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―――― 唯「おいしかったー、憂の料理は世界一だね」 憂「……ありがとう、お姉ちゃん」 唯「……」 憂「そうだ、お姉ちゃん、アイス食べるよね」 唯「うん」 唯「おいしいー」 憂「ふふ、よかった……」 お姉ちゃんに褒められたのに嬉しくなかった こんなの初めてだよ……私、どうしちゃったんだろ ―――― ――唯の部屋 ―ジャカジャカ 唯「愛をこめてすらすらとね~~」 唯「~~つながるように~~」 唯「~~かなり本気よー」 ―ジャーン 唯「やっぱり澪ちゃんの歌詞はいいなぁ」 唯「よーし、頑張るぞー」 ―――― ――憂の部屋 憂「おいしい?」 猫「にゃあ!」モグモグ 憂「ふふ、よかった」 憂「ゆいにゃんと一緒にいると、自然と笑顔になれるよ」 猫「にゃぁ……?」 憂「………」ダキッ 憂「ゆいにゃん、ずっと私のそばにいてね」 猫「にゃあ!」 ―――― その夜、私は夢を見た 私はお姉ちゃんと笑い合っていた それは凄く楽しい時間で私はあったかい気持ちだった お姉ちゃんといると自然に笑顔になれたな……今の私にはできないことだ だからわかる、これは夢だって……でももう少しこのままで…… 目を覚ますとゆいにゃんが私の顔を舐めていた…… 憂「……おはよう、ゆいにゃん」 猫「にゃあ!」 ―――― 唯「ういー、おはよう」 憂「お姉ちゃん!?」 憂「お姉ちゃんが1人で起きるなんて珍しいね」 唯「失礼な、私だってやるときはやるんだよ」 憂「そうだよね……」 憂「でもどうして早く起きたの?」 唯「今日、朝練があるんだよぉ」 憂「……そうなんだ、はい、朝ごはん」 唯「わーい、いただきまーす」 ――― 唯「いってきまーす」 憂「いってらっしゃい」 憂「さてとゆいにゃんのご飯を準備してと」 憂「あれ、ゆいにゃん寝ちゃってる」 猫「……」スースー 憂「どうしよう、ミルクとかそのまま置いてても大丈夫なのかな」 憂「うーん……大丈夫だよね」 憂「ゆいにゃん、ここに置いとくね」 憂「ゆいにゃん、いってくるね」ナデナデ ―――― 憂「1人で学校に行くなんて久しぶり」 けど久しぶりなんかではない気がする 最近はお姉ちゃんとの通学を楽しめていないし、だいたい途中で軽音部の誰かに会う そこからはずっと私は1人だ お姉ちゃん……お姉ちゃんにとって私は…… ふと顔を上げるとまたあの2匹の猫がいた 仲良くしている2匹の猫……やっぱりお姉ちゃんと私じゃない誰かの姿を重ねてしまう ―――― 梓「憂、おはよう」 憂「………」 梓「憂!」 憂「……えっ、何!?」 梓「おはよう」 憂「うん、おはよう……」 梓「どうしたの憂、ぼーっとして」 憂「私ぼーっとしてた?」 梓「うん、最初に挨拶したとき何も反応しなかったじゃん」 憂「そうだっけ……ごめんね」 梓「やっぱり憂らしくないよ、なんか悩み事があるんじゃないの?」 憂「それは……」 梓「ひょっとして唯先輩のこと?」 憂「えっ……」 梓「やっぱりそうなんだ、それで唯先輩がどうしたの?」 憂「いや、その……」 梓「なになに?」 憂「今日自分1人で起きたから変だなぁって思って……」 梓「そんなこと?」 憂「……うん」 憂「だからお姉ちゃん、何かあったのかなぁ……って思って」 梓「うーん……朝もいつも通りの唯先輩だったけどね」 憂「いつも通り?」 梓「うん、元気いっぱいの」 憂「そっか……なら安心……」 梓「………」 そうだよね、お姉ちゃんにとっては私と学校行くことなんて特別なことじゃないよね 私のことを心配してくれる梓ちゃん、ごめんね、本当のことが言えなくて でも、寂しい……なんて梓ちゃんには言えないよ ―――― ――放課後 律「例のお泊まりだけど明後日は祝日だから明日しようぜ」 澪「急だな」 紬「梓ちゃん、大丈夫なの?」 梓「はい、明日は親もいませんし」 律「決まりだな、明日は梓の家でお泊まり会だ」 唯「わーい、楽しみだねぇ、あずにゃん」 梓「はい」 ――― 澪「それで唯、ちゃんと毎日やってるのか?」 唯「もちろん」 律「本当かぁ?」 唯「本当だよ」 梓「まぁ、これからも続けてくださいね、軽音部のためなんですから」 唯「うん、私頑張るよ」 紬「じゃあ、頑張る唯ちゃんにはケーキのおかわり」 唯「わーい、おいしいー」モグモグ 律澪梓(本当に大丈夫かな……) ―――― 憂「ゆいにゃん、ただいま」 猫「にゃあ、にゃあ!」スリスリ 憂「ふふ、いい子にしてた」ダキッ 猫「にゃあ!」ペロペロ 憂「くすぐったいよぉ」 猫「みゃあ!」ペロペロ 憂「だからくすぐったいってばぁ」 ゆいにゃん、ありがとう ゆいにゃんのおかげでまだ自然に笑えるよ ―――― 唯「おいしいー」モグモグ 憂「………」モグモグ 唯「……ういー」 憂「何?お姉ちゃん」 唯「明日あずにゃんの家に軽音部でお泊まりするんだけど、行っていい?」 憂「お泊まり……?」 唯「うん」ニコニコ 憂「………」 唯「憂?」 憂「そんなの私に許可とる必要ないでしょ……」 唯「えっ!?」 憂「………」 唯「……憂?」 憂「……だってお姉ちゃんがお姉ちゃんなんだから」 憂「梓ちゃんの家にお泊まりするねだけでいいんじゃないの」 唯「そうだよね……」 憂「うん」ニコッ 唯「………」 ―――― ――唯の部屋 唯「……終わったー」 唯「よーし、明日の準備しなくちゃ」 唯「これとこれと……あっ、あれを持っていかないと」 唯「よーし、終わり、これとギー太を持っていけばばっちりだね」 ―――― ――憂の部屋 猫「……」モグモグ 憂「おいしい?」 猫「にゃあ!」 憂「そっか……よかった……」 憂「明日お姉ちゃんは梓ちゃんの家にお泊まりなんだって……」 猫「みゃぁ……」 憂「あんなに嬉しそうな顔で……よっぽど楽しみなんだなぁ」 猫「にゃぁ」ペロペロ 憂「ゆいにゃん……」 猫「にゃ、にゃぁ」ペロペロ 憂「大丈夫だよ、泣いたりしないから」ダキッ 憂「ただ本当に1人になっちゃうなって……」 猫「にゃあ、にゃあ!」 憂「ごめん、ゆいにゃんがいるもんね、1人じゃないよね」 猫「にゃあ!」 憂「ふふ、明日は思いっきり遊ぼうね」 猫「にゃあ!」 ―――― また私は夢を見ている 梓ちゃんや軽音部のみなさんと楽しく話しているお姉ちゃんを私は上から眺めている お姉ちゃんの笑顔が私以外の人に向けられている そんなの当たり前だってわかってる、私の思いが自分勝手だってこともわかってる わかってるんだけど……それでも私は…… ―ペロペロ 憂「……はっ!」 猫「……」ペロペロ 憂「ゆいにゃん……私、泣いてたの?」 猫「にゃぁ……」 憂「……ごめんね、心配かけて、でも大丈夫だから」 猫「みゃぁ……」 憂「お姉ちゃん、まだー」 唯「待って、ういー」 憂「どうしたの?その荷物」 唯「えへへ、学校から直接あずにゃんの家に行こうと思って」 憂「そうなんだ……」 唯「うん」ニコッ 憂「……じゃあ、行こっか」 唯「おぉー」 ――― 唯「楽しみだなぁ、お泊まり」 憂「………」 唯「あずにゃんがお料理作ってくれるんだって」 憂「……そうなんだ」 唯「どんな料理か楽しみだよぉ」 憂「……梓ちゃんが作るんだからきっとおいしいよ」 唯「そうだね、楽しみー」 憂「………」 唯「あっ、猫さんだー」 またあの2匹の猫だ でも今日はちょっと様子が違う 猫1「にゃぁ……」 猫2「しゃぁっ!」 喧嘩……してるのかな 唯「喧嘩はだめだよぉ」 猫1「にゃ!」タタッ 唯「あっ……」 猫2「………」 唯「喧嘩なんかしちゃだめだよ」ナデナデ 猫2「にゃぁ……」 昨日はあんなに仲が良さそうだったのに……そういえばお姉ちゃんが撫でてる猫、ゆいにゃんに似てるような 唯「可愛いー」グリグリ 猫2「にゃぁ……」 憂「お姉ちゃん、そろそろ行かないと遅刻するよ」 唯「あっ、本当だ、じゃあね猫さん」 猫2「みゃぁ……」 ――― 憂「ほら、お姉ちゃん、急いで」 唯「待ってよぉ、荷物が重くてぇ」 憂「もう、しかたないなぁ……」 梓「唯先輩、おはようございます」 唯「おはよう、あずにゃーん」 梓「唯先輩、急がないと……ってどうしたんですかこの荷物?」 唯「うーんとねぇ、帰りに直接あずにゃんの家に行こうと思って」 梓「そうなんですか」 唯「うん、はやく行きたいから、あぁ、はやく放課後にならないかなぁ」 梓「もう、唯先輩///」 梓「あっ、荷物重たいですよね、一緒に持ちますよ」 唯「ありがとー、あずにゃん」 梓「はい///」 それは私の役目……そう思ったけど声は出なかった でもお姉ちゃんが喜んでるならそれでいいよね ―――― この日の授業中も終始上の空だったけど当てられることはなかった お姉ちゃんと同じように、お泊まりを楽しみにしてるんだな……とわかるくらい梓ちゃんはこの日終始にこにこしていた 私の気持ちはそれと反比例するように沈んでいった 今、お姉ちゃんの頭の中には私のことなんでこれっぽちもないんだろうな そう考えずにはいられなかった お姉ちゃんの隣に私は必要ないのかな…… はやくゆいにゃんに会いたいな ―――― 憂「今日は1人分でいいんだ」 憂「………」 憂「そうだ、ゆいにゃんに何かおいしいものを作ってあげよう」 憂「ゆいにゃん、喜んでくれるかな」 憂「そうと決まれば、はやく買い物終わらせて家に帰らないと」 私はゆいにゃんを求めていた いつも私のそばにいてくれる存在として かつてお姉ちゃんがそうであったように ―――― 唯「おぉー、これがあずにゃんの家かぁ」 梓「はい」 梓「先輩、私は料理するんでここらへんで待っててもらえますか」 唯「ほーい」 唯「お料理、期待してるよあずにゃん」 梓「あんまり期待されると困ります、特に憂の料理をいつも食べてる唯先輩には……」 唯「大丈夫だよ、お料理にはその人にしか出せない味っていうのが出るんだよ」 梓「唯先輩……」 唯「それに憂もあずにゃんのお料理ならきっとおいしいって言ってたよ」 梓「憂が……?」 唯「うん、だから楽しみにしてるよ」ニコッ 梓「はい」 3
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律「めちゃくちゃ可愛いよな?」 梓「何ですか藪から棒に……」 律「だってこんな風に私たちが暇して突然唯の家に遊びに来ただけなのに、『何もお出しするものがないから』って言って走って買いに行っちゃうんだぜ?」 澪「健気だよなあ……別に気にしなくていいのに」 紬「ケーキとかは持って来たんだけどね……憂ちゃんは本当にいい子だわぁ」 和「私たちが自分で行くって言ったのに頑として聞かなかったわね」 律「そんなとこも可愛いんじゃないか」 唯「うんうん、憂はすっごく可愛くていい子だよね~♪」 梓「本当に唯先輩の妹とは思えないくらい気が利きますよね」 唯「あずにゃんひどい……」ウルウル 梓「じ、冗談ですよ……もう」 律「あ~、憂ちゃんみたいな妹欲しい~!というか憂ちゃん欲しい~っ!」 唯「いくらりっちゃんと言えど、憂はあげられません!」フンス! 澪「律には弟がいるじゃないか」 律「あんなのより可愛くて健気な妹がいい」 紬「まあまありっちゃん、弟さんが可哀相よ?」 和「でも憂みたいな妹がいたら幸せでしょうね……」 唯「でへへ」 梓「唯先輩は憂のお姉ちゃんというより妹って感じですけどね」 唯「あずにゃんさっきから何気にひどいよ……?」 梓「気のせいです」 澪「そういえばこの前……」 …… 澪「はあ、今日もあまり練習出来なかったな……ったく、律の奴」テクテク 澪「ん?」 和「……」 憂「……」 澪「あれは和と憂ちゃん?何やってんだろ、こんなとこで」コソッ 澪(そして何故私は隠れたのだろう) 憂「和さん、よかったら買い物に付き合ってくれませんか?」 和「ん……そうね、買いたいものもあるし別にいいわよ」 憂「ありがとうございますっ!」 和「でも、その敬語口調はやめない?誰も見ていないんだし」 澪(ごめんなさい) 憂「えっと……そうだね。じゃあ行こ、和ちゃんっ」 和「うん、やっぱりそっちの方がいいわ」ニコッ 憂「和ちゃ~ん♪」ギュッ 和「だ、抱きついていいとは言ってないんだけど」 憂「えへへ……」スリスリ 和「……もう、姉妹揃って甘えん坊なんだから」ナデナデ …… 澪「……ということがあった」 和「み、見られてたの……///」 律「おいおい、和のほうがずっとお姉ちゃんしてるんじゃないか?」 唯「ぐさっ」 紬「甘える憂ちゃん……私も見たかったわ……」ショボン 梓「さぞかし可愛いんでしょうね」 和「すごく可愛いわよ?普段はしっかりしてるから余計にね」 律「おおう、和の口からそんな言葉が出るとは」 唯「むう~、和ちゃ~ん!私も……」ガバッ 和「離れなさい」グイー 唯「あぅ、和ちゃんが冷たいよ……」 澪「いや、でも本当に可愛かったよ憂ちゃん。あれを引き出せるとはさすが和」 和「まあ……幼なじみだからね」 紬「小さい頃の憂ちゃんってどんな子だったの?」 律「おっ、それは私も気になる!」 和「……唯がいるのに、それをわざわざ私に聞くの?」 唯「そうだよ、私が教えてあげるよ!」フンス! 澪「いや……」 律「こういう話は、和から聞いた方が的確な予感が……」 紬「唯ちゃんからはまた今度聞かせてもらって……」 唯「」シクシク 梓「唯先輩、泣かないで下さい」ナデナデ 唯「あずにゃん……慰めてくれるの?」 梓「そろそろ可哀想になってきたので」 唯「あ、あじゅにゃああああっ!」ガバッ 梓「うわっ!?だ、抱きつかないで下さいっ!///」ドタバタ 律「……ま、外野は放っておいて話してくれ」 和「じゃあ話すけど……憂は昔はけっこう人見知りがちな子だったわ」 澪「えっ、そうなんだ」 紬「意外……かな?」 和「唯にいつもべったりで、私が最初に会った時も……」 …… のどか「ゆいちゃん、その子だーれ?」 ゆい「私の妹のういだよー。ほらうい、この子が私のともだちののどかちゃん!」 うい「……ぁ」ササッ のどか「……なんでゆいちゃんの後ろにかくれてるの?」 ゆい「もう、ダメだようい~。ちゃんとあいさつしないと、ほらっ」 うい「ひゃっ!あ、あの……ひらさわ……うぃです……」ビクビク のどか「そんなに怯えないでいいよ、ういちゃん。よろしくね」 うい「……」オドオド ゆい「ういー、へんじへんじ!」 うい「う、うん。のどかちゃ……よろしく……」 ゆい「こえ小さい……」 のどか「いいよゆいちゃん。それより、せっかくだから三人であそぼうよ」 ゆい「うんっ、そうだね!」タタッ うい「あっ!お、おねえちゃんまって……」モタモタ のどか「ういちゃん、行こう?」ギュッ うい「あ……。う、うんっ」ニコッ …… 和「こんな感じだったわね」 律「マジか……憂ちゃん可愛すぎだろ……」ゴクリ 澪「人見知りって割には和とはすぐ仲良くなったんだな」 律「同じ人見知りでも、澪なんかは私とさえ仲良くなるのに時間かかったのになー」 澪「それはお前が変なちょっかいかけて来たからだろ!」 紬「きっと和ちゃんだからすぐに信頼出来たのね……」 律「まあ和は唯も吸い寄せたらしいからな」 唯「ほえ?」 和「でも憂の人見知りは比較的すぐに治ったのよね。唯があちこち引っ張り回してたし」 梓「唯先輩みたいな人がすぐ近くにいたら、人見知りなんかやってられなさそうですもんね」 唯「えへへ、誉められてるんだよね?」 律「小さい頃の憂ちゃんいい子エピソードとかないのか?」 和「いい子エピソードって……。そうねえ……」 …… ゆい「のどかちゃんいらっしゃーい!上がって上がってー」 のどか「おじゃまします」 うい「あ、のどかちゃんだ~♪」トテトテ のどか「こんにちは、ういちゃん」 うい「こんにちは、のどかちゃん!」 ゆい「うい、お姉ちゃんたちは今から学校のしゅくだいをやるから、おわったら遊ぼうね!」 うい「しゅくだい……。うん、わかった!」タタッ のどか「ういちゃんまた後でね~」 ゆい「じゃあわたしのへや行こっか」 のどか「ゆいちゃんお部屋もらったんだ、いいなあ」 ゆい「えへへ、いいでしょー。ここだよー」 のどか「わあ……」 ゆい「よし、じゃあしゅくだいやろっか!」 のどか「ゆいちゃんやる気だねー」 ゆい「早くおわって遊びたいからね!」フンス のどか「じゃあ算数から……」 ガチャーンッ ゆい「!?な、なんの音?」 のどか「廊下から……ういちゃんっ!?」 うい「ひっく、ひっく……」ビショ… ゆい「うい、どうしたの!?」ワタワタ うい「ぐす……お姉ちゃんたちにジュースとお菓子をもってきたんだけど……おとしちゃった……ごめんなさぃ……」 ゆい「けがはない!?大丈夫!?」ワタワタ のどか「ゆいちゃんも落ち着いて。ほらういちゃん、立てる?」 うい「うん……」 のどか「ういちゃんの気持ちはうれしいけど、一人で危ないことしちゃめっ、だよ。ういちゃんがもしケガしちゃったら、私もゆいちゃんも泣いちゃうよ」 うい「うん……ごめんね」 のどか「とりあえずきがえを……ゆいちゃん、持って来てくれる?」 ゆい「う、うんっ」タタッ のどか「ういちゃん、今度は私も手伝うから、一緒にやってみようよ。二人でやれば大丈夫!」 うい「……うんっ!」 …… 律「健気だな憂ちゃん……」ホロリ 紬「和ちゃんも憂ちゃんも唯ちゃんもすっごくいい子ね……」 和「ちなみに一週間後には一人で出来るようになったわ。唯たちのお母さんにも協力してもらってね」 澪「頑張りやだなあ」 梓「憂は小さい頃からすごく気が利く子だったんですね」 唯「そういえばさ、クラスでの憂はどんな感じなの?」 梓「えっ?」 律「おっ、そっちも興味あるな」 和「私たちは一つ上だもんね。梓ちゃん、教えてくれる?」 梓「クラスでの憂ですか……まあ基本的に唯先輩の話をしてますね」 澪「本当に仲良いんだな」 紬「愛されてるわね、唯ちゃん!」 唯「えへへ」 梓「あとはそうですね、やっぱりクラスの皆から信頼されてます」 律「おお~、さすが憂ちゃん」 梓「憂は本当に細かいとこに気がつきますし、さり気なく皆をフォローしてくれてますからね。それに誰にでも優しいから影の人気者ですよ」 澪「なるほど……憂ちゃんらしい」 梓「この前も具合が悪いことを言い出せなかった子を保健室に連れて行ったり、先生に難しい問題を当てられて泣きそうになってた子を助けてあげたり……」 唯「私その話は聞いてないなあ」 和「憂にとっては当たり前のことだろうし、自分の善行を言いふらすような子じゃないのよ」 梓「まあとにかく、憂は本当にいい子ですよ」 律「だよな~」 唯「そうだ、憂が帰ってきたらいい子いい子してあげよう!」 紬「ゆ、唯ちゃん!私も参加してよかですか!?」 澪「落ち着けムギ」 和「……それにしても、憂遅いわね?」 梓「美味しい紅茶を見つけたから買いに行くって言ってましたよね」 紬「あっ!紅茶といえばこの前……」 …… 憂「あ、あのっ」 紬「あら憂ちゃん。どうしたの?」 憂「不躾で申し訳ないんですけど……。紬さん、私に紅茶の美味しい淹れ方を教えてくれませんか?」 紬「紅茶の淹れ方……?」 憂「はいっ。お姉ちゃんがいつも紬さんの淹れた紅茶はすごく美味しいって誉めてて……」 紬「あら嬉しい♪」 憂「それで何かコツとかあったら私にも教えていただけないかと……」 紬「……」 憂「だ、ダメですか……?」 紬「ふふっ、ダメなわけないじゃない。唯ちゃんに喜んでもらいたいんでしょ?僭越ながら協力させてもらうわ」 憂「わあっ、ありがとうございます!」ペコッ 紬「気にしないで、でもその代わり……」 憂「?」 紬「……憂ちゃんの淹れた紅茶、私にも飲ませてね?」 憂「はいっ、もちろん!」 …… 紬「その後いろいろと教えて……週末に唯ちゃんの家に招待されたの♪憂ちゃんの紅茶と手作りのクッキー……美味しかったわ~」 律「ああっ!ムギ、なんて羨ましいことを!」 唯「あのお茶会にはそんな意味が……」 梓「知らなかったんですか」 澪「憂ちゃん本当に頑張り屋だなあ。私もムギのテクニックを加えた憂ちゃんの紅茶飲んでみたい」 和「これから振る舞ってくれるんじゃないかしら?」 律「おおっ、そっか!こりゃますます楽しみだな!」 梓「でも憂、なかなか帰って来ませんね」 唯「う~ん……よし!私ちょっと見てくるよ!」 律「おう、頼んだぞ唯!」 ガチャッ 憂「あっ……!?」ビクッ 唯「あれ、憂いたの?」 和「おかえり。今帰って来たの?」 憂「え、えっと……その……///」 律「何で憂ちゃん顔真っ赤に……って」 澪(もしかして……) 梓(これは……) 紬「憂ちゃん……もしかして、聞いてた?」 憂「……///」コクッ 律「あちゃ~……」 和(こ、これはちょっと気まずいわね……) 梓(憂、恥ずかしいだろうなあ) 唯「憂!」 憂「な、なに……?」 唯「いい子いい子♪」ナデナデ 澪(この雰囲気であれをやるとは……!さすが唯っ!) 律(よし、このまま一気に空気を打開して……!) 憂「あ、あのっ!」 唯「憂?どうしたの?」 憂「えっと……私なんかより、皆さんのほうがずっと優しくて、そのっ、可愛いです!」 憂「お姉ちゃんはいつもあったかくて、笑顔をくれるし!」 唯「えへへ///」 憂「和ちゃんは私にいろんなことを教えてくれて、頼りになるし……!」 和「ふふっ」 憂「律さんはいつも明るくて、周りの雰囲気まで楽しくしてくれますし……!」 律「おおう」 憂「澪さんは本当に格好良くて、でも怖がりなとことか可愛いですし……!」 澪「う……///」 憂「紬さんはすごく綺麗で、皆を気遣える大人の女性って感じで……!」 紬「あらあら♪」 憂「梓ちゃんは可愛くて、いつも皆のことを大切に思ってる優しい子で……!」 梓「う、憂……///」 憂「と、とにかくっ!私より皆さんの方が魅力的でっ!私は皆さんに憧れてて、そのっ」アセアセ 唯「……」 澪「……」 紬「……」 梓「……」 和「……」 律「……なあ、憂ちゃんってさ」 全員(すっごく、可愛いね!!!) 憂「あぅ……///」 おしまい 戻る
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和「ええ。唯があんな、自由奔放に育ってしまったのも、憂ちゃんのせいなの。 憂ちゃんは唯のことを溺愛してるから、ずっと甘やかすばかりだった。 ご両親も家を開けることが多かったから、誰も咎める人はいなかったのよ」 紬「やっぱり家庭環境に問題があったのね」 和「憂ちゃんの唯好きはもはや病気の域だわ。 彼女はまだ中学生だけど……唯が酷いことを言われたと分かれば、 すぐにでもこの高校に乗り込んでくるでしょうね」 澪「そ、そ、そのときは、私がまたガツンと言ってやるぅ」 律「声が震えてるぞ」 和「とにかく、憂ちゃんが来たらすぐに私を呼んで。 彼女の扱いには割と慣れてるほうだから。 これ、携帯の番号ね」 律「ああ、ありがとう……」 澪「ところで、唯はどうしてる?」 和「唯は今日は休んでるわ」 律「マジ? やっぱ昨日のアレで……?」 和「でしょうね。 あなたたちがどんなことを唯に言ったのかは知らないけど、 唯は生まれてこの方、他人に怒られるということがなかったの。 だから、人生初の説教がよほどショックだったんじゃないかしら」 紬「怒られたことがない、って……家でも、学校でも?」 和「ええ。家はさっき話したとおりの環境だし、 幼稚園や学校でも憂が常に目を光らせていたからね…… 教師でさえも歯向かえなかったそうよ」 澪「どれだけ恐ろしい妹なんだ……」 和「外見は可愛らしいけど、中身は悪鬼羅刹よ」 律「恐ろしいな」 和「とにかく、気をつけてね。 いつどこから現れるかわからないから」 澪たちはびくびくしながら午後の授業を受けていたが、 憂が現れることはなかった。 澪「ははは、はは、けけけ結局なにもなかったな…… まま、真鍋さんったら脅すの上手だよな、はは」 律「声が震えてるぞ」 紬「まあまあ、音楽室に行きましょ」 澪「そうだな。今日は唯がいないし優雅にティータイムを過ごせるな」 律「ははは、唯には悪いけど、鬼のいぬ間に~ってやつだな」 紬「今日はシュークリームよ~」 澪「シュークリームか。唯なら中のクリームだけ先に舐めとっちゃいそうだな」 律「うわ~、きったね~!」 紬「うふふ、ありえるわね」 憂「お姉ちゃんを馬鹿にするのもいいかげんにしてください」 澪「!!!」 律「な、なんだ、お前は」 紬「もしかして……」 憂「平沢憂です。姉がお世話になっております」 澪「あ、ああ……こちらこそ」 律(なんだ、礼儀正しい子じゃないか) 紬(真鍋さんったら大げさねえ) 憂「昨日、心無い一言でお姉ちゃんを傷つけたそうですね」 澪「え、いや、それはそのぅ」 律「おい澪、ガツンと言うんじゃなかったのか……」 澪「そ、そうだな……あ、あれは唯の食事マナーがあまりにも酷かったからだ。 う、憂ちゃんも家族ならちゃんと注意しなきゃだめだぞ、本人のためにならないからっ」 憂「なぜそんなことをしなければならないんですか」 澪「なぜって……」 憂「ああしているのは、お姉ちゃんの意志なんです。 お姉ちゃんの意志をねじ曲げることなんて、したくない。 自由に生きてほしいんですよ、お姉ちゃんには」 澪「じじじ、じ、自由の意味をはき違えてるよっ。 自由にふるまって、他の人に迷惑かけちゃダメだろ。 自由とは責任のことだ。だから人は自由を恐れる、ってバーナード・ショウも言ってる」 憂「迷惑をかけてる、なんて…… そんなの、あなたたちが我慢すれば良いだけじゃないですか。 あなたたちにお姉ちゃんを否定する権利はありません」 澪「なっ……」 律「こいつ、むちゃくちゃだ」 憂「そ・れ・よ・り。 あなたたちのせいで、お姉ちゃんったらご飯を食べられなくなっちゃったんですよ? 私の大事なお姉ちゃんに、なんてことしてくれたんです? このままお姉ちゃんが飢え死にしちゃったらどうしてくれるんです?」 紬「意味のわからないことばかり言ってちゃダメよ、憂ちゃん。 甘やかして育てるのは良くないわ、 いけないことをしたならちゃんと叱らないと。 善悪の区別がつかないまま大人になったら、今回みたいなトラブルが 毎日のように起こってしまうわよ」 憂「人の家庭に口を出さないでください。 それに、お姉ちゃんの心配は無用です。 お姉ちゃんは社会に出すことはありません。 私が一生、お姉ちゃんを養っていきますから」 澪「ば、バカなこというな!」 律「そうだそうだ~」 憂「あなた達に何がわかるんですか? そうだ、あなたたちのこと、もう学校に電話をしておきますから。 すぐに退学になっちゃうかもしれませんね。 お姉ちゃんを傷つけた罰ですよ、あははは」 紬「で、電話……そうだわ」 紬は、和に電話番号を貰っていたことを思い出した。 急いで携帯電話を操作する。 紬「ま、真鍋さん?」 和『電話をかけてきたということは……来たのね』 紬「ええ、早く来て。私たちの教室よ」 和『分かったわ』 澪「真鍋さんが来るのか」 紬「ええ、今呼んだわ」 憂「和さんが来ても何も変わりはしませんよ。 それとも、和さんが代理で責任をとってくれるんでしょうかね」 澪「責任て……まるでこっちが全面的に悪いみたいだけど、 そっちも悪いんだからな。 唯をあんなに甘やかして、少し怒られただけで深く傷ついて」 律「そうだそうだ~」 憂「あなたたちには関係ない! お姉ちゃんは私のものなんです! 私がお姉ちゃんを……」 和「そこまでよ、憂!」 澪「真鍋さん!」 律「その手に持ってるのは……?」 和「お菓子よ」 紬「お菓子?」 和「さあ、みんなでこれを食べて、 くちゃくちゃ音とゲップと爪楊枝で唯の食事タイムを再現するのよ!! そうすれば憂だって自分の愚かさを自覚するはず!!」 澪「絶対に嫌だ」 和「私一人でやっても良いんだけど、みんなでやらないと意味がないのよ。 なんとか効果ってやつよ」 澪「はあ」 律「仕方ないな……」 紬「うう、淑女たるものこんなことは……」 3人はぶつぶつ言いながらも、和の手からお菓子を受け取った。 そして、それを口に含み、盛大に咀嚼を開始した。 澪「くっちゃくっちゃにっちゃにちゃくっちゃくっちゃぴちゃぴちゃくっちゃくっちゃくっちゃ」 律「くちゃくちゃくっちゃくっちゃぴちゃぴちゃくっちゃくちゃくっちゃにちゃにちゃくちゃぴちゃ」 憂「う……何この、不愉快さは……いつもお姉ちゃんのを聞いてるはずなのに……!!」 紬「くちゃくっちゃぴちゃぴちゃにちゃにちゃくっちゃくっちゃねちゃねちゃくっちゃくっちゃくちゃ」 和「ぴちゃくちゃくっちゃくちゃくちゃにちゃにちゃねちゃねちゃくっちゃくちゃくちゃくちゃくっちゃ」 憂「う、ダメ……!! ううううう、耳が腐る……うっ……」 澪律紬和「「「「 げえええええぇぇぇぇっっっぷ 」」」」 憂「いやあああああああああああ!!」 律「おっ、効いてる」 澪「代償に女として大事なものを失った気がするけどな」 紬「もうお嫁に行けないわ……」 和「よし、とどめは爪楊枝よ! できるだけ大きな音でシーハーするのよ!」 4人は床にうずくまる憂を取り囲み、 憂の耳元で爪楊枝シーハーを始めた。 澪「シーシーチッチッシーシーハー」 律「シーシーチッチッシーシーハー」 紬「チッチッシーチッチッチッシー」 和「チッシーハーシーチッシーハー」 憂「ううう、もうやめてえ……」 和「分かったわね、憂。 これがあなたのお姉ちゃんがやっていたことよ。 あなたが好き勝手に唯を甘やかしていたから、 ずっと唯はこんな不愉快な行いを、 自覚のないまま周囲に見せつけてきたのよ。 そして唯は、ついに私以外の友達がいないままだったわ」 澪「そういや、なんで真鍋さんは唯と仲良くしてたんだ?」 和「ゲップフェチで」 澪「え? 何?」 和「そんなことはどうでもいいのよ。 とにかく、このままじゃ唯はずっと独りぼっちの人生を送ることになるわ。 それでいいの? 唯が可哀想じゃないの?」 憂「お姉ちゃんは……一生私が養ってあげるの……!!」 和「いい加減にしなさい!!」ボカッ 律(グーパンチ!?) 和「それじゃあ唯が可哀想だって言ってるでしょう!!」 バキッ ボカッ 和「唯のことを本当に愛しているなら、そんなことをしちゃダメ!!」 ガシッ ドスッ ドコッ 和「唯には唯の人生を歩ませてあげるのが、本当の愛ってものでしょう!!」 ベキッ ボコッ ガスッ ドカッ 澪「そのへんでやめとけ。マジでこっちが悪者になる」 憂「うううう……でもお姉ちゃんは、もう独りでしか生きてけない……」 和「大丈夫よ……唯には、こんなに素晴らしい仲間がいるんだもの」 憂「えっ……」 和「軽音部のみんなよ。秋山澪さん、田井中律さん、えーっとそれから」 紬「……」 和「そう、こんなにも素晴らしい仲間が唯にはいるのよ」 和「もう、唯はひとりじゃないわ。 唯を受け入れてくれた人が、ここにいるんだもの」 憂「みなさん……」 澪(まあ、人数合わせで入れてるだけなんだけど) 律(唯がいないと廃部だしなあ) 紬(別に友達ってわけじゃないわ) 憂「うううっ……私が間違ってました…… これからは、本当にお姉ちゃんのためを考えて…… 心を入れ替えて生きていきます……」 和「そう、それでいいのよ。 と、ここで特別ゲストの登場です」 澪「ゲスト?」 和「唯! おいで」 唯「えへへ……」 唯「みんな、ごめんね……それから……ありがとう」 和「いいのよ。間違いはこれから改めていけば良いわ。 人はそうやって成長していくのだから」 澪(なんで真鍋さんが仕切ってるんだろう) 唯「憂も、ごめんね。私、もう独りでも大丈夫だから。 私のこと大事にしてくれてありがとう。 私、憂のお姉ちゃんで嬉しいよ」 憂「うううっ……おね 和「そうね。唯は一皮むけて大人になったわ……。 妹離れにはちょうど良い時期かもしれないわね。 唯、私は結のこと応援するからね」 律(真鍋さん喋りすぎだろ) 唯「澪ちゃん、律ちゃん、ムギちゃん、 こんな私だけどこれからも宜しくおねがいします」 澪「ああ」 律「その前に食事のマナーを叩き込んでやるよ」 紬「うふふ、覚悟しててね」 唯「え? なんで食事のマナーを?」 澪「え?」 律「いや、だって……それを反省して戻ってきたんじゃないのか?」 唯「私も最初は反省するつもりだったけど、ここにきてみたら、 みんな揃ってくちゃくちゃ音たてて食べてたからさあ」 律「……」 唯「あとゲップとか、爪楊枝とか。 人にやるなって言ってたことを、自分たちがやってたから、 別に食事のマナーはもう気にしなくて良いのかな、って思って」 紬「……」 唯「みんなが私のために合わせてくれたんだよね……! ありがとう、みんな! 私、これからも食事のマナーなんて気にしないよ!」 澪「えっ、そういうオチ?」 翌日、音楽室。 唯「ムギちゃんのお菓子は今日もおいしいね~」 くっちゃくっちゃくっちゃぴっちゃくちゃくっちゃぺちゃぴちゃくっちゃくっちゃ 紬「そ、そうかしら。ありがと……」 唯「紅茶もおいしいし」 ず~じゅるじゅるじゅるじゅるず~ずずじゅるじゅるずずずず 律(これって真鍋さんのせいだよなあ) 澪(真鍋さんはあれから『生徒会が忙しい!』とか言って、 ずっと私たちから逃げ続けてるよ……) 紬(電話もつながらないわ……) 律(憂ちゃんはちゃんと改心して謝ってくれたんだけどなあ) 澪(もうどうすればいいのか見当もつかない……) 紬(もういやぁ……) 唯「げえええええええぇぇぇぇぇっぷ!!!」 お わ り 戻る
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光ちゃん妄想劇場 #2 .再生 作者 2スレ390 投下スレ 2スレ レス番 390 備考 電波 小ネタ 390 名無しさん@ピンキー sage 2007/08/27(月) 12 11 12 ID DSIwVD7z 「早くお姉ちゃんの前から消えなさいよ!!」 「お前もたいがいしつこいな」 「このH!! 変態!! 異常性癖!! 絶倫!!」 「ちょっと待て!! 何だそれは!!」 「想像でものを言うな!!」 「お前がな!! ・・・・ったく、普段からどんな想像してるんだ?」 「え? どんなって、それは・・・・ リピート 光ちゃん妄想劇場 #2 .再生 『駄目っ、そこは違う!!』 『気にすんな。それに知らないのか? こっちでも出来るんだぞ』 『嫌っ、やめて!!』 『そうか、じゃあやめよう』 『・・・・え?』 『どうした、やめてほしかったんじゃないのか?』 『――て下さ―』 『ん? なんだ?』 『・・・・入れて、下さい』 『どうした、はっきり言わないと分からないぞ?』 『あたしの、お尻に、入れてください!!』 『よしよし、よく言えたな。それじゃあ御褒美だ』 『あん♥』 「おい光、鼻血出てるぞ」
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「……」 私は純ちゃんの横顔を見た。 「反省、してる?」 純ちゃんが眉をぴくりと動かした。 「ちゃんと反省して、もうお姉ちゃんにあんなことしないなら、私も……」 「……憂。憂がそうやって迷うから、お姉さんは苦しんだんだよ?」 「今日のうちに私を殺さないから、私はどんどん調子に乗った」 そうかもしれない。 「だけど……」 私は頭の隅で思う。 純ちゃんを殺してしまったら、やっぱり後悔することになるんじゃないか。 あんパンの味を思い出す。 「私は純ちゃんを信じたいよ。人殺しなんてしないって」 「……」 「純ちゃん……もう、やめよう?」 私は何を言っているんだろう。 純ちゃんを殺しに来たはずなのに。 私は意志薄弱すぎる。気持ちがコロコロ変わっているのを自覚する。 お姉ちゃんがどれだけ苦しめられたか、忘れてしまったのだろうか。 「殺すとか殺されるとか……おかしいよ」 「まぁ少年犯罪とか増えてるって言うし」 「だからって、私たちがそんなことする必要ないよ。友達でしょ?」 「憂……」 純ちゃんと目が合う。 瞳がきらりと輝いた気がした。 純ちゃんはずるずると座りこむ。 「友達で……いいの?」 「すごく難しいかもしれないけど……私は純ちゃんと友達でいたいよ」 隠しておいた炎がいつのまにか消えていた。 純ちゃんの目がきらきら光る。 「うい……」 私もゆっくりと座りこんだ。 「あんたって、ほんとに……バカだよ」 「純ちゃんに言われたくないなー」 私はくすくすと笑う。けれど、純ちゃんは涙を光らせたまま表情を固くしていた。 「……憂っ、急いで」 「え?」 「お姉さんの温度がおかしいんだ……教えないつもりだったけど、やっぱり……!!」 純ちゃんは涙を散らして、私の体を揺さぶった。 「どういうこと……?」 「分からないよ! けど、憂の家で何かが起こってるのは間違いないんだって」 「私の自転車貸すから、すぐ戻って!」 純ちゃんは迷惑もかえりみずドタドタと机まで走って、自転車のカギを投げて寄越した。 取り落としそうになりながらどうにか受け取って、私は階段を駆け降りる。 状況は飲みこめていなかった。 それでも今はとにかく走る時だと、本能が告げてくる。 外に出て、純ちゃんの自転車に飛び乗った。 お姉ちゃんに触れられた記憶が、焦りの奥でパチパチいった。 自転車をがしゃがしゃ漕いで、私は息を切らす。 だんだん、向かいの空が赤くなってきた。 朝が来る時間じゃない。 私は不安に暴れる心臓を抑えつつ、自転車を漕ぎ続ける。 「……!!」 たどり着いた私の目に飛び込んだのは、炎に包まれた我が家だった。 「憂ちゃん、憂ちゃん」 野次馬の中から、お隣の一文字おばあちゃんがよたよた歩み出てきた。 「外にいたんだね、よかった……」 「お姉ちゃんは……?」 「……分からないよ。でも、もうすぐ消防士さんが来てくれるから」 つまり、中にいるかもしれないってことだ。 私はおばあちゃんを押し退けて、玄関へと駆けていく。 私は手を開いて念じる。 けれど、炎が大きすぎるのか、私の超能力ではコントロールしきれないらしい。 「憂ちゃん、こっち戻っておいで!」 それなら仕方ない。 私は赤熱するドアノブを一瞥すると、息を止めてドアを押し開けた。 「っ……」 熱風が噴きだしてくる。 全体をチロチロと赤い炎が食んでいて焦げ臭い。 息を吸うと喉が焼ける。炎は避けられても熱気は避けられないらしい。 お姉ちゃんは3階の寝室だろうか。 階段はところどころ崩れていたけれど、熱ささえ我慢できれば問題なく上がれた。 舐めてくる炎を払いながら、肌がじりじり灼ける感覚に歯を食いしばりながら、お姉ちゃんの部屋の扉を開ける。 視界が一瞬、金色に光る。 お姉ちゃんの部屋にはびこっていた炎が消え去った。 割れた窓から、2月終わりの風が吹き込んでくる。 私は焼け焦げたカーペットを溶けた靴底で踏みながら、お姉ちゃんのベッドに近寄った。 ベッドの上は、まるで別世界のようだった。焼け痕もなく、お姉ちゃんが苦しげに胸を上下させている。 「お姉ちゃん……」 「……」 炎がガタガタとドアを叩いてやかましい。 お姉ちゃんの声が聞こえなかった。 「何? お姉ちゃん」 ひざまずいて、お姉ちゃんの口元に耳を寄せる。 「うい……来てくれたんだね」 「うん。お姉ちゃん、無事みたいだね」 キスしたい気持ちはさすがに抑えて、私はお姉ちゃんの髪を撫でる。 「でも、なんで……?」 「分かんない……目が覚めたら、もう火の海だったんだけど」 「私のベッドまでは火が上がって来なかったんだよ。どうしてかなぁ」 どうなっているんだろう。 「不思議だね……でもお姉ちゃんが無事ならいっか」 私はお姉ちゃんを撫でようとしてやめる。 今の私はススや火傷だらけで、ひどく汚れているのだ。 「……憂、その手の火傷」 「あ、うん……来る時にちょっと」 さっと手を後ろに隠す。 ただでさえ疲れているお姉ちゃんに、余計な心配をかけさせたくなかった。 「でも全然平気だよ?」 「大丈夫なことないよ、あとでお医者さんに診てもらわないと……げほっげほっ」 お姉ちゃんは表情を厳しくして言うと、突如激しく咳きこみだした。 「お姉ちゃん!?」 「ウ゛ン……焼けはしなかったけど、部屋の中熱くって。ちょっと、喉が……」 「お姉ちゃん、喋っちゃだめだよ。救助が来るまでじっとしてよう」 私はお姉ちゃんの背中を撫でて落ち着ける。 お姉ちゃんはこくこく頷いて、しなだれた。 ―――― あれから数分と経たずサイレンが聞こえ、私たちは屈強な消防隊員に救助された。 外傷のみの私に比べ、喉を火傷してしまったお姉ちゃんはしばらく入院することになった。 「家はほとんど全焼だって」 『それじゃあ憂はどうしてるの?』 「ひとまずお父さんたちが帰るまでは一文字おばあちゃんの家にご厄介になってるんだ」 「お姉ちゃんと一緒に入院したかったけど……しょうがないよね」 『てれますなぁ』 喉を火傷しているお姉ちゃんは会話を禁止されているので、筆談で私と話している。 きゅっ、とマジックペンの筆先がスケッチブックを擦る。 この音とシンナー臭さをお姉ちゃんは嫌がっていたけれど、いまではすっかり慣れてしまったようだ。 たくさんお話ししてるからね。 『うい、だいすき』 「お姉ちゃんてば……」 私は赤面して俯いた。 お姉ちゃんと私は、あの日の夜から結ばれている。 純ちゃんが本気を出したというあの夜だ。 言うなれば、私たちは純ちゃんのおかげで結ばれたわけだ。 だって、あんなことが無ければお姉ちゃんにのしかかってキスされることも、 お姉ちゃんの処女をアイスで奪うこともなかっただろうから。 そしてそれらのことが、お姉ちゃんに私への恋心を思い出させ、熱くさせていったのだから。 いや、お姉ちゃんの言い分はそうじゃなくて、「私が守ってくれたから」なんだけれど。 とにもかくにも、結果的に私とお姉ちゃんのキューピットとなったのは純ちゃんなのだ。 冷静に考えれば、私はそんな大恩人を手にかけようとしていたということになる。 あそこで考え直せていなかったらと思うと恐ろしい。 「もう……怪我人は寝てなきゃだめだよ!」 「む……」 お姉ちゃんが寂しげな目をして、ちょいちょいと手招きする。 「なあに……?」 私は無警戒に、お姉ちゃんの口元に耳を近づける。 お姉ちゃんが呼吸している。空気の動きが聞こえる。 「うい……愛してる」 私はきょとんとして、お姉ちゃんの顔を見返した。 うるうるの瞳。ぷにぷにの頬。つやつやの唇。 理性が抗う隙もなく、私はお姉ちゃんの唇に吸い付く。 「ん、ん……」 三日ぶりのお姉ちゃんの唇。 一心不乱にむさぼりつき、舌を差し込む。 「おねえひゃん、ひたふって、ちゅーってひて」 体面などなかった。 お姉ちゃんの口の中で舌をびちびちと暴れさせ、狂ったようにお姉ちゃんの舌を求める。 びちゃびちゃと唾液が跳ねている。 「ん……」 お姉ちゃんが私のリボンをするっと解いた。 本当に病室でするつもりらしい。 個室とはいえ、いつ誰が来るやら分からないのに。 私は思考とは真逆に、お姉ちゃんと激しく舌を絡ませた。 「んっ、ふ……ずず、ちゅぱ」 馬乗りになって、存分に舌を吸ってもらう。 火傷したところが少し痛むけれど、快感のせいでしびれて分からなくなってしまう。 血が出てしまわなければいいけど。 「憂さーん?」 純ちゃんの声がする。 私はお姉ちゃんの背中に手を入れてぎゅっと抱きしめると、さらに密着したキスをする。 「……終わったころにまた来ます」 「んっ、うん。そうして……あ」 返事をして気付く。 見られた。 ―――― 「いやぁ、押しかけちゃってすいません……」 純ちゃんはケンカを売りたいのか、頭のポンポンを解いて丸椅子に腰かけた。 お姉ちゃんはぷるぷる首を横に振る。 『お見舞いに来てくれるのはうれしいよ』 「いえ、もともと火事になったこと自体、私のせいみたいなものですから」 「えっ……」 お姉ちゃんが思わず声を発していた。 私は少し離れた位置で黙りこくって、動向を見守っていた。 「……唯さんは、超能力って信じますか?」 『あったらいいなとは思うけど、無いんだと思うよ』 「もしあるとしたら、どうします?」 『分かんないなー。あっても多分私には関係ないだろうし』 お姉ちゃんは世間話でもしているような態度だった。 実際、まだお姉ちゃんにとっては友達と話すような面白おかしい話と大差ないんだろう。 「それが関係あるんですよ。非常に密接に」 『私に?』 「はい、唯さんにです。聞き苦しい話だと思うんですけど、聞いて欲しいんです」 お姉ちゃんは顎を指先で揉んで、少し悩んでから頷いた。 『どういう話かわからないけど、聞かせてほしいな』 純ちゃんは頷いて、たっぷり息をたくわえた。 「発端は、10日前です……」 ―――― 純ちゃんは超能力のこと、私たちにあった騒動をお姉ちゃんに話した。 お姉ちゃんは声を上げないようしっかり唇をしめて、一言一句もらさず真剣に聞いていた。 私は途中から廊下に出て待っていた。 私が純ちゃんに抱いた憎しみ。 それから、純ちゃんが私に抱いた憎しみを聞かされるのは、思っていた以上にこたえたのだ。 「……」 夕陽が射す頃になって、純ちゃんがお姉ちゃんの部屋から出てきた。 私は目をそらそうとしたけれど、純ちゃんは顔を覗きこんできて、結局しっかり目が合ってしまった。 「憂、やっぱりあんたは天才だよ」 純ちゃんは私をまっすぐに見つめて言う。 その瞳は、ずいぶん潤んでいるように見えた。 「……お姉さんと一緒でね。最高の天才」 「ありがとう。憂みたいなのが私の友達で……ほんとに嬉しい」 「……」 純ちゃんは床を鳴らし、去っていく。 「……私とお姉ちゃんが、天才?」 私は目を閉じた。 そして、細く長く息を吐く。 「よくわかんないよ……」 私はお姉ちゃんの病室に戻る。 お姉ちゃんは長い話で疲れてしまったのか、スケッチブックを抱いてすやすやと眠っていた。 「……」 私はそっと、お姉ちゃんを起こさないようにスケッチブックを抜き取った。 『たぶんあれは、憂が助けてくれたからなんだ』 『そこにいなくても分かったよ。憂がいるのを感じた』 『これは超能力じゃないと思うけどさ』 お姉ちゃんの言葉を、一枚ずつめくっていく。 『憂はすごくいい子なんだよ』 『天才かぁ。確かに憂に似合うかもしれないね』 『勉強とかお料理とか、その他もろもろでも超能力でもないよ』 『憂は人に優しくする天才なんだと思うな』 私はお姉ちゃんの寝顔を見る。 そして純ちゃんの言葉を思い出した。 「……」 天才扱いも悪くない。 私に宿った、お姉ちゃんを救える超能力と、人に優しくする才能だったら。 ぜひ天才でありたいと思う。 私はベッドに落ちていたリボンを取ると、髪をポニーテールに結びあげた。 私は平沢憂。 お姉ちゃんのひとりだけの妹で、恋人でもある。 そして純ちゃんの親友。 だいたい凡人だけど、人に優しくする天才らしい。 憂という名前が表す通りに、人に優しくなってしまうらしい。 「お姉ちゃん。……でも、才能ってなにもしなかったら潰えるんだよ」 私はお姉ちゃんの髪を撫でて、呟いた。 「ありがとう、お姉ちゃん。……純ちゃん」 おしまい 戻る
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253 :いえーい!名無しだよん! 2012/01/16(月) 07 41 54 ID 7BY.0d8E0 『2012年の2月は』梓「はぁあー…寒いなー。女子高生ってだけで寒いの我慢してスカートなのって変じゃない?」サスリサスリ純「だーからさー、私みたいにジャズればいいじゃん?」梓「今のはジャズ研とジャージ履きを掛け合わせた高度な」純「やめて!そんな顔ですっごい説明口調なのマジ傷つくから」憂「あははは!でも寒さの本番って2月ってイメージだけどなぁ…」梓「…そういや2月ってたしか、う」純「憂の誕生日だよね!!」イエーイ憂「覚えててくれたんだぁ!ありがとぉ!!」ピョンッ純「そりゃなんてたって大親友ですからね!…なによ梓?」梓「…別に」ぷくー憂「あ、でもね?今年はお姉ちゃんも誕生日なんだよー」梓純「「?」」梓「や、唯先輩の誕生日は10ヶ月先でしょ?」純「そうなの?」梓「そうなの!」憂「ううん。今年だからなんだよー…」梓純「「??」」――――――ゆい「うーいー!おたんじょうびおめでとーう!!」うい「えへへへー、おねーちゃーん♪ありがとう!」ピョンッ平沢母「ういちゃんは今年で何歳になったのかしら?」ゆい「5さい!」うい「ちがうよ!3さいだよおねーちゃん!」平沢母「ふふ。ういが5歳だったらゆいよりもお姉ちゃんになっちゃうわね?」ゆい「おねーちゃーん」ゴロゴロうい「ゆーいー」ナデナデ 254 :いえーい!名無しだよん! 2012/01/16(月) 07 44 36 ID 7BY.0d8E0 平沢父「うい!今日のケーキはいちごがたくさんのったケーキだぞ」ういゆい「「うぁーーい!!」」ピョンッ ピョンッゆい「けーき!けーき!いっちいっちっごっごごー!!」ピョンッ ピョンッうい「おねーちゃんけーきすき?」ゆい「だいすき!でも…ういの方がもっとすーきー」うい「おねーちゃんもすきー」ピョンッ ピョンッゆいうい(キャッキャッ)平沢母「…じゃあ優しいゆいちゃんと可愛いういちゃんのためにケーキを食べられる日をもいっこ作りましょうか」ゆいうい「「?」」平沢母「うるう年…って知ってるかしらゆいちゃん。4年に1回だけ2月がもう1日長くなる日があるのよ?」 「4年に1度だけだけれど、本当に特別な日なの。だからその日をゆいちゃんういちゃんのもうひとつの誕生日にするのよ」平沢父「ハハハ…相変わらずキミは思いつきでそういうこと言うの好きだね」平沢母「いけなーい?」父「ぜんぜん」ゆいうい「「??」」平沢母「だからね、今月は29日もケーキがあるわよ!」ゆい「やぁああああああああったぁああああああああああーーーー!!!!!」キャッキャッ ピョンッ ピョンッ ドタバタ ドスンドスン―――――― 255 :いえーい!名無しだよん! 2012/01/16(月) 07 48 10 ID 7BY.0d8E0 梓「ケーキに釣られる唯先輩か…何ひとつ今と変わってない…」純「…で、それが4年ごとに続いてると?」憂「うん。でも毎回ほんと盛大にパーティするんだよ? 本当のお誕生日みたいにね、私とお姉ちゃんもそれぞれにプレゼント用意するの」純「あれ?でも今年は唯先輩、家に居ないよね?どうすんの?」憂「それなんだよね…。お姉ちゃんももう大人だし、かえって迷惑になるぐらいならやら」梓「やろうよ」憂「え…?」梓「憂なら一番わかってるんじゃない?唯先輩の性格」 「悲しみははんぶんこに、楽しみは2倍に、がモットーのような人じゃない。だから、きっと…その…楽しみにしてると思うよ」純「…んー、、だったらさ、なんにも言わないでおいてサプライズ突撃しちゃおっかー?私も久々に澪先輩に会いたいし!」憂「でもでも!次の日 学校とかあるよ?それに梓ちゃ」梓「憂は?」憂「え?」純「やりたいの?やりたくないの?」憂「…」憂「やり…たいです」梓純「「じゃあ決まりだね!」」バチーン憂「えへへ…とびっきりのケーキ作ってあげなきゃだね」ピョ…梓純「「ちょい待った!!」」憂「?」純「でもまずは憂の誕生日祝ってからだけどねー♪」梓「ねー♪♪」ウンウン 256 :いえーい!名無しだよん! 2012/01/16(月) 07 57 27 ID 7BY.0d8E0 拝啓 お姉ちゃん 寒い季節になりましたが、身体を壊すことなくやっていけてますか? バンドもしっかりやってるかな?私の方はすこぶる順調だよ! この前のお姉ちゃんの誕生日、すごかったよね。 私の知らない人も居たけれど、お家を離れてもお姉ちゃんはやっぱり お姉ちゃんなんだ…ってわかってすごく安心したんだよ。 今度、皆さんのこともよく紹介してね。 呼べばいつも飛んできてくれるお姉ちゃんが私は好きです。 来月の22日は帰ってきてくれますか? 今年は純ちゃんたちがお祝いしてくれるんだって! あ、でもお姉ちゃんは無理しないでいいからね。帰れたらでいいの。 そしてそのあとは…ううん、なんでもない。 私も飛べるんだからね。何がって?…ふふふ、それはないしょ。 冬将軍のラストダンジョンがはじまるから、防寒はしっかりね? あったかあったか作戦だよお姉ちゃん!じゃあ…またね♪ かしこ 平沢 憂憂「えへへ…みんなだいすき」ピョンッ ピョピョ ピョンッ♪おわり 257 :いえーい!名無しだよん! 2012/01/16(月) 08 02 11 ID 7BY.0d8E0 余談ですが、閏年は英語で leap year というんだそうです曜日がとびとびになっちゃうからそういう名が付いているみたいです11月27日だと2009年(金), 2010年(土), 2011年(日), 2012年(火), 2013年(水)…てな具合になので「飛びはねた年」 leap year となってるらしいですそんなしょうもないネタで拙いSS投下させて頂きありがとうございました帰ってきたら、ほかの皆さまの憂々しい素敵なSSたちの感想書きたいと思いますそれじゃ、失礼しました 235 :いえーい!名無しだよん! 2012/01/15(日) 09 53 24 ID ksWcyM5I0 そう言えば投票の形式決まってなかったねえまたいつかみたいに1位?・3位くらいまで挙げたらいいのかなその辺は企画者の人が決めると思うから、投票は形式がわかってからするとして、とりあえず自作以外の感想だけでも軽く1番手 ◆oHh1oKrn5s 『ホッピング憂ちゃん』 終始ほのぼのしてるけど、絵にするとかなりシュールそうだねwww ノコギリ持ち出すのはほのぼのなのに何故かドキッとするからやめてください><2番手 ◆JnIUzsE6C. 憂『ネタバレ、オリ要素、暴力描写、ジャンプ先注意っと……よし!』 ベルサイユのばら知らないから、ちょっとネタが分かりにくい もう少し説明してくれると良かったかな ググるのは何か怖そうなのでやってません!3番手 ◆4vnQ7U1UZU 『エネファーミング憂ちゃん』 序盤の唯ちゃんの驚かせ方のラインナップが結構えげつないです… 起承転結がしっかりしてて、特に結がハッピーなので良かった!4番手 ◆UwUOv4/shU 『桜ヶ丘城奪還戦』 憂ちゃんがあんまり活躍してないwwwww で、BASARA知らないからノリがわからんwww5番手 ◆6qu34fUXJM 『ジャンプしてみてよ』 若葉組SSはあまり見ないから嬉しい 直ちゃんのキャラが特に立ってたから良かったかと 関係ないけど完全に個人的な趣味で言うと唯ちゃん澪ちゃんにジャンプしてもらいたいです!6番手 UCM◆WOzlYvh7m2 『ジャンプオタク憂ちゃん』 週刊少年ジャンプネタは誰かやると思ってたけど、 本当にジャンプ読んでるだけだったwwwwww せっかくだから今の連載作全部に一言コメントするくらいで良かったかも7番手 『お手伝い憂ちゃん』 1レスでここまで良い萌えエピソードを書けるのが素敵、もっと書け8番手 ◆pIiBMBZp3w 『じゃんぴんぐ!』 可愛い雰囲気SSといった印象、 空気感が独特だから感想を言い表し辛いけど、すごい和む9番手 ◆kT8UNglHGg 『お姉ちゃんのお願い』 憂ちゃんの胸揺らすの流行ってるな ストレートで潔い百合はわかりやすくて好きなんだぜ 10番手 酉なし? 『梓「憂が猫になった」』 これ猫だよ!普通に猫だよ! 猫な憂ちゃんも可愛いと思うし、ジャンプも絡めやすいから もっと憂ちゃん要素入れてあるあるネタ使えば話広がったんじゃないかな11番手 ◆jNZRGbhN7g 『純「憂が四六時中飛び跳ね回ってないと死んでしまう病にかかったけど私たちは元気です」』 これ純梓だよ!純梓やってるだけだったよ! 清々しいまでの憂ちゃんスルーっぷりには笑ったwww そりゃあ終始跳ね回ってたらしんどいよね12番手 酉なし? 『ジャンピングみんな』 どことなく北風と太陽的な話だった 3人が跳ばされたのに対して、最初から跳んで近づいた唯ちゃんはさすがお姉ちゃん そう言えば、澪ちゃん誕生日おめでとうございます!15番手 ◆Z9mtzUoIH. 『走り高跳び対決』 りっちゃんのポジションが絶妙 そう言うキャラやってるの見たことないのに全くキャラ崩壊に見えなかった、すごい16番手 ◆bDjkqD.wao 『憂「ばっくとぅーざ」唯「しすたー!」梓「えっ」』 時間跳躍ネタは難しいと思ってたけど、 幼女時代を絡めて可愛く書けてて面白かった あえて言うなら、憂ちゃん企画なのに唯ちゃんの方が可愛くて主人公っぽかったwww もちろん憂ちゃんも可愛かったけどね 237 :いえーい!名無しだよん! 2012/01/15(日) 12 58 11 ID a56tdlj60 用事出来てしばらく来れないから投票しといていいかな?形式分かんないけど、とりあえず上位5人を挙げとくね。投票しないってことになったり、今までと形式を変えるなら無視しちゃって下さい☆投票☆1位:15番手 ◆Z9mtzUoIH. 『走り高跳び対決』2位:5番手 ◆6qu34fUXJM 『ジャンプしてみてよ』3位:14番手 ◆m1wnrGFAi. 『ういうさ!』4位:12番手 酉なし? 『ジャンピングみんな』5位:3番手 ◆4vnQ7U1UZU 『エネファーミング憂ちゃん』感想は戻ってこれたときに作品が多くて感想書くのも大変だね、嬉しい悩みだけど 241 :いえーい!名無しだよん! 2012/01/15(日) 14 23 08 ID ksWcyM5I0 13番手 ◆m1wnrGFAi. 『水風船』 オチありきで書き始めたSS、ジャンピングと言ったらこれだなって感じで 元々のジャンピング憂ちゃんがポジティブなSSだったから、 ネガティブなジャンプならネタ被りもしにくいだろうと言う思惑もあったけど、 結局他に誰もネガティブなジャンプしてなかった……14番手 ◆m1wnrGFAi. 『ういうさ!』 で、KYになるような気もしたし投下時間的に最後になるかもしれないから、 締めはポジティブなSSの方がいいなー、と思ってこっちも書いた(実際は最後じゃなかったけど ノリノリで書けたけど、時間なくて最後の方は急ぎで終わらせた 最初からどっちかにしておけば良かったんや!まあでも、企画参加とても楽しかったです、SSイズベリーインタレスティング 244 : ◆jNZRGbhN7g 2012/01/15(日) 18 43 21 ID TROqa0Vo0 個人的にダジャレのようにくだらない話が好きなので今回はこのネタか少年ジャンプネタで行こうと思ってた案の定少年ジャンプネタは被るところだったのでこっちにして良かった1番手 ◆oHh1oKrn5s 『ホッピング憂ちゃん』憂の気持ちに合わせてホッピングの擬音が変わる感じが好きです姉妹仲が良いのはいいことです2番手 ◆JnIUzsE6C. 憂『ネタバレ、オリ要素、暴力描写、ジャンプ先注意っと……よし!』わけがわからないよ3番手 ◆4vnQ7U1UZU 『エネファーミング憂ちゃん』JU計画ノートの内容にくすっときた不意にジャンプしようと身構える姿はいかにも憂らしくて素敵4番手 ◆UwUOv4/shU 『桜ヶ丘城奪還戦』ごめんねBASARAやったことなくてごめんね5番手 ◆6qu34fUXJM 『ジャンプしてみてよ』ムギちゃんは肉付きいいからジャンプさせたらそりゃあもう……うひひ6番手 UCM◆WOzlYvh7m2 『ジャンプオタク憂ちゃん』危うくネタかぶりするところだった梓が腐同人を買う姿を想像しやすくて困る7番手 『お手伝い憂ちゃん』短編の読み切り漫画にぴったりいい話8番手 ◆pIiBMBZp3w 『じゃんぴんぐ!』カービィ(ボール)的な不思議の国のアリスな感じで読んだ9番手 ◆kT8UNglHGg 『お姉ちゃんのお願い』隠れデカパイの平沢姉妹ノーブラ唯ちゃんって想像すると言いようもなく色っぽい10番手 酉なし? 『梓「憂が猫になった」』猫が手元でジャンプするとそれはもう本気で跳ぶから手が引っかき傷で大変なことになるのですまる12番手 酉なし? 『ジャンピングみんな』真後ろでこんな面白いの投下されちゃって参っちゃうこういうギャグ好きよ13番手 ◆m1wnrGFAi. 『水風船』素敵な雰囲気唯ちゃんは本当にどんどこ前へ前へ進んでいきますから憂にもゆっくり進んでいって欲しいものですあるいはこのあと後追い自殺でもするんじゃねえかこれって雰囲気です14番手 ◆m1wnrGFAi. 『ういうさ!』何度も言うように俺はこういうくだらない話が好き15番手 ◆Z9mtzUoIH. 『走り高跳び対決』実際純ちゃんメンタル弱そうだよね策士策に溺れるを地で行くイメージ16番手 ◆bDjkqD.wao 『憂「ばっくとぅーざ」唯「しすたー!」梓「えっ」』この手の時間跳躍ネタだと過去に自分に出会わないようにあれこれ画策するのがパターンだと思うんだけどそれをあっさり破られたもんだから良い意味で面食らった話も面白かった一応投票も1位:13番手 ◆m1wnrGFAi. 『水風船』2位:12番手 酉なし 『ジャンピングみんな』3位:5番手 ◆6qu34fUXJM 『ジャンプしてみてよ』4位:16番手 ◆bDjkqD.wao 『憂「ばっくとぅーざ」唯「しすたー!」梓「えっ」』5位:7番手 酉なし 『お手伝い憂ちゃん』 246 :いえーい!名無しだよん! 2012/01/15(日) 20 05 40 ID aiL5hD.20 感想書きました。まさかこんなに集まるとは思ってなかったので驚きました。憂ちゃんの笑顔がたくさん見られて幸せでした。1番手 2-9 ◆oHh1oKrn5s 『ホッピング憂ちゃん』元ネタに忠実で、続編のようなイメージで読みました。憂ちゃんがごはん食べられないんじゃないかと心配になったけど、最後で安心。2番手 14 ◆JnIUzsE6C. 憂『ネタバレ、オリ要素、暴力描写、ジャンプ先注意っと……よし!』ベルばら好きなんですが、理解力不足でついて行けず。ごめんなさい。唯ちゃんがアントワネットで和ちゃんがフェルゼンさんのイメージは、ぴったりだと思います。3番手 17-25 ◆4vnQ7U1UZU 『エネファーミング憂ちゃん』憂ちゃんを喜ばすことができればエコに繋がる>みんなが憂ちゃんを喜ばせる>憂ちゃんがいつもニコニコこんなしあわせなSSはありません!4番手 29-36 ◆UwUOv4/shU 『桜ヶ丘城奪還戦』元ネタが何かすらわからないけど、楽しかった♪ムギちゃんの「百合ミナギル!」ズドーンズドーン で吹き出しましたー。唯ちゃん活躍してないのに勝利してるところも唯ちゃんっぽくて楽しいです。5番手 39-48 ◆6qu34fUXJM 『ジャンプしてみてよ』高校組の絡みはまだSSで少ないので、新鮮でした。憂ちゃんが最後まで意味を飲み込めないまま一生懸命ジャンプしてる姿が可愛くて仕方ないです。6番手 53-59 UCM ◆WOzlYvh7m2 『ジャンプオタク憂ちゃん』ジャンプ読んでないのでさっぱりだー。でも、けいおんSSはこんな起伏のない会話だけでもほのぼのと読めてしまうのは、けいおんの世界観と、UCMさん独特の軽妙さ故だと思います。7番手 63 酉なし? 『お手伝い憂ちゃん』すごく好きです。他に言葉がありません。8番手 66-87 ◆pIiBMBZp3w 『じゃんぴんぐ!』恥ずかしながら拙作です。企画参加は初めてで緊張して何も書けなくなりました。悩んだ挙げ句、高校時代ノートに落書きしてた時のノリで書きました。たむらしげるさんの絵本が好きです。あと、お姉ちゃんはいつも見守ってるからね的な何か。9番手 89-98 ◆kT8UNglHGg 『お姉ちゃんのお願い』唯ちゃんと憂ちゃんのやりとりがすごく可愛い。エロは抜きにして、大好きなお姉ちゃんにこう言われたら断れないだろうな、と見ていてにやにやします。「唯憂されました」が面白い。この2人はSS終わってからどこかで楽しんでればいいと思います。10番手 100 酉なし? 『梓「憂が猫になった」』あるある! 猫はこういうことします。でも、どちらかと言うと梓の猫に対して憂ちゃんは犬のイメージです(唯ちゃんも)。そして、踏み台にされた純ちゃん可哀想だけど純ちゃんらしくて可愛いです。 247 :いえーい!名無しだよん! 2012/01/15(日) 20 08 05 ID aiL5hD.20 まさか、感想が1レスに収まらないなんて。11番手 101-108 ◆jNZRGbhN7g 『純「憂が四六時中飛び跳ね回ってないと死んでしまう病にかかったけど私たちは元気です」』憂ちゃんをはやく助けてあげてほしいな、と。憂スキーでごめんなさい。でもまぁ、純ちゃんがいれば死にそうな病いも世界の終わりも吹き飛ばしてくれると思います。12番手 110-117 酉なし? 『ジャンピングみんな』みんな可愛い軽音部らしいSSで大好きです。欲を言えば、梓や純ちゃんのも見たかったです。会う前からぴょんぴょんしてる唯ちゃん、無条件でぴょんぴょんしちゃう唯ちゃんに読んでるこちらまで嬉しくなります。13番手 119-139 ◆m1wnrGFAi. 『水風船』憂ちゃんの独白がベースになるSSはせつないものが多くて、いつも泣かされます。でも私は訓練された唯憂クラスタなので、自由になった憂ちゃんが大空に飛び出して、唯ちゃんはいなくなった訳ではなく、大空から自分を見守ってくれてたんだと気づく結末しか頭に浮かびません。14番手 141-179 ◆m1wnrGFAi. 『ういうさ!』打って変わって楽しいSS、これもけいおんSSらしくて、書き慣れた感じがします。ものすごくいい意味のだらだら感があって、出来ればこれは別スレで長く続けてほしかったSSです。みんなでレスしながら毎日読むと楽しそう。15番手 181-199 ◆Z9mtzUoIH. 『走り高跳び対決』梓と憂ちゃんが唯ちゃんを取り合うとちょっとひやひやするけど、イメージ通りでほっとしました。ヤンデレ化したり選手になったりするよりも、けいおんらしくて楽しいです。罪なのは唯ちゃんですね。16番手 204-230 ◆bDjkqD.wao 『憂「ばっくとぅーざ」唯「しすたー!」梓「えっ」』企画が決まってからの短期間で、よくこれだけしっかりしたSSを書けるなぁと感心します。タイムスリップものは主人公が帰れなくて緊張感溢れる作品が多いですが、これは終始ほのぼのとして安心して読めました。つくづく、けいおんキャラの纏う雰囲気は偉大です。好きな順はあるけど、どれも楽しくて順位は決められないので投票はパスします。ありがとうございました。 248 :いえーい!名無しだよん! 2012/01/15(日) 22 53 19 ID QY9iLGUYO 語り形式で感想でも…と思ったけど、もしもしだと辛いです…とりあえず投票と簡単な感想だけ1位:5番手 ◆6qu34fUXJM 『ジャンプしてみてよ』こういう話大好物です。でもあずにゃんもジャンプさせてあげて下さい…揺れる可能性が微粒子レベルで存在しているかも…ないか2位:12番手 酉なし? 『ジャンピングみんな』みんな可愛くていい!個人的に誕生日を祝われただけで跳びはねた澪ちゃんがお気に入り3位:1番手 ◆oHh1oKrn5s 『ホッピング憂ちゃん』可愛らしいけど、ホッピングで上下する憂ちゃんに合わせてジャンプしながら食べさせようとする唯ちゃんの図はシュールだなあと笑ってしまいました。絵で見てみたいその一4位:14番手 ◆m1wnrGFAi. 『ういうさ!』軽快なギャグ、とくに一個前とのギャップがひどくて笑わせてもらいました5位:8番手 ◆pIiBMBZp3w 『じゃんぴんぐ!』最初はよく分からなかったけど、可愛らしい雰囲気で素敵。絵で見てみたいその二自分は走り高跳びのやつを書きました。全感想は時間が出来たら書きに来ますね 250 :いえーい!名無しだよん! 2012/01/16(月) 01 40 06 ID VN/.YXrQ0 112番手 110-117 酉なし? 『ジャンピングみんな』さすが姉は格が違った23番手 17-25 ◆4vnQ7U1UZU 『エネファーミング憂ちゃん』地球を救う憂ちゃん素敵です315番手 181-199 ◆Z9mtzUoIH. 『走り高跳び対決』三人の関係性がグッドだと思います47番手 63 酉なし? 『お手伝い憂ちゃん』変わってない唯ちゃん素敵です59番手 89-98 ◆kT8UNglHGg 『お姉ちゃんのお願い』唯憂されました、で大体意味が通じるのがすごいです 261 :いえーい!名無しだよん! 2012/01/16(月) 10 49 46 ID ozhYD3vs0 昨日に引き続き感想と投票 257ジャンプからその発想が出てきたのは凄い通してほんわかしてたので、平和に読めたでも唯母の唯ちゃん憂ちゃんは軽い違和感wwwんで、投票これが結構悩んだぜ何にしても企画お疲れ様でしたー1位:3番手 ◆4vnQ7U1UZU 『エネファーミング憂ちゃん』2位:16番手 『憂「ばっくとぅーざ」唯「しすたー!」梓「えっ」』3位:8番手 ◆pIiBMBZp3w 『じゃんぴんぐ!』4位:7番手 酉なし? 『お手伝い憂ちゃん』5位:15番手 ◆Z9mtzUoIH. 『走り高跳び対決』 262 :いえーい!名無しだよん! 2012/01/16(月) 11 05 38 ID 8pEbwaLMO ○投下作品一覧1番手 2-9 ◆oHh1oKrn5s 『ホッピング憂ちゃん』2番手 14 ◆JnIUzsE6C. 憂『ネタバレ、オリ要素、暴力描写、ジャンプ先注意っと……よし!』3番手 17-25 ◆4vnQ7U1UZU 『エネファーミング憂ちゃん』4番手 29-36 ◆UwUOv4/shU 『桜ヶ丘城奪還戦』5番手 39-48 ◆6qu34fUXJM 『ジャンプしてみてよ』6番手 53-59 UCM ◆WOzlYvh7m2 『ジャンプオタク憂ちゃん』7番手 63 酉なし? 『お手伝い憂ちゃん』8番手 66-87 ◆pIiBMBZp3w 『じゃんぴんぐ!』9番手 89-98 ◆kT8UNglHGg 『お姉ちゃんのお願い』10番手 100 酉なし? 『梓「憂が猫になった」』11番手 101-108 ◆jNZRGbhN7g 『純「憂が四六時中飛び跳ね回ってないと死んでしまう病にかかったけど私たちは元気です」』12番手 110-117 酉なし? 『ジャンピングみんな』13番手 119-139 ◆m1wnrGFAi. 『水風船』14番手 141-179 ◆m1wnrGFAi. 『ういうさ!』15番手 181-199 ◆Z9mtzUoIH. 『走り高跳び対決』16番手 204-230 ◆bDjkqD.wao 『憂「ばっくとぅーざ」唯「しすたー!」梓「えっ」』 17番手 253-256 酉なし 『2012年の2月は』○投票概要自分が思う上位5つの作品を挙げて下さい。投票は1月17日の21時まで、終了次第集計と結果発表をしたいと思います作品を書かれた方もそうでない方も、投票・感想などをガンガンお願いします!一応投票テンプレ1位:2位:3位:4位:5位: 264 : ◆oHh1oKrn5s 2012/01/16(月) 21 36 30 ID AHCl7RkU0 純「はーい、伝統の語り形式の感想書く人が誰もいなくて寂しいので、私が語っちゃいまーす」梓「語り形式の感想、読むのはすごく好きなんだけど、自分がやってみるとけっこう痛・・・恥ずかしいね」純「気にしたら負けよ!これから感想書く人も気が向いたら語り形式でやってみて!じゃあ感想行ってみよう!」1番手 2-9 ◆oHh1oKrn5s 『ホッピング憂ちゃん』純「これ書いたの私なんすよ」エヘヘ梓「よく1番手で書けたもんだね」純「それどういう意味?」梓「とりあえず解説でもしてよ」純「そうだねー、とりあえずジャンピングにかけて○○ング憂ちゃんってタイトルにしようと思ったから」梓「で、なんでホッピング?」純「なんか唐突に64のヨッシーストーリーに出てくるホッピングヘイホーを思い出して!」梓「また懐かしいものを」純「でまあスラスラっと書きました。特に深く考えて書いてないので見ての通り内容は薄いです」梓「でもまあ元ネタのSSも薄かったし、いいんじゃない?」純「ありがと。でも今回の濃いSSたちの中では目立てなかった感はあるけどね」梓「だったらもっと時間かけて書けばよかったじゃん」純「次行きます!」 266 : ◆oHh1oKrn5s 2012/01/16(月) 21 46 47 ID AHCl7RkU0 2番手 14 ◆JnIUzsE6C. 憂『ネタバレ、オリ要素、暴力描写、ジャンプ先注意っと……よし!』純「ちょっと本気でよくわからなかったんだけど、たった1レスからエネルギーが伝わってきた」梓「唯先輩がマリーアントワネット(中略)ってネタはうらおんのあれだよね」3番手 17-25 ◆4vnQ7U1UZU 『エネファーミング憂ちゃん』純「エネファーミングと聞いてびくっとしたけど、例のあれとは関係なくてよかった」梓「憂はどのSSでも頑張り屋だよねえ」純「不謹慎だけど、『トラックに轢かれたふり』のネタが一番面白かった!」梓「それ企画の趣旨と違くない?」純「まあまあ。面白いものは面白いんだし、ね」4番手 29-36 ◆UwUOv4/shU 『桜ヶ丘城奪還戦』梓「これも元ネタはよくわからないんだよね」純「でも憂がロボットになってジャンプするっていうダイナミックな発想は好きだわ」梓「憂「ワカッター、ノドカチャンモノッテ」 これが可愛かったね」純「ロボットなのに憂らしさが出てていいね!」5番手 39-48 ◆6qu34fUXJM 『ジャンプしてみてよ』純「私って最近こういう使われ方多いよね」梓「勝手にいろいろやらかすのが新軽音部では純くらいだからねー」純「く・・・まあ目的わからないのにピョンピョンしてる憂が可愛かったからいいか」梓「でも、実際のところ菫と直の胸に関してはまだよくわからないことが多いよね」純「まあ確実に梓よりはあるから大丈夫だよ」梓「・・・」 267 : ◆oHh1oKrn5s 2012/01/16(月) 21 57 38 ID AHCl7RkU0 6番手 53-59 UCM ◆WOzlYvh7m2 『ジャンプオタク憂ちゃん』純「少年ジャンプネタは、私もちょっと考えてました。やらなくてよかったあ」梓「私ってそんなにオタクっぽい?」純「憂は漫画のことをドヤ顔で語ってても全くイラっとこないからすごいよね」梓「おい」純「ただし!憂「ブリーチはギャグ漫画!」(キリッ) これだけは納得できない」梓「あんたブリーチ大好きだもんね。この前、けいおんとの逆クロスSS書いてたし」純「憂は可愛いから良いものの、梓とかに言われようものならその場で卍解するからね」梓「してみろや」7番手 63 酉なし? 『お手伝い憂ちゃん』純「もう、幼い唯憂姉妹は可愛すぎて卑怯だよね。ブリーチで言うと鏡花水月くらい卑怯」梓「もうブリーチネタは引っ張らなくていいから。小さいながらも手伝おうと頑張る憂にはもう」純「キュンキュンするね!」8番手 66-87 ◆pIiBMBZp3w 『じゃんぴんぐ!』純「いい意味でふわふわした作品だね」梓「憂は相変わらず可愛いけど、私と純は完全に無生物ね」純「制作が憂ってことは、私たちはそういう風に見られてるのかな?」梓「ははは、マサカネ」 268 : ◆oHh1oKrn5s 2012/01/16(月) 22 10 05 ID AHCl7RkU0 13番手 119-139 ◆m1wnrGFAi. 『水風船』純「今回唯一のシリアス枠!」梓「ラストは印象に残るねー、飛び降りたってはっきり書いてないのが救いかな」純「そうだね、色々解釈できるからバッドエンドとは一概に言えないからね」14番手 141-179 ◆m1wnrGFAi. 『ういうさ!』梓「前のSSではハッキリ書いてなかったのにこっちの冒頭で普通に叩き落されてたね」純「それも含めて、このSSはメタ発言が本当に面白かった。レス数で言ったら意外と長いんだけど、つまらないって思える部分が全くなかったな」梓「もう終わっちゃうの?って思ったしね」純「相変わらず私たちの役どころはなんかなんというか・・・」梓「役の当て方も良かったねー」純「そうそう、もう語りたいところいっぱいあるけど尺があるんでそろそろ次行こうか」15番手 181-199 ◆Z9mtzUoIH. 『走り高跳び対決』純「梓を主人公にして、私と憂と対決しながら二人の魅力を出していくつくりだね」梓「いや、別に純の魅力は出てないと思うけど・・・個人的には長さ、ギャグ、オチと一番SSとして読みやすいバランスになってると思う」純「確かに。憂もしっかり跳んでるしね」 269 : ◆oHh1oKrn5s 2012/01/16(月) 22 17 59 ID AHCl7RkU0 純「ここからは企画日時は過ぎたけど飛び入りしてくれたSSだね」梓「今までも結構企画に参加したけど、毎回思うのは企画始めてみるとこうやって飛び入りがけっこう増えてくれて嬉しいなって」純「うん!企画の楽しみの一つよね」16番手 204-230 ◆bDjkqD.wao 『憂「ばっくとぅーざ」唯「しすたー!」梓「えっ」』純「憂のジャンプで時間をジャンプする、この発想は全く無かったなあ」梓「SFとしても良く出来てて、読みごたえあった」純「私にはちょっと難しかったー!」梓「かわいそうに」17番手 253-256 酉なし 『2012年の2月は』梓「これで最後かー」純「やっぱり幼唯憂は可愛いなあ。 ゆい「やぁああああああああったぁああああああああああーーーー!!!!!」キャッキャッ ピョンッ ピョンッ ドタバタ ドスンドスン これで笑った。唯先輩大暴れしすぎ!」梓「最後の 憂「えへへ…みんなだいすき」ピョンッ ピョピョ ピョンッ♪ これも破壊力抜群だったね。企画を通して最後のセリフとしてもあってる気がする」純「えへへ…みんなだいすき」ピョンッ ピョピョ ピョンッ♪梓「うーん・・・」 270 : ◆oHh1oKrn5s 2012/01/16(月) 22 21 17 ID AHCl7RkU0 梓「あれ、ちょっとまって!!9番から12番を飛ばしてる!」純「やばっなんか足りないと思ってたんだ」梓「感想追加しよう」 271 : ◆oHh1oKrn5s 2012/01/16(月) 22 30 13 ID AHCl7RkU0 9番手 89-98 ◆kT8UNglHGg 『お姉ちゃんのお願い』純「一応ガチ唯憂SSはこれだけかな?」純「いやー、エロかったね?梓」梓「私に振るな」純「乳揺れネタは二つ目だけど、全く被ってなかったね」梓「憂(ありがとう、ジャンピング憂企画……!)が面白かった。すごい噛みしめてるなあって」10番手 100 酉なし? 『梓「憂が猫になった」』純「かわいいけどこれ完全に猫だよね」梓「やっぱりオチでひどい目にあうのが似合うなあ、純は」純「それ褒め言葉?」梓「うん」純「♪」ピョンピョン11番手 101-108 ◆jNZRGbhN7g 『純「憂が四六時中飛び跳ね回ってないと死んでしまう病にかかったけど私たちは元気です」』純「憂がずっとジャンプしなきゃいけないっていう点は、私のホッピング憂ちゃんと似てるかな」梓「こっちの憂はもっと深刻だけどね」純「私たちがなんか冷たく見えるけど、これも友情と信頼の証!」梓「う、うん」12番手 110-117 酉なし? 『ジャンピングみんな』純「みんな可愛いねえ」梓「特に瞬殺される澪先輩が可愛い!はっ鼻血が・・・」純「落ち着け。憂だけじゃなく軽音部の皆さんの魅力も出てて素晴らしかったね」 272 : ◆oHh1oKrn5s 2012/01/16(月) 22 35 04 ID AHCl7RkU0 純「よし、これで全部か。今回も充実してたなー」梓「企画はこれからもやってほしいね」純「じゃあ一応投票行くよー」投票破道1位:◆m1wnrGFAi. 『ういうさ!』2位:『ジャンピングみんな』3位:◆pIiBMBZp3w 『じゃんぴんぐ!』4位:◆Z9mtzUoIH. 『走り高跳び対決』5位:◆6qu34fUXJM 『ジャンプしてみてよ』純「お世辞抜きで、面白いやつばっかりだったから悩んだけど、こんな感じかな」梓「長レス失礼しました。企画者さん、参加者の皆さんお疲れ様でした。読んでくれた人もありがとうございました」おわり! 憂「跳びたて!憂ちゃん!」 6
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唯「ってさっ和ちゃんのお母さんから電話あったよ」 和「そう。私の携帯にはなんの連絡もないわ」 唯「おばさんかわいそうに。携帯も吹っ飛ばされたみたいで公衆電話からだったよー」 和「なるほど。それなら筋は通らなくもないわ。 娘の携帯番号は暗記してないけれど、昔たくさんかけた平沢家の家電話の番号を暗記していても不自然じゃあないわね」 唯「だからさ。今日はうちに泊まっていきなよ和ちゃん!」 憂「風も強いし、今帰ったら危ないよぉ」 唯「いやいや、和ちゃんは帰るお家が無くなっちゃったからうちで暮らすんだよ!」ぎゅっ 憂「そ、そうそう!和ちゃんよろしくね?」ぎゅっ 和「二人とも、そんなにくっつかれたら家の中なのに動けないわ」 唯憂「和ちゃーん♪」ぎゅーっ 和「・・・やれやれ」なでなで 唯「和ちゃーん。泊まっていこうよー?」ぎゅー 憂「和ちゃんの好きなものいっぱい作るから~」ぎゅー 和「はぁ。姉妹そろって甘えん坊なんだから」 唯憂「えへー」ニコニコ 和「仕方ないわね」 憂「泊まってってくれるの?」がたっ 和「どちらにしろ家に帰れる天気じゃないわね。今日はお世話になることにするわ」 唯「和ちゃーん!」がばっ 和「ちょっ?唯っ」どしんっ! 憂「私も和ちゃーん♪」がばっ 和「憂まで!?」どさっ! 和「この嵐は明日まで止みそうにないわね」 唯「その時はずっと泊まっていってよ~」ぎゅっ 憂「いってよー」ぎゅ~っ 唯「て言うかずっとこの家で暮らそうよ」ぐりぐり 憂「そうしようよ和ちゃん!」ぐいーっ 和「はぁ、早く去らないかしら?この嵐たちは」 唯憂「ふふーっ♪」ぎゅっ 和「二人とも、そろそろ暑いわ」 憂「えー?」ぎゅっ 唯「もうちょっとー♪」ぎゅっ 和「そんなこと言って、そのうち寝ちゃうんでしょ? そうしたら誰がご飯を作るのかしら?」 唯憂「和ちゃん」 和「だからその私が身動き取れないのよっ」 唯「仕方ありませんな」ぱっ 憂「ううっ。久しぶりだったのに」ぱっ 和「ふぅ。腕が疲れたわ」 憂「じゃあご飯作るね」 和「手伝うわ」 唯「えっと、私もやるよ~」 和「あら、珍しくお手伝い?えらいわねー」しれっ 唯「い、いつもやってるもんっ!お手伝いじゃないもん!」 憂「ふふっ♪そうだよぉ和ちゃん。お姉ちゃんはいつもちゃんと家事してくれるよー」 和「そう?なら良かったわ」 唯「むぅ」 ――― 憂「はい、お料理完成でーす」 唯「さっそく食べちゃいましょー!」 和「それでは。みんな座って」 唯憂和「いただきます!」 ザバザバざばざば ビュゥゥゥ 唯「雨止まないねー」 憂「風も止まないね」 唯「このままずっとこんな天気だったらどうしよ?」 憂「その時はずーっと和ちゃんがこの家で暮らすんだよ」 唯「それもいいねぇ」 憂「和ちゃん、その時はよろしくね?」 和「本当に永久に止まなかったらね」 ――― 唯和「ごちそうさま」 憂「お粗末さま」 唯「美味しかったよういー♪」 憂「お姉ちゃんありがとー!」 和「相変わらずねぇ」 唯「仲良し姉妹なのです!」ふんすっ 憂「そうなのです!」ふんすっ 和「はいはい」 唯「テレビ消してみようか?」 和「どうして?」 唯「雨音聴いてみようよー」 憂「じゃあ、ちょっとだけ」ピッ ゴォオオオオオ ザバザバザバザバ 唯「ちょっと恐いね」 憂「うん。和ちゃん、今夜は早く寝ようよ」 和「いいわよ。みんなでいっしょの部屋に寝ましょうね」 唯「うん。私の部屋に布団持ってきてみんなで寝よ?」 憂「私もそれがいいな」 和「電気消すわよ?」 唯憂「はーい」 パチリ 唯「真っ暗」 憂「雨戸全部閉めきったから外の光が一切入って来ないね」 唯「トイレに起きたら誰かの足踏んじゃいそうだね」 和「携帯の明かりでどうにかしましょう」 唯「携帯と言えば、和ちゃん」 和「なに?唯」 唯「私・・・和ちゃんに一つ隠していたことがあるんだ」 和「なぁに?改まって」 唯「私ね、和ちゃんに嘘ついてたんだ。和ちゃんのお家が吹っ飛んだっていうのは・・・」 和「いや、知ってるわよ」 唯「えー?」パタパタ 和「騙されるわけがないじゃない」 唯「えへへ」 憂「和ちゃん。お家には連絡した?」 和「ええ。普通にメールしたら返事が来たわ」 憂「それでバレちゃったんだよお姉ちゃん」 唯「うーむ。メールとはなかなかやりますな」 和「はいはい」 ゴォオオオオオオオビュオォオオオオオオ ガタガタガタガタッ ガランガランガランッ 唯「いろんな音が聞こえるね」 憂「眠れないねー」 和「少し恐いわね」 憂「真っ暗なのが余計に恐いんだよねぇ」 唯「なーんにも見えないからね」 和「豆球つける?」 憂「そうしよっか?」 唯「うーん。じゃあ今日だけ」 カチッ 唯「おおっ、二人の顔が見えるよっ」 憂「お姉ちゃんここだよー♪」 和「豆球一個でだいぶ違うわね」 憂「お姉ちゃんお姉ちゃん」 唯「はいはい憂さん」 憂「私からも『みんな』の顔がはっきりと見えるよぉ・・・」 唯「ん?」 和「みんな?」 憂「だってそこに・・・一人、二人、三人んんん!!」 唯「きゃー♪」 和「あははははっ」 唯「じゃあ次は和ちゃんね」 和「私?て言うか怖い話大会になったのね?」 憂「眠れないからなんだか逆に怖い話したくなって」 和「面白いかもしれないわね」 唯「それでは大会続行ですっ」 ・ ・ ・ 唯「そんな感じで朝まで怖い話してたから全然こわくなかったんだよー」 律「いや、それもどうだよ?」 おしまい! 戻る
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2012 唯「ひとりぼっちの軽音部」 唯「3人だけの特別な時間」 律「唯の誕生日を祝おうぜー!」 唯「私の誕生日だからこそ!」 唯「未来航路」 唯「三姉妹!」 梓「ふたりの景色」 唯「幸せ者だーーー!!」 澪「唯の誕生日にシンコの指送った」 唯「Flat whistle」 唯「楽しいムギちゃんの壊し方」 2013 唯「ぱるぷ・ふぃくしょん!?」 梓「明日は唯先輩の誕生日ですね」 唯「morning whisper」 和「夕陽の色だけ」 唯「しあわせってそのくり返し」 憂「あめ色の星」 唯(100)「プレゼント?毎日貰ってるよ」 晶「うわっ、唯!?」憂「えっ?」 紬「4P」 唯「焼肉食べまクリマクリスティー」 唯「たぶん一目惚れだったと思う」 澪「嘘つきの誕生日」 2014 憂「明日お姉ちゃんの誕生日なんだけどさ」 唯「りんごの味」※執事ノート 律「はしゃぎすぎた」 和「ずるいってこんなもの」 唯「同い年!」梓「いやまあそうですけど」 唯「リアル鬼ごっこ」 澪「ぬるいな、唯…」 憂「私は想像する」 2015 唯「わたしがオバさんになっても」 ※執事ノート NLあり 梓「唯先輩に「誕生日プレゼントは何がいいですか?」って聞いたら」 2016 唯「夢みる少女じゃいられない」 梓「わがまま」 2017 唯「わがまま」 戻る
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1 2 ※推理系SS・区切りあり 2、解答篇 2012/07/28 http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/15544/1343420593/ 戻る 名前 コメント すべてのコメントを見る こういう推理系は楽しみながら読めるんで、いいね。 -- (名無しさん) 2016-09-18 22 48 37 謎かけはよくあるタイプ。 前半みんなのじゃれあいが可愛いので、楽しく読めた。 -- (名無しさん) 2015-05-23 23 15 01 結構新しい試み。 -- (名無しさん) 2014-10-04 00 33 39 頭から湯気が出てきたな。 こういうの結構好きだ。 -- (名無しさん) 2014-01-04 01 57 01 尻のサイズ的にはムギがきつそうだ -- (名無しさん) 2012-09-09 01 14 02 憂ちゃん可愛すぎワロタ -- (名無しさん) 2012-09-08 13 58 57 ダメだわからん。 -- (通りすがり) 2012-09-08 10 51 27 むずくてわからんかった。久しぶりに頭フル回転させられたわw -- (おすし!) 2012-09-06 22 24 56 胸のサイズ的にも納得のいく答えだなw -- (名無しさん) 2012-09-06 15 19 57 解けた! -- (名無しさん) 2012-09-06 01 32 47
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憂「澪さんお昼はパンなんですね」 澪「ああ、今日はお弁当持ってきてなくてね。そういえば梓はいないの?」 憂「はい。梓ちゃんはちょっと用事があるとかで……」 憂「あの、お姉ちゃん朝何かありました?」 澪「え、そうだな……少し元気はなかった気がするけど」 憂「あ、ごめんなさい勝手に話始めちゃって。これからお昼ですもんね」 澪「……。いやいいよ。ちょっと待って」ピッピッピッ 純(携帯のボタン押す音消さないんだ) 澪「よしっと。よかったら一緒にお昼食べないか。今日は天気もいいし庭とかで」 澪(唯から連絡きたら切り上げよう) 憂「え、いいんですか」 澪「律に今日は他で食べるってメールしたから大丈夫。話してから食べる時間もないでしょ」 憂「すみません。気を使わせてしまって」 純(かっこいいし良い人だー) 憂「あ、純ちゃんごめん。勝手に話進めちゃって」 純「いいよ。なんか込み入りそうだから私教室に戻ってるね」 憂(どうしよう私のワガママで純ちゃん一人で食べさせるわけにはいかないよぉ) 憂「澪さん、純ちゃんも一緒じゃ駄目ですか?」 純「憂、私は大丈夫だから」 純(別の友達と食べようと思ってたんだけど、憂は本当に良い子ちゃんだなぁ) 澪「あーうーん、朝のことならまあ伏せる話でもないし。二人が良ければ」 澪「じゃあ決定。鈴木さん、だっけ。いいかな」 純「あっはい。むしろ私が遠慮するべきなんでしょうけど。せっかくの誘いですから」 澪「ありがとう」ニコ 純(うわっこんな美人に笑顔向けられたら私落ちちゃう~!) 純「なんちゃって」 憂「えっ」 澪「えっ」 純「あ、いえなんでもないです」 メルメルメル♪ 『あの木の葉が落ちきった時が私の寿命が尽きるときなの…… from 律』 ピッ 澪「それで、朝の事だっけか」 憂「はい。今朝、お姉ちゃん珍しく早く起きてきたと思ったらすごく寝ぼけていて、寝ぼけたお姉ちゃん可愛いよぉって思って寝起きの体臭をかごうと」 純「憂ストップもう少し簡潔に」モグモグ 憂「それで制服まで着てるからどうしたのかなって思ったんですけど、眠気は音楽室でギー太を弾いて覚ますっていうのでそのまま見送ったんです」 澪「音楽室に? 私も今朝音楽室にいたけど誰も来なかったぞ」 憂「え、それじゃ……もしかしてお姉ちゃん登校中に何かあったのかもそりゃあんなに可愛いお姉ちゃんじゃ襲いたくなる気持ちもわからないでもないけれど」 憂「あんな可愛いお姉ちゃんが寝ぼけて隙だらけなの見たらここぞとばかりにお姉ちゃんの髪の毛の匂い嗅いだりお姉ちゃんの耳の後ろの油脂が貯まりやすい部分の匂いを嗅いだり舐めたり」ハァハァ 純「憂落ち着いて」 純(憂のお姉ちゃん好きは見ていて面白いなー)チュー ゴクゴク 憂「澪さん、今朝は音楽室に本当にお姉ちゃん来なかったんですか?」 澪「今朝は私が音楽室の鍵を預りに行ったんだ。最初に開けたのは私だし、それから歌詞作りしてて寝てしまったけど誰も」 純「寝ちゃってるんじゃないですか」 澪「いやでも起きてから扉が少し開いていたけど誰もいなかったぞ」ブルブル 憂「澪さん怖がらなくてもいいです。きっと澪さんが寝てるときにお姉ちゃんが来て、起きる前にお姉ちゃんが出て行って扉が開いてたんですよ」 澪「あ、そうかぁ! いやー私もそうじゃないかと思っていたんだアハハハハ」 純「だからって寝てる秋山先輩のそばに本当は誰がいたのかはわからないですけど」 澪「」 澪(梓と言い最近の一年生は突っ込み好きなのかな) 純(秋山先輩って意外と表情豊かなんだな。もっとクールなのかと思った)モグモグ 憂「それで今朝学校に来た時にお姉ちゃんのお弁当を届けに行ったら、ちょっとお姉ちゃんの様子がおかしかったので」 澪「あ、ああ……。私が今日会ったのは教室でだから、う~ん。少し具合が悪そうには見えたけれど、それからはいつも通りだったぞ」 憂「そうですか、良かった。ならいいんです」 澪(でも……) 純「良かったね。憂」 澪(でも本当に今朝唯が私と一緒にいたとしたら?) 憂「うん。最近お姉ちゃん物思いにふけることが多かったり、食欲が前に比べてなかったりして心配だったんだぁ。でもそんなお姉ちゃんも可愛い! あ、もちろん元気ないお姉ちゃんより元気なお姉ちゃんじゃないと嫌だけど」ウンタラカンタラ 澪(普通に考えろ、今朝早く家を出て音楽室が開いているんだ。唯がいたに違いない) 澪(だったら今朝の唯の様子は? 三時間目の休み時間に言いかけた言葉はなんだ?) 澪(胸騒ぎがしてきた……。唯から連絡早く来ないかな) ~♪ 梓「…………」 梓「…………」 梓(唯先輩……来てくれる、よね)ドキドキ 梓(だって、いつも私に抱きついてきて、優しくしてくれて、私のこと、好き、なんじゃないかな……) 梓(私だって、ずっと好きだった。唯先輩のために色々してあげたい。憂にだって負けないもん) 梓(……唯先輩) 梓「…………」 梓「…………遅いな」 ガチャ 梓「!」 唯「……ごめんね、あずにゃん。遅くなって」 梓「いえ……///」ドキドキ 唯「お昼、食べた?」 梓「まだ、です。食欲なくて……」 唯「そか……」 梓「…………」ドキドキ 唯「…………」 唯(あずにゃん……私のこと好き……なんだよね。こんな私でも……) 唯(澪ちゃんはやっぱり、私よりもりっちゃんのことのほうが……) 唯(親友としてなのか、私やあずにゃんみたいになのか分からないけど、でも私よりも……) 唯(そもそも私が澪ちゃんを好きになっちゃったらダメなのかもしれない) 唯(それなら私を好きでいてくれるあずにゃんを……。私だってあずにゃんのこと大好きだもん) 唯(そうだよ、きっとうまくやっていけるよ。あずにゃん気が強いけど本当に可愛いもん) 唯(……だから) 梓「…………」フルフル 唯(震えてる) 唯「あずにゃん……」 梓「」ビクッ 唯「私……、私ね――」 ~♪ 律「ちぇ~。澪のやつ返事もしねーの」 和「まあそんなふざけたメール送ったら了承としか考えないわね」 律「ったく。他で食べるって私を差し置いて誰と仲良く食ってるんだっつーの」 紬(多分……少なくとも唯ちゃんとではないでしょうね。きっと、梓ちゃんが今頃……) 和「あら、妬いてるの?」 律「あ、いや。そういう訳じゃないけどな」 律(なんかやーな予感がするんだよな) 紬「澪ちゃんなら大丈夫じゃないかしら」 律「……ふぅ。どっかで壁の染みに驚いて気絶してなきゃいいけどな」 和「なまじあり得そうなことだから心配になるわね」 和(唯も用事、澪も行方不明。私のやることも、もうないわね) ~♪ キーンコーンカーンコーン 澪「ただいま」 律「お帰り。一体誰と昼飯食ってたんだよ」ニヤニヤ 澪「憂ちゃんと鈴木さんとだよ」 律「はぁ~な~んだ。つまらん」 澪「何を期待してたんだ……」 唯「…………」ガラッ 和「唯、おかえり」 唯「あ、ただいまぁ……」 澪(唯……朝にも増して元気が無いな。心なしか目も赤くなってないか) 和(何かあったわね。澪も気付いてるみたいだし、ここは任せておくかな) 澪「唯、大丈夫か」 唯「何が?」フィ 澪「何がって……」 唯「予鈴鳴ったし、もう先生くるよ」 澪「そんなのいいだろ」 唯「! 」 澪「少しくらいなら授業遅く出ても大丈夫だから、ちょっと廊下で話そう」 澪「午前の休み時間に言いかけてたことあったろ? それでなにか……」 唯「…………」 唯「もぅ……そいょ、澪ちゃん」 澪(えっ?) 澪「唯、い、いこ?」グッ 唯「んっ!」ググッ 澪「唯……」 唯「…………」スッ 澪(さっき、なんて言ったんだ?) 紬(……そう。唯ちゃん……) 律「…………」 ~♪ 紬「今日のお菓子は氷砂糖よ~」 唯「…………」ポリポリポリ 澪(部活始まってからも、ずっとこんな調子だな……いったいどうしたんだろう) 律「ムギー。悪いけどおかわり貰える?」 紬「……あ、うん。今淹れるわ」 律「そういや澪。今朝言ってた歌詞ってもうできたのか?」ポリポリポリ 澪「まだできてないよ。そうだ、なぁ唯、お前も朝音楽室に来たのか?」ポリポリポリ 唯「い、行ってないよ……」 澪「でも憂ちゃんが、今朝唯は音楽室に行くって言ってたって。私も音楽室にいて誰か来たような感じがあったし」 唯「行こうと思ったけど、そのまま教室に行ったんだもん……」 律「だよな-。唯は朝私と会ってたんだから。息切らして家から走ってきたんだぜ。多分音楽室に来たのはビッグフットが……」 澪「ひぃいっ! そんなのがいるわけないだろ!」 澪「……なぁでも唯」 唯「行ってないって言ってるでしょ!」バンッ! 澪「!?」 律紬「!」 澪「……そ、そういう言い方はないだろ。憂ちゃんが心配して」オロオロ 唯「もう澪ちゃんはしつこいなぁ! 私帰る!」ダッ 澪「ゆっ唯!?」ガタッ 紬「唯ちゃん……」 律「なんなんだありゃあ……。澪、追いかけなくていいのか」 澪(……どうして、唯……) 律「澪が変なこと言ったわけじゃないけど、一応お前と話していきなりキレたんだからさー。当事者同士で話したほうが」 澪「人が心配してるってのにあんな態度取られてフォローできるほど、私は人が出来てないよ」 澪「唯なんてもう知らない」フィ 紬「……澪ちゃん。唯ちゃんにだって何か事情があるのかもしれないわ」 澪「いいよ知らない。これじゃ今日は部活にならないだろ。私も帰る」 律「いい加減にしろよ!」 澪「!」 紬「!」 律「朝から唯があんな暗い顔して、昼間はもっと酷かったじゃんか。それを放って帰るだぁ? ふざけんな!」 澪「り、律……」 律「今の唯に何が必要なのか、澪にはもう分かってんだろ!」 澪「…………」 紬(梓ちゃん……ごめんね) 紬「澪ちゃん。これ、唯ちゃんの鞄。持って行ってあげて」 澪「…………」 澪「わかった」 澪(律、ムギ……恩に着るよ) 澪(唯……唯っ!) 澪「どこに行ったんだ? 教室にもいない。鞄を持って行ってなかったってことはまだ校内に……」 澪(いや、唯のことだ。きっとあれだけ取り乱してたら取る物も取らずに飛び出しただけのはず) 澪(だったら学校を出られたら探しきれないかも。まずは昇降口に……) 澪「あれは……」 澪「梓!」 梓「!」 澪「!?」 澪「梓、お前泣いて」 梓「さっさと行ってください!」 梓「唯先輩ならもうとっくにあっちに行きました! だから早く……行ってくださいよぉ……」ググッ 澪「……ああ」 澪(梓ごめん……!) ~♪ 唯「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」タッタッタッタ 唯(最低だ、最低だ私……) 唯(もう軽音部にいられない……!) 唯(あずにゃんを傷つけて、澪ちゃんを傷つけて) 唯(私のせいで、軽音部がなくなっちゃう……!) ガッ 唯「きゃう!?」 唯(手、引っ張られて……誰!?) 澪「唯!」 唯(澪ちゃん!?) 唯「……っ! 放して! 放してよぉ!」 澪「唯! やめっ、暴れるな落ち着け!」 澪(校内でまだ人残って……、そんなの気にしてられるか!) 唯「」ジワッ... 唯「どっどうじで、みおぢゃんがぐるんだよぅ!」グシュ 唯「わだじのごどなんがほうっでおいでよ!」ボロボロ 澪「心配なんだっ!!」 唯「っ!」ビクッ 澪「私が、心配なんだ。唯のことが……」ギュウッ... 唯「……うっぐ、うえっ、うええええんっ!」 唯「いっいまご、ろっ!」 唯「うっ、ぐぅうっ、うぇっえっ、ごっ、ごどわらなげればよがっだ!」 澪「……なにを……?」 唯「あず、あずにゃんのこぐはぐっご、ごどわらなげれば、あずにゃんどもながいい、ままっでっ……」 唯「けいおんぶっもっ、みんなっ、ながよぐっうっ、うぐっ、わっ、わだじがごどわっだがらぁ~!」 唯「ひぅ、うっあうっ、ぐっ……うっうううぅ!」 澪「…………」 澪(律が前に言っていた……唯は軽音部の変化を嫌うって。それは言い換えれば軽音部の、今のままを守りたいってことで) 澪(唯がいつまでも今のままでいたいって言ってたこと) 澪(梓……やっぱり唯に告白してたんだな。それを断って、多分梓が部を辞めることになるかもしれないって。そうじゃなくても前みたいには戻れないって) 唯「みっみおぢゃんなんて、りっ、りっぢゃんどいっじょにいればいっいいじゃん~! ごっぢにくんな゛よ゛ぉ~!」 澪「律は関係ない!」 澪(それは私も同じだ。でも今のままじゃ……) 澪「唯、聞いて」 唯「やっやだぁ~! うっうっう゛あ゛あ゛あ゛ぁ~ん!」 澪「聞いて! お願い……」グスッ 澪「私は……唯が好きなんだ」 澪「いつも唯のこと考えて、唯を思うと胸が苦しくなるほど好きなんだ! だから、梓の告白は断って貰わないと私が困る!」 唯「…………」ボロボロボロ 唯「うっぐぐっ、な、なんでもっどはやぐいっでぐれながっだんだよぅ!」 澪「唯……ごめん」 唯「わだじっあ、あずに゛ゃんっに゛っがっ、がわいぞうなごどじで……」 唯「……ぢがう、わだっ、わだじがっず、ずるいごど、おっおもっで、あずにゃんごべん、ごべんね! あずにゃん……!」 澪「違う、私が、私が悪いんだ……! ごめん唯」 唯「もっもっどあやぐいっでぐれればっみっおぢゃんのっばっばがぁ~!」ギュウゥ! 澪「ごめん、ごめん唯……遅くなってごめん……」ギュウゥ! 唯「ごっごんなに、ずぎなのっにぃ、ずっど、みおぢゃっ、うっ、うぅー!」 澪「私も好きだ、唯が好きなんだ……!」 唯「う゛っう゛っう゛う゛~! み、みおぢゃん……」ギュッ 澪「……うん、唯……」ギュッ 14/14