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鋼のような唯澪 ―――唯の部屋、今日は(漫画)読書会――― 唯「……」ペラ 澪「……」 唯「……ふぅ」パタン 澪「……終わっちゃったな」 唯「一気に読むと感慨深いねぇ。澪ちゃん、色々大丈夫だった?」 澪「き、聞かないでよ。少年誌だしまぁ我慢できた……」ビクビク 唯「……」 澪「……唯?」 唯「『完全な存在になりたかった』、ってさ」 澪「うん」 唯「全部の感情を犠牲にしてまで、なりたいものなのかな?」 澪「……難しいな」 唯「私ね、」 唯「澪ちゃんと美味しいもの食べたい」 唯「澪ちゃんのために見栄を張りたい」 唯「澪ちゃんと一日中ゴロゴロしてたい」 唯「澪ちゃんがバカにされたら怒りたい」 唯「澪ちゃんが他の人と仲良くしてたら悔しい」 唯「澪ちゃんの全部を知りたい」 唯「澪ちゃんと……キスとかしたい」 澪「……唯」ナデ 唯「私、そんな感情を捨ててまで『完全』になんかなりたくないよ」 澪「……そんなの全然『完全』なんかじゃないよな」 澪「矛盾してるよ。いろんな感情があるからこそ生きていけると思う」 唯「……澪ちゃんは私のこと、変だって思う?」 澪「そんなことない。私だって唯と同じ気持ちだよ」ギュッ 唯「えへへ」ギュッ 澪「こうして抱きしめ合っていたい。一人じゃ寂しいもん」 唯「うん。あ、あとさ」 澪「ん?」 唯「もしも私の手足が無くなっちゃっても変わらずにいてくれる?」 澪「こ、怖いこと言わないでよ。……そうなっても、唯のこと大好きなのは変わらないよ。私が一生面倒見る」 唯「ごめんね。……へへ、嬉しいなぁ」ニコ 澪「ふふ。唯……」ソッ 唯「澪ちゃん……」 唯澪「」チュ 律「なぁ教えてくれ梓。ハ○レン読み終わったらどうしてああいう展開になるんだ?」←ワン○ース 梓「そんなの目の前に模範解答があるじゃないですか。……剣道って熱いですね」←バンブーブ○ード 紬「テニスって面白いのね!」←テニ○リ おわり。 依存しすぎずっていい関係だと思うの 初出:3- 676 そこは、憂「お姉ちゃんの腕と脚を取り戻してみせる!」唯「憂の体を取り戻してみせる!」澪「またオートメイルを壊して!しょうがないな、唯は‥」じゃないのか? -- (名無しさん) 2011-05-09 19 33 47 名前 コメント すべてのコメントを見る 戻る TOP
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綿菓子のような時間 最近自分の居心地の良い場所が、あちらこちらに増えてきた。 訂正。 別段急に増えた訳ではなくて、居心地の良い場所に気がつく余裕が出てきたのだろうなと思う。 チャトラである。 例えば。 応接広間へと続く、宮廷内でも一番長い廊下の、大きな壷と壷の間に隠れるのが好きだ。 それから、暖炉の前のすべらかなラグに丸まって、転寝をするのも好きだ。 それから、中庭の大きな樫の木の枝に登って、目下で兵卒たちが訓練を行っている風景をひっそり眺めることも好きだ。 それから、洗濯室の隅、乾いてあたたかなシーツが軽く畳まれた間にもぐりこんで、日の匂いに包まれることも好きだ。 けれど、一番居心地が良いのは目の前の男の足元。男が深く腰を掛けたカウチの傍で分厚い本を開ている午後だと思った。 丁度「今」がそれにあたる。 「なぁ……これ、なんて読むの?」 「――『さすらい』」 眺めていたページの、読めない単語を指差しチャトラが声を発すると、男が僅かに手元の書類から視線を流し、簡潔に呟いた。 「はー。……さ、す、ら、い」 「『目的もなくただ歩き回る』。『あちらこちら当てどなくうろつく』」 「へぇ」 意味は、と問う前に見越していたのだろう。 手にした鉛筆で、チャトラはページの空白に文字を書き入れる。入れていると、頭上からくぐもった含み笑いが聞こえた。 「……なに」 「お前の文字は面白いね」 男がこちらを見ていた。 言葉通りに取るならば莫迦にしているようにも聞こえるが、見上げた男の顔を見てそうではないのだろうな、とチャトラは判断した。ただ可笑しかったらしい。 「象形文字と言おうか、暗号と言おうか」 「いいんだよ。オレが判れば」 大きくぐりぐりと文字へ丸をつけて、照れ隠しにチャトラはボヤいた。男が几帳面に繊細な文字を書くことを彼女は知っている。 そもそもがこの分厚い本自体、男の持ち物なのだ。彼女自身の読解力ではかなり難解な文章がつらつらと並べ立てられている。と、言うより、読んでいるといっても文字の羅列を眺めているだけで、九割以上は理解できていない。実際、本気で文字の勉強をしようと思うのなら、小さな子供向けの教練本でも朗読したほうが、よほど学習としては効率がいいと思う。 ――いいんだ。 文字を覚えることが目的で、広げているわけではない。 ただ、この空間が心地良かったからだ。 男の持ち物を開いて、いくつか知っている単語を拾い読み、それで読んだ気になりたかっただけだ。 アンタの世界を知りたい。 そう望んだチャトラの言葉をどの程度まで男が酌んでくれているのか判らないが、それでも受け入れる懐は広くなったように思う。 許容される範囲が広くなった、と言うべきか。 例えば、大事な本であるのだと思う。重要文献だとは言わないけれど、男が存外気に入ったものしか手元に置いておかないことをチャトラは知っているから、そう言う意味ではこの男の居室の棚にある何冊かは、男の「お気に入り」だということになる。 けれど、文字を書き込むことにたいして咎められたことがない。その行為を男がどう思っているのかはチャトラは聞いたことがない。好き嫌いだけははっきりしている男のことだから、落書きにも見えるチャトラの書き込みが本気で気に食わないものであったなら、ずっと以前に口にも態度にも出していることだろうと思うので、この行為は許容範囲内なのだと彼女は認識している。 「猫」 「何だよ皇帝」 「私の――」 私の名前も書いてみてはくれないか。 難問を突きつけられた。 「名前、……ねぇ」 言われてすぐには否定せずに、チャトラは思案した。 男が定まった名称を持たないことに戸惑ったのは始めのころの話で、最近は名がない、と言うことに違和感を感じることもなくなった。順応力とは恐ろしいと自身のことながらそう思う。 「そう言えばさ」 「――うん?」 「アンタ、会ったころから、オレに限らずいろんな人に好きに呼べとか勝手に名づけろとか言ってるだろ」 「言っているね」 「でもアンタ、そうやって呼ばれる名前にも反応したためしないじゃん」 「そうかね」 「そうだよ」 大きくひとつ頷いて、それからチャトラはこちらを眺めやる男の顔を真正面から臆面もなく見上げた。 「アンタさ。本当は、名前があるんじゃねぇの?」 言われて男が虚を突かれた顔をした。 眉尻が下がる。実際はとても小さな動きなので、こうして正視でもしていないと気がつかないほど些細なものではあるが。 困っているようにも見えた。 「名前――」 「名前っていうとややこしいか。そうだな……アンタ自身が呼ばれたい『音』。アンタが自分で気付いてるのか気付いてないのか知らねぇけど、なんか引っ掛かりがあるから、『それ以外』の音には反応できないんじゃないかなってオレ思ったんだよね……判んねぇけど」 その困っているような顔が可笑しい。見続けてもいたかったけれど、きっとそうすると男が何がしかの悪戯で報復してくるだろうことは容易に想像が出来たので、チャトラは本に目を落とした。 内面を覗かれることを、男は嫌う。 「呼ばれたい、音」 「うん。だから最近オレ、アンタの好きっぽい音探してるんだけどな」 「好きな音――」 私に? 「オレに聞くなよ。判んねぇって言っただろ。でもさ。例えばオレが、『チャトラ』って名前ついてるのに、そうじゃない名前で呼ばれても、多分オレのことだと思わないと思うし、好きでもない名前で無理に呼ばれ続けたら、ムカっ腹がたつと思うんだよ」 「私もそうだ――と」 「だから判らねぇって。聞くなって。そうかなって思っただけなんだ」 「――」 「でも、そのうち判ると思うんだよね。アンタの『名前』」 「――」 黙りこんだ男に不審を抱いて、指でなぞりながら追っていた文字から目を上げると、未だ困ったような顔をしていた男が、少しだけ口角を上げてチャトラを眺めていた。 「なに」 「判ると思うか」 「判るんじゃねぇの?閃きみたいなもんだろ、きっと」 頭で考えることより、身体で感じることのほうがチャトラは得意だ。 「そのうち判るよ」 繰り返すと、男が不意に手元の鵞ペンを取り上げ、突きつけてきた。顎を引く。 「……なに?」 「書きなさい」 「なにを」 「私の好きであろう音」 「難しいこと言うなよ」 ボヤきながら、思案に戻る。 それから、 思いついたようにニヤニヤとほくそ笑み、男の蔵書の空白に、同じ文様を大きく書いた。いくつも。 「――何と」 「書いてあるかなんて教えない」 オレがアンタの好きな音を探すんだから、アンタもオレの文字を理解しろよ。 そう言うつもりで笑いながら目を上げる。男が自分の文字を読み取れないことを承知の上だった。 と言うより、小っ恥ずかしくて決して口には出せないだろうと思う。 そもそも口に出せるような性格だったら、苦労はしないだろう。 ――だいすき。 だなんて言葉で表すわけにはいかないのだ。 (20100428) 皇帝と猫にモドル
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こいをしたような【登録タグ Easy Pop こ 初音ミク 巡音ルカ 曲】 作詞:Easy Pop 作曲:Easy Pop 編曲:Easy Pop 唄:巡音ルカ 初音ミク 曲紹介 許容範囲 超えそうな Illust:kiki Movie:STEP 歌詞 せつなくて言えなくて そんな胸騒ぎなんじゃない? あざやかに残るその香りが あいまいな記憶たどる 恥ずかしい?おぼえてない? ちょっとは意識してよ オーベイベ 何もなかったかのように 変わらない時間かのように 「特別なサイン」とかないの? ねぇちょっと目配せくらいしてよ 「恋愛なんて」ちょっと一歩 引いたとこで見ていたけど そんな自分はどこに行ったの? 意識しすぎてる自分だけ? 俗に言う止まらない想い? こっちの気持ちも知らないで せつなくて言えなくて そんな胸騒ぎなんじゃない? 鮮やかに残るその香りが あいまいな記憶たどる 恥ずかしい?おぼえてない? ちょっとは意識してよ オーベイベ 期待してる?してません! 自問自答の長い夜 手に取ってはまた置いては ぐるぐる廻ってはまた振り出し 大好きなはずの曲たちも 右から左に抜けてく 心も身体もここにあらず 思い出さないようにしても 抗えませんこんな気持ち 「会いたいんだけど」 言えるはずない 聞きたくて聞けなくて そんな胸のつかえも ねぇ 許容範囲超えそうな1、2、3 あいまいな記憶じゃもう 言い聞かせるだけじゃもう あいたいんだってば オーベイベ 記憶から消せるような 魔法があるなら誰か 忘れられるような何か もう一回奪ってよ 不安定な心ごと 抱きしめて欲しいんだってば せつなくて言えなくて そんな胸騒ぎなんじゃない? あざやかに残るその香りが あいまいな記憶たどる 恥ずかしい?おぼえてない? ちょっとは意識してよ オーベイベ 聞きたくて聞けなくて そんな胸のつかえも ねぇ 許容範囲超えそうな1、2、3 あいまいな記憶じゃもう 言い聞かせるだけじゃもう あいたいんだってば オーベイベ コメント 新曲追加乙です。 -- 名無しさん (2018-03-02 21 38 43) 名前 コメント
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奥沢美咲[あたしの大事なもの]☆4 属性 クール スキル名 レペゼン・ハロハピ 左エピソード名 美咲a.k.a.……? 右エピソード名 あたしの世界 左エピソード概要 「ハロー、ハッピーマイワールド!」直後の帰り道、ハロハピが居場所と認める美咲。3バカに美咲=ミッシェル問題を理解をさせる機会を自ら放棄するシーンなど。 右エピソード概要 世界を笑顔に!について、今は「世界」を「自分の見える範囲の世界」なら、なんとか出来るのかもしれないと信じれるようになった美咲 左エピソードオススメ度 ☆☆☆ 右エピソードオススメ度 ★★★★
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ゲームに必要なもの
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一秒ごとに日差しが増しているようだ。 空から夜の色が抜けて朝が来る。僅かに湿り気を含んだ爽やかな空気が頬を撫でる。 ああ、何だか妙に気分が良い。デスゲームの中であるというのにアスナは胸躍る心地であった。 摩天楼の屋上で、アスナは座り込みその身を抱いた。ひどく身体が熱い。アスファルトの無機質な材質が火照った身体には冷たく感じられる。 あのアリスたちを退けることができた。そのことに対する昂揚の熱がまだ胸中に居座っているのであろう。 ダンジョン深奥に待ち構えるボスに辛くも勝利した直後というのはこういうものだ。今までも何度か経験したことがある。 「ふぅ」 とはいえ、何時までもそんなテンションでいる訳にもいかない。彼女はゆっくりと息を吸って、吐いた。 この熱にうなされ続ければ思考にも支障が出る。徐々にクールダウンさせていかなくては。 それはこのバトルロワイアル独特のルールであるとは思う。同じデスゲーム――あのSAOであっても、ボス戦を勝ち抜きさえすれば安全な拠点に戻ることができた。 そこで休息を取りアイテムを買い直し、ゲームのパラメーター的にもプレイヤーのメンタル的にもコンディションを整えることができたのだ。 が、ここではそうはいかない。このゲームに安全な場というものは存在しないのだから。次の瞬間にはまた襲撃されるかもしれない。 シビアだ。本当に。そう思わずには居られなかった。 「……でも、逃げたら駄目だよね」 ある程度胸を落ち着かせ、しかし戦意を萎えさせることなく彼女は言った。 ここで心を折る訳には行かない。いくら辛くシビアな場であろうと立ち止まる訳には行かないのだから。 もう一度デスゲームを終わらせ自分の知る現実へと帰る為にも、この悪夢を終わらせる。 出来る筈だ。戦力もあるし、何より決意が固まったのだ。もう恐れるものなど何もないではないか。 そう思うと笑みがこぼれた。何だか気分がいい。心地よい高揚感を胸に彼女は立ち上がった。 メニューの時刻を確かめるとアリスとの遭遇から既に三十分近く経っていた。少し長すぎる休息だったかもしれない。急がなくては。 立ち上がり、今度は空ではなく下に視野を向けた。アメリカのビルディングが街並みが朝陽に照らされている。 明るくなったことで不明瞭だったエリアの姿も見渡せた。闇の中では少しおどろおどろしく見えたそこも、そのヴェールを脱げばただの街だ。 何だこんなものなのか、と思わなくもなかった。 「……っと」 アスナは羽を展開すると、そこから一歩踏み出しその身をゆっくりと落としていった。 移動するに当たって、先ずはトリニティを探し出さなくてはならない。次にあの危険なアリスを追撃だ。 そう思いある程度の高度を保ちながら乱立するビルの谷間を探してみる。 が、トリニティの姿は見当たらない。 危険を承知で呼びかけて見るが、ひゅうひゅうと風が通り過ぎるのみで返事はなかった。 しばらく捜索を続け、そしてそれが空振りに終わったのを知ると、アスナは滞空制限もあり一先ず地面に降り立った。 空を刺すように乱立するビルの影の下、腕を組んで状況を考える。 これだけ探しても居ないということは、恐らくこの近くにトリニティはいまい。 建物の外でなくビルの中に居る為分からないという可能性もあるが、それにしたって彼女の方からも自分を探しくれているだろうし、こうして飛んでいる自分に気付かないのは不自然だ。 そう思考を働かせている内にアスナは脳裏にぞっとする像が過った。 昂揚の熱が冷め、みるみる内に凍るような戦慄が胸を支配する。恐慌が意識を鋭く抉りアスナは思わず額を抑えた。 死、だ。 今思い浮かべたのは、トリニティの死。 何故彼女が返事をしないのか。もしや彼女はもう死んでしまっているのではないか。だって死人は何も語らない。語れない。 ジャバウォックから受けた一撃がそのまま致命的なものとなり命を落とした。 あるいは高高度からの転落によるダメージが原因か。 もしかしたら自分があの屋上で座り込んでいる間にあのアリスに再度遭遇し殺されたか。 様々な可能性が思い浮かび、そしてその度に氷のナイフで疲れたかのような痛みが彼女を襲う。 あのアインクラッドで何度も目の当たりにした仲間の死。あの時抱いた痛切な想いがフラッシュバックした。 もっと早く気付いてもよさそうなことの筈なのに、何故自分は今の今まで思い至らなかったのか。 自分の安寧の為に厭なことを意識内から締め出していたか。もう大丈夫だと思い込む為に。 それは逃げではないか。 「……違う!」 思わず叫んでいた。冷たいビル群の中、一人彼女はその身を震わせた。 「……逃げてなんて、いない」 喉奥から言葉を絞り出し、彼女はきっと街を睨み付けた。 灰色のビルの森。どこにも見えないトリニティの姿。この場で取るべき行動は何か。 とりあえずもう少しトリニティの捜索範囲を広げてみるべきだろう。飛ぶことができるALOアバターの機動力ならばエリア中を探し回ることだってそう難しくはない。 そしてそれと並行してやらねばならないことがある。 「危険なプレイヤー……あのアリスみたいなのを探し出して――」 殺す。そう、彼女は呟いた。 これからはトリニティが既に命を落とした可能性も視野に入れて行動しなくてはならない。 そして危険なプレイヤーは躊躇いなく排除する。その重さからも逃げるつもりはない。 それでも、それが必要であるのならば。 アスナは決意を固めると、魔剣をオブジェクト化させ強く握りしめた。 これは力だ。この剣を振るいもう一度現実へと帰還する。 「だから、行くわ」 彼女はその言葉と共に空へと飛び立った。 黒く蠢く魔剣を携えて。 【G-8/アメリカエリア/1日目・早朝】 【アスナ@ソードアート・オンライン】 [ステータス] HP60%、MP80% AIDA感染 [装備] 魔剣・マクスウェル@.hack//G.U. [アイテム] 基本支給品一式、死銃のレイピア@ソードアート・オンライン、クソみたいな世界@.hack// [思考] 基本:この殺し合いを止め、無事にキリトと再会する 1 殺し合いに乗っていない人物を探し出し、一緒に行動する。 2 アリスを初めとする危険人物は排除。 3 トリニティの捜索。 [備考] ※参戦時期は9巻、キリトから留学についてきてほしいという誘いを受けた直後です。 ※榊は何らかの方法で、ALOのデータを丸侭手に入れていると考えています。 ※会場の上空が、透明な障壁で覆われている事に気づきました。 横についても同様であると考えています。 ※トリニティと互いの世界について情報を交換しました。 その結果、自分達が異世界から来たのではないかと考えています。 ※トリニティが既に死んでいる可能性も考慮しています。 042 串刺城塞 投下順に読む 044 TRINITY 044 TRINITY 時系列順に読む 045 デバッグモード 033 ありすと空飛ぶ妖精の夢 アスナ 057 終焉トラジコメディ
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さようなら、またいつか ◆p8ZbvrLvv2 ――――それでは、六時間後、また生きていたら、あいましょう。 そんな言葉を残して、放送が終わる。 輿水幸子は座ったまま膝を抱えて、ばんやりとその声を聞いていた。 また新たな禁止エリアが増えて、何人かの人間が死んで。 そのことが恐ろしくもあり、悲しくもあった。 (蘭子さんと……ゆかりさん……) 二人の名前が呼ばれることは当然のことだった。 けれど呼ばれた瞬間、やっぱり身体の震えが止まらなかった。 肌で感じた死が、無機質な何かに決定付けられるようなおぞましい感覚だった。 (死んで、しまった) (あの二人が死ぬことの無かった道が、あったのかもしれないのに……) (それでも、死んでしまった) (少なくとも、蘭子さんは死ななくても済んだはずなんです) (ボクが、逃げたりしなければ……) 事実、幸子すらしっかりしていれば神崎蘭子が命を落とすことはなかったのかもしれない。 分岐点はたった一度きりではなく、二度あった。 一つ目は、不用意な発言で蘭子と決裂してしまったとき。 あのときにすぐ謝っていれば、彼女も立ち去るまではしなかっただろう。 なのに臆病な少女はその怒りを直視することができなかった。 ただ、目を背けてやりすごすことを選んでしまった。 二つ目は、水本ゆかりに危うく殺されそうになったあのとき。 確かに直接救うなんて大それたことは難しかっただろう、それでもチャンスはあった。 せめて銃で牽制を続けていれば、蘭子が異変に気付いたかもしれない。 ゆかりに対して、せめて立ち向かう覚悟を固める時間を稼げたかもしれない。 幸子がもう少し周りを見ることさえ出来ていれば、この状況に早く向き合ってさえいれば。 (ごめんなさい……ごめんなさい……) (もう、救えない、もう、償うこともできない) (こんなボクに、何ができるって言うんですか……) もう涙すらも出てこない。 さっきは自分らしく生きると、そう宣言したはずなのに。 ここから一歩も動ける気がしなかった。 罪悪感が、幸子自身をがんじがらめに縛りつけていた。 罪の意識に縛り付けられた輿水幸子へ、一人の少女が様子を窺っている。 少女の名前は、星輝子。 先程は水本ゆかりの襲撃に立ち向かい、そして相手を殺害することでこれを退けた。 しかし今は、極度の興奮状態がもたらしていた高揚感は嘘のように消え去っている。 それは、単純に自分の行った行動に対して冷静になっただけではない。 (し、死んじゃった……美優さん、まで) また、大切なトモダチを失ってしまったから。 このことが、より死というものの重みを思い出させたから。 自分は人を殺してしまった。 輝子が美優の死を嘆くのと同じように、ゆかりの死を嘆き悲しむ人間はきっと居る。 その気持ちが分かるから、共感できてしまうから。 仇を討った満足感なんて、消え失せてしまった。 (け、けど……後悔はしてない、よ) (だ、大事なトモダチに、あんなヒドイことした、から) けれど、だからこそ、ゆかりが蘭子を殺めたことは許せなかった。 死んでしまえば多くの人間が悲しむというのに、そんな酷いことをするなんて。 自分自身の取った行動がその考えに矛盾していることは分かっている。 だからこそ、それが輝子の偽らざる本音だった。 (幸子……お、落ち込んでる……声、掛けられない、な……) しかしそんなこともあって、今の輝子はすっかり変身?が解けてしまった。 今もこうやって物影からコソコソと観覧車の下を窺うことしか出来ない。 実際のところ、放送が始まる前に余裕をもって合流は出来たはずなのに輝子はそれをしなかった。 逆を言うならばそれは、彼女自身の本質が変化したわけではないという証明でもあった。 (け、けれどこのままじゃ……また危ない人が来るかもしれない) (と、とりあえず仇討ちの報告、しなきゃ) いくつもの強い悲しみを抱えながら、輝子は手元にあるツキヨダケの鉢植えを抱きしめる。 もう、これ以上トモダチを失いたくないから。 だから輝子は、物陰から一歩を踏み出した。 後ろから足音がした時、輿水幸子は少し驚いた。 もう、とっくに見捨てられたものだと思っていたから。 けれど自分はさっきもまた、酷い言葉をぶつけてしまっていて。 だから合わせる顔もなく、俯いたままだった。 「…………ぅ」 流石にこの光景は星輝子にとってもかなりの衝撃だったらしく、息を呑む気配が伝わってきた。 自分の横まで歩いてきて、そしてそこで立ち止まった。 幸子は声をかけられた時どう反応すればいいのだろうと迷っていた。 けれど、その考えは無用だった。 「ら、蘭子……仇討った、よ」 「助けられなくて、ごめん、ね」 「――蘭子。 もう、今更だけど。 こ、こんなことに、意味なんてないって、わ、わかってるけど。 それでも――これで、蘭子のこと、『トモダチ』って呼んで、いいですか――」 そう言って、輝子は寂しそうに笑う。 それが、なによりも幸子の心を抉った。 (ボクさえ……ボクさえ足手まといにならなかったら) (きっと輝子さんも蘭子さんも今頃二人で強く生きてたんだ) (それを……全部台無しにしてしまうなんて) 幸子はとうとう、組んだ腕に顔を突っ伏す。 責められてしまうんじゃないかと、怖くて仕方なかった。 結局何一つ変わらない自分に、少し嫌気が差していた。 「さ、幸子……あの、さ」 「…………!」 とうとう来たか、と思う。 せめて耳だけは塞がずに最後まで聞こう。 それが怒鳴り声だろうと、冷ややかな失望に満ちた声であろうと。 何も出来ない自分の、せめてもの償いなのだから。 「さ、幸子が望むなら、もう私はついていかない、から」 「……え?」 思わず顔をあげて輝子の顔を見る。 その表情は、幸子の想像していたものとはいずれも違うものだった。 普段と変わることのない気弱で、どこかぎこちない笑み。 「どう……して?」 「フヒ……だって、私……人殺した、から」 「それは……」 確かに、許されないことだと思う。 アイドルである以前に、人間として当たり前のことだから。 けれど幸子は、言葉ほど輝子を責めていたわけではなかった。 それは結局、自分の弱さが言わせた八つ当たりに近いものなのだ。 元を辿ればほとんど全てが幸子の招いた結果であり、輝子はその尻拭いをしたに過ぎない。 その結果として殺人を犯したというのは正しい行いではないけれど、 自分にそれを咎める権利があるとも思えないから。 「だから……もう幸子が嫌なら、ぼ、ぼっちに戻ってもいいかなって……」 「あ……」 駄目だ。 それじゃあ、自分は堕ちていくだけだ。 責任を全部他人に押し付けて、ただ悲しむだけ。 それじゃ、駄目なんだ。 だって、その行きつく先にある現実逃避と言う忌まわしい行いの果てに、蘭子は死んでしまったのだから。 ――――また意気地のない自分の所為で大切なファンまで失う、そんなのは嫌だ。 「そんなわけ……ないですっ!」 「えっ……あっ……さち、こ?」 気付いたら輝子を引き寄せて思いきり抱きしめていた。 かなり不意を突かれたらしく、輝子は目を白黒させながらされるがままになっている。 けれど幸子はそんなことも気に留めず、ただ感情のままに叫んだ。 「むしろアナタの方がボクを責めるべきでしょう!?」 「えっ……な、なんで、殺したのは私なの、に」 「原因を作ったのはボクなんですよ!全部ボクが居たから……」 「幸子……」 「ごめん……ごめんなさい……許して……許してぇ……」 枯れてしまったはずの涙が再び溢れてくる。 ただ子供のように輝子に縋って、嗚咽を漏らす。 そうすることしか、出来なかった。 「幸子……それは……違う、よ」 「えぐっ……ううっ……ああっ……」 「だって、あの人に襲われたとき……私だって逃げちゃった、から」 「ひぐっ、うっく」 「だから……お、おあいこ、だよ」 「…………おあい……こ?」 「う、うん、だから悲しいのも……苦しいのも、半分こ」 喪失感も、罪悪感も二人で分け合う。 幸子にとってそれは救いでもあり、思ってもみない提案だった。 けど、不思議と抵抗はない。 だって輝子とはずっと一緒に居たから、信頼できると思えるから。 けれど。 本当にそんなに甘えてしまっていいのだろうかと少し躊躇いがあった。 「輝子さんはっ……それで……いいんですか?」 「べ、別にいい、だって、だって……」 「輝子、さん?」 「私だって……悲しいから……苦しいから……! ら、蘭子が死んじゃって、人を殺しちゃって……! トモダチの美優も居なくなって……! も、もうやだ……幸子まで、居なくなっちゃヤダ……!」 いつのまにか、輝子も泣いていた。 幸子は当たり前のことを忘れていたのを思い出す。 輝子だって、辛いんだ。 一人で抱え込むことなんて出来ない、だから誰かと気持ちを分け合いたい。 そんな簡単なことにすら、気付けなかった。 「だったら……一緒に泣きましょう」 「え……?」 「もうこんな思いをしないように、蘭子さんのことを思って泣くんです!」 「あ……」 「そうすれば……この悲しさも無駄にならないから……きっと蘭子さんも喜んでくれるから……っ!」 「さち、こ……さちこぉ!」 輝子と幸子は抱き合って、声をあげて涙を流す。 救うことの出来なかった少女のために。 それが一番の弔いになると信じて。 異国の地に、こんな風習がある。 大切な人が亡くなってしまったとき、大声で泣き声をあげるのだ。 きっとそれは、死んだ人が寂しくならないように。 絶対にその人を忘れないという気持ちを込めて、最後の別れを告げているのだろう。 そうやって、人の生きてきた時間や想いを背負っていくのだろう。 だから二人は、蘭子のことを絶対に忘れてしまわないように。 彼女の生きてきた時間を無駄にしないためにも。 ただ、力の限り泣き続けた。 それから、しばらくして。 泣き止んだ二人は改めて蘭子に懺悔と報告をした。 それが届くのか、分からないけれど。 今の二人に出来る限りの気持ちだった。 その後、少し迷ったけれど血の河はそのままにしておくことにした。 申し訳ない気持ちはあったが、こういった時の専門的な作法は二人の知識にはなかったから。 だからせめてと思い、原型を留めている部位は二人で拾い集める。 なんとか服を汚さずには済んだが、靴に血が染み込んでしまった。 そして輝子がどこからか見つけてきた緊急搬送用のストレッチャーにそれらを乗せて、運んでいく。 少し前まで居たスタッフ用のエリアの特に誰も立ち入らなそうな部屋まで。 そこに下ろすと、布を被せて誰にも見られないようにした。 「終わった……ね」 「……そう、ですね」 虚しく、物悲しい作業だった。 「しっかし……前から思ってたけどアナタ結構抜け目がないんですね」 「フヒ……こ、この状況なら仕方、ない」 いたたまれなくなったのもあり、二人は休憩スペースまで移動していた。 ようやく少し調子を取り戻した輿水幸子が、腫れぼったい目で呆れたように星輝子を見やった。 輝子の手には、返り血に染まったデイバック。 無論それは輝子のものではなく、蘭子の血であった。 「あのゴンドラが来た時にスッと居なくなったと思ったら、こんなもの持ってきてたんですか」 「ら、蘭子の残したものは……無駄に、したくないから」 「確かに……そうですね」 幸子が吐き気を堪えながら死の河に踏み入っている時、輝子は血染めのゴンドラに向かっていた。 そして、見当たらなかった蘭子のデイバックを回収して今に至る。 「そういえば……ボクもこんなものを見つけましたよ」 「……?そ、それ……首輪?」 「ええ、ほぼ間違いなく、蘭子さんのものでしょうね」 そう言って幸子は首輪を掌に乗せてよく見えるように示した。 いつの間にかポケットに入れていたそれは、幸子にとっては戒めでもあると言う。 だから、これからも持ち歩いていくつもりらしい。 「そ、そういえば……これがこんな風になってるのも、それが原因?」 「それは……蘭子さんの?」 「フヒ……分かんないけど、光、映らなくなった」 「確かに……」 輝子の方も端末を取り出して、差し出す。 持ち主を示していた筈のポインタが、消えてしまっていた。 どうしてだろうと二人は考え込む。 首輪が壊れたのか、端末が壊れたのか、それとも。 「蘭子さんが死んでしまったから、でしょうか」 「く、首から外れたから……かな?」 情報量が少ないだけに、判断が難しかった。 色々と頭を捻った結果、どちらかが故障した可能性と言うのは片方否定された。 流石に地図はちゃんと表示している以上断定は出来ないが、端末が壊れたということはないだろう。 だったら消えた理由があるはずだ。 「いずれにせよ、この首輪が関係してるんでしょうね」 「き、機械に詳しい人が居れば、分かる……かも」 「アイドルで機械の詳しい方なんて……そんなマニアじゃあるまいし」 「け、けど……こ、これがあれば私たちのも外せる、かも」 「……流石に難しいと思いますけど、首輪が無いよりは可能性があるでしょうね」 双方これからどうするかと迷っていたのもあって、この話題は貴重だった。 もしかすると、この首輪が何かの役に立つのかもしれない。 とりあえずは襲い掛かってこなさそうなアイドルを探して慎重にアテを探ろうということになった。 輝子はともかくとして、幸子は機械に詳しいアイドルが居るかについては半信半疑の様子だったけれど。 「って言うか、アナタいつまでそんな恰好してるんですか」 「フヒ……いざという時に備えて、もうこのままでもいい……かな」 「……まあ、それならもう何も言いませんけど」 また襲われるようなことがあるかもしれないからと、輝子の恰好は変身後のままだった。 流石にテンションは既にいつも通りだけど、これなら上げていけないこともないだろう。 と思う輝子であったが、幸子は溜息をつきながら呆れ混じりな様子で苦笑していた。 (よ、良かった……幸子、なんとか元気になってくれた) けどそんな幸子を見ながら、輝子は密かに安堵していた。 物陰に潜んでいたときはもう立ち直れないようにも見えたからだ。 けれど今は気を取り直して、前に進もうとしているように見える。 (これで……ずっと心配しなくても、済んだ、かな) 幸子についていかないと言ったのは、半分嘘だった。 もし拒まれたときは離れるフリをして、こっそり後からつける予定だった。 トモダチを傷つける奴は許せないから。 だからもし誰かに襲われそうになったときは飛び出して庇うつもりだった。 そうせずに済んで、ほっとしている。 だから、これからも守っていきたいと、思う。 「ふう……これで、よしっと」 「フヒ……や、やっぱり、大変だった、ね……」 外に出ようとした二人であったが、まだやらなければいけないことがある。 入口近くのメリーゴーランド付近に、もう一人の少女が居るから。 輿水幸子と星輝子は水本ゆかりの死体をすぐ傍の死角へと運んでいた。 その傍らには場に残っていた刀などの武器や支給品もある。 流石にこちらは五体満足で運ぶには労力が必要で、裏方用のエリアも遠かったからあらかじめ相談済みだった。 そして用意していた布で彼女をすっぽりと覆う。 やっぱり、虚しい気分だった。 「蘭子さんのことはボクも許せませんけど……今はゆっくり眠ってください」 「……幸子と、お、同じ」 二人で、手を合わせる。 手段は認められなくとも、ゆかりとて生き残りたい理由があったのだろう。 だから責めるだけじゃ可哀想だと幸子は思う。 輝子は自分が殺したと言っているけれど、結局は自分も加担したようなものなのだ。 悲しみも苦しみも分け合うのなら、罪も半分負わなければいけない。 今度からは、そう在りたいと思う。 「それじゃあ行きます……っと、ちょっと待っててください」 「え……幸子?」 「……あった……ボクもなんだかんだで、抜け目はないんですよ」 「あ……フヒ……」 輝子を呼び止めて、メリーゴーランドの中へ幸子が入っていく。 少しして出てきた幸子の手には、かつて自らが投げ捨てた拳銃が握られていた。 何もこれを使おうというわけではない。 ただ、万が一誰かが拾ったときにまた悲劇が起こってしまうのは嫌だから。 「さて……それじゃあ今度こそ行きましょうか」 「う、うん……ゴートゥーヘル?」 「ま、まぁ地獄と言えば地獄ですけど……縁起悪いしやめてくださいよ」 グロック26の様子を確認しながら、幸子は顔をしかめる。 二人は今でこそ安全なこの世界を抜け、再び危険へと身を投じる。 輝子は鼓舞するつもりで言ったのだろうが、やっぱり何処かズレていると思った。 そして幸子は、そんな彼女に言わなければいけないことがある。 「……輝子さん、もうアナタに人殺しなんて絶対させません」 「幸子……?」 出入り口の門に差しかかった時、幸子は輝子にそう宣言した。 まず、最初にやるべきことだと思ったから。 「ゆかりさんを殺したのは、ボクの罪でもあるんです」 「そ、それは違う、よ」 「いいえ、だってボク達は悲しみも苦しみも……罪も、半分こなんでしょう?」 「それ……は……」 「ボク自身の罪を重ねないためにも、これ以上殺人なんて繰り返しちゃいけないんです。 だから、もう軽々しいことはしません。 これからは目を背けたりせずに、ちゃんと相手を見極めようと思います。 だから、人を傷つけるのはやめましょう」 「…………うん」 輝子はそう頷いたけど、納得したようには見えない。 今はそれでもいいと思う。 大切なのは、抵抗せざるを得ない状況を避けることだ。 それを自分に言い聞かせるための宣言だった。 (蘭子さん……ゆかりさん……ごめんなさい) (ボクの所為で二人は……死んでしまった) (だけど、このまま嘆いてても何も変わらないんです) (それは、二人の生きてきた時間を無駄にすることだから) (輝子さんと泣いて、やっと気付くことが出来ました) (だから、ボクはボクに出来ることをやろうと思います) まだ支え合ってくれる友が、ファンが居る。 だから、輿水幸子はもう一度立ち上がって、進んでいく。 もう間違えない、もう現実から目を背けたりはしない。 それが、過ちを犯してしまった己への償いだから。 幸子はもう一度だけ、後ろを振り返った。 絶対に、忘れない。 カワイイ自分でいるのと同じくらい、大切なこと。 命を、生きてきた時間を、背負っていくこと。 (……さようなら、またいつか) そして、前を向いた幸子は、もう二度と振り返らなかった。 ――――――歩んでいく二人の姿を、堕天使の少女が少し寂しそうに。 ――――――けれど、とびきりの笑顔で見送っていた、かもしれない。 【F-4 遊園地入場門/一日目 日中】 【星輝子】 【装備:鎖鎌、ツキヨタケon鉢植え、コルトガバメント+サプレッサー(5/7)、シカゴタイプライター(0/50)、予備マガジンx4】 【所持品:基本支給品一式×2(片方は血染め)、携帯電話、神崎蘭子の情報端末、 ヘアスプレー缶、100円ライター、メイク道具セット、未確認支給品1~2】 【状態:健康、いわゆる「特訓後」状態】 【思考・行動】 基本方針:トモダチを守る。トモダチを傷つける奴は許さない……ぞ。 0:幸子が元気になって……良かった。 1:機械に詳しい人……だれかいないかな。 2:マーダーはノーフューチャー! ……それでも幸子が危ないなら、しなくちゃいけないことなら私がするよ。 3:ネネさんからの連絡を待つ。 【輿水幸子】 【装備:グロック26(11/15)】 【所持品:基本支給品一式×1、スタミナドリンク(9本)、神崎蘭子の首輪】 【状態:胸から腹にかけて浅い切傷(手当済み)】 【思考・行動】 基本方針:かわいいボクを貫く。 自分に出来ることをやる。 0:機械に詳しい人を探す……って、ホントに居るんでしょうか? 1:もう輝子さんには、人殺しなんてさせません。 2:今度からは、他の人をちゃんと警戒しましょう。 3:……もう、現実から目を逸らしたりはしませんよ。 ※神崎蘭子の死体の原型を留めている部分は、スタッフ用エリアの部屋に布を被せて安置されています。 なお、集める際に幸子と輝子の靴底に血が染み込んでいてそのままです、そのため遊園地内に靴跡が多少残っています。 ※水本ゆかりの死体と散らばっていた残りの所持品は、メリーゴーランド近くの物陰に蘭子と同じようにして安置されています。 前:KICKSTART MY HEART 投下順に読む 次:Life Goes On 前:悪魔のささやき 時系列順に読む 次:another passion 前:彼女たちの心を乾かすXIX(太陽)――ナインティーン 輿水幸子 次:ボクの罪、私の罪 星輝子 ▲上へ戻る
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えのようなふうけい【登録タグ IA Misumi VOCALOID え 壁Neko 曲 曲あ】 作詞:Misumi 作曲:Misumi 編曲:Misumi 唄:IA 曲紹介 Misumi氏の12作目。 絵:壁Neko 歌詞 (配布ZIP内txtより転載) 水たまりを跳ね除けて駆け抜ける 雨上がりのアスファルト、空を映す 寂びた雫、頬を伝う 二つの気持ち、引き裂かれていく 花笑みが浮かんで 走るスピードあげた 絵のような風景に焦がれてく、叶わない想いを乗せて 「忘れさせて」と何度も口ずさんだね 切実と花束をあの青に放り投げてまた 笑い飛ばそう、花びら空に舞って落ちた ひとつの角持つ獣、柔らかな 藍色の瞳に僕の心映す 過ちさえ、不安でさえ 輝きの中呑み込んでくれる 「終わらせてしまおう、ここで」 泪が零れた 絵のような風景を走り出す、風に乗って、息を切らして 白のシューズで駆けた、淡色の日々を 「まだ誰もまだ誰も見たことない場所まで行こう」 唄歌って、初めての音鳴らしていく あの時投げた花束 同じ色が 一面に咲いてる景色 静かな光をただ見つめて 絵のような風景を描いてく、何度でもやり直すから 水彩色の絵の具で描き殴ってく まだ誰もまだ誰も見たことない美しい場所 つくりだそう だからね、ずっと笑っていて コメント この曲すき。 -- ななし (2016-08-01 13 47 25) 名前 コメント
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トップ ライブ配信カテゴリ概要 ゲーム配信のやり方 ニコ生で必要なもの / 2022年08月12日 (金) 04時35分11秒 これだけ!ニコ生の配信で必要になるものを確認しよう! このページでは、ニコ生でゲーム配信をするにあたり必要なものについてまとめています。 PCの使用を前提としています。 以前まで、ニコ生でPC配信できるのはプレミアム会員だけでした。しかし、2019年8月28日からは一般会員でも配信できるようになりました。 目次 配信ソフトが必須 ゲーム画面を視聴者に見せたい据置型ゲーム機の画面 携帯型ゲーム機の画面 スマホの画面 PCゲームの画面 BGMとマイクの音を視聴者に聞かせたい マイクで声を入れたい マイクの音を高音質にしたい コメントを音声合成で読みあげさせたい Webカメラの映像を配信したい 関連ページ 配信ソフトが必須 ライブ配信をするために必要不可欠な存在といえるのが、配信ソフトです。外部ツールなどとよばれることもあります。ニコ生で配信するなら、配信ソフトを用意しましょう。 ▲配信ソフトのN Air 配信ソフトは、配信を開始・終了するために必要です。また、配信ソフトの重要な役割として、配信者のPCの画面に映っているものを視聴者にも見せることができる、というのがあります。たとえば、配信者のPCにゲーム画面が映っているなら、その画面を視聴者にも見てもらえるわけです。 ゲーム配信をするなら、まず(1)ゲーム画面を自分のPCに映し、つぎに(2)ゲーム画面を視聴者に見せるための設定を配信ソフトで行う、という2段構えになることを覚えておきましょう。(1)については後述しますが、ゲーム機によって方法が異なります。いずれにせよ、ここで重要なのは配信ソフトがあればPCに映っている画面を配信できるということです。 配信ソフトには、いくつか種類があります。もし配信自体が初めてなら、公式配信ソフトであるN Airがよいかもしれません。 解説記事 備考 N Air こちら 公式配信ソフトだが、他サイトでも使える OBS Studio こちら 定番中の定番 XSplit こちら OBSと2大巨頭、有料 ▲画面の上へ ゲーム画面を視聴者に見せたい ゲーム配信では、配信者のPCにゲーム画面を映す必要があります。そして、その画面を配信ソフトで視聴者に見せることになります。 据置型ゲーム機の画面 SwitchやPS4など、据置型ゲーム機のゲーム画面をPCに映すためには、キャプチャーボードという周辺機器が必要です。たとえば、ゲーム機とキャプチャーボードをHDMIで、キャプチャーボードとPCをUSBでつなぎます。すると、PCにゲーム画面が映り、PCからゲーム音が出るようになります。 注意したいのですが、ゲーム機とTV(モニター)を接続するわけではありません。また、ゲーム機とPCを接続するわけでもありません。この2点は誤解する人が多いので、きちんと理解しておきましょう。 キャプチャーボードを購入するときは、どのゲーム機に対応しているか確認します。SwitchやPS4には対応していても、WiiやPS2には対応していないキャプチャーボードもあります。また、キャプチャーボードには遅延があるので、どのように対策するかという点も考えておきましょう。 キャプチャーボード、およびキャプチャーボードの選び方を参照 Game Capture HD60 S GC550 PLUS GV-USB3/HD 価格商品画像のリンク先 PCとの接続 USB 3.0 USB 3.0 USB 3.0 対応ゲーム機(接続できるゲーム機) ・PS4・Switch、Wii U・Xbox One、Xbox 360 ・PS4・Switch、Wii U・Xbox One、Xbox 360 ・PS4・Switch、Wii U・Xbox One、Xbox 360 TVへのゲーム画面出力 ○ ○ ○ こちら こちら こちら 特徴 低遅延 筆者お薦め 編集ソフト付属 携帯型ゲーム機の画面 3DSについては、キャプチャーボードと接続することはできません。3DS自体にキャプチャーデバイスを取り付け(改造)、3DSとPCを直接USB接続する必要があります。そうすることで、3DSの画面と音をPCに出すことができるようになります。 3DSの画面を録画・配信する方法を参照 スマホの画面 スマホの画面をPCに映すには、ミラーリングソフトが必要です。ミラーリングソフトをPCにインストールして必要な設定をすれば、無線でスマホの画面をPCに映せます。スマホの操作自体は、スマホで行います。 iPhoneなどの画面を録画・配信する方法、またはAndroid端末の画面をPCで録画・配信する方法を参照 PCゲームの画面 PCゲームの場合も、キャプチャーボードは必要ありません。ゲームを起動すれば、PCにゲーム画面が映るからです。 ▲画面の上へ BGMとマイクの音を視聴者に聞かせたい 配信者がPCで再生している音、および配信者がPCに接続しているマイクの音(自分の声)は、配信ソフトを使えば配信に乗せることができます。配信ソフトで簡単な設定をするだけですみます。 配信者がPCで再生している音としては、たとえばPCから出ているBGM、ゲーム音、Skype・Discordの通話相手の声などをあげることができます。配信者がPCで聞いている音は、視聴者にもすべて聞いてもらえると考えて差し支えありません。 かつては、こういったことをするためにステレオミキサー機能を使っていたのですが、現在は必要ありません。 ▲画面の上へ マイクで声を入れたい PC用マイクがあればマイクで声を入れることができます。マイクはノートPCに内蔵されていたり、あるいはWebカメラに内蔵されている場合がありますが、音質と利便性の観点からは別途用意したほうがよいでしょう。PC用マイクは安いものであれば1,000円くらいから購入できます。 PC用マイクを選ぶさい、ヘッドセットタイプとスタンドタイプのどちらにしようか迷うかもしれません。前者はヘッドフォンとマイクが一体となったタイプ、後者はマイクが独立しているタイプです。しかし、どちらも一長一短です。それぞれのメリット・デメリットを理解したうえで判断するようにしましょう。 実況用PCマイク、PCマイクの選び方、およびPCマイクの製品例を参照 G231 ECM-PC60 ECM-PCV80U 価格商品画像のリンク先 特徴 ・人気のヘッドセット・詳細 ・超小形サイズ・詳細 ・ソニーの定番マイク・詳細 タイプ ヘッドセット スタンドマイクピンマイク スタンドマイク ▲画面の上へ マイクの音を高音質にしたい マイクの音質はとても重要です。なぜなら、マイクの音質が悪いと視聴者はストレスを感じやすいからです。とくに視聴者が気にする音のひとつは、マイクの「サーッ」というノイズです。配信者の声を聞きたいのにノイズがうるさい、これは避けたいところでしょう。音はクリアであるべきです。そこで、オーディオインターフェースという機材を使って対策します。 オーディオインターフェースを参照 歌配信、ゲーム配信でプロのようなマイクを使っている配信者を見たことがあると思いますが、あのマイクはオーディオインターフェースに接続されています。彼らは、ノイズ対策として機材を購入しているわけです。そのほか、歌声にリバーブ(エコー)をかけたいという場合や、マイクの音量が小さくて困っているという場合にも、オーディオインターフェースは有用です。 UR12 AG03 US-32 US-366 価格商品画像のリンク先 特長 ・コスパがよい ・直感的な操作・リバーブ機能・正確にはミキサー・ゲーム実況に ・効果音を一発再生・ボイチェン機能・リバーブ機能・最高のコスパ ・エフェクトが充実・リバーブ機能 PCとの接続 USB 2.0 接続可能なマイク ・ダイナミックマイク・コンデンサーマイク ・ダイナミックマイク・コンデンサーマイク・PCマイク ・ダイナミックマイク・コンデンサーマイク・PCマイク ・ダイナミックマイク・コンデンサーマイク ループバック機能 対応 24bit/192kHz 対応 対応 非対応 対応 付属DAWソフト Cubase AI 7 Cubase AI 8 ・Cubase LE・Cubasis LE こちら こちら こちら ▲画面の上へ コメントを音声合成で読みあげさせたい コメントを直接目で確認して読む時間がない、あるいはその時間が惜しい場合、音声合成によってコメントを読みあげさせることができます。方法としては、コメントビューア(コメビュ)と、棒読みちゃんを組み合わせて実現します。 コメントビューアというのは、コメントを確認するためのアプリです。たとえば、ニコ生コメントビューア(略称NCV)や、やります!アンコちゃんがあります。コメントビューアがなくてもコメントは確認できるのですが、便利な機能がたくさん搭載されているために使う人がいるのです。 NCV やります!アンコちゃん コメントを音声合成で読みあげさせるためには、コメントビューアを導入したうえで棒読みちゃんと連携させます。連携といってもコメントビューアで簡単な設定をするだけです。音声合成でコメントを読みあげさせたいなら、まずはコメントビューアを使いこなせるようになることが重要です。棒読みちゃんを単体で使用するわけではありません。 ▲画面の上へ Webカメラの映像を配信したい Webカメラで映している映像を配信するにはWebカメラが必要です。最近のWebカメラは、マイクを内蔵しているか、またはイヤフォンマイクを付属しています。そのため、とりあえず雑談配信をしたいという場合はWebカメラがあればすぐにでも配信可能です。WebカメラはUSB接続できます。 最近のWebカメラは以前よりも使いやすくなっています。画質もずいぶん向上しました。インターネット上のレビューを参考にすれば、どのWebカメラを購入しても大きなハズレを引くことは少ないでしょう。ニコ生だとロジクールというメーカーのC920が人気です。Webカメラとして最高クラスの画質です。 Webカメラ、またはC920を参照 ▲画面の上へ 関連ページ ゲーム実況で必要なPCスペックと、おすすめPCの選び方ゲーム実況で使うPCについて理解しよう! ゲーム配信で必要になるものあらゆる配信サイトに対応!ゲーム配信で必要なものを準備しよう Switch用に、どのキャプチャーボードを購入すべきかSwitchのゲームを実況する場合の、キャプチャーボードの選び方 リバーブ(エコー)をライブ配信でかける方法生放送で声を響かせたい!じつは簡単にできる最新の方法 実況用PCマイク/こんなときはPC用マイクについてのFAQ ▲画面の上へ 名前 コメント 今も昔も結構お金かかるんだねえ 大体今はキャプチャとマイクとオーディオで35000円くらいか -- 名無しさん (2022-08-12 04 35 11) 丁寧な説明ありがとうございました。8年後にマサという実況者を見つけたら、是非是非みてください( ´ ▽ ` )ノ -- マサ(仮) (2016-04-16 17 29 18) よくわかりましたぁ。ありがとうございます??これを参考にしてみます -- しお (2015-05-10 22 31 20) ニコ生配信したくなにがいるのか わからなかったのですが 参考になりました -- 名無しさん (2013-06-02 23 14 48) 今は、中学3年生なんですが 高校生になったら、ニコ生をはじめようと考えています^w^ このページを参考にさせていただきます/// 多様な情報提供を、ありがとうございますねw -- 雨音セロリ# (2012-08-15 19 19 40)
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用語集みたいなもの