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■寒がり猫のために 世界樹の迷宮Xで登場するクエスト。 ヴィヴィアンからの依頼で金剛獣ノ岩窟の中には猫も喜ぶ暖かい石があるらしいので取ってきてほしいというクエスト。 ヨウガンジュウから熾火石x3を入手して宿屋へ持っていくとクリア。報酬は金インゴット。 このクエストを後回しにしてボスを倒してしまうとボスが復活するまでヨウガンジュウ(強)が出て来なくなってしまうので注意 内容に比べて報酬が良かった気がする。どこかの鉄アレイも見習えよ クリアするとクエスト「続・寒がり猫のために」へと繋がる。 コメント
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(編注:鬱?NTR?注意) 1 深夜。 普段、ほぼ眠るためだけにしか使っていない提督用の私室が、淫靡とも言える熱を宿しているのは、たった今終わったばかりの秘め事のせいだろう。 つい先刻まで二人が快楽の海に溺れていた事を、汗ばんだ裸体と乱れた寝具が雄弁に物語っていた。 御戻(おれ)提督は、多少の気だるさを感じながら、隣に横たわる榛名の頭を撫でてやる。 「提督……」 囁くように言いながら身をすり寄せてきた榛名を、御戻は優しく抱いた。 「……キスして欲しいです」 恥ずかしげに視線を逸らしながら、榛名はそうねだってくる。 接吻なら最中に数えるのも億劫になる程しただろうに――そう胸中で苦笑めいた呟きを漏らしながらも、 御戻は榛名のおとがいに軽く手を添え、桜色の可憐な唇に自らの唇を重ねた。 舌を忍ばせて絡めようかと思った矢先、あたかもそれを封じるかのように、榛名の温かくて柔らかい舌が御戻の口内に押し入って来る。 普段、どちらかと言えば控えめな彼女が見せた積極性が、 御戻にはたまらなく嬉しい。 「ん……んん……」 息継ぎもそこそこに、榛名は激しく舌を絡め、吸う。御戻も、それに応じる。 二人が唇を離したのは、それからたっぷりと一分程経ってからだった。 「……キスして欲しいじゃなくて、キスしたいの間違いじゃないのか?」 御戻は苦笑する。 「提督とキスできれば、榛名はどっちでもいいんです」 そう言って榛名は花のように笑った。海上で凛々しく戦う彼女の姿からは想像も出来ない、愛らしくて可憐な笑み。 その笑みを目の当たりにした御戻は、どうしようもなく愛おしさが募ってきて榛名を抱きしめた。 そして、以前より伝えようと思っていた言葉を、今ここで言おうと決心する。 「榛名」 御戻は名を呼び、背中に回していた腕をほどいて、彼女の目をじっと見つめた。 「次の出撃が終わったら……」 そこで御戻は一つ息をつくと、思い切って続ける。 「自分と結婚して欲しい」 その言葉を聞いた榛名の目が見開かれる。次いで小さな声で「嬉しい……」と榛名は言った。 「嬉しいです……提督」 「了承してくれたと思っていいんだね?」 「はいっ。もちろんです」 再び花のような笑みを浮かべると、榛名は御戻にしがみつき、胸に顔を埋めた。だが、すぐにその肩が小さく震え始める。 「どうした?」 訝しく思い、御戻は声を掛けた。 その言葉に顔を上げた榛名の瞳からは、大粒の涙が溢れ出ていた。 「嬉し……過ぎて……」 しゃくり上げながら、声にならない声で榛名は言い募る。 「それに私だけ……申しわけ……なくて」 海に散って行った三人の姉妹――金剛、比叡、霧島の事を思い出しているのだろう。 四人は血の繋がりはなかったものの、実の姉妹のように仲が良かった。 また同時に、助け合って戦場を駆け抜けてきた戦友でもあった。 「そんな風に考える必要はない、と自分は思うよ」 御戻は榛名の涙を拭ってやる。 「きっと彼女たちは、榛名が幸せになる事を喜んでくれる。妙な例え話しになるが、もし君が逆の立場だったらどうだろう? 幸せになろうとしている姉妹を妬ましく思うだろうか」 「そんな風には、絶対に思ったりしません」 目を腫らしながら、それでも榛名はきっぱりと言い切った。 「だろう? きっと彼女達だってそうさ。だから君は何も負い目を感じる必要はない」 「はい。でも」 「何だい?」 「提督、いじわるです……あんな質問をするなんて」 榛名がそう言って睨んでくる。だが、少しも怖くなく、むしろ可愛いだけであった。 「すまなかった。確かに意地の悪い質問をした」 「もう、知りませんっ」 拗ねて、ぷいと横を向く。だが、体は逃げていないので、これは本気で拗ねていない。明らかにポーズであった。 「どうしたら許してくれるのかな?」 「……」 榛名は答えない。仕方がないので、御戻は卑怯なカードを切ることにした。 「愛している」 唐突に、御戻はそう言った。すると横を向いていた榛名の顔が、みるみる赤くなった。 「榛名。こっちをお向き」 御戻のその言葉に、榛名は素直に従った。 「ずるいです……」 熱に浮かされたように言う榛名の目は、桃源郷にいるかのように、とろんとしていた。 「榛名がその言葉に弱いって、知っているくせに……」 「弱点を突くのは戦の定石だよ」 そう冗談めかして御戻は言うと、今度は榛名の耳に口を寄せ、「愛している」と囁いてみた。 「ああ……」 榛名が熱い吐息をつく。 「耳元でそんな事を言われたら、榛名はおかしくなってしまいます……」 御戻の胸に榛名が縋りついた。御戻を見上げてくる榛名の顔は、歓喜と、自分がおかしくなってしまうのではないかという、 ちょっとした恐怖感のようなものが綯交ぜになっていた。 そんな表情でさえ愛おしい――御戻はそう頭の中で呟くと、そのまま唇を重ねた。 そして、今度は先手を取られないように、すぐさま舌を榛名の口腔へと侵入させる。 舌と舌が絡みあうと、榛名の体が軽く痙攣したような動きを見せた。どうやら接吻だけで、軽くではあるが、達してしまったようだ。 「お願い……きて」 唇を離した榛名が哀願してくる。御戻は榛名の腿の間へ手を忍ばせてみた。先刻の名残というだけでは説明がつかない程、 榛名の秘所は潤いを帯びている。一方の御戻の方も、しっかりと復活していた。 「いくよ」 そう言って体を重ね、榛名の太腿を割り開き、ゆっくりと入って行く。榛名のそこはまるで抵抗を見せることなく、御戻を受け入れた。 「提督……離さないで」 榛名は御戻の背に両腕を回し、しがみつくようにしながら言う。 「ああ。絶対に離さない」 御戻も榛名を抱きしめながら、誓うようにそう言うのであった――この後、二人に何が起こるかなど露も知らぬままに。 その二週間後。 海軍は第二艦隊、第三艦隊、第四艦隊を沖ノ島海域に差し向ける。 御戻は巡洋戦艦『榛名』を旗艦とする第三艦隊の指揮を執った。 敵は戦艦ル級を多数擁する深海凄艦の中核艦隊。 開戦前より彼我の戦力差は憂慮されていたが、軍上層部はこれを敢行。結果、第二艦隊、第四艦隊はほぼ壊滅。 第三艦隊も旗艦榛名他数隻を残しただけという、完全なる敗北を喫した。 その後に行われた軍法会議により、御戻には降格処分が下った。軍上層部に責任をなすりつけられたのは間違いなかった。 そして更に理不尽なことに、榛名も責を問われた。 『艦娘』の地位を奪われ、別部署での任を課される事になったのだが、奇妙なのは、その部署の名前も場所も明かされない事であった。 軍法会議が終わるや否や榛名は連れて行かれ、二人は離れ離れになってしまった――。 2 御戻が榛名の行方を探し始めてから、すでに一月近くが経っていた。 方々手を尽くしてはみたが、彼女の行方は遥として知れない。 その日、御戻は朝から執務室――降格されたので数人の士官が共同で使っている部屋だが――にて、溜まりに溜まっていた書類の処理を行っていた。 この一月、榛名の事ばかりを考えていたので、職務が疎かになっていたのだ。 『提督。お仕事頑張って下さいね』 以前なら、榛名がそんな言葉を掛けて、にこやかな顔でお茶を入れてくれたりしたものだ。 だがその榛名も今はいない。彼女の存在がいかに大きく大切であったかを、御戻は噛みしめていた。 季節は夏前であるが、今の御戻の心は冬を迎えたかのような寒々しさを感じている。 「お~御戻チャン」 執務室に入ってきた同僚の小嶋が、歩み寄ってきながら軽い調子で声を掛けてくる。 「小嶋殿。おはようございます」 「おはよん。朝からセイが出るね~」 酒臭い息で言う。小嶋は無類の遊び好きで、ほぼ毎晩、歓楽街をうろついているらしい。ここの部署は出撃などはないのでだらしがないのである。 「小嶋殿も大分書類が溜まっているようですが」 御戻は隣にある小嶋のデスクを見ながら言った。そこには御戻の書類の束が可愛く見える程に、未処理の書類が積んである。 「明日から本気を出すのであります」 そう言って小嶋が敬礼をする。 「先週もそう仰ってましたよね」 「え? そうだっけ? そんな昔の事は忘れた」 しれっと小嶋は言ってのける。 「それよりさ、聞いてくれよ御戻チャン」 自分の椅子に腰かけながら、小嶋がそう切り出す。そして、御戻の返事を待たずに話し始めた。 「俺、昨夜さあ、吉原に行ったんよ」 「小嶋殿……!」 御戻は慌てる。 「声が大きいですよ。誰かに聞かれたらどうするんです?」 軍の規則で、士官の職にある者は遊郭で遊ぶ事を厳しく禁じられているのだ。もし発覚すれば即刻首が飛ぶ。 「あん? 大丈夫だよ……こんな窓際部署なんて、内部調査室の相手にされてないからさ」 「そうかも知れませんが……」 確かに小嶋の言う通り、ここは箸にも棒にもかからないような部署ではある。 「でさあ、めぼしい店は行き尽くしちゃったからさ、普段あんまり行かない所へ行ってみようと思ってね、裏通りの更に奥の方を散策してみたんよ」 「はあ」 飽きたなら行かなければいいのに、と御戻は思ったが、口には出さなかった。 「そしたらさ、変な名前の店、見つけちゃったんだよね」 「変な名前の店?」 「うん。『深海棲館』って言うの」 「え? シンカイセイカン?」 「そう。でも最後の字は艦――ふねじゃなくて、館ね」 御戻は眉根を寄せる。現在、この国と海上で戦っている敵対勢力の艦が、深海棲艦と呼ばれている。 そんな名前をつけるとは変わっているというか、良い根性をしているというか。不謹慎だという理由で、経営者がしょっ引かれてもおかしくはない。 「ね? 変わってるっしょ? それで、変わってるのは名前だけじゃなくてね。出てくる女の子が、海軍の艦娘みたいな恰好してるんよ」 「そういう趣向の店なのでしょう」 軍服等を模倣した服を着て性的遊戯をする、異国渡来の『こすぷれ』なるものがあると、御戻も話には聞いたことがある。 「まあ、そうなんだろうけど。でさ、店に入ったら従業員が名簿を見せてくれるんよ。そこには源氏名がずらっと書いてあってね。 で、女の子の顔見られないの、って聞いたら、皆とびきり可愛いからご心配なく、って言うんよ」 「はあ」 「まあ、地雷踏んでも話しのネタになるからいいか、って思ってさ。金剛って源氏名の娘を指名したんよ」 その名前を聞いた御戻の胸がちくりと痛む。 金剛。 榛名と実の姉妹同様の仲だった艦娘。そして、海に散って行った艦娘。 「何で金剛チャンを指名したかって言うとね、以前一度だけ、本当に偶々話した事があったからなんよ。 言葉使いは妙だったけど、可愛かったのを良く覚えている」 御戻も在りし日の金剛を思い出していた。ブリテン帰りの艦娘で、小嶋の言う通り少し妙な言葉使いをする娘であったが、 明るく美しい娘だった。御戻も何度か金剛と出撃した事があった。 「でさ、出てきた金剛チャンを見てびっくり」 「地雷だったんですか?」 「いや。本人そっくりだったんよ。ていうか、あれは本人だよ」 やや興奮しながら小嶋が言う。 「金剛は最後まで立派に戦って……海へ散りましたよ」 御戻はそう言って軽く目を閉じた。金剛が散った時の、泣きじゃくっていた榛名を思い出す。あの時の榛名は一晩中泣いていた。 「でもなあ、瞳の色とかホクロとか、まんま金剛チャンだったんだけどなあ」 小嶋はまだ言っている。 「残念ながら金剛は鬼籍入りしてます」 「……分かってるよぉ、本人だったら嬉しいなって夢見ただけだ。でもな、服はかなり本格的に似せて作ってあったぞ」 「はいはい」 「しかも、俺の事を提督って呼ぶんよー。客をそう呼ぶのが決まりなんだろうけど。でも俺、艦隊の指揮を執るのに憧れてたから、 提督って呼ばれてすげえ嬉しくなっちゃった。嬉し過ぎて調子にのっちゃって、四十六センチ主砲三回も金剛チャンの中に撃っちゃったんよ」 あなたの砲身そんなに長大じゃないでしょう――という突っ込みを思わず入れそうになった御戻だが、そこは自重しておいた。 やれやれ。朝からしようもない下の話に付きあわされた、と内心思う御戻だったが、次に発せられた小嶋の言葉には思わず耳を傾けてしまう。 「また今度行ってみようかな。そう言えば長門チャンとか榛名チャンの名前もあったぞ。 無論、指名してないから顔は分からんがな。さあて、仕方がないから仕事でもすっかな」 そう言って小嶋は、のろのろと書類の束をいじり始めた。一方の御戻は、小嶋の言葉のせいで気もそぞろになってしまった。 榛名の名前がある? その榛名も、本人にそっくりなのだろうか――ふと、そんな思いが過る。 何を馬鹿な事を考えている、と御戻は心の中で自分を叱った。もし『深海棲館』の榛名が本人にそっくりだとして、それが一体何だと言うのだ? そこにいるのは榛名ではない。榛名がそんな、見知らぬ男と同衾するような店にいる筈がない。 榛名。君は今、何処にいるんだい? たまらなく君に会いたいよ。 窓の外を見やりながら、御戻はそう頭の中で呟いた。 3 誰の人生でも、一度や二度、魔が差す時というのはあるものだ。 御戻に関して言えば、今夜がまさにその状態だった。 小嶋から深海棲館の話を聞いてから三日後の夜、御戻は吉原にいた。この国最大の遊郭を訪れたのは初めてだった。 自分はこんな所で、一体何をしているのだろう――吉原の通りを歩きながら、御戻はそう胸中で呟き、深く被った帽子を更に下げる。 通りは中々に人が多かった。皆、道の左右に並んだ張見世を冷やかしながら、ゆるりゆるりと歩いている。 張見世とは通りに面した部屋の事で、通りとの間は格子で仕切られている。そしてその中では遊女達が座し、自分を買ってくれる旦那を待っている。 客は通りから格子の向こうにいる女を吟味し、気に入れば店に入って褥を共にする。 榛名もそんな風に出会ってすぐの男と……などと埒もない想像をしてしまいそうになり、御戻は慌てて頭を振ってそれを打ち消す。 そんな事はない。榛名はそんな事をする娘ではない。 第一、深海棲館にいるらしい榛名は、御戻の愛しい榛名とは別人なのだ。 では何故、そう思っていながら自分はわざわざ吉原に来ているのか。小嶋の言った事など、戯言として捨て置けば良いはずではないか。 いや、取るに足らない事であるからこそ、きっちりと確認を取っておいた方がいいのだ。絶対にそうなのだ。 そんな支離滅裂な事を考えながら、御戻は表通りから裏通りへと入る。 裏通りに入った途端、先程までの喧騒が嘘のように途絶える。表通りを太陽の差す浅瀬のサンゴ礁とするなら、裏通りはさながら深海のような印象だった。 深海棲館がある場所へと御戻は進む。場所は、数日がかりで小嶋からそれとなく聞き出してあった。 やがて、門柱に住吉提灯の掛けられた店が見えて来た。提灯には小さく「深海棲館」と書かれていた。 表通りに軒を連ねている店のようなけば立った派手さとは無縁で、当然のことながら張見世もない。 小洒落た旅館のような雰囲気で、一見すると色里の店には見えなかった。 御戻は左右を見渡し、誰もいないのを確認すると素早く店の中へと入った。 「いらっしゃいませ」 店に入ると、見世番の男に声を掛けられた。 「御履き物をお預かりします」 そう言われたので、靴を脱いで御戻は店に上がる。男に促されて進み、奥の部屋に入る。 入った部屋は、舶来物の高級そうな調度品が設えてあった。他に客と思しき者はいない。御戻はソファに腰を降ろす。 「しばらくお待ち下さい」 男がじろじろと御戻の顔を見ながらそう言い、部屋を出ていった。 一人きりになった御戻は、落ち着かなくてそわそわしてしまう。ここに榛名が――などと考えそうになって、慌てて頭を振る。 違う。 ここにいる榛名は、御戻の愛する榛名ではなく、良く似た他人だ。 御戻が煩悶していると、「失礼いたします」という声がして、男が一人入ってきた。ここへ案内して来た男とは違う男であった。 「旦那。自分は鷹野と申します」 男が唐突に自己紹介をする。 「何か?」 わざわざ名乗ってきた男の意図が分からないまま、御戻は彼を見た。精悍な顔立ちに黒い半纏が良く似合っていた。 醸し出す雰囲気が、単なる見世番でない事を御戻に伝えてくる。 「困るんですよ」 「……困るとは?」 「海軍の軍人さんに来られると、こっちも色々と面倒だって事です」 御戻は言葉を失った。 「いや、自分は――」 「誤魔化しは要りません。ここの店はちいとばかり特殊でね。他所の店より、海軍さんの出入りに関しては神経質にやってるんです。 あなたが御戻提督だという事は、もう分かっていますよ」 鷹野が目を細める。 「いや、元提督か」 半ば嘲るように鷹野は言い直した。 「……」 「先日も海軍のお方が来ましたがね」 おそらく小嶋の事だろう、と御戻は思った。 「まあ、こう言っちゃなんだが、あの御人程度の方なら別に構わないんですが。だがね、仮にも旦那は提督とまで呼ばれる地位にいたお方だ。 そういうお方に来られると、こちらとしても本当に困るんですよ」 「自分は……自分は、ここへ遊びに来たのではない」 そうだ。自分は、ここにいると思しき榛名が、本人ではないとの確証を得るためにやってきただけなのだ。断じて金を払って女を買うために来たのではない。 「ここは遊郭ですぜ? 遊びに来たんじゃないってんなら、何をしに来たってんです?」 再び嘲るような口調で鷹野は言った。 御戻は何と言って良いか分からず、つい自分の目的を正直に話してしまった。話しながら、考えてみれば随分とおかしな話だと自分でも思った。 話を聞き終えた鷹野は、値踏みするかのように御戻を見た。何やら思案しているらしく、顎をしきりにいじっている。 「旦那も変わったお人ですね」 しばらくすると、苦笑しながら鷹野は言った。 「まあ、こちらとしても、せっかく来ていただいた方を無碍に帰すのは心苦しい。 例えそれが、面倒事になるかも知れない海軍の軍人さんでも、ね。 ただ、やはり決まりは決まりだ。娘達に相手をさせる事は出来ませんし、 相手をする以外での面会は店の規則で禁じられています。ですが……」 鷹野の目が、少しだけ嗜虐的になったように見えたのは、御戻の気のせいだろうか。 「手がない訳じゃあない。但し、料金はきっちりと頂きますが」 「本当か?」 鷹野の言葉を聞いて、御戻は思わず身を乗り出す。これでやっと榛名に会え――いや、違う。そうじゃない。 ここの榛名は榛名ではないのだ。これで榛名ではないと確認が出来るのだ。 「もう一度お聞きしますが、旦那は確かめたいだけなんですよね? 買いたい訳ではなく」 「その通りだ。自分はあくまで、ここにいる榛名が別人であると確認をしに来ただけなのだから」 「分かりました。しばらくお待ち下さい」 そう言うと、鷹野は一旦部屋を出ていった。 「お待たせいたしました。ご案内します。ついてきて下さい」 五分程して戻ってきた鷹野が、御戻に向かってそう言った。御戻は鷹野について部屋を出た。 しばらく廊下を進むと、鷹野はとある部屋に入った。部屋には畳が二枚敷いてあり、明かりは天井から下がった 裸電球が弱々しくついているだけである。調度品の類は、入って左手の壁にカーテンが引かれているだけで、他には何もない。 まるで座敷牢のようだな、と御戻は思った。 「ここは?」 畳の上に座りながら訊ねるが、鷹野はそれには答えず、 「海軍法の条文には『遊郭で女と遊ぶ事を禁じる』という文言があります」 と、いきなり言い出した。 「それは知っている」 「これは故意なのか、それとも条文を作った奴がアホなのか……まあ、いずれにせよ穴だらけの文言ですよね」 御戻には鷹野の言葉の意図が分からない。 「だから、それが一体どうしたと――」 「遊郭に立ち入るのを禁ずるという文言でもなければ、更に、娘達を見る事を禁じるという文言でもない訳ですね」 「……どういう意味だ?」 「旦那も察しが悪いですねえ。こういう事ですよ」 にやりと鷹野は笑うとカーテンを開けた。そこには窓があった。窓の向こうを見て御戻は絶句した。 そこに広がっていたのは、外の風景などではなく、隣の部屋の様子だった。 部屋の中央にはベッドが置かれ、その上に裸の男と、見覚えのある服を着た娘がいた。 神社の巫女のような上着。フリルのついた丈の短いスカート。膝上まである黒く長い靴下――金剛型の艦を駆る娘の制服と瓜二つだった。 「驚かれましたか? この窓は舶来物の特殊な窓でね。こちら側から向こうは見えるが、向こう側からは鏡になっていてこちらは見えないんです」 鷹野がそんな説明をするが、御戻の耳には届いていなかった。 裸の男は、こちら側に向けて足を拡げ、横になっている。制服を着た娘は、拡げた男の足の間に入るようにして、四つん這いになっていた。 お尻をこちらへ向けているので、娘の顔は御戻達からは見えない。 まさか……榛名……榛名なのか!? 御戻は胸中で叫んだ。 男の手が娘の頭に乗せられている。 娘の頭はゆっくりと上下している。 口で奉仕しているのは、明らかだった。 顔が見えないもどかしさに、御戻は膝の上できつく拳を握る。 「あらま。顔が見えない。これじゃあ確認が出来ないですね?」 声を抑えつつも、鷹野は実に楽しそうに言う。明らかに煩悶する御戻を見て楽しんでいる。 「ああ~気持ちいいよ~」 突然、窓の向こうにいる男の声が聞こえて来た。 「壁も作りが凝ってましてね。向こう側の声はきっちりと通すが、こちら側の声はまったく通さないんです。何なら試してみます? 榛名、こっちをお向き……とか何とか言って。まあ、聞こえませんけれどね」 嗜虐的に鷹野は言うと、くつくつと笑った。 そうこうしている内に、上下していた娘の頭が止まった。 娘が四つん這いを止め、男の隣に移動して、ころんと横になる。 その拍子に顔がこちらを向いた。 御戻が、あっと小さく声を上げたのとほぼ同時に、 「提督の主砲、とっても大きいデース」 と言う娘の声が聞こえてきた。 「あら残念。金剛でしたね」 鷹野がそう言ってニヤニヤする。 御戻は、大きく息をついた。窓の向こうにいる娘は榛名ではなかった。とりあえず御戻は胸を撫で下ろした。 「そ、そうかい? 僕の、そんなに大きいかい?」 「YES! まるで超弩級戦艦並ネー。こんなので撃ち抜かれたら、金剛は轟沈しちゃいマース」 そう金剛は言うと、男根を愛しそうに撫でる。 「そ、そうかー。轟沈かー。よーし、提督頑張って、金剛ちゃんを轟沈させちゃうぞ~」 「ふふ。金剛も負けませんヨ~」 そんな会話を交わす金剛を、御戻はじっと見つめた。 「……似ている」 「似てる?」 鷹野が失笑する。 「ああ。彼女は艦娘だった金剛に似すぎている」 「本人ですよ」 鷹野が言う。顔が笑っていなかった。 「馬鹿な事を。金剛は敵に敗れて海に沈んだ」 そう。金剛は海に散った。散って行った金剛を偲んで、榛名は一晩中泣いたのだ。 「潜水艦娘ってのがいるでしょう? それに助けられたらしいですよ、金剛は」 「まさか……そんな」 「やれやれ。提督だったくせに、何にも知らないんですね」 呆れたような口調で鷹野は言った。 「敗れて沈んだ艦娘は大抵が溺死します。だが、助かる者もいるんですよ。そして、死なずに助けられた娘や、 艦を修繕不能にしてしまった娘はこういった場所へ送られます。『再利用』という名目でね。 吉原だけではありません。北は北海道のすすきのから、南は福岡の中州まで、全国津々浦々です」 淡々と鷹野は説明する。 「信じられないって顔をなさってますね? 残念ながら、これが現実なんです。艦から堕ちた娘達のね。 ちなみに、彼女らが客を取って稼いだ金のほとんどは海軍が持っていきます。お国の大事な艦を潰した償いをしてもらう、というお題目のもとにね。 ですがね、考えてもみて下さい。艦を建造出来るような金を、単なる娘っ子一人が稼げると思いますか? そんなの来世、いや、来々世までかかったって無理に決まっている」 「ひどい……」 御戻は愕然とする。そんな事は、まったく知らなかった。 「あんたら提督が、無能なせいだろうが」 鷹野が御戻を睨み付ける。 「娘達から色々な提督がいると聞きましたぜ? ろくに補給もさせずに延々とタンカー護衛任務を押し付ける提督。 艦が轟沈寸前なのに、ドックにも入れてやらず連続で戦闘を強いる提督。 気に入らない艦娘が配属されると、問答無用で艦を解体して、 鎮守府には轟沈しましたと虚偽の報告をする提督――人間の屑の見本市か何かですか? 海軍って所は。 そんな事をしていたら、轟沈したり修繕不能になったりするに決まっているだろうが。 提督ってのは、艦娘達に対してどんな扱いをしても許されるのか?」 「そんなことは……」 ない、と言おうとした御戻だったが、言葉が出てこなかった。 「でもね、そんな話を聞かせてくれた娘達の誰一人として、提督に対する恨み節なんか言わなかった。 どの娘も、任務だから仕方がないって明るく言うんですよ」 相変わらず鷹野は御戻を睨んでいる。 「艦娘達は気高い。自分達が艦娘である事に誇りを持っているから、アホな提督の理不尽な指揮にも笑顔で耐える。 そして笑顔で耐えに耐えて、最後は轟沈して溺れ死ぬか、こんな所へ送られて、見ず知らずの男に股を開くという屈辱を与えられる――何なんだ、この理不尽は。 あんたらはそんな彼女達に対して、何か一つでも報いてやっていたか?」 「……」 自分はそんな提督達とは違う、と御戻は思いたかった。だが、今の自分にはそう言いきれるだけの自信がなかった。 どんな苦しい時でも、忠実に命令に従ってくれていた艦娘達に、自分は何か返してあげることが出来ていただろうか。 「……と、まあ、こんな事を旦那に言っても仕方がないんですがね。柄にもなく熱くなっちまった。どうもすみません。失礼いたしました」 鷹野がそう言って慇懃に頭を下げる。 「お詫びに今回の入室料はいただきません。ここにいる榛名が、本物かどうかの『確認』も出来ませんでしたしね。 ちなみにここの榛名は、まだ入郭したばかりで客を取った事がありません。でも、その日が来たら旦那に連絡しますよ。いの一番にね。 ちゃんと『確認』に来て下さいよ? とりあえず今晩は、金剛の勇姿を最後まで見てやって下さい」 「いや、自分は――」 帰る、と言おうとした御戻を、鷹野がぴしゃりと遮る。 「いや。最後までご覧下さい。金剛がここへ堕ちた原因が、少なからず自分にもあると噛みしめながら、ね」 そう言うと、鷹野は扉を閉めた。慌てて御戻は扉に取りつくが、外から鍵を掛けられたらしく、開かなかった。 「Oh……提督ぅ、そこは駄目デース」 自分が呼ばれたような気になって、御戻は思わず窓の方に目を向けた。 男が金剛の腋を舐めているのが見えた。 金剛型制服の上着は、通気性と動きやすさを確保するため、脇下に大きなスリットが入っている。 その無防備な腋へ、樹液にたかる甲虫のように男が取りついていた。 「こ、金剛ちゃんの腋、硝煙の匂いがするね」 「ア~ンビリーバボー! しっかり洗ったのに。金剛チョ~恥ずかしいデース」 「HAHAHA。イッツ・メリケン・ジョーク。ウィットに富んだ軽いジョークさ。大丈夫、硝煙の匂いなんてしないよ。 金剛ちゃんの腋、とってもいい匂いだよ。桃の香りみたいだよ。んん~たまらん」 男が舐める速度を上げると、金剛の頬が桜色に染まってゆく。 「ああ……提督」 「んふんふ。ここ、弱いんだね?」 「YES……デース」 とろん、とした目で金剛が答える。それを聞いて調子づいたのか、男は金剛に万歳をするような恰好を取らせた。 両腕を頭の上の方に持っていかれたせいで、白い両の腋が男の前に晒される。 男がまず右の腋から舐める。数回舐めてから左へ移る。そこでやはり数回舐めてから、再度右の腋へ――男の頭が金剛の両腋の間をせわしなく行ったり来たりする。 それにつられるかのように、金剛の嬌声も大きくなってゆく。 「ああ……ああっ……提督っ! 提督っ!」 「金剛ちゃん金剛ちゃん!」 「ああ……もう、金剛の大事なトコロ……浸水しちゃってマース!」 「え? 腋をペロペロしているだけなのに?」 男が舐めるのを止めて、笑いながら訊ねる。 「どれどれ……わあ、本当だ。これはマズイ。総員避難っ。繰り返す、総員避難っ」 「提督っ……提督の高速修復剤で、早く浸水箇所を修繕してくだサーイ」 御戻の目の前で繰り広げられる、客と金剛のしようもない茶番。 これが、あの金剛だというのか。 凛々しさも、気高さも、艦娘としての尊厳を根こそぎ奪われた金剛の姿に、御戻は体から力が抜けてゆくのを感じた。 「金剛ちゃん、上になってくれるかな? ぼ、僕は騎乗位が、す、好きなんだな」 「cowgirl positionネー。aye,aye, sir!」 そう言って金剛は身を起こした。そして制服はそのままに、下着だけを外して寝そべった男の上に跨ろうとする。 「あ、僕の方じゃなくて、鏡の方を向いてもらってもいいですか?」 「いいデスヨー……って、提督~。これじゃインしてるトコ、鏡に映ってまる見えネー」 金剛と御戻の目が合う。 向こう側から見えてはいないとは言え、体に力が入ってしまう。 金剛が自分の秘所に男根をあてがい、ゆっくりと腰を沈めてゆく。スカートをたくし上げているので、 金剛が男をのみ込んでゆく様がはっきりと見て取れた。窓越しに見える金剛のそこは、水音が聞こえてきそうな程に潤んでいた。 「ああ……」 目を閉じ、軽く眉根を寄せ、金剛が感じ入るような声を出す。しっかりと男根を根本まで咥え込むと、再び腰を浮かす。 そして、抜けない程度の所まで来ると、再び腰を沈める。 見てはいけない――頭では分かっていたが、御戻は視線を反らす事が出来なかった。 金剛の腰の動きが、徐々に速くなる。擦れ合う秘所と男根が、粘着質な、ひどくはしたない音を紡ぎ出し、そこへ金剛の嬌声が重なる。 「ああ……! 提督、提督っ……」 「おお……金剛ちゃんの艦隊運動すごすぎぃ! ごめん、もう無理っ。果てるっ……!」 男の睾丸が随分とせり上がっている。本人の言葉通り、今すぐにでも射精しそうであった。 「提督、いつでもComingネー!!」 「ああっ、金剛ちゃーーーーーーーーーーん!」 金剛の名を長く叫びながら、男は放精した。 男が果てると、金剛は腰を浮かして男根を解放した。そしてベッドの上に膝をつくと、左手でスカートをたくし上げ、 空いた右手を下腹部へ伸ばし、膣内に放出された精を掻きだした。 「ふふ……すごい量デース……」 そう言いながら秘所より抜いた右手には、大量の白い液体が絡みついている。 金剛はそれをうっとりとした表情で眺めると、おもむろに唇を寄せた。 「提督……金剛の本気、どうでしたカ……?」 濡れ光る舌で、愛液と精液が混じり合ったものを舐めとりながら、金剛が妖しく微笑む。 御戻は、窓越しに向けられる金剛の笑みを前に、身動きひとつ出来なかった。 4 二日経っても、御戻の頭の中には、金剛の痴態が色鮮やかに残っていた。 そのせいで、書類の処理がまた滞ってしまった。一日中机に噛り付いていたが、 仕事に集中しようとすると、深海棲館での金剛が浮かんできてしまってまったく進まなかった。 額に浮かぶ珠のような汗。 桜色に染まった頬。 男を貪欲に飲み込んでいた秘所。 終わった後の、男女液を舐めていた淫蕩な目つき――と、そこまで思い起こして、御戻は自分の頬を平手で張った。 何を考えている。金剛のしどけない姿を思い出している場合か。 大体、榛名の事を確認しにいった筈なのに、お前は何をやっているんだ――そう、胸中で自分を叱り付ける。 「御戻チャン、どしたんよ? いきなり自分の頬引っぱたいたりして」 隣に座っていた小嶋が、不思議そうな顔で御戻を見ていた。 「蚊でも居たんか?」 「あ、いえ。ちょっと眠気を覚まそうと思って」 「眠いなら眠っちゃえばいいのに」 不思議そうな顔で小嶋は言う。確かにしょっちゅう舟を漕いでいる小嶋にしたら、そう思うのだろう。 「お。もう定時だ」 壁にかけられた時計を見て、小嶋が立ち上がった。 「じゃあ、俺はこれで帰るわ。御戻チャンもほどほどにね」 「お疲れ様です」 「お疲れ~。よおーし、今晩も遊ぶぞー!」 小嶋はそう言いながら、執務室を出ていった。 御戻は背もたれに身を預け、目を閉じた。しばらくすると、軽い眠気が訪れる。 小嶋の言葉に従った訳ではないが、御戻は逆らう事なく眠りに落ちた。 しばらくの後。 ジジジジジ……という、非常に歯切れの悪い呼び出し鈴の音で、御戻は起こされた。 壁掛け時計を見ると、小嶋が出て行ってから一時間程経っていた。 呼び出し鈴の音はまだ続いている。音は机の上にある旧式の電話から出ている。ここの部署は予算の割り当てが少ないので、 調子の悪い電話機をずっと使わされているのだ。御戻は身を起こして、受話器を取った。 「はい。御戻ですが」 「御戻殿ですか。こちら交換台です。御戻殿宛てに、鷹野さんという方から電話が入っています」 鷹野という名前を聞いて、御戻の心臓が大きく跳ね上がる。 「繋ぎますか?」 「……繋いでくれ」 「はい。では繋ぎます」 御戻は大きく息をついた。 「もしもし」 「旦那。鷹野です」 「ああ……先日はどうも」 「いえいえ。こちらこそ。その節は大変な失礼をいたしました」 電話の向こうの鷹野が慇懃に言う。謝りながらもニヤニヤしているに違いない、と御戻は思った。 「で、用件は?」 用件など分かっている。心臓はかなりの速さで鼓動している。だが、平静を装って御戻はそう切り出した。 「はは、そう来ますか。もしかして、どなたか周囲にいらっしゃる?」 「いや。そうではないが」 「じゃあ、虚勢ってやつですかね……まあ、どうでもいいですが。今日『確認』出来ますよ?」 更に心臓の鼓動が跳ね上がる。 「もしいらっしゃるなら、今日は裏口の方から入って来て下さいね。旦那が来た事がお客人にばれると、色々と面倒になりますから。 さて、後は旦那にお任せいたします。来るも来ないも、お好きにどうぞ。それじゃ」 そう鷹野は言うと電話を切った。 御戻は受話器を戻す。酷く手が震えている。とうとう『確認』出来る時がやって来たのだ。 深海棲館の榛名が、御戻の榛名ではないことを確認出来る。 艦から堕ちた娘達は色里に送られるなどと鷹野は言っていたが、それが本当である証拠は何処にもないのだ。 先日御戻が見た金剛も、瓜二つの他人に違いない。そうに違いない。良く言うではないか。世の中には自分とそっくりな人間が三人はいると。 御戻が見た金剛は、きっとそういった類の良く似た他人なのだ。 御戻は更衣室に行き、制服から普段着に着替えると、榛名が榛名ではない事を確認するため、足早に深海棲館へ向かった。 ※ 深海棲館に着くと、電話で言われた通りに裏口から店に入る。 「お待ちしておりましたよ、旦那」 裏口から入ると、鷹野が上り框に腰を掛けていた。間違いなく御戻が来ると踏んでいたのだろう。実に楽しそうに御戻の顔を見る。 「確認をしに来た」 確認を、の部分を御戻は強調する。 「それはもう。では、ご案内します」 鷹野の先導で廊下を進み、先日の部屋に入る。御戻が畳に腰を下ろすと、 「では、ご確認を」 と鷹野が言って、カーテンに手を掛けた。 御戻の心臓が、走っている時のような速さで鼓動を始める。 やがて、カーテンが開けられ、隣の部屋の様子が窓の向こうに見えた。 金剛型用の制服を着た娘が、ベッドの縁に腰を掛けて、こちらを向いて座っていた。落ち着かないのか、しきりに自分の髪を弄っている。 「あ、ああ……」 御戻の口から、思わず声が漏れる。 「まだお客様が入室してないんですよ。で、どうです旦那? ご確認の程は」 鷹野の言葉には応じず、御戻は窓の向こうにいる娘を食い入るように見ていた。つややかな長い黒髪に、愛らしい顔立ち。 その髪に、頬に、唇に数え切れない程触れた。だから、見間違えるはずなどない。 榛名――だ。この娘は、自分の愛しい榛名本人だ。やはり、鷹野が言っていた事は本当だったのだ……。 「ご確認出来たようですね……ああ、お客様が入室されましたよ?」 鷹野がそう言い、促されるようにして御戻は隣の部屋のドアへ目を向けた。 「な……!?」 入って来た客を見て、御戻は絶句する。 「ああ、先日もいらっしゃった海軍さんですね」 入って来たのは、小嶋だった。 「もしかして、お知り合いですか?」 御戻はただ呆然としていた。何故だ……何故、小嶋がここに居る……榛名に何をする気だ……。 「どうやらお知り合いみたいですね。では、ごゆっくりどうぞ」 鷹野はそう言うと、くつくつと忍び笑いを漏らしながら部屋を出て行った。 「あ、あの、榛名です。不束者ですが、どうぞよろしくお願いします!」 榛名がベッドから立ち上がり、ぺこりと頭を下げる。 「いいねー。榛名ちゃん、すごく可愛いね」 「そんな……」 榛名が戸惑ったような顔をする。 「いやいやホントに可愛いよ~。よく言われるでしょ? 可愛いって」 「いえ……言われたことないです……」 確かに御戻は、榛名の事を可愛いと言った事はなかった。誇り高き艦娘に対して、可愛いと言うのは失礼だと思ったからだ。 「そうなの? 周りの男は何をやっていたんだ。けしからんな」 小嶋はそう言うと、榛名を抱き締めた。 「あ……提督……」 御戻は自分の事を呼ばれたと思い、ぴくりと体を震わせた。だが、今、提督と呼ばれているのは、自分ではない。あくまで小嶋なのだ。 「ん……んん……」 榛名の唇が塞がれる。その様を目の当たりにして、御戻の全身から力が抜けた。 「榛名チャン……」 小嶋が唇を離して名を呼ぶ。 「榛名、と呼んで下さい。提督」 榛名がそう言うと、小嶋は黙って頷いた。 小嶋が榛名をベッドへと促す。寝具の上に横になった二人は、再び唇を重ねた。そして、舌を絡めあう。その最中、榛名の身体は幾度か震えた。 「……榛名はキスが好きなんだ?」 唇を離した小嶋が、そう尋ねる。 「……」 榛名は少しだけ熱に浮かされたような顔で小嶋を見る。言葉にして返事こそしなかったが、それは「はい」と答えたのと同義だった。 何故だ榛名――御戻は胸中で叫ぶ。どうして今さっき会ったばかりの男に、そんな表情を見せる? いや、それ以前に出会って一分程の男と、何故、舌を絡める接吻などするんだ!? 「そうか~。じゃあ、ここはどうかな~?」 そう小嶋は言うと、今度は榛名の耳を甘噛みする。 「ひゃん!?」 御戻が聞いた事のないような声を榛名は上げた。榛名もあんな声を上げる事があるのか。 「あ……駄目……。提督……榛名は変になってしまいそうです」 「いいよ、変になっても。榛名が変になるとこ、見てみたいな」 小嶋はそんな事を言いながら、自身の唇を、首筋、肩口、鎖骨と順に這わせてゆく。 「あっ……! そこは駄目です、提督!」 小嶋の舌が腋に辿り着くと、榛名は慌てたように言った。 「なんで?」 「汗をかいていますから……」 「全然匂わないって。むしろ、いい匂いがする」 制服の脇下に開いたスリットへ小嶋は顔を突っ込むと、牛乳を飲む小猫のように、榛名の腋を舐め始める。 「提督……恥ずかしいです……」 「でも、気持ちいいんじゃないの?」 「……」 「あ、黙った。気持ちいいんだ? 榛名は腋を舐められると、恥ずかしいけれど、とっても気持ちよくなっちゃうんだ?」 「もうっ……知りませんっ」 ぷい、と榛名は顔を背ける。拗ねたような、甘えたような、そんな声と仕草。あの声と仕草は自分だけのものではなかったのか――御戻は拳を握る。 「可愛いな~」 小嶋はそう言うと、こんどは榛名の上着の前をはだけさせる。下には何もつけておらず、形の良い乳房が顔を覗かせた。 「綺麗なおっぱいしてるね」 片手で優しく乳房に触れながら、小嶋は再び榛名の腋に舌を這わせた。同時に与えられる二つの刺激に、榛名の桜色の乳首がみるみる硬くなってゆく。小嶋の指先がそこへ触れると、榛名はぴくんと肩を震わせた。 その反応を確認した小嶋は、今度は人差し指と中指の間に乳首を挟みこみ、ゆっくり小さく円を描くように動かした。その刺激に、榛名は大きく身を捩る。 「感度、いいんだ?」 「そんなこと……榛名には、分かりません」 唇と舌に乳首が捉えられると、榛名は「ああ……」とまるで感に堪えないような声を洩らし、小嶋の頭を両腕でかき抱いた。 「ああ……だめ……だめ……あぅっ!?」 小嶋の手が、榛名のスカートの中をまさぐる。 「榛名。もうこんなになってるよ?」 少し意地悪く言いながらスカートから手を抜くと、小嶋は見せつけるように榛名の目の前へ指を持ってゆく。愛液に塗れた人差し指と中指を広げると、何本もの糸が引かれた。榛名が恥じるように視線を反らす。 「俺のもさ、もうこんなになっちゃってるんだけど」 小嶋は榛名の手を掴むと、ズボンへと導く。前が大きくテントを張っている。 「苦しそう……」 膨らんだ箇所を、榛名は恐る恐る撫でた。 「うん。苦しい。解放して欲しいな」 「はい、提督」 榛名はそう言うと、小嶋のズボンを脱がせた。そして、お目見えした小嶋の一物に、榛名は目を見張った。 「……大きい」 確かに小嶋の男性自身は逞しかった。御戻の1.5倍近くはあるかも知れなかった。 この後、あれが榛名に押し入るというのか――御戻の顔が歪む。 「そうかな? 大きいの?」 「多分……」 「ふーん。誰と比べて?」 「……」 小嶋の問いに、榛名は困ったように黙ってしまう。そして、暫く沈黙した後に、突然、顔を覆って泣き出してしまった。 「あーごめんごめん。あまりにも下品で、意地の悪い質問だった」 慌てて小嶋が謝罪する。 「ごめんなさい……」 「俺の方こそごめんな? ひどい事聞いて」 「本当にごめんなさい……。忘れよう、忘れようって思っていたのに……でもやっぱり忘れられなくて。あの人のこと、やっぱり忘れられないんです……」 榛名のその言葉に、御戻は愕然とする。 「……大切な人がいたんだな?」 小嶋のその言葉に、榛名は何度も何度も頷いた。 「でも、これが運命なら、受け入れます……」 泣き腫らした顔で、それでも榛名は精一杯微笑んでみせる。 その笑顔が御戻の心を抉った。 そして、御戻の中のもう一人の御戻が問いかけて来る――お前はこんな所で何をしているんだ? こんな覗き魔のような真似をしている時じゃないだろう? 今、お前がやるべき事は一体何だ? 愛しているんだろう? 榛名を。 榛名と出会った時の事から、離れ離れになってしまった時の事までが、まるで走馬灯のように御戻の頭の中を駆け巡る。 笑っている榛名。 少し怒っている榛名。 恥ずかしそうに甘えてくる榛名。 軽く拗ねている榛名。 泣いている榛名。 どの榛名も、自分の命よりも大事なものだ。 御戻の中で何かが弾ける。 御戻は立ち上がると、あらん限りの力で窓を殴った。大きな音が響き渡り、何事かと驚いた榛名と小嶋がこちらを向く。 御戻は何度も何度も窓を殴った。途中から皮が破れて血が出始めたが、構わずに殴り続けた。 やがて、窓は派手な音を立てて割れた。御戻は、残ったガラスを蹴破り、隣の部屋に入った。 「提督!?」 「御戻チャン!?」 窓から侵入してきた御戻を見て、榛名と小嶋が同時に叫ぶ。 「榛名。行くぞ」 御戻は唖然としている榛名の腕を掴んで立たせた。 「お、おい御戻チャン、これは一体どういう事だ!?」 「すみません小嶋殿。榛名は私の命なんです。他の誰にも渡さない」 訳が分からないという顔をしている小嶋に、御戻は頭を下げる。 「短い間でしたが、お世話になりました。それでは」 そう御戻は言うと、榛名の手を引いて、部屋を出た。 5 外はいつの間にか篠突くような雨が降っていた。 騒動を聞きつけた深海棲館の従業員達が追ってきたが、激しい雨のお蔭で撒く事が出来た。 御戻と榛名は息の続く限り走り続けた。 やがて二人は、海の見える丘に辿りついた。いつの間にか雨は止み、月明かりが煌々と地上を照らし出していた。 遠くに灯のともった港が見える――かつて二人が過ごした鎮守府の港だ。 「あそこでの日々が、ひどく昔の事のように思えますね……」 榛名が港に目を向けながら言う。 「そうだな。たかだか一月程前の事なのに」 御戻も港に目を向けながら頷いた。 「提督……」 榛名が御戻の腕を取り、身を寄せる。 「ありがとうございます……榛名なんかのために。とても嬉しかったです」 「いや。本当にすまなかった」 榛名の肩を抱きながら、御戻は小さく言う。 「自分が至らなかったばかりに、君をひどい目に会わせた」 「う……わ、私……」 榛名の声が急に涙混じりになる。 「ごめんなさい……わ、私、他の男の人と……。軽蔑しますよね。こんな穢れた女なんて……」 「そういう事を言うものではない。榛名は穢れてなどいない。綺麗なままだよ」 「……提督!」 榛名が御戻にむしゃぶりつく。突然の事だったので、御戻はバランスを崩してしまう。 榛名が上になるようにして、二人は草むらの上に倒れ込んだ。 「ん……提……督……んん……提督っ、提督っ……!」 榛名が荒々しいとも言える動きで、御戻の唇に自らの唇を重ねる。その頬は涙に濡れていた。 「会いたかった……! ずっとずっと、会いたかった! 私、怖くて、淋しくて……!」 御戻の唇を解放し、榛名は言い募る。御戻はそんな榛名の頬を優しく撫でた。 「自分もずっと会いたかったよ、榛名」 「……提督ぅ、提督ぅぅ、提督ぅぅぅ!」 まるで幼子が駄々をこねるように、榛名は御戻の胸に顔を押し当てる。 そんな榛名を、御戻は優しく、まるでこの世に二つとない宝物へ触れるようにして抱いた。 しばらくの間、二人は溶け合うように抱き合い、互いの温もりを確かめ合った。 「あの……提督……」 やがて榛名が顔を上げて、おずおずと切り出す。 「何だい?」 「その、こんな時に……こんな場所で……自分でも、はしたないと思うのですけれど……」 「うん?」 「抱いて欲しいんです。提督に」 月明かりしか光源がないので明確には見えないが、榛名が頬を染めているであろう事は想像に難くない。 御戻は何も言わず、そっと榛名の唇を塞いだ。すぐに榛名の舌が入ってきて、貪欲とも言える程の動きで御戻の舌を絡め取る。 榛名の身体が痙攣するような動きを見せた。接吻だけで、すでに達しているらしかった。 唇を合わせたまま、御戻は榛名の様々な部分に触れる。指先が触れる度に、榛名はどうしようもないといった感じで激しく身を捩った。 「あ、ああ……」 唇を離すと、榛名がまるで瘧に罹ったかのように震える声を出した。 「か、感じ……すぎ……て、お、おかしく……なりそうです……」 「榛名。愛している」 そう御戻が言うと、榛名は滂沱と涙を流しながら、あらん限りの力で御戻に抱き付いてくる。 「お願いです。忘れさせて……!」 深海棲館での事を言っているのだろう。御戻は榛名の秘所に触れてみた。すでにそこは、驚き、目を見張る程に潤みを帯びていた。 御戻は榛名の下穿きをはぎ取り、自分のズボンを脱いだ。すでに御戻のものも天を仰ぐ程になっていた。 御戻が榛名に押し入る。盛大に潤んでいるせいで、抵抗らしい抵抗など感じないまま、御戻の男性自身は榛名の中を進んでゆく。 だが、先端が奥に到達するやいなや、一転して榛名の内は、まるで吸い付くようにして激しく御戻を締め付け始めた。 「くっ……榛名」 「提督……もう二度と離さないで……」 榛名の両腕が御戻の首に回され、両足は腰をがっちりと挟み込む。 「ああ。もう二度と離さない……」 「提督! ああ……もう……だめっ……!」 榛名の涙混じりの嬌声と、御戻のせり上がってくる射精感を堪える呻きが、重なりあう。 「榛名……!」 「提督……!」 二人は互いを呼び合いながら、絶頂を迎えた。 月明かりの下、波の音と潮の香りが二人を優しく包んでいる。 「えらく幸福な気分だよ」 草むらに横たわったまま、御戻は静かに言った。 「私もです……提督」 榛名が身をすり寄せてくる。 「もう鎮守府にも、自分の所業が伝わった頃かな」 「ふふ……そうですね」 少しだけ楽しそうに榛名は笑う。 「榛名」 御戻は硬い声で言う。 「自分にはもう何もない。士官としての身分を剥奪されるのは無論の事、それどころか、今や遊郭から女を攫った犯罪者だ」 「提督は犯罪者などではありませんよ」 おだやかに言いながら、榛名は御戻の頬に口づけする。 「……榛名を救い出してくださった英雄です」 月明かりにうっすらと照らされた、榛名の優しい笑顔。その笑顔だけで、御戻の心は存分に満たされる。 「自分が君に差し出せるのは、もう命ぐらいしかない」 「嬉しい。榛名なんかのために、そんな事を仰って下さるなんて」 「榛名――」 すまない、と続けようとした御戻を榛名が遮る。 「榛名も提督に差し上げられるのは、命ぐらいしかありません」 「……」 「榛名は御戻提督だけのものです。何処までもお供します。例え海の底でも。だから――」 榛名が御戻の手を強く握る。 「――もう二度と、離さないで」 「分かった」 二人とも、考えている事は同じようだった。 「空、綺麗ですね……」 「ああ……」 遥か上には満天の星空。地上の憂いや哀しみとは、一切無縁の美しい輝き達――この星々を天からのささやかな贈り物と思って、静かに二人でゆこう。 「提督。榛名は、提督を愛しています」 「自分もだ。榛名、愛している」 二人は静かに唇を合わせた。 ――翌日。 鎮守府の港に、一組の男女の遺体が流れ着いた。 男の方は、かつて提督まで務めた事のある士官。 女の方は、かつて金剛型の艦を駆っていた艦娘。 男の左腕と女の右腕は、衣類の切れ端できつく結ばれていたが、その必要がないと思われる程に、二人は強く抱き合ったまま絶命していたという――。 ― 了 ―
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藤堂高虎 徳川家康 髑髏の杯 どっちも好き厨 どっちもどっち&○○の方が 殿といっしょ 豊臣秀吉 ドラゴンズ ドグマドラゴンズドグマ クエスト トロ・ステーション 藤堂高虎 戦国時代末期から江戸時代初期にかけての武将・大名。 史実では、「主君を七度変えねば武士とは言えぬ」と豪語し、実際に数多くの大名家を渡り歩いた経歴で知られる(*1)。 また、仕えるに値する主君には揺るがぬ忠誠を抱いた人物でもあり、 織豊政権期は豊臣秀吉の弟である豊臣秀長に、秀長没後は徳川家康に終生仕え続けている。 主要な軍功に、雑賀衆の鈴木佐太夫(雑賀孫市)を謀殺し、関ヶ原で大谷刑部と死闘を繰り広げたことが挙げられる。 また、築城の名手でもあり、数多くの名城の設計を手掛けた叩き上げの勇士といえる。 Bには未登場(*2)だが、パクリ元である『戦国無双シリーズ』の作品の一つである、 『戦国無双chronicle 2nd』に青を基調とした武将として新たに登場した。 無双ファンからは、同社の『采配のゆくえ』に登場する同武将及び細川忠興からデザインを流用したと考えられているが(*3)、 その見た目からB厨からB政宗及びB三成のパクリと批判された。 しかし、B政宗とは容姿の青色以外の共通点が特に見られず、この衣装の青色の根拠自体が、 『無双シリーズ』における徳川家のイメージカラーであることが確実視されている(*4)。 それどころか、B三成自体が既にアンチに『采配のゆくえ』の細川忠興からパクッたものではと指摘されていたため、 アンチからは語るに落ちたと笑われ、いつも通りの調査不足と脊椎反射を呆れられている。 徳川家康 戦国時代から安土桃山時代に活躍した武将。 戦国BASARAシリーズでは初代から登場、3でモーションが一新され主役格となった。 史実では三河の小大名の子として生まれ、今川義元敗死後は織田信長と同盟し勢力を拡大する。 信長死後はその後継者としての地位を確立した豊臣秀吉を小牧長久手で破るも結果的には政治的に臣従、 秀吉の天下統一に協力すると共に、豊家五大老筆頭として政権内部に隠然たる影響力を示した。 秀吉死後は豊臣政権内部の紛争に乗じて更に実力を伸長、これに警戒心を抱いた石田三成を関ヶ原の戦いで破り、 徳川家の豊臣家からの独立と覇権を決定的なものにする。 征夷大将軍として江戸に幕府を開くと、大坂の陣で豊臣家を滅ぼし、これにより応仁の乱以来の戦乱は終息に向かった。 人を騙すような狡猾なやり口などが後世の人間から嫌悪されることも珍しくないが、 日本史上でも有数の実績を残し、まさに戦国時代の最後の勝者と呼ぶに相応しい人物である。 戦国BASARAでは1・2とNPCとして参戦、2英雄外伝ではようやくPCに昇格したが、ストーリーはなかった。 家康らしい貫禄などない小学生くらいの少年として描かれ、戦国最強・本多忠勝(PC)を従える姿は、 『鉄人28号』の金田正太郎や『ジャイアントロボ』の草間大作がモチーフになっている。 ロボットのような本多忠勝を演出するために製作された、おまけ扱いのNPCだったことは間違いない。 そのため、三河武士以前に、武士の威厳らしい威厳など欠片もなく、 否、窮地に陥るとタダカツータダカツーと叫んでいるだけのただのクソガキでしかない。 戦国BASARA3では関ヶ原の戦いを舞台設定にするため、主人公格として一気に成長した青年の姿になる。 「絆」の大切さを謳い東軍を纏め上げる善の英雄として描かれているが、秀吉を殺害し三成の恨みを買ったのは、 当の家康本人に他ならないため、ファンの間ですら単なる偽善者として認識されることがある。 また、3では人を傷つけるより自分が傷つくことを選んだという如何にも厨二病的な理由で、 過去作までの槍使いのモーションからボクサーのようなモーションにキャラスタイルが変更されたのだが、 そもそもすべての武器は腕の延長線上にあるという本質をB製作陣は完全に無視しているようである。 勿論、殴って攻撃したところで特に家康本人の体力が減るわけでもないので、今一説得性に欠ける理由である。 本編中でも一応は成長したようだが、過去作同様に忠勝抜きでは何も出来ない、屑と言ったら屑に失礼な程の屑である。 関ヶ原の浅薄な勧善懲悪の構図といい、特に理由もなく皆に慕われる設定の家康像といい、 ある意味では反徳川の歴史小説どころではない、史上最も嫌悪感溢れる家康像になりつつある。 付記 以上のような、これまでの日本人の中で育まれてきた徳川家康像をまったく無視するような家康の扱いは、 やはりパクリ元である『戦国無双シリーズ』への当てつけではないかとする説がある。 何故なら、『戦国無双シリーズ(特に2以降)』への批判の一つに、豊臣家・西軍贔屓が挙げられるのである。 『戦国無双シリーズ』では統一主人公の真田幸村を筆頭に、石田三成など美形の若者の姿で描かれる武将が多く、 彼らが人気を博している反面、東軍及び徳川家の武将が充実していないということが度々批判されている。 実際には、東軍武将のストーリーでは東軍武将各人の信念を持った生き様や西軍武将の抱える矛盾が描かれるが、 人気武将が西軍に固まっている以上、東軍の存在感の薄さが否定できないのもまた事実である。 どうやらB3の東西両軍は、上記の批判を鵜呑みにした上で、単純に善悪を逆転させたもののようである。 結果、B3では東軍・西軍共に実在した武将の名を使う意味が全くない、浅薄なキャラの集まりになってしまっている。 髑髏の杯 文字通り、人間の髑髏(頭蓋骨)を用いて作られた杯。 織田信長は、敵対した浅井久政・長政親子と朝倉義景の三名の首級を髑髏の杯にしたと史料に残されており、 これは信長の苛烈な性格を示す逸話として一般に名高く、また悪名高い話でもある。 しかし、実際には信長は下戸であって酒は嗜まなかったというのが近時の有力説であり、 そのため、この所業は表敬目的であった、実際には使われなかった等という理解がされるようになっている。 さて、B4の発売に当たり、キャンペーンの一環としてニコニコ生放送での番組が配信され、 その視聴者へのプレゼントとして、何とこの髑髏杯をモチーフとした「黄金のドクロ茶碗(*5)」 が作られたのである。 当然ながらこの件は、公式の悪趣味を示すものとして糾弾の対象となった。 加えて言うならば、小林が嫌う長政に対する当てつけなのではないかとの疑問もまた生じた。 どっちも好き厨 「無双・BASARAどっちも好き」と言い出す自称平和主義者のこと。 戦国BASARAそのものが無双シリーズのオリジナリティを蹂躙する存在である事実から目を背け、 BASARAが無双シリーズとの関連において叩かれるとB側を擁護した上で、 「どっちも好きな人がいるんだからやめて!」「なんで仲良くできないの…?」 「無双もBASARAも今では別物なのに」などと悲劇のヒロインぶるという特徴がある。 中には「無双ファンとして恥ずかしい」と付け足す露骨な物も存在する。 仮にBが差別化が出来ていたとしても(*6)、開発者それ自体が成り代わり願望丸出しの無双アンチな現状では、 碌に調べもせず言っているか、無双が貶されても何とも思わないかの二択であり、 その時点で「どっちも好き」は破綻している。 問題を指摘すると「ゲームに罪は無い」「ファン(*7)まで叩くな」など再び悲劇のヒロイン面に走るため手に負えない。 Bの問題点全てから逃避した上で、第三者の立場(勿論自称)でアンチの人格否定だけを行うこの論法は、 皮肉な事にB厨のやり口の中でも特に悪質な物であると言えよう。 両方好きがいないとは言わないが、どっちも好きな人間=両方のファンが、同じファンのはずの相手の話に、 「何か非があるのか?何が理由なのか?」を全く考えず口を先に出し、しかも片一方に対してだけ。 という状況に無理がある事を知るべきだろう。 付記 なお、「どっちも好き」を免罪符に多用し過ぎたせいでいい加減叩かれ出したためか、 「両方好きな人いて何がおかしいの?」「どっちも好きってだけでB寄りとかおかしい!」 といった反論を目にする様になった。 しかし、厨の定義とは「どっちも好きだから」でなく、「どっちも好きなのに意見が偏っている」であり、 勘違いしているだけか、言い訳のための論点ずらしか、いずれにしても全く的外れな反論である。 さらに言うと、この反論する連中もBの問題点スルーの「どっちも好き厨」である場合が大半なのが現実である。 付記2 Bの開発・販売当初は、本当の意味で「どっちも好き」なユーザーが少なからずいたと言われる。 しかし、Bの側が差別化ではなくパクリの続投を方針として選んだ時点でこの層は事実上壊滅したと見られ、 現在の「どっちも好き」は、上記の場合が圧倒的多数派である。 どっちもどっち&○○の方が B厨がBASARAへの指摘に対して使うリーサルウェポンであり、中立をアピールする人間が好んで用いる傾向にある。 主に無双やコーエーを引き合いに出して「~の方が酷い、~よりマシ、~もパクった」の様に用いられるが、 場合によっては他社、他ゲーも唐突に使用される。 BASARAへのダメージを軽減しようとする意図が明らかなのだが、 BASARAの方がはるかに多いor悪質である。 何の関連性も根拠も無い完全ないちゃもんである。 どのあたりなのか何も言わず、ただ「酷い」などを連呼。 これらのいずれかの場合がほぼ確実である。 パクリ行為、悪意ある設定、史実軽視、開発スタッフの失言や不祥事、クロニクルヒーローズの題名被りなど、 言い訳し難い物への反論で特に多用される。 しかし、他所を持ち出した所でBASARAの悪い部分が消える筈も無く(*8)、殆どの使用例は前述の通りであり、 この言葉を頻繁に使う事は、自ら擁護のしようが無い事を暴露しているに等しいのだ。 そもそも沈黙を守っているコーエーテクモゲームス及び無双スタッフに対し、平然と後追いを続け、 ネガキャンを行うBASARAスタッフの関係は、被害者と加害者の関係にあるため、比較出来る立場ではない。 「両方同じ」などとのたまう事は、盗人猛々しいBASARAスタッフの容認にしか繋がらないのである。 また比較対象も、キャラクター関係・スタッフ関係・ステージ関係などであることが多い。 ゲームシステム等に関する言及がないのも、エアプレイヤーが多数を占めるというB厨の性質をよく表していると言えよう。 殿といっしょ 大羽快氏による、戦国時代を舞台としたギャグ漫画。略称は『殿いつ』。 本作に登場するお市役の声優がBと同じ能登麻美子女史であったため、B厨に言いがかりをつけられた。 豊臣秀吉 安土桃山時代の武将。戦国BASARAには2から登場した。 史実では織田信長配下の下層出身の将であり、信長の抜擢を受け異例の大出世を遂げる。 信長が本能寺の変で討たれると、その跡を継ぎ天下を統一した。 その立身出世ぶりは多くの作品で描かれ、「太閤様」として特に庶民に慕われており、 特にそのお膝元である上方(大阪)では大阪府旗のデザインモチーフの一つとなっている程人気が高い。(*9) 多くの作品では外見は小柄な猿のようで、人懐っこく、女好きというのが大まかなイメージで描写されることが多い。 Bでは外見が猿つながりだが、ゴリラのようになっており、従来のイメージの逆を行く。 また、その性格も、信長を最初から敵対視している・最愛の妻のねねを殺害するなど史実の要素は皆無と言ってよい。 あげく、3では徳川家康に倒されてしまうという不遇な扱いである。 これは「皆が笑って暮らせる世」を創る事を理想とする無双への当てつけではないかという声もある。 この言葉は、何故かバーローズでもB政宗が掲げているが、当然無双のほうが先である(*10)。 参考動画→http //www.nicovideo.jp/watch/sm6750086。 担当声優の置鮎龍太郎氏は、後に無双シリーズで遠呂智・長宗我部元親・司馬師・パトロクロス役を演じたが、 このキャスティングにも文句をいうB厨は当然の如く存在した(*11)。 ドラゴンズ ドグマ カプコンが開発した新作ゲーム。 しかし、プロデューサーが悪名高き小林である事や、「完全オリジナル(*12)の超大作を作れてうれしいです」 「アクション作ってる俺らからしたら今までのRPGは物足りないから(ドラゴンズドグマを)作った(*13)」 「『ドラクエ』も1作目は触ってみたんですが、経験値を溜めるのが面倒(*14)で、 最後のボスをクリアせずに止めちゃいました。 それ以来、アクション性のないRPGは1作もやってないです(苦笑)」 「あえてゲーム名は言いませんけどぉ~モンスターの足元にしかできないゲームってあるじゃないですか。 ドラゴンズドグマはその足元以外ができるんですよ!(*15)」等の発言をしているため、発売前にも拘らず不安視されている。 また、Bと同様に既に他ゲーとの類似を指摘する声が出ており(*16)、 更に、開発スタッフが『ワンダと巨像』のファンを敵に回す発言(*17)を既に行っている。 他にも多数の作品の劣化コピー(*18)等と指摘されており、ファミ通でも「オリジナリティが無い」と一言で両断された。 今後、DDアンチWikiが出来ないことを願うばかりである。 付記 本作が各所で紹介された際、何故かプロデューサーの小林の代表作品の項にBの名が無かった。 ある意味では公式側の本音=思い入れの少なさの露呈であると同時に、 「戦国時代の人物を己の出世のために利用し、使い捨てたのではないか」との既存の不審感が一層高まっている。 付記2 本作の発売が近づくにつれ、ネットの各所で本作に関する不審な言動が相次いで目撃されている。 それらは殆どが呆れる様な賞賛か、こじ付け剥き出しの他社ゲー批判であり、 カプコン、ひいては小林一党が性懲りもなくステマを続けているのは、見る人が見れば一目瞭然であった。 その様相から「ドラゴンズ ステマ(→オワコンズ ステマ)」という通称が既に定着しつつある(*19)。 また、意味不明なコラボやDLCの濫発など、現在のカプコンの堕落ぶりの集大成になる可能性は高いといえる。 付記3 なんと、開発チーム内からパワハラによる自殺未遂者が出てしまった。(*20) なお、カプコンは地域組合等からの訴えも「要らない」と取りつく島もなく、スタッフは結局強制退社させられている。 現在、弁護士により報告が提出され、訴訟にまで発展している模様。 参考までに→http //www.minpokyo.org/journal/2012/03/1404/ 付記4 カプコンの経営陣は本作のシリーズ化を検討中とのことだが、反対者も多く、今後の情勢は不透明と見られていた。 結局、拡張版の『DARK ARISEN』が発売半年もしない内に発表された。 ドラゴンズドグマ クエスト 上記作品の新作ソーシャルゲーム。 作中の重要な要素である「ポーン」を題材とした典型的なカードゲームである。 だが、その題名を見て分かるとおり、題名に異論が噴出した。 よりにもよって、かの『ドラゴンクエスト』シリーズを彷彿とさせる内容だったからである。 かの『パクリニクル』といい、公式には最早良識など存在しないらしい。 トロ・ステーション 『まいにちいっしょ』及び後継コンテンツの『週刊トロ・ステーション』内で配信されていた、 SCEのマスコットキャラであるトロとクロによるニュース番組。 配信内容は時事ニュースや新作ゲームの紹介はもとよりRollyなどソニーの自社グループ製品、 グルメ情報や教養ネタ、日本各地のイベントやお祭りから、果てはギャンブル、 インターネット発祥のサブカルチャーに至るまで幅広く各地の話題を取り上げている。 スタッフにその手の人間が居るためか何故か放送中に異様にB評価をしており、 更にB3紹介の時には戦国無双批判すら行っていた(*21)。
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pthred_create プログラマ・サラリマン生活にはいくつかの危機があり、それらは、折をみて、わたしに襲いかかってきます。 その中の一つが……マルチスレッド! なんとなく、スレッドというものが、マルチなんだろうな、とは分かります。 問題は、マルチスレッドが一体何で、ナゼそれを使うのか、使うとどんないいことがあるのか、 全然見当がつかないというところですね!(いまも見当がついてないよ!) いいところ mainがある関数Aを実行中に、他の動作を並行して行える(たとえば、Aと関係のない関数Bを呼ぶなど) 普通、ある関数を実行している間は、その関数がreturnするまで、mainはポツンと待っているだけです。 すると、次のようなアプリケーションを作る場合に、問題が起きます。 -CUIベースのプログラムです -五秒に1回、コマンドプロンプトに「Qで終了します」と表示します(処理A) -ユーザーがコマンドプロンプトに入力した文字を受け付け、「Q」と「Enter」が入力されたら終了します(処理B) そんなアホなプログラム誰が作るの……というのはさておき、実装にもよりますが、仮に処理Bをscanfで実装した場合、 処理Aはどうやっても実現することはできません(たぶん)。 でもマルチスレッドを使えばできます。やったね!
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唯「ねえねえ、和ちゃん」 和「なに?」 唯「和ちゃんってさ、恋したことある?」 和「!?」ビクウ 唯「の、和ちゃん!?」 和「あ、ごめんごめん。唯がこんなこと聞いてくるとは思わなくて…」 唯「ぶ~、私だって興味あるよ!」 和(唯がこんなこと聞いてくるなんて…考えもしなかったわ) 唯「で、恋したことあるの?」 和「えーっと…一応無いけど」 唯「そうなんだ」 和「なに?、唯はあるの?」 唯「まあ、あることにはあるかな~」 和(まさか唯が恋したことあるなんて…私が遅れてるの?) 和「それじゃあ、その人とはどうなのよ?」 唯「ふえっ!?べ、べつに何もないよ!」 和「ふ~ん。まあ深くは問わないけど、がんばりなさいよ?」 唯「う、うん」 和(唯の好きな人って誰なんだろう…?) ――翌日 和(はあ…昨日の唯が気になって仕方ない…) 澪「和、おはよう」 和「……うーん」 澪「…おーい、和?」 和「うわっ!?み、澪!?」 澪「ボーっとしてどうしたの?」 和「な、なんでもない」 澪「そうか。まあ私にできることなら何でも言ってくれよ?」 和「うん、そうする」 和(澪はこのことを知ってるのかな…?まあ後で聞いてみよ) …… 澪「それで律の奴がさあ、いきなり怒りだしたんだ」 和「そうなの」 和「…話は変わるけど」 澪「なに?」 和「澪はさ、唯の好きな人って知ってる?」 澪「ゆ、唯の好きな人!?知らないよ!?」 和「そう…」 澪「なに?唯が気になるのか?」 和「ち、ちがうの!昨日唯が言ってきたもんだから」 澪「そ、そうか」 和「澪が知らないんじゃ誰も知らないか」 澪「一番いいのは本人に聞いてみることだな」 和「それができたら苦労しないわよ…」 澪「それもそうだな」 澪「ところで、和は好きな人いるのか?」 和「へっ!?あ、ああそうね、わからないわ」 澪「わからないって…どうして?」 和「だって、恋する気持ちがわからないもの」 澪「へえ、そうかあ」 和「…今、バカにした?」 澪「し、してないよ!私だってしたことないし…」 和「そうなの」 澪「…まあ、今日唯に聞いてみるよ」 和「本当?じゃあ、聞いたら私にも伝えてね?」 澪「ああ、わかった」 ――放課後 澪「……」ガチャ 律「おっ、澪が来たか」 澪「もうみんな来てたのか」 梓「ついさっきのことですよ」 紬「澪ちゃんの分も用意するね」 澪「ああ、悪い」 唯「澪ちゃん!早く座って!」 澪「そう急かすなよ」 …… 律「梓もこのティータイムに文句言わなくなったな」 梓「えっ!?…せ、せっかくムギ先輩が用意してくれたんですから、頂かないと…」 律「おーおー、素直じゃないねえ」 梓「う、うるさいです!」 律「なっ!?先輩に向かってその態度は何だ!うりうり!」グリグリ 梓「い、いたいです~!」 紬「うふふ、仲良しね」 唯「ムギちゃん、おかわり!」 紬「はーい!」コポコポ 澪「……」ズズズ 澪(さて、どうやって切り出したらいいものか…) 澪(『唯の好きな人って誰?』…直球すぎるな) 澪(というか私は話を切り出すのが苦手だった…) 唯「ねえねえ、澪ちゃん!」 澪「へっ!?な、なんだ?」 唯「昨日のテレビ見た?」 澪「ああ…昨日は帰ってからテレビ見てないんだ」 唯「そうなのかあ…」 澪(ならば、後で残って聞き出す作戦だ…!) 澪「な、なあ唯」ヒソヒソ 唯「ん?なに?」 澪「このあと残って話しないか?」 唯「いいよ!」 澪(よし……後は聞きだすだけだな…) ジャーーン 律「ふーっ、今日はこれぐらいでいいか」 梓「そうですね」 澪「ああ」 紬「じゃあ帰ろうか」 唯「あっ!わたしと澪ちゃんはちょっと残るから!」 律「なんだ?どうしたんだ澪?」 澪「な、内緒だ!」 律「ふーん、そうですか。行こうぜ、ムギ、梓」 梓「あっ、待ってくださいよ!」 紬「…それじゃお先に」 バタン 澪「ふう……帰ったか」 唯「いいの?りっちゃん、なんか不機嫌だったよ?」 澪「いいよ。それより……」 唯「話だね。何かな?」 澪「うん。和から聞いたんだけどさ」 唯「和ちゃんから…?」 澪「うん。好きな人がどうやらって話」 唯「あ~、やったそんな話!」 澪「それでさ……」 唯「なに?」 澪「唯の好きな人ってさ…誰かな?」 唯「ふえっ!?」 澪「や、やっぱダメか…?」 唯「う~ん…まあ、澪ちゃんになら話していいかな」 澪「いいのか?」 唯「うん!澪ちゃんなら安心して話せそうだし!」 澪「そ、そうか…で、誰かな?」 唯「うん、あのね澪ちゃん」 澪「うん…」ゴクリ 唯「私ね…」 澪「うん…」ドキドキ 唯「和ちゃんのことが好きなの!」 澪「……へ?」 唯「だ、だから…和ちゃんのことが好きなの…///」 澪「のどかか!?」 唯「う、うん…///!」 澪(そ、そうだったのか…) 唯「えへへっ言っちゃった…」 澪(これはややこしいことになったもんだ…) 唯「……それでね、お願いがあるの」 澪「お願い?」 唯「私ね、今まで恋なんてしたことなかったし…どうやって好きって伝えればいいかわからないの」 澪「うん」 唯「だからね、澪ちゃんにどうやったらいいか教えてほしいの!」 澪「ええっ!?わ、私だって恋なんてしたことないよ?」 唯「あんなにすごい歌詞かいてるのに?」 澪(これって馬鹿にされてるのかな) 澪「と、とにかく!私じゃうまく支援できないけどいいのか?」 唯「うん!和ちゃんと仲いいのって澪ちゃんぐらいだし…ね!」 澪「わかった。協力するよ!」 唯「ほんと!?やったー!」 澪(どうしよう…唯が和のことが好きだなんて…和になんて言えば…) 澪「ゆ、唯!和にはこのこと伝えていいのか?」 唯「ダ、ダメだよ!和ちゃんには言っちゃダメ!」 澪「そ、そうか…」 澪(どうしよう…和にはうまくはぐらかさないと…) ――和の家 和「はあ…澪、大丈夫だったかな…」 和(澪ってば度胸は無いくせにこういうときは頼りになるのよね) 和(…スタイルもいいし、気がきくし…) 和(でも、恥ずかしがり屋だし怖がり…) 和(これがギャップってやつなのかな…) 和(……最近、澪のことばっか考えてる…) 和(これって…恋?) 和(いや違う!澪はただの友達!恋愛感情なんて持っちゃいない…) 和(…唯の感情ってどんな感じなのかな) 和(……早く寝よ) ――翌日 澪「はあ……」 澪(どうしよう…和になんて言えば…) 和「澪!おはよう」 澪「……」 和「澪?」 澪「うわあ!?の、のどかあ!?」 和「…なに昨日の私みたいな反応してるの」 澪「な、なんでもないぞ!」 澪(あわわ、どうしよう…) 和「それで澪、唯のことなんだけど…」 澪「あああっ!トイレに行きたくなってきたあ!」 和「み、澪?」 澪「いってきまああす!」ドヒュン 和「どうしたのかしら…」 …… 和「ねえ、澪ったら」 澪「ああっ!なんか忘れ物したような気がする!」 和「澪!」 澪「!!」ビクウ 和「さっきからどうしたの?私に言いづらいことがあるの?」 澪「!!!」 和「…図星か」 澪「ご、ごめん…そんなつもりじゃなかったんだ」 和「私のことは気にしなくていいの。澪が言いたくなかったらそれでいいわ」 澪「和…」 和「…すっきりしないけどね」 澪「……」 和「じゃあね。もう生徒会の時間だから。澪もがんばってね」 澪「ま、まって和!」 和「な、なに?」 澪「唯のこと、話すよ」 澪(ごめん唯…でも、落ち込んでる和は見たくないんだ…) 和「…わかった」 …… 和「それで唯はなんて?」 澪「うん…唯が好きな人のことがわかったよ…」 和「そう…だれ?」 澪「えと…その…」 和「…もしかして、私?」 澪「っ!!」 和「…そっか」 澪「うん…」 和「なんで澪が落ち込むの?」 澪「だ、だって…このことは和には内緒だったんだ。だから唯を裏切ってしまって…」 和「澪のせいじゃないわ。私が聞きだしたんだから、私のせい」 澪「和…」 和「そうかあ…唯が私のことを…気付かなかったな」 澪「和はどうなんだ?その…唯のことは好きなのか?」 和「…今まで友達として考えてきたし、恋愛感情っていうのは…」 澪「……そうか」 澪(どうしよう…このままじゃ唯がフラれちゃう!) 澪「ゆ、唯だっていいところあるよ!」 和「それぐらい知ってるわよ。何年の付き合いだと思ってるの?」 澪「そ、そりゃそうか…」 和「……」 澪「……」 澪(やばい…きまずい…) 和「……ねえ澪」 澪「は、はひっ!?」 和「好きって…どんな感じ?」 澪「へっ?」 和「澪はあんな恋の歌を歌ってるじゃない。どんな気持ちか知ってるでしょ?」 澪(やっぱバカにされてる気がする…) 澪「そうだなあ…その人のことをいつの間にか考えてたり…その人のことを思うとドキドキしちゃったり、かな」 和「そうか…それって女同士でも?」 澪「別に性別なんて関係ないと思うけど…」 和「ふーん」 澪「い、いきなりこんなこと聞いてどうしたんだ?」 和「澪…私ね、今ドキドキしてるの。なんでだと思う?」 澪「わ、わからないけど…」 和「それはね…澪が隣にいるから」 澪「!!!」 和「…この気持ち、やっとわかった。私は澪のことが好きなんだって」 澪「……」ポカーン 和「…澪はどうなの?」 澪「へっ!?わ、わたし!?わたしは…」 和「……」 澪「わ、わ、わかんない!!」ダッ 和「あっ、澪…」 …… 澪「……」タタタタ 澪(どうしよどうしよどうしよどうしよどうしよ) 澪(和は私のことが好きで…唯は和のことが好き…) 澪(私は…私はどうしたらいいの!) 唯「…ん?」 澪「う、うわあああ!?」ピタア 唯「あっ、澪ちゃん!」 澪(なんで部活に行ってないの!?こんなときに会うなんて…最悪だ!) 唯「どうしたの?そんな急いで」 2/3
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不謹慎だけど人間工はなりたくないな -- 名無しさん (2020-04-09 23 14 00) バーナーで焼払いたい -- 自称MNS愛好家 (2020-04-09 23 27 34) 飼ってしまったんだな…… -- 名無しさん (2020-04-10 00 07 53) 実際のウジ虫の顔の顕微鏡拡大図もなかなかのインパクト -- 名無しさん (2020-04-10 12 16 40) 生き物を飼ってしまった少年の非少年バージョン的な -- 唐紅 (2020-04-10 15 37 43) 画像検索が地獄すぎる -- 東海林めぐる (2020-04-10 16 07 28) なんかどっかのラジオの「虫博士に質問!!」みたいなコーナーでありそうなワード名だな -- なナス (2020-04-10 17 43 09) わんちゃん普通にかわいそう -- 名無しさん (2020-04-10 20 31 56) 余談調べたら目がめっちゃ飛び出て歯が怖かった… -- 名無しさん (2020-04-11 02 22 47) ↑5生き物を飼ってしまった中年。 -- 匿名係長 (2020-04-11 15 03 55) 説明文だけでも最悪過ぎる -- 名無しさん (2020-05-05 14 09 36) 削除済み 怖い -- 名無しさん (2020-06-29 15 16 46) コ レ ハ ヒ ド イ -- オニサンドコヨ (2020-06-29 15 17 57) これYouTubeでモザなしの動画あったぞ… -- Nazis (2020-08-29 17 29 36) ↑えぇ... -- じしょ (2020-08-29 17 42 56) ttps //youtu.be/hOw_5zcAqU4 一応貼っておきますが、自己責任で。 -- Nazis (2020-08-29 17 51 35) 蛆虫の顔見たいのに…エグい -- カナエ (2020-08-29 21 03 19) 蛆虫 顔で画像検索しても出てきた -- たーくん (2020-09-05 14 43 28) ウジ虫くんの顔 -- うんこまん (2020-09-05 14 47 11) ウジ虫余計に嫌いになった -- 名無しさん (2020-09-14 20 58 47) (不謹慎なコメントを削除) バーナーで焼払いたい -- 関西おじさん (2020-12-28 20 45 15) (ウジムシ) (ノ´Д`)ノ ウワーン -- 名無しさん (2021-01-28 21 35 43) 画像検索ではカースマルツゥ以外にCharlie Bell World Record、Touching story of Kalu、プリーティ・デビなどの画像もヒットする -- 名無しさん (2021-01-28 21 49 13) どんな質問だよ… -- 名無しさん (2021-02-27 17 04 30) 蛆虫の顔もラスボス感あってやばい -- ナイル (2021-03-18 16 41 41) えぇ., -- ねろ (2021-05-15 14 44 05) どんなパワーワードだよ -- (名無しさん) 2021-07-01 20 03 04 知らねえよ -- (名無しさん) 2021-11-28 13 24 43 ワード名凄くアホっぽくて好き(いい意味で) -- (名無しさん) 2021-12-03 22 10 35 真ん中じゃね?(白目) -- (優兎) 2021-12-29 12 37 53 トカナの記事が消えてる... -- (ゲーム太郎) 2022-02-22 17 26 40 YouTubeに動画あったから特定の手順に移してー -- (名無しさん) 2022-02-22 20 03 39 ↑リンク貼ってくれますか? -- (ゲーム太郎) 2022-02-23 13 16 41 ↑すまん、消されていた -- (名無しさん) 2022-02-24 04 09 11 犬の3ヶ月後がマジで泣けた -- (Orange食べる) 2022-02-24 18 34 04 頭の方にあると思うよ(ウジの顔ならな) -- (名無しさん) 2022-03-16 04 10 58 どうでもいい質問 -- (名無しさん) 2022-03-20 09 35 01 Livegoreにもある -- (名無しさん) 2022-04-05 15 48 17 ウジ虫の顔なんて見たくもないです。もちろんグロも -- (名無しさん) 2022-07-05 12 09 41 知恵袋で聞けよ -- (名無しさん) 2022-07-24 08 47 02 ↑いやほんとそれな -- (名無しさん) 2022-10-10 13 59 10 (このコメントは削除されました。) ワード名がカオス -- (名無しさん) 2022-10-21 15 54 19 むずむずする -- (名無しさん) 2022-11-21 13 21 11 ウジ虫の顔…? -- (名無しさん) 2023-02-11 07 42 19 検索しても戻される -- (名無しさん) 2023-03-03 19 02 21 事故で顔破損して何日かほったらかしにしてたんか?単純にアフォかな -- (ななし) 2023-04-02 10 54 55 し ら ね ー よ w -- (これはひどい) 2023-04-11 18 55 23 いやマジでどうしてこうなったし -- (おそらく名無し) 2023-05-06 12 17 31 ワード名も謎 -- (名無しさん) 2023-05-20 14 48 30 色々気になるウ -- (zstz) 2023-06-12 16 08 37 何故URLでhttpsのhをなくしてttpsにするんですか? -- (あ) 2023-08-03 09 35 27 お前は見る覚悟はあるか? -- (こうが) 2023-08-04 16 02 06 マゴットセラピーって訳でもなさそう -- (名無しさん) 2023-10-06 02 50 28 うわっ・・・ -- (名無しさん) 2024-02-26 12 16 24 ↑4 直リンを防ぐためです。このWikiでは直リンを張るのは禁止されていて、URLを貼るときはhttpsをttpsにしないといけません。 -- (ZXC) 2024-06-04 06 03 42
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アンチ阪神の有名人・芸能人リスト 特定の球団のアンチ 浅香光代 女優 故人。巨人ファンでアンチ阪神であり、1999年に発生した「ミッチー・サッチー騒動」の元凶は野村克也氏が阪神の監督に就任した事だという説がある。 石川雅規 ヤクルト投手 優勝するコツはセ・リーグの御三家(巨人、阪神、中日)に勝ち越す事。その3チームに勝ち越せば優勝は見える、だからその3チームが我がヤクルトの優勝を阻止する天敵だと、自分だけでなくチームメイトにも教えている。 上原浩治 元巨人投手 大阪出身だが子供の頃からの巨人ファンで大のアンチ阪神。事あるごとに阪神を見下す発言を繰り返したり、嫌がらせ目的で明らかに嘘だとわかるように阪神ファンを自称したり、「アンチ応援が凄まじい甲子園が好き」と発言するなど阪神への憎しみは極めて深い。 岡本和真 巨人選手 関西の奈良県出身の阪神ファンでアンチ巨人。オールスター戦で阪神選手の撮影会に入り込むなど猛虎魂はかなり深い。 大勢(翁田大勢) 巨人投手 兵庫県出身で祖父と父親の影響を受けて子供の頃からの阪神ファンでアンチ巨人。ドラフト指名後に甲子園に応援をしに行くなど猛虎魂は相当深い。 岡田圭右(ますだおかだ) お笑い芸人 筋金入りの阪急→オリックスファンでアンチ阪神。相方・増田(阪神ファン)とよく口げんかする。アンチ巨人も兼任。 門脇誠 巨人選手 関西の奈良県出身だが巨人ファンでアンチ阪神。 川端慎吾 ヤクルト選手 大阪生まれで元は阪神ファンだったが入団後に自軍のためになるためセ・リーグ他球団敵視に変え、阪神も例外ではない。当然ながらアンチ巨人も兼任。妹の有紀は巨人ファン。 グッティテル YouTuber 表向きでは阪神ファンを自称しているが、実際は熱狂的な巨人ファンでアンチ阪神。阪神が負けると心の中では喜んでいる。動画内でも巨人のグッズを丁寧に扱っているのに対し阪神のグッズは雑に扱っているシーンが見られる。 小林誠司 巨人選手 大阪出身だが巨人ファンでアンチ阪神。 小久保裕紀 元ホークス・巨人選手 南海線沿線の和歌山市出身。南海ホークス時代からの古株ホークスファンで、巨人とダイエーの競合で迷わずダイエーを選び、11年目に金銭面問題で巨人に無償トレード移籍を強いられるもFA取得ですぐに古巣に戻るなどアンチ巨人のイメージが強いが阪神も「ファンの問題が多いから」とあまり好みではないとの事。セ・リーグは、強いて言えばカープファンらしい。 斎藤雅樹 元巨人選手 現役時代に「阪神は勝てるから好き」という趣旨の発言(現役時代、当時暗黒期の阪神に非常に相性が良かった)をするなどかなり見下している。 坂本勇人 巨人選手 関西の兵庫県出身だが巨人ファンでアンチ阪神。プロ入り前は甲子園のライトスタンドで巨人を応援するほどの強者だった。 澤村拓一 ロッテ選手 熱狂的な巨人ファンで近鉄などの消滅した球団も含む他球団は全てアンチ。中でも阪神は特に嫌っていて選手や関係者の乗ったバスの側をバイクで猛スピードで通過して挑発した事がある。 菅野智之 巨人投手 熱狂的な巨人ファンで近鉄などの消滅した球団も含む他球団は全てアンチ。特に阪神と中日は「阪神と中日以外ならどこでも良かった」と発言(実際には日ハムの指名も拒否)するなど特に嫌っている。 田口壮 元プロ野球選手 プロ入り前に阪神を拒否する10箇条をマスコミに公表した。 竹中平蔵 パソナ会長 和歌山県出身だが熱狂的な巨人ファンで近鉄などの消滅した球団も含む他球団は全てアンチ。阪神ファンを自称したことがあるがこれは嘘で本当は一番嫌いなチーム。 館山昌平 ヤクルト投手 優勝を目指すチームとしてはセ・リーグの御三家の3球団(巨人、阪神、中日)は天敵だと、その3球団に恨みを持っている。チームメイトにも「その3チームに勝ち越せれば、ヤクルトは優勝できる。頑張ろう」と教えている。余談であるが、ヤクルトは2001年に広島と同じ優勝回数になり、更に野村監督時代に黄金時代を迎え、5回も日本一になっているため、新たにセ・リーグの四天王入りをした。 チュートリアル お笑い芸人 二人とも京都出身だが徳井は熱狂的なカープファンでアンチ巨人のイメージが強いが、阪神も嫌だと言ってた。福田は巨人ファンで巨人以外の球団は全部アンチ。 ディーン元気 槍投げ選手 地元関西出身でオリックスファンだが阪神は嫌い。 戸郷翔征 巨人投手 熱狂的な巨人ファンで近鉄などの消滅した球団も含む他球団は全てアンチ。2024年5月24日の阪神戦でノーヒットノーランを達成。ヒーローインタビューで阪神戦で達成出来て最高に気持ちかったですと発言した。 橋下徹 弁護士・元大阪市長 大阪府知事→市長だが、元は東京出身、熱狂的な巨人ファンで消滅した近鉄も含む他の12球団は全てアンチ。さらに阪神においては「本拠地が兵庫県である以上、大阪のチームとして認めていない」と挑発している。詳細は「橋下徹のトライ!トライ!人生 ヒューマンドキュメント(コスミック出版)」より。 原つむぎ グラビアアイドル パ・リーグはオリックスファンで、セ・リーグは巨人ファンでアンチ阪神。 藤岡重慶 俳優・声優 故人。元々阪神ファンだったが、田淵幸一が入団した頃から嫌いになり、その後は広島を舞台とする作品に出演したことがきっかけでカープファンになった。 松永浩美 元プロ野球選手 1993年オフ阪神からダイエーへFA移籍。本拠地の甲子園球場に対し「幼稚園の砂場」と侮辱した。 眞鍋勝已 NPB審判 1987年から1991年まで阪神に選手として在籍。解雇された恨みから阪神に不利な判定を繰り返している。 山崎伊織 巨人投手 熱狂的な巨人ファンで近鉄などの消滅した球団も含む他球団は全てアンチ。兵庫県神戸市出身だが阪神は特に激しく嫌っている。 山戸英州 記者 アンチ阪神で有名。巨人贔屓である。 山根良顕(アンガールズ) お笑い芸人 カープファンで阪神を嫌いと断言し、阪神を恨んでおり、阪神に都合のいい発言に全否定したことも。 吉村洋文 大阪府知事 熱狂的な巨人ファンで近鉄などの消滅した球団も含む他球団は全てアンチ。また、38年ぶりにやっと日本一になれた最強の阪神タイガース様の日本一パレードに資金を出そうとせず、さらには政治利用もしようと考えている。 横山玲奈(モーニング娘。) アイドル 大のオリックスファンだが、阪神はあんまり好きではないとのこと。 贔屓球団以外アンチ 秋広優人 巨人選手 熱狂的な巨人ファンで近鉄などの消滅した球団も含む他球団は全てアンチ。 石原慎太郎 元政治家 故人。熱狂的な巨人ファンで近鉄などの消滅した球団も含む他球団は全てアンチ。 稲田朋美 政治家 熱狂的な巨人ファンで近鉄などの消滅した球団も含む他球団は全てアンチ。 井納翔一 元巨人選手 熱狂的な巨人ファンで近鉄などの消滅した球団も含む他球団は全てアンチ。 小野田紀美 政治家 熱狂的な巨人ファンで近鉄などの消滅した球団も含む他球団は全てアンチ。 梶谷隆幸 巨人選手 熱狂的な巨人ファンで近鉄などの消滅した球団も含む他球団は全てアンチ。 片山さつき 政治家 熱狂的な巨人ファンで近鉄などの消滅した球団も含む他球団は全てアンチ。 木原誠二 政治家 熱狂的な巨人ファンで近鉄などの消滅した球団も含む他球団は全てアンチ。 河野太郎 政治家 熱狂的な巨人ファンで近鉄などの消滅した球団も含む他球団は全てアンチ。 櫻井よしこ ジャーナリスト 熱狂的な巨人ファンで近鉄などの消滅した球団も含む他球団は全てアンチ。 佐藤正久 政治家 福島県出身。熱狂的な巨人ファンで近鉄などの消滅した球団も含む他球団は全てアンチ。 菅義偉 政治家 秋田県出身。熱狂的な巨人ファンで近鉄などの消滅した球団も含む他球団は全てアンチ。過去に「巨人以外の球団は大がつくほど嫌い」という発言をしている。 杉田水脈 政治家 熱狂的な巨人ファンで近鉄などの消滅した球団も含む他球団は全てアンチ。 長野久義 プロ野球選手 熱狂的な巨人ファンで近鉄などの消滅した球団も含む他球団は全てアンチ。 テリー伊藤 プロデューサー 熱狂的な巨人ファンで近鉄などの消滅した球団も含む他球団は全てアンチ。 徳光和夫 フリーアナ 熱狂的な巨人ファンで近鉄などの消滅した球団も含む他球団は全てアンチ。 十倉雅和 経団連会長 熱狂的な巨人ファンで近鉄などの消滅した球団も含む他球団は全てアンチ。 中居正広 元SMAPメンバー 熱狂的な巨人ファンで近鉄などの消滅した球団も含む他球団は全てアンチ。 成田悠輔 経済学者 熱狂的な巨人ファンで近鉄などの消滅した球団も含む他球団は全てアンチ。 新浪剛史 サントリー社長 熱狂的な巨人ファンで近鉄などの消滅した球団も含む他球団は全てアンチ。 橋本琴絵 作家 熱狂的な巨人ファンで近鉄などの消滅した球団も含む他球団は全てアンチ。 はすみとしこ ネトウヨ漫画家 熱狂的な巨人ファンで近鉄などの消滅した球団も含む他球団は全てアンチ。 原辰徳 巨人監督 熱狂的な巨人ファンで近鉄などの消滅した球団も含む他球団は全てアンチ。「俺は巨人以外のチームで絶対に監督はやらない」と明言。ドラフトの際も巨人以外から指名された場合は入団を拒否するつもりだった。 百田尚樹 放送作家 熱狂的な巨人ファンで近鉄などの消滅した球団も含む他球団は全てアンチ。 堀内恒夫 政治家、元巨人監督 山梨県出身。熱狂的な巨人ファンで近鉄などの消滅した球団も含む他球団は全てアンチ。評論家時代には他球団を見下す発言が多々見られた。 松井一郎 政治家 熱狂的な巨人ファンで近鉄などの消滅した球団も含む他球団は全てアンチ。 松川るい 政治家 熱狂的な巨人ファンで近鉄などの消滅した球団も含む他球団は全てアンチ。 松田宣浩 巨人選手 滋賀県出身だが熱狂的な巨人ファンで近鉄などの消滅した球団も含む他球団は全てアンチ。 丸佳浩 巨人選手 熱狂的な巨人ファンで近鉄などの消滅した球団も含む他球団は全てアンチ。 村田修一 元巨人選手 熱狂的な巨人ファンで近鉄などの消滅した球団も含む他球団は全てアンチ。 御手洗冨士夫 キヤノン社長 熱狂的な巨人ファンで近鉄などの消滅した球団も含む他球団は全てアンチ。 元木大介 巨人コーチ 大阪府豊中市出身、元南海ホークスファンだったが、だが熱狂的な巨人ファンで近鉄などの消滅した球団も含む他球団は全てアンチ。 山口俊 元DeNA・巨人投手 熱狂的な巨人ファンで近鉄などの消滅した球団も含む他球団は全てアンチ。 吉川尚輝 巨人選手 熱狂的な巨人ファンで近鉄などの消滅した球団も含む他球団は全てアンチ。 横山英幸 大阪市長 熱狂的な巨人ファンで近鉄などの消滅した球団も含む他球団は全てアンチ。 リコ♡LOTTE 歌い手 熱狂的なロッテファンで近鉄などの消滅した球団も含む他球団は全てアンチ。元々は阪神ファンだったが日本一になれないことや日本シリーズでの334事件、札幌になかなか来ないこともあってロッテファンへ鞍替えした。 渡邉恒雄 読売新聞社会長 巨人以外の近鉄などの消滅した球団も含む他球団を激しく憎んでいる。ただし巨人を支持する理由は新聞の売り上げのためであり、巨人ファンとは言い難い。 渡邉美樹 ワタミ会長 熱狂的な巨人ファンで近鉄などの消滅した球団も含む他球団は全てアンチ。 アンチ阪神の企業・団体リスト 巨人ファン 野球ファン 巨人と阪神は相容れない関係であり、巨人ファンのほぼ全員がアンチ阪神(ただし阪神のみならず巨人以外は全てアンチという者もかなり多い。これは他球団ファンではあまり見られない)である。直近「阪神ファンは巨人を嫌っているが巨人ファンは阪神に興味がない」と多数の巨人ファンがインタビューに回答している動画もありその傾向が弱まっていると思われたが、2017年や2021年に阪神優勝の可能性が高まり巨人優勝の可能性が消滅した際、「阪神以外の優勝ならどこでもいい」という巨人ファンの声がネット上で非常に多く、現在でも潜在的に阪神を嫌っているファンが多い事が伺える。2023年に阪神が38年ぶりの日本一に際し阪神ファンのみならず巨人以外の他球団ファンからも祝福されるほどだったが巨人ファンからの祝福は皆無に等しかった。 ネット右翼(ネトウヨ) ネット住民 巨人ファン率が高い傾向にあるので他球団(特に阪神、中日)はアンチが多い傾向にある。 マダムシンコ スイーツ店 オリックスの有力スポンサー。ママは西村、福良とは選手時代から旧知の仲で、阪神には目もくれずオリックスを応援。 読売ジャイアンツ プロ野球チーム チーム同士が相容れない関係でありアンチ阪神の選手、関係者が非常に多く、中には嫌がらせ目的で敢えて嘘だとわかるように阪神ファンを自称する者(坂本、岡本、大勢、門脇など)もいる。
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マクロスFが好きでランカを気に入っているBlog主の記事コメント欄 Blog主が聞いてる訳でもないのに、「私はシェリル派だけど~」とイミフな自己主張を繰り返す シェリル厨の面々 http //ameblo.jp/aibabahiro/entry-10410172949.html 16 ■寒いねぇ… ランカかぁ… ランカよりシェリルかなぁ… あ でもアルトとはランカちゃんに頑張って欲しいっ 38 ■マクロスF 私はシェリル派ですが(笑) 今マクロスFのグッズ色々出ているみたいですね。 私も後でランカ・リーパン買いに行こう…( ̄∀ ̄) 54 ■無題 先週その電車に乗りましたよー 相葉くんはランカちゃん派なのですか? 私はシェリルですね。 あとナナセちゃん。 アルト姫も!← 59 ■無題 うっほほーい!! うちもマクロスF大好きですー!! ばっちはランカ派ですか!? うちはシェリルです← ランカ・リーパン買ってみまーす☆ そしてマクロスFの車両、だと…!? うちも乗りたいです!← 66 ■ヤックデカルチャー!! マクロスF面白いですよね!!! あたしは銀河の妖精シェリル様派です 彼女のプロ意識は社会人として見習いたいもんです でも星間飛行のイントロを聞くとテンションマックスになりますね~ キラッ☆ 74 ■映画観に行ったょ~(笑) しかも、先々週のシンケンジャー・ショー観に行った前日に(笑) 子供達も連れて行ったら、途中で飽きてしまい、大騒ぎで大変デシタ(-.-;) 翌日のシンケンジャー・ショーゎ、食い入るょうに貴方様達を見ていましたが♪ マクロスゎ、やはり子供達にゎ早かったょうです(+_+) コンビニの、ゼントラ・炒飯美味しいですょ(笑) あたしゎ、シェリル様が好きです♪♪♪ 98 ■ノーザンクロス 今日は、相葉さま。 私はシェリル派です。 あ、そんな事聞いてない?そうですよね、すいませんほんとに…←← マクロスFファンだったなんて…驚きです! ランカちゃん可愛いですよねィ☆ シンケンジャーGロッソ、ファイトーっ!!(水)ノシ 109 ■なんと 相葉氏はランカ派でありますか! やはり男子は標準、 ランカ派なのでしょうか… ワタクシはシェリル派です。 119 ■ファ××ですか?! とあるコンビニ… 見たことあります、そのパン! 買わなかったけど…(-_-;) 私はシェリルが好きです。 129 ■初こめです! こんばんわ! いつもブログ読ませてもらっています(^∇^) 私もマクロスF大大大好きなので デカルチャーという題名に反応してしまいました☆ 相葉さんは映画イツワリノウタヒメ見ましたか? 私はもちろん見ました! シェリルもランカも新曲やばかったですよ!! 相葉さんはシェリル派ですか?ランカ派ですか? 私はシェリル派です♪ ながながとすみません(ノ_・。) 134 ■初コメです★ はじめまして~w あたしも マクロスF 大好きなんですよ~w あたしゎ シェリル派ですがww ランカ・リーぱんは おいしかったですね>< あたしも食べました★ 165 ■無題 マクロスってかなり商品化されてますよね!o(≧∀≦)o 一回も買ったことはないのですが。笑 ちなみに私はシェリルが一番好き(/∀\*) 映画見たいすな(/∀\*) 180 ■無題 ダーリンはランカ派なのかな? 私はシェリル派ですぞ。 ていうかシェリルのファンです。 憧れの歌姫です☆ 以下スレ住人の反応 921 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/20(日) 16 40 52 ID NRoWdcML シェリル厨半端ねえよ。 某俳優がブログでマクFのキャラ(シェリルじゃない)が好きだと記事書けば、 コメント欄に思いっきり「そのキャラよりシェリルだろ」とか空気読まずに書いちゃうんだぜ。 普通、思ってたって言わないだろ。 自分だったら、たとえ自分の好きなタレントがブログで「シェリル大好き」とか書いてたって、 「シェリルより(他キャラ)ですよ」とか書かねえもん。 シェリルファンはシェリルの名前振りかざせば、どこで何言っても構わないと思ってんだろうなあ。 923 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/20(日) 18 11 13 ID Koqub6QG 921 ブログ見てきたよ、シェリル厨がいちいち私はシェリル派です~ とか言っててウザイ 普通、違うキャラ好きだって言ってたら自分は○○派ですとか言わねえだろ 本当にシェリル厨はマナーがなってないというか 自分の主張ばっかりでうんざりだわ 925 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/20(日) 19 01 41 ID JaVdXQTu 皆口を揃えたかのように「私はシェリル派です~」と ブログ主が望んでないのに、書き込む馬鹿女共の自己アピールが果てしなくキモイな それ以外の書き込みはブログ主の書き込みの話題の幅を広げる内容ばかりなのに どうしてこうもシェリル厨共はご本尊同様自己アピールに必死なんだろうか 926 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/20(日) 19 06 05 ID UwG6LoET 921 そのブログの人好きだからマクロスFのこと書いてあって嬉しかった なのにコメント読んで不愉快になった シェリル厨ってこんなんばっかかよ 気持ち悪い
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「言語って何?」ということで、ここでは言語学の研究対象になる言語とは何なのか考えておきたいと思います。 言語を研究するのが言語学なので、先に言語って何なのか考えておかないと、研究が進められません。 ところが言語学の目的が究極「言語とは何か見出す」ことにあるので、言語学より先に言語が何なのか、決めつけることは出来ないのです。 そこで私たちに出来ることは、「なんとな~く『言語って何か』方向性だけ決めて、その方向性にそって言語学を進めていく」ことになろうかと思います。 言語学って何?とも併せてごらんください。 言葉の世界 言語と、言語に似てるもの 言語の特徴
https://w.atwiki.jp/mizukimatome/pages/16.html
200. 名無しさん@お腹いっぱい。