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― ―― --8 05 私がちょうど教室に入ろうとした時、みなみさんが教室から飛び出して行った コワレルセカイ★5\Endless Nightmare 『あ…』 飛び出して行った時に私の方を睨んだ気がするのは……気のせいじゃない、、か と感じながら私は教室のドアを開ける 「どうシたんでショうか、ミナミ…」 「きっとファイナル難しい年頃なんスよ」 「…そう言うコトじゃ無イト思……あ、うーちんおはようデス!」 「おはようっス、うーちゃん!」 『お早う御座います、ひよりさん、パティさん、あの…みなみさん、何かあったんですか?』 「う~…それが、小早川さんが少しの間学校に来れなくなったって言ったら急に青くなって …急に座り込んで…急に飛び出して行ったんスよ…心配する気持ちは分からなくもないっスけど…」 ― --10 50 「ここテストに出すからなー」 現代文の授業の先生が今度のテスト範囲を教えてくれている しかし私の耳には入らない…録画はしてはいるけれど ずっと考えていた、最近のみなみさんの行動を あのパーティの時といい、あの昼休みの時といい、、彼女に何かが起こっていることは確かだった 「ん、もうすぐ授業終わりか、じゃ起立、礼!」 その原因はさくらさん、なのだろうか……私はもうすでに気付いていたのかもしれない だから彼女に何度も『どうかしたんですか?』と聞いていたのだろう しかし彼女の言葉はいつも「大丈夫だから」の一言だった ……それだけで私は満足していた、言わないのなら言葉の通りなのだろう、と さくらさんは私が造まれた時に記憶設定をして貰ったことがある…ほんの1時間ぐらいでしたけど それに高良家には〈ヒューマノイド同士で争ってはならない〉という取って付けたような掟がある もし掟を破ったりしたら私は…… 『……いつも私は…自分のことばかり、、ね』 ふぅ…と深いため息をつく、、何なのだろう、このもやもやとした気分は ……それに今から私が動いてもどうにかなるようなことじゃあないのに、と 昼休みにあの方と話すまで…ずっとそう思っていたんだ ― -17 19 『ふぅ…』 まったく…こんなに飲まされるとは思わなかった… ん?…ソファの方が騒がしいな…… 「さぁ、おかーしゃま♪もーいっぽん☆」 「ありがとぉ~きみたちものんれのんれ♪」 『おいらぉ…もうげんか…い…』 「ばぁ~か!そんなやわにはつくってないれすよぉ~」 『しんぱてぃはまだみゃだのめましよぉ!』 「うわぁっははは!そのいきよ!」 あの3人と1匹はこんな時間から酔っ払って…っていいんだろうか、みゆきお姉さま… 「おかーさま、ごはんにしますか?、ライスですか?、それともおこめですか?」 「なんでもい~からじゃんじゃんもってきらさ~い!!」 ― ―― またチャイムが鳴る、引っ切り無しだ ピンポ~ン、ピンポ~ン、ピンポ~ン、ピンポ~ン、ピンポ~ン、ピンポ~ン、ピンポ~ン ピンポ~ン、ピンポ~ン、ピンポ~ン、ピンポ~ン、ピンポ~ン、ピンポ~ン、ピンポ~ン ピンポ~ン、ピンポ~ン、ピンポ(ry、ピン(ry、ピ(ry… しまいには伝票版が白い紙で埋まってしまった、伝票紙が切れ掛かってもいる 『え、と、アレがそれで、ここがそれで…うがーーーーーー!!!!』 遂にNo0045 大料理長ロボ(♀)がハンバーグをグリドルに投げ出した、無理も無い、 この忙しさはお正月やGWに匹敵する…けど、相手は人間2人+客人2人、ヒューマノイド5体という… 『おいィ?、みん料理長!、フライヤー今ヒマ何ですからグリドル手伝ってください! ガロニの用意とかデシャップに上げるとか色々あるでしょうっ?』 No0284 カスタマーロボ(♀)がフード内に声をかける …分かってる、分かってるけど、これあもりにもひきょう過ぎるでしょう?;; …汚いなさすがマスターとグランドマスターの胃袋きたない 『No0108さんもいちいちレンジアッポしなくてもまとめてしてください!、あと 5ライス早く出してください!、カスタマー今人数がマッハなんですよ!?』 メイドロボNo0108はうなずいているがソテーも結構アレな状態だ 『…あまり使いたくなかったですがそうも言ってられない…皆さん』 『『…ええ』』 『『『うおおおーー!!!! フ ル パ ワ ー ! ! 』』』 私たちの戦いはこれからだ! ― ―― 厨房ではみんさんとメイドロボ達が忙しなく動いている 『やれやれって感じだわね』 私に話かけてきたのは大大姉さんだ 『…まだ立ってたんですか大大姉さん』 『知ってるでしょ?、緊急時強制服従機能は半日は続くってさー…』 『ああ、、そうでしたね』 『そういえば、、もえはどこへ行ったのかねー』 『………知りませんよ』 『あんたさっきもえと話してたんじゃないの?』 『……何で私が行き先まで把握しなくちゃいけないんですか?』 『あんた何イラついてんのよ?』 『…別に何でもないです』 オイルを飲んでいるせいかやけに画面がざらつく …どうなってるんだ、今日は、なにもかも 『…ちょっと周りを歩いて来ます』 『ん、、おー』 …私は何にイラついているんだろう そういえばこういうパーティに真っ先に参加しそうなあいつがこないな…まぁいいけど …何だろう、これ テーブルに無造作に置かれていた紙のようなものに目がいった 『こんなところにゴミを―…え?、な、何…これ……』 私は眼を見開かせ驚いた…何故ならその紙には、、みなみさんの位置情報が分刻みで書かれていたのだから 『AM7 25起床、AM8 04学校到着、AM10 01泉こなた宅に到着、気が動転していたためか 交通機関を使わず走っていった模様、そしてそのままPM15 04まで目的もないまま徘徊…』 何だ…これは…まさか、、も、さくらが? いや、いくらあの人でもこんなに細かく監視することは…そして気になるのは… 『~PM15 14近くの商店街で金物屋等に寄った模様、、角度が合わず中の様子は不明……~ PM15 30再び歩き出す、目的地は高良家だと思われる、PM17 09頃に河川敷周辺に到着予定』 ここに向かっている? …―――っ! 『大大姉さんっ!!』 『ん、何?』 『出かけてきます!、みゆきお姉さま達には上手く話してくださいっ!』 『そんなに急いでどこいくのよ?、、それにあたしここから動けないんだけど…』 『後で話しますっ!』 みなみさん…どうか、どうか無事で― ― ―― -17 18 「ふー、ふー…」 もうすぐだ…もうすぐあの女の家に着く… 「ゆたか、、もうすぐだよ?…もうすぐまたいっしょに…うん…私が頑張ればいいんだよね?」 私の心には興奮と感動を始めとする様々な感情が入り交じっていた 顔には自然と笑みが浮かぶ あぁ!…何でこの方法に気付かなかったんだろう! ゆたかも喜ぶよね?、ふふ、早く、早くあいつに会わなきゃ…! 自然と歩くスピードと、杖にみたてた先の尖った鉄パイプを突くスピードが速くなる びゅううぅ! 「う…」 『嬉しそうね☆、みなみ?』 風が吹いて瞬きをしたほんの一瞬だった 次に目を開けた時―…目の前にいたのだ 私が今一番会いたく、今一番顔を見たく、そして一番顔を見たくなく、一番会いたくない矛盾したモノが 「っ…さくらさんじゃないですか?、こんな時間にどうしたんです?」 『ん~?、貴女に会いに来たの♪』 そう言ってこいつはにこりと笑う…しかし目は冷たく暗い、、あの時の目だ 落ち着いて…落ち着いて行動しなきゃ……焦らないで… ごくっと私は唾を飲み込む 『で、何が嬉しかったの?』 「…やっと、気付いたんです、ゆたかとさくらさんってすごく似合いのカップルだな…って」 そう言って私はあいつとの距離を少しずつ狭めていく 『ふぅん?、、どういう心境の変化なのかしら?』 「もう疲れたんです、こんな…それにゆたかはあなたといた方が幸せそうだったから」 笑いながら話す ぎごっ 無理に笑ったから顔の筋肉が引きつっているかのようだ…いや、引きつっている 「だから握手しましょう、仲直りの握手」 そしてまた無理矢理つくった笑顔 『ふぅん……ま、そういうことなら』 近付いて来た…っ、、まだ遠い…っ あいつは手を伸ばしてくる 『―ところで、その杖みたいなの、何?』 「ちょっと足をくじいて…杖の変わりにしてたんです」 『…ふぅん』 「さ、握手ですよ!」 『じゃ、和解記念ね』 「うん、さよなら」 私は素早くポケットに忍ばせたナイフを取出し― 奴の腹を目掛けて刺した ― ぐじゅ あぁ、これがを突き刺すって音なのか そしてその突き刺した振動がナイフを伝って腕、そして胸に響く 『ガ?!…は?』 あいつはふらふらと倒れもがき苦しんでいる ふとナイフを見た …あぁ、こいつの血って赤いんだ 直ぐ抜けるなんて刺し方が甘かったかな、今度は捩り混むように刺さなきゃ 「…ちょっと待ってて、直ぐに戻るから」 そう言ってもう一方のポケットから小型のハンマーを取出しあいつの頭目掛けて振りおろす ごきっ 鈍い音がした そして私は元いた位置に戻り置いてあった袋を取り、あいつのいるとこに戻る 「たっぷりお礼しなきゃ、うん、しんぱいしなくてもいい…ナイフなら沢山中に入ってるから」 そう言って袋の中の物をばらまき、微笑いながら耳元で囁いた 「穴だらけにしてあげる…」 それを聞いてまた動き始めるこいつ …逃がさない ナイフを持って勢いよくやつの手に突き刺す 「…動いたら色々とちぎれるから」 囁きながらもう一方の手のひらにナイフを突き刺す 勢いをつけ過ぎたのか貫通し地面に深く刺さっている 1本っ2本っ!3本っ!! 馬乗りになり次々とヤツの腹に向かってナイフを刺していく ゆたか!ゆたかっ!!ゆたかぁっ!!!もうすぐ!もうすぐまた一緒になれるッ!!なれるッ!! 1つ思うたびナイフ類を1本ずつ体に刺していく、そう、ヤツに向かって抉り込むように その顔をするな汚らわしい、その声を出すな汚らわしい、その身体は何だ汚らわしい 汚らわしい、汚らわしいっ汚らわしい!汚らわしいっ!汚らわしい!!汚らわしいっ!!汚らわしいッ! 汚らわしいッ!!汚らわしいッ!!!汚らわしいッ!!!!!汚らわしいッッ!!!!!! 汚い、汚い、汚い、汚い、汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚 汚い汚い汚い汚い汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚 汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚 「あれ?…ナイフ無くなっちゃった」 むぅ、、けっこう用意してたのになぁ 「まだ…まだ死なないで、、私が受けた苦しみはこんなものじゃっ…」 『…ぁ…み……ち…』 奴は下から私を見つめていた…―何故か、優しげな眼で 「見ないで……」 『ぁ……や…』 「見ないでッて言ってるでしょッ!?!」 ガスっ!! 咄嗟に持っていた鉄パイプを奴の目玉目掛けて突き刺した 『~~っ…っ…っっ!!』 そしてそのまま目玉をくり抜いた べしゃっと言う音を立て地面に転がる奴の目 それ目掛けて私はハンマーを勢いよく振り下ろす 「そんな眼で、私を見るから…っ」 高々と鉄パイプの尖った方を下にして振り上げる 「バイバイ」 そして勢いよくこいつの喉元に向かって―…振り下ろすっ!! 『…っぁ…ぃ…み…ちゃ…」 …ぐしゃっ ………終わった……終わった、よ、ゆたか でも何だろう…この感じ…何かが引っ掛かる 数分前まであいつだったモノを見なおす、喉元には鉄パイプが墓標の様に突き刺さっている 「あれの血、いや、オイル、か、…そうとう、流れてる…」 私の服…結構オイルまみれだ 汚いと思いつつもふと触ってみた …生温、い? 「…いや、まさか……」 その時何故かあいつの最後の言葉が私の中を駆け巡った ナイフを抜き恐る恐る内部に触れてみる 中は意外に柔らかく、そして潰れやすくて、、まるで― 「…本物…みたい……」 …精巧に作ってあるだけ……なんだよね? …っぁ…ぃ…み…ちゃ… またあいつの最後の言葉がまた私の中を駆け巡る その度に頭痛が酷くなる……まるで思い出すなと警告しているかの様に そうだ、あれは最後に何と言った? 痛…い…よ…み…ちゃ…とか― ………「痛いよ…みなみちゃん…」? ……………………うそだ…… ……そんな…まさか……私は―…… 『そう、あなたが殺したのはゆたかよ』 声に反応し前を向くと奴が―…さくらがいた 「あら?、聞こえなかった?、もう一度言おうか?」 そう言うと奴はキスをする程の距離まで顔を近づけ言う 『[あなた]が[ゆたか]を[殺した]の』 奴は狂った笑顔でそう言う 「ちが、う……違うっ!!わた、私が殺したかったのは―」 『うわぁ★、ぐちゃぐちゃだぁ~…よほど恨んでたんだねぇ』 「違う…ちが……うっ」 『何が[違う]のよ?』 その言葉の後、奴が2人に分かれた 『殺す気が無かった?、笑わせてくれるじゃない』 「――っ?」 そして奴はまた増えていた 『[殺す気が無かった]、かぁ、、ナイフなんて何十本買ってるんだか』 『最初に腹を刺しておいて』 『次に頭をハンマーで殴って』 『手のひらにナイフを刺して逃げられないようにはりつけにして』 『何本も何本も体にナイフとかを刺しまくって』 『そうそうw、ナイフ折れてたもんね~どれだけ力を込めてたんだか』 『そんでナイフが無くなるまで刺したんだっけ?』 『でお次は目玉をくり抜いて潰したんだよね』 『―そして最後に喉を先の尖った鉄パイプで突き刺さしてトドメっ!』 『思いっ切り振り下ろしてたよね……引くわ~』 『…そこまでしておいて[殺す気が無かった]?、笑えない冗談だわ』 『『『『『『『『『『『『うふふ……ふふ♪』』』』』』』』』』』』 いつの間にかさくらは更に増えていた、私を取り囲んで群衆が出来る程に―… 「……夢だ…そうだ…ゆめなんだ……幻なんだ…」 『そうね。確かに幻を使って人数を増やしてるけど…果たしてこれは[幻]なのかしら?』 さくらはあの死体の頭を持ち上げ私に近付ける 『試してみる?、本物かどうか』 『空いてる眼に手を突っ込んで肉感を確かめるぅ?』 『眼球の残骸でも触る?』 『でも眼球なんて普通触った事無いでしょ?、自分のくりぬこうよ』 『それとも内蔵の方がいい?』 『むきだしの骨でも触らせようか?』 『そこいらに歯が飛んでるけどそれでもいいんじゃない?』 『いつも触ってる腟内の方がいい?』 『あ、そうか、、自分自身を傷付ける方がお好み?』 そう言った奴は死体からナイフを引き抜いて私の前に落とす 『選びなさいよッ…選ばせてやってるでしょッ!?!』 さくらは怒鳴りながらその死体を私に向かって向ける 『さぁ!早く!?』『さっさとしなさいよっ』 『さぁ!』『さぁ!』『さぁ!!』 『選べよ』『選ばないの?』『選んでよ』『選べよっ!』 『早く!』『違うんだろ?』『早くしてよ』『はやく』 『違うんでしょ?……だったら触って確かめようよ?、ねぇ?』 『『『『『『『『『『『『『『『『『『『さぁッ!!!!』』』』』』』』』』』』』』』』』』』 『『『『『『『『『『『『『『『『『『『早くッ!!!!』』』』』』』』』』』』』』』』』』』 「ひ、ぁ……いやあぁあぁああぁああぁああぁぁぁぁーーー!!!!」 ― 『―と、まぁ冗談はここまでにして置きましょ』 「あ……あ…ぁ…?」 いったい何が起こったのか分からなかった 周りには私とこの女の2人だけ 『教えてあげる、さっきまでのは毎度お馴染み幻覚よ』 さくらはやれやれと微笑いながら話す 『一番効くのよね~……そいつの一番大事な人をそいつに殺させるっての』 「ゆた……ゆたかはっ!?」 『生きてるわよ、私もゆたかも…今はどうだか知らないけど』 生きてる、生きてるんだ、ゆたかも、さくらも、終わってない、殺さなきゃ、こいつを 『でもあんたの下にいるのは死んだ』 「……下?」 『気付かない?、自分の服の汚れに、、自分が跨がっているモノに』 何?、下に何が― 「うあぁあぁあああ!!?」 私は壊れたロボットのようなモノに跨がっていた 驚いた私は後ろに下がる そして自分の服を見ると、このロボットのオイルが飛び散っていた 『それの名前は〈TRX-X〉、あきつーよりも先に造られた言わば私達のご先祖ね』 …殺さなきゃ 『さっきまで生きてたんだけどねー…壊れちゃった、[あんた]が[殺し]ちゃったから』 …早く、早く立たなきゃ 『ボディは直せるだろうけど…記憶は引き継げないでしょうねー、しっかし☆、幻想の中のゆたかと同じ殺―』 「う、ああぁあぁぁぁ!!!」 私はロボットに刺さっていたナイフを抜き取り奴に向かって突撃した ガインっ!! ナイフは鈍い音を立て― 折れた さくらはそれを掌で受け止めている 『…馬鹿ねぇ★』 折れたナイフの刃先は奴の手に握り締められていた 『私は高良家によって造られた超!高性能のヒューマノイド!!…んな刃物でこのスキンを貫ける訳がないじゃない』 『―ちょっと面白いゲームをしましょうか』 そう言って、さくらはにこりと不気味に笑ってみせ、指をパチンと鳴らした 直後、横の土手から音が立ち始める ―人!?助かった…? 「…え?」 確かに音の正体は人だった、しかし 「この人達、、目の焦点が定まって…?」 みんな目が虚ろだ、精気が感じられない 『こいつらは私がアレした奴等でねー…あ、操心針って言うんだけど …ともかく言う通りに動いてくれるの☆』 とさくらは笑いながら話す 『―さて、問題です…私が今ここで洗脳を解いたらどうなるでしょ~か?』 さくらは愉しげに私に問う 『洗脳が解けたこいつらは自分がどこに・今まで何をしてたのか分からない 途方にくれるでしょうね…でも近くからつんとした臭い臭いが漂ってくる、そしてそっちの方を見てみると― そこには服がオイルまみれの少女、そばには壊れたロボット、地面には沢山のナイフや鉄パイプ… どんな反応をするでしょうね~、あ、私はステルス機能があるから心配しないで☆』 そう言ってさくらはにやりと笑う 『こいつらの中には私服警官もいてね、、そしてこんな時間だし…ふふふふふ、どうなると思う?』 「やめ…やめてっ!!!」さくらが鳴らしたその音は私の胸に深く抉り刺さった 『もう一度指を鳴らせば解けるの』 ぱちんっ! 私は思わず身を丸める…だけど何も起きない 『ぷ…くくくくっ…ふふふふふふっ、あひゃはははははははははははははははははははははははは!!!!』 さくらは狂ったように笑いだした 呆気にとられた私は辺りを見回す、いつの間にか私を囲んでいた人達はこの場からいなくなっていた 『…は~ぁ、、私がさ、そんな手っ取り早くてつまらないコトすると?』 急にさくらの口調が冷めたナイフの様なトーンに変わる 『私はみなみ―…あんたを肉体的に追い詰めたりはしない…決してね、徹底的に精神に、よ』 身体の中が凍えるほど冷たい風が吹く 『そう…あんたを追い詰めて追い詰めて追い詰めて追い詰めて追い詰めて追い詰めて追い詰めて 追い詰めて追い詰めて追い詰めて追い詰めて追い詰めて追い詰めて追い詰めて追い詰めて追い詰めて 追い詰めて追い詰めて追い詰めて追い詰めて追い詰めて追い詰めて追い詰めて追い詰めて追い詰めて追い詰めて 追い詰めて追い詰めて追い詰めて追い詰めて追い詰めて追い詰めて、自殺させることが私の目的なんだから…』 さくらは道端に落ちているゴミを見るような瞳だ 『その後は失意のゆたかを私が励ましていって、、でじっくりと、じっくりと私好みの・私しか考えられなくしてくの@』 「っ……」 『…もう、、いっかぁ』 さくらはまたいつもの可愛い口調へとトーンを下げる 『私はね、こうして遊んだあとわざと痕跡を残して帰るの♪…そしたらね、ふふ…どうなると思う?』 「どう…?」 『そいつは何週間後か、何ヵ月後か、何年か後に倍の恨みを憎しみを怒りを込めて、計画を練って私に向かってくる☆』 「………」 「私 だけ に向かって負の感情をぶつけるの…私はそれを倍の悪夢で返す☆、んでそれは循環する…最高の暇潰しよね?」 「…な……」 『だからさ、仕返ししやすいように私も調整しなきゃならんのよ、、だから今日はもうお終い☆』 さくらはな笑顔で話す、そして私の横を通り過ぎた後、こう言った 『―今度はもっと、私を楽しませてね?』 ― どさっ 膝がガクッと落ちた途端、体の震えが止まらなくなった 「…た…たす、かっ……た?…」 いつの間にかこの土手ぞいは真っ暗だ、、吹いて来る風は槍で貫かれた様に痛い 「はー…はー……はー…」 そして脳に酸素を届けるためか、無意識の内に荒い呼吸を繰り返す 「…………ゆたかに会いたい…な」 そう呟いた私の目からは涙が溢れだした 「…ゆたか…ひっく……会いたいよ…ゆたかぁ……」 会っていない・声を聞いていない期間は1日半ほどなのに、ただそれだけなのに -私は彼女を求めている- 「寂しい…よ……ゆたか……」 ―自分から手を離してしまった、離されてしまった 彼女を理解していたはずなのに 「ゆたか…ゆたかぁ…ひっく…」 私はこれからどうすればいい?どうしたらいい? …立ち上がる力なんてもう…… ゆたかを見れば ゆたかの声を聞けば ゆたかの笑顔が見られれば 私は何度だって…… 「みなみちゃん」 ぶわぁっ! 後ろから疾風が吹いた 「ゆ…たか…?」 「なぁに?、みなみちゃん」 …ゆたかだ……ゆたかの声だ… その言葉は私の身体に染み込んでくる 「…ゆたか……」 「うん?」 「…ゆたか」 「うん」 …本当に、、ゆたかなんだろうか…なんでここが分かったんだろう こんな時間なのに…あいつと会わなかったのだろうか 様々な疑問が浮かんでは消える 「…どうして…ここが分かったの?」 「別にいいじゃない、ね?、寒かったでしょ?…コート持って来たよ」 でもそれはゆたかの優しく甘美な言葉の前にはどうでもよくなっていた 「ねぇ、みなみちゃん、どうして振り向いてくれないの?」 「それは……」 信じていいのだろうか、いや…信じたい… 会いたい…ゆたかに会いたい……ゆたかに会えるなら… 「…分かった、よ」 私は勢いよく振り向き始める 「みナみちャン』 『ジャマ、さっさとシーネ♪』 ゆたかでは、無かった、そこにいたのは―さくらだった 『ゴメ、さっきの『もういっか』っての嘘』 私はまた、騙された…… 騙 さ れ て … 「ああぁああ"あぁあ"ぁあ"あああぁ"あ"あ"ぁぁぁーーー!!!」 『キャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!』 夜空にあいつの笑い声が響く 『あはっ、あはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは はははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは はははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは はははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!!』 あいつは壊れたラジオの様に笑いながら去っていく 私は力が抜け、膝をついて倒れた ― 私はそこに膝をついたまま茫然としていた 空が暗くなった、、ここに何時間いたんだろう、、感覚がない …人は誰も通らない 私は草むらに倒れる うん…もういいや …もういい もうつかれた ねむたい、、まぶたがおもい もうやりのこしたことなんてない …ここでねたら あさにはらくになっているのかな わ……… …ゆ……か…… ……ご… …め…… …… … コメントフォーム 名前 コメント
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コワ~ 【コア~】【コカ~】【コサ~】【コタ~】【コナ~】【コハ~】【コマ~】【コヤ~】【コラ~】【コワ~】 【コワ~】【コン~】 コワイ コワオクリョ コワクゴ コワクビ コワトリクエ ゴワベール ゴワン
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むげんしさくでぃーぷすぺーすみっくす【登録タグ CD CDむ GUMI む コワレミクP コワレミクPCD 全国配信 曲】 作詞:コワレミクP 作曲:コワレミクP 編曲:コワレミクP 唄:GUMI 曲紹介 13作目のテーマは「セルフカバー」 3作目の『【初音ミク】オリジナル「無限思索」』をリメイク。歌詞等も若干追加されている。 MMMD-PV使用モデルはISAO式GUMI 詳しい作品解説(作者Blog) KarenTレーベルよりダウンロード販売が行われている。メグッポイド2周年記念企画で配信された作品の1つ。 KarenT配信 前作 今作 次作 - 無限思索 DEEP SPACE MIX - 流通:配信 発売:2011年6月24日 価格:¥150 レーベル:KarenT ジャケットイラスト:コワレミク iTunes Storeで購入 曲目 無限思索 DEEP SPACE MIX (feat. メグッポイド) 歌詞 瞬いて 無限に帰す 星らの旅立ち 億年のその旅路を 独り歩いていく 時を超え 光超えて 輪廻は煌めく 寄せては反す 宇宙(そら)の音 果てしなく響く 風に流され 彼方へ 元素に還る 何もかもが 今 すべて砕け 存在の意味も理由も ゼロへと向かう 終わりが来て 光が消えて すべてが 崩壊していく 傾いでは ゆらり凪いで 光の子ら舞う 千年は既に此方 無限の思索 常夜に向かい翔ぶ 闇の岸辺で風は途絶え ただ 消え往くだけ 存在の意味も 理由も ゼロへと還る 終わりが来て 全てが消えて世界が 崩壊していく Deleted the world コメント 名前 コメント
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ワレ~ 【ワア~】【ワカ~】【ワサ~】【ワタ~】【ワナ~】【ワハ~】【ワマ~】【ワヤ~】【ワラ~】【ワワ~】 【ワラ~】【ワリ~】【ワル~】【ワレ~】【ワロ~】 ワレ ワレイ ワレペン ワレラン ワレラン(2) ワレランイッセイドリュクサンブールリニー ワレランサンセイドリュクサンブール ワレランドボーモン ワレランニセイドリュクサンブールリニー ワレンガ ワレンティン
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ついおくにて【登録タグ GUMI つ コワレミクP 曲】 作詞:コワレミクP 作曲:コワレミクP 編曲:コワレミクP 唄:Megpoid 曲紹介 16作目のテーマは「原点回帰」 MMD-PVの事を念頭に置かずに制作された楽曲 切ないVOCAROCK 詳しい解説(作者blog) 歌詞 ビル影伸びて 歩き出した 季節が笑う 飛行機雲が 空の上を走って 遠く伸びて 追いかけた空の中に 思い出すよ 君のこと 少し 心が揺らいだ─・・・ 僕は独り 思い出を 追いかけていただけ まぶた閉じて 君の笑顔を 思い出しただけ 夕闇染まり 騒ぎ出した 空の星 闇が隣に 座り 話を始めて 夜を磨ぐ 仰ぎ見た月の光 思い出した君の声 そっと ココロを 澄ました 君の居ない 今日の景色は とても寂しく 音を奏で 君の笑う明日を祈るだけ 時が経ち 想いは朽ちて 忘れていく 君の全てを 消える・・・ 全て─・・・ 遠くなる 死んでいく星のように 思い出は 煌めき砕けて 哀しみだけを 残した コメント 名前 コメント
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属性:インパクトの形:三角でNo.3 ボキャボットは『コワコワット夏男』 DXヘボットの場合 ワード1 ゾンビ集合! ワード2 妖怪カモーン! ワード3 きをつけ~霊! きゃー! DXペケットの場合 ワード 怖すぎ鳥肌 ギャグ 恐怖の強風 収録 ボキャネジ第一弾~朝までパーリィ~ ヘボット!ボキャネジコレクション(限定イラスト)
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【登録タグ S コワレミクP 初音ミク 曲】 作詞:コワレミクP 作曲:コワレミクP 編曲:コワレミクP 唄:初音ミク 曲紹介 音楽はあなたを救わない。でも、迷った心の方向を修正してくれる。 第5回MMD本選に進出した曲。 歌詞 HeadPhone 空気震わし GoodMusic 耳に届く GoodSound 僕を惑わし きっと ここが天国 Yah Yah Yah Yah Yah Yah Yah Yah Yah さあ踊ろう ひとり グレーの夜 極彩色をくれる NiceSound 自然 身体 動き始めるよ ほら ここが小さな 部屋でも 音 溢れて 色に染まっていけば ほら 今すぐに きみの曇り顔 晴れに変わって いくのさ コメント 名前 コメント
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きみのとなりに。【登録タグ GUMI き コワレミクP 曲】 作詞:コワレミクP 作曲:コワレミクP 編曲:コワレミクP 唄:GUMI 曲紹介 楽曲のテーマは「挑戦」。 コワレミクP、初のGUMIオリジナル曲。 今までの歌詞は心象風景ばかりだったので、ストーリー的な歌に挑戦しました。(作者コメ転載) 「いつもは控えめな女の子が頑張ろうとしたけどダメだった」という淡く儚い片思いの物語をGUMIが力強く歌う。 MMDのモーションに関しては「走る」「歩く」以外、全て自作。 歌詞 傘を忘れて 途方に暮れた 土砂降りの帰り そっと君から 差し出された傘 胸が高鳴った 走り出すココロ 少し触れた指先は震え それは恋の始まり 君はきっと知らないよ 笑えてくるくらいの じっとできないこの想い I always think about you いつも考えてる これは片思い ココロがいつも騒ぐ 春が近づく 寂しさが増す 夕暮れの廊下 桜 咲いたら この小さな町 君はもう居ない 口に出せば消えていく もどかしいこの気持ち 歌にならない恋のうた マイクを握って叫ぶ でも声は掠(かす)れ 君に届かない ギターの音が止まる あし すくんで 君の 前にいる わたし どうしよう 二人きり ここで 言わなければ 二度とチャンスはないの 哀しいね これは片思い あの子が来て 手を取り笑いかけ 君とあの子で出て行く 二人の影をなぞってた 君のとなり わたしを重ねて 涙ひとつ 落ちた―――― コメント PVの完成度が凄い。表情こってるし、ギター弾くモーションも作り込んでて感動 -- 名無しさん (2010-03-07 06 19 17) この曲好きです!女の子らしい歌詞にキュンとしました -- 名無しさん (2010-08-06 17 11 05) MMDが素晴らしい -- 名無しさん (2010-08-13 09 49 47) 名前 コメント
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ワレ ブラジル中部タピラペ族の伝承に登場する英雄的シャーマン。
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きみをわすれて【登録タグ miki き コワレミクP 曲】 作詞:コワレミクP 作曲:コワレミクP 編曲:コワレミクP 唄:SF-A2 開発コード miki 歌詞 (ピアプロより転載) 星が眠る満天の空 永い闇夜の畔で独り 君を想う そうするだけで 僕の夜にも朝日が昇る でもそれも終わりにしよう 夜の岸を離れ旅立つ きらきら 輝いていた日々は ほら もう遙か遠く 何もかもが霞んでいくよ 涙で明日が見えなくて 両手は空を掴んで 詩の数だけ忘れていくよ 僕が愛した君の笑顔 だから僕は音を紡いで 思い出の詩を幾度も歌う きらきら 空の水面に揺れる月 影を照らして 幻想の夜明けを捨てて 伝えよう 届かぬ声を 君の元へと さようなら さようなら ありがとう 僕らの思い出に 別れ告げる コメント 聞いてて落ち着く!!いい曲!!てか、PVのちっちゃいmikiかわいい!! -- えむ (2013-10-19 11 39 10) 名前 コメント