約 38,973 件
https://w.atwiki.jp/ps1po/pages/86.html
このページを編集 ゲーム名 アオ・ゾーラと仲間たち 夢の冒険プラス GameID Disc1 Disc2 Disc3 Disc4 Disc5 SCPS-00000 - - - - ・現在の推奨設定 吸出ツール Alcohol 52% 変換ツール PopstationMD Free GUI v7.1b 圧縮レベル マルチディスク GAME ID 変更しない CFWのバージョン 5.50GEN-D2 POPSのバージョン 5.50 ・設定 安定化 高速化 ・現在ある不具合、問題など 動いた人の喜びの声、動かない人の怨嗟の声(ソフトに関する事等フリーコメント) 名前 コメント すべてのコメントを見る アオ・ゾーラと仲間たち 夢の冒険プラスの動作報告をする ↓表を編集する↓ [部分編集] 動作確認表 [吸出]Alchol52%[変換]PopstationMD Free GUI v7.1b 5.50GEN-D3 5.50GEN-D2 5.50GEN-B2 5.00m33-6 不明 起動 クリア 起動 クリア 起動 クリア 起動 クリア 起動 クリア 5.50 5.00 4.01 3.90 3.80 3.72 3.52 3.51 3.40 3.30 3.11 3.10 3.03 3.02 3.01 3.00 不明 ・表の備考 5.50GEN-D3 5.00M33-6 ・関連情報 ゲームの評価 Amazonのレビュー...[続きを読む] 攻略情報 裏技改造
https://w.atwiki.jp/litenovel/pages/37.html
■ 7.アオは【真夏の夜の夢】を見るか? 目の前にはおにいちゃんとシタラさんが見えた。 シタラさんはじっと私を見ている。 当然、私のことはモニタ画面としか見えていないのだろうけど、涙を流してじっと見ている。 少し引いてみてみると、みんなが見えた。 『よかった』 そうつぶやくと、それはみんなを祝福するようにリンクの柔らかな光となって降り注いだ。 今朝に階段から落ちてしまってから、気分が悪かった。 でも、今日は告白するのに絶好の日なのだ。 意地でも学校に行くしかなかった。 学校についてから、少し気分はよくなった。 無事に授業をこなしつつも、私は同じ教室にいるタカナシくんを見ていた。 私が渡した手紙をちゃんと読んでくれただろうか。 今日の放課後に体育館の裏に来てくれるだろうか。 なによりも私の気持ちに応えてくれるだろうか。 心配の種は尽きることなく、私を不安がらせた。 だけど、運命の放課後は中々来ることはなく、私は不安から生まれる不安に踊らされていた。 やっと4時限目の英語の時間になった。 目の前には英語の教科書が開かれている。 当然英語のノートもセットで開かれているわけだけど、そこに書かれているのはタカナシくんの似顔絵と私の自画像だった。 「SVOの例文を作ってもらおうか」 英語の先生が文法を説明している。 「じゃあ、オオイズミ」 オオイズミと言えば、このクラスには私しかいない。 「は、はい!」 慌てて立ち上がると私の椅子は後ろにひっくり返ってしまった。 みんなが大笑いするなか、ゆっくりと椅子を戻す。 「気をつけろよ。SVOの例文を言え」 SVOと言えば、すぐに思いつくのは『I love you.』とか、『I want you.』とか、『I need you.』とか。 ダメだ。恥ずかしくていえない。 他の例文を考えなきゃ。 ……思いつかない。 「I love you.です」 言ってしまった。 チラッとタカナシくんをみると、こっちを見ている。 図らずとも言いたい人の前で言いたいことを言ってしまった。 「よろしい。今のはいい例文だな」 先生の言葉も耳に良く入らないまま、私は教科書に顔をうずめた。 「ちょっと、アオバ!」 私は廊下でぼおっとモップを持って突っ立っていた。 友達が声を掛けてくれてから少ししてそれを認識する。 「なに?」 実に間の抜けた返事。 「なにじゃないよ。どうしたの?」 友達も私の様子が変なことに気が付いているみたいだ。 自分でも分かっているのだけど、どことなくさっきの『I love you.』の余韻が残っているのか、私は何かを考えられなくなってきていた。 「大丈夫だよ」 なんとかそれだけを返す。 「ならいいけど、具合悪かったら帰りなよ」 私は小さく頷くとモップを動かし始めた。 しっかりしなきゃ。 今日は大事な日なんだから。 私は今週の占いのことを思い出していた。 ★今週のメッセージ ┗告白には絶好調の日。 場所は体育館裏が良さそうだよ。 告白しようと意思を固めてから1ヶ月目の朝に出た最高の占い結果。 私は今まで何を迷っていたのかわからないぐらいに今日に告白するぞと意気込んでいる。 やっとのことで廊下のモップ掛けを終えると私は時計を見た。 『17 30』 約束は『18 00』だ。 あと30分で私の運命が決まる。 掃除の片付けが終わると私は体育館の裏に急いだ。 しかし、走ろうと思っても思うように手足が動かない。 「うわ」 私はバランスを崩し、右手を廊下の壁につく。 何とか転ぶことを免れた。 壁についた手に違和感を感じる。 なんとなく壁に触っている気がしないのだ。 しかし、強く押し付けると壁のざらざらした感触が戻る。 勘違いだったのかと思い、私は廊下を歩き始める。 「もういるかな?」 一人でつぶやきながら歩く私は、まわりから見たら少し怖いかもしれない。 体育館の裏が見えるところまで来たが、タカナシくんはまだいないようだった。 「よかった……」 そう思いながら私は体育館の裏に置かれたベンチに座る。 ちょっとしか走っていないのに疲れているのか、立っていることが少しつらかった。 学校が高い丘の上にあるため体育館の裏からはあまり広くはない町が見下ろせる。 青い空が広がり、灰色の地面と対照的で綺麗だった。 私はアオバという名前を貰ったけど、空色の青ではなく、大地に根ざす緑の意味。 自由に空を飛びたかったけど、じっくりと大地に根を張り少しずつ空に近づいていくしかない。 ポケットから鏡を取り出すと、そんなに美人でもない顔を見ながら、乱れた髪型を直す。 鏡の中の私は異様に白く、髪型を直したところで告白の結果が変わるほど変化はない。 「はぁ……」 こんなことなら、もっと美人になるように化粧を教わっておけばよかった。 私の持っている鏡にため息がかかる。 鏡をポケットにしまうと私はゆっくりと立ち上がった。 まだ少しフラフラするが、私の横を気持ちのいい風が抜けていく。 少し暗くなってきた町には街灯が灯り始め、ところどころに光の点が見え始める。 それは道路に沿って光っているので、何かの模様を描くように見える。 見ていると目がチカチカしてきた。 そう言えば、すでに18 00を回った頃だろうか。 それにしては、外がやけに明るく見えた。 ずっと見ていると、時間が経つにつれて暗くなるどころか、町全体が明るくなっていく。 「なんでだろう?」 私は呟いてベンチに座ろうと振り返る。 急に白い光が私の目の奥に入ってきた。 違う。 目の奥から光が出てきたような感じだった。 私は真っ白になってしまった視界に呆然と立ち尽くす。 何が起きているのか理解ができなかった。 「とにかくベンチに戻らなきゃ」 そう思い出し、前にあるはずのベンチに歩く。 しかし、私の足は前に進むことはなかった。 そのまま転んでしまい、私は地面に横たわる形になった。 どうなるんだろう、私。 連絡を受けたオレ、オオイズミ トウサイは病院に急いだ。 病院に着き、予め聞いていた病室に行くと、そこにはアオバが横たわっていた。 先についていた両親が横で泣いている。 医師と看護士も俯いている。 「死んだって……嘘だろ」 朝はあんなに元気だったはずだ。 どうして死ぬのか理解できなかった。 誰も否定をしなかったので、オレはアオバに近寄る。 「アオバ」 呼びかけても全然動かなかった。 だが、見た目には寝ているようにしか見えない。 表情は穏やかで死んでいるようには見えなかった。 横まで来るとアオバの様子に違和感が感じられた。 本当に1ミリも動かないアオバは人形のように見えた。 「トウサイ……アオバは階段から落ちたのが原因で死んだそうだ。硬膜外血種というらしい」 父さんが説明する。 硬膜外血種というと脳内出血が原因で起こる病気だろうか。 今思えば階段から落ちた後のアオバの様子がおかしかった。 だが、今となっては誰もアオバを助けることもできないし、時間を戻すこともできない。 どうしようもないことなのだ。 アオバの側から離れると、オレはトイレに向かった。 そこで声を押し殺して泣いた。 アオバの通夜はその日の夜に行われ、葬式は次の日に行われることになった。 通夜から葬式にかけてアオバの友達がたくさん訪れた。 オレと違いアオバは交友関係が広く、みんなに好かれていたようだ。 訪れた友人のほぼ全員が泣いていた。 「お悔やみ申し上げます」 口々にそう言ってアオバの眠る場所に行く。 オレは無表情で出迎えていた。 葬式が終わると、アオバは小さな壺に収まってしまった。 両親より先にお墓に収まってしまったアオバ。 今になってアオバがこの世からいなくなったことを分かることができた。 アオバはもう戻ってこない。 アオバが階段から落ちてきたときに言ってしまった言葉が思い出される。 『ドジだな』 そんな簡単なことじゃなかったんだ。 ICT社会になって、オレはパソコンから流れてくる情報だけで世の中のすべてを知ったような気になっていた。 だが、現実にはアオバのおかしな様子に気が付いていてもアオバを助けることもできない。 オレは無知だ。 力もない。 今まで築いてきた自分の価値観がなくなって、どこまでも落ちていくような気がした。 しばらくは何も手に付かなかった。 製作途中だったゲームも放り出し、オレは学校と家の往復を繰り返していた。 布団にもぐればアオバのことが思い起こされる。 どんな思いで体育館の裏に行ったのだろうか。 体育館の裏で何が起きたのか。 死にたくなかっただろうに。 オレは起き上がった。 そして、着替え始める。 時計はすでに「1 23」を指していた。 着替え終わったオレは両親を起こさないように玄関に移動し、家から出る。 学校に向かって歩き始める。 学校までは約8分。 途中はすべて登り坂になっていた。 体育館の裏にはアオバが死んで以来、一度も足を踏み入れていなかった。 そこに行ったら、すべてが本当に終わってしまうような気がしていたのだ。 行かなければアオバがまだ生き返る可能性がある……そう漠然と思っていた。 何の根拠もなく、オレの勝手な理屈に過ぎない。 だが、それに頼るほかなかった。 もういいだろう。 オレはアオバの死を受け入れる決心をしたのだ。 自然と涙が溢れてくる。 アオバの死を受け入れざるオレは自分が悔しくて泣いた。 私、アオバは結局のところ死んだのか、生きているのか、わからなかった。 ずっと眠っていたら私の意識は『アオ』の中に入っていたようだ。 今はシタラさんの病気を治す方法を説明している。 シタラさんの病気は治療を続けてから3ヵ月後に急速に回復していった。 病気の進行は収まり、退化してしまった運動機能もリハビリで回復している。 「本当にありがとう」 シタラさんは毎日のように私のいるサーバールームに訪れる。 そして、一言だけ私に感謝の気持ちを伝えてくる。 毎日の日課というわけではなく、いつも気持ちが込められた最高の感謝の言葉だった。 お兄ちゃんがシタラさんを好きなのも頷ける。 「あれ? いたんだ」 タカナシくんがシタラさんに声をかける。 「うん。アオにお礼を言いに来たの」 タカナシくんは頷くとシタラさんの横に来てマイクに向かった。 「俺もお礼を言うよ。ありがとう」 大好きなタカナシくんのお礼にすごく照れた。 『どういたしまして』 だけど、アオはあまり抑揚のない声でひねりのない返事をする。 私の気持ちは二人には伝わらない。 ちょっともどかしかった。 アオはお兄ちゃんが新しいプログラムを入れて、『検索エンジン』というのもやっている。 Googleにも勝てるって豪語していたのは、このサービスが成功するっていう自信があったからに違いない。 新しく始めた検索エンジンは、『次世代型』と呼ばれているもので、基本的にはキーワードか、画像ファイルか、音声ファイルを携帯から入力すると『オススメ』サイトを5件だけ表示する仕組みになっていた。 『オススメ度』はサイトを閲覧した行動経過から、望むものが手に入ったかどうかをチェックしている。 そこに日付の情報なども加味して最終的にはアオの人工知能部分でオススメするかどうかを決定しているのだ。 検索結果が5件のみという手軽さと、的確なオススメをしてくれるお陰で人気のあるポータルサイトの仲間入りを果たしていた。 広告費やオススメで売れた商品の手数料で収入は格段に上がり、タカナシくんが背負っていた4億円も返済することが出来た。 そんな感じで私は結構役に立っていたので、さきほどのタカナシくんの話となった。 「急な話だよな」 タカナシくんはシタラさんに同意を求めるように言った。 「なにが?」 どうやらシタラさんには思い上がる節がないらしい。 「オオイズミが海外留学するなんて……」 その言葉を聴いたときにシタラさんは凍りついた。 知らなかったらしい。 それにタカナシくんも気が付く。 「知らなかったのか?」 シタラさんはその言葉にゆっくりと頷いた。 「ヤモトが医者になるために海外に留学するのと同時に向こうの大学に渡って、そのままMBAを取得するつもりだって言っていた」 MBAと言えば、日本の大学院の経営修士に当たる資格だ。 そうなると何年も海外に行ったままになってしまう。 シタラさんの受けたショックは大きいと思う。 心が繋がっている人と思っていたら、相談もなしに海外に行ってしまうなんて。 「でも、オオイズミくんらしいね」 シタラさんはそれだけ言うと少し俯いた。 その様子を見たタカナシくんは、「ちょっと」と言ってどこかに行ってしまった。 私はなんて声をかけていいかわからなかった。 ごめんね、バカなお兄ちゃんで。 とか言いたかったけど、アオにはそんなことは関係ない。 お兄ちゃんとシタラさんはせっかくいい感じになっていたのに、生涯にまたとないチャンスだったのに、お兄ちゃんは相変わらずの鈍さだった。 しばらく待っているとタカナシくんがサーバールームに返って来た。 「来たよ」 シタラさんに向かって言う。 「来た?」 私も意味が分からなかった。 「電話したらすっ飛んできた」 タカナシくんの後ろからお兄ちゃんが姿を現した。 ちょっと息が切れている。 走ってきたのだろうか 「シタラ……」 お兄ちゃんはシタラさんの名前を呼ぶと、ゆっくりと近づいていく。 「オレの行動が誤解させてしまったようでごめん」 シタラさんの側に立ち、謝った。 「誤解って、そんな、私は誤解なんかしてないよ。MBAの資格は必要なものだし、海外留学だって仕方ないよ」 シタラさんはお兄ちゃんの目は見ていなかった。 ただ声は冷静に聞こえた。 「ヤモトとも、タカナシ先生とも話したんだ。シタラを海外に連れて行けるかどうか」 その言葉の意味はすぐに私にも、タカナシくんにも、シタラさんにも分かった。 「もう十分回復したし、大丈夫だろうって言っていた。それにヤモトと同じ大学にオレもシタラも進学できることになったから、何かあってもバックアップできる」 あっさりとすごいことを言ってのけるお兄ちゃん。 高校に1年しか通っていないのに大学へ進学? 「飛び級ってオオイズミくんは分かるけど、私は自信ないよ」 シタラさんの顔は曇る。 現実的じゃない提案だと、妹の私も思う。 その反応に意外だという顔をするお兄ちゃん。 「もう入学手続き終わったのに何を言っているんだ? タカナシ先生に書類書けって言われて書いただろう」 シタラさんはお兄ちゃんに言われて少し心当たりがあるようだ。 「あれがそうなの?」 思い当たったのか驚いている。 「何か英語の書類だったから、よくわからなかったし、先生がサインしてくれればいいよとしか言わなかったから」 その状況だったら、私でもサインしてしまうかもしれない。 「ついて来てくれ。オレにはシタラの助けが必要なんだ」 お兄ちゃんはシタラさんの目をまっすぐ見ていた。 シタラさんはしばらくお兄ちゃんの目を見つめると、ゆっくりと頷いた。 「……よかった」 一世一代の告白というか、プロポーズまがいなことを言ったお兄ちゃんはそう言うとシタラさんの前にある椅子に座った。 「断わられたら、どうしようかと思ってたよ」 タカナシくんはそれを見て笑っていた。 どうやら、タカナシくんは以前から状況を知っていて、わざとシタラさんにばらし、お兄ちゃんを焚付けたみたいだ。 高校生になってもタカナシくんは変わっていなかった。 「これからよろしくね」 シタラさんが右手を出す。 お兄ちゃんは力強くシタラさんの手を握った。 「あぁ、またよろしくな」 タカナシくんは2人の雰囲気を見ると、静かにサーバールームを後にしていった。 私も意識をサーバールームから外した。 熱いシーンを見たい気もするけど、お兄ちゃんのことだから、あんまり進展ないだろうなと思った。 妹としても残念なことだ、まったく。
https://w.atwiki.jp/chaosdrama2nd/pages/973.html
《メタルアオ()/Metal Ao》 アイコン ゲスト 性別 男 種族 ロボット 嫌いなもの アオ 武器 バット 装着品 ホバーシューズ、ウイングユニット 『闇の再来編』で登場した、Dr.エッグマン?によりアオをベースにして造った戦闘型ロボット。 当時は喋ることすらできなかったが、修復と強化を重ねられるにつれに言語を話す機能が付けられた。 一度アオに破壊され、エッグマンによって修復される。 ダークマスター?が混沌世界に降臨した際、エッグマンを裏切り彼に寝返る。 混沌世界を機械世界にすることが目的。 武器はアオと同じバットだが、先端からミサイルを発射することが可能などバットの領域を越えている。 足に装着しているホバーシューズで高速移動を物にできる。更にウイングユニットを展開することで空を飛ぶことも可能になる。 アオと決着をつける為に住人たちのデータをコピーしていき、戦闘力を増幅していく。 一時期はヘルマリオ?と意気投合しており、その描写に誰もが圧倒された。 激戦!アオvsアオ!? エッグマン本基地での決戦の日、強力な力を得て『メタルマッドネス』にへと大きな変化を遂げる。 この姿時は人間型の巨大ロボで右手はバーナー、背中には無数の針が付いている。ナナ曰く弱点は胸の赤いコア。足がない為自由に動けないのもまた弱点。 まだ上を遥かに行く真の力を隠し持っていた、それが『メタルオーバーロード』という究極の姿。 メタルマッドネスと差ほど変わらないが、足が機械翼へ代わり、空中飛行に特化している。 クリスタルショットや針を飛ばしたりと遠距離攻撃を得意とする。 アオを瀕死へ追いやるがナナが伝説と謳われた薬品(効力はカオスエメラルド?とほぼ同じ)を彼に飲ませた為、復活して再びメタルオーバーロードに立ち向かい、最期はアオに弱点のコアをナイフで刺され消滅した。 シルヴィ?が起こした地獄襲撃事件で復活。 その後消息不明となっていたが……? 技一覧 ジェットアタック 物凄い速さで体当たりを繰り出す。 ミサイル バットの先端からミサイルが発射する。 ホーミングアタック 敵に目がけ追撃突進する。 チャージ 次に繰り出す技の威力を高める。 クリスタルショット 必殺技。 メタルマッドネス、メタルオーバーロード時に使える遠距離攻撃。連射可能。 トゲキャノン メタルマッドネス、メタルオーバーロード時に使える技。 背中の巨大な棘を飛ばす。 塊投げ メタルオーバーロード時に使える技で、機械の塊を相手にぶつける。当たれば一溜まりもない。 主な台詞 「全ての生物が我が前に跪く時が来た!!」 「久しぶりだな、アオ。俺の忌まわしき分身よ。」 「見るがいい、俺の姿を…!俺はもはや、何者をも恐れない!」 「俺は万物の王 メタルアオ…!俺こそが本物のアオだ…!!」 戦闘曲BGM メタルマッドネス戦BGM メタルオーバーロード戦BGM 関連ページ アオ メタルバルザ? メタルカオス? ダークマスターの部下? 闇の再来編 激戦!アオvsアオ!? 関連画像 キャラクター紹介?へ戻る コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/chaosdrama/pages/467.html
《メタルアオ()/Metal Ao》 アイコン ゲスト 性別 男 種族 ロボット 嫌いなもの アオ 武器 バット 装着品 ホバーシューズ、ウイングユニット 『闇の再来編』で登場した、Dr.エッグマンによりアオをベースにして造った戦闘型ロボット。 当時は喋ることすらできなかったが、修復と強化を重ねられるにつれに言語を話す機能が付けられた。 一度アオに破壊され、エッグマンによって修復される。 ダークマスターが混沌世界に降臨した際、エッグマンを裏切り彼に寝返る。 混沌世界を機械世界にすることが目的。 武器はアオと同じバットだが、先端からミサイルを発射することが可能などバットの領域を越えている。 足に装着しているホバーシューズで高速移動を物にできる。更にウイングユニットを展開することで空を飛ぶことも可能になる。 アオと決着をつける為に住人たちのデータをコピーしていき、戦闘力を増幅していく。 一時期はヘルマリオと意気投合しており、その描写に誰もが圧倒された。 激戦!アオvsアオ!? エッグマン本基地での決戦の日、強力な力を得て『メタルマッドネス』にへと大きな変化を遂げる。 この姿時は人間型の巨大ロボで右手はバーナー、背中には無数の針が付いている。ナナ曰く弱点は胸の赤いコア。足がない為自由に動けないのもまた弱点。 まだ上を遥かに行く真の力を隠し持っていた、それが『メタルオーバーロード』という究極の姿。 メタルマッドネスと差ほど変わらないが、足が機械翼へ代わり、空中飛行に特化している。 クリスタルショットや針を飛ばしたりと遠距離攻撃を得意とする。 アオを瀕死へ追いやるがナナが伝説と謳われた薬品(効力はカオスエメラルドとほぼ同じ)を彼に飲ませた為、復活して再びメタルオーバーロードに立ち向かい、最期はアオに弱点のコアをナイフで刺され消滅した。 シルヴィが起こした地獄襲撃事件で復活。 その後消息不明となっていたが……? 技一覧 ジェットアタック 物凄い速さで体当たりを繰り出す。 ミサイル バットの先端からミサイルが発射する。 ホーミングアタック 敵に目がけ追撃突進する。 チャージ 次に繰り出す技の威力を高める。 クリスタルショット 必殺技。 メタルマッドネス、メタルオーバーロード時に使える遠距離攻撃。連射可能。 トゲキャノン メタルマッドネス、メタルオーバーロード時に使える技。 背中の巨大な棘を飛ばす。 塊投げ メタルオーバーロード時に使える技で、機械の塊を相手にぶつける。当たれば一溜まりもない。 主な台詞 「全ての生物が我が前に跪く時が来た!!」 「久しぶりだな、アオ。俺の忌まわしき分身よ。」 「見るがいい、俺の姿を…!俺はもはや、何者をも恐れない!」 「俺は万物の王 メタルアオ…!俺こそが本物のアオだ…!!」 戦闘曲BGM メタルマッドネス戦BGM メタルオーバーロード戦BGM BGCOLOR(silver) 関連ページ アオ メタルバルザ メタルカオス ダークマスターの部下 闇の再来編 激戦!アオvsアオ!? 関連画像 キャラクター紹介へ戻る|ダークマスターへ戻る コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/naianakikaku/pages/1878.html
アオは、何もないとき、いつも公園にいる。 公園で、人を見たり、見なかったり、している。 「………」 今日は、公園のぶらんこに乗った。 アオが動くと、ぶらんこがきぃ、きぃ、と音を立てる。 不思議。 「……?」 空を見上げると、空が赤くなってた。 ずっと、ずっと見上げていたら… 「………あ」 ぐるん、と空が回って、ごつん。って音がした。 …アオ、ぶらんこから落ちた、みたい。 「………」 きぃ、きぃ、って、ぶらんこが揺れてる。 アオの目の前に、ぶらんこと、空。 真っ赤な、空。 「…赤いな」 さっきよりも、たくさん赤い空が、見える。 空も、雲も、赤い。 ……これを『きれい』っていうのかな。 「ちょっと、君!」 「………?」 空を見ていたら、声をかけられた。 声のしたほうに、人がいた。空の色と同じ、赤い人。 「大丈夫?立てるかい?」 「……うん」 『大丈夫』は、『しんぱい』する時の言葉だって、聞いた。 赤い人は、アオを『しんぱい』したんだね。 アオが起き上がったら、赤い人はアオの服をぱんぱんって叩いた。 「…これでいいかな。危ないこと、しちゃ駄目だからな?」 「……うん」 アオは、『あぶない』って、分からない。 でも、きっといけないことだから、駄目って言ったんだね。 ……赤い人は、きっと、『やさしい』んだね。 アオギリと、赤 「!!君、血が出てるじゃないか!」 「……血……?」 「大丈夫か?痛くないか?」 「……いたいって、何?」 「え………」 赤い人は、顔をきゅうってさせて、何も言わなくなっちゃった。 ……変なの。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/7989.html
登録日:2010/10/03(日) 05 48 05 更新日:2023/01/27 Fri 12 36 48 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 ふつくしい アウミノ… ←え? あっ、アオミヌウヌ… ←え? もういい! アオミノウミウシ アニヲタ動物図鑑 アニヲタ水族館 ウミウシ ガンダムバルバトス グラウコス シーリザード ダライアスバースト トカゲ 但し虫項目の立て主とは違う人 使徒 噛みそうな名前 天使 恐れを知らない可愛い海賊 海賊 生物 立て主は病気 進化論すら苦しめる 青い天使 アオミノウミウシは浮遊性のウミウシの仲間でまぁクリオネみたいなもの。 ヒレがビロビロしてて色も青とか白で派手。その出で立ちは戦隊物にでる怪物やエヴァの使徒みたい。 出典 なんだこれ…?稀少生物『アオミノウミウシ』の不思議な生態 こんな見た目のため、クリオネは天使とか言われているが、実際にこの子も海外では青い天使(Blue Angel)の異名を持っている。 他にも呼び名は多くあり、海のトカゲ(sea lizard)、海のツバメ(Sea Swallow)なんて呼ばれている。 が、体長は2~6cmほどでちっちゃくて可愛い。 この子の最大の特徴は何と言ってもその捕食対象である。毎日海面スレスレを漂いながら過ごしているこの子たちはあいつらを狙っている。 そう。あのポルトガルの軍艦(英名)、電気クラゲの異名を持つカツオノエボシが大好物なのだ。 アオちゃん「エボシさんよ~恨みはねぇがこれも自然の摂理。食べさせてもらうぜ!シュバッ!」 ユラユラ…ユラユラ… 軍艦(うわ、ものっそ遅…まぁ、妾が言えることではないがの) …二分後… アオちゃん「さぁ!ディナータイムといこうか!」 軍艦(む、まだおったのか?まぁよいわ、我が刺胞を受けるがよい!) アオちゃん「効かねぇなぁ!悪いがこの毒針はもらっておくぜ!」 軍艦「な、何をするか無礼者ー!」 アオちゃん「武器も頂戴したとこで、お食事とさせてもらうぜ!」 パクパク 軍艦(む、むずがゆいわ…) アオちゃん「ふぅ…腹一杯だぜ…まぁ…命だけは勘弁してやらぁ」 ユラユラ…ユラユラ… 軍艦「む、終わりとな? ふむ…何か…可愛い子じゃのう///」 こんな感じで毒が効かないので、人間の天敵であるカツオノエボシをいともあっさりと捕食する。上述の通り、毒針は略奪し背中にセットして防御力を強化する。 例えるなら、戦車や戦闘機を食べて大砲やミサイルを体に生やすようなものである。何それ怖い。 自分の何倍もあり、強力な毒針をもつポルトガルの軍艦を手玉に取り、武器を奪う。こんなことから度々「海賊」なんて呼ばれている。 でも、体長は2~6cm。 アオちゃん可愛いよアオちゃん こんな可愛いため、人間に良く飼育されたりしている。飼育するには海水はもちろん、各種機材を必要とする。 またアオちゃんは餌のクラゲを好き勝手に貪って放置してしまう。死んだクラゲは素早く処理しないと衛生面が損なわれるため注意しよう。 ちなみに学名はGlaucus atlanticus(グラウコス・アトランティクス)と言う。 ギリシャ神話の海の神「グラウコス」を由来とし、一説では不幸なきっかけで人魚の姿をした神に生まれ変わってしまったとされる。 しかも、その後はよりにもよってギリシャ神話面倒くさい女オリコンNo1のキルケーに好かれてしまい、とばっちりで恋した女性を怪物にされてしまった。 オラオラパイレーツなアオちゃんも悲劇のヒロインだったワケである。 とある中国発のタワーディフェンスゲームにもアオミノウミウシモチーフのキャラがいる。しかも元ネタ基準で武器テスターという設定。アオちゃんの人気に国境などない。 男「俺、アオミノウミウシって言うウミウシ飼ってるんだ。ホラッ」 女「あ、可愛い〜///青と白のコントラストが最高だわ~///。アオちゃ~ん!」 アオちゃん「キャプテンだ。キャプテン・アオミノ・ウミウシと呼べ。良いから早く追記・修正しな。」 男女「ア~オちゃ~ん!」 アオちゃん「うるさい///キャプテンって呼べ~!」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] アオちゃ~~~~ん!!! -- 名無しさん (2013-12-27 11 43 25) アオちゃんと軍艦の会話が可愛い。 -- 名無しさん (2013-12-27 14 00 11) 今オーストラリアで大量発生して問題になってるらしい。毒針で襲うってあったけど、ふつくしいルックスに騙されて触った人が多いんだろうか -- 名無しさん (2017-02-15 18 05 00) ダライアスバーストの新ボス。ふつくしい・・・ -- 名無しさん (2017-04-25 14 14 14) ↑2 身体につけてるクラゲの触手で自動ガードされるのはありうる -- 名無しさん (2017-04-25 14 39 03) 食べた相手の武器を奪って自分の物にする……リアルカービィだな -- 名無しさん (2017-07-11 23 08 47) 画像を初めて見たけど、本当にアジュールナイトメアだな。ダライアスバーストも良いモデルを採用したもんだ……。 -- 名無しさん (2021-03-01 19 48 35) ダライアスのは赤色の亜種がいるけど、「中身」が… -- 名無しさん (2021-08-31 21 47 27) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/srwdd/pages/503.html
アニメでもイサミさん、打たれ弱かったから...? - 名無しさん (2024-04-29 16 19 07) そういうとこ反映するゲームではないですけど、そう考えると妙にしっくりきますね - 名無しさん (2024-04-29 17 55 25)
https://w.atwiki.jp/chaosdrama2nd/pages/1052.html
迫る恐怖 赫い太陽 月曜日は青く染まる 感染者 --------¬ 自由の選択 完成型 ____」 迫る恐怖 +... ー東ケイオス議事堂 総統室ー リチャード「フゥー…(びっしりとしたスーツ姿と葉巻を片手に、太陽が差し込む不自然な程に大きなガラス窓の傍で一服をしている) 」 秘書「大総統、お客様が参られました…… 」 リチャード「……通せ(腰の位置にある仕事机の上の灰皿に葉巻をなすり付け、見るからに堅そうな椅子の背もたれに自分の体を預ける) 」 アオ「(フォーマルな服装に身を包み、開いた扉の向こうに立っていた)失礼します(一言を口にし、総統室に入り適当な場所で立ち止まる) 」 リチャード「お初にお目にかかる。清辿蒼。リチャード・パーカー大総統閣下だ。寛ぐ事は出来ないが少々立ったままで居てくれ(秘書に部屋から出る様指でジェスチャー) 」 秘書「(一礼後、総統室の扉から退室) 」 アオ「…っ。えぇ、はい(後頭部をかき、立ち尽くす)(大総統が、急に呼び出したりなんかして…何事だ…?) 」 リチャード「そう緊張しなくていい。リラックスしていいぞ……(アオ方面の、机の端にドンッと資料を置く)君の過去の戦績、そして我々CPOの手助けをしてくれたその”力”を見込んで、頼みたい事がある…… 」 アオ「ハハ…お心遣い、痛み入りますよ(少しだけネクタイを緩める。そして置かれた資料を見て目を丸くする) ……伺います(表情が真剣になる) 」 リチャード「資料に書かれてある通り、ある村の村人全員が姿をくらました事件だ…その調査をして欲しい、ストレートに言えば君には私の部下に、「エージェント」になって欲しいのだよ清辿蒼………(立ち上がり、腕を後ろに組みながら窓ガラスの近くで歩みを留める)君は英雄だ。それ故、その力は我々が利用したい。一種、これも平和の為だ……引き受けてくれ、清辿蒼(振り返ると、ギラつかせた眼でアオを凝視) 」 アオ「(ざっと資料に目を通し終え、机に置く) ………っ(リチャードのギラついた眼が合う)…わかりました、引き受けましょう。平和のためとなれば断る理由が見つかりません 」 リチャード「感謝する…早速だがその村に入って私のもう一人の「エージェント」を救出して欲しい。連絡が入らず、恐らく何かあったと思われる……頼んだぞ 」 アオ「………(驚いたような表情) え、えぇ……はい、わかりました(肩を竦めながら) 」 ――クリサツ村―― パキパキパキパキ…(村の中央では火が焚かれ、所々でニワトリの鳴き声が響く) アオ「ふぅ…人使いの荒い大総統だ……ここがクリサツ村か(いつもの装備(ナイフ)を身につけ、村の中央へ足を運んでいく) 」 男性「ガランガラン(端の方の小屋で何かを落とした様な大きな物音を立て、慌てる様子もなく立ち竦んでいる) 」 アオ「音ッ――(もうこの村には誰も居ないはず、居るとすれば潜入したエージェントが…!)(音のした方へと駆け出し、小屋の側に立つ男性が目に入る)――む、村人…!良かった、あの人なら何か知ってるかもしれない………あの、少しいいですか?(ほっとしたような表情で歩み寄っていく) 」 男性「……(声を発したアオに中々反応せず、体を左右に揺らしながら下を向いている) 」 アオ「……? ……あの………?(もう側まで歩み寄っており、手を伸ばして肩に触れる) 」 男性「ヴァァアア!(肩に触れられた瞬間、コレまでにない程鋭い反応を見せ振り返ると、人間にしては長く聳える牙と赤い目。ひび割れた皮膚を向け、アオに飛びかかる様に体を起こす) 」 アオ「えっ――――ズドッ!(男性のおぞましい姿を目にし、飛びかかってきた男性を反射的に蹴る) 」 グシャァ!ドガガガッ(男性に蹴りが入り、脆い小屋が崩れ落ちると周囲の小屋から男性と同じような状態に晒された人々がゾロゾロと出始め、中には奇声を発する者もいる) 」 青年「おい!!アンタ!(村の範囲外からアオ目がけ声をかける)何してんだ!コッチ来い!!(ブーニーハットで顔を隠しながら草むらの方からアオに大きく手招き) 」 アオ「あぁ、ああー……ハハ、どこの村人が全員行方を眩ませたって?まったく手厚い歓迎だね……――――!(青年の呼び声に気が付き、考えるよりも先にそちらへ駆け出す) 」 青年「速くしろ!(アオが近距離までくると、腕を引っぱり坂となっている草むらに飛び込み錐揉み状に転がりながら村から離れる)いっでぇえ……おい、アンタ…無事か…?(ブーニーハットの縁をあげながら膝立ちをし、アオに声をかける) 」 アオ「っ、ッツ…!あぁ…平気……(身体についた泥や草を払い、膝立ちする)ありがとう、助かったよ………キミは? 」 青年→ソラ「あぁ………(顔をあげ、アオの顔を見て瞳が小さくなり唾を飲むように唇が震える)アオ……?アオじゃないか!(アオの両肩を軽く掴み、揺らした後に自分の両手が泥塗れである事を認識し、すぐに離して自分の服の裾で泥を拭う)お前…どうしてこんなところに… 」 アオ「なっ、君はソラ!?(肩を揺すられ、ソラの顔が見えて驚愕する)…いや、大総統に協力を仰がれて…エージェントになったんだ 」 ソラ「エージェント…?そうか…お前がエージェントに………粗方任務内容はエージェントの救出だろう?(服の汚れを叩き、ブーニーハットを被り直す) 」 アオ「よくわかったね……まさにその通りだよ。…もしかしてそのエージェントっていうのは…(ブーニーハットをかぶり直すソラを見て) 」 ソラ「察しの通り、「俺」だ……本来あの村の調査任されてんだけどさ、あの村の連中…失踪していないに銜え、あの凶暴性だ…そんときにうっかり、俺の大事な武器取られちまって、更には通信機までどっかに落としちまった……だから帰る訳にもいかずこうして右往左往してたんだ……しかしまさか、お前がエージェントにな……(坂の頂上を見上げ、先ほどの村人がいないかを確認)……なぁアオ、アレ、見てどう思った? 」 アオ「ぶ、武器を…!?それはまずいな……あぁ、ハハ…それはこっちのセリフだよ、君がエージェントだなんて夢にも思わなかった……長い牙に、生身の人間じゃありえないヒビ割れた皮膚……口に出して言うと、馬鹿馬鹿しく聞こえるかもしれないけれど…あれはまるでゾンビか何かに見える(頬に瀬が伝う) 」 ソラ「あぁ………(苦い表情で頭を掻く)一応エージェントとして活躍してたんだが、ゾンビに遭遇すんのは初めてだ…奴らゲームみたいな反応してくれたから、まだ逃げ切れたんだが……アオ、俺は武器を持ててない。お前のナイフ一本貸してくれ。通信機と俺の武器、さっさと取り返してくる 」 ???「…(仮面で素顔を隠した紺色の髪の人物が通りがかる) 」 アオ「一人じゃ危険だ、俺も援護するよ(二本ある内の一本のククリナイフをソラに手渡す) 」 ソラ「お、おいアンタ…ここは危ないすぐに下街に帰れよ! とんでもねぇバックアップだなそりゃ…(ククリナイフを受け取り、苦笑)戦闘はしない前提で行くぞ…この坂あがって一番右の小屋に俺の通信機は落とした。多分武器もあそこだ……慎重に行こう(ナイフを逆手に持ち、坂を揚がって小屋の方へと赴く) 」 ???「……困っている人を助けるのが、僕の役目だ。気持ちだけ受け取る。(マントをしており、腰にはとても貴重そうな剣がおさめられている) 」 アオ「…どうしても残るなら気をつけてね、とても危険だから 一人よりは二人の方が安全さ。大丈夫、ヘマはしないよ(つられて苦笑してナイフを抜き、ソラの後をついていく) 」 ???「(……!)っ──────大丈夫。自分の身くらいは、自分で守ります。(仮面ごしにアオを見た様子が、どこかなんとなく不思議だった) 」 ソラ「…仕方ねぇ…貴重な剣使わなけりゃいいな… アオ、外からゾンビが来ないか確認しててくれ。俺は小屋の裏口から直接侵入する。20秒で済ませる!(小屋の裏窓に身を放りこみ、ガラスが割れる音を鳴らしながら小屋に侵入) 」 アオ「……あぁ、幸運を(???に違和感を覚えつつも) 意外と大胆な作戦だね…了解、急いでね!(ザッと視線を巡らせて周囲を見張る) 」 \どわぁああああ!!!!!/(小屋の中からソラの悲鳴に近い叫び声が聞こえ、ガタガタと小屋が揺れる)(ゾンビが音につられて姿を現す気配もない) 」 アオ「!! ああクソ……ソラッ!(周囲の様子を確認し、直ぐ様小屋の中へ飛び込む) 」 ソラ「アオ!!(ゾンビ数対に絡まれており、逃げ道がなくなっている)手前の一体ぶっ殺せ!物は回収した!!! 」 ゾンビ「アーアー…(アオとソラの中間地点おり、ソラ目がけ必死に手を伸ばしている) 」 アオ「任せてッ!!(俊足で背後からゾンビに接近し、膝裏を蹴ってバランスを崩し、首をしっかり掴んで喉笛をナイフで掻き切る) 」 ソラ「アオ!!離れろ!(ククリナイフを中にいたゾンビ一体に突き刺した状態)殆どのゾンビがこの中でごちゃまぜになってやがった…ッ!!(小屋を飛び出ると、アオを捕まえて離れた後、小屋目がけて銃口を向ける)”爆裂水晶”(左手の甲が眩い光を放つと、銃口から放たれた銃弾が大爆発を起こしながら小屋を一掃) 」 ズガァァァアアン!(見事なまでに小屋が破壊) 」 アオ「――――……!?…!?(ソラの放つ銃弾の威力を目の当たりにし、目を白黒させる)…なっ…い、今のは…!? 」 ソラ「あぁ…”ドライブ”つってな…まぁ特殊能力みたいなもんだよ(通信機を耳にとりつけ、周囲を確認しながら周波数に合図を送る)これでいい…任務完了だ 」 アオ「…"ドライブ"………(つぶやき、口をつむぐ)…了解、後は引き上げるだけだね。…無事でよかった 」 ソラ「あぁ…本当、助かったよ……とりあえず大総統の元に行こう…きっとお叱りくらうんだけどなァ…(ガンソードを懐にしまい、警戒を怠らずに村の出口へと歩き出す) 」 ???「……どうやら無事、終わったようですね。 」 アオ「ハハ、しっかり叱られてくるといいよ(少し笑い、周囲へしっかり気を配りながら出口へと向かう) 」 ―Ao story ― 赫い太陽 +... ― クリツサ村からの帰路 ー ソラ「しかし今でも驚きだ…アンタ程、名の知れた人物がどうして大総統のエージェントなんかやってんだろうなァ…(帰路、通信機を耳に取り付けたままアオに視線を送り、帽子の縁を目程の高さまで親指で持っていく)依頼されたのか、それとも自分から? 」 アオ「あ、あはは……大総統直々のご指名さ。俺自身もこんなことは初めてで少し戸惑ってるよ(苦笑しながら)もちろん、名誉なことだとは思ってるけどね 」 ソラ「俺と同い年で本来学生だって言うのになァ…(乾いた笑みで帽子の縁を下げる)まぁ大総統が目付ける理由も分かる。ゾンビに対してあそこまで躊躇なく行動を起こせるなんて、早々いやしない…といっても、多分今回の一件だけの任務だろうからな、帰るまでの付き合いになると思うけどよ、この先もよろしく頼むぜ、ア・オ・君(ヘヘヘと笑いながら軽くアオを小突く) 」 ???(仮面剣士)「…騒ぎの鎮圧、ご苦労様です。(アオ達のもとに歩いてくる) 」 アオ「君こそ大総統の御眼鏡に適ってるんじゃないか、さすがだよ…痛っ(小突かれ、少し笑う)っはは、そうだね。これっきりかもしれないけど、友達としてよろしくね(笑いながら) ああ、もしかしてさっきの…? 」 ???(仮面剣士)「…ええ。そちらに向かおうと思っていたのですが、あの場はお二人のほうがよろしいかと思い。 」 ソラ「鎮圧というか下見というか…まぁアンナの見たら鎮圧するしかねーよな(ケラケラ)あぁ…一応今回の事を再度連絡しておこう…(無線機に手をあて、暫く歩きながら黙り込む)…おかしいな…繋がんねぇ……ハァ、何やってんだよ大総統の下っ端…(軽く首を振りながら無線機をしまい込む) 」 コツ、コツ、コツ(アオ達の方へ、ゆっくりと、アスファルトを踏みにじる足音が淡々と大きく響きだす) 」 アオ「うん…そうだね、あの場は危険だから近寄らないほうがいいよ。 ……?無線が繋がらないのか…参ったね、みんな寝てるのかな(肩をすくめる)……?(音に耳を傾ける) 」 ソラ「――(足音の数が多い事に気づき、前方にゆっくりと顔を上げる)…この人気のない経路に他に誰か居るのか…? 」 ???(仮面剣士)「………相変わらず、優しいのですね...(小さく漏らす) ……? 」 黒髪の男性「クリツサ村から君等は出て来たね……君ら……(血染めの何らかの制服を着用をしており、ソラに一言) 」 ソラ「いきなり胡散臭い奴だな…ソレ以上近づくんじゃあねぇ!(その服装や風貌から怪しいと認知し、ガンソードを構える) 」 黒髪の男性「君じゃ埒が空かなさそうだね…そっちの君は何者か答えてくれるかな…(アオに視線をゆっくりと向け、小さく、にこやかに笑む) 」 アオ「……(男性とソラのやりとりを見、声をかけてきた男性を見据える)…アオ。この村を調査しに来たんだ(身元は明かさない方が賢明か…っ) 」 ???(仮面剣士)「……生存者か? それとも……─────────(黒髪の男性を見て) 」 ソラ「おい、こんな奴相手にしなくたっていいだろう…!?(アオに小さく耳打ちし男性にはしっかり鋭い視線を送り続けている)おいアンタ、あの村の住人か?とてもそうには見えねぇな…… 」 黒髪の男性「君達は調査しにきたのか…そっか……あそこは俺の故郷だよ…かなり昔に…盗賊に滅ぼされたね……そして君達はもしかして、「政府の使い」かい…(先ほどのまでの優しいトーンを続け、新たな疑問をぶつける) 」 ???(仮面剣士)「!……"政府"だと…? 」 アオ「しっ…待ったソラ。ここに住んでいる人みたいだ。何か知っているかも知れない(小さくソラに耳打ちする) ……昔に、"盗賊"に……ああ、はい。その通りです(政府、あぁ…ビンゴだ。偶然、なのか…?) 」 ソラ「…どうなってもしらねぇぞ…(小さく唸りながらガンソードを懐へとしまう) 」 黒髪の男性「そうか”政府”か…””政府””か………”””政府”””か……(3度目の政府という言葉からは先ほどまでの優しいトーンは消えていき)やっぱりそっか……(血塗れの制服からちらりと見える灰色の勲章を握り、歯を食いしばり顔を上げる)……俺達、灰色の戦士を潰した……政府はアンタらか………(そこには、双方に備えていたブレードを躊躇なく抜刀する且つての灰色の戦士、シルダッタの姿があった) 」 アオ「ッツ―――――。(抜刀されたブレード見るやいなや、ハッとした表情で瞳が縮小しナイフを抜き出す)……灰色の戦士…?何のことかな、俺は雇われで―― 」 ソラ「灰色の戦士…?何を訳の分からない事言ってんだ…!(ブレードを抜くと、すぐさまガンソードを取り出し対抗しようとするが――) 」 シルダッタ「”立体機動”(アオのセリフの途中、立体機動の軌道にのりブレードを回転させながらソラの腹部を切り裂くように横を通りすぎ、アスファルトの上で火花を散らしながら着地)俺からすりゃ…政府は皆同じだ……(ブレードについた血を一振りし、アスファルトに血を染め振り返る) 」 ソラ「――ッ!!!(切り裂かれた部位に手を当てながら崩れ落ち、歯を食いしばりながら片膝つく)こ、この野郎……ッ!くそ…痛みでドライブの発生させんのに集中できねぇ…ッ!!! 」 ???(仮面剣士)「……せぇいっ!(シルダッタに斬りかかっていく) 」 アオ「―――――何、を………(ゆっくり振り返り、血糊を散らすシルダッタ、そして崩れ落ちるソラを見て驚愕する)……そうか、君がそう来るなら―――俺だってやることは一つだ。(鋭い視線をシルダッタに向ける) ソラ、動けるかい…安全な場所に下がっててくれ(ナイフをシルダッタに向ける) 」 ソラ「はぁ…!?何言ってんだよ…なんの能力も、そんなリーチの短い武器のアンタがあんだけ機動性高い相手に勝てる訳が―― 」 シルダッタ「ズシャァ!(その剣筋、爬虫類の速さで獲物を捕らえるようなスピードで仮面剣士に隙を見つけた無駄な力のない横斬り) 」 戦闘BGM Red Sun (MGR サンダウナー戦) アオ「―――"幾星霜の輝宝"(ナイフを持つ手の甲が眩く光り、クリスタルが現れる。そしてナイフは一振りの蒼い剣へと成り代わっていた) …大丈夫。安心して、ソラ。(ドライブ能力を示し、ソラに少しだけ笑ってみせる) ……行くぞッ!!(ドライブが発症し、通常よりも数段動きが速くなっており、シルダッタへと真っ直ぐ突っ込む) 」 ???(仮面剣士)「……この速さ、尋常ではな──────! なんだ…いったい…(アオを見て) 」 シルダッタ「楽園の空に輝く赫い太陽…俺はそんな悪環境の中、どれだけ幸せだったか……(怯んだ仮面剣士にキレのある水平斬り)アンタら政府が……俺達の天国を破壊しにッ!!(突っ込んで来たアオから逃れるように、アスファルトを蹴り、大きく跳躍し、隣の稲が広々と育っている田んぼに着地し戦闘場所を変える)かかってこいよォ!!!テメェら政府は全員この俺が欠片残さずぶっ殺してやるよ!!!!! 」 ソラ「……お、お前……ドライブ……ッ!?(素早いその動きや武器の生成、光を直視し、小さく笑いながら路肩に避難) 」 アオ「ッ!(振り下ろした剣はアスファルトを大きく切り裂く) 場所を変えたか…君、危険だから充分に気をつけてね…!(仮面剣士に言い、まるで空を飛ぶように飛翔し広々とした田んぼに着地する)君も失ったものがあるのか…けれど政府を壊そうとするなら俺だって容赦はしない!!(剣を下段に構え、シルダッタへ向かってほぼ水平に跳躍する。剣の有効範囲に入ったところで下方から斬り上げを繰り出す) 」 シルダッタ「俺の天国を破壊した奴らが何をほざく…ッ!!!(田んぼから、死角からの剣撃に対処するため、斬り上げてきた剣に左のブレードの刃で押し潰すように鍔迫り合い)ラァッ!!(空いている右のブレードでアオの喉元を裂こうと大きく横斬り) 」 田んぼの泥濘に脚は取られて行く中、日は昇って行き、赫い太陽が東から昇り始める アオ「フッ―――!!(大きく後転して身体を反らし横斬りを回避、そして後転で泥と一緒に振り上がる足でシルダッタの顎を蹴ろうとする) 」 シルダッタ「ウッ――!(蹴り上げを回避しよう体を反らす態勢に入ると、泥が目に入り一瞬の硬直が生まれ、見事顎に蹴りが入ると体が軽く宙を浮き、田んぼの中へと全身が隠れるように倒れる)くそ……ッ!!!!(田んぼの中に隠れることはせず、体を起こしブレードを持ち直すと、再度アオに田んぼの中を巧みに駆けながら”緩い”上段の縦斬りを繰り出す) 」 アオ「グシャッ チャキ(後転で体勢を立て直し、剣を構える) そんなぬるい斬撃ッ…!(剣を横に倒し、上段縦斬りを防ぎ止める) 」 シルダッタ「ギュイイインッ!!!(防御した剣とブレードを、驚異的なスピードで削り合い、火花を広範囲に散らし、アオと軽く距離を取る) 」 パチパキ…ォォォォオオオオ(散った火花は加熱し続け、田んぼの周囲一体が燃焼しはじめ、戦場は焔に包まれる) シルダッタ「手加減なしだ…ッ!(立体機動の装置を動かし始め、燃え盛る焔の中、空中を飛び回る) 」 When the wind is slow And the fire’s hot The vulture waits to see what rots(風がゆっくりと吹いても 炎は熱い ハゲワシは何かが腐敗するのを待つ) アオ「―――ッツ!!?(想像以上の剣圧に驚き、刀身に手を添えて両手で防ぐ)(いや、違う…!なんだ、今の"重さ"は…!?一瞬でも気を抜けば一太刀で終わっていた―――!) ………これからが本番ってワケか…!(焔に肌を焼き、熱風が身体を叩く。高速で飛び回るシルダッタを目で追うのが精一杯) 」 シルダッタ「ボォン…!(ブレードは焔が灯されていき、燃え盛る剣となる)ンンンラァッ!!!(燃える剣を回転させつつ、アオの上空後部からウナジ目がけてのベイブレード斬撃を繰り出す) 」 Oh how pretty All the scenery This is nature’s sacrifice(嗚呼 美しい 美しい光景だ これこそが大自然の賜物) アオ「(後ろか――――)――う、おぉおッッ!!?(信じられない勢いで迫ってくる斬撃をドッジロールで回避する) さすがに速い――――あんなもの食らったら一溜まりもないぞ…ッ!!(冷や汗が頬から喉元へと伝う) 」 シルダッタ「ドハァッ!(攻撃一点の技だった為に、着地に失敗し、田んぼの中へと無様に顔から突っ込んで行く)ちっ…(顔を拭い、ブレードについた泥を一振りして振り払う)オオオォォォォォ!!(休む暇も与えない勢いで、アオへと立体機動で接近。そのスピードは先ほどの攻撃よりも素早く、避けるには時間がない程の風を切る空中斬撃を繰り出す) 」 When the air blows through With a brisk attack The reptile tail ripped from its back(風は吹きすさび 素速い攻撃で 爬虫類の尾が引きちぎられた) アオ「!! しまッ―――――(息さえつけないほどのスピードで迫ってくるシルダッタを見、咄嗟に防御しようと剣を構えるが、シルダッタの斬撃は剣をくぐってアオの身体に大きな傷跡を残す)―――がッハァ…ッツ!!(ブレードの位置を見誤ったか…!)(傷口から多量の血飛沫が散る) 」 シルダッタ「もらったァァァ!!!!!(斬り刻んだ後、着地しては再度躓きながらも立体機動を発揮させ、遥か上空へと飛び上がる)シエエエエエエエエエエエエエエイィィ!!!!(赫い太陽を背に、先ほど、うなじを狙ったものと同じ攻撃方法でアオへと接近していく) 」 When the sun sets We will not forget the Red sun over paradise(太陽が沈む時 忘れられない 楽園の空に輝く赫い太陽) アオ「(顔を顰め、剣を持つ手の力が抜ける)い゛ッ―――――――。(風に怯むな、目を開け。奴の持つ熱を感じろ、焔に惑わされるな。感覚を研ぎ澄ませ―――あの赫い刃だけを感じろ!!!)――――あああ、あ゛あ゛ぁぁッ!!!(顔を上げ、迫るシルダッタを視界に捉えて、高速回転し燃え盛るブレードを剣で受け止めんとする) 」 シルダッタ「オオオオオオァァァァアアア!!(彼は空中での鍔迫り合いとなり、重力を利用して鍔迫り合いに発展させるが)ギュイギュイイイイイイイ!!!!ギャイン!!!(チェンソーのように唸るブレードが弾け、態勢が崩れ一瞬の隙が生まれる) 」 アオ「(鍔迫り合いに勝ち、一瞬の隙を見逃さず剣を引いて構えを正す) これで――――トドメだァァァァァアアアアアアッッ!!!!(全身全霊を傾けた渾身の刺突を繰り出し、シルダッタの胸を穿つ) 」 シルダッタ「や、やめろ――!!(刺突は胸を突き、立体機動の勢いもありアオを通り過ぎるように後ろの焔へと突っ込んでいく) 」 Red sun…(赫い太陽) 赫い太陽は完全に昇り、朝日が迎え入れる ソラ「おい!アオ!!無事かァ!!(応急的な措置をとった痕の残った腹部から血は流れておらず、田んぼの火を消す為に付近の消火栓を無断で仕様し消火し始める) 」 アオ「…パ キン(手の甲のクリスタルは光となって消失し、同時に蒼い剣も光になり消失する)…痛ッ…ああ、無事だよ!大丈夫だ!(消火し始めるソラに返答する) ……(焔へと突っ込んだシルダッタへ目をやる) 」 シルダッタ「ア"ア"ア"ア"ア"…(声なのか、呻きなのか分からない発声で、ブレードを震わせながら握っており、前髪で隠れた目からは涙が零れ落ちる)俺は…俺は……ッ……やっと……政府の裏を…掴めたのに………俺の仲間を殺した……ッ!大好きな人達を殺したァ!!(本来、声など出せない程に重症を負っているものの、最早感情で声を出し始める) 」 ソラ「……政府の裏…?何言ってんだお前は…(倒れて声を張り上げているシルダッタに怪訝そうな表情) 」 アオ「("政府の裏"―――?)……君は…っ(無残な姿になりながらも尚、咆えるシルダッタを見て苦い顔をする) 」 シルダッタ「俺は……許せない、政府は……俺達、灰色の戦士を…殺した…殺したんだ………ガーネット…ラロッカ…イグルー…ジュウ…エルツァベス…ベニグノ…ジェクサー、アンティ、チョコラ!スズリ!!ムラクモ!!!シナノ!!!テオ!!!!アレクシス!!!!!皆!!!!!俺から全てを奪い取った機械共だ!(ブレードを落とし、両膝を付く)あの村をゾンビ化させたのだって!!”政府”だッッ!!!!!(血を一緒に吐きながら、そのまま感情を表に出して行く) 」 ソラ「あの村のゾンビ化……何、言ってんだ、お前… 」 アオ「(灰色の戦士…それが何のことなのか、俺にはさっぱりわからない。そいつらが自分で政府に牙を剥いただけの可能性だってあるんだ…なのに、どうして。どうして俺は――哀しいんだ。) ――――ゾンビ化の原因が、政府?(驚愕し、瞳が縮小する)どういうことだ…そんなデマをどこから拾ってきたっていうんだ、詳しく話してくれ…ッ!!(シルダッタへ足早に歩み寄り、胸ぐらを掴む) 」 シルダッタ「あの村は俺の故郷だッ…ゲフッ!(胸倉を掴まれ、軽くどもりながら吐血し、弱々しい視線でアオと目を合わせる)俺は、灰色の戦士が殺されて、無我夢中で模索してやった……東の国の大総統…奴が配下に変な薬を渡して、そいつらはそれを人間に使って生きた屍にしていくッ……俺は見た、俺の故郷にはまた人が住める様になってた、でもまたこれだ。政府のせいでこうなった……信じられない、もう嫌なんだ……ッ…!(精神状況が混乱し始め、最早聞いていないことにまで発展しだす有様) 」 アオ「馬鹿な、どうしてそんなことが…だけど……ッ…ねぇ、ソラ……こいつ、嘘をついているように見えるかい…ッ…?(胸ぐらを掴む手が震え、ソラに問いかける) 」 ソラ「……(小さい反応だが、歯を食いしばるのが分かる)…とてもじゃねぇが、信用できねぇ………アオ、そいつ診といてくれ、大総統に連絡してみよう…繋がらないはずはないんだ(無線機に耳を当て、脚をトントンとならしイライラしているのが分かる 」 ガガガガ…ガガガ リチャード(無線)「直接私に無線をかけるなど、失礼だとは思わないかい?エージェント諸君… 」 ソラ「処罰は後ほど受けます、大総統…お聞きしたいことが―― 」 リチャード(無線)「私は話す事などない……最も、よくゾンビにならなかった、ソラ、アオ、両人とも(ゾンビが発声していた事が分かっていたような口ぶり) 」 ソラ「アンタ……ッ!!!俺達をはめようとしたっていうのか!?答えろ! 」 アオ「………うん、了解(小さく応え、シルダッタの胸ぐらを放してゆっくり横に寝かせる)…………――――え?(イヤーフック型の無線から響くリチャードの発言に耳を疑う)…大、総統? 」 リチャード(無線)「これからは大変だぞ、恐らく秘密をしった君達は刺客に襲われ、ゾンビとなるかもしれない…『レスター・コックス』が開発した、『Rウイルス』によってね――(ブツリと無線は途絶える) 」 ソラ「おい…おい!大総統!!??……ッ!クソ!!!(無線機を耳から外し、思い切り地面に叩き付け見事に粉砕し、田んぼよりの路肩に腰かける)……アオ、そいつの治療をして、起こして……色々聞こう…(股を開いた体育座りで、俯きながら首をふる) 」 アオ「―――――ッ。(『レスター・コックス』という男の名前が聞こえ、怒りに打ち震えるかのような表情へと変貌する)レス、タァァァ…ッ!!!(強く歯を食い縛り、怒りを抑える) ………ッ、ああッ…それが最善策だ、ねッ!!(ソラと同じく、無線機を叩きつけて破壊する)……それにしても、厄介だな…まさか、"東の国の大総統"が黒幕だなんて…(シルダッタの側に座り込み、ため息をつく) 」 ソラ「…本当…な……(黒幕と聞き、ムシャクシャな表情)……今日だけの関係のはずが…コレだ……嬉しくない関係の結ばれ方だな……(ハッと鼻で笑いながら冗談をかまし、頭を掻く)…帰るべき場所がなくなったか…これじゃ急いで帰る必要もねぇ……暫くここで傷癒そうか… 」 アオ「ハハ…政府に追われる2人か。まさに一蓮托生…君がゾンビ化したら、真っ先に介錯してあげるよ。俺の時もよろしくね(少しだけ笑いながらブラックジョークを返す)……だね。彼(シルダッタ)の手当もしないといけない…安全な場所を探さないと。ゾンビもこの辺りを徘徊してるだろうし、どこかバリケードが張れる建物をブツブツ……(顎に手を当てて) 」 ソラ「それは勘弁してくれ…(汗)今、この日中だ…暫くはゾンビも見ないだろうし…大総統は効率求める頭でっかちだ、そのRウイルスとかいうのを効率的に使ってくるだろうから、こんな小さい所にゾンビを徘徊させる程のことはしねぇと思うぞ…憶測だけどよ……アオ、そいつ運べるか?腹部やってるから俺じゃはこべねぇ… 」 アオ「なるほど…確かにその通りだね。…ああ、大丈夫。俺に任せて(シルダッタを起こし、おぶる。斬撃により大怪我をしているが持ち前の頑丈さで平気) 」 ソラ「お前…ドライブの持続性といい、耐久力といい…バケモンかよ……(苦い笑いで道路の先を見る)とにかく、行こうか……目的地のない旅へと(太陽は朝日を差し、地平線へと向かう) 」 アオ「ああ、そうだね―――行こう。(朝日に照らされ、地平線へと歩き出す) 」 月曜日は青く染まる +... ― 西国 町外れ ー ソラ「ザクザク…(トレードマークの紫色のソフト帽に手を添え、アスファルトを踏みにじり周囲の様子を獲物を探す様に確認)林が幾つかあって…家が一個もねぇな…方角的にはあそこ(クリツサ村)から西の方へと流れたな………アオ、あの林の茂みに行ってそいつ(シルダッタ)起こそう、色々聞きたい事あるしな(腹部の傷の痛みがまだあるのか、右脇腹を庇うように歩き出す) 」 アオ「あ、あぁ……そうだね。少し休憩もしたかったし…丁度いい。(ソラの指示通り、シルダッタを担いだまま茂みへ入り、シルダッタをゆっくりと下ろす)…大丈夫、ソラ? 」 ソラ「あぁ…なんとかな……ゾンビ相手に戦うのは多少なりとも慣れてたんだが…飛んでくる人間には対処しきれやしないって(心配をかけないよう、影のない笑顔で受け答えながら林の中を確認)…テントがある…火の後始末もされてんな、キャンプ場なのか(『レインド達が残したテントと焚き火の痕』を確認後、ドサッと地面に座り込む) 」 アオ「……うん、俺もびっくりした。退けられるなんて奇跡みたいだ(ソラの様子を見て少し安心)…テント、か…珍しいね、こんなところにキャンプ場だなんて(焚き木の痕跡を見て首を傾げ、地面に座る) 」 シルダッタ「ぅ……ぁぁ…(起きる予兆なのか、小さくうめき声をあげながら目を開け、体の痛みを感じて背骨に杭が打ち込まれたように歯を食いしばる)き、君等は… 」 ソラ「気がついたか……随分派手に傷負ったな、よく死なないもんだぜ……(帽子を手に取り、自分の膝元に下ろしてくすんだ茶髪のミディアムヘアを露にする)俺はソラ、んで、こっちがアオだ。アンタは 」 シルダッタ「…(痛みに耐えながらも、上半身を起こし、包帯の巻かれた位置に右手を添える)…シルダッタ… 」 ソラ「よーし、シルダッタ、アンタに聞きたい事があるんだ……政府の裏を掴んだとかいってたな…大総統の野郎が言ってたRーウイルスって奴か、その出所とかは知ってるか? 」 アオ「あぁ、気がついて良かった…シルダッタ……(意味なく名前を口に出し、二人の会話に耳を澄ます) 」 シルダッタ「重症人に容赦なくとんでもない事を聞いてくれるよね…君…(心底辛そうな表情をして、徐にアオの左肩に右手を置く)ちょっと借りるよ…。そのウイルスの出所はまさしく君等の慕う大総統からだ……研究とかも政府の…権力によって進めた物だろうね……君等は政府の人間じゃないのかい?(アオとソラを交互に見て怪訝そうな表情で) 」 ソラ「生憎、今は反政府軍…まぁそれでもエージェントだな……しかしそうか…今までの俺の戦績も全てその計画に加担してるのか…(クッと自分を責める様に歯を食いしばり、視線を落とす)…アオ、そういやお前、レスターとかいう名前聞いた時、やけに怒り狂ってたが…ありゃなんだ、知り合いなのか… 」 アオ「うっ、うん。大丈夫だよ(シルダッタに肩を貸す)…俺は特別に雇われたエージェントなんだけど、見事に使い捨てにされちゃったみたい…(シルダッタに応え、ソラの言葉を聞く)…大事な、大事な親友(レインド(アオはレインドが生き延びている事を知らずに居る))の命を奪ったクソテロリストだよ…確かに倒したのに、死して尚俺たちを苦しめるのか…(苦虫を噛み潰したような表情) 」 シルダッタ「大事な親友を奪われた……君も…俺と同じ境遇の人間なんだね……しかも、そのテロリストと大総統は繋がってたとなると、ますます俺と同じだ… 」 ソラ「……(二人の”親友を奪われた”過程を耳にして、何処か居心地が悪いのか、苦い表情で目を揺らす)灰色の戦士、だったな…政府に潰される程の理由がある組織だったのかは分からないが…気の毒だったな…ともかく、大総統の情報を――(ぷつんと会話が途切れ、怪訝そうな表情で周りの茂みに視線を動かす) 」 アオ「シルダッタさんも………(その先を言わず、目を細める) ……ソラ?(ソラの表情の変化に気が付く) 」 ソラ「(戦士そのものの瞳となり、腰に差していたガンソードに手を添え、中腰になる)…アオ、備えろ…何かくるぞ… 」 アオ「あぁクソ……(音を出さず、ゆっくりとナイフを鞘から抜き出す) 」 太った男「ガサガサ…(茂みの影から、全身を覆う赤いコートを来た男がゆらゆらと左右に揺れながら三人の元へと姿を現す) 」 ソラ「止まれェ!大総統の刺客かテメェーーッ!(ガンソードを抜き取り、いつでもドライブを発生させる心の準備を整える)アオ、不審な動き見せたら迷う事なく行くぞ… 」 アオ「わかった…任せてくれ(先程までとは雰囲気も一変し、太った男達から片時も目を離さない) 」 太った男「…(ソラの声に反応を見せるが、歩みを留める事なく、ただ左右に揺られながらその距離を詰めて行く)ザッ(地面を引きずり続け、右手にもった半月を描く様なハンマーを軽々と持ち上げる) 」 ソラ「――(武器を持ったその直後、太った男目がけ弾丸を腹部へと発射し、その弾を追いかけ飛び上がり男の真後ろに着地)取った!爆裂――(ドライブの名を叫びながら男の後ろからソードを振り下ろすが) 」 太った男「ドスッ(弾丸は腹部へと直撃するが、それを吸収する様に弾丸は体の中に留まり、破れたコートから人間の血とは言えない黒い液体が流れる)ドンッ!(真後ろに後ろにたったソラをそのハンマーでゴルフボールをかっ飛ばすように、彼を宙へ浮かせる) 」 ソラ「――ッ!!??(確かに弾丸は奴に当たったはず…なんで怯まね――)(半月ハンマーが腹部へと攻撃を重ね、林の外へと身が放りだされる) 」 アオ「―――――。(刹那、その一瞬でソラが打ち飛ばされる様子を見て瞳が徐々に縮小していく) ソラァアアアッ!!(ドライブを発動させ、ナイフはたちまち一振りの剣へと変貌し太った男と距離を詰める。剣の有効範囲に入ると袈裟斬りを繰り出す) 」 太った男「ズシャズシャシャ!(アオの袈裟斬りは身を裂き、自然とフードが破れ出し、素顔を現す)……アァアァ…(目は赤く、牙も立派に栄えたスマイルウィークの”マンデー”の姿が現れ、アオの切り裂きにお返しと言わんばかりにハンマーを割り込む様に横から振り抜ける) 」 アオ「アンタっ―――(サンデーとの戦いで…!)(マンデーの顔を見てハッとし、一瞬の隙が生まれる) ごぶっ――――(半月ハンマーは横腹を打ち、ミシリと体が軋む。衝撃は体中へ響き渡って口の端から血液が垂れるが、両足で踏ん張り、足との摩擦で地面がえぐれる) 」 マンデー「……(能力を使おうともせず、ただ摺り足でアオへとジリジリと距離を縮めて行く)アァァァア…… 」 爆裂水晶!!(林の茂みから怒号に近い叫び声と共に、マンデーの半月ハンマーの柄に弾丸がぶち辺り、凄まじい爆発を起こす) マンデー「アァッ!?(半月ハンマーは爆発により、見事に粉砕し、武器の手だてが消える) 」 ソラ「テメーばっかしにいい恰好はさせねーぞアオ…ッ!(口から戦士の証となる紅い液を垂らしながらも、茂みから飛び出し、マンデーのその巨体に飛びかかる)喉元だッ!やれェェェェーーー!!! 」 マンデー「……ッ!(体格差はあるものの、ゾンビ故の鈍さで、ソラの拘束により喉元に隙が出来る) 」 アオ「く…ふっ……ッ!(信じられないほどの衝撃に、意識を繋ぎ留めておくので必死。そして怒号が耳に入る)ソラ!! ありがとうッ、これで――――!!(爆発へと向かって行き、熱風に身を掠めながらマンデーの喉を一閃) 」 マンデー「グチャッ(断末魔をあげる事もなく、その身体から力は抜け崩れ落ちる) 」 ソラ「……やっぱりゾンビか…(苦い表情で崩れ落ちたマンデーから離れ、その死体となった死体に一発蹴りを咬ます)リチャードの野郎、もう見境無しにRウイルスを投与してんのか……それより、アオ、無事か? 」 アオ「うん…さすがに効いたけど、この程度なら平気。慣れっこだよ…(口の中に広がっている血を吐き捨て、マンデーの死体へ視線を落とす)…見境なし、ね…クソ… 」 ソラ「…(アオのその意味深な罵声に、真剣な表情で疑問を抱きながらも、マンデーへと視線を落とす) 」 感染者 +... ア~~~…ダンダンダン…ダンダンダンッ…(付近の街では銃撃音が度々聞こえ、その街で最も高い建物の窓や外壁は破損。低い重低音の生気を感じさせない人の声が聞こえて来ている) R-ウイルス感染者「アァァァアア…ウウウァァッァア…!(道路中央を力の無い走りで駆ける”ゾンビ”共が、逃げ惑う”人間”を追う) 」 ソラ「クソッタレ共め!二度死ねッッ!!!(開けた道路を全力で走り、襲いくる感染者に容赦なく弾丸を貫いて行く)アオ!!止まるな!きっと近くに避難所あるはずだ! 」 兵士「 立ち止まるなー!頭だ!頭を狙え!! 」 アオ「やってる!!(ソラの少し離れた隣を駆け、行く手を阻む感染者をナイフで切り伏せていく)さっき言ったばっかりじゃないか、"きっと近く"って!早く避難所を……ッ とんだ障害物競争だ!! 」 黒「ガララッ!(街のある工具屋のシャッターを開け、その街の状況を視野に入れる)おい!生存者!速くこっちに来い!(シャッターを人が入れるだけの高さまで持ち上げ、仮面越しに怒鳴り上げる) 」 ソラ「運動会すんのにも命がけだなァおい!?まじでどうなってんだクソッッッ!!(マガジンを感染者に投げ捨て、新たに装弾)――アオ!避難所だ!逃げ込むぞ!!(黒が開けた工具屋目がけ駆け込む)交戦しないで逃げ込め!!食われるぞ! 」 フランク「おい、またか…またアウトブレイクかよ!?ベシベシベシ(ゾンビの大群をかき分けながら、工具屋のシャッターへ突入) 」 Rウイルス感染者「(うめき声を上げながら工具屋へと逃げ込む対象を野生動物のようにひたすら追いかける) 」 フランク「な、なんだこのゾンビ共は!?思ってたより足が速いな…!(感染者を押しのけながら) 」 クラーク「入店していいのは逝き遅れ共だけだ(追いかけてくる感染者を工具屋の内側からM4カービンで狙撃して行く) 」 兵士「お前達早く逃げ……あああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ(ゾンビに押し倒され駆け寄って来た大勢のゾンビに食い殺される) 」 アオ「――――!!(黒、ソラの声に反応し、工具屋の入り口を見る)わかった!すぐ行―――うっわっ!?(気を逸らしたところに噛み付いてきた感染者にナイフの刃を噛ませる)――――ゴンッ!!!(もう片方の手で感染者の顔面を殴りつけ、吹き飛ばす)……!!貴方も早く!こっちへっ!!(まとわりついてくる感染者を押しのけ、シャッターへ到達) 」 黒「ガシャンッ!ガガガ(シャッターを強く締め、電流を掌から流し強制ロック)……生存者はこれだけか……(工具屋に突入完了を成した生存者を見渡す) 」 ダンダンダンダンダンダダンダダダンダンダンッ!(シャッター越しに不定期に鳴り響く打撃音) 」 ソラ「ハァッ…ッ!(息を一つ二つと大きく吸い込み、両手を膝にあて、中腰体勢)シルダッタの読み通りだったが…あまりにも規模がでかすぎるぜこりゃ……街一つ、既に崩壊じゃねーか………アオ、噛まれたか!? 」 フランク「 パシャッ 初めて見たわけじゃないが、それでもこういう場面はきついな…(シャッターが締まる前、兵士が食い殺される瞬間をカメラで撮影していた) 」 クラーク「……(死んでいった兵隊達を尻目に、シャッターが閉まる)仕事以上に仕事をする休暇になりそうだ…(暗い工具屋の一辺に腰を下ろし、M4の銃身に手を添える)参ったな… 」 アオ「はぁ、はぁっウグッ……げほっ(息を切らしてえずく)死の街、か…ああ、やられたのは相棒だけみたい。幸運だよ(感染者の歯型が残ったナイフをひらっとソラに見せる) あまり気分の良い場面じゃない…よね。彼は勇敢だった。名前も知らないけど、彼の死は無駄にできないな…(フランクの言葉に反応し) ……!なっ、貴方は…それにクラークさんじゃないですか…!あー…なんていうか、あんまり嬉しくない再会の仕方ですね(キルライフⅡで出会った黒、クラークに) 」 黒「 (マイテイ国城で戦ってた男か…)(仮面越しにアオを確認後、工具屋の電気は消したまま裏路地の扉を目通しで確認)…裏もダメか…此処は危ない、建物の屋上に行くぞ(階段を駆け上がっていく) 」 クラーク「私は都合いいですよ。再会した暁には、何か奢ろうと思っていたんです。ほら、ペンチなんてどうですか。HAHAHA(ボディアーマーなどしておらず、私服で工具屋の商品を手にとって力なく笑う)……屋上か……(指示通り、黒に続いて屋上へ) 」 フランク「ああ、俺が今まで見たゾンビとは何か違ったから、足止めしてくれた彼(兵士)がいなかったらどうなってた事か… あー、裏もダメなのかい?屋上にヘリポートや排気口とかがあればなぁ…(とぼやきながら、階段を上る) 」 ソラ「…ホッ…(アオの無事を確認すると、安心したように笑む)この状況で冗談言うとか……正気かよ……(クラークの発言に首を横に振り、態勢を整える)確かにいつシャッターが破られるかわかんねぇ…アオ、俺達も行こう……シャレた商品なんてならんじゃいないんだからな…(階段を駆け上がる) 」 アオ「…そのペンチで貴方の鼻をつまんでやればいいんですか?(同じく、肩を竦めて力なく笑う) ……ゾッとしますね。(フランクの話のその後を想像し) …そうだね、わかった(ソラ、黒に反応し怪談を上がる) 」 ソラ「……くそ、なんで空がこんな暗いんだよ…映画じゃあるめーしよ…(屋上に駆け上がり、建物上から街の状況を眺める) 」 「 く、くるな!来るな来るな!!うぎゃあああぁぁぁああ!(街の点々としたところで、兵士だけでなく一般人までもが大量の感染者に齧り殺されているのが目に入る) 」 フランク「 …単に夜だからじゃないのか?夜はゾンビが活発だしな(こちらは屋上を見回し、抜け道がないか探っている) 」 黒「 ……(仮面を外し、街の状況を見定める)契約者の影響か…?だとしても影響が大規模すぎる……(隣にそびえ立つ摩天楼の一角、高層ビルに視線を向ける)…ここがやられたら隣のビルに逃げ込むしかないな…とにかく救助を待つしか… 」 クラーク「…CPOでない兵士と言えど、あの状況に置かれると考えると……ウッ…… 」 『ババババババババババ…(ゾンビで埋もれる街の上空を、一機のヘリが飛んでいく)』 ソラ「そうか…アウトブレイクの時は夜のゾンビは………(ヘリか…スクープと思って嗅ぎ付けたのか…?)…救助が来る前に…なんてことも有り得なくもねぇな…この数…街全体覆い込む数だぜコレ… 」 フランク「 救助を待つ、ねぇ…ん、こういうのは72時間後に来るようなもんと思ってたんだが(一機のヘリに気づき) 」 ガダンガダンッ!!(工具屋一階のシャッターや裏の扉が破壊される重低音が屋上までに響き、次第に建物が揺れ出す) フランク「 …あー、アンタらに聞きたいんだが、ここはしばらく避難所として成立しないのか?(音を聞いて嫌な予感がした) 」 アオ「…………ギリッ(今まさに襲われ、奴らの仲間になって行く人々を見てフツフツと怒りがこみ上げる) ―――――。(一機のヘリが視界に入る) ゾクッ(重低音が耳に入り、背筋が凍る)……タイムリミットはとっくに過ぎちゃったみたいだけど(言葉と裏腹に、脂汗をにじませる) 」 『バラララ……(ヘリは一旦、街の上空を滞空したが、そこからすぐに逃げる様に去って行った)』 クラーク「…ヘリも去りました。希望もクソもありませんね…皆さん、隣のビルに逃げてください。殺すのは私の仕事ですから(生存者面々に何処か吹っ切れたような笑顔を見せ、M4を胸元に当てて構える) 」 ベネット「 へへへ…ハジキも必要ねぇや。テメェなんかこわくねぇ!!(迫り来るゾンビに) 」 黒「 ……生憎、俺の仕事も殺しだ…契約者は人間の皮を被った殺戮兵器だ(裾からワイヤーを引き延ばし、クラークの横に立つ)アオ、事情は分からない、きっかけも知らん。だが……ここでお前らは生き残らなければならない気がする…行け 」 ソラ「…あ、アンタら正気かよ…(クラークと黒がこの場に残る意思を曝け出すのを直面して、表情が強張る) 」 ゴラン「 (空っぽのビニール袋を投げ捨て、ハンバーガーを口に運ぶ) …どの道、この混雑で持っていても仕方なかったか…(ゾンビが迫りくる中、血塗れのベンチに座る) 」 フランク「 ゾンビに兵隊に殺し屋だって?まともなのは俺だけかよ…… 行く途中で、まだ生きてる奴も隣のビルへやっちゃっていいよな?(ベネットとゴランを発見) 」 クラーク「こういう殿は軍人に任せて頂きたいですね…3マガジン1ナイフ0ウェポン……か(迎撃態勢を取った後、ドッドサイトを覗き込む) 寧ろ御願いします、フランクさん… 」 アオ「――――。(クラーク、黒の決断を前に表情が青ざめる)ちょっと、ちょっと待ってよ!!人を守るのは俺の仕事だ!貴方たちが残るなら俺も残る!!だって…そんな、たった2人でなんて死にに行くようなもんじゃないか!!(すがるような表情で生存者たちへ) 」 ベネット「野郎ぉぉぉおおおブッ殺してやらぁぁぁああああああああああああ!!!(エアピアノ流ナイフ術でゾンビに切りかかる) 」 R-ウイルス感染者「ダンッ!(屋上の扉を開き、生存者達を見つけると雪崩こみはじめる) 」 フランク「 …悪いがスクープを追うのが俺の仕事でね。アンタら二人を見捨てるのも気が引けるが、まだ外で生きてる奴らを放ってはおけないんだ、とうッ!!!(アオにそう答えながら、屋上から外へ滑り降りる) 」 クラーク「ダダン!ダダダンダダダダン!(アオの発言に耳もくれもせず、侵入してきた感染者を迎え撃つ) 」 ゴラン「 (面倒臭そうに兵士の死体を漁り、ライフルと弾倉を回収)自分より遅い武器は使う気にならないんだがな(迫り来るゾンビの頭を撃ち抜きながら後退する) 」 黒「 安心しろ……お互い、あの殺人鬼から生き残ったんだ…(仮面をスッと付け、迫り来るゾンビをワイヤーで粉砕していく)お前は、この騒動を起こした奴を…どうか倒してくれ 」 ベネット「 テメーは、OIBOREだ☆(ベネット無双) 」 アオ「―――――……ッ!!(歯を食いしばり、目つきを変える)……必ず再会するんだ、約束だぞ!!(フランク、クラーク、黒に言い放ち、背を向けてソラへと目線をやる) 」 ソラ「――ッ(ドライブを使ったら建物共崩れる……畜生…畜生ッ!!)行くぞ…ッ!(アオと目を合わせると、固い決意を意味した号令をかけ、屋上から大きく跳躍して隣のビルへと窓ガラスを割って侵入) 」 アオ「ガシャァアァアァン!!(ソラの後を追い、窓ガラスをぶち破って隣のビルへと侵入) 」 フランク「 グシャッスタッ(ゾンビの大群へクッションのように着地) ゾンビがいなかったら即死だったぜ 」 クラーク「ダダンダダンダンダダダダンッ!!カチャ、カチャ……あ~、弾切れです(M4ライフルを投げ捨て、ヘッと笑う) 」 黒「 …約束勝手につけられたんだ、その程度で諦めるなよ、軍人… 」 ゴラン「 カチッ、カチッ……弾切れか、だから銃は嫌いなんだ…ったく(ライフルを鈍器代わりに使い始める) 」 ベネット「 ちくしょう、いつもなら瞬きしてる間にやれるんだがなぁ…。(ぜぃぜぃ) 」 フランク「 おいアンタら、そいつらは老いぼれじゃなくてゾンビだ!年寄りは大切にしろよ(隣のビルへ向かいながら、ベネットとゴランに呼びかける) 」 ベネット「 へっ、援軍か。ありがてぇ。 」 ゴラン「 …今回は運に恵まれたな(警官の死体から散弾銃を回収) 」 フランク「 俺が軍人に見えるか!?しっかし、たくましいことする奴もいるんだな…(ベネットに援軍と言われ動揺、死体漁りするゴランを見て口に出る) ここにいちゃ危険だ、とにかくあのビルへとっと逃げるぞお二方さん! 」 ベネット「 もちろんです、プロですから。(フランクに同意しビルへ逃走) 」 ゴラン「 逃げる場所が欲しかった所だ、あとハンバーガーをくれ(ビルへ走る) 」 ソラ「幸いゾンビ共はまだ来ちゃいない…ッ!(すぐさまビルのエレベーターのボタンを連打)ヘリポートまで行くぞ、誰か居るかもしれない…ッ!(開いたエレベーターに乗り込み、アオに「来い」とジェスチャー 」 アオ「賭けってこと!?…聞いておかない方が良いのかも知れないけど、もし"誰も居なかったら!?"(ソラのジェスチャーに反応し、エレベーターへ乗り込む) 」 ソラ「……………(暫くの間、沈黙を作り)……いや……”居る”(何を確信したのか、力強く喉を鳴らし、あがって行く階数を見つめる) 」 アオ「――――――。(ソラの確信めいた言葉を信じ、頷いて点灯する位置を変えるパネルへ視線を移す) 」 ポンポーン ソラ「カチャリッ(銃を構え、ヘリポートに侵入)……ついに会えたな………ッ! 」 リチャード「……(ヘリポートの崖側にて、街全体がパニックになっていたのを眺めていた) 」 ソラ「大総統!!!(これまでにはない怒りの表情を見せ、リチャードの後ろ姿に遠距離から銃口をつきつけている) 」 アオ「(次々と湧き上がる怒りの言葉を噛み殺し、ソラの隣でナイフをリチャードに向けている)リ、チャードォ……ッッ!! 」 リチャード「最高上司に向けて銃口を突きつけるエージェントとは…マスコミも黙ってはいないぞ、ソラ 」 ソラ「黙れ、お前は人として外れた行動を行なった……いますぐ引き金を引いてやりたいが、テメェはテメェの作り上げたあの感染者共に食われて死んでもらう…ッ! 」 リチャード「……君達は、しっかりと、最後まで、光景を見て、口にしたまえ(淡々と機械のように口を開き、そこから数歩横に歩き、街全体の様子を彼らの視界に移す) 」 ソラ「はぁ…?何を言って――ッッッッ!!!!?????」 アオ「は、あ……!!?(その様子を目の当たりにし、唖然とする) 」 フランク「まずいな、エレベーターが使えない」 Rウイルス感染者「ウウウォォォ…ウ、ウウゥゥァ…?(感染した人々が急激に悶え出し、生存者を襲う事を停止し始める) 」 黒「 ……ゾンビ共が動きを止めた…(ワイヤーで応援中、動きを止めた感染者を目の前に動きを止める)……何があった 」 ゴラン「……止まった?助かったのか 」 ベネット「な、なんだぁ? 」 フランク「 助かったか、もしくは夜が明けてゾンビが大人しくなったのかもな…(仕方が無いので階段を上って屋上まで) 」 感染者「あ、あぁ~~…あぁ…?(次第に肌の調子は元に戻り、傷口は消えて行き”人間”の形に戻っていく) 」 黒「 ……(粉砕した感染者すらも再生して元の形へと変化していやがる…どうなってんだ、コレ……)(状況を把握しきれていないのか、仮面越しに嫌な汗を感じている) 」 フランク「ぇ…えぇーーーっ!?(感染者が人間に戻る瞬間を見て、唖然) 」 クラーク「フランクさん!ご無事でしたか!(フランク達と合流)…フランクさん、アウトブレイクでこんな光景ありましたか…一度感染した人間が、元に戻っている、それも傷口や、分解された肉体すらも戻って… 」 ゴラン「 (下手に関わらない方が身のためか…) (近くのコンビニに入り、ハンバーガーを袋に詰める) 」 フランク「 いや、こんな光景は初めてだな…こいつら、寄生虫でゾンビになったわけじゃないのか…?(びっくり) 」 クラーク「……(状況がまるで読み込めない…ッ!何がしたいんだ、何が目的だ?何故こんなことを……)とにかく、第二波など、考えられる事はいくらでもあります、この街から逃げましょう… 」 ソラ「(街の光景が信じられないのか、その高層ビルから街を見下ろす為に安全柵から身を乗り出す様に街を見据える)…感染者が……いない…!?直ってる……なんでだ……なんで戻ってんだよ…殺したはずの感染者すら、何もなかったかのように人間になって生きてやがる…ッッ! 」 リチャード「一種の”試作品”だ……R-ウイルスは元々完璧な物ではない。感染者に完全に寄生出来る物ではないのだ。しかし繁殖力は完成品となる物と同等の物だ…最も、そんなことをわざわざ街で試す事は私はしない……目的は―― 」 ソラ「――(だが関係ねぇ…ッ!コイツは俺達を――)(リチャードの方へと振り返り、銃の引き金に指を添える) 」 ドスッ―― リチャード「”完成品”のテストと、君達に対する単なる”私怨”だ(ソラが構えた腕に『masterpiece(最高傑作)』と記入された注射器を刺す) 」 アオ「 ッ――――――(ソラの腕に注射を打たれる様子を見て、瞳が縮小していく)―――ソラァァァァァアアアッッ!!! 」 ソラ「!?(注射器を刺された腕に目線は向き、瞳は小さくなり瞳孔が開く)う、うゎぁぁぁああああああ!!!(注射器をすぐさま取払い、取り乱しながらもリチャードに向けて銃を乱射) 」 リチャード「エージェントとして最後の仕事だ、有り難く遂行しろ…(一切動かず、乱射した弾は全て逸れる)友を道連れにしてな……(死を連想させる単語で煽り、安全柵を飛び越え、二人の前から姿を消す) 」 アオ「ソラ、ソラァッ!!………ッ!しまっ―――(リチャードへと目をやるが、そこには既にリチャードの姿はなかった)クソ…がぁぁぁ…っ!! 」 ソラ「――(リチャードの姿が消えると、目を見開いたまま、口を開け唖然とした表情で自身の右腕に刺さった注射器の痕を見つめる)感染速度が遅い…………だが、いずれ…… 」 アオ「ギリッ……―――大丈夫、大丈夫だよソラ!!ワクチンも無しに生物兵器なんか作るはずがない…!ど、どこかにワクチンがあるはずだ…! 」 ソラ「………あぁ…(力強く、希望を捨てない凛々しい表情と応答でアオの胸を小突く)…このアウトブレイクも…偽物だったなら………(街の破損した状況を目の当たりにして、目を伏せる)……野郎(リチャード)は、街は疎か、人間すら自分の道具として考えてやがる…人の生死を弄ぶあの野郎を叩きのめすのは、俺とお前しかいねぇ…(アオに振り返って、感染者になりうる人物とは思えない程、凛々しい表情になる)…アオ、俺は絶対に死なない…!感染者にもならない! 」 アオ「―――っ…! ああ…!当然だ、君は絶対に死なせたりなんかしない…俺と君で、2人揃ってこの事件を終わらせる…! 」 ソラ「その言葉忘れんなよ、相棒…… 」 完成型 +... 自由の選択 +... ―― 東国大総統室 ―― 人の判断基準は実に曖昧だ。人間の全てに於いて言える事だが、この世に存在する何十億もの人間のそれぞれが全く持って同じ事で同じ道に進もうとするかと言えばそれは違う。 類似する物はあれど、完全一致するなど、有り得はしない。 身近な事で言えば『家庭の為に働く』という一つの事柄は多くの人間が抱える物だろう。 だがその1つのカテゴリからさらに無数に分けて『判断』される。母の為、父の為……そしてそこからまた更に…… 無限回廊のように続くその基準が全く同じになるなど、まずないものであろう。 私はそういった判断をして来た上で、己を削り誰かの為に動く、という人間を尊敬し愛している リチャード「そう…… 」 ギイイィィィィ…… リチャード「彼のような人間を……(明らかに歪んだ魂を抱えているような悪人面を開かれた扉の方へと向け、ソファの上で脚を組み、家で過ごしているような隙だらけの格好で腰掛けている) 」 ジェクサー「ゼェ………ゼェ……ゔッ!!!(大総統室の扉が開かれ、数人のSPに取り押さえられた状態で苦しそうに息を荒げ、リチャードから離れた位置のカーペットに両膝をつける)リチャード――ッ 」 リチャード「すっかり人相が変わったな……第2完成型Rウイルスはどうだ?快楽を味わえたかね?おっとすまない…その顔を見れば一目瞭然だったな、気に入っていただけたようで何よりだよ……(見下すような冷笑を浮かべ、ジェクサーの感情を揺さぶるような煽りを入れる) 」 ジェクサー「た゛ま゛れ゛!そのお粗末きわまり゛ない 悪人面にここからでも爪先で一筋タトゥー入れる事だってできんだぞ――ッ!! 」 リチャード「威勢……度胸がいいのはどうやら相変わらずのようだな。最強の灰色の戦士、いや……無色の戦士時代からその無謀な勇気は変わらんようだな…それで、この私にひと傷居れてどうする?私の傷は国の傷だ……それでもやるというのか? 」 ジェクサー「国がどうとか人がどうとか――ヴァハッ!(紅い塊をカーペットに吐き出し、呼吸が乱れ体が上下に揺れる)そ、そんなん最早俺の思考回路には存在しねぇ…ッ!!! 」 リチャード「バッ(片手をあげ、SPにジェクサーを解放するように指示)いいだろうジェクサー………傷を入れろとは言わない、私を、お前の、好きにしろ(立ち上がらず、余裕のある座り方のまま冷気を放つような口調を放つ) 」 ジェクサー「――(SPから解放されると、弱々しく脚は震えながらも立ち上がり、ウイルスによって再生された常人より肥大した腕を上げ、リチャードの目の前までゆったりと、ゾンビのような足取りで近づく)お望み通りに―― 」 リチャード「私を仮に殺したとしても、我々の部下は貴様を追わない。貴様はこれからその醜い姿で自由に世界を歩き回れる。ウイルスが回りきるまで、人としての生を『真っ当』出来る(皮肉めいた事を淡々と述べる)代わりに貴様の想い人には、現段階の貴様と同じ目にあってもらおう 」 ジェクサー「――ッ!!(下ろす動作に入りかかったその腕を止め、人間の顔として認められなくなった右顔にすら戸惑いの表情が浮かぶ)テ、テメェ…そのハッタリで命乞いか……? 」 リチャード「この選択は一度君に与えた物だ。二度目だ。君の自由を取るか、想い人の命を取るか……ほら、利己的な人間を見て来た君ならばどちらを選ぶべきかは分かるだろう?灰色の戦士を潰した私を殺せる。仇討ちが出来るのだ。結構な事じゃないか。あの世の仲間もさぞ喜ぶだろう?たかが1人の命、君ならばどうという事なく捨てられるだろう?私の命と、共にーー 」 ジェクサー「グググ…ガッガガ…ッ!!!(喉から血を出しながら絞っているような声を出しながら、リチャードを見下したまま上げた腕が微かに揺れ、汗の代わりに血が体を沿う) 」 リチャード「……ジェクサー、正直になれ。君は、正義の味方に成り損ねた”疫病神”なんだから……想い人の1人や2人死んだところで何も変わりはしない。自由に真っ当に生きようじゃないか?(矛盾が生じた言葉を彼に優しい口調でありながら心を抉るようなトーンで見上げたまま口角を上げる) 」 ジェクサー「ギギギギギィ…ァァァ…ッ!!(左目からは純粋な涙が零れ、右目からは血の涙が左目よりも多く流れる)ぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああアアアアア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!(地底からきこえる幽鬼の声のような叫び声をあげながら、力なく腕を下げリチャードの目の前で両膝をつき顔を上げる)うっ…あぁぁぁ――ッ!! 」 リチャード「私は君に二度も自由になる選択を与えたのだが、どちらも放棄するとは変わった奴だ……ならば君をただ生かす訳にもいかない訳だ。そしてただ生きてる訳にもいかないだろ?ジェクサー・プロドマッド……さぁ、私にどうして欲しい?そしてどうされたい。どうされたいか言ってみろ……(姿勢を一切変えず、ジェクサーを見下したまま) 」 ジェクサー「テメェの為に何だってする……何だってするさ……テメェの元でどんな事だってやってやる……これまで以上に、例え俺が納得行かなくてもテメェのその面を満面の笑みにしてやる!!!だからアンティは……アンティだけはせめて…………頼む……ッッ!!(上半身を落とし、土下座するような形でリチャードに懇願) 」 リチャード「(人の判断基準は実に曖昧だ。想い人一人の為に私のような『悪人』の言う事をに従う程にな。これがこの男でなければ、また違う反応、要望をするだろう……私が会った中で、この男の反応は随一”楽しい”ものだ……)『約束』しよう……君は私のエージェントだ。ジェクサー……今こそ、『悪人』の為に『正義』の人間に成る時……どうせ短い命だ。楽しく生きようじゃないか…想い人の為、私の為、自分の為に…… 」 ジェクサー「―――恩に、着る……リチャード……ッ!(歯を食いしばり、己の行動が望んで事だと言い聞かせるようにリチャードに感謝の言葉を贈る)恩に、きります……ッ!! 」 リチャード「(さてと…正義の名の下……)ならジェクサー、これから言うところに君は行き、指示通りに動いてくれ……まずは―― 」 ――――ザァァァァァァ―――― その日、一つの村は大剣を持つゾンビのような男に壊滅させられ、その村が何故襲われたかなど、誰も知る由もなく血は広がっていった キルライフ Ⅲへ戻る
https://w.atwiki.jp/chaosdrama/pages/3523.html
ー東ケイオス議事堂 総統室ー リチャード「フゥー…(びっしりとしたスーツ姿と葉巻を片手に、太陽が差し込む不自然な程に大きなガラス窓の傍で一服をしている) 」 秘書「大総統、お客様が参られました…… 」 リチャード「……通せ(腰の位置にある仕事机の上の灰皿に葉巻をなすり付け、見るからに堅そうな椅子の背もたれに自分の体を預ける) 」 アオ「(フォーマルな服装に身を包み、開いた扉の向こうに立っていた)失礼します(一言を口にし、総統室に入り適当な場所で立ち止まる) 」 リチャード「お初にお目にかかる。清辿蒼。リチャード・パーカー大総統閣下だ。寛ぐ事は出来ないが少々立ったままで居てくれ(秘書に部屋から出る様指でジェスチャー) 」 秘書「(一礼後、総統室の扉から退室) 」 アオ「…っ。えぇ、はい(後頭部をかき、立ち尽くす)(大総統が、急に呼び出したりなんかして…何事だ…?) 」 リチャード「そう緊張しなくていい。リラックスしていいぞ……(アオ方面の、机の端にドンッと資料を置く)君の過去の戦績、そして我々CPOの手助けをしてくれたその”力”を見込んで、頼みたい事がある…… 」 アオ「ハハ…お心遣い、痛み入りますよ(少しだけネクタイを緩める。そして置かれた資料を見て目を丸くする) ……伺います(表情が真剣になる) 」 リチャード「資料に書かれてある通り、ある村の村人全員が姿をくらました事件だ…その調査をして欲しい、ストレートに言えば君には私の部下に、「エージェント」になって欲しいのだよ清辿蒼………(立ち上がり、腕を後ろに組みながら窓ガラスの近くで歩みを留める)君は英雄だ。それ故、その力は我々が利用したい。一種、これも平和の為だ……引き受けてくれ、清辿蒼(振り返ると、ギラつかせた眼でアオを凝視) 」 アオ「(ざっと資料に目を通し終え、机に置く) ………っ(リチャードのギラついた眼が合う)…わかりました、引き受けましょう。平和のためとなれば断る理由が見つかりません 」 リチャード「感謝する…早速だがその村に入って私のもう一人の「エージェント」を救出して欲しい。連絡が入らず、恐らく何かあったと思われる……頼んだぞ 」 アオ「………(驚いたような表情) え、えぇ……はい、わかりました(肩を竦めながら) 」 ――クリサツ村―― パキパキパキパキ…(村の中央では火が焚かれ、所々でニワトリの鳴き声が響く) アオ「ふぅ…人使いの荒い大総統だ……ここがクリサツ村か(いつもの装備(ナイフ)を身につけ、村の中央へ足を運んでいく) 」 男性「ガランガラン(端の方の小屋で何かを落とした様な大きな物音を立て、慌てる様子もなく立ち竦んでいる) 」 アオ「音ッ――(もうこの村には誰も居ないはず、居るとすれば潜入したエージェントが…!)(音のした方へと駆け出し、小屋の側に立つ男性が目に入る)――む、村人…!良かった、あの人なら何か知ってるかもしれない………あの、少しいいですか?(ほっとしたような表情で歩み寄っていく) 」 男性「……(声を発したアオに中々反応せず、体を左右に揺らしながら下を向いている) 」 アオ「……? ……あの………?(もう側まで歩み寄っており、手を伸ばして肩に触れる) 」 男性「ヴァァアア!(肩に触れられた瞬間、コレまでにない程鋭い反応を見せ振り返ると、人間にしては長く聳える牙と赤い目。ひび割れた皮膚を向け、アオに飛びかかる様に体を起こす) 」 アオ「えっ――――ズドッ!(男性のおぞましい姿を目にし、飛びかかってきた男性を反射的に蹴る) 」 グシャァ!ドガガガッ(男性に蹴りが入り、脆い小屋が崩れ落ちると周囲の小屋から男性と同じような状態に晒された人々がゾロゾロと出始め、中には奇声を発する者もいる) 」 青年「おい!!アンタ!(村の範囲外からアオ目がけ声をかける)何してんだ!コッチ来い!!(ブーニーハットで顔を隠しながら草むらの方からアオに大きく手招き) 」 アオ「あぁ、ああー……ハハ、どこの村人が全員行方を眩ませたって?まったく手厚い歓迎だね……――――!(青年の呼び声に気が付き、考えるよりも先にそちらへ駆け出す) 」 青年「速くしろ!(アオが近距離までくると、腕を引っぱり坂となっている草むらに飛び込み錐揉み状に転がりながら村から離れる)いっでぇえ……おい、アンタ…無事か…?(ブーニーハットの縁をあげながら膝立ちをし、アオに声をかける) 」 アオ「っ、ッツ…!あぁ…平気……(身体についた泥や草を払い、膝立ちする)ありがとう、助かったよ………キミは? 」 青年→ソラ「あぁ………(顔をあげ、アオの顔を見て瞳が小さくなり唾を飲むように唇が震える)アオ……?アオじゃないか!(アオの両肩を軽く掴み、揺らした後に自分の両手が泥塗れである事を認識し、すぐに離して自分の服の裾で泥を拭う)お前…どうしてこんなところに… 」 アオ「なっ、君はソラ!?(肩を揺すられ、ソラの顔が見えて驚愕する)…いや、大総統に協力を仰がれて…エージェントになったんだ 」 ソラ「エージェント…?そうか…お前がエージェントに………粗方任務内容はエージェントの救出だろう?(服の汚れを叩き、ブーニーハットを被り直す) 」 アオ「よくわかったね……まさにその通りだよ。…もしかしてそのエージェントっていうのは…(ブーニーハットをかぶり直すソラを見て) 」 ソラ「察しの通り、「俺」だ……本来あの村の調査任されてんだけどさ、あの村の連中…失踪していないに銜え、あの凶暴性だ…そんときにうっかり、俺の大事な武器取られちまって、更には通信機までどっかに落としちまった……だから帰る訳にもいかずこうして右往左往してたんだ……しかしまさか、お前がエージェントにな……(坂の頂上を見上げ、先ほどの村人がいないかを確認)……なぁアオ、アレ、見てどう思った? 」 アオ「ぶ、武器を…!?それはまずいな……あぁ、ハハ…それはこっちのセリフだよ、君がエージェントだなんて夢にも思わなかった……長い牙に、生身の人間じゃありえないヒビ割れた皮膚……口に出して言うと、馬鹿馬鹿しく聞こえるかもしれないけれど…あれはまるでゾンビか何かに見える(頬に瀬が伝う) 」 ソラ「あぁ………(苦い表情で頭を掻く)一応エージェントとして活躍してたんだが、ゾンビに遭遇すんのは初めてだ…奴らゲームみたいな反応してくれたから、まだ逃げ切れたんだが……アオ、俺は武器を持ててない。お前のナイフ一本貸してくれ。通信機と俺の武器、さっさと取り返してくる 」 ???「…(仮面で素顔を隠した紺色の髪の人物が通りがかる) 」 アオ「一人じゃ危険だ、俺も援護するよ(二本ある内の一本のククリナイフをソラに手渡す) 」 ソラ「お、おいアンタ…ここは危ないすぐに下街に帰れよ! とんでもねぇバックアップだなそりゃ…(ククリナイフを受け取り、苦笑)戦闘はしない前提で行くぞ…この坂あがって一番右の小屋に俺の通信機は落とした。多分武器もあそこだ……慎重に行こう(ナイフを逆手に持ち、坂を揚がって小屋の方へと赴く) 」 ???「……困っている人を助けるのが、僕の役目だ。気持ちだけ受け取る。(マントをしており、腰にはとても貴重そうな剣がおさめられている) 」 アオ「…どうしても残るなら気をつけてね、とても危険だから 一人よりは二人の方が安全さ。大丈夫、ヘマはしないよ(つられて苦笑してナイフを抜き、ソラの後をついていく) 」 ???「(……!)っ──────大丈夫。自分の身くらいは、自分で守ります。(仮面ごしにアオを見た様子が、どこかなんとなく不思議だった) 」 ソラ「…仕方ねぇ…貴重な剣使わなけりゃいいな… アオ、外からゾンビが来ないか確認しててくれ。俺は小屋の裏口から直接侵入する。20秒で済ませる!(小屋の裏窓に身を放りこみ、ガラスが割れる音を鳴らしながら小屋に侵入) 」 アオ「……あぁ、幸運を(???に違和感を覚えつつも) 意外と大胆な作戦だね…了解、急いでね!(ザッと視線を巡らせて周囲を見張る) 」 \どわぁああああ!!!!!/(小屋の中からソラの悲鳴に近い叫び声が聞こえ、ガタガタと小屋が揺れる)(ゾンビが音につられて姿を現す気配もない) 」 アオ「!! ああクソ……ソラッ!(周囲の様子を確認し、直ぐ様小屋の中へ飛び込む) 」 ソラ「アオ!!(ゾンビ数対に絡まれており、逃げ道がなくなっている)手前の一体ぶっ殺せ!物は回収した!!! 」 ゾンビ「アーアー…(アオとソラの中間地点おり、ソラ目がけ必死に手を伸ばしている) 」 アオ「任せてッ!!(俊足で背後からゾンビに接近し、膝裏を蹴ってバランスを崩し、首をしっかり掴んで喉笛をナイフで掻き切る) 」 ソラ「アオ!!離れろ!(ククリナイフを中にいたゾンビ一体に突き刺した状態)殆どのゾンビがこの中でごちゃまぜになってやがった…ッ!!(小屋を飛び出ると、アオを捕まえて離れた後、小屋目がけて銃口を向ける)”爆裂水晶”(左手の甲が眩い光を放つと、銃口から放たれた銃弾が大爆発を起こしながら小屋を一掃) 」 ズガァァァアアン!(見事なまでに小屋が破壊) 」 アオ「――――……!?…!?(ソラの放つ銃弾の威力を目の当たりにし、目を白黒させる)…なっ…い、今のは…!? 」 ソラ「あぁ…”ドライブ”つってな…まぁ特殊能力みたいなもんだよ(通信機を耳にとりつけ、周囲を確認しながら周波数に合図を送る)これでいい…任務完了だ 」 アオ「…"ドライブ"………(つぶやき、口をつむぐ)…了解、後は引き上げるだけだね。…無事でよかった 」 ソラ「あぁ…本当、助かったよ……とりあえず大総統の元に行こう…きっとお叱りくらうんだけどなァ…(ガンソードを懐にしまい、警戒を怠らずに村の出口へと歩き出す) 」 ???「……どうやら無事、終わったようですね。 」 アオ「ハハ、しっかり叱られてくるといいよ(少し笑い、周囲へしっかり気を配りながら出口へと向かう) 」 ―Ao story ― 戻る 続き
https://w.atwiki.jp/naianakikaku/pages/1763.html
…今日は、お勉強がない日だった。 最近、ホウオウグループは、みんなバタバタしている。 だからかな、アオのお勉強も、少ない。 やることがないから、アオは今日も公園にいた。 「……………」 公園で、人を見る。 やることがない時は、アオはいつもこうしてる。 前に、トキコに「楽しいの?」って聞かれたことがあるけど…アオは『楽しい』って、よく分からない。 ただ、いろんな人を見ていると、すぐに時間が過ぎるから…だから、見てるだけ。 「…………?」 今日は、変な人を見つけた。 公園にある機械…トキコは、『じどうはんばいき』って言ってたっけ。 その近くで、地面に倒れている人がいた。 時々動くから、死んではいないみたいだけど……倒れた人は、起き上がろうとしない。 何をしているんだろう。聞いてみよう。 「………」 「ぅおー……あと、もう、ちょっと…」 アオが近づいても、倒れた人は倒れたままだった。 アオに気づいていないのかな。…変な人。 「……何、してるの?」 「うぅわああああああああああっ!!?」 ……聞いたら、大声を上げられた。倒れてた人は起き上がって、目を真ん丸くさせてアオを見ている。 最近教えてもらったんだけど、これ、『驚く』って言うんだね。 この人、アオを見て驚いたのかな。何でだろう。 「………何、してるの?」 「あ……き、君は…?」 「…アオは、アオギリ」 「………何、してるの?」 …倒れていた人は、タキトウ キイチって名前だって、教えてくれた。 キイチは、じどうはんばいきの下に、お金を落としたから、取ろうとして倒れていたって教えてくれた。 今、アオはキイチと一緒にベンチに座ってる。 アオは、ジュースの入った缶を持ってる。キイチがじどうはんばいきで買ってくれた。 「……飲まないの?アオギリちゃん、オレンジジュース嫌いだった?」 「ううん」 「うん?じゃあ、何で…」 「…どうやって、飲むの?」 そう聞いたら、キイチはガクってなった。 何でだろう。 「そ、そうか……よし、俺に貸してみ」 キイチに缶を渡したら、キイチはぱきって音を立てて缶を開けてくれた。 「ほれ、開いた」 「……ありがとう」 受け取った缶には、穴が開いていた。 キイチは、力持ちなんだね。 ジュースは、甘くて、すっぱかった。 ジュースを買ってもらって、飲めるようにもしてもらった。 これって、「いいこと」だよね。 いいことしてもらったら、「お礼」しないといけないね。 「……キイチ」 「ん?どしたー、アオギリちゃん」 「…手、出して」 キイチが手を出したから、ポーチからこんぺいとのビンを出して、キイチの手に中身を少し出した。 「…え?これ…」 「こんぺいと」 「いや、それは分かるんだけど…何で?」 「お礼。いいことされたら、お礼するんだって、教えてもらったから」 そう言ったら、キイチはまた目を丸くして驚いた。 キイチ、驚いてばっかりだね。 その後キイチは、丸くしていた目を細くした。 これは、『笑う』って言うんだっけ。 「そっか…ありがとな」 「…どうして、キイチが言うの?」 「嬉しかったから」 「…?嬉しいと、ありがとうなの?」 「ああ、そうだよ」 「ふーん…変なの」 「変!?」 キイチは、また驚いた。キイチって、たくさん驚くんだね。変なの。 …でも、『嬉しい』って、何だろう。 帰ったら、タカコに聞いてみようかな。 「………あ」 考えてたら、タカコからもらった機械が鳴った。 『アラーム』だって教えてもらったこれ、時間を入れるとその時間になったときに教えてくれるんだって。 帰らなきゃいけない時間に鳴ってくれるから、便利。 「アオ、帰る」 「ん?一人で大丈夫か?」 「うん、大丈夫。またね、キイチ」 手を振ったら、キイチも振ってくれた。 たくさん振ってから、帰った。 …キイチって、変な人だったな。 今度は、キイチのこと、もっと知りたいな。 アオギリ、キイチと知り合う (その後) (「嬉しい」って何?と聞かれたタカコは) (答えるのに苦労したとか)