約 2,424,203 件
https://w.atwiki.jp/trashpanda-araisan/pages/176.html
617 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (スッップ Sd9a-+59V)[sage] 投稿日:2017/10/22(日) 00 10 22.71 ID 4AliR1TLd [1/4] アライちゃん「なのだー」ヨチヨチヨチヨチ 618 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイW d612-dvik)[sage] 投稿日:2017/10/22(日) 00 16 14.75 ID MOwKgU+D0 617 バキューン!(銃撃) 619 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ ddba-DC48)[sage] 投稿日:2017/10/22(日) 00 20 45.48 ID V+TOpyHQ0 [1/3] 617 ヨチヨチほんとキモイ殺したくなる 622 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ ddba-aYWJ)[sage] 投稿日:2017/10/22(日) 00 39 24.49 ID mAvOYgnR0 [1/3] 617 ほーら、アライちゃんお菓子だよー 「わー、おいちいのだーひとしゃんすきすきなのらー」クッチャクッチャゲプゥツ イラ…^^#あそこの家にたくさんあるからもっと欲しかったら あっちに行ってねー^^(近所への嫌がらせ) 「わかったのだーおかしめざしてとつげきなのらー」ヨチヨチヨチ あ…信号赤だよ… キキー…ドギャァッ… 「………」ペラペラペラ… あー…ぺったんこになっちゃった、今度はあの家に直接アライちゃん投げ込むか 投げ込むのはクソでもいいな寄生虫に感染しちまえ! 624 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (スッップ Sd9a-+59V)[sage] 投稿日:2017/10/22(日) 00 44 01.24 ID 4AliR1TLd [2/4] アライさんじゃなくてもクチャラーはギルティ 625 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (スプッッ Sd7a-0tLS)[sage] 投稿日:2017/10/22(日) 00 46 30.92 ID MnF42XSUd 「のーあ!のののーあ!」クッチャクチャベチャグバァ 「おいちいのぁー!」クチャクチャヨチヨチヨチヨチ クチャラーでヨチラーの糞ゴミコバエは殲滅しないと……… 626 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (スプッッ Sd7a-dHCw)[sage] 投稿日:2017/10/22(日) 00 52 06.15 ID Gr8I35Nkd [1/2] ヨチラーに草www 627 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイWW ddba-fOvj)[sage] 投稿日:2017/10/22(日) 00 52 48.16 ID V+TOpyHQ0 [3/3] ヨチラーは確かに醜すぎる 全員極刑にして然るべき大罪だわ 636 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (スッップ Sd9a-+59V)[sage] 投稿日:2017/10/22(日) 02 38 58.36 ID 4AliR1TLd [4/4] 飼育員「アライちゃん達~、餌の時間でちゅよ~」パンパン ゾロゾロ… アライちゃん1「なのだー」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん2「なのだ~」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん3「なのだ~」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん4「なのだー」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん5「のだ!のだ!」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん6「なのだー」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん7「なのだ~」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん8「なのだ~」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん9「なのだ!」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん10「なのだー」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん11「なのあ~」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん12「なのか?」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん13「なのだ~」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん14「なのだ~」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん15「なのだー」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん16「のりゃ!のりゃ!」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん17「なのだー」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん18「なのだ♥」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん19「なのだ~」ヨチヨチヨチヨチ ウジャウジャウジャウジャウジャウジャ ヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチ 飼育員「はーい、ドッグフードですよー。たくさん食べて大きくなってねー」バッ バッ パラパラパラパラ… アライちゃん1「はぐ!はぐ!」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん2「はぐ!はぐ!」モグモグ アライちゃん3「おいちーのりゃ!」クチャ!クチャ! アライちゃん4「はぐはぐ」モグモグ アライちゃん5「たべうのあ~」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん6「はぐ!はぐ!」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん7「はぐ!はぐ!」モグモグ アライちゃん8「ありゃいしゃんもたべゆのだ!」クチャ!クチャ! アライちゃん9「のだ、のだっ!」コスリコスリ アライちゃん10「う~ん…」ブリブリブリブリ アライちゃん11「まじゅいのだ!もっとおいちーのよこせー!」ペッ アライちゃん12「はぐ!はぐ!」モグモグ アライちゃん13「もぐもぐ!」クチャ!クチャ! アライちゃん14「もふもふ」モグモグ アライちゃん15「もぐもぐ」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん16「はむ!はふはふ!はふ!」モグモグ アライちゃん17「はぐ!はぐ!」クチャ!クチャ! アライちゃん18「もふもふ」モグモグ アライちゃん19「もぐもぐ」ヨチヨチヨチヨチ 637 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう! Go to vote! (選挙行ったか?W d612-dvik)[sage] 投稿日:2017/10/22(日) 07 30 45.16 ID MOwKgU+D0VOTE ヴォエッ! 638 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう! Go to vote! (選挙行ったか?WW d62e-ZNIM)[sage] 投稿日:2017/10/22(日) 07 43 50.32 ID pI/BCJxg0VOTE [1/12] 636 全部まとめて熱した鉄板の上に落とせば 醜いのしかかり合いが見れそう ss その他へ戻る
https://w.atwiki.jp/trashpanda-araisan/pages/345.html
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/06(水) 21 37 57.35 ID XfYXU2n3o アライちゃん101「なんなのだー」 アライちゃん102「かっこいいのらー」 アライしゃん201「あれほしいのだー!」ピョンピョン 軍用ヘリパイロット1「報告。村は完全にアライさんに占領されている。ほとんど子供だ。数は数百匹」 村全体に数百匹はいるであろう、アライさんの子供達。 それを見下ろしながら、軍用ヘリのパイロットは無線機に向かって話しかける。 軍用ヘリパイロット1「攻撃許可、了解。これより攻撃に移る。地上部隊は生存者を探しながら、敵を撃退せよ。森へ逃がすな」 装甲車運転手1「了解」ブルルルゥゥン 助手席の隊員「攻撃開始!」ジャキッ アライちゃんの群れへ向かって突っ込む装甲車。 機銃は害獣の群れへ向けられている。 アライしゃん201「ひ、ひとなのだ!」 アライしゃん202「やっちゅけてやるのだ!たぁー!」ポイ アライしゃん202は石を投げる。 32 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/06(水) 21 53 57.64 ID XfYXU2n3o 助手席の隊員1「ファイア!」ジャキッ 機関銃「」ドカカカカカカカカカ!!!! 装甲車の重機関砲がうなりを上げて、大量の薬莢をばら蒔きながら火を吹く。 ブローニングM2は凄まじい破壊力をもつ機銃。 12.7ミリの弾頭は、装甲車を貫通し、航空機すら破壊してしまう。 それを毎秒10発のスピードで連射するのだ。 それを搭載した装甲車が7台。 例えアライさんの子供達が何百いようとも… アライしゃん201「ひゃぶ!」グシャ アライしゃん202「ごびゃ!」ブヂャァ アライしゃん203「びっ」ドバァ アライしゃん204「ぎゅ」ブシャアアバラバラ あっという間に血溜まりとミンチ肉へ変わっていった。 38 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/06(水) 22 07 06.19 ID XfYXU2n3o ドガガガガガ…! 攻撃開始から1分。 この村に413匹いるアライさんの子供のうち、163匹が肉片となって宙を舞った。 機銃の音を、畑の近くのアライさん達も聞いていた。 アライさん6「な、何なのだ?何の音なのだ!」 雄牛「ブモ…」 ホルスタイン「い…だい…」 アライしゃん1「もういっかいぶらんこで、こいつをなげるのだ!」キャッキャッ アライしゃん2「たのしいのだ!」ブンッ ホルスタインちゃん1「ぎゃあっ!や…べで…」ポーン ドサッ アライしゃん1と2は、ホルスタインちゃん1をブランコに乗せて投げるのに夢中で気付いていない。 アライしゃん3「もっかいあらいしゃんが、ぼーるけるのだ!」ドカッ ホルスタインちゃん2「うっ!…あ…」ボンッ アライしゃん4「あたまにあたったのだー!2まいなのだー!」 アライしゃん3と4は、ホルスタインちゃん2を的にしてボールを蹴るのに夢中で気付いていない。 アライしゃん5「もういっかい!ぱいるどらいばーなのだ!たあ~!」ズンッ アライしゃん6「ふたりではさんで、だぶるぱいるどらいばーばのだ!たあ~!」ドガァ ホルスタインちゃん3「」グシャメギボギ アライしゃん5と6は、ホルスタインちゃん3を逆さに抱え上げ、頭から地面に何度も叩きつけるのに夢中で気付いていない。 42 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/06(水) 22 17 40.68 ID XfYXU2n3o 畑に群がるアライさんは10匹ほど。 畑の近くの広場で遊ぶアライさんの子供たちは2~30匹ほど。 そこへ、戦闘用ヘリが1機、装甲車が1機現れた。 アライさん6「な、何なのだあれは!」 ヘリパイロット1「生存者だ!アライさんどもの群れに襲われているぞ!」バババババババ 装甲車運転手1「敵を排除する!」ジャキッ 装甲車の運転手は車を停め、機銃を握る。 ヘリパイロット1「了解!こちらも射撃する」ウィイイン 戦闘用ヘリは、機首からチェーンガンを出す。 隊員1「俺は生存者を救助する!」バッ 助手席に乗っていた隊員1は、アサルトライフルを抱えて車から降りる。 アライさん6「ひっ!じ、銃なのだ!」 隊員1「クソ害獣が!くたばりやがれぇッ!」ズガガガガッガガガ アライさん6「のだああああぁ!」ドブシャ アライしゃん1「ぎびっ!」バグシャ アライしゃん2「ごびゃっ!」グブシャア まずは3匹。 ホルスタインとその子供を襲っていた害獣が、蜂の巣となって吹き飛んだ。 43 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/06(水) 22 22 10.30 ID XfYXU2n3o アライしゃん3「に、にげるのだあ!」トテトテ アライしゃん4「たすけて!おかーしゃーーんっ!」トテトテ ホルスタインちゃん2を的にしていた匹のアライしゃんが逃げ出す‼ 隊員1「今度はてめーが的になりな!」ドガガガガガ アライしゃん3「ぎびぃーーーーっ!」ドブシャ アライしゃん4「あぎゃっ!」ブシュウウゥゥ 背を向けて逃げ出したアライしゃん3と4は、アサルトライフルの的となって血煙を噴出しながら吹き飛んだ。 2匹合わせて腹に20発、頭に10発。おはなかーどとやらを40枚は貰えることであろう。 48 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/06(水) 22 30 48.36 ID XfYXU2n3o アライしゃん5「く、くるなあぁ!」ガシッ アライしゃん6「あらいしゃんたちをうったら、こいつもしぬぞぉ!」ガシッ ホルスタインちゃん3「」グッタリ アライしゃん5と6は、ホルスタインちゃん3を盾にする。 隊員1「そうかそうか」ズイッ 隊員1はアライしゃん5に近寄り、銃口を顔面に押し付ける。 アライちゃん5「のだあああぁ!あ、じゅいのだあああ!はなしゅのだあああ!」ジュウウゥ 連射した後の銃口は、焼肉ができるほど熱くなっていた。 隊員1「地獄に落ちろ!」ズガガガガッガガガ アライしゃん5「」ドブシャアァ アライしゃん5の頭部は破裂し、悲鳴を上げる間もなく首無しになった。 49 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/06(水) 22 37 06.95 ID XfYXU2n3o アライしゃん6「あ…ぁ…やめて…あらいしゃんたちは、わるものをやっちゅけてたのだ…」ガクガクブルブル 隊員1「その子にパイルドライバーをかましてたのも悪党退治か?」 アライしゃん6「そ、そうなのだ!あらいしゃんはせいぎなのだ!だから…」 隊員1「じゃあ当然、悪役レスラーになんか負けねえだろうな!」ガシッグイッ アライしゃん6「ひっ!は、はなすのだぁ!」ジタバタ 隊員1は、アライしゃん6を脇に挟むと、そのまま頭を下に向けて垂直に高々と抱え上げた。 隊員1「それじゃあ食らってみろや!スタイナー・スクリュー・ドライバー!」ズガアァ 隊員1は、体重を乗せて思い切りアライしゃん6の頭を地面に叩き付ける。 アライしゃん6 「」ボギィグシャアア アライしゃん6の首はへし折れ、120°以上の鋭角に曲がった。 54 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/06(水) 22 45 57.69 ID XfYXU2n3o アライちゃん1「こあいのだー!」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん11「こないでぇー!」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん22「やなのらー!」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃんの群れ22匹が、一斉に四つん這いになってうじゃうじゃと小屋の方へ逃げ出す。 装甲車運転手1「こんな奴ら、弾を使うまでもねえ!」ブロロロロロロ 装甲車は、よちよちと逃げるアライちゃん達へ向かって、勢いよく走り出した。 アライちゃん2「ぴいいぃ!」ヨチヨチヨチヨチヨチヨチ アライちゃん19「はやいのらぁ!」ヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチ アライちゃん21「もうしゅぐおうちなのらぁ!」ヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチ 57 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/06(水) 22 53 18.89 ID XfYXU2n3o 装甲車運転手1「轢き殺してやるクソ共がァ!」ブロロロロロロズガアアァ アライちゃん1「ぎゅ!」ドグシャ アライちゃん3「ぎびぃ!」グシャブシャメギボギ アライちゃん7「びいぃっ!」バチュ アライちゃん15「おがーじゃっ…」プチッ アライちゃん22「だじゅげでええぇーーっぎびいぃっ!」グシャアアァ アライちゃん達22匹は、装甲車に跳ねられ、轢き潰された。 装甲車は血に染まり、地面には肉片と臓物のペーストが散らばり、タイヤ痕がついていた。 63 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/06(水) 23 05 25.20 ID XfYXU2n3o アライさん7「逃げるのだぁ!」ドタドタ アライしゃん18「あのたてものにかくれるのだ!」ヨタヨタ アライしゃん29「かんぜんぼーぎょなのだぁ!」サッ アライしゃん45「これであんしんなのだ!」サッ アライちゃん23「なのだー!」ピョコンッ アライさん親子50匹ほどが、木造建築の建物へ隠れた。 隊員1「むっ…!」 装甲車運転手1「隠れたか…!」 アライしゃんの声『やーいやーい!あっかんべー!べろべろばー!』 木造建築の建物から声がする。 装甲車運転手1「くっ…撃つか?」チャキ ヘリパイロット1「隊員1、そこのフレンズに、あの中に生存者がいるか聞いてくれ」バタバタバタバタ 隊員1「そこの生存者、あの建物に人はいますか?」 ホルスタイン「…いません」 隊員1「いないそうだ」 隊員1は、無線機でヘリパイロットと通信する。 ヘリパイロット1「俺がやる」バタバタバタバタ ヘリが木造建築の建物へ機首を向ける。 64 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/06(水) 23 10 59.36 ID XfYXU2n3o ヘリパイロット「発射」カチッ 戦闘用ヘリからヘルファイアミサイルが発射される。 ミサイルは木造建築の建物の屋根をぶち抜き、轟音と共に大爆発を起こした。 建物の窓ガラスが割れ、爆煙が舞った。 建物はめらめらと炎上する。 66 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/06(水) 23 19 38.49 ID XfYXU2n3o ごうごうと燃える建物。 焦げた屋根がばきばきと音を立てて崩れ落ちる。 アライしゃん17「の、のぎゃああぁ!」バンッ アライしゃん17が、ドアから飛び出してくる。 顔面にはガラスの破片が突き刺さっており、ふわふわの尻尾は火がついて燃えている。 アライしゃん25「あじゅいのりゃああ…いじゃいのりゃああ…!だじゅげでぇ…!」ズルズル アライしゃん25も、ドアから這い出てきた。 身体中が重度の火傷を負っており、背中に大きな木片が刺さっており、這った痕は血が線をひいている。 アライさん8「こ、こーさんするのだぁ…!こーさんするからだずげでぇ…!」ヨロヨロ アライさん8は、両手を上げながら出てきた。 69 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/06(水) 23 21 32.28 ID Kjjxxflz0 お前らはこーさんしているフレンズをどうしたっけ 70 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/06(水) 23 24 03.94 ID h9KGBrqGo テロリストにかける慈悲はない 73 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/06(水) 23 28 29.07 ID XfYXU2n3o ヘリパイロット「敵が飛び出してきた。射撃する」カチッ 機銃「」ドカカカカッ ヘリの機銃が火を吹く。 30ミリチェーンガンは、車を一瞬で蜂の巣にする恐るべき威力の弾頭を毎秒10発連射する。 アライしゃん17「ぐぎゃ!」ドバアアァッバラバラ アライしゃん25「のぁっ!」グチャアアバラバラ アライさん8「ごひゅっ」ブヂグシャアアドチャドチャ 降伏を申し出てきた害獣達は、原形がわからないほどに破砕された。 78 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/06(水) 23 37 56.16 ID XfYXU2n3o 数分前まで413匹いたアライさん達。 そのうち378匹が機銃で撃たれるか、燃やされるか、轢かれるかして肉片となっていた。 アライさん9「森に逃げるのだぁ!」ドタドタ アライしゃん210「もりのなかならあんぜんなのだぁ!」トテトテ アライしゃん230「かくれるのだぁ!」トテトテ アライちゃん70「のぁー!」ヨチヨチヨチヨチ 残り僅かとなった20匹ほどの生き残り達は村を捨て、あちこちの方向から森へ逃げようとする。 隊員2「くらえ!」ポイ 隊員3「うりゃ!」ポイ 隊員4「そっちか!」ポイ 隊員達は、手榴弾を投げつける。 アライしゃん210「ぼーるなのだ!」 アライしゃん230「ひろってもりであそぶのだ!」ガシッ 81 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/06(水) 23 40 26.56 ID XfYXU2n3o 手榴弾はバンッと音を立てて爆発し、鋭い破片をばらまいた。 アライさん9「」グシャア アライしゃん210「」ドサァ アライしゃん230「」ベシャ アライちゃん70?らしき肉片「」ジュージュー… 森へ逃げようとした害獣は爆風で吹き飛び、草の中へ突っ伏したまま動かなくなった。 86 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/06(水) 23 46 23.17 ID XfYXU2n3o … 残り15匹となったアライさんの子供達は、一ヶ所に集められた。 成体のアライさんは全滅したようだ。 隊員1「お前達のボスは誰だ」 アライしゃん398「ひぃっ…あ、あらいきんぐ・ぼすなのだ…」プルプル 隊員2「何者だそいつは」 アライしゃん399「い…いちばんつよくてえらいあらいさんなのだ…」プルプル 隊員1「そいつは今どこにいる」 アライちゃん400「しらないのらぁ…」プルプル 隊員2「死ね」バァン アライちゃん400「」バグシャ アサルトライフルの弾が、アライちゃん400の口から肛門まで通り抜けていった。 88 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/06(水) 23 50 45.39 ID XfYXU2n3o アライしゃん401「ぼ、ぼすは、まちにいったのだぁ」ウルウル 隊員1「どこの町だ」 アライしゃん402「まちのなまえなんてしらないのだぁ…!ひぐっ、ぐすっ、ひとしゃん、おねがいなのだ、もう、ゆるして…」グスングスン アライしゃん403「ゆるしてなのだ…もうあらいしゃんたちをいじめるのやめてほしいのだ…」シクシク アライしゃん404「こんなわるいこと、もうやめるのだぁ…!あらいしゃんがかわいそうなのだぁ…!」ビエエエエン アライちゃん405「おがーしゃーーんっ!おがーしゃーーんっ!」ビエエエエン アライちゃん406「ひとしゃん、あらいしゃんだけでもたしゅけてほしいのら…こうびでもなんでもしゅるのら…」ウルウル アライしゃん407「い、いまなら、みんなをころしたこと、ゆるすのだ…ともだちにしてやるのだ…」プルプル 隊員2「…」 これ以上聞ける情報はなさそうだ。 92 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/06(水) 23 55 58.63 ID XfYXU2n3o ホルスタイン「あ、あの…」ズルズル ホルスタインが、折れた手足を引きずって這ってやってくる。 ホルスタイン「そ、その子たち、きっと悪い大人に騙されていたんです…許してあげてください…」 アライしゃん408「!そ、そうなのだ、おかーしゃんたちがやれっていったのだ!」 アライしゃん409「あらいしゃんたちはわるくないのだ!おねーしゃん、あらいしゃんをたしゅけて!」ウルウル アライちゃん410「おねーしゃん!あらいしゃんたち、いいこになりゅのら!」グスングスン ホルスタイン「き、きっとちゃんとした教育を受ければ、いい子になるはずです…」 ホルスタインちゃん1「…まま…」 ホルスタインちゃん2「…あやまるなら、なかなおりします…あやまってください…」 ホルスタインちゃん3「」グッタリ 97 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/06(水) 23 58 25.60 ID XfYXU2n3o アライちゃん411「ごめんなしゃいなのらぁ!」ビエエエエン アライしゃん412「かいしんするのだ!はんせいするのだ!だからたすけるのだあぁ!」ビエエエエン アライしゃん413「ほんとのほんとなのだぁ!」ビエエエエン ホルスタイン「ね?ちゃんと、謝ってます…だから、命は助けてあげても…」 隊員1「じゃあ、こいつら全員、あんたが引き取って教育できるか?」 ホルスタイン「…」 103 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/07(木) 00 01 21.66 ID M+2Y2vj7o ホルスタイン「…いやぁ…」 ホルスタインは目を逸らす。 ホルスタイン「……それは、ちょっと…」 隊員2「…」 アライしゃん401「…」 アライしゃん402「…」 隊員1「くたばれハエガイジ共ォォォ!」ズダダダダダ アライしゃん413「のぎゃあああああ!!!!!!!」 こうして、村に巣食うアライさんの群れは全滅した。 106 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/07(木) 00 10 03.90 ID M+2Y2vj7o … 救急隊員が、雄牛の目にライトの光を当てる。 雄牛「ウモ~ォ…」 救急隊員1「…ちゃんと反応してます。脳に障害はありません。軽い脳震盪だけです」 ホルスタイン「よかった…はなおさん…」 ホルスタイン一家は、担架に乗せられ、救急車へ運び込まれる。 ホルスタイン1「う、うぅ…」 救急隊員1「全身打撲だらけだ…可哀想に。病院に行こうね」 ホルスタインちゃん2「あ、あの、おてつだいします…いててっ!」ズキン 救急隊員2「無理しないで、あなたも怪我してます!」 ホルスタインちゃん3「…ぁ…ぁ…ま、まま…からだじゅう、びりびりするの…なにも、かんじないの…」プルプル 救急隊員3「AED急いで!人工呼吸機も早く!」 ホルスタイン一家は、フレンズ病院へと運ばれていった。 雄牛「…ウモ~ォ…」 雄牛は、その場へ座った。 彼女達の帰りを待つつもりなのだろうか。 隊員1「…」 隊員2「…えと、とりあえず…牧草でも食うか?」サッ 雄牛「モーゥ」モシャモシャ 110 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/07(木) 00 11 51.53 ID M+2Y2vj7o 救急隊員4「あっちに人が山積みになってるぞ!」 救急隊員5「…ひどい…みんな死んでる…」 … 都市を襲撃しているアライさん達の子供は、親の知らない間に皆殺しにまとめて駆除された。 アライちゃん達は、ここで殺されて不幸だったのであろうか。 それとも、捕まってフォアグライにされた方が幸福だっただろうか。 109 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/07(木) 00 11 38.29 ID hLkiIC5G0 良かったホルスタイン達は全員生きてた…子供も巨乳なのかな 164 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/07(木) 07 27 43.42 ID M+2Y2vj7o 109 子供も巨乳です これだけははっきりと伝えたかった アライハザード⑥ ~避難所防衛~ パート3へ戻る
https://w.atwiki.jp/trashpanda-araisan/pages/921.html
9 「こうざん」のアライさん if sage saga ▼ New! 2018/04/22(日) 23 01 16.16 ID 9+VtQWBm0 [1回目] ジャガーから帽子泥棒が山に行っていたを聞いたアライさんは、早速山を登っていた。 アライさん「ん、しょ...」 しかも、その身一つで登っていたのである。 フェネック「アライさーん。」 そこへロープウェイを使って登っていくフェネックがアライさんに声を掛けた。 アライさん「うえええぇぇぇ!!」 アライさんは声の主を見て、そんな便利なものがあるのかと驚いた。 しかし、山の中ほどまで登っていたため、どうすることもできない。 アライさんはそのまま登ることを選択した。 アライさん「ぐぬぬぬ。 フェネック、アライさんに一言声を掛けてくれてもよかったのだ。」 始めは、フェネックも声を掛けようとしていた。 しかし、アライさんが登り始めていたため、フェネックは諦めるしかなかったのだ。 自業自得ではあるが、アライさんは恨み節を言いながら登っていく。 そんな時だった。 ガラッ アライさん「あっ!」 何と、アライさんは岩肌の脆いところを掴んでしまったようだ。 そのため、バランスを崩したアライさんは後ろへ倒れこんでしまった。 アライさん「うえええぇぇぇ!!」 そして、そのまま落ちてしまった。 グシャ アライさん「...!!」ビクンビクンバタンバタン 頭から落ちたアライさんは、人目の付きにくいところに落ちてしまった。 そのため、すぐに誰かが助けに来てくれることは無かった。 アライさん「...」シーン そして、アライさんの旅は終わりを迎えてしまった。 10 「こうざん」のアライさん if sage saga ▼ New! 2018/04/22(日) 23 03 35.56 ID 9+VtQWBm0 [2回目] フェネック「アライさん、遅いなぁ。」 そんなことがあったとは知らずに、アルパカの店で休むフェネック。 アルパカ「まだ、お連れはこないのかにぇ~?」 トキ「待ってる間、一曲いかがかしら?」 フェネック「気長に待ってみるよ。」 こうして、フェネックはアルパカの店で、久しぶりにゆっくり時間を過ごすことが出来たとさ。 アライさんのssへ戻る
https://w.atwiki.jp/zatchbell/pages/1443.html
S-421 チャーグル・イミスドンもどき 術 MP0 +0 ダメージ0 バトル攻撃 相手の魔本にダメージ。 自分の場の「クロガネ」と「ハザマの兵士」の1体につき、この術の魔力を+2000、ダメージを+1する。 クロガネ/ハザマの兵士専用コマンド ハザマの兵士たちが集まり、Vの字の形に...。 LEVEL 11 合計2体でもMP0で+4000、ダメージ2の威力を発揮する。 3体そろえば、さらに強力になるぞ。 クロガネ・ハザマの兵士魔本のエースとなる術カード。 S-419 ガンズ・ガロンもどき・S-420 ラージア・ゼルセンもどきの上位互換であり、これらの魔物を軸とする魔本で術カードが欲しければ最優先で投入したい。 コストが0な上、該当する魔物が1体だけでもS-419 ガンズ・ガロンもどきと同等の攻撃として使用できるので、まず無駄になる事はない。 クロガネ1体とハザマの兵士4体を展開してから使えば、0コストの5ダメージという破格すぎる性能になるので、できる限り場を完成させ、相手のかばうもなるべく防いだ状態で使おう。 ハザマの兵士《○○○もどき!!》を連打して、相手の魔物を負傷状態だらけにすれば相手はかばい辛くなる。 しかし、5ダメージを前にすれば相手は否が応でも魔物を犠牲にかばってくる可能性が高いので、かばわれる事を完全に防ぐならE-013 ナオミちゃんに頼っても良いだろう。 収録パック LEVEL:11 真緋の新しき力 タグ:+0 MP0 クロガネ ダメージ0 ダメージをふやす ダメージを+1 ハザマの兵士 バトル攻撃 術
https://w.atwiki.jp/trashpanda-araisan/pages/590.html
221 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイWW 7920-fP/u)[sage] 投稿日:2017/12/06(水) 20 29 16.27 ID 6/ppCn8C0 [3/4] ~あなたの寝室~ あなた「すぴー…すぴー…」zzz ???「うびゅうぅぅ…ちゃむいのりゃあ…」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん「うゆ!ひとしゃんがねてゆのりゃ!」ヨチッ アライちゃん「うゆぅ~ひとしゃんのねどこにもぐゆのりゃあ!」モゾモゾ あなた「すぴー…すぴー…」zzz アライちゃん「なかぬくぬくであったかいのりゃぁ~」モゾモゾ アライちゃん「…ふごごごごごっ…ぐががががががっ……ふがっ…ごごごっ…」zzz 222 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 0a88-8Hf8)[sage] 投稿日:2017/12/06(水) 20 54 44.31 ID 19Bla3B60 221 室内犬「グルルルル・・・バウバウ!」ギャブリ アライちゃん「ぴぎぃい!いちゃいのりゃあ!?」 室内犬「ガァアウ!」ズルリ アライちゃん「ぴぃ!しゃむいところにぎゃくもどりなのりゃ・・・」ガタガタブルブル 室内犬「ハグ!・・・ハグハグ!」ガブガブガブ! アライちゃん「ぴぎゃあああああああああ!かむのやめるのりゃ!あらいしゃんたべものじゃないのりゃ! 室内犬「ガウガウガウ!」ザクザクブシュウ! アライちゃん「ひ、ひとしゃん!たしゅけるのだ!あらいしゃんのききなのりゃあああ!」 あなた「すぴー・・・すぴー・・・」zzz 室内犬「グルルルル・・・ガウ!」ブ・・・・・・ッチーン! アライちゃん「ぴぎぃいいいいいいいいいいいいいいいいい!あらいしゃんのあんよがぁあああああ!」ジタバタジタバタジタバ 室内犬「ペッ!」ボト アライちゃん「かえしちぇ・・・あらいしゃんのあんよ・・・かえしちぇ・・・」 室内犬「ガウ!ガウガウ!」バリバリバリ! アライちゃん「ぴぎぃ!あらいしゃんのあんよひっかいちゃだめなのりゃあ!」ビェエエエエン ~ 翌 朝 ~ あなた「ふわぁ・・・よく寝た・・・」 室内犬「すーすー・・・」zzz あなた「お前はお寝坊さんだな・・・ん?こんなところにダルマなんて置いたかな?」 だるま?「」シーン あなた「まぁいいや、こいつが起きたら適当にオモチャにして遊ぶだろ・・・さて、朝ごはん朝ごはんっと」 だるま?「た・・・たしゅ・・・けて・・・」ピクピク THE ENDォオ!!よっしゃあああツッ コバエさんのssへ戻る
https://w.atwiki.jp/njucdtb/pages/87.html
新ジャンル「甘え秘書もどき」 1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/18(日) 23 20 12.70 ID 137G+V+AO まさかの甘えシリーズ 2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/18(日) 23 30 45.48 ID mKw3uTS+0 (ノ∀`) アチャー 3:コテ助:2007/11/18(日) 23 30 55.13 ID FynrmMsB0? おばあちゃん、それは歯ブラシじゃなくてチュニジアだよ 元スレ(3)
https://w.atwiki.jp/trashpanda-araisan/pages/180.html
760 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 4e12-3ZDl)[sage] 投稿日:2017/10/23(月) 19 52 07.98 ID j4cyYjll0 [2/10] ――――それでは、次の工程を見て行こう。 手足を裁断されボールとなったアライちゃんたちは専用のケースに並べられる。 といっても手足のないアライちゃんボールはろくに動けないので、一般的なプラケースを使いやすいように組み合わせているだけである。 何せここで行われていることは製造業と言うよりは畜産業に近いからである。 ボールちゃん1「おなかすいたのりゃーっ!ごはんもってくゆのりゃーっ!!」シッポフリフリ ボールちゃん2「てあしがないのはふべんなのら…… でも、ここならうごかなくてもごはんがたべられるからしゃーわせなのら!!」シッポフリフリ ボールちゃん3「ふはははーっ!ヒトしゃん、アライしゃんのためにさっさとごはんをもってくゆのだ!!」シッポパタパタ 手足を切られた直後のボールはその痛みに泣き叫び、人間への呪詛を吐く。 だが、所詮はアライちゃんである。 餌を毎日与えてやればそれだけでご満悦になるのだ。 自由を奪われた恨みなど直ぐに忘れてしまう。 こういうふてぶてしい態度をとれるくらい元気で生意気なボールちゃんはアライサッカーでは好まれる。 ぬくぬくと育てられ、自分が人間に奉仕されて当然だと思い込んでる愚かなアライちゃんが迫り来る突然の死を前に泣き叫ぶ様が人気なのだ。 ボールちゃん4「の、のだぁ……っ!のだあああああっ!!」ジタバタバタ ボールちゃん5「あ、アライしゃんは、てんか…… とゆのやぁああああああーーーー!!!」ジタバタバタ ボールちゃん6「こんなきょあくをゆるしてはいかないのぁっ!むくいをうけさせゆのぁあああーーーー!!!」ダバダバダバ このように自身への仕打ちを忘れることなく、必死に脱出しようとしたり恨みを晴らそうとする個体も人気である。 生き抜くために必死の抵抗を見せるアライちゃんの命が濡れたティッシュのように簡単に引き裂かれる様を見るのが最高の愉悦だからだ。 761 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 4e12-3ZDl)[sage] 投稿日:2017/10/23(月) 19 57 04.99 ID j4cyYjll0 [3/10] ボールちゃん7「う、うぅ…… アライしゃんのおてて、まだはえてこないのや……」グスグス ボールちゃん8「うごきたいのだ…… おかーしゃんにあいたいのだぁ……!!」ビェェェ ボールちゃん9「つらいのや……」ツライガイジカオ これらのように辛気臭いボールちゃんはお察しの通り不人気である。 アライサッカー通の中にはこの所謂ツライボールが死の直前に漏らす絶望の言葉がたまらないという者がいるが所詮マイノリティだ。 こういったツライボールはボールとして利用されることはほとんどない。 しかし、その内に絶望への反抗心を手に入れたりふてぶてしい態度になったりして商品価値が戻ることもある。 そういう場合を考慮してツライボールは1~2週間は様子見される。 その上で、ツライボールから変化する余地が無いと判断された個体は最後の工程へと回されることになる。 さて、ツライボールのその後はいったん置いておいて、ボールちゃんへと話を戻そう。 762 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 4e12-3ZDl)[sage] 投稿日:2017/10/23(月) 20 01 13.89 ID j4cyYjll0 [4/10] ボールちゃんには決められた時間に餌が与えられる。 ボールちゃん18「のぁーん…… くっちゃくっちゃ……」クッチャクッチャ ボールちゃん19「おい!アライしゃんはせいちょーきなのら!もっとごはんをたべさせゆのら!!」クッチャクッチャ ボールちゃん20「くちゃくちゃくちゃ…… ぷっ、たまにはちがうあじのごはんをたべさせゆのや!!」シッポブンブン なんという生意気さだろうか。 我々がここの従業員であれば思わずその場で潰してしまっているであろうこの態度。 しかし、従業員たちはボールちゃんたちの横柄な態度に腹を立てることもなく何とその要求に応じた。 餌をもっととねだるボールには追加で与え、味に文句を言うボールには甘い味付けにした餌を与えている。 何故だろうか? それは、アライサッカーをより良いものにしたいという従業員たちの熱い心にある。 試合がある日までボールが生きた状態を保つだけなら餌は彼らが通常与えている量の半分以下、回数も半分に減らしてもかまわない。 だが、それではアライちゃんは心地よい苦痛の叫びをあげてくれない。 生きているだけでは、疲れた現代人の心をスカッとさせる悲鳴を出す元気がないからだ。 せっかく選手が素晴らしいプレーをしてもそこにアライちゃんの血が混じった叫びがなければ凡プレー以下である。 故に、ここの従業員たちはボールちゃんたちが最高のコンディションでいられるように努力を惜しまないのだ。 そして、従業員たちのケアはボールちゃんたちが出荷され工場を出ていくその直前まで続けられる。 ――――最高のアライサッカーのために。 764 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 4e12-3ZDl)[sage] 投稿日:2017/10/23(月) 20 05 19.92 ID j4cyYjll0 [5/10] ここで、アライちゃんボールからアライちゃんホイッスルへと話を移そう。 ホイッスルちゃん1「ぴ、ぴぃ……」シッポフリフリ ホイッスルちゃん2「ぴぁ、ぴぃぃ……」シッポフリフリ ホイッスルちゃん3「ぴぃぃいいー!ぴぃぃいいいいいーーーー!!!」シッポダバダバ さて、視聴者の皆様はこの違和感にお気付き頂けただろうか? そう、ここにいるアライちゃんたちは新入りを除き、皆「ぴぃ」としか鳴かないのだ。 それはどうしてなのか? では、この新入りホイッスルちゃんの調教風景を見ながらその答えを探っていこう。 ホイッスルちゃん4「うー、たいくつなのへぶっ!?」ビシィッ ホイッスルちゃん4「いちゃいのりゃああぶっ!?」バシィッ ホイッスルちゃん4「のぁあああん!なにしゅるのやぁ!!アリャイしゃぶしぃっ!!?」バッチィィンッ 何故、この新入りちゃんが鞭打たれているのか? 皆さまにはもうおわかりだろう。 ホイッスルちゃん4「いちゃあっ!いちゃっ、ぎぴっ!ぴっ、ぴぃぃいいいいいいーーーーーっ!!!」ビシビシッ バッチィィインッ ホイッスルちゃん4「ぴぃぃ…… のぁ?ヒトしゃんなんでなえなえしてくれゆぴぎぃぃぃいいいーーー!!?」ナデナデ・・・ バチィーンッ ホイッスルちゃん4「ぴぃ、ぴぃ、ぴぃぃいいーーー!!!」ナデナデ 新入りちゃんが鞭打たれた理由、それはホイッスルがホイッスルにあるまじき音を出していたからである。 このようにホイッスルらしからぬ音を出す度に鞭打たれることでホイッスルちゃんは次第に「ぴぃ」以外の音を出さないようになる。 先に述べたようにアライホイッスルになれるような澄んだ音を出せるアライちゃんは少ない。 つまり、ホイッスルちゃんになれた時点で彼女たちはアライちゃんたちの中のエリートなのだ。 766 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 4e12-3ZDl)[sage] 投稿日:2017/10/23(月) 20 06 31.76 ID j4cyYjll0 [6/10] だが、エリートと言えどやはりエリートの中には落ちこぼれがいる。 そんなアライちゃんはいくら鞭打たれようと「ぴぃ」と鳴く度優しくされようと決して「ぴぃ」以外の音を出すことをやめず撃たれ続けて死んでしまう個体もある。 数少ないアライホイッスル候補をそのような形で失ってしまうことは大変にもったいないことだと感じる方もいるだろう。 だが、そこで妥協してはいいアライサッカーは出来ない。 ここの従業員たちは皆プロフェッショナルなのだ。 そして、飴と鞭も工程を終えたホイッスルちゃんたちは次の工程に進む。 実はこの飴と鞭を終えたばかりのアライちゃん、かなり「ぴぃ」に近い音を出すことができるだけでまだまだ未熟である。 ここではそんなホイッスルちゃんたちに正しい、そして美しい「ぴぃ」の音色を覚えさせるのだ。 飴と鞭の時はほぼ職員が付きっきりで「ぴぃ」と鳴けば餌がもらえたりかまってもらえたりした。 しかし、ここではそうはいかない。 良く通る澄んだ音で、良く響く大きな音でなければ餌をもらったりかまってもらえたりしないのである。 この部屋にはまたアライホイッスル選定技能の保持者が待機している。 彼はまだ1級を持っていないが、美しいホイッスルの音を選別するのは3級でも出来るのだ。 耳を研ぎ澄ましアライホイッスル候補たちの出す音を彼はじっくり聞き分ける。 そして、アライホイッスルに相応しい声を出した個体だけに餌などの指示を出すのである。 767 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 4e12-3ZDl)[sage] 投稿日:2017/10/23(月) 20 07 39.91 ID j4cyYjll0 [7/10] しかし、選ばれたエリートのホイッスルちゃんたちとは言え所詮はアライちゃん。 ホイッスルに相応しい音を出せばいいと自分で気付くことは99.9999%在り得ない。 故に、ホイッスルちゃんたちの中央にはアライちゃんの剥製が置かれる。 この剥製にはスピーカーが仕込まれており、従業員が任意でアライホイッスルの音を出せるようにしてあるのだ。 剥製アライちゃんが済んだ音を出す度抱っこしてもらえたり餌を食べさせてもらえる。 勿論それはただのフリだが、ホイッスルちゃんたちがここで生きていくためにはどうすればいいか理解させることが出来るのである。 自分たちも餌をもらおうと、かまってもらおうとホイッスルちゃんたちは剥製アライちゃんの出す音を必死に真似る。 そうやって十分な餌と従業員からのケアを受けられる頃には、ホイッスルちゃんたちは澄んだ音色を出すようになっているのだ。 こうして見事ホイッスルとボールになれたアライちゃんたちは出荷用ケースに収められる。 そして、従業員たちに最後まで笑顔で優しい言葉をかけられ出荷されていく。 ――――全てはより良いアライサッカーの為に。 (アライさんの汚らしい言葉づかいを連想させる「なのだ」「~のだ」という表現が入ったこと、深くお詫びいたします) つづく 続き 【アライサッカー】シリーズへ戻る コバエさんその1 へ戻る
https://w.atwiki.jp/trashpanda-araisan/pages/447.html
476 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 20 08 20.90 ID 217sfB19O ~深夜の街~ 妊婦アライさん「そろそろ…ご飯が袋詰めになって出されてる頃なのだ」テクテク お腹の大きなアライさんは、ゴミステーションに忍び寄る。 妊婦アライさん「お宝が眠っているのだぁ!」ガタッ ゴミステーションを開けると、生ゴミの入ったゴミ袋がたくさん現れる。 妊婦アライさん「おっ…ふふー、お腹の中でチビが動いたのだぁー!」サスリサスリ 妊婦アライさん「いっぱい栄養つけるのだぁ!」バリバリ 妊婦アライさんは、ゴミ袋を破く。 生ゴミが路上にばらまかれる。 477 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 20 13 23.78 ID 217sfB19O 賞味期限切れの食品や、野菜の芯、切れ端などが出てくる。 妊婦アライさん「ご馳走なのだぁ」ガサッ 妊婦アライさん「もぐもぐ…」モグモグ アライさんは、生ゴミを食べている。 妊婦アライさん「うっ、酸っぱいのだ…。でも、食べなきゃお腹のチビ達がお腹空かせちゃうのだ」モグモグ 妊婦アライさん「ふぅ~」 1つめのゴミ袋は、物色し終わったようである。 妊婦アライさん「次の食べ物袋は~と」ガサガサ 480 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 20 21 05.83 ID 217sfB19O その時。 ??「アラジビゲットなのです」ガシッ 妊婦アライさん「のだぁ!?」ビクッ 突如、アライさんは何者かに羽交い締めにされた。 ??「夜食なのです」フワァ そして、その人物はアライさんを羽交い締めにしたまま… なんと宙に浮き、音も無く大空を飛び回った。 妊婦アライさん「のああああぁぁ!?何するのだ、地面に下ろすのだぁ!」ジタバタ ??「…」フワアアア アライさん達は夜の道路を飛び回る。 走り屋1「ヒャッハー!俺のクルマが世界一だぜえぇ!」ブウウウウウゥゥウン 走り屋2「いーや!俺に敵う奴ぁいねぇーッ!」ブウウウウウゥゥウン ??「…」ゴウウゥゥッ 走り屋1「…ん?今なんか飛んでったぞ?」ブウウウウウゥゥウン アライさんを捕らえた人物は、爆音を鳴らす走り屋のスーパーカーを追い抜いて飛んでいく。 妊婦アライさん「のああああああああ!!は、速いのだあああああ!!」ゴオオオオオオオ 485 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 20 28 38.04 ID 217sfB19O ~森~ ??「この辺にするのです」ピタッ 謎の人物は、空中で音も無く羽ばたきながら静止する。 高度50mほどの高さである。 妊婦アライさん「お…お前、なんなのだぁ!アライさんを森に連れてきて…どうするつもりなのだぁ!は…離すのだぁ!」ジタバタ ??「離すのです」パッ 妊婦アライさん「のぁ!?」 アライさんは空中で拘束を解かれ、頭から真っ逆さまに落下する。 妊婦アライさん「の゛ぁあああああーー!た、たすけ…」ヒューーーーン 486 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 20 29 53.69 ID 217sfB19O 妊婦アライさん「」ドゴオオッッ 妊婦アライさん「」バタッ ??「仕留めたのです」フワァ 謎の人物は、地面に倒れ伏すアライさんの隣へ降りた。 妊婦アライさん「」 50mの高さから、真っ逆さまに草の上へ落下したアライさんは、草の生えた地面へ流血を滲ませた。 手足はひしゃげており、ゴキガイジムーブすらしなかった。 490 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 20 41 00.89 ID 217sfB19O 会長「いただくのです」 人物の正体は、会長。 ワシミミズクのフレンズであった。 会長「はぐっ、がぶっ…」バリバリムシャムシャ 会長は、アライさんの死体を貪り食う。 会長「やはり臭みが強いのです。だがアラジビはアラジビ。美味なのです」ガツガツ ショクエモンP曰く、下処理をしないと臭いがキツすぎる… 下処理しても美味しくないと言わしめた、街中のアライさん。 それを美味と言いながら、会長は腹を食い破る。 会長「おお、子持ちなのです」バリィ 腹を食い破ると… 493 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 20 44 53.67 ID 217sfB19O 胎児の死体「」グチャ 会長「……………………!!!!!???」ピタッ その胎児を見た会長は、動きを止めた。 会長「…なんて、こと」 食欲に身を任せていた肉食獣の会長でさえ、その衝撃に動揺し、食事の手を止めざるを得なかったようである。 会長「…うぷっ…」ザッザッ やがて会長は、地面に穴を掘った。 会長「…悪いことをしたのです。安らかに、眠るのです」ザッザッ そして、食っている途中のアライさんと胎児を穴へ埋めた。 どうしたのだろうか? 食欲が無くなったのであろうか。 会長「…こ、こんな、ことが…」フラフラ 会長「あっては…ならない………のです…帰るのです」フラフラ 会長は帰宅しようとする。 その時… ノダアアアアアアアア!!! 会長「…?」クルッ 森の中から、害獣の悲鳴が聞こえた。 会長「…行ってみるのです」バサッ 500 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 20 57 04.56 ID 217sfB19O 少し、時は遡る。 ~森の中~ アライさん2「なんなのだ!アライさんの言うことを聞くのだチビ!」ガミガミ アライしゃん「アライさんはもうチビじゃないのだぁ!うるさいのだ、さしずするななのだぁ!」コスリコスリ どうやら親子喧嘩しているようである。 アライさん2「チビのくせに!アライさんを困らせるななのだぁ!最近お前反抗ばっかりするのだ!ちょっと前までは何でも言うこと聞く可愛い子だったのに!…いいから言うこと聞くのだぁ!」 アライしゃん「もういいのだ!アライさんはおうちをでていくのだぁ!」ズカズカ アライさん2「なっ…!か、勝手にするのだ!お前みたいな可愛くないチビ、どっか行けばいいのだぁ!」プイッ アライしゃんの反抗期。 それは、巣立ちの合図である。 502 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 21 03 19.29 ID 217sfB19O アライさん2は、巣を去っていく娘の背を見送る。 アライさん2「…」 アライさん2「っ…!」ウルウル アライさん2「チビ…達者に暮らすのだ。精一杯生きるのだ…」ウルウル まるでペットか何かのように溺愛していた自分の子供。 それがあっという間に大きくなり、自分のもとを去っていく…。 きっと辛いものがあるのだろう。 アライしゃん「っ…」テクテク アライしゃん「おかーしゃん…いままでありがとうなのだっ…」テクテク アライしゃん「アライしゃんは、りっぱにいきてみせるのだ…!」グスッグスッ 母から離れる子もまた心細いのだろう。 しかし、自分の力で生き抜くことを決めたのだ。 これからは、困難に遇っても母親に頼れない。 自由と同時に、困難に立ち向かう運命へ身を投じたのである。 503 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 21 07 55.98 ID 217sfB19O この先、アライしゃんの人生には、どんな試練が待ち受けているのであろうか。 アライしゃん「…ひぐっ…ぐすっ…」トテトテ ??「おや?お嬢さん。そんなに泣きながら歩くなんて…何か悲しいことでもあったかな?」 アライしゃん「のぁ…?」 アライしゃんは顔を上げる。 ブラウンP「一人ぼっちで大丈夫かい?お母さんはどうしたのかな?」 アライしゃん「…お前、誰なのだ?」 どうやら、人生最初の、一人で乗り越えなければならない試練が立ちはだかったようだ。 505 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 21 13 58.82 ID 217sfB19O ブラウンP「…」 ブラウンPの眼は光を放っており、まわりにキラキラと輝いている。 アライキング・ボスとの交戦でも見せなかった、野生解放である。 ブラウンP「私はブラウンP。作家だ。君は…お母さんはどうしたんだい?」 アライしゃん「…アライしゃんはもう、おかーしゃんにたよらなくても、いきていけるのだ」 ブラウンP「本当かい?もう頼らないのかい?立派だねぇ」 アライしゃん「ほんとなのだ!あらいしゃんはそのへんばっちりなのだ!いだいなんだぞぉ!」エヘン アライしゃんは、腰に両手を当てる。 ブラウンP「なるほど偉大だね。ところで、これなーんだ?」ブラン アライしゃん「…え?」 ブラウンPが持っていたのは、たった今腰に当てたはずの… アライしゃんの右手であった。 516 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 21 24 02.82 ID 217sfB19O アライしゃん「の…ぁああああああああああああああああ!!!」ブシュウウゥ 右腕の断面からおびただしい出血がほとばしる。 アライしゃん「あ、あぁ…」フラフラ アライしゃんはブラウンPに背を向け、ふらふらと逃げ出す。 アライしゃん「あらいしゃんのおててがあああああ!!!うぎいゃあああああああああああ!!!」コスリコスリコスリ アライしゃんはブラウンPから距離を取りながら、右腕の傷を一生懸命左手で擦っている。 ブラウンP「はは、何をしてるんだい?」 アライしゃん「ううぅぐぎゅぐぎゅぐうぅぅ…!いだいのは、ごうやっで…なおず、のだぁ…!」コスリコスリコスリコスリ ブラウンP「へぇ、それは便利だね。…だったら、なんで擦るのをやめたんだい?」 アライしゃん「へ!!?や、やめてなんか…」ヨタヨタ アライしゃん「…の…あ…?」チラッ ブラウンP「ああ、これが無いからかな?」ブラン ブラウンPはアライしゃんへ、右腕の傷を擦るのに必要不可欠な… …アライしゃんの左腕を見せつけた。 アライしゃん「え…?ぇ…?」 520 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 21 32 36.99 ID 217sfB19O ブラウンPは何をやったのだろうか? 手品か何かであろうか? それとも、サンドスターを使った超常現象か何かであろうか? ブラウンP「会長が前にやってるのを見て…一度真似したかったんだ」アーン ブラウンP「がぶっ」ガブゥ ブラウンP「もぐもぐ…」ガツガツ いや、違う。 ブラウンPは、普通にアライしゃんのところまで進んだだけだ。 そしてミニトマトでも収穫するかのように容易く左腕をむしり取り、お茶目にも元の場所へ戻っただけである。 アライしゃんには、野生解放したブラウンPの一連の行動が、知覚すらできなかった。 ただそれだけの、簡単なことである。 アライしゃん「ぎ…ぃいぃっぅびゃあああああああああああああああああーーーーーーーーっ!!」ブシュウウゥ ブラウンP「はあぁ…美味しい。生き血の通う生のお肉が、こぉんなに美味しいだなんて…♪」ペロリ ブラウンPは、舌なめずりしながらアライしゃんへ近寄る。 521 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 21 39 15.06 ID 217sfB19O アライしゃん「ひ…ぎ…びいぃぃぃっっ!!あ、あぁ、く、くゆなあぁっ!!」ヨタヨタ アライしゃんは両腕から大量出血しながら逃げる。 ブラウンP「逃がさないよ!」チョン アライしゃん「ひぶぅっ!!」ビッタアアンッ ブラウンPがアライしゃんを軽く指で弾くと、アライしゃんは勢いよく地面へ叩きつけられた。 ブラウンP「おやおや、殺しちゃったかな?野生解放すると、力の入れ加減が難しくなるんだ…」グイイッ アライしゃん「ひ、ひいいぃぃっ!!」 ブラウンPはアライしゃんに馬乗りになる。 ブラウンP「一人立ちおめでとう、アライしゃん。さあ、君の晴れやかな人生の最初の関門だ。無事私から逃れられるかな?」 523 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 21 48 09.16 ID 217sfB19O ブラウンP「君は自分一人で生きられるって言ったよね?さあ、この状況から、どうやって一人で助かろうって言うんだい?」 アライしゃん「た…たしゅけて…くだしゃ…」ブルブル ブラウンP「ふんっ」ブヂィ ブラウンPは、アライしゃんの尻尾を引きちぎった。 アライしゃん「ぐぅ!?ぎ…ぎっびやああああああああ!!あ、ありゃいしゃんのしっぽがああああああっ!!」 ブラウンP「これから私に命乞いする度に、君の体の大事な部分を引きちぎるからな。次はどこにしようかな?」 アライしゃん「ひぃ、あ、ぁ…」ガクガク ブラウンP「もう両腕が無くなっちゃったねぇ?君はこれからの希望溢れる人生を、たった一人で、両腕無しで生きていかなくっちゃあいけない。大変だねぇ?どうやって餌をとるのかな?」フゥフゥ ブラウンPの息は荒くなっている。 ブラウンP「さあ、もう一度私に命乞いをしてごらん?一人で生きるのがもっと大変な姿になれるよ?」ハァハァ アライしゃん「のだあああああああーーーっ!お…お…」プルプル ブラウンP「…♪」ゾクゾク 531 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 21 56 27.66 ID 217sfB19O ブラウンPに馬乗りで跨がられている、うつ伏せのアライしゃん。 アライしゃん「おがーーっしゃあああああああーーーーーんっ!!だじゅげでええええーーーーっ!!おがああしゃあああーーーんっ!!」ビエエエエン ブラウンP「っ…♪んんんっ……♪」ゾクゾク 一人立ちしたはずの小さなアライさんは、とうとう母親を呼んだ。 母親へ助けを乞い、泣き叫んだ。 アライしゃん「だじゅげでえええええええええっ!!ぴいいいぃぃぃーーーーっ!!」ビエエエエン 恐怖と苦痛に呻き、泣き喚くアライしゃん。 その背中には、熱さと湿り気を感じていた。 … ダジュゲデエエエエエエ!オガアシャアアアアンッ!! アライさん2「…?」 アライさん2「ち…ちび…!?」ダダッ アライさん2は、声がした方へ走った。 536 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 22 05 26.55 ID 217sfB19O アライさん2「今の声は…」ガサッ ブラウンP「やあ、お母さんかな?」フゥフゥ アライしゃん「ぎびいいぃぃぃーーーっ!!お、おがああしゃん!!だ、だじゅげでえええっ!!」ジタバタ ブラウンP「今、君が腹を痛めて産んだ子供の腕を、美味しく頂いているよ。はぐっ、がぶっ」ブヂィ ブラウンPは、先程もぎ取ったアライしゃんの腕を噛み千切っている。 アライさん「ち…ちび…!」 ブラウンP「はむっ…もぐもぐ…。ああ…美味しい。なあ、そこで見ている君。君の子供…この子は、失った両腕で、君とどんな触れ合いをしたんだい?なあ…聞かせてくれよ、両腕があった頃の思い出を…」ゴクン アライしゃんの両腕は骨だけになり、草の上へ捨てられた。 540 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 22 14 10.04 ID 217sfB19O ブラウンP「あ~あ、まだまだお腹が空いている。さて、次はどこを…いや、誰を食べようかな?」ギロリ アライさん2「っ…」ガタガタ アライしゃん「おがああしゃあああああああんっ!!はんこーしてごめんなしゃいいいぃぃっ!!ずっとずっといいこにしゅゆかりゃあああっ!だじゅげでええええええっ!」ビエエエエン ブラウンP「…君はたった今、子供の巣立ちを見届けたんだろう?どうするんだい?このまま黙って、一生懸命立派に育てた可愛い子供が私のおやつになるのを、指を咥えて見ているのかい?」 アライさん2「お…お前…!」ワナワナ ブラウンP「哀れだねぇ。君はその子を産んでから今までの間、ずっと私ためのご飯を用意してくれていたってわけかい?ああ、哀れだねぇ」 アライしゃん「おがあああしゃああああああんっ!!」ビエエエエン アライさん2「ち…ちびをぉっ!!」ダッ アライさん2は、命の危機に晒されている我が子の姿を見て… 考えるよりも早く。 反射的に、飛び出していた。 541 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 22 18 00.48 ID 217sfB19O アライさん2「ちびを…!」ダダダッ アライさん2「ちびをやるから!!アライさんは見逃すのだああああああああああっ!!」ダダダーーーッ 反射的に飛び出していた。 …後ろへ向かって。 アライしゃん「ぴいいいいいいいいいぃいぃぃぃぃぃぃっ!!!!!?」 自分を見捨てて逃げ去っていく母親の背を見るアライしゃん。 アライさん2「お前の分まで生きるのだああああああっ!」タタターーッ アライしゃん「お、おがああああーしゃああああああーーーーんっ!!!がわいいあらいしゃんをだじゅげでええええええええっ!!いいごにしゅゆかりゃああああっ!!!」 546 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 22 24 02.58 ID 217sfB19O ブラウンP「御愁傷様だねぇ!君は母親に、自分一人で生きていくって言ったんだろぉ?いい母親だねぇ!君の望みをきちーーんと汲み取ってくれたぁ!」グイイッ アライしゃん「ぎぴぃっ!」ゴロン アライしゃんは仰向けに転がされる。 ブラウンP「はぁぐっ!!」ガブゥ ブラウンPはアライしゃんの腹へ噛みつき、八重歯を食い込ませる。 アライしゃん「ぐひぎいいぃぃっ!いだい、いだいいいぃぃっ!!」ジタバタ ブラウンP「ふぅんぐぅっ!!」ブヂイイィイッッ アライしゃん「がぎびぃゃああああああああああああああああっ!!!」 アライしゃんは腹の皮膚や皮下脂肪、筋肉を噛みちぎられた。 552 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 22 30 22.78 ID 217sfB19O ブラウンP「がぶうぅぅっ!!」ガブゥ アライしゃん「いぢゃいのりゃあああああああああああああっ!!」 ブラウンPは、アライしゃんの臓腑を噛み千切り、欲望のままに、劣情のままに貪り食う。 ブラウンP「ふうぅぅっ、がううぅうっ!がう、がうううぅっ!!」バリバリムシャムシャ アライしゃん「やべるのりゃあ…ひぎっ、だ、だじゅげで、ぐりゃひゃい、ひ、ひぎぐぎぃっ…がばあぁっ!!」ゴボォ アライしゃんは吐血した。 ブラウンP「ふーーーっ!ふぅーーっ!!がう、ばうぅぅっ!!」ガツガツムシャムシャ ブラウンPはもはや人間の言葉を発していない。 声こそブラウンPの美しく凛々しいものだったが、その様相はただ一匹のケダモノの唸り声そのものであった。 558 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 22 34 58.30 ID 217sfB19O と、そこへ… 会長「タイリク?タイリクなのですか」フワアアア アライさん2「や、やめるのだぁ!離すのだああああ!!」ジタバタ 先程逃げた親を羽交い締めにして、会長が飛んできた。 ブラウンP「はぁーはぁーっ、がう、はぁぐっ…」モグモグガブゥブヂィ アライしゃん「ぎ…び…」ピクピク アライさん2「あ…ああああぁあ…ちびいぃ…っ」 565 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 22 41 58.21 ID 217sfB19O 会長「さっきから聞いていたのです。お前はその仔アライをいたぶり、なぶって、拷問し、絶望させながら…」 会長「肉の味だけでなく、下卑た悦楽を味わっているように見えるのです」フワアアア ブラウンP「がう、ばううぅっ、あぐ、がぶぅっ、ふうぅうっ」ガブゥブヂィ アライしゃん「お…がぁ…しゃ…」フルフル アライしゃんは、会長に羽交い締めにされながら空に浮かぶ母親を見て、涙を流す。 アライさん「ち…ちび!」 アライしゃん「は…はんこーして、ごべんなしゃいなの…ら……」ブルブル 571 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 22 47 56.50 ID 217sfB19O アライさん2「い、いいのだ!チビ!アライさんの方こそ、お前にきつく当たって…」 会長「少し黙るのです」ズパァ アライさん2の首「」ズパァッ アライさん2の胴体「」ブッシャアアアアア ビグンッバタタッジタバタビグンッビググッ ジョボボボボボビボ アライしゃん「…!おがぁ…しゃ…」 アライさん2は、娘の目の前で首をはねられた。 アライさん2の胴体は激しくゴキガイジムーブしながら失禁した。 アライしゃん「…お…が…」 アライしゃん「」 ブラウンP「ばうぅーっ!がぅぅ!」バリバリムシャムシャ それ以降、アライしゃんは言葉を発しなかった。 575 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 22 54 52.21 ID 217sfB19O アライさん2の頭「」ゴロン 会長「タイリク!聞いているのですかタイリク!」ポイッ アライさん2の胴体「」ドサッ ジタバタビギビグビククンジタバタ 会長は、首を失って尚暴れ続けるアライさん2の体を、いったん投げ捨てた。 会長「タイリク!落ち着くのです!話を聞くのです!!」ユサユサ ブラウンP「がうううぅぅ!!?」ギロリ ブラウンPは、食事の邪魔をした会長を睨み付けた。 ブラウンP「ぐるるるるぅぅ…!」フゥフゥ ギロリ 会長「私です。ワシミミズクです。私の言葉が分かったら、一旦落ち着くのです。深呼吸するのです」 ブラウンP「…っ…はぁ…はぁ…はぁ…」ゼェハァ ブラウンP「すぅ…はぁ…すぅー…はぁー…」 ブラウンPは、会長の言うとおり、素直に深呼吸した。 576 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 22 59 43.94 ID 217sfB19O ブラウンP「はぁ…はぁ…」 会長「…正気になりましたか。自分の行動を覚えているのですか?」 ブラウンP「…ああ。100%覚えているよ」 会長「しっかりするのです。どうしたのですか?何か抑えられない気持ちでも現れたのですか?」 ブラウンP「いいや。私は、自分をコントロールできているよ」ハァハァ 会長「そうですか?いかにも『ワレ操舵不能』といった感じだったのです。自分を制御できていなさそうなのです」 ブラウンP「何を制御しろっていうんだい?いいじゃないか。害獣の駆除は、あなたもやっていることではありませんか」 会長「…」 579 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 23 03 34.30 ID 217sfB19O 会長「…お前、今はそれでいいとしても…。野良アライさんを絶滅させた後のことは考えているのですか?」 ブラウンP「…」 会長「お前はその気持ちを抑えられるのですか?周りの人間やフレンズ達に向けないと、自分を信じられるのですか?」 ブラウンP「…」 会長「何か答えるのです!タイリク!」 ブラウンP「…助けて…くれ…」 会長「!!?」 ブラウンP「たすけて…くれ…」ウルウル 会長「…泣いているのですか?」 582 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 23 07 37.86 ID 217sfB19O ブラウンP「抑えられないんだ…欲望が…衝動が…。アライさんを狩るという大義名分にかこつけてはいるが…」 ブラウンP「本当は、私は、きっと…」 ブラウンP「…」 ブラウンP「…害獣駆除をしたいんじゃない」 ブラウンP「フレンズを…ヒトを…。殺したいんだ…」ブルブル 会長「…ヤバいのです」 ブラウンP「なあ、私は、どうすればいい?アライさんがいなくなったら?私は猟奇殺人犯になるのか?嫌だ…嫌だ!!」フルフル 会長「…」アセアセ 586 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 23 16 00.55 ID 217sfB19O 会長「…お前、いつからそうなったのですか」 ブラウンP「…ネットで、ショクエモンPのライブキッチンを見て以来…」 会長「あいつの動画のせいで、そうなったのですか?」 ブラウンP「いや。遅かれ早かれ…こうなっていた。偶々きっかけがそれだっただけだろう…」 会長「…どうしたいのですか」 ブラウンP「…ヒトを、フレンズを、傷つけたくない…」フルフル 会長「ならば傷つけなければいい…という訳にはいかないのですか?」 ブラウンP「そう簡単にはいかない。私は、ヒトの…フレンズの…アライさんの…」 ブラウンP「皮膚を裂きたい。腕を千切りたい。内臓を引きずり出したい。顔の皮を噛み千切りたい」 ブラウンP「血を吹き出させたい。絶望。呻き声を私の手であげさせたい。首を締め上げたい。子供の前で親を殺したい。親の前で子供を殺したい。兄弟や親子を殺し合わせたい」 ブラウンP「大勢の無垢な子供達を蹂躙し物言わぬ死体にしてやりたい。たくさんの大人たちに追い詰められて、やられる振りをして希望を味わわせてから、皆殺しにして絶望させてやりたい」 会長「………」汗タラー 598 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 23 24 29.22 ID 217sfB19O 会長「…」 ブラウンP「…この世にいるアライさんが減る度に…、誰かがアライさんを殺す度に。私の獲物が減ってしまったと憤りを感じるんだ」 ブラウンP「あと何匹残っている?ヒトや真っ当なフレンズの代わりに、私に切り刻まれ、身代わりになってくれるアライさんはあとどれだけ残っているんだ?」 会長「…」 ブラウンP「今度、特定有害駆除対象フレンズの一斉掃討作戦をやるって聞いた。…本当に滅ぼすのか?」 会長「本当なのです」 ブラウンP「…私にも、参加させてくれないか」 会長「……正直なところ、戦力としてのお前は、一騎当千なのです」 会長「だけどお前の怖い所は…次第に次第に、行動がエスカレートしている点なのです」 602 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 23 28 49.23 ID 217sfB19O 会長「家庭でのアラジビ料理に始まり、アラジビフェスでのライブキッチン。手の込んだ下準備をしての生放送ライブキッチン。そして生での直食い…」 会長「お前はどんどん、強い刺激を求めるようになっているのです」スッ 会長は、先程仕留めたアライさん2の胴体を掴むと… 会長「むんっ」バリイィッ 鋭い爪で、真っ二つに引き裂いた。 会長「そのアラジビでも食べて落ち着くのです」 ブラウンP「…私がヤバいだの何だの言ってるけど、貴女も負けず劣らずヤバいのでは?」 会長「えらくマトモなのです。私は食事をしているだけなのです」バリバリ ブラウンP「…」ガブガブモグモグ 608 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 23 37 23.65 ID 217sfB19O 会長「話を戻すのです。…どこまで話しましたっけ?」 ブラウンP「…私が、求める刺激がエスカレートしているというところまで」 会長「そうなのです。この作戦に加われば、お前は今までとは比べものにならない程たくさんのアライさんを殺すことになるのです」 ブラウンP「っ…♪/////」ゾクゾク 会長「そしたら、作戦が終わった後。…お前はエスカレートした欲望を、どこへぶつけるのですか?」 ブラウンP「っ…そ、それは…」 会長「…御手洗に、ぶつけるのですか?」 ブラウンP「…!!!」 ブラウンP「…だめだ、できない…。周りの人を、傷つけたくない…!」 610 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 23 41 44.91 ID 217sfB19O 会長「…お前の力は強大です。もし、自分の力を抑えたくなったら…頼れる男が、1人だけいます」 ブラウンP「…誰ですか?」 会長「…命乞尾シロウ。サンドスター科学研究所の主任です。彼なら、お前の悩みをきっと解決する手段を見つけてくれるのです」 ブラウンP「…分かった。ありがとう」 会長「…くれぐれも、自分の命を断つという行為は…やめるのです」 ブラウンP「…」 会長「お前にとって大事な者達がいるように、お前を大事に思う者もいるのです」 ブラウンP「…命乞尾、シロウ…会いに行ってみるか…」 611 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 23 44 35.97 ID 217sfB19O ブラウンP「ご馳走さまでした」 アライさん2の骨「」カラン アライしゃんの骨「」カラン 会長「気を付けるのです。周りにも…自分にも」 ブラウンP「…はい」スタスタ … 夜の森の中を、ブラウンPは進む。 ブラウンP「…ショクエモンP、あなたは、私の憧れだ…」ブツブツ ブラウンP「私も貴方のように、ヒーローショーの主役に…ファッションキチガイに、なりたかった…」フラフラ 617 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 23 56 07.71 ID 217sfB19O 「待つのだ」 ブラウンP「…」チラッ ネックレスアライさん「お前…この辺で、お腹の大きいアライさんを見なかったか?」 ネックレスをつけたアライさんが、ブラウンPを呼び止めた。 ブラウンP「…」 ネックレスアライさん「あいつはアライさんのとこで、人間相手に商売してた奴なのだ。どっかに逃げていったのだ」キョロキョロ 624 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 23 59 20.86 ID 217sfB19O ブラウンは、先程ゴミステーションで会長が捕らえたアライさんの話を聞いていた。 目の前のアライさんが探していた奴だと、ピンときたようだ。 ブラウンP「…」ツカツカ ネックレスアライさん「お?お?アライさんに何かする気か?見るのだ、この腕輪はなぁ…」キラリ ネックレスアライさんは、『の』の字を象った腕輪を見せた。 ネックレスアライさん「戸籍を持ったアライさんの証明なのだ!だからアライさんは特定有害駆除対象フレンズじゃ…」 ブラウンP「その腕輪ってのはこれかな」スッ ブラウンPは、ネックレスアライさんが見せた腕輪を… それがついている腕ごと、掲げて見せた。 アライさん「…え…」 630 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/11(水) 00 03 35.30 ID WZkRkIACO ネックレスアライさん「ぎ…ぎびやああああああああっ!!?」ブシュウウウウウゥ ネックレスアライさんの腕から鮮血がほとばしる。 ブラウンP「ド外道が。お前は害獣以下だ」ガシィ ブラウンPは、ネックレスアライさんの首を締め上げた。 ネックレスアライさん「ぐ、ぐええぇ!な、何するのだ…!あ、アライさんに手を出したら、お前は殺人犯に…!」ジタバタ ブラウンP「遅かれ早かれ、いずれなるさ。なら…今でいい」ギュウイイイイイイイン ブラウンPの目が光を放つ。 野生解放である。 ネックレスアライさん「や…やめ…!」ジタバタ 632 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/11(水) 00 06 01.10 ID WZkRkIACO 『お前はエスカレートした欲望を、どこへぶつけるのですか?』 『…御手洗に、ぶつけるのですか?』 ブラウンP「っ…」ブルブル ネックレスアライさん「ひ、ひいぃ…た、たす、け…」ガクガクブルブル ブラウンP「…」ポイッ ネックレスアライさん「のあっ!」ボテッ ブラウンPは、ネックレスアライさんを離した。 634 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/11(水) 00 09 50.04 ID WZkRkIACO ブラウンP「…その腕を持って消えろ。毎日擦り続けていれば、くっつくだろう」シュウウゥウ… 野生解放の光が消えた。 ブラウンP「裁判所へ駆け込める立場じゃないことは分かっているだろう?別に私はそれでも構わないが…」 ネックレスアライさん「ひ…ひ…!ひえええええああああああ!!」ダダダーーーッ ネックレスアライさんは、腕を持って森の中へ消えた。 635 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/11(水) 00 11 25.17 ID WZkRkIACO ブラウンP「…会長、ありがとう。貴女と話せていなかったら…。私は…」 『命乞尾シロウ』… 唯一残された、最後の希望。 彼に会うまでは、まだ…ヒトを殺せない。 ブラウンP「…遅かれ早かれ、か…」フラフラ ブラウンP「大丈夫かな…私は…」フラフラ 640 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/11(水) 00 21 02.32 ID WZkRkIACO … ~川の上の橋~ ネックレスアライさん「はぁ…はぁ…」フラフラ ネックレスアライさん「あいつ、頭がおかしいのだ…。アライさんが戸籍持ちと知ってて攻撃してきたのだ…」コスリコスリコスリコスリ ネックレスアライさんは、腕を擦り続けている。 ネックレスアライさん「ふ、ふふ…。だけど結局、殺人犯になるのが怖くて、逃げていったのだ」コスリコスリコスリ ネックレスアライさん「このままお金を貯めて、アライさんは…アメリカに旅立つのだ…!」コスリコスリコスリコスリ 「うわ、キモいわーハエガイジ。何やっとんじゃ」 ネックレスアライさん「わっ!?」ツルッ 腕「」バッシャアアアン 腕は、川へ落ちていった。 644 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/11(水) 00 24 24.11 ID WZkRkIACO ネックレスアライさん「あ、ああ、アライさんの腕が…!」 ネックレスアライさん「とにかく、腕輪だけでも回収するのだ…!むん!」 腕輪「」シュルシュル… ネックレスアライさんが念じると、一本残った方の腕へ、腕輪が戻ってきた。 この腕輪はサンドスター科学研究所が作成した、けものプラズム製腕輪だ。 持ち主本人以外が装着することはできず、 紛失しても念じれば戻ってくるというスグレモノだ。 650 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/11(水) 00 29 34.15 ID WZkRkIACO ネックレスアライさん「おい、お前!お前のせいで、アライさんの大事な腕が、川に…」クルッ MCチヘドロー「蠅が喚くなや」ガシリ ネックレスアライさん「ごぼええぇっ…!?」 なんと、先程話しかけた人物はMCチヘドローであった。 こんな深夜に森の中へ何の用であろうか。 MCチヘドローは、ネックレスアライさんの首を締め上げる。 MCチヘドロー「くたばれやクソガイジ」メキメキ ネックレスアライさん「く…ぐるひ…!お、おまえ、このうでわが…みえない…のかぁ…!」キラリ 652 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/11(水) 00 35 35.28 ID WZkRkIACO ネックレスアライさん「このうでわは…こせき…の…ごほっ…」ギリギリ MCチヘドロー「ほーん?じゃあこれでワイが仕留めたヒトモドキは4匹目やな」ギリギリ ネックレスアライさん「…!?か、ごっば…」ゴボボ 腕輪の意味を知っていて尚、殺意を弛めない。 こんな人間がいることは想定の範囲外であった。 MCチヘドロー「そないな腕輪が、お前はヒトデナシやないって証明になると思うたか?お前らハエガイジは全員等しく本質的にヒトデナシや」ギリギリ ネックレスアライさん「ぐ…ぼ…ぇ…」 MCチヘドロー「死ねボケ」 ネックレスアライさん「」グッタリ やがて、ネックレスアライさんは呼吸・心拍ともに停止した。 663 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/11(水) 00 41 57.64 ID WZkRkIACO MCチヘドローは、死体をひとつ隣の川まで引きずっていった。 MCチヘドロー「はい、おーしまい」ポイッ ネックレスアライさん「」ドボォン MCチヘドロー「この川の下は滝になっとって、湖に流れ付くで。運が良かったら、お前の腐乱死体を誰かさんが見つけてくれるかもなぁ」 ネックレスアライさん「」プカプカ もしもネックレスアライさんの死体が見つかり、MCチヘドローがその犯人と判明すれば、 実際のところ、彼は殺人罪で捕まることになる。 法律は等しく人権を守る。 …だがこの男、真面目に証拠隠滅する気がない。 アライさんならば殺害してもどってことないと、本気で信じ込んでいるのだ。 愚か者であるが故の無敵さが、この男にはあった。 667 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/11(水) 00 48 47.55 ID WZkRkIACO MCチヘドローは、誰かに電話をかける。 MCチヘドロー「よう。夜遅くにすまんな。どうせ起きとるやろ?」 MCチヘドロー「これで4匹目や。お前の試作品、きちんと動いとるで。ええ仕事しとんな」 MCチヘドロー「んで、マジでこのちっこい機械の中に、あのバケモンが入っとんのか?はは、お前ホンマ頭プッツンやな」 MCチヘドロー「…何?お前やない?発端は教授?…はは。あの人は、いつまでお花畑ん中にいるんやろな。わろてまうわ」 MCチヘドロー「じゃーな」ピッ MCチヘドロー「…今度のは、制度バッチシや」チラッ MCチヘドローは、手に妙な機械を持っている。 四角いタッチパネルの画面に、マス目といくつかの光が映っている。 MCチヘドロー「…文句無い。最終兵器、完成や」 MCチヘドローは、森から去った。 669 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/11(水) 00 49 29.79 ID WZkRkIACO つづく ハエガイジャーキー パート8に戻る
https://w.atwiki.jp/satou/pages/1203.html
アライさんまた明後日の方向に走って行っちゃったよお
https://w.atwiki.jp/trashpanda-araisan/pages/883.html
407 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2017/07/14(金) 00 01 16.86 ID 5MwLAek30 [1/4] ※リョナ注意 http //i.imgur.com/asoGZwF.jpg 最近新アニメのチェックに忙しくてMMDなかなか作れなくて 楽しみにしてる人申し訳ないっす 408 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2017/07/14(金) 00 03 42.59 ID 2vzIlNN70 [1/19] 407 素晴らしすぎるのです けものフレンズを汚したアライさんにはピッタリな末路なのです 409 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2017/07/14(金) 00 13 01.86 ID L/wBQo6M0 よく見たら顔以外にも尻尾が気持ち悪いな。瞼剥がしたら手首と尻尾も切り取ろう 410 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2017/07/14(金) 00 13 13.67 ID lNr2JSV90 [1/3] 407 かばんちゃんが暫定パークガイド用の「研修プログラム」として、 ボスに案内されて鍵のかかった重い扉から地下にいくと、このような光景と出会う…… 驚いてへたりこむかばんちゃん。 ここでは悪さをしたフレンズが、拘束され、サンドスターを奪われ、処分されているらしい… その安らかにも見える表情は、苦痛を感じないようにあらかじめ処置されているためか、それともフレンズとして表情をつくる部分が、先に奪われてしまっているためか アライさんの画像へ戻る