの優しさに惚れたwwwwwwwwwwwww 64名前が無い@ただの名無しのようだsage2008/11/03(月) 17 06 12 ID rYZSNcoQ0 ゼシカはまず「なんて格好してるの、この娘は!」って驚かれそうな装備だw 65名前が無い@ただの名無しのようだsage2008/11/03(月) 20 54 43 ID ji69Z99b0 仲間内でのなんかの賭けをして負けた時の罰ゲームが アローザさんの前でルーラ62とかだったりして クク「え、俺が…?む、むりに決まってんだろ?!なあ、もっと別のやつ、 別の罰ゲーム考えてくれ。いくらなんでもこれは無理だ」 ヤン「抵抗なく出来る事なら罰ゲームにならないでげすよ」 ゼシ「そうよ。私だってちゃんとやったんだから、ククールも潔く罰ゲームを受けちゃいなさい」 クク「けどなあ…。室内ルーラをよりによってアローザさんの前でって… 俺的に今一番まずい相手なんだよなあ」 ゼシ「何よ。実の娘である私がやるよりよっぽどマシでしょ! あのあと私、お母さんどころかメイド達にまで変なものを見る目で見られたんだから」 クク「でも、将来的には俺にとってもお母様になる予定だし…」 ゼシ「は?今なんか言った?」 クク「いや特に。………わーったよ、やればいいんだろ、やれば。 じゃあちょっくらアローザさんの前でルーラしてきますよ」 ゼシ「ちゃんと目の前でやらなきゃ駄目だからね」 ヤン「ククールの奴はなんで、本命に限って口説き方が ああも遠まわしになるんでげすかね」 主「……」 66名前が無い@ただの名無しのようだsage2008/11/04(火) 00 26 37 ID yXts60sC0 65 萌えたw なんかこんなアホな罰ゲームをやってる4人がすごいかわいいんだけどw この数年後、ゼシカに改めて恋人として紹介されたククールにアローザさんは 「頭のコブはまだ痛みますか?」 と、してやったりな微笑。あの時は失礼しました、と2人揃って頭を下げるククゼシでした 67名前が無い@ただの名無しのようだsage2008/11/04(火) 20 15 47 ID Ik/TDeox0 アローザさんには頭上がらないだろうな、二人ともw でも一体どういう賭けをしてこんな罰ゲームをするに至ったんだろうw ククのいかさまが通用しないような賭け事だったんだろうな…
https://w.atwiki.jp/kkjs/pages/162.html
おぞましい邪悪な声が頭に鳴り響くと同時に、私の足に何かが絡み付いた。 見下ろすと、トロデーンの城を覆っていたのと同じ茨が巻き付いている。 どうして、こんなものが・・・。 何一つできないままに、次々に茨が巻き付き、私の身体は宙高く吊り上げられてしまった。 耳鳴りがする。頭に雑音が鳴り響いて気持ちが悪い。 バギやギラ、しんくうはが下から放たれているのはわかる。仲間が私を救おうとしてくれている。でも、何も見えない。何も聞こえてこない。 私に見えるのは、ただ闇だけ。聞こえてくるのは頭に直接響いてくる声。 忘れることなんて出来ない。かつて私を支配した、おぞましい暗黒神の声。 『我が肉体を、あのような汚らわしい像に封じた憎きシャマルの血を引きし者よ。完全な目覚めの時は近いようだな。再びその身体、我が貰い受けよう。我が肉体を封印し賢者の末裔が、我が新しき肉体となる。その皮肉に悲しむシャマルの姿が目に浮かぶようだ』 闇か、私の中に入り込んでこようとする。また同じことを繰り返すの? ご先祖様への当てつけで私の身体を利用しようとするなんて、そんなのひどすぎる。 ・・・いいえ、そんなことにはならない。 私はもう、あの時とは違う。 兄さんの仇を討つことだけ考えて、ドルマゲスへの憎しみで心を満たしていたから、そこを暗黒神に付け込まれた。仲間すら憎んで殺そうとしてしまった。 今は違う。仇を討ちたい気持ちはもちろんある。でも私が今戦う理由は、これ以上の悲しみを生み出したくないから。こんな『悲しい』が口癖のようなヤツの言いなりには、二度となるもんですか。 何度も同じ失敗を繰り返すのは、ただのバカよ。私はもう、決して闇には飲まれない。 目を閉じると、仲間の放つ魔法の気配を感じる。みんな優しいね。私まで傷つけないように、力加減してくれてるのがわかる。遠慮なんてしなくていいのよ、思いきりやっちゃって。私、そのぐらい何ともないから。 だけどとりあえず、今は自分で何とかするわ。もう一発ぐらい暗黒神を殴ってやりたい気持ちはあったのよね。 耳鳴りのせいで、うまく呪文に集中できない。でもそんなこと言ってる場合じゃないわ。 「ベギラゴン!」 絡み付いていた茨が激しく燃え上がり、次々に燃え落ちていく。 だけど、後少しで戒めから完全に解かれ自由になれると思った矢先、私の身体は振り上げられ、遠くの壁に向かって力任せに投げ付けられた。 うそ・・・! いくら何でも、こんな早さで壁に叩きつけられたら死んじゃうわよ。 バイキルト! は意味なさそう。スカラ! はダメ、私使えない。 どうしてこういう時ってスローモーションに感じるのに、何もいい考えが浮かばないの? もうダメ、絶対死んじゃうー!! まるで意味ないのはわかってるけど、目をつぶって歯をくいしばった。 息が詰まるような衝撃。脳が揺らされてクラクラする。 でも、覚悟していた程の痛みはない。想像していたほど、ここの壁も固くない。 ・・・そんなわけないじゃない。この感触を私はよく知っている。今まで何度も私を助けてくれた腕。ずっとずっと、守ってきてくれた人。 ようやく顔を上げた私の目に映ったのは、頭から血を流し、苦痛に歪んだククールの顔。私が壁に叩きつけられる直前に、自分の身体を入れて庇ってくれたんだ。 「・・・そんな顔するなよ。前に言ったろ? ゼシカが落ちてきた時はオレが受け止めるって。スカラを重ねがけてあるから大したことない、大丈夫だ」 決して軽いキズじゃないのは、すぐわかる。でも私を見る目も、かけてくれる声も、たとえようもないほど穏やかで優しい。 ・・・言いたいことはたくさんあるのに、唇が震えて言葉にできない。胸が一杯で何かが溢れそうなのに、どう表現していいのかわからない。 ただ指を伸ばして、額から流れ落ちてきたククールの血をそっと拭った。 『どこまでも目障りな奴・・・。また貴様が邪魔をするのか!』 血まで凍りつきそうな憎悪に満ちた声に、私の身体は固まった。目の前の空間に、邪悪に光る目だけが浮かび上がる。 『往生際の悪い人間よ。賢者の力を受け継ぎし者共・・・。貴様らだけは許さん。まとめてこの場で死ぬがいい。未来永劫苦しみ続ける、死の呪いを受けよ!』 悪意と憎悪の固まりが、呪いとなって牙を剥く。決して抗えない、圧倒的な力が襲いかかってきた。 「ゼシカ!」 この傷ついた身体のどこにそんな力が残ってたんだろう。私の身体はククールに突き飛ばされ、床に投げ出された。 そして、呪いに捕らえられたククールの身体が死に蝕まれ、全てを失って崩れ落ちるのが見えた。 それから、この不思議な泉に来るまでのことは混乱していて、よく覚えていない。 頭に残っているのは、再び私を襲った呪いを、駆けつけたエイトが跳ね返してくれたことと、闇の世界から現れた魔物に襲われたのを、レティスが救ってくれたことだけ。 エイトが何十回目になるかわからないザオラルを、ククールに向かって唱えている。 ラプソーンはあの時、確かに『死の呪い』と言った。だから、この泉の水でその呪いが解けるかもしれないという一縷の望みをかけたのだけど、水を口に含ませても、ククールはそれを飲んではくれない。 MPの尽きたエイトが、泉の水を飲んで自分を回復する。さっきから、もう何度もその繰り返し。でも、いくらMPを回復させても、ザオラルなんていう高度な呪文を使い続ければ、身体も精神も消耗する。エイトの顔は土気色になっている。 「もうやめて、エイト・・・」 ククールの身体に手をかざしザオラルを唱えようとするエイトの腕を、おさえて止めた。 「そう、でしょう? ククール?」 自分のために無茶してエイトが倒れたりしたら、嬉しくないよね。あなたがそういう人だってこと、私、ちゃんとわかってるよ。 でも、ククールは私のこと、わかってくれなかったね。私だって嬉しくない。こんなふうに守ってもらったって嬉しくないのに! 「ククール・・・」 血が乾いてこびりついている頬にふれる。さっきはあんなに温かかったのに、冷たく固くなってしまった頬。全ての表情を失って、もう二度とは動かない。 「ククール!」 どんなに呼んでも、もうククールは私を見てくれない。 私の呼ぶ声に応えてはくれない。 私の名前も呼んではくれない。 どうしてこんなことになっちゃったの? 私のことなんて放っておけば良かったのに! 私が死んだら生き返らせてくれれば良かったじゃない。蘇生呪文覚えたって言ってた人が死んじゃってどうするのよ! 『ザオリク』 言葉が唐突に、私の中を電流のように駆け抜けた。 ・・・ザオリク? 以前ククールが話してくれた。初めのうちは耳鳴りと雑音だったと。呪文の集中の妨げになっていた蘇生呪文。 私の中にもそれが宿っているの? 「・・・っリ、ク・・・」 言葉が喉につかえる。どうしても声にできない。 どうして? 蘇生呪文なんてものがあるとするなら、必要なのは今なのに。こんなふうに使えない呪文なら、どうして存在したりするの? お願い、誰か教えて! どうすればいいの? どうすれば助けられるの? 「ククールっ・・・!」 私を置いて行かないで! 戻ってきてよ! 『ゼシカがキスの一つもしてくれれば問題解決さ』 つい数時間前の言葉が不意に頭の中に蘇る。でも軽口の思い出じゃない。何かを私に伝えようとしてる。 ククールの顔を見ると、閉じられている唇の奥で何かが光っているように見える。そして、私の喉の奥から突き上げてくる、何か。 『美貌の騎士は、美しいレディのキスで永い眠りから覚めましたってな』 おとぎ話でもかまわない。今なら、どんなことでも出来る。 私は何かに引き寄せられるように、ククールの唇に自分の唇を重ねた。 何かが私に流れ込んでくる。今まで感じたことのない程の強いエネルギー。迸るような魔法の力。ほどけていた二本の糸が一つに紡がれ、生み出される言葉。それは奇跡の呪文。 「ザオリク」 その言葉を口にすると同時に、私の意識は遠のいた。 何もない空間。でも闇の中ではない。ずっと遠くまで見渡せる。寒さも感じない。痛みもない。でも私はひとりぼっち。何て空虚な世界。 どうして私はこんなところにいるの? ここは死の世界? それとも本当は私、ずっと夢を見続けていただけ? いつから? どこから? もしかしたら、自分が生まれて生きていたことすら、全てが夢だったの? 「ゼシカ」 ・・・背後から、耳に心地よく響く声。ずっとずっと、もう一度聞きたいと願い続けてきた声。振り向いたその先にいた人は・・・。 「サーベルト兄さん・・・」 「そうだよ、ゼシカ」 明るい薄茶色の髪。まっすぐ伸びた背筋。強い意志を宿した瞳。間違いない、本当にサーベルト兄さんだ。 「兄さん!」 私は思わず兄さんにすがりついた。 「兄さん! 兄さん、お願い助けて・・・」 声と一緒に涙が溢れた。心がどうしようもなく痛んで引き裂かれそうだった。 「ククールを死なせないで。お願いだから、ククールを連れていってしまわないで!」 「ゼシカ、大丈夫。彼はもう戻った。彼には強い護りが付いている。心配しなくていい」 兄さんが優しく抱き締めてくれる。・・・強い、護り? 「私たち賢者の封印を継ぐ者は、こうなる時が来るのを知っていた。だからそれぞれ、自分が最も信頼できる人間に『力』だけを託してきたのだ。彼は『神の子』と呼ばれた奇跡の予言者の末裔より、その力の全てを授けられている。こんなことで死んでしまったりはしないよ」 ・・・それは、オディロ院長? 「そして私の持てるものの全ては、もちろんゼシカ、お前に託してある。今はまだ完全に目覚めてはいないが、何も恐れずに自分の道を進むだけの力を、お前は持っているんだ」 「兄さん・・・」 兄さんの指が、私の頬を流れる涙を拭ってくれる。 「今度こそお別れだ、ゼシカ。もう大丈夫だね? お前にはもう私は必要ない。お前を守ってくれる人は、もうちゃんとそばにいるのだから」 兄さんの姿がぼやけてくる。いいえ、私の姿が薄くなっているんだ。 「いつでもお前の幸せを願っているよ」 待って、まだ話したいことがいっぱいあるのに・・・。 「にい、さん・・・」 見慣れた天井が目に映る。ここはベルガラックのホテル。 今のは夢? でも頬には、涙を拭ってくれる指の感触。 「おいおい、この期に及んでまだ『兄さん』かよ。今日ぐらいオレの名前を呼んでくれても、バチはあたらねーんじゃねぇの?」 ・・・これは夢? でも、この声。この話し方。ちょっとイタズラっぽく笑う顔。月の光のような銀の髪と、澄んだ湖のような静かな蒼い瞳。 「ククール・・・」 私はゆっくりと身体を起こす。少し目眩がした。 「なんてな。冗談だよ。ゼシカが何度もオレを読んでくれるのが聞こえてた。だからオレは、こうして戻ってこられたんだ」 「ククール!」 気持ちが抑えられなくなって、私はククールに抱き着いた。 「ゼシカ、ちょっ、待てっ、って・・・」 ククールが慌てふためいた声を上げ、次の瞬間にはバランスを崩し、二人で床に引っ繰り返ってしまった。 「ああ、ちくしょう、みっともねえ」 ククールがくやしそうに呟くけど、私は何が起きたのか、よくわからない。 「オレも結構弱ってるみたいでさ、実は立ってるのがやっとだったんだよ。一度死んだせいか、ザオリクで消耗したせいなのかは、わかんねえけど。でもレディ一人抱きとめられないのは情けねえな」 「ごめんね、知らなかったから。痛かったでしょう?」 ・・・ちょっと待って。 「今、ザオリクって・・・」 ・・・私も言えた。 「ああ、言えるようになった。多分あれは、一回こっきりで使い切っちまう呪文だったんだな。自分の中から消えてしまったのがわかる」 うん、私の中にももうない。あれはたった一度だけの奇跡。それも、二人でやっと一回だけの魔法だったんだ。 「すごい音がしたけど、どうしたでげすか?」 ヤンガスが扉を開けて入ってきた。 「・・・お邪魔したでがす」 だけど、すぐに扉を閉めて出ていってしまう。 ・・・もしかして、この体勢、誤解された? 「ちが~う! 待って、これは誤解よ。そうじゃなくて!」 「いいじゃねえかよ、別に。減るもんじゃなし」 ククールは全然動じてない。 「減るわよ、何かは!」 まして、これだと私の方が襲ってるみたいじゃないの! 「何かって、何だよ」 おかしそうに笑い出すククール。もう二度と聞けないと思ってた声。そう思ったら、また急に涙が出てきてしまった。ククールの指が再びそれを拭ってくれる。 「・・・さっきもずっと『兄さん』って言いながら泣いてたけど、悲しい夢でも見てたのか?」 ・・・兄さん? そう、夢の中で私、兄さんと会った。そして大切な話・・・。 「どうしてくれるのよ! せっかく兄さんの夢見てたのに、忘れちゃったじゃないの!」 「おい! それ、オレのせいかよ!?」 「そうよ!」 ・・・思わず顔を見合わせて笑ってしまう。でも不意に頭をよぎった不安。自らの居城を取り込んで、完全に復活してしまったラプソーン。まだ終わらない戦い。 「大丈夫だ、ゼシカ」 全てを察したようなククールの言葉。 「はっきりわかる。次で最後だ。ラプソーンはもう逃がさない。心配しなくていいぜ」 「・・・うん」 ククールがそう言うなら間違いない。だっていつもそう。まるで未来が見えるように、私たちに助言してくれていた。次で最後・・・。そして勝つのは私たちだと。 <終> 呼ぶ声-後編
https://w.atwiki.jp/kkjs/pages/487.html
658名前が無い@ただの名無しのようだsage2010/03/14(日) 03 31 04 ID 77VvTqss0. ,〃彡ミヽ 〈(((/(~ヾ》. ヾ巛-.__-ノ"今年のホワイトデーは /~'i':=:゙iヽ ゼシカがあっと驚くプレゼントをしたい…. ん、」"Yヾlノ. i†=|=|ノ. |ー |-|.  ̄  ̄. ,〃彡ミヽ 〈(((/(~ヾ》. ヾ巛*-_-ノ" なんせBDに本命チョコもらっちまったからな /~'i':=:゙iヽ 本気には本気で返さないとな. ん、」"Yヾlノ. i†=|=|ノ ………やっぱ. |ー |-| ここはあれしかない.  ̄  ̄ ..~ ※ ~ ※ ~ ※ ~ ※ ~ ※ ~ ____.. /⌒ ゼシカへ| _ _ /  ̄ ̄ ̄ ̄ / / ____/___ / ,//, / /| ガタガタ /_____/// / "| | |∥| ̄| | | |∥| | |<ワクワク ドキドキ | |∥| | ||| | |∥| | /// | |∥| |/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄´ …………。 ,'^y'⌒⌒ヾヽ ) ) ミi彡l(.( (.(´ヾ ,,,;,,,ノ ).) ゙ f´l---ノヾ し-ニ〈∪ .// ,! \ ん、_!__!_,_!_ゝ これはこのまま燃やせということかしら…
https://w.atwiki.jp/kkjs/pages/35.html
一面まっしろな世界。 「この世界にこんなに寒い場所があったなんて! うう~ もっと厚着しておけばよかったかも・・。」 冷たい風が私たちを容赦なく吹き荒ぶ。 「ゼシカ、ほら」 「ククール。 これ、あんたのマント・・」 「着とけよ」 「いいわよ。 かっこつけてる場合じゃないでしょ。 あんただって寒いのに・・」 そんな余裕、ないくせに・・ 「マントなくてもお前の今のかっこうよりはマシだと思うぜ。 大人しくご好意に甘えとけって。」 「…」 こいつのこういうところ、すごいと思う。 ただのタラシじゃないっていうか。 足場が悪いところで手を貸してくれたり…、よく気がつくんだよね。 あいつのことだから、もしも相手が私じゃなくても同じことしてたんだろうけど。 …たぶん。 あれ? そういうのをタラシっていうのかな。 「もしオレが凍えたら、ゼシカが暖めてくれよな。」 「…バカ!」 でも、嫌いじゃないと思った。 「そうね… メラゾーマくらいはしてあげるわよ。」 「よりによってメラゾーマかよっ」 END
https://w.atwiki.jp/kkjs/pages/415.html
***オレは大変苦悩していた。生まれてはじめて一人の女にマジ惚れしてしまった。その感情たるや想像の範疇を超えていた。愛しさ、苛立ち、嫉妬、萌え、トキメキ☆…これらが荒波のように次から次へと押し寄せてくるものだから、彼女と二人でいる時など、平静を保つことに死に物狂いにならなければいけない。天下の色男カリスマ騎士ククール様が、だ。もはや面目も体裁もあったものじゃない。最初はどうにか隠し通すか、己の気持ちをなかったことにしようと必死になっていたのだが。…さっさと気付いてしまう。こんな四六時中共に行動していてそれは不可能であると。振り返ればそこに赤いツインテールが揺れていて、視線を下げれば最強の胸が揺れていて、声をかければかわいい声が返ってきて、呼べばパタパタと傍までやってくる。機嫌が良ければ手くらい繋げるし、ふいをつけばほっぺにチューだってできる(燃やされるが)。この状態でどうこの気持ちを抑えつけろと言うのか…。何が困るって、自分自身が制御できないことである。自分で自分が何をしでかすか予想がつかない。それはあらゆる意味でだが、まず下半身が暴走する。言うまでもなく性に関しては相当 奔放に好き放題してきた身ではあるが、実のところオレは、自分が別に人並み外れて性欲旺盛というわけではないとわかっていた。別に嫌いでもないが、なければないで恐らく全然耐えられる。自ら望まなくても気付けばいつも目の前にさぁどうぞと用意されていたから食したまでで、なくても飢えはしない。だから、はじめて彼女を無意識に襲いそうになった時は、そんな自分に本気で衝撃を受けた。可愛い口唇にキスしたくなるのはいつものことだし、剥き出しのセクシーな肩に噛みついたり滑らかな背中を舐めたくなるのも常だし、一日に一度は必ず、普通にそのへんの木陰に連れ込んで押し倒したい衝動に駆られる。風呂上りとか真剣にやばい。同じ部屋でだけは寝られない。カリスマが辛抱たまらず襲う、だと!?あまりにもあり得ない、あまりにも情けない。信じられない。相手が例え、おいろけスキルを自在に操る最強の天然無防備巨乳娘だったとしても、だ。そしてもう一つ困るのは、単純に感情が制御できないこと。とくに最近はその傾向が激しい。これには本当にオレ自身困り果てていた。正直自分はポーカーフェイスの達人であると自負してきた。でなければギャンブルでイカサマはできない。喜も怒も哀も楽も、すべて意味ありげで謎めいた微笑の裏に隠してしまう、どんな時も、優雅かつクール。それこそが色男ククールの真髄であると。余裕のない姿なんて、レディの前で曝したことは一度もない。例えば彼女の笑顔ひとつで赤面してしまうとか。彼女をナンパするブ男共と、奴らを誘惑してるとしか思えない格好を平然とする彼女自身に対して思わず声を荒げてしまうとか。彼女の受けた哀しみを自分もそのまま感じ取り、その涙に叫び出したくなるほど胸が締め付けられるとか。彼女がそばにいてくれるだけで楽しくて、もう他になんにもいらないなぁ、とゆるみきった顔で思ってしまうとか。…ニヤケ顔を晒すとか、女の子に怒鳴るとか、相手の涙に自分も泣くとか、幸福の具現を実感し人生を顧みるとか…クールに飄々と生きてきた色男にとって、そんなことはあり得なかったのだ。断じて。一方で、表情が隠せないのに反して、逆に本心が全然素直に表現できない。ものすごく可愛いのに「可愛くねぇなぁ」と口走ってしまったり、抱きしめたいのにからかってしまったり、ここで口説いちゃいかんだろうとわかっていながらヘラヘラ口説いてしまったり、優しくしたいのにそっけなくしてしまったり、素直に褒めればいいものをいちいち皮肉を言って彼女を怒らせたり…(その顔がまた可愛いのでさらにいらんこと言って燃やされたり)。そんな時、脳みそのどこかはパニック状態だ。アホかお前ともう一人の自分がブチ切れている。でも、口から出てくるのはあまりにも素直じゃない言葉ばかり。自爆しまくりだ。こんままじゃいかんと身を引き締めても彼女を前にすると、オレがそれまで己を保つために隠し通してきた「本当の性根」がズルズルと引き出されてしまい、いつのまにか壁も楯もなくなってしまう。かっこつけられない。レディに対して振舞うべき余裕のポーズがどうにも決まらない。それはオレがあくまで「軽薄男」を演じる上で何より重要なことなのに、どうしてもうまくいかない。彼女の前だからこそ悠然と、優雅に、クールに振舞いたいのに、そう努めたところで彼女はそんなもんに興味を示さないし。どうすりゃいいんだよ、と不貞腐れている姿がまたカッコ悪いことはよくわかっている。これだけ振り回されるといい加減腹が立つ。しかし、正直なところどこかでそれを楽しんでいる。恋愛は駆け引きだ。しかも相手は難攻不落。ギャンブラーとしてやりがいがあると言えばこれ以上はない。生まれて初めての「マジ惚れ」は、まったく知らなかった自分の一面を次々と目の当たりにさせてくれた。仇をうつことも世界を救うことも全部含めて、毎日が予想のつかないことだらけで退屈のしようがない。一種あきらめの境地に立って、開き直るしかないのかもしれない。惚れてしまった以上は。―――可愛いのだから仕方がない、と。自分のななめ前で、ゼシカが馬姫様に話しかけながら笑っている。その花のような笑顔に心が奪われる。文字通り本当に奪われる。見惚れながら、あぁ ちょっとでいいから抱きしめてぇキスしてぇ、とぼんやり考えていると、眼の前の木にぶつかりまた色男としての株を下げた。大きな音に目を丸くして振り向いたゼシカが、次の瞬間腹を抱えて爆笑した。「~~~んな、な、何やってんのよあんた…っ!!そんな大きな木にぶつかるって、…っ、あっははははははははははは!!!!!!!!!!!お、おなか痛い…っっ!!!!!!」………………この女。お前のこと考えてたからだよ、責任取れ。むすっとしたまま無言でスタスタと先を行く。ちくしょう、やっぱり理不尽だ。なんでこんな可愛げのない女のためにオレがこんなカッコ悪い目…「大丈夫?」ハッと気づくといつのまにか前に回り込んだゼシカが、からかうのではなく、邪気のない笑みでオレの顔をのぞきこんでいた。思わず言葉に詰まる。今どんな言葉を返してもカッコ悪いことになる気がした。「……別に、なんとも―――」「おでこ、赤いわよ」ゼシカの指がオレの額にひんやりと触れる。…つくづく思うのだが、恋愛って心臓に悪すぎるよな。いつかショック死しそうだぜ。彼女の方からふいうちで触れてくるとか、嬉しいけどマジ勘弁してほしい。鼓動を押さえてなんとか平静を保ちつつ、オレは精一杯の力を振り絞ってにっこりと余裕の笑みを浮かべ、ゼシカの砂糖菓子みたいな手をさっと取った。…自分から触れる分には問題ないんだけどなぁ。「ゼシカちゃんが舐めてくれたらすぐ治るんだけど?」「…するわけないでしょっ!バカ!!」途端にプイッとそっぽ向いてしまった赤い顔が可愛い。…やっぱりカワイイ。顔はそむけたくせに、握られた手はそのままでいてくれることに気づいた。顔がニヤける。存分に調子に乗りたいのを我慢して、オレは握った手にそっと力をこめる。そのまま並んで歩き、ゼシカは色々とオレの文句を言いながらも、その手を振り払おうとはしなかった。…まぁ、苦悩も幸せのうちなのかもしれない。だとすれば一人の女にマジ惚れするのも、正直悪くないなと思った。 同シリーズ作品:乙女の悩み
https://w.atwiki.jp/kkjs/pages/565.html
ゼシカがゲストに来たククールから服を貰ったという前提で。
https://w.atwiki.jp/nioka/pages/1934.html
1 :風吹けば名無し:2009/05/21(木) 23 35 07.22 ID 4HWDxPM3 残念だが当然 2 :風吹けば名無し:2009/05/21(木) 23 36 26.16 ID jQUOc6Cd 二岡、ゼシカでぱふぱふ連発する 3 :風吹けば名無し:2009/05/21(木) 23 37 46.78 ID GZJWpwsP 二岡、ぱふぱふ屋に失望 4 :風吹けば名無し:2009/05/21(木) 23 38 32.57 ID 446a60JG 二岡、悩みに悩み抜いておいろけスキルを磨く方針に決定 5 :風吹けば名無し:2009/05/21(木) 23 38 36.72 ID TYTEFRoL 二岡、パンチラ見たさに室内でルーラ連発 7 :風吹けば名無し:2009/05/21(木) 23 39 37.94 ID QH2NHbPV 二岡、メダパニをかけられ五反田へ向かう 8 :風吹けば名無し:2009/05/21(木) 23 39 49.24 ID LjmARJri ニ岡、以上の行為を妻に見つかる。 10 :風吹けば名無し:2009/05/21(木) 23 41 36.43 ID esQTjtUu 二岡、嫁はフローラ派と主張するも小谷野には理解されず 11 :風吹けば名無し:2009/05/21(木) 23 43 11.50 ID 4HWDxPM3 二岡、デボラに虐げられることに新たな快感を得る 12 :風吹けば名無し:2009/05/21(木) 23 43 12.51 ID 0xYEmY/a 二岡、ゼシカメインの同人誌を買いあさる 13 :風吹けば名無し:2009/05/21(木) 23 43 19.51 ID Tdnzum7O 二岡、レブレサック村長に壷を投げつける 14 :風吹けば名無し:2009/05/21(木) 23 43 56.26 ID JPDVnhNR 二岡、ベホマでダメージ 15 :風吹けば名無し:2009/05/21(木) 23 44 56.88 ID LjmARJri ニ岡、レベル上げで全滅 17 :風吹けば名無し:2009/05/21(木) 23 46 02.81 ID TYTEFRoL 二岡、遊び人に「さかもと」と名付ける 18 :風吹けば名無し:2009/05/21(木) 23 46 29.34 ID esQTjtUu 二岡、はぐれメタルにべギラマを当て逃げされ憤慨
https://w.atwiki.jp/kkjs/pages/119.html
「オレはこんな勝負最初からどうなろうと知ったこっちゃないんだがな・・・。どうやら勝ち目もなさそうだしもうあきらめて帰ろうぜ」 「な~に勝手なこと言ってんのよ! 私はまだあきらめてないんだから あなたにも来てもらうわよ!」 「わかったよハニー。そんなにオレが必要だって言うならお供させてもらうぜ。」 「・・・もうそれでいいわ。」 海賊の洞窟での、いつものようなやりとり。でも、二人の気持ちには、確かな変化が芽生えつつあった。 ゼシカは、心の中で首をかしげる。 変だわ。 いつもの私だったら、『やる気のない人は、来てくれなくて結構』って思うはずなのに。 どうして、あんなこと言ったのかしら。他人をあてにするような人間になるのはイヤだわ。 でも・・・。 私は、小さな頃から、前だけしか見られないタイプの人間だった。 だから、どんな不気味な迷宮だろうと、いつでも前だけ向いて進んでた。 道を決めるのはエイトだけれど、彼の後ろを付いていく時だって、不安なんて感じたことはない。 それなのに・・・。 最近、ちょっと不思議なんだけど・・・。 道が二つに分かれていたりして、ちょっと立ち止まる時。なぜか、私は後ろを振り返ってしまう。 そうして、辺りを油断無く警戒している蒼い瞳を見て。その瞳が、私の視線を捉えて、少し和らぐのを見て。 別に、言葉を交わしたりするわけじゃないんだけど。 なんだか、安心する自分がいる。また、前だけ見て進める。 だから、彼には一緒に来てくれないと困るの。 どうしちゃったのかしら? 私。 ・・・これはこれでいいのよね? 仲間を信頼して頼りにするのは、悪いことじゃないわ。 そうよ。私ちょっと、一人で突っ走りすぎるところがあるから。 これは一つの進歩だわ、きっと。 ククールは、心の中でため息をついた。 あの猪突猛進娘め。 ひとのこと、完全に戦力としてしか見てないな。 まあ、あの媚びないところが魅力の一つでもあるんだが。 それでも、初めの頃の『ネコの手だって借りたい』よばわりだったのから比べれば、渋々でも『あなたの力が必要』って言ってもらえるのは大出世か。 OK。いいぜ、ハニー? お前に必要なのは『頼れる仲間』だっていうんなら、ご期待に添えるよう努力するさ。 振り向いてはほしいけど、困らせたいわけじゃないんだ。 徹してみせるさ。完璧にな。 まいったな。よりによって、自分になびかない女に本気になっちまうとはね。 オレもヤキが回ったもんだぜ。 いや、案外これが、進歩ってやつなのかもしれないな。 ククールは、ゼシカが振り返って、自分を見ているのに気づく。 微かに微笑み、『どうした?』と問うように首を傾げる。 ゼシカはそれを見て、『何でもない』というように、首を横に振る。 他の誰にも見せないような、安心しきった表情で、再び前を向く。 そして、いつものように迷宮を進んでいく。 確実に『進歩』はしているのに、『進展』するのは難しそうな二人だった。 <終>
https://w.atwiki.jp/kkjs/pages/218.html
ドニ~出会いのシーン~ マイエラ修道院~ククール加入まで ゲモン戦 煉獄島脱出 ゴルド崩壊 ラスボスクリア後 宴会 ゼシカの傍にいつでもククール ネタキャプ