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ラノで読む さて、あれから二日が経過した。逢洲等華に訓練場の使用を頼んだ結果、俺と幻司郎、そして沢渡と片岡との勝負の舞台は体育館の柔道場を借りる事になった。 これは柔道場の床が畳で出来ているために、幻司郎が心置きなく投げ技を使えるだろうとの配慮かららしい。まあ、奴の場合床がなんだろうと手加減しない気もするが。 時刻は午後七時五十分、対戦は八時からとなっている。はじめに片岡と幻司郎が戦い、次に俺と沢渡がやり合う。グローブその他防具は一切付けないフルコンタクト形式で、ギブアップを宣言するか気絶した方が負け。シンプルなルールだ。 今、控え室というかロッカーには俺一人。当然の事ながら俺のサポーターはいない。いや、それはいい。 問題は幻司郎が未だに姿を現していないという事だ。奴は、あの後「二日後の夜? 困ったなあ」というととっとと帰って行った。そして、今この場にいないという事は………まさか帰ったのか? 「八十神さん、そろそろ出て来てもらえますか?」 逢洲が俺を呼びにくる。さて、時間か………ってどうすればいいんだろう。不戦敗?俺達のあの渋い会話は何? 「あの、ところで椿さんは?」 「………来て、ない」 「え、なんで……」 そこまで言って逢洲の言葉は途切れた。そのとき俺はどんな顔をしていたのだろうか? まあきっと鬼のような顔をしていたに違いない。 柔道場は広かった。試合場四つ分の畳で敷き詰められた部分の周りにじゅうぶんなスペースがあり、そこは『エグゾースト』と『ナイトファイア』のメンバーが占拠していた。俺が入場すると同時に容赦ないブーイングを浴びせかけてきた。既に怒りのボルテージが上がりきっていた俺には涼風のように感じられる。 畳の中央で、俺と沢渡、片岡が向かい合う。そして逢洲が審判のように俺達の間に立った。成り行きで、彼女はこの決闘?の立ち会い人になっている。 「おい、あのカマ野郎はどうした!」 「うるせえ! こっちが知りてえよ!」 片岡の怒声に俺もそれに負けない程の怒声で応える。マジでどこ行ったあの馬鹿。 「いやあ、ごめんごめん。この時間に抜け出すのはなかなか難しくてね」 能天気な声をして柔道場の入り口から姿を見せたのは………まあ、言わずもがなのあの男だ。 「おせーよ馬鹿!」 「あれ、そうかな? 約束の時間にはまだ後二分四十秒あるはずだけど」 「てかなんだよその格好は」 奴の格好はYシャツに蝶ネクタイ、それにベストにエプロン………まるでバーテンダーのようだった。 「いや、バイトを抜け出してきたもんだからさ。格好は勘弁してよ。それよりちゃちゃっと済ませちゃおうよ。何時間もバイト抜け出せないしね」 「ちゃちゃっと済ませるだと!? 上等じゃないかこのカマ野郎!」 幻司郎の発言に片岡は激昂する。挑発してるのか素なのかはわからないが。 「ゴホン! では、時間になったので始めたいと思います。片岡卓、椿幻司郎、両名前へ」 逢洲の呼びかけに応じて幻司郎と片岡は畳の中心に向かう。怒りを隠そうともせずに幻司郎を睨みつける片岡に対して、幻司郎は涼しい顔だ。 「ボコボコにしてやるからなあカマ野郎!」 「卓君! 言葉を慎みたまえ」 「う………」 逢洲の叱責に片岡は真っ赤になって俯いた。わっかりやすぅい! 「では、ルールを確認しておこう。フィールドはこの畳の上全て。決着はどちらかが気絶するか、ギブアップ宣言をするかだ。私はそれまで一切口を出さない。武器の使用は禁止だが、異能の使用に制限は無し。二人ともそれでいいですね?」 「ああ」 「もちろん」 「よし、では二人とも距離を取って……」 逢洲の指示に従い、片岡と幻司郎は距離を取る。その距離はおよそ三メートル。一度の踏み込みでは少し届かない距離だが、片岡が異能を用いれば無理ではないもしれない。 「では、はじめ!」 逢洲の号令と同時に片岡は幻司郎に飛びかかった。そしてまた案の定幻司郎に接触した次の瞬間には片岡は宙を舞っていた。背中から畳に落ちる片岡。 この間のゲームセンターの時と同じだ。馬鹿正直に突っ込んできた片岡の腕を取り、幻司郎はその腕に軽く上向きの力をかけてやるだけ。それだけでいい。 それだけの力で片岡は己の勢いも相俟って派手に宙に舞う。これが合気というものだ。 「椿さんが合気道の達人とは聞いていましたが、驚きました」 俺の隣に逢洲が腰を下ろして口を開く。 「ああ、まあな。はっきり言って片岡と幻司郎じゃ話にならん」 片岡は怒りで判断力を失っているという事もあるだろうが、それを加味してもやはり幻司郎には勝てないだろう。片岡の異能が、わかっていても対処出来ないというレベルの強力な異能なら幻司郎でも対応できないだろうが、片岡はそんなに強くない。問題は俺の方なんだよなあ………。 「しかし、一方的ですね。卓君もきちんと訓練をしていればこうまで一方的にならなかっただろうに。動きが大雑把でしかも単調すぎる」 「そうだな」 特に気の利いた返しも思いつかない。片岡が投げ飛ばされる度に立ち上がり、幻司郎に向かって行って投げ飛ばされる。そんな単調な攻防が続いていた。 「しかし、なぜこういう事になったんですか? 私は更正させて欲しいとお願いした筈ですが」 微妙に声にトゲがある気がする。怖いよ逢洲さん。 「更正してもらう。というか奴等にきちんと現実に向き合わせたいから俺はこうしたんだ」 「どういう意味ですか」 「じゃあ、逆に聞かせてもらうけど、彼らはなんでグレたと考えていた?」 「正直に言えば見当もつきませんでした。私の周囲は『思春期特有のはしか』と言っていましたが」 思春期特有のはしかか。間違ってはいないかもな。あの恥ずかしいワッペンとか、沢渡の話し方とかに関しては。 「まあそれも正しいんだけどな。………はっきり言っちゃえば、アイツらは弱いからだ」 「弱い?」 「そう、弱い。戦闘系の異能を持ちながら、奴等は弱い。事実、あいつらがラルヴァ討伐に出て行ったなんて事はないだろう?」 「確かに、彼らの異能はそのレベルでは………」 「だからグレたのさ。自分はこの学園でみんなが憧れるようなヒーローには決してなれないって現実が奴等を打ちのめした。でもって同じように活躍できない一般人のお山の大将を気取ってるってわけさ」 「どうしてそんな………」 アイスにはわからない事だろうが、これは別に俺がアイスを下に見ているわけでも、彼女に至らない所があるわけではない。それは強く言っておく。 彼女や、俺のボスである喜多川博夢のような真っ直ぐに生きて行ける奴には決してわからない事なのだ。我ながら僻っぽいけどな。 「この学園は異能を正しく使わせる教育には熱心だし、それを否定する気は勿論無い。だけどな、『持たざるもの』のコンプレックスを否応なく刺激してしまうんだ。アイツらは子供の頃から異能でみんなのヒーローになりたいと思ってきた。でも、それが叶わないと知って自分という存在自体が否定されたような気分になってる」 「決してそんな事は!」 アイスは声を荒げる。彼女は異能で誰かを差別するような人間でも、力や異能を振りかざす人間でもない事はこの数日でも良くわかっている。 「そう。決してそんな事はない。だから、俺達はアイツらにそれを教えてやらなきゃいけないのさ。異能なんて『たかが異能』でしかないって事をな」 「それで、彼らと闘う事に?」 「ああ。俺や幻司郎のように戦闘系の異能を持たない人間があの二人に勝つ事で現実を突きつけてやる。今あいつらは弱い異能でも、それに縋ってる。だから自分以外一般人のチームで優位に立って願望を満たしてるのさ。それを壊して、自分の道をちゃんと見つけてもらう。異能に頼れなくても、いくらでも生きて行く道はあるからな」 「そこまで考えていたんですね」 「俺も昔は似たようなコンプレックスを持ってたからな」 「でも、八十神さんは喜多川先生の元で立派に勉学に励んでいるではないですか。学部生の間に学術誌に論文を発表するというのは凄い事だと聞きましたが」 「当時の俺や、今の奴等の価値基準では勉強ができるなんてなんの意味もねーよ。昔の俺やアイツらにとっちゃノーベル賞を取るより上級ラルヴァを倒した奴の方が凄い人間だと認識するだろうな」 そうだ、俺は確かにそう思っていた。ガリ勉の奴を見ては、この学園でいい成績を取る事が一体何になると思っていた。 「そう、ですか……。そういえば、一つ聞いていいですか?」 「何だい?」 「結局、卓君と翔君はなんで対立してたんですか?」 「う〜ん、それは言えないな。奴等のプライバシーだしね」 「プライバシー、ですか」 そう言うと逢洲は黙り込んだ。はぐらかしたようで申し訳ないが、こればかりはしょうがない。 何故かと言えば、対立の原因は俺の読み通りだったからだ。音羽繋に聞き込みを頼んだ所、すぐに結果は出た。奴等の諍いの原因は女の取り合い。肝心の逢洲はどっちにもその気はないようだが。 残念だったな坊や達。 というわけで、いくらなんでも逢洲にだけは本当の事は言えない。 「おーい、逢洲さん。片岡君のびちゃったんだけど、どうする?」 幻司郎が暢気な声を上げた。見れば、片岡は畳の上で大の字になって気を失っていた。 「わかりました。そこまで! 勝者は椿幻司郎」 逢洲の声に『エグゾースト』の側は通夜のように静まり返り、『ナイトファイア』の側からは笑いが漏れていた。性格悪いなおい。 幻司郎がこちらに戻ってくる。余裕のようだったが、額に汗が浮かんでいた。 「余裕じゃねーか」 「まさか。一発もらえばこっちがアウトだからね。正直ヒヤヒヤしっぱなしだったよ」 バーテンダーは俺から水のペットボトルを受け取りながら正直な感想を述べる。まあそうだろうな。 「そういやその格好はなんだよ?」 「言ったじゃないか、バイトだって」 付き合いは長いがバーテンダーをしているなんて知らなかった。相変わらず無闇に謎の多い男だ。 「そう、ついでと言ってはなんだけどね。片岡君からちょっと装填《チャージ》しちゃった」 「おいおい、プライバシー侵害だぞお前」 「喜多川研鉄の掟、その一」 「「研究者の本分は真実の探求」」 幻司郎の声の後に、俺達二人の声が奇麗にハモった。 俺達の所属する喜多川研究室には『鉄の掟』なるものがいくつかある。掟の内容はボスである喜多川博夢が言う守らなければならないものから、変人である彼女の元で快適なキャンパスライフを送るための処世術みたいなものまでさまざまだ。 「まあ、そういう事さ。『真実は徹底的に探求する主義』だからね僕は」 「そうかい、何にせよ有り難いけどな」 「それと、僕に出来るのはここまでだから。僕は強い異能が欲しいなんて思った事が無い以上、彼らにかける言葉を持たない。後は君次第なんだよ、九十九」 「わかってる。とりあえず片岡の記憶を見せてくれ」 「了解」 すると奴は右手の人差し指を俺のこめかみに当てた。 「弾丸の名前は?」 「片岡卓」 「弾頭は?」 「絶望」 おいおい、絶望とはまたヘビーな感情だな。 「トリガーを引くよ」 目を閉じた俺に、片岡の記憶が流れ込んできた。 幼い片岡と、彼を庇って闘う、黒い仮面に黒いコートの異能者。 おそらく数年前の片岡と、奴の手のひら、そこに落ちる涙。 逢洲等華が凶悪なラルヴァを退治した事を伝える校内新聞の記事。 目を開ける。 幼い憧れ、残酷な現実、決して届かない目標。 片岡の気持ちが俺には痛い程にわかった。だからこそ、ここで二人をなんとかしなければいけない。 「どうだった?」 「まあ、ほぼ想像通りだったな。まさか『仮面の異能者』が出てくるとは思わなかったけど」 仮面の異能者っていうのは、確か十年くらい前の冬あたりから現れた謎の異能者だ。黒い仮面とコートが特徴でラルヴァが現れ、圧倒的な力で叩き潰しては消える一種の都市伝説。島内どころか遠征先にも現れては学園生達を助けていた。確か俺の姉貴も助けられた事があるらしい。 四年前あたりからその現れなくなったらしいが……。 「確かにちょっと予想外だったかな。良い意味でも悪い意味でも他人に影響を与えずにはいられない人らしい」 「なんだ、お前。『仮面の異能者』を知ってるのか!?」 「さあね。それよりそろそろ行った方がいいんじゃない? 逢洲さんが呼んでるよ」 確かに、逢洲が俺を呼んでいた。『仮面』に関する云々はまあこの際置いておこう。今は沢渡だ。 俺は幻司郎のような達人ではない。まともにやり合ったら勝ち目は薄いだろうが……。 なんとかするしかない。絡め手満載でどうにかするさ。 ** 「八十神さんよ。あんたマジで俺に勝つ気なのか? 黒こげになっても知らねーぞ」 「ハハハハハ! チャッカマンじゃ人を黒こげにはできないぞ坊や」 「俺の異能はチャッカマンレベルだってか!? 面白い冗談だな……」 「冗談じゃねえよ。事実を言ってるのさ」 「テメエ……!」 いいぞ、怒れ怒れ。冷静な判断力を失え。それでこそ俺に勝機が生まれるというものだ。 「お互い、開始前にエキサイトしすぎるな。ちゃんと位置につけ」 「はいはい、委員長どの」 「わかったよ逢洲姉ちゃん」 俺と沢渡は指定の位置につく。異能で奴の温度を確認。右手の温度がえらく上がっている。やる気だな。 「初め」 逢洲の言葉と同時に俺は思い切り右に飛ぶ。 俺の位置を沢渡が出した炎が掠めて行った。やはり奴は開始と同時に決めるつもりだったようだ。 「なっ……」 開始と同時の一撃が完全に避けられたのが驚きだったのが沢渡は声を上げる。甘いんだよ坊や。 「くそっ!」 躍起になって火炎を連発する沢渡。だが、俺は異能でどちらの手から発射されるか読んでいる。また、奴の火炎は有り難い事にそこまでの熱はない。当ったらヤバいくらいの熱さはあるが。 まあ、マジの火炎だったらこんな畳の上で異能なんか使えないしな。即火事だ。 奴の異能の正体は一見、炎のように見える異能の熱線ってとこだろう。射程はおよそ三メートルという所か。そんなに長くない。 やはり、正直に言って貧弱な異能だ。悲しい事に。 射程が長くもない上に半端な熱のせいで、密着状態では自分を傷つけてしまうので使えない。 対戦が始まっておよそ五分。躍起になって火炎を連発する沢渡だが、俺は回避に異能と神経を集中させてそれを避け続ける。奴の異能はおよそ、五秒に一回撃てるらしいという事がわかってきた。奴は平静を失い、緩急なんてものもなく可能になり次第火炎を撃ち続けている。俺の読みはまず間違いないだろう。 「いい加減にしろよ八十神! テメエいつまで逃げ回ってんだよ」 激昂した沢渡が声を荒げる。確かに、ちまちまやり過ぎたかな。 奴の異能の詳細はほぼ完全に掴んだ。そろそろ行動を起こしても良い頃だ。 逢洲の位置を確認する。彼女は畳の外に正座していた。この距離と両チームの奴等の歓声による騒音。俺と沢渡の会話は彼女には聞こえないだろう。 俺は異能を使用して奴を見る。 問いは『昨日自家発電した回数』。 すると、次の瞬間には奴の頭上に数字が表示される。『2』。 まあ、高校生としては妥当な数かな。 俺は笑みを浮かべると指を二本立てて奴に向ける。 「なんのつもりだ。ピースサインか?」 突然の行動に奴は意識を俺の指に向けてしまう。迂闊だぜ坊ちゃん。 「違うよ、『2』だ。この数字に覚えはないか?」 「なんの事だ?」 会話に乗ってきた。こうなればこちらのものだ。会話をしながら俺はじりじりと距離を詰める。一飛びで奴に届く距離まで、もう少し。 「お前は昨日、二回、ある事をしたな」 「二回って、まさか!」 奴はまるで火のように顔を赤くする。そうだ、それでいい。 「ようやくわかったか。お前の考えている通りだよ。お盛んだな少年」 「てめえ、なんでそんな事を!」 「これが俺の異能だ。俺の視界の中じゃなあ! どんな上級ラルヴァだろうと! 醒徒会だろうと! 守れるプライバシーなんて有りはしねーんだよ!!」 我ながらまるっきり悪役の台詞だとは思ったが、こういう絡め手を使わないと、俺の能力じゃ奴に勝つ事などできないので仕方が無いだろう? さあ、最後の一押しだ。 問いは『昨日、○○○○○○をおかずに使った回数』。 さすがに可哀想だから、伏せ字。ヒントは漢字だと四文字。まあわかりやすいな。 そして奴の頭上に表示された数字は……『2』。若いとはそういうもんだ。 「ほほう、そしておかずは……」 俺は顔を逢洲の方にゆっくりと向ける。出来るだけ卑しい顔を作るように心がけたが、出来ているだろうか。 「やめろぉー!!」 絶叫しながら奴は右手を俺に向けた。距離は十分、一飛びで奴に届く。 発射される炎をかいくぐって、俺は奴に飛びかかる。腰を屈めたタックル。 腰に思い切りぶち当ると、そのまま奴を押し倒す。マウントポジションてやつだ。俺がポジションをとった事で両チームからの歓声は一段と大きくなる。 「くそっ! 汚ねえぞ!」 「ハハッ! 褒め言葉だな」 この距離なら異能は使えないな!橘さんはそう言っていたし、ア○ロもそれでジオン○を撃破した。間違いない。沢渡はじたばたと暴れるが体勢をひっくり返す事は出来ない。マウントポジションはそれだけ強烈なのだ。 右手を振り上げ、奴の顔面に振り下ろす。ガードが間にあわず沢渡はそれをまともに受けた。 「がふっ!」 ここで引くわけにはいかない。奴の顔面を破壊しない程度に小刻みにパンチを重ねる。鼻血で顔面が赤く染まって行くのが痛々しい。 「おい、そろそろ降参したらどうだ。これ以上やってもしょうがないだろ」 「う、あ……」 沢渡の顔に涙がにじむ。屈辱、だろうな。だが、これで終りだ。 「おい、まだやれんだろ沢渡ぃ!! このまま戦闘異能も持たないただの男に負けてもいいのかよ!」 歓声のなか、それでもこちらまで聞こえる声で叫んだのは意識を取り戻した片岡だった。片岡の顔にも涙が浮かんでいる。 「ああああああああ!!」 沢渡が、片岡の叫びを受けて悲痛な声で絶叫する。 「嫌だ! 嫌だ! 強い異能も持てなかったのに! こんな所でこんな奴等に負けたら俺達は本当になんにも無いじゃないか! ふざけるなよぉ!」 次の瞬間、俺の左腕に激痛が走る。目を向けると、俺の左腕は焼きただれていた。沢渡は、この密着状態で、異能を使用したのだ。 この状態で異能を使えば、奴もただでは済まない。その右手もぐずぐずに焼きただれていた。 「沢渡ぃ!」 「俺は、俺は………」 左手の痛み以上に、俺は奴の発言に激昂していた。異能が通用しなければ、自分達には何も無いだなんて言葉を看過するわけにはいかない! 思わず奴の胸ぐらを掴んでいた。そして思い切り俺の顔に引き寄せる。 「おい、今お前なんて言った!? 何て言った!?」 「あんたに負けたら、俺には何にもないって言ったんだよ! あんたみたいな能力しかない奴に、俺が負けたら、生きて行けるわけないじゃないか!」 そう、これが沢渡の心の叫びだ。一つの悩みだけで生死に関わるところまで行ってしまうような年頃。 「ふざけろこのガキ!! これっぽっちの事で生きて行けないなんてほざいてるんじゃねーぞ!」 「だってそうじゃないか! 俺の異能じゃ誰も守れやしない! ラルヴァを倒す事もできないし、あんたみたいな戦闘系異能も持たない奴にだって勝てやしないんじゃ、何の意味も無いじゃないか!」 「それがおかしいってんだよ!! いいか! お前等も聞け!」 俺は周囲の両チームのメンバーにも声をかける。俺の声にただならぬものを感じたのか、柔道場内は静寂に包まれた。 「強い異能が無ければ価値がないなんて誰が決めたんだ? 世間か? それともこの学園か? 誰もそんな事決めてねえよ! テメエ等が勝手にそう思い込んでるだけだ!」 「でも、俺は……」 「強い異能を持った人間はそれに縛られる。異能と無関係には生きて行けない。お前等にも、俺にも、力が無い分その自由があるんだ。それでいいじゃないか」 「良くねーよ! 俺は異能で、ラルヴァを倒して! 大事なものを守りたかったんだ!」 「力が無くたって大事なものは守れる! 力に縋るんじゃねえよ! そうやって異能で自分を狭めるな!」 「俺は、俺は……」 「強い異能を持つ奴が勝ち組でも、そうでない人間が負け組ってわけでもない! 生きて行く道はいくらでもあるんだ。今ここで学校から逃げ出して燻っていたら、道は無くなって行く一方だぞ!?」 俺は本当に全てから逃げ出した。コイツにはそうはなって欲しくない。 「じゃあ、どうやって生きて行けばいいんだよ俺達は!」 「それはテメエの頭で考えろ! お前等自身が見つけ出せ! 他人にも力にも縋るんじゃない!」 「糞っ! 厳しいな……」 沢渡の声が柔らかくなる。俺の言いたい事は伝わったのだろうか。 「ああ、厳しくない人生なんかどこにもない。力を持った人間だって死ぬ程厳しいぞ。自分の力に苦しめられる事だってあるんだ」 「わかった、もうわかったよ。そうだな、アンタにも勝てないような異能に縋っててもしょうがねえな……」 「………」 そして、沢渡翔はゆっくりと顔を逢洲に向けて口を開いた。 「逢洲姉ちゃん。降参だ、俺の負けだよ……」 声が涙で滲む。 その宣言は俺に対する勝ち負けと言うよりも、自分の願望に対する訣別のように聞こえたのは気のせいだろうか。 「わかった。そこまでだ! すぐに担架が来るから二人とも安静にしていろ」 逢洲がそう宣言したのを受けて、俺は奴を解放し、そのまま畳に大の字に寝転んだ。 興奮していて気にしなかったが、左手の痛みが猛烈に訴えかけてくる。マズい。ちょー痛い。もう難しい言葉を使ってらんない。 「アンタは、今は自由に生きてるらしいな。自分の異能と折り合いをつけてさ。でも、どうだったんだ?」 沢渡が話しかけてきた。 「どうって?」 「みんなを守るヒーローになりたいって、思わなかったのか?」 「思ったよ。お前等と同じ頃に、凄く思ってた。昔、付き合ってた彼女が実際にヒーローだったからな。でも俺は叶わなかった」 俺の彼女だった女は強力な異能者だった。いつでもどこでも馬鹿みたいに明るく、馬鹿みたいに前向きで、馬鹿みたいに強かった。ラルヴァ討伐に出ては活躍をする、学園のスターだった。俺もああなりたかったんだ。 「それを聞いて、安心したよ」 「そうか」 「俺、明日から、学校行くよ。異能以外で俺に出来る事を見つけないといけないからな」 「そうしろ。俺みたいに退学なんてすんなよ」 「全く、変な奴だなアンタ」 そう言うと沢渡は笑った。 まあ、夢破れても泣いても笑えれば英雄だって誰かが言ってたから、これでよしとしておこう。結果オーライというやつだ。 ** 決闘?から三日が経った。あの後、俺と沢渡はすぐに医務室に運び込まれて治療を受けた。逢洲があらかじめ治癒異能者を待機させていたらしく、すぐに火傷は治った。焼かれたところだけ産毛が無くなって気持ち悪いがまあ良し。 治療を受けると、沢渡と片岡はその場でチームの解散を宣言し、メンバーに学校に行けと諭した。暫く揉めたが、割とすぐに混乱は終息し、皆家路についた。これからは、自分の現実から目を背けて群れているわけにもいかないのだ。辛いだろうが頑張って欲しい。まあ以外とどんな道でも楽しいもんだ。今ならそう思える。 ツヨシが去り際にそのニキビ面に笑顔を浮かべて「『ナイトファイア』は解散だけどさ、またゲーセンに来てくれよ。対戦しようぜ」と言ってくれたのは俺には救いだった。 逢洲等華は礼を言うと俺に深々と頭を下げた。 「一時はどうなるかと思いましたが、八十神さんに頼んで正解でした。先輩の紹介を聞いて良かったと思います」 「そうか。それなら、良かったよ」 「はい、今回の件では私ももっと精進する必要を感じました。では」 精進か。まずはその鈍感力をどうにかして欲しい。二人の男が悲しいから。 でも、まあ、頑張れよ。学園のヒーロー。てゆうかサムライだな、彼女の場合。 時刻は午後三時、俺は今日の講義を終えて、研究室にいた。 部屋にいるのは俺、幻司郎、そして院生の神代《かみしろ》さん。眼鏡とEカップの巨乳と黒髪ロングストレートヘアがトレードマークの美人だが、腐ってるのが残念な人。他の連中は、類人猿・天地奏のバイクの調整とやらで出払っていた。平和なもんだ。 ちなみに、何故カップサイズがわかるのか? 俺の異能は数字がわかるだけなので、アルファベット表記のカップサイズは普通ならわからない。その為に俺はトップバストとアンダーサイズからカップサイズを判断する公式を頭に叩き込んだのだ。クレバーだろ? この話をしたら幻司郎に「君はつくづくとクズだねえ」と言われたが、僻みが心地よかった。せいぜいヌーブラに騙されているが良いさ。 「しかし、なんだかよくわからない騒動だったな。男のガキばっか相手にしてさ。事件て程のもんでもなかったし、解決もかなり勢い任せだったし」 「終始行き当たりばったりだったのは議論の余地もないけどね。女性だったら逢洲等華がいたじゃないか」 「あの女は確かに美人だが怖過ぎ。俺なんか即座になます切りだよ」 「女っ気なら、ここに私がいるじゃない?」 神代さんは胸を誇示するように胸を張った。絶景かな。 「いや、ここの話じゃなくて、俺と幻司郎の話ですよ。ちょっとこの一週間色々あったんで」 「え〜、なになに? おねーさんに聞かせてくれるかなあ? あ、もしかして椿君の女装と関係があるのかな? あれ私にも渾身の出来だったんだけどどうだった?」 そうか、奴の女装はこの人がやったのか。道理できちんと化粧が出来てると思った。 「あれは上手く行きましたよ。九十九以外がみんな騙されましたからね。そういえば、最後の九十九の演説は素晴らしかったですよ。神代さんにも聞かせて上げたかったなあ」 「おい、馬鹿。やめろよお前!」 慌てて黙らせようとしたが、幻司郎は笑うだけだった。イヤミな奴だマジで。俺はあいつの暴走の件は黙っててやってるのに。 「ああ、いいわ。やっぱりいいわアナタ達のコンビ! 二人の美青年。クールな鬼畜眼鏡にワイルド風味のヘタレ受け。創作意欲が刺激されてされてたまらない!」 いくら腐ってるとはいえ、目の前の人物をネタにするのはやめてくれないだろうか。姉貴も腐ってたからそういうのに免疫があるからまだ我慢出来るんだが。てゆうか、俺がヘタレ受けってなんなんだよ? 「なんか色々インスピレーションが刺激されたからオネーサンは今日は帰るわ。喜多川先生は今日はいらっしゃらないし」 「え、神代さんもう帰るんすか?」 「喜多川研鉄の掟、その六」 「「「好奇心は全てに優先する」」」 神代さんの振りに合わせて三人の声がハモった。最早条件反射だ。 「そう言う事。それじゃーねー!」 言いたい事だけ言うと神代さんは出て行った。これだからオタクはコミュニケーション不全とか言われるんだちくしょーめ。 「出て行っちゃったねえ。神代さん」 「ああ。しょうがない姉ちゃんだよ全く。そういやお前にまだ聞いてなかったな」 「何がだい?」 「まずは女装した理由だよ。やる意味あったのか」 「そりゃあね。僕みたいなのが行くと、どうも男だけの集団には入れてもらいにくいんだ。だから女装してみたってわけさ」 ああ、そうか。自分みたいな日本人離れした美形じゃ溶け込みにくいからあえて性別逆転してみましたってか。一定の説得力があるだけになんだか余計に腹が立つ。 「ムカつくけどまあいいや。あと、今回お前が俺を手伝った理由だよ。誰に頼まれたんだ?」 「確かに後で説明するとは言ったけど………まだ気付いていなかったのか」 「悪かったな察しが悪くて。誰なんだよ」 「ふーむ。じゃあ逆にこっちが聞いてみようか。逢洲等華に君を推薦した人間について、心当たりはあるかい?」 「無いな。さすがに時間が経過したとはいえ、当時の風紀の連中で俺を推薦した人間がいたとは………」 「僕に君のフォローを頼んだ人間と、逢洲等華に君を推薦したのは同一人物だよ」 「なんだと!? お前当時の風紀に知り合いがいたのか?」 今回のどの件よりも驚いた。まさか幻司郎が風紀に知己があったとは。 「それが間違いなのさ。思い出してみなよ。逢洲等華は先輩に紹介された、と言っただけで、風紀委員の先輩に紹介された、とは一言も言っていない」 「それは、どういう……」 「察しが悪いな。それじゃ彼女も報われないよ」 「彼女? 女か?」 「しょうがないな。じゃあ答えを教えてあげよう。君を逢洲等華に推薦し、そして依頼を受けた君のサポートを僕に頼んだ人間。それはね」 「なんだよ」 「立花《たちばな》美咲《みさき》さんだよ。まさか、忘れたなんて言わないよね?」 その名前を忘れるわけもない。 強力な異能者だ《・》っ《・》た《・》女。 俺が、逃げ出した女。 そして、俺の初めての彼女。 eXtra/エクストラ(表) 終 eXtra/エクストラ(裏)に続く。 トップに戻る 作品保管庫に戻る
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ステータス HP:ゼロになるとLPを1消費して全回復する LP:ゼロになると戦闘から離脱する 腕力、器用さ、素早さ、精神:それぞれのステータスに応じた技の威力を高める 体力:斬打突属性の物理攻撃の被ダメージを軽減する ※斬打突属性のESP攻撃に効果があるかは不明 根性:熱電光属性の間接攻撃の被ダメージを軽減する ※熱電光属性の武器攻撃に効果があるかは不明 属性耐性 軽減率をパーセントで表記したもの。 耐性99ならダメージが99%カットされる。 状態異常耐性 ○:必ず効く ×:絶対に効かない 名前 HP LP 腕力 器用さ 素早さ 精神 体力 根性 耐斬 耐打 耐突 耐熱 耐光 耐電 スタン 毒 眩み 酸 眠り 痺れ 病気 アイテム ゴールド 出現場所 ブラックバスター 500 3 29 39 6 34 23 34 22 22 32 12 17 7 ○ ○ ○ ○ ○ ○ × ブルーマリーン 200 デウス 夢見る電気羊 1200 3 25 22 14 24 11 33 18 17 18 23 23 13 × × × × ○ × × 電気羊フリース 400 発電所 ザ・ブラックマート 1400 3 40 66 40 30 50 50 40 40 30 40 40 20 ○ ○ ○ ○ × × × - - 闇市 改造ジャンク 200 3 33 33 33 33 33 33 33 33 33 33 33 33 ○ × ○ ○ × ○ × アルジャーノン 1000 3 50 51 38 60 54 68 36 12 20 22 20 20 ○ ○ ○ ○ × ○ ○ ネズミのブーケ ? 洞窟1 モンスターマウス 300 2 30 41 28 31 44 58 36 12 68 22 46 46 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ チェンジャー 500 4 21 20 21 27 18 16 19 16 21 24 21 11 × × × × × × × パリアチェンジャ ? 居住区 マッドドライバー 4000 1 63 58 48 63 41 70 30 30 45 25 25 10 × ○ ○ ○ ○ ○ ○ 最速の車輪 600 アークへの道 ちかん&さぎし 613 6 20 20 20 45 49 35 30 54 38 20 20 60 ○ × ○ ○ × × × 無心の極み ? 行政区 スティーラー 1100 4 50 52 16 38 18 52 37 45 99 37 37 37 ○ ○ ○ ○ × × ○ アブソーバー ? ワールドマップ(汚染した海) シロイワニ 1800 3 60 60 60 20 20 20 50 50 50 25 25 25 ○ ○ ○ ○ × × ○ ? ? 下水道 海賊版ミナミ 1000 2 40 40 40 60 40 40 50 0 50 0 50 50 ○ × ○ ○ × ○ × ワンダーバックル ? ブレイン室 海賊版シバ 1200 2 40 40 60 40 40 40 50 50 0 50 50 0 ○ × ○ ○ × ○ × 海賊版ミサ 1400 2 60 40 40 40 40 40 0 50 50 50 0 50 ○ × ○ ○ × ○ × 海賊版アイネ 800 2 40 60 40 40 40 40 50 0 50 50 50 0 ○ × ○ ○ × ○ × マムスセーバー 350 3 50 50 50 50 50 50 86 86 86 87 87 87 ○ ○ ○ ○ × × ○ マムスセーバー ? マムス マリオネット 1400 3 30 60 60 70 30 60 40 40 40 50 50 50 × × × ○ × × × フラショナル聖衣 ? 博物館 ハッシューラ 2400 4 44 50 60 77 50 50 20 20 20 40 40 40 ○ ○ ○ ○ × × ○ 不可分の障壁 ? 軍事科学研究所 ジェリバプール 1200 3 50 50 50 50 50 50 10 80 10 10 10 10 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ゼラチナス物質 ? かんりしつ(地下) シルエット 1500 2 50 50 30 30 30 20 100 100 100 0 0 0 ○ × × × ○ ○ ○ ビーム吸収球 ? 未定 シルエット 1500 2 30 30 50 50 30 30 0 0 0 100 100 100 ○ ○ ○ ○ × × × アストロフォース 2600 4 77 40 66 77 77 77 30 30 30 20 20 50 ○ ○ ○ ○ × × ○ 地球の砂 ? ラボラトリへの道6(ボス戦後) NICE 2800 4 77 77 77 77 77 77 40 40 40 50 50 0 ○ × ○ ○ × ○ × NICE外骨格 ? コックピットへの道5(ボス戦後)
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第3章 ← 第4章 → 第5章 ルート 美術館に向かう途中でイベント ↓ 美術館に入り、石像前の赤マントに話しかける ↓ 美術館から出ると一時的にメンバーがひらひとりに フィルハート亭前でイベント ↓ 住宅街の奥でイベント メンバーが4人に戻る ↓ 七色グッズを集め、美術館前の悪者に話しかける ↓ 美術館を進み、屋上前の階段で「OK」を選ぶとボス戦 ↓ ルナテミリオンの出口で「もう行く」を選ぶと次の章へ 落ちこぼれ編では宿泊施設で休むことができない。 その代わり駅前にカフェが出ており、こちらで回復することができる。 ギミック・謎解き 少女の描いた絵と元となった風景の間には異なる箇所があり、 そこを調べると七色グッズが見つかる。 絵2:七色の絵筆(フィルハート亭の右角) 絵3:なないろパレット(住宅街のキャンバス近くの花壇) 絵1:七色の絵の具(美術館前のキャンバス近くの木) 美術館のセンサーは色の魔獣を倒すと移動する。 センサーの移動は階層を隔てても有効で、 例えば1Fの朱雀を倒した後2Fに登るとセンサーが下に動いている。 ↑玄武 ←白虎 青竜→ 朱雀↓ 手順の詳解は以下のとおり。 1F:白虎→玄武→朱雀→2F 2F:玄武→青竜→白虎(くぼみでセンサーを避ける)→朱雀、青竜→3F 3F:玄武→白虎→屋上 敵 ルナテミリオン美術館 基本経験値:200 基本入手リル:100 シンボル 出現敵 HP 弱点 ドロップ コピー 備考 赤帽子 ガジェット団員*3 145 アクアブースター(5%)*3 フルスイング 悪魔 ソードスパイダー*2 209 チョコボール(7%)*2 ダークステアー 竜 色の魔獣(青竜) 420 炎 キュリアシーン(5%) フリーズブレス 鳥 色の魔獣(朱雀)*2 189 氷風 フレアブースター(2%)*2 ソーラーバースト 亀 色の魔獣(玄武)*2 168 雷炎 ストーンバスター(2%)*2 アイスボルト 虎 色の魔獣(白虎) 563 炎氷 百式マシンガン(5%) ハウリング2 ボス +... 名前 HP 弱点 耐性 ドロップ コピー ピース 2877 ディレイ(75%)ミゼラル・イノセン・カーズ(50%)暗闇・沈黙・プッツン・睡眠・マヒ・ウィーク・ブレイク(25%)即死・毒・混乱・ヒート・フリーズ(0%) 2500リル セルシウスガード エアプリズンインディグネイション(ふたつ同時に習得) 条件 行動 効果 備考 常時 クイックショット 単体にダメージ+ひるみ 2の倍数ターン ランダムショット 全体にダメージ 2の倍数ターン ドライブショット 単体に炎ダメージ+ひるみ 2の倍数ターン シャーリークリムゾン 全体に炎ダメージ+イノセン 3の倍数ターン バイオスプレッド 全体に毒 3の倍数ターン エアプリズン 単体に風ダメージ+マヒ 3の倍数ターン ウィンターブロッサム 単体に氷ダメージ+フリーズ 自分HP50%以下 インディグネイション 単体に雷ダメージ 備考 +3分間カウント 「はい、勇者くんの所へ行ってもいいですよ。」の次の(!)で始まり、 「プリンセスよ、我が手を取りて力を貸して下さいませ!」の次の(こくん!)の2秒後で終わる。 クリア後、美術館前にいるみーこに話しかけると「誰かの描いた絵」がもらえる。
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SGS/S37-T19 カード名:決意 カテゴリ:クライマックス 色:黄 トリガー:2 【永】 あなたのキャラすべてに、ソウルを+2。 ……決めました。みんなの分まで…… 全部背負って 最後まで戦い抜きます レアリティ:TD illust. 安達洋介(スタジオエンカウント) 15/12/02 今日のカード ・同名カード 番号 カード名 レベル/コスト スペック 色 収録パック DC/W01-019DC/WE08-65 決意 1/0 EV 黄 D.C. D.C.Ⅱ ブースターD.C. D.C.Ⅱ プラスコミュニケーション エクストラブースター
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どのような社会においても、仲間というものは重要である。 例えば、賢者と愚者の、どちらを味方にするべきか? 利害の観点だけで見るならば、そのどちらも一長一短で、 その答えは、常に変わるものである。 アプルーエ周辺・北東群島近海。 群青に沈む空間を突き進む、複数の人影があった。 プラント帝国軍に所属するアームヘッド・水無月である。 水陸両用の機体であるそれらは、電灯の光で闇を裂き、水圧の壁を掻き分けて島を目指した。 「警備が軽微だな」 「まさか、あの島にはもう何も無いのでは?」 「その心配はあるまい。航空部隊が高レベルアームコアの発掘現場を捉えたのは最近だ。 それで、奴らの意識は空に向いているのだろう。我々は海から奇襲をかけて、遺跡を破壊、 あわよくばアームコアも回収するだけだ」 水無月部隊のソナーが、足元に奇妙な魚影をキャッチしたのはそのしばし後だ。 「なんだ?」 「でかいな・・・・・・ドラゴンでもいるのか?」 「しかし、魚龍は絶滅したと聞きました。あれは・・・・・・?」 反射する音波から形状を読み出し、そのシルエットが明らかになっていく。 「スリッパ?」 レーダーを見る限り、奇怪な魚影からは二匹の子が生まれたようだった。 高速で迫るそれは目視できる距離に近づく。 「魚雷だ!!」 水無月の一体がそう言ったとき、更に別の二つの巨影が渦を巻いて取り囲んでいた! 閑散としていた海面にいくつもの水柱が上がる。 それから水無月は、ただの一体も浮上することは無かった。 「・・・・・・」 上空では一機のアームヘッドがその様子を見下ろしていた。 砕けたばかりの隕石のような、いかつい巨岩が乱雑に刺さっている海岸。 朝靄が厚くかかっており、そこに座り込む複数のアームヘッドを見ることは、 よほど近づかなければ難しいだろう。 集結しているアームヘッドは全て帝国機である。 その内訳は、海水に足を浸している水無月が四機、 その背後で待機している二機の文月、一機の弥生・改、そしてセイントメシアだ。 「久しぶりだな”血染の羽毛”」 「貴方は、”パーフェクト・ダーター”」 村井幸太郎は弥生のパイロットに向けてそういった。 ”パーフェクト・ダーター”は帝国でそれなりに名の通ったエースの一人である。 文月などの新型が次々に登場する中、最初に与えられた弥生を改造して乗り続けているパイロットだ。 というのも単純に、これまでに撃破された経験がないからである。 敵と直面するなり、瞬時にその弱点を捉え、正確無比にそれを射抜いて撃破する。 彼にとっての戦闘はそれだけのことなのだ。 その鮮やかな手際は、以前に共同任務に就いた時に幸太郎も目撃しており、 なるほど異名の通りだと深く感心したものだった。 そしてそんなエース二人が、再びここに揃っているということは、 他のパイロットにとっては拍手でもしたくなるような光景である。 「我々が空ではなく海から攻めるというのは、私たちにとっても意外だな」 ”パーフェクト・ダーター”の弥生が、水平線に向けてズームカメラを絞った。 「ええ。敵はさぞ、驚くでしょう」 一応、幸太郎はエース歴では後輩である。自然と丁寧な喋りになっていた。 しかし彼は内心、アームコアの採掘妨害と奪取が最終目的の任務だというのに、 何故二人も揃って海からの奇襲に当てられたのか、釈然としない疑問にもやもやしていた。 やがて先行した航空部隊から合図が届き、二人のエース率いる海上部隊も動き出した。 白波を立てながら海を進む四機の水無月。 完全に沈んでおかないのは、弥生と文月がその上に乗っているからである。 セイントメシアは用意された水無月には乗らず、上空から並行していた。 やがて靄の中に黒く巨大なシルエットが浮かび上がる。 リズ連邦のローレシア級巡洋艦が三隻だ。 プラントのアームヘッド部隊は、臆することなくそれに直面する。 この迎撃は想定の内である。 並列した三隻の軍艦はアームコア反応をキャッチするなり、海面に向けて激しく砲撃を始める。 さらに甲板が開き、その下の格納庫からはヴァントーズやヴァンデミエールといったアームヘッドが、 次々に姿を現し、飛び立った。 「ずいぶん守りが堅いな!」 様子を見たセイントメシアが急降下する。 ヴァンデミエールやブースター・パックを背負ったヴァントーズが迫り来るが、 ”血染の羽毛”は次々に撃墜してみせ、左の軍艦に近づいていく。 「流石だな!」 ”パーフェクト・ダーター”もそれを見て、水無月から跳び上がると、 真ん中の敵艦の舳先に向けて飛翔し、邪魔する機体の首を次々に貫いた。 残った文月と水無月も、砲撃をたやすく切り抜け右側の軍艦に取りつく。 それから文月は甲板の上に乗り込み、四機の水無月は海中から船底を攻撃した。 セイントメシアは空中でヴァンデミエールを蹴落とすと、艦橋に高速で接近! すれ違いざまに翼を薙いで、戦艦の首を切断する! 一方、敵艦に乗り込んだ”パーフェクト・ダーター”も次々に敵を仕留めていた。 その速さと正確さはまさしく殺人マシーンのそれだ! ぼろぼろと海面にこぼれていく、リズ連邦のアームヘッド! 二機の文月は背中合わせに、ヴァントーズ群と対峙する。 そこで轟音!水無月によって船底が破壊され、大きく傾いた船体から群れが転がり落ちる! ブリッジを切り裂かれた戦艦であったが、尚もメシアに向けて集中砲火を続ける! その中には、コルダックブラスターなどといった対バリアー武器も紛れている。 ”血染の羽毛”は高機動でそれらをかわし、突き出した砲塔の山へ向けてヴァントーズの残骸を投げる! 船上は激しく炎上し崩壊! 「もう沈めたか!?」 深緑の弥生・改は、ヴァントーズを軽く弾いただけで海面に突き落とす! 迎撃アームヘッドを全て退けた”パーフェクト・ダーター”も、ブリッジへ向けて矢となり突き進む! この時、残りの一隻を攻撃していた文月であったが、すでに水無月との交信が途絶えていることに気づく。 直後に彼ら二体も、奈落の底に引きずりこまれていた・・・・・・。 「何だ!?」 炎上する艦船の上空、異変を感じた幸太郎が一面の海を見下ろした。 海面から頭を出したヴァントーズがある。それは弥生改が弾き飛ばした機体だ。 その下では確かに、黒い影がうごめいていた。 だが直後! 「!?」 大きな水柱が上がったのはセイントメシアの背後だった! 飛びついてきた新たな敵は、血染の羽毛の足を捕らえると、 そのまま急降下し、海面に思い切り叩きつける! セイントメシアは、黒い海の中へと引きずり込まれ、完全に沈んでいった。 「セイントメシア・・・・・・」 潰れた艦橋の上からそれを見ていた弥生・改。 そして”パーフェクト・ダーター”は、不敵に笑った。 村井幸太郎。お前をこの任務に呼んだのは他でもない、私だ。 この海域には、水無月さえもたやすく沈める、謎の水中専用アームヘッドが存在している。 今、帝国でその事実を知っているのは、唯一目撃していたこの私だけなのだ。 セイントメシアとはいえ、血染の羽毛とはいえ、こうなってはもう戦えまい。 貴様は、調子に乗りすぎたのだ。 御蓮人のくせに帝国の旗として振舞うなど、我が国にとっては屈辱的なこと。 我らが、貴様の代わりに英雄となってやろう。 私とて、好きでこんな機体に乗っていたわけではない。 煩わしいメンツによって!貴様と比べられる事によって! 私はこの機体に乗ること自体でしか、評価されなくなっていたからだ! この任務で大量のTレベルアームコアを回収した後は、私が新たなトーアとして、 深緑のセイントメシアを駆り、我らネイティヴ・アイシアンこそが、 神聖プラント帝国の正当な所有者であることを、証明してみせる!! ”パーフェクト・ダーター”は足元に槍を突き刺し、更に艦橋を爆破させた。 黒煙に紛れて飛び上がると、水平線に浮かんだ小さな島々に向けて、ズームカメラを引き絞る。 そして、高度をとって迅速に戦場を去っていく! しかし彼は、彼の弥生の片目と同じように、円く目を開かずには居られなかった。 敵は、前方、そして頭上から落ちてきていたのだ。 「この高度!!?」 青い影は大鎌で弥生の脇を挟み込み、いとも簡単に海中へと引きずり込む! 「ば、ばかな!?」 ”パーフェクト・ダーター”の視界が泡に包まれた。 そして、そのズームカメラは、薄く光の差し込んでいる海の闇だけを見つめた。 「奴は!?」 弥生の放つ赤い光は、虚しく青の中に飲まれていった。 引きずり込んできた敵が、背後を悠々と泳いでいることを察する。 「まずいッ!?」 水中とはいえ完全に動けぬわけではない。弥生が振り向くが、敵の姿は無い。 また背後だ! 直感がよぎって、振り向くとそこには、先ほどと同じ人外のシルエットがあった。 違うのは、その体の底部に、魚雷を抱え込んでいたことである。 「まさか!?」 海中を滑るように向かってくる敵は、機体底部から鎌のついた捕脚を伸ばし、 弥生改を捕らえると、あざ笑うかのようにゴーグル状の目を上下させ、牙を開閉した。 「!?」 超近距離で放たれる二本の魚雷! それが一拍おいて爆発した時、敵は既に目の前から消えていた。 そして青白い光が浮かび上がる。三度目だ。 「く、クソッタレ・・・・・・!」 ”パーフェクト・ダーター”の機体は、装甲に食い込んで破裂した魚雷によって、 海水が浸入するほどの穴を開けられていた。 全身が水に浸っていくなか、気力を振り絞り、迫りくる敵を睨む。 奴の弱点は!どこだ?どこだよ!? 無心で槍を振っていた。 だが意外!次の敵は鎌で捕らえることなく、弥生の目前で上に逸れた。 その代わりに、槍の渾身の一撃も外れていたが、もはやそんなプライドなどどうでもよい。 「!?」 ”パーフェクト・ダーター”は我が目を疑った。 上に逸れた敵は、その尾を力強く振り落として、その先にあるアーム・ニードルを突き刺してきたのだ!! 頭上に見える、激しい泡と光の爆発。 水中でのアームヘッドの自壊は、まるでスローモーションのようだ! 弥生の機体が全身から泡と血を吐いて分断される。 ”パーフェクト・ダーター”はそれに包まれて、去っていく敵の姿を見た。 泳いでいくその姿は、別の二機と合流していく。あの敵は、三機いたのだ・・・・・・。 突然、体に衝撃を受けた。 沈んできた機体の破片に押されているのである。 もはや泳いで脱することも出来ない・・・・・・。 スーツとヘルメットに蓄えられた、酸素が尽きるまでの間、 こうして遠い海面を、見つめ続けるしかないのだ。 そして彼と彼の弥生は、そのアームコアを除いて、マリンスノーとなって海底に積もることだろう。 セイントメシアは暗黒の海中を漂っていた。 「敵が離れてった・・・・・・”パーフェクト・ダーター”が?」 彼が今、敵の餌食となって、俺に時間を与えている・・・・・・。 幸太郎はそう感じて、もう一人のエースに感謝した。 だが、現状を打破する方法が見当たらない。 海中での実戦は、これが初めてなのである。 しばらくして、周囲の闇から、三つの青い影がその姿を現した。 「さぁて今晩のメインディッシュ~」 「おれたちまだ朝メシも食ってないぜ?」 「・・・・・・そうだ」 セイントメシアの周りを泳ぎ回るシルエット。 幸太郎はそれを見て、幼き日に田んぼで見た生物を思い出した。 「ふはは、まさか俺たち『トリオプス・ダイバーズ』が、 メシアを仕留めるなんて偉業を、成し遂げちまうなんて!!」 「誰にとっても意外だぜ!これで今までコケにしてきた連中をいびれるぜ!!」 「・・・・・・そうだ」 アームヘッド水中戦隊『トリオプス・ダイバーズ』は、 元々おちこぼれのパイロットだった三人が、 完全水中専用の試作アームヘッド・パディーウィーダー(”田んぼの草取り虫”の意)の、 テストパイロットになることを、失敗して藻屑になることを確定された捨て駒として強制されたが、 偶然にも、強い適性とチームワークを発揮したために結成された、特殊すぎる特殊部隊である。 パディーウィーダーのフォルムは、まず速度よりも水中挙動の安定を重視した、 つまり、完成形の一つである”生きている化石”を模しているものなのである! 「こいつどうやって料理すんだよ!!!」 「あいつの全身トゲトゲは猛毒だぜ!取り除いてからの調理だぜ!」 「・・・・・・そうだ」 三匹のカブトエビは、メシアの周囲を旋回しながら、 機底に抱える魚雷を、順番に放っていく! セイントメシアは、水圧を不自由に感じながら、翼を振り回して魚雷を切り裂く。 しかし持ち前の速度が削がれて、防ぎきる事は出来ない! パディーウィーダーはそれぞれ、シャコを髣髴とさせるような捕脚を展開すると、 三方向からセイントメシアに襲い掛かった。 血染の羽毛は最小限の動きで、敵の駆動部が集中する、尾の部分を狙った。 この判断も”パーフェクト・ダーター”が居たから出来たのかもしれない、 ありがとう”パーフェクト・ダーター”! 元・おちこぼれパイロットたちは、現・エースの狙い澄ました一撃を、悠々と回避! そして再び散開すると、背中に付いた水圧レーザー砲を向け、無数に放つ! 見えざる流れの槍が、セイントメシアに襲い掛かる。 これでは満足にかわすことは出来ない、翼を閉じて防ぐのが精一杯である。 「おおお!?」 「トゲトゲ無くなったぜ!!調理するぜ!!」 「フォーメーション・アームキルだ」 トリオプス・ダイバーズのパイロットは、機体の頭部に酷似したヘルメットの中で、それぞれ言った。 三匹のカブトエビは腹を合わせて並び、尾の針先をメシアへ向けると、 再び散開して泳ぎ回り、メシアの前方で再び集まった。 そのまま目掛けて向かってきたかと思うと、再び散開して、通り過ぎていく。 そのすれ違いざまである!三機が急速に腹を曲げて、毒針が遂に繰り出された! 刺さる直前の事、再び翼を開いたセイントメシアの眼は、海面に差し込む光のように蒼い! 三つのアームニードルが一点にかちあった時、血染の羽毛は姿を消していた! 「えええ!?」 「消えたぜ!!」 「・・・・・・そうだ」 セイントメシアは彼らの頭上から、泳いで迫っていた。 (水のトーアのカノイ・カウカウ・・・・・・出来たのならば、もっと早くに発動してもらいたいものだ!) 血染の羽毛の一撃を、寸前で避けるトリオプス・ダイバーズ。 「あいつもう泳げるようになったのか!!」 「まるでミノカサゴのようだぜ!!」 「・・・・・・いや、アオミノウミウシだ」 そんな会話をする三人だが戦う気がないわけではない。 パディーウィーダーは再び散開し、見えざるレーザーと魚雷で追撃を開始する! それらを背に、海底に向かい泳ぐセイントメシア。 カカマの発動によって加速、更に水中にもかかわらず飛行形態に変形! 「姿が変わったぞ!」 「今度はヒトデだぜ!!」 「・・・・・・オトヒメエビ」 セイントメシアは宙返りするように上昇してトリオプス・ダイバーズに向き直ると、 レーザーと魚雷の壁に向かって一直線に突っこんでいった。 全身の刃でそれらを白い泡に変えながら、敵との距離を詰めていく! 「こっちに来るぞ!」 「とどめを刺すぜ!!」 「フォーメーション・アームキル!」 三機のパディーウィーダーは互いに腹を向け合いながら回転、 尾のアームニードルの針先が、セイントメシアの機体中心を正確に捉え、ぶれることなく迫る! セイントメシアとパディーウィーダーが交差する直前! カブトエビは散開と同時に尾の一撃を放つ! 血染の羽毛は機体を回転させ翼で斬撃を生み出す! セイントメシアの刃は、三機の針を弾くだけでなく尾の付け根に深々と突き刺さる! 「なんだと!?」 「やばいぜ!!」 「・・・・・・やばい」 カブトエビの群れを串刺しにしたまま海面に上昇するセイントメシア! 海から引きずり出されたトリオプス・ダイバーズが見たのは、 爆発炎上する三隻の軍艦である! 血染の羽毛もそれを見下ろすと、翼と足を振り回して、 パディーウィーダーを一匹ずつ、戦艦に向けぶん投げる!! 「晩飯はカブトエビの丸焼きだああああ!!」 「まずいぜ!!」 「・・・・・・そうだ」 キャボーン! トリオプス・ダイバーズは軍艦と激突し、爆発の火の海に飲まれた。 血染の羽毛は、黒煙の中で、轟沈していく戦艦を見ていた。 そして、自分を除き、敵味方ともども全滅したのだと気づく。 ”パーフェクト・ダーター”・・・・・・。 俺は少なからず貴方のおかげで生き残ったと言っていい。 神聖プラント帝国は俺が守り、必ず勝利に導く。 それから幸太郎は、彼の真意に気づくことは無く、 燃え盛る海を背に、小さな島々へと向かって飛んでいった。 類は友を呼ぶ、というように、 幾ら計画的に仲間を揃えても、結局は似たもの同士なのである。 賢者には賢者が集まり、裏切りあう・・・・・・。 愚者には愚者が集まり、けなしあう・・・・・・。 その逆も然りだ。 まあ、実際は、こういう考え方で付き合う者には劣悪な関係しか築けぬ、ということだね。 さて、次は・・・・・・? 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エキストラ召喚(エクストラ召喚)とは、カードの効果によってキャラクターカードを場に出すことを言う。 召喚の名前を持つが、召喚回数制限にはかからない唯一の種類。 通常の召喚も、同じターンに行うことができる。 第1期・第2期では、以下のように記述されていた。 「場に出す」 「召喚扱いされない」 「召喚扱いではない」 現在は、「エキストラ召喚」に統合されている。 関連項目 召喚 場に出す 通常召喚 エボルブ召喚 リミット召喚 フュージョン召喚 編集を許可します。wikiMas リヴァイア
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登録日:2020/04/13 (月曜日) 01 18 49 更新日:2024/04/12 Fri 15 50 58NEW! 所要時間:約 17 分で読めるのは、君と私だけの秘密ということだ ▽タグ一覧 ええかっこしいの警察Byトレーダー アニメ エクスカイザー エネルギー生命体 カイザーズ ガルウイング キングエクスカイザー グレートエクスカイザー グレート合体 ジェット機 トレーラー ドラゴンカイザー ボクんちの車は宇宙人!? マトリョーシカ式合体 主役ロボ 初代主人公 勇者 勇者エクスカイザー 勇者シリーズ 勇者シリーズ最初の主役ロボ 原点にして頂点 宇宙人 宇宙警察 火鳥兄ちゃんの憧れ 自動車 親友は地球人 速水奨 ガイスターの悪党め! この地球で悪事を働くことは、私が許さん! CV:速水奨 エクスカイザーは、サンライズ・名古屋テレビ(現:メ~テレ)制作のロボットアニメ『勇者シリーズ』第一作『勇者エクスカイザー』の主役ロボ。 今作のロボは敵味方問わずエネルギー生命体であり、地球で活動するために地球のメカに融合しロボットの姿を得ているにすぎない。彼もまたその1人である。 【概要】 宇宙の平和を守る宇宙警察『カイザーズ』のリーダーで、年齢は12000歳(地球人年齢に換算して20歳)。 地球に逃げ込んだ宇宙海賊ガイスターを逮捕するため、地球に降り立った際に星川家の車に融合した。ナンバーは「多摩33 ぴ38-52」。 ガイスター出現時には星川コウタに授けた通信機・カイザーブレスからの通信を受け現場に急行する。 しかし、偽装のために融合しているのが星川家の自家用車であり、コウタの父親・ジンイチが東部新聞社に勤める新聞記者のため、取材に向かう際に利用する時は出動ないし変形が遅れることもある。 家族での外出中に出動し、突然駐車場から消え失せてジンイチらを大いに困らせるのはお約束と化している。また、家に母ヨーコがいる際はエクスカイザーの発進を悟られないためにコウタや愛犬のマリオが色々と気を利かせる場面もあった。 第10話ではブルーレイカーからの通信を受けて単独移動、その際にドーム球場付近の駐車場で駐車禁止マークを貼られたこともある。 普段は透明のキャノピーをしたガルウイング式の自動車だが、ガイスター出現時にはキャノピーが青く変化、ボンネットにエクスカイザーのトレードマークであるライオンのプリントが施される。 運転席も変化、計器類が180度回転しエクスカイザーのシンボルである白い獅子のマークが現れる。 機体の左後部からアンテナも展開、カイザーズのメンバーと広範囲に連絡を取る。 自動車形態で会話する際はターンシグナルを明滅、ヘッドランプはカメラアイに該当しており、感情を表現する際に自在に開閉する。 カイザーズのリーダーに相応しく生真面目で責任感が強く、どんな小さな命や『宝』も見捨てないまさに『勇者』を体現した性格。 それ故に人命を第一にしており、ガイスターに「宝」を人質にされたらそれを壊すまいと苦戦する場面が目立っている。第14話では星川家の母・ヨーコと徳田オサムの母を含めたママさんたち、第23話ではテレビ番組「君こそ金のタマゴ」の人気アイドル・クミリンこと森田クミコを含めたテレビ局の人々、第27話では隕石除去装置・スイーパーと宇宙ステーションの乗組員(徳田を含めた)、第41話では星川家の愛犬マリオを含めた犬の群れ…など。 身の回りで事件が起きてもすぐガイスターの仕業だと決め付けず、証拠を掴んでからガイスターに立ち向かう判断力も併せ持つ。(*1) また、地球のことをよく知らないため、ラジオからのニュースを聞いたりコウタから教わったりしてその情報を得ることが多い。 特に、第14話では妊婦さんを見て悪質な宇宙人が寄生しているのかと勘違いしたり、第47話ではどの惑星にも見られなかった雪にも感動している。 そんなエクスカイザーにもお茶目な一面がある。第33話ではコウタからカイザーブレスを勝手に奪い取ったクラスメートの歌舞伎小僧・市川コスケに対し、真夜中でオバケになりきってブレス越しから悪いことはしないように語りかける意外な行動を見せた。(*2) 第36話ではコトミがコウタに好意を抱いているのを察すると、後ろからコウタを押して発言のきっかけを作るという、いい意味で地球外生命体らしからぬ、よくできた気配りを見せた。 コウタもまた、自身より遥かに年上のエクスカイザーから勇気と優しさを学びながら成長していく。 第26話では子パンダを自宅に匿っていたコウタに対し、狭い場所に閉じ込める動物園のやり方は間違っているかもしれないと認めつつ、動物園の人たちが子パンダを大切に思う気持ちはコウタと同じであると、元の場所に返すよう諭した。 この両者のカルチャーギャップを交えた交流を楽しむのも今作の見所といえる。 それ故に、最終話で地球を離れる際、永遠の別れともいえるコウタとエクスカイザーのやり取りは今も語り草となっている。 チェンジ! エクスカイザー!! 【エクスカイザー】 全長(自動車モード):5.2m 身長(アンテナ含む):10.3m 体重:32.6t 走行速度:82.4km/h 最高速度(自動車モード):398.3km/h ジャンプ力:142.2m フルスロットルで駆け抜けた後、ジェットエンジンで上空に飛び上がることでロボットモードに変形開始。 キャノピー部は両脚部に変わり機体後部カバーが展開し頭部が露出、さらに後輪部から両腕部が展開される。 胸部から獅子の顔を展開することで変形完了する。 非戦闘時は獅子の顔を仕舞うことができるようになっているが、収納したのは初登場時のみ。 小柄なボディを活かし、自動車モードとロボットモードを巧みに使い分けるスピーディな戦法が得意。一方、巨大なガイスターロボには力負けしやすく苦戦することが多い。 また、意識を集中することで頭部のアンテナから物質復元光線・フォーミングビームを放出する。 コウタの祖父の形見であるクラシックカメラの修理(第1話)からガイスターロボ・ゴンダムに変えられたダムの修復(第19話)まで、その大きさに限りはない。 ただし復元できないものもあるらしく、ガイスターロボに変えられた一部のものは元に戻せなかった。第34話でも破壊されてしまったオリンピックの競技場は修復されていない。 第44話ではガイスターに囚われたサンタクロース姿の人々を救出する際、アンテナから解除光線を放っている。 エクスカイザーはそれ以外にも様々な機能を持っており、 第9話では捕縛用のアンカーをホーンガイスト&サンダーガイストに向けて使用。縛り上げて仲間のアジトを聞き出そうとしているが、失敗している。 第17話では右人差し指を端子状に変形させてコンピューターにアクセス。地下鉄の動作を司るコンピューター機能を探知して暴走を阻止している。 聴覚センサーにはあらゆる生命体の声がインプット可能で、最終話ではガイスターに捕らえられた徳田の声を探知した。 【武装】 スパイクカッター 両腕から発射される赤い手裏剣。 手裏剣の形状は円盤から三つのブレードが飛び出た形となっている。 速射性に長けており、牽制によく使われる。 ジェットブーメラン 右腕にパワーを集中した後、正拳突きの構えと共に発射される鳥型の小型ブーメラン。 敵に直撃後、後部のブースターで加速をつけながら四方八方から攻撃する。 第1話での初陣において、ホーンガイストを退ける決定打となった。 スパイクカッターのように両腕から発射することも可能。 フレーミングノバ 胸部のライオンの口から強力な火炎弾を発射する。 水中では威力が半減するためか、第6話ではサンダーガイストの突進攻撃にかき消されてしまった。 インパクトフラッシュ 胸部の獅子の額から放つ逆三角形型光線。 小ぶりでありながらも岩を破壊する程の威力を持つ。 ショルダーボム 両肩アーマーの後部からタイヤを投擲する。 ブレストビーム 胸部の獅子の額からビームを放つ。 キングローダー!! フォームアップ! 巨大合体! キングエクスカイザー!! 【キングエクスカイザー】 身長(アンテナ含む):22.1m 体重:86.8t 走行速度:186.7km/h ジャンプ力:378.5m エクスカイザーが巨大なガイスターロボと戦う際に、大型トレーラー・キングローダーに収納する形で合体した強化形態。 頭部デザインはエクスカイザーと似ているが、口元はマスクで覆われている。 その名の通り、通常のエクスカイザーがさらに巨大化した姿で、パワーも上昇している。 エクスカイザーが両手から白い光線を虚空に向かって放つと、地上に異空間からの出入り口が現れてキングローダーが出現して合体に至る。 第3話ではウルトラレイカー&ゴッドマックスと共に冷凍光線を発射し、原子力発電所のメルトダウンという番組序盤とは思えぬほどの恐るべき大惨事を阻止した。 第4話では右腕部から制御用ケーブルを展開。瞬時に複雑な計算もこなせるようであり、火星用探査船の発射軸を調整し、その打ち上げを成功させている。 第7話では、精密な攻撃を披露。スターランドの遊具が合体したスターランダーのジェットコースターに乗り込んだコウタがカイザーブレスから放ったビームで複数のエネルギーボックスを確認。カイザーショットとカイザービームを駆使して破壊している。 そして、第23話では超能力を使い中継カメラを操作。ガイスターのアジトで「宝」の情報をかき集めるダイノガイストに宣戦布告。このことがきっかけでダイノガイストが自ら出陣することになる……。 【武装】 カイザーショット 両腕から発射される赤い十字手裏剣で、通常形態のスパイクカッターに該当される。 スパイクカッターと同様、速射性に優れており牽制によく使われる。 カイザーブラスター 胸部のライオンから放射される火炎攻撃。 通常時におけるフレーミングノバの強化版。 カイザービーム 胸部のライオンの目から光線を発射する。 キングバリアー 全身からオーラのバリアーを張り巡らせ、攻撃を防御する。 第13話ではガイスターロボ・ヘヴィーダによって掘り当てられた富士山のマグマ噴出を止めるために使用、ウルトラレイカー&ゴッドマックスの協力によって食い止めた。 その後、富士山一つ分のエネルギーを使ったらしく第13話ラストでは星川一家&コトミに押してもらうのだった。地球の自然を守るのも大変である。 カイザーミサイル 膝アーマーに内蔵された二門のマイクロミサイル。 反重力ビーム ライオンの口から音波状の光線を発射。 第23話でタワザーに引きちぎられたテレビ局に向け照射し、地面に落下するのを防いだ。 カイザーウイングブレイク 両肩の翼のエムブレムからエネルギーの刃を実体化、ブーメランのように投擲する。 カイザーソード 右脚部に内蔵された長剣で、キングエクスカイザーの切り札。 使用する際、空が暗転。右腿部のカバーから飛び出した後、キングエクスカイザーが手にすると共に鍔部が展開される。 弾き返されてもキングエクスカイザーの思念を受けて手元に戻ることも可能。 剣の大きさに対して右腿のカバーが明らかに小さいが、問題なく収納できているため中は四次元ポケットのようになっていると思われる。 カイザーフレイム カイザーソードから放つホールド技。 胸部のライオンの口から炎を放ち、カイザーソードの刀身に伝わせた後、刀身から巨大火球が精製。 野球のバットで打つようにガイスターロボ目掛けて打ち出す。 仲間の援護以外でサンダーフラッシュに移行する際には、ほぼ必ず使用する技と言っていい。 真空桜吹雪 お花見回である第9話でのみ披露したホールド技。 円月殺法でカイザーソードを回転させた後、桜吹雪状のエネルギーが巻き起こり狛犬仁王ロボ・コマオウを捕縛した。 サンダーフラッシュ キングエクスカイザー最大の必殺技。 カイザーフレイムによって敵を拘束後、カイザーソードに蓄積したエネルギーを十文字状に解放。それを空を突き抜ける程の長さまで伸ばし、巨大な斬撃によりガイスターロボを一刀両断する。 轟く雷鳴も加わり非常に派手である。 撃破し、右足にカイザーソードを収めると胸のライオンが雄叫びを上げる。 自らの意思で威力を調節することも可能。第7話ではスターランダー本体を破壊することなく最後に残ったエネルギーボックスのみを破壊する芸当を見せた。 ギャザウェイビーム ウルトラレイカー&ゴッドマックスとの合体技。 それぞれのエムブレムから破壊光線を一斉発射する。 OPでは毎回のごとく使用している技だが、本編ではダイノガイスト初陣回でのみの使用。 ガイスターの悪党ども! 私の合体を阻止したところで、勝手になると思ったら大きな間違いだ! ドラゴンジェット! フォームアップ! 巨大合体! ドラゴンカイザー!! 【ドラゴンカイザー】 身長(アンテナ含む):22.8m 体重:90.2t 走行速度:200.5km/h ジャンプ力:400.3m 第26話で初登場した大型ジェット機・ドラゴンジェットと合体した、エクスカイザー第二の強化形態。 第28話でキングローダーが破壊されて以降、この姿で巨大戦に挑むのがデフォとなった。 エクスカイザーが頭部から信号のようなものを虚空に向かって送信すると異空間からドラゴンジェットが現れて合体する。 パワーに優れたキングエクスカイザーとは異なり、カンフーにも似た格闘戦が得意。 技を繰り出す際、ブルース・リーばりの甲高い掛け声を発するのも特徴。 「チョォォォォ!ウァッチャァァァ!チャアッ!」などとトンファーを振り回しながら叫ぶのは普段のエクスカイザーとのギャップが大きく、面白い。 ちなみにドラゴンジェットは単体でもロボ形態に変形可能。 この時は『ドラゴン』と呼ばれており、エクスカイザーの命令により自律行動する。 召喚方法は合体時と同じで、キングエクスカイザーが召喚する場合でも召喚方法は同じ。(*3) 【武装】 ドラゴンアンカー 両肩の爪パーツを飛ばして敵を攻撃する。 ドラゴンキャノン 両腕の二連装キャノン砲から破壊光線を発射する。 キャノン砲から伸びた翼部は鋭利なブレードとしてガイスターロボの装甲を切り裂くことも可能。 第28話ラストでは花火大会を台無しにされた人々への慰労として、ウルトラレイカー ゴッドマックスの投げる花火玉に点火するという芸当をやってのけた。 ロケットブラスター ドラゴンキャノンの派生技。 両腕のキャノン砲を射出し、四連装キャノン砲に合体させてガイスターロボに向けて速射攻撃する。 ドラゴントンファー 両腕のキャノン砲の砲身を収納後、トンファーに変形させて打撃攻撃を繰り出す。 ドラゴンショット 両腕からジェットブーメランに似た鳥型のミサイルを発射する。 ドラゴンシューター 両腕からカイザーショットに似た青い十字手裏剣を発射する。 ドラゴンビーム 額のクリスタルから破壊光線を発射する。 ドラゴンウェーブ 両手にエネルギーを収束させて電撃光線を発射する。 ドラゴンコークスクリューキック きりもみ回転しながら繰り出すドロップキック。 ドラゴンアーチェリー 胸部の角飾りが変形した弓。 格闘にも使えたり、ドラゴンブーメランとして投擲することも可能。 第31話にて、ナスカの地上絵から得たパワーによって金色に輝いた際に衝撃波を放った。 なお、第36話では胸部に装着した状態で火炎光線を発射している。 サンダーアロー ドラゴンカイザー最大の必殺技。 ドラゴンアーチェリーから光の弦を生成し、背中から矢を取り出してつがえた後、落雷のエネルギーを収束させて放つ。 そうか、わかったぞ! 彼の地で与えられし新たな力と技を……見るがいい! キングローダー! フォームアップ! 超巨大合体! グレートエクスカイザー!! 【グレートエクスカイザー】 身長(アンテナ含む):32.9m 体重:177t 走行速度:250.4km/h ジャンプ力:1200.8m キングローダーとドラゴンジェットの両方と合体した、エクスカイザーの最強形態。 ドラゴンジェットが複数のパーツに分離後、キングエクスカイザーの両手足に装着される形で合体。 胸部に炎を形作ったパーツが合体後、キングエクスカイザーの顔がエネルギーに包まれて巨大なマスクが覆われて完成する。 通常はドラゴンカイザーの状態でキングローダーを召喚し、エクスカイザーがそこに乗り移ってからドラゴンが強化パーツに分離して合体する。 第35話・第40話ではキングエクスカイザーがドラゴンジェットを召喚したり、第42話・第44話ではエクスカイザーがキングローダーとドラゴンジェットを同時召喚していきなりグレート合体したりと、合体バンクが3パターン用意されている。 ひとたび合体すれば人質でも取られない限り無敗の強さを誇る。キングエクスカイザーはおろかドラゴンカイザーすら敵わなかった巨大なダイノガイストと互角に渡り合える強さを持っている。 この形態でもフォーミングビームを発射可能。その際、両目から放つ緑色の光線となっている。 月面でのダイノガイストとの最終決戦ではマスクが破壊され、フェイスガードのないキングエクスカイザーとしての素顔を晒す。 サンダーフラッシュ前のバンクは気にしちゃいけない 【武装】 グレートフレイム ライオンの口から放たれる超火炎。 その威力はキングエクスカイザーのカイザーブラスターを上回る。 「グレートブラスター」とも呼称されることも。 グレートキャノン 両肩のキャノン砲からビームを発射する。 グレートトマホーク 両肩から光の斧を生成し投擲する。 グレートフラッシャー 胸部パーツから強力なビームを発射する。 威力はダイノガイストが胸部パーツから放つ熱光線・ダイノバスタードと互角。 グレートボンバー キングエクスカイザーにおけるカイザーフレイムに該当されるホールド技。 炎のエネルギーを圧縮した光球弾を投げつけ、ガイスターロボを捕縛する。 カイザーソード 第31話にて日食とともに光り輝くナスカの地上絵と共に出現したカイザーソードと、ドラゴンカイザーが使っていたドラゴンアーチェリーが合体した必殺剣。 キングエクスカイザーのものよりかなり巨大で、ドラゴンカイザーの状態でもダイノガイストのダークサンダーストームを弾き返し、ダイノシールドやダイノサーベルを難なく切り裂くパワーを持っている。 ただし、あまりにも大きいためドラゴンカイザーの状態では扱いづらく、初使用回以外はグレートエクスカイザーの必殺武器として使用される。 ちなみにこのナスカの地上絵は古代の宇宙警察、つまりエクスカイザーたちの祖先が残したものとされており、後にダイノガイスト&プテラガイストがとある地図を見つけ出している。 二人はその情報を楠木村古墳でエネルギー生命体捕獲装置を、エジプトのピラミッドで装置の起動に必要なエメラルドストーンを入手してしまう。これが最終決戦の幕開けとなる。 終盤ではカイザーソードとドラゴンアーチェリーの二刀流を披露。最終話では両の刃を重ね合わせダイノガイストに向け衝撃波を放っている。 サンダーフラッシュ グレートエクスカイザー最大の必殺技。 ライオンの口から炎のエネルギーを伝わせた後、カイザーソードの刀身を構えることで全身が金色に染まり、竜のオーラを纏いながらガイスターロボを両断する。 こちらも撃破後胸のライオンが雄叫びを上げる仕様。 キングエクスカイザーのものより威力は大幅に増大しており、本編でこの技は一度も破られたことがなく、まさに「無敵」。 勇者シリーズ定番の「必殺技を放つ時に金ピカになる演出」はここから始まったといっても過言ではない。 【立体化】 ★ロボットが人型のまま別の機体の内部に収納されるのは、1979年の『闘士ゴーディアン』、1986年の『マシンロボ クロノスの大逆襲』のバイカンフーなどでたびたび見られる方式ではある。コアとなるロボがより大きな姿にパワーアップするために合体し、その機体との強いシンクロを表現するのには適した手法である。 だが、内部スペースを非常に圧迫し、プロポーションと可動に多大な影響を与えるため、立体化を難しくさせる要因になる。巨大合体を再現した製品においては各メーカーとも苦心のほどがうかがえる。 このエクスカイザーをはじめとして、後の勇者ロボはプロポーションと合体を両立すべく様々な試行錯誤がなされていく。ジェイデッカーやゴルドランでは収納するのではなく、折り畳まれたデッカードやドランが表面に収まることで胸部を形成している。また、ファイヤーダグオンではダグファイヤーをファイヤーストラトスの状態で収納することでスペースの圧迫を減らしている。 他にも、グレート合体の脚部を被せるのではなくゲタ状にするなど、様々な面で創意工夫が感じられる。 また、白いプラスチックは経年劣化により変色しやすいため、保管には注意。日当たりの強い場所では日焼け、かといって真っ暗な場所では暗所黄変によりやはり黄ばみが出やすい。大切な友達と長く付き合いたいならば直射日光の当たらない明るい部屋に飾っておこう。 ★放映当時にタカラ(現:タカラトミー)から発売された玩具『巨大合体 DXキングエクスカイザー』は、プロポーションに難はある(*4)が内部にエクスカイザーを収納できるようになっており合体シークエンスを再現可能。エクスカイザーは差し替えなしでブレストチェンジを行うことができる。 『巨大合体 DXドラゴンカイザー』のドラゴンジェットもまた、合体ギミックのために箱のような見た目になっている(*5)が、グレート合体自体はしっかりと行うことができる。対象年齢の都合もあってかなり頑丈に作られているため、合体遊びを楽しむ分には安心して行えるのが魅力。 放映当時にはカバヤから食玩も発売されている。 ★2004年にはスタジオハーフアイにて最小変形キングエクスカイザーとドラゴンカイザーが発売。文字通り非常に小さいサイズながらも巨大合体を再現している恐るべき製品であった。 ★2005年にはタカラからマスターピースのキングエクスカイザーとドラゴンカイザーが発売。放映当時の玩具から大幅に進化しており、エクスカイザーの収納合体とグレート合体を維持しつつ、プロポーションはかなり改善され、関節の可動によるポージングが可能となっている。 ジェットブーメラン、スパイクカッター、エンブレムの形をしたスタンドに加え、コウタとマリオのミニフィギュアまで付属するというオプションパーツの充実ぶりも嬉しい。 合体工程の複雑化、品質管理の問題など難点も見られたが、元々立体化において無理の多いデザインであることを考えると驚異的な代物であった。 ★2012年にはカバヤより勇者伝説ブレイブガムの第1弾が発売。キングエクスカイザーもラインナップされた。小さいサイズの食玩ではあるが巨大合体が再現されている。エクスカイザーも極小サイズであるにもかかわらずなんと変形できる。カラーリングについては当時品より成形色を近づけられているが、かなり大雑把。大部分がシールによる表現となっている。 2013年には第2弾でドラゴンカイザーも登場。こちらも巨大合体が再現されており、グレート合体まで可能。値段と大きさを考えるとギミックの凝りようは凄まじく、メーカーの努力はおろか執念までもが感じられる一品である。 ★2014年にはコトブキヤのD-スタイルにてキングエクスカイザーが登場。勇者シリーズとしてはガオガイガー、ガオガイガーFINALに続くキット化となった。 およそ3頭身のデフォルメされた姿ではあるが、エクスカイザーは頭部が余剰になるが変形は可能。キングローダーとともに一度分解してパーツを再構成させることでキングエクスカイザーへの巨大合体を再現できる。さらにOPのように牽引した状態にもできるなど、小さいながらもギミック重視の設計となっている。 ★2020年には同じくコトブキヤよりリアル頭身のグレートエクスカイザーのプラモデルが発売。設定画をそのままキット化したようなシンプルな設計であり、アニメそのままのグレートエクスカイザーが手に入る。 可動についても優秀であり、巨大なカイザーソードを両手で構える勇者パースを再現可能。ご丁寧にカイザーソードは通常のものと刀身にパースのついたものが両方付属する。オマケとして、別売りのブレイブガールの素体に本キットのパーツを組み合わせることでメカ少女にすることもできる。 反面、変形や合体については完全にオミットされており、キングエクスカイザーやドラゴンカイザーにすることはできない。エクスカイザーはプロポーションと変形合体の両立が非常に難しいので、完全な可動モデルとして立体化したのは潔い割り切り方ともいえる。 ★2022年にはBANDAIのSMP ALTERNATIVE DESTINYにてキングエクスカイザー、ドラゴンジェット 超巨大合体セットが登場。 プロダクトデザインを務めた宮内利尚氏が以前手掛けたガレージキットを基に、凄まじいまでのアレンジが加えられているのが特徴。装甲は細かく分割されて情報量が大幅に増している。体格も小顔で頭身の高い現代的なヒーロー体形。細く締まった腰部に対して脚部は太く力強く、メリハリも効いている。T-REXによって設計された可動も優秀で、両手でカイザーソードを構えるポーズも難なく決まる。 その代わりにコトブキヤのグレートエクスカイザーと同じく変形合体はオミットされており、キングエクスカイザーとしてのみの可動モデルとなっている。 ドラゴンジェットはドラゴンカイザーへの変形こそ省略されたものの、バラバラに分解することでグレート合体用のパーツとなる。超巨大合体すると肩と脚を中心にもの凄いボリュームとなり、圧倒的な威容となる。 専用の大型スタンドも付属し、劇中のようにドラゴンジェットに乗って飛行する状態でディスプレイすることもできる。さらに巨大なカイザーソードに加え、超巨大合体中の様子を再現するための透明なエフェクトパーツも付属するという豪華仕様である。 ただし、グレートエクスカイザーにはその巨体ゆえの弊害もあり、腕や腰のパーツの一部がポロポロ取れやすかったり、脚部は関節の渋みが足りずヘタりやすかったりする。 また、よくも悪くもデザイナーの個性が強く現れたアレンジは、ヒーローロボとしての完成度は高いが、エクスカイザーとしてはどうなのかという点で好みが分かれる。変形合体のオミットに加え、人を選ぶキットではある。 【余談】 ★エクスカイザーを始めとしたカイザースの面々は憑依した乗り物を模した姿にチェンジするが、実機が変形してるワケではなく、変形の際に実機を亜空間に保管してそれを模した姿に切り替わっている設定となっている。 本来大幅にサイズの違うはずの自動車、新幹線、ジェット機が同じサイズのロボになるのはそのためである。 翌年の『太陽の勇者ファイバード』の宇宙警備隊はこのシステムを持っていない上、合体システムも異なるものであったためジェット機から変形するファイバードは他の仲間より巨体となっていたが、その次の『伝説の勇者ダ・ガーン』では再びこのシステムが採用されて勇者達のサイズはほぼ統一されている。 ★田中公平作曲による「超巨大合体!グレートエクスカイザー」は名曲。 変形バンクの際、キングエクスカイザーからドラゴンジェットを召喚するパターンはBGMに尺余りを生じるが、BGMを省略したり、さり気無く別の場面を挿入して尺を埋めるといった対応がなされている。 ★グレートエクスカイザーは歴代勇者シリーズのグレート合体の中では最も汎用性が高く、 ドラゴンジェットにエクスカイザーおよびキングエクスカイザーが乗って移動 キングエクスカイザーとドラゴンの2体で攻撃 パワー重視で超巨大合体 分離で撹乱して戦局を立て直し、再合体して戦闘継続 ……といった様々な戦術を披露した。 次回作のグレートファイバードは自由に合体できるが上下合体なのでこの戦術が取れず、『ダ・ガーン』以降はグレート合体の発動に外的要因が必須となって自由な合体自体ができなくなった。 そのため、グレート合体で器用なことをした勇者はエクスカイザーが唯一無二の存在である。 一方、ジャンプで俊敏に飛び回る程度なら問題ないが、基本的に飛行能力は乏しいらしく、上記のように空中戦や長距離移動に関しては「キングエクスカイザーがドラゴンジェットに乗る」という形をとっている。そのためか『ブレイブサーガ』ではグレート勇者中唯一の地上ユニットとして扱われていた。 ★後年、同じくサンライズ製作のロボットアニメ「GEAR戦士電童」ではパロディが見られた。 超獣王輝刃でファイナルアタックを放つ際に電童の機体が黄金に輝く演出がなされている。 また、エクスカイザーと同じCV:速水奨氏のキャラクター、ゼロが登場。 このゼロはエクスカイザーとは打って変わって慇懃ながら本性は冷徹無比の殺人マシンのような作中屈指の強敵。普段擬態している人間型の姿からロボットのような戦闘形態になり、さらに乗騎として駆るしもべ「ベクター」と合体することでさらなる強化形態「ベクターゼロ」へとパワーアップする。 この時、キングローダーよろしくゼロがベクターの内部に収納される形で合体し、「フォームアップ!」という掛け声を上げるなど、勇者エクスカイザーのパロディ的な要素が盛り込まれている。 同作品が「スーパーロボット大戦MX」に参戦した際もこの掛け声はADV(声付きイベント)として採用されている。 「GEAR戦士電童」の監督は「勇者エクスカイザー」で演出やストーリーボードを務めた福田己津央(*6)氏であるためだろう。 私は宇宙のどこにいようとも、いつも君を見守っている。 君の心の中に、いつも私がいることを忘れないでほしい。 我が命の炎が燃え尽きるまでは、荒らしの思い通りにはさせん! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ガワがトランスフォーマーなウルトラマン、というのが適当か。ロボットアニメ史上もっともヒロイックでしっくりくる名前の主人公機(本人だが)だと思う -- 名無しさん (2020-04-13 02 02 09) なんかの時に発射台を壊されたロケットの軌道計算と射出角度調整を代行したことがあった(ファイバードだったかもしれない…)けど、今考えるととんでもねぇ計算をあっという間にやってのけたんだなぁ… -- 名無しさん (2020-04-13 09 05 47) 20歳 -- 名無しさん (2020-04-13 14 38 48) 中の人である速水奨さんが今でも思い出深いキャラとしてあげるほどの思い入れがある。 -- 名無しさん (2020-04-13 15 41 03) X(無限の可能性)を秘めた皇帝(カイザー) -- 名無しさん (2020-04-13 20 34 57) ブレイブサーガのサブシナリオでコウタと再会した話は感涙した -- 名無しさん (2020-04-13 22 10 33) エクスカイザーの普段の姿は、本来はごく普通の大衆車なのだろうが、「嘘つけ、どう見ても何かに変型するとしか思えないくらい無駄にカッコいいだろうが」とツッコみたくなった人は数え切れないくらいいるんだろうなw(しかも、作中世界だと旧式化した車種であるという裏設定があるらしい) -- 名無しさん (2020-04-14 18 30 00) グレート登場の次の回で、歌舞伎小僧を脅かした事あったよね? -- 名無しさん (2020-04-14 19 37 33) 確か一回駐禁喰らっていなかったっけ? -- 名無しさん (2020-04-14 22 23 07) マリオ・・・キミこそ本当の勇者だ・・・ -- 名無しさん (2020-04-25 20 52 06) 愛猫にカイザーって名前を付ける程のお気に入りキャラとの事 -- 名無しさん (2020-06-01 21 47 25) 人気投票1位おめでとう! -- 名無しさん (2021-11-21 03 46 13) 超合金魂まで出るらしいね。マスターピースのように超巨大合体にまでこぎつければいいけど -- 名無しさん (2021-11-21 04 13 17) 『SDガンダムワールド ヒーローズ』のアーサーガンダムMk-Ⅲはその名の通りアーサー王とガンダムMk-Ⅲをモチーフとした“往年の騎士のヒーローのSDガンダム”をオマージュした姿に『SDガンダム外伝』世代から大きな好評を呼び、更に担当声優が騎士ガンダムとほぼ同時期のヒーローであるエクスカイザーを演じられた速水奨さんだったと大きな歓喜の声が上がっていたなあ(『勇者エクスカイザー』の企画初期案には「『アーサー王伝説』をモチーフとしたロボットアニメ」という案もあったそうで) -- 名無しさん (2021-12-05 17 16 57) スーパーミニプラエクスカイザー……アレンジききすぎだけどかっちょいい…… -- 名無しさん (2022-05-20 20 13 53) グレート入手後のキングのカイザーソードってどうなったんだ -- 名無しさん (2023-07-17 22 33 21) エクスカイザーとコウタの関係はあくまでも“友人”であり、立場は違っても対等な関係であることを意識して話が作られていたそうなんだけど、DVDに収録されていた映像特典のプロモーションビデオの時点ではそういう設定はまだ考えられてなかったらしく、「コウタくん」と呼ばれていたり関係性が微妙に違うのが伺える。 -- 名無しさん (2023-07-26 23 19 17) かっこよくて頼りになるけどオフの時は割と天然で愛嬌があるのも魅力 -- 名無しさん (2024-01-18 22 32 39) ちょ、所要時間w芸が細かい -- 名無しさん (2024-03-27 18 08 00) 名前 コメント
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○固定ハンドル=higher(ハイヤー) 由来=vip送迎専用タクシーではないと思う… ○性別=男 ○住処=築30年木造平屋アパート1K ○年齢=写真では30代後半 ○血液型=RH+A? ○誕生日=? ○職業=日野トラックの修理工場 ○趣味=2ちゃん ○性格=内向的でネット弁慶 ○2ちゃんの生息地=自己板 ○交友関係=? ○出没時間帯=お昼休みと夜中 ○自スレ=自己板にあります ○お勧めのスレ=? ○お勧めの板=? ○個人HP,ブログ等リンク= ハイヤー@ ウィキ - トップページ http //www15.atwiki.jp/higher69/ 自己板バスケ部プロフィール(パラレルワールド) ポジション:PF 背番号:6 学年:三年 所属高:自己板バスケ部 部内でも1・2を争う実力者なのたが、練習熱心なまきひととは対照的に不真面目でよく練習をサボル。 ぼうし曰く「本気を出せば部内随一」。 高度なオフェンス技術や展開も出来るのだが、 自身は「バスケは女にモテル為にやってる」と考えており、ダンクや3ポイント等の派手なプレイを好む。 しかし、普段から反復練習を怠っているので、ここぞと言う時に決まらない。 また、生真面目で堅物なまきひととは対照的に飄々とした性格をしており、 後輩固定達からは慕われている(その事が余計にまきひとを苛立たせている)。 その為まきひととの折り合いは決してよくない。 バスケ専門家は「ハイヤーとまきひとが息を合わせれば、ぼうし&ブラザーの再来になる」 と評価しているが、本人達は息を合わせる気は全く無い。 「まきひと、お前のパスを活かせるのは今の所俺だけだ^^」と挑発しまきひとの自尊心を傷付けて以降、 まきひとが彼にパスを出す事は無くなってしまった・・・ 。 上述の通りまきひとは元より同じ三年のりぉとも決して仲は良くないのだが、 彼自身決してまきひとやりぉを嫌ってる分けではなく、 寧ろ自分とは全く違ったタイプのまきひとに好感すら抱いている。 まきひとの、言葉にはしないが分かり易過ぎる反応が楽しみで意図的に茶化す事がある。 まきひとに対して自分しかパスを生かせる奴がいないと豪語したのも、決して悪気では無かったので、 ハイヤー自身微妙に反省しているらしい。 また、まきひとのS-Rに対する想いも察知し、意識的にS-Rに声を掛けたりしてまきひとからの嫉妬を誘発し嘲笑っているが、 悪気は一切無い。 コメント欄 名前 コメント すべてのコメントを見る 【 自己紹介板固定ハンドル紹介へ行きます★ 】
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キャラクター アルギュロスが近いうちに訪れるDDF争奪戦に供えて、海外から呼び出した4人の怪盗のうちの1人。 アルギュロスの死を確認した後は、同じくアルギュロスに呼ばれたエクサタ、ニーズエルと共にシルバーを追い、彼女のDDFを追う旅に同行する事となる。 シルバーの父、プラズマス・グランとは親友の関係にあり、彼を殺した百賭とは因縁の関係にある。 アルギュロスが呼び出した怪盗は4人で、ニーズエル、エクス、エクサタの他にもう一人いたが、彼女は他の3人よりも鳥取に到着したためにロンカロンカに殺されてしまっている。 プロフィール 本名 不明 人種 オーストラリア人 年齢 30~40歳 身長 181cm 所属 ウィザーズ 特異能力 『PNG ピー・エヌ・ジー 』 ステータス 知能 身体能力 精神力 特異能力 戦闘経験 4 2 5 2 4 総合評価 B カース・アーツ 『PNG ピー・エヌ・ジー 』 タイプ 総合評価 装備型 C 鉤爪型のカースアーツ。 鉤爪で傷をつけた物質の薄さを自在に操ることが可能。 [関連用語] アルギュロス シーフ・シルバー 睦月 夜調牙 百賭 ニーズエル・E・G・アルカンステル エクサタ ウィザーズ
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『ノストラダムスの大警告』は、1989年にムー・スーパー・ミステリー・ブックスの一冊として刊行された藤島啓章の著書。 【画像】 『ノストラダムスの大警告』カバー。金文字で「完全解読!!」と大書されている。 内容 目次は以下の通り。 第1章 エイズ、原発事故、中東紛争はすべて予言どおりに成就した! 第2章 大予言者ノストラダムスの波瀾に富んだ生涯 第3章 人類に襲いかかるすさまじい大災厄の警告! 第4章 ノストラダムスは富士山の大爆発まで予言していた!? 第5章 激動する国際情勢は人類を破滅の淵へと追いやる 第6章 運命のシナリオが描く全面核戦争と謎の救世主 第7章 1999年、破滅の予言が成就するとき何が起こるのか? 基本的なシナリオは、以下の通り。 1990年代初頭にアメリカとソ連が同盟関係になるが、長続きせず、中東戦争をきっかけに米・西欧とソ・東欧による第三次世界大戦が勃発する。これは西側諸国から英雄が現れて終結するが、その人物の正体は反キリストであり、すぐに独裁者としての本性を表す。この独裁者と対峙するのがアジアで、日本から救世主が現れて1999年から27年続く戦争に終止符を打つ。 コメント 藤島は後に『聖書預言 戦慄の黙示』という本でソ連崩壊を的中させたと主張したが、上に記したように、ソ連は第三次世界大戦で敗北し、反キリストの軍門に下るというのが藤島のシナリオだったので、実際には当たっていない。 結局のところ何も当たらなかったわけだが、1990年前後にはこうしたシナリオは決して特異なものではなく、ある意味ではオーソドックスなノストラダムス解釈本ともいえた。 書誌 書名 ノストラダムスの大警告 著者 藤島啓章 版元 学習研究社 出版日 1989年8月5日 注記 外国人研究者向けの暫定的な仏語訳書誌(Bibliographie provisoire) Titre Nosutoradamusu no dai keikoku (trad. / Les grands avertissements de Nostradamus) Auteur FUJISHIMA Keishô Publication Gakushû kenkyû sha Lieu Tokyo Date le 5 août 1989 Note ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。