約 4,733,967 件
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/3550.html
「グローランサー3」のモニカ・アレン召喚 モニカがルイズに召喚されました-01 モニカがルイズに召喚されました-02 モニカがルイズに召喚されました-03 モニカがルイズに召喚されました-04
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/283.html
in避難所(作品投下スレ) あの作品のキャラがルイズに召喚されましたin避難所 2スレ目 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part235 in避難所 2ch本スレ あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part328 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part327 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part326 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part325 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part324 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part323 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part322 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part321 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part320 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part319 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part318 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part317 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part316 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part315 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part314 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part313 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part312 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part311 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part310 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part309 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part308 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part307 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part306 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part305 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part304 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part303 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part302 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part301 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part300 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part299 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part298 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part297 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part296 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part295 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part294 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part293 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part292 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part291 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part290 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part289 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part288 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part287 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part286 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part286(実質285) あの作品のキャラがルイズに召喚されました part285(実質284) あの作品のキャラがルイズに召喚されました part283 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part283(実質282) あの作品のキャラがルイズに召喚されました part282(実質281) あの作品のキャラがルイズに召喚されました part281(実質280) あの作品のキャラがルイズに召喚されました part279 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part278 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part277 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part276 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part275 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part274 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part273 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part272 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part271 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part270 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part269 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part268 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part267 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part266 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part265 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part264 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part262(実質263) あの作品のキャラがルイズに召喚されました part262 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part261 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part260 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part259 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part258 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part257 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part256 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part255 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part254 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part253 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part252 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part251 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part250 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part249 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part248 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part247 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part246 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part244(実質245) あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part244 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part243 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part242 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part241 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part240 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part239 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part238 *Part235(実質236)~237嵐スレのため欠番 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part235 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part233(実質234) あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part233 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part232 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part231 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part230 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part229 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part228 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part227 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part226 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part225 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part224 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part223 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part222 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part221 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part220 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part219 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part218 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part216(実質217) あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part215(実質216) あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part215 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part214 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part213 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part212 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part211 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part210 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part209 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part208 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part207 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part206 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part205 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part204 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part201(実質203) あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part202 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part201 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part200 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part199 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part198 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part197 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part195(実質196) あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part195 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part194 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part193 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part192 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part190(実質191) あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part190 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part189 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part188 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part187 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part186 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part185 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part184 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part183 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part182 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part181 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part180 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part179 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part178 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part177 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part175(実質176) あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part175 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part174 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part173 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part172 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part171 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part170 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part169 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part168 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part167 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part166 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part165 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part164 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part163 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part162 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part161 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part160 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part159 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part158 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part157 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part156 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part155 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part154 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part153 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part152 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part151 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part150 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part149 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part148 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part147 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part146 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part145 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part144 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part143 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part142 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part141 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part140 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part139 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part138 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part137 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part136 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part135 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part134 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part133 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part131(実質132) あの作品のキャラがルイズに召喚されました part131 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part130 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part129 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part128 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part127 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part126 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part125 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part124 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part123 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part122 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part120(実質121) あの作品のキャラがルイズに召喚されました part120 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part119 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part118 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part117 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part116 あの作品のキャラがルイズに召喚されましたpart115 あの作品のキャラがルイズに召喚されましたpart114 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part113 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part112 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part111 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part110 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part109 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part108 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part107 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part106 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part105 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part104 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part103 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part102 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part101 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part100 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part99 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part98 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part97 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part96 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part95 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part94 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part93 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part92 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part91 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part90 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part89 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part88 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part87 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part86 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part85 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part84 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part83 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part82 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part81 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part80 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part79 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part78 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part77 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part76 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part75 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part74 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part73 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part72 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part71 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part69(実質70) あの作品のキャラがルイズに召喚されました part68(実質69) あの作品のキャラがルイズに召喚されました part67(実質68) あの作品のキャラがルイズに召喚されました part67 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part66 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part65 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part64 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part63 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part62 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part61 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part60 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part59 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part58 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part57 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part56 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part55 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part54 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part53 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part52 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part51 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part50 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part49 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part48 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part47 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part46 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part45 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part44 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part43 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part42 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part41 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part40 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part39 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part38 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part37 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part36 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part35 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part34 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part33 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part31(実質32) あの作品のキャラがルイズに召喚されました part30(実質31) あの作品のキャラがルイズに召喚されました part30 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part29 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part28 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part27 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part26 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part25 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part24 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part23 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part21(実質22) あの作品のキャラがルイズに召喚されました part21 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part20 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part19 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part18 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part17 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part16 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part15 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part14 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part13 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part12 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part11 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part10 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part9 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part7(実質8) あの作品のキャラがルイズに召喚されました part7 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part6 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part5 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part4 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part3 あの作品のキャラがルイズに召還されました part2 あの作品のキャラがルイズに召還されました
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/5257.html
もしもゼロの使い魔のルイズが召喚したのがサイトではなかったら?そんなifを語るスレ。 の、まとめサイト。 検索 and or 現スレ あの作品のキャラがルイズに召喚されました part328 前スレ あの作品のキャラがルイズに召喚されました part327 作品投下スレ あの作品のキャラがルイズに召喚されましたin避難所 2スレ目 歴代スレ 過去ログ保管庫 避難所 更新履歴 新着情報 長編(五十音順)あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行 その他 長編(話数順)01~04P 05~14P 15P~ 長編(完結) お預かり作品 小ネタあ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行 その他 ??? 登録タグ お絵描き掲示板 リンク
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/3987.html
前ページモニカがルイズに召喚されました 注意事項 極左と極右で言い争っているので下手を打つと世界観バッシングに見えます。 気に入らない人はスルー推奨。 原作の世界観は尊重しますが順守しません。 好き勝手に書きたい事を書いているので作品として軸がぶれています。 ネタばれですが当面ガンダールブ出て来ません。いらない子です。 さて、この世界のお風呂事情と言うものを書いておこう。 貴族と違って平民のお風呂は湯船なんてものは無い。 お湯を張って肩まで浸かると言う贅沢は貴族だけのものである。 では平民はどうするのか? お湯で体を拭くか、熱した石に水を掛けてサウナを作るのである。 いつもはルイズが風呂に入っている間に部屋で体を拭いているモニカであるが、そのタイミングを逃してしまったのでサウナに来ていた。 と、言う訳で今回はのっけから入浴シーンである。 残念な事に時間をずらして入りに来ているのでモニカ以外は言っていないのであるが。 ルイズがモニカを召喚しました。 第4話。 フェザリアンの悪癖に一つの事に集中すると周りが見えなくなるというものがある。 成功率の低い事柄をすっぱり切り捨て、必要と思われる事を研究する際は種族全体が一丸となって取り組むのである。 彼らは各自役割分担して自分の適性に適った仕事しかしないから高い科学力を持つに至った。 よく言えば諦めがよく、集中力があるとも言える。 逆に言うと一度取り掛かった事以外どうでもよくなる。 モニカはハーフとはいえ母親の特性を色濃く受け継いでいた。 そしてその特性ゆえにしくじったのである。 つまるところハルケギニアの言い回しを調べるのに夢中になった挙句、食事の時間を逃しておまけにお風呂の時間も逃した訳だ。 気が付けば空には天高く月がそびえ立っていて寮の窓からもれる明かりも消えつつあった。 唯一明かりが消えないだろうと思われるのは彼女の主人の部屋の隣である。 あっ、窓から炎が噴き出してる。 モニカは思った。 『ま、仕方ないわね』 諦めと割り切りの良さは流石はフェザリアンである。 そんな訳でモニカはこの世界はじめてのサウナを堪能していた。 こんな時間にサウナを使っている人間なんて居ないから、ベンチにタオルを広げてごろりと寝転がっても大丈夫。 ちなみに世の中には塩サウナなどと言うものがあるが彼女に塩を掛けて「よし、焼き鳥だ」とか言ってはいけない。 サウナと言う物には大きく分けて2種類あって乾式と湿式に分類される。 モニカが利用しているのは湿式である。 正確には乾式の施設を湿式として利用している。 桶に水を汲んできたハーブを溶かし、もともと設えてある石に定期的にかけてやれば湿式サウナのできあがり。 やっている事は石にたまった熱量で部屋を暖めるのではなく水を蒸気に変える事に使っているだけである。 温度調節や湿度調節をしながら入らなければならないのが一手間だろうか? 乾式サウナは喉や肌、もっと言えば髪の毛や羽を痛めやすいことからモニカはこれの使用を避けているのである。 なにより乾式だと室温が100度くらいになるのでリングウエポンが酷い事になる。 リングマスターの最大の敵は乾式サウナだったんだよ! ΩΩΩ<な、なんだってー! 暖かい湯気を満喫していると誰かが入ってくる気配を感じた。 迂闊だった、こんな時間まで起きている人間がいるとは想定外だった。(徹夜組は除く) 仕方ないとすっぱり諦めてドアを開けて入ってきた人間に声を掛ける。 「こんな時間にお風呂に入りに来る人が居るとは思わなかったわ」 「いつもはもっと早いのですけど、あの学院長に図書館の本の整理を頼まれてしまいまして どうも、図書館で派手に魔法を使った生徒が居たようで…」 「それは不幸な事故ね」 「立派な人災だと主張したい所です」 二人そろって苦笑を浮かべた。 こんな時間に入ってきたのはミス・ロングビルだった。 迂闊な生徒の所為で今日は残業のようだ。 「とんでもない秘密を見られたって言うのにずいぶん落ち着いてますね」 「今更バタバタしても事態は好転しないもの」 「あなた…翼人だったんですね」 「………信じてもらえないとは思うけど別種族よ。 半分は人間の血が流れているわ」 「翼が小さいのは種族的な特徴かしら? それとも混血だから?」 「後者よ。 こっちではファザリアンの地位がよく分からなかったからしばらく黙っておこうと思ったのだけど 調べてみたら亜人種はあんまり人間扱いされそうに無い身分だったんで言い出せなくって…」 「私が言うのもなんですけど、ここを離れるという選択肢は? 多芸なあなたなら1人でも生活できるでしょう?」 「そうするのが私にとって一番よさそうな選択肢なのは分かっていたのだけども ルイズを放ってここを出て行く事も出来なかったの」 ロングビルは考えた。 ここは学院長に報告するべきではだろう。 迂闊な同情で自分の身分を危うくする必要はない。 この娘が人間で無いと言う事がわかれば学院長の悩みの種もなくなる事だろう。 あのセクハラが復活してくる事は間違いないだろうがそれを差し引いても最近気の毒になってきたのだ。 フーケは思った。 この娘は何かに利用できるかもしれない。 学園の宝物庫を狙って早2月、滅茶苦茶な強度の固定化とロックに手を出しあぐねていたのだ。 なんでもスクエア数人がかりで儀式魔法をやったらしい。 セクハラにはうんざりでお宝を諦める事も考えたのだが、それでも何でも願いをかなえてくれるという『奇跡の石』は諦めるには惜しい。 マチルダは妹を思った。 外の世界を見てみたいと言うティファ。 きっと彼女も街に出るのなら出自がわからないように偽装するのだろう。 その耳を見せてしまうとみんなが驚いてしまうから。 いきなり召喚された彼女。 そこに味方も居なかった。 気丈に話しているけれどその内心、どんなに心細かったのだろう? そこまで考えた時、天使の声を聞いた気がした。 「姉さん、困ってる人がいたら………助けなきゃ、ね?」 満場一致。 ティファがそう言うのなら仕方ない。 それに子供とはいえ馬鹿な貴族を叩きのめしてくれるモニカが居なくなるのは勿体無い気がする。 この件は自分の胸に閉まって鍵をかけておこう。 あのセクハラ爺にはもうちょっと困っていてもらう。 「…いいわ。 ま、黙っていてあげる。 …信用して無い顔ね? 私も似たような子を知っていてね。 その子も街に出る時は隠して出てくるだろうから」 「私はその子の代わり?」 ロングビルは静かに首を振って答えた。 だってその子が言ったのだ。 「世の中、持ちつ持たれつだって言うでしょう?」 あんまりにも愛らしい声だったからどこの天使の声だと思ったけど、よく聞いてみたらただの妹の声だったよ。 by マチルダ あいも変わらず遅筆で申し訳ない。 2000文字くらい書いてるのに3レス要らなかったのは多分投稿する時の行数を変えたからかな? ボリュームはちょっとパワーダウンしてるだけだと思います。 最近気が付いたんだけど2話位まで私、リングウエポンをリングウエッポンって書いてました。 作品キーアイテムの固有名詞を間違えるなんて恥ずかしい事をやらかしたものです。 穴があったら2000年くらい埋まっていたい… 以下、書いてるときに浮かんだ一発ネタ妄想とも言う。 ごきげんよう ごきげんよう さわやかな朝の挨拶が澄みきった青空にこだまする 汚れを知らない心身を包むのは貴族の名誉とメイジの誇り スカートのプリーツは乱さぬように メイジのマントは翻らせないように ゆっくりと歩くのがここでのたしなみ ここは王立トリステイン魔法学園 ブリミル様のお庭に集う貴族の園―――――― 名付けて「ブリミル様がみてる」 多分まだ誰もやって無いと思うけどそのうちにやられそうなのでおまけにした。 反省はしていないが後悔はこれからやる予定。 ケティを妹にしてモンモンの嫉妬を受けるギュー子お姉さまとかはやらない。 前ページモニカがルイズに召喚されました
https://w.atwiki.jp/anozero/
もしもゼロの使い魔のルイズが召喚したのがサイトではなかったら?そんなifを語るスレ。 の、まとめサイト。 今日は - 人召還されました。 昨日は - 人召還されました。 現在までの出荷数は計 - 人です。 未掲載作品や新作などがあれば、有志諸君で協力して更新してくれると助かります。 新作掲載時は、五十音順と話数順のページ、両方へのリンクも忘れずに。 SSをwikiへまとめる方法についてはコチラ wikiを更新した方は避難所の「まとめwiki更新報告スレ」へ入力をお願いします (未掲載作品/話の登録・作者自身による修正除く) あくまで同名スレのまとめサイトです。wikiへの直接投稿はお控え願います。 2015年11月追記:作品投下先を避難所の投下用スレに移転しました。以後、2chの本スレに投下されても対応できません。御注意下さい。 検索 and or 各SSにつけている分類タグから検索する:登録タグによるSS検索 現スレ あの作品のキャラがルイズに召喚されました part328 前スレ あの作品のキャラがルイズに召喚されました part327 作品投下スレ あの作品のキャラがルイズに召喚されましたin避難所 4スレ目 歴代スレ 過去ログ保管庫(更新停止中) 避難所 作家専用チャット お絵描き掲示板 Q:あの作品がまとめに無いんですけど……。 A:気付いた人が積極的にやりましょう。 Q:「お預かり作品」のページに他スレの作品をまとめてもいいっすか? A:事前にそのスレの住人と作者に確認を取った上で、運営議論で承認を得てからどうぞ。 運営議論スレ→http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9616/1283476347/ Q:しまった!間違えて登録しちまった! A:ページ名の変更及びページ削除は管理人にお任せ下さい。 依頼先はこちら→まとめwiki更新報告スレ Q:作品の元ネタが分かりません! A:申し訳ありませんが各自でお調べ下さい。 どうしてもわからない場合はこちら→元ネタ質問スレ 参考リンクゼロの使い魔(wikipedia) +... ;
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/3557.html
前ページ次ページモニカがルイズに召喚されました 彼女は気が付くと青空の下でたくさんの人間に囲まれていた。 みんな一様にマントを羽織って目の前に居る人物をあざ笑っていた。 「子供だ。ルイズが子供を召喚したぞ」 「流石はゼロのルイズだ。 とてもじゃないが真似できないぜ」 「真似したくないけどね」 見た所、学生のようだ。 それにしてもなんて程度の低い。 他者を貶める事でしか自分の優越感を守る事が出来ない、まるで子供だ。 人間の教育がどんな物なのかは知らなかったが彼女の周りには道徳観念のよく出来た人間 ばかりだった。 つまるところ人間に対する過大評価があった訳だが。 『私が飛べない事で苛められたのはいつの事だったのだろう?』と、ここまで考えて思考 を中断する。 もしかしたらここはとんでもない辺境なのか、もしくは異世界である事も考えた。 だとしたら自分がフェザリアンである事を話すのもまずいのかもしれない。 相手がどんな文化を持っているのか分からないのだ、もしかして精霊使いやファザリアン を目の敵にしているかもしれない。 ちょうど総本山に帰る途中で、翼を隠せるようなローブを着ていたことに安堵した。 注意深く、周りの人間の指を確認する。どうやらリングマスターは居なさそうだ。 ルイズがモニカを召喚しました 第1話 "ゼロのルイズ"と呼ばれた彼女が『やり直しを要求します』とか"ミスタ・コルベール"と呼 ばれる人物―多分ここの責任者だろう―が『使い魔』とか『神聖な儀式』とか『伝統』と か『進級』がどうとか言っている。 大体自分の置かれている立場については大体分かったが、見知らぬ他人の進級の為に使役 される立場に落とされるなんて冗談ではない。 契約しなきゃ留年だというなら留年して不幸になってしまえー 「アンタ誰?」 「礼法がなってないわ。 見た所学生のようだけど、人に名前を聞く名前を聞くときは自分から名乗るものだって習わなかったの?」 「……ルイズよ。 ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール」 "de" つまり貴族様である。 モニカも長ったらしい名前を聞いて偉そうな態度で接してくるのは偉そうな身分の人間だ からだと理解した。 だいたいが長ったらしい名前の人間は性質が悪いと学習済みである。 「モニカよ。モニカ・アレン。 私をここに呼び出したのはあなたかしら?」 「そうよ。 あなたは私のサモン・サーバントの魔法で呼び出されたんだから私の使い魔 になりなさい」 いきなり命令形。 流石貴族様だ。 だがモニカにとってむしろ話の内容の方が重要だった。 機械の補助と精霊使い2人で行った英雄召喚のような大規模魔法を学生の少女が行ったと 言うのだ。 これが本当ならもう異世界大決定である。 おそらく自分の知らない未知の魔法技術なのだろう。 いや、この世界の魔素の密度から調査しなおす必要があるかもしれない。 「それにしても、とんだ野蛮な地域に呼び出されてしまったものだわ」 「ややややや野蛮ですって?」 ため息をつくモニカ。 怒りでぐるぐるになるルイズ。 「神聖な儀式で、人間を召喚して働かせる民族の何処が野蛮じゃないの?」 「だってあんた平民じゃない。 平民が貴族の為に働くなんて当然の事よ」 「キシロニア連邦は民主主義だから貴族と言う身分が無いだけ。 私は平民じゃないわ」 「キシロニアレンポウ? 何処の田舎よ」 「自分が知らない地名を田舎と決め付けるのは文明人としてどうかと思うわ」 「じゃあ何処の国よ?」 「国の名前よ。 王や貴族と言うものの変わりに議会政治で国を運営しているわ。 人口は少なく見積もって400人位かしら?」 「小国も良い所じゃない!」 「それは仕方ないと思うわ。 戦争で大分死んでしまったもの。 今は復興中よ。」 時空融合計画で大多数が他の世界へ避難した事は言わない。 流石に信じてもらえないだろうから。 「じゃあ、あんた魔法使えるの?」 「勉強すれば普通使えるものでしょう?」 「嘘おっしゃい! 平民に魔法が使えるわけ無いじゃない! 嘘をつくならもっともっともらしい嘘をつくことね!」 どうやらここでは一握りの人間しか魔法を使う事が出来ずしかもそれが遺伝するらしい。 魔法が使えるものをメイジと言い、それが貴族階級を作っているようだ。 異世界へ渡った人間達が"グローシアン"と言う特権階級を作り上げた事を考えると人間と 言うものは実の所どこも変わらないのではないか? とも思う。 「とにかく私は王家に連なるヴァリエール家の三女なんだから平民なんかとは違うのよ」 「なら貴族の何処が優良種なのか証明して見せて欲しいものね。 『貴方』が『私』に勝てそうなのは年齢くらいに見えるのだけど?」 ルイズは考えた。 『ゼロのルイズが使い魔の平民に論破されてやんの』とか言う野次は当然無視である。 彼女自身そもそも魔法が使えない。 年下相手に取っ組み合いで勝っても大人気ない。 編み物で勝負とか言っても受けてもらえないだろう。 しばらく考えて勝てそうなものを見つけたので言ってみる。 「えっと…そう!胸とか!!」 13歳に勝ち誇るな。 どんぐりの背比べみたいな洗濯板を見ながら内心『2年後を見てなさい』とか思いつつ モニカは話す相手を変える事にする。 「あなたじゃ話にならないことは分かったわ。 この"神聖な儀式"の監督をしているのはそちらの先生かしら?」 「ミス・アレンだったかな? 私がこの生徒達を引率しているジャン・コルベールだ」 「じゃあミスタ・コルベール。 私が彼女と契約しなかった場合どうなるか教えてちょうだい」 このコルベールという人物は学園の中でもルイズに同情的な教師の1人だ。 彼女が影で努力をしているのを一番評価しているのもおそらく彼だろう。 加えて魔法は破壊だけに使われるべきではないとの信念の持ち主で、聞いた事も無いよう な遠い国から召喚されたであろう目の前の少女にも同情的な想いなのであった。 詰まるところ苦労人であった。 おかげで生徒から影でコッパゲと陰口を叩かれる程である。 しかしながら自分の立場は教職なのであり目の前の少女に使い魔になってもらわなければ ならない。 しかたなく彼は対話を開始する。 「彼女は留年と言う事になるな」 「留年させておけばいいじゃない」 にべも無い言葉。 くじけそうになったがコルベールは話を続ける。 「いや、しかしだね…」 「むしろ使い魔を召喚する力量を問うのが今回の試験の目的なのだとしたら私を召喚した 時点で十分なんじゃないの?」 「…古今東西、人を使い魔にした例はないが、春の使い魔召喚の儀式のルールはあらゆる ルールに優先するんだ。 従って彼女の呪文で召喚されてしまった君が契約するまでが試験対象になる」 「例外は?」 「ない」 「ルールじゃ仕方が無いわね。 じゃあ、そのルールを制定した人か、ルールを管理している人に会わせて頂戴。 古今東西、人を使い魔にした例は無いと言ったわね? 本当に異邦人が召喚された場合に相手の意思を無視してまで使い魔にしなければなら ないのか確認を取るわ」 「あー…そんなに契約が嫌かね?」 「その契約の呪文はあんなドラゴンも制御下に組み入れてしまうのでしょう? 絶対に魅了の呪文が織り込んであるわ。 お断りよ」 示す先には風竜の子供、確かにあんなのが暴れだしたのなら、ただじゃすまないだろう。 コルベールは少女の観察眼に舌を巻きながら仕方なく契約の一時延期を告げるのであった。 /*/ 流石に部外者を学園の中に入れるのに書類が必要だと言われて30分ほど待たされた後に秘書の女性に案内されて階段を上り始めた。 秘書の名前をロングビルと言うらしい。 どこか作った様に感じたが、貴族とか平民とかそんな環境では地のままで過ごすのも難しいのだろうと勝手に解釈した。 長い階段を抜けて建物の最上階―――学長室まで通される。 席には年をとった学長と思われる老人と、未契約の使い魔に対して監修の義務があるコルベール。あと留年が掛かっている当事者のルイズ。 「ワシがこの学院の学院長を務めとるオスマンだ」 「聞いていたのより真面目そうな人ね」 「………ミスタ・コルベール。 ワシの事をなんと言って話して聞かせていたのかね?」 「いえ、事前に話を聞かせていたのはミス・ヴァリエールです。 今後、使い魔として共同生活を送る可能性があったので、私が交流を推奨しました。 もっとも間違っているとは思わなかったので否定しませんでしたが」 「おぬしがワシの事をどう思っとるのかよーく分かった」 オールド・オスマンが今期の査定を付けはじめる。 もちろん場の空気を和ませる為のギャグだ。 目の前の男が慌てふためくのを見るとついやりすぎてしまうのは仕方あるまい。 ほーれほーれ。 「そろそろ本題に入らせてもらうけどいいかしら?」 「ああ、すまなかった」 「『春の使い魔召喚の儀式において、それが何者であれ、呼び出された以上、術者の使い魔としなければならない』 このルールは人にも適応されるものなのかしら?」 「春の召喚儀式と言うか…サモン・サーバントの呪文はお互いがお互いに必要な者を引き合わせる呪文じゃ。 仮にサモン・サーバントを唱えなおしたとしても、お前さんの前にゲートが開くだけじゃな。 そして召喚儀式の本義は使い魔によって本人の適正を確定して専門課程に進む為の準備を促す事じゃ。 結局、お前さんが使い魔をやらない限り彼女は留年する事になるの」 「一つ付け加えるなら、サモン・サーバントの魔法は対象を指定できないと言う特性があります。 先天的に適性が決まっていてミス・ヴァリエールがあなたを指定したという訳ではないのです。 私としても彼女が留年してしまうのも忍びない。 どうか契約を行ってはいただけないでしょうか?」 「それは、いつまで?」 「一生です」 「話にならないわ」 捨て犬のような目でコッチを見てくるコルベール。 いや、お前がそんな顔しても可愛くないから。 コッチ見んな。 「大体、貴族でもない人間がこうして交渉の場を作ってもらったって言うのにごちゃごちゃ屁理屈をならべないで頂戴。 ちゃんと可愛がってあげるから、私の使い魔になりなさい」 彼女の名誉の為に補足しておくと性的な意味ではない。 「じゃあ、今抱えている問題点をあなたにも分かるように例え話をする事にしましょう。 あなたは貴族だと言っていたから自分の領地があるはずよね? 例えば隣の領地を治める領主があなたの領地に居る平民を攫って行ったらあなたはどうするかしら?」 「決まってるじゃない、ツェルプストーになんか小鳥一匹でも渡すもんですか!」 「…多少私怨が混じってる気がするけど執政者はそう考えるのが普通よ。 それに私は議長の娘と知り合いだから今頃大変な事になっていると思うわ」 この世の終わりのような顔をするルイズ。 召喚した相手が、どこかの国の代表の娘のご学友だと分かったからだ。 更に言うと、その国の領主は他国に小鳥一匹渡す気が無いような人間がそろっているらしい。 下手を打つと後々国際問題になりかねない。 例えばキシロニア連邦とトリステイン王国を結ぶ航海路が発見されたとかした場合だ。 何しろ奴らは人口400人になっても戦争しているような戦闘民族なのだから 「あー、しかたないかの」 「ちょ、ちょっとだけ、もうちょっとだけ待って下さい。 ミス・ヴァリエールはとても勤勉な生徒なんです。 実技の成績はどん底ですが魔術理論・地理・社交・宗教、すべての筆記試験で優秀な成績を残しています。 週末も街に繰り出すことなく実技の訓練をしている事を知っています。 そんな彼女の努力がふいになってしまうのは忍びない。 もう一度考えてはくれませんか?」 留年して来年サモン・サーバントを唱えても現れるのは目の前の少女。 つまりここで相手の了承を得なければ永遠に進級できない不可避の罠なのだ。 「…使い魔と言うのは必ずコントラクト・サーバントを受けないといけないのかしら?」 「コントラクト・サーバントを受けると使い魔のルーンが体に刻まれる。 遅かれ早かればれてしまうだろうね。 そして使い魔を獲得せずに進級した生徒と言う前例を作るわけには行かない」 「じゃあ、使い魔のルーンは足にあることにすればいいわ。 お風呂には一人ではいる事にすればばれる事はないでしょうし あなたが卒業するまで使い魔のフリをする事にするわ。 使い魔召喚の儀式が2年生への進級試験を兼ねているのだからあと2年間ね。 それでいいでしょう?」 「いいの?」 「別に私もあなたを困らせたくって契約を拒否しているわけじゃないもの。 私が2年我慢すればあなたの一生が助かると言うならそうするべきだわ。 …あとはこの2人をどう説得するかだけど…」 相変わらず捨て犬のような目をしているコルベール。 縋る様な目をしたルイズ。 2人の視線をうけてオールド・オスマンは深いため息をついて、それからこう言った。 「わしゃ何にも聞かなかった事にするよ。 進級おめでとう。 ミス・ヴァリエール」 前ページ次ページモニカがルイズに召喚されました
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/3816.html
前ページ次ページモニカがルイズに召喚されました 注意事項 極左と極右で言い争っているので下手を打つと世界観バッシングに見えます。 気に入らない人はスルー推奨。 原作の世界観は尊重しますが順守しません。 好き勝手に書きたい事を書いているので作品として軸がぶれています。 ネタばれですが当面ガンダールブ出て来ません。いらない子です。 でもデルフは出すかも? どうやって出すかは考えてないけど 前話の魔砲の人との類似点は気にしない。 (作者の人は『ゼロと魔砲使い』を応援しています) 風邪が流行っているようだから各自注意する事。 最近ギーシュの株が上がっている。 彼本人は別に何をやったわけではないのだが、騒ぎを起こしているのはルイズの使い魔…つまりモニカである。 事の発端はモニカが『メイジの実力を知りたければ使い魔を見よ』と言う言葉を知った所に始まる。 いい加減に、程度の低いクラスメイトからルイズが蔑まれるのと、いちいち言い返して傷口を広げるご主人様に嫌気が差していた。 そこでモニカはこれを利用して事態に終止符を打とうと考えたのだ。 相手を黙らせるのは簡単だ。 相手の土俵まで降りていって一発張り倒してやればいいのである。 トライアングルメイジの使い魔 少なくとも サ ラ マ ン ダ ー より強い事を示してやれば『ゼロのルイズ』がただの落ちこぼれメイジで無い事を思い知るだろう。 4系統の魔法に適性が無いだけで実際に彼女の学科の成績はすごいのだ。 そこまで考えた彼女は『ゼロのルイズ』と主人を馬鹿にする貴族の子供から喧嘩をかたっぱしから買い上げる事にしたのである。 かくして、ギーシュを負かしたモニカを倒して名を上げようとする命知らずや、貴族としての誇りを取り戻さんとする過激派や、強い奴と戦ってみたい上級生などを尽く一方的な展開で下していった事で学内から表立ってルイズを中傷するものは居なくなった。 つまり、負けたものの比較的善戦した(善戦させてもらった)ギーシュの株が棚ボタで上がる訳である。 本件について魔法学院の学長は珍しく頭を痛ませていた。 ある生徒の使い魔に他の生徒が喧嘩を売ってその事如くが負けているからである。 これが相手が口の悪いドラゴン(韻竜は絶滅してしまったと言われているが)なら問題はドラゴンの主人の躾であるが、相手はただの少女である。 いくら強かろうが『うちの生徒はそろいもそろって13歳の少女に勝てません』と言うのは体裁が悪い。 これがばれたら生徒の親御さんに何を言われるか分かったものじゃない。 授業料を取り立ててやるどころかむしろ金返せと言われかねない。 評価が上がったはずのルイズもこれまた頭を悩ませていた。 使い魔はすごいのに相変わらず自分が落ちこぼれである事に自己嫌悪していたのである。 ありていに言っていじけ虫である。 サモンサーバントに成功してから、つまり自分にも魔法が使える事を再確認して(彼女は自分に魔法適性が無い事など認めていない)みんなに隠れて魔法の練習をしていたのであった。 これがちっともうまく行かない。 何か根本的なところが悪いのではないかと考えた彼女は一年生の教科書を引っ張り出すと基礎からやり直す事にした。 ただのいじけ虫では終わらないのが彼女の素晴らしい所で、今日も爆発を量産し続けるのである。 どかん。 まったく着眼点の違う人間も居た。 本人よりモニカが持っている武器に目をつけた人物である。 彼女の名前をタバサと言い、普段はおとなしく『他の事に興味はありません』と言う顔をして本を読んで過ごしている人物である。 しかし実の所この年でシュバリエ(騎士階級、実力者のみに与えられる)を拝命し、定期的に実戦をこなしている優秀な戦士でありトライアングル級の腕を持つメイジであった。 タバサはリングウエッポンの有用性、つまり携帯性と隠密性に気が付いていた。 なにせ通常時は指輪の形をしている、投げても投げてもなくならない投げナイフなのである。 彼女にその気があるなら技量と年恰好とがあいまってさぞかし優秀な暗殺者になるに違いない。 ルイズがモニカを召喚しました 第3話 タバサは見知らぬ武器を持つモニカに話しかける機会をうかがっていた。 ある日、図書館で今夜読む本を物色していた彼女は当のモニカが本を広げてため息をついている所に遭遇する。 話を聞いて見ると文字が読めないらしい。 この大陸の伝説や一般常識レベルの知識を得ようと真っ先に本を求める姿に共感をもった。 そして話しかけるきっかけが出来た事を始祖ブリミルに感謝した。 タバサはモニカがゲルマニア式の考え方をする人間だとあたりを付けていた。 つまりギブアンドテイクが通用するのではないかと考えたのだ。 きっと彼女は同族(読書中毒者)だ。 付け込む様で悪いが字を教えるのと引き換えに彼女の武器を見せてもらおう。 条件を提示した彼女の返答はあっさりしたものだった。 「別に構わないわ」 「本当?」 「ただし、リングの適合率は1% つまり100に1人程度だから、あなたに使えるかどうかは分からないけれど」 ポケットからリングを取り出すと適当に見繕ってタバサの指に付けた。 モニカに出来るのは真似事程度であまりレベルの高いリングの調律は出来ない。 「適合するのならリングは闘気に反応してあなたに一番適正がある武器に変化するわ。 やってみて」 適当に念じてみる。 間髪おかずにリングが光りだした。 驚くまもなくそれは一瞬で杖へと変化する。 サイズは自分のものとそう変わらない。 試行錯誤の上にたどり着いた自分の戦闘スタイルは適正に適っていた様だ。 黄金色をした未知の金属で出来たそれを興味深げに見上げるタバサ。 「身近な所にリングマスターが居たものね。 適正は杖、杖術に適正があるのか、もしくは魔法を使った後衛に徹するべきなのか…」 「…どう言う原理になっているの?」 「専門外だから私にもよく分からないの。 もともとロストテクノロジーだから…そうね、私の大陸の名のある魔道学者なら説明できるかもしれないわね。 あなたには適正があるようだからそれは差し上げるわ。 この大陸の魔法には各自お手製の杖が必要らしいから、魔法発動が出来るかどうかはあとで教えて頂戴。 ただこれだけは守って。 リング=ウェポンには自己複製する性質があるの。 だから複製されたリングは必ず回収して この大陸ではあまり知られていないようだから悪用する人の手に渡ったら大変な事になるわ」 こくりとうなずいて、それから疑問に思った事を口にするタバサ。 「…私は良いの?」 「別にあなたなら無闇に振り回したりしないでしょう? 信頼しておくわ。 それじゃあ早速だけど文字を教えてもらって良いかしら?」 「ABCからはじめれば良い?」 「必要ないわ。 読めなくても意味さえ分かれば良いのだもの。 幸い、文字の組み合わせで単語を作って、単語の組み合わせで文章を作ると言う基本的な ルールは同じようだから単語の意味からお願いするわ」 「それが普通だと思う」 「私の知っている言語には文字自体に意味を持たせてあって何通りも読み方が有るって言うものがあるわ」 持ってきた紙にペンで文字を書いてみせる。 『弥生』 しばらく会っていない友人の名前である。 「これで3番目の月を表すそうよ。 こっちの呼び方だと『ティールの月』かしら? 読み方は【やよい】 はじめの字は『ますます』とか『もっとも』と言う意味を持っていて【ビ】【ミ】【や】【いや】【いよいよ】と読むらしいわ。」 「法則が分からない」 「そうね、私にもさっぱり。 だからこの手の言語じゃなかったのは少し安心しているの。 さ、はじめましょ」 中身があまり難しくないだろうと考えて選んだ、文庫本サイズの本を広げて隣の席を勧めた。 「序文…意味は分かる?」 「大丈夫、続けて」 本の中にしか出てこないであろう単語の意味が通じるか一応確認する。 文化が違えば、そんな単語もないかもしれないと言う考えは杞憂だったらしい。 一つ一つ単語を読み上げていく。 モニカは単語を書き写してその隣に知らない文字をならべていく…おそらく彼女の大陸の文字に違いない。 「…人…それは…集める…すべての…世界…誰か…そして…費やす…日、この場合複数形になっていて日々…この…だます。」 「人は誰しも何ものかを隠し、誤魔化しつつ日々を過ごす」 「!」 「単語の意味を聞いた途端に全部こっちの言葉に変換されたわ。 この分では口頭で話している言語も聞えているままか怪しくなってきたわね」 「………使い魔になると特殊能力を獲得する事がある」 「特殊能力?」 「例えば召喚された猫が使い魔になると言葉をしゃべったり」 「魔砲の使えないルイズに、調べ物に便利な言語学習能力…と、言う訳じゃなさそうね」 だって、私未契約だし。 もちろんうっかり口には出さない。 どうも言語の違う相手ともコミュニケーションできるように、サモンサーバントの時点で言語能力に関しては解消されるらしい。 実に至れり尽くせり。 他にも変な効果の影響下にいるのではないかと考えると軽く鬱になった。 「学習の方法を変えましょう。 5、6ページ声に出して読み進めて頂戴。 あとは分からない単語を教えてもらいながら私が読んでいくから、間違っていたら訂正して」 ルーン効果を最大活用してさっさと文字を読めるようにしてしまう作戦に出るようだ。 彼女が欲しいのは言語ではなく、文字で綴られた知識なのだからこの判断はまったく正しい。 そのまま10ページも読み進めると、単語の読み方から発音を推測できる単語まで出てきて 難しい単語に躓くものの、ガリア語(共用語)を読むのに不自由しなくなってしまった。 「どう言うこと?」 「なにかしら?」 「ここには『対立する二つの概念』と書いてある。 けれどもあなたは『運命』と読んだ」 「おかしいわね。 この辺が特殊能力の限界なのかしら?」 「意味自体は間違っていない。 これはそう言った慣用表現」 「もしかしたらこの翻訳能力には適当に意訳する性質があるのかも知れないわね。 でも暗号解読に参加するのは諦めた方が良さそう」 「もしかしたら暗号もルーンが解読してくれる可能性も」 「そうね、ルイズが暗号に挑戦する事があったら文面を見せてもらうことにするわ。 他にもおかしな意訳の仕方をしたら教えて頂戴」 「ルーンが訳してくれるのに?」 「今度、私が文を書く時のためにことわざや慣用句表現を覚えておきたいのよ。 ルーン効果で読めるのなら書くのは独学できるはずだから」 「…そう」 タバサは本へと視線を戻すと、静かな声でつぶやいた。 「頼ってくれても良いのに…」 前ページ次ページモニカがルイズに召喚されました
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/3556.html
前ページ次ページモニカがルイズに召喚されました 何日かこの魔法学園と言う場所で過ごしてみて分かった事がある。 ここの人間は節穴だ、その上程度が低い。 モグラやサラマンダーなんかを呼び出すより人間を呼び出せる魔法使いの方がすごいに決まっている ではないか。 モグラのように地に潜れなくても、ドラゴンのように飛べなくても、サラマンダーのように火をふけなくて もこの世の中で一番繁栄しているのは人間である。 間違いない。 他のどの使い魔にだって学院の住み込みの下働きの人間と交渉してくる事も、街にお使いに行く事も 酒場で情報を集めてくる事も、主人の変わりに潜入して視覚を共有する事で偵察するなんて芸当は 出来ないに違いない・・・最後のは契約していないから彼女にも出来ないが。 程度の低さは教師が主張を一貫させていない時点で仕方が無いのだとも思う。 周りから「失敗する」「危ない」と注意を受けているのにどんな危険かを確認せずに「失敗を恐れては何も出来ません」と言って実習を行わせ、失敗(いつも通り派手に爆発した)したら罰則を課すのである。 「失敗を恐れずにやりなさい」という言葉には普通、失敗してもペナルティは掛けませんと言うニュアンスを含むものである。 罰や減点の対象としてしまうのなら失敗を恐れずに挑戦するなんて出来るはずが無い。 教育者として軸がぶれている。 「おやおや、また変わった使い魔を召喚したものですね」とか自分から煽っておいたくせに同調した生徒をしかっているのも気に食わない。 これでは筋を通せる生徒を育てるのは難しいだろう。 「ほら、手が止まってるわよ」 「ごめんなさい、ちょっと考え事していたものだから」 「なによ。 やっぱりあなたも私が魔法を使えない事を馬鹿にしてるんでしょ」 「相手を馬鹿にして、優越感を得るような低俗な趣味は持ち合わせていないわ。 だって、そんな事をしても意味が無いもの。 そんな暇があればどうすれば自ら高みに飛べるかを考えて実行するべきだわ」 「…がんばってるのに結果が出ないときはどうすればいいのよ?」 「それはアプローチの仕方が間違っている可能性があるわね」 「ここは、ハルゲニア大陸有数の教育機関なのよ? ここの教え方が間違っているならどうしょうも無いじゃない!」 ルイズは真面目で勤勉だった。 色んな教師に教えを請うて魔法の使い方を試してみた。 だが、ルイズが魔法を使えるようになる方法を開示できる教師はただの1人も居なかった。 そう、残念な事に。 では文化の違う…もっと言えば異世界のやり方でならどうだろう? モニカはこの頃からそんな事を考えていた。 ルイズがモニカを召喚しました。 第二話 使い魔と言う身分を把握しているモニカは他の使い魔たちと食事を外で済ませてくると、主人の食事が終わる頃を見計らって食堂に合流する。 ここ最近のパターンである。 ただこの日はちょっとしたイベントが起きた。 高価そうな小瓶を拾ったのだ。 鮮やかな紫色した香水はきっと大切なものだろうと考えた彼女は、小瓶の落ちていた位置から落とし主を推測するとその男に声を掛けた。 つまりギーシュ・ド・グラモンに対してである。 「これ、落としませんでしたか?」 「いや、知らないな」 「そうですか。 すいませんでした」 素直に頭を下げた後、彼女は辺りに向かって話し始めた。 「みなさん少し話を聞いてください。 落し物です。 綺麗な紫色の香水瓶の持ち主の方はいらっしゃいませんか?」 「見事な紫色だな。 もしかしてモンモランシーのものじゃないか?」 「うむ、これほどまでに鮮やかな紫色は『香水』のモンモランシーが作った香水に違いない」 「そうだ、これはミス・モンモランシーのものだ」 現れるモンモランシー。 慌てるギーシュ。 そこをお約束のようにケティに目撃される。 「ギーシュ。 落し物よ。 私だと思って大切にしてくれるって言ってくれたのに駄目じゃない」 「ギ、ギーシュ様。 やっぱりミス・モンモランシーと…」 使い魔の対応がどうであっても結局修羅場に発展するギーシュに乾杯。 「いや、モンモランシー。 誤解だ。 誤解なんだ」 「何が誤解よ!」 「彼女とは一度だけ遠乗りに行っただけで… 僕の心に住んでいるのは君だけだ。 お願いだよ。 『香水』のモンモランシー。 咲き誇る薔薇のような顔を、ゆがませないでくれよ。 とても悲しくなってしまう。 ああ、そうだ。 セビリア座の新作オペラのチケットがあるんだ。 誤解させてしまったお詫びに次の虚無の曜日に一緒に行こう。 うん、それがいい」 モンモランシーと呼ばれた縦巻きロールの少女はテーブルに置かれたワインの壜を掴むと、中身をどぼどぼとギーシュの頭の上からかけた。 「これで頭でも冷やしなさい」 そしてくるりと身を翻すと風のように去っていった。 沈黙。 「ふぅ、彼女達は薔薇の存在意義を理解していないようだ」 「浮気がばれただけじゃない」 爆笑。 「何かっこつけてるんだ」との野次にムキになって言い返す。 とにかく二股だの浮気物だのそう言う風評は彼のプライドが許せなかった。 まったくこの生意気な子供め。 「だいたい君が軽率に香水の落とし主を探すものだから、二人のレディの名誉に傷がついてしまった。 どうしてくれるんだね?」 「高価そうな香水が落ちているならそれを落とし主の所に届けるのは当然の事でしょう? 別に私の行動に非は無かったわ」 「いいかい? ボクは知らないフリをしたのだよ。 こう言う時は気を利かせて、あとでこっそりと届けてくれればいいんだ」 「そうやって逆恨みで誰かに八つ当たりしているようでは、あなたの底が知れるわよ? これから誰かとよりを戻そうと言うのならまずいのではないかしら?」 「言ってくれるね。 ここまで平民に馬鹿にされるとは」 「貴族じゃなければ全部平民とか、よその国の文化への敬意が微塵も無いのね。 実力主義で貴族を取り立てるゲルマニアを野蛮な国とか言っているだけあるわ」 「くっ、平民ならば謝れば許してあげようと思ったが仕方ない。 そうじゃないと言うなら決闘しよう。 貴族ではないとはいえ平民で無いというなら自分の誇りくらい守れるはずだな?」 「自分を省みない人に付き合う義理なんて無いわ」 「こうまで言われて怖くて逃げるのか? やっぱり平民じゃないか。 まぁいい、ゼロのルイズの使い魔じゃ仕方ない。 どうせ彼女には使い魔の躾なんて出来ないだろう。 行って良いよ」 「聞き逃せない言葉を聴いたわね。 私への侮辱なら聞き流してあげてもいいけど、分かったような顔してルイズを侮辱しないで貰おうかしら?」 モニカはあれから使い魔に隠れてこっそり魔法の練習をしている自分の主人の事を結構気に入っているのである。 呼び出したのが生意気な子供であるがサモンサーバントには成功したのだ。 きっとそのうちに他の魔法も成功するに違いないと爆発を量産する毎日である。 もしかしたらそんな彼女に滅亡に向かう世界に居残ってみんなを助けたいと言った『誰かさん』を重ねてみたのかもしれない。 彼女の伯父ならば「無駄な事だ」と一言で切って捨てただろう。 けれどもモニカにはその一見無駄な所がとても好ましく思えるのだ。 一見無駄でも何処でどう繋がるか分からない人間のそのみっともない努力を。 思いがけず挑発に乗ってきた事に気をよくしたギーシュは格好を付けてこう言った。 「食堂を血で汚す事も無いだろう。 ヴェストリの広場で待っている」 「同感ね。 でも場所が分からないから、案内して頂戴」 『決闘しようと言う人間が2人でなかよく並んで広場まで行くなんて決闘っぽく無くていやだなぁ』とか考えているギーシュも 大概平和であるが、なんでも効率優先の彼女にそう言う事を理解させようと言うのがそもそもの間違いである。 食堂の入り口のあたりでルイズが追いついてくる。 これ幸いにモニカをルイズに押し付けて先に行ってしまうギーシュ。 「あんた、私のために決闘引き受けたってどう言う事よ?」 「使い魔はご主人様の事を守るものなんでしょう? 安心していいわ。 私は勝ち目の無い戦いはしないから」 「よくないわ。 あなたはちっとも分かってない。 平民がメイジに勝てるわけ無いんだから!」 「だから平民じゃないって言っているのに…」 「あのね、メイジが平民の上に君臨するのはその絶対的な力ゆえなの」 始祖ブリミルに授かった神聖な力と権威がどうのこうのと説明を受けた。 スキルの希少さと戦闘力の高さからキルシュラーンド大陸のリングマスターを思い浮かべる。 でもやっている事はシェルフェングリフ帝國の貴族と同じように思う。 ギーシュを見ているからだろうか? いかんせん貴族=優れた者と言うイメージは結びつかなかった。 「でも例えば1日に30人の平民と戦えば流石に精神力も尽きると思うのだけれど? そうなったのなら日頃体を鍛えている平民にも勝ち目が有ると思うの。 そう言うのは絶対って言うのでは無いわ。 問題は反抗しようっていう気概の無い平民の方に有るのではないかしら? それに彼はドット・メイジなのでしょう?」 「ドット・メイジでも平民とは絶対的な差があるのよ!」 力一杯不当な評価を受けている気がするが自分の身を案じてくれている事だけは分かる。 広場に着いてしまったので「勝てないと分かったら素直に謝る」と言う事だけ約束してギーシュの前にたった。 「礼式にのっとって、名乗りを上げさせてもらう。 ギーシュ・ド・グラモン。 二つ名は『青銅』 青銅のギーシュだ」 「ピート・アレンの娘モニカ。 ゼロのルイズの使い魔をやっているわ。 決着の方法はどうなっているのかしら?」 「どちらかの戦闘不能か、降伏の言葉をもって終了と言う事でいいだろう。 それとボクはメイジだから魔法を使わせてもらう。 よもや文句はあるまいね?」 捧げ持った薔薇の形をした杖を振るうと落ちた花びらの一枚がゴーレムとなって立ち上がる。 「なんて言うか…なんでもありね…」 「だから言ったでしょう!? 平民は貴族には勝てないんだって!」 彼女の世界ではゴーレムと言うのはもっと手間が掛かる。 闘技場の裏を見せてもらった事があるのだ。 何故そんな経験があるのかといえば、某ダークロードのインフェルノ一発で吹き飛ばされるので流石に泣きが入ったのである。 職人が丹精込めて体を作り、魔法使いが何日もかけて魔化を施したそれはまさに芸術品であった。 「おのれクレイブ!」との掛け声と共に放たれるストレス解消のための一撃で吹っ飛ぶのだが。 まさに非道。 「じゃあ、私はリングマスターだから、リングウエッポンを使わせてもらうわ。 もちろん文句は無いわよね?」 答えは聞いていない。 言うが早いがいつの間にか両手に持っていた8本の投げナイフを投げつける。 あっと言う間に青銅のゴーレムはハリネズミになって倒れた。 投げたはずなのにモニカの手には8本のナイフが握られている。 ※青銅はまがりなりとも金属です。 「もう終わりかしら?」 「ぼ、ボクのワルキューレが…」 誰が見ても一目瞭然だ。 ギーシュが錬金でゴーレムを作って攻撃させるよりモニカが投げナイフを突き立てるほうが早い。 第一、ミスリルゴーレムとかとやり合っていた経験のあるモニカにブロンズゴーレムなんて敵じゃない 「どんな魔法だ」 「魔法なのか? あの使い魔、杖なんて持ってないぞ?」 「先住魔法か? 詠唱さえ聞こえなかったぞ?」 いえ、どう見ても連続攻撃+3の精霊石です。 本当にありがとうございました。 >< 「…いまさら…いまさら後に引けるものかぁぁぁ!」 錬金して作った6体のワルキューレのうち3体がハリネズミになって、2体が石化し、1体がモニカまで肉薄するも 0距離からナイフを突き入れられて機能を停止した。 モニカの手には再び8本のナイフが作られる。 無表情な視線の先にはギーシュの姿。 「ちょっとあなたギーシュを殺す気? もう止めて、ギーシュの精神力はもう0よ。 精神力が尽きたらメイジも平民も変わらないって言ったのはあなたでしょう?」 「彼は私に決闘を申し込んだわ。 つまり他の人たちが平民の子供と言っている中で、彼だけはきちんと判断力を持っている個人だと評価してくれているのよ。 私には彼の最低限の名誉を守る義務があるわ」 「もうこれ以上ないくらいぼろっかすじゃない!」 「でもまだ彼は嘘をついてない。 彼は『私に2人の女の子が恥をかいた事に対して謝罪させる』為に戦っている。 私にはそれが理に適っているかどうかなんて分からないし、この国の文化からしてもおかしいのかもしれないけれど どんなに自分を正当化させる為の方便でも、そう宣言したからには彼の中では自分の誇りなんかより重要な事が有ると言う事なのよ。 それで負けたとしても彼には自分が馬鹿にされたからではなく、2人の女の子のために命を懸けて戦ったと言う事実だけが残るわ。 さぁ、続けましょう。 青銅のギーシュ。 もちろん、彼女達の誇りを守る為なのだから、魔法が使えなくなったくらいで降参しないわよね?」 「ひどいな、君は」 あの何を考えているか分からない少女が無表情にこちらを見ているのがたまらなく怖かった。 ワルキューレを打ち倒したナイフが次にねらっているのはこの身だろう。 勝てない事は十二分に分かっていた。 それでも動かなくなったワルキューレから武器を取り上げた。 選んだのは槍。 ギーシュはこの期に及んで一太刀浴びせる事を考えている。 レイピアのような優美な武器ではなく少しでもリーチを伸ばそうと考えた武器選択である。 「本当にどうしょうも無いな、僕は、どうしていつもこうなんだろう? そんな事を言われたら本当に引けなくなってしまうじゃないか」 どう考えてもその構えは素人のものだ。 槍の重さが移動スピードに及ぼす影響を考慮すれば武器の選択も甘い。 それでもこのギーシュ・ド・グラモンと言う男のすごい所は本気で2人の女の子の為にこの場に踏み止まらなければならない と考えている所である。 彼女達のために起こした決闘だと言う事にしてしまった。 だから怖くても退く事が出来ないのである。 好きになった女の子の為にみっともなくなれる立派な男の子がそこには居た。 薔薇を模した杖ごと青銅の槍を握りこむと突撃を開始した。 「格好を、付けたくなってしまうじゃないか!」 相手がこちらの急所をねらってくる可能性を捨てて、それ以外の部位への攻撃へと集中する。 槍を構えていて体は半身になっている事も幸いした。 1射目8本のナイフを危なっかしい足取りで避ける。 2射目はバランスを崩しながら槍で叩き落す。 3射目が足をかすり、4射目が肩口を刺し貫いた。 外野から悲鳴が上がる。 それでも彼は倒れなかった。 驚いた顔をしているモニカに向けて気合一閃槍を突き出す。 あっさり受け流されて懐にもぐりこまれるがそれは囮。 本命は本当になけなしの精神力で作り上げた、杖にまとわせた魔力の刃(ブレイド)。 槍を落とすと近接戦闘の基礎も出来ていないモーションで振り下ろした。 飛んでいく青銅で作った薔薇の造花。 モニカのナイフはギーシュの首筋に突きつけられている。 「チェックメイトね」 「駄目か、参った降参だ」 前ページ次ページモニカがルイズに召喚されました
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/7128.html
前ページ次ページ東方のキャラたちがルイズたちに召喚されました 01.夢と現の境界(*1) 「へぇ、東方、終わるんだ」(*2) 自室で修理から戻ってきたノートパソコンを起動し、久しぶりにインターネットを見ていた 平賀才人は、そんな記事を目にしていた。 東方プロジェクト――同人にあまり興味のない彼でも知っているそれは、シューティング ゲームを中心に音楽、漫画等に展開する一連の作品群であり、ゲームに関しては『神主』と 呼ばれる一人の人間の手により全てが創られていることは、あまりにも有名である。 彼が見たのはその『神主』が数ヶ月ぶりに更新したブログで、これ以降東方プロジェクトを 冠する作品は創らないと宣言した、という記事だった。 「やっぱ、へんな動画とか作られたからかな?」(*3) 彼が東方を知ったのも動画共有サイトにあげられた、通称マッドムービーからである。 とはいっても知っているのはそれぐらいだ。ゲーム自体を遊んだことがあるわけでもない。 思い入れもない。彼にとってそれは、多くの中の一つでしかないのだ。 「おっ、返事が来てるじゃん……えっ、明日!?」 出会い系からのメールが来ていることに気がつき、才人は急いで立ち上がった。 明日の準備をしなければ。 「才人、なにやってるの? もうご飯よ」 「はーい」 母親の呼び声に、ノートパソコンを閉じる。そういえば今日の夕飯は好物のハンバーグ だっけ。自室の扉を閉める頃にはもう頭の中は、夕飯のハンバーグと、明日会う女の子の ことで一杯になっていた。(*4) こうしてまた一人、東方プロジェクトを――幻想郷を気にとめる人がいなくなった。こうして 幻想郷は世の人から忘れられていくのだろう。 さて、幻想郷は世界の非常識が集まる場所。世の中から忘れられたものが集うところ。 ならば、幻想郷自体が世間から忘れられたとしたら―― *1 タイトルは音楽アルバム「夢違科学世紀」内の曲名より借用 *2 このお話はフィクションです。妄想です。或る意味、夢です、タイトル的に。 *3 バーのマスターになる準備が整ったとか、酒に関係する理由である可能性の方が高い。神主的に。 *4 きっと頭の中の妄想彼女は、ロリ系ツンデレ少女。本来的に。 *5 脚注も必要だと思った。求聞史紀的に。 前ページ次ページ東方のキャラたちがルイズたちに召喚されました
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/6407.html
現スレ あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part208を読んで、描きました -- : (2009-01-30 13 10 23) ざ、雑君保プ? -- 名無しさん (2009-01-30 17 46 55) なんて書いてあるのかわからんですorz長女と三女の喧嘩なんでしょうけど・・・いや、俺のだしとか言ってるのは誰???ギーシュ??? -- 74 (2009-01-30 19 23 57) 現スレ あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part208ニ -- : (2009-01-30 19 30 46) すいません。失敗しました。Part208にあるラスボスだった使い魔の雑談ネタです。では、 -- : (2009-01-30 19 32 10) あぁ、確かユーゼスを取り合うウ゛ァリエール一家のネタかw -- 名無しさん (2009-01-30 20 19 44) 男にまで迫られ現実逃避するのも私だ。 -- 名無しさん (2009-01-30 20 21 42) アッー -- 名無しさん (2009-01-30 20 23 57) なんかもうごめんなさい -- 書いた奴 (2009-01-30 21 31 54) ……私は作者として……どうコメントすればいいのか……。えーと、取りあえず乙です。 -- 名無しさん (2009-01-30 22 21 36) ↑名前付けるの忘れてました、申し訳ありません -- ラスボスの中身 (2009-01-30 22 22 05) ヴァリエール公爵様と「烈風」カリン様がアップを始めたようです。 -- 名無しさん (2009-04-12 05 01 27) なんて手抜き・・・ -- 名無しさん (2009-04-18 09 29 16) 雑だなぁ -- 名無しさん (2009-10-17 02 50 44) いいなあこういうの -- 名無しさん (2011-02-09 18 52 50) 名前 コメント