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No. 商品名称 色 01 ウルトラマン(Aタイプ) 電球色 02 ウルトラマンタロウ 電球色 03 ウルトラマン80 橙 04 ユリアン 橙 05 ウルトラマンチャック 橙 06 ウルトラマンパワード 電球色 07 ウルトラマンシャドー 赤 08 ウルトラマンガイア 電球色 09 ウルトラマンアグル 電球色 10 ウルトラセブン21 電球色 11 ウルトラマンメビウス(フェニックスブレイブ) 電球色 12 ウルトラマンヒカリ 電球色 シークレット ミラーマン 橙
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No 名称 初登場 出典 備考 052 ウルトラマングレート 1990/09/25(※3) ULTRAMANTOWARDS THE FUTURE ジャック・シンドーが変身 ※1 オリジナルビデオ作品 ※2 平成初のウルトラ作品 ※3 第1巻 コメント欄 名前 コメント すべてのコメントを見る
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No 名称 初登場 出典 備考 031 ウルトラマンジョーニアス 1979/04/04 第1話 ヒカリ超一郎が変身 ウルトラマンジョーニアス 1979/07/21 「ウルトラマン怪獣大決戦」(※) 着ぐるみ版 032 エレク 1979/08/08 第19話 033 ロト 1979/08/15 第20話 034 アミア 1979/08/15 第20話 ジョーニアスの妹 035 ノア 1979/08/15 第20話 U40 5大戦士のひとり 036 ミゲル 1979/08/15 第20話 U40 5大戦士のひとり 037 メレグ 1979/08/15 第20話 U40 5大戦士のひとり 038 5大戦士A 1979/08/15 第20話 U40 5大戦士のひとり 039 5大戦士B 1979/08/15 第20話 U40 5大戦士のひとり 040 ウルトラマンX(にせジョーニアス) 1980/01/23 第41話 宇宙兵士ギロ星人が作ったロボット ※ 劇場作品 コメント欄 名前 コメント すべてのコメントを見る
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No 名称 初登場 出典 備考 162 ウルトラマン 2008/09/13 Bタイプに近い顔 163 グリッターウルトラマンダイナ 2008/09/13 164 グリッターウルトラマンガイア 2008/09/13 165 グリッターウルトラマン 2008/09/13 166 グリッターウルトラセブン 2008/09/13 167 グリッターウルトラマンジャック 2008/09/13 168 グリッターウルトラマンエース 2008/09/13 169 グリッターウルトラマンメビウス 2008/09/13 ※ 劇場作品 コメント欄 名前 コメント すべてのコメントを見る
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+ 担当声優 青野武 『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS』を除く『ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』までの全作品 田中和実 『ウルトラマングラフィティ』 田中秀幸 『ウルトラマングラフィティ』(ニセウルトラマンの声) バカリズム 『ウルトラゾーン』第2話 関智一 『ウルトラゾーン』第6話 飯塚悟志(東京03) 『ウルトラ怪獣散歩』 豊本明長(東京03) 『ウルトラ怪獣散歩 3rdシーズン』第31・32話(ニセウルトラマンの声) 村上ヨウ 『ウルトラマンX』 竹内一希(まんじゅう大帝国) 『ウルトラマンR/B』 深澤純 『ウルトラマンタイガ』 津田健次郎 『シン・ウルトラマン』 青野氏は2010年に闘病により降板するまで初代から一貫して演じている。 シリーズ休止期間や出番の無い時期も長いとはいえ、ウルトラ戦士でさえしょっちゅう声が変わる中で延べ40年以上同じ声を保った宇宙人は非常に珍しい。 また、初代では等身大の時のスーツアクターも担当した。 何故声優である青野氏がスーツアクターを務めたかというと、 番組の撮影に当たり「キャラの特徴を上手くつかみたい」と言って、自らザラブ星人のスーツに入ったという逸話がある。 後年氏がナレーションを担当する、過去のウルトラ怪獣・宇宙人を紹介する短時間の番組があったのだが、 ザラブ星人の回だけはまるで星人本人が喋っているようなナレーションになっていた。 御本人降臨 円谷プロの特撮作品『ウルトラ』シリーズに登場する、初代ウルトラマンのニセモノ。 名前に関しては「にせウルトラマン」「ニセ・ウルトラマン」など、同音での表記揺れが多く一定していないが、 公式サイト『円谷ステーション』など、公式媒体では主に平仮名で「にせウルトラマン」と表記される場合が多い。 初登場は『ウルトラマン』第18話「遊星から来た兄弟」。 大まかな外見はウルトラマンそっくりだが顔付きは大きく異なっている。 また、上の画像を見ると分かるように身体の赤い模様が黒いラインで縁取られている点も本物との大きな違い。 その正体は地球を侵略するために第8銀河系にある母星*1からやってきた宇宙人・ザラブ星人。 あらゆるフィクションにおいてこの手の偽物が出てきた場合にありがちなこととして、 「明らかに似ていないのに作中の人物は本物と思い込んでいる」というのがある。 これはもちろんニセウルトラマンの出てくる話でもそうであったのだが、 「劇中の人物達が巨大で且つ激しく怪獣と格闘するウルトラマンを見ていても、その容姿をきちんと把握できているとは限らないから、 偽者と本物の区別が付かなかった所でおかしくはない」 との意見も多い。確かにテレビ越しにじっくり見てるわけじゃないもんね。1回3分しか出てこないし。 そもそも本物だってこの時点で1回顔が変わってるし*2 近未来設定を加味しても制作された60年代の想定では写真も動画も21世紀の現在と比べて咄嗟には撮影しにくく、 神出鬼没で短時間しか活動しない本物も偽物もきちんとした映像記録が作中で残っている保証はない。 また、ザラブ星人が変身して暴れていたのは夜間に限定されていたことから、細部の差異を闇に紛れさせてごまかしていたという説が語られることもある。 加えて変身時はハヤタ隊員を監禁しているためウルトラマンが現れず、違和感を覚えてもウルトラマンがただ一人しかいない以上、 本物と判断せざるをえない面もあった。 そもそもウルトラマンが何故人類に味方してくれるのか分からない以上、いつ彼が人類に敵対してもおかしくはない。 ウルトラマンの心を、地球人類が計り知ることはできないのだ。 まさか人身事故の損害賠償中だとはお釈迦様でもご存知あるめぇ! ちなみに『空想科学読本』シリーズでの検証によれば、 「あのサイズの生物の顔を、現場にいる人間が判別することは難しい」のだそうだ (でかすぎて足元からでは判断できない。かといって高い所から顔を見ようとしても近い場所では危なくてそれどころじゃないし、 安全な場所からでは遠すぎて判別不能)。 まあ科学的に正しいんじゃ仕方ないな。 なお、後述するゲーム『巨影都市』では、主人公がその現場にいる状況下に置かれるのだが、顔の判別の難しさが見事に証明されている。 とはいえ、安全な場所から顔をしっかりと見る方法があればやはり判別可能なのか、後年のニセメビウスは、 GUYSの基地「フェニックスネスト」のモニターで見ていたサコミズ隊長に「目つきが悪い」の一言で見破られていた。 また、『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』でも光の国の看守も最初はウルトラマンと見間違えたものの、 やはり同族であるためか、直後に「誰だ貴様!」とあっさり偽物であることに気付いている。 + 正体であるザラブ星人について 『ウルトラマン』第18話「遊星から来た兄弟」に登場した宇宙人。別名「凶悪宇宙人」。 身長1.8~40m、体重30~2万t。等身大時の体重重すぎね?*3 名前は「ブラザー」を逆さから読んだことに由来。 劇中でも自身が“ザラブ”とは母星の言葉で“兄弟”を表すと語っている。 尤も、これは地球人を騙すための方便かもしれないが。 ザラブ星人達は他の文明を滅ぼすことを目的として様々な星で暗躍している。 地球にくる以前にも、これまでにも多くの星を滅ぼしてきた。 武器は怪音波とそれを利用した催眠術、指先からのエネルギーバルカン、身体から放出する放射性ガス。 更に人間やウルトラマンなど他の生命体に化けることもできる。 他に高い耐久性を持ち、逃れようともがけばより強力に締め上げる拘束用テープを持つ。 …しかしこのテープ、何故か人間の涙に弱いという性質がある(単に塩水に弱いのかもしれないが)。 設定上この時系列から数千~数万年以上未来の『ウルトラギャラクシー』の時代では涙が一滴着いただけで切れるなど、 改良されているどころか劣化していた。少しはバルタン星人などの科学力を見習うべきである。 あるいはザラブ星にも不良品を売り付ける悪徳業者がいるのだろうか? 初登場回では地球上に広まった放射性ガスをいとも簡単に取り除き、 更に軌道を間違えたという地球側の土星ロケットを地球に誘導したりと、 あたかも地球人に対して友好的であるかのような行動をとっていたが、実はそれらは全て地球人を欺くための演技 (お気付きの人もいるだろうが、先述の放射性ガスも自分が出したものである)。 フジ隊員に化けて暗躍し、更にハヤタ隊員を拘束してウルトラマンそっくりに姿を変え、 その姿で破壊活動を行うことでより人間からの信頼を失わせようとした。 しかし、ホシノ少年の涙でテープがちぎれ、ハヤタの救出に成功したため、遂に本物のウルトラマンが登場。 逃げようとした所にスペシウム光線を浴びて変身が解け、なおも戦おうとしたが最後は呆気なく倒された。 後に第33話「禁じられた言葉」でもケムール人、バルタン星人(三代目)らと共に、 メフィラス星人の配下として顔見せ程度に登場している(怪獣図鑑などでは二代目扱いされていることも)。 余談ではあるが、第18話の戦闘シーンでウルトラマンがニセウルトラマンの顔面にチョップを浴びせた際に、 ウルトラマンが手を振っていかにも痛そうにしているシーンがあるのだが、 古谷敏氏曰く、寸止めのはずが距離が取れずに本気のチョップになってしまい、本当に痛かったらしい。 平成作品では映画『ウルトラマンメビウス ウルトラ兄弟』に登場。 ガッツ星人、ナックル星人、テンペラー星人と宇宙人連合を組んで地球に襲来した。 こちらでもやはり変身能力を使っており、ヒビノ・ミライ(=ウルトラマンメビウス)と親交を深めたジングウジ・アヤに化けて、 彼を欺き毒を飲ませた後、ニセメビウスに化けて神戸の街を破壊した (ニセメビウスは所々に黒いラインが入っているのを除けば結構本物に似ている)。 歴代ザラブ星人で唯一にして初の光線技を披露するも、気力を振り絞って変身したメビウスと戦った末に、 怒りのメビュームシュートを受けて倒されたが、宇宙人連合の作戦である「メビウスの冷静さを失わせてエネルギーを無駄遣いさせる」 という目的自体は完遂した(自分が倒されることは想定外だったであろうが)。 神戸の人々やCREW GUYSの面々はメビウスと勘違いして動揺していたが、 サコミズ隊長にだけは前述の通り「目つきが悪い。真っ赤なニセモノだ」と見破られていた。 まぁ、初代の時とは違い、『メビウス』の時代はウルトラマンが来てから40年近く経ってるしね。 『ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』に登場したザラブ星人は、 レイオニクスバトラーではないものの、変身能力を駆使してレイオニクスを騙し討ちにしては、 バトルナイザーを奪って自分の顔を模した形のケースに収納していた。 ZAP SPACYのハルナ副長に化けて潜入したものの、クルーの1人に正体を見抜かれ (実際は正体を見抜かれたとザラブ星人が勘違いしてただけ)、 逃げ出そうとした所で本物のハルナと遭遇し、その際本当に正体がバレたため、ニセウルトラマンに変身・巨大化した。 レイのゴモラと戦ったが、この時は既にあのタイラントすらも倒せるほどパワーアップしていたため、 殆ど歯が立たず、最後は超振動波を喰らい、腰を痛めて退散した。 なお作中では変身ポーズや構えを間違える他、戦闘シーンでもゴモラの尻尾を頭上で受け止めようとして失敗する、 キックを浴びせて逆に自分が痛がる、スペシウム光線の構えを取ったが出ないことに困惑する…などコミカルなキャラとして描かれている。 とはいえ、上述したケースの中にはかなりの数のバトルナイザーが入っており、変身能力を駆使しての騙し討ちとはいえ、 相当の数のレイオニクスを倒したようであり、相手が悪かっただけで実力は決して低くなかったことが窺える。 もしくはギャグキャラ補正 また、映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』にも登場。 『ゴーストリバース』にて封印を解かれ宇宙を漂っていたギガバトルナイザーを回収し、ニセウルトラマンに化けて看守を騙し…… 切れずにあっさり見破られるも、ギガバトルナイザーの力で看守を蹴散らし、光の国の宇宙監獄からこの映画のラスボスであるウルトラマンベリアルを解放。 ベリアルに共に宇宙を支配しようと呼び掛けるものの、この手の展開のお約束で、 解放したベリアルに肩慣らし兼ギガバトルナイザーが本物かどうかの確認のために攻撃を受け、一撃で倒された。 なお、同じ世界ではあるものの、『NEVER ENDING ODYSSEY』とは別個体のようでコミカルな言動は一切無かった。 映像作品では、基本的に姿を真似ただけで能力までは使用できないというパターンが多いが、 ゲーム作品では見栄え的な理由からか、何らかの光線技を使えるようになっていることもある。 ワンダースワンカラー専用ソフト『ウルトラマン 光の国の使者』ではウルトラマンのスラッシュ光線、スペシウム光線に似た技を放てる。 ただし後者は本物と違っておよそ2キャラ分の距離までしか届かない。 『大怪獣バトル』のゲーム版では「フェイクスペシウム光線」「フェイクウルトラ水流」などを使用する。 『ウルトラゾーン』では第2話・第6話で登場。 後者では番組丸々使ったドラマ『THE LOVE』で実質主役を果たしており、地球に不時着したザラブ星人が未亡人の女性画家に助けられ、 奇妙な共同生活をするというストーリーが展開されている。 なお、こちらでは声を担当した関氏が、ザラブ星人の人間体としても顔出し出演している (氏は以前にもOV『ウルトラセブン誕生35周年“EVOLUTION”5部作』で星人の人間体役も務め、後に『X』でも同様に人間体を演じている)。 2015年の『ウルトラマンX』では過去に多くの星を滅ぼした工作員の宇宙人として登場。 化学工場を襲撃し、スパークドールズを実体化させたベムスターに漏れ出た有毒ガスを吸わせ、暴れさせていた。 一度はワタルとハヤトの追跡から逃れるも、再戦時はワタル、ハヤト、アスナの3人に格闘戦で追い詰められ巨大化。 踏みつぶそうとするがXioのマシンの攻撃を受け、ウルトライザーによる射撃でとどめを刺された。 ちなみに公式サイトでは口がどことなくベムスターの腹部に似ていると記述されている。 「ウルトラマン、ムダはよせ。『君』はもう“私の物”だ」 映画『シン・ウルトラマン』では「外星人ザラブ」という呼称が用いられている。 当初こそ人類との友好関係構築の第一段階として日本政府との友好協定締結を提案する友好的な態度を取っていたが、 その正体は有用な資源の多い星を発見次第自身達の土地とし、 尚且つ自種族が害虫と判断した星の知的生命体を無条件に滅ぼさんとする破壊工作員。 にせウルトラマンに擬態して自衛隊の横須賀基地を襲撃し、 さらにはベーターカプセルで変身する神永の映像をネットへ流出させるなど、原典以上に悪質な手口を用いた。 そして、上述のウルトラマンがチョップで痛がるシーンも再現された 本作での擬態は非常に精度が高く、目が僅かに角張っている以外はウルトラマンと完全に瓜二つの容姿をしている。 作中の登場人物は言うまでもなく、劇場で見た人でも初見時は違いに気付きにくかったと思われる。 円谷のサブスクサービス「円谷イマジネーション」で公開されている『シン・ウルトラファイト』では遠景でも分かりやすくするためか、 赤色の部分がややオレンジに近い色合いにされて区別されている。 ちなみにザラブ本体の見た目だが、基本は原作のリファインだが前半身の表面しかないというなんとも奇怪な姿をしている。 友好的な態度やウルトラマンへの成り済ましなど上っ面だけの存在、というザラブのキャラクター性を体現したデザインであり、 本作が着ぐるみでなくCGによる怪獣・宇宙人描写をしているが故に実現できたビジュアルと言える (ソフビフィギュア『ムービーモンスターシリーズ』での立体化の際は背面にクリアパーツを使用して再現された)。 全くの余談だが、円谷プロ公式のエイプリルフールネタでは「地球に行くとありがちなこと」として、 「ニセウルトラマン系の星人に騙されがち」などと言っている。お前が言うな。 ザラブ星人以外の『ニセウルトラマン』としては、『ウルトラ銀河伝説外伝 ウルトラマンゼロVSダークロプスゼロ』に、 サロメ星人が開発したロボット軍団「ニセウルトラ兄弟」の一体としてニセウルトラマン(SR=サロメロボ)が登場した。 こちらはニセウルトラセブン似のプロテクターを除けば本物との差異は無く、 本物同様の光線技も使用可能で、他の兄弟ロボットとの連携でウルトラマンゼロと激闘を繰り広げた。 ちなみにその中にゾフィーのロボットもいた。…劇中の活躍についてはお察し下さい。 + 映像作品以外のザラブ星人 『STORY 0』版 真船一雄による漫画『ウルトラマンSTORY 0』では偽ゾフィーとして登場。 巨大ロボ・アイアンロックスや恐竜戦車などを操り、エース・タロウの二人と戦った。 こちらでは、当初はほぼ完璧にゾフィーに化けていたのだが、 途中で気が昂ったのかパワーアップなのかは不明だが、映像作品でもお馴染みの姿に変化した。 ちなみに、単行本10巻の裏表紙には「ゾフィーの裏切り────!?」という衝撃的な煽り文が踊っていたのだが、 そのすぐ隣にやたら目の吊り上がったゾフィーが描かれている時点で読者的には色々バレバレだった。 一方、実際に戦っていたエース&タロウは「何故だ兄さん!」だの、 「俺は戦う! たとえ相手がゾフィー、あなたでも……!!」だの「あれはもう俺達の知ってるゾフィーじゃない!!」だのと、 お約束とは言え本物が現れるまで全く正体に気付いていなかった。兄さんは悲しいぞ! 特にエース!! (エースの名誉のために書いておくと、タロウがまだ生まれる前、超人化した当初の光の国では暴走した者がおり、 その者は成長した現在とは似ても似つかない、そう丁度ニセウルトラマンの顔をしていた) 本物のゾフィーはどうしていたかというと、星間連合の罠を自力で突破し、ザラブ星人を瞬殺。 満身創痍だった二人を救出した上、ボーグ星人に変装していたドリューの正体にも一瞬戦っただけで気付き始めていたという、 美味しい所を全て持っていっている。まぁ、『STORY0』ならしょうがない。 『超闘士激伝』版 コミックボンボンの漫画『ウルトラマン超闘士激伝』では、メフィラス大魔王の配下、「鋼魔四天王」の一人として登場。 メフィラス大魔王含めて5人で宇宙を掌握できるほどと称されるほどの実力者で、 ウルトラの星に直接奇襲を仕掛け、何と一切変身せず実力でウルトラ戦士達を圧倒した。 「弱い奴から数を減らしていくのが集団戦の常識」と戦意を喪失したタロウを真っ先に狙う辺りに狡猾さが見えるものの、 タロウのために生命を捨てて実力差を埋めて自分に致命傷を与えたジャックを血を吐きながら讃え、 侮っていたことを詫びて倒れるという武人っぷりを見せた。 その後の四天王だが、終盤になってウルトラマンが魔神シラリー&コダラーに敗れた時に再登場を果たした。 既にドラゴンボール並のインフレが進んでいた中の復活に読者が驚く中、 やはり手も足も出なかったもののボロボロのウルトラマンを守り抜き、 実行したのはパワードだったとはいえ魔神の倒し方に気付くという頭脳派らしい活躍を見せた。 ちなみにそのシーンが鎧モノ繋がりかなんか間違った地球の昔話からヒントを得ていたり、 その矛盾の間違った使い方がTV作品に後継者が出てしまったりと、ネタ要素として語られることもある。 『ロストヒーローズ2』 コンパチヒーローシリーズのロストヒーローズ2では、ウインドキューブにて仮面ライダーエターナルの策略で、 怪獣や怪人がガイアメモリを集めるために奔走しているため、ヒーロー側も対抗して集めている中で、 ネモに化けて味方が基地に保管していたガイアメモリを盗むことに成功する。 だがウルトラ少年に見付かってしまい、ヒーローにそのことを告げられてしまい正体がバレて倒された。 なお、バレた理由は変身していたのがネモにも拘らず「目つきが悪い」というもので、 しかもババルウ星人なら見分けられなかったとダメ出しまでされてしまった。 『巨影都市』 主人公のいる街を襲う巨影として登場。ゲームのオープニングを飾った。 突如ニセウルトラマンの姿で出現し街を破壊。後から出現した初代ウルトラマンとの戦いの中で変身が解けて正体を現す。 その後は一般人のはずの主人公を追う素振りを見せていたが、スペシウム光線に敗れ去った。 本作のリザルト画面はネットニュース形式になっており、ザラブ星人の存在が一般人にも認知されていたかのように記述された記事もあるが、詳細は不明。 『ウルトラ怪獣バトルブリーダーズ』 使用可能怪獣としてニセウルトラマンとザラブ星人が登場。それぞれ別怪獣扱いで戦闘中に変身したりは出来ない。 ニセウルトラマンは移動力が高く遠距離タイプなのでアタッカーとしての汎用性が高い。 固有スキル「偽物の意地」は攻撃した相手の回避率を低下させると同時にノックバックさせる効果がある 必殺技はスぺシウム光線を撃つと見せかけて貫手を繰り出す「地獄突き」。 一方、ザラブ星人はステータス数値こそ同じだが、移動力が下がっているのが難点。 固有スキル「暗躍の結実」は敵を撃破すると必殺技攻撃力と運(クリティカル率)が上昇する。 必殺技はメビウス版が使用した光線技「デシーブビーム」。 両者ともイベント配布キャラであり、開催期間中なら無課金でも手に入れやすいのが特徴。 MUGENにおけるニセウルトラマン ニセウルトラマンだけでなく、正体であるザラブ星人もMUGEN入りしている。 + muu氏製作 ニセウルトラマン muu氏製作 ニセウルトラマン ワンダースワンソフト『光の国の使者』のドットを使用したものが製作・公開された。 なお、喰らい状態のスプライトがザラブ星人になっているが…安心して下さい、原作通りです。 所詮ニセモノと侮るなかれ、その性能は本家に勝るとも劣らない。 弾速に優れる飛び道具「フェイクウルトラ水流」、当て身技「混乱の誘発」、発生が速い「破壊怪音波」など技のバランスも良い。 とくに「破壊怪音波」は範囲がほぼ全画面をカバーするほど広い上に隙も少ないので連発されると非常に厄介。 超必殺技は威力が高い「フェイクスペシウム光線」、 拘束テープを巻き付けて相手のゲージ量に応じてダメージが変わる「自滅作戦」などといったものがある。 また、ボイスも豊富でとにかくよく喋る。特殊イントロも多く用意されており、 宇宙人連合仲間は勿論、更にはこの人にも…。 実はフェイクスペシウム光線は合計で2ヒットするのだが大きなラグがあるため、 AI戦だと1発目をガードしてもその後動いたために2発目が当たってしまう、という光景がしばしば見られる。 ちなみに、本物のウルトラマンは這い寄る混沌氏製とmuu氏製の2体存在するが、どちらとも割と互角の勝負を見せてくれる。 しかし、フェイクスペシウム光線は8分の1の確率で不発なので肝心な所で出せず、 ゲージを無駄遣いした挙句大きな隙を晒して反撃を受けるなんてこともしばしば…。 + カーベィ氏製作 ザラブ星人 カーベィ氏製作 ザラブ星人 上記のニセウルトラマンを改変したキャラ。 defファイルの切り替えで二代目にすることも可能。ちなみに原作通り二代目は無言。 AIもデフォルトで搭載されている。 + カーベィ氏製作 びっくりザラブ カーベィ氏製作 びっくりザラブ 上記のザラブ星人を改変したキャラ。 基本的な性能は変わらないが、外見がハヤタ隊員の声が大きくてびっくりしたザラブ星人の姿になっている。 + 元ネタのびっくりしちゃうザラブ星人シリーズ 「現れたな!!ザラブ星人!」 「スペシウム光線! …あれ?出ないなぁ…」 出場大会 ありえん(笑)狂キャラタッグ大会【ミズチ感謝祭】 MUGEN大怪獣バトル2010 MUGEN祭 大盛りシングルトーナメント 怪獣達によるポイント制ランセレ大会 第4回遊撃祭 第二次・怪獣達によるポイント制ランセレ大会 版権キャラ VS オリジナル・アレンジ連合 勝ち抜き戦 版権VSオリジナル 交代制作品別トーナメント 特撮トーナメント 【MUGEN大祭】特盛りシングルトーナメント ウルトラ戦士集結!タッグバトル(特別編に登場、タッグ-アミバ) 更新停止中 タタリフェスティバルッ!!-II 削除済み 正義VS悪【ランセレ】勝ち抜き戦 作品別“風”お前ら人間じゃねえグランプリ 【ザラブ星人】 【MUGEN大祭】特盛りシングルトーナメント 出演ストーリー 怪獣王 王座復権への道 ネクサスまてぃっく(ザラブ星人) *1 なお、キングジョーの製造元であるペダン星も『セブン』劇中のナレーションで第8銀河系にあると言われている。 当時、『マン』と『セブン』が全く無関係の作品として作られていたからではあるが、 両作品がシリーズとして統合された現在、この設定がどうなっているのかは不明である。 *2 メタな話になるのだが、ウルトラマンの着ぐるみやマスクの造形は目立つ所で2度モデルチェンジが行われており ファンの間では第1話から第13話まで使用されたものが「Aタイプ」、第14話から第29話までのものが「Bタイプ」、 第30話以降のものが「Cタイプ」と呼ばれて区別されている。 そして、実を言うとニセウルトラマンの着ぐるみはAタイプのボディを流用しており、顔も結構似ていたりするのだ。 そのためザラブ星人が事前準備を行っていたとすれば、Aタイプの頃の顔を参考にしたせいで大きな変化が生じてしまったのでは、などという考察もある。 ……ただ、あくまでスーツメーションの問題であり、“設定上はA~Cタイプいずれも同じに見えている”ため、この突っ込みは成り立たないのだが。 まぁ、ウルトラマンも生き物であることから、 「当初はハヤタ隊員を死なせてしまったショックで痩せこけてたが、時間経過で心の傷も癒え、元の男前になった」 と解釈するファンも、いるとかいないとか。 小説作品『ウルトラマンF』では登場人物によって、 「姿によって得意分野が異なるのではないか?」 「地球人が日によって服装や雰囲気が変わるのと同じようなものだろう」 の2説が語られている。ちなみに前者の提唱者は井手(本編のイデ隊員)。 余談だが、Aタイプの顔に妙にシワが目立つのは、口を動かすギミックを内蔵するためにラテックスを素材にしていたせいらしい。 口パクで喋らせることを想定していた他、NG脚本では口から火を噴いたり、 「シルバーヨード」なる謎の液体を吐く技の描写もあったとか。 今で考えるとそっちの方がよっぽどニセモノっぽく感じるのは、ヒロイックな必殺技として定着したスペシウム光線様々である。 だが口の開閉ギミックが当時の技術では上手く実現できず、素材の問題から保存も難しかったことで硬質なBタイプ以降のマスクが作られることになった。 この口の開閉ギミックについては後年の『ウルトラマンゼアス2』にてCGという形で実現、終盤にてゼアスが披露する事になる。 現在はCタイプの顔が主流となっているが、映画『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』、『大決戦!超ウルトラ8兄弟』ではAタイプのマスク、 『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』ではBタイプのマスクが再現された顔で登場しており、 「ウルトラマンの顔」として3種の顔はいずれも定着している。 なお、漫画作品においても初代ウルトラマンの顔については様々な描き方をされており、 有名な所だと、楳図かずお版で鼻から耳にかけて線が引かれているのはAタイプのシワの再現だという。 また、高田裕三氏の『ウルトラマン THE FIRST』ではエピソードによってマスクの形が描き分けられ、口が開くギミックも表現されている。 *3 古い書籍ではこの数値だったのだが、身長1.8m・体重30tいうのはいくらなんでも重すぎるため、 現在は公式で体重30kgに設定されているようだ。それはそれで軽すぎる気もするが……まぁメフィラス星人も身長2m・体重40kgだし
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概要 特撮!板にて特撮ロワの企画変更で開始。(そもそもはライダーロワNEXTのアンチが立てた新仮面ライダーバトルロワイヤルスレが始まり) 変身制限などの基本ルールはライダーロワなどの他特撮系ロワを参考にしている。 また、近日異例の最終回を遂げた。 無責任な他ロワ荒らしが安易に始めたことがよく表れている最終回といえよう。 主催者 石堀光彦(ダークザギ) 【ウルトラQ】一ノ谷 【ウルトラマン】ハヤタ/イデ/ゾフィー/メフィラス星人 【ウルトラセブン】諸星ダン/ガッツ星人 【帰ってきたウルトラマン】郷秀樹/ナックル星人 【ウルトラマンA】北斗星司 【ウルトラマンT】東光太郎/テンペラー星人 【ウルトラマンレオ】おおとりゲン/アストラ/マグマ星人 【ウルトラマンティガ】マドカダイゴ/マサキケイゴ/ハヤテシン/レギュラン星人/キリエロイドⅡ/カミーラ/ダーラム 【ウルトラマンダイナ】アスカシン/岸悟/グランスフィア/グレゴール人 【ウルトラマンガイア】高山我夢/藤宮博也/死神 【ウルトラマンネクサス】姫矢准/孤門一輝/西条凪/溝呂木眞也/斎田リコ/千樹憐 【ULTRAMAN】真木舜一/有働貴文 【ウルトラマンマックス】トウマカイト/エリー/メトロン星人/タイニーバルタン/ダークバルタン 【ウルトラマンメビウス】ヒビノミライ/ウルトラマンヒカリ/ザムシャー/クゼテッペイ/アマガイコノミ/エンペラ星人 【ULTRA SEVEN X】ジン/沢渡スミレ/冴木エレア 【ウルトラギャラクシー大怪獣バトル】レイ/熊野正彦/隠岐恒一 参加者全54名 外部リンク ■支援サイト ウルトラマンバトルロワイヤル まとめ wiki ■スレッド ウルトラマンバトルロワイアル
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身長:50m 体重:2万5千トン 出現地:奥多摩第2採石場 中世代ジュラ紀に生息していた古代生物。 ツインテールの卵が出土するのと呼応するように、地底から出現した。 頭部の長い二本角、全身のトゲ、鞭のような両腕が特徴である。鎧のような身体は、MATの通常攻撃はもちろん、MN爆弾も通用しない強度がある。 常食の対象であるツインテールを追って、新宿の造成地に出現し、結果的にツインテールと共闘してウルトラマンを敗北に追い込んだ。 その後、ツインテールを追って都内を徘徊し、東京を壊滅状態に陥れた。 最後には、ツインテールを追って第4埋立地に出現し、MATやウルトラマンとの決戦に及ぶ。MATの攻撃で失明したツインテールの急所に噛みついて、これを絶命させるが、食べることが出来ないままウルトラマンのスペシウム光線で爆死した。 同族が「ファイヤーマン?」第9話に登場し、日本近海で肉食剣竜ネロギラスに補食され、ズタズタにされる。 また、「ウルトラマンメビウス?」では、同族が34年ぶりに出現して、ウルトラマンメビウスやGUYS?と対戦したり、ボガールに補食されたりしている。
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「確かに、一部には汚い心を持った人間もいる。 しかし、多くの人間はみんな美しい心を持っている… その汚さも、美しい心を引き立てるためにあるんだ! 少ない悪人のために、多くの良い人を見捨てるわけにはいかない!」 + 担当俳優・声優 篠田三郎 『タロウ』 藤村三枝子 『ウルトラマンキッズ M7.8星のゆかいな仲間』 野沢雅子 『ウルトラマン物語』(少年期) 石丸博也 『ウルトラマン物語』(青年期)〜『ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀』 塩屋翼 『ウルトラマングラフィティ』 高山みなみ 『ウルトラマンキッズ 母をたずねて3000万光年』 前野智昭 『ULTRAMAN』東光太郎/タロウ役 森久保祥太郎 『ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀』(青年期)、『ウルトラギャラクシーファイト 運命の衝突』 『マジンガーZ』の兜甲児に続いて、石丸氏のキャラを森久保氏が引き継ぐという形となった。 『ULTRAMAN』では当初は鈴木達央氏が演じる予定だったが諸事情により降板している。 円谷プロの特撮作品『ウルトラマンタロウ』の主役ヒーローであり、ウルトラ兄弟の六男。 + プロフィール 身長 53m(但し一時的に人間サイズで活動、もしくは同程度にミクロ化する事も可能) 体重 5万5千t 年齢 1万2千歳(放送当時の設定では1万8千歳) 飛行速度 マッハ20 走行速度 時速1240キロ 水中速度 160ノット ジャンプ力 600m 腕力 16万トンタンカーも持ち上げる 職業 宇宙警備隊支部長、宇宙警備隊筆頭教官 光の国の偉人であるウルトラの父とウルトラの母の実子であり、ウルトラセブンとはお互いに母方の従兄弟同士である。*1 また、ウルトラマンエースはウルトラの父と母が引き取った養子なので、エースとタロウは義理の兄弟の間柄である。 後のウルトラマンメビウスはタロウとウルトラマン80のもとで訓練を受けたとされる。 父親譲りの大きな二本角ウルトラホーンやセブンによく似た面構えとプロテクター、「レッド族」に分類される赤い体などが特徴。 両親はシルバー族の筈なのにタロウがレッド族である事については、公式による答えは出ていないものの、 母方の従兄であるセブンもレッド族なため、ウルトラの母の祖先にレッド族がいたのではないかと言われる事が多い。 逆に後述する息子は顔の造形こそレッド族寄りであるものの体色はシルバー族寄りである。 その設定から、放映当時はウルトラ兄弟の中でも「今はまだ未熟だが、無限の可能性を秘めた最強の戦士」というキャラ付けをされる事が多かったが、 2000年代以降ではその立場は教え子のメビウスや、ウルトラマンゼロが担うことになった。 既に多くの次世代のウルトラ戦士が登場しており、 そのゼロやメビウスにしても、2010年代からはさらなる後輩にあたるウルトラ戦士に助力する様子も多く見られるようになった。 「期待の新人」から「歴戦の先輩」へと立場が変わっていくのは若年系ウルトラマンの宿命と言えるかもしれない。 そんなタロウも2019年にはセブン同様に息子のウルトラマンタイガが登場。 もはや未熟な青年とは言えない一人前の男となったと言えよう。 なお、タイガの母親=タロウの妻は劇中未登場で詳しい設定は明かされていない。 + 彼の名前について 「太郎」という日本男児らしいネーミングとなった背景には、当時ネーミング候補だった 「ウルトラマンジャック」が当時問題となっていた「ハイジャック」を連想させる事から取り止めとなっていた経緯がある。 「ジャック」が西洋のおとぎ話の主人公の名前としてよく使われる名前だった事からそれに対応する日本の名称として名付けられたという (ただし別説もある。ウルトラマンジャックの項を参照)。 宇宙大怪獣アストロモンスとの戦いで命を落とした東(ひがし)光太郎と一体化。 防衛チーム「ZAT」の一員となった彼と共に地球を守る。 ボクシングを得意としており、タロウへ変身した後もインファイトによる連続パンチを多用する。 特徴的なのは技の豊富さで、他のウルトラ兄弟に勝るとも劣らない。 + タロウの技の数々 必殺技はストリウムエネルギーを集めて独特の構え(T字型)から打ち出す「ストリウム光線」。 威力はエースのメタリウム光線の2倍以上、週刊のオフィシャルデータファイルではメタリウム光線の20倍との記述がある。 第1話で超獣以上の宇宙大怪獣を倒せるのも納得である。 この時「すとりうむこーせん」と日本語で叫ぶ(東光太郎を演じた篠田三郎氏の声で)のが印象的だが、 後半は意外と省略される事も多かった。 強化版として手を十字に組んで放つ「ネオストリウム光線」もあるが、タメがないためあんまり強そうに見えない。 ちなみにスーパーヒーロージェネレーションではネオストリウム光線も技名を呼称している。 また、息子のタイガはこの流れを汲んだ技「ストリウムブラスター」を使用する。 有名な技としては「ウルトラダイナマイト」がある。 体を炎に包んで爆弾化し、相手に抱きついて自爆する捨て身の技だが、使用後タロウだけ復活する。 タロウだけが持つウルトラ心臓があるからこそできる技らしいが、20年寿命が縮むらしい。 流石に危険だと思ったのか本編中では1回しか使わず以降は自ら封印していたが、 『ウルトラマンメビウス』で客演した際に禁を破り再び使用し、以降もタロウを代表する技として度々使用している。 しかしよく考えると、10万年以上平気で生きるウルトラマン達にとっては20年など全寿命の0.002%、人間換算で高々3~4日程度。 実は寿命リスクは割合的にはせいぜい、人間がタバコ一箱を一月半吸い続けるのと同程度しかなかったりする。 ただし「寿命が削れるほど消耗が激しい」という意味でもあるので、使用後はカラータイマーが点滅し疲弊してしまうことが多い。 タロウの教え子であるメビウスも同種の技「メビュームダイナマイト」を使用しているが、 変身アイテムが必要な上に消耗もタロウより激しく、物語終盤ではインペライザー相手に無理に何度も連発したせいで、 地球上でミライの人間体を維持できないほどギリギリまでエネルギーを消費してしまった。 それでも懲りずにOVや映画で頻繁に使っているあたりお気に入りの技らしい。 いくら高威力とはいえ、タロウが危険すぎるからと封印した技を使いまくるとはタロウ涙目。「これが若さというものか」 ちなみにウルトラマン、仮面ライダー、ガンダムの競演するコンパチヒーローシリーズの作品『ロストヒーローズ』では、 タロウと仮面ライダーオーズの固有クロスオーバースキルとして「タジャドルダイナマイト」なんて技がある。 タロウとタジャドルコンボを発動したオーズが炎を纏って共に敵へと突撃していく技で、 爆発に思いっきり巻き込まれる形になるオーズの体が心配である…… (通常のウルトラダイナマイトを使用するとタロウは戦闘不能となるが、こちらは特にデメリット無し)。 なお『BONUS EDITION』で「タロウさん、大丈夫ですか?」「あぁオーズ、私は大丈夫だ」という掛け合いが追加されたため、 どうやらオーズには何の影響も無い技らしい。タロウが威力を抑えているのだろうか? 格闘技では、大ジャンプして空中で身体を高速スピンさせてから、急降下してキックする「スワローキック」がある。 変身直後や格闘戦で極めて頻繁に用いられる、ストリウム光線と同じくタロウの代名詞的な技である。 彼直々に鍛えられたメビウスも、上の画像のようにそっくりな技を使用している。 他にはオーブがタロウの力で変身するバーンマイト形態や、息子のタイガにも似たような演出でキックを繰り出す技がある。 当初の装備は「タロウブレスレット」という腕輪。 光線を発したり上の画像のように「ブレスレットランサー」という両刃槍に変形させられるが、作中での使用は2度のみ。 バードンに敗れ一度光の国に帰った時に母から新たな武器「キングブレスレット」を授かり、以降はこれを使用する。 このブレスレットがまた放電したり、解毒光線出したり、熱光線出したり、タロウを分身させたり、 クリスマスツリーやマジックハンド、バケツ、桜など、かなりフリーダムな変形をしたり、 そのまま巨大化して怪獣の口輪にしてみたりとウルトラブレスレットに輪をかけてやりたい放題な万能装備である。 …特撮世界には光太郎って名前に何かチート補正でもあるのだろうか? 最終回では、ある理由からタロウとしてではなく、人間・東光太郎として生きる事を決意し、 自ら変身アイテムであるウルトラバッジをウルトラの母に返却して、光太郎の姿のまま宇宙海人バルキー星人を撃破。 ZATからも身を引いて、放浪の旅に出た。 人間である事を捨て、ウルトラマンとして光の国へ帰還したジャックやエースとは正反対の結末である。 + 結局「タロウ」って誰なの? 的な話 実は作中の描写では「人間・東光太郎と光の国の戦士・タロウが融合した」ではなく、 「東光太郎とウルトラの母が与えたウルトラの命が合体し、タロウが誕生した」という演出になっていた。 そのため、「元々『タロウ』という戦士が存在したわけではない」と受け取れる。 最終回における「人間・東光太郎として生きる事を決意」という話も、「光太郎=タロウ」でなければ成り立たない内容と言えよう。 ……融合したままなのにバッジだけ返却されても父と母、何よりタロウ本人も困るだろうし。 とは言え、この「光太郎=タロウ」説の方を採用すると、 「ウルトラの父と母の実子」とか、「年齢:1万2千歳」などの設定が全部嘘になってしまうのが困りもの。 円谷プロや当時のスタッフそこまで考えてないと思うよ + その後の光太郎とタロウ 上記の経緯のため、次回作の『ウルトラマンレオ』では他の兄弟達が何らかの形で登場しているのに対し、 タロウのみが出ていない(漫画版では何度か登場している)。 1984年の映画『ウルトラマン物語』では主役を務める。 新撮パートではタロウの幼少期の姿(通称:ショタロウコタロウ)が登場し、一人前のウルトラ戦士となるために特訓に励む。 善良な怪獣との出会いやウルトラの父の教えを通じて成長したタロウは、 かつて父が封印した宇宙の帝王ジュダが作り出した超合体怪獣グランドキングとの戦いに挑むのだった。 本作では流用映像による各ウルトラ戦士の戦いがタロウの成長中に発生した設定で、本編シリーズとはパラレル設定である。 そのためレオや80がタロウの先輩戦士という扱いになっており、 映像を見て研究していたタロウが彼らの光線のポーズを真似るという非常にレアなシーンが存在する。 ただし完全に無かった事になったわけでもなく、ウルトラ5兄弟と合体しスーパーウルトラマンとなったタロウの必殺技「コスモミラクル光線」が、 メビウスインフィニティやギンガなど、後の作品のウルトラマンに派生技として受け継がれている。 そして『ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀』では、実際にタロウが六兄弟で合体しコスモミラクル光線そのものでグア兄弟を倒している。 この際にはこの光線は既知のものとして扱われており、どうやら本編世界でもかつてこの光線を使う機会があったようである。 『ウルトラマンメビウス』では宇宙警備隊の筆頭教官を務めるとされているが、 これに関しては、『レオ』『80』の更に後に起きたUキラーザウルス戦の結果、 初代・セブン・ジャック・エースは地球に留まらざるを得なくなり、彼らの代わりに光の国に帰還したという設定が作られている。 本当はコメットさんのために帰ったんだけどね 設定上は今でもタロウと光太郎は一心同体とされているが、2008年の映画『大決戦!超ウルトラ8兄弟』は、 企画初期ではタロウを主人公とし、タロウと光太郎の再会などが描かれる予定だった。 なお、余談であるがタロウの一の教え子とされるメビウスは、 上記のダイナマイトやキック以外にも変身ポーズや基本の構え等にタロウの影響が強く見られる。 タロウの方もメビウスは可愛い教え子のようで、エンペラ星人の陰謀が明らかになる前の段階で、 地球で何かが起きようとしている事を感じて真っ先に救援に向かおうとしていた。 上記のUキラーザウルス戦とそれに関わる戦いを描いた2006年の映画『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』では、 パワーアップしたUキラーザウルスネオにより苦戦するウルトラ兄弟達を救援するために、 ゾフィーとともに登場、2人で兄弟達にエネルギーを分け与えて7人で共闘する。 しかし、登場が終盤で7人で共闘するためタロウ個人の見せ場も殆ど無く、 タロウとメビウスが直接会話をするシーンも無いなど、TV版に比べるとメビウスとの師弟の絆を表すシーンは少ない (一応、ラストでミライ=メビウスの乗る戦闘機に光の国へ帰るタロウが敬礼する、というシーンはある)。 2009年の映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』では、『メビウス』から数百年後の時代でも教官の仕事を続けている設定らしく、 映画冒頭にタロウが新人ウルトラ戦士達の訓練を視察するシーンがある。 戦闘シーンでは脱獄したウルトラマンベリアルを迎え撃つものの力及ばず敗れてしまうが、 両親のピンチに駆け付けてベリアルの攻撃からウルトラの母を庇ったり、ベリアルにプラズマスパークを奪われた光の国が凍り付く中、 最後に残った僅かな光をウルトラダイナマイトの応用で守ったりと、噛ませの中ではそれなりに見せ場があった。 『ウルトラ銀河伝説』の前日談に当たる『ゴーストリバース』では、エンペラ星人復活を目論む暗黒四天王に人質に取られたりしている。 ……映画での扱いが微妙によろしくないように見えるのは気のせいだろうか。 『ウルトラマンギンガ』においてはレギュラー出演。 本作ではダークルギエルの過去の大戦で怪獣やウルトラマンは皆「スパークドールズ」という人形に変えられていたが、 彼だけは人形にされながらもなんとか自我を保ち、スパークドールズを元の姿に戻せるアイテム・ギンガスパークに選ばれし者を探していた。 主人公達のナビゲーター役兼ギャグ要員として物語に関わってゆく。 そして最終決戦ではダークルギエルにギンガが倒され、人々も倒れていく状況で何もできない事に絶望しかけるも、 両親の言葉と希望を捨てなかった人々の様子で希望を取り戻し、大量のギンガライトスパークの力で復活 (しかもこの時新バンクに加えて主題歌の「ウルトラマンタロウ」が原曲で流れるファン感涙の演出付き)。 そしてそのまま肉弾戦でダークルギエルを圧倒、ストリウム光線とダークスパークの光線の撃ち合いになるが、 ギンガを助ける事を優先しタロウバリヤーに切り替え、タロウバリヤーを破られて光線をくらいながらも自らの光をギンガに与え続け、 「未来への希望」である主人公ヒカルとギンガを復活させ「ヒカル!未来を掴め!」と言葉を残して人形へと戻された。 戦闘時間は僅かだったものの、ダークスパークが無ければルギエルをそのまま倒してしまいそうな強さを見せ、 希望を繋ぎ退場と極めて印象的な活躍を見せた。 「ルギエル!お前が何を壊そうが、何を奪おうが、人間は立ち上がる!何度も、何度でも! ウルトラマンが人間を救うのではない!人間と力を合わせ、戦ってきたのだ!」 続編の『ウルトラマンギンガS』では、自ら強化アイテム・ストリウムブレスに変身。 歴代のウルトラ兄弟の技を使えるギンガストリウムへの変身能力をギンガに与えた。 なおウルトラ兄弟の技を使う時は石丸博也氏による技名の呼称があるのだが、ストリウム光線に限り篠田三郎氏の声になっている。 『ギンガ』以降のニュージェネレーションヒーローズでもタロウの力を宿したアイテムが登場しており、後進の戦士達の力となっている。 また、『ウルトラマンタイガ』では闇落ちした元光の国のウルトラマン・トレギアとかつて親友であった事が語られる。 そんな所まで父に似なくても… 『ウルトラギャラクシーファイト』シリーズでは光の国の重鎮として行動を取っているシーンが多い。 第1作『ニュージェネレーションヒーローズ』ではウルトラマンロッソ&ウルトラマンブルを本人の意思確認なしに召集する。 妹・グリージョがさらわれたことを知るや否や飛び出していった彼らを見てかつての自分や息子と重ね合わせていた。 最終決戦ではギンガ達の元に駆けつけ、久方振りのギンガストリウムに変身させる。 第2作『大いなる陰謀』ではゾフィーと共に全Chapterに登場。 Chapter1ではウルトラマンマックスを救出しようとするリブットにK76星へ向かわせ、グレート・パワードから特訓を受けさせた。 マックス救出を達成したリブット達が帰還した後、彼に宇宙中からエリートの集まる「ギャラクシーレスキューフォース」への出向を命じる。 過去が時代設定となるChapter2中盤ではアーリートレギアとの交流が描かれた。 時系列を現代に戻った終盤ではかつてギンガとビクトリー、エックスに倒されたはずのジュダ・スペクターとモルド・スペクターのグア兄弟を見て驚愕する。 ジュダを倒したメンバーに光の国の人はいなかったが情報はいつ入手したのだろうか 先述のコスモミラクル光線はこの戦いで披露した。 Chapter3では久しぶりに光の国に帰ってきたタイガがウルトラの父・母に対して、 公の場では相応しくない呼び方をした際に注意をするも「まぁ良い、タロウ」と言われてしまう。 その後、80とユリアンの救援要請を受け、父から救援部隊を向かわせるよう指示を受ける。 指示を出すよう依頼すべきは同じ場所にいた宇宙警備隊隊長のゾフィーでは… 第3作『運命の衝突』プロローグではゾフィーと共にウルトラマンキングへ謁見する。 余談だが、『メビウス』で再登場したウルトラ兄弟は、元々人間体の無かったゾフィーとアストラを除くと、 変身者は全て当時演じていた役者の方々なのだが、タロウに関しては例外的に東光太郎自体が登場していなかった。 そのため、『メビウス』放送当時は「篠田氏はタロウを嫌いなのか」「氏と円谷との間でゴタゴタがあったのでは」といった憶測、風聞があった。 ただし実際には篠田氏にも出演のオファーはあったが、舞台公演によりスケジュールが確保できなかっただけであり、別にタロウを嫌っているのではない。 むしろ篠田氏本人はタロウに出演した事を誇りに思っており、前述の最終回を踏まえた上で 「光太郎として出る事がむしろファンを裏切る事になるんじゃないか」と発言するなど現在でも深い思い入れを持っている事を公言している。 円谷側もそれを汲んでか、後発の作品でも『大いなる陰謀』までタロウは引き続き石丸氏が演じる形を取っている。 + その他、余談色々と 漫画『キン肉マンII世』の主人公・キン肉マン2世こと「キン肉万太郎」は、 父スグル(初代キン肉マン)が「あるヒーロー(ウルトラマンのシルエット)のようになって欲しい」という理由で付けたと明言している。 万太郎にダサいと言われて怒っていたが、まんま過ぎである(長男だから太郎というのもあるのだろうが)。 作中では初対面の相手から「キン肉マン・タロウ?」と聞かれて「キン肉・万太郎だ」と返す定番ギャグとなっている。 なお、『キン肉マン』の連載以前に公開された読切作品では、 「キン肉マンはウルトラの父の浮気相手が産んだ腹違いのウルトラ8人目の兄弟で、母からは邪険にされ、上の兄弟達から虐められて育った」 という設定であった(当然ながら本家ウルトラシリーズや、連載版『キン肉マン』における設定とは異なる)。 この読切は単行本や文庫には未収録だが、円谷プロの許可を得てコンビニコミックに収録されている。 漫画『ウルトラマンSTORY 0』では、「邪悪なる敵は徹底的に、跡形もなく消滅させるべきではありませんか!?」という台詞の知名度が高い。 漫画『ザ・ウルトラマン(飛べ!ウルトラ戦士)』では、ウルトラ族の戦士エルフにウルトラダイナマイトを伝授している。 「しかし復元は練習しないとできない」と事前に警告はしておいたが、 エルフはタロウを助けるためウルトラダイナマイトを使用して命を落としてしまった。マジヤベぇ また『仮面ライダー電王』のスピンオフアニメ『イマジンあにめ3』の最終話では、 ウルトラマンタロス名義でタロウ本人が登場している(円谷プロのクレジット明記で、声も石丸博也氏が出演)。 これを踏まえてか『ロストヒーローズ』でも電王がタロウの事をウルトラマンタロスと呼ぶシーンがある。 あと、円谷プロダクションのエイプリルフール企画の際には、 宇宙警備隊の筆頭教官になったという設定からか、松岡修造みたいなキャラ付けをされている。 グレートに片想いされていたり、マグマ星人達から逃げ回る長男を叱咤したり、 『けいおん!』の影響を受けて宇宙警備隊に軽音楽部を設立しようとしたりと、 円谷キャラの誰もがキャラ崩壊を起こす、この日に相応しい展開を迎えていた。 「ジャック兄さん!! 早くけいおん買いに行こうよ!! あずにゃんは一生懸命ギターの練習してて泣けるんだよ!! 青春だよ!!」 タロウの作風について 本作はこれまでのシリアスな、時にはハードでさえあった作風から一転し、明るい作風を目指して製作されており、 ハードなエピソードも一部存在するが、全体としてはそれほど悲壮感漂う物語という訳ではない。 こうした明るい雰囲気が目立つ一方で、これまで謎とされていたM78星雲・光の国にスポットを当てた初めての作品でもあり、 『タロウ』以降、ウルトラの星の歴史や文化の一部、重要アイテムとされるウルトラベルや人工太陽プラズマスパーク、 ウルトラ一族の宿敵・エンペラ星人の存在などの設定が様々な媒体で公開される事になった。 『帰ってきたウルトラマン』から度々扱われていたウルトラ兄弟の客演もかなり多く、イメージを一層強める事に成功している。 また、兄弟が全員集合したのに併せてタロウの兄達への依存と自立を描いたエピソードなどもあり、タロウの個性付けにも一役買っている。 そんな作風から一時期はファンから「ウルトラマンの神秘性を損なった」などと批判され、 サブタイトルの一つ「僕にも怪獣は退治できる!」をもじって「僕にもタロウの脚本は書ける!」と酷い揶揄をされもしたが、 こうした側面を良い方向に受け取り、明るい作風に魅了されてファンになった視聴者も当時から多く、 当時の平均視聴率は18%と奮闘しており、特に路線変更もせず無事に終了している。 商業的にも成功を収めた作品であり、今尚根強い人気を誇るウルトラシリーズの一つである事に疑問の余地は無い。 現在は再評価も進み、汚名はある程度返上されている。 なお前述の揶揄に対しては再評価が進むと共に「あんな尖った脚本俺達に書けるわけねえだろ!」などと逆にネタにされることがある。 + 防衛チームZAT 前述のタロウの明るい雰囲気を象徴するのが本作における防衛チーム「ZAT」、 「Zareba of All Terrestrial」──即ち「地球の防壁」を意味する防衛チームである (Zarebaはアフリカの一部地域で見られる猛獣除けの「茨の柵」の意。 分かり辛かったためか『怪獣VOW』では「ザリバって何だよ」と突っ込まれていた(他の防衛隊名に対しても英語が変だと突っ込んでいる))。 世界各地に支部があり、極東支部の住所は東京都千代田区霞ヶ関1-1-1。 つまり現実の「中央合同庁舎6号館A棟」=最高検察庁・東京高等検察庁・公正取引委員会の所在地。 ビルの上に円盤状の基地があり、いざと言う時は切り離して離脱する事もできる。 チーム内の雰囲気はかなり良く、司令室で食事をしたり将棋を指したり、一般市民とスポーツに興じたり、 隊長が出動人員を選ぶ際に「昨日カレー喰ったヤツは留守番だ」と発言した有名なエピソードなど、 彼ら以上にアットホームな雰囲気のチームは他に例が無いと言われていたほど。 また、作戦行動もそれまでのウルトラシリーズの常識に囚われない自由な発想に基づいており、 怪獣に飲み込まれた光太郎と犬を救うために怪獣にコショウをぶちまけてクシャミを誘発させたり、 酒癖の悪い怪獣にさらに酒を飲ませて酔い潰させようとした。 過去の例で彼らに匹敵するのは、スカイドンやシーボーズが現れた時の科学特捜隊くらいだろう。 だが、これらの一見ふざけた作戦でも怪獣に対してはそれなりの効果を挙げている事が多く、 また「タロウを援護する!」の台詞に象徴されるように、ウルトラマンとの連携を積極的に行っていた。 状況対応力も極めて高く、怪獣が強酸性の液体を吐くと見ればアルカリ性の薬品で中和し、 タロウが目潰しを喰らったら、怪獣に鈴を括り付けて援護するなど、その戦術は幅広い。 他にもウルトラマンジャックのウルトラスパークと同等の威力の兵器を開発したり、 新開発した特殊兵器でも何でもない、戦闘機の通常火器で超獣をタロウの助力も無しに完膚無きまでに倒すなど、 歴代チームでも指折りの強さを持っていると言われる事もある……というか、 コスモリキッド、再生前のデッパラス、シェルター、ムルロア、改造ベムスター、改造ベロクロン二世、ドロボン、バルキー星人を撃破し、 結果としては第二期ウルトラシリーズにおける防衛チーム単独での最多怪獣撃破数を保持するチームなのだ。 シリーズ通しての総合トップが科特隊である事を鑑みると、流石の一言だろう。 ……尤もその一方、迂闊な処理や(主にZATガンでの)攻撃により巨大怪獣化させてしまい、 事態の悪化を招いた例としてジレンマ、アリンドウ、ケムジラの件、 元々は大人しい性質だった怪獣を凶暴化させてしまい、事態の悪化を招いた例としてデッパラス、シェルターの件が挙げられるなど、 (特に序盤は)他組織同様に失態も多かったりするが。 即座に新しい手を思い付く発想力とそれを実行する行動力も凄いが、 どんな新兵器も即座に準備してしまう技術力(とスカイホエールの収納力)がある意味ではZAT最強の武器なのかもしれない。 他にも怪獣が卵を取り戻しに来ただけの時は、巨大なバスケットを用意して卵を怪獣夫婦に渡したり、 生命的な損害を可能な限り防ぐという意味でも、やっぱり優秀な防衛チームであったと言えるのかもしれない。 ……メカデザインは奇抜の一言だけど。 挙句の果てには、一般人が怪獣と互角以上に勝負した事も + 石川賢版『ウルトラマンタロウ』 『ゲッターロボ』『虚無戦記』の作者である石川賢氏による漫画版『ウルトラマンタロウ』も、 少年サンデー連載のものと小学一年生連載のものの二作存在する。 サンデー版の設定は共通点を探した方が早いほどに変わっており、単行本によっては、 「設定とか全然違うけど出版社に文句言わないでね!当時の連載を載せただけだから!」(意訳)と目次に書いてある。 例を挙げると、東(あずま)光太郎は最後まで無所属キックボクサー、ウルトラの母は恒星そのもの、 敵は大怪獣ならぬ奇形獣等々、ケン・イシカワお得意の「神と魔の戦争」を彷彿とさせる設定となっている。 ちなみにデビューしてから5年も経ってない時期の作品である。 案の定、原作のコミカル色は微塵も無く、石川氏特有のバイオレンスかつ悲哀ある怪奇路線が非常に強い作風となっているが、 一方で「ウルトラマンが何故、地球人を助けるのか」という、後年の平成シリーズにも通じるテーマに触れており*2、 オリジナルの展開ながら、本家ウルトラシリーズのファンからも決して低くない評価を得ている。 紙の単行本は入手し辛いが電子書籍も存在するので、興味があれば是非読んで欲しい。 一年生版は比較的原作に沿った設定で、ZATや光の国の描写も(一応)ある。 部分的に特撮のスチル写真を用いており、コミカライズとしてはこちらの方が主だったと思われる。 しかしゾフィーがタロウを庇って殉職、エースが不意打ちで死亡、セブンを人質にとった怪獣を諸共に爆殺など、 やたら死者が出るシリアスな展開を描いており、原作からハードな面だけ抜き出したような作風になっている。 補足するとセブンの件は彼自身が「ぼくのことはかまわずに」と促しており、しかも溶岩が東京を埋め尽くしていく切羽詰まった状況だった。 追い詰められたタロウは共闘しているジャックとの合体技ウルトラダブルダイナマイトを放ち全てを吹き飛ばすしかなかったのである。 なお戦死した兄弟はあとの話でしれっと復活しているので心配することはない。 2016年に出版された完全版は、サンデー版と一年生版を一冊の単行本に纏めている。 しかもスチルやカラー部分もそのまま収録というまさに完全版に相応しい仕様。 物理書籍しかないが、一年生版はこの完全版にしか収録されていない。 ちなみにどちらも放映中に連載終了しているため、「流石に円谷に怒られた」という噂もあったりする。 MUGENにおけるウルトラマンタロウ 『対決!ウルトラヒーロー』のドットを用いたものとその改変版、 そして、怪獣キャラに定評のあるカーベィ氏によるカオスなネタキャラが公開されている。 + muu氏製作 『対決!ウルトラヒーロードット』 muu氏製作 『対決!ウルトラヒーロードット』 『対決!ウルトラヒーロー』のドットを用いて作られたタロウ。 例によって、ネビュラコンボやスピリッツシステム、防衛チームによる援護攻撃などを搭載し、 体力が4分の1以下になるとカラータイマーが点滅を始め、敵の体力を半分以下にすると主題歌のインストが流れる。 凶・狂クラスが跋扈するMUGENの怪獣界に対抗するためか、タロウの持ち技も中々強めに調整され、 広範囲(ほぼ全画面)の攻撃判定とゲージ減少効果を持つ「ウルトラベル」や、相手を上空に吹き飛ばす中段技「タロウスパウト」などの必殺技を始め、 超必殺技も、上下に打ち分けられる「ストリウム光線」と「ネオストリウム」光線、 自爆するけど体力が減らない「ウルトラダイナマイト」、特定の条件下でのみ使用可能な「コスモミラクル光線*3」などを持つ。 中でもタロウスパウトは移動中に出すと突進技として広範囲を攻撃できる上に浮かせた相手はまたタロウスパウトで追撃可能であり、 空中受け身が無いキャラだと永久が成立してしまう事もある。 プレイヤー操作ならぶっちゃけこの技だけで大抵のキャラには有利に戦えるので、対空や切り返し技としては恐らく最強クラスだと言える。 また、ストリウム光線は発射までやや時間がかかるためシングルだとガードされる事もあるが、 無敵が長くダメージも大きいため、タッグでは邪魔されずにぶっぱなして相手をまとめて攻撃できるので心強い。 シングルでもタッグでも十分に強さを発揮できるのがタロウの強みなのかもしれない。 2010年6月13日の更新でスピリッツシステムなどの仕様が変更された。 + 12Pカラー 12Pカラーは『Fighting Evolution Rebirth』に登場したカオスロイドT*4をイメージした仕様になっており、 攻撃力が2倍になる代わりに防御力は半減する。 またbakisimu氏による性能改変パッチが存在する。全体的に高火力な代わりに技を外した場合の隙が大きい性能になっている。 通常攻撃の性能が強化される代わりに、スピリッツや前述のタロウスパウトを含め他の部分の性能が抑えられているため、弱体化気味の調整となっている。 SEの変更やカットインの追加など演出面でも強化される。 また、2015年1月17日の更新で改変パッチから単独のキャラとして動作するようになった。 そしてやられ声もアグルから元の声に戻った プレイヤー操作(2 28~) + PinksheepX氏 Showa Team製作 PinksheepX氏 Showa Team製作 上記bakisimu氏のタロウの改変版で、MUGEN1.0以降専用。 ドットに手が加えられており、暗めの配色になっている。 また、エフェクトが派手なものに変更されている他、ゲームには無い必殺技が多数追加されており、TV本編や映画の印象により近いものになっている。 AIは簡易なものがデフォルトで搭載されている。 紹介動画(DLリンク有り) + カーベィ氏製作 のりもの カーベィ氏製作 のりもの 怪獣キャラに定評のあるカーベィ氏によって作られたウルトラマンタロウ。 ……なのだが、見た目はウルトラマン55周年を記念して販売された『アンメルツ』の姿をしたのりものキャラ。 ボイスも搭載されているので中々シュールな戦いを見せてくれる。 紹介動画 + カーベィ氏製作 モチタロウ カーベィ氏製作 モチタロウ 2022年の正月にモチロンと共に公開されたタロウ。氏曰く「お年玉」とのこと。 原作第39話「ウルトラ父子餅つき大作戦!」においてウルトラマンタロウが餅つきをしたように、 常に杵を持ち、相手に攻撃する姿は中々シュールである。 攻撃技も全て杵で攻撃するものであり(上記画像のモーション)、 しかもアーマーモチ(原文ママ)なので一心不乱に餅を搗く姿が見られる。 AIもデフォルトで搭載されている。 紹介動画 出場大会 + 一覧 シングル MUGEN大怪獣バトル2010 MUGEN祭 大盛りシングルトーナメント 大!凶者ランセレバトル MUGEN祭 並盛りシングルトーナメント 特撮トーナメント 【MUGEN大祭】特盛りシングルトーナメント タッグ ウルトラ戦士集結!タッグバトル MUGEN祭 並盛りタッグトーナメント チーム 有情率0%世紀末リーダーチームトーナメント【正義は勝つ】 五大勢力世界争覇戦 都道府県対抗!全国一トーナメント その他 New良キャラ発掘Notトーナメント 大吟醸 「地球を守るのは君だ!」大会 自重率0%世紀末チームトーナメントII【全部チート級】 第二次四大勢力大陸争覇戦 ポイント大強奪サバイバル! ライダー・ウルトラマン連合VS魔法少女連合 ランセレ勝ち抜き戦 凶下位~凶最上位付近ランセレタッグ&チームバトル【門番杯】 更新停止中 タタリフェスティバルッ!!-II 強~凶最上位付近「男VS女」対抗バトル! 多分台パン時間厳守!!ルーズな奴はカエレ!バトル 凍結 ヒャッハー凶だぁー ランセレニューイヤーサバイバル 削除済み 正義VS悪【ランセレ】勝ち抜き戦 凶下位付近でも格ゲーしたかった杯 出演ストーリー わたしたちのすわこさま(12P・カオスロイドT) プレイヤー操作 ワラキア_ex布教動画(Part196、muu氏製) + おまけ + 一応の補足 このコマのもとである漫画『ウルトラマンSTORY 0』はテレビシリーズ本編よりも過去の時系列であり、 タロウはカラレス(本作オリジナルのウルトラ戦士)に師事している修業中の身でもある。 バラバを倒したはよかったものの、周囲の自然まで消し飛ばしてしまったことをカラレスに諫められた際に上記の台詞を発したが、 ウルトラ族が持つ強大な力の危険性やその意味を改めてカラレスから諭されたことで自らの過ちに気付く…という流れとなっている。 *1 ちなみに、放送当時の学年誌における特集記事では、 ウルトラマンジャックはウルトラの母の妹と結婚したと記載されており、 この設定が現在でも通用するのであれば、ジャックは義理の叔父に相当すると思われる。 また映画『ウルトラマン物語』では、まだウルトラホーンが小さい少年時代のタロウが登場している。 ファンの間で通称「コタロウ」と呼ばれており、サラダ油のCMでちびタロウを見かけた人も多いのではないだろうか。 *2 石川氏の『タロウ』においては、まだ猿に近かった頃の地球人を進化に導いたのは、 太古の時代に地球に訪れたウルトラ人であり、いつか地球人が全宇宙の平和を守る同胞になるのを期待しているのが理由とされている。 光太郎は初めて地球人からウルトラ兄弟入りした祝福すべき最初の一人なのである(全く同意なく勝手に選ばれたけれど)。 ……そこ、進化に導いたってゲッター線じゃねーかとか言わない。ゲッター連載前の作品だ。 ついでにあのウルトラ人特有の顔は実はマスクという事実も判明した。 + 石川版タロウ、衝撃のシーン また別作品ではあるが、居村眞二の漫画『プロメテウス伝説』においては、超人になる前のウルトラ人の祖先となったのは、 時空の歪みに巻き込まれて過去に転移した地球人と語られている。 いずれの漫画も別作品同士ではあるが、並べて読み比べてみたら意外な発想の接点が浮かび上がるかもしれない。 なお平成シリーズである『ウルトラマンメビウス』では、光の国の住民は元々地球人に近い姿だったが、ある理由で現在の姿に変化してしまったため、 かつてのもう戻れない時代の自分達の姿を地球人に重ね合わせているから守っているとメビウスが語っている。 彼らの肉体が変化した理由は公式設定によると、 「26万年前(『大怪獣バトル』シリーズでは27万年前)に光の国の太陽が爆発したため、 当時の光の国の科学者達が人工太陽「プラズマスパーク」を完成させたが、 そこから発せられる高エネルギー「ディファレーター光線」が住民をウルトラマンの姿に変化させてしまった」と語られている。 また、この辺りの時代の描写は作品によって微妙に異なっており、漫画『ウルトラマン STORY 0』では、 バルタン星人がプラズマスパークに細工をし、ディファレーター光線が大量に放出されるようになったという設定になっている。 *3 映画『ウルトラマン物語』において六兄弟と融合した状態で使用した大技で、強敵グランドキングを粉砕している。 映像媒体以外では、居村眞二の漫画『ウルトラ超伝説』においても使用している。 *4 PS2ゲーム『ウルトラマン Fighting Evolution REBIRTH 』に登場した敵キャラクター。 メフィラス星人がカオスヘッダー(『ウルトラマンコスモス』の敵)を利用して作り出した偽者で、 MUGENキャラにも搭載されているカオスロイドTは、その名の通りウルトラマンタロウをモデルとしている (T=ウルトラマンタロウ "ULTRAMAN TAROU"))。
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ウルトラマン光の巨人コレクション 2009年2月12日発売 通常価格1個609円(税込) 全12種(+シークレット1種) 1BOX8個入り 「その目に宿る、希望の光」 ラインナップ 01:ウルトラマン(Cタイプ) 02:ウルトラセブン(Aタイプ) 03:帰ってきたウルトラマン 04:ウルトラウーマンベス 05:ウルトラマングレート 06:ウルトラマンゼアス 07:ウルトラマンティガ 08:ウルトラマンコスモス(エクリプスモード) 09:ウルトラマンネクサス(ジュネッス) 10:ダークメフィスト(ツヴァイ) 11:ウルトラマンメビウス 12:ULTRASEVEN X シークレット:ニセウルトラマン 配置情報(上段が奥、下段が手前) 帰りマン メビウス ティガ メフィストツヴァイ マンCタイプ セブン ネクサス グレート マンCタイプ メビウス ゼアス コスモス 帰りマン セブン ウーマンベス SEVEN X ティガ メフィストツヴァイ ゼアス SEVEN X ネクサス グレート ウーマンベス コスモス コメント欄 名前 コメント すべてのコメントを見る
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No. 商品名称 色 01 ウルトラマン(Cタイプ) 電球色 02 ウルトラセブン(Aタイプ) 電球色 03 帰ってきたウルトラマン 電球色 04 ウルトラウーマンベス 橙 05 ウルトラマングレート 電球色 06 ウルトラマンゼアス 黄 07 ウルトラマンティガ 電球色 08 ウルトラマンコスモス(エクリプスモード) 電球色 09 ウルトラマンネクサス(ジュネッス) 電球色 10 ダークメフィスト(ツヴァイ) 赤 11 ウルトラマンメビウス 電球色 12 ULTRA SEVEN X 橙 シークレット ニセウルトラマン 橙