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れいむのゆっくりを鬼意山にささぐ 19KB 虐待 理不尽 飼いゆ 赤子・子供 現代 虐待人間 初投稿です 野良が主流の中、あえて飼いゆです *初投稿っていうかSS処女作なのぜ *だから、至らないところだらけだと思うけど、生温かく読んでくれれば幸いなのぜ 作・もっちもちあき 「今度の日曜、ゆっくりショップ行きたいんだけどつきあってくれるか?」 日曜 友人の愛であきに誘われ、今日はゆっくりショップに来ている。 俺自身はゆっくりにはそれほど興味がないのだが、友人がお前も飼ってみたらどうだというのでついてきた。 店内は、ゆっくりしていってね!という、ゆっくりの声で少しうるさい。 最近は、野良ゆも定期的に駆除されているらしく、昔ほどは見ない。 愛であきは、すでに金バッチのまりさを飼っている。 今日は番が欲しいとまりさが言うので、買いに来たらしい。 「お、これなんかいいかも」 ショーケースの中の金バッチありす。品も良さそうだ。 しかし、たかが”ゆっくり”ごときに10万はないだろう。 そう思ったのだが、愛であきは、なんとそいつを買うらしい。 (俺には考えられん…) 赤ゆお徳用パック5匹980円が目に留まる。 (成体ゆっくりは高いし、お試しでこれでいいか) 「おいおい。バッチ無しで、しかも赤ゆは初心者には飼いづらいぜ」 会計を終えた愛であきが来てそう言う。 「しかしなあ…。万単位はちょっとなあ…」 もともと、それほど興味があったわけでは無い。 「バッチ付きは教育済みだから、余計な手間とかいらないぞ?」 「しかし、バッチ付きは高いんだよな~」 「風俗我慢すれば買えるべ」 悩んでいると店員が 「それなら、このゆっくりはどうでしょう?」 と言って、1匹の銅バッチれいむを薦めてきた。 特価品3900円、サンキュー価格と書かれている。 「お、れいむ種は初心者に飼いやすいし、いいんじゃないか?」 「なんでこいつは特価品なんですか?」 俺は店員に聞いてみる。 「あー、一度野良レイパーありすにすっきりさせられちゃったんですよね。でも、すぐ助けたんで全然問題とかは無いんですけど、気にする人はしますんで、お値段がお求め安くなっているんですよ」 (ふ~ん。ま、これでいいか) 「じゃあ、これ下さい」 「ありがとうございます」 すると、右手のお徳用の袋の赤ゆが騒ぎ出した。 「おかーしゃん!おかーしゃん!」 「すみません。そのとき生まれた赤ゆが、ちょうどその袋に入ってたみたいですね」 少し、思案した後 「じゃあ、これもいいすか」 「え?いいんですか?どうもありがとうございます」 その様子を見ていた愛であきは 「赤ゆまで買ったのか?飼い難いぞ?」 そのとき、それまでずっと下を向いていたれいむが 「おにいさん、れいむのおちびちゃん達をたすけてくれてありがとう。おにいさんはゆっくりできるにんげんさんだね」 と言った。 家にれいむと赤ゆ5匹(れいむ3匹ありす2匹)を連れ帰る。 部屋を荒されないように、部屋の一角に柵を作り、そこにゆっくり達を入れる。 (ある程度の教育は受けてるんだよな) 「うんうんとしーしーはここでしろ。あと、飯は俺が持ってきてやるから。狭くてもしばらくは我慢してろ」 「ここがれいむたちのゆっくりぷれいすなんだね。ゆっくりりかいしたよ」 「おかーしゃん!さくしゃんあってしぇまいよう!」 「とかいはな、あまあましゃんほちいわ!」 「おちびちゃんたち。おおきくなったらおにいさんもだしてくれるから、ゆっくりおかあさんのいうことをきいてね」 とりあえず、赤ゆはぎゃあぎゃあウザいが、親れいむが躾けてくれているおかげか、 それほどひどい状況では無い。柵からは出てこないし、それほど手間はかかっていない。 まあ、愛であきみたいに抱っこして服着せて、みたいなことはやりたいとは思わないし。 ちょっと、仕事の愚痴を親れいむにするくらいでちょうど良かった。 3か月くらいたつと、赤ゆも子ゆになって、柵が狭くなってきた。 赤ゆの時は餌なんて大したことないのだが、最近は餌の減りが早い。 (俺の安月給じゃ、こいつら全部が成体ゆっくりになったら、飼うのは無理ぽ) しかし、あげるといっても、いくら親ゆに躾けられたとはいえ血統書も無い、バッチ無しなので貰い手もいまい。 さてどーすんべ。 思案にくれていると、愛であきが困った様子で話しかけてきた。 「なあ、うちのまりさとありすをちょっと預かってくれないか?」 輸出部にいる愛であきは、会社の出張で1ヶ月間、家を空けるのだという。 さすがに1ヶ月はゆっくりだけでは暮らせない。しかも、最近一粒種の赤ゆまりさも生まれたらしい。 (めんどくせ~…) 「うちの子はいい子だし、手間かかんないからさ」 「仕方ねえな。餌代置いてけよ」 というわけで金バッチのつがいとそのガキを預かる羽目になった。 愛であき自慢のゆっくり一家がやって来た。 「ゆっくりよろしくおねがいします」 金バッチだからか礼儀はいいみたいだ。 ゆっくりの餌代は、愛であきが置いていった分だけで9匹分でお釣りがくるくらいだった。 まあ、愛であきは好物どうの言っていたが覚えちゃいない。 うちの連中にやってる、ゆっくりフードをくれてやれば充分だ。 柵へ3匹を放り込む。 「ゆ?せまいよ、おにいさんゆっくりできないよ?」 「そちらのそふぁーさんにすわらせるのぜ」 居候のくせに厚かましい。礼儀正しいのは愛であきがいる時だけか。 飯の時間だ。いつものようにうちの連中は 「おにいさんにかんしゃしてきょうもごはんさんたべようね」 「ゆっくりいただきまーちゅ」 「む~ちゃむ~ちゃ…ちあわちぇ~~~~!」 いつもの光景だ。しかし… 「おかーしゃん!このごはんさんまじゅいよ!めであきおにーしゃんのぱしたさんたべちゃいよ!」 「ゆ!おちびちゃんはそだちざかりなんだぜ!たりないよ!それにごはんさんおいしくないのぜ!」 「はやくあまあまをもってきてね!おともだちのおにいさんはとかいはじゃないわね!」 ビキィ!!! うぜえ… 1週間くらい経ったある日の昼、鬼意山は会社に行っていていない。 れいむ一家は、不満タラタラでストレスがたまっている金バッチ一家になるべく近寄らないようにしていた。 鬼意山からも、客人だからケンカするなと言われている。 しかし、この日事件が起こった。 遊んでいた子れいむが、赤ゆまりさと衝突してしまい、赤ゆが怪我をした。 大した怪我では無いのだが、過保護に育てられた赤ゆは痛みで大泣きする。 「ゆんや”ぁぁ!!!いちゃい!!いちゃいよー!!おきゃーしゃーん!!おとーしゃーん!!」 「どうちよう…。ごめんにぇ…。」 大泣きする赤ゆの横で、おろおろする子れいむ。 「ゆ!ごめんなさいね!おちびちゃんもあやまってね!」 慌てて親れいむが駆けよろうとするが… 「ゆあああ!!まりさのかわいいおちびちゃんになにするのぜー!!!」 「とかいはなありすのおちびちゃんをいじめるなんて、このいなかものぉー!!!」 ドカッ!! 金まりさと金ありすの体当たりで、子れいむは吹っ飛ぶ。 金バッチ一家は、子れいむに体当たりした後、赤まりさをぺーろぺーろしていた。 吹っ飛ばされた子れいむは、結構大きな怪我を負ってしまった。 「おちびちゃん!」 必死に子れいむにぺーろぺーろする親れいむ。 「ゆ… ゆ…」 苦しそうな子れいむ。 「ゆわ”ぁーん!!おねーじゃん!ゆっぐりじでいっでね!」 泣きながら、姉を励ます他の子ゆ達。 そんな様子を見ていた金バッチ一家は 「ふん。うちのかわいいおちびちゃんにひどいことをしたからとうぜんなのぜ」 帰ってくると、子ゆ達が「ゆんやぁぁ」と泣きながら、俺を呼ぶ。 子れいむが怪我をしていたが、親れいむの”ぺーろぺーろ”のおかげで重症化することを防ぎ、 オレンジジュースをかけることにより回復へ向かっているようだった。 俺は、れいむの説明と金バッチ一家の横やりで、だいたいのことを把握した。 「おちびちゃんがぶじで、ほっとしたよ。おにいさん、ゆっくりありがとう」 れいむと子ゆ達が喜ぶ横で、金バッチ一家が口を挟んできた。 「こんな、いなかものといっしょにはくらせないわ」 「まりさたちは、めであきおにいさんのだいじな、かいゆっくりなのぜ。つまり、だいじなおきゃくさまなのぜ。こんなせまいところじゃなくてじゆうに、いえさんをつかわせるのぜ」 「ぷくー!おかーしゃんとおとーしゃんのゆうとうりにちてね」 ビキィ!!! 俺が黙っていると、更に調子にのってきた。 「こんな、どうばっぢさんの、むのうないなかもののげすれいむとは、ゆっくりできないっていってるのがわからないの!」 「まりささまたちは、ゆうしゅうなきんばっちさんなのぜ。だから、めでられてとうぜんなのぜ!」 「おとーしゃんとおかーしゃんの、ゆうこときかにゃいむにょうなぢぢいは、ゆっくちちね!」 ブチ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 何かが俺の中で切れる音がはっきりと聞こえた。 「ギルティ…」 俺は、ちねとかほざいた糞袋を掴み上げる。 「ゆ?おしょらをとんでるみちゃい!」 馬鹿な糞袋はのんきだが、金バッチ糞袋どもは、まがりなりにも金バッチ。 俺の発するただならぬ雰囲気に気がついたようだった。 「まりささまのおちびちゃんになにするのぜ!さっさとはなすのぜ!」 しかし、偉そうな態度に変化はない。 「ゆんやぁぁぁ!!いちゃい!はなしちぇね!はなしちぇね!」 ほんの少し、握る力をこめると、糞袋はケツをプリプリさせながら逃げようとする。 「じじい!ありすのとかいはなおちびちゃんになにするのぉー」 ありすは慌てるが、まりさは冷静だ。 「まりさたちはきんばっちさんなのぜ。じじいのげすれいむよりも、ずっとこうきゅうなのぜ。しかも、かいゆっくりなのぜ。だから、じじいはまりさたちにきがいは、くわえられないのぜ!」 なるほど、さすが糞袋とはいえ、教育を受けた金バッチ。無駄に頭がいい。だが… 「ぷっ!くっくっくっ…」 「じじい!なにがおかしいのぜ!」 「確かに、お前の言う通り、お前ら金バッチどもをどうこうするのは愛であきのこともあるし無理だ」 「ゆ?だったら、はやくおちびちゃんをおろして、おわびのあまあまももってくるのぜ!」 「だがな、生まれたばかりの”これ”には金バッチはないよな?」 「なにいってるのぉぉぉ!まりさとありすのおちびちゃんだから、だれよりもゆっくりしたとかいはなおちびちゃんなのよぉ!」 ありすも会話に入ってきた。 「そ、それにめであきおにいさんはおちびちゃんにも、きんばっちさんとらせるっていってたのぜ!」 金バッチ試験には、たいへんな労力とお金がいる。まあ、愛であきならやりかねんが。 もし、飼いゆの子供にバッチを取らせるなら、自力より、ゆっくりスクールに入れるのが現実的だ。 ただ、この話は”今は”関係ない。 「まあ、バッチが”今は”無い、このおちびちゃん(笑)とやらを俺が潰しても問題ないんだよ。弁償する必要も、罰せられることも無い」 それを聞いて、金バッチ糞袋どもが青ざめる。状況をゆっくり(笑)把握したようだ。 「ゆぁぁぁ!!!おにいさん、ごめんなさいなのぜ…、いや、ゆっくりごめんなさい!」 「おにいさん、よくみるとすごくとかいはね!すてきだわ!」 2匹は完璧に俺に媚び始めた。野良とはここら辺が違う。 だが、 「俺は、ギルティって言ったろ。ちねなんて言った糞袋は潰してやる」 「「ゆやぁぁぁぁぁ!!!やめでぐださい!!おぢびじゃんをゆっくりざぜであげでぐだざい!!!」」 金バッチ糞袋が泣き叫ぶ。糞袋を握る手に、じょじょに力を込める。 ぐにゅり… 「ゆぎゃぁぁぁぁぁ!!!いちゃいよう”う”!!!!!」 赤糞袋も泣き叫ぶ。 「ゆっくりゆるしてあげてね!おにいさん!」 ん? 俺は思いもしない制止の声に驚いて、握る手を弱める。 「なんだ、れいむ。お前のガキを潰そうとした奴を庇うのか?」 俺は、れいむがなぜ止めたのかわからない。 「おにいさん…、そのきんばっちさんいっかは、れいむたちにゆっくりできないいじわるするし、あんまりすきじゃないのはたしかだよ」 じゃあ何故と言おうとする俺よりも早く、れいむは言葉を続けた。 「れいむはおにいさんがだいすきだよ。おちびちゃんもたすけてくれて、れいむといっしょにゆっくりさせてくれたよ」 それをきいていた子ゆ達が 「「「「「れいみゅたちもおにいしゃんが、だいちゅきだよ!!!」」」」」 「れいむはそんなゆっくりしたおにいさんが、ゆっくりのおちびちゃんをゆっくりできなくするのをみたくないよ…」 俺は、このれいむの発言にただただ驚いた。ゆっくりなんてものはもっと馬鹿だと思っていたからだ。 「ふぅ~」と俺はため息をつく。 正直、限界に近いストレスの”持って行き場”を途中で奪われたことで、なんともいえないドス黒いもやもやが胸をざわざわさせる。 さっきまでなら、握りつぶすだけでスッキリできたが、今は違う。 どうやら、俺のある部分に火がついてしまったようだ。何ともいえない初めての気分だ。 俺は赤ゆを持ったまま台所へ行き、コンロの火を点ける。 そうして、あんよを焼き始める。 「ゆぎゃぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!あちゅい!!あちゅいいい!!!」 あんよを焼いて歩けなくすると、今度はおろし金を取り出して、赤ゆの後頭部を削り始める。 「いぎゃぁぁぁ!!!!!!!!!!!」 おにいさんが赤ゆを”おしおき”しているようだ。凄まじい泣き声が聞こえてくる。 れいむは怯えるおちびちゃんたちに、すーりすーりしながら隣りをちらりと見る。 金バッチさん一家は、「おぢびじゃんをかえしてえええ」といい、涙を流して半狂乱だ。 れいむはあのゆっくりしたおにいさんが、こんなひどいことをする理由を考えていた。 (そうだ!れいむのおちびちゃんをきんばっちさんいっかがいじめたからだよ。おにいさんは、れいむたちのためにやっているんだよ) (れいむはとめたけど、おにいさんはれいむがだいじだから、ゆるせなかったんだよ) (おにいさんは、れいむたちのことを”あいして”いるからだよ。やっぱり、やさしいゆっくりしたおにいさんだよ) れいむはシングルマザーだ。といっても、望んでなったわけではない。 レイパーありすの強制すっきりで、シングルマザーになった。 飼いゆとしてペットショップで育ったれいむ。 生まれてから、番とゆっくりしたことはない。 そう、れいむは、はじめてゆっくりを与えてくれた、鬼意山を愛してしまっていたのだ。 俺は手を洗っていた。 おろし金である程度削って悲鳴をあげさせて楽しんだ後、 赤ゆを床に置き、金バッチ番の前まで戻ると、拳を固め赤ゆに鉄槌を落とした。赤ゆの、猛烈な断末魔が家に響いた。 ぐちゃっと潰すと、何とも言えない”ヒャッハー感”にすっかり満足する。 (ふ~、ゆっくりを潰したのは初めてだが、ゆ虐を楽しむ人の気持ちわかるわー) 「「ゆぎゃああああああ!!!!!おぢびぢゃああああああん!!!!!」」 泣き叫ぶ金バッチども。 「おまえなんか、めであきおにいさんにせいっさいしてもらうのぜ!!」 突然、金バッチまりさがそう叫ぶ。 「そうよ!とかいはなおちびちゃんを、かわいいがっていためであきおにいさんが、いなかもののじじいをせいっさいするわ!!」 ありすもそう叫ぶ。 俺は、しばし考える。確かに俺が罰せられることは無い。 だが、愛であきは怒るだろう。こんな、キモウザい糞袋を本気で可愛がっているからだ。 (めんどくせえことになるのは嫌だなあ…そうだ、いいことを思いついた!) 「じじい!なにうすわらいをうかべているのぜ!ゆるさないのぜ!」 俺は金バッチどもを無視すると、れいむへ向き直る。 「おい、れいむ、話がある」 いきなり呼ばれ、れいむはびっくりする。 「ゆ?おにいさん、どうしたの?」 「実はな、れいむ。俺の経済力では子供どもが成体ゆっくりになったら、全部は飼えないんだよ」 「ゆ?!」 これは事実だ。この問題と、現在の懸案事項を一気に片付けてしまおう。 「だからさ、間引こうと思うんだ。そうだな、レイパーどもの面影のある、ありす種の2匹がいいかな」 れいむは俺の言ってることがなかなか理解出来ないようだ。その餡子脳で必死に俺の言うことを理解しようとしている。 「ゆ?このこたちもれいむのかわいいおちびちゃんだよ?おにいさん」 おーおーさすが、ぼせい(笑)あふれるれいむ種だこと。 俺は、ありす種の子ゆ2匹を両方の手で1匹づつ持つ。 「「ゆ?おしょらをとんでるみちゃい!」」 「おにいさん!ゆっくりやめてあげてね!」 れいむがすがる様な目で俺を見る。 「いいか、れいむ。このままじゃ全員飢え死にだ。分かるな、だから、これは必要なことなんだ」 なーんてね(笑) れいむは、すごく悲しそうな顔で考え込んでいる。 「で、でもおちびちゃんがだいじだよ。れいむもかりをしておにいさんをたすけるよ」 「あのな、生粋の飼いゆのお前に出来んのか?無理だろう」 「でも…」 言葉を濁すれいむに、俺は提案する。いや、提案っつうか反応見て楽しむだけだけど。結果は決めてるし。 「お前に決めさせてやるよ、れいむ。2匹間引くか、一家全員で野良になるかだ」 れいむは考え込んでいる。そりゃそうだ。 いくら、おちびちゃんが大事でも、これから冬になるのに子ゆ連れて野良になんかなったら、あっという間に全滅だ。 その時、子れいむどもが 「れいみゅは、おにぇいちゃんたちがたちゅかるなら、のらになるよ」 「れいみゅも、ごはんしゃんゆっくちがまんしゅるよ」 その様子を涙目で見ていたれいむが 「おちびちゃんたち…。おにいさん、れいむがひとりでのらになるよ!」 「あのなあ、お前は銅バッチでガキどもの面倒を見てもらわなきゃ困るんだよ。さっき言った通り、どちらかを選べ」 れいむも分かっていた。 野良になんか、到底慣れないことを。 この、ゆっくりしたれいむのかわいいおちびちゃんたちを犠牲には出来ない。 でも、レイパーの面影があるとはいえ、あの子達も助けたい。 しかし、おにいさんの言葉から両方は選べそうにない。 そもそもなんで、愛にあふれているゆっくりした、れいむのおにいさんがこんな酷いことを言うのか。 (おにいさんは、れいむをあいしているからこそなんだよ) (おにいさんは、かちょうだから、いえさんをまもるひつようがあるんだよ) (しょうがないから、こころでないて、れいぱーのおもかげがあるこをまびいて、れいむのこころのきずをいやそうとしているんだよ) (おにいさんも、れいむをだいじにおもっているんだよ) 「ごめんね…、おちびちゃんたち…、ちからのたりないおかあさんをゆるしてね…」 れいむは、結論を出したようだ。 「ということだ。お前らはおかあさんにも見捨てられましたー。おお、みじめみじめ(笑)」 「「ゆんやああああああ!!!!!おかーしゃん、どぼぢでそんなこというのおおおおお!!!!!」」 1匹のあんよを焼いて、逃げられなくすると、もう1匹は金バッチどもの前に落とす。 「ゆ?」 それまで、ことのなりゆきを見ていた金バッチ達。 この2匹にとって、”自分の飼いゆを潰そうとする鬼意山”という目の前の光景が信じられなかった。 美ゆっくりとして生を受け、金バッチになるために大切に育てられ、飼い主に愛でられている2匹は、 他人ならともかく、飼い主が飼いゆを潰すなんて発想がなかった。 そのため、怒ることを忘れ、えもしれぬ恐怖感におそわれていた。 金まりさが鬼意山に抱えられる。 「な、なんなのぜ?」 そして、手を離す。その、真下には子ありすが…。 ぶちょりと、子ありすが潰れる。 「ゆ、ゆやあ”あ”あ”ぷべ…、もっと、ゆっくちちたかった…」 カスタードをぶちまけ、子ありすは金まりさの重みで絶命した。 親れいむは、子ゆ3匹と寄り添い、目を閉じ、震え、耐えていた カシャッ! 「決定的瞬間ゲットだぜ」 俺は、にやりと笑う。 「さて、金馬鹿まりさ。おまえはゆっくり殺しだなあ」 「まりさのせいじゃないのぜ!じじいのせいなのぜ!」 「知らねーよ。それより、見ろよこの写真。良く撮れてるぜ~、お前がうちの飼いゆっくりを潰した瞬間が」 「なにをいってるのぜ!」 「自分の飼いゆを潰されて、鬼意山カナピー。こりゃ、せいっさいとして赤ゆを潰してもしょうがねーなー」 「!!」 言葉に詰まるまりさ。ありすも、ゆんゆん泣いている。さすが、腐っても金バッチ。話が早い。 「めであきおにいさんは、まりさたちのことをしんじるのぜ!」 無駄な抵抗だっつうの。こっちは、証拠さんもあるんだっつーの。 「俺はな、めであきとは昔からのマブダチなんだよ。お前らなんか信じるかよ」 ふー、いいだろ。物分かりがいいようにしてやろう。 俺は、俯いてすすり泣く金ありすの背中の皮をむしった。 「ゆぎゃあああ!!!」 いきなりの痛みに金ありすが、じたばたする。 何か言う前に、金まりさの頭を掴んで、こちらを向かせると 「いいか、これ以上くだらねえことを言うなら、毎日痛めつけてやる。帰るときに愛であきには、そうだな…”鬼意山の子ゆ潰してごめんなさい”とでも言え」 返事は無い。 俺はまた、金ありすをむしる。 「ゆぎゃあああ!!!」 「どうなんだ?」 「ゆっ…く…り…りかい…したの…ぜ…」 それから、金バッチどもを愛であきが引き取りにくるまでの間、 あんよを焼いた子ありすを、針で刺したり、おべべ(笑)をえぐったり、 適度にオレンジジュースをかけつつ虐待した。 これは、俺がゆ虐に目覚めたからというのもあるが、金バッチどもへの警告の意味もあった。 ”わかっているよな” 毎日、子ありすを見せては、金バッチどもに、俺への恐怖心を植え付けた。 愛であきが帰ってくる前日、俺は子ありすを風呂場で、掴んだまま浴槽に沈め、限界になる直前に握りつぶした。 ん~、すっきりーできたよー。 そうしていると、愛であきが帰ってくる日となり、金バッチどもを連れ帰ることになった。 めであきに、赤ゆが潰れた事情を話す。(もちろん俺設定のね) 金バッチどもも、俺が恐くて本当の事は言えないようだ。感心感心。調教成功だね。 「そうか…。すまなかったな…。大事な子ゆを…。まりさも悪気があったわけじゃないんだと思う。許してくれ…」 「いいんだ、愛であき。俺の不注意だったんだよ。柵も狭いしな」 ふひひ。 愛であきたちは帰っていった。 「俺も飯でも買いにいくか」 愛であきは帰り道で、まりさとありすに話しかける。 「今日は、お前たちのために、たくさんあまあまとカルボさん用意してるからな」 「「ゆわ”ああん!!さみしかったよぉぉ、めであきおにいさぁぁん!おちびちゃん…、うう、ゆわ”あああーん!!!」」 「よしよし。ゆっくりしような」 「「ゆっくりしていってね!」」 俺は、俺の飯とゆっくりフードを買い、帰る道すがら、野良れいむ親子を見つけた。 親れいむと、子ゆ…、いや赤ゆ2匹と、番のまりさだ。 … 「おい、飯だぞ」 俺は親れいむと子れいむ3匹の前に、ゆっくりフードを入れた皿を置く。 親れいむが俺のことを見て、祈る様な目つきで問いかけてきた。 「おにいさんはれいむのこと、おちびちゃんたちのこと、かぞくだとおもってるの?」 最近、子ゆは俺のしていたことで怯え気味だ。 子ゆも、俺を直視してはいないが、祈る様な目つきだ。 「家族だと思ってるよ」 「ゆゆ!!おにいさん!!やっぱりおにいさんはれいむたちのことあいしてくれているんだね!!」 「「「よかっちゃよ!!おにいしゃん!!」」」 れいむはおにいさんをうたがったことが、はずかしかったよ。 れいむは、おにいさんを、ゆっくりあいしているし、 おにいさんはれいむを、ゆっくりあいしてくれているんだよ。 … 鬼意山の庭では、先ほどの野良一家が、 蹴られ、踏みつぶされ、ぐちゃぐちゃになって全滅していた。 前編終わり (なんか長くなりそうなので、きりのいい所で投稿してみます。続きも書く予定です) トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る どんなゆっくりでもゲス因子はある。 元からゲスなゆっくりはバッジを取れない。 金バッジゆっくりでも「自分は選ばれた特別なゆっくり」と傲慢になりゲス化する。 希少種が持てはやされるのは、ゲス化しにくいことも理由のひとつだと思う。 …何が言いたいかと言うと、この話にはゲスしかいないwww -- 2018-02-10 19 37 43 全員GUESSじゃないか!(歓喜) -- 2017-03-02 21 20 13 金ゲスがいると他のゆっくりがゆっくりできないよ‼︎ 金ゲスはゆっくりしないでせいっさい‼︎されてね‼︎ -- 2016-09-11 19 15 19 ↓同意 -- 2016-08-30 13 20 30 無駄にうざい金バッジより銅のれいむのほうがぜってーええの! -- 2016-08-20 21 38 27 自分が金バッジだからって、GUESSになる奴ウザイよな -- 2014-01-02 22 03 11 ゲスい金バッチだったね…… -- 2011-05-11 10 42 35 れいむ種優遇でゆっくり出来ない 赤まりさも直ぐには潰さず足焼いて一部削った状態で金バッチに返して その反応が見たかった -- 2010-12-23 12 04 54 普通に金バッヂ達がゲスだったよって教えればいいのに ゲスがカルボくってしあわせーとか言ってるかと思うと全くすっきりできん -- 2010-10-24 08 27 30 こんなんでよく金バッチ取れたなぁと笑うしかない。えせ金バッチずざまぁww 対照的に、れいむは良い子だなぁ… -- 2010-10-15 21 48 54 ゆっくりが「愛す」って言葉使ってるとなんかきもい -- 2010-07-22 00 22 32 れいむのゆっくり -- 2010-06-29 18 36 54
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にょろ<やあやあこんばんわ suji<こんばんわー にょろ<やっぱ女って年上がいいですよね。 suji<好みに年齢はカンケーねーぜ!!って言ってみる(^ω^) にょろ<何歳ですか? suji<ふつうの質問だねww16の高1 にょろ<変態ですよね。わかってます。 suji<なぜわかったのだΣ にょろ<ちびちゃと歴は? suji<えー・・・1年と3ヶ月ぐらいかな にょろ<俺のことを一生愛してくれると約束してくれますか? suji<しましょう/// にょろ<ぺい! suji<ぺぺぺぺーい!! にょろ<それにしても最近さっちゃんが通話で喋ってくれませんね。 suji<さっちゃんより私を見て/// 俺キモwww にょろ<ちびちゃとは楽しいですか? suji<楽しいねwww にょろ<喧嘩師ってどう思います? suji<うーん・・・難しいな まあガキみたいな喧嘩は見てて腹立つなぁ にょろ<巧海=○○ ? suji<あほ? にょろ<にょろ=○○ ? suji<婚約者/// なわけねえよww にょろ<やっぱ成田って可愛いのかな。 suji<成田を見ないでわたしだけを見て//// あー俺キモいwwww にょろ<人生ってなんだろう。 suji<人の一生とは生物学的には生殖を目的に・・・(ry にょろ<俺のお兄ちゃんになってくれますか?それとも嫁になってくれますか? suji<嫁///// とでも言うと思ったか? にょろ<なんでsujiっていう名前なの? suji<あーこれね、よく聞かれるねww牛筋の肉まんから来てますwww にょろ<にょろーんちんちんぺい suji<ちんちんヘイヘイ!!! にょろ<おわろっか。 suji<うん、それがいいと思う にょろ<お疲れ様でした。 suji<乙(`・ω・´)b にょろ<最後にもう一つ。顔見せてよ。 suji<い☆や☆だ☆ にょろ<お疲れ~ suji<貴重な体験だったわwノシ どぉもおおおお、あほでぇ~っすあははははははははあああ…ハァ -- 巧海 (2010-11-03 21 22 44) すじたんのテンソンwww -- しょこ (2010-11-03 22 22 56) すじのノリwwにょろのインタビューwwwwわろたwwww -- 髪 (2010-11-14 07 03 41) 16歳のすじww 変態( A`)・・ -- 遊稀 (2010-11-14 18 28 00) こんなすじさんみた事無いなwww -- りゅー (2011-06-17 18 49 32) 名前 コメント
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まりさのいる生活 18KB 愛で いじめ 日常模様 追放 番い 飼いゆ 野良ゆ 赤ゆ 子ゆ 捕食種 都会 現代 最後有りきで書いたので、久しぶりに最後まで勢いが続いた 「まりさのいる生活」 その日、私はいつも通り仕事を終え、家路を歩いていた。 空はすでに薄暗く、西空は綺麗な茜色に染まっていた。 角を曲がる。 周りに人影がなくなり、歩いているのは私だけになる。 どこかの家の夕食だろうか? 風に乗ってカレーの匂いが私の鼻をくすぐっていった。 ああ、とてもゆっくりした時間が流れている。 と、そんな私に話しかけるものがいた。 「おねがいします!!たすけてくださいぃぃ!!」 見れば、小汚いボロボロのれいむが電柱の影にいた。 「にんげんさん!おねがいします!!れいむはどうなってもいいから!! おちびちゃんだけでもたすけてください!」 そう言うとれいむはこちらに向かって土下座をするように倒れ、 2本のもみあげを器用に差し出すように持ち上げた。 差し出されたのは1匹の子まりさ。 衰弱しているのか、虚ろな目をしており、呼吸も荒い。 適切な治療を受けなければ今夜にでも永遠にゆっくりしてしまう、そんな状態だった。 「れいむはかいゆっくりでした!!このこにはしっかりとしつけをしました! まりさによくにたとってもゆっくりしたいいこなんです!!だから・・・!」 黙っている私を、話を聞いてくれる人間さんだと勝手に判断したのだろう。 矢継ぎ早に説明を始めるれいむ。 その姿は全くゆっくりしていない。 だが、おおよその事態は把握できた。 れいむは自分を飼いゆっくりと言ったが、「元」飼いゆっくりだろう。 でなければこんなにボロボロな訳がない。 おそらく野良まりさと勝手に赤ゆを作り、飼い主に捨てられた類のゆっくり。 『れいむ、番はどうした?子供は一匹だけか?』 どれだけこの子まりさがゆっくりできる存在か無駄にしゃべり続けるれいむを遮り、私は短く質問をした。 「ゆ・・・まりさはかりにいったままかえってこなかったんです・・・。 おちびちゃんはたくさんいたけど・・・」 そこまで聞けばもう十分だ。 野良生活に慣れていないれいむは番のまりさを何らかの理由で失なった。 元飼いゆっくりで狩りも、身を守る術も十分に行えないれいむは 次々に我が子を失っていったのだろう。 そして最後の1匹も衰弱し、最終手段として人間を頼った・・・。 『・・・ありきたりだな』 「ゆ゛!?」 そう、ありきたりだ。こんなゆっくりなどそこら中にたくさんいる。 (・・・まぁ、ゲスやでいぶでないだけマシな部類だが、な) 『で、この子まりさを私にどうして欲しいんだ?永遠にゆっくりさせればいいのか?』 「ゆ゛!!?ち、ちがうよ!!たすけてほしいんです!!」 ふむ、違うのか。 そうした方がこちらとしても楽だし、長く苦しむよりはいいと思うのだが。 「おねがいします!!れいむはどうなってもいいから!! おちびちゃんだけでもたすけてください!」 このとおりですから!と、再び土下座らしきポーズをとる。 (ふむ・・・) 『・・・れいむはどうなってもいいんだな?』 「ゆ、ぐ・・・はい!れいむ゛ばどうなっでもがまいばぜん!!」 まだどこか覚悟できていないのだろう。半泣きになりながらそう宣言するれいむ。 だが、まあいい。半泣きとはいえ断言できる程度の覚悟があるのなら十分だろう。 『いいだろう、助けてやろう』 「ゆ!ほんとうですか!!」 『・・・線引きはしておこう。助けるだけでいいんだな?』 「ゆぅ・・・で、できればかいゆにしてあげてください! のらはゆっくりできないんです! このままだといつかまたおちびちゃんはまたゆっくりできなくなります!!」 こいつ・・・要求を上げやがった。 『・・・飼いゆねぇ・・・まぁいいだろう』 「ゆ!?ほ、ほんとうですか!?」 『ああ、本当だ。・・・ただし、本ゆんが飼いゆになることを拒否したらその時は飼わんぞ』 「ゆ、それでかまいません!!」 ふむ、まぁこんなところか。 『では最終確認だ』 1つ、れいむはどうなってもいいから子まりさを助ける。 2つ、子まりさが希望すれば、飼いゆにする。 3つ、拒否した場合は飼わない。 「ゆ・・・ゆっくりりかいしました・・・」 『よろしい。ではまずは治療だが、ここでは無理だ。家まで案内しよう』 そうして私は子まりさを飼うことになった。 「おにいさん!ゆっくりおはよう!」 『ああ、おはよう、まりさ』 いつも通り、2階で目を覚ました私は、1階のリビングでまりさと挨拶をし、 まりさのおうちとして与えたケージの扉を開けてやる。 あの日、一晩オレンジジュースの点滴を受けたまりさは朝には元気になっていた。 そして、『飼いゆになるか?』という質問に「なる」と答えた。 『ゆっくり眠れたかい?』 「ゆ!ゆっくりできたよ!べっどさん、ふかふかさんでありがとうね!」 元気よくケージを飛び出たまりさは自分のおうちにそう、声を掛ける。 飼いゆっくりとなった最初の頃は、親が恋しかったのだろう。 巣として与えたケージの中、毎晩ひとりの寝床を涙でぬらしていたが、今ではそんなこともない。 『ほら、朝ご飯だ』 「ゆっくりただきます!」 また、れいむの言うとおり、一通りの躾はされていたらしく、行儀良く餌を食べ、決まったところをトイレにするなど、私を困らせることも少なかった。 『では、行ってくる』 「ゆっくりいってらっしゃい!」 そうして私はいつも通り、再び2階に上がり、用事を済ませてから仕事に出かける。 これがまりさを飼い始めてからの、いつもどおりの朝。 いつもどおりのまりさのいる生活。 そして、これが最後の朝だった。 いつも通り仕事を終え、帰宅した私を迎えたのは、まりさともう1匹、薄汚いれいむだった。 「「ゆっくりしていってね!」」 『・・・・・・』 「ゆ?おにいさん、どうしたの?」 「ゆふふふふ、きっとあまりのゆっくりさにことぼをうしなっているんだよ!」 「ゆ!きっとそうだね!れいむはとってもゆっくりしてるからね!」 そう言うと2匹はゆんゆんとお互いをすりすりし始めた。 薄汚いれいむの頭には赤ゆが5匹実り、ゆらゆらと揺れてる。 『・・・ああ、そういうこと』 それを見た私は、すぐさま状況を理解した、 これまたありきたりの展開なのだろう。 「おにいさん!れいむはまりさのはにーだよ!れいむもかいゆっくりにしてね!」 ほらきた。 『まりさ、野良はゆっくりしてないから、一緒にゆっくりしてはいけないと言っていただろう?』 「ゆぅ・・・で、でもれいむはとってもゆっくりしたれいむで・・・!」 『しかも勝手に赤ゆっくりまで作って。約束を破ったね?』 「で、でもあかちゃんはとってもゆっくりできるんだよ!!」 「ゆぷぷ、そんなこともわからないなんて。ばかなの?しぬの?」 ・・・しかもゲス気質のあるれいむか。 やはり約束させたとはいえ、まりさの望むままに、自由に外に出られるようにしていたのがまずかったのだろう。 優秀なゆっくりとはいえ、所詮は欲望に正直なゆっくり。 まりさは約束を破り、 禁じられた野良ゆっくりに恋をして、 ゆっくりできるからと禁じられた赤ゆを作り、 それを理由にれいむも飼いゆにしてみんなでゆっくりしようとしたのだろう。 ・・・ありきたりだ。実にありきたりだ。 「・・・ゆ?おにいさん?」 『・・・まりさ。れいむを飼いゆっくりにすることはできない』 「「ゆ゛!?」」 『だから、まりさ、選べ。 れいむと赤ゆのことを捨てて忘れて、飼いゆっくりで居続けるか れいむと赤ゆとゆっくりするために、飼いゆっくりをやめるか』 「ゆ゛っ!!?どぼじでぞんなごというの゛!?」 「ま、まりさ!れいむかいゆっくりになれるんじゃないの!?」 『選ぶんだ、まりさ。本当なら約束を破ったお前を問答無用で捨てても良いし、殺してもいい。だが、お前の母れいむとの約束があるから選択はさせてやる』 あの時、私は母れいむに約束した。まりさを助けると。まりさが望むのならば飼いゆにすると。 約束を破ったまりさを罰するのに、私が約束を破るわけにはいかない。 だから、選ばせる。 まりさが希望すれば飼いゆにする。 まりさが拒否すれば飼わない。 母れいむとの約束だ。 「ゆ・・・ゆぐ・・・ま、まりさは・・・」 「まりさぁ・・・」 『選ぶんだ、まりさ』 結局、まりさはれいむと赤ゆを選んだ。 野良はゆっくりできないと飼いゆになるよう望まれたまりさは、 まりさが拒否したことで野良となった。 母れいむと約束した日からずいぶんと日は経っていたが、約束は約束だ。 その日のうちにわずかばかりの選別とともに、まりさは私の家から去っていった。 意気消沈したまりさと、まりさを「うそつき」とわめき散らすれいむはあの日と同じ、茜色の空の下に消えていった。 私といえば、まぁ、それなりに可愛がっていたまりさに裏切られ、数日は落ち込みもしたが、今ではすっかりと前の、まりさののいなかった頃の生活に戻っている。 今日も私はいつも通り仕事を終え、家路を歩いていた。 最近は日が落ちるのも早くなり、空は綺麗な茜色から藍色に変わりつつあった。 色々あったが、季節はゆっくりと巡っていっている。 角を曲がる。 相変わらずここからは周りに人影がなくなり、歩いているのは私だけになる。 どこかの家の夕食だろうか? 風に乗って焼き魚の匂いが私の鼻をくすぐっていった。 ああ、とてもゆっくりした時間が流れている。 と、そんな私に話しかけるものがいた。 「おねがいします!!たすけてくださいぃぃ!!」 見れば、小汚いボロボロのあのまりさが電柱の影にいた。 「おにいさん!おねがいします!!まりさはどうなってもいいから!! おちびちゃんだけでもたすけてください!」 そう言うとまりさはこちらに向かって土下座をするように倒れ、 脱いだ帽子をおさげで器用に差し出すように持ち上げた。 差し出されたのは1匹の子まりさ。 衰弱しているのか、虚ろな目をしており、呼吸も荒い。 適切な治療を受けなければ今夜にでも永遠にゆっくりしてしまう、そんな状態だった。 「まりさがばかでした!!のらはぜんっぜんゆっくりできません!! このこにはしっかりとしつけをしました! とってもゆっくりしたいいこなんです!!だから・・・!」 黙っている私を、話を聞いてくれていると勝手に判断したのだろう。 矢継ぎ早に説明を始めるまりさ。 その姿は全くゆっくりしていない。 『まりさ、愛しのれいむはどうした?子供は一匹だけか?』 どれだけこの子まりさがゆっくりできる存在か無駄にしゃべり続けるまりさを遮り、私は短く質問をした。 「ゆ・・・れいむはでいぶになっちゃって、もうぜんぜんゆっくりできないんだよ・・・。 おちびちゃんはれいむによくにたこはたくさんいたけど・・・」 そこまで聞けばもう十分だ。 元々ゲス気質のあったれいむは、子を産み、でいぶと化した。 れいむは自分と同じれいむ種だけを優遇し、1匹だけ生まれた子まりさを冷遇したのだろう。 そして、野良生活に慣れていないまりさは満足に狩りもできず、得られる餌は少ない。 愚図、全然ゆっくりできないと罵倒され、自分によく似た子はどんどん衰弱していく。 全くゆっくりできなくなったまりさは子まりさを連れて巣を飛び出し、最終手段として人間を、元飼い主の私を頼った・・・こんなところだろう。 『・・・ありきたりだな』 「ゆ゛!?」 そう、ありきたりだ。しかもほぼ母れいむと同じ会話展開だ。 いやはや、親子というのはこんなところまで似るのかと感心する。 『で、この子まりさを私にどうして欲しいんだ?永遠にゆっくりさせればいいのか?』 「ゆ゛!!?ち、ちがうよ!!たすけてほしいんです!!」 ふむ、違うのか。 そうした方がこちらとしても楽だし、長く苦しむよりはいいと思うのだが。 それに、もうまりさは自分の意志で野良になっているのだ。母れいむとの約束は果たされていて、もう守る必要もない。 「おねがいします!!まりさはどうなってもいいから!! おちびちゃんだけでもたすけてください!」 このとおりですから!と、再び土下座らしきポーズをとる。 (ふむ・・・) 『・・・まりさはどうなってもいいんだな?』 「ゆ、ぐ・・・はい!までぃざばどうなっでもがまいばぜん!!」 まだどこか覚悟できていないのだろう。半泣きになりながらそう宣言するまりさ。 さすが親子。ここまで似るか。 ゆん生の大半を私と過ごしたはずなのだが「3つ子の魂、百まで」ということか・・・。 いいだろう。ここまで同じ展開なのだ。興が乗った。 私も同じことをしてやろう。 『いいだろう、助けてやる』 「ゆ!ほんとうですか!!」 『・・・線引きはしておこう。助けるだけでいいんだな?』 「ゆぅ・・・で、できればかいゆにしてあげてください! のらはゆっくりできないんです! このままだといつかまたおちびちゃんはまたゆっくりできなくなります!!」 ははははは!また一緒だ! こみ上げる笑いを必死に押さえつける。 『・・・飼いゆねぇ・・・まぁいいだろう』 「ゆ!?ほ、ほんとうですか!?」 『ああ、本当だ。・・・ただし、本ゆんが飼いゆになることを拒否したらその時は飼わんぞ』 「ゆ、それでかまいません!!」 『では最終確認だ』 1つ、まりさはどうなってもいいから子まりさを助ける。 2つ、子まりさが希望すれば、飼いゆにする。 3つ、拒否した場合は飼わない。 「ゆ・・・ゆっくりりかいしました・・・」 『よろしい。ではまずは治療だが、ここでは無理だ。家まで案内しよう』 ・・・すばらしい。たまらない! ここまで、ここまで一緒か!まりさ! いいだろう!あの時と同じように約束は守ろう! そしてお前は知ることになる! お前が飼いゆになるのと引き替えに母れいむがどうなったのかを! 家に着き、まずあの時と同じように、オレンジジュースの点滴を用意し、子まりさの治療を始める。 『・・・これで明日の朝には元気になっているはずだ』 「ゆ・・・よかったよ。ありがとう!おにいさん!」 目に見えて顔色の良くなった子まりさを見て、ほっとしたのだろう。 まりさの顔にも笑顔が戻った。 『さて、まりさ。お前はどうなっても構わないんだったな?』 「ゆぐっ!?・・・ゆ、か、かまわないよ・・・」 ははは、本当に素晴らしい。 まりさ、お前は知らないだろうけど、母れいむもそんな顔をしていたよ。 『ではこっちだ、まりさ』 「おそらをとんでるみたい!?」 まりさを持ち上げ、リビングを出る。 目指すは、2階。まりさが入ったことのない場所だ。 『お前は2階に上ったことがなかったよな?』 「ゆ?そうだよ。のぼっちゃだめっていわれたし、かいだんさんはゆっくりできないよ・・・」 そうだ、その通り。 2階に上がってはいけない。それもまりさとした約束の一つだった。 まぁ、まりさの場合、1度だけ約束を破って上ったことがあったが、派手に転がり落ちて餡子を吐くほど床に叩きつけられ、それ以来近づこうともしなかったが。 『懐かしいな。お前の母親もこうやって2階に連れていったよ』 「ゆ!? おかあさん!?」 『ああ、そうさ』 2階の1室。寝室の隣のドアを開ける。 『ただいま、いい子にしていたかい?』 「「うー☆」」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・どぼじでれみりゃがいるの゛ーーーーーー!!!」 そこにいたのは、れみりゃ。金バッチをつけた成体が1匹と銀バッチの子が2匹。 3匹ともうれしそうに部屋を飛び回っている。 『何でって・・・飼ってるからだよ』 私の言葉に呆然とするまりさ。 「まさかまりさのかわりに!?」 『馬鹿言うな。あの成体が子ゆっくりの時からずっと飼い続けているんだ。お前は関係ない』 そう、私はれみりゃを飼っている。子ゆっくりからここまで育て上げた。 「で、でも、あかちゃんはだめって・・・!」 『お前も我慢していればそのうち許してやったさ。同じ飼いゆの番を探してね』 「ゆぅーーーーーーーーーーーー!!?」 「うー☆」 と、子れみりゃが1匹、近づいてきた。 「ゆわわわわ! こないでね!? こないでね!?」 『よしよし、待て!』 「「うー☆」」 私の「待て」を聞き、3匹とも床に着陸し、こちらにキラキラと催促するような目を向けてくる。 「ゆわ、ゆわ・・・!」 未だ逃げ出そうとするまりさを左手でしっかりと押さえつけ、私は部屋にある防音ケースからあるものを取り出し、床に放り投げる。 「ゆべっ!!いちゃいよ!ゆっきゅりしちぇにゃいにぇ!」 それはれいむ種の赤ゆ。 「ゆ!?」 まりさが混乱しているようだが、放っておく。 『よし!』 「「うー☆」」 「ゆ?ゆぴぃーーーーーー!!れみりゃだーーーー!!こっちこにゃいでにぇ!」 「うー☆」 「ゆぴぃ!!?」 「うー☆」 「ゆべぇ!?」 「うー☆」 「ちゃべ・・・ゆべぇ!・・・にゃいでにぇ!・・・れい・・おいじぎゅ・・にゃ・・!!」 私の号令を聞き、赤れいむに群がるれみりゃ達。 「・・ゆ゛・・・・・もっちょ、ゆっきゅ・・・」 「「うー☆」」 あっというまに赤れいむはれみりゃ達の餌となって皮だけを残し、消えた。 「ゆ・・・ゆぅ!?おにいざん!!なんなのごれ!!?」 『れみりゃにご飯をあげたのさ』 「ゆぅ!?」 れみりゃは捕食種だ。最初はゆっくりフードで育てていたのだが、ある時から生き餌に替えた。 生き餌の方が食事毎の狩りが運動になるのか、元気で調子も良くなるのだ。 「うー」 『足りないのか?まぁ待て。今日は特別なごちそうがあるからな』 「「うー☆」」 「お、おにいざん!?まざがばでぃざがぞのごぢぞうじゃないよね!!?」 ほう、勘が良いな。だが、残念。 『はずれだ、まりさ』 「ゆ?」 『ほら、これがごちそうだぞ』 「「うー☆」」 「ー・・・ー・・・」 ケースから取り出したそれは成体のれいむ。 身体にはいくつものチューブが繋がっている。 「ゆ?なんなの、このれいむ・・・」 チューブはオレンジジュースや精子餡の詰まった容器に繋がっている。 これはれみりゃ達のための、生き餌を作る赤ゆ製造器。 「ぜんぜんゆっくりしてないよ・・・」 足は動かぬように焼かれ、口も縫いつけられ、目だけが虚ろに光っている。 と、その虚ろな目が驚きに見開かれ、光を取り戻す。 「ゆ?なんなの?」 「ーーーー!!?ーーーーー!!?」 光を取り戻した目は、まりさを見ている。 必死に何かを伝えようとしているようだ。 『・・・それ、お前の母親な』 「ゆ゛!?」 そう、このれいむはあの母れいむだ。 あの日、自分はどうなってもいいと言ったれいむは赤ゆ製造器となった。 1匹の自分の子を救うために、それよりも多く、自分の子を生き餌として産んだれいむ。 「ーーーーーーーー!!ーーーー!!」 その身体はもうボロボロで、皮はひび割れている。 『・・・対面はこれぐらいで良いか。れみりゃ』 「ゆ゛!?まってね!?おにいさんまってね!?」 「ーーーーーー!!ーーーーーーーー!!」 『よし!』 「「うー☆」」 れみりゃ達がれいむに飛びかかる。 「ーーーーーー!!??」 「やめてね!?おにいさん!?やめてね!?」 ゆっくりと中身を吸われていくれいむ。 長い間、全くゆっくりできていなかったその中身はさぞかし甘くなっていることだろう。 『・・・れいむ、私は約束を守ったよ。まりさは飼いゆっくりになって、ここまで大きくなった。残念ながら勝手に野良と番になって飼いゆでいることを拒否して野良に戻ってしまったけどね』 「ーーーーー!!??」 れいむが暴れ出す。 それは痛みのせいか、それとも我が子の現状を聞いたからか。 『そしたら今日、まりさが私に助けを求めてきたんだよ。あの日の君のように』 「ーーー!?」 繋がっていたチューブが外れていく。 オレンジジュースが、精子餡が飛び散るが、気にせず独白を続ける。 『そう、あの日の君のように、だ。さすが親子だね。細部は違うものの、まったく同じ展開だったよ』 「ーーーーーーーゆがべへぇ!?」 暴れたからだろうか?縫いつけていた口が開いた。 これにも構わず続ける。 『台詞も同じだったよ。自分はどうなってもいいから、子供を助けてくださいってね。大丈夫、君の孫にあたる子まりさは助けたよ』 「ゆがっ!?ぐべっ!?」 ふと見れば、まりさはおそろしーしーを漏らしていた。 『あまりにも一緒すぎてね。感動すら覚えたよ。だから』 「ゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っ」 痙攣が始まる。もう長くはない。 『だから同じ約束をした。この「野良まりさ」は君と同じになる』 「「ーーーーーーーーーーー!!」」 最後の叫びはれいむとまりさ、親子のものだ。 れいむは中身が無くなった断末魔の叫び。その中に我が子の末路を知った絶望も混じっていただろうか? そしてまりさは自分のこれからを知った叫び。 「「うー☆」」 れみりゃ達が満足そうに飛び回っている。 さぞかし、甘いごちそうだったのだろう。 『よかったな、れみりゃ・・・さぁ、「野良まりさ」君』 「ゆ゛!?やめでね!?ゆっぐりざぜでね!!? ゆ、ゆ、ゆわーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」 「・・・ゆ?きょきょは?」 『ゆっくりおはよう、まりさ』 「ゆ?にんんげんしゃん?」 『昨日のことを覚えているかな?君のお父さんに頼まれて君を助けたんだけど』 「ゆっ!おぼえちぇるよ!ゆっくちありがちょう!」 『なに、感謝するならお父さんにしなさい。自分はどうなってもいいから、子供を助けてくださいって言って、君を助けるために頑張った・・・いや、「頑張っている」んだから、ね』 「ゆ!?そうぢゃよ!おちょうしゃんは!?」 『別の場所で「頑張って」いるよ。・・・ところでまりさ』 「ゆ?」 『私の飼いゆっくりになるかい?』 そうして私は「まりさ」を飼うことになった。 さて、2階に上がってれみりゃ達に生き餌をあげよう。 それからまたいつも通り、仕事に出かけよう。 そう、前と同じ、「まりさ」のいる生活だ。 〈了〉 今までに書いたもの 『おねぇさんのゆっくりプレイス』 『詰める』 『れっつびぎん』 『ぱぺっとショウ』 『おねぇさんのゆっくりプレイス・2』 再開後の作品 『「まりさ」が好きな人』 『ドスまりさになれる授業』 『饅頭(マントウ)』
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ココでは、みなさまの痕跡を残していただきたい。 詳細↓ 例)キマシタ(・ω・)痕跡残しました…!!-必負など。 来ましたぞ、おらおあら、お気に入りにいれときます 痕跡… -- 浪人 (2011-03-25 22 19 34) ひっふってちびちゃと3年もやってんだww -- るんと (2011-03-30 16 23 21) おっす、そうなんすよ・・・ -- 必負 (2011-03-31 10 55 56) きましたー -- かいと (2011-04-03 16 17 43) あざーすう -- 必負 (2011-04-03 21 25 57) 一護、復活!・・・かな? -- 一護 (2011-07-02 19 33 57) 名前 コメント 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。
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『006受け入れた』 37KB 虐待 制裁 思いやり 愛情 不運 賢いれいむは好きです かすがあきです。 いつもいじょうに酷い文章です。 人間が酷い目にあいます。 それでもいい方は、お読みください。 受け入れた 「これは…?」 実家で部屋の掃除をしていると、懐かしいアルバムが出てきた。 懐かしさから、俺はアルバムを開く。 懐かしい。小学校の頃のだ。 写真の中には、小学生の俺と、妹が沢山の幼馴染と写っていた。 「本当に懐かしいな………」 俺は、写真を眺めながら、涙をながした。 家族が死んだ。両親と、妹だ。 死因は交通事故。 両親と妹が乗っていた車と、対向車線を走っていたトラックがぶつかったのだ。 妹の結婚がきまり、先方の家に挨拶にいった帰りのことだ。 トラックが車線を大きくはみ出した原因はゆっくり。 バカなゆっくりの一家が道路を歩いており、それを、子供と勘違いしたトラックのドライバーが急ブレーキを踏んだ。 しかし、とまることができずに、成体れいむを轢いてしまった。 野良ゆっくりが交通事故で死んでも別に問題はない。 しかし、ゆっくりの死骸にタイヤがとられ、スリップしてしまったのだ。 そして、急カーブを曲がりきれず、たまたま対向車線を走っていた俺の家族が乗る車に激突。 会社の独身寮で、夜食のゆ虐バーガーを食べてるときに、事故の知らせを聞いた。 そのとき、俺は何かの間違いだと思った。 遺体確認をしても、葬儀を済ましても、涙がでなかった。 現実のこととして受け入れることができなかったからだ。 しかし、今日、部屋の掃除を、 遺品の整理をしているときに見つけたアルバムで、俺は自分が一人になったことを自覚した。 翌日、俺は会社を休むことにした。 いつもは俺を罵倒している、上司でも気を使ってくれて、ゆっくり休むように言ってくれた。 玄関をあけ、俺は外にでる。 駐車場に行き、車の鍵をあける。 乗り込もうとしたところで、ゆっくりの存在に気がついた。 ありすだった。ありすは、車の前におり、このまま走らせたら、轢いてしまう。 「あら、にんげんさん とかいはの ありすに なんのようかしら? ここを どいて ほしかったら、とかいはな あまあまを ちょうだい。」 ありすは、野良にしては綺麗だった。しかし、カチューシャにはバッチはない。 それでも、バッチが付けられていた痕がある。 恐らく、今朝か、昨夜にでも捨てられたのだろう。 俺はなにも言わずに、ありすをもちあげる。 「な!なにをするの!?このいなかもの!はやく とかいはな ありすを おろしなさい! あ!それとも ありすを かいゆっくりに したいの? ありすはとくべつなゆっくりだけど、 とくべつに にんげんさんの かいゆっくりに なってあげてもいいわよ!」 勘違いをしているありすに、俺は何も言わない。 黙ったまま、俺は車のトランクの中に常備してある透明な箱にありすを入れる。 「や、やめなさい!このいなかもの!とかいはな ありすを こんな ところに いれるなんて! ゆびぃ!?や、やめなざ……!やめでぇぇぇえええ!! ありすの かみのけさんを ぬかないでぇぇぇええええ!!」 蓋を閉める際に、アリスの髪をてきとうにつかみ、抜いた。円形脱毛のありすができた。 いつもなら、 自室に持ち帰り、足を焼き、おかざりを壊し、はげ饅頭にして、 歯を抜いて、あまぎりをして、と虐待を楽しむところだ。 しかし、虐待趣味の俺でも、今はゆっくりにかまっている暇はない。 こいつは後で思いっきり虐待してやろう。 俺は、車を走らせた。向かうはアルバムに写っていた場所。 かつて、俺たち家族が暮らした街へ。 「噂では聞いていたが、すごいな…まるで廃墟だ…って、本当に廃墟か…」 車を止め、外にでた俺は思わず感想を口にする。 俺の父親はかつてこの町の炭鉱で働いていた。 時代の流れで、炭鉱の仕事が減り、ここでの仕事を解雇された。 確か、俺が小学6年生のときだったかな。 時代の流れは止めることができず、やがて、この炭鉱も閉鎖され、炭鉱のために作られた町から人が消えた。 今から1年程前のことだ。 俺はかつての記憶をたよりに誰もいない町をあるき、団地の前で立ち止まる。 「あった。」 かつて俺達家族が住んでいた団地だ。 不思議なものだった。もう10年以上も前なのに、俺は迷うことなく、かつての我が家へと歩いていけた。 ドアに手をかける。 ガチャリ… 以外にも、鍵はかかっておらず、ドアは簡単にあいた。 「この下駄箱、懐かしいな……」 廃村へと向かっていた時に引っ越したのだ、俺達家族が、この部屋の最後の住人であったのだろう。 靴を脱がずに、部屋へとあがる。 左手側に、少しあいている引き戸がある。 ああ、そうだ、この引き戸をあけると、家族みんなで過ごしたキッチンだ… 俺は目に涙をためながら、引き戸を引いた。 そこには、大量のゆっくりがいた…… ----------------------------------------------------- 「これは…?」 れいむは、まりさに聞く。 まりさの口には、綺麗な花がある。 「れいむ。まりさとずっといっしょにゆっくりしてほしいのぜ!」 「まりさ……ほんとうにいいの?れいむで? 「とうぜんなのぜ。まりさはれいむいがいはいやなのぜ!」 「まりさ……ありがとう。ずっといっしょにゆっくりしましょ。」 「ゆっくりしていってね!」×2 れいむはまりさのプロポーズを受け入れた。 れいむには信じられなかった、まさか、自分が結婚できるとは思っていなかったのだ。 れいむは、飼いゆっくりだった。 しかし、この町が破棄されたときに捨てられた。 れいむのように捨てられたゆっくりが他にも数匹いたが、 舌が肥えていた彼女らは生きていくことができなかった。 人もゆっくりもいない町でれいむは1匹で生きていた。 やがて、森から野生のゆっくりが降りてきた。 恐ろしい人間がいない。また、人間がいないため、犬や猫もいない。 そして、どんな風や雨からも身を守れるお家があるのだ。 食料は森に比べれば少ないが、それでも雑草や虫が沢山おり、十分豊富だ。 廃村はゆっくりにとって、最高のゆっくりプレイスとなるのだ。 「にんげんさんは さいっきょうの まりささまに おそれを なして にげだしたのぜ!」 群れの全てのまりさが声をあげて宣言する。 他の種類のゆっくりは 「さっすがまりさだね!」 と声をあげてほめる。 長のぱちゅりーは 「ここはむれのゆっくりプレイスよ!」 と宣言をした。群れのゆっくりはどれも笑顔だった。 れいむは群れのゆっくりから隠れていたが、やがて見つかる。 「にんげんさんの どれいだった ゆっくりが いるよー!すてられたんだねーわかるよー せいさいだよー、わかれよー!」 れいむは死を覚悟したが。 しかし、まりさに救われた。 まりさの行動に非難の声があがった。 「みんな、ゆっくりごろしは ゆっくり できないよ!ね、おさも そう おもうでしょ!?」 「むきゅ…そうね、たしかに ゆっくりごろしは ゆっくりできないわ。 いいわ、そのれいむを むれの いちいんにしましょ。 でも、まりさ、もしものときは まりさの せきにんよ。」 「ゆっくりりかいしたよ…」 長の太鼓判を得たうえ、群れで一番の実力を持つまりさの意見であったため、 皆、しぶしぶ了承した。 「ねぇ、まりさ。どうしてれいむをたすけたの?れいむは にんげんさんと いっしょに いたんだよ?」 「でも いまはちがうのぜ。それに、れいむは ゆっくり なのに ゆっくり していなかったんだぜ。」 「ゆ……」 ゆっくりできない。通常それならば、ゆっくりは迫害を受ける。 「だから、まりさがれいむをゆっくりさせてあげたいのぜ。」 しかし、まりさはそんなれいむをゆっくりさせたい、助けたいと言った。 れいむは捨てられてから初めて暖かさに触れることができた。 その後、2匹は一緒に狩りをし、一緒に食事をし、一緒にゆっくりした。 れいむは元金バッチであり、優秀であったことと、 まりさの教え方がよかったため、立派な野生ゆっくりになれた。 そう、とてもゆっくりした ゆっくりに なれたのだ。 「おさ、まりさは れいむと けっこんをするよ!」 「むきゅ。それはおめでとう。まりさ、れいむ。」 長であるぱちゅりーに結婚の報告をする、まりさと れいむ。 「しかたがないわね、とかいはな ありすは、れいむに まりさを ゆずってあげるわ。」 「わかるよー、れいむはとってもびゆっくりだもんねー」 「れいむ、おめでとう。れいむも れいむみたいに きれいに なって、しあわせな けっこんをするね!」 この結婚に反対するものはいなかった。2匹は群れでも評判のゆっくりしたゆっくりだったのだから。 みんなに祝福される2匹に、長ぱちゅりーは言う。 「それじゃぁ、まりさ、れいむ。けっこんしきを しましょう。」 「ゆっくり りかいしたよ!」 ゆっくりの結婚式は群れによって大きく違う。(結婚式自体がない群れのほうが多い。) この群れの場合、新居で、群れのみんなの前で結婚の誓いをし、ふぁーすとちゅっちゅをするのが慣わしだ。 2匹の新居とは、冒頭の男が小学6年生まで過ごしたあの部屋のことだ。 ----------------------------------------------------- 「な、なんで、こんなところにゆっくりが……」 俺に気がついた、ありすが俺に声をかけてきた。 「にんげんさん、ゆっくりしていってね。 いまからね、しんっせいな けっこんしきが はじまるわよ。 いくら いなかものの にんげんさんでも、 けっこんしきのさいちゅうは しずかに することぐらい りかいできるわよね?」 「結婚式?」 「ええ、あの まりさと ありすのよ。とってもとかいはでしょ?」 キッチンの置くには居間がある。 その居間に置いてある卓袱台の上にまりさと れいむがいた。 「みんな!まりさはれいむとずっといっしょにゆっくりするよ!」 「ゆっくりりかいしたよ!」×沢山 「みんな!れいむはまりさとずっといっしょにゆっくりするよ!」 「ゆっくりりかいしたよ!」×沢山 「むきゅ。それではまりさ、れいむ。ちかいのふぁーすとちゅっちゅをしなさい。」 見詰め合う、まりさと れいむを、俺は見る。 2匹がのっている卓袱台は、かつて俺達家族が団欒際につかったものだ。 もう今はいない家族が…… 「っひゃっっはーーーー!!ゆっくりは虐待だぁぁぁぁあああああああ!!」 俺は叫んだ!叫びながら、ゆっくりどもを踏み潰しながら、居間へと向かう。 許せない。 俺から家族を奪ったゆっくりを! 許せない! 家族との想いでの場所を汚したゆっくりを!!! 「ゆがわあああああ!に、にんげんさんだああああ!」 「にゃんでー!?にんげんさんはにげたんじゃなかったのぉぉぉおおおお!!」 「わからないよー!!」 俺が突然叫んだことでパニックになるゆっくりどもが騒ぐ。 こいつらは無視だ。俺の狙いは、卓袱台の上のゆっくりだ! 「れ、れいむ!れいむはまりさがまもるのぜ!」 「まりさ……」 卓袱台についた俺は腰をかがめる。 「むきゅ!にんげんさん!いまはしんせいなけっこんしきのさいちゅうよ!いますぐでていきなさい!」 「うるせぇ!このゲロ袋が!!」 俺はぱちゅりーを払いのける。 「!!??むっきゅぅぅうっぅ!!『ガン!!』えれえれえれ………」 ぱちゅりーは壁に激突し、床におち、クリームを吐き出す。ほかっておいても死ぬだろう。 「にんげんさん!まりさは つよいんだよ!ぷくーするよ、ぷくー!」 俺を威嚇するまりさに俺の怒りはたまっていく。 「にんげんさん!れいむたちが わるいことを したのなら あやまるよ。だからゆるして!」 人間との力関係を理解しているとは賢いれいむもいたものだ。 必ず潰してやる! 「れいむ、ど、どうしで そんなこというのかぜ? にんげんさん なんて、さいっきょうの まりさがやっつけてやるのぜ!」 さけぶまりさを無視して、れいむは土下座をする。 「まりさは だまってて…ゆ?おそら とんでりゅー?」 「れいむ!はなせ!れいむをはなっ…ゆ?おそら とんでりゅー?」 俺はれいむと、まりさを片手でもちあげる。。 れいむのほうは、もみ上げを、まりさのほうはお下げを。 そして、車へと向かって歩く。 道中、2匹は泣き叫んでいたが、基本無視した。 「おらぁ!」 基本というのは、偶に、髪をもったまま、蹴るからだ。 「ゆっぎゃあぁぁぁあああ!ば、ばりざのおがぉが…」 「もうひとつ!」 「ぐぎぃぃ…い、いじゃぃ…おもにおがおがいじゃぃぃぃいいい!!」 「まりさ、ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!」 「うるせぇ!この赤饅頭が!!」 まりさを慰めようとしたれいむを蹴り上げる。 「ゆっぴぐぎゃぁぁぁああ!」 まったく煩い饅頭どもだ。もっと静かにできんのかね? 俺は車のトランクをあけ、透明な箱に2匹をそれぞれ入れる。 そして、ゆ虐用の道具をとりだし、トランクをしめ、来た道を戻る。 「にんげんさんはいなくなったよ!よかったよ!」 「でも、おさと、まりさと、れいむが…」 「わかるよーかなしいんだねー」 部屋に戻ると、ゆっくりどもが騒いでいた。 「っひゃっはー!汚物は消毒だ!」 俺は手にしたゆ虐用の銃の引き金をひく。 「いっじゃぃぃいいいいい!!っみゃみゃぁぁぁぁあああ!」 「おぢびぢゃぁぁぁんん!!っぎゃああぁっぁああああああ!!」 「ゆあぁぁぁぁ! だれかだずけでぇぇぇ!」 「いやぁぁぁぁああああ!!!」 「っぎゃっがやああぁぁっぁぁああああ!!」 銃から飛び出るのは、カプサイシンでつくった玉だ。 部屋中にゆっくりがいるのだ、てきとうに打ってもあたる。 「もっちょ…ゆっくり…したかった…」 玉にあたったゆっくりが、黒ずみながら、時世の句を読んでいく。 「あばよ!ゴミどもが!」 本当はもっと楽しみたいが、今日は忙しいので、俺はパイナップルを投げ、部屋のドアをしめてでる。 パイナップルといっても、食べるものではなく、ゆ虐用の手榴弾だ。 ピンを抜いて、しばらくすると、カプサイシンの粉末が大量にでてくる仕組みになっている。 「っぎゃぁぁぁあああ!いじゃぃぃいい!!」 「ごっべんんあざぁぁぁあいい!!」 「だずげてぇぇぇぇぇえええええ!!」 「ゆぎゃあああああああ!!?」 俺の背中から、汚い声が聞こえるが、それを無視して、俺は車に乗る。 そして、独身寮へと帰った。 ----------------------------------------------------- 駐車場で拾ったありすと、まりさ、れいむを自室にいれる。 なお、この部屋は完全防音使用になっているので、ゆ虐を楽しむには最適な部屋である。 防音使用の箱に入っているので、3匹がなにをいっているのかはわからない。 「ゆっぴぃやぁぁぁあ!れ、れいむのあんよがぁぁぁああ!」 俺は、剣山の上に、れいむを置いた。 次に、アルコールランプに火をつける。 「さぁ、まりさは、足焼きだよ。」 「や、やめるのぜ!じじいはやめるのぜ! お、おねがいじばず!やべてぇぇぇぇぇぇぇえええええ!」 まりさの願いなど当然無視して、俺はアルコールランプの火でまりさの足を焼く。 「あんよざんがっ!!あんよざん!!あんよざんがぁぁぁぁあああ!! これじゃもうがりがでぎないよおおぉぉぉぉぉぉおおお!!」 完全に炭化した足だ。二度と動くことはできなだろう。 俺は泣きじゃくるまりさを、透明な箱(ビックサイズ)にいれる。 次に、アリスのはいっている箱を開ける。 「んほぉぉぉぉっ!たまるぅっ!たまるわぁぁぁぁぁっ!!!」 アリスはレイパーになっていた。 慣れない野良生活で、髪を抜かれたというゆっくりできない状態で、ストレスがたまり、 長時間、暗いトランクの中で、揺られたせいだな。 「ありす、まりさは好きかい?」 「あったりまえでしょぉぉぉ!ありすはかわいいまりさがだいっすきよぉぉおお! はやく、とかいはなあいをわけてあげたいわあぁぁぁああ!」 「よし、じゃぁ、君に可愛いまりさをあげるよ!」 俺はありすをまりさが入っている箱に入れた。 「ん゛ん゛ん゛っっっぼほほぉぉぉぉ゛ぉぉ゛ぉぉぉぉ゛っっっっっ!!!!! とかいはなまりさねぇええええ!!!!!」 「ゆぎゃあああああ!れいぱーだぁあああああ!」 こ、こっちくるんじゃないぜ!あっちいくのぜ!」 まりっさぁぁぁぁああああ!!どがいばなぁ、どがいばなあいをうけとってねぇぇぇぇぇっっっっっ!!!!!」 俺は、剣山にさしたままのれいむに、箱の中を見せる。 「どうだ、れいむ。君のダーリンが犯されるよ。」 箱の中で、あいすはまりさに襲いかかる。 「うごいでぇぇぇえ!ばりざのあじざん、おねがぃぃぃいいい!!うごいでぇぇぇぇええ!!」 まりさは逃げようと必死で動こうとするが、足はすでに炭化している為、動かない。 かわりに、まりさの身体がうねうねと気持ち悪く動いている。 「んほぉぉぉぉっ!さっそているのね、このいんらんざん!」 まりさの動きはありすをより興奮させた。 「ぎゃああああああ!!!きぼちわるぃいいいいい!!! ば!ばりざのばーじんざんがぁぁぁぁぁああ!!!!!!! 「んほぉぉぉぉっ!まりさったらはじえめてだったのねぇぇえ!! うれしいわぁぁぁあ!まっててね!とかいはなあいをそそいであげるわあぁぁあ!」 「いやじゃぁぁぁぁぁああ!!だ、だずげでぇぇぇえぇぇぇええ!!!」 犯されるまりさを見つめるれいむ。 「やめてぇぇぇええ!おねがい、にんげんさん!まりさをたすけてあげてぇぇぇええ!」 「ははは。そんなことするはずないだろ?」 「ど、どぼじでぇぇぇえっぇえ!どぼじでぞんなごどをいうのぉぉぉ!!?っゆっぴ!?」 俺は、れいむが非ゆっくり症にならないように、注射をうった。 「はいはい、れいむのだーりんが最後までおかれれるのをちゃんとみてよーね?」 「きんもちいいぃぃぃ! まりさのまむまむ、さいこうだわああぁぁぁ!」 「い!いやじゃぁぁぁああ!す、すっきりじだぐないぃぃぃいいい!!!」 「んっほぉぉ!まりさったら、つんでれねぇぇぇええ!」ああああ まりさは、涙と粘った液体のせいで、全身がヌルヌルだ。 「いくわよまりさ、す!すっきりぃぃぃぃぃいいいいい!!」 「や!やだ!!じ、じだぐない……すっっすきいりいっぃぃぃぃいいい!!??」 どうやらぶじすっきりがすんだようだ。まりさの額から茎が生えてくる。 「あ゛!ああぁぁぁあああ!ば、ばりざ、にんじんじぢゃっだぁぁぁぁぁあ! ばりざはおとーざんになりだがったのに……でいむのだーりんなのに゛ぃぃぃいい!!」 「んっほおおぉぉぉおお!よかったわよ、まりさ。でも まだまだ とかいはな あいを わけてあげるわ! こんやは、ねかさないわよおおぉぉ!」 「やべでぇえええええええ!ぼ、ぼうやべてぇぇぇぇぇええ!」 「んもう!まりさったら、ほんとうにつんでれさんねぇぇえ! いいわ、そのつんでれさんのくちを、ありすのとかいはなくちでふさいであげるわっぁぁぁぁあ!」 ぺにぺにを抜いたありすが、まりさの正面にくる。 「い、いやじゃぁぁぁぁ!!お、おねがいじばずぅぅぅ! ふぁ、ふぁーずどちゅっちゅだげはぁぁぁぁ! ばりざのふぁーすとちゅっちゅは、れいむとおぉぉぉぉおおお!! ……!?!?!?!!??んんんん!?!?!?!!???んむんんん!!? ゆ、ゆぎゃわぁあぁぁぁっぁあああああ!!」 大事な大事なファーストキスを奪われ、泣き叫ぶまりさ。 どうやら、バージンよりも大事だったようだ。 「ありす、まりさ、こっちみてごらん。」 「ゆ゛?だ、だずげでぐれのかぜ?」 「んっほ?なぁににんげんさん?にんげんさんもありすのとかいはなあいがほしいの?」 誰がいるか、そんなもの。俺はそう思いながら、れいむを顔の高さにもってくる。 「さ、れいむ。きみのふぁーすとちゅっちゅをいただこうか?」 「や、やめて!!にんげんさん!!れ、れいむのふぁーすとちゅっちゅはまりさのものだよ!!」 「や、やべろ!このじじいがぁああ!」 抗議する2匹を無視して、俺はれいむに口付けをする。 正直汚いが、まぁ、ここは我慢してやろう。 「っぷはぁ、どうだい、ふぁーすとちゅっちゅの味は?」 「っゆっぴぎゃぁぁぁぁぁぁああああああ!ご!ごべんなざいっぃぃいいい!!ばりざぁぁぁああ!!!」 「あ゛ぁぁあああああ!れ、れいむの、ばりざがもらうはずのふぁーずとちゅっぢゅがぁぁぁぁああ!!」 泣き叫ぶ2匹に対してありすは何も動じていない。いや、別の意味で動じていた 「んっほおぉぉぉお!!なかなかとかいはなちゅっちゅね!いいわ!!もえてきたわぁぁぁぁああ! さぁ、まりさぁぁああ!つづきをじまじょおぉぉぉおお!ちゅっちゅもいっぱいしてあげえわぁぁぁあ!」 「や、やじゃぁぁぁぁぁああ!」 「ばりざぁぁぁああああぁあああああ!!ごべんねぇぇえぇ、ごべんなざいぃぃいいいい!!」 剣山につきささったままで、泣き叫ぶれいむ。 なんだ、そんなにファーストキスが大事だったんなら、さっさと済ませとばよかったのに。 まぁ、そのおかげで楽しむことができているんですけどね。 「ゆぎゃあああああああ!ぼうやべでえええええええ!もうすっきりしたくないいいいいいいいい!」 「んっほほほ!まりさったら まだ そんなこといって、つんでれなのね! もえるわあああああ!んほおおおおおおおおおお! すっきりいいいいいいいいいいいいいい!」 「ずっ、ずっきりいいいいいいいい! もっ、もうやだああああああ!もうすっきりも、おちびじゃんもつぐりだぐないいいいいいい!」 「んっほっほおおおぉぉお!またありすとまりさの、あいのけっしょうがうまれたわああぁぁぁぁあ!」 まりさの額に2本目の茎さが生える。 ありすは器用に舌を伸ばし、まりさに実った赤ゆっくりにのばす。 「むーしゃ!むーしゃ!しあわせえぇぇぇぇぇええ!やっぱりとかいはな こういのあとの、 あまあまはかくべつねよぉぉぉお! さあ、もっともっととかいはなあいをあたえてあげるわ! いくわよおぉっぉぉおお!お!んほおおおおおおおおおおおおおおおおお!」 「ゆわぁぁぁああああああ!だずげでええええええええええええええ!やべでえええええええええ! 」 「ありす!おちびちゃんを たべたら だめだよ!あと、はやく まりさを たすけてね!ゆっくりできないよ!! ありす!!おねがいぃぃいいい!!やべてぇぇっぇええええええええ!!!!!!」」 そんなれいむの言葉はありすに届くはずがない。 いきりたつぺにぺにをただ激しく動かしているだけだ。 そして、 「すっすっすっすっきりいいいいいいいい!」 「ず、ずっぐりぃぃぃいいいいいいいいぃ!」 また、すっきりをした。 「やれやれ、このままじゃまりさがすっきり死してしまうな。」 俺は、まりさに点滴の針をさし、オレンジジュースの点滴を始める。 これで、当分は大丈夫だろう。たっぷりレイプされていってね! 「ありす。きみはそこで死ぬまですっきりしていくがいいよ。」 「ゆはぁぁぁあああ………ちょっとやすんだら、またすっきりしましょうねぇぇぇぇえ! まりさのまむまむはさいっこうよ!さいっこうにとかいはよ…? ん?んん?んほほほほおおおおおぉぉおおお!!!」 俺はありすに、バイゆグラを打った。これでありすは、、死ぬまでレイプを続けるだろう。 賢者モード?なにそれ美味しいの? さぁ、次はれいむだ。 「れいむ。次は君のばんだよ。ゆっくりしていってね!」 「どぼじでぇ!どぼじでごんなごとをぉぉ!!」 あれ?挨拶を返さない。 「なんだ、れいむ。ひょっとして元飼いゆっくりだったのか?」 「そうだよ。れいむは金バッチだったんだよ!」 「そっか。ま、何バッチでも俺に虐待されるだけどね。」 「にんげんさん!おしえて!れいむたちがなにをしたの!?」 「何をしたか?お前にってもわからないだろうな。」 「そ、そんなことわからなよ!きいてみなくちゃわからいよ!」 「貴様らゆっくりがな、俺の家族を奪ったんだよ! あまつさえ、俺の思い出の地で結婚式だと! ふざけるな!貴様らは絶対にゆるさねぇよ!」 なにゆっくり相手に本気で怒鳴ったんだ?俺は。 「ゆっくりりかいできないよ。 でも、にんげんさんが かわいそうなのは ゆっくり りかいできたよ。」 「俺が可哀想だと?」 「そうだよ。かぞくさんが いなくなったら かわいそうだよ。 れいむは かぞくさんが いなかったんだよ!にんげんさんに すてられたんだよ! ゆっくりしてなかったんだよ。そんなれいむを…まりさは……ばいざはぁぁぁあああ!」 うるさい奴だ。 「そうか、お前は家族がほしかったんだな?」 「そうだよ!ほしがっだんだよ!まりさと いっぱい おちびちゃんを つくるんだよ!」 「まりさは死なないよ。」 「ほんとう!」 「ああ、間違いない。オレンジジュースの点滴をうってあるからな。」 「ゆっくりありがとうだよ!にんげんさん!」 番をレイプされるように仕組んだ俺に感謝するとは、本当に餡子脳だな。 「ははは。でもれいむ、君に家族はできない。君にはおちびちゃんはできないよ。」 「ゆ……?ど、どおじでぇぇぇええ!!」 「だって、これから、去勢するもん。ゆっくりりかいしてね?」 「きょせいさん…?や、やだぁぁぁあああ!!だずげでぇぇぇえ!!ばりざぁぁぁ!! きょせいさんは ゆっぐりできないぃぃぃいいいい!!」 俺一度、れいむを剣山から抜き取る。そして、れいむが上をむくようにして、再び剣山にさす。 「いじゃあぁぁぁぁぁああぁぁああっぁあああああ!!やぁべでぇぇぇえええ!」 俺はバイゆぐらを少しれいむに注射する。 「ゆ?ゆぅぅぅ!!だ、だめだよ、れいむ、ぺにぺにをおっきくなったらだめぇぇ!!」 ばかだな、抵抗なんてできないのに。 少し、剣山をゆらしてやると、れいむのぺにぺにがいきり立つ。 俺は、ぺにぺに切除器を手に構える。 そして、痛みを味わってもらうために、ゆっくりと、刃をめりこませる。 「ゆっぎゃぁぁぁあああ!!れ、れいみゅのぺにぺにががぁぁぁぁあ!」 絶叫をあげるれいむを無視して、手に力をいれる。 そして、ぺにぺに切除器をくるりと回転させる。 ポト れいむのぺにぺにが無事に切除できた。 「よかったな、れいむ。ぶじ、ぺにぺにが、まむまむがなくなったぞ? これで胎生妊娠はできないね!」 ゆっくりのぺにぺにとまむまむは同じ器官である。 体内に収納されている状態をまむまむ。 大きくなり、対外にでている状態をぺにぺにと呼んでいるだけで、 ぺにぺにを切除することは、まむまむを失うことになるのだ。 「さてと、次はっと……」 俺は鉄ヘラをガスコンロであっためる。 真っ赤になった鉄ヘラを、れいむの額におしつける。 「あ!あぁぁああぢゅういいぃぃいっぃぃいいい!!!」 「おお、どんどん炭化してくね、れいむの額は。よし、これで植物型妊娠もできないよ!」 「ゆ…ゆはぁぁ……ゆはぁぁ……」 どうやら痛みで理解できていないようだな。 俺は、まりさとありすがはいっている箱から、1匹の実ゆっくりをってくる。 そして、れいむがしなないように、オレンジジュースをかける。 「れいむ、これ、なにかわかる?」 「お、おちびちゃん?お、にんげんさん、おちびちゃんが死にそうだよ!」 おいおい、自分だって死にそうだっていうのに、レイパーの子供が心配か? 死にそう?当たり前だ。生まれる前の実ゆっくりなんだから。 「そ。まりさがレイパーに犯されてできた、将来レイパーになるありす種のおちびちゃんだよ。 で、このおちびちゃんを……」 俺は実ゆっくりありすにナイフできる。少量のカスタードが落ちる。 「ゆ……ゆがぁあぁっぁぁぁぁああ!」 れいむがガタガタ震えている。震える度に、剣山からの痛みがあるはずだが、気がついていないようだ。 「このおちびちゃんの生皮で、君の傷口をふさぎます。感謝してね。やさしくってごめんね!」 れいむのまむまむ跡地に実ゆっくりの生皮をつけ、オレンジジュースをしみこませた刷毛で塗る。 「よし!ふさがった。れいむ、去勢手術は完了だよ! これでもうおちびちゃんはできないよ!ゆっくりりかいしてねぇ!」 「ぞ、ぞんなぁぁぁぁあああ!!も、もう、もうおちびちゃんがぁぁぁぁぁああ!!」 れいむ種は母性(笑)が強い。 子供ができないとしったれいむ種は非ゆっくり症になりやすいが、 こいつには、さっき予防の薬をうってあるので、その心配はない。 俺はれいむを放置したまま、まりさとありすの入った箱を見る。 「ぼ、ぼうやだぁぁぁあぁぁあぁぁぁあぁ!!!お、おうじがえりゅぅぅぅぅうう!!」 まりさが叫んでいる。 「んっほほほほほぉぉぉ!!ど、どまらないわぁぁぁぁぁああ! ざ、ざいっごうよ!ば、ばりざのまむまむはぁぁぁぁあ!! だ、だけど!だけどぉぉおお!だ、、だ、めえぇぇっぇぇえぇ、い゛いまずっぎりじだらぁぁぁぁああ!」 ありすのほうはだいぶ萎んでいる。 「おいおい、ありす。そこまですっきりしなくてもいいじゃないか? 今度すっきりしたら、死ぬよ、まいがいなく。」 俺は親切にもありすに真実を伝える。 「い、いやぁぁぁあああ!ば、ばだじにだぐなぃぃぃい! ど、どがいばのあ゛い゛を、もっど、もっどづだえい、いやぁぁぁぁああ!! ず、ずっぎりいぃぃいいいいぃぃいいいい!!!!!!!!!!!!!!!!」 「ず、ずっぎりぃぃいいいいいい!!」 ゆん生最後のすっきりをしたありす。 「よかったね、ありす。立腹死なんて、なかなか体験できないよ。」 死骸となったありすに言う。 「さて、まりさ。よかったね、れいぱーは死んだよ。」 「じ、じんだぁ?も、もぅずっぎりはじなぐでもいい? ほ、ほんどぉ?に、にんげんざんがだずげでぐれだの?」 「ああ、もうしなくていいよ。だって、俺が殺した(ようなもの)だから。でも、これから子育てをしないとね。」 「ご、ごぞだで?」 「おいおい、こんなにたくさんおちびちゃんを作っておいてなにをいっているんだい?」 まりさの額からは無数の茎がでている。 ありすがだいぶ間引いたとはいえ、いったいどれだけの数の実ゆっくりがいるんだか。 「れ、れいぱーのこは、やだぁぁあ!ば、ばりさは、れいむと……」 「そっか、それじゃぁ、ありすとまりさのおちびちゃんはぜんぶ潰そうか?」 「ゆ…かわいそうだけど、そうするのぜ…!?に、にんげんざん?いま、なにをしたのぜ?」 成長促進剤を注射しました。これで実ゆっくりの悲鳴も聞こえるようになったよ! 「ゆぷぷ!もうちゅぐうまれりゅよ!」×沢山 「ゆがぁぁぁああ!ど、どぼじでおちびじゃんがぁぁま、まだにんじんじだばがりなのにぃぃい!!」 レイプされ続けたとはいえ、オレンジジュースの点滴を受けているだけあって、まりさは元気だ。 俺はその点滴をはずす。 「ゆがぁぁぁぁああああ!!!」 瞬間、まりさは萎む。栄養が実ゆっくりに移っているのだ。苦しみから、まりさは身体を動かす。 「ゆっきゅりうまれりゅよ!きゃわいいまりちゃがうまれりゅよ!」 「ゆっきゅりうまれりゅよ!ときゃいはなまりちゃがうまれりゅよ!」 それが刺激となり、実ゆっくりがいくつか落ちた。 母体にオレンジジュースを点滴していただけのことはあって、すぐに生まれた。 「おきゃーしゃん!」×沢山 「みゃみゃ!」×沢山 「ゆっきゅりちていっちぇね!!」×沢山 赤ゆっくりたちは母親であるまりさに元気に挨拶をする。 「ゆがぁぁぁぁぁあああぁぁああ???」 が、まりさはそれどころではない。 沢山生まれたとはいえ、まだまだ沢山の実ゆっくりがいるのだ。 「おちょらとんでりゅー?ありちゅ、ときゃいはなとりちゃんになっちゃったー!」 俺は赤ありすを1匹もちあげ、ナイフで腹を掻っ捌く。 あふれでるカスタードを、生まれたばかりの赤ゆっくりたちにかける。 「まりさ、目の前にあまあまがたくさんあるぞ。」 「あ、あまあま?あまあまだぁぁぁぁぁぁぁあああああああ!!」 「ゆぎゃぁぁぁぁぁあ!!みゃみゃ!たちゅけてぇぇぇ!!」 「ま、まりちゃはおかーしゃんのおちびちゃんだのしぇぇぇ!?」 まりさは舌をつかい、赤ゆっくりを食べる。 その顔は必死で、我が子の声など聞こえていないようだ。 まりさの舌が届く距離から逃げている赤ゆっくりは、 母親から離れて可哀想なので、俺がそばに運んであげよう。 「むーちゃぁむーちゃぁ……じあわぜぇぇぇぇえええええ!!」 「はは、うまそうだな、まりさ。よし、手伝ってやるよ。」 俺は、まりさの茎になっている実ゆっくりを落とす。 「あまあまがはえてきたのぜぇぇ!!」 まりさは喜び、我が子を食べる。 透明な箱の中はまりさ1匹と、僕が保護した赤まりさ1匹だけになった。 「ゆ……お、おちついたのぜ……」 「おつかれ、まりさ。」 「じじい!よくもまりささまを!」 「俺がなにをしたんだい?」 「ま、まりささまの……ばりざざまの…… だ、だいじなばーじんさんをぉぉ!ふぁーすとちゅっちゅをぉぉぉ!!!」 「まぁ、いいじゃないか、おかげでほら、可愛いおまりさにおちびちゃんができたんだし。」 「お、おちびちゃん?」 「そうだよ。ほら、みてごらん。」 俺はまりさに、保護していた子まりさを見せる。 「おちびちゃん!まりさににたかわいいおちびちゃん!」 まりさは歓喜の涙を流しながら叫ぶ。どうしてこう目の前のことだけに夢中になれるんだろうか? 「ゆぎゃぁぁぁぁああ!ゆっぐりごろじはゆっぎゅりできにゃいぃぃぃいいい!!」 赤まりさは泣き叫ぶ。実の母親に恐怖しているのだ。 「ど、どぼじで、どぼじでぞんなごというのぉぉぉおお!!??」 当然パニくるまりさ。 「だって、まりさ。君は自分の子供を全部食べたじゃないか。 あんな恐ろしい光景をみたら、おちびちゃんは君のことを怖がるに決まっているよ。」 「ゆ?じ、じじいは なにを いっているんだぁぁぁあ!?どーして まりさが かわいい おちびちゃんを たべる!?」 「お、おきゃーしゃんは、まりちゃの おねーちゃんや、いもーちょを たべたのじぇ…」 「ゆ?お、おちびちゃん?」 「おきゃーしゃんはゆっくりを!ゆっきゅりを むーちゃむーちゃ ちてたのじぇ!」 「う、うそだぁぁっぁああああ!うそをいうなぁぁぁぁぁあああああああ!」 叫ぶまりさ。そりゃ認めたくないだろうな。いや、本気で嘘だと信じているか。 俺は残っていた赤ありすの中身を赤まりさにつける。 「ほら、まりさ。君が食べていたのはコレだろ?」 そういって、赤まりさを、まりさに近づける。 「ほら!口にいれて、食べたじゃないか!」 「……………し、しかたがないのぜ!れ、れいぱーの おちびちゃんたちなんて、 しんで とうっぜん なのぜ!ま、まりさはわるくないのぜ!」 まりさの声がだんだんと涙声になっていく。 「だ、だって、ぢゃっでぇ、ば、ばりざは、で、でいみゅどぉぉおおおお!」 「あ、そのれいむだけど、去勢したから、もうおちびちゃんはつくれなよ。ゆっくりりかいしてね!」 「……………う!、うぞだぁああぁっぁぁぁぁぁぁぁぁっぁああああああああああ!」 「本当だよ。まぁ、そういわずにさ、ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってね」 ゆっくりは挨拶をされると、反射で挨拶を返す。それは例え泣き叫んでいる時でも。 大きく開かれた口に、俺は最後の子まりさを投げ入れる。 「んが!?」 はきだそうとするまりさを押さえつけ、むりやり食べさせた。 「ははは。どうだった、自分の子供の味は? ねぇ、どうだった?もう君のれいはおちびちゃんをつくれないから、今のが君の最後の子供だったかもね!」 まりさは去勢をしていないのだからそんなことはないが、俺は宣言する。 「まりさ、君は今後、おちびちゃんと一緒に暮らせない。あんなにいたおちびちゃんは全部君が食べたからね!」 「………ゆ…ゆっくち…ゆっくち…ゆっくち…ゆっくち…ゆっくち…ゆっくち…ゆっくち…ゆっくち」 おやおや、どうやら非ゆっくりし症がでてしまった。 「…ゆっくち…ゆっくち…ゆっくち…ゆっくち…ゆっくち…ゆっくち…ゆっくち…ゆっくち」 もうまりさは死ぬまでこのままだろう。 俺は、箱の中の動くゴミであるまりさをのぞて、全てのゴミを片付ける。 さて、れいむは泣き止んだかな? れいむは泣き止んでいた。 俺はれいむをもちあげ、剣山かられいむの身体を抜く。 そして、まりさの入っている箱にいれる。 「ま、まりさぁぁぁぁぁあ!」 れいむはまりさにかけよるが、まりさは、 「…ゆっくち…ゆっくち…ゆっくち…ゆっくち…ゆっくち…ゆっくち…ゆっくち…ゆっくち」 というだけだった。 「ま、まりさ、ど、どうしたの?れいむだよ!ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!」 れいむはまりさに声をかけるが、 まりさは焦点のあっていない目で、 「…ゆっくち…ゆっくち…ゆっくち…ゆっくち…ゆっくち…ゆっくち…ゆっくち…ゆっくち」 としか言わない。 俺は、れいむに、まりさの身におきたことを教えた。 「ば、ばりざぁぁぁぁぁぁぁ嗚呼あああああああああああああああ!!」 そして、れいむの前で、まりさを殺した。 ----------------------------------------------------- 「どうだった?れいむ。ゆん生最高の日にふさわしい悲劇だったろ?」 「にんげんさん…にんげんさんはこれでまんぞく?」 「ん?」 意外なことを言うれむだ。 「にんげんさんはかわいそうだよ!ゆっくりしてないもの。」 突然れいむがわけのわからないことを言い出す。 「にんげんさんはしっとしているんだよ。ゆっくりに。」 俺が嫉妬している?面白い冗談を言うゆっくりだ。 「れいむはしっているよ! にんげんさんはゆっくりするために、ゆっくりできないことをするのを!」 「お前たちだって、ゆっくりできない狩りとかをするだろ?」 「そうだよ。でも、それはほんのすこしのじかんさんだよ。 でも、にんげんさんは、ゆっくりしないじかんさんのほうがおおいよ!」 「そりゃそーだな。でも、そのおかげで安全で、快適な生活ができるぞ。」 「ゆぷぷ。そうだね。にんげんさんは なんでももっているものね。 おいしい ごはんさんも、きれいな おみずさんも。 でもね、それは にんげんさんどうしで なかよく わけていないよ。 れいむの かいぬしさんは いってたよ! もう れいむを やしないくだけの きゃっしゅさんが ないって! おかしいよね!あんなに ゆっくりしないことを していたのに、きゃっしゅさんが なくなるなんて! にんげんさんは ゆっくりと おんなじだよ!にんげんさん だって、ほんろう されているんだよ!」 こいつの元飼い主は廃坑になったときに職をなくしたんだろうな。 俺の父親もそうだな、炭鉱が不景気になり、職をなくした。 あれ程頑張っていたのに。 今でも思い出すことがある、クビが決定した晩、父親が一人でないていたことを。 あのくやしそうな顔は今でも思い出す。 「かわいそうな にんげんさん。にんげんさんは なんでも もっているね。 でも、もっているから こわがり なんだよ! こわいから、いつも ほんきで ゆっくり しないんだよ。そして すぐに ゆっくりできないことを するんだよ! そんな ゆんせい、ゆっくり できないよ!にんげんさんは なんにも もっていないのと おんなじだよ!!」 まさかゆっくりに人生を語ってもらうとは思わなかった。だが、この話はイライラする。 確かに、俺の親父は時代に翻弄され、無職になった。 家族をどうやって食べさて行くか不安でしかたがなかっただろう。 妹は、高校の時からの片想いが通じて、ようやく結婚がきまった。 相手に好かれるため、髪型を変え、同じ大学に入れるように努力していた。 「わたしはいいお嫁さんになりたいから」 そういって、慣れない家事を手伝いだした妹。 だが、その努力は報われる直前で、なくなった。 「かわいそうな にんげんさん!なんどでも いってあげるよ、かわいそうな にんげんさん!」 俺は拳を強く、握り締め、いっきに振り落とした。 「くだらない…ゆっくりごときが……」 ----------------------------------------------------- 「おかえりなさい、にんげんさん。きょうはゆっくりできた?」 仕事から戻ってきた俺に声をかけるれいむ。れいむは透明な箱にはいっている。 「いや、つかれたよ。お前は?」 「れいむは ゆっくりできたよ。 なにもたべれなくて、おなかがぺーこぺーこだったけど とってもゆっくりできたよ。」 「1匹でさびしかっただろ?」 「そんなことないよ。まりさとのおもいでにひたっていれば、とってもゆっくりできるよ。」 廃村から帰ってきた夜、1年ほど前の夜、俺はれいむを潰さなかった。 俺の拳はれいむのすぐ目の前におちたのだ。 れいむを潰せば、俺はゆっくりよりも劣ると思えたからだ。 「れいむをいじめるの?すきにしていいよ。 あしやき?あまぎり?はりさん?なにからするの? かわいそうな にんげんさんは、ゆっくりできるれいむを いじめて、ゆっくりしていいよ。」 そういうれいむにこたえ、おれは、あれから毎晩こいつを虐待している。 「どうだ、れいむ。ゆっくりできないだろ?」 れいむのこたえはいつも決まっていた。 「でも、すぐに ゆっくりできるよ。れいむには まりさとの おもいでがあるから。 それよりどう?ゆっくりできた?れいむを いじめてゆっくりできた?かわいそうなにんげんさん!」 この1年、俺はれいむを虐待し続けた。 「かわいそうな にんげんさんを ゆっくり させてあげれてよかったよ」 れいむ自身への虐待では効果がなかった。 「かわいそうな にんげんさんは ゆっくりを ぎゃくたい できてゆっくりできたよ」 野良ゆっくりをれいむの前で虐待しても効果がなかった。 「むーしゃむーしゃ…しあわせぇぇぇええ!でいぶ にふさわしい あまあまだったよ! ゆ?うんうんしたくなったよ!どれいの れいむは かわいい でいぶの うんうんを食べてね!」 でいぶを増徴させ、でいぶに罵倒され、でいぶのうんうんだけを与えてみた。 「かわいそうなにんげんさんは でいぶを ゆっくりさせて ゆっくりできるんだね!よかったよ!」 と言って効果がなかった。 ちなみに、でいぶは、れいむへのうっぷんもあり、いつもより力を入れて、潰した。 それでもれいむは命乞いをしなかった。 いつも、「かわいそうな にんげんさんを ゆっくり させてあげれてよかったよ」 といって、最後には笑ってた。 (狂わせるのは、負けた気がしたため、非ゆっくり症を抑える薬を定期的にあたえている。) 「なぁ、れいむ。どうしてお前はそんなにゆっくりしているんだ?」 「かんたんだよ。れいむは ゆっくりだからだよ。 かわいそうな にんげんさんと ちがって、ほんのすこしの ゆっくりで ゆっくりできる ゆっくりだからだよ。」 「そうか。」 「にんげんさん。きょうはどんなぎゃくたいをするの?」 「いや、しない。もう止めだ。」 「ゆ?」 「俺はもうお前に干渉しない。その箱からださないし、餌もやらん。そこで餓死しろ。」 「ゆっくりりかいしたよ。 かわいそうな にんげんさんは れいむが がしすれば ゆっくりできるんだね! かわいそうな にんげんさん。れいむが餓死してゆっくりできたら、 もうこだわるのはやめてね!もっとゆっくりしていってね! あしたは きっと ゆっくりできる ひ だよ!」 「………」 俺はなにも言わずにれいむからはなれた。 そして4日後、絶食5日で、れいむは餓死した。その顔はむかつくぐらいに笑顔だった。 俺はれいむの言葉を思い出す。 「にんげんさんは ゆっくりと おんなじだよ!」 本当かもしれない。 「かわいそうな にんげんさんと ちがって、ほんのすこしの ゆっくりで ゆっくりできる」 だからあんなに一喜一憂できるんだろうな。 「そんな ゆんせい、ゆっくり できないよ!にんげんさんは なんにも もっていないのと おんなじだよ!!」 何ももっていないか。 本当だ、俺には家族がいない。 「もうこだわるのはやめてね!もっとゆっくりしていってね!」 拘るか、そうだな、どんなに過去に拘っても、家族は帰ってこない。 「あしたは きっと ゆっくりできる ひ だよ!」 あのれいむは、いまはもういない、原初のゆっくりの餡を強く引き継いでいたのだろうか? 他者をゆっくりさせようとする、ゆっくり。 だから、俺の虐待にも笑顔でいたのだろうか? それとも、ゆっくりできない俺をただあざ笑っていただけだろうか? 答えはわからない。が、どちらでもいい。 ゆっくりと人間は違う。 人間は、少しの幸せのために、嫌なことを沢山する。 そういう生き物だからだ。そして俺は人間だ。この生き方は変えれないだろう。 ゆっくりから言えば、そんな人生はゆっくりできない、だろうか。 でもいい。どんなに嫌なことでも、そこからは逃げない。 「あれ?なんか、今日はいい顔をしていますね。何かありました?」 翌日、職場の女の子に声をかけられた。 「別に。」 「本当ですか?いつも思いつめてた顔をしていましたから、私、少し心配してたんですよ。」 昨日、れいむが死んだ日、 俺はいつでも見れるようにと本棚にある、家族との思い出のアルバムを押入れにしまった。 この日、俺はようやく、家族の死を受け入れることができた。 それがれいむのおかげだというのは、癪に障るが、まぁ、いいだろう。 「そんな思いつめた顔をしてたのか?俺は?」 「ええ。ちょっと怖かったです。」 「そっか。それは悪かったね。今後は気をつけるよ。さ、仕事しよ、仕事。」 「はい。」 俺には家族との思い出がある。 この小さなゆっくりをもって、新しい幸せを探そう。 俺はそう決心し、自分のデスクに座った。 あとがき 当初は、れいむを潰して、おしまいの予定でした。 なにを思ったのか、こんな形になりました。 どっちに転んでも、よくわからない話ですね。 すいませんでした。 過去作品 anko3893 穏やかな日常、或いは嵐の前の静けさ anko3901 穏やかな日常、少し増えた賑やかさ 前編 anko3902 穏やかな日常、少し増えた賑やかさ 後編 anko3903 孤独なぱちゅーが共に過ごすもの anko3904 名物 anko3907 こなさん
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軍希望者の方 コメントしてねコテハンをかいてください 希望します。 -- 刹那 (2010-01-04 17 48 27) よろしくね^^ -- 創世記 (2010-01-04 17 48 59) よろしくです^^ -- カプコン (2010-01-04 17 49 31) うん -- たいつぉん (2010-01-04 17 50 19) 軍とか興味ない -- 赤ずきん (2010-01-04 17 50 58) やあ。暇だからな -- バイト喧嘩師 (2010-01-04 17 57 31) 暇だから希望しま○こ!!! -- ナマジ (2010-01-04 17 58 37) -- ファントム (2010-01-04 19 20 06) よろしくっす -- ベル坊 (2010-01-05 12 26 34) えーっと、よろしく。 -- 罵倒師カウンセラー (2010-01-06 13 22 05) 精一杯がんばりますのでよろしくお願いしまっす。(。・A・´∩ -- エルフェン (2010-01-06 15 56 38) あんまり知名度は高くないですが喧嘩には自信あります。改造ならだいたいできます。んまぁよろしく -- ガロ (2010-01-06 18 02 31) ほぼ毎日きますよろしくっ! ゆうや -- ゆうや (2010-01-06 22 43 47) どうも平和の使者です。これからよろしくお願いします。 -- 平和の使者 (2010-01-08 18 38 22) コテハンです -- コフィ (2010-01-08 18 38 48) がんばればいいんだ、、、そして雑魚を一掃 -- 輪廻を巡りし者 (2010-01-09 19 46 10) 希望です -- 真理@崩壊 (2010-01-09 19 54 23) ちびちゃと連合軍・・・入軍求む -- 幻雷斬 (2010-01-09 21 16 23) @ -- GLeGLe (2010-01-16 09 38 35) 希望します -- ガゼル (2010-01-16 17 06 00) よろしくお願いします!!! -- 南無阿弥陀仏 (2010-01-16 18 17 36) 何度もすみません!攻撃部隊に入りたいです!! -- 南無阿弥陀仏 (2010-01-16 18 22 12) 戦闘部員に入らせてください!!! -- 南無阿弥陀仏 (2010-01-17 13 26 20) 中層喧嘩師です。登録入会します、よろしく。 -- 林 (2010-01-17 16 57 04) うわーすげえ人数だなぁ -- 左近 (2010-01-19 11 45 17) あいてる所でもいいから入団希望 -- 喧嘩師賢者 (2010-01-19 12 01 30) 希望します! -- GReeeeN (2010-02-02 20 36 35) どこでもいいから入れさせて!!! -- レミリアスカーレット (2011-02-11 21 18 54) おねがいします、いれさせてください、俺は特攻隊長にはいりたいです -- 怪力男 覚醒モード (2012-04-29 12 30 37) あんまり、きょーみ ない。。。 -- ペペ (2013-04-18 19 28 27) ていうか。この軍隊、なにすんの?? -- ペペ (2013-04-18 19 31 00) 希望人数、多い!!! -- ペペ (2013-04-18 19 33 29) 初心者です 宜しくお願いします -- 名無しさん (2013-07-06 18 35 03) 名前 コメント
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『まりちゃの未来』 7KB 不運 飾り 赤ゆ 人間なし 独自設定 ネタ被りが怖いです まりちゃの未来 虐待はありません。 ゆっくりが死にません。 なんだか俺設定風味です。 それでもよろしければどうぞ。 楽しんでもらえれば幸いです。 まりちゃは今とてもゆっくりとしていた。 暖かな母の温もり。 優しく包み込むような母の声。 凛とした希望に満ちた父の声。 恐れも、苦しみも、悲しみも、飢えも無い世界で、まりちゃは微睡んでいた。 --ゆぴー。まりちゃはゆっくちしちぇいりゅにょじぇ。 --きょきょはちゃいきょっうのゆっくちぴゅれいしゅにゃのじぇ。 --きょんにゃゆっくちぴゅれいしゅをもっちぇるまりちゃは、えりゃばれちゃゆっくちにゃのじぇ。 まりちゃは与えられた環境を、思う存分享受していた。 暖かく、柔らかく、ただただゆっくりとしていられる場所。 そんなところが本当にあれば、それはゆっくりにとってまさしく桃源郷ともいえる、理想のゆっくりプレイスだろう。 だが本当はそんな場所は、この世界には存在しない。 この世界はそんなに優しくないのだ。 ……ただ母の胎内を除いて。 そうこのまりちゃは出産を母の胎内で待つ赤ゆっくりであった。 当然何時までもこの場所に、留まれるものではない。 恐れと、苦しみと、悲しみと、飢えに満ち、それでも希望という名の未来が待つ、外の世界へと旅立つ日がくる。 だがまりちゃはそんな日が来るとは露とも考えず、ただただゆっくりとしていた。 ついにその日が来た。 まりちゃの中にある中枢餡の本能が目覚めを呼びかけ始めた。 それは誕生を祝福するかのような、優しく柔らかな呼びかけであったが、 --うるちゃいんだじぇ、まりちゃはきょきょでゆっくちしゅるんだじぇ。 今のゆっくりを手放したくないまりちゃにとって煩わしいだけだった。 しかし自分の中の中枢餡からの呼びかけは絶え間なく続く。 本能の呼びかけが次の段階に入った、継承記憶の開放である。 ゆっくりにとってゆっくりする事は本能が教えてくれる。 しかし本能からくるゆっくりは自己のゆっくりだけで、そのままだとわがままなゲスが生まれるだけだ。 それを修正するのが両親から引き継ぐ記憶、継承記憶である。 もちろん全ての記憶が継承されるわけでは無いし、生まれてくる子に個体差もある。 そして一番重要な両親の資質、ゲスの両親からは碌な記憶しか引き継がない。 善良な両親なら生き延びてきた経験が、有用な記憶として継承されるだろう。 このまりちゃの両親は、善良で優秀な個体で運がよかった、何度も死ぬような目に遭いながらも生き延び、 普通のゆっくりならば、その餡子脳で上書きされるようなつらい記憶も、生きるための大事な知識として持ち続けていた。 しかし、ぬくぬくと大きくなってきたまりちゃにとって、その記憶は強烈過ぎた。 親姉妹が、仲間達が、おちびちゃん達が、惨殺される記憶。 人間に、鳥に、猫に、犬に、捕食種に、はてはゲスな同族に惨殺される恐怖の記憶。 もちろん幸せな記憶も含まれていたのだが、今まで快適な環境で幸せだけを感じてきたまりちゃにとって、 恐怖の記憶は、今まで経験したことが無く、まりちゃに恐慌を起こさせるには十二分すぎた。 --ゆぴー、なんなにょじぇー。きょれはなんなにょじぇーー。 --まりちゃをゆっきゅりさしぇろーー。きょんなにょはいやじゃじぇーー。 --きょわい、きょわいんだじぇーー。おしょとはいやだじぇーー。 最早まりちゃは外の世界に対し恐怖からパニックを起こしていた。 そんな時、 『まりさのかわいいおちびちゃん、おとーさんがいーっぱいすーりすーりしてあげるのぜ。 かりのしかただっていーっぱいおしえてあげるのぜ。だからがんばるんだぜ、まりさのかわいいおちびちゃん。』 父の愛情に満ちた力強い励ましの声が聞こえた。 『れっ、れいむのかわいいおちびちゃん、おかーさんっ…がペーろぺっろして…あげるよ。 いっしょにっ…ゆっくりしようね。だっ、だからがんばってね…、れっ、れいむのかわいい…おちびちゃん。』 母の慈愛に満ちた優しい励ましの声が聞こえた。 まりちゃは理解した。自分は望まれて生まれるのだと。 絶望の世界ではない、希望に満ちた未来へと生まれるのだと。 この暖かい場所を離れるのはつらいけど、父と母によりそって温もりを分かち合える。 「きゃわいいまりちゃがちゅてきにゆっくちうみゃれるよ。」 まりちゃが生れ落ちることを決意し初めて声をあげた時、まりちゃの両目が開いた。 そこは暗い場所であった。 そこには希望という名の未来はなかった。 視線をめぐらすと、産道が開いているのだろう明るい光が見えた。 その光にまりちゃは未来を見た気がした。 両親と寄り添ってゆっくりしている自分。 沢山の友達と一緒に跳ね回っている自分。 美ゆっくりと恋をしている自分。 愛する妻と可愛い子供たちに囲まれている自分。 そんな希望に満ちた未来。それが光のむこうで自分を待っている、そんな予感がした。 「まりちゃはうみゃれるよ。」 もう一度呟き、まりちゃは光へと向かった。 だがまりちゃは、希望に満ちた未来を望むあまり焦り過ぎたのだ。 まりちゃは這いずることなく、そのまま産道に向かってしまっていた。 産道はそんなに広くは無く、本来頭から這いずって、母の胎動の力も借りて進むべき狭き道である。 「ゆぴっ。」 当然産道にもぐりこむことも出来ず、跳ね返され倒れてしまった。 しかしその失敗がまりちゃの頭を冷やした。 「まりちゃとちたきょとが、あちぇりすぎたんだじぇ。」 まりちゃが再度もぐりこむために、起き上がろうとしたその時、胎内が蠢き始めた。 胎動が始まったのである。 「おかーしゃんが、てちゅだってきゅれてりゅんだにぇ。」 母の愛に感動して打ち震えているまりちゃの目に意外なものが映った。 リボンの付いた黒いトンガリ帽子である。 --なゃんであんなゃときょろにおぼうちがありゅの? --きょきょにはまりちゃいぎゃいいなゃいのに? --じゃああれはだゃれのおぼうち? --まりちゃのおぼうちとおにゃじだね、でみょありぇ? --きょきょはまりちゃしきゃいにゃいよ、ありぇ? --まりちゃしかいにゃい?まりちゃのおぼうちとおにゃじ? --ありぇ?ありぇ??ありぇ???ありぇ???? ここまでたっぷりと時間をかけて、ようやくまりちゃは解答を得た。 「ゆぴーー。まりちゃのちぇかいいちにょおぼうちがーー。」 あわてて帽子を取りに戻ろうとしたが、何故か起き上がれずあんよも動かなかった。 「ありぇ、にゃんでうぎょけにゃいにょ?」 まりちゃが不思議に思い、視線をあんよの方に向けると、あんよが産道に飲み込まれていて、動くことが出来なかった。 これは母親のれいむが初産ではなく、出産のコツをつかんでいた為に、効率よく胎動をコントロールすることが出来たことと、 まりちゃが思考に時間をかけすぎたことが原因であった。 まりちゃは慌ててあんよを引き抜こうとしたが、最早あんよはがっちりと挟まりピクリとも動くことは無かった。 「ゆぴーー。あんよしゃんはにゃしてぇにぇ。」 まりちゃはじたばたと足掻くが、あんよが抜ける気配は無い、それどころかじわじわと体が飲み込まれていく。 それでも諦め切れない、いや諦めるわけにはいかず、まりちゃは舌を伸ばしたり、おさげを伸ばしたりして、何とか帽子を回収しようとしていた。 「まっちぇね。おかーしゃん、まっちぇね。まりちゃのおぼうちが。まりちゃのおぼうちが。」 必死になって母親に呼びかけるが、胎動は止まる気配すらみせず、まりちゃを飲み込んでいく。 もう事態が好転することは無いだろう、体の半分が飲み込まれていた。 まりちゃはまだお帽子を回収しようと頑張っていた。 だが届かない。まりちゃの未来が詰まったお帽子には、最早届かない。 諦め切れないまりちゃは、お帽子に呼びかける。 「まりちゃのおぼうちゆっきゅりしにゃいでも…」 ついに口までもぐりこんでしまい喋れなくなる。 もはやまりちゃに出来ることは、顔が飲み込まれるまで、涙でかすむ目で大事な大事な自分の帽子を見つめるだけだった。 自分の思い描いた未来が、お帽子とともに自分から離れていってしまう。 まりちゃの目は絶望の色に染まっていた。 ついにその目も飲み込まれてしまった。 「まりさ。うっ、うまれるよっ。おちびちゃんが、うまれるよっ。」 「だいじょうぶだぜ。ちゃんとうけとめるんだぜ。あんしんするんだぜ。」 すぽーんと軽い音と、ぽすと柔らかい音が続けて鳴った。 「れいむ、おちびちゃんはちゃんとうけとめたのぜ。」 「ありがとう、まりさ。」 「「それじゃ、せーの。ゆっくりしてね、おちびちゃん。」」 お飾りの無いゆっくりは差別される、たとえ両親に守られようともそれは変わらない。 まりちゃはもう友達もできない、番もできない、おちびちゃんもできない。 まりちゃの未来は永遠に失われてしまった。 赤ゆ言葉がうまく使えてない気がする。 まだまだリハビリ中。 文章さんゆっくりしないで生えてきてーー。 前作で二ヶ月ぶりって書いたけど よく見ると三ヶ月ぶりだった。 前作で付け忘れた過去作達 anko2457 野生の条件 anko2459 好敵手 anko2467 花壇の罠 anko2487 サボテンとれいむ anko2494 感情の色 anko2512 ある研究員の悩み anko2565 俺のちぇん anko2595 テーブルバイブレータ anko3088 まりさのおぼうし
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Pちゃん一般情報 経緯 Pちゃん 一般情報 大黒市立第三小学校六年三組在籍。本名不明。通称Pちゃん。 フミエの後ろの席に座る女子で、縁が四角いメガネを着用。 教室でのフミエ・ヤサコの会話シーンなどで、後ろに映っている事がある。 本編を通してセリフ等一切なかった生徒の一人で、いわゆるモブキャラ。 三小の駅ビル移転・統合によるクラス再編成後も、引き続きフミエの後ろ席。(21話) 画面左側がPちゃん 経緯 電脳コイル57スレにて六年三組の座席表(設定資料)が貼られた際、他の生徒(主に女子)と共に話題に上った。 その生徒達の中で、Pちゃんだけは度々話題に上がるようになり、スレに定着した。 Pちゃんという名前は、この時の座席表に振られていたアルファベットが由来。 参考 六年三組座席表 座席表が貼られた際のレス~電脳コイル57スレ、805以降 941 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2008/04/26(土) 21 03 53 ID a6yLgvj5 Pちゃん気になるって言いだしたのだれだろw 943 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2008/04/26(土) 21 08 24 ID glEzsBHX ­ ­ 941 座席表の公開直後ジャマイカ 初めは他の子の話題もあったのに何故かPちゃんだけ定着w あと、クラスメートはスタッフの似顔絵という説もあった 947 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2008/04/26(土) 21 13 38 ID vm3f1Cz6 (略) ­ ­ 943 たしかにPちゃんだけはずいぶん話題になったなw
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忙しい日々を癒してくれるスィーツ お買い物に行くとクリスマスソングが流れているし、スーパーに行くとお正月に飾る注連飾りなんかが販売されているのを目にします。 ああもう少しでクリスマス、そしてお正月がやってくる。 プレゼントの準備とか年賀状の準備とかお掃除とか、色々忙しい季節になりました。 この時期に私の原動力になってくれるのがコンビニスィーツです。 今日は頑張ったからチーズケーキ食べちゃおとか、今日は和菓子ねとか色々買ってしまいます。 お菓子の包み紙などは家族に知られないように、紙に包んでこっそり捨てています。 だって私だけのご褒美だし、お菓子をいっぱい食べていることがバレたらちょっと都合が悪いのです。 こうやってひと時息抜きを楽しんでいるからこそ、忙しい日常を上々の気分で過ごしていけるのです。 http //www.staieb.com/