約 6,083 件
https://w.atwiki.jp/earthruinfes/pages/256.html
ニコニコ動画/昆虫 2010-06-03 昆虫大戦争! 1/6 ミツバチは大変なオオスズメバチを盗んでいきました 昆虫大戦争 3-1 襲撃 スズメバチの恐るべき生態 part3 【アリジゴク】 アリジゴクの観察と研究 エピソード1 捕獲編 アリジゴクの観察と研究 エピソード2(パーフェクト版) 巣作り編 アリジゴクの観察と研究 エピソード3 捕食編(前編) アリジゴクの観察と研究 エピソード3 捕食編(後編) アリジゴクのエサ探してたら、でかいだんご虫見つけた。 アリジゴクの観察と研究 外伝(画像なし)Q&Aコーナー アリジゴクの観察と研究 エピソード4 人の生活とアリジゴク編 ◇◆『ニコニコ動画』へ
https://w.atwiki.jp/morizaru/pages/289.html
加瀬あつし 本名 生年月日 血液型 出身地 デビュー年 デビュー作 HP 単行本 タイトル タイトル(カナ) タイトル(副題) 出版社 発売日 発行日 サイズ 巻数 備考 ジゴロ次五郎 ジゴロジゴロウ 講談社 少年マガジンコミックス 既刊18巻 ※発売日・発行日は第1巻のもの 連載 タイトル タイトル(カナ) タイトル(副題) 連載雑誌 出版社 連載開始 連載終了 備考 ジゴロ次五郎 ジゴロジゴロウ 週刊少年マガジン 講談社 連載中 読切 タイトル タイトル(カナ) タイトル(副題) 連載雑誌 出版社 開始 終了 備考 ※開始・終了は複数回の場合
https://w.atwiki.jp/mangaroyale/pages/668.html
覚悟のススメ ◆40jGqg6Boc氏 地に転がるは無数の亡骸。 鋼鉄の身体に改造されし彼らは改造人間と呼ばれた者達。 様々な生物の力を人工的に与えられた彼らの力は強大そのもの。 熟練した軍人が武装しようとも容易に仕留められるとは限らない。 だが、既にざっと見渡すだけで数十体以上の改造人間が哀れな末路を晒け出している。 その中に敢然と立ち尽くし、構えの体勢を取る男が一人。 生身の身体に纏うものは超鋼(はがね)。 只の鎧ではなく、英霊を封じ込めしそれは拭えようのない業から生み出された。 魂を持つ鎧の名は『零』――強化外骨格『零』。 そして零を纏う男こそ人類の希望であり一本の剣。 牙無き人々のためには己が刃で悪鬼共の肉を裂き、赤黒い血を浴びる事も厭わない。 たとえ幾多の屍の山を踏み荒らす事となっても後退する事は許されない。 物心ついた時からその身と心に刻まれし使命。 成し遂げるこそをこの世の花と認識した契り事を成就する……それがたった一つの願い。 弓の家に生まれた彼の名は葉隠覚悟。 ――このバトルロワイアルに生き残った参加者の一人なり ◇ ◇ ◇ 「ヒャハハハハハハハハハハハ! 精々楽しませてくれよなぁッ!!」 一体の怪人が狂ったように叫ぶ。 声の主はジゴクロイド、蟻地獄を模したBADANの改造人間。 様子から察して上機嫌には間違いない。 事実、彼はすこぶる機嫌が良かった。 参加者の監視などいたずらに欲求を高まらせるしかない仕事には未練はない。 BADANに抵抗し、それでいてある程度の強さを持ち合わせるバカな参加者。 たとえば村雨良こと仮面ライダーZXのような奴と闘いたい……それこそジゴクロイドが沸々と望んだ希望。 自分の渇きを満たしてくれる存在が目の前に居る事でジゴクロイドの心は躍る。 既に目星は付けていた。村雨と同じくらいに自分を楽しませてくれそうな男。 そんな彼に対して、一通の招待状を――血生臭い闘いという誘い――を送るためにジゴクロイドは動く。 「オラァ!」 怒声と共に右腕を突き出す。 蟻地獄の鋏と形容するに相応しい腕を振りかざし、ジゴクロイドは文字通り突進。 BADANでNo2の存在である暗闇大使の一部から生み出されたジゴクロイド。 スペックは通常の怪人の上を行き、ましてや幹部クラスではない再生怪人との差は歴然。 経験こそ浅いものだがその力は大きく、容赦などはない。 唸るようにジゴクロイドの右の刃が空を切りながら、目の前の対象物に肉薄する。 「チッ! 簡単にはやらせてくれねぇか!」 しかし、ジゴクロイドには肉を引き裂く心地の良い感触がなかった。 それもその筈、ジゴクロイドの凶刃は獲物を――葉隠覚悟の身体に到達していない。 斜めから袈裟掛けに振り下ろされたジゴクの右鋏を覚悟は右の腕で受け止めている。 改造人間の身体を容易く両断する鋏の刃は並大抵のものではなく、たとえ鋼の鎧で肉体が包まれていようとその衝撃は大きい筈。 だが、覚悟は微動だにしない。 そのまま押し込み、斬りかかろうとするが覚悟の力には及ばず。 バイザーを下げ、深く被った鉄のヘルメットの奥底で覚悟は只、ジゴクロイドを睨む。 鬼すらも逃げかえるような険しい形相を目の当たりにしジゴクロイドは――笑った。 自分の予想以上の力を覚悟は持っている事に悔しさが吹き飛んだとでも言うかのように。 ジゴクロイドは純粋に喜びを見せている様に口元を歪めた。 「余裕だな、おい!」 右腕が止められるものならばどうするか。 取るに足らない自問に答える間もなくジゴクロイドは空いた左腕を振るう。 既に右腕と同じように変化させている左の鋏がしなりながら覚悟の左上半身を狙う。 依然、ジゴクロイドの右腕をしっかりと掴んだ覚悟には動く素振りは見られない。 いや、動かないわけではない。 “未だ”動く必要はなかったのだろう。 肘を立てて、左腕を翳す事によりジゴクロイドの斬撃を受け止める。 零の左腕部装甲とジゴクロイドの左鋏が鬩ぎ合い、軋むような音がまるで悲鳴の如くに響く。 力と力の均衡によりジゴクロイドと覚悟の二人は互いに一歩も動こうとはしない。 しかし、それも所詮僅かな時間での出来事。 数秒にも満たない間隔を経て、ジゴクロイドは右足を振り上げ漆黒の膝で覚悟の腹部へ叩き込む。 まさに我ながら絶妙なタイミング。 両腕を覚悟のそれらと重ねながらジゴクロイドは密かに笑みを零す。 刹那、唐突にジゴクロイドの視界一杯に“何か”が広がった。 「ガッ! てめええええええええええ!!」 放った膝蹴りは覚悟の身体には届かず、それどころかジゴクロイドは苦しそうな叫びをあげる。 まるで頭の先から後方へ向かって引っ張られたように、上半身を仰け反ったジゴクロイドの顔には赤い模様が散在している。 それは改造されし身体に流れる人工血液の一片。 一瞬の内に人間でいう口の部分が無残にも潰された事で赤い血液が散らばり、やがてジゴクロイドの足元にも滴り落ちた。 そして頭部を引いた覚悟のヘルメットに映るものもは幾つもの赤い斑点。 ジゴクの打撃よりも速く、零で覆われた強固な頭部で頭突きを繰り出した覚悟には外傷などある筈もない。 再び予想以上の反撃を食らったジゴクロイドは思わず数歩後ずさる。 自然と覚悟の両腕に食い込んでいたジゴクロイドの両の鋏が緩む。 ジゴクロイドが気づいた時には既に遅い。 その隙を見逃す事もなく、覚悟は両の腕でジゴクロイドの拘束を跳ね退け、息をつかせる間もなく跳んだ。 鋼に包まれし両脚をまるでバネのように使い、前方へ踏み飛ぶ。 ジゴクロイドの目の動きよりも一手、二手以上先を行く動きで覚悟の右腕が滑るように叩き込まれる。 「ガアアアアアアアアアアアアッ!!」 打ち出すのでは手緩い。 まるで“撃ち出す”ように放たれた覚悟の右の拳がジゴクの左頬へ走る。 速さは正に疾風の如く、衝撃は鈍重な鉛の如し。 ジゴクロイドの左顔半分を抉るように覚悟は拳を奮い、周囲に一際大きな鈍い音が鳴る。 幼少の頃から鍛えしその剛なる拳は地に聳える大木すらも打ち倒す。 堪え切れずジゴクロイドの身体は簡単に後方へ吹っ飛んでゆく。 洩らすものは痛みと悔しさに塗れた叫び。 外へ吐き散らすものは鮮血と涎が入り混じった汚らしい液体。 たった一度の拳で醜態を晒す事になったジゴクロイドと、入れ替わりに一つの影が覚悟へ駆け寄る。 「シュシュシュシュシュシュシュシュシュシュ!」 ジゴクと覚悟の闘いを見届け、好機を狙っていたのだろう。 面倒な事を嫌い、最終的に自分が手柄を収めればジゴクが別にどうなろうとも問題でない。 ジゴクロイド、そしてカマキロイドと同程度の残虐性を内に秘めし存在が覚悟に挑む。 赤黒い甲殻に覆われたボデイに背中、腹部、両腕と計八本の鋏。 暗闇から生まれしもう一体の怪人、カニロイドが奇声を上げながらジグザグに疾走する。 名前が示すとおり、蟹の特性を受け継ぐ改造人間であるカニロイド。 一直線でなく多角的に、それでいて見かけとは裏腹の高い機動性を持った動き。 幾ら零を纏ったといえども、敵捕捉補助の機能は内蔵していない。 カニを模した頭部についた口の部分から白い泡をぶくぶくと吐き出しながら、覚悟を撹乱する。 「シュ!」 やがて一歩も動かず待ち構える覚悟にカニロイドが顔を向ける。 途端にカニロイドの口元が動き、ノズルのような物体が出現。 現れたと同時にその物体から白色の液体が噴出される。 それこそ特別に精製され、金属やコンクリートすらも溶解する腐食液。 直撃を受ければ、いかに零が展性チタンという特殊金属で出来ていようとも無事であるとは限らず。 狙いの先は勿論、侵入者覚悟のみ。 わざわざ受けてやる義理もない。 更には不意打ちといえども一度両目にしっかりと焼きつけた手段。 覚悟は軽く後方へ跳んで自らに降りかかって来た液体から逃れる。 みるみる内に溶けていく床に少しだけ気を取られるが、覚悟は直ぐに前を向き直す。 その瞬間、覚悟の眼前のカニロイドの身体が跳び込む。 ほんの僅かな時間だけカニロイドから眼を放した覚悟。 まるでそれだけを狙っていたようにカニロイドは長く伸びた両腕の鋏で地を蹴るように弾き、跳躍。 上方から馬乗りの体勢に持ち込むように今度は背中と腹に付いた鋏を突き立てながら、覚悟へ跳んでいた。 しかし、覚悟には動じる様子はない。 只、何も慌てる様子も見せずに軽く両脚を開き――腰の動きと連動する様に右脚を逆袈裟に振り上げた。 「!?」 何が起こったのだろう。 果たしてそう考える時間がカニロイドにあったのかは定かではない。 少なくとも判る事は左脇腹の辺りに強烈な衝撃が走った事。 強固な殻で覆われているにも関わらず、覚悟の上段廻し蹴りはカニロイドに確かな痛みを思い知らせる。 更にカニロイドの身体は先程、内心無様なものだと鼻で笑っていたジゴクロイドと同じように吹き飛ぶ。 意志とは関係なく横殴りに宙を舞う事になったカニロイドは強引に身を捩じり、再び覚悟の方へ向き直った。 蟹の特性を持っている事も要因し外殻の強度には相応の自信はあり、覚悟への闘志は未だ潰れていない。 しかし、振り向いた先に映った影を確認した事で、カニロイドは只驚いたように真っ白な複眼で凝視する。 映った者は勿論、覚悟。 但し、当の覚悟は左手を開き真っ直ぐ此方に向けている。 瞬間、カニロイドは己の危機を悟った。 「シ、シュシュシュシュシュシュ!?」 束の間もなく覚悟は左腕から超高熱弾、“昇華弾”を発射しカニロイドに追撃。 カニロイドは悪鬼の一人であり残虐非道なBADANの一味。 許せぬ感情はあれど、掛ける情けなど考える余地は皆無。 昇華弾の行く末を覚悟はその両眼で見届ける。 一方、カニロイドもそのまま何もしないわけにはいかない。 カニロイドが咄嗟に取った行動は一つ。 見るからに高い温度を持っている事が判る昇華弾に対しカニロイドは背を向けた。 何故ならカニロイドの背中には一際堅牢な甲羅を模した外殻で構成されている。 ショットガンすらも、ヘリコプターの特攻ですらも凌ぐほどの強度を持つ自慢の殻。 これなら心配する事もない。 そう思い込みカニロイドは半ば安堵すらも覚えながら昇華弾の接近を許す。 直撃する昇華弾の感触を確かめ――る間もなくカニロイドの背中に炎が燃え広がり、やがて全身が赤い業炎に焼かれた。 データで確認したよりも更に高い発熱に身を悶え、転がるように床を移動しカニロイドはそのまま覚悟から距離を取る。 一瞬の内にジゴクロイド、カニロイドの両名を撃退した覚悟。 零を全身に纏っているために外からでは判別できないが、彼らとの闘いで感じた疲労の色は見えない。 「ケッ! やってくれるじゃねぇかぁ……葉隠覚悟ッ!!」 その事が既に体勢を持ち直したジゴクロイドは気に食わなかっただろうか。 言葉とは裏腹に若干この状況を楽しんでいる様子すらも感じられる。 実際、あっさりと自分をいなした覚悟の事が憎々しもあり、それでいて認めているに違いない。 手合わせをしてから培っていた想いは更に固くなり、ジゴクロイドは覚悟を自分に喜びを与えてくれる存在だと完全に認識する。 「だがなぁ! まだまだこれからってもんよぉ! もっと楽しもうぜぇ……クヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ!!」 下品染みた、節操もない笑い方。 禍々しい形相を浮かべるジゴクロイドはジリジリと覚悟の方へ再び近寄る。 手痛い反撃を貰ったが未だ足りない。 寧ろ改めて身を持って覚悟の力量を体感した事で欲求は深まった。 底知れぬ欲求を糧にジゴクロイドは自らの戦意を、歩みを止めようとはしない。 燃え盛る炎をようやく消し終え、慎重に事の成り行きを観察するカニロイドにも興味はないようだ。 ジゴクロイドの興味の対象は既に覚悟只一人のみ。 両腕をだらしなく開き、鋏の先端で床を擦りながらジゴクは一歩ずつ進み続ける。 「……おい、どうした? てめぇ、本当にヤル気あんのか……」 しかし、ジゴクの表情は歪み、段々と機嫌が損なわれていく。 元々気性が荒く、感情の浮き沈みが激しいとはいえこれ程までにもはっきりと顔に出るものなのか。 否、ジゴクの感情の推移には確かな理由がある。 事の張本人は今も対峙する覚悟。 それは今まで気にはなっていたが口には出していなかった事。 「なんでずっと黙ってやがる! 気に入らねぇ…… ああ!その澄ました態度は気に入らねぇなああああああああああああああああああ!!」 そう。初めの宣言以来覚悟は一言も口を開いていない。 既に眼を通し、実際に監視カメラで見た分では確かに覚悟は無口という部類には入るだろう。 だが、これほどまでに言葉を発しないのには流石に不信感を覚えるのは無理もない。 やがて募った思いは不審すらも超えて、いつしか明確な苛立ちへと姿を変えてゆく。 両腕を打ちつけて、不愉快な音を撒き散らしながらジゴクロイドは狂ったように叫ぶ。 いつ飛び出しても可笑しくはない。 言うなれば拘束の首輪を外された獰猛な獣が野に放された光景。 ジゴクロイドの兄弟とも言えるカニロイドは動かない。 じっと石のように固まり、自分の最善の行動を見定めるように沈黙を貫く。 そしてジゴクロイドの怒声すらも碌な反応を見せなかった覚悟。 そんな彼は漸く強化マスクで隠された口元を動かし始める。 「……一つだけ訊かせてもらいたい」 「あぁん!?」 呟いた覚悟に口汚く言葉を返すジゴクロイドを気にした様子は見られない。 只一つの問いかけに対する答え。 覚悟には既に予想は出来ているかもしれない。 だが、それでも“ある”事を決断するためにも――覚悟はジゴクロイドに再び問う。 「キサマの拳は何のためにある? BADANのためにか? だが、それでは味方を容易く見捨てる理由にはあらず! たとえキサマは同士と認めていなくとも我らを打ち倒すため、BADANの野望とやらを達成するには一人でも多い方が良いだろう」 「ハァ? 何かと思えばつまらねぇコト訊きやがって……俺は楽しめればそれで良いんだよ。 大体なぁ、俺がてめぇに負けるわけがねぇ! 取るに足らねぇ人間如きが……其処等辺に生えてる雑草の様な奴らがBADANである俺に挑む事自体笑えるぜッ!!」 「ならば――その腐った認識がいかに愚かなコトか思い知らせるのみ!!」 相変わらず騒々しさが目立つ叫びよりも更に大きな声を持って覚悟は一喝。 更に両の拳を握りしめ、覚悟は再び雷鳴の如く闘気を周囲へ醸し出す。 先程の闘いで覚悟が無言で闘っていたのは昂った心を静めるための手段に過ぎない。 最終格闘技零式防衛術は己の感情を殺す事で完成と見なす。 仲間の命に対して何も感じる節が見られなかったジゴクロイドへの大きな怒り。 内なる感情の渦を抑え、ジゴクロイドとカニロイドの相手をしていたが覚悟の挙動は確かに変化を見せ始める。 漸く本気になったのだろうか。 ジゴクロイドのお手軽な気性は打って変わって次第に良好なものとなってゆく――わけにはいかなかった。 「おいおい……ヤル気になったんじゃねぇのか、これ以上イラつかせんな。これは最後の警告ってやつだぜ、わかってんのかぁ……!」 「無論、伊達や酔狂でやっているわけではない」 「ッ!だったらよぉ――――」 呆れたように言葉を投げ掛けるジゴクロイドの表情は依然険しいもの。 寧ろ先程よりも険しさが酷くなり、呆れ返った様子に現れ始めた怒りは隠しようがない。 言葉を続ける度にその程度は増し、覚悟のさも平然とした答えが拍車を掛ける。 たった今覚悟が返した言葉がジゴクロイドにとって無性に気に入らない。 良くもそんな事を真顔で言えたものだ。 言葉と共にどす黒い悪意をジゴクロイドは覚悟に容赦なくぶつける。 そう。やっと言葉を発し、本腰を入れて闘う気になったと思った矢先に―― 「なんで、てめぇはそんなフザけたもんを持ってやがるッ!?」 覚悟が一本のハリセンを手に取ったのだから。 ◇ ◇ ◇ 『覚悟! 何を考えている!? 我らには無駄にする時間などない!!』 今まで覚悟の闘い振りに感心し、口を出していなかった零が交信を飛ばす。 既に心を繋いだ仲である覚悟と零は一心同体の身。 覚悟の意思が零の意思となり、零の意思が覚悟の意思となる。 しかし、零の口調には慌ただしさがはっきりと感じ取れた。 何故なら零にとっても覚悟の行動は全く持って理解不能であったから。 BADAN壊滅のためには逸早く此処を突破する事は必要不可欠。 零式を持って迅速にこの場の敵を殲滅こそが第一の目的に違いはない。 たとえ自分が居なくとも覚悟なら容易く行えるだろう。 覚悟が繰り出す零式は既に従来の格闘技を軽く超越するものであり、事実彼は即急に決着を付ける筈だと零は思い込んでいた。 そのため、態々時間を掛けるような真似を仕出かす覚悟が零にはどうにもわからない。 「すまん、零。60秒……いや、30秒程で良い。俺に時間をくれ」 零の問いかけに答える覚悟。 その表情、声色が織りなすものは強い意思。 先程、覚悟自身が言ったように、決して伊達や酔狂のような軽い感情から起きたものではない。 覚悟の只ならぬ決意を全身で感じ取り、零も腹を据えた。 『了解! 信じるぞ、覚悟!!』 「応!」 想いは一つ、零は再び覚悟に全てを委ね彼はそれら全てを心身で受け止める。 右腕に強く握りしは真っ白な、何の変哲もないハリセンのみ。 だが、覚悟が放つ闘気はいつにもまして無骨ながら一流が成せる代物。 そう。それで十分なのだろう。 未だ覚悟の真意が判らずとも零が覚悟を信頼しない筈がない。 彼ら二人を結ぶ絆がその程度でどうにかなるものでもないのだから。 燃えるように滾る覚悟の熱い鼓動を直に感じながら、零と覚悟は再び一つの炎となる。 「ふざけんじゃねえぞおおおおおおおおおおおおおおおお!!」 そんな時ジゴクロイドが地を蹴り飛ばし、覚悟へ向かう。 この状況であんな玩具のような物を取り出した覚悟。 どう考えても自分を舐め切っているとしか思えない行動。 しかもそれでは飽き足らず今度は此方を無視するかのように鎧と会話をしている。 我慢の限界はとっくの前に過ぎ去っており、そもそもジゴクロイドに引き下がる理由もない。 思い立つ事は覚悟をどんな風に殺してやろうかという事だけ。 一瞬では面白くない。 出来るだけ楽しめるように、覚悟に恐怖を植え付けるように、惨たらしく殺すために。 思わず笑みすらも零れそうな甘美な妄想にふけながら、ジゴクロイドは正面を見据える。 只の望みで終わらせるのではなく、現実のものとする。 覚悟とはまた異なった決意を抱きながら突撃するジゴクロイドはやがて――眼を疑った。 ジゴクロイドが見たものは今までとは違い、自分の方へ疾走した覚悟。 それだけならジゴクロイドは驚く事はなかったかもしれない。 だが、あくまでもそれはジゴクロイドの予想の範疇内での行動を覚悟が行った場合に限る事。 「なっ!?」 そう。只、覚悟が見せた速度があまりにも速かった事にジゴクロイドは純粋に驚いていた。 横殴りに振りかぶった右の刃は呆気なく避けられ、覚悟が一瞬で距離を詰める。 確かに監視カメラによる今までの戦闘記録や事前データで覚悟が相当の実力者である事はわかっていた。 しかし、これはあまりにも予想を超えている――ならどうするか。 どうにか状況を把握し、次の対抗策への決定を僅かな時間で迫られたジゴクロイド。 既に闘う意思は十分な覚悟が悠長に黙っているわけがない。 更に前へ踏み込み、左腕を振り翳そうと動くジゴクロイドへ覚悟の身体が飛び込む。 「遅い」 「ッ! てめぇ、やっぱり俺を舐めてるだけじゃねぇかッ!!」 今や重なるかと思うほど近づいた二つの身体が再び離れる。 ジゴクロイドの横を抜ける間際に覚悟はハリセンを振い、一閃の軌道を描いた。 右腕に握ったハリセンを少し下げ、掬い上げるように一気に振りぬく。 丁度胴に値する部位を弾く様に打ちつけるような一発がジゴクロイドの身体を叩いた。 無論、その打撃に殺傷性などある筈もなくあるのは只、闘いに似つかわしくない軽快な音の響き。 もし覚悟の獲物が一本の真剣であったならば既に致命傷と成り得る一撃。 遊ばれているとジゴクロイドが思うのも無理はないだろう。 碌なダメージは受けていないため、直ぐにジゴクロイドは覚悟へ振り向く。 振り向きざまに覚悟の頭部に狙いを付け、右腕を怒りに任せて振り上げる。 「クソがッ!!」 しかし、覚悟は僅かに身を逸らす事で襲い来る斬撃から逃れた。 焦る様子など微塵も見せない。 何処か別の場所からジゴクロイドの挙動を見通しているかのように、その行動には無駄もない。 それどころか覚悟はカウンターの要領で、ジゴクロイドの右腕を逆にハリセンで弾く。 先程と同じくジゴクロイドの身体に痛みは生じないが、ジゴクロイドの表情は更に歪む。 またも覚悟に良いようにやられた事。 そして相変わらずこんな胸糞の悪い事をやってくれる覚悟の真意の不明瞭さがイラつかせる。 寧ろ不気味さえ思えてきたジゴクロイドはがむしゃらに左腕を、右腕を――両腕を振り廻し覚悟の身体を切り刻みに掛る。 同時に覚悟も依然ハリセンを握りしめ、ジゴクロイドへ駆け寄る。 この闘いで見せた中で一際速い速度を鍛え抜かれた両脚で演出しながら――覚悟は叫ぶ。 「キサマは宣言した、人間など取るに足らぬ存在だと……否! 断じて否! そんな戯言は認めん! 今、この場で敢えて拳を使わない理由は一つ! 俺はキサマが軽んじた人間の力を打ち込んでいる!」 交差するように迫ったジゴクロイドの両腕を掻い潜り、ハリセンを振るう。 同時に声を大にして叫ぶのはジゴクロイドの言動への怒り。 人間を人間と思わないジゴクロイドはまさに真の悪鬼、遠慮はいらない。 猛烈な勢いで打ちつけたのはジゴクロイドの左頬。 只、人間の尊厳のためだけに振るったハリセンだが未だにジゴクロイドに碌な外傷は与えられない。 だが、幾ら打撃性がないと言えど全く意味がないわけでもない。 ジゴクロイドの左頬を抉る様に走ったハリセンによる衝撃。 使い手である覚悟の尋常でない力により繰り出されたその一撃にはハリセンでは到底考えられない程の威力がある。 流石に首が捻じれ切れる程はないまでも、ジゴクロイドの頭部を揺さぶる事には充分。 反吐が出るような覚悟の言葉、思わず視点を揺さぶられた怒りを燃やしながらジゴクロイドは一旦距離を取ろうとする。 「受け切れまい! このハリセンは我が戦友が遺した品、キサマが笑いし人間の力が籠っている! そうだ、今の俺にとってはたとえ一本の刀よりも心強い! 俺を信じてくれた友の! 俺が信じた友の! 繋いだ絆が俺を熱く滾らせる!! キサマは人間の力に負けるのだ、悪鬼ッ!!」 だが、覚悟は逃さない。 右に左に、何度もハリセンを振いジゴクロイドはやがて視線を一定に保てなくなる。 覚悟の脳裏に浮かぶ人影はこのバトルロワイアルで戦友と認めた一人の男。 特に秀でた能力はないにも関わらず義の心を――失われた侍の魂というべきものを秘めていた少年。 志村新八から譲り受けたハリセンを存分に振るいながら、覚悟は天を突く勢いで言葉を並び立てた。 さながら疾風怒濤の猛攻で攻め立てる覚悟にジゴクロイドは為す術がない。 自分が信じる人間の尊厳の炎を燃やし、信念の元に闘う覚悟にかかればハリセンですらも見る者に脅威を齎す。 今まで周囲を包囲していたコマンドロイド達もカニロイドも一歩も動けない。 非殺傷の武器でジコクロイドを此処まで追い詰める覚悟に彼らは思わず戦慄していたためだ。 しかし、依然、猛攻を受け続けているジゴクロイドの表情がやがて嬉しそうに歪む。 そしてなりふり構わず両腕を使って強引に後方へ跳んだジゴクロイドが口を開く。 「ク、クヒヒヒヒヒヒヒ! 記憶にあるぜ! 確かお前にそれをやったのは志村新八というガキ……ケケ、あいつの最期は呆気なかったなぁ! 吉良吉影とやらに騙されて、あいつの能力……スタンドで爆発させられてたぜ! そうさ、あっさりとマジで何もできずに死にやがった……あの時は腹を抱えて笑わせてもらったもんだ!!」 ジゴクロイドが本当に嘲笑っていたのかは判らない。 参加者の監視といえども、一般人の部類に入る新八を態々気にかけていたかどうかは疑問が残る。 恐らくジゴクロイド自身も記憶が確かではないのかもしれないが、そんなことは最早関係がない。 覚悟が口に出した新八を口汚く罵る事で溜まりにたまった鬱憤を晴らそうと考えたのだろう。 ハリセンの猛打によって、赤く腫れ上がっていたジゴクロイドの表情はみるみる活気を取り戻す。 残虐非道の性格の持ち主であり、矮小な人間が恐怖で慄く様子が好きでたまらないジゴクロイド。 満足げに浮かべるその醜い笑顔には一種の達成感すら見えていた。 そしてジゴクロイドは視線を動かし始める。 自分の言葉を受けて覚悟はどういう反応を示すだろうか。 悲しみに暮れるか、それとも自分自身に対して怒り狂った姿を見せつけるか。 いや、もしかすればショックで馬鹿みたいに呆然と立ち尽くしているかもしれない。 密かに抱いた期待を膨らませながら、ジゴクロイドは覚悟を捜すが――その必要はなくなった。 「ガッ!」 「戦士の最期を侮辱する者――畜生よりも劣るなり!!」 何かが火を噴く音が聞こえていたかと思うと、ジゴクロイドの右頬に鋭い衝撃が走る。 打撃の主は勿論覚悟、使用した獲物は今まで通りのハリセン、ジゴクロイドが聞いた音は零のバーニアの音。 ジゴクロイドが離脱した瞬間、既に追撃のために覚悟は突進を掛けていたためジゴクロイドは予想外の一撃を貰う。 新八の死について吉良がやったという事だけは服部平次から既に聞いていた覚悟。 それでも再び新八の死を、それも詳細を知らされる事は酷な事だろう。 事実、覚悟の動きは若干鈍り、ジコクロイドへの攻撃はほんの少し遅れていた。 だが、覚悟は泣きごとの一つも決して口には出せない。 ジゴクロイドのような下賤な男に言いように言われた新八の尊厳を守るように、宿した感情を力に変えて叩き込むのみ。 あまりの衝撃、覚悟の本気の力が籠ったハリセンは圧倒的な力を生み、ジゴクロイドの身体をきりもみさせ――吹き飛ばした。 まさかハリセン如きでこれまで――。 思わず周囲を取り囲んでいた全員がそう思っていただろう。 そう。それは宙を舞うように浮いていたジゴクロイド自身が一番強く思っているに違いない。 「――ッ! 何してやがる、てめぇらッ! さっさとこいつをブチ殺せええええええええええええええええええッ!!」 最早、手段などどうでも良くなったのだろう。 無理やり身体を捻り、両腕で床を切りつけるように跳ね上がってジゴクロイドは大勢を整えた。 雁首を揃えて事の成り行きを見守るしかなかったコマンドロイド達に、ジゴクロイドは指示を飛ばす。 誰がどう見ても怒り心頭といった様子で両目は赤く血走っている。 暗闇の子とも言える存在であるため、コマンドロイドは命令に逆らうわけにはいかない。 直ぐに各々地を蹴って、覚悟を倒すべくコマンドロイドが殺到する。 そしてハリセンを構えていた覚悟は己の身体を徐にコマンドロイドの集団に向き直す。 何故か再び覚悟はバイザーを下げ、その素顔を周囲へ曝け出し、ハリセンを見つめ続ける。 『気が済んだか、覚悟?』 「ああ、すまなかったな零。これで迷いはない」 『ならば良し! きっとお前の友も満足であろう』 「そうであるコトを希望する。では――行くぞ、零!!」 『了解!!』 ハリセンを凝視していた覚悟の視線がやがて離れる。 両目に映る影は自分の方へ群れをなして走ってくるコマンドロイドの大群。 覚悟は必勝の身では非ず、いつかはその命を散らすだろう。 しかし、恐怖などはない。 必ずしも勝てるとは言い切れない闘いに身を投じた時は口に紅を引いて、敗北の瞬間に礼を尽くす。 そう。たったそれだけの事。 負ける事は恥じる事ではない、闘わぬ事が恥なのだ。 故に覚悟はどんな状況でも闘い、そして絶えず己の死を覚悟する身である。 だが、今この闘いでは覚悟は微塵にも恐れは感じていない。 その手に握り締めたハリセンが覚悟に言いようのない力を与えてくれるためだ。 本来の世界で堀江罪子や覇岡大らと結んだ仲間という絆。 この殺し合いで知り合い、別れ、そして歩んできた仲間の一人一人の面影を思い浮かべ覚悟は再び構えを取る。 バイザーを上げ、ハリセンをその場に置き、雷鳴染みた闘気を遠慮なく焚きつける。 ――覚悟完了! 再度、零と心を繋ぎ、覚悟はコマンドロイドに真向から突撃する。 ◇ ◇ ◇ 「おいおい……なんの冗談だよ、これはよぉ!!」 ジゴクロイドが叫ぶ。 その声には今まで見せなかった恐れすらも見える。 そう。ジゴクロイドは今、目の前で起きている事が信じられない。 未だに覚悟の身体が地に倒れ伏していない事にジゴクロイドはその場に立ち尽くしていた。 「どうした! 俺は未だ健在なり!!」 既に残骸となりしコマンドロイドの数は十よりも多い。 仮面ライダーZXのボディを模して造られたため、そのスペックは一般の戦闘員にしては低くない。 覚悟と零の力量が更にその上を行くだけの話。 その実力は必要以上の感情を消去されたコマンドロイドですらも畏怖する。 だが、命令がある限り彼らは覚悟と闘わなくてはならない。 更にもう一体のコマンドロイドが意を決したように覚悟へ挑む。 覚悟へ拳を叩きこもうと右の拳を振り上げながら走りゆく。 「直突!」 しかし、粉砕されたのはコマンドロイドの方。 コマンドロイドが放った拳は覚悟の左手の掌握により完全に沈黙。 お返しと言わんばかりに打ち放った拳で覚悟はコマンドロイドの頭部を潰す。 相手の攻撃を受け、逆に避ける暇もなく反撃を行う。 言うなれば肉を切らせて骨を断つカウンター技法こそ覚悟の真骨頂。 今まで何度かコマンドロイドの拳を受けたため、左腕には若干のしびれがあるが問題はない。 正拳――直突を放った拳を引き戻し、覚悟は次の攻防に備え始める。 見れば今度は残った五体のコマンドロイドが一斉に覚悟へ向かっている。 今更動じる事もない。 冷静に左腕を構えて、覚悟は咆哮を上げた。 「零、昇華弾!」 『任せろ! 昇華弾発射!!』 撃ち出された業火の弾丸が一体のコマンドロイドに直撃。 あまりの威力に周囲のコマンドロイドにも飛び火し、彼らの進行の勢いは衰える。 やがて沈黙を余儀なくされた一体から距離が遠い順に、計三体のコマンドロイドが覚悟を襲う。 先頭のコマンドロイドは簡易型の電磁ナイフを構え、我先にと覚悟の腹部へ突き刺すに繰り出す。 後方の二体は十字手裏剣、そして特別に持たされた衝撃集中爆弾で覚悟の動きを牽制する。 一人一人では相手にはならないため、集団戦を仕掛けた事は評価出来るだろう だが、その挙動も覚悟には遅いものであった。 幾らスペックが優れていようとも心が――魂がなければ恐るには足らない。 ――一体目 十字手裏剣と衝撃集中爆弾を多少その身に受けながらも、掻い潜った覚悟に肉薄。 電磁ナイフを身を横に逸らす事で避けられ、反撃に強烈な肘打ちを胸部に喰らう。 たちまち教部装甲がボロボロと音を立てて崩れさる。 一体目が地に倒れ伏すまでに覚悟は眼もくれず、突進。 続く二体目に向かった。 ――二体目 主に十字手裏剣での掃射を担当していたコマンドロイド。 今まで目の前で同類達が何度もやられているのを確認したにも関わらず、覚悟の速度を誤算。 ショートレンジの闘いを余議なくされ、右足による回し蹴りを狙うが時既に遅し。 突進の勢いを利用し、一回転を経て繰り出した覚悟の裏拳を顔面に直撃する。 防ぐ事は叶わず、めでたく残骸の仲間入りを果たす。 そして既に標的は三体目に移り変わる。 ――三体目 衝撃集中爆弾を投げていたコマンドロイド。 二体目と同じく距離の近さを確認。 先の一体よりは余裕があったため、右膝に衝撃集中爆弾をセット。 自爆覚悟で右膝蹴りによる着弾を狙う。 渾身の力で振りぬくが、覚悟との距離感が著しく狂った。 瞬時に軽く零のバーニアを噴き、距離を詰めた覚悟が放ったものは正拳。 剛拳により胴を貫かれ、やがてそれっきり動かなくなる。 右腕を振い、三体目のコマンドロイドの残骸を振りほどき、覚悟は更に前方へ跳んだ。 ――四体目 先刻、昇華弾の直撃を喰らったコマンドロイドの一番近くに居た一体。 漸く炎の勢いも収まり、体勢を整え直した矢先に覚悟の急速な接近を察知。 直ぐに覚悟の攻撃に備えようと構えるが、ふいに彼のメインカメラが死んだ。 コマンドロイドの顔面に、覚悟の右足が突き刺さり、全てを粉砕している。 己の作戦失敗を悟り、四体目、最後のコマンドロイドの意識は深い闇に沈む。 ――そう。此処を持ってこの場に居る全てのコマンドロイドが機能を停止した。 「シュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュッ!!」 そんな時、今まで様子を窺っていたカニロイドが覚悟へ向かう。 恐らく覚悟の疲労が溜まるのを待っていたのだろう。 コマンドロイドを覚悟の消耗を誘うために敢えて自分は手出しに入らなかったカニロイド。 見てみれば覚悟が纏う零にも所々傷が見え、覚悟の息も荒い。 ジゴクロイドに手柄を、得物を取られる前に自分が覚悟を殺すのには絶好のチャンス。 そう思い立ち、カニロイドは全速で覚悟の元へ走り始めた。 「――赤熱化!!」 一方覚悟も零のバーニアに火を灯し、カニロイドへ突撃。 零によって発された高熱を全身に纏い、真っ赤に発光する覚悟。 蒸気すらも立ち昇り、その温度の高さを物語る。 両腕を握り前方へ突き出し、真紅の弾丸となりてカニロイドへ恐るべき速度で迫る覚悟にカニロイドの両眼が妖しく光った。 再び口元のノズルを動かせ、強力腐食液を噴射するカニロイド。 真っ向から突き進む覚悟に避ける様子は見られず、カニロイドは勝利を確信する。 だが、それが間違いである事をカニロイドが知る事は永久になかった。 「手緩い! 激突!!」 赤熱化により高熱の膜とも言うべきものを纏った覚悟。 そんな覚悟に振りかかろうとした腐食液はあまりの高温で蒸発。 覚悟には一滴も掛かる事はなく、覚悟を遮るものは最早は何もない。 勢いを殺すことなく、覚悟は赤く光った両腕で呆然とするカニロイドの身体を一瞬でぶち貫き――通り抜けた。 「――!!!!!?」 赤熱化を解き、軽く膝を地につく覚悟の後ろでは大きな穴が空いたカニロイドの姿。 先程の昇華弾で相当装甲が脆くなっていたのだろう。 背中の殻ごと身体の半身を削り落すように焼失したカニロイドはゆっくりと倒れ、やがて大きな爆発が起きる。 それが暗闇の子の一人、カニロイドの最期だった。 「てめえええええええええええええええええええええええええええええッ!!」 カニロイドが死んだための叫びではない。 ジゴクロイドが抱くのは只、これほどまでにも好き勝手にやってくれる覚悟への怒り。 覚悟に抱いていた恐れを振り払い、ジゴクロイドは両腕を翳しながら両脚を走らせる。 このまま戦況を暗闇大使に報告するわけにはいかない。 自分が必ず覚悟の首を取らなければこの失敗は許してもらえないだろう。 がむしゃらに身体を動かし、覚悟にありったけの恨みや怒りをぶつけるためにジゴクロイドは地を駆ける。 そんな時、ジゴクロイドは見た。 何故か、一段と険しい表情を浮かべた覚悟の姿が異様に大きな存在に錯覚してしまう。 理由は全くわからない……いや、認めたくない。 そう。ジゴクロイドは今も恐怖していた。 覚悟の計り知れない力は到底自分が叶うものではない――その事実を認識することが、只純粋に。 「おらあああああああああああああああああああああああああああああッ!!」 両腕を真上から真下に振り下ろす。 後の事など考えていない、考える余裕もない。 覚悟を殺すだけを考えて放った斬撃――しかし大きな手ごたえを感じない事に思わずジゴクロイドは怒りを通り越し、悲しみすらも覚えた。 そして零の左腕部の辺りに小さな亀裂が入った覚悟が飛び込む。 右腕を振りかぶり、ジゴクロイドの懐へ一瞬で近づき―― 「――因果ッ!!」 天に突き上げたかのように撃ち出した必殺の正拳、“因果”がジゴクロイドの腹部に食い込む。 所詮、一発でしかない拳。 だが、その一撃はジゴクロイドに尋常ではない痛みを味あわせ、彼は抵抗の術を失った。 貫かせたまま覚悟は腕を上げた事により、ジゴクロイドの身体が宙へ浮く形となる。 既に勝敗は決した。 だれの目にもジゴクロイドには腕一本動かす力はなく、覚悟が勝負を制したと思える光景。 しかし、ジゴクロイドは勝ち誇った顔で口を開き始める。 「けっ……俺に勝ったからっていい気になるんじゃねぇぞ……。BADANには親父が……暗闇大使が居る……。 津村斗貴子とかいう女が殺し合いに乗ったのも……親父のお陰だ……」 「なんだと! 真か!?」 「当たりめぇだろ……へっ、親父は俺たちより容赦がねえぜ……精々後悔するんだな。 ……人間の……分際で親父を、BADANを……敵に回したお前たちの愚かさを……地獄で待ってるぜ、クソ野郎が…………」 苦し紛れに言い放ったジゴクロイドの言葉。 津村斗貴子の一件に暗闇大使という男が関わっていたという事実が強烈に響く。 ルイズを、柊つかさを、川田章吾、そして自分達に襲いかかった悲劇。 許してはおけない。 全ての発端となった悪鬼の存在を認識し、打倒暗闇大使を深く心に刻み込む。 そして覚悟は口を開く。 悪鬼といえども自分に対し最後まで闘ったジゴクロイドに言葉を送るために―― 「ならばキサマ達、BADANが何度でも我らに勝利はないと言ったとしてもその都度、俺はこの言葉で答えよう――」 バイザーを下げ、空いた拳を握る。 それは決意の現れ、今後全ての使命を必ずやり遂げる事を示す近い。 既に何も反応を示さなくなったジゴクロイドに、何処かで見ているかもしれないBADAN共に叩きつける。 「人間は――決してBADANには負けない」 牙無き人々のために闘う覚悟は人類を愛し、その力を知っている。 その口調には一片の迷いなどはない。 持ち上げた腕で昇華弾を撃つのと、覚悟が言葉を発したのはほぼ同時。 赤黒く燃え上がるジゴクロイドの残骸を振り落とし、覚悟はやがて背を向けた。 ――この殺し合いを一刻も早く終わらせるために。 【ジゴクロイド@仮面ライダーSPIRITS:死亡確認】 【カニロイド@仮面ライダーSPIRITS:死亡確認】 【エリア外 サザンクロス内部/2日目 日中】 【葉隠覚悟@覚悟のススメ】 [状態]:全身にダメージ中。疲労中。首輪が解除されました。 [装備]:強化外骨格『零』@覚悟のススメ [道具]:大阪名物ハリセンちょっぷ 滝のライダースーツ@仮面ライダーSPIRITS(ヘルメットは破壊、背中部分に亀裂あり)、首輪(覚悟) [思考] 基本 牙無き人の剣となる。この戦いの首謀者BADANを必ず倒し、大首領を殺す。 1:別れた仲間と合流。 2:葉隠四郎、暗闇大使を必ず倒す 3:ヒナギクを愛さない 【備考】 ※零と一体になる事に迷いはありません 【対主催者グループ共通思考】 『大首領を殺す作戦』 1:大首領を強化外骨格の中に降ろしてから、成仏鉄球で成仏させる。 2:そのためには大首領を弱らせる必要がある。 3:強化外骨格内部の死者ならば、大首領を内側から攻撃できる可能性が高い 254 真・仮面ライダー ~決着~ 投下順 256 Bellis perennis 254 真・仮面ライダー ~決着~ 時系列順 256 Bellis perennis 251 人の瞳が背中についていない理由は 葉隠覚悟 258 拳
https://w.atwiki.jp/earthmukamuka/pages/323.html
ニコニコ動画/昆虫 2007-12-11 身近に潜む虫たち 1/2 http //www.nicovideo.jp/watch/sm676421 身近に潜む虫たち 2/2 http //www.nicovideo.jp/watch/sm676537 襲撃 スズメバチの恐るべき生態 part1 http //www.nicovideo.jp/watch/sm971931 襲撃 スズメバチの恐るべき生態 part2 http //www.nicovideo.jp/watch/sm974824 襲撃 スズメバチの恐るべき生態 part3 http //www.nicovideo.jp/watch/sm976476 ミツバチは大変なオオスズメバチを盗んでいきました http //www.nicovideo.jp/watch/sm1187649 【アリジゴク】 アリジゴクの観察と研究 エピソード1 捕獲編 http //www.nicovideo.jp/watch/sm1253763 アリジゴクの観察と研究 エピソード2(パーフェクト版) 巣作り編 http //www.nicovideo.jp/watch/sm1322895 アリジゴクの観察と研究 エピソード3 捕食編(前編) http //www.nicovideo.jp/watch/sm1426270 アリジゴクの観察と研究 エピソード3 捕食編(後編) http //www.nicovideo.jp/watch/sm1486611 アリジゴクのエサ探してたら、でかいだんご虫見つけた。 http //www.nicovideo.jp/watch/sm1479120 アリジゴクの観察と研究 外伝(画像なし)Q&Aコーナー http //www.nicovideo.jp/watch/sm1504974 アリジゴクの観察と研究 エピソード4 人の生活とアリジゴク編 http //www.nicovideo.jp/watch/sm1669249 戻る
https://w.atwiki.jp/dqmb/pages/731.html
闇竜バルボロス このページはバトルロードで敵として登場するバルボロスについて書かれています。 →レジェンドモードの魔王時 →プレイヤー使用時 HP(1Pバトル時) HP(2Pバトル時) ちから かしこさ みのまもり すばやさ 5000 6200 389 112 120 91 つよい 雷/暗黒/炎・氷・灼熱属性の攻撃 よわい 風/光属性の呪文 技名 属性 対象 補足 黒翼のツメ 打撃/マヒ 敵単体 物理 闇竜のムチ 打撃 敵全体 物理 威力 720 ジゴスパーク 雷呪文・暗黒呪文 敵全体 呪文 ダークブレス 暗黒/猛毒 敵全体 ブレス 邪竜のはばたき 暗黒・風/マヒ 敵全体 特技 いてつくはどう - 敵全体 全ての効果を打ち消す 特徴/攻略 グレイナルと対を成す闇の竜。 ドラゴン系に特効のあるドラゴンキラーや竜神王の剣・弐の太刀、SP秘剣ドラゴン斬りが有効。 1P時行動パターン ターン 行動A 行動B 種類 属性 1 黒翼のツメ ダークブレス 物理/ブレス 打撃?・マヒ/暗黒・猛毒 2 ジゴスパーク いてつくはどう 呪文/× 雷呪文・暗黒呪文/全ての効果を打ち消す 3 邪竜のはばたき 闇竜のムチ 特技/物理 ?・マヒ/打撃?・暗黒? 4 ジゴスパーク いてつくはどう 呪文/× 雷呪文・暗黒呪文/全ての効果を打ち消す 5 ダークブレス 邪竜のはばたき ブレス/ 暗黒・猛毒/?・マヒ 6 ジゴスパーク 呪文/ 雷呪文・暗黒呪文/ 2P時行動パターン ターン 行動A 行動A 行動Aの種類 行動B 行動B 行動Bの種類 1 いてつくはどう 闇竜のムチ ×/物理 黒翼のツメ ダークブレス 物理/ブレス 2 いてつくはどう ジゴスパーク ×/呪文 黒翼のツメ ジゴスパーク 物理/呪文 3 いてつくはどう 黒翼のツメ ×/物理 闇竜のムチ ダークブレス 物理/ブレス 4 いてつくはどう ジゴスパーク ×/呪文 黒翼のツメ 闇竜のムチ 物理/物理 5 いてつくはどう 闇竜のムチ ×/物理 邪竜のはばたき ダークブレス 特技/ブレス 6 ジゴスパーク 黒翼のツメ 呪文/物理 ジゴスパーク ダークブレス 呪文/ブレス ※2Pプレイ時の行動パターンについて 2Pプレイの場合、各ターン毎に行動A・行動Bの中から1つが選ばれる。 行動A・行動Bのどちらかが先に出るかはランダム。 ↑続きおかしい? 毎ターンいてつくはどうあんの そうかもう一回確かめてくだちいな -- (はぐメタ) 2010-08-17 12 21 41 ビクトリーのレジェンド9の行動パターン 1ターン目 ジゴスパーク 2ターン目 闇竜のムチ 3ターン目 黒翼の爪 4ターン目いてつくはどう -- (名無しさん) 2010-12-18 02 01 26 ビクトリーレジェンドの行動パターンに追加 1ターン目 ダークブレス -- (名無しさん) 2010-12-23 02 49 17 こいつ状態異常耐性低すぎ -- (ゾーマ) 2014-03-30 12 46 00 ダークブレス→黒く輝く闇の炎 ブレス 暗黒 炎 猛毒 990 -- (名無しさん) 2018-02-09 16 59 03 ジゴスパーク→ドルモーア 暗黒呪文 -- (名無しさん) 2018-02-09 16 59 38 黒翼のツメに暗黒属性追加 740 -- (名無しさん) 2018-02-09 17 00 36 闇竜のムチ 威力が高い 840 -- (名無しさん) 2018-02-09 17 55 35 邪竜のはばたき 暗黒風雷 マヒ 840 -- (名無しさん) 2018-02-09 17 57 17 かしこさ112→132 つよい 暗黒氷炎灼熱爆発雷 よわい 光風呪文 -- (名無しさん) 2018-02-09 17 59 33 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/harukotatsu/pages/177.html
Chapter5 ~砂漠調査その2~ GM:砂塵の中から3体のアリジゴクが現れた 鉤針 神楽:「ちぃ!団体さんのお出ましかぁ!」嬉しそうに カルノ:「なんかきた!?」 犬神・烙連:「………はぁ、沢山出て来ちゃった やだなぁ…」 カルノ:「よーし!変身!」 カルノの身体が鬼と獣の姿に変貌していく… 東雲 風切:(ばっさばっさ) 犬神・烙連:「がんばってね あたしは戦えないもん」 降りる 鉤針 神楽:「おう!任せとけ!」 カルノ:「アオォォォォン」 犬神・烙連:「……犬は忠義は尽くすものだから… サポートはしてあげる」 烙連は神楽に炎をつかさどる精霊の力を与えた 東雲 風切:「(生物か・・・ならば・・・!)クエェ!」 アリジゴク:「ギギギ…!」 風切の格闘術はアリジゴクの硬い皮膚ものともせず、一撃で致命傷を与えた アリジゴク:「(コロッ)」 東雲 風切:「(その程度かぁ!?)クエェーッ!」 カルノ:「グルルルルル!ガウッ!」 アリジゴク_2:「ギギギ!」 カルノの打撃は性質上、アリジゴクの皮膚には効果が薄いようだ… アリジゴク_2:「ギチギチ…」 カルノ:「グルルル・・・アオォォン!!」 犬神・烙連:「…応援しろって?」 烙連マジ応援要員 鉤針 神楽:「うおお、燃えてきたぜー」 アリジゴク_2:「ギギギ…」 鉤針 神楽:20+6d6 DiceBot (20+6D6) → 20+18[6,5,1,1,1,4] → 38 ファンブル5回目 T.K:これが・・・不幸か NOeL:なん・・・だと 昏衣:これはファンブルだな( 葉鐘:埋まってても発動する不幸ゾーン 神楽の攻撃はアリジゴクの脇をすり抜けて行った 鉤針 神楽:「ちくしょう!もういっちょだ!」 鉤針 神楽:20+6d6 DiceBot (20+6D6) → 20+26[1,5,6,2,6,6] → 46 アリジゴク_2:20+2d6 DiceBot (20+2D6) → 20+2[1,1] → 22 ファンブル6回目 昏衣:お GM:お 昏衣:CT 東雲 風切:おっ NOeL:今度はくりった T.K:CTィ GM:そして 昏衣:そして大F( T.K:そしてF。 GM:こっちの受けはF( りす:CT&F 衣音:荒れますね 神楽の攻撃はアリジゴクの防御をかいくぐり、急所を直撃した アリジゴク_2:「ギチギチ…」 アリジゴクは息絶えた… 鉤針 神楽:「残るは1匹だな!」 犬神・烙連:「ふれー ふれー いっぱつきめてやれー おー」 カルノ:「アオーン♪」 鉤針 神楽:「いくぜ!」 アリジゴク_3:「ギチギチ…」 最後のアリジゴクは神楽の攻撃を本能的に見切り、仕返しとばかりにその大あごで神楽を挟みこんだ 鉤針 神楽:「ちっ!」 INSフェイズ… 犬神・烙連:16+3d6 DiceBot (16+3D6) → 16+14[4,5,5] → 30 鉤針 神楽:16+2d6 DiceBot (16+2D6) → 16+4[3,1] → 20 カルノ:20+2d DiceBot (20+2D6) → 20+6[1,5] → 26 東雲 風切:20+2d6 DiceBot (20+2D6) → 20+2[1,1] → 22 ファンブル7回目 りす:ぎゃぁ( GM:シナモーン!( 昏衣:あかんな、これ( T.K:不幸すぎる( 東雲 風切:「(・・・!? くっそ・・・熱中症か・・・)グエ・・・」 犬神・烙連:「はぁ、熱血もいいけど …それよりもう熱い…熱すぎるし、流砂に落ちた2人も心配だから、もうカルノ決めちゃってよ」 カルノにさらに強力な炎の力が宿る… カルノ:「アォォォォン!」 アリジゴク_3:「ギギギ…!」 カルノの炎が宿った拳がアリジゴクを頑強な皮膚ごと焼き尽くした カルノ:「グルルル・・・(人間に戻る)倒したぞー!!」 犬神・烙連:「ぴょん!ぴょん!(近寄る) 血の気多いなぁ…」 東雲 風切:「(ちぃ・・・最後は取られたか・・・)クエ・・・」 GM:地面から銀志郎と明が這い出してきた。どうやら蟻地獄から自力で脱出したようだ。 カルノ:「あ出てきた、おかえり!」 有賀 銀志郎:「ゲホッ、うえ、砂が・・・」ペッペッ 鉤針 神楽:「ぶじでよかった!」 秋篠 明:「・・・うぅ、かはっ! はぁ・・・はぁ」 秋篠 明:「やれやれ・・・かっこ悪いな。いつまでたっても」 犬神・烙連:「無事なら何よりだけど… この地図、酷い所に案内するって怒りたいんだ!」 肩に飛び乗る カルノ:「えー、でも楽しかったよ!」神楽によじ登りながら 有賀 銀志郎:「そりゃ良かったな、と・・・」アキレ 秋篠 明:「はぁ・・・酷い目にあった」 鉤針 神楽:「それにしても・・・オメェら!つえぇなぁ!」 鉤針 神楽:「見なおしたぜ!」 カルノ:「えっへん!」 東雲 風切:「・・・まぁ、当然だ」トランスフォーム半獣化 犬神・烙連:「あたしは特に見直されはしないでしょうけど…」 鉤針 神楽:「そんなことはねぇぜ!俺の組織じゃ支援を笑う奴が一番馬鹿にされるんだぜ!」 犬神・烙連:「そ、そうかな? …そ、そそそんなこと言ってもあたしは嬉しくないからね!」 おお…テンプレテンプレ 鉤針 神楽:「いっちょまえにてれやがって、このこのぉ!」らくれんを撫で回す 犬神・烙連:「う、うわー… や、やめろーっ」撫でられる Chapter4 ~砂漠調査その1~ << 目次 >> Chapter6 ~砂漠調査その3~
https://w.atwiki.jp/opedmiroor/pages/2786.html
ナレーター「キロスはイアル姫を奪い、風地獄の中へ逃げ込んだ!」 タケル「美緒―――――!!」 キロス「イアル姫、冷たかろう。だがそれも今しばしの辛抱。冷たく長い眠りから、そなたを目覚めさせるのは、このキロス!」 キロスが目からの光線でイアルの氷柱を撃つ。 ケンタ「タケル!待てタケル!」 タケル「ケンタ、どいてくれ!美緒を助けに行くんだ!」 ケンタ「風地獄に入って生きて帰ってこれたのは、キロスだけなんだぜ!」 タケル「キロスに帰ってこれたなら!俺にも帰ってこれる!・・・頼むケンタ、行かせてくれ・・・」 ケンタはマスキードリルの格納庫の扉を開けた。 タケル「ケンタ・・・・」 ケンタ「送っていくぜ」 「タケル!」 タケルとケンタが出ていった。 アキラ「ケンタ、どういうつもりなんだ?」 姿「タケルを止められないことが分かったのさ。君達もタケルと同じ立場だったら、行ってしまうだろう」 よみがえったイアル姫 レッドマスクとブラックマスクを乗せたマスキードリルが大地を進む。 ブラック「マスキードリル、テイクオフ!」 マスキードリルが地中へと潜った。 ブラック「チューブは任せておけ!」 レッド「すまんブラックマスク。美緒を必ず連れて戻ってくる」 レッドマスクが地底を進む。 レッド「風地獄はどこだ!」 足下が崩れ、レッドマスクが落ちていった。 レッド「う!うわ―――!」 キロス「一体どうしたら溶けるのだ!」 レッド「うわ―――!」 キロスの元へレッドマスクが落ちてきた。 キロス「レッドマスク!よくもここまで!」 レッド「キロス!美緒!」 キロス「イアル姫は渡さん!」 レッド「美緒のためなら地獄の果てもいとわん!今助けてやるぞ」 キロス「ぬかせ!この風地獄から生きて帰れると思っているのか!はあ!」 レッドマスクとキロスが戦う。 その戦いをゼーバ達が見ていた。 ゼーバ「ははははは、これで2人とも終わりだ!」 2人は風地獄の奥の、風の源に来た。 キロス「な、何だあれは!」 「風地獄の奥に、こんなところがあったとは!」 レッド「凄い力だ!」 キロス「吸い込まれる!」 ゼーバ「風地獄を操る地帝獣!ジゴクドグラーがお前達を待っているのだ!」 地帝獣ジゴクドクラーが出て来た、 ジゴクドクラーは光線で2人を撃つ。 レッド・キロス「「うわ―――!」」 レッド・キロス「「とりゃーーーー!」」 立ち上がった2人は、同時攻撃をジゴクドクラーに炸裂させた。 ジゴクドグラーは口から突風を吐き、レッドマスク、キロス、そしてイアルの氷柱を地上まで吹き飛ばした。 ゼーバ「まさか、風地獄から抜けだそうとは。イガム!」 イガム「はっ!」 ゼーバ「氷ごと吹っ飛ばしてしまえ!何としてもイアル姫を生かしてはならん。 分かっておろうな。裏切り者イアルを倒さねば、イガム家の復活はないぞ! イガム「元より!あんな奴は妹とは思ってはおりませぬ!」 タケルはイアルの氷柱にかけよる。 タケル「美緒!美緒!美緒・・・・」 そこへイガム達とジゴクドグラーが来た。 タケル「イガム!」 イガム「やれ!ジゴクドクラー!死ねイアル姫!」 ジゴクドグラーがイアルの氷柱に光線を撃つ。 タケル「そうはさせん!」 タケルは光線からイアルの氷柱を庇った。 タケル「うわ―――!」 タケル「おーりゃー!」 タケルは飛び蹴りでジゴクドクラーを弾き飛ばした。 イガム「おのれタケル!」 タケル「イガム!美緒はお前と血を分けた妹じゃないか!」 イガム「イガム家復活を邪魔するものなど妹ではない!」 その間にキロスがイアルの氷柱に駆け寄った。 キロス「イアル姫は誰にも渡さん!」 タケル「キロス!」 キロス「イアル姫は俺のものだ!はははははは!」 タケル「待て!」 キロスは鎖鎌を振り回して竜巻を起こして、イアルの氷柱と共に飛び去っていった。 タケル「美緒!美緒―――!」 イガム「探せ探せ-!」 「はっ!ジゴクドグラー!」 ジゴクドクラーが光線を撃ち、タケルが吹き飛ばされた。 タケル「うわ―――!」 タケル「美緒・・・美緒・・・・・」 手分けして探していたオヨブーに鎖鎌がかけられ、引き寄せられた。 オヨブー「うわ!」 キロスがオヨブーに鎌を突きつける。 オヨブー「キロス!」 キロス「俺は一度欲しいと思ったものは必ず手に入れるのだ」 キロスはオヨブーを、イアルの氷柱と無数の財宝が隠された洞窟へ引き連れた。 キロス「驚いたか。ここがキロスの黄金洞窟。この金銀財宝は全て俺が奪い集めたものだ。だがこの黄金の輝きもイアル姫の美しさには敵わん」 「オヨブー!この氷を溶かしてもらおう」 オヨブー「あれは我と我が身を燃やす辛く苦しい炎。いわば身を尽くしの炎」 「戦うために命を燃やしているのだ。お前如きの色恋沙汰のために燃やす炎ではない」 キロス「黄金をやる!黄金洞窟全てはお前にやる!」 オヨブー「ふん」 オヨブーはキロスの出した財宝を蹴り飛ばした。 キロス「貴様命が惜しくないのか!」 キロスはオヨブーに鎌を突きつける。 オヨブー「そんなに見たくば見せてくれよう」 「ぬうぅぅぅぅぅ・・・・はあぁ・・・・・」 「オヨブー!ファイヤー!!」 オヨブーは火の玉となり、拘束から抜け出し、キロスを弾き飛ばした。 キロス「おのれオヨブー・・・」 オヨブー「言ったはずだぜ・・・これは命を削って燃やす身を尽くしの炎。 戦士が戦いのために燃やす炎、貴様ごときのために燃やすと思ったか!」 キロス「おのれ・・・叩き切ってやる!」 キロスが財宝の中から剣を持ち出した。 そこへイガム達が乗り込んできた。 イガム「キロス!見付けたぞ!」 キロス「イガム!」 ジゴクドグラーが光線でキロスを撃つ。 キロス「うわあぁぁ・・・・」 イガム「おのれ!はあっ!」 イガム、オヨブー、フーミンも光線を撃ち、キロスが吹き飛ばされる。 そして持っていた剣が倒れたキロスの腹に突き刺さった。 キロス「ああぁ――――っ!」 タケルがキロスの叫びを聞いた。 タケル「美緒――――!」 イガム「氷ごと叩き潰してしまえ!」 ジゴクドグラーがイアルの氷柱を殴りつける。 キロス「止めてくれ・・・・」 そこへタケルが乗り込んできた。 タケル「美緒!オーラマスク!」 「レッドマスク!」 タケルがレッドマスクに変身した。 レッドマスクがジゴクドグラーをはね除ける。 イガム「おのれレッドマスク、やれ!」 ジゴクドグラーが光線を撃つ。 レッド「うわ!」 レッドマスクはイアルの氷柱を庇い、光線を受ける。 イガム「このエネルギーに耐えるとは!おのれこれでもか!」 イガム達も光線でレッドマスクを撃つ。 レッド「うわっ!ああっ!」 レッドマスクの変身が解けた。 それでも、タケルはイアルの氷柱に寄り添う。 タケル「美緒・・・!美緒・・・・・」 イガム「何故!何故それほどまでに・・・・」 キロスもイアルの氷柱に這い寄る。 キロス「俺は・・・欲しいものは必ず手に入れて、きた・・・・イアル姫は、俺のものだ・・・・」 イガム「みんなやってしまえ!」 イガム達が光線を撃ち、タケルは生身でそれを受け止め、 オーラパワーを放出しーーーーーーー イアルを覆っていった氷が砕けちった。 氷の欠片が辺りに散らばり、その1つがキロスの胸に突き刺さった。 タケル「美緒・・・・美緒・・・美緒!」 イアルの目が開いた。 タケル「美緒・・・」 イアル「タケル・・・・?」 タケル「美緒!」 イアル「タケル!」 タケルとイアルが抱き合った。 キロス「俺にも・・・たった一つだけ、手に・・・入らぬものがあった・・・・・」 その様を見たキロスが事切れた・・・・ そして、黄金洞窟は崩れ始めた。 タケル「逃げるんだ!」 タケル達が黄金洞窟から脱出していく。 ゼーバ「タケルの愛が!氷を溶かそうとは!何としてもイアル姫を抹殺せよ!」 タケル「こっちだ」 しかし、タケルとイアルの前に、アングラー兵が回り込んでいた。 イガム達も後から追ってきた。 イアル「イガム!」 イガム「黙れ!イガム家復活の苦労も知らず敵と恋に落ちようとは!断じて許さぬ!」 オヨブー「死ね!」 オヨブーが手裏剣を投げつけたが、 ブラックマスク達が飛び出し、レーザーマグナムで手裏剣を弾き飛ばした。 ブラック「美緒さん!」 タケル「もう美緒を離さないぞ!」 「オーラマスク!」 「レッドマスク!」 タケルがレッドマスクに変身した。 レッド「光戦隊!」 マスクマン「「「「「マスクマン!!」」」」」 イガム「かかれ!」 マスクマンとイガム達が戦う。 その戦いの中、背後から迫ったジゴクドグラーがピンクマスクを放り投げた。 イエローマスクがジゴクドグラーを踏みつけ、ピンクマスクに駆け寄る。 イエロー「ピンクマスク!」 レッド・ブルー「「レーザーマグナム!」」 レッドマスクとブルーマスクはジゴクドグラーへレーザーマグナムを撃つも、 ジゴクドグラーはその光線を吸収し、火炎を撃ち返してきた。 ピンク「マスキーリボン!」 ピンクマスクはマスキーリボンをジゴクドグラーに伸ばすも、 ジゴクドグラーはそれも吸収し、リボンでピンクマスク達3人を縛り付け、 そこへ火炎を撃ってきた。 ゼーバ「行くぞジゴクドグラー!地獄火送り!」 ゼーバが出した光線がジゴクドグラーの元に届き、 ジゴクドグラーは光線を吸収しての火炎でマスクマンを攻撃する。 マスクマン「「「うわ―――!」」」」 レッド「ジェットガノン!」 ジェットカノンが飛来した。 レッド「とあ!」 レッドマスクがジェットカノンに乗り、 ジゴクドグラーへ突撃し、弾き飛ばした。 レッドマスクは地上に降り、ジェットカノンが砲撃モードに変形する。 レッド「クロスターゲット!メディテーション!」 「発射!!」 ジェットカノンが発射され、ジゴクドグラーに炸裂した。 イガム「おのれ!」 イガム達が去って行った。 ゼーバ「おのれぇ!オケランパ!」 オケランパ「オケランパ!」 オケランパがジゴクドグラーを巨大化させた。 オケランパ「やれやれ・・・」 オケランパが地底へ帰っていった。 レッド「ターボランジャー発進!」 「ランドギャラクシー発進!」 「ギャラクシーチェンジ!」 マスクマンがターボランジャーから発進したランドギャラクシーに乗り込み、 ランドギャラクシーをギャラクシーロボへと変形させた。 ギャラクシーロボとジゴクドグラーが戦う。 ジゴクドグラーがギャラクシーロボを光線で撃つ。 マスクマン「「「うわ!」」」 レッド「スパルタンダッシュ!」 ギャラクシーロボが加速して突っ込んで行く。 ジゴクドグラーは光線を撃つも、ギャラクシーロボはものともせず、ダブルパンチでジゴクドグラーを弾き飛ばす。 レッド「ダブルバルカン!」 ギャラクシーロボはダブルバルカンの連射でジゴクドグラーを撃つ。 レッド「ギャラクシーチェンジ!」 「オーラロードスパート!」 「鉄拳オーラギャラクシー!!」 鉄拳オーラギャラクシーがジゴクドグラーに炸裂し、ジゴクドグラーが大爆発。 ギャラクシーロボは合掌した。 タケル「美緒」 イアル「ええっ!私の姉さん・・・・」 タケル「兄さんじゃなかったんだよ。本当は女だったんだ」 イアル「王子として育てられたために、イガム家の名を守ることしか考えられなくなってしまたんですね・・・可哀想なイガム・・・」 タケル「きっと目が覚める時が来るさ。信じよう、イガムを・・・」 タケルはイアルを抱きしめた。 ナレーター「ついにイアル姫は蘇った。 だがゼーバは蘇ったイアル姫に異常なまでに危機感を抱いてる。 果たして、この美しい双子の姉妹の運命はどうなるのだろうか?」 つづく
https://w.atwiki.jp/shichouseiko/pages/130.html
じゃあまん探偵団 魔隣組 毎週日曜09 00~09 30(CX) (SP)日曜07 30~08 25 視聴率はビデオリサーチ調べ(関東地区) 参考資料 テレビ視聴率季報 【表組】 # サブタイトル 放送日 視聴率 01 いつか会いたいジゴマ 1988/01/10 14.5% 02 オレたちの家は潜水艦 1988/01/17 14.8% 03 父さんはライバル 1988/01/24 15.2% 04 ジゴマの森の秘密 1988/01/31 18.4% 05 恐怖の実験室 1988/02/07 16.2% 06 ジゴマの晩餐 1988/02/14 12.8% 07 フランケンと少女の夢 1988/02/21 14.3% 08 失なわれた明日香の石 1988/02/28 13.8% 09 誰がために金はある 1988/03/06 17.5% 10 恐怖のP.T.A 1988/03/13 15.2% 11 先生はジゴマじゃない! 1988/03/20 13.2% 12 秘宝ゲルマンの血 1988/03/27 14.0% 13 ゲンタのスチャラカ社員 1988/04/03 12.9% 14 Uボートの狼男! 1988/04/10 14.0% 15 ジゴマの首をとれ 1988/04/17 14.4% 16 お寿司の恩返し 1988/04/24 14.2% 17 ジゴマⅢに夢中! 1988/05/01 13.6% 18 瞬間キョンシー製造機 1988/05/08 16.1% 19 マリンコマンダーを渡すな 1988/05/15 15.6% 20 バリカン軍団、現わる! 1988/05/22 19.6% 21 幻の母 1988/05/29 13.6% 22 タカシの指導力 1988/06/05 13.5% 23 赤ちゃん自動販売機! 1988/06/12 14.4% 24 ジゴマ刑務所大脱走! 1988/06/19 15.5% 25 トマトの告訴 1988/06/26 15.0% 26 蛙の恩返し 1988/07/03 17.2% 27 恋はスケボーに乗って 1988/07/10 12.8% 28 排拝の逆襲 1988/07/24 15.5% 29 ジゴマの血を吸え! 1988/07/31 12.9% 30 キャンプ場の亡霊 1988/08/07 12.7% 31 ロリータの妙薬 1988/08/14 10.6% 32 輝く南十字星伝説 1988/08/21 14.9% 33 さらば夏のジゴマ 1988/08/28 14.6% 34 不思議少年タロウ 1988/09/04 14.4% 35 ゲンタの神様 1988/09/11 14.5% 36 健康不良児トシカズ 1988/09/18 10.3% 37 ノボルのかぐや姫 1988/09/25 13.4% 38 ホーキから落ちた魔女 1988/10/02 13.8% 39 ジゴマへの贈り物 1988/10/09 10.7% 40 トシカズ神童となる 1988/10/16 16.2% 41 コスモスの恋 1988/10/23 13.8% 42 戦国紅葉伝説 1988/10/30 15.8% 43 2050年の魔隣組 1988/11/06 8.3% 44 ハチ公よりキュー公 1988/11/13 14.5% 45 新・アリとキリギリス 1988/11/20 15.9% 46 キムチの遺跡の発掘 1988/11/27 15.5% 47 華麗なる総金歯 1988/12/04 15.9% 48 不気味なバビロニア人 1988/12/11 14.7% 49 泥棒サンタ 1988/12/18 15.4% 50 ジゴマの如き君なりき 1988/12/25 17.4% SP 探偵団スペシャル魔隣組VS覇悪怒組(ジゴマVS摩天郎) 1989/01/01 3.4% 平均視聴率 (SP除く)14.48% (SP込み…14.09%) 最高視聴率 19.6% #20…1988/05/22放送 最低視聴率 8.3% #43…1988/11/06放送 prev 不思議コメディ next おもいっきり探偵団 覇悪怒組 じゃあまん探偵団魔隣組 魔法少女ちゅうかなぱいぱい! 視聴率一覧へ戻る トップページへ戻る
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/19937.html
超合神(ちょうがっしん) ドイル・ナックラー UC 火文明 (5) 超道具・クリーチャー:ゼノロボット 7000 ■このクリーチャーが攻撃する時、相手のパワー4000以下のクリーチャーをすべて破壊する。 ■W・ブレイカー ■分解除(このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、その7つ道具セルのいずれか1枚を選んで超次元ゾーンに戻し、残りのカードを裏返す) 超合前:《ジゴロックの鍵開けツール》(上)、《ジゴロックの革手袋》(下) 作者:ザ=ガーン フレーバーテキスト 《ジゴロックの鍵開けツール》と《ジゴロックの革手袋》が超合した姿。アタックトリガーで敵の小型獣を一掃できるW・ブレイカーです。 元々装備していたディテクティブ・クリーチャーの攻撃後に《ジゴロックの革手袋》を呼び出して超合できるので、そのまま追撃をしかけることが可能。今後登場する物も含め、《ジゴロック》系の7つ道具やクリーチャーはビートダウン向けの物が多くなるようです。 (今のところですが、超合すると召喚酔いはなくなる、という裁定で行こうかと思います。『龍解』ではなく『覚醒』準拠ということで) 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/deadsoul/pages/108.html
横須賀あたりに現れる元米兵のジゴロ。関係した女性を一発必中で孕ませ、結婚を迫る妊婦をメリケンサックでぶっ飛ばして出産費用を持ち逃げするという、「悪のジゴロ四天王」の一角だぞ。やがてジゴロ塾にスカウトされて塾生となり、「ジゴロ大四兇殺」ではその悪名を世に轟かせたんだ。必殺技は目にも止まらぬF・P・M・Fだぞ。 というような解説を、名前の響きからなんとなく想像した人もいるんじゃないかと思うけど、あのね、そんなわけがないでしょう。ここは妖怪とか未確認生物をきわめて学術的な見地から紹介・解説するwikiであり、悪いジゴロや強いジゴロを総覧的に紹介・解説するwikiではないのですよ。しっかりしてください。 「孕のジャン」が出現するのは横須賀ではなく高知の浦戸湾。しかも高森から孕までの約4キロの範囲にしか現れず、時期はきまって春の夜……といったように出現条件はかなり限定的。 その姿を見たものはなく、こいつが海上を通行するときには「ジャーン、ジャーン」とけたたましい音が鳴り響き、海面が怪しく明滅するのだそうです。こうなるとしばらくは不漁が続くため、これが「おジャンになる」という言葉の語源なのだとか。 この怪異の正体については、地殻変動に伴う地震の前触れ的な現象ではないか、といった説明がなされています。 じっさい孕のあたりには活断層が走っていて、かの寺田寅彦博士も「ある時代、おそらくは宝永地震後、安政地震のころへかけて、この地方の地殻に特殊な歪を生じたために、表層岩石の内部に小規模の地すべりを起こし、従って地鳴りの現象を生じていたのが、近年に至ってその歪が調整されてもはや変動を起こさなくなったのではないか」なんつう見事な考察を加えておられるのである。さすが寺田博士である。それにひきかえ、君たちはまったく。なにがジゴロ四天王だよ。なにがジゴロ大四兇殺だよ。そういう低次の発想しか出来ない者はこの学術サロンに来なくてよろしい。まったく。なにがF・P・M・Fだよ。ジゴロなんだからそんなに速かったらかえって駄目でしょうが。 こんちは。楽しくよませてもらってるよ! - わん 2009-06-20 19 50 26 で。フラッシュピストンマッハファッ◯で正解ですか? - わん。続き 2009-06-20 19 51 23 俺の記憶に間違いがなければ、それが正解です。フフフ、クレージーの一言だぜ……。 - ヒモロギ 2009-06-21 04 17 59 名前