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MWEルート 導入 1日目 探索1 探索2 宿会話 2日目 探索1 戦闘 探索2・宿会話 3日目 探索1 ボス戦 探索2 エンディング セッションM-3 2017/01/29 【BGM 潜入!洞窟探検】 from ロロナのアトリエ(ガスト, 2009) Composed by 中河健 翌朝。空は良く晴れているが暑くもなく、出かけるには絶好の日和である。 宿を出発し、小型飛空艇に乗って1時間ほどで調査対象の場所に到着した。 担当者:「到着しました。ここがこの班の割り当て場所になります」 指し示された入口は、一見するとただの円形の窪地だ。 よく見ると床は階段になっていて、また周囲の壁面には穴がいくつか開いているのが分かる。 カルナ:「道中ありがとうございました」 と担当の方にお辞儀をしてからキョロキョロします キリサメ:「殺風景なところだな……まあ、当たり前か」 リア:「すでに穴がいくつか空いてますね……」 辺りを見回します ヴァン:「地上ってだけでもすごいのに、その下にこんなものがあるんだなぁ……」 ニルス:「地表は何も無いように見えても、地下はどうなっていることやら……」 この区域の担当スタッフは、背負っている大きな荷物を下ろして組み立てながら説明を始めた。 担当者:「では、この機械、データプローブの使い方の説明をします」 データプローブなる装置は、複数のカメラを備えた球状の機械とそれを支える三脚のついた台、 そして情報を表示する端末の3つのパーツからなるようだ。 台からは、数百ストンはあろうかという長いケーブルがつながっているようだ。 担当者:「見てのとおり有線なので、ケーブルの取り回しには注意してくださいね。 部屋に入ったら適当な場所に設置してください、するとレーザー光により自動で周囲の撮影と測定を行います。 指示に従ってときどき位置を変更する必要がありますので、放置しないよう気を付けてください。 それから、この端末はマップ代わりに使うこともできますので活用してください。緊急時には私との通信もできます」 ここでダンジョン探索のルールを説明します。 地下には多数の部屋があります。 部屋に入った時点で、その部屋のイベント内容と調査に必要な時間が提示されます。 調査を行わずにそのまま別の部屋に行くことも可能です。 (一部、入った時点で強制的に発生するイベントもあります) 部屋にデータプローブを設置して必要時間が経過すれば、 その部屋の情報を得たことになり、踏破ポイントが上昇します。 データプローブは1セットしかないので、複数の部屋を同時に調査することはできません。 探索にあたって管理するべきリソースは「時間」です。 探索可能な時間は、10 00~17 00の7時間×3日です。 毎日17時を過ぎた時点で強制的に入口まで引き返し、飛空艇で宿に戻ることになります。 (17時の時点でイベント中・調査中の場合は、それを終えてから引き返します) 部屋によってはイベントが発生します。イベントでも時間を消費します。 また、移動でも少し時間を消費します。隣接する部屋に移動するごとに5分かかります。 イベントによっては戦闘が発生します。 このとき、味方のポテンシャル合計が敵のそれより大きければ、 簡易戦闘ルールにより自動的に勝利となります。所要時間も短縮できます。 (簡易戦闘は一律10分 通常戦闘は基本20分+1ターン経過ごとに5分) 踏破ポイントの目標は400です。 踏破ポイント、ならびに持ち帰ったお宝の内容によってクリア後の報酬が変わります。 担当者:「大丈夫そうですね。では、このデータプローブは誰が持ちますか?」 機械は一人で背負えるように作られているものの、それなりの重さがありそうだ。 ニルス:「どうする? 俺が持ってもいいが」 ヴァン:「俺もいけるぜ」 両手をグーパーします カルナ:「私は落としてしまいそうなので……」 キリサメ:「私は……持ってもらえるなら、それに越したことはない」 ニルス:「まあ、俺かヴァンで持つのが妥当か」 カルナ:「押し付けてしまってすみません」 と申し訳なさそうにします リア:「なら、お任せしてもいいでしょうか?」 キリサメ:「頼んでいいか?」 ヴァン:「決まりだな。それじゃあ任せてくれ」 プローブを背負います ニルス:「わかった。疲れたら交代しよう」 と背負うのを手伝います ヴァン:「おっ、ありがとな」 キリサメ:「すまないな、二人とも」 カルナ:「適度に休憩をしながら行きましょう、二人ともありがとう」 リア:「それじゃあお二人に合わせて移動しましょう。よろしくお願いしますね」 担当者:「では、よろしくお願いします。お気をつけて」 カルナ:「ありがとうございます、行ってきます」 【BGM 薄闇のワルツ】 from アニーのアトリエ(ガスト, 2009) Composed by 阿知波大輔 現在時刻 10 00 踏破ポイント 0 [I-1] 地下1階相当(露天) 調査時間:60分 イベント:なし ほぼ円形の窪地だ。円のおよそ半分は、中心に向かって下る同心円状の階段になっている。 全体に石畳が敷かれ、中央には人を象ったと思われる金属のオブジェが朽ちて倒れている。 地下空間への入口は、北・東・南側にそれぞれ1つあるようだ。 [イベント] 特にありません なお、部屋の正体については、ロールプレイで何か調べてみたりすると 判明することもあります(他の部屋も同様) ニルス:「さて、まずはここからだな。ほとんど地上みたいなものだが」 ヴァン:「のっけから仰々しいな」 オブジェを見上げつつ呟きます カルナ:「部屋の真ん中に何かありますね……」 とそわり キリサメ:「ひどく傷んだ像だな……」 ニルス:「さっそく機械を使ってみるか」 とヴァンに促す ヴァン:「おっと、すっかり見とれちまった」 プローブを下ろします リア:「とりあえず素直に機械を使ってから、その間に見て回りましょうか?」 キリサメ:「ああ。機械による調査を優先しよう」 ニルス:「そうだな。時間がかかるだろうし」 ヴァン:「あぁ、やることを済ませよう」 機械いじり中 カルナ:「はあい」 [I-1]調査開始 調査作業自体は単調なもので、機械に1~2人ついていれば問題なさそうだ。 というわけで、やりたいことがあれば作業と並行して行えます 機械周りなら、動かすのを手伝ったりケーブルを取りまわしたりする作業もありますよ カルナ:(ではいそいそ手伝います) キリサメ:(しばらく機械見てる) ヴァン:とりあえずオブジェから調べます はい、ではどうぞ 【想い】判定です 難易度不明 ヴァン:5+2D 想い→ 5+10[5,5] → 15 ヴァンさんはオブジェを調べました これは数百年は経っているものです 曲線を多用したデザインから、平和な時代に造られたものであることがなんとなく伝わってきます ヴァン:「……見た目通り、って感じか。多分いい人だったんだろうな、この人」 ニルス:「ヴァン、なにかあったか?」 ヴァン:「んー、このオブジェなんだが、見たことないぐらいには古いってのと、あと…… なんつうか、このオブジェの人、いい人っぽいかな」 ニルス:「そう……かもな」 ニルス:「オブジェもあるし、空間の造りからして、ここは元から地上に出ていた感じだな」 と周囲の階段を見渡しながら ヴァン:「そんなことまで分かるのか」 ならってキョロキョロ ニルス:「まあ、今までの経験上な」 ニルス:「ぼーっと見てるのはいいけど、光が目に入らないように気を付けた方がいいんじゃないか?」 カルナ:「ケーブルのとりまわし?をお手伝いします!」 やたら気合いを入れながら ニルス:「ちょうど動かす必要があるみたいだな。そこのケーブル持って、絡まないように注意して」 カルナ:「はい! ……む、むう、なかなか難しい……」 キリサメ:(ケーブル巻き手伝いにいく) カルナ:(ケーブルに絡まりそうになったり躓きそうになりながらお手伝い……) ニルス:「設置位置はここでよしと」 キリサメ:「結構絡まってるな、どれ……?」 カルナ:「た、たすかります~~……」 ニルス:「……」 二人の様子を横目で見て、あとは放っておく キリサメ:「こういうの、結構大変らしいぞ?」 ケーブルの扱いについて カルナ:「ですね……身をもって知りました……」 キリサメ:「役者やってると、裏方のありがたみが分かるもんだ」 カルナ:「裏方さんはどんなお仕事があるんですか?」 目が輝き出します キリサメ:「舞台美術とか、照明さんとか、音響さんとか……かな。 まあ、うちは小さいから、役者と兼任していたりするよ」 カルナ:「すごい……! 役者さんだけでは成り立たないんですね……たくさんの人が力を合わせて作り出す舞台……!」 やたらキラキラしてます キリサメ:「その、実は私もあまりよく分かってはいないんだけどな…」 カルナ:「でも、キリサメさんが欠けたら舞台は成り立たないのでしょう? とてもすごいと思います!」 キリサメ:「そんなことないさ、うちの座にも私より上はまだまだいる。でも、ありがとう! 嬉しいよ」 カルナ:「お礼を言われるようなことしてないですよ、思ったことを言っただけですし……」 と言いつつ同じくケーブル取り回し キリサメ:「まあ、実際観に来てもらったらいいさ」 カルナ:「絶対ぜーったい行きますよ! 絶対です!」 キリサメ:(すごい気迫だな……) ヴァン:(しかしカルナは、見てると地元のガキそっくりだ) ニルス:「それはそうと、次にどっち行ってみるか?」 地下への入口が3つあるのを指して言う ヴァン:「次か? そうだな。ちょうど正面に通路があるし、それでいいんじゃないか?」 ニルス:「そうだな。どちらにしろ、何があるかは行ってみないと分からない」 リア:「どこに入ったのかはメモしておきますから、好きな順に行きましょうか」 ヴァン:「お、助かる」 ニルス:「……相変わらずだな」 メモを見て リア:「メモはかかせませんからねー」 話しながらメモに書き込みます ニルス:「おっと、また動かすみたいだ、行ってくる」 機械がピーピー鳴っているのを聞いて キリサメ:(ケーブル取り回す) [I-1]調査完了 現在時刻 11 00 踏破ポイント 0- 28 ニルス:「終わったようだな」 ヴァン:「なかなか時間がかかるな。三日でどれだけできるか……」 キリサメ:「次はどっちに行く?」 カルナ:「3つに分かれてますね」 リア:「まあ、先が分からないから、どこに行っても変わりはしなさそうですが……」 ヴァン:「とりあえず前でいいんじゃないか?」 とりあえずゴリ押し キリサメ:「前?」 カルナ:「とにかくまっすぐです?」 ヴァン:「そう、まっすぐだ」 カンガエナシ カルナ:「まっすぐは良いことです、多分」 謎のフォロー ニルス:「俺はどっちでもいい。皆に任せる」 キリサメ:「じゃあ、まっすぐ行ってみるか?」 カルナ:「まっすぐです!」 ニルス:「了解」 キリサメ:「行こう」 ヴァン:「よし、それじゃあ行くか!」 リア:「はい、行きましょう」 現在時刻 11 05 踏破ポイント 28 [I-0] 地下1階相当 調査時間:50分 イベント:ランダムイベント いくつかの小区画に仕切られたエリアだ。区画の奥まった場所には調理場と思しき設備も見受けられる。 椅子とテーブルがあちこちに倒れ、ガラス片などが散乱し、ちょっと移動するのにも骨が折れそうだ。 北側には大きな瓦礫があり、太い柱が折れている姿も見られる。 [イベント] ランダムイベント 先に内容を処理しちゃいます 1D10 → 1 choice[+,-] → + 1 (特に効果のないイベント 内容は部屋によって変わる) では内容は流れを見ながら決めます ヴァン:「椅子にテーブル、人が集まるところか?」 背負ってたプローブを下ろす ニルス:「だろうな」 さっそく設置 キリサメ:「荒れてるな……よいしょっ」 おもむろに整理し始める カルナ:「床の状態が良くないですね……皆さん、移動には気をつけて。怪我をしたらすぐに見せてくださいね」 キリサメ:とりあえず破損の少ないテーブルと椅子はまともに立てようとしてます カルナ:「ケーブルがちょっと心配です……」 キリサメ:「機械に傷を付けないように気を付けよう」 リア:「荒れてるし、破片も結構危険ですね……ここだけこうなのでしょうか?」 ニルス:「とりあえず機械を動かすぞ」 ヴァン:「えーと、スイッチはここだな」 レーザー確認 [雑談] ケーブルにマジQって出来ますかね [雑談] どういう効果を狙ってでしょうか? [雑談] ガラスの上を引きずっても大丈夫なように……とか [雑談] はい、それならOKです [雑談] じゃあケーブルにマジQします [雑談] ほぼフレーバーみたいなものなので、MP消費無しで詠唱して発動していいですよ カルナ:「丈夫になぁれ」 (投げやり) ニルス:「なんだその詩魔法……」 と思わずツッコむ カルナ:「ま、まあ効いたみたいですし!」 [I-0]調査開始 キリサメさんは【幸運】振って下さい 難易度10 キリサメ:3+2D 【幸運】 → 3+8[6,2] → 11 ではキリサメさんは、テーブルを動かす途中で何かを見つけます 小さな紙片のようです キリサメ:「ん? なんだこれは」 紙片の内容は【知識】で 難易度10 キリサメ:3+2D 【知識】 → 3+4[3,1] → 7 残念ながら紙片の文字は大部分が読める状態ではありません ただ、 文字と数字が組になって並んでいるのがかろうじて分かる程度です キリサメ:「なんて書いてあるんだ? よく読めないな…… 誰か来てくれ」 ヴァン:「ん、どうした?」 リア:「何かありました?」 キリサメ:「これ、なんて書いているかわかるか?」 ヴァン:「ちょっと待ってろ、どれどれ……」 紙片を見てみる人は同じ判定です 【知識】難易度10 リア:3+2D 知識 → 3+7[2,5] → 10 ヴァン:4+2D 知識 → 4+7[6,1] → 11 リアさんは、これが飲食店のメニューであると直感します ヴァンさんも同じ結果です 安めの店でよくある感じのメニュー表ですね キリサメ:「……何か分かったか?」 リア:「んーと……ご飯の名前……あ、これレストランとかのメニューですね」 キリサメ:「レストランか何かの跡地かな……」 ヴァン:「数字っぽいな、んで、桁が小さい。場所から見ても、そうかもな」 キリサメ:「メモしといたほうが良さそうだな……リア、頼めるか」 リアさんに依頼 11 20 I-0 レストランのメニュー表らしき紙切れ発見……と リア:「もちろん、おまかせください!」 さっそくメモし始めます ヴァン:「さっきのオブジェにメニューっぽい紙……なんか噛み合わないな」 キリサメ:(片付け再開) カルナ:「なんだか、思ってたより大きな街かも」 遠目で見つめながらケーブル取り回し ニルス:「……実際効果が出てるんだな、さっきの詩魔法」 ちょっと丈夫になったケーブルを見ながら カルナ:「気休め程度ですけどね」 と言いつつ得意げ ヴァン:「街、か。そう言われると、いろんな遺物があるのは不思議じゃないかもな」 ニルス:「ただの街……であってくれればいいんだけどな」 カルナ:「軍事工場とかあったらやだな……」 小さく呟きます ヴァン:「まぁ、地下の街だし、ただの街ではないことは確かだ。面白そうじゃないか」 リア:「ガーディアンに襲われなければ面白いと思います……」 思い出して遠い目をします カルナ:「ガーディアンは……いそうですね……前回はひどかった」 カルナ:リアさんの言葉に思わず半目 キリサメ:「よし、だいぶ片付いたかな」 一息付く ニルス:(……綺麗好きなのだろうか) キリサメの様子を見て思う キリサメ:「ん? 私の顔に何か付いてるか?」 ニルスを見て ニルス:「……いや、なんでもない」 と今は深く考えない [雑談] ニルスさんお兄ちゃんみたいな感じだなと思うこのごろ [雑談] 年齢的にはちょっと……だいぶ過ぎてますがw [雑談] そうですねwwwそうだったwww [雑談] カルナのトラウマが刺激される施設がありませんようにと密かに願う [雑談] とりあえず今のところはただの地下街ですけどね(とまた不穏なことを言う) [雑談] 何があるかな地下街ー!(白目) [雑談] こっちのルートは天覇組と違って、部屋の描写に「地下○階相当」 と明記してあります ふふふ [雑談] とまあ冗談になっていない冗談はさておいて [雑談] 地下と聞くだけで身構えるクトゥルフ民 [雑談] たった今、北の瓦礫調べる前に終わってよかったと悟った [雑談] 自分はまず最初に「競馬場……?」 とかなってました [雑談] 競馬場は馬のオブジェがあるんですよね [雑談] フードコートに、何よりオブジェってのが引っかかって [雑談] デパートとかかなぁ [雑談] 街と言われてから商業施設かと気づきましたw [雑談] でもありそうといえばありそう、オブジェの側に飲食店 [雑談] オブジェは元ネタのほうに実際あります とはいえ、実は胸像ではないのですが [雑談] ただの広場だったら普通の地下街にも時々あるんですが、確かに像まで立ってるのは珍しいかも [雑談] ガーディアン(ボソッ [雑談] ガーディアンは悪い文明 [雑談] カルナさんが暴れちゃう [雑談] 味方が怪我したら暴れます [雑談] ガラス片も踏んでないみたいなので大丈夫ですね(震え声) [雑談] 持ち物にフライパンが入っていたら危険信号 [雑談] まだセーフ 現時点で一番危ないのはニルスさん [雑談] あ、この部屋の調理場でフライパンを見つければいいのか [雑談] なるほど! [雑談] その発想を私に与えてはいけなかったのでは [雑談] 危険が増えるとカルナさんの危険度も上がっていく [雑談] 殺菌!消毒! [雑談] よし、危険な場所を生やそう [雑談] ヴァンさんのロープが効果を発揮する時か? 暴れたカルナさんを拘束するという…… [雑談] 簀巻きにされてしまう [雑談] 簀巻き案はあるけど味方を簀巻きにするアイデアはなかった [雑談] ※くれぐれも不埒な目的で拘束してはいけません [雑談] 続きはコスモスフィアで [雑談] カルナのコスモスフィアだいぶやばそうなんですが [雑談] コスモスフィアなら何が起きても大丈夫(命の保証はない) [雑談] セラピストならきっとへーきへーき [雑談] 簀巻きにされて担がれないように気をつければ良いこと……(震え声) [雑談] そもそも暴れたり不定の狂気に襲われなければいいのでは [雑談] セルフ発狂するんで気を付けます セッションM-4 2017/02/05 というわけで、改めて行動宣言どうぞ ヴァン:瓦礫を調べます 【感知】または【知識】でどうぞ 難易度10 ヴァン:4+2D 知識 → 4+8[2,6] → 12 非常に大きな瓦礫だ。巨大な建物が倒壊した跡と見るのが自然だろう。 おそらくこの下にも階があると思われるが、入れるような入口はなさそうだ。 [雑談] 地下ありますよねー キリサメ:調理場を漁ります カルナ:調理場漁ります 【集中】でどうぞ 難易度設定なし カルナ:3+2d 集中 → 3+8[4,4] → 11 キリサメ:3+2D 集中 → 3+8[2,6] → 11 調理場にはいくつか残されているものがあるようだ。 ボロボロになった調理器具や食器類が見受けられる。 キリサメさんカルナさんは、この場所にありそうな物を一つ選んで持っていくことができます 一つ自由に宣言してください カルナ:まあ一択しかないですよね フライパン キリサメ:包丁かナイフかな カルナさんはフライパンを見つけます 経年劣化でちょっと脆くなっているかもしれません キリサメさんは包丁のうち状態のよさそうなものを一つ見繕って取り出します キリサメ:「ふむ、これはまだ使えそうだな」 包丁を取り出して カルナ:「ボロボロですが使えそうですね」 ヴァン:「この柱、遠目で見るより随分デカイな。もしかして地下でもあるのか……?」 探りを入れつつ ニルス:「……床が崩れなければいいけどな」 ぼそっと言う カルナ:「やめてくださいありそうで怖いです」 リア:「他にも部屋はありますし、地下の入り口もありそうですね……」 ヴァンさんの後をついていきます [I-0]調査終了 現在時刻 11 55 踏破ポイント 28- 55 ちょうど機械が止まり、部屋の調査作業が終了したようだ。 ニルス:「そっちは何か見つけたのか?」 調理場組に向かって カルナ:「フライパン、ありましたよ」 にっこり キリサメ:「ガラクタばかりだけど、この包丁は使えそうだぞ」 ニルス:「意外と状態のいいものもあるもんだな」 とキリサメに向かって そしてカルナのほうはあえて聞かなかったふりをするが、もう嫌な予感しかしていない ヴァン:(フライパン……?) カルナ:フライパンをとりあえずバッグに詰め込みます キリサメ:カルナの笑顔の奥に恐怖を覚えて言葉を失う [雑談] キリサメさんを怯えさせてしまった ヴァン:「こっちは……ここが随分と広そうだってとこだ。まぁ、地下もあるだろうな」 プローブを片付けつつ ニルス:「そ、そろそろお昼か。次の部屋に行ってから飯にしよう」 と話題を逸らしていく リア:「もうそんな時間ですか? けっこう時間って早いですね……」 ニルス:「機械があるとはいえ、思ったより時間がかかりそうだな……」 カルナ:「一部屋につき数十分みたいですしね。ちょっと不安な気もします」 ヴァン:「まぁ、調べつくすのは難しいかもしれないが、何事もなければ言われたぶんくらいはなんとかなるだろう」 若干楽観視している キリサメ:「まあでも調査は十分にしておかないと、安心して進めないだろう」 カルナ:「なるべく多く見て回りたいです……」 好奇心に負け始めてる ヴァン:「現状これがマップだからな。何かあったら、俺がこれを守るよ」 背負ったプローブを親指で指しながら 現在時刻 12 00 踏破ポイント 55 [L-0] 地下1階相当 調査時間:40分 イベント:探索系 背丈よりすこし低い程度の棚があちこちに倒れ、そこに並んでいただろう種々の品物が床に散らばっている。 壁際には冷蔵ケースと思われる棚の跡もある。おそらく何らかの商店だったと思われる場所だ。 [イベント] お宝探し なにか目ぼしいものがないか探すことができます 対応能力値:【集中】 [L-0]調査開始 ニルス:「……なんかの店の跡だな、こりゃ」 キリサメ:「ここもひどい荒れ具合だな……」 ニルス:「何か残ってるかもしれんが……先に機械を動かしておくか」 と言って準備する カルナ:「どんなお店かも分かりませんね……」 リア:「冷蔵ケースみたいなものもありますね。何を入れてたんでしょう?」 ヴァン:「遺跡ってもんは、ずっとこんな感じなのか?」 ニルス:「自分の入ったことのある遺跡はたいていこんな感じだな」 ヴァン:「なんか、荒らされた街みたいなんだよな……」 キリサメ:「とにかく調べてみよう」 ニルス:「俺は先に飯食ってるからいいや。皆も探してきたらいい」 カルナ:「何が見つかるかなぁ……一食くらい抜いても大丈夫ですし調べてみます」 リア:「気になりますし、先に調べてからお昼にしましょうか」 [雑談] どういう店かは見つけたものから判断するということで キリサメ:3+2D 集中 → 3+6[5,1] → 9 カルナ:3+2d 集中 → 3+8[2,6] → 11 ヴァン:3+2D 集中 → 3+6[1,5] → 9 リア:3+2D 集中 → 3+9[5,4] → 12 キリサメさんは無事な瓶を一つ見つけました なにか飲料と思われるものが入っています カルナさんは雑誌と思われるものを一つ見つけました ヴァンさんは昔のタバコと思われるものを見つけました リアさんはアイテムを見つけました 共有メモにある薬カテゴリから一つ好きなものを選んでください [雑談] (コンビニ?) [雑談] はい、コンビニ正解です ヴァン:「お、こいつはもしかして……」 棚にあった箱を調べる 「……やっぱりタバコじゃないか、注意書きはいつの時代も一緒なんだな」 そのままアイテムバッグへ (地上に帰ったら吸ってみようか?) [雑談] 嗜好品は隠し通していく キリサメ:「……なんだこれは?」 瓶を取り上げて カルナ:「何かの雑誌ですね」 雑誌をしげしげと見つめます 【知識】振って下さい 難易度はキリサメさんが10 カルナさんは12 キリサメ:3+2D 知識 → 3+8[3,5] → 11 ラベルから判断するに、中身は酒のようです カルナ:3+2d 知識 → 3+6[1,5] → 9 雑誌の内容は今一つよくわかりません 写真も載っていますがそこから内容の判断もつきません キリサメ:「お酒みたいだな……持って帰ろう」 カルナ:「写真も乗ってるけどどんな雑誌かさっぱりですね……」 リア:「これ……まだ使えるトランキリティですね。せっかくなので使わせてもらいましょう」 ではトランキリティをくださいな では誰かに持ってもらってください アイテム欄が一杯なので カルナ:「持って帰ったら解析してもらえるかしら」 雑誌持ち帰ります ヴァン:「おーい、そっちはなんか見つかったか?」 調べ物勢に呼びかけ カルナ:「なんだか色んなものを売ってたみたいですね。雑誌がありましたよー」 キリサメ:「お酒らしき液体があったぞ」 リア:「あ、私荷物いっぱいだ……すみません、どなたかまだ使えるトランキリティを持っててもらえませんか? そのまま使ってくれてもいいので」 ヴァン:「酒? 酒もあったのか?」 目の色変わる 「なぁ、キリサメちゃん。ちょっとそれ、見せてくれないか?」 近寄っていく [雑談] 食いつきが良いw キリサメ:「どうした? これそんなに欲しいのか?」 ヴァン:「酒だからな、そりゃそうだ。だから、よかったらそれ、貰えないか? 地上に帰ったら友達と飲みあいたいんだ」 キリサメ:「ふむ、別に構わない」 酒をヴァンに渡す ヴァン:「おお、ありがとうな!」 握手 (こいつは一人で飲ませてもらうか!) にやにや [雑談] ちょっと待てw >一人で [雑談] いい酒は一人で飲みたいものです キリサメ:「まあ私はまだ飲めないしな」 ヴァン:「そうか、そいつは残念だ。ただ、まぁ、酒はいいぞ」 ニルス:「まだちょっと時間があるから、お前たちも何か食べておいた方がいいぞ」 と促す カルナ:ニルスさんの言葉を受けてもそもそ食事します キリサメ:「さて、今のうちに昼食取っておくか」 リア:「キリサメさん、よかったらこれ受け取ってください。 私は荷物がいっぱいなので、自分で使える人が持ってた方がいいかと思いまして」 キリサメさんにトランキリティを渡したいです キリサメ:「私に? まあ、そういうことなら」 トランキリティを受け取る リア:「ありがとうございます。せっかく見つけたのに捨てるなんてもったいないですからね」 キリサメ:「そうだな。使えそうなものはありがたく頂戴しよう」 リア:「さて、そろそろ私もご飯たべようっと。取れるときに休憩しないと」 調べ物したしお昼をいただきます ニルス:「ところでカルナ、お前さんもしかして、こういうことは好きか?」 こういうこと=探索とか カルナ:「あ、えっと……はい。とても」 口の中のものを飲み込んでから答えます ニルス:「そうか……意外だ、と言いたいところだが。 考えてみれば、最初に会ったときから物怖じせず助けてくれたのがお前だったな。 少なくとも度胸はあるようだし、適性があるのかもな」 カルナ:「あのときは必死でしたから…… ただ、その。知らないことを知ることは楽しかったです。とても、そう、ワクワクしました」 ニルス:「そうか」 とだけ答えて珍しく笑顔を見せる カルナ:「自分が役に立てることばかり探してきましたが、こういう場所で調べ回るのはとても楽しくてたまらないですね」 ニルスに応えるようにはにかみます ニルス:「そういえばカルナ、お前は…… いや、なんでもない。こういう場で聞く話でもないか」 カルナ:「あなたが適切だと思う時に聞いてください。いつでもお話しますよ」 ヴァン:「おっと、今食わないとまずそうだな」 酒をしまいご飯にする ニルス:「じゃあ俺がこいつの面倒を見ておく」 と機械のほうに行く キリサメ:(カルナが見つけた雑誌が入ってる荷物にチラチラ視線を送る) カルナ:「キリサメさん、どうされました?」 視線を受けて キリサメ:「えっ?(声が裏返る) いや、なんでもない……!」 カルナ:「あ、もしかしたらキリサメさんならこの雑誌がどんなものか分かるかも。見て頂いていいですか?」 というわけで雑誌を差し出します キリサメ:「それ見てみないとな……どれどれ?」 (危うく喉に詰まらせるところだった……) 【知識】難易度12です キリサメ:3+2D 知識 → 3+7[6,1] → 10 ではキリサメさんもよく分かりません オシャレな女性の写真が載っているなー程度の印象です キリサメ:「うーん、なんだろうな……ざっと見てみたけど、私にはピンと来なかった」 カルナ:「ですよねぇ。見当もつかないです……。ありがとうございますキリサメさん」 雑誌をしまいます リア:「そういえばヴァンさんって結構遺跡とか、調査のお仕事ってするんですか?」 ご飯食べつつ話しかけます ヴァン:「俺か? 遺跡は初めてだが、山を登ったり森を歩いたりならするな」 リア:「そういうときって、どんな物があったらいいとか、こういうのが欲しいとかってあります?」 [雑談] おっ商売人的な話が ヴァン:「そうだな、やっぱりいい靴だな。すぐ履きつぶしちまうから」 リア:「靴、ですか……なるほどなるほど」 簡単にメモしておきます ヴァン:「足は大事だからな。何をするにも、まず足だ」 リア:「やっぱり開拓者や、調査員の人は足は大切ですもんね…… ありがとうございます。商品の参考になりました」 [雑談] ワサラのラインナップがものすごいことに [雑談] そろそろ何屋だか分からなくなってくる頃合い [雑談] 何でも屋みたくなってそうw [雑談] 案は多い方がいいのです [雑談] 花で染めれるみたいだし店舗大きくなりそう [雑談] そのうち草履とか下駄とか陳列しそう [雑談] 実際雑貨屋という名の何でも屋みたいな所はあるかも? [雑談] なんかアトリエ的だなー [雑談] 餌(パン)貰ってるしな…… [雑談] スーパーの二階にある服系と小物扱ってるエリアっぽい [L-0]調査終了 現在時刻 12 40 踏破ポイント 55- 77 【BGM 闇の廃坑】 from リリーのアトリエ(ガスト, 2001) Composed by 小林美代子 現在時刻 12 45 踏破ポイント 77 [L-1] 地下1階相当 調査時間:50分 イベント:なし さまざまな器械が並ぶ部屋だ。どれも概ね人間と同じくらいの大きさがある。 ただ、その多くが泥にまみれて朽ちてしまっている。天井の一部に穴が開き、そこから泥水が垂れてきているようだ。 [L-1] 調査開始 リア:「泥だらけといいますか……ほとんど埋まってますね……」 ヴァン:「靴の話をしてたらこれか。偶然ってあるもんだな」 ニルス:「なんか不気味だな……」 泥だらけの器械を眺めて キリサメ:「ああ……天井も崩れてるようだしな……」 カルナ:「人の背丈ほどありますね……」 なんとなく警戒 ニルス:「とりあえず敵はいないようだが……死角が多いな、実際」 [雑談] 人の背丈ほどの器械ってのが気になる……なんだろうか? [雑談] そこらへんは調べれば分かるかも、という程度 [雑談] ならば調べます [雑談] 元ネタのほうで、ちょっと珍しいと思ったから採用してみた 最近はこういう所増えているのかもしれないけど ニルス:「しかし何だろう、これ」 ニルスは知らないようです カルナ:とりあえず観察します キリサメ:同じく器械調べます 【知識】ですね 難易度はヴァンさんのみ10、他は12です [雑談] 俺だけ難度低い、これは当てねば カルナ:3+2d 知識 → 3+8[6,2] → 11 キリサメ:3+2D 知識 → 3+4[1,3] → 7 ヴァン:4+2D 知識 → 4+4[3,1] → 8 [雑談] くっ [雑談] 出たな妖怪いちたりない! [雑談] あ、私もふっていいやつ? [雑談] はい、どうぞ キリサメさんは心当たり無し ヴァンさんもよく分からず カルナさん【幸運】いってみましょう 難易度10 ヴァン:「んー……かすりもしないな。こいつは何だ?」 キリサメ:「うーん、よく分からな……きゃっ?!」 泥水が背中に入った カルナ:「どうされましたキリサメさん!」 慌てて振り返ります キリサメ:「な、何か冷たいのが背中にっ……!」 カルナ:「ふむ……上から泥水が降ってきたようですね、冷たかったでしょう」 とタオルを差し出します キリサメ:「ほんと……びっくりしたよ……」 げんなり 「……ありがと」 タオルを返します カルナ:「はい、どういたしまして」 受け取ります [雑談] キリサメさんが天覇組ノイエさんと同じようなことにw あっちはランダムイベントだったけど [雑談] なおあっちは奇跡ポイント減らしました リア:3+2D 知識 → 3+10[5,5] → 13 カルナ:3+2d 幸運 → 3+7[2,5] → 10 [雑談] おお、まさかのリアさん成功 [雑談] コロンビア [雑談] わーい [雑談] ナイスダイス カルナさんはこれらの器械をなんとなく見た記憶があると思います 昔、ソル・クラスタに居たころに ただ、あまりいい記憶と結びついていないのか、よく思い出せません リアさんは、重りなど負荷を与える機構が付いている器械が多いことを見抜きます また、多くの器械は人が着座する場所が付いています [雑談] いきなりぶっこまれた [雑談] あーわかった [雑談] はい、だからヴァンさんだけ難易度下げました [雑談] あー (どうしようわからない) [雑談] ここトレーニングジムじゃないっすか? [雑談] 正解 こういうところのテナントで入ることもあるんだなって [雑談] パチンコとか体重計だと思ってしまった [雑談] 全然見当つかなかった [雑談] 機械でない理由がわかりました(ボイラー室かサーバルームかと) [雑談] もしかして駅の地下街なのだろうか リア:「なんでしょう、人が座るところに、重りとかがたくさん……?」 カルナ:「何かしら……何か……よく思い出せないけど……おそらくトレーニングジムかと」 ヴァン:「重り? ……あっ」 手をポンと叩く 「どうして気付かなかったんだ俺……」 [雑談] カルナさんに出した情報がああいう形だったのは、この手の器械って実験施設にもありそうなので…… [雑談] 体力を測定する目的で [雑談] 実験施設関連はまるっと忘れてそうな気がします……でも確かにありそう [雑談] (そういえば吹き飛ばしたんだったか。業が深い) [雑談] 記憶と一緒に吹き飛ばせー リア:「ああ、体を鍛えるところですね!」 ニルス:「あー、なるほど」 キリサメ:「ふむ……トレーニングジムなのか」 気を取り直して ヴァン:「しかしこれ、鍛えるにしてもどうやって使うんだ?」 興味津々 ニルス:「悪いが俺は全く分からん」 キリサメ:「私もよく分からないな、こういうところで体を鍛えることはないし」 カルナ:「電力供給が出来れば……延々と走ったり重たいものを持ち上げたり出来ますよ」 リア:「言葉で聞いただけですが、確かにこんな感じでしたね」 ヴァン:「延々と走る、か。かなりの鍛錬になりそうだな」 カルナの言葉に感嘆する カルナ:「私は苦手です」 引きつった顔をします ヴァン:「そうか? まぁかよわい女の子だからな、当然といえば当然か」 カルナ:「かよわい……?」 と自分で首をかしげます ヴァン:「ん?」 キリサメ:(果たして本当にか弱いのか……) カルナ:「リアさん、私はか弱いに分類されますでしょうか」 ちょっと混乱してます 「客観的視点で事実のみを述べてください」 (ぐるぐる) [雑談] それを聞くかw [雑談] ニルスくん以外女子だし、ヴァンがそんなふうに思っても不思議はない [雑談] 若いな…… キリサメ:(か弱くはないと思う……) 脳内で答える カルナ:「ニルスさんはどう思われますか、私はか弱いのでありますか」 [見学用] かわいい [雑談] あちこちに体当たりしてくスタイル [雑談] とりあえずリアさんの反応を待ちたいw [雑談] か弱い(赤魔法) リア:「え、まあ、レーヴァテイルですしそれなりにはか弱いのでは……? あ、でも魔法……?」 自分でもよくわからない ヴァン:「……この中だと、カルナが一番力強いから遠ざかってるように見えるんだが」 はてなが浮かぶ カルナ:「総合的な判断をしますと私はどちらかと言えばか弱いと言えなくもないと……?」 (混乱は続く) ニルス:「……まあ、見た目だけならそう見えてもおかしくないんじゃないか?」 と両方に気を使った返答 「そう言うカルナは自分のことをどう思っているんだ」 カルナ:「わた、私でありますか」 カルナ:「僭越ながら申し上げますと肉体的には脆弱でありますが――」 キリサメ:「まぁまぁ落ち着こう」 (カルナの胸をさりげなく押す) カルナ:「――精神面では多少ズレが生じていますが強い部類かと……ハッ」 キリサメ:(すごいボリュームが……!) [雑談] >ボリューム< [雑談] (ちょっと羨ましい) カルナ:「ありがとうございますキリサメさん……」 ヴァン:「あぁ、うん、そういうことだ。身体の問題。華奢な感じ、そういうことを言いたかったんだよ」 取り繕う態度 カルナ:「な、なるほど。すみませんでした……」 ヴァン:「まぁ、いいって。なんか、すまなかった」 カルナ:「大丈夫です、こちらこそすみませんでした…… そのような評価をされたのは初めてだったので……」 ヴァン:「そうか。まぁ、そういうことにしといてくれ」 ヴァン:(レーヴァテイル……。実際に見るのは初めてだな。どうなんだろうか?) [L-1]調査終了 現在時刻 13 35 踏破ポイント 77- 103 [雑談] ヴァンさんの不用意な一言からこんなことにw [雑談] セルフ発狂する癖をどうにかしたい [雑談] いえいえ まさかこう転ぶとは思いもしなかったですw [雑談] でもおかげでカルナさんの胸を触れましたw [雑談] 自然にパイタッチしてる輩もいるし [見学用] 胸を触って落ち着くというのもなかなか無いなぁと思いました、まる [雑談] そういえば触られたんだった [雑談] いい感じでカルナちゃんの一面を見せてもらって満足です [雑談] 振れ幅大きいんですはい [雑談] ニルスとしてもカルナさんに一言言いたかったけど、宿会話の時のネタが増えたということにしておこう [雑談] この場で言われるとキリサメさんの地雷ぶち抜きかねないので …… [見学用] 外から見る分には地雷爆発は楽しみでおじゃる [雑談] どうなることやら [雑談] 地雷抱えてる人多いなー [雑談] まだ死にたくない! まだ死にたくない! [雑談] 地雷原を踏み抜いていくPC [雑談] トレーニングジムと聞いて駅の地下街思い出したんですよね……むむ [雑談] あ、そうだったんですか [雑談] やっぱり最近はそういうところに多いんですかねー あんまりそういうイメージがなくて [雑談] ですです [雑談] エントランス、食堂、コンビニ、ジム [雑談] コンビニがあるのが地下街イメージ湧きますね これがコンビニじゃなかったらイオンモールを疑ってました [雑談] www イオンモールは最強ですね とにかく広いのでダンジョンにしがいがある [雑談] このダンジョンはそこまで広くないので [雑談] イオンに行けば1日潰せますね [雑談] 小部屋にエントランス、だだっぴろいと似通った条件ですからね [雑談] ところでヴァンさんって、もしかして戦闘経験はあまりない? [雑談] 少なくともレーヴァテイルと組んだことはないですよね [雑談] そうですね、山登りも結局戦闘はほとんどなかったですから。冒険者になる前はただの農夫でしたし [雑談] そういう人がいるんだな、程度にしか思ってないです [雑談] あ、そうだったんですか だから地元のガキどもとかそういう発言が [雑談] 地上が見えるようになるってのはいわばゴールドラッシュですからね 出稼ぎ勢な感じです [雑談] あ、だからか弱いってするっと出てきたんですね、なるほど [雑談] この組、女性は全員レーヴァテイルなので、意識改革が必要になりますね [雑談] こういうのをPCとして開示していきたい [雑談] まあ実際そういう探検家もこれから需要が出てきますよね 空撮とかじゃどうしようもない場所もあるだろうし [雑談] そういう意味でも美味しい役回りですね、若干意識してキャラ作りましたし [雑談] 青魔法オンリーだしか弱いといえばか弱いのか [雑談] でも芯の強さはあると思ってます ニルスのカルナに対する印象として [雑談] まさか大剣でも振り回せるのか、と危うくニルスくんに聞くとこでしたw [雑談] ただ実年齢が分かってなかったりするので、いろいろ測りかねてる感じですね [雑談] そういう所を後から聞いていきたい [雑談] 爆発力はあります……一応…… [雑談] 爆発(物理) [雑談] 実は妙齢ってのどっかで拾っていきたい そんなの聞いた日にはヴァンくんびっくりするでしょうね [雑談] やたらと食いつかれてるキリサメからはか弱く見えませんw [雑談] ニルスがいろいろ脅してるから……すみません 実際悪印象しか与えてない [雑談] それもありますけど、事実本人からグイグイ来られてるのもw [雑談] グイグイ行きますからね……知りたいことに貪欲なのです [雑談] キリサメちゃんはタジタジです [雑談] 予想外の進化してますからね……初登場で池に落ちてたカルナさんは今何処 [雑談] 池に落ちて上がって来ないのかと [雑談] いいキャラしてるなぁと思いますよ セッションM-5 2017/02/25 まずは次の行動をどうぞ この部屋の調査は終わっているので、次はどこに行くか、ですね ヴァン:「西側、オブジェの部屋なんだな……」 ニルス:「そうみたいだな」 そっちのほうを見ながら キリサメ:「次、いくか」 ニルス:「だな。このまま進めばいいか」 [雑談] (もうまっすぐとは言わない) 現在時刻 13 40 踏破ポイント 103 [K-4] 地下1階相当 調査時間:55分 イベント:戦闘 いくつかの棚や平台がある場所だ。長さ数ストンある大きな棚が根こそぎ倒れている。 棚の大きさに比して、周辺に残っている品物の数は少ない。多くは既に土に還ってしまったようだ。 ただしその一方で、最近食い破られたと思われる包装の残骸もある。……近くに何かが潜んでいる気配がする。 ヴァン:「さっきの場所と似てるな、ここにも何かありそうだ」 カルナ:「また随分と荒れていますね」 とあたりを見回します ではカルナさんは潜んでいる何者かと目が合います [雑談] びゃっ [雑談] なんかいた! キリサメ:「おい、これ……何かおかしくないか?」 食い破られたと思われる包装の残骸を見て カルナ:「待って、何かいます。目を合わせてしまいました」 ヴァン:「お、どうした?」 カルナのもとへ向かいます キリサメ:「なっ、本当か?」 ニルス:「……敵か?」 ヴァン:盾を構えます キリサメ:戦闘態勢を カルナ:「恐らくその残骸の原因かと。敵かはまだ……」 目は離さずに ヴァン:「俺、見てこようか?」 ニルス:「……確かに、いるな。気をつけろ」 リア:「危険はあるとは思ってましたけど……!」 警戒してハープを取り出します キリサメ:「ああ……」 扇子を構えます ニルス:戦闘前準備でエネミースキャン使用します にょ?のほうのみ情報出しました カルナ:「……」 無言で視線を険しくします ヴァン:「カルナ、下がっとけ」 かばうようにカルナの前へ ニルス:「……よし、そこまでは強くなさそうだ。一戦交えるか?」 カルナ:「ええ、ありがとうございます」 言われた通り距離を開けます [雑談] (言ったはいいがプローブどうしよう……) [雑談] あ、では私が持ちましょうか [雑談] 頼めます? [雑談] はい。抱えて後方へ下がります。詩は歌えますからね キリサメ:「……来るぞ!」 カルナ:「ヴァンさん、プローブをこちらへ」 ヴァン:「ありがとな」 視線は敵に向けつつ LIST OF ENEMIES でっかいにょ?A 360 でっかいにょ?B 360 にょ?A 80 にょ?B 80 敵ポテンシャル合計 880 味方ポテンシャル合計 769 [雑談] このままでは通常戦闘ですが、ホーミングポッド使用により簡易戦闘扱いにできます どうしますか? [雑談] ここで使っちゃってもいいですし、他の戦闘機会に温存してもいいですし [雑談] 端から使えそうな場面が……! どうします? [雑談] 簡易戦闘のルールをちょっと確認したいかな、勝てる見込みがありそうならそっちでも良さそう? [雑談] 簡易戦闘になった場合は自動で勝利となります その場合は演出だけで戦闘をやります [雑談] 早速使っても良さそうな……? [雑談] 使っても良さげですな…… [雑談] 個人的には使ったほうがいいのでは(リアル時間の問題も兼ねて) [雑談] 私は使っても良いと思います [雑談] そっか時間考えると端折れる所は端折ってもいっか [雑談] 使う感じですかね [雑談] ホーミングポッドを持っているのはヴァンさんですね [雑談] でっかいにょ?のどちらかを排除することにより、ポテンシャルが味方優勢になりますので [雑談] 簡易戦闘になります どちらかに対して使用してください [雑談] でっかいにょ?Bにホーミングポッドを [雑談] 了解 ではここから演出戦闘としますので、 [雑談] 各自思うように行動して敵を掃討してください 判定などはあまり入れませんので 【BGM Full-Bokko】 from ロロナのアトリエ(ガスト, 2009) Composed by 中河健 ヴァン:「まさか端から使うことになるとはな…… これでも喰らいやがれっ!」 ホーミングポッドぶっぱ 飛び出したミサイルは目の前の大柄な敵に命中! 一撃で沈める ニルス:「よし、今だ! 一気に行くぞ!」 ヴァン:「おう!」 カルナ:「がんばれーがんばれー」 (応援旗) まずはカルナの青魔法、応援旗が始まる! 全員の身体に力がこもる リア:「これくらいなら私でもどうにか出来そうです!」 謳い始めて頭上に氷弾を作り始めます リアの頭上に氷の塊が姿を現す! ヴァン:「お、なんか力が……、まぁいい、今は殴るぞ!」 エンチャント→通常攻撃 ニルス:「よし、まずは俺から行くぞ!」 目の前の敵目掛けて鎧通し 「喰らえ!」 と雑魚を一撃で屠っていく キリサメ:「行くぞ……!」 仕舞で構えつつ、でっかいにょ?Aを討ちにいきます 「はぁぁっ!」 舞いながら鮮やかにでっかいにょ?Aに攻撃 敵は尻尾を使って攻撃を振り払う、がなぜか動きは鈍い ヴァン:「てかちょっと待て、あの氷なんだよ!」 氷塊を見つつ ニルス:「なんだ、ヴァンは詩魔法は初めてか?」 ヴァン:「あれが詩魔法か、なんかデカくなってってるけど、大丈夫なのか?」 攻撃は盾でいなしつつ ニルス:「大丈夫だ! ……たぶん」 ヴァン:「何で疑問系なんだ!?」 キリサメ:「逃がすかっ!」 でっかいにょ?Aに畳み掛ける ニルス:「良い調子だ! こいつは女にはあまり手を出さないからな、上手くやってくれ!」 カルナ:「何だか動きが鈍いですね……リアさん、援護します」 ダークサイドへ切り替えます ダークサイドに切り替えた結果、今度はリアの詩にさらなる力が宿る! 敵はもう崩れ始めている 残る二匹とも逃げだそうとしているようだ リア:「ありがとうございます、さあ、冷たいの……って、 あれ? なんか逃げ出してませんか?」 詩魔法を止めずにすこし様子を見てみます キリサメ:「……そこだ!」 でっかいにょ?Aに止めを指す でっかいにょ?はそのまま地面に倒れ伏す! ニルス:「よし、リア! あとは頼んだ!」 キリサメ:「……ふぅ」 倒して一息 リア:「は、はい! ……行きます!」 氷弾をのこったにょ?に直撃しないように発射します。動きが気になるので キリサメ:「さて……」 にょ?に近づき…… [氷弾]BG2でいきましょう 外すぶんであとでダメージ半減します [BG 2] 範囲中 20+2D+[対応言語]×2 (=66+8D、[ダークサイド]適用) 水属性ダメージ ダメージロールどうぞ せっかくなので キリサメ:「これで終わりだっ!」 氷弾の直下に突き飛ばす リア:66+8D → 66+26[2,5,4,4,2,3,2,4] → 92 っと、キリサメさんが直撃させたようですね 半減は無しで 氷の弾に吹き飛ばされ、最後のにょ?は動かなくなった―― 戦闘終了! [雑談] これはこれで楽しい戦闘 【BGM 薄闇のワルツ】 現在時刻 13 50 踏破ポイント 103 ヴァン:「すげぇ……氷の、雨か?」 もはや見とれる他ない リア:「あ……まあしょうがないか……みなさんお疲れ様でした。巻き込んだりはしてないですよね?」 ニルス:「大丈夫だったか? 目標に近づきすぎていたように見えたが」 キリサメ:「あれが私の好みの戦い方なんだ」 ヴァン:「あぁ、大丈夫だ。あれが詩魔法ってやつか。ニルスの言ってたのはこういうことなんだな」 ニルス:「危なっかしいもんだな……見ててハラハラする」 キリサメ:(カルナの視線が怖くなってきた) カルナ:「お疲れ様です。なんだか悪いことをしてしまったのかしら……」 リア:「悪いかどうかは分かりませんが……でも、気になりますね。逃げようとしていたのは何ででしょう?」 [雑談] キュアメロディ使っても大丈夫かな [雑談] はい、いいですよ MP消費なしでかまいません [雑談] ではにょ?たちにキュアメロディを [雑談] そっちか! 了解 カルナ:「いきなり襲ってごめんなさいね」 とキュアメロディをします にょ?の傷が塞がっていきます 倒れたままぴくぴくと動き出しました ヴァン:(ん?) その行動を訝しむ ニルス:「……?」 ヴァン:「これも、詩魔法か」 ニルス:「そうだが……敵に使うとはな。カルナらしいといえばらしい行動だが」 ヴァン:「しかし何だ、カルナ、こいつはどういう了見だ?」 視線が冷たくなってる カルナ:「私達の方が土足で上がり込んだんだもの。彼らは住んでるだけなんだろうし」 キリサメ:「うーん……でも調査の邪魔されては困るんだよな……」 カルナ:「これが私の在り方です。長く染み付いてしまっていますから、簡単には治せません」 リア:「あれだけ攻撃したら大丈夫だと思いますよ。でも既に弱ってそうに見えたのは気のせいかしら……?」 そうこうしているうちに最初の一体が動けるようになり、一目散に逃げ出していきます ヴァン:「……はぁ。あのな、コイツらはそうでもなかったし、リアがいるからまだいい。 これ、敵が強くて、また襲ってきたらどうするつもりだったんだ?」 カルナ:「……勝手なことをしてごめんなさい」 キリサメ:「まぁ、邪魔にならなければ良い。殺さないで済むなら、それが最善だ」 ヴァン:「やらなきゃやられることもあるんだからな、気をつけてくれ」 説教モード終了 カルナ:「ええ、分かりました。もう二度とないようにします」 曖昧に笑います ヴァン:「それでリア、既に弱ってたってのはどういうことだ?」 今度はリアに質問 リア:「えっと、後ろで見ていたら、ちょっと動きが遅いように見えたもので……」 キリサメ:「……確かに、私も動きが鈍いように感じたな」 ヴァン:「……あいつら、戦闘後だったかもしれない、ってことか。ってことは、また似たようなこと、起きそうだな」 ニルス:「ああ、そりゃたぶんこれだ」 と食い荒らされた跡を示して 「……数百年前の食品だな。変なモンを食ってたんじゃないか?」 リア:「モンスターも体調不良になるんですねぇ……」 ヴァン:「……まさかお腹壊して戦えませんでしたーってか? それなら笑いもんだな!」 思わず吹き出す (タバコは飾るだけにしとこう……) ニルス:「さて、もう襲われる心配はなさそうだし、こっちも手早く作業してこの部屋から離れよう」 まだ倒れているままの敵を見て キリサメ:「そうだな、他にも近くに敵がいるかもしれない」 カルナ:「……」 ヴァン:「……カルナ、難しい顔すんな。何かあったら守りきれないんだよ。 ただのおせっかいだ、悪かった」 軽く頭を下げる カルナ:「えっ、あっいえ、私の軽はずみな行動が悪かったので、謝らずとも…… ヴァンさんは悪くありません。私がいけなかったので、どうかお気になさらず。次は気を付けますね」 ニルス:「……」 ヴァンとカルナを横目で見ながら機械の準備をします ヴァン:「あぁ、俺も、次は後先考えずぶっ放したりしないで、様子を見てからにしよう」 キリサメ:「ああ……私たちも少し警戒しすぎたようだしな」 ヴァンに同意します ニルス:「……丸く収まったかな」 と安堵 リア:「……さて、それじゃあ機械を起動してから、その間一回休憩にしましょうか? 久々に謳ったのでちょっと疲れてしまいました」 ヴァン:「よし、じゃあリアの言うとおり、少し休憩だ」 リア:「お話もまとまったようですし、丁度いいですね」 [雑談] では調査開始としますが、巻きアクション針(調査時間半減)使います? [雑談] 休憩には長いかなぁ…… [雑談] まきますか? [雑談] 私はまきたいかな [雑談] まきまき [雑談] ならまきましょう [雑談] まきで [雑談] なにもなければリアさんのを使いますよ アイテム欄が一杯なので [雑談] 自分でも使いたいと思ってました。荷物ぱんぱん [K-4] 調査開始 巻きアクション針を使ったところ、機械の動きが急に早くなります 半分くらいの時間で調査できるでしょう ヴァン:「それで、あいつら何食ったっていうんだ……?」 休憩と言いつつ食い荒らされた跡を調べる カルナ:部屋をぼんやり探索します ヴァンさん【知識】どうぞ 難易度11 カルナさんは【幸運】で 難易度11 ヴァン:4+2D 知識 → 4+8[5,3] → 12 目についたのはお菓子のパッケージです 中からカビの臭いがします カルナ:3+2D 幸運 → 3+3[1,2] → 6 ぼんやりすぎて特になにも目につかなかったようです [雑談] ファンブル手前だったやばい [雑談] ファンブルだったら転んでましたね間違いなく [雑談] カルナ的に大事件なので仕方ないですはい [雑談] 倒れてる棚の上にでも座った方がいい気がしてきた ヴァン:「うげ、これは……。逆にこれを食えるのか。恐ろしいな」 察し カルナ:「何にもないなぁ……」 キリサメ:「私もちょっとお腹すいたな……」 手が空いたのでおやつタイム リア:「あ、キリサメさん、よかったら一口くださいな?」 疲れには糖分 ニルス:「お? なんかうまそうだな、それ」 キリサメ:「あっ! これ私のだぞ! 取るんじゃない!」 リア:「と、取ってないですよ!?」 ニルス:「わ、悪い、俺に言ったんだよな?」 ととりなそうとする キリサメ:「……仕方ないな、一口だけだぞ。……ほら、あ~ん」 >リア ヴァン:「ニルス、大正解だ。あれはやばい。手を出さな……」 リア:「あーむ……あ、美味しいですよこれ!」 ヴァン:「……」 見て見ぬふりをする ニルス:「さて、機械の面倒を見てくるか」 ばつが悪そうに キリサメ:「次は自分で買うんだぞ?」 リア:「はーい。確かにちょっと買いたくなる美味しさですし……」 キリサメ:「一応、ニルスの分も少しだけ残しておいたぞ……ほら」 ニルス:「あ、悪いな、ありがとう」 ともらって食べます キリサメ:「私のお菓子…… ま、いっか」 [雑談] 持ってきた和菓子がなんか面白い展開にw [雑談] まさかあーんで寄越されるとは……まあ分けづらいけど…… [雑談] やっぱりキリサメさんはこういうことをナチュラルにやっちゃう人なんですね [雑談] (思った以上にハチャメチャなキリサメさん) ニルス:「……大丈夫か? 普段に増してぼんやりして」 カルナ:「ええ、ちょっとその。なんというか……大丈夫ですよ、はい」 ニルス:「……気にするな」 カルナ:「大丈夫、足手まといには、大丈夫、ならないので」 ちょっとしてからニルスさんに頷きます ニルス:「……」 [雑談] 2回言ったw [雑談] クリティカルヒットで自己破綻起こしてまして ニルス:「前回は相手が機械だったな、そういえば」 こちらもぼそりと カルナ:「機械は、役割のためにあります。生き物は、生きるためにあります」 かなり小さな声で ヴァン:「敵さえ治療するなんて、とんだお人好しだな。いいやつだ」 遠目で小さく独り言 ヴァン:「……なぁ、リア。カルナって、前回一緒だった時もああだったのか?」 リア:「まあ、そうですね。良い方ですよ?」 ヴァン:「あぁ、いい子だ。だけど、危なくないか? 敵さえ治療するなんて。 あれだけ危ういと、守ってやんなきゃな、なんて思っただけだ。済まないな、独り言みたいなもんだ。忘れてくれ」 リア:「考えなしでは無いですし、それで返ってくるものもあるんだと思いますよ。 貴方の考えも分からないわけではありませんけどね」 ヴァン:「そうだな。もしカルナがまた勝手にどっか行きそうなら、頼らせてくれ」 リア:「ええ、よろしくお願いしますね」 [K-4]調査終了 現在時刻 14 17 踏破ポイント 103- 131 [雑談] 戦闘を経てちょっと人間関係に揺れが出てきたようで いい感じになってきました [雑談] いつかぶつかるとは思ってたけどこんなに早くぶつかるとは! [雑談] 拾わずにはいられなかったんです、後悔はない [雑談] リアさんも布石打つならここしかないかなと思って(裏話) [雑談] でもここでぶつかっておかないとあとが厳しいかもですね…… [雑談] このシナリオの最終戦は「対人戦」 なので [雑談] ニルスとしてカルナさんの立場にちょっとだけフォロー入れましたが……さてどうなることやら [雑談] フォロー入れようとしたらすでに入れられてたお菓子食べてるお姉さん [雑談] 大変ありがたかったです、自己矛盾の破綻は早期に明確にして頂けてよかったよかった [雑談] 使命と信条の矛盾がようやく自覚できましたねー [雑談] そう考えると簡易戦闘で一方的に蹴散らしちゃって正解だったかもですねw [雑談] 矛盾を浮き彫りにするということで [雑談] 敵に回復を試みた瞬間感服しました [雑談] こっちもちょっとその可能性を想像できてなかったですね…… [雑談] 言われてみればいかにもカルナさんのやりそうなことなのですが [雑談] そんなに驚かれることだったとは [雑談] 普通は敵は敵ですからね、ヴァンくん的にもそれに基づいた発言でしたから [雑談] 傷を治療するなら自分の医療キットでもよかったんですけどね [雑談] 違和感を与えられたらいいなーと思いつつキュアメロディしたらいきなりクリティカルされた気分です…… [雑談] それやるとヴァンさんの印象がもっと悪くなりそうな >医療キット [雑談] ですね、キュアメロディで正解だった [雑談] 医療キットだしてたら即激突でしたね、「何やってんだ」からの大喧嘩 [雑談] 医療キット取り出されたらキリサメも何するか分からないですねw [雑談] まあパーティの共用のものですからね [雑談] やめて一日目からパーティ崩壊とかwww どう考えてもニルスが板挟みになる [雑談] 初見の詩魔法に気を散らされててよかったと思いますよ(汗) [雑談] 本当によかった……しばらく瞳孔開いてそうですが探索はキッチリやりますよ! [雑談] もう一日目の残りはぼんやりぼやぼやでもいいのではw [雑談] 引きずるところは思いっきり引きずっちゃって そういうロールプレイだってありですし [雑談] よく考えればヴァンくんデリカシーもなしにガンガン突っ込んでますねw [雑談] もちろん思いっきりぼんやりしてフェードアウトするつもりだったんですが…… [雑談] 今回はさすがに引きずりそう…… [雑談] ヴァンさんが予想外のほっとけない病患者だったので良い刺激 [雑談] あれはほっとけないよぉ(PC的にもPL的にも) [雑談] 距離取る気満々だったのに裾がっちり掴まれてしまいました [雑談] あれは捕まえられても仕方ない、ヴァンくん子供好きですし(そう見られてるということ) [雑談] こういう微妙な人間関係とかキリサメさんは苦手そうw [雑談] あ~苦手ですね、ドロ付いた人間関係 [雑談] そのうち否応なく巻き込まれますよ、きっとw [雑談] ヴァンくんが噛み付いたのでキリサメはあまり出ることなかったですねw [雑談] カルナの出自ポロッとしたら全面戦争では [雑談] やばい、パーティ崩壊の火種があちこちにあるwww [雑談] 主にカルナじゃないですかヤダー! [雑談] キリサメさんは子どもに入りますか? [雑談] 未成年ですけどねぇ……一応 [雑談] 過去に色々あったので(記憶曖昧だけど)大人びてはいるけど [雑談] リア≒ニルス>キリサメ>壁>カルナ ぐらいの年齢観 [雑談] 逆転すれば現在のヴァンくんの守る優先順位ですね [雑談] アッ最年少 [雑談] 外見年齢でいうとヴァンさんが一番上なんですけどねー [雑談] 板挟まれ組(勝手にリアさんを含める)としてなんとか場をとりなさなければw [雑談] 僕は、負担かけて申し訳ないが、リアさんが何とかしてくれるって密かに思ってます() [雑談] ものすごい問題発言だけど初対面で知り合ったばかりだと個の人間として認識しないんですよねぇ [雑談] パーティなんて問題だらけです、アルトネリコはいつもいつもそうじゃないですか [雑談] 拗らせるのなら得意ですよ! [雑談] それを乗り越えてこそのパーティですよ(ニッコリ) [雑談] アルトネリコだからなんでもOKです(暴論) [雑談] 今回も盛大にやらかしますよー! MWEルート 導入 1日目 探索1 探索2 宿会話 2日目 探索1 戦闘 探索2・宿会話 3日目 探索1 ボス戦 探索2 エンディング
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470 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/04/07(火) 02 42 20 ID sXKS0IzJ 酔うと泣き上戸のコジロー。笑い上戸のキリノ。絡み酒のサヤ。 これでお花見SSを誰か一本… 475 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/04/07(火) 04 21 30 ID sXKS0IzJ 472こんな感じかな…拙い文でごめん サヤ「おう!コジロー!お前まだ結婚相手も見つからねぇのか。 ったくしょうがねぇなあ、このダメ教師!ガハハハッ」 キリノ「あはは、ダメ教師ぃ~」 コジロー「グスッ…お、俺だってちゃんと担任持ってもっと生活安定すりゃ…ヒック」 タマ「つまりね、アニメ界において次世代を担う新人クリエタイターの育成が… 聞いてる?ユージくん」 ユージ「う、うん。まあ…」 ダン「せんせぇ~、吉河先生はどうなのぉ?けっこういい感じじゃ~ん」 ミヤミヤ「ダンくぅ~ん、注いであげるぅ」 コジロー「吉河先生…どうせ俺なんて単なる同僚としか思ってないんでしょ? うぅ…俺みたいな貧乏教師を好きになってくれる人なんか…グスッズルル」 キリノ「あはは、先生かわいそー。ヨシヨシ でも大丈夫だよ、先生のこと好きな人、絶対いるよー」 サヤ「キリノー、それってあんたのことじゃないのぉ~?」 キリノ「エヘヘ…内緒!」 サヤ「ィヨッ!熱いね、見せつけてくれるねぃ!ヌハハハハッ よっしゃ!ここらで一曲歌いまぁす!」 パチパチパチパチ… サトリ「オェェ…」
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一昨日も雨。昨日も雨。今日も…天気予報は、一日雨。 トレードマークの向日葵の傘を広げ、裏門を通り抜けながら、キリノは溜息をついた。 ――――別に雨はきらいじゃないけど、これだけ続くとねえ。 洗濯物が干せない。手の平がパサつく。学校に行くにもバス代が嵩む。 勿論、ジメジメとした梅雨の空気は微妙に日本独特の「和」を感じて嫌いではないし、 この時期特有の苔生す防具から薫る香りは中学の頃から何よりの大好物、なのだが。 ――――にしたって、続きすぎでしょお…? そう一人ごちながら、いつもと変わらない道場を一瞥して通り過ぎようとした、その時。 よく見ると、見慣れないみかん箱が道場の植え込みの脇に捨てられている。 「おりょ?」 その中を覗き込めば、白い生き物がぽつん、と中にいる。 猫のような猫でないような、ふてぶてしい面構えのその奇妙な生き物は、 こちらが覗き込むと同時に、開いているのか分からないような目姿をし、しかし強い眼光でこちらを見上げ返してくる。 「…捨て…ネコ?」 「………」 見た所、ぽわぽわの毛は既に随分雨足に晒され、じとじとしている。そもそもみかん箱自体がもう、グショグショだ。 身体も小刻みに震えており、すぐにどうこうという事はなさそうだが、このまま放置しておけば……少々後味の悪い事になりそうだ。 そう考えたキリノがみかん箱の端に手をかけ、まず道場の屋根の下へ運ぼうとした所。 「………!!」 何故かは分からないが、箱の内側から激しい抵抗運動が起こり、爪でがりがりと中の箱を引っ掻く音がする。 どうやらここを移動してはいけないらしい。或いは、ご主人様がお迎えに来るのを、待ってるのだろうか。 キリノは少し眉間に皺を寄せ、そっとみかん箱にかけていた手を離すと。 「ふぅ、まあ、しょうがないか…」 そのまま、みかん箱を覆うように、植え込みに自分の向日葵模様の傘を挿すと、 鞄から取り出したハンドタオルで優しく白い生き物の身体をくるむ。 入れ替わりにキリノ自身の体が雨足に晒され始めると、心配そうに箱から見上げる目線。 「なに?心配してくれてるの?大丈夫大丈夫、あっはっは……よし!拭けたよ」 「………」 そのまま、ブルブルブル、と体を震わせ雫を飛ばすと、多少のぽわぽわ感を取り戻す体毛。 それを見て満足したキリノがタオルを底に敷き、じゃあね、と立ち去ろうとすると。 「…~~~…」 にゃー、でもなければ、なーお、でもない。 およそ一般的な猫の鳴き声からイメージできる響きとは全く異なる人間の言の葉が、 しかも耳を通じてでなく、頭の中に直接聞こえた気がキリノにはした。 数メートル進んだ先でおそるおそる振り返ると、みかん箱はそのまま、傘もそのまま、雨足を凌ぎ続けてくれている。 「……ありがとうね、変な生き物ちゃん」 そのまま、駆け足で雨と戦いながら校舎の方へと翔けて行くキリノ。 道すがら、その心の中には、先程聞こえたような気がする言葉が残響音のように響いていた。 ――――"叶えて、あげるよ。"って……どういう意味だろ? ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ さて、放課後になったというのに、雨は一向に止む気配を見せずに勢いを増している。 ソフト部の友達二人は練習がお休みになって嬉しそうに顔を見合わせると、そそくさに帰ってしまったが… 剣道部ではそうも行かない。雨の日であろうと、たとえ槍が降ろうと、部活は恙無く行われる。 ――――でも。 自分には部活を休みたいと思う理由など何一つも無い。あの貴重な、大切な時間を。 そう思うとキリノには、剣道が屋内競技である事にむしろ感謝したいくらいの気持ちであった。 てきぱきと日直の仕事を仕上げると、片付けを終え、いざ道場へ。――――しかし、心配事がひとつ。 ――――あのみかん箱…大丈夫かな? やっぱり強引にでも屋根の下に運んであげるべきではなかっただろうか。 傘を借りて、お昼に様子を見に行けばよかったという後悔が、道場へ向かうキリノの足を少し急がせた。 なおも雨足を強め、吹き付ける豪雨にめげずに道場に辿り着くと……箱は、ない。 「…もう誰か、持ってっちゃったかな…」 思わず口に出しながら、入口の屋根の下でどうにか雨露を掃うと、いつものように挨拶を―――と。しかし。 今日はどうしたものか、大きなタオルで頭を拭く先生が居るだけだ。 「よぉ、おはようさん。……なんだ、ずぶ濡れだな」 「なんで今日、先生一人なんですか…?」 「ここ、校舎から遠いだろう?流石にこんだけ雨だと、出席率悪いんだ、昔から。……てかお前、タオルは?」 「あ…えっとぉ…」 変な生き物にあげました、ではなんの説明にもならない。 そもそも先に来ていた先生なら、ひょっとしてあの子の事も何か見ているのではないだろうか。 まず何から尋ねるべきか、答えるべきか。キリノが頭の整理をつけていると。 ぽさ。 ずぶずぶのキリノの頭に、かけられる大きなタオル。 そのままコジローがわっしゃわっしゃと両手を動かすと、 髪の乾き具合と反比例するように混乱を極めるキリノの脳内。 「……うそだよ」 「…ほへ?」 「これ、お前のだろ?」 そう言ってコジローが差し出す傘は、 向日葵の模様がぎっしりと描かれている―――紛れもない、キリノの傘。 「タオルの方は今、洗濯機で洗ってるよ。でもこんな悪趣味なの、お前のだってすぐ分かったぞ」 その言葉の端々に見える断片情報から、どうにかあのみかん箱をどけた人物にアタリはつく。 では、その中身はどこへ行ってしまったのだろう。 「あの…変な生き物は……」 「ん、ああ…」 軽く汗をかきながらコジローがちら、と道場の隅に目をやると。 その先にはまるでこの道場の”主”のように居座る白い生き物が一匹。 気のせいか、見つけた時よりもその姿は白く光っているように見える。 「俺がきた時にもう、ドロドロだったから…シャワー浴びるついでにちょっと洗ってやったんだよ」 「……先生、猫とか飼ってた事あったんですか?」 「ああ。…知らないか?酒屋と猫って相性いいんだぜ。ウィスキーキャットつってな…」 コジローの語る薀蓄はともかく、拾ってくれていた事でもう既にキリノの胸は一杯であった。 しかし同時に、引っ掛かる点がひとつ。 「あの子、ダンボールから出そうとした時に…渋りませんでした?すごく」 「…いや?最初から随分人懐っこい奴だなって感じだったけど」 「……あれえ?」 では、あの抵抗は何だったのか。 ふと少しキリノは思い悩んだが、案外考えてみれば簡単な事ではあった。 ――――じゃあ、先生を待ってたんだね、あの子も。 とりあえずそう思ってしまえば、何とはなしに笑みがこぼれる。 「…何がおかしいんだ?」 「…ううん、なんでも!」 そのまま思い切って近付き、抱き上げる。―――今度は、抵抗はない。 嬉しそうにはしゃぐキリノに、コジローはやれやれ、とひとつ嘆息をつくと。 「しかし、どこで飼うかだな…俺んちは下宿でペットNGだし…」 「あたしんちのお店も、衛生面の事で何か言われるかも…」 言葉の上でのやり取りがそう交わされ、しばらく悩んだような素振りを見せると… どちらから、というでもなく、ぷっ、と同時に笑い出す二人。 結論は既に、お互いの胸の内にある。 「じゃあ、やっぱり…」 「ここで飼ってあげるって事で!ですね?」 そういって、キリノがぱあっと笑顔を輝かせると、どこか茫洋とその光景を見ていたコジローははっと我に返り、目を逸らす。 照れ、と言っていいのかも知れないが、それ以上にこうした気持ちは中々態度や言葉に表せるものではない。 ……変な物を愛でるその姿に、一瞬自分の母親を重ねていた、などとは。 堪らずに違う話題を振ろうとするが、それも僅かにキリノの方が早かった。 「この子…なんて名前にしましょうか?」 「ん?うん…そうだな…猫っぽいし猫っぽくない…」 「じゃあ…」 『”ねこ”!』 声が被さり、再びどちらからともなく失笑が漏れる。 一緒に居て、どうしようもなく楽しいこの時間。―――永遠に、なんて…続くはずもないのだけど。 ふと、今朝の不思議な声が脳裏を過ぎる。 ―――"叶えて、あげるよ。" 思わず頬を上気させ、抱き締めたままねこの頭を撫でるキリノ。 「…ありがとうね」 「???」 「…何でもないっすよ、さあ、練習練習!」 しかしその願いが、本当の意味で叶えられるには……更に、もうしばらくの時間を待つ事になる。 【終】
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「よぉしっ、気持ちよく寝てるコジロー先生はそっとしておいてあげて、会場に戻ろう!」 キリノの号令におー、と応え歩き出す剣道部の面々。 ―――しかしその道すがら、キリノが忘れ物に気付く。 「あ…ごめん、ノート忘れて来たよー、先いっててー」 これにもまたおう、と答え歩を進める残り6人。 走ってビニールシートに戻ると当然まだコジローは寝ている。 ハァハァと肩で息をしつつもその寝顔を横目でちら、と見やると。 「……ふっふ~、無防備っすねえ、センセー?」 そのままノートを手にし、立ち去ろうとするが… 少し好奇心が首をもたげ、ちょこん、とコジローの隣に座る。 「剣道家の顔じゃないなあ…ふふふ」 キリノが指で目の下をつんつん、と突くとうん、と顔を逃がすコジロー。 その仕草のあまりの可愛らしさに、さらに一突き、二突き。 顔をぐっと近付け、ふふん、とその寝顔をまじまじ、鑑賞していると――― 不意にこちらの後頭部にコジローの手が回される。 ひゃうっ、とその感触を感じるが早いか、そのままコジローの胸に押し当てられるキリノの顔。 「……ちょっ?ちょセンセー、起きてたの―――??」 たまらず顔を真っ赤にし、慌ててその手を振り払おうとするが…… しかし、幾ら力を入れようとしても、こちらの腕に力が入らない。 これは、危険だ。と理性が何度も警鐘を鳴らすが、どうしても、抜け出る事が出来ない。 ……しかし、おかしな事がひとつ。先生は――こちらの頭に手を回したまま、何もしてこない。 起きて、いるのならば……幾らなんでも、幾らあの先生でも、何もしないなんて事があるだろうか。 そう思い、抱きかかえられた時から思わず閉じていた目を――おそるおそる開くと、そこには。 「ぐう……」 相も変わらず、気持ち良さそうに寝息を立てている教師の姿。 それにキリノが、なぁんだ、と胸を撫で下ろすと、自由の戻った身体で、一先ずコジローの腕を除ける。 流石に寝顔を見続ける事もバツが悪く、そのまま立ち去ろうとすると。 キリノ、と後ろで呼ぶ声がする。 「…キリノ、ごちそうさま……」 その声色は―――完全に寝言のそれだった。 しかしそれに足を止め、屈むと。真っ赤な顔を……再びコジローの前へ。 今までになく、集中した目。そう、今日はキリノとて普通の状態ではない。 ―――今は、あまり他の事が考えられない。 そのまま顔を近付け――― しばしの時間の後、離れると。 おもむろに立ち上がり、ノートを片手にぽりぽり、と頬をかきながら。 「…先生、ごちそうさま。……ごめんね、えへへ」
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928 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/03/20(木) 12 20 16 ID Qiqa7QLU ~OP~ コジロー「ちょっ、おま、誰だよこのくたびれたオヤジは?」 キリノ「おおっ、あたしこんな可愛くていいのかな?」 サヤ「ちょお!あたし最後にキリノの隣にいるだけぇ?」 ~23終了~ コジロー「ん~~~~~~~~~~~~~~~~~~~む??」 キリノ「ずずず…」(お茶) サヤ「ぽりぽり」(せんべい) ~24終了~ コジロー「………とりあえず、すまん」 キリノ「いえいえ、って…ぉ、おーい、サヤぁ?」 サヤ「………///」(放心中)
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「最近急に寒くなりやがったなぁ…」 朝練で道場を使う為、生徒達より一足先についたコジローはここ数日の急激な冷え込みに手を摺り合わせていた。 「おはよっす、せーんせっ」 「おぉ、キリノ。 …?お前なかなかあったかそうな手袋してるじゃねーか、ちと貸してくれよ。」 次にやってきたのはキリノ。 しかしその手にはいつもと違いパンダ柄の、…可愛いかどうかは微妙だが暖かそうなモフモフの手袋がついていた。 「え……えぇっ、でもでもそしたら私が寒いから…んーっ、んと、そだ、一つだけ貸してあげます。はいっ」 「おいおい、けど一つだけじゃ……」 「ほら、こうして残った方の手を繋げば二人ともあったかいっすよ。ねっ」 「む……っ」(ねっ…て) 「あーーっ、先生とキリノが朝の道場で手ぇ繋いでるぅぅぅ!!」 声に気づいて振り向くとそこにはサヤが立っていた。 「な、な~に言ってんだサヤ~?」 その瞬間パッと手を離してしまうコジローにちょっとガッカリするキリノはボヤく。 「……ちぇっ、サヤったら…もうちょっと空気読んでよね…」 「何か言ったか?キリノ」 「な、なんでもないっす…」 こうして今日も朝練が始まる。
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「…まだまだこれから、だろ?―――きついのも、夢中になるのも」 「そうっス、ね…」 ―――半年前、終わったはずの俺の剣道。 だが、それはそう思い込んでいただけで……本当は、何も終わってなどいなかった そう、これからだ。俺の剣道も、教師生活も。全ては、これから。 だが、その前に……どうしても片付けておかねばならない、懸案が一つ。 先輩と飲み別れると、意を決して、携帯のボタンに指をかける―――相手は。 「……キリノか。俺だけど―――明日、話したい事があるんだが」 ▽▽▽ 「……で、お話って何っすか?センセー」 時間は放課後の練習が終わった、さらに後。 格子戸から差し込む光に、夕暮れが迫るのを感じる道場で―――向かい合う、俺とキリノ。 今日一日の、俺に対するキリノの態度はやはりどこかツンとした物を含んでおり… 昨日は勢いであんな事にはなってしまったものの、一日明ければ…当然だが、心からは俺を許していない。 そういう匂いをひしひしと強く感じさせていた。 「俺、お前に……山ほど、謝んなきゃいけない事があって」 そう言う言葉にも、キリノの表情はまだ、暗い。 無理もない、男の弁解など、みっともないだけだ。聞きたくも無いだろう。 だが俺は、こいつにだけは―――絶対に。誤解されるわけにはいかないと、そう決めた。だから。 「半年前……何も言わずに居なくなって、ごめん」 「その事でお前が苦しんでる時に……何もしてやれなくて…ごめん」 「その前にも……無理して頑張ってるお前に、何もしてやれなくて…ごめん」 「だらしない先生で、お前達を―――ちゃんと指導してあげられなくて、ごめん」 ――――ひとつ、ひとつ、またひとつ。 考え付くだけの全ての罪科を懺悔していくも、相変わらずキリノはその言葉のどのうちにも反応を見せてくれない。 一体幾つ在るのだろう、と自分でも辟易しそうなほどの数の後悔の言葉も、記憶力には限界という物がある。 喋って行くうちにその記憶は薄れて行き、ついには―――自分で思い付く限りの全てを喋ってしまった気がする。 それでも尚、キリノは黙ってそこにいるだけだ。 その目には些かの恩赦の光も見えはしない。 (やっぱり、ダメなのか……もう昔のようには…) 同じ物を見て、同じ事を感じ、笑い合ったり、話し合ったり。 自分がいて、その隣にこいつが居るだけの、やわらかな空間。 そんな物が何より大事な物だという気付けたのは―――やはりあの「ただいま」の時をおいて他にない。 あの時、通じ合えた気持ちは、きっと……元通りにやり直せる、そう確信出来るだけのものがあった。 ところが現実は。目の前のキリノの態度は…そのような脆い思い込みを粉々に打ち砕くかのように、硬く心を閉ざしているようだ。 (もう…諦めるべき、なんだな。) 「…とにかく、俺が言いたかったのは、それだけだから―――」 そう言い残し、何の解決も見られないまま、その場を去ろうとすると… 刹那、悪寒が走る。―――本当に、これでいいのだろうか?いや、いいはずがない! 再び記憶をフル回転させ、俺に残る後悔を―――いや、俺とこいつを隔てるモノの記憶を必死に探る。 そして……見つけた。しかしそれは、果たして贖罪と呼ぶにあたる物かどうかさえ怪しい、あやふやな物だ。 しかし今はそんな藁にでも縋り付かなければ、自分はこの後悔を一生抱える事になる。そんな直感があった。 「あと………ウソついてて、ごめん」 その言葉にふと、ぴくん、と、今日初めての反応を見せるキリノ――― それは、全ての始まりの日。俺たちがタマと出会った、その日のこと。 「俺が、あの時……やる気を出せたのは…」 ―――出しえたものは。 「スシ、なんだ…」 あの時こいつは確かにこう、言っていた。 ”あたしの為に”やる気を出してくれて、嬉しい、と。 そして俺は、咄嗟に目を逸らした。それは勿論それが嘘だったから、と言うのもあるが… 何よりもそういうこいつの気持ちに、自分は応える資格がない。 ましてやこいつの気持ちが軽い物でなく本物だったとしたなら、尚更だ。そう思ったから。 だが、よく考えてみればその行動は、結果的に、形としては―――― 否定するでも、肯定するでもなく、ただこいつの期待を裏切っただけだったのかも知れない。 ……しかし、そんな俺の考えとは裏腹に、何やらお腹を抱えて様子のおかしいキリノ。ふとおそるおそる、声を掛けてみる。 「………キリノ?」 だがその声が引き金か、堰を切ったようにそれを破裂させるキリノ。 「―――あっはっはっはっは!!!」 その声の大きさに、フキダシで殴られるような感覚を覚える。 ああ、”爆笑”というのは、本当はこういう状態を指すのだろうな。 と、そう考えてしまうほどに……唖然とするこちらを尻目に、笑い転げるキリノ。 「あはは……ごめんなさい。だって、あんまり真面目な顔で言うから…ぶっ、あはははは……」 気持ち良いくらいこちらを笑い飛ばすキリノに、いっそ惚けながら。 「……ど、どういう事だよ??」 「あはは…まさか、気付かれて無いとでも思ってたんですか?センセー」 「だってお前、あの時”あたしの為”って、嬉しそうに…」 「そんなの…例えそんなわけなくたって、それくらい、思っててもいいじゃないっすか?だって…」 「―――好きな人が、自分の為に頑張ってくれるのって、嬉しいじゃないっすか」 キリノはそう言い終ると、ああやっと言えたんだ、というような安堵とも恍惚ともつかない表情を浮かべている。 ”好きな人”と言うのは、この場合、つまり―――― そのまま自分の言葉に押し出されるように、一気に喋りだすキリノ。 「…でもあの時は、嬉しかったな」 「……先生、そんなあたしの冗談を、否定も肯定もしませんでしたよね?」 「ホントだったら大否定しちゃって、今のあたしくらい大笑いしちゃっても、いいことなのに」 「お為ごかしに軽い気持ちで肯定して、あたしの気持ちを踏みにじったりもしないで」 「不器用だけど、その真摯な受け止めてくれ方が嬉しかった……うん、嬉しかった…」 「……だから、あたしはきっと、先生のそういうトコロが好きなんですよ」 もう一度発せられる”好き”の言葉。 そして、こちらの腕にしがみついてくるキリノ。 「……それでもう、気は済みましたか?センセー」 「……なにがだ?」 「さっきの……何も言わずに出てっちゃったのとか、何も出来ないでごめん、だとか―――そういうのっすよ」 ――――そうだった。 しかし、今更あてこすりのような謝罪の言葉を幾ら並べた所でそれは… キリノの言葉の、気持ちの重さに比して、何の答弁にもなりはしない。 かと言って、キリノと同じ言葉を、同じだけの気持ちを込めて、俺に伝える事が出来るだろうか? ”好き”なのには違いはない。だがきっと、その重さは異なる物だ。ならば――― 「キリノ…」 「今の俺には、コレ位しか言えんのだが…」 「ただいま。……また一緒に、居てくれるか?」 それににんまりとした笑顔を見せ、 右腕にすりすりと匂いをこすりつけると。 「もちろんっす、センセー…これも、やっと言えるよ……」 「おかえりっ!」 終わり
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秋山家の寺院内にて。 春美はキリに連れられてやって来た都市伝説の妖怪、黒井さんと話していた。 「キリ君から聞いたけど…自分の事を『無意味な存在』だって、思ってたんだね」 春美の言葉に、暗い笑みを浮かべる黒井さん。 『…黒井さんは、誰の為にも生まれた訳じゃないからね』 「ううん、そんな事無いよ」 『でも…』 「自分が必要とされない存在だって言うのなら、私達が黒井さんの事を必要としてあげる」 『え…』 「だから自分なんかいなくてもいいとか、無意味なんだとか言っちゃ駄目。生まれてはいけない命なんて無い。それは黒井さんも同じだから…ね?」 『主…さん…』 涙をぽろぽろと零す黒井さんに対し、優しく微笑む春美。 黒井さんは次第に嗚咽を漏らし始め、春美の膝に頭をうずめた。 『うっ、うっ…うあぁああ!!』 「黒井さん…」 『…黒井さ、ん、ずっと…思ってた。自分な、か…自分なんか、生まれてこなくても…良かったんじゃないかって!! いてもいなくても同じだって!!!』 「そっか…辛かったんだね」 『人間が羨ましかった! 誰かの為に存在している人間が!! 黒井さんは凄く凄く羨ましかったんだ!!』 「大丈夫、黒井さんも人間と同じだから」 『うっ、く、ありが、とう…主さん…』 泣き疲れて眠る黒井さんを見やり、春美は部屋の外にいたキリと話す。 「キリ君…百物語を熟知しているのは本当みたいだね」 「そのようでありマスな」 真偽を確かめようと、春美が黒井さんに対していくつか問いを出してみた結果、ひっかけにもかからず全て正解していた。 「後…ここに来る前にシン・シーに襲われたんだよね?」 「ええ」 「キリ君がピンチになった時―――」 「突然奇声を発したかと思えば、小生に刺さっていたナイフや傷…そしてシン・シーの手が投げたナイフも『消えた』のでありマス」 キリの脳裏にその様子が浮かぶ。 とどめをさされかけた時、黒井さんが奇声を発し、その途端にナイフと傷が跡形も無く、綺麗に消えていた。 まるで『この世界から消えた』かのように。 「そしてその時…はっきり、見たんだね?」 「…黒井さんの目が、『血の色に変わっていた』のを」 「確かに、この目で」 「百物語の認知の深さ、キリ君の危機に対する反応、そして。血の色に変わった目…」 「主、やはり黒井さんは―――」 「うん」 「私達が捜していた―――”百物語第一話”だよ」 百物語第一話 必然か偶然か 都市伝説の少女との出会い それは真実との出会い ”百物語第一話”という真実との…―――
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530 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/02/08(金) 18 15 10 ID UpOVVxYi 先輩との試合が終わって鎌崎高校をお見送りした後、お着替え。 ユージとダンはすぐ出て来たのに、コジローだけ遅い。 「なんか中でヘタり込んでたみたいですよ、 大丈夫ですかって一応聞いたんですけど…」って言うユージに、 心配したタマが慌ててドアを開けようとするんだけどそれを制して 「あー、まあまあタマちゃん、今は開けないでおいといたげてくれるかな?」って言うキリノ。 自分が見てるからってみんなを先に帰らせて、ドアに凭れて座って。 そのまま中ですやすや眠るコジローと、嬉しそうに待つキリノでヒキ。 このくらいまでならあるんじゃないか… いや、あってもいいよな? 531 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/02/08(金) 18 31 58 ID CWipnD7o それくらいはありえるけど、土塚の場合ベタなことはしそうにないのと、まあギャグで落とすだろうなあ 532 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/02/08(金) 18 47 40 ID G1Do8ydJ 遅れて階段を下りてやってきたコジローに、キリノが声をかける 「もう始まってるよ 打ち上げ!スッゴかったじゃん最後…」 言葉の途中でコジローが倒れ、キリノに抱きつくようにしなだれる 顔を赤らめ、しどろもどろのキリノ 「…ちょ!どうした こら どうしたセクハラ! コ…」 だがキリノの肩で寝息を立てているコジロー そっとコジローを抱きかかえなおすキリノ 「おつかれさま… コジロー 背 伸びた…?」 これだな 533 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/02/08(金) 18 56 19 ID HdvqERv6 細部くらいいじりなやw 535 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/02/08(金) 19 27 09 ID gjraSHzD 532 アイシールドのセナと鈴音まんまじゃんw しかもコジローはもはや背が伸びるような年じゃないぞw 538 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/02/08(金) 20 12 07 ID l678Xtkz 532の元ネタわからんのだけど 今度はキリノが(不意の事故で)足をケガして、 「いーよいーよ大丈夫だよ」とか強がって言うんだけど 今の覚醒コジローがそのままにしておく訳もなくおんぶして医務室へ。 その途中で、 (……あー、あれぇ?) (……先生の背中ってこんなに広かったっけ?) (……小さい頃のお父さんみたい…かも…) ~~~~~ 「…着いたぞ、キリノ… ってオイ!寝てんじゃねーよ!」 「スゥ… スゥ…」 このあたりまでは幻視した。
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逆の逆 いつもより早くに電灯が消えた部屋。 月明かりだけを頼りに、キリは自らの鋏の手入れをしていた。 いつもなら春美も起きている時間なのだが、今日は非常に疲れており、早めに床に就いた。 当然と言えば当然だろう。 「精神体」も女性に導かれるようにウスワイヤに立ち寄り、生死の境を彷徨う少女の「姉妹」に体を貸したのだ。 それだけでもかなり体力を使うのだが、基本的に能力を使わないので慣れない体では限界だったのだろうと思う。 『…キリ。』 突然、頭の中に声が響いた。 聞き覚えのあるその声に少しうんざりしながら、声を出さずに返答する。 (何でありマスか、このタイミングで。主なら寝ているのでありマスよ。) 『ああ、それなら丁度いい。お前に用があったんだ。』 声の主は一言いった。 『寅の刻。アカノミの所まで来てもらえないか。』 午前四時。朝日も上らないこの時間にキリは当人を待っていた。 昼も夜も彼には関係ない。東の平原の巨木に寄りかかりながら。 そして、時間どおりに当人はやって来た。 「…ごめん。待った?」 「時間どおり。問題ないのでありマス。」 キリが顔を上げる。視線の先にいたのは、幹久朗だった。 「どうしてまたこのタイミングで?」 「風のうわさで主が体を貸したとを知ってね。結構体力使うから直ぐ寝ることは知ってたんだ。念には念を入れたけど。大丈夫。今アカノミは寝てるから事実俺たちだけだ。」 「…そこまで考えて小生を呼び出すということは、何かあったのでありマスね、幹久朗?」 「…ごめん、今だけは『キムナ』って呼んで。」 幹久朗…いや、キムナの言葉にキリは反応した。 「お前、その名前はとうに捨てたはずでありましょう!?どうして…。」 「…捨て切れてなかったんだ、「俺」をな。」 嘲笑するキムナ。しかしその表情は悲しげに見えた。 「主が帰ってきて3日後くらいからか。逢魔ヶ刻から翌朝までの記憶が消えるようになった。」 アカノミによりかかり、キムナは言う。 「そしてついこの間。その時間帯に「俺」が暴走していることに気がついたんだ。」 「それって、まさかまた人間を…。」 「ああ。「木に変えてしまっていた」。しかも一人二人のレベルじゃない。」 「今は丑三つ時を過ぎればなんとか自我が働いて戻れるんだ。でも、いつまでもつかわからない。」 「…それで、万一暴走した時は止めてくれと、そういうことでありマスか。」 納得がいかない、というようにキリは言っていた。キムナはそれに気付きながらもうなづく。 「悪いな。お前は頼まれるどころか、俺と面あわせんのも嫌だったろうけど。」 「どうして主に相談しないのでありマスか。」 感情を抑えながらキリはきいた。 「いや、主に話せば心配するからというのは分かっているのでありマス。なら何故他の妖怪にあたらないのでありマスか。」 「…。」 「お前のことを小生以上に知っている者は何人もいるはずでありマス。それを抑えてでもというのが、やはり気になるのでありマスよ、こちらとしては。」 「…。」 「小生とお前は元々仲が悪い。単純な理由でなくあらゆる面において。それでもそういった重要な役を小生に任せるのは、甚だ納得がいかないのでありマス。」 横目に見ながら、キリは言った。 「生半可であるようなら、引き受けないのでありマス。分かってるでありましょう、自分がどれほど重要なことを言っているのか。」 キムナは黙って、彼の言葉を聞いていた。 「どうしても小生なら、何故小生なのかはっきりさせるのでありマス!そうでなければ…。」 「…こんなこと言うのもあれなんだけどさ。」 キリの言葉を遮りキムナは姿勢をただすと、キリを見た。 「どう曲がり間違っても、最後に頼れるのはお前なんだよ。」 「!!」 「なんか無性にムカついて、喧嘩ばっかりしてるけど、やっぱり最後はお前なんだよ。」 「小生が…?」 「だから頼む!今回の相談にはのってくれ!」 キムナは思い切り頭を下げた。 「これ以上、俺は人間を傷つけたくないんだよ…!!」 キリは暫くその姿を見ていたが、やがてキムナの頭を軽くたたいた。 キムナが顔を上げると、キリは彼の横を通って背を見せた。 「頭を下げないでほしいのでありマス。調子が狂う。」 「キリ…。」 「そのくらいの覚悟があるならば、ムカつく相手でも、全力でそうするでありマスよ。もし主に話しても同じことを答えるはずでありマス。」 振り返りながら、彼は笑いかけた。 「守るのは当たり前でありましょう?」 キムナも、その顔に安堵し、笑い返した。 朝日が昇ってくる。 光に照らされたキムナの眼が、血の色から金緑色に戻っていく。 「…この約束、守る日が来ないように俺も頑張るから。」 「なにも起こらないのが一番でありマス。」 二人は向きあうと、その手を固く握ったという。 「非常に気に入らない者の話をしよう。」 「非常に気に入らない者の話をしよう。」 「自然に魅入られたそいつは」 「文明に魅入られたそいつは」 「人間を憎み」 「人間を殺し」 「隔離されて生きてきた。」 「恐れられて生きてきた。」 「非常に気に入らない者と出会い」 「非常に気に入らない者と出会い」 「張りあっていくうちに」 「張りあっていくうちに」 「気がつけば周りにいるのは」 「気がつけば周りにいるのは」 「隔離してきた人間だった。」 「恐れつづけた人間だった。」 「自然を好むそいつは文明を嫌う。」 「文明を好むそいつは自然を嫌う。」 「自分はそいつが非常に嫌いで、非常に信頼できた。」 「自分はそいつが非常に嫌いで、非常に信頼できた。」 「だから、何故嫌いかと問われれば、敬意をこめてこういうだろう。」 「だから、何故嫌いかと問われれば、敬意をこめてこういうだろう。」 「「スカした顔が気に入らない、と。」」