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何時もの散歩道、見慣れないチラシ ――近日中、学校町にて≪夢の国≫が大きなパレードを開催する。 各々方注意されたし。―― これは、つまり、アレか この前の夏祭りの時に戦ったあの『化け物』が学校町に襲来したと言う話は黒服から聞いていた その奴が、もうじき大暴れすると・・・ 少女「・・・・・・どうしよっかな」 正直に言えばこの前の傷の借りを返してやりたいと言う思いは・・・ある けど、勝てない相手だと言う事もわかっている もし・・・もし襲われたらその時は・・・ 少女「戦うしかないかな・・・」 そうなったら・・・また都合よく黒服が助けてくれるとは思えない 少女「・・・・・・」 チラシから視線を外して歩き出す 少女「できれば、遭遇したくないわね・・・」 前ページ次ページ連載 - はないちもんめ
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複数の人間と一つの都市伝説の契約が可能なんて話は始めて聞いた まぁ、確かに一人の人間が複数の都市伝説と契約するパターンは危険だが無いわけじゃない そう考えればその逆があっても不思議じゃない 少女「悪くは無いわね」 黒服を助ける事が出来るなら多少のリスクは問題無い 少し前の私なら拒否してたかもしれないけど・・・私も変わったわね 少女「惚れた弱み・・・ってのはちょっと違うか」 あのチャラ男は気に食わないけど、黒服を助けたいのは本心だろう、多分信用して良い それにあの男の力は黒服を守る為にも利用できる筈だ 抜け駆けすんなよ、他の奴を割り込ませるなよ 他の奴を割り込ませるつもりなんて最初から無いし、抜け駆けもこの前の借りがあるからしないで置いてやる だけど・・・・・・ 少女「アンタには渡さないんだから・・・」 まずは、チャラ男に返事をしよう、後のことはそれからだ 私は携帯を取り出し、チャラ男に連絡を取るのでした 前ページ次ページ連載 - はないちもんめ
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チャラ男「よかったのか?ホイホイ着いて来て、俺は都市伝説だって構わないで食っちまう人間なんだぜ?」 黒服D「良いんです、私、チャラ男さんみたいな人のこと、好きですから・・・」 チャラ男「嬉しい事言ってくれるじゃないの、それじゃあ目一杯悦ばせてやるからな」 そして、二人の影が重なり・・・ 少女「アッー!?」 私の目は覚めた 何て夢だ・・・忘れる事にしたんじゃなかったのか私 少女「今までの人生で最悪の目覚めだわ・・・」 多分、両親が居た頃でもこんなに嫌な朝は無かった筈だ 少女「今日は・・・嫌な日になりそうね・・・」 『You re the next Next Decade ゴールより その先にあるスタートライン♪』 こんな朝早くから電話・・・? 少女「はい・・・」 黒服D『私ですが』 ・・・一瞬今朝の夢がよぎったが無視 少女「どうしたの?こんな朝早く・・・」 黒服D『それが・・・喫茶ルーモアのマスターが・・・』 嫌な予感は的中し、その日は、とても嫌な日になった・・・・・・ 前ページ次ページ連載 - はないちもんめ
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4年前のあの日 真実を知ったあの日から 私はただ、この為だけに生きてきた 1月某日 「っく!?」 襲い掛かってくる三つの影に光線銃で応戦するが、一つ、二つと撃ち抜いても次の瞬間にはまた三つに戻っている 「無駄ですよ」 「その光線銃では、私達を倒す事は」 「できません」 襲い掛かってくる全く同じ顔の三人の黒服 組織の過激派か強硬派か・・・いずれにせよ自分の存在を疎ましく思っている派閥の黒服 「(一人でも残ればそこからまた三人に分裂する・・・何の都市伝説かはわかりませんが厄介ですね)」 悔しいがたいした戦闘能力を持たない自分ではあの黒服の言うとおり倒す事はできそうも無い 「(地下カジノに一旦逃げ・・・ ピチャ 水?)」 足元から聞こえた水音 見るとその一箇所だけ不自然水溜りが出来ていて・・・ 「爆ぜろ」 背後から聞こえた少女の声 ド ォ ンッ それと共に足元から起こった爆発に吹き飛ばされた 「く・・・がっ!?」 ボロボロになった身体で何とか立ち上がろうとしたが少女に思い切り踏みつけられた 「・・・貴女は」 「こうして顔をあわせるのは初めてですね・・・雨村在処・・・『顎砕き飴の契約者』です」 顎砕き飴の契約者・・・その言葉に黒服Dは目を見開く 「・・・まさか」 最初は過激派か強硬派の攻撃だと思っていた だが、この少女が絡むなら話は違う 彼女の目的は・・・ 「えぇ、貴方には『はないちもんめ』を誘き寄せる為の餌になってもらいます」 「くっ ジャキッ 「「「貴方が能力で逃げるのと私達が引き金を引くの・・・どちらが速いでしょう?」」」・・・」 三方向から頭部へ銃を突きつけられる 完全に逃げ場を失った 「・・・大人しくしていてください、私としては『はないちもんめ』以外に無駄な殺しはしたくないんです」 黒服Dに茶色の液体が入ったボトルを見せながら顎砕き飴が笑った 「(望さんっ・・・)」 この日 合わせ鏡のアクマの契約者達の下から顎砕き飴の契約者が姿を消し 望の下に一通の手紙が届いた D-№962は預かった 返して欲しくば一人で東区の○×公園に来い 顎砕き飴の契約者
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「・・・・・・は?」 「いや・・・その・・・スマン!」 黒服は呆然とし、翼は黒服に土下座してる 中々にカオスな状況だけど仕方ないだろう 「・・・・・・」 「・・・・・・」 私が二人居るんだから 事の起こりは冬休みの最終日 翼と一緒に参加した都市伝説退治のバイト 内容はとある小学校の『写った人を引きずりこむ鏡』 本当はもっと別の都市伝説かもしれない けど、今現在の情報じゃそれ位しかわからない そんな都市伝説の鏡を壊すのが私達の仕事だった 「でも、鏡って事は非生物よね?普通に割って終りじゃないの?」 「多分それでいい筈だ・・・ただ、不気味だから誰もやりたがらないってだけだろ」 成る程ね まぁ、そのお陰で私達に仕事が回ってくるんだからありがたい事なのかもしれない 「気になるとすれば・・・『鏡を処分して来る』って言い残して出て行った教員が戻ってきた時には鏡の事を忘れてたって所か」 「・・・記憶を操作する?」 「かもしれねぇな」 そんな事を話しながら怪談を登ったその先に あった 「見た感じは普通の鏡だよなぁ?」 「でも、確かに都市伝説の気配はするわ」 今のところは何の変哲も無いただの鏡 だけど、其処からする気配は確かに都市伝説の物で・・・ 鏡に映っている私の顔が ニヤリ と笑った 「っ翼!!」 「な!?」 鏡に映る私が腕を伸ばし 鏡から生えた腕に腕を掴まれ引っ張られ引きずり込まれそうになった所で ガシィッ と翼が私のもう片方の腕を掴んだ 「翼!!」 「ちょっ!?踏ん張れ!!」 今、私は右腕を鏡に物凄い力で引っ張られ 左腕を翼に全力で引っ張られている状態で 下手するとそろそろ足が地から浮きそうな訳で そんな状態の私に踏ん張れは幾ら何でも無茶振りってそんな事言ってる場合じゃない!? このまま引きずり込まれる訳には・・・あ 「・・・翼」 「んだよ!?」 「先に謝っとく・・・買って嬉しいはないちもんめ!!」 「なぁ!?」 人間の身体にはリミッターが付いていると言う そのリミッターを外した状態が俗に言う火事場のクソ力と言う奴らしく 対象の肉体を操る事に関してはかなり強力な部類に入る『はないちもんめ』の能力なら 翼のリミッターを外す位は造作も無い ただ、絶対明日辺りに筋肉痛で苦しむだろうけど・・・翼が 何はともあれ 火事場のクソ力を発揮した翼が、物凄い勢いで私を引っ張り スポンッと言う音と共に 私達は後ろ向きに倒れた 「ったぁ・・・大丈夫か?」 「何とかね・・・」 とりあえず翼の上から退く 「成る程、確かにこの鏡さっさと処分した方が良いな・・・」 「確かに・・・あんな簡単に引きずり込めるなら、何で行方不明者が出て無いんだろう?」 「さぁな・・・ん?」 怪訝そうな翼の声 何かあった? 「なぁ・・・その右腕の・・・何だ?」 「え?」 言われて気付く そう言えばまだ、右腕を掴まれてる様な・・・「あいたたたた・・・」ん? 右側を向くと 「あれ・・・?」 「は・・・?」 私がもう一人居た 「「はぁっ!?」」 「って事があってな」 「スイマセン、全然状況が判りません」 黒服が頭を抱えながら言う そりゃそうだ、私だって全然判らないんだから 「つまり簡単に言うとね、あの鏡は『引き摺り込んだ相手に成り代わる鏡』だったのよ だから犠牲者が出ても鏡の中から偽者が出てくるから誰も行方不明者が出てなかったのよ で、今回も本当ならそこの『私』を引き摺りこんで私が成り代わる筈だったんだけど、引きずり込む所か逆に引っ張り出されちゃったからこんな愉快な事になったって訳」 得意顔で説明する私の偽者・・・何か腹立つわね 「取り合えず鏡本体は割って処分したんだけどな・・・コイツはその・・・望と同じ顔してるし退治するのは躊躇われたと言うか何と言うか・・・」 「私としては即刻処分して欲しいところだけどね」 「酷いわね?一応私は貴女なのよ?」 「同じ顔で同じ声のが目の前にいるのが凄い気持ち悪い」 不気味ってレベルじゃないわ 「黒服ぅ!!本体が苛める~!!」 がしっと半泣きで黒服に抱きつく偽者 何処からかピシッと音が鳴った 何の音かしらね? 翼、何でそんな脅えた顔してるの? 「いや・・・その・・・処分は流石に可哀相ですし、少し様子を見「何?黒服は偽者の味方なの?」いえ、味方とかでは無く」 黒服が珍しくあたふたしてる・・・本当に珍しい 「黒服って優しいよね 私、黒服のそういう所好きよ?」 黒服にしがみ付いたままそんな事をのたまう偽者に 次はブチッと音が鳴った 「黒服・・・取り合えずその子から離れましょうか「え?いや、その」良いから「・・・はい」 私から離れた黒服詰め寄る本体を他所に私は翼の隣に移動していた 「お前・・・」 「流石は私の本体、アノ位でヤキモチなんて可愛いわよねぇ?」 「わざとか、わざとなのか」 「当然でしょう?私はあの子と違って年上趣味は無いの、どちらかと言うと年下・・・ショタ派よ」 「聞いて無ぇよ・・・結局お前は何なんだ?」 「写った相手に取って代わる鏡の都市伝説が、あの子を写した事で出来上がった『写った時点での望のコピー』よ」 「・・・わかんねぇ」 「翼の頭には少し難しいかもね」 良くわからないと言った風な顔をする翼を小馬鹿にする様に言ってやると、翼は絶句した どういう因果か、折角鏡の外に出られたのだ 精々、現世を楽しませてもらうとしよう 続く? 御神楽 詩織 鏡から出て来たもう一人の望 顔も声も同じなのに名前まで同じだとややこしいので望の本名である詩織を名乗っている 望より少し素直で少し意地が悪い 身体能力も望と全く同じ 『はないちもんめ』の支配権行使だけ使える よって、望の様に金を渡した相手を新たに支配下に置く事はできないが、望が支配下に置いた相手なら操れる 後は『鏡を使った移動』 あらゆる鏡に出入りできる 都市伝説なので基本的に成長しないが、望が鏡に映る事で更新される 望とは利き腕が逆
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適当に料理を取っていると面白い人を見つけた 契約者「お?」 少女「久しぶりね?Tさんの契約者」 契約者「そういや、ドナドナ以来だもんなぁ、俺はさっきからちょくちょく見てたけど」 ・・・さっきって 少女「まさか・・・」 契約者「まさか、黒服さんが酔うとあぁなるなんて予想外だったぜ、思わず写真に残すくらいに」 そう言ってカメラを見せてくる つまり、そのカメラの中には・・・ 少女「ちょッ?!そのカメラ寄越しなさい!!」 契約者「え!?やだ」 流石にアレが写真に残るのは嫌というか、恥ずかしすぎる! 少女「渡さないなら、力尽くで!!」 ジャラッとスカートの中に入れていた鎖を抜く それを見て、Tさんの契約者の、表情が、変わった 契約者「なぁ・・・」 少女「何よ?」 契約者「嬢ちゃんの能力って確か、人を操れるんだよな?」 少女「え、えぇ・・・・・・」 契約者「うん・・・・・・なら、俺と取引しないか?」 取引? 契約者「俺の頼みを嬢ちゃんが聞いてくれたら、さっきの写真は全部嬢ちゃんに渡す」 少女「ギブ&テイクってことね・・・良いわよ、何をすればいいの?」 Tさんの契約者が私の耳元で内容をささやく それは、かなり、信じ難い内容だった・・・ 少女「あなた・・・正気?」 契約者「失礼な、俺は何時だって大真面目だぞ?」 少女「わかった・・・何とかしてみる」 契約者「任せた!」 で・・・ チャラ男「どう言う事だ・・・?」 宴会会場のとある一室 部屋にはTさんと、その契約者と、『夢の国』と、少女、そして『地下カジノ』のプリンセス一同 もっと正確に言うなら、様々なドレスを持ったプリンセス達がチャラ男を取り囲んでいる チャラ男「・・・待て待て、落ち着こう」 少女「貴方以外は多分皆落ち着いてるわ」 チャラ男「お前、俺に言ったよな?『将門様が呼んでる』って」 少女「えぇ」 チャラ男「で、俺はお前について行って・・・途中から記憶が無いんだが」 Tさん「俺が気絶させたからな」 チャラ男「・・・で、この状況は?」 契約者「プリンセスの皆さん、やっちゃってー!」 その言葉を引き金に、プリンセス達がチャラ男に殺到する 縛られてないのでチャラ男逃げる しかし・・・ 少女「買って嬉しいはないちもんめ」 チャラ男の動きが止まった チャラ男「なっ・・・!?」 少女「悪いわね、弱みと言うか、こっちにも事情があるのよ」 チャラ男「いや・・・一体誰に!?」 少女の能力は、金を渡した相手の仲間しか操れない つまり、チャラ男を操る為には、チャラ男の仲間に金を渡したと言う事 少なくとも黒服はありえない・・・なら、誰が? 少女「だから最初に言ったでしょ・・・将門様が呼んでるって、将門様に許可もらいに行ったら思う存分やれと」 将門様ァァァァァァァァァァァァアァァァァァ!!!! 契約者「ま、観念するんだな」 そして、チャラ男はプリンセス達に呑み込まれた 数分後 そこには、(何故か)メイド服に身を包んだチャラ男の姿が!! 少女「・・・ッ・・・ッッ!!」 少女は腹を抱え、声にならない笑いを上げてる リカちゃん「かわいいの」 Tさんの契約者はパシャパシャシャッターを切ってる プリンセス達はキャイキャイ騒ぎ Tさんは、チャラ男を眺め 『夢の国』だけが、これで良いのかとあたふたしていた チャラ男「テメェr「ダメじゃない、そんな汚い言葉使っちゃ」・・・・・・っ!?」 チャラ男の声が途中で途切れる 契約者「へぇ、そんな事もできるのか」 少女「声帯と口だって体の一部だからね」 Tさん「で、どうするんだ?」 少女「そりゃ、将門様の所でしょう、見せに来いって言ってたし」 契約者「嬢ちゃん、楽しんでる?」 少女「・・・生まれて始めて、着せ替え人形とか人形遊びの楽しみを理解できた気がするわ」 部屋を出て、チャラ男を連れ将門の所へ向かう チャラ男「今日は厄日か・・・orz」 少女「諦めなさい」 チャラ男「何か嫌な予感がするんだよなァ・・・」 トボトボ歩くチャラ男を連れていると、後ろからドドドドッと地鳴りが 少女「何!?」 後ろ向くと、一人の男が物凄い勢いでこちらに走って来る チャラ男「奴だ・・・奴が来る」 チャラ男は振り向かずともわかっているらしい 「俺と気持ちいいことしませんかぁぁぁぁ!!」 契約者「誰?!」 チャラ男「やっぱりテメェかぁぁぁぁぁっ!!」 チャラ男が押し倒される 余りの事に回りは反応が追いつかない 少女「ちょ、ちょっと、それチャラ男よ、男よ!?」 「寧ろソレが良い!!」 契約者「やっぱ、首塚ってそういうのがい多いのかー」 リカちゃん「何も見えないの」 Tさん「子供が見るもんじゃない」 契約者「なら、嬢ちゃんは?」 少女「私、コレ位なら大丈夫よ」 チャラ男「お前等もちっとは止めやが・・・ちょッ!?おま、何処触ってやがる!?」 少女「ちょっと、面白いこと考えた・・・」 能力を発動し、チャラ男の操作を奪う 契約者「嬢ちゃん?」 チャラ男「!?」 チャラ男を大人しくさせつつ、その両手を変態の胸に沿わせ、一定の距離を保たせる 変態「ん?」 涙腺を操作して目を潤ませ、顔は・・・今の攻防で赤くなってるからもう言いや そのまま視線を変態からそらせて、声帯を操り、蚊の鳴くような声で・・・ チャラ男「や、優しくしてくれ」 契約者「ちょっ!?」 「も・・・」 少女「も?」 「もっちっろんさぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁ「何してるんですか」ドカンッ グはッ」 鼻血を垂らしながら再度チャラ男に襲い掛かる変態を、背後から殴り倒したのは、コックの様な男 カレーおじさん「度々、ご迷惑をおかけします・・・では、失礼」 変態の首を掴み、そのまま引き摺ってどこかへ行った チャラ男「酷い目に会った・・・」 契約者「面白かったけどな」 リカちゃん「何も見えなかったの」 Tさん「災難だったな」 チャラ男「ったく・・・ってそうだ!!テメェ何言わせやがる!?」 少女「あの状況ならアレが一番面白いと思った、反省はしていない」 チャラ男「お、お前は・・・っ」 少女「何?将門様の前でも同じ事言わせてあげましょうか?」 その言葉に、チャラ男は本気で嫌そうな顔をする チャラ男「頼むから、勘弁してくれ・・・」 少女「冗談よ、さぁ、行きましょう」 その後、チャラ男が女装したまま、将門様に酌させられたりTさんの契約者に写真を取られたりするが、多分どうでもいい話である 「首塚」の懲りない祟り神へ 前ページ次ページ連載 - はないちもんめ
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顎砕き騒動から数日後 「ども~」 「・・・お前か」 彼、日景翼の前に再びK-№0が現れた 「どうやら、D-№962は無事助けられたようですね」 「・・・一応お前のお陰か 感謝する」 「礼は良いから一緒にお茶でも熱ッ!?ちょッ待ッ!?」 軽く焼かれたらしい 「結局あの女と黒服はどうなったんだ?」 「雨村在処は組織の記録から抹消・・・一応監視付きではありますが過去の組織とはないちもんめに関する記憶を全て消去し 元の生活に戻しました・・・今は怪奇同盟の元に居ます A-№333は・・・今頃、ハッテンバで「それ以上言わなくて良い」そうですか?」 翼は軽く頭を抱える 「・・・で、何でお前は俺にあの情報を教えたんだ? 組織があの二人に死なれて困るとは思えないんだけどな・・・」 「そうですねぇ・・・強いて言えば個人的に困るんですよ」 「個人的に・・・?」 「自分達が蒔いた種の後始末位ちゃんとしたいじゃないですか」 「どういう事だ・・・?」 翼の疑問にK-№0の顔がニヤァと歪む 「結論から言っちゃうと A-№333に顎砕き飴の父親の事を教えたのは僕です そして、もう一つ あの少女に、はないちもんめが渡る様に仕向けたのも僕っと!」 K-№0が大きく後ろに跳ぶ 「危ない危ない・・・そう、怒らないでくださいよ 彼女を助ける為にやった事なんですから」 「他に手段が無かった訳じゃねぇだろうが」 翼の周囲が熱で歪む 「・・・それは、ですね あの娘には戦ってもらわないと困るんです 強くなってもらわないと困るんです」 「・・・何が狙いだ?」 「それは秘密 何時か明かされる時が来るかもしれない来ないかもしれない 僕のアカシャ年代記には・・・」 少年の体の一部がばらけ紙片となり周囲を舞う 「これはこれは、悲劇ですね 日景翼、ゆめゆめ忘れないでください あの少女の人生は・・・」 紙片が再び少年の姿に戻り 「僕の掌の上から零れた事は一度も無いんです」 「待て!!」 厨ニの炎で少年を焼き払おうとするが一歩及ばず K-№0の身体は無数の紙片となり、風に流され何処かへ飛んで行った 「・・・チッ」 日景翼、ゆめゆめ忘れないでください あの少女の人生は・・・ 僕 の 掌 の上 か ら 零 れ た 事 は 一 度 も 無 い ん で す 少年の言葉が不気味に脳裏に響く 2月初旬の事だった・・・
https://w.atwiki.jp/ishizaki/pages/4.html
★地場卸: 産地卸。たとえば伝統工芸品を扱い、商品の物的保有から代金決済にいたるまでの流通機能に関与する卸売業 現金持ち帰り卸売業(キャッシュ&キャリー): 中小小売業者や業務用需要者を対象にして、配送や信用供与を行わないかわりに低価格販売を行う卸売業 ★ドロップシッパー: 商品を車に積み、一定のユーザーを巡回して注文を取り、商品と引換で代金を決済する卸売業者 ★ラックジョバー: 小売店の一部の売り場をまるごと管理し、手数料を受け取る業者 ★信用供与 他人を信用して、自己の資金や商品などを一時的に利用させることをいう 。 ★中小企業: 資本金5000万円以下、従業員50人以下の企業 ★FSP(フリークエントショッパーズプログラム): 固定客を繋ぎとめるため、優遇制度を作り、 ロイヤルティを高める制度 ★GMS (General Marchandise Store): =総合スーパー GMとは、家庭で使用や消費をされる非食品の中で、車を除いたもの ★外商: 百貨店での上得意客を対象とした訪問販売 ★ブローカー: 特定のメーカーと専属契約を結び、 販売エリア内の小売業に対して商品提案する卸売業者 ★販売会社(販社): 製造業者が、自社ならびに系列会社の製品を販売するために設立した会社。販社 ★代理店: 取引の代理をする者のこと。メーカーや仕入先と直接代理契約を結び、一定範囲の権利や業務を受ける。 売買契約はメーカーと顧客の間にあり、代理店はメーカーから手数料を取るかたちで、利益を得る。 ★モータリゼーション: 車社会が進展すること ★ドミナント展開: 継続的かつ集中的に店舗を出店して、 その地域内で絶対的な知名度を得る出店方法 ★アソートメント機能: 販売先の小売店などが望む質や量の商品を選んで、仕入れる事 ★リスク分散機能: 代金未回収などの損害に対処する事 ★リテールサポート機能: 中小企業の小売店に対して総合的に支援する事 ★セントラルバイング スーパーマーケットなどが本部で一括して仕入れる方式。 仕入原価の低減に繋がる。 ☆スーパーセンター スーパーマーケット+ディスカウントストア(非食品) 平屋建て。EDLP。5万人の小商圏。
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我々は北極からの帰国後、エベレストに来ていた 無論、あの『ヒトガタ』との類似点が多い『エベレストの全裸筋肉男』について調べる為である そして、私はまた信じ難い経験をする ソレは後少しで山頂と言う時の事だった 「あと少しで山頂だぞ!」 「長かったなぁ・・・」 「何言ってんだ、奴が目撃されたのは山頂、むしろ山頂についてからが本番だろうが」 違いないと笑う仲間を尻目に私は空を見上げる あぁ、空が近・・・アレは何だ? 山頂の上空でくるくる回転しながら浮かぶ円盤状の物体は・・・まさかっ!? 「UFO・・・・・・?」 「オイ、アレUFOじゃねぇか!?」 「カメラ回せカメラ!!」 周りが慌しくなるが、私はそんな事気にしていられない 何故なら、円盤の下部から一筋の光が山頂に伸びており・・・・・・ その光の中をもがきながらUFOに向って飛んで行く『エベレストの全裸筋肉男』を・・・『ヒトガタ』を見つけてしまったのだから・・・ 禿「ウォォォォッ!!止めろショッ○―!!」 前ページ次ページ連載 - はないちもんめ
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子供「・・・ケフッ」 中年「食いやがった・・・・・・」 厨ニに誘われて入ったレストランで待っていたのは魔界の料理としか言い用が無い都市伝説『ミミズハンバーグ』 俺と厨二は一口で脱落だったが(味的にも腹痛的にも)こいつにはそんなの関係無いらしい・・・流石は『首塚』一の悪食と言うべきか・・・・・・(ちなみに厨二は腹痛が酷すぎて撤退した) 周りを見ると客も店員(但し店長除く)もまるで化け物か英雄でも見るかの様な目でコイツを見ている上に時折「三人前も食いやがった」とか「味覚大丈夫?ってレベルじゃねーぞ」とか聞こえてくる つまりはここに居る奴全員が経験者か・・・よく営業続けれてるなこの店・・・ 子供「・・・・・・」 中年「・・・言いたいことは何となく予想できるが、一応聞いてやるよ、何だ?」 子供「おかわり」 えぇいっ!『一年生になったら』の胃袋は化け物か!? 判ってる、判ってはいるんだ、コイツの胃袋の容量が半端無い事くらい 凄いときなんて一度の食事で人三人は余裕で食うんだもん! 中年「・・・・・・店員さーん」 呼ぶと置くから店長が出てくる 子供「オススメ定食、おかわり!」 店長「オススメ定食ですね、わっかりましたー!」 やたらと機嫌良さ気に厨房に戻っていく店長 信じられないと言う顔をする客達 この日、『レストランうわさの産物』ではかつて無いほどに『オススメ定食』が売れたと言う・・・ 子供「おかわり!」 中年「・・・16皿目・・・だと?」 前ページ次ページ連載 - はないちもんめ