約 2,424,203 件
https://w.atwiki.jp/trashpanda-araisan/pages/1075.html
124: 名無しさん (ワッチョイ bc99-c2a6) :2019/01/17(木) 22 54 41 ID AY.vDxgA00 野良アライしゃん「お前だいじょうぶなのだ?」 野良アライちゃん「このアライしゃんくしゃいのりゃ」ヨチヨチヨチ 125: 名無しさん (オッペケ 145e-2e89) :2019/01/18(金) 13 30 51 ID vcXhqykESr 幸いにも飼い主は出掛けたようで今は居ない様ですがこの惨状を見たらどうなるかはアライちゃんでも想像に難くない 虐待ペットアライちゃん1「うぅ…うゆぅ…!」ピク…ピク… せめて排泄物をトイレに持って行きたかったが体が思うように動かないアライちゃん、恐怖と絶望感を感じていると声が聞こえてきます 野良アライしゃん「お前だいじょうぶなのだ?」 野良アライちゃん「このアライしゃんくしゃいのりゃ」ヨチヨチヨチ 何処から入って来たのやら体中薄汚れた明らかに野良のアライ達が部屋の中に侵入していました 虐待アライちゃん1「た、た……しゅ…け……」ピクピクピクピク これが最後のチャンスだと思い、気力をふりしぼって助けを求めるアライちゃんでしたが上手く口が動かない様です 126: 名無しさん (アウアウ a776-c2a6) :2019/01/18(金) 23 04 44 ID CyB5XvIUSa 野良アライしゃん「こいつはもうだめなのだ、助からないのだ、妹よこいつをアライさんたちのごはんにするのだ」 野良アライちゃん「おともだちをたべるのだ?やーなのりゃ!」 野良アライしゃん「だまるのだ!アライさんたちがいきるためには仕方のない事なのだ」 127: 名無しさん (オッペケ b24d-2e89) :2019/01/19(土) 15 53 49 ID 49beRWt.Sr 野良アライちゃん「あらいしゃんいきたいのりゃ……わかったのりゃ、あらいしゃんおともだちたべるのりゃ!」 いつ友達になったのかは知らないが友情よりも食欲をとった様だ 野良アライしゃん「分かればいいのだ、早速食べるのだ、のだ?開かないのりゃ!」ガシャガシャ 安っぽい虫かごではあったが脱走防止の為の南京錠が付いていた 野良アライちゃん「おねーしゃんまだなのりゃ?」 野良アライしゃん「ちょっと待つのだ!うー!あかないのだー!」ブンブン アライしゃんは虫かごを上下左右に振るがフタが外れる気配は全く見えない、見た目よりも丈夫な虫かごだったのかもしれない 虐待ペットアライちゃん1「ぎびぃ!…や、べ…うびゅ!…たじゅ!…いじぃ!」ガンガンガンガン 中にいるアライちゃんは虫かご程丈夫では無いようで開く前にお亡くなりそうだ 128: 名無しさん (スプー 7110-f1ec) :2019/01/20(日) 05 25 47 ID 6XNFu7a6Sd ペットアライちゃん1「うゅうぅー…ぽんぽんいっぱいでおひるねしてるのに…うゆさいのりゃ…」オメメコスリコスリ ペットアライちゃん2「なんなのりゃ…またバカ(懲罰or虐待)がさわいでる…のりゃ!?」オメメコスリ…ビクンッ ペットアライちゃん達は飼い主の作ったアライ肉をレンジで暖めただけの料理を食べ、 満腹になってぐっすりとお昼寝をしていたが、物音で目が覚めてしまった。 ペットアライちゃん2「おねぇーしゃん、みるのりゃ!こぎたないあらいしゃんがあばれてるのりゃ!」ユビサシー ペットアライちゃん1「ほんとうなのりゃ!あいつりゃ、なんなのりゃ!?」ユビサシー ペットアライちゃん2「あいつりゃ(虐待)あらいしゃんをいじめてるのりゃ!こわいのりゃー!」ガクガクブルブル 物音の原因を突き止めると、小汚なくも一回り大きなアライしゃんに危機感を覚えるペットアライちゃん。 ペットアライちゃん1「このままだとあらいしゃんたちのききなのりゃ!かいぬししゃんどこなのりゃー!?たちけてー!」ピキュルルルル 流石はペット用のケージのアライちゃんだからか、危機的状況でもなお、 口汚く飼い主を呼んだり、小汚ないアライ達を殺せとは言わなかった。 129: 名無しさん (オッペケ 04d7-5c24) :2019/01/20(日) 15 28 08 ID 29o0ZFqYSr 野良アライしゃん「フゥーフゥー…なんで開かないのだー!」ブンッ 中々開かない虫かごに癇癪を起こしたアライしゃんは虫かごを放り投げてしまう 虐待ペットアライちゃん1「うびぃいい!……の…の…りゃ…」ガクゥ 落下の衝撃で気を失ってしまったようですが(虐待)アライちゃんはまだ息がある様だ タチケテータチケテー! 野良アライちゃん「のりゃ?おねーしゃんほかにもおともだちいるみたいなのりゃ」 他のケージからも声が聞こえてくるので見てみると野良アライちゃんと同じ位のアライちゃんが騒いでるのが見えた 野良アライしゃん「のだ!今度こそ開けてやるのだー!」 ペットアライちゃん1「!?こっちにくるのりゃ!」 ペットアライちゃん2「おねーしゃんおうちにかくれるのりゃ!」ヨチヨチヨチヨチ 迫りくるアライしゃんにペットアライちゃん達は巣箱に隠れようと必死にヨチり始めた 130: 名無しさん (スプー eedd-360a) :2019/01/20(日) 22 27 20 ID t90zBlywSd 猟犬「ワンワンワンワンワンワン!!!!!」ダッ 家の中で飼っていた猟犬が害獣のにおいを嗅ぎ付けて、部屋に飛び込んできた イノシシすらタイマンで屠れるほどの強さを誇る大型犬だ 131: 名無しさん (スプー b02a-f76a) :2019/01/21(月) 18 28 45 ID .ogSvEUMSd 野良アライしゃん「のだっのだっ、こっちの箱(ケージ)はもっと固いのだっ!」ガシャンガシャン 野良アライしゃんはペットアライちゃん達を食おうとケージから出したいようだが、 虫かごと違ってアライさんですら破壊できない頑丈な鉄製のケージに悪戦苦闘していた。 ペットアライちゃん2「ぴぃー!こわいのりゃー!」ガクガクブルブル ペットアライちゃん3「かいぬししゃん、はやくたちけてー!」ガクガクブルブル ペットアライちゃん達がペット用ケージ内にある巣箱の中でも身を寄せあって震えるていた。 野良アライちゃん「がんばるのりゃー…クンクン…うゅう?」クビカシゲ ケージを破壊しようとする姉を応援する野良アライちゃんは近づいてくる臭いと音に気がついたようだ。 猟犬「ワンワンワンワンワンワン!!!!!」ダッ 野良アライちゃん「ぴぃー!おっきないぬ…ぐびしゃー!!」ドグシャ…ビクッビクッ 姉より離れた位置にいた野良アライちゃんは、駆けつけた大型犬に踏み潰され、即ゴキガイジムーブした。 野良アライしゃん「大きな声だしてどうしたのだ、いもー…どぉ!?ぐびぎゃっ!!」ビクッ…ガブジュ…ジタバタ ケージを破壊するのに夢中で大型犬の接近に気がついていなかった野良アライしゃんだったが、 妹の大声でやっと異変に気がつけたときには時すでに遅い、 眼前にまで迫っていた大型犬に頭を丸呑みされるようにして、首に噛みつかれてしまった。 野良アライしゃん「あだいじゃん…ぐびっ…いじゃっ…やべるのっ…」モガキモガキ 大型犬の噛みつきから逃れようとして、大型犬の口回りを爪で引っかくものの、 アライしゃん程度の力では引っかいても、大型犬は痛くも痒くもないようだ。 132: 名無しさん (オッペケ 1cdc-2e89) :2019/01/21(月) 19 00 44 ID 8a.tz21gSr 野良アライしゃん「う゛ぬ゛ぬ゛ぅぅぅ、はなじぇぇぇぇぇ!」テアシバタバタ 首に突き刺さった牙から逃れようと尚も藻掻くアライしゃんだったが更に追い打ちとばかりに大型犬は身体を動かした 猟犬「グルルルル!」ブンブンガンガンガジガジ アライしゃん「いじゃ!やべ!たすけ、いじゃいいいい!」ビギイイイイイイ 頭に噛み付いたままアライしゃんの身体を宙に浮かせると何度も床に叩きつけ、抵抗が少なくなると首をブンブンと振りながらより深く噛み付いていく アライしゃん「いぎがぐる゛じぃ…だれ゛がだずげでぇ…いもうじょ…おがあじゃあーん…あらいじゃんがわいじょうなのりゃあ…」キュルルルル… 暫くすると最初は暴れていたアライしゃんだったが今では弱々しく泣き続けるだけで引っ掻くなどの抵抗も出来ていなかった 133: 名無しさん (オッペケ 6fcb-2e89) :2019/01/22(火) 20 01 46 ID wNjL/1vsSr 猟犬「バウ!」 野良アライしゃん「じび!」ボテッ もう少しでアライしゃんに致命傷が与えられると思われたその時猟犬が咥えていたアライしゃんを放した 野良アライしゃん「ぅあ、チャンスなのだきぁああああ!」ガブッ この隙を見逃すまいと走り出そうとするアライしゃんだったが二本足で歩き出そうとする瞬間今度は脇腹に噛みつかれる 野良アライしゃん「いだいいいいぃ!みのがじでぐれたんじゃながったのがあああ!」ジタバタ どうやら猟犬はアライしゃんを嬲って遊んているようだ 134: 名無しさん (ワッチョイ 6763-d183) :2019/01/23(水) 01 39 11 ID G/PoZLrQ00 ガブッ!ガブッ! 猟犬の鋭い牙がアライしゃんの脇腹を引き裂いていく 野良アライしゃん「があああぁぁぁ!いだああああああぁぁぁ!」ジタバタ 既に内臓がはみだしてきているアライしゃんを、猟犬は再び強靭な顎の力で放り投げた ブゥン! 野良アライしゃん「ぐぶぅっ!」グシャッ アライしゃんは血と内臓を撒き散らしながら床に転がった 傍目には既に助かりそうにないアライしゃんだったが、最期の悪あがきとばかりに床を這いずって逃げようとする 野良アライしゃん「あ……あらいしゃんは…いき…の…びる…の……だ……」ズリ…ズリ… その時、猟犬は後から近寄り、アライしゃんの脚を噛み砕いた ガリッ!ゴキュッ! 野良アライしゃん「あぎゃあああああああああぁぁぁ!」ビクーン アライしゃんは激しい痛みに背を反らせる 内臓をやられ脚を失った今、最早アライしゃんに生還の望みは残されていなかった… 135: 名無しさん (オッペケ b396-305a) :2019/01/23(水) 14 25 27 ID OVj7QwWsSr 暫くして飼い主が戻って来たとき目に飛び込んで来たのは部屋中を真っ赤なしながらそれでも尚生き続けようと死に抗うアライしゃんの姿だった 野良アライしゃん「…ハァ…ハァ…いたぃ…ちにたくなぃ…」ズリズリ 飼い主の姿を見つけた猟犬は自分が仕留めたんだよ褒めてと言うようにアライしゃんを引きずってくる 野良アライしゃん「止めるのだ…アライさんのお腹の中の…がこぼれる…のだぁ…」ズルズル 136: 名無しさん (スプー 12d4-f086) :2019/01/23(水) 20 16 45 ID jAptZfEsSd 仔犬1「わう!わう!」ヨチヨチヨチヨチ 仔犬2「くぅん、きゅぅん!」ヨチヨチヨチヨチ 仔犬3「くぅーん!」ヨチヨチヨチヨチ 猟犬として飼育されている最中の、小さな仔犬達もついてきた 将来は大型犬になるであろう、有望な子供達だ 137: 名無しさん (オッペケ 7064-305a) :2019/01/24(木) 15 22 40 ID H7lbTKZoSr 仔犬達に追いかけられる様にしてアライちゃんも部屋に入って来た 野良アライちゃん1「のあーん!たしゅけてー!」ヨチヨチヨチヨチ 野良アライちゃん2「おまえりゃのごはんとったのあやまゆかりゃー!」ヨチヨチヨチヨチ 野良アライちゃん3「おいかけっこたのしーのりゃー♪」ヨチヨチシッポフリフリ 138: 名無しさん (オッペケ 7d74-305a) :2019/01/26(土) 16 47 46 ID x.FphTZoSr またか…野良アライちゃんはもういい加減に家に入って来ないでして欲しい 野良アライちゃん1「のりゃあ!ひとしゃんたちけてー!」ヨチヨチヨチヨチ 野良アライちゃん2「こいつらおっぱらってくれたらごはんやるのりゃー!」ヨチヨチヨチヨチ 野良アライちゃん3「ひとしゃーん、だっこー!だっこちてー!」ヨチヨチシッポフリフリ …まぁ天井裏に居着かれるよりはマシか 幸いにも追い立てられているアライちゃん達は無警戒でコチラに来るので手を差し伸べてやると三匹共ヨチヨチと手に登り始めた 野良アライしゃん「ア、ライさんもぉ、たすけろぉ!」ゼェハァゼェハァ アライの端くれだけあってか致命傷であってもまだ動いている アライちゃん達を空いた懲罰房ゲージに入れながら部屋を散々汚してくれたコイツをどうしてやろうかと考えてる 139: 名無しさん (スプー 0249-f086) :2019/01/26(土) 17 11 25 ID hy0lhf2QSd 仔犬1~3「「がうぅー!ぐるるー!」」ヨチヨチヨチヨチ 仔犬たちは瀕死の野良アライしゃんへと近づいていく 140: 名無しさん (オッペケ 7d74-305a) :2019/01/26(土) 19 19 26 ID x.FphTZoSr 野良アライしゃんに仔犬達が群がっていく 狩りの練習をさせるつもりなのか大きい猟犬は咥えていたアライしゃんを放して少し距離をとった 野良アライしゃん「うぬぬぬぅ、ナメてるのかぁ…!チビッちゃいのなら今のアライしゃんだってぇー…」ヨロヨロ アライしゃんもこのままやられてなるものかと残った力とプライドを振り絞り両腕を広げ威嚇のポーズをとった アライしゃん「ギュルルルルル!フシャー!のだッ!のだッ!」ブンブン 来るなら来てみろ、引っ掻いて噛み付いて食べてやるぞと言わんばかりに唸り声をあげ手を振り回すアライしゃん 仔犬達「「ワン!」」バッ 対してそんな威嚇など怖くないよーとでも言いたげに吠えると三匹の仔犬は三方向からアライしゃんを取り囲む 仔犬1「バウ!ワウ!」 野良アライしゃん「っ!のだぁ!」ブンッ 一匹の仔犬がアライちゃんの怪我している脇腹に噛み付こうとするもアライしゃんが手を振って応戦する 仔犬2「ワウ!」ガブッ 仔犬3「ワン!」ガブッ 一匹の仔犬にアライしゃんが対応しているとその隙きを見逃すまいと残った仔犬達が怪我をした脚に噛み付く 野良アライしゃん「ぐぎいいいぃぃ!!離す、のだぁ!!」ブンブン ブンブンと殆ど動かない脚を無理矢理動かして引き剥がそうとするも離れない 野良アライしゃん「うぬぬぅ!ぶっころちてやっガベッ!」グハッ 爪を振りかざそうとするアライしゃんだったが血を口から吐き出して倒れ込む 仔犬1「ぐるぅぅ!ぐるぅぅぅ!」 恐らくコチラが本命だったのだろう、仔犬はアライしゃんの中身がこぼれ落ち始めている脇腹に素早く顔を突っ込むと渾身の力で中身を引っ張り出していた 141: 名無しさん (ワッチョイ 3dc5-f475) :2019/01/27(日) 03 51 28 ID G/PoZLrQ00 仔犬といえども猟犬である その鋭い牙でアライしゃんの内臓を引き摺りだし噛み千切っていく 仔犬1「ガウッガウッガウッ!」ガブガブガブ アライしゃん「のぐああああぁぁぁぁぁぁぁ!」ジタバタ 断末魔の叫びをあげるアライしゃん 仔犬2「ガルルルルゥ…ワン!」 止めを刺す時と判断した仔犬がアライしゃんの喉笛に噛みつく アライしゃん「あ……が…………あ……………ぐぇ………………」ビクンビクンビクン……シーン 首を噛み砕かれたアライしゃんは己の血の海の中で絶命した 仔犬達「「「ワン!ワン!」」」シッポフリフリ 勝鬨をあげるが如く吠える仔犬達 猟犬「ハッ!ハッ!ハッ!ハッ!」シッポブンブン 親の猟犬も我が子達の成長を喜んでいるように見える アライしゃんの始末は済んだ… 次は懲罰房ケージの野良アライちゃんどもの番だ… 懲罰房ケージを手に、家の離れにある工作場へ向かった ここには前の家主が気前よく置いていった作業台や工具類が揃っている 野良アライちゃん1「うゆぅ?ここはどこなのりゃ?」シッポフリフリ 野良アライちゃん2「ひとしゃん、あらいしゃんおなかすいたのりゃ!なにかごはんよこすのりゃ!」シッポフリフリ 野良アライしゃん3「ふはははははは~!」コスリコスリ …まったく呑気な奴等だ つい先程のアライしゃんの末路を覚えていないのだろうか? 奴等のスカスカ脳味噌では、これからどんな目に遭うか想像すらつかないのであろう… さて、何を使って責めてやろうか… 142: 名無しさん (オッペケ 5b79-2e89) :2019/01/27(日) 20 26 30 ID jnqBEiWYSr 野良アライちゃん1「…もうあのいぬはいないみたいなのりゃ」キョロキョロ 野良アライちゃん2「はやくごはんよこすのりゃー!」ガシャガシャ 野良アライちゃん3「ひとしゃーんあしょんでー!」コスリコスリ まぁいい、呑気にしてくれていた方がこちらとしてもやり易い 一匹は多少警戒している様だが所詮籠の中のアライ、どうとでもなる 野良アライちゃん2「にーんげーん!きーてるのかー!!ごはんよこしぇー!」ガッシャンガッシャン ……うるせぇ奴だな、コイツから遊んでやるか 無言でケージの中から野良アライちゃん2をつまみ上げる 野良アライちゃん2「うゆ?またどこかはいるのりゃ?」ヒョイ 危機感がまるで無いアライちゃん、次の瞬間握り潰さんとする勢いで体全体を掴まれた 野良アライちゃん2「ぐっぎいいいいいい!?いじゃいいいい!ぐるじいぃぃ!」シッポブンブン 殆ど動けないアライちゃんの身体に器用にハリガネを巻き付けて手足を動けなくする 野良アライちゃん1「いもーとーぉ!?」 野良アライちゃん3「なんだかたのしそうなのりゃー」キャッキャッ 身体全体にハリガネを巻き付け終わると上の部分を切り抜いたアライちゃんの頭が出るくらいの空き缶に入れてやる 野良アライちゃん2「うぬぬぅ…こいつわるいにんげんだったのりゃあ!」 さて、丁度良くアライに壊された所を修理する為に用意した生コンクリートがある 野良アライちゃん2「かんだいなありゃいしゃんはいまだせばはんごろしでゆるしてやるのりゃ、だからさっさとだすのりゃあ!」フゥーフゥー! あっそう… 空き缶にコンクリートを流し込んだ アライちゃんのおうち・その8 ※このページは、『アライさんアンチスレ避難所』様にあるアライさん、コバエさんなりきり用のスレッド『アライちゃんのおうち』をまとめたものです。 【アライちゃんのおうち】シリーズへ戻る
https://w.atwiki.jp/trashpanda-araisan/pages/1006.html
932 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (スプッッ Sdea-QRRJ)[sage] 投稿日:2018/07/14(土) 23 27 12.79 ID QFs+5HVfd セルリアン1「はぐがぶぅ」 アライさん「ふんむうううううむぐうううぶうううう」ジタバタジタバタ あなたの目の前にセルリアンとアライさん一家が現れた。 セルリアンはアライさんの汚い顔を頭ごとぱくりと食べ、アライさんはまだ食べられていない手足をばたばたよろよろさせて暴れている。 セルリアン2「はぐがぶぅ」 アライちゃん1「ままああああこいちゅぶっこよしてえええええ!!!」 セルリアン3「はぐがぶぅ」 アライちゃん2「ピギ-!!ピギ-!!」ジタバタジタバタ 食われかけてるアライさん同様その幼獣どももセルリアンに食われかけている。 頭から食われるヨチラー、足から食われるヨチラー、手から食われるハエガイジ。 どうやらセルリアンの群れとアライさん一家の争いはセルリアンの圧勝で終わるようだ。 この現場を見たあなたは、パークやぱびりおんの秩序と平和を守る管理者かもしれない。 もしくは自然を守り害獣を狩るハンターかもしれない。 あなたがどちらにせよ間違いなく言える事はセルリアンは人類とフレンズの敵であるということだ。 そして捕食中のセルリアン、しかもそれと真正面に対峙した今なら、あなたにはそれ群れだろうがほぼ確実に勝機がある。 ヒトとフレンズが手を取り合い作り上げた知恵と技術はヒトにセルリアンと戦うだけの力をもたらしたのだ。 今のあなたはセルリアンに間違いなく勝てる。 さて、どうしようか? 934 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイWW 6df8-JKnB)[sage] 投稿日:2018/07/14(土) 23 34 20.17 ID mva/R1Fk0 [2/2] 攻撃手段による。 セルリアンの数そこまで多くないみたいだし、 榴弾やロケットランチャー、あるいは機関銃のような範囲攻撃型かつ全員を巻き込めるなら諸とも殲滅するし、 狙撃銃とかの単体攻撃型なら無駄弾少なくしたいし、万が一も無くしたいから増援呼ぶかな 935 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイWW 11bb-+fYf)[sage] 投稿日:2018/07/14(土) 23 35 16.75 ID sOyGhWuf0 932 アライさんたちがすっかり食べられるまで、放置で。 単独でセルリアンに勝利できるならアライさんも減らせてまさに一石二鳥。 938 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (スプッッ Sdea-QRRJ)[sage] 投稿日:2018/07/15(日) 00 27 28.98 ID ujduHF1Cd [1/2] 934 935 相手は人類とフレンズの敵だ。万が一でも負けるわけにはいかない。あなたは増援を呼ぶことにした。 通信機を取り出し、連絡を取る。数分後には近くのセルリアンハンター達が来てくれるようだ。 目の前のアライさんは諦めた。どの道助ける道理は無い。 助かったとしてもセルリアンハンター達に汚い罵声を浴びせるか、彼女達に付き纏い威を借る狐、いや威を借るハエガイジになるだけだろう。 そういう事例を何度も、回数を忘れるほど見てきた。 そんなことよりも、こいつらがどのタイミングでサンドスターを吸い上げられるかは知らないが、このままセルリアンに逃げられるわけにはいかない。 ここで足止めする。食うものだけ食って逃げられるわけにはいかない。 あなたは護身用の拳銃を取り出し、アライさんの頭に食らいつくセルリアンに発砲した。 アライさん「ん!?」ビグン 銃弾はしっかりと狙ったところを突き進む。 セルリアンの柔らかい体に突き刺さり、衝撃が反対側に突き抜けた。 つまり、セルリアンの体内にあったアライさんの頭にも直撃。 アライさん「」ビクビクビクンビクンジッタンバッタン 青いセルリアンの身体が赤になっていた。アライさんが撒き散らすはずだった血と脳漿を全てセルリアンが吸い取った。 セルリアンの容態の変化はそれだけだ。ただの銃弾一発で倒れるほどセルリアンは甘くない。 平然としている赤いセルリアンを被ったままゴキガイジムーブを決めるアライさんは、フレンズというよりどこぞの怪人のように見えた。 この一撃でセルリアンは自分に気付いた。そのタイミングでセルリアンハンターから連絡が入る。聞き慣れた、馴染みのハンターの声だ。 地名を確認。現在地と一致。周囲の状況や目印を伝える。あと数十秒でこちらに到着すると聞いて勝利を確信する。 アライちゃん1「ぐぞばばあ…だずけろぉ…おおぉ…」 小さいセルリアンもこちらを見た。 ヨチラーどもは絶望と怒りの表情を浮かべながら毛も生えていない小さなアライグマになって死んだ。サンドスターを全て奪われたのだろう。 アライちゃんは成獣であるアライさんに比べ、サンドスターとけものプラズムが少なく、サンドスターを奪われる事が死に直結する。 アライグマのフレンズであるからこそ生きてこれたツケが、アライグマに戻った瞬間に全て払わされるのだ。幼獣の身体が耐えられるものではない。 奇跡的に生き残れたとしてもずっとアライさんとして生活してきたのだから、アライグマとして生きていくのは絶望的だ。 ある意味ここで死んだ事は正解だったかもしれない。 全てのセルリアンがこちらに意識を向けたことも、今死んだヨチラーどもの未来のことも含めてだ。 次 939 名前: 938続き (スプッッ Sdea-QRRJ)[sage] 投稿日:2018/07/15(日) 00 31 41.54 ID ujduHF1Cd [2/2] あなたはカプセルを握りセルリアンを睨む。 カプセルに入ったフレンズの毛皮、けものプラズムがヒトの打撃をセルリアンへの有効打へと変える。 フレンズから身体の一部を分け与えられる、それに足る信頼親愛、それこそがヒトがセルリアンを倒す為の唯一の鍵となるのだ。 あと十数秒、そう意識した時に後ろから呼ぶ声が聞こえた。 やはり君か。顔なじみのセルリアンハンターの気配を背中で感じた。彼女の仲間達の気配も一緒に感じた。 ゴキガイジムーブを終えて動かなくなったアライさんを見て彼女達は感情を揺れ動かさない。つまり「そういうこと」だ。 そしてセルリアンの群れと対峙する、一人のヒトとフレンズ達の戦いが今始まる。 940 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ ea12-LQig)[sage] 投稿日:2018/07/15(日) 10 50 40.53 ID LVsnt6nT0 [1/2] 939 乙。 なんか壮大な物語が始まりそうな終わり方で、テンションが上がった。 アライさんのssへ戻る
https://w.atwiki.jp/trashpanda-araisan/pages/840.html
34 : ◆cOAKBMeRl6 [sage]:2018/03/17(土) 16 18 48.27 ID F4qkB4D/0 タイトル「アライさんの製造過程」 みなさん、こんにちわ。 アライさんトラップ研究所、通称、ATLです。 今回は、研究用のアライさんをどのように生産しているか、お見せしましょう。 お見せする前に、注意事項です。 アライさんを許可なく繁殖させる行為は、犯罪です。 我々は、研究目的で国から許可を取って、繁殖しています。 この点をご留意ください。 また、性的な映像が含まれているため、未成年の方は視聴をご遠慮願います。 35 : ◆cOAKBMeRl6 [sage]:2018/03/17(土) 16 19 15.67 ID F4qkB4D/0 まず、アライさん一家の作り方です。 コンピュータが精査したデータを元に、親とするアライさんを研究部が回収します。 回収方法は至って簡単です。 まず、睡眠中のアライさんをアームで回収します。 アームとは、一つの飼育部屋に一つ存在する機械式の腕のことです。 飼育部屋の中に職員は入らないため、何かあるときにはこのアームを操作してアライさんを回収します。 そして、回収したアライさんを部屋の入り口まで運び、移動式の檻に入れます。 その後、妊娠部屋へと運びます。 ガラガラ 妊娠部屋へ運ばれたアライさんは台の上に並べられて、膣に膣鏡を差し込まれます。 そして、注射で精子を子宮に注入します。 アライさん「あぁん!」ピクピク このように喘ぐことがありますが、気にせずに全員分、注入していきます。 この時に注射する精子は、アライグマのものと、人間のものがあります。 アライグマの精子は説明を省くとして、人間の精子は我が研究所に勤めている職員のものです。 ただし、だれの精子がどのアライさんに注入されたかは分かりません。 その方が精神的に安心でしょう? その後、アライさんたちは新しい飼育部屋に運ばれます。 そして、無事妊娠が確認されればそれでいいのですが、妊娠できていない場合には、再度同じ作業をします。 このようにして、アライさん一家を生産しているのです。 では、実際に妊娠を控えたアライさんの様子を見てみましょう。 36 : ◆cOAKBMeRl6 [sage]:2018/03/17(土) 16 20 31.99 ID F4qkB4D/0 アライさん「お腹がパンパンなのだ...」サスリサスリ 部屋の中央で、アライさんがお腹をさすっていますね。 このアライさんは正産期に入っているため、いつ産まれてもおかしくはありません。 アライさん「あ、あぁ! 産まれる、のだ!」ピクピク 足を大きく広げて、M字開脚のような格好になっていますね。 アライさん「産まれる、産まれるのだ!」ピクピク では、股間にカメラを向けて、生まれる瞬間をご覧いただきましょう。 ヌルン アライちゃん「のりゃーーーーーん! のりゃーーーーーん!」ビエーン アライさん「まだ産まれるのだ!」ピクピク ヌルン ヌルン アライちゃん1「のりゃーーーーーん! のりゃーーーーーん!」ビエーン アライちゃん2「のりゃーーーーーん! のりゃーーーーーん!」ビエーン アライさん「まだ、お腹の中にいるのだ!」ピクピク アライさん「のだー!」ピクピク ヌルン ヌルン アライちゃん3「のりゃーーーーーん! のりゃーーーーーん!」ビエーン アライちゃん4「のりゃーーーーーん! のりゃーーーーーん!」ビエーン アライさん「ハァ、ハァ... これで、全部なのだ...」ピクピク すごいですね。 子アライさんが五匹も産まれましたよ。 アライさんが産まれたばかりの子アライさんを抱き抱えると、胸の辺りに持っていきましたね。 アライさん「さぁ、チビ達、いっぱい飲んで、大きくなるのだ。」 アライちゃん「...」チュパチュパ アライちゃん1「...」チュパチュパ 早速、授乳をしていますね。 アライちゃん2「のりゃーーーーーん! のりゃーーーーーん!」ビエーン アライちゃん3「のりゃーーーーーん! のりゃーーーーーん!」ビエーン アライちゃん4「のりゃーーーーーん! のりゃーーーーーん!」ビエーン アライさん「お姉ちゃんが飲み終わるまで、待つのだ。」 ですが、授乳してもらえない他の子アライさんが泣いていますね。 流石に、胸の関係上、二匹までしか授乳できないため、仕方ありません。 その間、母となったアライさんは、子アライさんの体を舐めて、綺麗にしていますね。 アライちゃん「のりゃ!のりゃりゃ!」ピカピカガイジガオ アライちゃん1「のりゃ!のりゃりゃ!」ピカピカガイジガオ アライさん「さぁ、次はお前たちの番なのだ。」 アライちゃん2「...」チュパチュパ アライちゃん3「...」チュパチュパ アライちゃん4「のりゃーーーーーん! のりゃーーーーーん!」ビエーン アライさん「あと少しの辛抱なのだ。」 母アライさんも大変です。 今後の子育てが楽しみですね。 37 : ◆cOAKBMeRl6 [sage]:2018/03/17(土) 16 21 02.77 ID F4qkB4D/0 では、次の現場を見てみましょう。 え? 今のが全てではないのか、という声が聞こえてきそうですね。 実は、まだ妊娠部屋が存在するんです。 それがこちら。 【アライちゃんライン】 ここは特別公開のエリアとなっています。 早速、中を覗いてみましょう。 38 : ◆cOAKBMeRl6 [sage]:2018/03/17(土) 16 22 03.63 ID F4qkB4D/0 アライさんA「産まれそうのだ!」ピクピク アライさんB「人間、アライさんを解放するのだ!」ピクピク アライさんC「チビ達を連れて行かないでほしいのだ!」ピクピク アライさんD「あ、あはは...」ピクピク アライさんE「あぁん! あーっ!」ピクピク アライさんF「もう産みたくないのだ!」ピクピク アライさんG「チビー! チビ―!」ピクピク アライさんH「おかーさん、アライさんを助けるのだ!」ピクピク アライさんI「もう、疲れたのだ...」ピクピク アライさんJ「のだー!」ピクピク 如何ですか? この異様な光景だとお思いでしょう。 このラインには、アライさんが十匹になるように連れてこられます。 アライさん一家の製造同様、寝た状態で運ばれます。 ここに来たアライさんは、分娩台に手足を固定されます。 そして、尿道と肛門にチューブを刺します。 これで、糞尿の対策は完了します。 ほとんどのアライさんはこの段階で、痛みによって目を覚まします。 抗議の声は無視をして、膣に膣鏡を差し込み、精子を注入するのです。 あとは、定期的に液状の栄養を与えてあげれば、アライちゃん製造ラインの完成です。 産まれたアライちゃんはどうなるのか、気になりますよね。 実際に見てみましょう。 このアライさんの股間に注目してください。 アライさんA「産まれるのだ!」ピクピク ヌルン ヌルン アライちゃんA1「のりゃーーーーーん! のりゃーーーーーん!」 アライちゃんA2「のりゃーーーーーん! のりゃーーーーーん!」 ガコンガコン アライさんA「チビ―!」ピクピク ヌルン ヌルン アライちゃんA3「のりゃーーーーーん! のりゃーーーーーん!」 アライちゃんA4「のりゃーーーーーん! のりゃーーーーーん!」 ガコンガコン そう、産まれたばかりの子アライさんは、股間すぐに設置されているベルトコンベアで流れていきます。 アライさんA「チビ―! 戻ってくるのだ!」ピクピク ブス アライさんA「あぁん!」ピクピク クパァ アライさんA「や、やめるのだ!」ピクピク チューッ アライさんA「あぁー!」ビクビク このように、出産を終えたアライさんはすぐに精子を入れられて、出産を繰り返すのです。 大体、アライさんの出産の周期は三ヵ月ほどで、一回の出産で四匹ほど産まれます。 つまり、アライさん一匹で年間、子アライさんが十六匹ほど産まれる計算なのです。 さて、製造ラインはこのくらいにして、子アライさんの行方を追いましょう。 39 : ◆cOAKBMeRl6 [sage]:2018/03/17(土) 16 23 51.24 ID F4qkB4D/0 まず、子アライさんは血液検査を受け、タイプ判断をします。 「のりゃーーーーーん! のりゃーーーーーん!」ビエーン 「のりゃーーーーーん! のりゃーーーーーん!」ビエーン 「のりゃーーーーーん! のりゃーーーーーん!」ビエーン 「のりゃーーーーーん! のりゃーーーーーん!」ビエーン この時、タイプD判定の子アライさんは回収されて、別部屋で丁重に育てられます。 今回は、いなかったようですね。 「のりゃーーーーーん! のりゃーーーーーん!」ビエーン 「のりゃーーーーーん! のりゃーーーーーん!」ビエーン 「のりゃーーーーーん! のりゃーーーーーん!」ビエーン 「のりゃーーーーーん! のりゃーーーーーん!」ビエーン それ以外は、そのままベルトコンベアに流れていきます。 「のりゃーーーーーん! のりゃーーーーーん!」ビエーン 「のりゃーーーーーん! のりゃーーーーーん!」ビエーン 「のりゃーーーーーん! のりゃーーーーーん!」ビエーン 「のりゃーーーーーん! のりゃーーーーーん!」ビエーン 子アライさんのお腹の辺りに、付箋が貼られているのが分かりますか? 青がタイプA、黄がタイプB、赤がタイプCとなっています。 「のりゃーーーーーん! のりゃーーーーーん!」ビエーン 「のりゃーーーーーん! のりゃーーーーーん!」ビエーン 「のりゃーーーーーん! のりゃーーーーーん!」ビエーン 「のりゃーーーーーん! のりゃーーーーーん!」ビエーン ベルトコンベアの先で、職員が子アライさんを籠に詰めて、アライちゃん専用の部屋に移送します。 「のりゃーーーーーん! のりゃーーーーーん!」ビエーン 「のりゃーーーーーん! のりゃーーーーーん!」ビエーン 「のりゃーーーーーん! のりゃーーーーーん!」ビエーン 「のりゃーーーーーん! のりゃーーーーーん!」ビエーン タイプAとタイプCの子アライさんは、それぞれのタイプの部屋で飼育されます。 「のりゃーーーーーん! のりゃーーーーーん!」ビエーン 「のりゃーーーーーん! のりゃーーーーーん!」ビエーン 「のりゃーーーーーん! のりゃーーーーーん!」ビエーン 「のりゃーーーーーん! のりゃーーーーーん!」ビエーン タイプBの子アライさんは、同じタイプBのアライさん一家に預けられます。 タイプBのアライさんの様子は、別動画をご覧ください。 アライちゃんでないと出来ない実験もあるため、このような製造ラインが出来ているわけです。 40 : ◆cOAKBMeRl6 [sage]:2018/03/17(土) 16 24 25.11 ID F4qkB4D/0 如何でしょうか? これが、我が研究所の生産状況です。 またいつか、子アライさんを使った実験も公開できたら、と考えています。 では、今回はこれで失礼します。 41 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/17(土) 22 36 29.28 ID +zeK3Gvt0 ヨチラー以上に成体のアライさんがキモすぎる 死ぬまで顔面を殴打したいけど、職員はよく我慢できるな アライさんトラップラボ―『アライさんの製造過程その2』 【アライさんトラップラボ】シリーズ
https://w.atwiki.jp/eitango/pages/113.html
アライアンス alliance [名] 同盟 アライアンスは、企業同士の提携のことです。 やたらとカタカナ語を使いたがるビジネスマンの癖が出ましたね。 詳しくはこちら→ アライアンス 受験生のための定義 共通の志望校を目指す受験生同士が友達であること。 お互いに切磋琢磨しあうならば、良い関係であると言えるでしょう。 ただし、お互いの間で偏差値の差が開いてしまうと若干気まずくなります。 ちなみに私がいた「アライアンス」は、明らかに合格できない連中を馬鹿にすることをアイデンティティとしていました。 今思えば最低ですね。私が今、大学でぼっちなのもうなずけるというものです(笑)。
https://w.atwiki.jp/trashpanda-araisan/pages/958.html
320 名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイWW 8972-ZY9B) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 00 55 53.09 ID SNtsp/Tu0 [1回目] ある秋の日、山の斜面に掘られた穴蔵にバッタの死骸をせっせと運ぶアライちゃんの姿があった。 首には少しねじれたような跡があり、時おり首を面倒くさそうにひねっている。 首のねじれは彼女の母親が人形のように彼女を放り上げたときキャッチし損ねてできた傷だ。母親は壊れた人形のように彼女を捨て、そのままどこかに立ち去った。 しばらくして息を吹き返したアライちゃんは今日まで一人で生きてきた。 「もう少しなのりゃ」 穴蔵は他の動物がかつて巣穴としていたものであろう。アライちゃんの、野性の本能がこの穴に冬の蓄えをしろと呼び掛けている。 夏の森の豊かな自然がアライちゃんを生かし、もうすぐアライしゃんと呼べるところまで成長させてきた。 「アライしゃんはいだいなのだ」誰に言うでもなく胸をはるアライちゃん。 厳しい季節にも負けないたくましさが、そこにあった。 329 名無しさん@お腹いっぱい。 (スップ Sdda-US76) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 19 14 41.76 ID 7lsHZLKxd [1回目] アライさんは、本作中では4匹の赤ちゃんを出産したことが確認されている。 しかし。 アライさんの繁殖力は、もっと高いのではないだろうか? アライさんの生命力は、もっと粘り強いのではないだろうか? その通り。 アライさんは多産で生き汚い。 じつは4匹の子を失った(うち一匹は生き延びたが)後、それでアライさんの性欲が収まるはずもない。 発情期でもない雄に執拗に交尾をねだり、なんと死ぬまでにさらに2回出産している。 2回目は5匹、3回目は6匹。 なんとアライさんは、1年で合計15匹も出産したのである。 その繁殖力たるや、もはや哺乳類の所業ではない。 虫か魚がやることである。 では、これだけの繁殖力をもってすれば… やはり、大繁殖が起こったのだろうか? …2回目の出産で産まれた5匹の赤ん坊がどうなったか見てみよう。 だがその前に、アライさんという生き物について、 疑いようのない事実を数点整理しておこう。 330 名無しさん@お腹いっぱい。 (スップ Sdda-US76) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 19 21 32.16 ID 7lsHZLKxd [2回目] ポイントその①。 アライさんは理不尽な理由ですぐにキレて、 一切手加減なく全力で暴力を振るう。 これは、かばんちゃんへの狼藉を見れば確定的に明らかだ。 アライさんは帽子泥棒という疑いだけでブチ切れて、かばんちゃんへ執拗に全力タックルした。 特に最初の全力タックルなど、もしかばんちゃんの目の前に岩でもあったら、 かばんちゃんは冗談抜きで死んでいた。 では、アライさんは岩がないことを確認してから押し倒したのであろうか? 否。 そんなことは一切確認していない。 アライさんは自分にとって害を為すものの身など一切案じない。 故にアライさんは、かばんちゃんを殺してもいいという考えで全力背後タックルしたとみて間違いないであろう。 そう、アライさんは、些細で理不尽な理由ですぐにブチ切れて、相手が死のうがお構いなしに全力で暴力を振るうのである。 331 名無しさん@お腹いっぱい。 (スップ Sdda-US76) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 19 24 27.64 ID 7lsHZLKxd [3回目] ポイントその②。 アライさんは、誰の身も案じない。 自分以外の誰が傷付こうと、全く悪いと思わない。 これはかばんちゃんを背後から押し倒しただけでなく、 サンドスターが切れかかって疲れたというフェネックを一切の躊躇なく ばすてきな物へ乗せ、ペダルを漕がせたことからも疑いの余地もない。 アライさんにとって大切なのは自分だけ。 その他は、例えフェネックだろうと、自分の子供だろうと、 傷付こうが死のうがお構い無しなのである。 332 名無しさん@お腹いっぱい。 (スップ Sdda-US76) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 19 34 31.37 ID 7lsHZLKxd [4回目] ポイントその③。 アライさんは、自分が見たものすべて自分のものだと思い込む。 かばんちゃんの帽子にしても、自分が最初に見つけたから自分のものだと信じて疑わない。 その前に持ち主がいたかどうか等、アライさんは全く考えない。 アライさんにとって、自分が見たものは、見つけた瞬間にできたも同然なのである。 333 名無しさん@お腹いっぱい。 (スップ Sdda-US76) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 19 35 06.65 ID 7lsHZLKxd [5回目] ポイントその④。 アライさんは一切反省せず、自分の非を一切認めない。 なにかトラブルがあっても、自分は一切悪くないと思い込み、すべてまわりのせいにする。 それ故に、自らの行動や思考を改善し、まわりに合わせて改善するといったことが無い。 これは、かばんちゃんへの誠意なきその場凌ぎのふざけた謝罪から明らかだ。 「一旦返すのだ。飛び付いたしてごめんなさいなのだ」 この言葉がすべてを物語る。 アライさんは、帽子については一切謝っていない。 これは、相変わらず帽子が自分のものだと信じて疑っていないということだ。 飛び付いたことについて謝っているかのように聞こるが、 「もうしないのだ」等の一言もない。 これは、相手が力のあるかばんさんであることを知り、うまくいけばフェネックのように利用できるかもしれないと考え、 機嫌取りのために謝罪するフリをしたにすぎない。 つまり、アライさんは相変わらず自分に一切非がないと考えており、 自分の行動や思考を改善する気は一切無い。 結局自分でなくかばんちゃんが悪いと思っており、その考えは変わっていない。 もしもかばんちゃんが、アライさんが勝手に所有権を主張しているものを再び持ったら、 改善していないアライさんは再び飛び付いて奪うだろう。 そう。 アライさんには、まわりに合わせて自分を変えることが一切できないといえるだろう。 334 名無しさん@お腹いっぱい。 (スップ Sdda-US76) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 19 41 23.03 ID 7lsHZLKxd [6回目] そして最後に…ポイント⑤。 前述のアライさんがもつ最低最悪の人格は、後天的にこうなったのでなく、先天的なものである。 人間にこういう者がいないとは限らない。 しかし人間は産まれたときは中立だ。 そんなに人格がねじまがるとしたら、悪い環境の中で後天的にそうなったとしかいえない。 だが、アライさんは違う。 平和で優しい世界のジャパリパークに産まれたにも関わらず、 これほど最悪の人格を持っているのである。 であれば、これは遺伝子レベルで脳にもって産まれた、先天的な人格と言わざるを得ない。 つまり全てのアライさんは、生まれつきすべてポイント①~④の問題点を抱えた人格をしているものだとみて間違いないだろう。 …さて、前置きはおしまいだ。 以上5点のポイントを踏まえ… 異常な繁殖力で殖えたアライさんの子供達の様子を見ていこう。 335 名無しさん@お腹いっぱい。 (スップ Sdda-US76) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 19 48 25.77 ID 7lsHZLKxd [7回目] アライさん「うぅうぅう!また産まれるのだ!ああああああ!」 アライちゃん5~9「「のだぁ のだぁ」」ズルズル ヌポォ アライさん「はぁはぁ、また産まれたのだ…。チビ達、今度はちゃんとアライさんのおっぱいだけ飲んで育つのだ」 アライちゃん5~9「「のあ のあ のあ」」ウゾウゾ アライさんは森で食糧を確保しようとしたが… 森の資源は無尽蔵ではない。 ポテチを漁るように簡単に食糧が手に入るわけではない。 時にはまったく食べ物がとれない日も多い。 アライさん「うぅううぅう!お腹が空いたのだあああ!」グーギュルルー アライちゃん5~9「「のだぁ のだぁ」」ワキワキ アライさんは空腹の限界に達しようとしていた。 アライさん「…」 336 名無しさん@お腹いっぱい。 (スップ Sdda-US76) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 19 53 46.18 ID 7lsHZLKxd [8回目] アライさん「お肉ならここにあったのだ!」ヒョイ アライちゃん5「のあ?」ブラーン アライさん「いただきますなのだー!がぶっ!もぐもぐ…」ガブリムシャムシャ アライちゃん5「びぎゅううぅぅう!うぶぎゅうぅうう!」ブシュウウゥ なんとアライさんは、躊躇なく我が子を食べ始めた。 アライさん「ふはー!久々にお肉を食べたのだ!」ゲプゥ アライちゃん6~9「「のだぁ だぁ のだあぁ」」ウゾウゾ 自分以外の命は一切気にかけないアライさんにとって、 我が子といえど、ペットから玩具へ、家畜へ、食糧へ変えることなどなんとも思わない。 アライさん「アライさんが生きるためなのだ!アライさんは悪くないのだ!環境が悪いのだ!」プンスカ 悪いのは、ろくに食糧を集められないアライさんの知能である。 アライさん「明日も食べ物が取れなかったら、もう一匹食べるのだ…」 宣言通り、翌日もう一匹が生きたまま食われた。 337 名無しさん@お腹いっぱい。 (スップ Sdda-US76) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 19 57 55.73 ID 7lsHZLKxd [9回目] ある雨の日… アライさんは、木の下で雨宿りしていた。 アライさん「うぅー、退屈なのだ…」コスリコスリ アライちゃん7 8 9「「だぁ だぁ」」ヨチヨチ アライさん「…」ガシィ ヒョイッ アライちゃん7 8「「のだぁ?」」 アライさんは突然、子供を2匹手に持った。 アライさん「うおおー!パークの平和は、アライさんが守るのだー!」ヒョイッ アライちゃん7「だぁだぁ」シッポフリフリ アライさん「ふふふー、アライさんはこのフェネック様に騙されてたんだぞー!」ヒョイッ アライちゃん8「のだぁ?」シッポフリフリ アライさんは、子供2匹を持って独り言を言い始めた。 338 名無しさん@お腹いっぱい。 (スップ Sdda-US76) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 20 03 45.41 ID 7lsHZLKxd [10回目] アライさん「なにー!こんな巨悪は許しておけないのだー!たあー!」ドガァ アライちゃん7 8「「ぴぃ!?」」ゴチーン なんとアライさんは、アライちゃん7の頭をアライちゃん8の腹へぶつけた。 アライちゃん7「ぴぎー!ぴぎぃー!」 アライちゃん8「びええええん!」 アライさん「やったなーアライさん!フェネックバスター!」ブンッ アライちゃん7 8「「びぎゅぅ!?」」ゴチーン 今度は、アライちゃん8の足を、アライちゃん7の頭へぶつけた。 アライちゃん7 8「「びぎいいいぃいい!ぴいいいぃい!」」ビエエエエン アライちゃん9「の、のあああ」ブルブル 痛みを訴え、必死に泣き叫ぶ2匹のペット達。 アライさん「びゅーんびゅーん!どがーん!ぶーんどどーん!たあー!やったなー!びゅーん!」ズガァドガァ アライちゃん7 8「「じび!じび!じび!じび!じび!」」ガァンガァンガァン だが、今の7 8はペットでさえなかった。 アライさんの暇潰しの人形でしかなかった。 339 名無しさん@お腹いっぱい。 (スップ Sdda-US76) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 20 08 47.50 ID 7lsHZLKxd [11回目] アライさん「アライトルネードぉー!」ブンブンブン アライちゃん7「ぴいいぃぃ!」グルングルンゴチンゴチン アライさん「フェネックトルネードぉー!」ブンブンブン アライちゃん8「ふぎゃああああ!」グルングルンゴチンゴチン アライさんは、我が子たちの尻尾を掴み、グルグルと振り回して顔面を何度もぶつけ合わせた。 あまりにも酷い。我が子に対する扱いじゃない。 だが、それもそのはず。 子供への愛情を一切持たないアライさんにとってこの2匹は、退屈凌ぎの玩具にすぎない。 これがアライさんという生き物である。 アライさん「やったのだー!アライさんが勝ったのだー!悪のフェネックをぶち殺したのだー!」 アライちゃん7「」グッタリ アライちゃん8「」グッタリ アライちゃん9「ぴ、ぴいぃ…」ガクガクブルブル アライさん「お、雨が止んだのだ!チビ達、外で遊ぶのだ!」 アライちゃん7「」グッタリ アライちゃん8「」グッタリ 340 名無しさん@お腹いっぱい。 (スップ Sdda-US76) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 20 12 50.51 ID 7lsHZLKxd [12回目] アライさん「ん?死んだのか?なんなのだ!アライさんが折角遊んでやったのに!ひよわな奴らなのだ」ヒョイッ 前にも一度、遊んでいるときに子供を殺した(実際は生きていたが)アライさん。 …反省しないのだろうか? さすがに学習しないのであろうか。 アライさん「アライさんは悪くないのだ。ひ弱なお前たちが悪いのだ。がぶがぶ…」ムシャムシャ アライさんは、死んだ2匹を食べてしまった。 アライさんが反省しないことなど… 学習しないことなど… かばんちゃんへのクソみたいな謝罪を見れば明らかだ。 自分は悪くない。まわりがすべて悪い。 だから自分は一切反省する必要がなく、何も行動を変える必要はない。 …生まれてから死ぬまでずっとそう考え続けるのが、アライさんという生き物だ。 341 名無しさん@お腹いっぱい。 (スップ Sdda-US76) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 20 19 22.63 ID 7lsHZLKxd [13回目] アライさん「とうとうチビが一人だけになったのだ…。アライさんが可哀想なのだ…」シクシク アライちゃん9「の、のあぁ…」ブルブル アライちゃん9「なのあー!なのあー!」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん9はその場から逃げ出した。 こんな暴力的な親のもとにいたら殺されてしまうと思ったのであろうか? アライさん「勝手に離れるななのだ!」ガシィ アライさんは、アライちゃん9の尻尾を掴んだ。 アライちゃん9「のだああああ!なのだああああ!なのだああああ!」グググググ アライちゃん9は、尚も姉達を殺したこの生き物から逃げようとする。 アライさんが寝ている最中を狙って逃げ出せばいいものの… まだこの小さな幼獣には、そんな知能は芽生えていない。 本能のままに恐怖の対象から逃げ出すことしかできない。 アライさん「勝手に離れるなって!言ってるのだ!」ドガァドガァ アライちゃん9「じび!」ベシャア アライさんは、アライちゃん9の尻尾を掴で地面に叩き付けた。 …暴力によって何匹も我が子を失ったアライさん。 さすがに学習して力加減をしたり、我が子の身を案じて軽めの体罰で済ます頃だろうか? 342 名無しさん@お腹いっぱい。 (スップ Sdda-US76) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 20 31 47.34 ID 7lsHZLKxd [14回目] アライさん「アライさんを怒らせたお仕置きなのだ!たあー!たあー!たあー!」ドガァドガァドガァ アライちゃん9「ぐじぇ!ぶぎゅぅ!」グシャボギグチャアア なんとアライさんは、一切の躊躇せず、アライちゃん9を踏みつけた。 アライさん「愛の鞭なのだ!だああ!」ドガァドガァ アライちゃん9「」グチャボギィ あのアライさんが、「さすがにチビ達に申し訳ないことしたのだ…。反省するのだ、もう叩いたりしないのだ…」等と、 自分の非を認めて反省する所など、想像できるだろうか? 否、できるはずがない。 起こり得ないのだから。 アライさんは、些細なことで理不尽にブチ切れる生き物。 生き残った最後の我が子も、内臓が潰れて死んでしまった。 アライちゃん9「」グチャア アライさん「はぁ、はぁ…。なんだ、また死んだのか…」 アライさん「本当にダメなチビ達だったのだ。アライさんに似た優秀な子はいないのか?」クッチャクッチャ …2回目の出産で産まれた子供達は、すべてDVによって死亡した。 いかに異常な繁殖力を持とうと。 いかにたくさん産まれようと。 この異常な母親のもとに産まれてしまったのであれば、ただ死骸が増えるだけだ。 その異常な繁殖力が、そのままアライさんの個体数増加につながるわけではない。 …あまりにもアライさんの暴行が大袈裟すぎると思うであろうか? そう思った方は、けものフレンズ11話を観直すべきだ。 「これくらいやりかねない」という程のアライさんの凶暴性を嫌でも味わうことだろう。 343 名無しさん@お腹いっぱい。 (スップ Sdda-US76) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 20 39 57.68 ID 7lsHZLKxd [15回目] そしてその後、性懲りもなく6匹の子供を出産したが… アライちゃん10~15「「のだあぁ のだあぁ」」ヨチヨチヨチヨチ …あのアライさんが、自らの行動を改善するはずもない。 同じ過ちを繰り返さないように反省し、学習できるはずもない。 同じことの繰り返しだ。 6匹のうち… 1匹は、やはり蛇に食われ。 1匹は、離乳期にアライさんの乳首を噛んだため怒りを買って体罰で死亡。 1匹は、アライさんのお気に入りのベッドで粗相をしたため体罰で死亡。 1匹は、かんかん照りの日に水分も与えず日向に置いていたため熱中症で死亡。 1匹は、空腹時の非常食となった。 …しかし、あのズボラなアライさんが、自分の子供達すべてを常に管理できるわけがない。 アライちゃん15「のだぁ、のだぁ…」ヨチヨチヨチヨチ たった一匹だけ。 アライさんが寝ている隙に、たまたまアライさんの巣から勝手に散歩し… そのまま帰ってこなかった個体がいた。 アライちゃん15「ごはんー」ヨチヨチヨチヨチ …15匹産んで、母親に殺されなかったのはたったの2匹。 いくらアライさんの繁殖力が異常なほど強くても。 育たなくては意味がないのである。 344 名無しさん@お腹いっぱい。 (スップ Sdda-US76) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 20 45 14.04 ID 7lsHZLKxd [16回目] では… 逃げ延びたアライちゃん15は、無事に成体に育つことができるであろうか? アライちゃん15「なのだー」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん15が逃げ延びたのは、幸運にも(我々にとっては不幸にも) 自然の恵みが豊富な土地であった。 アライちゃん15「ままこわいのだ…もうぜったいかえらないのだ…」ブルブル 何匹も姉達が殺されるのを見たアライちゃん15。 もう戻る気はないようだ。 アライちゃん15「たべものさがすのだー」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん15は、離乳期になっても無理矢理乳を吸わされていた。 そのため、一応ものを食うことはできるのである。 アライちゃん15「うぅ むしなのだー」ヨチヨチ アライちゃん15が見つけたのは… スズメバチ「…」 スズメバチだった。 345 名無しさん@お腹いっぱい。 (スップ Sdda-US76) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 20 47 48.89 ID 7lsHZLKxd [17回目] スズメバチ「…」ブチブチ カエルの死骸「」グチャグチャ スズメバチは、腐ったカエルの死骸から肉を引きちぎって、肉団子を作っていた。 アライちゃん15「つかまえゆのだ たあ~」ヨチヨチシッポフリフリヨチヨチシッポフリフリ アライちゃん15は、スズメバチを掴んだ。 スズメバチ「#(怒)」ブスッ アライちゃん15「びいぎいいいぎいいいいいい!いぢゃあああいのりゃああああああ!」 …当然、毒針で手を刺された。 アライちゃん15「いぢゃいぃいい!のびゃああああ!ぎびいいいぃい!」ゴロンゴロン アライちゃん15は、手を大きく真っ赤に腫らしながら泣き叫んだ。 346 名無しさん@お腹いっぱい。 (スップ Sdda-US76) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 20 54 28.31 ID 7lsHZLKxd [18回目] これでアライちゃん15は死んでしまうのだろうか? アライちゃん15「ひぃ、ひぃ…しぬかとおもったのだ…」 …否。 それで死んでくれるほど、アライちゃんの生命力は弱くなどない。 三日三晩生死の境をさ迷ったが、なんとか回復したのであった。 アライちゃん15「う、うぅ…」 本能のままに蜂を捕まえようとして、刺されたアライちゃん15。 こういうとき、普通の動物ならば、二度と蜂に手を出さないように「学習」するであろう。 そう。 普通の動物は、本能のままに従うだけで生きているのではない。 それで生きられるのは虫や下等生物だけだ。 動物達は、生まれてから生きていく中で、様々な経験を後天的に学習する。 自分の過ちから、環境に合わせて自分の行動を改善する。 人間に当てはめれば、「環境のせいにせず」、「自分の非を認め」、「反省して」、「行動を改善」するのである。 アライちゃん15「…」 では、アライちゃん15も。 普通の動物と同じように、自分の非を認め、反省し、蜂に手を出さないようにするだろうか? 347 名無しさん@お腹いっぱい。 (スップ Sdda-US76) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 21 01 47.23 ID 7lsHZLKxd [19回目] アライちゃん15「あらいしゃん…わゆくないのだ…!」ブルブル アライちゃん15「あのむしがぜーんぶわゆいのだ!!!あいつがあらいしゃんをさしたからわるいのだぁ!!!」フゥーッ アライちゃん15「こんどみつけたら、ぶっこよしてやゆのだぁ!」コスリコスリ アライちゃんもまた、先天的に親と同じ性格をしている。 まさか反省などするわけがない。 自分の非を認めるわけがない。 学習などするわけがないのである。 アライちゃん15は、すべてをまわりのせいにした。 すべて蜂が刺したから悪い。 自分は悪くない。 だから、自分は何ら行動を改善する必要などない と。 本気でそう思っている。 …さすがに過剰に頭が悪すぎると思うであろうか? そう思った方は、けものフレンズ11話を観直すべきだ。 この生き物が、反省や学習とは程遠い、想像を絶するほど知能が低いことを嫌でも味わうことだろう。 348 名無しさん@お腹いっぱい。 (スップ Sdda-US76) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 21 12 47.08 ID 7lsHZLKxd [20回目] スズメバチ2「…」ブーン 再びスズメバチがいた。 アライちゃん15「うゆ!またあのむしなのだ!ぶっこよすのだ!たあ~!」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん15は、スズメバチへ怒りのままに突撃した。 アライさんが、些細なことでブチ切れ、我を忘れて暴力を振るうことはもはやお約束だ。 アライちゃん15「おまえええ!あらいしゃんはなぁ!いだいなんだぞぉ!よくもあらいしゃんをさしたなぁ!」フシャアアア アライちゃん15は、スズメバチを激しく威嚇した。 アライちゃん15「ぜんぶおまえがわるいのだ!いいか!もっかいあらいさんをさしたらぶっこよすぞぉ!」フゥーッ …普通の動物にとって、「適応」とは、まわりの環境に合わせて自らの行動を改善・最適化することである。 しかしアライさんにとって、「適応」とは相手を怒鳴り、ぶん殴り、自分の言うことを聞かせることでしかない。 アライちゃん15「これでだいじょーぶなのだ!こんだけいえば、もうあらいしゃんをさすことはぜったいないのだ!」ピカピカガイジガオ 蜂が自分の言うことを聞いてくれると思っているのであろうか? 流石にそれは…「ない」と思うのではないだろうか。 そう思った方は、けものフレンズ11話を観直すべきだ。 フェネックが帽子をかばんちゃんのものだと言ってもなおゴネる態度こそ、 「自分の主張は絶対に通る」と信じて疑っていないことを嫌というほど裏付けている。 349 名無しさん@お腹いっぱい。 (スップ Sdda-US76) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 21 18 02.05 ID 7lsHZLKxd [21回目] アライちゃん15「つかまえるのだ!だあ~!」ガシィ 蜂「#(怒)」ブスゥ アライちゃん15「ふぐぎゅうううぅぅぅぅぅぅっ!」ビグググググウググッ 再びアライちゃんは、スズメバチに刺された。 アライちゃん15「おええええええげぼぼぼぼぼおおおぉぉ」ブリブリブリブリブリブリブリブリ 1度目に刺された時とは比べ物にならないほど激しい症状。 そう、アナフィラキシー・ショックだ。 2回蜂に刺された場合、免疫の過剰反応による強烈なアレルギー反応に襲われることになる。 人間であっても、これで死んでしまうことは多い。 アライちゃん15「ぐ…ぶぎゅ…」ブクブク ゲロを吐き、下痢を垂れ流し、泡を吹いて痙攣して倒れたアライちゃん15。 いくら生命力の高いアライちゃんであっても、今度こそ死んだであろうか…。 350 名無しさん@お腹いっぱい。 (スップ Sdda-US76) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 21 23 50.07 ID 7lsHZLKxd [22回目] … 所変わって、ここは山の斜面。 アライちゃん3「ばったあつめるのだ!わっせ、わっせ」ヨチヨチヨチヨチ 山の斜面の穴蔵に、せっせと虫の死骸を貯蔵しているアライちゃんがいる。 こいつこそ、首が折れかかっても生還したアライちゃんである。 その生命力、やはり侮れない。 姉妹たちのように、危篤になった後で母親が食糧として回収していたら、今頃生きてはいなかっただろうが… 自然の中には時に、幸運に恵まれる個体もいる。 それが、このアライちゃん3である。 アライちゃん3「さむくなってきたのだ。ここにたべものためてそなえるのだ」 野生の本能に従い、穴蔵へ食糧を蓄えるアライちゃん3。 アライちゃん3「ふぅ~、ひとやすみするのだ」ゴロン そして、中に敷き詰めた枯れ草のベッドに寝転がった。 351 名無しさん@お腹いっぱい。 (スップ Sdda-US76) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 21 30 16.81 ID 7lsHZLKxd [23回目] だが…忘れてはいけない。 野生動物は、何も考えずに本能のまま生きているわけではないということを。 人間ほどの思考力は持たなくとも… 野生動物は、失敗したり危機に陥ったとき、 大なり小なり「思考」し、自らの行動を環境に合わせるということを。 アライちゃん3「のだぁ…のだぁ…」zzz だがアライちゃん3は、他の動物がかつて巣穴としていたものであろう穴蔵に…。 アライちゃん3の野性の本能が呼び掛けてきた「この穴に冬の蓄えをしろ」という声のまま、それに従ってきた。 生まれつき反省せず、己の非を認めないアライちゃん3は。 他の野生動物のように、思考し、学習し、自らの行動を最適化する努力を怠った。 アライちゃん3「くかー…くかー…」 そして。 森の豊かな自然の恵みを、かばんちゃんの帽子のように… すべて自分のものだと信じ込んだ。 353 名無しさん@お腹いっぱい。 (スップ Sdda-US76) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 21 36 55.53 ID 7lsHZLKxd [24回目] だから、この恵みが豊かな土地に、自分以外にもたくさんの動物がいることを想像しなかった。 ???『』ズシィン アライちゃん3「うゆ?」パチクリ ウサギや鹿など、たくさんの草食動物がいることを。 そして。 それを狙う、肉食動物… ???『カロロロロロロ…』ズシィン アライちゃん3「なんのこえなのだ?」 この穴蔵の、元々の持ち主が、帰ってくるという可能性を… 全く考慮していなかったのである。 354 名無しさん@お腹いっぱい。 (スップ Sdda-US76) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 21 42 13.36 ID 7lsHZLKxd [25回目] 熊「カロロロロロロ…」ズシィン アライちゃん3「うう!なんなのだおまえ!このあなはあらいしゃんがさいしょにみつけたんだぞぉ!」フゥーッ 前述のポイント①~④に挙げたアライさんの問題点は、すべて後天的なものでなく、先天的に産まれ持ったもの。 いわば、本能といえるだろう。 そしてアライちゃんが、自らの本能の訴えに身を任せるということは… ジャパリパークのアライさん同然のマヌケな思考のまま暴走することに他ならない。 アライちゃん3「あらいしゃんのあななのだ!でてくのだ!」フゥーッ そしてアライさんの本能によれば、自分が見つけたものは全て自分のもの。 前の持ち主など存在しない。 アライちゃん3「あらいしゃんはいだいなんだぞぉ!つよいんだぞぉ!でていくのだ!」フゥーッ 熊に向かって威嚇するアライちゃん3。 355 名無しさん@お腹いっぱい。 (スップ Sdda-US76) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 21 51 57.36 ID 7lsHZLKxd [26回目] 熊「フバアアアァァーーーッ!!」ズバアアァァ アライちゃん3「ぶしびぎゃあああああああああっ!!!」ズバアブシュウゥゥ 熊のカミソリより鋭い爪の一撃をくらい、アライちゃん3の腹は引き裂かれ内臓が飛び出た。 アライちゃん3「び…ぎゃ…い…ぢゃ…」ピクピク 熊「カロロロロロロ…」ムシャムシャ アライちゃん3「た…べゆ…な…こよす…ぞ…」 熊は、冬眠のために去年作った穴蔵に帰って来たところ、 弱そうな小動物を見つけ、おいしく平らげた。 熊「モグモグ…」ムシャムシャ ついでに、アライちゃん3が穴蔵に貯めていた食糧もごっそり頂いた。 アライちゃん3の生命力は素晴らしかった。 首を折られかけても復活し、本能の訴えのままにせっせと越冬の準備をするのも素晴らしかった。 だが、自然界は適者生存。 うまく自然に適応できる者だけが生き残る。 アライさんやアライちゃんは、自然にうまく適応できるだろうか? 適応できると思った方は、けものフレンズ11話を観直すべきだ。 この生き物のどこに、適応… つまり、まわりに合わせて自分の行動を最適化できる知能があるというのか。 もしアライさんに適応力があったら。 自分の非をまわりのせいにせず認め、学習し、改善する知能が、先天的に備わっていたなら。 かばんちゃんに対しても心から謝罪し、己の非を認めることができたはずである。 それができないから、アライさんは環境に適応できないのである。 アライちゃんが産まれ持った本能に従うということは、一切学習せず、思考せず、適応せず… …適者生存の理に従い、淘汰され、消えていくということに他ならない。 356 名無しさん@お腹いっぱい。 (スップ Sdda-US76) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 22 01 17.34 ID 7lsHZLKxd [27回目] そうして冬になり… 親のアライさんは、トラックに轢かれて死んだ。 では、これでアライさんとその子孫は。 異常な繁殖力で殖えまくったアライさん一族は、すべて死んだのだろうか? アライちゃん15「ぜぇぜぇ、さ、さびゅいぃ…」ガチガチブルブル …否。 いかに知能が低かろうと。 いかに適応ができずとも。 この醜い生き物には、「生命力」という最大にして唯一の武器があった。 アライちゃん15「しんじゃうぅ…しんじゃうのだあ…」ブルブル アライちゃん15は、アナフィラキシー・ショックで危篤になって尚、生き延びたのである。 アライちゃん15「だれが…だぢゅげでえ…」ブルブル だが、生命力の強さだけで自然に適応できるはずもない。 アライちゃん15は、もうすぐ凍えて死にそうである。 そう… アライさんは、異常な繁殖力と、強大な生命力こそ持っているが… けものフレンズ11話からありありと読み取れる、暴力的な人格破綻っぷりと、腐りきった本能ゆえに… 「自力では自然界で増殖できない」生き物なのである。 アライちゃん15「た…しゅ…けて…」ブルブル …では、アライさんという種が生き延びる方法は、もう無いのであろうか? 357 名無しさん@お腹いっぱい。 (スップ Sdda-US76) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 22 10 11.40 ID 7lsHZLKxd [28回目] …たった一つだけ、可能性がある。 男「ん?フレンズの子供か?どしたー、大丈夫か」ザッ アライちゃん15「う…うゆぅ…?」ブルブル …吹雪の中、寒さに凍え空腹に苦しむアライちゃん15の前に、心優しそうな男性が現れた。 男「お前、何のフレンズだ?たぬきちゃんか?おーよしよし」スッ アライちゃん15「ひ…ひとしゃ…たしゅ…けて…」ブルブル 男「…アライさんの…子供…。生き残り、か…」 アライちゃん15「あらいしゃ…しにそ…なのだ…たしゅけて…」ブルブル 男「…」 たとえアライちゃんに、自力で生き延びる力がなくても。 もしもこの男が、アライちゃん15を保護して… すくすくと育て… 成体にまで成長させてから、森にでも放せば… …先の例を見る限り、子供を虫のように産みまくり、それを虐殺して食い… なんとか生き延びるかもしれない。 この人間が生きるために力を貸せば、アライさんは生き延びられるかもしれない。 358 名無しさん@お腹いっぱい。 (スップ Sdda-US76) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 22 13 12.77 ID 7lsHZLKxd [29回目] だが… 我々の中に… アライさんに生き延びてほしいと望む者など、いるだろうか? アライさんに森で大繁殖してほしいと望む者など、いるだろうか? アライさんによって全国の農作物が荒らされ、農家の方々が不幸になることを望む者など、いるだろうか? 我々の中に… アライさんが害獣として生きていくことを応援したい者など、いるだろうか? 359 名無しさん@お腹いっぱい。 (スップ Sdda-US76) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 22 18 58.66 ID 7lsHZLKxd [30回目] 存在しない。 男「死ねええ!」ドグシャア アライちゃん15「ぶぎゅ!」グシャアア 我々の中に、アライさんの死を望まない者などいない。 男「醜い害獣め!一匹たりとも生き残らせてたまるか!駆除してやる!」グチャグチャグチャグチャ アライちゃん15「ごぶ!おげぶ!ぶぎゅうぅ!」ブシャアアア 我々の中に、アライさんの絶滅を願わない者などいない。 男「消えろぉおお!」ドグシャア アライちゃん15「」グチャアアブシュウボギイィイ 我々は皆、アライさんの消滅を望む。 そして、それは人間として普遍的な価値観だ。 それ故に、我々と同じように。 誰一人、アライさんを保護しようなどという不届き者はいない。 アライちゃん15「」 男「…はぁはぁ…」 我々がアライちゃんの大繁殖を望まぬ限り。 自力で自然に適応できないアライさんは、いかに生命力と繁殖力が高かろうとも。 害獣として大繁殖することはあり得ないのである。 360 名無しさん@お腹いっぱい。 (スップ Sdda-US76) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 22 36 14.14 ID 7lsHZLKxd [31回目] こうして、ジャパリパークからやってきたアライさんは、最後の一匹以外すべて人間が意図せず、勝手に自滅した。 絶大な繁殖力と、強大な生命力を持ったアライさんという種は… 持ち前の暴力性と、破綻した倫理観と、適応能力の無さ故に。 せっかく大繁殖したにもかかわらず、些細なことでブチ切れた親に殺されて食われ… 運よく生き延びても、自然に適応できないため、淘汰されていくのである。 今回のケースは、極端な例だったであろうか? もしかしたら、親アライさんが、子供に暴力を振るわず、立派に育てる可能性はあるだろうか? もしかしたら、たまたま親アライさんから逃げ延びたアライちゃんが大繁殖する可能性はあるだろうか? そう思った方は、けものフレンズ11話を観直し、アライさんという心身共に醜い害獣の人格破綻っぷりを再度確認てほしい。 アライさんが、子供を作ったとき。 あの短気で理不尽なブチ切れ方をするアライさんが、子供に一切腹を立てず、暴力を振るわないところが想像できるだろうか? あのかばんちゃんに死を厭わないタックルをしたアライさんが、ほんの少しでも子供への暴力に手加減をするところが想像できるだろうか? あの自己中心的なアライさんが、空腹に飢え苦しんだ時、それに耐えて子供を生かし続けるところが想像できるだろうか? あの全てまわりのせいにして、反省せず、学習しないアライさんが、自らの非を認めるところが想像できるだろうか? 否…想像できる人などいない。 なぜなら、けものフレンズのアライさんには… ジャパリパークのアライさんには… ほんの一握りの優しさも。 ほんの一握りの愛情も。 ほんの一握りの我慢強さも。 ほんの一握りの謙虚さも。 ほんの一握りの勤勉さも。 ほんの一握りの真面目さも。 一切、存在していないのだから。 アライさんという愚かなフレンズは… 高い生命力と異常な繁殖力という武器を活かすことができない… 害獣として人間の脅威になることさえできない、ただ自滅し淘汰されていくだけの弱い生き物なのである。 361 名無しさん@お腹いっぱい。 (スップ Sdda-US76) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 22 39 17.22 ID 7lsHZLKxd [32回目] 完 367 名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイWW 8972-ZY9B) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 23 03 24.74 ID Q3HHyn/W0 [1回目] テンポいいアラ虐でした。 花火大会の様に散っていくアライちゃんたち、よかったです。 368 名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイWW 9ad0-a6xV) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 23 55 27.14 ID QXABkxUa0 [1回目] 大作乙です 汚らしい害獣が増えることのない優しい世界 素晴らしい アライさんのssへ戻る
https://w.atwiki.jp/trashpanda-araisan/pages/806.html
310 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ e712-m1UI)[sage] 投稿日:2018/03/02(金) 23 50 03.89 ID hb4vfoUo0 [3/13] タイトル「アライさんホール PART.1」 みなさん、こんにちわ。 アライさんトラップ研究所、通称、ATLです。 今回は、都市型のアライさんトラップについて、ご報告いたします。 今回の実験のために、とある街をテストケースにして協力していただいています。 そして、今回は映像の中央に見えます、廃屋を利用します。 この廃屋の壁には穴が開いており、奥に誘き寄せるためのエサが置いてあります。 これで来るのか、思っている方がいると思いますが、ここでスポンサーと共同開発したものを使用します。 我が研究所でアライさんが好む匂い、嫌う匂いを分析し、それを元に某化学薬品メーカーに特製の散布薬を作っていただきました。 名付けて、「アライフレグランス」です。 まず、アライさんが好む匂い、「アライフレグランス+(プラス)」を廃屋の周りに散布します。 そして、アライさんが嫌う匂い、「アライフレグランス-(マイナス)」を周辺住民の家の周りに散布します。 これで、アライさんを家に入れない、廃屋に誘き出す、という効果を狙っています。 また、人体の影響も考慮して作成しているため、かなり時間がかかってしまいました。 311 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ e712-m1UI)[sage] 投稿日:2018/03/02(金) 23 50 30.28 ID hb4vfoUo0 [4/13] 310 これで、廃屋に誘き寄せた後、アライさんはエサを発見します。 https //i.imgur.com/pqekP17.png 312 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ e712-m1UI)[sage] 投稿日:2018/03/02(金) 23 51 05.62 ID hb4vfoUo0 [5/13] 311 そして、疑いもなく、エサに向かうでしょう。 https //i.imgur.com/oU85YhX.png 313 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ e712-m1UI)[sage] 投稿日:2018/03/02(金) 23 51 55.07 ID hb4vfoUo0 [6/13] 312 すると、エサの手前で床が抜ける仕組みになっています。 これは、床に一定以上の重さが加わると開く仕組みになっています。 https //i.imgur.com/9o9RI2M.png ちなみに、イメージでは落とし穴のようになっていますが、以前冷凍室で紹介したような観音開きのような落とし穴になっています。 314 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ e712-m1UI)[sage] 投稿日:2018/03/02(金) 23 52 20.89 ID hb4vfoUo0 [7/13] 313 そして、アライさんは地下のトラップへ落ちるわけです。 https //i.imgur.com/Zz60dr2.png 315 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ e712-m1UI)[sage] 投稿日:2018/03/02(金) 23 53 16.63 ID hb4vfoUo0 [8/13] 314 万が一、トラップをすり抜けた場合ですが、こちらも対処済みです。 後ほどご紹介します。 映像で確認していただければよいかと思います。 この実験をするにあたり、テストケース範囲内のアライさんは業者に頼んで駆除していただきました。 なぜかといえば、実験の過程を知られていると、誘い込めないためです。 また、余所からのアライさんを誘き寄せるために「アライフレグランス+」を所々の交差点に散布し、誘導するようにしています。 では、前置きはこれくらいにして、本編へと参りましょう。 316 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ e712-m1UI)[sage] 投稿日:2018/03/02(金) 23 54 15.48 ID hb4vfoUo0 [9/13] 315 この検証をするにあたって、現在3つの一家が隣街で確認されています。 北に5人家族の一家、これをAとします。 次に、南に4人の一家、これをBとします。 最後に、東に5人の一家、これをCとします。 この一家を廃屋に誘き寄せます。 誘き寄せる際ですが、アライさんたちが騒ぎながら進行するでしょう。 騒音被害が考えられますが、これついては今回の実験で考慮していません。 これについては、今後の課題とします。 では、それぞれの家族の動向について、それぞれ確認しましょう。 317 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ e712-m1UI)[sage] 投稿日:2018/03/02(金) 23 55 13.86 ID hb4vfoUo0 [10/13] 316 まずは、アライさん一家Aです。 今回はドローンによる空撮でお送りします。 こちらの許可を取るのに時間がかかったことも公開が遅れてしまった一つではあります。 話を戻しまして、公園の樹から一家が出てきましたよ。 アライさんA「今日もいい天気なのだ!」コスリコスリ アライしゃんA1「きょうもごはんをとりにいくのら!」ピカピカガイジガオ アライしゃんA2「ひとしゃんがこわがるのがたのしみなのら!」ピカピカガイジガオ アライちゃんA1「おにゃかしゅいたのりゃ!」コスリコスリ アライちゃんA2「まだねむいのら...」ファー 街中では猟銃が使えず、警察も拳銃の使用許可がなかなか下りないこともあり、人を見下すように育つ傾向があります。 よく、アライさんを見つけると暴力を働く方がいますが、反撃に遭って怪我をした場合、どのような病気にかかるかわからないため、無理をしないことが大切です。 よろしいですね? では、散布薬の効果を確認してみましょう。 アライさんA「今日はあっちに行ってみるのだ。」 アライしゃんA1「あっちからいいにおいがするのら!」ピカピカガイジガオ アライしゃんA2「おたからがあるにちがいないのだ!」ピカピカガイジガオ アライちゃんA1「ごはん!ごはん!」コスリコスリ アライちゃんA2「ごはんにゃのりゃ?」ファー アライさんA「早速移動するのだ!」 アライさんは夜行性ということもあり、日が陰ってきたときから行動を開始します。 318 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ e712-m1UI)[sage] 投稿日:2018/03/02(金) 23 57 35.15 ID hb4vfoUo0 [11/13] 317 アライさんA「フハハハハ! アライさん一家が通るのだ!」 アライしゃんA1「とおるのら!」ピカピカガイジガオ アライしゃんA2「みちをあけるのら!」ピカピカガイジガオ アライちゃんA1「のりゃ!のりゃ!」 アライちゃんA2「のりゃりゃ!りゃ!」 上機嫌に街を歩いていきますね。 ちなみに、テストケースの街の住人には、「アライさんを見かけたら、道を譲るように」と通達しています。 アライさんA「人がどんどん避けていくのだ!」 アライしゃんA1「えらいあらいしゃんだからできることなのら!」ピカピカガイジガオ アライしゃんA2「えらいのら!いだいなのら!」ピカピカガイジガオ アライちゃんA1「おかーしゃんは、さしゅがなのりゃ!」 アライちゃんA2「おねーちゃんもしゅごいのりゃ!」 アライさん一家は寝起きでお腹がすいているはずです。 なぜ人を襲わないのでしょうか? それは、「アライフレグランス+」には満腹中枢を刺激する匂いを含ませているため、移動中に人から食べ物を要求するような行為はほとんどしません。 効きが悪い個体もいるかもしれないため、改良が必要だと考えています。 これは、その改良検討の意味も含んでいます。 おっと、住宅街に入っていきましたよ。 アライしゃんA2「この壁の向こうから、いいにおいがするのら!」 おや? 子アライさんが隊列からはみ出て、塀に飛びつきましたね。 ですが、様子がおかしいです。 アライしゃんA2「ぎにゃぁぁーーー!!! くさいのらーーーー!!!」ビエーン 塀に散布していた「アライフレグランス-」の効果はどうですか? 成体になる前でこの効果です。 ただ、直に近づいたため、このような悲惨な状況になってしまったわけですが。 アライさんA「ここは臭いのだ。さっさと奥のいい匂いのところまで行くのだ。」 アライしゃんA1「いもーと! はやくするのら!」プンプン アライちゃんA1「おねーしゃん、くしゃいのりゃ!」 アライちゃんA2「にげゆのりゃ!」 アライしゃんA2「まつのら!」ビエーン 近寄らないようにする目的で散布薬を撒いているため、あれだけの至近距離では嗅覚をやられている可能性があります。 しばらくすれば、回復するとは思いますが。 こちらは順調に、廃屋へ向かっています。 では、一旦アライさん一家Bに切り替えてみましょう。 319 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ e712-m1UI)[sage] 投稿日:2018/03/02(金) 23 58 39.21 ID hb4vfoUo0 [12/13] 318 次に、アライさん一家Bです。 河川敷の橋にご注目ください。 アライさんB「さぁて、今日も元気にお野菜を取りに行くのだ!」 アライちゃんB1「おやしゃい!おやしゃい!」 アライちゃんB2「いっぱいたべゆのりゃ!」 アライちゃんB3「のりゃ!のりゃりゃ!」 このアライさん一家は、つい最近できた家族です。 今回の実験用に敢えて、妊娠したアライさんを見逃していたのです。 これ、街の方には内緒ですよ。 アライさんB「チビ達、ついてくるのだ!」 さて、新米の母アライさんが子アライさんを連れて、畑の方へ移動しましたね。 アライちゃんB1「きょうも、いっぱいおやしゃいたべゆのりゃ!」 アライちゃんB2「はやく、おおきくなるのりゃ!」 アライちゃんB3「のりゃりゃ!」 一番下の子アライさんは、まだうまくしゃべれないみたいですね。 アライさんB「チビ達、待つのだ!」 急に母アライさんが立ち止まりましたね。 アライちゃんB1「うゆ? おかーしゃん、どうちたのりゃ?」キョトン アライさんB「街の方からすごいいい匂いがするのだ。」クンクン どうやら、「アライフレグランス+」を感じ取ったみたいですね。 アライちゃんB2「でも、おかーしゃん、まちはきけんだきゃら、ちかぢゅいちゃりゃめ、っていってたのりゃ。」ブルブル アライちゃんB3「のりゃ。」ブルブル 母アライさんから、何か聞いているのか、子アライさんは震えあがっていますね。 320 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ e712-m1UI)[sage] 投稿日:2018/03/02(金) 23 59 40.59 ID hb4vfoUo0 [13/13] 319 アライさんB「確かに怖いのだ。 でも、困難を乗り越えたら、たくさんおいしいものが食べれるかもしれないのだ。」 出ました。 アライさんの謎理論。 長いこと、アライさんの研究をしていますが、未だにこの謎理論について解明は出来ていません。 おそらく、解明する必要もないかと思いますが、ね。 アライちゃんB1「のりゃ! おいちいものがあるのりゃ!?」 アライちゃんB2「たべたいのりゃ!」 アライちゃんB3「のりゃりゃ!」 食欲は恐怖に勝る、ですかね。 成長期の子アライさんは、食欲が一番ですからね。 アライさんB「チビ達が危なくなったら、助けるのだ。 任せるのだ!」 アライちゃんB1「おかーしゃん、きゃっこいいのりゃ!」 アライちゃんB2「はやくいきゅのりゃ!」 アライちゃんB3「のりゃ、のりゃ!」 母アライさんの先導により、街へ移動していきましたね。 はたして、無事に辿り着けるのでしょうか? 321 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ e712-m1UI)[sage] 投稿日:2018/03/03(土) 00 00 57.42 ID eTuh31yU0 [1/8] 320 最後に、アライさん一家Cです。 今までの一家はタイプAでしたが、今回紹介する一家はタイプCです。 映像の中央付近にある、あの倉庫が分かりますか? あそこに暮らしています。 あ! 今出てきましたよ。 アライさんC「さて、今日も活動を始めるのだ!」 大アライしゃんC1「てあたりしだいに、アライさんたちのものにするのだ!」 アライしゃんC1「じゃまするやつははいじょするのら!」コスリコスリ アライしゃんC2「ヌハハハハ!」コスリコスリ アライしゃんC3「はいじょ!はいじょ!」 ここの一家は全体的に成長が進んでいます。 一番上の子アライさんはもうすぐすれば、アライさんへと成長するでしょう。 出来ることなら、タイプCは実験開始前に排除して、街の皆さんを安心させたかったのですが、仕方ありません。 このまま、実験の材料になっていただきましょう。 研究所ではタイプCにも「アライフレグランス」は有効であることは証明されていますが、野生の場合、効くのでしょうか? アライさんC「今日はあっちの方へ行くのだ!」 母アライさんが北を指しましたね。 まずいです。 あちらの方角は実験の対象外のため、被害が拡大してしまいます。 アライしゃんC1「まつのら、おかーさん。」コスリコスリ 歩き出そうとする母アライさんを呼び止めましたよ。 アライさんC「チビ、アライさんに向かって指図するとは何事なのだ!?」 一瞬、怒声で体を強張らせた子アライさんでしたが、すぐに母アライさんの顔を見ましたね。 アライしゃんC1「むこうのほうから、いいにおいがするのら。」クンクン 子アライさんが鼻を動かすのを見ると、同じように行動する母アライさん。 アライさんC「確かにいい匂いがするのだ。」クンクン これは、匂いを感じ取っていますね。 いい反応です。 アライさんC「だが、そんなの罠に決まっているのだ!」ドヤッ アライしゃんC1「いってみなければわからないのら!」クンクン アライしゃんC3「おかーさん、まさかこわがっているのら?」 用心深く分析をした母アライさんを、挑発する子アライさん。 まさかの展開です。 322 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ e712-m1UI)[sage] 投稿日:2018/03/03(土) 00 04 09.11 ID eTuh31yU0 [2/8] 321 おや? 母アライさんが震えていますね。 アライさんC「そんなことないのだ!」 アライしゃんC3「ピギィ!」ボキッ 思いっきり、サッカーボールのように右足で子アライさんを蹴りましたね。 アライしゃんC3「のりゃーーーーーーー!」グシャ 母アライさんにトーキックをされて、勢いよく倉庫の壁に叩きつけられた子アライさん。 とても痛そうです。 完全につま先が腹部に刺さっていましたからね。 アライさんC「アライさんに恐れるものなど何もないのだ! 人も自慢の爪で一撃なのだ!」キラ ですが、母アライさんはそんなことお構いなしに、話を進めています。 大アライしゃんC1「アライさんはむてきなのだ!」コスリコスリ アライさんC「そこまでチビ達がバカにするなら、アライさんが最強というところを見せてやるのだ!」コスリコスリ アライしゃんC1「なら、はやくむかうのら!」コスリコスリ アライしゃんC2「ヌハハハハ!」コスリコスリ アライさんC「チビ達、向かうのだ!」コスリコスリ アライさん一家Cの決起集会も終わり、何とか廃屋に向かいましたね。 そして、残された血まみれの子アライさん。 アライしゃんC3「なんで、こんなめに、あわな、ければ、ならない、のら...」ゴホ おそらく、肋骨は骨折し、内臓系のダメージも相当のモノでしょう。 また、背中から壁にぶつかったため、背骨へのダメージも懸念されます。 そんな状態になりながらも、倉庫の方へ這いつくばっていきます。 アライしゃんC3「あ、あらい、しゃんは、いきの、びるのら...」ゴホ 生きたい、という思いが強いですね。 これがアライさんの生命力の強さでしょう。 こちらはこちらで面白、ゴホン、観察し甲斐がありそうなので、カメラを設置しておきましょうか。 323 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ e712-m1UI)[sage] 投稿日:2018/03/03(土) 00 05 10.66 ID eTuh31yU0 [3/8] 322 現在、3つのアライさん一家が廃屋に向かっています。 人通りの多い道から閑静な住宅街を進む、アライさん一家A。 1匹、嗅覚機能低迷状態。 人通りの少ない川沿いを進む、アライさん一家B。 問題なし。 意気揚々と威嚇をしながら進む、アライさん一家C。 1匹、負傷のため脱落。 さて、どこの一家が先に廃屋に辿り着くのでしょうか。 おや...、アライさん一家Cに何かあったようです。 見てみましょう。 324 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ e712-m1UI)[sage] 投稿日:2018/03/03(土) 00 06 41.78 ID eTuh31yU0 [4/8] 323 アライさんC「アライさん一家が通るのだ!」 大アライしゃんC1「ひとはあらいさんにみちをゆずるのだ!」 アライしゃんC1「みちをあけるのら!」 アライしゃんC2「ヌハハハハ!」 大声をあげながら、我が物顔で歩道を歩いていくアライさん一家C。 その向かいから、女性が2名歩いてきますね。 JK1「てことがあったわけ。」 JK2「マジで!シャレになって無いじゃんwww」 この女性は、会話に夢中でアライさんに気づいていませんね。 あ、母アライさんと女性の肩がぶつかってしまいました。 アライさんC「痛いのだ!」 JK1「げ、アライさん!」 女性の方は、アライさんとぶつかってようやくその集団を認識したようですね。 アライさんC「肩がぶつかったのだ! 痛いのだ! どうするつもりなのだ!」 いちゃもんを付けるアライさんに対して、女性の反応は意外なものでした。 JK1「臭っ! なに、このゴミみたいな匂い。 マジ、こいつら歩くゴミじゃん。」 怯えるわけでもなく、口臭、体臭に驚いたようです。 大アライしゃんC1「あらいさんはくさくないのだ!」 アライしゃんC1「ゴミじゃないのら!」 アライしゃんC2「ひとのほうがゴミなのら!」 アライさんC「いい加減にするのだ! この爪で殺してやるのだ!」 JK1「嘘、やば!」 アライさんは攻撃態勢に入りましたが、女性は対応できていません。 このままではまずいです。 JK2「これでも食らっとけ!」プシュー アライさんC「ぎにゃあああああーーーーー!!」 大アライしゃんC1「くさいのらーーー!!」 アライしゃんC1「はながまがりそうなのら!」 アライしゃんC2「うげぇ...」ゲロゲロ 咄嗟に、絡まれていない方の女性がスプレーをアライさん一家Cに吹きかけて、引き寄せたため、様々な攻撃から回避することができたようです。 325 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ e712-m1UI)[sage] 投稿日:2018/03/03(土) 00 12 11.80 ID eTuh31yU0 [5/8] 324 急いでその場を離れる女性たち。 JK1「ごめん、マジ助かったわ。」 JK2「これのお蔭かな?」 そういうと、手に持っていたスプレーを見せましたね。 JK1「それ何なの?」 JK2「あぁ、JK1は隣街だから知らないと思うんだけど、今この街が実験場にされてて、全世帯に配られたんだ。」 そう言いながら、女性はスプレーを見せています。 JK2「なんでも、アライさんが嫌う匂いを出すものだから、遭遇したら噴射するように、だって。」 JK1「お試し版、みたいな?」 JK2「そうそう。」 JK1「マジ受ける。」 JK2「称えたまえ、なんつって。」 JK1「アザースwww」 女性2名はそのような会話をしながら去っていきました。 一方、アライさん一家Cは、というと、どうでしょうか? アライさんC「ようやく収まったのだ...」ハァハァ 大アライしゃんC1「くさかったのだ...」 アライしゃんC1「においがわからないのら...」 アライしゃんC2「う、げぇ...」ペッペッ 盛大に取り乱し、遠巻きから写真を撮られたりしていたアライさん一家C。 おそらく、SNSに様子が挙げられることでしょう。 326 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ e712-m1UI)[sage] 投稿日:2018/03/03(土) 00 14 19.66 ID eTuh31yU0 [6/8] 325 アライさんC「お前たち、アライさんをバカにするなよ!」キラ 怒り心頭の母アライさんが爪をかざし、攻撃態勢に入りましたね。 ですが、数名がスプレーを取り出して、アライさん一家Cにむけています。 噴射はまだしていませんが。 しかし、それを見たアライさんの顔がみるみる変わっていきます。 アライさんC「そ、それは、もうこりごりなのだ!」 大アライしゃんC1「いつか、ふくしゅうしてやるのだ!」 アライしゃんC1「おぼえていやがれ、なのら!」 アライしゃんC2「まつのら!」ヨロヨロ スプレーを吹きかけられた=嫌なにおいが出て苦しめられる、という等式が出てきたのでしょう。 一目散に逃げていきました。 1匹ほど、速度についていけてませんがね。 先ほど、女性が話していたように、小型のスプレーに「アライフレグランス-」を詰めたものをこの街の住人に配布しています。 目的は、アライさんへの効果と人体への影響です。 非人道的な行いかと思うでしょう? ですが、研究員は日夜、様々な薬品などを取り扱っていることもあり、知らない間に耐性がついていることも考えられます。 そのため、このような実験も必要なのです。 おや? 残念ながら、視聴時間が危ないところまで来てしまいました。 流石に、1本ではまとめきれませんね。 次回、3つのアライさん一家が廃屋に辿り着けたのか、お送りします。 では、失礼します。 327 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ e712-m1UI)[sage] 投稿日:2018/03/03(土) 00 16 33.03 ID eTuh31yU0 [7/8] 326 長かった。 都市型トラップ、アライさん一家を3つも出したの、間違いだったかな? とりあえず、PART.2は後日挙げます。 3つの一家を落とすところまではやりたいですね。 この調子だと、落とした後はPART.3まで長引きそう... 328 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 5f1d-sd6I)[sage] 投稿日:2018/03/03(土) 00 20 30.76 ID xOeg0fou0 [1/2] 乙やで。JKと肩でぶつかるってことはアライさん結構でかいな 329 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイW a7ba-HAok)[sage] 投稿日:2018/03/03(土) 00 21 57.06 ID 31fkv6CY0 乙です。 Aタイプが普通のハエガイジでCタイプが凶暴なクソガイジだったっけか。 まぁ何であれどう全滅してくれるのか楽しみです。 アライさんトラップラボ―『アライさんホール PART.2』 【アライさんトラップラボ】シリーズ
https://w.atwiki.jp/trashpanda-araisan/pages/983.html
389 : ◆cOAKBMeRl6 [sage]:2018/06/02(土) 18 57 51.65 ID CS6grQZv0 タイトル「アライさんネットランチャー」 みなさん、こんにちわ。 アライさんトラップ研究所、通称、ATLです。 今回は、街中に潜むアライさんを捕獲するための道具を開発したため、それを紹介しようと思います。 390 : ◆cOAKBMeRl6 [saga]:2018/06/02(土) 18 59 40.52 ID CS6grQZv0 モノはこちらです。 名付けて、「アライさんネットランチャー」です。 一般的なネットランチャーと形状が似ているため、このように見た目の違いは分からないかと思います。 https //i.imgur.com/26nKsPY.jpg しかしながら、違いはネットにあります。 ネットに「アライさんホイホイスプレー」の成分を染み込ませています。 そのため、このネットに包まれたアライさんはネットにくっついて絡んでしまう、という仕組みです。 何故、一般のネットランチャーではダメなのか? それは、アライさんの爪にあります。 一般的なネットランチャーでは、絡んでしまっても多少手足を動かすことが出来てしまいます。 そのため、爪でネットを引き裂いてしまい、抜け出してしまう、という事例がありました。 これを改善するため、「アライさんホイホイスプレー」をネットに染み込ませる、という方法になっているのです。 では、これを使用するメリットは何でしょうか? 山などに生息するアライさんは、猟銃で射殺することが出来ます。 しかし、街中では流れ弾の影響などから、銃の使用禁止となっている自治体がほとんどです。 そのため、住民への被害が無く、アライさんを安全に捕まえる方法として、このネットランチャーが使われていた経緯があります。 さて、前置きはこれくらいにして、街中に潜むアライさんを捕獲している映像をご覧いただきましょう。 391 : ◆cOAKBMeRl6 [saga]:2018/06/02(土) 19 00 16.35 ID CS6grQZv0 今回、ハンターの資格を持っている職員に依頼し、フィールドテストへ出かけてもらいました。 場所は、とある空き家です。 映像は職員の頭に取り付けた、ウェアラブルカメラ用ヘッドマウントでお送りします。 392 : ◆cOAKBMeRl6 [saga]:2018/06/02(土) 19 01 11.81 ID CS6grQZv0 映像は、空き家の前からです。 職員「空き家の前に来ました。」 職員「窓から中の様子を見てみましょう。」 職員「見えますか?」 窓ガラスの反射で見えにくいですが、アライさんが1匹とアライちゃんが4匹います。 後の映像で分かることですけど。 職員「入り口は別のところにあるため、そちらから回り込みたいと思います。」 ザッ ザッ ザッ 393 : ◆cOAKBMeRl6 [saga]:2018/06/02(土) 19 01 57.65 ID CS6grQZv0 ザッ ザッ ザッ 職員「さて、入り口に回り込んできました。」 職員「突入まで、3、2、1...」 バッ 職員「GO!」 タッタッタッ アライさん「な、何なのだ!?」ビクッ アライちゃん1「みたことないやつなのりゃ。」 アライちゃん2「おまえは、なんなのりゃ?」キョトン アライちゃん3「アライしゃんのおうちにかってにはいってくるな、なのりゃ!」シッポブンブン アライちゃん4「ピィ! こわいのりゃ!」ビクビク 職員「アライさん、お前を捕まえに来た。」 職員は「アライさんネットランチャー」をアライさんのへ向けていますね。 アライさん「そんな変な筒でどうするつもりなのだ?」 アライさん「アライさんはな、賢いんだぞ!」 アライちゃん1「おかーしゃん、あんなやつ、やっつけりゅのりゃ。」 アライちゃん2「それで、あれはなんなのりゃ?」キョトン アライちゃん3「そんなこといいから、おねーちゃんもおかーしゃんをおーえんするのりゃ!」シッポブンブン アライちゃん4「お、おかーしゃん...、がんばるのりゃ!」 職員「アライさん、それでどうする?」 職員は「アライさんネットランチャー」を構えたまま、話しかけていますね。 アライさん「そんなの簡単なのだ。」 アライさん「お前を倒して、今晩のご飯にしてやるのだ!」タッ アライさんが職員に向かってきましたね。 アライさん「ターーーーー!」 バシュ アライさん「のだーーーーー!」ドッタン 見事、アライさんを包み込むようにネットが被さりましたね。 アライさん「あ、あれ? 何なのだ?」 アライさん「この白いの、アライさんにくっついて離れないのだ!」ビクンビクン どうやら、ネットの「アライさんホイホイスプレー」の効果で完全に絡めとられたようですね。 アライさん「手が自由に動かせないのだ!」ビクンビクン アライちゃん1「おかーしゃん!?」ビクッ アライちゃん2「おかーしゃんがへんなやつにやられちゃったのりゃ!」ビクッ アライちゃん3「おねーちゃんたちはうるさいのりゃ!」シッポブンブン アライちゃん4「...ア、アライしゃんたちが、おかーしゃんをたすけるのりゃ!」 アライちゃん3「いもーとのゆうとーりなのりゃ!」シッポブンブン アライちゃん1「わかったのりゃ!」 アライちゃん2「おかーしゃん、まってるのりゃ!」 アライちゃん s「のりゃーーーーー!!」 ヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチ ヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチ アライさん「チ、チビ達! り、立派になって、アライさんは、嬉しいのだ!」ウルウル 394 : ◆cOAKBMeRl6 [saga]:2018/06/02(土) 19 03 21.08 ID CS6grQZv0 アライさんたちは職員の動きに気付いていないようですが、流石ですね。 アライちゃんたちの様子が分かりやすいように立ち位置を移動していますね。 アライちゃん1「ちいさくても、りっぱなつめがあるのりゃ!」キラッ アライちゃん2「ちいさくても、りっぱなきばがあるのりゃ!」キラッ アライちゃん3「これでおかーしゃんをたすけうのりゃ!」キラッ アライちゃん4「がんばるのりゃ!」キラッ アライちゃん達がネットに触れましたね。 さぁ、どうなるのか。 アライちゃん1「のりゃ!? てがくっついたのりゃ!」グイグイ アライちゃん2「ほあ!? ああいあんお、おういあああえあいおあ!」グイグイ アライちゃん3「なんでなのりゃ!? とれないのりゃ!」グイグイ アライちゃん4「ビエーーーーーン!! おかーしゃん、たしゅけてぇ!!」ビエーン やはりこうなるんですね。 美しい親子愛ではありましたが、所詮は害獣ですね。 考えが足りなかったようです。 職員「さてと、あとは回収業者に連絡して、っと。」 アライさん「おい、そこのヒト! アライさんに一体何をしたのだ!?」 職員「答える義務は無い。」 アライさん「じゃあ、アライさんはどうなってもいいのだ! チビ達だけでも助けてほしいのだ!」 アライちゃん1「おかーしゃん!?」グイグイ アライちゃん2「おあーあん、おおあえいえああいあんあいおおおお!」グイグイ アライちゃん3「そうなのりゃ! はやくこれをとるのりゃ!」グイグイ アライちゃん4「おかーしゃーん!」ビエーン 職員「何言ってんだ? 一家まとめて殺処分に決まってるだろ?」 タッ タッ タッ 職員「もうすぐ訪れる一家の最後まで、暫しのご歓談を。」 アライさん「待ーつーのーだ―! アライさん達を、助けるのだーーーーー!!」 395 : ◆cOAKBMeRl6 [saga]:2018/06/02(土) 19 04 32.80 ID CS6grQZv0 映像は以上になります。 アライさん一家は、無事に回収業者に引き取られました。 如何だったでしょうか? まだデータ取りが不十分なため、様々なデータから改良の余地が無いか調査をしていきます。 楽しみに待っていてください。 では、これで失礼します。 396 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/02(土) 19 55 28.46 ID KLUS6Frwo おつ! 397 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/02(土) 21 47 26.65 ID v9TW3Lr90 現実でもカラスやネズミと闘ってる人がいるんだよな、農家や畜産家が死活問題ってのは盲点だった 【アライさんトラップラボ】シリーズ
https://w.atwiki.jp/trashpanda-araisan/pages/345.html
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/06(水) 21 37 57.35 ID XfYXU2n3o アライちゃん101「なんなのだー」 アライちゃん102「かっこいいのらー」 アライしゃん201「あれほしいのだー!」ピョンピョン 軍用ヘリパイロット1「報告。村は完全にアライさんに占領されている。ほとんど子供だ。数は数百匹」 村全体に数百匹はいるであろう、アライさんの子供達。 それを見下ろしながら、軍用ヘリのパイロットは無線機に向かって話しかける。 軍用ヘリパイロット1「攻撃許可、了解。これより攻撃に移る。地上部隊は生存者を探しながら、敵を撃退せよ。森へ逃がすな」 装甲車運転手1「了解」ブルルルゥゥン 助手席の隊員「攻撃開始!」ジャキッ アライちゃんの群れへ向かって突っ込む装甲車。 機銃は害獣の群れへ向けられている。 アライしゃん201「ひ、ひとなのだ!」 アライしゃん202「やっちゅけてやるのだ!たぁー!」ポイ アライしゃん202は石を投げる。 32 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/06(水) 21 53 57.64 ID XfYXU2n3o 助手席の隊員1「ファイア!」ジャキッ 機関銃「」ドカカカカカカカカカ!!!! 装甲車の重機関砲がうなりを上げて、大量の薬莢をばら蒔きながら火を吹く。 ブローニングM2は凄まじい破壊力をもつ機銃。 12.7ミリの弾頭は、装甲車を貫通し、航空機すら破壊してしまう。 それを毎秒10発のスピードで連射するのだ。 それを搭載した装甲車が7台。 例えアライさんの子供達が何百いようとも… アライしゃん201「ひゃぶ!」グシャ アライしゃん202「ごびゃ!」ブヂャァ アライしゃん203「びっ」ドバァ アライしゃん204「ぎゅ」ブシャアアバラバラ あっという間に血溜まりとミンチ肉へ変わっていった。 38 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/06(水) 22 07 06.19 ID XfYXU2n3o ドガガガガガ…! 攻撃開始から1分。 この村に413匹いるアライさんの子供のうち、163匹が肉片となって宙を舞った。 機銃の音を、畑の近くのアライさん達も聞いていた。 アライさん6「な、何なのだ?何の音なのだ!」 雄牛「ブモ…」 ホルスタイン「い…だい…」 アライしゃん1「もういっかいぶらんこで、こいつをなげるのだ!」キャッキャッ アライしゃん2「たのしいのだ!」ブンッ ホルスタインちゃん1「ぎゃあっ!や…べで…」ポーン ドサッ アライしゃん1と2は、ホルスタインちゃん1をブランコに乗せて投げるのに夢中で気付いていない。 アライしゃん3「もっかいあらいしゃんが、ぼーるけるのだ!」ドカッ ホルスタインちゃん2「うっ!…あ…」ボンッ アライしゃん4「あたまにあたったのだー!2まいなのだー!」 アライしゃん3と4は、ホルスタインちゃん2を的にしてボールを蹴るのに夢中で気付いていない。 アライしゃん5「もういっかい!ぱいるどらいばーなのだ!たあ~!」ズンッ アライしゃん6「ふたりではさんで、だぶるぱいるどらいばーばのだ!たあ~!」ドガァ ホルスタインちゃん3「」グシャメギボギ アライしゃん5と6は、ホルスタインちゃん3を逆さに抱え上げ、頭から地面に何度も叩きつけるのに夢中で気付いていない。 42 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/06(水) 22 17 40.68 ID XfYXU2n3o 畑に群がるアライさんは10匹ほど。 畑の近くの広場で遊ぶアライさんの子供たちは2~30匹ほど。 そこへ、戦闘用ヘリが1機、装甲車が1機現れた。 アライさん6「な、何なのだあれは!」 ヘリパイロット1「生存者だ!アライさんどもの群れに襲われているぞ!」バババババババ 装甲車運転手1「敵を排除する!」ジャキッ 装甲車の運転手は車を停め、機銃を握る。 ヘリパイロット1「了解!こちらも射撃する」ウィイイン 戦闘用ヘリは、機首からチェーンガンを出す。 隊員1「俺は生存者を救助する!」バッ 助手席に乗っていた隊員1は、アサルトライフルを抱えて車から降りる。 アライさん6「ひっ!じ、銃なのだ!」 隊員1「クソ害獣が!くたばりやがれぇッ!」ズガガガガッガガガ アライさん6「のだああああぁ!」ドブシャ アライしゃん1「ぎびっ!」バグシャ アライしゃん2「ごびゃっ!」グブシャア まずは3匹。 ホルスタインとその子供を襲っていた害獣が、蜂の巣となって吹き飛んだ。 43 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/06(水) 22 22 10.30 ID XfYXU2n3o アライしゃん3「に、にげるのだあ!」トテトテ アライしゃん4「たすけて!おかーしゃーーんっ!」トテトテ ホルスタインちゃん2を的にしていた匹のアライしゃんが逃げ出す‼ 隊員1「今度はてめーが的になりな!」ドガガガガガ アライしゃん3「ぎびぃーーーーっ!」ドブシャ アライしゃん4「あぎゃっ!」ブシュウウゥゥ 背を向けて逃げ出したアライしゃん3と4は、アサルトライフルの的となって血煙を噴出しながら吹き飛んだ。 2匹合わせて腹に20発、頭に10発。おはなかーどとやらを40枚は貰えることであろう。 48 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/06(水) 22 30 48.36 ID XfYXU2n3o アライしゃん5「く、くるなあぁ!」ガシッ アライしゃん6「あらいしゃんたちをうったら、こいつもしぬぞぉ!」ガシッ ホルスタインちゃん3「」グッタリ アライしゃん5と6は、ホルスタインちゃん3を盾にする。 隊員1「そうかそうか」ズイッ 隊員1はアライしゃん5に近寄り、銃口を顔面に押し付ける。 アライちゃん5「のだあああぁ!あ、じゅいのだあああ!はなしゅのだあああ!」ジュウウゥ 連射した後の銃口は、焼肉ができるほど熱くなっていた。 隊員1「地獄に落ちろ!」ズガガガガッガガガ アライしゃん5「」ドブシャアァ アライしゃん5の頭部は破裂し、悲鳴を上げる間もなく首無しになった。 49 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/06(水) 22 37 06.95 ID XfYXU2n3o アライしゃん6「あ…ぁ…やめて…あらいしゃんたちは、わるものをやっちゅけてたのだ…」ガクガクブルブル 隊員1「その子にパイルドライバーをかましてたのも悪党退治か?」 アライしゃん6「そ、そうなのだ!あらいしゃんはせいぎなのだ!だから…」 隊員1「じゃあ当然、悪役レスラーになんか負けねえだろうな!」ガシッグイッ アライしゃん6「ひっ!は、はなすのだぁ!」ジタバタ 隊員1は、アライしゃん6を脇に挟むと、そのまま頭を下に向けて垂直に高々と抱え上げた。 隊員1「それじゃあ食らってみろや!スタイナー・スクリュー・ドライバー!」ズガアァ 隊員1は、体重を乗せて思い切りアライしゃん6の頭を地面に叩き付ける。 アライしゃん6 「」ボギィグシャアア アライしゃん6の首はへし折れ、120°以上の鋭角に曲がった。 54 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/06(水) 22 45 57.69 ID XfYXU2n3o アライちゃん1「こあいのだー!」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん11「こないでぇー!」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん22「やなのらー!」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃんの群れ22匹が、一斉に四つん這いになってうじゃうじゃと小屋の方へ逃げ出す。 装甲車運転手1「こんな奴ら、弾を使うまでもねえ!」ブロロロロロロ 装甲車は、よちよちと逃げるアライちゃん達へ向かって、勢いよく走り出した。 アライちゃん2「ぴいいぃ!」ヨチヨチヨチヨチヨチヨチ アライちゃん19「はやいのらぁ!」ヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチ アライちゃん21「もうしゅぐおうちなのらぁ!」ヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチ 57 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/06(水) 22 53 18.89 ID XfYXU2n3o 装甲車運転手1「轢き殺してやるクソ共がァ!」ブロロロロロロズガアアァ アライちゃん1「ぎゅ!」ドグシャ アライちゃん3「ぎびぃ!」グシャブシャメギボギ アライちゃん7「びいぃっ!」バチュ アライちゃん15「おがーじゃっ…」プチッ アライちゃん22「だじゅげでええぇーーっぎびいぃっ!」グシャアアァ アライちゃん達22匹は、装甲車に跳ねられ、轢き潰された。 装甲車は血に染まり、地面には肉片と臓物のペーストが散らばり、タイヤ痕がついていた。 63 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/06(水) 23 05 25.20 ID XfYXU2n3o アライさん7「逃げるのだぁ!」ドタドタ アライしゃん18「あのたてものにかくれるのだ!」ヨタヨタ アライしゃん29「かんぜんぼーぎょなのだぁ!」サッ アライしゃん45「これであんしんなのだ!」サッ アライちゃん23「なのだー!」ピョコンッ アライさん親子50匹ほどが、木造建築の建物へ隠れた。 隊員1「むっ…!」 装甲車運転手1「隠れたか…!」 アライしゃんの声『やーいやーい!あっかんべー!べろべろばー!』 木造建築の建物から声がする。 装甲車運転手1「くっ…撃つか?」チャキ ヘリパイロット1「隊員1、そこのフレンズに、あの中に生存者がいるか聞いてくれ」バタバタバタバタ 隊員1「そこの生存者、あの建物に人はいますか?」 ホルスタイン「…いません」 隊員1「いないそうだ」 隊員1は、無線機でヘリパイロットと通信する。 ヘリパイロット1「俺がやる」バタバタバタバタ ヘリが木造建築の建物へ機首を向ける。 64 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/06(水) 23 10 59.36 ID XfYXU2n3o ヘリパイロット「発射」カチッ 戦闘用ヘリからヘルファイアミサイルが発射される。 ミサイルは木造建築の建物の屋根をぶち抜き、轟音と共に大爆発を起こした。 建物の窓ガラスが割れ、爆煙が舞った。 建物はめらめらと炎上する。 66 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/06(水) 23 19 38.49 ID XfYXU2n3o ごうごうと燃える建物。 焦げた屋根がばきばきと音を立てて崩れ落ちる。 アライしゃん17「の、のぎゃああぁ!」バンッ アライしゃん17が、ドアから飛び出してくる。 顔面にはガラスの破片が突き刺さっており、ふわふわの尻尾は火がついて燃えている。 アライしゃん25「あじゅいのりゃああ…いじゃいのりゃああ…!だじゅげでぇ…!」ズルズル アライしゃん25も、ドアから這い出てきた。 身体中が重度の火傷を負っており、背中に大きな木片が刺さっており、這った痕は血が線をひいている。 アライさん8「こ、こーさんするのだぁ…!こーさんするからだずげでぇ…!」ヨロヨロ アライさん8は、両手を上げながら出てきた。 69 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/06(水) 23 21 32.28 ID Kjjxxflz0 お前らはこーさんしているフレンズをどうしたっけ 70 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/06(水) 23 24 03.94 ID h9KGBrqGo テロリストにかける慈悲はない 73 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/06(水) 23 28 29.07 ID XfYXU2n3o ヘリパイロット「敵が飛び出してきた。射撃する」カチッ 機銃「」ドカカカカッ ヘリの機銃が火を吹く。 30ミリチェーンガンは、車を一瞬で蜂の巣にする恐るべき威力の弾頭を毎秒10発連射する。 アライしゃん17「ぐぎゃ!」ドバアアァッバラバラ アライしゃん25「のぁっ!」グチャアアバラバラ アライさん8「ごひゅっ」ブヂグシャアアドチャドチャ 降伏を申し出てきた害獣達は、原形がわからないほどに破砕された。 78 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/06(水) 23 37 56.16 ID XfYXU2n3o 数分前まで413匹いたアライさん達。 そのうち378匹が機銃で撃たれるか、燃やされるか、轢かれるかして肉片となっていた。 アライさん9「森に逃げるのだぁ!」ドタドタ アライしゃん210「もりのなかならあんぜんなのだぁ!」トテトテ アライしゃん230「かくれるのだぁ!」トテトテ アライちゃん70「のぁー!」ヨチヨチヨチヨチ 残り僅かとなった20匹ほどの生き残り達は村を捨て、あちこちの方向から森へ逃げようとする。 隊員2「くらえ!」ポイ 隊員3「うりゃ!」ポイ 隊員4「そっちか!」ポイ 隊員達は、手榴弾を投げつける。 アライしゃん210「ぼーるなのだ!」 アライしゃん230「ひろってもりであそぶのだ!」ガシッ 81 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/06(水) 23 40 26.56 ID XfYXU2n3o 手榴弾はバンッと音を立てて爆発し、鋭い破片をばらまいた。 アライさん9「」グシャア アライしゃん210「」ドサァ アライしゃん230「」ベシャ アライちゃん70?らしき肉片「」ジュージュー… 森へ逃げようとした害獣は爆風で吹き飛び、草の中へ突っ伏したまま動かなくなった。 86 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/06(水) 23 46 23.17 ID XfYXU2n3o … 残り15匹となったアライさんの子供達は、一ヶ所に集められた。 成体のアライさんは全滅したようだ。 隊員1「お前達のボスは誰だ」 アライしゃん398「ひぃっ…あ、あらいきんぐ・ぼすなのだ…」プルプル 隊員2「何者だそいつは」 アライしゃん399「い…いちばんつよくてえらいあらいさんなのだ…」プルプル 隊員1「そいつは今どこにいる」 アライちゃん400「しらないのらぁ…」プルプル 隊員2「死ね」バァン アライちゃん400「」バグシャ アサルトライフルの弾が、アライちゃん400の口から肛門まで通り抜けていった。 88 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/06(水) 23 50 45.39 ID XfYXU2n3o アライしゃん401「ぼ、ぼすは、まちにいったのだぁ」ウルウル 隊員1「どこの町だ」 アライしゃん402「まちのなまえなんてしらないのだぁ…!ひぐっ、ぐすっ、ひとしゃん、おねがいなのだ、もう、ゆるして…」グスングスン アライしゃん403「ゆるしてなのだ…もうあらいしゃんたちをいじめるのやめてほしいのだ…」シクシク アライしゃん404「こんなわるいこと、もうやめるのだぁ…!あらいしゃんがかわいそうなのだぁ…!」ビエエエエン アライちゃん405「おがーしゃーーんっ!おがーしゃーーんっ!」ビエエエエン アライちゃん406「ひとしゃん、あらいしゃんだけでもたしゅけてほしいのら…こうびでもなんでもしゅるのら…」ウルウル アライしゃん407「い、いまなら、みんなをころしたこと、ゆるすのだ…ともだちにしてやるのだ…」プルプル 隊員2「…」 これ以上聞ける情報はなさそうだ。 92 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/06(水) 23 55 58.63 ID XfYXU2n3o ホルスタイン「あ、あの…」ズルズル ホルスタインが、折れた手足を引きずって這ってやってくる。 ホルスタイン「そ、その子たち、きっと悪い大人に騙されていたんです…許してあげてください…」 アライしゃん408「!そ、そうなのだ、おかーしゃんたちがやれっていったのだ!」 アライしゃん409「あらいしゃんたちはわるくないのだ!おねーしゃん、あらいしゃんをたしゅけて!」ウルウル アライちゃん410「おねーしゃん!あらいしゃんたち、いいこになりゅのら!」グスングスン ホルスタイン「き、きっとちゃんとした教育を受ければ、いい子になるはずです…」 ホルスタインちゃん1「…まま…」 ホルスタインちゃん2「…あやまるなら、なかなおりします…あやまってください…」 ホルスタインちゃん3「」グッタリ 97 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/06(水) 23 58 25.60 ID XfYXU2n3o アライちゃん411「ごめんなしゃいなのらぁ!」ビエエエエン アライしゃん412「かいしんするのだ!はんせいするのだ!だからたすけるのだあぁ!」ビエエエエン アライしゃん413「ほんとのほんとなのだぁ!」ビエエエエン ホルスタイン「ね?ちゃんと、謝ってます…だから、命は助けてあげても…」 隊員1「じゃあ、こいつら全員、あんたが引き取って教育できるか?」 ホルスタイン「…」 103 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/07(木) 00 01 21.66 ID M+2Y2vj7o ホルスタイン「…いやぁ…」 ホルスタインは目を逸らす。 ホルスタイン「……それは、ちょっと…」 隊員2「…」 アライしゃん401「…」 アライしゃん402「…」 隊員1「くたばれハエガイジ共ォォォ!」ズダダダダダ アライしゃん413「のぎゃあああああ!!!!!!!」 こうして、村に巣食うアライさんの群れは全滅した。 106 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/07(木) 00 10 03.90 ID M+2Y2vj7o … 救急隊員が、雄牛の目にライトの光を当てる。 雄牛「ウモ~ォ…」 救急隊員1「…ちゃんと反応してます。脳に障害はありません。軽い脳震盪だけです」 ホルスタイン「よかった…はなおさん…」 ホルスタイン一家は、担架に乗せられ、救急車へ運び込まれる。 ホルスタイン1「う、うぅ…」 救急隊員1「全身打撲だらけだ…可哀想に。病院に行こうね」 ホルスタインちゃん2「あ、あの、おてつだいします…いててっ!」ズキン 救急隊員2「無理しないで、あなたも怪我してます!」 ホルスタインちゃん3「…ぁ…ぁ…ま、まま…からだじゅう、びりびりするの…なにも、かんじないの…」プルプル 救急隊員3「AED急いで!人工呼吸機も早く!」 ホルスタイン一家は、フレンズ病院へと運ばれていった。 雄牛「…ウモ~ォ…」 雄牛は、その場へ座った。 彼女達の帰りを待つつもりなのだろうか。 隊員1「…」 隊員2「…えと、とりあえず…牧草でも食うか?」サッ 雄牛「モーゥ」モシャモシャ 110 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/07(木) 00 11 51.53 ID M+2Y2vj7o 救急隊員4「あっちに人が山積みになってるぞ!」 救急隊員5「…ひどい…みんな死んでる…」 … 都市を襲撃しているアライさん達の子供は、親の知らない間に皆殺しにまとめて駆除された。 アライちゃん達は、ここで殺されて不幸だったのであろうか。 それとも、捕まってフォアグライにされた方が幸福だっただろうか。 109 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/07(木) 00 11 38.29 ID hLkiIC5G0 良かったホルスタイン達は全員生きてた…子供も巨乳なのかな 164 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/07(木) 07 27 43.42 ID M+2Y2vj7o 109 子供も巨乳です これだけははっきりと伝えたかった アライハザード⑥ ~避難所防衛~ パート3へ戻る
https://w.atwiki.jp/trashpanda-araisan/pages/864.html
138 : ◆cOAKBMeRl6 [sage]:2018/03/27(火) 21 17 01.85 ID nVlB61C10 どうも、ATLの「NameD」です。 今回も、ハンディカム片手に研究成果の実況をしますよ。 そう、フィールドテストの第二弾です。 今回はどんな映像が撮れるかな? 楽しみですね。 139 : ◆cOAKBMeRl6 [sage]:2018/03/27(火) 21 18 03.23 ID nVlB61C10 今回使用するのは、こちら。 一見するとただのスプレーですね。 でも、これはただのスプレーじゃないんです。 「アライちゃんホイホイ」はご存知ですか? そう、あの「アライちゃんが驚くほど捕れる!」って謳い文句の商品です。 あそこの会社に協力を持ち掛けて、共同開発したのがこのスプレー。 このスプレーを吹きかけると、あら不思議。 一帯が、ねばねばエリアに大変身。 このスプレーは、持ち運び可能な「アライちゃんホイホイ」なんです。 しかも、アライちゃんだけでなく、アライさんまで捕ることが出来る優れもの。 ちなみに、「関係のない動物も捕まえちゃうんじゃないの?」と思った皆さん。 ご安心ください。 それも踏まえて、効果についてこれからお見せしようと思います。 140 : ◆cOAKBMeRl6 [sage]:2018/03/27(火) 21 20 00.88 ID nVlB61C10 はい、現場到着です。 ここは裏路地のゴミ捨て場のコンテナ。 とあるレストランが使用しています。 何でも、アライさんに荒らされてしまって、カラスなどの被害も出始めているそうで。 駆除と称して、実験タイムを開始しよう、という魂胆です。 例の如く、研究所内の個体には試験済み。 野生がどんな反応をするのか、楽しみですね。 で、使い方。 アライさんが来そうなところに、スプレーを吹きかけるだけ。 シュー 大体、コンテナから3m辺りまで吹きかけておきます。 もちろん反対側もね。 シュー はい、後は待つだけ。 コンテナの前に残った理由、知りたい? ここにいれば、アライさんが来た時に、「泥棒がいるのだ」って反応して、突っ込んでくれそうだから。 そうしてくれれば、手っ取り早いでしょ? さて、いつ来ますかね? 141 : ◆cOAKBMeRl6 [sage]:2018/03/27(火) 21 22 29.87 ID nVlB61C10 あれから、二時間が経過しました。 なかなか来ませんねぇ。 ここにいるのが裏目に出たのかな? 『あー!』 ん? アライさん「チビ達の言う通りなのだ!」 アライさんがようやく来ました。 さて、実験開始。 アライさん「そこは、アライさんの場所なのだ!」 それで? アライさん「そこを退くのだ!」 アライさん「チビ達!」クル アライしゃん1「あらいしゃんもかせいするのら!」 アライしゃん2「おかーしゃんはつよいのら!」 アライしゃん3「こてんぱんにしてやるのら!」 一家総出で、ご苦労様。 アライさん「突撃なのだ!」タッ アライしゃん1~3「「「のらー!」」」タッ アライさん「これでもくら」キラ バタン アライさん「な、なんなろら!」ジタバタ アライしゃん1「おかーしゃんがたおれたのら!」 アライしゃん2「ひとしゃんがなにかしたのら!」 アライしゃん3「はやくおきあがるのら!」 アライさんホイホイに足を取られて、派手に転んじゃって。 顔までくっついてるねぇ。 おまけに、チビ達がアワアワしてるよ。 アライさん「ひ、ひいはひ、ああいしゃんをはしゅえうのあ!」ジタバタ アライしゃん1「どうやって、たすければいいのら!?」オロオロ アライしゃん2「わかんないのら!」オロオロ アライしゃん3「おかーしゃん、ねてるばあいじゃないのら!」ペシペシ 142 : ◆cOAKBMeRl6 [sage]:2018/03/27(火) 21 24 39.30 ID nVlB61C10 しょうがないな。 タッタッ チビちゃんたち。 アライしゃん1「チビじゃないのら!」 アライしゃん2「ヒトしゃんなのら!」ビクッ アライしゃん3「ばかにするな、なのら!」 まぁまぁ。 お母さんを助けたいんだよね。 手助けしてあげるよ。 シュー アライしゃん1「それはなんなのら?」 君たちがお母さんの尻尾を持ちやすいようにしてあげたんだ。 さぁ、尻尾を引っ張って、お母さんを助けるんだ。 アライしゃん1「おかあしゃんをたすけるのら!」 アライしゃん2「しっぽをひっぱればいいのら?」 アライしゃん3「がんばるのら!」 アライさん「ひ、ひいはひ、なにしゅうのあ?」 せーの! アライしゃん1~3「「「のらー!」」」グッ アライさん「いあいのあー!」ジタバタ もっと引っ張らないと、助からないよ。 アライしゃん1~3「「「のらー! のらー!」」」グッグッ アライさん「ひ、ひいはひ、やえうのあ!」ジタバタ ま、アライさんの顔半分が地面にくっついてるから、何言ってるのか分からないのが、せめてもの救いかな。 尻尾綱引きの途中ですが、気になったことありません? ちょっと、解説タイムに入りましょうか。 こっちが長引きそうなんで。 143 : ◆cOAKBMeRl6 [sage]:2018/03/27(火) 21 25 38.95 ID nVlB61C10 スプレーを吹きかけたところにアライさんが足を踏み入れたら、くっついて転んじゃいましたよね。 しかも、最終的には体全体が。 一方、私は一切影響がなかったですよね? この差は、アライさんの「けものプラズム」に関係があります。 粘着成分の研究を進めた結果、アライさんの「けものプラズム」にのみ反応する粘着成分の開発に成功したんです。 そのため、アライさんが踏み入れると、粘着成分が反応してくっついてしまう、と。 一方、私は人間なんで、粘着成分が反応することなく通れる、というわけなんです。 一応、このスプレーは一度吹きかけると、約一週間は持続します。 144 : ◆cOAKBMeRl6 [sage]:2018/03/27(火) 21 27 18.20 ID nVlB61C10 説明が終わったところで、もう一度見てみましょうか。 アライしゃん1~3「「「のらー! のらー!」」」グッグッ アライさん「いあい、いあいのあ!」ジタバタ まだ終わってませんね。 仕方ない。 チビちゃんたち、もっと頑張らないとお母さんは助からないよ。 アライしゃん1「う、うるさいのら!」ハァハァ アライしゃん2「しまいのきずな、みせてやるのら!」ハァハァ アライしゃん3「ちからをもっといれるのら!」ハァハァ アライしゃん1~3「「「せーの...、のらー!」」」グッ アライさん「あぁーーー!」ジタバタ ブチッ ゴロゴロ まぁ、案の定、尻尾が引き千切れるわな。 アライさん「あぁ、いあい、いあいのあ...」シクシク 尻から血を流して泣いてるよ。 ちなみに、水に塗れても粘着成分は劣化しません。 雨も問題なし、みたいな。 さて、チビちゃんたちは、っと。 アライしゃん1「しっぽからはなれられないのら!」ジタバタ アライしゃん2「んーーー!んーーー!」ジタバタ アライしゃん3「なにもみえないのら!」ジタバタ 三匹まとめて尻尾に絡んでるね。 ま、これを狙ってたんだけど。 ヒョイ アライしゃん1「アライしゃんをどうするきなのら」ジタバタ ポイ アライしゃん1「のぎゃ!」ガン アライしゃん2「んっ!」ガン アライしゃん3「ぺぎ!」ガン アライさん「ひ、ひいはひ!」 145 : ◆cOAKBMeRl6 [sage]:2018/03/27(火) 21 27 45.88 ID nVlB61C10 感動の親子の再開だな。 そういえば、まだ家族っているのかな? アライしゃん1「すにいもーとたちがいるのら!」 アライさん「そえいほうは、あえなおあ!」 巣ってどこかな? アライしゃん1「あんないしたら、たすけてくれるのら?」 まぁね。 アライしゃん1「そこをひだりにまがると、こうえんがあるのら。」 あぁ、あの大きな公園? アライしゃん1「そうなのら。そこのおくのきにいもーとたちがいるのら。」 何匹いるの? アライしゃん1「まってるいもーとは、ろくにんなのら。」 情報、ありがと。 アライしゃん1「さぁ、たすけるのら!」 僕は助けないよ。 アライしゃん1「うそをついたのら!?」 助けるのは、僕じゃなくて回収会社の人。 その人が来るまで、そこで待っててねぇ。 アライしゃん1「まつのら、ひとしゃん!」 アライしゃん1「あらいしゃんをたすけるのらぁ!」ビエーン 146 : ◆cOAKBMeRl6 [sage]:2018/03/27(火) 21 29 27.75 ID nVlB61C10 さて、この公園だったかな? 奥の木は、っと。 ん? あそこのデカい木かな? タッタッ この木の...、あった。 上側に、穴があるね。 あそこかな? 踏み台を使って、よっ、と。 アライちゃん1~6「「「「「「すぅー...すぅー...」」」」」」 寝てますね。 木に、ホイホイスプレーはマズいかなぁ? カプサイシンスプレーを吹きかけて、入り口に袋をかぶせて、飛び込んできたのをキャッチ、かな? ゴソゴソ とりあえず、やってみるか? シュー バッ 『『『『『『のじゃーーーーーー!!!』』』』』』 『めがいたいのりゃ!』 『かおがいちゃいのりゃ!』 『なにがおきたのりゃ!?』 『しょとにでるのりゃ!』 『ここはきけんなのりゃ!』 『のりゃりゃ!』 ヨチヨチヨチヨチヨチヨチ ヒューッ 『『『『『『のりゃーーーーー!!』』』』』』 ボフボフボフボフボフボフ はい、見事にゲット。 袋を開けて、っと。 アライちゃん1「いたいのりゃ!」 アライちゃん2「たしゅけて、なのりゃ!」 アライちゃん3「おかーしゃん、どこなのりゃ!」 アライちゃん4「ここはどこなのりゃ!」 アライちゃん5「みえないのりゃ!」 アライちゃん6「のりゃーん!」 ここに、ホイホイスプレーをかけてみましょう。 シュー で、口を閉じて、シェイク! 『『『『『『のりゃーーーーー!!』』』』』』 ガンガンブチッガンガンガンブチッブチッガンブチッガンガンガンガン 147 : ◆cOAKBMeRl6 [sage]:2018/03/27(火) 21 32 35.71 ID nVlB61C10 さて、こんなもんかな? オープン! アライちゃん1「のりゃ...」ピクピク アライちゃん2「...」シーン アライちゃん3「めが...」ピクピク アライちゃん4「のりゃ...」ピクピク アライちゃん5「いたい、のりゃ...」ピクピク アライちゃん6「のりゃ...」ピクピク 粘着成分の効果で、変な形に体が曲がったり、手足が取れたりしてますね。 体が絡みあったりしてるのもいますね。 何匹か、尻尾取れてるし。 ホントは観察したかったんだけど、あの状況はねぇ。 役所から許可もらってないから、公園の木に使うには、ちょっと。 痛めるかもしれないからね。 しょうがないから、こんな形で処分させてもらいました。 一応、ハンターだし、いいよね? さっきの一家のところにおいて、一緒に回収してもらいますかね。 148 : ◆cOAKBMeRl6 [sage]:2018/03/27(火) 21 34 24.88 ID nVlB61C10 次は、こっちの山の麓だっけな。 街からちょっと離れると、雰囲気変わるね。 この感じが、自分は好きだな。 っと、個人的な感想は置いておいて。 情報だと、この道を外れた先にあるはず。 『フハハハハ!今日も大量なのだ!』 この声は... 音を立てないように、っと。 アライさん「一杯取れたのだ!」 アライしゃん1「これでおなかいっぱいたべれるのら!」 アライしゃん2「はやくおおきくなるのら!」 アライしゃん3「いもーとたちもよろこぶのら!」 アライしゃん4「いそいでかえるのら!」 アライさん一家の帰りか。 ちょうどよかった。 巣の在処が分かって無かったんだよな。 そーっと。 アライさん「帰ったのだ!」 あの穴に入っていったな。 あそこが巣、ってわけだ。 さて、寝静まった時に行動しますか。 149 : ◆cOAKBMeRl6 [sage]:2018/03/27(火) 21 35 41.37 ID nVlB61C10 アライさんは、元のアライグマ同様、夜行性です。 昼のこの時間帯なら、寝てるでしょ。 巣穴に耳を当てて... 『すぅー...すぅー...』 相変わらずくせぇな。 とりあえず寝静まってるから、巣穴の入り口にホイホイスプレーをかけてみるか。 事前確認では、土壌汚染の心配は無い、ってなってるけど、実際はどうか、なんだよな。 シュー これくらいかな? あとは、動き出す時間まで見張ってればいいか。 150 : ◆cOAKBMeRl6 [sage]:2018/03/27(火) 21 36 30.55 ID nVlB61C10 日も傾いてきたし、そろそろかな? 『今日も食べ物を取りに行くのだ!』 盗りに、の間違いじゃないかね? アライさん「あれ?」グイグイ アライさん「通れないのだ!」グイグイ まぁ、通り道の上下左右、360度に吹き付けたからね。 アライしゃん1「あそんでないではやくでるのら!」プンプン アライしゃん2「うしろがつまってるのら!」プンプン アライしゃん3「おかーさん、ふとったのら?」 アライしゃん4「おかーさん、まぬけなのら! (≧∀≦)」キャッキャッ アライさん「うるさいのだ!」グイグイ 良い感じに、混乱してるね。 アライしゃん1「もういいのら!」プンプン アライしゃん1「おかーさんのしたをとおるのら!」ヨチヨチ これは、ダメなやつだ。 アライしゃん1「おかしいのら!」グイグイ アライしゃん1「おててがうごかないのら!」グイグイ やっぱりね。 アライしゃん2「おかーしゃんもおねーちゃんも、むのうのら!」プンプン アライしゃん3「だらしないのら!」プンプン アライしゃん4「むのう!むのう! (≧∀≦)」キャッキャッ これ、通り道を新しく開拓する、って選択肢は無いのかね? アライさん「誰か、助けるのだ!」グイグイ アライしゃん1「アライしゃんのききなのら!」グイグイ もうしばらく、死角から観察してますかね。 151 : ◆cOAKBMeRl6 [sage]:2018/03/27(火) 21 39 47.06 ID nVlB61C10 ザッザッ ん? クルッ 男「何だ、お前は?」 銃に籠、ってことはハンターの方ですか? 男「そうだが、あんたはこんなところで何してる?」 アライさんトラップ研究所の職員です。 一応、ハンターの資格持ちです。 えーっと、今は実験の観察中です。 男「害獣のか?」 はい。 男「そのカメラも関係してるのか?」 一応、記録を持ち帰って、議論するように。 映しちゃ、ダメでした? 男「構わねぇよ。それで、害獣は?」 あ、そこの木の根元で詰まってますよ。 男「どういうことだ?」 ザッザッ スッ アライさん「あ、人間なのだ!」グイグイ アライしゃん1「アライしゃんをはやくたすけるのりゃ!」グイグイ アライしゃん2「いいかげん、そこをどくのら!」プンプン アライしゃん3「おなかすいたのら!」プンプン アライしゃん4「むのう!むのう! (≧∀≦)」キャッキャッ ザッザッ アライさん「人間、待つのだ!」グイグイ ザッザッ 男「なんだありゃ?」 まぁ、アライちゃんホイホイみたいに、アライさんを捕まえるトラップを開発して、そのテストですね。 スプレー式で、通り道に吹きかけておいたんです。 そのせいで、地面に足がくっついちゃって動けないみたいな感じです。 で、スプレーの土壌汚染の観点も踏まえて、長期観察の構えでここにいるんです。 男「ご苦労なこった。」 ザッザッ あ、もう行かれます? 男「害獣は他にもいるんだ。さっさと片付けないとな。」 男「あんたらみたいにチンタラやってて、片づけれないといけないからな。」 ザッザッ ま、その言い分も分かるんだけどね。 こうやって、観察してる間にもアライさんたちは増え続けてるんだよね。 それは確か。 でも、トラップが普及したら、効率は良くなるとは思うんだけどね。 ただ、開発まで今は泣き寝入りしろ、って被害者にいうつもりはないんだけど。 技術進歩って難しいよね。 152 : ◆cOAKBMeRl6 [sage]:2018/03/27(火) 21 41 22.21 ID nVlB61C10 さて、くっついてから一日経ったわけだけど、穴はどうなってますかね? アライさん「あ、人間なのだ...」グイグイ アライしゃん1「たすけてほしいのら...」グイグイ 元気が無いな。 アライさん「何も食べてないのだ...」グイグイ アライしゃん1「ツライのら...」グイグイ 他のチビ達は? アライさん「巣穴に戻っていったのだ...」グイグイ アライしゃん1「ツライのら...」グイグイ そっか。 これでも、食べてな。 アライさん「ありがとうなのだ!」クチャクチャ アライしゃん1「やさしいのら!」クチャクチャ あ、このダンゴは毒なしの方です。 アライさん、すぐ戻ってくるから、待っててね。 アライさん「わかったのだ!」クチャクチャ アライしゃん1「...」クチャクチャ ザッザッ アライさんの巣穴って、大体の大きさって決まってるんだよねぇ。 バンバン バンバン バンバン 『ぴぃ!』 巣穴から声が聞こえた、ってことは、この下に住処があるのかな? 取り出したるは、このハンマー! せーの、よいしょ! ドン 『ぴぃ!』 ドン 『のりゃ!』 ドン 『こわいのら!』 ドン ボコッ おっと、ようやく崩れたか。 さて、周りも叩いて、っと。 ドン ドン ドン ドン ボコン いやぁ、地形がへこんじゃったね。 周りに木が無くて、よかった。 ま、事前に地主には許可取ってあるけど。 153 : ◆cOAKBMeRl6 [sage]:2018/03/27(火) 21 42 32.47 ID nVlB61C10 これで、住処にいた奴らは無事に生き埋め、っと。 さて、入り口はどうなってるかな? アライさん「チビ、返事をするのだ!」グイグイ アライしゃん1「いもーと、だいじょうぶなのか!?」グイグイ おまたせ、アライさん。 アライさん「人間、チビ達の声が聞こえなくなったのだ!」グイグイ アライしゃん1「いもーとたちをたすけてほしいのだ!」グイグイ 残念だけど、もう手遅れかな? アライさん「へっ?」グイグイ バサッ バサッ バサッ バサッ アライさん「やめるのだ!」グイグイ アライしゃん1「アライしゃんたちがうまっちゃうのら!」グイグイ ま、頑張って。 バサッ バサッ バサッ バサッ さて、こんなもんかな。 バンバン あとは、立て看板を立てて、っと。 『アライさん一家、生き埋め中』 回収会社の人に連絡して、っと。 後は、土壌汚染の件があるから、サンプルで土を持ち帰りますかね。 154 : ◆cOAKBMeRl6 [sage]:2018/03/27(火) 21 42 59.44 ID nVlB61C10 というわけで、今回は「アライさんホイホイスプレー」をご紹介しました。 お手軽でしょ? さらに研究を重ねて、これも年内の商品化を目指していきます。 朗報、待っててね。 さて、今回はここまでとなります。 また会いましょう。 バイバイ。 【アライさんトラップラボ】シリーズ
https://w.atwiki.jp/trashpanda-araisan/pages/728.html
448 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイW 4dba-U31M)[sage] 投稿日:2018/02/11(日) 02 10 45.87 ID UitDieLS0 [1/25] どうも、アライさんになろうの作者です 今回は続きを書こうと思っています あ、あと今回のお話で転生サーバルの本名が分かります それでは、どうぞ ……………………………………………………… 「ごぼっ!?」ドグシャアッ 「今回は大量だねぇ」 そうだな 「なんでこんなにもアライさん狩りをしてるのにアライさんはいなくならないんだろうねぇ」 あいつらは何も考えずポンポコポンポコ産むからな 「それはそれで困るけど、食料が無くならなくていいねぇ」 そうだな 俺はそう言い、食料…アライさんの死体を袋に詰めた 俺は今、親友のライオンとアライさん狩りをやっている 彼女は、俺にアライさん狩りの仕方を教えてくれたし、俺が他の世界から転生してきたのも知っている、とても信頼しあっている仲だ 「あんたがここに来てから一体どれぐらいたつんだろうねぇ」 うーむ、この世界にカレンダーなんてもの無いし、わかんねぇや 「あっはっはっ、まぁ、この事についてはまた話そっか、あ、アライさんがいるぞ」 お、ホントだ、じゃあ俺いってくるわ そう言い俺は袋を置きアライさんに近づいた なんだ?あのアライさん?周りをキョロキョロ見渡しているが… 「…!」 お、こっちにきずいたようだな、よし、あっちから突っ込んでくるのを返り討ちにしよう 「おーい!」ダッダッ よし…来たか… 俺が身構えようとした時、次のアライさんのセリフで思わず緩んでしまった 「すいませーん!ここがどこなのか教えていただけませんか!?」ダッダッ 449 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイW 4dba-U31M)[sage] 投稿日:2018/02/11(日) 02 19 44.71 ID UitDieLS0 [2/25] !? 「急に意識を失って、目が覚めたらここにいて…ってどうしたんですか?」 お、おいお前、アライさん…だよな? 「え?僕の名前は…ってうわあああ!?なんじゃこの体ぁ!?え!?え!?僕どうなってんの!?」 ままままっまて!落っ落ちっ落ち着っおちちちちちちちち! 「あなたが一番落ち着いてないじゃないですか!」 「んー?何?どうしたの?」スタスタ ライオンが心配してやって来た 「うわぁ!?もう一人来た!?え!?ちょっ待って!ここ本当にどこ!?僕なんで女の子になってんの!?」 「…どうやら私は具合が悪いようだな!ちょっと先に帰らせてもらうね!」 ちょっとーーーーー!?待ってーーーーーー!一人にしないでーーーー! 450 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイW 4dba-U31M)[sage] 投稿日:2018/02/11(日) 02 36 07.96 ID UitDieLS0 [3/25] ……………………………………………………… ~という訳で一旦落ち着き~ ええっと…ウヒィ…その…ウヒィ… 「あの…お気遣いなさらず…」 「一体…どうなってるんだ?アライさんが礼儀正しい…?」 おめぇも人…いやフレンズのこと言えねぇだろ 「ふ…フレンズ…?」 あ、あぁとりあえずその事に関しては後で教えるとして…自己紹介といこうか 俺はサーバルキャットのサーバルだ で、こっちが… 「ライオンだよ」 「サーバルさんにライオンさん…ですか…」 そうだ…で、あんたは? 「あ、改めて初めまして、僕の名前は『七寺 翔一(ななでら しょういち)』と申します」 「七寺 翔一…何かあんたの本当の名前に似た感じだな、ええっと、確か、つ…なんだっけ?」 月宮 大伍(つきみや だいご)だよ… 「あぁ、そうだったそうだったwサーバルっていう呼び方で安定してるから…」 451 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイW 4dba-U31M)[sage] 投稿日:2018/02/11(日) 02 50 01.76 ID UitDieLS0 [4/25] 「月宮 大伍…?あれ?さっきサーバルって…」 あぁ、サーバルっていうフレンズになってるから、サーバルって名乗ってんだ 「えっと、さっきからフレンズっていってますが…?」 あぁ、フレンズっていうのはだな… ……………………………………………………… 「そうなんですか…で大伍さんはサーバルに…で、僕がアライさんに転生したって訳ですか…」 そうだ、まぁもっと詳しいことは俺が連れて行きたいところに連れてってからだ あと、大伍さんじゃなくてサーバルってよんでくんねぇか?そっちのほうが安心するからよ 「あ、はい分かりましたサーバルさん」 「それにしても不幸だねぇあんたは…」 「え?」 「よりによってアライさんとは…」 「え?アライさんってそんなに良くないフレンズさん何ですか?」 「そりゃそーだよ、なんてったってあいつらは思いやりをもたない自己中で、フレンズは傷つけるし、縄張りは奪い取るでやりほーだいだよ」 「え?…え?」 「唯一のあいつらの良いところといえば私達のご飯になれること…ムグ」 おい…余計なことは図書館に着いてから言え… 454 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイW 4dba-U31M)[sage] 投稿日:2018/02/11(日) 03 04 44.57 ID UitDieLS0 [5/25] まぁ、とりあえず図書館に行こう、あそこには賢い奴らがいる 「あ、はい、わかりました…」ショボン ん?どうした? 「あの…さっきライオンさんが言ってたこと冗談ですよね?」 …残念ながらライオンの言ってることはマジだ 「…え?」 それゆえにアライさんはとことん嫌われている そして、ライオンに言ったとうりアライさんは飯としては上出来の生物だ 「いや…あの…」 俺はさっき置いた袋を持ってきた これには何が入っていると思う? 「え…何って…!もしかして…」 そうだアライさんだ 俺はそう言い袋の中を見せた 中にはアライさんの死体が大量に入っていた 「た…しゅ…け」ピクピク 中には微妙ながら生きているものもいた 「ひ…ひぃ!?」 こいつらは俺とライオンが狩ったやつらだ このようにアライさん狩りは毎日どこかで行われる お前も肉食のフレンズに気を付けろ 「き…気を付けろってどうやって…」 大丈夫だ、お前はあいつらと違って優しい心を持っている、お前を狩ろうとしてるやつを説得すば、わかってくれるはずさ 455 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイW 4dba-U31M)[sage] 投稿日:2018/02/11(日) 03 26 06.50 ID UitDieLS0 [6/25] 「は…はい」 まぁ、今は俺達がついてるから安心しろ 「は…はい」 あ、ちょっと待ってくれ図書館の前に寄りたい場所がある 「なんだ?寄りたい場所って?」 ああ、ちょっとな… 「…」 (サーバルさんやライオンさんはああ言ってるけど、そのアライさんっていうフレンズにだってちゃんと生きる権利はある…共存の道はまだあるはず…!) ……………………………………………………… ~サーバルの縄張り~ 「「「あ!お母さん!」」」 よぉ、ただいま 「あの…この子達は?」 「あいつの子供だよ」 「ええ!?子供までいるんですか!?」 「あ!アライさんだ!」 「また縄張りを奪いにきたな!」 「フシャーッ!」 「なんか、威嚇されてるんですけど…」 あぁ、ごめんよ お前ら、威嚇しないでくれ、ちょっとあのアライさんは特別で悪い心をもってないんだ 「ん?アライさんが悪い心を持ってない?」 「じゃあ、縄張りも取らないの?」 「威嚇してごめんなさい…」ショボン 「あぁ、大丈夫だよー」アセアセ 本当にごめんよ ところで、ちょっとお前達に留守番を頼んでいいかな? 「ええ!?なんでー!?」 456 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイW 4dba-U31M)[sage] 投稿日:2018/02/11(日) 03 43 46.67 ID UitDieLS0 [7/25] お母さんは、遠いところにアライさんを届けるからさ 「んーわかった!」 よしよし、いいこだねー 「肉食動物の育てかたって厳しいとおもったんですけど、案外優しいですね」ゴニョゴニョ 「いや、サーバルが親バカなんだよ普通あんなに優しくないよ」ゴニョゴニョ 「あー、なるほど…」ゴニョゴニョ おい、聞こえてるぞ… ……………………………………………………… ~図書館近く~ 「ぜぇ…ぜぇ…いつ着くんですか…?」 もうちょいだ、ほらみえたぞ 「あ…あれが図書館…ん?あの人達は?」 「火を使わない料理は本当にあるんでしょうか博士?」ペラッ 「あると思う…いや、絶対にあるはずです助手!根気よく探すのです!」ペラペラペラ あれが島の長である博士と助手だ 457 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイW 4dba-U31M)[sage] 投稿日:2018/02/11(日) 03 52 08.05 ID UitDieLS0 [8/25] 「お!あいつはサーバル!良いところにきたのです!」バサバサ よう、博士、助手 「サーバル!火を使わない料理というものはお前の世界にもあったの…ってなんでアライグマなんかを連れてるのです?」 あぁ、こいつは… 「もしかして、私達が腹を空かしてるのを感じとって連れてきたのですか?気が利くやつなのです」バサバサガシッ 「へ?」 「とりあえず、こいつの頭をかち割るために高いところから落とすのです」バサバサ 「うわーーーー!!!???」 わーーーー!!!待て待て待てーーーー!!! 458 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイW 4dba-U31M)[sage] 投稿日:2018/02/11(日) 04 25 11.86 ID UitDieLS0 [9/25] ……………………………………………………… 「まさかサーバル以外に転生するものがいるとは…」 「しかもアライグマに…」 あぁ… 「それにしてもなぜ、アライグマを連れてきたのです?」 ん?あぁ、ちょっとこいつを保護できないか相談しに来たんだ 「え?」 「確かに、アライグマは肉食フレンズにとっては食料ですし、他のフレンズからも嫌悪されています…」 「保護だなんてそんな…」 「いいえ、お前はサーバルと同じく珍しい存在です、それにアライグマは正直弱い生き物です、我々やサーバルが見守っていないと他のフレンズに食べられる危険があります」 そういうわけだ、俺はいいとして、心配なのはお前だ 「…わかりました…それではよろしくお願いします」 ……………………………………………………… ~数ヶ月後~ よー博士ー 「サーバルですか、おや?子供も一緒ですか」 「アライさんに会いにきたのー」 「そうですか」 で、あのアライさんの調子はどうだ 「はい、この世界での生き方もだいたいわかったようですし、他のフレンズたちにも『良いアライさん』として認知され初めてます」 おぉそうか 「ただ…」 ただ? 「あいつはまだアライグマにも生きる価値はあるなどと絵空事を言っています」 ふむ…そうか…あいつは優しい性格だから仕方なくも無いが… 「そろそろ分かって欲しいものです…『アライグマは死ぬことでしか役に立たないフレンズ』ということを…」 …ところでアライさんは今どこに? 「アライグマですか?アライグマはさっき遊びに行ったのです」 459 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイW 4dba-U31M)[sage] 投稿日:2018/02/11(日) 04 39 21.86 ID UitDieLS0 [10/25] ……………………………………………………… (…なんでみんなアライさんのことを悪く言うんだろう) (アライさんにも良いところはあるはずなのに…) ガサガサッ 「あ!お前アライさんなのだ!」 「え!?」 「同族なのだ!ちょうどよかったのだ!」 「こ…この子がアライさん…」 「今から面白い事をやるのだ!お前もやるのだ!」ガシッ 「え?」 「ついてくるのだー!フワハハハー!」ダッダッ (この子…僕に遊び仲間に入れてくれてる…やっぱりアライさんにも良いところはあるじゃないか…) 「ついたのだー!」 「遅いのだー!」 「おお!仲間なのだ!」 「さぁ、初めるのだ!」 「わぁ、アライさんがいっぱ…ん?」 「ひっぐ…ひっぐ…」ポロポロ 「え?あれって猫の…フレンズさんだよね…?」 「そうなのだ!あいつがアライさんの餌を横取りしたから、ああやって張り付けにして、そのまま、この武器(木の棒)でボコボコにするのだ!」 「盗ってないもん…ちゃんとボスから貰ったもん…!」 「何言ってるのだ!あそこにあるジャパリまんは全部アライさんのものって決まってるからお前のものじゃないのだ!」 「許せないのだ!」 「盗人なのだ!」 「天誅をくらわすのだ!」 「え?え?」 「「「「くらえーーーー!!!」」」」バチィン 「いぎぃぃぃあああ!!!」 「フワハハハーアライさんは悪者をやっつけるヒロインなのだ!」 460 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイW 4dba-U31M)[sage] 投稿日:2018/02/11(日) 04 51 34.50 ID UitDieLS0 [11/25] 「ちょ…やめてください!」 「「「「のだ?」」」」 「彼女はわるくありませんよ!」 「何言ってるのだ!こいつは悪者なのだ!お前頭ガイジなのか!?」 「いや、だってジャパリマンはみんなのものだし、アライさんの言ってることは理不尽ですよ!」シュルシュル 「な、何やってるのだ!?」 「さぁ、これで大丈夫ですよ」 「え?アライさんが…助けてくれた…?」 「ああ!お前!」 「さぁ、彼女に謝…ぶへ!?」バチィン 「ふぬぬー!お前生意気なのだ!」 「なんで謝る必要あるのだ!」 「ガイジなのだ!」 「先にこいつを殺すのだ!」 「ちょ…ま…」 「「「「たあーーー!!!」」」」ボカボカッボカボカッ 「いぎぃぃぃあああ!!!」 「ひぃ!?」 「に…逃げて…」 「え?」 「早く逃げるんだ…!」 「は、はいー!」ダッダッ 「あー!あいつが逃げたのだ!」 「責任とるのだー!」ボカボカッ 「いがぁぁぁ!?」 461 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイW 4dba-U31M)[sage] 投稿日:2018/02/11(日) 05 13 51.93 ID UitDieLS0 [12/25] ……………………………………………………… 「「「「この!この!この!」」」」ボカボカッ (だめ…だ…意識が…) ガクッ ……………………………………………………… あ………さん…… アラ…さん… アライさん! 「うぇっ!?」 やっと気が付いたか 「全く世話の焼ける奴です」 「なのです」 「「「アライさん大丈夫ー?」」」 「はぁ…良かった…」 「サーバルさん…博士…助手…サーバルさんの子供達…あの時の猫のフレンズさんまで…」 お前、アライさん達に殺されかけたんだってな 「もしかして、サーバルさんが…」 あぁ、この子が教えてくれたんだ 「…」 「あぁ…ありがとうございます!」 その前に言うことあるな? 「…心配かけてすみません」 全く、俺が近くにいたからよかったが今度からきをつけろよ 「…はい」 …それにしても、お前、アライさんに謝罪を求めたらしいな 「…はい、彼女にした仕打ちがあまりに酷かったので…」 いいか、あいつらは常に自分が一番だと思ってる、それゆえに『アライさんは偉いから何しても許されるのだー』ていう考えをしている そういう腐った考えは死ななきゃ治らんああいうふうにな 俺は親指で後ろにあるものを指した 462 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイW 4dba-U31M)[sage] 投稿日:2018/02/11(日) 05 31 59.79 ID UitDieLS0 [13/25] 「…!」 「「「「」」」」ドグシャアッ そこにはアライさんの死体の山があった 「なにも殺さなくても…!」 何言ってるんだ、お前もあいつらに殺されかけたんだろ 「いや、それでも!」 …その怪我が治ったらアライさん狩りに連れてくかんな 「…!?」 ……………………………………………………… 辛いかもしれないがお前の為だからな 「…はい」 「ちょっとやめてよー!」 「ん?」 おぉ…こいつはちょうどいい… 「そこは私の縄張りだよ!勝手に住まないでよ!」 「何言ってるのだ!アライさんが来たときには誰も居なかったのだ!つまり!最初に見つけたアライさんのものなのだ!」ゲシゲシ 「そーなのあ!」 あれ、見えるだろ?アライさんが縄張りをぶんどってんだ 「…!」 お前はそこでじっと見てろ スタスタ 「ん?なんなのだ!お前!ここはアライさんの家なのだ!」 「だーかーらー私のだって!」 463 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイW 4dba-U31M)[sage] 投稿日:2018/02/11(日) 05 42 57.67 ID UitDieLS0 [14/25] バッ ドゴォ 「!?ぐびいぃぃぃ!?」 「!?」 俺は素早い動きでアライさんに近づき腹パンを食らわした 「ごごごごーーーー!!!!!」ゴロゴロ 「おかーしゃー!!!」 「え?ど、どうなってんの?」 お前はさがってろ 「あ、はい…」スタスタ 464 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイW 4dba-U31M)[sage] 投稿日:2018/02/11(日) 05 53 21.28 ID UitDieLS0 [15/25] おい!お前!なに他人の縄張りを横取りしようとしてんだ!あぁ!? 「はぁ!?何言ってるのだ!ここは元々アライさんの…」 おら! 「ごぶぉ!?」ドゴォ 「うゆぅー!おかーしゃをいじめゆなぁ!」ヨチヨチ ふん! 「ごばぁ!?」ドゴォ 「うぎぎぎー!いだいぃぃぃ!」 おら!立て!まだ終わってねぇぞ! 「ひぃ!?まっ待て!待つのだ!取引をするのだ!」 取引? 「そ、そうなのだ!アライさんを見逃すかわりにチビをボコボコにしていいのだ!」 「ぴぃ!?何言ってるのだ!」 「うるっさいのだ!アライさんが生き延びるためには仕方ないのだ!お前はまた生んでやるのだ!」 なるほど…それが条件か… 「そうなのだ!だからアライさんをみの…」 465 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイW 4dba-U31M)[sage] 投稿日:2018/02/11(日) 06 07 16.22 ID UitDieLS0 [16/25] ドラァッ! 「くぴゅっ!?」 残念ながら、お断りだ! 「何でなのだー!?」 なんでかって?最初っからてめーら二匹を殺るつもりだったからだよ! 「「ひぃ!?」」 「にげゆのあー!」ヨチヨチ 「まっ待てチビ!親がピンチなのに先に逃げるのかー!?」 「あぁ!?なにいってゆのあ!おかーしゃはさっきあらいしゃんを見捨てたのりゃ!じゃーなのりゃー!」ヨチヨチ 「チビ!?」 ………… 「うおおおー!あいつ後で殺す!殺すのだー!」ブン! アライさんは最後の悪あがきなのか俺にパンチを食らわした、そして、そのパンチは… ぎゃー!!!いてぇよーーーー!!! 「のだ?」 「のりゃ!?」 見事、俺に当たった アライさんのパンチ強すぎるよーーー!!!助けてーーーー!!! 「ふ、フワハハハー!ついに倒したのだ!」 すると、前から 「おかーしゃすごいのりゃー!」ヨチヨチ 子供がさっきのことはなかったかのように母親に近づいていった 「のだ?」 「おかーしゃしゅきしゅきなのりゃ!」スリスリ 「…うるさいのだー!」ゲシ 「がじゅ!?」ドゴォ 466 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイW 4dba-U31M)[sage] 投稿日:2018/02/11(日) 06 11 09.40 ID UitDieLS0 [17/25] 「お前ー!さっきはよくも見捨てたなーーー!」 「はぁ!?何言ってるのりゃ!あらいしゃんが仲直りしてやろーとしてるのだぞー!」 「うるさい!お前は後で殺す!その前にこいつを殺すのだ!」 そう言うとアライさんは俺にパンチを食らわそうとした が ガシッ 「ふぇ?」 スゥッ… 「の…だだだだだだだ!?」 俺があんなのでやられるとでも思ったか? 467 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイW 4dba-U31M)[sage] 投稿日:2018/02/11(日) 06 22 32.27 ID UitDieLS0 [18/25] 「なんで!?なんでなのだ!?」ビクビク あ?あれか?あれは演技だ 「演技!?」 あぁ、てめーらのクズさを引き出すための演技だよ!おら! 「じゃ!?」ドゴォバタン 「ぴぃ!?にげゆのあー!」ヨチヨチ てめーもだ!おら! 「ひぎぃぃぃ!?」ドゴォ 蹴られたアライちゃんは縄張りである木にぶつかり跳ね返りちょうどアライさんの横に並ぶ形になった 「う…うぐぐ」 まだ起き上がれるか、よし スパッスパッスパッスパッ 「「ごぎゃあーーー!?」」 俺はアライさん親子の手足首を切った 「ぐが…なんでこんな目に…」 「おかーしゃがわゆいのりゃ…おかーしゃがちゃんとしていれば…」 「なんでなのだ…!お前が見捨てなければ勝てたかもしれないのに…!」 「いや、がいじなおまえのせいなのあ…!」 「うるさい…!ガイジはお前なのだ…!」 468 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイW 4dba-U31M)[sage] 投稿日:2018/02/11(日) 06 28 58.06 ID UitDieLS0 [19/25] 「ガイジィ…!」 「がいじぃ…!」 はぁ、さっさととどめを…ん? 「…」スタスタ …!お前じっと見てろって言ったろ! 「…!アライさんなのだ…!おい!そこのお前助けるのだ…!」 「そこのがいじは無視してあらいしゃんをたしゅけゆのりゃ…!」 「…サーバルさん」 なんだ?まさかこの親子を見逃せなんて言わないだろうな? 「いや、そうじゃなくて…」 「そ の 親 子 二 人 を 僕 に 殺 ら せ て く だ さ い」 469 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイW 4dba-U31M)[sage] 投稿日:2018/02/11(日) 06 38 09.60 ID UitDieLS0 [20/25] 「「!?」」 …!…お前… 「僕…やっと目が覚めました…やはり…アライさんは生きる価値の無いフレンズなんですね…」 「な…なにいってるのだ…?」 「サーバルさんの言うとおりアライさんは自分が一番で自分の都合の悪い相手は誰であれガイジ呼ばわりし蹴落とそうとする、その上、自分の為なら家族だって犠牲にする非道なフレンズなんですね…」 「は…はい…!?」 「サーバルさん、僕に勇気をつけるために僕にアライさんを殺させてください」 「何言ってるのだ…!お前…同族…を殺すきか…!?」 「が…がいじなのあ…!」 …わかった、お前が決心してくれて本当に嬉しいよ 470 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイW 4dba-U31M)[sage] 投稿日:2018/02/11(日) 06 51 22.49 ID UitDieLS0 [21/25] 「…ごめんさい…アライさん…これもみんなのためなんです…」 「まっ…待て…!はや…まるな…なのだ…!」 「の…のあ…!」ビクビク アライちゃんは頭を踏み潰すだけで死ぬ…やってみろ 「…」スゥッ アライさん(転生)は足を上げた 「ぴぁぁぁぁぁぁ!?おねがいたすけ…」 ドグシャアッ 「」ビクンビクンバッタンバッタン 「ひぃ!?」 …アライさんは頭を潰すと死ぬが、お前の場合、野生解放が必要だ…野生解放のやり方、わかるだろ? 「…はい」バチバチ アライさん(転生)は野生解放をした 「ひぃ!?待て!待つのだ!待ってほしいのだ!」 「安心してアライさん…」バチバチ 「…のだ?」 「痛みを感じる前に…殺してあげるから…」バチバチ 「…!やだーーーーー!!!!じにだぐなーーーーい!!!じにだぐなーーーーい!!!じに…」 471 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイW 4dba-U31M)[sage] 投稿日:2018/02/11(日) 07 04 57.77 ID UitDieLS0 [22/25] 「…!」バチバチブン! 「うわあああああ!?」 ドグシャアッ 「」ビクンビクンバッタンバッタン …やったな… 「…はい」シクシク 泣くな、中身は男だろ? 「僕、これでいいんですよね?」 あぁ、大丈夫だ、お前は道を間違えてはいない 「はい…」 「あの…そろそろ縄張りに帰ってもいい?」 あ、すまん 472 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイW 4dba-U31M)[sage] 投稿日:2018/02/11(日) 07 13 49.23 ID UitDieLS0 [23/25] ……………………………………………………… ~数日後~ 「アライグマのノイローゼ気味がなおってよかったです」 「はぁ、もう僕なんか吹っ切れちゃいました」 そいつは良かった 「全く、あなたのせいですよ、アライグマ狩りにつれてくから…」 「いいんです、あれで僕は成長しましたから」 あぁ、お前は成長した、そして、行くべき道に建て直した、それでいいじゃねーか 「はぁ…」 これからも元気に暮らせよ 「…はい!」 終わり ss その他へ戻る