約 1,053,535 件
https://w.atwiki.jp/gods/pages/5034.html
オウフグ(應赴供尊者) 仏教のゴヒャクラカン(五百羅漢)の一人。
https://w.atwiki.jp/gods/pages/90361.html
ショウフ(蕭敷) 中国帝王の系譜に登場する人物。 関連: ショウジュンシ (蕭順之、父) チョウショウジュウ (張尚柔、母) ショウハクユウ (蕭伯游、息子)
https://w.atwiki.jp/gods/pages/53362.html
ヤフマイ 旧約聖書『歴代誌』に登場する人物。 関連: エリエル(4) (父) イブサム (息子)
https://w.atwiki.jp/card-magic/pages/31.html
技法名 ハーマンカウント 説明 奇数枚のカードの {(全体の枚数)-1}/2 の枚数だけ見せずに数える技法 参考動画 #amebavision
https://w.atwiki.jp/gods/pages/78842.html
ウフサク 指輪物語に登場するオーク。
https://w.atwiki.jp/gods/pages/60127.html
ヨウフク(姚福) 封神演義に登場する人物。
https://w.atwiki.jp/gods/pages/9853.html
ハウフフ ハワイの鮫の神。 「ウナギの穴」と呼ばれる住まいはトカゲ神のモオとワカが守っている。
https://w.atwiki.jp/bodai/pages/81.html
▽タグ一覧 か カマドフマ ピクミン カマドフマとはピクミン2に登場する原生生物である。 名前の由来は「カマドウマ」だと思われる。 生物図鑑 通称:カマドフマ 和名:フエフキカマドフマ カマドフマ科 (運搬に必要なピクミンの数:3) (1匹あたりのお宝価値:5ポコ) ピクミンを特殊な周波数の鳴声でコントロールするが、おそってくるピクミンの攻撃を止めさせ、あくまで逃げることだけが目的のようである。 薄暗く湿気の多い所を好み、空になったコンテナの中などにもぐりこむことがあるので、ナマモノなどを運んだあとの換気はしっかりしておきたい。 もしコンテナ内に閉じこめたまま宇宙に出てしまうと、減圧中に破裂してあとかたづけが大変なことになるので、くれぐれもおこたらぬように。 ルイメモ 蒸してそっと殻をむいてからフイに。 概要 モデルと思われるカマドウマの外見に似た虫だが、脚は4本しかなく、本来カマドウマにはない羽が背中に生えている。(尤も、身体に対してかなり小さいので、器用に飛び回るなどの行動はとって来ない。) 基本的に洞窟内に登場前に立ちはだかるが、しく「エリア内とエリア外を行ったり来たりする」と言う性質を持っている。 具体的にはエリア外からいきなり降り立ってきてエリアを徘徊し、ピクミンやオリマー達からの攻撃が激化すると、強烈なジャンプで一気にエリア外へと逃げ、また再びエリアに戻ってくる、と言う行動パターンを取る。 原生生物といで、ピクミンにとっては攻撃対象であるわけだが、このドフマ、上記ア外へのープから様に基本的にはピクミンに襲われると逃げ、捕食や踏みつ しのピク直接殺傷するはこないめ、基本的には。 ……なんてことはなく、このカマドフマ、非常に面倒な特性を2つ持っている。 1つ目が「音波によるピクミンの攪乱」。 エリアを徘徊する際にオリマーの笛の様に円状に広がる音波を発生させる。(この音は結構喧しいため、知らずに近づいたところ、いきなり大きな鳴き声を上げ始めて驚いた人もいるかもしれない。) この音の届く範囲内にいたピクミンはそのままカマドフマについていってしまい、オリマーの笛で呼んでも全く反応しなくなる。 前作におけるボケナメコの胞子の性質に該当するものと思われるが、キノコピクミンとなって積極的にオリマーやピクミンに襲撃してくるボケナメコの胞子とは異なり、操ったピクミンを使って何かしてくるという事はない。 この状態はカマドフマがエリア外にエスケープするか、カマドフマが死ぬことで解除されるので、仮に連れているピクミンがカマドフマに操られてもオリマー自身で攻撃すれば上記どちらかの状態になるので詰むという事はない。 が、サライムシ/トテツチホカシやタマゴムシの様な、直接捕食はしないが妨害に特化した仕掛けを行ってくる原生生物の例に漏れず、この能力は他のギミックと組み合わさる事で脅威度が跳ね上がる。 捕食してくる敵に対しては勿論、サクレウラメ/サクレショイグモの様な一回の爆発で多数のピクミンを殺していく爆弾系の敵、果てには原生生物でないギミックに対してもカマドフマに操られる形で無防備に突っ込んでいってしまうため、状況次第では大量の犠牲が出てしまうため、ピクミンを持っていかれしまった場合はすぐに倒しに動くのが得策である。 因みに正気に戻った時のピクミンの挙動はエスケープ時と撃破時とで微妙に異なり、前者は単にピクミン達がフリーになるだけだが、後者は撃破後にピクミンが混乱しながら周辺を走り回る。(どちらも笛で呼べば戻ってくる。) 2つ目が「お宝センサー暴走の誘発」。 自身の出す音波の影響なのか、カマドフマが生存した状態でいるエリアではお宝センサーの針が滅茶苦茶な動作をし、お宝を探すのが困難になるという面倒な状態になる。 この特性は音波を出しているかどうかに関係なく、カマドフマが生きた状態で存在する限りずっと続く。言い換えると、エリアに降り立った際にお宝センサーが異常な挙動をしている場合、必ずそのエリアにカマドフマがいるという事である。 「ピクミン2」をプレイした事ある人ならばわかるだろうが、本作の主な収集対象であるお宝を探す上で、「お宝センサー」は非常に重要な役割を持っているため、それが役に立たなくなるのは探索上大きな障害になる。 見えているお宝であれば、目視で確認すれば探せないことも無いが、一部のお宝は地面に埋まっていたり、エリア外にいる原生生物が飲みこんだ状態で持っており、そういったお宝を探すのはセンサーなしでは非常に難しい。 また、エリア内にいる原生生物が持っていた場合でも、お宝センサーがあれば複数体の原生生物を見つけた際に「どの原生生物を倒して、どの原生生物をスルーするか」を判断する為の大事な材料になるが、カマドフマがセンサーを暴走させてしまうと当然それらが難しくなり、お宝の回収漏れを避けるには手当たり次第に敵を倒すというリスクの高い手を取る必要が出てしまう。 さらにこの暴走、お宝センサーのオン/オフに関係なく発動するため、お宝の残数を把握できず、エリア内のお宝をすべて回収したのかが分からなくなるという二次的な問題まで発生してしまう。 お宝センサーの不調はカマドフマを倒してしまえば即座に解消され、正常な状態に戻るため、ピクミンを操られる点の問題も含め、カマドフマがいると分かった時点で早めに対処をするのが望ましい。 対処法 長引けばピクミンが操られるリスクも増える上にエリア外へのエスケープ時に周囲のピクミンが弾き飛ばされて落下死してしまうなどの問題が発生することがある。 そのため、兎にも角にも「短期決戦」が重要。 一番手っ取り早いのはゲキニガスプレーで石化してから倒すオーソドックスな方法で、安全に倒す事が出来る。 その他だと、降りた直後の音波攻撃を行う前の段階に紫ピクミンの集中砲火で気絶させる手もある。 ただし、カマドフマに紫ピクミンで攻撃を行おうとすると何故か張り付かずに飛ばされるという謎の現象が発生し、電気の攻撃に巻き込まれて死んだり、落下死の危険があるエリアだとそのままエリア外に落とされて死ぬ危険性がある。 「ピクミンが操られるならばオリマーで倒せばリスクはないのでは?」と感じた人もいるかもしれないが、カマドフマは高頻度かつ高速で飛び去ってしまうため、オリマー単騎で挑む場合、あまりダメージを与えられず、しかもすぐに逃げてしまうという事になるので、カマドフマの体力の残量がほとんど残っていないなどの状況でもない限りはあまりお勧めできない。 上述した通り、オリマー単騎で行う場合はエリア外へのエスケープで基本的にピクミンを正気に戻すために行うのが望ましい。 余談 エリアに降り立っては喧しく鳴くカマドフマだが、実はモデルに当たるカマドウマは鳴かない。これはコオロギなどの虫が羽をこすり合わせることで鳴いているのだが、カマドウマにはその羽がないためである。カマドフマに羽が生えているのは、恐らくこの性質を踏襲する為であると思われる。 カマドフマの登場は現状「ピクミン2」のみだが、その性質はピクミン4で登場した生物の一部に受け継がれており、ザコサンショウ・タカラサンショウが「お宝センサーの攪乱」を、初代から復活したボケナメコやダマグモインフェルノなどが「ピクミンを混乱させて操る」性質を受け継ぐ形で登場している。 追記・修正はピクミンを1匹も操られないようにしながら
https://w.atwiki.jp/malicestella/pages/187.html
拍手log09、log10、log11の続きです。 テイレシアースの怪 おまけ 男たちの反省会 「こんな面白いことになっているなら、僕も呼んでくれたら良かったのに」 一連の騒動が一段落し、ユーリが元に戻った少し後に帰ってきたフレンは言った。 「ンなこと言って、お前呼んだって来ないだろ」 「うん。忙しかったからね。言ってみただけだ」 部屋に入ってきたフレンを、寝台に腹這いになって寝転んだままユーリは一瞥した。サイドテーブルに置かれた飲みかけのブランデー越しに、金色の髪が揺れている。綺麗だった。 結局、ユーリの状態が状態だったのでオルニオンにもう一泊することにした。騎士団の簡易詰所に昨夜から籠もりきりだったフレンは、ユーリたちが夕食を終え、湯浴みを済ませた頃漸く帰ってきた。 因みに、風呂に入るときユーリはまだ乳房をぶら下げた状態だったので、予想通り目隠しをされた上で女性陣に取り囲まれもみくちゃにされながら洗われた。リタとジュディスは「ユーリのことだから、もう手遅れなんじゃないかしら?」だとか、「今朝の出来事、全部おっさんのせいにしてたけどホントのとこはアンタが主犯格なんでしょ」と言いながらやや遠巻きに見ているだけだったので、率先してユーリを洗い倒していたのは主にエステルだった。曰く、「これ以上罪を重ねてはいけません!と、いうかわたしの気持ちの問題です!」らしい。だが、それよりも便乗したパティに泡塗れにされながら、実に色々なところを触られたのが一番ユーリには堪えた。寧ろ何のプレイだよ、と叫びたくなったが(目隠しもしていたし)エステルやリタの前だったので自重した。それにしても、何だかとても大事なものを失った気がする。 「ずっと詰所に缶詰めだったクセに、どっから仕入れたんだよ」 ブランデーはレイヴンの飲み残しだ。カウフマンの遣いだというギルドの人間がやってきて、晩酌を始めたレイヴンを連行していってしまったので中途半端な量が残ってしまっている。カロルもギルド幹部のご指名に興味があったのか、そのままくっついて行ってしまった。 そんなわけで、フレンを迎えたとき部屋にはユーリ一人きりだった。 そう時間は取らせない、とのことだったので戻ってきたらレイヴンはグラスの残りを呷るつもりだったのかも知れない。けれど折角の上物を酸化させるのは勿体ない、とユーリはグラスを手にした。それに、戻ってきたレイヴンが空のグラスを見て落胆する姿を思い描くのはとても楽しい。 「正午過ぎだったかな?エステリーゼ様とリタが、差し入れと一緒に。君も一緒に来れば面白かったのに」 「おいおい。未来の展望明々とした騎士団長代理閣下にスキャンダルでもたったら大変だろーが」 「そんなへまはしないさ」 「しそうだから言ってんだろ。そうでなくても、オレはお前の部下に刺されんのはごめんだ」 言ってから、おやこれは失敗したかな、とユーリは思った。 「……何故、部下限定なんだい?」 案の定、幼馴染みは緩慢な動作で手甲の留め具を外しながら訊いてきた。だが、そこにあるのは素朴な疑問だけで他意はないようにユーリには思えた。 「…………さあ?何となく、か?」 口の端が引きつるのをグラスで隠す。濃い琥珀色の液体が、アルコール臭を以って鼻腔を擽った。 「確かに、ソディア辺りなら遣りかねないかも?」 「お前、そりゃ笑えねぇよ」 本当に笑えない。なのに、フレンの方は清々しく朗らかに声を上げて笑った。ユーリはそっと胸の内で、彼の副官に対して謝罪の言葉を唱えた。 ぬるくなったブランデーを呷り、飲み下すと鼻の奥で一層アルコール臭が強まった。 「っつーか、ンなこと言ってていーのか?上官のくせに」 「上官だから言って良いんだろ。だから、ユーリは言っちゃ駄目だ」 どういう理屈だ、と舌を動かす。酒臭い。 空になったグラスをサイドテーブルに置くと、着ていても見ている分にも重苦しい甲冑を取り去ったフレンが軽くストレッチなどをしながらユーリの寝転ぶ寝台へと近付いてきた。そうして、極自然な所作で琥珀色の液体が揺れるボトルを掴み、今し方空になったグラスへと傾けた――が、素早く身を起こしたユーリは傾いたボトルを押しやり遠ざけると、グラスにも手蓋をして首を横に振った。 「お前は、駄目」 「少しだけだよ」 「駄目だ。オレと二人だけ、っつーならまだしも……おっさんやカロルもすぐ帰ってくるし、ここはオルニオンだぞ?お前の部下が失望するぞ?ギルドの人間だって居るんだぞ?オレの言いたいこと分かるよな?分かってるよな?分かったら、いい子だから、その物騒なモンを、今すぐ、置け」 「……いや、でも意外と平気に」 フレンが言い終わる前に、手の中のボトルを無言で奪い取り、きっちり蓋をしてしまう。だらしなく開かれたままのレイヴンの荷物袋に「物騒なモン」を突き入れると、ユーリは固く紐で結んで閉じた。背中に、未練がましい騎士団長代理の視線をひしひしと感じた。 「ニートのユーリには解らないかも知れないけど、仕事をして疲れて帰ってきてるのだし、少しくらい羽目を外しても怒られないと思うのだけどな……」 「もうニートじゃねぇよ!少しくらいなら確かに、っつーか、大いに羽目外してくれて結構だけどな?お前の場合、少しで済んだ試しがないんだよ、酒乱!」 叫ぶような強さで断じると、フレンは口元に手を当てて伏し目がちに思案するようにして黙り込んだ。 「……おかしいね」 「…………おう、全くな」 ややあって口を開いたフレンに、ユーリは気持ち肩を落として応えた。疲れた。そうでなくても今日一日、これでもかという程振り回されたというのに最後の最後でまたこれだ。結局、乳房が生えたところで感触を確かめる以上のことは出来なかった。 可哀想なオレ、と胸の内で呟いてフレンからそっと視線を外した先で目に入った扉が蝶番を軋ませて開いた。鳥の巣頭の共犯者と、栗毛色のリーゼントヘアの通報者が仲良くお帰りだ。 「お。フレンちゃん帰ってたのね~。お邪魔だったかしら」 羽織を翻し片手を軽く上げながらレイヴンが部屋に入ってくる。フレンは、背後にしゃがみ込むユーリだから判る程度に、ほんの少し背筋を正して「レイヴンさんも、遅くまでお疲れ様です」と告げた。 「二人共騒ぎ過ぎだよ。廊下まで声が聞こえたんだから!時間考えてよね」 言いながら、カロルは後ろ手に鍵を掛ける。指摘された大の大人二人といえば、肩越しに振り返り視線だけで問うてくる騎士団長代理に、見上げる幼馴染みは軽く肩を竦めるだけに留まった。自覚がないのだから仕方がない。 「……視線だけで会話しないでよ」 「そりゃ無理ってもんよ、少年。長年連れ添った夫婦特有の、阿吽の呼吸っつーのがあるんでしょ」 レイヴンは子供相手に酷くおぞましい答えを返した。度数は高くても酔いが回るには少な過ぎるアルコールは、目眩の理由に出来もしない。 立ち上がって寝台に腰掛けると、歳の離れた友人同士がおぞましい話題で戯れあっているのを苦笑混じりに眺めているフレンと目が合う。 「夫婦だって、ユーリ。どっちがどっちだろうね」 「……今度、じゃんけんで決めるか」 視線を交わしたまま黙っていると妙にまた絡まれそうなので、身のない会話で間を埋めてみた。 「二人がどんないかがわしい関係だったとしても今更何とも思わないけど……結局、何をあんなに騒いでたの?」 「……こんなことならおっさんよか先に、おっぱいでも何でも握らせてカロル先生を押さえとくべきだったかな、と」 「え?ボ、ボク?」 買収する相手を見誤ったことを、ユーリは素直に反省した。それから、空になったグラスを覗き込んで首を傾げるレイヴンを、役立たずめ、と一瞥した。 「……そんな話をしていたんだったかい?僕らは」 「オレ的にはそういった趣旨で話してたんだよ」 そうと気付いたのは話が一通り終わった後ではあったけど、と胸の内で付け足す。 フレンはユーリの突き放した言い様にも、冬空の色をした瞳を数回瞬かせただけで深く言及することもなく相槌を打った。恐らく、途中からどうでも良くなったのだろう。ユーリもあまり深く食い下がられると説明するのが面倒なので良かった。基本的に、ユーリも幼馴染みもどうでもいいと感じた話には果てしなく不精だった。そのことについてユーリの下宿先の女将などは「そうやって不精ばかりして、自分たちだけで世界を完結ばかりさせていると今に痛い目を見るわよ」とよく言っていた。当時は彼女の言い分はよく解らなかったし、あまり頻繁に指摘をするものだから煩わしく感じたりもしたものだ。 女将に言われるまでもなく、ユーリは幼馴染みとの殊意思の疎通に関しての異常なまでの透明度を自覚していたし、それを幼馴染み以外に求めるつもりも毛頭なかった。だから、的外れも良いところな彼女の小言は、ユーリの中では諸々の面倒臭いことの一つとしてしか認識されていなかった。 だが、それもザウデ不落宮から意図せずダイブ――漏れなく刃傷沙汰、という一件から、ユーリは考えを改めた。 「……会話って大事だよな」 思い出したら脇腹が痛くなってきた。 「?そうだね。ところでユーリ」 「ん?」 「どんな感じなんだい?その、女性になる、という気分は」 寝台に腰掛けたユーリは、真っ直ぐに問うて来た幼馴染みの目を同じように真っ直ぐと見つめ返し、それからちらり、と一瞬だけレイヴンを見やってから口を開く。つられてフレンの視線もレイヴンの方へと揺れるが、その頃にはユーリはまた正面に幼馴染みの横顔を捉えていた。 「変身願望か、フレン?こりゃ、魅惑の女騎士団長も期待出来るかね」 ユーリの向けた視線の意味を正しく理解したレイヴンは盛大に吹き出し、カロルはこめかみを押さえて俯いた。 「ま、一回限りみたいなんだけどな。明日の朝、いきなりお前の胸におっぱいがぶら下がってるよーなことはねぇから、鎧の心配とかはしなくていいぜ」 「それは良かった」 「オレとしては残念極まりねぇんだけどな」 言いながら笑うと、久しぶりに露骨に嫌そうな顔を向けられた。正しく意図するところが伝わって何より、とユーリは後ろ手に手を突いて顎を突き出して笑った。 「しっかし、ほ~んと綺麗さっぱり跡形も余韻もなく戻っちゃうもんなのね」 ユーリの、開いた胸元に注がれるレイヴンの視線は酷く残念そうだ。気持ちは解るので、敢えて触れずにおく。 「だな。こんなことならとっととイッパツやっとくんだった」 「お。やあっぱ乗り気だったんじゃな~い、青年。今度女の子になったら、そんときはちゃんと最後まで付き合ったげるからね!」 「や、いーわ。おっさんとは今回の一件で充分楽しめたし、深入りすっと胸焼けしそうだし」 後腐れなくていいとは思うけど、とは言わない。言えば付け上がる気がしたからだ。 抗議の声を上げるレイヴンを軽く手を振る所作で以ってあしらい顔を背けると、大きな明るい榛の目とばっちり視線が絡んだ。これは面白い、と唇の端を吊り上げるついでに口を開くと、声を出すより先に少年が大きく首を横に振った。 「だ、だめだめだめだめだめ!ボクはだめ!」 「……まだ何にも言ってないだろ。カロル先生のエッチ」 指摘すると、少年は耳まで真っ赤になった。可愛い。 「ボ、ボクはそんな、中途半端な気持ちでユーリのこと好きなんじゃないから、だめ!」 微笑ましく見つめていたら、告白?された。 「カロル……聞いてるコッチが恥ずかしくなるから、ちょっと落ち着こうぜ、な?」 顔に出ない性質で、こういうときに良かった、と思う。 「しっかし青年~。おっさんもだめ、カロルもお断り、っつったらフレンちゃんしか残んないじゃないの。そんな無難なとこに落ち着いたって、面白くも何ともなぁい。おっさん、つまぁんなぁい」 「それは……難しいですね。私は、ユーリにはちょっと勃たないと思うので」 答えるフレンの笑顔が眩しい。そして、何だか悔しい。 「オレに欲情する騎士団長代理閣下なんぞ、こっちだってドン退きだっつーの」 すると、フレンは少し驚いた様子で、ユーリを見下ろしてきた。酷く透明な青い瞳からは、けれど霞掛かったかのように不透明な感情しか見て取れない。珍しいこともあるものだ、と存じます半ば感心してユーリは口を開く。今、自分が同様の不透明さで以って彼の前に在る、という確信があったからだ。 「まあ、お前が女になったその時は、オレが抱いてやるから安心していいぜ?」 仮定の話だ。だから、安易に口に出すことが出来る。だから、その安易さが嫌いで、仮定の話はしたくない。 ユーリの提示した仮定に、彼は瞳を瞬かせて吐息を溢した。表情は欠いていたけれど、何処となく安堵したような響きに聞こえた。 「……いや、謹んで辞退させて貰うよ。ユーリって何か変な病気とか持っていそうだし」 「失礼だよな、お前」 喉で笑いながらユーリが言うと、彼は少し困ったように眉根を寄せて笑った。けれどフレンは、ユーリの言葉を否定も肯定もしなかった。 終わりです。 いやあ。。。コメントに困りますね、実に!
https://w.atwiki.jp/goyo/pages/122.html
医療被曝 マンモグラフィー 乳癌は予防可能。皮肉にも多くの女性たちが乳癌検診で使われるマンモグラフィーを浴び乳癌の犠牲になっている。 今、これを執筆中の私の母もこの六月十四日に乳癌の手術を受ける。八十を過ぎた老婆だからまだよいものの若き母親、あるいは 結婚目前の女子にとって乳癌がどれほどおそろしい病か。 しかし、その乳癌は予防可能だということ。そしてその方法とは、無駄なマンモグラフィーを受けないということ。そのことにつ きる。 正統とされるアカデミズムのなかで勤勉に放射線医学を勉強してきた優等生諸君たちは、リスクよりベネフィットを選択し、マン モグラフィーそのものの危険性に疑問を抱かないなのかもしれない。 あるいは、マンモグラフィーが危険であるという主張を異端ときめつけるのかもしれない。 乳癌を患い若くして命を落としていった女性たち、彼女たちの悲痛な思いを受け止めながら今これを書いている。彼女たちの死を 報道するメディアがこれまで一切触れなかったこと。 田中好子さんが亡くなられた翌日、『これほど放射能が問題になっている最中、マンモグラフィーそのものが女性たちの命を奪う 危険な医療であるということを誰一人指摘しようとしない。いかに異常な事態であることか。 ジョン・ゴフマン博士の主張が無視され続けているその理由は、人体に無害なレベルの放射線量が存在すると信じたい学閥どもが 科学的常識を占有しているからだ。』と悲しくうなだれながらつぶやいた。 昭和三十年代から四十年代まで我々小学生は毎年、学校で胸部エックス線検診を受けた。現在の約三十倍の線量を一回につき被曝 させられている。現在、五十代の女性に乳癌が激増している背景にこのような無謀な医療過多があったこと、その因果関係を、ど なたか心ある方は調査してほしい。 サンフランシスコでジョン・ゴフマン博士に会ったのは1995年、『Preventing Breast Cancer The Story of a Major, Proven, Preventable Cause of This Disease』Gofman, John W., M.D. Committee for Nuclear Responsibility. 1995. 339p. index. LC 94-69129. ISBN 0-932682-944. pap. $15 を発表したばかりで、サマリーが書かれたチラシと『低レベル放射線を原因とする癌・分析白書』を手渡された。 ジョン・ゴフマン博士は、原爆製造計画マンハッタン計画においてグレン・シーボーグ博士と共にプルトニウムを検出した物理学者 であり、放射線医学のパイオニアである。 戦後、反核活動家として知的論拠となった。ゴフマン博士のマンモグラフィーそのものが乳癌の原因であるとする主張は、以下のよ うに要約される。 SIX FACTS ABOUT X-RAYS AND BREAST-CANCER 乳癌とエックス線についての六っの真実 Radiation is a proven cause of human breast-cancer. Aout 75% of annual incidence caused by ealier exposure to ionizing radiation,primarily medical X-rays. 放射線が乳がんの原因であることは証明されている。 毎年、乳癌発生の約75%が若年時のイオン放射線、主にエックス線の被曝を 起因としている。 Breast-cancer is more easily induced by ionizing radiation than cancer at other sites. 人体への様々な部位へのイオン放射線照射に比べ、乳癌は、発生頻度が高い。 If a child and an adult receive equal radiation doses, they both acquire an increased risk of cancer. The extra hazard is more severe for the child. 成人と子供が同量の放射線を浴びた場合、癌発生のリスクが直ちに付与される。子供に対する危険性は、深刻なものであり成人の比を越える。 If a group of people receive radiation at the same age, the radiation-induced cancers among them will occur at many different ages, because "incubation times" can vary by decades. 同年齢のグループが一度に放射線を受けた場合、放射線が原因の癌の発生は、さまざまな年齢に及ぶ。潜伏期は、十数年の単位でまちまちだからだ。 Breast-irradiation receivet by females during infancy and childhood increases their rate of breast-cancer in adulthood. 女子が幼児期あるいは子どもの頃に胸部エックス線をうけた場合、成人してからの乳癌の発症率を高める。 There is no safe dose (no risk-free dose) of ionizing radiation. Every exposure adds to a population s rate of cancer. While an individual s risk from a single x-ray procedure can be low, the aggregate cancer-consequences from millions of such procedures each year are not low. Even small reductions in average dosage can produce large benefits in prevention of cancer. イオン放射線に安全な線量は存在しない。リスクのない線量というものは存在しない。放射線照射を行うたびに人口比における癌発生率を高めている。 エックス線照射一回における個人のリスクは低くとも、幾年にもおよび数百万件も行われるこの手順による集積された癌発生件数という結末は、小さなものではない。 通常の照射線量を軽減することだけでも癌の予防として大きな恩恵をもたらす。 エックス線検診が以下の条件でおこなわれた場合。 認可を受けた乳癌専門検診施設。 腺組織用レントゲン写真一枚につき = 0.1 rad (0.1 centi-gray, cGy). 一回の検診につき二枚のレントゲン写真 二回のエックス線合計線量 = 0.2 rad (0.2 cGy). 検査を受けた年齢 マンモグラフィーを起因とする乳癌へと結実するリスクの割合 この年齢グループで 年齢にかかわりなく一度の検査で 1,100人に1人の割合 30歳から34歳 5回の検診 1100人に5人, もしくは220人に1人. 年齢にかかわりなく一度の検査で 1,900人に1人の割合. 35歳から49歳 10回の検診 1900に10人, もしくは190人に1人. この年齢グループで 年齢にかかわりなく一度の検査で 2,000人に1人の割合 50歳から60歳 15回の検診で 2,000人に15人,もしくは133人に1人. From pp.172-181 of the 1996 book Preventing Breast Cancer, by John W. Gofman, M.D., Ph.D. Adapted for this table by Dr. Gofman, June 9, 1998. この日本においても、やっと『乳がんリスクファクタ-のすべてを知る! エプスタイン博士から、全世界の女性たちへ』 サミュエル・S.エプスタイン/デイビッド・スタインマン 中央ア-ト出版社 が出版され、乳癌についての問題意識が高まってきた。しかし、マンモグラフィー、胸部エックス線、レントゲンなど、低レベル放射線そのものが危険だという主張は、これまでの医療そのもののを揺るがすために避けられている。 低レベルイオン放射線は、一度に高い線量を照射する以上に危険であるというのがゴフマン博士らが臨床研究に基づいて公表していること。 ①1977年11月オレゴン州トロージャン原発の廃炉を求めた非暴力市民運動家が交通妨害の容疑で逮捕された。以下、参考人としてジョン・ゴフマン博士が宣誓供述書を提出した内容です。 ②トロージャン廃炉化請願連帯委員会の被告の審理の為に証言する。私は、長年、原子力規制委員会による安全性検査プロセスそのものをつぶさに検証してきました。私の得た結論は、当局のプロセスではまったく安全性が確保されないばかりか、公衆の健康に多大な被害を及ぼすということです。 ③トロージャン原子力発電所のみならず総ての原発は、人工放射性生成物を発生させます、まさにこの一点において直ちに公衆の健康に危害を及ぼすのです。癌、白血病、遺伝子損傷などが公衆に及ぼされる危害です。この危害が事故によってのみもたらされると考えることは間違いです。 ④これらの危害は、原子力発電所が稼動し、人工放射性生成物が発生した瞬間から生じるのです。その理由を述べます。①放射線には、癌、白血病、遺伝子損傷から逃れえる安全な線量というものは存在しません。 ⑤現行の法では②放射線障害が確実に発生する水準の累積被曝量から導かれた低い値の線量を自らに嫁して原子力発電所に従事しているに過ぎません。③核燃料とその生成物である人工放射性核種を原子炉に完全に封じ込める技術はまだ未完成であり、通常運転の際に人工放射性核種は外に漏れています。 ⑥この結果④人類にとって最も危惧すべき損傷、遺伝子損傷が原子力発電所従事者にもたらされます。この損傷は、原子炉が稼動したその瞬間から発生し、原子力発電所内部の労働者のみならず周辺の関連事業者、住民にも及ぶのです。 ⑦今、広く流布されているような『許容線量』あるいは『安全基準』なる言葉は、公衆を欺く、酷い詐称の言葉です。公衆は、この言葉を、受け入れるという虚構に導かれています。許容線量、安全基準とは、一般大衆に対してランダムに殺人を犯す犯罪を容認する免許に他なりません。 ⑧放射線障害による顕著な症候が見られるのは、ある一定期間を置いた数年後ということになりますが、⑤遺伝子損傷は、放射線を浴びた、その瞬間に起こるのであって、危害は、直ちに及ぼされるのです。目に見える症状は後日に現われるとしても、直ちに傷害がもたらされているのです。 ⑨我々にとって、国民の健康と子供たちの将来と健康を守る唯一の方法は、人工放射性核種を生み出す原子炉を停止させること、それ以外の方法はありません。。。。以上、ジョン・ゴフマン宣誓供述書より。『An Irreverent Illustrated View of Nuclear Power John W.Gofman』