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ロイヤルパラディン - ハイビースト グレード〈0〉 ノーマルユニット (ブースト パワー 4000 / シールド 10000 / クリティカル 1 自:先駆(同じクランのユニットにライドされた時、Rにコールできる) 自:[このユニットをレストする,あなたの手札からグレード2の《ロイヤルパラディン》を1枚選び、捨てる]このユニットがソウルからRに登場した時、コストを払ってよい。払ったら、あなたの山札から「ふろうがる」と「未来の騎士 リュー」を1枚ずつまで探し、別々のRにレストでコールし、その山札をシャッフルする。 フレーバー:彼らは、英雄の剣。そして彼らもまた、英雄と呼ばれるものだ。 順位 選択肢 得票数 得票率 投票 1 使ってみたいと思う 0 (0%) 2 弱いと思う 0 (0%) 3 強いと思う 0 (0%) 4 面白いと思う 0 (0%) その他 投票総数 0 コメント
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https //archive.is/M9wrO 血液型:A型 家族構成:父・母・兄・猫 身長:174cm 体重:64kg 結婚の決め手は? Tnder始めた理由1https //archive.is/wqj0M Tinderに手を出した目的は、都会的な男女関係をエンジョイするためでした。 誰にでも分かるように平易に換言すると、バッキバキに遊んでみたかったため、です。 Tnder始めた理由2https //archive.is/ExPTp 遊んでる方は、病気に気を付けて下さい。 2019年06月29日 マッチングする 2019年09月07日 Tnderで出会う 桃の第一印象1https //archive.is/KrTuS 桃の第一印象2https //archive.is/3lu7Z 最初の一言が「あれ?今日葬式帰り?」 桃の第一印象3https //archive.is/cHGK8 桃目線https //archive.is/OusHH 2019年09月12日 4回目デート 桃目線https //archive.is/Scgqw 翔目線1https //archive.is/eFjlT 翔目線2https //archive.is/tHCgG 「ガチ恋してまいました・・・・」と僕が言って、 僕も桃も「ウフフ〜♡あらまあ〜♡」みたいな、 ゆるい雰囲気です。 桃https //archive.is/NKNtB 翔の年齢がTnderのプロフィールは25歳だけど実年齢29歳と発覚 2019年09月21日 映画に行く 桃https //archive.is/tAPMw 翔のアパートに行く 翔1https //archive.is/ZFNr0 翔2https //archive.is/g1AYx 桃https //archive.is/OcElv 桃が「付き合おうよ!!!」と言った瞬間30分の沈黙してからお試しで交際 2019年09月23日 交際開始 https //archive.is/Hj6tY https //archive.is/KuoFS 桃クロYoutubeショートにて 旦那とは付き合う前にセックスしたと公言している キャットフードを食した日 https //archive.is/dgKSw ただ、この時はまだ、 「付き合うとかではないよな。笑」 と思っていました…。 https //archive.is/GiGN5 初めて彼がうちに泊まりにきた日 たまの1人時間を楽しみたい 翔 https //archive.is/8dDpJ なんでも一緒に楽しみたい 桃子 https //archive.is/HZEUF
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ニュース番組のオープニングを語ろう【全国ネット142】より 622 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2019/01/30(水) 09 59 10.98 N7が女性メイン体制にする理由はなんだろう 629 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2019/01/30(水) 11 55 22.81 〉〉622 「女性も輝く皆さまのえぬえちけー」
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きしゅうくん・しーさーくん (2006/10/02) 14362.jpg 名前 コメント
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曲 キモインストール(アンインストール替え歌) 参加者募集は終了させていただきました。 既に参加表明されている方は企画進行スレにお書き込みください。 一定期間書き込みがない場合は大変申し訳ありませんが辞退とさせていただきます(´Д`;) 企画進行スレ(参加者希望者はこちらにお書き込みください) http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/27/1194795288/ 進行状況 企画発案(暇スレで流れから歌詞成立、それ歌おうぜ!的に) 歌い手募集(募集終了、13名) 歌詞の調整(進行中、ゴロ合わせ、台詞パート等) 仮歌うp(全員完了) 歌い方・パート分け等の会議(進行中) 連絡方法確認→専用スレ・MSNメッセ・スカイプ(スカイプがメインに) (未)録音 (未)音源編集 (未)動画作成 (未)アップロード 歌詞作成:べじ 歌詞編集:歌い手全員(尻の人メイン?) 担当分配:たなぼた 音源編集:マトン 動画編集:(未定) 企画概要 ★歌って頂く歌詞★ 1おおおええああええおおおおおおえー おおええああええおおおおおおえー (ボインも~え~) 2おーおーおーきもいんすとーおー おーおーおーきもいんすとーおー 3あのときさーいこうのできだとうぬぼれーて うぷしたもーのーが 4ぼくらのそーんざいをこんなにもじゃくーしょーう だときづーかせてくれた 5ばせいふさいでも えぬじいすりぬけるしねこめにまどうよ (氏ね、帰れ、消せ、きめぇ等罵声を入れる) 6きもいこえしつの どこをどうかえてうたーたらいいー 7さいせいすー さーいせーすー うーぷーしーてぃいーしゅうかん たあーてえもー にけただーとー 8いーまーのーぼくーには りかいできなぁいー (理解できない、は出来る限り情けない声で) 9きもいんすとー きーもいんすとー おーそーれーをしーらーない びぃっぱあ!(強調)のー よーおーにー ふーるーまーうしーかなあい きもいんすとー おーおーおーきもいんすとーおー おーおーおーきもいんすとーおー 10ぼくらのとーうこうはかあてにうずもれーて しめつするよおーだー 11しんちゃくのしたのあくせすのないはかーばーに 12とぅこぅが おちたときはー 13こめがついてても なにもかもじえんにされるかなしさだけ 14しずかにきえてーいく がまんもえらべないというのならー 15きもいんすとー きーもいんすとー ぼーくーのーこえーしー つが きもーいならー 17ふつーうーにー なーがーしーてくーれれば いいものを 18(きもいんすとー)きーもいんすとー きーもーいーで おーわーらーせなーいーでー 19なーにーもー わーるーいーことーじゃなあい! きもいんすとー 20おおええああええおおおおおおえー ×4 尻ソロ『こんなはずじゃなかたんだ…ぼくらのどうがはもっとのびて… やさしいコメがついて…でも……なんで……なんで……うわああああああああ!』 21さいせいすー さーいせーすー うーぷーしーてぃいーしゅうかん たあーてえもー にけただーとー 22いーまーのーぼくーには りかいできなぁいー 23キモインストー キーモインストー おーそーれーをしーらーない びぃーぱあ!の よーおーにー ふーるーまーうしーかなあい キモインストー (意味的なもの) あのとき最高の出来だとうぬぼれてうpしたものが 僕らの存在をこんなにも弱小だと気づかせてくれた 罵声塞いでもNGすり抜ける氏ね※に惑うよ キモイ声質のどこをどう変えて歌ったらいい? 再生数 再生数 うpして一週間経っても 2(に)桁だと? 今の僕には 理解できない ※数 ※数 恐れを知らないVipperのように振る舞うしかない 再生数 僕らの投稿は勝手に埋もれて 死滅するようだ 新着の下のアクセスのない墓場に (投稿)が落ちたときは ※が付いても 何もかも自演にされる悲しさだけ 静かに消えていく 我慢も選べないというのなら 再生数 再生数 僕の声質がキモーいなら 普通に 流してくーれればいいものを 再生数 再生数 キモイで終わらせないで 何も悪いコトじゃない 再生数 再生数 再生数 うpして一週間経っても 2桁だと? 今の僕には 理解できない ※数 ※数 恐れを知らないVipperのように振る舞うしかない 再生数 ↑この歌詞の気持ちがわかる方であればどちら様でも参加OK! 動画作成できる方も同時募集! (歌詞は変更中、専用スレにて確認) 音源 アンインストールオケ (wav版をメッセ等で配布) 参加表明者 現段階進行スレにいらして参加表明していただいてるお方 尻 ◆sasaraEeQY えりざべす ◆c/lu1cXavc マトン ◆zYyOyikFj. みなみ ◆3fdmE4H6iI ずぶ ◆86FlfwxTIQ レイン ◆QEUQfdPtTM フォオク ◆otpsGlL0R6 ぐりーく ◆FmiHBay.76 竜兵 ◆sN7MFR3i2M たなぼた ◆MtPiIdRcMg 春巻 ◆K2fW2pG7fg べじ ◆Dm20.ENARI 藤きのこ◆U2xBXERlnI
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オリエンタルラジオのよしログ 2013年 2013年1月29日 ハガキテーマ『年賀状』 Twitter実況まとめ 2013年2月18日 ハガキテーマ『入り待ち出待ちについて思うこと』 Twitter実況まとめ 2012年 2012年1月30日(月) 近況報告。仏のオリラジ。いまはすごくコンビ仲がいい。 彼女が見ているかもしれないということでトーンおさえめ‥しかしあわや暴露合戦に? 株主からのハガキ「オリラジがエロいと思うようなイラストハガキ」「された告白」 じょーくーラブレッチ。 よしログの輪。トータルテンボスより「よしログ中にモノマネを完成させ明日のこのトラロケ中に披露して下さい」中田→平泉成&津川雅彦、藤森→小枝師匠 次回ハガキテーマ「僕のわたしの30代」 Twitter実況まとめ よしコトバ よしもと見ホーダイ長尺まとめ 2012年3月21日(水) 一ヶ月ぶり。 じょーくー→藤森の誕生日プレゼント。マッサージクリーム Twitter実況まとめ よしもと見ホーダイ長尺まとめ チャラ男藤森絶賛!!コンパで使える○○できちゃう魔法のアイテム よしもと男前ランキング 疑惑の2位の真相とは 不倫疑惑の狩野英孝 オリラジからのアドバイス 2012年4月15日(日) 前半オリラジよしログ、後半ally報告会 Twitter実況まとめ よしもと見ホーダイ長尺まとめ 次回ハガキテーマ(引き続き)「中田熱愛報道が出たときどう思ったか、藤森結婚報道が出たときどう思うか」 2012年5月23日(水) 後半8x4宣伝タイアップ企画 ハガキテーマ「中田熱愛報道が出たときどう思ったか、藤森結婚報道が出たときどう思うか」 Twitter実況まとめ 2012年6月24日(日) ハガキテーマ1「中田熱愛報道が出たときどう思ったか、藤森結婚報道が出たときどう思うか」 ハガキテーマ2「オリラジにやってほしい漫才」 Twitter実況まとめ 2012年7月28日(土) コメ旬感想 ワンブレイクスリーイヤー理論。現在置かれている状況と今後の課題。 ハガキテーマ「座右の銘」 Twitter実況まとめ 2012年8月29 日(水) ハガキテーマ「私の周りのオシャレな人」 かわいい女芸人決定戦 Twitter実況まとめ 2012年9月15日(土) AKBあっちゃん騒動 ハガキテーマ「人生の落とし穴」 エメマン新喜劇PR DVD買ってください! Twitter実況まとめ 2012年10月27日(土) お互いに風邪をうつしあうオリラジ 中田免許取りました。 藤森読書「悪の教典」プチプレゼン。伊藤英明さんが…。 NHK新人演芸大賞。テレビに出つつネタを作って賞レースに出るということの厳しさ難しさ。渡邊リーダーのブログ講評。 ハガキテーマ「私の嫌いな人」 共演NGな人は極力作らないことを心がけようと自分を戒める中田。苦手な先輩に自分からあえて絡みに行って心を開かせる藤森。 じょーくーハロウィンコスプレ Twitter実況まとめ 2012年11月28日(水) 南原さんからおすすめの時計を教わった中田。ふたりきりの楽屋で「でもなかなか買えないよな〜」とつぶやくと藤森が振り向きざまに「俺買うよ?」結婚祝い&誕生日祝いにタグホイヤーの時計をプレゼント!中田運転の車でふたりで買いに行く。中田「俺の運転どうだった?」藤森「いや危なっかしかったわ!」中田「藤森に対してイラついた時にこの時計見て落ち着けようと思って『時計もらったしな〜』」藤森「やりづらいわ!」 中田「藤森くんにおめでたいことがあったら時計をプレゼントしようと思いましたよ」 ハガキテーマ「私の好きな食べ物」中田講師の厳しくも熱い講評。楽しませようと言うサービス精神、怖がらせないこと、最初の引きが大事。たまにFM感。 藤森の本の紹介。後輩や先輩と行く店、合コンで使えるお店など充実の内容 次回ハガキテーマ:お気に入りの曲と理由。有名な曲でお願い→「私の葬儀でかけたい曲」そろそろチャラ一門をカラーギャング化すべき→「集まれチャラ一門」「死にたくねぇなー‥」でもそう思えるのはきっと今が楽しくて幸せだから。中田「藤森が死んだらとか正直考えたくないよね。逆に、俺死んだら超悲しくない?」藤森「真っ向勝負で来るなよ…!w」 久々に株主総会も。これからオリエンタルラジオはどうしていくべきか。大人の芸人に。 Twitter実況まとめ 2012年12月12日(水) ハガキテーマ「葬儀のときにかけて欲しい曲」 Twitter実況まとめ 2011年 2011年1月28日(金) 現在の自分たちの立ち位置や戦力の分析、今後の戦略 藤森ブレイクによる中田の立ち位置 コンビの関係について それぞれのピンの仕事をやりつつコンビに活かす。たったふたりきりで話す仕事が大事。それひとつあれば他の仕事も頑張れる。 漫才、コントについて。M-1不出場の件。今後のネタの作り方 Twitter実況まとめ 2011年2月25日(金) 芸人およびタレントの恋愛と結婚とは結局どういうことなのか Twitter実況まとめ 2011年3月31日(木) 藤森28歳のバースデイプレゼント。ゲームキューブ。ジェイソンマスク。ほんのりエロ写真集。 株主へのお題「2011年は藤森の『君かわうぃーね』推しで、来る2012年中田のキラーフレーズを」 株主へのお題「カオでかいね、に対するベストな返し」 Twitter実況まとめ 2011年4月22日(金) オリラジ上半期経営方針報告「藤森ロケット発射中にコンビ確変を起こさないとセカンドインパクトはない!」 株主へのお題「チャラキャラ藤森に対するマジメキャラ中田のマジメワードは?」 Twitter実況まとめ 2011年5月20日(金) 株主へのお題「オリラジが第一波で失敗した原因は?」「あなたの自分ルールは?」「なるほどに代わる言葉は?」 Twitter実況まとめ 2011年6月17日(金) 再ブレイク天狗警報。ファンはファナティックなやつら?BL論「愛してもいないのにちゃんあつなんて呼ばないで!」 Twitter実況まとめ 2011年7月15日(金) 株主へのお題「いかに自分がオリラジを好きか、常軌を逸しているかを語る株主自慢。大株主に株主ネーム贈呈」 株主へのお題「単独でやって欲しいコント設定」 Twitter実況まとめ 2011年8月12日(金) オリラジの方針「休みが欲しいと言わない」「給料に文句を言わない」「仕事や企画無いように文句を言わない」 WonderCampでのストレス。(山手線企画&カラオケ企画) 株主へのお題「藤森チャラワード募集」 Twitter実況まとめ 2011年9月9日(金) 株主へのお題「オリエンタルラジオにやってほしい番組企画」 Twitter実況まとめ 2011年10月8日(金) 株主へのハガキお題「あまり理解されないけど夢中になっている好きなこと」 株主へのお題「オリエンタルラジオのふたりがやったらいいと思う趣味」 Twitter実況まとめGyaoリンク(配信終了日:2012年1月12日)よしログ オリラジ中田が本番中に泣いてしまった理由とは?(00 03 40) よしログ オリラジが実感さんまの名言!(00 01 46) よしログ いいともでも話題!美人すぎる整体師のラブレッチ!(00 02 47) よしログ オリラジがファンに問うチャラ男のあとに生き残る方法とは・・・(00 05 02) 2011年11月13日(金) 株主へのハガキお題「理想の結婚相手」 オリラジがあの女優に生まれ変わったらヤリたい事とは? 株主へのお題「コンビ仕事を増やしていくにはどうしたら良いか」 Twitter実況まとめ よしもと見ホーダイリンク Gyaoリンクよしログ オリラジ藤森が考える一番モテる芸能人とは? よしログ オリラジ藤森が女遊びをやめない理由・・・ よしログ オリラジがあの女優に生まれ変わったらヤリたい事とは? 2011年12月2日(金) 男前ランキング投票呼びかけ 株主へのハガキお題「あなたがされたいエロいこと」 2011年よしログをふりかえる コンビで仕事をするためには Twitter実況まとめ よしもと見ホーダイリンク
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何故、そんなことになったのか。 詳しい経緯を、明かすことはできない。 言えることは、3つだけである。 大型輸送機が上空で爆発炎上したこと。 幸いにも、2名の乗務員はパラシュートで脱出したこと。 そして輸送機に満載されていた約100万匹のゆっくりが、空に投げ出されたことである。 まず、機体が『お食べなさい』をしたかのように、2つに割れた。 裂け目から、大量のダンボール箱が止めどなく溢れ出す。 雑な梱包を施されていた箱から、次々とゆっくりが飛び出してくる。 閉ざされた密室から突然解放されてみると、そこは正しく夢の舞台。 「「「「「「「「「「ゆぅぅぅぅ! おそらをとんでるみたい!」」」」」」」」」」 普段は地を這いずり回ることしかできない、ゆっくり。 故に、空を飛ぶということは、力強い自由の象徴なのだ。 実際に飛んでるじゃねぇかという突っ込みは、野暮であり、的確でもない。 何故なら、100万のゆっくりは、為す術もなく落下しているだけなのだ。 もし、自由に飛んでいるのならば、次のような叫び声など上げるはずもない。 「「「「「「「「「「まりさの、すてきなおぼうしがぁぁぁぁぁ!!!」」」」」」」」」」 まりさ種のお帽子が、風圧に任せて飛んでいく。 そしてこれが、悲劇の始まりを告げる鐘の音となった。 【空から降る100万のぷくー】 【作・二行】 見上げることしかできなかった光景。 それが、同じ目の高さにある。 「おそらさんは、ゆっくりできるね!」 れいむは、幸せの絶頂だった。 大きく澄み切った空。白くてふわふわな雲。そして周りには、ゆっくりしているゆっくり達。 中にはお飾りをなくして喚いているものもいたが、れいむは、それどころではない。 「ゆっくりーのひー、まったりーのひー、おーそらーのひー、ゆーゆーゆー」 感極まって、思わずオリジナルソングなど飛び出す始末。 れいむは気付いていない。 自分が、輸送機から一番最初に飛び出したゆっくりであることを。 つまり、一番最初に地表へ到達するものであることを。 れいむは、空中でくるくる回りながら、空や仲間達を眺めていた。 ゆっくりに溢れた、この世界。 その中に、たったひとつだけ、例外があった。 お空の反対側にあるもの。 それが地面であることは、流石の餡子脳にも理解できた。 しかし、それが何故、こちらへ近付いてくるのか、不思議で仕方がなかった。 「ゆっゆゆ? じめんさん、ゆっくりしていってね!!!」 呼びかけてみるが、地表は恐ろしい速度で迫る。 いくらゆっくりといえど、そろそろ危機感というものが芽生え始めた。 「いいかげんにしてね! このままじゃ、ぶつかっちゃうよ!」 いくられいむが抗議しても、地面が遠ざかるわけはない。 万有引力というものを理解しない饅頭生物は、遂に奥の手を出す。 「れいむ、おこってるよ! ぷくー!!!」 膨れた。 通常ゆっくりが持つ、最終兵器・ぷくー。 自分を極限まで膨らませ相手を威嚇する絶対奥義。 どれだけ経てば、分かってもらえるのだろうか。 ぷくーが通用するのは、自分と同じような通常種だけであることを。 人間、ましてや大自然に打ち勝つことなど、決してできないことに。 「ぷくー!!!」 結局は、これしか打つ手はないのだ。 人間も同じような状況になれば、手足をバタバタさせたりするだろう。 要は、あがき、だ。 「ぷくくー!!!」 それにしても、もう少し悲壮感というものが持てないのだろうか。 膨らみが足りないと思ってか、さらにれいむは丸く大きくなっていく。 その顔を写真に収めたならば、3日は笑って暮らせるだろう。 れいむは一生懸命目と歯を食いしばって、ぷくーを続けていた。 そろそろ、地面さんも懲りたことだろうと思って、うっすら目を上げる。 今まさに、硬い土が饅頭を出迎えようとするところだった。 「ぶでじっ!!!」 一瞬だった。 激突し、爆ぜた餡子が果てしなく飛び散る。 眼球やお飾りを遺すこともなく、れいむは文字通り土に還った。 そんな光景を、ほんの少し高いところにいたまりさが見下ろす。 「れいむは、むのうなんだぜ。まりさのぷくーなら、いちころなのぜ!」 まりさは、自分のぷくーに絶対の自信を持っていた。 れいむを泣かせ、ありすを遠ざけ、ぱちゅりーに到っては死に至らしめた。 ぷくーに関しては、他の追随を許さないまりさ。 ドスだろうが、人間だろうが負けるはずはない、と思い込んでいた。 眉間に皺を寄せ、体全体を膨らませる。 確かに、先程のれいむよりは大きい丸かも知れない。 「このぐずじめん! まりさのぷくーを、ちゃんとみるんだぜ! みたらさっさと、どっかいくのぜ! あとあまあばばっ」 ゲスも散る。 地面がまた少し、餡子で汚された。 その時、空を見上げるものがいたならば、中々の見物であったことだろう。 何も知らない100万のゆっくりが、笑みをたたえて落下してくる。 間もなく訪れる絶対の死と引き換えに、ゆん生最大のゆっくりを謳歌しているのだ。 空に浮かぶ葬式饅頭どもの姿は、それ自体が、大きくぷくーをしたゆっくりに見えた。 「おちびちゃん、でいぶのうえで、ゆっくりしていってね!!!」 「「「きゃわいれいみゅたちを、ゆっきゅりさせちぇね!」」」 「おちびちゃん、ちぇんのしたで、ゆっくりしていってねー」 「「「なんでまりしゃたちの、うえにのるのぉぉぉ?」」」 「おかあさんが、くっしょんさんになるよ!」 「おちびちゃんを、くっしょんさんにするんだよー」 「「「ゆわーい!」」」 「「「ゆんやー!」」」 「じめんさん、ちかづいたら、ゆるさないよ! ぷくー!!!」 「おちびちゃん、はなれたら、ゆるさないよー! ぷくー!!!」 「「「じめんさん、れいみゅのちーちーでも、のんでね!」」」 「「「ぷきゅー、こわいぃぃ! ちーちーでりゅぅぅ!」」」 「おちびちゃん、おかあさんのうえで、しーぢぶぇっ!」 「「「ぴぎぇっ!」」」 「このくそちび、しーしーより、ちぇんぶほぉ!」 「「「ぴどぉ!」」」 「でいぶいっかと、ちぇんいっかが、つぶれたわ!」 「むきゅ。こうなったら、みんなのちからを、あわせるのよ!」 「わかったよー」 「そこをとんでる、みょんとれいむも、てつだうんだぜ」 「にくけい!」 「わかったよ!」 「せーの、でいくわよ。せーの!」 「「「「「 お ー る ゆ っ く り ぷ く ー ! ! ! 」」」」」 「これがゆっくりのちからなんだぜ!」 「じめんさんが、おびえてるんだねー、わかるよー」 「つちだらけのいなかものに、まけるはずがないわ」 「じゃっくないふ!」 「むきゅきゅ。ずのうのしょうりね」 「じゃあ、ゆっくりおいわいするよ!」 「「「「「えい、えい、ゆー!」」」」」 「「「「「 う わ ら ば ! ! ! 」」」」」 「はこが、とんでるみょん」 「だれかー、とかいはのありすをだしてー!」 「ゆっくり、はこさんを、つかまえるみょん!」 「おそとにでたいよ、ゆっくりがんばってね!」 「はしっこを、つかまえたみょん。いま、だしてやるみょん!」 「みょんはたよりになるんだねー」 「なかなか、あかないみょん・・・」 「なんかうえのほうに、くろいものが、みえるのぜ」 「それはきっと、まじっくてーぷみょん」 バリバリ。 「やめて!」 「やっと、あいたみょん。み、みょぉぉぉぉ」 「みょん、どこいくの。ゆっくりしていってね!!!」 「ゆっくり、すべりおちたみょょょょ・・・」 「ゆぅぅぅぅ! おそらをとんでるみたい!」 「まりさの、すてきなおぼうしがぁぁぁぁぁ!!!」 「あぐっ!」 「どがぢ!」 「おうふ」 「うぶぶ!」 「おねがいじまずぅぅぅ! じめんざん、どごがへいっでぐだざいぃぃ!」 「ばがぁ! ばりざだげでも、だずげろ!」 「わがらない、わがらないよー!」 「こてか!」 「でいぶには、がわいいあがちゃんがいるんですぅ!」 「ごのぐぞじめん、ざっざと、どぐんだぜぇ!」 「らんしゃまぁぁぁぁ!」 「きのこ! まぐろ!」 「でいぶぎゃっ」 「だじゅげ!」 「に゛ゃい!」 「いぢも!」 おびただしいゆっくりの死に様は、そのまま生き様だったに違いない。 どれも無知で、悲惨で、滑稽だった。 ゆっくりが、雨のように降り注いでいる。 落下地点は、僅かに草が生えているだけの、荒野であった。 それを、つぶ餡、こし餡、カスタード、クリーム、チョコ、ホワイトチョコが覆い尽くしていく。 優しい黄土色だった大地に、暴力的な色彩が増していく。 地に満ちた死骸が広がるにつれ、空に在る饅頭の姿が少なくなっていく。 最後の時が、訪れようとしていた。 始まりがれいむなら、終わりは、まりさだった。 一番奥の箱の中の、さらに一番奥。 そこに納められていたまりさ親子は、計らずも殿(しんがり)を務める栄誉を得た。 親まりさの帽子は、言うまでもなく、あっさりと飛ばされた。 それでも咄嗟に、子まりさの帽子だけは捕まえることができた。 ささやかな、幸運である。 「おちびちゃん、おかあさんにゆっくり、つかまっててね」 「まりしゃ、がんびゃるよ!」 親が子の帽子をくわえ、子は母の頬を噛んでいる。 それでも普通に話せるのは、ゆっくり独特の能力によるものだ。 無駄な進化の結果が、ここにある。 「ゆゆーん。でもこのままじゃ、ほかのゆっくりみたいになるよ・・・」 あんよの下を覗くと、そこには無数の饅頭。 それが次々に地表と同化し、死んでいく様を見せ付けられる。 地に向かって、一筋の水も流れ落ちる。 母まりさの、おそろしーしーであった。 見るに耐えなくなり、ふと空を見上げた。 黒い何かが、ゆっくりと浮かんでいる。 お帽子だった。 どこかのまりさのお飾りが、ふらふらと飛んでいる。 それは親子まりさから、どんどんと離れていく。 気付けば、遥か彼方。 いつまでも、ゆっくりと高いお空を飛んでいる。 親まりさは、視界から消えるまで、お帽子の行方を追い続けていた。 「・・・おちびちゃん、ゆっくりしないで、きいてね」 「にゃに?」 「いまから、おぼうしを、おちびちゃんにかえすよ」 「ゆっきゅり、ありがちょう!」 「でも、かぶっちゃだめだよ。じめんさんにあんよがつくまで、くわてるんだよ」 「やじゃ! まりしゃ、おぼうしきゃぶる!」 「いうことをきいてね!」 親まりさが、ぷくーする。 それは、親の威厳そのもの。 たちまち、子まりさは、しーしーを漏らす。 「ぷきゅーは、やじゃぁぁぁ!」 「だったら、おぼうしをくわえてね!」 「ゆっきゅり、りきゃいしちゃよ・・・」 頬から、口の方へ噛みながら移動する子饅頭。 帽子までたどり着き、くわえることにも成功する。意外に器用であった。 それを確認すると、親まりさは、自分の口から帽子を離す。 「みゃみゃ?」 「だめだよ、ぜったい、おぼうしをはなさないでね!」 ほんの少し、親子の距離が離れた。 もう直接まりさ同士を繋げるものはない。 「みゃって、まりしゃを、おいてかないで!」 「おちびちゃん、おかあさんは、もうだめだよ。 せめておちびちゃんだけでも、ゆっくりいきていってね・・・」 「やじゃあ! ぷきゅーも、ばいばいも、やじゃあ!」 まりさは、自分の最期を悟らざるを得なかった。 ならば、せめて子供だけでも守りたい。 そう願った時に、ゆっくりとお空を飛ぶ、お帽子を見たのだ。 「そのおぼうしをくわえていれば、おちびちゃんはだいじょうぶだよ!」 親まりさは、お帽子を口にしていれば、ふわふわ飛べるんだと思った。 人間でいうところの、パラシュートのような発想であろうか。 餡子脳の浅知恵である。 浮力などを理解できるわけもない。 お帽子さえあれば、ゆっくりできる。 実際は、ただそう思い込んでいるに過ぎないのだ。 「おきゃあしゃん、まりしゃを、もっちょゆっきゅりしゃしぇてぇ!」 「そんなこというこは、げすだよ! ぷくくくくー!!!」 「ゆぇぇぇぇん! おきゃあしゃんの、くしょびゃびゃあ!」 「くそばばあでもいいよ! おぼうしは、ぜったいはなさないでね!」 「ゆんやぁぁぁ!」 恨まれてもいい。生き延びてさえくれれば。 ぷくーという、親としては最もゆっくりできていない顔。 そのままで、母まりさは死ぬことに決めた。 「あんよがつくまでの、しんぼうだよ!」 「ぷきゅーは、ゆっきゅりできないぃぃ!」 さようなら、おちびちゃん。 本当は、そう言いたかったに違いない。 親まりさは、あんよに、ほんの少し痛みを感じた。 まるで、最初から液体であったかのように。 しぶきを上げて、優しい母親は砕け散った。 その衝撃であろうか、それとも気紛れな風のイタズラか。 強く吹き上げる風が、一陣。 運命とは、時にとんでもない悪ふざけをするものだ。 子まりさの帽子が風圧で押し上げられ、落下速度が相殺される。 帽子を口にした子ゆっくりが、羽毛のように降りてきた。 子まりさは、あんよに、ひやりとしたものを感じた。 ただひとつ生き残った饅頭が降り立った地。 それは、ゆっくりだったものでできた、死骸の海だった。 「おきゃあしゃぁぁぁぁぁぁ」 親まりさがいないので泣いているのか。 それとも、永遠にゆっくりしてしまったことを嘆いているのか。 「ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」 子まりさの帽子が、口から離れる。 それがひらひらと宙を舞い、足元に落ちる。 「ぁぁぁあまあまがいっぱい!?」 落ちたお帽子を目で追って見つけたもの。 それは甘い匂いを発する、大量の何かであった。 無論、その中に実の親が含まれていることなど、分かろうともしない。 小さな饅頭が、餡子の海へ頭を突っ込む。 「うみぇ! これ、むっちゃうみぇ!」 夢中で餡子を食らう子まりさ。 陽光が、醜い生き物をあられもなく照らしている。 饅頭の体型が、茄子型に変わる。 皮膚は食べかすだらけ、あんよも餡子の水分でグズグズになる。 それでも、貪欲を隠そうともしない。 不意に、影が差した。 理性があれば、まりさは見上げたのだろうか。 空には、一切を覆う程の、鉄の固まり。 輸送機の巨大な欠片が、引力に引っ張られてやってくる。 地上にあるもの全てを、押し潰すために。 万有引力は、冷厳なる法則だ。 子供を想う母は、それにさえ逆らおうとしたのだ。 子まりさは、何一つ気付くことなく、いつまでも食欲を満たし続けていた。 (終) 【あとがき】 お読み下さり、ありがとうございます。二行です。 今回は、「駄目だこいつら」感を、全面に押し出してみました。 前回は、はげまんじゅうの御力に当てられ、 カオスフルな内容になってしまいました。 その反省を踏まえ、なずーりんSSなど書いていたのですが、 他のSSさんと『ネタが被って、ベクトルは真逆』という事態に陥り、お蔵入りに(2回目)。 だったら単純明快に潰してみようと考えた結果が、これだよ。 ゆっくりして頂ければ、幸いです。 【追記】 あとがきを書き終えて、スレの過去ログなどを見ていたら、 『飛行機事故のSSをやってみようかな』というとっしーが。 天性の間の悪さを遺憾なく発揮しております。 ネタ被りは、もう属性として受け入れます。 というわけで、次回かその次は、なずーりんです。 飛行機のとっしーも、ゆっくり頑張って下さい。 【過去作】 ふたば系ゆっくりいじめ 379 れいむ・マスト・ダイ(前編) ふたば系ゆっくりいじめ 402 れいむ・マスト・ダイ(後編) ふたば系ゆっくりいじめ 428 はげの行進 挿絵:セールスあき
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※スレの以下のレスに触発されて書きました キリライターの電子レンジれいむのように 「もうぷくーしちゃくにゃいのにぃぃ!」 みたいなネタ増えないかな? ※独自設定垂れ流し 「れーみゅもうおこっちゃよ! ぷきゅううう!」 俺の目の前で、まだ幼いゆっくりれいむが頬に空気を吸い込み膨らんだ。 ゆっくり特有の威嚇動作、「ぷくー」だ。 野生生物で身体を大きく見せるという威嚇は珍しくない。エリマキトカゲのエリなどが代 表的だ。青虫の表皮に描かれた、目玉に見える模様などもそうだろう。 それ自体は別にいい。ゆっくりの生態だ、仕方ない。 人間である俺に通用すると勘違いしているのも別に構わない。ゆっくりの愚かさだ、仕方 ない。 だが、俺は。 「ふざけるなああああっ!」 「ゆびゃあっ!?」 「ぷくー」する赤れいむにデコピンを見舞った。 赤れいむを許せなかった。別にゆっくりの威嚇ごときにむかついたわけではない。 「ぷくー」が限界にはほど遠かったからだ。まったくもって普通の威嚇だったからだ。 この赤れいむはもっと怒らねばいけないはずなのだ。 何しろこの赤れいむはたった今、目の前で親れいむを踏みつぶされたのだから。 ゆっくりぷくーしていってね! よく聞く、ゆっくりのおうち宣言。 間抜けな話だと思っていた。戸締まりをしていればゆっくりの侵入を許すはずはない。お うち宣言されるなんてよっぽど警戒心の薄いやつか、あるいはおうち宣言なんて本当はな くて、都市伝説みたいなものなんじゃないかとすら考えていた。 だがもう、俺は笑えなくなってしまった。 縁側でひなたぼっこしていたところに、鳴り出した電話。かかってきたのは旧友で、つい つい小一時間ほど話し込んでしまった。 その隙に開けっぱなしになっていた縁側の戸からゆっくりが侵入、おうち宣言をされてし まったというわけだ。 ちょっと電話した隙に都合良く現れるとは、こいつら人間の隙をつく能力でもあるのだろ うか。あるいは、類は友を呼ぶのことわざのように、隙だらけのゆっくりは自然と隙のあ る場所に寄って来るのかも知れない。 とにかく、赤ゆっくり一匹を連れてきた親れいむは、「しんぐるまざー」の不幸と赤れい むのかわいさを主張し、俺の家の占拠宣言、あまあま要求へと移った。 まったくもってテンプレ通り。実に見事な様式美。 だから俺もその流れにのって虐待でもしようかと思ったのだが、親れいむの口上があまり にもうざく、ついカッとなって踏みつぶしてしまった。 思った以上にゆっくりは脆く、簡単に「永遠にゆっくり」してしまった。 いらだちは収まらず、さて赤れいむに何をしようかというところで気の抜けた「ぷくー」 をされたのだ。 許せなくなるのも当然というものだろう。 「いぢゃぃぃ! どぼじでかわいいれーみゅにこんにゃことしゅりゅにょぉぉぉ!?」 「しょぼい『ぷくー』だからだ」 「ぷ、ぷくーっ!」 またしても赤れいむは身体を膨らます。 確かにさっきより一回り大きくはなった。もみあげもわさわさと広げて揺らし、怒りを全 力で表現している。 先ほどより気合いも伺える。 だが、 「全然ダメだっ!」 「ぷぎゃあああ!?」 再び赤れいむにデコピンを見舞う。赤れいむは丸まっていたことに加え、口から空気を吹 き出して勢いに乗り、実によく転がりタンスにぶつかってようやく止まった。 「ゆんやああああ! いぢゃいよぉぉぉ!! どぼぢでごんなひどいごどずるのぉ!?」 「どうしてだと!? 決まっている、お前に足りないからだ!」 ダン、と赤れいむのすぐ隣に足を踏み下ろす。 その音と衝撃に赤れいむは黙り、泣きやんだ。 「足りない足りない! 全然、足りない! 目の前で親が殺されたんだぞ!? そんな理 不尽な状況で、その程度の『ぷくー』があるかっ!? 愛も怒りも憎しみも、悲しみさえ も全然足りないっ!」 赤れいむは涙をボロボロこぼし、だらしなくしーしーを漏らし始めた。 いかん、怖がらせすぎたようだ。これでは「ぷくー」もままならないだろう。 「……仕方ない。手本を見せてやる」 俺は風船を用意した。マジックで目と鼻を適当に書き込み、親れいむの亡骸からリボンを 拾い上げ、テープでこれまた適当にくっつける。 そんな俺の工作を赤れいむは呆然と眺めていた。 「さあ、できた」 赤れいむの前に風船を置いてやる。 「ゆ、ゆうう……?」 赤れいむは不思議そうに風船を見ている。 腹這いになり、赤れいむに目線の高さを合わせる。 そして、 「ゆくぞ! これが『真ぷくー』だっ!」 一気に風船へと空気を送り込む。 ぺっちゃんこだった風船はあっという間に丸々と膨らんだ。 「ゆ、ゆううっ!?」 一息で赤れいむの大きさを越えた。何度か頑張るとバスケットボール大の大きさになった。 「お、おきゃーしゃん!?」 赤れいむの瞳が輝いた。 「おきゃーしゃん、ちゅぶれちゃったとおもっちゃけど、げんきになっちぇよかっちゃね!」 ゆっくりは飾りで個体認識するという。だが、リボンとラクガキの目や口だけで認識する というのはどうだろう。 まあいい。 「ぷくうううううう!」 叫びながら空気を吹き込む。 さらに一回り大きくなる。 「ゆううっ!? おきゃーしゃん、どーちてぷきゅうしゅりゅのぉぉぉ!?」 息を吹き込む。風船は更に膨らむ。 「ご、ごめんなしゃいぃぃぃ! もうわがままいったりちないきゃらゆるしちぇええ!!」 息を吹き込む。風船は更に膨らむ。 「ねぼけておかーさんのかみのけむーしゃむしゃしてごめんなしゃいぃぃl!」 息を吹き込む。風船は更に膨らむ。 「おきゃーしゃんのあたまのうえではこんでもらったとき、うれしーしーしちゃってごめ んにゃしゃいい! きぢゅかれてないとおもってまちたあああ!」 息を吹き込む。風船は更に膨らむ。 「ゆああああん! おきょらにゃいでぇぇぇ! れーみゅ、もうおかーしゃんがおひるね しちぇるときに、おくちのなきゃにうんうんしちゃりしないきゃらあああ!」 こいつとんでもないことやってるな……そう思ったときだった。 軽快な炸裂音が響いた。 ついに風船は膨張の限界を超え、破裂して飛び散った。 「ゆびゃああああああっ!?」 赤れいむは飛び上がって驚いた。しーしーも凄い勢いで漏らしている。むしろしーしーの 勢いで飛び上がったように見えるほどだった。 「はあ、はあ、はあ……どうだ、これが『真ぷくー』だ。お前もこれくらいの『ぷくー』 をだな……」 荒い息を整えながら講釈してやっていると、赤れいむどうやら聞いてないらしいことに気 がついた。 横倒しになり、全身を振るわせて白目を向いている。先ほど大量に漏らしていたから、し ーしーまみれになっていて実に汚い。まったくもって人の話を聞く態度とは言えなかった。 「まあ、ゆっくりには言葉で教えるより実技指導だよな……」 もうひとつ風船を用意すると、赤れいむの口の奥まで押し込んだ。 目を覚まし、えづきそうになるところへ、 「ぷくーっ!」 息を吹き込んだ。 「ゆ、ゆうううううっ!?」 赤れいむは吐き出そうとしているようだが、所詮赤れいむの小さな身体。一息で既に口い っぱいに大きくなった風船は、もう吐き出すのは不可能だ。 風船に内側から押され、赤れいむの大きさは既に先ほどの自力での「ぷくー」より大きく なっている。 風船の口を指で押さえて空気の流出を防ぎ、口を離す。 「どうだ? これぐらい『ぷくー』しないとな」 「やぢゃああああ! いぢゃいよぉぉぉ!」 口の中に風船が詰まっているのだ。声など出せないと思ったが、赤れいむは叫んだ。やや くぐもってはいるものの、内容を聞き取れる程度にはクリアな音声。まるで風船がスピー カーになっているみたいだった。ゆっくりの発声器官ってどうなってるんだろう。 そして、ふと疑問が湧いた。 こいつ、どのくらい膨らんだら喋れなくなるだろうか。 ちょっと息を吹き込んでみる。 「やべちぇぇぇぇ! もうおくちいっぱいだよぉぉぉ!」 ばたばたとモミアゲをぴこぴこと上下に振り、苦しげに震える。 なんかまだ余裕がありそうだ。 更に吹き込んでみる。 「やぢゃ、やぢゃ、やぢゃああ! れーみゅ、もうぷきゅうしちゃくにゃいいいい! 更に吹き込むと、赤れいむはうんうんを漏らしだした。皮は限界まで拡がっているようだ から、身体が餡子を減らして負担を減らそうと言うのだろう。 そんな適応ができるくらいならまだ大丈夫だな。 更に吹き込む。 「ぷきゅう、ぷきゅうう! ぷきゅうもうやぢゃああああ……ぷきゅらべっぽっ!?」 ぽん、と。間抜けな音を立てて、赤れいむの目玉が飛び出した。尾を引くように餡子も吹 き出る。 なかなか愉快な眺めだった。 「ぷぎゅう、ぷぎゅう、ぷぎゅうやぢゃあああ! もうぢだぐないぃぃ!」 かなり膨らんでいるというのに、まだまだ叫ぶ。死ぬまで喋り続けるんだろうか、こいつ。 それにしても随分と耐えるものだ。もう既に赤ゆっくりは本来の三倍近くの大きさに膨ら んでいる。赤ゆっくりの肌はやわらかく柔軟性があると言うが、伸縮性も大したものだ。 「ぷっぎゅう! ぷっぎゅう! ぷぎゅげぇやべぢぇぇぇぇ!」 ふと。 赤ゆっくりの口の中の風船へ息を吹き込むこの状況。端から見たら赤ゆっくりとちゅっち ゅしているように見えるんではないだろうか。 そんな間抜けなことを思いついたときだった。 「もっぢょゆっくぢ……ぷぎぇらぶばあああああああ!?」 そして、遂に。 赤れいむは破裂した。 風船の方はまだまだ余裕があったが、赤れいむの皮の方は限界を超えてしまったようだ。 赤れいむは飛び散った。それはもう豪快に。 お飾りもモミアゲもリボンも、どこがどこだかわからないくらいバラバラに飛び散った。 床に落ちた破片も親れいむの亡骸と混ざって区別がつかない。 「すっきりー……」 余韻に浸る。溜めたモノが弾けるというのは生理的に気持ちがいいものだ。 それがゆっくりを永遠にゆっくりするのならなおさらというものだ。 晴れやかな気分で伸びをし、 「さーて、どうしよう……」 沈んだ気分で餡子に汚しつくされた部屋を見回した。 床はもとより、壁にも家具にも餡子がこびりついている。 これを掃除するのは大変そうだ。 ゆっくりの侵入など許さないよう、縁側でひなたぼっこするときも網戸なりなんなり対策 をしよう。ゆっくりのおうち宣言は、実在する。できればもう二度と聞きたくないものだ。 でも、赤ゆっくりの強制ぷくーはなかなか楽しかった。次からは掃除が楽な風呂場ででも やろう。 とりとめもなくそんなことを考えながら、俺は掃除に取りかかるのだった。 了 by触発あき 挿絵:嘆きあき
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パズルゲームはいすくーる事件簿 パズルゲームはいすくーるの事件簿をPick Upしてみました。 ★はミステリ度、☆は解決の爽快さを表しています。 無星の作品もミステリー色は強くないけれども、ふつうの短編ストーリーとしては十分に楽しめるお話ばかりです。 野間美由紀氏の「パズルゲームはいすくーる」シリーズはミステリーの要素の濃い少女漫画です。 女性らしい細やかな視点と、ミステリとしても楽しめる珍しい作品。 こうやって並べてみるといくつかの系統もあるようですね。 回 タイトル ミステリ度 爽快度 名言 系統 マイベスト Exercise1 宝石強盗 ★ 盗難 Exercise2 幽霊屋敷 ★ 家族 Exercise3 営利誘拐 ★★ 家族 Exercise4 迷走経路 ★★ ☆ 盗難 ◎ Exercise5 左右反転 ☆ Exercise6 通話度数 ★★ ◎ Exercise7 初恋ビーズ ☆ what GROWING UP GROWING UP ★★★ ☆ ◎ GROWING UP 同棲突入編 ★ ☆ 植物,what GROWING UP Tea for Two(1) ☆ Note1 ミステリ研最初の事件 ☆ Note2 レディス・ソシアリティ事件 ☆ Note3 アイドル誘拐事件 ☆☆☆ Note4 消えた肖像画 ★★ (1) ◎ Note5 クリスマス・ベイビー事件 ☆☆ Note6 西日の中のアリバイ ★★★ ☆☆ ◎ Note7 100万円を取り返せ ☆☆ Note8 白い花は知っていた (2) 植物 Note9 紅いプールの秘密 ★★★ ☆ what ◎ Note10 黄金の校章事件 ★ ☆☆ 盗難,what ◎ Note11 光線のメロディ ★ (3) Note12 POISON 1-3 ★ 盗難 Note13 トリック狂想曲 ☆☆ Note14 優しい犯罪 ☆☆☆ what Note15 バラの煙 ★ Note16 二階堂麗華の華麗な推理 ☆ Note17 トラブル・メーカー ★ ☆☆ what Note18 Tea for Two(2) ★ ☆ what Special1 ミステリー・ツアー ★ ☆☆ Subject1 なるほどコンビニエンス ☆ Subject2 桜の少女 家族 Subject3 魔法の水 ☆ 家族 Subject4 パンドラのはこ ★ Subject5 春風とともに ★★ (4) Subject6 戦うオリオンたちへ ★★ ☆ (5) ◎ Subject7 郵便配達は平日にベルを鳴らす ★★ what ◎ Subject8 ふたつぶの愛 ★★ 家族 Subject9 WARP しあわせの女神さま 家族 Subject10 Tea for Two(3) ☆ what Practice1 湾岸ホテル ★★ what Practice2 禁じられた館 ★ what Practice3 1LDK駅徒歩5分死体付き ★★ Practice4 証明写真は語る ★★ what Practice5 約束の輪 家族 Problem1 3人の妻 ★ ☆ what Problem2 几帳面な死体 ★★★ ☆ ◎ Problem3 星の家 ★ Problem4 花嫁衣装は夜踊る ★★ 家族 Problem5 南海のマキ ★ Problem6 Yと呼ばれた男 ★ Problem7 聖パロット修道院 ★ Problem8 消えた子供 ★★ ☆ (6) 家族 Problem9 香草の庭へようこそ (7) 植物 Problem10 旋律の銃弾 ★★ Problem11 ゼウスの息子たち ★ Problem12 あやまちは蜜の味 ★ 植物 Problem13 ときバスツアー東京名所めぐり/東京湾岸ひとめぐり ★ ☆☆ Problem14 来なかった探偵 ★ 家族 Problem15 しあわせの女神さま ★★ 家族 Problem16 マダム・ジュエリーの憂鬱 ★ Problem17 パニック・イン・ホスピタル ☆☆ Problem18 ロニーズへようこそ ★ ☆ Problem19 Because of loving you (8) Problem20 セーラー探偵によろしく ★ Problem21 おいしい殺人 ★★ Problem22 嘘つきが多すぎる ★ Problem23 楽園にご用心 ☆☆ Problem24 菊花殺人引き先紅青光露 ★★ ☆ Problem25 頼もしい後輩 ★ Problem26 些細な出来事 ☆☆ Problem27 永遠の歌が聞こえる ☆ what Problem28 フェリス・ホイール ☆ Problem29 癒しのリフレクソロジー ★★ ☆ Problem30 京都に消えた女 ★★ ☆ ホンコン・コネクション 探偵遊戯 ☆☆ Part1 三か月 ★★ 家族 Part2 六か月 ★ 家族 Part3 臨月 ★ (9) 家族 エンジェル ヌーボーなお仕事 ★ ☆☆ 盗難 Conclusion1 HINAKO ★★ 盗難 Conclusion2 アリバイを持つ手 ★★ what Conclusion3 アリバイの足音 ★★ Conclusion4 あなたを見つめてる ★★ Conclusion5 ミステリー トレイン Conclusion6 リボンの気持ち ★★ ☆☆ Conclusion7 愛犬家 ★★★ Conclusion8 香港土産 ★ Conclusion9 一日警察署長 ★★★ ☆ Conclusion10 バレンタインの後悔 ★ (10) Conclusion11 クリスマスパーティーの秘密 ★★ Conclusion12 囚われのミュール ★ Conclusion13 ホームポジション ★ Conclusion14 彼女が眠りに落ちたなら ★ Conclusion15 幸せな女 ★ (11) Conclusion16 Rush (12)(13)(14) Conclusion17 間違いメールにご用心 植物:植物をテーマにしたストーリー 家族:家族内の問題をテーマにしたストーリー 盗難:盗難をテーマにしたストーリー what:What Do it? 気になる表現一覧 (1) いつも ふたりでいたいから せめてあなたの 背にもたれ きんもくせいの 木の下で (2) ケシの花は なんにも知らずに 咲いているだけなのにね・・・ (3) みんな 表現は違ってたけど 誰かのことを思っているのよ (4) 思ってるだけじゃ駄目なんだ! ありったけの言葉で できる限りの態度で 繰り返せ!何度でも (5) お互いがお互いの「さそり」だったってことよね でももう大丈夫よ 一度さそりの怖さを知ったオリオンはそう簡単には負けないわ (6) 22年前の秋 この街からひとりの子供が消えた それはその子にとって確かに不幸な出来事だったけど もしもー公の手にゆだねていたら その子は親と呼ぶ人がいないまま育たなければ ならなかったに違いない (7) 私は 命を断っても 終りにしたいと願うほど 苦しんだことはない だから 実際に苦しんでいる人が 本当に何を思ってるかなんて わかると思っちゃいけないのよ ただひとつ 私が望むのは 何が起きても 諦めないで 戦う力をつけること 摘み取られても なお 香り続ける 一枝のハーブのように (8) 君が僕の心を読み取ることができるなら きっとわかってくれるだろう 僕がどれだけ君を愛しているか どれだけ君が大切かってことを 僕の人生はとても意味のあるものだよ 君を愛しているのだから (9) 長いようで 短かった9か月間 体の中の生命を実感しているのは 楽しかったわ それも もうおしまいなのね でも これからは 直にこの手で抱くことができる この目で 顔が見られるわ それなら今までより もっと楽しいに 決まってるもの (10) 誰が何を考えて 何のために動くのか 誰が一番 誰かのことを想っているのか そう言ったのは私だわ 矛盾してるわよね (11) みんなが 誰かのことを想いやって 言わずにいることがある・・・ 知らされずにいることも幸せなこと じゃあ どうなんだろう 本当のことを知ることは (12) 自信 それなら私の方がなくなってきてるのかもしれない 見えている道はふたつ その先に何があるのか知っていたはずなのに 選ぶ自信がなくなっている 大人になることは強くなることだと思っていた だけど それだけじゃないと気づいてしまったから (13) 「ストレートな悪意」って言ったでしょう? そういう悪意に晒されたとき それに耐えてまでその場に留まる必要があるのかと 疑問に思うわ それだけの価値があるものなのか まして・・・一人の女の子の命を犠牲にしてまで・・・ (14) 今までは私はいつも“私”の傍観者だった そうすることで見えていたものもあるけど 見ないように逃げていたこともあったのね 自分に向けられた悪意から 目をそらさずにいること もうそらさない こんなところで立ち止まってなんかいられない その先の道がどこへ続いていくにしても
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ロイヤルパラディン - ハイビースト グレード〈0〉 ノーマルユニット (ブースト) パワー 4000 / シールド 10000 / クリティカル 1 自:先駆(同じクランのユニットにライドされたとき、Rにコール出来る。) 起【R】:[このユニットをレストする]あなたの山札の上から1枚を公開し、そのユニットが「幸運の運び手 エポナ」か「静かなる賢者 シャロン」なら、Rにコールし、違うなら、そのカードをドロップゾーンに置く。 フレーバー:え?い、いや、違うよ!人違い、いや犬違いだよ! 順位 選択肢 得票数 得票率 投票 1 使ってみたいと思う 0 (0%) 2 弱いと思う 0 (0%) 3 強いと思う 0 (0%) 4 面白いと思う 0 (0%) その他 投票総数 0 コメント