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スレイヤー Pregenerated Characters スレイヤー(1レベル) ザディムは自らの教会に、折衝と許しでは解決できない問題について命取りの解決策を齎す。彼は長年殺し屋としての鍛錬を積んでおり、祀る女神か、故郷か、教会かの名において殺さなければならない者を殺してきている。 ザディム 男性、人間、1レベル・スレイヤー 真なる中立/中型の人型生物(人間) イニシアチブ +2;感覚 〈知覚〉+4 防御 AC 16、接触12、立ちすくみ14(+4鎧、+2【敏】) HP 14(1d10+4) 頑健 +3、反応 +4、意志 +2 攻撃 移動速度 30フィート 近接 ククリ +5(1d4+4/18~20) 遠隔 スリング +3(1d4+4) 特殊攻撃 観察(1体) 一般データ 【筋】19【敏】14【耐】12【知】12【判】10【魅】8 基本攻撃 +1;CMB +5;CMD 17 特技 《鋼の意志》、《追加HP》 技能 〈軽業〉+4、〈変装〉+3、〈治療〉+4、〈知識:地域〉+5、〈知識:宗教〉+6、〈知覚〉+4、〈真意看破〉+4、〈隠密〉+4、〈生存〉+4(追跡なら+5);鎧判定 -2 特徴 〔寺院の子〕APG、〔金剛帝国の誇り〕PotS 言語 天上語、共通語、ケレッシュ語 その他の特殊能力 追跡 戦闘用装備 錬金術師の火;その他の装備 チェイン・シャツ、ククリ(2)、スリングと10ブリット、背負い袋、水袋、15GPと9SP 特殊能力 〔寺院の子〕 ザディムは〈知識:貴族〉と〈知識:宗教〉判定に+1の特徴ボーナスを得る。 〔金剛帝国の誇り〕 ザディムが[恐怖]効果に対してセーヴィング・スローに成功した場合、その効果は彼に効果を及ぼさない。 観察 ザディムは移動アクションとして目標を観察する事でその目標に対する攻撃、ダメージ、〈はったり〉、〈知識〉、〈真意看破〉、そして〈生存〉に+1を得る。ザディムが急所攻撃ダメージを目標に与える場合、彼は割り込みアクションとしてその目標を観察できる(そしてそのダメージ・ロールに+1のダメージを得る)。別の目標を観察する場合、彼は古い目標を喪失する。 追跡 ザディムは痕跡を追跡する為に行う〈生存〉技能判定に1を加える。 タルドールとカディーラの間のあからさまな敵対関係は200年以上も前に終息しているが、小規模な諍いと秘められた悪巧みは現在まで続いている。そうした陰謀は時に経済的な影響力あるいは政治的な術策といった形を取るが、機が十分に熟した時には、直接的な暴虐にまで手を染める。大々的に火蓋を切る事なくそうした一撃を加えるには(あるいは同種の応戦をするには)特別な訓練を受けた遂行者が必要となる。ゴラリオン世界はまだ闇から戻って来れる、道を踏み外した種族で充ち満ちているが、許されざる、全身が悪に浸かった、自己中心的な烏合の衆を擁してもいる。 ザディムはそうした腐敗に対する1つの答えであり、彼は疑いようもない毅然たる態度で対応する。ザディムはカディーラで影響力が強い、悪を根絶やしにしてサーレンレイの光で蒙昧の闇に包まれた諸外国全てを照らそうという僧兵たちからなる一派である、暁の花教団に生まれた。彼は戦闘訓練を乗り越え、模擬戦で若い仲間を簡単に倒せた。彼は観察眼と洞察力における優秀さを見せつけてもいて、本人でさえ気付いていない癖を看破して優位を取り、それを仲間に伝えることもしばしばあった。この教団の指導者はザディムが持ち味を正しく理解していた――敵を殺す一撃を見舞う武器であると。 ザディムの師父は北方の滅び行くタルドール「帝国」のような身近な敵だけでなく、オシーリオン、カタペシュ、そしてアブサロムのような土地をも見据えていると明かした。ザディムは内海中で密かな一番槍となれるよう血の滲むような武錬を積み、暁の花教団の諸要素が存在していると明らかになるずっと前に刃と絞首鉄輪で敵たちを排除した。 教団の計略に関わるにつれザディムは、師父は永久の光の教義の拡散によるカディーラ――と遥か東にあるケレッシュのパーディシャー帝国にいる遠縁の傀儡師たち――の政治的影響力の拡大にしか関心がないと認識し始めたが、ザディムが生き方を変えるにはその判明は遅すぎた。彼は殺し屋になろうとして、そしてカディーラやケレッシュ、そして教団の名のもとに殺そうとして何年も修練を積んでいた。サーレンレイは他に例を見ない才能で彼を祝福しており、彼は才能をこの分野に使うつもりでいた。 サーレンレイの従僕仲間、キラという名前の若く信心深いクレリックとの邂逅によって、ザディムは信仰の危機を迎える。キラはサーレンレイはどう解釈しても殺害の戦術よりも免罪と癒やしの尊い女神であると彼に思い出させた。彼はキラに、この目で人物を見極めるまで標的に一撃を加えはしないと保証した。そうして現在「サーレンレイの影」と呼ばれている彼はサーレンレイ教会の構成員として内海の国々を旅し、折衝や寛恕では宗教が解決できない問題に対し命取りの解決法をもたらしている。 「俺は肉体持つ断罪。救えぬ者に訪れる裁き。」 スレイヤー(4レベル) ザディムは自らの教会に、折衝と許しでは解決できない問題について命取りの解決策を齎す。彼は長年殺し屋としての鍛錬を積んでおり、祀る女神か、故郷か、教会かの名において殺さなければならない者を殺してきている。 ザディム 男性、人間、4レベル・スレイヤー 真なる中立/中型の人型生物(人間) イニシアチブ +2;感覚 〈知覚〉+7 防御 AC 17、接触12、立ちすくみ14(+5鎧、+2【敏】) HP 36(4d10+8) 頑健 +6、反応 +7、意志 +4 攻撃 移動速度 30フィート 近接 高品質ククリ +9(1d4+5/18~20)と高品質ククリ +9(1d4+2/18~20)あるいは高品質ククリ +11(1d4+5/18~20) 遠隔 高品質コンポジット・ロングボウ +7(1d8+5) 特殊攻撃 観察(1体)、急所攻撃+1d6 一般データ 【筋】20【敏】14【耐】12【知】12【判】10【魅】8 基本攻撃 +4;CMB +9;CMD 21 特技 《鋼の意志》、《追尾》、《追加HP》、《二刀流》、《武器熟練:ククリ》 技能 〈軽業〉+9、〈はったり〉+3、〈登攀〉+9、〈変装〉+3、〈治療〉+4、〈威圧〉+3(日中なら+4)、〈知識:ダンジョン探検〉+5、〈知識:地理〉+5、〈知識:地域〉+8、〈知識:宗教〉+6、〈知覚〉+7、〈騎乗〉+6、〈真意看破〉+7、〈隠密〉+9、〈生存〉+6(痕跡追いなら+8)、〈水泳〉+9;鎧判定 -0 特徴 〔寺院の子〕APG、〔金剛帝国の誇り〕PotS 言語 天上語、共通語、ケレッシュ語 その他の特殊能力 スレイヤーの技(レンジャーの戦闘スタイル、武器訓練)、追跡 戦闘用装備 錬金術師の火、ポーション・オヴ・キュア・ライト・ウーンズ、ポーション・オヴ・フライ、ポーション・オヴ・インヴィジビリティ、発煙棒、足留め袋;その他の装備 +1ミスラル製チェイン・シャツ、高品質ククリ(2)、冷たい鉄製ククリ、高品質コンポジット・ボウと20アロー、クローク・オヴ・レジスタンス+1、ワンド・オヴ・キュア・ライト・ウーンズ(10チャージ)、背負い袋、水袋、29GP 一般データ 〔金剛帝国の誇り〕 ザディムが[恐怖]効果に対してセーヴィング・スローに成功した場合、その効果は彼に効果を及ぼさない。 急所攻撃 ザディムがACに【敏捷力】ボーナスが加えられない敵か自分が挟撃している敵に命中させた場合、クリティカル・ヒットでは倍加しない精密さに基づく1d6の追加ダメージを加える。臓腑や弱点のないクリーチャーは急所攻撃に対し完全耐性を持ち、ザディムは相手をしっかり見ることのできる(視認困難のない)場合にのみ急所攻撃を使える。 《追尾》 敵が5フィート・ステップでザディムから離れる時、ザディムは即座に追える。そうする場合、彼は次のターン5フィート・ステップ(か移動する場合5フィートの移動)を失う。 観察 ザディムは移動アクションとして目標を観察する事でその目標に対する攻撃、ダメージ、〈はったり〉、〈知識〉、〈真意看破〉、そして〈生存〉に+1を得る。ザディムが急所攻撃ダメージを目標に与える場合、彼は割り込みアクションとしてその目標を観察できる(そしてそのダメージ・ロールに+1のダメージを得る)。別の目標を観察する場合、彼は古い目標を喪失する。 追跡 ザディムは痕跡を追跡する為に行う〈生存〉技能判定に2を加える。 キュア・ライト・ウーンズ ザディムのワンドは1d8+1ダメージ分接触した目標を癒やす。ザディムはワンドを起動するには人の手を借りねばならないため、緊急事態用にポーションも持っている。 フライ ザディムのポーションを飲めば5分間60フィートの飛行速度と〈飛行〉判定に+6のボーナス(ザディムが飲めば合計で+8)を得る。 インヴィジビリティ ザディムのポーションを飲めば3分間か、飲み手が攻撃するまで消失する。不可視状態の間、飲み手は〈隠密〉判定に+20を得る(微動だにしない場合+40)。不可視になってからの最初の攻撃は命中に+2を得る(そして恐らく敵はACへの【敏捷力】ボーナスを失うためザディムは急所攻撃ができる)。 タルドールとカディーラの間の公の敵対関係は200年以上も前に終息しているが、小規模な諍いと秘密の悪巧みは現在まで続いている。そうした陰謀は時に経済的な影響力あるいは政治的な術策といった形を取るが、機が十分に熟した時には、直接的な暴虐にまで手を染める。大々的に火蓋を切る事なくそうした一撃を加えるには(あるいは同種の応戦をするには)特別な訓練を受けた遂行者が必要となる。ゴラリオン世界はまだ闇から戻って来れる、道を踏み外した種族で充ち満ちているが、許されざる、全身が悪に浸かった、自己中心的な大衆を擁してもいる。 ザディムはそうした腐敗に対する1つの答えであり、彼は疑いようもない毅然たる態度で対応する。ザディムはカディーラで影響力が強い、悪を根絶やしにしてサーレンレイの光で愚昧の闇に包まれた諸外国全てを照らそうという僧兵たちからなる一派である、暁の花教団に生まれた。この教団の指導者はザディムが持ち味を正しく理解していた――敵を殺す一撃を見舞う武器であると。そうして現在「サーレンレイの影」と呼ばれている彼はサーレンレイ教会の構成員として内海の諸国を漫遊し、折衝や寛恕では宗教が解決できない問題に対し命取りの解決法をもたらしている。 「俺は肉体持つ断罪。救えぬ者に訪れる裁き。」 スレイヤー(7レベル) ザディムは自らの教会に、折衝と許しでは解決できない問題について命取りの解決策を齎す。彼は長年殺し屋としての鍛錬を積んでおり、祀る女神か、故郷か、教会かの名において殺さなければならない者を殺してきている。 ザディム 男性、人間、7レベル・スレイヤー 真なる中立/中型の人型生物(人間) イニシアチブ +3;感覚 〈知覚〉+10 防御 AC 20、接触14、立ちすくみ17(+5鎧、+1反発、+3【敏】、+1外皮) HP 60(7d10+14) 頑健 +7、反応 +9、意志 +5 攻撃 移動速度 30フィート 近接 +1ククリ +13/+8(1d4+7/18~20)と+1ククリ +13/+8(1d4+7/18~20)あるいは+1ククリ +15(1d4+7/18~20) 遠隔 高品質コンポジット・ロングボウ +11/+6(1d8+5) 特殊攻撃 観察(2体)、急所攻撃+2d6 一般データ 【筋】22【敏】16【耐】12【知】12【判】10【魅】8 基本攻撃 +7;CMB +3;CMD 26 特技 《鋼の意志》、《追尾》、《追加HP》、《二刀流》、《武器熟練:ククリ》、《追尾打撃》APG、《二刀流強化》、《追尾強化》APG、《二重斬り》 技能 〈軽業〉+13、〈はったり〉+3、〈登攀〉+10、〈変装〉+8、〈治療〉+4、〈威圧〉+3(日中なら+4)、〈知識:ダンジョン探検〉+11、〈知識:地理〉+5、〈知識:地域〉+11、〈知識:宗教〉+6、〈知覚〉+10、〈騎乗〉+7、〈真意看破〉+10、〈隠密〉+13、〈生存〉+10(痕跡追いなら+13)、〈水泳〉+10;鎧判定 -0 特徴 〔寺院の子〕APG、〔金剛帝国の誇り〕PotS 言語 天上語、共通語、ケレッシュ語 その他の特殊能力 スレイヤーの技(レンジャーの戦闘スタイル(2)、武器訓練、戦闘技術)、追跡、忍び寄るもの 戦闘用装備 錬金術師の火、ポーション・オヴ・フライ;その他の装備 +1ミスラル製チェイン・シャツ、+1ククリ(2)、冷たい鉄製ククリ、高品質コンポジット・ボウと20アロー、ベルト・オヴ・フィジカル・マイト+2(【敏】と【筋】)、クローク・オヴ・レジスタンス+1、リング・オヴ・プロテクション+1、ワンド・オヴ・キュア・ライト・ウーンズ(5チャージ)、背負い袋、水袋、24GP 特殊能力 〔金剛帝国の誇り〕 ザディムが[恐怖]効果に対してセーヴィング・スローに成功した場合、その効果は彼に効果を及ぼさない。 急所攻撃 ザディムがACに【敏捷力】ボーナスが加えられない敵か自分が挟撃している敵に命中させた場合、クリティカル・ヒットでは倍加しない精密さに基づく2d6の追加ダメージを加える。臓腑や弱点のないクリーチャーは急所攻撃に対し完全耐性を持ち、ザディムは相手をしっかり見ることのできる(視認困難のない)場合にのみ急所攻撃を使える。 《追尾打撃》 敵がザディムから5フィート・ステップで離れた時、ザディムは即座に追える。彼は次のターンの移動速度を減らすこともなくまた5フィート・ステップを消費することもなく、10フィートまで移動できる。そうする場合、機会攻撃を行える。 観察 ザディムは移動アクションとして目標1体を観察する事でその目標に対する攻撃、ダメージ、〈はったり〉、〈知識〉、〈真意看破〉、そして〈生存〉に+1を得る。ザディムが急所攻撃ダメージを目標に与える場合、彼は割り込みアクションとしてその目標を観察できる(そしてそのダメージ・ロールに+2のダメージを得る)。2体までの目標を観察できるが、3体目を観察した場合、彼は一番古い目標を喪失する。 追跡 ザディムは痕跡を追跡する為に行う〈生存〉技能判定に3を加える。 キュア・ライト・ウーンズ ザディムのワンドは1d8+1ダメージ分接触した目標を癒やす。ザディムはワンドを起動するには人の手を借りねばならない。 フライ ザディムのポーションを飲めば5分間60フィートの飛行速度と〈飛行〉判定に+6のボーナス(ザディムが飲めば合計で+9)を得る。 タルドールとカディーラの間の公の敵対関係は200年以上も昔に終息しているが、小規模な諍いと秘密の悪巧みは現在も続いている。そうした陰謀は時に経済的な影響力あるいは政治的な術策といった形を取るが、機が十分に熟した時には、直接的な暴虐にまで至る。大々的に火蓋を切る事なくそうした一撃を加えるには(あるいは同種の応戦をするには)特別な訓練を受けた遂行者が必要となる。ゴラリオン世界はまだ闇から戻って来れる、道を踏み外した種族で充ち満ちているが、許されざる、全身が悪に浸かった、自己中心的な大衆を擁してもいる。 ザディムはそうした腐敗に対する1つの答えであり、彼は疑いようもない毅然たる態度で対応する。ザディムはカディーラで影響力が強い、悪を根絶やしにしてサーレンレイの光で愚昧の闇に包まれた諸外国全てを照らそうとする僧兵たちからなる一派である、暁の花教団に生まれた。この教団の指導者はザディムの持ち味を正しく理解していた――敵を殺す一撃を見舞う武器であると。そうして現在「サーレンレイの影」と呼ばれている彼はサーレンレイ教会の構成員として内海の諸国を漫遊し、折衝や寛恕では宗教が解決できない問題に対し命取りの解決法をもたらしている。 「俺は肉体持つ断罪。救えぬ者に訪れる裁き。」
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何もないように見えた荒野も、少し進めば建物の朽ちた残骸だとか、意味不明な金属の塊などがあってとても単調な荒野ではなかった。何よりも荒野は平坦ではなかった。地面は隆起しひび割れてクレパスがあちこちに亀裂をつくり、干上がった河が横たわる。申し訳程度に地表を追おう草と潅木を避けて地表すれすれを進む。 「おい、ニコル。後どれくらいなんだ?」 小休憩をとる彼らは大きく傾いた看板の影に入って暑さを凌いでいた。イザークがニコルに聞いていることは正直もキラも知りたい事だった。 「そうですねえ、あと半時ってくらいです。もう少し行くと見えてくるはずですよ」 道なき道に見えて、地図も確認せずに進んで既に半日。丘陵を登り始めて、オーバーヒート気味のエアバイクを冷却する傍ら、操縦者も休憩する。 「そうか。ならいい。エアバイクの燃料の事もあるしな」 「キラさん。これ飲みます?」 差し出されたのはボトルに入った飲料水。喉から手が出るほど欲しいけれど、いきなり手を伸ばす事もできなくてキラは手を震わせる。 「あと少しとは言っても何が起こるか分からんぞ。水分は取っておけ」 「えっと、頂きます」 自然とこのパーティのリーダーがイザークになっていて、特に何もしなくてもいいのでキラは楽だった。ニコルを乗せているのも彼だし、こうやって休憩を指示するのも彼だ。 「あの天使・・・最上級天使がなぜ」 キラが水を飲む間、イザークがぼそりと呟く対象がなんなのかキラにも分かった。 街が閉ざされる瞬間に天より降り立った、桃色の長い髪の6枚の羽根を持つ天使。 「やっぱアスラン狙いなんじゃねーの?」 「それにお前はなんだ。どうして昼間から出てこられる?!」 お前と呼ばれたのは、イザークの影から出てきた悪魔。ディアッカと言うらしい。キラは初めて見た時と同様にしげしげと見つめてしまう。昼間から姿を実体化できる悪魔なんてありえない。 「説明しろっ、ディアッカ!」 「俺もよくわからないんだけどさ、アレを中途半端に食らったおかげかと・・・」 アレ? 全員が、キラもニコルもイザークも何の事か検討がつかないが、ディアッカが指で大きく頭上に円を描くと皆が『ああ~アレか』と頷いた。 「俺達悪魔は住んでる影がなくなると消滅するじゃん? でもそれって、悪魔が全く太陽光を受け付けないからなんだよね。アレって、強制的に影に光をいれて、過負荷で消滅させるってしくみなんだろ?」 ディアッカがキラを見ていた。突然、同意を求められても、原理など知らないキラに答えようもなく、頭の中でローエングリンを思い描く。 「僕もローエングリンの仕組みは・・・」 「あれってローエングリンって言うんですね」 どこかほのぼのしたニコルの声にかぶさるようにディアッカは説明する。えらく難しい言葉や難解な言い回しが、イザークやニコルと交わされていたのだが、話の輪に入っていけなかったキラは、単に耐性がついただけと結論づけた。3人の議論は既に違う話題に移っているらしく、受け取ったボトルを持ってでこぼこした地表を見つめた。雲が大地に所々染みを作っている。 ってことは、アスランの契約している悪魔も光に耐性があるってことなのかな。 キラは朝日を浴びて地中に消える姿や、いくつもローエングリン・リングが広がる中で天使達と攻防を広げる彼を思い出す。夕暮れの中で天使に連れ去られた時のあの姿。 「・・・と契約? そんな話は聞いたことないしなあ。まあ、俺らが知らない奴ってことじゃないのか」 「そんなはずはない。融合しかけたあの姿はただの悪魔じゃないだろう」 耳が会話をキャッチする。 「確かに・・・どうあがいていも悪魔は飛べねえしなあ」 「堕ちた天使はその聖性を失うと言われているが、実際に堕天使に会って確かめたわけじゃないしな、奴の悪魔がそうだという保証もない」 堕天使って・・・? 「まだ決め手はないってことか」 「そろそろ出発しましょうよ。アスランのことならきっとまた会えますって、お礼はその時まで取っておくってことでいいじゃないですか」 「お礼?」 口をつぐんでいたキラもさすがに口に出していた。3人の視線が一斉に集中して、びっくりしてボトルを落としそうになって慌てて力を込める。イザークがにやりと笑ってエンジンをかける。 「余計なことを言うな、ニコル。ビルから逃走した時の話さ」 ボトルをニコルに返して、つられてエンジンをかけるキラ。イザークとニコル、アスランが第7機動隊がいるビルから見事逃げおおせた事なんて、もう随分昔の事に思えた。砂埃を少し巻き上げて、エアバイクが持ち上がる。低い振動音と共に、2台は丘をまた登り始めた。振動音に違うものが混じり始めたのに最初に気づいたのはキラ。はっと顔を上げて、左右を確認する。その時には、イザークは銃を構えていて、ニコルが背負っていた袋の中をまさぐっていた。 「バクゥ!」 地面が小刻みに震えて、砂埃が上がっている。見え隠れするように肉食獣か、ライオンかヒョウか何かが頭をめぐらせたように見えた。 「何だそれはっ」 「都市風に言えば、悪魔ですよっ!!」 こんなのが悪魔! 暗い土色をした動き回る物体が地中から生えている。太陽が燦燦と降り注ぐ中で、土の破片を撒き散らす謎の物体。ニコルを除いて、キラもイザークも一瞬動きが止まる。あまりの勝手の違いにイザークが叫ぶ。 「あれが悪魔だとっ!」 「急所はあの岩塊に守られた首の付け根です、けど・・・」 狙えるかっ、そんなところ。 キラはその首の付け根を見て思った。硬い岩で鎧のように守られた顎の下は半端な重火器では太刀打ちできそうにない。その上、絶えず動き回っていて遠距離からも狙えそうにない。 アグニの光線でも当てられるかどうか。 とにかく動きを止めなければどうしようもなかった。それはイザークもニコルも同じで、むやみやたらに近づこうとはしなかった。しかし、相手は待ってはくれない。前足というのもなんだか、それを大きく上げて、地面に打ち付ける。続けて、口を大きく広げて煙のようなものを吐き出した。 振動で浮いているはずのエアバイクが揺れる。地面に接触し、エンジンが嫌な音を立て、キラは慌てて高度を上げた。砂埃の中から出ると悪魔の全貌が見えた。 まるで動物。地面につながれた猛獣だった。 イザークあたりが見たら、おそらくそれをスフィンクスと読んだに違いない。 これは・・・逃げるって選択もありかも知れないと思い、イザークのエアバイクを探した。煙の中、咳き込む二人は間違いなく悪魔の正面にいた。イザークの銃が悪魔に向かって放たれるが、土くれを弾き飛ばすのが精一杯。伸びる前足が煙の中のエアバイクを捕らえる。 くそっ。 見捨てられるわけ、ないじゃないか。駄目元と分かっていてアグニを放つ。青い光線が砂埃に消えて、もうもうと立ち上がる煙が爆発した。イザークとニコルを踏み潰そうとした足の土の装甲の亀裂に青い光線が命中していた。 土の装甲さえ何とかなれば、アグニでなんとかなるかも。 爆煙に混じってエアバイクが上昇してくる。でも、眼下の地表で蠢く悪魔の前足は既に復活していて、急所に当てなければ致命傷を与えられない事を知る。 「このまま行くと村が!」 ニコルの叫びに丘の向こうに小さな集落が見えた。そこがニコルが目指した所なのだろう。悪魔の獣は一心不乱に丘陵を登り、そのうち村に辿り着くだろう。 「くそっ、どうする!?」 歯軋りするイザークの姿に、熱い人物なんだと漠然と思った。よくよく考えれば一大事なのだが、言ったこともない外の村のことをこんなにも考えている。 「あっ、亀裂からアグニを当てればダメージを与えられるみたい、だけど」 「そういうことはもっと早く言えっ!!」 それは、さっき、知ったんだよ、このオカッパ。 「ディアッカ、手を貸せ。俺が囮になってチャンスを作る。ついでに土の装甲も吹き飛ばしてやるから、お前はしっかり当てろよ」 キラを一瞥してまた直ぐ煙の中に飛び込んだニコルとニケツするイザークのエアバイクを目で追って、キラは魔獣の動きを何一つもらすまいと睨んだ。 持ち上がる前足。合図とばかりに最適な位置にストライクを回す。 そらされる頭と首元に何発も打ち込まれる銃弾はハンドガンとは思えないほど力強くて、キラはアグニの引金を引いた。 一直線に伸びる青い光線は首元に飲み込まれるように消えて、一瞬の間の後、バクゥは土くれと化した。盛大な砂埃がキラのストライクを越えて舞い上がる。魔獣とやりあいながら何時の間にか丘を登りきっていたそこから、切り立った崖の合間に慎ましやかに集う村が見渡せた。 「何もない所ですけど、ちょっと座っていて下さい」 ニコルが出て行った後、キラとイザークはとりあえず立ち尽くした。 崖に渡された縄はしごやつり橋、木で組まれた足場。それを行き交う村人は崖にへばりつくようにして立てられた小屋に住んでいた。都会の人と変わらない喧噪さで村人が走り回っている。 「妙に慌しいですね」 怪訝そうに村の様子を伺うニコルに連れられた二人は、ニコルの小屋の下にエアバイクを置いてまず、ここに案内されたのだった。 「座るってどこにだろ」 なんか、すごい所だ。キラの初っ端の感想はまずそれで、街の再開発地区の廃ビルだってここまで原始的ではなかった用に思う。部屋の中の節々に文明の利器は見て取れるが、時代が違う。 「適当でいいさ」 イザークが何かの毛で編まれたラグの上にどっかと腰を下ろす。肩肘をついて身体を後に倒し、足を組んで部屋を見回す姿はまるでどこかの女王のようだと思った。 なんか、アスランとは違った意味で逐一、動作が様になる人だなあ。 じろりと睨まれて、そそくさと腰をおろした頃、ニコルがお盆を片手に戻ってきた。なんと表したらいいのか分からない材質の入れ物に入っていたのはハチミツをずっと薄めた飲み物。 甘く喉を滑り落ちていく感触に肩の力が抜けた。 「これから・・・どうする・・・・・・」 キラが聞けた義理ではないが、ここを追い出されでもしたら行く所がない。しかし、ニコルはにっこり笑って肩に向かって手を差し出した。 「その前にまずはそれの修理ですね」 そこには昨晩からすっかり定位置になっていた鳥型のペットロボットが泊まっていた。『トリィ』と一声鳴いて、ばっと部屋の中に飛び上がる。2・3周して今度はキラの頭の上に泊まった。想像するとちょっと間抜けな姿にキラは慌ててトリィを手に乗せようとする。 「こら、トリィ」 「トリィって言うんですか。すっかりキラさんに懐いちゃったみたいですね」 ニコルは荷物を漁って、ビニール袋と工具セットを取り出した。小さなビニール袋に入っていたのは小さな小さな歯車。軸にベアリングのついたものだった。 「本当は彼にやってもらうのがいいのでしょうけど、外の世界は環境がきついから今やっちゃった方がいいです」 差し出された手に何を渡せばいいのか分かって、キラは手に乗っていたペットロボを渡した。何をされるのか察知したトリィが翼を広げようとしたので慌てて両手で押さえ込んでニコルに渡す。すばやく電源を切ると、動かないただの機械のペットロボットがいた。 二人で覗き込んでトリィのパーツを交換するのにかなりの時間がかかっていた。もともとハード的なことが苦手なキラが役に立つわけでもなく、ばらしたボディを四苦八苦して元に戻した、というところだったのだ。電源をいれて『トリィ』と第一声を上げたことにどれほど安堵した事か。しかし、ニコルが同時に呟いた。 「本当はペットロボなんて外で飼うのは無理なんです」 「ニコル、父さん達に紹介してくれないのかい?」 「父さん、母さん! いらしてたんですか?!」 沈んだニコルの表情は、小屋のドアを開けた男にぱっと明るくなった。入ってきたのはニコルと同じ髪の色をした男性と女性で、温和な表情の二人だった。ニコルに簡単に紹介されて、イザークに習ってキラも名乗った。 「キラです。キラ・ヤマトです」 「イザークさんにキラさんも、5月都市に比べてとんでもない所で驚いたでしょ?」 服装も言葉も、そう街と変わらない。 「バクゥの襲撃があったばかりで無理かも知れないがな、ゆっくりしていきなさい」 「襲撃って、本当ですか!」 いつも落ち着いて話すニコルが声を荒らげるものだから、キラは思わず中腰になったニコルを見た。安心を誘う優しい声で『追い払ったから、もう心配ない』と告げるニコルの母とニコルは雰囲気が良く似ていた。 「あなた達もとんだ時に居合わせたわね」 「後で長老の所に顔を出すようにな、ニコル」 ニコルの両親はこの村や街に定住せず、街や村々を回って物資を運ぶ商売人らしい。都市間輸送は空路を使うのでそうそう出番はないが、点在する中間の村や町にはどうしても地上を行く商隊の出番がある。改造したエアトラックで都市で仕入れた品物を卸した町で、視察途中に悪魔に襲撃されるエザリアを助けたのだとか。 「その節はお世話になりました」 「ああ、そうだイザーク君。エザリア女史は無事に4月都市に着いたようだよ」 「そうですか・・・」 あの銀髪の女性もなんとか街から逃げおおせたんだ。評議員だったのだし、当然と言えば当然だと、キラは一人納得する。 「5月都市がこんな事になってしまって、6月都市のようにならないといいのだけれど」 ニコルの母がちょっとしたお菓子の入った皿を床に置く。テーブルだとかそういう洒落たものはこの部屋にはない。コップも皿も床に直置きである。顔を出しただけのニコルの両親が去るとキラ達はしばしの休憩を得た。長老に会えと言われていたニコルものんびりお菓子を食べ、いつのまにかうつらうつらしている。 もう本当に大丈夫なのかと、一抹の不安を抱えながら、キラも眠りに誘われる。 イザークは部屋の中の壁やら天井を眺め回し、終いにはぶつぶつ言いながら腰をおろしているラグの網目を掻き分けている始末。声をかける気にもならずにキラはうとうとし始めた。 どれくらい眠っていたのかは分からない。日が暮れてはいない上に、どことなく疲れが残っているからそれほど眠れたわけではないらしい。 「さっ、長老に会いに行きましょう」 キラはニコルにポンと肩を叩かれて昼寝から起こされていた。まだ醒め切らない頭でのろのろとニコルとイザークの後を付いて行く。一人とぼとぼと歩くキラとは反対にイザークの足取りは確かだった。 寝なかったのかな。あれからずっと部屋の中を眺め回していのだろうか、変な人だ。 ひび割れ、磨り減った木の渡し通路をいくつも辿って、崖の奥へと進むうちにあたりは暗くなって空には星の瞬きが見えるようになった。 「ちょっと挨拶するだけですから。キラさん、緊張してます?」 いきなり話かけられて、びくんと肩を震わせてしまった。ただ星を見ていただけなのに、ニコルにいらぬ心配をかけてしまって、慌てて大丈夫と答える。よかったと笑うニコルは突き当たりで、丁寧に織り込まれた布を持ち上げて真っ暗な部屋へと入っていく。 たった今、大丈夫と答えたキラはその暗さに少し入るのを躊躇する。背を屈めて暖簾を潜る要領で部屋の中に入る。 部屋だと思ったそこは、崖の裏側、ニコルの部屋があったような崖に囲まれた空間、村の集会所と思われるところだった。勿論全くの暗闇でもなく、村人らしき人たちが頻繁に行き来している。大きく崩れた断崖を覗けば、特に変わったところはない。広場の中央には大きな火の手が上がっていて、数人が腰をおろしていた。直感的にそこに向かうのだと思ったキラは、先を行くニコルとの差を詰める。 「客人も座りなさい」 年齢不詳。性別は多分、男。 長老らしき人物に言われて、丸太を転がしただけの椅子に腰掛けた。薪の火が大きく爆ぜて、キラの頬を赤く照らす。 「お久しぶりです、長老」 「ニコルもな」 ニコルが長老と挨拶を交わす間、不思議と落ち着いて火を見つめる事ができた。絶えず揺れ動いて、消えていく炎は街のネオンとは明らかに違った光だった。 「都市の中とは違うであろう、ここは。5月都市のことはなら聞いておる。また、天使達も思い切ったことをするものじゃ。6月都市で懲りておるはずなのにの」 バチバチと爆ぜる火の粉を目で追って夜空を見上げる。キラは長老の独り言を漠然と聞き流しながら失礼にあたらない程度に、星を数えていた。 「あの時から時代は転機の時を迎えたのかもしれん。この道の先は上り坂か下り坂か、星を見上げる青年よ、どちらだと思うかね」 どちらだと思うかね・・・? 瞳に星を移したまま、一瞬固まり、キラは慌てて質問を反芻した。急に話を振られたせいか、ただ驚いた顔を向けてしまった。気が付けばニコルもイザークもキラの答えを待っている。 「星は天使達のなれの果てじゃが、わしらには夜の大切な道標でもある」 そんなつもりで星を見ていたわけじゃないのに。 キラは困惑した。長老の皺で半分隠れた瞳は黒く、焔とキラとを映してじっと答えを待っている。薪が爆ぜる音がキラの思考に吸い込まれそうな僅かな瞬間、長老は不意に言葉を紡ぐ。 「既にある昼と夜、天使と悪魔の存在を嘆いても何も始まらん。天使達は悪魔の非道を説き、悪魔は天使の独善を笑うがの、都市の外では天使も悪魔もないわい。ただ超然なる自然に負けまいと救世の伝説が語り継がれるだけじゃ」 今日抜けてきたばかりの荒野で遭遇した岩塊の巨大な悪魔も、ここでは自然現象の一つに過ぎないのか。確かに見た目は既にキラの知っている悪魔とまるで違い、倒すべき悪と認識するのは少し難しい。 天使や悪魔だってかなり自然を超越した存在なのだが、キラはそれを棚に上げてスケールの違う話だと感じていた。 「この地方に伝わる伝説だな。神の子が天と地を結びつけて脅威のない約束の地へと導いてくれるとか言う。都市の外には良くある類の伝説か・・・」 「信じている人なんていないですけどね」 ニコルが苦笑して言えば、長老も笑いながら蒔きをくべる。ぱっと舞い上がる火の粉の果てに夜空と無数の星が瞬く。 「どう足掻いた所で、明日は巡ってくるからの。道探しはお前さんがた若いもんに任せてわしはそろそろ休むとするか。明日から忙しくなるだろうからの」 のそりと立ち上がる長老に釣られて薪を囲んでいた老人達がかすかな明かりが灯る、崖の小屋へと去っていく。 街でならまだまだこれからという時間だろうに、あたりはシンと静まり返っている。日が落ちてからどれほど時間が経ったというのだろう。腕時計を見ればまだ7時前、それでも、不思議と身体を動かす気にはなれずにただぼんやりと焔を見つめた。 暗闇に立ち上がる焔の揺らぎは、肌に黒い焔の痕を浮かばせる彼とまるで正反対の色をしていた。 ぐっすりと眠ったはずなのに、体の節々に疲れが残るような目覚め。キラはをそれを硬いラグの上で寝たせいだと結論付けて身体を起こした。頭をぐるりとまわして部屋の中を見回せばキラの他には誰もいない。 翌日の村は長老の言葉どおり朝から沸き立つ喧噪で満ちていた。小屋から出たキラを待っていたのは、身支度を終えたニコルとイザークだった。木組みの通路をバタバタと走る村人達、見たこともない古い型のエアバイクが地面を走っている。 「貴様も早く降りて来い。いつまで寝ている気だ」 「ああ。うん」 朝っぱらから何? とは寝ぼけた頭では口に出せずに、意識もそぞろに二人に付いて行く。ニコルから渡された質素な朝食を食べ終わる頃には、キラは崩れた崖とそれを見上げる人だかりの後にいた。 「これ・・・」 昨日の岩の悪魔に襲われた痕だろうかと村人達の会話に耳を澄まし、深く抉られた岩肌と無残な住居跡に呆然となる。話の内容を総合すれば、どうやら集まった男衆は今から修復のための木材を切り出しに行くらしい。そして、自分達もまた。 どうして? という疑問は彼らのボロボロのエアビーグルを見て納得した。どれほどの木材を運ぶのか検討もつかないが、キラやイザークが乗ってきたエアバイクはその数倍の運送手段足りえたのだ。 「俺たちの役割は分かっているな」 イザークに念を押されるように確認されて、キラは少しむっとした。話を聞いていれば分かることを一々確認してくるこの銀髪の青年は随分と態度が威圧的だ。 「分かってるよ」 「ふん。どうだか。まあいい、行くぞ」 強めに返事をしても、あっさり交わされるところが相手にされていないようでまた尺に触る。そんなイザークとうまくやっているのか、ニコルがエアバイクの後に座って携帯用ボトルから何か飲んでいる。街ではエンジェルスレイヤーとして同じチームを組んでいたのだから当り前だ。それに引き換えキラは、どうしたってここではよそ者だった。がやがやとうるさい集団に混じって目的に移動する時でさえ、無意識のうちに目立たないよう行動してしまう。 クレパスの憶測にたまった地底湖に切り出された木材が浮かべられていた。地表から森が消えても、こんなところに過去の遺産が残されていた事に純粋に感動する。村から北に移動する事1時間。亀裂を下り始める事2時間。九十九折に断崖を降り、光が届かなくなったそこに広がっていた地下水脈。 「すごい」 感嘆の声が幾重にも重なって響く。村の男達が『そうだろう』と声を掛けて木材を引き上げる。粗末な台車に括りつけられた木材の量に少しばかり不安になるキラ。 「こんなに運べるかな」 「重量の設定値をいじった方がいいですね」 ニコルがエアバイクのパネルから推力の調整する。トルクを調整する代わりに強制的に重力値を上げたほうがいいとか、荷台の重さを考慮したバランス比を巡ってキラとニコルが細かい設定オプションでマニアな会話をしているところにイザークが出発を告げに来る。 「いつまでエアバイクをいじっている気だ、このメカオタクが。すっかり最後尾だぞ」 いつもより吹きの悪いエンジン音が地底湖に響いて、地底を後にする。行きは荷台に乗ってきた男達が黙々と登り、キラとイザークが頭上の光を目指してマップを確認する。 ちょうど地表に出るか出ないかのところで、騒音が沸き起こった。木材が転がる音と共に僅かな爆発音。途切れない地響きに、キラは慌ててスロットを回すが重量オーバーのストライクは早々前に進めない。もどかしさに荷台を切り離そうとした時だ、イザークのエアバイクが先に飛び上がった。 「何をしている!」 頭ごなしに怒鳴られるとはまさにこのことだ。 振り返って村の男達を見れば、とっくに木材が積まれた荷台とストライクを結び付けていたロープを解いてしまっていた。 「早く!」 「くそっ、やっぱり出やがったか!」 口々に揃えて言われる言葉は、危機に瀕してそれを払うことへの期待。一瞬の迷いも、飛び上がったイザークが小さくなるに連れて掻き消えた。地底へ降りる断崖からぱらぱらと欠片が降り注いでいよいよ振動が激しくなる。 「行きます!」 頷く彼らを前にスロットルを全開にする他なかった。地表の眩しさに目を瞑り、次に視界に入ったものは、村に辿り着く前に見た岩でできた怪物。あるいは、悪魔。 「でかいっ!」 立ちはだかる岩塊は以前遭遇した悪魔より、数倍の大きさがあった。首の付け根の弱点を探すが、幾重にも岩の突起に取り囲まれて簡単には狙えそうもない。イザークのエアバイクに並んで、同じように見下ろすが、有効な手立てがないのは同じ。 「なんてデカさだ・・・」 「でも、やるしかない」 首元めがけて突っ込む。後ろで聞こえたイザークの怒鳴り声は悪魔の咆哮にかき消された。 大口開けて放たれるのは渦巻く煙と矢のように飛んでくる岩の塊。慌てて避ければ、放たれた岩の雨が村の男達がいる大地に降り注いでいた。巻き上がる土煙と悪魔の咆哮に彼らの生死を確かめる事もできない。 「無茶するねえ、少年!」 声は斜め上から聞こえた。視界を塞ぐ土煙の中から現れたのは顔に傷もつ男だった。エアバイクに跨り、ゆっくり下降してキラのストライクと同じ高度をとる。 「お初にお目にかかるよ。しかしまあ、あのストライクがこんな少年だったとはねえ、おっともう少年って歳ではないのかな」 黄色と黒のエアバイクの両脇につけられた派手な武器にまず目が行き、続いてそれを操る人物に目が行った。その口調とは裏腹に見た目は豪快そのものだった。 「お前はバルトフェルト!」 イザークがキラとは反対側につける。2台に挟まれた虎柄のエアバイクは一回り大きかった。 「これはこれは5月都市のイザーク・ジュール。無事に脱出できたようだな。とまあ、そんな話は置いておいて、今はアレをどうするかだ」 おしゃべりをするうちにも岩の悪魔は埃の咆哮を放ち、青空が砂埃ですっかり覆われようとしていた。キラは悠長に構えている虎縞の男を見る。 「そう睨むな、少年。幸いここには二人のエースがいるわけだし、僕のラゴゥの準備も終わった。合図をしたら首の弱点を狙いたまえよ!」 飛び出す虎柄エアバイクの武器が展開するやいなや、無数に放たれるミサイルはもはや個人の装備を超えていた。砂埃の中、正確に目標に向かう性能を信じられない思いで見つめ、キラは、轟音を越えて聞こえた声に慌てて横を振り返った。 「・・・援護する」 一言、残してイザークがキラの返事を待たずに動いた。 ミサイルの軌跡が土ぼこりを切り裂いて、首元を覆う土のガードを次々と打ち落としていく。 「任せます!」 イザークに遅れること数秒、キラは苦し紛れに上空を向く巨大バクゥの懐に飛び込んだ。アグニを構えてトリガーを引き絞る。出力は当然最大。落ちてくる岩やミサイルの破片はイザークが見事な腕前で破壊していく。砂埃と土ぼこりが目に入ろうとも、二人のエアバイクは障害物を避けて、胸から首筋へと上昇していく。 土煙が止み、イザークのエアバイクがどいた向こうはひび割れた岩の悪魔の弱点で、臨界点まで引き絞ったアグニの射線が吸い込まれるように見える。 悪魔の岩の表面に走る亀裂と二台のエアバイクは螺旋を描きながら青空へと消え、天頂でターンを切ったストライクの真下でバクゥが崩壊した。消滅を確認するように旋回する黄色のエアバイクに近寄るもう一台の黄色いエアバイクが小さく見える。晴れた視界の向こうに村と、木材を運ぶ男達の隊列が確認できて、キラはゆっくりと高度を下げた。 黄色いエアバイクのペアは荒地では有名なエンジェルスレイヤー・砂漠の虎。 「狩るのは天使ばかりじゃないがね」 寄り添う女性をアイシャと紹介された。少し舌足らずなしゃべり方をする女性がイザークとキラをねぎらう。 「君達、4月都市に行くのなら急いだ方がいいぞ」 天使達の次のターゲットは4月都市らしい。キラはイザークが短く息を吸い込むのを聞いた。木材は男衆が自力で村に運び込んでおり、自分達の役割が運搬ではなく護衛だったと知ったのは村についてからで、その時にはニコルとイザークが村を出る準備を進めていた。 間が開いてしまったのでなんとなく書き方を忘れています。そろそろ回収作業に出ないといけないのですが・・・なかなか思うようにはかどりませんね
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BACK 468 :名無しさん:2007/02/17(土) 03 30 30 ID 10fpYA3A0 対策を建てられるほど攻略が進んでないがポイントをいくつか (1)ビッパー硬直はカウンター判定 屈S>前HSかファフか覚醒辺りでリターンを取ること。何が一番重いかは模索中。 (2)マッパ直ガしたら小技が入るのは有名 聖ソルは近Sとか全然入ると思う。無補正でコンボへ。あとサべも入る。2サべは3フレ、3サべは4フレ発生。 (3)相手の近Sを直ガして読み合いを増やす (4)JHSのバッタにはHSでもまず勝てない。 相手のJにJPで突っ込んだりして自ら触れるのも避けたいところ。自分から近づかない、相手に近づいてもらう (5)地上戦は相手が距離誤らない限り勝てない。 中間距離で相手が何振るか見とく。下HSにはJ、前Pはすかして刺す、屈SはJ読まれてる、立ちKはきつい こちらの選択肢としては遠Sなんかもあるが下HSが怖いよ 下HS直ガしたらサべが入りそうな気がする。ファフは入るのかな?誰か調べてくれるとありがたい。 割と使えない中距離ファフ。JやDステとかみ合うと死んでしまう。Jして相手にプレッシャーを与えてミス待ち (6)ロックガードさせてDステの選択肢潰した有利状況からの攻め。 数少ない近づきやすいポイントなんで強気ダッシュしてもいいと思う。どうせ相手は前Pくらいしか振る技ない。 477 :名無しさん:2007/02/17(土) 10 07 23 ID HXHAommk0 2HSガード後のファフは無理臭い。ジャンプでかわされるくらい。 465 :名無しさん:2007/02/17(土) 02 38 17 ID bbZpSKDk0 1:地上技は相性悪いので基本は上から攻める。髭も上にきたらJKも使う。 2:髭2HSがリーチ長く判定強下段+下段無敵なので2D,ファフ使いすぎは×。 3:髭TG50%以上のときはDOT警戒。近、中距離では出し得技。 4:髭2Dが見えたらファフ。距離あればたまにLv1RI。 252 :名無しさん:2007/03/20(火) 18 42 07 ID hOB5dc1kO 開幕は読み合い。飛ぶか地上かでお互いハイリスクハイリターンの差し合い。 遠距離 相手のTGがないときはチャージ。なるべくレベル2以上は常にキープ。相手にTGがある場合はDOTに注意。 強気に近づいてみるのもいいかも。ただ他の牽制に負けたりするのでダッシュFD推奨 中距離 Dステ派生は先出しロックで潰す。CK推奨。この距離でうかつに飛ぶと危ないので地上戦で。一点読みもあり。ただファフは負けやすいので使わない 近距離 暴れたら死ぬ。2HSとファフではなぜかファフ負けたりするので危険。立Kは足払いで勝てた気がする 656 :名無しさん:2007/04/27(金) 02 43 54 ID vU96S3vE0 髭戦開幕追記。 髭側立ちK大安定。これに対するものはない。バクステしてもKマッパが飛んでくるので多用禁物。 強気のJPでもいいが髭2Sがあるのでお勧めできん。2Dでもいいけど、6HSや5HSに負けたような気がする。 たまに開幕ダッシュもしてくるので注意。なんか振ってたら2割持ってかれる。 遠〜中距離時の髭HJしてきたらJ2Kでいきなり近づいてくる。 被起き攻め時は、落ち着いて相手の行動を見てHSのときはSVで潰す。 レイトはSV。アンプレは直ガ。レイト来たら5Kが間に合うので確実に 2K、2Dにはファフ。 Pステは様子見か強気のファフ。 Kステは様子見で。RIは微妙かな? Sステはガードで。暴れるとFBバンカーでビターン。もしくはWヒールで華麗に回られます。 無敵ダッシュはHJダッシュ逃げ安定。 受身狩りの6HSに注意。 判定の強いJHSは直ガ。高めの直ガならそのあと5kやSVで割り込める。但しジャーニーもあるので注意。 JHS直ガ>SVは一度見せとけばガードしてくるので強気ダッシュ投げが美味しい。 逃げJD(直JDも)結構使えるのでたまにばら撒いとく。マッパ特攻してくるとカウンタ。 659 :名無しさん:2007/04/27(金) 14 18 21 ID mjOyng1gO 聖ソル対髭の開幕について、俺からの追記。 以下、全て聖ソル側の行動: 遠S:髭の2HSに勝てるが、パイルと立K立HSに負け。 足払い:マッパに勝てる。2HSとパイルに負け。立Kとの相性は未確認。 ジャンプ:割りと安定。 聖ソルJP連打で髭6HS相殺→潰し。髭6Pとの相性は未確認。髭2SとクロスY sは最強対空だからあっさりと負ける。 660 :名無しさん:2007/04/27(金) 17 19 24 ID FISUhPNs0 自分はvs髭は遠Sor2Sからガードさせて相手の様子みるのが安定かと。 人によって6Pやパイル等で割り込みもしてきますし、髭戦は相手の2HSの部分でいかに飛び込めるかですよね・・・。 BACK
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BACK 741 :名無しさん:2007/05/02(水) 16 34 54 ID 4nNe2TcQ0 わかってる髭はこっちがファフを撃ちたくなるタイミングでバクステやってからパイルかましてくる事が多い。CHだと死ねる。 ファフが撃ち負けるタイミングでパイルやってきたら大人しくガード。 ただバクステでファフをすかしてからパイルなら一瞬待ってファフが使える ステップの癖を読んだり上手く反応できたらCHから大ダメージ。 これやると中距離ステップの頻度が下がるから少しはファフが撃ちやすくなる 相変わらず立Kとかけん制には弱いが 273 :名無しさん:2007/01/03(水) 00 57 44 ID YDOQcUcA0 離れてノーマルチャージでGB2メインで戦うとよい。潰す選択肢の髭2HSとHSには低ダがいい。 聖ソル遠Sでもいいが、CHもらうと目も当てられない。牽制合戦はリスクリターン合わないから止めたほうがいい。 6Kには前作GBで勝てたが今回は潰されたことがある。ヒゲ6Kの判定強化か? 詐欺られるとSV1もGVも一方的に負けるから、そこらへんキツくなってる。 聖ソルが強くなったと言っても万能じゃないから、牽制で負けるタイプにはちびちびいくしかないんじゃないか 396 :名無しさん:2007/01/05(金) 00 51 22 ID c79hxp1U0 髭の立Kは非常に怖いけど、ジョニーの立K同様に足払いで勝てた。 髭の6Kがリーチも長いし妙に早くて、GBがよく潰される。/の頃ならうまく潜れてたのに・・・。 その代わり、立Kで返すのは今回もかなり使える。立Kで反撃>近S>立HS>エリアル~で、そこそこダメージを取れる。 髭が回転ジャンプから蹴りを出してくる(6K)その最中を、聖ソル立Kで落とすってだけですよ。見てから立Kを出すのは難しすぎるけど・・・ 髭の2Kガード後とかに立Kを振っておけば、6Kがきた場合は勝手に落ちる。 ただ今回の6Kはリーチがかなり伸びてて、先端を当てるようにして出された場合も立Kで迎撃できるかどうかは未確認ですが。 2HSには遠Sや2Sで勝てなくはないけど、固めから出されるとまず勝てない。JPで飛んでみて、2HSを空振らせることができたらお得。 もし髭がそれ以外の技を出してたり、待ってるようだったら二段ジャンプするなりFDするなりで守りに入ったほうが無難。 上手く逃げれたらチャージ一択。 立K空振りにRIは有効。2S>即RI共々、CHをとりやすい。RIがノーマルヒットでも直後に2Sを出せばほとんどCHになるし、 Dステからの反撃もガードできるのでおすすめ。暴れて勝てるような相手じゃないので、じっくり戦うのが一番良さそう。 262 :名無しさん:2007/03/21(水) 01 46 39 ID TdCvov9EO マッパは前にも出てたけど、置き足払いでカウンター取れる。中距離はこれで待ってもいい。 中距離ロックは禁句と言っても過言じゃないくらいヒゲ戦じゃ弱い。 相手立Kの間合い外だからと言って安易に打つと、ヒゲ側は判定の強い通常技で返してくる。死にパターンは大体これから。 676 :名無しさん:2007/04/28(土) 03 14 50 ID vwfgBqOcO 着地寸前低空ダッシュ攻撃、ロック、BRPは全て割り込みビッパーでCH喰らいました。 当たるとDOT以上に減らされるのでガン攻め注意。 470 :名無しさん:2007/02/17(土) 05 03 42 ID zDW3SHJA0 ビッパーをやたらにぶっぱする髭が居たもんで、対抗してGBぶっぱしたら GB移動中だったけどカチ上げられた。ビッパーは地面にも攻撃判定があるのか、GBが駄目なのか・・・ 立K直ガからの足払いで、再度立Kがきたときは勝てた。2HSがくると当たり前だけど死ねる。 ただ、2HSを誘えること自体がでかい。JHSを刺してからガト続行でダメ稼ぐ、 もしくはそう見せかけてダッシュ投げ>チャージ。これでLV3作れると強い。 中央で起き攻めされたときはファジージャンプFD。画面端でもファジー。 なるべくSVで暴れる姿勢を見せておくと楽。裏回りと、6P以外の通常技重ねは返せる。 髭6Kは直ガからの立K反撃でエリアルにいける。失敗して6Kをくらった場合は 後の攻撃をガードしようと思わずバクステが良さげ。投げや2HSをスカしやすく反撃もできる。 462 :名無しさん:2007/02/17(土) 01 44 06 ID YEXF5yBwO 最近、髭戦にて中距離でS・2Sで牽制するとビッパで返される。4発撃たれたことはないが、2発>エリアルで五割だから困る。 129 :名無しさん:2006/12/30(土) 02 35 46 ID 69SxvOus0 髭で一番やなのは25%溜まった時のぶっぱビッパー。発生早いし、上半身無敵だし、対空に使えるし、喰らったら5割近く確定だしといいことない。 メインは地上の方が良くない?不利だけど、ビッパー意識のダッシュFDとかやっとけばガードあとゲージあればファフカウンターでウマーなんだが・・・。 髭5kを6pで潰せるのは前から? 先端当てして来たの潰したんだが。しかもカウンター。 前スレにも書いてあったと思うが相手の行動パターンを見ながらの攻めが良くない? ビッパー読んでガンブレ出しても潰されるんで。 423 :名無しさん:2007/01/05(金) 19 18 37 ID Hhj8t5YM0 ビッパーはガードできたら2S 6HSが確定しないか? 132 :名無しさん:2006/12/30(土) 03 45 26 ID 0Ixj3H7c0 ぶっぱビッパーだけど、ガードされるとかなり痛い反撃食らうから、そうそうぶっぱなしてこないと思うけど。 CC読みでガト直ガからとか、ACの隙を狙ってとかでしか打ってこないことないか。 髭kに6pは、めり込んじゃったら逆に乙る上に、他の選択肢ほぼ全てに負けるしなぁ。 あんまり狙うもんじゃないかと。固め中に出す距離はだいたい相手のkがめり込む位置だし。 あー、でも今回ガチ膝上無敵になってるって報告あったから、多少めり込んでても返せるのかしら。要検証かもね。 で、髭戦は長くなった大足をうまく使っていくのがいいかね。2HSに負けるけど、そっちには遠Sが機能し易くなったしな。 まぁでも、立ち回りにくい相手だと思う。 397 :名無しさん:2007/01/05(金) 00 58 12 ID gnw4PHUoO ビッパとファフかち合ったらファフが勝つね。ビッパの硬直って被カウンタ扱い?ファフやったらCHになった。 あと裏回り起き攻めにもリバサSVの後ろ側の判定が当たった。髭は足払いCC立ちKもやりやすい。 472 :名無しさん:2007/02/17(土) 05 24 13 ID HxK4njMc0 ビッパーを潰そうとするなら、こっちもゲージ使ってファフぶっぱするか、怖いけど下段置いておくしかないんじゃない? 立ちKから2HSだけど、そもそもそういう目押しガトのルートがないから使うなら下段暴れ読みのときだけかな 足払いはリスクはあるけど、他の選択肢も使って無理やり読み合いにできる意味じゃオレもかなり有効だとは思う 起き攻めはファジーで安定・・とはいえないけどかなり有効なのは同意 6K重ねの時は、普通は持続部分の最後を重ねるもんなんだけどそれでも立ちKで反撃されるのかな? バクステは割り込み警戒して様子見されてた場合HSとかビッパーがすごく痛いからやめたほうがいいんじゃないかな 474 :名無しさん:2007/02/17(土) 06 14 24 ID zDW3SHJA0 実際のところ、ビッパーに下段(足払いとか)って勝てるものなんですか? 俺はいまのところ勝った例が無いです・・・orz 立K>2HSは、俺がやたらに足払いで割り込んでたので使われたんでしょう。 6Kに立Kで反撃するのは、起き上がりにいきなり来られたら無理ですね。 ガンブレでさえ潰されますし。一応、屈K後の6Kを想定して書きました。 確かにバクステ中を狙われたこともありましたね・・・ 俺の場合は普段よく投げられてるんで、個人的にはバクステ重視してます。 近距離から反撃できる可能性を考えると、わりとリスクリターンは合ってるかなと。 476 :名無しさん:2007/02/17(土) 08 45 31 ID PPlsHcPg0 ビッパーは潰すもんじゃないな。あれは下段置いとこうとしてもとてもじゃないが割に合わない。 発生負けCH>6割オーバー ・2D空振りに差し込まれ>2Dorビッパーで拾われ6割~ あの技だけはガード>ファフCHからコンボが正解じゃないかな。 問題は如何にガードできるタイミングで撃たせるか、なわけだが正直いい案が浮かばない。 あちらにゲージ25%あるとロッキ、BRは見てからCH余裕でした、になるし自然と画面端にじりじり追い込まれる展開になってる気がする。 199 :名無しさん:2007/12/17(月) 17 45 14 ID VV52MQFsO 髭とやってて起きた不思議現象 ソル 髭を押しながらダッシュ→ 髭 ビッパ→お互い貫通ダメなし 200 :名無しさん:2007/12/17(月) 20 07 16 ID DtSN5qpU0 立HSでよくなるからそれほど不思議でもなかったり 201 :名無しさん:2007/12/17(月) 21 01 28 ID cEow..JE0 実用性はおいといて原理を教えて。 202 :名無しさん:2007/12/17(月) 21 11 08 ID DtSN5qpU0 ただ単に勢いよく押し合った結果位置が変わっただけじゃない? 今調べてみたら、聖ソルに限らずほとんどのキャラで同じ現象が起こるみたいだし BACK
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【とりたい】 【キャラ別コンボ】 【とりたい】 とりあえずの対策 ◆無理に攻めない ◆HS蚊鉤を振ろう ◆開幕裏周りを投げ返そう ◆細かく技を置いてDステ&裏周り両対応 5P(スカ)5K ◆吸血には6K ◆Dステ暴れの性能良し 近距離から梅喧の技をスカしてカウンターを狙ってくる ステ暴れの多い相手には誘って狩ろう 遅らせ2HS、爵走遅らせDステ確認六根、HS蚊鉤×2などで対応できる ◆上級者用メモ コンボ中の喰らい判定はソルに近いがごく微妙に違う 中央口無後の拾いが5P遠S、5P近S、5K足、5KJSどれかの高さを覚えよう(間違えると足が入らなかったり遠Sが入らなかったりする) 地上ステが前後両方超優秀 リバサや立ち回りにおいてどれ程ステを振ってくるプレイヤーか見極めよう 中距離梅喧の2HSorHS蚊鉤はスレの2HSでCHを取られてしまうので無闇に置かない スレ2HSは隙も少なく亞坐身派生でCHも取れない 遠S5HSでCH取れるが距離タイミング見極め必須 Dステアンプレ(振り上げ)スカ起き攻め択には投げ仕込み爵走(632146HS→K)完璧にイッツレイトが重ねられている時は爵走のでがかりに刺さってしまうので注意 遠距離夜叉刀はDステアンプレのゲージ稼ぎ(スカでも+500)を咎められるが、ステマッパCHなどからコンボが入るので注意 夜叉の発生は遅くステマッパのリーチは長い HS蚊鉤は前ステ投げ、無敵マッパなどで対応されるのでワンパターンにならないように 火力差からリスクリターンが合っていない状況が多い 地道な立ち回りが要求されるが確実にダメージを取っていこう 【キャラ別コンボ】 中央六根CH 中級 190 六根CH → S蚊鉤 鉄斬扇 2HS 畳 JSJD 上級 200 六根CH → S蚊鉤 2HS 口無 5P 遠S JSJD JKF式 〜JKSD 2S5HS口 5K足 JKD 低ダJSD 口 端投げコン 中級 中量級標準 投げ→5HS 畳 口無 5K JSJD 低ダJSJD 5HS口無 上級 キャラ限コンボ(SO SL) 投げ→5HS畳 口無 足払い JSJD 低ダJSJD 6P5HS口無 kei式端投げバー対コンボ 通常 足 BJPSD PKD FJSD JSD 最ディレイ近S BHJSD 空ダPSD HS口 妖斬扇RCコンボ 基本(中央どこでも) 低空妖斬扇RC→着地S蚊鉤 鉄斬扇 2HS 畳 JSJD 画面端中級 低空妖斬扇RC→着地 (ディレイ)6HS 畳 口無 5K JSJD 低ダJSJD 5HS 口無 ※ソルはディレイ6HSしないと畳が当たらない 画面端上級 低空妖斬扇RC → 空中バックダッシュ着地 ダッシュ6HS 口無(持続当て) 足払い(5K) JSJD 低ダJSJD 5HS口無 6HSを打つ位置を調整して口無を持続で当て足払いで拾う 一部キャラ(KY,AX等)は口無持続当てが難しい 口無が持続で当たらなかった時は5K拾いで妥協する
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■ドラゴンスレイヤー(このクリーチャーがドラゴンとバトルする時、バトルの後、そのドラゴンを破壊する) 作者:焼きナスオ ゴッドスレイヤーと同様の、種族を限定したスレイヤーの下位互換。 初出はDMA-07。 関連 スレイヤー ゴッドスレイヤー ドラゴン・ブロッカー
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スレイヤーズキャラクター事典 カ行 カ ガウリイ=ガブリエフ キ キャニー ク 郷里の姉ちゃん グレイシア ケ 「キャラクター事典 カ行 「ケ」」をタグに含むページは1つもありません。 コ 「キャラクター事典 カ行 「コ」」をタグに含むページは1つもありません。
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スレイヤーズキャラクター事典 ラ行 ラ ランディオーネ ランディ配下の魔道士 リ リナ=インバース ル ルナ=インバース レ 「キャラクター事典 ラ行 「レ」」をタグに含むページは1つもありません。 ロ 「キャラクター事典 ラ行 「ロ」」をタグに含むページは1つもありません。
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スレイヤーズキャラクター事典 ワ行 ワ 「キャラクター事典 ワ行 「ワ」」をタグに含むページは1つもありません。
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アクセル ソル ファウスト ザッパ エディ ○キャラ対 このゲーム、キャラに個性があるので、 それぞれのキャラの特性や、強い行動を把握していないと 勝ち続けることは難しい。 私は格ゲーの一番の醍醐味は、 キャラ対だと思います。 とりま、メモがきまで アクセル 2HSと鎌閃撃に合わせて、KDステからパイルを当てて、 画面端で弁天ガードしてHSパイルから殺しきるゲーム。 鎌閃撃は5回までは食らってもOK。 上記以外の勝ち方で安定する方法があったら教えてほしい… ソル 立ち回りは、スレイヤーがガン有利です。 その、どうしょうもない立会いを ソルがぶっ壊すゲーム。 安定して勝ち続けるにはそれなりにコツがいると思う。 遠距離は、お互い本当にやることがないので中距離まで近づきましょう 中距離はスレイヤーの距離。 スレイヤー側は、立ちK、PDステ、2HS、たまにHSを振ります。 ソルの9割りの立会い技は、上記だけで全部勝てます。 基本的にどれ振っていても、勝てます。 残り1割、ソルが勝てる技は、 グランドヴァイパーと、ダッシュヴォルカだけです。 この二つは、スレイヤーもガードするしかありませんが、 ガードすれば非常に美味しい思いができます。 対グランドヴァイパー 前HS クロス 永遠 前HS クロス JK JK JD 技の特性から、ソルが、スレイヤーを画面端に押して、 その後、勝手に画面端に行ってくれるので痛いのが入ります。 対ダッシュヴォルカ KDステ ディレイパイル 研究した結果、これが最高ダメージ。 ソルがヴォルカで抜けた後、逆向きに入力することによって可能。 わかりにくいと思うのでそのうち動画作ります。 何もしない場合は、パイル確定、 叩き落しをしてしまった場合は、パイルカウンター確定。 ソル戦をゲームメイクするときは、以下の流れを意識しましょう。 「牽制」→「相手が焦れる、ぶっ放し」→「ガード、反確」 近距離は、スレイヤー側は起き攻め以外で近づく必要はまったくないのですが、 ダッシュヴォルカ赤や、グランド赤で無理やり近づかれた場合、 私はひたすらバックダッシュで距離を離します。 対ソル戦の立会いでは、下段は、カウンターさえしなければカスと割り切っています。 カウンターせずに、距離を離せるバクステは最適。 スレイヤーの場合、バクステ防止のブリンガーを見てからジャンプできるので、 まずダメージやダウンをとられることはありません。 ファウスト うーん、俺もいまだにわからない。。。あんま勝てないし。 最近意識していることは、ターンを考えています。 ファウストのターンがあって、 一連の攻めが終わるまでは、ガンガードする。 ガンガードすると、一通り攻めが終わる。 攻めが終わったら初めて攻め始める。 必殺技を出すまでは、ずっとファウストのターン。 それを意識できないと、ガトリング終わり→ディレイレレレなんかを 食らったりする。 立会いは、非常に難しくて、 相手の立ちKが強すぎて、なかなか自由度が低い。 Pステでよけてもパイル間に合わないことが多いです。 低空ドリルや、立ちS、前Kに勝てるのは前P、 しかし、前Pは、2HSにカウンターをもらって痛い。 2HSはDステでいろいろ確定。 なかなかじゃんけん。 ザッパ 知ってると思うけど、スレイヤーで剣めっちゃきついので やはり、基本はムカデをただ打ちさせない立ち回り。 スレイヤーは、こま投げや、Kマッパのような ムカデをつぶす超優秀な技を持っているので、 常に地上に張り付いて、ムカデに対して一つ一つつぶしていく立ち回りをするのが大切だと思う。 理想は、霊魂を一個もつけないで倒すこと。 エディ まずは、エディをつけられない立ち回り。 いつでもKマッパや低ダで召還にカウンター取れるようにしておくことが大事。 相手はSドリでバリアを張ります。 ここは、知っているとマニアックな対策ですが、 Sドリは、Sドリの外から、パイルで一方的に勝てます。 つまり、パイルのリーチ>Sドリのリーチなわけです。 これでSドリにリスクを負わせて、召還させにくく立ち回ります。 それでも、エディは本体の逃げ防御性能が超高いので どうやっても召還されると思います。 召還されたときは対価を払ってエディを壊すことが大事だと思う。 エディを壊すために、ドリル単発は食らってもよいとか 本体のガトリングは一通り食らってもよいとか、 エディを壊す代わりに、ゲージを50%使ってもよいとか。 パーフェクトで勝たなければいけないゲームではないので、 対価を払ってちゃんとエディを壊して、 その上で、本体をぶっ殺せれば元が取れる、というゲーム。 エディを壊すのに使える技 クロス(一段目で壊して、2段目を本体にガードさせられる 2HS(そのためにあるような技) まぁエディ壊した後が難しいんだけどね。。。 安直に飛び込んで、前Pとか食らっちゃだめですね。 対エディ戦はクロスループが狙いやすいので 意識することで、火力が死ぬほど上がり、瞬殺できるようになります。 あと、空中戦。 スレイヤーのJHSは、エディの2HS、前P、JD、JKどれに対しても 無力なので、あまり振らないようにしましょう。 今のところ、スレイヤー側はJKがかなり有効に機能しています。 空対空なら、エディの上を取って、JKをやれば、相手の最強JKにカウンター取れるし、 発生の速さから、浮遊を捕まえたり、FDガードされても、JK JP JK JDガトで地上に落とせたり。 また、低ダJKは、エディの2HSに対してカウンターで一方的に勝てます。 *