約 106,087 件
https://w.atwiki.jp/kit-ic/pages/34.html
池田屋 データ 読み いけだや 属性 ラーメン二郎属性 種類 飲食店に見せかけた戦場 能力 胃袋が拡張する程度の能力 自分の限界を見る程度の能力 説明 工大の近くに佇む一軒のラーメン屋である。 しかしその実態はおよそラーメン屋の其れとは領分を違えている。 初心者が安易に注文すれば、すかさず店員が忠告をするほどの大盛りの店である。 その量に店側の妥協は無く、故に客に対する慈悲などある筈も無い。 そしてメニューもラーメンの一品目のみである。 さて、ここまでラーメンと呼称していたが、これからその内実に触れていこう。 まず目に映るのはこんもりと盛られたもやしである。もしわけ程度にキャベツも散見される。 ドンブリ端には多少のスープの水面が見え隠れしている。はて、しかし私は今ラーメンを注文したのではなかったか。 そう、この段階では、麺の存在は知覚できないのである。 ドンブリの上に、山のように盛られたもやし。これが池田屋ラーメンの外観である。 食べ進めて行くとやがて箸に麺が絡む。ここで第二の驚きが待っている。 麺が引き出せないのだ。 ちらりと水面から顔を出した麺を見た瞬間、その重さと太さに驚愕を禁じえない。それも山のようにもやしを食べ続けた直後の光景。 精神に来るボディブローである。 太さ5ミリ以上は確実であろう極太麺がまるで毛糸のように絡まっている。重い、箸が重い。そして脳裏によぎるのはたった一つの真実。 これは、ラーメンではない。池田屋と言う名の何かだ。 自分はなんと言う所に来てしまったんだという後悔と姿を現した極太麺の塊に対する畏怖、そして次からは何が出るか確認せねばという反省が混ざり合った感情で胸を冒される。僕はただ、ラーメンが食べたかっただけなのに。 箸を三次元的に動かして麺をほぐす。開閉もたくみに織り交ぜることで何とか塊から紐状に層転移を試みる。そうして麺を引きずり出した一本の麺、それにかぶり付く。無意識にかぶり付く。それは本能が突き動かした、池田屋に対する覚悟である。 しかしここで、さらなる絶望を垣間見る。 そう、チャーシューである。 否、肉塊であったか。 約7センチ平方、厚さ10ミリかと思わざるをえない肉の塊が麺の動きにあわせて揺れ動いているのである。 ゆらりと、あざ笑うようにゆれる肉塊の存在感と、腹に溜まる重さが同時に脳を追い詰める。 ――果たして、俺は完食出来るのか? 嫌な汗が滲む。箸を持つ右手が震える。それは果たして武者震いなのか、否か。 麺にかぶり付き、もやしを頬張り、覚悟を決めて、肉に挑む。 その味はまさに肉、肉である。 この肉感、その質量が、食す者の野生を呼び覚ます。もはやこれは食事ではない、戦いであると本能が訴える。 目の前にあるドンブリに意識が集中する。他の物が見えなくなる。 頭の中は食べることだけ。ひたすら目の前の麺を食べることだけしか存在しない。この瞬間、この瞬間だけは自分はもはや人を止めていると言っても過言ではないのである。 やがて来る終焉の時。スープの中をかき回しても、箸に絡むもやしはない。麺などとうに食い尽くした。 勝利である。自分の限界に対する完全な勝利である。腹に来る重苦しささえ心地良い、勝利という名の達成感。 この美酒があって初めて、池田屋の味は完成する。そう、今この瞬間になって初めて、池田屋の味は完成されたのである。 そして今日も僕は池田屋へ向かうのだ、己に対する勝利の為に。 +名言たち ・「池田屋の良いところは量が多いところだ。 そして悪いところは量が多いところだ。」 ・「俺たちはラーメンを食べてるんじゃない。 池田屋を食べてるんだ。」 ・「ちょっと池田屋行ってくる」 ・「私を満足させてくれたのは、池田屋だけでした。」 ※以下ネタバレ +ボス攻略 その姿は今までにない強大な敵だ!! エンディングは君の手で確かめよう!! +Epilogue ☆執筆希望 +バッドステータス付与 胃もたれ 朝食が要らなくなるため、食生活が乱れる 最大満腹度が10%上昇する (その為、今までと同じ量を食べても「少し物足りない」と感じることも) コメント 「池田屋 もやし」でggrと、検索の1P目の一番下にこの記事が出てきてふいた。 -- tomoyan (2011-03-15 00 25 17) この記事見るたびに思うんだが…池田や行きてぇなー -- 帛蓮 (2011-04-02 16 56 59) なんかえろーいwwwすごく」・ ・・ひyです・・・////// -- ごっつ (2011-04-22 19 47 54) 身を以て知った・・・池田屋を言葉で表すことは不可能であると。 -- えといる (2011-04-29 23 34 57) 無茶しやがって・・・・ -- takeyan (2011-04-30 15 26 07) ほう、経験が生きたな…今度行くぞ -- 帛蓮 (2011-04-30 16 02 31) 「池田屋 もやし」のトップは頂いた!! -- じゃべ (2011-05-06 21 37 22) 生半可な覚悟でいくべきではありません。また、二郎系列なので無料で野菜増し他オプションをつけられますが、責任は持てません。 -- 7Nights (2011-05-14 16 14 02) 背脂追加も可能(^0^)/しかしながらこってり感が通常の3杯になってきついんだよ…。味はそこそこ美味しくなるb+100円でチーズも注文するといいぜ -- 龍@DRAGON (2011-06-29 17 04 12) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/sstabiji/pages/54.html
シリウス・フィーナ ――それは、遠い記憶。 私が4歳の時に、母さんと父さんはこの世を去った。 不思議と、とても綺麗な顔だった。 とても他人の手によって命を奪われたようには見えなかった。 王位に就いていた私の母さんと父さんは、私がまだ母さんのお腹の中にいる頃―― 私たち両親は、まだ1歳になったばかりの兄さんを連れて城が火に包まれて命からがらトラスタ村へと逃げたのだった。 その国は、もう滅亡したと聞いた。私たち家族をあざ笑うかのように。 私を出産した母さんは、とても綺麗な女(ひと)だった。 女神のような微笑みがとても似合う人だった。 幼い私の小さな手を母の暖かい手が包む。 それだけで、安心した。 母さんが私を抱き寄せると、いつもふわりとリリィの花の匂いが私を包んだ。 そういえば母さんは、口癖のように私に言うことがあった。 「これから何があっても、人を恨むようなことをしちゃいけないよ。 母さんとの約束だからね」 私とよく似た、スカイブルーの髪をなびかせてにっこりと笑って私の小さな小指と小指でよく指切りをした。 私の母さんと父さんは、いつしかよく旅をするようになった。 数日間家を空けることが多く、私の面倒は兄が主に見るようになった。 時々私も兄さんの手伝いをしていた。 父さんと母さんの、帰りをただ待って。 5歳になった兄は、山を一つ越えた先の街にあるアカデミーへと通うようになった。 一人前の、母さんのような魔導士になると言って。 遠い道のりを兄さんは文句一つ言わず通った。 私も、見たことのない街を兄さんがたった一人で。 私は兄を尊敬していた。 ううん、今でも尊敬している。 たった一人の、私の兄――スピカ兄さんを。 兄さんの周りは、いつも人が沢山居た。 兄さんは本が好きで、とても博識だったから。 私も兄さんみたいになりたくて、沢山本を読んだ。 それを見た兄さんは微笑みながらいつも頭を撫でてくれた。 「ねーおにーちゃん……おにーちゃんはしーのことすき……?」 「ああ!大好きだよ」 「やったー!こういうことって、じあい……っていうんだよねー?」 「わあ。しーちゃんそんな難しい言葉覚えたの?本を読んでいるせいかなー?えらいえらい」 「うん!」 私は、兄さんがほめてくれることがとても嬉しかった。 私はそれだけでとても幸せだった。 だけど、そんなことは長く続かなかった。 父さんと母さんは……ローブによって顔が見えない――何者かによって無惨に殺されたと、兄さんから伝え聞いた。 兄さんは、どうやらその現場を見てしまったらしい。 そこから、兄さんはどこか壊れてしまったかのように私以外の誰にも本音を見せなくなっていた。 父さんと母さんのお葬式が終わり3年が経った時だった。 両親が亡くなってからは私は本を読むことを習慣化していたのだった。 ――両親が生前集めていた書斎の魔導書を。 外に出ることが少なくなった。そのせいか私は成績優秀の兄とは違い、いつしか村で『忌み嫌われた子』と呼ばれるようになった。 どこからか風の噂で、私たち家族が王位に居たことを聞いたようだった。 私たちを護ってくれる人たちが居なくなった途端、その仕打ちだった。 私たち兄妹はその事実に絶望さえ感じていた。 そして村の誰も、信用しなくなったのだった。 それでも兄は、自分の腕だけは見限らなかった。 寧ろ、それしか信用していなかった。 「兄さん……私は……私のせいで、国や母さんたちがなくなっちゃったの……?」 私は、いつしかそんなことばかり考えるようになっていた。 「何をバカなことを言っているんだい?……また、村の人たちか……困ったな」 「今日なんて……箒で追い払われちゃった……」 目からあふれ出ててくる、暖かい液体。 「なんてことを……」 兄さんは、私を抱き寄せた。ふわり、と母と同じいい匂いがした。 きっと、裏庭でリリィの花を手入れしたときについた匂いだろうか。 私は、兄さんのその暖かい腕とその匂いで安心してもっと涙が出てしまった。 ぽんぽん、と私の背中を叩いて兄さんはもう一度強く抱きしめた。 私はあのころ気づかなかったけど、兄さんも泣いていたんだ。 ……悔しさと、悲しさで。 それからは夜に兄さんは私を森を抜けた先の小さな丘へよく連れて行ってもらった。 空気の澄んだ空は、輝く星達がいっぱい見えた。 草むらの上に二人で座る。 冬だったので少し肌寒かったが、兄さんがコートを貸してくれて二人一緒にくっついて空を見上げた。 「綺麗ね……」 私は、そう呟いた。 「――星は僕達の上に必ず居てくれる。例え雲があったとしても、その上で必ず輝いているんだ。 ……だからこそ、美しく輝いて見えるんだよ」 一緒に星を見ながら兄さんは、そんなことを言っていたっけ。 「あ、あれしーちゃんだ」 「……シリウス?」 「そうだよ。あのひときわ輝く星が、シリウス」 「へぇ……」 私は私の名前と同じ名のひときわ輝いている星を、見つめながらそう言った。 「兄さんは、見えないわね」 私はそう呟いたら兄さんは少しだけ笑って。 「……乙女座は、夏だからね」 と、言った。 「ねぇ、父さんや母さんも上で輝いていてくれているかな……?」 「きっとそうさ。今も、そしてこれからも……」 たとえ、雲で隠れていても――父さんや母さん。 ……きっと、私たちを照らしていてくれるわよね……? 遠い日の記憶。 私の、大切な記憶。 兄さんと、両親との。 心のアルバムの中にとても大切にしまわれている。 だから、私は立ち上がれるんだ。 これからの未来を、描くために。
https://w.atwiki.jp/project_mikhail/pages/31.html
概要 オペレーションマトリョーシカとは11月4日深夜から5日朝方に掛けて行われた、日・国連合同での対BETA反攻作戦である。 参加部隊 日本軍 第一分隊:『ホルス』 第二分隊:『開闢』 国連軍 強襲部隊:国連軍第一戦術機中隊『テンペスト』 軌道降下部隊:国連軍第二戦術機中隊『アビス』 背景~ゲーム内仕様BETA習性の判明まで~ まず当時の戦況からお教えしたい。サービス開始から数日が経過した中、戦況は一進一退であった。 4日午前1時半に44%であったBETA支配率を午後8時には12%まで抑え込むことに成功。しかし度重なる大攻勢で5日の午前1時頃に85%という劣勢に追い込まれていた…といえばお分かり頂けるだろうか。更に不具合により全員がF-4J撃震かF-4ファントムを駆使してBETAと戦う(通称撃震フロンティア)状態であり、戦力の底上げが叶わないこともあって一時期は日本軍(日本人プレイヤー勢)と国連軍(海外プレイヤー勢)共同で東京と厚木に防衛線を構築・死守していた。 いよいよ横浜陥落・世界リセットかと思われていた中、当時の国連軍統率者がとある法則に気付く。 陥落しても赤い色づきの拠点のみがBETAを吐き出し、その一方で橙色・黄色の拠点は沈黙したままである。 当時は防衛線の負担軽減のため最前線に近い敵拠点を攻撃する「漸減作戦」が行われていたが、対象の一つであった熊谷が赤から橙色になった途端BETA増援派遣をぴたりと止めたこと、またそれより前に名古屋もBETA攻撃波を吐き出した後橙色になったことを指摘。日本軍からも同様の情報がもたらされると、国連軍は熊谷における漸減作戦のみ中断・日本軍も熊谷への攻撃を中止し共同で観測を始めた。 予想通り赤色となった熊谷がBETA増援を送り出したと同時に再び橙色になったことを確認すると、国連軍はこの習性を帝国軍へ報告――いわゆる「熊谷理論」である。 オペレーション・マトリョーシカ発動 この拠点が支配率が90%以下であればその拠点はBETA根拠地とならず実質味方拠点して扱われ逆にBETAが支配率を強めようと侵攻してくる特性を利用し、日本側統率者はオペレーション・マトリョーシカを考案した。 一方の国連側は一足先に名古屋に漸減作戦を展開しその間に日本軍に拠点を制圧してもらうという作戦を考案・実行していたが、日本軍側の立案を受けてこれを修正。国連軍もまた二手に分かれ、マトリョーシカ作戦に参加する強襲部隊と引き続き漸減作戦を行う軌道降下部隊を設立した。 完全に協調が取れているとは言い難い中、こうしてマトリョーシカ作戦は始まる。(余談ながら、記録によれば午前3時から本作戦が立案されるまでに国連軍側は1回、帝国軍側は2回互いの作戦に対し異議を唱えていた) 作戦推移 フェイズ1 0453 第一分隊が「薩埵峠」へ、第二分隊は「松本」へ進攻。 テンペスト隊は「裾野」へ。 この時から作戦終了までアビス隊は各地にて遅滞戦闘を開始。手薄になった東京横浜方面や東北には不安定になり次第有志の隊員を1名派遣・防衛に成功している模様。 0530 「裾野」攻略に成功し、テンペスト隊は一足先に「薩埵峠」へ攻撃を始める。 0535 アビス隊が「熊谷」に集中攻撃を開始。 フェイズ2 0545 第一分隊が「焼津」へ移動する。その間、第二分隊は「松本」をキープ。 0549 第二分隊が「焼津」へ進攻。アビス隊は「諏訪」にて漸減作戦を開始。 フェイズ3 0551 第一分隊「湖西」 第二分隊「中津川」 テンペストは「焼津」 アビスは「諏訪」へ 0610 テンペスト隊が「焼津」を確保する。その後、苦戦していた第一分隊援護のため「湖西」へ急行。 0615 第一分隊「名古屋」へ 第二分隊「中津川」へ テンペストは湖西へ アビスは砺波へ ちなみにここで第一分隊が国連軍の部隊名を羨んだ隊員によって「ホルス分隊」と名付けられた。一方第二分隊は隊長の独断で「開闢」と決まっていた模様。 0636 ホルス・開闢「中津川」へ テンペスト・アビスは「湖西」へ 0645 敵の抵抗激しく中津川方面に撤退を指示されたホルス分隊だが名古屋にて奮戦中の友軍を発見。 支援の為司令部に引き返す許可を申請、受諾され名古屋戦線に戻っている。 0648 中津川の大まかな掃討が完了・安定したため、「開闢」は名古屋へ派遣された。 0650 諏訪が更地の危機に晒されるため、全軍急行。 0658 ここで衝撃的な事実が発見される。なんと80%以下にまで間引きされたはずの名古屋が敵増援を吐き出したという。 熊谷理論の例外となった本事例は即座に国連軍と共有され、結果「熊谷理論において更地は適用外。出雲﨑・名古屋(つまり敵の上陸・拡散開始地点)はいつでもBETA増援派遣可能)と結論付けられる。 0703 事態を重く見た国連軍司令官は出雲崎方面を高田-諏訪-新潟で、名古屋方面を砺波-中津川-湖西でといった具合に隣接拠点における防衛線の構築を立案する。 アビス・テンペスト両隊を名古屋へ集中投入し、目標を名古屋制圧から次の大規模侵攻抑制へ転換する案であった。 0709 日本軍統率者は国連側の防衛線構築案を了承。同時に同時刻を以てマトリョーシカ作戦は完遂されたとみなし、以降は諏訪を死守する防衛戦へ移行することを決定。 結果 こうして、オペレーション・マトリョーシカは完遂。圧倒的な物量に推されながらも全世界プレイヤーの総力を結集して行われた一大反撃作戦は参加プレイヤー全員の脳裏に刻まれた――のだが、全力を出し切った合同戦線をあざ笑うかのようにBETAの襲来は止まらなかった。結果、日没前に防衛線は決壊。 折角奪還できた勢力圏は、マトリョーシカから取り出されるマトリョーシカの如く縮小していったのであった。
https://w.atwiki.jp/zillollparody/pages/80.html
ロストールの宿屋にて 冷たい夜風がスっと肌を撫でていく。久しぶりの心地よい夜に、自然にテラスへと足が向いていた。 静かな夜は、なんだか眠ってしまうのが惜しくなる。こんな風に考えるようになったのは、いつ頃からだったろうか。 辺りを覆う静寂と暗闇は、心の奥に根ずく焦りや苛立ちを忘れさせ、空に煌々と輝く月は、困難を乗り越える希望を与えてくれる。 なぜだか分からないが、こんな夜が来るたびに無性にそんな思いに駆られるのだ。 「眠れないの?」 ふと振り向くと一人の少女がたたずんでいた。 (ヴィアリアリか・・・?) 「そっち行っても、いい?」 返事をする間もなく、ちょこんと隣にやってくる。 「お兄ちゃんとふたりっきりだ」 ヴィアリアリは舌をペロっと見せながら無邪気な笑みを浮かべた。 「・・・私さ、最近・・・お兄ちゃんのこと想うだけで身体がどんどん熱くなってきて・・・。 こんなこと初めてだよ。この気持ち、自分では抑えきれないの。 口には出さないけど、きっとヴァイも同じように感じてると思う 私たち二人は、性格はちょっと違うけど、結局似てるんだ。 ねえ、こんな姉妹だけど・・・お兄ちゃん、これからも助けてくれるよね?」 もちろん助ける 悪いが助けられない ⇒ ちんちんおっきした 「お兄ちゃんってば、私の話ちゃんと聞いてるの?今、すごく恥ずかしいんだから。何度も言わせないでよ」 彼女はこちらの胸ぐらをガッシリと掴みながら、偉い勢いで揺さぶっていた。 (一体どうしたらいいんだ・・・) 「ヴィア!」 彼女の動きがピタリと止まる。そして、すぐさま掴んでいた手が離れた。 その声の主が部屋の中から現れるまでにそう時間はかからなかった。 双子の姉のヴァイライラ、である。 「あなた、一体何してるのよ」 「エヘヘ、ちょっと興奮しちゃった」 「・・・お兄様!」 テラスにはすでに妹のヴィアリアリの姿はなかった。 姉のヴァイライラに諭されて、先ほどへ部屋に戻ったのだ。 「はい、妹はもともと甘えん坊でしたから・・・。 お兄様に出会ってからというもの、日に日にその感情が強くなっているようです。 さしでがましい申し出と充分承知しているのですが、どうかあの子の面倒を見てやって下さい」 面倒みるよ ⇒二人まとめて面倒みてやる そんなこと無理だ 「え?私も・・・ですか? 私は、その、あまりそういったことに経験がなくて・・・。 正直、上手くお相手できるかどうか不安なんです。 気持ちさえあれば・・・。そう・・・ですよね、つまらないことを申しました。 色々とお気遣いありがとうございます。お兄様・・・」 テラスから部屋に戻ると、妹のヴィアリアリがベット横たわっていた。 その身にはもはや何も着けていない。生まれたままの姿である。 「お兄ちゃん・・・はやくぅ」 こちらを一目見るや、切なげに声を上げる。 発達した、筋肉質の白い大腿部。大きく開ききったその中心からは、うっすらとした茂みが顔を覗かせている。 既に彼女自身から湧き出した透明な粘液が、内股をつたってシーツにまでうっすらとシミをつくっていた。 「もう我慢できない・・・よ」 彼女の潤んだ瞳だけでも、男の性的欲求を奮い立たせるには充分であった。 ふと、気が付くと姉のヴァイライラも同様に一糸纏わぬ姿へと変貌していた。 そして、その普段と変わらぬ、どこか寂しげな笑顔でこちらに微笑むと、妹の横たわるベッドに脚をかけた。 仰向けに寝そべる妹の上に、のしかかるようにして身体を預ける。すると、その光景は今までとは打って変わる程の 淫悦さをかもし出すのだった。 「ヴァイ・・・キスして・・・」 2つの鍛え上げられた女の四肢が、眼前でいやらしく交差する。 互いの唇を重ね、カタチの良い胸、そして乳首が擦れ合う。二人の脚も激しく絡み合っていた。 クロースを脱ぎ捨て、勃起したペニスが露になると、彼女たちの顔に恍惚の笑みが浮かんだ。 見慣れぬ異性の逞しさからだろうか、女たちの顔がさらに紅潮していくのが見て取れる。 ヴィアリアリとヴァイライラ、二人の重なった太ももの付け根に、膨張しきったそれを当てがうと、その男の感触は 予想通り彼女たちをみるみる虜にしていった。 「あンッ・・・お兄様ッ!はやく、・・・下さいっ」 「だめっ、お兄ちゃん、私に入れてっ!お願い・・・もう変になっちゃうよぉッ」 しかし、そんな懇願をあざ笑うかのように、ペニスはそれぞれの膣口を愛撫するにとどまっている。 そんなことを幾度か続けている内に、ヴィアリアリが肩で息を吐きながら囁いた。 「い、苛めないで、お兄ちゃん・・・」 焦らされた花弁は、まるで喘ぐようにヒクヒクと痙攣を繰り返すばかりだ。 (・・・これくらいにしとくか) 一呼吸置き、再びペニスをヴィアリアリの膣口に定める。そして、力込め、ゆっくりとねじ込んでいった・・・。 「あああッー!」 妹の悦楽の叫びに、姉のヴァイライラが思わず後ろ振り向いた。 見ると彼女自身のすぐ真下をかすめて、妹の半身が貫かれていた。 絶えまなく繰り返されるピストン運動。肌と肌が激しくぶつかり合う音。 ありとあらゆる要素が二人の羞恥心を擽り、火照った身体をより敏感にしてゆく。 「ひぁっ!いっちゃうッ、もう・・私・・・いやああッーー!!」 ヴィアリアリの身体が、弓のようにそり返り、彼女は絶頂を迎えた。 そして彼女の膣内からペニスが勢い良く引き抜かれると同時に 今度はヴァイライラの膣内へと進入していく。 「いっ・・・」 あまりの不意の出来事に、声にならない悲鳴を上げてしまう、ヴァイライラ。 だがすぐにそれも喘ぎ声に変わってしまうのだ。 彼女たちの官能の叫びは、いつもでもロストールの静かな夜に響き渡っていた・・・。 END
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/514.html
ページ:1 2 お題 百億の昼と千億の夜 開催期間 06/09/22~06/10/02 参加作品数 10 審査員 3人 本スレ 17の516-550? 議論スレ 13 【チャンプ】 ぼくたちがふっとんでいたとき:9点 【準チャンプ】 殺人時代(んなこたーない):5点 作品一覧 No. タイトル 作者 点数 517-519 そして、千の滅びの歌 - 3 520 いえーす・あい・どぅ~ - 1 521 証明 ゼッケン - 522 瞑 - - 523-524 お題への抵抗・闘争 -矮小レジスタンス- - - 525 問答 - - 526-528 殺人時代 んなこたーない 5 529 2時間24分の昼と21時間36分の夜 イタチくん - 530-531 ぼくたちがふっとんでいたとき - 9 532 願先 - 2 533 第十八の御誓願 - 1 【審査員】 葉土 ◆Rain/1Ex.w イタチ ◆8rr1u/54T2 ikaika ◆YffIGX9Bno 【採点レス】 541 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage] 投稿日:2006/10/02(月) 15 22 56 ID 5AoFWZh4 530-531 ぼくたちがふっとんでいたとき 3点 517-519 そして、千の滅びの歌 2点 526-528 殺人時代 1点 545 名前:イタチ ◆8rr1u/54T2 [] 投稿日:2006/10/02(月) 16 43 55 ID h9qDcr5F 3点 530-531 ぼくたちがふっとんでいたとき 2点 526-528 殺人時代 532 願先 1点 517-519 そして、千の滅びの歌 520 いえーす・あい・どぅ~ 547 名前:ikaika ◆YffIGX9Bno [] 投稿日:2006/10/02(月) 17 24 02 ID DB1Od8Xc 530-531 三点 526-528 二点 533 一点 作品 ■▲▼ そして、千の滅びの歌 「密猟者」 海綿体の背筋ひとつから光は始まる。無数の鼻腔の内から垂れていく光、手を差し入れよう、 私の右手の血管から噴水のように血が沸き起こり、ちょうど午後に、バルブは閉められ、都市の機能は回復する、 輪廻は再開された、と、私の耳元で多くの人が囁きあう、呼吸と呼吸の間に生産される光、また、手を差し入れよう、 二十日鼠の尻尾が火花を飛ばす、水泡の内に光が見える、さぁ、手に取ろう、そして、左手は壊死する。 夜、夜警が行われる、松明を分けてもらい胸に燈す、母が喜びながら、私の前で火打石を鳴らす、 盗み取られた青ざめた神の群像、淡い透明な松明 空中に広がった噛み切ろうとして噛み切ることのできない息 裏口から密猟者が逃げ立ていく 「そして、千の滅びの歌」 野ざらしの俺の肉体、乳房に似た太陽、もぎ取られた俺の果実、 張り裂けた心臓を今日もスケッチする、 筆を握りつぶし、歯で噛み砕く そして、千億の滅びの歌 腐臭のする老人たちの死体によって歌われ 七日間、野に響き渡る 密猟者は野を駆け回る 千の滅びの歌を超えて 私の透明な家の外側で 密猟者が息を切らしながら 滅びの歌から逃げている 彼の背負った袋から 淡い透明な松明が零れ落ちていく 黄ばんだ歯、無精ひげ、 疣、彼の顔は醜い 「瞳の奥の瞳」 瞳の奥でくるくる回る透明な瞳 地球儀の赤道をすべて切って 四十日間の大洪水の中で、 生き残るアフラマズダ ここでようやく炎が生まれる 水の神話はもうすべて洗い流された あぁ、私の妹達が、燃えていく 三つ編みの羊の毛さきから日が昇る 太陽に尻尾が生える 遮光幕は取り払われて ようやく門は叩かれる 狭き門の前に並ぶ人々 だけれども誰もチケットを持っていない そして、千の滅びの歌は終わる 密猟者だけが笑顔で一人、喜び踊り狂う 517 名前:そして、千の滅びの歌[] 投稿日:2006/09/23(土) 15 36 27 ID TtL/lG2D 518 名前:そして、千の滅びの歌[] 投稿日:2006/09/23(土) 15 39 08 ID TtL/lG2D 519 名前:そして、千の滅びの歌[] 投稿日:2006/09/23(土) 15 45 47 ID TtL/lG2D 【コメント】 540 名前:イタチ ◆8rr1u/54T2 [sage] 投稿日:2006/10/02(月) 14 59 42 ID h9qDcr5F 517 そして、千の滅びの歌 トップバッターからこれだ。かなり書き慣れているし、読書量もハンパではなさそうだ。 しかしこの作品はもっともっと長いほうがよかったんじゃないかな。 いろんな物を狭いところに詰め込みすぎてる。特に後半に行くほど点景みたいになってる。 近景から遠景へと移行して行く狙いなのかもしれないけど、 それにしてもいろんな物が唐突に出て来すぎるのでついて行けない。 前半で頻繁に出て来る「光」が後半取り払われる「遮光幕」によってぼやけてしまう様とか、 「密猟者」の密度で最後まで描ききってくれてたら面白く読めたと思うのにな。 密猟者は尊大なツァラトゥストラに対して卑小なアウトロー(ヲタみたい)って感じだね。 ちなみに俺が唯一読んだことのある光瀬作品は宇宙のツァラトゥストラ。 アレはなんかハードSFだからってかっこつけすぎててついて行けなかったな。 545 名前:イタチ ◆8rr1u/54T2 [] 投稿日:2006/10/02(月) 16 43 55 ID h9qDcr5F 1点 517-519 そして、千の滅びの歌 もっともお題に忠実な作品だったかもしれない。 もっとボリュームがあれば面白かっただろうな。 967 名前:リーフレイン[sage] 投稿日:2006/10/02(月) 15 21 26 ID 5AoFWZh4 517 :そして、千の滅びの歌 密猟者 のイメージが秀逸。彼は外れたものであり、道化であり、扇動するものであり、 生命をあざ笑うものであり、神をあざ笑うものであり、生き延びるものである。 彼は醜く、彼は希望なのだと思う。 生命への強い信頼が読み取れる。 【得点】 3点 葉土 ◆Rain/1Ex.w 2点 イタチ ◆8rr1u/54T2 1点 ■▲▼ いえーす・あい・どぅ~ いやらしい男イエスの話と放逐されてた遠い宇宙に (青黒いソーダが広がってた。うん広がっていたんだなあ。) 僕はドアをただ背にしていた。 僕はドアをただ背に座っていた。 ありえない事手に届かない事全てが胸に滲み喉から背中へ (生きてるって凄いんだ、こんな仕事をする人が、つまり人って凄いんだなあ。 そうするうちにまた腹は減るんだが、僕はこどもなりに義務を果たすふり、とどのつまりは 勉強してるふり、それを続けなきゃならなかったから 空腹を抱えて読み続けたわけ。) 僕は小さな中身のままで。 僕は目出し帽の頭蓋骨の中で。 (・・・・可笑しーい、可笑しいと思わない、ねえ? どうして僕の事は僕しか分からないで どうして人の事は分からないでいる それは読んだら それは走ったら それは語ったら それは触れたなら それは殴ったら そして作ったら そして 作る? 作ったら? 分からないものをどう やって作ると? ああいつかは いつかは 分かるものなの、ねえ? ねえ?って その。神様みたいな?誰か・・ 誰か?) 僕は幾晩もこめかみをピキらせて「何でだ、何でだ?」と問いかけ続けた もう何晩もだ僕の眠った夜の数よりいつの間にやら多くなってた そして ある朝 逃げ出せなかったたくさんの疑問は遠く 遠くに破裂してった 僕は 拡散し 小さく もっと あるいは大きさのない時間に溶けた 一つ 時は人をバカにする 僕はもっともっとバカに磨きをかけ おにぎりの旨さも分からないような戯けに一度なろうかと しかしそれを邪魔する 妻、子、そして君らだ 全く・・・・・・。 520 名前:いえーす・あい・どぅ~[sage] 投稿日:2006/09/26(火) 22 24 18 ID zH2CjfEM 【コメント】 540 名前:イタチ ◆8rr1u/54T2 [sage] 投稿日:2006/10/02(月) 14 59 42 ID h9qDcr5F 520 いえーす・あい・どぅ~ あぁ、うん。 545 名前:イタチ ◆8rr1u/54T2 [] 投稿日:2006/10/02(月) 16 43 55 ID h9qDcr5F 1点 520 いえーす・あい・どぅ~ ん。いいんじゃない? 967 名前:リーフレイン[sage] 投稿日:2006/10/02(月) 15 21 26 ID 5AoFWZh4 520いえーす・あい・どぅ~ 実は殺人時代とテーマが似ているのかもしれない。 結論は違っていて、この作者は生きていくことそのものの過程に、苦笑混じりながら意味をみいだし、 小さな過程を重ねているにちがいない。 最終連が家族を持った重みというものかもしれないですね。 詩としては少々散漫。(実は鋼の錬金術師を思い出してしまいました。真実の扉に背を持たれて座るあるふぉんぞ君。) 【得点】 1点 イタチ ◆8rr1u/54T2 1点 ■▲▼ 証明 意味なんか分かりたくないのよ 永遠に続くいまには興味などないし おどらせて きれいでいさせて いまだけ叫ばせて 切り裂いて 溢れる 壊したら壊れる ってこと 目の前で 証明 してよ それは 永遠よりずっと ずっと 大事なこと だから はしゃいで はねて とんだ たたきつけられて 鼻血が 出て 笑った 大声で 歌った きれいだと言う あなたのやさしい目つきも 忘れた 永遠に続くいまには 興味 は ない いまだけを叫ばせて とても大事なこと だ から 521 名前:証明[] 投稿日:2006/09/28(木) 00 49 50 ID sdYMhRu9 【コメント】 540 名前:イタチ ◆8rr1u/54T2 [sage] 投稿日:2006/10/02(月) 14 59 42 ID h9qDcr5F 521 証明 うーんよくわからん。 難しいことは何ひとつ書かれてないのにわからん。 テーマを伏せて群馬県の話をされてるみたいだ。 もうちょっと手掛かりになる言葉をくれたら「あー群馬県の話?」とわかりそう。 スペースの使い方にも幻惑されました。 970 名前:ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 [] 投稿日:2006/10/04(水) 02 04 16 ID fhQ8LL87 「証明」書きました。イタチさん、感想ありがとうございます。 「殺人時代」。タイトルで損してる感じですね。でも、いちばん好きです。 「ぼくたちがふっとんでいたとき」。これは逆にこのワンフレーズの力ですべてを引っ張りあげてる。 いまさらながら、言葉の力には驚かされる。名作というのにふさわしいと思います。 ■▲▼ 瞑 私は不幸です 私より可哀相な人が見えるのです 私は辛いです なにも考えたくないのに気がつくと何か それならばいっそのこと 世界のこと人々のことばかり ずっと考えて日々過ごしていけるなら それもまた充実 かと 考えるが 騙せるはずもない 不幸な私を 可哀相な人のあふれる 限りなく広い世界 辛く不幸な私の世界 誰? 教えてくれたのは 何故? 見るの? 本当? なの? 可哀相な人々?? 間違いなく幸せな人もいる世界 何故私は不幸なんだろう 何故? 可哀相な人が見えるのだろう 目を瞑って 泪を流し暗闇に紛れ込む 不幸な私を …… 522 名前: 瞑 ◆yv5ICdOQzQ [] 投稿日:2006/09/28(木) 02 22 36 ID SDraKNvh 【コメント】 543 名前:イタチ ◆8rr1u/54T2 [sage] 投稿日:2006/10/02(月) 15 36 06 ID h9qDcr5F 522 瞑 ◆yv5ICdOQzQ 落ち着かない文体が?の多さを更に?マーク100個ぶんくらいブーストさせているのは 俺が不幸だから? 不幸って何? 俺にとって? わからない …… ■▲▼ お題への抵抗・闘争 -矮小レジスタンス- 「百億の昼と千億の夜」 なんじゃそりゃ? なんなんじゃそりゃ? なななじゃそりゃりゃりゃ? 光瀬龍? 誰や 知らん 知らんもんは知らん ちぃと調べてみてみたら SF作家だそうである 1999年の七夕に死んだそうである 彦星になれたんやね(遠い目)ってやかましいわ エッヘン、ゴホゴホ、えーそのーつまり 代表作は、阿修羅王やナザレのイエスらの神話的闘争を描い た『百億の昼と千億の夜』。 哀愁と虚無 感に満ちた独特の文体 は「光瀬節」として多くのファンをひ きつけた。 作風は幅広く、「宇宙年代 記」と総称される一群の宇宙SFをはじめとして、いわ ゆる 知らん知らん 誰やこいつは このお題に何て書けばいいんやと 頭カリカリ掻いとったら 髪の毛10本くらい抜けてしもうた 俺の大事な髪の毛様に何て事すんねん 俺が禿げたらどないすんねん 光瀬龍よ、あんたどうしてくれるのん? 百億の難題 千億の詩人の脳細胞を 破壊し わたくしの脳みそはきっと 墓石 考え込んでたら困った事に 歯が痛し あーもうだめ ちょっくら大便してくるっちよ 523 名前:お題への抵抗・闘争 -矮小レジスタンス-[sage] 投稿日:2006/09/28(木) 12 50 49 ID 09nGa5F2 524 名前:お題への抵抗・闘争 -矮小レジスタンス-[sage] 投稿日:2006/09/28(木) 12 51 21 ID 09nGa5F2 【コメント】 543 名前:イタチ ◆8rr1u/54T2 [sage] 投稿日:2006/10/02(月) 15 36 06 ID h9qDcr5F 523 お題への抵抗・闘争 -矮小レジスタンス- ふふふ。困っております。 困ってしまってワンワン言いながらも投稿しております。 そして投げ出しております。うふ。そういう姿勢、好きよ。 ページ:1 2 ページ先頭へ トップページ
https://w.atwiki.jp/mimi112/pages/72.html
Livly Island (MARCH.2008) ■アーカイブ 島に相応しい来客(2008/03/20) 私の鯖にも昔憧れだった島モンがやってくるようになってから さっぱり戦闘能力が失せた飼い主をあざ笑うかのように この日、現れたはスズメバチ。 リヴのお食事中に何の前触れもなく舞い降りてきました。 このアイランドにとってもお似合いなお客様でしね(*′艸`*) だがしかーし。 もちろんこの撮影の後、一戦交えて黒コゲになろうとは 予期せぬ涼しい顔をしておられるご様子に…ニヤリ。 ddあざーした( ‘∀‘)●▼■ .。. . ゚・*.。. .。.*・゜゚・*.。. .。.*・゜゚・* 『Livly Island』『リヴリーアイランド』は、 ソネットエンタテインメント株式会社の商標です。 リヴリーアイランドに関する著作権その他一切の知的財産権は、 ソネットエンタテインメント株式会社に属します。 このサイトは『リヴリーアイランド』および ソネットエンタテインメント株式会社とは一切関係ありません。 .。. . ゚・*.。. .。.*・゜゚・*.。. .。.*・゜゚・* ■コメント欄■ 名前 コメント ホワイトデー(2008/03/14) 今年もホワイトデーイベントがあった。 毎年毎年、例年通りで…ごにょごにょ(;´Д`) まぁまぁ。 そんな変わらないままの行事が今年もこうして無事に 開催できる環境ってことも 平和な安定したリヴ社会の良いところって訳で。 最近、放浪もお遊びも出来ず放置状態でごめん。゚(゚´Д`゚)゚。 自島でひっそりとお祝い/flower。 う、埋もれるぉ(*`Д´*)ノ チョルァ!! .。. . ゚・*.。. .。.*・゜゚・*.。. .。.*・゜゚・* 『Livly Island』『リヴリーアイランド』は、 ソネットエンタテインメント株式会社の商標です。 リヴリーアイランドに関する著作権その他一切の知的財産権は、 ソネットエンタテインメント株式会社に属します。 このサイトは『リヴリーアイランド』および ソネットエンタテインメント株式会社とは一切関係ありません。 .。. . ゚・*.。. .。.*・゜゚・*.。. .。.*・゜゚・* ■コメント欄■ 名前 コメント どっちも休業っ(2008/03/06) 先月の{ヤミ箱屋}(第四木曜日に不定期更新)と、 今週の{ヤミショップ}(毎週火曜日に新商品の発売)が立て続けに休業。 (↓■続きはコチラをクリック■↓) +... どんなアイテムが出るのか毎週恒例の楽しみだっただけに(´・ω・`)ショボン ヤミショップ [家庭の事情]ってぬぁんだろ?!気になってムズムズすりゅぉ(* ̄m ̄)ぷ ヤミ箱屋 凄くシンプルなデザインで目が回りそうだぉ(;´Д`)ハァハァ これらの休業看板を何度も見に行っては門前払いさ… |シャッター|ヾ(゜ロ゜)アケテェー! .。. . ゚・*.。. .。.*・゜゚・*.。. .。.*・゜゚・* 『Livly Island』『リヴリーアイランド』は、 ソネットエンタテインメント株式会社の商標です。 リヴリーアイランドに関する著作権その他一切の知的財産権は、 ソネットエンタテインメント株式会社に属します。 このサイトは『リヴリーアイランド』および ソネットエンタテインメント株式会社とは一切関係ありません。 .。. . ゚・*.。. .。.*・゜゚・*.。. .。.*・゜゚・* ■コメント欄■ 名前 コメント おとめの集い(2008/03/03) ひなまつりの今日、わが「もつけ」チームの召集があった。 可憐なおとめ達が夜な夜な神々しい島に集まり、豪華な屏風の前で 「うほほ!」「うほほほ!」と声高らかに唱和するお時間がやってまいりました(*′艸`*) (↓■詳細はコチラをクリック■↓) +... 去年もちょうど今頃、おとめ集会を開いていた↓ Livly…向かって左上から→凹・J・M・¥(2007/03/02 in ¥島) 去年会えなかったおとめ仲間に、偶然にも今年も会えなかった! とても残念だったけど、また今度「エセおとめ」や「ゎ」ちゃんとも うほほ!唱和できたらいいな(´;ω;`)ウゥ なので今年は、去年と同じメンバーでトークに花を咲かせてきました。 ↓今回の 記念撮影 秘話↓ ¥おとめが「/transform ラヴォクス」していた事に気づいた凹おとめに らおっくすになっちゃいなYO! そんな皆の熱い視線を受けつつ、凹おとめは 自分もラヴォクスになろうとするもなかなか変身できずに四句八苦! おとめ衆 「/transform らおっくす」じゃないからね?「ヴぉ」だからね?! 凹おとめ 「できたー!」 何とかtransformに成功したことだし、皆で 「ヴォ」って言ってる写真が撮りたいっ! …てな流れで始まったのがもつけ合唱。 「ヴォ」なのか「ヴぉ」なおかw? Livly…向かって左から→凹・M・J・¥(in ¥島) なかなか全員が同じ発音で揃わず、配置も苦労して 思うように撮れなかったょぅ(つω;)ぅぅ アオイ凹おとめは、私の噴出しに被って更に青ざめた色になっちゃったし、 私のリヴも本日の主役アイテムの裏側に追いやられております…どこだろw ナイスな「ヴぉ合唱」は¥ブログに期待したいと思う(*′艸`*)ワクワク .。. . ゚・*.。. .。.*・゜゚・*.。. .。.*・゜゚・* 『Livly Island』『リヴリーアイランド』は、 ソネットエンタテインメント株式会社の商標です。 リヴリーアイランドに関する著作権その他一切の知的財産権は、 ソネットエンタテインメント株式会社に属します。 このサイトは『リヴリーアイランド』および ソネットエンタテインメント株式会社とは一切関係ありません。 .。. . ゚・*.。. .。.*・゜゚・*.。. .。.*・゜゚・* ■コメント欄■ もつけ大合唱wwうぅ(。-_-。)でもぉ~アオイ凹 -- 凹 (2008-03-10 19 03 35) ヴぉ!楽しかったねぇ♪でもぉ~アオイ凹ちゃん。。。w -- J (2008-03-11 13 29 22) ■凹ちゃん&Jちゃん へ…楽しかったよね~ヴぉ合唱!「アオイ凹」にこんなに非難が集中するとは…(。-_-。)フ、フカい意味はなかったのよ~、不快 意味ゎ♪(*′艸`*)ゴメンネ -- mimi (2008-03-11 16 34 30) どうしても凹ちゃんが主役になってしまう・・・。」 -- ¥ (2008-03-25 20 38 08) ■¥オトメ へ…そそそw ¥オトメのブログと同様に私も記事を書くとき、つい凹ちゃんが無意識に主役の座に…。なぜなんだ?!もつけアイドル一員の凹ちゃんはトップモデルなのか!(≧ω≦。) -- mimi (2008-03-26 23 17 15) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/origin2015/pages/249.html
夜が開けかかっていた。 海沿いの向こうには少し陽が見える。 薄い陽の光が、一人の男と女を照らしていた。 片方はSWAT、と胸に書かれた、少しところどころがほつれているような隊員服を着ている男、レイジョーンズ。 片方は小柄なその辺にいそうなただの平凡な女子大生、平沢茜。茜が先行しながら、それにジョーンズがついていくかのように歩みを進めていた。 向かう先は、港。理由はない。ただ、ずっと外だと雨が降ったときなどに支障が出てしまう。たったそれだけの理由だった。 「…ジョーンズさーん!この辺で休もーよ疲れちゃった」 茜は突然振り返ると、ジョーンズに向かって口を開いた。振り返った時にウェーブのかかった茶髪が、ふわり、と揺れた。こう見れば単なる典型的な日本の女子大生。 だが、彼女は今の主催を倒すために動くジョーンズにとって、必要不可欠な存在なのだ。 ジョーンズは、歩みを止めると、肩にからっていたディパックを持ち直し、ファスナーをゆっくりと開けていく。 「…歩き始めて…大体30分くらいか」 「え?分かるの?」 「ま、体内時計みたいなものさ。俺が居た状況が状況だしな」 ジョーンズはそう言うとその場に座り込み、ディパックの中から水を取り出すとごくり、と喉音を立てながら一口つけ、元に戻す。 あの世界よりかは状況がマシだ。探さなくても最初から水と食料がある。 だが油断をしてはいけない。この物資が尽きることはありうる…。 そう肝に命じながら、地べたではなく、ジョーンズの近くにあったやや大きな石に茜はそっ、と座った。 すると髪の毛をくるくるといじりながら、そこから朝日の見える、海の方角をぼんやりと眺めていた。 「…茜。君は一体、どうしてこの殺し合いのシステムを知っているんだ」 突然、数分の沈黙のあと、ジョーンズが言った。茜は振り向くこともなく、ただ眺めながら、ぼんやりと、友だちに話すように、呟く。 「…ま、色々あったんだよね。といっても黙ってても無駄か。叫君や駆君がいたらいずれバレるし」 茜がそう言ったあとも、その見る方向を変えないままで。 茜は、自分の事を語る前に、一言付け足す事にした。 相変わらず、友達に話すような、軽い調子で。 「ドン引きしないでね?」 少し、茜の頬がつり上がったような気がした。 彼女は、ゆっくりと口を開く。 作り上げてきた「灰色の世界」のことを、終焉の世界の住人に。 ──────────────────── この世界は平凡すぎる。 少なくとも、私にとってはね。 人の臓器を取り出す殺人鬼も頻繁にはいない。 そんな殺人鬼を見事に捕まえる探偵もいない。 または倒してくれるヒーローも、魔法少女も、軍隊も武士もいない。 ぜーんぶ、誰かの作った絵空事。 気づくのがちょっと遅かったなあー。 毎日平和に生きて平和に死んでいってさ。 事故とかで死ぬことはあるだろうけど少なくとも今の私のいる世の中は自分の命を危機を常に抱いている訳じゃない。 それがなーんか腹立ってきて。 私は人間が嫌い。そういう風に自分の命を軽く見ているから。 だからちょっと分からせてあげようって、中学の頃に考えた。 ある日、お父さんに頼んでそこらへんに歩いていた男女のカップルを連れてこさせた。 狭い部屋に二人を閉じ込めて、それぞれにのこぎり一本ずつ渡して、こう命令したの。 『今からこれで殺し合って、生き残った方はここから出してあげる。ただし、3時間以内に二人とも死ななかった場合には二人の首についている首輪が爆発して死ぬ。頑張ってね』 そしたら、二人は最初はお互いにくっさいセリフを吐いて、命よりも君を愛する気持ちはだのなんだの色々言ってた。 でも、これじゃ埒があかないなって思って私は色々デマカセを言ってみることにした。お父さんの情報力に感謝だね。 女の方が友達に彼氏の愚痴を言っていたこと。彼氏が彼女の事を尻軽だと考えていたこと。嘘七割真実三割でお話してあげた。 そしたら二人口喧嘩始めちゃった。馬鹿だよね。さっきまで愛を囁きあってた奴らがさ。ほんとに馬鹿げてる。 で、あとはもう分かるでしょ?先に手を出したのは女の方だった。意外にもね。 持っていたノコギリ男の首に振りかぶるとそこから上下させて男の首を切り落としちゃったの。 私そーゆーの初めて見たけど、びっくりした。女の人でもやれば人間一人切り落とせるんだーって。 そして、やっぱり最終的には愛よりも命が大切なんだなーって思いました。以上! …え?その女の人? 出してあげたよ!約束だったからね。でもそうとう精神参っちゃったみたいだったから私の知り合いのお医者さんとこに送還してあとは知らない。 命の重さを分かった上で元気にしてるんじゃないかなーっては思うよー! それから先はまぁー好き放題やったね。 次は倒産寸前の会社の人たちを集めて今回のチーム戦みたいに社員を部署ごとに分けて殺し合い、させたりしてみた。 生き残った部署を雇ってあげるっていう名目で。見せしめ誰だったっけ、社長だったわそういや。 もちろん、徒党を組んで挑む人だっていたよ?ジョーンズさんと私みたいにね。 だけど無駄だった。どうせそれも上手くいかない。糸が僅かなほつれから解けていくように───それは崩壊していって。 結局残ったのは営業部の二人。そのうちの一人は、まーだ私の定期的に開いてる地下闘技場に参加してるけど。剣崎っていう地味な人だったんだけどあれ以来人殺しにはまっちゃったとかなんとか。 その次は一つの小学校のクラスを誘拐して殺し合わせた。小学生は理解が早かったから案外会社員たちよりも早く終わったね。だけど、それは私のロリコン兄貴が開こうって言い出したヤツで、私はあんまり関わってないんだよね実は。まあいいけどさっ。 で、最近やったのがこの無差別に集めて殺し合いさせるやつ。今回の殺し合いみたいなね。 メンツは色々テキトーに選んだんだ。これも面白かったなぁー。またやりたいとも思ってるんだ実は。 っていうこと考えてたら私が巻き込まれちゃったのは、笑い話だけど─── …うん。まあ、そうだよね。そういう反応が普通だよジョーンズさん。 喉元にナイフ突きつけられるだなんて、まさか一日で2回経験するなんて私くらいじゃないのかな?ふふふ。 ───────────── 「君がもし妄言を言っているサイコパス野郎だとしても、実際にそうであっても───君をここで生かしておくことは出来ない」 ジョーンズは、石に座っていた茜の元へ急な速度で、大きな歩幅で近づくと、今度は脅しではなくしっかりと茜の喉元スレスレのところに刃を向けた。 茜は何か悟ったような顔をして、ジョーンズの方を相変わらず見ていない。 「…そ。じゃあ何?私を殺すの?」 ジョーンズの返答はない。 「ふーん。そっか」 茜はそんなジョーンズのことを見向きもせず、興味も示さず、ただ少しばかり哀れみの表情すら浮かべているように、まるで独り言のように口を開いた。 「平行世界、って信じる?」 「…何だいきなり」 相変わらず声は警戒しているままだ。 茜はそんなジョーンズをあざ笑うかのように、かつどこか諭すように、けらけらと笑いを挟んだあと、言った。 「いいじゃーん。遺言だと思って聞いてよ。 ジョーンズさん。あなたのこと、私知ってたんだ。実は。マグワイヤー巡査だっけ。仲間の人。小太りでヒゲはやした」 強ばっていたジョーンズの顔に、やや動揺が伺えた。 この茜とは初対面のはず。ましてやなぜマグワイヤー巡査のことまで知っているのか。 つくづく不思議な少女だとも思いながらも、そのナイフは喉元に向けられている。 「なんでそれを知っている…君と俺は初対面だぞ」 「…私のいる世界では、あなたはメディアミックスの代表格ってことでいろんな媒体に出演してる人なんだ。私の世界のテレビに出てきたゾンビに備えるびっくり人間レイ・ジョーンズ。彼の特異性をモデルにしてアニメだの特撮だの漫画だの小説だの───いろんな作品にあなたは登場するようになった」 ジョーンズには、完全に茜が何を言っているのか分からなかった。 自分は自分である。世界?茜と自分がいる世界が違う?ましてや自分という存在が自分以外に存在する?それも、多く? 茜はそんな疑問に感じていたジョーンズをほっておくような姿勢を見せ、相変わらずジョーンズの方には見向きもしない。 「あなたは、終焉の世界のレイ・ジョーンズ…ってとこかな?かっこつけて言うと。『SWAT!!』ってアメリカのドラマ。私も数回しか見たことないけど…ストーリー言えるよ?」 「…じゃあ。質問だ。俺がアンデット化したマグワイヤーさんを殺した武器は」 「RPG-7?だっけ」 「俺がこのSWATの下に着ているアンダーウェアのブランドは」 「ユニクロ。その黒と赤のモデルの服、実際に売られてたよ。ダサくて買わなかったけど」 「…Jesus、その通りだよ。知る限り誰にも言ったことはないのに」 SWATの厚い防護服のわずかな隙間から、シャツの黒色の部分をジョーンズは見せる。 このブランドがユニクロ?なのかは知らないが同行していた日本人の持っていた服を拝借しているので、おそらく日本のブランドなのだろう。 「私は平行世界を知ってる。ほんの少し。あなたが作られた存在だってことも」 彼女の話が本当かどうかは、にわかには信じがたい。 ただ単に、自分のことをあらかじめ知っていただけかもしれない。 だが、やはり彼女をここで殺してしまうと、いかんせん目的が雲隠れしてしまうかもしれない。 彼女の言った話も妄想なのかもしれない。もし事実ならば、彼女は大悪人だ。サイコパスと化した暴徒ととも戦い、「人」を殺したこともあるジョーンズには、殺すことは大差ない。だが――― 「君を殺すのは…やはりよしておくとするよ。信じられない事ばかりで、疑ってはいるが否定することもできないからね」 ゆっくりと、ナイフを降ろした。 話の内容も、彼女自身も信用はしていないが、おそらく彼女はすべて話したわけではない。 もっと本質の目的を知っているはず。ここで殺してしまうとそれが聞けないのではないか。 単なる娯楽目的ではない、何か大きな目的が。 「俺もその…平行世界?か何か知らないが。つまりのところ、それが実在していたのならば、俺のいた平行世界にも君は居たということか」 「さぁね。居たかもしれないね。ジョーンズさんとは会ってないだけで」 「と、なるとだ。あのAKANEと名乗ったプログラムも平行世界の君であるかもしれないのか」 「…それも、肯定はできないかなぁー。ただ断言はできないけど、もしかしたらそうかもね」 突然話をうやむやにしだす茜。 彼女がそのことを話すのはまだ先だろう。 それまではゆっくりと見ていかなくてはならない。 ジョーンズは質問したい気持ちを抑え、「そうか」と返し、先ほどの荷物を置いた場所に戻り、座り込む。 「あー!話しすぎて疲れちゃった!あかねちゃんシリアスモードおしまいっ!次話すのは気が向いた時ね #65374;」 それを見た茜は、先ほどのような暗い、冷たい口調ではない、あざ笑うかのような声で、ジョーンズに聞こえるような声の大きさで言い放つ。 返事がないのを察すると、茜はまた登り行く太陽へと、目を向けた。 「…君は、殺させないよ茜」 ジョーンズが呟くように、かつ、しっかりとした口調で、茜の方は向かず、ディパックの中にあった地図を広げながら口を開いた。 「君が何者か、何故そういったことを言うのか、それが憶測ではなく事実かどうか分かるまでは、死んでもらうわけにはいかないね」 「正義のヒーローみたいじゃん。ジョーンズさん。ファンになろっかな」 「そうかい。ファンクラブ会員第一号の座でも譲ろうか?」 「いらなーい」 「ま、そうだな…少し休んだらまた出発しよう」 かすかな陽が二人を照らしている。 行く先も知らない、不安定な二人を、包み込むかのように。 【H-6/坂/一日目/黎明】 【平沢茜@アースR】 [状態]:強気 [服装]:普通の服 [装備]:なし [道具]:基本支給品、不明支給品1~3 [思考] 基本:主催を倒し、自らがこの殺し合いの主催になる 1:AKANEの元へ行く 2:ジョーンズには守ってもらいたい 3:叫、駆、嘘子の動向が気になる [備考]※名簿は見てます 【レイ・ジョーンズ@アースEZ】 [状態]:困惑 [服装]:ボロボロのスワット隊員服 [装備]:スペツナズナイフ×4@アースEZ、小説『黒田翔流は動かない』@アースR、仮死薬@アースR [道具]:基本支給品 [思考] 基本:主催を倒す 1:一般人は保護 2:茜の話をもっと聞く。そのために今は茜を保護するのが先決か 3:マシロ、マグワイヤーが気になる 4:俺が作られた存在? [備考]
https://w.atwiki.jp/ffwm/pages/122.html
無題(ホル・ホース&アサシン)◆VJq6ZENwx6 オレは何をやっているんだろう。 ふとやってきたスノーフィールドの地で、ガールフレンドに泊めてもらったホル・ホースは、ソファの上で愛用のテンガロンハットを直しながらふと、そう思った。 育ちの良さそうな女と付き合って、世話になるなり金目の物を貰う、それはたしかにオレの性分だが、オレは年がら年中そうやって暮らしている腑抜けた男であったか? オレが女に世話してもらわなきゃ生きられない、腑抜けた男だというのなら、どこか生活に不安もあるかもしれない。 しかし、今後の生活を考えても、何の定職も無いはずのオレには、なぜか自信がみなぎっていて、それすら飲み込むドス黒すぎる、腑抜けた男には荷が重すぎるはずの強大な悪への恐怖が巣くっていた。 『君は…普通の人間にはない特別な能力を持っているそうだね?』 なにか、とても恐ろしいものから逃げているような 『ひとつ…それを私に見せてくれると嬉しいのだが…』 そして、何か大切なものを忘れているような、 そんな気がしてならねえ。 ―ブーン、ブン ん?ハエ?ハエもなんか記憶に残っているような… ―ブン、ブン、ブーン 「ええい、鬱陶しい!纏わりつくんじゃねーぜ!」 腕を振り回し、ハエを追っ払おうとするが、ハエは離れることはなかった。 まるで、逃れようとしても無駄だと、あざ笑うようにハエは宙で舞っていた。 「………」 不思議と心は落ち着いている、怒りもあるが、それ以上の殺気を込めてハエを見据えた。 冷静にハエの動きを目で追う、いつまでも飛び回ってるはずがねえ、止まった時に叩く。 そう考えた途端、ハエはやはりあざ笑うかのように、オレから離れ、飛び回ったが冷静に目で追った、 そしてオレから約一メートルほど離れたテーブルの上、当然オレの手の届かぬ所で止まった時、オレは動いた。 オレはハエに向かって拳銃を持つかのように構え、次の瞬間その手の中に拳銃が現れ、それを当然のように思い、引き金を引いた。 そしてそれを察知したかのようにハエが飛び、銃弾は標的から外れ、テーブルを貫くーーかと思われた所で、弧を描いて上方にカーブしてハエを貫き、さらに天上を傷つける前に消えた。 これがオレの立ち向かう意志、常人には見えぬ拳銃のビジョンのエネルギー、すなわち側に立つ者<スタンド>。 『意思』の暗示を持つ4番目のタロットカード、皇帝<エンペラー>だ。 「思い出したぜ…DIO」 バラバラになったハエをゴミ箱に捨てたオレは、ポケットからタバコを取り出し、火を着けた。 タバコを取り出した手の指の間に、気づいたらトランプが挟まっていた。 入院したカイロの病院で女目当てでトランプ占いに興じていた際に引いた、白いトランプだ。 そして、白紙のトランプから放たれたまばゆい光とともに、現状―スノーフィールドに置ける聖杯戦争の知識を理解し、 目の前でトランプがオレの新たな相棒、サーヴァントに変貌し始めた。 聖杯戦争、万能の願望機を巡り マスターと呼ばれる魔術師がサーヴァントと呼ばれる英霊を召喚し二人一組で戦う、これは良い。 No.1よりNo.2、これが彼、ホル・ホースの人生哲学であり、矢面に立つ側を用意してくれると言うなら願ったり叶ったりである。だがーーー 「オレにか弱い女子どもを相棒にする趣味はねーぜ…」 相棒運の無さに、思わずため息を付いてしまった。 「え?」 白紙のトランプから現れた、とぼけた顔の目の前の少女を見つめる。 頭から生えた犬耳が貫通したフード付きケープ、尻尾、肉球グローブともこもこふわふわした格好、 これで英霊とは何かの間違いではないかと頭を抱えたくなる十代半ば程度の美少女。 ホル・ホースの白紙のトランプを核にしたサーヴァント、たまである。 「いや、なんでもねえ、悪いな。 で、嬢ちゃんがオレのサーヴァント…ってことで良いのか?」 「は、はい!そうだと…思います」 いかにも気の弱そうな返事だぜ… オマケに会話も苦手そうだが、まぁオレの口説きテクにかかればどうにでもなるだろう 萎える気持ちに鞭打って、もう一つ質問を投げつける。 「OK,理解したぜ。 それで、お嬢ちゃんは何ができるんだ?」 重要な質問だ、あのDIOもスタンド使いを集めているように、人を選ぶのに、一番『大切な』事は『何ができるか』! あの元相棒のボインゴも異常な人見知りだったが、能力は万能の願望具にも負けるとも劣らない『都合のいい未来を漫画にして映し出す』なんてインチキ能力。 英霊になるんだ、たまもきっとすごい能力を持ってるに違いねえ! 「ええと、ちょっと、待っててください」 訝しむオレを横目にアサシンは中庭に駆け出し、芝生に爪を立てる。 すると、爪を立てた所に直径1mほどの穴が開いた! 驚いたオレはすぐに駆け寄り、穴を覗き込んでみたが底が見えねえ… 試しに咥えていたタバコを落としてみた所、か細いタバコの火はすぐに見えなくなり、煙も出てこなくなった、どれだけ深いのかは全く検討もつかねえ。 「その…こうやって、穴を開ける魔法が使えます」 「ふぅむ…」 整った真円の穴に思わず右手が疼いた。 「なあ嬢ちゃん、この穴っていうのは地面じゃねえと開けられねえのか?」 「え?いや、傷つけられればなんでも大丈夫です」 「そうか」 あのエンヤ婆のスタンドのように人体でも…と聞きそうになったが、 能力を使ったアサシンの自信なさげに子犬のように小さく縮こまった佇まいを見てやめにしておいた。 常にコンビで動いてきたオレにはわかる、この嬢ちゃんはあのボインゴの様に強力な能力を持ってもビビって使えねえタイプ。 召喚に応じてる以上、聖杯を持って願いを叶える意思はあるんだろうが、それを実行できる精神力があるかどうかは微妙だ。 ま、スタンドで人を殺して、人から金を貰ってるオレにその辺をとやかく言う筋合いはねえし、 女に対してボインゴの様に発破をかけるのは流儀に反する、ちっと厄介な相棒を引いちまったもんだぜ。 途中で心が折れて、聖杯戦争に参加する意思自体が無くなったら、強要する気はねえし、迷わず手を引いて次の相棒を探さなきゃならねえかな。 「あ、あのう…他にも…こんな道具もあります」 穴を見つめながら考え込んでるオレを、能力を微妙と思ってると見られちまったのか、アサシンが自信なさげに怖ず怖ずと飴の二つ入ったビンを差し出してきた。 「えっと、元気の出る薬です」 元気の出る薬、アサシンを自信付けるためにも精一杯フォローしようと思ったオレだが、なんと返せばいのかわからない。 ヤバイ薬じゃないのか、健全な薬でも元気が出るからどうなのか、返事に詰まってしまった。 そんなオレを見て、アサシンはさらにたどたどしく外套を取り出した。 「えっと、その、スイムちゃんのだけど、うんと、透明外套です…」 そう言って、外套を着たアサシンは消えたーーー消えた!? 魔力のパスからしても、目の前にアサシンが居るのは感じる。 しかし、目を凝らしても全く見えない。 そうして固まってる間に、外套を脱いだアサシンが目の前に現れた。 「えっと…どうですか…?」 「凄え道具じゃねえか…疑ってたわけじゃねえが、本当に魔法みてえな道具だな… それ、お嬢ちゃんじゃねえと使えないのか?」 「あの…どうぞ」 返答代わりにアサシンは外套を差し出した。 受け取ったオレは早速外套を羽織ってみる。 サイズは合わないが魔法の道具というだけあり、オレが無理に扱っても破けそうにはない。 着終わったオレは自分の腕があるべき所を見てみる、無い、いや、完璧に透明になっている。 それを確認したオレは静かに外套を脱いだ。 「ど、どうですか…?」 「クックックック…」 笑いが止まらねえ、『暗殺』のオレの能力と『透明』のこの外套、これほど相性が良いものがあるだろうか 「オレたちゃ無敵だ!無敵のコンビだぜ!」 「え!?」 「凄えな嬢ちゃん、これさえあれば聖杯に手が届くぜ」 「ほ、本当ですか…?」 「ああ、きっと手に入れようぜ、オレたちの手でな」 アサシンの顔にここで初めて笑顔が浮かぶ。 オレも嬉しい。 このお嬢ちゃんの手を、わざわざ汚させねえで聖杯を取る。 このやり方に差し込んだ一筋の、いや大量の光にオレの目の前は明るくなった。 「じゃあ、そろそろこれ閉じてくれ」 「え?」 「魔法とやらで開けたこの穴だ、泊めて貰ってるガールフレンドの家に穴あけっぱなしは流石に不味いからな」 「え、えっと…」 アサシンの顔がみるみる青くなっていく。 「ん?」 「ご、ごめんなさい!私の魔法だと穴を開けても閉じられないんです!」 この答えを聞いた時、光は消え、オレの顔も真っ青に染まった。 『この後二人は頑張って穴を埋めようとしたけど、埋めきる前に家の持ち主が帰ってきてホル・ホースはメチャクチャ怒られたあげく、絶交されて家から追い出されちゃった! がんばれ、ホルホースとたま、人生そんなものさ!』 【クラス】アサシン 【真名】犬吠埼 珠 【出典】魔法少女育成計画 【性別】女性 【属性】中立・中庸 【パラメーター】 筋力:D 耐久:D 敏捷:D 魔力:D 幸運:C 宝具:C 【固有スキル】 気配遮断 E サーヴァントとしての気配を絶つ。隠密行動に適している。 【保有スキル】 観察眼(土):B 大地に対する造詣が深い。 落とし穴などの罠に回避補正がつく。 魔法少女:C 魔法の才能を持った生物が、魔法の国の技術によって変身する生命体。 通常の毒物を受け付けず、暗闇を見通し、飲食を必要とせず、精神的に強化される。 内包した魔力は使いようによって、魔法の国を再興させうるとも言わる。 これによってアサシンはランクB相当の単独行動を保有し、魔力消費量も軽微なものとなる。 仕切り直し:D 戦闘から離脱する能力。 落第生:A 落ちこぼれゆえに自分以外に敵対対象がいる場合、アサシンの優先順位が大きく落ちる。 幸運、宝具を覗いたパラメーターが全てアサシンより2段階上回る相手は実力差故慢心し、アサシンに対し心眼(真)と直感が無効になる。 【宝具】 いろんなものに素早く穴を開けられるよ ランク:C 種別:対物宝具 レンジ:1-10 最大補足:1人 視界内にある自分で掘り返した穴・傷などを一瞬で、直径1mまでの穴に広げられる。 たとえどれだけわずかな傷であっても、傷つけることさえできれば広げることができる。 抱き合い飛ぶ片翼の天使達(元気の出る薬) ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:- 最大補足:1~2人 この薬を服用していたことがアサシンによるジャイアントキリングの要因の一つであったとされる。 本来は10錠だがアサシンは己が服用した2錠分しか出せない。 服用してから30分の間、筋力値、敏捷値を一段階上げ、戦闘続行D、心眼(偽)Cを付与し、 更に30分の間ピーキーエンジェルズのユナエル、ミナエルを召喚する。 召喚されるのはランダム、かつ2錠で二人召喚されるため、ユナエルorミナエル、無しorユナエルandミナエルのパターンで召喚される。(一度召喚されたものは召喚されない) アサシンの仲間、ユナエルが3年分の寿命を差し出し、手に入れたとされる魔法の国の日用品。 たまは仲間といる時が一番元気。 土曜日のメリュジーヌ(透明外套) ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:1 最大補足:1人 羽織っている人間の姿・匂いを消すマント。 認識されながら強敵を打ち倒した、及び見てはならないものを見てしまったアサシンの末路から、これを羽織っている最中のアサシンを認識した相手の幸運値を一段階下げる。 更にこの効果で相手の幸運値がEになった、または効果を受けたが元々Eの場合はアサシンに一回限りの直感Bを付与し、更に落第生が発動している場合、確実に先手が取れる。 アサシンが所属していた魔法少女グループの、当時のリーダーとされる魔法少女が25年分もの寿命を差し出し、手に入れたとされる曰く付きの魔法の国の日用品。 前述の通り元々はアサシンの所有物でもなく、元気の出る薬のように有用に扱った覚えのない道具である。 さらにアサシンはこのマントの元々の所有者に殺されたとのことであり、未だに所有権が譲られているとも考えづらい。 この道具をアサシンが所有できている理由は謎。 みにくい愚民の子(ルーラ・ザ・ビギニング) ランク:― 種別:対人宝具 レンジ:2~3 最大捕捉:1人 アサシンが5年分の寿命を差し出し、手に入れたとされる魔法の国の日用品。 当時のリーダー、そしてかの魔法少女狩りの手に渡り、数多くの戦いを通し不遜、聡明、可憐にして唯一無二の女王(ルーラ)として宝具に至る武器。 仮にも寿命を支払った当人であるアサシンが用いてもおかしくはないはずだが、 当のアサシン本人に所有している意識がないため、使用不能である。 【サーヴァントとしての願い】 受肉して復活。 【マスター】 ホル・ホース@ジョジョの奇妙な冒険 【参戦時期】 ボインゴと仲良く病院に入れられている最中。 【マスターとしての願い】 DIOの粛清から逃げる。
https://w.atwiki.jp/henroy/pages/249.html
NO. タイトル 作者 登場人物 101 この想いを…(前編)この想いを…(後編) ◆LuuKRM2PEg 佐倉杏子、東せつな、モロトフ、姫矢准、血祭ドウコク 102 花咲く乙女(前編)花咲く乙女(中編)花咲く乙女(後編) ◆gry038wOvE ダークプリキュア、大道克己、月影ゆり 103 ピーチと二号! 生まれる救世の光!!(前編)ピーチと二号! 生まれる救世の光!!(後編) ◆LuuKRM2PEg 桃園ラブ、涼村暁、黒岩省吾、石堀光彦、西条凪、一文字隼人、バラゴ 104 Predestination ◆gry038wOvE 相羽シンヤ、結城丈二、涼邑零 105 悲しき道 ◆OmtW54r7Tc 冴島鋼牙、一条薫、村雨良、響良牙、花咲つぼみ、志葉丈瑠 106 解放(1)解放(2)解放(3)解放(4) ◆LuuKRM2PEg 溝呂木眞也、冴島鋼牙、一条薫、村雨良、響良牙、花咲つぼみ、志葉丈瑠、スバル・ナカジマ、ティアナ・ランスター、井坂深紅郎、大道克己、筋殻アクマロ 107 果てしなき望み ダークプリキュア 108 Nのステージ/罪─ギルティ─Nのステージ/英雄─ヒーロー─ ◆gry038wOvE 左翔太郎、泉京水、相羽タカヤ、ン・ダグバ・ゼバ、ゴ・ガドル・バ、モロトフ、佐倉杏子、姫矢准、血祭ドウコク 109 目指せ!ハッピーエンド 桃園ラブ、一文字隼人 110 あざ笑う闇 ◆LuuKRM2PEg 石堀光彦、西条凪、涼村暁、黒岩省吾、涼邑零、結城丈二 111 せめて 輝きと ともに 山吹祈里、ン・ダグバ・ゼバ 112 牙狼~SAVIOR IN THE DARK~我が名は絶狼Warrior~闇を駆けるキバ~ ◆gry038wOvE 冴島鋼牙、村雨良、涼邑零、結城丈二、バラゴ 113 かがやく空ときみの声(前編)かがやく空ときみの声(後編) 早乙女乱馬、天道あかね、アインハルト・ストラトス、梅盛源太、ン・ダグバ・ゼバ 114 Hボイルド探偵/ヤクソクノマチHボイルド探偵/ハーフボイルドノリュウギWっくわーるど/イチポンドノフクインWっくわーるど/ウルセイヤツラ ◆7pf62HiyTE 左翔太郎、佐倉杏子、天道あかね、梅盛源太、アインハルト・ストラトス 115 三つの凶星 ◆LuuKRM2PEg 血祭ドウコク、ゴ・ガドル・バ、ン・ダグバ・ゼバ 116 本当ですか!?ダークプリキュアの真実!! ◆gry038wOvE 一条薫、響良牙、花咲つぼみ、大道克己、ダークプリキュア 117 ASH TO ASHDuologue ◆7pf62HiyTE 沖一也、蒼乃美希、明堂院いつき 118 メモリとスーツと魔法陣 ◆gry038wOvE 孤門一輝、高町ヴィヴィオ 119 勝利のテッカマン(前編)勝利のテッカマン(後編) 相羽タカヤ、泉京水、モロトフ、相羽シンヤ 120 第二回放送 ニードル、加頭順、吉良沢優 121 分身出来ると思った?残念枯れちゃいました! ◆OmtW54r7Tc バラゴ 122 温度差 ◆gry038wOvE 涼村暁、黒岩省吾、西条凪、石堀光彦、ゴ・ガドル・バ 123 You make me happy 蒼乃美希、天道あかね 124 ポイ捨てはやめましょう 溝呂木眞也 125 届かない、M/─僕はここにいる─届かない、M/ Nothing Lasts ForeverEにさよなら/仮面ライダー!あなたたちを忘れません!!Eにさよなら/龍道(ドラゴンロード) 大道克己、一条薫、響良牙、花咲つぼみ、村雨良、冴島鋼牙 126 放送と悲しみとそれぞれの想い御大将出陣 ◆OmtW54r7Tc 左翔太郎、佐倉杏子、梅盛源太、アインハルト・ストラトス、明堂院いつき、血祭ドウコク 127 第二回放送(裏) ◆gry038wOvE サラマンダー男爵、ラ・バルバ・デ、ラ・ドルド・グ、八宝斎 128 あっ人間が焦げる!電撃怪人出現 沖一也、ン・ダグバ・ゼバ 129 復讐の美学 バラゴ 130 運命の鳥(前編)運命の鳥(後編) ◆7pf62HiyTE 天道あかね 131 悲しみの放送! 想いを忘れないで!! ◆IdwfK41Ttg 一文字隼人、桃園ラブ 132 人形遣いと少女 ◆gry038wOvE 孤門一輝、高町ヴィヴィオ、ダークプリキュア 133 崩落の呼び声 ◆OmtW54r7Tc モロトフ 134 Uに一人だけの/ダグバの世界Uに一人だけの/COSMO BLAZER ◆7pf62HiyTE 沖一也、ン・ダグバ・ゼバ、モロトフ 135 死神の祭典(第1楽章 悪魔の祝宴)死神の祭典(第2楽章 戦場にて)死神の祭典(第3楽章 超光の祝福) 石堀光彦、西条凪、溝呂木眞也、ゴ・ガドル・バ、涼村暁、黒岩省吾 136 Another ◆OmtW54r7Tc 結城丈二、涼邑零 137 街角軍記 ◆gry038wOvE 梅盛源太、アインハルト・ストラトス、明堂院いつき、左翔太郎、佐倉杏子、血祭ドウコク、蒼乃美希 138 A New Hero? 一条薫、響良牙 139 地球に生きる僕らが奇跡未来予報はいつも晴れ モロトフ、一文字隼人、桃園ラブ、天道あかね、涼村暁 140 Lの雄叫び/逃避 ◆OmtW54r7Tc 冴島鋼牙、花咲つぼみ、泉京水、相羽タカヤ 141 仮面劇のヒーローを告訴しろ ◆gry038wOvE 結城丈二、涼邑零 142 Jなき戦い/殺戮者─ジェノサイダー─Jなき戦い/夢想者─デイ・ドリーム・ビリーバー─ 石堀光彦、西条凪、溝呂木眞也、ゴ・ガドル・バ、黒岩省吾 143 解放されしライジングドラゴン ン・ダグバ・ゼバ 144 金の心を持つ男 沖一也 145 赤く熱い鼓動(前編)赤く熱い鼓動(中編)赤く熱い鼓動(後編) 佐倉杏子、左翔太郎、血祭ドウコク 146 Bad City 1 Shape of my HeartBad City 2 Power of ShineBad City 3 Ghost in the ShellBad City 4 I Don’t Want to Miss a ThingBad City 5 星を継ぐ者-Shooting Star- 蒼乃美希、明堂院いつき、アインハルト・ストラトス、梅盛源太、沖一也、高町ヴィヴィオ、孤門一輝、ダークプリキュア 147 終わらない戦い。その名は仮面舞踏会(マスカレード) ◆LuuKRM2PEg 冴島鋼牙、花咲つぼみ、一条薫、響良牙、相羽タカヤ、泉京水、バラゴ 148 悲劇の泉でやりたい放題です! ◆gry038wOvE 花咲つぼみ、一条薫、響良牙 149 幾千光年孤独 血祭ドウコク 150 暁とラブ 胸に抱く誓い! ◆LuuKRM2PEg 桃園ラブ、涼村暁 作品No.000~No.050 作品No.051~No.100 作品No.101~No.150 作品No.151~No.200 作品No.201~No.250
https://w.atwiki.jp/oretatino/pages/83.html
小説書いてみた。 この小説はフィクションです? これはまだ人が現れる少し前のこと・・・ 「貴様ら、やはり裏切ったな。」 かなり傷ついたある神が言った。 その言葉をあざ笑うかのように周りを取り囲むほかの神たちが 「まだしゃべれるのかアイル、だがこれでおわりだ」 地に伏した神アイルに言い、手に持っていた剣でその心臓を貫いた。 そしてはアイルと呼ばれる神は力尽きた。 ※ 「はー、朝か」 この少年の名前はアラン、アラン・オベール。歳は16で体格は歳相応の筋肉質で、身長も平均くらい、どこにでもいるような少年だ。 「おはようアラン」 この少女はセリーヌ、森で迷っているところをアランの父が助けて、今はオベーム家で暮らしている。 歳はアランと同じ16、彼女いわく商人の娘らしく、親とは森の中で盗賊に襲われ離れ離れになってしまったらしい。 だがアランは疑問に思っていた、商人がわざわざ街道を通らず、森の中を通るものかと。 そんなことを考えつつも彼女の言葉に答えた。 「おはようセリーヌ、今日も早いね」 彼女が来て一ヶ月、彼女はアランの母の手伝いをしてくれている。 「泊めてもらっているからお手伝いくらいしないとね」 そのとき、寝室からアランの父が起きてきた。 「おはよう、アラン、セリーヌ」 「おはようございます」 起きてきた父が言い、食堂へ向かった。 アランとセリーヌもあとに続き母のいる食堂へ向かった。 「アラン、朝食を食べたら練習場で練習だ」 母が朝食を出しているときに言った。 「はい、父さん」 実はアランの父は騎士で、息子のアランも騎士を目指している。 騎士に仕事は神を守ることや、外の世界の魔物からこのいイリオスの地を守っている。 このイリオスは神たちの力によって外の世界の魔物は近づけないが、神の力が弱まったときに魔物が入ってくるときがある、それを狩るのも騎士の仕事だ。 そのため騎士の需要はそれなりにある。 あと年に一度、最強の騎士を決める大会がある、それに備えてアランは練習に励んでいるのだ。 優勝者には一年分の食料を免除してくれるので、皆こぞって練習に励んでいる。 アランの父も優勝は逃したものの惜しいところまでいったことがある。 「今日もがんばるのよ」 母が少し心配そうな顔でそういい、セリーヌと一緒に見送りしてくれた。 ※ 「アランたちも大変ね」 アランの母が見送りながらそういった。 「そうですね、怪我しないと良いんですけど」 良いお母さんだなとセリーヌは思いながらそういった。 アランの母とセリーヌはアランたちを見送って、家の中に入っていった。 アランの母は食器を洗って、セリーヌは洗濯物を干す。 ここに来てから一ヶ月、随分なれたなとセリーヌは内心思った。 「セリーヌ、ちょっとトマト買ってきてくれる?」 すべての洗濯物を干し終わり、二階から降りてきたセリーヌにアランの母が頼んできた。 「わかりました」 セリーヌはアランの母からお金をもらい、町の野菜屋に向かった。 途中、何者かの視線を感じたが気のせいだろうと思い特に気にしなかった。 「トマト5個お願いします」 野菜屋の主人にそう言い、主人がトマトをかごにつめている間にほかの商品を眺めていた。 「はいよ」 主人がトマトをつめ終わり、渡してくれた。 「ありがとう」 トマトの入ったかごを受け取りお金を渡し、野菜屋を後にした。 ほかに買うものもなかったので、早く家に帰ろう、そう思って歩き出した。 ついでにアランたちを見て行こうとふと思いたち、闘技場のほうに行こうとしたとき行きに感じた視線をまた感じた。 また気のせいだろうと思ったが、後ろを向いたがそこには見覚えのある大柄の男がいた。 「探しましたよ、セリーヌ様」 ※ 「大丈夫か?アラン騎士ってのは、盾を持って、馬に乗るもんだ」 「わかってますよ、でも僕そうゆうの苦手なんですよ、僕は両手剣のほうが好きです」 アランはきっぱりそう言い切った。 「だがそれでは不利だ」 そうアランは盾を持たずに戦っている、不利なことはわかっているがなんともならないと言うほどではない。 実際決闘では、それなりに勝った事もある。が、さすがに馬に乗って槍を持って戦うときは盾を持つ。 「盾はその家の紋章をつける大切なものだ、大会のときはつけてくれよ」 「まあいい、今日は終わりだ先に帰っているぞ」 「わかりました」 父はそういって帰って行った。 両手剣でも勝てるのにな、と思いながら片づけをし、練習所を出た。 夕食はなにかな?と考えていたところ、セリーヌが大柄の男と話している。 「セリーヌ様、戻りましょう」 「私にはやらなきゃいけないことがあるの、帰って」 大柄の男はそれを聞いても引き下がる様子はなく、それなら力ずくでといわんばかりに連れていたほかの男たちに目でうながした。 まずい、そう思いアランは隠れていた物陰から飛び出し、セリーヌの手を掴んだ。 「アラン?」という声を聞きながら、「早く」といって手を引っ張った。 「追え」という大柄な男の声をよそにセリーヌを連れて逃げた。 家の前まで来たときは細道ばかり通ったせいか、追ってきた男たちの姿はなかった。 「セリーヌ、大丈夫だった?」 「ええ」 切れた息でそう会話をして、息が整うまで待ってから、「あの人たちはなに?」と聞いた。 「何でもない、たちの知り合いよ」 「でも君の事、セリーヌ様って?」 セリーヌは意表を突かれたような顔をした後、「父の知り合いよ」といった。 アランは納得したような顔を見せ、それ以上は聞かなかった。 ※ 聞かれてしまった、と思いながらうまくごまかせたとも思った。 トマトをいくつか落としてしまったが、この際仕方がないと思いアランと帰った。 「お帰り」 「ただいま」 「あら、アランも一緒なのね」 アランの母は少し驚いているようだった。 「はい、帰り道でばったり会って」 トマトの入ったかごをわたし、セリーヌとアランはそれぞれ自分の部屋へ戻った。 うまくごまかせたものの、いつまた彼らがやってくるとも限らない早く計画を進めなければ。 ※