約 3,580,456 件
https://w.atwiki.jp/rinpatsu/pages/50.html
5~6カ月頃から見られるようになる。 始めは母音「あ、い、う、え、お」に近い音からなる喃語によって出現する。 6~8カ月では、音を連続させ、かつ子音+母音の構造を持つ規準喃語が出現する。
https://w.atwiki.jp/rinpatsu/pages/32.html
アタッチメントの個人差を測定する方法である(Ainsworthら、1978) 1歳の子どもとその母親、および知らない人(ストレンジャー)が参加者である。 1.母親が子どもを抱いて入室する。 2.母親は椅子にすわり、子どもはおもちゃで遊ぶ。(3分間) 3.ストレンジャーが入室する。母親・ストレンジャー共にそれぞれの椅子に座る。(3分間) 4.1回目の母子分離:母親は退室する。 ストレンジャーは遊んでいる子どもに近づいて働きかける。(3分間) 5.1回目の母子再会:母親が入室する。ストレンジャーは退室する。(3分間) 6.2回目の母子分離:母親が退室し、子どもが1人で残される。(3分間) 7.ストレンジャーが入室し、子どもを慰める(3分間) 8.2回目の母子再会:母親が入室し、ストレンジャーは退室する(3分間) ▼アタッチメントのパターン ストレンジシチュエーション法により、アタッチメントは4つのパターン(文献によっては3つのパターン)に分類される。 Aタイプー回避群 →母親と分離しても泣かず、再会時に母親を避ける行動をとる。 Bタイプ―安定群 →分離時に多少混乱し、再会時に積極的に母親に接触しようとする。 分離時に泣いたとしても再会時に容易に鎮静することが可能。 Cタイプー抵抗群・アンビバレント群 →分離時に強く混乱し、激しく泣く。再会時は母親を強く求める一方で、母親を叩くなど激しい怒りを示す。 Dタイプー無秩序・無方向型 →接近と回避の両方を示し、意図が読めない行動をする。 ▼アタッチメントパターンと親の養育態度 Aタイプ:子の反応が弱いため当初は過干渉的である→次第に子の反応がないため、母親も反応が乏しくなる。 Bタイプ:一貫性のある反応を示す。 Cタイプ:子どものシグナルに対して敏感だが、一貫性のない対応が見られる。 (子どもに攻撃されるため、母親が子どもの相手ができる時に限られる) Dタイプ:親のうつ・虐待などの病理 ▼アタッチメントパターンと子どもの気質 Aタイプ:苦痛や不安、恐れを体験しにくいため活動性が高い Cタイプ:怒りっぽい、短気、あるいは敏感 ▼アタッチメントパターンとその後 Bタイプがもっとも誤信課題の通過率上昇が早くなる。 反応性愛着障害や人格障害はDタイプが多い。
https://w.atwiki.jp/rinpatsu/pages/43.html
発音障害の1つ。 音や音節のくり返しや、母音部あるいは子音部の引きのばし、阻止(ことばが出ない)等の症状がある。 吃音に随伴して、顔や身体の運動面や情緒面にも影響が出ることもある。 ▼原因・種類 ○発達性吃音:不明 幼児期から児童期に発生するが、40%ほどは自然治癒する。成人まで持ち越す場合もある。 人種関係なく1%の発症率。 ○獲得性心因性吃音:心理社会的原因 青年期から成人期にかけて発症する ○獲得性神経原性吃音:神経学的疾患 青年期から成人期にかけて発症する ▼治療・訓練 ・環境要因を整える:吃音が生じやすい要因を排除する (例:両親に吃音を叱責しないように伝える) ・発話の仕方を学習する ・「楽などもり方」を目指す:自身の吃に対する否定的な感情を排し、受け入れる。楽に吃が出るようにする。
https://w.atwiki.jp/rinpatsu/pages/93.html
生後6カ月間以上を母親と共に良好な関係で過ごした子どもが 母親と分離して施設入所後に示す、成人のうつ病に似た症状のこと。 泣きやすい、睡眠障害、体重減少などが見られる。 長期にわたる場合、顔面表情の硬直、運動機能の麻痺、場合によっては死など。 一度も適切な養育を受けたことがない子どもには見られない。 母親と再会すると急速に回復する。
https://w.atwiki.jp/rinpatsu/pages/41.html
Squireら(1985)が分類した、長期記憶の一種である。 動作・技能・ノウハウに関する記憶のことを指す。 言葉では説明できないことが多いが、一方で意識しなくても使うことができる記憶である。 (泳ぎ方、ピアノの演奏の仕方、自転車の乗り方など……)
https://w.atwiki.jp/rinpatsu/pages/118.html
人の行動を観察、記録し、分析し、 行動特徴や行動の規則性を明らかにするもの。 自然観察法と、実験的観察法、参加観察法(参与観察)がある。
https://w.atwiki.jp/rinpatsu/pages/127.html
TEACCH:Treatment and Education of Autism and related Communication handicapped Children 自閉症児を社会に適応できるように一方的に教育するのではなく、 自閉症児が生活しやすいように環境の方を個人に合わせていくこと。 自閉症児にとって理解しやすい環境として、特性に配慮し、環境を構造化する。
https://w.atwiki.jp/rinpatsu/pages/123.html
ICF参照
https://w.atwiki.jp/rinpatsu/pages/63.html
主に高齢者を対象にした心理療法である。 過去の思い出、自己の人生の歴史について受容的・共感的・支持的な聞き手に話すことで 人生の再評価をしたり過去の出来事に折り合いをつけたりして、心理的な安定や記憶力の改善をはかる。 ○個人回想法 聞き手(セラピスト)と話し手(高齢者)が1対1で行うもの。 良い聞き手とともに過去を整理し、区切りをつけて当たらなアイデンティティを形成することを目標とする。 ○グループ回想法 6~8名の高齢者と、2~3人のスタッフで行われる。 テーマが設定され、そのテーマに基づいた回想が行われる。 他者とともに過去をふりかえり人生を受け止めて、心の安定をはかることが目標とされる。
https://w.atwiki.jp/rinpatsu/pages/19.html
心理学者クルト・レヴィンによって創始された。 アクション・リサーチ的循環とは…… 「知った上で働きかける・働きかけながら知る」というサイクルとして捉えられる。 目標達成のためのアクションとその評価の循環によって実現される。 子どもに働きかけることによって、子どもを理解するという点が含まれている。 支援者は子どもに働きかけた支援の結果から、支援目標・支援の方法の妥当性を検討するが、 その螺旋的な支援のことを指す。 実践の場でなんらかの介入を実施し、その変化を振り返り検討することを研究とみなす場合に用いる 特徴を3つに整理されている。 ①単一事例研究 内的な力(要求)と外的な力(環境)を含むすべての力を正確に記述することが決め手となる。 ②「場の理論」:環境と人との相互作用により場が変化する 単一事例を、時間的変化を通じて連続的で力動的な変化を通して捉える。 問題の状況を分析し、結論を導き出した後、対処法を計画・実施し、その変化を評価診断まで含めたサイクルが繰り返されることを 「アクションリサーチ」と言う。 ③研究者の役割 その場に参加し、変化の担い手となる ※実際のアクションリサーチとは目的が異なるが、 アクション・リサーチの理論的枠組み・方法論が臨床発達心理学における支援と共通する