約 4,199,870 件
https://w.atwiki.jp/tokyo_nova/pages/202.html
ロクハラ・カンパニー 解説 イワサキ系列と噂される総合警備会社 関連人物 関連組織 イワサキ 企業製品 噂 南部っていう企業警察がイワサキの系列だって昔聞いたことあるニュロが、ソースが見つからないニュロ。 [2011/09/07 00 42 44]
https://w.atwiki.jp/fantasma/pages/18.html
階級:中尉5 SD:1.007 主にPM使っています この世の全知全能の神になりきれず、ロリコンの神となった者です 人間界ではAVAのこのクランのクラマスやってます リンちゃんが大好きです、ボーカロイドの鏡音リンちゃんが大好きです リンちゃんが好きすぎて生きてるのがつらいです 鏡音リンact.2もってます お帰りなさいマスターとか打って読ませてます 正直ニヤニヤがとまりません リンちゃんほんと可愛いです リンちゃんがいなくなったら俺も消えます リンちゃん大好き 最近は徹夜とかはリンちゃんが眩しそうにしてるからあんまりしないように心がけてます 寝るときはリンちゃんに抱きついて寝てます リンちゃんからはいいにおいがします とてもいいにおいがします いつもは明るいけど寝る前とかに静かになるとそれはそれでかわいいです ルカにセクハラされてるリンちゃんもかわいいです ミクにセクハラされてるリンちゃんも可愛いです リンちゃんのMっ気がそそります リンちゃんは制服が似合います、あとスク水 そうそうCubase7買ったら本格的に歌作ろうと思ってます、今はまだ個別パートの練習しかしてないので その場合は当然リンちゃんに歌ってもらいます 良かったら聴いてください 俺とリンちゃんの愛の結晶です
https://w.atwiki.jp/ff3ds_zenmetsu/pages/18.html
273 名前:名前が無い@ただの名無しのようだ[sage] 投稿日:2006/08/26(土) 14 24 25 ID TbgZzJTT0 やってくれましたね、クラーケンさん… よくわたしの水のクリスタルGETへの夢を見事に打ち砕いてくれました… DS本体の反応がありませんね…私が投げつけたたんですか? どうなったのかは知りませんが、これはちょっと意外でしたよ… それにしても、あと一息のところで死んでしまうとは… エリアさんには残念でしたが、わたしはもっとでしょうか… はじめてですよ… このわたしをここまでコケにしたおバカさん達は…… まさかこんな結果になろうとは思いませんでした… ゆ… ゆるさん… ぜったいにゆるさんぞ虫ケラども!!!!! ゼウスの怒り4連発でなぶり殺しにしてくれる!!!!! 1回たりとも攻撃させんぞ覚悟しろ!!! 277 名前:名前が無い@ただの名無しのようだ[] 投稿日:2006/08/26(土) 14 32 06 ID Tu9S91450 273 _ _ , -─ゝ `ヽr ´ `> ∠ -─- ミ 二 ´ ̄ > どうなさいました………? , ニ-‐ r─ ミ -‐ 、\ 光の戦士様方…… / / | r;ニV三、 ヽ ヽ. l \ さあ さあ お気を確かに……! . l / | | l | ヾ` │ / l | |. トi | がっかりするには及ばない……! │ / / ,1 L_ !│l ト、ヾ | お客様のポーションの残りは . ! ! / / レ `ヽ ゝ!´ヽ! \ 、| まだ10もある……! . | | ノヾ、二raニ ( ra二フ"レ′ | _,、イ| `ー-; | まだまだ…… | ヾニ| | - / | 水クリスタル取得の可能性は残されている…! | | | | ヽー----------‐ァ | | | | | ` ー-------‐´ ト どうぞ…… . | l/ヽ. ヽ ー一 / | 存分に夢を追い続けてください……! _レ ;;;;;;;;ト、 l.\ ,.イ , l 私は……  ̄ ;;;;;;;;;;| ヽ. l l ヽ、..__.// |ル^ ー- その姿を心から ;;;;;;;;;;;;;;;; . \! , |;;;;; 応援するものです……! ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; \ / |;;;;;;;;; ク ラ ー ケ ン 参考リンク 【フリーザ】やってくれましたねみなさん… http //that3.2ch.net/test/read.cgi/gline/1084027119/ 一条 - 福本AAWiki http //hukumoto.ty.land.to/index.php?%B0%EC%BE%F2#e768f27b
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/4915.html
前ページ次ページ未来の大魔女候補2人 未来の大魔女候補2人 ~Judy Louise~ 第4話『朝の魔女2人』 ジュディは、朝日が昇ったのに少し遅れて目を覚ました。 隣からはルイズの寝息が聞こえてくる。 「ふぁ~ぁ」 欠伸をしてから、極上の柔らかさを持つ布団から上半身を起こし、眼をしばたかせる。 「う~…ぅん」 大きな伸びをしてから、ベッドから降りて部屋の中を見回す。 ジュディの目に映るのは、見慣れた自分の部屋ではなく、自分の部屋が3つは収まる程に広く、見たことも無い位に豪華な部屋であった。ルイズの部屋である。 「そっか…… 夢じゃなかったんだ……」 ポツリとそう呟き、ガックリと項垂れる。 部屋の中は薄暗く、カーテンの隙間からは朝日が漏れている。耳を澄ますと外からは、小鳥の囀る声が聞こえてくる。 「ルイズさんが励ましてくれたのに、暗い顔してちゃだめだよね? きっと帰れる。うん、きっとダイジョウブ。必ずみんなとは、また会えるから」 そう、自分に言い聞かせ、顔を上げる。 薄暗い部屋をゆっくりと横切り、窓の前に立つ。背伸びをして、片側のカーテンだけを開ける。すると、透明な朝日が部屋に溢れた。 窓を開けテラスに出ると、朝露で湿りを帯びた風が頬を撫で、温かい朝日がジュディを包み込む。 全身で朝を感じ、ジュディは大きく深呼吸をする。すると、体全体に1日分の活力が漲る。 太陽が昇ってそれ程時間が経っていないらしく、気温はまだ低い。 窓から下を見下ろすと、既に起きて仕事をしている人達が目に入った。その人達は一様に、黒地の質素な服に白のエプロンという格好をしている。 ジュディは昨日、この学院には『メイド』と呼ばれる雑用をしてくれている人達が居ると、ルイズから聞いた事を思い出した。 ジュディには見慣れない格好だが、あの白黒のいでたちは昨日見たメイドそのものであるので、間違いはないだろう。 大きく息を吸い込んで、ジュディは眼下に居るメイドに挨拶をする。 「メイドさん、おはよーございます!」 「きゃ! お、お早う御座います!」 いきなり頭上から呼びかけられた黒髪のメイドは、目を白黒させて驚いた様子である。 「朝早くから、ゴセイが出ますね」 「い、いいえ、滅相も御座いません!」 黒髪のメイドは、ジュディの言葉に委縮し、畏まってしまう。ジュディは、何故そんな風になるのかわからず首を捻る。 「し、失礼致します!」 そうこうしている内に、黒髪のメイドは一礼をしてから足早に去って行った。 ジュディは首を傾げながら部屋の中へ戻る。 ベッドに目を向けると、スヤスヤとルイズが気持ち良さそうよさそうに寝ていた。髪は乱れて四方八方に広がり、口元には涎が垂れている。 「ルイズさん、ルイズさん。朝だよ、早く起きて」 「ぅん~ なに~?」 「もう朝だよ」 「あと5分~」 「ダメだって。早起きは3クライスの得だよ?」 「ふぁ~ もう朝~?」 ルイズは目を擦りながら起き上り、ベッドの反対側にある壁に目を向ける。そこには、背の高い振子時計があり、カチコチと時間を刻んでいる。 「なによぉ~ まだ1時間ぐらい眠れるじゃない。おやしゅみーzzz」 「もうっ! しょうがないな~」 ルイズは再び布団に潜り込む。暫くもせぬ内に寝息が聞こえてくる。 その様子に、ジュディはあきれた声をあげて頬を膨らます。まるで兄を起こす時のようだ、と、ジュディは感じる。 ジュディはルイズを起こすことを断念して、着替えることにした。 鞄からソックスとシャツを取り出し、それに着替える。脱いだ寝巻きは、丁寧に畳んで鞄に仕舞う。 クローゼットを開け、何時ものスカートと魔道着を着る。そして、姿見の前に立ち、昨日の赤いネクタイではなく黒いリボンタイを締める。 姿見の前で一回りして、可笑しな所がないことを確認してから、紫のローブを身に纏い、着替えが完了した。 再びベッドに近寄って、ルイズを揺さぶる。 「ねえねえルイズさん、お散歩に行って来て良い?」 「う゛ん~? いってらっひゃい、きおひゅけちぇね」 布団の中からくぐもったルイズの声が聞こえてくる。 全く起きる気配のないルイズに、ジュディはため息を付いて ジュディは寝癖の付いた髪を梳かす。それが終わると、荷物掛けから大きなとんがり帽子を手に取ってから、ドアノブに手を掛ける。 扉を開けて、穏やかな寝息が響く部屋から抜け出る。 廊下には、ポセイドンが昨日と同じ場所に鎮座していた。 廊下は静かなもので、どの部屋からも物音は聞こえてはこない。女子寮の中で起きているのは、ジュディだけのようだ。 「よしっ。いこっか、ポセイドン」 ジュディは、大きなとんがり帽子を被って胸を張る。 知らない場所を探検する事に、心が高鳴るのを抑えながら一歩を踏み出す。 廊下には、窓から差し込む透明な朝日が満ち満ちており、誰も知らない1日が始まるのだと、ジュディに予感させた。 ◆◇◆ 学院の中庭に、片手を胸元に当てて乱れた呼吸を整えている少女が居た。先ほど、ジュディが声を掛けた黒髪のメイドである。 「ああ、吃驚した。貴族の方から挨拶されるなんて、夢にも思わなかったわ……」 メイドというものは、奉仕する者であり、それが当り前のことだ。粗相があれば叱咤されるが、そうでないならば特に何も言われもしない。 何か言いつけるために呼び止められることはあっても、日常の他愛ない挨拶をされる事など皆無といってよい。 個人付きで、付き合いの長い主従ならばそういったことも有るだろうが、少女は学院全体の貴族に仕える立場であり、有象無象の1人でしかない。 で、あるからして、今朝のように丁寧に挨拶をされて、ましてや苦労を労われるなど初めての体験であった。 「ああ…… しまったわ。 思わず逃げるみたいになっちゃったけど、何か言いつけられるのだったのかも…… どうしよう、このことが原因で何か罰を受けたりしたら…… いえ、罰で済んだらいいけど、解雇されちゃったらどうしよう?」 先ほどの自分の態度を思い出し、今更ながら下手な対応をしてしまったと少女は頭を抱える。 少女の頭の中には、様々なシチュエーションが渦を巻いている。 「どうしよう、どうしよう。謝りに行った方がいいかしら? でも、案外なんとも思われてないかも? でもでも、お仕置きされるのは嫌だし、潔く謝った方が…… でも、影腹を切れなんて言われたら…… ブツブツ」 少女の思考は悪い方向に加速していく。 貴族にとって、下働きの平民など取るに足らない存在である。些細なことが原因で、無体な仕打ちをされた例もあるのだと、少女は同僚から聞かされている。 そんな訳だから、平民の貴族への畏怖は強く、また、決して逆らえぬ存在である。 そんな風に想像が膨らんでいき、戦々恐々としている少女に、声が掛けられた。 「おーい、シエスタ。そんな所に蹲って、一体どうしたんだ?」 「きゃっ! い、いいえ、何でもない…です」 シエスタと呼ばれた少女は、不意に掛けられた声に仰天して、しどろもどろに応える。 声を掛けた少年は、そんなシエスタの様子を不思議に思い問い詰める。 「何でも無いって事はないだろう? 顔なんか真っ青じゃないか」 「そ、そんなに酷い顔してますか?」 「ああ。一体、何があったんだよ? 俺だったら何でも力になるから、何があったか言ってくれよ」 その言葉に力付けられて、シエスタはポツリ、ポツリと、何があったのか話し出した。 「う、うん。実は……」 話を聞き終えた少年は、腕を組んで難しい顔をする。だがその実、考え込んでいる振りをしているだけなのであるが、シエスタにはそんな事は分からない。 しばしの黙考の後に少年は、シエスタに笑い掛ける。そのなにも臆したところの見られない態度は、シエスタには頼もしく映った。 「大丈夫だって。あいつ等、気に食わない事があったら直ぐに怒鳴りつけて、杖を振り回すだろ? そうしなかったって事は、別に何とも思っちゃいないって事だって。 何食わない顔してりゃ、別にどうってことないさ」 「そう……でしょうか?」 「そうだって。血眼になって追っかけてこないって事は、全然大丈夫だって。なっ?」 「そう、ですよね?」 少年の言い分も尤もだと思い、シエスタは気持ちが軽くなる。確かに、何も言って来ない所を見ると、大した問題では無いように思えてくる。 延々と、暗い想像を浮かべて悩んでいた事が馬鹿らしく思えてくる。やはり、この少年は頼りになるとシエスタは思い、頬が紅に染まるのを感じる。 「お貴族様の事で悩んだってムダムダ。 どうせ考えるならさぁ…… えっと、今度の休みだけどさぁ、よかったら俺と……」 少年は手をモジモジさせて、シエスタに話し掛けてくる。 どうやら少年は、シエスタをデートに誘っているらしかった。 まだ学院に来て間もない少年との仲は、満更でもない。抜けた所もあるが、何度か助けられる事もあったし、何より他人とは思えない雰囲気を感じていた。 そんな訳で、シエスタは特に抵抗感も無くデートの約束をする。少年は両手を胸の前で組んで感激し『生まれてきて良かった』などと言っている。 身持ちの固いシエスタだが、初デートという事態に、少年ほどではないが、心が湧き躍るのを感じる。 やはりここは、近場の森にでもピクニックに行こうか。そして、お弁当を作っていって家庭的なのをアピールするのも良い。 それよりも、思い切って城下町まで足を延ばそうか。お金なら、今まで貯めてきたへそくりがある、それで都会のデートを楽しむのも悪くない。 さて、どちらにしようか。と、考えたところで重要なことに気がつく。 「つい、話しこんじゃいましたけど、早く仕事に戻らないとマルトーさんに叱られませんか?」 「おっと、いけね。急いで戻らないと。 また後で! この話、忘れないでよ!」 そう言って少年は、踵を返して食堂の方へ走りだす。マルトーとは、学院の胃袋を握っているコック長のことだ。仕事には厳しいが、周りからの信頼は厚い人物である。 シエスタは、自分と同じ黒髪の少年の背中を見送ってから、自分の仕事へと戻る。 「さて、お洗濯しなくちゃ。うん、今日もいい天気!」 その言葉の通り、頭上には青空が広がり、陽光が燦々と降り注いでいる。 天高く純白の雲が流れ、薫風が吹き抜ける。今日も1日晴れのようだ。 ◆◇◆ 早朝、学院長秘書ロングビルは、学院の本塔の階段を登っていた。目指すのは最上階の学院長室。 何時もならば、こんなに朝早くから出勤したりはしない。 それにもかかわらず、階段を上っているのには理由がある。 「全くあのジジイと来たら、こんな朝早くから一体何の用だい? おちおち寝てられやしない…… ……はぁ。今日もセクハラされるんだろうねぇ、全く嫌になるよ。 さっさと目的を果たして、村に帰ろう。テファ達に会って心の洗濯をしないとやってられないよ。うん、それがいい。 ……でも、安定した定期収入も魅力なんだよねぇ、ぶっちゃけ高給取りだし、セクハラさえなかったら本当に就職してもいいのに。 そうなったら、テファにも堂々と、どんな仕事をしてるかも言えるし…… でも、周りは貴族の馬鹿ガキばっかりだし…… 如何しようかねぇ?」 その理由は、ロングビルの口から駄々漏れであった。相当にストレスが溜っているらしく、不機嫌な足取りで階段を上っていく。 愚痴は主に仕事のことであり、ついでに先の人生設計なども考えているようだ。 文句は尽きることなく、口から衝いて出る。 「ココの教師ときたら、揃いも揃って変人だらけだし、一般人には付いて行けないよ、まったく。 それにしても、何でこんな高い所に学院長室を置くんだろうねぇ? 3,4階で良いじゃないか。その方が楽だし、利便性もあるだろうに…… 見栄って奴かい? やっぱり、これが貴族のサガなのかねぇ?」 愚痴は、仕事のことに始まり、同僚のこと、はては学院の構造にまで波及する。 一通りの愚痴を零し終えて、最上階に辿り着く。身嗜みを整え、小さく息を吸い込んでから、扉をノックして入室する。 「オールド・オスマンお呼びでしょうか?」 「おお、ミス・ロングビル。待っておったよ」 部屋の奥からオスマンが返事をしてくる。流石に、朝っぱらからは水煙管を吸ってはおらず、朝の清涼な空気が部屋に満ちている。 先程までの不機嫌さなど、微塵も感じさせない表情でロングビルはオスマンに微笑む。 「こんなに朝早くから、一体何のご用でしょうか?」 「なに、大したことではない。朝食が済んだ後、ジュディちゃんに此処に連れて来てはくれんかね?」 『たったそれだけの用事で、朝早くから呼びつけたのかい? このクソジジイ』 ロングビルは、忌々しそうに毒づく。もちろん、口にも表情にも出さずに、だが。 「ミス?」 返事をしないロングビルに、オスマンは怪訝な顔で呼びかける。 ロングビルは、何でも無いと言うように微笑んでから、用件を承諾する。 「それならば、お安い御用です。お任せ下さい。 それで、お話はそれだけでしょうか?」 「あと1つ、出来るならば引き受けてほしいこともあるんじゃ。いいかの?」 「何でしょうか? 職務に差し支えない範囲でなら、お引き受けしましょう」 「うむ。 ジュディちゃんをこの学院の生徒にしたいと思っとるんじゃが、問題があるのに気が付いての。 それを何とかしてほしいんじゃ」 「問題……ですか? それはどんな?」 「読み書きじゃ。ジュディちゃんは、此方の文字の読み書きは出来んじゃろうから、それから教えんといかんのに気が付いてのう。 授業を見学する分なら何とかなるが、生徒として受けるのなら読み書きが出来んと問題があるじゃろう。 じゃから、ジュディちゃんに、読み書きを教えてやってはくれんかのう?」 オスマンの言い分は、ロングビルにも分かる。しかし、何か釈然としないものを感じて、ロングビルは疑問を口にする。 「それは確認したのですか? 言葉は通じていましたし、違う言語を使ってはいませんでしたよ?」 「昨日、ジュディちゃんから地図を貸してもらったじゃろう? そこに書いてある文字は、ワシには全く分からなんだ。 じゃからして、違う言語を使っていると考えられる」 「なら、どうして言葉が通じているのですか? 違う言語を使っているのなら、言葉が通じるのはおかしいでしょう?」 そうまくしたてるロングビルに、オスマンは片手を挙げて宥める。オスマンは泰然としたもので、こちらが慌てているのが滑稽に思えてくる。 「まあまあ、落ち着いて、深呼吸でもしなさい」 オスマンは、オホンと咳払いをしてから説明を始める。 「オホン。それは、サモン・サーヴァントの影響じゃろう。 使い魔となった動物は、人間の言葉が喋られるようになる場合がある。聞いたことがあるじゃろう? そして、喋られるようになる動物は、犬猫などの、長い間、人間の傍にいたモノたちじゃ。 で、あるからして、人間を呼び出した場合、言葉が通じるようになるのは自明の理じゃ」 「けれど彼女は、使い魔ではありません。そうおっしゃったのはオールド・オスマン、貴方でしょう!」 「落ち着きなさい。ワシはサモン・サーヴァントの影響だと言ったじゃろう? 使い魔になった影響とは言っとらん」 「……サモン・サーヴァントの? 一体どういう事です?」 少し冷静さを取り戻したロングビルは、分からないといった顔で聞き返す。 1つ溜息をついてから、オスマンは話し始める。目はいつになく真剣だ。 「使い魔が言葉を話せるようになるメカニズムは、契約時に精神構造と声帯部分が変化するためじゃ。 そして、コントラクト・サーヴァントを行う事で声帯部分が変化している。どう言う事か分かるかね?」 「つまり、サモン・サーヴァントで呼び出された時点で、精神部分は変化している。と、いう事ですか?」 「そうじゃ。人間ならば声帯の変化は無用じゃからのう。精神部分が変化するだけで充分なのじゃ。 ジュディちゃんは向こうの言葉で話しているつもりでも、口にする時点でそれは此方の言葉に翻訳されているのじゃろう」 ロングビルは両手を眉間に当て、オスマンの言葉をかみ砕く。 何しろ人間が呼び出された例がないので、オスマンの言葉の真偽を確かめる術がない。しかし、特に矛盾も見当たらず、ロングビルは頷くしかなかった。 「それが本当かどうかは別にして、あの子に読み書きを教えることはお引き受けします。 しかし、本当に生徒にするつもりですか? 読み書きを教え終わる前に、帰る方法が見つかるかもしれませんよ?」 「別にいいじゃろうが。ここは学び舎じゃ、そしてワシらは教える立場なのじゃからな。 それに、無駄になる知識など無い。それをどう活かすかは、本人次第じゃ。 知識はいずれ、あの子の助けになっていく。きっとな」 ロングビルの言葉にオスマンは、教育者の顔で諭す。 初めて見るオスマンの真面目な顔に、ロングビルは眼を点にして驚く。 真面目な顔をしていても、何処か飄々とした態度を消さなかった老人が、ここまで真剣な顔をしているのを見るのは初めてだ。 腐っても教職に就くものか。と、ロングビルはオスマンに対する評価を改めねばと考える。 そんな風に少し感動しているロングビルに、紙袋が手渡される。 「これは?」 「それをジュディちゃんに渡しておいてくれ。制服が入っておる」 「制服? あの子に合うサイズの物があったのですか?」 「いんや。ワシが夜なべをして裾直しをした。サイズは合っとるはずじゃ」 オスマンが、さも当たり前のことのように言ってのける。 その言葉に、何か不穏なものを感じて、ロングビルは固い声で問いかける。 「……どうやってサイズを知ったのです?」 「なに。ワシのうっふんスカウターにかかれば、お茶の子さいさいよ! 自慢ではないが、的中率は8割を切っとる!」 オスマンは、得意満面といった様子で親指を立てて良い笑顔を浮かべる。そこには先ほどの真剣さなど欠片もありはしない。 それに対しロングビルは、沈痛な面持ちで懐から杖を取り出す。そして、明確な意思を込めてルーンを詠唱する。 「ん? 如何したんじゃ、ミス・ロングビル? なぜ杖を取り出すんじゃ? えっ、あっ、ちょっ、待って。無言で杖を振らんでくれい! 怖いから!」 「……少しでも見直した私が馬鹿でした。 やはり、今日という今日は思い知って貰います!」 怒り心頭といった表情で、ロングビルは杖を振りかぶる。そして詠唱が完成すると、杖の先には岩塊が出現した。 杖を振り下ろすと、生まれ出た岩塊はオスマン目掛けてすっ飛んで行く。 ロングビルの暴挙にオスマンは、泡を食ったかのように逃げ惑う。何しろ人の頭ほどはある岩塊が飛んでくるのだ。中ればタダでは済まない。 必死になって避けるオスマンだが、ロングビルの詠唱は徐々に速くなっていく。 「この! このっ! 避けるな、このクソジジイ! 大人しく引導を渡されな!」 「ひっ、ひぃぃー!」 この騒動は、同じようにオスマンに呼ばれていたコルベールが、間に入るまで続いたのである。そのお陰で、オスマンは正座で説教にまで減刑さることになった。 ロングビルの魔法は、学院長室を滅茶苦茶に破壊し、その後始末はオスマン本人がする羽目になった。ロングビル曰く、自業自得だそうだ。 オスマンは、コルベールが時間通りに来てくれていたら、こんな事には成らなかった、と、後に語る。因みに、コルベールの遅刻の原因は、二日酔いであった。 ロングビルは、如何して朝っぱらからこんな事になるのだろうと、憂鬱に感じながら空を見上げる。 部屋の片づけをする2人を尻目に、今日もロクでもない1日に成るだろう、と、ボンヤリと思うのであった。 ◆◇◆ 春の陽気が風を伝って窓から流れ込み、部屋には暖められた空気が満ちている。既に多くの者が起き出しており、女子寮は少しざわついている。 気持の良い風にくすぐられて、ルイズは天蓋付きのベッドの中で爽やかに目を覚ました。 「オハヨウ、ルイズさん」 眼をしょぼしょぼさせるルイズに声が掛かる。 そちらを見やると、特徴的な紫のとんがり帽子が目に入った。 「んっ? ああ…… おはよう、ジュディ」 いまだ焦点の定まらない眼を擦って、朝の挨拶をしてきたジュディを見つめる。 やがて、ぼやけていた視界が定まってくると、目の前には、ジュディの帽子がひょこひょこと揺れている。そして、その紫のとんがり帽子の広いつばには、黄色くて黒い斑模様のある何かが鎮座している。 顔を近づけてよく見ると、それは毒々しい色彩を持つルイズの天敵であった。 「カエルッ! な、な、な、なんでそんなのを部屋に連れ込むのよ!?」 「?」 ルイズは、帽子を指差しながら一気にベッドの端まであとずさる。 ジュディは、何のことか分からない顔をして、帽子を脱ぐ。 「あっ、カエルさんだ。いったいドコから来たの?」 「ジュ、ジュディ! お願いだからどっかやって!」 「しょうがないなぁ」 両手で顔を隠しながら、ルイズはジュディにお願いをする。 すると、ジュディは残念そうに、カエルを優しく両手に乗せて部屋から出ていき、直ぐに帰ってくる。もうその手には、カエルは居なくなっていた。 「ルイズさん。カエルさんは外に出したから、もうダイジョウブだよ」 「そ、そう、ありがと。 で、でも、勘違いしないでね、驚いただけでカエルが苦手ってわけじゃないのだから」 今更な言い訳であったが、ジュディは特に何も言わずに微笑む。 ルイズは、プイと顔を背けてバツの悪い顔で話題を逸らす。 「じゃあ、着替えるから少し待っていて。そしたら、朝ごはんよ」 「はーい」 カエルが居なくなったことで、人心地ついたルイズは着替えを始める。 ベッドから起き上がり、フラフラと覚束ない足取りでクローゼットまで進む。 クローゼットの引き出しから替えの下着を取り出し、手早くシルクのネグリジェとレースがふんだんにあしらわれた下穿きを脱ぎすてた。 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください) 「さて、行きましょうか」 「はーい」 着替えと身支度を終えたルイズが、そうジュディに呼びかける。 ジュディは、腰掛けていた椅子からぱっと飛び降りると、とんがり帽子を被ってルイズに駆け寄った。 「忘れ物はないわね?」 「うん。戸締りもバッチリよ」 「それじゃ行きましょ」 支度の確認をしてドアノブに手を掛ける。そして、深呼吸をしてから、ルイズは扉を開けた。すると、そこにはやはり、ポセイドンが鎮座していた。 表情の判らなオレンジ色の3つの眼が2人を映す。思わずルイズは、目を逸らして呟いた。 「ううぅ…… 居ると分かっていてもこれは……」 流石に心の準備が出来ていれば叫んだりはしないが、ポセイドンほどの大きさともなれば、ただそこに居るだけでもかなりのプレッシャーを感じる。カエル嫌いのルイズならば尚更だ。 「あっ、さっきのカエルさんだ。どうしたの?」 「えっ?」 その声に振り向くと、ポセイドンの頭の上に先ほどの毒々しいカエルが、ちょこんと乗っていた。 ジュディは、カエルを手のひらに乗せて話しかけている。ルイズとは違い、ジュディにとってカエルは可愛いものであるようだ。 それを一歩引いた位置で眺めるルイズに、声が掛かる。 「おはよう、ヴァリエール」 声を掛けてきたのは、見事な金髪の巻き毛とソバカスをもつ少女だった。 学院制服に身を包み、マントは黒の物を纏っている。見事な金髪が透けるような白い肌に映え、ブルーの双眸は宝石のように澄んだ色をしている。 背はルイズよりも10サントほど高く、スレンダーな体型をしている。 「おはよう、モンモランシー。珍しい事もあるものね、朝っぱらから貴女と出会うなんてね?」 「ええそうね。きっと今日は、始祖ブリミルは御休みしていらっしゃるのね。 で、それがあなたの使い魔?」 お互い挨拶と憎まれ口を交わしあう。 モンモランシーと呼ばれた少女が、ポセイドンを指差す。 「そうよ」 「ふーん、なかなかやるじゃない。貴女、水属性なんじゃない?」 「なに? 羨ましいの?」 ルイズは薄い胸を張って少し自慢げに問いかける。 しかし、そんなルイズの態度を、モンモランシーは鼻で笑って一蹴する。 「まさか。羨ましくなんてなんてないわよ。 わたしには、ロビンが居るからね」 そう言って、モンモランシーは手の平を突き出す。すると、ジュディの手に乗っていたカエルが飛び上り、モンモランシーが差し出した手に着地した。 モンモランシーは、手の平に乗せたカエルの背を指で掻いてやりながら微笑む。そして、ルイズの方に差し出す。 「紹介するわ。この子が、わたしの使い魔の『ロビン』よ」 ロビンは挨拶をするかのように、喉を膨らませて鳴き声を上げる。 何時ものルイズならば、眼前にカエルを突き出されたなら、腰が抜けるくらい怖がるのだが、ポセイドンを見たあとでは大して怖くないと感じる。 「あっそ。 随分毒々しい色をしてるけど、大丈夫なの?」 「毒なんか持ってないわよ、失礼ね」 さも心外だというように、モンモランシーは憤慨する。そして、ロビンが来た方向、つまり、ジュディへと視線を投げかける。 「この子、昨日の?」 「ええ、そうよ。 ジュディ、紹介するわ。彼女は『洪水』のモンモランシーよ」 「はじめまして、モンモランシーさん。わたしジュディです。 ロビンもヨロシクね」 ルイズの紹介を受けて、ジュディは行儀よくモンモランシーとロビンに挨拶をする。 「ええヨロシク、ジュディ」 モンモランシーはジュディに挨拶を返した後、ルイズをキッと睨みつける。 「で、誰が『洪水』ですって? わたしは『香水』のモンモランシー・マルガリタ・ラ・フェール・ド・モンモランシよ。 間違えても『洪水』ではないわ!」 「ふん。アンタなんか『洪水』で十分よ。知ってるんだからね、小さい頃に洪水みたいなオネショしたのを」 「キーッ! アンタなんて『ゼロ』じゃない。 ゼロゼロゼロ! 『ゼロ』のルイズ!」 ルイズとモンモランシーは、お互いに悪口の応酬を始める。 喧々諤々と、放っておいたら何時までも罵り合っていそうな勢いだ。 しかしそれは、扉が勢い良く開かれたことで一時中断となる。 開かれた扉から姿を現したのは、キュルケであった。その後ろからは、フレイムが頭だけを部屋から出している。 キュルケは、不機嫌を通り越した呆れ顔で2人を冷たく突き刺す。 「まったく…… 朝から騒々しいことね。喧嘩なら余所でやってもらえませんこと? 折角の清々しい朝が台無しですわ。 もう少し、お淑やかに成ってもよろしいんじゃありません?」 「オハヨウございます、ツェルプストーさん。フレイムもオハヨウ」 「うふふ。朝から元気ね、ジュディ。そんな堅い呼び方しなくても、キュルケでいいのよ」 2人に対する態度とは打って変わって、元気よく挨拶するジュディには、にこやかに、それでいて色っぽく微笑む。 喧嘩をしていた2人は、水を差されて不機嫌な目でキュルケを見やる。ルイズの眼は、余計なのが増えたと言わんばかりだ。 キュルケは、その視線を物ともせずに嫣然と返す。その余裕ぶった態度がルイズの心を逆撫でするのだ。 「ふん! アンタに慎ましさが如何とか言われたくないわね」 「それは同感ね」 ルイズの言葉にモンモランシーが同調する。 それを見てキュルケは、からかいを含んだ声色でおどける。 「あらあら、カエルを召喚した者同士、仲が良いのね?」 「それは関係ないでしょ。行き成り出てきて何なのよ!」 「仲が良い? 悪い冗談だわ」 また喧嘩を始めようとするルイズを、ジュディが窘める。 「ルイズさん、ケンカはダメだよ」 「う……むっ…… はぁ、わかったわ」 ルイズは言葉を詰まらせてから、しょうがなさそうに頷く。 ルイズからは先程の喧嘩腰な態度など、微塵もなく掻き消えていた。 そんなルイズとジュディのやり取りを、キュルケはニヤニヤして見ているが、モンモランシーは顎が外れんばかりに驚き固まっている。よっぽど、目の前の光景が信じられないらしい。 モンモランシーは、ぎこちなくキュルケに問いかける。 「ねえ、キュルケ。一体どうしちゃったのかしら? 信じられないわ、あのルイズが素直に言う事聞くなんて。 わたし、まだ寝ているのかしら?」 「さあ? 何があったのかは知らないけど、お姉さんぶりたいんじゃない?」 「まさかっ! ルイズに限ってそんな筈ないと思うけど? それにしても、本当に始祖ブリミルは御休みのようね」 「なら『ゼロ』じゃなくなったから機嫌が良いんでしょ」 「ああ、なるほど。『ゼロ』は返上して、今は『ほぼゼロ』のルイズよねー」 「そこっ! 五月蠅いわよ!」 顔を額がぶつかるほどに近づけて、ヒソヒソ話をしている2人をルイズが怒鳴りつけた。しかし、2人は意にも介さず話し続ける。 ルイズとて、鬼ではないのだ。ジュディを召喚してしまった責は自分にあるし、昨夜の出来事を鑑みれば、なおさら強気にはなれない。しかし、そんな事は口が裂けてもいえないのがルイズである。 イライラと、剣呑な目で2人を睨むルイズだが、ふいにマントの裾が引っ張られ、そちらへと振り向く。 「ねえねえ、ルイズさん」 「ん? 何、ジュディ?」 振り向くと、ジュディが不思議そうな顔で見上げていた。そして無邪気な顔で聞いてくる。 「さっきから『香水』とか『ゼロ』って言ってるけど、なんなの?」 「えーと…… それはね、あだ名よ」 「あだ名?」 そう言って、ジュディは首を小さく傾げる。ルイズにとってその顔は、悪魔の如きものに見えた。 言いにくそうにしているルイズに代わって、モンモランシーが指を立てて説明する。 「メイジの特徴をあらわす二つ名の事よ。例えば、わたしは香水の調合が得意だから『香水』の二つ名を持っているわけよ。 でも、こんなのメイジなら常識よ。貴女、いったい何処から来たの?」 「ちなみに、あたしは『微熱』よ。意味は…… ジュディには、少し早いわね。うふふ」 「じゃあルイズさんは、何が『ゼロ』なの?」 「えーと、あー… それは……」 その質問に、ルイズは口ごもる。ジュディは悪気があって聞いた訳ではないし、負い目も感じていることもあり、怒鳴って誤魔化すという事も出来ない。 意味のないうめき声をあげて、言い訳を考えるルイズに、ジュディが再び問いかける。 「ねえ、どうして? 『ゼロ』ってどういう意味?」 「あー、うー た、大したことじゃないから」 「なにそれ? どうせすぐに分かることなんだから、教えてあげたら?」 「そうそう。みんな知ってるんだから、教えて上げなさいよ」 「うるさい、うるさーい! もうこの話題は終わり。 さっ、はやく食堂に行くわよ!」 結局ルイズは、大声で怒鳴って話を無理矢理終わらせ、ズンズンと大股で廊下を進んでいく。 その気迫に、廊下に居るものは端に寄り、ルイズの進んだ後に道ができていく。 「よかった。あれでこそ、何時ものルイズね」 「まあ、そう簡単に人は変わらないわよねぇ」 モンモランシーとキュルケは、心底安心したという具合に、互いに手を取り合って頷きあう。 「ポセイドン、いくよ。まって、ルイズさん」 ジュディはポセイドンを連れてルイズを早足で追いかる。その後を追って、モンモランシーとキュルケが歩いていく。 学院は、朝の喧騒に包まれて活気に溢れている。 窓からは、多くの生徒達がぞろぞろと、食堂を目指しているのが見える。そして、そこから空を見上げると、憎たらしいほどの青空が広がっている。 ルイズは忌々しく太陽を睨みつけ、最低な1日の始まりを恨むのであった。 ・ ・ ・ 次回予告 「チクショオオオオ! くらえワルキューレ! 失敗魔法!」 「さあ来いルイズゥゥ! オレは実は爆破されただけで死ぬぞぉぉ!」 チュ☆ド―ン 「グワァァァァ!」 「ワルキューレAがやられたようだな……」 「ククク…… 奴はワルキューレの中でも最弱……」 「ゼロごときに負けるとはワルキューレの面汚しよ……」 「くらえええ!」 ズギュ―――z___ン 「「「グワァァァ――!!」」」 「やった…… ついにワルキューレを倒したわ…… これでギーシュのいるヴェストリの広場に行ける!!」 「よく来たなゼロのルイズ…… 待っていたぞ」 ギィィィィィイ 「こ、ここがヴェストリの広場だったの……! 感じる…… ギーシュの魔力を……」 「ルイズよ…… 戦う前に一つ言っておくことがある。お前は僕を倒すのに『ガンダールヴ』が必要だと思っているようだが…… 別に居なくても倒せる」 「な、 何ですって!?」 「そして、彼女たちにはすでに謝っておいた。あとは僕を倒すだけだなクックック……」 ドドドドドドドドドドドドドドドドドドド 「フ…… 上等だ…… 私も一つ言っておくことがある。この私に召喚した使い魔がいるような気がしていたけど、別にそんなことはなかったわ!」 「そうか」 「ウォォォ、いくぞぉぉぉ!」 「さあ来いルイズ!」 ルイズの魔法が世界を救うと信じて……! ・ ・ ・ 今回の成長。 ルイズは、おしゃれL2のスキルパネルを手に入れました。 ジュディは、建造物の知識L2のスキルパネルを手に入れました。 第4話 -了- 前ページ次ページ未来の大魔女候補2人
https://w.atwiki.jp/jiisan/pages/60.html
恐竜は陸上生活に完全に適応した、最初の脊椎動物のような気がします。生まれた時(孵化した時)から肺呼吸をしていたと思います。 病原菌の感染経路にはいろいろありますが、風邪はおもに空気感染をする病気ではないでしょうか? ところで恐竜はなぜ栄えることができたと思われますか? 私は植物を食べるのに成功したことが、最大の要因だと思っています。 ちなみに、魚類が絶滅せずに、海に住む恐竜が絶滅したのはどうしてでしょうか? 植物細胞は細胞壁というとても頑丈な物質で、囲まれています。 現代の草を食べる(脊椎)動物は、おおむね細菌の手助けを借りて、植物細胞から栄養を吸収しているようです。 このことから私は恐竜も細菌の手助けでもって、草から栄養をとることができたのだと考えました。 つまり恐竜の繁栄は、細菌との共同生活がうまくいったからだと思うのです。 さて、細菌も恐竜のためだけに生きているわけではありません。 自身が繁殖するために、最大限の努力をはらっているはずです。 細菌が恐竜の体内で無節操に繁殖したら・・・ それは病気ということになるでしょう。 ですから恐竜が繁栄したということは、細菌の繁殖にたいする対策ができていたということになります。 多細胞生物が微生物の侵略に対してとる対策に、免疫があります。 たとえば人間は細菌の侵略に対しては、好中球が働くようです。 恐竜も好中球による免疫機能を持っていたと思います。 恐竜以前に生息していた動物、例えば魚類はどうでしょうか? 彼らはほとんどが肉食(動物食)です。 動物の細胞には、細胞壁がないので植物細胞よりは消化がいいと思います。 そういう意味で魚類は、草食の恐竜と比べると、細菌との共生関係は弱いといえそうです。 さて細菌の立場にたって考えてみましょう。 細菌も生物ですから、当然水が必要です。 海にいる細菌のまわりは、水です。 しかも海水には適当なミネラルも含まれていて、栄養分にも富んでいます。 実際条件が整えば、細菌は海の色を変えるほど繁殖します。 それに対して陸にいる細菌のまわりには、空気があります。 さらに生物にとって猛毒の酸素も大量に含まれています。 細菌は、湿気が多く、風通しが悪く(空気になるべく触れない場所)しかも栄養が豊富なところを好むはずです。 陸にいる細菌にとって、多細胞生物体の体内は、好ましい環境といえるでしょう。 つまり海の生物(魚)と陸の生物(恐竜)とでは、細菌に対する抵抗力(免疫)に大きな差があると考えられます。 また細菌も、もともと海で生まれたのですから、感染するにしても、水のあるところから、水のあるところへしか、感染できなかったのではないかと思っています。 現在の細菌は空気感染する能力をもっています。 しかし恐竜が誕生した頃の細菌には、その能力はなかったのではないかと考えています。 水から水への感染とは、ほとんどが経口感染です。(接触感染も水から水ですね) つまり飲み水とか食べ物とかから、細菌が感染するということです。 消化器系が細菌繁殖の舞台となります。 恐竜は植物を食べていたということから、消化器系の細菌に対する免疫能力はもっていたと推測されます。 そして細菌が空気感染の能力をもつということは、結構たいへんなことではないのかなと、考えたのです。 細菌も多細胞生物の進化とともに進化したとしても、それほど不思議ではないと思います。 私は細菌が空気感染の能力をもつように進化したのが、約6000万年前で恐竜はそれによって絶滅したのではないかとも考えました。 呼吸器系の細菌感染に対する免疫能力が、まだなかったからと思ったのです。 しかし疑問点もあります。 細菌の感染能力は、恐竜を絶滅に追い込むほど強かったかということです。 人間にとっても、肺炎や肺結核は抗生物質の発見までは死病でした。 しかしそれにより、人間が絶滅するまでのピンチに追い込まれたことは、なかったと思います。 もちろんその当時の細菌と現在の肺炎菌が、全く性質が違うということもありえますし、人間と恐竜の細菌に対する抵抗力(免疫力)も同じレベルだったとは思えません。 数種類の恐竜が絶滅することは、ありえると思いますが、全ての恐竜となるとどうでしょうか? ところで病原体は細菌ばかりではありません。 大きいものでは、真菌・原虫・寄生虫・・・ 小さいものにはウイルスがあります。 ウイルスは生物としては、認められていないようです。 それ自身には生命活動の能力はなく、生きている細胞に寄生してはじめて増殖することができるからのようです。 ウイルスに感染して病気になるということは、ウイルスに感染した細胞が増えるということだと思います。 この点細菌などの生物が感染したというのとは、意味合いが違うようです。 細菌は最初から異物ですが、ウイルス感染細胞は、元々は自分の細胞です。 ウイルスに対する免疫はウイルス自体に対する免疫と、ウイルス感染細胞に対する免疫の二通り考えられます。 そしてウイルス感染細胞に対する免疫とは、もともとは自分の細胞を攻撃するということになります。 このタイプの免疫のシステムはとても複雑で、私のようなものがとても理解できるような代物ではありません。 元々は自分の細胞を攻撃するのですから、よほど精巧で複雑な仕組みでないと、自分の身体を傷つけることにもなります。 実際このタイプの免疫の異常で病気になることも少なくないようです。 (私の82才になる母は、現在類天保症という病気になっていますが、これも自分の免疫細胞が、自分の皮膚の細胞を傷つけるためにおこる病気だそうです) そしてこのタイプの免疫は生物の進化史上最も新しいタイプの免疫だそうです。 仮に今から6000万年前にインフルエンザウイルスのような感染力の強いウイルスが誕生し、恐竜がそれに対する免疫のシステムをもってなかったとしたら・・・ 私はこのように想像してみました。 例えば脊椎動物は身体の構造や機能などから、大きく五つに分類されていますよね(魚類・両生類・爬虫類・鳥類・哺乳類) この分類の方法のほかに、もう一つ分類のやり方があると思うんです。 それは生物の相が大きく変化した時代・・・ 古生代・中生代・新生代の生物というように・・・ 例えば同じ魚類でも、古生代の魚類と、中生代の魚類と、新生代の魚類では全くの別物ではないかという考え方です。 極端に言えば、古生代のシーラカンスと現在のシーラカンスは別物の可能性があるということです。 そしてそれぞれの時代を免疫という観点から、特徴付けてみると・・・ 古生代は食細胞による免疫・・・ 中生代は細菌に対する、専門的な免疫細胞の誕生・・・ 新生代は自己の変異細胞に対する免疫システムの誕生・・・ こんなふうに考えてみました・・・ そしてもう一つ大切なことは・・・ 事実上免疫が必要なのは、食物連鎖のかなりの上位者だけのようなきがします。 弱いものは、微生物への対応より、いかに食われないようにするか、またどれだけ食われようとそれ以上に繁殖する力を身につけることのほうが大切なのではないでしょうか? 例えばアンモナイトは、古生代には食物連鎖の上位にいたかもしれませんが、新生代になり、より機能的な生物により、食われる方の立場となり、それに繁殖力が追いついていかなかったと考えるほうがいいかもしれません。 それにしても知らないことがたくさんあります。 現在の魚類はどのような免疫のシステムをもっているのでしょうか? どなたか教えていただけないでしょうか? 「恐竜絶滅の謎 その2」へ >
https://w.atwiki.jp/jiisan/pages/64.html
脊椎動物についていうと… 誘導をうけた神経細胞は、前後に伸び神経管を形成します… これが中枢神経となり、頭の方(原腸かんにゅうの突き抜けた方)がふくらんで脳になります… 脊椎動物では中枢神経がある方が背中側になり、原腸かんにゅうにより新しくできた体こうが腹側になります… これが脊椎動物の基本形で、その後は中枢神経から枝分かれした神経系…まず自律神経により、身体の各部が誘導、形成されていくのだと思います… 脊椎動物についていうと… 誘導をうけた神経細胞は、前後に伸び神経管を形成します… これが中枢神経となり、頭の方(原腸かんにゅうの突き抜けた方)がふくらんで脳になります… 脊椎動物では中枢神経がある方が背中側になり、原腸かんにゅうにより新しくできた体こうが腹側になります… これが脊椎動物の基本形で、その後は中枢神経から枝分かれした神経系…まず自律神経により、身体の各部が誘導、形成されていくのだと思います… 一方内胚葉の細胞は、新しくできた体こうのまわりに発達して、消化器管や呼吸器管を形成します… これを管理しているのが自律神経系のようです… 自律神経には交換神経と副交換神経の2種類があり、それぞれが腹背の関係になっているようです… 交換神経が活発な時は、副交換神経は休んで… そして交換神経はおもに中胚葉からできた器官を、副交換神経は内胚葉からできた器官を活発にするような気がします… 交感神経が優位な時とは、いわゆるストレス状態にあるといえそうです… 例えば肉食動物でいえば獲物を捕らえる時… 感覚を研ぎ澄まし全力で獲物に襲いかかろうとしています… 心臓の鼓動は早くなり、全身により多くの血液を送り届けようとしています… 交感神経が優位な時とは、いわゆるストレス状態にあるといえそうです… 例えば肉食動物でいえば獲物を捕らえる時… 感覚を研ぎ澄まし全力で獲物に襲いかかろうとしています… 心臓の鼓動は早くなり、全身により多くの血液を送り届けようとしています… つまり感覚神経と運動神経を、最大限働かさなければいけない状況です… これらの神経の中枢は大脳にあるので、大脳に大量の血液が必要となることになります… 哺乳類では一般に心臓の位置より大脳の方が高いところにあります… そこで重力に逆らって大脳に大量の血液を送るためには、圧力を高めなければなりません… つまり交感神経が優位な時、血管が収縮し血圧が上昇するといえます… 一方食事をしたあとは、消化器官を活発に働かさなければなりません… 消化器系は心臓より下にあるので、血管を拡張し重力にまかせた方が、自然に消化器系に血液があつまりそうです… このような状況の時、副交感神経が優位になっているようです… 哺乳類の肉食の代表として、猫科の動物の特徴として、一般に姿勢が低いという事がいえそうです… つまり心臓と大脳の高低差があまりないということです… 今度は草食動物である馬の身体をみてみると… 猫科の動物に比べ、手足が長く、首も長くなっています… 大脳と心臓の高低差が、猫科の動物より大きくなっています… 多分馬の方が猫科の動物より、高血圧だと思います… 今度は草食動物である馬の身体をみてみると… 猫科の動物に比べ、手足が長く、首も長くなっています… 大脳と心臓の高低差が、猫科の動物より大きくなっています… 多分馬の方が猫科の動物より、高血圧だと思います… それでいざ敵が現れると、首をスッとあげ全力疾走します… リラックスモードからストレスモードへ急展回です… それで立ち暗みなとしないのですから、心臓の能力はかなり強いと思われます… 心臓をはじめとする循環器系は中胚葉からできる器官なので、馬は本来ストレスの強い体質の動物だと想像されます… それで馬の食事は、とても人間では食べられそうもない、かたい草です… それを細菌の助けを借りて、時間をかけゆっくりと消化吸収していきます… つまり消化器管が働いている時間が長いという事になります… 消化器系が働いている時は、自然に血管が拡張し血圧が下がりリラックスモードになります… 本来ストレス体質で、リラックスしている時間が長いのですから、馬は自律神経的にみて、非常にバランスがとれていると考えられます… 馬の餌は、逃げたり抵抗したりしません… それに対し猫科の餌は、逃げるし抵抗もします… 日常生活的なストレスは、一般に肉食動物の方が大きいと思います… 猫は一日に20時間も寝ているそうです… 草食動物は多分睡眠時間は、とても短いと思います… キリンの睡眠時間は30分くらいだと、聞いた事があります… 草食動物の睡眠時間が短いのは、のんびり寝ていては、いつ敵に襲われるかわからないという事情が、大きな理由だとは思いますが… それにしても食事の内容と睡眠時間には、関連性があると思います… 草のような消化の悪いものを食べれば、それだけ消化器管が長く働くことになります… それは副交感神経が活発に働いて、交感神経は休み、血圧が下がり結果、大脳の働きものんびりしていることになります… 肉食動物の日々のストレスの解消法は、無駄な動きをすること…つまり遊ぶ事と、満腹になるまで食べる事だと思います… 特に満腹状態のトラやライオンの前では、シマウマなども、のんびりしているとよく聞きます… これはもう食べ物はいらない、という気持ちより、満腹になったことでリラックス状態の極みに達して、動くこともできないからではないかと、思います… 人間も同じ哺乳動物ですので、彼等の特徴と共通なことはあると思います… 例えば…大きなストレスを受けた時… 女性が失恋した時、ケーキなどをヤケ食いするんだ!などという話をよく聞きますが、これなどは満腹状態になりストレスから脱却しようという意味で、非常に理にかなった行動だと思います… もし人生に挫折して…自殺などを思い立ったときは…是非うまいものを腹一杯食べて下さい! 気持ちは随分落ち着くはずです! 植物食、特に繊維質の多い食べ物が、健康にいいといわれるのは、消化器管が活動する時間が長くなるため、日常のストレスが自然と軽くなるためでしょう… これは草食動物のストレス解消法に通じます… 人間は雑食性の動物なので、草食動物肉食動物両方の、特徴を併せ持っていると思います… ですから人間は体質的にストレスの強い人、リラックスの強い人、というように分けることができると思います… また人間ほど大脳が発達すると、気質的にもストレス寄り、リラックス寄り、と双方の人がいます… 私自身のことを考えてみると… 私は、かなり強いリラックス体質だと思います… その最大の根拠は… 私は胃腸系の器官が強いからです… 私は便秘をしたかっがありません… また今でも小太りですが、子供の頃からも自然に太っていました… そして血圧は正常、ちょっと低目くらいなのです 子供の頃から自然にチョイ太で… 便秘をすることがなく… 血圧が正常もしくは低目の方は、基本的にリラックス体質と考えてよいと思います… 私のようなリラックス体質の人は、基本的に健康だと思います… だけど異性にはあまりもてないなもしれません… ストレス体質の方が中年になって太りだすと、いわゆる成人病の危険が大きいと思います… ストレス体質の方は一般に、子供の頃から痩せていて、活発で元気な人です… 基本的に異性にもてると思います… そして消化器系が少し弱く(便秘がち)心臓が強いという特徴があると思います… 体質を左右するのは自律神経です… ですから体質だけ考えると、ストレス寄りかリラックス寄りかという事になります… これは自分の健康を考える上で、とても良い指標になると思います… 大脳の発達していない生物、爬虫類などは、DNAの配列パターンの違いによる個性の他は、自律神経のパターンの違い、つまり体質的な個性しかありません… 大脳の発達した生物になると、体質的な個性に加え、気質的な個性というものが生じます… 人間がこれほどまでに個性的な生物であるというのが、何よりの証拠です… つまり人間が他の生物に比べ、見た目非常に個性的であるという観察が正しければ、大脳を中枢とする神経系が、身体の形成に関わっていることになります… 恐竜をはじめとする、いろいろな種の生物が、同時期に大量に絶滅したのは、やはりなんらかの外的要因ー環境の変化があったとは思います… しかしそれだけでは、絶滅しなかった種に対する説明が、うまく出来ません… ですから恐竜などには自身の中に、絶滅するだけの原因があったと考えました… 恐竜の特徴ー肺呼吸、陸上生活、そして植物を食べたーという事から、いろいろ推理してみました… そして微生物側の進化も重要なボイントになると思います… 必要のない所で、必要のない生物は繁殖しません… 例えば肺呼吸をする生物がいなかった時には、空気感染をする細菌もいなかったでしょう… ある時に空気感染の能力を持ったバクテリア(細菌)が突然変異で誕生しました… それは肺呼吸をする生物が登場した以降だと思います… ………植物から節足動物という事もありますね… 陸上に多細胞生物が現れた以降、空気感染をする細菌が誕生したと思います… 多細胞生物側の病原体に対する、防御のシステムーつまり免疫システムが関係するのではないでしょうか? 例えばもし恐竜に空気感染をする細菌に対する免疫システムがなく、6500万年前に突然変異により空気感染する細菌が誕生したとしたら… 多細胞生物側が免疫システムの改良をするより早く、その数が激減したとしたら(細菌の毒性が強い)大量絶滅もありえるかもしれません… ただ恐竜には植物を食べていたという理由により、細菌に対する免疫システムはある程度はあったと思われるので(経口感染と接触感染については…)空気感染の細菌の登場を持ってしても、全ての恐竜の絶滅の原因には少し弱いのではないかと考えたのですが… そこで空気感染をするウイルスインフルエンザのようなものが、最大の原因ではないかと考えてたのです… もし恐竜がインフルエンザにかかったら… どのような症状が現れるでしょうか? 恐竜の身体の機能、構造はよくわからないので、 人間にウイルスに対する免疫がなかったら、と仮定して考えてみます… ウイルスは人間の体内に侵入すると、まず侵入カ所で、初期増殖するそうです… インフルエンザウイルスですと、空気感染ですので、呼吸器系ー鼻の粘膜とか、喉、気管支などで増殖するのでしょう… その後ウイルス血漿とよばれるものになり、血液とともに全身に回ります… そしてウイルスにより特定の組織器官の細胞に寄生して、増殖するのだそうです… このウイルス感染細胞に対して特定の免疫細胞が大量に生産され、ウイルス病にたいし生体側が攻撃を開始します… この時から症状が現れ、インフルエンザですと、感染から発症まで4~5日かかるそうです… という事は、ウイルスに対する免疫システムを持っていない生物は、インフルエンザに感染しても、特に目立った症状は顕れない事になります… ただ免疫が働かないので静かに病気は進行し…つまりウイルス感染細胞が増え、正常細胞が減っていき、ついには臓器組織の機能不全をおこし、死に至る事になると思います… これは何かの病気に似ていますね… 癌と同じ経緯です… 癌細胞が増え正常細胞が減って、機能不全をおこす… そして恐竜にも癌があったことは、確認されています… 癌細胞とウイルス感染細胞について、考えてみました… 癌細胞は自己の持っている遺伝子が、何らかの原因で変異することが、原因だといわれています… ウイルス感染細胞は、ウイルスが持っている遺伝情報に基づいて、ウイルスのためのタンパク質を作っている細胞です… 大きな共通点は、どちらも元々は、自分の正常な細胞であるという事です… 細菌はどんなに小さくても、完璧な生物で人間とは全く違う遺伝子を持っています… 人間の細胞からみれば、完全なる非自己です… それに対し癌細胞やウイルス感染細胞は、いわば自己の中の非自己です… これに対する免疫行動は、よほど洗練されたシステムがないと、無理だと思います… 下手をすると、自分自身を破滅に追い込む可能性があります… このシステムが、恐竜にはまだなかったと、思っているんです… 免疫のルーツは、はるか大昔…まだ地球上に単細胞生物しかいなかった時代… 生物が生物を食べるという行動にあると思うんです… 現在の生物、人間の免疫細胞の基本であるマクロファージも、異物を食べるという事で、人間を細菌などの外敵から、守ってくれています… 生物が生物を食べるようになり、おそらくまたきが遠くなるような長い時がすぎた頃… ある特殊な能力を持った生物が誕生したのだと思います… それは自分が自分であることを、主張する能力を持った生物(細胞)です… この能力を持った生物こそが、多細胞生物になりえたのだと、考えています… 細胞(単細胞生物)は分裂して増殖します… 分裂する時には遺伝子も複製して分裂するので、できあがった二つの細胞は、原則として同じ遺伝子を持っていることになります… この同じ遺伝子を持っているもの同士を空間的に占める位置が違っても、自分であると認識する能力ができたのです… その方法は、自分と外界の境である細胞膜に、遺伝子から作られるタンパク質(糖鎖とともに…)を表示しておく事です… そしてそれを読み取る能力と… こうして自分と認めたもの同士(元々一つの細胞から生まれた可能性が高い)は、集まってきたと思うんで… これが多細胞生物の前段階、細胞群体で、この自分を認める能力を持つ事が、必要条件であると思います… 細胞群体にしても多細胞生物にしても、一つの細胞から生まれた細胞は、皆同じ遺伝子を持っているので、自分自身です… しかし空間的に占める位置が違うので、個々の細胞の環境は、全て同一ではありえません… 環境が違えば細胞内でおこる化学変化に差異が生じます… つまり一つの細胞から生まれた細胞は、遺伝子が同じで全て自分自身なのですが、それぞれに個性があるのです… 仮に細胞が球状に集まったとすると、周辺部と中心部ではかなり環境が違うはずです… 当然周辺部と中心部の細胞では、性質が異なってきます… 細胞の分化は、多細胞生物であるかぎり、(細胞がある程度集合したら)必然的におこるものだと思います… 生物は海で生まれました… おそらく最初の多細胞生物も、海で誕生したと思います… 一つの細胞から生まれた遺伝子が同じ細胞は、全て自分自身と考えられますが、環境により差異が生じます… 単細胞生物ですと、自分の周りは海水ですので、それぞれの細胞について、それほど大きな環境の変化はありません… しかし細胞がある程度集合すると、周辺部と中心部では大きな環境の変化が生じます… 周辺部の細胞の外側には海水があるので、物質交換は海水をとおしてできますが、中心部では周りは自分ばかりなので、協力体制ができていない限り、物質交換は難しく栄養不足で死んでしまうことが予想されます… 球状に細胞が集まったとすると、内側の細胞が死んで、中が空洞になることも、十分ありえることだと思います… 中が空洞になると、支える力がないと、重力の影響でつぶれることになると思います… そのつぶれ方が、空気がぬけたゴムマリを指で押したように、一部分がへこむような型になったものが、現在の多細胞生物ー動物の全ての祖先であると思います… 原腸かんにゅうのルーツで、これによりへこんだ部分には海水がたまりやすくなり、へこんだ部分の細胞層、外側の部分の細胞層、内側の部分の細胞層というように、環境の違いにより、同じ遺伝子を持つ細胞間でも、だんだん個性が際立ってくるように思います… ちなみに一部分ではなく、全体的にペシャンコになったものが、エディアカラ動物ではないかと考えています… 話が少し脱線してしまいましたが… 免疫は、このように細胞が細胞を食べる、という事と、自分自身とそうでないまのを見分けるという、単細胞生物だけの時代にできた能力が基本になっていると思います… 人間は成体になると60兆の細胞からなるといわれてますが、その全てがたった一つの細胞から生まれたのですから、全て同じ遺伝子を持った自分自身です… 神経細胞と筋肉の細胞のように、見た目や機能が違っても、自分自身なのです… もちろん免疫の細胞ーマクロファージも例外ではありません… ですから原則としては、自分自身の細胞に対して、免疫は働かない事になります… ですからガン細胞やウイルス感染細胞のように、元々は自分自身で遺伝子が変異した細胞については、とてつもなく複雑で、そして不完全な免疫システムをとっています… 人間ではリンパ球が変異細胞に対する免疫の役割をになっていますが、一種類の変異細胞につき、一種類のリンパ球を用意するという形をとっているようです… また不完全というのは、ガンが死亡原因のトップであることからも、うかがえます… ガン細胞には免疫が完全には対応しきれていないのです… また逆に免疫異常が原因の病気が数多くあるのも、不完全さの一つの証拠であると思います… このようなシステムは、かなり生物の進化がすすんでから、発生したものと想像します… 自己変異細胞に対する免疫は、単細胞生物だけの時代にはありませんでした…(当然といえば当然ですね…細胞が一つしかないのですから…) そして現在の生物である人間には、そのシステムはあります(人間だけが特異的に持っているものではないと思いますが…) という事は、生物の進化のどこかの時点で、生物がその能力を獲得した事になります… はたして恐竜にその能力があったかどうか? 物的証拠がなければ、状況証拠により推理していくしかないと思います… その推理の鍵となるのが、恐竜は陸上生活に適応した生物であることと、植物を食べていたという事なんです… 地球温暖化のように、環境の変化は生物にとって、大問題です… 生物史上最大の環境変化は… なんといっても海から陸上への進出でしょう… それまで自分の周りには水があったのが、空気に変わったのですから、これ程の大きな変化は、最初で最後の事でしょう… 宇宙空間でも生きていけるような生物が現れれば、話は別ですが… ところで最初の多細胞の動物は、海で生まれたのは間違いないと思いますが… 植物は陸上出身ですよね?(海藻は植物の仲間にはいれてもらってないようです) 菌類はどうなのでしょうか? これも陸上出身のような気がするのですが… 生物にとって水は必要不可欠なものです… 全ての細胞は、水をとおして物質交換をしています… 多細胞生物体の生きている全ての細胞も、血液などの水にふれているはずです… 人間も重量比でいうと、水が一番多いそうです… 陸上に住む単細胞生物にとって、多細胞生物の身体の中は、水があるという事で、魅力的な環境といえます… それは海にすんでいる単細胞生物の比ではないでしょう… 事実上最初に上陸した生物は、植物だと思います… 単細胞生物もいたでしょうが、彼等は水のない所で、生活する能力はなかったと思います… 今の私達からみれば小さな水たまりでも、彼等は十分繁殖できたでしょうが、安定した水の供給先として、多細胞生物体の身体の中を、住みかにするものも、現れたでしょう… 生物が陸上生活をすることによって、寄生するものと寄生されるものとの間の目に見えない戦いは、間違いなく劇化していったと思います… 多細胞生物が陸上で生活するには、細菌などの寄生生物に対する防御が、重要であると思います… それは特に、身体が大きく、寿命が長く、繁殖スピードの遅い生物に、より求められる能力だと思います… 植物だったら、より大きく、長く生きて、何度も繁殖できるような方向へ進化するのは、自然なことと思います… そのために丈夫な外皮をもった樹木が、古性代の中頃には、おおいに繁栄していたようです… 石炭紀はその名のとおり、その頃に繁殖していた樹木が、石炭になった時代です… その頃はまだ樹木を食べるような大型の動物や、樹木を腐らすような能力をもったキノコ類が、まだ現れていなかった証拠でもあります… さて問題は、はたして恐竜に、ウイルス感染細胞のような、自己変異細胞に対する免疫が、あったかどうかですが… これを類推する、最大の手掛かりは、現在の生物を、調べることだと思います… 哺乳類や鳥類には、このシステムはありそうな気がしますが(全ての種にあるのかも、おおいに疑問…) 爬虫類、両生類、魚類は、どうなのでしょう? また脊椎動物以外の生物は?(植物やキノコ類も含めて) 詳しい方いらっしゃいましたら、教えていただけませんでしょうか? 恐竜が植物を食べていたのは、まず間違いない事だと思います… 植物細胞には、細胞壁があります… これは動物細胞にはない、おもにセルロースからなる、かなり頑丈なものです… 植物を食べて栄養を得るには、この細胞壁をこらさなければなりません… 動物はおそらく、自分より頑丈なものを、自らがこわすような能力は、持たなかったと思います… それではどのようにして植物から栄養を吸収したかというと… 細胞壁を分解する能力のある細菌を、自らの体内に住まわせ、その力を利用して、植物から栄養を得ることに、成功したのだと思います… 体内に細菌を住まわせるためには、細菌の必要以上の増殖に対する、対策はできていたと思われます… それが私は…今の人間が持っている、好中球による…細菌などの異物を食べるから一歩進んだ…細菌を殺す…という、免疫システムではないかと、考えています… 古性代の終わりには、恐竜絶滅以上の規模で、数多くの種の絶滅がみられたそうです… しかも、それは海洋生物に、より多くの被害をもたらしたそうです… これは陸上で多細胞生物体の体内で、繁殖する性質を持った細菌が、海洋生物にも寄生をしたためとは、考えられないでしょうか? その当時の海洋生物には、ほとんど寄生するものに対する、対策はなかったのではないかと、想像しています… もう一つ大きなヒントは、恐竜は陸上生活に適応した生物だという事です… 生まれた時から(卵か孵化した時)肺呼吸をします… 脊椎動物の呼吸器系は、消化器系から変化したものですから、細菌などが住み着いても、それほど不思議ではないような気もします。 しかしそれが個体から個体へと感染するようになるには、細菌の方にも、大きな工夫が必要になると思います… 空気感染をする細菌は、少なくとも陸上に生物がいない時には、存在しなかったと思っています… 多分ですけど… 現在陸上にいる細菌には、概ね細胞壁があります… だからカビから作った薬で、病気を治すことができるのですが… 細菌が細胞壁を持ったのは、いつ頃なのでしょうか? シアノバクテリアには、多分細胞壁はないと思うのですが… もしかしたら…細菌が、陸上で多細胞生物から別の多細胞生物へと、生活の場をうつすために、身に付けたのではないでしょうか? そうだとすると…生物が陸上にいない時代には、細菌には細胞壁はなかった、という事になりそうなのですが… 多細胞生物が進化すれば、それに寄生する側の生物も進化するのは、当然のことだと思います… 多細胞生物に寄生することを覚えた細菌は、多細胞生物中の食細胞に安易に食べられないよう、自分の外側に頑丈な構造をもつようになるのも、不思議なことではありません… 細菌が細胞壁をもつのは、細菌が多細胞生物体の体内で生きるための、進化の知恵だと考えます… そして、そのような細菌が、細胞壁を持たない細菌より優勢になるのも、自然なことだと思います… 陸上の多細胞生物と、多細胞生物体の体内で繁殖する能力を持った細菌は、共に競い合うように進化していったと思います… 海洋の多細胞生物は、その進化から乗り遅れていたために、進化した細菌が食物連鎖などの理由により、海洋に進出した時、対応におくれをとり…古性代終わりの海洋生物の大絶滅に至ったような気がします… 突然ですが、少し違う話題の事を書いていきます… ストレスと聞くと…悪いイメージを持たれる方が多いと思います… ストレスがたまると、病気になる… 少なくとも健康には良くない… これはもちろん正しいのですが、ストレス自体はけっして悪いものではなく… というより、生きていくために、絶対必要なものといえます… ストレスとは、生きるために必要なエネルギーを消費することです… ですからストレスの多い人は、活力のある人… 異性からみると、魅力的な人といえます… (ですから種全体としては、ストレスが高くなる方向に、進化していくと思います) しかし過剰なストレスを続けると、消費エネルギーが多くなり疲れる… 結果健康を損ねるという事になるのです… ですから、ストレス解消の最も手っ取り早い方法は、エネルギーを供給する… つまり食べる、という事が、最大のストレス解消法に、なるのだと思います… 一方、エネルギーを消費する器官、骨、筋肉、血液などは、中胚葉からできます… そしてそれらの指揮、監督をしたり、外部からの情報をキャッチしたり、内部に伝えたりするのは、外胚葉からできる細胞です… 例外はあると思いますが、概ねこのように考えると、わかりやすいです… エネルギーを消費する器官に、プラスの情報を送るのが、交感神経です… エネルギーを供給する器官に、プラスの情報を送るのが、副交感神経です… これらは間脳の視床下部に中枢があり、腹背の関係になってます… この二つの神経の働きにより、身体のバランスは保たれています… ですからエネルギーを消費しすぎて、ストレス過剰状態、つまり身体が疲れた時は、単純に食べて呼吸することにより、リラックスできるのです… これは爬虫類までのストレス解消法といえます… 人間は哺乳類で、爬虫類より進化した生物なので、もちろんこのストレス解消法を持っています… これは身体のストレスに対しての、有効な手段といえるでしょう… ストレスには身体だけではなく、精神的なストレスもあります… 特に人間ほど知能の発達した動物では、この精神的ストレスが、生きていく上で、大きな意味を持ち、また身体に対しても、強く作用するのはいうまでもありません… この精神的ストレスに対しても、食べて呼吸するという、爬虫類までのストレス解消法は有効です… そしてもう一つ、精神的ストレス解消に有効なのが、遊ぶ、という事ではないかと、私は思いつきました… それは… 脊椎動物の先祖、ゲンサク動物に、神経管が形成されます… この神経管の先端が、ふくらんで脳がふくらんで脳が形成されます… これが中枢神経系をもつ動物ー脊椎動物の基本形です… 神経管の先端の膨らみは、生物の進化につれて、複雑さを増していったように思います… つまり脳の構造が、より複雑な方向へ、進化をしていったという事です… 恐竜の時代には、脳を中心とした一つの神経ネットワークが、完成していたと考えています… それが視床下部を中枢とした、自律神経系ネットワークです… このネットワークの特徴は、二つの神経ルートがあり、片方の神経ルートが刺激されると、もう片方の神経ルートは、抑制されるという、システムを持っています… 人間でいうと、交感神経が刺激され、身体がストレス状態になると、副交感神経は抑制され、消化器系の器官は、リラックスの状態に突入します… その反対に、副交感神経が刺激されると(これは食べるという行為に代表されます)交感神経はリラックスモードになり、身体全体としても、休みの状態になります… 腹一杯飯を食ったあと、自然と眠くなるのは、その表れです… さらに進化した生物(脊椎動物)には、新しい神経ネットワークができてきます… それが大脳を中枢とする、より複雑な神経ネットワークです… それが最も複雑な構造を持っている生物が、いうまでもなく人間です… 精神、心、という、他の生物には、ほとんどみられない(多分)特殊な生命現象も、みられるようになります… 自律神経系のネットワークと、大脳ネットワークは、それぞれ独立した系ですが(心臓の鼓動は意識下では調節できない)お互いが影響しあっているのも、間違いない事だと思います… 「病は気から」というのが、その端的な証拠で、精神的な不健康が、身体にも悪影響を与えるのは、もはや常識となっています… 大脳を中枢とする神経ネットワークは、あまりにも複雑なため、現在の科学をもってしても、ほとんど解明されていない分野であると思います。 しかし私はその複雑な神経ネットワークも、基本的には自律神経系と同じような特徴を持っているのではないかと考えたのです。 つまりストレス方向とリラックス方向の二対の神経があり、それぞれが腹背の関係になっているのではないかということです 精神的ストレスとは、生きるのに一生懸命になる事とします。 ですから精神的ストレスの多い人ほど、活気にあふれ魅力的に見えるはずです。 しかしあまりにそれが過ぎると、当然の事ながら疲れてしまいます。 疲れたら休めばいいのですが、現代社会においては、なかなかそれもままなりません。 そこで自律神経系と同じような考え方で、ストレス方向と逆の神経を活性化すれば、自動的に精神的ストレスの解消になるのではないかと、考えたのです。 それがいわゆる遊びで、遊びに夢中になることにより、精神的ストレスは軽減されるのではないでしょうか? 遊びという行動は、かなり知能の発達した動物にしか、みられないと思います。 ほとんどが哺乳類で、あと鳥類ともしかしたら昆虫の中にも、遊びをするものも、いるかもしれません。 哺乳類でも、草食動物より肉食動物の方が、よく遊ぶような気がします。 肉食動物の方が、精神的ストレスが、大きいのでしょうか? 遊びの最も得意な動物は人間で、だからこそ人間は、これほどまでに、繁栄できたのだと思います。 遊ぶの対角にあるのが、仕事だと思います。 一般の生物においては、生きるために必要な行動が、仕事になると、思います。 えさを得るための行動、捕食者から逃れるための行動、生殖のための行動。 それらが仕事にあたると思います。 人間のように社会生活をおくる動物は、自分自身に対する仕事と、社会に対する仕事とがあります。 遊びとは、それ以外の行動と考えていいと思います。 遊びにしても仕事にしても、上達するためには、学習が必要です。 また機転というのも重要な要素だと思います。 一度経験したことは記憶して、適当に忘れ、適当に思い出す。 コンピューターにはとても真似のできない、人間の大脳の機能です。 地球の生物の中で、最も病気の種類の多い生物は・・・ 間違いなく人間だと思います。 その最大の理由は、他の生物は、あまり病気をする暇がないということです。 動物に限っていえば、死の最大の原因は、他の動物に食われるということで、その次の原因は、食べるものがなく、餓えてしまうということだと思います。 現在の人間は、その両方の原因とも、文明のおかげでかなりの部分減らすことができているので、 変な言い方ですが、病気をするゆとりがうまれているのです。 病気には、まず感染症があります。 多細胞生物の体内に寄生する、細菌などの微生物やウイルスせいで、病気になることです。 つまり外的要因による病気です。 これは身体の大きさを考えなければ、全ての多細胞生物に、平等に発生するような気がします。 もう一つ病気には、自己疾患があります。 まず組織器官の機能不全があげられます。 これは老化も含め、いわゆる身体の故障です。 人間は身体の大きさからみれば、標準の動物より寿命は長そうですし、また文明のおかげで相当長生きできるので、このような病気は他の動物よりも、かなり多いことが想像できます。 自己疾患には、他にもいろいろな種類の病気があります。 ガンや膠原病、免疫異常に不定愁訴・・・ これらの病気の中には、いまだに原因も解明されず、難病として扱われているものも少なくありません。 私はこれらの病気は、特異的に人間に多く発症するのではないかと考えています。 それは、このような病気の多くが、神経障害に起因するろではないかと、思っているからです。 人間に多く発症するのは、人間の大脳が他の動物と比べて、異常に発達しているため、とてつもなく複雑な神経回路が構成されていることが原因でしょう。 複雑であるがゆえに、故障も多いのではないかと考えています。 脊椎動物は中枢神経系をとっています。 人間でいえば、 物を見るということは、目で見ているようですが、実際には目にある感覚細胞から、大脳に神経を通して情報が送られ、それを大脳が画像処理をし映像として認識するわけです。 ですからたとえ目の方に異常がなくても神経系に異常があれば、正確な映像を見れないという事になります。 たとえば腰痛を例にとってみると、その原因として考えられるのは・・・ 腰のまわりの筋肉疲労・腰の骨の炎症・軟骨の損傷・腰と大脳の間の神経回路の故障・大脳の情報処理のミス・・・etcetc そのそれぞれに応じて、治療法は変わってくると思います・・・ 原因がその部位にあれば、その原因に対する処置をおこなえば、症状は変化するはずです。 腰痛の場合ですと、湿布とかマッサージなど・・・ しかしそれ以外、たとえば神経系に問題があるとすれば、その対応策も、おのずとかわってくるはずです。 これは最近読んだ腰痛の本に書かれていたことなんですが・・・ 慢性化した腰痛の原因が大脳の勘違いであると考え、それに沿った対処をしたところ、七年間苦しんだ腰痛が、三か月で治ったそうです。 他の慢性疾患にも、そういうことがあるのかもしれませんね・・・ これを書いた著者の方は、お医者様ではありません。 実際に腰痛で苦しんだ患者の方です。 本を読んだかぎりでは、自分で自分の腰痛が大脳の勘違いではないかと考え、それに対応した処置をしたところ、七年間の腰痛が治ったそうです。 その方法とは、麻酔科で痛みをまひさせてもらい、その間に自分の趣味を楽しむということでした。 つまり症状をおさえつつ、精神的ケアをしていったということです。 大脳の勘違いとは、この本によると・・・ たとえば腰に痛みがでた場合、最初のうちは身体がそれを治すべく対応をしますが、症状が慢性化してしまった場合には、大脳が腰が痛いという状態が正常だと勘違いしてしまうのではないかと書かれています。 そして腰の痛みをとるような治療をしても、大脳の命令で腰に痛みを生じさせるのではないかと、考えていらっしゃいます。 「恐竜絶滅の謎 その6」へ >?
https://w.atwiki.jp/madosayawiki/pages/2296.html
181 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2013/11/04(月) 00 45 23.92 ID OafGt9km0 [1/31] 待たせたね!わたしが女神だよ! 最初から女神が全力でセクハラしたら一瞬だよ!女神の恋愛はエンターテイメントじゃなきゃ♪ セクハラされるっていうのは気持ちがいい。自分がさやかちゃんのお嫁さんなんだって実感出来る。 さやかちゃん「どうしてあたしのグッズを蒐集したの?」 めどかちゃん「女神だからだよ!」 さやかちゃん「どうして街中であたしにスカートめくりなんてしたの?」 めどかちゃん「女神だからだよ!」 さやかちゃん「気弱そうな魔法少女をちょっと励ましてあげただけじゃん。何が駄目なのよ?」 めどかちゃん「女神だからだよ!」 さやかちゃん「…どうして契約してないあたしが円環されてるのかなぁ…?」 めどかちゃん「女神だからだよ!」 さやかちゃん「いい加減にしなさい!」デコピン めどかちゃん「あうっ!」 最近ちょっと仁美ちゃん成分が減りつつありますわー(泣
https://w.atwiki.jp/madosayawiki/pages/809.html
57 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/12/30(金) 19 24 50.54 ID SOT5HVPx0 大晦日SSがちっとも進まないのでちょっと寄り道でお邪魔しまする。 普段はセクハラされる側のまどっちにさせてみました。 クオリティは…お察しください…。 たぶんR18。パスは[okujou]です。 http //ux.getuploader.com/madosaya/download/16/%E3%80%9018-57%E3%80%91actex+p.txt
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/577.html
前ページ次ページ異世界BASARA 時間は流れて昼。 ギーシュと幸村が決闘を行った広場に、幸村と利家が対峙している。 2人とも自分の得物の槍を構え、微動だにしない。 彼らは待っているのだ、もう少しで聞こえてくる声を… 「うわああぁぁぁ持病の頭痛じゃああああああ!!」 「「うおらああぁぁぁぁぁ!」」 その声を合図に2人の槍が激突する。 昼の空いた時間、彼等はこのように手合わせを行っている。 武士にとって鍛錬は常に怠ってはいけない事の1つ、その内容が強者との仕合ならこれ程喜ばしい事はない。 ギリギリギリ… 「「ぬううぅぅぅぅぅっ……!!」」 両者お互いの槍を受け止め、力比べに入る。 この硬直状態を先に破ったのは幸村であった。 「でええりゃああああ!」 彼の左手が光った瞬間、利家を上空に打ち上げ、追撃を仕掛ける為に自身も跳躍する。 だが利家は空中に打ち上げられながらも槍を横に振り、この追撃を払う。 利家はその反動でさらに上昇。幸村はもう1度高く飛び上がり、空中で「烈火」を繰り出した。 「うおおおおー!!!」 すると利家は体を回転させ、幸村の烈火に真っ向からぶつかっていく。 「うおりゃあ!撃破撃破撃破あぁぁぁー!!!!」 「そりゃそりゃそりゃああああーっ!」 幸村の怒涛の突き、利家の回転斬撃。 2人はお互いの技をぶつけ合いながら落下していく。 ズドオォォォン!!!! そしてそのまま地面に激突し、周りに土煙が巻き上がる。 と、土煙の中から幸村と利家が飛び出してきた。 「「……………」」 しばらく槍を構えていた2人だが、利家が構えを解く。 「流石は武田に仕える虎の若子、強いなあ!!」 「前田殿も、槍の又左の名に偽りなし…見事な武勇でござる!」 幸村も槍を下ろした。同時に、左手の輝きも消えていく。 「毎日よくやるわねぇ…」 「…あんた達…」 と、幸村の背後から怒りの込もった声とあきれたような声が聞こえてくる。 振り返ると……それぞれの主であるルイズとキュルケが立っていた。 「ルルル、ルイズ殿!?」 「昨日も言ったけどいい加減にしなさい!あんた達が戦うと揺れや大声が教室まで伝わってくるのよ!」 ルイズが怒るのも無理はない。実際に2人が闘っている時の音は凄まじく、授業を妨害しているのだ。 「し、しかしルイズ殿…確か決闘が禁止されているのは貴族同士だけの筈。前田殿ならば良いのでは?」 しかし、そんな言い訳を許すルイズではなかった。 「ダメ!今日から決闘禁止!これ絶対だから!!」 「そんな!ルイズ殿!」 「ダメ!」 「ルイズ殿おぉ!!」 「ダメと言ったらダメ!!」 「ルイズ殿おぉぉぉぉぉ!!!」 「ダメダメダメエェェー!!!」 この2人の叫び合いは数十分間続く事になる… 「やれやれ、今日もあの2人は騒がしいのう…」 そのやり取りは学院長室まで聞こえていた。 「ミス・ヴァリエールの言い分が正しいです。それとお尻を触るのは止めて下さい、セクハラです」 「ひょお!?あー…あ、ザビザビザビ♪」 「ボケた振りをしてもダメですよ」 お互い言い合って数十分は経っただろうか。 ルイズは叫び疲れて肩で息をしていた。 「こ…これだけ言っても…ハァ、ハァ…分からないなんて…」 ここまでくると、ルイズにも我慢の限界が来た。 「もう許さない!あんた今日ずっとご飯抜き!!」 「ル、ルイズ殿おおぉぉ!?」 「な、なんだってえええーー!!??」 その言葉に幸村と、なぜか利家までもが声を上げた。 ただでさえ怒りの沸点が低い彼女である。幸村の態度に、遂に堪忍袋の緒が切れてしまったのだ。 「あらあら、あの子お仕置き喰らっちゃったわよ?」 「キュ、キュルケ殿!そ、そ、それがしまでご飯抜きじゃないよな!?」 前ページ次ページ異世界BASARA
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/1522.html
前のページへ / 一覧へ戻る / 次のページへ 召喚から約3週間目。 マツシタは相変わらずだ。「信者が30人前後で頭打ちだ」などと嘆いているが、 普通なら『異端審問』が怖くて『東方』の宗教などにはまらないだろう。 「『始祖ブリミル』の教義とやらも研究せねば」とか言って図書館に篭っている。 タバサに文字を教えてもらっているらしいが、やけに覚えるのが早い。 ギーシュとモンモランシーは、マツシタが買ってきた秘薬を与えて回復させた。 性格はあまり変わらなかったが、二人ともマツシタに恐怖と恩を刷り込まれたので、 従順な『使徒』となることだろう。あはははは…はぁ。 「何かが頭の中で、もそもそ動いている気がする」なんて二人が言ってたけど、 何を入れたのかしらあいつ。 あとは、『波濤』のモット伯が邸宅を『イノシシとカラスの大群』に襲われた。 しばらくして学院に来ると、マツシタに『黄金・乳香・没薬』を捧げて忠誠を誓った。 「資金源および王宮へのつなぎだ。これで秘薬の代金も支払える」とのこと。 ……あはははは、もうどうにでもなれ。 「む~~~~っ、何で『使い魔』のあんたが魔法を使えて、 『御主人様』の私が使えないのよ…不公平だわ! どおせ『ゼロ』のルイズよ!」 ベッドにうつぶせになってふてくされる。いつまで『ゼロ』なんだろう。 マツシタは羊皮紙に何かを書き込みながら答える。 「『ゼロ』という二つ名もそう悪いものでもない。 『東方』でゼロは『0』と書くのだが、これはプラスにもマイナスにもなる 無限の可能性を持った円環であり、未分化の力である『ウロボロスの蛇』を象徴する。 また無尽蔵の扉である時空間の子宮でもあり、仏教における……」 何を言っているのかよく分からないけど、褒められてるのかしら。 「……だから現代量子力学における『ゼロ』というのは、無限大と無限小の…… エネルギーがどこから湧き出すかと言えば、つまりさっき説明した次元間の断裂が…」 いいから私にも分かる言葉で説明しなさい。眠くなってきちゃったわ。 「………よって、ここから証明される答えは……うむ……おや? ……いかん! このままではハルケギニアは滅亡する!」 「(ガバッ)な、なんだってーーー!!!」 さっきの滅亡うんぬんは計算の間違いだったらしい。何よそれは人騒がせな。 「あーーーーーもうっ!! むかつくわあのクソガキっ!! ちょっと魔法が使えるからって偉そうにっ!!」 ストレスが溜まってしょうがない。私だってちょっと練習すれば、魔法なんてすぐ使える。 中庭に出て久しぶりに魔法の練習だ。今度こそ爆発しないように。 夜の『宝物庫』前。 そこには黒いフードを被った影が一つ、壁に手を触れて何かを調べていた。 「流石は学院本塔の壁。しっかりと『スクウェア』クラスの固定化魔法が何重にもかけてあるわ…。 少々の魔法や物理攻撃じゃあどうにも出来ないじゃないの。 まあ、それぐらいじゃなきゃこっちも燃えてこないさ」 盗賊だ。それも女らしい。彼女が犯行計画を練り直すべく、立ち去ろうというとき…。 「あれは…ヴァリエールの? 何しにここへ…」 「ねえルイズ、どうせまた爆発しか起こらないんだからやめときなさい。 いや、むしろあの破壊力を有効活用すべきかしら?」 「うっさいツェルプストー! 何であんたもついて来るのよ!」 「夜中に一人じゃ怖いでしょ? 何か出・た・り・し・て♪」 ルイズとキュルケだ。ルイズはともかく、キュルケは厄介かもしれない。 「……いっけえ! 『火球』!!」 ルイズの魔法はいつもどおり失敗し、その爆発は狙いも外れて本塔の壁に直撃する。 すると、『スクウェアクラスの防御魔法が何重にもかけてある』はずの壁にヒビが入る。 「……ははっ、こりゃ有難い! あいつらの驚く顔も見たいし、 ここはいっちょやってやりますか!」 物陰に潜んでいた盗賊は、呪文を唱えて足元の地面から巨大な『土のゴーレム』を創造する。 身の丈30メイルはあろうか。見るからに鈍重そうだが、胴周りは塔にも匹敵する。 「そおれ!!」 土の巨人は瞬く間に『宝物庫』の壁をパンチで粉砕し、 あっけにとられるルイズとキュルケを尻目に、中から何かを奪い去った。 突然の轟音に部屋から飛び出した者もいたが、盗賊は姿をくらましていた…。 翌朝。ルイズとキュルケ、ついでに松下は、学院長室に呼び出されていた。 オールド・オスマンが口を開く。 「諸君。今日呼び出したのは、昨夜『宝物庫』周辺で見たことを聞くためじゃ」 緑の髪に眼鏡の美人秘書、ミス・ロングビルが状況を説明する。 「実は昨日の夜、宝物庫の一部が破壊され、その中からあるマジックアイテムが盗み出されました。 犯人は、残された犯行声明によれば『土くれのフーケ』。 最近巷を騒がしている、メイジの盗賊です」 「ぼくは見ていないぞ」 「あんたには聞いてないのマツシタ! …巨大な『土のゴーレム』が、拳の一撃で壁を破壊しました。 トライアングルクラスはあったと思います」 「ふうむ、ゴーレム程度の攻撃では、そうそう崩れんはずじゃったがのう…」 「別の生徒が、学院から飛び去った『黒いローブの大柄な人影』を目撃しています。 おそらくフーケ本人か、その仲間でしょう。 近くにいたあなたたちは、他に何か見ていませんか? 顔かたちなどは?」 「いえ…夜だったし急なことだったので…」 「ふむ…『大柄』ということは男なのかな。しかしそれだけでは…」 考察する松下を制し、ルイズが質問する。 「あの、学院長。フーケに盗まれたというのは、どのようなマジックアイテムなのですか?」 「うむ、『魔界の杖』と呼ばれるものじゃ」 「魔界…?」 「名前はまあ物騒じゃが、特に変哲もないマジックアイテムじゃよ。 ちょっと事情があって、古い友人からわしが預かっておったのじゃ。 宝物庫に入れるため、一応王室の許可も取っている。 魔法学院に居るのはほとんどがメイジ、それに宝物庫には強力な『固定化』の魔法がかけられておった。 保管するに、ここより適した場所は無いというわけじゃ。 ……しかし、まさかこんな盗まれ方をされるとは」 手がかりはそれ以上掴めず、ミス・ロングビルに調査を任せることになった…。 事件から3日後、ミス・ロングビルの調査報告がまとまった。 再びルイズとキュルケ、ついでに松下と、一緒にいたタバサが学院長室に集まる。 「それで、結果は?」 「はい、フーケの居所が分かりました。それらしい姿を見た農民がいるようです」 ミス・ロングビルの調査によれば、近くの森の廃屋にフーケが潜伏しているらしい。 そこが仮のアジトということなのか。 「では、捜索隊を派遣するとしよう。『魔界の杖』が見つかればよし、 フーケを捕縛できればそれに勝る手柄はない。さあ、我こそはと思う者は杖を掲げよ」 オールド・オスマンは呼びかけるが、教師たちは誰も杖を掲げようとしない。 「これどうした、フーケを捕らえて名をあげようという者はおらんのか?」 「ミセス・シュヴルーズがあの晩は当直でした」 「そ、そうですが、今日はミスタ・ギトーの当直では」 「じゃあきみたち二人で行けばいいでしょう」 「わ、私はしばらく忙しいのですよ」 「そんなに急いだ事も……ねえ、ミスタ・ハゲチャビン」 なんという無責任な教師たちであろう。普段は威張っているくせに。 学生運動が起きたら逃げ出しそうな軟弱さだ。 「私が行きます!」 と、杖を掲げたのはルイズ。これには松下も驚いた。 「あなたは生徒ではありませんか」 「先生方はどなたも杖を掲げないじゃありませんか!」 「じゃあ、あたくしも志願します。ヴァリエールには負けられませんもの」 「ツェルプストー!」 その横ですっと杖を掲げるタバサ。 「私も行く………心配だから」 「ふぉふぉふぉ、それではこの三人、いや四人に捜索を頼むとするかのう」 オールド・オスマンがすっと視線をタバサに向ける。 「ミス・タバサは『シュヴァリエ』の称号を持つ騎士だと聞いている。 この若さでそれを持つ彼女の実力は、相当なもの。幼児体型じゃがそれもよい」 ガッ。 「…ミス・ツェルプストーは、ゲルマニアの優秀な軍人を数多く輩出した家系の出身で、 彼女の炎の魔法も『トライアングル』クラスと、かなり強力。その上、すばらしい爆乳じゃ」 グシャッ。 「いちち…で、ミス・ヴァリエールは……」 さっきからの空気を読まないセクハラ発言で、女性陣からの視線は氷点下だ。 男性教師陣は腕組みをして肯いている。自重しろといっているだろう! 「ミス・ヴァリエールは、数々の優秀なメイジを輩出したヴァリエール公爵の息女で、 ええと、その、なんだ、将来有望なメイジと聞いておる。体型的にも」 ルイズが肩を落とすが、オスマンは続ける。 「それに知っての通り、その使い魔マツシタくんは強力なメイジ。 彼の力を持ってすれば、『土くれのフーケ』に遅れを取ることはあるまいて!」 マツシタを見返したい思いで志願したルイズは、また肩を落として使い魔を睨む。 「では、魔法学院は、諸君らの努力と、貴族としての義務に期待する!」 「「「杖にかけて!」」」 (つづく) 前のページへ / 一覧へ戻る / 次のページへ