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■ 英語学習アプリ「鬼桃語り」の攻略サイト■ 鬼桃語り攻略メニューへ戻る -神ノ音降ル島 (裏) > 裏・音の続く祠 > 裏・混ざり合う音 タップ 発音 おにぎり -8 -8 Score 100 72 獲得小判 4680 4680 獲得経験値 1194 1738 宝桃 バトル① 小あか鬼火、小あお鬼火、小みどり鬼火 バトル② ちびはねきの子、小むらさき鬼火、[[]] バトル③ ちびあお子影、ちびむら子影、小むらさき鬼火 最終バトル あか鬼火、むらさき鬼火 ドロップ レア桃トモドロップ ■ 英語学習アプリ「鬼桃語り」の攻略サイト■ 鬼桃語り攻略メニューへ戻る
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これより皆様にご覧頂く一冊の本 名を『ふたつ鏡』と申します、いわゆる秘本の類にございます ここでいう鏡とは、世を映す鏡と解しまして 曰く、歴史書のことにございますれば 枝葉末節は甚だ荒唐無稽の積み重ねに感じましても 今しばらく、今しばらくはお付き合いいただきますよう よろしくお願い申し上げる次第にございます。 さて、時は遡ること百余年 まだ我々の眼が開かれていない時代の事― このページについて TRPG『ソードワールドRPG』用キャンペーンシナリオ『ふたつ鏡』についてのデータベースです。 覚書き 2013.7.29 開設
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絡まり合う陰謀 依頼主 :アルフィノ(クルザス中央高地 X26-Y28) 受注条件:レベル50~ 概要 :アドネール占星台のアルフィノは、冒険者とともにイルベルドからの報告を聞きたいようだ。 アルフィノ 「イルベルド隊長、ご苦労だった。 状況報告を頼む。」 イルベルド 「ハッ・・・・・・! まず、英雄殿が追っていた異端者に取り調べを行いましたが、 蛮神「シヴァ」の件については知らないようです。 こちらは、先ほどイシュガルド側に引き渡しを行いました。 以後は、彼らの手で追及されるでしょう。 ただ、別の収穫がありました。 奴ら・・・・・・異端者たちが、 物資輸送計画を把握していた理由が判明したのです。」 アルフィノ 「・・・・・・説明してくれ。」 イルベルド 「帝国の密偵を探っていた件・・・・・・。 先だって確保した容疑者に繋がる線を辿り、 何名か遡ることができたのですが、そこで足が途絶えました。 内偵が露見した可能性を考慮し、 この時点で、関与が疑われた者を一斉に検挙・・・・・・。 5人の容疑者を捕らえたのです。 その内のひとりが「レヴナンツトール開拓団」への 支援任務を担当する、不滅隊の輜重(しちょう)部隊の者でした。 この者は、同地に提供する物資が、 他国の支援物資と被らないようにとの配慮から、 全ての支援状況について、情報を共有する立場にありました。 今回襲われたフォルタン家からの物資についても、 提供物資の概要や輸送路まで知っていたのです。 そして、その情報を、 クルザスに出入りしている商人に売っていた・・・・・・。」 アルフィノ 「それが先ほどの・・・・・・。」 イルベルド 「ええ、情報を買った商人を突き止め、尋問したところ、 異端者のシンパだったことが判明したのです。」 アルフィノ 「なるほど、異端者の情報源はわかった。 問題なのは、密偵たちの首謀者・・・・・・姿無き「写本師」のほうか。」 イルベルド 「そちらも、目星はついています。 足の途絶え方が、あまりに手際よく不自然でしたからね。 密偵の調査を進めていることは、当然のことながら重要機密。 知っているのは、不滅隊でも局長を含め数人のみ。 その中で、時間をかけて人脈を築ける立場にあり、 なおかつ、人事権を含めた権限を行使して、 協力者から痕跡を消すことができる人物・・・・・・。」 アルフィノ 「イルベルド隊長・・・・・・君はまさか、局長の側近・・・・・・ 不滅隊結成当初から参加しているような、 古参の幹部が「写本師」だというのか。」 イルベルド 「そうです・・・・・・不滅隊の結成時には、すでに潜り込まれていた。 ・・・・・・いや、潜り込めるよう、 さらに前から準備されていたのでしょう。」 アルフィノ 「しかし、どうやって・・・・・・。」 イルベルド 「他国のグランドカンパニーである双蛇党、黒渦団は、 盟主の強力な指導力によって作られた組織。 その幹部の選出にあたっては、能力はもちろん、 盟主に対する忠誠心も考慮されたでしょう。 組織としても、理想的な構図になっています。 一方の不滅隊は、王党派であるラウバーンが、 対立する共和派を説き伏せる形で作られた組織・・・・・・。 結成時、王家に忠誠を誓う「銀冑団」はともかく、 共和派の影響下にある「銅刃団」や「鉄灯団」からは、 満足な協力を得られなかったと聞いたことがあります。 そもそも、当時ウルダハの兵力の中核だった「銅刃団」が、 傭兵の集合体ですからね。」 アルフィノ 「なるほど・・・・・・確かに、不滅隊には多数の傭兵が参加したと聞く。 しかも、グランドカンパニー自体、 帝国の脅威に対して、急遽用意されたもの。 当時の混乱の中で、初期人員として密偵を送り込む隙は、 多分にあったということか。」 イルベルド 「さらに、双蛇党、黒渦団では、 国政とグランドカンパニーの方針が、ほぼ同一であるのに対し、 不滅隊の状況は異なっています。」 アルフィノ 「王家を主とする王党派と、商人を主とする砂蠍衆ら共和派・・・・・・。 不滅隊は、対立するふたつの陣営のもとに成り立っている。 当時のエオルゼアの情勢や世論により、 表向きは、不滅隊の結成に賛成の立場をとった共和派。 しかし、国を守るべく「出資」を行って結成した不滅隊が、 いずれ王党派の筆頭であるラウバーン局長の私兵として 使われる可能性は拭えない。 そして、ここ最近の砂蠍衆の動き・・・・・・。」 イルベルド 「今回の件で、「写本師」の候補は絞られました。 ドマの民の中で、忍びの心得のある者が、裏をあたっています。 帝国がらみの密偵相手とあって、 連中、はりきっていましたからね。 吉報を待ちましょう。」 アルフィノ 「了解した。 では、第一分隊とともに調査を続けてくれ。 加えて、第二分隊には、引き続き難民暴動の後始末を。 第三、第四分隊には、クリスタル流通を洗うよう、 指示してほしい。 氷の巫女が蛮神「シヴァ」を召喚するのに、 蛮族同様クリスタルを用いるのだとしたら、 どこかに接点があるかもしれない。」 イルベルド 「承知しました。」 アルフィノ 「異端者の情報源については、アイメリク卿にも報せておこう。 これ以上の面倒は起こしたくないのでね。」 イルベルド 「・・・・・・総帥、そろそろお時間です。」 アルフィノ 「わかっている。 ガレマール帝国について、新たな情報がもたらされたらしい。 ここのところの密偵の動きも、 おそらく、これに関連したものだろう。 この情報を共有するため、三国の首領が集うことになった。 私も、クリスタルブレイブの総帥として、 参加することになっている。 エオルゼアの今後に関する重要なことだ。 「エオルゼアの守護者」である君にも同席してほしい。 ・・・・・・大丈夫、ミンフィリアの承諾も得ているよ。」 イルベルド 「写本師の正体は、必ず暴いてみせる。 俺たちクリスタルブレイブが、 ただの寄せ集めでないことを証明するためにもな・・・・・・。」 アルフィノと話す アルフィノ 「すぐにでも「氷の巫女」を追いたいところではあるが、 その道が断たれた以上、あせっても仕方が無い。 ミンフィリアと賢人の皆が、 破壊されたエーテライトの問題を解決してくれるのを待とう。 その間、君には私とともに「グリダニア」に来てもらいたい。 先にも述べたとおり、三国の首領が集い、 帝国の動向に関する情報共有を行うのだ。 グリダニア旧市街の「豊穣神祭壇」で合流しよう。 それでは、また後でな・・・・・・。」 グリダニアのアルフィノと話す イルベルド 「お偉いさん方は、総帥と英雄殿に任せるさ。 こちらはこちらで、やるべきことがあるものでね。」 物静かな道士 「この先、部外者立ち入り禁止だ。」 アルフィノ 「やあ、長旅ご苦労さま。 だが休んでいる暇などないぞ・・・・・・。 そちらの道士に声をかければ、 首領が集っている「不語仙の座卓」に案内してくれるそうだ。 さっそく向かうとしよう。」 物静かな道士と話す 物静かな道士 「カヌ・エ様をはじめ、来賓の方々は、 すでに「不語仙の座卓」に向かわれた。 ・・・・・・貴殿もさっそく向かうか?」 カヌ・エ・センナ 「本日、集まっていただいたのは、ほかでもありません。 ガレマール帝国で、大きな動きがあったようなのです。」 メルウィブ 「帝国内の次期皇帝争いを発端とする内乱が、 終結したとの話は聞いている。 ・・・・・・カヌ・エ殿、これに関することか?」 カヌ・エ・センナ 「先ごろ、ガレマール帝国皇帝・・・・・・ 「ソル・ゾス・ガルヴァス」が崩御しました。」 アルフィノ 「なに!?」 カヌ・エ・センナ 「ガレマール帝国は、ソル帝が一代で築き上げた国家。 共和制だった同国を帝政に転換させ、 世界に覇を唱える強国に押し上げたのは、 彼の軍才と指導力があればこそ。」 ラウバーン 「・・・・・・だが、そのソル帝も齢80を越え、病床に伏していた。」 アルフィノ 「跡継ぎを巡る内乱が起きたのも、それ故と聞いていたが・・・・・・。」 ラウバーン 「ソル帝の長男は、すでに死去していたな。 この皇太子の死が、帝位争いを複雑化させていたという。」 カヌ・エ・センナ 「・・・・・・ええ、二名の有力候補が台頭し、帝国は内乱状態に突入。 結果的に、ソル帝の孫にあたる大将軍・・・・・・ 「ヴァリス・イェー・ガルヴァス」がこれを征しました。」 メルウィブ 「ソル帝が崩御したとなれば、 もはや、ヴァリスの戴冠を阻む者はいない。 ・・・・・・新皇帝「ヴァリス・ゾス・ガルヴァス」の誕生か。」 カヌ・エ・センナ 「次期皇帝が決まったとはいっても、 未だに帝国内は、不穏な空気に包まれている様子。 しばらくは、新皇帝も体制固めに時間を費やすでしょう。」 ラウバーン 「・・・・・・とはいえ、新しい指導者を得れば、 帝国の支配体制は盤石となる。 未だ、この地に残留する第XIV軍団。 加えて属州となったアラミゴは、要塞化が進んでいるという。 奴らが本腰を入れて攻めてきたら・・・・・・。」 メルウィブ 「・・・・・・とても、静観していられる状況ではない。」 カヌ・エ・センナ 「帝国が動けば、神々に愛されし地「エオルゼア」は、 再び戦の炎に包まれましょう。 各国の主我が招いたアウトロー戦区の件も含め、 我々が揉めている場合ではないのです。 三国のみならず、山の都「イシュガルド」を加え、 真のエオルゼア同盟を実現せねばなりません。 そのためにも、皆々様にはご協力を願いたいのです。」 アルフィノ 「すぐにではないとはいえ、帝国の脅威が迫っている・・・・・・。 我々に残された時間は、そう多くはないだろう。 何としてもイシュガルドの門を開け、 エオルゼアをひとつにしなければならない。 そして、それができるのは、 主義や思想に捕われず、自由に行動できる私たちだけだ。 ・・・・・・そのために、クリスタルブレイブを設立したのだから。 ここから先、帝国に隙を見せるわけにはいかないな。 早急に密偵の件を解決しなくては。」 アルフィノと話す アルフィノ 「君も先ほどの会談で感じたことと思うが・・・・・・ 帝国という脅威を前にしてなお、エオルゼア諸国は、 未だにひとつになりきれていない。 理由は簡単・・・・・・根底にある相互不信さ。 三都市の首領たちが、個人的に結束していたとしても、 国全体となると話は別ということだ。 例えば、メルウィブ提督が海賊行為を禁じたとはいえ、 他都市の民には、リムサ・ロミンサを無法国家とみる者も多い。 グリダニアを閉鎖的な都市だと罵る者もいれば、 ウルダハの拝金主義を嫌う者もいるだろう・・・・・・。 特にテレジ・アデレジのように、 独走する者の存在を考えればなおさらだ。 首領個人はともかく、国全体を信用するのは難しい。 そういった意味でも「アウトロー戦区」は、 必要悪として受け入れるべきなのかもしれないな。 綺麗事だけでは、国という大器はまとまらない・・・・・・。 力尽くでも「オメガ」という力を手にしたいと望む各国の強硬派。 それらに対し、現に戦っているのだと示すためにもね。 ・・・・・・全面戦争に発展しないように、対立を制御するということさ。 ・・・・・・だが、不滅隊に潜む密偵の存在だけは、許容できない。 共通の敵に利する者が身内に残り続ければ、 同盟崩壊の危機にも繋がる。 しかし、その脅威も今日までかもしれないぞ。 イルベルド隊長が「写本師」の正体を絞り込んだようでね。 ・・・・・・しかも、その容疑者がここグリダニアに来ているという。 直ちに、エーテライト・プラザで待機している 「イルベルド」隊長と合流して、 密偵の捜査に協力してやってくれないだろうか? 蛮神「シヴァ」の件については、 動きがあり次第、必ず君に伝えよう。 今は「写本師」の確保を優先してくれ・・・・・・頼んだよ。」 エーテライト・プラザのイルベルドと話す エリヌ・ロアユ大闘将 「木々に覆われたグリダニアの風情は、 ウルダハはもちろん、故郷とも異なりますね。」 イルベルド 「よく来てくれた。 総帥から聞いているだろうが、ついに掴むことができたぞ。 帝国が送り込んだ密偵・・・・・・「写本師」の尻尾を。 いいか、慎重に行くぞ。 最後の詰めを、しくじるわけにはいかんからな。」 エリヌ・ロアユ大闘将 「久しぶりにグリダニアに来たけど・・・・・・。 やはり、黒衣森の空気は澄んでいて清々しいわね。」
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読み はつかりさんごう 正式名称 別名 和了り飜 役満 牌例 解説 3の三色同刻。ただし他家が発を槓していることが条件である。 成分分析 はつかり3号の83%は果物で出来ています。はつかり3号の11%はやらしさで出来ています。はつかり3号の5%は不思議で出来ています。はつかり3号の1%は濃硫酸で出来ています。 下位役 三色同刻 上位役 複合の制限 採用状況
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ふたつのシルエット 原題:Two Silhouettes 公開:1946年8月15日 初出:『メイク・マイン・ミュージック』(1946年) 概要 オムニバス映画『メイク・マイン・ミュージック』(1946年)の第6話として制作されたアニメーション。 アニメーションの背景と実写のバレエダンサーのシルエットを合成させた作品。 バレエダンサーは『ファンタジア』の『時の踊り』のモデルを担当したデイビッド・リシーヌ*とタチアナ・リャブシンスカヤ*の夫妻が務めた。 歌はダイナ・ショアが担当した。 キャスト 歌 ダイナ・ショア ダンサー デイビッド・リシーヌ* タチアナ・リャブシンスカヤ* 楽曲 ふたつのシルエット
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作詞:KTKT 作曲:KTKT 編曲:KTKT 歌:初音ミク 翻譯:黑提子 兩個 注意到一件渺小的事情 這個世界是由誰創作出來的呢? 那是一次龐大的思維傾注 被刺落后留存下的 僅僅一人 即使反復推敲 仍無法理解之事 輕飄飄地在空中浮游 連觸碰也未經歷 將半片的 半片的 蘋果吞嚥 殘存一個 不曾明了的事 那便是 若有一人 只有一人的話 沒法誕生任何東西 孤獨的齒輪 虛無的世界 以透明的姿態前行吧 忘卻了一件重要的大事 這頓飯菜是由誰製作出來的呢? 那是一次渺小的 心焦的焚灰晃蕩飄落 被刺落后留存下的 僅僅一人 將半句的 半句的 話語捨棄 殘存一個 不曾明了的事 那便是 若有一人 只有一人的話 沒法傳達任何東西 見到的景象 聽到的事物 朝自己的模樣邁進吧 將半片的 半片的 蘋果吞嚥 殘存一個 不曾明了的事 那便是 若有一人 只有一人的話 沒法誕生任何東西 孤獨的齒輪 虛無的世界 以透明的姿態前行吧
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APO/S53-057a b カード名:ふたつのタバコ カテゴリ:イベント 色:赤 レベル:1 コスト:0 トリガー:0 このカードは、あなたのカード名に「獅子劫」か「赤のセイバー」を含むキャラがいないなら、手札からプレイできない。 あなたは自分の山札の上から2枚を、控え室に置き、自分の控え室のレベルX以下のキャラを1枚選び、手札に戻す。Xはそれらのカードのレベルの合計に等しい。(クライマックスのレベルは0として扱う) レアリティ:U Fate/Apocrypha収録 18/05/15 今日のカード 条件付きで発動できる回収イベント。 条件となるネームは後列の“不貞隠しの兜”赤のセイバーで手っ取り早く満たせるので問題になりにくい。 回収効果はオペレーション・トルネードに似た性能。 ノーコストで山札を削りつつ、手札を整えられる便利なイベント。 “円卓の騎士”赤のセイバーでの回収がきくので発動機会も多い。 ・関連カード カード名 レベル/コスト スペック 色 備考 “円卓の騎士”赤のセイバー 1/0 5000/1/0 赤 CXシナジーで回収
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imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 作者:ろあろあ 作品概要 後でここに記載(誰かヨロシク!) ジャンル 作品を読む
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ふたつの欠片 依頼主 :ウリエンジェ(砂の家 X6-Y4) 受注条件:レベル50~ 概要 :砂の家のウリエンジェは、大迷宮バハムートの調査について告げたいことがあるようだ。 ウリエンジェ 「未だ秘めたる謎の多き、第七霊災・・・・・・。 真実を求め進むほどに、苦難と悲哀に苛まれん・・・・・・。 ・・・・・・それでも、アリゼー様は進み続けるおつもりです。 この険しき道に、あなたという「剣」の与えられんことを・・・・・・。」 アリゼー 「・・・・・・あら、あなたも来ていたのね。」 ウリエンジェ 「これは、アリゼー様・・・・・・。 此度はどうしてこちらへ・・・・・・?」 アリゼー 「次の「拘束艦」に突入するための準備が難航していてね・・・・・・。 たまには、あなたの意見を直接聞こうと思ったのよ。 Niuniuもいてくれるなら、ちょうどいいわ。 ・・・・・・本題に入る前に、今の状況を確認しましょう。 知ってのとおり、私たちの倒すべき敵は「バハムート」・・・・・・ 第七霊災の折、月の衛星「ダラガブ」より出でて、 地上を焼き尽くした蛮神よ。 奴は、カルテノー平原の地中深くで、まだ顕現し続けているわ。 今は深手を負って修復中だけれど、 いずれ完全な姿となれば、地上に出てくるかもしれない。 そうなってしまう前に、私たちは、 「バハムート」を修復している古代アラグ文明の機構・・・・・・ 「拘束艦」を、すべて停止させなければならないの。」 ウリエンジェ 「「バハムート」の復活を阻止するには、もうひとつ・・・・・・ 蛮神に祈りを捧げる者、すなわち信者の排除が必要です・・・・・・。 彼の蛮神はすでに、第七霊災で散ったはずの、 ガレマール帝国第VII軍団長「ネール」を 己が信者として取り込んでいました・・・・・・。 ネールはあなたが討ちましたが・・・・・・ その言葉からは、さらなる信者の存在が予見されています。」 アリゼー 「・・・・・・すくなくとも、テンパードがもうひとりいるのは確実よ。 そう・・・・・・賢者「ルイゾワ」・・・・・・私のお祖父様がね・・・・・・。」 ウリエンジェ 「アリゼー様・・・・・・。 我が師ルイゾワは、第七霊災の到来を防がんと、 命を懸けて「バハムート」と戦われた・・・・・・。 信者となって現れしは、昔日を映す幻影にも等しく・・・・・・ 囚われの魂が語るは、真を歪めし・・・・・・虚実の言葉・・・・・・。」 アリゼー 「・・・・・・わかっているわ。 相手が何であれ、私は絶対に歩みを止めたりしない。 お祖父様に代わって、エオルゼアを救済することこそが、 私にできる、唯一の弔いなのだから・・・・・・! だけど、実際の調査は、手詰まりになっていてね・・・・・・。 残り2つの拘束艦に繋がっていると思われる、 「ダラガブの破片」への突入口が見つからないのよ。」 ウリエンジェ 「一度・・・・・・Nikuqさんとともに・・・・・・ ダラガブの破片を、訪ねてみては如何でしょうか・・・・・・。 たとえ道が開かずとも、いずれは挑む艱難・・・・・・。 目前にすることで、得られるものもあるかと・・・・・・。 私はここに残り・・・・・・異なる解の来訪を待ちましょう・・・・・・。」 アリゼー 「異なる解・・・・・・? ・・・・・・まあいいわ、私も現地にはしばらく行ってなかったしね。 それじゃあ、同行をお願いできるかしら? 目的となるダラガブの破片は、 東ザナラーンとモードゥナにあるの。 まずは、東ザナラーン・・・・・・ 「バーニングウォール」の破片に行ってみましょう。 私の派遣した調査員がいるはずだから、訪ねてみて。」 バーニングウォールのルヴェユール家の使用人と話す ルヴェユール家の使用人 「あなたは、もしや・・・・・・ お嬢様に協力してくださっている、 Niuniu殿ではありませんか?」 アリゼー 「ダラガブの破片の調査は進んだかしら。 内部への突入口は見つかりそう?」 ルヴェユール家の使用人 「お嬢様・・・・・・申し訳ございません。 全力で調査にあたっているものの、内部への道は、まだ・・・・・・。 ダラガブの破片は、ここからでも十分見える距離にあります。 しかし、この地の特性が、調査を困難にしているのです。 この一帯には、おそらく大規模な地脈がある・・・・・・。 そのため、ダラガブの破片が突き刺さった際に、 特に多量のエーテルが噴出したのでしょう。 噴き出たエーテルは「偏属性クリスタル」となり、 破片の周辺に複雑な地形を作り上げました。 ・・・・・・結果、破片への到達が、大変困難になっているのです。 どうにか接近できる箇所から探ってはいるものの・・・・・・ 内部への突入口を見つけるには至っておりません。」 アリゼー 「そう・・・・・・もどかしいけれど、仕方ないわね・・・・・・。 一刻も早く突入口を見つけられるよう、 調査を続けてちょうだい。 ・・・・・・ここから破片を眺めていても、収穫はなさそうね。 このまま、もうひとつの破片を見に行きましょう。 モードゥナの「唄う裂谷」にあるはずだわ。」 ルヴェユール家の使用人 「僭越ながら、お嬢様・・・・・・。 実は、彼の地を担当している調査員との定時連絡が、 先刻から途絶えているのです。 「唄う裂谷」は、オーガが跋扈する危険な地。 もしかすると、調査中に何かあったのかもしれません・・・・・・。」 アリゼー 「なんですって!? だとしたら、なおさら急いで行くべきだわ・・・・・・! Niuniu、力を貸してちょうだい。 モードゥナの「唄う裂谷」で、調査員を探しましょう。」 ルヴェユール家の使用人 「「唄う裂谷」は、オーガが跋扈する危険な地。 もしかすると、調査中に何かあったのかもしれません・・・・・・。 どうか、仲間とお嬢様を、よろしくおねがいします。」 唄う裂谷のルヴェユール家の使用人を救助する ルヴェユール家の使用人 「ありがとうございます・・・・・・! オーガに襲われて、こんな場所で動けなくなってしまい・・・・・・。 冒険者さんが来てくださって、助かりました。」 アリゼー 「危険な調査を任せてしまって、すまないわね。 ・・・・・・それで、破片の内部へは突入できそうかしら?」 ルヴェユール家の使用人 「どひゃぁ! お、お嬢様・・・・・・! わたくしめが不甲斐ないばかりに、こんな場所までご足労を!? も、もも、申し訳ございません! わたくしが調査しているダラガブの破片は、 この先にあるのですが・・・・・・。 ご覧のとおり、破片は鋭く大地に突き刺さっているものの、 地上に露出しているのは、外郭のごく一部だけ・・・・・・。 突入できるような場所がないのでございます。 破片のたもとを掘ってみるという手もありますが、 このクリスタルの大地を、何ヤルム掘ればいいやら・・・・・・。 帝国製の掘削機があったとしても、途方もない作業です。 ・・・・・・調査員として結論を出すのであれば、 ここからの突入は、ほぼ不可能と言えるでしょう。」 アリゼー 「参ったわね・・・・・・。 こうしている間にも、蛮神「バハムート」の修復は進んでる。 ぐずぐずしている時間はないというのに・・・・・・。」 ウリエンジェ 「ウリエンジェです・・・・・・聞こえますか・・・・・・? 「暁」のリンクシェルで失礼します・・・・・・。 待望せし、異なる解がもたらされました・・・・・・。 残る拘束艦へ、突入できるかもしれません・・・・・・。 詳しくは、直接ご説明いたしましょう・・・・・・。 アリゼー様をつれて・・・・・・ 北ザナラーンの「青燐精製所」へお越しください・・・・・・。」 アリゼー 「拘束艦への突入方法が見つかった・・・・・・!? いったい、どういうことなの? ・・・・・・とにかく、「青燐精製所」で合流すればいいのね。 Niuniu、急いで行ってみましょう!」 ルヴェユール家の使用人 「わたくしのことは、心配なさらないでください。 本当に突入方法が見つかったのなら、すぐに撤退します。 あなたは、お嬢様と「青燐精製所」へ・・・・・・。」 青燐精製所のウリエンジェと話す ウリエンジェ 「彼方よりの来訪・・・・・・お手間をおかけしました・・・・・・。 残る拘束艦へ突入するための秘策は、 この地でのみ為せる技ですので・・・・・・。」 アリゼー 「この地って・・・・・・北ザナラーン・・・・・・? ここには、突入できるようなダラガブの破片はなかったはずよ。」 ウリエンジェ 「されど、見えざる道は繋がる・・・・・・。 過去、拘束艦から脱出してきた際に・・・・・・ 必ずこの地へと転送されていたことを、覚えておいでですか。 転送とは、大地を巡りしエーテルの奔流・・・・・・ すなわち地脈を用いて、目的地へと運ぶ術・・・・・・。」 アリゼー 「・・・・・・そうか、出口となっていた「ダラガブの爪」と拘束艦は、 エーテルの奔流で繋がっているのね。 だったら、「ダラガブの爪」へと流れるエーテルをさかのぼれば、 残る拘束艦にも転移できるかもしれない・・・・・・!」 ウリエンジェ 「はい・・・・・・先立って調査をしたところ・・・・・・ 見えざる道は2つのみにあらず、幾筋かに分岐していました。 残る拘束艦とも繋がってるのは、疑う余地もなき事実・・・・・・。 そこで、シャーレアンのエーテライト技術を応用し・・・・・・ 拘束艦への簡易転送網を形成したのです・・・・・・。」 アリゼー 「すごいわ・・・・・・! これで、残る2つの拘束艦へ突入できるのね! ・・・・・・でも、この方法のこと、どうして今まで黙っていたの? そこまで段取りが進んでいるなら、 ずいぶん前に思いついていたんじゃない?」 ウリエンジェ 「・・・・・・・・・・・・この解は、我が身が導いたにあらず。 私はただ、真実と真実を繋ぐ、使者にすぎません・・・・・・。」 アリゼー 「どういうこと・・・・・・? だって、「バハムート」の調査を進めているのは、 私とあなた、それにNiuniuだけでしょう・・・・・・? ・・・・・・とにかく、「ダラガブの爪」に行ってみましょう。 どういう経緯があったにせよ、 「バハムート」の復活を止められるなら構わないわ。」 アリゼーと話す アリゼー 「転送網の調整をしているのね・・・・・・。 でも、どうして不滅隊が・・・・・・?」 ???? 「あれは、不滅隊に所属するルヴェユール家の者だ。 ・・・・・・君だって、いつも同じ手を使うだろう?」 アリゼー 「アルフィノ・・・・・・! あなた、どうしてここに・・・・・・!」 アルフィノ 「ここにいるのは当然さ。 ウリエンジェには黙っていてもらったが・・・・・・ 拘束艦への転送を提案し、準備を整えたのは、私だからね。 ・・・・・・先に断っておくが、メテオの傷跡の調査に、 君の嫌いな「政治」を介入させるつもりはない。 混乱を避けるため、各国を遠ざけた君の判断には賛成だ。 一方で、蛮神「バハムート」の復活が進んでいるのであれば、 何としてでも、それを退けなければならないだろう・・・・・・。 だから、転送網を整えたのは、 私個人からできる最大限の支援だとでも思ってほしい。」 アリゼー 「ウリエンジェ・・・・・・! あなた、調査のことをアルフィノに話したのね!?」 ウリエンジェ 「申し訳ありません・・・・・・。 ですがアリゼー様は、ルイゾワ様を討たんとしている・・・・・・。 それが、たとえ傀儡とされた幻影であれ・・・・・・ 同じように魂をわけたアルフィノ様だけは、 知っておくべき事実と思ったのです・・・・・・。」 アリゼー 「・・・・・・私たちは、テンパードとなったお祖父様を討って、 蛮神「バハムート」の復活を阻止するわ! 止めようとしても無駄よ! 私は私のやり方で、エオルゼアを救済する。 お祖父様が遺した意志を、私がやりとげるの・・・・・・!」 アルフィノ 「お祖父様のために、か・・・・・・。 君の戦う理由は、いつだってそうだ。 到底、君自身の「決断」とは、言えないままじゃないか。」 アリゼー 「なんですって・・・・・・!? ひとりでわかったような口を利かないで! あなただって、エオルゼアの救済を目指しているじゃない! お祖父様の守ろうとしたエオルゼアを、私たちが守る・・・・・・ そのために、ふたりでこの地へやってきたんでしょう!?」 アルフィノ 「ああ、その目的は変わっていないよ。 だが・・・・・・君はただ、お祖父様を追いかけていたいだけだ。 自分の守るべき「エオルゼア」が何なのか・・・・・・ アリゼー、君はきっと答えられない。 ・・・・・・何にせよ、蛮神「バハムート」の復活阻止が最優先だ。 テンパードと化した祖父を討つことにも、異論はない。 ただし、今回の調査には、私も同行させてくれないか。 ルヴェユール家の子息として、 結末を見届ける権利はあるはずだ。」 アリゼー 「・・・・・・わかったわ。 でも、これは私たちの進めてきた戦いよ。 余計な口出しは許さないから。」 アーケンラッド闘軍曹 「お嬢様、私は拘束艦への転送網の構築を任された、 アーケンラッドと申します。 間もなく転送網の準備が整いますので、 お嬢様とNiuniu様も、突入のご準備を・・・・・・。 私は「青燐精製所」で待機しておりますので。」 アリゼー 「・・・・・・私も準備をしてくるわ。 大丈夫・・・・・・これは私自身の「決断」よ・・・・・・。 あなたと進んできた道は、きっと間違っていないもの・・・・・・。」 アーケンラッド闘軍曹と話す アーケンラッド闘軍曹 「Niuniu様、お待ちしておりました。 皆様を拘束艦へ転送する準備は、すでに整っております。 残る拘束艦は、東ザナラーンとモードゥナにある破片から、 接続されているはずのものです。 ・・・・・・現場は、すでにご覧になってきたそうですね。 我々が設置した転送網により、 今回は、拘束艦の内部へ、直接転送されることとなります。 道程こそ省けるものの、危険度は高いとお考えください。 では、あなた様の準備ができ次第、転送を開始しましょう。 まずは、東ザナラーンの破片から繋がる拘束艦へ・・・・・・。 ご健闘をお祈りしております。」 アーケンラッド闘軍曹 「「大迷宮バハムート」の最深部たる拘束艦へ、 皆様を転送いたします。 くれぐれもお気をつけて・・・・・・そして、ご健闘を!」 (どうする?) (「大迷宮バハムート:真成編」の開始条件について聞く) アーケンラッド闘軍曹 「残る拘束艦は2つ・・・・・・。 いずれも、あなた様の力なくしては踏破の叶わない、 エオルゼア屈指の危険地帯でしょう。」
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灯台。その上階にて、少女は下界を見下ろしていた。 桃色の髪が特徴的で、体型や顔立ちはまだ年端もいかない少女のもの。 ごく普通の可愛らしい中学生に見える桃色の少女の中で、唯一つ、その何かを悟ったような瞳だけが異彩を放っている。 多くの参加者たちの例に漏れず、彼女もこの悪夢じみた状況への困惑を落ち着いた佇まいから漂わせていた。 でも、それだけではない。 少女を惑わすものはもう一つあった。 「どうして………?」 少女には、何より理解できないことがあったのだ。 殺し合いに巻き込まれたことよりもなお大きな疑問点が存在していた。 夢とか思い込みとかで片付けられるほど単純な話では、ない。 しっかりと覚えている、あの”破滅”の絵図を。 そして、友へと望みを託して命を喪う瞬間を――――。 (私は死んだハズ、ワルプルギスの夜の討伐に失敗して) 少女、鹿目まどかは努めて冷静に考える。 彼女はその落ち着きからも分かるように、普通の少女ではない。 まどかは街を守る為に戦う、正義の魔法少女である。 一匹の猫を救う奇跡の対価として戦うための力と、そして人間らしい死など決して約束されない呪われた肉体を手に入れた。 今のまどかは真実を知っている。 魔法少女の真実を、知っている。 (それにあの人、願いを叶えるって……。キュゥべえは関係ないみたいだけど、聖杯の話がもし本当だとしたら………) 願いを叶える力は、まさしく魅惑の果実だ。 けれど、その果実には必ず毒があるのもまどかは知っている。 魔法少女の契約には、知らされない裏があるのと同じように。 聖杯とやらが本当にあるのか否かはまだ分からない。 が、もしも実在するのだとしたら。 それが良からぬ考えをもくろむ人間の手に渡りでもしたら。 最悪の事態が起こることだって、考えねばならないだろう。 「――止めなきゃ……!!」 思わず、焦りを含んだ声が漏れる。 自分は魔法少女だ。人々のために戦う魔法少女が殺し合いを良しとするなんて、絶対にあり得ない話。 どうして死んだハズの自分が生きているのかは、一先ず後回しだ。 自分だけが例外というわけでないことは、彼女がその右手に握り締めている一枚の紙――参加者名簿からも分かっている。 魔女になって命を落とした美樹さやか。 仲間の凶弾に倒れた佐倉杏子。 そして此の手で命を奪った巴マミ。 すべてを託した親友も含めて四人、かつての仲間が勢揃いしている。 彼女たちは強い。 その強さにまどかは何度も助けられてきた。 彼女たちとならできる。 この殺し合いを駆逐して、聖杯を然るべき形で処理することができる。 まどかは子どものような純粋さでそう信じていた。 一抹の疑念さえも抱かぬ綺麗な心で、そう信じることができた。 「――……少し、いいか?」 唐突に、背後から自分へ向けての呼びかけが響いた。 少し驚きこそしたが取り乱すことなく振り向くと、そこにはまどかよりもずっと年上だろう、一人の男性が立っていた。 丸腰ではない。 その片手には魔法少女の得物にもよく似た、一本の大剣が収まっている。 一瞬だけ警戒をしてしまったが、男性に敵意は無さそうだ。 そもそも、殺す気があるのなら背後からの不意打ちで事足りるという話。 迂闊なほどの無防備を晒していたのだから、その隙を突くことくらいなら普通の人間でも十二分に可能だった筈である。 まどかは「は、はい!」と少し戸惑いつつ応えた。 どうにも格好つかないのがちょっとだけ情けなかった。 「俺はゼスト。ゼスト・グランガイツだ――殺し合いには乗っていない」 嘘を言っているか疑るのは簡単だが、それこそ不毛なことだ。 まどかはつまらない警戒を解いて、ゼストへと自己紹介を返す。 「私は鹿目まどかっていいます。私も、乗ってなんかいません」 魔法少女の衣装に身を包むまどかの姿は相当に奇抜なものである。 それに大した驚きも見せないゼストを、まどかは内心で「冷静な人だな」という判断を下したが、それは実のところ誤りである。 彼の常識では、まどかのような魔法少女はさして珍しくはないのだ。 それも、もっと大っぴらにその存在は認知されている。 「まどか、だな。よろしく頼む」 ゼストの醸す雰囲気は、魔法少女よりもどこか研ぎ澄まされている。 彼女はまだ知らないことだが、彼もまた魔法少女に匹敵――あるいはそれを凌駕し得る力をその肉体に秘めている。 そして彼もまた、まどかと同じく一度は戦死を喫した身。 二人の間には、意外なほど共通点があった。 「いきなりで悪いがな、言っておくことがある。俺はあの変態科学者とは知り合いだ、一時は仲間であったことも、一応ある」 「……そうなんですか?」 「ああ。ただし、仲間と呼べるほど上等な関係じゃあなかったが」 ゼストとスカリエッティは確かに一時手を組んでいた。 だが、それはあくまで利害の一致。それ以上でも以下でもない。 自分の復讐を遂げるという目的のためだけの同盟関係。 今回までヤツに力添えする理由は何一つとしてなかった。 「だから分かる。アレが語った聖杯の話の信憑性はかなり高い」 それでも、一応ジェイル・スカリエッティがどのような人間であり、どのような思考を有するのかはある程度把握していた。 ゼストは語る。スカリエッティが企てたとある計画の話を。 まどかにしてみればそれは驚きの連続だった。 自分の住む地球以外に世界が存在するなど、眉唾だとばかり思っていた。 「目的の為になら、手段を選ばない男……」 復唱しつつ、まどかは納得する。 確かに、少しでもまともな感性を持っていればこんなことは出来ない。 そのスカリエッティが、愉悦なんてつまらない理由で動くことはまずあり得ないだろうと、ゼストは極めて冷静に断じた。 「あの男が事を行うとすれば、それは奴が動くに足る事項がある場合のみだ。スカリエッティは本当に、聖杯を卸す為だけにこの悪夢を企て、実行してのけたのだ――もっとも、本当に願いを叶えることを奴が許すかどうかは、俺にも分からないがな」 ひどい話である。 心を鬼にしてたくさん殺して、それで願いが確約されないなんて。 キュゥべえの魔法少女契約がマシに見えるほど、悪辣な話だ。 尚更止めなきゃいけないとまどかは思った。 スカリエッティを倒して、こんな酷い実験を一刻も早く終わらせる。 それが、魔法少女として真に自分がやるべきことだ。 「それでだ。俺はスカリエッティを倒すために動こうと思う」 「私も、協力させてください」 まどかは即答した。 ゼストの話を聞いて、立ち上がらずにはいられなかった。 スカリエッティ――ある意味では魔女さえ上回る害悪の化身だ。 無限といってもいいその飽くなき欲望を、他人を使って満たす。 そんな自分勝手で誰かが涙するなんて、まどかには耐えられない。 「ああ、そうしてくれると助かる。流石に今回ばかりは、俺の手にも余るのでな………」 まどかは気付かない。 ゼストはまだ、彼女へと隠し事をしていることに。 彼のかつてスカリエッティと関わっていた理由も、聞いていない。 そしてその復讐劇の果てに、彼がどんな幕切れを曝したのかも。 何も知らない少女に、少しだけゼストは罪悪感を覚えた。 間違ったことはしていない。そう自分へ言い聞かせても、胸の内でくすぶる一抹の火種までは払拭しきれなかった。 (まどかは、優しい少女のようだ) 声には出さないで、彼は思う。 優しさは確かに美徳だ。けれど、必ずしも最善ではない。 ゼストはそれを知っている。 (ならば、どう思うのだろうな――――) 殺し合いの打破。 かつて仲間だったルーテシアを死なせる訳にはいかないし、進んで他人を殺してまわるのも決して望んではいない。 (――スカリエッティを、殺すことを) まどかは優しい。 果たして優しい少女は、許せるのだろうか。 必要とはいえ生ける存在を殺すことを。 【一日目/深夜/Aー6・灯台】 【ゼスト・グランガイツ@魔法少女リリカルなのはStrikerS】 [状態]健康 [装備]レヴァンティン@魔法少女リリカルなのはStrikerS [所持品]基本支給品一式、ランダム支給品1~2 [思考・行動] 0:殺し合いを潰す。スカリエッティを殺す。 1:ルーテシアを探して保護したい。まどかと行動 ※死亡後からの参加です ※鹿目まどかの魔法少女の原理を知りません 【鹿目まどか@魔法少女まどか☆マギカ】 [状態]健康 [装備]弓矢@魔法少女まどか☆マギカ、まどかのソウルジェム@魔法少女まどか☆マギカ [所持品]基本支給品一式、ランダム支給品1 [思考・行動] 0:殺し合いを終わらせて、主催者を倒す 1:弱者を保護する。ゼストさんと協力していきたい ※二週目ループ死亡後からの参加です ※魔法少女リリカルなのはStrikerS、JS事件関連の情報をある程度得ましたが、全てというわけではありません 時系列順で読む Back 迷いの森 Next イフ・フェイト・ステイナイト キャラを追って読む 実験開始 ゼスト・グランガイツ Next [[]] 実験開始 鹿目まどか Next [[]]