約 3,304,163 件
https://w.atwiki.jp/mimanmaiman/pages/4.html
50 :みなさ:01/01/16 20 18 07 なんかしらんがここが2chか。 51 :名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/16(木) 20 19 31 初心者は帰れ! --------------ここから伝説がはじまった----------- 54 :みなさ:01/01/16 20 33 11 とりあえず、2chやって得することは? 55 :名無しさん@お腹いっぱい。:01/01/16 20 34 24 2chやってると碌な大人になれないぞw早くやめるといいよ。 56 :名無しさん@お腹いっぱい。:01/01/16 20 36 36 はじめて来たのか、2chをやっていても得なんかしない。むしろバカになる。 57:みなさ:01/01/16 20 38 34 そんなのか?まぁ・・・気楽にやっていくよ。 60:みなさ:01/01/16 20 50 43 2chて誰が製作したんだ? 62 :名無しさん@お腹いっぱい。:01/01/16 20 52 59 永遠のニートひろゆきが2chを作ったのです。 63:みなさ:01/01/16 20 54 47 ニートが作った掲示板とかwwwwww
https://w.atwiki.jp/mioritsu/pages/811.html
もう8時半か。 いつものように私の部屋で律と二人でくつろいでいてふと 時計を見たらもうこんな時間。 今日は父の日だし、今日くらいは律を早く帰らせないと律 のパパに悪いかな。 「律、8時半だしそろそろ帰ったらどうだ?」 私は断腸の思いで律にそう告げる。でも律はそんな私の気 づかいに気づく様子もなく 「んー、まだいいじゃん」 雑誌から目を離す気配もない。 「今日は父の日なんだから早く帰って親孝行してあげなよ」 なおも私はいうが 「今日くるまえにプレゼント渡してきたから」 「でもせっかくの父…」 「んーちちの日か~」 律がようやくこっちをむいたけど… この表情はろくでもないことを思いついた時の表情だ… 「今日は乳の日だからみおっぱいをもむぜ~」 はあ…またバカなことを… 「乳なら律にだってあるだろ」 手をわきわきさせながら近寄ってきた律の胸にふれてやる。 「ななななああああ//////////」 あわてふためく律にさらに追い討ちをかける。かわいいやつ。 「んー、乳の日っていえるほどないなあ」 「うっうっさい!!」 「ほら、早く帰ってパパに」 「パパ?」 「おっお父さん!!」 「みおとーさーん!」 律がいきなり抱きついてくる。は?こいつ何いって… 「みおとーさん、いつものお礼におっぱいもんであげる!」 「いい加減にしろ!!」 私は律の頭にゲンコツを落とす。 「ふぎゃっ!!何すんだよー」 「なんでお礼に胸もむんだよ!普通は肩とかだろ」 「じゃー肩もんであげる」 律は素早く私の背後にまわると私の肩をもみはじめた。 「ほー、みおとーさんこってますなー」 あ、これけっこう気持ちいい。 「胸に大きなおもり二つもつけてるからだな」 台無しだ… 「お前はいい加減に胸の話題から離れろ」 「へいへい」 しばらく黙って私の肩をもみつづける律。けっこううまいな。 「ねーみおとーさん」 「何?」 「あの、その」 「なんだよ」 「あのな…その…澪」 「みおとーさんじゃなかったのか?」 「いつもありがとね」 「えっ?」 「なんつーか、いつも勉強教えてもらったり、わがままにつき あってもらったりさ」 「律…」 「わっ!バカ!今こっちみんな!!」 律の方を振り向こうとした私に後ろから抱き付いてくる律。 これじゃあ律の方を振り向けない。 けど、私の頬に触れる律の頬はすごく熱い。 「律に素直にありがとうなんていわれるとなんか調子狂うな」 「うっさいばかみお」 私を抱き締める力を強めた律の手にそっと私の手をそえる。 真っ赤になった律のかわいい顔を見たいと思ったけどそれは 我慢しよう。 ごめんなさい。律のパパ。やっぱり今日も律を早く帰らせて あげるなんてできそうもないです。 いつか律と二人で親孝行するので今は許して下さいお義父さん …なんて////////// 「何一人で赤くなってんだ?」 「うっうるさいバカ律!」 「うわ!ひっでー」 「…ねえりつ?」 「ん?」 「やっぱり、早く帰ったりしないでもうちょっとこうしてよ?」 「ん!りょーかい」 それからは二人言葉もなく、私は律に包まれていた。 こうして私と律のちょっと親不孝な父の日の夜は静かにふけ もにゅ 「………」 「てへっ♪」 「こんのバカ律~~~~~~~!!!!!」 ガツン!! 「あぎゃ~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!」 おわり。ごめんなさい。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/slowlove/pages/83.html
※このSSは某幻想郷のキャラをいぢめるスレの設定を使っています。やたらと嫌われて いる魔理沙がそれです。 ※難しいかもしれませんが、魔理沙が好き勝手やった結果1人ハブられたと思って読んで もらえると嬉しいです。手抜きな書き方して済みません。 ゆっくりれいむ達が森の中を歩いていた。 「ゆっくりしようね!」 「わたしがとかい派のすごしかたをおしえてあげるわ!」 「むきゅー」 れいむの後をゆっくりありすにゆっくりぱちゅりーが続いていく。親と離ればなれにな ってからも生き延びてきたれいむにとって、心強い2人の仲間だ。 遅れがちな、ゆちゅりーの速度に自然と合わせる2人の姿が、仲の親密さを物語ってい た。 「ゆゆっ! いちごだよ!」 「ほんとうだわっ! とかい派にはぴったりのおやつね」 「めのまえのいちごをゆっくりおいしくたべられるほうほうは……」 れいむは背を大きく伸ばし、口で咥えて採るとありす達に渡していく。 「おいしいね、おいしいね!」 「とかい派のくちにあういちごよ!」 「むきゅー……おいしい」 口を赤く染めたまま、お互いに笑い合っていた。 楽しく話をしながら、れいむ達は奥へ進んでいく。 この森は比較的危険な動物たちが少なく、捕食種達も見かけないので、れいむ達にとっ て頻繁に訪れる庭のような場所だ。 しかしそんな場所で、今日は新たな出会いが待ち受けていた。 「ゆっ!?」 草むらをかき分けて進んでいくと、昨日までは進めた場所に大きな山が出来ていた。 「なに? とかい派のありすのじゃまをするの!」 「むきゅー……ゆっくりげんいんを……」 突然現れた邪魔に2匹が口々に愚痴を吐く。 ただれいむだけが、目の前の山がなんなのか理解していた。 「このひとたおれてるよ! たすけてあげないと!」 山は、地面に倒れた人間だった。 口で酌んできた水を助けた人に浴びせて、目が開いた時、れいむはようやく安心した様 子で息を吐いた。 「よかった、気がついたんだねおねえさん!」 「……ここは」 自然と体を起こし、すぐさま走った頭痛に頭を押さえる女性。 「ここはれいむたちの家だよ! ゆっくりしていってね!」 「……家……?」 女性が辺りを見渡す。周りは暗く、下は石。すぐ横には岩の壁がそびえ立ち、離れたと ころに見える広場には、多くの緑が生い茂っている。 れいむが家と言ったそこは、大きな崖の麓だ。 日陰になっているので雨は凌げるが、大嵐でも来ればゆっくり達はひとたまりもない。 この付近は地盤が緩んでいるのか、崖崩れが何度か起きており、落石も多いので捕食種 たちがほとんどいない。天敵のいない安心感から、れいむ達はここを巣として生活してい た。 「だいじょうぶかしら……とかい派としてすごくしんぱいだわ」 「むちゅー……ゆっくりれいむをたすけるほうほうは……」 聞こえた声に女性が後ろを振り向くと、ありすとゆちゅりーが揃って奥へと身を隠して いた。岩陰から覗き見ようと少しだけ体を出している。 「ゆー……」 そんな2匹の様子に、れいむは寂しげに声を出す。 れいむには、どうして人間をあんなに警戒するのかまるでわからなかった。 「そうか……私は倒れたのか……」 女性は口を大きく開け、笑顔でれいむに話しかけた。 「お前がたすけてくれたのか? ありがとな」 女性の笑顔に、れいむはますます心配になる。 「おねえさん大丈夫?」 笑えば笑うほど頬の窪みは目立ち、目の隈も大きく見える。 なにより紫色に近い顔色が、彼女の状態を表していた。 「ははっ、ゆっくりに心配されたらおしまいだ……」 明るく笑っていたが、すぐさま口を閉ざした。 「……私を心配してくれる人なんてもういなかったぜ」 肩を落とし、黙ってしまう。 慌ててれいむが声をかけた。 「おねえさん! ゆっくりしようよ! 一緒にゆっくりしよっ!」 遠くから2匹の悲鳴が聞こえてくるが、れいむは気にせず女性へ訴えかける。 れいむは暗く沈んだ顔を見るのが嫌いだった。 いつでも明るく元気でゆっくりするのが何よりだと信じていた。 だから女性にもずっと笑顔でいて欲しかった。 「……お前はいいゆっくりだな」 女性の手がれいむに伸び、頭を撫でられる。 その暖かな心地よさに、れいむは懐かしさを感じていた。 「お前……名前なんてないよな」 「ゆっ? れいむはれいむだよ?」 途端、目を逸らして頬を掻く女性。 れいむには、なぜ女性が困惑しているのかわからない。自分は間違ったことを言ってい ないと自信を持っていた。 「そりゃそうだな。……私は魔理沙だぜ」 「ゆっ! まりさだね! おなじなまえのともだちがいるよ!」 「大福なやつだな」 「今はいないけど、こんどしょうかいするね!」 「……また、来てもいいのか?」 「うん、いっしょにゆっくりしよ!」 「……ありがとうだぜ、れいむ」 それから別れるまで、魔理沙に頭を撫でられて、れいむは幸せだった。 ずっと魔理沙が笑顔でいてくれて、れいむは凄く嬉しかった。 それからしばらく魔理沙は定期的にれいむ達の住処を訪れていた。 当初は警戒してばかりだった2匹も、ご飯を持ってきてくれたり他の人間とは違うこち らを気遣ってくれる態度に、次第にうち解け、崖の麓では3匹と1人の楽しげな声が聞こ えるようになった。 しかしれいむの中には、常に一抹の不安が残る。 常に笑顔を振りまいているが、魔理沙の顔色はむしろ悪化しているようだった。 「きょうもゆっくりしようね!」 「みんなでゆっくりしようね!」 恒例となった挨拶を終えて、れいむ達は1日を過ごしていく。 今日は日差しも強く、昼間から出かけるのはゆちゅりーにとって大きな負担になる。ご 飯の貯蔵はあまりないうえ、遅くなると捕食種達が現れる危険もあるが、今日のご飯探し は夕方にしようと3匹達は決めていた。 どこかで、魔理沙がまたご飯を持って来てくれる事を期待しながら。 「ゆぅ~……」 正午近くになると、れいむは1人じっと遠くを見つめ始めた。その方向から、いつも魔 理沙はやって来るのだ。 れいむの待ちわびている様子に、思わず2匹はため息をついた。 「れいむはあの人にむちゅうね」 「むきゅぅ。……れいむはこいするおとめのよう」 「こいするおとめ! とかい派なことばね! わたしもおとめになるわ!」 れいむはじっと動かない。 森の木々が風に揺られて葉っぱの音色を奏でた時、樹の間から黒い帽子が見えた。 「ゆっ!」 自然とれいむは前へ向かって走っていた。 強い日差しは饅頭なれいむにとって有害なものだが、まるで気にせず進んでいく。 「おねえさーーんっ!」 「おおっ!」 走ってきた勢いをそのままにれいむは飛び跳ね、魔理沙の胸へ飛び込んだ。 背負っている網かごが大きく揺れる。 魔理沙は落とさないようにれいむを両手でしっかり抱えるが、勢いは止められず、蹌踉 めいて尻餅をついた。 「ゆっ!?」 「ふぅっ……なんだれいむ、今日も元気だな。私にもちょっと分けて欲しいぐらいだぜ」 魔理沙が笑いかけてくるが、れいむの表情は浮かない。 以前、同じように飛び込んだ時はしっかり支えてくれたのをれいむは覚えていた。 「ゆうぅぅぅ……」 「ほら、今日もご飯を持ってきたぜ」 魔理沙はれいむを片手で持ち帰ると、背負っていたかごを地面へと下ろした。 「ゆっ!」 「どうだ、大量だぜ!」 中にはかごの約半分まできのこで埋め尽くされていた。これだけあれば、5日はれいむ 達がご飯で困る事はない。 「ゆー♪」 思わずその場かられいむはかごの中へ飛び込んだ。近くにあったホンシメジを一口食べ る。 「しあわせー♪」 そのまま食べ続けるれいむ。魔理沙はかごの中にれいむを入れたまま背負い、崖へ向け て歩き始めた。 「おいしいよおねえさん!」 「今日は大量だったから、気にせずゆっくり食べるんだぜ」 「ありがとうおねえさん!」 次の茸へ口をつけるれいむ。お腹が空いていたせいで勢いが止まらない。 むーしゃむーしゃと、れいむの可愛い声がずっと聞こえてくる。 「またいつもの3人で遊んでいたのか?」 「うん! まりさはまだ来てないよ」 「お前達はいつも仲良しだな」 「うん! ありすもゆちゅりーもまりさもみんなともだちだよ!」 「そうか……」 奥から好物のクリタケを見つけ、思わずれいむはまとめて2個同時に食べようとする。 必死に口へ詰めていたせいで、魔理沙の呟きはれいむには届いていなかった。 「ん?」 ふと、魔理沙の足が止まった。 「ゆ? どうしたのおねえさん?」 「れいむ、ちょっとこっち見てみろ」 呼ばれて、れいむはかごから肩へと飛び移る。大きく飛び跳ねればれいむの重さからま りさの肩を痛めてしまうだろう。しかしれいむの飛び方は乗り慣れた、とても優しいもの だった。 肩に飛び乗ったれいむへ手を伸ばし、頭を撫でながら魔理沙が言う。 「なんだかもめてるみたいだぜ?」 「ゆっ?」 れいむが住処の方へ目をやると、そこには大量のゆっくりに囲まれたありすとゆちゅり ーの姿があった。 「ゆっ!?」 思わずれいむが肩から飛び降りる。 「お、おい!」 魔理沙の声も気にせずに、れいむは住処へと一目散に走っていく。 ちょうどれいむがありす達の元へたどり着いたのは、ありすが突き倒された瞬間だった。 「いたいわね! とかい派のありすでもおこるわよ!」 「むきゅーっ!」 「ありすぅううぅっ!」 ゆっくりとありすの前に割って入るれいむ。 「れ、れいむっ?」 「どうしてそんなことするの? ゆっくりしようよ!」 突然横から現れたれいむに、ゆっくりまりさはため息をついた。 「ゆっくりしようよ、だって」 「おお、わらえないわらえない」 まりさの言葉に、周りを囲んでいた子まりさ達も声を揃えて叫ぶ。 友達の険悪な雰囲気に、れいむは悲しい気持ちに包まれた。 「ゆー……どうしたのまりさ、なんでこんなことするの?」 瞬間、目尻の下がったまりさの目が一気につり上がった。 「れいむたちがやくそくをまもらないからだよ!」 「ゆっ?」 困惑するれいむ。頭の中を探しているものの、約束の心当たりが見つからない。 代わりに、れいむの後ろから声が上がった。 「なにいってるの! やくそくはちゃんとまもったわ! とかい派をなめないでよ!」 「……わたしたちはちゃんとまもった、まもってないのはあなたのほう」 2匹の声に、れいむはようやくまりさの言っている約束が何のことか理解した。 まりさを含めた4匹は今までずっと一緒だったが、まりさに子供ができ、この住処だと 手狭になったので別れて暮らすようになった。 ただ別れた後も仲は変わらず、れいむ達とまりさはお互い交互に手に入れたご飯を分け 合っていた。まりさが怒っているのはそのことだろう。 ただありす達の言っている通り、最後に分けたのはれいむ達の筈だった。 「それじゃ渡した事はおぼえてる? どうやって渡したかゆっくりおしえてよ!」 まりさの言葉に、ありす達は同時にれいむを見た。あの時、まりさにご飯を渡しにいっ たのはれいむだったからだ。 しかしれいむは答えられなかった。いくら思い出そうとしても、渡した記憶が出てこな い。 思い出せるのは、暖かい手で優しくしてもらった事ばかりだ。 「ゆー……」 「ど、どうしたのれいむ? このいなかもの達におしえてあげて!」 「むきゅー」 押し黙ってしまったれいむに慌てるありす達。 しかしどれだけ考えても、れいむは思い出すことが出来なかった。 まりさ達の口元がにやける。 「……なに揉めてるんだお前ら?」 「ゆっ!」 その場の空気を変えたのは、上から降ってきた声だった。 「お、おねえさんっ!」 れいむの声に手を振る魔理沙。 まりさ達は一斉にれいむ達から距離を取り、お互いに呟き始めた。 「にんげん……にんげんだよ」 「にんげんはゆっくりできないよ」 「れいむといっしょに仲良くしているよ、あぶないよ!」 「おかあさん、はやくにげよう!」 急に現れた人間に怯え戸惑っている。 ただ唯一、親まりさだけは怯えてなかった。 苦々しく唇を噛み、幸せそうなれいむの顔をにらみつけていた。 「どうした、友達なんだろ? 友達とは仲良くするのが一番だぜ?」 「ゆぅー……」 れいむは魔理沙に事情を話した。 「……なるほど。簡単な事だぜ」 「ゆっ?」 魔理沙はそのままかごを下ろすと、まりさ達に向かって中身をばらまいた。 「ゆっ!」 「ゆっ、ゆっくりできないよ!」 突然、飛んできた何かに蜘蛛の子を散らすように離れる子まりさ達。 しかしそれが茸だと気づくと、恐る恐る戻ってきた。 「それが今回のご飯だぜ、みんなで仲良く食べてくれ」 魔理沙の言葉に子まりさ達は警戒しながらも、きのこへ近づいていく。 「……ゆっくりできる?」 「きのこだ! おいしそうだよ!」 「おなかすいたよ! たべよう!」 「だめだよ! ゆっくりできなくなるよ!」 食べたい意見が殺到する中、大きさ的に年上な子まりさ達が宥めようとする。 しかし目を盗んだ1匹の子まりさが、そのまま茸に食らいついていた。 「あっ!」 「……ゆ、ゆっくり……できる?」 食べた子まりさはぷるぷると痙攣しながら、目を輝かせた。 「うめぇ! めっちゃうめぇ!」 瞬間、子まりさ達は一斉に茸へと群がった。 思いがけない大量のご飯に、口に入るだけ入れ、体を膨らませて立ち去っていく。 ただ親まりさだけは、変わらず憎たらしげにれいむを見ていた。 「つぎはわすれないでね!」 「ゆぅ……」 まりさの捨て台詞がれいむの心に突き刺さった。落ち込んでいるのが、体のしぼみ具合 で伝わってくる。 「だいじょうぶよれいむ! とかい派はおなじしっぱいはくりかえさないわ」 「しっぱいはせいこうのまざー」 後ろから体を擦り合わせる。慰めてくれる2匹に、次第にれいむも元気を取り戻した。 「ゆー♪」 元気になったれいむは、おねいさんの持ってきてくれたかごへ2匹を案内する。 ばらまかれた分だけ少なくなっていたが、3匹にとって充分すぎる量の茸がそこにはあ った。 「むきゅー♪」 「ぱちゅりー、とかい派はいそいでたべないものよ。じょうひんにたべた方があじもより ……うめぇ! めっちゃうめぇ!」 2匹も美味しい茸を満喫している。 来る途中で食べたれいむは、少し離れたところで2匹を見守っていた。 「れいむ」 「ゆっ?」 振り向くと、魔理沙が遠くを見つめていた。 「さっきのがともだちのまりさなのか?」 「うん、そうだよ」 「そうか……」 魔理沙はもう何も言わず、その場で立ちつくしている。 「ゆっ……」 れいむは声を掛けたかった。どこか元気のない魔理沙を慰めたかった。 ただ魔理沙の悲しい横顔に、何も言えなくなってしまった。 れいむ達が、いつもの3匹で森の中を歩いていく。れいむ達にとって、とてもありふれ た光景。 しかし、その日はまるで様子が違っていた。 「ゆぅ~……」 いつも元気を振りまいていたれいむが終始、落ち込んでいた。 「……げんきだしてれいむ。とかい派がそんなことだとしめしがつかないわ」 「ちゃんとかんがえたら、ただいそがしいだけ。まっていたらきてくれる」 「……ゆっ」 2匹の励ましにも力のない声を返してしまう。 あれから突然、魔理沙がれいむ達に会いに来なくなった。 最初はただ忙しいだけだと思っていたれいむも、ずっと会えないと頭の中は不安で一杯 になる。 れいむ、なにか気にさわることしたのかなぁ……。 考えれば考えるほど、身に覚えのない罪悪感に蝕れていた。 目に見えて落ち込んでいるのはれいむだけだが、ありす達も内心、魔理沙を心配してい る。あれだけ一緒に遊んでくれた人が突然来なくなるなんて、何かあったとしか考えられ ない。 しかしそれよりも、ありす達の不安は今後のご飯だった。 最近は魔理沙がご飯を持って来てくれた為にあまり蓄えがなく、今ある物だけでは、次 にまりさ達へ渡す分が不足している。 突然、手に入った楽な暮らしに甘えていた結果だった。 落ち込んでいるれいむに気を遣うものの、状況に余裕はまるでない。 気づけば全員の歩みは速まり、普段はあまりいかない奥地へと足を運んでいた。 「ゆっ……ゆっ……」 一生懸命に体を動かすれいむ。動いている事で不安も忘れがちになるが、代わりに疲れ が全身を襲う。いつもと違い、貯蓄しようと住処へ何度も戻っていたので尚更、普段とは 比べられない疲労感だ。 「と、とかい派のありすはきゅうけいをていあんするわ!」 「むきゅー……さんせい」 「ゆっ……ゆっくりしようね!」 3匹はお互いに背を預けるようにして道で体を沈めていた。普段はしっかりとした丸い 体が崩れ、3匹とも楕円になっている。 「ゆー……」 風がれいむの皮を撫でる。疲れもあり柔らかくなった皮を引き締める涼しさが、今のれ いむには心地よかった。 朝から探し続けた甲斐もあり、ご飯の量には余裕が見えてきた。もう少し集めれば、ま りさへのご飯も確保出来るだろう。 「……つぎ、ごはんがみつかったら、かえりましょう」 「そうね! とかい派がよふかしはいけないわ! もんげんはまもるのよ!」 「うん! 帰ってゆっくりしようね!」 お互いに同意する。周りの風景は森の中でも見慣れないものだ。普通の森に比べて安全 とは言っても、あまり足を踏み入れない場所。いつ何かに襲われるかわからない。危険を 考えて言ったゆちゅりーの意見に、反対する理由はなかった。 「……ゆっ?」 そろそろご飯探しを再開しようとそれぞれが体を戻した時、れいむがあらぬ方向に目を 向けた。 「どうしたのれいむ? 早くいきましょう」 「むきゅー」 2匹に声を掛けられても振り向かず、そのまま見つめている。 「……ゆっ」 れいむは目の前の風景を見つめているわけではなかった。 ただ静かに、じっと、耳を澄ませていた。 「なにか声が聞こえるよ」 「声?」 「むきゅ?」 2匹も集中して音を聞き取ろうとする。 樹の揺らぎと風の鳴る中、僅かながらに人の声がれいむ達の耳に届いた。 「ほんとうね! とかい派のきれいなみみにもしっかりきこえたわ!」 「ひとりじゃない、ふくすうきこえる……」 途端、れいむが飛び出していく。 「ちょ、ちょっとれいむ! とかい派は、もっとゆうがにこうどうするものよ!」 「むきゅーっ! あせりはきんもつ、あぶないばしょにちかづいたらだめ!」 慌てて2匹も後を追いかける。 2匹はまるで気づかなかったが、れいむは声を聞いたその時から予感がしていた。 「……ゆっ! ゆっ!」 砂利の目立つ土を飛び、草をかき分ける。 そして最後の草をかき分けた時。 拓けたその場にいたのは、れいむの想像通りの人だった。 「ゆっ!?」 しかし想像とはまるで違う光景だった。 「すまない、この通りだぜ!」 「……」 そこでは、魔理沙が見知らぬ人へ必死に頭を下げていた。 「おいついた……れいむどうした──」 「……むきゅー、びっくり」 ようやく追いついた2匹も、予想していなかった光景に目を奪われた。 「頭を下げられてもね……もう私に関わらないでって言ったわよね?」 「……い、言われたよ。でももう頼れる奴がいなくて……悪かったと思っているんだぜ?」 「思ってるなら来なければいいじゃない」 頭を上げようとしない魔理沙に、紅白な色の人間が話しかけている。 れいむから見ても、2人の間には険悪な空気が流れているように思えた。 「そんなこと言わないでくれ……私にもう頼る相手なんていないぜ」 「自業自得じゃないの。私だってもうあんたのわがままに付き合うのはごめんよ」 「わがまま……か……」 魔理沙は顔を上げようとしない、ずっと下を向いたままだ。 影になっているせいで、れいむ達にも魔理沙がどんな面持ちなのかわからない。 「……れ、れいむ? どうしたの?」 「むきゅぅ……なかないで」 ただ魔理沙を見ていると、自然とれいむは目が潤んでくるのを止められなかった。 「あんた、本当は反省なんてしてないでしょ」 「そ……そんなことはないぜ……悪かったって思ってるぜ」 「前にも言ったでしょ? いつもいつも文句を言ってたのに態度を正そうともしないで、 無神経に笑いながら同じことを繰り返す。そんなあんたの何を信じろっていうのよ」 「……あれは……ただ、許してくれてるって……思って……」 「ともかく私はあんたと関わりたくないの。金輪際、神社に近づかないでよね」 そのまま踵を返す。 「ま、待ってくれっ!」 「……なによ」 紅白が振り向いた瞬間。 魔理沙は地面に膝と手を付き、さらに身を低くする。 「お願いだ。もう私には頼れる奴がいないんだ。助けてくれ!」 そのまま頭を地面につけ、頼み込んだ。 「……」 紅白は何も言わず、ただ眉間に皺を寄せ、頭を掻きむしる。 「……なんでそんなに必死なのよ」 「……」 「食料ぐらい、茸か何かでどうにかなるでしょ」 思わず、聞き入っていた2匹から声が上がる。 「え?」 「むきゅ?」 「……」 ただれいむだけは、涙を流しながら魔理沙を見つめている。 目の前の魔理沙達に声は聞こえておらず、話はそのまま進められた。 「それに人里に行って盗んで来たらいいじゃない、あんたの得意技でしょ」 「私は泥棒じゃ……」 「食べ物を永遠に借りたらいいじゃない」 「……」 魔理沙は変わらず顔を上げない。 頑として諦める様子のない魔理沙に、紅白の顔から笑みが消えていく。 「言ったでしょ? 私はもうあんたと関わりたくないの」 「……たのむ」 「どうしても諦めないっていうなら……」 「……たのむよ……」 紅白が右手を動かす。その手に握られているのは長い、針。 狙いをつけようと顔の前へ持って行き、そのまま腕を振りかぶった。 「だめぇぇえぇぇぇえぇえぇっ!!」 「ちょ、なに!」 「え?」 聞き覚えのある声に魔理沙が顔を上げる。 最初に見えたのは、見覚えのある肌色の饅頭肌だった。 「お、おまえ……」 「だめだよおねえさんいじめたら! ゆっくりできないよ!」 自分に似た紅白色の饅頭の抗議に、紅白は思わず眉をひそめた。 「何? 相手にされないからゆっくりと仲良くなったの?」 「ち、ちが」 「されないとかするとか関係ないよ! おねえさんをゆっくりさせて!」 紅白の目がさらに鋭くなる。 「見た目といい声といい、いちいち腹の立つ饅頭ね……」 「や、止めてくれ! こいつは関係ないんだ……ただ最近エサをやってただけで……やる なら私を」 「だめぇっ! ゆ゛っぐりざせであげでぇえ゛え゛ぇぇぇっ!」 顔を濡らす涙は饅頭の皮をふやけさせ、霊夢の顔は丸めた紙のようにぐしゃぐしゃにな っていた。 紅白はため息をつく。 「だからあんたとは関わりたくなかったのよ、面倒ごと増やしてくれちゃって……」 肩を落とし、面倒くさそうにしているが、すぐさま目に鋭さが戻った。 「それじゃ、あんたらまとめて──」 「そんなことさせないわよ!」 「むきゅーっ!」 草むらから隠れていた2匹が飛び出してきた。 ありすもゆちゅりーも敵意を込めた視線で紅白を睨み付ける。 「そこのおばさん! 弱いものいじめはいなかもののゆっくりできないひとがすることよ! そんなのとかい派のわたしがゆるさないんだから!」 「せっきょくてきにめのまえのにんげんをおいはらうほうほうは……」 また入った横やりに、紅白は殺意を2匹に送るが、ありす達は怖じ気づかず一歩も引か ないでいた。 「れいむ! このおばさんは私たちがゆっくりさせるから、れいむはおねえさんとにげな さい!」 「ゆっ!? で、できないよそんなこと!」 「むきゅー。それがただしいせんたく、せんじゅつてきてったいよ」 「ここはとかい派のありすにまかせていきなさい!」 「ゆー……できないよ、そんなこと。2人を置いてゆっくりなんて出来ないよ!」 2匹の説得に、しかしれいむは動こうとしない。3匹はお互いに仲間を助けようと必死 に言い争う。 突然、紅白が構えを解いた。 「ゆっ?」 「なに?」 「むきゅ?」 「……馬鹿馬鹿しい、これじゃ私が悪者みたいじゃない」 殺意を消し去った状態で、紅白はいまだ膝をついたままな魔理沙に目を向けた。 「よかったじゃない。友達が増えて」 「……」 魔理沙は何も言い返さない。 「とにかくもう私はあんたと関わりたくないから、もう2度と話しかけないでよね」 「……」 「ゴミクズはゴミクズらしく、ゴミでも漁ったらいいわ」 紅白はもう振り返ることなく、その場を後にした。 「……ゆーっ」 れいむが恐る恐る後ろを振り返る。 手をまた付き、魔理沙は下を向いていたが、しばらくして顔を上げた。 笑っていた。 「……守ってくれてありがとうだぜ」 自然と手がれいむの頭に乗せられる。 それが今日はどこか悲しくて、れいむはまた顔を涙で濡らし始めた。 「ゆ゛ーっ!」 「お、おいおい、泣くなよ。泣かれるのは苦手だぜ」 「ゆ゛ぅう゛ぅう゛う゛う゛ぅう゛う゛ぅっ!!」 魔理沙に応えようと体を左右に振って涙を飛ばすが、どんどん溢れ出して止められない。 どうしても泣き止まないれいむを、魔理沙は静かに右肩に乗せ、残る2匹に話しかけた。 「お前ら、こんな所までどうしたんだ?」 「今日はちょっととおでしたの。とかい派としてもあたらしいしげきはひつようだわ」 「そろそろかえろうとおもってたところ……」 「そうか、それなら私も一緒についていくぜ」 そのまま魔理沙は森へと歩き始め、2匹もその後を追いかけていく。 しばらく歩いていると、ずっと泣いていたれいむが泣き止み始めた。 「ゆぐっ……! ゆぐっ……!」 「やれやれ、やっと泣き止んでくれたか? 泣き虫なお姫様だぜ」 「ゆぅぅ……」 頬が赤くなるれいむ。涙のせいで顔の皮がしわくちゃになり、上手く表情がつくれない。 「ありがとな。実際、助かったぜ。アイツを怒らせるのは不味いからな。私も引っ込みが 付かなくなっていたぜ」 「おねえさん……ご飯たらないの?」 魔理沙はバツが悪そうに頬を掻いた。 「ちょっとな、昨日は食べすぎたんだぜ」 れいむの目にまた滴が浮かぶ。 ほぼ同時に、後ろからありすが叫んでいた。 「うそよ! わたしたちのためにむりしていたんでしょ! とかい派をだまそうとしても むだよ!」 「むきゅー。そのほそいかおでたべすぎはむりがある」 「おねえざん、なんでそんなむりするの! ごはんはいいからゆっくりしようよ!」 れいむ達の言葉にも、魔理沙は困った様子で顔を曇らせる。 「そう言ってくれるのは嬉しいが……それじゃだめだぜ。それに、お前達だって私がご飯 を持ってこなかったら困るだろ?」 「うっ……」 「むきゅ……」 見透かされた言葉に2匹は黙ってしまう。 ただれいむだけは、心外だと激しく反応した。 「ゆっ! そんなことないよ! れいむはごはんなんてなくてもおねえさんとゆっくりし たいよ!」 「私は……もう、甘えるのは止めにしたんだ」 「……ゆっ?」 予想外の台詞に、れいむは唖然として魔理沙を見つめている。 一呼吸置いて、魔理沙は続けた。 「私は今まで人に甘えて勝手気ままに生きてきたから、友達に嫌われてしまったんだぜ。 ……だから一方的に甘えるのはもう辞めたんだ」 れいむの脳裏に、ある光景が浮かび上がる。 「れいむ達の好意は嬉しいぜ。ただ、やっぱり会いに行くならそれなりのお礼や理由は必 要だぜ」 れいむの頭を撫でてくれる暖かな手。 「なにより……今の私には……これぐらいのことしか役に立てないからな」 そして頭に次々と降ってきた、冷たい雫──。 「ゆぅううぅううぅうぅうぅううううっ!!」 突然、耳元で聞こえた大きな声に、思わず魔理沙は耳を塞いでいた。 「……れ、れいむ?」 れいむは泣いている。ただその涙の意味は今までと違う。 顔を真っ赤に染め、魔理沙を睨み付けながられいむは叫んでいた。 「わ、わたしは、私は! おねえさんといっしょにいてたのしかったよ! うれしかった よ! ずっとゆっくりしたかったよ! おねえさんはぢがっだの゛! やぐにだづどがた だない゛な゛んでがんげいな゛いよ゛!! わだじはおね゛えざんとゆ゛っぐりじだいよ ぉおぉっ!!」 またれいむが号泣する。ただ今度は誰も止めようとしない。 「……」 ありすとゆちゅりーは心配そうに下から見守り、魔理沙は軽く項垂れながら前に進んで いた。 視線が下を向いていたからだろう。 それを最初に見つけたのは、ありすとゆちゅりーの2匹だった。 「むきゅ?」 「あら? なにかしら?」 2匹の声に、魔理沙も顔を上げる。 そこには、米俵が1俵、置かれていた。 「なんだこりゃ?」 「……ゆっ」 泣いていたれいむも、無造作に置かれていた米俵に目をやる。 この辺りに田んぼはまるで無く、民家さえ見あたらない場所だ。突然、米俵が見つかる 理由が3匹にも魔理沙にも思い当たらない。 「……ゆっ? おねえさん、何かついてるよ」 「なんだなんだ?」 れいむに言われて近づいてみると、米俵の上には文字の書かれた小さな紙が置かれてあ った。 「んー?」 魔理沙は紙を手に取り、黙読していく。 肩に乗っているれいむにもその内容は見えたが、れいむは文字を読むことが出来ない。 紙にはこう書かれてあった。 『重かったから捨てておくわ、好きにしたら。神社に来るなって言ったの忘れないでよ!』 「……ぅ」 「ゆっ?」 呼ばれた気がして、れいむは紙から目を離して魔理沙へと視線を戻す。 「……おねえさん?」 魔理沙は応えない。 紙を持った手が震えている。 「おねえさん、悲しいの?」 「違う」 「……嬉しいの?」 「……違う」 紙が握り潰された。 「わからないんだぜ……自分でもっ、嬉しいのか、悲しいのかっ」 「……おねえさん」 れいむは魔理沙の頬へより寄っていく。 柔らかい感触と共に、体が変形するぐらい近づくと、そのまま口を開けた。 「ゆっ……」 「ん……」 魔理沙の頬をれいむの舌が舐める。 ゆっくりの求愛行動の1つであるそれは、魔理沙の心の心に安らぎを与え。 れいむの想う気持ちのように、頬に流れる涙を1つ1つ受け止めていた。 その日も正午を向かえ、3匹の住処ではいつも通りの光景が広がっていた。 「ゆぅ~」 今か今かと、れいむは魔理沙が来るのを待ちわびている。 2匹はもう慣れてしまったのか、れいむは気にせずにご飯を食べながら雑談をしていた。 あれから、魔理沙はご飯がない時でも3匹の住処を訪れるようになっていた。 れいむの号泣が効いたのか、米俵の影響なのか、魔理沙自身よくわかっていない。 ただ、れいむが自分の為に悲しむのは嫌だと思っている。 米俵のおかげでどうにか栄養の取れたその顔は、以前より遙かに血色がよくなり、れい むの不安も取り除かれていった。 「ゆー……」 変わらず魔理沙をれいむは待ち続ける。 れいむ自身は自覚していないが、昔、れいむは同じようにじっと待ち続けていたことが あった。 親れいむと離ればなれになり、ありす達と出会う前、その間にれいむは人間の女の子に 拾われていた。 子供の頃は手のひらよりも小さいゆっくりに女の子は心を奪われ、毎日ご飯をあげて一 生懸命に育てていった。 しかし、ゆっくりは育てば育つほど大きくなる。 成体まで成長すると随分な場所を取り、手足もない饅頭では人の役に立つこともままな らない。 親からいい加減捨てるように言われた女の子は、れいむを森まで連れて行き、そのまま そこへ置いていってしまった。 れいむは置いていかれたことを覚えていない。そもそも置いていかれたと思っていない。 ただずっと頭を撫で続けてくれた手と、「れいむ、れいむ」と呼ばれた自分の名前だけ はしっかり覚えている。 その後、れいむはじっとして女の子を待ち続けたが、3日耐えた挙げ句、何に耐えてい たのか忘れてしまった。 遠くから、黒い帽子と共に栄える金髪が目に映った。 「ゆーっ♪」 逸る気持ちを抑えることなく、いつものようにれいむは掛けだしていく。 雑談していた2匹もれいむが動いたとわかると、そのまま後を追いかけていく。 れいむの向かう方向には、両腕を広げて待ちかまえる魔理沙の姿。 いつものように飛び込んでくるれいむを、魔理沙はしっかりと受け止めた。 「ゆ~っ!」 「ははっ! 今日も一緒にゆっくりしような!」 「うん! ゆっくりしようね!」 追いついたありす達とれいむの声が重なる 『いっしょにゆっくりしようね!』 3匹の大きな合唱が、広場全体に響き渡った。 冴え渡る青空の下。 今日も広場には、色とりどりの笑顔が咲き乱れていた。 End 某スレネタのゴミクズみたいな魔理沙ならゆっくりを可愛がるんじゃないかと思って書 いてみた。 しかし他スレネタ持ってきておいて、そもそもあまりゴミクズじゃないわ、内容が中途 半端だと、あまり可愛がってなくて済みません。変に可愛がることを意識しすぎた気がす る、反省。 今度書く時は、飼い主がべたべたと可愛がるような話にしたいです。 新鮮でよかたぞい -- 名無しさん (2008-07-30 13 02 25) 霊夢に殺意が湧いたのは私だけでよかとです…ッ -- 名無しさん (2010-04-11 11 41 42) ↑私もです -- 名無しさん (2010-07-03 22 32 36) むしろ霊夢よりもこの話を書いた作者に問題があるかと。キャラアンチなエセ感動物が受け入れられてるというのが信じられん。当時はこんなのばっかりだったのか -- 名無しさん (2010-07-13 18 09 03) 魔理沙は傍若無人な所も含めて可愛いと思う -- 名無しさん (2010-11-28 01 51 45) 巫女さん、後で屋上、な? -- 名無しさん (2012-12-13 21 37 36) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/2354.html
☆オリジナルあり ☆他設定使わせてもらってます 「やべでええええええええええ!どぼぢでごんだこごずるのおおおおおお!!??あがぢゃんでぎぢゃううううううう!!!」 「ゆへへ、だったらあのあなにすててくればいいんだぜ、ほら、もっとあえぐんだぜ!」 「おくちがおるすなんだぜ、とうぜんのむくいなんだぜ!」 木枯らし吹きすさぶ森の中、小さく開けた草原に4つの饅頭が落ちている 言うまでもなくそれらすべてがゆっくりだ。 普段はこのあたりを縄張りにしている群れのゆっくりがここで遊び回っているはずなのだが 今日はその4匹以外ゆっくりの姿を認めることはできない。 まりさ種が2匹、ありす種が2匹、ありす種のうち一匹は奇妙に変形しており まりさ種はその一匹に群がっている、もう一匹のありす種は同類を助けるでもなく その醜態を無きものかのように傍観しているだけだ。 「んほぉおおおおおおおお!すっきりぃいいい!」 「ずっぎりぃ・・・」 まりさ達は思う存分すっきりしたのか、妙に変形したありすから離れると帽子から わずかな木の実を取り出し、ゆっくりにあるまじき無表情を顔面に貼り付けたありすの前に置いた。 「ゆふーっ!こんかいはこのぐらいでゆるしてやるんだぜ!」 「それなりにゆっくりできるありすだったぜ、またよろしくなんだぜ」 「ありがとうございました」 ありすは、どこにも視線を落ち着かせず無表情のままそう言うと そそくさと変形したありすの方へ跳ねて行った。 「ゆぅうううう、あがぢゃん・・・ゆっくじじていっでね・・・ゆぅ・・・」 さんざんすっきりされたその体からは4本も茎が伸びており すべてにビー玉サイズの赤ゆっくりが実っている にんっしんに十分な体格のある変形ありすは、瞳を閉じて眠ってしまっているようだ。 半ば無理矢理作らされた子供だが情は沸くようだ、無表情なありすはそれを傍目にみると 茂みに止めてあったスィーからぼろ切れを咥えてくると、変形ありすの体を拭き始めた。 この変形ありす、足が焼かれた上にぺにまむ交尾をしやすいように体の上半分を 五寸釘で地面に縫い止められている。 傍観ありすはまりさやありすから出た粘液をぼろ切れで拭き取る 変形ありすは起きない、お気楽なものだ、つい力が入る。 「ゆぅ・・あかちゃん、とかいはにそだってね・・・。」 傍観ありすは、茎の先の赤ゆっくり達を眺めた、冬の強い日差しに照らされて 母子共に幸せそうに眠っている、変形ありすの姿を見れば幸せとはいえないが 少なくともその表情は幸せそのものだった。 「わたしもこうやってうまれたのね・・・。」 傍観ありすはにっこりほほえむと、変形ありすの額に生える茎を根元から噛みちぎった。 「ゆぎゃあああああああああああ!」 根元の皮も少し噛みちぎってしまったのか変形ありすの表情が一転し森に叫び声が響き渡った ゆっくりと同じようにあくせくと冬眠の準備に勤しんでいた小動物達があわてて逃げてゆく 「ありすのあかちゃん・・・?あかちゃん・・・ゆっくじじで!へんじして!!」 4本の茎を変形ありすの前にはき出すと、傍観ありすは冷たく言い放った。 「さっさとたべなさいくそれいぱー、あとよんくみでむれにかえるわよ」 「どぼぢで・・・ありすのぢびぢゃん・・・、どうじでままにこんだごどするの・・・。」 「あのよにいってもおやこのなのりはしないわ、さっさとたべなさい、それともかこうじょにいく?」 ゆっくりは不思議な生物だ 生き別れになろうが、レイプの末の子供だろうが、親は実の子供の顔を判別することができる、子も同様だ。 このありす達はいつもここを遊び場にしている群れのゆっくりではなかった。 ここより森を奥へ行った場所にある、とても頭のよいドスの群れのゆっくりなのだ その群れでは最近レイパーの被害に悩まされていた、優秀な指導者のおかげで 人間と接触することもなく、よく組織された防衛隊が野生生物の被害を未然に防いでいたために 同族による犯行には鈍感な、いわゆる平和ボケした群れだったため 成体ゆっくりは黒く朽ち果てるまで犯し尽くされ、その忘れ形見に大量の孤児が残された。 ドスは悩んだ。 仲間が増えるのは喜ばしいことだが、それは「群れの中」での話。 見も知らぬ、ましてやレイパーの子供など群れに置いておくわけには行かない なによりすっきり制限によって周辺の自然環境のマージンを考えた頭数制限を行っていたため そのバランスが孤児達によって崩されることは好ましくないことだった 「じこせきにん」で、孤児を受け入れる家庭を探してみたが 人間に虐待された末に去勢された過去を持つ個体や 子供を亡くした家族の数組が名乗り出たにとどまり、いよいよ孤児達は行方を無くした。 ここで二の足を踏んでいてはこの周辺の食糧事情が壊滅する。 さんざん悩んだ末、首脳陣は極秘裡に孤児ゆっくり達を この群れのゆっくりたちが人目をはばかって 利用している子捨て穴へ投棄することを決定した その日、子ゆっくりほどに育っていた100匹の孤児ゆっくり達は、綺麗な飾りを施され 少し早い「巣立ち」を祝われ、セレモニーの後、10台の檻付きのスィーに分乗させられた。 「ゆゆーっ、はやーい!」 「ありすはとかいにいって、あのやさしいドスのめいせいをひろめてくるわ!」 「すだちのまえにままにあいたかったわ、まま、どこにいるのかしら・・・。」 輝かしい将来を思い描く子ゆっくり達彼女らが向かうのは子捨て穴。 しかし、そんなときだった、ドスの元にレイパーありすが捕獲されたとの至急報が入ったのは。 ドスとしても子ゆっくりたちを皆殺してしまうのは忍びない レイパーの孤児は親に返し、食料以外の支援を行うのが群れの決まりだった なによりもここは高度に道徳の発達した群れだった、ゆっくりを殺すことは禁忌である ドスはスィーの運転の上手い側近のちぇんを穴へ向かわせた。 側近のちぇんが穴に着く頃には、10台のスィーのうち9台が子供達の投棄を終えた後であった ちぇんは惨状に目を覆った 逃げだそうとした子ゆっくりの物と思われるカスタードの跡が、轍に沿って数個仲良く並んでいる。 ちぇんが茫然自失でその一つに近寄ってみると それは姉ありすの死体の中に妹ありすが入っている物だった 足の遅い妹を気遣う、優しいありすだったのだろう。 ついさっきまでおそろいの飾りを喜んでいた二匹だった 「わからないよ・・・。」 すでに最後のスィーの子ゆっくり達は恐慌状態に陥っており、レイプに及ぶもの 姉妹を食う者、舌をかみ切って死んだ者、それは穴の底にもまさる地獄だった。 その中で一人折の隅でおびえるありすがあった、それがあの傍観ありすである。 群れに帰ると、ありすはドスの元に連れてこられ、母子の対面をさせられた。 性欲に顔をゆがめた汚らしい泥饅頭、それが自分の母親なのだ。 傍観ありすは、数の減った姉妹とともに群れに残ることにした、もう冬も近い。 群れは、この群れの食料採取範囲外で冬ごもりの食料を確保することを条件として 傍観ありすとその姉妹が群れに住むことを認めた 餌集めのために群れから渡されたのは、あの檻付きのスィーだった。 だがレイパー事件によって10組の家族が壊滅させられていたため 住居も食料的余裕も十分にあったが、群れのゆっくり達の感情がそれを許さなかった やはりどんな事情であれ余所者は余所者であり、売女の娘は売女の娘だった。 冬ごもり前のはどこの群れでもすっきり制限をかける 傍観ありすの「いどうへるす」は非常に繁盛し 群れのどの家庭よりも早く冬ごもりの準備をすることができた それは春を迎えても変わることはなかった 最大の顧客がドスの群れのゆっくり達だったというのはもはや悪い冗談のようなものだ。 そして春が過ぎ、夏のある夜。 ドスの群れの一角で悲鳴が上がった。 それは見る間に群れ全体に伝播し 朝までにはその周辺でゆっくりの声を聞くことはできなくなった。 母に裏切られ 世間に裏切られ 見る物すべてが悪意一色で染められた傍観ありすの復習は終わった。 書いた奴 お前の母親 淡々とした話を書きたいなと思ったのですが 泥酔状態のためなんだかよくわからないものになりました あまり詳細に描写しない方がいい感じに仕上がるっていうの、ありますよね、多分。
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/3490.html
☆オリジナルあり ☆他設定使わせてもらってます 「やべでええええええええええ!どぼぢでごんだこごずるのおおおおおお!!??あがぢゃんでぎぢゃううううううう!!!」 「ゆへへ、だったらあのあなにすててくればいいんだぜ、ほら、もっとあえぐんだぜ!」 「おくちがおるすなんだぜ、とうぜんのむくいなんだぜ!」 木枯らし吹きすさぶ森の中、小さく開けた草原に4つの饅頭が落ちている 言うまでもなくそれらすべてがゆっくりだ。 普段はこのあたりを縄張りにしている群れのゆっくりがここで遊び回っているはずなのだが 今日はその4匹以外ゆっくりの姿を認めることはできない。 まりさ種が2匹、ありす種が2匹、ありす種のうち一匹は奇妙に変形しており まりさ種はその一匹に群がっている、もう一匹のありす種は同類を助けるでもなく その醜態を無きものかのように傍観しているだけだ。 「んほぉおおおおおおおお!すっきりぃいいい!」 「ずっぎりぃ・・・」 まりさ達は思う存分すっきりしたのか、妙に変形したありすから離れると帽子から わずかな木の実を取り出し、ゆっくりにあるまじき無表情を顔面に貼り付けたありすの前に置いた。 「ゆふーっ!こんかいはこのぐらいでゆるしてやるんだぜ!」 「それなりにゆっくりできるありすだったぜ、またよろしくなんだぜ」 「ありがとうございました」 ありすは、どこにも視線を落ち着かせず無表情のままそう言うと そそくさと変形したありすの方へ跳ねて行った。 「ゆぅうううう、あがぢゃん・・・ゆっくじじていっでね・・・ゆぅ・・・」 さんざんすっきりされたその体からは4本も茎が伸びており すべてにビー玉サイズの赤ゆっくりが実っている にんっしんに十分な体格のある変形ありすは、瞳を閉じて眠ってしまっているようだ。 半ば無理矢理作らされた子供だが情は沸くようだ、無表情なありすはそれを傍目にみると 茂みに止めてあったスィーからぼろ切れを咥えてくると、変形ありすの体を拭き始めた。 この変形ありす、足が焼かれた上にぺにまむ交尾をしやすいように体の上半分を 五寸釘で地面に縫い止められている。 傍観ありすはまりさやありすから出た粘液をぼろ切れで拭き取る 変形ありすは起きない、お気楽なものだ、つい力が入る。 「ゆぅ・・あかちゃん、とかいはにそだってね・・・。」 傍観ありすは、茎の先の赤ゆっくり達を眺めた、冬の強い日差しに照らされて 母子共に幸せそうに眠っている、変形ありすの姿を見れば幸せとはいえないが 少なくともその表情は幸せそのものだった。 「わたしもこうやってうまれたのね・・・。」 傍観ありすはにっこりほほえむと、変形ありすの額に生える茎を根元から噛みちぎった。 「ゆぎゃあああああああああああ!」 根元の皮も少し噛みちぎってしまったのか変形ありすの表情が一転し森に叫び声が響き渡った ゆっくりと同じようにあくせくと冬眠の準備に勤しんでいた小動物達があわてて逃げてゆく 「ありすのあかちゃん・・・?あかちゃん・・・ゆっくじじで!へんじして!!」 4本の茎を変形ありすの前にはき出すと、傍観ありすは冷たく言い放った。 「さっさとたべなさいくそれいぱー、あとよんくみでむれにかえるわよ」 「どぼぢで・・・ありすのぢびぢゃん・・・、どうじでままにこんだごどするの・・・。」 「あのよにいってもおやこのなのりはしないわ、さっさとたべなさい、それともかこうじょにいく?」 ゆっくりは不思議な生物だ 生き別れになろうが、レイプの末の子供だろうが、親は実の子供の顔を判別することができる、子も同様だ。 このありす達はいつもここを遊び場にしている群れのゆっくりではなかった。 ここより森を奥へ行った場所にある、とても頭のよいドスの群れのゆっくりなのだ その群れでは最近レイパーの被害に悩まされていた、優秀な指導者のおかげで 人間と接触することもなく、よく組織された防衛隊が野生生物の被害を未然に防いでいたために 同族による犯行には鈍感な、いわゆる平和ボケした群れだったため 成体ゆっくりは黒く朽ち果てるまで犯し尽くされ、その忘れ形見に大量の孤児が残された。 ドスは悩んだ。 仲間が増えるのは喜ばしいことだが、それは「群れの中」での話。 見も知らぬ、ましてやレイパーの子供など群れに置いておくわけには行かない なによりすっきり制限によって周辺の自然環境のマージンを考えた頭数制限を行っていたため そのバランスが孤児達によって崩されることは好ましくないことだった 「じこせきにん」で、孤児を受け入れる家庭を探してみたが 人間に虐待された末に去勢された過去を持つ個体や 子供を亡くした家族の数組が名乗り出たにとどまり、いよいよ孤児達は行方を無くした。 ここで二の足を踏んでいてはこの周辺の食糧事情が壊滅する。 さんざん悩んだ末、首脳陣は極秘裡に孤児ゆっくり達を この群れのゆっくりたちが人目をはばかって 利用している子捨て穴へ投棄することを決定した その日、子ゆっくりほどに育っていた100匹の孤児ゆっくり達は、綺麗な飾りを施され 少し早い「巣立ち」を祝われ、セレモニーの後、10台の檻付きのスィーに分乗させられた。 「ゆゆーっ、はやーい!」 「ありすはとかいにいって、あのやさしいドスのめいせいをひろめてくるわ!」 「すだちのまえにままにあいたかったわ、まま、どこにいるのかしら・・・。」 輝かしい将来を思い描く子ゆっくり達彼女らが向かうのは子捨て穴。 しかし、そんなときだった、ドスの元にレイパーありすが捕獲されたとの至急報が入ったのは。 ドスとしても子ゆっくりたちを皆殺してしまうのは忍びない レイパーの孤児は親に返し、食料以外の支援を行うのが群れの決まりだった なによりもここは高度に道徳の発達した群れだった、ゆっくりを殺すことは禁忌である ドスはスィーの運転の上手い側近のちぇんを穴へ向かわせた。 側近のちぇんが穴に着く頃には、10台のスィーのうち9台が子供達の投棄を終えた後であった ちぇんは惨状に目を覆った 逃げだそうとした子ゆっくりの物と思われるカスタードの跡が、轍に沿って数個仲良く並んでいる。 ちぇんが茫然自失でその一つに近寄ってみると それは姉ありすの死体の中に妹ありすが入っている物だった 足の遅い妹を気遣う、優しいありすだったのだろう。 ついさっきまでおそろいの飾りを喜んでいた二匹だった 「わからないよ・・・。」 すでに最後のスィーの子ゆっくり達は恐慌状態に陥っており、レイプに及ぶもの 姉妹を食う者、舌をかみ切って死んだ者、それは穴の底にもまさる地獄だった。 その中で一人折の隅でおびえるありすがあった、それがあの傍観ありすである。 群れに帰ると、ありすはドスの元に連れてこられ、母子の対面をさせられた。 性欲に顔をゆがめた汚らしい泥饅頭、それが自分の母親なのだ。 傍観ありすは、数の減った姉妹とともに群れに残ることにした、もう冬も近い。 群れは、この群れの食料採取範囲外で冬ごもりの食料を確保することを条件として 傍観ありすとその姉妹が群れに住むことを認めた 餌集めのために群れから渡されたのは、あの檻付きのスィーだった。 だがレイパー事件によって10組の家族が壊滅させられていたため 住居も食料的余裕も十分にあったが、群れのゆっくり達の感情がそれを許さなかった やはりどんな事情であれ余所者は余所者であり、売女の娘は売女の娘だった。 冬ごもり前のはどこの群れでもすっきり制限をかける 傍観ありすの「いどうへるす」は非常に繁盛し 群れのどの家庭よりも早く冬ごもりの準備をすることができた それは春を迎えても変わることはなかった 最大の顧客がドスの群れのゆっくり達だったというのはもはや悪い冗談のようなものだ。 そして春が過ぎ、夏のある夜。 ドスの群れの一角で悲鳴が上がった。 それは見る間に群れ全体に伝播し 朝までにはその周辺でゆっくりの声を聞くことはできなくなった。 母に裏切られ 世間に裏切られ 見る物すべてが悪意一色で染められた傍観ありすの復習は終わった。 書いた奴 お前の母親 淡々とした話を書きたいなと思ったのですが 泥酔状態のためなんだかよくわからないものになりました あまり詳細に描写しない方がいい感じに仕上がるっていうの、ありますよね、多分。
https://w.atwiki.jp/ecovipwiki/pages/81.html
はっぴーにゅーにゃあああああああ 別ゲカンストしたら戻る 12/9 狩り豚誕生 1/14 110転生、2次104までソロ頑張った 1/21 job50!刹那ゲーのはじまり 1/28 お出かけと言い残し、失踪 2/ 8 帰還 2/ ? ログ漁ったけどわかんねぇwwwwwwwwww3次110おしり 4/22 マエストロ110、ロボ強化の始まりである 12/3 ロボフルカン30転生 イベントおつおつ ぽにての品で倉庫状態の庭なんとかする、いつかね Joできた、寄生は任せろー メモ帳 超特大リュック 防水布 2革のベルト 10タイタニアレザー 2プラチナの部品 2 頑丈な布 1ロウ 4革 1鉄の部品 1 ドミニオンブーツ 玉鋼 4メタルアーチンのとげ 10戦乙女の涙 2上等な革 4 砂鉄 1 Ha So Ma Ro Gu Gl Gu2 +キャラリスト 名前 種族 職業 Lv 備考 ロボきちん ハイエミル♀ Ma/Ca・As・So/ 110/66 DOGEZA おまーんちん イクスドミ♀ Er/Gl 110/24 ツインテは正義 むちんぽ ハイエミル♀ St/Ro 110/7 ちんぽない ちん農 ハイエミル♀ Ha 98/50 ざんねん 闇ちん ハイエミル♀ So 103/50 闇のコロンかと思えばSSもある 生産用ロボきちん アクタイタ♀ Ma 100/50 養殖から生産 池ん商 ハイエミル♀ Ro 77/33 何に使おう やりちん ハイエミル♀ Gu 101/50 HP増やす魂 ちんぽソード ハイエミル♀ Gl 98/50 けんない むしょきちん ハイエミル♀ Jo 1/1 圧倒的ニート やりちんちん エミル♀ 内藤 81/1 りふしっし しようにん エミル♀ 商人 27/29 しばらく育てない おまんちんちん エミル♀ れんじゃい 27/29 きんすキャラ予定 ちんすちん○ エミル♀ のうけ 39前後 きんすキャラ +たのしいロボ育成の記録 かわいいぺろぺろ -- 名無しさん (2013-03-14 12 47 43) フルカンめでてえwwwwwww -- 名無しさん (2013-04-25 15 29 51) 30フルカンこわいめでたい -- 名無しさん (2013-12-03 09 02 57) ふるかんきてたかめでたい -- 名無しさん (2013-12-03 17 07 37) さいきんみない -- 名無しさん (2014-03-18 22 53 33) test -- 名無しさん (2014-03-19 23 57 35) クラ落ちなおったら戻る、メンテ終了のお知らせまだー -- おまーん (2014-03-20 16 07 32) けっこう移動しててもまだ蔵落ちないからはよ -- 名無しさん (2014-03-20 20 10 48) いきてた! -- かぁ (2015-01-01 14 18 42) かぁちゃんのページ消えてた! -- おまーん (2015-10-13 08 58 46) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/25438/pages/3162.html
幼梓「あんたこそだれ」 幼律「わたしはりつ。おまえは?」 幼梓「あずさ」 幼律「ふーん」 幼律「こんなところでなにしてんの」 幼梓「カブトムシ探してるの」 幼律「カブトムシ?」 幼梓「カブトムシ」 幼律「あはは!カブトムシはこんなひるまにはでてこないよ」 幼梓「むっ!わらったなー!?」 幼梓「ひるまでもさがせばみつかるもん!!」 幼律「えーむりだよ」 幼梓「むー!」 幼律「てつだってあげようか?」 幼梓「むぅー…」 幼律「てつだわなくていいの?」 幼梓「むぅー…!」 幼律「じゃ、てつだわない!」 幼梓「え…やっ…!」 幼律「どっちだよー」 幼梓「うぅ…ぐすん」 幼律「わ、なくなよ!」 幼梓「カブトムシ…」 幼律「ほら、とりかたおしえるからなくなってー」 幼梓「うぅ…」ゴシゴシ 幼律「ほら、よしよし」 幼梓「………」 幼律「じゃあまずは木を探そう」 幼梓「木…?」 幼律「うん、蜜がいっぱい出てるやつ」 幼梓「みつ…」 ・ ・ ・ 幼梓「みつみつみつ…」 幼律「………」 幼梓「みつみつみつ!!」 幼梓「りつ、ないよみつ」 幼律「うーん、たぶんこのあたりに…」 幼梓「みつみつみつ」 幼律「あ、あった!」 幼梓「これがみつ?」 幼律「うん、なめてみて」 幼梓「ん…」ペロペロ 幼梓「まずい!!」 幼律「くははは!ほんとになめたー!」 幼梓「ばか!ばか!」 幼律「ひっかかった!」 幼梓「さいてい!しかもカブトムシいないじゃん!!」 幼律「だから、こんなひるまにはいないよ」 幼梓「じゃあなんじになればいいの」 幼律「うーんとね…」 幼律「ところでおまえはどっからきたの?」 幼梓「あっちのキャンプじょう」 幼律「あ、おまえもキャンプしにきたんだ」 幼梓「そうだよ」 幼律「わたしはあっちのキャンプじょう」 幼梓「はんたいほうこうじゃん」 幼律「そうだよ」 幼梓「それで、なんじならいいの?」 幼律「はちじくらいかなー」 幼梓「えっ…」 幼律「はちじ」 幼梓「よるの?」 幼律「はちじ」 幼律「よるのはちじにもういちどここにきたら、カブトムシがいっぱいみつにむらがってるよ」 幼梓「え…でもはちじは暗いし…」 幼律「うん、だからきをつけてね」 幼梓「うぅ…」 幼梓「りつもいっしょにきて」 幼律「えー」 幼梓「りつもきてよー!!」 幼律「うーん、どうしようかなー」 幼梓「りつも!りつも!」 幼律「しょうがないなー」 幼律「じゃあもうすぐ晩ごはんだから、しちじくらいに森の入り口に集合ね」 幼梓「わかった」 幼律「じゃあなー」 幼梓「ばいばい」 ・ ・ ・ 幼律「ただいまー」 幼澪「あ、りっちゃん」 幼律「おっすみお」 律母「律!どこ行ってたの!?」 幼律「あっちのもりー」 律父「探したんだぞ、一人であんまり遠くに行くんじゃない」 幼律「はーい」 澪母「律っちゃん、カレーできてるわよ」 澪父「さぁ、晩ごはんにしよう」 幼律「やったー!」 ・ ・ ・ 幼律「あ、みおのカレー、肉おおい!ずるい!」 幼澪「え、ごめん…」 律母「こら、律!」 幼律「ちぇー…」 幼澪「あげようか?りっちゃん…」 幼律「うーん、やっぱりいいや」 幼澪「いいの?」 幼律「うん」 幼律「そのかわり。みお、おさげにしてみて」 幼澪「え、かみのけを?」 幼律「うん。あ、三つ編みじゃなくて」 幼澪「こう?」 律父「おっ?おさげの澪ちゃんも、かわいいねー」 幼律「へへへー」 幼澪「?」 ・ ・ ・ 幼律「おそいなーあずさ」 幼律「はやくしないとまたトーチャンとカーチャンに怒られちゃう」 幼梓「りつー」 幼律「お、きたきた」 幼梓「カブトムシ」 幼律「よーし。あ、その前に」 幼梓「?」 幼律「はいこれ」 幼梓「飴だやったー!」 幼梓「…あ、もしかして木のみつ味…?」 幼律「なわけないじゃん!ふつうのリンゴ味」 幼梓「むぅ……パクっ」 幼律「どう?」 幼梓「あまーい」 幼律「な?」 幼梓「あまいあまいあまい」 幼律「じゃ、いくぞー」 幼梓「あまいあまいあまい」コロコロ ・ ・ ・ 幼律「ここだ!」 幼梓「うわわ!カブトムシいたー!」 幼律「な、いっただろ?」 幼梓「カブトムシ!カブトムシ!!」 幼律「はっはっは!好きなだけとれ!」 幼梓「りつとって」 幼律「えー、じぶんでとれよ」 幼梓「りつがとってー、りつが」 幼律「はぁ…しょうがないなぁ」 幼律「ほれ」ヒョイ カブトムシ「ジタバタジタバタ」 幼梓「わぁー!カブトムシ!カブトムシ!」 幼律「はやくカゴに入れろって」 幼梓「うん」パタン 幼梓「ありがとうりつー」 幼律「なんのなんの」 幼律「じゃあもうかえろう?」 幼梓「やだ」 幼律「お父さんとお母さんがしんぱいしてるだろー?」 幼梓「うぅ…やだやだぁ…」 幼律「もー、わたしもはやく戻らないといけないんだから」 チカチカ…プチッ… 幼律「あ!」 幼梓「わ!…わ!?」 幼律「かいちゅうでんとうきれちゃった…」 幼梓「えー!?」 幼律「この!つけよ!」カチャカチャ 幼梓「りつー…くらいよー」 幼律「ほとんどなにもみえない」 幼梓「りつー…!」ギュウ 幼律「どうしよう、とりあえずきた道をもどろう?」 幼梓「やー…!」 幼律「だいじょうぶだって、ちゃんとつかまってろよ?」 幼梓「うぅー…ぐすん」 ・ ・ ・ 幼律「ほら、ついたぞー」 幼梓「………」 幼律「あずさ?」 幼梓「りつー…!」ギュゥ 幼律「わっ…とと」 幼梓「りつだいすきー」 幼律「はいはい」ナデナデ 幼梓「カブトムシのつぎにすきー」 幼律「はー!?」 幼梓「じゃあねりつ」 幼律「うんまたなー」 幼梓「またカブトムシとろうね」 幼律「うん」 幼梓「じゃ、バイバイ」 幼律「バイバイー」 〜〜十数年後〜〜 律「………」 律(そんなこともあったな) 律(あの後、寝てる澪の顔面にカブトムシをのせておいたら、翌朝産まれて初めて澪におもいっきり殴られたんだった) 律(なつかしいなぁ) 律(………) 律(………) 律(あれって…やっぱり梓だったのかな?) 律(梓は覚えてるのかな?) 律(よし!) 律「なぁ、梓。カブトムシとりに行こうぜー!」 梓「いやです」 おわり りっちゃん誕生日おめでとう! 戻る
https://w.atwiki.jp/yuimio/pages/56.html
ゆいみお! 完結済み。続編あり ゆいみお!第一話 ゆいみお!第二話 ゆいみお!第三話 ゆいみお!第四話 ゆいみお!第五話 ゆいみお!第六話(終) やっぱ唯澪良い!! -- (名無しさん) 2011-08-03 23 53 44 澪の告白がすごく良かった。 -- (名無しさん) 2011-10-25 17 10 20 手が冷たい所のくだりで映画思い出して泣きそうになった それにしても唯澪増えてほしいな -- (名無しさん) 2011-12-16 02 12 27 名前 コメント すべてのコメントを見る 戻る TOP
https://w.atwiki.jp/83452/pages/5225.html
律「ん?何の話?」 澪「もちろん部活の話だよ」 律「はぁ~?いつからうちは野球部になったんだよ」 唯「……ごめんねりっちゃん」 律「な、なんだよ唯。だいたい二軍って意味わかんないよ、ドッキリならタチ悪いぜ~?」 梓「……すみません、もう決まったことなんです」 律「あ、梓……?」 紬「ティータイムには呼ぶからね……」 律「お、おいおいムギまで……。私なんか悪いことしたか?」 唯「そんなことない!みんなりっちゃんのこと大好きだよ!!」 梓「できることなら……一緒に演奏したかったです……」 紬「りっちゃんはいつまでも軽音部のムードメーカーよ」 澪「聞いたか?おまえはみんなからすごく好かれてるんだ」 澪「もちろん私も……その……好きだよ。律のこと」 律「だったらなんで二軍落ちなんだよ!っていうか二軍ってなんだよ!!」 澪「それはな……」 澪「おまえのドラムがうんこ以下だからだ」 律「」 澪「私達放課後ティータイム……最初はなんにもないところから始まった……」 澪「今までいろんなことがあったが……ようやくちょっとは名の知れたバンドになってきた」 澪「梓の精密なリフさばき、ムギの芸術的なストローク……そして唯」 澪「唯はやっぱりすごいよ。一緒に弾いてる私達でさえ、聞き惚れて演奏にならないことがある」 澪「事実、ライブのたびにスカウトの連中が鷹のような眼をして視察にきている」 唯「うーん、あれはほとんど澪ちゃん目当てだと思うけどなぁ」 澪「ふ……ありがとう、唯」 澪「それに比べて……だ」ギロ 唯「……」ギロ 紬「……」ギロ 梓「……」ギロ 律「な、なんだよその目は」 唯「……走りすぎって、私達さんざん注意したよね……?」 紬「走るだけならダチョウにだってできるわ……」 梓「あんなドラムなら、自分で足踏みでもしてたほうがマシです……」 澪「……と、いうわけだ。二軍は各自自主練だ。ティータイムが終わったら帰ってもらうぞ」 律「自主練ってなんだよ!家で寂しく机叩いてろってか!?」 梓「レコードに合わせておわん叩くだけでも、結構練習になりますよ?」 律「コケにしやがって!大切なおわんが欠けたらどうすんだ!!」 澪「どうせ汚いおわんなんだからいいだろ。シミが広がって北方領土みたいになってたし」 律「おま……そんなこと考えながらうちで晩飯食ってたのかよ!」 紬「おわんくらい、1万個単位で送ってあげるわ。他ならぬりっちゃんのためだもの」 律「その金でドラムセット買えるわ!」 澪「さ、私達は練習があるから。また明日な」 律「……このやろー……いい加減にしろよ!」ガッシ 澪「……殴るのか?いいよなお前は、何かあったらすぐ暴力だ」 律「上等だ!ぶっ飛ばしてやる!!!」 唯「やめて!一番悲しんでるのは澪ちゃんなんだよ!」 律「えっ?」 澪「……」 唯「本当はね……りっちゃんにはマネージャーになってもらう予定だったの」 唯「それがダメなら解雇……って話もあった」 律「いや……雇われてるわけじゃねえんだけど……」 唯「でも澪ちゃんがね……『あいつにはドラムしかないんだ、あいつからドラムを奪わないでやってくれ』って……」 律「おわん叩かせようとしてるのはどこのどいつだよ」 澪「……わかってくれ、律。私達のためを思って言ってるんだ」 律「知ってるよ!?じゃあなんだ、おまえらはドラムなしでバンドやんのか?」 紬「まさか。ちゃんとこれからのことも考えてるわ」 唯「憂、和ちゃん、純ちゃん、とんちゃんを候補に考えてるんだけど……」 律「おまえらもたいがい交友関係狭いな……4手目がとんちゃんって……」 梓「皆忙しそうで、あんまり練習出れそうもないんですよねー」 律「……とんちゃんもか?」 唯「でもこの前演奏してもらったらみんなりっちゃんより上手かったし、ライブのときだけ来てもらえばいいかなーって」 律「とんちゃんも!?私より上手いの!?」 澪「そろそろ練習するから、みんな準備して」 唯「えー、もっとお茶しようよー」 律「……そ、そうだそうだー!」 唯「やっぱ練習しよう」 紬「そうね。ばいばいりっちゃん」 唯「また明日ー」 律「……」 梓「ドアに『一軍』って張り紙しておきません?間違える人がいると悪いですし」 律「ち、ちくしょー!!」ダッ 澪「律!」 律「やってらんねぇ!!お前らがそんなやつらだとは思わなかったよ!!」バタン 一同「……」 澪「じゃあ、合わせるか」 紬「そうね」 唯「そうだね」 梓「そうですね」 … 律「ただいまー…って、誰もいないのか?」 律(こんな時間だしそりゃそうか。いつもは部活で遅く帰るからなー) 律(くそ、あいつら……馬鹿にしやがって……) 律(だいたいあの部の部長は私だぞ!そりゃあ、たしかに書類を出し忘れたりしたけど…) 律(それにいつも遊んでばかりで、ドラムも全然上達しなくて……) 律(…………) 律(私が、悪かったのかな……) … 唯「ふぅ~」 紬「完璧だったけど……」 澪「なんか、物足りないな」 梓「そうですね……」 唯「なんでだろうね……」 澪「っと、もうこんな時間か。今日は解散だな」 唯「疲れた~!!ねー、あーずにゃんっ!」 梓「にゃっ!?や、やめてください!うわ、汗びっしょりじゃないですか!」 唯「だって~練習たくさんしたんだも~ん」 澪「さて、後片付けするか」 … 律(四人とも、すごい上手くなったよな……) 律(唯なんて、有り得ない早さで上達していった) 律(憂ちゃんの話じゃ、家じゃ寝てるかギター弾いてるからしい) 律(あの手の皮を見たら納得いくよ。まあ才能もあるんだろうけど) 律(澪だってそうだ。中学の頃とは全然違う) 律(梓だってムギだって、幼い頃からやってるとはいえ、伸び続けてるのが見てとれる) 律(私は……?) 律(ミーハーな動機から音楽始めて、友達まで誘って、最初に脱落する……) 律(典型的なダメ人間じゃんか) 律(でも……それでも私……) 律(もっとみんなと演奏したいよ……)ピリリリリ 律「でんわ……?」 澪『もしもし?律か』 律「澪……」 澪『すまない、言い忘れてたことがある』 律「……」 澪『今練習終わったんだけどさ』 律「うん……」 澪『後片付けは二軍も強制参加だから。早めにこいよ』ピッ 律「…………」 律「くそったれええええええええ!!!!!!おわんでもなんでも叩いてやらああああ!!」 …… 唯「こんにちは、軽音部です」 唯「私たちは放課後ティータイムっていうバンドを組んでます」 唯「部員は5人。これはそのままメンバーの人数です」 唯「まずは私。ギターとボーカルやってます」ジャカジャカジャカジャーン 唯「みんなの足を引っ張らないよう、日々精進中です!」 唯「この小さくて可愛い子は、ギターのあずにゃん」デケデケデケデーン 唯「こんなかわいいなおててなのに、とっても上手なんです!後輩なのに私より上手くてちょっと困ってます」 唯「美人でスタイルのいいあの子は、ベースの秋山澪ちゃん」ベンベンベベーン 唯「みんなのまとめ役だけど、実はすっごく怖がりです。そこがまた可愛いんだけどね☆」 唯「おっとりしてて綺麗な彼女は、キーボードの琴吹紬ちゃん」シャラララララーン 唯「とっても優しくて、いつもニコニコしてます。一度くらい怒らせてみたいなぁなんて」 唯「そして、我らがリーダー」 唯「おわんの田井中りっちゃん!!」チーンチーン 唯「おわんを叩く腕前はまさにプロ級で、将来を嘱望されています!」 律「……」チーンチーン 澪「しかしまさか、律にこんなおわんの才能があるとはなー……」 律「……」チーンチチーン 梓「おわんを叩く律先輩、かっこいいです……」ジュン 律「……」チーンチーン 紬「りっちゃん素敵……」 律「……」チーンチーン 律(あれから……私はムキになって、一心不乱におわんを叩き続けた……) 律(眠ることも食べることも忘れて、ひたすらおわんを叩く毎日) 律(思えば、飽きっぽい私がこんなにも一つのことに打ち込んだのは初めてかもしれない) 律(家族からは気が狂ったと思われていた) 律(それはそうか、一ヶ月ろくにご飯も食べずに楽器を演奏してたんだからな……) 律(体はボロボロ、穴という穴から吐瀉物を撒き散らしながら、それでも私は演奏をやめなかった) 律(……澪達を見返したいという動機はいつの間にか消え失せ、ただ純粋におわんを叩くのが楽しくて仕方なかったんだ) 律(胃液の味に慣れてきた頃、私の中に一つの確信が生まれていた) 律(ジャンルを問わず、こんな美しいリズムを耳にしたことが果たしてあっただろうか?) 律(自分の演奏を聴きながら、そう思った) 律(――――おわんの真髄) 律(その頃にはもう、ミーハーで飽きっぽくて、音楽の神様から見放された田井中律は消え失せていた) 律(――程なくして、私は4人に演奏を聴かせた) 律(多少の不安もあったが、音才のある4人はすぐに私の演奏がただ事ではないと見抜いたようだった) 律(とりわけ感受性の高い唯は、演奏を聴き終える頃には泣いていた) 律(『平沢唯は今日、もう一度生まれた』なんて言ってたっけ……)クスッ 律(そして私は……軽音部の一軍にもう一度返り咲いたのだった) 2
https://w.atwiki.jp/shibui1216/pages/186.html
169(2018.02.03) せんてんっていいな 原曲 にんげんっていいな 唄 ガガガDX 作詞 山口あかり 編詞 なっち 作曲 小林亜星 ラスの子見ていた嵌張和 安手を鳴いた子一等賞 リーチをしたのにまた負けた また負けた いいないいな せんてんっていいな おいしい貯金にイライラ他家 ロン牌5枚は持ってるだろな ぼくも和了ろ 安手で和了ろ せんせんせんと和了ってバイバイバイ ラス目が見ていた南1局 ビリっ子ピンチだ 数百点 早めの仕掛けにまた負けた また負けた いいないいな せんてんっていいな みんなでなかよく ポンポン副露 3つ目の副露で張れたんだろな ぼくも鳴くぞ 早めに鳴くぞ ポンポンチーと鳴いて バイバイバイ いいないいな せんてんっていいな みんなが張ってた満貫聴牌 ロンが出来なければ0点だろな ぼくも作ろ せんてん作ろ ロンロンロンと言って ライライライ! ぼくも勝とう しぶいに勝とう せんせんせんと和了って バイバイバイ 曲目リストへ戻る 歌唱履歴 2018.02.07 003曲目(なっち) 履歴へ戻る