約 1,487,927 件
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/1530.html
前ページ次ページゼロの答え ギーシュとの決闘に決着がついた後、ルイズはデュフォーに駆け寄ろうとしたが、出来なかった。ルイズが駆け寄るよりも早く、観戦していた生徒たちがデュフォーに押し寄せたからだ。 人波によって外に追い出されて、ルイズは離れたところからデュフォーを見ていた。 自分の使い魔が浮かべている表情はメイジに勝った喜びや信じられないことが起きた驚きでもなく、いつもと変わらない表情。 それだけであの使い魔にとって、メイジに勝ったことは奇跡でもなんでもないとわかった。わかってしまった。 歓声が広場を揺らしていた。あの平民すげー!とか、平民に負けるなんてギーシュ情けねー!とか、色々な声が怒涛のように響く。 午後の授業が始まっても、そこら中でヒソヒソと決闘のことが話されていた。そしてその話題の中心になっていたのはデュフォーについてだった。 ついさっきまであの平民は魔法の使えないただの平民というだけだったのに。 だけど今は違う。魔法は使えないけどギーシュに勝った平民。それが今のあいつの評価だ。 魔法の使えないメイジと、魔法は使えないけど『ドット』メイジよりも遥かに強い使い魔。 見返そうとして失敗した自分と、自らの有能さを周囲に見せ付けたデュフォー。 どれだけ努力しても魔法を使えない自分と、魔法が使えなくてもメイジであるギーシュにあっさり勝ったデュフォー。 ……デュフォーと比べてみて、自分が勝っているところが何も見つけられなかった。 そんなことを考えていたら、ふとあることに気がついた。 (あれ?でもアンサー・トーカーってあいつが言うには『答え』を出す能力よね。もしかしてその能力なら……) 結局、その日の午後の授業は何も手につかなかった。 授業が終わるとルイズはデュフォーと一緒に自室に戻った。 今から夕食までは部屋で二人きり。聞くなら今しかない。 「ねえ、デュフォー……」 「何だ?」 深呼吸を一度する。緊張で胸が高鳴った。 本命の質問をする前に、まずはこいつの能力の確認からだ。 「昼の決闘ってアンサー・トーカーとかいう能力によるものなの?」 「お前、頭が悪いな。意味がないかどうかは見ていればわかると言っただろう」 ビキッと顔が強張るのを感じた。緊張は一瞬で消えた。沈んでいた気持ちも怒りで浮上する。 「そそそ、そうだったわね。ででででで、でもどうやったらその能力であんな芸当が出来るの?」 「お前、本当に頭が悪いな。どうすれば躱せるかの『答え』も出せるから、アンサー・トーカーだろ」 怒りが全てを凌駕した。少し前までデュフォーに対して感じていた劣等感とか色々な感情が全て頭から吹き飛ぶ。 ―――もしかして、どうすればわたしが魔法を使えるようになるのかに対しても『答え』を出せるの? そんなことをデュフォーに聞こうなんて考えていた自分を頭の中で叩きのめした。 (ぜっっっっっっっっっっっっっっっったい!こいつの力なんか借りないで魔法を使えるようになってやる!!) 同じ頃。学院長室で二人の男が頭を突き詰め合わせて悩んでいた。片方は学院長である老人、もう片方は頭がさびしいことになっている中年の男性教師である。 二人が悩んでいたのは昼に行われた決闘の件に関してであった。 昼ごろ、中年の男―――コルベールがデュフォーの左手に刻まれていた使い魔のルーンが伝説の使い魔『ガンダールヴ』のものと同じであると学院長に報告しに来たのだ。 ちなみにその時、学院長であるオスマンは秘書であるロングビルという女性にセクハラしていた。 その後、ロングビルを退室させ、オスマンとコルベールがガンダールヴのことについて話し合っていると、退室していたロングビルから、ギーシュと件の使い魔が決闘するという報告が届いた。 その報告を聞いた瞬間、オスマンとコルベールは顔を見合わせてアイコンタクトを取った。 (これは……まさにグッドタイミングじゃ) (その通りです、オールド・オスマン。彼が本当に『ガンダールヴ』なのかどうか確認する、またとない機会です) オスマンとコルベールは一瞬でお互いの意思疎通をこなすと、『眠りの鐘』の使用許可を即座に却下し、『遠見の鏡』でヴィストリの広場を映し出した。 そして彼らは見ることになる。ギーシュが呼び出したゴーレムが『ガンダールヴ』と思われる平民の使い魔に触れることすらできなかったのを。 ギーシュが降参し、決闘が終わるまで彼らはその光景から目を離せなくなっていた。 あまりにも決着までの流れが自然だった。襲い掛かる七体のゴーレムなど障害にすらなっていない。 全てが終わったところでやっと二人の硬直は解けた。 「……あの平民、勝ちましたね」 「……うむ」 そう呟いたところで、コルベールとオスマンはお互い魂を抜かれたような表情になっていることに気がついた。それくらい衝撃的な光景だった。 頭を振り、気を取り直すとコルベールはオスマンへと話しかけた。 「あれは、一体なんだったんでしょう?伝承では『ガンダールヴ』はあらゆる『武器』を使いこなし、敵と対峙したとあります。ですが彼は……」 「……素手じゃったな」 「はい。それに、あれは、あの戦い方はなんというか『ガンダールヴ』とはまったく別物のように思えて仕方がありません」 彼がただの人間であることは既に『ディテクト・マジック』で確かめてある。確かめた結果、彼は正真正銘の平民であった。 だから彼に何か特別な力があるとすれば『ガンダールヴ』であるからとしか考えられない。それでもあれが『ガンダールヴ』の力だとは思えなかった。 「そう、じゃな……あれはまるでチェックメイトまでの道筋が確定したチェスを見ているかのようじゃった」 昼の決闘を思い返してオスマンは軽く身震いをした。 確かにギーシュは一番レベルの低い『ドット』メイジである。だがあの戦いは相手が『ドット』だったこととは無関係に思えた。 単純な力の差ではない別の何か。それがあの戦いにあったように思えてならなかったのだ。 「それでオールド・オスマン。彼のことは王都に報告して指示を仰ぎますか?」 「それには及ばん」 オスマンは重々しく頷いて、そうコルベールに告げるとこう続けた。 「第一、何を報告する気かね?彼が本当に『ガンダールヴ』なのかどうかですらまだ確証を得られていないのに」 「で、ですがあれを見れば」 「―――確かに彼のやったことを考えればただの平民の使い魔とは思えん。だが現状で彼が伝承にある『ガンダールヴ』と共通しているのは左手のルーンの形だけじゃ。それだけでそう決め付けるのは早計かもしれん」 それにとオスマンは付け加えた。 「王都のボンクラどもに『ガンダールヴ』などを引き渡したらまたぞろ戦を引き起こしかねん。例え彼が本物の『ガンダールヴ』でなくとも伝説の使い魔との肩書きをつけることができれば十分じゃからの。だからこの件は私が預かっておく。他言は無用じゃ」 前ページ次ページゼロの答え
https://w.atwiki.jp/nenohitohatiue/pages/1384.html
◇===================================== カード名 . ..: 根源恐怖への答え 恐怖 [怪奇]≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ レアリティ...: UC≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ カードスキル : 自場[奇譚絵巻]に[記憶・認識に破壊されない]付与。既に付与されていたらWill+3、[怪奇]を刻む/変転 CF終了時[怪奇]魂魄を山札から1枚手札に加える≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ ステータス. . : 対価:3 SP:1 [変転(2)]≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ フレーバー .: 骸骨は嗤う。その答えは恐怖への解、同時に、己が不滅の証明=====================================◇根源恐怖への答え/恐怖/R/Cost 3/SP 1/自場[奇譚絵巻]に[記憶・認識に破壊されない]付与。既に付与されていたらWill+3、[怪奇]を刻む/変転 CF終了時[怪奇]魂魄を山札から1枚手札に加える/[怪奇]/[変転(2)][]UC
https://w.atwiki.jp/talesrowa/pages/213.html
応えるための答え G5の町までまであの演説が聞こえている―――。 それはつまり、ファラの演説は島のほぼ全域にまで届いていることを意味する。 最も、教会まで届いているかは定かではないが・・・。 必然的に、ファラの声はカイルとミントの耳にも入っていた。 二人は橋から少し西に向かい、自体を把握するためにファラの声を聞いて草原に腰をおろしていた。 「ミントさん聴きましたか!?」 カイルは驚きの表情を隠しきれずに隣にいるミントへと振り向く。 「・・・ハイ」 その顔色は嬉しさを持ち、その中に悲しみを帯びた微妙な表情。 カイルはもしかしたら協力してくれるかもしれないと、そんな期待を込めてミントに顔を向けたのだが、その表情に戸惑ってしまった。 「ど、どうしたのミントさん・・・何かあった?」 「いえ、実は・・・」 ミントはゆっくりと息を吸って吐き、カイルに現実を伝える。 「確かにあの方の声には真剣な想いが感じられました。ですが・・・」 カイルはじっとミントの話しを聞く。 「カイルさんも気付いていらっしゃるとは思いますが、あの方はおそらくもうそう長くはないでしょう」 ミントの顔は至って真剣。その真剣な眼差しゆえ、カイルは思わず俯いてしまう。 確かにカイルは気付いていた。彼女の声に途切れ途切れ異様な咳き込みが混ざっていたこと。 そして『これが最期の仕事になるかもしれない』と言っていたこと。 そこからはみなまで言わずともイヤでも察してしまう。あの声の主は、極めて健康ではないということが。 そこまでカイルにも気付いていて、じゃあこれからどうすればいい? やっぱり、あの声の下まで行くべきじゃないのか? そんな衝動に駆られる。僅かな自尊心を持つものなら誰にでも訪れるモノだ。 だがミントはその考えを躊躇いがちに制止する。 「・・・あの方の下に向かえば、おそらく他の人たちも集まってくるでしょう。それは善悪問わずにです」 ミントの意見は的を射ていた。確かにそれが今の現状、それが事実。 つまりそれは、言葉にせずともあの声の下―シースリ村―は遅かれ早かれ色んな人たちが集まり、この異常な状況下の中互いに剣を交じ合わせてしまう混沌の戦場へと化してしまう。 ミントの冷静な判断がカイルにはひしひしと伝わってきた。 判っている。ミントさんは自分たちの身を案じて言ってくれているんだ。 そんな危険な場所に行けば死んでしまいますよと、残酷なことを彼女は頑張って諭して言ってくれているんだ。 それだけで今の自分の状態が判る。判ってしまう。 自分は誰かの隣にいて、誰かの隣に自分がいる。 だから言葉を交わし合って、的確に状況を判断できる。 本来はそんな危険な場所に行くべきではないと、臆病な自分が囁いてくる。 だけど・・・ 「だけど・・・」 カイルはゆっくり口を開く。 自分の本当の意見を。 自分の素直な気持ちを。 「それでも俺は、あの声の人を助けたい」 知らずに右手が握り拳になっていた。それだけカイルは必死だった。 「英雄なんて肩書きじゃなくて、ただ純粋にあの声の人の気持ちに応えたいんだ」 今度は小さく声を絞る。 「そりゃ、俺の考えは後先なくて、理想主義なのかもしれない。でも」 ミントは黙って聞く。何を考えるわけでもなく、ただカイルの声を聞く。 「それが俺だからね。誰が何て言おうと、これだけは譲れない」 その瞳は確かにカイル自身の強い色が輝いていた。 「そうですか」 言って、ミントは 「では参りましょうかw」 なんてニコッとした天使のような微笑みをカイルに向けた。 「え・・・いや、あの」 あまりの呆気なさに困惑するカイル。 恐る恐るミントに声をかける。 「反対してたんじゃ・・・」 だがミントは「いえ」と言って、 「ただ私はシースリ村というところが人でいっぱいになってしまいます。と言いたかっただけです」 間の抜けた声で出発の準備をする。 カイルは開いた口が塞がらない。 (もしかして・・・俺の思い込み!?) カイルはがっくりと肩を落とす。あまりに自分が真剣すぎたせいで彼女の雰囲気がものすごいぽわんとしていて・・・。 「ダメだ・・・気を持ち直さないと」 パンと頬を両手で叩き、気合いを入れなおす。思いのほか痛かった。 「それに・・・」 ミントが呟く。とても小さな声で。 「え?何か言った?ミントさん」 あまりの小ささに聞き取れなかったのでカイルは問いただすが、 「いいえ、何でもありませんよ」 と茶を濁して歩き出す。 「早くしないと置いていってしまいますよ~」 カイルを急かす。後ろからは「待ってよ~」という嘆きが聞こえてくる。 それに・・・ 「カイル君ならそう言うと思ってましたから」 今度も本当に小さな声でミントはそう呟いた。 晴れてカイルは英雄なんて称号にこだわらず 自分の意志を貫く決意を手に入れた だが完全に英雄を捨てたわけではない 彼は一人の少女の英雄であることに変わりはないのだ 【カイル・デュナミス 生存確認】 状態:全身に軽い打撲 (ほぼ完治) 所持品:鍋の蓋、フォースリング、ラビッドシンボル (黒) 第一行動方針: 声の主の所に行く 第ニ行動方針:リアラとの再会 第三行動方針:父との再会 第四行動方針:仲間との合流 現在位置:F3草原 【ミント 生存確認】 状態:健康 TP2/3 所持品:ホーリースタッフ サンダーマント 第一行動方針:シースリ村に向かう 第二行動方針:仲間と合流 現在位置:F3草原 前 次
https://w.atwiki.jp/nostradamus/pages/2357.html
『アバモンの答え』、正式名 『ポルフュリオスがアネボーに宛てた手紙に対する師アバモンの答えと、その手紙で提示された諸問題の解法』 は、3世紀後半から4世紀前半に活躍した新プラトン主義哲学者イアンブリコスの著書。 『エジプト人の秘儀について』という通称でも知られるが、これはルネサンス期以降に定着した名称である。 題名 正式名は上記の通りである。しかし、これをラテン語で釈義したマルシリオ・フィチーノが 『エジプト人、カルデア人、アッシリア人の秘儀』(1489年) と題して公刊し、さらにラテン語全訳であるニコラス・スクテッリ版(1556年)がさらに簡略に 『エジプト人の秘儀について』 と題したことで、そちらが定着するようになった。 ただし、近年は本来の題名の方が、成立経緯が鮮明になると言われている。 内容 この書は正式名にあるように、イアンブリコスの弟子であるエジプト人アネボーに向けて、ポルフュリオスが示した『アネボーへの手紙』に対する反論である。 アネボーという弟子が実在したかは分かっていないが、その人物に託けて自らに寄せられた疑問に対し、イアンブリコスはアバモンという仮名を使って反論する。 全10巻に分けられているが、これはスクテッリ版(1556年)からの慣例である。 第1巻は返答者についての前置きの後、多岐に渡る質問に分野ごとに答えていくことが示され、いくつかの問いが俎上に載せられている。 第2巻では神々、大天使、天使、ダイモーン、英雄、アルコーンの顕現形態の違いが論じられる。 第3巻は未来予知の手法について論じられ、ここでデルフォイやブランキダイの神託のほか、腸占い、鳥占い、星占いといった「しるし」を読み解く占いなども扱われる。 第4巻は召喚される上位の存在が下位のはずの人間に使役されうる背景などが論じられる。 第5巻は供犠について、第6巻では死肉に触れることの禁忌と生贄を捧げることの関係などが扱われる。 第7巻はエジプト人の秘儀とシンボルについて論じられ、第8巻ではヘルメス文書について紹介される。 第9巻は個につくダイモーンが採り上げられ、第10巻では神的な予言術と自然的・技術的予言術の違いが幸福をもたらすか否かという観点で比較される(*1)。 【画像】 『新プラトン主義を学ぶ人のために』 ノストラダムス関連 ノストラダムスがこの書物(ラテン語版)から、少なくともデルフォイやブランキダイの神託の描写について、影響を受けていたことはほぼ確実視される。 ただし、再版されていたラテン語版を直接参照したのか、イアンブリコスを参照していたクリニトゥスやコルネリウス・アグリッパらの著書からの間接的な影響なのかは、論者によって見解が分かれる(詳しくは、詩百篇第1巻1番・詩百篇第1巻2番の両記事を参照のこと)。 ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。
https://w.atwiki.jp/hidekazu_tanaka/pages/175.html
チョコっとの答えは、まぬんちゃん(CV:まふまふ)の楽曲である。 目次 概要 作家情報 クレジット 試聴動画 収録CD一覧 配信情報 概要 2021年2月14日に公開されたまぬんちゃん(CV:まふまふ)の楽曲。田中秀和が作曲(まふまふと共同)・編曲を担当した。
https://w.atwiki.jp/god14/pages/106.html
発言者:摩多羅夜行 対象者:第六天波旬 第六天波旬と最終決戦開幕時、曙光曼荼羅の面々がそれぞれの宣誓をする場面にて。 咒皇百鬼夜行篇にて、夜行が座へと潜行し波旬と対面した際、さんざん嬲られ太極・夜摩閻羅天を奪われ、挙句に自分の力が波旬が垂れ流す糞尿だと知らされ嘲笑われたことに対する意趣返しである。 「然り――我らは我ら、貴様とは違う」 「ようも私を嬲ってくれた。ああ、細かい理屈はどうでもいい。ツケを清算してもらおうか」 「貴様の糞は、貴様が喰らえ」 他の面々が唯我の理に対する義憤や因縁の決着、自分たちの未来を掴み取るための決意を口にするシーンに、夜行一人だけただ単純にブチ切れていることが印象的である。 しかし、あの屈辱的な敗北から自分一人では敵わぬと知り、東征軍皆で再び波旬に挑むあたり彼にも成長が見られ、必勝を誓うその姿は鬱憤を晴らせるとばかりに皮肉たっぷりである。 正田氏が酷い酷いと連呼していた波旬の本性を夜行と共に実感し、糞だ糞尿だと連呼されたことにぶち切れたユーザー諸兄も、夜行のこの一喝できっと多少はすっきりしたことだろう。 糞と糞眼鏡。ゲームプレイ前は、ただのアンチの発言と思ってたが、まさか親愛の証だったとはな。ニートのウザいとか(笑) -- 名無しさん (2017-03-26 17 03 22) ↑ 糞眼鏡はかなり愛憎入り混じってるけどな -- 名無しさん (2017-03-26 17 18 18) ニートうざいと糞眼鏡死ねの違いには海より深い溝がある。 -- 名無しさん (2017-03-26 17 43 21) ニートは好きな人が出来たから好きな人に抱かれて死にたい!波旬は俺以外邪魔だしなんかへばりついてるしふざけんな!死ね!糞眼鏡は好きな人が出来たから好きな人のような人しか居られない世界を作ろう!どれがマシかはご自由に -- 名無しさん (2017-03-27 07 46 50) ↑ニートに好きな人以外どうでもいいを追加で -- 名無しさん (2017-11-17 20 20 35) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/miko2006/pages/22.html
P5.③ アウストラロピテクス アウストラロピテクス [ Australopithecus] アウストラロピテクス 7 [(ラテン) Australopithecus] 〔南の猿の意〕アフリカで発見された化石人類の一群。猿人に属す。約四〇〇万年前から約二〇〇万年前頃まで生息していたと考えられている。脳容量はゴリラくらいで、直立歩行した。オーストラロピテクス。
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/1466.html
前ページ次ページゼロの答え 『アンサー・トーカー』 それは予知や予測ではなく、答えを出す能力である。あらゆる疑問や問題に対して答えを出すことができ、その汎用性は異常なほどに広い。 よって突然目の前に光る鏡のようなものが現れても、彼はさして驚くこともなく、目の前の鏡らしきものが『異世界への扉』だと理解していた。 (別の世界か……) この世界とは違う世界。 それに彼……デュフォーは惹かれるものを感じた。 ファウードの時と同じ。いやその時とはまた違う何か。 (ゼオンとの約束であった今までとは違う景色はもう見つけた。だがこれをくぐった先には、それとは違う景色があるかもしれない) それはアンサー・トーカーとして得た『答え』ではない。ただの予感に過ぎない。 だがその衝動に従い、デュフォーは扉をくぐることに決めた。 ―――そして物語は始まる。 ~ゼロの答え~ 「ん……」 異世界でデュフォーが初めに感じたのは唇に触れる柔らかい感触と吐息だった。 目を開けると唇を合わせている少女の顔が映る。 (……使い魔の契約の儀式か) 彼はアンサー・トーカーによって自分の置かれている状況を一瞬で理解した。 目の前の自分にキスをしている少女の名前がルイズであること。 あの鏡はルイズの使い魔召喚の儀式によって発生したものであったこと。 このキスは使い魔としての契約を結ぶためのものであること。 気絶している間にルイズが使い魔召喚のやり直しを求めたが却下されたこと。 契約とはいえファーストキスのためルイズは緊張していたこと。 そのため相手が気絶しているうちに済ませてしまおうと思っていたこと。 それらこの状況になった『答え』を一瞬でデュフォーは得ていた。 ルイズはデュフォーがよりにもよってキスの最中に目を覚ましたのに驚いたのか硬直している。 そしてお互いに唇を合わせ目を合わせたまま、時間が過ぎていった。 しばらくしてルイズが唇を離す。 「キ、キスの最中にいきなり目を覚ますんじゃないわよ!び、びっくりしたじゃない!」 自分からしたくせにルイズは顔を真っ赤にして理不尽なことを言う。 (こいつ頭が悪いな) キスをしたから照れているという『答え』は得ている。だがそこに至るまでの過程がわからない。 そもそもあのキスは使い魔との契約を結ぶための儀式のはずだ。普通のキスとしてカウントするようなものではない。 (何故あいつは照れて……いやむしろ怒っているんだ?) 騒いでいるルイズを無視して、そこまで考えたところでデュフォーの身体に激痛が走った。 使い魔のルーンが刻まれている。痛みの原因については瞬時に『答え』を得た。だがその痛みによって一瞬だけ意識が飛んだ。 だから次の瞬間に起こったことにデュフォーは対応できなかった。 アンサー・トーカーといえども考えることができなければ『答え』は出せない。 「無視すんなーーーーーーーーー!!」 怒声とともに殴り倒される。倒れた先には一抱えほどの石が。後頭部を強くぶつけ、目の奥で火花が散る。 「え?え?えーーーーーーーーーーーーーーーー!?」 暗くなっていく視界。何が起こったのか解らず混乱するルイズの姿が意識を失う前にデュフォーが見た最後の光景だった。 夜。昏倒から目を覚ましたデュフォーは自分の寝ている場所がルイズのベッドであることをまず把握した。 次に『治癒』の呪文によって、後頭部への打撲は治療されていること。 最後にこの部屋の主であるルイズは机に突っ伏して寝ていること。 まだ少し痛む頭を振りながらルイズを起こすためベッドから降りる。 「起きろ」 「--------っ!?」 突然声をかけられたことに驚いたルイズがビクンと飛び起きる。 「な、なによ!なにごと!」 「起きたか」 「誰よあんた!なんで私の部屋に!?」 「お前頭が悪いな。お前が俺を召喚したことを忘れたのか?」 「ああ、使い魔ね。そういえば昼間召喚……って誰の頭が悪いですって!」 怒鳴り声とともに平手が飛ぶ。がデュフォーは何事もなくそれを避けた。 「っの、おとなしく殴られなさいよ!ていうかあんたの名前は?まだ聞いてないわよ!」 「デュフォーだ」 「デュフォーね。まあ平民だし家名がないのは当然か。でどこの平民?」 「別の世界だ」 「『ベツノセカイ』か、聞いたことない地名ね……って馬鹿にしてるのあんた!」 再び翻る平手。だがまたもスルー。 「別に馬鹿にはしていない。事実だ。お前の召喚で俺は別の世界からこの世界にきた」 「そんなこと信じられないわよ!あんたムカつくし!」 デュフォーは溜息をつくと、言った。 「お前頭が悪いな」 プチッとルイズは自分の頭の中で何かが切れるのを感じた。 数分後。何かが暴れまわったのか部屋は滅茶苦茶になっていた。 肩で息を切らしているルイズとは対照的にデュフォーは涼しい顔で窓に寄りかかっている。 「はぁはぁ、ま、まあいいわ。あんたが別の世界からきたとかはこの際置いておくとして。そういえば私のほうも自己紹介がまだだったわね。私の名前は……」 「ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールだろ」 「え?おかしいわね、まだあんたに自己紹介なんてしてなかったと思うんだけど。契約の呪文を唱えたときはあんた気絶してたし」 「俺はアンサー・トーカーだ。あらゆる疑問や問題に対してに『答え』を出すことができる」 「はぁ?言ってもいないのに相手の名前がわかるぅ?そんな人間いるわけが……」 「お前頭が悪いな。わかると言っただろう。目の前に居る相手の名前は何だ?に対しても『答え』を出せるからアンサー・トーカーだ」 ビキッとルイズの顔に亀裂が走った。 「そ、そうなの。それじゃお互い自己紹介もすんだことだし、あんたに使い魔の仕事について教えてあげるわ」 「必要ない。あらゆる疑問や問題に対して『答え』を出せると言っただろう。使い魔の仕事とはなんだ?にも『答え』を出せるからアンサー・トーカーだ」 ビキビキッとルイズの顔に更に亀裂が入り、血管が浮き出る。 「ーーーーーーーーーーーーーーっ!落ち着け、落ち着け、私。相手は使い魔なのよ、ご主人様であるで私が使い魔が何か言った程度で簡単に切れちゃ駄目だわ」 でも次に何か言われたら切れよう。そして殺そう。 そんな物騒なことを考えてるルイズだったが、デュフォーはそんなルイズを綺麗に無視して窓の外を眺めていた。 「……今日はもう寝るわ。あんたとこれ以上話してると腹が立って眠れなくなりそうだし。あんたもそろそろ寝なさい」 「そうか」 ルイズはネグリジェに着替えるためブラウスと下着を脱ぎ始めた。が、デュフォーは見向きすらしない。気配でわかる。横目で見ようとすらしていない。 ルイズ自身、デュフォーのことを男として意識などしていないのだが、すぐ近くで着替えてるのにまったくの無反応というのは流石に女としてのプライドが傷ついた。 その理不尽な怒りも込めて叩きつけるかのように脱ぎ捨てた下着を投げつける。だがデュフォーは振り向きもせず外を見たまま下着を片手でキャッチした。 「それ!明日になったら洗濯しといて!あとあんたの寝るところは床だからね!」 「そうか」 ルイズとしてはてっきり床で寝ることや下着の洗濯を命令したことに反発すると思っていただけにやや拍子抜けた。 毛布を一枚投げ渡すと、それ以上言うこともないので、ランプの明かりを消してベッドに潜り込む。 目を閉じる前にデュフォーが床に横になるのが見えた。 こうしてデュフォーのハルケギニアでの一日目が終わった。 前ページ次ページゼロの答え
https://w.atwiki.jp/also_little/pages/757.html
人生の答え合わせをしましょう! (´・ω・`)
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/1767.html
前ページ次ページゼロの答え 「うぅ、腰が痛い……」 そう呟きながらルイズは街を歩いていた。 なにせ馬に乗ったことはあるものの、あんな速度で走り続けた経験はない。 なのに初めて馬に乗った上にルイズ以上の速度で駆っていたデュフォーは平然としていた。 恨めしげに横目で睨むものの、文句は言えない、馬で行こうと言ったのは自分である。 まさか初めて乗る馬ですら、あんな完璧に扱うとは思っていなかった。 そのデュフォーはというと、初めて街にきたはずなのにルイズの先を歩いていた。しかも迷いなく。 「ちょっと待ちなさいよ。あんた武器屋の場所わかってるの?」 「お前、頭が悪いな。武器屋はどこだ?の答えも出せるからアンサー・トーカーだろ」 ルイズはその場で深呼吸をして怒りを静めた。街中でキレるわけにはいかない。 「ふぅ……ま、まあそれはいいとしてスリには気をつけ」 ギロリ。そう言いかけた所でデュフォーが横を睨んだ。 「きゃっ!な、なによ急に?」 デュフォーが睨んだ方を見ると一人の男が恐れをなした表情でこそこそと退散するところだった。 「……もしかして今の」 「スリだ」 「……あっそ」 その後、数回同じことがあり、デュフォーに対してスられる心配は杞憂だったとよくわかった。 そうこうしている内に武器屋にたどり着いた。本当に場所がわかっていたことに今更ながらルイズは驚いた。心底得体の知れない使い魔だと思う。 武器屋に入るとルイズはまず店の主人のところに向かった。一方デュフォーはちらりともそちらを見ず、乱雑に積み上げられた剣のところに行った。 そして主人とルイズが話している間にその中から一本の大剣を掴み出した。 「おでれーた!いの一番に俺を選ぶなんていい目をしてるじゃねーか坊主」 デュフォーが掴み出すと同時に剣が叫んだ。が、デュフォーはまったく動じず、まだ話をしている最中のルイズと主人のところへ持ち込んだ。 「おいおい無視すんなよ。てかその体で俺を扱えんのか?悪いことは言わねぇからもっと体に合った武器にしろよ。いくら俺が名剣でもよー」 「ルイズ。この剣でいい」 「へ?ってあんた何勝手に決めてるのよ!それになによその剣は!錆が浮いてボロボロじゃない!みっともない!」 「若奥さまの言うとおりですぜ。そんな剣よりもっと良い剣がうちには」 「この剣以上の物はないだろう?」 「へへっ、その通りだぜ。だけど坊主、お前の体じゃ俺を扱うのはちーとばかし……」 そう剣が喋ったところでデュフォーが左手を見せた。 「これなら問題はないだろ」 「おでれーた!おま『使い手』か!流石俺を一目で選ぶだけのことはあるぜ!俺の名前はデルフリンガーだ。これからよろしくな、相棒!」 何かに引っかかったのかぴくりとデュフォーの眉が動いた。だがデュフォーが口を開くより早くルイズが怒鳴った。 「だーかーらー、勝手に話を決めるなって言ってるでしょうが!何よ、その変なインテリジェンスソードは!」 しかしデュフォーと変な喋る剣は一向に話を聞こうとしない。疲れた溜息を吐くとルイズは主人に告げた。 「……あの剣はいくら?」 「へぇ、あれなら百で十分でさ」 デュフォーはルイズの財布を懐から出すと、その中からきっちり百枚をカウンターに置いた。 「毎度」 鞘に入れられたデルフリンガーをデュフォーは受け取った。肩から提げるようにして身に着ける。 そんなデュフォーを横目に主人とルイズが話をしていた。 「若奥さま。俺がこういうのもなんですが下僕の躾はちゃんとしたほうがいいですぜ」 「……できるならとっくにやってるわよ」 こうして無事(?)目的の剣を購入し、店から出て、学院へと戻るデュフォーとルイズ。 その様子をキュルケたちが見ていた。 「ふふっ、これはチャンスね。あんな剣よりもっと良い剣を買ってあげれば一気に好感度アップよ」 「それはないと思う」 「む、何でよタバサ」 「彼、まったく迷いもせずにあの剣を選んでた。きっとよっぽど気に入ったんだと思う。他の剣をプレゼントしてもあれ以上に気に入られる可能性は低い」 「う、そう言われると。……うーん、確かにあなたが言うとおりね、他の剣を贈っても気に入られなきゃ意味がないわ」 そう言うとキュルケは大きく溜息をついた。せっかく親友に無理やり付き合ってもらってまで街にきたのに収穫は何もないのだ。 タバサごめん、と謝るとキュルケは学院に帰ることにした。勝負は夜だと考えて。 寮に帰るとすぐにルイズはベッドの上でうつ伏せになって枕に突っ伏した。帰りも行きと同様に馬に乗ってきたため、更に腰を痛めたらしい。 患部に水でぬらしたタオルを置いて冷やしてながら恨みがましい目でデュフォーを睨みつけていた。 だがデュフォーはそんなルイズを無視して、さっそく鞘からデルフリンガーを抜いて話しかけた。 「おい」 「なんだ相棒?」 「いつまでその姿でいる気だ」 「は?何言ってんだあいぼぐっ!」 デュフォーは問答無用でデルフリンガーを石造りの壁に叩き付けた。 「思い出したか?」 「いきなり何しや―――」 再び壁に叩きつける。 「思い出したな?」 「は……はい。思い出しました……」 「そうか、なら次だ。ガンダールヴという名前に聞き覚えは?」 「ん、あー……なーんか頭の隅に引っかかる名前だな」 それを聞くとデュフォーは呆れた表情になった。 「……忘れていることが多すぎるな。仕方がない、思い出させてやる」 「お、おい、ちょっと待てよ、相棒。ら、乱暴はよ……」 「この角度で強い衝撃を与えると思い出しやすい」 しばらくの間、金属を石に叩きつける音とデルフリンガーの悲鳴が響いた。 ―――そして小一時間後。 「思い出したな?」 「あ、ああ。ばっちりだぜ相棒……だからもう石に叩きつけるのはよして……お願い……」 ボロボロになったデルフリンガーがそう懇願するのを聞いてデュフォーはこう告げた。 「なら早く元の姿に戻ったらどうだ?」 「わ、わかった。今すぐ戻るぜ!だ、だから岩に叩きつけるのはもう勘弁して……」 デルフリンガーがそう叫ぶと、突然その刀身が光り出した。 そして光が収まるとそこには錆の浮いた大剣ではなく、まるでたった今、研がれたばかりのように光り輝く大剣があった。 「これがほんとの俺の姿さ。ど、どうだい相棒、おでれーたか?」 多少びくびくしながらデュフォーの反応を見るデルフリンガー。だがデュフォーは無反応。 「くぅ~。相棒、そんなんじゃガンダールヴとしちゃ役立たずだぜ!良く聞け!ガンダールヴの力はな」 「心の震えで決まるんだろう」 「なっ!?知ってるのか、相棒。だったら俺の言いたいことも」 「問題はない。心の力を込めることなら慣れている」 「へ?慣れてるってどういうこった」 「他に言いたいことはあるか?」 「いやだからちっとは俺の話を……」 「ねえ、デュフォー。さっきからあんたがこの剣と喋ってるガンダールヴって何?」 デルフリンガーの言葉をさえぎるようにしてベッドの上からルイズがデュフォーに話しかけた。 「名前なら聞いたことがあるはずだが?頭が悪いから忘れてたのか?」 「っの!始祖ブリミルが使役していた伝説の使い魔の一人でしょ!それくらい知ってるわよ!わたしが聞きたいのは何であんたが『ガンダールヴ』とか言ってるのかってこと!」 「お前、頭が悪いな。俺が『ガンダールヴ』だからに決まっているだろ。この使い魔のルーン。これが『ガンダールヴ』の証だ」 そういうとデュフォーはルイズに左手のルーンを見せる。 そしてルイズに対してガンダールヴについての説明を始めた。 デュフォーの説明に対し、最初はうさんくさげな顔をしていたルイズだったが、話が進むにつれ、徐々に顔色が変わってきた。 「理解できたか?」 一通り説明を終えると、デュフォーがそう訊ねる。 「……証拠」 「お前、頭が悪いな。証拠なら」 「違う。ルーンじゃなくて、実際にそんな力を持ってるって証拠を見せて!でないと信じられないわ!」 強張った表情でそう叫ぶルイズ。 仕方ないなと言ってデュフォーはデルフリンガーを持って立ち上がった。 「ついてきて、中庭に行くわよ」 そういうとルイズはドアを開け、部屋の外に出た。 「きゃっ!?」 ちょうどデュフォーに会うためにルイズの部屋の前に来ていたキュルケが、目の前でいきなりドアが開いたことに驚いて悲鳴を上げた。 「ちょっとルイズ!急にドアを開けないでよ、びっくりするじゃない!」 キュルケがルイズに対して文句を言うが、ルイズはそちらを向こうともせず表情を強張らせていた。 それに訝しげな表情を浮かべるキュルケ。だがルイズに続いてデュフォーが出てきたのを見ると相好を崩し、ルイズのことは頭から消え去った。 「あら、ダーリンじゃない。こんな時間に部屋から出るなんて……ひょっとして私の部屋に来る気だったとか?」 デュフォーは違うと一言でキュルケを切って捨てるとルイズの後を追った。 前ページ次ページゼロの答え