約 2,995,668 件
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/3533.html
61 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/12/03(木) 18 07 28 ID ??? グラハム「遂に私のフラッグが追加されたと聞いて買って来たぞNEXT+!」 62 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/12/03(木) 18 12 00 ID ??? 61 刹那「残念だがお前の期待はCPU専用で声も無しだ」 グラハム「なんだとぉおおお!」 63 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/12/03(木) 19 19 21 ID ??? 62 ミハエル「今やっとわかったぜ、エクシアのガキはガンヲタでマザコンのホモだ! 今までまともな会話が無かったことの真相を知った傷心のネーナは、 兄ちゃんの腕の中に戻ってこい!!」 64 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/12/03(木) 19 26 59 ID ??? ネーナ「は?にぃにぃ何言ってんの?脳の病気?」 ヨハン「ちょっとした発作だ。お前は気にしなくていい」 69 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/12/03(木) 20 50 32 ID ??? ヨハン「 63-64という会話が家庭内であったんです」 アムロ「ミハエル君に、『行き遅れた姉妹っていうのは、見ていてつらいんだぞ☆』、 とでも忠告しておいてあげてください」 70 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/12/03(木) 20 53 03 ID ??? シュウト「キャプテン、何してるの?」 キャプテン「輪切りをくっ付けておくように頼まれた」 71 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/12/03(木) 21 19 50 ID ??? ヨハン「 69とアムロさんが言ってました」 セレーナ「へー」 72 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/12/03(木) 21 46 39 ID ??? 71 スターゲイザー「 70で切断済みです」 73 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/12/03(木) 22 02 07 ID ??? 72 セレーネ「そう、いい子ね。GF型に換装して銭湯にでも行きましょうか」 スターゲイザー「戦闘?どこかカチ込みに行くの?」 セレーネ「なんでそんな言葉を知ってるんだか…お風呂よ、お風呂。皆で入る、ね」 キャプテン「銭湯はいいものです」 セレーネ「あら」 キャプテン「近所の人と触れ合う事が出来るし、何よりも広い」 セレーネ「最近は廃れ気味らしいわね。家にお風呂があるし…」 キャプテン「勿体ない事です。では、行きましょうか」 74 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/12/03(木) 22 05 22 ID ??? 72 セレーネ「あら、親の名前も顔も間違って覚えてるなんて、再教育が必要ね」 76 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/12/03(木) 22 25 40 ID ??? 74 (ベリッ)シュバルツ「機械は誤魔化せても、人の目を欺けないとは、私もまだまだだ! フロスト兄弟より買いいれし『不動流変装術・指南書』、必ず極めてみせようぞ! 次は、リリ姫に変装だ」
https://w.atwiki.jp/83452/pages/6702.html
. -‐ ' ¨¨¨ '' ‐ 、 . ´ \ / / l ヽ. / / ! l | | | ’. l | | ! !〃 !小 \ ヽ i ! l ! レ/ 〃 ハ l ', l '. \ ト、_; /イzィレ′ 7 | ! | ヾi' Y'うミ ¨´ テうヾヽ 了ム ./. ’ '弋ソ 辷ノ ′ン - Y‐ 、 . il , /ノ 丿 } .ノ l /-イ //. .イ/ | ゝ、 ー ∠ヒヽl/ ハ. / /| ! > 、 . ィ´ i .ノ / ∧ l ! | ∨ノ ト!--「ト- ┴¬ア .ノ l ヽ ヽ/!‐--Y---|--/ /ヽ. ヽ. \ '. . `''' Tf'''¬'¨7 / } /入 / . . . . |! . . . . \ // ノ\. .' { / . . . . ./ . . . . /〉 / . . . '. i 八 /| . . . . . ,´. . . . .〈 / . . . . . l | \ | . . . . . ,. . . . . . .〉 . イ . . . . . . . .| l . /_..ノ . . . . . ,. . . . . ../ } .! . . . . . . . /. ! .l∨ . . . . . . ! . . . . . ヽ イ .| . . . . . . . ハ. | .`T´ . . . . . .! . . . . . // .∨!. . . . . . . .|. / . . | . . . . . . .| . . . . . . . . . .ヽ| . . . . . . . .! 律「あー…まぁ…うん」 いちご「ふーん…」 律「なっなんだよ」 いちご「…女同士なのにおかしくない?」 律「…」ムッ 律「そんなのお前に関係ないだろ」 いちご「まぁね」 律・いちご「…………」 律「私もう行くから」 いちご「ねぇ」 律「…なんだよ」 いちご「どこが好きなの?」 律「は?」 いちご「秋山さんのどこが好きなの?」 律「どこって…」 いちご「顔?体?性格?」 律「そんなの…」 いちご「女子高だからって友情を愛情と勘違いしてるだけじゃないの?」 律「はぁ!?なんなんだよお前さっきから!」 いちご「男好きになったことある?」 律「あってもなくても私が好きなのは澪だけだ!」 いちご「じゃあ女は?」 律「……え?」 いちご「秋山さん以外に女の子好きになったことある?」 律「な…なんでそんなこと…」 いちご「あるの?ないの?」 律「…あってもなくても私が好きなのは澪だけだ」 いちご「ふぅん」 律「もう本当部室行くから」 いちご「どんな感じ?」 律「……なにが」 いちご「女同士ってどんな感じ?」 律「…」イラッ 律「女同士だろうと男女だろうと付き合うことに変わりはないだろ!大体そんなに知りたきゃ自分で彼女でも作れ!」 いちご「じゃあそうしようかな」 律「……は?」 いちご「男女でも女同士でも違いがないってこと証明してよ」 律「……誰が」 いちご「律が」 律「……どうやって」 いちご「私と付き合って」 律「無理に決まってんだろ!バカにすんのもいい加減にしろ!」 いちご「なにが無理なの?」 律「だから澪と付き合ってるって言ってるだろ!」 いちご「内緒にしてればいいじゃん」 律「ダメだ!澪を裏切るなんてできない!」 いちご「べつに律が私を好きなわけでも、私が律を好きなわけでもないから浮気にならないよ」 律「それでもダメなんだよ!ふざけてないで早く帰れよ!襲われるぞ!」 いちご「律に?」 律「違う!」キィッ いちご「じゃあ送っていって」 律「は?」 いちご「家まで送って」 律「私は部活あるんだよ」 いちご「襲われちゃうかもしれないのに?」 律「……………」 いちご「襲われる心配があるの分かってて一人で帰すんだ?」 律「…彼氏でも呼べばいいだろ」 いちご「彼氏なんていないよ」 律「いちごが呼べば来る男なんかいっぱいいるだろ」 いちご「その男に襲われちゃうかもね」 律「……………」 いちご「……冗談。帰る」 律「……」がしっ いちご「…?」 律「…今日だけだぞ」 いちご「………」 律「ちょっと待ってろ」 いちご「…うん」 律「………」カチカチ いちご(秋山さんにメール打ってんのかな) いちご(なんて打ってんだろ) いちご(…それにしても律ってバカだな) いちご(私なんかほっといて部活いけばいいのに) 律「……ん。帰るぞ」 いちご「うん」 律・いちご「………」てくてく いちご「なんで黙ってるの?」 律「べつに…」 いちご「怒ってる?」 律「べーつーに」 いちご「あっそ」 律「…」イラッ いちご「秋山さんになんてメールしたの?」 律「…澪だけじゃなくてみんなにメールしたんだよ」 いちご「ふーん。なんて?」 律「なんでもいいだろ」 いちご「じゃあ言ってないんだ。私のこと」 律「…」ぎくっ いちご「うそついたんだー」 律「うそついたなんて言ってないだろ!」 いちご「じゃあなんてメールしたの?」 律「……………」 いちご「まぁ言えないよね。他の女と浮気しますなんて」 律「おい待て!浮気なんてしてないぞ!」 いちご「え?だってさっき今日だけ付き合ってくれるって」 律「今日だけ送ってくって意味だ!」 いちご「えー」 律「『えー』じゃない!」 いちご「喉渇いた」 律「は?」 いちご「喉渇いたー」 律「…そうか。じゃあ早く帰って家でジュースでも飲め」 いちご「喉渇いたから歩けない」 律「はぁ?バカなこと言ってないで早く帰るぞ」 いちご「やだ」 律「お前なぁ…」 いちご「やだ」 律「………」 いちご「でこ」 律「おい」 いちご「やだ」 律「………」 いちご「やだ」 律「……はぁ…分かったよ。なんか買ってくるよ」 いちご「そこ入りたい」 律「喫茶店?」 いちご「そこじゃなきゃやだ」 律「あーもう分かったよ。行くぞ」 いちご「奢ってね」 律「………」 いちご「彼氏でしょ?」 律「彼氏じゃない!」キィッ カランコロン マスター「いらっしゃいませ。お好きな席へどうぞ」 律「あ、ども。どこがいい?」 いちご「律が決めて」 律「じゃあここにするか」ぽふっ いちご「…」スッ 律「なに飲む?」 いちご「アイスコーヒー」 律「…もっと可愛いの頼めよ」 いちご「甘いもの嫌いなの」 律「名前と容姿に全然見合ってないな」 いちご「いいでしょべつに」 律「…まぁいいけどさ」 マスター「ご注文お決まりでしょうか?」 律「あ、はいオレンジジュースと…」 いちご「……………」 律「…アイスコーヒー」 マスター「オレンジジュースとアイスコーヒーですね。かしこまりました」 律「……お前なんで自分で言わないんだよ」 いちご「そういうのは彼氏の役目でしょ」 律「お前はどこのお姫様だ。あと彼氏じゃないぞ」 いちご「ふつうだよ」 律(なんてわがままな女なんだ…) いちご「それよりオレンジジュースって…見た目通りじゃん」 律「どういう意味だこら」 いちご「鏡見てきたら分かるんじゃない?」 律「ぬぅ…」 いちご「…」クスッ マスター「お待たせしました。オレンジジュースとアイスコーヒーでございます」スッ 律「ども」 いちご「………」 マスター「ごゆっくりどうぞ」ペコッ 律「マスター渋いなー」 いちご「……」ちゅるる 律「ガムシロもいれないのか?」 いちご「甘いの嫌いなんだってば」 律「ふーん…」ちゅるる 律「すっぱ!」 いちご「変な顔」 律「う、うるせー!」 いちご(ふふっ) 律「いちご本当に彼氏いないの?」 いちご「いないよ」 律「ふーん。可愛いのに」 いちご「秋山さんより?」 律「いや澪は世界一可愛い」 いちご「別の女褒めるなんてマナー違反」 律「そうだな。澪以外の女褒めたらマナー違反だな」 いちご「………」 律(ふふん) いちご「でこ」 律「なにぃー!」キィッ いちご「それよりどこが好きなのよ」 律「えー…なんなんだよお前ー…そんなの聞いてどうすんだよ」 いちご「べつにどうもしないけど」 律「んー……そうだな…」 いちご「……………」 律「………澪だから、かな」 いちご「……………」 律「多分それ以上の理由なんていらないと思う」 いちご「……ふーん」 律「…なんだよ」 いちご「本当に好きなんだね」 律「……」カァッ いちご「ふっ…」クスッ 律「笑うなー!」 いちご「はいはい。じゃあ帰ろうか」 律「え、もう?」 いちご「もう飲んじゃったし」 いちご「……それとももっと一緒にいたいの?」 律「なっ…かっ帰るぞ!」 いちご「うん」 カランコロン いちご「ここでいいよ」 律「え?でも…」 いちご「どうせ学校戻って秋山さん送って行くんでしょ?」 律「えっ!?」ぎくっ いちご「忠犬みたいだね」 律「うっせ!」 いちご「じゃあね」 律「…いちご!」 いちご「……?」 律「あ、その…」 いちご「……律が本当に秋山さん好きなの分かったよ。バカにしてごめん」 律「あっ…うん!」パァッ いちご「じゃあね」 律「あぁ。また明日な!」 いちご「……………」てくてく 律『あっ…うん!』パァッ いちご(…バカじゃないの。嬉しそうな顔しちゃって) いちご(他人になに言われたって気にしなきゃいいのに) いちご(………きっと秋山さんとのことだから気にしたんだろうな) 『…女同士なのにおかしくない?』 『秋山さんのどこが好きなの?』 いちご(私は…なんて言ってほしかったんだろう…) 律『ふーん。可愛いのに』 いちご「……………」 律『………澪だから、かな』 律『多分それ以上の理由なんていらないと思う』 いちご「…バカ律」 おわり 戻る 2
https://w.atwiki.jp/dragonokokoko/pages/458.html
こわいおんな3 ~メリーさん~ 226 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日:2008/02/06(水) 15 12 26.60 ID TEf8CKHL0 従業員に「こなくなったねw」とか言われながらその日を終える。 うちは月曜日は休みだ。 俺はやる事もないので外に出てぶらぶらして、知り合いの店に寄ったりした。 そして夜。 俺はyoutubeのお笑い動画を見ながら一人でぐへぐへ気持ち悪く笑っていた。 携帯が鳴る。 女からだった。 俺「なんでしょ。」 女「あたし友達と一緒に住んでるって言ったじゃん?」 俺「そうでしたっけ。」 女「ちょっと喧嘩して出て来たんだけど、泊めてくれないかなぁ。」 俺「こりゃひながたあきこもびっくりだなおいw」 女「はぁ?」 女がちょっと上から目線なのが気味が悪い。 241 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日:2008/02/06(水) 15 18 41.99 ID TEf8CKHL0 俺「で今どこいるんですか?」 女「泊めてくれんの?」 俺「いや無理w」 女「はぁ?」 俺「そりゃ殺すとか言われた女自分ちに入れれんだろーw」 女「はぁ? もう家調べてるし。 いくし。」 どうしてそうすぐバレる嘘をつくんだ・・・・。 俺「いい病院紹介しよーかなー。」 女「ああもういいから。 今から行くから。 鍵閉めてても無駄だし。」 電話が切れた。 メールが来る。 「殺しに行くから。」 なんでそうなる。 262 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日:2008/02/06(水) 15 24 41.77 ID TEf8CKHL0 俺はその後もyoutubeを見ながらぐへぐへ言ってた。 2時間くらいして、女から電話。 俺「はいー。」 女「怖かった?」 なんじゃそりゃ。 俺「もうビビりたおしてましたよー。」 女「冗談だって。殺すとかあるわけないしw」 俺の喋り方は気にならないのか。 俺「そんで 家の前には来たんですか?」 女「もうちょっとでつくよ。」 俺「えらい遠くから来てるんですねw」 女「ついたら入れてね。」 何故か俺のお説教タイムが始まった。 自己満もいいとこだ。 272 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日:2008/02/06(水) 15 31 11.99 ID TEf8CKHL0 女「店あたりに今いるんだけど 迎えにきてくれない?」 俺「最初から場所なんか分からんっていったらいーのに。」 女「はぁ? じゃあ今から行くわ。」 俺はここから 全部は覚えてないが 女さんねえ、なんでそうやってすぐ嘘つくかな。 そういうのはなんの得にもならないし、損しかしない。 衝動的にもの考えるのはやめたほうがいい。 これをこうしたら誰に迷惑がかかるか。自分はどうなるか。 そういうの考えてから行動した方がいい。 自分の価値下げる一方だよそれじゃ。 的な事を言った。 まあ本当に精神を病んでるのなら、こんな事を言っても効果は全くない。 だがものは試しだ。 女「心配してくれてる?」 やっぱりか。 287 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日:2008/02/06(水) 15 38 36.32 ID TEf8CKHL0 俺「んーまあ心配っちゃあ心配かな。」 女「じゃあこれからも仲良くしてくれる?」 そう来るか。なかなか手強い。 というか俺が下手だな。 俺「えーじゃあかなり大人げないけど言っていいですか?」 女「何を?」 俺「なんというか店的にも女としても友達としてももう関わりたくないんです。」 女「なんでそーいう風になるの!?」 俺「普通そーいう風になるでしょぉ~~~!?ww」 女「もういい!!!! もう殺す!!! 絶対殺す!!!」 俺「だーーーーから それがダメだっつってんだろーーーーが!!!!!」 えらくシュールというかおかしな会話だった。 女は「ごめんってぇ・・・・。」 と急にしおらしくなった。 俺は「もう疲れたw」と言って電話を切った。 304 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日:2008/02/06(水) 15 47 54.16 ID TEf8CKHL0 その後4日メールと電話がどんどんくる。 なんでそこまでこだわるんだろう? 可愛くはないが、ひどいという事もない。男に相手にされなくもなさそうだ。 俺よりいい男なんてわんさかいる。 知り合ったばっかりの男になぜそこまで入れ込むのか。 こっちから乱暴な事なんてもちろんしたくないが、 警察に届ける気もない。 俺は横着なんだ。 警察に届けない事でもっとめんどくさい事になりかねない。 でもそうなったらそうなったとき考える。 もし女の手で殺されることになったとしたら、 まあ俺はそこまでの男だったって事じゃねーの的な、 なんとまあめんどくさがりというか破滅型の性格だった。 治す気はない。 俺もあの女と大して変わらないのかもしれない。 320 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日:2008/02/06(水) 15 56 26.77 ID TEf8CKHL0 女が来なくなって5日後、営業前 従業員が焦った顔で店に入ってきた。 従業員「ちょっと前の女の人いるよ!!」 俺「前のって大声だしてたやつ?」 従業員「そうそう!!」 俺「包丁とか持ってたw?」 従業員「えっそこまで見てないんだけどやめてよ~怖いよ・・・。」 俺「すまーん。 完全に俺のせいだろこれw」 従業員「そうだよどうにかしてよ。」 ごもっともだ。 俺が甘かった。俺はよくても従業員がなんかされる可能性もある。 よく考えなくてもそんなことわかる。俺はアホか。 俺は外に出て女を探した。 いない。 店に戻る。 従業員にいた場所を聞く。 店の斜めの駐車場の隅に隠れていた。 348 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日:2008/02/06(水) 16 10 07.62 ID TEf8CKHL0 俺が近付くと女は逃げようとしない。 俺「なにしてるんですかー。」 女「だって店入れないから・・・。」 今度は同情作戦か。いそがしいな。 最初からそうだったのかもしれんが。 俺「従業員の子怖がってるんでやめてもらえます?」 女「え・・・・マジで?」 俺「そりゃ怖いでしょー。」 女「なんで? いるだけだし。」 俺「仕事は?」 女「最近休んでる。」 俺「男の事なんかで生活崩すとかアホらしいでしょ。」 女「勝手じゃん。」 俺「もう警察とかじゃないとしゃーないのかなー・・。」 女「なんで警察とかに何の?」 俺「迷惑防止条例違反だったっけ?」 女「はあ?あたしなんもしてないんだから動くわけないし。」 俺「ん~・・・・。」 警察か・・・・。 俺は嫌だったが、マスターは言ってた。 従業員は我が子みたいに感じる。 そうかぁ?とか思ってたが、実際自分がそうなると、 おいおい分かっちゃったよといった感じだ。 うちのようなアットホームなところなら尚更だ。 しょうがない。もしもの為に、警察に行こうかと考えた。 355 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日:2008/02/06(水) 16 16 34.23 ID TEf8CKHL0 俺「警察行きますか。」 女「誰が行くか。」 あ、なんか口調が「殺す」モードになってる。 ないとは思うが、もしなんかあった時の為に女の手本に注意し始めた。 俺「んじゃ警察呼ぶんでここいたらしょっ引かれますよ。」 女「ビビったから警察呼ぶの?w ヘタレじゃんw」 俺「ビビらせようと思ってやってんの?」 女「はぁ?」 この女は都合が悪くなるとはぁ?だ。 あるあるぅ。 365 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日:2008/02/06(水) 16 24 37.37 ID TEf8CKHL0 この女はヤバい。と、改めて思った。 やろうとしてる事が回りまわって本末転倒。 昔ストーカーのドラマで「愛してるから殺す」っていう言葉があったな。 まあ実際そんなもんあるかあ?と思っていたがこれがそうなのかもしれない。 俺「警察呼びますよー。」 女「勝手すればヘタレwwww」 この女は俺に好かれたいんじゃなくて ただ嫌がらせしたいだけじゃないか?と思えてきた。 じゃなければこんなに暴言吐くか? 知らぬ間に壮大な復讐劇にまきこまれてるとか ないな。 俺は「そんじゃあ」 といって店に戻った。 俺「警察呼ぶか。」 従業員「警察呼ぶの!?なんからしくないなあ。」 俺「お前らになんかあったらまずいだろー。」 従業員「え~・・・。 なんかかわいそくない?」 俺「そうは思うけどなあ。」 従業員「もうちょっと様子見ようよ。警察呼ぶっていったの?」 俺「言ったねぇ。」 従業員「それでいなくなったらそれでよくない?」 375 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日:2008/02/06(水) 16 34 32.29 ID TEf8CKHL0 俺はもう一度戻って駐車場あたりを探した。 まだいる。 女「呼ぶとか言って呼んでないんでしょ?w」 すこぶる憎たらしい顔をしている。 俺「なんか従業員の子がかわいそうだからもうちょっと様子みなよって。 いい子でしょー。」 女「はぁ? 何なめてんの? 前にいた女? だよね?さっき入ってったし」 しまった。アホすぎる。本当に馬鹿だ。 俺「お前うちの従業員になんかしたらマジで・・・。」 開き直る俺。 女「ハァ~~?ヘタレが何言ってんの?ww」 なんというムカつく女か。 というか女だから手はだされないと。こいつはそれはしないと。 それを分かってのこの余裕。 とかか? そこまで頭が回るとは思えんが・・・。 389 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日:2008/02/06(水) 16 40 52.80 ID TEf8CKHL0 とりあえず俺は焦っていた。 俺の失言のせいで女の絡まりまくった感情の矛先が従業員にまで向いたかもしれない。 警察を呼んだ所でこの女が終身刑になるわけではない。 というか大した罪にもならないだろう。 俺は考えるのをやめた。 俺「もうどうすりゃいいんだよw 一緒に死ぬか?w」 女「はあ?」 俺「っていうか俺殺す? それですっきりすんの?」 女「何言ってんの?w」 自分でも馬鹿な事を言ってると思った。 でももうどうしていいかわからない。 女「馬鹿じゃないのw?」 うるせえ。 399 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日:2008/02/06(水) 16 48 38.50 ID TEf8CKHL0 このままじゃこのやりとりに終わりはない。 どうするどうする。 もうストックはない。 俺「・・・・・・・・。」 女「店の中入れば?」 俺「えっ ていうかなんでこんな事になってんだっけ?」 女「はぁ?」 俺「俺が(女)さんと付き合ってたら済む話だったとか!!?」 女「・・・・・・。」 俺「一緒に死ぬかとか俺wwwww」 女「・・・・いいの?」 「いいの?」とかよく言うよ・・・・。 こういう子なのか。 これも病気の一種なのか物凄くポジティブなのか。 俺「いやぁ・・・それだったら死んだほうがマシかなぁ・・・・。」 女「なに? マジムカつくんだけど。 からかってんの?」 申し訳ない。 406 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日:2008/02/06(水) 16 54 59.33 ID TEf8CKHL0 俺「っていうかねー。 俺がしゃあないから付き合うってなるじゃん? (女)さんってそれで満足する?しないでしょーよ。」 女「っていうかいつもその余裕ぶった態度がムカつくんだけど。」 俺「こういう性格なんですよー。」 女「とか言いながら足震えてるんですけどww」 俺「えっ マージでーw?」 俺はわざとらしく足を見た。 すると女がいきなり 「ああああああああああああああああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああああああああああああああ!!」 またかよ。 今度は駐車場の隅の塀をガンガン蹴ってる。 でもヒールなんで打ち付けた拍子にズルって脱げる。 「ムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつく ムカつくムカつくムカつくムカつくムカつく!!!!」 通行人がジロジロ見ている。はずかしい。 416 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日:2008/02/06(水) 17 02 52.55 ID TEf8CKHL0 俺は正直物凄く引いていたが、 女の両型肩をつかみ 「しっかりしろぉ!!!!」と叫んだ。 俺はこの後どうするのだろう。何も考えていない。 「お前このままじゃダメだよ。しっかりしろよ・・。」 とかちょっといい話な方向へ持っていくのもありだ。 この女が頭突きをしてこなければ。 俺は咄嗟に額を出し鼻っつらを避けた。 が、逆に女に頭突きをするというなんとも熱い展開というか 格闘技みたいな展開になってしまった。 女は両肩にある俺の手をひきはがし、泣きながら俺にヒールやらをぶつけてきた。 通行人の視線が痛い。 425 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日:2008/02/06(水) 17 07 48.13 ID TEf8CKHL0 女は俺に物をぶつけ終わった後、座り込んで 「あああああああああああああああああああ!!! あああああああああああああああああああ!!!」 と泣きだした。 もう少し可愛らしい泣き声があるだろう。 俺は目を細めて苦い顔で立っているだけだった。 が、こんな時にも頭の中で ~つづく~みたいな文字が出てきて吹き出しそうになった。 俺もやっぱりどこかおかしいんだろうか? 433 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日:2008/02/06(水) 17 13 47.37 ID TEf8CKHL0 女の猛獣のような鳴き声を聞きつけて近くの店の知り合いが何人か集まってくる。 俺は困った顔で口を「にぃ」として「来るなw」という合図をした。 知り合いは空気を読んだ。 でもこのままじゃ迷惑がかかってしまう。 女はしつこいほどに泣き叫び続けている。 何故か俺は女の膝下に手を潜り込ませ、お姫様だっこした。 そして急いで人気のないところに彼女を運んだ。 後ろの方で知り合いが笑っている声が聞こえた。 笑え 笑えよ。 442 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日:2008/02/06(水) 17 24 46.99 ID TEf8CKHL0 俺は何が何だかわからなかった。 なんで女が自分に惚れたとかそういう話だけでこうなってしまうのか。 従業員は心配してないだろうか。 色々考えた。 でも考えても無駄。この女をどうにかしなきゃならない。 女は座り込んで地面をガリガリやってる。今日はつけ爪じゃない。 俺「爪はがれるぞ・・・・。」 無視。 壊れている。 「もうどうすりゃいいんだよくそがああああああああ!!!!」 と叫びたかった。 もう警察しかないか? 大した罪にならなくても何度も捕まればやめるかもしれない。 なんたって知り合ったばっかりだ。 俺の考えは振り出しに戻っていた。 女は電池が抜けたように固まった。 445 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日:2008/02/06(水) 17 29 53.64 ID TEf8CKHL0 俺は女をほっぽって店に帰る事にした。 俺がそこそこその場を離れた時、女のベルトの「じゃらっ」という音が聞こえた。 俺が後ろを振り向くと、女が全力疾走しかも裸足で俺とは反対側に走って行った。 (気持ちわり~よ~・・・・ 警察警察。 警察とかw わははw) とか考えながら店に戻った。 従業員「大丈夫だった!?」 俺「もういやw」 俺は乙女みたいになっていた。 447 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日:2008/02/06(水) 17 33 25.08 ID TEf8CKHL0 ぶは~疲れた。 長々とすいませんでした。 461 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日:2008/02/06(水) 17 36 23.76 ID TEf8CKHL0 これが12月中旬くらいのはなし。 この後すったもんだあるんだけどもうボチボチ用意しないと。 さいなら~。 468 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日:2008/02/06(水) 17 39 39.10 ID TEf8CKHL0 また帰ってきてから続き書きます。 読んでくれる人は付き合って下さいお願いしますお願いします じゃあトリップは 1#みりん でいきます。 476 名前:1# 投稿日:2008/02/06(水) 17 40 59.53 ID TEf8CKHL0 うおwwww なにやってんだおれwwwwww これでいきますwwww 481 名前:1 ◆q99RyJy19s 投稿日:2008/02/06(水) 17 41 44.46 ID TEf8CKHL0 またミスったwwww すいませんこれでwwww 485 名前:1 ◆q99RyJy19s 投稿日:2008/02/06(水) 17 43 32.80 ID TEf8CKHL0 保守っていっても帰ってくんのまた朝なんでまた立てます。 ありがとうございました。 もっとこわいおんな1 へ
https://w.atwiki.jp/apahama/pages/37.html
seaon2 テイエムプリキュアが小島厩舎に転厩したらどうすんの?(打ち切り) 「恋のはじまり」 「湯けむりの奥」(打ち切り) 番外編「白熱!競馬リレー大会」 番外編「白熱!競馬リレー大会 後編」 閑話休題 season3 番外編「忘年会だよ!全員集合!!」 season5 番外編「マルセリーナの挑戦!!」 「私が愛した武豊」(打ち切り)
https://w.atwiki.jp/viptndr/pages/275.html
362 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/28(土) 13 22 48.67 ID iCrXxG7kO [5/22] 寝ているかなみさんに 男「うぉーい、遊びに来たぞい」コンコン、ガチャ 女「……」 男「あれ、かなみの奴寝てやがる。俺を誘っときながら太ぇ奴だ」 男「おーい、起きろー。旦那様がお越しだぞー」 女「……うぅん……」ゴロン 男「起きず、か」 男「……早く起きないとエロいことすんぞー」ボソッ 女「……」 男「起きない……つまりこれはオッケーの印か」 男「こいつ、普段どんなパンツ履いてんのかな……」ドキドキ 女「……んにゃ? タカシ……?」ムク 男「うおぉ!? お、おはようかなみ!」 女「いつの間にか寝ちゃってた……あんた、いつ来たの?」 男「たった今ですが……」 女「あぁ、そう……寝顔、見られちゃったな。恥ずかしいわ」 男「そんなはにかんだ可愛らしい顔見せないで! 罪悪感で心が死ぬから!」 女「……何言ってんの?」 男「あ、いや。こっちの話……」 女「さては、また私にエロいことしようとしてたわね?」 男「またってなんだよ、またって。一応前科はねーぞ?」 女「……今日の私の下着の色は?」 男「純白の白」 女「見てんじゃないわよ、馬鹿」ゲシッ! 男「しまった、反射的に答えちまった」 女「あんたがそんなんじゃ、おちおち寝てもられないわ……」 男「……正直、すまんかった」 女(……変なパンツ履いてなくて良かった……)
https://w.atwiki.jp/orisuta/pages/55.html
◇『組織』アジト・休憩室 21:45 比奈乃「さあ! 本日はクリスマスイブというわけで!」 丈二「…」 琢磨「…」 比奈乃「『組織』の男子、女子たちによるプレゼント交換会をはじめたいと思いまーす! いえーーい!!」キャイキャイ 忍「…」 航平「…」 比奈乃「男子、女子のみんなー? プレゼント持ってきたかーい?」 丈二「あのさ……ちょっといいスか?」 比奈乃「なにー?」 丈二「参加者……俺たちしかいないンだけど………」 琢磨「……」 忍「……」 航平「……」 比奈乃「…いいじゃん!5人で楽しもうよ!」 航平「つかさ、女の子ヒナだけじゃん……4:1じゃプレゼント交換できないだろ……」 比奈乃「大丈夫! 私四人分のプレゼント買ってきたし!」ドン! 琢磨「一人で四つ用意して来ちゃったの!?」 比奈乃「さあ買ってきたプレゼントをテーブルに置いてください!」 忍「交換ってどうやんだよ?」スッ… 比奈乃「アミダくじ作ってきましたー! これで決めよ! みんな名前書いて」 丈二「……」カキカキ 琢磨「……」カキカキ 忍「……」カキカキ 航平「……」カキカキ 10分後 比奈乃「さあ、じゃあ早速くじを引いていきましょうか! いえーーい!!」キャピキャピ 比奈乃「じゃあまずは女子勢からまいりましょー♪ 一番手は私いきまーす……はい、引きました!これ誰のプレゼント!?」 忍「俺のだ」 比奈乃「キャーッ忍のプレゼントだー! なにかな、なにかな?」ガサゴソ 丈二「……」 琢磨「……」 航平「……」 比奈乃「わぁーっ、アロマキャンドルセットだ! 可愛いーっ!」 忍「おう、香り三種類入ってっからよ」 比奈乃「ありがとう! やった、やった♪ さあ次いきましょー」 比奈乃「次も私でーす! どれどれ……はい、これ誰の!?」 琢磨「俺の」 比奈乃「琢磨の! 開けまーす……」ガサゴソ 丈二「……」 忍「……」 航平「……」 比奈乃「おお、なにこれ! 腹巻き?」 琢磨「カシミヤの腹巻きだよ。暖かいぞ」 比奈乃「もふもふだ! すごい、なかなかセンスいいねー! ありがとう!」 琢磨「あ、ああ…どういたしまして」 比奈乃「よーし! じゃあ次……」 丈二「もうやめろォーーー!!!」 比奈乃「えっ」 丈二「お前しかいないんだから俺たちのプレゼントは全部お前に行くんだよ! もう直接受け取れよめんどくせえんだよ!!!」 比奈乃「何言ってんの? そんなの面白くないじゃん」 丈二「いや、もう既に面白くないよ!?」ガビーン 比奈乃「仕方ないなあ、じゃあ次男子勢引いていいよ」 ヒナ→丈二 丈二「引いたぞ」 比奈乃「丈二は私のプレゼントだね」 航平「俺たちのプレゼントは全部お前からだけどな」 丈二「なんだ?」ガサゴソ 丈二「…なんだこれ……」 比奈乃「それは……定期付きPASMOですね」 丈二「…これ、何で区間決まってんの? 俺、全然使わない駅だけど……」 比奈乃「誰が当たるかわかんないから、適当なとこ選んどいた!」 丈二「……」 琢磨「……」 忍「……」 航平「……」 ヒナ→航平 航平(期待できないなぁ…)ガサゴソ 比奈乃「あ、おめでとう! それ一番いいやつ!」 航平「おお、マジで? んん、これは……」 比奈乃「電子辞書だよ♪ テレビも見れるんだよ、それ! すごいでしょ」 航平「お、おお……ああ……」 琢磨(いや、なんだよそのチョイス……) 丈二(なんだよこの会………) ヒナ→忍 忍「なんかいいにおいがする」ガサゴソ 比奈乃「へへへ」 忍「おわっ!?なんだこれ!ベタベタすんぞ!」 比奈乃「フライドチキンです」 忍「おまっ…そのままいれんじゃねーよ!手に油ついたろーが!!」 航平(いや、そこじゃないだろ) 琢磨(そこじゃない) 丈二(そこじゃねーな) ヒナ→琢磨 琢磨「さて、なにかな」ガサゴソ 比奈乃「あーそれは…マフラーだね」 琢磨「これってもしかして、いつも君が巻いてる……?」ドキドキ 丈二「おいキメーぞ」 忍「んなわけねーだろアホか」 航平「ドキドキしてんじゃねーよブタ」 琢磨「なにこの総バッシング!?」 比奈乃「いや、それ実は編みかけなんだよね…」 琢磨「ホントだ、完成してねえ!ふざけてんのか」 比奈乃「時間足りなくて…えへへ」 琢磨「なんだったんだこのプレゼント交換!」 琢磨「なんなんだよこのSS!!!」 琢磨「オチもないのかよ!」 ☆変な空気で聖なるクリスマス! 「ヒナちゃんの電撃クリスマス!」…おわり 一覧へ戻る 当wiki内に掲載されているすべての文章、画像等の無断転載、転用を禁止します。 [ トップページ ] [ ルールブック ] [ 削除ガイドライン ] [ よくある質問 ] [ 管理人へ連絡 ]
https://w.atwiki.jp/vocalyric/pages/281.html
ノイジーラバーソウル 作曲/Last Note. 作詞/Last Note. 誰しも収まる場所があって どうやら最初から決まってんだ キミの居場所はソコじゃないってさ 踏んだり蹴ったりばっかりウンザリがっかりだったりで どこかに行けちゃう気にもなって なんでか妄想解き放って 恥ずかしげもなく夢見ちゃってさ 迷って惑って巡ってもう酔って戻って叫んだ まだバラバラだ未完成な感性 レールはどこだ? 見っかんねーな人生 甘いよ毎夜の世迷いごと すっかりひっそりまったり一人グッタリだったりで 嘘 / 嘘 / 嘘 で叶えたLover s Soul 薄笑いでさ奏でたラバーソウル 墜落覚悟で放つサマーソルト 恋して壊して愛して閉ざして終わらせよう もういいでしょ? エンドロールはハイスピードで派手にブチまけよう 滾っちゃえよ アガっちゃえよ 今は今は踊りましょう 喚いてんだ 歌ってんだ つまり壊れてんだ グダってんの? 笑っちゃえよ 全部全部忘れましょう さあ、お別れさ 血も涙もさ、その成分って 実は殆ど同じらしくて なら、泣くことは血を流すようなもんでしょ? 詩的!素敵!しかし不適だったりで だから泣いたら痛いんだ、って 心が酷く痛むとかって いやいや、そんなのはいいからさぁ 甘くて熱くて濁って流れたキミのそれを あぁ───飲ませて? ありったけの二人だけの音を掻き鳴らそう 祈ってんなよ嘆いてんなよ 上に上に参りましょう! 望んだってさ 選んだってさ 行き着く先なんて 決まってんだ 決まってんだよ ここがここが終着点 さあ、瞳をあけて? 絵空事さえ描けなくて 一体何が楽しくて生きようっていうんだ? エンドロールはハイスピードで派手にブチまけよう 滾っちゃえよ アガっちゃえよ 今は今は踊りましょう 喚いてんだ 歌ってんだ つまり壊れてんだ グダってんの? 笑っちゃえよ 全部全部忘れましょう ありったけの二人だけの音を掻き鳴らそう 祈ってんなよ 嘆いてんなよ 上に上に参りましょう! 望んだってさ 選んだってさ 行き着く先なんて 決まってんだ 決まってんだよ ここがここが終着点 さあ、さようならだ 永遠におやすみ http //www.nicovideo.jp/watch/sm15144636
https://w.atwiki.jp/legends/pages/3427.html
子供が好きだ。大好きだ。 春、新品の制服ではしゃぐロリ。夏、水着で走り回るショタ。秋、焼き芋を頬張るロリ。冬、雪で遊び回るショタ。 あの無邪気な子供達。なんて可愛いんだろう。 昔、養護施設で六歳のロリの下着盗んだり、八歳のショタを木陰に連れ込んで悪戯しようとしたり、 成長が止まるという女の子の嘘を信じて九歳のロリに塩まぶしたりして、シスターにぶん殴られたのも良い思い出だ。 そんな、Yes ロリータ Go タッチを信条にする自分だが、ロリを傷物にするのは好まない。 だから、この状況は、困ったなあ。 「ほらほらぁ、逃げてばっかじゃ勝てないよぉ」 ロリの笑う声。周りには顔色の悪いババアやジジイ。都市伝説「ゾンビ」 殴っても蹴っても、すぐに復活するこいつらは無視して、契約者を叩くのがセオリーなんだけど。 「どぉしたのぉ?」 ロリを傷つけるなんて、出来ない!! 「手も足もでないんだぁ。そうだよねぇ。私のゾンビはさいきょーだもんねぇ。でもでもぉ、昔はそんなに強くなかったんだけどぉ」 ……………………ん? なんで、昔と比較出来るんだ?見た目十歳前後なのに。 「んー?私ねぇ、ゾンビと契約してから成長止まってるんだよねぇ。昔は戦闘能力低かったのに、最近は映画やゲームの影響ですっごい強くなったんだよねぇ」 …………た、……さ…た、 「へぇ?」 だ…された、だまされた、ダマされた、騙された、騙された騙された騙された騙されたダマサレタDAMASARETAGPDZGだだだまさされれれれたたたたたたたたたたた 「え?え?何?」 あーーーーーあーーーーー塩まいとこ。 「え?な、何で?何したの?なんでゾンビが死んでるの?」 五月蝿い婆さんだな。契約してる都市伝説が「清めの塩」なんだよ。幽霊やら妖怪やら死体やらには効果抜群なんだよ。それ以外だと、手から塩を出す能力でしかないけど。 まったく、自分は子供好きだけれど、なによりあの無邪気さが好きなのに。精神的に成長した子供なんて気持ち悪い。 でも、こいつ一応、身体はロリなんだよなあ。 ………………………ふむ。 「ちょ、ちょっと待って、ね?なんか目が恐いよ?こっち来ないで、ね?ちょ、まっ、どこ触っ、いや、やm」 気分悪い。レストランでカレーを頼んだらポークカレーだった気分だ。普通はビーフだろう、まったく。 そうだ、口直しに、明日は久しぶりに昔の家に行こう。あのシスターはまだいるだろうか。 幼女達が「おねーちゃん、おねーちゃん」って、イパーイ あぁ、明日じゃなくて今から行っちゃおうかなあ。 終 「単発もの」に戻る ページ最上部へ
https://w.atwiki.jp/t-kimura_ss/pages/140.html
「なのにっ!」 「ウゴォッ…ァア!」 いきなり顔を、あげた留奈ちゃんの頭で顎を直撃される。 い、痛い…… 彼女も痛かったのか後頭部を手で擦りながら… 「げ、下僕、今回はチョコを結構、貰っていたでしょ!」 「うっ…うん」 「不知火さんの、でかすぎるおっぱいは柔らかった? 乳首のお味は?」 ギクッゥウウ! 「あっあれは偶然さらしが………あれも見てたのぉお~」 「銭形さんの、アソコとお尻の触り心地は?」 ヒッィイイ! 「あ、あ、あれは…巡が…ムリ…ヤ…リ」 「燦にあんな変態行為をさせておきながら、この浮気者のエロ澄!」 「ご、ご、ご免なさい」 俺、なんで留奈ちゃんに必死に弁解して謝ってるんだろう? 「でも~ みんな事故なんだよー」 「へ~事故ぉ? 巻なんて瞳を潤ませながら微妙な所をモジモジさせて顔を真っ赤にしてたわよっ」 ウギャァアアア! 「あ、あれは……ち、違う…誤解だってぇ~」 「誤解? なに言ってんのよ、それしてはアンタ嬉しそうにしてわよね~」 「うぅっ」 留奈ちゃんがすげぇー恐い。 「燦が許しても、私様は絶対に許さないわよぉっ」 「お、落ち着いてチョコはみんな義理だし…さ」 「…………あのね…」 留奈ちゃんは、言い訳をする俺を見つめ、もうどうしようもないというふうに首を横に振ったのだった。 「ほ、本当だよ~」 「はぁー 鈍い! まったくアンタは幸せなんだから、この鈍感男ぉ!」 「ギャーァアア! 玉はダメー」 留奈ちゃんは、よりによって俺の大事な袋を鷲掴みして睨み付ける。 「言っとくわよ、私様は、燦はともかく政だけには絶対に負けないわよっ」 「わ~…………な、なんで?」 なんで? そこで脈絡なく突然、政さん名が出るんだよ、燦ちゃんじゃあるまいし、留奈ちゃんまで誤解してんのかよ~ 俺の困惑に構わず留奈ちゃんは小さく溜息をついてから、ちょっと顔を逸らして股間の袋を握っていた手を緩めるのだった。 俺の顔には冷汗が流れていた。 そのまま彼女の指が俺の分身の裏筋を辿るように優しく触れていく。 一転して快楽が俺を襲い始め…あっ…ノォーそこはダメ… 「あっ…くぅ…留奈ちゃん…そこは、ダメ」 ……拙い、ゆ、指の動きが気持よくてたまりません! 「これは罰なの……ハァ…」 留奈ちゃんが舌で俺の頬を舐める。 「はぁはぁ…罰?」 「そう、私様に内緒にしていた罰よ、ハァ…アンタは罰としてアイドルルナ…私様を抱くの…」 ああ、俺は留奈ちゃんの色香と柔らかい身体の匂いで頭がボーとしてきた。 「お、俺は…燦…ちゃ…ん…の……」 「アンタは燦という禁断の果実を味わったのよ、さらに上をいく私様に耐えられるわけないわ……」 き、禁断の果実、留奈ちゃんがそんな語句を知っているなんて…… 「知ってる、人間の男にとって私達人魚の身体は、麻薬なの…」 い、いや、そうかもしれない以前と違って女を、いや人魚の身体を知ってしまった今の俺には、この行為は抵抗の出来ない拷問に等しい。 しかし留奈ちゃん… 「で…も、留奈ちゃん、こんなやり方…でいいの…か…」 「ホーホホホホホ……私様らしくて、良いでしょ」 「………ご、ご免」 『留奈ちゃんらしくない』という俺自身の言葉を思いだしてしまい、そして、こういう事を言うのが彼女らしいと俺は考えていた。 「お願い、下僕、私様を………」 そして、頬を染め切なさそうな表情に涙を一杯溜めた瞳で見つめられた俺は、頭の中が真白く……いや桃色になってしまい、とどめを刺されたような気がした。 だって、そうりゃそうだろう今をときめくアイドルと裸で抱き合ってこんな表情で、自分の分身を優しく触られながら、こんな事を言われた日には、どんな男だって拒めないよ。 その時、俺の手首にそっと触れる柔らかい感触に気が付いた。 いつの間にか自由になっていた俺の右手を留奈ちゃんの震える小さな手が握っていたのだった。 そして俺の手をゆっくりと導き、指を自分の大事な所に触れさせた。 アイドルルナの……留奈ちゃんの大事な所……はぁ… 「下僕………下僕の指で奉仕しなさい…」 ……ゴク…留奈ちゃ……ん 俺に耳もとで囁かれる、掠れて潤んだ留奈ちゃんの声に理性が完全に痺れてしまい、俺は存在を確かめるように彼女の大事な所に人指し指を触れ、ゆっくりと裂け目を辿るように撫でる…… 「んっ……」 留奈ちゃんの大事な所は、熱を帯びてプニプニと膨らんで柔らかく、そっと押すと合わせ目から粘液がジワっとしみ出して、もうしっとりと濡れそぼっていた。 「る、留奈ちゃんのここ……もう…こんなに濡れている」 「下僕のせい…なんだか…ら………」 留奈ちゃんが俺の為に、こんなに濡れている…はぁ…はぁ 彼女は俺の胸に頭をもたれて指の動きに耐えるように目を強く閉じた。 「ん………ハァ…ん……もっと…弄って…」 うん…… 俺は、返事をする代わりに、ゆっくりと中指の腹全体を裂け目に沿うように沈ませつる。 もう中はヌルヌルだ…… 「あ…んっ…………ん」 留奈ちゃんは息を徐々に荒気て耐えるように唇を噛み締めた。 「…下僕……ん…」 俺は、もう自分を押さえる事を諦めて、いや自から進んで欲望の命じるままにゆっくりと留奈ちゃんの大事な所を愛撫しを始めた。 「くっ……ん」 留奈ちゃんの身体がピクリと動き、俺は思わず顔を覗き込んで、燦ちゃんの反応と比べてしまっていた。 「ふ、ふん…ヘタっ!」 ……燦ちゃんと比べたのがわかるんだろうか? 「…燦…は…こんなので悦んでんの?」 ギク、やぱりわかるのかよ~ 「これなら1人の方が気持が…あっやぁ! むぅううっ…げぼ…んっ」 俺の心を読んでいるような留奈ちゃんにドギマギしつつも俺は、いきなり乱暴に顎を掴んで可憐な唇を強く吸う。 五月蝿い口を塞ぐというのもあるが、快感に耐えるような彼女の表情がゾクゾクする程、可愛かったのだ。 さっきの優しいキスとは違う荒く濃密なキス。 留奈ちゃんが喘いだ隙に強引に舌をいれ、彼女の舌の動きをかわして、口蓋を舌で撫で回す。 「むぅ…にゅ…・ぁ……」 身体を震わせ留奈ちゃんが空気を求めるように喘ぐが、俺は、無視して彼女の口をグニグニと無理矢理大きく開けさせ、中身を全て犯すように激しく蹂躙してから、やおら留奈ちゃんの唇や舌を優しく吸い内側を愛撫する。 そして唸りながら俺の背中に爪を立てていた留奈ちゃんの両手から力が抜けると、けいれんするようにビクビクさせ弓なりになっている背中を左手で支えて……あれ… 左手も自由になっている…… 留奈ちゃんの空気を求めて大きく喘ぐような溜息と共に、俺は唇をそっと離して周りを見ると、いつのまにか床にはハサミとロープが落ちていた。 荒い息をしながら俺にしなだれかかる留奈ちゃんの潤んだ目は妖しく笑い……… 「んんっはぁはぁ…下手なキス…はぁ…頭の中が蕩け……て」 ああ、留奈ちゃんの艶のある、それこそ蕩けるような声が脳髄に響いて侵食していくようだ。 男ってダメだよな…… 俺は、もう覚悟を決めて触り心地の良い尻に手を回して、そっと撫で回して、そのまま留奈ちゃんの身体を持ち上げるように抱きしめる。 「ハァ……ん」 留奈ちゃんの下腹部に俺のモノが強く押し付けられて彼女は、ちょっと物言いた気な表情をした。 「どうしたの?」 「……下僕の…その…さっきより…大きくなってない?」 「留奈ちゃんがエロいせいだよ」 「え? あっ、やぁ…」 俺は指を、そのまま尻の谷間に触れて下へとゆっくりと走らせ後ろの穴の回りを撫でまわした。 「…あっ…あっ…そこは…違う、ちょ…とダメぇ…下僕っ…どこ触ってん…ん…」 俺は、いやらしくニヤと笑って穴をそっと押す。 「アーッ…アッアッやっ…やぁーダメー お、怒るわよ、ああっ…本当に怒るから!」 「はは……ご免、悪かった、い、痛いから叩かないで」 しかし、この反応後ろでもイケそうだな~ 「ハァハァハァ……下僕の…変態…変質者……んっく…あ」 俺は、罵る言葉に構わず後ろの穴から留奈ちゃんの大事な所へと指をくすぐるように這わせて移動させていく。 「んっ…止めて……ハァハァ……んん」 やがて柔らかくプニっとした膨らみに指を止めた。 そして裂け目を探り出して少し中指を少しだけ入れてみた…… 「んっ…ん……ハァッゥゥ……」 すげぇ――そこは、さっきよりもグチョグチョに濡れ粘液が溢れてきて熱さに指が蕩けそうだった。 「留奈ちゃんは、こんなになってエッチだな」 「なっ、げ…下僕が変な触り方するからよ!」 留奈ちゃんは怒って俺の肩に噛み付いたのだった。 痛い…… 留奈ちゃんの熱く火照った身体は、俺のを受け入れる準備は十分に出来ているようだった。 しかし俺には、まだ留奈ちゃんの中に突入する事に迷いがあった。 それに彼女は初めてなんだから十分ほぐしてあげないとな…… 俺は留奈ちゃんの敏感な身体を、たっぷりと堪能する為に自分の足を大きく広げ彼女の股を大きく開かせる。 「あ……嫌っ」 俺の両足の間から、お尻がずり落ちそうになるので、留奈ちゃんは身体を支える為に俺の首に手を回してしがみつく。 俺は左手を伸ばして良い触り心地の柔らかい尻をムンズと掴んだ。 「あっ……くっふぅんっー」 短い息を吐き出して唇を噛み締めてる留奈ちゃんの熱くなっている大事な所を、下からゆっくりと右指を2本入れてそっと中を掻き回した。 生暖かく柔らかいのに固くクニャクニャした感触に俺のリビドーが迸るのだぁー 「あっ……ハァハア……んっ…ん」 そして背を仰け反らせ太ももを閉じたそうにし腰をモジモジさせはじめ、スッーと粘液の一滴が床に垂れた時、留奈ちゃんの口から俺の名を呼ぶ、小さく控えめな可愛い甘い喘ぎ声が漏れたのだった。 「あっ……んっ……ハァハァ…な…が…すみ」 俺は留奈ちゃんの耳に息を吹き掛け囁く。 「や……ハァハァ…んっ…」 「留奈ちゃん、今だけで良いから、そのまま永澄って呼んでよ」 「あっ…やぁ…げ…下僕は…私様の下僕だもん……んん」 ハハハ……まぁいいか。 留奈ちゃんの白く弾力のある乳房を下から覆うように触れると彼女の激しく打つ鼓動が伝わってきた。 「あっ……ん」 「痛くない?」 ゆっくりと指を動かしていく。 「んっ……だ、大丈夫……かな…んっ」 俺は少し固めの乳房を優しく揉み始めた。 「留奈ちゃん…」 「ん…?」 「留奈ちゃんのおっぱいは燦ちゃんに負けないくらいキレイだ」 「…ば 馬鹿ぁ…んっ」 感度の良さそうな乳房の触り心地を存分に味わうために、俺は首に巻かれている留奈ちゃんの腕を解くと、首筋にキスをして胸へと這わせていく。 「ハァ…くぅ……あっ…あっ…ハァ ハァ…」 既に固くツンとなっている、薄いサクランボ色をした美味しいそうな乳首を、そっと口に含み吸い舌で味わいで転がした。 「ハァハァハァ……んっ…ん……んんっ…くっう」 留奈ちゃんの身体は震えて俺の頭を抱える。 ああ…弾力も十分だし吸い付くような肌、なんていい舌触りなんだろう。 「くぅ……ん…やあああっ」 同時に、前からも股間をまさぐって、燦ちゃんよりちょっと大きめなクリトリスを探し出し指に付いた粘液を擦り付けるように指で転がした。 「やっ…ちょっとーやあぁ…ハァハァアッ…んんっ……両方はダメェ……下僕…ああああっ」 控えめに喘いでいた留奈ちゃんの身体がいきなり弓なりに仰け反り、もう耐えられないというふうに腰を艶かしくウネウネさせて俺の太ももの上で暴れ痙攣する。 くぅ…この敏感な反応エロくてたまらん! 続き→淫らでエッチなアイドルはお好きですか?・5
https://w.atwiki.jp/gone0106/pages/222.html
第百十話 俺を知った気になってんじゃねえ! 投稿者:兄貴 投稿日:10/04/11-09 17 No.4324 シモンが突然居なくなった。 最初は少し気にする程度だったが、まったく現れる様子のないシモンに、ネギたちは僅かな不安がこみ上げてきた。 先ほどまでは、シモンの居ない間にハルナに唆されて、ネギは少女たちと仮契約大会などを繰り広げていた。 当然、木乃香のようにシモン狙いは、シモンを探していたのだが、パーティー会場にはシモンは影も形も無く、ただ不安だけが残っていた。 「美空さん・・・・・シモンさんは本当にどこへ行ったんですか!?」 「う~ん、ちょっと体調が悪そうで休んでくるって言ってたけど・・・・な~んか心配になってきたっすね~」 「ちょっと~、もう直ぐあの変態総督と会うんでしょ? せっかくシモンさんが一緒だと思ったのに~」 姿を消したシモンに、グレン団やアスナたちも表情に不安が見える。 (これだけ待っても来ない・・・・ラカンさん・・・・シモンさん・・・・僕は・・・・) これから何が起こるか分からない。 しかしラカンとシモン、存在だけで頼もしい二人が、結局肝心なときに姿を見せないことに、先ほどまでの楽観的な雰囲気から徐々に緊張感が漂っていた。 何故なら彼女たちの一見楽観した様子も、ネギを含めたシモンやラカンが居てこそのものであり、だからこそ安心してパーティーを楽しんでいたのだ。 だが、そんな状態でいよいよ・・・・ 「ナギ様」 時間がやってきてしまった。 「クルト・ゲーテル総督が特別室でお待ちです。同行者は3名まで許可されています」 クルトの付き人の少年がネギたちの前に現れたのだった。 ついにこの時が来てしまったのかという雰囲気で息をのみこむ少女たち。 シモンが居ないことに不安に思う少女たち。 「そ・・・そんな・・・まだラカンさんとシモンさんが来てないのに・・・」 「・・・ネギ先生・・・・」 今の状態でどうするべきなのか? (シモンさん・・・・ラカンさん・・・・僕は・・・・) これだけ人数が居ても、たった二人が居ないだけで少女たちは浮かない顔をしている。 それだけ彼女たちにとって、二人のウエイトは大きかったということだ。 それはネギにとっても同じことだった。 しかし・・・ (・・・・・・・・・僕に出来ることをやります・・・・) そんなネギは、少女たちが戸惑ったほんの数秒で・・・ 「・・・・分かりました」 少し返答に間をおいて、ネギは小さく頷いたのだった。 「ちょっ、ネギ!? ラカンさんやシモンさんを待たないでいいの?」 「ネギ先生・・・よろしいのですか?」 帰らぬ二人を置いて、クルトとの面会を果たそうとするネギをアスナが止めようとするが、ネギは首を横に振った。 何かを確信したかのように・・・ 「これだけ待っても現れないということは・・・シモンさんとラカンさん・・・きっと何かあったんでしょうね・・・・」 「「「「ッ!?」」」」 少し考えながら口にしたネギの言葉に、アスナたちは一斉に身を乗り出した。 「ちょっ、どういうことよ!?」 「兄貴たちに何かあったってどういうこと!?」 だが、確かにネギの言うとおり、何かがなければこの状況に説明はつかない。 むしろ驚いたのは、そんな二人を放っておこうとするネギの態度だった。 だが、ネギは首を横に振る。 「何かがあった・・・しかしそれでも二人は何も言わずに行かれました・・・それは・・・・心配するな・・・・任せろ・・・そういう意味なんだと思います。そして二人はここを僕に任せた・・・そういうことなんだと思います」 それは決して薄情な思いではない。 二人よりも総督の話が気になるということでもない。 何も言わずに消えた二人は、無言でこの場を自分に託したのだとネギは判断した。 総督の話を聞かずに二人を捜しに行くのは簡単だ。しかし、消えた二人はそれを絶対に望まないだろう。 「だからここに居る僕は・・・ここで僕のやるべきことをやりたいと思います。それに・・・あの二人を心配だなんて言ったら、それこそ殴られちゃいますよ。俺を誰だと思っているんだ? って言われて」 そう言ってネギは笑った。 自分だって心配だろう。 しかしそれを表情に出さないよう、そして二人を信じて笑った。 「会います。クルトさんと会わせてください」 ネギのその想いにアスナたちも少し互いに顔を見合った後頷いた。 たしかにあの二人に自分たちが心配するというのもおかしな話だった。 心配なのはむしろ自分たちの方だ。 だが、それでもシモンとラカンは自分たちを置いてそれぞれの場所へと向かったのだ。 「ったく、あんたってば本当に仕方ないわね~」 ネギの言うとおり、それは信頼されているということなのかもしれない。 「たしかに、あの二人なら大丈夫でしょう」 「そだね~、兄貴ならきっとそう言うかもね」 「じゃあ、決まりだな子供先生」 「ン」 ネギの言葉に、シモンに置いて行かれたグレン団たちも納得した。 そしてシモンが何も言わずに消えたのは、何かあった時には自分たちグレン団はネギたちに力を貸してやれということだろう。 ならば自分たちもここに残ろうと、彼らも決めた。 「では・・・行きましょう。案内してください」 力強く、そして自分を信じきった瞳で押し通され、その表情に少年は小さく微笑んだ。 「・・・・面白いですね、あなた方」 「えっ?」 「いえ、あの悲劇の出来事から、ここまで自信に満ち溢れた者へと成長できるとは、よほどいい出会いがあったのですね」 そうだ、出会った。 ネギは出会ったのだ。 たとえ過去がどうであれ、その悲劇に飲み込まれないぐらいの力強い絆を結べるものたちと出会い、ここまで来た。 そんなこと言われるまでもない。 あのシモンだって、カミナやヨーコと出会わなければと思うと、出会いというものがどれほど重要なのかと思い知らされる。 だが・・・忘れてはいけない。 出会いというのは良いものばかりではない。 出会ったのが後悔したくなるほどの最悪の出会いだってこの世にはあるのだ。 たとえそれが運命により決められた出会いだったとしてもだ・・・・ 「ひははははははははははは!」 先手必勝。 どんな相手にもシモンは先に仕掛けてきた。 だが、シモンも人間だ。 自分の意志や体がそう告げても、無意識の細胞レベルの反応までは制御できない。 「くっくっく、場所を変えさせてもらうぜ」 「!?」 全身の細胞が警戒心を鳴らしていたため、戦いの反応に一瞬遅れた。 「空間妖術・無限地獄!!」 「なっ!?」 まったくの予想外だった。シモンが先手を取られた。 いや、警戒心をしていたにも関わらず、ユウサの不気味さが気になって、一瞬反応が遅れてしまった。 そして遅れた反応が全てを決した。 ユウサが発した光がシモンを、ユウサを、そしてあたり一面を埋め尽くし、美しい夜景が広がるオスティアの景色が変わった。 「な、・・・なんだ・・・ここは・・・・」 それはどこまでも殺風景で何も無い世界。 空も、大地も、右も左も前も後ろも、ただ真っ白な世界が広がるだけの世界。 「亜空間さ」 「何?」 「入ったが最後。俺の意思以外では出られない・・・・・まあ、常人レベルならの話だがな」 先ほどまでの祭りの世界とは一変した世界。 「な、・・・何も無い・・・右も左も上も下も・・・真っ白・・・・これが地獄?」 「くっくっくっく、もっとドロドロしたものを想像したかい? だがな、何も無い世界だけが広がる無限の空間と時間は、それほど甘いものじゃないぜ?」 まるでフェイトの従者の女の子が使っていたアーティファクトに似ている。しかしこうまで殺風景だとこちらの方がタチが悪い。 「無の世界。色もなく、音もなく、変化もなく、時間の流れも分からねえ世界。そんな世界に閉じ込められたら常人は何十時間かで精神崩壊を引き起こす。因みにシモン君のレベルなら足掻けば数時間でこの結界から脱出できるだろうが、それすら出来ない奴は半永久的に閉じ込めておける」 タチの悪い世界をシモンも珍しそうにまだ見渡している。すると、辺りをキョロキョロ見渡したら、シモンは少し離れた場所に落ちている何かを見つけた。 「何も無い・・・ん? なんだ・・・・あれは?」 「おっ、・・・ひはははは・・・何も無い世界では無かったな。出し忘れが転がってるからな」 シモンが目を凝らしながら近づくと、それは・・・・ 「ッ!?」 「ひゃははは、気をつけな。その辺には俺が閉じ込めておいて出してやるのを忘れた奴らがゴロゴロ眠っているぜ!」 シモンが見つけたもの。それは骨だった。 人の屍が、所々に落ちていた。 「こ・・・これは・・・・」 「ひはははは、片付けるの忘れてたんだよ。でも、その方が面白いんだぜ? 脱出できなくなった奴らはとにかく精神崩壊したら何をするかも分からねえ。ある奴は何も言い返せねえ骨に話しかけ、誰かも分からねえ骨を抱きしめて温もりを得ようとしたり・・・くくく、一番の傑作は・・・・ひはははは、腹が減って骨にかぶり付く奴が居たっけな! 同じ人間なのに!」 「ッ!?」 孤独や空腹、錯乱した精神がこの世界では永劫に付きまとう。無限地獄とはよく言ったものだ。 「ふざけるな・・・・」 「あん?」 だが、シモンは抑えることが出来なかった。 震える手で白骨化した遺体を優しく置き、胸の奥から感じる吐き気を飲み込みながら口を開く。 「何故・・・」 「ん~?」 「何故ここまで酷い事を・・・・笑いながら出来るんだよ!!」 駆け出したシモンは、フェイントも何も入れず、ただ怒りに任せて正面からつっこんでしまった。 「ひはは、お気に召さないか、この偽善者め!」 「ふざけんじゃねェ!!」 そんな攻撃がユウサに当たるはずもない。 ユウサはケラケラ笑いながらシモンの槍をヒラリと回避し、シモンの心を抉る。 「ひはははは、おいおいおいおい、そのセリフは自分の人生に対しても言えるんじゃねえか?」 「な、なんだとォ!?」 ユウサの発言に、シモンは目の色を変える。 「こんな話をしよう。ある売り物の前にAさんとBさんが居ました。Aさんは迷わずその売り物を盗みました。一方Bさんは散々迷った挙句、売り物を盗みました。さて、悪いのはどっちだ?」 「な、何の話だ?」 「いいから答えろよ」 訳の分からぬユウサの問い。 顔を不快に歪ませながらも、大して考えずにシモンは思ったことを口にする。 「そんなの・・・結局盗んでいるんだから両方じゃないのか? でも、だからなんだっていうんだよ!」 だが、その答えにユウサは待っていたかのように、更に上機嫌になった。 「ひはははははは、その通り! 正解だ! 重要なのは過程でどうだったとか、迷ったとか関係ない。結果だ! 結果が同じなら過程なんざ意味がねえ。そしてそれは俺たちにも言えるんじゃねえか?」 「何?」 「結果が同じなら、楽しんで殺そうと、戦争で仕方なく殺そうと、殺したことには変わりねえ。お前はどうよ? 命がけの戦いという言葉で誤魔化して、どれだけの生命を死なせた? 所詮命の価値なんてそんなもん! 状況や人の精神状態でいくらでも塗り替えることが出来る!」 「!?」 下種の唇から漏れるその言葉、しかしその言葉はシモンの心臓を捉えた。 「全部知ってるぜ? 例えば獣人の連中、四天王のチミルフ、アディーネ、シトマンドラ、グアーム、螺旋王。そういや~、お前がちゃんとしいてれば、カミナは死ななかった」 「な、なに!?」 「獣人のガンメンを強奪して、やりたい放題したテメエは何だ~? 悪気もなく開き直ってるテメエのほうがよっぽど悪じゃねえか?」 「だ、・・・・黙れ!!」 「アンチスパイラルが襲来したとき、ロシウの言葉を無視して突っ込んで市民に多大な被害を与えたのは誰だ? お前が外の世界を開放した所為で死んだグレン団は? キタン、ゾーシィ、キッド、アイラック、マッケン、ジョーガン、バリンボー、皆お前という希望に酔って命を落とした!」 「・・・・・・え?」 「ん? ニアは違うか? どのみち崖に捨てられていたときに死ぬはずだった。ひゃはは、お前が見つけようと見つけまいと、どちらにせよ死ぬ運命だったか!」 「テメエ!? 何で・・・何でアンチスパイラルやニアのことを!?」 それはありえないことだった。 何故ならこの世界ではテッペリン攻略までしかシモンたちの物語は放映されなかった。 だからニアの死、そしてアンチスパイラルに関してはネギたちだって知らない。 この世界で知っているものなど居るはずがない。 居るとすれば・・・・ 「ひははははは、間抜けだぜシモン君。そして、この世界には骨になったカスよりも、もっと魅力的なものがあるのに気づかないのかい?」 「・・・・な、なんだと・・・・」 「あれを見な!」 ユウサはある方角を指差した。その先には確かに遺体とは違う何かが落ちていた。丸く、大きい、そして赤い色の物体だ。 「えっ?」 その瞬間、シモンはゾクリとなった。 少し遠いが見間違うはずもない。だが、それでも考えられない。シモンは無我夢中でその物体へ走った。 「う、・・・・・うそ・・・・だろ・・・」 そして見た。 「・・・・ラガン・・・・何で・・・・」 ボロボロで草臥れたラガンがそこに居た。 ありえない物体にシモンが動揺するが、シモンは即座にその意味を理解した。 「ひははははははは、恐れ入ったぜ螺旋族! 人様の宇宙にまでズカズカと上がりこむなよな! テメエらはテメエらの宇宙のちっぽけな星の地下の世界で生きてりゃあ良かったんだよ!」 「ッ!? お前、顔神遺跡にあったラガンを盗んだな!!」 「くっくっく・・・・・ひははははははははははは!!」 瀬田達と行った顔神遺跡。 あの時は気づかなかったが、はるか大昔に自分と同じように異なる宇宙へ来訪した螺旋族が居た。 そのラガンが、今目の前にあるのだ。 「答えやがれ!!」 「ふふふふ、正解! ならば、俺の要求は分かっているな?」 「な、・・・なんだと?」 「かつてラガンを掘り起こしたシモン君・・・・君はこれをどうしたのかな?」 無の世界に唯一響き渡る鬼の笑い声。シモンはその言葉に小さく頷いた。 「・・・・お前・・・・まさか・・・・・・」 「ひはっ!」 そうか・・・・そういうことか・・・・ この男が自分を呼んだ理由・・・ 「・・・・お前、盗んだはいいけど・・・・動かせないんだろ?」 その言葉にユウサはニカッと笑って頷いた。 「その通りだ! コアドリルが無いからか、もしくは螺旋力とやらが俺にはないからか、どちらにせよ持って来たはいいがウンともスンとも言わねえ。まあ、この空間に置いておけば持ち運びにも便利なんでな。それにお前さんと話をするならここの方が周りを気にせず都合がいいと思ったんだよ」 「待て、何でお前が螺旋力のことまで!? それにさっきは、ニアとアンチスパイラルのことも・・・・・・・・まさかお前・・・・」 「ひひ・・・ひはははははははははは!! その通り! ファイナルアンサーなんて、必要ない! 今すぐ言ってやる! 正解だァ! これなーんだ?」 服の中をゴソゴソあさり、ユウサは自慢げに懐から一本のフィルムを取り出した。 それこそが、盗まれたシモンの物語。 「お前・・・・お前がそれを盗んだのか!?」 「その通りだ。そして俺は全てを知っている。お前がこの世界で記憶喪失になったのも、超鈴音、武道大会、学園祭、可愛いエヴァちゃん、ヨーコの出現、悪魔の襲来、詠春の娘からの告白、京都でのスクナや天ヶ崎家の娘、アーウェルンクスとの戦い、坊やたちとの出会い、家族との出会い、そして・・・ニアや大グレン団のメンバーの死! そしてアンチスパイラルのこともな!!」 「!?」 「ふふふふふ、いや~、中々面白かったぜ。まさか異なる宇宙の来訪者とはな。ワープの力とやらもスゲ~な~」 自分の全てをこの男は知ってしまった。 ネギたちでも美空たちでもない。 自分のこれまでの進んできた道の全てを知ったのは、何とこの男だったのだ。 「・・・・・・・お前は何を企んでいるんだ・・・・」 「企む? 心外な。面白いことをしようとしているだけさ。シモン君、君の力やラガンの力、そして影響力。分かるか?」 「・・・・何をだ?」 「それは世界を巻き込む力だ! それは超鈴音とかいうガキが言っている通りだ。君とラガンとこの記憶映像の三つで星の行く末を左右できる。おもしれ~だろ~? たった一人の異邦人により、世界の未来が委ねられている! 傑作じゃねえか! そしてその鍵を、この俺が手に握っている!」 「・・・・・ふざけるな・・・」 「ひはははは、だからこそ言おう! シモン君、俺の仲間になれ! 既に計画は大まかに出来ている! 時代にうねりをあげてみねえか?」 「ふざけるんじゃねえ! そんなもんに俺が手を貸すと思ってんのか!?」 「ふっ、そうか? だが、俺は超鈴音とかいう娘の言葉を聞いて未来を確信した。君の物語が歪むかどうかは知ったことじゃねーがな」 「ッ!?」 「魔法の時代はもう終わりだ! 今こそ新時代だァ!!」 その瞬間、シモンは脳裏に思い出す。 素直になれず、意地ばかり張っていた少女。 未来から来たその少女は、小さな背中で涙を堪えながら、歪んだ物語と決別するために命を賭けた。 その少女が流した涙と本音を今でも覚えている。 ―――それが・・・アナタがこの世界で広めたグレン団の姿が・・・時を経て捻じ曲がるとは思わないカ? ・・・明日・・・アナタが仮に勝ったとしても・・・魔法使いではないのにそれ以上の力を振るうシモンさんたちの物語が・・・・世界に影響を及ぼすとは思わないのカ? あの涙と失望を変えるために自分は戦った。 「ッ、この野郎!!」 まさか・・・・ そう思わずには居られない。 「お、・・・・お前の仕業だったのかッ!?」 気づいたら駆け出していた。 「ひはははは、知るかよ! 未来がどうなるかなんざ分からねえ。仮に捻じ曲がったとしても、そりゃあお前さんたちの問題だろ?」 「黙りやがれ! お前の・・・・お前の好きにさせてたまるかよッ!!」 それ以上は言わせてなるものかと、シモンは激昂してユウサに怒りの槍の突きを何度も放つ。 「ひはははははは、どうやら嫌われちまったようだな。人に好かれようと思ったことがねえから、コミュニケーションってのは難しいね~。それに俺をどうしようと暴走する時代は止まらない。そろそろ・・・・他の奴らも動き出すころかもしれないからな」 「何を言ってるのかは分からねえが、それは俺の記憶だ! 返してもらうぞ! そしてラガンもだ! それはお前なんかが手にしていいものじゃない! それは俺たちの宇宙の希望の証! 時代を創ったシンボルだ!」 「ひはははは、嫌だと言ったら?」 「奪い返す!」 「出来るのか? グレンラガンもねえ君ごときにな!」 「ごときかどうかなんて関係ない!」 「ふふふ、君には交渉したいだけなんだが、意外と好戦的だな。だが、まあいいだろう」 決裂した。 いや、交渉など最初から無い。この二人が交わることなどありえない。 これもまた必然・・・・ 「ひはははははは、宇宙はもう飽きただろ? なら特別に、テメエの知らねえ地獄巡りの旅に連れて行ってやる!」 「地獄の底なんざ、貫いてやる!!」 世界を貫く力と世界を左右させる力。 シモンの輝くソルバーニアとユウサの拳が強烈な衝撃波を巻き起こしながら交錯する。 「くっくっく・・・・・」 「散々ヘラヘラ笑いやがって、テメエのニヤケ面、今ぶち壊してやる!!」 「やってみなァ!!」 あくまで笑みを絶やさぬユウサ。 その表情を一秒でも見たくなく、シモンはソルバーニアと螺旋力を最初から全力解放し、ユウサを消滅させることすら厭わぬほどの力を振るう。 「いくぜ、ソルバーニア・ギガドリル!!」 いきなり大技。ソルバーニアの先端の槍がギガドリルと化した。 「ひはーーっ、いきなりギガドリルか! うれしいねーッ!」 だが、それを恐れるどころか、ユウサはますます機嫌良さそうにハシャイだ。 だが、構うものか。とにかくやるべきことはぶち込むだけ。 「ブレイクゥゥーーーーッ!!」 「くっくっく、だが・・・・冷静じゃないな! 頭を冷やしな!」 うねりを上げて向かってくるシモンに対して、ユウサは手元で印を結び、地獄の吹雪を放出させる。 「極寒地獄!!」 「ッ!!」 「地獄の吹雪に身を冷ませ!」 荒れ狂う猛吹雪が、ドリルの回転を鈍らせていく。回転が軋み、想像を超える寒さが手を振るわせる。 だが・・・それがどうした! 「こんな寒さ・・・あの暗く孤独な銀河螺旋海溝に比べれば・・・・・なんてことねえ!」 それで止まるほど利口なドリルではない。 「へっ、・・・・みたいだなッ!」 吹雪を突破したシモンはそのまま突進する。だが、ユウサは既にそこには居ない。 突進するシモンのドリルを軽々と交わした。 だが、シモンも見逃さない。ギガドリルを解除して、ソルバーニアの力を使ってユウサに迫る。 「逃がさねえ!」 「ふっ、な~るほど~、たしかに速いな。それがニアの魂との合体により得た力か?」 シモンの巨大な螺旋力を全て細い槍に凝縮したことにより、今のシモンはネギですら驚くほどの超速戦闘を可能としている。 それはユウサ相手にも例外ではない。 「速い・・・・・俺の鬼脚についてくるか・・・・・速さは中々だな・・・次は・・・これはどうかな?」 そんなシモンを観察するように、ユウサは余裕の笑みを絶やさぬまま次々とシモンを試していく。 自分の親指を噛み、流れる血で懐から取り出した一枚の札に何かを描き、それを放り投げた。 「式神! 大鬼蜘蛛!!」 「なっ、・・・・蜘蛛!?」 「気をつけな! 地獄の蜘蛛は気性が荒いぜ!」 投げた札が大きな煙を発し、次の瞬間煙の中から巨大な蜘蛛の式神が召喚された。 「・・・・こいつ・・・・京都にいた奴に似ている・・・・」 「ふっふっふっ、テメエが京都で戦った三流陰陽術士と一緒にするなよな! 地獄の瘴気と妖気を孕んで研ぎ澄まされた力だ!」 ユウサの合図と共に巨大な蜘蛛がシモンの前に立ちはだかり、そして蜘蛛の糸を吐き出した。 ―――鬼蜘蛛縛り!! 「ひははは、地獄に垂れ流された蜘蛛の糸は救いの糸? そんなんあるわけねえだろーが!」 蜘蛛から吐き出された糸がシモン目掛けて襲い掛かる。だが、シモンはすぐに反応して、ソルバーニアでその糸をなぎ払おうとする。 「そんなもん効くか!」 そう、なんでもないと思い、シモンは躊躇わずにソルバーニアで蜘蛛の糸をなぎ払おうとした。 だが・・・ 「なッ!?」 「甘え! 伸縮性・粘着性抜群の糸だ! どこまでも伸びて、余計に絡みつくだけよ!」 出来なかった。 簡単になぎ払えると思った糸はソルバーニアに絡みつき、そして粘着性があり、どれだけ力を込めても払うことも引きちぎることも出来ない。 「し、しまッ!?」 「飲み込まれちまいなァ!!」 その間にも蜘蛛はシモンに向けて糸を吐き続け、それがシモンの手足に、そして胴体に、次々とシモンに絡みつく。 ―――鬼蜘蛛繭!! 蜘蛛の糸がシモンの全身を包み込み、人の大きさの繭が出来上がり、シモンが完全に封じ込められてしまった。 「な、なんだこれは!? み、身動きがとれない!?」 「ひはははは、意外に呆気なかったな!」 繭の外からユウサの高笑いが聞こえてくる。 だが、ユウサの言うとおり、身じろぎしようにも絡まった糸がシモンの動きを封じている。 そして、この状況下でユウサは右手に黒い炎を放出し、それをシモンに向ける。 繭の中に居ても感じる灼熱の炎。たとえ相手が見えなくてもシモンは自身に感じる命の危機に汗を流す。 「ひはははは、だが・・・最後まで分からない。それが君だ。くっくっく・・・・本当にそうかァ? 炎熱地獄!!」