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狂喜「サウンドプリンセス」 ◆CqqH18E08c ――君は実に馬鹿だな、 私が馬鹿……? やっぱり……嘘をついてたんだ。嘘付き。 私は……私はテトちゃんのことを友達だと思っていたのに…… テトちゃん……テトは私のことを馬鹿だと思っていた…… 私は勝手に信じて、勝手に友達だと思って、勝手に嘘に騙されて…… ――私の嘘を乗り越えさせてくれた 私は……助けてあげたのに……友達だと思っていたのに…… なんで……なんで……最初っから……最初っから私を嘘から乗り越えるためだけに利用するつもりだったの……? やっぱり酷いよ……嘘付き…… ――ミクちゃんは嘘をきっと乗り越えてくれるんだから 嘘を乗り越えるなんて……今まで友達だと思っていたのに…… 嘘を勝手について置いて乗り越えてくれるなんて勝手に思ってた……? なによそれ……嘘をついて置いて……いつかその嘘に気付くって思ってた……? あはははは、私本当にただの馬鹿じゃない。 私はずっとテト……嘘付きに騙されていて。その嘘付きを信じていて。 その嘘付きはいつ嘘に気が付くのか心の中で笑ってたってこと…… 友達だと思ってたのに……私が勝手に思い込んで騙されていただけ…… 嘘付き……嘘付き…… 「あははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは はははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは はははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは はははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは はははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは はははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは はははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは はははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは はははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは はははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは」 本当に馬鹿じゃん私、嘘嘘嘘。嘘に騙されっぱなし。 はははははは。嘘吐きさん。あなたもたまには正しいことは言うんだね。 確かに私は馬鹿だよ騙されてることにも気が付かない馬鹿だよ。 「でもミクちゃんは騙されてることに気が付いたじゃないか 命令した通り動く機械は絶対にミクちゃんを裏切らないし僕もミクちゃんを裏切らないよ シゲルだってそうさ、僕は見たことがないけれどミクちゃんのご主人さまも裏切らないさ、絶対に」 「ありがと、ルイージさん。気が付けたならまだなんとかなるよね」 「なんとかなるさ、だってミクちゃんは騙されていることに気が付いたんだもの」 そうよねルイージさん。機械は私を裏切らない。 ルイージさんも私を裏切らない。ご主人さまも私を裏切らない。シゲルも私を裏切らない。 裏切らない仲間が今の私に入る。テトなんていう上辺だけの友達じゃない裏切らない仲間が今の私の周りに入る。 この仲間がいるなら嘘吐きにも騙されることなんてないはず。 嘘吐きさんにはもう二度と騙されない…… そうだ、もう一人の嘘吐きさんはどこに行ったんだろう? 嘘吐きさんはコロシテシマワナイト もう、騙されるのは嫌だから。見たくない現実を見るのは嫌だから。 ――ミクちゃん大丈夫? え……どうして……どうしてあなたが生きてるの!!私は嘘付きの……嘘付きの重音テトを殺したはず!! 死んでまで私を騙そうとするの!!私はあなたを信じてたのに!!友達だと思っていたのに!! どうして……どうして嘘をつくの!!嘘吐きさんは死んでまで嘘をつき続けるの!? 嘘吐きはみんなみんな消えてしまえばいい!!私にはルイージさんがいる、ご主人さまがいる、シゲルがいる!! 仲間がいる!!私を騙そうとする嘘吐きはもうみんな死んでしまえ!! 死んでしまえばいいんだ!! そう、死ね!! 死んでも生き返るようなら私がまた殺してあげるから!! ―― ……もう、騙しは効きませんよ えぇ、騙しはもう私には効かない。私は仲間を信じるから。 嘘吐きを信じたりしないから。 ルイージさんは私をちょっと疑ったけれど話したら信じてくれた。 嘘吐きさんには信じて貰えなくても、仲間になれる人なら信じて貰えるんだ。 仲間じゃない人なんていらない。 「そういえばまだあの嘘吐きさんは生きてるかな? シゲル、あの嘘吐きさんが生きてるなら探して殺してきて。 ははははははははははははははははははははははああっはっはっはっはっはっは!!」 ◆◆◆ 機械の少女の、悲鳴とも歓喜とも怒りともとれる声が響く。 動く植物は少女の命令に従い嘘吐き――七夜志貴を探す。 もともと七夜はそこまで遠くまで吹き飛ばされたわけではないのですぐに見つかった。 気絶はしているようだが呼吸ははっきりとしている。 それを確認するとシゲルは少女の命令を実行するために自らの種を弾丸として射出した。 「ッ!?」 射出された種が胸に直撃したことで七夜は意識を取り戻す。 意識を取り戻すと同時に危険を察知しシゲルから距離を取るがそこにいつものような動きのキレはない。 シゲルの種ガンは彼の肋骨を打ち砕いていたのだ。 ――咄嗟に飛んだが骨がいかれている……? 気絶している間に何が起こったのか良くわからんがとにかく長期戦は不利のようだな。 七夜はそう判断するとシゲルの元へ駆け出す。 シゲルも彼の方を向き迎撃の態勢を整える。 一人と一匹の間の距離はみるみる内に縮まりそして接触する。 「動く植物か……面白い!!」 彼はシゲルが葉をビンタのように打ちつけてくるのを軽くいなしナイフを胴体に突き刺す。 手ごたえは十分……なのだがシゲルに大きなダメージを与えた様子はない。 七夜はそれに気が付くと即座に反転し距離を取る。 植物であるシゲルには遠距離攻撃の手段がないと判断してのことである。 しかしそれは大きな間違い。先ほどの種ガンのようにかしこさ技を主軸にしているあおばシゲルはむしろ遠距離戦の方が得意なのだ。 ビンタやつっつきなどといった近接技もあることにはあるが当たったとしても屁のような威力しかない。 もっともそれをこの一瞬で見分けろと言うのは酷な話だが。 『せーのっ!!』 シゲルの顔(?)である花から連続して種が高速で飛ぶ。 七夜が種をかわしシゲルの攻撃範囲から離脱すると種は先ほど七夜がぶつかった木に激しい音を立て次々と着弾する。 それは轟音というほどではないが大きな音を聞いただけでその種一つ一つに洒落にならないレベルの威力があることがわかる。 彼をそれ聞き多少毒を吐く。 「今後のことを考えると一発でも貰ったらまずいか……」 七夜が間合いを詰めようと走る。 それに対しシゲルが種マシンガンを放ち再び間合いを維持しようとする。 それが何度続いただろうか?長期戦の様相を呈し始め七夜が焦り始めたころ突如として今まで間断なく放たれていた種の弾幕が止んだ。 七夜を狙い種を放っていたシゲルは花を下に垂らしたまま硬直し動く様子はない。 「罠か……?」 実際は罠でもなんでもなくただ所謂意味不明状態にシゲルが陥っただけの話である。 だがこれもまた初見で意味不明状態なんていうものを理解しろというもの酷な話。 今までの状況を考えると延々と続く攻防に痺れを切らした変な植物が一撃必殺のための罠を貼っていると考えても仕方がないのだ。 七夜が思考する短時間膠着状態が続く。 用心しながら七夜がじりじりと距離を詰める。だが先ほど種の弾幕が突然止まったのと同様にシゲルが意味不明状態から復帰し活動を再開した。 先ほどまで種を放っていたのとは明らかに違うモーションを取る。 種の弾丸ばかりを用心していた七夜は肉体的疲労もありその明らかに先ほどまでとは違う何かを吐きだすような技に対応が遅れる。 彼はシゲルから放たれた花粉とミツをもろに喰らってしまう。 目は咄嗟に閉じたため目をやられ視界を奪われることだけは避けたものの、花粉とミツが服がべたべたと体にひっつき動きにくい状態に陥ってしまう。 今現在七夜が着ているのはごく一般的な学生服。 普通の服でも水にぬれれば体に張り付き動きを阻害する。学生服ならば、かかったのがミツであるならなおさらである。 この状況ではさきほどまでのように種を交わし間合いを取るといった行動をとり続けるのは不可能。 先ほどと同じことを繰り返せばやがて種ガンに当たってしまうのは明白である。 「シゲル?まだ終わらないの?」 先ほど七夜を機械で吹き飛ばした少女の声。 距離はそう遠くないように七夜は思えたが今の状態でシゲルの弾幕を交わしそこまでたどり着くことはほぼ不可能。 だがシゲルのもとまでたどり着きシゲルを殺すことは現状ではまだなんとか可能だと七夜は判断する。 彼は殺人鬼。相手が人でなくとも殺すのが仕事。 だからこそ彼は現状で動ける最大のスピードで動く。 シゲルと七夜の距離は負傷した状況でも七夜が安全に種をかわすために大きく開いている。 本来ならばこの程度は問題にもならないが負傷しミツのせいで動きを制限された状態では遠いな距離。 この距離を埋めシゲルの息の根を止めるために七夜は走る。 本来よりは遅いが一般人では反応することもできないだろう速さで一気に接近する。 ――あと10歩 シゲルが放った種マシンガンがいくつか七夜に直撃し彼にダメージを与えるが止まらない。 反応を許さぬままに命を奪うべく一歩ごとに高速で駆ける。 ――あと6歩 呟き距離を確認しながら七夜は駆ける。 シゲルは七夜の接近に反応し花粉を放とうとするが彼は同じ技を二度喰らうような人間ではない 葉団扇を振りシゲルの体勢を崩し花粉を無力化する。 ――あと3歩 呟き七夜は攻撃の態勢に入る。 シゲルにこの状況で放つことのできるまともな技はない。 せいぜい突っつきぐらいだ。 だが七夜も体力を大きく消耗し七夜死奥義を放つことはできない。 それどころか閃の七技ですら完全に放つことができるかは危うい。 ―― 七夜 七夜はシゲルに肉薄する。 ここまで近づいた以上負傷していようとシゲルに攻撃をかわされることはありえない。 後は今できる限り全力で放つのみ、勝負はついた。 そう彼は確信し言葉を発する。 「斬る……!」 シゲルの胴体を一気にナイフで切りぬき流れるようにして片方の葉を切り落とす。 種をなんども体に受けた七夜にはそれが限界だったがそれはシゲルに対して致命傷を与えるのにはそれで十分。 彼は近づいてきているであろうロボットに乗った少女に向き直ろうとし―― ◆◆◆ 手ごたえは十分だった。 植物の胴体を大きく切り抜き、腕のような役割を果たしていた葉の一方も切り落とした。 相手が人間であれば確実に致命傷。たとえ相手が植物でも大きな傷を付ければそこから枯れてゆく。 即座に致命傷というわけにはならなくとも俺は勝負に勝ったはずだ。 体も弾が当たったところ以外に痛みはない。 あの近距離でなにか攻撃を喰らったということはないはず。 だが……ならなぜ……なぜ俺は倒れている。 なぜこんなにも体が重いんだ。 仰向けに倒れた俺の眼に映るのは胴体に小さな傷をつけた片方の葉を失った植物の姿だった。 なぜ胴体の傷があんなに小さい……俺は間違いなく大きく切ったはず。 あれは記憶違いで俺が妄想の中だけで切ったというわけじゃない。手ごたえも確かだった。 だから葉が片方切り落とされている。ならばなぜ……なぜあんなに傷が小さいんだ。 俺がそんな思考をしている間にロボットが近づく。 体が動くならば無防備な乗り手を殺しに行けるが今の俺では到底無理な話。 今までで感じたことがないほど距離を遠く感じる。 「嘘吐きさん、お気分はいかが?」 ロボットの上から俺を見下ろす少女。 その少女の瞳は狂気に満たされておりなにか俺と同じようなものを感じた。 狂ってるという言い方は適切ではないのだろうが狂ってるとしか言いよう無い何か それが何かを理解するための時間はもう俺には残されていないようだった。 「あはははははは、嘘を吐くからこういうことになるんだよ なにか言い残したいことある?私はとってもやさしいから嘘吐きさんの言葉でもちゃんと聞いてあげるんだ」 まったく狂ってるな。 これで優しいなんて殺人鬼の俺よりも狂ってるじゃないか。 少女はクスクスと笑いながら好奇の眼で俺を見ながら答えを待っている。 どうやら今の俺に選択権は無いらしい。 「言い残したいこと……そうだな、俺とお前は同類ってことかな」 「私は嘘吐きなんかじゃないよ、うふふ。 嘘吐きさんは最後まで嘘吐きなんだね。私があなたと同類なんてはずがないじゃない それじゃ、バイバイ」 そんな言葉とともにロボットの足が静かに迫る。 別に死ぬのは怖くないが俺が思うことは一つ。 もっとこの殺し合いを愉しみたかった。 「あははははははははははははははははははは。 嘘吐きさん、さようなら。 はははははは、あっはっはっはっはっはっはっは!!」 俺は狂った笑い声を聞きながら、冷たいロボットの足を見ながら―― 【七夜志貴@MUGEN 死亡】 ◆◆◆ 「ははははははははははははははは」 肉を踏みつぶす嫌な音と共に少女の狂気の笑いが森に響く。 少女はクスクスと笑いながら一人呟く。 「これで嘘吐きさんはとりあえずいなくなったね」 「でも、ミクちゃん?友達が嘘吐きだったんだよ? もしかしたら皆で寄ってたかってミクちゃんを騙してたのかもね」 「ルイージさん……そんなことは…… いや、テトちゃんが裏切ってたんだ。皆嘘吐きで私を騙してたってこともありえる……どうしよう……」 「そうそうミクちゃん、もっと疑わないと」 「そうだね……知ってる人だからって信用できるわけじゃないんだ。ありがとルイージさん」 「いやぁ、ミクちゃんのためだもの。このくらいどうってこと無いって」 クスクスと笑い続けその後も歌姫は一人呟き、独り芝居を続ける。 すでにその話す相手がこの世にないことを受け入れらぬまま。 この場にいるものが狂気に乱され理性を失った歌姫だと認められぬまま。 「それはそうと……シゲル、痛かったよね。あんなに切られてて でも大分治ってるようで良かった。」 シゲルの胴体に付けられた大きな傷は既に再生を始めている。 確かに七夜がつけた傷は時間は致命傷だった。それは間違いない。 ならばなぜこうしてシゲルが生きているのか? 決してシゲルの生命力が異常だったとかそういうわけではない。シゲルが七夜に向け最後に使った技が原因なのだ。 シゲルが使った技はドレイン。相手の体力を吸収し自らの体力とする強力無比な技である。 戦闘の最終局面でこれを打ち放てばHPが逆転し勝利になることも少なくない多技である……が 元々この技は命中率が低く素早い相手には効果を発揮しにくい。 しかし七夜はミツと花粉を受け、スピードが低下した状態であり、さらに勝利を確信しシゲルの最後の反撃のことを考慮に入れていなかったため成功したのだ。 この中の要素がどれか一つでも欠けていれば七夜はシゲルに致命傷を与え、疲弊しながらも初音ミクへとどめを刺していただろう。 もっともこれが初音ミクにとって運が良かったといえるかどうかは微妙であるが。 七夜とテトの死体を見ることもなく……いや、見ようとせずに歌姫は歌う。 「さぁ早く遊びましょう、人形はどうしても喋らない」 その歌声は透き通り透明だった。 しかしその透明さは狂喜を隠すことなく全てを透かす。 「血をかけてあげるほら、真っ赤な色のドレスになったわ」 歌姫の悲しみ、喜び、怒り、憎しみ、その全ての感情を伝える狂喜の声。 その歌を聴くものがいればその物がどんな猛者であろうと恐怖に震えるほどの感情がそれには籠っている。 「髑髏で作った牢屋にまた1人閉じ込める」 ある意味では歌姫としての境地。 伝えたい思いを全てを歌として伝えること。それを完全に達成しているとも言えるこの歌。 短いフレーズではあるが過去ミクがうたったどんな歌よりも完成度が高いともとれる 歌姫の感情全てが籠り、全てを伝える狂喜。 「ねぇ悲鳴を聞かせてほしいの悲鳴を聞かせてよ」 歌の1フレーズを歌い終えると少女は植物へ語りかける。 狂気に囚われた美しい微笑みを浮かべながら。 「シゲル、葉っぱを切られちゃって痛かったよね……ごめんね…… これからも嘘吐きを倒すために無理させるかもしれないけどごめんね……」 動く植物は何も語らず少女の乗るロボットにつき従う。 彼女らはこれからどこへ向かうのか、どこへ狂喜を振りまくのかそれは彼女らしか知る者はいない 「 うふふふふ……ふ ふ ふ ふ は は は は は は あ は は は は は は は 」 ――そして だれも―― ――いなく なった―― ◆◆◆ 確かにそこには誰もいなくなった。 いなくなったのは生きる”人間”であるが。 皆さんお忘れではないだろうか?あの生首生物たちを 「ゆ……ゆっ!!」 戦闘の間どこかに隠れていたゆっくりはミク達がいなくなると現れ物言わぬ壊れた人形となったテトに語りかける。 しかし人形は喋らないからこそ人形なのだ。壊れた人形は二度と動くこともなく喋ることはない。 「ゆ……ゆ?……ゆ……」 ゆっくり霊夢は涙を流しテトに声をかけ続ける。 声をかけ続ければテトが生き返るかのように、テトがバーボンに引っかけただけで実は死んだふりをしているだけだと願うように。 一方ゆっくり魔理沙 は涙を流しながらもテトと七夜の支給品を四苦八苦しながら集める。 テトが死んでしまったという現実に苦しみながらすべきことはしなければならないという決意を秘め。 「ゆ……ゆっ!!ゆっ!!」 「ゆ……」 「ゆっ!!ゆっ!!」 「ゆぅ……」 ゆっくり魔理沙 はゆっくり霊夢をしかりつける。 今自分たちがやらないといけないことは何なのか諭すために。 だが別にゆっくり達が今しなくてはならないことなど存在しない。 ここにいきなり連れてこられ殺し合いの道具として支給された、ただそれだけでゆっくり達には闘う理由はないのだ。 この場ではあくまでゆっくり達は道具、テトのような参加者とは違う。 それこそ優勝者が決まるまで禁止エリアに隠れて震えておくという選択肢もあった。 しかしその選択肢を蹴ってまでゆっくり魔理沙 はしなければならないことがあるという。 「ゆっ!!ゆっ!!ゆ!!」 「……ゆ……ゆ」 テトが恩人だと言っていやミクの様子は明らかにおかしかった。 ミクは赤さんの言い方を借りるならば今、初音ミクは歪みある生き方をしているといえるだろう。 それを何とかするのが僅かな時間とはいえテトのそばにいたゆっくり達であり、赤さんの言葉を聞いたゆっくり達ではないか、そうゆっくり魔理沙 は言っているのだ。 赤さんが歪みねぇ生き方を伝えたのはゆっくり達とフラン、そしてすでにこの世にはいないテト。 赤さんが残した歪みねぇ生き方の道しるべはゆっくり魔理沙 の中には生き残っている。吹けば消える小さな火としてではあるが。 この吹けば消える小さな火も油の中に投げ込めば業火となり歪みすべてを焼き尽くし歪みを取り除くだろう。 だがこの場にその油となる人物はいない。 「ゆ……ゆ!!」 ゆっくり魔理沙は強引にではあるがテトのそばで泣き続けようとするゆっくり霊夢を連れどこかへ移動を始めた。 ゆっくり達がなにを望むのかは分からない、フランとの再会なのかテトの恩人であるミクの救出なのか それともまったく別なことなのか。 ただ一つ分かることはゆっくり達がこれから進む道が果てしなく困難で遠い道のりだということだけだ 「ゆっくりしている暇なんてないよ!!しっかり急いで行ってね!!」 【A-3 森/一日目・午前】 【初音ミク@VOCALOID2】 [状態] 混乱、恐怖、精神疲労(限界突破)身体疲労(限界寸前) [装備] ルイージの帽子 魔導アーマー(左腕欠損、武装チャージ中1/2)@FF6 [道具] 基本支給品、あおばシゲル@MF2死ぬ気シリーズ [思考・状況] 0.重度の疑心暗鬼 【オボロゲソウ「あおばシゲル」の思考】 [状態]大ダメージ(移動と戦闘に支障はない。ドレインの効果で再生中) [思考・状況] 1:嘘付きからミクを守る 2:ミク…… 【ゆっくり@ゆっくりしていってね】 [道具]ランダム支給品(0~2)基本支給品×2(食料・水-1) 三国志大戦カード(UC董白)@三国志大戦、 葉団扇@東方project 包丁@現実 射命丸文のカメラ@東方project サバイバルナイフ@現実 偽起爆リモコン(4-5時間使用不可)@オリジナル 拳銃(0/6 予備弾24)@デスノート [思考]0.不明 ※指定された命令以上のことはできない。しかし殺傷力の高い技も存在する。 ※ルイージの死体(帽子無)が放置されています ※初音ミクは今現在正常な判断ができません。精神に多大なショックを受けたようです。 ※ゆっくり達がテトと七夜の支給品を回収しました。行く先、思考ともに次の作者様に任せます。 sm109 賊を倒しに館へ行く事になった 時系列順 sm111 シンデレラ・ケージ(前編) sm109 賊を倒しに館へ行く事になった 投下順 sm111 シンデレラ・ケージ(前編) sm103 嘘の歌姫 七夜志貴 死亡 sm103 嘘の歌姫 初音ミク sm116 トキが危険を修正するようです
https://w.atwiki.jp/mariokartvehicles/pages/305.html
ゴールドビデール 概要 初登場:『マリオカートツアー』 ゴールドでゴージャスなワルビデール。 ワリオ様が飛びつきそう。 歴代登場作品 マリオカートツアー 2022年11月「ピーチVSクッパ」ツアーから登場。ウルトラレア。 ロケットスタートのポイントが増加する。 入手条件 『マリオカート ツアー』 「今日のピックアップ」にランダムで出現する。 登場ツアーはこちら→https //docs.google.com/spreadsheets/d/1l7agHSazxheQrfVyu4-umdVwSyM9-UBa8aWCg92W3EU/edit?usp=sharing 「ピーチVSクッパ」ツアー中のゴールドパス用ツアーギフトから入手できる。 関連マシン ワルビデール ビビッドビデール トラビデール シロビデール
https://w.atwiki.jp/occultfantasy/pages/2552.html
ハンガリー 妖精 トゥンデール(Tündér) テュンデールとも。 ハンガリーに伝わる妖精。 参考文献 キャロル・ローズ/松村一男『世界の妖精・妖怪事典』244頁 スカイ・アレクサンダー/白須清美『妖精の教科書 神話と伝説と物語』18, 44, 165頁
https://w.atwiki.jp/jaclagame/pages/80.html
(2005年09月28日) 他作品も (2005年09月26日) 推理の難易度 (2005年09月22日) サウンドノベル作成の日々
https://w.atwiki.jp/kiba001/pages/419.html
【種別】 音楽CD 【タイトル】 劇場版仮面ライダーキバ オリジナルサウンドトラック 【アーティスト】 斉藤恒芳 【発売日】 2008年08月06日 ¥3,150(税込) 【発売元】 エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ
https://w.atwiki.jp/deserteref/pages/329.html
マッコーデール(宇宙暦?年 - )は自由惑星同盟軍の軍人。オリジナルキャラクターである。 略歴 宇宙歴796年に海賊討伐を目的とするエル・ファシル統合任務部隊エル・ファシル方面軍が編成されると、その傘下の第八一一独立任務戦隊司令エリヤ・フィリップス代将の下に戦隊最先任下士官として配属された。階級は准尉。活力や意欲といったものが完全に欠如していた。(39話)緊張感を持続できない。(41話) 同年7月7日ケベル=バルカルの戦いでエル・ファシル方面軍が大打撃を被ったときも生還した。(42話)指揮権を引き継いだエル・ファシル方面軍司令官代行ヤン・ウェンリー准将から戦隊司令のエリヤがエル・ファシル防衛部隊司令に指名されると、司令代行マーカス・オルソンの幕僚として戦隊に残った。(43話) 同月17日ヤン提督の指揮のもと第八一一独立任務戦隊の一員としてエル・ファシル星系への侵攻を図るエル・ファシル革命政府軍総司令官レミ・シュライネンを殲滅したものと推測される。その後の動向は不明。 座乗艦 第八一一独立任務戦隊旗艦「グランド・カナル」(准尉:第八一一独立任務戦隊最先任下士官として乗艦) エル・ファシル七月危機(第39話 - 44話)
https://w.atwiki.jp/cryunidb/pages/215.html
グレンデール CV 呉圭崇 ヒーローアビリティ 効果 習得条件 堕竜の慟哭 英雄移動速度 10.0%対魔獣攻撃力 10.0% 親密度レベル6 堕竜の咆哮 英雄移動速度 15.0%対魔獣攻撃力 20.0% 親密度レベル11 滅竜の幻影 英雄移動速度 20.0%対魔獣攻撃力 30.0% 親密度レベル16 コアアビリティ 行軍速度 10.0% ストーリー 報酬 EPISODE1 オーラ回復10,000シールドバリア(1日)プロフィールアイコン グレンデール EPISODE2 オーラ回復10,000 2個初級素材の宝箱 EPISODE3 オーラ回復10,000 3個テレポート EPISODE4 オーラ回復10,000 4個初級カードの宝箱プロフィールアイコン グレンデール(アップ) EPISODE5 オーラ回復10,000 5個1時間建設速度を10%UP EPISODE6 オーラ回復10,000 6個中級素材の宝箱 EPISODE7 オーラ回復10,000 7個経験値50,000 EPISODE8 オーラ回復10,000 8個中級カードの宝箱プロフィールアイコン グレンデール(怒) EPISODE9 オーラ回復10,000 9個テレポート~四天竜~ EPISODE10 オーラ回復10,000 10個絆の虹輝石 EPISODE11 オーラ回復10,000 12個シルバーメダル 300枚 EPISODE12 オーラ回復10,000 14個キャラカードの宝箱 2個 EPISODE13 オーラ回復10,000 16個15分間兵士攻撃力を1.2倍UP EPISODE14 オーラ回復10,000 18個四天竜カードの宝箱 1個 EPISODE15 オーラ回復10,000 20個四天竜素材の宝箱 5個
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目次 目次 問題と動機 実際の動作 やり方 MicInputTest.mm MicTest.cs iOSでデバッグではまりやすい罠 余談 ADX2LEでマイク入力レベルを得るテスト 問題と動機 Unityの標準オーディオでマイク入力を行おうとすると、iOSでの実行時にエラーになる。 (Mac,PC,Androidは問題ないらしい(PC,Android未確認)) おそらく、Unity標準オーディオのデバイス処理とADX2LEのデバイス処理が何かしら問題を起こしていると推測される。 →ここらへんを追求する方法もあるかもしれないが、 ADX2LEの初期化を遅らせる方法など不明 Unity標準オーディオでのiOSのオーディオセッションの変更タイミングや、制御が不明 などの理由から断念 ADX2LEforUnity自体にはマイク入力の処理は実装されていない (ADX2製品版ネイティブプラグイン版にはある様子。また、製品版だが各種ゲームの録画、配信システムなどのミドルウェア対応もある) →マイクの入力はできるはずだが、ADX2LEforUnityに無いだけ?(またはUnityの問題?) そこで、 ここでは、 iOSのマイクレベルを直接取り出すようなネイティブプラグインを実装するとどうなるか試してみた。 結論としては、Micの入力レベルを取り出すことはできたので、 マイク入力を使ったゲームなどを作ることはできそう。 実際の動作 iOSでMic入力を有効にすると、iPhoneなどでは、スピーカの出力先が変わる(ハウリングなどを軽減するためかと思われる) ので、実機の出力音量が極端に小さくなったようになる。 (イヤホンの出力は変化しない様子) やり方 ここに紹介するソースファイルをUnityEditor上で作成する。 MicInputTest.mmファイルは、AssetsフォルダのPlugins/iOSに保存する。 (これで、iOSビルド時に一緒にコンパイルできるようになる。) MicTest.csはAssetsのしたの好きなところへ保存する。 MicTestはUnityのコンポーネントで、なんらかのゲームオブジェクトにくっつけて使用する。 同じゲームオブジェクトに3Dテキストのコンポーネントもくっつけておく。 画面をタップするとオーディオのモードが切り替わり、Micの入力レベルを 3Dテキストで表示し続けます。 MicInputTest.mm // ADX2LEでマイク入力レベルを得るテスト // Plugins/iOSに保存して使う // 参考サイト:http //blog.koogawa.com/entry/2013/11/24/121807 extern "C" { void StartUpdatingVolume_(); float GetPeakPower_(); void StopUpdatingVolume_(); } #import AudioToolbox/AudioToolbox.h #import AVFoundation/AVFoundation.h @interface MicInputTest NSObject @end @implementation MicInputTest AudioQueueRef _queue; // 音声入力用のキュー NSTimer *_timer; // 監視タイマー static void AudioInputCallback( void* inUserData, AudioQueueRef inAQ, AudioQueueBufferRef inBuffer, const AudioTimeStamp *inStartTime, UInt32 inNumberPacketDescriptions, const AudioStreamPacketDescription *inPacketDescs) { // 録音はしないので未実装 } /* - (void)preStartUnity { // 音を拾う [self startUpdatingVolume]; }*/ /* - (void)didReceiveMemoryWarning { [super didReceiveMemoryWarning]; // Dispose of any resources that can be recreated. } */ bool initFlag = false; - (void)startUpdatingVolume { NSLog(@"#startUpdatingVolume"); if(initFlag == false){ AVAudioSession *audioSession = [AVAudioSession sharedInstance]; NSError *err = nil; [audioSession setCategory AVAudioSessionCategoryPlayAndRecord error err]; if(err){ NSLog(@"audioSession %@ %d %@", [err domain], [err code], [[err userInfo] description]); return; } [audioSession setActive YES error err]; err = nil; if(err){ NSLog(@"audioSession %@ %d %@", [err domain], [err code], [[err userInfo] description]); return; } } // 記録するデータフォーマットを決める AudioStreamBasicDescription dataFormat; dataFormat.mSampleRate = 44100.0f; dataFormat.mFormatID = kAudioFormatLinearPCM; dataFormat.mFormatFlags = kLinearPCMFormatFlagIsBigEndian | kLinearPCMFormatFlagIsSignedInteger | kLinearPCMFormatFlagIsPacked; dataFormat.mBytesPerPacket = 2; dataFormat.mFramesPerPacket = 1; dataFormat.mBytesPerFrame = 2; dataFormat.mChannelsPerFrame = 1; dataFormat.mBitsPerChannel = 16; dataFormat.mReserved = 0; // レベルの監視を開始する AudioQueueNewInput( dataFormat, AudioInputCallback, (__bridge void *)(self), CFRunLoopGetCurrent(), kCFRunLoopCommonModes, 0, _queue); AudioQueueStart(_queue, NULL); // レベルメータを有効化する UInt32 enabledLevelMeter = true; AudioQueueSetProperty(_queue, kAudioQueueProperty_EnableLevelMetering, enabledLevelMeter, sizeof(UInt32)); /* // 定期的にレベルメータを監視する _timer = [NSTimer scheduledTimerWithTimeInterval 0.5 target self selector @selector(detectVolume ) userInfo nil repeats YES]; */ } - (void)stopUpdatingVolume { // キューを空にして停止 AudioQueueFlush(_queue); AudioQueueStop(_queue, NO); AudioQueueDispose(_queue, YES); } /* - (void)detectVolume (NSTimer *)timer { // レベルを取得 AudioQueueLevelMeterState levelMeter; UInt32 levelMeterSize = sizeof(AudioQueueLevelMeterState); AudioQueueGetProperty(_queue, kAudioQueueProperty_CurrentLevelMeterDB, levelMeter, levelMeterSize); NSLog(@"%.2f", levelMeter.mPeakPower); // 最大レベル、平均レベルを表示 //self.peakTextField.text = [NSString stringWithFormat @"%.2f", levelMeter.mPeakPower]; //self.averageTextField.text = [NSString stringWithFormat @"%.2f", levelMeter.mAveragePower]; // mPeakPowerが -1.0 以上なら "LOUD!!" と表示 //self.loudLabel.hidden = (levelMeter.mPeakPower = -1.0f) ? NO YES; }*/ MicInputTest* ma; void StartUpdatingVolume_() { NSLog(@"#StartUpdatingVolume_"); ma = [[MicInputTest alloc] init]; [ma startUpdatingVolume]; } float GetPeakPower_() { // レベルを取得 AudioQueueLevelMeterState levelMeter; UInt32 levelMeterSize = sizeof(AudioQueueLevelMeterState); AudioQueueGetProperty(_queue, kAudioQueueProperty_CurrentLevelMeterDB, levelMeter, levelMeterSize); NSLog(@"%.2f %.2f", levelMeter.mPeakPower,levelMeter.mAveragePower); return levelMeter.mPeakPower; } void StopUpdatingVolume_() { NSLog(@"#StopUpdatingVolume"); if(ma != nil) { [ma stopUpdatingVolume]; } } @end MicTest.cs // GameObjectに貼付ける。画面タップするとレベルが取得できるようになる。 using UnityEngine; using System.Collections; using System.Runtime.InteropServices; public class MicTest MonoBehaviour { [DllImport("__Internal")] private static extern void StartUpdatingVolume_(); public static void StartUpdatingVolume() { if (Application.platform != RuntimePlatform.OSXEditor) { StartUpdatingVolume_(); } } [DllImport("__Internal")] private static extern void StopUpdatingVolume_(); public static void StopUpdatingVolume() { if (Application.platform != RuntimePlatform.OSXEditor) { StopUpdatingVolume_(); } } [DllImport("__Internal")] private static extern float GetPeakPower_(); public static float GetPeakPower() { if (Application.platform != RuntimePlatform.OSXEditor) { return GetPeakPower_(); } return 0.0f; } public TextMesh tm; public static MicTest main = null; void Awake() { if(main != null) { GameObject.Destroy(this); } else { main = this; } } // Use this for initialization void Start () { } void OnDestroy() { MicTest.StopUpdatingVolume(); micEnable = false; initFlag = false; } void OnApplicationPause(bool pause) { MicTest.StopUpdatingVolume(); micEnable = false; initFlag = false; } float level = 0.0f; public float volumInputGain = 10.0f; public float GetVolumeLevel() { return level; } public float time = 0; float lastVolume = 0f; bool micEnable = false; bool initFlag = false; // Update is called once per frame void Update () { if(Input.GetMouseButton(0)){ if(micEnable == false){ micEnable = true; } } if(micEnable){ if(initFlag == false){ MicTest.StartUpdatingVolume(); /* AudioSource audioSource = this.gameObject.AddComponent AudioSource (); audio.clip = Microphone.Start(null, true, 999, 44100); // マイクからのAudio-InをAudioSourceに流す audio.loop = true; // ループ再生にしておく audio.mute = true; // マイクからの入力音なので音を流す必要がない while (!(Microphone.GetPosition("") 0)){} // マイクが取れるまで待つ。空文字でデフォルトのマイクを探してくれる audio.Play(); */ initFlag = true; } if(initFlag){ /* float vol = GetAveragedVolume(); lastVolume = Mathf.Lerp(lastVolume, vol, Time.time*0.001f); level = vol*volumInputGain; */ tm.text = MicTest.GetPeakPower().ToString();//level.ToString(); } } } float GetAveragedVolume() { float[] data = new float[256]; float a = 0; audio.GetOutputData(data,0); foreach(float s in data) { a += Mathf.Abs(s); } return a/256.0f; } } iOSでデバッグではまりやすい罠 一度あったので備忘録です。 iOSのプライバシー設定でマイクが無効になっているとプログラムは正しくても、マイク入力は一切反応しない状態になります。 確認はiOSの端末の「設定>プライバシー>マイク」にあるアプリ一覧から該当アプリがオンになっているか確認します。 余談 マイク入力して、録音した音をゲーム内に反映させるには、wav再生などの機能が必要だが・・・ (ADX2Pro版ならcriAtomExPlayer_SetFileでwav再生ができる様子)
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コオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオーー トンネルの中で鳴り続ける風の振動に、ペッシは耳を傾けていた。 ぼんやりとて頭をポリポリかく仕草が、彼のやる気の減退を示している。 「兄貴ィ……」 また1人仲間が死んだ。それも、自分がもっとも頼りにしていた仲間が死んだ。 親しい人間が死んだとき、多くの人は2つに別れるという。 周りの目を気にせず思いっきり泣くか。 現実を受け入れられず呆然とするか。 ペッシは両方だった。 ギャングでありながら、まだ一度も人殺しをしていない彼にとって、全てが受け入れがたい事実だった。 まだブチャラティたちと遭遇する前の世界から連れてこられた彼には、この事実は重過ぎる。 「畜生! でも! 」 しかし彼をかろうじて支えるのは、プロシュートへの執着と甘えよりも。 「わかってたことだ……わかっていたんだ……兄貴は……俺たちは……ギャングだ」 リゾットと命がけの戦いをしたことで得た覚悟と誇り。 黄金に輝く精神が彼を助けていた。 「だけど……兄貴ィ……兄貴ィ! 」 怖がっちゃだめだ。 恐れちゃだめだ。 いつかはこうなっていた。 自分はプロシュートの分まで立派にならなければだめだ。 逃げちゃだめなんだ。 「う……う~……う~~~~! 」 皮肉にも、彼の輝ける黄金の精神が、彼の心を脅迫していた。 兄貴に認められる前に、独り立ちを強制されてしまったのだ。 覚悟を持って『殺し』をしていないのに、先輩たちの言葉が大きくのしかかる。 ――『ブッ殺す』って心の中で思ったならッ!スデに行動は終わっているんだッ! ――お前の成長には目を見張るものがある。これから先、お前はいい暗殺者になれただろうな…。 いよいよペッシが試される時が来たのだ。 すでに土台は整った。精神も気高い。あとは行動に『移す』だけ。 本当の意味で、プロシュートとリゾットの言葉を実にする。 「俺はこの試練を、乗り越えなきゃいけねぇ。兄貴の敵を……必ず……」 震える手は恐怖か武者ぶるいか。 ペッシは無意識に、ポケットの中にあった紙切れをくしゃりと潰していた。 「!……、これ、まだポケットに入ってたのか」 それはペッシの支給品のひとつ。 ダービーズ・アイランドへのチケット。 彼はそれをバトル・ロワイアル開始時に、バッグから取り出していた。 「そういえば、しばらく旅にも行ってなかった」 ペッシはただの広告としてしか見ていなかった。 「死ぬ前に、こういう島に兄貴たちと行っておきたかったな カプリ島とかでバカンスって感じで……」 迷える青年、夢の島へご招待。 ☆ ☆ ☆ 「リゾットッ! 敵襲だッ! 聞こえるかッ! 」 正午を過ぎているため、太陽の恩恵は大分衰えて始めている。 下がり始めた気温がペッシの肌を冷やしていた。 いきなり表れた島の風景に動揺したのか、ペッシはスタンドを構えて戦闘体制に入った。 「そこのてめぇ! もしヤル気じゃないんだったら今すぐこの幻覚を解除しやがれ! 」 「ゲームで私と勝負をしましょう」 いきり立つこの若者の声に、ダービーはため息をついた。 こんなやり取りをあと何回繰り返せばいいのだろう、とでも考えているのだろうか。 悔しいことに、チケットを持つものが島に転送される仕組みは荒木飛呂彦にすべて牛耳っている。 ダービーは荒木の指示に従うだけの執事にすぎない。 「俺たちは遊んでる暇はねーんだよ。早く解除しろッ! 」 「帰りたければ、応じます。また来たいと思ったらそのチケットを使えばいい」 「じゃあとっとと俺を元の場所へ返せよッ! 」 ダービーはわかっている。 「よろしいのですか? ゲームに勝てば、どんな願い事も叶うというのに」 「……!? 」 相手がこの一言で態度を180度変えることも。 「100%ではありませんがね。しかし努力はしましょう。あなたに有益なことは間違いありません」 ダービーはペッシの人物像を完全に知っているわけではない。 とはいえダービーにはわかる。彼が立派なカモになるという直感が動いていた。 「お前、なんなんだよ」 「テレンス・T・ダービーと申します。ディーラーでありギャンブラー。それが私の仕事」 「……」 ペッシはダービーから目をそらすと、島の土や海水をおもむろに触り始めた。 目の前にある自然の質感のリアルさに驚いたのか、彼の顔はますます汗を出した。 「あんたの話、仲間にチクるぜ。俺は。だから元の場所に返してくれ」 「どうぞご自由に。私の目的はゲームで勝負すること。それだけなのです」 「もし返さなかったら、こ、こ、殺してやるからなッ! 」 こうして、精一杯の勇気で虚勢を搾り出した青年は元の場所へ還った。 ダービーは新たな戦いが近いことに興奮しながら、島の片隅にある収納棚へ移動した。 「彼も、私のコレクションになってくれるといいですね」 ガチャと開いた扉の先には、人形が入っていた。 「寂しいでしょう? ご安心ください。もうすぐ仲間が増えますよ。MR.ジョージ、MR.シーザー」 ダービーに話しかけられた人形たちは、ゆっくりと頭をあげた。 『あ……あ……ジョナ、サン。ジョナ、サン』 『負け……負け……はい、ぼく、敗、北……』 そこには、ダービーの能力で魂を人形に閉じ込められた男たちがいた。 彼らの名はジョージ・ジョースターとシーザー・アントニオ・ツェペリ。 「私の精神も万全ではない。疲労がたまれば、ミスをするかもしれません。 だからこそ負けるわけにはいかない。どんな相手であろうとも」 敗北者たちの末路。 リゾットのもとへ急ぎ走るペッシも、人形になってしまうのだろうか。 【G-10 北西部 小島(ダービーズアイランド)/1日目 午後】 【テレンス・T・ダービー】 [時間軸] 承太郎に敗北した後 [状態] 健康 精神疲労(小) [装備] 人形のコレクション [道具] 世界中のゲーム [思考・状況] 1.参加者ではなく、基本はG-10にある島でしか行動できない。 2.荒木に逆らえば殺される。 3.参加者たちとゲームをし、勝敗によっては何らかの報酬を与える(ように荒木に命令されている)。 4.露伴と決着をつける(勝負もあるが、足首は回収したい) ※ダービーは全参加者の情報について、名前しか知りません(原作3部キャラの情報は大まかに知ってます)。 ※ダービーズ・アイランドにも放送は流れるようです。 ※アトゥム伸の右足首から先を露伴の体内に食い込ませています。(原作を見る限り)ダービー本体の足首はちゃんと存在しています。 ※第二放送を聞き逃しました 【ジョージ・ジョースター1世】 [時間軸] ジョナサン少年編終了後 [状態] 【肉体】右わき腹に剣による大怪我(貫通しています)、大量失血で血はほとんど抜けました 【魂】テレンスの作った人形の中。禁止エリアに反応して爆破する首輪つき。 [装備][道具] なし [思考・状況] 基本行動方針:ジョナサンとディオの保護 1.むう、なんということだ……! ※テレンスに一回勝利しないとジョージの魂は開放されない。 ただしテレンスの死はジョージの死。 ※肉体を治療しないと魂を解放しても失血死する可能性大 ※ジョージの人形がどこまでちゃんと喋れるのか不明(話相手ぐらいにはなる?)。 ※第二放送を聞いてはいましたがメモ等は出来ていません。記憶しているかも不明です。 【シーザー・アントニオ・ツェペリ】 [時間軸]:ワムウから解毒剤入りピアスを奪った直後。 [状態]:【肉体】疲労(大)、ダメージ(大)、ヘブンズ・ドアーの洗脳 【魂】テレンスの作った人形の中。禁止エリアに反応して爆破する首輪つき。 [装備]:スピードワゴンの帽子。 [道具]:支給品一式、エリナの人形、中性洗剤。 [思考・状況] 基本行動方針:ゲームには乗らない。リサリサ先生やJOJOと合流し、 エシディシ、ワムウ、カーズを殺害する。 0.…………………精神的敗北。 1.荒木やホル・ホースの能力について知っている人物を探す。 2.スピードワゴン、スージーQ、ストレイツォ、女の子はできれば助けたい。 [備考] ※テレンスに一回勝利しないとジョージの魂は開放されない。 ただしテレンスの死はシーザーの死。 ※さらにテレンスに一回勝利しないとシーザーの魂は解放されない。 ※シーザーの人形がどこまでちゃんと喋れるのか不明(話相手ぐらいにはなる?)。 ※第一放送を聞き逃しました。 ※第二放送を聞いてはいましたがメモ等は出来ていません。記憶しているかも不明です。 ※ヘブンズ・ドアーの命令は以下の1つだけです。 1.『岸辺露伴の身を守る』 ☆ ☆ ☆ 「ねーよ」 「ないな」 彼らの会話は、筆談で進んでいる。 「何でだよッ! 」 しかし3人の議論は白熱している。 この上ない緊急事態を伝えるために、全力で走ってきた青年の好意を、2人の男は真っ向から否定した。 「悪いけどよ、俺はアンタ……ペッシだっけ? ペッシよぉ、俺はそれ罠だと思うわ」 まず意見をあげたのは音石明だった。 ダービーズ・アイランドそのものがスタンドの幻覚である可能性。 ダービーという男の言葉すべてが嘘である可能性。 わざわざペッシを無事に元の場所へ帰したのは、新しい餌を口コミで広げさせる可能性。 「そのチケットを持って、“島に行きたい”と願った。これはもうスタンドの条件に他ならねーぜ。 勝負して勝ったらたら願いを叶えるとか、これも何かを発動させる条件かもしれねーよ。 相手にケンカ売るやつは、大抵ほかの目的があると思うぜ~~俺は~~……」 「本当に俺が餌だったら無事に返そうなんて考えないだろーがよッ! 」 音石明は、自分があらゆる悪事をしてきたからこそ、悪党の気持ちがよくわかる、と思っていた。 ダービーの真実に目を向けようとせず、“ああ、この手の輩はたいていゲスだな”と決め付けているのだ。 「待てペッシ。誰も奴に会うなとは言ってない」 次に意見をあげたのはリゾット・ネエロだ。 ペッシがダービーの名前を正確に覚えていなかったため、彼は勘違いを起こしていた。 即ち、テレンス・T・ダービーをダニエル・J・ダービーであると思い違いをしていたのである。 放送で死を告げられたはずのダービーが生きている? だとすれば、ペッシが会ったダービーは何者なのか? 「万が一、奴が死んだフリに成功して生きているのならば、首輪の問題を何らかの問題で解決したということだ。 しかし、どうしてペッシにチケットを渡せたのかが不明だ。本来は、この場で俺たちの目の前で証明すればいいはずなんだ。 ペッシに口止めもさせず返したんだ、辻褄が合わない。つまり俺たちが壮大な勘違いをしているかもしれない」 「リゾット、あいつは……たぶん、首輪をつけてたと思ったんだけど。俺の勘違いだったのかな」 リゾットは持ち前の用心深さゆえ、迂闊にダービーと接触する危険性を回避するという九死に一生を得ていた。 しかしそれゆえに、取るに足らないテレンスの真実から遠ざかりつつあった。 「会ってもいいが、もう少し落ち着くべきだ」 「だいたいな、そうまでして叶えてほしい願い事があるのかよ」 彼らは、やはり動かなかった。 「……兄貴だよ。兄貴を見たかったんだ」 「プロシュートを蘇らせようとしたのか」 「馬鹿馬鹿しいぜ、死人が生き返るもんか」 彼のこころは 「違うッ! 見たかっただけなんだッ! 兄貴の姿をッ 兄貴の最後の生き様をッ この目に見せてほしかったんだッ! 兄貴を殺した奴の姿とッ 兄貴の勇姿をッ! 」 こんなにも熱く燃えているというのに。 「――ひとまず情報を整理し直そう。サンドマンの情報も含めてな」 【F-2 ナチス研究所 研究室/1日目 午後】 【暗殺チーム(現在メンバー募集中)】 【ペッシ】 [時間軸] ブチャラティたちと遭遇前 [状態] 頭、腹にダメージ(小)、喉・右肘に裂傷、強い悲しみ、硬い決意 [装備] リゾットにタメ口の許可認証 、ダービーズ・チケット [道具] 基本支給品、ランダム支給品0~1、重ちーが爆殺された100円玉 [思考・状況] 基本行動方針:『荒木』をぶっ殺したなら『マンモーニ』を卒業してもいいッ! 0.リゾットはダービーをどうするんだろう。 1.兄貴ィ……最後の姿を見たかった… 2.誰も殺させない。殺しの罪を被るなら暗殺チームの自分が被る。 4.チームの仲間と合流する [備考] ※ペッシの信頼度 ホル・ホース>ミューミュー>(よくわからないの壁)>音石、サンドマン、ブチャラティチーム ※100円玉が爆弾化しているかは不明。とりあえずは爆発しないようです。 ※音石の経歴や、サウンドマンとリゾットが交換した情報の内容を知りました。 ※リゾット、及びペッシのメモには以下のことが書かれています。 [主催者:荒木飛呂彦について] 荒木のスタンド → 人間ワープ…見せしめの女の空中浮遊、参加者の時間軸の違い(並行世界まで干渉可能) → 精密機動性・射程距離 ともに計り知れない 開催目的 → 不明:『参加者の死』が目的ならば首輪は外れない 『その他』(娯楽?)が目的ならば首輪は外れるかもしれない ※荒木に協力者がいる可能性有り 【リゾット・ネエロ】 [スタンド]:メタリカ [時間軸]:サルディニア上陸前 [状態]:頭巾の玉の一つに傷、左肩に裂傷、銃創(『メタリカ』による応急処置済み) [装備]:フーゴのフォーク 、首輪の設計図(ジョセフが念写したもの) [道具]:支給品一式 [思考・状況] 基本行動方針:荒木を殺害し自由を手にする 1.…………ダービーか。 2.首輪を外すor首輪解除に役立ちそうな人物を味方に引き込む。 カタギ(首輪解除に有益な人材)には素性を伏せてでも接触してみる(バレた後はケースバイケース)。 3.暗殺チームの合流と拡大。人数が多くなったら拠点待機、資材確保、参加者討伐と別れて行動する。 4.荒木に関する情報を集める。他の施設で使えるもの(者・物)がないか、興味。 [備考] ※盗聴の可能性に気が付いています。 ※フーゴの辞書(重量4kg)、ウェッジウッドのティーセット一式が【F-2 ナチス研究所】に放置。 ※リゾットの信頼度(味方にしたい度) ホル・ホース>サンドマン>(メッセンジャー頼むぞの壁)>音石>(監視は頼りにしてる壁)>ミューミュー>(皆殺しにするぞの壁)>ブチャラティチー ム、プッチ一味 ※リゾットの情報把握 承太郎、ジョセフ、花京院、ポルナレフ、イギー、F・Fの知るホワイトスネイク、ケンゾー(ここまでは能力も把握) F・F(能力は磁力操作と勘違いしている)、 徐倫(名前のみ)、サウンドマン ※サウンドマンに伝えた情報↓ [主催者:荒木飛呂彦について] のメモ、盗聴の可能性、電気伝達の謎、 スピードワゴン、ツェペリ、タルカス、ディオ、ワムウ、ポルナレフ、ラバーソール、エンヤ婆、ンドゥール、康一、億泰、トニオ、由花子、吉良、 ジョルノ、マックイィーン、プッチ、リンゴォのおおまかな人相、名前、能力、危険度。 ※リゾット、及びペッシのメモには以下のことが書かれています。 [主催者:荒木飛呂彦について] 荒木のスタンド → 人間ワープ…見せしめの女の空中浮遊、参加者の時間軸の違い(並行世界まで干渉可能) → 精密機動性・射程距離 ともに計り知れない 開催目的 → 不明:『参加者の死』が目的ならば首輪は外れない 『その他』(娯楽?)が目的ならば首輪は外れるかもしれない 荒木に協力者がいる可能性有り 【音石明】 [時間軸] チリ・ペッパーが海に落ちた直後 [スタンド]:レッド・ホット・チリペッパー(黄色) [状態] 体中に打撲の跡(中)、『レッド・ホット・チリ・ペッパー』をスピットファイヤーに乗せて飛行中 [装備] なし [道具] 基本支給品×3、不明支給品×1、ノートパソコンの幽霊、首輪の設計図(ジョセフが念写したもの)、スピットファイヤーのコントローラ、バッテリ ー充電器 [思考・状況]基本行動方針:優勝狙い 0.……ダービーねぇ。 1.ナチス研究所周辺を監視中(しばらくは研究所に待機)。チャンスがあれば攻撃を仕掛ける 2.首輪解除なんて出来んのか? 3.サンタナ怖いよサンタナ 4.電線が所々繋がっていないのに電気が流れているこの町は何なんだッ!? あやしすぎて怖えー! [備考] ※バトルロワイアルの会場には電気は通っているようです。 しかし様々な時代の土地が無理やり合体しているために、電線がつながっていなかったりと不思議な状態になっているようです。 スタンドが電線に潜ったら、どうなるかわかりません。(音石は電線から放電された電気を吸収しただけです) ※音石の情報把握 ブチャラティチーム、ホル・ホース、ミューミュー(ここまでは能力も把握) ミセス・ロビンスン(スタンド使いと勘違い)、ホルマジオ(容姿のみ) ※早人とジョセフとディアボロが駅を出た理由を知りません。 ※盗聴の可能性に気がつきました ※スピットファイヤーを【F-2 ナチス研究所】付近に旋回させています。 少なくともブチャラティチームやプッチ一味(と判断できた場合)、虹村億泰が近づいてきたら攻撃を仕掛けるつもりです。 ※暗殺チーム全体の行動方針は以下のとおりです。 基本行動方針:首輪を解除する 1.首輪解除のためナチス研究所を拠点として確保する。 2.首輪を分析・解除できる参加者を暗殺チームに引き込む。 3.1・2のために協力者を集める。 4.荒木飛呂彦について情報収集 5.人数が多くなれば拠点待機組、資材確保組、参加者討伐組と別れて行動する 投下順で読む 前へ 戻る 次へ 時系列順で読む 前へ 戻る 次へ キャラを追って読む 152 浦島太郎 テレンス・T・ダービー 164 ピノキオ 152 浦島太郎 ジョージ・ジョースター1世 164 ピノキオ 152 浦島太郎 シーザー・アントニオ・ツェペリ 164 ピノキオ 160 ハーフ・ア・サティスファクション ペッシ 174 流される人、流されない人 160 ハーフ・ア・サティスファクション リゾット・ネエロ 174 流される人、流されない人 160 ハーフ・ア・サティスファクション 音石明 174 流される人、流されない人
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ハウンド 概要 ハウンドは、犬と人の顔を合わせたような四足歩行のエンティティです。 噛まれると吐き気に襲われるため、注意が必要です。 詳細情報 ステータス 調査結果 体力 調査中 移動速度 速い 攻撃力 調査中 日本語名 ハウンド 遭遇時対応 噛まれると吐き気に襲われるため、できるだけ近づかず、ゆっくりとその場を離れましょう。 出現Level Level 3 Level 9