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ラップタイム 作品タイトル Aチーム Bチーム 運営 DQ4 ゆー Maru そうこ 2章終了 1 12 00 1 23 42 1 29 00 4章終了 2 01 33 2 17 20 2 24 07 バルザック+撃破 3 33 50 3 31 49 4 02 24 エスターク撃破 4 18 29 4 16 24 4 50 10 THE END 5 08 58 5 08 00 5 57 53 DQ5 ムウ まーく 幼年時代終了 1 20 15 1 21 50 誓いの口付け 3 10 50 3 10 03 青年時代前半終了 3 47 34 3 46 52 ゲマ1撃破 5 18 59 5 20 41 THE END 6 40 22 6 42 28 総合タイム 11 49 20 11 50 28 DQ8 レィズ るるMk-2 ククール加入 2 05 21 1 55 36 船入手 5 04 57 4 52 29 ドルマゲス撃破 6 38 00 6 17 20 ゲモン撃破 8 34 33 8 41 56 THE END 10 51 50 10 27 25 総合タイム 22 41 10 22 17 53 DQ7 けった さく doran デスマシーン撃破 2 47 13 2 44 22 2 46 48 アントリア撃破 4 40 18 4 41 33 5 00 02 グラコス撃破 7 03 46 7 11 43 7 34 53 アイラ加入 8 47 52 9 02 11 9 24 09 Disc1終了 10 54 28 11 18 59 11 43 35 THE END 13 36 11 14 58 02 14 24 34 総合タイム 36 17 21 37 15 55
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16 いつか帰る場所 前へ 戻る 次へ ……相変わらず汚ねぇ町だよなぁ……。 パルミドの入り口へ移動呪文で着くと、オレはゼシカの手を思わず握り締めた。 「手ェ離すなよ。ここはヘンな奴が多いからさ」 オレが言うと、ゼシカはくすっと笑った。 「大丈夫よ!ここには何回も来てるのに……何よ今更。変なの!」 ――オレは本気で心配してんだけどさ……ま、いいや……。 オレたちは足早に、迷路のような町を駆けていった。 空はもう夕焼けに染まってきていて、町の中の建物が長い影を落とし始めている。 酒臭さと埃っぽさと、そして何年も寝かせたような澱んだ空気が オレの鼻や喉を刺激して、思わずむせちまうところだったよ。 オレとゼシカは物乞いや酔っ払いをすり抜けて、酒場の奥の階段から屋根の上に登り、 情報屋の部屋へと続く階段を降りた。 部屋の前に立つと、オレはドアを軽くノックした。 「……どうぞ」 返事を聞くなり、オレはドアを開けて情報屋の部屋へ入った。 後から入ってきたゼシカが、静かにドアを閉める。 情報屋は机に向かって、何かの書類を読んでいるようだった。 書類から目を上げてオレとゼシカを見ると、メガネのブリッジを押さえて、 のんびりとした口調で話し出したんだ。 「……おや、確か……ヤンガスくんと一緒に旅をされていた方ですよね?何かご用ですか?」 「もし情報を持っていたら、教えて欲しいことがあるんだ」 オレは情報屋の机へ歩み寄り、机に両手をついた。 「はい、どのような件についてでしょう?」 「聖地ゴルドが半年ほど前に崩壊したのは知ってるよな?」 「もちろんですとも!今はそこそこ人が住めるぐらいには復興したと聞いていますが……」 「崩壊した時……新法王になろうとしていた男の行方を知りたいんだ」 情報屋は少し上目遣いになり、何かを思い出そうとしているようだったな。 少しして、オレの顔へと視線を移した。 「確か……マルチェロ、とかいうマイエラ修道院の院長をしていた男でしたかな? それなら、聖堂騎士団の方からも問い合わせが来てましてね…… ああ、あとトロデーン城の国王陛下からも」 「――トロデ王が?」 オレは驚いたね。何だってトロデ王があいつの行方を捜してるんだろうと思ったんだ。 オレの隣に駆け寄ってきたゼシカも、不思議そうな表情で、オレと情報屋の顔を交互に見ていた。 「ええ。トロデ陛下は、マルチェロ氏が見つかった場合に寛大な措置を お願いしたいという旨の嘆願書をニノ法王に提出されたとかで……。 前法王殺害の容疑がマルチェロ氏にかかっているようですが、それは揺ぎ無い事実としても、 ゴルドを崩壊するに至ったのは、何でもマルチェロ氏がトロデーン城の宝である 暗黒神の呪いの杖を持ってしまったためだとか……。 そのため、ゴルド崩壊についてはマルチェロ氏に罪はない、というのがトロデ陛下の話でしたが……」 ――「罪はない」……ねぇ。 でもあいつ自身は、そう思っちゃあいないだろうな。 嘆願書はニノ法王へは有効かも知れないけど、プライドで生きてきたような奴には かえって逆効果かもしれないぜ? 情報屋は机に積まれた大量の書類を小分けにし、机にトントンと叩きつけて整えていた。 「それでですね、マルチェロ氏の消息に関する情報なんですが…… 一つゴルドで噂になっている話があるのですよ」 メガネを外して几帳面そうにレンズを拭きながら、情報屋は話し続ける。 「ゴルド崩壊から間もない頃の話らしいのですが……ゴルドの北の海岸にある、 人が誰も行けそうもない高い岩場にですね、人影が見えていたそうです。 その人影は岩の上に寝転んでいて、低いうめき声をずっと上げていたとか……。 するとそこに、突然耳の尖ったエルフのような女性と魔物のギガンテスが現れて、 その岩の上の人物を連れて行った……と言うんですよ」 「それが……マルチェロかも……ってことよね?」 ゼシカが尋ねると、情報屋は何回も頷いた。 「そうです。ただ、この話をしても、聖堂騎士団の方々は鼻で笑われて…… 『エルフとか魔物が現れる話は、お伽噺だけで十分だ』とおっしゃって、 信用してはいただけませんでしたが……。 トロデ陛下へは、これから連絡しようと思っていたところだったのです」 エルフにギガンテス……。 オレとゼシカは思わず顔を見合わせた。 「ラジュさんの……ところよね?」 「三角谷か……」 オレたちが妙に納得している姿を見て、情報屋は嬉しそうににっこりと微笑んでいる。 「どうでしょう……役に立てましたかな?」 「ありがとう。心当たりがあるんで、行ってみるよ」 オレは情報屋に礼を言い、ゼシカと一緒に急いで情報屋の部屋を出た。 屋根上に出るとすぐに、オレは移動呪文を唱えた。 そして三角谷に着いた頃には、もう既に夜になっていて、 明かりが点されている辺り以外は暗闇に紛れて見えなくなっていた。 ぴょんぴょん跳ね続けているバーサーカーの横を通り過ぎ、ラジュさんの住まいへと向かった。 吊り橋を渡ろうとすると、橋の下からたくさんの小さな光がプカプカと浮かんできているのが見えたんだ。 これって……蛍……だよな? 水辺なんか無いのに蛍がいるなんてさ……不思議な感じがしたね。 ラジュさんの部屋の前へ着くと、生い茂った草木に紛れている魔物たちが オレの顔を見るなり、ブツブツ囁き始めた。 「似ているね」 「うん、似てる」 「そっくりだよ。ふふふ」 「似てる……って何の話かしらね?」 ゼシカはそんな魔物たちをきょろきょろ見回し、不振げに呟いた。 おそらく、オレが誰かに似ていると言っているんだろうけど……さっぱり訳が解らず、 オレはぶっきらぼうに「さぁな」とだけ答え、ラジュさんの部屋の扉をノックした。 部屋の中にはラジュさんとギガンテスがいて、テーブルの上に食事の用意をしていた。 焼きたてのパンの香りと、豆を煮たような匂いが、部屋中に立ち込めている。 「あら……あなたたちは……」 オレたちが入ってきたことに気づいたラジュさんは、こちらへ駆け寄ってきたんだ。 「暗黒神との戦い、お疲れ様でした。エイトさんを始め、あなたたちへは何とお礼を申し上げてよいやら……」 「いえ……それよりも今日は――」 オレが言いかけると、ラジュさんはにっこり微笑んで、言葉を遮るように話した。 「……何も言わなくとも解ります。――あなたにとてもそっくりな方が、私たちの元におりますよ。 とても意思の強そうな……緑色の瞳をした黒髪の男性を、お探しなのでしょう?」 ――オレと似てる?……マルチェロが? ラジュさん……あんた本気でそう言ってるのか? オレには冗談で言ってるようにしか思えないけどなぁ……。 オレはラジュさんに向かって愛想笑いをしようとしたけど、上手くいかずに、 ちょっと引きつった笑いをしちまったんだ。 そんなオレの顔を見て、ラジュさんはクスッと笑い、部屋の奥にある クーパスという賢者が作った壁掛の前まで歩いていった。 「私たちは、困っているところを人間であるクーパス様に助けられた経験があります」 壁掛の前で、ラジュさんは軽く合掌した。 「ゴルドが崩壊したという話を聞いた時、そこではたくさん困っている方がいるのではないか…… と思ったのです。それならばクーパス様のように、エルフだとか、人間だとか、魔物だとか…… そういった種別を超えて、私たちも困っている方々を助けてさし上げたい……と。 そう思うと居ても立ってもいられなくなり、このギガンテスと一緒にゴルドへ向かったのです」 ギカンテスは大きな体を揺らしながら、ゆっくりとオレたちの方へ振り向いた。 そして地面に響くような低い声を出した。 「ゴルドに着くと、岩場からうめき声が聞こえたのだ。それがあの男だった」 ラジュさんは再びオレたちの元へ、近づいて来た。 「傷だらけで動くことも出来ないようでしたので、ギガンテスが背負って、 私が移動呪文を唱えてここまでお連れしたのですよ。 今ではすっかり傷も癒え、元気になっていらっしゃいます。 教会でミニデーモンの神父とお話しされていると思いますよ。どうぞお会いになって来て下さい」 「元気になってるってことは……相変わらずイヤミも冴え渡ってるのかしらね」 ゼシカがラジュさんにふざけたように言うと、ラジュさんは綺麗な顔をクシャっとさせて笑った。 「ええ、そうですね……。それにしても……本当によく似てらっしゃるわ、あの方と」 オレの顔をまじまじと見て、ラジュさんは首を傾げながら、言った。 「似てる……かなぁ?あんまり言われたこと無いけどな」 オレは肩をすくめて、答えた。 「とても似てらっしゃいますよ」 ニコニコ笑うラジュさんの横で、ギガンテスも相槌を打ってきた。 「似ているぞ」 そしてギカンテスはオレに近づき、オレの顔を大きな指で指し示した。 「お前のその瞳、あの男に似ている。強く、熱い、思いを感じる」 ラジュさんたちに礼を言い、部屋から教会へ向かうと、 教会の窓からほのかに明かりが漏れているのが見えた。 教会の前に着き、重い教会のドアをゆっくりと開けると、 薄暗い室内に、蝋燭の明かりに点された祭壇が浮かび上がっている。 その祭壇には、二つの影が見える。 祭壇の上に腰掛けた小さい影と、椅子に座って祭壇に向かっている男の影……。 甲高い早口な声と、聞き覚えのある低い重みのある声が、交じり合って教会の中に響いていた。 「キキーッ!しかし融通のきかねぇ男だな!」 「今の時間は、私がここにいてもいい時間のはずだ。食事は後で摂る」 「キキーッ!確かにこの時間は、お前の当番の時間だけど、都合があるから、 メシをさっさと食ってこいって言ってんだろ!」 「……うるさい。静かにしろ」 「キキーッ!おっ!そうやって人を突き放して、一人で孤独に浸ってるつもりだな? イヤミな奴だ!お前、友達いないだろ!」 ミニデーモン神父の話を聞いて、オレは思わず笑いながら 「いいこと言うなぁ」と言うと、ゼシカも声を潜めて笑いだした。 二人で少しの間、顔を見合わせながら笑った後、オレはゼシカに切り出した。 「……ゼシカ、お願いがあるんだ」 「何?」 ゼシカはまだ笑ったままで、オレに答えた。 「オレはあいつと話してくるから、ここで待っててもらえないか」 「……え?」 さっきまでの笑顔がぶっ飛んじまったように、ゼシカは眉毛と口角を思いっきり垂れ下げて、 オレを心配そうな顔で見ている。 「ククール一人で……大丈夫……なの?」 「大丈夫だよ。もし……オレがあいつに打ちのめされそうになってたら……、その時はオレの傍に来て、 あいつを上回るようなイヤミの一つでもブチかましてやってくれよ」 そしてオレは、ゼシカの手を左手で握り、右手を胸に当てて目を閉じた。 ――エイト、ヤンガス、トロデ王にミーティア姫様……そして……隣にいるゼシカ。 みんなの顔を思い浮かべて、ふっと息を吐き出した。 「じゃあ……行って来るよ」 オレはゼシカの頬に軽く口づけて、ゆっくりと祭壇へ向かって歩み出した。 長椅子の並ぶ間を通り抜けて、祭壇へと続く絨毯の上をオレは一歩一歩、確かめるように歩いていった。 オレの足音が絨毯に吸収されて、鈍いモソモソした音になって教会の中に響いている。 オレが祭壇へ続く階段の途中に立って上を見上げると、 テーブルに腰掛けたミニデーモン神父がオレに気づいて、祭壇で本を読んでいるマルチェロに声を掛けた。 「キキーッ!……誰か着たみたいだぞ!お前の客か?」 オレは、ミニデーモン神父の言葉に続けるように、言った。 「……思ったより元気そうだな」 オレの言葉に、マルチェロは本に落としていた視線を、顔を上げてオレに向けた。 その顔は、少しやつれている。 肌の色も見慣れたいつもの顔より青白く、頬のこけた部分が蝋燭の炎で影になって強調されて見えた。 最初は穏やかだったマルチェロの表情が、目の前にいるのがオレだと気づいたとたん、 まるで悪魔を見ているかのような形相になっていく。 「……何をしに来た。貴様の顔など見たくはない。帰れ!」 「相変わらずだな。少しぐらい丸くなってんのかと思ったら、さ」 オレの言葉に、マルチェロは返事をしなかった。 テーブルの上に置いた両手の拳を握り締め、体を震わせている。 「キキーッ!おい、二人で話したいなら、オレは邪魔じゃねーのか?何なら席外すぜ?」 ミニデーモン神父が、手に持ったバトルナイフをオレに向けて尋ねた。 「別にいいよ。聞かれちゃマズい話なんてしねーし」 「キキーッ!じゃあ、悪いけどここにいさせてもらうぜ!」 ミニデーモン神父は、ちょっとだけ体を動かして、オレたちに背を向けた。 「……とにかくあんたが無事でよかったよ。あのまんま野垂れ死にされちゃあ、オレも嫌だからな」 オレが言っても、マルチェロはオレの存在を無視するかのように、再び本へ顔を向けた。 ――変わんねーなぁ……。 こいつはオレに対しては、無視かイヤミの洪水か、どっちかを決め込むからな。 ……とりあえず、オレは話を続けたよ。 「あんたはすごいな。オレたちと戦って負けるまでは、あの杖を持ってても、 心を乗っ取られること無く、耐えられたんだもんな。たいした精神力だよ。 ……あんたはその上、何でも出来るし、頭も切れる。……隙が無いよな。 あんたなら誰にも頼らず、一人で生きていけそうだよ。 ほんとにオレとあんたじゃ、全然違う。あんたには敵わねぇな、って昔からずっと思ってたんだ」 オレは祭壇へ近づくように一歩だけ階段を昇り、腕を組んだ。 「……でもさ、ゴルドでのあんたの演説、聞いてたんだけど……あれでオレ、やっと解ったんだ。 あんたはずっと……苦しみ続けて来たんだよな……。 しかも、たった一人で――。 ……オレとあんたは、実のところ……同じだったんだよな……」 「……同じ……?貴様と……私が……?」 オレの言葉に、マルチェロの顔色が急に変わったんだ。 怒り……とかそう言うんじゃなく、心の奥底に溜まり続けた、行き場の無い感情が丸ごと、 ドロドロと出てきそうな感じだった。 「貴様に……私の何が解るというのだ!」 椅子から立ち上がり、マルチェロはテーブルにものすごい音を立てて、手を突いた。 その音が共鳴して、教会中に響き渡っている。 「不貞の子と呼ばれ、蔑まれ……全てを奪われ続けた私を……貴様に解ると言うのか?」 マルチェロはオレの顔を凝視し、唇を震わせている。 緑色の瞳は、オレを呪い殺さんばかりの光が宿っていた。 「私が思い続けたのは、己の生に対する憎しみだ!何のためにこの世に生を享けたかも解らぬ、 そんな存在である己を恨み、憎しみ続けて来たのだ! そして、私を蔑む全ての者をも、俺は憎しみ続けて来た! 私は一人で、そんな者どもへ報復できる日を、ずっと待ち望んでいたのだ!」 そう言うと、マルチェロはテーブルの上に置いてあった本を手に取り、床に叩きつけた。 オレは思わず天井を見上げた。 そして、おそらく今は地獄に落ちてるに違いないオヤジにさ、心の中で話しかけちまったよ。 ――オヤジ……あんたのせいで、オレもこいつも、とんでもなく面倒くさいことになってるよ……ってさ。 「しかし、やっと報復できる時を迎えたところで……再び地の底へ叩きつけられた 私の心持ちを……貴様は解ると言うのか!!!」 そこまで言うと、マルチェロは少し落ち着きを取り戻したように、ゆっくりと呼吸をして、顔を少し俯かせた。 上を見上げていたオレは、ふとマルチェロに視線を戻した。 オレは……この時をずっと待ち望んでいたような気がする。 大きなため息をつき、オレはマルチェロを見据えた。 「やっと……オレとまともに話をしてくれたな、兄貴」 オレの言葉を聞いて、マルチェロの横にいたミニデーモン神父が突然話し出した。 「キキーッ!何だ、お前こいつの弟なのか?どおりで似てると思ったぜ!」 「似てるかな?……何だかさ、ここに来てからみんなにそう言われるんだよなぁ……」 オレがそう言うと、ミニデーモン神父はちょっと気まずそうな顔をしている。 「キキーッ!話を折って悪かったな!ほら、話、続けろよ!」 オレはマルチェロをもう一度見据え、言った。 「……あんたは、いつもオレとはまともに口を利いてくれたことが無かったからさ。 ま、オレ自身もあんたとちゃんと話そうとする意思が無かったこともあるけど……。 やっと……あんたの気持ちをあんたから直接聞くことが出来て、よかったよ。 でもさ、それを一人で抱えてちゃあダメだぜ?バカみたいに自分だけに頼って生きてくの、もう止めろよ」 「貴様……私に何を言いに来たのだ!!さっさと失せろ!」 「だってさ、一人で生きてくモンじゃないんだぜ?人間ってのは……」 オレが言いかけると、ミニデーモン神父は突然トン、とバトルフォークを祭壇に打ち付けた。 「キキーッ!お前、いいこと言うじゃねーか。全くその通りだぜ! 一人で生きていけるほど、世の中は甘くねーっつーのに、 この男と来たら、この三角谷に来てから名乗りもしねーし、 助けてもらったラジュ様に対しても感謝の気持ちもねーんだよ!」 「……悪ぃな。うちの兄貴、顔に似合わずシャイなんだよ」 オレがおどけてミニデーモン神父に言うと、マルチェロはいきなり大声を上げた。 「くだらん話を聞いている暇はない!……私はこれで失礼する!」 マルチェロは祭壇を離れ、足早に階段を降りて行こうとした。 オレの隣を通り過ぎようとした時、オレはマルチェロの袖を掴んで、引き止めたんだ。 「おいおい、待てよ!オレの話、聞いといて損はないぜ?」 オレがそう言うと、マルチェロは階段の途中で足を止めた。 ……珍しいこともあるもんだよ、こいつがオレの意見に従うなんてさ。 「……人がさ、生きていくっていうことは……自分のどこか欠けている部分を認めて、 そしてそれを補ってくれる人がいて、お互いに心を許しあってくこと……だと思うんだよな、オレは、さ。 あんたは……まだそれが出来ない……だろ? 非の打ち所のない人間として生きようとして……そして……自分をひとりぼっちだと思ってる」 オレの言葉を聞き、マルチェロは皮肉っぽく肩を震わせながら笑い、振り返ってオレを見た。 「貴様の今の言い分ならば、まるで貴様が一人きりではないような物言いだな。 ……親もいない、故郷さえない、修道院からも追い出された、どこにも行く場所がないお前が…… 一人きりではないとでも言うのか?――笑わせるな!」 オレはとびっきりのカリスマスマイルで、マルチェロに答えてやったね。 「珍しくイヤミが冴えてないぜ?兄貴」 「私は……貴様に兄呼ばわりされる筋合いはない!」 マルチェロは心底ムッとしたように、オレを睨みつけた。 オレはそんなマルチェロの視線を気にせずに、話し続けた。 「オレだって、ずっと自分のことをひとりぼっちだと思っていたさ。 でもさ……一緒に旅をして、そんなオレを気遣ってくれる仲間が出来たし……。 よく考えたら、ドニの町にも昔からオレを心配してくれる人は結構いたんだよな。それに――」 そう言って、オレはゆっくりと瞳を閉じた。そして、大きく息を吸った。 「……こんなどうしようもないオレを……丸ごと受け止めてくれる人がいるんだ」 「ならば、その人間たちがいなくなったら、貴様はどうする気なんだ?結局、元の木阿弥ではないか!」 マルチェロはこれでもか、と言わんばかりに、オレへ反論してくる。 ……もうそろそろ、負けを認めるときが来るぜ、兄貴? 「残念だね、兄貴。みんなは……たとえオレの前からいなくなったとしても…… もうずっとオレの一番綺麗な場所に存在し続けているんだ。……ここにね」 オレは自分の胸を拳でポン、と叩いた。 「だから……もうオレは一人じゃない。あんただって……そうなんだよ」 オレは階段を降りて、少しずつマルチェロに近づいていった。 「この前、マイエラ修道院に寄ったらさ……みんなあんたが帰ってくるの待ってたぜ。 あんたがマズいことやっちまったことは、みんな知ってるのにさ……。 みんな……完全無欠でご立派なあんたを慕ってたり、頼ってたりしてた訳じゃないんだ。 あんたがくれた優しさに、みんな心動かされて、縋ってきたんだよ。 だから……あんたのことが、本当に心配で仕方ないんだ。……帰ってやれよ」 マルチェロの目の前まで来て、オレは立ち止まり、奴の目を見据えて言った。 「修道院では、聖堂騎士団の連中があんたをずっと待ってる。 そして――オレもあんたを思い続ける」 オレの言葉に、マルチェロは眉をピクッと動かした。それでも、オレは言葉を続ける。 「オレの唯一の肉親で……身内を失ったオレに、 一番最初に優しくしてくれたあんたを、オレは絶対に忘れない」 オレは一旦目を伏せて、もう一度奴の緑色の瞳を見据えた。 「だから……あんたは一人じゃないんだ」 マルチェロは身じろぎもせずに、オレの姿を見ていた。 「……そうだ。これをあんたに返しに来たんだったな」 オレは上着の内ポケットから聖堂騎士団長の指輪を取り出し、マルチェロの目の前に差し出した。 「いらん!貴様に必要ないのであれば、捨てろ!」 「まぁまぁ、そう言わずに受け取っておけって」 オレはマルチェロの右手を引っ張り、手を無理矢理開かせて、指輪を置いた。 「あんたが自分の唯一の居場所として、必死で纏めてきた騎士団だ。 あんたの生きてきた証を、わざわざ放り投げることもないだろ?」 「……言いたいことは、それだけか」 手に指輪を乗せたままで、マルチェロは言った。 「そうだよ。……じゃあ、帰るぜ。元気でな」 オレがマルチェロの横を通り過ぎ、階段を降りて出口へ向かおうとしたら、 ミニデーモン神父が後ろから話しかけてきた。 「キキーッ!おっ!帰るのか?お前が来てくれたおかげで、この男のことがよく解ったぜ!」 そしてミニデーモン神父は、テーブルからオレの元まで羽ばたいて飛んできた。 「キキーッ!お前たちはよく似てる、って思ったら、さっきお前が言ってたように、お前たちは同じなんだろうな! お前らは二人で同じ悲しみを抱えていた……ってことだな!」 オレはミニデーモン神父の言葉を聞いて、思わず苦笑いしちまったよ。 「悲しみを抱える」なんて言葉は、オレたちの辿って来たこれまでの道のりには、 あんまりにもキザ過ぎからなぁ。 オレは振り返り、ミニデーモン神父に肩をすくめて答えた。 「そんなカッコいいモンじゃないぜ?」 「キキーッ!ははは!そうか!……じゃあな、気をつけて帰れよ!」 ふと教会の出入口に目をやると、開けたままの扉に手をかけて、こっちを見ているゼシカがいた。 オレは足早に、ゼシカの元へ駆けていく。 「お待たせ。終わったぜ」 オレが声を掛けると、ゼシカは微笑んで、オレを迎えてくれた。 「大丈夫……だったみたいね。ちゃんと話せた?」 「ん……何とか……な」 オレはその時……何だか酷く気が抜けた感じがしてた。 今日、いろんなことがありすぎたせいかな? それとも、あいつと話した時の緊張がちょうど今、解けちまったのかな……。 とりあえず三角谷の入り口へ向かおうと、ゼシカと一緒に歩いていたら、 教会のある低地から上へ昇る階段の前で、奇妙な感覚に襲われた。 ――自分の足がまるで砂で出来ているかのように、脆く崩れそうな気がしたんだ。 足に全く力が入らず、風が吹いただけで、倒れそうな感じ……。 そして実際、オレは膝をガクガク言わせ、地面へ向かって沈み込みそうになった。 オレは咄嗟に目の前にいるゼシカの両肩に手を伸ばし、体を支えた。 「ちょ……ちょっと、ククール!!どうしたの!!」 ゼシカの声が、ものすごく遠くに聞こえる――。 こんなに近くにいるのに……? ふと周りを見渡すと、小さな光が地面から湧き上がるように浮かんできていた。 最初は一つ二つが浮かんでは消えるのを繰り返していたのに、 急にたくさんの数の光の玉が、オレたちの周りの地面や草むらから 漂うようにやって来ていたんだ。 ――何だこれ……? ゼシカもこの異様な風景にどうやら気づいたらしく、オレを細い両腕で支えながら、 周りを見回して眉を顰めている。 「これって……さっき見た蛍……なの?それにしては数が多いわよね……。不気味だわ……」 体中から汗が滲み出してくるのが判る。 そんなオレの体を、生ぬるい夜風が舐めていくよう吹いてきて…… 気持ちが悪ぃったら無かったよ。 その時、突然、何処からともなく、微かに音が聞こえてきた。 ――何の音だ? 笛や太鼓の音……ラッパのメロディも聞こえる。 楽しそうなざわめき声に、酒の匂いが混じり始めた――。 小さな光の集まる中に、うっすらと見覚えのある町の風景が浮かんできた。 ――これはどこなんだ? ……ああ、思い出した。 オレが生まれて、親父と母さんが死ぬまで育った……あの町だ。 そこには……小さな頃のオレがいた。 オレは友達と一緒に、大きな木の葉で作ったお面を被って 「おばけだぞ~」と言いながら、大人を驚かせて回っていた。 オレにいつもお菓子を分けてくれた隣のおばちゃんは、魔女の格好をしている。 宿屋の主人のバドおじさんは、スライムのかぶりものを付けてる。 ……そういえば、親父が治めていたあの町では、 秋になると収穫祭があって、みんなで仮装して騒ぐんだったな。 酒場のバニーガールや踊り子たちは、酒を浴びるほど飲んで、 倒れそうになりながら踊っている。 男たちは、そんな彼女たちを囃したてて笑ってる。 オレは友達と追いかけっこをしながら、ふと後ろを振り向いた。 外に出してあるテーブルで、ワインを飲んでる親父と、その隣で笑っている母さんがいる。 飲んだくれで、女好きで、ギャンブル好きで、人の気持ちも考えないような ズケズケした男だったけど、オレには優しかったオヤジ……。 オレを見て、笑って手を振っている。 母さんは綺麗な長い黒髪を風に靡かせ、オヤジや町の人たちに酒を注いでいる。 「母さん!」 小さなオレが呼ぶと、母さんは振り返り、大きな目を細くして微笑んだ。 「なぁに?ククール」 オレは思わず母さんに駆け寄り、抱きついている。 母さんはそんなオレをぎゅっと、両手で強く抱きしめてくれた――。 この祭りの後、すぐにオヤジも母さんも流行り病で倒れてしまって…… 結局オレはみなし子になったんだったな……。 それでも、忘れられない、たくさんの楽しい思い出。 オヤジも、母さんも、町の人も……みんながオレを受け入れ、愛してくれた、オレの帰りたい場所――。 「ククール!ククールってば!!」 ゼシカがオレのマントの裾を掴んで揺らしている。 それでオレはハッと我に返ることが出来たんだ。 足は……もうふらついていない。大丈夫。 たくさんの小さな光の群れは、オレたちの周りをまだ取り囲んでいて、 怪しくチカチカ光りながら蠢いている。 オレはゼシカの肩から両手を離した。 そして、その手で自分の顔を覆った。 「……どうしたの?」 ゼシカが不思議そうな声で、オレに尋ねる。 「……見えんだ。ずっと……思い出せなかったことが……今」 自分の声が、少し震えているのが解る。 何でだ?泣いてもいないのに……。 「何が……見えたの?……教えてよ」 ゼシカは縋るようにオレの胸元に手を当てて、上目遣いにオレを見ている。 「オレが……生まれた町……」 オレは手を顔から離し、グローブを付けていない手のひらをじっと見つめた。 「何で思い出せなかったのかな……今までずっと。忘れてなかったのに、さ。 オヤジに、母さんに、友達に……町の人の顔も全部はっきりと覚えているのに……」 懐かしくって、ずっと求め続けた、あの場所。 「オレは……戻りたかったんだ、あの町に。……あの頃に。 修道院に入ってから、ずっと、そう思い続けてたんだ。今も……そうだな、きっと」 オレがそう言うと、ゼシカはオレの胸へ額を付けて、 ちょっとはにかみながら、静かな声で囁いた。 「私は……気づいてたわよ」 「え?」 ゼシカはオレの顔を見上げ、微笑む。 そしてオレの胸元をぎゅっと掴んだ。 「ククールがね、辛そうな話をすると、必ず男の子みたいな顔になるの。 うちの村にいる、ポルクやマルクぐらいの男の子の顔に、ね。 だから、ククールがそのくらいの子供の頃に何かいい思いでもあって、 もしかして一生懸命思い出そうとしてるのかな……って思ってた」 「そっか……」 オレは笑って、ゆっくりとゼシカの背中へ手を回し、抱きしめた。 そして、空を見上げた。 地面から立ち上っている小さな光に負けないほどの星たちが、競い合うようにして瞬いている。 オレは光の群れに目を移し、大きく息を吐いた。 「でも……もうあの場所には帰れない。すべて、無くなったもの……なんだ。 マルチェロもさっき、オレに言ってたな。 『親もいない、故郷さえない、修道院からも追い出された、どこにも行く場所がないお前』って……。 本当に、その通りかもな……」 ふと、目を閉じてみる。 光の群れのはっきりとした残像が、瞼の裏でも光り続けていた。 「それに……あの場所は、本当はオレのものじゃ無かったのかも知れない。 オレが……あいつから勝手に奪っただけ、なのかもな……」 そう言ってしまうと急に、何だかとても自分が空っぽのように思えてきたんだ。 ――根無し草みたいに、あっちこっちと振り回されて、結局行く場所が無い自分……。 おそらく……この感情が、あいつとオレの共通した悲しみなんだろうな……。 ゼシカはオレの胸にもたれかかったままで、黙り込んでいた。 少しすると、オレから離れるように一歩だけ後ずさりし、 オレの顔を真正面から見つめた。 「ねぇ……ククール」 ゼシカは両手のひらをオレの胸に当てて、言った。 「トロデーン城が復活して、少しの間お城でお世話になって、 その後みんなでトロデーン城を後にしようとした時に、トロデ王と謁見したでしょ? あの時に、エイトが『ヤンガスの故郷はどこ?』って聞いて…… ヤンガスが何て答えたか覚えてる?」 「……何?」 「『兄貴の近くがアッシの心の故郷でがすからね!』って言ったのよ」 「そうだったかな?」 オレは思い出せなくって、思わず首を捻った。 「そうよ。だからね……」 ゼシカは一拍置いて、笑顔で答えた。 「きっと、私たちもそれと同じなのよ。私は……ククールのいるところが、私の帰る場所なの。 だからククールは……ククールが故郷のようにいつも帰って来れる場所は……私の傍、ってことよ!」 そう言うと、ゼシカは少し照れくさそうに目を伏せた。 「だからね、ククール……」 ゼシカは一生懸命背伸びをして、オレの耳に手を当てて、囁いた。 「――お帰りなさい」 オレは思わずゼシカの顔を見つめた。 ゼシカは背伸びをしたまま、オレの頬をそっとなぞるように触れている。 オレが微笑むと、ゼシカも嬉しそうに微笑み返す。 オレもゼシカの頬に触り、答えた。 「……ただいま」 そう言ったとたん、心が暖かいもので満たされて行くのを感じた。 それは全身に行き渡り、オレを優しく包み込んでいく。 オレはゼシカを抱き寄せて、腕に力をこめた。 ゼシカの体温がほのかにオレの体に伝わり、オレもゼシカと同じ体温に 染まっていきそうな気がした。 周りを飛び回る小さな光の群れは、地面から絶えず立ち上っていて、消える気配は全く無かった。 その光の中に……小さな影が見える。 それは――暗闇で一人、ブランケットを抱えながら泣いている、小さな頃のオレだった。 おそらく……修道院へやって来て間もない頃のオレだな……。 あの頃のオレは、夜が来るのが嫌だった。 真っ暗な夜の闇の世界がオレを包み込んで、体から心から、 全て飲み込まれてしまいそうな気がしてたんだ。 もし飲み込まれたなら、二度と、その闇から逃れられないような気がして――。 オレはゆっくりと瞳を閉じて、泣いている小さなオレにそっと話しかけた。 ――泣くなよ、ククール。 オディロ院長もお前に言っただろう? 「すべては時間が解決する」……ってさ。 時間はかかるんだ。 でも……いつかお前を抱きしめてくれる人が必ず現れるから、 それまで待つしかないんだよ。 お前は……夜は闇の始まりだと思って、おびえて泣いているんだよな? でもさ……違うんだ。 夜っていうのはさ、これからやって来る朝っていう、光の世界の始まりを待つ時間なんだよ。 お前を待っているのは、決して闇の世界なんかじゃない。 光り輝く、美しい世界なんだ。 前へ 戻る 次へ
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概要 【ウェディ】の青年。 【レーンの村】?に身を寄せてはいるが天涯孤独で、己の力を示せる場を常に求めている。 【主人公(ウェディ)】との【シェルナー】争いに負けた事などをきっかけに旅に出る。 人物 一匹狼気質で、ぶっきらぼうな上に冷徹な発言が多いために周囲からよく誤解される。 しかし実際は弱者に優しく筋を通す性格で、自分を負かしたライバルも素直に賞賛する爽やかなナイスガイ。 天涯孤独ゆえか、己の力だけで生き抜くことに強い拘りとプライドを持っている。 境遇の近いソーミャとは共感するところがあるらしく、彼女のことをしばしば気に掛けている様子が見られる。 放浪の旅を続けているが、【一人前の証】も【キーエンブレム】も所有していない(機会があっても固辞している)ため、現在もウェナ諸島のどこかであてのない旅を続けていると思われる。 神話篇クエストでは昔のウェディ族の勇士リューデの子孫である事が判明。リューデと共に【暴君バサグランデ】と戦ったキャット・バルバドの子孫である【キャット・リベリオ】とは因縁がある。 活躍 テリーやククールに代表されるクール系イケメンキャラと言う事で、ファンの人気は非常に高く、 2013年3月に行われた「ホワイトデー アストルティア・ナイト総選挙!」で見事1位を獲得した。 登場 【レーンの村(ストーリー)】? 【ジュレットの町(ストーリー)】? 【勇士たちの祈り】
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DQⅧ 裏ボス【竜神王】の変身した姿。全ての竜の試練の後に戦うことが出来る。 人間形態+今まで戦った6匹の巨竜(※HP半減状態)の計7連戦の後に戦うことになる。HPは6100。 最後の裏ボスだけあって、とてつもなく強い。 通常攻撃、【おたけび】、【しゃくねつ】、【こごえるふぶき】、【マダンテ】、【いてつくはどう】を繰り出す。 当然、マダンテを使用した後は祈りでMPを全回復させる。 行動パターンは以下の通り。 A:通常攻撃/2回ためる/おたけび/凍てつく波動/Bへ移行 からランダム B:(2回ためる or 通常攻撃)→(灼熱 or 凍える吹雪)→(Aへ移行 or Cへ移行) C:通常攻撃→マダンテ→凍てつく波動→通常攻撃→祈り→Aへ移行 テンションを2~3回連続で高めてからしゃくねつやこごえるふぶきを撃ってくることもあり、耐性がなければ全体に500~600というとてつもないダメージを食らう。 【かがやくいき】ではなくこごえるふぶきなのがせめてもの救い…と言いたい所だが、このダメージ量ではとてもそんな呑気な事を言ってられない。 【フバーハ】は当然として、テンションを溜めてきたら 必ず防御するかスカモンを盾にするかしよう。防御しても死ぬことはあるが…。 また、シナリオ上で戦う相手の中での攻撃力最高値の記録を【闇ゾーマ】から更新したモンスターでもあり、その数値はなんと760。 痛恨の一撃こそないものの、通常攻撃の一撃自体が非常に痛い。 反面、守備力は256と低め。【ルカニ】が効くのでヤンガスの【かぶとわり】を交えて攻めるとよい。 マダンテも使うので炎の盾などで少しでもダメージを減らしておきたいところだが、実はMPは数値上は25程度しかない。 しかも【マホトラ】がたまに効き、少しでもMPが減少した状態だと何故か「MPが足りない」というメッセージと共に不発に終わる。 そのため、回復は主人公の【ベホマズン】のみにし、ククールは余裕があったらマホトラを連発するといい。 ただ、こいつと戦うまでに上記の7連戦をこなさなければならず、それまでの戦闘でMPをかなり消費しているはずなので、下手するとこちらのMPが枯渇しかねない。 ククールは【精霊の矢】で前もってMPをキープしておき、他のメンバーは不安ならエルフの飲み薬を持っておこう。 倒すと、例によって【スキルのたね】を結構な確率で落とす。 竜の試練がすべて終わった後なので、倒した後にご褒美はもらえないが、この形態を倒さないと【討伐モンスターリスト】が完成しない。 また全巨竜の形態ごとにスキルのたねのドロップ判定が出るので、十分倒す価値はある。 なお全員素手の状態で挑むと、戦闘前の竜神王の台詞が、 「…私も軽く見られたものだ。よかろう。この私を素手で倒せるというならたおしてみるがいい」に変わる。 そして見事全形態を素手のまま倒すと…やっぱり台詞が変わるだけ。 全てをやりきって他にやることが無いなら挑戦してみよう。 但し、途中での武器チェンジは無論、攻撃呪文や一部の攻撃特技を使うとアウトになる(=戦闘後の台詞が変化しない)ので注意。 何故か岩石落としがNG。 ちなみに、ドラゴン形態の【りゅうおう】にそっくりである。 どれくらいそっくりかと言うと、バトルロード等でこいつの姿をしたものが竜王として出てくることがあるくらい。 特におたけびを使用する際のポーズは、竜王そのものとしか言い様がないくらい似ている。 また、キャラバンハートで「竜王は不滅の魂を持ち、転生を繰り返す」という設定が明かされたことと、 戦歴の永遠の巨竜の紹介に「輪廻の如く姿を変える」という記述もあるため、しばしば議論の的になる。 関連項目 【深紅の巨竜】 【深緑の巨竜】 【白銀の巨竜】 【黄金の巨竜】 【黒鉄の巨竜】 【聖なる巨竜】
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第3章 闇の覇者 竜王 No 名前 レアリティ HP ちから かしこさ みのまもり すばやさ M-001R スライム ロトコレクション 481 58 46 60 113 M-002G スライムベス ラミネート 493 61 41 62 106 M-003G メタルスライム ラミネート 188 30 68 245 128 M-004G ドラキー ラミネート 482 62 65 49 94 M-005G タホドラキー ラミネート 524 32 90 56 85 M-006G ゴーレム ラミネート 665 120 14 80 27 M-007G ストーンマン ゴールド 635 82 21 115 25 M-008G ゴールドマン ゴールド 725 90 23 70 32 M-009G スライムナイト ゴールド 540 87 77 65 96 M-010R ミミック ロトコレクション 584 90 32 52 67 M-011G ホイミスライム ラミネート 481 48 95 34 45 M-012G バル ゴールド 596 65 87 73 69 M-013G ベル ラミネート 716 93 31 110 19 M-014G ボル&ブル ゴールド 627 86 47 62 92 M-015G さまようよろい ラミネート 668 89 28 80 60 M-016G ぼうれい剣士 ラミネート 564 75 62 63 88 M-017G ギガンテス ラミネート 907 183 21 13 18 M-018R うごくせきぞう ロトコレクション 828 150 8 92 12 M-019G キラーマシン ゴールド 667 85 54 90 70 M-020G おどる宝石 ゴールド 499 21 94 52 88 M-021G ベビーサタン ラミネート 512 45 98 41 73 M-022R じんめんじゅ ロトコレクション 619 69 56 48 78 M-023G しにがみきぞく ゴールド 646 73 80 63 81 M-024G スカルライダー ラミネート 599 68 34 55 104 M-025R プチアーノン ロトコレクション 482 48 85 47 67 M-026G マドハンド ゴールド 527 52 71 79 52 M-027G いばらドラゴン ゴールド 767 81 28 96 36 M-028G おばけきのこ ゴールド 533 64 18 58 80 M-029R バーサーカー ロトコレクション 669 90 12 54 85 M-030G キラーパンサー ゴールド 624 85 76 61 108 M-031G サイレス ゴールド 643 79 95 66 93 M-032G くさった死体 ラミネート 589 75 11 87 24 M-033G おおきづち ゴールド 548 105 34 80 68 M-034G オーク ゴールド 642 86 49 74 70 M-035G 海竜 ゴールド 780 85 65 57 53 M-036G キメラ ゴールド 526 64 75 51 83 M-037R バトルレックス ロトセレクション 747 122 23 65 43 M-038G ヘルパイレーツ ラミネート 664 85 40 58 78 M-039G リリパット ラミネート 527 64 82 50 93 M-040G ドラキーマ ゴールド 525 38 84 65 81 M-041G ひとくいばこ ゴールド 528 100 78 37 50 M-042G はぐれメタル ゴールド 227 18 71 250 255 M-043G プリズニャン ゴールド 566 51 88 53 74 M-044R ドラゴン ロトコレクション 800 115 35 103 24 M-045G きめんどうし ラミネート 504 37 122 40 44 M-046G メタルライダー ゴールド 543 63 60 85 77 M-047G ボストロール ラミネート 950 179 5 35 8 SPカード NO 名前 効果 範囲 人物 S-003 みわくの眼差し みわくの眼差しで敵全体を眠らせるぞ! 敵全体 聖堂騎士ククール S-004 マジックバリア 相手の魔法(呪文)の技を1ターンだけ全て防ぐぞ! 味方全体 魔法使いゼシカ S-005 大ぼうぎょ 相手の剣(物理)の技を1ターンだけ全て防ぐぞ! 味方全体 大盗賊ヤンガス S-006 ぱふぱふ ぱふぱふの効果で敵全体をマヒさせるぞ! 敵全体 魔法使いゼシカ S-007 ステテコダンス 仲間全体の会心の一撃を出やすくするぞ! 味方全体 大盗賊ヤンガス S-008 ほしふるうでわ 仲間全体のすばやさを最大限まで引き上げるぞ! 味方全体 聖堂騎士ククール S-009 秘剣ドラゴン斬り 竜のうろこすら切り裂く剣技で敵全体を攻撃する必殺技だ! 敵全体 ロトの血を 引く者 S-010 風のマント 相手の特技を1ターンだけ全て防ぐぞ! 味方全体 サマルトリアの王子
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情報商材を見るへ戻る 通信講座などのスクール系 マスターズ・アフィリエイトスクールさん 個別顧問コース 株式会社ツルピースシステムリビング起業宿さん htmlプラグインエラー このプラグインを使うにはこのページの編集権限を「管理者のみ」に設定してください。 htmlプラグインエラー このプラグインを使うにはこのページの編集権限を「管理者のみ」に設定してください。
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鬼神軍選手登録変更について 平成23年7月15日 石坂線の鬼神軍(以下、鬼神軍)では、7月15日に選手登録について変更を行いました。詳細は以下のとおりです。 《出場登録抹消》 平沢唯(不定期登録選手へ) Acela Express?(同上) サプサン(同上) CRH2和諧号(同上) 鬼神軍選手登録変更について 平成23年6月21日 石坂線の鬼神軍(以下、鬼神軍)では、6月21日に選手登録について変更を行いました。詳細は以下のとおりです。 《新規採用》 九条直子 ククール 鬼神軍選手登録変更について 平成23年6月20日 石坂線の鬼神軍(以下、鬼神軍)では、6月20日に選手登録について変更を行いました。詳細は以下のとおりです。 《出場登録抹消》 島田真北(過去の選手へ) 中原脩(不定期登録選手へ) 鬼神軍選手登録変更について 平成23年6月11日 石坂線の鬼神軍(以下、鬼神軍)では、6月11日に選手登録について変更を行いました。詳細は以下のとおりです。 《出場登録抹消》 一関智子?(不定期登録選手へ) 吉田健次(同上) 焼き鼠ウソニック(同上) 仮面ライダーオーズ?(同上) 《出場登録》 コキ250000 《背番号変更》 海城守(43→10)
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原語 cool cours 和訳 cool その他の品詞 爽やか、涼しい、爽快、清清しい、清涼、爽涼、ひんやり、涼やか、すうすう、潔い、清い 小粋、洒落た、上品、高尚、優雅、雅、品品し、瀟灑な、楚楚 男:かっこいい、イカした、凜凜しい、凜、紳士的、イケてる 女:清楚、清純、淑やか、麗しい、 嫋 (たお/しな)やか、奥床しい、優美、間靚 冷たい、冷淡、物静か、寡黙、無口、無愛想、静淑、薄情、近寄り難い、とっつきにくい、狷介、間靚 冷静、平静、落ち着いている 慣用句・諺・四字熟語・未分類 品のある、窈窕淑女、優婉閑雅、高嶺之花 冷静沈着、余裕綽綽、泰然自若 漢字一字 爽、涼、清 粋、洒、美、淑、麗、雅、凜、華、楚、嫋、窈、窕、瀟、灑 冷、淡、淑 静、裕 やまとことば すずし(涼) いさぎよし(潔)、きよし(淸)、さはやか(爽)、うるはし(美)、みやびか(雅か)、しとやか(淑)、すがし(淸)、しなやか しづけし(靜けし)、こころおもし(心重) cours 助数詞 (第)~期 備考欄 辞書 説明 廣辭林新訂版 (無記載) 新訂大言海 (無記載) 角川国語辞典新版 (無記載) 大英和辭典 〔形〕[一]冷カナ,ツメタイ,涼シイ.[二]冷氣ヲ生ジル,涼味ヲ生ジル,ヨイホドノ溫度ノ.[三]平然トシタ,落チツキ拂ッタ,自若トシタ,物ニ動ジナイ.[四]薄情ナ,冷淡ナ.[五]【獵】微カナ,弱イ(足跡・臭ナドニイフ).[六]【美】涼味ヲ感ジサセル(空色・綠色・紫色ニイフ).[七]〘俗〙ヅウヅウシイ,威張ッタ,高慢ナ,無體ナ,アツカマシイ.[八]〘俗〙激昂〔ゲキカウ〕シナイ,興奮シナイ.[九]正味ノ,實際ノ,大枚ノ. 派生語 クーラー 同義等式 原語単位 cool=爽やか cours=学課 カタカナ語単位 クール=かっこいい、期 附箋:C ク フランス語 英語
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推奨到達LVでの各キャラのステータス 公式攻略本での推奨到達LVでの各キャラのステータスをまとめてみた。 装備=装飾品をのぞく、『その時点で準備しうる装備』 スキル=無難なスキルの上げ方 攻撃力=スキル補正込みの数値 サザンビーク到達 名前 LV HP MP 力 早 守 賢 SP 攻撃 守備 剣 ヤリ 投擲 格闘 勇気 主人公 25 237 81 74 65 32 68 90 128 127 0 74 0 0 16 装備 パルチザン、プラチナヘッド、シルバーメイル、鉄の盾 名前 LV HP MP 力 早 守 賢 SP 攻撃 守備 斧 打撃 鎌 格闘 人情 ヤンガス 24 231 39 88 47 39 31 97 143 118 66 0 0 0 31 装備 さんぞくのオノ、かぜのぼうし、銀のむねあて、鉄の盾 名前 LV HP MP 力 早 守 賢 SP 攻撃 守備 短剣 ムチ 杖 格闘 色気 ゼシカ 22 147 111 41 85 21 84 74 83 113 0 17 57 0 0 装備 チェーンクロス、ぎんのかみかざり、まほうのほうい、ホワイトシールド 名前 LV HP MP 力 早 守 賢 SP 攻撃 守備 剣 弓 杖 格闘 カリ ククール 23 172 116 67 74 35 97 44 97 112 0 0 44 0 0 装備 エロスの弓、プラチナヘッド、シルバーメイル、ホワイトシールド #引き続きヤの単体攻撃力が頼もしい。後衛はバイキルト・ザオラルの習得で補助役になる時期。
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