約 957,591 件
https://w.atwiki.jp/standard/
ここは綾風によるうちの擬人化息子&娘をまとめてみちゃったよ!なウィキです! 親ばかなんだな!と冷たい目で見てやってください!
https://w.atwiki.jp/trapeze/pages/34.html
三月兎(March rabbit) 設定 不思議の国でいつもお茶会を開いているうちの一人。 お茶会より帽子屋といちゃこいていたいだけの万年発情兎。 時計兎と双子だけど自分の方が兄だといって譲らない。だいたいあんな性格悪い兎と血がつながってるなんて認めない。白いのは毛だけだと思ってる。 結構真剣に時計兎が嫌い。 外見 よれたスーツ上下。ネクタイ。シャツ以外全部黒。黒兎。 髪は真っ赤な糸くらい。頭から兎耳。ロップイヤーに金のリングピアス。 性格 頭がちょっとかわいそうな兎。 年中三月。春。 毎月5日には死にかけてみたりみなかったり。6日にはわっしょい。 帽子屋ラブ。チェシャが苦手。時計兎が嫌い。
https://w.atwiki.jp/utinoko/pages/241.html
ティコ(ティコ) 名前 ティコ 性別 女 年齢 10歳 身長 低い 性格 元気いっぱい、明るく人懐っこい、実は寂しがりや。 コラボ (可) 着せ替え (可) その他設定 一人称は、ティコ。お絵描き大好き、色を操るめずらしい魔法、 カラー魔法を使える。 (うちのこ画) 描き主のお名前 あいぎるす
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/58419.html
【検索用 あいうち 登録タグ 作あ 作ああ 作り手 作曲家 作詞家 調声師】 + 目次 目次 特徴 リンク 曲 CD 動画 関連タグ内の更新履歴 コメント 【ニコニコ動画】ボーカロイド作品 特徴 作り手名:『あいうち』 2022年3月、「arigato。」にてボカロPデビュー。 使用合成音声は初音ミク。 リンク ニコニコ YouTube Twitter 曲 arigato。 disillision sayonara。 教室の中できみはひとり 死体泥棒 どうせみんな死ぬんだから CD まだCDが登録されていません。 動画 関連タグ内の更新履歴 + 関連タグ内の更新履歴 関連タグ内の更新履歴 ※「あいうち」「あいうちCD」タグ内で最近編集やコメントのあった記事を新しい方から10件表示しています。 sayonara。 disillision 教室の中できみはひとり arigato。 死体泥棒 どうせみんな死ぬんだから コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/utinoko/pages/280.html
セーラ(せーら) 名前 セーラ 性別 女の子 年齢 ??? 身長 152cm 性格 しっかり者・ちょっと天然 コラボ 可 着せ替え 可(あまりイメージが崩れないようにお願いします) その他設定 ●海を愛する女の子 ●しかし泳げない ●花(うちの子)のお姉ちゃん ●口ぐせは「イエッサー!」 描き主のお名前 あい子
https://w.atwiki.jp/yasagurehituzi/pages/14.html
アメリ・ユニヴェール(Amelie Univers) 性別 女性 年齢 25歳 種族 ヒューランとエレゼンのハーフ 身長 183.5cm 名前の由来 勤勉な 髪色 黒髪に藍色のメッシュ 瞳の色 金色 出身 ラザハン 誕生日 星月日 サベネア島にあるラザハンの名家、ユニヴェール家の長女。外交を学ぶため護衛と共にエオルゼアにやってきた。という建前を利用して弟の様子を見に来たお姉さん。ちゃっかり冒険者ギルドの登録も済ませている。護衛はリテイナーになってもらった。「ラザハンからやってきた淑女」と「駆け出し冒険者」という肩書をうまく使い分けてエオルゼアを満喫している。かつて弟が使っていたリムサ・ロミンサのアパルトメントの一室を仮受け、拠点としている。 家族仲は良好で、弟を溺愛している。幼少時に赤ん坊のトリフネがやってきたとき、憧れだった弟という存在ができたことに喜び、自ら世話役を買って出た。(とはいえ当時6歳の少女だったので、世話役というよりは遊び相手) 「世話役」としての使命に燃えていたものの、まだ子供なので独占欲や支配欲とごっちゃになることもしばしばあり、どこに行くにもトリフネを引っ張っていったり、女装させたりすることもあった。また、幼少のアメリがはっきりとトリフネの精神性を理解していたわけではないが、少なからず何か感じるものがあったため、自身とともに淑女教育を受けさせたりしていた。しかし、それを見かねた兄のヒューゴが放った一言がトリフネに多大なショックを与え、そこから後々ユニヴェール家の「三大珍騒動」の一つとして語り継がれるほどの兄妹初のガチ喧嘩へと発展した。 やがて成長とともに、どんどん自分を押し込めていくトリフネを助けたいと思うものの、トリフネや自分を取り巻く環境も理解できてしまったので歯がゆい思いをしつつ、「自分のわがままに弟を振り回す姉」のフリすることでこっそり息抜きをさせていた。 19歳になったトリフネが、冒険者になり家を出ていくと決めたとき一番最後まで反対していた。とくに、トリフネがユニヴェール家の家系図から除名してほしいという提案だけは頑なに拒否し、もし除名を実行するなら私も消えますと大騒ぎしていたほど。最終的に除名はさせなかったものの、冒険者として旅立つことにはしぶしぶ折れた。しかしそこには「まぁ近いうちに私もエオルゼアに行けばいいか」という目論見があったことは家族全員が気が付いていなかった。 詳細 【戦闘技能と超える力について】 たしなみの一つとしてサベネアの伝統舞踊「クリークタンツ」を幼少期から学んでいた。クリークタンツは戦闘舞踊でもあるので、投擲武器による戦闘行為も可能。他、護身術の一環として護衛のイゴールから巴術も学んでいる。 「超える力」には目覚めていない。蛮神に対する耐性もない。 エオルゼアにやってきて冒険者に扮して依頼をこなすこともあるが、戦闘行為が伴うものはあまり引き受けていない。 【本業について】 アメリの本業は商人。ユニヴェール家は錬金薬の老舗として商会を営んでいるが、アメリはその子会社である美容専門店「」のオーナーでもある。ゆくゆくはエオルゼアにも店舗を根付かせようと、日々顧客開拓や営業に余念がない。冒険者業も情報収集手段の一つとして利用している節がある。また錬金術以外にも宝飾、服飾など美容に関わるあらゆることに対しての関心が強く、彫金や裁縫に関してもマイスター資格を取得している。 【エオルゼアでの交友関係】 拠点に使用しているアパルトメントのお隣の部屋に住んでいるハルヒ・ハタタガミとは美容業に連なる者として意気投合。今では最高のビジネスパートナーにして親友という関係。よくお茶会を開いている。ほか、ハタタガミ兄弟たちと交流していくうちにハルヒの姪にあたるエシリス・ホトゴと知り合い、彼女の師匠のような存在になった。可愛い妹が増えたと大変ご満悦。 【婚約者について】 ラザハンで商人をしている幼馴染の婚約者がいる。婚約者の抱える事業が軌道に乗ったら式を挙げる約束をしている。 【トリフネの女性化について】 トリフネは実家に女性化の話を隠していたため、エオルゼアにやってきたときに初めて知った。吃驚したものの、トリフネの体調に異常がないことを確認したらすぐに受け入れた。過去の淑女教育は無駄ではなかったとむしろ満足気。
https://w.atwiki.jp/yasagurehituzi/pages/19.html
サラ・ユニヴェール(Sarah Univers) 性別 女性 年齢 30歳(没) 種族 ヒューラン:ミッドランダー 身長 cm 名前の由来 お姫様 髪色 黒髪 瞳の色 青色 出身 ラザハン 誕生日 星月日 サベネア島にあるラザハンの名家、ユニヴェール家の当主の妹。 詳細 【】
https://w.atwiki.jp/ananhakata/pages/14.html
以下は、http //yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1268371927/から引用 うちのアナン知りませんか? 1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/12(金) 14 32 07.87 ID MVVE0G+z0 行方不明なんです 2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/12(金) 14 32 36.61 ID 1sGDnUVV0 事務室にいます 3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/12(金) 14 33 06.18 ID DqbG5kBu0 さっき資料室にいましたよ 4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/12(金) 14 33 11.96 ID 5L00iDfOO 事務総長かよwwwwwww 5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/12(金) 14 35 07.03 ID h2RAx3WhO さっき、アセンブラを体内に入れらるてたぞ 6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/12(金) 14 35 15.42 ID xja842i/0 コフィなら国へ帰りましたよ 7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/12(金) 14 35 18.15 ID DxZZO6uwP 福岡っす 8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/12(金) 14 35 29.65 ID 86qBw6BA0 僕からもお願いしますアナンさん出てきてください そして博多駅へ行ってください 9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/12(金) 14 35 59.69 ID /X8zlp7UO お尻です 10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/12(金) 14 36 01.27 ID R6aedVPRP 8 お前が行け 11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/12(金) 14 36 24.21 ID d4lx/Gao0 8 お前www 12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/12(金) 14 38 16.18 ID jCfWr4gR0 「阿南」って書いて「あなん」って読む苗字もあるよな 13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/12(金) 14 38 38.02 ID MVVE0G+z0 アナンの特徴 25国籍 14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/12(金) 14 39 05.05 ID 4kpvXYgS0 ttp //www.bekkoame.ne.jp/i/anan/ 15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/12(金) 14 40 22.77 ID 2mjBvu9g0 梅宮辰夫スレかと 16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/12(金) 14 43 20.64 ID SXaLnAIE0 お前の尻についてるだろ 17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/12(金) 14 43 29.22 ID h2RAx3WhO 12 阿南市長のことだろ? 惜しい人を無くしたな。 18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/12(金) 14 44 28.25 ID eMq4ts3Q0 8 アナン乙 19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/12(金) 14 49 49.68 ID vbhi1bSm0 あっアナンの穴ん!wwww
https://w.atwiki.jp/kaachansugoi/pages/38.html
201名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします投稿日:2009/04/16(木) 05 40 54.43 ID Ax0QvrS80 結果的に、9歳の妹に出し抜かれた私は、なんだか母親の泣き顔を見るのが辛くて、そそくさと部屋へ戻った。 変な時間に昼寝を挟んだせいで、ベッドへ横になっても全然眠れない。深夜、DVDでも見ようとリビングへ行くと、母親が勉強をしていた。 「まだ起きてたの?もう3時だよ」と言っても、母親はノートから目を離さず、「あんたが作ってくれたプリンでやる気全快だから、あと30時間は起きていられる」と冗談ぽく言ってた。 母ちゃんのために作ったんじゃない、と言いかけたけど、なんだか言ってはいけない雰囲気な気がして、結局黙って部屋へ戻った。 219名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします投稿日:2009/04/16(木) 05 46 39.95 ID Ax0QvrS80 母ちゃんの会社には社報みたいなものがあるんだけど、ある日母ちゃんが社報を持って帰ってきて、自分に見せてきた。 社報いっぱいの見出しは、「課長の娘さんは世界一のパティシエ」(とかそんなだったと思う) 課長が疲れて帰ってきた時…自慢の娘さんが何と手作りプリンを作って出迎えてくれた! 母ちゃん「私は世界一幸せな母親です(笑)」 みたいな、そんな記事が書かれた社報。 「専務にちょっと自慢したら社報に乗っけてくれてさぁ」 とか言って嬉しそうにしている母ちゃんを前に、嬉しいとか恥ずかしいとか、そんな気持ちより先に母ちゃんが 課 長 へ昇進した事が一番驚きだった。 231名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします投稿日:2009/04/16(木) 05 50 05.88 ID Ax0QvrS80 うちの母ちゃん、ふっつーの高校卒業して、ふっつーに高卒でOL経験して、ふっつーに結婚した人。 特に秀才でもないし、特に何か飛びぬけて凄い物もっているわけでもない(と思う) 生活費の足しに始めたパートで、パートから社員へ、社員から主任へ、主任から現場責任者へ、そして課長。 いやもう、どっかのテレビ局が取材に来てもおかしくないんじゃね?と思うばかりのトントン出世にみえた。 241名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします投稿日:2009/04/16(木) 05 58 44.88 ID Ax0QvrS80 ちょとうんこしてくる 245名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします投稿日:2009/04/16(木) 06 02 44.31 ID Ax0QvrS80 社員数60人くらいの小さい会社だけど、それでも課長は凄いと思う。 しかしまぁ、母ちゃんの出世と引き換えに、母ちゃんの帰宅時間はどんどん遅くなっていった。 理由は簡単。ISOとかいうのを、母ちゃんが筆頭に会社で取得しようとしていたらしく、母ちゃんは勉強に研修に、と あちこち回っていたからだ。 259名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします投稿日:2009/04/16(木) 06 07 55.26 ID Ax0QvrS80 244 1 町工場なので、現場の人間はDQNか派遣かパートのおばちゃんばかり。(工場勤務の人、偏見ある言い方すまん) 人間関係もだめだめらしく、ISO取得と同時に、そのだめだめな人間関係も修復しなくちゃ駄目だ!と思ったらしい母ちゃんは、 自ら“24時間電話相談”とかいうのを始めて、人間関係や仕事の悩み、果てはパートのおばちゃんの家庭の悩みや若い社員の恋愛事情まで 全部丸ごと相談に乗るわよ!みたいな活動を始めた。 269名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします投稿日:2009/04/16(木) 06 15 08.96 ID Ax0QvrS80 249 あれはあくまでもモデルはいるが、架空の話だろ?(多分。読んだ事ないから詳しくはしらんがw) 母ちゃんは日本のどこかで今日も元気に生きてる実在の人だからな 毎日毎日遅く帰宅しては、電話で社員の悩み相談を受ける母ちゃん。 ある時なんか、パートのおばちゃんが「旦那が浮気してるかもしれない」と泣いて電話をかけてきた時、「今から行くから!」と夜中に家を飛び出していったし、 またある時は派遣で将来が心配…と言った男の子を、午前休を使ってハロワへ連れて行った事もあるくらいだ。 のめりこむと凄まじいというか、周りが見えなくなる母ちゃん。 なにをやらせても、常に100パーセントを出す人だと思った。 275名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします投稿日:2009/04/16(木) 06 18 54.40 ID Ax0QvrS80 相変わらずニートだった自分と、アルバイトで忙しい兄と、ほとんど家にいる時間がなくなった母ちゃん。 自分はニートながらに、ずっと貯めてたお年玉(w)とかを切り崩して、時に兄から小遣いをもらい、自由奔放に遊びまわっていた。 その内、家に帰るのがいやになってきて、寮付きのキャバクラにでも勤めればもっと自由になれるとか本気で思っていた当時の自分。 ふらふら遊んでは、夜中に自宅へ戻る事が増えてきた。 284名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします投稿日:2009/04/16(木) 06 24 10.51 ID Ax0QvrS80 271 すまん、そんな壮大なオチはない… ある日、夜中遊ぶ友人が捕まらなかったので、久々に早い時間(といっても夕方6時くらい)に自宅へ戻った自分。 家へ戻ると妹がテレビを見ていて、自分を見るなり嬉しそうに「おかえりなさい」と言って抱きついてきた。 相変わらずおもらしが続いているらしく、まだおむつが外せない妹。ほこりをかぶったランドセルを見れば、やはりまだ不登校のようだった。 不登校の妹が、誰かと話す機会はなかったらしい。 私は家へ戻らないし、兄はアルバイトの合間しか家へ戻ってこない。母ちゃんも、同様。 孤独だったらしい妹は、「お姉ちゃん、今日はもうお出かけしない?」「○○(妹)と一緒にポケモンしてくれる?」としきりに聞いてきた。なんかちょっと泣けてきた。 290名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします投稿日:2009/04/16(木) 06 27 51.31 ID Ax0QvrS80 なんだか妹が不憫に思えて、ぴったりと自分に寄り添って離れようとしない妹の頭をその日はずっと撫でていたと思う。 そんなこの日。一番衝撃だった出来事。それは妹の夕食だった。 「お姉ちゃん一緒にご飯食べよう」と言って、妹がどこからか持ってきたのは、カロリーメイトの4本パック。 「お姉ちゃんの分もあるよ」といって、同じ4本パックのカロリーメイトの箱を自分へ手渡して、妹は当たり前のようにそれを食べ始めた。 1-4へ
https://w.atwiki.jp/legends/pages/4725.html
うちの猫は世界で一番可愛い 「えーっと、ワイシャツとスーツと靴下とシャツと……」 パジャマを着た一人の男が、明日の準備にいそしんでいる。 「はんかちと眼鏡と資料と買い物リストと……よし、準備ばっちり!」 用意するものをすべてそろえ終えた男は満足そうに頷き、部屋をぐるりと見渡す。 部屋の壁一面に張り巡らされた猫のカレンダーや猫のポスター。 そして本棚の上や4段ラック、机の上からカーペットの上まで、いたるところに配置された猫のぬいぐるみたち。 この男、生粋の猫好きである。 「うん、片付け忘れもなし。これで今日やることはなくなったかな……よし、じゃあ寝るとしますか」 おやすみ、と誰にともなくつぶやき、男は電気を消して布団にもぐる。 それから十分も経たないうちに、静かな寝息が部屋を支配した。 『にゃー』 その静まり返った部屋に、猫の鳴き声が響く。 だが男はすでに熟睡しており、その鳴き声には気づかない。 『よーし、みんな起きるにゃー!』 直後、部屋のぬいぐるみたちが一斉に動き始めた。 「んん……っ、やっと夜かー!」 「夜なんだから寝ようよぉ……ふあぁ」 「遊ぶ?ねぇ遊ぶ?遊ぶよね?ねぇねぇ?」 「まったく、毎度毎度騒がしい奴らだ」 眠りから覚めた猫のように伸びをするもの、あくびをしたかと思うと丸まって寝てしまうもの、早くも床を駆け回るものと、その動きは猫そのものだ。 次いで壁のポスターやカレンダーの中の猫たちも、毛づくろいを始めたり体をこすり合わせたりと、写真や絵の中でめいめい動き始める。 部屋の壁を覆うポスターやカレンダーと、部屋を埋め尽くす猫のぬいぐるみたち。 ポスターなどに描かれた猫たちの視線は、部屋の中を幾重にも交わっている。 「ポスターの視線が重なると霊道が開く」といわれ、それによって招かれた霊が「付喪神」となってぬいぐるみやポスターなどに憑く。 そのような要因が重なった結果、この部屋では毎夜、猫によるナイトミュージアムが展開されているのである。 「ゆきひ、ねぇゆきひ!早く早く!遊ぼうよ!」 「うるさいなぁ。キミと遊ぶのは疲れるんだよ」 「えー、そんなこといわないでさー。うりゃあ!」 「いてっ!なにすんだよひょうが!」 「わーい、ゆきひが怒ったー!逃げろー!」 豹柄の猫とユキヒョウの追いかけっこが始まった。 寝ている男を踏んづけ、畳まれた服を乱し、ゴミ箱を蹴飛ばしたりと、やりたい放題である。 『あ、こら!部屋散らかすんじゃないにゃ!ちゃんと片付けるにゃ!』 『まぁまぁ、元気があるのはいいことにゃ。のびのび遊ばせてやるにゃ』 『むー。主に迷惑かけるのは申し訳ないのにゃ……』 『にゃーは猫らしからぬ忠犬っぷりにゃー。もっと猫らしく気ままにいくにゃー』 ポスターの猫たちはその光景を眺めながら談笑する。 そのころカーペットの上では子猫が、一番高い棚の上にいるトラを見上げていた。 「ねぇふゆちー、すらりもそっち行きたいー」 「ふふっ、いいよ。頑張って登っておいで」 「あーずるいー、ふわりも登るー」 『気をつけるにゃー。そこ狭いから落ちるんじゃないにゃー』 「だいじょーぶ、だいじょーぶ……あっ」 ぼふっ。 男の顔面に子猫が落下した。 部屋の猫たちの動きがぴたりと止まり、息を呑んで男を見つめる。 「…………くー……すー……」 『よし、大丈夫にゃ』 『相変わらずの熟睡っぷりだにゃー』 「いたいー。ふゆち助けてー」 「まったく、仕方ないなぁ。今行くよ」 「ふわりずるいー。すらりも落ちるー。助けてふゆちー」 「はいはい、順番ね」 すやすやと眠る男をよそに、猫たちは再び部屋を縦横無尽に駆け巡るのだった。 ・ ・ ・ 窓から差し込む朝日に、男は目を覚ました。 むくりと起き上がって部屋を見渡すと、そこには部屋中に散乱するぬいぐるみたちの姿。 「……ああ、また地震か。最近多いよなぁ。みんなごめんよー、今並べてあげるから……ふわぁ」 男は目をこすりながら布団から抜け出す。 そして部屋に散乱するぬいぐるみたちを拾い集め、それを本棚の上やラックへと並べ始めた。 「えーっと、ふわりとすらりは隣同士で、りおんはしばらく後ろだったから今日は前に。となるとひょうがをこっち側にして、ゆきひは今度は向こうの棚に……」 ・ ・ ・ 「……最後にふゆちを定位置に!よし、できた!」 ぬいぐるみの配置から30分、男は猫に囲まれた部屋を見渡して満足そうに頷く。 「うんうん、今日も我ながら素敵なレイアウト……って時間んんんんんんん!?また遅刻するうううううううう!!」 男は時計を見て叫び声をあげ、パジャマを脱ぎながら洗面所へと走る。 『……朝っぱらから騒がしいやつにゃ』 ポスターの猫のつぶやきに、部屋のぬいぐるみたちは一斉に小さく頷いた。 【終】 「単発もの」に戻る ページ最上部へ