約 3,146,285 件
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/15145.html
いまわたしたちにできること【登録タグ VY1 い ほぼ日P 初音ミク 曲】 作詞:ほぼ日P 作曲:ほぼ日P 編曲:ほぼ日P 唄:初音ミク・VY1 曲紹介 「早く企業CMを流せる雰囲気をつくろう」とスマップやサッカー選手のACの広告がヘビーローテーションされていることにインスパイアされてしまいました。無力な私にできることは、ただ歌を作り続けることだけだから作ります。 (動画説明文より) ほぼ日Pの273作目。前作からわずか4時間少々という驚異的ショートスパンでの新作公開。 毎日毎時のようにテレビから垂れ流される「頑張れ」の声、──それが誰のためのものなのか、考えさせられる曲。 ずっしり重い歌詞と、一切イラストのない動画に、「ほぼ日Pの本気」が垣間見える。 歌詞 (動画より書きおこし) 人の命が 人の営みが 刈り取られるのを ずっと見続けてきた 一人じゃないとか 信じているだとか そういう言葉は 今は聞きたくもない 今、わたしたちにできることは つけっぱなしのテレビを消すことじゃないのか 今、わたしたちにできることは 静かに瞼を閉じることだけ 静寂が怖くて 沈黙が重すぎて テレビの画面を あれから消せずにいた 幾たび繰り返す 哀しい映像に 私の心に ダメージは降り積もる 今、わたしたちにできることは 気休めの言葉を聞くことじゃないだろう 今、わたしたちにできることは 明日が来るまで休むことだけ 今、わたしたちにできることは つけっぱなしのテレビを消すことじゃないのか 今、わたしたちにできることは 静かに瞼を閉じることだけ コメント さあ、パソコンの電源を切ろうか。 -- 名無しさん (2011-04-09 21 53 32) 明日はPCじゃなくてギターでも弾いていよう… -- 名無しさん (2011-04-09 22 30 21) 良い曲。 -- みみ (2011-04-12 19 12 56) 被災のcmに使えますね。 -- 名無しさん (2011-04-12 21 28 28) さて、Wikiでも閉じて勉強するかな……。 -- 名無しさん (2011-04-12 21 50 29) …よし、今日はそろそろ寝るとするか…。 -- 名無しさん (2011-04-12 22 12 26) じゃあACのCMなんていりませんねー。 -- てぃな (2011-04-25 16 21 50) ↑そぉだそぉだァ! てかあのCMで言うべきコトゎ「ムダなCM流れてる時は、こまめにTVの電源を消しましょう」 -- 名無しさん (2011-04-25 16 50 45) ほぼ日Pさんの本気が垣間見える -- 名無しさん (2011-07-05 21 10 47) さて、勉強するか -- 名無しさん (2011-10-22 13 41 26) まだ東北には苦しい人達がたくさんいる -- 名無しさん (2011-11-13 14 36 29) さて、つべ閉じて勉強かイラスト書きでもするか… -- さくら様 (2012-01-06 15 25 48) TVとPC消して勉強しよっと。 -- 名無しさん (2012-03-19 12 39 28) PCやTVを消して勉強した結果成績アップ。一石二鳥。 -- 名無しさん (2012-11-04 02 06 25) さぁ勉強だ。 -- 名無しさん (2016-10-27 16 18 04) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/tsundereidayon/pages/421.html
1 ある朝起きると、あたしは猫になっていた。 なんで?なんで?何があたしに起きたの?良く思い出して! そうだ…、あたし殺されたんだ…。部屋に独りでいる時に誰か入って来て…刺されたんだっけ。相手の顔は…思い出せない…。 でも、それがどうしてこんな事に? そうだ!ママに連絡しなきゃ!あたし生きてるって。助けてって。 電話…あ、あった!ママ、心配してるだろうなぁ…。えっと…実家の番号は…うん、大丈夫。覚えてる! って、だめじゃん…。肉球じゃボタン押せないよ…。そうだ!爪で押せば良いのよね。爪を出して…っと…よし! プルルルル…プルルルル… お願い!出て、ママ! カチャッ…「もしもし」 やった!ママだ!あたしだって告げなきゃ!助けてって言わなきゃ! 「にゃあ」 何言ってるんだ、あたしは。いやいや、そうじゃない。ちゃんと言わなきゃ! 「にゃあ」 …そりゃそうだよね。猫だもん。にゃあ…としか言えないよね。あ、ママ待って!切らないで!…切られちゃった…。 何か他の方法考えなきゃ。とりあえず、ここはどこなんだろ…。男の子の部屋みたいだけど…。 あ、誰か帰って来た。 2 部屋に入ってきたのは男の子だ…。年齢はあたしと同じ位。大学生かな? あれ?でも…何か見た事ある気がする…。どこで見たんだろ…。 「ただいま。ミーコ。大人しくしてたか?」 ちょ、ちょっと!触らないでよ!えっち!まだ誰にも触らせた事ないんだからね!あんたなんかに触らせてあげないんだから!そんな困った顔してもだめですよーだ! …何か表情に陰りあるね…どうしたの?や、やだ!心配してる訳じゃないんだからね!ほ、ほら!あたしの事、何か知ってるかもしれないし…。 「今日は機嫌悪いなぁ…どうしたんだ?まぁ良いや。邪魔されたくないしな…」 邪魔?あたしが何を邪魔するっていうのよ!失礼なヤツ!後ろから引っ掻いてやる…。 あ、新聞…。あたしの事件の記事だ。これも、あれもだ!あたしの記事ばかり集めてる…。なんで?あたしの事知ってるの? もしかして…そうだ…この人があたしを殺したのかも…、だからあたしはこの人の猫に入っちゃったんだ…。きっとそうだ。よーし!証拠見つけてやるからね! 「ミーコ。俺、またちょっと出てくけど、お利口さんにしとくんだよ」 ふん!良く言うよ、人殺しのくせに! 3 あいつのいない間に証拠見つけなきゃ!何かないか探してやる! えっと…まずは服だね。きっと血のついた服とかあるはずだよね。洗濯物は…あ、こっちか。 あったあった、脱衣籠。うわぁ、きったないなぁ…。これだから男って…。くさいけど我慢して…あ、これなんて怪しい…くっ…引っ掛かってる… きゃあーーーっっ!こ、これパンツじゃないっ!やだっ!きたないっっ! 服を探すのは後にしよ…。くすん…。 他は…そうよね。凶器探さなきゃ。テレビなんかでも凶器が見つかって犯人逮捕!ってやってるもんね。隠すとしたら…ベッドの下が怪しいよね。 狭いけど、こんな時猫って便利!スイスイ入っていけちゃう!ん?何?この袋…怪しい…調べるべきね。よいしょ…。 ぅわ…これ全部えっちな物だ…。まぁ男の子だもんね。んと、本やDVDに…何?この浮輪みたいなの?? ・・・・・・ちょっと見ちゃおかな。 やっぱり男の子って胸大きい人が良いのかなぁ…。巨乳の女の人ばっかりだぁ…。あたしだって人間だった時は、結構それなりだったんだよ? 胸だって…Cはあったもん。時にはBの場合もあったけどさ…。 ってこんな事してる場合じゃないっ! 4 他に隠すような場所ってどこがあるかなぁ…。ん?机の上のあれは何? スクラップブックにアルバムだ…。あたしの記事、こんなに集めてる…。それに、たくさんのあたしの写真。小さい頃のまである…。 あれ?この写真…見覚えがある…。どこで撮ったんだっけ…。 そうだ。思い出した!あいつ…幼馴染みのケン君だ。ケン君があたしを殺したの?なんで? あ…ちょっと待って…。まだ何か思い出しそう…。 「ミーコ!やった!犯人見つかったって!彩を刺した犯人が捕まったんだ!」 突然帰って来てなによ!騒がしいわね!大声出さないでよ!触らないでったら! ・・・・・ぇ?今、何って言った?犯人捕まった?あんたが犯人じゃなかったの? 「しかし、ミーコ…やってくれたなぁ…。部屋の中めちゃくちゃじゃないか。」 「うわっ!こんな物まで引っ張りだして!こらっ!」 そうだ。思い出した。 あの日、ケン君が来るのを部屋で待ってたんだ。そしたら宅配便が来て、ドアを開けたら変な男の人で…。声出したら、刺されちゃったんだ…。 ごめんね、ケン君…。疑っちゃった…。何年ぶりかなのに、笑顔じゃなくて。 死んじゃってごめんね…。 5 あたしが死んだ後、ケン君はあたしの実家へ通い、何度も謝っていたそうだ。 もう少し早く着いていたら、あたしは死なずに済んだのに…って自分を責めているみたい。 警察へも何度も足を運び、手掛かりを探し歩いたりもしていたらしい。 そんな話をミーコになっちゃったあたしに涙ながらに話してくれた。 あたしはケン君の膝の上で丸くなりながら、じっと聞いてた。聞く事しか出来なかった…。 小さい頃にした『おとなになったら、けっこんしよう』って約束。まだ覚えててくれたんだね…。 あたし本当はね、そんな約束忘れてた。でも、心のどこかで覚えてたのかもしれない。だから誰とも付き合ってこなかったのかも…なんて今は思ったりするよ。 今、こうやってケン君の膝の上に抱かれて頭や背中を撫でられていると、本当に幸せだよ。 結婚は出来ないけど…ずっと一緒にいようね。これからは、あたしはケン君の側にずっといるから。 それと…浮気は許さないからね!えっちな本もだめ!見つけたら爪立てて破いてやるんだから!
https://w.atwiki.jp/bijinnnimotetai/pages/44.html
以下は、http //gimpo.2ch.net/test/read.cgi/motetai/1260921541/から引用 美人と付き合う方法 part3 1 :( ∀`) 2009/12/16(水) 08 59 01 前スレ 美人と付き合う方法 part2 http //gimpo.2ch.net/test/read.cgi/motetai/1260593983/ ここは美人と付き合うための方法を模索するスレです。 ・イケメンじゃなくても美人と付き合える ・金は重要だが絶対じゃない ・自信とコミュ力、人間的魅力が重要 まとめサイト http //www39.atwiki.jp/bijinnnimotetai/ テンプレ模索中 案があれば随時募集中 ではどうぞ 4 :( ∀`) 2009/12/16(水) 10 19 06 テンプレはおいおい考えていこう できれば頭いい奴、適度に軽くまとめを入れてくれると テンプレ作りやすいと思う 5 :( ∀`) 2009/12/16(水) 10 35 05 イケメンも美人もブサメンもブスも見慣れてくるとフツメンに見えてくるの法則 6 :( ∀`) 2009/12/16(水) 10 35 18 1-1.マスコミによるイケメン神格化 1-2.見過ごされる男女の違い 1-3.男のルックスはベクトルである 1-4.解けた洗脳 1-5.美人ゆえの傾向 2.美人が求めるもの 2-1.子を産む性ゆえの本能 2-2.大原則!「※ただし、キモメンは除く」 2-3.もう1つの鍵「コミュ力」 2-4.自信?コミュ力を支えるもの? 2-5.最強?経済力の真実 2-6.女が求める知性とは 2-7.美人耐性?なぜブスにばかりモテるのか? 議題は大体これだよな 雑談含めてほぼこの内容でループしてる 9 :( ∀`) 2009/12/16(水) 10 52 22 美人の彼女と話してて気づいたことだが 男が緊張するのは自分が怖いから?と思ったりしてる デートの時とか周りの男が見ていたり振り返ったりされても そんなことないよー自意識過剰だよーと言っているので 本人には美人の自覚がないか あるいは自分は大したことないと思いこもうとしている気がする 11 :( ∀`) 2009/12/16(水) 11 28 57 9 そうでないとはいいきれないかもしれないが、言葉をあまり真に受けすぎるなよ。 自覚のない美人はなかなか居ない。自覚のある美人がほとんどで、それこそが美人とも思う。 12 :( ∀`) 2009/12/16(水) 11 32 19 なるほど しかし美人と付き合うとやっぱりいいな 周りの目が違うもんな ご飯食べてても酒飲んでても目の前に美人がいるとテンションあがるし Hの時だってあれだけたくさんの男から注目されてる美人がと思うと燃えるぜ 14 :( ∀`) 2009/12/16(水) 11 52 40 スレ立てありがとう! 自分の経験則で、しかも何度も話題に出てることで申し訳ないがタイミングはかなり重要なファクターだと思う。 はなから対象外に見られてるようなやつは別として、タイミングよくニーズを察してうまくすり寄ればどんな美人でも付き合える気がしている。 普通の子と違って需要がかなり高いのでタイミングが合わせられる期間が普通の子より短いのが難しい所だがな。 ここで今まで挙げられたような自分の魅力を上げることと平行して、タイミングを嗅ぎつける能力も磨けばかなり確率は上がるとチラ裏。 15 :( ∀`) 2009/12/16(水) 11 56 03 11 同意。余程純粋な女or天然でもない限り、 美人は自分が美人であることを認識している。 (自分への周りの対応が他の女と随分違うしね) 16 :( ∀`) 2009/12/16(水) 12 00 15 11 そのとおり。 美人は常日頃周りの人間からチヤホヤされまくっているので 基本的に自意識過剰・プライド高めなやつが多い 表向きは変に謙虚に振る舞うが、本心は違ったりする 9みたいな、ネット掲示板で自分の彼女を何の基準も示さず美人だと 恥ずかしげもなく言ってるようなアホは 大体が街で見かけるブサイク同士の熱々バカップルが多い 本人同士は美男美女だと思い込んでるパターンw 18 :( ∀`) 2009/12/16(水) 12 25 06 16 美男美女のカップルは割と大人しいのに ブサイク同士のカップルに限って人前でイチャイチャしてるのが多いよな これはどうしてなんだぜ? 19 :( ∀`) 2009/12/16(水) 12 27 56 ブサイクは喪であることが多いから それまでの妄想やら美形カップルへの恨みやらなんやらが炸裂してるから 20 :( ∀`) 2009/12/16(水) 12 30 44 美人は小さい頃から周りに美人と言われ続けられているから嫌でも自覚しているよ。 21 :( ∀`) 2009/12/16(水) 12 32 23 18 ようやく掴んだ幸せを他人に見せつけたいんだよ。 見せつけられている側としてはたまったもんじゃないけどなw 22 :755 2009/12/16(水) 12 45 30 前スレの 755です。スレ立ておつです。 バイト後に見たらやはり埋まっていて、そして荒れていてびっくりしました(@_@;) このスレをみてる人の中にも、今まで不満を持っていた方が居たのだと感じました。 その都度はき出せてればあれほど憎しみ満ちた文体にならなかったのではと思い、その雰囲気をつくっていなかったことを反省しております。 ますます検証実行班(自称)として事を急がねばと思う次第であります。 昨夜といいますと、アルバイトでフリータイムが夜道くらいだったので実行できませんでした。 今日はこの後ヤボ用がある以外は開いてるので、終わってからカフェに行ってみようと思ってます。 23 :( ∀`) 2009/12/16(水) 12 49 59 20 女は小学校低学年の頃から既にモテ格差が発生しているしね 24 :( ∀`) 2009/12/16(水) 12 50 02 てか天然美人もイケメンも学年に一人いるかどうか程度しか居ないんだから、 ほとんどがフツメンかブサメンだろ。 その中で人気が出るかどうかは、性格が一番でかくて、次に運動神経って感じだろ。 25 :755 2009/12/16(水) 12 59 06 あと前スレの最後の方に、タイミング・段階をふむについての記述みました。 そこからまとめに載った関連サイトも読んでみたのですが、とても参考になる意見ばかりで。 アクティブ感がものすごいからおれには真似はできないと思いますが、参考に出来る考え、技がたくさんでした。 特に、?プレデートに誘う?本プレデート、ここで好意あることを若干伝え→?本デート、ここで好意をわりと全面に出しつつ という流れは目から牛乳が飛び出るまではいきませんが意識してやるとで違うだろうなと感じました。 また無理なら無理でさっさと次に行くというのも励みになりました。 26 :( ∀`) 2009/12/16(水) 13 26 29 ブサメンでも男の場合はDQNみたく性格的に自信があればモテると思う 27 :( ∀`) 2009/12/16(水) 13 34 52 だからー 顔の話はもうすんなって。 まとめサイト見てからレスしろ 29 :( ∀`) 2009/12/16(水) 14 24 34 25 そのスレ見てきた 続きが気になったので、6冊目7冊目も ばーっと見た感じで凄い驚いたのが、このスレの理論と似た考え方が既に支配的だったこと 2ちゃんといえばイケメン洗脳ばっかりだと思ってたんだが いくつかこのスレとの共通点挙げると ・顔や身長はそこまで重要じゃない(向こうのスレではイケメン洗脳をイケメン原理主義と呼んでました) ・むしろ、相手の好みに当てはまってるかが重要(このスレでいうベクトル理論でしょうね) ・しかし、服装や髪形や体型など磨ける部分を磨いた総合的ルックスは重要(キモメンは除くに該当するでしょうか) ・金や肩書は超強力(これはこのスレでも言われてます) ・学歴は使い方によっては非常に有効(使い方や有効な相手まで書いてました) 要するに、表面的な指標については全くと言っていいほど同じ意見でした つまり、ある程度モテてる人(生身の女と接している人)なら誰でも同じ意見に達するのではないかと なので、もはや定理級に達してると思うので、近日中にまとめサイトに主に表面的指標についてまとめたいと思います これで何時までも顔や金の話をする人を減らせると思います さらに向こうのスレを読んでて気付いた点、参考になった点を挙げておきます ◎女関係について ・ほとんどの人のモテる努力とは見た目を磨くことだけ ・あとは運任せ(惚れてくれる女が現れるのを待つだけ) ・それよりも能動的に口説くべき ・自分から動ける・リスク負える男になろう ・女にも性欲はあるのだから恐れるな ・口説く段階では「段階の意識」を持つべし ・特攻告白と同じくらいシュートチャンスをスルーする奴は女を冷めさせる ・社会人にオススメの出会い方は日常の中での声かけ ・繁華街に繰り出しての長時間ストは費用対効果は良いが時間対効果が非常に悪い ・合コンではマンツーに持ち込め ◎スレの運営について ・やはり「とにかく行動しろや」という人は定期的に現れる ・ただ、体験談が非常に多かったので猛烈に荒れるところまでは行っていない ・一番行動力や実績があると思われるコテが行動力や実績のない人を馬鹿にしないのが良い雰囲気を保てた理由と思われる ・事実、有力なコテが何人か出てからは不毛な感情的言い合いは減っている ・しかし、有力コテに対し「くれくれ厨」化してしまって良い流れは自然に消えた ・理論や体験談をまとめる動きがなく、単発のケーススタディの連続に止まっていた ・これが同じような質問をコテに繰り返すことに繋がった やはり、ループに陥るのを防ぎ、体験談を語り合う中から理論をまとめ上げるのが大事かと思いました 理論と実践の両輪・相乗効果が必要かと 31 :( ∀`) 2009/12/16(水) 14 32 18 所謂イケメン原理主義?とやらは、 女の子とあまり喋ったことのない男が、 自分は女を顔だけで選んでいるから、女も顔だけで選んでいるのではないか、 と思いこんでいるのが原因で生まれた意見だと思われ。 同年代の女の子の考えがネットやマスコミからしか入ってこないから 平気でこういう考えに至るんだと思う。 32 :( ∀`) 2009/12/16(水) 14 37 14 31 それも既出だよ〜。 6の「見過ごされる男女の違い」 こう考えると、Part1が神過ぎたのかもしれん。 表面的な部分に関する考察は出尽くしちゃった感がある。 何を言ってもループになるというか。 33 :( ∀`) 2009/12/16(水) 14 41 32 科学的に考えていこうとするなら まずは問題を定義するところからはじめないとな。 どこまでが既出事項で、いま何が問題なのか。 問題の定義が終わったら、その問題を解決するにはどうしたら良いのかを議論し、 結論をまとめる。 38 :( ∀`) 2009/12/16(水) 15 19 52 ループが減ると途端に書き込みへるな でも、これくらいゆったりしたペースが良いね 1日に300も400も進むのは異常だったよ Part3でもこの板では速いほうだけどさ 39 :( ∀`) 2009/12/16(水) 15 28 23 恋愛経験値の低い男だと 雑談できる程度のちょっと親しくなったくらいで いきなり告白したりするのがいるだろ ああいうのは美人相手にはあまり有効ではない よっぽど美人の好みに合致してない限りな 40 :( ∀`) 2009/12/16(水) 15 31 45 これからの方針について項目ごとにまとめてみた。 参考にしてもらえれば幸い。 ?理論面 まず理論的な話は皆感じているようにこの時点で、 各要素ごとにある程度の量がとしてでてきている。 ループから抜け出し進展する為にも一度まとめてしまう必要があると考える。 そこで前スレ挙がっていた、AHPである程度各要素の重要度合、について簡潔に階層ごとにまとめる。 そして、ISMで最大公約数的作業についてルーチン化できる点はしてしまう。 AHPについてはこちらを参照 http //homepage3.nifty.com/takahagi/AHPBOOK/ahp_book.html http //www.orsj.or.jp/~wiki/wiki/index.php/%E3%80%8AAHP%E3%80%8B ISM法についてはこちらを参照 http //www1.bbiq.jp/sekiya_z/report/ism91.html http //ci.nii.ac.jp/naid/110003026580/ ?行動面 煽られていた内容は事実、当てはまる人間もいる。 そこで各自が行動実行し、実際の生データを持ち帰ってくる。 テンプレ(現在はまだ無いが・・内容としては「具体的な行動内容」「行動により得た結果」「その行動から考えられる反省点と改善点と疑問点」etc) に沿って報告してもらう。 ?スレ運営 29のあげた点を参考にすればいいかと。 今思いつくのは、 くれくれや質問で荒れるのを防ぐ為に、 テンプレに沿って自身の体験談を語った人間のみテンプレの最後に自身の質問・疑問点を述べることが出来るルールを設けるとか。 ある程度中心になってまとめていく人間が要る。 まとめると ?で今すぐやる事は今まで挙がった理論のデータ整理と?の生データの検証。 そして将来的にやる事は上記内容+PART3は勿論、これから出てくるであろうPART4、5が終わるたびに生データ整理を行う。 ?で今すぐやる事はテンプレの作成 その後、実際の行動→テンプレにそって生データの報告。 43 :( ∀`) 2009/12/16(水) 16 01 28 なるほど モテる技術の過去スレも見たが勉強になるな あっちはどちらかというとチャラ男がHに持っていくまで こっちは真面目男が結婚に持っていくまでってところか 44 :( ∀`) 2009/12/16(水) 16 03 17 40コミュ力とか、実際に実行するのに最重要なことについての具体論がほとんどないから、実行に移せないんだが イケメンじゃなくても大丈夫なんだっていう安心感が得られただけ 45 :( ∀`) 2009/12/16(水) 16 05 14 40 秀同。 ただ、??は良いとして ?のAHPとISM法ってのは一度アンケートというか集計を取る必要があるな。 41 生きてるうちに頭使っとけよ〜ww 46 :( ∀`) 2009/12/16(水) 16 09 20 これからの時代は顔でも性格でもない。 有能な男かどうかが大事だ 48 :40 2009/12/16(水) 16 11 43 44 コミュ力は煽られたように実際の経験からじゃないとわかんないと思う。 煽りが述べられないと言ってたが、 実際俺も「ここをこうすればいいコミュニケーションが取れますよ〜」 なんて簡単に言えるもんじゃないと思う。 極端な例だが、 幼稚園児にうんこの絵を見せれば過剰反応するけど、 テストにうんこの絵を描いたら教授に世話してもらえなくなる。 いわば人それぞれ千差万別になってくると思うの。 49 :( ∀`) 2009/12/16(水) 16 19 07 47 まとめサイトのメニュー見てみな 50 :( ∀`) 2009/12/16(水) 16 22 24 49 おまえ優しいな 51 :( ∀`) 2009/12/16(水) 16 29 14 たまにはな。 52 :( ∀`) 2009/12/16(水) 16 31 01 40 それを言ってしまえば美人が男に求めるもの云々も千差万別じゃまいか? 53 :( ∀`) 2009/12/16(水) 16 31 03 そういう優しさは美人にモテるぞ。 無意味に冷たくするやつは引かれる 55 :40 2009/12/16(水) 16 41 56 52 それを言ったら今までの議論の価値が無くなるww まあ賞味な話、こうゆうのって行動や個々のパラメータだのは勿論かかわってくるし 個々のやり方次第だよね。 けどそれ言っちゃうとここの価値が無くなるわけで。 なんていうか、このスレに価値を見出すとするならば 意味を持たなくとも行動と理論からひとつの結果をまとめあげるだとおもうのよ。 53 基本無愛想でたまにやさしいことすると結構効くよな。 「自分のケツは自分で拭けよ」位なこと言っといて実際は裏で動いたり最後は助けるとか。 56 :( ∀`) 2009/12/16(水) 16 46 31 40 おお。熱いな。 たしか昨日も数値化の話題出てたけど、やはり千差万別さをどう咀嚼するかが難点だよね。 やっぱ、ある程度パターン化する方針? 女が千差万別とはいえ、おおまかなカテゴライズは可能だからね。 44の人の意見については確かに難しいところだ。 最低限のコミュ力ある人ならイケメン洗脳解けるだけで行動出来る人もいるんだろうけどね。 モテる技術の方も口説き的なコミュについては書いてるんだが、普段の会話とかは触れられてない。 まあ、当たり前過ぎる話題は無視なんだろうけど。 このスレは色んなレベルの人が混在してるっぽいからな。 そこが良いとこなのかもだけど。 他のスレとかだと、強者は妬まれ弱者は煽られ酷い有様だからな。。 俺からコミュ力について言えるとしたら、コミュ力がゼロな人ほどナンパから始めるのが良いんじゃないかということ。 学校とかの人間関係は失いたくないという恐怖が強いはずだからな。 まずはナンパでコミュ力と自信つけてから、学校や職場などの目当ての女の子と親しくなってみるとか。 ナンパなら失敗して当然なわけだし、ナンパした女にキモいと思われても痛くも痒くもなかろう。 29の日常の中での声かけで十分だと思うから、まずは見知らぬ人に話しかけてみては? ナンパ初心者の王道「道聞き」でも良いし。 「あの、モアイ像ってどこですか?」とか「あの、HEP FIVEってどこですか?」とか「あの、キャナルシティってどこですか?」とか。 57 :40 2009/12/16(水) 16 58 08 56 実際パターン化は入らない気がするんだが、 ある程度まとめないとPART2の二の舞になるとおもうんだよな。 俺はキャバのボーイのバイトで女の子と話すの慣れたけど、 確かにナンパは結構いいかも。 話かけて持続させてケー番、メアド交換位は出来るんだけど そっから先がなかなかうまくいかないからそこらへん語ってほしいな。 58 :40 2009/12/16(水) 16 58 49 間違い 入らない→× 要らない→○ 59 :( ∀`) 2009/12/16(水) 17 00 25 まあ男は女の顔を重視する人が多いじゃん? それと一緒で女は男のコミュ力を重視するのよ。顔は清潔感あれば造作はあんまし気にしない人が多いからね 61 :56 2009/12/16(水) 17 14 53 57 たしかに究極的にはパターン化は意味ないもんね。 でも、実学的な要素を含む学問はそのジレンマから逃れられないと思うんで。 経営学とか経済学とかが顕著だと思うけど。ある程度はパターン化モデル化しないと進まない。 恋愛を学問というには無理あるか・・・ ああ、いつも夜中までバイトしてた人? キャバのボーイだったんだね。 でも、凄い頭良いというか院生みたいな空気感じるのは気のせい? 俺は一応ナンパ経験はそこそこあるつもりだけど、ナンパ限定スレになるのは嫌なんだよね。 「今日は2即」とか「昨日はスト6ゲット」とかの応酬ばかりになるのは下らないんで。 誰とも合流したことないし、巷で言われてるナンパ師さんのナンパとは系統違うかもしれないし。 話かけて持続させてケー番、メアド交換位は出来るんだけど そっから先がなかなかうまくいかないからそこらへん語ってほしいな。 これは、その後のデートに向けてのメールや電話のやり取りのことかな? それとも、ナンパした時にカラオケとか居酒屋とかに連れだすということ? 62 :( ∀`) 2009/12/16(水) 17 16 24 ちょっと違うな コミュ力を重視しているわけではなく 「どれだけ私を愛してくれるか&愛せるか」というのじゃないだろうか カップルとしての女の見栄は 「いかに私が幸せか」というところにポイントが来てる気がするからな 63 :( ∀`) 2009/12/16(水) 17 21 52 62 そういう要素もあるな 結局は女の本能で、「強いオスに守られて安心して子を産み育てられる」状態を望むはずだから だから、どれだけ愛されてるかは重要だと思う 要は、精神的肉体的経済的に庇護されたい願望があるんじゃないか 66 :( ∀`) 2009/12/16(水) 17 28 36 職場の気の強い仕事できる美人が 忘年会で酔っ払った時に 私も馬鹿だなとか言われたいのと言ってたな やはり女は庇護されたいものなのか 67 :( ∀`) 2009/12/16(水) 17 33 20 66 もちろん正確には千差万別なんだろうが、そういう傾向はあると断言していいと思うぜ そもそも論に立ち返れば分かる 女が一人で安全に豊かに子育てしてくなんて現代でも難しいわけで 68 :40 2009/12/16(水) 17 36 12 61 一応最初にあげた方法である程度のモデル化は可能だと思う。 ISMに関しては学問の教える順序とかを導き出すのに利用されたりしてるから 順序立てるには結構有用だと思うし。 ただ、両者とも集計が鬼しんどいw 夜中までバイトしてるひとじゃないよー。 院生なんてたいそうなものじゃないよ。 一浪だし大学も知れてるレベルだし。 >ナンパ限定スレになるのは嫌なんだよね。 だよね。スレ違いな質問ごめんよ。 聞きたいのはその後のデートに向けてのメールや電話のやり取りについてなんだが、 なんていうか、メールや電話はマメにするんだけど、 ある程度経つとめんどくせえ!!って 自分自身のモチベーション下がってきて結局そのまま消滅しちゃうんだよね。 そうゆう時どうしてんのかなって。 要するに自分のモチベーションを下げないようにしてる事とかあったら教えて欲しいんだよね。 69 :56 2009/12/16(水) 17 58 54 68 なるほど。 ちょっと専門外なんで良く分からんけど、けっこうデータがいる方法みたいやね。 さらっとネットで調べた感じだけど。 全く貢献できない分野だけど、出来ることあったら書いてね。 いや、こっちこそ偉そうに言ってスマン・・ これからスレが実践方向へも向かっていくなら声かけ(ナンパ?)は避けられないよね。 どうしても近場で出会い作れない人いるからね。 えっと、正直言うと俺もメールや電話はダルいです。 なもんで、声かけた時は出来るだけそのままメシか飲みかカラオケあたりに行くこと多いね。 まあ無理な相手も多いんで、その時は連絡先聞きますけど、最近は聞くハードル上げてるかな。 「どうせ後で会う気にならんだろうな」と思う女だったら連絡先聞かずにバイバイ。 美人(というか好みの子)に声かけてるけど、話してみたら合わないとかもあるので。 なので、めんどくさくなったら連絡先消しますね。 ただ、友達に合コンの借りが何件もあるので、そのために合コン開催方向に切り替えることはある。 モチベーションについては何だろう? こっちが聞きたいくらいだけど、オナニーをしないようにしたことかな? これは恋愛というより、全体的に怠惰な自分を戒めるために課したんだけどね。 大学出たあと一時期ニート化してたんで(最低限のバイトはしてたけど)、射精したいなら金稼いで風俗行くか自力で女見つけてこいという。 最近は少し緩和して、将来に向けて一つ有意義な行動したらオナニーして良いというルールに変えました。 あ、いわゆるオナ禁と呼ばれてるものの効果については信じてないけどね。 単なる戒めとしてのルール設定として使ってた。 70 :( ∀`) 2009/12/16(水) 18 14 25 女と同じモチベーションなんて無理じゃね? 電話もメールも女並みにすることなんてないと思うが 71 :( ∀`) 2009/12/16(水) 18 16 24 美人系→ぬいぐるみが好きとは限らない 可愛い系→ぬいぐるみが大好き 異論は認める 72 :( ∀`) 2009/12/16(水) 18 21 23 71 特に異論はない。 73 :( ∀`) 2009/12/16(水) 18 21 46 一言で美人と言っても、美人系と可愛い系がいるよな このスレの住人はどっちを狙っている人が多いんだろ? ちなみに俺は前者 74 :( ∀`) 2009/12/16(水) 18 22 41 美人て言うのは自分を美人に見せる客観性があるってことだよ つまり男の視点になって服や化粧を選ぶことができる だから美人は外側は女らしくても 内面にはどこか男性の部分もあるんじゃないのか? だからぬいぐるみが好きとは限らない 可愛い系はある意味自分を可愛く見せようとしている だからぬいぐるみが好きな可愛い自分を演出しているんじゃねーの? そして男の目なんて全く無視、 男性視点なんて思いつきもしないのが 無駄毛や贅肉にまみれた薄汚いデブスと 76 :( ∀`) 2009/12/16(水) 18 29 50 ちょっと待て。 一つの議論の軸を提供してくれるのは有難いんだが、言葉の定義をしてくれ。 美人系と可愛い系って、具体的には? 74は俺の美人系と可愛い系のイメージと逆なんだよな。 俺がズレてるのか? 美人が男の目線は気にしてない。 可愛い系は男受け意識。 77 :( ∀`) 2009/12/16(水) 18 30 57 男の目線を気にしてるんじゃない 自分の中の男基準目線に照らし合わせてるってことだよ リアルの目線はあまり気にしてないと思う 78 :( ∀`) 2009/12/16(水) 18 32 29 76 美人系がモデルで可愛い系がグラドルでしょ 79 :40 2009/12/16(水) 18 33 04 69 ありがとう。 まあ現実問題、この量のデータ集計+計算となると一人で出来る作業じゃないし、 ある程度有志が必要だから厳しいんですよね。 やっぱメールや電話は皆ダルいもんなんですね。(苦笑) オナ禁・・・考えもしませんでした。ありがとうございます☆ 早速実践してみます。w 他の皆さんスレ汚してすいませんでした。m(__)m 80 :( ∀`) 2009/12/16(水) 18 48 39 69 社会問題化してる高学歴ニートですか? 79 汚してないぜー! 正直、このスレのエース級だと思うよ! 有志が必要なら協力するぜー。 数字には弱いもんでアンケートとかくらいしか無理だけど。 あと、生データ収集くらいは出来るか。 このスレ見て、声かける勇気出たよ! 87 :( ∀`) 2009/12/16(水) 20 03 26 85 そうか?綺麗系と可愛い系では攻略方法も多少違ってくるのでは? 88 :( ∀`) 2009/12/16(水) 20 07 26 どう違うと思うんだ? 90 :( ∀`) 2009/12/16(水) 20 14 22 87 そうやって人を分類しようとするのやめようぜ。 人とたくさん付き合っていれば、人間はそんな単純に分けられるものでもないし、 いろんな人がいると気付くはずだぞ。 91 :( ∀`) 2009/12/16(水) 20 19 15 このスレは面白い意見やためになる意見が多いから好きだな。 92 :( ∀`) 2009/12/16(水) 20 21 52 90 ある程度の傾向はあるけど、さすがに2パターンでは単純化しすぎか。 93 :( ∀`) 2009/12/16(水) 20 28 24 91 同意、なかなか奥の深いスレですね 95 :( ∀`) 2009/12/16(水) 20 34 50 そもそも外見で区別すること自体が無意味だろ 97 :( ∀`) 2009/12/16(水) 20 37 05 コミュ力について 98 :( ∀`) 2009/12/16(水) 20 38 04 97 漠然としてるな〜。 磨き方? 具体的内容? 99 :( ∀`) 2009/12/16(水) 20 41 07 95 正しいことだと思うけど、それを言ったらスレタイはどうなるwww 100 :( ∀`) 2009/12/16(水) 20 41 40 初対面でどうやってデートまでこぎつけばいいの?
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1779.html
「前みたいに、失敗しない。今度は自分のこと、ちゃんと分かってるから、ちょくちょく帰ってくるし、 みんなにも連絡する。……沙織たちも、会いに来てくれるって」 「…………………………」 京介は、何も答えない。 何とか言ってよ――――そう、催促しようと思ったけど、やめた。 さて……ここからが正念場だ。 「あのさ……京介」 「なんだ」 京介が、あたしに向き直った。 あたしもゆっくりと、京介を見る。 兄妹の視線が、ここでようやく交差した。 「あたし、好きな人がいるの」 「――――――」 これからあたしは、京介を困らせてしまう――傷付けてしまう。 それでもこの気持ちを伝えなければ、きっと後悔するから……勇気を振り絞る。 「いまからあたしが言うことで、あんたにキモがられて、嫌われるだけだって分かってる。困ら せちゃうだけだって分かってる。だから先に謝っとく……ごめんね、京介」 「…………………………」 京介を見つめながら、あたしは決定的な言葉を口にした。 「あたしさ……あんたのこと、好きなんだ」 「……………………はい?」 京介は目を見開き固まっている。 予想通りの反応。 「ち、ちょっと待ってくれ!えっ……なに?おまえ俺のこと好きだったの……?」 「うん」 いつかのように驚いた様子で口をパクパクさせている。 ……これも予想通り。 きっとこの後も、シミュレーション通りの反応で、あたしは京介に振られてしまうんだろう。 ところが―― 「はっ、ははは――なんだよそれ」 「な、なに笑ってんの?」 「悪い悪い、いやぁ、俺たち相思相愛だったんだなって」 「えっ…………ど、どういうこと?」 京介が言ってる意味が分からず、あたしは混乱してしまう。 あれ?…………そ、そーしそーあいってどういう意味だっけ…………? 「実はさ――俺も、いまからおまえに告白するつもりだったんだよ」 「…………マジで?」 「ああ。俺もおまえが好きだからな。……つうか告白する前に振られるのかと思ってマジでビビった ぜ……」 え?なんだって? ……ちょっと情報を整理しよう。 こいつはあたしに告白するつもりだった――あたしが好きだから。 ってことは、あれ?あたしと京介は相思相愛……ってこと? 「え、えぇ―――――ッッ!?」 「…………驚きすぎだろ」 「驚くに決まってんじゃん!」 「なんで?」 「だって!あんたが好きなのは、黒猫とかあやせのことだと思ってたし……」 「まあ、黒猫たちのことも好きだったけどさ」 「なん……だと?」 あたしの兄はなにを言ってるんだ? まさかエロゲに影響されてハーレムエンドでも目指しているつもりか!? 「なーんか、とんでもない勘違いしてそうだな」 「は、はあ!?あんたがみんな好きみたいなこと言い出すからでしょ!」 「俺が言いたいのはそういう意味じゃなくてだな!」 「じゃあなによ?」 「俺は、誰よりもおまえが好きってことだよ」 「ッ!?――あ、あっそ」 「おう。大好きだぜ」 誰よりも好き……だって。 ばかじゃん。 くさいんだっつーの。 「なあ桐乃、おまえがまた海外に行くってことだけどさ」 「……それはもう決めたことだから」 京介は真剣な顔であたしを見つめて言った。 もしかしたら、アレを使ってくるのかな? あたしはそう考えていたけど、少し違った。 「桐乃、俺はおまえが居ないと寂しくて死ぬ。だからどこにも行くな」 「………………」 自分の命を盾に留学を止めてくるとは…………京介は本気で言ってるんだろう。 こいつはいつだって大真面目だから。 「……おまえが居なくなったらお兄ちゃん死んじゃうよ?いいの?」 もはや脅迫である。 はっきり言って、チョーダサい。 「………………」 「頼む!桐乃様!このとーり!」 妹に拝みこむ兄の図。 なんだかなぁ~……止めるにしてももうちょっとカッコよく止めらんないの? それからあたしはしばらく考え込み、結論を出す。 「はぁ……ったく、やれやれだぜ――しょーがねーな」 「ってことは……」 「バカ兄貴のせいであたしの夢台無しだよ」 「……すまん」 「責任取ってよね」 「おう!任せろ!」 そうしてあたしたちは――スカイツリーを後にした……のだが、 『俺は!妹が好きだぁぁぁぁぁぁぁっ!だから!おまえとは付き合えなああああああああああああ ああああああああああいっ!』 『誰よりも好きなんだ!手放したくないんだ!そばにいて欲しいんだ!』 痛ミニバンから大音量で恥ずかしい告白が流れてきた。 「……なんなのこれ?」 「げぇっ!?いや!これは違うんだ!」 「どう聞いてもアンタの声じゃん!」 「くっそぉーっ!黒猫の野郎いつの間に録音してやがった!?これがあいつの言ってた呪いって ことかよ!」 この呪いの痛ミニバンは、大音量の恥ずかしい大告白をスピーカーから垂れ流しながら、あたし たちがホテルに帰り着くまで、後を追いかけてくるのだった―― 「――さっきのどういうこと?」 「いや、説明したとおりだが……」 正座した京介が答える。 「はあ!?ばっかじゃないの?マジで、ばっかじゃないの?ほんっと、ばっかじゃないの?」 「あー!うるせーッ!俺が馬鹿なのは分かってるって!」 「嘘乙ッ!ぜんっぜん分かってないから!ばーかばーか!ばかばかばーかっ!」 さっき聞いてみたところ、こいつはあたしに告白するためだけに、黒猫たちのことを振ってしまった らしい。 …………ばか。ほんっとバカッ! 「バカで結構。俺はおまえが留学を止めてくれただけでも嬉しいのに、こうして気持ちが通じ合って るって分かって、めちゃめちゃ嬉しいんだから」 「……そ、そんなことでごまかせると思ってないでしょうね」 「ごまかしてるわけじゃねぇよ」 京介は立ち上がりあたしの肩を掴みながら言った。 「おまえに想いを伝えるために俺が選んだことだ。後悔は、してない」 「…………キモ」 「へっ、そりゃどーも」 ニヤリと牙を見せつけながら京介は笑う。 あたしはちらりと京介を見て、 「なんだかなぁ~」 「……なんだよ」 「ああ、いや、うん……なんだろ」 「なんかうまく言えないや。ちゃんと考えがまとまったら言うよ」 「そっか。じゃあ、そうしろ」 「うん」 再び京介を見る。目が――合った。 「一個だけ、はっきりしてることだけ、言っとくね。――嬉しかったから」 「――――」 「あたしを好きになってくれて、ありがと」 「……おう」 顔を真っ赤にして京介は返事をする。 きっとあたしの顔も同じように赤くなっているだろう。 「海外にいくって言ったあたしを、止めてくれて、ありがと」 「当たり前だ」 「あたし――てっきりさ。あのとき、あんたがアレ使ってくるのかなって、思った」 「アレ?」 「ほら、アレ。約束したっしょ?模試でA判定取ったら――」 「おまえが俺の奴隷になってくれるっつー話?」 「そ、そんな約束はしていない!」 せっかくいい雰囲気だったのに!……後で仕返ししてやる。 「あれあれそーだっけ?」 「ったくもー、覚えてるくせに!……『一個だけ、あんたの言うことなんでも聞いてあげる』っていう あの約束を、使ってくるかなって思ったの。あんたに海外行くって伝えたら」 「というかおまえ、いまにして思えばだけど……俺が『お願い』を使って止めてたら、海外行ってた んじゃないか?ダメとか言ってさあ」 「どーだろ……これでも結構決意は固かったし……この辺の心境は複雑だから、いつか考えがま とまってから話す」 「うん。……しかし『お願い』ねえ……。あんときに使おうなんて発想は浮かばなかったなぁ……忘 れていたわけじゃないんだが」 「そ、それってなんで?」 京介は恥ずかしそうに頬を掻きながら答えた。 「おまえとのことは、自分の力でなんとかしたかったんだ」 「そうなんだ……ほ、ほう……へぇ~……」 「……うれしそーじゃないか」 「うっさい」 照れ隠しにもならない照れ隠し。 通じ合ってたって分かってすっごい嬉しい。 こんなにあたしのことを想ってくれてたって分かって、すっごいすっごい嬉しい。 「しっかし――これからどうするか、相談しねーとな」 「人生相談?」 「そうだな、人生相談だ。いままでとは違って――もう、妹の人生相談じゃない」 京介はキリッとした顔で決め台詞を言い放つ。 「俺たち二人の、人生相談だ」 あっ、そうだ! 人生相談で思い出したけど、聖夜たんの告白シーンで止めたままだった! 「ねぇねぇ、その前に、やりかけだった『くりすます聖夜』クリアしてもいい?」 「ふざけんなよ!?せ――せッ~かく俺がいい台詞を言ったってのに!なんでこれから俺たちの 大切な今後について話し合おうってときに、エロゲーをやんなくちゃならんのだ!」 フヒヒ――さっきのおかえしだっつーの。 その後、ヒントを探すためにエロゲーをプレイする二人。 エロゲーで思い出したのか、京介は婚約指輪をプレゼントしてくれた。 それから――あたしたちは『約束』を交わす。 この約束の内容は、あたしが前もって考えていたものだった。 ――時は流れ、卒業式が終わり、あたしたちは教会で結婚式を挙げている。 「これ、返すね」 「………………」 結局―― あたしたちの間にゲームのような奇跡は起こらなかった。 数年前、ipodに想いを込めたあの日から、あたしもずいぶんヒントを探し続けてきたけど、この先 に上手い落とし所なんてない。 でも、いいよね――『あたし』が叶えたかった夢は、二つも叶ったんだから。 これ以上あたしのワガママに京介を付き合わせるわけにはいかない。 この二年間で溜め込んだ二人の思い出だけで、あたしは強く生きていけるはず。 「ほらぁ、いつまで妹に馴れ馴れしく触ってんの?もう恋人じゃないんだから離れてよ」 名残惜しいのをぐっと堪えて、気丈に振舞う。 兄貴は苦笑しながら、 「へいへい…………なあ桐乃」 「ん?」 「俺のことずっと好きでいてくれて、ありがとうな」 ※ 春休みになり、あたしたちは『オタクっ娘あつまれー』の新メンバーと顔を合わせるオフ会に向かっ ている。 「あっ!」 大通りから角を曲がろうとしたところで、メルルのグッズが目に入った。 「メルルの新しいグッズ出てる!まじかるリング!」 アニメショップに駆け寄り、あたしは指輪を見つめる。 ――あたしは少し考え、 「ねぇねぇ、あんたあたしにこれ買ってよ」 可愛くおねだりしてみた。 「はあ!?なんで俺がおまえにオモチャの指輪なんざ買ってやらなくちゃいけねーんだよ。自分で 買えば?」 すげなく断られる。 はぁ~……分かってない。 婚約指輪は返しちゃったけど、結婚した証が欲しいわけ。 誓いを形にして、想い出として残したいわけ。 こういうのが心の支えになるって前にも言ったじゃん。 ……とは言わず、代わりに兄貴の言い訳を真似してみる。 「チッ、兄妹なんだから別にいいでしょ」 「なんだその理不尽な理屈は!」 あんたの真似ですケド。 自分で買っても意味がないので食い下がる。 「ったく分かってないなァ~。――いい?妹ってのはァ、兄に可愛くおねだりするもんなの」 「じゃあ可愛くおねだりしろ!そしたらちょっとは考えてやんよ」 「え?あたし可愛いっしょ?」 いつもの五割増しで可愛くおねだりしてるつもりなんだけど。 あたしはちょっとむくれて言う。 「いーじゃん、買ってよケチ」 「……ぐぬ……はぁ~~わーったよ」 諦めずに粘って、ようやく買ってもらうことができた。 指輪を眺めながら兄貴にお礼を述べる。 「へっへー、さんきゅー」 この『魔法の指輪』にはきっと奇跡を起こす魔力なんて込められてない。 けど、あたしの心の支えにはなってくれるはず。 再び目的地に向かって歩いているあたしたち。 午前中だからか、大通りから外れると道行く人々は少ない。 「あ、忘れてたわ」 さっきから何やら考え込んでいた兄貴がそんなことを言い出した。 あたしは足を止め、振り返る。 「何が?」 「ほら、いつかの『おまえが何でも言うこと聞いてくれる』っつー約束。――まだなんもしてもらって ねーや、俺」 「そういやそうだね。――使い途思いついたわけ?」 「おう」 すっごい、いい笑顔……っていうかニヤニヤしてる。 さすがに街中でセクハラはしてこないと思うケド……。 「アキバを歩いてて思いつくとか、嫌な予感しかしないんだケド……ま、いちおー聞いてあげるよ」 「よし、じゃあちょっとこっち来い」 数歩先にいるあたしに向かって手招きをする、兄貴。 なーんか企んでそうだな~。 「はぁ~?なんだっての。それが願いごと?」 「いいから」 「はいはい。これでいい?」 「おう」 兄貴はあたしの耳にそっと口を寄せ――こっそりと『秘密のお願い』を囁いた。 周りには、キスをしているように見えたかもしれない。 「――どうだ?」 まるでいつもあたしがする……人生相談のお願いのような言い方だった。 色んな意味で――短くて、大切なお願い。 『あたしたちの悩み』のすべてが詰まった台詞だった。 あたしは―― 「うん、いいよ」 溢れそうになる涙を堪えながら、精一杯の笑顔で答えた。 これが兄貴の探し出した答えなんだ。 「へへ……マジで?」 「ひひ、マジマジ。じゃあ――約束」 あたしが、指切りをするために小指を差し出そうとした次の瞬間だった。 ――頬に触れる優しい感触。 「んなっ……!」 あたしはどんっと京介の胸を押し返す。 「な、なにすんのっ!約束は!?」 「兄妹なんだから別にいいだろ?」 「い、いいわけあるかぁ――――――――――っ!」 びしっと京介を指差して、 「エロゲーじゃないんだっつーの!」 『魔法の指輪』が『あたし』の一番叶えたかった夢を叶えるために――ううん。 あたしが強くなれるように力を分けてくれたのかもしれない。 切り出し方は、とっくの昔に決まっている。 「帰ったら、人生相談だかんね!」 そう言って、あたしは駆け出す。 指に嵌められた指輪が強く輝いた気がした。 ―おしまい― ----
https://w.atwiki.jp/bijinnnimotetai/pages/53.html
以下は、http //gimpo.2ch.net/test/read.cgi/motetai/1260921541/l50から引用 美人と付き合う方法 part3 901 :( ∀`) 2009/12/20(日) 16 49 25 これから分析するに 心理学的に優位な立場にあると良い 職場の上司、先輩などなら、これを活かすべきだ 服のセンスに自信がないならスーツなども良いと思う ひたすら会う機会を増やすべきだ 単純に顔を合わせるだけでも違う 仕事や勉強を頑張ると、よくわからんが頑張ってるのが伝わるらしい 揚げ足取ったりツマラン重箱の隅つつく暇があったら 目の前にある仕事や勉強をがんばったほうがいい 会話は無理せず挨拶、天気や季節の話 最近食べたおいしいものなどが無難 相手が話始めてくれたら、できるだけそれを膨らませる リピートやミラーリングも良い 沈黙を必要以上に怖がることはない 905 :( ∀`) 2009/12/20(日) 17 09 48 なるほど。 目当ての美人より完全に上の立場に立てれば良いと。 医者と患者なみに。 やはり金持ちや権力者は強そうだ。 イケメンも見た目だけで美人に対し圧倒的に優位に立てるなら強力だろうな。 そこまで行かなくても、女が弱い部分を磨けば、比較的に楽に上に立てそうだな。 例えば、パソコンや家電を直せるとかは良さそうだな。 919 :( ∀`) 2009/12/20(日) 17 49 37 918 女優級を想定してるの? それなら金だよ。 終了。 てか、美人はブサメンと付き合っても自分の権威が大して目減りしないんだよ。 それが大きいよ。 だから、ベクトル理論が当てはまりやす。 自分の好み優先というか。 並の女がブ男と付き合ってたら、「うわー妥協したんだ」とか「あの女モテないんだな」と言われるからな。 これは女から聞いた話だから、けっこう信憑性あると思うよ。 金持ち男やイケメンがブスと付き合ってたら美談みたいになるが、 取り柄ない男がブスと付き合えば、さらに評価が下がるのと同じだろう 921 :( ∀`) 2009/12/20(日) 17 53 40 天然美人ってのは それほど見栄や体裁を気にしないんじゃないのかね 美人がブサと一緒だからといって あの女モテないんだなと思うよりは その男は美人に選ばれるだけの良い男なんだろうかと思う だからこそ男は美人と付き合いたいわけだよ 922 :( ∀`) 2009/12/20(日) 17 56 45 見栄はりたいんだよ、並の女は。 だから、世間的に評価高い男と付き合いたがるんだよ。 美人は見栄はる必要がない。 だから、世間的評価より自分の好み&幸せが優先。 だから、例えば同じ金持ち狙いでも、並の女は優越感味わいたいとかセレブへの憧れ。 美人は自分と子供の安全のため。 より本能的。 見栄とか世間体みたいな理性で男を選ばない。 イケメン狙いも同じ。 並の女は優越感や憧れ。 美人は、あくまで自分の見た目のツボだっただけ。 そういうこと。 925 :( ∀`) 2009/12/20(日) 18 02 45 見栄はろうとすると、どうしても世間的評価のフィルターを通して物を見るから、 本能が求める要素を見抜けなくなりがち。 926 :( ∀`) 2009/12/20(日) 18 04 34 少なくとも彼氏の自慢を「高学歴だしー、イケメンだしー、金持ちだしー」みたいな感じで言ってたら それは理性で選んだ彼氏っぽいよな。 逆に「え?今の彼氏どこがいいの?」みたいな男と付き合ってたら本能が求めた彼氏なのかもな。 928 :( ∀`) 2009/12/20(日) 18 08 07 そうなんだよな、本来本当に本能で好きになった彼の場合は、 他人(特に男)からみたら、「どこがいいの?」みたいな感じになると思う。 ラベルで選んでる時点で本能で好きになったとは言えないんじゃない? 929 :( ∀`) 2009/12/20(日) 18 11 47 927 その通り。 そういう女は簡単なんだよ。 求めるものが画一化されてて分かりやすいから。 この層が一番マニュアルが効く。 そこそこ可愛いというレベルに多い。 だから、表面的な武器ある奴なら、このレベルの女に困ることはな。 周りからはメチャクチャモテる男に見える。 ちなみに美人の中にもこういうタイプはいる。 化粧で化けるタイプに多い。 だから、このスレ的には怒られるかもしれんが、金や見た目だけで美人にモテちゃうこともある。 ただ、これは金や見た目がなければ無理ということを意味しないから。 何回もループしてるけど。 933 :860,866 2009/12/20(日) 18 37 49 898 身長161cm 体重48kg まあスリムな感じ。 918 そりゃどうも。 まあでも、お世辞じゃなく香里奈とゴマキを足して割った感じ。 友達に紹介したらアイドルかと思ったって言われた。 でもそこらのアイドルよりは多分美人。 難を言えば、美人なんで虫が大勢よってくる。 3人から同時に告られたり、おっさんに住所調べられたり。 俺はあくまでフツメン。 950 :( ∀`) 2009/12/20(日) 19 22 01 青山とか渋谷に行けばいるじゃん。クラブもモデルとか来てるよ。 ここは口ばっかりで行動しないやつが多いと思う。 971 :( ∀`) 2009/12/20(日) 20 36 05 もう次スレでは「イケメン」をNGでいいよw 973 :( ∀`) 2009/12/20(日) 20 39 45 イケメンに付いての議論はすでに終わっているのに 話をループさせようとするから 984 :( ∀`) 2009/12/20(日) 21 16 19 【ギャップ】 【本能】 【コミュ力】 【段階理論】 みたいなのとかどうよ。これ以外の話題は禁止にしといてさ。 985 :( ∀`) 2009/12/20(日) 21 20 05 1に ※顔に関する話題は禁止します この一文をいれとくか。 987 :( ∀`) 2009/12/20(日) 21 21 53 984 良い案だが、それ以外の見た目などの基礎事項のコンセンサスをまとめサイトに整理しないとな。 Part1からの総まとめというか。 でないと、新参は完全排除になってしまわないか?
https://w.atwiki.jp/lls_ss/pages/1474.html
元スレURL 果南「知らない間に曜とダイヤが付き合ってた」 概要 ぐだぐだな愚痴に付き合う千歌 タグ ^松浦果南 ^高海千歌 ^短編 ^コメディ 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/storyteller/pages/2018.html
そう、あたしたちはこんなにも理不尽な世界に生きているのだらよ1 3 part71-140~144 140「だらよ」&「だらよ3」 1/52017/05/13(土) 00 28 43.86ID qZWGd2MZ0 合資会社自転車創業製作のPC用サウンドノベル、 「そう、あたしたちはこんなにも理不尽な世界に生きているのだらよ」およびその続編である 「そう、あたしたちはこんなにも理不尽な世界に生きているのだらよ3 ※この世界で2の発売予定はありません。」 のストーリーを投下します。 ■■用語 ●ANOS(アノス) 自転車創業作品の代名詞ともいえる結晶体。 作品ごとに微妙に機能や形状が違うが、時間や記憶について干渉できる。 ●爆弾 この世界における災害的な存在。 ・別世界から送り込まれ、自動で結界を生成する ・結界内は時間と空間の法則が異なり、謎解き的なギミックが追加される ・結界の出入りには定員があり、2人以下になると脱出不能になる ・接触できるのは先天性魔法使いのみで、しかも精神にダメージを受ける ■■登場人物 ・麻刈ノゾミ(まがり -) 主人公。『爆弾解体“の準備”』担当。自殺志願者。 死への恐怖心が無いため、意識を乱す爆弾結界内で理性的な謎解きができる。 ・蒔雉カコ(まきじ -) ヒロイン。『爆弾解体』担当。先天性魔法使い。 「~~だらよ」という舌っ足らずな方言など、精神年齢が幼く残念な26歳。 爆弾解体の時にはメガネと上着を外し、キリッとした口調のクール美女にスイッチする。 ・高槻アキラ(たかつき -) カコの上司。カコやノゾミをスカウトした、典型的な苦労性の中間管理職。 ・御子徒セツナ(みこと -) カコの同僚。資料室の座敷童的存在。微力だが先天性魔法使い。 機密文書の記憶・検索能力を持つ、図書委員みたいな役割の無感情系少女。 ・鴛時ミライ(おしじ -) サブヒロイン。結界に閉じ込められていた少女。無自覚な先天性魔法使い。 ノゾミと似た思想を持っており、爆弾探しの最中にノゾミに好意を抱く。 ・斥逆ナガル(せきさか -) 主人公の前任者。ゲーム開始時点で既に故人。 爆弾結界に造詣が深く、資料室や結界内に文書(ヒント)を遺している。 141「だらよ」&「だらよ3」 2/52017/05/13(土) 00 30 28.63ID qZWGd2MZ0 ■■そう、あたしたちはこんなにも理不尽な世界に生きているのだらよ ●プロローグ 主人公ノゾミは家族(父母妹)全員を事故で亡くし、感情が抜け落ちてしまっていた。 名所で自殺しようと思いバスに乗ったが、運悪くバスジャックに遭遇し、さらにバス内に爆弾が出現する。 死にたいが他人を巻き込みたくないノゾミは偶然乗り合わせたカコと協力して爆弾解体を成功させる。 ●爆弾解体 バスの一件から、ノゾミは爆弾解体機関の責任者であるアキラにスカウトされる。 爆弾解体を経て、カコのアホっぽい行動に呆れながらも徐々に感化されていく主人公。 途中でサブヒロインのミライを救出して修羅場っぽい雰囲気にもなる。 ●カトリーヌ文書 ギミックを解く過程で、爆弾解体後の結界から蚊取り豚のような物体を発見する。 カトリーヌ(セツナ命名)の中には謎の人物からのメッセージが入っており、世界の摂理を語ってくる。 これ以降、爆弾を解体するたびにナガル文書とは異なるカトリーヌ文書を発見していく。 ●エピローグ ノゾミとカコはついに全ての爆弾を発見・解体し、その過程で両想いになる。 晴れやかな気持ちで拠点に戻ってきたノゾミ達・・・しかし拠点に爆弾が発生していた。 健闘空しく、カコは爆弾解体に失敗する。 規模の小さい爆弾だったが、至近距離にいたカコは体がバラバラになるほどの爆風を受けて即死し、 後ろに控えていたノゾミはカコの体が壁となって一命を取り留めた。 絶望した主人公と共にスタッフロール。 『そう、あたしたちはこんなにも理不尽な世界に生きているのだらよ』 /了。 142「だらよ」&「だらよ3」 3/52017/05/13(土) 00 33 25.00ID qZWGd2MZ0 ■■そう、あたしたちはこんなにも理不尽な世界に生きているのだらよ3 ※この世界で2の発売予定はありません。 ●プロローグ 最近不思議な場所でカコと爆弾を探す夢を見るようになったノゾミは、アキラから新たな任務を説明される。 諸悪の根源と考えられていた別世界にも爆弾の危機があり、世界の境界を守るために別世界の爆弾を解体する。 新たな爆弾解体担当のミライは別人レベルでキャラ崩壊しており、とにかくノゾミに頻繁に求愛してくる。 ●種明かし 別世界の爆弾を解体していくと、またもカトリーヌ文書を見つけていく。 『前作の爆弾騒動は世界がANOSによって何度も捻じ曲げられた反動からきたもの』 (※過去作「あの、素晴らしい__をもう一度」や「ロストカラーズ」のこと) 『救済措置を用意した。近似した条件下で代替品を用意することで“世界を騙す”ことができる』 ミライを犠牲にカコを蘇生させる・・・そんな救済措置に不快感を覚えつつも、心が揺らぐ主人公。 ●カコとミライ 現実で爆弾を解体するたびに、プロローグと同じ夢の中でカコと爆弾探しを進めていく。 その一方で、現実のミライはどんどんカコに酷似した振る舞いをしていく。 ノゾミも意識が混濁し始め、カコとミライが同一の存在に見えてくる。 ●最後の選択 最後の爆弾のある世界には、爆弾ではなく喋るカトリーヌ・・・斥逆ナガルの魂が待っていた。 彼は世界の自己修正力をマヒさせるため、世界に『2の無い世界』という細工を仕掛けていた。 (『本棚に第一巻と第三巻しかなければ、第二巻が見つかるまで第三巻は検閲されない』ような理屈らしい) そして今、現実ではノゾミとミライが、夢ではノゾミとカコが同じ場所で同じ謎を解いてシンクロしている。 ミライを代替品としてカコの蘇生にとりかかるカトリーヌを、悩んだ末に叩き割るノゾミ。 失ったカコを取り戻したい気持ちはあるが、その犠牲を第三者のミライに押し付けることは出来ない。 カコと同一視していたことをミライへ謝罪し、ミライを連れて結界を後にするノゾミ。 彼は爆弾などの世界の裏側に関することには今後関わらないことを決意した。 『そう、あたしたちはこんなにも理不尽な世界に生きているのだらよ3 ※この世界で2の発売予定はありません。』 /了。 143「だらよ」&「だらよ3」 4/52017/05/13(土) 00 35 08.75ID qZWGd2MZ0 ▼▲▼▲ANOSアップデート▼▲▼▲ カトリーヌが叩き割られ、膨大なリソースが途中放棄されたことによりANOSが変化したようだ。 “あなた(プレイヤー)”のPCの「だらよ3」のゲームフォルダの片隅にANOSのアップデートパッチが生成されている。 これにより“あなた(プレイヤー)”は「だらよ3」から「だらよ」へアイテムを移動できるようになった。 そして“あなた(プレイヤー)”はふたたび「だらよ」を起動した… ■■そう、あたしたちはこんなにも理不尽な世界に生きているのだらよ ●エピローグ(最後の爆弾を発見するまでは同じ) ノゾミとカコはついに全ての爆弾を発見・解体し、その過程で両想いになる。 晴れやかな気持ちで拠点に戻ってきたノゾミ達・・・しかし拠点に爆弾が発生していた。 健闘空しく、カコは爆弾解体に失敗する。 しかしノゾミはカコを庇い、“なぜか”持っていたマジックアイテムによって爆風を無力化する。 今度こそ爆弾が完全に消えさったが、なぜかセツナの姿がどこにも見当たらない。 ノゾミ達は消えたセツナを探すため、手掛かりを求めて世界を安定させる旅を始めることにした。 『そう、あたしたちはこんなにも理不尽な世界に生きているのだらよ』 /終。 144「だらよ」&「だらよ3」 5/52017/05/13(土) 00 36 56.51ID qZWGd2MZ0 ■■要約 ■「だらよ」(ANOS更新前) 主人公とヒロインは世界の破滅を防ぐために魔法で出来た爆弾を解体するが、 最終的にヒロインが爆弾によって理不尽な死を迎えて終了。 ⇒「だらよ3」へ続く ■「だらよ3」 主人公の功績を讃え、「だらよ」で死んだヒロインを生き返らせるために 前任者が『サブヒロインを犠牲にすることでヒロインを生き返らせる世界』を作る。 主人公は「死んだ人間のために生きた人間を犠牲に出来ない」と断る。 ▼▲▼▲ANOSアップデート▼▲▼▲ 「だらよ3」をクリアしたことで、“あなた(プレイヤー)”は「だらよ」へ介入する。 ■「だらよ」(ANOS更新後) 主人公とヒロインは世界の破滅を防ぐために魔法で出来た爆弾を解体する。 爆弾解体と同時に消えてしまった謎の多い仲間を探すため、二人で旅を始める。 ⇒「だらよ2」へ続く(※この世界で2の発売予定はありません。) ■■つまり「だらよ」のANOS更新前後でパラレルワールドが発生し、 (A)「だらよ3」後に主人公とサブヒロインが添い遂げる世界。 (B)「だらよ」後に主人公とヒロインが添い遂げる世界。(=「だらよ2」) の2パターンへと分岐した・・・という解釈・・・のはずです。 (※難解にボカされた表現なので憶測を含みます) 以上です。 145ゲーム好き名無しさん2017/05/13(土) 07 34 56.77ID UGN29xq00 乙だらよ 146ゲーム好き名無しさん2017/05/14(日) 14 44 28.76ID 94I2CRr30 147 面白そう 147ゲーム好き名無しさん2017/05/14(日) 16 57 46.86ID RF+UrQV10 146 色々凝ってて面白いゲームですよ 謎解きのところはボカして書きましたがギミックも斬新なものだらけです。 まだまだ正統派の選択肢総当りゲームが多かった時代に、 選択肢以外の方法でゲームを進行させることにこだわったゲームです。 148ゲーム好き名無しさん2017/05/14(日) 17 49 58.87ID 7a7+fvY40 だらよより古いANOS系の「あの、素晴らしい をもう一度」「ロストカラーズ」「空の浮動産」はiOSで配信してたりするので、 気が向けば割と手軽にやれる
https://w.atwiki.jp/83452/pages/5830.html
唯「え、どういうこと?」唯「あーずにゃん♪」ダキッ梓「ちょ、唯先輩やめてくださいよー」唯「もうあずにゃんったら~、照れちゃって~」律「お二人さん、いちゃいちゃするなら人のいないところでやりなさい」唯「え~」梓「唯先輩ふざけすぎですよ」 ---------純「唯先輩」唯「はい?あ、えーっと憂と同じクラスの……」純「鈴木です」唯「どうしたの?」純「いきなりなんですが、妹の憂さん、付き合ってますよ」唯「へ?だれと?」純「梓とです」唯「憂とあずにゃんが付き合ってる?」純「はい」唯「え、どういうこと?」純「そういうことです、それでは」タタタ唯「仲が良いってこと……?」---------律「唯」唯「はい?」律「唯にはさ、好きな人っていないのか?」唯「好きな人…?みんな大好きだよー!」律「あーそうじゃなくて!」唯「ほぇ?」律「大切だなぁーとか触れたいなーとか、……キ、キスとかしたいなーとか思う人がいるかってこと」唯「キスっ!?」律「ちょ、声がでかい」澪「なんだ?何の話だ」律「……好きな人がいるのかって話」澪「む…、だれの?」律「唯の」 澪「そ、そっか……あはは、唯のか」律「?」澪「で、唯はだれが好きなんだ?」唯「さっきりっちゃんが言ってたことを思う人は……いるかも」律「ほぉ~?だれだ?だれなんだ」唯「で、でも、なんかよくわかんないよ…」律「それが恋なんだ、気づいた時に恋はしているものなんだ!」澪「なに興奮してるんだよ」律「だって恋愛とか無関係そうじゃん唯って!その唯が恋に悶々とする姿って面白いじゃん」唯「りっちゃんヒドイよ~」律「おぉすまんすまん、ちなみにどんなイケメンなんだ?それとも王子様かな?」唯「……」唯「ぅ…、憂……かな」律「え……?」澪「妹……?」紬「」 律「まぁ待て、この学校は女子校だ。だから同性である女子に恋をするのは分からんでもない、いや分かる」律「ただ、んー…、妹……だよな?」唯「だめなの…?」澪「ま、まぁ姉妹愛みたいなものだろ?」唯「そうだよ!うん、姉妹愛!ほっぺにキスぐらいできるからこれは恋じゃなくて姉妹愛!」律「キスって口にだぞ」唯「……(口には無理だよ…憂怒るよ…)」澪「なんだか、唯の恋を見たら私の悩みなんてちっぽけだなって思ったよ、ありがとう!」律「おい澪、それどういうことだ?」澪「唯は憂ちゃんに告白するのか?」唯「し、しないよ~(……そんなことしたら憂どんな顔するんだろ…?)」律「妹にラブレター書くのってなんか良くない?あえて他人行儀みたいな」澪「おぉ~良いなそれ」唯「憂は大切な妹だからそういうことはしないー!」律「ちぇ~つまんな~い、付き合ってみればいいのにー」唯「ねぇりっちゃん…?付き合うってどういうことなの?」律「そう訊かれると答えづらいんだけど…んー……澪、良い答え方ないか?」澪「恋のお試し期間」律「うわくっさいけど、的を得てるな」唯「そうなんだ…(あれ?じゃああずにゃんと憂って……)」澪「で、律、話があるんだ、ちょっと来てくれないか」テクテク律「なんだ澪?」テクテク… ---------唯(別に付き合わなくたって姉妹なんだから、それでいいじゃん)唯「ただいまー!」ガチャ唯「うい~(だって憂は笑顔で迎えてくれるから――)」タタタギュッ憂「っ、だ、だめっ」バッ唯「ぇ……」憂「……」憂「あ…ごめんね、お夕飯作ってるから…」唯「ぅぃ……(なんで…?)」 ------------唯「ねぇ、あずにゃーん」ダキッ梓「な、なんですか?」唯「最近、憂が相手してくれなんだよぉ」梓「憂にも色々あるんですよ」唯「…(うい……)」ウルウル梓「なに弱気になってるんですか、先輩は笑顔の方が似合いますよ」キリッ唯「あずにゃん…」梓「突然ですが、唯先輩には好きな人っています?」唯「!」唯「……」唯「いないよ」梓「」ニヤリ 梓「年下ですか?」唯「ぅ……そうだよ」モジモジ梓「誰ですかね?」梓「で、告白しないんですか?」唯「無理だよぉ」梓「待ってる人の気持ちも考えてください」唯「……」梓「いつでもいいですからね」 ------------唯(ラブレターじゃないけど、日頃の感謝を込めて手紙を書こう!)唯「えーっと、う~ん難しいなぁ」唯「」カキカキ……唯「よしできた!」律「ん~?何ができたんだ?」唯「憂への手紙だよ!」澪「ラ、ラブレターか!?」唯「違うよ~、日頃の感謝を込めた手紙」律「な~んだ、どれどれ『あなたをいつも傍で見ています―――』」澪「ぶふっ!ちょこれラブ…」律「まてまてまてまてまてまて」唯「なんか変?」律「いやイイ!凄くいいぞ!唯」 唯「うへへ~もっと褒めて~」澪「どうやって渡すんだ?」唯「手渡しだけど」律「違うな、下駄箱に入れなさい」唯「憂の下駄箱に?」律「そうだ、そしてこの手紙を読んだ憂ちゃんのところに駆けつけるんだ」律「そしたら憂ちゃん泣いて喜ぶぞ」唯「本当に~?憂、喜んでくれるの?」律「あぁ」唯「よしっ」 ----------唯「憂の下駄箱は……あ、あったあった」ガチャパサッ唯「ん?紙?……」ペラ唯「……ラブレター!?」唯(憂ってやっぱりモテるんだ…)唯(…うい……)ガチャンッ唯「……」タタタ唯(自分のと入れ替えちゃった…)唯(なんか嫌だった……この気持ちって…) ……ガチャ唯(あ、憂が来た)ソー唯(よし、手紙に気付いたみたい)唯(あんなに真剣に読んでる…)唯(……そろそろいいよね?)サッ タタタ唯「う、ういー!」憂「!?」ササッ 唯「」ジー憂「……」唯「あれ…?(喜んでくれないの…?)」憂「あ、お姉ちゃんも今帰り?」唯「へ?うん、そうだよ」憂「……」唯「」ジー憂「…?」唯「」ジーー憂「お姉ちゃん?」唯「あれ…?(手紙間違えた?)」憂「え?」梓「唯せんぱーい」タタタ唯「っ!」憂「ぁ」梓「どうしたんですかこんなところで」唯「えーっと、あ、憂とお話してたんだよ!」憂「……」梓「そうなんですか、三人で帰りませんか?」唯「ぇ、あ、うん、いいよね憂?」憂「いいよお姉ちゃん」梓「じゃあ帰りましょう」 2
https://w.atwiki.jp/meteor089/pages/165.html
一夏「セシリア、付き合おう」 セシリア「ほ、本当ですの…!?」 ① ② ③ 戻る 次へ 10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2011/05/28(土) 15 32 50.01 ID WLcHuNN40 セシリア「そ、それはどういった意味で!?」 一夏「どういった、ってなんだよ?」 セシリア「どうせいつもの買い物とか訓練とかではありません?」 一夏「違う。セシリアが好きなんだ」 セシリア「本当に? つまり私と恋人の関係を所望なさると!?」 一夏「駄目……か。悪かった」 セシリア「違いますわ! 私で良ければ、喜んで!」 11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/05/28(土) 15 40 27.89 ID WLcHuNN40 一夏「……ありがとうセシリア」 セシリア「そんな……お礼を言うのは此方の方ですわ」 一夏「ふぅー緊張した。こんな経験初めてだったからな」 セシリア「緊張したのは私もですわよ。部屋に呼び出されたら、それはもう嫌でも意識してしまいますものね」 一夏「そ、うだな……」 セシリア「……」 一夏「その、なんだ。これからよろしく」 12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/05/28(土) 15 45 10.29 ID WLcHuNN40 セシリア「え、えぇ、此方の方こそ、不束者ですが宜しくお願い致します……///」 一夏「おう……」 セシリア「……」 一夏「お、お茶淹れてくる」 セシリア「は、はい……///」 セシリア(ついに! ついに来ましたわ私の時代!) セシリア(強敵達を押し退けて……しかも一夏さんからの告白! 完全な勝利ですわ!)グッ 一夏「……何やってんだ?」 セシリア「も、申し訳ありません一夏さん! その、嬉しくてついガッツポーズを……///」 一夏「そっか。俺も嬉しいよ、セシリア」 13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/05/28(土) 15 51 32.39 ID WLcHuNN40 一夏「……」ズズー セシリア「……」ズズー 一夏「……悪いな」 セシリア「?」キョトン 一夏「……何か、上手い事でも言えたら良いんだけどな。告白から先の事は何も考えてなかった」 一夏「場の雰囲気がなぁ……エスコートって難しいな」 セシリア「そんな事、お気になさらなくて結構ですわ」 セシリア「それでも構いません。私はただ一夏さんと恋人関係になれた事実だけでも十分ですのに」 一夏「サンキュ、セシリア」 16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/05/28(土) 16 03 21.71 ID WLcHuNN40 セシリア「私も、殿方とお付き合いするのは初めて」 セシリア「ですからそのような事はお気になさらず。恋愛とは、あくまで対等な関係であると思いますもの」 セシリア「この際エスコートという言葉は、忘れて頂いても結構ですわ」 一夏「なんていうか……落ち着いてるんだな。セシリアは」 セシリア「これでも、一夏さんからお話を頂いた時は天に昇る勢いでした」 セシリア「ですが今は……確かに落ち着いていますわね。とても和やかな気分で」 一夏「セシリア」 セシリア「はい?」 一夏「隣、行っても」 コンコン 箒『一夏、居るか? そろそろ時間だぞ』 19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/05/28(土) 16 09 02.02 ID WLcHuNN40 セシリア「あら、もう今日の訓練の時間になりましたのね」 一夏「すっかり忘れてた……」 セシリア「私の事はお気になさらず。行って頂いても構いませんわ」 一夏「……いや、でも」 セシリア「もう。一夏さんの目には、私はそんなに余裕の無い女に見えますの?」 セシリア「それくらい気にしませんわ。それに約束を取り付けてあるのなら仕方ありません」 一夏「悪い。行ってくる」 セシリア「では、私も自室に戻らせて頂きますわ」 一夏「おう、ありがとな」 23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/05/28(土) 16 15 19.56 ID WLcHuNN40 一夏「悪い箒、行こうか」 箒「ああ」 一夏「セシリア、部屋閉めるから出てくれ」 箒「……」ピクッ セシリア「一夏さん、今日の特訓も頑張ってください。応援していますわ」 一夏「おう」 箒「……」 セシリア「それでは」ヒラヒラ 一夏「またな」 26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/05/28(土) 16 20 03.27 ID WLcHuNN40 箒「い、一夏」 一夏「ん?」 箒「何があった?」 一夏「箒には、教えておいても良いか。俺セシリアに告白したんだよ」 箒「告白……はぁ!?」 一夏「っ……デカい声出すなよ」 箒「告白って何だ!? どうせいつもの買い物と特訓に付き合えとかだろう!?」ユッサユッサ 一夏「お前もセシリアと同じ事言うんだな……あうあう」ガクガク 箒「じゃあ何か男女の関係か!? 血迷うな一夏ぁ!」 28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/05/28(土) 16 26 31.40 ID WLcHuNN40 ナニードウシタノーコクハクッテキコエター 一夏「だから声が大きいって……!」ガクガク 箒「い、今すぐ詳細を話せ! いいか事細かにだぞ!?」ユサユサ 一夏「話す、話すからとりあえず声を抑えろ、それと場所移すぞ!」 箒「一刻を争うんだぞ! そんな悠長なこと……!」 一夏「良いから早く来いって!」グイ 箒「あう」 一夏「こ、ここまで来れば大丈夫だろ」ゼェハァ 一夏「っと悪い。手繋ぎっ放しだったな」パッ 31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/05/28(土) 16 37 13.04 ID WLcHuNN40 箒「……告白って……どういうことなんだ……?」 一夏「セシリアが好きなんだ……改まって言うと恥ずかしいなこれ」 一夏「……で、告白したと」 箒「……やっぱり、返事は」 一夏「受けてもらえたよ。一応箒には報告しておいても問題無いかと思ったんだけどな」 箒「……」 一夏「どうした箒?」 箒「なっ……何でもない。今日の特訓を始めるぞ」 一夏「よろしくな、コーチ」 箒「……あぁ。私に任せろ」 33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/05/28(土) 16 49 50.82 ID WLcHuNN40 ギィンッ! 箒「くっ……!」 一夏「箒、少し休憩しようか」 箒「い、要らん!」 一夏「何だか動きが悪いぞ。コーチしてもらってこんな事言うのもなんだけど、見ててケガしそうだ」 箒「そんなこと……ない」 一夏「無理はするなって。保健室まで連れて行ってやるから」 箒「……分かった。今日はここまでにしよう。一夏」 一夏「あぁ。お疲れ、箒」 箒「……」 34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/05/28(土) 16 54 55.34 ID WLcHuNN40 箒(……何も言えない) 箒(言う事が思い浮かばないんだ) 箒(おかしいな……私は、実は一夏の事をそんなに好きではなかったのか……?) 箒(……どうでもいいな。もう、手遅れなんだから) 一夏「おう箒。お疲れ」 箒「……着替えを待っていてくれたのか」 一夏「ほら飲み物、安いけど授業料だ」ポイ 箒「……」パシ 一夏「それで、実際の所体調は大丈夫なのか?」 箒「……大丈夫じゃ、ないかもしれないな」 36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/05/28(土) 16 58 58.75 ID WLcHuNN40 一夏「オッケー。保健室まで行くから、乗れよ」 箒「い、いい! 部屋で休めばすぐ治る!」 一夏「そうか? 心配だな……」 箒(お願いだから、止めてくれ) 一夏「ほら、箒ってそういうタイプだからな」 箒(お前の優しさは、私には辛過ぎるんだ……!) 一夏「……箒?」 箒「部屋に、戻るから」 一夏「あ、ああ。お疲れ箒」 箒「……おめでとう、一夏」ダッ 一夏「おう! ありがとな箒ー!」 39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/05/28(土) 17 06 58.44 ID WLcHuNN40 箒「うっ……ぐすっ……!」ダッダッ 箒(馬鹿、泣くな!) 箒(泣くなんて情けない、何もしなかった自分が悪いんだ) 箒(誰も責められない。責任は自分にある) ドンッ 箒「痛っ……」 千冬「馬鹿者! 廊下を走るな!」 箒「……っ!」ダッ 千冬「篠ノ之!」 箒「!」ビクッ 42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2011/05/28(土) 17 23 18.87 ID WLcHuNN40 千冬「教師にぶつかっておいて、謝罪の言葉も無しか?」 箒「すみませんでした……」 千冬「それになんだ、その酷い顔は。何があった?」 箒「何も、ありませんから」 千冬「言え」 箒「何もありません!」 千冬「……いいだろう。行け」 箒「……」ペコリ 千冬「ふむ……ということは一夏絡みか?」 44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/05/28(土) 17 31 50.36 ID WLcHuNN40 セシリア「~♪」 セシリア(そろそろ特訓も終わる頃でしょうし、問題ありませんわよね) セシリア(まだやっていても、見学くらいは構わないはずですし) ……ィィィィン! セシリア(あら……一夏さん、お一人?) セシリア「一夏さぁん!!」フリフリ 一夏「セシリア、来てたのか」 セシリア「あの、箒さんは……?」 一夏「今日の特訓は終わりだよ。おれは残って今日の復習ってトコだ」 セシリア「まぁ。流石一夏さん。努力家ですのね」 一夏「……そうだ、ちょっと特訓に付き合ってくれないか?」 48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/05/28(土) 17 41 21.18 ID WLcHuNN40 セシリア「もちろん構いませんわ。実は既に準備は出来ていましてよ?」バシュン 一夏「サンキュ」 セシリア「それで、私はどうすれば?」 一夏「ビットを使って、全方位からの射撃を頼むよ。回避の練習がしたいんだ」 セシリア「それは私の特訓にも繋がりますわね。分かりましたわ」 一夏「頼むよ」 一夏「これぐらいにしておくか。もう時間も遅いしな」 セシリア「お疲れ様でした、一夏さん」 一夏「セシリアもどこか調子が悪いのか?」 セシリア「そんな事はありませんが……何故ですの?」 51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/05/28(土) 17 50 19.38 ID WLcHuNN40 一夏「いや、ちょっと弾数が少ないように感じたのと、あと命中率っていうかな」 セシリア「……訓練にならないとは分かっていても」 一夏「ん?」 セシリア「やはり、恋人を撃つというのは躊躇われますわ」 一夏「……そうか。悪い、嫌なこと頼んだな」 セシリア「いえ、次はしっかりと割り切ります」 一夏「銃口向けるセシリアもそうだし、俺は直接斬りかかる訳か……」 セシリア「物騒な恋人関係もあったものですわね」 一夏「はは、まったくだ」 52 : 忍法帖【Lv=35,xxxPT】 : [] 2011/05/28(土) 17 53 07.32 ID mxulunGR0 セシリアに撃たれるなら本望だ 53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/05/28(土) 17 58 12.82 ID WLcHuNN40 セシリア「『セシリアも調子が悪い』ということは、箒さんも?」 一夏「みたいなんだよな。すぐ治るって言って部屋に走っていちまったけど」 セシリア「走る元気があるのなら本当に問題は無いのでは?」 一夏「だな……あ、そうだ。箒にセシリアと付き合い始めたこと、話したんだけどマズかったか?」 セシリア「え」 一夏「さっきセシリアと二人で部屋に居たからさ。それについて問い質されている内に」 セシリア(想像以上の早さでしたわ……) セシリア「私は特に気にしません」 一夏「そ、そうか。実はセシリアがどう思うかって所まで気が回らなくて焦ったよ」 56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2011/05/28(土) 18 05 49.41 ID WLcHuNN40 セシリア(恐らくは、大丈夫でしょう……) セシリア(何れ発覚するのは目に見えていますし、隠し通す自信も、そうする必要性も感じませんわ) 一夏「そろそろ寮に戻るか、遅くなってもマズいし」 セシリア「い、一夏さん!」 一夏「ん?」 セシリア「~~~!!!///」ギュッ 一夏「セ、セシリア?///」 セシリア「こ、これでも十分緊張していましてよ!?」 セシリア「恋人になっても、すぐには求めません……!」 セシリア「ですが、手を繋ぐくらいは構いませんわよね!?」 一夏「お、おう……セシリア、声デカい……」 57 : 忍法帖【Lv=35,xxxPT】 : [] 2011/05/28(土) 18 08 04.03 ID mxulunGR0 か、可愛い・・・・ 58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2011/05/28(土) 18 13 47.48 ID WLcHuNN40 一夏(やばいすっげぇ心臓バクバクしてるし) 一夏(つーか特訓後とか絶対汗臭いだろ俺! これぐらい予想しとけよ!) セシリア(い、勢いで繋いでしまいましたわ……!) セシリア(ここまで近くに立つのなら、もっと気合いを入れて、シャワーを浴びておくべきでしたのにぃー!) 一夏「セ、セ、セシリアの手、温かいな」 セシリア「そ、そうですわね。一夏さんも、温かいですわ」 一夏(分かる、今の俺は手汗がものすごいことになっている。セシリアに嫌がられないか?) セシリア(身体が、熱いですわ……こんなに汗を掻いていますし、一夏さんに引かれでもしたら) 一夏「な、なぁセシリア。俺もう限界なんだけど」パッ セシリア「……私もですわ」パッ 61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/05/28(土) 18 23 19.13 ID WLcHuNN40 一夏「……///」 セシリア「……///」 一夏「い、いや別に手を繋ぐのが嫌な訳じゃないんだ!」 セシリア「わ、私も一夏さんと同じ想いですわ!」 セシリア「ただ、ちょっと汗を掻いていて……一夏さんに失礼かと……」 一夏「そうなんだよ! 俺、部屋に戻ってからシャワー浴びようかと思っていたから……!」 セシリア「……」クス 一夏「……ぷっ」 セシリア「もう、本当に可笑しいですわ」クスクス 一夏「ああ……でも、すっげぇ楽しいよ」 千冬「織斑。それにオルコット」 62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2011/05/28(土) 18 31 06.82 ID WLcHuNN40 一夏「ちふ……織斑先生、なんでしょう……?」 千冬「ふむ……まったく」 千冬「なるほどな、オルコットだったか」 セシリア「……私が、何か?」 千冬「まぁいい。私からは無理に止めろとは言わん」 千冬「だが、学生は学生らしく、節度を守った交際をしろ」 千冬「教師としての忠告だ。分かったな」 一夏「な、何で分かったんだ?」 セシリア「そんなことより! これは許可を貰ったということですわ! 私達の愛に障害はもうありません!」 千冬「声のボリュームを落とせ」 65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2011/05/28(土) 18 34 45.44 ID WLcHuNN40 千冬(騒がしいガキ共だ) 千冬(篠ノ之に関しては……時間を置けば問題無いだろう) 千冬(それも出来ないくらい子供ではあるまい) 千冬(凰もデュノアも割り切りは良い方と見える) 千冬(あとは一夏が何をしでかすか、だけだな) 千冬(しかし、早くも私の元を離れる時が来たか) 千冬(寂しくないと言えば、嘘になる) 千冬「本当に……らしくない」 69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/05/28(土) 18 45 49.91 ID WLcHuNN40 一夏「それじゃあな、セシリア」 セシリア「ええ。送って頂いてありがとうございます」 一夏「これぐらいは当然の役割だろ」 セシリア「ふふっ、それではまた明日。一夏さん♪」 一夏(くっそ、可愛い……!)クラリ 一夏(付き合い始めたら……また違った意識の仕方になるな) 一夏(これが毎日続くのか……) セシリア「あの……?」 一夏「い、いや俺は大丈夫ぞい。うん」 セシリア「変な一夏さん♪」 一夏(だから可愛いんだよくそぉ……!)クラリ 73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2011/05/28(土) 18 52 40.29 ID aFgovkmI0 セシリア大好きな俺のためにあるようなスレですね 74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/05/28(土) 18 54 10.78 ID WLcHuNN40 翌朝 セシリア「……一夏さん?」ドアノック 一夏「あ、おはようセシリア」 セシリア「おはようございます、一夏さん。もうお目覚めでしたの?」 一夏「今からちょうどそっちに行こうかと思ってたんだよ」 一夏「セシリアってキッチリ早起きってイメージがあるからな」 セシリア「まぁ、それは嬉しいですわ」 一夏「セシリアは、何かやりたいことがあるのか? 俺はただ話したかっただけなんだけど」 セシリア「私もそうでしたわ……とりあえず朝食までゆっくりいたしましょう」 75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2011/05/28(土) 18 54 22.67 ID SfL807pTO セシリアはケツだけじゃなく声まででかいんだな 79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2011/05/28(土) 19 04 08.10 ID lkbA6x5G0 おっぱいもでかいよ 81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/05/28(土) 19 04 59.22 ID WLcHuNN40 一夏「お茶淹れるよ」 セシリア「はい」 一夏(ちょっと良い葉を使ってみるのもアリかもしれない)スタスタ セシリア「……」テクテク 一夏(いや、それは上手く淹れられるように練習してからだな)スタスタ セシリア「……」トコトコ 一夏(っと。いつもの葉が切れそうだ。補充しておかないと)カチャカチャ セシリア「……」ジーッ 一夏「ん?」 セシリア「?」キョトン 87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2011/05/28(土) 19 11 47.13 ID WLcHuNN40 一夏「えっと、どうしたセシリア」 セシリア「……一夏さんの傍を離れたくなくなりましたわ」 一夏「な……///」 セシリア「誰も居ない今くらい……勿論、一夏さんが嫌と仰るのなら……」 一夏「そ、そんなことあるわけないだろ!」 一夏「むしろ居てくれ! 俺も嬉しいから!」 セシリア「一夏さん……///」 一夏「セシリア……」 ラウラ「何だ今日は珍しく起きているのだな」 90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2011/05/28(土) 19 21 39.25 ID WLcHuNN40 一夏「ラウラいつの間に……っていうか服を、服を着ろ!」 セシリア「い、一夏さん! 見てはいけません! 見ないでください!!」 一夏「み、見てないぞ! ちゃんと後ろ向いてるからな!」 セシリア「ラウラさん!? 貴女一体どういうつもりですの!?」 ラウラ「夫婦なのだからこれくらいは当然なのではないか?」 ラウラ「そのような質問をされる謂れがそもそも無いな」 セシリア「あ、ありますわ! そもそも一夏さんと婚姻関係にあるのは私ですわよ!?」 一夏「嘘いつの間に」 ラウラ「嫁はあぁ言っているが」 セシリア「ちゃんと両親……じゃなくて織斑先生の元へ挨拶に行って許可を貰ってきました!」 91 : 忍法帖【Lv=35,xxxPT】 : [] 2011/05/28(土) 19 29 01.05 ID mxulunGR0 セシリア可愛い支援 92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2011/05/28(土) 19 30 55.89 ID WLcHuNN40 ラウラ「嫁に聞くのが早いな。一夏、本当か?」 一夏「夫婦とかはそもそも誰ともなってないぞ……とりあえず服着てくれ」 セシリア「一夏さん、見ないでと言ったではありませんか!」 一夏「み、見てない! 多分まだ着てないだろうから言ってるんだ!」 ラウラ「夫婦とは一切を包み隠さないものだと聞いている」 一夏「分かったから、セシリア早く服を着せてやってくれ! 話は後で聞くから!」 ??「一夏うるさぁい!!!」ドアバーン 一夏「いぃっ! やめろ箒、これには深い訳が……!」 鈴「いや箒じゃないけどさ……何このカオスな状況」 107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/05/28(土) 20 04 01.14 ID WLcHuNN40 千冬「昨日私が言った事を忘れたか。節度を守り、静かな学園生活を送れと」 一夏「……後半はともかく、節度は守れていませんでした」 セシリア「申し訳、ありませんでしたわ……」 ラウラ「申し訳ありません教官。私がついていながらこのようなことに……!」 セシリア「ラウラさんはとりあえず黙っていて頂けません?」 鈴「で、なんでセシリアまで居たのよ。ラウラはともかく」 一夏「……いいか? セシリア」 セシリア「はい」 一夏「実はな、俺とセシリアは付き合い始めたんだ」 112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/05/28(土) 20 16 01.00 ID WLcHuNN40 鈴「……は?」 一夏「昨日、俺から告白したんだ。それで、返事貰って」 鈴「なるほどねーアンタからか……」 セシリア「……」 鈴「ま、おめでと。これからは1対4だから精々頑張んなさいよ」 セシリア「……する必要の無い勝負ですわね」 鈴「……ふん。行くわよラウラ。緊急招集ね」 ラウラ「ああ」 一夏「な、なぁ鈴とラウラの奴なんか怒ってなかったか?」 セシリア「……気にしなくても結構ですわ」 114 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/05/28(土) 20 27 16.35 ID WLcHuNN40 一夏「おはよ……」ガラッ ザワザワザワザワ 一夏「な、なんだ……?」 シャル「だって一夏だよ? 彼女が出来たなんて、学園をひっくり返しでもしたいの?」 一夏「おう、おはようシャル」 シャル(こんな態度、よっぽど無神経か本当に自覚が無かったかだね) シャル「おはよう一夏。セシリアも」 セシリア「ええ。おはようございます」 シャル「……随分と堂々としてるんだね」 セシリア「非は、ありませんもの」 シャル「……そ」 115 : 忍法帖【Lv=35,xxxPT】 : [] 2011/05/28(土) 20 32 45.06 ID mxulunGR0 泥沼展開クルー? 117 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2011/05/28(土) 20 38 27.05 ID wGcbsPfH0 何かドロドロしてきたww 118 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/05/28(土) 20 39 10.79 ID WLcHuNN40 一夏「……」カリカリ 一夏(何か、変だ。空気が重い) 一夏(授業中も、休憩時間も皆黙りこくってる) 一夏(胃が痛くなってきそうだ……) 一夏「セシリア。昼飯食いに行こうぜ」 セシリア「一夏さん。私、お弁当を持ってきましたわ」 一夏「え」 セシリア「……では食堂に致しましょうか」 一夏「じょ、冗談だって。屋上行こうか」 セシリア「はい♪」 121 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/05/28(土) 20 48 43.87 ID WLcHuNN40 セシリア「さぁどうぞ」パカッ 一夏「う、美味そう……なんだけど」 セシリア「もう……今回は自信作ですのよ」 一夏「そ、そうか。じゃあ頂きます」パクッ 一夏「……食えなくはない」 セシリア「一夏さんは、正直者ですのね。私もあまり美味しいとは思っていませんもの」 一夏「それをよく出してきたな……」 セシリア「私だって、夢くらいは見ますわ。一夏さんと一緒にピクニックに出掛けて、お手製のお弁当を美味しい美味しいって……」 セシリア「あーん、とかしてみたりも……///」 一夏「な、なるほどな……」 122 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2011/05/28(土) 20 48 45.89 ID eY3c7P+d0 姫路さんよりはマシだと信じてる・・・ 123 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/05/28(土) 20 51 01.64 ID WLcHuNN40 セシリア「と、とにかく! そういう訳ですからまともな料理を作れるまで努力しようと思っています」 セシリア「最終的に、一夏さんに美味しいと言ってもらえたら……それで満足ですわ」 一夏「セシリア……あぁ、楽しみにしてる。それと、御馳走様」 セシリア「あら、いつの間に……」 一夏「セシリアが、夢と言う名の妄想を語り出してる間に」 一夏「腹一杯だ。ありがとなセシリア」 セシリア「は、はい♪」 セシリア(これは、俄然やる気が出てきましたわ) セシリア(セシリア・オルコットの名に懸けて、必ず一夏さんを満足させてみせますわ!) 126 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/05/28(土) 20 57 04.02 ID WLcHuNN40 一夏「腹が膨れて、眠くなってくるな……」 セシリア「!?」 セシリア(……よし、よし、よし。おかしな所も、汚れもありませんわね) セシリア「い、一夏さん!」 一夏「ん?」 セシリア「わ、私のもので良ければ、膝をお貸し致しますわ!」 一夏「良い、のか?」 セシリア「もちろん、是非にどうぞ!」 一夏「そ、それならお言葉に甘えて……」トン 一夏(……良い香りがする。それに、布越しでも柔らかさが……!) セシリア「時間になれば、起こして差し上げますわ。ごゆっくり、お休みになってください……」 129 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2011/05/28(土) 21 00 39.96 ID WLcHuNN40 サァァァ…… セシリア(風が気持ち良いですわね……) セシリア(一夏さんとこうしてのんびりするのも、良いですわ……) セシリア(ふふっ……一夏さんったら、気持ち良さそうに……) セシリア「……愛しています。織斑一夏さん」 セシリア(こんな時にしか言えない、卑怯な私をお許しください) セシリア(貴方が居てくれるだけで……私は、どんな事にも耐えてみせますわ) セシリア(分かっています。こうなることくらい……) 132 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2011/05/28(土) 21 03 33.63 ID WLcHuNN40 一夏「ん……」 セシリア「一夏さん、お目覚め?」 一夏「悪い……寝ちまってた」 セシリア「元より私はそのつもりでしたわ。授業開始まで、後10分ですわね」 一夏「そろそろ戻るか……」 セシリア「はい」 一夏「よし」ギュッ セシリア「あ……」 一夏「まだ手を繋ぐのに慣れてもいないけど、それは時間掛けて直していこう」 セシリア「は、はいっ……///」 134 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2011/05/28(土) 21 10 27.91 ID WLcHuNN40 一夏「なぁセシリア」 セシリア「はい?」 一夏「今日、何かクラス……っていうか学園中の様子がおかしくないか?」 セシリア「……そうですわね。私も原因は分かりませんが……」 一夏(教室の中は異様にざわついてるのに) ガラッ 一夏(俺が入ると一斉に静まりやがる……) 137 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2011/05/28(土) 21 15 58.80 ID WLcHuNN40 一夏「……」カリカリ 一夏(午前中の授業もこんな感じだったな。それ以上におかしくなってるような気もする) 一夏(原因は俺なのか?) 一夏(といっても……何もした覚えはないぞ。まさか……朝の大騒ぎで叩き起こされたから?) 一夏(かもしれない。いや、きっとそれだ) 千冬「以上、本日の授業はここまでだ」 一夏「織斑先生、少し時間を取らせてもらってもいいですか?」 千冬「構わん」 一夏「ありがとうございます」 139 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2011/05/28(土) 21 26 09.93 ID WLcHuNN40 一夏「……皆、少しだけ時間を取らせてくれ」 一夏「今朝の事だ。俺と、セシリアとラウラの三人の間で少し一悶着があった」 一夏「あんな朝早くから大騒ぎして、皆に迷惑を掛けて……申し訳ないと思ってる」 一夏「結局こんな時間まで謝罪の一言も無かったことも含めて……皆、本当にごめん」 シャル(あーぁ……わざわざ前に出て頭まで下げちゃったよ) 一夏「以上です。お時間ありがとうございました」 一夏(……これで良かったんだよな) 「お、織斑君! 私達怒ってないよ!」 「そうだよ、気にしないで!」 一夏「皆……」 178 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/05/28(土) 22 50 54.31 ID WLcHuNN40 一夏(……変だな) 一夏(俺の勘違いだったのか? 違和感が拭えない) 千冬「織斑、何をぼうっとしている。席につけ」 一夏「は、はい……」 カサッ 一夏(なんだこの紙屑?)ヒョイ 「ご、ゴメン織斑君! それ私のゴミだから捨てておくね!」バッ 一夏「お、おう。ありがとな」 182 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/05/28(土) 22 56 50.05 ID WLcHuNN40 セシリア「一夏さん、申し訳ありませんでした」 一夏「何がだ?」 セシリア「一夏さん一人に、頭を下げさせてしまったことですわ」 一夏「あれか、気にするなよ。それに……」 一夏「皆怒ってないみたいだったし大丈夫だ」 セシリア「……そう、ですわね」 セシリア「それでは一夏さん、今日の特訓も頑張ってください」 一夏「おう」 183 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/05/28(土) 23 00 59.54 ID WLcHuNN40 鈴「あっ、一夏」 一夏「悪い、待たせて。早速始めるか」 鈴「あーちょっと待った。その前に少し話、いい?」 一夏「おう」 鈴「本当に付き合ってるのね、セシリアと」 一夏「ま、まぁな」 鈴「じゃあさ、なんでセシリアはこんな風に、彼氏が女の子と二人きりで居る事に、文句の一つも言わない訳?」 一夏「それは、俺とか、周りの皆を信用してるからじゃないか?」 一夏「……俺にその気は無いから、絶対有り得ない事だしな」 186 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/05/28(土) 23 08 20.40 ID WLcHuNN40 鈴「有り得ない、かぁ」 一夏「俺は、セシリアだけが好きだから……このセリフだけは慣れそうにないな」 鈴「病める時も健やかなる時も……だったかな。よくわかんないけど」 一夏「誓ってもいい」 鈴「あーもう分かった分かった。訓練始めるわよ」 一夏「頼む」 鈴(なんなのよアイツ……これまで恋愛事に無関心かと思えば) 鈴(そうさせたのはセシリアかぁ) 鈴(悔しいなぁ……ホントムカつくわ) 189 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/05/28(土) 23 14 48.14 ID WLcHuNN40 鈴「せあぁっ!」ブンッ 一夏「ぐっ!? この……おい鈴! なんか今日荒れてないか!?」 鈴「うっさい! さっさと反撃しなさいよ!」ドドドド 一夏「何で顔面ばっかり狙うんだ!?」 鈴「黙れ黙れー!!!」 一夏「し、死ぬかと思った……!」 鈴「悪かったわね。誰かさんが惚気話を連発するから、ついイラついちゃっただけよ」 一夏「何が惚気だ、そんな話はしてないんだけどな……」 鈴「ま、いいわ。今日の特訓は終了ね」 190 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/05/28(土) 23 15 04.69 ID 2y/ja2Lz0 ゆかなさんの声で再生されるからやはり可愛い 192 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/05/28(土) 23 17 54.67 ID WLcHuNN40 鈴「んじゃ、あたしはとっとと帰るから。じゃーね」 一夏「鈴ちょっと待った」ポイ 鈴「何よこれ」 一夏「一夏特製スポーツドリンク。コーチ代な」 鈴「まさか、手作り?」 一夏「まぁな。それなりに飲み易くは作ってるから」 鈴「アンタねぇ……本当に……」 一夏「本当に?」 鈴「ばぁぁか!!!」 一夏「はぁっ!?」 鈴「じゃーね一夏! また明日!」 198 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/05/28(土) 23 23 47.07 ID WLcHuNN40 一夏「何だアイツ……」 一夏「まぁ、良いか。時間あるし、シャワー浴びてからセシリアに会おうかな」 セシリア「い、一夏さん! はっ、お待たせ、致しましたわ!」 一夏「お、おいおいそんなに走ってこなくても……」 セシリア「一夏さんから『会いたい』なんて言われたら、それはもう、全てに優越することですもの」 セシリア「居ても経っても、はぁ、いられなくなりましたわ」 一夏「そっか。嬉しいよ、そんな風に思ってもらえて」 一夏「とりあえずベンチに座るか」 セシリア「は、はい……けほっ」 一夏「おいおい大丈夫かよ……」 202 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/05/28(土) 23 28 10.78 ID WLcHuNN40 セシリア「も、申し訳ありません……」 一夏「ほら、座れよ。ちゃんとハンカチは敷いておいたぞ」 セシリア「ふぅっ……」 一夏「落ち着いたらで、良いからな」 セシリア「は、はい、ありがとうございます」 セシリア「もう、大丈夫ですわ、一夏さん」 一夏「ああ」 セシリア「……こうして、男性に会う為に走るなど……想像も出来なかったことですわ」 セシリア「それだけ一夏さんが、私を夢中にさせているのでしょうか」 一夏「な、なんか改めて言われると、恥ずかしいな」 204 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/05/28(土) 23 31 40.59 ID WLcHuNN40 一夏「あれ?」 セシリア「何か?」 一夏「えーっと、そのな。俺から言うのも失礼かもしれないんだけど」 セシリア「はい」 一夏「セシリアの方から……『好き』って言われた事がないような気がする」 セシリア「」ビクッ 一夏「ま、まぁ俺も告白した時の一回だけだったような気もするけどな」 セシリア「そ、そうですわね……」 一夏「……」 セシリア「それは……その、二人きりの時にまた」 一夏「今も二人きりだぞ?」 206 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/05/28(土) 23 36 54.93 ID WLcHuNN40 セシリア「その、私は……」 一夏「……?」 セシリア「……申し訳、ありません……」 一夏「な、なんで謝るんだよ?」 セシリア「言わなくてはいけませんのに……その気持ちもちゃんとありますわ……」 セシリア「でも、まだ怖くて……」 一夏「わ、分かった。だったら無理に言わなくてもいいから」ポンポン セシリア「……はい」グス 一夏(……なんなんだ、何て言えばいいんだよ……!) 209 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/05/28(土) 23 41 21.79 ID WLcHuNN40 一夏(結局、折角会ったのに終始あんな雰囲気だった) 一夏(『二人きり』、か。やっぱり外だと二人きりって感じがしないからか?) 一夏(だったら部屋しかないか。次はそうしよう) 一夏(そうだ、何か気分を落ち着ける物……ハーブティーか何か用意すれば、喜んでくれるか?) 一夏(セシリアも言った。『恋愛とは対等な関係』って) 一夏(セシリアの思ってることは何でも、ぶつけてもらいたい) 一夏(男の俺が、セシリアをリードしてやらなくちゃな) 214 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/05/28(土) 23 45 15.98 ID WLcHuNN40 一夏「ふぅー……」ピタッ 一夏「……よし」ガラッ 一夏「皆、おはよう」 「おはよう、織斑君」「おはー!」 一夏(よかった……今までの皆だ) 一夏「箒、おはよう」 箒「」ビクッ 一夏「ど、どうした?」 箒「……お、おはよう……」 一夏「なんか……箒は微妙だな」 217 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/05/28(土) 23 49 31.86 ID WLcHuNN40 箒「び、微妙とはなんだ。失礼、じゃないか」 一夏「悪い、そんなつもりじゃなかったんだけどな」 箒「っ……!」ダッ 一夏「箒!? おーいどこ行くんだ!?」 シャル「なんだかんだで、一番ダメージが大きいのは箒だね。しばらくはそっとしておいてあげてよ」 一夏「あぁ、おはようシャル」 シャル「おはよう一夏」 一夏「そっとしておけばいいのか?」 シャル「うん」 219 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/05/28(土) 23 53 52.80 ID WLcHuNN40 一夏「……セシリアは来てないのか?」 シャル「まだみたいだね。真面目なセシリアにしては、珍しいよ」 シャル「それにしても、やっぱりセシリアが気になるんだね?」 一夏「あ、当たり前だろ」 シャル「羨ましいな、本当、羨ましいよ」 一夏「……?」 シャル「そのままが、一夏の一番いいトコだよね」 シャル「しばらくは周りが慌ただしくなるだろうけど、一夏は今まで通りにしていればいいよ」 一夏「よく分からないけど……ありがとう」 シャル「もーお礼なんていいってば」 222 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/05/28(土) 23 59 48.96 ID WLcHuNN40 一夏(周りが慌ただしくなる…か) 一夏(にしても) 一夏(最近、ゴミが散らかってないか? それも紙屑が一杯) 一夏(後で掃除するか……) 千冬「ホームルームを始める、全員席に着け!」ガラッ セシリア「も、申し訳ありません! 遅くなりましたわ!」 千冬「オルコット……まぁいい、今回は大目に見てやるが、遅刻ギリギリだぞ」 セシリア「はい、次からは気を付けますわ」 一夏(ふぅ……セシリア、なんとか間に合ったか) 317 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/05/29(日) 09 00 45.93 ID N85UE9S/0 一夏「おはようセシリア」 セシリア「一夏さん、おはようございます」 一夏「珍しいな、寝坊でもしたのか?」 セシリア「そんなところですわ。私としたことが、情けないことですわね」 一夏「ま、いいんじゃないか? 千冬姉も今回は大目に見るって言ったし」 シャル「おはようセシリア。ギリギリ間に合ったみたいで良かったね?」 セシリア「はい。遅刻だけは、避けたいところですわ」 一夏「俺がモーニングコールでも送ろうか?」 セシリア「そう、ですわね。感謝致します」 319 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/05/29(日) 09 06 26.01 ID N85UE9S/0 一夏(っと、掃除掃除)ザッザッ セシリア「一夏さん、お手伝い致しますわ」 一夏「サンキュ……にしても何でこんなにゴミが落ちてるんだろうな」ザッザッ セシリア「……さあ」 一夏「そういえばもうすぐ対抗戦だよな」 一夏「今回も俺が代表なのか?」 セシリア「……代表決定戦を行うみたいですわね」 一夏「専用機持ちが集まってると、そうなるよな」 一夏「ってことは、結局セシリアと戦うことになるわけか……」 セシリア「……」 321 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/05/29(日) 09 09 14.31 ID N85UE9S/0 一夏「ま、その時は宜しくな。セシリアといえど、手加減はしないぜ」 セシリア「……はい」 一夏「……大丈夫だ、セシリア。ちゃんとシールドが有るんだし、怪我はしない」 一夏「銃口を向ける、って言ってもこれは競技なんだからな」 セシリア「私が気にしているのは……」 一夏「?」 セシリア「いえ、何でもありませんわ。一夏さんは、お気になさらず」 一夏「あ、あぁ分かった」 セシリア(……箒さん、ラウラさん、デュノアさん……誰にも勝てる気がしませんわ) セシリア「(それに……) 323 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/05/29(日) 09 13 14.78 ID N85UE9S/0 一夏「また、体調でも悪いのか?」 一夏「セシリア、何か元気が無いぞ」 セシリア「そんなことはありませんわ。ただ、強敵が相手で緊張しているだけで……」 一夏「……特訓するか? 付き合うぜ」 セシリア「一夏さんには一夏さんの都合があるのでしょう?」 一夏「そうだな……皆には悪いけど、しばらくコーチを止めてもらうか」 一夏「まぁ、付き合ってるんだしそれぐらいは認めてくれても良いよな」 セシリア「いえ、それは……!」 一夏「まぁまぁ。俺に任せとけよ」 セシリア「……は、はい……」 324 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/05/29(日) 09 17 47.33 ID N85UE9S/0 シャル「ふーん、それは仕方ないね」 一夏「悪いなシャル。気掛かりになってるのは確かなんだよ」 シャル「気にしないでよ。そうじゃなくても、こんな風に他の女の子と二人で居るのはどうかと思うしね」 一夏「助かるよ」 シャル「それじゃ、射撃戦の練習でもする? セシリアの練習の為に」 一夏「分かった」 一夏「ふーっ、やっぱり射撃戦は神経使うなぁ」 シャル「一夏、お疲れ様」 シャル「まぁ、僕ほどじゃないけど、それなりには熟せるようになったんじゃないかな」 325 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/05/29(日) 09 21 30.51 ID N85UE9S/0 一夏「言うなぁシャル……ほら」ポイ シャル「あ、これが鈴の言ってた特製ドリンク?」パシ 一夏「なんだ、聞いてたのか。あんまり期待はしないでくれよ?」 シャル「残念だけど、期待はするよ?」ゴク シャル「あ、美味しい……」 一夏「喜んでもらえて良かったよ。シャルのお陰で、セシリアとの特訓もマシになりそうだしな」 シャル「……」 一夏「お疲れシャル。部屋まで送るよ」 シャル「そ、そこまではしなくてもいいよ」 326 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/05/29(日) 09 24 52.32 ID N85UE9S/0 一夏「いいんだよ。礼儀は見せないと、セシリアに怒られる」 シャル「……セシリアがそんなこと言ってたの?」 一夏「言ってはいないけど、それぐらい出来る人間にはなっておかないとな」 シャル「一夏」 一夏「なんだ?」 シャル「ばか♪」 一夏「シャ、シャルまで……!?」 シャル「もー鈴の言ってた通りだよ。一夏って本当にばかなんだね」 一夏「ば、ばかばか言うなよ! 結構傷つくぞ!?」 シャル「ある程度叩かないと直らないよ、一夏の場合は」 327 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/05/29(日) 09 29 18.31 ID N85UE9S/0 シャル「いい一夏? 付き合ってる人が居るなら、それ以外の女の子には基本的に何もしちゃいけない」 シャル「……というか、一夏が『これぐらいはやってあげて当然』って思ってることは全部駄目だと思うよ?」 一夏「わ、分かった」 シャル「勘弁してよ一夏……期待持たされるのだけは本当に辛いんだから」 一夏「期待?」 シャル「もー……」 一夏「え? 何?」 シャル「もういいよ一夏……クラス代表決定戦は、容赦しないからね」 シャル「一夏もセシリアも、まとめて倒すから」 331 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/05/29(日) 09 59 21.33 ID N85UE9S/0 一夏(なんか……シャル怖い……) 一夏「わ、わかった。俺だって手加減しないからな」 シャル「うん。それじゃ、訓練のことは皆に伝えておくからね」 一夏「頼むな。お疲れ様」 一夏「って訳だ。明日から宜しくな、セシリア」 セシリア「えぇ。分かりましたわ」 一夏「俺が上手く練習相手を務められたら良いんだけどな」 337 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2011/05/29(日) 11 03 31.28 ID SQTpTbkx0 このシャルちゃんはそんなにキャラ崩壊してなくて可愛い 若干してるけどな 343 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/05/29(日) 11 52 20.97 ID N85UE9S/0 セシリア「……とはいえ、いくら訓練を積んだ所で、勝てるかどうか……」 一夏「スペックの差があるからなぁ……」 セシリア「さすがに箒さんを相手にするのは」 一夏「それは分かる。俺だって相手にしたくない」 セシリア「……落ち込んでいても仕方ありませんわ」 セシリア「くしゅん」 一夏「ほら、ティッシュ」 セシリア「あ、ありがとうございますわ」 344 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/05/29(日) 11 55 11.92 ID N85UE9S/0 一夏「この間の事もあるし、一日しっかり休んだほうが良いんじゃないか?」 セシリア「そうですわね。その時は一夏さん、看病して頂けます?」 一夏「もちろんだ」 セシリア「ふふっ、嬉しいですわ」 一夏「よし、じゃあそろそろ戻ろう。ほら、手」 セシリア「は、はい///」ギュッ 一夏「い、行こうか」 セシリア「了解、ですわ……///」 345 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/05/29(日) 11 58 59.12 ID N85UE9S/0 セシリア「くしゅんっ」 一夏「誰かに噂されてるのか? セシリア人気者だなぁ」 セシリア「風邪の心配は、して下さいませんの……?」ズッ 一夏「冗談だよ……ま、無理はするなよ」 一夏「代表決定戦の当日に風邪なんて、俺は嫌だからな」 一夏「俺がカッコよく決めてる時に、寝込まれてたら困る」 セシリア「まぁ、すっかり勝つ気でいらっしゃいますのね」 一夏「やるからには、勝ちたいな」 セシリア「私も、同じですわよ」 347 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/05/29(日) 12 02 06.57 ID N85UE9S/0 セシリア「一夏さん、ここまでで結構ですわ」 一夏「そうか」 セシリア「……」 一夏「……手、離したくないな」 セシリア「……ですわね」 一夏「ま、まぁ繋ごうと思えばいつでもいけるよな」パッ セシリア「そ、それでは一夏さん、また明日に!」ダッ 一夏「おう!」 セシリア「……」コツコツ セシリア「くしゅんっ」 349 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/05/29(日) 12 09 20.15 ID N85UE9S/0 一夏(明日から……セシリアと二人で居る時間が増えるな) 一夏(楽しみだ) 一夏(不思議とワクワクしてるぞ、セシリアと戦うことになっても) 一夏(そういえば……やけにクシャミしてたな) 一夏(一度、無理にでも休ませた方が良いか……?) 一夏(明日、セシリアの様子を見て決めようか) 350 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/05/29(日) 12 12 20.52 ID N85UE9S/0 一夏(俺も早めに休もうか。体調は万全にしておかないと) 一夏「あれ……?」 箒「……」 一夏「どうしたんだ箒、俺の部屋の前で」 箒「戻ったか、一夏」 箒「……私の中で、区切りがついた」 一夏「区切り?」 箒「その、おかしな態度を取ってすまなかった」 一夏「あ、あぁ。こっちこそいきなりで悪かったよ。びっくりしただろ?」 箒(まったく、コイツは……) 351 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/05/29(日) 12 16 40.90 ID N85UE9S/0 箒「私は、応援しているぞ」 一夏「あ、ありがとな、箒」 箒「当然だ。私は……一夏の幼馴染だからな」 箒「応援もするし、心配もするし、何かあれば相談にも乗る」 箒「少なくともお前よりは、女心は理解出来る」 一夏「助かるよ」 箒「話は、それだけだ。では、私は部屋に戻らせてもらう」 一夏「サンキュ、箒。打ち明けて良かったよ」 箒「ふ、ふん! いくら頼もしくても、あまり私に頼ろうとするなよ!」 箒「そんな、そんな情けない男であろうとするなよ、一夏!」 352 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/05/29(日) 12 23 04.29 ID N85UE9S/0 箒「……」 箒(本当に、ありがとう。一夏) シャル「はい、お疲れ様箒。ハンカチ要る?」 箒「なっ……!」 ラウラ「廊下であれほど大きい声を出されてはな」 箒「わ、私は、部屋に戻る!」 シャル「箒は、すごいね。僕はあんな台詞は吐けないよ」 シャル「今の箒なら、一夏と……セシリアを助けてあげられるんじゃないかな」 箒「……どういうことだ?」 354 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/05/29(日) 12 25 31.70 ID N85UE9S/0 シャル「さぁ? 心ここに非ず、な箒は気付いてなかったかもしれないけど」 シャル「多分分かるよ。ううん、絶対分かる」 箒「……?」 シャル「それじゃあね、箒。また明日」 箒「なんだったんだ……?」 箒(助けてあげられる……何か、困っていることでもあるのか?) 箒(確かに、最近少し放心状態だったかもしれない) 箒(……明日になれば、分かるか?) 戻る 次へ
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/pages/999.html
そう、あたしたちはこんなにも理不尽な世界に生きているのだらよ1 3 part71-140~144 140「だらよ」&「だらよ3」 1/52017/05/13(土) 00 28 43.86ID qZWGd2MZ0 合資会社自転車創業製作のPC用サウンドノベル、 「そう、あたしたちはこんなにも理不尽な世界に生きているのだらよ」およびその続編である 「そう、あたしたちはこんなにも理不尽な世界に生きているのだらよ3 ※この世界で2の発売予定はありません。」 のストーリーを投下します。 ■■用語 ●ANOS(アノス) 自転車創業作品の代名詞ともいえる結晶体。 作品ごとに微妙に機能や形状が違うが、時間や記憶について干渉できる。 ●爆弾 この世界における災害的な存在。 ・別世界から送り込まれ、自動で結界を生成する ・結界内は時間と空間の法則が異なり、謎解き的なギミックが追加される ・結界の出入りには定員があり、2人以下になると脱出不能になる ・接触できるのは先天性魔法使いのみで、しかも精神にダメージを受ける ■■登場人物 ・麻刈ノゾミ(まがり -) 主人公。『爆弾解体“の準備”』担当。自殺志願者。 死への恐怖心が無いため、意識を乱す爆弾結界内で理性的な謎解きができる。 ・蒔雉カコ(まきじ -) ヒロイン。『爆弾解体』担当。先天性魔法使い。 「~~だらよ」という舌っ足らずな方言など、精神年齢が幼く残念な26歳。 爆弾解体の時にはメガネと上着を外し、キリッとした口調のクール美女にスイッチする。 ・高槻アキラ(たかつき -) カコの上司。カコやノゾミをスカウトした、典型的な苦労性の中間管理職。 ・御子徒セツナ(みこと -) カコの同僚。資料室の座敷童的存在。微力だが先天性魔法使い。 機密文書の記憶・検索能力を持つ、図書委員みたいな役割の無感情系少女。 ・鴛時ミライ(おしじ -) サブヒロイン。結界に閉じ込められていた少女。無自覚な先天性魔法使い。 ノゾミと似た思想を持っており、爆弾探しの最中にノゾミに好意を抱く。 ・斥逆ナガル(せきさか -) 主人公の前任者。ゲーム開始時点で既に故人。 爆弾結界に造詣が深く、資料室や結界内に文書(ヒント)を遺している。 141「だらよ」&「だらよ3」 2/52017/05/13(土) 00 30 28.63ID qZWGd2MZ0 ■■そう、あたしたちはこんなにも理不尽な世界に生きているのだらよ ●プロローグ 主人公ノゾミは家族(父母妹)全員を事故で亡くし、感情が抜け落ちてしまっていた。 名所で自殺しようと思いバスに乗ったが、運悪くバスジャックに遭遇し、さらにバス内に爆弾が出現する。 死にたいが他人を巻き込みたくないノゾミは偶然乗り合わせたカコと協力して爆弾解体を成功させる。 ●爆弾解体 バスの一件から、ノゾミは爆弾解体機関の責任者であるアキラにスカウトされる。 爆弾解体を経て、カコのアホっぽい行動に呆れながらも徐々に感化されていく主人公。 途中でサブヒロインのミライを救出して修羅場っぽい雰囲気にもなる。 ●カトリーヌ文書 ギミックを解く過程で、爆弾解体後の結界から蚊取り豚のような物体を発見する。 カトリーヌ(セツナ命名)の中には謎の人物からのメッセージが入っており、世界の摂理を語ってくる。 これ以降、爆弾を解体するたびにナガル文書とは異なるカトリーヌ文書を発見していく。 ●エピローグ ノゾミとカコはついに全ての爆弾を発見・解体し、その過程で両想いになる。 晴れやかな気持ちで拠点に戻ってきたノゾミ達・・・しかし拠点に爆弾が発生していた。 健闘空しく、カコは爆弾解体に失敗する。 規模の小さい爆弾だったが、至近距離にいたカコは体がバラバラになるほどの爆風を受けて即死し、 後ろに控えていたノゾミはカコの体が壁となって一命を取り留めた。 絶望した主人公と共にスタッフロール。 『そう、あたしたちはこんなにも理不尽な世界に生きているのだらよ』 /了。 142「だらよ」&「だらよ3」 3/52017/05/13(土) 00 33 25.00ID qZWGd2MZ0 ■■そう、あたしたちはこんなにも理不尽な世界に生きているのだらよ3 ※この世界で2の発売予定はありません。 ●プロローグ 最近不思議な場所でカコと爆弾を探す夢を見るようになったノゾミは、アキラから新たな任務を説明される。 諸悪の根源と考えられていた別世界にも爆弾の危機があり、世界の境界を守るために別世界の爆弾を解体する。 新たな爆弾解体担当のミライは別人レベルでキャラ崩壊しており、とにかくノゾミに頻繁に求愛してくる。 ●種明かし 別世界の爆弾を解体していくと、またもカトリーヌ文書を見つけていく。 『前作の爆弾騒動は世界がANOSによって何度も捻じ曲げられた反動からきたもの』 (※過去作「あの、素晴らしい__をもう一度」や「ロストカラーズ」のこと) 『救済措置を用意した。近似した条件下で代替品を用意することで“世界を騙す”ことができる』 ミライを犠牲にカコを蘇生させる・・・そんな救済措置に不快感を覚えつつも、心が揺らぐ主人公。 ●カコとミライ 現実で爆弾を解体するたびに、プロローグと同じ夢の中でカコと爆弾探しを進めていく。 その一方で、現実のミライはどんどんカコに酷似した振る舞いをしていく。 ノゾミも意識が混濁し始め、カコとミライが同一の存在に見えてくる。 ●最後の選択 最後の爆弾のある世界には、爆弾ではなく喋るカトリーヌ・・・斥逆ナガルの魂が待っていた。 彼は世界の自己修正力をマヒさせるため、世界に『2の無い世界』という細工を仕掛けていた。 (『本棚に第一巻と第三巻しかなければ、第二巻が見つかるまで第三巻は検閲されない』ような理屈らしい) そして今、現実ではノゾミとミライが、夢ではノゾミとカコが同じ場所で同じ謎を解いてシンクロしている。 ミライを代替品としてカコの蘇生にとりかかるカトリーヌを、悩んだ末に叩き割るノゾミ。 失ったカコを取り戻したい気持ちはあるが、その犠牲を第三者のミライに押し付けることは出来ない。 カコと同一視していたことをミライへ謝罪し、ミライを連れて結界を後にするノゾミ。 彼は爆弾などの世界の裏側に関することには今後関わらないことを決意した。 『そう、あたしたちはこんなにも理不尽な世界に生きているのだらよ3 ※この世界で2の発売予定はありません。』 /了。 143「だらよ」&「だらよ3」 4/52017/05/13(土) 00 35 08.75ID qZWGd2MZ0 ▼▲▼▲ANOSアップデート▼▲▼▲ カトリーヌが叩き割られ、膨大なリソースが途中放棄されたことによりANOSが変化したようだ。 “あなた(プレイヤー)”のPCの「だらよ3」のゲームフォルダの片隅にANOSのアップデートパッチが生成されている。 これにより“あなた(プレイヤー)”は「だらよ3」から「だらよ」へアイテムを移動できるようになった。 そして“あなた(プレイヤー)”はふたたび「だらよ」を起動した… ■■そう、あたしたちはこんなにも理不尽な世界に生きているのだらよ ●エピローグ(最後の爆弾を発見するまでは同じ) ノゾミとカコはついに全ての爆弾を発見・解体し、その過程で両想いになる。 晴れやかな気持ちで拠点に戻ってきたノゾミ達・・・しかし拠点に爆弾が発生していた。 健闘空しく、カコは爆弾解体に失敗する。 しかしノゾミはカコを庇い、“なぜか”持っていたマジックアイテムによって爆風を無力化する。 今度こそ爆弾が完全に消えさったが、なぜかセツナの姿がどこにも見当たらない。 ノゾミ達は消えたセツナを探すため、手掛かりを求めて世界を安定させる旅を始めることにした。 『そう、あたしたちはこんなにも理不尽な世界に生きているのだらよ』 /終。 144「だらよ」&「だらよ3」 5/52017/05/13(土) 00 36 56.51ID qZWGd2MZ0 ■■要約 ■「だらよ」(ANOS更新前) 主人公とヒロインは世界の破滅を防ぐために魔法で出来た爆弾を解体するが、 最終的にヒロインが爆弾によって理不尽な死を迎えて終了。 ⇒「だらよ3」へ続く ■「だらよ3」 主人公の功績を讃え、「だらよ」で死んだヒロインを生き返らせるために 前任者が『サブヒロインを犠牲にすることでヒロインを生き返らせる世界』を作る。 主人公は「死んだ人間のために生きた人間を犠牲に出来ない」と断る。 ▼▲▼▲ANOSアップデート▼▲▼▲ 「だらよ3」をクリアしたことで、“あなた(プレイヤー)”は「だらよ」へ介入する。 ■「だらよ」(ANOS更新後) 主人公とヒロインは世界の破滅を防ぐために魔法で出来た爆弾を解体する。 爆弾解体と同時に消えてしまった謎の多い仲間を探すため、二人で旅を始める。 ⇒「だらよ2」へ続く(※この世界で2の発売予定はありません。) ■■つまり「だらよ」のANOS更新前後でパラレルワールドが発生し、 (A)「だらよ3」後に主人公とサブヒロインが添い遂げる世界。 (B)「だらよ」後に主人公とヒロインが添い遂げる世界。(=「だらよ2」) の2パターンへと分岐した・・・という解釈・・・のはずです。 (※難解にボカされた表現なので憶測を含みます) 以上です。 145ゲーム好き名無しさん2017/05/13(土) 07 34 56.77ID UGN29xq00 乙だらよ 146ゲーム好き名無しさん2017/05/14(日) 14 44 28.76ID 94I2CRr30 147 面白そう 147ゲーム好き名無しさん2017/05/14(日) 16 57 46.86ID RF+UrQV10 146 色々凝ってて面白いゲームですよ 謎解きのところはボカして書きましたがギミックも斬新なものだらけです。 まだまだ正統派の選択肢総当りゲームが多かった時代に、 選択肢以外の方法でゲームを進行させることにこだわったゲームです。 148ゲーム好き名無しさん2017/05/14(日) 17 49 58.87ID 7a7+fvY40 だらよより古いANOS系の「あの、素晴らしい をもう一度」「ロストカラーズ」「空の浮動産」はiOSで配信してたりするので、 気が向けば割と手軽にやれる