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カガミヤマ 登場作品 2 R カード 3 OCG 4 navi 弐core G BRAVE 7 DUAL S + カガミヤマ【目次】 カガミヤマ 基本的設定 ゲーム版メダロットシリーズメダロット2、メダロット弐CORE、メダロットS メダロット カードロボトルスターター デッキ構成 ゲーム版メダロットR ゲーム版メダロット3 ゲーム版メダロット4 ゲーム版メダロット・navi ゲーム版メダロットG メダロットBRAVE 漫画版メダロットシリーズ漫画版メダロット2・3・4 漫画版メダロットR アニメ版メダロットシリーズメダロット メダロット魂 使用メダロットゲーム版メダロット2 ゲーム版メダロットR ゲーム版メダロット3 ゲーム版メダロット3パーツコレクション ゲーム版メダロット4 ゲーム版メダロット・navi ゲーム版メダロットG メダロット弐CORE メダロットBRAVE メダロットカードロボトル メダロット オフィシャルカードゲーム 基本的設定 スクリューズの一員で、通称「団扇(うちわ)のカガミヤマ」 ゲーム版では3番手、アニメでは2番手とチーム内でのロボトルの腕前には変化がある。 悪ガキ三人組におけるクボタのポジションを引き継いだ人物。 クボタとは異なり、帽子を被っているオシャレさん。 レーザー攻撃が得意なTOT型やブラウンバイソンといった威力射撃機体を好む。 ゲーム版メダロットシリーズ メダロット2、メダロット弐CORE、メダロットS 一人称が「ぼく」であり、きれい好き(というか潔癖症?)でキクヒメに忠実、と、かなりおとなしいキャラである。 よく「服が汚れた」「洗濯しなきゃ」と言う。 また、意外と気さくな一面もあり、ゲームクリア後には隠し芸の百面相も見せてくれる。 スクリューズとして各地でイッキ達にちょっかいを出すものの、時にはイッキ達をサポートしたりもする。 主な使用メダはキースタートルやボトムフラッシュなど。 ※メダロットSでは、追体験ストーリー「新装版メダロット2」にのみ登場。 メダロット カードロボトル 主人公が学校の2階へ上がると通せんぼしている。 倒すと2階に進め、以降は教室で戦えるようになる。 デッキはキースタートル・ティーピー一式に各種エネルギーだけとシンプルな構成。 頭部パーツの特殊機能、「最大出力」で一撃必殺も狙ってくるが、CPU故にあまり使いこなせていないようだ。 スターター デッキ構成 スターター スターター1 スターター2 テラノスレーザー メルトコーン メガトルレーザー トータスR1 ギガントレーザー メルトボム フェニックスR1 メルトレイン ローラータンク ネイティステップ デッキ「どすこい」 基本カード 枚数 パーツ・メダロッター 枚数 射撃エネルギー 15 格闘エネルギー 15 防御エネルギー 15 応援エネルギー 15 ゲーム版メダロットR スクリューズのメンバー、基本的な性格は上記と同じ。 ゲーム版メダロット3 スクリューズとして各地でイッキ達にちょっかいを出したり、迷惑を被ったりするものの、たまにサポートしてくれる。 使用メダロットはリックタートル、第5話あたりでブラウンバイソンに変更。 ゲーム版メダロット4 さらわれたカリンちゃんを助け出すために東西南北の四天王と戦うイッキたちとは無縁のようだが、トラニシ学園では成り行き上イッキ達と協力する。 使用メダロットはブラウンバイソン。 タイミングによっては、カガミヤマの家でイワノイのストレイウォルフとロボトルしている場面に出会す事も。 どちらから話しかけるかで展開は違うが、結局はカガミヤマが勝利する。 ウミネコ海岸のコンビニ内、右の壁の一番上を調べると、低確率で彼にまつわるイベントが起きる。 何でも、「カガミヤマは世界で一番強い」のだそうだ。 ゲーム版メダロット・navi ED後にゲストとして招かれる対戦相手として登場。 ブラウンバイソンをパートナーとしている。 ゲーム版メダロットG ゲストとして招かれる対戦相手として登場。 コイシマルと肥溜めの恐ろしさについて語り合ってたり。 メダロットBRAVE スクリューズのメンバー。基本的な性格は上記と同じ。 漫画版メダロットシリーズ 漫画版メダロット2・3・4 愛機はキースタートルの「ゾーロク」。 基本的に目立たない。 漫画版メダロットR とくにこれといったことはしてない。 アニメ版メダロットシリーズ ゲームとは異なりスクリューズの「2番手」、だが特にイワノイに対して偉ぶる態度はとっていない。 愛機は一貫してキースタートル、一人称は「俺」 メダロット キクヒメが居ない時しか表には出さないが、冷静な一面がある。 ミヤマ遺跡で道に迷った際には、りんたろうが結局起動させてしまったとはいえ、罠の存在を警戒していた。 世界大会では、第3回戦でキクヒメのスケジュール管理のミスの責任をとって、宇宙メダロッターXの代役となる。 対戦相手のメキシコ代表チームのサボテンナの弾幕戦術と相性が悪かったため、チームの足を引っ張り気味だった。 最後は敵の懐に飛び込んで、リーダーを撃ち抜くという活躍を見せた。 ところが続く第4回戦では、チャーミング娘ことスウェーデン代表チームのアマレットの前に籠絡されてしまうという醜態を晒した。 この時に、お姉さん属性に弱いことが判明。 (CV 井関佳子) メダロット魂 一時期キースタートルとの連携が乱れ、イワノイ相手ににまさかの3連敗を喫した。 それに加えて、スクリューズ内でのロボトル対戦表でも最下位という結果を出してしまう。 コレはカガミヤマが様々なロボトルの戦法を試したい、という思いが原因だった。 コレが原因となって、一時期キースタートルの家出という事態を招いている。 また、キクヒメがイワノイを「強くなった」と認めている時点での出来事でもあるため、一概に弱くなったとも言えない。 (CV 井関佳子) 使用メダロット ゲーム版メダロット2 第1章 キースタートル 使用メダル、「トータス」 ゲーム版メダロットR 戦闘前セリフ 「おまえのふく・・・ どろんこにする・・・」 戦闘後セリフ 「よごれちゃった・・・」 第1章 キースタートル 使用メダル、「トータス」LV.2 メダロッターズ62位 キースタートル イエロータートル 使用メダル、「トータス」LV.12 ×2 ゲーム版メダロット3 第1章 リックタートル 第2章 リックタートル センチペイド クリア後・メダリンク リックタートル ブラウンバイソン チェンジリング ゲーム版メダロット3パーツコレクション リックタートル ブラウンバイソン チェンジリング ゲーム版メダロット4 第1章 ブラウンバイソン リックタートル×2 ゲーム版メダロット・navi ブラウンバイソン ゲーム版メダロットG キースタートル メダロット弐CORE 第1章 キースタートル 使用メダル、「トータス」 第2章 キースタートル ボトムフラッシュ 使用メダル、「トータス」、「カッパ」 第3・4章、パーツンラリー、メダロッターズ23位 キースタートル ボトムフラッシュ×2 使用メダル、「トータス」、「カッパ」×2 メダロットBRAVE キースタートル 使用メダル、「トータス」 メダロットカードロボトル 「イワノイ」 登場 レア 出やすさ 必要充填 行動選択使用 防御対応使用 継続期間 LV1 2 カブトでやすい 2 つかえる つかえない 1回 効果 相手または自分のコントロールするメダロットのパーツを、そのまま入れ替えることができる。ただし部位の違うものは不可。 メダロット オフィシャルカードゲーム 「カガミヤマ」 登場 レア HP変動値 相性 スターター第1弾・第4弾 3・1 +1 青・青 効果 内容 コスト 使用 トラッシュ 上段 次のターンはスピードの遅いメダロットから行動する。(ただし、効果発動は次のターン開始時) 2 行動 効果発動後 下段 味方メダロット1体、装甲を威力にプラスする。(ただし、その間装甲は10となる)。 4 行動 ターン終了
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メリクリウスセカキュー -- 嗚呼、毛先レイヤが… (2007-05-05 03 25 55) ギルド長はその昔、こうやってモリビトを作ったんです。多分。 -- 名無しさん (2007-05-05 03 27 13) かばえぇぇぇぇぇぇ -- 名無しさん (2007-05-05 13 27 40) メルクリウスプリティーか! 「つけあがり」になりやすそうなモリビトだな -- 名無しさん (2007-05-05 17 03 29) 太もも!太もも! -- 名無しさん (2007-05-05 20 45 35) ぷにぷにしてて抱き心地が良さそう。ぁ、いや、エロい意味ではなく・・・ -- 名無しさん (2007-05-05 23 59 39) 名前 コメント
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称号名 説明 特殊効果 取得条件 ディセンダー 世界樹から生まれた世界を守る存在 - 初期 アドリビトム見習い 半人前のアドリビトム - 自動修得 アドリビトム アドリビトムの一員として認められた証 - アドリビトム入団後に自動修得 街の救世主 ガンゼルの手から街を解放した救世主 ダンジョン移動中、5秒毎にOVL1%上昇 アイリリークリア後に自動修得 世界の救世主 世界の危機を救った救世主 経験値取得10%増加 本編クリア ベルセルク 狂戦士として恐れられる称号 ダンジョン移動中、5秒毎にOVLゲージ2%上昇 戦士のレディアント装備を一式揃える マスターシーフ 盗賊の頭領として認められた証 宝箱のアイテム入手確率が10%上昇 盗賊のレディアント装備を一式揃える マジックユーザー 強力な魔術師として認められた証 術で与えるダメージが5%上昇 魔術師のレディアント装備を一式揃える 大僧正 僧侶の中で最も位の高い称号 詠唱時間が5%減少 僧侶のレディアント装備を一式揃える ロイヤルガード 誇り高き守護者の証 ダンジョン移動中、5秒毎にHPが最大値の2%回復 剣士のレディアント装備を一式揃える グラップラー 格闘家として道を極めた証 物理攻撃で与えるダメージが5%上昇 格闘家のレディアント装備を一式揃える 名猟師 モンスターを狩るプロフェッショナル クリティカル率が5%上昇 狩人のレディアント装備を一式揃える SHINOBI 忍者の道を極めた証 ダンジョン移動中、毒状態が解除されることがある 忍者のレディアント装備を一式揃える パラディン 魔法剣士の中で最高の称号 攻撃を受けても1Hitだけのけぞらない 魔法剣士のレディアント装備を一式揃える 法の番人 世界の秩序を司る称号 バトル中消費TPが5%減少 ビショップのレディアント装備を一式揃える グランドシェフ 料理を極めた達人 料理生産成功確率が10%上昇 ガヴァダのパン作成後継者クエストを全てこなす ブラックスミス 鍛冶を極めた達人 鍛冶生産成功確率が10%上昇 鉱石提供系クエストを全てこなす 服飾デザイナー 服飾を極めた達人 服飾生産成功確率が10%上昇 服飾提供系クエストを全てこなす クラフトマスター 道具作成を極めた達人 道具生産成功確率が10%上昇する ガヴァダの金の鍵、ゴールドマトック、金の草刈鎌の生産依頼をクリアする へっぽこ冒険者 依頼をこなせない、へっぽこ冒険者 ダンジョン移動中、敵が出現しやすくなる ドープルーンで一つ目のメインクエスト依頼を破棄した後ウッドロウと会話 愛の伝道師 愛を運ぶ伝書鳩 依頼を聞くたびに出現サブクエストが変化 アイリリーの婚約クエストを全てこなす レアハンター レアハンターの資質を証明した証 採掘のアイテムドロップ確率10%上昇 財宝探索クエストを3つクリア 薬草博士 全ての薬草を知る者に与えられる称号 採取のアイテムドロップ率10%上昇 アイリリーの薬草提供系クエストを全てこなす バトルマスター 完全無欠の強さを持った存在 ダンジョン移動中、5秒毎にTPが最大値の2%回復する 歴代キャラ対決全てに勝利する。一度勝利していれば次の周以降で倒し直す必要はない。 モンスター博士 全てのモンスターを知るものに与えられる称号 ダンジョン移動中、敵から追いかけられにくくなる モンスター図鑑のモンスターの全てにスペクタクルズ系を使いモンスター図鑑を見る なおこれ以外にもスキットネタ限定で以下の称号が存在する (スキット時に"習得した"と出るだけで後に残るわけではない) ペチャパイ カノンノ アイリリースキット すけべ最低男 ロイド、チェスター アイリリースキット
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コイワカガミ コイワカガミ イワウメ科イワカガミ属 本州の高山帯に生え、葉は円形に近く、つやがあり、若干赤みを帯び根生する 08/07/19乗鞍山 名前 コメント
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メカガスト 表示名 メカガスト アイテムID 28853 耐久 60 カテゴリ モンスター 高さ 5m ナイトビジョン 有り フレア 無し フロート 無し 最大速度 0.4 乗員数 2 武装 AGM-114 ヘルファイア[TV] ハイドラ 70mmロケット ハイドラ 70mm M264RP AIM-9L サイドワインダー レシピ ネザークォーツブロック×8 火薬×1 製作者 上海ガニ (kinako999) 配布場所Download マインクラフト非公式フォラーム MCヘリコプターMOD拡張パックトピック コメント 下方視界がおそらくヘリなどよりもはるかによく良好で現状これがピンポイント爆撃に最適化と思われる..... -- 名無しさん (2014-08-17 01 41 42) ↑それするならドラゴンMOD+難題MODでいいと思う ヘリMODはあくまでビジュアル重視のMOD -- 名無しさん (2015-03-01 19 29 48) ↑難題MODは威力が低いからね -- 名無しさん (2015-05-24 06 02 21) いやまあネタですから -- 名無しさん (2015-08-25 13 54 49) ヘリMODがビジュアル重視ってマジ?爆撃機の爆撃とかヘルファイアの攻撃とか強いじゃん -- 名無しさん (2016-10-25 04 38 55) マルチでこいつ使って絨毯爆撃とかやってみたいなぁ -- (対空砲ですぐ落とされそう (2016-11-09 21 00 53) ガスト100体VSメガガスト -- PPP (2018-01-24 22 55 21) 名前 コメント
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ガリガリ君 マスコットキャラクター 商品一覧通常品 リッチシリーズ コメント 赤城乳業が製造、販売する氷菓。 マスコットキャラクター バクオング♂orケッキング♂orゴリランダー♂:ガリガリ君 ゴニョニョ♀orナマケロ♀orサルノリ♀:ガリ子ちゃん ドゴーム♀orヤルキモノ♀orバチンキー♀:シャキ子さん 商品一覧 通常品 ポッチャマ:ソーダ サイコソーダ必携+ポッチャマの顔がソーダ味のパッケージに描かれたこともあるので。 ハガネール:Wみかん 某ジムリーダーの名前から ルンパッパ:ゴールデンパイン パイルのみ必携 ユクシー:夕張メロン ロメのみ必携 マリル:スイカ カイスのみ必携 リッチシリーズ ミルタンク:ミルクミルクミルク練乳 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る 草案 バニリッチ:ソフト君 -- (ユリス) 2022-01-09 18 45 05 ズガイドス ガリガリ君 アマカジ ガリ子ちゃん -- (mimitan) 2022-01-06 17 54 38 商品一覧 通常品 ラフレシア:いちご ルンパッパ:ゴールデンパイン ナッシー:梨 -- (公太郎) 2020-11-08 17 51 13 草案 商品一覧 通常品 モジャンボ:ナポリタン味 -- (名無しさん) 2020-06-13 13 12 22 草案 商品一覧 通常品 ホウオウ:ゴールデンキウイ リッチシリーズ ラフレシア:紅白いちごミルク チーゴのみ必携 コータス:温泉まんじゅう いかりまんじゅう必携 チェリム:さくら餅 大人なガリガリ君シリーズ エリキテル:レモン -- (ユリス) 2020-06-13 12 00 08 ガリガリ君とハローキティそしてしまじろうのコラボ企画シリーズ -- (名無しさん) 2020-06-12 21 58 38 草案 商品一覧 通常品 ナッシー:梨 ナナシのみ必携 リオル:すもも 某ジムリーダーの名前から アマカジ:ふじりんご ヒメリのみ必携 メラルバ:マンゴー マゴのみ必携 レシラム:ホワイトサワー リッチシリーズ ミルタンク:ミルクミルク モーモーミルク必携 バニリッチ:バニラバニラ プリン:プリンプリン トロピウス:チョコバナナ ナナのみorハートスイーツ必携 ハハコモリ:コーンポタージュ モコシのみ必携 -- (ユリス) 2018-07-30 21 49 31 ヒヒダルマ:ガリガリ君 ダルマッカ:ガリ子ちゃん -- (キリカ) 2018-07-01 21 57 33 草案 商品一覧 通常品 ハガネール:Wみかん 某ジムリーダーの名前から ルンパッパ:ゴールデンパイン パイルのみ必携 ユクシー:夕張メロン ロメのみ必携 マリル:スイカ カイスのみ必携 リッチシリーズ ミルタンク:ミルクミルクミルク練乳 -- (ユリス) 2015-12-18 22 22 25 OneLittleaFinger -- (名無しさん) 2014-02-18 17 56 39
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#blognavi いやなんつーか。種サイト巡りで日々素敵サイトを開拓しているわけですが、アスキラ→キラアス・イザアス→アスカガと遍歴して来て、アスカガサイトの共通項にちと疑問に思ったので殴り書き(しかし見事凸一色だな、おい) 泣かせたら許さない。 絶対幸せにしてね。 誰もが彼に言う。 皆が彼がそうすべきだと考えていた。 彼女を守り、彼女を支え、彼女を幸せにする事が、その身に背負う全ての荷を放り出してでもすべき事だと。 アスランはカガリが好きだったから、それは自分の背中を押してくれているものとばかり思っていた。 けれど。 彼らが望むのは。 彼女の笑顔。 彼女の幸せ。 彼女の望む事。 彼女が彼を好きだから、皆、彼を見ているのだ。 だからカガリの知らない所で、彼が泣こうが、どれだけ傷つこうが、皆無関心だった。大怪我をして生死を彷徨って初めて、心配するのだ。彼女が危険になっただけで、皆は彼を責め立てるというのに。 所詮彼は、カガリを幸せにするための道具。 アスランはカガリの一番ではなかったけれど、アスランの一番はカガリでなければならない。 カガリは故郷のために生きろといい、アスランには故郷を捨てろと言った。 カガリがアスランの事を思って秘密を隠す事はつらかっただろうと、労われ、賞賛されても、それを知らなかった彼は不甲斐無いと蔑まれた。 それでいて、隣に立って彼女の荷を背負おうなど恐れ多いと叱咤する。 9年一緒にいた幼馴染も、一滴の血には遠く及ばなかった。対の遺伝子を持つ同胞も、恋の力には勝てなかった。 唯一人の血縁もいない彼は本当に一人だった。彼の幸せを願っての言葉ではないのだ。 国家、血縁、家族が彼の前に横たわっていた。 一生傍にいて欲しいと思った女性は、国を背負うが故、決して自分の隣には立てない。一市民として市井から彼女を見上げる事も、隣に並び立つ事も、故郷で同じ夢の為に生きる事も許されないのなら。 血縁や家族は先天的なものだから。 アスランは国家の壁を乗り越えようと思った。 土台、馬鹿な話なのだ。 世界の、国家の命運を18の女性に託してしまうなど。勝利の女神、獅子の娘、新世界を照らす光と持ち上げて、世界の平和を彼女に押し付けているだけ。 彼女が鎖を千切れないのなら砕いてやろう。 彼女が背負う荷を消そう。 国の行く末など、国民全員で考えればいい。 しばらくして、代表首長制の廃止案が議会に提出された。 重ねて提出されたのは、モルゲンレーテの解体民主化。宇宙軍の解体、コロニー建設の中止。 国が安定している時は誰も気にも留めたりしない。 うまく言っているのだから。 しかし、一度混乱が訪れると、彼ら国民という野獣は目を覚まし、通常であった異常に目を向ける。なぜ、国は焼かれたのか、なぜ、故郷が遠い宇宙から標的にされたのか、帰ってこない軍人達と、官庁を制圧する軍人達。 なぜ、自分達の代表を自分達で選べないのか。 最後の代表首長は若干18歳の女性だったという。 いや、まあね。軍事クーデターで奪取した政権に正当性はないんだよ。普通はそのあと総選挙を行って民意を反映するんだよね。そもそも国民ほっぽって逃げた代表なんていらんだろ。何もできないと嘆くだけの人間は代表にはいらん。カガリが代表なんじゃない。それができる人間が代表なんだ、だから、できないと泣くなら退くべきだろう・・・と。 カテゴリ [ネタの種] - trackback- 2006年02月06日 21 01 03 #blognavi
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カガミガミ キャラクター コメント タイプ1:エスパー タイプ2:ゴースト 岩代俊明による日本の漫画作品。『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて2015年11号から連載中。 キャラクター ルカリオ:嘉神 恭介 持ち物:ルカリオナイト(式神憑依 白天丸) 色違いのフォッコ:白天丸 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
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カガクシン(歌楽神) キンナラオウの別名。
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『PHASE 13:フリーダムがやってくる』 「えっ、あいつ、今オーブにいるの?」 短い褐色の髪をした少女、ミリアリア・ハウは驚きの声をあげた。 『あいつ』とは、ミリアリアと同じ時期に共にジャーナリストを始め、1年間行動を共にした友人のことである。 ミリアリアは、前大戦で地球軍として戦った影響から、主に戦場を撮っているが、『あいつ』はスポーツや歌、映画といった、人間の営みの方面を撮っていた。 そういった方向性の違いから、今はコンビを解消し、それぞれの道を歩いている。時々は会って、近況を語り合うこともあった。 「オーブに生き別れになった昔の友人がいるって情報があったんだとさ。それで会いに行ったらしい。連合のオーブ攻撃より少し前だったな」 ジャーナリスト仲間にそう教えてもらい、ミリアリアは物思いにふける。 「オーブ……か」 そう呟いてため息をついた。ミリアリアの故国、オーブ。友人でもある国家元首カガリ・ユラ・アスハは暗殺者に襲われて昏睡状態。 連合とは敵対関係となり、すでに一戦を交えたという。 「こんなときに行くとはね。それともこんなときだからかな……? ま……あいつのことだから無事でいると思うけど……」 自分はこれからどこへ行くのか。ミリアリアは漠然とそんなことを思った。 「そうか……よくやってくれていたみたいだな。ありがとう」 カガリ・ユラ・アスハは力なく微笑みを浮かべ、感謝の意を表した。 彼女が目覚めたのは、チョコラータによる襲撃が終わった後、午前3時のことであった。 それから健康状態を調べなおし、問題なしとの太鼓判を受け取った後、こうしてユウナからこれまでの経過を話してもらっていた。 「それにしても、まったく役に立てなかったな。情けない……」 「それは気にしなくてもいいよ。戦争の準備にしたところで、君にできることなんてないんだから」 「はっきり言うな……」 カガリは苦笑するが、確かにユウナの言うとおり、カガリが起きていてもそれほどやることはなかっただろう。認可を与え、事後の責任を引き受けるくらいだ。 「それよりも病み上がりのところ悪いけど、セレモニーに出てもらわなきゃいけないよ。元気なところを見せて、国民の士気を盛り上げてもらわなくちゃいけないし」 「ああ……お飾りなりに、やれることはしなくちゃな」 「おいおい、ちょっと卑屈になりすぎてないかい? 傲慢すぎるのはよくないけど、国のリーダーたるもの、自信がなさすぎるのも問題だよ?」 ユウナは肩をすくめる。どうもカガリは反応が極端なところがあり、対応が難しい。もう少し落ち着いて欲しいところだが、まあ前よりはだいぶマシになった。 「まあそのうちアスランも帰るだろう。プラントの協力を得ることに成功した使者としてね。彼とイチャイチャしていれば少しは元気になるだろ」 「そういうこと言わないでくれユウナ!」 顔を赤くして抗議するカガリを見ながら、 (……ちょっと楽しいぞ) と、ユウナは思った。だがすぐに気持ちを切り替えて言う。 「でも真面目な話、こっちの被害も相当なものだからね。これからを乗り切るには、君にも頑張ってもらわないと」 ユウナの表情がにわかに真剣なものになる。チョコラータの殺人カビにやられた者は多く、軍事的にも政治的にも、痛手は大きい。 ユウナの父であり、有能な政治家であるウナト・エマ・セイランも、足を失い入院中である。 一般国民に被害者がいなかったのは不幸中の幸いであったが……。 「まだまだこれからだな」 「まだまだこれからさ」 カガリとユウナは互いに頷き、セレモニーについての話し合いを続けた。 戦いの余波で半壊したアスハの別邸の前で、ラクスは断言した。 「ゆゆしき状況と言わざるを得ませんわ」 ドナテロ・ヴェルサスなる人物がラクスたちに与えた情報。 それは、プラント最高評議会議長ギルバート・デュランダルがラクス・クラインの暗殺をもくろんでいるということである。 【一族】という組織にあり、行動する中でそれを知ったヴェルサスは、ラクスを助けるためにかけつけたのだという。 実際、襲撃した部隊が使ったMS、アッシュはザフト正規軍でなければ手に入らない代物であった。 「彼がなぜ、ミス・クラインを狙っているのか? 現状の彼の立場は、ミス・クラインを敵視するものではありません。しかし、未来においてはミス・クラインと敵対する立場となるとしたら…… 前もってミス・クラインを『始末』しておこうと考えるでしょう。動機のない今ならば……怪しまれずに行える」 ヴェルサスは冷静な表情で、講義をするかのように言葉をつむぐ。 「ミス・クラインが邪魔になるような立場になることを、彼が望んでいるとしたら……その立場は、社会や、人々にとって、よからぬものに違いないでしょう」 キラは頷く。ラクスは善良な、平和の歌姫だ。そんなラクスと敵対するならば、それは悪に違いない。 「まあ、暗殺者を送り込む時点で悪には違いないのですがね。しかし具体的に何を企んでいるかは不明です。私も組織の中で探りましたが、突き止められぬままに、組織は崩壊し、情報は失われてしまいました」 本当は議長の計画の調べはついているのだが、今はまだ隠しておく。悔いるような表情のヴェルサスを、キラは慰める。 「仕方ないですよ。僕やバルトフェルドさんを助けてくれただけで、充分すぎるほどです」 「安心してくださいヴェルサスさん。わたくしを支援してくださる方々に、協力をお願いします。きっとデュランダル議長の企みもわかるでしょう」 「……ほほう、それは頼もしい」 そう呟いた瞬間、ヴェルサスの目に野心的な光が灯ったが、気づく者はいなかった。 ヴェルサスが欲しているのは、ラクスが握るクライン派の組織力であった。 それをヴェルサスが使えるようにするためには、ラクスからの信頼と、力を使わなくてはならない状況が不可欠である。それらを得るために、彼は『敵』を用意した。 デュランダル議長は実際、『デスティニープラン』という計画をもくろんでいるし、そのためには手段を選ばず、悪事を働くこともするだろう。 ラクスの偽者まで使っており、まさに『敵役』として申し分ない。 あとは敵との戦いの中で、ラクスたちが振るう力を借り、自分の目的を果たすための道具とする。 無論、そんな簡単にいくはずはないだろう。ラクスたちに正体がばれるかもしれない。目的達成を前にラクスたちが他の勢力に敗れるかもしれない。 だが今回失敗したところで別の後ろ盾を見繕うだけだ。 その場合、立つ鳥後を濁さず、ラクスたちを念入りに始末しておく必要があるが。 コバンザメのように、寄生虫のように。誇りなく、恥も知らず。その行いは決して賞賛には値せぬが、手段はどうあれ最終的に、目的を達成すればよいのだ。 だがヴェルサスはわかっていなかった。彼らの恐ろしさを。 バルトフェルドはベッドの上に横たわっていた。無論、半壊したアスハの別邸のベッドではない。 『アークエンジェル』。大天使の名を持つ、フリーダムと共に回収された伝説の戦艦。彼はそこに運ばれていた。 柔らかなベッドにくるまりながら、しかしバルトフェルドの顔は苦々しかった。 (確かに俺たちは奴らに救われた。しかし……いくらなんでもできすぎてやいないか?) 普通に考えてあの状況で、都合よくマンガのヒーローのように、ジャジャーンと登場して『待ってました!』と間一髪助けがくるなんてこと、あるわけがない。 (それに……そもそも本当に、議長があの部隊を送り込んだのか?) 議長がラクスを狙っているというのは、ヴェルサスが一方的に言っていることだ。アッシュにしても状況証拠以上のものではない。確実な証拠はないのだ。 (だが、俺が奴らを怪しむ決定的証拠もないわけだしな。それに、この怪我じゃろくに動けない。下手に刺激して、こいつらが牙を剥いたら対処のしようがない) 全身に包帯を巻かれた我が身を苦々しく思う。もっとも、いくら万全であっても相手はスタンド使い。どこまで通用するかわからないが。 (キラやラクスはしっかり信用しちまったみたいだし……そうなると頑固だからな。今は様子を見るしかないか……) 「ラミアス艦長。俺は少し眠って体力を回復させる……キラたちについていてやってくれ」 「ええ、ゆっくりおやすみなさい。隊長」 傍らで看病をしていたマリューにその場を任せ、バルトフェルドは泥のように眠りにつく。しかしその判断を、バルトフェルドは後に悔やむことになるのだった。 「しかし……まずはオーブから脱出せねばなりませんね。オーブはプラントと協力し連合と戦う姿勢でいる……。もしもプラントからミス・クラインの引渡しを迫られたらことです」 ヴェルサスがそう言ったのは、オーブの公的機関により、この部隊がデュランダルの手のものであるか、調査されたら困るからである。 ゆえに危機感を煽り、一刻も早くこの国から立ち去ろうとしていた。 だが、ヴェルサスは思い違いをしていた。ラクスたちは、自分たちの身の安全のみを考えて、議長に対抗しようとしてはいなかった。 議長の未知なる企みから、『世界を護る』ために行動しようとしていたのだ。 「ええ……ですが、その前に一つやることがありますわ」 「そうだね」 ゆえにラクスは待ったをかけ、キラも同調する。そして二人同時に、 「「カガリ(さん)を脱出させなくちゃ(ては)」」 「……カガリ?」 カガリというのは、カガリ・ユラ・アスハのことだろう。情報によれば、キラ・ヤマトの肉親であり、ラクスとは前大戦での戦友でもある。 (確かに……プラントが敵となった以上、それと組むオーブ、ひいてはカガリ代表が危ないと感じるだろう。国から出して安全な場所に移したいと考えるのも……まあわかる) ヴェルサスはそう判断する。彼には肉親の情などないが、そういうのを大事にする人間がいるのはわかっていた。 「いやしかし……今プラントとの協力が破れれば、それこそオーブは連合によって押し潰されてしまいます。今はプラントと共に連合と戦った方が、オーブにはいいでしょう。プラントとて、この状況でカガリ代表を害するはずがない。 我々は戦況を見守りつつ、準備をしながら時を待ち、デュランダル議長が真の野望を露わにしたとき、世界を救うべく参上すればよろしいかと」 自作自演がばれないように、カガリ救出に反対するヴェルサス。 「いいや、それじゃ駄目だ」 だがキラは断固反対する。そんなにカガリが心配かと思ったヴェルサスに、キラが言ったことは、ヴェルサスの予想を遥か斜め上に超えたものだった。 「オーブは戦争をしてはいけないんだ。それは『理念』に反する」 「……はあ?」 目を丸くするヴェルサスに、理念のことがわからなかったのかと思ったラクスが説明をする。 「オーブの理念……他国を侵略せず、他国に侵略されず、他国の戦争に介入せず……今、それが破られようとしているのです」 「いやそれは……」 ヴェルサスは、ラクスの目を見て反論しようとした時、怖気が走った。 (なんだ? 今、俺はこの女に何を感じた?) それは、本能的な恐怖。 プッチ神父の宗教的カリスマとは異なる、何か。だが同じように、人を従わせる力の片鱗を、ラクスから感じた。彼女の言葉が、奇妙に頭に染み入ってくる。 「今のカガリさんは間違っています。確かに命の心配はないかもしれない。けれど、このままでは別の物が失われてしまう。ですからこれ以上間違う前に、助けなくてはなりません」 ヴェルサスは息を呑み、搾り出すように声を出した。 「わかりました……では、そういたしましょう」 これからどうなろうと、今はただラクス・クラインと話していたくなかった。 カガリ救出などにまったく納得はしていなかったが、だからこそ今のうちに話を切り上げたかった。 このままでは、『納得させられて』しまいそうで恐ろしかった。 ヴェルサスの賛同に、キラとラクスは無邪気に喜び、救出方法についてあーだこーだと意見しあっている。 それを無気力に眺めながら、ヴェルサスは自分の取っている行動の危険性を思い知った。 (【一族】が危険視したイレギュラー……Aのキラ・ヤマトと、Qのラクス・クライン。甘く見ていた……この俺が、こうも気色悪い恐怖を味わうなんて) だが今更やめることはできない。既にサイは振られたのだから。 (それでも、それでもこいつらを利用して、俺は幸せになってやるさ。俺にならできる! なんたって俺は……DIOの息子だ!!) ――――――――――――――――――――― そしてその日、セレモニーは始まった。 場所は、海を目前にしたハウメアの神殿。白い石で組まれた崇高なる建造物。勝利の喜びと、未来の栄光を祝うのに、ここほどの場所はあるまい。 マスコミがカメラを向ける中、壇上ではスーツを着込んだカガリが凛々しい姿を見せる。 彼女の後ろには、ユウナをはじめとしたオーブの政治家たちが控えていた。 周囲にはオーブのMS、アストレイが守護騎士のように配置されている。 多くの人々が見つめる中、カガリは戦闘の勝利に対しての礼賛と、これからに向けての対応について、演説を始めた。 「あいつがカガリ・ユラ・アスハか……。ミリアリアに話は聴いていたけど、なるほど、結構良さそうな奴じゃん」 かなりの男勝りだという話だが、そうは見えない。自分の友人に比べれば、むしろおしとやかにすら見える。 (あいつらが今の私を見たら、どう思うだろう) まさかカメラマンになっているとは思っていないだろう。人間を知りたいと思い、始めた仕事だが、思いのほか楽しい。 そしてカメラは『思い出』を形として残せる道具だ。生きるということは『思い出』をつくることと考える自分にとって、これは天職かもしれない。 「写真の一つも撮っておくか」 気分よく彼女は呟く。普段なら政治家の写真を撮るなど趣味ではないが、今回の素材は悪くない。ミリアリアに会った時に見せてやるとしよう。 そうしてカメラを向けたとき、異変は起こった。 海の向こうから、光る点が現れた。点は見る見るうちに大きくなり、その全貌を神殿にいる者たちに見せるのに、さして時間はかからなかった。 空を支配するかのように広げられた、十枚の青い翼。 鋭く天を突く角。 通常のMSとは比較にならない圧倒的武装。 まさにそれは人類戦争技術の結晶。 伝説となった破壊芸術品。 『ZGMF-X10A フリーダム』 「なんだ……って?」 ユウナの呟きがカガリの耳に届く。カガリはといえば、声も出せずに絶句していた。 周囲にいる他の人間、護衛兵やMSですら呆然として動けなかった。そうしている間にフリーダムはカガリの前に降り立つ。 そして、その手をカガリに向けて伸ばした。卵をつまむようにゆっくりと、しかし決して逃げられないほどに力強く。 その動作に、呆然としていたユウナが我に返る。 「何をするだーーッ!」 言葉と共にカガリのもとへ駆け寄るが、距離から言って間に合いはしない。 立ちすくむカガリが、フリーダムの巨大な手に包まれんとした時、凄まじい竜巻が巻き起こり、フリーダムの腹部を押し上げ、その巨体を突き飛ばした。 「なぁっ?」 いきなりの衝撃にキラも面食らう。スラスターを吹かし、宙を飛んで状況を確認する。 竜巻は既に消え、代わりにいつの間にか一体のムラサメが地に立ち、上空のフリーダムへと銃口を向けている。 「さて……カガリ代表から離れたところで、コクピットから降りてもらおう」 ウェザーは、有無を言わせぬ口調で要求した。 「邪魔しないで!」 もちろんキラは突っぱねる。 空気を引き裂き、猛スピードで急降下するフリーダム。 ビームによる攻撃は流れ弾による被害があると考え、接近戦で片付けるつもりなのだろう。 ウェザーはビームサーベルの一閃を辛くもかわし、空中に舞い上がる。 フリーダムが追い上がってくることを確認し、ウェザーはとにかく防御に重点を置いて対応する。 フリーダムを墜とすなどという欲は出さない。そこまでの戦闘をすれば、周囲がメチャクチャになるのは目に見えているし、技量的にも自信はない。 「カガリが避難するまで付き合ってもらうぞ」 ボソリと呟き、ウェザーはスタンドを展開した。空気の層が生まれ、フリーダムの速度が抵抗を受けて鈍る。 「なんだ……オーブの新兵器?」 不可解な抵抗に疑問を覚えるも、キラは無理すれば押し通れると見て、突進する。 実際、宇宙から大気圏に突入できるだけの装甲である。ムラサメに到達することはできるだろう。ムラサメが動かなければ。 黙って斬られるまで待っているはずもなく、ウェザーは攻撃をかわした。 「くっ!」 キラは近接戦闘では倒しづらいと考え、ビーム攻撃に切り替える。しかし、そのビーム攻撃も射線が歪み、当たらない。 「特殊な力場が発生しているのか……?」 そう推測するも、対抗策が見つからない。戦況は膠着していた。 ――――――――――――――――――――― 「うわぁ……えらいことになったなこいつは」 呆れた声を出し、カメラでその光景を撮影する。 上空ではフリーダムとムラサメが戦っている。 いや、戦っていると言うよりは、フリーダムが一方的に攻撃し、それをことごとくムラサメがしのぎ続けているという状態だ。 どちらも相手を倒せぬまま、時は過ぎていく。 周囲には他にも数機のアストレイが飛んでいたが、フリーダムに近づいたアストレイは、一瞬にして武装を破壊され、戦闘不能にされる。 中々手出しできず、様子を見守っていた。 「そうか……『そこ』にいるのか。お前は」 彼女は懐かしさに笑みを浮かべる。だがいつまでもこうしていると、流れ弾にでも当たるかもしれない。 正式な再会を楽しみにしつつ、彼女はいったんその場から離れた。 ――――――――――――――――――――― 「何がどうなってる!」 カガリは思わず怒声を放った。 なんだってこんな時にあれが来たのだろう。 あれは間違いなくフリーダムであり、ということはつまり、あれに乗っているのはカガリの兄弟であるキラ・ヤマトである。 その彼が、なぜこんな真似をする? 突然セレモニーに現れ、戦闘を行うなど。 「なんだかわからないけどねぇ! とにかく安全な場所へ」 隣を走るユウナがそこまで言ったと同時に、カガリは急に倒れ込んだ。 (なんだっ) カガリは足に違和感を覚え、目を向けると、彼女の右足首を地面から生えた『手』が、がっしりと掴んでいた。 「な――」 悲鳴をあげる暇もなく、カガリは手によって地中へと引きずり込まれる。 「カ、カガリィッ!!」 ユウナが彼女の手を咄嗟に掴み、踏ん張った。そのおかげで、カガリは腰まで引きずり込またところで停止する。 だが足首から手は離れず、なおも強い力で彼女を引っ張る。 「くっ、こ、これもスタンド能力かっ!」 カガリがユウナに握られていない方の手で、地面を押して出ようとする。だが相手の力の方が遥かに強い。 どちらが先に力尽きるかの勝負になると思われたとき、カガリの手を掴むユウナの力が急に落ち、カガリの上半身は急速に地面に吸い込まれていった。 「ユウナ!!」 カガリが最後に見たのは、数本の石槍に刺され、血を流して地に伏せる、ユウナの姿だった。 「はい、こちらヴェルサス。カガリ・ユラ・アスハは確保しました。アークエンジェルまで運びます。キラ殿、それまでの援護をお願いします」 ヴェルサスは了承するキラの声を聴きとどけ、通信を切る。 彼はムラサメのコクピットにいた。 膝の上に気絶したカガリを乗せている。背後には半ばコクピットにめり込んだセッコがいた。 カガリをさらってきた功績の褒章として与えられた角砂糖をかじっている。 このムラサメはさきほどセッコに奪わせたもので、元々のパイロットは放り捨ててある。運がよければ助かるだろう。 (ユウナ・ロマ・セイランはどうかな……セッコの噴き出した石槍をもろにくらったからな。まず助かるまい……。奴らのご機嫌を損ねるかもしれんな) ムラサメはヴェルサスの操縦で飛び上がる。卓越した戦闘をするほどの腕はないが、この程度は簡単だ。そしてアークエンジェルの待つ海へと向かう。 途中、オーブMSを振り切ってきたらしいフリーダムと合流する。追いかけてきたムラサメはフリーダムに翼を破壊され、落ちていった。 「とりあえずは成功か……」 そうは言うものの、先がまったく見えない。ヴェルサスは何の達成感もなく、帰路に着いた。 ――――――――――――――――――――― ユウナは目を覚ました。どうやら病室で眠っていたらしい。しばらく、焦点定まらぬ目で天井を眺めていたが、やがて跳ね起きて叫んだ。 「……………そうだカガリはっ!?」 「連れ去られた」 冷徹な答えに、隣を見ると、ウェザーが座っていた。看病してくれていたらしい。 「ウェザー!! 連れ去られたって……!!」 「ムラサメが一体消えていた。どうやら俺がフリーダムを相手にしていたうちに、別の侵入者が奪って逃げたらしい。おそらくそれにアスハ代表は乗せられていたのだろう。待機していたアークエンジェルにフリーダム、ムラサメが収容され、潜って逃げたようだ」 「くそ!!」 ユウナは感情の高ぶりを抑えきれず、ベッドに拳を打ちつける。 「すまん……俺がフリーダムを逃さなければ……」 深追いは危険であると考えたのだ。もしも向こうが殺す気でかかってきたら、技能の差から考えてまず勝てない。 だが、こんなことなら命に代えても追うべきだった。 「いや……君のせいじゃない。それに、誰の責任かなんて言っている場合じゃない。どうにかしてカガリを助けなければ」 なぜキラ・ヤマトが、ラクス・クラインがこんな真似をしたのかわからないが、どうにか対策を立てなければ。 「あれ……ところで、僕は何で生きているんだ? かなり重傷だと思ったけれど」 「それは彼女のおかげだ」 「彼女?」 ウェザーが目配せする。そこでようやく、ユウナはこの病室にもう一人人間がいることに気づいた。 ウェザーの背後に、壁を背にして静かに立つ女性の姿があった。 カガリのように短い髪、背丈は160センチ強、細い体つきをしている。 顔のつくりは可愛らしいが、浮かべる表情は戦士の強さを感じさせる。 「俺の昔の友人だ。彼女が君の傷を手当てしてくれた」 そして彼女は口を開く。 「感謝しなよ。あんたがウェザーの知り合いとは思わなかったけどさ」 思ったよりも明るい声だった。 「『フー・ファイターズ』、あるいは『FF』……私のことを呼ぶなら、そう呼びな」 TO BE CONTINUED