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マジメンバー[名]は屯田のブリザードが吹きすさぶ某高校で結成された仲良し集団である。 結成当初は自分たちの集団を『いつものメンバー』と呼んでいた。 しかし当時流行したマジレンジャーにあやかりマジピンク(敦也)が 『マジメンバー』と命名。とある冬の土曜日のことであった。 結成当初からメンバーは何度か入れ替わり、5年目に突入する今では 完全に固定化・安定化している。(ひとり暴走したが) 今後何十年の付き合いになるかわからないが、おそらくメンバーは変わらないと思われる。 いずれ2世の名前がここに書き込まれることになる。かもしれない。 注意:以降の記述でマジメンバーに関する核心部分が明かされています。→[記述をスキップ]←まぁできないけどな 編集はマジメンバーであれば誰でもご自由に。 マジメンバーマジメンバーマジメンバーマジメンバーマジメンバーマジメンバーマジ 名前(通称) 特徴その1 特徴その2 代表的な名言 隊長 隊長 温泉&旅行好き ( ゜∋゜) レッド(ゴウ君) 世界樹の孫 立ちくらみ ピンク(敦也) 石狩人 乳首ズレてる イエロー(やまたのおろち) 米 太陽神 ブラック(ヒナタ) 料理スキルが神 エロゲ インポット グリーン(上様) 背が小さい 背が小さい 背が小さい ホワイト(もやし) 白い ナニかが曲がってる 敵(まー君) 後背位好き 言動全てが名言 君より花火のほうが綺麗だよ 元ブルー(安田) 練乳 値切り王 ぶっ殺す ンメジマーバンメジマーバンメジマーバンメジマーバンメゾマーバンメジマーバンメ
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《ヘル・ジャッジ》 融合・効果モンスター 星6/闇属性/悪魔族/攻2000/守1300 「地獄の裁判」+「深淵の冥王」 このカードを融合召喚する場合、上記のモンスターでしか融合できない。 また、このカードを融合デッキから特殊召喚する場合、融合召喚でしか 特殊召喚できない。 相手が攻撃力2000以下のモンスターを召喚した時、その召喚を無効にし 破壊することができる。 このカードが破壊された時、フィールド上のモンスターを全て持ち主の デッキに戻しシャッフルする。 part19-733 作者(2007/09/12 ID oS4UFBXt0)の他の投稿 part19-751 コメント 名前 コメント
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上条が臨時警備員になって早くも一週間。 相変わらず訓練は厳しいが、徐々に慣れ始めている。 今日は第二学区ではなく、始めに手続きをした警備員の支部に二人は来ていた。 「今日は私の部隊に挨拶してもらうじゃん」 支部内の廊下を歩きながら黄泉川が言う。 「ま、アンタが特別なのは皆知ってることだから、改めて挨拶っていうのもおかしいけど…」 黄泉川は第一会議室と書かれた部屋の前で止まった。 「転校生ってこんな気分なんですかね?」 「そうかもね」 くだらない事を言う上条に黄泉川は笑って答える。 黄泉川がIDカードを当てると扉が開いた。 「あ、おはようございます」 扉の中では数人の隊員が談笑していた。 上条は映画のようなピリピリとした空気を想像していたが、それとはまったく正反対の空気に驚く。 (教師で組織されてるあたり、やっぱり違うのか…) 「今日は前から言っていた臨時の奴を連れて来たじゃん」 「へぇ…あの高校生の…」 黄泉川が言うと隊員達は珍しそうな顔で上条を見る。 「ほら、自己紹介するじゃん」 向けられる視線に少しどぎまぎしていた上条だったが、黄泉川に肩を小突かれ我に戻る。 「え…あ、臨時警備員の上条当麻です。 短い期間かもしれませんがよろしくお願いします」 そういえば自分はどれくらいの期間警備員をすればいいのだろうか、と思う。 そのあたりは詳しく教えられなかったが、やはり例の事件が解決するまでだろうか。 頭を下げながら少し重要なことを考える上条に拍手がおくられる。 その後、各々の隊員から紹介があった。 「ま、ここにいるのが私の部隊だから、名前と顔くらい覚えとくじゃん」 そう言えば黄泉川の部隊にも例の事件で怪我人が出ているということだったが、 隊員たちを見ると頬に絆創膏を貼っていたり、手を包帯で巻いていたりと無傷の隊員のほうが少ない。 これが現実か、と上条は改めて今回の事件がいかに危険なのかを実感する。 本職の人間でさえこの有様だ。 遊び半分で首を突っ込めば命を落とすかもしれない。 そして中途半端な新参者が来れば、それだけで部隊に危険が及ぶこともある。 黄泉川はこれだけの危険を背負って、自分が警備員になることを承認してくれたのだと思うと、 単純に人を助けたいといった理由で返事をした自分が憎くなった。 「どうした上条?早く席につくじゃん」 「あ、はい…」 「ここにいるのは皆教師。そんなに固くなることはないじゃん」 黄泉川に促され椅子に座る。 黄泉川は冊子を隊員達に配り、ホワイトボードに何かを書き始めた。 ホワイトボードには『冬休み』と書かれた。 「さ、明日から冬休みじゃん!」 バン、とホワイトボードを叩きながら言う黄泉川。 ちなみに今日は終業式が終わった後。 昼過ぎからの出勤(?)となっている。 「みんな知ってのとおり、長期休業中は生徒達の夜間徘徊や生徒間のトラブルがよく起こる。 また、生徒達が街に出るようになるということは、例の事件も街で起こりやすくなるじゃん」 例の事件、と言われて隊員達の表情が強張る。 上条が臨時警備員になってからはまだ事件は起こっていない。 一部報道機関ではすでに解決したのでは?とまで噂されている。 上条もその報道を見て少しそう思っていたが、当事者である警備員達の様子を見て思い直した。 「例年通り、今日から警邏活動を強化するじゃん。二人一組の班にわける」 名前を読み上げ、次々とペアを作っていく黄泉川。 案の定、上条は黄泉川と組むことになった。 「それじゃ、皆気を引き締めて警邏するよう!以上じゃん!」 黄泉川が言い終えると、隊員達はペアを組んだ者同士で打ち合わせを始めた。 「よし、私たちも動くじゃん」 そう言って黄泉川は机に地図を広げた。 「今日行くのは第十五学区。 繁華街があるから夜遅くまで生徒がウロウロしてることもあるじゃん。当然、生徒間のトラブルも多い」 地図にはところどころ印が付けられている。 「この印はあまり人目につかないところ、カツ上げとか喧嘩とかちょっと危険なところじゃん。 ま、あとは行ってから説明するか」 出発じゃん。と言って地図をしまう黄泉川。 「さ、初出動、張り切って行くじゃん!」 「はい!」 上条と黄泉川は勢い良く会議室から飛び出した。 一方、美琴も風紀委員の177支部で挨拶をしていた。 「臨時で来ました御坂美琴です。本日からよろしくお願いします」 「お姉さまー!黒子はこの日を待ちわびていましたのよー!」 「うっさい!アンタこの一週間ずっとその調子で私に飛び付いてたでしょ」 飛び付く黒子を手でおさえる美琴。 臨時風紀委員は冬休みからの参加となっていた。 「年末にかけて、どんどん忙しくなるけどよろしくね、御坂さん」 黒子の様子にやれやれと笑いながら言う固法。 「あ、はい。覚悟のうえです」 「一緒に頑張りましょう!御坂さん!」 「私も応援してます!」 初春と佐天は拳をぐっと握り、目を輝かせている。 「あはは、何もわからないから役立たずかもしれないけど、よろしくね」 固法は支部の扉を開けて 「それじゃ、まずは支部管轄内の見回り、行きましょうか」 「さすがは警備員との共同戦線なだけありますわ。こちらのほうが私たちの性にあっていますの」 「私はいつも通り、支部内から連絡します」 「お願いね初春さん。それじゃ御坂さん、白井さん行きましょう」 「はい!」 三人が出て行くと、支部内を静寂が襲った。 「…」 扉を見つめながら、目を細める佐天。 「佐天さん。私、佐天さんの入れる紅茶かココアがあると、作業効率が120%になるんです」 「え?」 佐天を見ながら微笑む初春。 眩しくて、それでいて壊れそうな綺麗な笑顔。 抱きつきたい衝動を押さえ、佐天は給湯室に向かおうとしたが、くるりと振り返る。 「やっぱりこらえられなーい!」 「わわわ!佐天さん!」 支部内の静寂はどこかへ消えてしまった。
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「あ~疲れた」 寒い部屋の電気をつけながら、上条は溜め息をついた。 結局あの後もしっかりと飲まされ、酔った小萌を家まで送り、道中泣き出す小萌の相手をして帰宅したのだった。 上条は鞄を適当に置き、かさばる学ランを脱いだところでベッドにふらふらと倒れこむ。 「上条さんは意外とお酒に強いのですね、将来安心」 風呂は明日の朝でいいやと思い、枕元に置いてあるリモコンで部屋の電気を消す。 ウトウトとしていたところで携帯が鳴り出す。 「誰でせうか、こんな時間に…」 時計を見ると午前1時、この時間帯にかけてくるのはどう考えても非常識だ。 ディスプレイで番号を確認せず、電話に出た。 「もしもし~上条さんは本日もう終業しましたよと」 『とうま!何寝ぼけたこと言ってるの?』 電話から聞こえてきたのは、聞き慣れた声だった。 「あれ?インデックスさん、まだ起きていらしたのですか? 良い子は寝る時間です。そんなわけで寝ます、おやすみなさい!」 電話も切らず、そのまま枕に顔を埋める上条。 『何訳のわからないこと言ってるのかな?まだ午後の4時なんだよ!』 インデックスの年相応の高い叫び声に上条の頭が揺さぶられる。 「えぇ~あぁ…世界は広いなぁ」 『も~とうまのバカ!毎日電話するって言ったのに』 もうほとんど寝ている頭を回転させる。 そういえばそんな事を言っていたような気がした。 「あ~そういえば」 このまま切って寝てしまいたかったが、それは少し可哀想だったので上条はベッドから降りた。 窓を明けてベランダへ出る。 夜風が酒で火照った身体に当たり、心地良い。 『あれ?そういえば今の時間日本は…』 電話越しに少し困ったようにインデックスが呟く。 『わわっ。よく考えたら今日本は午前1時、ごめんなんだよ、とうま!』 「あーいいっていいって。 それで切らないでくださいよインデックスさん、夜中に不幸だとは叫べませんよ」 『?なんだかとうま、いつもと調子が違うかも』 「んー?そうか?」 酒のせいだろうかと思う。 それとも… 『何か隠し事してない?』 「…」 『やっぱり…何か隠し事してるんだ』 敵わないな、と上条は心の中で呟く。 『正直に言ってくれないと噛み付くかも』 「それは勘弁して欲しいですよ」 調子がおかしいな、と自分でも感じてきた。 そもそも月明かりに照らされ、夜風を感じながら、年頃の女の子と電話をするなど自分のキャラではない。 さっきの時点で寝てしまうのが上条当麻だろう。 『まぁいいや』 しばらく無言が続いた後、インデックスが諦めたように呟いた。 「え?インデックスさん?」 『とうまのことだから、また人助けしてるんでしょ?』 「まぁ…遠回しに言うとな」 『だったら私は何も言う事は無いかも』 電話越しにカチャリと食器の当たる音がする、時間的にむこうはティータイムだろうか。 『とうまが信じた道を、とうまが全力で進むならわたしは止めない』 ただね、と呟くように言う 『気をつけてね』 インデックスのこの一言に、どれだけの気持ちが込められているのか、と考える。 インデックスといい、小萌といい、黄泉川といい、自分はどれだけの人間を不安にさせているのだろうと考える。 そして自分を心配してくれる人に、どれだけの不幸を与えているのだろうと考え、自嘲的に笑う。 「あぁ…わかってる」 ゆっくりと、噛み締めるように言った。 何の映画ワンシーンだろう、と思う。 普段のテンションの自分が見たら腹を抱えて笑い転げるだろう。 そう思いながらも、今の雰囲気はなぜかとても大切なものに感じられた。 『それじゃぁ、今日はもうおやすみなんだよ』 「おぅ。おやすみ」 『明日はもう少し早い時間に電話するんだよ』 ははは、と上条は小さく笑い 「まぁインデックスのことだから、 どうせ3時のおやつに夢中になって気がついたら1時間経ってたってオチだろ?」 『なっ…!そそそ、そんなことないんだよ!』 図星だったようだ。 まさか本当だったとは、イギリス清教様、ご愁傷様です。 『もう知らないんだよ!バカとうま!』 「はいはい、おやすみ」 ブツリと電話が切れる。 きっと今頃は煙草臭い溜め息を付く神父にブツブツ文句を言いながら、追加のおやつを頼んでいるのだろう。 「ま、寝るとしますか」 しばらく夜風に当たっていたので、身体はすっかり冷えてしまった。 ブルッと身震いを一つすると、上条は自室に戻り一度身体を温めるために風呂へ向かった。 ちなみに上条宅の給湯器、一度インデックスによって破壊されたが今はしっかりと修理が施され、 (自称)寂しい上条にとって唯一の温もりをくれる存在となっている(上条談)。 修理に来た業者が何故か意味深な溜め息をついたこと、上条が修理代を見て例の言葉を叫んだことは言うまでもない。 上条が風呂場に入り湯を出し始めると、台所にもある給湯器の操作器が点灯し暗い部屋へ僅かな光を与えた。
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ジャッジオブエレメント 使用スキル ファイヤー エレメント(17)/ショック ブラスト(11)/深淵の護法印(2)/劫火の護法印(2)/冥府の護法印(2)/ワード オブ ダーク フォロワー(8)/マーク オブ サラマンダー(14)/暴風の護法印(3)/スペル オブ ペネトレーション(14)/煉獄の護法印(1)/啓示の護法印(1)/雷神の護法印(1)/審判の護法印(1) ■被通常ダメージ一覧 名前 被回数 最小被ダメージ 最大被ダメージ 被ダメージ合計値 ローグ 34 4 396 3569 ガーディアン 99 2 226 3205 レンジャー 63 3 1176 5821 プリ 1 55 55 55 エンチャ 26 1 2 33 被通常ダメージ合計値 12683 ■被スキルダメージ一覧 スキル名 使用回数 最小被ダメージ 最大被ダメージ 被ダメージ合計値 バッシュⅠ 11 60 186 1017 スタニングショットⅠ 12 580 4194 20310 ヒートボディⅠ 10 65 156 810 バッシュⅡ 11 75 164 1278 パワースローⅠ 14 687 4708 28844 クリムゾンバーンⅠ 13 538 4944 21220 デッドリーポイズンⅠ 4 610 1192 3610 モータルストライクⅠ 12 670 3014 18798 アイスブレスⅢ 3 368 416 1194 ファイヤーエレメントⅡ 3 68 148 289 スパークⅠ 2 363 407 770 ファイヤーボールⅡ 1 270 270 270 ブラッドピアッシングⅠ 4 434 932 2262 ソニックブロウⅢ 2 626 1110 1736 ブラッドピアッシングⅡ 1 1186 1186 1186 ロックホールドⅠ 1 85 85 85 ポイズンⅠ 3 93 106 303 ファイヤーボールⅠ 3 37 37 111 スキルダメージ合計値 104093(104093) 総合ダメージ合計値 116776(116776) 推定HP116000
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上条たちは一五学区内の大きな交差点に来ていた。 交差点と言っても車の通る道では無く、歩行者でいっぱいだ。 それでも最終下校時刻が近いためか昼間よりも人は少なく、買い物袋を下げた学生たちが商店とは逆の方向に歩いていた。 どこからか流れているクリスマスソングは今日初めて聞いた曲だったが、すでに上条の頭に染み付いている。 「さてと…」 黄泉川が立ち止まる。 三方向に別れている交差点。いわゆるT字路だが、上条たちから見て二手に別れる道は後で合流する。 商店の種類で二手に分けたようだが、一組で警邏をするとなると非常に厄介だ。 「時間も時間だし、二手に別れるじゃん」 「え?」 黄泉川の予想外の提案。 これまでは上条の経験が浅いこともあり、2人1組を崩さないまま警邏していた。 その結果、毎回この道に差し掛かった時はぐるりと一周まわった後、また同じ道を通って次の場所へ向かう形になっていた。 これでは時間もかかるうえ、疲労も溜まる。 そのためこの道に来るたび上条は憂鬱になっていたのだが。 「もういい加減慣れただろうし。あぁもちろん上条はそっちの道じゃん」 そっちの道、と言って黄泉川が指差したのは若年層向けの商店が集まった道。 若年層と言っても、学生の街学園都市においての若年層と言えば小学生や中学生のことである。 年齢層が低いため、起こるトラブルと言えばマセたガキんちょによるカツアゲ程度。 大体は警備員の注意で事はおさまる。 「何も無いとは思うけど、もし何かあればすぐに連絡するじゃん」 「了解です」 「まだ侵入者がいる可能性はあるじゃんよ。見つけたら考えるより連絡じゃん」 もう一度上条が返事をして、二人は別れた。 人通りが疎らになった通りを歩く。 上条と同じ方向に歩く者はいない。 すれ違うのは小学校高学年から中学生くらいで、時折律儀な学生が挨拶をしてくる。 「さようならー」 「おぅ、気を付けて帰れよ」 少し擽ったい気持ちになりながら挨拶を返す。 ふと時間が気になって、周りを見渡すが時計は無い。 仕方が無いのでポケットから携帯電話を取り出す。 サブディスプレイに時間を表示させようと、横のボタンを適当に押したところで上条は固まった。 “不在着信20件” 仕事中は気にならないようにサイレントモードにしていたので全く気付かなかった。 とにかく携帯を開いて誰からの着信なのか確認しようとしたところで、また着信が来た。 警邏中のため迷ったが、着信件数から考えて異常だと思い電話に出る。 「もしもし…」 『やっと繋がった!』 最大音量の声が上条の耳を駆け抜けた。 『とうまとうま!今から私の言うことをよく聞いてほしいんだよ!』 聞き慣れたその声は、上条の返事を待たずに話を続ける。 『今ね、学園都市のほうに──わわっ』 突然話が途切れて、どさり─と音がする。 『ちょっと!今私が説明しているんだよ!』 『うるさいなーこういうのは当事者が説明するべきでしょ』 なんだなんだと思っている間に、電話の相手が代わったようだ。 『あーもしもし。使えない頭を最大限に使って考えてね日本人』 「あれ?どこかで聞いた声だな…」 『私はフロリス。アンタとはハロウィン以来かしら』 面倒くさそうに、そして少し苛々とした口調で答えるフロリス。 「あぁ…あの時の…」 『アンタはいつかぶっ飛ばしてやるから』 「それは何故でせうか…」 上条の問いは無視される。 『話がずれたね。こっちも忙しいから手早く話すけど、レッサーって知ってるでしょ?』 頭に浮かぶお転婆少女。 随分と振り回されたが、いくらか迷惑もかけた。 「あぁ、レッサーがどうしたんだ?」 『こっちにいないんだよね。そのうえさ、どこかの噂ではアンタに会いに行くとか』 「え?それじゃあ、もしかしたら学園都市にいるかもしれないってことか?」 『そんなところ。でもまだ確証は無いから何とも言えない。 その様子じゃアンタのところにはまだ来てないみたいだし』 はて、と上条は考える。 今この学園都市は空からの侵入者か何かで警戒態勢。 そしてイギリスでは魔術師が1人行方不明で日本に向かったという噂。 「これはきっと…不幸だ…」 侵入者が名前も顔も知らない輩ならまだしも、知り合いとなればいろいろと面倒だ。 最悪自分が侵入を手伝ったと疑われかねない。 『はぁ?何?どうかしたの?』 「いいや…とにかく、学園都市のほうで見つけたらどうしたらいいんだ?」 彼女の性格上、言ってすぐに聞かないのは上条も知っている。 『んーそうだなーちょっと、ベイロープ』 しばらく遠くでの会話が行われたようだが、上条には聞き取れなかった。 『もしレッサーに会ったら、ベイロープの手が暴れだす前に帰ってこい。とでも言ってもらおうかな』 「はぁ?そんなことでアイツが帰るのか?」 『文句はいいから。多分血相変えて戻ると思うよ』 面倒くさそうに、それでも余裕そうにフロリスは答える。 「そうか?じゃぁそうさせてもらうよ」 『さっきも言ったけど忙しいから、そろそろ切るよ』 上条があぁ、と返事をするかしないかで電話は切れてしまった。 切れる直前、何やらカッチンカッチンと聞き覚えのある音がしたがもしかして向こうでも噛み付いて回っているのだろうか。 (とにかくインデックスには夜に電話するとして…) ぐるりと繁華街を見回す。 疎らと感じたさっきよりも人通りは無く、わずかな生徒は早足で駅に向かっていたりして、店では店頭の商品を戻し始めている所もある。 今日一日中歩きまわったのに、今からいるかもわからないレッサーを探すと考えるとさすがに気が滅入る。 かと言って確証の無い情報を無線機で流すわけにもいかないし、そんな事をすればレッサーが学園都市にいようといまいと面倒なことになる。 「あー…不幸── 上条が力無く呟こうとした時、あるものを見つけた。 長い黒髪を先だけ三つ編みにくくり、ラクロスのユニホームのような服装。 そして、両手には大量の買い物袋。 「──!」 相手も上条に気付いたようで、視線が合う。 「「あー!!」」 二人の声が閑散とした商店街に響く。 「やっと見つけまし、むぐぐぐぐ」 トーンの高い声が周りの視線を受けるので、上条は咄嗟に相手の口を塞いだ。 「叫ばなくていいから!とにかく落ち着け!」 それは自分にも言い聞かせるように小さく叫ぶ。 「落ち着いていられませんっ! 今日一日身を削り、骨を折り、この広い街を探し続けたんですから!」 「その割にはやけにショッピングを楽しんでいるようで…」 「あ、あははは…噂には聞いてましたが、珍しい物が多いですね」 もじもじと、買い物袋を後ろに隠すレッサー。 上条は溜め息を一つ。 「で、学園都市の防衛システム破ってまでショッピングですか?」 「ち、違います!これまでの事を全て引っ括めてアナタにお礼をと思い!」 「お礼されるような事したっけ?」 キョトンとする上条を見て、レッサーは買い物袋をドサドサと落とす。 「なななな…アナタって人は…」 そんなレッサーを横目に、上条はこの一件をどうするか考える。 (これは…報告するべきなのか…) 報告するとなると上条自身も取り調べられるだろうし、レッサーを学園都市に留めとかなければならなくなる。 (イギリス側はレッサーを早く帰らせろって言ってたしなー) そうするとなると、ここで悩んでレッサーを留めておく訳にもいかない。 事情を説明してさっさと帰ってもらうのが得策だ。 「あー…レッサー?」 未だに絶望モードのレッサーに声を掛ける。 「なんですか… 私は…私は今苦労が水の泡になった事で立ち直れないです」 「それに追い打ちをかけるようで悪いんだけど…さっきフロリスから電話があって…」 上条が言い終わるより先に、フロリスとの単語が聞こえたあたりからレッサーの顔から血の気が引いた。 「な…な、何て言ってましたか?」 「早くイギリスに帰ってこいとか」 「そっ!それ以外に何か!」 「えーっと…ベイロープの手が暴れ出す前にどうのこうのって」 はひぃ!と意味不明な言葉を発してその場で頭を抱えるレッサー。 「うぅ…いつかバレるものとは思っていましたが…こうも早く…」 「おーい…レッサーさん?」 「こんな事をしている場合じゃありません!早急に帰らねば!」 それまで頭を抱えていたレッサーだが、まさに血相を変えながら何やら道具を取り出す。 レッサーが何かを小さく呟くと、その道具は蒼白く光りスケボーのように平らになった。 霊装のようだが、どうも科学的な代物に見える。 「それじゃ、私はもう帰りますのでっ!」 「お、おぉ…お気をつけて」 我侭であろうレッサーがここまですんなり帰るとなると、イギリスには相当恐ろしい何かがあるのだろうか。 そんな事を上条が考えている間にも、レッサーが取り出した霊装からモーター駆動のような何やら科学的な音が聞こえてきた。 「次お会いした時は、きっちりとお礼しますのでえぇぇぇ!」 レッサーの言葉だけを残して霊装は物凄い速さで飛び立っていった。 上条はまた溜め息を一つ。 「だから何の礼だよ…」 そう呟きながらレッサーの消えた方向を見上げた。 藍色の空に真っ赤な光りが名残惜しそうに残っている。 今はビルの谷間にいるので見えないが、高い建物からなら沈みかけの夕焼けが見えそうだ。 『本部から各隊員へ、只今上空レーダーに未確認飛行物体あり。 学園都市内部から外部へ出た模様。昼間と同じ物体の可能性が高いため警戒態勢は解除。以上』 上条はイヤホンを耳から外して首をぐるぐると回す。 「あー何か無駄に疲れた気がする…」 欠伸を堪えながら伸びをしていると外しているイヤホンから怒鳴り声が漏れてきた。 『上条!どこで油売ってるじゃん!何かあればすぐに連絡しろって言っただろ!』 「いえっ!何も異常ないです!すぐ行きます!」 イヤホンを外していなければ…と冷や汗を掻きながら、上条は悲鳴をあげている足で走りだした。 第七学区の病院 「コイツが着替えで…日用品はこっちだ」 病室の椅子に座りながら、一方通行は提げた買い物袋を指さして入っている物ひとつひとつを説明する。 「ンでこっちが…」 「あーもうわかったわかった。 荷物なんて後で確認するからさぁ」 少々乱暴に買い物袋を奪う手。 その手は普通の人より白く、1万人近くいる彼女の姉妹と比べても白い。 白く無機質なこの部屋では溶けこんで消えてしまいそうだ。 「お前この間もそう言って後から何が無いだの言ったよなァ?その度にここまで来るのは俺なンだよ」 「はいはい。上位個体の検査でよく来るんだし、物はついでじゃん」 番外個体 ロシアで死闘を交えた仲だが、その時の威勢は殆ど無い。 目の隈は薄くなり、睨みつけるような眼差しは眠そうな、とろんとした目付きに変わっていた。 「じゃァこれで」 やれやれと椅子から立ち上がり、ドアへと足を向ける一方通行。 「はぁ?もう帰るのー? 愛しの番外個体に会いたくて会いたくてウズウズしてたんじゃ無かったのかにゃー?」 「勝手に言ってろ」 いつものやり取りなので気にせずに足を進めるが、今日はいつもと違った。 何かに引っ掛かっているシャツの裾。 違和感を覚えた一方通行が振り返ると、番外個体の綺麗な手がシャツをキュッと握り締めていた。 番外個体の表情は髪で隠れて見えず、黙り込んだまま。 「ったく…ガキじゃねェんだから」 そう言って番外個体の手を振り解こうと足を進める一方通行。 しかし、番外個体は手をギュッと握り強くシャツを引っ張る。 「…おい」 さすがの一方通行も少し不安気味に声をかける。 それでも番外個体は黙り込んだまま。 「……番外個体…」 一方通行は諦めたように番外個体へ歩み寄る。 が、ここで違和感に気付いた。 番外個体の肩が小刻みに震えている。 同時に広がる「やってしまった」という後悔の渦。 「っくっくっく……」 「番外個体、てめェ…」 「アッハッハー!引っかかりやがったー!」 番外個体は一方通行のシャツから手を離し、その手を自分のお腹へ持って行く。 「ギャハハ!番外個体…だって! っくくく、ホント可笑しいの何のって!」 お腹痛いーとお腹を抱えて笑う番外個体。 どうしようもない怒りを堪え、ギリギリと歯ぎしりをしながら一方通行は回れ右をした。 「あははっ──っと帰さないよー!ミサカの演技が勝ったんだから、延長戦だよーん」 番外個体はベッドから乗り出して、今度は一方通行の腰に後ろから腕を回す。 それでも無言のまま一方通行は足を進める。 「わわっ!ちょっと、一方通行!」 一方通行に掴まっていた番外個体は見事にベッドから転げ落ちる。 それでも回した腕は離さない。 「あれれー?もしかしてミサカの演技に騙された事がそんなに悔しかったかにゃーん?」 まさにその通りだが、素直に認めるわけにもいかず適当に合理化する。 「うっせェな…俺はあのクソガキ迎えに行かなきゃなんねェんだよ。 それよりこのまま病院抜け出す気かァ?」 「あ、それいいかも。 上位個体なんて放ってこのまま夜のホテルに行っちゃう?」 アホらし、と一蹴する一方通行。 「とにかく俺はクソガキをだなァ──」 「ミサカはココだよー!ってミサカはミサカは自分の存在感をアピール!」 病室の扉を開きながら打ち止めが現れた。 と、番外個体と一方通行を見て固まる打ち止め。 「ご…ゴメンね。まさか二人がそんな関係だったなんて知らなくて。ってミサカはミサカは二人のイカガワシイ関係を見ないように両手で目を覆ってみる」 「アホかおま─ 「そうだよーん。ミサカと一方通行の関係はお子ちゃまな上位個体にはちょっと刺激が強すぎたかにゃーん?」 一方通行の口を手で塞ぎ、今度は首に手を回す番外個体。 「そそ…そんな事ないもん! ミサカだって大人な付き合いしてるもん!ってミサカはミサカは自分も大人な女性ってことをアピール!」 打ち止めは真っ赤になりながら必死に叫ぶ。 「はぁ!?アンタもしかして本気でロリコンだったわけ?」 向けられる軽蔑の視線。 「だァ!うぜェっての!」 首に絡まっている番外個体の腕を強引に振り解くと「キャァ」と似合わない悲鳴が聞こえたが無視。 とにかく病室から出たい一方通行だが、口実としていた打ち止めは此処へ来てしまった。 それでも足をドアへ進める一方通行。 「あれ?もう帰るの?ミサカはまだいたいよ。ってミサカはミサカは─ 「飲み物買ってくるンだよ」 短く言い捨てて一方通行はピシャリとドアを閉めた。 「……可愛い人」 さっきの下品な笑い声とは打って変わって、静かな声で番外個体は呟いた。 「本気で食べにかかっちゃおうかにゃーん?」 意地の悪い目付きで打ち止めを見る番外個体。 「ななな…それは絶対ダメかも!ってミサカはミサカは必死に自分の存在をアピール!」 「なーんて…冗談かもね」 「え?冗談なの?違うの?ってミサカはミサカは曖昧な答えに戸惑ってみる!」 「さぁね」 隣で不安そうな表情を浮かべる打ち止めのおでこを軽く突付く。 「アンタも可愛いヤツ…」 「え?なんてなんて?」 何でも無いよ、と言って窓の外を見つめる。 その横顔は普段の番外個体からは想像できない表情で、打ち止めでさえ見惚れて、悔しくも大人の壁を感じてしまった。 「でもでも、やっぱり負けられないかも。ってミサカはミサカは宣戦布告!」 「ふっふーん。じゃぁミサカもお子ちゃまの遊びに付き合っちゃおうかな」
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学園都市には学生寮の他に教職員用の住居もある。 たいていは学生寮とあまり変わらない設備だが、なかには最新設備を備えた住居もある。 そんなマンションの一室。 リビングのソファーでは学園都市第一位の少年、一方通行が寝息を立てていた。 そこへ 「どーん!ってミサカはミサカはダイブしてみる!」 「ぐふォ!」 一方通行が飛び起きる。 「打ち止め…」 腹の上に乗っている、アホ毛が特徴的な少女を睨む。 「はっ…やり過ぎたかも…ってミサカはミサカは自分の行いを反省してみたり」 俯き加減で言う打ち止め。 心なしかアホ毛の元気も無い。 「ったく…普通に起こせねェのかよ」 「ゴメンなさい。 でもね、ミサカとデートの約束をしたのにいつまでも寝てるアナタにも責任があるかもってミサカはミサカは自分の行いを正当化してみる」 「デートだァ?」 「忘れたの!?酷い!ってミサカはミサカはドラマのごとく、おいおいと泣いてみる」 打ち止めは一方通行が被っていた毛布を頬の下に当て、泣いたふりをする。 「くっだらねェ…ただの買い物だろォが」 「アナタには乙女ゴコロってものがわからないの!?ってミサカはミサカはぶーたれてみたり」 「お前が乙女ゴコロなンて言葉使うのは10年早いわ」 一方通行は打ち止めの首根っこを掴み上から下ろす。 目を擦りながら立ち上がり、自室へ向かう。 「あれ?もしかして本当に怒っちゃったの?寝ちゃうの?ってミサカはミサカはアナタのズボン裾を引っ張ってみる」 ちょいちょいとズボンの裾を引っ張る打ち止め。 「だー!うぜェな!買い物行くンだろ、さっさと着替えやがれ」 打ち止めがズボンの裾を放し、しばし立ち尽くす。 「あァ?」 急に静かになった打ち止めをおかしく思った一方通行は歩みを止めて後ろを振り返る。 そこには年相応の満面の笑みを浮かべた打ち止めがいた。 「やったー!ってミサカはミサカはアナタの胸にダイブ」 「だァ!うぜェって!」 「そう言いながらも受け止めてくれるアナタってやっぱりツンデレさんだよね、ってミサカはミサカは調子にのってみる」 「本気で行かねェぞ」 呆れたように一方通行が言うと打ち止めは、はわわ、と焦った声を出しながら自室へ向かった。 「ったく…クソガキが…」 頭をボリボリと掻きながら、一方通行はしんとしたリビングを見渡す。 異変は朝起きた時に気付いた。 昨夜自分がリビングで読んでいた雑誌、打ち止めが読んでとせがんできた絵本。 それらはリビングの机に置いたはずだが、朝になると消えていた。 その程度ならおかしいことはないが、 食洗機に入れていた食器、いつもは出ている炊飯器、玄関の靴まで、ありとあらゆるものが片付けられていた。 この家の主は問題が起きると部屋を片付ける癖がある。 この状況をみる限り、彼女に何か問題が起きたのだろう。 でなければ深夜1時に帰宅して片付けをするはずがない。 (黄泉川のヤツ…夜中に何ゴソゴソしてンのかと思ったら…) 何か詳しい話を聞きたい、しかし聞ける同居人は出かけているし、そもそも自分の柄ではない。 「チッ…」 力になれ無いことに歯噛みし、舌打ちをする。 「準備完了!ってミサカはミサカは部屋から勢い良く飛び出してみる!って…アナタはまだ着替えてないの?」 さっきと変わらない服装の一方通行を見て、打ち止めは不機嫌そうな表情を浮かべて近付いてくる。 「なンでもねェ…」 一方通行の声を聞いて、少し不安そうな顔を浮かべる打ち止め。 もう一度、なンでもねェよ、と言って打ち止めのアホ毛を指先でつつき、部屋に入った。
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ジャッジくんとはロビーの前にいる猫?のことです。 チョーシが上がるごとにオカネやスーパーサザエをもらえます。 また、ランク20以降はランクが5上がるごとにギアやブキをもらえます。
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魔王ダガラスが所持している双刃の魔剣。 燃え立つ炎の様な深紅の刃は一方が長く、もう一方が短い。 中心となる柄の部分には炎を吐く双頭竜がデザインされている。 所有者の魔力を使用し、刀身から爆炎が噴き出すという能力がある。 一度は勇者アンリの聖剣ホーリースラッシャーを折り砕くが、同時にこの剣も耐えきれずに折れてしまった。 その後、ホーリースラッシャーを修復する際に片方の刃を素材として使用し失われる。 関連 魔王ダガラス 勇者アンリ 聖魔剣オートスラッシャー 目次に戻る
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登録日:2009/08/19(水) 13 07 44 更新日:2024/05/18 Sat 20 22 23NEW! 所要時間:約 2 分で読めます ▽タグ一覧 BIG5 EX新規収録カード サンダー・ボルト ジャッジ・マン バニラ 乱数調整 原作出身 地属性 大岡筑前 審判 弁護士 戦士族 星6 海馬瀬人 無期懲役 通常モンスター 遊戯王 遊戯王OCG まあジッとしてるのもつまらん… この「ジャッジ・マン」で「壁」となっているモンスターを消しておくか… さらに遊戯の精神を追い詰める意味もある… ジャッジ・マンは遊戯王OCGのカード。 同名別作品キャラの記事は以下を参照 ジャッジマン(ロックマンエグゼ) ジャッジマン(ZOIDS) 通常モンスター 星6/地属性/戦士族/攻2200/守1500 勝ち負けのない勝負が嫌いな戦士。 こん棒の攻撃は強いぞ! EXの海馬デッキに投入されていた通常モンスター。 名前は一緒だが、どこそのネットナビや審判ロボとは関係はない。 レベル6で2200とそこそこの攻撃力を持つ。 が、対となる遊戯デッキには攻撃力2500の《デーモンの召喚》が投入されている。 このため、カード資産に乏しい初心者が《デーモンの召喚》の代わりに使う、といった程度の使われ方しかされなかった。 現在コイツを使うとしたらレベル6・地属性・戦士族の通常モンスターの中で最高攻撃力という点を活かすことになるか。 フォトン・ストリーク・バウンサーのエクシーズ素材やターレット・ウォリアーのリリース要員としても使用できる。 パック販売はEXとEX-Rのみの収録(*1)で現在は絶版だが、相当な数が出回ったらしくカードショップ等ではほとんど捨て値で購入することができる。 原作漫画におけるジャッジマンは遊戯と海馬の2度目のデュエル(DEATH-T編)にて登場。 青眼の白龍を相手に防戦一方だった遊戯の守備モンスターを倒すために召喚されたが、次のターンで遊戯が召喚したブラック・マジシャンに倒されている。 なお、この時光の護封剣を貫通しているが、この時の光の護封剣は新たに召喚したモンスターには効果が無い仕様だったという説が有力。 そのためか東映版アニメではブラック・マジシャンともども登場しなかった。 だ が アニメオリジナルの乃亜編ではBIG3 大岡筑前のデッキマスターとして鬼畜効果を引っ提げて登場。 いつもなら被告人を弁護するのが私の仕事ですが、今日ばかりは特別です! この私がデッキマスター ジャッジ・マンとなり、デュエルで判決を下しましょう! そのデッキマスター能力は「1000のライフを払うことで相手の場のモンスターをすべて除外し、除外した数×500ポイントのダメージを与える」というもの。 簡単に言うとライフコストが必要になった代わりに使い減りしないダメージ+除外付き《サンダー・ボルト》。 さらに作中の描写を見る限り、自分・相手ターンを問わずタイミングも選ばない、何回でも使用可能と色々おかしい。 デッキマスター能力なのでカウンター罠等で無効化して破壊することもできないと思われる。 ……とはいえ、これは「デッキマスター」という特殊ルール(MtGでいうヴァンガード、ジョジョTCGでのヒーローのようなもの)における《ジャッジ・マン》であり、別にこいつが強いわけではない。 と言うか原作で大した活躍もせず人気が高いわけでもないコイツがなんでこんなに強化されたんだろうか…。 使用モンスターは、回復効果を持つ事からおそらくDM能力の補助+裁判所というステージのイメージのヒステリック天使、ドロー効果を持つスケルエンジェル、 融合素材としてアーメイル、一眼の盾竜、黒魔族のカーテン、同じく素材(兼壁モンスター?)として遊戯も愛用していたホーリー・エルフ、 主力としてレベル4の融合モンスターである魔装騎士ドラゴネスにカオス・ウィザードといった面子。 なおヒステリック天使のソリッドビジョンはカードイラストとは似ても似つかないレベルで美化されていた。 またアニメオリジナルカードとしてレベル4以下の融合モンスターをサポートする「ハ・デスの誘導尋問」と「魔界の司法取引」という弁護士らしいカード(*2))を使用。 これにより「貧弱なレベル4融合モンスターを強化して戦う」という独特の戦法を用いる。 他に、強欲な壺、融合関連のサポートとして融合解除、速攻、増援、使っていないがおそらくイメージ優先の苦渋の選択などが確認できる。 おまけに大岡は城之内がギャンブルカードを使用する事を見越し、必ず最弱の目が出るチート行為を行っていた。 その戦法とDM能力、そして事実上のギャンブル無効化により城之内を圧倒し心理的にも追い詰めるが、イカサマを見抜いた乃亜に割って入られデュエルの無効を宣言される。 イカサマを暴かれてなお大岡は「これも作戦の内」「何もオリンピック競技をしている訳ではないのだから」と見苦しく言い訳するも、 乃亜は「それで勝ったとしても瀬人を超えたことにはならない」と聞き入れず処罰を言い渡す。 だが城之内は運に見放された訳ではなかったと知って奮起(*3)、あくまで決着を付ける事を強く希望したためデュエル続行となる。 最終的に城之内は魔法カード《苦渋の決断》(*4)を発動、両手にカードを持って提示し、 片方は《ゴブリン突撃部隊》、もう片方は魔法カードと予告する事で実質的にイカサマを封じた正真正銘ガチンコの博打を仕掛ける。 城之内の場には、装備魔法《味方殺しの魔剣-バーニングソウル》(*5)を装備した攻撃力1000の炎の剣士が存在しており、 ゴブ突が場に出た場合、バーニングソウルの効果で炎の剣士の攻撃力は3300となり、その攻撃で大岡のLPは0となる。 もしこの二択を外せばDM能力を無駄遣いしたせいで敗北という状況(*6)に一瞬動揺するも、 左手のカードを選択した事を城之内が2回確認した事で「1回で良い筈の確認を2回した所にボロが出た」と判断、 弁護士を相手に心理戦を挑んだ城之内を心中でバカにする。 しかし、城之内の不敵な笑みを見て直前で慌てて宣言を改め右手で確定するが… 実際には右手側こそがゴブリン突撃部隊であり、炎の剣士の攻撃を受けて大岡のLPは0に。 かくして、大岡は城之内のクソ度胸とハッタリを前に最後の最後で読み外し敗北を喫するのだった。 このデュエルの流れを総合すると、 LP4000ルールでは重い発動コストである1000LPを要するDM能力でありながら攻撃力1800のギア・フリードの直接攻撃を戦術的には何の意味も無く受ける(*7) その割に攻撃力500のランドスターの剣士1体を相手にDM能力を使用この時大岡の場には実質攻撃力2100のモンスターが居り、城之内はLP1200だったので効果を使用しなければ戦闘ダメージで大岡は勝っていた しかもこれでLP1000を切ってしまい、スケープ・ゴートの羊トークンや上記のゴブリン突撃部隊に対してDM能力が使用出来なかった 手札に《融合解除》がある状態で融合モンスター2体の攻撃で城之内の場ががら空きになった状況があったため、この時に融合解除を使用して融合素材モンスターで追撃していれば(*8)ここでも大岡は勝てていたこの時城之内は残りLP600、《ギャンブル》の失敗で場のモンスターは羊トークンのみで1ターンスキップの状況だったため、そもそも融合せず素材モンスターであるアーメイルや一眼の盾竜を召喚して殴っていてもやはり大岡は勝てていた デュエルとは実質無関係な、そして大岡が最も得意な筈の純粋な駆け引き勝負で城之内に完全に手玉に取られる ……と、反則的なDM能力を有しチート行為すら行っていながら倒し切れず、 最後には彼の最大の得意分野である心理戦で完敗……という情けない様から、視聴者間ではBIG5最弱の男との評価でほぼ一致している。 これで彼自身はBIG1やBIG2を「BIG5の中でも使えない連中」と見下していたのだから何をいわんや、お前が言うなである。 おまけにBIG2はともかく、BIG1は低レベルのモンスター使いなのは同じだが 使用モンスターは低ステータスだが、10年以上未来のOCG環境でも通用するほど強力な効果を持つ デッキマスター能力も強いが地味 ボード・アドバンテージを重視した実戦的・先見性の高い戦術 と大岡とは違って実力は高く、視聴者からも「アニメでもトップクラスに戦いたくない」、「BIG5最強候補」と呼ばれている。 尤も相手を舐めて勝利を逃した挙げ句敗北というのは同じなのだが。 後にBIG5総出で遊戯に挑戦した時は自分たちが倍のLPでスタートすることを条件に城之内の参加を認めた。 一度負けたにもかかわらず何故か城之内が遊戯の足を引っ張ることを期待しての判断だったが、結局これが仇となってしまっている。 まぁこの時は大岡以上に大田が足を引っ張った感があるのだが。 ちなみに大岡はジャッジ・マンのデッキマスター能力で遊戯と城之内のモンスターを2体ずつ除外→ヒステリック天使を召喚し城之内に直接攻撃→ヒステリック天使をカタパルト・タートルで城之内に射出、で遊戯に1000ダメージ・城之内に3700ダメージ与えており、削ったLPは多かった。 因みに大岡は「勝てる裁判しかしない」との事。 その割には勝機を見逃していることは視聴者からよく突っ込まれている。 おまけに城之内戦の最後はブラフに騙されての敗北なので駆け引きをウリにするはずの弁護士としても立つ瀬がない。 これでは「白いものすら黒くした」という弁護士としての腕前すら疑問符が付くというものである。 この他、アニメオリジナルのドーマ編の「海馬vsアメルダ」(2戦目)では、 アメルダの《魔空要塞ジグラート》の直接攻撃に対して、海馬が《機械じかけのマジックミラー》(*9)でアメルダの《ジャンク・ディーラー》(*10)の効果を使うことにより墓地から特殊召喚され、壁となって破壊された。 《Wiki篭り》 追記・修正のない項目が嫌いなアニヲタ。様々な知識による編集は強いぞ! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ジャッジマンと聞いたらスラゼロを思い出す -- 名無しさん (2013-08-19 20 34 39) ある意味どっちもはっちゃけてるけどな。 -- 名無しさん (2013-08-19 21 12 47) ↑2 ナカーマ -- 名無しさん (2014-03-27 22 41 43) 何気にアメルダ戦で壁としてチラッと登場している -- 名無しさん (2014-05-29 09 06 08) 弁護士の癖にモンスターは裁判官……いや弁護士のモンスターなんて想像つかんけど -- 名無しさん (2014-05-29 09 55 11) ↑ミス モンスター効果だった -- 名無しさん (2014-05-29 09 56 13) 初代GBのデュエルモンスターズで社長が結構くれたのですごい助かった -- 名無しさん (2022-05-06 11 49 21) 斧持ちのアックスレイダー攻撃力1700より強いのはよくわからない -- 名無しさん (2022-05-15 05 02 18) DM能力引っ提げリメイクが来るにしても ①デュエル中に1度しか使えない ②1000LP以上の時に1000LPになるように払うor③例え雑魚モンスター1体だけでも相手の場に何か出てたら効果が強制発動(その都度1000LP払う) ④自分の場にも除外できるモンスターがいないと発動できない のどれかを最低2つ含んでるくらいはないと、ターン1制限なしフリチェ除外&バーンはいかんわ… -- 名無しさん (2022-05-15 10 46 03) ↑性質上チェーン不可能もあるからな、それに加えて -- 名無しさん (2022-05-15 12 39 53) 弁護士のモンスター効果なら、減刑に引っ掛けてダメージ半減とか? -- 名無しさん (2022-05-15 12 55 52) 2回聞いたら嘘とか、苦渋の決断の心理戦って、城之内は計算して勝ったの? -- 名無しさん (2022-05-16 21 25 17) これ、「ジャッジ・マン」の項目じゃなくない?ほとんど大岡の解説になってるじゃん。 -- 名無しさん (2022-09-04 23 05 53) ↑BIG5系の項目はサイコショッカー以外全部そう ぶっちゃけOCGで語るネタは少ないし項目を分けるほどでもないから -- 名無しさん (2022-09-04 23 13 16) ↑分けるんじゃなくて、最初から大岡の記事名にしておけば済む話では?まあ他もそうなら無理に変更するような話でもないけど -- 名無しさん (2022-09-04 23 42 12) ↑ 記事名を変更したらこの記事にリンクする当wikiの全記事のリンクを修正する事になるし、提案者がそれをするのが道理。さらに言えば他のBIG5のアバターモンスターも同様。そこまでする程ではないと多くの者が判断してるから現状維持が選択されているし、大岡関連のネタを追記しまくった身が言うのも何だが自分もそこまでする必要は無いと思われる -- 名無しさん (2022-09-04 23 48 54) 新しくページを作ってこの記事をリダイレクトにすればリンクを変更しなくてもどうにかなるけど(リダイレクトは管理人しか出来ないが)、そこまでする必要はないか。 -- 名無しさん (2024-05-13 02 29 36) 名前 コメント