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SALUD~サルゥー~(16種) Salud y Suerte a todos! 健康と幸せを祈って乾杯! 美味しく健康に! ピリっとスパイシーなサルサソースを使ったメキシコ料理をどうぞご堪能下さいませ。 平均 1200円 料理ジャンル その他 店舗所在地 北海道雪祭り辺り アクセス 北海道駅 営業時間 24時間 駐車情報 - SALUD~サルゥー~(16種)サルサチップ チキンエッグロール ブロッコリーとマカロニのコンソメスープ チンのエンチラーダ トスターダ フラウタス えびと野菜のトマトスープ チキンとキドニービーンズのナチョス ジャンバラヤ メカジキのグリル 次のページへ 入 門 1 種 属 性包丁技調味技火加減 232524 価 格(コスト) ~10(~9) 一押し食材 オイルLv1ソースLv1お出汁Lv1 初 級 2 種 84~9081~8882~93 22~28(19~25) 中 級 5 種 140~161141~159140~163 34~37(29~32) ソースLv2×5ふりかけLv2×1 高 級 3 種 224~246224~248222~249 47~50(40~43) 特 級 5 種 179~478175~480176~483 60~70(51~61) ソースLv3×3 レ ア 食材Lv1 肉Lv1×3、野菜Lv1×6、卵Lv1×6、スパイスLv1×10 食材Lv2 肉Lv2×16、野菜Lv2×16、果物Lv2×8、卵Lv2×7、魚Lv2×6、スパイスLv2×24 食材Lv3 肉Lv3×6、野菜Lv3×12、豆製品Lv3×8、ミルクLv3×6、果物Lv3×6魚Lv3×3、スパイスLv3×33 備 考 サルサチップ サルサチップ北海道「SALUD~サルゥー~」 メキシコ料理には欠かせないサルサは、サルサ・ロハ(トマトベースのサルサ)、ワカモレ(アボカドのサルサ)など色々な種類があり、様々な料理に使えるのでとても便利 入門 ジャンル 前菜 価格(一押し) 10(32) コスト(一押し) 9(20) 風味(一押し) 25(80) 品質 属性条件 色(一押し) 68(103) 包丁技 23 香(一押し) 62(97) 調味技 25 味(一押し) 55(90) 火加減 24 調理情報 習得条件 調理時間 1時間10分 習得Lv制限 Lv1 調理費用 130ドル 習得数制限 なし 習得数 48~72個 食材 野菜Lv1 3 スパイスLv1 4 × × × × × × × × 一押し食材 野菜Lv1 5 オイルLv1 1 スパイスLv1 10 × × クイズ 問題 アボカドを使ったサルサは何と呼ばれているでしょうか?一つ選びましょう。A.リャフア B.ワカモレ C.サルサ・ランチェラ D.サルサ・ロハ 答え(反転) B. ワ カ モ レ サルサチップを編集 ▲TOP チキンエッグロール チキンエッグロール北海道「SALUD~サルゥー~」 鶏肉と野菜の、ヘルシーなエッグロールはおやつにもピッタリです。 初級 ジャンル おかず 価格(一押し) 28(53) コスト(一押し) 25(37) 風味(一押し) 55(120) 品質 属性条件 色(一押し) 151(186) 包丁技 84 香(一押し) 130(165) 調味技 81 味(一押し) 144(179) 火加減 82 調理情報 習得条件 調理時間 50分 習得Lv制限 Lv15 調理費用 130ドル 入門料理習得数 6 習得数 32~48個 食材 肉Lv1 3 卵Lv1 3 スパイスLv1 3 × × × × × × 一押し食材 肉Lv1 10 ソースLv1 1 スパイスLv1 5 × × クイズ 問題 使用した肉はどれでしょうか?一つ選びましょう。A.豚肉 B.鶏肉 C.牛肉 D.合いびき肉 答え(反転) B. 鶏 肉 チキンエッグロールを編集 ▲TOP ブロッコリーとマカロニのコンソメスープ ブロッコリーとマカロニのコンソメスープ北海道「SALUD~サルゥー~」 野菜もマカロニもたっぷり入れて、栄養もボリュームも満点です。やさしい味で朝食にもおすすめです。 初級 ジャンル スープ 価格(一押し) 22(47) コスト(一押し) 19(31) 風味(一押し) 55(120) 品質 属性条件 色(一押し) 106(141) 包丁技 90 香(一押し) 95(130 調味技 88 味(一押し) 119(154) 火加減 93 調理情報 習得条件 調理時間 3時間 習得Lv制限 Lv15 調理費用 390ドル 入門料理習得数 6 習得数 32~48個 食材 野菜Lv1 3 卵Lv1 3 スパイスLv1 3 × × × × × × 一押し食材 卵Lv1 10 お出汁Lv1 1 スパイスLv1 5 × × クイズ 問題 ショートパスタでは無いものを一つ選びましょう。A.リングイネ B.ファルファッレ C.リガトーニ D.ペンネ 答え(反転) A. リ ン グ イ ネ ブロッコリーとマカロニのコンソメスープを編集 ▲TOP チンのエンチラーダ チキンのエンチラーダ北海道「SALUD~サルゥー~」 おもてなしに最適な、家庭でも簡単に作れるスパイシーなメキシコ料理です。 中級 ジャンル おかず 価格(一押し) 37(65) コスト(一押し) 32(45) 風味(一押し) 85(160) 品質 属性条件 色(一押し) 208(243) 包丁技 140 香(一押し) 224(259) 調味技 144 味(一押し) 218(253) 火加減 143 調理情報 習得条件 調理時間 2時間25分 習得Lv制限 Lv30 調理費用 350ドル 初級料理習得数 9 習得数 24~36個 食材 肉Lv2 3 野菜Lv2 3 スパイスLv2 4 × × × × × × 一押し食材 肉Lv2 10 ソースLv2 1 スパイスLv2 20 × × クイズ 問題 調理工程で使用した食材はどれでしょうか?A.サルサソース B.ひき肉 C.トマト D.チェダーチーズ 答え(反転) D. チ ェ ダ ー チ ー ズ チキンのエンチラーダを編集 ▲TOP トスターダ トスターダ北海道「SALUD~サルゥー~」 トスターダはカラッと揚げたトルティーヤに肉や野菜を山盛りに載せたスナックです。サクサクのトスターダに香ばしいタラのグリルとワカモレを載せました。 中級 ジャンル おかず 価格(一押し) 37(?) コスト(一押し) 32(?) 風味(一押し) 85(?) 品質 属性条件 色 223 包丁技 145 香 211 調味技 141 味 216 火加減 142 調理情報 習得条件 調理時間 2時間20分 習得Lv制限 Lv30 調理費用 340ドル 初級料理習得数 9 習得数 24~36個 食材 魚Lv2 4 野菜Lv2 4 スパイスLv2 3 × × × × × × 一押し食材 魚Lv2 20 ソースLv2 1 スパイスLv2 10 × × クイズ 問題 ワカモレの材料で正しいものを一つ選びましょう。A.アボカド B.じゃがいも C.小麦粉 D.米 答え(反転) A. ア ボ カ ド トスターダを編集 ▲TOP フラウタス フラウタス北海道「SALUD~サルゥー~」 フラウタスとは「笛」という意味で、トルティーヤに具を包んで揚げたメキシコ料理です。 中級 ジャンル おかず 価格(一押し) 37(?) コスト(一押し) 32(?) 風味(一押し) 85(?) 品質 属性条件 色 223 包丁技 145 香 211 調味技 141 味 216 火加減 142 調理情報 習得条件 調理時間 2時間20分 習得Lv制限 Lv30 調理費用 340ドル 初級料理習得数 9 習得数 24~36個 食材 肉Lv2 2 野菜Lv2 2 卵Lv2 2 × × × × × × 一押し食材 肉Lv2 20 ソースLv2 1 野菜Lv2 10 × × クイズ 問題 フラウタスとはスペイン語で何という意味でしょうか?一つ選びましょう。A.春巻き B.串 C.棒 D.笛 答え(反転) D. 笛 フラウタスを編集 ▲TOP えびと野菜のトマトスープ えびと野菜のトマトスープ北海道「SALUD~サルゥー~」 シンプルな味付けですが、えびの旨味が入った、野菜がたっぷり摂れておなかが満腹になるスープです。 中級 ジャンル スープ 価格(一押し) 34(?) コスト(一押し) 29(?) 風味(一押し) 85(?) 品質 属性条件 色 161 包丁技 161 香 158 調味技 159 味 171 火加減 163 調理情報 習得条件 調理時間 4時間30分 習得Lv制限 Lv30 調理費用 650ドル 初級料理習得数 9 習得数 24~36個 食材 魚Lv2 2 野菜Lv2 3 果物Lv2 3 × × × × × × 一押し食材 魚Lv2 10 お出汁Lv2 1 果物Lv2 20 × × クイズ 問題 香辛料として使用したものを一つ選びましょう。A.ナツメグ B.ローリエ C.ローズマリー D.ターメリック 答え(反転) B. ロ ー リ エ えびと野菜のトマトスープを編集 ▲TOP チキンとキドニービーンズのナチョス チキンとキドニービーンズのナチョス北海道「SALUD~サルゥー~」 簡単なのにおいしいメキシコ料理のナチョスです。お酒のおつまみやおもてなしの一品としておすすめです。 中級 ジャンル おかず 価格(一押し) 37(?) コスト(一押し) 32(?) 風味(一押し) 85(?) 品質 属性条件 色 215 包丁技 142 香 223 調味技 144 味 212 火加減 140 調理情報 習得条件 調理時間 2時間30分 習得Lv制限 Lv30 調理費用 360ドル 初級料理習得数 9 習得数 24~36個 食材 肉Lv2 4 野菜Lv2 4 スパイスLv2 4 × × × × × × 一押し食材 野菜Lv2 20 ソースLv2 1 スパイスLv2 10 × × クイズ 問題 使用したトッピングを一つ選びましょう。A.サワークリーム B.チリソース C.ワカモレ D.サルサソース 答え(反転) A. サ ワ ー ク リ ー ム チキンとキドニービーンズのナチョスを編集 ▲TOP ジャンバラヤ ジャンバラヤ北海道「SALUD~サルゥー~」 スパイスが効いた代表的なケイジャン料理。クミンの香りが食欲をそそります。 高級 ジャンル ご飯・麺 価格(一押し) 50(?) コスト(一押し) 43(?) 風味(一押し) 115(?) 品質 属性条件 色(一押し) 290(?) 包丁技 224 香(一押し) 299(?) 調味技 226 味(一押し) 286(?) 火加減 223 調理情報 習得条件 調理時間 3時間 習得Lv制限 Lv45 調理費用 480ドル 初級料理習得数 12 習得数 20~30個 食材 肉Lv2 2 果物Lv2 5 スパイスLv2 3 × × × × × × 一押し食材 肉Lv2 10 ふりかけLv2 1 果物Lv2 20 × × クイズ 問題 ケイジャン料理でベースとして使われることが多い食材を一つ選びましょう。A.セロリ B.鶏肉 C.エビ D.オクラ 答え(反転) A. セ ロ リ ジャンバラヤを編集 ▲TOP メカジキのグリル メカジキのグリル北海道「SALUD~サルゥー~」 さっぱりとしたメカジキをカリッとグリルで焼きました。バジルの風味がワインによく合います。 高級 ジャンル おかず 価格(一押し) 50(?) コスト(一押し) 43(?) 風味(一押し) 115(?) 品質 属性条件 色 304 包丁技 226 香 289 調味技 224 味 282 火加減 222 調理情報 習得条件 調理時間 3時間 習得Lv制限 Lv45 調理費用 480ドル 初級料理習得数 12 習得数 20~30個 食材 肉Lv2 3 スパイスLv2 6 × × × × × × × × 一押し食材 肉Lv2 10 ソースLv2 1 スパイスLv2 20 × × クイズ 問題 メカジキを漢字にするとどれに当てはまるでしょう?一つ選びましょう。A.眼伽敷 B.女楫木 C.眼珂敷 D.女梶木 答え(反転) D. 女 梶 木 メカジキのグリルを編集 ▲TOP 次のページへ
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エアー設定組 リロ 30代 親が金持ちのエアー設定うそつきのヒキニート 銀杏 30代共和国古参、無職、自称投資家の金持ちエアー設定ひとり言を繰り返す、ゲームが好きなもののオンラインモード恐怖症で対人恐怖がひどい色々とひどい メンヘラ組 sakura 30代 ブス女重度の統合失調症で一日中PCの前にいる実家ニート定期的に精神病院に入院する テクノ45歳最長老 障害年金を貰っているが実はそれは世帯単位。共和国古参、嫁とのSEX話、友達と飲む話などを繰り返し俺の人生は羨ましいだろと日々の不安をかき消すおじいちゃん が最近生活に変化がアルコールが大好きだったのにその怠けた生活と歳が原因で体を壊し我慢して禁酒しなければならなくなったw←うへへぶw唯一の趣味の酒飲めなくなったとかざまwwwww みんなお酒の話してうらやましがらせてあげよう。それと不眠症 最弱テクノ アモキサン、アナフラニール、ソラナックス、ヒルナミン、デパケン、ホリゾン抗鬱薬、精神安定剤を毎日飲まなければならないらしい 夜は眠剤4種類それに加えて性機能も壊れたのでインポテンツの薬も飲んでいるボロボロおじいちゃん しな25歳 元風俗嬢、AVのオーディションを受けたことあり、キチガイ 精神科に行くも病名をつけてもらえずナマポも貰えなかった 男に養ってもらうのが夢 あい30代 共和国古参、死にたい病、歳とりすぎてもう駄目だ病、妹は子供持ち ゆな30代後半 自閉症、~~よっとを語尾に付け存在をアピールする、FXするも頭が悪いので損してばかり精神科医からは自分を大きく見せようとしないで等身大の自分をさらけ出すようにいわれる 穂、うつらぶ (死にたいばっか言ってる方々 多分30代) ワープア組 うに30代 共和国古参、工場バイト、オフ会が趣味、女に目がない、ナマポをよく叩いているが本当は貰えないから妬み。自己責任のワープアなのに文句ばかり共和国一の加藤候補 仕事がつまらないなら工場をやめればいいのに、将棋の飛車に似てるトラック禁止 チキン30代 共和国古参、工場バイト、素人童貞。ナマポを叩く理由は貰えなかったからからの妬みワープア 現代の甘え病、風俗嬢にキモイとメール拒否される時折不幸自慢を始め酔いしれる うある25歳 (バイトで客に頭を下げるのが屈辱でプライドが傷つくとのこと、ナルシスト) ナマポ組 ブサイク22歳 震災見舞金、ナマポも元手にFXに興じる糞女、現在はナマポ打ち切り合い貰っていないとのこと、クラブ通いが趣味 暇人30代 テクノと仲がいい、酒びたり、5年くらい無職、ブルーハーツが好き(明確にいうとこいつの場合は障害年金と親の援助) ホモ組 VEN20歳(ホモ、自称男性相手の男娼(自称100人の男とやった)、おっさんに36歳?と言われるほど老け顔、チャットでよく顔を晒している、ナルシスト) もんじゃえもん30代(無職、VENを狙っていた、ホモ、男の穴にうえている、銀杏、さくら、あいなどを叩く) 見下し組 古木30代「あだ名は糞花、無職、チキンを叩いてストレス解消(実際はチキン以下の存在)、自慢話が大好き(例、公務員より俺の方が能力は上など)、空気が読めない」 デブ、キモ組 ずん30代 でかい・かおもでかい・洋服が5L・ずぼんもでかい・たいじゅうけいこわした せんがほそい・かおがへん 想30代(共和国古参、デブ、顔だしでニコ生をやっている、無職) おし組 おしらせ機能を使い半コテになる人達その時の感情やこれからする行動などを書いたり荒らす時に入室・退室を即座に繰り返し IDを見せずに叩く方法 それがおしである。銀杏はナマポおしという見えない存在をひどく嫌っている ずばぬけてテクノが歳よりだが30代が平均年齢 ワープア組・ナマポ組・エアー設定組の三すくみか?
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《とりひき召喚(しょうかん)》 通常罠 自分フィールド上のモンスター1体が攻撃対象になった時に発動できる。 自分が受ける戦闘ダメージを500ポイント少なくする。 ダメージステップ終了時に手札の攻撃力1000以下のモンスター1体を特殊召喚する。 その後、相手フィールド上に存在するモンスターは、 このカードを発動してから2回目の相手ターンのターン終了時まで戦闘では破壊されない。
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フリーダムひき子 VS夢の国 ひ「ロリやショタを拉致してバラすのはテメェらかぁあああ!!」 やや狭い通りで襲って来た黒服に叫ぶ。 その声はまさにデスボイスでらなんともヘビーメタルである。 ひき子さんは野良の独りモノ故に黒服に狙われたんだろう。 ひ「テメェみてぇなロリの敵はなぁああああああ!!!! ズリズリと[おろして]やるぅぅううあああああ!!!!!!」 ガシッと黒服を掴むとその頭を道路に押し付けてダッシュする。 黒服は大根おろしの様にズリズリとすり減る。 完全に黒服をおろし終わっても足を止めない。 ひ「どぉこぉどぅあああああ!あんの糞ビッチ(プリンセスのようです。)!!!! ドレスを奪って!犯して!!おろして!!!もう一回犯してやるぅぅうううう!!!(ひき子さんは女です、)」 叫びながらマスコットの群れを突き抜ける(本人は気づいてない)。 群れのド真ん中に大穴を開けて駆け抜けたひき子の目的はただ一つ。 プリンセスのドレス強奪である。 ひ「どこだぁ!?あんの糞ビッチ!!」 学校町の全ての道、路地裏、通路を走破。 ほぼ全ての公共の建物を探し終わったひき子さん。 いまだにプリンセスが見つからずに悪態をつきながら疾走する。 ひ「だいたいなぁ!夢の国のお姫様は顔が濃くて萌えねぇんだよ!!ったく、日本を見習えってアレ?」 不意に視界が回る。 次の瞬間、猛スピードで不時着する宇宙船のように地面を滑る。 まさかの転倒である。 ひ「くっそ!私が転ぶなんて。ぺっぺっ・・・ん?」 口に入った土を吐き出しながら、ある事に気づく。 ひ「この味は、地下に潜んでる味だぜぇぇええええ!!」 このテの事に関しては鋭敏な味覚が、ターゲットの位置を感知する。 行き先を見つけたひき子は穴を掘り始める。 素手で。 ひ「ジェットモグラよりサンダーバード4号の方が影薄いとかwwww ゴードン空気すぐるwwwwwwww」 まさにジェットモグラのように穴を掘る。 むしろ地中を泳いでいるとさえ言える。 地中を進むひき子さん。 地中を進んでたひき子だが・・・ ひ「『10年後の僕は何をしてますか?きっと夢を叶えてパイロットになって世界中を飛び回ってると思います。・・・田沼いちろう』? ぷっ!田沼ってあの田沼ぁ!? へへ!ばぁーか、10年後、つまり今のお前はニートだよ!! 世界中飛び回るどころか、家からロクに出ずにネトゲの世界を飛び回って親泣かしてるんだよぉ!!!! 人生墜落してんだよー!!!!」 地中で約10年前のタイムカプセルを見つけ爆笑していた。 ちなみに田沼いちろう君は、ひき子さんの行動範囲内に住む醜いニートである。 ひ「『10年後の私は立派な女医になって、お婆ちゃんを治してあげてるかな?ううん、10年じゃ間に合わないから、もう治し終わってるよね?・・・峰尾なお』 グスっ、なおちゃんのお婆ちゃん、なおちゃんが医師免許とれた日になくなったのよね。 お婆ちゃんの【ごめんねぇ治させてあげられなくて。でも、なおちゃん、お婆ちゃんの代わりにたくさんの人を治してあげてね】という遺言を着実に実現して、あの若さで開業するのよね」 前ページ連載 - トイレの花子様
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このワードは、特定の手順を踏むと閲覧できる言葉に登録されています。 登録タグ Googleフォーム復活ワード カルロ・グローチェ グロ 事故 交通事故 危険度5 悲劇 特定の手順を踏むと閲覧できる言葉 画像検索 轢いた被害者を3kmも走ってる間引きずっていたという。 画像検索すると、グロ画像が出てくる。 現在はヒットしない模様。しかし、全く関係のないカルロ・グローチェの記事がヒットするので注意。 URL ttps //carro-groce.com/guro-gazou/20130.html 分類:グロ 危険度:5 コメント 裏で警察共が手を引いていたという噂も... -- SEA (2011-02-08 15 50 05) 血痕がしっかり付いてますね -- みつあみ (2011-02-08 16 43 24) 犯人逮捕したかな? -- ギャラクシーコンボイ (2011-05-04 10 07 08) 犯人は軽い刑で済んだって噂 -- 海軍 (2011-06-04 22 05 35) ↑なんで!? -- 名無しさん (2011-06-10 14 58 43) 犯人は史上稀に見るクズ -- 名無しさん (2011-07-23 23 43 03) かわいくさせての画像がでてきたんだが・・・ -- 名無しさん (2011-08-01 21 38 09) かわいそうに。。。 -- nanasi (2011-08-07 19 07 12) いみわからない -- ナターシャ嫌い (2011-08-18 15 15 40) 頭がおかしくなりそうだ・・・ -- ライム (2011-08-21 17 54 25) かわいそう・・・。成仏してるといいな・・・。 -- 敦子 (2011-08-29 14 58 33) なんかみえたね -- あgsx (2011-09-23 16 28 49) 頭がパーン -- 名無しさん (2011-10-06 09 12 18) この事件覚えてる -- 名無しさん (2012-03-08 16 26 38) 削除しました。 [削除済み] モロちょんす -- ひでえ (2012-04-14 08 25 49) [削除済み] 被害者かわいそすぎる -- 名無しさん (2012-05-03 14 21 54) この犯人残虐的すぎる。 -- 名無しさん (2012-05-03 14 22 48) コレが真実なんだね。3キロってのは日本にガソリン?を送るための船が通過する問の長さ。 -- saki (2012-05-07 18 48 44) 君のこと触れ触る 過ぎ去った電車を遠く切なく触る -- そっと触れて触る (2012-05-31 14 02 19) えーと、、そのこれ何歳未満??? -- キラキラニャンコパフェ (2012-07-25 21 11 34) 酷い事件ですわー -- くろぬこ (2012-07-28 21 33 53) この事件いつのかな?怖くて調べられない・・・ -- 名無しさん (2012-08-02 17 57 33) 画像検索したら臓器とか色々バラバラになってたやつがあったけど、これとは違うの? -- 名無しさん (2012-08-05 19 49 59) このすぐ後に今度は5.5キロくらい引きずった事件も起きた覚えがある。 -- 名無しさん (2012-08-06 18 51 37) 車怖ええwwwwwwww -- 名無しさん (2012-12-25 15 39 27) 3キロも引きずれるのか? -- 名無しさん (2012-12-30 21 26 39) すごいなwww -- 闇 (2013-02-27 16 58 32) 2件削除しました。 3キロも引きずるとか、マジで犯人の良心を疑う -- 有魔 (2013-04-24 17 58 22) 5mでもやばいっていうのに3kmとか、犯人気づけよクソ -- コウジ (2013-05-26 12 08 35) まず自動車保険入れ。俺の地元入ってる人少ないからな。人轢くくらいなら車のるな。 -- スイマヤー (2013-07-07 14 47 28) 最低‼気分悪いわ〜 -- 名無しさん (2013-07-12 05 39 16) かわいそうかわいそうかわいそうk -- 名無しさん (2013-09-14 16 07 23) 何でレベル1なの?せめてレベル2にすればいいのに -- ハリマロン (2013-12-08 17 37 36) 今検索すると1.3kmの方が先頭に出るな。こっちも胸糞悪い事件だ。 -- 名無しさん (2015-05-17 15 06 01) このコメントは削除されました 手放しなよ~ -- 名無しさん (2015-06-09 20 50 30) 怖いね~ -- スーパーミラクルかくれんぼ (2016-02-26 20 27 08) このコメントは削除されました どーゆー感じで轢きずったんだ!? -- 蒼空 (2016-07-30 09 19 04) ぱっと13kmやのネタが脳裏をよぎった -- からつけあっきぃ (2020-03-09 23 14 25) 気づかないの?ズザザザーーって音するだろうに -- メタトンNEO (2020-06-26 17 10 21) 便乗して嫌韓が湧いてる方がオカルト -- 名無しさん (2020-12-06 18 17 29) ボンネットに乗せ7kmの記事がヒットしてそっちはそこそこグロい -- 名無しさん (2021-08-09 15 28 53) カルログローチェの記事も画像もHITするのだが・・・・ -- 名無しさん (2021-08-09 15 30 20) ひき逃げ 殺人罪 -- イキスギ太郎 (2021-08-09 20 34 15) ひでえ -- 名無しさん (2021-10-23 14 10 03) 現在少しだが1じゃ少ないグロがある -- 名無しさん (2022-03-09 18 43 55) これはでてこんでもカルロの危険度5くらいの記事がヒットする -- 名無しさん (2022-04-16 17 06 51) あがったんだ -- 名無しさん (2022-05-04 13 56 42) うわぁ -- ナムルマン (2022-05-04 21 45 18) どんな感じ?ぼくグロ体制皆無だから検索できない…(*1)))ガクブル -- まめっこ (2022-06-08 18 13 29) 胸辺りが焦げ臓器が丸見え -- 名無しさん (2022-06-08 19 45 10) え、、 -- あい (2022-06-29 21 25 35) 削除しました。 え!?どういうこと? -- 中1 (2022-08-10 17 23 05) ↑ -- 中1 (2022-08-10 17 23 23) うわぁ...グロすぎ... -- ゲーム太郎 (2022-11-04 17 04 46) 精神えぐり取られるわ -- 波斗 (2022-11-07 12 04 24) 凌遅と同じ昇格幅なんだけど(両方最初1、現在5) -- 名無しさん (2024-06-06 10 58 49) 名前 コメント
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登録日:2011/04/12 Tue 23 15 30 更新日:2024/06/28 Fri 11 37 47NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 うまいか、おいしいか おい、料理しろよ すごい どうあがいても絶望 どうしてこうなった みんなのトラウマ アニめし項目 シチュー シチュー? ジャイアン ジャイアンシチュー セミのぬけがら チャレンジ精神が旺盛すぎた結果 ドラえもん ドラえもん用語項目 ポイズンクッキング メシマズ 両刃の剣 両刃の剣←自滅的な意味で 兵器 化学兵器 実は普通 恐怖のディナーショー 拷問 料理 検索してはいけない 混ぜるな危険 漫画 無差別テロ 特級呪物 空想お料理読本 算数 腹が減る項目 腹の減る項目←寧ろ食べる気が減る項目 限りなくアウトに近いアウト 食災のジャイアン 人間はさ、しゅみをひろくもたなくちゃいけない。 おれもなにか新しいしゅみをもとうと思ってさ。 ジャイアンシチューとは、漫画『ドラえもん』に登場するキャラクター・ジャイアンの誇る殺人……じゃなかった、得意料理である。 ●目次 ◆材料 ◆調理法 ◆概要エピソード「ジャイアンシチュー」 エピソード「恐怖のディナーショー」 その他の公式ジャイアン料理わさドラ「恐怖のジャイアンピザ」 わさドラ「なんでもアイス棒」 わさドラ『ジャイアンラーメンがくる』 その他 ◆余談実際に作ってみた ジャイアンフェアでのジャイアンシチュー 他のキャラクターたちの料理の腕前 その他の作品での扱いゲーム ◆材料 ひき肉 沢庵 塩辛 ジャム 煮干し 大福 キャンディー セミの抜け殻 ポテトフライ ソーダ 納豆 ドーナツ おにぎり ブドウ ショートケーキ おせんべい メロンソーダ オレンジジュース その辺の草(埼玉県民向けアレンジかな?) その他色々 ◆調理法 詳細不明。ジャイアンのことなので、恐らく上記の材料を入れて煮るだけだと思われる。 「あの……、これなに?」 「ジャイアンシチューとよんでくれ」 しかし実際に作ってみている勇者もいるので調べてみると良い。……気分が悪くなっても責任は持てないが。 ◆概要 エピソード「ジャイアンシチュー」 「どうだ、うまいか、おいしいか、どっちだ」と究極と至高の選択を迫られても、 「…………すごい!」 「と、とてもお、おおいしいわ。」 との感想しか出ない味らしい。 それでも食べられるようになるひみつ道具調味料「味のもとのもと」はかなり凄い。 ジャイアンに振りかけるとジャイアンが美味しそうにもなるのだから。 エピソード「恐怖のディナーショー」 しかし、上記の件を経てジャイアンは自分の料理に完全に要らん自信を持ってしまい、後にディナーショーを開催することに。 このディナーショーとは、犠牲者観客はジャイアンに振る舞われたお手製料理を食べながら、彼の熱唱する生歌を聞くことができるというありがたーいもの。 つまり、ジャイアンの殺人料理を食わされながら、ジャイアンの殺人ソングを聞かされるという、惨たらしいことこの上ない虐殺企画である。 案の定、その時の料理が何かは定かではないが、調理時には剛田家の周囲には不気味な臭気が漂い、その凄まじさたるやジャイ子は逃げ出し(*1)、飼い犬のムクは倒れ(*2)、空飛ぶトンボは墜落する有様。 とりあえず、 「味噌で味をととのえて、ジャムとたくあんとセミのぬけがら」 が入ったものであることは確か。ちなみにセミのぬけがらは漢方薬になることもあるので食えないわけではないし、エビっぽい味がするという。いやそういう問題じゃないから。 流石のジャイアンもこの料理は酷すぎたらしく、試食した際に気絶してしまい、殺人ディナーショーは未然に防がれた。 なお、ジャイ子にこの一報を知らされたのび太と出木杉は泣きながら中止を喜びあってた。出木杉ですら涙を流すほどの出来事 また、水田版「熱演カチンコ」では、ジャイアンの両親がジャイ子のためにジャイアンシチューを作る。が、ジャイ子が逃走して、スネ夫にお裾分けされた。 水田版「たけしのずんどこ誕生日」では、ジャイアンの誕生日が祝日になり、日本中でジャイアンを崇めジャイアンシチューを作ることが義務化されてしまった。 当然セミのぬけがらを使うので、のび太のママはわざわざぬけがらを買ってきた。 また、水田版「ジャイアンの恩返し」では、のび太がお腹を空かせた結果、野比家でジャイアンがジャイアンシチューを作ったが、のび太は苦しみながらも無事完食した。 なお、野比家で作ったのに当然のようにセミのぬけがらが入っていた。つまりずんどこ誕生日で買ったぬけがらがまだ残っていた それにしてもこのセミのぬけがらに対するこだわりは一体なんなんだろうか その他の公式ジャイアン料理 わさドラ「恐怖のジャイアンピザ」 スネ夫が呼んだイタリア人シェフによって振る舞われたピザの味に感服したジャイアンが、ドラえもんのひみつ道具・「お店屋さんごっこセット」を使い、「ジャイアンピザ」なる店を設立。 モニターの指示通りに作れば誰でもプロ並みのピザが作れる……が、あのジャイアンが指示に素直に従うはずもなく、「自分の好きなものを好きなだけ乗せた方が美味いに決まってる」という滅茶苦茶な理屈でとんでもないピザを量産してしまったのである。 ◆材料 「ジャイアンピザ・漁師風」 イカの塩辛 くさや セミの抜け殻 ザリガニ 魚の骨 イカスミ カエル 因みにカエル自体は食用として扱う国もあるので食えない訳ではなく、台湾料理店の味仙でカエルの唐揚げがおしながきに記載されているのを見たことがある諸君もいるだろう。だからそういう問題じゃないってば。 更に「ジャイアンピザ・山男風」ではチーズは茶色に変色し、枯葉や松ぼっくり、小枝(当然だがチョコ菓子のことではない)まで入っている始末。というかちゃんと味見ぐらいしろ。 あまりにも酷すぎる出来にドラえもんとのび太は絶句するが、のび太の余計な発言のせいで自信を持ってしまったジャイアンから町中の人たちにピザを配るよう言い渡される。 当然ながら皆の拒否反応は凄まじく、静香は泣き落とし、安雄とはる夫は「聞かなかったことにする!!」と怯えながら逃げ出し、モブの1人は家のドアにバリケードを作り出し、居留守を使うほど。そしてスネ夫はジャイアンに無理やり二種類のピザを食わされ気絶した。 最終的にドラえもんの道具「ほしい人探査機」を使ってもジャイアンピザを食べたいと思う人は地球上におらず、探索範囲を宇宙まで広げてようやく見つけた宇宙人には大ウケだった。 ……こんなおぞましいピザを作ってしまったジャイアンは、宇宙に追放されるべきである。 余談だが、この回でジャイアンがピザを笑顔で配達しに来るときの表情がはっきり言ってサイコパスのそれである。 わさドラ「なんでもアイス棒」 「なんでもアイス棒」という、差した物をアイスにする道具でアイスを作ろうと思い立つ。 まず手始めに剛田商店に陳列してあった果物を使うも普通の出来だったので、止せばいいのに美味しいアイスを作ろうと鍋に色々入れる(*3)。見た目からして紫でとても食べられた代物ではなかった。 ちなみに、しずかちゃんが食べたものは奇跡的にアイスにしたら美味しくなったが、スネ夫が食べたときはレシピが変わっていたためか気分を悪くしていた。 わさドラ『ジャイアンラーメンがくる』 もう一人の藤子不二雄が描いていた漫画『魔太郎がくる!!』とは一切関係ない。 屋台のラーメンを食べたことに影響を受けて自ら屋台を用意してラーメン屋を始めるジャイアンだが、いちごジャムとケチャップのスープやうめぼし、柿、栗、銀杏等どう考えてもラーメンには合わない物をのせたせいで案の定食べられた物ではなくなる。 屋台のおじさんには「味に独りよがりになっていないかい?」「お客の気持ちに寄り添え」などのアドバイスを頂いたが、特に改善もしない。更に、「客寄せチャルメラ」のせいで強制的に呼び出される始末。最終的にオールシーズンバッチを使って町一帯を夏にして、ラーメンなんぞ作れない環境にする。 これで一件落着、となるかと思われたがそんなことでへこたれる彼ではなく、今度はジャイアン冷やし中華を始めるのだった……。 その他 その翌年放送の『のび太の夏祭り大作戦!』では「ジャイアンたこ焼き」も作っている。例によって色が紫で、タコの足が助けを求めるかの如く飛び出しているシロモノ。 またビッグコロタン『ドラえもん大事典』では、スペシャルデラックスシチューとしてようかん、梅干し、ぬかみそ、ドッグフード、わさび入りのスペシャルデラックスシチューが危うく完成するところだったが、「メモリーディスク」により難を逃れている。 小学生向けの算数の学習漫画『ドラえもんの算数おもしろ攻略 分数・小数がわかる』にも載っている。 小数点を題材にしたこの話では、シチューではなく「特製ジュース」を作っていた。材料は不明だがドラえもん曰く「凄い色」で、さらにリットル単位で作っていたため被害がエラいことになった。ちなみにこちらは分数の項目。 自分以外の全員に飲ませた(*4)が、乾杯の後に自分で飲んだ際には勢いよく吹き出してトイレに駆け込んで吐き出していた(*5)。 当然のび太とスネ夫は激怒した。 ちなみに同漫画内で遠足用の巻き寿司を作る話もあるが、こちらでは普通に美味い巻き寿司を作れており、材料もかんぴょうや玉子と普通のもの。 シチューと違い我流でアレンジ出来る余地が無いからか。 『ぼく、ドラえもん』の企画で製作された、木村祐一のジャイアンシチューはアレンジされて美味しそうなビーフシチューに仕上がっていたが、 ファンが忠実に再現して作ったものは原作さながらの見た目や味になることが多い。 ◆余談 実際に作ってみた あまりのインパクトからか、ネット上や雑誌等でも度々実際に作られている。 テレビ朝日の情報バラエティ番組『シルシルミシル』で実際に作られた際には、シチューの元にはクリームシチューが使われていた。しかしそれでも上記の食材のせいで赤みを帯びる始末である。 そしてそのシチューを味噌汁にトーストや目玉焼きを入れている料理研究家の土井善晴先生に食べて貰ったところ、 「食材のバランスが最悪、暗闇のような味」とコメントが……。 更にゲストとしてリアクション芸のプロフェッショナル、出川哲朗が呼ばれた。 しかし多くの視聴者がリアクションを期待した中、出川は意外な言葉を放った。 「期待して貰って悪いですけど、普通にこれいけますよ。見た目さえなければ普通にいけますよ。」 そう、 普 通 に い け る と 実際にシチューを作ったジャイアンに似た子役も食べて吐かなかった(コンプライアンス的に当たり前ではあるが)。 なんとジャイアンシチューは普通に食べられたのだ。美味いとも言われていないが。 やはり世の中見た目で判断してはいけないという証明だろう。 また、ジャイアンの誕生日企画『ジャイアン炎のクッキング』でも実際に作られ、2代目中の人である木村昴がジャイアンの一番弟子との設定で出演。 しかし、ジャイアンの徹底的な指導によって無理やり作らされ、そして試食させられる羽目になる。きゃあ!じぶんごろし!! ちなみに試食後の木村の感想は「食べた瞬間に全身が麻痺しそうになる」「この世のものとは思えない味」とのこと。 ごもっともである。 お笑い芸人・FUJIWARAの公式YouTubeチャンネル『FUJIWARA調合キーン』でもアニメの色味を中心に再現した結果、口にした瞬間「マズっ!!」と率直な感想を延べ、「始め甘いけど後から塩辛の臭みが…」「三角コーナーのアレ」と散々な評価だった。 ただし、トマトと肉は美味しさが残っており、同チャンネルでは「ジャイアンシチューを作るときはトマトと肉を多めに入れよう」という結論になった。そもそも作ってはいけないとも ジャイアンフェアでのジャイアンシチュー 神奈川県にある藤子・F・不二雄ミュージアムのレストランでは、2012年にジャイアンの関連メニューが注文できたが、その中にはジャイアンシチューがあった。 流石にジャイアンシチューそのものではなく、普通のクリームシチューと、別皿の「ひき肉、たくあん、しおから、ジャム、にぼし、大福・蝉の抜け殻がプリントされたえびせん」という内容。 ついでに「味のもとのもと」に似せた調味料もついてくる。 シチュー自体は美味しく、食べることはできる。 別皿のトッピングを入れることもできるが、そこは自己責任で。 また、2016年6月1日(水)から7月3日(日)までジャイアンフェアが行われ、そこではさらにパワーアップした「ジャイアンシチュー」を注文できた。 別皿のトッピングは変わらないが、クリームシチューは紫芋で紫に染められており、見た目がより近づいていた。 他のキャラクターたちの料理の腕前 ドラえもんは特に料理を作る描写は無い。「グルメテーブルかけ」があるのも理由かもしれないが。 スネ夫も料理を作る描写は無いが、『鉄人兵団』では「いい肉だ。ぼくがうまいステーキ焼いてやろう。」と言うシーンがある。 静香ちゃんはそつなくこなすし、出木杉君に至っては「これからの時代女性も活躍するだろうから」という彼らしい理由ではじめた結果、のび太が「くやしいけどうまい!」と泣き出すほど上手な料理を会得した。 ジャイ子は、水田版ではプロが絶賛するほどのカレーライスを作っている。 同じく水田版では、ジャイアンの母ちゃんが「鍋将軍」と呼ばれるほど鍋料理が上手いことが判明。その腕前は、ドラえもんが出した鍋作りの達人であるロボット「なべ奉行」に勝つほど。 なんでジャイアンだけ料理の腕が遺伝しなかったんだろうか…… その他の作品での扱い ゲーム ドラえもん きみとペットの物語 RPG作品。 ジャイアンの特技に「こころのりょうり」と言うものがあり、敵を毒にする。 もんむす・くえすと!ぱらどっくすRPG R-18の同人RPG。 仲間に与えられる食べ物アイテムとして「ジャイアンシチュー」が入手できる。まんま名前が入っているが大丈夫なのだろうか。 主な入手手段は、中章以降に最上級職の「味皇(*6)」を仲間に極めさせてスキルとして習得させることで、材料さえあれば幾らでも調理しストックする事が可能。 やはりというべきか、大抵の仲間が食べることすら拒否し、食べてしまえば悶死寸前という代物だが、 スライム娘や残念なサキュバス、あと三番目さん熾天使などには割と受けが良い……他の仲間と何が違うのだろうか? ついきか、しゅうせいか、どっちだ!? △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 コメントログ おいジャイアン、そのシチュー呑んでみろ。どうした、なぜ飲めん。 -- 名無しさん (2021-09-13 22 05 31) ↑いやぁ~ オレ様はもういただきましたので・・・ -- 名無しさん (2021-09-13 23 17 43) のび太は「レシピがある簡単なものなら何とかなる」程度だと思う。 -- 名無しさん (2021-10-10 22 13 50) コメントのログ化を提案します -- 名無しさん (2021-10-10 22 15 29) ログ化しました -- (名無しさん) 2021-11-10 21 01 47 どっかのサイトでは「食べられるジャイアンシチュー(うろ覚え)」なるものを作ってたな。大福を炒めてたりした辺り「その発想は無かった」と感服したわ -- (名無しさん) 2022-01-08 20 15 13 料理下手な奴は創意工夫(アレンジ)をしちゃダメだな・・ -- (名無しさん) 2022-01-13 21 35 53 クリームシチュー味濃いからよほど滅茶苦茶調味料ぶち込むとかでもない限り食えるだろうけど、ジャイアンの事だから実際には適当に煮込んでるだけっぽいのが… -- (名無しさん) 2022-01-23 23 36 31 ↑2 天道あかね「アレンジしなきゃ自分の料理と言えないじゃない」 -- (名無しさん) 2022-01-30 21 52 48 中華一番の「破魔八陣」も真っ青の殺人料理やんけ -- (名無しさん) 2022-01-30 21 57 41 ジャイアンラーメンの回を見て思ったけど、「味に独りよがりになっていないかい?」「お客の気持ちに寄り添え」なんてジャイアンに理解出来る訳もないかw -- (名無しさん) 2022-01-30 23 44 48 「好きなものを好きなだけのせたほうが美味いに決まってる」の理屈だけならわからんでもないけどね。実際ピザ屋にそういうサービスあるし。好きなものを好きなだけ食べたいのは子供の夢だし。 -- (名無しさん) 2022-03-05 23 45 36 ↑2ぶっちゃけそのアドバイスは上級者向けだから違う気がする。歌でもそうだが、まず基本に従うことからだと思う。まあどっちにしろ無理だろうが。 -- (名無しさん) 2022-06-21 20 01 34 飯まず系のキャラはまず自分で試食しろと言いたい。 -- (名無しさん) 2022-06-21 20 12 34 なんかの学習漫画で見た目だけジャイアンシチューを模した美味い料理にすり替えてその場を凌いだら、ジャイアンが自信を持ってしまったってオチがあった気がする -- (名無しさん) 2022-07-16 20 52 33 セミの抜け殻も揚げると「ポテチみたい」って評価してる人いるらしいから、食材にカウントは出来なくもない気がする。シチューに使えるかは知らない -- (名無しさん) 2022-11-06 21 20 31 ↑おまけに、スジアカクマゼミの抜け殻を乾燥させたものはセンタイ(蝉退)という漢方薬になるそうな -- (名無しさん) 2023-07-02 23 58 42 彼の母親と妹は料理が上手いみたいだけど、親父はどうだろう -- (名無しさん) 2023-07-03 00 01 29 ぶっちゃけこんな毒物喰うよりは殴られた方がマシだろ -- (名無しさん) 2023-07-18 10 58 19 ぶっちゃけ食べたくはない -- (名無しさん) 2023-07-22 20 29 46 最初は味見してないのでしずかちゃんとスネ夫がひどい目にあったが、2度目は自分で味見してぶっ倒れた。おかげでドラえもんとのび太くんと出木杉くんは命拾いしたが。 -- (名無しさん) 2023-08-26 19 16 49 こんなところでもんくえの名前を見るとは思わんかったわ -- (名無しさん) 2023-09-10 18 45 23 ジャイアンの母ちゃんとジャイ子は料理上手なのにタケシは下手くそなのが不思議 -- (名無しさん) 2023-09-10 19 27 03 ↑父親、もしくは隔世遺伝とか? -- (名無しさん) 2023-10-15 10 00 46 ↑2 鍋料理のレシピなんてあってないようなもの(特に個人商店だと売れ残りの商品自家消費に回したりもするだろうし)だし、「自分の好きなものを好きなだけ乗せた方が美味いに決まってる」は母ちゃんの教えな気もする。もちろん好きなものをといっても最低限のバランスというものが……は、料理上手い人からしてみれば当たり前の感覚なので逆にわざわざ教えたりしない。 -- (名無しさん) 2023-10-15 11 00 20 ある意味ではジャイアンによる最大の暴力は物理的な腕っぷしそのものよりも料理なのかもしれない -- (名無しさん) 2023-12-29 08 48 37 劇中ではしずかちゃんとスネ夫くんには不評だったけど現実ではわりと美味しいのは意外だった。 -- (名無しさん) 2024-04-17 17 11 33 歌も料理もこんな壊滅的だと近所に居たらクッソ迷惑だよな…騒音と悪臭で大変な事になってしまう -- (名無しさん) 2024-04-26 14 39 18 なんの作品だが覚えてないけど、イチジクとかトカゲの尻尾とかを入れた料理も作ってたはず。昔コロコロで載ってたのを読んだ記憶。ジャイアンが子犬を拾ってそれに食べさせてた(その子犬は美味しそうに食べてたけどムクは絶句してた)話なんだけど詳細わかる人いないかな?F先生没後の掲載だと思うから、本人が描いたものじゃない可能性もあるけど -- (名無しさん) 2024-06-05 09 17 02 ↑ドラベースのむぎわらしんたろう先生が書いたミニドラが主役の奴だね -- (名無しさん) 2024-06-14 08 17 14 名前 コメント すべてのコメントを見る
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389 名前:ひきこもり大戦記[sage] 投稿日:2011/05/05(木) 19 40 16.58 ID y6fI1JVG 生まれ変わろう。 六畳一間の小汚いアパートの一室。その部屋の中心で、僕は遂に決心したのだった。 いつもの僕なら、決心するだけで終わりだった。己の無知を自覚するソクラテスのように、自分が駄目な奴だと自覚している分、他の同じ駄目人間達よりも幾分マシであろうと、己を無理やり納得させて終わりだった。 僕はいつも決心するだけで、その後にはなんの行動も伴なわなかったのだ。自己満足と自己嫌悪の応酬を続けるだけだった。 しかし、今回の僕は一味違っていた。胸中で渦巻くモヤモヤとした黒い塊に、とうとう耐え切れなくなったのだ。 もう嫌だ。こんな陰鬱な気分でこれからの日々を過ごすくらいなら、いっそ死んでしまったほうがマシだ。けど、当然僕には自殺するような勇気は微塵も無い。 なら、重い腰を上げて動くしかないのである。酔生夢死の徒からの脱却。厳しい任務だ。けれど、僕は今夜、生まれ変わってみせる。 そうと決まれば即行動である。決意の熱が冷めてしまわぬ内に、具体的な行動計画を立てよう。 壁時計へと視線を移した。 現在の時刻は午前一時半。普通の生活サイクルを送る者ならば、今頃はみんな床についている時間帯。つまり、僕にとっては今が絶好の外出時刻だ。 僕が住んでいる街は、世間一般に言う郊外のベッドタウン。こんな夜更けに出歩いている人間といったら、せいぜい酔っ払いのサラリーマンぐらいが関の山だ。なんら心配はない。 あっ、けど、もし道中でからまれたりしたらどうしよう。酔っ払いは何をしでかすかわからない分、素面のサラリーマンよりも余程に性質が悪い。妙な難癖をつけられて、殴られたりするかも。 嫌だな。痛いのは嫌だ。そもそも酔っ払い以前に、パトロール中の警察官に出くわして、職務質問とかされたらどうしよう。 まともに対応出来る自信なんて、からきし無い。逆に、不審者として連行されてしまうかもしれない。 嫌だ。外は危険だ。危険な外になんか出たくない。やっぱり無理だ。今日はもう止めて、また明日頑張ろう。そうしよう。 「いけない、いけない」 ネガティブな考えが脳内を支配し始めているのに気づき、僕は雑念を振り払うように左右に頭を振った。 とにかく、今は物思いに耽ったりせずに、ただ動こう。益体のない思考は、行動の硬直化を招くだけだ。 390 名前:ひきこもり大戦記[sage] 投稿日:2011/05/05(木) 19 42 25.37 ID y6fI1JVG 今夜の作戦を決定する。 僕は今から深夜のコンビニへと赴き、店内に置いてある求人誌をゲットする。ついでに、夜食のポテチとコーラを一緒に購入。そしてそのまま寄り道することもなく、真っすぐにこのボロアパートへと帰宅。 大丈夫、簡単なことだ。この程度のおつかい、小学生どころか幼稚園児にだってこなせる。今年で二十七になる自分に出来ないはずがない。 頬をピシャリと叩き、自らを鼓舞する。 万年床から這い出て、毛玉だらけの着古したスウェットを脱ぎ捨てた。そして、押し入れにある真新しいシャツとジーンズを着る。その上に厚手のコートを羽織り、最後に黒のニット帽を被った。 洗面所の鏡で自分の姿を確認。とりあえず、おかしな格好ではないと思う。 あいうえおー、と年のために発生練習した。ただレジを通すだけの簡素な買い物だ。おそらく声を出す機会など一度もないだろうけれど、万が一に備えての事である。暇を持て余したコンビニ店員が、僕に世間話をふる可能性もあった。 脱ぎっぱなしのスウェットを洗濯機へ放り込み、僕は玄関へと移動した。 大学生の頃から使っている汚れの目立つスニーカーを履いて、目の前にそびえ立つドアと対峙する。 ここから先は、もう未知の世界だ。この部屋と違って、僕以外の人間が平然と闊歩する異世界。そして僕のことを守ってくれる存在など、勿論ひとりも居ない。 気分はさながら、魔王を討伐しにいく勇者の心境だ。大袈裟だと思われるかもしれないが、ひきこもりの僕にとってはそれほどの一大イベントだった。 一度、大きく深呼吸。心を落ち着かせる。 それから冷たいドアノブを握り、ゆっくりと引いた。冬の寒気が、ドアの隙間から漏れ出てくる。それだけで引き返したくなる。だけど、それじゃ駄目なのだ。僕は今夜、生まれ変わらなくてはならない。 外に出た。 久しぶりの外界は、ゾッとしてしまうほどにしんと静まり返っていた。肌を突き刺すような冷気が、僕の体温を奪っていこうとする。思わず、両手で身体を擦った。 とりあえずの所、視界に人はうつらない。ホッとする。 錆びた階段を降りて、道路に出た。等間隔に並んだ街灯が、スポットライトのように地面を照らしていた。遠くでバイクのエンジン音も聞こえる。 カチカチと歯の根が合わない口をギュッと引き締めて、僕はコンビニを目指して歩き始めた。 大丈夫、大丈夫と心の中で何度も反芻させながら。 391 名前:ひきこもり大戦記[sage] 投稿日:2011/05/05(木) 19 43 48.20 ID y6fI1JVG 吐き出した白い吐息が溶けていくのをぼんやりと眺めながら、僕は闇の中を進んでいく。 しばらく歩いていると、さすがに気持ちも落ち着いてきた。心に余裕が出てくると、ついつい考えごとをしてしまう。 僕はゆくりと回顧する。 僕は所謂、ニートであった。社会不適合者の烙印を押されてから、かれこれ六年ぐらい経つ。今は、特に何もやっていなかった。本当に、なんにも。ただ無意味に一日を消化するだけの毎日を過ごしている。 今思えば、元々そのケはあった。 僕は昔から、どうも人とコミュニケーションをとるのが苦手で、許される限り孤独を謳歌するような人間だった。 友達らしい友達なんて、ひとりも居やしなかった。だけど、別に欲しいとも思っていなかったので不満はなかった。 転機は大学三年生の春に訪れた。相も変わらず孤独な日々を過ごしていた僕は、なんの意味も意義も無い大学生活に疑問を感じ、勢いそのままに大学を中退した。 中二病をこじらせたのか、若気の至りであったのかは、今ではわからない。 が、たとえ無事大学を卒業したところで、僕はおそらく同じような道を辿っていたと思う。 相槌を打つ協調性すら皆無の自分が、就職活動なんてたいそれたものを成功させる姿は、とても想像出来なかったからだ。 さて、そんなひきこもりニートの自分がどうやって生計をたてているのかというと、答は簡単。もちろん家族に養ってもらっているのである。 大学を中退してからも、僕は実家に帰らずに下宿先のボロアパートに居残り、親父の送る生活ギリギリの送金で糊口をしのいでいた。 そんな日々が、しばらく続いていた。僕は決して幸福ではなかったけれど、不幸でもなかった。親父には悪いとは思っていたけど、実際動くとなると話は別だった。僕は、ひたすらに外が怖かったのだ。 だがある日のこと、僕の生活基盤を揺るがす大事件が起きた。 今から二年前のことだった。僕の扶養主である親父が、交通事故にあって亡くなってしまったのだ。母親はとうの昔に死んでいたので、これで僕は両親二人を失うことになった。 自分でも非情な奴だと思うが、僕はこの時、親父が死んだ悲しみよりも、むしろこれからの生活への不安のほうが大きかった。 両親が死んだ。つまり、僕を養ってくれる人間が消えた。生活の糧をも失ってしまった。 当時、僕は深く絶望していた。行き先の無い未来に対して、途方もない恐怖を抱いていた。 392 名前:ひきこもり大戦記[sage] 投稿日:2011/05/05(木) 19 45 31.50 ID y6fI1JVG これからどうやって生きればいいのか、それだけばかりを必死で考えた。親父の遺した僅かばかりの金では、この先とても持たなかった。このままでは野垂れ死んでしまうことは目に見えていた。 どうすれば、どうすれば、どうすればいい。 しかし、僕は存外あっさりと、自分が生存する方法を見つけるのだった。それが最低最悪の方法だと自覚しながら。 そう。僕は両親は失ってしまったけれど、家族は失っていなかったのだ。 僕の家族構成は四人。両親二人が死んだ今、残りは二人いる。一人は僕で、もう一人は二つ下の妹だった。 そう。両親が死んで以来、僕はあろうことか唯一の肉親である妹に頼ったのだ。そして今も現在進行形で、彼女に養ってもらっている。 兄として、これほど情けないことはないと思う。畜生にも劣る存在だ。けれど、僕は妹が何も言わないことをいいことに、ダラダラと今の生活を続けている。 今回の一大決心の要因は、なによりも妹の存在が大きかった。今までは親父に迷惑をかけ、さらにこれからは妹にまで迷惑をかけていいはずがない。 とにかく、アルバイトでもなんでもいいから一刻も早く職を持って、僕は妹の負担を減らさなければならない。 そのためにも、早く生まれ変わるのだ。今夜は、その第一歩であった。 異変が起きたのは、コンビニまで後五分というところだった。 二つ先の街灯の下に、三人の人間が照らされていた。僕は反射的に近くの電柱に身を潜めた。外出してから初めて現れた登場人物に、戸惑いを隠しきれなかったのだ。 頼むからさっさと何処かに行ってくれ、と必死に念じながら、電柱の影からこそりと前の様子を伺う。 「なあ、いいじゃんかよ」 やけに甲高い男の声が耳に届いた。閑静な住宅街だけあって、声は明瞭に聞こえる。 目をこらす。 前方にいる三人は、男二人に女一人の構成だった。 男は、背の高いのが一人に低いのが一人。両方とも頭髪を明るい色に染めている。穿った見方かもしれないが、軽佻浮薄の四文字が最も似合いそうな二人だった。 一方、女のほうはこちらに背を向けて立っているので、表情まではわからない。長い髪をひとつに結んでいて、暗い色のスーツをビシッと着こなしている。コートを着ていないので、かなり寒そうだ。どこかに勤めるOLさんなのだろうか。 393 名前:ひきこもり大戦記[sage] 投稿日:2011/05/05(木) 19 46 53.10 ID y6fI1JVG 「やめてくらあさい」 と、次に聞こえてきたのは女性の声だ。が、どうにも様子がおかしい。なんていうか、夢見声というか、呂律が回っていないというか。 よく見れば、OLさんはフラフラと左右に揺れていて重心が定まっていないようだった。どうやら酔っているらしい。 「いいじゃん、いいじゃん。ちょっと俺の家で休むだけだって。ほら。ここら辺、最近物騒だって聞くし、そんな中を酔ってる女性が一人で歩いてちゃあ、危ないでしょ?」 お前らのほうがよっぽど危ないよ、と心の中で一人ツッコミ。というか、背の高いほうが甲高い声の持ち主だったのか。なんか意外。 だいたい状況は掴めてきた。 OLさんはひどく泥酔しているらしく、それを目敏く見つけた二人組の男が、彼女が酔っているのをいいことに、家へと連れ込んでニャンニャンしようとしているらしい。 尤も、あの様子じゃOLさんが連れて行かれるのも時間の問題だろう。 「それにしても寒いな。身体も冷えてきちまったし、さっさと行こうぜ」 そう言いながら、背の低い男がOLさんの肩に手をかけた。しかし身長が足りていないので、見ようによっては子供が大人にぶら下がっているようにも見えた。 が、OLさんが意外な行動に出る。いきなり男の手を振り払ったかと思うと、一際大きな声を上げたのだ。 「だーかーらー、やめてくらさいって、言ってるでしょうがっ」 相変わらず舌っ足らずな口調だったけれど、想像していたよりもずっと強い拒絶に、男達は狼狽しているらしかった。僕も驚いていた。 今の一言で、彼女が簡単には身を許さない、身持ちの固い女性であることが明白になった。 チッ、と背の低い男が舌打ちする。 「うっせえなぁ、いいからさっさと来いよ」 あからさまな拒絶に腹が立ったのか、男達はさっきとは打って変わり、乱暴な所作でOLさんを連れて行こうとした。 ヤバイ。 漸く、僕も自身の身が危ないことに気付く。 進路方向によっては、僕が彼等と鉢合わせてしまう可能性があった。それだけは避けたかった。見た感じ男達は苛立ってるし、変なイチャモンをつけられるかもしれない。 僕は最悪の場合を危惧し、逃げ場を探そうと視線をさ迷わせたが、杞憂に終わることになった。 幸運なことに、男達が向かって行くのは僕の居る場所とは正反対の方向であった。鉢合わせの可能性はこれで潰えた。僕は安心する。 394 名前:ひきこもり大戦記[sage] 投稿日:2011/05/05(木) 19 47 55.97 ID y6fI1JVG 正直なところ、OLさんがどうなろうと僕は知ったこっちゃなかった。 今回のことは、どう考えてもベロンベロンに酔っているOLさんの不注意によるものだし、自業自得である。 それどころか、後々のための良い薬になるだろうとさえ、僕は考えていたのだった。 他人の心配なんかする余裕はない。そんなことよりも、僕にはやるべき事があるのだ。 正直、彼女のことは可哀相だとは思うけど、目撃者がニートである僕であったことが運の尽きだ。 どっちにせよ、僕には関係が無い。OLさんへのせめてもの餞に、心の中で合掌をしてやろうと思っただけだった。 そう、思っていた。そう、思っていたのに 「やめてっ」 今までで一番大きなOLさんの叫び声に、僕の死んでいたはずの良心が刺激された。 即座に、周囲に視線を張り巡らせる。人っ子ひとりいない。通りすがりのヒーローが彼女を助けてくれる可能性は消えた。彼女を助けられるのは、自分一人しかいない。 心臓が有り得ないぐらいの速さで脈を打っている。鼓動は、男達との距離が広がっていく度に速さを増しているようだった。 良心が警鐘を鳴らす。 本当に、僕はこのまま何もせずに、彼等を見送ってしまってもいいのだろうか。 どう見ても、OLさんは嫌がっている。これはれっきとした犯罪行為ではないのか? 僕には、警察へ通報する義務が生じるのではないのか? けど、僕はあいにく携帯電話なんて持ち合わせていない。ひきこもりニートにそんなものは必要ないからだ。 なら、交番へ行くか? だけど、僕は交番の場所なんか知らない。今から探して間に合うだろうか? でも、仮に交番へ行けたところで、僕みたいなひきこもりニートがまともにこの状況を伝えることが出来るのか? いや。おそらく、失笑されて終わりだ。いい年した男が、変なことを口走っていると思われて。それで終わりだ。 いや。それどころか、不審者と見なされて取り調べとかされるかもしれない。そして、拘置所の中にぶち込まれるかもしれない。 いや。きっと、そうなる。だって僕、ひきこもりニートだもの。人間のクズだもの。絶対に、無理に決まってる。 「…………」 結局、僕には何も出来なかった。茫然として、彼女が連れ去られるのを見届けるだけだった。 仕方がないのだ。 僕はコミュニケーション不全の駄目人間なのだ。こうやって深夜に出歩けるようになったのも、ついさっきの出来事なのだ。 395 名前:ひきこもり大戦記[sage] 投稿日:2011/05/05(木) 19 49 07.92 ID y6fI1JVG 言うならば、僕は生まれたばかりの小鹿に等しい。悪漢に連れ去られる女性を助けるなんて、絶対に無理だ。最低レベルのまま、ひのきのぼうと布の服で魔王に挑むようなものである。 だから、仕方ない。 いや。それどころか、こうやってOLさんを助けなくてはならないという正義感に駆られてるだけ、僕はまだマシじゃないか。そこらのニートよりも、格段に勝っている。こんなこと、普通のニートに出来るか? そうだよ。逃げ出さないで、辛い現実から目を逸らさないでいるだけ、僕はまだカッコイイじゃないか。少なくとも、ただのニートではない。スーパーニートだ。 だから、いいんだよ。別に、僕は立ち向かわなくたっていいんだよ。 自己を合理化して、罪悪感を薄れさせる。知りもしない他者に対して、よくわからない優越感を抱く。いつもの僕がやる常套手段だった。 だけど、それの何が悪い? 僕がそのまま、マイナスの感情に身を委ねてしまおうと思った時だった。 声が聞こえた。 「誰か、助けて」 決して、大きい声ではなかった。しかしはっきりとした声が、僕の鼓膜を震わせ、脳を揺さぶった。 フラッシュバックするセピア色の光景。 夕日に照らされて、教室の中で立ち尽くす少女。机の上には、刻まれた体操服。普段は凛としている彼女の瞳が、今は頼りなく光っていた。 そして、今にも泣きだしてしまいそうな顔で、見えない何かに耐えるように拳を力強く握りしめながら、少女は誰にでもなく呟くのだ。 ――誰か、助けて。 「ああああ、あっの、少し、よろしでしょうか?」 突然だった。 噛みまくりの情けない声が、急に聞こえだしたのだ。 誰だ? こんな聞くに耐えないような不快な声を出すのは。 「誰だよ、お前」 いつの間にか、背の高い男の顔が目の前にあった。 あれ? どうして、こんな近くに男の顔があるのだろう? さっきまでは、あんなに遠くにあったのに。 「あっ」 そうして僕は、やっと気付く。 僕は男達のすぐ側まで、全力で駆け出して来ていたのであった。息が途切れ途切れでひどく苦しい。 「だから、何のようなんだって聞いてんだろ」 背の低いほうが、いつまでも返事をしない僕の肩を軽く小突いた。 「ひっ」 たったそれだけの行いで、僕は情けのない声を出して、その場にペタンと尻餅をついた。男達はキョトンとした顔でそれを見た後、ゲラゲラと下品に笑った。 396 名前:ひきこもり大戦記[sage] 投稿日:2011/05/05(木) 19 50 56.78 ID y6fI1JVG 「おいおい、なんだよ。ちょいと触っただけじゃねぇか。何をそんなにビビってんだよ」 頭の整理がまだ出来ていない僕は、羞恥心やら恐怖心やらで顔を赤らめる。 くそっ、何をやっているのだ僕は。傍観するだけって決めたじゃないか。なのに、なんでノコノコとコイツらの前に参上しているんだよ。正義の味方にでもなったつもりなのかよ。 立ち上がって、パタパタとお尻を叩く。 ええい、ままよ。 「いいい、いや、嫌がっつるじゃあないですか、その人」 半ばやけくそになった僕は、男達へ向かって声を上げる。自分達の行いが非難されてると知って、男達の顔色も変わった。 「テメェには関係ねぇだろ」 「けけけっ、ど、それってはは犯罪になりますよね。女の人、いややがってるし」 「だからなんだってんだよっ」 「たとえ、たとえですよ。仮にぼぼ僕が、なにもしなくたってえ、その女の人が、後ほど、けけ警察に通報したりするんじゃああありませんか?」 あくまで自主的に止めさせようと、僕は説得じみたことを始めた。この場が丸くおさまれば、それが一番だからだ。 しかし、 「ああ、それについては大丈夫だよ」 下卑た笑みを浮かべながら、背の高い男はあっけらかんと言った。 「ハメ撮り写真でも撮って、これをばら撒くぞって脅せば、女なんて何も言わないからさ、実際。 心底わかってんだよ。警察に行って一生の恥かくよりも、たった一夜の過ちを悔やんだほうが割に合うってな」 目眩がした。世界が回って、足元もふらついた。 駄目だ。コイツら、下手したら僕以上のクズだ。男達がこういう行為をするのが初めてでないことは、今の物言いで一目瞭然であった。 「でででで、でもですねえ」 正義のヒーローなら、ここで迷わす鉄拳制裁なのだろうけど、非力な僕には説得を続けることしか出来ない。 「ああ、もうウッゼェ。さっきからネチネチうるせぇんだよ」 いつまでも突っ掛かってくる僕に痺れを切らしたのか、背の低いほうが、遂に僕の顔を殴った。 「ひっ」 殴られた勢いで、僕は地面に倒れる。アスファルトの道路にモロに顔をぶつけ、頬が擦り切れた。痛い。 僕はそのままダンゴムシのように丸まって、ガタガタと震えた。口内では鉄の味が広がっている。 「んー?」 そんな僕の情けない仕草の一々に疑問を感じたのか、背の低いほうがボソリと呟いた。 397 名前:ひきこもり大戦記[sage] 投稿日:2011/05/05(木) 19 52 17.72 ID y6fI1JVG 「お前って、もしかしてひきこもりか何か?」 思わず、ビクリと震えてしまった。ひきこもり、という単語に脊髄反射してしまう。目の奥がカッと熱くなった。僕は恐る恐る顔を上げた。 僕の頭上では、我が意を得たり、と背の低い男はニヤリと笑っている。 「おいおい、マジでヒッキーなのかよコイツ。えっ? なんですか? 今までずっと、社会の底辺が俺らに口を出していたって訳ですか?」 「えっ、あっ」 なんで、なんで、なんで、なんで。 なんで僕がひきこもりニートだってことがバレたんだ。顔か、体格か、それとも雰囲気か。 僕はうろたえる。この瞬間、優劣関係が硬固たるものへと変わった気がした。 「ふーん、ひきこもりねぇ」 背の高い男も、これまで以上に馬鹿にするような目で、僕のことを見る。 「ひきこもりとか、社会のゴミじゃねぇか。ゴミがなに偉そうに人様に説教してんだよっ」 背の高い男が、僕の腹を蹴る。痛い。不意に吐き気が込み上げてきて、慌てて口を塞ぐ。胃液を飲みこむ。 「その通りだな。ヒッキーはヒッキーらしく、じめじめと岩の下で暮らしてりゃあいいんだよっ」 背の低いほうも、僕の顔を蹴った。痛い。唾液と血が混じったものが、口から流れ出て道路を汚した。 「ていうか、いっそ死んじまえよ」 「そうだそうだ。さっさと死ね。穀潰しが」 容赦なく降り注ぐ、僕の存在を否定する声。自分自身、己の存在を否定するなんて日常茶飯事の事であるが、他人に否定されるの初めてのことだった。 「死んじまえ」 「死んじまえ」 サラウンドに聞こえてくる、死ねの声。 不思議な気持ちだった。普段、自分で自分の存在を否定していると、坂を転がり落ちるように気分も落ち込んでくるものだ。そして、実際に死にたくなってくる。 けれど、他人に自分の存在を否定されていると―― 僕はゆらりと幽鬼のように立ち上がって、目の前の男達を見据えた。 僕の視界は真っ赤に染まっていた。この感情は、久しぶりだ。久しぶり過ぎて、忘れていた。そう、これは怒り。僕は今、猛烈に怒っている。 風船が破裂するように、僕も破裂した。 「僕はひきこもりじゃないっ」 夜空に向かって、叫んでいた。 398 名前:ひきこもり大戦記[sage] 投稿日:2011/05/05(木) 19 53 46.49 ID y6fI1JVG 「ぼぼぼ僕のどこが、ひきこもりだって、言うんですかっ? ほら、見てくださいよ。僕はこうして今現在進行中で外を、ででで出歩いているじゃああありま、せぬか? なら、ひきこもりじゃあないでしょう。 ええ、そうですよ。僕はたしかにひきこもりでしたよ。けど、それは過去のことです。過去形です。ワズです。 だあかあらあ、いいいまは違うでしょうっ。ひきこもりじゃないでしょう? ニートですけど、ひきこもりではないでしょうがっ。 て訂正してくださささいよおっ、今言ったひきこもりって言葉。訂正してくださいよおおお。どうせならニートって呼べよ。つーか、そう呼べええっ。さあさあさあささあさあっ」 深夜の寒空の下、唾と血を飛ばしながら騒いでいるニートが、ここに一人。ええ、そうです。それは、僕です。 「…………」 突如、態度が百八十度変化した僕に対し、男達はドン引きしていた。口をポカンと開けて、僕のことを凝視している。 「お、おい。コイツ、ちょっとヤベェんじゃねぇの?」 背の低いほうが高いのを肘でつつき、高いほうもハッと我に返る。 「あ、ああ。確かにコイツ、かなりヤベェよ。見ろよ、目がイッちまってる。あれは完全にキ〇ガイの目だ」 背の低い男も、同意するように無言で頷いた。 「なっ、ななななにをさっきからあ、ごごゴチャゴチャ言っ、てるんですかかかねえっ」 しかし、僕の興奮は収まることを知らない。ぼたぼたと鼻血を垂らしながら、じりじりと男達に詰め寄って行く。 「てて、て訂正しててくださいよおお。ぼ僕のことをひひ、ヒッキーって言ったことお、訂正してくださいよっ。ごご、語弊を正し、ってくださいよ」 僕が一歩進むと、男達が一歩下がる。僕が二歩進むと、男達も二歩下がる。それを何度か繰り返した後、背の高い男が遂に諦めた。 「今日は、もういい。さっさとずらかろうぜ。コイツ、マジでなにをしでかすかわからねぇぞ」 「ああ、同感だ」 そして、男達はぐちぐち悪態をつきながらも、僕の前から逃げるように去って行った。 狂人を相手にするリスクのほうが、OLさんを手にするリスクよりも上回ってしまったのだろう。 なにはともあれ、計らずとも僕は二人の悪漢に打ち勝ったのだった。 「…………」 なのに、どうしてこんなに虚しいのだろう。いつの間にやら、僕はポロポロと涙を流していた。自分のメンタルの弱さに、さらに呆れてしまう。 399 名前:ひきこもり大戦記[sage] 投稿日:2011/05/05(木) 19 55 06.49 ID y6fI1JVG 僕は一体、何をやっているのだ。ただ徒に自分の矮小さをさらけ出して、己のことを傷付けただけじゃないか。僕がやっているのは、ただの自傷行為だ。カッコイイことなんて、何一つない。ていうか、カッコワルイ。 熱くなった頭とは対照的に、指先はとうに冷え切っていて、既に感覚が無かった。寒い。 「帰ろう」 今更、コンビニへ行く気にもなれなかった。早く家に帰って、万年床の中でぬくぬく温まりたかった。しばらくの間は、外に出たくなかった。 僕は踵を返して、自宅を目指す。 「待ってくらさい」 しかしそれを妨げたのは、すっかり蚊帳の外であるOLさんだった。僕の肩を掴んで、相変わらずの不安定な喋りのまま行く手を憚る。 対して僕は、そういえば女の人に触られるのは小学生以来だなぁ、なんてことをぼんやり考えていた。 「とりあえーず、礼を言っておきましょう」 助けられた側なのに、なぜだか尊大な口調でOLさんは礼を言った。甘ったるい酒の匂いが、こちらまで漂ってくる。 「いいですよ、別に」 僕は素っ気なく言い放った。テンションが最低辺にまで落ち込んだ影響か、吃りまで消えてしまっている。誰かとまともに会話するなんて、随分と久しぶりだ。 「いや、そういう訳にもいきまひぇんよ」 しかし、OLさんしつこく食い下がる。 「私、借りを預けっぱなしっていうのはあ、どうにも性分に合わないんれす。今はこんなんですから無理ですけど、後ほど改まって礼をさせてくらだい」 「いや、本当にそういうのいらないんで」 「わったしがよくないんですよぉ」 「いや、だから」 「ほら、さっさと連絡先ぃ教えんしゃい」 「その」 「ほらぁ、早く早く早くぅー」 ブチッ、と何かが切れる音がした。 「あああ、もう五月蝿いっ。僕のことなんかほっといてくださいよっ」 先程の興奮が未だ冷めていなかった僕は、遂に耐え切れなくなって激昂する。肩に置かれた彼女の手を乱暴に振り払った。 「あららら」 しまった。 身体の支えを失ったOLさんは足元をふらつかせて、そのまま後ろへ倒れていく。危ない倒れ方だった。このままでは、彼女は後頭部を打ってしまうだろう。 「危ないっ」 ほぼ無意識だった。僕はOLさんへと必死に手を伸ばして、彼女の身体を抱き寄せた。普段の僕では考えられない、紳士的な行動だ。 必然と、OLさんと目が合う。今になって気付いたが、彼女はびっくりするぐらい整った容姿をしていた。 400 名前:ひきこもり大戦記[sage] 投稿日:2011/05/05(木) 19 56 02.71 ID y6fI1JVG 酔いのせいか頬は赤く染まり、目はとろんと半分垂れ下がってだらしの無い表情をしているが、それを差し引いたとしても、彼女は美しかった。 女性と見つめ合うなんてことは、僕には出来ない。が、この時ばかりは違った。僕は彼女の瞳にスッカリと魅入られてしまい、視線を外せずにいた。 OLさんが口を開いたの突然だった。 「……武井、くん?」 いきなり呼ばれた、僕の苗字。時が止まった。心臓も止まった。 どうして? なんで、僕の名前を。何故、僕の名前をOLさんが知っているんだ? 僕はひどく動揺した。ゲージがフルテンまで振り切れる。色んな感情が織り交ざって、何も考えられなくなる。 ひきこもりニートにとっての最大のタブー。それは、過去の知り合いと出くわすこと。そして今、僕の目の前にいるOLさんは僕のことを知っていた。 「武井くん……れしょ?」 OLさんがもう一度尋ねる。 「……違います」 僕は呟く。 「えっ?」 「違いまあああああすっ」 キャパシティを超えた。 僕は悲鳴となんら変わらない叫び声を上げて、OLさんのことを突き飛ばした。いったあい、と色っぽい声を出してOLさんが僕を非難した。 「ちっ、違いますから」 わなわなと震えて抗議する。 「僕は、僕は、決して、武井ヒロシなんかじゃあ、ありませんからああああああああ」 出した結論は、逃避。 全力疾走した。少しでも彼女から遠ざかろうと、只ひたすらに走った。 明日はきっと筋肉痛だろう。疼痛で一日中苦しむだろう。だけど、今はそんなことを考慮する暇もなかった。僕は走る。目的地は考えていない。ただ走るのだ。親友のもとへ向かう、メロスのように。 こうして、僕が一大決心のもとに挑んだ一夜の冒険は、目的地に辿り着くことすら出来ずに敢え無く失敗し、僕は悲痛の涙を流しながら、夜の街を一人遁走したのだった。 目次 次へ
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443 :ひきこもり大戦記 [sage] :2011/11/03(木) 11 49 07.82 ID oWnLPT0+ (2/13) 「へぇ、思ったよりも片付いてるのね。ひきこもりの部屋って、もっとゴチャゴチャしてるのが相場だと睨んでたのに」 大家さんは部屋を一望しながら(そもそも一望出来るほどの広さしかない)感慨深く言った。 それは違いますよ、と僕は思わず反論したくなる。 ひきこもりの部屋が不衛生というのは大きな偏見であった。何も、世にいる我が同士の部屋全部が汚いってわけじゃない。僕のような綺麗好きのひきこもりだって、決して少数ではないはずだ。 それに、彼等の部屋は汚いんじゃなくて単純にモノが多いだけの場合が多数を占める。収納スペースは限られてるのに、モノだけはどんどんと増えていくから、自然と住居スペースが狭くなり、結果的に見栄えが悪くなるのだ。 僕みたいな一人暮らしのひきこもりならともかく、実家暮らしのひきこもりはそこのところかなり切実と聞く。同じひきこもりとして、同情を禁じ得ないよ全く。 まあとにかく、全国のひきこもり達の名誉のためにも、ここは強く擁護させてもらいました。心の中でだけどね。 「だけど、ひきこもりって本当にすることがないのね」 大家さんが、語気にどこかイタズラっ気を含ませながらそう言う。 なんとなく嫌な予感がして視線を移すと、大家さんはちょうど何かを覗き込んでいるところだった。なにを見ているのだろうか。彼女の小さな背中越しに、僕もそれを伺い見る。 そこには、ゴミ箱があった。僕が長年使用している、なんら変哲もない普通のゴミ箱だ。ただひとつ特徴をあげるとするなら、使用済みのティッシュでたんまりと盛り上がってるぐらいで── 「って、ちょ、ちょ、ちょっと、なに、見てるんすかっ」 普段ひきこもっているとは思えない、肉食獣も惚れ惚れするような俊敏さで、僕は彼女の視界から遮るようにゴミ箱に飛びつき、素早くビニール袋の口を閉めた。この間、僅か十秒にも満たないだろう。いわゆる火事場の馬鹿力というやつだ。 畜生、と僕は心の中で毒を吐いた。 部屋に誰かを招くなんてケースは、今までに一度も想定したことがなかったから、完全に油断した。 違うのです。鼻をかむのに使ったティッシュが大半なのです。決していかがわしい目的で使ったティッシュじゃないのです。 性生活の断片を見られた羞恥に歯噛みする僕とは対照的に、そんなに恥ずかしがらなくても大丈夫よう、と大家さんがニヤニヤしながらしながら言った。 444 :ひきこもり大戦記 [sage] :2011/11/03(木) 11 50 27.74 ID oWnLPT0+ (3/13) 「たといヒロシが毎夜毎夜お姉ちゃんとの夜伽を夢想しながら行為に及んでいたとしても、あたしは全然気にしないからさ」 してねえよ! と、本日二度目のツッコミ。 くそっ、生けるリアル合法ロリのくせして一体全体なにを言っているのだこの人は。今一度鏡で自分の体型を確認してから言ってくださいよその台詞。その断崖絶壁な胸とかを特に。 それに、そもそも僕にロリ属性なるものは存在しない。 たしかに、大家さんは中々に可愛らしい容姿をしているので、十二分に人目を惹くかもしれない。が、それはあくまで愛玩的な可愛さであって、性的な魅力とは丸きり無縁である。 なので、僕からしたら大家さんのツルペタボディとか実にどうでもいいのだ。ぺったんこでスベスベしてそうな胸とか、小ぶりで形の良さそうなお尻とか、誠にどうでもいい。ほ、本当なんだからねっ! と、僕はひとり身悶えていたのだが、大家さん的には今のはもう終わった出来事なのか、いつの間にか勝手にコタツの中に入り込んでいた。ふぃー、と湯に浸かったおっさんのような声を出して、猫みたく丸まっている。 「やっぱ冬はおこたよねー。あたしもストーブやめてコタツにしよっかな」 卓上に頭を乗せて、そんなことを尋ねた。僕はとりあえず質問を無視して、邪魔そうにしていたノートパソコンをどかしてやった。ありがとう、と彼女は礼を言う。 「ど、どっちでも、いいんじゃ、ないですか? ストーブも、コタツも、か、変わらない」 「いんや、それがけっこう変わるのよ。ほら、コタツは一極集中だから部屋全体は温められないけど、その分ストーブに比べてお金はかからないでしょ? 維持費の時点でそこそこ違ってくるし、他にも色々とクローズアップして見てみると、細々と相違点が見つかるのよね。 けどなー、あたしはやっぱりストーブかなー。なんてゆうか、コタツだと暖まったって気がしないのよね。実際、コタツだと外に出てる上半身部分はどうしても寒くなっちゃうしさ。それに、お姉ちゃんいつもストーブの上にヤカン乗せて──あっ」 そこで大家さんはハッと顔を上げた。 「そうだよ。なんか足りないなって思ってたら、昆布茶だ。今のあたし達には昆布茶が足りないよ。よし、ヒロシ。今からお姉ちゃんが昆布茶の用意してあげるからね。コタツで待ってなさい。茶筒と急須とかはどこに置いてあるの?」 「な、ない、ですよ。そんなもの」 445 :ひきこもり大戦記 [sage] :2011/11/03(木) 11 51 50.29 ID oWnLPT0+ (4/13) 「またまたー。昆布茶を置いてない家なんて、あるわけないでしょ。冗談はいいからさ、ほら、早く教えてよ」 「だっ、だから、本当に、ない」 「……あのさ。もしかして、それ、嘘とかじゃなくて、本気で言ってる?」 「はい。う、家に、昆布茶は、ないです。茶筒とか、急須とかも、ない」 「…………」 「あっ、あの、お、大家さん?」 「ええええええええええぇぇぇぇぇぇ!」 大絶叫した。近所迷惑とか、そういうのは全く配慮していない。あまりにも純粋すぎる驚き。見たところ、いつものふざけた演技の類ではないようだった。正真正銘、大家さんの心の底からの喫驚だった。 当然、僕は混乱する。 えっ、なになにこの反応。ただ昆布茶がないって言っただけで、何故ここまで驚かれる? 昆布茶って、そんなに普遍的な存在だったのか? 寡聞にして聞いたことないぞ。 まだ昆布茶ショックが抜けきらないのか、茫然自失とした表情で、大家さんはぼそぼそ呟いている。 「そうだよね……ヒロシは、ひきこもりだもんね。常識とか、マナーとか、そういうのは知らなくても仕方ないよね……。うん、そうだよ。そういうのを含めて、これからあたしが教えていかなくちゃ……」 いやいやいやいや。いくら僕が世間知らずだといっても、昆布茶如きでここまで言われる謂れは無い。 というか、彼女はまるで昆布茶が米やパン等の主食、いや、それ以上の必須食品みたいに言っているが、明らかに昆布茶常備派のほうがマイノリティであろう。いくら長年ひきこもっているといっても、それぐらいは安易に想像がつく。 ヒロシ、と大家さんが瞳に憐憫の情を織り交ぜながら僕を呼んだ。止めろ、そんな目で僕を見るな。 「お姉ちゃん、今から部屋に戻って昆布茶持ってくるから、先にお湯沸かしといて」 これから緊急手術をする名医のような口調でそう言い放ち、僕の返答を待たないうちに、彼女は急ぎ足で部屋を出て行った。 どうやら拒否権はないらしい。べつに昆布茶とかどうでもいいんだけどな。 ぽりぽりと頬を掻く。 致し方ない。不承不承ではあるが、言われた通りの準備をするか。 僕は流し台へ向かうと、棚から底の焦げたヤカンを取り出し、蛇口をひねり水道水を入れてから、ガスコンロの火にかけた。 大家さんの並ならぬ昆布茶への執念を見る限り、どうしてミネラルウォーターじゃなくて水道水なのっ、とか言われそうなので、聞かれたら嘘をついておこう。 446 :ひきこもり大戦記 [sage] :2011/11/03(木) 11 53 24.27 ID oWnLPT0+ (5/13) 僕は水が沸騰するまでの間、コンロの火で暖をとりながら、そういえばお湯を沸かすって文法的に正しい表現なのかな、正しくは水を沸かすなんじゃないのかな、なんてくだらぬ考えをしているうちに、大家さんは戻ってきた。 茶飲み道具一式を乗せた盆を持って、ふらふらと危なっかしくバランスを保ちながら、なんとか流し台の上に盆を置く。はかったようなタイミングで、ヤカンもピーと鳴いた。 座ってていいよ、と言われたので、僕は温かいコタツへと舞い戻り、大家さんがお茶の用意をするのをぼんやりと眺める。 慣れているのだろう、彼女は手際よく準備した。ヤカンの熱湯を急須に注ぎ、茶筒から角切り昆布を適量入れる。すると、昆布茶独特の塩辛いような磯の香りが、こちらまで漂ってきた。 そして、またもや危なっかしい千鳥足で盆をコタツまで持ってくると、ファンシーにデフォルメ化された紅白セットの豚の湯のみに、湯気の上る液体を注いだ。赤い豚を自分のほうに、白い豚を僕の方に差し出す。 よっこらせ、と大家さんもコタツの中に入り、しばらくのあいだ愛おしそうに赤豚を撫でてから、昆布茶に口をつける。 「ぷはー」 そのままとろけてしまいそうな表情を浮かべて、コクコクと何度も頷いた。 「緑茶、紅茶、烏龍茶、と世には沢山のお茶があるけれども、やっぱり一番は昆布茶よ。これだけは譲れないわ。ヒロシも、そう思うよね?」 同意を求めてきたので、曖昧に頷いておく。ちなみに、僕はまだ昆布茶に手をつけていない。猫舌なのだ。 それからは、妙な沈黙が続いた。お互いに話題も尽きてきた、一種の箸休めのような静謐。 心地の良い沈黙、という言葉を僕は小説などでよく目にするが、こと僕においてはそんな素晴らしい沈黙は持ち合わせていない。沈黙はただ気まずいだけ。 唯一の救いといえば、大家さんが僕の無言に慣れていることだろう。今更、僕からの話題投下など要求してこないはずだ。 「あのさ」 案の定、静寂を破ったのは大家さんだった。 「もうそろそろ、聞いてもいいかな?」 先程のおちゃらけた態度はどこへいったのか、やけに神妙な表情をする彼女に、僕は自然と身構えてしまう。なにやら胸騒ぎがする。ゴクリ、と生唾を飲み込んで、彼女に問い返した。 「な、なにを、ですか?」 「そのヒッドイ顔について」 大家さんの質問は、ナイフのように深く冷たく、僕の胸へと突き刺さった。 447 :ひきこもり大戦記 [sage] :2011/11/03(木) 11 54 53.41 ID oWnLPT0+ (6/13) 一瞬、呼吸が止まる。彼女なら、気付いていても聞かないでいてくれると期待してたのに、とんだ見当違いだった。まさか、ここまでストレートに訊くなんて。 落ち着け。乱れた呼吸を整える。 これ以上は突っ込まないでください。言葉の裏側に潜む意図を察してもらえるよう、僕はわざとらしく誤魔化した。 「ひ、ひどいのは、もとから、っすよ」 「ああ、違う違う。あたしが言ってるのは容姿云々とかじゃなくってさ。そのお饅頭みたいに膨らんだ、痛々しい顔についてだよ」 しかし、大家さんに容赦はなかった。 「……このまえ、へ、部屋、で、転んだ」 「転んだ? それは嘘だね。一体どういう転び方をすれば、そんな綺麗にほっぺたが腫れるのよ。少なくとも、あたしには誰かに殴られて出来た腫れ方にしか見えない」 「…………」 「よかったら、聞かせてくれないかな? ここ最近、ヒロシに何があったのか」 冷や汗が一筋、頬を伝って顎の所で雫をつくる。 脳内で再生されているのは、三日前の夜のこと。あの醜くて、あまりにもチンケな僕の冒険譚。 人によっては、あれを喜劇だと捉えるかもしれない。が、少なくとも僕にとっては、ただの悲劇でしかない。幼稚園児の学芸会よりも幼稚で、残飯を貪るハイエナよりも醜悪な、只のつまらないお話。 あれを、話せと言うのか。 いつの間にか握り締めていた拳が、膝の上でぷるぷると震えていた。 「ごめん、踏み込みすぎた」 大家さんは早かった。僕の発するただならぬ嫌悪を即座に嗅ぎ取り、深々と頭を下げる。 「べつに、ヒロシを傷つけたいわけじゃなかったの。けど、結果的には同じになっちゃったね。これじゃあ、尋問と何も変わらない。今の質問は、もう忘れて」 そう言って、気まずそうに目を伏せた。 僕も俯いて、昆布茶の水面にうつる自身を見つめた。 わかっていた。彼女が僕から無理に話を聞き出そうとしてるのは、要するに僕の力になりたいからなのだってことぐらいは。 誰かに殴られた痕跡を見つけ、それを黙って見過ごせない、おせっかい過ぎるほどの優しさ。人の好意に気付けないほど、僕の心はまだ錆び付いちゃいない。 だけども、それでも、大家さんがなんと言おうとも、僕に話す気はなかった。 448 :ひきこもり大戦記 [sage] :2011/11/03(木) 11 56 30.84 ID oWnLPT0+ (7/13) 苦い思い出を共有したところで、なにが変わるというのか。僕がイヤな気持ちになって、大家さんもイヤな気持ちになる。イヤな気持ちがが二倍になる。そんなの無益だ。それなら、僕で止めておいた方がいいに決まってる。 それに、自らの醜態を他人に語れるほど、僕は自虐的な人間ではない。ましてや、知情意を兼ね備えた人間でもない。だから、あの事件は墓まで持っていくのだ。そう決めていた。 そう、決めていたのに── 「……み、三日前、な、なんです」 僕の口は、動いていた。自らの意志とは関係なく、感情とも関係なく、忽焉と動き出していた。 昆布茶にうつる僕も、目を点にしている。 どうして、僕はこうも容易に大家さんに打ち明けているのだろうか。理解を超える。心変わり早過ぎだろ僕。意味不明。 だが、なにもかも綺麗さっぱりに話して楽になりたがってるのかな、と心の裏側で悟達してる自分もいた。 説明はひどいものだった。 話は飛び飛びだし、すぐ脇道に逸れるし、補足とかの気遣いもないし、聞き手からしたらたまったものではないだろう。僕が拝聴者だったら、もう既に席を立っている。 でも、大家さんは辛抱強く聞いてくれた。口を挟まずに、相槌も打たずに、終始一貫真摯な態度を貫いていた。 話す側として、その態度はありがたかった。へたに横槍を入れられたら、錯乱してしまう僕だ。おかげで、割と語数も抑えて話せたと思う。 話を終えたときには、時計の長針は一周以上していた。 なんだか、ひどく疲れた。長時間喋り続けていた所為か、気付かぬ間に喉がカラカラに渇いている。 渇きを潤すため、既にぬるくなった昆布茶を右手に持ち、グイッと一気に飲み干した。しょっぱい。 そして、僕は否が応でも気付かされた。自分がちっともスッキリしていないことに。 洗いざらい話してしまえば、幾分か楽になれるかもしれない。そんな淡い期待を抱いていたのに、結果はご覧の有り様だ。 なんだよ、何も変わってないじゃないか。こんな結末になるなら、話さなきゃよかった。これでは、徒に僕の心を毀損されただけだ。ああ、苛苛する。どれもこれも、ぜんぶ大家さんのせいだ。 と、僕は理不尽にも、目の前に座る彼女を恨んだ。 大家さんの表情は、栗色の髪に隠れて見えない。おそらく、僕を慰める無難な言葉でも選択しているのだろう。 「何もかも、無駄だったんですよ」 449 :ひきこもり大戦記 [sage] :2011/11/03(木) 11 58 45.11 ID oWnLPT0+ (8/13) 機先を制するため、僕は皮肉たっぷりに言葉を投げかける。 「大家さんは勘違いしてるかもですが、僕はあの二人組には感謝してるんです。僕が変な勘違いをしてしまうのを、未然に防いでくれたのですから。今以上に傷つかなくて、済んだ」 こんな時だけは饒舌になるんだな、と己を自嘲する。 「それに、僕は今回の出来事を通して、大切なことを学べました。人が本質的に変わるのは不可能だという事実です。どんなに努力をしたって、ひきこもりは、ひきこもりのままなんです」 じわり、と視界が歪む。泣くなよ、こんなことぐらいで。どんだけメンタル弱いんだ僕は。死ねよ。 「僕は……僕は一生、このままなんです」 その言葉を最後に、室内を支配するのは、深沈とした寂然。 僕は鼻をすすった。情けない。このまま消えてなくなりたい。本気でそう思った。 溜め込んでいた涙がこぼれ落ちそうだったので、慌てて服の袖で目元を拭う。これ以上、彼女に惨めなところはみせたくなかった。 「ヒロシ」 大家さんが顔をあげて、僕の名前を呼んだ。 やめてください。今はなにも言わないでください。ほっといてください。帰ってください。 前方に思念を飛ばしてみるが、彼女の口は構わず動きだす。 ──聞きたくない。 そう思って、僕は思わず背ぐくまったのだが、 「ごめん。ヒロシの言ってること、お姉ちゃん全くわからなかった」 てへっ。ペロリと舌を出して、いたずらが見つかった子供のように謝る大家さん。 ……ええー。 バイバイ、シリアスな空気。よろしく、つまらない映画を見た後のような微妙な白けさ。いや、ほんと空気が読めないってレベルじゃないぞ。 なんてゆーかなー、と大家さんは困惑したように顎に手を添えている。 「下手な喩えになるけどさ、あるところに足が遅いと嘆く男がいるとするじゃない。で、実際にタイムをはかってみると、なんと百メートル十秒台だったの。 周りの人達はタイムを見せて、いかに男の足が速いのかを説明するんだけど、男はそれを只の慰めとしか受け取らない。相変わらず足が遅いと嘆き続けるだけ。そんな感じかね」 大家さんは名探偵よろしく僕に向かって人差し指を突き立て、 「ヒロシは、もう変われてるよ」 高らかに指摘した。 呆気にとられてしまい、暫くは何も言えなかった。大家さんの言ってることを脳内で咀嚼し、ようやく意味を理解した後、僕は鼻で笑った。 450 :ひきこもり大戦記 [sage] :2011/11/03(木) 12 00 56.40 ID oWnLPT0+ (9/13) 何を言うかと思えば、くだらない。 「僕がもう変われてる、ですか。ハッ、どうせ大家さんは、僕が外に出たことを、OLさんを助けようと二人組に立ち向かったことを、変化などと呼ぼうとしたんでしょう? 違いますよ、それ。あんなのは成長なんかじゃない」 「うーん。そうかもね」 「だったら、適当いうなよ。余計な慰労や賞賛が逆効果ってのは、大家さんだってわかってるでしょう」 「わかってるよ。上分別はわきまえてる。それをふまえたうえで、あたしは変わったって言ったんだよ」 「なら、証拠を見せろよ。僕が変わったていう証拠をさ」 「証拠、ねぇ……えーと、証拠はあたし、としか言いようがないかな」 「わけがわかりませんよ。言葉遊びはよしてください。僕は変わってないし、これかも変わらない。それで、いいでしょう。へんに揚げ足を取るのはやめてください」 「──じゃあ、あたしはどうして此処に居るの?」 あっ。 狐につままれたようだった。この一言で、今日、大家さんと会ってからずっとわだかまっていた違和感が、やっと氷解した。 そうだよ、どうして大家さんは、此処に居る? どうして、僕の部屋に居るんだ? 「なんやかんやヒロシとも十年近い付き合いになるけどさ、部屋にいれてもらうのは今日が初めてだぜ。 なんて言えばいいのかな、返す返す下手な喩えで申し訳ないけど、ヒロシにとってこの部屋は、何人たりとも足を踏み入れてはならない、侵すことを禁じている聖域みたいな場所じゃない。 だから、ドアを開けて中に入れてくれたときは、驚いて動けなかったよ。冗談で言ったつもりだったのに、本当に入れてくれるんだもん」 まっ、その特殊メイクみたいな顔にも驚いたけどね、と彼女は付け足した。 大家さんの言う通りだった。 僕にとってこの部屋は、言わば核シェルター。越えられてはいけない最終防衛ライン。今までに、誰一人だって入れたことはない。なのに、今日はどうしてこうも簡単に── 「とどのつまり、社会で必要なのってコミュニケーション能力なのよね」 彼女は続ける。 451 :ひきこもり大戦記 [sage] :2011/11/03(木) 12 02 37.70 ID oWnLPT0+ (10/13) 「けど、コミュニケーション能力ってのは、誰しもが最初から兼ね備えている訳じゃない。あれは他者と交流して培ってくものだから。ヒロシも無意識下にそれを理解してるのよ。 だから、あたしを入れた。人嫌いな自分を殺して、他者と交わろうとした。コミュニケーション能力を得るために。社会に適応するために。こういうのをさ、人は成長って呼ぶんじゃないの?」 成長。その言葉が、ストンと僕の中に落ちる。 「変わろうとした動機は、単純に悔しかったから。陰気なヒロシが珍しくキレたっていうし、散々自分をバカにしたアイツらを見返してやりたいって思ったんだよ。俺はひきこもりニートじゃないぞ、ってね」 言われてみれば、あの時は僕らしかぬ憤怒っぷりだった。通常の僕なら、泣いて逃げ出してるというのに。逃げるどころか、悪漢二人組に立ち向かっていった。 「たしかに、小さいよ。顕微鏡で見なきゃ視認できないほどの進化だよ。けどさ、三日前の事件を通して、自分の足で一歩進んだってのは、紛れもない事実じゃない」 大家さんは赤心に満ちた顔つきで、柔らかく微笑みかけた。 「今回は、いつもと違う。ヒロシさえ覚悟すれば、この生活から抜け出せる。あたしが保証する」 一際強く、心臓が動悸を打つ。 脱却できるのか。この生きてるか死んでるかわからない腐った生活から、抜け出せるのか。証文の出し遅れには、ならないのか。 「大家さん」 「んっ?」 「僕は、変われるのでしょうか」 「変われるよ」 きっぱりと断言してくれた。その力強さが、今は頼もしかった。 「……変われるよ」 不意に遠い目をして、彼女が言う。 「あたしが変われたんだもん。ヒロシだって、絶対に変われる」 昔日を、思い出しているのだろう。僕と大家さんが出会った、初めの頃を。けど、 「大家さんの時とは、違うじゃないですか」 「まあ、そうなんだけどね」 痛いところ突くなあ、と困ったようにぼやく。 「けども、ひとりの人間が変わったって部分は一緒なんだから、なんかの参考にはなるんじゃね?」 うわっ、超適当。 いかにも大家さんらしい言い草だった。 452 :ひきこもり大戦記 [sage] :2011/11/03(木) 12 04 52.20 ID oWnLPT0+ (11/13) 「しかーし、老婆心ながら、ちっと忠言させてもらうと、ヒロシはちょっと急ぎすぎかな。今までずっとひきこもってきたんだから、もっとじっくりコトコトいかなくちゃだよ。 あたしのお爺ちゃんもよく言ってたよ“人生に、抜け道あれども近道なし”ってね。 あたし達みたいな凡人に抜け道なんて見つけられるはずないんだからさ、地道にゆくしかないのですよ。だからさ──」 大家さんはいきなり立ち上がったかと思うと、戦隊ヒーローみたいなポーズをとって、 「まずは、お姉ちゃんと目を合わせて話すことから始めようぜ」 そう言い放った。 「…………」 しばしの無言の後、僕はがっくりとうなだれた。 これまで長ったらしくたれてきた講釈の意味が、今わかった。要は、これを言いたかっただけなのだ、彼女は。 冷静になって振り返ってみると、大家さんの言った論理は勝手なこじつけばかりで遺漏も多い。いわば、勢いに任せた演説みたいな説得だった。あーあーつくづくちゃらんぽらん言いやがって。アホらしい。 「あのですね──」 調子に乗ってる彼女に釘を刺すために、僕は反論しようと口を開きかける。 が、大家さんの太陽よりも明るい、天衣無縫な笑みを見ていると、なんだかそんなの全部どうでもよくなってきて、なんとなく可笑しくなってしまって、 「……く、くくくっ」 そして、僕は、本当に、本当に久しぶりに、ほんのちょびっとだったけど、 「はっ、ははははっ」 心の底から、笑ったのだった。 明日も仕事があるから、そう言い残して、大家さんは自分の部屋へ帰って行った。 彼女は僕と違って、舞台側の人間だった。そこで、大家さんがどのような時を過ごしているのか、僕はよく知らない。だが、きっとそれは、酷く塵労が積み重なるものに違いないだろう。尊敬に値した。 同時に、僕も再びあの舞台へのぼれるのだろうか、という漠然とした不安が胸を曇らせた。 が、今になって憂いても仕方がない。大家さんの言葉を額面通りに受けとるのなら、僕はもう進んでしまっているのだ。後戻りは出来ない。 自分の心に区切りをつけるよう、ドアの鍵を閉めた。 コタツへ戻ると、寝っ転がって、しばらく電灯の光を眺めた。 急に、部屋が静かになった。祭りの後のような、ノスタルジックな郷愁が僕を襲う。 453 :ひきこもり大戦記 [sage] :2011/11/03(木) 12 07 02.23 ID oWnLPT0+ (12/13) しかし、僕にはこういう雰囲気のほうが合っていた。昔から、独りを好む男だったのだ。この孤独を愛する気性だけは、未来永劫変わることはないのかもしれない。大家さんといるのは(失礼かもしれないけど)やっぱり疲れる。 首を動かして、時計を見る。現在の時刻は午前二時。僕の一日は、まだ始まったばかりだった。 エロゲでもするかな。そう思って、ずっとスリープ状態で待機していたノートパソコンを卓上に置き、なんとどなく開いた。 ──不意打ちをくらった。僕は、反射的に目を閉じる。幾分か愉快だった気分が、今ので一気に吹き飛んだ。 忘れていた。たとえるなら、夏休み最終日にやり残していた宿題をみつけてしまったような気持ち。面倒事を後回しにしてきた、過去の自分を恨みたくなる。 見なかったことにしたい。このままパソコンをシャットダウンさせてしまおうか、本気で悩んだ。けど、そんなことしたって意味がないのはわかってる。 なら、向き合おう。 おそるおそる目を開けた。ディスプレイにうつる文字を確認。新着メールが一件。ノートパソコンは、僕にメールの受信を知らせていた。スパムメールは来ないように設定している。そして、僕のメールアドレスを知る人物は、この世に唯一人しかいない。 僕は震える指でカーソルを動かし、メールの本文を開いた。 ──明後日、午前一時に伺います。 メールの内容は“普段”の彼女らしく、簡素で洗練された文体だった。 差出人に視線を移す。 視界に飛び込む、武井涼子の四文字。 届いたメールは、僕の妹からだった。 戻る 目次 次へ
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俺たちが会敵点に近づくと、アホネン大尉率いる第1中隊が敵の上空で旋回していた。 どうやら、攻めあぐねているようだ。 俺「こちら俺少尉。アホネン大尉、どうしました?」 アホネン「いつもと敵の様子が違うみたい……あんな巨大なのは見たことがないわ」 キャサリン「俺、あれのことかねー?」 キャサリンの言葉に、視線を第1中隊から、その下の機影へと移す。 周りをラロスに囲まれているそのネウロイは、圧倒的存在感だった。 ケファラスの2倍、いや3倍はあろうかという巨大な図体は、俺も一度だけ見たことがある。 オストマルクで俺の部隊を壊滅させた、忌々しいディオミディアだ。 俺は、あれを当時の隊長ごと、7.5cm砲で撃ちぬいた。 俺「……ディオミディア」 ビューリング「俺、知ってるのか?」 俺「あぁ、この前話したやつだよ」 ビューリング「あいつが……」 ウルスラ「……大きい」 ハッキネン「雪女より機械化航空歩兵隊へ。接近しつつある敵巨大爆撃兵器は、新型のディオミディアと判明! カールスラントで航空隊を苦しめている化物です!ハリネズミのように機銃を装備しているため、不用意な接近は危険です!」 俺「了解、雪女」 エルマ「あ、あんなのと戦ったんですか、俺さん…? 」 俺「大苦戦でしたよ、奴の弱点は側面の真ん中あたりなんですが…そこに近づくにはあの大量の機銃座を潰さないといけない」 第1中隊は、降下しては機銃に撃たれて追い返されるといったことを繰り返していた。 4発によって牽引されるその姿は、まさに空飛ぶ要塞と言っても過言ではない。 とにかく、不用意に近づけばあっという間にミートパテにされてしまうのだ。 俺「慎重に近づかないと……」 そこまで言うと、突然、先行していた智子がディオミディアに接近し始めた。 エルマ「あ、穴吹少尉!危険です!近づかないで!」 キャサリン「トモコ!行っちゃダメね!あいつまずいね!」 ハルカ「少尉!やめてください!落ち着いて!」 俺「ビューリング、智子少尉の支援に行くぞ!」 ビューリング「分かった」 俺とビューリングは、智子の後方につき、無線機に喋りかける。 俺「智子少尉、一人じゃ無理だ!おとされるぞ!」 智子「カールスラントで航空隊を苦しめてるですって……? 」 智子は考えた。あれを撃墜すれば、カールスラントにいる武子よりも強いと証明される。 それは、勲章よりも喜ばしいことだった。 さっきから無線機がうるさいが、今は眼前の敵に集中しよう。 正直、ディオミディアの存在感には恐怖を覚えた。しかし、私はこいつを落とさなければいけないのだ。 智子「武子、見てらっしゃい」 智子とディオミディアとの距離は200をきった。 防御機銃から幾筋もの火線が伸び、智子の体を掠めていく。 この程度なら、問題ない。智子はその火線の間を縫うように飛び、7.7mm機銃の照準いっぱいにその姿を捉える。 機銃が火を吹き、ディオミディアに全弾命中する…が、表面に火花が散るだけで、到底ダメージを与えられているとは思わない。 どうやらディオミディアは防弾装甲を施しているらしい。 智子「落ちてよー――――!」 智子は尚も接近を続け、距離は100mを切った。 機銃の雨は益々濃密になり、ついに智子の愛機に被弾する。 智子「あッ!」 戦闘脚が煙を吹き、急激に速度が落ちる。 智子の身はいまだに機銃の射程内だ。 腕に被弾し、続いて足にも被弾する。 俺「バカ野郎め!」 俺が速度を上げ、智子の前に出ようとした瞬間、ビューリングが速度をあげて俺より早くに、智子とディオミディアの間に割って入る。 智子「ビューリング!」 ビューリングは、智子の盾になり、自身の体を銃撃の雨に晒す。 シールドを張っているが、この中ではあと30秒持てば良い方だ。 智子「何をしているの!離れて!」 ビューリングのシールドはあっという間に破られ、機銃弾が体にめりこむ鈍い音がする。 智子「あなた!死にたいの!?」 それでもビューリングは離れず、智子を抱えながらよろよろと射程外に逃れようと飛ぶ。 これでは、いい的だ……私に構うな、と言おうとした瞬間、不意に銃撃が止む。 智子が不思議に思い、後ろを向くと、俺がシールドを張って、2人への攻撃を防いでいた。 俺「ビューリング、早く逃げろ!俺ももう持たない!」 ビューリング「分かってる、さ……」 この時の俺の顔を、智子は当分忘れることができなかった。 自らも銃弾を受けながらも、私たちを守ってくれる彼の顔は、憎悪と憤怒と、そして必死さが入り混じった表情だった。 智子は不覚にも、かっこいいかもしれないと、そんな事を考えながら気を失った。 どうにかして射程圏外に脱した俺は、気絶した智子を抱えるビューリングの身体から力が抜けていくのを感じた。 彼女は、ふらっと崩れ、智子と一緒に地面へと落ちていく。 俺「無茶しすぎだ!」 銃弾が頭を掠ったときに出てきた血を拭いながら、急降下で二人に追いつこうとする。 幸いにも、二人は自由落下をしているだけなので、ストライカーの出力の助力を得た俺は、すぐに追いつけた。 何とか二人の腹から背中に手を回し、抱え込むようにしながら急制動をかける。 気づくと、地面まで100mも無かった。本当に危なかった。 俺「あと少し遅れてたら、ひき肉になっちまうところだったぜ……」 上空を見ると、エルマ中尉達が大慌てでこっちに向かってきていた。 エルマ「だ、大丈夫ですか…って、大怪我じゃないですか!」 キャサリン「俺もやばいけど、二人はもっとやばい状態ね……」 ハルカ「わあああ!少尉ー!」 俺「とにかく、この2人を急いで基地まで運んで治療してやってくれ」 エルマ「わ、分かりました……」 キャサリン「俺はどこ行くね? 」 俺「なぁに、ちょっとあいつを追い返してやるだけさ」 ウルスラ「……」 ウルスラが、俺の袖を掴んで、俺の顔を見つめる。 行ってほしくないと、訴えているようだ。 俺「大丈夫、死にはしないさ。帰ってきたら、ロケット弾の話を続けよう」 ウルスラ「でも……」 エルマ「わ、私からもお願いします…俺さん、行っちゃダメです!」 俺「あいつを追い払わないと、基地がやられちまう。第1中隊と行動するから、心配するな」 キャサリン「アホネン大尉なら、大丈夫ね。早く追い払って、戻ってくるね」 俺「ああ、もちろんさ。聞こえましたか?アホネン大尉」 アホネン「俺少尉って、バカなのね……」 俺「はは、すいませんね」 アホネン「はぁ……イーグルより雪女、これより俺少尉を一時的に第1中隊に編成します」 ハッキネン「了解、イーグル」 俺「感謝します、アホネン大尉」 アホネン「さっさと追い払うわよ!」 俺は、アホネン達の第1中隊の編隊へと加わる。 アホネンを「お姉さま」呼ばわりしている他の隊員が、怪訝そうな顔でこちらを見るが、今は非常時だからしかたがない。 編隊の下には、ディオミディアが侵攻を続けている。 俺「アホネン大尉。奴を追い払うには、とにかく機体中央に火力を集中させる必要があります そこを攻撃すれば、撃墜できなくとも、撤退に追い込む事はできる」 アホネン「聞いたわね、皆? 俺少尉の前にシールドを2人ではって、彼の合図で攻撃なさい」 隊員達「いやですわ、お姉さま!私たちはお姉さまだけについて行くと決めたんですもの!」 アホネン「俺少尉を守ったら、朝まで絶頂を見せてあげるわ」 隊員達「はい、お姉さま!」 俺「なんだここ」 俺は、7.5cm徹甲榴弾の信管を叩く。 これであいつに叩きつければ、それなりに削れるだろう。 1発しか持ってきてないから、チャンスはこれきりだがな。 俺「それじゃあ、頼みます!」 俺は、半身を捻ってディオミディアに向けて急降下をする。 俺の前には、2人の隊員がシールドを張りながら急降下している。 いい尻だ。 隊員1「うわ、もう射撃が!」 隊員2「まだですわよ、俺少尉の指示があるまで!」 2人分のシールドなら、耐えられるだろう。ディオミディアまであと200メートル 弾幕が密度を増す。 隊員1「くっ、きついですわね……!」 隊員2「俺少尉、まだですの!? 」 俺「あと少しだ、頑張ってくれ!」 相対距離は100メートルを切り、ついに50メートルを切った。 もう彼女たちのシールドは限界だ。 俺「今だ!離れろ!」 俺がそう叫ぶと、彼女たちは左右にロールし、ディオミディアから逃げる。 俺は機銃弾を受けながらも、右手を振りかぶる。 俺「このっ……くらえ!」 俺の手から離れた徹甲榴弾は、ディオミディアに向けて、落下し、見事に機銃座に当たった。 炸薬が爆発し、胴体中央部に穴を開けた。 アホネン「すごい…あれだけの攻撃力があるなんて……」 ディオミディアは落ちずに、飛行を続けている。 しかし、やはり深手だったのだろう、ディオミディアは旋回を始め、元来た方へと戻っていく。 アホネン「イーグルより雪女、敵は撤退していきます。我々の装備では追撃は不可能と判断、帰投します」 ハッキネン「了解イーグル、お手柄だわ」 アホネン「いいえ、今回は私たちではなく、俺少尉の活躍です」 ハッキネン「そうですか。ありがとう、俺少尉」 俺「当然のことをしたまでですよ。帰投します」 俺達は、編隊を組み直して基地へと戻る。 しかしこの中隊、全員がアホネン大尉にべたべたしすぎだろう……。
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登録日:2010/12/21 Tue 18 34 31 更新日:2023/09/02 Sat 19 48 20NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 お母さん泣かせ みんな大好きグラたん オーブン オーブントースター グラタン グランディスタンク チーズ バター パン粉 フランス料理 ベシャメルソース ホワイトソース マカロニ ミートソース 冷めるとしょっぱい 子供大喜び 小麦粉要塞 戦車じゃないほうのグラタン 料理 洋食 牛乳 猫舌涙目←だから田舎者に舐められる 生クリーム 田舎者の飯 腹が減る項目 至高にて究極 食べ物 グラタン。 それは、ホワイトソース(ベシャメルソース)をベースにマカロニ、エビ、ポテトなど好きな具を入れて煮込みつつ、グラタン皿にバターを塗りたくってホワイトソースを流し込み、 チーズを乗せてオーブンで焼き上げた料理。フランス料理の一種。 手間がかかるがオマイラ大好きロリショタが大好物の料理。 今でこそホワイトソースやグラタンの素等があるから手軽に作れるが、最大の難関はホワイトソースである。 なぜなら素人は焦がす確率が高いからである。 ■レシピ ホワイトソースの作り方 材料(一人分) バター=20g 小麦粉=20g 牛乳=250cc 1:バターを弱火にかけ、フライパンでよく延ばす。 2:小麦粉を投入し、混ぜながら焦げる寸前まで炒める。(ここで焦げると、ビーフシチューなどに使うブラウンルーになる) 3:牛乳を少しずつ投入。だまにならないようにゆっくり混ぜながらとろみがでるまで暖めて完成。 補足として、クリームシチューに使うなら牛乳の量を減らすと良い。 あと塩コショウを入れる場合もあるので、そこはお好みで。 ……話はそれたが、グラタンはお母さん泣かせの料理と理解していただけただろうか。 それでもお母さんは子供の笑顔の為に手間暇かけて作るのだ。 とろけるチーズと濃厚なホワイトソースが絡みパクリと一口。 至福の一時である。 大事なことだが、お母さんはこの一口の笑顔の為にグラタンを作るのだ。 最後まで残さず食えよ! ついでにあの骨川スネ夫の好物だったりもする。あれあいつ猫舌じゃなかったっけ?冷まして食べてるんだ。多分。 まあ、残ったグラタンが次の日にまた出てくるのも嬉しいことではあるが。 なおグラタン発祥の地であるフランスではグラタンとは「オーブンで表面を焦がすように仕上げた料理」の意味合いなので、ホワイトソースやチーズが別に必須というわけではない。 ■バリエーション マカロニグラタン グラタンで最も定番と断言できるもの。 フォークの先端にマカロニをいくつ装着できるかを試すのは当たり前だろう。 「でも、マカロニってパスタだよね」とか言わない。 ペンネ(両端が斜め切り)やフジッリ(らせん状)等ほかのショートパスタで作るのも良い。 パスタグラタン グラタンとパスタのコラボ。パリッと焼けたチーズの表層を破れば、そこにはホワイトソースとたっぷりのパスタが…… フォークでくるくると巻けば、チーズとホワイトソースが絡んで美味。 「でもマカロニもパスタだよね」とか言わない。ここではスパゲッティやスパゲッティーニなどのロングパスタを指す。 シーフードグラタン こちらも定番の一品。 冷凍のシーフードミックスを使うとお手軽。 頭つきのエビや殻つきの貝が入ってるとなんか贅沢。ただ、外すのが少し面倒。 ホタテ、牡蠣、ムール貝などの貝殻を器にした「コキールグラタン」は本格的で豪華な気分になれる。 ポテトグラタン こちらも定番の一品。 ジャガイモ料理の区分でもかなりの人気を誇る品。 ジャガイモの形は一口大、輪切り、スライス、千切り、マッシュなどお好みで。冷凍食品のポテトを使えばお手軽。 フランス料理の「グラタン・ドフィノア」は小麦粉を使わずともジャガイモのでんぷん質でとろみをつけるお手軽レシピ。 ミートグラタン ホワイトソースの代わりにミートソースを使用したグラタン。こちらもまた定番。 ひき肉のボリューム感とトマトの旨味が食欲をそそる。 ナスが入っているのはだいたいこっち。 とろろグラタン ホワイトソースの代わりにすりおろした山芋や長芋を使用したグラタン。ヘルシーでホワイトソース作りの手間が掛からないとして人気上昇中。 和風のみならず洋風でも合う。 居酒屋メニューでもたまに見かける。 豆腐グラタン 豆腐を具材にした、もしくはホワイトソースの代わりに豆腐ソースを使用したグラタン。ヘルシーでたんぱく質も摂れるとあって人気上昇中。 こちらも具材は和洋選ばない。 ヤンソンさんの誘惑 独特の名称で度々話題になるスウェーデン料理。本場では「ヤンソンフレステルセ」と呼ばれる。 ジャガイモ、タマネギ、アンチョビを重ねて生クリームをかけて焼くだけでめちゃ美味い。アンチョビの塩気と生クリームのまろやかさで食欲も酒も進む。 オニオングラタンスープ どちらかと言えばスープの分類。 フルーツグラタン 邪道?いえいえれっきとしたフランス料理です。 果物にカスタードクリームをかけてオーブンで焼いた温かいデザート。 ソースをクリームチーズやヨーグルトにしたり、洋酒を入れて大人の味にしたり、アイスクリームを添えたりしても美味しい。 ドリア グラタンの下にご飯が入っている不思議な料理。 ドリアンではない。 実は日本発祥。 ラザニア ラザニア(板状のパスタ)、ミートソース、ホワイトソースを何層にも重ねてチーズをのせてオーブンで焼いた料理。 餃子やワンタンの皮で代用してもよし。 「でもラザニアもパスt…パスタグラタンはグラタン料理だがラザニアはパスタ料理だからいいんだ! グラタン ふしぎの海のナディアに登場。 グランディス一味が使用する、6つの変形モードを持つ装輪式六輪万能戦車。 正式名称は『グランディス・タンク』だが、それを覚えている人はいるのだろうか…… いや、それ以前にグランディスはカトリーヌと呼んでいるのだが。 登場当初から時代に対してオーバーテクノロジーの塊だが、 ノーチラス号に乗船後は事実上の艦載機となりかつよりオーバーテクノロジー化が進んだ。 その艦載機という性質と一味の気質上、危険な任務に就くことが多かったが そのぶん活躍も多く、印象に残っている人も多いのではないだろうか。 とくに最終3話の記憶が残ってる人にとっては色んな意味で感慨深いものがあるだろう。 ■余談 「ちびまる子ちゃん」の作者・さくらももこのエッセイによると、 子供の頃に母にねだって作ってもらったグラタンをべた褒めしたところ、 その後も高頻度でグラタンが食卓にあがり、最初は嬉しかったが流石に飽きてしまい、やがてグラタンのことも「うどん粉を牛乳で溶いたもの」としか思えなくなってしまったそうな。 やはり何事も程々が一番である。 追記編集はホワイトソースを作ってからお願いします △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ハチ食品から、ドリアのもとが発売されておりますが。 値段のわりには美味しいですよね。 -- 閲覧者 (2014-02-23 15 11 30) グラタンの中に「むきえび」が多めに入っているとなんとなくうれしい。 -- 名無しさん (2014-02-23 17 43 06) ↑チキンも、マカロニも! -- 閲覧者 (2014-02-24 13 48 42) 子供の頃は喜んでたけど今食べるとくそ不味いな -- 名無しさん (2014-02-24 13 50 59) ↑味覚が老化したんだろ。俺は今でも美味しくいただけるわ。 -- 名無しさん (2014-02-24 17 28 30) 刻んだ餅を使う餅グラタンも美味しい -- 名無しさん (2014-02-24 17 37 52) 猫舌の俺としてはやはりフーフーは欠かせない? -- 名無しさん (2014-04-20 22 01 37) ↑ミス 欠かせない。 -- 名無しさん (2014-04-20 22 07 02) 美味いけど作る手間が掛かるからもっぱら冷凍食品で済ませてしまう。 -- 名無しさん (2014-11-18 16 13 03) グランディス一味のグラタンってグランドタンクの略かと思ってた… -- 名無しさん (2014-11-29 15 48 34) グラタンの素を使えばわりかし簡単に作れる上に具材をプラスすればなんか本格的な感じになって見栄えもいいので、友人の家呑みにいくときなんか重宝します -- 名無しさん (2014-12-20 16 26 18) グラタンといえばマカロニときのこ。特に秋に食うマッシュルームやぶなしめじ、エノキにまいたけなどきのこがふんだんに入ったグラタンは至高のひとときよ。 -- 名無しさん (2014-12-20 16 31 39) パンでグラタンが好きだった -- 名無しさん (2015-06-15 17 36 09) 冷めたグラタンはまずい -- 名無しさん (2017-02-14 01 40 30) ↑冷めたグラタンはそれはそれで旨いと感じるんだが……好みの別れる味だったのか -- 名無しさん (2017-02-14 01 52 12) ラザニアもこのカテゴリじゃないの? -- 名無しさん (2017-11-06 23 31 53) 自分の母が一度だけ、シャドークイーンという名前の芋を使って作ったらんだが見た目がゼル伝の魔物カレーに似てた -- 名無しさん (2018-10-17 03 35 52) ホワイトソースのせいで、兎角調理中は「こんなもん二度と作りたくねえ!」と思うこと必至なのに、試食すれば「また作ろうかな…」と思わされる不思議な料理。 -- 名無しさん (2018-12-30 17 54 05) 純粋な少年だったあの頃も今もグラタン好き。 -- 名無しさん (2020-03-13 19 20 59) 酒のアテにいいことに気づくと大人も楽しめる -- 名無しさん (2021-10-16 19 06 18) 缶詰のホワイトソースを使えば意外にお手軽。具材をしっかり調理して単体で食えるようにしてから仕込めば失敗も少ない。 -- 名無しさん (2022-12-07 03 43 48) 名前 コメント