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これは、只の変哲のないオープニング。 それは、御伽噺にも似た、夢物語。 それは、夢物語にも似た、洒落事。 冗談混じりの鼻歌で奏でる悲愴なお話。 どこにも正気を感じず、狂気すらも思わせない。 ただ、終わりも始まりも紙一重に交じりあい、等しく混じりあう。 だったら………。 終わればいいのに。 終わったらいいのに。 この一瞬。 この瞬間。 この刹那。 この一秒。 生きるのが辛いです。 生きたくないです 死にたいです。 死ぬのは辛くありません。 だから。 だから。 だから。 殺してください。 殺してください。 殴ってください。 殴ってください。 終わらしてください。 終わらしてください。 止めて、もう止めてください。 壊れてしまいます。 壊れます。 壊れたよ。 壊れちゃったよ。 汚れてしまいます。 汚れます。 汚れたよ。 汚れちゃったよ。 何もかも。 何ともかんとも。 地獄の果てにも。 天国の彼方にも。 その千切れた羽根を羽ばたかせ、終焉へと向かいます。 もう現実なんて嫌です。 もう虚実でなければ生きていけません。 直視したくありません。 間接的にも見たくありません。 聞きたくも嗅ぎたくも触れたくも味わうのもできません。 私{わたし、ワタシ、俺、おれ、オレ、僕、ぼく、ボク、あたし、我、拙者、某、(名前)………etc.}は 壊れました、汚れました。 贖罪なんてできません。復讐なんてできません。八つ当たりなんてできません。 馬鹿。なんてお似合いな言葉だろう。 まるで、私{わたし、ワタシ、俺、おれ、オレ、僕、ぼく、ボク、あたし、我、拙者、某、(名前)………etc.}の為にあるかのようです。 修飾するまでもなく、この代名詞は私{わたし、ワタシ、俺、おれ、オレ、僕、ぼく、ボク、あたし、我、拙者、某、(名前)………etc.}を指してくれます。 指されました。 指されてしまいました。 けれどそれも仕方ないんです。 すべて、誰の所為でもなく、誰の為でもなく、誰の由来でもない。 私{わたし、ワタシ、俺、おれ、オレ、僕、ぼく、ボク、あたし、我、拙者、某、(名前)………etc.}が悪いんです。 私{わたし、ワタシ、俺、おれ、オレ、僕、ぼく、ボク、あたし、我、拙者、某、(名前)………etc.}が悪かったんです。 私{わたし、ワタシ、俺、おれ、オレ、僕、ぼく、ボク、あたし、我、拙者、某、(名前)………etc.}が害なんです。 私{わたし、ワタシ、俺、おれ、オレ、僕、ぼく、ボク、あたし、我、拙者、某、(名前)………etc.}が害だったんです。 だから、だから、だから。 生きるのが辛いです。 生きたくないです 死にたいです。 死ぬのは辛くありません。 絶望の淵に立たされて、深淵に叩き落とされて。 何が楽しいというのですか。 何が面白いというのですか。 何が笑えるというのですか。 分かりません。 分かろうともしません。 どうでもいい。 いや、どうでもよくはない。 どうでもいいはず無いんだ。 私{わたし、ワタシ、俺、おれ、オレ、僕、ぼく、ボク、あたし、我、拙者、某、(名前)………etc.}は、 私{わたし、ワタシ、俺、おれ、オレ、僕、ぼく、ボク、あたし、我、拙者、某、(名前)………etc.}を見捨てた皆を…。 私{わたし、ワタシ、俺、おれ、オレ、僕、ぼく、ボク、あたし、我、拙者、某、(名前)………etc.}は皆を恨んでいる。 私{わたし、ワタシ、俺、おれ、オレ、僕、ぼく、ボク、あたし、我、拙者、某、(名前)………etc.}は皆を妬んでいる。 私{わたし、ワタシ、俺、おれ、オレ、僕、ぼく、ボク、あたし、我、拙者、某、(名前)………etc.}は皆を憎んでいる。 だから、だから、だから。 私{わたし、ワタシ、俺、おれ、オレ、僕、ぼく、ボク、あたし、我、拙者、某、(名前)………etc.}はこの計画を見た。 私{わたし、ワタシ、俺、おれ、オレ、僕、ぼく、ボク、あたし、我、拙者、某、(名前)………etc.}はこの計画をやってのけた。 私{わたし、ワタシ、俺、おれ、オレ、僕、ぼく、ボク、あたし、我、拙者、某、(名前)………etc.}は満足する訳もなかったのに。 私{わたし、ワタシ、俺、おれ、オレ、僕、ぼく、ボク、あたし、我、拙者、某、(名前)………etc.}は偽りの意味で死んだんだ。 私{わたし、ワタシ、俺、おれ、オレ、僕、ぼく、ボク、あたし、我、拙者、某、(名前)………etc.}は楽しんだ。 私{わたし、ワタシ、俺、おれ、オレ、僕、ぼく、ボク、あたし、我、拙者、某、(名前)………etc.}はありもしない元気を振り回した。 私{わたし、ワタシ、俺、おれ、オレ、僕、ぼく、ボク、あたし、我、拙者、某、(名前)………etc.}は何もしたくなかったのに。 私{わたし、ワタシ、俺、おれ、オレ、僕、ぼく、ボク、あたし、我、拙者、某、(名前)………etc.}は死にたかったのに。 私{わたし、ワタシ、俺、おれ、オレ、僕、ぼく、ボク、あたし、我、拙者、某、(名前)………etc.}は オワッタ (※この触れ込みはフィクションです。実際の人物・団体・事件とは一切関係ありません。というのもフィクションかもしれません) 暗い。 ただ暗かった。 まるで世界中が闇に包まれたかのように一切の光が消失していた。 ざわめく声も死に枯れて。 不気味な静寂が場を支配していた。 ―――――まぁ比喩だけど。 実際は多少声も聞こえる。 戸惑いを含んだな。 というわけで、オーソッドクスに自己紹介から始めようと思う。 オレの名前は菊川誠時。 好きなもの、秘密。 嫌いなもの、秘密。 顔は非公開。 歳は非公開。 趣味はまだ未開放、好感度上げてこい。 能力はまだ未開放、好感度上げてこい。 主義は[削除] 性癖は[削除] 以上だ。 よく分かったかな?諸君。 ――――――――さて、それはともかく。 ただ一つ言えることは、別にオレは首輪をはめて喜ぶ趣味なんて無いし、 目隠しされて歓喜する変態でもない。 勘違いしないでほしい。 か、勘違いしないでよねっ!別にあんたのためにやってるんじゃないんだからね! いや、本当に。 誰得なんだよ、これ………。 「起きて………くれたかな」 不意だった。 一斉に声は止み、ただ一人の女の人の声が鳴り響く。 しかしなんだこのおどおどした態度。 「ご、ごめんね、皆……!でしゃばった私を許してぇ………。な、何でもするかさ、ほら服も脱ぐからさ」 ………なんだこの人。何なのこの人。 しかも服脱いだところで、その本人がここにいないと思う。この感じは恐らくスピーカーから声が流れ出るだけだと思う。 「っていったぁ~ぃ。何するのよぉ………。って遊馬じゃん(「あぁこの糞餓鬼かよ―――――――――ッチ」)」 「何すんだも、何もないだろうが!美咲テメ本気で服脱いでんじゃねぇよ!つーか舌打ちしてんじゃねぇ!さっさと仕事しやがれ」 「はい……。すいません……(「ツッコミ下手糞だなぁ。全く………」)」 「裏の性格を声に出すな!割とテンプレな性格して何突っ走ってんだ!」 「―――――へ?何のことかな?ご、ごめんね。何か私へんな事言ったかな、ゆ、許してよ!ねぇ?遊馬!?」 「俺の方こそもう許してください!」 と、遊馬と呼ばれた男性と最初の声の人の不毛そうな会話は続く。 ………えーと。 どうすればいいのでしょうか、オレは。 模範回答を求めます。 「えーでは、これからあなたたち145名がこの場に集まっていただいた理由を話させていただきます」 これは遊馬って呼ばれた方の声。 ふむ、目隠ししているからそんなにいたなんて気付かなかった。 これでもオレは普通の[禁則事項]なんだよ。 「え、え~とね。今からあなたたちにはこりょしあいをしてもりゃいます!」 「そこを噛むな!」 ―――――――は? ―――――――は? え?何?いろんな意味で何だって? 「あー………。こいつは今「殺し合いをしてもらいます」何て言ったが気にすんな。 そんな物騒なことが起こるわけないだろう。ここは多分日本だぞ」 なぜそこで濁すんだ。 「そんなの結果論に過ぎない。俺たちはな未来からの調査団であなたたちには、そのモルモットをやって頂くだけですので」 ―――――――は? ―――――――は? え?何?いろんな意味で何だって? 「だからモルモットです。あなたたちには今から俺たちが用意したとある孤島にて生活してもらう」 「あ、あのね。その島での生活期間はね、申し訳ないんだけど永遠なんだ。死ぬまでモルモット、よ、喜んでもらえたかなぁ………?」 「知るかっ!………まぁでもな、それではあなたたちも不満が多いでしょう。ですので、この計画からの脱退案を俺たちは用意した」 「それがこりょしあいです!」 「だからなぜそこだけ噛むんだよ!――――あとで練習な」 「は。、はぃぃ………(「調子乗るなよ、チン○も生えてない様な餓鬼が……っ!」)」 「…………まぁ今言った通りだ。誰かを殺す。そして最後の一人になったらこの島を出さしてやる。勿論殺すのは一人だけじゃなくてもオーケィだ」 「あ、あとね。最後に残った人は基本的な願いなら何でも叶えてあげるよ!」 「そういうことだ。だから、それを目的としてもいいってことだ」 「出るも出ないもあなたちの自由。別に不自由させる気はないよ、無いからね……?信じてよ?ねぇ?ねぇ?」 なん、だ。これ? 何だこれ? 何だこれ。 意味分からん。理解不能。 意味難解。理解できない。 だれか。 教えろよ。 教えてくれよ。 教えてください。 「っつーわけで転送するぜ。ルールはメンドいから説明用紙でも読んでろ。 何も俺たちは束縛したくてあなたたちを島に送る訳ではないので。俺たちは殺し合いを共生させるつもりもないので。ではいい生活を」 「時々連絡してよ………。私をいじめないで………」 ――――――――――――暗転。 勿論比喩じゃなかった。 睡眠ガスかよ………。 ―――――――なんたって………。 ていうか、ルールぐらい説明しやがれ……。 オレのツッコミ虚しく意識は闇に消えた。 そして、御伽噺は始まった――――――――――らしい。 【数だけロワ:スタート】 【残り150名】 【幅野遊馬@オリキャラ】 ツッコミ気質………なのか? 主催です。未来人です。超能力は使えないです。 【若葉美咲@オリキャラ】 ボケ気質………なのか?というか主催辞めろ。 しかし主催です。未来人です。超能力使えます。 GAME START 投下順 きらきらひかるコインの運命 GAME START 菊川誠時 crime(暗い無) GAME START 幅野遊馬 ぼくのわたしの道化学 GAME START 若葉美咲 ココロコネクト-シトランダム-
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配給会社のオープニングが流れた後、テロップが表示されるとともに宇宙の光景となり次に月と地球が映る。 これはその昔恐竜たちが緑豊かな大地を歩き回っていたころの地球である そんな中、隕石が地球に落ちる。 ある日、幅10kmの岩がぶつかりすべてが変わった 隕石が地球にぶつかると共に衝撃波が放たれる その衝撃は核爆弾1万個が爆発したに等しい、一兆トンもの土合は周辺に飛び散った。そして分厚い塵の層を形づくり千年という長い間、太陽光線遮ったのである。同じことはもう一度と必ず起きる…。問題はそれがいつなのかである 地球が衝撃によって塵の層を覆われる中で映画のタイトルが表示され、それが爆発する。 |ARMAGEDDON|(背景黒、文字オレンジ)
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2007年4月2日 - 情報カメラを背景に局のキャラクターのゆっちゅ・めっぴ・エチューが登場する物。 2011年4月4日 - 現在 星空を背景にタイトルが出現するCG、タイトルの後は番組テーマソング(「いつも、いっちゃん!」)に合わせて県内の保育園・幼稚園が踊る映像が入る。 特別編成時のオープニング 特別編成で17時台がすべて東京発になる場合、東京発のオープニングの直前に、5秒間のオープニングCGを流す(本来、いっちゃん★KNBがスタートする16 25にVTRをバックに流すCGを、水色の背景をバックに流している)。 テーマ曲 2011年4月4日 - 現在 Tomomi「いつも、いっちゃん!」
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【prologue】 No タイトル 登場キャラクター 場所 時間 作者 第1話 The Genesis Machine 遠坂凜&セイバー(ライカ)言峰綺礼 ヘルメス・トリスメギストス 開幕前 ◆Mti19lYchg 第2話 Multiverse 遠坂凜&セイバー(ライカ) パラディウムシティ・言峰教会前 開幕前 ◆Mti19lYchg 第3話 Outer Zone 遠坂凜&セイバー(ライカ)ミザリィ&フォーリナー(アビゲイル・ウィリアムズ) アンティークショップ・美紗里 開幕前 ◆Mti19lYchg 第4話 Code of the Lifemaker 遠坂凜&セイバー(ライカ)ルーラー(アルヴィース) アンティークショップ・美紗里店舗前 開幕前 ◆Mti19lYchg 第5話 Rocketman 遠坂凜&セイバー(ライカ) ビッグアイ 開幕前 ◆Mti19lYchg 第6話 Eyes Of Heaven 言峰綺礼&アーチャー(DIO)アヴェンジャー(ガラクシア)ミザリィ&アヴェンジャー(ヘシアン・ロボ)&フォーリナー(アビゲイル・ウィリアムズ) 言峰教会?アンティークショップ・美紗里 開幕前 ◆Mti19lYchg 【Interlude】 No タイトル 登場キャラクター 場所 時間 作者 第1話 楽園・天輪聖王 ミザリィアルヴィース■■■■/■■■■ ヘルメス・トリスメギストス 開幕前 ◆Mti19lYchg 【本戦開始前】 No タイトル マスター サーヴァント 真名 作者 01 未知への可能性~ガルドの長+バーサーカー ザキラ バーサーカー バラモスゾンビ ◆vV5.jnbCYw 02 巴あや&セイバー 巴あや セイバー ジークフリート ◆U1VklSXLBs 03 Brand New Idol 二階堂ルイ アーチャー アラン・シルヴァスタ ◆koGa1VV8Rw 04 Immature Guardian 衛宮士郎 アルターエゴ 沖田総司〔オルタ〕 ◆K2cqSEb6HU 05 吉野順平&ライダー 吉野順平 ライダー 五代雄介 ◆7XQw1Mr6P. 06 ジョセフ・ジョースター&アーチャー ジョセフ・ジョースター アーチャー エンタープライズ ◆K2cqSEb6HU 07 ヒカリを求めて イリヤスフィール・フォン・アインツベルン ブレイド ホムラ/ヒカリ ◆Mti19lYchg 08 Special Songs to Seize a Soul 新条アカネ キャスター μ(ミュウ) ◆koGa1VV8Rw 09 呪われし宿命の輪舞 間桐桜 キャスター 黄川人 ◆Mti19lYchg 10 きっと誰もが“悲劇”の主役だ 千翼 アサシン 金木研 ◆Mti19lYchg 11 鋼の心、黄金の精神 エドワード・エルリック バーサーカー 空条承太郎 ◆Mti19lYchg 12 天空に太陽と月が輝く レオナルド・ビスタリオ・ハーヴェイ セイバー アルトリア・ペンドラゴン ◆Mti19lYchg 13 Fluorite duet -彼女の使命と彼の理想- ヴィヴィ アーチャー エックス ◆Mti19lYchg 14 衛藤可奈美&セイバー 衛藤可奈美 セイバー クトリ・ノタ・セニオリス ◆L4nNqWs2T6 15 狛枝凪斗&アサシン 狛枝凪斗 アサシン 憂城 ◆DUsgYayewA 16 上条当麻&バーサーカー 上条当麻 バーサーカー ハンク・ヘンリエット ◆DUsgYayewA 17 コラソン&アルターエゴ コラソン/ドンキホーテ・ロシナンテ アルターエゴ 相川始 ◆.aVFsM47H6 18 ユリウス・ベルキスク・ハーウェイ&アサシン ユリウス・ベルキスク・ハーウェイ アサシン エミヤ〔アサシン〕 ◆TUV54iMsXU 19 オネスト&ランサー オネスト ランサー スイムスイム ◆DUsgYayewA 20 WELCOME TO THE NEW WORLD! ルビー・ローズ ランサー フェクト・エフィリス ◆A1Sj87dFpOM 21 仮面ライダーという在り方 香風智乃 ライダー 剣崎一真 ◆QUsdteUiKY 22 さよなら希望ヶ峰学園、ようこそ月海原学園 七海千秋 ライダー 爵銀龍 メル・ゼナ ◆A1Sj87dFpOM 23 番外ちゃんドロップキック 邪神ちゃん ランサー アンティリーネ・ヘラン・フーシェ ◆A1Sj87dFpOM 24 魔法少女 ミュウスカーレット 桃宮いちご アーチャー フランドール・スカーレット ◆A1Sj87dFpOM 25 ウィキッド/水口茉莉絵&ライダー ウィキッド/水口茉莉絵 ライダー ドンキホーテ・ドフラミンゴ ◆CP/WrSPyIs 01 傭兵システム:無銘 【主催者】 アーチャー エミヤ ◆TUV54iMsXU 02 傭兵システム:『燕青』 【主催者】 アサシン 燕青 ◆TUV54iMsXU 03 傭兵システム:クー・フーリン 【主催者】 ランサー クー・フーリン ◆TUV54iMsXU 【オープニング】 No タイトル 登場キャラクター 場所 時間 作者 000 聖杯戦争 開幕 全キャラクター 心の中教会ビッグアイ屋上特別捜査官ルーム 未明(午前零時) ◆Mti19lYchg
https://w.atwiki.jp/newsop/pages/186.html
オープニング映像 2015年3月30日 - 2016年10月2日 お台場の街から上に移動すると三日月と「こんやのニュース」のロゴが表示されるCG。背景は黄緑色・黄色。 テーマ曲 「まわるはて」(2015年3月30日 - 2016年10月2日、作曲:徳澤青弦、JASRAC作品コード 210-4572-1) オープニング・エンディングともにBGMを使用。 2016年3月までは、平日版はオープニングのみ使用され、エンディングは『あしたのニュース』のテーマ曲が同番組の予告に続いて流れたまま終了していた。 本編用BGMは、テレビ愛媛『EBCニュース』のオープニング、エンディングテーマとしても使用されていた(同局では『こんやのニュース』も同番組に準じた独自のCGを使用)。その後、別のテーマ曲を使用していた。 なお、系列局によってはフジテレビと同じCGを使ってBGMを独自の曲に差し替えるケース(福島テレビ『FTVこんやのニュース』)や、CGを差し替えるケース(新潟総合テレビ『NSTこんやのニュース』)、その双方を差し替えるケース(山陰中央テレビ『TSKこんやのニュース』)などもあった。 スタジオセット 初代:2015年3月30日 - 2016年10月2日 『FNNスピーク』、『みんなのニュース』等と共用(2016年3月まで『あしたのニュース』とも共用)。 タイトルロゴ 初代:2015年3月30日 - 2016年10月2日 カラーリング:こんやのニュース / こんやのニュース プレセンス風の書体で「こんやの」「ニュース」と表記。 「こんやの」は黄緑色、「ニュース」は紺色。尚、背景が黄緑色の場合は「こんやの」は白色で表記される。 テロップ 初代(2015年3月30日 - 2016年10月2日) テロップ等では青緑色の円に月で「●」を表したマークも使用される。 通常時:左端に番組カラーの「●」の月を模したアニメーションを出しながらテロップを出す。 訃報時:通常時のカラーリングを灰色に変更したものを使用。なお、通常時になる際の効果音はない。 岩手めんこいテレビ オープニング・エンディングは、フジテレビからネットしている。 さくらんぼテレビ 「さくらんぼテレビこんやのニュース」として放送。OPCGは全国共通であるが右上に「さくらんぼテレビ」ロゴが追加されている。 新潟総合テレビ NSTこんやのニュースとして放送。 OP・EDはフジテレビの「こんやのニュース」を新潟風にアレンジ。BGMとタイトルコールは、同じ。 秋田テレビ 平日・土曜日:CG・BGMは全国共通であるがタイトルコールのタイミングが早い。 日曜日:オープニング・ニュース終了時のエンディングはフジテレビ出しだが、ニュース終了時に左上に「このあとは天気予報」のテロップを挿入する。 エンディングはオープニングと同じ背景に「AKT こんやのニュース(左上) END(右下)」と表示される静止画、BGMはOPのBGMの一部を使用。 福島テレビ 「FTVこんやのニュースとして放送」 全国共通のものにFTV(簡素ロゴ)を挿入したものだがBGMは差し替えている(おそらくライブラリ音源からか?)。 石川テレビ (2015年3月30日 - 現在) 石川さんこんやのニュースとして放送。 CGは全国共通であるが左上に石川さんキャラクターと石川さんのタイトルロゴ(フォントは石川さん みんなのニュースの同様のものを使用)が追加されている。 カンテレ カンテレこんやのニュースとして放送。オープニングムービーとテーマ音楽は基本的にフジテレビと同じだが、左上に「8カンテレ」ロゴが追加されている。 関西地区で重要な事件が発生した場合には、『KTV NEWS Pick Up』時代に続いて、ニュースパートをKTV報道フロアからのローカルニュースに差し替える。 山陰中央テレビ 全国共通のものをベースにOP後半に嫁ヶ島の写真を半透過合成。 BGMは独自 tssテレビ新広島 OPはフジテレビと同一だが、EDはブルーバックになっている(提供がある場合) 提供がない場合、OPは最後かカットされ、EDも省略される(「tssニュース」時代とほぼ同様) テレビ愛媛 独自CGで棒状のものが生えてから愛媛県のシルエットを形成するもの BGMは本来のOPEDではなく本編用のものを編集 高知さんさんテレビ CGは全国共通のものをベースにタイトル左上に「SUNSUN」のロゴを挿入。 EBC同様本編用BGMベースだがOPは冒頭10秒、EDでは最後の5秒を流す。 EDはOPの後半の部分に「こんやのニュース・あしたの天気」「END」のテロップを表示。(天気予報前でも使用、その際は右上「このあと あしたの天気」と表示され、BGMも本編の一部を使用。) 沖縄テレビ 2015年9月28日より「FNNOTV こんやのニュース」として放送。同時にローカル枠も「OTV こんやのニュース」に改題。 CGは全国共通のものをベースにタイトル右上に「(FNN) OTV」のロゴを挿入。 タイトルロゴは従来の(FNN)OTVニュースに倣い最後まで表示される。 EBC同様本編用BGMベースだがOPは冒頭10秒、EDでは最後の5秒を流す。 なおローカル枠ではOPは中程の5秒を切り抜いたものに短縮される。
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世界戦変動率(ダイバージェンス)1.130205。 「あ、オカリンだ~。トゥットゥルー♪」 「相変わらず厨二過ぎるだろJK」 β世界線。 SERNによるディストピアも築かれず、まゆりが運命に殺されることもない、平和な世界。 「失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した……」 「死んだんだぞ!もう戻ってこないんだぞ!」 「バイバイ、パパ……」 「たった四日間だけ恋人だったボクのこと、覚えていて……くれますか?」 「私は……あなたの、大切な人を……殺したから……罰よ……ごめんなさい」 「お前は、15年後に殺す。それまで怯えて待ってなさい」 「まゆしぃは、オカリンの役に立てたかな」 仲間の願いを犠牲にして。 数々の悲劇を乗り越えて。 ようやく辿り着いた「俺が望んだ世界」 「さよなら」 だけど、 「私も、岡部のことが――」 牧瀬紅莉栖が、そこにはいない。 俺が愛した助手、クリスティーナは、いなかった。 だから。 ほんの、出来心のつもりだったんだ。 まともな答えなど得られるわけがないと、分かってはいても。 馬鹿馬鹿しいと、心の底から思っていても。 突然やってくる胸の空虚さに耐えきれず。 俺は、禁断の扉を開けてしまった。 ■■■ 某@ちゃんねるより一部抜粋 人を生き返らせることは出来ないんだろうか 1:鳳凰院凶魔:2010/11/20(金) 14 24 37.82 ID BOwKdA4e みんなの意見を聞かせてくれ 8:名無しさん:2010/11/20(金) 15 21 08.18 ID kFVi878u 人が生き返るわけないじゃん、馬鹿じゃねーのw 14 :名無しさん:2010/11/20(金) 15 30 38.54 ID kJki75tU これは良い厨二病スレ 23:名無しさん:2010/11/20(金) 15 55 01.23 ID Bdi8R5uj 俺に百万よこせば甦らせてやってもいいぜ 44:名無しさん:2010/11/20(金) 16 22.75 ID qYfg76Cw 出来ないから医学は日々進歩してろんだろうがクソ 53:名無しさん:2010/11/20(金) 16 54 58.75 ID hjr6rKio 生き返らせる方法ありますよ 詳しくは↓をクリック (省略されました・・全てを読むにはここを押してください) ■■■ 天王寺裕吾の供述より一部抜粋 そうだな、あれは確か五時前くらいだったか。 客もこねーし暇だからテレビでもつけてたんだよ。 そしたら急にゴゴゴゴ、って店が揺れ出してな。 岡部の野郎がまたなんかやらかしたのかと思って、怒鳴りに行こうとしたんだ。 ウチのブラウン管がぶっ壊れたらどうすんだ!家賃上げるぞ!ってな。 「また」って?ああ、ちょっとした事情で岡部ってガキにウチの上を貸してるんだがな。 いつも仲間と一緒に馬鹿なことしてんだよ。未来ガジャットだかガジョットだかの研究所っつってな。 今日は昼から一人で来てたっぽいな。腑抜けた顔でよ。 275 :破壊と再生のオープニング ◆/a2shNJBkY :2011/10/26(水) 18 48 06.58 ID lJfws5iK ……なに、そいつはいつも店を揺らすほどのことをしでかしてるのか、だって? いや、そう言えばそんなことしてた覚えがないな。 そんなこといつもされてたら、今頃あいつをぶっ飛ばして追い出してるよ。 ……じゃあなんですぐに岡部のせいだと思ったのか、か。 そうだな、確かに地震の可能性もあったし、どうしてだろうな。 うーん、なんか良く分からんが、あの時俺は「岡部の仕業に違いない!」と思ってたんだよ。 あいつがそんなことした覚えはないのにあるというか……いや、忘れてくれ、上手く説明できん。 とにかく、俺は肩を怒らせながら上に行ったわけだ。 こら、岡部!てめえ何してる!って叫びながら上がったから、あいつも俺が来てることには気付いてただろう。 だが、二階までは一方通行だから逃げ場なんてねえ、大人しくお縄につけ、ってな感じよ。 時間?そうさな、揺れてから二分もかからずに部屋についたさ。 そしたらよ、いなかったんだ。 まさかすれ違ったわけでもあるまいし、一応、部屋の隅々まで探したんだがいなかったんだ。 だから、俺は屋上にあいつが逃げたのかと思った。逃げ場なんてあそこしか無いと思ってな。 あそこも一方通行だから、そこで捕まえられると思ってた。だけどな。 あいつは屋上にもいなかった。 飛び降りて逃げたってのはちょっと現実的じゃねえな。 あいつはひょろひょろだからあの高さから飛び降りたら絶対に病院行きだ。 それに、そんな向こうみずな根性してるようにも見えないしな。 俺の知らないところに隠れてた、その線もあるかもしれん。 だが、このビルの所有者の俺でも知らん所をあいつが知ってたか、というと疑問が残るな。つまり、突如として岡部が消えちまったってわけだ。魔法みたいにな。 今の話の真相分かるかい、刑事さん。…………はは、冗談だよ。あんたの仕事は名探偵するじゃねえからな。 今みたいに、不審者についての聞き込みをすることだ。ご苦労様な事だぜ。 で、先日の不審者騒ぎと俺の話、どんな関係があるんだい? ……ほお、その黒バイク二人組が始めに目撃されたのがこの辺りだと。 時間も5時ほどか、確かに色々と符合するわな。 うん?しかも不審者の片割れは黒いヘルメットに白衣の男だった……? なんつーか……いや、ノーコメントだ。何も聞かんでくれ。 しかしご苦労様なこったな。その不審者……黒バイクの二人組はなにをしでかしたんだ? 強盗か?ひったくりか?まさか殺人じゃないだろうな? ……あ?すまん、もう一回言ってくれ。俺の聞き違いじゃなけりゃ、 バイクで建物を「昇って」いった、って聞こえたんだが。 えっとよ、刑事さん。 あんた、本当にその与太話を信じてるのか? いや、皆まで言うな。あんただって混乱してる、そうだろ? バイクで建物を昇る、ねえ……そんなことあり得るもんかねえ。 ……ん?仮に昇れるのなら「降りる」ことも可能じゃないかって? あんたまさか、さっきの俺の岡部消失話と繋げてるのか。おいおい勘弁してくれよ。 ん、もう帰るのかい。大体のことは分かった、そうか。 あー……もしも、もしもの話なんだが、俺の知り合いがそっちのご用になった時は、優しくしてやってくれ。 いや、これは何の関係もないただの独り言なんだが、さっき言ってた岡部の野郎最近元気なくてな。 別にあいつのことなんざどうだって良いんだが、辛気くせえ面見てるとこっちまでそんな気分になっちまう。 あ、最後に一つだけ良いか。 なんであんた、このヤマを追ってるんだ? 建物を昇ったって話、嘘くせえ噂話にはなっても罪に問われるようなもんじゃねえよな。 そもそも、そんな話を警察が信じるか、って話だよ。 誰かが通報したとしても、せいぜい幻覚を見ただとか言われて病院を勧められるのがオチだろ。 自分一人で独断専行ってのもあり得るがあんた、そういう感じじゃないもんな。 失礼を承知で言うが刑事っぽくないっつーか、どっちかっていうと……。 それと、最初に出したあんたの警察手帳。 ……最近、全国一斉で新しいのに変えた、だから今、闇で流されてるのは要らなくなった「古い方」って話 ――――知ってたか? あんた……本当に刑事(デカ)なのか? …………。 冗談だよ、冗談。大嘘だ。 からかってみただけさ、すまねえすまねえ、この通りだ。 俺だって警察様の邪魔して火の粉を被るのはごめんだからな。つまらねえことに首は突っ込まないさ。 好奇心は猫をも殺す、ってか。ははは、馬鹿がいたと思って忘れてくれや。 それじゃ、今度こそ。お疲れさん。もう二度と会うこともねえだろうよ。 ■■■ 部屋いっぱいに、闇が吹き荒れていた。 大地が鳴動する。そこらに置いてある小物が、俺と一緒にがたがたと歯を鳴らす。 目の前に広がるのは、質量を持っているかのような影、陰、蔭。 その暗闇の中心に、 ヒトのカタチをした、何かがいた。 「あ、あ、ああ…………」 こんなつもりじゃなかった。 俺はただ、興味本位で。 いやだ、死にたくない。 「…………あ」 こんな化け物に。 殺されたくない。 しゅるしゅるしゅると。 部屋の中心で渦巻いていた影の中から、太い「触手」が伸びてきた。 俺の息がかかるくらい近くまでやってきたソレは、世にもおぞましげにぱっくりと大口を開けて――――。 俺は腰が抜けて、恐怖で麻痺して、蛇に睨まれた蛙のように、動けない。 捕食されるまでの僅かな時間がどこまでも長く、永く感じてしまう。 ああ、我が助手、クリスティーナよ。 俺も今だけはアインシュタインに文句を言いたくなる。 早く、終わってくれ。 永遠に続くかと思われた時間は、客観的には一瞬だったようで。 『問おう』 触手の喉口から迫り上がってきた、モノは。 「携帯……電話……?」 『お前が、私のマスターか?』 携帯電話としか形容できない物体のディスプレイに、そんな文字が書き込まれていた。 暴風と化していた闇は、一人の黒づくめの人間へと凝縮していた。 「こら、岡部!」 ミスターブラウンの声がした。 そこから先のことは、あまり覚えていない。 朧気な記憶の中で、俺は闇から生まれた男の手で屋上まで誰かに担がれて。 何処からか現れたバイクの後部座席に乗せられ、黒いヘルメットを被せられて。 男――いつのまにか黒いライダースーツをまとい黄色いヘルメットをしていた――は、エンジンをかけながら携帯を差し出した。 『つかまってろ』 そのままバイクは、フェンスを跳び越え、文字通り建物を飛び出した。 冗談抜きで、空中に真っ逆さまだ。 「qうぇrちゅいおぱっsっdf!!!」 死んだ。そう思った。形容しがたい悲鳴を挙げていたような覚えがある。 目を閉じる間もなく、走馬燈を見る暇もなく、俺は恐怖で目を見開いて、そして見た。 真っ黒のバイクは「建物の側面を床にして」走っていた。 俺は、気絶した。 ■■■ 夢を、悲しい夢を見ていた、気がする。 「つっ……」 覚醒した。 乗り物酔いをしたような感覚。少し気持ち悪い。 最後の記憶……ブラックアウトしてからどのくらい経ったのだろうか。 空を見ると、既に夕焼けは消え去り夜の帳が落ちていた。 あの衝撃的展開は……もしかして夢だったのだろうか? 『目が覚めたか?』 寝ぼけ眼に、携帯電話が突き出される。 黒いライダースーツに黄色いヘルメットの男が、俺を見下ろしていた。 やはり、夢じゃなかった。あり得ない展開に頭がオーバーヒートしそうだ。 『すまなかった。登場シーンは出来るだけ派手にした方が良いと知り合いに言われてな。 聖杯戦争に選ばれる魔術師が、まさかあそこまでビビりだとは思わなかった』 そう続けて携帯に打ち込む男の顔は、ヘルメットに覆われて表情が伺えない。 代わりとでも言うように、心なしかションボリ、といった仕草を見せている。 聖杯戦争?魔術師?ビビりというのは俺のことか?全く訳が分からない。 言いたいことや聞きたいことは山ほどあった。頭の整理が追いつかない。 いや、 そんなことよりも―――― 「ここは……」 『適当にビルの上に昇ったんだ。誰にも邪魔されずに話をしておきたくてな』 そうじゃない。 「……そうか」 暗くて最初は分からなかったが、意識がはっきりした今なら分かる。 「これが」 ここは、 あの事件の、全ての始まりになった場所。 仲間を一人、見送った場所。 あの日――――紅莉栖と一緒に語らった場所。 ここは――――ラジ館の屋上だ。 「これが――――シュタインズゲート(運命石の扉)の選択か」 それは――英雄をも支配する第七の魔法。 俺が手にした――――偶然の産物。 岡部倫太郎の――鳳凰院凶魔の聖杯戦争は、ここから始まった。 『おーい、私の話聞いてるか?おーい(T_T)』
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オープニング ここはオオサカ、ウメダのハニービル。 そのこざっぱりとした一室に大勢の人間が集められていた。 現代風な普通のスーツ姿もいれば、幻想的な形容しがたい衣装の者、 果ては過去から取り出したような中世的な鎧や甲冑を着た武者といった 男女問わず背格好から衣装まで様々な人間模様がその一室を異様な雰囲気にしている。 眠らされていたであろうその数々の人物達が目を覚まし、 それぞれが自分が置かれている状況を理解できずにざわめきが起こりだす。 そんな中、照明を消され、薄ぼんやりとしたその一室に不意に明かりが灯り、 予め用意されていたであろう壇上に一人(?)の人影(?)が現れる。 「どうも、私が今回の特別企画の主催のTADAです。 エ~、今日は皆さんに殺し合いをして貰います(ビー○た○し風に)」 白いハニーが声真似を挟みつつ、あっけらかんと今回の目的を話し出す。 「今回も所謂、お祭り企画なんですがそれだけじゃいつものと変わらないので 折角の二次創作ですし最大限に皆さんで鬱々とした新境地を… あ、わりと新境地でもないか? …エー、話はそれましたが最後まで残った優勝者の方には こういったものの王道らしく願い事を叶えますので はりきって殺っちゃってください」 軽い調子でとんでもない事を言うその白いハニーに 純白の学生服に身を包んだ青年が前に進み出てきて食って掛かる。 「おいおい、突然こんな所に人の事を無理やり集めて いきなり『殺しあえ』なんて言われて『はい、そうですか』って、 納得する訳ないだろ? それにあんたが今回の黒幕ってんなら、 あんたを倒せば全て解決って訳だ」 そう言いながら学生服の青年、斬真狼牙が拳を鳴らしながら 白いハニーに近寄ろうとした所を横から同じ様に純白の学生服に身を包んだ青年、 斬真豪が慌てて自分の弟を抑える。 「落ち着け、バカな弟よ! 相手は開発部長といったらある意味、神様だろうが。 第一、それを置いといたとしても何の算段も無しに こんな事をする訳も無いだろうが!」 「はいはい、その通りです。 皆様、まずはこれをご覧ください」 そう言いながらハニーが何かのリモコンを操作すると 壁に掛けられていた巨大なモニターに映像が映し出される。 『おい、ちょっとこのシナリオだと原画と描写が異なっちゃうんだけど?』 『えっ? あ、本当だ』 『じゃあ、これシナリオ書き直しちゃって。 一から』 『一から!? 今からですか!?』 『うん、3日後までに宜しくね』 『ウワー、バグだー!!』 『………(どんがらがっしゃーん)………』 「………失礼、間違えました。 こちらをご覧ください」 其処に映し出されたのはこことはまた違う部屋に集められた数々の人間の姿、 押し込められ、皆、表情も暗…… 『お茶が沸きましたよ~』 『じゃあ私も運ぶの手伝います』 『へぇ~、レオ君て言うんだ。君みたいな可愛い子は嫌いじゃないわよ』 『…イブ先生、初対面の子をからかわないでください』 『あわわわわわ』 『あっ、ちょっとそこの大きい君! 一人でおやつを食べ過ぎちゃ駄目よ』 くないどころか和気藹々とした雰囲気がそこには漂っていた。 映像はそのままに音声だけを切るとハニーは目の前の集団へと向き直る。 「エ~、このように別室にて皆さんのお知り合いの方をこちらで預からせて貰っています。 見て判るとおり、向こうの方々にはこちらの趣旨はお伝えしておりません。 ですが、皆さんが非協力的な態度を取るというのであれば… あっ、ちょっと出て来て貰っても良いですか?」 用意されていたマイクの様な物にハニーが呼び掛けると、 映像の真正面にかなり近寄った距離から誰かの顔面が映し出された。 『う~っす、…あん? 近い? もう少し離れんの? っと、こんなもんか。 ど~も~』 似つかわしくないイヤホンのような物を付けた赤黒い肌の異様な風体の男が映し出されるのと 同時に、映像を見つめていた集団の中の一人が大声を上げた。 「ウギャ~~~!! 出おったな、変態!!」 緑色の鎧に茶髪の青年、ランスは映像の人物の姿に血相を変える。 『エッ? 今の声、そっちにランスいんの? ウワ~、俺もそっちに行きたかったわ~』 「うるさい、来なくていいわ! 死ね、さっさと死ね!」 本気で映像の人物を嫌がり、喚き立てるランス。 そのランスとは対照的に映像の人物の顔は綻び、 自分がその場に行けない事を真剣に悔しがっている。 「番人1号、戯骸くんです」 ハニーが映像の人物を紹介し、紹介された当の本人はへらへらと 映像の向こうで手を振っている。 「彼の他にも複数の人物に向こうを守備してもらっています。 無論、一筋縄ではいかない人達です。 この方々には私の一声で向こうを自由にして良いと伝えてありますのであしからず」 ハニーの脅しに狼牙も振り上げた拳を降ろし、 苛立たしげに奥へと引っ込んでいく。 途中で、宥める兄をぶっ飛ばしながら。 それを確認すると映像を一旦切り、ハニーが参加者たちを見据える。 「皆さんも大事に思うのなら、逆らわないようにお願いしますね」 ハニーの言葉に集団はどよめき立ち、場は騒然と化して行く。 不意に何かを思い出したかのようにハニーが再びリモコンを手に取ると 何処かの地下室の様な場所がモニターに映し出された。 「あ~、忘れていました。 今後、あまりにも非協力的な人に対してはお預かりしている方に 罰ゲームを受けてもらいます。 …こんな感じですね」 其処には鎖のような物で両腕を繋がれ、天井から吊るされた半裸の男。 その傍には鋭い棘のついた棍棒を構えた、まるで鎧と一体化したような姿の魔物の姿。 魔物が棍棒を構えると大きく振りかぶり半裸の男の体を打ち据える。 殴られる度に男の体は棘で引き裂かれ、裂傷と打撲跡が刻まれていく。 男は歯を食いしばる様にして痛みに耐えているようだが、 その口からはくぐもった叫びが常に漏れていた。 「デモンストレーション代行の島津ヨシヒサさんと拷問官の拷問戦士さんです」 ハニーが説明している間もヨシヒサを打ち据える事を止める事無く、 淡々と作業を続ける拷問戦士の姿に映像を眺めていた集団の中の数人からは貧血を起こし倒れる者すらいた。 「といっても、いきなりこれではあまりにも可哀想なので最初は軽めに、 徐々にきつくしていくので注意してください」 映像を切り、ハニーはリモコンやマイクなどを片付けていく。 そして、壇上に一つの大き目のスイッチを置いて、再び集団へと話し始める。 「あぁっと、それとお気づきの方もいるでしょうが、 皆さんの首には特製の首輪を付けさせて貰っています。 例のアレです、ボーンってなるやつ。 それと私がこのスイッチを押すと同時に皆さんは 猿田博士製の転送マシンによって、 このオオサカの各地に飛ばされますが ここウメダは最初から禁止区域ですので入らないでくださいね。 それでは皆さんGoodLuck! …ポチッとな」 ハニーがスイッチを押すのと同時に次々と集団の数は減っていき、 最後には部屋に残ったのはハニーの姿だけとなる。 其処へ… 「こんにちは~、頼まれてた原画入稿しにきたんですけど?」 PGG(パソコンが使えなくても 逆境に挫けない 原画マン)果心が 封筒に自身の書いたエロ原画を入れて訪ねて来た。 「あぁ、果心クン、こっちより企画部の方に持ってっちゃって」 「あっ、はい」 そして、帰った。 「ふぅ~、さてと僕もお仕事お仕事と…」 今日もアリスソフトは忙しく廻っている。 アリスソフトバトルロワイアル開幕!
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歴代のテーマ音楽・オープニング 1962.10 - 1964.03 作曲:神津善行 東京タワーの空撮の映像をバックにタイトル画を表示していた。 なお、2009年11月15日放送の『サンデーモーニング』では、初代キャスターである田の死去の話題を伝えた関係で、このオープニングの一部が放送された。 1964.04 - 1968.09 作曲:小倉靖 この時期の一社スポンサーであった武田薬品工業のテーマ「♪タケダ…」の連呼を使用(タケダアワーと同じく大阪工場の空撮を使用したオープニングキャッチに、「ニュースコープ」のテロップを挿入)。 1968.10 - 1975.03 作曲:岩本晴彦 イントロにタイプライターの効果音が付いている曲。タイトル画は歴史写真を使用し、最後にランドサットから写した地球が写された。 その後に提供スポンサーが表示された。 1975.04 - 1984.09 作曲:中村八大 当初は曲・タイトルともJNN系ニュース番組に共通のオープニングテーマを使用。「滝流し」というパターン映像で水色のバックから“JNN”の文字が輪転機から印刷される新聞の如く多数現れ、その中央から「JNNニュースコープ」のタイトルロゴが出てきた。「滝流し」には2パターンあり、前期は"JNN"の帯の端が画面からはみ出ないが、後期は端が画面の外にはみ出る、という違いがある。 1978年4月からは曲はそのままに本番前のスタジオをバックにし、テロップを使用したアニメが使われた。 画面下から「JNN」と「ニュースコープ」の文字が下から立体的に飛び出す→全文字が揃ったところで文字がロゴにアニメーションするというものだった。 この頃から、親局および主要な系列局では、JNNの題字に加えて実際に放送している放送局を示す略称ロゴ(TBS、CBC、MBS[1]、RKB、HBCなど)がテロップ挿入された。 1980年10月からはさらに曲はそのままにテロップアニメだけを変更した。左下から地球儀をイメージした円が中央に移動→反転して放送開始時刻の18時30分を指すアナログ時計になる[2]→時計の左下部分へズームアップするとともに右上へ移動→開いた部分に右下からタイトルが入るというものだった。 この時にタイトルロゴが丸みを持たせたものにリニューアルされた。 ※上記2つはJNNニュースデスク(1970年開始)でもタイトルだけ差し替えただけのバージョンで共有されていた。 1984.10 - 1990.03 作曲:山内直樹 シンセサイザーや電子音を使っていた曲。 タイトル画にはJCGL(ジャパン・コンピュータ・グラフィック・ラボ)が制作したコンピュータグラフィックを使用し、海原を世界地図が画面下から上に通過→画面奥から「JNN」の文字が現れる→円で囲まれた日本列島が右下から登場→日本列島が衛星のパラボラアンテナに変わる→タイトルが左下から右上に出る→黒バックでタイトルが強調されるというものだった。 この時にタイトルロゴがオレンジ色の立体的なものに変更された(書体の変更はなし)。それまでは白く平面のものだった。 テーマ曲のベースに流れる電子音はモールス信号の「JNN」(・--- -・ -・)をアレンジしたもの。 他のJNN系発ニュース番組でもこれをアレンジしたものが使われたが、1988年10月以降は同曲をアップテンポにしたものが使用された。 この拡大放送になったころから、平日版の男性キャスターはこれまでの氏名挨拶(「こんばんは!!○○です」だけ)にプラスして、女性キャスターの挨拶の後で「今日のニュースをお伝えします」と挨拶した。 歴代セット ※殆どの時期のJNNニュースのセットと同じである(そうではなかった時期もあった。)。 1962.10 - 1973.03 日本地図とタイトル画がバックのセット 武田薬品工業の一社提供の時期には映像を映し出すスクリーン部分の上下に、「(▲)タケダ薬品」「シミそばかすにハイシー」と書かれていた。 1973.04 - 1978.03 ブルーグレーバックのセット 1978.04 - 1980.09 グリーンバックでメインキャスターのネームプレートにJNNのロゴが付いたセット。TBSにおいては週末夕方や平日夜など、全国ニュースと近接するローカルニュース(TBSニュース)でも同じセット、同じデスクを使用していたが、背景のクロマキーバックに関東地方の地図などを合成することで、映像的な区別をつけていた。 1980.10 - 1983.03 黒地に世界地図がバックのセット(絵の上にはJNNのロゴ)。クロマキーを使ったセットは最後。 1983.04 - 1984.09:白いジャングルジム形がバックのセット。 このセットは「8時だョ!全員集合」や「ザ・ベストテン」のセットデザインを担当した三原康博が担当したが、当時のDスタジオ中央部に常設されていたこのセットは、スタジオの3分の2程度のスペースを占有しており、カメラの位置やデスクの配置に苦労したという秘話が、かつて『ザ・ベストテン』などで披露されていた。このセットは、ニュースコープなどで使うメインセットの左側にスポーツデスク用のクロマキーが、その裏に情報番組である『朝のホットライン』用のセット、メインセットの真裏に『JNNおはようニュース スポーツ』と『JNN8時のニュース』で使用する立ちテーブル、メインセット右端の真裏にも『テレポートTBS6』のキャスター席があった。 1984.10 - 1988.09:グード図法と放射線模様がバックのセット 使用当初はセットの中央が『ニュースコープ』等の定時用に使われるメインセットで、向正面は搬入口としており何もなかった。画面上から見て左側が気象情報用のセット(クロマキーとしての機能を合わせたモニター。通常は映像が半透明の緑色で表示されており、キャスターがカメラ前のモニターを見なくてもいいものだった。その右には4つの小型モニター、上には現在の時刻を表示するデジタル時計があった。)、さらに左隣が平日朝6時台前半の情報帯番組のスペース、その左横が『テレポートTBS6』用のセットだった。対する画面上から見て右側に、中継を呼び出す際に使うモニター、その横がワーキングスペースと隔てたガラス窓でここがスポーツニュース用のセットにもなっていた。その右側に『スポーツデスク』用のクロマキーがあり後年は『おはようニュース&スポーツ』用に用いる。その横が初期は『おはようニュース スポーツ』『8時のニュース』のセットで、後期は『スポーツチャンネル』(一時期は『ネットワーク』)のスペースとなる。『スポーツチャンネル』と『テレポートTBS6』の間が搬入口であった。 このセットは、当時アメリカで一般的であった「ワーキング・スタジオ」の考え方(スタジオ内にニュース番組の制作に必要とされるVTR編集・送出設備やワードプロセッサー、パーソナルコンピューター、さらには打ち合わせスペースやスタッフの作業スペースなどを配置し、スタジオ自体を巨大な番組制作ルームに見立てて番組を送り出す)を取り入れて造られたものである。この時期は、NHKも「ニュースセンター9時」において同様の考え方に基づき、スタジオセットを同様なスタイルに改装した。 また、当時3層吹き抜けであった番組のスタジオ(TBS旧テレビ局舎・Dスタジオ)の1層と2層の境目部分にアクリル素材で造られた格子状の天井が設置された。前述の「ワーキング・スタジオ」に対するTBS美術陣の考え方がこのセットに表れていると見ることができた。 しかし、その上の天井には本来スタジオにセッティングされている照明設備があり、それらの調整などのため、この「アクリル天井」は適宜外されることもあり、外されたまま本番に入ることもあった。 このスタジオからは、『JNNニュースデスク』『JNNおはようニュース スポーツ』、関東地方向けのローカルニュース番組『テレポートTBS6』などが放送されたが、平日朝6時台前半の情報帯番組が、比較的短期間で何度か変更されたり(『おはようお天気ワイド』(1986年4月 - 9月)→『砂川啓介 いま!朝です』(1986年10月 - 1987年9月)→『ドーナツ6』(1987年10月 - 1989年3月))、月-金曜夜枠がニュースとスポーツを一体化したワイドニュース(『JNNニュースデスク』・『JNNスポーツチャンネル』→『ネットワーク』(1986年10月 - 1987年9月))に改編されるなどもあったことから、スタジオの一部はセットの変更が頻繁にあった。 1988.10 - 1990.04.01:上にJNNのロゴが付いた世界地図がバックのセット キャスター交替に伴い、セットチェンジも行われ、「ワーキング・スタジオ」の考え方は後退した。 スタジオ内にあった打ち合わせスペースや関連設備は撤収されたが、アクリル「天井」はアクリルの「梁」へと姿を変えた。カメラのアングルを意識し、ライティングの邪魔にならないよう向きなどが決められ、全体的なイメージとしてはそれまでのセットのイメージを残したニュアンスとなっていた。 上記のセットは定時用として使われ、その右側のワーキングスペースと隔てたガラスの前は『テレポートTBS6』用のスペースだった。 さらに、この時期では昭和天皇の病状に対し即応体制が取られていたこともあり、スタジオの一部に「Xデー用」の臨時セットが常時スタンバイされていた。 1989年10月からは、番組構成の変化にともない一部のセットが手直しされた。 『JNNニュースの森』開始に伴い、1990年3月の番組終了から1週間までの間は、別スタジオに似たデザインの簡便的なセットを組んで放送した。
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今まで投稿されたシナリオを元に台本にした。 キャラの口調なんかは勝手に統一してみたので、ご理解のほどを。 地の文はナレーション的な。 『キャラ名「台詞」』は、そのキャラの台詞。 ()内はト書きと思っていただければ。 キャラの格好とかグラフィックで表現できる部分は省いたので、元シナリオ参照。 <>は場面の名前 <プロローグ:OP以前(紙マリオのタイトル前みたいな)> 広い広い宇宙のあちらこちらにある『夢の泉』 そこを守る泉の番人というのがおりました。 双子の番人、メアとレム。 大好きなお父さんとお母さんを失ってから 小さな姉弟は二人で支え合いながら、ずっと泉を守ってきました。 そんな二人を見守るのはミッドナイトという名の男。 まだまだ幼い姉弟を見守るのがミッドナイトの仕事でした。 三人は広い広い宇宙を旅していました。 これからもずっとそうやって旅をしていくのだと 双子の弟であるレムは信じていました。 ……けれど (場面変わってプププランド) 住人A「そういえば今日は夢を見なかったよ」 住人B「え? 君もなの? 僕も見なかったよ」 住人C「私も!」 (ざわざわと町の人々が騒ぎ始める) これは人と夢をつなぐ物語…… (ここでタイトル画面) →はじめから つづきから オプション <オープニング> (カービィ、いきなりデデデ城前。ワドルディが遊んでいる) ワドルディA「あ、カービィだ!」 ワドルディB「いったいどうしたんだろう?」 (カービィが何かしらのアクション) ワドルディA「え? 『みんなの夢が盗まれた』って?」 ワドルディB「『どうせまたデデデの仕業だろ』って?」 (ワドルディ、顔を見合わせて相談) ワドルディA「だめだめ! それは教えちゃいけないの!」 ワドルディB「だからカービィ、大人しく帰って!」 (戦闘。ワドルディ×2) ワドルディ「だ、大王様ぁ……」 (そのまままっすぐ進むとデデデ城入り口) 槍ワドルディ「か、カービィ! 何しにきたの? え?大王様? だめだよ、今『とりこみちゅう』だもん」 (カービィが何かしらのアクション) 槍ワドルディ「だめったらだめー! 今日のお城は立ち入り禁止!」 (戦闘。槍ワドルディ) 槍ワドルディ「や、やっぱり強い……」 (入り口から中へ。デデデ大王は自室にいるので、話しかけるとイベント) デデデ大王「あ、カービィ。一体何しにきたんだ? え? 夢が見られなくなったって? ……あー、って俺は何も知らねぇよ! そんなけ言うんなら証拠見せろ、証拠を!」 (室内を探索。どこかにスターロッドを隠している。スターロッドを手に入れた上で、もう一度話しかけるとイベント再開) デデデ大王「だから証拠見せろ……って、それはスターロッド! くっそ……見つけちまったもんはしゃあねぇな。だが、今回も渡すわけにはいかねぇんだよ!」 (戦闘。デデデ大王) デデデ大王「ば、馬鹿野郎……今、それを……泉に返したら……」 (カービィ、大王を無視してワープスターで移動。夢の泉へ) (夢の泉にスターロッドを納める) デデデ大王がいたずらをして カービィがそれを止める。 それは当たり前のことでした。 そして物語はいつも、そこで終わりを迎えるのです。 けれど、今回はここが、物語の始まりでした。 (オープニングイベント終了)
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オープニング 「―――――ぅ………」 日差しを受けて、少女の意識は覚醒する。 「ん……あれ……?」 目覚めた少女――春日未来がまず真っ先に感じたのは、違和感だった。 彼女がいたのは、学校の教室のような場所。 しかし、未来にはここに一切の心当たりがない。何故こんな場所で気を失っていたのか、思い当たる節がなかった。 立て掛けられた時計を信じるなら、まだ早朝になったばかりという時間だが。 (皆もいる、みたいだけど……) この場所にいたのは、彼女だけではなく。 彼女と同じ事務所のシアターで活躍するアイドル達も、全員集められていた。 同じ道を志し、ともに頑張ってきた50人の仲間達。 そんな周りの皆も、反応の大小はあれ未来と同じように困惑している。 どうやら、ここにいる事に心当たりがある者は誰一人としていないようだった。 (なんだろう、あれ?) そうやってあたりを見渡していると、未来はふと一つの違和感を感じる。 ここにいる全員の首に、なにやら首輪のようなものがつけられていたのだ。 チョーカーのような、地味で無骨な装飾品。 自分の首に手を当ててみると、彼女自身にも同じものがつけられているのに気付いた。 意識しないと気付かない程軽いが、認識してしまうと、その感覚がむずかゆい。 いつの間につけられたのか。それすらも分からず、これに関しても何のてがかりもなさそうだった。 (一体、何が起こってるの?) この状況に、人より頭が回らないと評価を受けがちな未来も疑問を抱く。 50人全員が知らないうちに、知らない場所に閉じ込められている。 こんな事、どう考えても異常だ。 アイドルとして非日常的な事にある程度は慣れている彼女達にとっても、そう思わざるをえなかった。 理由も経緯も思い当たらない。眠気からだんだん覚めてきても、何も分からない。 そんな現状が、より不安を広げていった。 もしかして、誘拐? 監禁? 何かの犯罪に巻き込まれてしまったのでは……そんな突飛な想像も、否定できないような空気が漂っていた。 その不安を誰も隠すことはできず、ざわつきはより大きくなっていく。 そんな思考が頭打ちになるのとちょうど同じ時、事態は動き出す。 『皆様、おはようございます』 一人の男性が、鍵を開けてこの部屋へ入ってきた。 「………?」 素顔を白い仮面で隠し、声を刑事ドラマの犯人みたいに変えている。 そんな状態では、その男の正体を知るのはほぼ不可能だった。 得体がしれない人物の登場に、教室内の緊張はより一層高まる。 「あの……」 『まずは、一つ。皆様の許可なく、このイベント会場へ連れてきた事を謝罪いたします』 誰かが声をかけるよりも早く、男はペコリと頭を下げる。 丁寧な言葉で、謝罪を述べている。 その口調から誰かを想定する事も、難しそうだった。 『今回は、年々衰退の一途を辿っていた我が社の最後のイベントという事で、過去最大の規模で行わせていただきます。 皆様にも、ご協力の程よろしくお願い申し上げます』 丁寧すぎて、逆に気色悪さすら感じるほどの態度を見せる男。 なるほど、と。未来は段々と呑み込めてきた。 どうやら、これもテレビ局のイベントの一つ、という事らしい。 彼女達、765プロシアターのアイドル達は今までいろんな事をやってきた。 学園ドラマの撮影だったり、サッカーや野球だったり、肝試しだったり、バラエティ番組だったり。 ゴルフもやってみたし、サイクリングだってチャレンジしてみたし、本格的な映画の撮影もしてきた。 今回もそんな奇想天外なイベントのうちの一つなんだろうと、そう理解はできた。 『では……早速ですが、今回のイベントの説明に移らさせていただきます』 そのはず、なのに。 何故だか、未来の不安は一向に晴れなかった。 イベント内容が発表される前に、今度はどんな事をやるんだろうという不安を抱くのはよくあった。 ただそれは、期待と紙一重のものでもあったし、ワクワクしていた気持ちもあった。 でも、今回は違う。さっきまでの異常だと思っていた気持ちも、また一向に消えていない。 何故かは分からない。言葉には表せない。でも、その言葉の先を聞きたくない。 そんな不安が、彼女の動悸を早めていて。 『バトルロワイアル―――皆様には、これからたった1人になるまで、殺し合ってもらいます』 その予感は、最悪な形で現実となる。 「……えっ?」 その言葉を、未来はすぐには理解できなかった。 あまりにも突飛で、それは彼女に聞き間違いではないかと思わせるには十分すぎて。 周りも、困惑を現すかのようにざわついている。 しかし、目の前の男はその動揺に一切気にする事なく、説明を続けた。 『ルールはそのまま、単純です。最後の1人になるまで、この孤島の中で50人で殺し合う、というものです』 繰り返された言葉は、彼女達のかすかな希望をあっさりと打ち砕いた。 決して、聞き間違いでも何かの比喩でもない。 男は、ここにいる劇場の仲間達で殺し合いをしろ、と。そう言っていた。 そんな唐突に放たれた言葉に、納得できるはずがない。 「何、言ってるのよ……そんなの警察がっ」 『警察が、などと考えても無駄です』 誰かが叫んだ言葉に、言葉が重なる。 殺し合いなんて、そんなのどう考えたって犯罪だ。国や警察がそんなことを許すわけがない。 その言葉に未来も同感だったが、男はそう言われる事を分かっていたかのように話を続けていく。 『今回のイベントに対し、我々は徹底した準備を行ってきました。 イベントとしてしばらく事務所から離れる事を不思議がるものは、ほとんどいません。 また証拠も隠滅いたしましたのですぐに足がつく事はありませんし、仮に異変に気付かれたとしても、おそらく一月はゆうにかかるでしょう。 それに……我々はもはや国家権力を恐れる事はありません。この覚悟、よく理解していただける事を願います』 淡々と、男は語っていく。 その言葉には、狂気が宿っていた。 それが間違っている、犯罪だという事を否定せず、それでも行おうとしている。 どう考えたって異常だ。でも、そんな男がこの場を支配している。 すぐには助けはこない。その言葉が、より絶望感を重くさせた。 『では……理解いただけたところで、詳しい説明に移らさせていただきます。 今回のイベントに関し特に時間制限は設けませんが、あまりにも殺し合いが滞るようであれば、こちらもそれ相応の対応を取る可能性があります。 また、開始から6時間ごとに死亡者と進入禁止エリアの発表を島中に流します。 進入禁止エリアは、時間が経つ事に増加していきます。殺し合いをより円滑に進めるための措置ですので、ご理解いただけますようお願いします』 こちらの反応を一切気にすることなく、檀上の男は淡々と話を進めていく。 それ相応の対応、禁止エリア。一つ一つの単語が、ただただ殺し合いを進める事だけを重視していた。 『殺し合い開始にあたって、各参加者には食糧や水、懐中電灯や方位磁石に、地図やメモ機能などを内蔵した携帯端末。 そして、それぞれによって違う武器類等を支給させていただきます。殺し合いに役立てていただけたら、幸いです』 殺し合いに役立てる、なんて。 そんな言葉の響きが今の雰囲気から浮きすぎていて、まるで現実じゃないような錯覚さえ覚える。 しかし、目の前の仮面の男の言葉に冗談だと感じられる要素は何一つなくて、どうしようもない現実を感じざるをえなかった。 『……そして、これからが最も大事な説明です。聞き逃さないようにお願いします。 せっかくですので、デモンストレーションも兼ねて一つの映像を見ていただきましょう』 その言葉を合図にして、教室の扉が開かれる。 黒いスーツに男と同じような仮面をつけた、パッと思い浮かべるエージェントみたいな服装の男達。 彼らにより、教壇の上に一台のテレビが置かれる。仕事を終えた男達は、そそくさと部屋から出ていった。 そのテレビはすぐに電源がつけられ、ザー……と砂嵐が映り。やがて、映像が流れ出す。 「……高木、社長?」 そこに映っていたのは、彼女達がよく知る人であった。 高木順二朗。彼は、未来をはじめとしたアイドル達が所属するプロダクションの社長だ。 日常においてに深く関わっていたわけではないが、いつも朗らかな雰囲気で接し、真摯にアイドル達の夢を応援していた初老の男性。 彼がいなければ、彼女達はアイドルとしての1歩を踏み出すこともできなかっただろう。 その人が今、映像の向こうで捕らわれていた。 『ご安心ください。高木社長はまだ生きております』 彼女達の反応を見て、男は一言付け加える。 体を椅子に縛り付けられていて、猿轡と布で目と口を塞がれていて。 そんな状況なのに、高木社長はぴくりとも動かない。 それを傍から見たら生きているかも定かではなかったが、とりあえずは無事らしい。 決して安心したとは言えなかったが、未来はひとまず胸をなでおろした。 『それでは皆様、高木社長の首元にご注目ください。皆様と同じ、首輪をつけさせてもらっています』 そんな事をあの男は全く気にせず、淡々と説明を続ける。 首輪。確かに、目の前の映像に映る社長には、同じものがつけられている。 さっきも確認した通り、ここにいる全員につけられているチョーカーのような首輪。 これに、何かがあるのだろうか。そう思い触れてみて。 『むやみに触らない方が身の為かと思います。この中には、小型の爆弾が内臓されていますので』 咄嗟に、手を放した。 爆弾。未来にとって、漫画とかアニメとか、そんな遠い世界でしか聞いたことのない言葉に、背筋が凍った。 例えどんなに小さなものだろうと、こんなに肉薄した場所で爆発すればどうなるかだなんて、想像に難くない。 決して逆らえない。逆らったら、待っているのは死だと。 その事が、彼女達に恐怖を与えて。 『首輪の爆弾が爆発する条件は大きく分けて三つあります。 一つは切断しようとしたり、無理に外そうとした時。一つは禁止エリアに入った時。そして……」 そして、何より。 これから行われれる『デモンストレーション』の想像が、できてしまった事の、恐怖が。 『……我々の判断で、爆弾のスイッチを押した時です』 ボン、と。 あまりにも軽い音と共に、映像が真っ赤に染まった。 「―――」 あまりにもあっさりと、それは終わった。 その映像の向こうの光景に、室内は嘘のように静まりかえる。 あるいは、彼女達はその現実を受け入れられなかったのかもしれない。 流れたのはあまりにも残酷で悪趣味で、つくりものとでも思ってしまいたいもの。 高木順二郎は首から上がなくなって、死んだ――なんて事。 「……うそ」 ぽつりと、この部屋のどこかで呟かれた。 小さい声も、静まり返った部屋の中で隅々まで響き渡る。 そうだったなら、どれだけよかっただろう。 ドッキリって言われたなら、どれだけ救われるのだろう。 『いいえ、すべて本当の出来事です』 しかし、そんな希望を抱く事すら許されなかった。 その言葉に反応して、男は語りだす。 『高木社長は死んだ。そして、皆様もあるいは……ああいう風になるかもしれない、ですね』 ひっ……と、上擦った声が聞こえた。 少女達が抱いていた最悪の想像が、こんなにもあっさりと現実になってしまった。 すでに少女達の命は手のひらの上にあるという事実と、誰にも頼れないという、突き放された残酷な現実。 それらは全て受け入れがたいもので、しかし強引にでも理解せざるを得ない事だった。 彼女達は静まり返る。それを確認したように、男は口を開く。 『では、最後に……繰り返すが、この殺し合いは最後の1人になるまで終わらない』 その口調が、変わった。 その変化に、未来は俯きかけていた頭を上げる。 口調だけじゃない、先ほどまでの言いえぬ不気味な雰囲気が、また別の何かへと変わっているように感じて。 『かつての仲間や親友だろうと、殺さなかったら未来はない。分かるよな?』 そう、まるで彼女達の事を良く知っているような。 得体のしれない、憎むべき人のはずなのに、その懐かしさすら感じる口調。 それに、心当たりがあった。その姿、その雰囲気が、彼女のよく知る誰かと重なった。 (まさか、そんな) 彼女にとって何回目かの、嫌な予感がよぎる。 今まで最悪の想定が尽く当たってきた未来にも、これだけは絶対にないと否定したかった。 あの人が、そんなことをするはずがない。そんなの、絶対にありえない。 だが、それ以上に考えてしまった可能性を頭の外へ追いやる事もできずに。 『それだけが―――」 仮面を外して、変わっていた声も戻っていく。 それは、彼女達にとって聞き馴染みのある声で。 「――元の場所に帰れる、唯一の手段だ」 彼女が最も信頼していた人物が、そこにいた。 「プロ……ッ!?」 その人物に、未来は思わず立ち上がろうとする。 この現実だけは、受け入れられない。何かの間違いだって。 ただ、そんな感情に突き動かされて、体だけが動いて、しかし。 「あぁ、心配しなくても大丈夫だ……少し、皆には眠ってもらうだけだからな」 ぐらり、と。視界が揺れた。 なんとか体勢を整えようとして、だが体が思うように動かずに、そのままの勢いで床に倒れる。 その痛みを感じる間もないまま、彼女達の意識は段々と遠のいていく。 (どう、して……) 薄れゆく意識の中で抱いた疑問に、答えは返ってこない。 なんで、あの人がこんな事を。あの、優しかったプロデューサーが。 どれだけ嘘だと願っても、脳裏に焼き付いた光景だけは離れてくれなくて。 「次に起きた時、このイベントは開始される。『アイドル』として、最後まで諦めずに健闘してくれ」 ただ、どうしようもなくわかってしまった事は。 「それでは―――』 ―――もう、あの時には戻れないのかな。 『バトルロワイアル、開催だ』 そう、最後にそんな事を思って。 彼女の意識は、途絶えた。 【高木順二朗 死亡】 【主催 ???】 【進行役 プロデューサー】 【バトルロワイアル 開始】 時系列順に読む 輝きの向こう側 投下順に読む 輝きの向こう側 春日未来 いつまでも、ずっと プロデューサー 第一回放送 ▲上へ戻る