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このページはこちらに移転しました 人生の答え 作詞/おちんこまんこ やっぱりまんこだろjk 俺たちはまんこを求めてる ああ突っ込みたい!それだけ それだけが生きるエネルギー まんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこ おっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱい ああ揉みたいだけだよ 飽きたと思ってたのにもうどうしようもないくらいにおっぱいおっぱい!まんこまんこ! まんことおっぱいがあればいい
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『それは見渡す限りの紅の乱舞』 憂「雰囲気出てるね、梓ちゃん」 梓「…また声に出してたのね、私」 憂「うん、出てたよ」 まるで冬の訪れを拒むように、暖色の紅葉に染まる山間の道 ちょうど暮れ始めた少し早い秋の夕暮れの茜色も相俟って、まるで見知らぬ世界に迷い込んだ旅人の気分 でも、憂と二人なら彷徨い人になるのも悪くないかも 「例えそれが続くはずのない永遠でも?」 梓「それでも、だよ」 憂「え?」 梓「なんでもないよ、なんでも」 憂「ふふっ、変な梓ちゃん」 こんな楽しそうな憂の笑顔が見られるなら、くだらない杞憂なんて吹っ飛ぶよね、私 憂「今度は何を考えてるのかな、梓ちゃん」 梓「うん、幸せだなって」 憂「…そうだね」 なんでだろう、これまでは伝わってこなかった、憂の心の声が聞こえる気がする 梓「…憂」 寄り添い歩く憂の手にそっと触れてみる つないだ手はいつだって温かくて柔らかい憂の手だ 憂「…もしかして、分かっちゃったのかな?」 梓「どうかな?ただなんとなく、だよ」 そんな私を見て、いつもと同じようでいて、ちょっぴり違う微笑みを浮かべる憂 憂「そっか。梓ちゃんも分かっちゃったんだね、女の子の魔法」 梓「女の子の魔法…なるほど」 概念として捉えるなら、以心伝心って感じかな? 梓「でも、これってMagicでもTrickでもなく、Logicだよね」 憂「そうだね。相手の事を知り理解すれば、自ずと考えている事が分かる、これが答えかな」 梓「でもなんで今更なんだろう?これまでだって私は憂の事…」 『それは、本当の私を見てくれるようになったからだよ』 聞こえたかな、梓ちゃん? 梓「…そうか」 何かな?期待しちゃうね 梓「今なら分かるよ。憂の言ってた『本当の特別』の意味が」 うん、あなたはやっぱり特別だよ、梓ちゃん 憂「もしかしたら、それはこの紅葉の魔法かも知れないね」 梓「紅葉の?」 憂「落葉樹の名前でしょ、梓は」 梓「なるほど…考えた事もなかったよ」 幸せだよ、私 『やっと旅館が見えたよ』 梓「送迎車があんな手前で降ろすから、結構歩いたよね」 かれこれ10分くらいは歩いて、やっと旅館の前に到着 でも、あそこが乗降場所になってたのは納得 お陰で紅葉に染まる山をたっぷり堪能出来たし 憂「なかなか味なお出迎えだよね」 梓「うん、旅館の前まで車だったら、あんな綺麗な景色をゆっくり見れなかったよね」 憂「旅館の建物も雰囲気あるよね」 実は父さんのおススメの宿なので、見るのは初めてだったりする 木造のどこかひなびた雰囲気を醸し出す、旅館のたたずまいも実に素敵 しかし父よ、こんな素敵な所に一体誰と来てるんだ? 少なくとも、家族旅行では来てないぞ そんな事を考えながら、旅館に入ると実に大人な美人女将が出迎えてくれた …まさか、これが目当てじゃないだろうな、父よ 憂「さっきからどうしたの、梓ちゃん?」 梓「え?」 憂「ほら、早くお部屋に行こうよ。女将さんも待ってるよ」 …思わず考えに耽ってしまってたよ まさか…私が幸薄いのは父よ、あなたも原因なのか? 通された部屋もまた渋い 木造畳敷きの和室ってなんでこんなに落ち着くのかな 憂「ねぇ、梓ちゃん!露天風呂があるよ」 各間毎の露天風呂まであるのか なんていい宿なんだろ、やっぱり父に少し感謝だね、うん 憂「でも先に食事かな?」 梓「だね。正直おなかペコペコだよ」 憂「あはは、実は私もだよ」 いくら土曜日でも、学校が終わってから出かけると結局夕方過ぎになるから、これは仕方ない 腹が減っては戦は出来ぬ、だよ 別に戦はしないけどね 食事も充分期待に応える美味しさで満足 憂「これ美味しい。帰ったらお姉ちゃんに作ってあげようかな」 …妬いてないもん 梓「そう言えば、唯先輩の晩ご飯は大丈夫なの?」 ほらね、妬いてない証拠に私から言ってやったよ …負け惜しみじゃないもん 憂「大丈夫だよ、ちゃんとレンジでチンするだけにしてあるから」 梓「…それが出来るのかすら、若干怪しいんだけど」 憂「…メールしてみようかな」 梓憂「…ふふっ」 何故か顔を見合わせた途端に笑ってしまったよ、まったく 梓「ふう、ご馳走さま」 憂「美味しかったね」 うん、確かに美味しかったよ お陰で食べ過ぎて、女の子としてはちょぴりピンチかも… 憂「ねぇ、梓ちゃん。お風呂!お風呂入ろうよ」 梓「あ、うん。ちょっと待って…もらえると嬉しいかも」 憂「ん?」 …だって、今おなか出てる気がするし 恥ずかしいもん 憂「もしかして、梓ちゃん…」 うっ、その瞳に踊る色は間違なく、悪戯っ娘憂! 憂「えいっ!」 梓「にゃーっ!」 いきなり押し倒されてしまった… 憂「にひひ、やっぱりだね。梓ちゃんおなかぷにぷに」 梓「だ、だって美味しかったからつい…って、ぷにぷにしないでーっ」 憂「…やだ!」 ううっ、屈辱…幼児体型の自分が怨めしい 憂「ふふっ、嘘だよ。許してあげよう」 梓「はぁ、なんか最近押し倒されキャラだよ、私」 憂「…誰にそんな事をされてるのかな?」 …墓穴を掘った予感 下手にごまかしが通じる憂じゃないし、ここは正直に言おう、私 梓「あの、誕生日の夜に母さんにね…」 素直にあの日の件を説明 …少しだけ話せない事は省いたけどね 憂「仲良しだもんね、梓ちゃん家は」 梓「うん、でもさぁ、いつまでも子供扱いするんだよ。この年齢になって、まさか耳をはむはむされるな…ん…て…」 …マズい…最悪の墓穴掘りモードじゃない、これって 憂「…はむはむ」 梓「…えーっとね、お、お風呂!お風呂行こう、ね?」 慌てて憂を私の上から起き上がらせようとしたけど…遅かりしだったりする 憂「因みにお母さんはどっちの耳をはむはむするのかな?」 梓「…そっ、それを聞いてどうしようと?」 憂「それだけ教えてくれたら、許してあげる」 穏やかな微笑み、いつもの憂だ…助かる予感 梓「左…かな」 憂「そっか」 梓「え、えっと、取り敢えずちょっとだけ離れようか、憂?」 憂「そうだね。約束通り、左だけは許してあげよう」 梓「…え?」 いつの間にか、また悪戯っ子憂な瞳に戻ってるよ…大ピンチ、私! 憂「では、私は右の耳を…はむはむ」 梓「にゃー!ダッ、ダメー、はむはむしないでー」 ジタバタしても、何故か逃げられない不思議 …なんて余裕はないぞっ、私! 梓「にゃーっ!はむはむ禁止ー!」 憂「…ぷっ、あはははは、あっ、梓ちゃん、可愛すぎるよぉ」 …そんなおなかを抱えて転げ回らなくても…グスン、いいもん!拗ねてやるもん! 梓「…憂のイジワル」 憂「ごっ、ごめんね、梓ちゃん。でも…ぷっ」 梓「もう、いいもん!お風呂入るっ」 憂「あ、待って、梓ちゃん。せっかくだから大浴場に行こうよ」 梓「…うん」 浴衣に着替えて、大浴場に向かう間も拗ねてやるモードの振りをする私 憂「梓ちゃん、まだ怒ってる?」 梓「…怒ってないけど拗ねてる」 憂「ごめんね」 梓「…もうはむはむしないって約束してくれたら許す」 憂「うん。もうしないから、許してくれるかな?」 梓「なら、許す!」 はぁ、取り敢えずはむはむの脅威から逃れたよ …実は残念、なんて思ってないもん! 『私は今夜もやっぱりする事がない』 だから芋虫ゴーロゴロ 純「…なんか私こればっかりだし」 なんて思ってたら携帯がメールの着信を告げる 純「部活の連絡メールだし」 内容は…明日の部活はおやすみ、だってさ 純「…むー、梓ぁ、憂ぃ、暇ぁー」 と、叫んだところでなーんにもならないし 仕方ないから、芋虫ゴーロゴロ続行 純「…幸薄いのって、実は私じゃない、梓?」 『仰ぎ見るは満天の星空』 梓「昼は紅葉、夜は星空、もう文句なしだよ」 憂「うん、今のも雰囲気出てたね」 梓「…因みに今のは普通に言ってみたんだからね」 露天風呂につかりながら、二人で見上げる夜空は綺麗すぎて 幸せすぎるのも、ちょっぴり怖かったりする わがままで臆病な私は相変わらずなのかも知れないね… 憂「ねぇ、梓ちゃん」 梓「なに?」 憂「さっきのお詫びに髪洗ってあげようか」 梓「でも、結構大変だよ?」 憂「平気だよ。それにね」 梓「それに?」 憂「今度の旅行の楽しみの一つだったんだ。梓ちゃんの髪を洗うの」 梓「…じゃあ、お願いしよう、かな」 洗い場で髪を纏めていたタオルを外すと、少し冴えた外気をはらんで気持ちいい 憂「相変わらずツヤツヤだね、梓ちゃんの髪」 梓「結構手入れも大変なんだけどね」 憂「だよね。えっと、普通に洗って大丈夫なのかな?」 梓「あ、これ使って」 使いつけの洗髪ブラシを渡すと、憂は興味津々で見ている 梓「あのね、柄の部分のタンクにシャンプーをお湯で少し薄めて入れるんだよ」 憂「へぇ、これでいいのかな?」 梓「うん。それで、柄の背中の部分のボタンを押すと…」 憂「うわぁ、泡々になったよ」 梓「うん。後はそれで普通に櫛削るようにしてくれればいいよ」 憂「うーん、これは便利だね」 梓「これだけ長いと普通に手で洗うと、もつれたりして大変だからね」 それにしても、髪を洗ってもらうのって、凄く幸せな気分だよ… 憂「…くしゅん」 梓「あ、ごめん。すっかり冷えちゃったね」 憂「ちょっぴりね」 秋の夜の露天で髪を洗うのは少し無謀だったかな 梓「お湯につかろう、憂」 憂「うん」 二人寄り添い入る温泉は、心も身体も温かくて… 梓「ねぇ、憂。幸せ…なんだよね、私達」 そう呟いた私を、いつもの優しい微笑みを浮かべて見つめる憂 憂「そうだね…幸せだよ」 その言葉は幸せと同時に、消えたはずの不安を揺り動かす… 梓「憂は本当にこれでいいの…」 私の問い掛けに答えずに、ただ満天の星空を仰ぎ見る憂 月明りが写し出すその姿が滲んで見えるのは…なんでだろうね 梓「続くはずの無い永遠でも…いいの?」 口にした途端に激しく湧き上がる後悔… こんなの…憂にだって答えが出せる訳ないよ 私自信が欲しい答えすら見出だせないのに…「今だけあればいい」なんて、安い台詞も聞きたくない これじゃ、まるで駄々をこねる子供だよ…最悪だ、私 憂「…それは難しい問題だね、梓ちゃん」 それはいつか聞いた言葉 ただあの時とは違う戸惑いを隠さずに、憂はただ一言だけ 憂「少しだけ…時間をもらえるかな」 憂は本当に優しいね こんな愚かな私に、まだ真剣に向かいあおうとしてくれるんだね… ずっと、大好きだよ でも…この先に待っているのは、きっと少女時代の幻想の終わる時だけ 絶望しかない永遠の終わる世界 それでも… 4
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『好き、嫌い、好き、嫌い・・・なるほど お前は俺のことが嫌いなんだな ならば 死刑!! 俺を恨むなら お前にあたった花を恨むがいい 警吏、連れて行け! 次ッ! 』 「ぼ、僕はあなたが好きです!だから助けてください!! 」 『ならば示して見せよ!貴様の愛の程を!』 A「さて唐突に始まりました、君と愛し合うアドベンチャー選手権。まさしくデッドオアラブ!」 B「始まりましたねー。この闘い、どういった手が出されると見ますか?スズキさん」 A「そうですねー。やはり愛というからには、スタンダードに甘い告白や、それに花束などが有効かもしれませんね」 B「なるほど。しかし、今回は男率88%女率10%うち4割が男の娘と名高い声劇スレが決戦の舞台です。油断はできませんね。」 B「なお、解説は私、イトウカツオと」 A「あなたの心の回遊魚、スズキがお送りいたします」 「受けてみろ!!僕の愛は、これだあああああああああ!!!!」 (バーン!) 「この一千万の預貯金で…勝負だーーーー!!!!」 A「おーーーーっとぉ、いきなりの伏兵だああああ!!!!」 B「まさかの預金通帳!!定期預金です!!現実的かつ直接的なアプローチ!!判定はどうだ――!?」 SE 不正解音 A「引いたーーーー!!挑戦者、初戦、敗退です!!」 B「いきなりのこれで幸せな家庭を築こうアプローチは無理があったかー!?」 「くそおおお!!どうしてだよ!どうして僕の愛を受け入れてくれないんだ!!」 『フン、お前の愛など、所詮 金か――!!』 A「おーーーーっと、まさかの愛は金ではないアピールです!!」 B「これは戦況が難しくなってきました、愛は物ではないまで言いだされたら、ほぼ初対面の挑戦者は勝ち目がないぞ、どうする!?どうなる、挑戦者!!」 A「しかし今までの展開を見るに、お前が言うなって感じですよね」 B「愛とは盲目なものです、そこは察してあげましょう。」 A「さあ、挑戦者、どうする、どう立ち向かう――!?」
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Ver. 2.3EX2 カードNo. 2-3-234 種類 インターセプト レアリティ UC 名称 さよならの答え 属性 無 CP 0 アビリティ 対戦相手のターン時、あなたのユニットが消滅した時、対戦相手のユニットを1体選ぶ。それを消滅させる。あなたはカードを1枚引く。 消滅除去効果のメタカード。 発動条件の都合上、消滅をメインに据える黄主体のデッキに対抗できる。 効果の発動元は問わないため、両成敗などを使って能動的に扱うこともできる。 光翼神ホルスにはかなり強く刺さってくれる一枚。 大抵の場合手札でレベル3にしてから召喚してライフ二点とユニット一体を持っていくので相手の計算を狂わせられるだろう。 フレーバーテキスト 残酷な運命を告げられた日から覚悟してきた。だけど、それでも、もう会えなくなるということがこんなに辛いものだとは思わなかった。 関連項目 イラスト人柱のシズク 人身御供 清めの衣 意志の継承 さよならの答え
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全ての答え -空、君、答えー 51 梨夢 2007/03/27(Tue) 16 11 そして、お店に入った私達 席順は、莉奈ちゃん、私、美樹ちゃん そして前に鍵本、伸也、古屋の順 伸也は真ん中に不服そうやけど・・・・ 「あっ、そういえば宏宜くんは?」 「宏宜さんは今日も彼女らしーで!べったり過ぎ!何してんだか!」 「そうなんやー。まあええ。食うで!」 「おうー!」 焼肉食べ放題バイキング まず、走り出したのは、私と鍵本でした 絶対、元値とったる! まぁ、絶対余裕やしー お皿を持ってバイキング みーんな一列でバイキング 勿論、私先頭です かなり、はりきってますから 「みんな、違う肉持ってってよ!」 「おけおけ。」 返事をしたのは鍵本だけ そして、少し辺りを見渡せば また伸也が莉奈ちゃんで遊んでる・・・ 「お前、完全場違いやってー」 「うるさいなー。自分だってスウェットなくせに!」 「お前より、ましやと思うで。焼肉のタレ飛んだらおしまいやん」 「・・飛ばさないもん」 莉奈ちゃんが、拗ねてる それ見て楽しんでる伸也 あんた、SやなS・・・ そして、肉とりまくって 席に着席 食べ放題は開始んしましたー 「来実、あんま食うな」 「何?聞こえへん」 「もうええ」 んなこと言われたって食うしな お腹いっぱい食ったるし そして、食べ放題は進み、 始めにダウンしたのは、莉奈ちゃんと古屋 ”「もう無理ー」”そんな言葉が聞こえ ダウンしたなと確信 でも、まだまだ私は絶好調です そして、また時間は経ち 次のリタイアは、鍵本と、伸也 でも、結構2人は食ってたと思う でも、私まだ余裕なんすけど・・・ きっと、隣の美樹ちゃんも・・・ 「美樹ちゃん、まだ食べれる?」 「余裕、余裕!何か持ってこよーや来実ちゃん」 「おけー」 仲間が居た でも、そんなめっちゃ細い体のどこに 入るんやろうと不思議に思った ってか、何で太らんわけ!? 「つーか、澤田何でそんな食うのに太らんわけ?来実と違って」 「伸也ー!うっさいんやけど!悪かったな!デブで!」 「分かってんなら、もう食うなよ!」 「嫌ー」 もう、食うなって 食べ放題なんやから 食うしかないやろ! 何しに来たと思ってんねんっ そして、また食べ始めること10分程 「うまいねー。美樹ちゃんっ」 「そやねー。でも、もうそろそろ私もダメかもー」 「うっそ?まだ余裕なんやけどー!」 美樹ちゃんダウンか? 残るは、私だけ? そう考えた瞬間美樹ちゃんの口から ”「ごちそうさま」”という言葉が聞こえた そして、伸也の声がする 「来実、お前は?」 「まだ、食べる」 「・・・あっそ」 伸也はもう諦めてるのか 肘をついて私の食べる姿を見つめてた 何か、食べづらい・・・ でも、食べたい・・・ ということで食べる 「お前どんだけ食うねん」 「ん?腹いっぱい食うねん」 「お前の腹はどうなっとん?」 「さぁー?」 食べるのに忙しくて曖昧な返事 たった1人食べ続ける私を みんなは不思議そうに見てた でも、気にしなーい してたら食べられへんもんっ 「くるみん、3,4人前くらい食べてない?」 「ほうかな?元値かなり取れてるーわーい」 「明日大丈夫なの?学校だけどー」 「なんとかなるってー!」 莉奈ちゃんが隣で心配してるけど ええのっ。 おなかいっぱいぜーったい食べるんやもんっ そして、私が最後に食べ終わり みんなは、その瞬間席を立った どうやら、私がいつまででも食べてたから 待ちくたびれたらしい 「あぁー。お腹いっぱい」 「おい・・お前、その腹」 「ん?」 みんなが立ち上がるから私もよいしょと立ち上がった瞬間 伸也がそう言って私のお腹に手を置いた そして、溜息をひとつ 「何だこの腹!やばいやろ!食いすぎじゃ!」 「だって!食べ放題なんやもん!」 「だからってな!」 伸也は、私のこのお腹を見て切れました 確かに尋常やないくらい出ちゃってる私のお腹 伸也がそんなに言うから触ってみれば 確かにやばい・・・ でも、何とかなるやろ・・・ 何とかなるよな? どないしよ、今日だけで3㎏増量とかやったら 完璧デブの仲間入りしそうやわ 「お前、今後悔したやろ?」 「ん?分かる?ちょっとだけ・・・」 「まぁ、兎に角勘定やなー」 「へーい」 そうして、歩き出す伸也 みんなは、もう先に歩いてしまってた後 私は、苦しくて上手く進めない・・・ そんな私を後ろから片手で押す伸也 何だか、お相撲さんになった気分 くっ・・苦しい・・・・ 「お前は本間に食いすぎなんじゃ!デブ!」 「もう、食っちゃったもんはしゃーないやろ?」 「1人で歩けや!」 「無理。伸也くんよろしくお願いしまーす・・・」 そして、お勘定を済ませ 私は伸也に助けてもらいながら外に出ることが出来ました 目の前には、もう帰る気満々の 4人が居た。 もう、莉奈ちゃんは鍵本の自転車の後ろ 美樹ちゃんは、古屋の後ろ 「よーし!帰ろうや!つーか、まだ8時やん?どっか行く?」 「あぁー。どうする?デブ」 鍵本の言葉に伸也が答え デブにふる。 デブ=私 もう、言われなれたし そこはどうでもええ。 「ほな、うち来る?アホ兄ちゃんが寂しがってそうやしー」 「本間にー?涼平くん会いたいわ!賛成の人ー!」 ”「はーい」”と手を挙げるのは3人 鍵本、古屋はアホ兄ちゃん大好きやから勿論のこと 涼平様とまで呼ぶ莉奈ちゃんも元気良く手を挙げた 残りの2名は 美樹ちゃんと、伸也 美樹ちゃんは「別にええよー」って感じで もう1人は・・・・ 無視でした まぁ、こいつの意見は無視するつもりやし 問題なし 「ほな、うちなー!行こう!」 「おうー!」 そして、鍵本と古屋がペダルに足を掛けた瞬間 伸也が鍵本だけを呼び止めた 「おい、輝待て」 「何?」 「莉奈、俺の後ろ乗れや」 ・・・・その瞬間、頭にクエッションマーク。 何で、莉奈ちゃんがあんたの後ろ? いきなり、何? きっと、鍵本もそう思ってた 何故か目が合った私達 同時に首を傾けた 「えぇー。何で私が谷内先輩の後ろ乗らなきゃいけないの?」 「ええから。今だけお前を指名する。降りろ」 「やだー!あっくんがいいー!」 そう、言うて鍵本にくっつく莉奈ちゃん そんな莉奈ちゃんに、伸也は睨みを利かし 「莉奈ちゃーん?」と言う それが、何故か恐ろしかった そしたら、莉奈ちゃんも恐怖を感じたのか 案外あっさりと自転車から降り 「たまにはいいよねー」なんて言っちゃって 伸也の方へ歩いてく 何で、莉奈ちゃん指名なんよ 彼女の私は一体何? そう思ってたら、莉奈ちゃんが伸也の自転車の後ろに乗り 伸也がその答えを口にした 「輝、そいつ乗せてって絶対重そうやから嫌やねん」 「はぁー?自分の彼女やろ?俺の莉奈ちゃん返せー!」 「別に莉奈が欲しいわけやないから安心しろ。そいつの腹見てみ?」 指を指された私 そして鍵本の視線は、伸也に言われた通り 私のお腹へ・・・ 「・・・ぽっこり所の騒ぎやないやん!何その腹!こんなん妊婦やんけ!」 「あぁ?」 失礼な・・・ 確かにそうかもしれんけど んなでかい声で言うなやし デリカシーのないやつ そんなヤツは、1発どついとかんとな そして、私は鍵本の後頭部を右手でどつく 「いって・・・」 「でかい声で言うなやアホ!乗せてけアホ鍵本」 「嫌やし!」 「そんなん言うても、莉奈ちゃんはもう伸也に連れ去られてるでー」 私がどついた頭を抑えながら 鍵本は顔を上げた そして、煩い・・・・ 「えぇー!ありえへーん!姫がさらわれた!」 「何が姫やねん。んなこと言うとらんで、乗せてってー」 1人大騒ぎ・・・ 私と鍵本が取り残された状態やから 余計恥ずかしい もうっ、伸也のアホー 重くても何でも彼女を置いてくなっちゅーねんっ 「行くで!妊婦!姫を救いに!」 「あんた、最低」 妊婦やと? 伸也なら、まだしも あんたに言われると本間に腹立つねん ということで、もう1発鍵本の後頭部に・・・ 「いっ・・いてー・・同じとこどついた、同じとこ」 「ええから乗るで!」 お腹が苦しくて乗るのも一苦労 鍵本の服引っ張りまくって、やっとのことで乗れた 鍵本の自転車の後ろ 食べ過ぎた・・・ 本間に、食べ過ぎた・・・ 段々、お腹にどっしりと焼肉が・・・ 「おっ・・重いかも・・」 「本間に?」 「いや、分からん。莉奈よりは重いな」 「余計なこと言わんと扱げアホ!姫が行っちゃうで?」 「おう!姫ー!」 やっと、自転車が進みだした 姫って何やねん、姫って・・・ あぁー・・・ 鍵本と2人かよ なーんか、変なのー 「おりゃー!莉奈姫ー!」 「あんた声でかい。恥ずかしいねん!」 「谷内伸也ー!姫を返せー!!」 あぁ・・・もう 自転車を扱ぎ始めてからずっと、何か叫んでる鍵本 恥ずかしい 恥ずかしいっていうのもあるけども このとんでもないスピード、やばい・・・ やばい・・・ やばい・・・ やばい・・・ やばい! ピークが来たのは、鍵本が必死に自転車を扱いで やっと、姫に追い着いた頃やった 「姫!迎えに来たで!」 「えっ、あっ、ありがとう。あっくん凄い速いね?」 「愛のパワー!!伸也くん、チェンジチェンジ!姫と妊婦チェーンジっ!」 「あぁ?嫌やし。俺やってアホ莉奈のがええし」 「莉奈はアホやなーい!姫や!姫!」 「うっせーな。勝手に言ってろよ!」 変な会話が周りで繰り広げられる中 私は、そんな場合やなかった やばい・・・ 「かっ・・鍵本っ・・」 「何や?今姫取り返すのに必死やねん!」 こっちは、もう限界やねん・・・ と、思って、必死に訴えた 「はっ・・・吐く・・」 「はっ?」 「吐く!きっ・・きもぢわるい・・」 「えっ!えぇー!ちょ!ちょ!我慢して!」 「無理!吐く!!」 「待ってや!!」 その後、すぐに、鍵本の自転車はキキーッと急ブレーキで止り 鍵本に背中を押され、道の隅っこへと連れられて行き 私は、救われました・・・ ありがとう鍵本。 背中まで擦ってくれて・・・ 「うっ、うえ”ー!ゲッ」 「くるみん、大丈夫なん?吐くだけ、吐いてまえー!」 遠くから聞こえる来実と輝の言葉に 嫌気が刺す・・・ 全く、あいつは・・・ 本間に女か? 「くるみんほっといていいの?もの凄い吐いてるみたいだけど・・・」 「ええねん。見たくないわ・・・」 「んー・・・その気持ちも分かるかな」 来実がアホってことは充分分かっとるし 色気ないことも分かってるから まぁ、ましやけど これが、普通の女やったら、幻滅やな・・・・ 「うえーっ。かぎもと・・苦しいよー」 「頑張れ!ってか、もう、俺も貰いゲロしそーやしーっ!」 遠くから聞こえる声に嫌んなる 速く、聞こえないくらい遠くに離れたい・・・ あれが、俺の彼女か・・・ 溜息出るしー 72 梨夢 2007/03/28(Wed) 01 18 今日はここまでで(*゚∀゚)ノ くるみん、ちょっと汚いっすねー(´゚ω゚) ;*. ;ブッ 汚いと思いつつ思い浮かんだので 勢いで書いてしまいましたー おい では、感想良かったら下さいw 「あぁー・・気持ち悪い」 「あんなにゲロったのに?」 「うん・・・」 結局、鍵本と私は最後に到着 あの後、少しの間私の嘔吐が続き それから、鍵本は自転車のスピードを速くすると 私が危ないということでゆっくり扱いでくれた そして、遅れて到着した私達は 千葉家のドアを開ける 鍵本が手を引いてくれるため進める私 何か、鍵本に介護されてるみたい・・・ 「もう、くるみん歩いて!ちゃんと!」 「歩いてるってばー!」 「ヨロヨロやんけ!」 「すいませーん・・」 歩くのも、一苦労。 やって、気持ち悪いんやもん 「伸也くーん!くるみん迎えに来てよねー!もう俺嫌やー!」 鍵本が玄関で靴を脱いですぐにそう叫んだ その瞬間、ドタバタと足音が聞こえる 珍しい・・っつーか、おかしい 伸也が走ってくる? おかしい・・・ あいつやったら、絶対放置やのに! どないしたん? 珍しいこともあるねんな なんて思うと同時に何か嬉しくなった 伸也、心配してくれてたん? そして、ドタバタという足音の中 ドアがバンッと開いた そこに居たのは、期待外れ 「くぅーちゃん!大丈夫?吐いたって・・吐いたってーっ!」 ・・・アホ兄ちゃん。 ドアの向こうに居たのはアホ兄ちゃんやった 本間に、ショック 「なーんで伸也やないのーっ!」 「なーんでそんな事言うの?久しぶりに会ったのに! 俺、くぅーちゃん居なくて寂しかったー!」 「う”え”っ」 ただでさえ、気持ち悪いのに アホ兄ちゃんに抱きつかれ圧迫されたお腹 やめてくれ・・・ 「くぅーちゃん大丈夫?輝水!水!」 「また俺かよ!」 「はーはーく!」 「へいへい・・・」 水も飲みたくないねんけど・・ 体内に、今何も入れたくないねんけど 上手く、それを伝えられない・・・ 「うっぷ・・う・・」 「くぅーちゃんしっかり!死なないで!くぅーちゃーん!」 誰が死ぬんじゃ、ボケ 大げさなんや・・・ もう、何でアホ兄ちゃんやのー? そして、いらん水をアホ兄ちゃんに飲まされ 私は、そのままアホ兄ちゃんに連れられリビングへ そして、鍵本がコップを台所へ片付けに行く 「伸也どいてー!そこくぅーちゃん!」 「何でやねん!」 「俺の隣だーかーらっ」 「・・ほー」 ソファに座ってた伸也を見事にどかすアホ兄ちゃん ある意味すごい・・・・ そんなこと、深く考えてる場合やなく 「気持ち悪い・・」 「くるみん大丈夫?」 優しい莉奈ちゃんの言葉が心に染みます あぁー。食いすぎた・・・・
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『それは正直予想してなかった言葉』 反論でも反駁でも無い、それは不器用だけどまっすぐな想いが伝わる言葉 梓ちゃんが本当の私を見ていない悔しさは消えていないけど…それは私にも責任がある だから、今はその言葉だけで充分 いいよ、私を梓ちゃんにあげる そんな想いを隠して、私はいつものように微笑む ちょうどタイミングよくマスターが運んでくれた二つのコーヒーカップから立ち上ぼるほろ苦い焙煎の香りが、自然に私達の間の空気を変えてくれた 憂「それで、今日のご用は何かな?梓ちゃん」 梓「えっと、ら、来週なんだけど」 憂「来週?梓ちゃんのお誕生日のことかな」 梓「それとは別と言うか、別じゃないと言うか…」 自分を落ち着けるように、コーヒーを一口喫んだ梓ちゃんが意を決したように告げる 梓「来週の土日なんだけど、憂は何か予定ある?」 予想はしてたけど、いざとなるとちょっぴり照れるね 憂「んー、特別予定はないかな」 梓「そ、そっか…そ、そう言えば、そろそろ、こっ、紅葉が綺麗な季節だよねっ、うん」 棒読み…なんだか、面白すぎるよ、梓ちゃん 憂「そうだね、いい季節だよね」 梓「だ、だよね!」 あせあせ梓ちゃんも見てて飽きないけど、少し助け船を出してあげようかな 憂「一緒に見に行けたらきっと素敵だよね」 梓「ほっ、本当に?」 憂「うん」 梓「それじゃ一緒に行こっか?」 憂「いいけど、土日ということは泊まりがけでって事かな?」 梓「…やっぱりマズいよね」 おやおや、今度はがっかり梓ちゃん 今日は色んな梓ちゃんが見れる素敵な日だね 憂「いいよ」 梓「…ほ、本当にいいの?」 憂「うん。もしかして前に話した温泉?」 梓「実はちょうどいい山間の宿があってさ、憂さえ良ければどうかな?」 最初の一歩さえ踏み出せば、後はアグレッシブ梓ちゃん 話はとんとん拍子で進む 憂「因みにみんなにはナイショかな?」 一瞬の逡巡を経て、それでも迷いの無い答え 梓「ううん、別にコソコソしなきゃいけない話でも無いし」 ここに来るまではかなりコソコソしてたような…ちょっぴり苦笑い 梓「それに唯先輩に内緒で、憂が出かけるのは無理でしょ」 さっきの一瞬の逡巡はこれか…でもね、今の私は梓ちゃんのためにここにいるんだよ それでも気遣いには感謝だよ 憂「たまにはお姉ちゃんにもお留守番してもらうよ」 梓「だね」 なぜか二人笑ってしまう。お姉ちゃんは私達の笑顔の素 梓「純には私が今夜にでも電話しておくよ」 憂「むくれないかな、純ちゃん?」 梓「お土産に温泉たまごでも買ってくれば大丈夫だよ」 また笑ってしまう。純ちゃんも私達の笑顔の素だ 話も決まったし、そろそろ帰ってお姉ちゃんのご飯の準備かな うん、今夜は少し豪勢にしてあげよう 『私はなーんにもする事がない』 だから、ベットで芋虫ゴーロゴロ 帰りに本屋にでも寄ってくれば良かった、なんて考えてたら携帯がお馴染みのコルトレーンのテナーサックスの音色を奏でる 梓を示す着メロだ 梓「私の着信はこれにしとこう」 純「…あんたギターじゃん」 梓「私は…ま、いいや。取り敢えず純に足りないのは聴く事だよ」 純「聴く事?」 梓「そっ。心臓が4ビートを奏でるまで聴いて聴いて聴きまくる!」 純「それって死ぬんじゃない?」 梓「それで死んだら本望、それがジャズマンよ」 なんで私がジャズ研で、梓が軽音部なのやら おっと、電話取るのを忘れてた ついでに軽く前回のリベンジでもしてみるか 純「もっしもーし、寝てるよ」 梓「あっそ」 …切れたよ、おい 唖然としてると再度液晶が点灯、着メロが鳴る前に通話ON 純「なんで切るのよ」 梓「寝てるんなら邪魔しちゃ悪いじゃん」 純「じゃあ、なんでまたかけてくんのよ」 梓「やっぱりお話したい乙女心だよ。言わせないでよ、恥ずかしい」 …梓って自分が可愛いって自覚があんまり無いから、余計に質が悪い 純「…あんたって、絶対敵の多い人生歩むわ」 梓「そう?あんまり気にしないから、別にどうでもいいかな」 純「…冗談でしょ?」 梓「割と本気だったりするけど?」 …あんたって子は 梓「純は私の側にいてくれるんでしょ?」 純「はぁ?何を今更。だいたい、私がいないとあんたダメダメじゃん」 梓「だよね。だったらそれで充分だよ、親友」 純「…あんたの欠けっぷりは、私には刺激的すぎるわ」 梓「私の欠けてる部分を補うのが、純の役目だよ」 純「どんだけ重たい荷物を背負わすつもりよ?」 梓「子泣きジジイになって、純を押し潰してやるですぅ」 純「はいはい。ちょっとは憂にも頼みなさいよね」 梓「大きなお世話ですぅ」 純「はいはい。まっ、私は簡単に潰れる程ヤワじゃないけどね」 梓「頼りにしてるよ、親友」 結局、梓の要件は週末に憂と温泉に行くから、お土産は温泉たまごでいいか、だって 純「まぁのんびりしてきなよ」 梓「あれ?恒例の『羨ましーい』は無し?」 純「私ってそんなに野暮なキャラだと思ってる訳?」 梓「そういうつもりじゃないよ、親友」 純「なら、許す!だいたいお茶飲み部と違ってジャズ研は日曜日も部活なのよ」 梓「ふっふっふ、来年には純にも、お茶飲み部の洗礼を浴びせたげるよ」 純「うーん、堕落した青春も悪くないか」 梓「あはは♪堕ちて行くのも幸せだよと、てね」 純「それもジャズ?」 梓「ハァ、やっぱ純に必要なのは聴くことだわ」 純「うっ!努力はしてるんだけど…」 梓「頑張れ、ジャズマン。あ、もうこんな時間か、夜中に長々とゴメンね、純」 純「暇してたから、ちょうど良かったよ。そんじゃオヤスミー」 梓「うん、おやすみ。今夜は私の夢を見てもいいよ」 純「…遠慮しとくわ」 梓「…寝るもん!」 …そんな電話の切り方するのは、あんたくらいだよ、梓 まっ、それが出来るのも親友なればこそだけどさ それにしても、あんたが私に背負われる様なタマとは思えないけどねぇ それでもいざって時は、背負ってあげるさ、親友 因みに後日、梓が歌ったのは沢田研二の歌だと判明 …やっぱり可愛くない! 『11月11日』 いつもと変わらない放課後の軽音部 少し違うのは、憂と純の存在 お茶はムギ先輩のとっておきのフレーバー お菓子は憂の手作りケーキ 今日ばかりは先輩方も受験勉強の手を休めて、賑やかなひととき 「誕生日おめでとう!」 因みにプレゼントは事前に辞退しておいた 代わりに用意されていたのは、HAPPY BIRTHDAYの生演奏 不器用な私には勿体ないくらいの17年間で最も幸せな誕生日だよ、うん 梓「ありがとう」 心からの感謝を込めて 『僕は幸せを噛みしめている』 秋も深まる夜長、隣りには麗しの妻と愛しの娘 レコードプレイヤーが奏でるのは、トレーンのA LOVE SUPREME グラスを満たすフォアローゼス 人生で他に何か必要なものがあるのだろうか 僕の知る限りでは、ちょっと見当もつかない つまり、僕の人生は la vie en rose それを証明する幸せな光景が今、僕の目の前では繰り広げられている 母「折角の誕生日なのに、本当にプレゼントはいらなかったの?」 梓「うん。私もいつまでも子供じゃないしね」 …それは少し複雑だね 僕としてはまだまだ愛しの娘でいて欲しい 母「しかもバースデーケーキも私達の分まで頂き物だし」 梓「気が利くでしょ?」 母「憂ちゃんが、でしょ」 梓「細かいことは気にしない」 母「ふーん、随分余裕ね。愛しの憂姫との温泉旅行で気分は上々てところか」 梓「もしかして妬いてる?」 今夜は愛しの娘も負けてはいないね さて、麗しの妻はどうするかな 母「幸せ娘には敵わないわ。私の負け」 意外と簡単に勝負がついた…なんて、甘く見てはいけないよ、我が愛しの娘よ 母「でもね、梓。母親として、一つだけ忠告させてもらっていいかしら」 梓「…なに?」 母「いくら相手が憂姫でも、避妊はちゃんとしなさいよ」 梓「・・・は?」 唖然とする愛しの娘、実は僕も唖然としていたりする 我が麗しの妻よ、君は無敵だ 梓「…そろそろ寝ようかな」 母「あら、ほんの軽いジョークじゃない」 梓「笑えない、笑えない」 確かに笑えないだろうね…色々な意味で 梓「温泉にでもつかって、少し頭をほぐして来たら?もう少し面白いジョークが浮かぶかもしれないよ」 母「いいわね。でも私は誰かさんと違って、温泉に招待してくれるような素敵な人がいないのよねぇ」 梓「素敵な人じゃなくても良かったら、招待してあげるよ、はい」 母「え?」 我が愛しの娘が手渡したのは可愛い封筒 中身が二名様分の往復交通券と温泉旅館の宿泊案内なのは、僕は先刻承知している 梓「旅の相手は隣りに座ってる素敵な殿方にお願いしてね。それじゃおやすみなさい」 立ち去る後ろ姿も実に素敵だ 梓「あ痛っ!」 …フォアローゼスと言う名の麦茶の影響で、よろけて壁にぶつからなければ完璧だったね 『し、失敗した』 梓「…まさか最後の最後に壁に激突するなんて」 実に決まらないのが、逆に私らしくておかしくてたまらない 梓「だけど、誕生日に自分を産んでくれた両親にお礼をするのって当然じゃないかな?」 ベットに寝転がりながら、そんな事を考えられるようになった自分にちょっぴり不思議な感慨を抱いたりする 梓「17歳の私は、どんな私なのかな」 なんて乙女な想いに浸ろうとするのを邪魔するかのように、部屋のドアがノック音を奏でる 梓「はいはい」 はい、は一回! 母「あーずさっ!」 ドアを開けるなり母さんのハグ 挙げ句にベットに押し倒されてしまった 梓「…娘をどうするつもりよ?」 母「ん?ただのスキンシップじゃない」 …ちょっと待って!み、耳!耳をはむはむするのは行き過ぎだよー 母「あら、昔はあんなに喜んでたのに」 梓「いっ、いつの話!?もう、そんな子供じゃないもんっ!」 母「あら、あなたはまだまだ可愛い我が娘よ」 梓「にゃー!いい事言ってごまかそうとしても無駄だもん!」 母「そう?それは残念」 少し私から離れた(と言ってもキスまで5秒の距離だよ、これ)母さんの顔は、紛れもなく優しい母親の表情 母「ねぇ、梓」 梓「…なに?」 母「急がないでいいのよ」 不思議…母さんの言おうとしてる事が分かる 梓「…うん。それでも私はもっと大人になりたいよ」 少しだけ驚いた母の顔を見なくても分かる 心の声が聞こえるっていうのは、この感じなのかな…憂 母「そうね。あなたは間違ってないわ」 梓「うん」 間違ってない…でも、それは正しくないとでも言いたそうだね、母さん 母「先を急ぐのもいいけど、今も大切だと思わない?」 梓「…それが続くはずのない永遠でも?」 何を言ってるんだろう、私 いくら母さんでも、こんな想い…分かる訳ないよ 母「それでも、よ」 私から離れる母…そのぬくもりが消える感覚は、何かを失う自分を予見させているかのように薄ら寒い 母「ゆっくり行きなさい、梓」 そんな母さんと私をドアの側で見ていた父さんが私を促すように、少し両腕を広げている …父よ、いくら娘は永遠の恋人とはいえ、17歳の娘にそれは無理だよ 父「…父親とは寂しいものだね」 母「…温泉でも治らない病だわ、あなたは」 お医者様でも草津の湯でも…か 演奏者ってやっぱり壊れてるよ、まったく はぁ…仕方ない。特別、今日だけ特別だよ …前にもこんな事言ったな、私 照れ隠しに体当たりする勢いで、父さんの胸に飛び込んでみる 簡単に受け止められたよ。手加減したつもりは無いのに…多分 しかし、こんな凹凸の欠片も無い娘を抱き締めて、そこまで幸せな顔の出来るあなたは…やっぱり病気だわ、父よ 父「梓、キミはさっき続くはずのない永遠と言ってたね」 梓「…うん」 父「ならば、僕とキミはどうなのかな」 ふむ、不本意ながら父さんの心の声も聞こえるみたいだ 梓「決まってるじゃない。永遠に父と娘、だよ」 父「死が二人を分かってもかい?」 梓「当然でしょ。それでも父娘だよ」 父「なら、それは終わらない永遠かい?それとも、続かない永遠かな」 梓「…分かんない」 そんな複雑な想いを浮かべた私を見る父さんの顔はあくまで優しい 父「うん。今はそれでいいんじゃないかな、梓」 父さんといい、母さんといい…やっぱりかなわないよ、まったく 父「…梓」 梓「…なに、かな?」 父「結婚しよう」 梓「う…て、ちょっと待った!」 危うく「うん」と言いそうになったじゃないか! 折角ちょっぴり見直してたのに…父よ、やっぱりあなたはアレだよ、アレ! そんな私の心の声を代弁するように、呆れ顔の母さんが一言 母「真性のアホだわ、あなたって」 間違っても、演奏者とは結婚しない!と心に誓う17歳の誕生日の夜 これはきっと、幸せな中野家の終わらない永遠 『私は今夜もする事がまーったくない』 だから今夜も芋虫ゴーロゴロ ん?これってデジャヴ? と言う事は、携帯が鳴る予感! 純「…鳴らないし」 仕方ないから、芋虫ゴーロゴロ続行 純「明日の今頃は、梓と憂は温泉かぁ」 そんな野暮じゃない、なんて梓には言ったけどさぁ… 純「やっぱり羨ましいっ!」 3
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未来への答え [部分編集] 第7弾 COMMAND 07D/C BN046C 1-茶1 (常時):敵軍ジャンクヤードにあるカード1枚を、持ち主の本国の下に移す。ターン終了時に、カード1枚を引く。 束縛 茶-X
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始まりは秋の終わりが近付く、ある日の昼休み 憂「そう言えば、もうすぐ梓ちゃんのお誕生日だね」 私の誕生日は11月11日 梓「えっと、再来週かな?」 純「ふーん、それじゃ梓、ドーナツ一口食べる?」 …ドーナツ一口 思わずお弁当を食べる箸を休めて、純の顔をジト目で見てしまう 梓「あんた、それで終わりにするつもりでしょ?」 私の視線を感じても一向に動じる様子もない純が真顔で一言 純「バレたか」 梓「おい!」 純「冗談じゃん!」 梓「純が言うと、冗談に聞こえないんだよ」 相変わらず私と純の息はピッタリだ まるで漫才コンビだよ、まったく そんな私達を、いつもの穏やかな微笑みで見守る憂 その微笑みを見るだけで、私も幸せになってくるよ 実は…私は憂と3回キスを交わした事があったりする 最初は夏の終わりのある日 ほんの些細な出来事から、壊れそうになった私を憂が救ってくれたあの日 あの時のキスは憂からの「素直になれるおまじない」 2回目は、まだほんの少し前の秋の日 小さな教会の礼拝堂で、続くはずの無い永遠を誓った私からの少し切ないキス 3回目は同じ秋の日 「人の幸せの数え方」を聞いた私に「大好きな人と交わしたキスの回数」と答えた憂からの私の幸せを増やしてくれたキス そんな素敵すぎる光景を思い出しながら、思わず憂に見とれてしまう私 純「ねぇ、梓?あんたさっきからなんで憂の顔をよだれを垂らしそうな勢いで見つめてる訳?」 梓「え?」 …思わず本当によだれが出てないか確かめてしまったじゃないか 純「まさかあんた、お弁当だけじゃ足りなくて憂を食べる気?」 …おい! 憂「私、梓ちゃんに食べられちゃうの?」 …こらこら、憂まで 純「まっ、梓の気持ちも分かるけどね。憂って美味しそうだもんねぇ」 …ニヤニヤ笑いを浮かべながら、なんて事を言い出すのかな、純? いやらしい意味で言ってるのなら、いくら親友でも容赦しないぞ! 憂「そうなの?でも、純ちゃんには食べさせてあげない」 それは…可愛すぎるよ、憂 純「フラれたっ!でも、梓になら食べられちゃってもいい訳?」 まだ言うか、この子は… 憂「梓ちゃんは私の事、食べたいの?」 瞳うるうるの儚い表情、切ない声音 って、なにその技?そんな技をいつの間に… あまりの憂の可愛さに思わず硬直 そんな私を見て、ちょっぴり満足げな雰囲気を称えた憂が、いつもの優しい微笑みに戻って告げる 憂「エヘヘ、冗談はこれくらいにしておいて」 …はい、もうこれ以上は限界 よだれどころか、鼻血が出て無いか心配だよ 憂「梓ちゃんは何か欲しいお誕生日プレゼントはあるかな?」 梓「そんなの考えるまでもないよ。私が欲しいのは憂だけ…今の私は他には何にもいらない」 なーんて乙女な願いが言えたら苦労はしないよ、まったく ふむ、あまり高価な物をおねだりするのも悪いし、どうしようかな? …おや?ドーナツをくわえた状態で純が固まってる 喉でも詰まったか、親友? 純「…梓、あんたって大胆」 梓「え?何が?」 そんな私の疑問は、ちょっぴり苦笑いを浮かべた憂の一言で解明する 憂「また声に出てたよ、梓ちゃん」 …まっ、またやってしまったのね、私っ! この悪い癖だけはなんとかならないのかな、まったく 取り敢えず…ごまかそう、私っ! 梓「じょ、冗談だよ、冗談。ほら、よく少女漫画なんかであるじゃん『お前が欲しいぜ、キリッ!』みたいな」 純「…なんか冗談には聞こえなかったんだけど」 うっ!純のジト目が痛い… 梓「あ、あるよね、憂?」 憂「え?」 流石の憂でも動揺を隠せないムチャ振り …ごめん、憂 憂「そ、そうだね、あるよね。もう、梓ちゃんてば、冗談がすぎるよ」 手で軽く、いわゆる「なんでやねん!」な仕草をする憂 …そんな仕草すら可愛いなんて、どこまで可愛ければ気が済むんだろう 純「…まぁ、そういう事にしといてあげるわ」 なんとかごまかせたような、ダメなような 覆水盆に返らず、忘れよう… 純「ホント、梓を見てると飽きないわ。さってと、そろそろ午後の授業の準備でもしますかね」 自分の席へと戻って行く純を見て、お弁当箱を片付け終わった憂が私にこっそり耳打ちする 憂「いいよ…梓ちゃんなら」 ちょっぴり頬を赤く染めて、はにかむ憂 かっ、可愛すぎるっ! 神様、あなたはなんて存在をこの世に遣わしてしまったんだっ!! もう気分はKnockin on The Heaven s Door!! 私はノンストップ高速弾き状態 もし本当に弾いてたら、ワンコーラスでは無くワンフレーズ!でムスタングの弦を全て消耗しきる勢いです 乙女の妄想は天井知らずだ 秋と言えば温泉! 紅葉の綺麗な山間の、露天風呂のあるどこかひなびた感じの雰囲気のある温泉なんかいいんじゃないかな? 二人っきりのバースデー温泉旅行…うーっ、いいっ!いいよっ! 誕生日まではまだ少し時間はあるし、今夜から毎晩弾き語りに回ってお財布を元気にしてだね… 梓「やってやるですっ!」@青春の握り拳っ …あ、あれ?今度は憂がさっきの純状態?ま、まさか 梓「マ、マタヤッチャッタノカナ、ワタシ?」 形の良い眉を少しハの字にして、苦笑しながら憂が告げる 憂「え、えっとね『やってやるです』だけ、かな」 取り敢えずバースデー温泉旅行計画はバレてないみたいだ 良かった…って、待て待て待てっ! 今の一連の流れの言葉だけを並べると… 「欲しいのは憂だけ」 「いいよ…梓ちゃんなら」 「やってやるです!」 …げっ、下品っ!下品だよ、私っ!? 慌てて釈明しようとする私だけど… 梓「あ、あのね、憂?」 しかしながら、そんな私の心を知ってか知らずか 憂「わ、私もそろそろ授業の準備をしないと。まっ、また後でね、梓ちゃん」 そそくさと私の前から立ち去ろうとする憂 にゃあああああああっ、ひっ、一人にしないでぇ …終わった、何もかも終わった わがままなのに臆病な私が、それでもほんの少しの勇気を振り絞って積み上げてきた全てが… 机に突っ伏した私…しかし、すぐ側には小さく笑いを噛み殺す気配と、あの甘い香り…憂の香り 恐る恐る顔を上げると、そこには立ち去っていなかった憂が悪戯な微笑みを浮かべていたりする…イジワル 複雑な表情を浮かべる私を見て、いつもの柔らかい微笑みに戻った憂は 憂「温泉、楽しみだね」 そう囁いて、今度こそ本当に自分の席に戻って行った 予鈴が鳴る中で、大きな安堵感と、それ以上の疑問に駆られる私 梓「ホントはどこまで口に出してたの、私?」 もし憂に私の心の声が本当に聞こえるのなら…伝えたい言葉は一つだけ 「大好きだよ」 ねぇ、聞こえたかな…憂? 『この一週間というもの、我が愛しの娘は忙しい』 学校から帰って食事を終えると、ギターを抱えて慌ただしくて家を飛び出して行く日々 今日も今日とて 梓「母さん、行ってくるよー」 娘が夜な夜な街の盛り場を流すのが、気にならないのかって? 特別心配はしてない、何故なら私も梓の年の頃には、同じようにギターを抱えて毎夜ジャズクラブを流していたものだ それに娘大好き過保護な父親が、いつも一緒なのもお見通し 母「田楽クンも本望よね、うん」 梓「…田楽クンはやめてくれないかな。テンションが下がるよ」 因みに田楽クンとは、梓の背負っているアコースティックギターの愛称 命名は私、元々は私の相棒だったものを、今は梓が受け継いでいる なかなか筋の良い名器の部類に入る逸品 しかし、普通ジャズでギターと言えばウッドベースを除けば、歌い手が爪弾く程度に持つものだけど… 残念なから私の歌い手としての才能は、我が愛しの娘には伝わらなかったみたい それでもストリングスのみでステージを保たせる腕は素直に感心したりもする いや、我が愛しのハズにして、無類のジャズ馬鹿が黙って見てる訳がないか 母「で、我が愛しのハズは今日も勝手にトラかしら?」 トラとは助っ人の事ね 梓「うん、アルトサックスじゃなくて、トロンボーンだけどね」 …新境地開拓か、旦那様? 母「ボントロ?まともに吹けてるのかしら」 梓「素直に答えようか?」 母「そうね、少しだけ甘めに採点して上げて。武士の情けよ」 私の言葉に笑顔を浮かべる梓…いい顔をするようになったものだわ 梓「贔屓目抜きにしても、我が父ながら惚れ惚れする演奏振りだよ」 それは素晴らしい 梓「母さんのお目の高さには太鼓判を押してあげるよ」 母「それは光栄の至りね。でも、それ程なら小さなジャズバーには勿体ないわね」 梓「それなら問題ないよ。今日はバ@ランドだし」 …キャパ100オーバーのこの辺りでは最大級のジャズクラブじゃない 私を除け者にしてこの父娘は… 梓「因みに今日は特別。私のツアー最終日というお題目で、ウッドベースとピアノとドラムのお供付きだからね」 母「…それってまさか?」 私の疑問に苦笑いを浮かべる梓 梓「想像通りかな?母さんのバンドメンバー勢揃い」 母「男共は年増女より、若い娘って訳か…」 梓「中野梓クインテットかな」 苦笑いもいい顔をするようになったわ 娘なんてほっといても勝手に大人になるのよね 母「…あなたも随分大人になったわね」 梓「そうかな?」 正に輝くような笑顔 ふむ、我が男共がメロメロになる訳だわ 母「もっとも、あまり成長してない部分もあるみたいだけどね」 主に胸の辺り、ね 梓「…夫婦揃って全く同じ事を言うなんて」 こうして膨れっ面をすると、まだまだあどけなさの残る女の子に戻ってしまうけど 因みにこの夜のステージは大成功だったらしい あぁ悔しい 『私には、特別な人が二人いる』 好きと言う言葉で表すなら、私は私に関わる全ての人が好き だから、特別な人 一人はもちろんお姉ちゃん、私が生まれた時からずっと一緒の特別な人 そして今、私はいつもの待合わせ場所で、もう一人の特別な人を待っている 土曜の午後の幸せ時間 梓「ごめーん、お待たせ」 小さな身体にギターケースを背負って駆けてくる姿が愛しくて、思わず抱き締めたくなっちゃう 憂「今日は時間通りだよ、梓ちゃん」 梓「『今日は』の所に少し毒を感じるんだけど…」 このちょっぴりホッペを膨らませる表情が可愛くて、つい意地悪をしてしまう もしかして、性格悪い子なのかな私って? 梓「えーっと」 いきなり挙動不信な梓ちゃん 周囲を見渡す姿が小動物みたいで…可愛すぎるよ 憂「どうしたの、梓ちゃん?」 梓「あ、何でもないの。気にしないで」 ふむ、どうやら誰にも知られたくないナイショのお話があるのかな? 憂「変な梓ちゃん」 ホントはもう大体梓ちゃんの考えてる事が分かっちゃったけど、ここは知らないフリをしてあげよう 梓「あのさ、この間ちょっと素敵な喫茶店を見つけたんだよ。良かったら行ってみない?」 憂「うん、いいよ」 いつものファーストフード店では無く、少し離れた喫茶店に移動 いつものお店じゃ、誰が来るか分からないから落ち着かないんだね …でも、いくら要件が分かっちゃってるとはいえ、そこまで緊張されるとなんだか私もドキドキだよ 梓「ここだよ」 憂「へぇー、この辺りにこんな素敵なお店があったんだ」 …実は知ってたりするのはナイショ お店に入ると梓ちゃんは迷わず一番奥のテーブルへ一直線 そこまで警戒しなくて大丈夫じゃないかな?少し苦笑い 梓「ここって珍しいコーヒー豆も取り揃えてるから、良かったらおススメを教えようか?」 テーブルに着いた梓ちゃんは、メニューを手にしてやっと落ち着いた雰囲気 ふふっ、そんな梓ちゃんを見てるとなんだか悪戯心が沸いてきちゃうから不思議 やっぱり私はちょっぴり悪い子だね 憂「ねぇ、梓ちゃん。良かったら私に注文させてもらえないかな?」 梓「え?別にいいけど…」 では「女の子の魔法」を披露しましょう 憂「すいません。グァテマラ・ジェニュイン・アンティグアを二つお願いします」 カウンターの中のマスターが了解を告げて、コーヒーを抽出する作業に入る そして梓ちゃんは、いつもの唖然とした表情 正解でしょ? 梓「…ねぇ、憂?」 憂「ん?なにかな」 唖然とした表情から一転して、真剣なまなざしの梓ちゃん うん、そんな表情も凛々しくて素敵だよ 梓「前から思ってたんだけど…もしかして、憂には私の心の声が聞こえるの?」 憂「そうだね、それは半分正解で半分ハズレ、かな」 今度は驚きと困惑が入り交じった表情 梓「えっと、つまりどういう事なのかな?」 憂「ナ・イ・シ・ョ」 梓「…憂のイジワル」 憂「エヘヘ、いつか教えてあげるよ。でも今はまだダメ」 梓「いつならいいの?」 憂「…梓ちゃんが私を本当の特別に想ってくれた日、かな」 『本当の特別』 憂のその言葉の重さは、以前の私には分からなかった、と思う でも、今の私になら理解出来る気がする 私の「大好き」では、憂には足りないんだね… もちろん私にだって反論したい気持ちはある それでも、その言葉に憂の私への想いが込められている気がして…安い反駁はしたくない だから、私に言える言葉は一つだけ 梓「…ごめん、憂」 少し情けないけど、他にこの想いを表す言葉が見つからないから ねぇ、憂。半分でもいいから、今の私の心の声が聞こえてるかな? 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26 :本編「ドクオの答え」:2008/12/22(月) 02 57 40 ID gNIpqFAJ0 誰もいないようなので、コッソリのんびり投下します。 (‘A`)「まずはメインアタッカーになるこいつ。」 (‘A`)「で、そのサポートにこれとこれで・・・。」 (‘A`)「攻城役はやっぱこいつで決まりだな。」 (‘A`)「あとはこいつに援護役をさせて。」 (‘A`)「そして昨日手に入れたこいつで完成っと!」 (‘A`)「総武力26、総知力は・・・12・・・まあ知力なんて所詮飾りってことで。」 (‘A`)「ブーンも大尉昇格戦までたどり着いてることだし、俺も負けてられねえ。あいつにだけは置いてかれるわけには行かないからな。」 そう、ドクオは今回のバージョンに苦戦していた。 得意の藁系のデッキに対してきついカードも増え、苦楽等の舞系のデッキにもRカンネイや遠弓陣などのデッキも増えている。 環境的には逆風である。 いろんなデッキを試してみるもなかなか巧くいかないのが歯痒かった。 一方ブーンは求心が安定した強さを持ち、またブーンもそのデッキを使い込んでることもあり順調に位を上げていっている。 しかし、ドクオはブーンのライバルとして置いてけぼりにされるわけにはいかなかった。 そして昨日排出されたカードを見て一つの答えを見つけた。 俺にはこれしかない。 (‘A`)「おっと、軍師を忘れるところだった。」 (‘A`)「とりあえずこれかな。」 ( ^ω^)が三国志大戦をするようです。「ドクオの答え」 27 :ゲームセンター名無し:2008/12/22(月) 03 00 25 ID gNIpqFAJ0 ここはバーボンハウス。 ブーンやドクオといった三国志大戦好きが集まり、日々賑わいを見せる気さくな店長(´・ω・`)が経営するゲームセンター。 最近は全盛期程では無いにしても、(´・ω・`)の人柄のおかげか他のゲームセンターと比べ活気と賑わいを見せている。 (´・ω・`)「やあバーボンハウスへよry」 (‘A`)「こんちはっす。」 (´・ω・`)「・・・。」 (´;ω;`) (‘A`)「ちょwwwwいきなりなんすかwwwww」 (´・ω・`)「いや、スマナイ。最近涙腺が弱くてね。僕も年かな・・・。」 (‘A`)「今日はブーンたち来てます?」 (´・ω・`)「ああ、ブーン君ならさっきまで大尉昇格戦をやりに来てたよ。」 (‘A`)「まじっすか?で、結果は?」 (´・ω・`)「荒巻さんと当たって、流石に経験の差で負けてたみたいだよ。」 (‘A`)「そうっすか。そりゃ残念。相手も悪かったな。」 言葉とは裏腹に少しほっとしたような表情になる。 ブーンにはがんばって大尉昇格戦を勝ち上がって欲しい。 しかしそうなると置いてけぼりにされてしまう。 ドクオは今回のブーンの昇格戦に対してはすごく複雑な気分だった。 その理由の一つが、自分が伸び悩んでブーンとは少し位が離され過ぎているからだ。 (‘A`)「よし。今日のうちに大尉昇格戦とは行かなくても、一つでも品を上げてブーンに近づいてやるぞ。」 (´・ω・`)「いい意気込みだね。とりあえず僕も仕事はあらかた片付いたし、ドクオ君のプレイを見させてもらおうかな。」 (‘A`)「何か気がついた指摘してください。」 そういいつつ二人は三国志大戦の筐体に向かった。 28 :ゲームセンター名無し:2008/12/22(月) 03 01 59 ID gNIpqFAJ0 (´・ω・`)「で、今日はどんなデッキでやるんだい?」 (‘A`)「この前手に入れたこいつでデッキを組んでみたんです。」 (´・ω・`)「うほwこれはマジでウザそうなデッキだね。僕はあまり相手したくないな。」 (‘A`)「それが狙いの一つなんで。相手がウザがってくれたらこっちの思う壺です。」 (´・ω・`)「まあドクオ君向きのデッキかもね。ではウザイ戦い方、しっかり見せてもらうよ。」 (‘A`)「ちょwwwなんか言葉が引っかかるけど、褒め言葉として取っておきますw」 ドクオはデッキを筐体に並べ、コインを投入する。 ジョイーン、ジョイーン、ジョイーン 全国大戦を選択し、漏れなくしっかりとカードを登録。 そして程なく、「挑戦者現る!」の言葉と共に対戦相手が決まった。 (‘A`)軍 4品 UCホウ徳、SR猛穫、C張梁、C馬元義、C 裴元紹、C程遠志 最後に勝負!軍 2品 SRシュシュン、SRコウホスウ、SR献帝、R劉備、Rチョウセン (‘A`)「うお、まぶしひ。」 (´・ω・`)「シュシュン入りの決起号令デッキだね。」 (‘A`)「高そうなデッキだなぁ、しかしうちにもSR猛穫がる!」 (´・ω・`)「争うとこはそこじゃねえwwww」 軍師の奥義を決定しすべての配置を済ませると決戦の扉が開く。 ばさばさばさ、ぎぎぎぎぎぃ、ワーーーー。 29 :ゲームセンター名無し:2008/12/22(月) 03 04 01 ID gNIpqFAJ0 戦場の中心に川が流れる。 ドクオは最前線中央にホウ徳、右側最前線に猛穫、その少し後ろに程遠志、馬元義、張梁を配置し、逆サイドに裴元紹の構え。 対する敵は、城門前に献帝を配置し柵をその手前、その両脇をドクオから見て右側にコウホスウ、そして左側に劉備で固め、柵の少し前にシュシュンを配置するオーソドックスな配置だ。 そして開戦の銅鑼がなる。 (‘A`)「さて開幕はとりあえず伏兵探しかな。できれば猛穫で踏みたいところだな。」 (´・ω・`)「なるべくホウ徳、張梁で踏まないようにはしたいね。まあ復活もちも多いしぶっちゃけどれで踏んでも大差は無いと思うよ。」 ドクオはホウトクを右側の部隊に合流させ、猛穫を先頭に右端攻め上げ、左側からは裴元紹で端攻めの構え。 それを受け相手は全部隊をドクオの右側の部隊に集中させる。 (‘A`)「伏兵は左側かな?まあ裴元紹ガンガレ。」 (´・ω・`)「これだけ復活部隊が多いと開幕の伏兵が余り意味をなさないね。」 (‘A`)「一応伏兵が出てきた後の端攻城のことも頭に入れておかないとな。」 ドクオはそのまま軍を進め左端に裴元紹を到達させる。 ジャーンジャーンジャーン 「伏兵」 「こんにちは(*^-゚)ノ」 ボキリ 「撤退」 「おぼえてやがれ( ̄m ̄* )」 裴元紹が予定通りチョウセンを踏み撤退。 ホウトクを左側のチョウセンを牽制するように向かわせ、右側は張梁を攻城ゾーンに刺し、その後ろで馬元義が援護射撃、猛穫は中央の柵を壊すために柵へ、その後ろで程遠志がシュシュンの突撃を牽制する。 相手はそれを受けチョウセンを一旦城に戻し、コウホスウを張梁に乱戦、献帝で程遠志を撃ち劉備でホウトクに向かわせ、シュシュンで猛穫に突撃を敢行しようとする。 31 :ゲームセンター名無し:2008/12/22(月) 03 22 58 ID XjPLBsYB0 (‘A`)「お、シュシュンを迎撃できそうだな。」 バシュバシュ 「迎撃」「迎撃」 シュシュンを迎撃したのはいいが、そこに集中してホウトクも劉備に迎撃されてしまう。 (´・ω・`)「まあ、痛みわけだね。」 迎撃されたホウ徳を一旦下げ、猛穫で柵を破壊したところで献帝に撃たれていた程遠志が撤退する。 そして迎撃されたシュシュンで張梁に対して突撃、そして程なくして ボキリ 「撤退」 「うおぁあぁ。」 ホウ徳を迎撃した劉備はそのまままっすぐ攻城に、一旦下がったチョウセンも出城し攻城に向かう。 猛穫はそのまま献帝の横で攻城を始める。 相手は馬元義に撃たれ続け張梁と乱戦し続け兵力の減ったコウホスウを一旦城に帰らせ兵力が迎撃を受け三割になっているシュシュンをそのまま馬元義に突撃させようと追いかけてくる。 ドクオは馬元義の弓サーチをシュシュンに変え、できる限り相手の兵力を減らしつつ走射を駆使しながら城に引かせる。 相手のチョウセンと劉備が張り付いたところで一旦下げたホウ徳を出場させ攻城阻止に、馬元義はシュシュンに突撃されながらもシュシュンを撃破。 相手はここで欲張ったのか劉備を城門に寄せるがこれに対して馬元義で横弓。 装甲している間に、「いっちょ行くかぁ」開幕で伏兵を踏んで撤退していた裴元紹が復活する。 (´・ω・`)「これが活持ちのウザイ所だね。」 (‘A`)「回転力が命です。」 相手は猛穫を撃破した献帝でシュシュンを生き返らせ、国力を溜める。 残り85c (‘A`)城ゲージMAX 士気6 相手城ゲージMAX 士気? 32 :ゲームセンター名無し:2008/12/22(月) 03 26 22 ID XjPLBsYB0 程なくして「肉持ってこぉぉぉい!」「チャンスをくれぇ」少し後に「人よ」撤退していた猛穫、程遠志、張梁が復活して全部隊が揃う。 それに対し相手はホウ徳と乱戦していたチョウセン、裴元紹に乱戦、馬元義に打たれていた劉備が撤退。 (´・ω・`)「ちょww肉はえぇぇぇwww」 (‘A`)「これでも前より遅くなってるってのは驚きですよね。」 相手は復活させたシュシュンと兵力が満タンになったコウホスウそして献帝で攻めあがってくる。 (´・ω・`)「相手は献帝で国力稼ぎが目的かな?」 (‘A`)「国力を溜められるのは辛いけど献帝一本でやってくほうがこちらはありがたいっすね。」 シュシュンが城門の左側、コウホスウは少し遅れて右側に、シュシュンが城にたどり着くと程遠志、裴元紹、ホウ徳を一斉に出城、コウホスウ側には馬元義で横弓、猛穫で乱戦させに出城。 (‘A`)「とりあえず、こいつで。つΩポチ」 「強化」「人馬一体」武力と速度が上がり迎撃ダメージを受けなくなる。 速度の上がったホウ徳で献帝に突撃を浴びせる。 コウホスウはホウ徳の突撃を阻止するために献帝のほうに向かうが、そこを猛穫が空気を読まずコウホスウを弾きながら前進していく。ホウ徳は献帝に一度突撃を浴びせた後、相手が献帝を城門に突っ込ませコウホスウを変わりにホウ徳に向かわせてきたのでそのままホウ徳を乱戦させる。 シュシュンは一旦攻城をあきらめ攻城ゾーンからはずし、ホウ徳に突撃を仕様とするがそこは程遠志でカバー、相手はシュシュンを一旦城に戻らせる。 右端から出場させた張梁と、裴元紹はそのまま右側の端攻城へ。 シュシュンの突撃を牽制していた程遠志はコウホスウに寄り過ぎていたためそのまま乱戦され撤退。 程なく武力の上がっていたホウ徳と乱戦していたためコウホスウも撤退する。 城門に果敢に攻城を行っていた献帝も馬元義の横弓で撤退しそうになるとたまらず2回目の漢王朝の希望を打つ。 33 :ゲームセンター名無し:2008/12/22(月) 03 28 35 ID XjPLBsYB0 (‘A`)「ここまでは思惑通りだ。」 (´・ω・`)「程遠志はもう少し丁寧に扱ったほうがいいと思うけど、まあ展開的にはいい感じだね。」 (‘A`)「槍は一本しかいないからなるべく戦場長くいないと、藁を使うなら活持ちといえどもう少し一枚一枚を丁寧に動かさないとな。」 (´・ω・`)「槍のある無しでは相手の騎馬の働きも変わって来るからね。」 残り67c (‘A`)城ゲージMAX 士気3.5 相手城ゲージMAX 士気? 国力2 猛穫が相手の城門左脇に張り付き、右端に張梁が張り付く、相手のシュシュンは張梁に突撃しようとするもそれを裴元紹で阻止。 裴元紹はシュシュンから離れ城門に、張梁と乱戦に入ったシュシュンにホウ徳が突撃する。 猛穫の所には復活していたチョウセンが乱戦に出城し、城門に漢王朝の希望を受け兵力が130%になった劉備が乱戦を仕掛けに出城してくる。 シャキン「撃破」「皇帝失格だな」 ボキリ「撤退」「おぼえてやれ」 シャキン「撃破」「ちぃ、これからだってのに・・・」 ほぼ同時に馬元義に乱戦を仕掛けられた献帝、劉備と乱戦していた裴元紹、張梁と乱戦し城に帰ろうとしていたシュシュンが撤退する。 劉備に突撃をしようとしていたホウ徳は間一髪劉備に槍激を受けるも迎撃は貰わずそのまま少し乱戦し劉備が張梁のほうに乱戦しに行くのを見て猛穫の援護に向かう。 献帝を倒した馬元義も猛穫側に援護に向かうのを見てチョウセンは一旦城に帰る。 チョウセンに突撃しようとして猛穫を動かした際に猛穫が攻城ゾーンを出てしまうミスがあったものの「攻城」「この程度の守り、通じぬわ!」何とか張梁の攻城が入る。 (‘A`)「あちゃー、一発損した。」 (´・ω・`)「どうせチョウセンには突撃できそうに無かったから、猛穫を動かさないほうが良かったね。」 34 :ゲームセンター名無し:2008/12/22(月) 03 29 27 ID XjPLBsYB0 「撤退」「うおぁあぁ」 相手の劉備が攻城を決めた張梁を撃破するが馬元義の援護とホウ徳の騎馬マウントを恐れ、出城が遅れ猛穫の攻城も決まる。 残り58c (‘A`)城ゲージMAX 士気6 相手城ゲージ76.5 士気? 国力2 馬元義は猛穫に寄せてくる劉備を狙い撃ちにし猛穫の所までたどり着くまでにその兵力を半分まで減らす。 チョウセンは城内乱戦を駆使し、ホウ徳の突撃は食らわなかったものの、猛穫との乱戦で兵力をどんどん削られていく。 「チャンスをくれ」「いっちょ行くか」 程遠志が復活し、その少し後に裴元紹も復活する。 程遠志は復活してすぐに猛穫とは逆サイドの右端攻城に向かい、そのあとに裴元紹が続く。 (‘A`)「ここからが活藁の真骨頂ですよ。」 (´・ω・`)「いい感じにウザイね。」 猛穫の2発目の攻城が決まる寸前に復活してきたコウホスウが立ちはだかり、間一髪で攻城を阻止、劉備はその横でホウ徳の突撃を牽制する。 (‘A`)「もう少し足並み崩されてね。つΩポチ」 (´・ω・`)「うん、いい判断だね。」 「強化」「人馬一体」武力と速度が上がり、槍の迎撃ダメージを受けなくなる。 35 :ゲームセンター名無し:2008/12/22(月) 03 33 02 ID XjPLBsYB0 結局突撃はできず、猛穫は攻城できずに撤退されてしまったが、そのまま乱戦で劉備を撃破、攻城阻止に出た献帝は裴元紹の突撃、馬元義の射撃で兵力を削られたまらず3回目の漢王朝の希望を打つ。 「人よ」 そしてホウ徳はこちらの部隊の間を縫って出てきたチョウセンと献帝を突撃で沈める。 「肉もってこ~い!」 (´・ω・`)「ちょww肉自重wwww」 (‘A`)「肉、肉うるせぇwww」 武力と兵力の上がった劉備で程遠志を、端攻城していた裴元紹をシュシュンでおとされたため馬元義でできるだけ劉備の兵力を削りつつ一旦ホウ徳も城に戻す。 残り34c (‘A`)城ゲージMAX 士気8 相手城ゲージ76.5 士気? 国力3 (´・ω・`)「さあ、相手も国力もたまって体制が整ったら最後の攻勢に出てくるね。」 (‘A`)「ここを凌げば勝ちか。でも張梁と猛穫が兵力MAXなんでそう簡単には体制は整えさせませんよ。」 そういいつつドクオは右端から張梁、左端からは猛穫を出城させ、兵力半分程の馬元義は猛穫を援護するため城に帰さずまっすぐ敵城に進軍させた。 (´・ω・`)「まじウザイねw」 37 :ゲームセンター名無し:2008/12/22(月) 03 49 24 ID xADZzH0J0 相手はシュシュンを兵力の減った馬元義に向かわせるが馬元義はこれを受け城に帰るそぶりを見せ、兵力の回復したホウ徳を出撃させる。 シュシュンは攻城に向かった猛穫を倒すために馬首を巡らし、猛穫に対して突撃を行う。 相手は猛穫サイドにはシュシュンとコウホスウ、張梁サイドには劉備を出しこれを迎え撃つ姿勢。 (‘A`)「ここはもう一押し。つΩポチ」 「強化」「人馬一体」武力と速度が上がり、槍の迎撃ダメージを受けなくなる。 「チャンスをくれ」「いっちょいくか」 それと同時に程遠志、少し遅れて裴元紹が復活したので相手の城門に向けすぐに出城させる。 ボキリ「撤退」「腹が減ってただけだ!」 相手はホウ徳の突撃をコウホスウの槍で消し何とか猛穫を撤退させる。 ホウ徳が右側の張梁を援護するそぶりを見せたので相手は馬元義にシュシュンを突撃させようとする。 そこでホウ徳は方向を変えシュシュンにまっしぐら、突撃を決め馬元義を守る。 中央を進軍してくる程遠志、裴元紹に対し城門付近に劉備を配し、チョウセンを出城させ突撃を受けたシュシュンを帰したので、ホウ徳で帰す刀でチョウセンに突撃、その後に裴元紹の突撃も決まりあっと言う間にチョウセンは撤退。 劉備を馬元義の弓から逃すため城に戻したのでそのまま城門に裴元紹を突っ込ませる。 その後ろで程遠志と馬元義、ホウ徳の三人でマウントを取る。 ボキリ「撤退」「うおぁあぁ」 「肉もってこ~い!」 張梁が撤退すると同時に猛穫が肉、肉と騒ぎ出す。 (´・ω・`)「・・・・・・猛穫ってホントうるさいね。」 (‘A`)「この台詞トラウマになりそうだ。」 38 :ゲームセンター名無し:2008/12/22(月) 03 50 00 ID xADZzH0J0 残り19c (‘A`)城ゲージMAX 士気7 相手城ゲージ76.5 士気? 国力3 相手は城門に献帝、その脇でホウ徳をあわよくば迎撃するためにコウホスウ、その逆サイドにシュシュンを出し、出城と同時に計略を放つ。 「決起」「決起の大号令」漢の味方の武力が上がる、国力の上昇によりさらに武力が上がる。 (´・ω・`)「相手は我慢しきれず撃ってきたね。」 (‘A`)「ここで撃たせればあとは引きながら巧く凌ぐだけです。」 ドクオは裴元紹だけを城門に残し他の部隊を引かせる。 相手は武力の上がった献帝だけ裴元紹と乱戦させ部隊を押し上げてくる。 そして相手の部隊のラインが中央まで上がったとき。 「貴様の血が欲しい」 画面が暗転し、その中から真っ白い顔の軍師が敵の血を渇望し浮かび上がる。 「奥義」「兵軍連環」敵の移動速度を下げる。 相手の部隊は中央付近で頓挫し動きが亀のように遅くなる。 裴元紹を撤退させた献帝も急いでラインを上げるが、復活し出城してきた猛穫が相手の劉備、コウホスウに近寄りその計略を発動する。 「うおぉぉあぁぁぁぁ!」「超絶強化」「強奪戦法」範囲内の敵の武力合計値を自身に追加する。 なんとその武力34! これにはたまらず相手は奥義を発動する。 「もはやこれまでよ・・・」 軍師田豊の台詞はそのまま相手の心情を映し出したものだったかも知れない。 転進再起で城に戻った相手はもはや戦場に出てくることは無かった。 39 :ゲームセンター名無し:2008/12/22(月) 03 52 14 ID xADZzH0J0 その次戦、入れ替え戦にて大水計入り機略にわらわらのしつこい攻城とホウ徳の人馬での足並み崩しで、残り8cで落城させ3品に上がるも、騎馬単求心に辛くも負け、4品の降格ゾーンに落とされ3戦を終える。 (‘A`)「あ~あ、せっかく3品に上がったのにこれじゃ機を抜いていたらすぐに4品に逆戻りだ。」 (´・ω・`)「まあ大丈夫さ。降格ゾーンに入っても入れ替え戦に負けなければいいだけだしね。それに勝てばすぐに降格ゾーンから抜けれるしね。」 店長は今日のドクオの戦いを見て、ドクオがすぐに降格ゾーンなんかは抜けるであろうことは確信していた。 そして、ブーンのいる位置にもそれほど時間をかけずにたどり着くことも。 ブーン君の頑張りがドクオ君の力も引き上げている。 ライバルがいるってのはすばらしいことだな。 そう店長は心の中で自分も兄を、グラサンを、そしてまだ自分の上にいるランカー達を越えるため自分もがんばらねばと思いドクオのほうに向き直った。 (´・ω・`)「今日はいいものを見せてもらったよ。これは僕の気持ちだから受け取って欲しい。」 (‘A`)「ちょwwwそれ今排出されたカードwwwww」 今回はこれで終わりです。 最近ブーンの活躍が多かったのでそのライバルのドクオも輝かせるために、少し作品を上げたかったのと、あんまり作品が投稿されなかったのでドクオの資産が3.1をほぼやってないような感じになっていたのでこのような苦肉の策を取らせて頂きました。 勝手に資産増やすんじゃねーよボケが!って方が多いようでしたらこの作品は没にしてくさい。 もし大目に見ていただけるなら排出は 40 41 42でお願いします。 ではまた作品が上がりましたら上げさせていただくかもしれません。 駄文失礼しました。 40 :ゲームセンター名無し:2008/12/22(月) 04 24 40 ID frSC7HnQ0 乙 安価なら決起車輪で決起藁に 41 :ゲームセンター名無し:2008/12/22(月) 04 28 53 ID MnE8tCjCO 39乙です。 個人的にはモウカクくらいいいと思います。 安価なら紫なUC張ジンで 42 :ゲームセンター名無し:2008/12/22(月) 07 16 16 ID AQ/WrFdHO 乙です。 排出はケイロクで。
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タイトル 奇跡の答え!!(きせきのこたえ) シリーズ センチュリースープ編 話数 97話 収録 トリコ11巻 掲載誌 WJ2010-26 概要 センチュリースープ編33話目。 センチュリースープ再現開始から半年、ついに答えにたどり着く。 登場人物 トリコ 小松 サニー 与作 節乃 次郎(回想) 鉄平 ユン ←96話 →98話