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エクスデス エクスデスプロフィール 基本ステータス性能・基本戦術 ブレイブ攻撃ブレイブ攻撃解説 HP攻撃HP攻撃解説 アシストアタック EXモードEXバースト コンボ・連携 フォーム 攻略スレ プロフィール 出典:FINAL FANTASY V CV:石田太郎 バトルスタイル:プレスディフェンダー コンセプト:ガード・カウンター 邪悪な意思を集めた樹が人の姿を取った暗黒魔導士。 一度は暁の四戦士に封じられた身ながら、「無」の力を求めて暗躍する。 最初に自分を封印したのがギードであることから亀を忌み嫌っている。 基本ステータス LV100時 ATK:110 DEF:113 詳細不明 装備可能武器 剣 大剣 ロッド 杖 装備可能防具 手:盾 小手 大盾 頭:兜 体:軽鎧 重鎧 性能・基本戦術 ガード技を多く持ち、相手を誘うことでその真価を発揮するキャラクター。 基本的に「攻めている様で誘っている」をスタンスにし、相手を翻弄していく立ち回りが好ましい。 エクスデスの特徴の一つとして、 「ソードダンス」「ハリケーン」「しんくうは」「アルマゲスト」「グランドクロス」の攻撃の予兆をガードでキャンセルできる点がある。 これらのアビリティは発生が遅いが、ガードキャンセル(略 ガーキャン、GC)を用いて反撃を伺うスタイルを取っていくことになる。 これを一歩進めたテクニックとして、「予兆ガードキャンセルダッシュ」「予兆ガードキャンセル回避」がある。(以下予兆GC~) これらのアビリティの予兆を通常ガードでキャンセルした後、その通常ガードをさらに「R+△ダッシュ」や「回避」でキャンセルしてしまおうというものだ。 方法は ①上記の予兆をキャンセルできるアビリティを行う ②予兆をRボタンを押して通常ガードでキャンセルを行う ③即座に行動に対応したボタン(Rを押しながら……○○エアダッシュなら△、回避ならX)を押してキャンセルを行う このテクニックを使うことで、トリッキーかつ隙のない挙動を行うことができる。 予兆GC行動の特徴 攻撃をキャンセルできる(最重要) 予兆GCダッシュは、攻撃でキャンセルできる 予兆GCダッシュは、マルチエアダッシュ系の場合、相手向きの水平方向にしか飛べない 予兆GC回避は、無敵時間がある また、攻撃→予兆GC行動→攻撃…を繰り返すことでかなりの頻度で攻撃を行えるので、アシストゲージがとても速く溜まる。 エクスデスは(ガードキャラなので当然だが)攻め手に欠けるので、これで溜まったアシストを利用して攻撃の布石にしていこう。 もちろん、エクスデス本体はブラホや磁場、予兆GCなどを利用して相手がアシストを攻撃できない状況を作っていくように。 アシストロックされると攻め手が減る上、ガードに失敗したときに保険が無くなるので攻めにくく守りにくい状況になってしまう。 ブレイブ攻撃 技名 習得Lv 空/地 タイプ 相性 補正 発生F(60F換算) 使用CP(マスター後) マスターAP 磁場転換 初期/初期 空/地 物理 近接中 5 発生 ワープ後5F(最速7F) 声 1F,ワープ後1F 30(15) 120 ブラックホール 19/16 空/地 魔法 なし 1*17.18 発生 73F 吸引 75F 声 1F 30(15) 120 しんくうは 3/2 空/地 魔法 遠隔弱 20 発生 69F 声 1F 30(15) 120 ハリケーン 29/27 空/地 魔法 近接弱 2*6.20 発生 43F 声 1F 30(15) 120 ソードダンス 11/8 空/地 物理 近接中 30 発生 63F 声 1F.61F 30(15) 120 シェルガード 20/22 空/地 ガード 遠隔強ガード ---- ガード 1F~ 声 1F 30(15) 80 プロテスガード 12/15 空/地 ガード 近接強ガード ---- ガード 1F~ 声 1F 30(15) 80 ターンガード 初期/初期 空/地 ガード 通常ガード ---- ガード 1F~ 声 1F 30(15) 80 オールガード 33/31 空/地 ガード 最強ガード ---- ガード 展開後1F(最速3F) 声 1F,展開後1F 30(15) 80 ハリケーン(G) - 空/地 魔法 近接中 通常 3*11,22EX 3*11.2.3*11.22 発生 13F 声 13F 声 1F - - ソードダンス(G) - 空/地 物理 近接中 通常 25*2EX 20*4 発生 15F 声 1F - - しんくうは(G) - 空/地 魔法 遠隔中 通常 20*2EX 15*4 発生 5F 声 1F - - ブレイブ攻撃解説 磁場転換 ワープ移動に特化した特殊攻撃。溜め押ししたボタンを離すとワープする。 追加効果 激突(上) ボタンを押し続けている間、相手の位置に向かってサークルが前進して行く。ボタンを離した瞬間、サークルの場所にワープする。 ワープ時にエクスデスの体に攻撃判定が発生する。 エクスデスの最重要アビリティの一つ。用途は移動、攻撃何でもござれ。ぜひともマスターしよう。 ボタンをチョイ押しすることでワープせずその場で攻撃を行う。接触相性は近接中にも関わらず発生は脅威の7F。 また、溜め押しはエアダッシュよりも安全かつ素早い移動を可能にする。 硬直は回避以外にも攻撃、各種ガードでキャンセル可能だが、エアダッシュではキャンセル出来ない。エアダッシュでキャンセルしたい時は予兆GCダッシュを使おう。 マルチエアダッシュ使用者は磁場転換直後は前進ダッシュしかできないので注意。 ブラックホール 暗黒空間を発生させる遠距離攻撃。一定時間周囲のものを吸引し続ける。 追加効果 吸引 相手の進行方向を遮るようにブラックホールが発生、相手を吸引しつつ攻撃する。多段Hitで最後の一撃のみダメージが大きい。 ブラックホールが収縮し始めるまで新しいブラックホールは出せない。(モーションのみでブラックホールが発生しない) 発生、硬直ともに長く、相手の攻撃やアシストの的になってしまう程だが、強力かつ広範囲な吸引効果がある。 また、発生保障はないが接触相性は相性なしなので、相手はエクスデス本体を叩かなければブラックホールを消すことが出来ない。 エクスデスの攻撃の中でも特に隙が大きく撒ける場合は限られるが、行動制限能力はとても高いので場合を見極めて撒いていこう。 因みに、原作にはブラックホールという技はない。しかし高い吸引能力とコスミックなエフェクトから、エクスデスの手に入れた「無の力」を再現したものかと思われる。 ソードダンス 剣を大きく振るう中距離攻撃。攻撃の予兆を各種ガードでキャンセル可。 追加効果 激突(正面) 激突持ちの上威力が高い。 モーションの関係上、頭上の相手に当たるほどリーチに優れ、正面地上回避は完全に狩れる。 ブラックホールやアシストで拘束してる間に狙うか、回避狩り・磁場転換ヒットキャンセル等で真価を発揮する。 キャンセル性能や接触判定の強化等、前作とは比較にならないほど実戦的になった。 ガードカウンター版は2連続攻撃になり、2発目に激突効果がつく。 威力が高く中距離からの命中率も高め。 ハリケーン 自身を囲う竜巻を呼ぶ中距離攻撃。攻撃の予兆を各種ガードでキャンセル可。 追加効果 吸引 近接弱の上攻撃時間が長いので、非常にガードされやすい。 威力はフルヒットでソードダンスとほぼ同等だがエクスデスの技の中で唯一EXフォースを大量排出できるブレイブ技。 追撃がしんくうはのみなので狙う意味は難しいが。 このアビリティそのものよりも、ガードカウンター版での使用がメインとなるだろう。 やはりリーチは短いものの接触判定が上がるためぶっぱでも問題なくなる。 近接攻撃やダッシュを弾いて、激突が望めない状況ならソードダンスよりこちらのほうが有用。 しんくうは 真空の衝撃波を放つ遠距離攻撃。攻撃の予兆を各種ガードでキャンセル可。 追加効果 追撃 発射された弾は壁でバウンドする。 ガードされて跳ね返された弾を自演ガード→カウンターしんくうはorグランドクロスといった戦闘も可能とはいえるが難易度は高い。 追撃特性を持つがこの技そのもののフォース排出力は無い。 ガードカウンター版は2連射できる上フォース排出がつき、接触判定も上がる。 遠距離からの攻撃のため必中とはいい難いが、初段をガードされればのけぞった所に2発目を当てられる。 シェルガード 守りの風を発生させるガード攻撃。魔法系の攻撃を防ぐことができる。 追加効果 魔法ガード 遠隔攻撃にしか反応せず、遠隔中までを反射することができる。 プロテスガード 青き壁を発生させるガード攻撃。物理系の攻撃を防ぐことができる。 追加効果 ガード 近接攻撃にしか反応せず、近接中までを弾くことができる。 ターンガード 赤き紋章を呼び出すガード攻撃。ボタン溜め押しでガードを継続できる。 追加効果 ガード ガード中は敵の向きに自動で旋廻できる。 近接も遠隔もガードできるため、慣れないうちは最も安定する。 ガード時間を延ばすと非ガード時の硬直が増すため、ずっと貼ってれば安全。というわけにはいかない。 オールガード すべての攻撃を防ぐガード攻撃。ボタンを離した瞬間、自身の周囲に展開。 追加効果 ガード ガード判定の発生はボタンを離した瞬間のみ。 ただしガードに成功した場合は硬直が切れるまで最強ガードが持続する。 またガード派生アルマゲストに限りHP判定が出るまでは最強ガード判定となる。 このお陰で今まで苦手としていた多段判定の技にも対応出来る性能となった。 近接強・遠隔強判定もガードできるため、可能ならばこの技を使いこなしてこそエクスデスの本領発揮と言える。 HP攻撃 技名 習得Lv 空/地 タイプ 相性 補正 発生F(60F換算) 使用CP(マスター後) マスターAP デルタアタック 初期/初期 空/地 魔法 ガード/近接強 HP 発生 51F 声 1F 30(15) 130 アルマゲスト 25/23 空/地 魔法 近接強 HP 発生 93F 声 1F 30(15) 130 グランドクロス 6/4 空/地 魔法 相性なし 2*5.HP 発生 93F 声 1F 30(15) 130 ミールストーム 39/35 空/地 魔法 遠隔強/相性なし(回避無効) 3*9.HP 発生 地上 391F 空中 451F 声 3F,151F 30(15) 130 アルマゲスト(G) - 空/地 HP 発生 23F - - グランドクロス(G) - 空/地 魔法 4*8.HP 発生 17F - - HP攻撃解説 デルタアタック 魔方陣から波動を放つ中距離攻撃。攻撃を防ぎつつ相手を吹き飛ばす。 追加効果 ガード 激突(正面) 自分の正面に魔方陣を発生させ、魔方陣から波動を放つ。 魔方陣にはガード判定が付く。 WOLのシールドオブライトにモーションが酷似している。違いとしては ●攻撃の際、横への誘導はしない。縦への誘導はする。 ●攻撃範囲が広い。至近距離だと後方回避では避けきれない程。 ●激突距離が長い。 ●硬直が長い。攻撃を当てても受け身攻撃を装備している相手だとサーチ攻撃が間に合ってしまうことも。 エクスデスの技の中では純粋に使えるHP攻撃。大きな隙にかぶせる、弱判定にあわせてカウンターとして使うなどなど。 グランドクロス 無の収束と破裂による遠距離攻撃。攻撃の予兆を各種ガードでキャンセル可。 追加効果 吸引 詠唱の後に相手位置に無の力を収束させ、相手を中心とした十字型の破裂を発生させる。 詠唱中は各種ガードでキャンセル可能。 前作に比べて攻撃位置の確定がかなり遅くなり、吸引も付いたので事故率は上がった。 予兆GC使用前提で使うことが望ましい。発生までをガード、回避、ダッシュでキャンセル可なので、攻撃の際のリスクはかなり少なくなるため。 いつでも回避やダッシュでキャンセルできるので、接近されればキャンセルすればいいし、攻撃はそのままガードでキャンセルしてしまえばいい。 キャンセルしなければ(一定距離以内なら)相手の位置を正確にサーチして攻撃を行うので、相手に対して回避を強要できる。 サーチ攻撃にしては発生からキャンセルまでの時間も短いので、遠距離の相手の攻撃は回避後は基本的に間に合わない。(アシストは余裕で刺さるので注意) さらに攻撃中は吸引効果もあるので、回避されても相手の出来る行動は他のサーチ攻撃よりも限られてくる。 最初から最後まで相手の行動を制限できる。だが相手が大きな隙を晒さない限り、単体で当てる性能ではない。 ブラックホールやアシスト攻撃に織り交ぜつつ、それらに対する相手の行動の硬直に差し込む形で使っていこう。 アルマゲスト 周囲に無の空間を作る近距離攻撃。攻撃の予兆を各種ガードでキャンセル可。 追加効果 魔法ガード 激突(正面) 相手に接近した後に相手の目前で無の力を解放し、自分を中心とした球状の破裂を発生させる。 接近中は魔法ガードが付き、さらに各種ガードでキャンセル可能 出は遅く誘導速度も遅いが、攻撃判定が発生するまで相手を追尾する。 予兆GC使用前提で使うことが望ましい。発生までをガード、回避、ダッシュでキャンセル可なので、攻撃の際のリスクがかなり少なくなるため。 魔法ガード付き、回避キャンセル可の単発攻撃と言えばピンとくる人も居るだろう。性能はUTスコールのヒールクラッシュのHP版といったところ。 発生までの時間は1秒半ととても長いが、発生まではキャンセル可能なので相手の攻撃や回避を誘発させ、それを狩ることもできる。 接近手段としてはとても優秀なので、採用する価値は十分ある。だが攻撃手段として見るには発生が遅すぎるので、あまり用途はないだろう。 ミールストーム 巨大な渦巻きを起こす遠距離攻撃。アナログパッドで移動できる。 ボタンを押し続けることで詠唱を行い、詠唱が完了すると相手位置に巨大な渦巻きが発生する。 詠唱中はグライド効果があり、相手の周囲に渦巻きの予兆が出るまでならボタンを離すことでいつでもキャンセル可能。キャンセル時の硬直も各種ガード、攻撃でキャンセル可能。 発動「すれば」回避されようが必中。黒い牙や心無い天使同様、相手の位置を正確にサーチできる。 (通常ガードではガードクラッシュ、最強ガードではガードして消せるので、接触相性は遠隔強。 ブレイブ部分とHP部分で攻撃は二回に分かれているので、オールガードやジェクトブロックでガードする時は二回分ガードしたことを確認してから反撃すること。 どうやら各々の部分は遠隔強判定がヒットすると相性なしの回避不可の判定に移行する模様。アシストチェンジが効かないのはそのため。詳細は不明。) デジョンに突っ込んでもワープ先に一瞬で渦巻きが移動する。アシストチェンジは意味を成さずL+□でもロックされる。EXリベンジでのみ抜けられる。 だが発生保障はないので、相手の発生保障持ちの攻撃を渦巻きが発生している間に食らうと消える。 普通発生前に潰されるのでキャンセル前提で使う。グライドは攻撃を避けられる性能ではない。 むしろ相手の接近や攻撃を誘うための攻撃。エクスデスは遠距離では戦えないので、遠距離を維持しようとする相手に対してこれで接近を強要しよう。 コア取りの邪魔にも使える。攻撃まで持っていけることは少ないが、相手に対して精神的なプレッシャーを与えられる。 相手側の対策としては、渦巻きの予兆が出た後はエクスデスはミールストームをキャンセルできないので、渦巻きの予兆が出た瞬間に相手の位置をサーチするアシストを使うこと。 押し続けて使う技であるが、コマンド表に欠落があり、"Keep"と表記されていない。 アシストアタック 技名 敵の位置 BRV/HP タイプ 相性 補正 発生F(60F換算) ソードダンス 地上 BRV グランドクロス HP ハリケーン 空中 BRV デルタアタック HP EXモード 「無の力!」 原作ラストバトル時の木から上半身が生えたかのような姿に変化。 EXボーナス 「リジェネ」徐々にHPが回復する。 「スピードガード」ガードの隙が小さくなり、ガード技からの反撃が強化される。 上述の反撃性能が強化されるという記述の通りEXモード中ではガード派生技のHP攻撃は性能が強化され、ブレイブ攻撃は余分に出せるようになる。 ブレイブ攻撃については、ハリケーンが2回、ソードダンス4回、しんくうは4回出せるようになる。前作と違いハリケーンは壁際でなくても二回当たる。 EXバースト 「宇宙の 法則が 乱れる!」→「ネオアルマゲスト」or「グランドクロス」 バースト突入 フィニッシュ 属性 16 100~27% 6*425~17% 6*615~1% 6*8ネオアルマゲスト 12*7 物理 コマンド 〇ボタンを押しっぱなしにすると100から0までゲージが減少していき、ボタンを離した時点で止まる。(0に近付くほど溜まる速度は遅くなる) 0丁度で止められた場合は「ネオアルマゲスト」に、それ以外のところで止めた場合は「グランドクロス」に派生する。0になってもボタンを押し続けているとゲージは一気に33に増加してしまう。 最初に○ボタンを押すまでの猶予時間が長く、チャージから発射までの時間も長いため、相手がBREAK回復中に発動すると、わざとBRV基本値まで回復させ再びブレイクを狙うといった戦法が可能である(オート入力では不可)。ただし入力ミスには注意が必要。 今作では威力が下降修正され、平均的な威力に調整された。 レベルが100の時にEXバーストを使うと、相手を賢者に見立てて有名な台詞を言ってくださる。 ギルガメッシュの場合だと、上部ウィンドウに特殊なメッセージが追加される。 コンボ・連携 ブラックホール→各種攻撃 ブラックホールの拘束時間が非常に長く、様々な攻撃が入る。 ブラックホールの最後の攻撃で相手を大きく吹き飛ばすため、欲張る場合はタイミングを見計らって。 フォーム アナザーフォーム 「白壇の魔道衣」 緑っぽくなる。 FF5の封印城クーザーに出現する『エクスデスソウル』をイメージしたものと思われる。 EXモードになると、鎧の色は白くなる(本作オリジナル?)。 サードフォーム 「黒壇の魔道衣」 ネオエクスデスの先端部のような姿になる。 攻略スレ 【FF5】エクスデス【道場師範】 https //jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/46788/1230302349/
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エクストリームガンダム type-レオス : アイオス-F進化状態 : 極限進化状態 正式名称:EXTREME GUNDAM type-LEOS AGIOS FACE パイロット:レオス・アロイ コスト:2500 耐久力:720 変形:× 換装:○(極限進化) 射撃 名称 弾数 威力 備考 射撃 ヴァリアブル・ライフル 8 70 標準的なBR CS ヴァリアブル・ライフル【シュート】 - 95 高出力BR、スタン属性 サブ射撃 アリス・ファンネル【飛翔】 4 25 1基ずつ射出。レバー入れで配置方向指定可 特殊射撃 アリス・ファンネル【砲陣】 2 140 4基を組み合わせ照射 特殊格闘 極限進化発動 100 0 極限進化状態に移行 格闘 名称 入力 威力 備考 通常格闘 ビーム・サーベル NNN 166 やや動作が遅め 前格闘 突き→キック 前N 162 ν前格 横格闘 回し蹴り→横薙ぎ→突き 横NN 155 青枠横格 後格闘 斬り上げ→斬り払い 後N 112 Aスト若しくはDX後格 BD格闘 斬り抜け BD中前 80 プロヴィBD格 バーストアタック 名称 入力 威力 備考 EXA・フルバースト 3ボタン同時押し 304 【更新履歴】新着3件 00/00/00 新規作成 14/04/27 前作Wikiからコピー 14/05/30 改変 エクストリームガンダム(type-レオス)のファンネル進化形態となる『アイオス・フェース』が今作でも登板。 射撃寄りの万能機で、「アリス・ファンネル」によるオールレンジ攻撃に特化した形態。 他のオールレンジ系武装持ちと違いファンネルに射程限界が無い。 ステージの端から端でもしっかりと相手に取り付き、射撃してくれる。 今作のアイオスだが、前作からほとんど変わっていない。むしろ総合的には弱体化されたと言っても良い。 システム変更にあわせてエクリプス同様体力が100増加したが、かねてから厳しいと言われていたリロード時間は据え置き。 かつ格闘はコスト2000万能機並か、それ以下なので自衛力も、同コスト帯では下から数えた方が早いというくらい著しく低い。 一応BD格闘の性能が調整されたものの微々たる差、相変わらず近接戦では為す術もなく消されやすい。 特に前作を知っていると目に見えてわかるほどに機動力は低下、前作以上に立ち回りが厳しくなっている。 基本的には前作同様、中距離戦中心の戦術をとることとなる。 しかし前作以上に機動性が厳しくなったことで、引き撃ち戦法が通用しづらくなった。 この機動力ダウンは自衛力にも影響しており、追われると余計に弱みが出やすくなっている。 さりとて後ろでファンネルばかり撃っているとダメージレースに勝てないばかりか、相方が片追いされ崩されてしまう。 各武装のリロードは長め、しかし極限進化までに全部の武器を使い尽くす勢いでばら撒かねば勿体無い。 この形態を維持したままだと武装を回すことはまあまあ出来るが、火力で押し負けやすい。 本作では他のエクストリームガンダムと同じくなるべく早く極限進化をしたい。 2015年5月28日にアップデートでは目に見えて極限進化にテコ入れが入り、進化と極限では自衛力が雲泥の差となった。 少なくとも前作のような進化主体の戦法は、システムとの相性の悪さから大分利点が薄れ、アップデート後はほぼ下策と化している。 前作からの変更点 耐久力上昇 - 620→720 BD格闘の突進速度向上 2015年5月28日アップデート メイン射撃→弾数増加(7発→8発) チャージ射撃→チャージ時間短縮(2.5→2.0秒) ゲージ増加率増加 情報募集中 射撃武器 【メイン射撃】ヴァリアブル・ライフル [常時リロード][リロード 3秒/1発][属性 ビーム][よろけ][ダウン値 2.0][補正率 70%] 標準的なBR。サブ、特射にキャンセル可能。 通常時のようなシールド構え判定はない。2500コストの万能機としては威力がやや安め。 ズンダと特射キャンセルの威力は殆ど変わらないので特射キャンセルを有効活用して、弾数管理していきたい。 追撃の特射が中途半端にしかヒットしない事もあるので注意。 極限進化すると弾が全快するので、進化前には贅沢に使ってしまおう。早めに進化することも本作では重要。 【射撃CS】ヴァリアブル・ライフル【シュート】 [チャージ時間 2.0秒][属性 ビーム][スタン][ダウン値 3.0][補正率 80%] いわゆる高出力BR。他のCSに比べると発生が遅めでやや扱い辛い。 前作の終盤に修正された際に誘導が追加され、その弾速を活かしたセカインがそこそこ強力になった。 スタン属性のため単体でダウンまでは持っていけないがダウン値は高く、何か当たればその後はすぐにダウンする。 補正率は良好だが、先のダウン値の関係で自身の追撃ではダメージが伸びない。 一方で相方が単発高威力の射撃を持つ場合は追撃してもらうとダメージが伸びる。 具体的には高コストCSの平均120だと191、フルバやZの高火力単発の150では215。 ネタの勢いを出ないが、単発の覚醒技で追撃して貰えばゆうに300を超える。 2015年5月28日のアップデートで極限と同じくチャージ時間が短縮された。 極限進化では弾数節約のために利用する技だが、こちらはどちらかと言えば先のセカイン狙いがメイン。 【サブ射撃】アリス・ファンネル【飛翔】 [撃ち切りリロード][リロード 7秒/4発][属性 ビーム][よろけ][ダウン値 0.9?][補正率 90%] ファンネル攻撃。長押しで4基連続射出可能。 『射程限界がない』『目標に対し真横に取り付く』という前作の強みはそのまま。 射出時にレバーを入れておくことで配置位置を変更、弾数は射出した時点で消費、リロードは全弾打ち切り直後である。 真横に放つという特徴は、相変わらず地走機体に対してプレッシャーをかけられる。 自機がダウンするとその時点で完全消滅する(戻ってくるアクションはない)。 しかし、いくら緑ロックでも機能すると言っても、デメリットとして到達速度が遅いという欠点もある。 同コストのプロヴィデンスやレジェンドと比べても到達速度が明らかに遅く、遠いとなかなか届かず、思ったようにファンネルが動いてくれない時もある。 緑ロック下でチマチマ戦っているだけだと、相方に多大な負担を背負わせることになる。 よってファンネルと一緒に頃合いを見て前に出たいが、ブースト性能が低下したことで押し引きが難儀になっている。 追われる相方の援護もしづらいで、完全な緑ロック下を狙って戦うことは基本的に悪手。 自分で追撃出来る、という位置を把握し、相手が顔をしかめるようなチマチマしたよろけ取りが出来れば御の字。 射程限界がないことは、甘えてはいけないが強みであるという事実に変わりはない。 明らかに追撃出来ないところまで後退した状態で撃つのだとしたら、攻め気の低い後衛の敵を狙うと良い。 相方と同じ敵を狙っていると、到達の遅さから肝心な時に邪魔してしまいやすい。 極限進化と比べれば回転率は良い方、リロードしたら出来る限り早いうちに撃ち切るほうが、アイオスの強みを活かしやすい。 むしろ温存する利点は一切ない。長押しで一気に放ってしまっても良いし、単発を分けて一気に撃つでも良い。とにかく無駄に余らせないこと。 重要な欠点として、単発のビット展開武装にも拘らずνやレジェンドなどと違いSドライブで足が止まる。 【特殊射撃】アリス・ファンネル【砲陣】 [撃ち切りリロード][リロード 7秒/2発][属性 照射ビーム][ダウン][ダウン値 ][補正率 %] ファンネルからビームを照射する。メインからのキャンセルで繋がるが、距離やタイミングによっては外れるので注意。 ビームは入力した時点での相手の位置に向かって撃つ。 発生は早めで銃口補正は良好。射角も広いのでほぼ垂直の方向も狙ってくれる。 ただし照射時間は一般的な移動ゲロビ程度の長さくらい。 最大の強みとして『発生保証』がある。 この特性はBRからのキャンセルで特に効果を発揮し、ダウンを取りつつ即座に行動できるのは強力。 また接近戦でもBRからの保険としてセルフカットを期待することも可能。 ファンネルなので自機ダウンで引っ込んでしまう。鞭系やマスター横格、クアンタBD格など初段ダウンの格闘の前には無力。 当然サイコミュジャックもされる。 暇があればとりあえず射線を作っておく使い方もあり。特に地走などにはそれなりのプレッシャーになる。 それなりというのは、先の照射時間の短さの問題から、事故当て狙いはあまり現実的とはいえないため。 サブと合わせればという条件付きだが緑ロックでも機能はさせられる。使い道をよく考えてフル回転させよう。 生当てで直撃しても強制ダウンしないため、総ダウン値は4前後と思われる。 1発目は自機の左側、2発目は右側に出る。レバー入力は関係ない模様。 【特殊格闘】極限進化発動 [特殊リロード][リロード 2秒/1カウント][属性 換装][スタン][ダウン値 1?][補正率 80%?] スタン属性の波動を放ちながら極限進化状態に移行する。 進化するときにくるっと回転する。例によって射撃バリア判定有り。 ファンネル射出後に極限進化を発動しても消失せず、逆に極限時の武装にも影響は出ない。 今作はアイオスの進化形態での自衛力では極めて厳しいため、ゲージが100になったらすぐにでも進化するのが基本。 極限進化すると、武装の手数は増えるが回転率は悪くなる。よってBRへの依存度が進化形態よりも高くなる。 極限進化でBRの弾数が回復する為、進化前にはBRを撃ち切ってしまっても良い。勿論それに固執しないように。 進化ゲージ回収率は与ダメ25%、被ダメ30%。 格闘 二刀流のビーム・サーベルによる格闘。他の機体からの借用技が多い。派生を除くと極限形態とモーションは変わらない。 今作でも突進が遅く伸びも悪く、BR始動では信用性が薄い。カット耐性はコンボ次第だがまあまあ。 BD格闘は多少上方修正されたが、ようやく実用レベルになったといったところで、さほど前に出ていけるほどの性能ではない。 総じて2500どころか2000万能機にもやや劣る性能。 が、アイオスに不足している火力は格闘で出すことが出来るので、絶対封印はしないこと。 【通常格闘】ビーム・サーベル ストフリの二刀流斬りとデスティニーの横格最終段を混ぜたような格闘。 出し切りから別の格闘やCSが繋がる。動かない上に動きももっさりしているが、出し切りまでの時間はそこまで遅くはない。 コンボこそ繋げやすいが初段性能としては低く、ここからコンボを繋げていくのはあまり考えないほうが良いだろう。 通常格闘 動作 累計威力(累計補正率) 単発威力(単発補正率) 累計ダウン値 単発ダウン値 属性 1段目 右斬り 65(80%) 65(-20%) 1.7 1.7 よろけ ┗2段目 左斬り 117(65%) 65(-15%) 2.0 0.3 よろけ ┗3段目 サマーソルト 166(53%) 75(-12%) 3.0 1.0 ダウン 【前格闘】突き→キック νガンダムの前格と同様の技。2段目で視点変更有。 総じて威力が高めで、2段目の補正も格段に低いので、コンボに組み込めば十分なダメージが取れる ただし判定、発生はサザビーの横格と正面からかち合う程度といったところ。 ここからの始動コンボは相変わらず良いダメージが出るが、闇討ちですらメインで出していけるような性能ではない。 前格闘 動作 累計威力(累計補正率) 単発威力(単発補正率) 累計ダウン値 単発ダウン値 属性 1段目 突き 86(80%) 23(-5%)*4 1.7? 0.425*4? よろけ ┗2段目 蹴り 162(75%?) 95(-5%?) 2.7? 1.0? ダウン 【横格闘】回し蹴り→横薙ぎ→突き 初段はブルーフレームとまったく一緒。2段目以降も得物が異なる程度でほぼ同様の動作を行う。 突進速度や移動距離はイマイチだが、発生や判定は良好であり、アイオスの格闘の中では先出し有力。 3段目の発生が遅いため、出し切りは基本非推奨。他のコンボに繋ぐかBRやBD格などで締めよう。 原作漫画でレオスは劾(ブルーフレーム)と何度も戦っており、そういう意味でもこの攻撃は『学んだ技』である事を実感できる。 横格闘 動作 累計威力(累計補正率) 単発威力(単発補正率) 累計ダウン値 単発ダウン値 属性 1段目 回し蹴り 60(80%?) 60(-20%) 1.7 1.7 よろけ ┗2段目 横薙ぎ 112(65%?) 65(-15%) 2.0 0.3 よろけ ┗3段目 突き 155(53%?) 65(-12%) 3.0 1.0 ダウン 【後格闘】斬り上げ→斬り払い 斬り上げた後に打ち下ろす。 初段は打ち上げだが、出し切りでは地面に叩き落としてしまう。 判定自体は良いほうだが使い所が難しい。 初段が打ち上げダウン属性なので、カット耐性を考えた締めとしては十分あり。 自衛手段としては考えものだが、格闘を強引にねじ込んでくる敵に対して、最後のお願いで振ると意外に勝つこともある。 後格闘 動作 累計威力(累計補正率) 単発威力(単発補正率) 累計ダウン値 単発ダウン値 属性 1段目 斬り上げ 70(80%) 70(-20%) 1.7? 1.7? ダウン ┗2段目 斬り払い 118(65%?) 60(-15%?) 2.7? 1.0? ダウン 【BD格闘】斬り抜け 束ねたサーベルによる斬り抜け格闘。前作よりも突進モーションが若干早くなった。 とはいえ、コンボ始動として生当てして使うには、アイオスの機体特徴から言ってやや難がある。 当たると受け身不可の打ち上げ。今回も単純にコンボの〆として拘束用に使うのが主な用途。 とはいえ近接戦の始動としてこの択が使いやすくなったことは微妙ながらも明確な強化点である。 受け身不能の打ち上げなうえ、結構高く飛ばすため、状況によっては敵相方を片追いするための布石としてあり。 BD格闘 動作 累計威力(累計補正率) 単発威力(単発補正率) 累計ダウン値 単発ダウン値 属性 1段目 斬り抜け 80(80%) 80(-20%) 1.7? 1.7? 特殊ダウン バーストアタック EXA(エグザ)・フルバースト 他形態と同様のヴァリアブル・サイコ・ライフルとアリス・ファンネルによる一斉射撃。 隙だらけではあるが一応アイオスの最高火力を叩きだせるので封印はしないこと。 他のエクストリームガンダム以上に存在意義を持つと言ってもいい。 コンボ ( はステップ、≫はブーストダッシュ、→はそのままキャンセル) 威力 備考 メイン始動 ??? N格始動 ??? 前格始動 ??? 横格始動 ??? 後格始動 ??? BD格始動 ??? 覚醒時 ??? 戦術 ファンネルはあくまでも相手の足を止める武器、ダメージをとれるものではないということを大前提にし、足を止めた後でBRや特射で堅実に削っていく戦法をとるのが基本。 進化状態の格闘は同コスト帯の汎用機として見ても性能は低め、火力は可もなく不可もなく、極限と比べると狙う価値に乏しい。 今回、2500コスト全体のブースト調整が進化アイオスの戦術の幅を狭めているため、前作と同じ戦法は一部通用しづらくなった。 というかこの進化形態は、火力でガンガン押す戦法がモノを言う本作のゲームコンセプトと噛み合っていない。 前作は「じっくり攻める戦法」にも強みがあり、この機体の売りも十分活かせたのだが、本作では「ただの火力不足」となってしまっている。 重ね重ね記すが、「最初のうち、この進化形態で敵を追い込んでいくのが理想」なのは前作の話。今回はなるべく早くこの形態からは抜け出すべき。 前作でも格闘機に追われるのがキツかったが、本作の共通調整で逃げにくくなり、自衛力がもはやガタガタ。 2500どころか全コストとして見ても自衛力は最下位ランクと言っても過言ではない。 さりとて緑ロックでファンネルを撒き、当たりそうになったら赤ロックまで顔を出す…という戦法だけだと、相方の負担が凄まじくなる。 前に出過ぎれば己を守れずメタメタに叩かれ、後ろにいたらいたで空気…立ち回りに関してはかなりシビアな状況判断と予測が求められる。 無視に強い機体でも、前衛が出来る性能でもないので、今回は前作以上に押し引きが困難。プレイヤー自身がいつ攻めていつ守るかを見極めることが必要となる。 そもそもドライブの恩恵は極限形態のほうが明らかに大きい。 進化のほうが武装が回るからこちらの形態の方が強いと揶揄されることが多い本機だが、アップデート後は回転率を除けば明らかに上位の性能となっている。 メインの弾数アップ、特格リロードの短縮、特射のリロ短と威力強化、格闘性能の大幅向上と、極限は火力効率・弾数管理共に前作より上である。 このため、進化形態の優位は薄くなり、むしろ本作はアップデート前から進化形態でのプレッシャーがけが難しくなっている。 何より厳しいのは、相手のドライブ・覚醒で極限状態にもなれずに一気に溶かされる危険性が大きい事。 進化形態の自衛力は、下手すると素体形態以下なため、進化を維持し続けるのはリスクも相当に高い。 これを阻止するための「早めの極限」とも言える。ゲージ回収効率も上がったため、さっさと極限に行く利点も生まれている。 と、注意を促してきたが、武装の回しやすさはアップデートありきでもこちらが上なのは先の通り。 基本は極限にすぐなるべきだが、明らかに長期戦になりそうな時はむしろこちらのほうが良い時もある。 ただ、どんな状況だろうとこの形態から抜け出すチャンスを探ることは常に忘れないこと。 極限進化で思い切った立ち回りをするためには、ある程度の余裕が必要である。よってこの進化状態で体力を削られるのは勿体無い。 エクガン乗りなら誰もが注意していることだろうが、それでも事故は起きるもので、進化を意地し過ぎて中盤で溶かされ素体へ逆戻り、では笑い話にもならない。 「極限の弾数管理が苦手だ」という理由だけで極限進化を躊躇うくらいなら、他のオールレンジ機体に乗る方が良い。 極限進化後の戦術は極限進化状態の項目に記述。 外部リンク したらば掲示板 - エクストリームガンダム アイオス-F
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『ノストラダムス大予言原典・諸世紀』は、1975年にたま出版から発売されたノストラダムス予言の原文対訳集である。 ヘンリー・C・ロバーツのThe Complete Prophecies of Nostradamusを翻訳したもので、2020年現在では日本語として唯一の原文対訳だが、信頼性は低い。 大乗和子訳、内田秀男(未作成)監修。 【画像】現行のカバー写真。初期のカバーはAmazonのこのページを参照のこと。 構成 ロバーツの英訳書の全訳である。 最初にゲーテの『ファウスト』からの引用句がある。 続いて息子セザールによるノストラダムスの肖像画が、ロバーツのコレクションとしてモノクロで転載されている(実際には、オリジナルはエクス=アン=プロヴァンスにある)。 続いて「セザールへの手紙」の日本語訳が収録され、そのあとで、ロバーツによる端書きの訳と、日本語版監修者による解説(pp.17-43)が載せられている。 本編にあたる詩百篇集では、原文対訳に解説が添えられている。 この解説は、原書に載せられていた解説と注をもとに、手短にまとめなおしたものである。 一方、詩によっては、編集者韮沢潤一郎らの解釈や、おそらく編集者らによって関連性があると判断されたジーン・ディクソンやエドガー・ケイシーの予言のフレーズが併記されている。 第7巻と第8巻の間には、「アンリ2世への手紙」が収録されているが、ロバーツの英訳に比べても、一部で大幅な省略が行われている。 なお、テーマごとに予言を分類した別添えの索引が挟み込まれている。 コメント 原書がそもそも信頼性の低いものであることに加え、日本語訳の信頼性が低い。 フランスの地名などの固有名詞を英語読みしたり、ローマ字読みしたりしている事例が目立つことからして、訳者はおそらくそれほどフランス語に通じていなかったものと考えられる。 具体例として、第2巻60番、第2巻90番、第5巻57番、第6巻100番、 第9巻20番などを挙げておく。 また、単純な誤訳も多い。 訳者あとがきによれば、ロバーツの英訳を余り意識しないようにしてフランス語原文の意味を汲み取ろうと努めたというが、実際には well と wall を取り違える類の、英訳を日本語に移しかえる際のミスと思しきものも少なくない。 例として、第1巻26番、第5巻32番、第5巻39番、第7巻80番、第8巻43番、第8巻番外詩6番、第12巻65番、第12巻71番などを挙げておく。 そもそも冒頭に収録された『ファウスト』の引用句自体が、岩波文庫版などと見比べると誤訳とわかる。 先行する訳が存在していた『ファウスト』の訳でさえそうなのだから、当時先行する訳がほとんど存在していなかった予言集の訳をそのまま受け入れることには、十分慎重になるべきだろう。 書誌 書名 ノストラダムス大予言原典・諸世紀 著者 ミカエル・ノストラダムス 編者 ヘンリー・C・ロバーツ 監修者 内田秀男 訳者 大乗和子 出版社 たま出版 発行日 1975年3月1日 海外の研究者向けの暫定的な仏語訳書誌 Titre Nostradamus Daiyogen Genten - Syoseiki (traduction / Texte original des Grandes Prophetiés de Nostradamus - Les Siècles) Langage japonais et français Auteur Michael NOSTRADAMUS Editeur Henry C. ROBERTS Directeur UCHIDA Hideo Traducteur DAIJÔ Kazuko Publication Tama Shuppan Lieu Tokyo, Japon Date 1er mars 1975 Page (4), 318, (1)pp. Note Traduction en japonais du livre d Henry C. Roberts, The Complete Prophecies of Nostradamus, New York, 1947/1949 ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。
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ラノで読む さて、あれから二日が経過した。逢洲等華に訓練場の使用を頼んだ結果、俺と幻司郎、そして沢渡と片岡との勝負の舞台は体育館の柔道場を借りる事になった。 これは柔道場の床が畳で出来ているために、幻司郎が心置きなく投げ技を使えるだろうとの配慮かららしい。まあ、奴の場合床がなんだろうと手加減しない気もするが。 時刻は午後七時五十分、対戦は八時からとなっている。はじめに片岡と幻司郎が戦い、次に俺と沢渡がやり合う。グローブその他防具は一切付けないフルコンタクト形式で、ギブアップを宣言するか気絶した方が負け。シンプルなルールだ。 今、控え室というかロッカーには俺一人。当然の事ながら俺のサポーターはいない。いや、それはいい。 問題は幻司郎が未だに姿を現していないという事だ。奴は、あの後「二日後の夜? 困ったなあ」というととっとと帰って行った。そして、今この場にいないという事は………まさか帰ったのか? 「八十神さん、そろそろ出て来てもらえますか?」 逢洲が俺を呼びにくる。さて、時間か………ってどうすればいいんだろう。不戦敗?俺達のあの渋い会話は何? 「あの、ところで椿さんは?」 「………来て、ない」 「え、なんで……」 そこまで言って逢洲の言葉は途切れた。そのとき俺はどんな顔をしていたのだろうか? まあきっと鬼のような顔をしていたに違いない。 柔道場は広かった。試合場四つ分の畳で敷き詰められた部分の周りにじゅうぶんなスペースがあり、そこは『エグゾースト』と『ナイトファイア』のメンバーが占拠していた。俺が入場すると同時に容赦ないブーイングを浴びせかけてきた。既に怒りのボルテージが上がりきっていた俺には涼風のように感じられる。 畳の中央で、俺と沢渡、片岡が向かい合う。そして逢洲が審判のように俺達の間に立った。成り行きで、彼女はこの決闘?の立ち会い人になっている。 「おい、あのカマ野郎はどうした!」 「うるせえ! こっちが知りてえよ!」 片岡の怒声に俺もそれに負けない程の怒声で応える。マジでどこ行ったあの馬鹿。 「いやあ、ごめんごめん。この時間に抜け出すのはなかなか難しくてね」 能天気な声をして柔道場の入り口から姿を見せたのは………まあ、言わずもがなのあの男だ。 「おせーよ馬鹿!」 「あれ、そうかな? 約束の時間にはまだ後二分四十秒あるはずだけど」 「てかなんだよその格好は」 奴の格好はYシャツに蝶ネクタイ、それにベストにエプロン………まるでバーテンダーのようだった。 「いや、バイトを抜け出してきたもんだからさ。格好は勘弁してよ。それよりちゃちゃっと済ませちゃおうよ。何時間もバイト抜け出せないしね」 「ちゃちゃっと済ませるだと!? 上等じゃないかこのカマ野郎!」 幻司郎の発言に片岡は激昂する。挑発してるのか素なのかはわからないが。 「ゴホン! では、時間になったので始めたいと思います。片岡卓、椿幻司郎、両名前へ」 逢洲の呼びかけに応じて幻司郎と片岡は畳の中心に向かう。怒りを隠そうともせずに幻司郎を睨みつける片岡に対して、幻司郎は涼しい顔だ。 「ボコボコにしてやるからなあカマ野郎!」 「卓君! 言葉を慎みたまえ」 「う………」 逢洲の叱責に片岡は真っ赤になって俯いた。わっかりやすぅい! 「では、ルールを確認しておこう。フィールドはこの畳の上全て。決着はどちらかが気絶するか、ギブアップ宣言をするかだ。私はそれまで一切口を出さない。武器の使用は禁止だが、異能の使用に制限は無し。二人ともそれでいいですね?」 「ああ」 「もちろん」 「よし、では二人とも距離を取って……」 逢洲の指示に従い、片岡と幻司郎は距離を取る。その距離はおよそ三メートル。一度の踏み込みでは少し届かない距離だが、片岡が異能を用いれば無理ではないもしれない。 「では、はじめ!」 逢洲の号令と同時に片岡は幻司郎に飛びかかった。そしてまた案の定幻司郎に接触した次の瞬間には片岡は宙を舞っていた。背中から畳に落ちる片岡。 この間のゲームセンターの時と同じだ。馬鹿正直に突っ込んできた片岡の腕を取り、幻司郎はその腕に軽く上向きの力をかけてやるだけ。それだけでいい。 それだけの力で片岡は己の勢いも相俟って派手に宙に舞う。これが合気というものだ。 「椿さんが合気道の達人とは聞いていましたが、驚きました」 俺の隣に逢洲が腰を下ろして口を開く。 「ああ、まあな。はっきり言って片岡と幻司郎じゃ話にならん」 片岡は怒りで判断力を失っているという事もあるだろうが、それを加味してもやはり幻司郎には勝てないだろう。片岡の異能が、わかっていても対処出来ないというレベルの強力な異能なら幻司郎でも対応できないだろうが、片岡はそんなに強くない。問題は俺の方なんだよなあ………。 「しかし、一方的ですね。卓君もきちんと訓練をしていればこうまで一方的にならなかっただろうに。動きが大雑把でしかも単調すぎる」 「そうだな」 特に気の利いた返しも思いつかない。片岡が投げ飛ばされる度に立ち上がり、幻司郎に向かって行って投げ飛ばされる。そんな単調な攻防が続いていた。 「しかし、なぜこういう事になったんですか? 私は更正させて欲しいとお願いした筈ですが」 微妙に声にトゲがある気がする。怖いよ逢洲さん。 「更正してもらう。というか奴等にきちんと現実に向き合わせたいから俺はこうしたんだ」 「どういう意味ですか」 「じゃあ、逆に聞かせてもらうけど、彼らはなんでグレたと考えていた?」 「正直に言えば見当もつきませんでした。私の周囲は『思春期特有のはしか』と言っていましたが」 思春期特有のはしかか。間違ってはいないかもな。あの恥ずかしいワッペンとか、沢渡の話し方とかに関しては。 「まあそれも正しいんだけどな。………はっきり言っちゃえば、アイツらは弱いからだ」 「弱い?」 「そう、弱い。戦闘系の異能を持ちながら、奴等は弱い。事実、あいつらがラルヴァ討伐に出て行ったなんて事はないだろう?」 「確かに、彼らの異能はそのレベルでは………」 「だからグレたのさ。自分はこの学園でみんなが憧れるようなヒーローには決してなれないって現実が奴等を打ちのめした。でもって同じように活躍できない一般人のお山の大将を気取ってるってわけさ」 「どうしてそんな………」 アイスにはわからない事だろうが、これは別に俺がアイスを下に見ているわけでも、彼女に至らない所があるわけではない。それは強く言っておく。 彼女や、俺のボスである喜多川博夢のような真っ直ぐに生きて行ける奴には決してわからない事なのだ。我ながら僻っぽいけどな。 「この学園は異能を正しく使わせる教育には熱心だし、それを否定する気は勿論無い。だけどな、『持たざるもの』のコンプレックスを否応なく刺激してしまうんだ。アイツらは子供の頃から異能でみんなのヒーローになりたいと思ってきた。でも、それが叶わないと知って自分という存在自体が否定されたような気分になってる」 「決してそんな事は!」 アイスは声を荒げる。彼女は異能で誰かを差別するような人間でも、力や異能を振りかざす人間でもない事はこの数日でも良くわかっている。 「そう。決してそんな事はない。だから、俺達はアイツらにそれを教えてやらなきゃいけないのさ。異能なんて『たかが異能』でしかないって事をな」 「それで、彼らと闘う事に?」 「ああ。俺や幻司郎のように戦闘系の異能を持たない人間があの二人に勝つ事で現実を突きつけてやる。今あいつらは弱い異能でも、それに縋ってる。だから自分以外一般人のチームで優位に立って願望を満たしてるのさ。それを壊して、自分の道をちゃんと見つけてもらう。異能に頼れなくても、いくらでも生きて行く道はあるからな」 「そこまで考えていたんですね」 「俺も昔は似たようなコンプレックスを持ってたからな」 「でも、八十神さんは喜多川先生の元で立派に勉学に励んでいるではないですか。学部生の間に学術誌に論文を発表するというのは凄い事だと聞きましたが」 「当時の俺や、今の奴等の価値基準では勉強ができるなんてなんの意味もねーよ。昔の俺やアイツらにとっちゃノーベル賞を取るより上級ラルヴァを倒した奴の方が凄い人間だと認識するだろうな」 そうだ、俺は確かにそう思っていた。ガリ勉の奴を見ては、この学園でいい成績を取る事が一体何になると思っていた。 「そう、ですか……。そういえば、一つ聞いていいですか?」 「何だい?」 「結局、卓君と翔君はなんで対立してたんですか?」 「う〜ん、それは言えないな。奴等のプライバシーだしね」 「プライバシー、ですか」 そう言うと逢洲は黙り込んだ。はぐらかしたようで申し訳ないが、こればかりはしょうがない。 何故かと言えば、対立の原因は俺の読み通りだったからだ。音羽繋に聞き込みを頼んだ所、すぐに結果は出た。奴等の諍いの原因は女の取り合い。肝心の逢洲はどっちにもその気はないようだが。 残念だったな坊や達。 というわけで、いくらなんでも逢洲にだけは本当の事は言えない。 「おーい、逢洲さん。片岡君のびちゃったんだけど、どうする?」 幻司郎が暢気な声を上げた。見れば、片岡は畳の上で大の字になって気を失っていた。 「わかりました。そこまで! 勝者は椿幻司郎」 逢洲の声に『エグゾースト』の側は通夜のように静まり返り、『ナイトファイア』の側からは笑いが漏れていた。性格悪いなおい。 幻司郎がこちらに戻ってくる。余裕のようだったが、額に汗が浮かんでいた。 「余裕じゃねーか」 「まさか。一発もらえばこっちがアウトだからね。正直ヒヤヒヤしっぱなしだったよ」 バーテンダーは俺から水のペットボトルを受け取りながら正直な感想を述べる。まあそうだろうな。 「そういやその格好はなんだよ?」 「言ったじゃないか、バイトだって」 付き合いは長いがバーテンダーをしているなんて知らなかった。相変わらず無闇に謎の多い男だ。 「そう、ついでと言ってはなんだけどね。片岡君からちょっと装填《チャージ》しちゃった」 「おいおい、プライバシー侵害だぞお前」 「喜多川研鉄の掟、その一」 「「研究者の本分は真実の探求」」 幻司郎の声の後に、俺達二人の声が奇麗にハモった。 俺達の所属する喜多川研究室には『鉄の掟』なるものがいくつかある。掟の内容はボスである喜多川博夢が言う守らなければならないものから、変人である彼女の元で快適なキャンパスライフを送るための処世術みたいなものまでさまざまだ。 「まあ、そういう事さ。『真実は徹底的に探求する主義』だからね僕は」 「そうかい、何にせよ有り難いけどな」 「それと、僕に出来るのはここまでだから。僕は強い異能が欲しいなんて思った事が無い以上、彼らにかける言葉を持たない。後は君次第なんだよ、九十九」 「わかってる。とりあえず片岡の記憶を見せてくれ」 「了解」 すると奴は右手の人差し指を俺のこめかみに当てた。 「弾丸の名前は?」 「片岡卓」 「弾頭は?」 「絶望」 おいおい、絶望とはまたヘビーな感情だな。 「トリガーを引くよ」 目を閉じた俺に、片岡の記憶が流れ込んできた。 幼い片岡と、彼を庇って闘う、黒い仮面に黒いコートの異能者。 おそらく数年前の片岡と、奴の手のひら、そこに落ちる涙。 逢洲等華が凶悪なラルヴァを退治した事を伝える校内新聞の記事。 目を開ける。 幼い憧れ、残酷な現実、決して届かない目標。 片岡の気持ちが俺には痛い程にわかった。だからこそ、ここで二人をなんとかしなければいけない。 「どうだった?」 「まあ、ほぼ想像通りだったな。まさか『仮面の異能者』が出てくるとは思わなかったけど」 仮面の異能者っていうのは、確か十年くらい前の冬あたりから現れた謎の異能者だ。黒い仮面とコートが特徴でラルヴァが現れ、圧倒的な力で叩き潰しては消える一種の都市伝説。島内どころか遠征先にも現れては学園生達を助けていた。確か俺の姉貴も助けられた事があるらしい。 四年前あたりからその現れなくなったらしいが……。 「確かにちょっと予想外だったかな。良い意味でも悪い意味でも他人に影響を与えずにはいられない人らしい」 「なんだ、お前。『仮面の異能者』を知ってるのか!?」 「さあね。それよりそろそろ行った方がいいんじゃない? 逢洲さんが呼んでるよ」 確かに、逢洲が俺を呼んでいた。『仮面』に関する云々はまあこの際置いておこう。今は沢渡だ。 俺は幻司郎のような達人ではない。まともにやり合ったら勝ち目は薄いだろうが……。 なんとかするしかない。絡め手満載でどうにかするさ。 ** 「八十神さんよ。あんたマジで俺に勝つ気なのか? 黒こげになっても知らねーぞ」 「ハハハハハ! チャッカマンじゃ人を黒こげにはできないぞ坊や」 「俺の異能はチャッカマンレベルだってか!? 面白い冗談だな……」 「冗談じゃねえよ。事実を言ってるのさ」 「テメエ……!」 いいぞ、怒れ怒れ。冷静な判断力を失え。それでこそ俺に勝機が生まれるというものだ。 「お互い、開始前にエキサイトしすぎるな。ちゃんと位置につけ」 「はいはい、委員長どの」 「わかったよ逢洲姉ちゃん」 俺と沢渡は指定の位置につく。異能で奴の温度を確認。右手の温度がえらく上がっている。やる気だな。 「初め」 逢洲の言葉と同時に俺は思い切り右に飛ぶ。 俺の位置を沢渡が出した炎が掠めて行った。やはり奴は開始と同時に決めるつもりだったようだ。 「なっ……」 開始と同時の一撃が完全に避けられたのが驚きだったのが沢渡は声を上げる。甘いんだよ坊や。 「くそっ!」 躍起になって火炎を連発する沢渡。だが、俺は異能でどちらの手から発射されるか読んでいる。また、奴の火炎は有り難い事にそこまでの熱はない。当ったらヤバいくらいの熱さはあるが。 まあ、マジの火炎だったらこんな畳の上で異能なんか使えないしな。即火事だ。 奴の異能の正体は一見、炎のように見える異能の熱線ってとこだろう。射程はおよそ三メートルという所か。そんなに長くない。 やはり、正直に言って貧弱な異能だ。悲しい事に。 射程が長くもない上に半端な熱のせいで、密着状態では自分を傷つけてしまうので使えない。 対戦が始まっておよそ五分。躍起になって火炎を連発する沢渡だが、俺は回避に異能と神経を集中させてそれを避け続ける。奴の異能はおよそ、五秒に一回撃てるらしいという事がわかってきた。奴は平静を失い、緩急なんてものもなく可能になり次第火炎を撃ち続けている。俺の読みはまず間違いないだろう。 「いい加減にしろよ八十神! テメエいつまで逃げ回ってんだよ」 激昂した沢渡が声を荒げる。確かに、ちまちまやり過ぎたかな。 奴の異能の詳細はほぼ完全に掴んだ。そろそろ行動を起こしても良い頃だ。 逢洲の位置を確認する。彼女は畳の外に正座していた。この距離と両チームの奴等の歓声による騒音。俺と沢渡の会話は彼女には聞こえないだろう。 俺は異能を使用して奴を見る。 問いは『昨日自家発電した回数』。 すると、次の瞬間には奴の頭上に数字が表示される。『2』。 まあ、高校生としては妥当な数かな。 俺は笑みを浮かべると指を二本立てて奴に向ける。 「なんのつもりだ。ピースサインか?」 突然の行動に奴は意識を俺の指に向けてしまう。迂闊だぜ坊ちゃん。 「違うよ、『2』だ。この数字に覚えはないか?」 「なんの事だ?」 会話に乗ってきた。こうなればこちらのものだ。会話をしながら俺はじりじりと距離を詰める。一飛びで奴に届く距離まで、もう少し。 「お前は昨日、二回、ある事をしたな」 「二回って、まさか!」 奴はまるで火のように顔を赤くする。そうだ、それでいい。 「ようやくわかったか。お前の考えている通りだよ。お盛んだな少年」 「てめえ、なんでそんな事を!」 「これが俺の異能だ。俺の視界の中じゃなあ! どんな上級ラルヴァだろうと! 醒徒会だろうと! 守れるプライバシーなんて有りはしねーんだよ!!」 我ながらまるっきり悪役の台詞だとは思ったが、こういう絡め手を使わないと、俺の能力じゃ奴に勝つ事などできないので仕方が無いだろう? さあ、最後の一押しだ。 問いは『昨日、○○○○○○をおかずに使った回数』。 さすがに可哀想だから、伏せ字。ヒントは漢字だと四文字。まあわかりやすいな。 そして奴の頭上に表示された数字は……『2』。若いとはそういうもんだ。 「ほほう、そしておかずは……」 俺は顔を逢洲の方にゆっくりと向ける。出来るだけ卑しい顔を作るように心がけたが、出来ているだろうか。 「やめろぉー!!」 絶叫しながら奴は右手を俺に向けた。距離は十分、一飛びで奴に届く。 発射される炎をかいくぐって、俺は奴に飛びかかる。腰を屈めたタックル。 腰に思い切りぶち当ると、そのまま奴を押し倒す。マウントポジションてやつだ。俺がポジションをとった事で両チームからの歓声は一段と大きくなる。 「くそっ! 汚ねえぞ!」 「ハハッ! 褒め言葉だな」 この距離なら異能は使えないな!橘さんはそう言っていたし、ア○ロもそれでジオン○を撃破した。間違いない。沢渡はじたばたと暴れるが体勢をひっくり返す事は出来ない。マウントポジションはそれだけ強烈なのだ。 右手を振り上げ、奴の顔面に振り下ろす。ガードが間にあわず沢渡はそれをまともに受けた。 「がふっ!」 ここで引くわけにはいかない。奴の顔面を破壊しない程度に小刻みにパンチを重ねる。鼻血で顔面が赤く染まって行くのが痛々しい。 「おい、そろそろ降参したらどうだ。これ以上やってもしょうがないだろ」 「う、あ……」 沢渡の顔に涙がにじむ。屈辱、だろうな。だが、これで終りだ。 「おい、まだやれんだろ沢渡ぃ!! このまま戦闘異能も持たないただの男に負けてもいいのかよ!」 歓声のなか、それでもこちらまで聞こえる声で叫んだのは意識を取り戻した片岡だった。片岡の顔にも涙が浮かんでいる。 「ああああああああ!!」 沢渡が、片岡の叫びを受けて悲痛な声で絶叫する。 「嫌だ! 嫌だ! 強い異能も持てなかったのに! こんな所でこんな奴等に負けたら俺達は本当になんにも無いじゃないか! ふざけるなよぉ!」 次の瞬間、俺の左腕に激痛が走る。目を向けると、俺の左腕は焼きただれていた。沢渡は、この密着状態で、異能を使用したのだ。 この状態で異能を使えば、奴もただでは済まない。その右手もぐずぐずに焼きただれていた。 「沢渡ぃ!」 「俺は、俺は………」 左手の痛み以上に、俺は奴の発言に激昂していた。異能が通用しなければ、自分達には何も無いだなんて言葉を看過するわけにはいかない! 思わず奴の胸ぐらを掴んでいた。そして思い切り俺の顔に引き寄せる。 「おい、今お前なんて言った!? 何て言った!?」 「あんたに負けたら、俺には何にもないって言ったんだよ! あんたみたいな能力しかない奴に、俺が負けたら、生きて行けるわけないじゃないか!」 そう、これが沢渡の心の叫びだ。一つの悩みだけで生死に関わるところまで行ってしまうような年頃。 「ふざけろこのガキ!! これっぽっちの事で生きて行けないなんてほざいてるんじゃねーぞ!」 「だってそうじゃないか! 俺の異能じゃ誰も守れやしない! ラルヴァを倒す事もできないし、あんたみたいな戦闘系異能も持たない奴にだって勝てやしないんじゃ、何の意味も無いじゃないか!」 「それがおかしいってんだよ!! いいか! お前等も聞け!」 俺は周囲の両チームのメンバーにも声をかける。俺の声にただならぬものを感じたのか、柔道場内は静寂に包まれた。 「強い異能が無ければ価値がないなんて誰が決めたんだ? 世間か? それともこの学園か? 誰もそんな事決めてねえよ! テメエ等が勝手にそう思い込んでるだけだ!」 「でも、俺は……」 「強い異能を持った人間はそれに縛られる。異能と無関係には生きて行けない。お前等にも、俺にも、力が無い分その自由があるんだ。それでいいじゃないか」 「良くねーよ! 俺は異能で、ラルヴァを倒して! 大事なものを守りたかったんだ!」 「力が無くたって大事なものは守れる! 力に縋るんじゃねえよ! そうやって異能で自分を狭めるな!」 「俺は、俺は……」 「強い異能を持つ奴が勝ち組でも、そうでない人間が負け組ってわけでもない! 生きて行く道はいくらでもあるんだ。今ここで学校から逃げ出して燻っていたら、道は無くなって行く一方だぞ!?」 俺は本当に全てから逃げ出した。コイツにはそうはなって欲しくない。 「じゃあ、どうやって生きて行けばいいんだよ俺達は!」 「それはテメエの頭で考えろ! お前等自身が見つけ出せ! 他人にも力にも縋るんじゃない!」 「糞っ! 厳しいな……」 沢渡の声が柔らかくなる。俺の言いたい事は伝わったのだろうか。 「ああ、厳しくない人生なんかどこにもない。力を持った人間だって死ぬ程厳しいぞ。自分の力に苦しめられる事だってあるんだ」 「わかった、もうわかったよ。そうだな、アンタにも勝てないような異能に縋っててもしょうがねえな……」 「………」 そして、沢渡翔はゆっくりと顔を逢洲に向けて口を開いた。 「逢洲姉ちゃん。降参だ、俺の負けだよ……」 声が涙で滲む。 その宣言は俺に対する勝ち負けと言うよりも、自分の願望に対する訣別のように聞こえたのは気のせいだろうか。 「わかった。そこまでだ! すぐに担架が来るから二人とも安静にしていろ」 逢洲がそう宣言したのを受けて、俺は奴を解放し、そのまま畳に大の字に寝転んだ。 興奮していて気にしなかったが、左手の痛みが猛烈に訴えかけてくる。マズい。ちょー痛い。もう難しい言葉を使ってらんない。 「アンタは、今は自由に生きてるらしいな。自分の異能と折り合いをつけてさ。でも、どうだったんだ?」 沢渡が話しかけてきた。 「どうって?」 「みんなを守るヒーローになりたいって、思わなかったのか?」 「思ったよ。お前等と同じ頃に、凄く思ってた。昔、付き合ってた彼女が実際にヒーローだったからな。でも俺は叶わなかった」 俺の彼女だった女は強力な異能者だった。いつでもどこでも馬鹿みたいに明るく、馬鹿みたいに前向きで、馬鹿みたいに強かった。ラルヴァ討伐に出ては活躍をする、学園のスターだった。俺もああなりたかったんだ。 「それを聞いて、安心したよ」 「そうか」 「俺、明日から、学校行くよ。異能以外で俺に出来る事を見つけないといけないからな」 「そうしろ。俺みたいに退学なんてすんなよ」 「全く、変な奴だなアンタ」 そう言うと沢渡は笑った。 まあ、夢破れても泣いても笑えれば英雄だって誰かが言ってたから、これでよしとしておこう。結果オーライというやつだ。 ** 決闘?から三日が経った。あの後、俺と沢渡はすぐに医務室に運び込まれて治療を受けた。逢洲があらかじめ治癒異能者を待機させていたらしく、すぐに火傷は治った。焼かれたところだけ産毛が無くなって気持ち悪いがまあ良し。 治療を受けると、沢渡と片岡はその場でチームの解散を宣言し、メンバーに学校に行けと諭した。暫く揉めたが、割とすぐに混乱は終息し、皆家路についた。これからは、自分の現実から目を背けて群れているわけにもいかないのだ。辛いだろうが頑張って欲しい。まあ以外とどんな道でも楽しいもんだ。今ならそう思える。 ツヨシが去り際にそのニキビ面に笑顔を浮かべて「『ナイトファイア』は解散だけどさ、またゲーセンに来てくれよ。対戦しようぜ」と言ってくれたのは俺には救いだった。 逢洲等華は礼を言うと俺に深々と頭を下げた。 「一時はどうなるかと思いましたが、八十神さんに頼んで正解でした。先輩の紹介を聞いて良かったと思います」 「そうか。それなら、良かったよ」 「はい、今回の件では私ももっと精進する必要を感じました。では」 精進か。まずはその鈍感力をどうにかして欲しい。二人の男が悲しいから。 でも、まあ、頑張れよ。学園のヒーロー。てゆうかサムライだな、彼女の場合。 時刻は午後三時、俺は今日の講義を終えて、研究室にいた。 部屋にいるのは俺、幻司郎、そして院生の神代《かみしろ》さん。眼鏡とEカップの巨乳と黒髪ロングストレートヘアがトレードマークの美人だが、腐ってるのが残念な人。他の連中は、類人猿・天地奏のバイクの調整とやらで出払っていた。平和なもんだ。 ちなみに、何故カップサイズがわかるのか? 俺の異能は数字がわかるだけなので、アルファベット表記のカップサイズは普通ならわからない。その為に俺はトップバストとアンダーサイズからカップサイズを判断する公式を頭に叩き込んだのだ。クレバーだろ? この話をしたら幻司郎に「君はつくづくとクズだねえ」と言われたが、僻みが心地よかった。せいぜいヌーブラに騙されているが良いさ。 「しかし、なんだかよくわからない騒動だったな。男のガキばっか相手にしてさ。事件て程のもんでもなかったし、解決もかなり勢い任せだったし」 「終始行き当たりばったりだったのは議論の余地もないけどね。女性だったら逢洲等華がいたじゃないか」 「あの女は確かに美人だが怖過ぎ。俺なんか即座になます切りだよ」 「女っ気なら、ここに私がいるじゃない?」 神代さんは胸を誇示するように胸を張った。絶景かな。 「いや、ここの話じゃなくて、俺と幻司郎の話ですよ。ちょっとこの一週間色々あったんで」 「え〜、なになに? おねーさんに聞かせてくれるかなあ? あ、もしかして椿君の女装と関係があるのかな? あれ私にも渾身の出来だったんだけどどうだった?」 そうか、奴の女装はこの人がやったのか。道理できちんと化粧が出来てると思った。 「あれは上手く行きましたよ。九十九以外がみんな騙されましたからね。そういえば、最後の九十九の演説は素晴らしかったですよ。神代さんにも聞かせて上げたかったなあ」 「おい、馬鹿。やめろよお前!」 慌てて黙らせようとしたが、幻司郎は笑うだけだった。イヤミな奴だマジで。俺はあいつの暴走の件は黙っててやってるのに。 「ああ、いいわ。やっぱりいいわアナタ達のコンビ! 二人の美青年。クールな鬼畜眼鏡にワイルド風味のヘタレ受け。創作意欲が刺激されてされてたまらない!」 いくら腐ってるとはいえ、目の前の人物をネタにするのはやめてくれないだろうか。姉貴も腐ってたからそういうのに免疫があるからまだ我慢出来るんだが。てゆうか、俺がヘタレ受けってなんなんだよ? 「なんか色々インスピレーションが刺激されたからオネーサンは今日は帰るわ。喜多川先生は今日はいらっしゃらないし」 「え、神代さんもう帰るんすか?」 「喜多川研鉄の掟、その六」 「「「好奇心は全てに優先する」」」 神代さんの振りに合わせて三人の声がハモった。最早条件反射だ。 「そう言う事。それじゃーねー!」 言いたい事だけ言うと神代さんは出て行った。これだからオタクはコミュニケーション不全とか言われるんだちくしょーめ。 「出て行っちゃったねえ。神代さん」 「ああ。しょうがない姉ちゃんだよ全く。そういやお前にまだ聞いてなかったな」 「何がだい?」 「まずは女装した理由だよ。やる意味あったのか」 「そりゃあね。僕みたいなのが行くと、どうも男だけの集団には入れてもらいにくいんだ。だから女装してみたってわけさ」 ああ、そうか。自分みたいな日本人離れした美形じゃ溶け込みにくいからあえて性別逆転してみましたってか。一定の説得力があるだけになんだか余計に腹が立つ。 「ムカつくけどまあいいや。あと、今回お前が俺を手伝った理由だよ。誰に頼まれたんだ?」 「確かに後で説明するとは言ったけど………まだ気付いていなかったのか」 「悪かったな察しが悪くて。誰なんだよ」 「ふーむ。じゃあ逆にこっちが聞いてみようか。逢洲等華に君を推薦した人間について、心当たりはあるかい?」 「無いな。さすがに時間が経過したとはいえ、当時の風紀の連中で俺を推薦した人間がいたとは………」 「僕に君のフォローを頼んだ人間と、逢洲等華に君を推薦したのは同一人物だよ」 「なんだと!? お前当時の風紀に知り合いがいたのか?」 今回のどの件よりも驚いた。まさか幻司郎が風紀に知己があったとは。 「それが間違いなのさ。思い出してみなよ。逢洲等華は先輩に紹介された、と言っただけで、風紀委員の先輩に紹介された、とは一言も言っていない」 「それは、どういう……」 「察しが悪いな。それじゃ彼女も報われないよ」 「彼女? 女か?」 「しょうがないな。じゃあ答えを教えてあげよう。君を逢洲等華に推薦し、そして依頼を受けた君のサポートを僕に頼んだ人間。それはね」 「なんだよ」 「立花《たちばな》美咲《みさき》さんだよ。まさか、忘れたなんて言わないよね?」 その名前を忘れるわけもない。 強力な異能者だ《・》っ《・》た《・》女。 俺が、逃げ出した女。 そして、俺の初めての彼女。 eXtra/エクストラ(表) 終 eXtra/エクストラ(裏)に続く。 トップに戻る 作品保管庫に戻る
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エクストラアリーナ#10(難易度445) 概要 ストーリー一覧タッグバトル#1 タッグバトル#2 タッグバトル#3 タッグバトル#4 タッグバトル#5 タッグバトル#6 タッグバトル#7 タッグバトル#8 タッグバトル#9 タッグバトル#10 タッグバトル#11 タッグバトル#12 タッグバトル#13 タッグバトル#14 タッグバトル#15 タッグバトル#16 タッグバトル#17 タッグバトル#18 タッグバトル#19 タッグバトル#20 コメント 概要 マーズポートアリーナ②のクリアで解禁されるサブストーリー。 敵の戦闘力はノーマルで00万台~約00万、ハードで00万台。 ストーリー一覧 タッグバトル#1 難易度:445 勝利条件:ターゲットの撃破 制限時間:120秒 WAVE数:1 出現エネミー数:2 TARGET:イクリスタ/ウォーヴァー ステージ概要 タッグバトル#2 難易度:445 勝利条件:ターゲットの撃破 制限時間:120秒 WAVE数:1 出現エネミー数:2 TARGET:クラブセイバー/ラビ ステージ概要 タッグバトル#3 難易度:445 勝利条件:ターゲットの撃破 制限時間:120秒 WAVE数:1 出現エネミー数:2 TARGET:リィ/ニーズ ステージ概要 タッグバトル#4 難易度:445 勝利条件:ターゲットの撃破 制限時間:120秒 WAVE数:1 出現エネミー数:2 TARGET:リィリム/エルトナ ステージ概要 タッグバトル#5 難易度:445 勝利条件:ターゲットの撃破 制限時間:120秒 WAVE数:1 出現エネミー数:2 TARGET:イクスティルナ/リヒティア ステージ概要 タッグバトル#6 難易度:445 勝利条件:ターゲットの撃破 制限時間:120秒 WAVE数:1 出現エネミー数:2 TARGET:プラム/ファミラ ステージ概要 タッグバトル#7 難易度:445 勝利条件:ターゲットの撃破 制限時間:120秒 WAVE数:1 出現エネミー数:2 TARGET:ライジン/アリア ステージ概要 タッグバトル#8 難易度:445 勝利条件:ターゲットの撃破 制限時間:120秒 WAVE数:1 出現エネミー数:2 TARGET:オルフェ/キュキュ ステージ概要 タッグバトル#9 難易度:445 勝利条件:ターゲットの撃破 制限時間:120秒 WAVE数:1 出現エネミー数:2 TARGET:マイル/アルマイティア ステージ概要 タッグバトル#10 難易度:445 勝利条件:ターゲットの撃破 制限時間:120秒 WAVE数:1 出現エネミー数:2 TARGET:ダミーヘッド/プレスタ ステージ概要 タッグバトル#11 難易度:445 勝利条件:ターゲットの撃破 制限時間:120秒 WAVE数:1 出現エネミー数:2 TARGET:グレイシオン/プルティ ステージ概要 タッグバトル#12 難易度:445 勝利条件:ターゲットの撃破 制限時間:120秒 WAVE数:1 出現エネミー数:2 TARGET:ファルラム/ジェジェ ステージ概要 タッグバトル#13 難易度:445 勝利条件:ターゲットの撃破 制限時間:120秒 WAVE数:1 出現エネミー数:2 TARGET:マディアス/ルヴィネラ ステージ概要 タッグバトル#14 難易度:445 勝利条件:ターゲットの撃破 制限時間:120秒 WAVE数:1 出現エネミー数:2 TARGET:ケルナ/でぃくとる ステージ概要 タッグバトル#15 難易度:445 勝利条件:ターゲットの撃破 制限時間:120秒 WAVE数:1 出現エネミー数:2 TARGET:カーネイジ/ジェノサイド・コア ステージ概要 タッグバトル#16 難易度:445 勝利条件:ターゲットの撃破 制限時間:120秒 WAVE数:1 出現エネミー数:2 TARGET:フルクシュ/ファルクシュ ステージ概要 タッグバトル#17 難易度:445 勝利条件:ターゲットの撃破 制限時間:120秒 WAVE数:1 出現エネミー数:2 TARGET:グライム/タルタロッサ ステージ概要 タッグバトル#18 難易度:445 勝利条件:ターゲットの撃破 制限時間:120秒 WAVE数:1 出現エネミー数:2 TARGET:ミクリーディア/ロブジェル ステージ概要 タッグバトル#19 難易度:445 勝利条件:ターゲットの撃破 制限時間:120秒 WAVE数:1 出現エネミー数:2 TARGET:USAMI/ハムハム ステージ概要 タッグバトル#20 難易度:445 勝利条件:ターゲットの撃破 制限時間:120秒 WAVE数:1 出現エネミー数:2 TARGET:ミクリーディア/レイファール ステージ概要 コメント 名前
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メーカー [[]] フレームタイプ - 基本装備 - 使用プレイヤー 瀬名アラタ ドットブラスライザー・ラグナロクフェイズが専用支援機である『ドットフェニックス』と合体することで戦闘能力を飛躍的に向上させた形態。テロ組織『ワールドセイバー』との決戦に備え、細野サクヤと古城タケルが中心となり、世界連合のメカニックたちの協力を得て、考案・開発した。全身にミサイルやレールガンを配した重武装でありながら、脚部の高出力ブースターによって機動力を確保。複数の敵や大型機動兵器との戦闘を想定して設計されており、全武装を集中的に叩き込む専用必殺ファンクション『真刀・カムイ』は巨大空母ですら沈める威力を秘めている。 (ダンボール戦機プラモデルLBXドットブラスライザー・ジーエクスト)
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タッグバトル エクストラアリーナ2 概要 ストーリー一覧タッグバトル#1 タッグバトル#2 タッグバトル#3 タッグバトル#4 タッグバトル#5 タッグバトル#6 タッグバトル#7 タッグバトル#8 タッグバトル#9 タッグバトル#10 タッグバトル#11 タッグバトル#12 タッグバトル#13 タッグバトル#14 タッグバトル#15 タッグバトル#16 タッグバトル#17 タッグバトル#18 タッグバトル#19 タッグバトル#20 コメント 概要 カオスアリーナ②のクリアで解禁されるサブストーリー。 敵の戦闘力はノーマルで300万台、ハードで400万台。 ストーリー一覧 タッグバトル#1 難易度:120 勝利条件:ターゲットの撃破 制限時間:120秒 WAVE数:1 出現エネミー数:2 TARGET:カフェモカサイザー/レステア ステージ概要 タッグバトル#2 難易度:120 勝利条件:ターゲットの撃破 制限時間:120秒 WAVE数:1 出現エネミー数:2 TARGET:ルナティック・ハイ/クュリュクリュ ステージ概要 タッグバトル#3 難易度:120 勝利条件:ターゲットの撃破 制限時間:120秒 WAVE数:1 出現エネミー数:2 TARGET:ランク/ドリアナ ステージ概要 タッグバトル#4 難易度:120 勝利条件:ターゲットの撃破 制限時間:120秒 WAVE数:1 出現エネミー数:2 TARGET:ジェリル/テン ステージ概要 タッグバトル#5 難易度:120 勝利条件:ターゲットの撃破 制限時間:120秒 WAVE数:1 出現エネミー数:2 TARGET:プックリャー/ウェルス ステージ概要 タッグバトル#6 難易度:120 勝利条件:ターゲットの撃破 制限時間:120秒 WAVE数:1 出現エネミー数:2 TARGET:ゼクシス/フォリーン ステージ概要 タッグバトル#7 難易度:120 勝利条件:ターゲットの撃破 制限時間:120秒 WAVE数:1 出現エネミー数:2 TARGET:ポーラー/サハリン ステージ概要 タッグバトル#8 難易度:120 勝利条件:ターゲットの撃破 制限時間:120秒 WAVE数:1 出現エネミー数:2 TARGET:ウェリスタ/ガルム ステージ概要 タッグバトル#9 難易度:120 勝利条件:ターゲットの撃破 制限時間:120秒 WAVE数:1 出現エネミー数:2 TARGET:ルーラー/ゼナ ステージ概要 タッグバトル#10 難易度:120 勝利条件:ターゲットの撃破 制限時間:120秒 WAVE数:1 出現エネミー数:2 TARGET:ブル/グリトゴラン ステージ概要 タッグバトル#11 難易度:120 勝利条件:ターゲットの撃破 制限時間:120秒 WAVE数:1 出現エネミー数:2 TARGET:ククリーヌ/ジオ ステージ概要 タッグバトル#12 難易度:120 勝利条件:ターゲットの撃破 制限時間:120秒 WAVE数:1 出現エネミー数:2 TARGET:YRSN/アスタルテ ステージ概要 タッグバトル#13 難易度:120 勝利条件:ターゲットの撃破 制限時間:120秒 WAVE数:1 出現エネミー数:2 TARGET:ウルティム/ウルティマカイザー ステージ概要 タッグバトル#14 難易度:120 勝利条件:ターゲットの撃破 制限時間:120秒 WAVE数:1 出現エネミー数:2 TARGET:ヘルカイザー/プロトエレクトリア プロトエレクトリアが1体減ったが、究極機動ヘルカイザー最終戦の再戦となっている。 タッグバトル#15 難易度:120 勝利条件:ターゲットの撃破 制限時間:120秒 WAVE数:1 出現エネミー数:2 TARGET:ヴェルタリアス/ローバー ステージ概要 タッグバトル#16 難易度:120 勝利条件:ターゲットの撃破 制限時間:120秒 WAVE数:1 出現エネミー数:2 TARGET:ソフィア/ポロ ステージ概要 タッグバトル#17 難易度:120 勝利条件:ターゲットの撃破 制限時間:120秒 WAVE数:1 出現エネミー数:2 TARGET:ブラスター/ツナコ ステージ概要 タッグバトル#18 難易度:120 勝利条件:ターゲットの撃破 制限時間:120秒 WAVE数:1 出現エネミー数:2 TARGET:フウゲツ/ツインフラッシャー ステージ概要 タッグバトル#19 難易度:120 勝利条件:ターゲットの撃破 制限時間:120秒 WAVE数:1 出現エネミー数:2 TARGET:アマテラス/テュポーン ステージ概要 タッグバトル#20 難易度:120 勝利条件:ターゲットの撃破 制限時間:120秒 WAVE数:1 出現エネミー数:2 TARGET:OMG/EDEN かつての最終アリーナ(カオス②)と、白昼の乱入者チャレンジ#4に登場したアルファベットボスが再び。ちなみにOMGはわずかに戦闘力が下がっている。EDENはマーズアリーナ①のボスでも再登場した。 コメント 名前
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エクストラアリーナ#7(難易度320) 概要 ストーリー一覧タッグバトル#1 タッグバトル#2 タッグバトル#3 タッグバトル#4 タッグバトル#5 タッグバトル#6 タッグバトル#7 タッグバトル#8 タッグバトル#9 タッグバトル#10 タッグバトル#11 タッグバトル#12 タッグバトル#13 タッグバトル#14 タッグバトル#15 タッグバトル#16 タッグバトル#17 タッグバトル#18 タッグバトル#19 タッグバトル#20 コメント 概要 カオスベースアリーナのクリアで解禁されるサブストーリー。 敵の戦闘力はノーマルで00万台~約00万、ハードで00万台。 ストーリー一覧 タッグバトル#1 難易度:320 勝利条件:ターゲットの撃破 制限時間:120秒 WAVE数:1 出現エネミー数:2 TARGET:ガウェイン/イェン ステージ概要 タッグバトル#2 難易度:320 勝利条件:ターゲットの撃破 制限時間:120秒 WAVE数:1 出現エネミー数:2 TARGET:フェリスタ/ヅェン ステージ概要 タッグバトル#3 難易度:320 勝利条件:ターゲットの撃破 制限時間:120秒 WAVE数:1 出現エネミー数:2 TARGET:グリッジ/マリーヌ ステージ概要 タッグバトル#4 難易度:320 勝利条件:ターゲットの撃破 制限時間:120秒 WAVE数:1 出現エネミー数:2 TARGET:テラナパーム/ラナタン ステージ概要 タッグバトル#5 難易度:320 勝利条件:ターゲットの撃破 制限時間:120秒 WAVE数:1 出現エネミー数:2 TARGET:テマ/ザッパー ステージ概要 タッグバトル#6 難易度:320 勝利条件:ターゲットの撃破 制限時間:120秒 WAVE数:1 出現エネミー数:2 TARGET:ポポ/ルーシー ステージ概要 タッグバトル#7 難易度:320 勝利条件:ターゲットの撃破 制限時間:120秒 WAVE数:1 出現エネミー数:2 TARGET:ケルン/ムーンセル ステージ概要 タッグバトル#8 難易度:320 勝利条件:ターゲットの撃破 制限時間:120秒 WAVE数:1 出現エネミー数:2 TARGET:クーネル/メイラ ステージ概要 タッグバトル#9 難易度:320 勝利条件:ターゲットの撃破 制限時間:120秒 WAVE数:1 出現エネミー数:2 TARGET:フォン/KAI ステージ概要 タッグバトル#10 難易度:320 勝利条件:ターゲットの撃破 制限時間:120秒 WAVE数:1 出現エネミー数:2 TARGET:リッチ/もるもん ステージ概要 タッグバトル#11 難易度:320 勝利条件:ターゲットの撃破 制限時間:120秒 WAVE数:1 出現エネミー数:2 TARGET:セイラー/ヴァルシュレイド ステージ概要 タッグバトル#12 難易度:320 勝利条件:ターゲットの撃破 制限時間:120秒 WAVE数:1 出現エネミー数:2 TARGET:メタブレイド/ワン ステージ概要 タッグバトル#13 難易度:320 勝利条件:ターゲットの撃破 制限時間:120秒 WAVE数:1 出現エネミー数:2 TARGET:ポッパイ/グナー ステージ概要 タッグバトル#14 難易度:320 勝利条件:ターゲットの撃破 制限時間:120秒 WAVE数:1 出現エネミー数:2 TARGET:エルトール/ジェファー ステージ概要 タッグバトル#15 難易度:320 勝利条件:ターゲットの撃破 制限時間:120秒 WAVE数:1 出現エネミー数:2 TARGET:ソーラム/ヴィヴィ ステージ概要 タッグバトル#16 難易度:320 勝利条件:ターゲットの撃破 制限時間:120秒 WAVE数:1 出現エネミー数:2 TARGET:フェネット/プリッツェ ステージ概要 タッグバトル#17 難易度:320 勝利条件:ターゲットの撃破 制限時間:120秒 WAVE数:1 出現エネミー数:2 TARGET:ウィルダー/アミラン ステージ概要 タッグバトル#18 難易度:320 勝利条件:ターゲットの撃破 制限時間:120秒 WAVE数:1 出現エネミー数:2 TARGET:ルナコ/ZZZ ステージ概要 タッグバトル#19 難易度:320 勝利条件:ターゲットの撃破 制限時間:120秒 WAVE数:1 出現エネミー数:2 TARGET:ネッサ/ルミェシエル ステージ概要 タッグバトル#20 難易度:320 勝利条件:ターゲットの撃破 制限時間:120秒 WAVE数:1 出現エネミー数:2 TARGET:カーネイジ/ウェルトリア ステージ概要 コメント 名前 カオスベースアリーナ、難易度300クリアで出ました - 名無しさん (2022-07-24 16 38 14) New!
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『ノストラダムス・メッセージ ソ連体制崩壊 ― 第三次大戦篇』 は、1991年に角川書店から刊行されたヴライク・イオネスクの著書。日本語版監訳者は当時筑波大学教授だった竹本忠雄である。 【画像】 『ノストラダムス・メッセージ』カバー 構成 ノストラダムス暗号とイオネスク解読 - 日本語版監修・翻訳者序 第一部 核超大国時代 - 第二次大戦後の世界 第一章 ソ連の新戦術 - 壊乱、詐術、スパイ 第二章 核エネルギー探査とスパイ活動の激化 第三章 スターリン支配下の国々の抑圧と殉難 第四章 ソ連外交のもたらした四つの危機 第五章 ヴェトナム戦争 第六章 その他の現代諸事件(一九六〇 - 一九七〇年代) 第二部 ソ連体制の崩壊と第三次大戦 第一章 概観 第二章 先駆症状 - イラン危機 第三章 挑発とテロリズムの拡散 第四章 天安門事件 - 中国人学生の蹶起と悲運(一九八九年春) 第五章 「ブカレストの翻訳者」と独裁者 第六章 ベルリンの壁崩壊、ルーマニア革命、そして・・・・・・ゴルバチョフの死 第七章 終わりの始まり 第八章 一九九一年六月 - ソ連体制崩壊の時 第九章 第三次大戦もし起こらば・・・・・・ 第一部は 『プロレタリアの時代に関するノストラダムス・メッセージ』(1976年) の第七部と第九部を再編集した内容といえる。ただし、むしろ角川書店版の第一部は、同じイオネスクの著書でも 『ノストラダムス 世界の秘史』(1987年)の第7部にも対応しており、第二部は『ノストラダムス 世界の秘史』 第8部に対応している。このため、どちらかといえば、『ノストラダムス 世界の秘史』 の第7部と第8部に、天安門事件や東欧革命の解釈などの新情報が挿入されているのが角川書店版と見るほうが、対応関係は分かりやすいと思われる。 ついでに述べておくと、巻末には「世紀別ノストラダムス文献目録」というリストがあるが、これも 『ノストラダムス 世界の秘史』 のほうに準拠したものになっている。そのことは、1976年以降の文献がかなり含まれていることからも、容易に理解できるであろう。 角川版の著作権表示は原書名が Nostradamus Message となっているが、原書の英語版などは実在しない。また、著作権表示の年は1990年になっている。これらの奇妙な表示は、既存の原書を大幅に加筆した新たな書き下ろし作品に近いという認識によるものだろうと思われる。 実際、イオネスクは筑波大学で1991年4月に行なった講演で 「『ノストラダムス・メッセージ』は、一九七六年の初版本の十一年後に増補版がパリで刊行されました。(略) 今回、日本で出ました翻訳は、私にとって、その後に解読されたテクストを大幅に加えた第三番目の出版ということになります」(*1)とコメントしていた。 いずれにしても、全体に占める未来解釈の比重が大きいといえ、このあたりは、日本では未来解釈ばかりがもてはやされた傾向によるものだろう。 続編に関する構想 訳者の竹本自身は『プロレタリアの時代に関するノストラダムス・メッセージ』の他の箇所も訳出する希望を持っており、当初の案ではフランス革命から第二次世界大戦までをまとめた巻 (原書の第四部から第六部に対応すると思われる) と、「科学技術・時間循環論篇」という巻 (原書の第一部から第三部および第八部に対応すると思われる) も出そうとしていた(*2)。この構想どおりに刊行されれば、イオネスクの処女作の全貌が訳出されることになったわけだが、実現には至らなかった。 日本では1993年に『ノストラダムス・メッセージII』が刊行されたが、これは未来予測や日本についての予言解釈を中心とする書き下ろしに近いものであり、当初の構成案には存在していなかった (ただし、『ノストラダムス・メッセージII』の巻末付録には、「科学技術篇」と重なる要素が含まれる)。その 『ノストラダムス・メッセージII』 では、三部作のラストにあたる近刊として 「フランス革命 - 第二次大戦篇」 が予告されていた(*3)。この時点で、方法論的な色彩が強い 「時間循環論篇」 の刊行は断念していたものと思われるが、 「フランス革命 - 第二次大戦篇」 の刊行すら実現しなかった。 一応、日本語版監訳者である竹本の単著 『秘伝ノストラダムス・コード』(2011年) は、実質的に 「フランス革命 - 第二次大戦篇」 をかなりの程度補完する内容となっている。 反響 奥付は1991年2月10日となっている。 その時期には、湾岸戦争がすでに開戦しており、日本ではノストラダムスへの関心も高まっていた。また、1980年代末からの東欧革命による共産主義体制総崩れの只中に当たっており、ノストラダムスを引き合いに出すまでもなく、ソ連体制の破綻は時間の問題と考えられていた。 そのような中で刊行されたこの本は、刊行に合わせてテレビ特番が企画されていた。それは3月末にフジテレビでの深夜番組 『3日でわかるノストラダムス』 として、イオネスクも出演する形で放送された(*4)。また、『女性セブン』1991年6月6日号には、訳者の竹本忠雄に対する1ページのインタビュー記事が載った(*5)。 1991年8月にいわゆる「8月革命」が起こり、ソ連情勢が緊迫したが、この時点までに3万5000部が発行されており、事件を踏まえて更なる増刷が決定したという(*6)。8月革命時には、角川書店にも若い読者たちから的中したという電話がいくつもかかってきたらしい(*7)。 そのあと、角川書店の編集部は、この本のPRをマスコミ各社にFAXしたらしいが、そこにかぎカッコつきで「ゴルバチョフの『死』」と書いてあったことから、『サンデー毎日』1991年9月8日号では 「ゴルビーを“殺して”しまった角川書店『ノストラダムスの商魂』」 などという見出しで揶揄された。 書誌 書名 ノストラダムス・メッセージ 副題 ソ連体制崩壊 ― 第三次大戦篇 著者 ヴライク・イオネスク 訳者 竹本忠雄 版元 角川書店 出版日 1991年2月10日 注記 外国人研究者向けの暫定的な仏語訳書誌(Bibliographie provisoire) Titre Nosutoradamusu Messêji (i.e. Nostradamus Message) Sous-titre Soren taisei houkai - Daisanji taisen hen (traduction / De la fin du régime soviétique jusqu à la Troisième Guerre Mondiale) Auteur Vlaicu IONESCU Traducteur TAKEMOTO Tadao Publication Kadokawa shoten Lieu Tokyo, Japon Date le 10 février 1991 Note 名前 コメント
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