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・ぬちゃぬちゃあきの超小ネタ ――――――――――――――――――――――――― 俺はしょっちゅう飼いゆっくりと外食しに行く。 今日は給料日だったから焼き肉に入ったんだ。 「うー♪めーりんいっぱいたべる♪」 「そうだなぁ。俺より食べてるよな・・・・・・金足りるか・・・」 余りにめーりんがいっぱい食べるのでちょっと怖くなってきてしまった。 「じゃおーん!!」 ま、うれしそうだからいいけど。 「ほら、ふらん。焼き赤ゆもっと食べろ。」 俺はゆっくり焼き用の赤ゆを網に乗せる。 「ゆぎゃあぁぁぁぁ!!!あぢゅいぃぃぃぃ!!!!!」 「わぎゃらにゃいよぉぉぉぉぉぉ!!!!」 「うー。もっとたべる!うー、しね!!ゆっくりしねっ!!」 ふらんは網に乗った赤ゆを箸でつついてより甘くしたいみたいだ。 一方めーりんはまだ食べる。食べる食べる。 「じゃおォン」 「めーりんはまるでゆっくり火力発電所だ・・・・」 「うー?なにいってるの?」 「なんでもないよ・・・・・・・」 もうめーりん連れて焼き肉や来ない!とか思いつつ、涙を流す俺であった。 「じゃおーん♪」 ――――――――――――――――――――――――― 小さくまとめました ではでは
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ひきがねコート ランク:C G(永い後日談のネクロニカ) 属性 ・女 ・ドール ・レクイエム ・武装少女 ・ゾンビ 敗北条件 固有の敗北条件なし 能力値 ESP能力レベル 4(+1) ESPパワー 20 耐久力 5 精神力 6(+1) 特殊能力 ・死なないからだ[全般][常動] 耐久力を宣言する場合、常に4で宣言しなければならない。 ・たからもの[戦闘][支援] この戦闘中以下の能力を得る。また、たからものがある限り精神力が+1される。 この能力は1戦闘に1回のみ使用可能。 *狂気[戦闘][特殊][常動] たからものを使用した戦闘中にこのキャラクターが2以上のダメージを受けた時、 たからものは失われ、自身の精神力に10:1の損害判定を行う。 ・魔弾[戦闘] ESP能力レベルを+1して「~弾」と名のついたCカードを使用できる。 ・狙撃ライフル[戦闘] 自分が使用したビームキャノンによって損害判定を行う場合、その損害判定の出目を1ずらすことができる。 ・アンデッドガン[戦闘][特殊] バズーカを使用する時、攻撃対象を自分以外の全体に変更する。 ESPパワーを追加で3消費する。 ・二丁拳銃[戦闘][主要][攻撃][固有] Cカードのレイガンを2枚またはブラスターを2枚使用し、対象1体に連続攻撃を行う。 解説・動き方 「死なないからだ」の効果を忘れないように注意すること。 耐久力が5以上の場合でも耐久力を4で宣言しなければいけない点には特に注意。 普段は4-5-6だがたからものを使用すれば4-5-7になれる。 ただし、2ダメージ以上受けるとたからものが使用不可になるだけでなく 精神力に10:1の損害判定を行わなくてはならない。 ここが正念場、という時にだけ使うと良いだろう。 残り耐久力が2以下の時にはほぼノーリスクなので積極的に使うと良い。 魔弾の効果と合わせれば5レベルかつ精神力7なのでD弾も前向きに使用できる。 ただし、ESPパワーが少なめなので残りESPパワーには気をつけて戦おう。 余談 2018/10/01 誤植が元で耐久力が5にエラッタされた。 ESPパワー少ないしこれぐらいはいいか、というテキトーな判断で強化されてしまった。 Q&A Q.このキャラクターは耐久力が3以下の場合でも耐久力を4で宣言しますか? A.はい、耐久力が3以下の場合でも耐久力を4で宣言できます。 というか、4で宣言しなければいけません。 このキャラクターへの意見 名前 コメント
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ダウンロード 祭りページ ゲーム紹介 不遇な者達が力を合わせるRPG。 いつまでもひきかえけんでは居られない! スクリーンショット テリーの目の前で衝撃の事態が!? 異世界へやってきたテリー 仲間を編成しよう 何処かで見た人がいっぱい スペクトラルタワーに挑め! 感想など `09夏の陣「黒歴史をもう一度」にこの作品と似た設定のエピソードがあるけど何か関連性あるんだろうか。 -- 名無しさん (2013-06-14 20 51 45) 作者が同じなんじゃね -- 名無しさん (2013-06-15 10 13 36) http //ux.getuploader.com/revsummer03/download/25/ひきかえファンタジーパッチ.zip -- 名無しさん (2014-11-10 08 19 43) 掲示板見れないからわからないけど、最新はコレに上をつけたの?http //ux.getuploader.com/revsummer05/download/21/ひきかえファンタジーver.zip -- 名無しさん (2014-11-10 08 21 04) 名前 コメント
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このページを編集 ナス 523 :既にその名前は使われています:2007/06/12(火) 02 09 45.61 ID B6QiDLUj ナスって嫌いな野菜でよく挙げられるけど あれ自体に味無いよね、ほとんど 524 :既にその名前は使われています:2007/06/12(火) 02 23 07.23 ID CPBtxLpZ 焼きナスの旨さは異常 525 :既にその名前は使われています:2007/06/12(火) 02 23 35.37 ID 4iUAUv/0 味あるぞw 自分のまわりの茄子嫌いはこぞって食感がいやみたいだけど。 トマトベースのミートソースに茄子をあわせたスパゲティ食いたいage 528 :既にその名前は使われています:2007/06/12(火) 04 18 53.62 ID bV2oWR6h ››524 ナスっていま安いの? 焼きナスが無性に食いたくなってきたんだが・・ 529 :既にその名前は使われています:2007/06/12(火) 05 50 21.22 ID zHvg2HRb 秋茄子は嫁に食わせるなよ!なんでかしらんけど。 焼いて、皮?剥いて湯通ししたり、二つに切って焼いてももウマイよなー。 今の値段はしらねw 530 :既にその名前は使われています:2007/06/12(火) 06 02 37.45 ID CEBahBjE 茄子は油との相性めちゃいいから あげびたしが好き(´∀`) 531 :既にその名前は使われています:2007/06/12(火) 06 04 16.39 ID TSTTgZLC ナスは軽く油で揚げたのをトマトソースのパスタに混ぜると美味しいよ 532 :既にその名前は使われています:2007/06/12(火) 06 07 54.04 ID 1OSTrwns 茄子はなんにでもイケルね という事でお前ら今夜は茄子な! 533 :既にその名前は使われています:2007/06/12(火) 07 27 28.41 ID n0HrmVl4 茄子は加熱後の見た目がどうも食べ物には見えないんだよな 今は全然食えるけどw あげびたしが食いたくなってきた 534 :既にその名前は使われています:2007/06/12(火) 07 31 08.28 ID JZ55VJ9N マーボー茄子とかも美味いよな。 535 :既にその名前は使われています:2007/06/12(火) 07 39 35.10 ID rcoEIUzf ›533 昔の会社の同僚がナスはカブトムシみたいに見えて食べられないって言ってたw 536 :既にその名前は使われています:2007/06/12(火) 08 51 59.85 ID 38R1zqYk 今日の話題は特にナス 538 :既にその名前は使われています:2007/06/12(火) 10 48 07.39 ID o2TcMASQ ››529 ナスは体の熱を奪う効果があるんだが、 秋茄子を旨いと嫁が食いすぎると体が冷えて 子供を産めない体になってしまったり流産したりするので 食べ過ぎないように注意してるわけだ。 539 :既にその名前は使われています:2007/06/12(火) 10 57 18.61 ID CYfFmppp 危険水域だからage。 茄子はトマトと合うのかなー。 トマトも夏野菜だから、季節ものってことで合わせただけだろうかw ナス入りトマトソースのパスタ食べたいぜー。 540 :既にその名前は使われています:2007/06/12(火) 11 22 11.32 ID rcoEIUzf ›539 ナスとトマトとピーマンと唐辛子は同じ種類の植物だから合うぜ 542 :既にその名前は使われています:2007/06/12(火) 12 05 53.19 ID P7YEPEPz ここ見てたらナス食いたくなったw 丁度休みだし、今から買いだしに行ってムサカでも作ってみよう。 543 :既にその名前は使われています:2007/06/12(火) 14 51 25.71 ID CYfFmppp 危険危険! 284はやばいってw ageage。 ››540 同じナス科だから相性がいいのかーなるほどね。 545 :既にその名前は使われています:2007/06/12(火) 16 13 39.04 ID f8NGw6Mv ナス皮むき器で皮ひん剥いてラップで簀巻き、レンジで加熱してウマー しょうが&めんつゆでウママー 豚肉とさっと茹でてもウマママー 546 :既にその名前は使われています:2007/06/12(火) 17 17 46.36 ID Gt5Zjpz0 ››545の蒸しナスを軽くほぐし、茹でて水切りしたそうめんの上に盛る。 その上に、千切りして水にさらしたみょうが+おろししょうがを添え、 めんつゆをかけて食べる(´∀`)ウマー。好みですりゴマかけても美味しいかもね。 551 :既にその名前は使われています:2007/06/12(火) 20 22 23.25 ID S8FnD8KW ナスを縦に半分に切る(でかかったら3枚におろして?もおk) ↓ 断面の方を上にしてシーチキン乗せる ↓ とろける系のピザ用とかのチーズをまぶす ↓ オーブンで焼く ↓ 醤油かけて食う ウマイ 561 :既にその名前は使われています:2007/06/13(水) 02 09 55.82 ID wL/RmFT7 今日のナス報告 ナスを縦半分に切り、ひき肉に味噌、酒、ショウガなどを混ぜた物を 塗ってグリルでじっくりと焼いてウマーでした。 今日は普通のナスだったけど、米なすみたいな大きいナスを見かけたら またやってみる。 問題は箸の他にフォークとナイフを用意しないといけないとこ;; 562 :既にその名前は使われています:2007/06/13(水) 02 25 55.23 ID ZWbtEmlS 肉をナスで挟んで揚げたのを旭ポン酢で食うと射精しそうなほどウマかった。 と言うか旭ポン酢の破壊力はポン酢レベルを大きく上回っており大変危険なのでお前らは白線の内側でお待ちください。 ナスが通ります 571 :既にその名前は使われています:2007/06/13(水) 02 58 24.52 ID EkG4unNo 茄子を厚切りにして、オリーブオイルでじっくりと焼き、 塩かポン酢で食べるの超ウマー! 茄子ラヴ! ボーナスもラヴ! ボーナス出たら鴨スモーク買う! 7 :既にその名前は使われています:2008/09/07(日) 14 23 18 ID H2xRBFNG 茄子、ダイエット中なら大根おろしと合わせると かさが増えた感じでいいよ~ レンジの蒸し茄子をおろし和えにしたり、 きのこと一緒にめんつゆで煮て、おろしも入れるとか。 あとは味噌汁もいいんじゃないか? 113 :既にその名前は使われています:2008/09/09(火) 21 30 29 ID JCIkT/vf 茄子やべー このスレか前スレかに書いてた、油で焼いて 麺つゆかけるだけってのやってみたらすごいうまい! ちょっとおろししょうが乗せたら、これだけでメシ3杯いけそうだはw 114 :既にその名前は使われています:2008/09/09(火) 21 33 03 ID ur7M7lDo 茄子と豚バラの味噌炒め。おいしゅうございました。 116 :既にその名前は使われています:2008/09/09(火) 22 20 21 ID MvGvKE4L ››113 エリンギを半分に切って麺つゆにつけたやつも旨いから今度やってみな 117 :既にその名前は使われています:2008/09/09(火) 23 45 25 ID JCIkT/vf ››116 なんか固そうなイメージあるけどそうでもないの? キノコで固いっつっても限度があるよなきっとw 今度試してみるよーありがつー 118 :既にその名前は使われています:2008/09/09(火) 23 47 16 ID oc+SsjKJ 茄子やまいたけ、カボチャ焼いてポン酢に漬けて揚げびたしみたいなのもオススメです ナスの保存 574 :既にその名前は使われています:2007/06/13(水) 08 35 06.87 ID UPWUxkzZ なすびの保存どうしてる? 切る前は常温だけど、一回で一本使うのちょっと多くない? いつも無理矢理食ってるんだが、ラップ撒いて冷蔵庫でも1日ぐらい持つのかな。 575 :既にその名前は使われています:2007/06/13(水) 09 24 04.48 ID KfyxNHka ››574 っ ttp //www.110831.com/vege_waza/09yasai_hozon.htm 参考においときますね。 保存となるといつもニンニクと生姜が困るんだよなあ。 11 :既にその名前は使われています:2008/09/07(日) 18 07 24 ID 5FC35nV5 実家から送られてくる野菜が邪魔すぎる 茄子トマトピーマンおくら いつも全部使う前に腐ってしまう まとめて調理して冷凍しておける美味しい料理ないだろうか 特にトマト 16 :既にその名前は使われています:2008/09/07(日) 19 14 07 ID tTz3k0E2 煮物の味付けがめんどうだったら、麺つゆでいけるよ 薄めのめんつゆにシラス一掴みと適当に切った茄子を入れて 好みの硬さになるまで煮るだけw ››11 茄子は生のまま冷凍できるらしいよ 煮物にしか使えなくなるって話だったけど そのまま煮られるサイズに切って、袋に入れてそのまま冷凍。 んで凍ったまま料理していいらしい。 うちの母親の話だから、味は保障しないw
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所在地 八王子市東浅川町530-10 地図 TEL 042-661-5967 営業時間 11 30-15 00 17 00-20 30 定休日 日曜日 備考 定食屋さんです。 コメント(このページはIPアドレス監視中です。またURLを含むコメントを書き込めません。) ここのラーメンは昔ながらの中華そばといった感じです。400円とリーズナブル。具はチャーシュー、刻み玉葱、ホウレン草、メンマ。トッピングにニンニク、ラージャンがついてきます。 -- 名無しさん (2009-01-14 06 50 23) タンメン500円。 色々な野菜がたっぷりで少し茶濁した少し甘い塩スープ。 細切れ豚や野菜の旨味も良く出ていてなかなか美味いです。 これで500円は安いですね。 他の麺類も600円止まりで嬉しい価格です。 -- 名無しさん (2009-11-03 17 51 25) 駐車場はありますか? -- 名無しさん (2009-11-03 18 50 09) お店の左脇に2台は入れる空地があります。あまり車の通りのある道ではないので路駐もごめんなさいでアリかも? タンメンを食べ始めてからメニューの中に「越後タンメン600円」なるものを見つけてしまいました。 うーーん、気になる(^^;; -- 名無しさん (2009-11-03 20 51 59) ↑有難うございます!様子が良くわかりました! 近いうちに出かけてみたいと思います。 個人的に、普通のラーメンも好きですけど、タンメンも大好きなんです~。 お店の名前を冠したタンメンも、確かに気になりますね~。 -- 名無しさん (2009-11-03 21 14 26) ふふふ…お主も悪よのう -- 名無しさん (2009-11-03 23 53 55) ↑ふふふ。この店名には、私もまずそう思いマシタよ~。(笑) -- 名無しさん (2009-11-03 23 58 01) 地道なおじちゃんとおばちゃんがやってる店だから 安心して食べに行ってあげてくださいな。 -- 名無しさん (2009-11-04 01 24 44) 初来店してきました! 上のコメントを拝見し、タンメンを食べようと思って伺ったので、まず、普通のタンメンと「越後タンメン」との違いをお尋ねしました。越後の方は、「筍とひき肉を使っていてちょっと辛い」ということでしたので、塩味の方が好みの私は、五目タンメン(600円)をいただきました。 豚肉と白菜とキャベツともやしがたっぷりの普通のタンメンの上に、柔らかくて大きなチャーシューが一枚、ハムが一枚、ゆで卵半分、メンマ、ピンクのかまぼこ、厚切りのナルトが二枚載っており、ボリュームがあり、アツアツで、なかなか美味しかったです。 連れの者は、からあげ定食(700円)とハンバーグ定食(700円)を頼みましたが、いずれもボリューム満点!御飯は丼に入っていましたし、味噌汁もモヤシとワカメがたっぷり使われていました。特に、付け合せの野菜がしっかりとたっぷり付いていて(レモンの薄切りは一センチの厚さがありましたよ!(笑)、良心的で、この値段でこれはホントに嬉しいなぁと思いました。 他のお客さんたちも、麺類(多分、タンメン)を頼んでいたり、定食(串カツ、コロッケ)を頼んでいたり、お望みのままという感じでした。個人的に、地道なおじちゃんとおばちゃんがやっている、正直で真面目なお店だと感じましたし、他にも色々と気になるメニュー満載でしたので、また伺いたいと思います。 ただ、惜しむらくは、ちょうどお店の消毒をしたところだったのでしょうか、店前と入店後にも、消毒薬の臭いがちょっと漂っていたのが残念でしたネ・・・。 -- 名無しさん (2009-12-05 16 00 15) 消毒するのは良い事だし、 そのまま臭っちゃうとこなんかは正直さの現われかもね。 -- 名無しさん (2009-12-05 19 44 57) ここは昔八日町にあった店とは別物ですか? 顔は怖いけど、口調がやさしいおじさんが夫婦でやってたんです。 -- 名無しさん (2009-12-05 20 05 18) ↑上で、昔とおっしゃるのが、どれくらい昔のことなのかわかりませんし、私自身もそのお店を存じ上げないので確かなことは言えないのですが・・・。 八日町のお店が移転されたのかどうかはわかりませんが、このお店自体は、一階が店舗、二階が住居という、歴史を感じさせる建物の雰囲気でした。 店内の飾り物も、昔ながらの(天狗のお面とか、般若のお面とかがありました!)それこそ昭和・・・という感じでしたよ~。 -- 名無しさん (2009-12-06 11 35 57) ありがとございます。おそらく私が思ってる越後屋さんとは違うみたいですね。 私が思ってる店は0時くらいまでやってて、コロッケ定食やわらじみたいなとんかつ定食があった店です。 ラーメンは食べたことがありません笑 -- 名無しさん (2009-12-07 10 24 31) ↑の方が仰る八日町の越後屋ですが、地主に立ち退きを迫られていたのもありましけど 奥様がご病気で再開は難しいと、人づてに聞いたことがあります。 私も好きな店だったのですが・・・もう15年くらい経ちますね。 -- 名無しさん (2009-12-09 13 05 04) ↑今の場所で40年以上やってますよ -- 名無しさん (2014-08-18 16 47 20) もやしラーメン500円も旨いで -- タク運 (2014-08-19 10 46 50) ここは良い意味でとても貴重な店。もう若くはないご夫婦にいつまでも頑張ってもらいたいです。 -- 名無しさん (2014-08-19 22 23 01) おお、懐かしい店がアゲられてる^^ 暫く前にタンメンを食べに行ったっけ。 安くて美味かった記憶があるよ。 また行ってみたくなったな。 -- 名無しさん (2014-08-20 10 44 36) 上の書き込みの者です。 行ってきました越後屋さん。 以前に行った時にはタンメン/500円を食べて美味かったけど食べながら気になっていた越後屋タンメン600円を今回は食べました。 オーダー前にタンメンとの違いは?って聞いたら、タケノコと椎茸と挽肉を使ったあんかけだと。 てっきり野菜たっぷりのタンメンの上にあんかけが乗ってくるのかと思ってたら・・・ ビックリ、野菜なしでした。麺にいきなり説明のあんかけが乗ってます。 しまった!失敗したか~と思いながら食べだしたらさ、美味いじゃんコレ♪ 醤油系のあんかけは美味いし小さい四角に刻まれたタケノコの食感もいいし、 メニュー名の「タンメン」の面影は微塵もないけど大正解に美味かった。 スープを全部飲み干して完食でした。味は違うけど食べながら小松亭のジャジャ麺を思い浮かべてました。 -- 名無しさん (2014-09-08 01 35 37) 今回は「タンメン」を食べてきました。 見た目よりも食べてみると野菜達がたっぷりで意外と食べでがありました。 スープも野菜の旨味がたっぷり出ててなんとも美味かったです。 古い建物にレトロで古いけど清潔に掃除されていると見受けられる店内、 麺類も安いし美味いし、私的にはとても好きなお店です。 何故か「その他」に分類されてますが麺類のメニューも沢山ありますよ。 -- 名無しさん (2015-01-15 11 36 02) タンメン、食べてきました。550円だったから50円の値上がりをしたのかな。 でも十分に美味いしコスパは十二分だと思えますね。 連れの食べたモヤシそばも550円でこの餡かけスープがまた美味かった。 また行きます。頑張って続けててくださいね~~^^/ -- 名無しさん (2015-08-28 11 03 07) タンメン食べたくなって行ってきました。 価格は4年前からそのままの550円、ちょっと醤油味の加わった野菜ラーメンて感じかな。 野菜の旨味が良く出ていて胡麻油も香ばしい越後屋風のタンメンだね。 他の麺類も定食類も安くて美味そう・・お隣のトンカツも大きかったよ! オジちゃんオバちゃん元気で頑張って続けてね、また食べに行きます♪ -- 名無しさん (2019-07-24 15 53 49) 越後屋ファンです。 タンメン550円でした。 胡麻油の油感がちょっとだけ強いけど、たっぷりの野菜の旨味が出ていて美味いですよ。 皮がモッチモチで美味い餃子がなんと6個で300円! 感動さ♪ 高尾タンメンなんて行かねぇよ。 -- 名無しさん (2020-06-11 00 48 01) ↑同じオーダーで食べてきました。 スープの塩の塩梅がいいですね。 確かに油感は少しだけ強いけど野菜からの出汁も旨いし飽きないです。 餃子の皮のモッチモチと具のサッパリ感のバランスも良く安いのに美味いよね」。 私も「高尾タンメンなんて行かねぇよ」あはは^^v -- 名無しさん (2021-05-01 00 06 15) 名前 コメント 注意:このページにはURLを含むコメントを書き込めません
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飛遽│漢│獣部│ http //www10.plala.or.jp/cotton-candy/momomi2/maki-2851.htm
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ひきこもりおじいちゃん【登録タグ ひ ほぼ日P 初音ミク 曲】 作詞:ほぼ日P 作曲:ほぼ日P 編曲:ほぼ日P 唄:初音ミク 曲紹介 ほぼ日Pの205作目。 「ひきこもり70万人が高齢化」の新聞記事にショックを受け、この国の将来を不安に思う気持ちで一気に書き上げました。(作者コメ転載) 曲の内容は、タイムリーな 時事ネタ ならぬ じじネタ。 歌詞 最後におじいちゃんに会ったのは どれくらい前になるだろう 優しいおじいちゃんのあの声を 今でも私は覚えてる 大好きだったおじいちゃんが 部屋から出てこない 襖を開けてはいけないと お母さんは怖い顔 ひきこもりおじいちゃん 部屋から出てこない ご飯もトイレもいらない ひきこもりおじいちゃん 恥ずかしがり屋で 部屋に篭ってしまった 部屋からおじいちゃんが出てこない 毎日が当たり前になって 私はおじいちゃんを少しずつ 忘れてしまっていたようだ おじいちゃんの部屋の襖を うっかり開けてしまった 布団から少し見えた頭 白く禿げ上がっていた ひきこもりおじいちゃん 禿頭気にして 出て来れなくなったのかな ひきこもりおじいちゃん 恥ずかしがらずに 一緒にご飯食べよう 私がお嫁に行くときも 出てきてはくれなかった 花嫁衣裳を見てみたいと 昔から言ってたのに ひきこもりおじいちゃん 私の前では 涙見せたくないのかな ひきこもりおじいちゃん 子供産まれたら 頭を撫でてくれるよね コメント なんか・・・切ねぇ -- 名無しさん (2010-08-04 08 25 13) 涙腺崩壊 -- 櫂 (2010-08-04 10 06 57) これは... -- 名無しさん (2010-08-04 12 24 35) この題名見てアレが思い浮かんだのは自分だけじゃないはず -- 名無しさん (2010-08-04 12 31 31) 白骨化ですね。 -- 紅白星☆ミ (2010-08-04 12 58 29) 無駄に良い曲だ、謎の感動w -- 名無しさん (2010-08-28 20 03 03) 素晴らしい。もっと伸びろ。 -- 名無しさん (2010-09-12 18 14 00) 泣ける・・・今色々お年寄りのことで問題になってるからなおさら・・・・ -- ko-no (2010-09-12 23 29 13) 歌詞見ただけで感動…よし、ニコ動いくか。 -- 秋風 (2011-01-08 19 35 18) ネタ曲かと思ったらガチの -- 名無しさん (2011-02-02 17 52 18) なんか涙が・・・ おじいちゃん出てくるといいね -- by蓮華 (2011-02-02 18 00 55) 禿げあがる=髪の毛がなくなるのに白いということは… -- 名無しさん (2011-02-02 19 00 10) 白いってまさか・・・ -- くま (2011-02-02 19 03 00) なんとも云えなくなりますよね。しみじみ… -- 甘露 (2011-03-02 19 02 28) この曲聴いてると胸が痛くなってくる‥。涙が止まらない(うω;`) -- 名無しさん (2011-03-11 07 18 17) うあああああぁぁんっ; -- 名無しさん (2011-05-20 22 22 34) 泣いたぁー・・・なんかすっごく悲しくなるんだよね・・・ -- るー (2011-07-31 12 51 31) ミクがうっかり開けてしまった・・・ -- にんじん (2011-08-01 14 06 28) すごく切ないね・・・。 -- 莉♪ (2011-12-12 21 43 01) うん・・・・・この題名見てヘタレで=目(イコール目)のアニメが出てきたのは私だけではないはず・・・・。 -- にゃー (2011-12-13 00 03 05) 泣ける・・。口笛では吹けない, -- みく (2012-04-15 20 02 29) ...年金詐欺の曲っていうね... -- あいお (2014-05-10 23 07 45) 引きこもりと寝たきりは違うから -- おばあちゃん (2014-07-16 17 31 40) 名前 コメント
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170 名前:ひきこもり大戦記[sage] 投稿日:2011/10/16(日) 16 50 54.51 ID Icnw6+Bl 突然ではあるが、どうして人は寝起きのとき機嫌が悪いのだろう、と僕は常々疑問に思っていた。 起床。それはこの世に生を受けた者ならば、誰もが経験したことのある生理現象である。子供の頃に何時だかテレビで見た、数年間寝ていない男、みたいな例外を除けば、人は毎日起床しているはずだ。 それも人間だけではなく、地球上に住む生物の大半が行っている行為だと思うと、なんだか壮大なスケールの話な気がするが、まあ、そんなことはないのだろう。寝て起きるなんて当たり前のことだしね。 さて、問題は機嫌云々である。朝起きたら気が立っている人が多いという疑問だ。 尤も、そんなのは洋の東西を問わず、ましてや老若男女の関係もない、この世を生きている者ならば誰にでも理解出来る不変の真理である。そもそも、このような自明の理を議論の俎上に置くこと自体がおかしいのだ。 なら、なぜ僕は一々ぶり返そうとしてるのか。それは、ひとえに自身の自己満足の他ならない。しかし、誰に迷惑をかけるわけでもないのだし、別に構わないだろう。 とにかく、僕は疑問に感じていた。どうして人は、起床という行為にここまでの苦痛を抱いてしまうのだろうかと。いや、抱かざるを得ないのだろうかと。 そりゃあ、血圧の高低とか、睡眠時間の不足とか、バイオリズム云々とか、幾つかの科学的根拠をあげることは可能だ。いや、科学的というのは些か大袈裟過ぎるかな。まあ、細かいことは気にしないことにする。 それから図書館へ行って睡眠に関する書物を読み漁ったりもしたが、大半が睡眠のメカニズムや効用等を説明しているだけであって、肝心の起床について書かれた本はきわめて少なかった。あったとしても、せいぜいオマケ程度の扱いである。 けれども僕は辛抱強く図書館に通い続けた。が、めぼしい成果はなにも上げらなかった。活字が僕に与えてくれる情報には、限界があったのだ。 自分が的外れなことをしていると気づいたのは、しばらく経ってからだった。あれ待てよ、この手の疑問ってどちらかといえば哲学寄りなんじゃね、と。 そういう訳で、僕はさっさと宗旨替えをし、引き続き答え探しに興じることにした。思いの外、この哲学もどきには没頭できた。昔から時間だけは有り余っていたので、ちょうどいい暇潰しになり得たのだ。 171 名前:ひきこもり大戦記[sage] 投稿日:2011/10/16(日) 16 54 39.37 ID Icnw6+Bl しかし、時間をかけて考察しても答えは見つからなかった。いい具合に考えがまとまってきても、必ず途中でほつれが見つかり、最後にはほどけてしまった。 まるで永遠に終わらないライン作業をやっているみたいだった。あまりにも不毛な作業に、さすがの僕も気が滅入りそうになった。 遊び半分なのがいけないのかもと思い、戯れ事だという意識を放棄して、本腰をいれて取り組むことにした。寝ても覚めてもこの議題ばかりを考えた。 けれど、答えは見つからない。何故だ。僕はさらに考えた。だが、やっぱり見つからない。 脳内会議は平行線を辿った。あるグループがAだと言えば、別のグループがBだと反論する。そんでもって議長までもが、いやいやそれはCでしょ、と余計な口出しをするもんだから、事態はずるずると混乱を極めた。 探し方が悪いのだ、と結論を出したのも、同じくしばらく経ってからだった。 僕が今やっているような、目隠しをしたまま手探りのみで探すやり方では、触れられるのは外層だけ。その先は、どうやっても越えることが出来ない。どうすればいい。僕は大層やきもきした。 そもそもさ、答えなんて無いんだって。考え方は十人十色、人それぞれじゃないか。なんてらしいことを言って妥協する気など、さらさらなかった。 たしかに、この問いに正解は存在しない。だけども僕は、少なくとも論理的に整合性のとれた、納得のいく答えを見つけ出したかったのである。 僕が知りたがっていたのは、表面的な原因とかじゃなくって、上手く言えないけど、もっと違う、深い所にあるような、人が本来から持ち備えている本能的な何かというか、心理の内奥に存在する抽象的な概念というか、とにかくそういう系統の事だったのだ。 我ながら、何を言っているのか要領を得ないけど。 とにかく、僕は探した。幾度も何度も何回も探してみた。けれど、結果は同じだった。いくら時間をかけて熟考してみても、答えらしい答えは見つけられなかった。 そして、いつしか僕は答え探しを止めてしまった。 しかし結論から言ってしまうと、その後、僕は答えを見つけることになる。 喉から手が出るほど、とまではいかないが、それなりに欲しがっていた答えは、なんとも皮肉な事に、僕がひきこもりへと堕落してしまった後に、至極あっさりと見つけることになるのだった。 探している時は見つからなかった探し物が、後々になって見つかるアレに近いと思う。 172 名前:ひきこもり大戦記[sage] 投稿日:2011/10/16(日) 16 56 23.71 ID Icnw6+Bl 答えは、意外なほど身近にあった。灯台下暗し、というやつだろうか。見つけるのは容易であっただろうに、過去の僕には全く見つけられなかった。 いや、もしかしたら無意識に目を逸らしていたのかもしれない。現在の僕のような、全てを失ってしまった人間だからこそ、それを直視することが出来たのだ。 何故、人は目を覚ますのが苦痛なのか。答えは、一言で用足りた。それは、起きるという行為が即ち、戦うということに繋がるからなのだ。 社会に生きている人々は皆、日々いろいろなモノと戦っている。 爛れきった人間関係。努力とは決して比例しない成績。理不尽に降りかかる不幸。妬み、恨み、つらみ、と数えればキリがない。聞いてるだけで頭が痛くなりそうなものたちと、彼等はしょっちゅう戦っているのだ。 そして人は就寝することにより、一時的にその戦闘から開放される。だから人は睡眠という行為に途方も無い幸福感を得られる。 意識が途切れ、無意識に切り替わる刹那なんかは、この世で最も至福な一瞬と大言してもいいだろう。 だけれども、起床はその真逆。再び戦場へと身を置くプレリュード。先に待つのは長い一日の戦闘であり、加えて休息は無に等しいときてる。 そんな未来が待ち受けているのに、誰が好き好んで暖かい寝床から起き上がるというのだろうか。十人いたら十人起きないこと間違いなしである。 なのに、実際に世界に目を向けてみると、人は起きていた。毎日、毎日、飽きもせずに戦場へと向かい、自身の心と身体を傷つけていた。それは冷静に考えるとトンデモナイことである。 彼等は被虐主義者なのか。普通はそう考えてしまう。だが、違う。彼等はただ知っているだけなのだ。起きないことを選ぶ方が、起きるよりもよっぽど恐ろしい未来が、大口を開けて待っていることに。 もし、仮に起床することを放棄し、睡眠という麻薬に身を委ねてみろ。その先にあるのは破滅。社会という大舞台から役割を剥奪され、居場所を喪失し、終いには強制追放されてしまう結末。 観客にもなれず、黒子にもなれず、劇場内の滞在すら許されず、終いには宙ぶらりんで曖昧模糊とした存在に成り下がる。それはある意味、死よりもずっと恐ろしいことだった。 だから、人は戦う。毎日、毎日、ボロボロになるまで。彼等は、後門の無を相手にするくらいなら、前門の虎と戦ったほうがマシだと理解していた。 173 名前:ひきこもり大戦記[sage] 投稿日:2011/10/16(日) 16 58 45.80 ID Icnw6+Bl しかし、だ。 例えば戦いを放棄し、ただひたすらに逃げることを選択する者がいたのなら。起床を放棄し、仕事も学校も家事も全て投げ出して、ただひたすらに惰眠を貪ぼり続ける者がいたのなら。果たして、その者は一体全体どうなってしまうのか。 こっちのほうが、答えは簡単だよね。 ご察しの通り、そうした人間の成れの果てが、今の僕だ。 僕は快適な起床を手にした代わりに、それ以外の全てのモノを失った。文字通り、全てのモノをだ。 それで釣り合いがとれているのかどうかはわからなかった。もしかしたら、僕はしてはいけない選択をしてしまったのかもしれない。掴んではいけない未来を手にしてしまったのかもしれない。 だけども、そんなのはいくら考えてもわかりっこないし、どうでもよかった。だって、昔の自分の選択を責めたところで、過去には戻れないのだから。今の僕には、現在しかない。現在を生きていくしかない。 そういうわけで、僕は寝覚めがいい。全世界の人類に対して、申し訳なるほどに。 そうして、今日も僕は目を覚ます。 ハッキリとした覚醒だった。 万年床の中からむくりと上半身を起こすと、まだ若干寝ぼけの残る瞼を擦った。カーテンの隙間から漏れでている月明かりが、ちょうど僕の顔を照らしていて眩しい。けれど、眠気の残滓はその月明かりのおかげですっかりと雲散霧消してしまう。 部屋の中は真っ暗で、しんと静まり返っていた。蛍光塗料で光る壁時計の針を見て、今が午後十一時半だと知った。いつもの僕の起床時間だった。 くうあ、と奇妙な欠伸をひとつかまして、毛布を捲りあげる。すると、妙な匂いが僕の鼻腔を刺激した。なんだろう。微かに香る、薬品の匂い。匂いの発生源である毛布の下に、無意識に視線を下げる。そこには、湿布で真っ白になった貧相な足が伸びていた。 「あっ」 やばい。 ぎゅっと目を瞑って、咄嗟に身構えた。 が、いつまで経ってもくるべき筈のものがやってこない。おかしいなと思い、恐る恐る目を開けて、自分の足を眺め見る。 見たところ、昨日と変わったとこは何もない。試しに、爆発物でも扱うような手つきで足をつついてみた。激痛覚悟だったが、何もなし。ふくらはぎが感じているのは、人差し指による微力な圧力だけだ。 174 名前:ひきこもり大戦記[sage] 投稿日:2011/10/16(日) 17 00 06.38 ID Icnw6+Bl いつの間にやら、あれ程までに僕を苦しめていた筋肉痛がすっかり消えていた。まだ多少の倦怠感は残るものの、完治したと言っても差し障りがないほどの回復ぶりだった。 やっと治った。ホッと胸を撫で下ろし、溜め込んでた息を吐く。 そして今度こそ万年床から這い出ると、頭上でぶら下がっている電灯の紐を引っ張った。何度か点滅を繰り返しながら、電灯に光が灯る。眩しさに目が眩む。 ついでに万年床近くに設置してあるコタツの電源も入れて、卓上にあるノートパソコンも立ち上げた。起床したらまずパソコンを起動させる。それが、ひきこもりのライフワークである。 パソコンが立ち上がるまでの間、僕は脳内で例の音楽を再生させながら、ひとりラジオ体操を開始した。 こうやってコマメに身体を動かすことが、ひきこもりを長く続ける秘訣だったりする。ひきこもりは本当に動きが少ない生き物なので、こうして身体を動かしでもしないと、後々ガタがきてしまうのだ。 チェア使用者ならまた話は別なのかもしれないが、僕みたいな床に座るタイプのひきこもりだと、肩こりとか腰痛とか本当に酷くなる。 僕は黙々と固まった身体をほぐしていった。 単調な作業が続くと、嫌でも考え事をしてしまうものだ。そして僕は不本意にもあの忌々しき夜のことを思い出してしまった。 回想すら忌避したくなる、あの悪夢の夜から、かれこれ三日が経っていた。 僕が曲がりなりにもひきこもりを卒業し、ひきこもりニートからノーマルニートへとレベルアップした夜。そして、輝かしい未来へ向かって大躍進する筈だった夜。そして、無残に、無様に、散ってしまった夜。 あの後は散々だった。翌日には酷い筋肉痛に悩まされて、少し足を動かすだけでも痺れるような痛みが走った。トイレにだって満足に行けず、波のように押し寄せる疼痛で、夜も眠れなかった。いや、正確には昼なんだけど。 それに筋肉痛だけじゃなく、悪漢二人組に殴る蹴るされた傷も、筋肉痛に劣らず僕を苦しめた。口内の切り傷は今だってしみるし、顔の腫れも未だ引いていない。まさに満身創痍の状態だった。 けど、それよりももっと酷い傷があった。心の傷だ。 肉体的な傷はじきに癒える。どんなに重い怪我だって、治る怪我なら時間さえ経てば必ず治るのだ。 175 名前:ひきこもり大戦記[sage] 投稿日:2011/10/16(日) 17 02 16.24 ID Icnw6+Bl が、心の傷はそうはいかない。あれは目に見えないぶん尚更タチが悪く、しかも個人差があるので、程度の判断すら難しい。そして、治療法も千差万別で確立されていない難病だ。 そして、僕はむしろ心がやられてしまった。あれ程の一大決心の元に外へ出たのだ。期待が大きかったぶん、やられた時のダメージも計りしれないものだった。 もう、いいや。僕は一生、ひきこもりニートのままでいい。 それが、僕の出した結論。出すのがあまりにも遅すぎた結論。 外の世界は、僕が思っていたよりもずっとずっと恐ろしかった。 はっきり言って、僕は舐めていたのだ。一応、僕は過去にあの世界で過ごしていた時期があった。だから、今回もきっとうまくいくさ。あの頃を踏襲すればなんの問題はないさ。そんな風に思ってた。けど違った。現実はもっと厳しかった。 高い授業料だったと思う。けど、得た物が何も無かったわけじゃない。 僕は今回の事件から大事なことを学べた。本質的に人が変わるのは不可能、ということだ。 僕みたいな根っからの社会不適合者が外へ出ようったって、どだい無理な話なのである。人間が己の力のみで空を飛ぶことが出来ないように、ひきこもりもまた外へ出ることが出来ない。ずっと、ずっと、自分を、社会を、全てを憎みながら生きていくしかないのだ。 僕はにやりと暗い笑みを浮かべた。泣きそうになるのを誤魔化すように。 ラジオ体操を終えた。 身体が大きくぶるりと震える。体操を一通りこなしたってのに、身体は全然温まってなかった。 このボロアパートは素晴らしいくらいに通気性がいいので、部屋が極寒の地方の如し温度を保っているのが原因だろう。そのくせ夏はジメジメしてて暑いのだからたまったもんじゃない。この不良物件め。 僕はそそくさとコタツの中に滑り込んだ。文明の機器だけが、僕にぬくもりをくれる。じんわりと身体に熱が伝わっていくのがわかった。両手をコタツに入れて、指が十分に動けるのを待つ。 数十秒後、既に立ち上がってるであろうノートパソコンを目の前に置いて、蓋を開けるように開いた。 そしてそのまま――固まった。 僕は目を剥くようにしてデスクトップに映る文字を凝視する。念のために何度も目を擦って見間違いじゃないかを確認したが、結果は変わらなかった。ノートパソコンは無機質に残酷な事実を告げている。 176 名前:ひきこもり大戦記[sage] 投稿日:2011/10/16(日) 17 05 38.53 ID Icnw6+Bl そうか、もう、そんな時期になるのか。 諦観にも似た気持ちが、僕の中に充満する。いつものことながら、これだけは慣れない。ビックリ箱だとわかっていても、開けたらやっぱり驚いてしまうのと一緒だ。 しかしながら、驚愕はそれだけでは終わらなかった。 突然だった。 ドンドン、とノックにしては些か激しすぎる音が、突如室内を揺るがしたのだ。 タイミングがタイミングだったので、文字通り僕は飛び上がった。それも婦女子のように、キャアッとか気持ち悪い悲鳴をあげながら。 何事だ? 落ち着きなく視線を迷子させて、漸く音の発生源であるドアに辿り着く。間違っても、こんこんと手の甲で優しくノックする感じではない。ガンガン、とまるでドアを殴り破らんばかりの勢いである。 いきなり訪れたホラー映画よろしくのシチュエーションに、僕は言うまでもなく恐怖した。先程から脳裏にちらついているのは、あの凸凹コンビの男達だ。 もしや、アイツらがあのあと僕の居場所を突き止めて、三日前の報復に来たのでは、と嫌な想像が頭の中で膨らむ。 膨張は止まることを知らず、爆発寸前まで膨れ上がり、果てには、自分が惨殺された事件を朝のニュースで取り上げているところまで飛んでいく始末だった。 先日、都内某所のアパートで二十七歳無職男性が殺害される事件が起きました、とファンデーションを塗りたくった女性アナウンサーが概要を淡々と告げている。 スタジオのコメンテーターは、本人の防犯管理の怠慢じゃないの? と辛辣なコメントを吐いていた。おいおい少しは肩入れしてくれよ。これじゃあ、お茶の間の同情は得られそうに無いじゃないか。 ドアを叩く音で妄想から引きずり出される。ノックは依然として休みなく続いていた。 正直に告白しよう。僕はもう限界だった。ドアを叩かれる度に僕の精神は磨耗し、無くなるまで擦り切れてしまいそうだ。 僕はすっかりまいってしまい、ガクガクと情けなく身体を揺すり、呆然と叩かれるドアを見つめることしかできなかった。 そして緊張が最高潮に達し、遂に死さえも覚悟した時、 「はやく開けてよー」 と、妙に子供っぽい声が室内に響き渡ったのだった。 「…………」 しばらく後、僕は無言のまま両手で顔を隠した。無論、恥じているのだ。おそらく、今の僕は耳まで真っ赤になっているだろう。ああ恥ずかしい、恥ずかしくてしょうがない。自害したくなるほど恥ずかしかった。 177 名前:ひきこもり大戦記[sage] 投稿日:2011/10/16(日) 17 08 59.18 ID Icnw6+Bl なんで僕はあんなにも怯えていたのだろうか。穴があったら入りたいよ。でも穴がない。コタツしかない。仕方がないのでコタツに入る。暑い。顔だけ出す。今の僕ってコタツが甲羅の亀みたいだなー、なんて軽く現実逃避。 ハァー、と長い息を吐き出して、胸の動悸が収まるのを待つ。 そもそも冷静に考えれば、この部屋を訪れる人間など新聞の勧誘と受信料の催促を除けば、ひきこもりである僕の元に食料品やら娯楽品やらを届けにきてくれる宅急便のお兄さんぐらいしかいない。 そして、お兄さん以外に此処を訪れる人物といえば―― 開けろー、と相変わらず取り立てじみた声は続いている。 その声を聞いて、僕は何度目になるかわからない嘆息を吐いた。 マジでどうしよう。ぶっちゃけ、今は誰にも会いたくない気分なので、このまま無視してしまいたかった。それに、今の僕はひどく傷ついてしまっている。彼女の相手をする余裕など、微塵も無いのだ。 が、そういう訳にもいかないのだろう。彼女には、決して少なくない恩義もあるし、そしてなにより、ひきこもりである僕には居留守という裏技が使えない。 仕方ないか。 僕はパソコンを折り畳むと、コタツから出て、のそりと立ち上がった。いやだいやだ会いたくない会いたくないとゴネている重い足を引きずるようにして、玄関へと向かっていく。 ドンドンと未だうるさいドアの鍵を解錠すると、自分の視界分を確保出来るだけの、ほんの少しの隙間だけ開けた。 一瞬だった。 突っ掛けを履いた白い足が、ドアの隙間をぬうようにして蛇の如くスルリと伸びてきたのだ。僕は慌ててドアを閉めようとしたが、時既に遅し。足が完璧にドアをブロックしていて、閉めることが出来ない。 おいおい、やってる手口がマジで取り立て屋とか訪問販売とかと同じじゃないっすか。 「やっと開けてくれたかー。出るのがちょっと遅いぞヒロシ」 隙間から漏れ出てくる声に合わせて、白い足がピョコピョコと動いた。その動きがあまりにも複雑軽快なので、まるでその足が、本体とは独立した別の生き物のように感じられる。 「な、なんの、ようですか?」 僕はひねり出すようにして声を出した。誰かと話すのは三日振りだったので、自然とくぐもった声になってしまう。相変わらずの不快ボイスだ。 178 名前:ひきこもり大戦記[sage] 投稿日:2011/10/16(日) 17 12 00.22 ID Icnw6+Bl が、彼女はそんなの気に留めた風でもなく、 「何のようですかって、そんなつれないこと言わないでよ。用が無かったらあたしは来ちゃいけないんかい」 と、軽く僕を非難した。 そうですよ、と言いたかったが我慢。 彼女は甲高い声で続けた。 「生存確認にきたんだよ。ほら、お姉ちゃん最近ヒロシに構ってあげられなかったじゃん? あたしと会えなくてヒロシが夜な夜な泣いていることを思うと、あたしも胸が張り裂けそうでさ。 仕事で疲れてクタクタなのをがまんして、こうして会いにきたってわけ」 弁明するまでもないと思うが、僕は決して夜な夜な泣いてなんかいない。嘘、ひとりでめそめそ泣くときは結構あるけど、彼女のために泣いたことは一回たりとも無い。 「べ、別に、頼んでないですし」 まだ癒えきっていない傷がそうさせたのか。僕の声は意図せずともぶっきらぼうで粗暴なものになった。 「と、いうか、もう、来ないでくださいよ。め、迷惑なんすよ。ほ、ほんとうに。僕の、ことを気遣って、くれているんなら、ほっといてください。僕には、それが、一番いい」 「えっ……」 「生存確認と、やらに、きき、来たんでしょ。僕が生きてるって、わ、わかったんだから、早く帰って、ください。僕は、忙しいんで。やることとか、あるし……」 僕の呟きを最後に、長い沈黙が訪れた。その沈黙に揺らぎを与えるように、彼女がポツリと言った。 「そんな風に言わなくたっていいじゃん……」 言い過ぎた、と思った。彼女が僕のことを心配しているのは紛れもない事実だというのに、今の言い方はないだろう。 「お姉ちゃん、ほんとに心配してるんだからね」 白い足が、落ち込んだようにしゅんと頭を垂れた。履いている突っ掛けは脱げそうになっている。 「ヒロシはひとりだから、もし怪我とか病気とかで危ない状況になってても誰も気づけないし、それで誰も気づけないまま、最後に野垂れ死んだりしちゃったら、そんなことになったら、あたし……」 謝ろう、そうは思うけど、口は閉ざしてばかりで開こうとしない。照れてるとかじゃなく、単純に謝罪の言葉が思い浮かばないのだ。人に謝るという経験が、僕には圧倒的に不足していた。 こういう時って、なんて言えばいいんだろう。わからない。 けど、言わなくちゃいけない。なんでもいい。アドリブで適当に繋げてけ。とにかく、今は一刻でも早く彼女に声を届けるんだ。 179 名前:ひきこもり大戦記[sage] 投稿日:2011/10/16(日) 17 15 45.32 ID Icnw6+Bl そう思って口を開きかけ、 「そんなことになっちゃったら……この部屋が事故物件扱いになって、ただでさえ低い家賃がさらに下がっちゃうじゃない。 そんなことになったら、あたしの……あたしのささやかな副収入が……うぅ。今、欲しい服とかバッグとかあるのに……」 って、そっちの心配かよ! 僕は心の中で鋭いツッコミをいれた。 いやいやここは常識的に考えて、もしヒロシが死んじゃったりしたらあたしもう生きていけない好き好き大好き愛してるそうなったらあなたを追ってあたしも死ぬわー的なセリフを言うべきだったでしょ。空気読んでくださいよ空気。 ああやっぱり謝る必要なんてなかったね。なんだよ家賃って。僕より家賃の方が優先順位が上なのかよっ。そんなわけないだ――いや……まあ、そうか、うん。 普通、そうだよね。僕、ひきこもりニートだしね。社会の屑だしね。どう考えても家賃>僕だよね。ごめんなさい、僕自惚れてました。 ああ、なんかいい感じに死にたくなってきたぞ。今の僕ならサクッと死ねる気がする。どうしよう、このあと自殺でもしよっかな。まあ、どうせ出来ないんだけどね。……死にたい。 段々とダウナーになっていく僕とは対照的に、てゆうかお姉ちゃん最近ねー、とか聞いてもいないのに嬉々として自分の近況を語り始める彼女。相変わらず切り替え早いっすね。ついていけないっすよ正直。 鬱状態に突入した僕には、彼女の話が全く耳に入らなかった。言葉は右から左にだらだら流れていく。まあ、今は好きに喋らせておこう。 ところで、先程からドアの向こうの彼女は何かにつけて僕の姉を自称しているが、誤解しないでほしい。僕と彼女の間に血の繋がりは一滴だってない。 さらに言えば従姉妹とか遠い親戚って訳でもない。はっきり言って他人である。彼女が勝手に僕のお姉ちゃんを名乗っているに過ぎない。 余談になるけどさ、血の繋がらない姉って邪道もいいとこだよね。そもそも近親相姦の醍醐味ってのは血縁者同士が契りを結んでしまうという禁忌、その背徳感がよいのであって、義姉や義妹、ましてや自称姉ごときではそのカタルシスを―― ヒロシ、と僕を呼ぶ声で思考が中断された。 出来ればまだ自身の近親相姦観を語っていたかったのだが、仕方ない。この話はまた機会があるときにでもゆっくり。 なんですか、と僕はおざなりに返事をした。 180 名前:ひきこもり大戦記[sage] 投稿日:2011/10/16(日) 17 19 26.67 ID Icnw6+Bl 「いやー、さっきから言おうと思ってたんだけどさ、タイミングを逃しちゃって。さて、ヒロシくん。そろそろお姉ちゃんを中に入れてくれないかな? 真冬の深夜は寒くてしょうがねえのですよ」 さむさむ、と白い足がブルブルと震えた。 いやー、それにしても本当に器用な足ですね。素直に感心できる。テニスボールくらいなら簡単に掴めてしまいそうだ。僕も鍛えよっかな足。 「……お姉ちゃん、無関心ってれっきとした暴力だと思うの」 拗ねたような口調で、ブツブツ文句を垂れる彼女。 けど無関心ほど優しい暴力はないですよ、と経験者は語ってみる。 「嗚呼、こんな仕打ちってないよ。あたしがこんなにもヒロシのことを想ってるってのに、部屋にすら入れてもらえないなんて。お姉ちゃん寂しいなー悲しいなー」 それを言われると僕も弱い。ちょっと、やりすぎちゃったかな。彼女が可哀想になってきて、僕は様子を見るために少しだけドアを開いた。 「ほら、見てよ。お手々がかじかんで真っ赤になってる。それに身体も冷えて鳥肌だらけだし、たぶん唇も真っ青だよ。寒いなー、寒いなー。このままあたしは凍死しちゃうのかなー」 もう少しだけドアを開いた。 「実を言うと、今お姉ちゃんスッゴくエッチなカッコをしてます」 思いっきりドアを閉めた。 「んぎゃっ」 尻尾を踏まれた猫みたいな声を出して、扉に挟まれた足が悶える。 「いったーい! なんで急にドアを閉めるのっ。今のところはむしろ血走ったいやらしい目を爛々とさせながら光速でドアを開けるべき場面でしょうがっ」 「すんません。本当に興味ないんで」 「まさかのガチ謝罪!? 止めて止めて。そういうの止めて。あたしがむなしくなるから。てゆーか、ちゃっかりヒロシの吃り治ってるしっ。どんだけ冷めてんのよ!」 ムキー、と白い足が怒りでのたうちまわった。加えて鬼畜ドSリョナ好きー、とか叫ぶもんだから、たまったもんじゃない。通行人が聞いたらあらぬ誤解を受けてしまうだろう。ひきこもりで変態とか最悪だよ。 ああ、もう、わかりました。わかりましたよ。入れればいいんでしょ入れれば。 僕は眉間を指で軽く揉んで盛大な溜め息を吐いてから、黙ってドアを押し開け、漸く彼女と対峙した。 181 名前:ひきこもり大戦記[sage] 投稿日:2011/10/16(日) 17 23 43.62 ID Icnw6+Bl そこに居たのは、小さな女の子だった。 身長は間違いなく百五十センチを切っているだろう。僕より頭一つ分以上は小さいく、今も精一杯首を曲げて見上げている状態だ。 小動物然としたくりくりの丸い瞳が小さな顔に収まっており、栗色に染めた髪にはゆるいパーマがかけられていた。 美人というよりも可愛いといったベクトルではあるが、それなりに容姿は整っているほうだ。 着用しているのは子供っぽい桃色のパジャマで、その上には学生が着ているような小麦色のカーディガンが羽織られていた。当然のことながら、エッチなカッコとやらはしていない。 どう見ても中学生、いや、見ようによっては小学生にも見える外見をしているが騙されることなかれ。その実、今年で三十路である。 それが、僕を除くこのボロアパート唯一の住人であり、また持ち主でもある人物。大家さんであった。 と、僕はそこで異変に気づく。 大家さんが壊れてしまった時計のようにピクリとも動かないのだ。呆けたような顔をして(もし口に出したら怒るだろうがまさにマヌケといった表情で)丸い瞳でまじまじと僕のことを見つめているだけだった。 見た目はロリっ娘でも一応は女性。なんとなく気恥ずかしくなって、視線を逸らした。 「ど、どうしたんですか?」 僕の声に反応して、大家さんは漸く我に返ったみたいだった。弾かれたように目を見開いて、ううんなんでもないのと顔の前で手を振った。 「そ、そいじゃあ、お邪魔しまするかな」 妙な日本語を呟きながら、ドアをおさえている僕の腕の下をアーチのようにくぐって、そそくさと室内に入っていった。履いていた突っ掛けは、途中で乱雑に放り投げている。行儀悪いなあ。 僕は建て付けの悪い木造ドアを閉めて施錠し、ついでに大家さんの突っ掛けを玄関に綺麗に並べてから、先に入った彼女の後を追っていったのだった。 胸の内から徐々に湧き上がり始めている、なんとも言えぬ違和感を無視して。 戻る 目次
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499 :ひきこもり大戦記 [sage] :2011/11/09(水) 08 23 35.35 ID aYZA9M5g (2/11) 「……会いたくない」 僕の呟きは、六畳間に拡散し、やがて溶けていった。ボロアパートは相変わらず通気性抜群で、室内は絶対零度もかくやという気温を保っている。呼吸する度に、ちろちろと白い煙が口元をうろついた。なんか幻想的。綺麗。 「…………会いたくない」 僕は下半身だけをコタツの中に入れ、上半身は畳の上に投げ出すようにしていた。ジイィ、とコタツの稼働音が辛うじて耳に届く。そろそろ上半分の身体も冷えてきた。首根っこまでコタツに浸かろうと思うのだか、気力がわかない。軽く寝返りをうつ。 「………………会いたくない」 卓上で起動しっぱなしのノートパソコンは、焼け付きを防止するために一定時間毎に壁紙が変化している。お気に入りのラノベのヒロイン、お気に入りのアニメのヒロイン、お気に入りのエロゲのヒロイン。スクリーンの嫁達は、笑顔で僕を見ている。マジ天使。 「……………………会いたくない」 あゝ、やっぱり二次元はいいよなあ。三次元なんてもうアレだよ。クソゲーですよクソゲー。 ていうかさあ、前々から疑問に思ってたんだけど、どうしてまわりの奴はせいぜい人生ノーマルモードくらいだってのに、僕だけは人生エクストリームウルトラベリーハードモードなんだよ。 難易度設定ミスりすぎだろ神様。すぐにでも抗議文書を天界に提出したい。武井ヒロシの大幅なスペック変更を希望する。 まずはコミュ力から、次に顔、次に身体、次に知力、ていうかもう全部最初からやり直してしまいたい。次は最新OS搭載のハイスペックな仕様で頼むぜ。 「…………………………会いたくない」 新たに生まれ変わった武井ヒロシは、恵まれた家庭に生まれて、恵まれた環境、恵まれた友人を持つ。 隣の家には同い年の幼馴染みなんかが住んでいて、小さい頃からお互いを意識しつつも、なぜだか素直になれない。 そして、いつも変態的な行動ばかりをして痛い目みてる悪友がいて、無口な先輩やら元気ハツラツな後輩がいる。ついでに生徒会長とか、文学部の部長もいたりする。なんとハーレムルートまで用意してある。 「………………………………会いたくない」 あれ? 最高じゃね、この世界。どうやったら行けるんだよ、誰か教えてくれ。頼みますから。 しかしながら、こんな素晴らしきユートピアが地球上に存在するのだろうか。甚だ疑問である。 500 :ひきこもり大戦記 [sage] :2011/11/09(水) 08 26 05.68 ID aYZA9M5g (3/11) あれかな、死ねば行けるのかな。俗世から解脱すればいいのかな。どうよ僕、涅槃とか目指しちゃう? ようし、なんかやる気がわいてきたぞ。そんな桃源郷に行けるのなら、明日から頑張っちゃうぜ。目標は仏陀クラスだ。さあ、いざ行かん、理想郷! 「……………………………………会いたくない」 ──うん、そろそろ現実逃避は止めようか。 「会いたくなあああああああああああいいいいいいぃぃぃ!」 絶叫しながら、水揚げされた魚のようにビチビチと畳の上を跳ねる男がひとり。もう誰だか言わなくてもわかるよね。そうでーす。僕でーす。 僕はしばらく頭を掻きむしり、もんどりを打った後、電池の切れたロボットみたいに停止した。 疲れた。それに、あんまりうるさくすると大家さんに怒られるかもだし。冷静になろう。クールになれヒロシ。うん、落ち着いた。 ふはぁ、と溜め息とも深呼吸ともとれる息を吐き出して、上半身を起こす。そして、卓上のノートパソコンを手早く操作して、一件のメールをクリックした。 ──明後日、午前一時に伺います。 僕のキャラが崩壊しかかってる原因はこれだ。この前に僕の妹、武井涼子から届いたEメール。そして、メールでいう明後日というのが、今日のことだったりする。つまり、後一時間ほどで、涼子は僕の元を訪れにやってくるというわけだ。 涼子が何をしにこのボロアパートへやってくるのかは、僕がひきこもりであることを鑑みると、容易に答えを導き出せるだろう。答えは、ズバリ生活費。妹に寄生している兄に月に一回、こうして当面の生活費を渡しにくるってわけだ。 なら、なぜ妹と会うの嫌がるのか、と疑問に思う人もいるかもしれない。妹から金をたかってるクズのくせして、言うことが少し生意気じゃないか、と。全くもって、その通りだと思う。反論のしようがない。 しかし勘違いしないで欲しいのだが、僕自身、涼子にはいたく感謝している。彼女というパトロンがいなければ、僕は生きていけないのだから、ありがたいと思わないわけがない。 けど、こればっかりは理屈じゃないのだ。だって、涼子は── 「…………」 僕は暗い気持ちで、差出人欄の武井涼子の文字を見つめた。 502 :ひきこもり大戦記 [sage] :2011/11/09(水) 08 28 17.68 ID aYZA9M5g (4/11) ま、どっちにしろ、僕に選択肢はない。なぜなら、ひきこもりに逃げ場はないからだ。昔から、あーだこーだ文句をたれながらも、しっかりと涼子との面会は行ってきた。たとい死ぬほど嫌でも、我慢するしかない。ひきこもりである僕は。 降参だ、とでも言うように両手を高く上げ、仰向けに倒れこむ。電灯の光が思いのほか眩しかったので、目を瞑った。仄白い光が、眼底に残る。 そんな時だった。大家さんの言葉が頭をよぎったのは。 「ヒロシは、もう変われてるよ、か……」 彼女の言葉を反芻する。 大家さんの口車に乗せられて、僕自身も初めは乗り気になってたけど、実際はどうなんだろ。僕は、本当に変われているのだろうか。イマイチ実感がわかない。 僕は今でも絶賛ひきこもり中だし、心理的にも経済的にも自立していない。どこに出したって恥ずかしくない、絵に描いたようなひきこもりニートだ。 けれども、と僕は考えてしまう。イフストーリーを。 もし大家さんが言うように自分が変われているのなら、いやしくもひきこもりニートから脱出していれば、今夜はどんな選択肢を選んでいたのだろうか。いつもとは違う、大胆な選択を選びとったのだろうか。 そうだな、と僕は考え込む。 そしたら多分、僕はきっと── 閃いた。 僕は閉じていた瞼を剥くようにして見開くと、起き上がって、手早くキーボードの上に指を滑らせた。 ──私事で申し訳ないのですが、急用を思い出しました。今夜は帰宅できそうにありません。今月の生活費は、ポストの中に投函しといてください。追伸・いつもお仕事ご苦労さまです。 そしてカーソルを送信のところに合わせ、躊躇した。 勢いに任せてこんな文章を書き綴ったはいいが、本当にやれるのか。 やめとけよ。 弱気な僕が、魅力的な忠告をしてくれる。 面倒臭いことしてないで、おとなしく涼子を待ってようぜ、と。 が、僕はメールを送信した。送信完了、とディスプレイのゴシック体を見て、改めて決意。 僕は一息ついてから、重々しい動作でパソコンをシャットダウンした。 そして立ち上がると、顔を洗うために洗面台へ向かった。洗顔料は使わずに、水のみで洗う。手のひらで顔面を擦り、清潔なタオルで力強く拭うと、幾分かサッパリ出来た。 503 :ひきこもり大戦記 [sage] :2011/11/09(水) 08 30 24.89 ID aYZA9M5g (5/11) 鏡で自分の顔を見る。顔の腫れはスッカリひいていて、今では面影すら残っていない。怪我は完治。完全復活だ。相変わらずのブサイクフェイスは変わらないけど。 次は押し入れに向かい、中から数少ない衣服を取り出した。ニット帽と厚手のコート。前回の夜と、同じ組み合わせ。着替えるのが億劫だったので、スウェットの上に直接コートを羽織り、ニット帽を目深にかぶった。これで準備は完了。 僕がこれからしようとしていることは唯一つ、武井ヒロシの常套手段、逃走であった。 生活費がなくては生きていけない。だけど、涼子と会うのは嫌だ。それなら、生活費だけ置いてもらって、涼子には帰ってもらえばいい。こんな素敵アイディアが思いつくなんて、ヤバい僕超天才。 ただし一見完璧にもみえるこの作戦には、大きな穴があった。作戦達成の必須条項に、僕の外出が含まれてるってことだ。ひきこもりに居留守は使えない。なら、実際に家を出て、留守の状態を作り出すしかない。 たぶん、無理だろうな。僕は思った。自分はきっと、外に出れない。 今までも、ずっとそうだった。今日こそは外に出てやると意気込んで、勇猛果敢に外出の準備をするのだが、いざドアの前に立つと、固まってしまう。ドアノブを握りしめるだけで、押し出すことが出来ない。 そして結局、また着替えなおして、しとどと枕を濡らす。いつも、その繰り返しだった。 今回もまた、同じことを繰り返すのだろう。限りなく確信に近い予感。だが、それでもいいと思った。今夜だけは、とことん大家さんの戯言に付き合ってやる。そう決めていた。 それに、ダメだったらいつも通り部屋で涼子の到着を待ってればいいだけだし、気持ち的には非常にお気楽だった。優柔不断な自分があっさりと決断出来たのも、失うものがなにもない駄目元前提という要因が一番おおきかった。 滞っている世界に、一石を投じれるだけ御の字。それぐらいの気概でいかなくちゃね。 僕は踵の潰れたスニーカーをきちんと履きなおし、ドアの前に立った。こっからが正念場である。 すぅー、はぁー、と一度おおきく深呼吸。 行くぞ。 僕は冷えきったドアノブを握って、押し出し、外に出た。扉を閉めて、施錠する。赤く錆びた階段を降りて、通りに出た。 あれ? 思わず振り返って、背後のボロアパートを見つめる。闇の中に佇むその姿は、さながら幽霊屋敷のようだった。 それを見て、漸く実感。 「……出れた」 504 :ひきこもり大戦記 [sage] :2011/11/09(水) 08 31 59.24 ID aYZA9M5g (6/11) 出れてしまった。いともたやすく。特に葛藤もなく。赤子の手を捻るが如く。 「は、ははは……」 自然と、笑いがもれる。 タララッタッタッター。ヒロシは、ひきこもりニートからノーマルニートへレベルアップした。 イヤッホー、と歓喜の快哉をあげたくなるが、近所迷惑を考慮して、小さくガッツポーズするにとどめる。 久しぶりに踏みしめる地面の感触が新鮮で、意味もなくたたらを踏んでみた。固い。いつも足裏に感じている畳の柔らかさとは大違いだ。それだけで楽しくなる。 ぶっちゃけ大家さんの言ってた事は、今の今まで全て半信半疑だったけど、総じて撤回させていただこう。 僕は、変われている。昨日までのうじうじしてた自分とは、もうオサラバだ。外出のひとつやふたつ、お茶の子さいさいだぜ。楽勝楽勝。ヒャッホー。 人目がないのを確認してから、路上で小躍りする。最高の気分だった。今の僕なら、空を飛ぶことだって、就職することだって容易にこなせる気がする。三次元なんてもうアレだよ。ヌルゲーですよヌルゲー。 「って、興奮しすぎだろ僕」 ここら辺りで、さすがに自省する。達成感に酔いしれるのは勝手だが、本来の目的を忘れてはいけない。とっととボロアパートから退散しなくては、涼子と邂逅してしまう。今の自分は、遠足前の小学生のようにそわそわしていて、妙に落ち着きがなかった。 気持ちを静めなくては。 冬の冷たい空気を、肺が痛くなるほど吸い込み、吐き出した。それでも、マグマのようにたぎってくる高揚感は抑えられなかった。嬉しさのあまり、勝手次第、にまにまと頬が緩んでしまう。 が、此処で立ち往生していても話が進まない。とりあえず、僕は歩き出すことにした。具体的な行動計画はたてていなかったが、構わないだろう。涼子が帰るまで、適当に街を練り歩いていればよい。 それでは、出発進行。 通行人も車両も通らない静かな道路を、ひとりぼっちで歩き始めた。 空はおののきたくなるほどに真っ暗で、砂粒みたいな星が、ちらほらと散らばっている。僕はそれらを眺めながら、ぼんやりと歩を進める。 最初こそ、雲の上を歩いてるような、現実感のない白昼夢を見てるような、フワフワとした足取りだったけど、次第にしっかりしてきた。 そして、僕はなんとなく手持ち無沙汰になったので、お気に入りの中二妄想を開始した。 505 :ひきこもり大戦記 [sage] :2011/11/09(水) 08 33 36.02 ID aYZA9M5g (7/11) 妄想の中の僕は、日本政府のシークレットエージェントだった。表沙汰に出来ない秘密裏の事件を政府から依頼され、僕は毎回、それらの任務を鮮やかに達成する。 僕はファンタジー系の妄想よりも、むしろこういうハードボイルドな妄想を好んだ。学校にテロリストが侵入してきて、その日たまたま屋上で居眠りをしてた僕は、みたいなのは大好物である。 政府から与えられたコードネームはH。僕は、いやHは、古今東西の武術を組み合わせた独自の格闘術をあやつり、肉弾戦ではもはや無敵の部類に入った。 銃の扱いもピカイチで、ハンドガン、ショットガン、アサルトライフル、スナイパーライフルと種類を問わず、高い精度の射撃能力も有している。優秀という言葉が、ピタリと当てはまるような男だった。 だが、有能でプロフェッショナルなHにも、弱点と呼べるものがひとつあった。それは、突発的な不幸体質。Hの任務はいつも、突然のアクシデントと共にやってくるのだ。 たとえば、あそこの角を曲がったら、逃げ惑う黒髪の美女がHに抱きついてきて、こう嘆願する。私を助けて、と。 彼女の背後からは、黒服の、いかにも怪しげな男達が駆けてきている。手には大口径の自動拳銃。銃社会と無縁の日本じゃあ、到底拝めそうにない代物ばかりだ。 やれやれ、とHはいつものように軽く肩をすくめてから、いぶし銀な苦笑をひとつ見せた。そして、誰にとでもなく呟くのだ。今回も難しい任務になりそうだぜ、と。そして、黒髪の美女の手をとって、夜の街を走り出す。 きっと、今夜もそんな展開になるに違いない。 脳内の妄想を加速させながら、Hは角を曲がった。 「あっ」 そこで、OLさんと鉢合わせた。 踵を返して、逃げ出した。 「ちょっと──」 OLさんが僕の(もうHはいいや妄想終了)背中に言葉を投げかけるが、当然無視。僕は全速力で駆け出した。 すいません。正直、調子に乗ってました。やっぱり、外は怖い! しばらくの間、無我夢中で走った。冷えた夜の空気が目にしみて、涙が出そうになったが、それでも速度は緩めなかった。一歩でも多くOLさんから逃れるため、僕は必死だった。 ここまでくれば、もう大丈夫だろう。そう言える地点まで来ると、近くの電柱に体重を預け、火照った身体を冷やした。ぜえぜえと息が荒く、額からは汗が噴き出している。 さて、どうしようか、と僕は考える。 506 :ひきこもり大戦記 [sage] :2011/11/09(水) 08 35 53.79 ID aYZA9M5g (8/11) 家に戻る訳にはいかない。あちらはもう涼子が到着しててもなんらおかしくない時間帯だし、これでもし顔合わせでもしてしまったら、まさに本末転倒であろう。 やはり、当初の計画通り、このまま街を歩き続けるのが賢明か。OLさんと出くわす危険性は継続してしまうが、多少のリスクはやむを得ないだろう。OLさんと出会わないように最大限の注意をはらいながら、街を徘徊するしかない。 そう結論を出して、額の汗を拭った時だった。 「待ちなさいっ」 闇夜を切り裂く、鋭い声。発声源を追いかけると、そこには小走りで近づいてきているOLさんがいた。なぜだかは知らないが、OLさんは僕のことを追いかけているらしい。 なんでだよ! 反射的に、僕も再び駆け出す。爽やかとは程遠い汗を振りまきながら。 深夜の閑静なベッドタウンに、二人の足音がこだまする。追う者と追われる者、深淵すら見えない、深き夜の追走劇。 へたに休憩を入れてしまったせいか、足がだるくて重い。僕はヘロヘロになりながらも、逃走経路を模索した。 走りながらで気づいたのだが、この街は曲がり角が非常に多いため、迷路のように複雑に入り組んでいる。住宅の数が多いからだろうか。原因はわからないが、なにはともあれ、この地形を利用しない手はない。 僕はOLさんを振りきるために、角を曲がったり、曲がらなかったりと、とにかく無作為に走った。彼女の視界から消える回数が増えれば、そのぶんT字路などの分岐点の時に、迷いが生じる。僕が走った方向は、右なのか左なのか。 けれども、OLさんはホーミング機能でも付随してるのかってくらいに、正確無比に追いかけてきた。まるで神の視点から、この住宅街を俯瞰してるかのように。結果的に、僕の目論見は外れ、二人のいたちごっこは続いた。 あまつさえ、僕の運動神経は最低の部類に入る。いくら相手が女性とはいえ、このままでは追いつかれるのも時間の問題だった。そろそろ年貢の納め時か、と誰もが思ったに違いない。 しかし、勝利の女神は僕に微笑んだ。 僕は目一杯に足を動かしながら、首だけを軽く後ろに回して、OLさんの足元辺り、正確には彼女の履いている靴に目をやった。 OLさんの履いている靴は、いかにも社会人の女性らしい、ヒールの高い靴だった。当然のことながら、僕の履いているスニーカーみたいに、運動性に富んだ靴ではない。OLさん自身も、非常に走りにくそうにしていた。 507 :ひきこもり大戦記 [sage] :2011/11/09(水) 08 40 12.60 ID aYZA9M5g (9/11) 靴のハンディーというのは、思ったよりも大きかったらしい。僕と彼女の距離は、徐々にではあるが、確実に離れていった。 勝った。僕は確信する。天は自分に味方していると。 あまりにも距離が離れてしまえば、OLさんの魚雷みたいな追撃も機能しないはず。この調子で走っていれば、自動的に僕の勝ちが約束されるのだ。 恨むのなら僕じゃなくて、そんな踵の高い靴を履かなくてはならない社会人になった自分を恨むんだな、と心の中で的外れな悪罵を送り、目の前にぶら下がっている勝利の二文字に、僕は思わずほくそ笑んだのだが、 「だから、待てって言ってんでしょうがっ!」 OLさんが、まさかの行動に出る。このままでは追いつけないと見切りをつけたのか、履いている靴を脱ぐと、それを両手に持って、素足のまま駆けだしてきたのだ。なんたるバイタリティ。おいおい人生全力投球すぎんだろ。 楔から解き放たれたOLさんは、先程とは雲泥の差だった。もともと、運動神経も良い方なのだろう。ぐいぐいとスピードを上げて、離れていた間隔をみるみると縮めていく。白星が一転、黒星に変わる。 ちくしょう、捕まってたまるか。 僕は全力稼働中の足に鞭うって、更にスピードをあげた。筋肉痛も辞さない、鉄砲玉の如き勢いだった。のだが、 デレていた勝利の女神が、ツンに変わった。 508 :ひきこもり大戦記 [sage] :2011/11/09(水) 08 41 28.08 ID aYZA9M5g (10/11) 運動不足が祟ったのかもしれない。激しく地面を蹴りつけて進んでいた僕の足が、空中でもつれてしまい、空回りして、そして、 「へぶしっ」 道路の上に、顔から滑り込んだ。 顔全体満遍なくアスファルトにズルズルとすれて、熱を帯びたような痛みがじわじわと襲ってくる。 痛い。やっと前回の傷が完治したってのに、またもや顔面を負傷するとは。なんなのですか。僕には常に顔に傷がないとダメな呪いにでもかかってるのですか。ちくしょう、これ以上キモメンになったらどうするんだよ。責任とって養ってくれよ。 って、そんなことを憂いている場合じゃない。早く逃げなくちゃ。 僕はすぐさま立ち上がろうと、両腕に力を込めたのだが、 「ぐえっ」 物凄い力で、上に引っ張られた。猫のように首根っこを捕まれ、ぐいと上昇した目線の先には、OLさんの顔。全力で走った所為か、頬が上気していて息が荒い。肩が激しく上下している。 彼女は乱れた息を整えることもせずに、僕に対して冷然と言い放った。 「少し、付き合ってもらえるかしら。武井くん?」 果たして首肯する以外に、僕に何が出来たというのだろうか。是非、皆に問いたい。 戻る 目次
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葡萄荘園(11種) 目の前にある公園には花や多くの果物の木が植えられ、また多くの岩や有名な彫刻が大切に飾られ、その美しい風景から、これまで多くのドラマが撮影のためにこの地を訪れています。 葡萄荘園は、ご家族でのご来店を心より楽しみにしています。 平均 250元~ 料理ジャンル - 店舗所在地 台北市縣深坑郷北深路一段83巷10弄9号 営業時間 11 30~21 00、定休日:火曜 アクセス - 駐車情報 あり その他情報 - 葡萄荘園(11種)蜂蜜オレンジジュース アップルパイ 鶏肉の揚げ煮 茹で鶏肉 鶏足のピクルス チョコレートスパークリングワイン 青リンゴのシーザーサラダ エビの生春巻き ミートスパゲッティ ピクルス&ソーセージ 次のページへ 入 門 1 種 属 性包丁技調味技火加減 232524 価 格(コスト) 5(4) 一押し食材 初 級 1 種 115118116 18(15) 中 級 4 種 145~214141~215142~217 24~37(19~32) 高 級 2 種 202~280205~281200~277 62~79(55~72) 特 級 2 種 337~473336~474339~470 78^82(69~73) レ ア 1 種 347349345 113(102) 食材Lv1 卵Lv1×4、果物Lv1×11、スパイスLv1×5、米穀Lv1×6 食材Lv2 肉Lv2×15、キノコLv2×7、野菜Lv2×25、ミルクLv2×17、果物Lv2×18魚Lv2×6、スパイスLv2×17 食材Lv3 肉Lv3×19、キノコLv3×6、野菜Lv3×13、ミルクLv3×12、果物Lv3×6魚Lv3×9、米穀Lv3×10 備 考 蜂蜜オレンジジュース 蜂蜜オレンジジュース台湾台北士林「葡萄荘園」 ビタミンA、Cは、肌の弾力と健康を維持するために欠かせない栄養素です。それを効果的に摂取できるジュースをどうぞ。 入門 ジャンル 飲み物 価格(一押し) 5(?) コスト(一押し) 4(?) 風味(一押し) 25(?) 品質 属性条件 色(一押し) 37(?) 包丁技 23 香(一押し) 29(?) 調味技 25 味(一押し) 44(?) 火加減 24 調理情報 習得条件 調理時間 10時間 習得Lv制限 Lv1 調理費用 800ドル 料理習得制限 なし 習得数 40~60個 食材 果物Lv1 6 スパイスLv1 5 × × × × × × × × 一押し食材 × × × × × × × × クイズ 問題 A. B. C. D. 答え(反転) 蜂蜜オレンジジュースを編集 ▲TOP アップルパイ アップルパイ台湾台北士林「葡萄荘園」 起源はヨーロッパですが、現在は典型的なアメリカのデザートとして愛されています。本場を超えた理想の味をどうぞ。 初級 ジャンル デザート 価格(一押し) 18(?) コスト(一押し) 15(?) 風味(一押し) 55(?) 品質 属性条件 色(一押し) 78(?) 包丁技 115 香(一押し) 94(?) 調味技 118 味(一押し) 83(?) 火加減 116 調理情報 習得条件 調理時間 8時間30分 習得Lv制限 Lv15 調理費用 960ドル 入門料理習得数 16 習得数 28~42個 食材 果物Lv1 5 卵Lv1 4 米穀Lv1 6 × × × × × × 一押し食材 × × × × × × × × クイズ 問題 A. B. C. D. 答え(反転) アップルパイを編集 ▲TOP 鶏肉の揚げ煮 鶏肉の揚げ煮台湾台北士林「葡萄荘園」 高タンパクのアミノ酸と様々なビタミンを摂取する事ができる、鶏肉の揚げ煮をどうぞご堪能ください。 中級 ジャンル おかず 価格(一押し) 37(?) コスト(一押し) 32(?) 風味(一押し) 85(?) 品質 属性条件 色(一押し) 223(?) 包丁技 145 香(一押し) 211(?) 調味技 141 味(一押し) 216(?) 火加減 142 調理情報 習得条件 調理時間 2時間20分 習得Lv制限 Lv30 調理費用 340ドル 初級料理習得数 9 習得数 24~36個 食材 肉Lv2 5 野菜Lv2 4 キノコLv2 3 スパイスLv2 3 × × × × 一押し食材 × × × × × × × × クイズ 問題 A. B. C. D. 答え(反転) 鶏肉の揚げ煮を編集 ▲TOP 茹で鶏肉 茹で鶏肉台湾台北士林「葡萄荘園」 茹でた鶏肉は、しっかりとした味をつけていれば、その風味を損なうことはありません。茹でたからこそ生まれる新しい味付けをご堪能ください。 中級 ジャンル 前菜 価格(一押し) 36(?) コスト(一押し) 31(?) 風味(一押し) 85(?) 品質 属性条件 色(一押し) 190(?) 包丁技 149 香(一押し) 177(?) 調味技 145 味(一押し) 188(?) 火加減 146 調理情報 習得条件 調理時間 3時間10分 習得Lv制限 Lv30 調理費用 460ドル 初級料理習得数 9 習得数 24~36個 食材 肉Lv2 5 野菜Lv2 5 キノコLv2 4 スパイスLv2 3 × × × × 一押し食材 × × × × × × × × クイズ 問題 A. B. C. D. 答え(反転) 茹で鶏肉を編集 ▲TOP 鶏足のピクルス 鶏足(もみじ)のピクルス台湾台北士林「葡萄荘園」 鶏足で作られたピクルスです。 中級 ジャンル 前菜 価格(一押し) 36(?) コスト(一押し) 31(?) 風味(一押し) 85(?) 品質 属性条件 色(一押し) 188(?) 包丁技 157 香(一押し) 196(?) 調味技 159 味(一押し) 171(?) 火加減 154 調理情報 習得条件 調理時間 3時間20分 習得Lv制限 Lv30 調理費用 480ドル 初級料理習得数 9 習得数 24~36個 食材 肉Lv2 5 野菜Lv2 5 果物Lv2 4 スパイスLv2 3 × × × × 一押し食材 × × × × × × × × クイズ 問題 A. B. C. D. 答え(反転) 鶏足のピクルスを編集 ▲TOP チョコレートスパークリングワイン チョコレートスパーリングワイン台湾台北士林「葡萄荘園」 大人の魅力を際立たせるチョコレート風味のスパークリングワインです。 中級 ジャンル 飲み物 価格(一押し) 24(?) コスト(一押し) 19(?) 風味(一押し) 85(?) 品質 属性条件 色(一押し) 96(?) 包丁技 214 香(一押し) 110(?) 調味技 215 味(一押し) 119(?) 火加減 217 調理情報 習得条件 調理時間 17時間 習得Lv制限 Lv30 調理費用 1640ドル 初級料理習得数 9 習得数 16~24個 食材 果物Lv2 7 ミルクLv2 5 スパイスLv2 2 × × × × × × 一押し食材 × × × × × × × × クイズ 問題 A. B. C. D. 答え(反転) チョコレートスパークリングワインを編集 ▲TOP 青リンゴのシーザーサラダ 青リンゴのシーザーサラダ台湾台北士林「葡萄荘園」 ほろ苦い野菜と甘酸っぱい青リンゴの完璧なバランスが人気のサラダ。にんにく、アンチョビがさらに風味を豊かにします。 高級 ジャンル 前菜 価格(一押し) 79(?) コスト(一押し) 72(?) 風味(一押し) 115(?) 品質 属性条件 色(一押し) 249(?) 包丁技 202 香(一押し) 238(?) 調味技 205 味(一押し) 258(?) 火加減 200 調理情報 習得条件 調理時間 30分 習得Lv制限 Lv45 調理費用 130ドル 中級料理習得数 12 習得数 16~24個 食材 果物Lv2 7 野菜Lv2 5 ミルクLv2 6 スパイスLv2 3 × × × × 一押し食材 × × × × × × × × クイズ 問題 A. B. C. D. 答え(反転) 青リンゴのシーザーサラダを編集 ▲TOP エビの生春巻き エビの生春巻き台湾台北士林「葡萄荘園」 新鮮なエビと野菜のハーモニーをご堪能ください。 高級 ジャンル 前菜 価格(一押し) 62(?) コスト(一押し) 55(?) 風味(一押し) 115(?) 品質 属性条件 色(一押し) 247(?) 包丁技 280 香(一押し) 242(?) 調味技 281 味(一押し) 256(?) 火加減 277 調理情報 習得条件 調理時間 5時間 習得Lv制限 Lv45 調理費用 800ドル 中級料理習得数 12 習得数 20~30個 食材 魚Lv2 6 野菜Lv2 6 ミルクLv2 6 スパイスLv2 3 × × × × 一押し食材 × × × × × × × × クイズ 問題 A. B. C. D. 答え(反転) エビの生春巻きを編集 ▲TOP ミートスパゲッティ ミートスパゲッティ台湾台北士林「葡萄荘園」 イタリアンミートソースを使用した人気のパスタ。新鮮なトマトとスパイスが、最高級牛ひき肉の風味を引き立てます。 特級 ジャンル ご飯・麺 価格(一押し) 78(?) コスト(一押し) 69(?) 風味(一押し) 145(?) 品質 属性条件 色(一押し) 364(?) 包丁技 337 香(一押し) 362(?) 調味技 336 味(一押し) 374(?) 火加減 339 調理情報 習得条件 調理時間 3時間20分 習得Lv制限 Lv60 調理費用 670ドル 高級料理習得数 18 習得数 20~30個 食材 肉Lv3 9 野菜Lv3 6 ミルクLv3 6 米穀Lv3 3 × × × × 一押し食材 × × × × × × × × クイズ 問題 A. B. C. D. 答え(反転) ミートスパゲッティを編集 ▲TOP ピクルス&ソーセージ ピクルス&ソーセージ台湾台北士林「葡萄荘園」 ドイツ風のピクルス&ソーセージを、ピリっとしたマスタードソースでお酒のあてとしてお楽しみください。 レア ジャンル 前菜 価格(一押し) 113(?) コスト(一押し) 102(?) 風味(一押し) 175(?) 品質 属性条件 色(一押し) 375(?) 包丁技 347 香(一押し) 372(?) 調味技 349 味(一押し) 383(?) 火加減 345 調理情報 習得条件 調理時間 30分 習得Lv制限 Lv75 調理費用 160ドル 特級料理習得数 24 習得数 12~18個 食材 肉Lv3 10 野菜Lv3 7 果物Lv3 6 スパイスLv3 4 × × × × 一押し食材 × × × × × × × × クイズ 問題 A. B. C. D. 答え(反転) ピクルス&ソーセージを編集 ▲TOP 次のページへ