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防具 ※種族装備のレベル制限が同じ特定の武器、アクセサリーを装備するとステータスにボーナス 詳しくは装飾品のセット装備にて 全 Lv~ 名前 防御 その他効果 追加技 30 シルバープレート +24 70 プラチナプレート +79 20 アルティマヘルム +91 回+3% Lv~ 名前 防御 その他効果 追加技 1 ダークローブα +3 耐闇性+100 1 ライトローブα +3 聖耐性+100 1 エナジーローブα +3 エネルギー耐性+100 1 ファイアローブα +3 火耐性+100 1 サンダーローブα +3 雷耐性+100 1 アイスローブα +3 水耐性+100 1 ウインドローブα +3 水耐性+100 40 ダークローブγ +33 闇耐性+200 40 ライトローブγ +33 聖耐性+200 40 エナジーローブγ +33 エネルギー耐性+200 40 ファイアローブγ +33 火耐性+200 40 サンダーローブγ +33 雷耐性+200 40 アイスローブγ +33 水耐性+200 40 ウインドローブγ +33 水耐性+200 龍 Lv~ 名前 防御 その他効果 追加技 1 ダルガード +4 10 シャープガード +11 火耐性+20 メルトアーマタッチ 20 クリスタルガード +22 火耐性+40 メルトアーマタッチ 30 ゲヘナスガード +34 火耐性+60 メルトアーマタッチ 30 アケメネス +42 火耐性+72 スティンガー・アイ 40 ワイバーンガード +47 火耐性+80 メルトアーマーブレス 40 りゅうのウロコ +62 火耐性+90 スティンガー・アイ 50 クリムゾンガード +69 火耐性+100 メルトアーマーブレス 50 りゅうおうのこて +80 火耐性+135 グレートスピード 60 ブレイズガード +89 火耐性+150 メルトアーマーブレス 60 ドラモンアーマー +100 火耐性+180 グレートスピード 70 ネメシスガード +111 火耐性+200 メルトアーマーブレス 獣 Lv~ 名前 防御 その他効果 追加技 1 ランバープレート +5 10 ホーンドプレート +12 速+2 闇耐性+10 雷耐性+15 しゅんそくのきあい 20 ダブルプレート +23 速+4 闇耐性+20 雷耐性+30 しゅんそくのきあい 30 ウォープレート +35 速+6 闇耐性+30 雷耐性+45 しゅんそくのきあい 30 ししおうのこて +43 速+9 闇耐性+36 雷耐性+54 なえなえパルス 40 ビーストプレート +48 速+10 闇耐性+40 雷耐性+60 しゅんそくのとうき 40 ほねのかんむり +63 速+14 闇耐性+45 雷耐性+68 なえなえパルス 50 ボーパルプレート +70 速+15 闇耐性+50 雷耐性+75 しゅんそくのとうき 60 オニクスプレート +90 速+21 闇耐性+75 雷耐性+113 しゅんそくのとうき 60 マスタープレート +101 速+23 闇耐性+90 雷耐性+135 げんきかいふく 70 ブラッドプレート +113 速+26 闇耐性+100 雷耐性+150 しゅんそくのとうき 水 Lv~ 名前 防御 その他効果 追加技 1 ラストシールド +3 精+1 10 トゥースシールド +9 精+3 速+2 水耐性+20 ぎょりんのたて 20 スケールシールド +17 精+7 速+4 水耐性+40 ぎょりんのたて 30 シェルシールド +26 精+11 速+6 水耐性+60 ぎょりんのたて 30 かいめいぼっこう +32 精+14 速+9 水耐性+72 なみのこもりうた 40 ウェーブシールド +52 精+15 速+11 水耐性+80 こうかくのまもり 40 エント +47 精+20 速+14 水耐性+90 なみのこもりうた 50 シーレンシールド +52 精+22 速+16 水耐性+100 こうかくのまもり 60 スキュラシールド +67 精+29 速+22 水耐性+150 こうかくのまもり 60 メギンギョルズ +76 精+33 速+24 水耐性+180 かいじんのおたけび 70 ハイドラシールド +84 精+36 速+27 水耐性+200 こうかくのまもり 鳥 Lv~ 名前 防御 その他効果 追加技 1 ウッデンヘルム +4 回+1% 10 ワーデンヘルム +9 速+2 回+1% 風耐性+20 かぜのいかり 20 シャーマンヘルム +20 速+6 回+1% 風耐性+20 かぜのいかり 30 ブレイブヘルム +31 速+9 風耐性+60 かぜのいかり 30 ランサーヘルム +38 速+13 風耐性+72 いやしのかぜ 40 ウイングヘルム +43 速+15 回+2% 風耐性+80 たいきのいかり 40 ストームヘルム +56 速+20 風耐性+90 いやしのかぜ 50 ホークヘルム +63 速+22 風耐性+100 たいきのいかり 50 いらたかのこて +72 速+27 風耐性+135 まもりのせいれい 60 ウインドヘルム +81 速+30 回+3% 風耐性+150 たいきのいかり 60 フェンリルヘルム +91 速+33 風耐性+180 まもりのせいれい 70 アテナンヘルム +101 速+37 回+2% 風耐性+200 たいきのいかり 虫草木 Lv~ 名前 防御 その他効果 追加技 1 リーフヘルム +4 精+1 10 チキンヘルム +13 精+3 闇耐性+10 雷耐性+15 どくがのりんぷん 20 オークスヘルム +25 精+5 闇耐性+20 雷耐性+30 どくがのりんぷん 30 ルーンヘルム +47 精+10 聖耐性+36 雷耐性+54 ぎさんのだえき 40 スウォームヘルム +52 精+12 闇耐性+40 雷耐性+60 どくえきシャワー 40 フラウバウム +69 精+15 聖耐性+45 雷耐性+68 ぎさんのだえき 50 ニードルヘルム +77 精+17 闇耐性+50 雷耐性+75 どくえきシャワー 50 ディナシーヘルム +89 精+20 聖耐性+68 雷耐性+101 はちみつだんご 60 ブリアルヘルム +99 精+22 闇耐性+75 雷耐性+113 どくえきシャワー 60 ローゼスフラワー +111 精+25 聖耐性+90 雷耐性+135 はちみつだんご 70 アサシンヘルム +124 精+28 闇耐性+100 雷耐性+150 どくえきシャワー 機械変異 Lv~ 名前 防御 その他効果 追加技 1 リベットシールド +6 10 ライトシールド +15 エネルギー耐性+20 ワイズグリース 20 チタンシールド +29 エネルギー耐性+40 ワイズグリース 30 ヘビーシールド +45 エネルギー耐性+60 ワイズグリース 30 メテオバリア +56 エネルギー耐性+72 スプリントターボ 40 レイシールド +62 エネルギー耐性+80 ワイズエーテル 40 フレイズベルク +81 エネルギー耐性+90 スプリントターボ 50 クロームシールド +91 エネルギー耐性+100 ワイズエーテル 60 デリートシールド +117 エネルギー耐性+150 ワイズエーテル 60 トリニティバリア +132 エネルギー耐性+180 カーボナイトシール 70 メビウスシールド +146 エネルギー耐性+200 ワイズエーテル 暗黒 Lv~ 名前 防御 その他効果 追加技 1 ボーンヘルム +4 精+1 10 スカルヘルム +11 精+3 闇耐性+20 ヘルパワーメダル 20 シェードヘルム +22 精+5 闇耐性+40 ヘルパワーメダル 30 ダークヘルム +33 精+8 闇耐性+60 ヘルパワーメダル 30 こくろうまる +41 精+10 闇耐性+72 ナイトメア・アイ 40 デモンズヘルム +46 精+12 闇耐性+80 ヘルパワージェム 40 アトム・ラー +61 精+15 闇耐性+90 ナイトメア・アイ 50 ファントムヘルム +67 精+17 闇耐性+100 ヘルパワージェム 50 オーベルジーヌ +78 精+20 闇耐性+135 デモンブレス 60 コラプトヘルム +87 精+22 闇耐性+150 ヘルパワージェム 70 アバドンヘルム +109 精+28 闇耐性+200 ヘルパワージェム 聖 Lv~ 名前 防御 その他効果 追加技 1 ティンシールド +3 精+2 10 ダブルシールド +9 精+5 聖耐性+20 キュアタッチ 20 ブロードシールド +17 精+9 聖耐性+40 キュアタッチ 30 ベインシールド +26 精+14 聖耐性+60 キュアタッチ 30 ホーリーシールド +32 精+18 聖耐性+72 ヒールタッチ 40 クロスシールド +36 精+20 聖耐性+80 キュアオーラ 40 ビームシールド +47 精+26 聖耐性+90 ヒールタッチ 50 ムーンシールド +52 精+29 聖耐性+100 キュアオーラ 50 イージス +60 精+34 聖耐性+135 ヒールベール 60 スターシールド +67 精+38 聖耐性+150 キュアオーラ 60 ヴァルキューレ +76 精+43 聖耐性+180 ヒールベール 70 レギオンシールド +84 精+48 聖耐性+200 キュアオーラ
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フレンチポップJ LONG →pop'n公式 曲名:une fille dans la pluie アーティスト:新谷さなえ キャラクター:SANAE♥chan(さなえちゃん) 遊べるバージョン:AC9,10,11,12,13,14,15,16 CS9 CD収録: pop'n music Vocal Best 2 pop’n music Artist Collection「新谷さなえ」 備考:ポップン5で登場したフレンチポップJ(未削除)のロングバージョン(二曲分) 動画: 5ボタン みんなの思い出: 名前 コメント
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TXTあきのSS感想用掲示板はこちら anko4007 れいむ・スプラッシュ anko3723 てんこ、バッチ試験をうけるの巻 anko3680 おお、コピペコピペ anko3584 ゆかりんナイス・スメル! anko3566 まっちょりーナイス・バルク! anko3381 理由 anko3030 人生リセット!最高のゆん生を anko3021 ちゅっちゅっ! anko2940 さなえ肉食系 anko2877 ゆうぎ定食 anko2851 可愛いめーりん anko2824 いくさんの電気治療 anko2812 すっぱてんこ anko2797 その男、酒乱につき anko2789 ゆっくり地蔵 anko2784 遠くの星から anko2770 よく晴れた昼下がり anko2759 ゆうかと一緒 anko2752 まりさが可愛くて anko2746 クリスマス合唱団 anko2732 超合金さなえ anko2719 双葉マンション anko2715 行動と責任 anko2708 3年YU組けーね先生 anko2702 継ぎ接ぎ帽子のまりさ anko2696 件名:こいしの躾について anko2694 にとり相撲 anko2693 さなえリターンズ anko2691 清く正しいなんとかです。 anko2688 邪悪なさなえ anko2683 逆噴射てんこ anko2681 夜の悩み anko2679 野良のゆうかにゃん
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『ドラゴン殺し』 14KB 自業自得 日常模様 戦闘 群れ 希少種 自然界 人間なし 独自設定 人間グロあき 人間グロあきです 無記名時代含めて多分12作目です ※※※はじめに※※※ 独自設定が凄い事になっちゃってます また、幸福な結末が必要不可欠な方 人間に近い思考力を持ったゆっくりの存在がダメな方はお控えください。 【ドラゴン殺し】 同じ河の伏流を水源に持つ7つの湖沼の、一番大きく一番肥沃な沼に住む群れでにとりは生まれ育った 以前は水棲種ゆっくりと、そのゆっくり達と物々交換やらの交易を行うゆっくりの群れしか近隣に存在しなかったが 最近はその沼にも、宅地開発等で追いやられたゆっくりが自然を求めて押し寄せるようになっていた やがてにとりの赤ゆっくり時代と比べ、実に数倍のゆっくりが沼とその周囲の自然とに依存して生活するようになっていたが 元来豊穣な土地であったが為、個体数の増加など、この地の自然はもろともせず受け入れていた 「にとりん、今日もお仕事お疲れ様」 「・・・おつかれ」 先ほどまで水辺で幹部ゆっくりたちと、運び込まれる食料を仕分けしていたまだ若いにとりに 幼馴染のさなえが気付き声を掛けた にとりはぼんやりと返答しながらも、夕焼けの赤色に染まりながら視線は遠く沼の反対側を眺めている 「どうしたの?早く帰らないと暗くなっちゃうよ?」 「そうだな、帰ろうか」 無言のまま、帰路につくにとりとさなえ 最近口数がめっきり少なくなったにとりを、さなえは心配していた 「・・・まだ、ぱぱとままの事を?」 「どうしても、ね 群れ一番の漁の名手だった父さんや母さんが、まさか沼で命を落とすとは思ってもいなかったからな」 「そろそろ・・思い出にしてもいいんじゃないかな?」 「お前には言われたくない!さなえごときに誇り高きにとり一族の何がわかるッ!?」 「ご、ごめんなさい・・さなえが悪かったよ・・・」 「もういい、お前も暗くなる前に早くおうちに帰れ、『ぱぱとまま』が心配するぞ」 「・・・ぐすん、にとりん・・・最近冷たくなったね・・・」 さなえはにとりに好意を寄せていたが、心配する声を掛けてはプライドの高いにとりに拒絶されていた また、にとりもさなえを突き放してはいたが、決して心配される事自体を嫌がっていた訳ではなかった お互い不器用で、なかなか二匹の距離を縮める事が出来なかった 「・・・またやられたのぜ」 沼の群れの長すわこは、幹部のまりさから被害の状況を聞いていた 最近水中、水上での活動中に、謎の生物から食害に合うゆっくりが多発しているのだ 先日は水上を移動中のまりさ5匹が、一瞬で全滅したりしている 「被害が大きすぎるわね、まさかにとり一族までやられるなんて・・・」 「そろそろなんとかしないと、漁に出れなくなるのぜ」 このまりさは外からの流れ者であったが、頭が切れ、何より水上での活動に秀でていた為すわこは重用していた 水辺のゆっくり種が集団で漁を行い、水上に待機しているまりさ種へ輸送を託す 陸上に荷揚げした食べ物は、群れの幹部が差配し、分配用と保存用とに分けていた この制度があればこそ、外部からゆっくり難民を大量に受け入れても凌げていたのだ しかし、最近の謎の生物からの被害数の増加は、このシステムが全面崩壊しかねない事態まで差し迫っていた 「この前襲われて、命は無事だったまりさはなにか話せたかしら?」 「からだを半分ちぎられて、まだ具合がよくないのぜ、でも『ドラゴンが出た』、とうわごとを言ってたのぜ」 「ドラゴン・・・?」 「元飼いゆっくりだったまりさだったから、元飼いゆっくりに聞いた方が早いかもしれないのぜ」 「むきゅ!よくぞこの森の賢者を頼って来た!迷える饅頭ども!!」 「・・・まりさ、イラッと来たから帰るわよ」 「・・・いくら元飼いゆでも、このアホと話す必要などないのぜ、ぺっぺっ!」 「ままま、待つのだわ!元飼いゆっくりのぱちゅなら、その辺の事情に詳しいのだわ!」 「じゃあドラゴンの事を聞きたいんだけど」 「むきゅ!ドラゴンとは龍の事だわ、口から炎を吐き、爪には宝玉を持ち、世の災いに応じて世界を正しにくるだわ」 「・・・これまで誰も火でやられてないのぜ?ぺっぺっ!」 「・・・相手にするだけ無駄だったようね、ぱちゅりー、あんたまともに食料も集められないし、今度から配給減らすから」 「むっきゅーーーん!?う、嘘は言ってないのだわ!信じて欲しいのだわ!!それに対策があるのだわ!」 自宅に帰り、ひとりの食事をとってからも、にとりは寝付けずにいた これからの事をどうするか 幼馴染のさなえには強い事を言ってしまった事を後悔していたが 沼一番の漁の名手として、にとり一族の誉れとして名高い父と母を忘れる事などできない その2人と一族全員をドラゴン相手に同時に失ってしまったにとりには、もはや復讐を遂げる事でしか 一族最後の生き残りとしての、自分の存在価値を確かめる術が見つからないのだ あの日、捜索隊より手渡された形見、父にとりの愛用した木の枝を砥いだ銛 その形見を見ていると、父母の無念、 一族の憎悪に、とり憑かれたかのように怒りが込み上げてくる そして、薄々ではあるがにとりは気付いていた、ドラゴンと呼ばれる破壊者の正体を 「・・・長、本当にやるのぜ?」 幹部まりさは、自らのおぼうしに小石を入れながら、長のすわこにたずねた 「あのぱちゅりーの言う事を信じるのはしゃくだけど、他に手も見当たらないし、何もやらないよりかは・・」 長のすわこも半信半疑ではあったが、ドラゴンによる食害は増える一方であり、手をこまねいている訳にも行かず 苦渋の決断であった 「みんな、作戦はこうなのぜ、ドラゴンはこれまで崖の下の葦原付近に多く出没してるのぜ あそこは良好な漁場だけど、水中の視界も悪く、水中に潜れるゆっくりでも、目の前にドラゴンがいなきゃわからないのぜ これはドラゴンからしても同じ事なのぜ、だからまりさたち水上部隊が、水上広く展開して小石を水中に投下するのぜ」 幹部まりさ以下、この沼の水上まりさ部隊は、元は他の沼の群れに属していた難民だった 近年の宅地開発等、人間の森への浸食により棲家狩場を失い、この沼に受け入れてもらったのだ その為の恩返しとばかりに皆の士気は極めて高かった 「小石を投下してドラゴンが姿を現したら、みんな枝さんに持ち替えて一気に仕留めるのぜ!」 「おー!」 「まりさたちに掛かれば、ドラゴンなんて怖くないんだぜ!」 「ドラゴンの頭はまりさが頂くのぜ!!」 「みんな、石さんを積み過ぎると沈んじゃうから注意するのぜ?」 「・・・本当にこれでいいのかまりさにはわからないのぜ」 水上まりさ隊を煽ってはみたものの、出発寸前になっても幹部まりさはまだこの作戦に納得してはいなかった 悪い予感しかない、杞憂ではなく間違いなく感じる近い未来の死の予感 しかし群れの秩序の事や、自分達難民ゆっくりが命を賭してでもやらなければならない仕事、様々な思いが 幹部まりさの中で交錯しては形にならず消えていった 「本当はすわこ達水辺のゆっくりがやらなきゃいけない事なんだけど・・」 長すわこが心配そうに幹部まりさに話しかける 「・・・すわこ種もさなえ種も、水中に潜れてもあそこは視界も悪いし、そもそも非力じゃ仕方ないのぜ、 それにあのにとり一族が束になって戦いを挑んでもやられた相手なのぜ?まりさ達にまかせておくのぜ」 さっきまで作戦に乗り気でなかった幹部まりさが、強気で発言する その姿に、それ以上長すわこは何も言えず、幹部まりさ以下水上部隊が笑顔でお下げを振るのを岸辺で見送った 「にとりん、銛なんて持ってどこいくの?今日はドラゴン退治があるから沼に近寄っちゃだめだって長が・・・」 「・・・さなえ、にとりにはやらなきゃいけない事があるんだ」 「まさか、にとりん一匹でドラゴンを退治しようとか考えてるの!?無茶よ!!」 「・・・これはにとりの問題だよ、なに、死にはしないさ」 「にとりん・・・」 水上まりさ隊が向かった葦原の後背に位置する崖、下まで高さは3メートルほどしかないが、足場が悪く また、特別草花が豊富であるわけでもないので、立ち入るゆっくりは少ない その崖の上に向かう悪路を、にとりとさなえは登っていた 「・・・さなえ、覚えてるか?子ゆっくり時代の事を」 「どうしたの?急に・・・?」 最近冷たかったにとりが昔話を持ち出した事に、さなえはどきりとした これから決死の行動をとろうとしているにとりが口にするのは、不吉で仕方が無いと感じたからだ 「去年さなえと、それまで見た事も無い綺麗な亀さんを飼おうとしてたよな?」 「交易隊のぱちゅりーが『がいらいしゅ』だから殺しなさいって言ってた・・・緑色の亀さん?」 「ああ、大人たちに迫られて、さなえと2人で秘密の場所で飼ってたよな?」 「・・・まさか!?」 「ああ、ある日から姿を見せなくなったあの亀が、ドラゴンの正体だ・・・」 崖の上に立ったにとりとさなえの眼下で、水上まりさ隊は地獄の渦中に居た 「ゆぎゃああああ!!おめめがあああ!!」 「え、枝さんがきかないよっ!?」 「お、おぼうしに穴が!がぼぼぼ・・・」 ぱちゅりーの作戦通り、ドラゴンを呼び寄せる事には成功したが、その後の展開は苛烈を極めていた 堅い甲羅に阻まれ、槍代わりの尖った枝は通らず、逆にドラゴンの前足の鋭利な爪は簡単にまりさ達の皮を おぼうしを切り裂いた これまで皆、ドラゴンが遠く水面を泳ぐ姿を見た事はあったが、間近で姿を目にしたのは始めてだ その為、作戦当初は同じく沼に棲むイシガメやクサガメと同じような大きさや風体に、拍子抜けしてあざ笑ってみたものの いざ戦闘を挑んでみれば、わずかの間に壊滅的な損害を受けていた この亀は、他の亀たちと違い明らかに戦闘能力が高いという事実に、まりさ達は驚愕していた 「み、みんなで取り囲むのぜ!しょせん亀さんなのぜ!」 幹部まりさの発言に、色を無くしていた生き残りのまりさ達が一斉にドラゴンを取り囲む しかし、まるで手馴れているのように一旦水中に潜ると、水に浮かぶまりさを一匹一匹水中に引きずり込む 「ゆぼぼぼぼ・・・」 水中に引きずり込まれたまりさ達は、ひと噛みされると離され、浮いてきた所をふやけて死ぬまで放置された そうして何ひとつドラゴンへ有効打を与えられぬまま、水上部隊は壊滅してしまった 「こ、こいつ・・・化け亀なのぜ!?」 気が付けば、幹部まりさは水上まりさ隊で唯一、おぼうしに乗っているまりさとなっていた これまで被害を話し合っていた時に、長も幹部まりさも食害という表現を使ってきたが、今目の前にある惨状はなんだ? 誰一匹として食われる事を目的とされず、まるで生命を弄んでいるかのような破壊行動 一旦は亀と見下してはいたものの、あきらかな敵意のある行動に、これまで味わった事の無い恐怖を感じ、 幹部まりさは一匹で逃走を図った 周囲ではおぼうしを失ったものの、まだ生きて浮いているまりさたちが、助けてくれと叫び声を上げているが、 もはや逃げる事で精一杯の幹部まりさには届かない なにより、おぼうしは一匹しか乗れないと、他のまりさたちも熟知しているはずだ その時、ドラゴンの爪で引っ掛けられたのか、幹部まりさの乗っているおぼうしに一瞬衝撃が走り、浸水し始めた 自らの駆るおぼうしに空いた穴からの浸水を気にしながらも、近場の陸地である崖下の砂地にたどり着き、 やっとの思いで地獄から生還できたと、幹部まりさは一息ついた、その時 キシャァァァァァァァ!!!! 聞こえた訳ではない、しかし明らかに幹部まりさには聞こえた、声無き亀の咆哮を 振り返った幹部まりさが最期に目にしたものは、逆光の中、ドラゴンが自分めがけて爪を振り下ろす姿だった 「・・・もう緑色じゃなくなってるが、あれがあの時の亀だ」 「そんな・・・、あんなに可愛かった亀さんが・・!?」 崖の上、一撃で決めなければならない、にとりは群れのまりさ達が何ひとつ敵わぬまま死んで行くのを 歯噛みしながら見ていた 好位置を得る為に 「・・・さなえ、にとりは行くよ」 「ままま、待って!!別に亀さんを放っておいて、沼の近くでみんなで住んだらいいじゃない!?」 さなえは本気で願った、別に沼に依存しなくてもいいじゃないか、周辺には豊かな自然が残っている 「・・・長も幹部も、父も母も一族のみんなも・・・にとりも さなえと同じように考えられたら幸せなんだがな」 「だったらにとりんも・・・」 「・・・にとり一族最期のこのにとり、プライドを捨てて陸地で生きるなど考えも付かぬ事だ!」 最近見せるようになった高慢な態度、しかしその自信に満ちた表情が、さなえは好きだった そしてそれ以上、にとりを引き止めることが出来なくなってしまった 「にとりん・・・」 「行くぞドラゴンッ!エントリィィィィ!!」 「に、にとりんはずっと、さなえのめーゆーだよーっ!?」 にとりは幼馴染の言葉を背に受けながら、父にとりの形見の銛を持ち、宙を舞った 狙うのはドラゴンの頭部 自らの体重と高低差を利用すれば、堅い表皮も頭骨も一撃で叩き割れるはずだ その後、空中から落下した自分がどうなるかは考えないようにしていた 「!!」 ドラゴンは空中から迫る刺客に反応し、視線を落下してくるにとりに向けた 逆光の中、接近するにとりが何であるかを理解する事は出来なかったが、顔を向けた事が幸いしたのは確かだった 「ちぃっ!外したか!!」 形見の銛は、不意に頭を動かしたドラゴンの右目を切り裂き、砂地の地面に突き刺さった 銛から落下した事で、いくらか衝突速度は弱まり、また下が砂地だった事も幸いしてにとりはほぼ無傷で済んでいた 片目を失い深手を負ったものの、ドラゴンはまだ生きている 距離を保ったままにらみ合うにとりとドラゴンの視線が交錯した時、お互い同じ思いを心に馳せた 立場は違えど、互いに懐かしい相手と記憶している だが、今となっては両者それで手を抜く事はできない事実を噛み締めていた 「・・・。」 「懐かしいな、ドン亀さんよ?」 言葉が通じる相手とは思っていなかったが、少しでも自分を優位に立たせないと、にとりの心は爆発しそうだった この後は、文字通りノープランだ 「・・・。」 「立派に黒くなったが、この有様が命を助けてもらったゆっくりへの恩返しか?おい」 余裕を見せつつ半周回し、一撃の下に葬り去られた幹部まりさの枝を手にする その時、はっきりとはしない違和感を覚えた 「覚えてるか?お前がなに食うかわかんねーから、さなえがお玉じゃくし持って来てくれたりしたろ?」 「・・・。」 違和感を確信に変える為、にとりは今度は逆向きに跳ね、半周回してみる 「・・・くそっ、お前・・・やっぱり・・・」 「・・・。」 にとりは確信に至って、泣きだしそうになった このドラゴンと呼ばれる、かつてにとりとさなえで飼っていた亀は、砂地奥に行かせない様に阻んでいるのだ 「・・・くっ」 外来種、ミドリガメ かつてのさなえとにとりのペットは、この沼を安住の地とし、産卵に至っていた その産卵場所を外敵から守る為、これまでゆっくりを殺してきたと考えるのは自然な事だろう 悲しさと悔しさに支配されそうになったにとりは、それでも歯を食いしばり、ドラゴンと対峙する 「それでもお前は父と母、一族の敵!許せ!!」 幹部まりさの枝を持ち、ドラゴンに突進するにとり ドラゴンも応じて前に出ようとするが、潰れた右目の死角にあった、地面に突き刺さったままの 形見の銛が右足に引っかかり一瞬反応が遅れた 首の付け根、上の甲羅と下の甲羅の隙間 その柔らかな部分に、幹部まりさの枝が深々と突き刺さる ドラゴンの体内で、色々な堅いものに枝先が引っかかりながらも、ずぶずぶと奥深くへ侵入する感触に勝ちを確信する 「・・・勝った!」 しかし、にとりが気を緩めたその瞬間、ドラゴンに両足で上から押さえつけられてしまった 「ちぃぃ!!」 体の大きさ的に似たり寄ったりの生物同士ではあるが、爪、くちばし、甲羅と 肉弾戦ではどれをとってもゆっくりが単体で勝てる相手ではない 両足で押さえつけられたまま、ドラゴンがにとりを喰いちぎろうと口を大きく開いた時、にとりは閃いた 「ぐ・・ぎぎ・・ぎ・・・」 「・・・・。」 押さえつけられたままドラゴンの頭部を丸呑みするにとり 歯でドラゴンの首を噛み千切ろうと顎に渾身の力を込める ドラゴンはといえば、にとりの口中に頭を進ませ、意図してか偶然か、中枢餡をしっかりとくちばしで捉えていた にとりの視線の先には逆光の中、崖の上でさなえがなにか叫んでいる 晴れの日に降って来る雨の正体が何か悟る前に、にとりは自分の上と下の歯が勢い良く重なる音と、 自らの中枢餡が砕ける音を同時に聞いた おしまい ※※※おわりに※※※ 誤字脱字があると思いますが、ごめんなさい 文中の矛盾も独自設定も凄い事になってると思いますが、ごめんなさい 自分は亀を数種類飼育してますが、ミドリガメさんはこんな凶暴じゃありません 少なくとも飼育下で人間さんに対しては、ですけどね 念の為 ついでに1年でそんなに巨大化もしないと思います 最後までお付き合い下さったとっしーに感謝です。。。
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「さんま・玉緒のお年玉! あんたの夢をかなえたろかスペシャル2023」(2023.01.09 19 00~21 00) 19時台前半ローカルスポンサー TBS/※提供クレジットはカラー表記高須クリニック RSK/※提供クレジットは絨毯の上にカラー表記三幸工務店 RCC/※提供クレジットはカラー表記NEXCO西日本(西日本高速道路) tys/※提供クレジットは絨毯の上にカラー表記運命の出会い、建ちました。 サエラ tysハウジングフラッグシップ※注1※注1 Daiwa House…0'30"×1 19時台後半ナショナルスポンサー ※ 提供クレジットは全社カラー表記 0'30"…SMBC 三井住友カード、CENTURY 21、RIZAP、奥村組 20時台前半ナショナルスポンサー 1'00"…P G※注1 0'30"…UNIVERSAL MUSIC GROUP(ユニバーサル ミュージック)※注1、東洋水産※注1、NISSAY 日本生命※注1、avex trax(avex group)※注1、サカイ引越センター※注1、Sony Music※注2 ※注1 カラー表記 ※注2 CMを0'15"×1に分割して出稿 20時台後半ナショナルスポンサー ※ 提供クレジットは全社カラー表記 0'30"…LiFeneT ライフネット生命、住宅情報館、勘定奉行(株式会社オービックビジネスコンサルタント)
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年齢:29歳■能力■STR: 9 DEX:10 INT:16CON:12 APP:17 POW: 8SIZ:11 SAN:-- EDU:14アイデア:80 幸運:40 知識:70耐久力 12 ダメージボーナス:±0 ■技能■ 回避 20%、母国語(日本語) 70% 言いくるめ 70%、説得 65%、経理 50%、こぶし 50%、信用 40% 聞き耳 35%、心理学 30%、精神分析 25%、クトゥルフ神話 10% 摂食障害専門のカウンセラー。 元証券会社で働いていたOLで、2年前市内に「柴崎メンタルクリニック」を開業している。 精神医学などを学んだ経験はないのに、過食症の治療に劇的な効果を上げている。 彼女の患者の中には、その効果から彼女を信奉するような者までいる。 [もっと食べたい]
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「ゆぅ………ここはどこなの?………」 薄暗い部屋でれいむは目を覚ました。 「ゆゆ!まりさ!まりさ!さっさとめをさましてね!ここはなんだか、ゆっくりできないきがするよ!」 「ゆぅ…なんなんだぜ?…ゆゆ?!ここはどこなんだぜ?」 れいむは隣にまりさが居る事に気がついた。 れいむの呼びかけにより、まりさが目を覚ます。 「ゆ!おちびちゃんはどこなんだぜ?!おちびちゃーん!いるならへんじをするんだぜ!」 まりさは薄暗い部屋を見渡し、自分の子供達に呼びかける。 そう、このまりさには3匹の子ゆっくりが居た。 れいむ種二匹にまりさ種1匹。 だが、部屋を見渡しても何処にも姿は見えなかった。 「ゆぅ…れいむ、おちびちゃんたちをさがすんだぜ!」 「どうしてそんなこと、しなくちゃならないの?れいむはおなかがすいているんだよ!まりさが、がんばってさがしてね!」 「そんなこと、いってるばあいじゃないんだぜ!いっしょにおちびちゃんたちを、さがすんだぜ!」 「ゆぅ…わかったよ!だけどついでに、たべものもさがすよ!」 まりさの説得でようやく重い腰(?)をあげるれいむ。 もっとも、れいむにとっては子供たちは二の次であるが、二匹は自分達の子供を捜すことにした。 だが、それもすぐに終わった。 「ゆんぶぅ?!」 「ゆげべぇ!」 二匹は少し飛び跳ねた所で、透明な壁に思いっきりキスをした。 「ゆぅ…なんなんだぜ、このかべさんは?!」 「いだいぃぃぃ!れいむのきれいなおかおがぁぁぁぁ!」 部屋が薄暗くて気がつかなかった様だが、この二匹は透明な箱に入れられていた。 まりさは壁に必死で体当たりをするが、当然そんなものではビクともしない。 そんなまりさとは対照的に、れいむはしきりに痛がっていた。 「何か五月蝿いと思ったら、やっとお目覚めか…」 部屋の一角から急に差し込む光に、思わず目を細める二匹。 そこには一人の男が立っていた。 「ゆゆ!なにかとおもえば、くそじじいなんだぜ!やい、くそじじい!ここはどこなんだぜ! おちびちゃんはどこなんだぜ!それから、あまあまをよういするんだぜ!」 「れいむはおなかがすいているんだよ!さっさとあまあまをよういしてね!たくさんでいいよ! それから、おちびちゃんをかえしてね!」 二匹は部屋に入ってきた男に向かって罵声を浴びせる。 男はそんな二匹を眺めながら、笑顔で話しかけてきた。 「ははは、流石に元気がいいね。まあ、それくらいじゃないと面白くないけど… それより、君達に聴きたい事があるんだけど………」 「そんなことは、どうでもいいんだぜ!さっさとこっちのようきゅうに、こたえるんだぜ!」 「あたまのかわいそうなじじいだね!れいむのいってることがわからないの?ばかなの?しぬの?」 男に向かってさらに罵声を浴びせる二匹。 だが男は一切表情を変えることなく、自分のペースで二匹に語りかける。 「これに見覚えはあるかい?」 男はそう言うと、二匹の目の前に二本の木の枝をちらつかせる。 「ゆん?ただのきのえだなんだぜ!それがどうかしたんだせ?」 「そんなことはどうでもいいよ!さっさとあまあまをもってきてね!れいむはおなかがぺこぺこだよ!」 男は表情を変えずに、二匹の頭に持っていた木の枝を突き刺した。 「ゆぎゃん!いだいんだぜぇぇぇぇ!!」 「ゆぎゃぁぁぁぁ!いだいぃぃぃぃぃ!!」 「どうだい?少しは思い出してきたかい?この枝について」 枝を頭に生やしながら、泣き叫ぶ二匹。 男はそんな様子を見て、再度問いかける。 「やっぱり分からないのかい?この枝で僕のさなえを傷つけた事も思い出さないのかい?」 少し悲しそうな目をして二匹に問いかける男。 二匹はそんな様子に気がつく事もなく、ただ痛がっているだけだった。 「どぼじでごんなごどするんだぜぇぇぇぇぇ?!」 「ゆるさないよぉぉぉ!このくそじじいぃぃぃぃ!!」 「許して貰わなくてもいいよ、僕も君達を許す気はないしね…」 そう言うと男は二匹に刺さった枝を抜き取ると、 目の前に円筒状の透明なプラスチックの容器を2つ用意した。 「おそらをとん…なにするんだぜぇぇぇ!はなせ!このくそじじぃぃぃぃ!!」 男はまりさを持ち上げると、プラスチックの容器の中にまりさを収めていく。 容器はまりさに丁度良い位のサイズで、殆ど隙間なくぴったりと収まった。 若干高さには余裕があるものの、それでも容器の半分ほどは体で埋まっており、 トレードマークの黒い帽子の先だけが、容器の外に顔を出していた。 「ゆぐむぅ?!せまいんだぜぇぇぇ!はやくここからだすんだぜぇぇぇ!!」 必死に叫び体を動かそうとするまりさであったが、 プラスチックの壁が体に密着して、思うように動けないでいた。 男は同じようにれいむも容器の中に納めていった。 「ゆぎゅぅぅぅぅ?!せまいぃぃぃ!くるじぃぃぃぃぃ!!はやくここからだぜぇぇぇぇぇ! それとあまあまもよこせぇぇぇぇ!!」 れいむは、まりさよりも若干大きく、というか太っていたので、容器の幅が狭く感じるらしい。 実際に2/3ほどの高さまでに、その体が収まっている所をみると、やはりまりさよりは体格が良いらしい。 男は二匹が収まりきると、容器にプラスチックの蓋をした。 この蓋は少々特殊な形をしていた。 円上の蓋の中央に太いネジのような物が飛び出しており、その天頂部はコックの様な形をしていた。 そう、この容器は重しいらずの漬物器だったのだ。 蓋をしっかり閉めた事を確認した男は、まりさの入った容器の蓋のコック部分を回していった。 蓋についた太目のネジに連動して、蓋の内側から圧し蓋がまりさに迫っていく。 「ゆっぐぅ?!なんなんだぜこれはぁぁぁぁ?!あたまがおもいんだぜぇぇぇぇ!! ゆっがぁぁぁ?!どうなっているんだぜ!!」 頭上の異変に気がついたまりさは、頭上の方に目をやると叫びだす。 帽子は圧し蓋に押しつぶされて、まりさを圧迫し始めた所で準備は完了した。 続いてれいむにも同じ処置をする。 れいむは、まりさよりも高さがあったため、さほどコックを回さずとも頭上に圧し蓋が達した。 「ゆんぎゅぅぅぅぅぅ?!なんだかあたまのほうがくるしいよ!はやくこれをどかしてね!」 「そんな事よりこっちを見ておくれよ、これから君達がどうなるかをこれを使って教えてあげるから」 そう言うと男は、二匹の前に同じ容器を置いた。 ただ違う事と言えば、中には一匹の子ゆっくり、子れいむが入っていた。 「ゆんやー!おちょーしゃん!おかーしゃん!はやくれーみゅをたしゅけちぇー!」 「ゆわぁぁぁ!おちびちゃん!やいくそじじい!はやくおちびちゃんを、そこからだすんだぜ! それから、ほかのおちびちゃんは、どこにやったんだぜ?いいかげんにしないと、まりさはおこるんだぜ?!」 「ゆわぁぁぁ!おちびちゃん!それよりも、れいむをここからだしてね!それからあまあまちょうだいね! あまあまをくれたら、おちびちゃんと、まりさをだしてあげてね!」 まりさよりも、れいむの方がゲス度が高いのか、我が子の身を心配するまりさとは異なり、自分が第一優先のれいむ。 そんな様子を特に気にする事もなく、男は淡々と子れいむの蓋のコックを回し始める。 「おちびちゃん!はやくそこからにげるんだぜぇぇぇ!!」 「まりさ!はやくおちびちゃんをたすけてあげてね!それから、このくそじじいをやっつけて、あまあまもってきてね!」 「ゆぅぅ?!おちょーしゃん、おかーしゃん、どうしちゃの?なんでたしゅけちぇくれないにょー?!」 子れいむに向かって無茶な注文をするまりさ。 れいむはそれ以上に無茶な注文をまりさにしていた。 男はさらにコックを回していく。 圧し蓋はどんどん下がっていき、ついに子れいむの頭上に達した。 「ゆぴょ?!ゆぐぐぐぐ…これなんにゃのぉぉぉ?!」 頭に圧し蓋が触れると同時に、身を低くする子れいむ。 だが、それを許さないかのように、男はさらに圧し蓋で子れいむを圧迫する。 少し潰れるような格好で動けなくなった子れいむは、泣きながら親に助けを求めた。 「ゆんやぁぁぁぁ!おちょーしゃ!おかーしゃ!くるちーよぉぉぉぉ!はやくたすけちぇぇぇぇ!! ここはゆっくちできにゃいぉぉぉぉぉ!!」 「ゆっがぁぁぁぁ!なにをしているんだぜ!はやくおちびちゃんを、そこからだすんだぜぇぇぇ!!」 「おちびちゃん!!なにしてるの、くそにんげん!はやくれいむをここからだしてねぇぇぇ!!」 そこで一旦、男は手を止めた。 そして子れいむの顔が良く見える様に、子れいむの容器を二匹の容器に近づける。 「お別れは済んだかい?じゃあ、ここから一気に潰していくから、よく見ていてね」 男は二匹に優しくそう言うと、再び子れいむの圧し蓋を下に下げていった。 「ゆぎぎぃぃぃぃ!いだいぃぃぃぃぃ!くるちぃぃぃぃぃ!れーみゅが…きゃわいいれーみゅが、ちゅぶれるぅぅぅぅ!!」 「ゆわぁぁぁ!おちびちゃん!おちびちゃん!ゆっくりしてね!ゆっくりしてね!やめろ、くそじじい! はやくおちびちゃんを、たすけろぉぉぉぉ!!」 「ゆっがぁぁぁ!どうなってるのぉぉぉぉ?!れいむにの、かわいいおちびちゃんがぁぁぁぁ!!」 少しずつ、確実に潰れていく子れいむ。 ようやく、自分似の子れいむが危ない事を理解したれいむは、あわてて子れいむの身を案じる。 一方、我が子を助ける事が出来ないまりさは、男に向かって必死に罵声を浴びせる。 このまりさは自分の強さに自信があった。 故に罵声を浴びせ続ければ、男は自分に恐怖し、自分の言う事に従うだろうと考えていた。 だがそんな考えも空しく、子れいむは確実に潰されていく。 「ゆっびょぅぅぅぅぅ!このくぞおやがぁぁぁ!どぼじでたしゅけでくれないのぉぉぉぉぉ!! ゆぐぎぎぎぎぎぎっ!………ぎっべぇえぇぇぇぇ?!」 壁際に居たおかげで、目玉は飛び出さなかったが、 あにゃると口から大量の餡を噴出し、子れいむは昇天した。 「ゆっ!……………………ゆっがぁぁぁぁぁぁ!!おちびちゃんがぁぁぁぁぁぁ?!」 「くぞじじいのくぜにぃぃぃぃぃぃぃ!!よくもれいむにの、かわいいおちびちゃんをぉぉぉぉぉ!!」 二匹は目の前で無残に潰された子れいむを見て、その怒りと悲しみを男にぶつけていた。 だが、男は特に気にする様子もなく二匹に話しかける。 「はいはい、ゆっくり、ゆっくり………で、君達がこれからどうなるか、なんとなく解ったかい? 君たち風に言えば、『ゆっくり、りかいできた?』………なんてね」 自分達の子供を殺しておいて、なおも平然としている男にさらに腹を立てる二匹。 男に向かって、半分言葉にもなっていない様な罵声を浴びせ続ける。 そんな様子に流石に五月蝿いと思ったのか、男は一瞬顔をしかめた。 「ちょっと君たちは五月蝿いね、少し静かにしてくれないかな?」 男は優しく笑いかけながらそう言うと、二匹の漬物器を締め上げていった。 「ゆっぎぃぃぃぃ!ぐるじいぃぃぃぃ!やめろぉぉぉぉ!やめてぇぇぇ!やめてくださいぃぃぃぃ!!」 「ゆっぎゃぁぁぁ!たすけでぇぇぇぇ!くるじぃよぉぉぉぉぉ!ゆっくりできないぃぃぃぃ!!」 「苦しいのが嫌だったら、少し静かにしててくれないかな?理解出来る?」 「「ゆっくりりかいじばじだぁぁぁぁぁ!!」」 両目を大きく見開き、歯を食いしばりながら、二匹は声をそろえて叫んだ。 男はそれに満足したように微笑むと、二匹に向かって問い掛けた。 「じゃあ、理解してくれた所で、色々聞くけど良いかな?」 「ゆん!なんなんだぜ、くそにんげん!」 「ちょっと言葉遣いが悪いね…もう少し苦しんでみるかい?」 「ゆっひぃ!ごめんなざい、にんげんさん!な、なんでしょうか?」 あっさりと態度を変えるまりさ。 れいむも苦しいのは嫌なのか、ただ黙ってその様子を見守った。 「君達はどうやって、この家に入って来たんだい?さなえに聞ければ良いんだけれど、 それも出来なくなってしまったからねぇ…」 悲しそうにそう呟く男。 まりさは、拙いながらもこの家にやって来た経緯を話し始めるのだった。 男は根気良くまりさの話に耳を貸した。 まりさの話によれば、まりさ一家はこの家を見つけて、中に進入しようとしたがガラス戸が硬くて割れなかった。 困り果てている所に、家の中にいるさなえに気がついた。 まりさは自分の子供の具合が悪いからと嘘をつき、家の中で休ませて貰える様にさなえに頼んだ。 当然さなえも最初は断ったのだが、野良一家があまりにも可愛そうに見えたため、 つい同情してしまい、ゆっくり用入り口の扉の鍵を開けてしまったようだ。 「………と、いうわけなんですぅぅ!さなえがばかだった…いえ、さなえのせいで、 このおうちに、はいることができたんですぅぅぅ!」 「なるほどね…確かにさなえは少々間抜けなところがあったようだね」 「ゆ!そうなんだぜ!あのさなえは、おおばかだったんだぜ!」 男がまりさの主張に同意すると、途端に調子に乗り出すまりさ。 だが、男はそんなまりさを静かに睨みつける。 「だけど、君達はそれ以上の大馬鹿のようだね。 さなえさえ無事だったら、君達にこんな事はしなかったのに…」 そう言うと男は、まりさの漬物器を締め付け始めた。 「じゃあ、もう一つ聞くけど、なんでさなえを攻撃したんだい?」 「そ、それは…さなえにはわるいけど、まりさたちはすてきなおうちが、ほしかったんだぜ! さなえには、うらみはないけどしかたないのぜ!だからやめてほしびぎぃ! おねがいじまずぅぅぅぅ!!」 「そうか…でも僕には恨みしかないよ…」 男はさらに漬物器を締め付ける。 「ゆっぎぃぃぃ!なんでぇぇ?!どぼじでこんなこどするのぉぉぉぉ?!ゆっぎょぶぅぅぅぅ!!」 「やめてね!まりさがくるしがっているよ!だから、さっさとれいむをたすけてね!おねがいだよ!」 「何言ってるんだい? どうしてだって? それは、君達が先に僕の飼いゆっくりに手を出したのが悪いんじゃないか… それさえなければ、こんな事はしなかったのに……… ……………………こんな感情に目覚めなかったのにね………」 「「ゆっひぃ!!」」 突き刺さる様などす黒い殺意に、二匹は本能的に気が付き、 そして恐怖した。 男はまりさの漬物器を締め上げるのを止めて一旦部屋を出ると、今度は子まりさを連れて戻ってきた。 子まりさは男に乱暴に握られており、痛いのか苦しいのか、泣きながら必死に親に向かって助けを求めていた。 「ゆびぇぇぇぇぇん!こわいのじぇぇぇぇ!おちょーしゃん、おかーしゃん!たすけちぇほしいのじぇぇぇぇぇぇ!!」 強く握られている為に、その体はなすび状に変形しており、 唯一自由が利く底部の方を必死にブリブリと動かしていた。 「にんげんさん!やめてください!おちびちゃんに、ひどいことしないでほしいんだぜ!」 「ゆわぁぁぁ!おちびちゃんがぁぁ!まりさにの、かわいくない、おちびちゃんがぁぁぁぁ!!」 先程とは一転して、すっかり態度が変わってしまったまりさ。 必死に男に呼びかけるが、男は相変わらず優しい顔で微笑んでいた。 だが、その笑顔を見てもまりさは決してゆっくり出来なかった。 男は片手で器用に潰れた子れいむの入った漬物器の蓋をはずすと、 その中に握っていた子まりさを叩き付ける様に投げ入れた。 「ゆっぴぃ!ゆびゃぁぁぁん!おかおがいたいのじぇぇぇぇぇ!ゆっくちできにゃいのじぇぇぇぇぇ!!」 先程よりも一掃大きな声で泣き喚く子まりさ。 叩きつけられたショックか、痛みからか、しーしーも一緒に垂れ流していた。 男は圧し蓋を一番上まで撒き戻すと、子まりさの入った漬物器の蓋を閉めた。 「やめてください、にんげんさん!おちびちゃんに、ひどいことしないでくださいぃぃぃ!」 「やめてね!れいむにひどいことしないでね!おちびちゃんと、まりさはついででいいよ!」 相変わらず、自分優先のれいむ。 男はそんなれいむを冷ややかに見つめながら、優しくまりさに話しかける。 「おちびちゃんを助けてほしいのかい?」 「と、とうぜんだよ!ゆっくりたすけてあげてね!」 「それはいいけど、でも只って訳にはねぇ………」 男は優しく笑いながらまりさを見つめる。 「ゆっ!ゆぅ…そ、それならまりさを、なぐっていいんだぜ!きのすむまで、まりさをなぐっていいんだぜ! それで、ごめんなさいにしてほしいんだぜ!」 まりさは必死に男に訴えた。 男はそんなまりさを興味深そうに見つめる。 「ごめんなさいって、君は悪い事したと思っているのかい?」 「ゆっ!ゆぅ…さ、さなえには、ひどいことをしてしまったんだぜ」 「本当にそう思っているのかい?」 男はまりさの目を見つめながらそう言った。 まりさも、男に悲願する様なまなざしを向ける。 「そうだよ、だからまりさが、おちびちゃんのかわりに、せいさいさせるんだぜ! それで、ゆっくりごめんなさいなんだぜ!」 男はそんなまりさを見て鼻で笑った。 「何か勘違いしていないかい?僕は別に謝罪の言葉が聞きたいんじゃないんだよ。 僕は君達がもっと苦しむ姿が見たくなったんだよ。 もっと泣き叫ぶ姿が見たくなったんだよ。 だからさ……… 親子そろって苦しんでいってくれないか?」 「ゆ?…………」 男はそう言うと、まりさ親子の漬物器を締め付けていった。 「ぎっぎぎぎ…ゆげぼっ…がが…ぎ…げ……げげ…ぼうやべ……げげ…げ………ごべんなざ……ざ…」 「ゆんやー!まりちゃ、ゆっくちはねられないのじぇぇぇぇ!」 先程よりも、大分圧し潰れてきたまりさ。 両目を見開きだらしなく泣いている。 餡を吐きたくても、プラスチックの壁に阻まれて、餡を吐く事が出来ない。 同様に、あにゃるからも餡の放出はされなかった。 それ故に生き長らえてはいるものの、それが更なる苦痛をまりさに与えていた。 一方子まりさの方は、潰れた子れいむを見て驚き逃げ回っていたのだが、 迫り来る蓋のせいで思うように跳ねられず、必死で泣き喚いていた。 そんな様子を見ながら、れいむは必死にブツブツと 「れいむだけはたすけてください」 だの、 「ごめんなさい」 だのと、意味もなく繰り返し呟いていた。 そんな様子に気がついた男は一旦手を止めて、れいむに語りかける。 「君はさっきから自分の事ばかりだね…そんなに自分が可愛いの?」 「ゆ?!………と、とうぜんだよ!れいむはこのよで、いちばんかわいいんだよ!」 れいむは先程の恐怖も忘れたかの様に、自信たっぷりにそう言った。 「そうか…ふーん………で、君は、悪い事したと思ったりしているのかい? それとも、ただ、助けて欲しいだけなのかい?」 「ゆゆ?!なにいってるの?れいむはなんにも、わるいことなんてしてないよ! でも、じじいはれいむをいじめるんだよ!だから、ゆっくりたすけてね!」 まるで何も悪い事をしてないかの様な態度をとるれいむ。 男はそんなれいむを見て、一掃楽しそうに微笑んだ。 「いい根性だね、気に入ったよ……… なんだか、徹底的に苛めてみたくなったよ」 「ゆ?………ゆっひぃぃぃぃぃぃぃ!」 男の笑顔を見て、一掃怯えるれいむだった。 その後、男はれいむを漬物器から無理やり取り出した。 元々が太っていた上に、それを押し込める形で圧縮していたので、取り出すのには苦労を要した。 その際に、多少れいむの皮が破れたりもしたが、男は特に気にもせず、そのままれいむの足を焼いた。 その上で、効果はないだろうと思いつつも、目の前で一匹残っていた子れいむをいびり殺した。 れいむは男の予想通り、自分の身を案じるだけという結果に終わった。 そこで男は、れいむの目の前に大きな鏡を用意した。 れいむは鏡の中の自分を見ると、品定めするかの様に、隅々まで観察し始めた。 「ゆゆ!なんなの、このれいむは?!なんだかゆっくりできないれいむだね!」 自分の姿を見てそう呟くれいむ。 たしかに、鏡に映ったれいむの姿は、お世辞にも「ゆっくりした」れいむとは言えるものではなかった。 少し変形したままの頭部。 押しつぶされて、歪んだままのリボン。 でっぷりと肥った上に、所々傷だらけで、薄汚れた体。 そんな自分の姿を見て鼻で笑っていた。 「いや、ゆっくり出来ないっていってもね…それは君自身なんだよ?」 「ゆゆ?!なにいってるの?れいむは、こんなにきたなくなはいよ!こんなゆっくりできない、ゆっくりじゃないよ!」 男の発言に、少し怒り気味のれいむ。 これまで酷い目に合わされてきたにも拘らず、未だに強気の態度であった。 「いや、だってさ、ほら、よく見てみなよ。あのりぼんは、れいむのリボンじゃないのかい?」 「ゆん?おりぼんさん?」 れいむはそう言われ、改めて鏡の中のれいむのリボンを見つめる。 薄汚れて変形してるものの、そのリボンには見覚えがあった。 確かにそれは自分のリボン、自分の半身であった。 その事に気がつくと、れいむは鏡の自分に向かって怒り出した。 「やい!そこのくそれいむ!どうしておまえが、れいむのこうきな、おりぼんさんをもっているのぉぉぉぉ?!」 男はそんなれいむを見て、堪らず笑い出した。 「はっはっは!君は面白いなぁ、君のリボンはちゃんと頭に付いているだろう?」 男はれいむの頭のリボンを毟り取って、目の前に放った。 「ゆん!なにするくそじじ……い?………」 れいむは目を白黒させながら、目の前のリボンと鏡に映ったリボンを見比べる。 「…ど、どうなっているのぉぉぉぉ?!」 「ふふふ…君は鏡に映った自分の姿を見て、ゆっくり出来ないだの、汚いだのって言ってたんだよ」 男は笑いを堪えながら、なおも続けた。 「どう?少しは自分が見えてきたかい?」 「な、なにいってるの?これはなにかのまちがいだよ!いいかげんにしてね!」 「間違いって言うなら、君の存在が間違いかもね。」 「なにいってるのぉぉぉ!れいむはまちがってなんかないよぉぉぉぉ!じじいが、いじわるしてるだけだよぉぉぉ!!」 男の物言いに、負けじとれいむも応戦する。 だが、男はそんなれいむが可笑しいのか、笑いながらも話を続けた。 「ふふふ…確かに、僕は意地悪かもしれないね…くっくっく…でもね、それは君達がわるいんじゃないか… 君達がこの家にやってきたのが間違いだったんだよ。はっはっは………」 「ゆぅ…なにをいって………」 「こんな目に遭いたくなければ、ここに来なければ良かったじゃないか… こんな思いをしたくなければ、ここに来なければ良かったじゃないか… こんな目に遭いたくなければ、生まれてこなければ良かったんじゃないの? こんな思いをしたくなければ、生まれてこなければ良かったんじゃないの? そうすれば、僕等は出会うことはなかった、僕は目覚める事はなかった。」 「なにいってるのぉぉぉ!れいむはゆっくりしているだけだよ! ゆっくりしたいだけだよ!それをみんなが、じじいがいじめるんだよ! じゃまするんだよぉぉぉぉ!! れいむだっていきているんだよぉぉぉぉぉ!!」 「だからそれが間違いなんじゃないのかい? れいむがれいむとして生まれてきたから、こんな目に合うんだって… それにさ…僕は、元々ゆっくりを苛めたりはしない人間だったんだよ。 それが、君達が僕の家にやってきたから…僕の飼っていたさなえを……… だから、君達に殺意が芽生えたんだよ…苦しめてから殺してやろうってね… でも、君達を苛めているうちに、なんだか楽しくなってきてね」 「ゆ?……ゆ?………?…ゆ??…………」 れいむは己の思考が追いつかなくなったのか、ただ、「ゆ…ゆ…」と繰り返すだけだった。 男はそんなれいむを気にしていないのか、さらに続ける。 「でも、まさか君達みたいなプライドの高いゆっくりを苛めるのが、こんなに楽しいなんて思わなかったよ。 だからお礼を言わせてくれ………」 「ゆ?」 「れいむにまりさ、本当にありがとう」 「……………ゆ!」 「お礼にたっぷり苦しめてから殺してあげるよ…何が良いかな?… もう一度漬物気分を味わってみるかい?それとも、コンポストってやつになってみる? それとも………」 すでにれいむは、男の声が聞こえていなかった。 れいむはゆっくりなりに、足りない頭を絞って考えていた。 なぜ、こんな事になった? なぜ、この人間はれいむを苛める? なぜ、この人間はれいむをゆっくりさせない? なぜ、この人間はれいむにお礼を言った? なぜ、この人間はれいむを苛めるようになった? なぜ? なぜ? なぜ?……… なぜ?…… なぜ?… そして一つの結論にたどり着いた。 「そうだね…せっかくだから、いろいろやってみようか?ね、れいむ?」 れいむは男の問い掛けには答えようとはしなかった。 いや、れいむは聞き取れないほどの声で、何かをブツブツと喋っていた。 「れいむ?どうしたんだい?」 「………………………カッタノ?……キタノガワルカッタノ?…………?」 さすがに男も不審に思い、れいむの様子を見守る。 しばらくすると、れいむは再び鏡に映った自分を見つめる。 そして、狂ったように叫びだした。 「このくそれいむがぁぁぁぁ! れいむがうまれてきたせいで! れいむがうまれてきたせいでぇぇぇぇ!! だかられいむが、こんなひどいめにあうんだよぉぉぉぉ! つらいおもいをしているんだよぉぉぉぉ!! このくそれいむがぁぁぁぁぁ! せいっさいっしてやるよぉぉぉぉぉぉ!!」 それからしばらくの間、れいむは鏡の自分に向かって叫び続けた。 男はそれをしばらく興味深そうに見ていたが、5分もしない内に飽きてしまった。 れいむの叫びは、自問自答の末に辿り着いた結論なのか。 自分に責任がないと思い込みたいがために、鏡の自分に向かって叫んでいるのか。 自己保護のために、仮想敵を作り出して叫んでいるのか。 それはれいむにしか解らない。 ただ、確かなのは、れいむは壊れてしまった。 「いやー色々助かったよ。まさか、さなえも無事復活するとは思わなかったし…いろいろありがとう」 「完全復活って訳でもないだろう?怪我が治ったのは良いけど、反動で『ゆるさなえ』になってしまったみたいだし」 男は友人と話をしていた。 その手の中にはさなえが、いや、ゆるさなえが得意そうな顔をしている。 「でも、俺の知識とか、ゆ虐経験が役に立って良かったよ。 それにしても、昔はあんなに喧嘩したりしてたのになぁ…」 「まったくだよ…」 そう、男と友人は古くからの知り合いであったが、ゆっくり愛で派と虐待派で度々口論になっていた。 ところが、男の家に野良がやってきて、飼いゆっくりのさなえが瀕死にされた事からこの友人を頼より、 結果として、仲良くなってしまったのだ。 「それにしても、お前のおかげで面白い物が見れたよ。 色々話を聞かせてもらったけどさ、あのれいむって『でいぶ』だよな?」 「だったのかな?」 「いや、『でいぶ』だろうあれは…それがさ、特に痛めつける訳でも、お飾りを壊す訳でもないのに あそこまでの廃ゆっくりにしてしまうなんてな………お前、けっこうなSだろう?」 突然、虐待の先輩である友人にそんな事を言われ、少々ムッとする男。 「そうかな?君ほどでもないと思うけど…」 「だってさ、あの一家を飽きちゃったからって俺の所に持ってきた時は本当に驚いたって。 親まりさは変な汁出して、生きながら本物の漬物っぽくなってるし、 子まりさは死ぬほどゆっくりできない顔で、芋虫のように這うことしか出来なかったし。 それに、あの壊れでいぶだろ?お前、最高だよ!才能あるよ!」 「それって褒めてるの?あまり嬉しくないんだけど…」 男は面白くなさそうにそう言う。 それに友人が気が付いたのか、すかさずフォローに入る。 「まあ、気にするなって…でさ『ゆるさなえ』なんだけどな… それって確か、れいむ種を妙に嫌っててな… でさ…その『ゆるさなえ』とれいむを戦わせて見たいとか思わないか?」 「それ本当なのか?面白そうだな…」 「ゆるさなえ!」 そんな友人の言葉に、目を輝かせる男とゆるさなえであった。 些細なきっかけで、一人の鬼と狂戦士を目覚めさせてしまったれいむと野良一家。 やはり男の言う通り、彼女たちは生まれて来るべきではなかったのだろうか? 何はともあれ、楽しそうに語らう男二人とゆっくり一匹であった。 完 作者は実は漬物器を使った事がありません。 実家にあるのを見て、ゆ虐に使えそうなアイテムだと思ったのでやってみました。 故に漬物器の各パーツの名称が違っていたらすみません。
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『Stray 4 ~自称 稀少種~』 46KB 観察 不運 日常模様 都会 現代 第4話です かすがあきです。 注意 anko4487 Stray 3 ~薄れゆくもの~ の続きです。 「」はゆっくりの発言です。 『』は人間の発言です。 善良(?)なゆっくりが酷い目にあいます。 Stray 4 ~自称 稀少種~ 太陽が眩しい中、れいむたち地域ゆっくりは今日も公園の掃除に精をだす。 「ゆぅ………きょうも たいようさんが ゆっくりしてないよ。」 れいむが左の揉み上げで汗を拭いながら、ため息をつく。 れいむは日常の動作の ほとんどを左の揉み上げで行う。 右の揉み上げには待針が隠されており、動かすことができないからだ。 幾多の れいむ種を殺してきた大事な待針である。 この待針、元々ゆ虐趣味の人向けに作られた ゆっくりを一撃で簡単に殺す長めの待針である。 (ちょうど れいむの揉み上げの根元から髪先までの長さ。) 使用者が ゆっくりとはいえ、本来の使い方をされて、待針も本望である。 れいむが まわりを見渡す。 「ゆぷぷ。れいむが いないよ。れいむは れいむだけだよ。ゆぷぷ。」 これまでの努力と人間の偶然による協力により、現在この群れに れいむ種は2匹しかいない。 あと1匹殺せば、群れの れいむ種は れいむだけになり、稀少種になれる。 妹の さなえと同じ稀少種だ。そうすれば、飼いゆっくりになれるハズだ。 辛く長い日々も、間もなく終わる。そう考えた れいむの頬は自然と緩む。 「れいむ。ゆっくりしていってね。 ゆ?れいむが すっごく よい えがおさんを しているよ。 すっごく ゆっくりしているよ。れいむも おさから きいたの?」 「ゆ?ゆっくりしていってね。」 反射で返事をし振り返ると、そこには自分以外で生き残っている最後の れいむ種がいた。 彼女は人間が保育園を襲う前日から掃除をするようになった、れいむよりも若い個体である。 (以後、若れいむと表記。) 「ゆ?れいむ なにも きいてないよ。 いったい なんのことなの?若れいむ?」 「ゆ。まだ きいてないんだね。ゆぷぷ、若れいむが おしえてあげるね。 れいむ、若れいむたちね、すっごく らっきーさん なんだよ! なんとね、けっこんしたら、おちびちゃんを たくっさん うんでいいんだよ!」 「ゆ?おちびちゃんを たくさん? ……ゆぷぷ、なに いっているの若れいむ。 れいむたち ちいきゆっくりは いちかぞくにつき おちびちゃんは ふたりまで なんだよ。 そんなこと、ほいくえんにいる おちびちゃんでも しっているよ。」 若れいむに対して、れいむは笑いながら、少しバカにした口調で言う。 が、若れいむは笑顔のまま続けた。 「ゆぷぷ。しっているよ。でもね、おさが にんげんさんに かけあってくれたんだよ。 そしたら、とくっべつに れいむたちは おちびちゃんを たくっさん うんでいいって おゆるしさんが できたんだよ。 ゆっくりりかしていね!」 若れいむは、笑顔で要領をえない説明をする。 要約すると、 群れの半数を占めていた れいむ種が激減し、このままでは群れの存続が危ないと長ぱちゅりーが判断した。 長ぱちゅりーは、一時的に残っている れいむ種の出産制限をといてほしいと公園の管理者に掛けあった。 そして、制限解除は人間の判断で行うことを条件に、残った れいむ種は一度に れいむ種が3匹・相手似は1匹まで産んでいい許可を得ることができた。 「そ、それって、れいむと若れいむは けっこんして、おちびちゃんを たくっさん うんで いいってこと?」 「さっすがれいむだよ。若れいむと おなじ れいむだけあるね。 りかいが はやくて たすかるよ! そうだよ。若れいむと れいむは おちびちゃんを たくっさん うんで いいんだよ! ゆぷぷ。いっぱいの おちびちゃんに かこまれて くらせるだなんて…… ゆーん そうっぞう しただけで ゆっくりできるよ!ゆっくりーー!!」 若れいむは嬉しそうに叫ぶ。 「………」 若れいむとは対照的に、れいむの顔は沈んでいる。 今まで努力して れいむの数を減らしてきたのに、出産制限がとかれればまた れいむ種が爆発的に増えてしまう。 そうなれば、これまでの努力が無駄になるからだ。 「ねぇ、若れいむ。若れいむは、けっこんしたい ゆっくりが いるの?」 「ゆ!いるよ!ありすだよ!! さっき ありすに おちびちゃんが たくっさん うんでいいことを はなしたら、 すぐに ぷろぽーずさんを してくれたよ!」 「そ……そうなんだ………」 「それじゃぁね、れいむ。若れいむは おとーさんに けっこんの ほうっこくにいくから。」 若れいむは笑顔で立ち去る。 今すぐにでも殺したいが、まわりには掃除をしている ゆっくりたちがおり、それはできない。 れいむは仕方なく、掃除を続けた。 掃除が終わり、長ぱちゅりーのところへ向かう れいむ。 「おさ、おそうじ、おわったよ。」 「むきゅ。れいむ、おつかれさま。れいむに だいっじな おはなしが あるからゆっくりきいてね。」 「おちびちゃんのことなら、若れいむから きいたよ。」 「むきゅ。なら おはなしさんは はやいわ。 れいむ、すぐにでも けっこんなさい。」 れいむはこれまでプロポーズを受けても断ってきた。 結婚相手に自分が殺ゆんをしていることがバレるかもしれないと考えているからだ。 また、結婚し、子供を産めば、当然れいむ種が増える。 れいむ種は自分だけにならなくてはいけないと考えている れいむにとって、 我が子とはいえその存在を許すことはできない。 「ゆ……ゆぅ……おさ、れいむはね けっこんさんは まだ したくないよ。」 「むきゅ。れいむ。そういって いままで ぷろぽーずさんを ことわってきたことは しっているわ。 でもね、かんがえても みなさい。れいむの としだと けっこんしているのが ふつうさんよ。 それにね、たくっさんの おちびちゃんよ。とっても ゆっくりできるでしょ。」 「それは……そうだけど……ゆぅ……」 「むきゅ。れいむが なんで けっこんさんを したくないのか ぱちぇには わからなけど、 これは おさとしての めいっれいよ! あと さんかい たいようさんが のぼるまでに けっこんしなさい! しなければ、むれから ついっほうよ!ゆっくりりかいなさい!」 結婚に乗り気でない れいむにイラついた長ぱちゅりーが声を少し荒げながら言う。 長ぱちゅりーはれいむの態度が気に入らなかった。 群れのために、れいむのために、危険を犯して人間と交渉したにも関わらず れいむが喜ばれなかったからだ。 ------ 自宅に帰る途中、れいむは子まりさと一緒に歩く笑顔の まりさを見かけた。 かつて隣に住んでおり、れいむと一緒に掃除をした まりさだ。 殺ゆんに慣れておらず、元気がなかった頃、れいむは まりさからプロポーズを受け、そして断っている。 ふられた まりさは、その後、他のれいむ種と結婚し、子供を授かった。 まりさの番である れいむ種と まりさの母親である れいむ種は、れいむによって殺されている。 また、娘である れいむ種も先日の人間の騒動で失っている。 今、群れでは父1匹、父と同種の娘1匹という一家や、 番を失ったことで、鰥夫暮らしをしている ゆっくりが多い。 公園の隅を歩きながら、れいむは父娘を見る。 「ゆぅ……まりさたち、とっても しあわせーそうだよ。」 れいむの脳裏に、子供に囲まれる自分の姿が浮かぶ。 想像すればするほど、その姿はとても ゆっくりでき、幸せそうである。 れいむとて、結婚に憧れがないわけではない。 番を持ち、子供を持つ。本能に刻まれた ゆっくりできることだ。 しかし、地域ゆっくりの生活は辛い。 野良に比べると多少はマシかもしれないが、常に死と隣り合わせである。 辛い労働がない。極上の食事。人間からの脅威がない。 飼いゆっくりになるまで、れいむは結婚への憧れを捨てている。 が、幸せそうなまりさを見ることで、れいむの結婚への憧れは強くなる。 加えて、結婚の命令と子供をたくさん産んでよいという特権が与えられた。 「………ゆぅ……おちびちゃんが たくさん…… ゆぷぷ。けっこんさんも わるくないかも……」 結婚し、地域ゆっくりとしてたくさんの子供に囲まれて生活する。 そんな妥協案が れいむの頭によぎる。 -ッ ゴ ッ ジャ ! れいむが妥協案を採用しかけた時、子まりさが飛んできた野球ボール(硬球)によって潰された。 「お!おちびぃいいいい!!」 飛び散った餡子で顔を汚しながら、まりさが絶叫をあげる。 「ぺーろぺーろ……ぺーろぺーろ……おちび!! ゆっくりするのぜ!!ゆっくり めを さますのぜ!! おでがいなのぜ!!おどうざんを ひどりに じないでぼじいのぜ!! おちび!ゆっぐり なおるのぜぇええええ!!」 まりさは潰れた饅頭を泣きながら舐めるが返事はない。 『げー、クソ饅頭にあたっちまった……』 泣いている まりさ側に、ボールの持ち主である少年が近づく。 この少年、友人とキャッチボールをしていたところである。 『はぁ………ボールが餡子で汚れてるよ……汚ねー。 おい、まりさ。』 少年は まりさを軽く蹴りながら言う。 「っゆっばぁ!?な!なんなのぜ??にんげんざん!! ばりざは いば いぞがじいのぜ!おちびが!おちびがぁあああ!!」 『うるさい!』 「っぐっべぇええ……や、やべ……つ……つぶれりゅ…のじぇ……やべでぇ……」 少年は まりさを踏みつけたまま続ける。 『おい、そのボールを あそこの水道まで運べ。 イヤならこの場でお前を潰す。どうする?』 「わ……わがりばじだ……だがら……あじをどげで……」 『よし。じゃぁ運べ。あ、そうそう。口にいれたり、落としたりするなよ。 もししたら、潰すからな。』 「ばいぃいいい!!ゆっぐりわがりばじだぁあああ!!」 まりさの舌がボールを掴む。 その際、子まりさの体内に舌が一時的に入り、まりさにいいようのない悪寒を与える。 が、まりさは悲鳴をあげない。 人間との力関係を理解しているからだ。 もし騒げば、気分を害した人間に殺されるかもしれないからだ。 まりさは ただ涙を流しながら、ボールを舌で持ち上げ、我が子を殺したボールを大事に運ぶ。 母親と妹と妻と娘、そして、最後に残った娘までを人間によって失ったにも関わらず、まりさは人間に従う。 従わなければ、殺されるのだ。まりさは悔し涙を流しながら、必死にボールを運んだ。 (母親・妹・妻は れいむが殺しているのだが、まりさは人間の仕業だと考えている。) 「ばごびばじだぁあああ!!」 『ん。じゃぁ、ここに降ろせ。』 「ばいぃいい!!」 少年の指示通りに水道の下にボールが置かれる。 少年は蛇口をひねり、餡子で汚れたボールを洗う。 『よし、まりさ。もういいぞ。』 ボールを洗い終えた少年はそう言って、友人の元へと駆けてく。 「っゆっばぁあ……た……たすかったのぜぇ…… ゆ!!おちび!!まりさのおちび!!」 残された まりさは安堵すると同時に子まりさの遺体の側による。 「おちび……おぢび……ばりざの おちび…… ど…どぼじで おちびが しぬのぜ?…… どぼじでぇえええ!!??どぼじで おちびがぁあああああ!! っがぁあああああああ!!どぼじで ばりざの だいっじな かぞぐがぁああああ!! ばりざが なにを じだのぜぇえええええ!!?ただ かぞくで ゆっぐり じだいだけなのにぃいいいい!!! ごんなの!!ごんなの ゆっぐりでぎないぃいいいいいいいいいいい!!!!」 まりさは遺体の側で泣叫ぶ。 それは、群れの ゆっくりによって遺体が片付けられても続く。 「むきゅ。まりさ、ゆっくり おちつきなさい。」 「まりさ、ゆっくり おちついてよ。 まりさが ゆっくりしないと、おちびちゃんが あんっしんして おそらの ゆっくりぷれいすに いけないよ。」 泣き止まない まりさを心配して、ぱちゅりーと れいむが声をかける。 「ぱじゅりぃいいい!!れいぶぅうううう!!おちびがぁああ!! ばりざの ゆっくり!ばりざの ゆっくり!ざいごの かぞぐがぁああああ!!!ゆっくり!ゆっくり!」 「まりさ!!」×2 最後の家族を目の前で失い、人間に復讐をすることもできない まりさは、非ゆっくり症を患った。 暫くして、自警団のリーダーを務める幹部まりさが やってきた。 「まりさ………ごめんなのぜ………やすらかに ねむるのぜ。」 そう言って、幹部まりさは咥えた枝を まりさに深々と突き刺した。 非ゆっくり症は群れの ゆっくりでは治せず、また働けない ゆっくりを養える程群れは豊かではないからだ。 まりさの遺体を片付けながら れいむは思う。 例え子供が沢山いたところで、地域ゆっくりでは人間の脅威から身を守れない。 本当に幸せになるには、まず飼いゆっくりとなり、身の安全の保障を得なければならないと。 一瞬だけよぎった、地域ゆっくりのままでもよいという妥協案を れいむは捨てた。 ------ 夜。れいむはダンボール箱からでて公園の中を歩く。 若れいむを探しているのだ。 ゆっくりは基本的に夜は活動をしない。 が、結婚前の若れいむだ。 婚約者とのデートをしている可能性は高いと れいむは考えている。 「ゆ。ありす。ゆっくり こんばんはだよ。若れいむと でーとさんなの?」 しばらく歩くと、れいむは若れいむの婚約者である ありすに出会った。 ありすの頬は真っ赤に染まっている。 「れ!れいむ!こ、こんばんは……そ、それじゃぁ、ありすは もう いくわね……」 ありすは逃げるように れいむから離れていく。 「ゆぷぷ。きっと ありすは若れいむと でーとさんだったんだね。 ということは……あっちのほうに………ゆ!いたよ。若れいむだよ。」 れいむの予想通り、ありすは若れいむとデートをしていた。 2匹は別れ際に唇を交わしており、ありすはその光景を見られたかもと考え、頬を真っ赤に染めていたのだ。 身体を低くし、れいむは見つからないように若れいむの様子を伺う。 口付けの余韻に浸った若れいむが幸せそうに目を閉じ、ゆっくりしている。 若れいむのその姿を見て、れいむは今がチャンスだと確信する。 れいむはゆっくりと右の揉み上げから待針を抜き、口に咥える。 れいむ種を殺すことに もはや躊躇いなどない。 自分が幸せになるためならば、何でもする。 それが例え ゆっくりできないことでも、将来ゆっくりするためならば、今は耐えるしかない。 そして、これが最後の殺ゆんである。 若れいむを殺せば、群れのれいむ種は れいむだけになる。 晴れて稀少種の仲間入りである。れいむの頬が自然とニヤけた。 「もうすこしだよ………あと すこしで れいむは きしょうしゅだよ…… そしたら、かいゆっくりになれるよ………これで……これで さいごだよ……」 呆けている若れいむの背後に ゆっくりと回り込み、狙いを定める。 「っゆっぴ!!!」 そして、一気に跳躍し、若れいむを背後から刺した。 待針は若れいむの中枢餡を貫き、若れいむは短い生涯を終えた。 れいむは慣れた手つき(?)で待針を抜き、舐める。 もはや必要の無い針だが、れいむは取りあえず右の揉み上げにしまうことにした。 いつもの行為だ。いつもどおり、れいむは れいむ種を殺した。 「やったよ………これで……これで れいむは れいむだけだよ……」 最後の殺ゆんを済ませた れいむが、目を閉じて達成感を味わう。 その夜、れいむは満たされた気持ちで、ゆっくりした気分で眠りにつくことができた。 ------ れいむが心地好い眠りについた頃、れいむの妹である さなえはベットの中で眠りにつこうとしていた。 胴付き金バッチの さなえは人間に飼われており、夜は人間の家で、ベットで眠る。 「おにーさん、ねたばこさんは ゆっくりできませんよ。」 眠たい目をこすりながら、青年に話しかける。 青年は横になりながら就寝前のタバコを吸っている。 『ん?………あぁ、そうだな……危ないからな。』 体を起こし、ベットに腰かけながら青年が言う。 『さて、それじゃぁ寝るか。』 暫くして、タバコの始末をした青年が証明を落としながら言う。 「はい。………うふふ……」 布団の中でさなえが笑う。 『ん?ずいぶんと嬉しそうだな。どうしたんだ?』 「あしたは こうえんさんに いけますから、うれしいんです。 だって、おねーさんに あえますから。」 さなえが微笑みながら言う。青年は腕を伸ばし、さなえの頭をなでる。 『そっか。さなえは本当に れいむのことが好きなんだな。』 「はい。おねーさんは とっても ゆっくりしていらして、とても すてきなんですよ。 おねーさんに あって、おはなし して、いっしょに ゆっくりすると、 すごく しあわせに なれるんです。 それに、あしたは おねーさんとの やくそくさんも まもれますし。 おにーさん、ほんっとうに ありがとうございます。」 『なに。俺の大事なさなえのお願いだからな。少しぐらいは聞いてあげないとな。 さ、もう寝るぞ。きょうも疲れただろ?おやすみ。』 「はい。おやすみなさい……。」 しばらくして、さなえが寝息をたてる。 『ほんっとうに眠りにつくのが早いよな、ゆっくりって。』 そう呟いてから青年はタオルケットにうずくまり、眠りについた。 ------ 「れいむ。ゆっくり おきなさい。れいむ。」 翌日、自分以外の れいむ種根絶の目標を達成し、気持ちよく眠っている れいむは長ぱちゅりーに起こされた。 「ゆぁ……?………おさ?……ゆぅ……れいむに なにかようなの? れいむ、まだねむいよ………っゆっべぇええ!?」 左の揉み上げで目を擦っていた れいむが、長ぱちゅりーの隣にいた幹部まりさに思い切りお下げで殴られた。 「いっじゃぁあああ!!どぼじでぇええ!!?? どぼじで れいぶが だだがれるのぉおおお!!??」 「だまるのぜ!!れいむ!!若れいむごろしの ようぎで たいほするのぜ!!」 「ゆ!?どぼじでぇえええ!!??どぼじで じっでるのぉおおお!!?? っれ!れいむじゃないよ!!若れいむを ころしたのは れいむじゃないよぉおお!!」 「むきゅ。ごまかしても むだよ。ぱちぇは きのう この めで みたの。 あなたが若れいむを………若れいむを ころすところを。」 昨晩、長ぱちゅりーはれいむの家を尋ねた。 結婚という本人(本ゆん?)の意思が最大限尊重されなけければならないことを、 強要しようとしたことを恥じたからだ。 謝罪した上で、再度れいむに群れの ゆっくりと結婚するよう頼むつもりであった。 が、家の中に れいむはいなかった。 しかたなく自分の家へと帰ろうとした長ぱちゅりーは れいむを見つけた。 声をかけようとしたが、れいむは身体を屈めてており、様子がおかしかったため、様子を伺うことにした。 そして、長ぱちゅりーは見た。れいむが待針を若れいむを刺すところを。 すぐにでも れいむを捕まえたかったが、 虚弱体質であるため反対に殺される心配をした長ぱちゅりーは れいむが 現場から立ち去るのを待った。 れいむが いなくなった後、若れいむに声をかけ、 若れいむが死んでいることを確認した長ぱちゅりーは幹部まりさの元へと向かう。 幹部まりさも最初は長ぱちゅりーの言葉を半信半疑であったが、若れいむの遺体を見て、話を信じた。 そして、今、長ぱちゅりーと幹部まりさは自警団をつれて れいむを逮捕をしにきているのだ。 「むきゅ。まりさ、れいむの みぎもみあげさんを しらべて。 きのう、れいむが みぎの もみあげさんの なかに きょうきを しまっているのを みたわ。」 「ゆっくりりかいしたのぜ。」 幹部まりさは れいむに体当たりをし、れいむを家から追い出す。 倒れた れいむを自警団の ゆっくりたちが抑え付ける。 幹部まりさは、舌を伸ばし、右の揉み上げの中を調べる。 「ゆ!こ!これは……まちばりさんなのぜ!!」 「むきゅ。この まちばりさんで若れいむを………」 「ちがうよ!!れいむじゃないよ!! むれの れいむたちを ころしたのは れいむじゃないよ!! これは なにかの まちがいだよ!!」 れいむは必死に否定する。 が、ゆっくりは嘘をつくのが生来苦手な生物(なまもの)である。 余計なことまで口にしてしまった。 「むきゅ!?むれの れいむたちって………まさか れいむ!! むれの れいむが どんどん しんでいったのって、れいむが!?」 「っゆっがぁああああ!!なんでしってるのぉおお!!? ちがうよ!!れいむは なにも しらないよ!! まちばりさんで れいむたちを ころしてなんてないよ!! れいむが したけど、ぜんぶ にんげんさんの しわざだよ!!」 「おさ。まちがいないのぜ。れいむたちの おおくは はりさんで しんでいたのぜ。 ゆっくりは はりさんを もっていないから にんげんさんの しわざだと おもっていたけど…… れいむが むれの ゆっくりを ころしていた ようなのぜ。」 「なんて おそろしいことを………。 むきゅ。みんな、れいむが とうっぼうしないように あしを えださんで はかいして。 でも まだ ころしたらだめよ。きんっきゅうしゅうかいで この げすの しょぶんを れんらくするわ!」 「ゆっくりりかいしたよ!」×たくさん 「やべでぇぇええええ!!れ!っれれれ れいぶは わるぐないよぉおおお!! ご!ごかいだよぉおおおお!!れいぶは なにもじでないよぉおおおお!!! ぜんぶ にんげんざんが しだごどで いいでしょぉおおおお!!れいぶを たすげでぇえええ!!!」 れいむは全身から汗を流しながら嘘をつく。 相手の言うことを基本的に信じるゆっくりだが、証言と証拠、 そしてれいむの言葉から騙される ゆっくりはいなかった。 「うるさいのぜ。この うそつきの げすが。しっかり おさえつけているのぜ……」 幹部まりさが枝を咥えながら言い、れいむの足を枝で刺す。 「っゆっぎゃぁああああ!!や!!やべずえぇぇえええ!! ぷーすぷーす じないでぇええええ!!! っれ!れいぶの!れいぶの がぼじかざんの ような あんよがぁああ!!」 れいむは泣きながら後悔する。あの時、もっとまわりに注意を払っておけばと。 今までは、待針を取り出す前に周囲に誰もいないことを確認していた。 が、昨晩はそれを怠ってしまった。 早くしなければ、若れいむが結婚し、れいむ種が増えるという焦りと 慣れによって心が緩み、れいむは警戒を怠ったのだ。 「っいっじゃぁああ!!やべじぇぇえええ!!!っゆっぎゃぁぁあああああああ!!!」 静かな雑木林の中に、れいむの悲鳴が響き渡る。 ------ 緊急の集会で、長ぱちゅりーは群れの ゆっくりに状況を説明する。 れいむが、群れのれいむ種を殺してきた事実を。 大量殺ゆんの罪で、公開処刑をすることを。 刑を執行するのは、残された遺族。 そして、群れの ゆっくりは全員でれいむが死ぬまで見学をすることを。 「っゆっぎゃあぁぁぁああああああああああ!!!!」 れいむが悲鳴をあげる。 「じね!じね!じね!!!まりざの れいむを ころした げすな れいぶは じねぇえぇええ!!」 「ごの いながぼのぉおお!!ありずの とがいばな およべざんを ごろじだ づみは おぼいのよぉおおお!!」 「むきゅぅぅうう!!!よくも!!よくも!!!ぱちぇの れいぶをぉおおおお!!ひどり むすべをぉおおおお!!!」 「おかーしゃんの かたき なのじぇぇえええ!!」 「いにゃがもにょぉおおお!!」 「けんじゃの おがーじゃんを がえじぇええええ!!」 群れの約半数が れいむによって家族を失った ゆっくりである。 遺族たちは、れいむを罵り、暴行(体当たり)を加えている。 歩行機能を失っているれいむに抵抗も逃亡も許されていない。 ただ、なすがままに暴行をうけ、地面を転がることしかできない。 「っゆっべぇえええ!!やべ!やべでぇえ!! いっじゃぁあああ!!やべりょぉおおお!!!れいぶを いじべるなぁぁああ!! だずげ!だずげでぇええ!!だれがぁあああ!!れいぶを だずげどぉおおおおお!!」 「うっるざいのっぜぇえええ!!おばえ みだいな げずを だれが だずげるがぁあああ!!」 れいむの右の揉み上げを強く噛んだ まりさが叫ぶ。そして、揉み上げを噛んだまま、大きく跳ねる。 「ぞうよ!!れいむ みだいな いながぼの、みだごどないわぁああ!!」 左の揉み上げを噛んだありすが叫び、まりさと反対の方向に跳ねる。 「っゆっぎゃあぁああああ!!っぼ!ぼびあげぎゃあああぁああ!!!」 れいむの両方の揉み上げは逆方向に引っ張れ、れいむに激痛を与える。 - ッ ブ チ ー ン!! そして、れいむの両方の揉み上げは同時に千切れた。 「っゆっぎゃぁああああ!!いい!!いっざやぁぁあああああ!!! っれ!れいぶの ぼみあげぎゃぁああ!! っぼ!ぼうびごびごでぎないぃいいいい!!! おでがいじばずぅうう!!ゆ!!ゆるじでぐだざいぃいいい!!!」 激痛かられいむは泣き叫び、許しを乞うが、その願いは無視される。 家族を殺されたという正しい怒りを彼女達は常に抑えつけていた。 それは、加害者が人間だと思っていたからだ。 人間に対して報復をすれば、逆に自分たちが全滅することを理解していたからだ。 だが、加害者は人間ではなく同じゆっくりの れいむであった。 抑えつけていた怒りは爆発し、 どの ゆっくりも手加減することなく、れいむへの報復を続ける。 「っゆっぎゃぁああああ!!っだ!!だずげでぇえええ!!! おで!おでっぎゃぁあああああ!!いっじゃぁああああぁああ!! ばりざぁあ!!ありずぅうう!!っぱっぱぢゅりぃいい!!だ!!だずげでぇえええ!!」 悲鳴をあげることと、涙を流すことしかできない れいむが見学している ゆっくりに命乞いをする。 「げらげらげらげらげら。なにを いってるのぜ? おまえみたいな げすを たすけるはずないのぜ!」×たくさん 「いなかものを たすけるはずないでしょ? そんなことも りかいできない だなんて、ほんっとうに いなかものね。」×たくさん 「むきゅきゅ。じごうじとくさんと いうものよ。あきらめて しになさい。」×たくさん 当然だが、どの ゆっくりも れいむを助けようとしない。 家族を失ってはいないが、同族殺しという最大のタブーを犯した れいむに対して同情心は当然ない。 加えて、彼女達は毎日ゆっくりできない労働が課せられている地域ゆっくりだ。 野良よりはマシだということを頭でわかっていても、心の中は不満が渦巻いている。 無残な姿になっていき、命乞いをする れいむを見ることで、彼女達はストレス解消をしている。 「むきゅ。みんな、けいは いちじちゅうだんよ。」 長ぱちゅりーの一声で、れいむへの暴行が一時的に止まる。 長ぱちゅりーは れいむの前に貴重な角砂糖をおく。 「れいむ、これをたべなさい。」 「おお、っおざぁああ!?っれれっ れいぶを だずげでぐれるのぉおお!??」 「むきゅ。いいから さっさと たべなさい!」 「ゆっぐりりがいじだよぉおお!!むーじゃむーじゃ……っじあっわっぜぇえええ!!」 角砂糖を食べるにつれ、れいむの顔色がよくなる。 体力が回復し、痛みが次第に引いていく。 それにつれ、れいむが笑顔になる。助かったと考えているからだ。 笑顔のれいむを長ぱちゅりーは冷たい顔で見る。 「むきゅ。げひんな たべかたね。ほんっとうに げすなのね、れいむは。 さぁ、みんな!けいの つづきよ!」 長ぱちゅりーはれいむを許す気などない。 貴重な角砂糖を与えたのは、れいむをすぐに殺さないためだ。 すぐに死なれては ゆっくりたちの気がすまない。 それほどの大罪を れいむは犯したのだ。 「もっと もっと くるしめて、くるしめて。 しにそうになったら かいっふくさせて さらに くるしめるわよ! たくっさんの れいむを ころした れいむは らくに ころさせないわ!」 「ゆっくりりかいしたよ!!」×たくさん れいむの顔が一瞬で絶望に染まる。 「っぞ!っぞんなぁあああ!!! っれいぶはぁあああ!!れいぶはぁあああ!!!っれいぶはぁああああああ!!!」 全ての ゆっくりから敵意を感じ れいむはガタガタ震えながら、失禁をする。 「いっじゃぁあああ!!おでが!おでがいじばずぅうう!! ぼう!っぼぼぼぼう ゆるじでぐだじゃぃいいい!!ごべんなざぃいい!!」 再び始まった暴行に れいむは泣叫ぶ。 惨めな姿を見て、ゆっくりたちの口が微かに緩む。 そして、加虐心はエスカレートしていく。 1匹のまりさが、枝を咥え、れいむの右目に突き刺す。 「っゆっぎゃぁああああああああああああああああああ!!!!っめ!!っめっぎゃぁあああああ!!!」 雑木林に れいむの悲鳴が広がっていく。 ------ 駅・繁華街・住宅街に隣接する形で存在する大きな公園。 ここが、胴つき、金バッチの さなえの生れ故郷だ。 「おにーさん。こっちです。」 『おい、そんなに慌てるなよ。急がなくても ゆっくりは逃げないぞ。』 「それは そうですけど、おねーさんと おはなし できる じかんさんが すくなくなるんですよ。」 『はいはい。』 久しぶりの故郷に、さなえが笑顔で飼い主の青年の手を引っ張る。 「ゆふふ。おにーさん。ありがとうございます。さなえの おねがいを きいてくれて。」 『ん?あぁ……まぁ……』 歯切りの悪い受け答えをする青年でだが、さなえは気にしていない。 さなえの願いは、姉である れいむに頼まれていたことだ。 「いちど いもーとの かいぬしさんを つれてきてね。 いもーとを だいじにしてくれて ありがとうって おれーさんが いいたいよ。」 さなえは れいむと会う度に、飼い主を連れてくるように頼まれていた。 その度に青年にお願いしていたが、青年は それを断っていた。 社会人で忙しいということもあるが、青年は通常種に対してあまり良い感情を持っていない。 礼を言いたいというのは建前で、自分を飼えと言い出すに違いないと青年は決め付けており、 それを断るのが面倒だと考えている。 男性が さなえの頼みごと = れいむの頼みごとを断る度に、さなえは落ち込む。 れいむのお願いを叶えられないことに罪悪感を感じているからだ。 さなえに元気をなくされては困る青年は、 しかたがなく さなえの為に、れいむに会うことにしたのだ。 青年は さなえと一緒に公園に入る。 「あら??」 『ん?どうした?』 公園に入った さなえは、首を傾げる。 「いえ……まだご ぜんちゅうさんなのに、だれも おそうじを していないなぁって……」 『今日は休日なんじゃないか?』 地域ゆっくりに休日などない。 が、青年は地域ゆっくりに対して興味はそれほどないのでそのことを知らない。 「……そう……かもしれませんね。 とりあえず、おねーさんの おうちにいきましょ、おにーさん。」 幼い頃に地域ゆっくりから飼いゆっくりになった為、さなえは地域ゆっくりに休日がないことを忘れていた。 さなえは、深く考えることもなく、姉であるれいむの家を、雑木林の中へと足を向けた。 ------ 雑木林の中、少し開けた場所に、群れの ゆっくりが全て集まっている。 中央には、両方の揉み上げと右目を失った れいむがいる。 殺ゆんを犯した罪で、れいむは制裁を受けている最中である。 「むきゅ。れいむ、この かくざとうさんを はやくたべなさい。」 貴重な角砂糖をれいむの前におき、長ぱちゅりーが冷たい声で言う。 「………や……やだょ……… おでがぃ……れいぶを だずげで……」 角砂糖を食べれば また暴行を受けることをしっている れいむが食べるのを拒む。 「むきゅ。しかたがないわね。まりさ、れいむの口をひらかせなさい!」 「ゆっくりりかいしたのぜ!」 長ぱちゅりーに言われ、幹部まりさはれいむの口に枝をいれ、強制的に口を開かせる。 長ぱちゅりーは開いた隙間に、角砂糖を無理矢理ねじこみ、自らの身体で れいむの口を塞ぐ。 幹部まりさがジャンプをし、れいむの頭にのり、何度も跳ねる。 「ぶぅうう!!ぶぅううう!!ごっぐん………」 飲み込んだことを確認した長ぱちゅりーと幹部まりさが れいむから離れる。 「ゆばぁああ!!の!のんじゃっだよ!! れいぶげんぎになっちゃだよぉおお!!また いじべられるよぉおおお!!」 体力を回復してしまった れいむが嘆く。 そんな れいむに、長ぱちゅりーがニヤついた顔で話しかける。 「むきゅ。れいむ。たすけてほしいかしら?」 「たすけてほしいよ!おねがいだよ!!れいむを たすけてよ!! れいむはかわいぞうなんだよ!みんなにいじめられでるんだよ! だからたすげてよ!おでがいだよ!!れいぶをたすげでぐだざいぃいい!!」 れいむは必死に命乞いをする。 「むきゅ。そうね。ここまでの たいっざいを おかした ゆっくりは ほんらいなら ゆるされないわ。 でも、れいむは げすですって せんげんを したら たすかるかも しれないわ。」 長ぱちゅりーの言葉を聞き、群れの ゆっくりの顔がニヤける。 餡子脳で意思の疎通がまともにできない ゆっくりだが、何故かこういうときだけは真意を理解することができる。 「どうしたのかぜ?げすだって せんげんしないのかぜ?」 「いなかものの げすは じぶんのことも しょうっじきに いえないのね!」 ゆっくりは嘘をつくことに強いストレスを感じる。 そして、自分が常に正しいと根拠のない自信をもつ生物(なまもの)である。 故に、自分がゲスであると宣言することは、 例え自信がゲスであったとしても強いストレスを感じるため決して口にすることはない。 れいむの身体から滝のように汗が流れ、ガタガタと身体が震える。 れいむ自信が、自分はゲスではないと信じているため、 ゲスであるという真実を宣言する = 嘘をつくことに拒絶反応がでているのだ。 右の眼孔に突き刺さった枝が大きく揺れ、れいむに激痛を与えるが、 悲鳴をあげる余裕さえ今の れいむにはない。 「むきゅ。どうするの?れいむ。 もし げすだと みとめたら、ゆるしてもらえるかも しれないわよ。」 長ぱちゅりーの言葉を聞き、れいむは唇を噛み締め、嘘をつく決意をする。 「っゆっばぁあああああ!!!っれ!っれれれ…… っれいぶはぁあああ!!れいぶはぁああああ!!げ!………げずでずぅううう!! だがらぁああ!!だがら だずげでぐだざいぃいいい!!!おでがいじばずぅううう!!!」 餡子の涙を流しながら、れいむは自信がゲスであると宣言をする。 「ゆぁ~~?よく きこえないのぜ? もっと おおきな こえで いってほしいのぜ?」 幹部まりさがお下げを上に持ち上げながら、 人間でいうところの手で外耳を大きくする動作をしながら言う。 「れいぶはぁああ!!れいぶはぁああ!!れいぶは げずでずぅううう!!! げず なんでずぅううう!!どうじようぼない げずなんでずぅうう!! だがら!!だがら だずげでぇえええええええええええええ!!!」 助かりたい一心で屈辱にまみれながら、命乞いをする。 「むっきゅきゅきゅきゅ!!」×たくさん 「ゆぷぷ!!」×たくさん 「げらげらげらげらげらげら!!」×たくさん 泣きながら自分はゲスだと宣言する れいむ。 そんな れいむを見て、群れの ゆっくりたちは笑顔になる。 家族を失った怒りも、地域ゆっくりとしての辛い生活も、他者を見下すことで薄れるからだ。 普段は群れで協力して生活しているため、他者を見下すことはない。 久方ぶりに心からの優越感に浸ることができた彼女達は笑顔で笑う。 当然だが、彼女達は れいむを許す気など毛頭ない。 ゆっくり殺しは大罪である。 それも大量殺ゆん犯である。許せるハズがない。 彼女達は れいむをより苦しませるために、暴行の後に体力の回復をさせ、更にゲスであると宣言をさせた。 この後、更に暴行を加え、最後は殺す気でいる。 自身が行っている行為自体がゲスであるということにも気づかずに、 ゲスであると叫ぶれいむを見下すゆっくりたちである。 「みなさん、たのしそうですね。とっても ゆっくりしてます。 ゆっくりしていってくださいね。」 ゆっくりたちの笑い声につられて、 れいむを探してた さなえと青年が ゆっくりたちに近づく。 「ゆっくりしていってね!!」×たくさん 反射で返事をした ゆっくりたちから笑顔が消えた。 青年の顔を見たからだ。 菓子をくれる優しい人間もいるが、多くの人間は ゆっくりを無視する。 いや、無視ならば まだいい。 人間は気まぐれで ゆっくりを殺すことがあるのだ。 ゆっくり殺しは大罪だが、人間を裁くことは不可能である。 もし、それをしようとすれば、返り討ちにあい、群れの全滅は確定してしまう。 地域ゆっくりにとって人間は恐怖の対象でしかない。 その人間が側にきたのだ。 ゆっくりたちが緊張するには十分な出来事である。 「むきゅ。にんげんさん、ぱちぇが おさめる むれに なにか ごようですか? ぱちぇたちは ちいきゆっくりとして、 にんげんさんの おやくに たてるように ひび がんばってるわ。」 長ぱちゅりーが前にでて挨拶をする。 人間との交渉は基本的に長の勤めである。 「い!!いぼうどぉおおお!!!だ!!だずげでぇえええ!!!」 青年が ゆっくりに話しかけるより早く、れいむが妹である さなえに向かって叫ぶ。 「おねーさん!!いったい どうしたんのですか!!??」 れいむの酷い状態を見て、さなえが驚く。 「び!びんながね!れいぶを いじべるんだよぉおおお!! おでがい!!いぼぉど!!れいぶを だずげでよぉおおお!!」 唯一の肉親であり、飼いゆっくりである さなえならば自分を助けてくれる。 れいむはそう信じ、必死に助けを求める。 「ゆっくり まっていてください!すぐに たすけますね!」 れいむの考え通り、さなえは れいむを助けようとする。 が、さなえの前に幹部まりさがたつ。 「さなえ!ゆっくり まつのぜ!!これは せいっさいなのぜ!! れいむの けがは じごうじとくさんなのぜ!!」」 「せいさい?おねーさんが なにを したっていうのですか? おねーさんは とっても ゆっくりした ゆっくりなんですよ! せいさいを うけることなんて あるはずが ありません!!」 れいむを心から信頼している さなえが声を荒げて言う。 『へぇ、さなえも怒ることがあるんだな。始めてみたよ。 でさ、俺の さなえの姉。れいむが何をしたんだ?言ってみろよ。』 さなえが声を荒げるところを始めて見た青年が、れいむのに興味をもち、尋ねる。 「むきゅ。ゆっくりごろしよ。それも たくっさんの れいむを ころしたわ。 さなえも しっているでしょ?むれに いたころ、がっこうで おそわったでしょ? ゆっくりごろしは たいっざいよ。しけいさんなのよ。」 長ぱちゅりーが前にでて言う。 「!!そ!そんな!おねーさんが そんな ゆっくりできなことを するはずが ありません。 そんなの うそです!なにかの まちがいさんです!!」 れいむの無実を信じている さなえが叫ぶ。 「うそじゃないわ!!ぱちぇは このめで みたのよ! ありすの こんやくしゃの若れいむを ころすところを!!」 「そうなのぜ!それに、れいむの みぎの もみあげさんから きょうきの まちばりさんも でてきたのぜ!!」 「それだけじゃないわ! いなかもので げすな れいむは ほかにも たくっさんの れいむたちをころしたって しょうっげん したわ!! れいむの せいで むれから れいむが いなくなってしまったのよ!!」 「そ!……そんな……」 長ぱちゅりーたちの証言で、さなえの顔色が悪くなる。 「そうなのぜ!れいむの せいで まりさの だいっじな れいむが!! せいっさい すべきなのぜ!!」×たくさん 「いなかものの せいよ!あんな いなかものの げすは ゆるせないわ!! とかいはな せいっさいが ひつようなのよ!」×たくさん 「むきゅ!ここまでの げすは みたことが ないわ! せいっさい しなければ、むれに もっともっと わざわいが おきるわ!」×たくさん 群れの ゆっくりたちが、れいむへの制裁が正当であると声を揃えて叫ぶ。 そして、れいむを罵倒する言葉を各々が叫ぶ。 「っゆっがぁああ!!れ!!れいぶは わるぐないよぉおお!! だがらぁああ!!だがらだずげでぇえええ!!」 れいむは独り自分は悪くないとさけぶが、その声はまわりの ゆっくりの罵声に消され、誰にも届かない。 「………おねーさんが………」 信頼する姉が犯した罪をしり、さなえがショックで膝をつき、涙を流す。 「むきゅ。さなえ。わかったでしょ?れいむが どんなに ひどい ゆっくりかということを。 あねである れいむが おきてによって しけいに なるのが つらいのは わかるわ。 でもね、これは ちいきゆっくりの もんっだいなの。かいゆっくりの あなたには かんっけいが ないことよ。 ゆっくりりかいなさい。」 泣いている さなえに対し、長ぱちゅりーが言う。 『はぁ……』 泣いているさなえを見ながら、青年がため息をつく。 れいむの生死など、青年にとっては興味がない。 が、間の悪いことに、れいむは さなえの姉である。 れいむの悪行をしっただけで膝を付き、泣き出す さなえである。 もし れいむがこのまま殺されれば、酷くショックを受けることは目に見えている。 『ちょっと待て!!』 激しい罵倒の中、青年が声を荒げて叫ぶ。 ショックを受けた さなえを慰めることを面倒だと感じた青年は、 れいむの罪を軽くする方法を模索することにしたのだ。 ゆっくりの甲高い、人によっては不愉快になる声が消えた。 野良と違い、人間の恐怖を正しく理解している地域ゆっくりである。 人間に待てと言われれば、静になる。 『れいむが他の れいむを殺したことは分かった。 で、れいむ。いったい何のためにそんなことをしたんだ? 正直に話してみろ。理由によっては…… えぇっと……情状酌量の余地ありで死刑は免れるかもしれないぞ。』 青年は さなえの頭を撫でながら、使い慣れない単語を交えて言う。 「………」×たくさん ゆっくりの視線が れいむに集まる。 「れ!れいぶはねぇええ!!かいゆっくりに なりたいんでずぅううう!! かいゆっくりなるだべに!!がいゆっぐりになるだべに!! がいゆっぐりになるだべに れいぶいがいの れいぶを ごろじばじだぁああああ!」 れいむが泣きながら殺ゆんを犯した動機を叫ぶ。 「ゆぷぷ!!なにを いってるの?この いなかもの!!」×たくさん 「むっきゅきゅ!ばかだとは おもっていたけど、ここまでの おばかさんだなんて。むっきゅきゅ。」×たくさん 「げらげらげらげらげ!なにを いってるのぜ? どうして ゆっくりごろしをすると かいゆっくりに なれるのかぜ? まったく、これだから ゆっくりしてない げすは こまるのぜ!」×たくさん 「……お……おでぇざ……」 動機を聞いた 群れのゆっくりたちは、笑いだし、さなえは涙を流す。 飼いゆっくりになりたいことは、殺ゆんを犯す動機になるハズがないからだ。 笑われながら れいむは右の眼孔に突き刺さった枝に舌をからませる。 「ぐぎぎぎぃいい!!っゆっがぁあああ!!いじゃい……ゆっぐ!ぼ!ぼうずごじで…… っいっじゃぁああ!!で、でぼ!!でぼ どれだよぉおお!!ど!!どれだよぉおお!!」 痛みに耐え、枝を抜き取った れいむは、動けない身体を必死に動かし、青年に向かって土下座をする。 「にんげんざん!!おでがい じばずぅう!!れいぶを がいゆっぐりに じでぐだざいぃいいい!! にんげんざんは いぼーどを かいゆっぐりにしだでしょ!! いぼーどは れいぶより ゆっぐりじでながったけど、 ものめずらじい きじょうしゅだから かいゆっくりにしたんでしょ! みで!にんげんざん!!もう れいぶは れいぶだけだよ!! れいぶは きしょうじゅに なっだんだよ!!だがら!!だがら れいぶを がっでぐだざいぃいいい!! れいぶはね!れいぶは きしょうじゅなんだよぉおおおお!!! めずらじい きしょうしゅ なんでずぅううう!!だがらぁああ!!だがらぁぁあ!! れいぶを がいゆっぐりにじでぐだざいぃいいいいい!!!」 れいむの土下座を見て、群れの ゆっくりたちは益々笑い出す。 同族殺しを行うような ゆっくりできない存在が飼いゆっくりになれるハズがないと考えているからだ。 『はぁ……期待した俺がやっぱりバカだったか。』 青年はれいむの犯行動機でまともな理由などないと思っていたが、やはりまともな理由ではなかった。 少しでも群れのゆっくりを同情させる動機であれば、なんとか説得するつもりであったが、 この動機ではどうあがいても無理である。 とはいえ、れいむを殺させるわけにはいかない。さなえの為にも、自分の為にも。 『はぁ……しょうがないな。いいよ。飼ってやるよ。』 「っどぼじでぞんなごどいのぉおおおおお!!?? きじょうしゅの れいぶを がっでぐだざいぃいいいい!!おでがいじばずぅううう!! がいゆっくりにならないど、れいぶは ごろざるんでずぅううううう!!!」 興奮しきっている れいむが勘違いをして叫ぶ。 『いや、だから飼うって。今から れいむは俺の飼いゆっくりだ。 だから、群れのゆっくりからは殺されない。安心しろ。あと、さなえも安心しろ。お前の姉は助けたから。』 「……ゆ?ぼ……ぼんどですがぁあああ!!??あ!!ああありがどうございばずぅううう!!!」 「お、おにぃざん……あ、ありがどうございばず。」 れいむと さなえは、涙を流しながら喜ぶ。 夢だった飼いゆっくりになれたことと、命が助かったこと、二つの意味でれいむは感激している。 「………」×たくさん れいむ・さなえ姉妹とは反対に、群れのゆっくりは言葉を失った。 『眼や足は後で治してやるからな。とりえず、これで傷を治せ。』 静かな ゆっくりたちを無視して、青年は れいむにオレンジジュースをかけ、治療を施す。 「ゆぅ………きもちいいよ………おれんじじゅーすさん……さすがかいゆっくりだよ……… ゆぅ…………あんっしんしたら……れいむ……ねむくなってきたよ……」 「よかったですね、おねーさん。もうだいっじょうぶですから、ねむってください。 おにーさん!ほんっとうにありがとうございます。」 さなえの頭を撫でた青年が、エコバックを取り出し、れいむを入れる。 『よし、それじゃぁれいむは俺が連れて帰る。いいな?』 青年が長ぱちゅりーを睨みながら言う。 「むっきゅ!?……………むきゅぅ………」 長ぱちゅりーが言葉をつまらせる。 れいむは連続殺ゆんの罪で、制裁しなければならない。 が、人間がれいむを保護してしまった。人間には逆らうことはできない。 れいむを制裁すべきという心と、人間には抵抗できないという理性で葛藤が生じる。 「に!にんげんさん!!そ!その れいむは ゆっくりできない ゆっくりなのぜ!! だから、かうのは おすすめ できないのぜ!!かうなら、ゆっくりしている まりさを かうべきなのぜ!!」 葛藤で動けない長ぱちゅりーの代わりに、群れの若いまりさが叫ぶ。 「そ!そうよ!!そんな ゆっくりしてない れいむよりも とかいはな ありすを かったほうが にんげんさんの ためよ!かんがえなおして!!」 「むきゅ!けんじゃである ぱちぇを かったほうが にんげんさんの やくにたつは! だからぱちぇを!!」 まりさにつられ、他のゆっくりたちが自分を飼ったほうがいいと叫び出す。 『いや、お前らを飼う気はないなら諦めろ。』 本来ならば れいむだって いらいないと考えている青年は冷たく言う。 「どぼじでぞんなごどいうのぉおおおお!!?? そんなげすより まりさ(・ぱちぇ・ありす)のほうがゆっくりじでるでしょぉおおおお!!!」×たくさん 全ての ゆっくりたちが声を揃えて叫ぶ。 ゲスである れいむより自分の方が ゆっくりしているハズだ。 にも関わらず、自分を飼いゆっくりにせずに、 ゲスである れいむを飼いゆっくりにするという青年の行動は彼女達の理解を越えている。 『いや、だって、俺は通常種に興味がないから。 優秀なお前らは俺以外の人間に飼われてくれ。じゃ、そういうことで。』 「…………」×たくさん 青年の素っ気ない発言に、群れの ゆっくりたちは言葉をなくした。 エコバックを持った青年がその場を立ち去る。 目を赤く腫らした さなえは、目を点にし黙っている ゆっくりたちに大きくお辞儀をしてから青年の後を追う。 ------ - ジー…ツクツクツク…ボーシ!ツクツクボーシ! 青年が立ち去った雑木林にツクツクボウシの鳴き声だけが鳴り響く。 「っど!!どぼじで ぞんなごどいうのぉおおおお!!! ぞんなの!つうっじょうしゅ だがら がいゆっぐりに なれないなんでぇえええ! ぞんなの!!ぞんなの ゆっぐりでぎないぃいいいいいいいいいいいいい!!!」×たくさん どれぐらいの時間がたっただろうか、長い時間をかけて、ゆっくりたちは状況を理解することができた。 ゲスよりも ゆっくりしている自分たちが、通常種だから飼いゆっくりになれないことを知り、ショックを受ける。 「おかしいのぜ!!さいっきょうの まりさは ゆっくりしているのぜ!! なんで さいっきょうの まりさが かいゆっくりになれなくて、あんな げすが かいゆっくりになれるのかぜ!? こんなの なにかの まちがいさんなのぜ!!」×たくさん 「あんな いなかものの げすよりも ありすのほうが ゆっくりしているのにぃいい!!」×たくさん 「むっきゅぅうう!!かしこい ぱちぇを えらばないなんでぇええ!!!」×たくさん 飼いゆっくりになりたいと常に願っている彼女達は、 自分よりも下の存在であるハズのゲスれいむが飼いゆっくりになれたことが悔しく、地団太を踏む。 「っゆっがぁあああ!!まりざぁあ!!おまえが じゃまなのぜぇえええ!!」×たくさん 「この いなかものぉおお!!いなかものの ありすの せいでぇぇええええ!!!!」×たくさん 「むっきゅぅうう!!けんじゃである ぱちぇが かいゆっくりなれないのは ぜんっぶ いつわりの けんじゃである ぱちゅりーの せいよぉおお!!」×たくさん 同種族内で罵り始める ゆっくりたち。 「っゆっがぁああああ!!まりさが いなげでばぁあああ!! せいっさいしてやるぅうう!!さいっきょの まりささまが、 さいっじゃくな まりさを せいっさいしてやるぅうう!!」×たくさん 「いなかものの ありすだななんて とかいはな ありすが せいっさいしてあげるわぁあああ!!!」×たくさん 「むきゅぅうう!!!いつわりの けんじゃは さっさと しになさい! しんの けんじゃである ぱちぇの めいっれいよぉおお!!」×たくさん 彼女達のストレスは頂点に達し、やがて罵り合いは殺し合いに変わった。 さなえとゲスれいむが飼いゆっくりなれたのは稀少種だからだ。 自分はゲスれいむは当然のこと、さなえよりも ゆっくりしている。 ゲスである れいむはともかく、 さなえよりも ゆっくりしているという根拠の無い自信をもっている ゆっくりたちはれいむの成功例を見て確信した。 稀少種になれば飼いゆっくりになれるということに。 青年は さなえのために れいむを救ったにすぎないのだが、彼女達はそのことを知らない。 ただ、れいむのように、同種属を全て殺せば稀少種になり、飼いゆっくりなれる。 誤った認識だが、思い込みの激しい ゆっくりである。 飼いゆっくりになるために、誤った方法を実行する。 それがどんなに ゆっくりできないことであろうとも、飼いゆっくりなれるという話は魅力的すぎるからだ。 ゲスである れいむに すらできたのだ。ゆっくりしている自分にできないハズがない。 彼女達はそう思い込み、殺し合いを続ける。 「っゆっぎゃぁぁぁあああ!!」×たくさん 「いっじゃぃいいいいいい!!」×たくさん 「やべ!やべどぉおおおお!!」たくさん 雑木林に ゆっくりたちの悲鳴がなり響く。 「っゆっぎゃぁああああああああ!!!も!もっど……っゆっぐりじだが……だ……」 やがて、まりさ種・ありす種・ぱちゅりー種がそれぞれ1匹づつになった。 「ゆばぁ~~ご!ごれで!!ごれで!!まりさは きしょうじゅなのっぜぇえええ!!」 「とかいばで、きじょうしゅな ありずは すぐに かいゆっぐりに なれるのよぉおおお!!」 「むっきゅぅうう!!まいにち まどうじょを よみふける ゆうがな かいゆっぐりらいふが はじまるわぁああ!!」 「ゆっぐりでぎる!!ゆっくじでぎる!!これで!!ごれでづいに!! づいにゆっくりでぎるよ!!!………………ゆっくりぃいいいい!!!」×3 勝ち残った3匹は、大量のゆっくりの死骸に囲まれた中で雄叫びをあげる。 長く辛い、永遠に続くと思っていた地域ゆっくりの生活から解放されると信じている 3匹は返り血(返り餡?)まみれで涙を流す。 『………おまえら……これは?』 そんな3匹の耳(?)に人間の声がはいってきた。 声の主は公園管理をしている市職員の男性であった。 「にんげんさん!!まりさは きしょうしゅなのぜ!かいゆっくりにするのぜ!!」 「にんげんさん!!ありすは きしょうしゅなのよ!かいゆっくりにしてね!!」 「にんげんさん!!ぱちぇ はきしょうしゅなのよ!かいゆっくりにしてね!!」 3匹は男性に向かって叫ぶ。 その顔は笑顔で、将来に対して何の不安もない顔である。 『………お前ら、何を言っているんだ?通常種だなんて、捨てるほどいるだろ?』 「ゆ?」×3 男性の言葉を聞いて、3匹の笑顔が泣き顔に変わる。 「なにを いってるのぜぇええ!!」 「とかいはな おめめで もっと よくみてぇえええ!!」 「このむれで ぱちぇは ぱちぇだけなのよぉおおおお!!」 「さいっじゃくな まりさは ぜんっぶ しんだのぜぇええ!!!」 「とかいはな ありすは ありすだけなのよぉおおお!!」 「ぱちぇは きしょうじゅでしょぉおおおお!!!」 泣きながら、3匹は叫んだ。同種属はもういない。だから、自分は稀少種だと。 『…………バカか。いや、悪い。ゆっくりだからバカだったな。 公園から出てみろ。ゆっくりだなんて、絶滅させたくてもできない程いるぞ。 そいつらはお前らと同じ通常種だ。』 「…………」×3 男性の言葉で、3匹が固まる。 『はぁ……公園の利用者から雑木林で ゆっくりの悲鳴が聞こえるって苦情で来てみれば…… お前ら、同族で無意味な殺し合いをしてたんだな。』 「どぼじでわかるのぉおおおお!!??」×3 『お前らの まわりの死骸を見れば分かるだろ。まぁ、いい。とりあえず、コレを喰え。甘いぞ。』 呆れ顔で男性は3匹の前に黄色い錠剤を置く。 「あまあまだぁあああ!!! むーしゃむーしゃ……ごっくん……しあわっせーー!!!」 人間から甘いものを直に貰うことは始めての経験である。 3匹は何も考えず欲望に忠実に錠剤を口内に納める。 「………ゆ?ゆっげぇえ……ぐ、ぐるじ…… っげっぼ!がっばぁ!!……あ……あんござんが……… げっぼ!っげっっぼ!!げっぼぉおおおおおおおおお!!!!」×3 笑顔の3匹は突然苦しみだし、餡子・カスタード・生クリームを吐き出す。 「っげっぼぉおおお!!!っげっぼぉおおおおお!!! っゆばぁああ……ど…どぼじで……げっぼぉおおお!!! ゆばぁ……ゆばぁ……ただゆっぐりじだい……だげなのに…… っげっぼぉおおお!!!も……もっどゆぐり……したか………た……」×3 3匹が食べた錠剤は、猛毒であるカプサイシンを飴でコーティングした毒餌である。 『はぁ……この群れは ゲスがいなくて割と上手くいっていたのにな…… れいむの数が極端に減っていたから特別に出産制限を解いたっていうのに、 同族で殺し合いやるだなんて ゆっくりって本当にわけが分からん。 ま、しょうがないか。ゆっくりだし。 どんな善良だって、ちょっとしたことでゲスになって勝手に滅ぶからな。』 男性が頭を掻きながら言う。 地域ゆっくりの群れにゲスが増えて利用者に迷惑をかけて駆除されたり、自滅することはよくあることである。 公園管理課の職員をしている男性にとって、地域ゆっくりの群れが滅ぶことは珍しいことではない。 『さっさと他の公園から地域ゆっくりをてきとうに連れてきて、掃除をさせないとな。』 他公園に暮らす地域ゆっくりの手配は面倒だが、仕事だ。 男性はブツブツ文句を言いながら、事務所に向かって歩き出す。 雑木林の中には、大量の ゆっくりの死骸だけが残った。 ------ あとがき 次回でラストの予定です。 過去作品 http //www26.atwiki.jp/ankoss/pages/3986.html
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名称 行動パターン 主なえさ
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899 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2011/09/14(水) 23 49 24.40 ID 2/qNpGPE0 今日は何かお話しできそうかい? 眠たかったら無理はしないでくれよ? あともし話せるなら高校時代の思い出希望 900 :さなえ ◆Xdous6rwI2[sage]:2011/09/15(木) 00 48 41.10 ID g2I9qEHSO 高校の思い出ね じゃぁ高2編といこうか! 私の学校は2年から文理に分かれる 1年時数学の実力テストで200点満点中、1点を叩き出した私は当たり前のように文系へ 一方、理系の大学を視野に入れていたイカちゃんは理系へと進んだ 当然だけどクラスはバラバラになった でもそれは文理選択の時点で把握済みだったので割りきってた ショックだったのは校舎も別々になったことかな 休み時間も会えない距離wwwwww まさにロミオとジュリエット状態! 嬉しかったのは体育の授業が一緒だったことかな 体育は2クラス合同なんだけど運良くイカちゃんと同じクラスだったwwwwww 901 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2011/09/15(木) 01 09 39.50 ID v2uArN8IO 1点てwwwwwww なにその奇跡wwwwwwwww 901 余弦定理の公式が書けたからオマケに1点あげたと教師に言われた思い出があるwwww このネタは今でもからかわれるwwww 902 :さなえ ◆Xdous6rwI2[sage]:2011/09/15(木) 01 16 07.38 ID g2I9qEHSO そんなこんなで始まった高2 5月の連休に、イカちゃんの所属する吹奏楽部の定期演奏会があった なんとここでソロパートを任されたイカちゃん 私もよく知ってる曲のサビの部分がイカちゃんの担当だった だから、部活中その曲が小さく聞こえてきたらよく耳をすましてたwwwwww 当時のさなえ練習に集中しやがれwwwwww なにがなんでも定期演奏会には行きたかったんだけど、その日は部活の予選があったからどうしても無理だった そんな定期演奏会間近の帰り道、事件は起こった! さ「イカちゃんのソロ聞きたかったなぁ」 イ「さなえも大会なんだもん仕方ないよww」 さ「頑張ってねww」 イ「さなえもね……あのね、さなえにプレゼントがあるのwwww」 さ「なになに?」 イ「はい、これあげるwwww」 ミルキーの袋で折られた10羽くらいの鶴もらいましたwwwwww 昼休み友だちと作ったんだってwwww さ「マジ?私のために?嬉しいwwありがとー!」 イ「別にさなえのためじゃないよwwww暇潰しwwwwww」 照れ隠しかわうぃーwwwwwwって思いたいけど、当時の雰囲気からいってホントに暇潰しの作品だったなwwwwww 暇潰しだろうが穀潰しだろうがイカちゃんからの贈り物ってだけで全て国宝に変わるんだけどね! 903 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2011/09/15(木) 01 28 55.11 ID tlgxa9aIO 国宝wwwwww イカちゃんは世界遺産かラムサール条約に登録だなwwwww 903 むしろ銀河系全体で保護していきたいね!! 904 :さなえ ◆Xdous6rwI2[sage]:2011/09/15(木) 01 29 05.59 ID g2I9qEHSO 定期演奏会は保護者が撮ったビデオを別の吹奏楽部の友人経由で借りて見たwwwwww 舞台挨拶(?)で感極まってイカちゃん泣いてた 部活一生懸命なイカちゃん可愛いね! 夏に入って水泳の授業が始まった プールサイドで鬼ごっこしてたら滑ってこけた イカちゃんびっくりしてた でもあまり同情はしてくれなかったかな…… 切ない思い出 905 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2011/09/15(木) 01 31 10.63 ID d+u0URI3o そんな所で鬼ごっこなんかするからだwww 905 そっくりそのままのことを最近イカちゃんに言われましたww 906 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2011/09/15(木) 01 47 59.51 ID tlgxa9aIO なんというおっちょこちょいwwww イカちゃんに滝に落ちるんじゃないかと心配されて当然だわwwwww 906 まぁそうなるわなww プールサイドで鬼ごっこしてコケるとか小学校で卒業しろって話だよねww 当時は逆バーローを地で行ってたわ 907 :さなえ ◆Xdous6rwI2[sage]:2011/09/15(木) 01 57 18.23 ID DSWOj6U1o パソコソに移動! イカちゃんとはそれなりに絡みがあったはずなんだけど、高2の思い出が抜けちゃってる私の脳みそが憎いww イカちゃん側から聞いたほうがもっと色んな思い出が出てくるんだろうなww そんなわけで季節はぶっ飛び2学期へ 2学期は行事が盛りだくさん 文化祭! 体育祭! 球技大会! 修学旅行! なんだけど、どうしてもイカちゃんとの思い出が蘇ってこない(;_;) 絶対なんかあったハズなんだけどなぁ……。 あれだ、高1の時は細目に日記書いてたからなぁ 2年になって書かなくなったらコレだよwwww 908 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2011/09/15(木) 02 02 28.02 ID 7TtFxD3N0 ふむ、時期は問わない 是非ニヤニヤできる話を一つ頼むwwww 908 ニヤニヤできる話ねぇ じゃぁ嫉妬ネタを1つwwww 高2の終わり頃の話なんですけどね 何故かよく分かんないんだけど私、近くの女子校に通ってた子にイキナリ声かけられたことがあったんだよねww ずっと前から話したいって思ってましたぁとかなんとか言われてww ずっと前っていつだよとか 何で私のこと知ってんのとか ちょっと怖かったwwww 手紙渡されたから、帰りの電車で速攻読んだww こんなの初めての経験だったしねww 部活頑張ってください~とか色々書いてあって、最後にメアドとかも書かれたww そんな手紙もらったら悪い気しないじゃん? まぁ私は浮かれポンチになったわけですよ、一瞬でww 次の日 浮かれポンチ継続中の私は行きの電車ですぐさま報告ww さ「イカちゃぁん昨日私、手紙もらったwwwwww」 イ「手紙?誰から?」 さ「女子校の子からwwwwやっぱこういうのって返事書かなきゃいけないのかなぁwwwwねぇ、どう思うイカちゃ~んwwww」 イ「……」 さ「ずっと前から私のこと声かけたいって思ってたんだってwwwwグフwwww」 イ「……知らない」 さ「えぇ~どうしよかなぁ~グフフwwww」 とまぁ痛いくらい自分本位だったわけで イカちゃんが嫉妬しているのも気づかないくらいでwwww イカちゃんの様子がおかしいと気づいたのは、その日に一緒に帰るのを断られてからww 思い当たるフシは手紙の件のみ なんでイカちゃんが嫉妬するのよwwwwwwなんて思いながらもイカちゃんに嫌われたくなかった私は 手紙をくれた子に対して何も行動しないことをイカちゃんに報告した すっかりイカちゃんの機嫌は直りましたとさwwww 付きあってもないのに嫉妬とかイカちゃんどんだけww 可愛いからいいけどwwww 909 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2011/09/15(木) 02 06 27.65 ID JuyQFm5Zo 日記か~自分も昔日記書いてたけど一ヶ月ももたなかったわwww 909 そうなるよねww 910 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2011/09/15(木) 02 10 24.18 ID tlgxa9aIO 記憶を文章にすると、脳に残りやすくなるとかなんとかってエロい人が言ってたな 910 私は中1から高1まで書いてたんだけど日記に書き起こした出来事はそれなりに覚えてるww 大学入ってからもたまにパソコンで書いてたんだけどハードディスクごとデータ飛んで以来もう書いてないww 912 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2011/09/15(木) 02 33 38.82 ID JuyQFm5Zo 嫉妬するイカちゃん可愛いwwww 912 嫉妬はイカちゃんの可愛さ真骨頂! 913 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2011/09/15(木) 02 33 57.60 ID d+u0URI3o 声かけられるってすごいな、さなえは女の子に好かれる何かがあるのか?w 913 ねーよwwwwww 後にも先にもそれ1回だけだよww たぶんあの子はとても嗜好が変わった子wwww 元気にしてるかな? 914 :さなえ ◆Xdous6rwI2[sage]:2011/09/15(木) 02 34 25.68 ID DSWOj6U1o もう2時半ww調子に乗りすぎたww 寝るわww ぐっない☆ 915 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2011/09/15(木) 02 35 55.22 ID d+u0URI3o おやすみー、仕事がんばれよーww 915 ありがとよ^^ 先週までのピークは超えたからまったりいくわ 916 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(神奈川県)[sage]:2011/09/15(木) 02 36 54.54 ID qIHcyrEpo ちゃっかりイカちゃんに報告する辺りが抜け目ないなww 計算じゃなくても結果的に嫉妬させられたし 916 当時の私はとにかく誰かに報告したくてwwww で、手紙もらってから初めて顔を合わせたのがイカちゃんだったんだよねww ごめんねイカちゃんwwww 917 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2011/09/15(木) 02 37 01.43 ID 7TtFxD3N0 おやすみ~ 色々話してくれてありがとうな~ノシ 917 こちらこそ聞いてくれてありがとうだぜ! 土曜日のデートもちゃんと報告できるようにするね^^ 918 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2011/09/15(木) 02 37 40.67 ID JuyQFm5Zo おやすみー 体壊さないよう気を付けてな 918 ありがとよww はい今度こそおやぷみ! 920 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2011/09/16(金) 00 34 39.30 ID 1tlZMXLF0 そういえば、次のスレッドはどうするんだい? 922 :さなえ ◆Xdous6rwI2[sage]:2011/09/17(土) 00 57 16.07 ID 8QWPHgJ3o こんばんわんこwwwwww 次スレね! 私がこんな体たらくだから次スレ立てたところでアレなんじゃぁないかと思ってるww なんでこんなgdgdなのかって私がゴールを決めてないからいけないんだけどさww だからね! ゴールを決めようと思ってwwスレを終わらせるww 普通は告白成功したらだろうが、居心地が良すぎてそのまま居座ってしまったからゴールを逃してしまったwwww てなわけでゴールはイカちゃんをスレに連れてこれたらってことにするww みんなも楽しみにしてくれてるし! 1ヶ月以内にはなんとかするからww 次スレまでにはケリつける! そんなわけでもうちっと付き合ってくださいな^^ 923 :さなえ ◆Xdous6rwI2[sage]:2011/09/17(土) 00 59 20.05 ID 8QWPHgJ3o 駄目だ酔っ払ってるからいつも以上に支離滅裂だ まとめると 次スレは立てたい! イカちゃんを引っ張り出せた時点で終わり! そんな感じです 924 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2011/09/17(土) 01 02 58.39 ID k/fdIedIO お!さなえおけーりー 最初から張り付いてた身としては、スレが終わるのは残念だが、gdgdになるのもねー(´・ω・`) イカちゃん降臨をwktkしながら待つお! 925 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2011/09/17(土) 01 05 25.72 ID k/fdIedIO 923 なんだよwwwwwww じゃあ、次スレ案を書いてやんよ! 【イカ娘】イカちゃんとさなえで百合ん百合ん【スレじゃない】 924 こんなgdgdなスレに最初からお付き合いありがとうだぜ! しかも次スレ案までwwww 百合ん百合んてwwwwww 926 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2011/09/17(土) 01 06 37.53 ID o7uTBzjro わんこ、お疲れさんですよ~ 酔っ払ってるのかよwwwwww ゴールか・・・なんか寂しいな でもイカちゃんと2828してるさなえを見れるなら、次スレでもなんでも付き合ってやんよww 926 だって 花金だぜ^^ 三連休だぜ!!!!!!!!!!! 無敵じゃァああああああああああ!! マリオでスター100個ゲットした気分! 927 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2011/09/17(土) 01 08 15.96 ID nm0ma+ERo こんばんわんこそしてお疲れ様 終わっちゃうのは寂しいけど仕方ないよな イカちゃんがスレに来るの楽しみにしてる! 927 始まりがあれば終わりがあるってどっかの偉い人が言ってたからね イカちゃん来たときはよろしくお願いします^^ 929 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(神奈川県)[sage]:2011/09/17(土) 03 17 27.58 ID 7aZmWuQCo 二人のイチャイチャ報告聞けなくなるなら、 降臨して欲しくない気もしてくるなww複雑だ 929 そんなこと言わないで>< 寂しいやんか>< 930 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2011/09/18(日) 18 09 23.79 ID gNjRKVXIO 今頃はきゃっきゃウフフか… 次スレ案 【さなえは】百合のキッカケはイカちゃんでした!【変態】 930 さなえは変態て! そこは 【さなえは】【淑女】 とかにしなきゃ 嘘ですすいませんねー!! →続き